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  1. 板橋区議会 2023-01-24
    令和5年1月24日区民環境委員会−01月24日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和5年1月24日区民環境委員会−01月24日-01号令和5年1月24日区民環境委員会  区 民 環 境 委 員 会 記 録 開会年月日  令和5年1月24日(火) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前10時49分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長      高 沢 一 基      副委員長     小 林 おとみ  委員       しいな ひろみ      委員       さかまき常 行  委員       荒 川 な お      委員       大 野 治 彦  委員       し ば 佳代子      委員       杉 田 ひろし  委員       川 口 雅 敏 説明のため出席した者  区民文化部長   林   栄 喜      戸籍住民課長   北 村 知 子 事務局職員
     議事係長     龍 野 慎 治      書記       鈴 木 琢 真               区民環境委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 所管事項調査    おくやみ支援サービス事業について(3頁) 5 閉会宣告委員長   ただいまから区民環境委員会を開会いたします。  本日も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎区民文化部長   おはようございます。今年もよろしくお願いいたします。本日は、2月1日からスタートいたします、おくやみコーナーを含めました、おくやみ支援サービス事業について報告をさせていただきます。どうぞ、ご審査のほう、よろしくお願い申し上げます。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  小林おと委員大野治彦委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、所管事項調査を行います。おくやみ支援サービス事業についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   お手元の資料に沿って、簡単にさわりだけご説明させていただきたいと思います。令和5年2月1日より、おくやみコーナーを開設します。また、併せておくやみハンドブック配付を開始いたします。今まで、低層階体型総合窓口として、手続が終わるたびにお客様に各窓口に行っていただく、いわゆる案内型として手続を行ってきましたが、このたび南館1階、戸籍住民課カウンターに、死亡届に関わる手続を分かりやすくご案内するおくやみコーナー設置するとともに、ハンドブックを作成いたしました。おくやみコーナーについてご説明させていただきます。区に住民登録があった方のご家族が対象となります。予約を基本としますが、予約外対応してまいります。業務流れになります。資料の一番下のところに流れを簡単に示してございますけれども、まず専用ダイヤル電話が入電します。予約を受ける際に、希望される手続を確認して、事前職員準備を行います。相談日当日は、おくやみコーナーで必要に応じて除住民票戸籍除票等証明書を交付したり、葬祭費等、他部署申請がある場合は記入のサポートを行います。戸籍住民課以外の手続については、その後、担当の部署をご案内いたします。完全なワンストップ型ではなくて、案内型と合体した形になります。相談につきましては、戸籍住民課職員が交代で行ってまいります。続きまして、おくやみハンドブックです。業者との共同発行広告を掲載することで、区は経費をかけずに作成しています。内容につきましては、亡くなった後に発生する手続や様々な機関について案内するものでございます。個々の必要な手続について漏れのないように、チェックリストページなども確認しながら、おくやみコーナーでの相談で活用してまいります。配付は、おくやみコーナー戸籍係、各区民事務所予定しております。なお、事前事務局より、おくやみハンドブックについては配付させていただいており、またおくやみコーナー啓発用チラシについても配付させていただきました。以上、簡単ではございますが、説明を終了させていただきます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆川口雅敏   何点かお尋ねいたします。