板橋区議会 2022-11-08
令和4年11月8日区民環境委員会-11月08日-01号
事務局職員
議事係長 龍 野 慎 治 書記 鈴 木 琢 真
区民環境委員会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4
所管事項調査
公益財団法人板橋区
文化・
国際交流財団の
組織改革・
強化の
成果報告及び
ミッション達成の
方策について(3頁)
5
閉会宣告
○
委員長
皆様、おはようございます。ただいまから
区民環境委員会を開会いたします。
本日も、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
区民文化部長
おはようございます。一昨日の日曜日なんですけれども、
公益財団法人植村記念財団の設立30周年
記念講演会に多数の議会の
皆様にご参加いただき、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
さて、本日の議題でございますけれども、
公益財団法人板橋区
文化・
国際交流財団の
組織改革・
強化の
成果報告及び
ミッション達成の
方策についてご報告を申し上げます。よろしくご審議のほうお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員を指名いたします。
大野治彦委員、
しば佳代子委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは、
所管事項調査を行います。
公益財団法人板橋区
文化・
国際交流財団の
組織改革・
強化の
成果報告及び
ミッション達成の
方策についてを議題といたします。本件について、
理事者より追加の説明はありますでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
特にございません。先日ご説明したとおりでございます。ご審議よろしくお願いいたします。
○
委員長
それでは、本件について質疑のある方は挙手願います。
◆
川口雅敏
まず初めに、別添2、今後の
取組の資料で、左下にあります総合的な
プロモーション活動の中で、下の段にある
東京ロケーションボックスとの
連携という項目に
撮影誘致を行っていくと記載されております。これは、あくまでも
文化会館を
ロケ撮影に貸し出すことのみを指しているのかどうか。それと、
板橋区には全域にすばらしい
ロケ地があると思っておりますけれども、その素材を映画や
ドラマ作成につなげることも重要かなと思っておりますけども、その辺はいかがでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、今のところこちらの記載につきましては、
文化会館と
グリーンホールを、
ドラマですとか、その撮影の
場所として誘致をさせていただくという形で記載させていただいておるところでございますけれども、確かにおっしゃるとおり、
板橋区内にはたくさんの魅力的な
場所がございますので、そちらと併せてご
紹介をさせていただいて、
相乗効果として
文化会館と
グリーンホールのPRにつながればいいかなと考えておるところでございます。
◆
川口雅敏
同じく、この資料の右下、多
文化共生・
国際交流活動の
強化と書いてありますよね。上段に、拠点の整備として
グリーンホールが掲げられておりますけれども、一方で、
板橋区は23区でも面積の広いほうに分類される区であります。
グリーンホールにかかわらず、様々なところで
事業を行うべきと私は思っておりますけれども、これに対して区の見解はいかがでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、
現時点で
アウトリーチ事業というところで、
財団のほうでは
区立小学校にお伺いしたりですとか、
成増アクトホールや
区役所の本庁舎を通じて
ロビーコンサートをやらせていただいてございます。やはり、施設にかかわらずいろいろなところで、
皆様に
文化芸術に関わっていただく、聞いていただく機会を設けることが必要なのかなと考えてございまして、これからも引き続き様々な手段を講じて、気軽に
区民の方が
文化に広く触れ合える活動を推進してまいりたいと考えてございます。
◆
川口雅敏
財団の
ミッションが左端にありますよね。そして、2の①には、
区内芸術家の発掘と
紹介というふうに掲げられておりますけれども、発掘した事例とか、どのようなものがあるのか、その辺はお示し願いたいと思います。そしてもう1点、
紹介とはどのようなものを
紹介されたのか、その実績があったら教えていただけますか。
◎
文化・
国際交流課長
今、
アーティストバンクいたばしというのを
区民の
皆様にご登録いただいてございまして、