超高齢化社会が進む中で、非常に大変いい取組がスタートするんじゃないかなと思っております。この取組は年度の当初から準備を進めていたのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   おくやみコーナーについてなんですけれども、まず区長への手紙など、おくやみコーナー設置への要望の高まりがございました。また、来ない窓口、動かさない窓口、書かない窓口といった、コロナ契機とする新しい考え方、そういったものも踏まえまして、これらのことをきっかけに、夏頃から具体的に検討を進めてまいりました。 ◆川口雅敏   取組の開始に当たって、窓口連携など、非常に調整するのが苦労した点もあると思うんですけれども、この辺の、区の苦労した点はいかがでしょうかね。 ◎戸籍住民課長   戸籍住民課の1階で戸籍住民課職員が受け付けるということなので、戸籍住民課でできる業務と他部署手続、どこまでできるかというところの調整が、やはり大変だったと思います。ただ、それを決めていく中で、来庁者に負担にならないことを第一に考えて、検討してまいりました。 ◆川口雅敏   おくやみコーナー設置される戸籍住民課の101のカウンターというのは今、ここに図がありますけれども、この位置に決めた理由というのは何かあります。 ◎戸籍住民課長   図でもお示ししてあるとおり、101のカウンター南館の1階、みずほ銀行のATMのちょうど向かい側になります。戸籍住民課カウンターの一番端にあるので、じっくりお話を伺って、手続もゆっくりできると考えて、そちらの場所を選定いたしました。パーテーションで囲んで、人目もつかない落ち着いた環境をつくっていこうと考えております。 ◆川口雅敏   広報周知広報いたばしとか区のホームページがありますけれども、項番の4番、広報とか周知というところの内容ですけれども、これは継続的に周知が必要と思っております。死亡届に連動して手続が始まるので、死亡届の際に、板橋区にはおくやみコーナーがありますよと、そういうようなチラシを渡すことなどが非常に大切だなと思ってるんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎戸籍住民課長   今おっしゃっていただいたように、広報ホームページのほかにも、本日お配りしましたチラシをおくやみハンドブックにも挟み込みまして、着実に必要な方の手に渡るように、コーナーがあるということを周知できるようにするとともに、窓口連絡会を通じまして、周知について協力をお願いして、また全庁的にもアナウンスをして、各課にも協力をいただき、今後の改善にも生かしていきたいと考えております。 ◆さかまき常行   幾つかお聞きしたいと思います。まず1つ目は、予約を受け付けるということになってるお話なんですけれども、基本的にはもちろん予約をしていただいて、決まった時間に待たないような形で滞りなくだと思うんですが、いきなり来た場合は、もちろんむげな対応はしないと思うんですけれども、予約がない場合、もしもこの存在だけを聞いてとりあえず来たみたいな、そういった柔軟な対応、体制というのはいかがなもんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   もちろんご予約を優先で枠はつくってございますけれども、知らずに来られた方もきちんと対応してまいりたいと考えております。 ◆さかまき常行   2点目は、板橋住民登録がある方のご遺族の方が対象ということなんですが、よくご相談に乗ったり、見聞きするケースとしては、お一人住まいで亡くなられて、身寄りのある方というのは区外の方で、日常、それほど行き来がないような、関係の薄いような親族の方が来て、どちらも、例えば経済的にもちょっと困窮しているような方で、どうしていいか分からないような方で、従来ですと福祉につなげたり、そういったことをしながら、一方でこういった手続をしなきゃいけないということで、場合によっては葬儀屋さんも入らないようなケースもあると、そういうことが増えてると思うんですね。こういったときに、できるだけワンストップというお話がありました。そういった福祉的な要素も含んだ方も、まず一旦、亡くなられたということを契機にこちらにご案内するというような、そういった考え方で問題ないかどうか。あるいは福祉につなぐべきようなところ、できるだけ連携するとお話もありました、その辺の取り組み方についてお聞きしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎戸籍住民課長   そうですね、そういった方につきましても、もちろんこちらのコーナーでその方のご心配、ご不安について伺いまして、よくお話を伺った上で適切な窓口をご案内していくというところが必要だと思います。