現時点で大体300名以上登録していただいている方がいらっしゃいますけれども、そういった方で、区のホームページですとかパンフレットを通じてご
紹介させていただいてございまして、そういったところで発掘につながっているのかなと考えてございます。ご
紹介でございますけれども、今は
財団のほうで
イベントの
主催者と
アーティストをつなぐ役割を担っていただいておりまして、例えば会場ですとか日時、
あとはギャラの交渉ですとか、そういうのの間に入っていただいておるところでございますけれども、そういったのを通じて、
アーティストと
イベント主催者をつなぐ役割を担っていただいておるところでございます。実績といたしましては、少し前の10月12日時点の実績でございますけれども、
マッチング支援というところでは24件のご依頼をいただいてございまして、
マッチングが成立したのが13件という実績が上がっておるところでございます。これからも引き続き
マッチング支援をさせていただきたいと考えてございます。
◆さかまき
常行
幾つかお聞きしたいと思います。まず初めに、別添1、
財団としての
文化事業強化という中で、幾つか
方向性の提示がされてる中で、ちょっとお聞きしたいのが、
利便性向上事業ということで、
イベントチケットの
受託販売や
キャッシュレス決済の導入とございます。
イベントチケットの
受託販売、今現在例えば大
ホール、
文化会館で使ったとした場合には、多分借りてる、何らかの公演されるところが、
チケットを多分、
チケット会社というんですかね、委託しながらやってると思うのですが、ここは具体的には
財団として、
チケットの
販売がどんなふうに変わっていくのか。現状、いろんな
ホールを借りたところの
団体が
チケットをそれぞれ
販売してると思うんですけども、それに対して、
財団としての関わり方、
チケット販売の何かがどういうふうに変わるのかというところがもし具体的なものがあれば、聞かせていただければと思います。
◎
文化・
国際交流課長
こちらに記載のとおり、今までは
受託販売というのはやらせていただいてございませんで、
興行団体のほうが独自に
チケットの
販売をしていただいてたと。こちらのほうでは引受けはできていなかったところでございますけれども、これからは貸
館事業のほうでご利用いただく
団体につきましても
サービスを向上させていくべきだと考えてございまして、そういうような形で、手数料は頂く予定ではございますけれども、
チケット販売の
業務を引き受けさせていただいて、興行を円滑に進めていただくような
取組をやらせていただこうかと考えておるところでございます。
◆さかまき
常行
私も
チケット販売という
仕組みだったり
サービスについて詳しいわけではないんですが、普通にいろんな
イベントや
音楽関係のものとかに行く場合に、その主催、興行しているところによって
チケットの
販売形態がいろいろあって、いわゆる従来のように
チケットの紙を発券してもぎってということ、かなり有名な
団体でもそういう手法を取ってるところもあれば、今は
電子チケットみたいな形で、
スマホだけでもう本当に対面が極力なくてスルーするような
仕組み、
電子チケットがどんなふうでどのぐらいハードルがあるのかちょっと私もよく分からないんですが、来る人にとっては、
電子チケットって物すごく
利便性が高くて
運営する側もやりやすいと思うのですが、ぜひ、
調査研究からだとは思うのですが、もし
可能性が少しでもあるならば、予算もいろいろあるかとは思うので、何かそういった少しでも従来よりも
利便性の高いものが
委託販売として提示できるといいのかなと思ったもんですからお聞きしました。その辺について、もしご見解があればお願いします。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、
キャッシュレス決済でございますけれども、
大変重要性があるものなのかなと考えておるところでございまして、
キャッシュレス決済につきましても導入する予定でございまして、当然、
受託販売という形で引き受けさせていただいたものにつきましても
キャッシュレス決済で対応できるような形で、今進めておるところでございます。
◆さかまき
常行
決済そのものだけじゃなくて、入退場の
手続自体がもう
電子チケットというふうな
仕組みがあるので、その辺も含めて研究していただければなと思ってるところです。続きまして、別の質問になるんですが、別添2の
事業企画・
連携を通じた
認知度・
施設利用率の向上ということで、大きな2
項目めに、
区内大学・企業などとの
連携強化という中で、例示として、
eスポーツ大会の
開催誘致などを検討しますとございます。何かこの辺で具体的な
検討事項がもしあればお聞きしたいのと、
グリーンホール、
文化会館を含めて、こういった
イベントをやるときは、設備というのも、従来の設備でできる範囲とできない範囲といろいろあると思うのですが、何かそういった設備でも拡充するようなご予定とかがあるのかどうか、その辺をお聞きしたいと思います。
◎
文化・
国際交流課長
こちらに記載させていただきましたのは、やはり
区民間の
連携が必要かなと考えてございまして、特に若い方に
文化会館、
グリーンホールを使っていただく
取組が大事なのかなと考えておるところでございます。その
方策として、大学のほうにPRさせていただいて、サークルですとか、様々な
イベントを実施する母体としてちょっと機能させていただいたりですとか、
eスポーツ大会の検討というところでございまして、特に
eスポーツ大会を開催するには、やはり当然
ネット環境が充実していなきゃいけないというところでございますけれども、10月1日にちょうど第1弾でやらせていただきましたけれども、
区制施行90周年の式典でございますが、それをリアルタイムで配信をさせていただいてございます。そういったところで、
インターネット環境というところでは、もう既に
興行レベルでやっていただけるような
環境は整備させていただいておるところでございまして、そういった
環境を有意義に活用していただいて、
eスポーツ大会の
誘致等を検討してまいりたいと考えておるところでございます。
◆さかまき
常行
文化の発信というところをすごく期待しておりますので、ぜひお願いしたいなと思ってるところです。最後の質問になるんですけども、同じ別添2の多
文化共生・
国際交流活動の
強化で、
2つ目に、
財団における
支援体制の
強化ということで、
区内在住の
外国人の方に対する
支援ということで幾つか、従来からの
日本語の研修や、
日本語教室等々書かれていると思うんですが、よくご
相談を私も受けることがあるんですが、
外国の住まれてる方だけでなくて、その
外国の方が住んでいる周りの
区民の方といいますか、
日本の方から、別に苦情とかそういうことではなくて、お互いによく知り合って仲よくしたいというようなご
相談を受けることが結構あります。やはり
文化の違いと言葉の違いというのがありまして、
日本の方も歩み寄っていきたい、よく知っていきたいと思ってらっしゃる方がすごく大勢いらっしゃって、
外国の方がターゲットではなくて、
日本の方といいますか、従来もともと住んでる方に対してのサポート、
支援みたいなことも必要なのかなと感じることがあります。もしその辺のことで何か考えてること、あるいは今後、
外国の方
そのものではないところで何か
支援のことがもしあればお聞きしたいんですけれども、あるいは、ぜひそれをお願いしたいなと思ってるんですが、ご見解をお願いしたいと思います。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、
地域コミュニティの中に
外国の方に入っていただいて、地域の課題を解決していくというのを推進していくという
取組は大事なのかなと考えておるところでございます。来年度から、
グリーンホールを
国際交流の拠点とさせていただいて、
日本語教室ですとか、
国際理解教育ですとか、そういったのも進めさせていただいてございまして、例えば
日本語教室ですと、
日本語を教えるのは
日本の方というところで、まず
外国の方と触れ合える機会を提供することができるかなというところで、
あとは
国際理解教育というところでは、
区民の方にそれぞれの国の
文化ですとかそういったのを理解していただくための
事業でございますので、
日本の方と
外国の方が触れ合える機会をこれから充実をさせていただきたいと考えておるところでございまして、その拠点に、
グリーンホールを
舞台に活動させていただいて、多
文化共生でございますけれども、
外国の方を
区民に当たり前のように受け入れられる
環境の整備というのを進めてまいりたいと考えておるところでございます。
あと「やさしい
日本語」というのをこれから普及させていただきたいなと考えておるところでございまして、特に、
外国語をしゃべれない
区民の方というのはたくさんいらっしゃるかと思うんですけれども、やさしい
日本語であれば
外国の方でも通じるというところでもございますので、例えば「です」「ます」で話すですとか、短く分かりやすくお話しするというところでも、言葉の壁を乗り越えられる手段の一つとしては、やさしい
日本語という形で、そういった
事業を普及させていただく中で、多
文化共生を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
◆さかまき
常行
補足の質問になるんですが、
相談体制整備というのがここにあり、文面ですと
外国の方に対しての
相談体制というふうに読み取れるんですが、いわゆる従来の
区民の方、
外国の方でない方の
相談みたいなところも取り組まれるといいますか、受け入れるという流れはあるのでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