また、そういった窓口につきましても、今おっしゃっていただいたように福祉事務所もございますし、また区役所2階には高齢者総合相談窓口というものもございますし、また社会福祉協議会など、様々な取組をやっている部署がございますので、そちらのほうも併せて一緒にご相談させていただいて、適切な部署をご案内していきたいなと思っております。 ◆さかまき常行   可能な限り連携を取りながらご案内してくださるという理解をしております。ただ、いろんな課題、問題が複合的に絡んでる方が、やっぱり昨今増えてると感じておりまして、ご親族が亡くなられたということを契機に、まず行く窓口としておくやみコーナーというものをご案内したり、活用、利用したりということで構わないという理解をしましたが、よろしいでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらのほうで、きちんと適切な窓口、ご案内していきたいと思います。 ◆さかまき常行   承知をいたしました。ぜひ寄り添った対応をしていただければなと思っております。最後にもう一点なんですが、やはり今すごく多いのは、ご高齢でありながら、お一人で暮らしてらっしゃって、近しい親族もあまりいないような方で、いわゆる終活といいますか、そういった、今後、ご不安を抱えてらっしゃる方もすごく増えていると思っております。そういう意味で、ご自身の亡くなった後のことでご不安を抱えてる方が、例えばワンストップ相談のような形で、こちらのおくやみコーナーみたいなところで、亡くなったときどうすればいいかみたいな、そういった取組、今現在、想定しているかしていないかと、今後こういった、まずつくられたおくやみ支援サービスというものの拡充として、そういう側面のことについて、何か考えてらっしゃること、あるいは予定しているようなことがあればお聞きしたいと思います。 ◎戸籍住民課長   終活支援エンディングのことにつきましては、例えば豊島区では、区の高齢福祉部門社会福祉協議会委託をして、終活支援相談を受け付けているという事例がございます。それで、板橋区としてなんですけれども、こういった終活支援の、例えばエンディングノートの作成であるとか、お金のこと、お墓のこと、相続のこと等々、終活支援につきましては、個人の信条であるとか、その方にとっての考え方も様々だと思います。それで、区の業務として実施していくということについては、やはり公平性であるとか公益性公共性観点からも、きちんと調整をして考えていく必要があると思っておりまして、課題があるということは認識しておりますが、引き続きこういった終活支援についても研究していきたいと考えております。 ◆さかまき常行   いずれにしても、今後、現状もそうですけれども、今おっしゃったような、エンディングといいますか、終活に向けたニーズというのは、やはりすごく高まってきていると思っております。様々課題があることも承知もしておりますし、やはり民間の力を活用しながら、行政として、どういう支援が必要かを検討、研究されていくべきことだと思っておりますので、こういった取組契機として、そういった方面のこともぜひ、今後広がるような形の検討を進めていってもらいたいなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいなと思います。 ◆荒川なお   まず最初に、先ほど質疑があったんですが、今回、窓口の101でやるということで、しかも先ほども話があったパーテーションかも設置をして、やるということなので、結構そこに重点を置いてやっていくのかなというイメージなんですけれども、それでちょっと気になってたのが職員配置窓口配置なんですけれども、戸籍住民課そのもの民間の方も入っていますし、それは全て区の職員だけで対応するのか、その辺のことを、まずお聞きしたかったんですけれども。 ◎戸籍住民課長   今回のおくやみコーナー運営につきましては、専門ダイヤルへの電話の受付と当日の相談対応があるんですけれども、ともに戸籍住民課窓口を持つ職員当番制を組みまして、職員対応してまいります。 ◆荒川なお   当番制を組むということは、そこにある程度集中していくということになると思う、ちょっと気になっていたのが、多分今の人数だけでできるものというふうに考えているのか。イメージ的には人を増やすべきなのかなと思っていたんですが、その辺も教えてください。 ◎戸籍住民課長   今回のおくやみコーナーにつきましては、コーナーとして整理はしましたけれども、例えば今、証明書発行窓口お客様からそういったご質問があれば、職員はきちんと対応して、次の窓口をご案内したりしているんですね。