こちらの
相談窓口の設置につきましては、今年度から、
外国人の方を対象に日常のお困り事を、取りあえずメールでいただくという
体制を整備させていただいたところではございますけれども、今後、その拡充の方向を今は検討させていただいてるところでございまして、例えば窓口を設置して、対面でご
相談に乗る
体制を整備させていただく検討を進めさせていただいておるところでございますけれども、そのためには
場所が必要という課題があるところでございますので、これからそこの部分を検討させていただいて、
外国人の方がお困り事をすぐに解決していただけるような
環境を整備してまいりたいと考えておるところでございます。
◆
荒川なお
最初に、別添1の左側の真ん中にあるんですけども、
財団固有職員の
雇用ということで、
区派遣職員が現在の9人から
令和7年が4人で、
財団固有の
職員が現在の9人から18人ということで、
財団のほうをこれから大きく増やしていくということが示されているんだと思うんですけども、
令和7年に区の
職員が4人というところで、これ、聞きたいのは、どういうことを基準にこういうふうに変わっていくのかというところをまずお聞きしたいんですけども、そこをお願いします。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、今
財団を
指定管理者に据える手続を進めておるところでございまして、区の
派遣職員を減らして
財団の
プロパーの
職員を増やしていくという活動をさせていただいておるところでございます。その過程で、最終的には合わせて22人という形になるんですけれども、区の
派遣職員が4名残っておる理由といたしましては、やはり区と
財団は密接に
連携してこれからも活動していかなければいけないというところで、区の施策と
連携をさせていただくためのものでございまして、予定では
事務局長と
庶務係というのを設置させていただくんですけれども、そちらで2名と、
国際交流係のほうに1名、合計で4名据えさせていただいておるところでございますけれども、庶務に2名据えさせていただいてございますのは、経理の
業務がございまして、やはり
公益会計業務が煩雑だというところもございまして、専門の知識がある
職員がいたほうがよろしいかというところで、そこの部分はちょっと手厚くフォローさせていただいておるところでございます。それが
最低限の措置かなというところでございまして、区の
派遣職員が4名で設定させていただいた次第でございます。
◆
荒川なお
最低限、区の
職員を4人、ここまでは必要だろうというところをまず配置してくということだと思うんですけども、18人が
令和7年までには
指定管理者として仕事をしていくわけですけども、やっぱり気になるのが、これは以前ほかのところでも質疑しましたけども、今まで
指定管理者がやっていた技術であるとか
経験値であるとか、それをちゃんと、引き継げるかということが絶対条件だと思うんですけども、そういったところについては、これまでどうやってきて、今どういう段階なのかとか、その辺もお聞きたかったんですが、お願いします。
◎
文化・
国際交流課長
移行後のお話でございますけれども、現行の
指定管理業務で5
業務ございまして、
総務課、
事業課、
サービス課、
維持管理業務、
あとは
舞台運営課の
業務がございますけれども、そちらの
業務の一部を
財団のほうで担わせていただこうかと考えておるところでございまして、特に担わせていただくのが、
総務課の
業務と
事業課の
業務でございます。そちらのほうを、
財団で担わせていただくと。内容といたしましては、
総務課においては経理の
業務ですとか、
職員の
管理の
業務ですとか、そういったものになります。
事業課におきましては、現行の
文化係で実施しております興行の企画でございましたりとか、貸館の
業務ですとか、そういったものを担わせていただいておるところでございます。そのほかの
サービス課や、
チケットの
販売の
業務ですとか貸館の受付の
業務でございますとか、施設の
維持管理、
あとは
舞台の設営、そこの部分は、今現行で委託しております
事業者のほうに再委託をさせていただいて、
業務の
レベルを落とさずに
運営を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
◆
荒川なお
特に、
舞台の
運営とかは、この間も気になっていたところではあって、そこは維持できないと、やはり使う
人たちの心はどういうふうになるのかなと思っていたので、例えば採択に当たって、これは働き方とかいうのもちょっと少し書いてあるんですけども、
給与面であるとか、そういうところも気になるんですけども。ちょっとどこまで答えられるか分からないんですけども、そういうところも今後、これまでと同様に