だから、一つコーナーとしての運営になりますけれども、業務自体は、それほど急に大きく増えるものとは認識していないんですけれども、ただ、今回スピード感を持って、今年度中に、まず設置をしましょうというところを第一番に検討を進めてきていて、そこをうまく回すために、職員を活用して、やるということになっているんですけれども、また2月、3月と実績を積んで、業務量が、思ったよりたくさんの方が来てくださったりとか、また課題とか整理すべきことが出てくると思うので、今、スモールスタートで始めてますけれども、実績を見ながら、人の配置運営委託も含めていろいろ考えていきたいと思っております。 ◆荒川なお   気になってたのは、やっぱり、例えば今言われたように2月からスタートして、どれぐらい来るのかというのは、私も想像し切れないところがありますけれども、やはり高齢化が進んでいくという中では、需要はある程度あるのかなと思いますし、これが広がっていくというふうになれば、求めてくることもかなり大きくなってくると。先ほど言ったように、高齢者対応は、窓口で、多分皆さん、苦労されているかと思うんですけれども、時間もかかってしまう。そうすると、ほかのところにも影響が出てきますので、やはり人を増やさないということだけを前提にしてしまうと結局そのサービスがほかの部分にも影響が出てしまうので、さらにサービスも広げられないということになってしまうので、やはり前提としては、ある程度何かを増やすということも、今後、検討には値するのか、その辺もお聞きしたかったんです。 ◎戸籍住民課長   まず、実績相談を重ねた上で、必要に応じて運営方法を変えたり、職員人数検討したりということを進めてまいりたいと思います。 ◆荒川なお   あと、おくやみハンドブックを昨日拝見させていただきましたが、これは、先ほど幾つかほかの自治体豊島区でしたっけ、すみません。ほかの自治体とかで作成しているのを参考にしたりとかしながら、より、これも何をもって分かりやすいかというのもまだ分からないんですけれども、ほかの自治体で進んでて、どういうところを参考にして分かりやすくしたのかというのもお聞きしたかったんですが、お願いします。 ◎戸籍住民課長   今回、コーナーを立ち上げて、ハンドブックを作成するに至りましては、今、実際におくやみコーナー設置している区が6か所あります。職員がやっている区もありますし、委託の区もあるんですけれども、板橋としては、事前に練馬区さんと豊島区さんに視察に行かせていただいて、業務流れであるとかハンドブックの中身、内容、そういったところも情報提供いただいて、そういったところを踏まえて、また板橋はもともと低層階体型総合窓口という取組で進めてるところもあるので、そういった他区の状況を踏まえた上で、板橋区の強みの低層階のものとどういうふうに関わりながらできるかなというところを踏まえて、現在のコーナー設置に至っていて、ハンドブックについても他区をきちんと参考にしながら、見せ方であるとか、色も含め、情報も含め、区のほうで精査して、現在に至っています。 ◆荒川なお   あと、いろんなところから様々意見が、こういうふうにしてほしいというのは、あまりこちらが想像していないところでも出てくるんではないかなと思うんですけれども、それはどういうふうな形で受け入れて、すぐにはなかなか変えられないのかもしれないですけれども、どういう段階で、例えば先ほど、昨年の夏ぐらいからいろいろ検討してきたと言ってましたけれども、また検討会みたいな、継続してやって、どういうふうにするのかということを決めていくのか。どの段階で、ここは改善しなきゃいけないとか、そういう今後の流れみたいのを教えていただきたいんですが。 ◎戸籍住民課長   まず、ハンドブックにつきましては、今まで戸籍住民課ハンドブックはなかったんですけれども、死亡届をされた後の諸手続についてというA3判の紙は作成しておりまして、これを、死亡届を出されたときに、こういった手続が必要ですよということでご案内はしていました。今回、これをハンドブックとするに当たって、他区の状況ももちろん調べたんですけれども、ここに載せている既存の部署、またそれ以外に、こういったものを作るけれども、掲載を希望しますかというところで全庁的に調査をかけて、希望があるところについては、きちんと整理をして、今回のここに載せるようにしているところでございます。また、コーナー運営につきましては、戸籍住民課窓口連絡会を持っていて、定期的に窓口改善のための課題出しとか、改善等について検討する組織体があるので、そちらも活用しながら、いろいろご意見をいただきながら、よりよいものになるように検討していきたいと考えています。 ◆しいなひろみ   板橋区の場合は、年間、大体5,000人以上の方がお亡くなりになってると思うんですけれども、死亡届は、大体どなたが提出にいらっしゃるんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   死亡届につきましては、葬儀社さんが代行することがほとんどとなっております。 ◆しいなひろみ   そうすると、おくやみハンドブックがあるとかおくやみコーナーがあるという周知なんですけれども、これが必要なときって、本当にどなたかがお亡くなりになったときで限られてると思うんですよ。おくやみコーナーのご案内とか、こういったぺらは、死亡届を出されたときに葬儀社さんにお渡しして、こういうのがありますのでというふうに周知をする予定などはあるんですか。 ◎戸籍住民課長   現在も、こういった諸手続についてという紙を、手続先が記載してあるA3判の用紙を死亡届を出されたときにお渡ししておりますので、今後はおくやみハンドブック死亡届を出された際にお渡ししていきたいと考えております。 ◆しいなひろみ   おくやみハンドブックは、年間何冊ぐらい作るご予定なんですか。 ◎戸籍住民課長 
     年間、実はページの後ろのほうに広告が載っていて、その広告を掲載することで無料で作成しているんですけれども、そちらの契約で、1年の契約になっているんですが、1年で1万2,000冊。 ◆しいなひろみ   1年で1万2,000冊であれば、現在、今、区でお亡くなりになってる方の、大体倍ぐらいはご準備されるということですよね。ありがとうございます。本当に、ご高齢者の老老介護で、片方、パートナーがお亡くなりになったりすると、残された方のほうがお手続、かなり大変な状況で、1人では行けないとか何度も行かなければいけないとか、いろいろお電話ではご説明してくださるんですが、当日必要なものをお忘れになったりで完結しないとかということがあるので、やっぱりこういったおくやみコーナー設置されて、しっかりマンツーマンでお手続サポートまでやってくださるというのはとてもいいことだと思うんですが、大体、お一人、どれぐらいの時間を見ているんですか、1日4組ということなんですけれども。 ◎戸籍住民課長   お一人1時間で想定をしております。 ◆しいなひろみ   窓口に来たときに、いろいろな申請書類とかも書いてもらうわけですよね、目の前で。1時間で終わるぐらいの量ということなんですか。 ◎戸籍住民課長   予約の方は、一回、事前予約電話をいただいたときに、何についてのお手続が必要ですかとていうところで、一回、確認をします。それで、例えば住民票除票が欲しいとか、除籍謄本が欲しいということであれば、おくやみコーナー窓口申請書を書いていただいて、そこで証明書も発行します。そのほかの部署で、例えば葬祭費についての手続もしたいんだというお話事前にいただいておけば、そちらの申請書コーナーのほうでご用意をしておきまして、コーナーで担当した職員がご説明しながら、そこの記載も済ませて、その後、葬祭費については、戸籍住民課ではなくて国保年金課であったり、後期高齢になるので、そちらのほうにご案内して、途切れなくご相談をつなげるという形を取りますので、1時間で大丈夫だと想定しているんですが、また実際に動き出してみて、そこも課題であれば見直してまいります。 ◆しいなひろみ   とても、私もいい制度だなと期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆杉田ひろし   今回、おくやみ支援サービスができまして、窓口もできたということで、本当とてもいいなと私も感じております。それで、一つ、さらにこの事業を推進するためにDXを推進していただければなと思っておりまして、先日、新聞の報道で、国立市におきましてはおくやみ事務DX化しておりまして、今回、板橋区でも作成したおくやみハンドブックの、例えば4ページ死亡に伴う各種手続チェックリストというのがあるかと思うんですけれども、これが国立市のホームページを見ますと、おくやみコーナーということで、手続が全部、手続きナビということでアイコンがありまして、それをコンシェルジュが案内をしてくれまして、チェックリスト画面上に出て、その画面上にチェックを入れていくと、最終的にあなたの手続はこれとこれとこれが必要ですという、そういった案内ホームページ上のインターネット上で、ウェブ上でできるシステムでありまして、できれば今回、この冊子でもできますけれども、さらに事業をよりよくするという観点DX化も進めて、国立市のほうも、今回、実証実験ということで、また来年度に向けて、今、取り組んでいるという新聞報道なんですけれども、そういったものもぜひ板橋区でも取り入れていただければなと思ってるんですけれども、ご見解をお聞かせいただけますでしょうか。 ◎戸籍住民課長   今おっしゃっていただいた国立市での取組は、スマートフォン事前入力することによって、一つ手続や持ち物を確認できて、もう一点としては申請書必要項目、入力したものがQRコード化されるので、そのQRコードを役所でかざすことによって、手書きをせずにプリントアウトされて出てくるといった取組だと思うんですけれども、実は板橋区でもDX観点から、令和5年夏ぐらいにこういったことが実施できるように、今、まさに検討を進めております。 ◆杉田ひろし   ぜひ進めていただければと思います。あと、もう一点、先ほども出ておりましたけれども、終活サポートということでありまして、先ほど豊島区においては終活あんしんセンターがあります。また、豊島区におきましては、さらに終活情報登録事業というのも制度化しておりまして、こちら、今、孤独死もありますので、お元気なうちに緊急連絡先とか遺言の保管場所などを登録しておいて、もしお亡くなりになった場合は、事前に指定した相手方などに登録情報が伝えられるシステムということでありまして、さらに終活サポートが、お隣、豊島区さんはかなり進んでいるなと思います。今回、これ、戸籍住民課さんの範疇ではないかと思うんですけれども、先ほどもさかまき委員のほうからもお話出ておりましたので、終活サポートにつきましても、ぜひ板橋区でも検討していただきたいなと思います。大田区、またちょっと調べましたら、練馬区とかも、今、終活サポートを前向きに検討しているという新聞報道もありましたので、その辺についても、所管外かもしれませんけれども、ご見解がありましたらお願いできればと思います。 ○委員長   先ほど質疑がありましたけれども、今おっしゃったように健康福祉委員会の分野なのかなというとこなんですが、戸籍住民課としてお答えできる範囲があればお答えいただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   今おっしゃっていただいた豊島区の登録制度というのは、あらかじめご本人が緊急連絡先など、終活関係の情報をあらかじめ区に登録をしておいて、ご本人が病気や事故等で意思表示できなくなってしまったり、急に亡くなってしまった際に、警察、消防、医療機関等への照会に基づいて、区が開示できるものというすばらしいシステムだと思うんですけれども、ご本人をサポートするという、今の登録制度なので、戸籍住民課がこれから実施するおくやみコーナー支援とはちょっと異なることにはなるんですけれども、戸籍住民課としても、区としての連携方法を引き続き検討または研究していきたいと思います。また、所管はちょっと違ってしまうんですけれども、消費者センターでも講座などで終活の始め方みたいなところで、連続ではなくて一回一回の講座なんですけれども、そういったところで取組をやっておりますので、参考までにお伝えいたします。 ◆大野治彦   ハンドブックについて質問させていただきます。編集、制作が、名前言っていいんですよね、出てるから、株式会社鎌倉新書ということになってるんですが、この会社に決定した経緯についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   鎌倉新書につきましては、先ほどご質問がありましたように、他区の例をいろいろ参考にさせていただきまして、そちらのほうで、こういった広告を使って無料で作成しているというお話を受け、紹介していただき、ここに至っております。 ◆大野治彦   すみません、こちらのハンドブックは無料ということでよろしいんですね。 ◎戸籍住民課長   はい。 ◆大野治彦   配付場所が、これ見ると戸籍係と各区民事務所ということになってますけれども、区民事務所はこのハンドブック配付して、置いてあるだけなのか、それとも相談に来た方の対応に乗っていただけるのかということと、あと地域センターが入ってないんですが、例えばハンドブックを置くのが大変であれば、おくやみコーナーのご案内というブルーの1枚のA4の紙がありますので、こういったものを置いて、もし相談に来た方々への案内をするのがいいのかなと思います。というのは、最近、地域センターに伺ったんですが、桜川の地域センターですと、正面の入り口のガラスのところに、各、いろんな相談に受けますよということで、すごくいいことをされているなということを見ましたので、そういった形で、地域センターが入っていないので、それの扱いについてお聞かせいただきたいと思います。 ◎戸籍住民課長   まず、ハンドブック区民事務所というところにつきましては、もともと区民事務所は様々な手続についてのご相談を寄せられる場所であるんですね。