雇用されていくというところまでもう決まっているのか、その辺もお願いしたいんですが。
◎
文化・
国際交流課長
雇用につきましては、基本的には最初の年は1年間の
雇用という形になってございますけれども、そこで良好な
勤務態度となりましたら、引き続き
雇用という形になります。基本的には、
終身雇用という形になろうかと考えておるところでございます。
給与の
体制につきましては、このたび
給与の改正をさせていただいて、例えば働き方改革のところですとか、例えば年間5日間の年休を取るですとか、例えば
男性版の産休ですとか、そういった最新の
就業規則に変えさせていただいたのと併せて、現行の区の
給与につきましても、特別区
人事委員会が
民間事業者に調査をさせていただいて、それの
給与を基に
区役所の給料が決まっておるところでございますけれども、その制度を取らせていただいて、同規模の
民間事業所の同規模の
給与体制を適用させていただいて、
給与をお支払いさせていただくといった形で改正をさせていただいておるところでございます。
◆
荒川なお
ちょっと別の角度で、別添2にオープンな
文化施設の実現による賑わいの創出というのがありまして、
駐車場には
キッチンカーの出店なんかも募集するなんていうのもあるんですけども、例えば
キッチンカーを出すに当たって、すぐ近くには
商店街、ほぼ隣接してるわけですけども、
まちづくりとかいうのも関わるかもしれないんで、
商店街ということで、この
キッチンカーの出店というのはこちらで独自に決めてしまうのか。例えば
商店街のほうに、同じようなものが出てしまうと、
売上げとかにも影響が出てきてしまうのかなというのも気になってるところではあるんですけども、
かなり店の数もあるので全く関わらないというのは難しいのかもしれませんけども、そういうのは独自に区として話合いとかはされてるのか、そういう意見を聞いたりしてるのかというのも気になってたんですが、それもお願いしたいんですが。
◎
文化・
国際交流課長
キッチンカーの出店において、現状で区のほうで動いておるところではございませんけれども、確かに
委員のおっしゃるとおり、例えば出店する、お出しする料理のジャンルが同じであると商売敵になってしまいますので、例えば近くに同じような
飲食店があったら、そちらのほうにお客様が減ってしまうというちょっと弊害があるのかなと考えておるところでございます。出店につきましては、そこら辺の部分も慎重に検討させていただいて、むしろ
相乗効果で
売上げが伸びるような
方策を検討してまいりたいと考えておるところでございます。
◆
荒川なお
それは結構大事だと思うので、何か企画しちゃって後は丁寧な説明をしますとかいうあれだと、意味がないというか、なくなってしまうと思うので、そこはしっかりとやっていただきたいと思います。
あと、
文化会館の
ロビーを開放するということで、今まで開放してるのはあんまり見たことがないんですけども、それで、これは先ほども幾つかありましたけれども、ライブとかいろいろやるということなんですけれども、例えばどういう時間帯、借りてますよね、
団体として、様々な時間。土日とかだと特に借りていると思うんですけども、ちょっとどういう時間帯を、自由にピアノも弾けるなんていうことも、これはこれで面白いと思うんですけども、書いてあるんですけども、例えばそういう時間帯であるとか、全部の時間ができるとは思えないんですけども、そこの辺についてはどういうふうに考えているのかもお願いしたいんですが。
◎
文化・
国際交流課長
やり方といたしましては、大
ホールの利用がない日を4か月ほど前に押さえさせていただいて、事前にPRをさせていただいて、様々な
イベントを実施させていただきたいと考えておるところでございまして、開催する時間帯につきましては、要は利用の空きが出てる時間という形になりますので、そこはちょっと流動的になるのかなと考えておるところでございますけれども、事前に十分に周知をさせていただいて、
区民の方が身近にいらっしゃることができる
環境を提供してまいりたいと考えてございます。
◆
荒川なお
そうすると、今までは、やってないときは閉まってるんです。だから、自由に入れないんですよね。そうなると、例えば自由に入れるってある意味、
区民にとっては親しめるんですけども、人がどうつくのかとか、そういうところまでも考えていらっしゃるのか、ちょっとその辺もお聞きしたかったんですが、お願いします。
◎
文化・
国際交流課長
そうですね、詳細につきましてはまだ検討中という形ではございますけれども、やはり多くの
区民の方がいらっしゃる中で、やはりその
管理というか、警備
体制なんかも敷かなければいけないかなと考えてございますので、そこは
指定管理者の、採択をさせていただいてございます警備の
事業者とも協議しながら、適切に、安心して利用していただけるような