なので、どちらかというと区民事務所ワンストップ型でやっているので、今回おくやみコーナーをつくるときも、区民事務所のやり方もちょっと参考にしながら、より、本庁、少し縦割りになるところがあるので、ワンストップでやっていくには区民事務所考え方、知恵も大事だよねというところで、一緒にPTを組んで検討してきたところでもあるので、区民事務所、そういったところでいろんな幅広いご相談が寄せられるので、区民事務所のほうでこれを配布して、また区民事務所職員もこれを参考にご相談に乗れるような、おくやみコーナーではないんですけれども、それに付随した業務を今現在もやっているので、そこで配付をしていきたいと考えております。 ○委員長   地域センターのこと。 ◎区民文化部長   このチラシ並びにハンドブックも1万2,000部ご用意をしてきたということで、無料で経費をかけずにできたところはメリットかなと思っておりますけれども、今ご指摘のように地域センターも、やはりこういった相談窓口も出てくると思いますし、当然置くべきところだと考えております。また、地域センターをはじめとして区内の出先機関も、こういったことを相談しながら、順次、チラシハンドブックを置けるところは拡大しておきたいですし、関係する団体にもお話をして、こういった手続ができますよということを周知を図っていければと思っております。 ◆しば佳代子   今回、おくやみコーナーができるということで、本当に喜んでおります。令和元年9月25日に、私、一般質問を行ったんですけれども、そのときには、ワンストップサービスで庁内の中で行っていくので、おくやみコーナーは厳しいという回答をいただいてたので、なかなか進まないなと考えていたんですが、一気に進んで、昨年の10月25日にも総括質問で行わせていただいたところ、今回進んだということで、4月ぐらいからできるという、令和5年のというお話だったんですが、繰り上がって、本当に喜んでおります。そのときに一緒にキャッシュレス決済についても要望をしたところ、昨年の11月にできたと。また、書かない窓口についても本年の夏ぐらいからできるということで、本当に進んだなというふうに喜んでおります。ありがとうございます。何点かご質問したいと思うんですけれども、専用ダイヤルについてなんですけれども、職員の方が対応するということなんですが、電話のお相手の方がご高齢ですと、かなり時間がかかる、また聞き出すというか、必要な情報を聞き出すまでにも時間がかかりますし、労力も必要になるので、ここは職員の方が行うというのはどうなのかなと考えるんですけれども、委託ですとか、そういう専門の方を設けるということは、動いてから考えるというお話だったんですけれども、周知をしたけれども、つながらなくなったりとかするのも大変だと思うんですけれども、ここはどのように、ヘルプで誰かが入るのとか、そういうふうには考えているんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   電話につきましては、窓口を受けている職員窓口のプロとしてお問合せに対応するというところを取るんですけれども、回線が1回線なので、お話がちょっと長くなる場合にはこちらからかけ直すという形で、適宜対応していきたいと考えております。 ◆しば佳代子   窓口のプロの方が対応されるということなんですが、窓口に来ている方の対応電話での対応は全然違うんですね。私もパソコンのインストラクターをしているときに、電話でのパソコンの操作を行っていただくというようなことをやっていたんですけれども、顔が見えない形になっています、声だけが頼りになるので、なかなか大変な作業になりますので、そこは人とか労力が必要になるということを考えてからの対応に、ぜひしていただきたいと思います。折り返しの対応になるということなので、つながらなくなるということはなかなかなくなるのかなということで、いいことだと思います。そこの対応も、ぜひ丁寧に行っていただければと思います。あと、おくやみコーナーの、先ほどから出てる周知の件なんですけれども、やはりハンドブック周知するということよりも、おくやみコーナー板橋区にできた、番号があるということをぜひ広く周知していただきたい。関係団体にもお配りしていただけるということなんですけれども、その中にも町会、自治会ですとか、そういう方々にも広く周知をしていただきたいと思っておりますので、そこは強く求めたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎戸籍住民課長   町会、自治会であるとか、民生委員さんであるとか、地域の方の見守りをされている団体の方たちには特にお知らせして、活用していただきたいと思いますので、きちんと周知してまいりたいと思います。 ◆小林おとみ   まずは、予約の枠が1日4枠ということなんですけれども、1枠で何人ぐらい対応できるのか、やってみなきゃ分かんないとこあるかもしれませんけれども、どれぐらい想定しているのかなというのを知りたいんですが。 ◎戸籍住民課長   1日、現在、予約としては4枠、予約をお取りすることになっていて、お一人1時間を想定しています。なので、1日、予約としては4名。 ◆小林おとみ   職員対応するということで、それでお一人で対応するということなんでしょうねと、今、思いましたけれども、その辺のもし、体制があれば1枠の中に2人もできるでしょうし、1人ということは、何人でやるんでしょう。 ◎戸籍住民課長   予約を1日4枠、4名の方の予約はお取りするんですけれども、当日の担当が全ての4名を対応するわけではなくて、予約1人の方について、1人担当がつくみたいな形で、本当に戸籍住民課窓口職員が輪番で細かく当番制を組んで、やる形を取りたいと思っております。 ◆小林おとみ   分かりました。ということは、今、戸籍住民課職員の輪番をして、予約の数で1日4枠まででやっていくということで始めていくと。場合によっては予約が先になるってことも、たくさんの場合、あり得ることなんだろうなと、今、思いまして、そうなるとたくさん、動きによって、体制強化をぜひ求めておきたいと思います。そんなにないなら別ですけれども、殺到して、すぐに相談に乗ってほしいのに1週間先です、2週間先ですなんてなっちゃうと困ると思うので、そこを、ぜひ体制強化をお願いしたいと思います。あと、亡くなった人の、私も本当に父が亡くなったとき、A3判の1枚で、本当に役所のことが少し分かればいいけれども、そうじゃない人はちょっとこれだけじゃ分かりにくいだろうな、心配になるだろうなと思ったので、とてもありがたい話だなと思ってるんですけれども、この間、こんな相談がありまして、今、臨時的に国の給付金がいろいろ出されていて、あの中に家計急変世帯というのがあって、年度の途中で非課税になった人、特にこの方は旦那さんが亡くなって、奥さんだけになって、非課税になってしまったんですけれども、よく知らなくて、給付金をもらう期限が過ぎてしまってもらえなかったという人が、相談があったんですね。そういうことが、その方からは、死亡届出したときに教えてくれればいいのにって言われたんですけれども、なかなか役所の仕組みはそうなってないんですよという話しかできなかったんですが、少しそういう臨時的ないろんな事業で、遺族の方、家庭の状況が変わることによって、いろんな区の給付とか、そういうものが変わるということについてもあり得るんだということもお知らせできるようなタイミングにならないかなと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ◎戸籍住民課長   戸籍住民課窓口では、収入であるとか、その方の職業等々を把握することはなかなかできないんですけれども、例えば今回おくやみコーナーができて、相談があった際の聞き取り項目を工夫して、きめ細かにいろんなお話を伺うことで、きちんと、今おっしゃっていただいたような申請漏れが発生しないようにしていきたいと思いますし、また様々な、役所内であるとか役所外のものにつきましても、各種サービスの情報収集に努めまして、そういった方のご相談に適切にご案内できるように努めていきたいと考えております。 ◆小林おとみ   よろしくお願いします。あともう一つだけですが、この中にペットの、犬のことがあって、飼い主が替わったら飼い主の変更が必要ですよというのはあったんですけれども、もう一つ、引取り先というか、里親なりどこなりという引取り先のご案内が必要じゃないかなと思っていて、最低でも動物愛護センターの紹介とか、そんなのが載ったらいいんじゃないかなとちょっと思ったんですが、どうでしょうか。 ◎戸籍住民課長   また、次回、1年後におくやみハンドブックを作成するんですけれども、そのときに、先ほどの、家庭がいろいろ急変した方への支援であるとか、今いただいた、こういったものが載ったほうがいいんじゃないかなというところも併せて、またきちんと検討をして、よりよいハンドブックになるように戸籍住民課のほうで対応していきたいと考えております。 ◆小林おとみ   よろしくお願いします。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。以上で全ての議題が終了いたしました。  よって、明日の委員会は開催いたしませんので、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、区民環境委員会を閉会いたします。...