環境は提供してまいりたいと考えてございます。
◆
荒川なお
今までやってないことをやるということで、それを何かまた同じ人数配置だけでやったときに、何か問題が起きてからではやっぱり遅いので、そういうことも、ほかの自治体でもいろいろやってるのかもしれませんので、そういうこともいろいろ経験として生かして、何かしらやれたらよいのかなとは思います。それで、
あともう一つだけ、先ほどもこれはあったんですが、私も
外国人の
相談体制の
強化というところでちょっとお聞きしたかったんですが、気軽に
相談できるということで、メールという、先ほどもお話がありましたけれども、やはりそこから
強化するというのはもちろん必要だと思うんです。それで、窓口にも直接、対面式でやれるようにするというような、これはまだ検討段階なのか分かりませんけども、それで必要だと思うのが、やはりワンストップというか、かなりいろんな
相談があると思うんですけども、そういうことが基本的に受け入れられるというか、ワンストップでという
相談窓口にしようとしているのかというところをお聞きしたかったんですが、お願いします。
◎
文化・
国際交流課長
そうですね、やはり
外国の方はどうしても言葉の壁があって、例えばワンストップではなくていろんな窓口にご案内すると、やはり行けなかったりですとか、
区民サービス的にはちょっとどうなのかなというところでもありますので、基本的にはワンストップでやおよろずのご
相談をいただいて、適切な対応をさせていただくべく、
体制の整備を検討してまいりたいと考えておるところでございます。
◆
荒川なお
では、そうすると結構専門的な知識、誰でもってできないので、専門的な知識のある方が配置されないことが想定されると思うんですけれど、もうそういうところまである程度考えた上で今ここにきているという認識でいいかどうか、それを最後にお願いします。
◎
文化・
国際交流課長
現状では、まだちょっとそこら辺の部分も詳細は詰めておらないところでございまして、やはり当然、
相談体制を整備するためには専門知識を有している
職員を育成しなければいけませんし、当然
相談を受け付ける
場所も手当てしなければいけないというところでございますので、これから
財団と区で協議して、どういう
体制が望ましいのかを検討してまいりたいと考えておるところでございます。
◆
荒川なお
令和5年からスタートするので、
あともう半年も切ってますので、やっぱりしっかりとした
体制、どこがいいのかというのは、そうはいってもそんなに、結構限られてくるのかなとも思うので、そこは判断を早く、よりよい
環境はつくっていただきたいと思います。
◆しいなひろみ
幾つかお伺いしたいと思います。まず、別添2のオープンな
文化施設の実現による賑わいの創出についてお伺いしたいと思います。この賑わいの創出という解釈なんですけれども、私はふらっといつ行っても楽しいからにぎわっていくんじゃないかなと考えております。この中で、今荒川
委員から質問がありましたが、自由に弾けるピアノを置きって、これ、いわゆるストリートピアノのイメージなのかなと私はこれを読んでて解釈したんですが、よくよく確認してみると、扉が閉まっているときもあるわけですよね。そうすると、一見自由であって自由じゃないわけですよね。弘前駅や勝浦駅とか池袋のサンシャイン60のエスカレーターを降りたところなんかにもストリートピアノがあるんですが、いつ行っても弾けるからストリートピアノの意味があるんじゃないかなと思うんですが、このあたりについて、今決まっているところをもう少し詳しく教えていただけますか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、いつでも弾けるという
環境は大事なのかなと考えておるところでございますけれども、
現時点で取り得る
方策で最善な手段を講じた結果、大
ホールの正面を入って左側のガラス張りのところがあるかと思うんですけれども、そこにピアノを設置させていただいて、ちょっと装飾を施させていただいて、何か気楽に気軽にご利用いただけるようなピアノを設置させていただこうかなと考えておるところでございますけれども、やはり当然、現状の施設ですと大
ホールのホワイエの部分になりますので、どうしても大
ホールで公演をしてる時間帯にそこを開けて音楽を鳴らしてしまうと、実際利用されてる方のご迷惑にもなってしまうというところでございまして、やはり空いてるタイミングで、空いてる時間帯で開放させていただいてご利用いただくというところを現状では考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
にぎわいの創出のときに、例えばストリートピアノを弾いているところをSNSで上げて、それを見てまた、あ、私も行ってみようといって足を運んでいただいたりすると、どんどんその輪が広がっていくんじゃないかなと思うんですが、このピアノってアップライトなのかグランドピアノなのか。それともう1点なんですが、大
ホールなどの利用率、つまりこのピアノが弾けるであろう割合って大体何%ぐらい利用してない日があるものなのか、その2点、教えてください。
◎
文化・
国際交流課長
まず、ピアノにつきましては、アップライトピアノでございます。
あと、利用率でございますが、こまごとの、午前、午後、夜間ごとの詳細の利用率は、現状で資料を持っておらないんですけれども、例えば大
ホールの
令和3年度の利用率は69.1%というところでございまして、ざっと3日に一遍ぐらいでは空きが出てるような状態でございます。
◆しいなひろみ
そうすると、入り口付近には自由に弾けるピアノと書いてあるけれども、実際は弾きに行くにも事前に確認したりしないと、行ってはみたものの結局弾けなかった、がっかりしてしまうような状況にもなりかねないということですよね。一度がっかりしちゃうと、2回目、足を運ばなくなっちゃう
可能性もあるので、そのあたり、しっかり吟味していただきたいなと思います。2点目なんですが、
キッチンカーのお話が今出ておりましたが、荒川
委員から、
駐車場には
キッチンカーの出店を募集すると書いてあったんですが、
キッチンカーイコール食べ物だと、実際、買ったものをどこで食べるのか。この
駐車場が、例えば冬場、まるっきり日陰になっちゃうと、寒くてここでは食べれなくなっちゃうと思うんですよ。そうすると、食べ物を持った状態で、日が当たってる例えば
文化会館の正面のほうに来る。そこで座って食べたりする。じゃ、そのごみはどうするのか。
商店街の方にご迷惑をかけないのか。そういったあたりまでしっかり考えていただかないと、なかなかいい結果にならないような気がするんですが、今の時点でのイメージというかお考えは、どういう感じなんでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、出店するからには、可能な限り
区民の方に快適に利用していただいて、楽しく、いい思い出としてお帰りいただくという
取組が大事なのかなと考えておるところでございます。やはり立って食べるのもちょっと疲れますし、くつろげる
環境としてはどうなのかなというところでございますので、当然開放してるときはホワイエをご利用いただくことができまして、座席をご用意させていただいてございますし、入り口の、今、何ですかね、高い屋根があって、そこの部分にも
ベンチ等を設置をさせていただいて、気軽にお座りいただくように整理したりですとかっていうのを考えておるところでございます。ただ、出たごみにつきましては、当然周りの方にご迷惑をおかけするわけにはいきませんので、館のほうでごみ箱を設置して、衛生的に使っていただく、こちらのほうで処分をさせていただくというのを考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
にぎわいの創出で、
キッチンカーってよく考えがちなんですけれども、実際は食べる時間帯って人は朝昼晩と決まっていたり、どういう内容で出すのかによっても全くにぎわわなかったりします。例えばスイーツなんかだったら、時間帯に関係なく食べたくなるし、食べ物だけじゃなくたって、バルーンアートだとかいろんな、車を拠点として
販売できてわくわくするような品物ってあると思いますので、そのあたりも吟味していただいて、人の流れがいろんな方向に行くようになればいいなと思います。次の質問なんですが、
文化芸術による人育てについて教えていただきたいと思います。別添2の右上のところ、新たに取り組む
イベントの中の本文のほうで、「「
板橋ムーンライトシアター(仮称)」を定期開催し、地元上映
団体の育成を行います。」と書いてあるんですが、この地元上演
団体って実際何
団体ぐらいあるのか、育成とはどこまでされるのか、そのあたりについて教えてください。
◎
文化・
国際交流課長
現状で、
財団を含め、区のほうで把握してございますのが、実は1
団体だけでございます。かねては上演
団体はたくさんあったんですけれども、現状ではそういった状態でございます。ただ、
文化会館の開館当初から上映会というのをやらせていただいていて、実は
文化会館には貴重な35ミリフィルムが現状でも稼働できるような状態で2台あったりするというところでございまして、そういった資源を有効活用するというところで、小
ホールを活用してムーンライトシアターをやらせていただきたいと考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
どこまで育成というところを教えてください。
◎
文化・
国際交流課長
育成というところでございますけれども、どこまでというところまではまだ現状ではちょっと詰めておるところではございませんけれども、まずは掘り起こしを図って、協力をいただいて、上演をさせていただくと。それを繰り返すことで、体力を取り戻していただいて、ご自身で活動していただけるような
環境を提供してまいりたいと考えておるところでございます。
◆しいなひろみ
区内には、確か5大学ありますよね。大学のサークルなんかで、結構フィルムを回して短編映画を撮ったりするようなサークルなんかも意外とあったりしますので、いろんなところにお声をかけて、にぎわいにつながるようにしていただけたらと思います。次なんですけれども、同じく
文化芸術による人育てというところで、今ピアノやダンスや踊りなど、そういったお稽古をされるときに、レッスン場の確保が厳しいというご
相談をよくいただきます。音楽教室の自宅開業だったら、防音設備が必要だったり、マンションなどの集合住宅だと、
管理組合などの許可がなければ開業できないそうなんです。ダンスなんかは、当然広いスペースと鏡が必要だったりで、
文化会館なんかの貸室というのも、月ごとの抽選だと、そういった月謝制でお稽古をされるような
団体だと予定がつかないので、なかなか借りにくいというお声があります。人育て、育成という点で、年間でそういった
団体に貸したりするような計画というのはあるのでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
現状では、どちらかといいますとより多くの方々にご利用いただくという趣旨の下、定期的な利用といった形ではやらせてはいただいておらないところではございますけれども、確かにいろいろな
区民の方の意見というのがあろうかと思いますので、そこの部分についても、やれるのかどうかもちょっと含めて、満足度が高い利用を検討してまいりたいと考えてございます。
◆しいなひろみ
ぜひそういったところにも、年間契約とか、年間で計画を立てて、最終的には
区民まつりとか農業まつりで発表の場まで設けるという形で育成を考えていただけたらなと思います。
◆杉田ひろし
まず、10月17日の決算調査特別
委員会の
区民環境分科会でも要望させていただいたんですけども、改めて申し上げますと、先般
区民の方が、高齢者の方ですけど、中野のほうまで
ホールに演歌歌手を聞きに行ったと。ぜひ
板橋、近くで、
文化会館がありますし、改修もして、より近いところで聞きたいというご要望をいただいて、ぜひ
文化会館でもそういった著名な歌手を呼んでいただいて、また地域のにぎわいも創出できますので、ぜひ検討していただきたいということで、費用対効果もあるということももちろん分かりますし、取りあえず検討していただけるようなご答弁をいただいたかと思うんですけども、改めて今回こういった
文化・
国際交流財団ということで、今回この別添1、別添2の資料を見ましても、まず別添2の左側の
財団の
ミッションといたしましても、「
文化芸術をとおして創造性をはぐくみ、心豊かな
区民生活の実現とまちの個性と魅力を高める。」ということで、改めてそういった著名な歌手とか、一例ですけどね、呼んでいただければ、まさにこの
財団の
ミッションに沿ってるのかなと思うんですけども、改めて要望をさせていただきたいと思いますが、先般、10月17日でもう答弁をいただいてるので、変わらないとは思うんですけども、一応改めて要望させていただきます。よろしくお願いいたします。
◎
文化・
国際交流課長
財団のほうで提供してございます公演
事業でございますけれども、基本的には
文化の振興に資する興行が求められているというところでございまして、要は何でもかんでもやれるかというとそういうわけではないかなと考えておるところでございますけれども、ただ
財団が公益
財団法人という形で、基本的には利益が出たらその利益を
区民サービスのために再投資するということが求められる
団体でございますので、
財団が
指定管理者になれば、よりそういう魅力的なといいますか著名な方々の公演なんかも呼ぶことができる
可能性は上がるのかなと考えておるところでございまして、今後も引き続き、どういう方をお呼びするのかですとか、まず費用対効果も含めて、検討してまいりたいと考えておるところでございます。
◆杉田ひろし
ぜひよろしくお願いいたします。この別添1の左下にも、営業力の
強化ということで
事業を、ここに、一番最後の下のところの「
指定管理者として実施する貸
館事業の利益の一部を原資に、
事業を拡充していく。」とか、別添2のところを見ても、未開拓分野への挑戦とか、やはりこれも皆全部、
区民の
皆様の
サービスの向上のためだと思いますので、先ほど要望させていただきました内容につきましても、改めてまたぜひ検討していただきたいと要望させていただきます。そしてもう一つ、全然今度は話が変わりまして、やっぱり
区民の方から、貸館
業務で、例えば
文化会館にしてもそうですけども、会議室とか大
ホールとか音楽教室とか様々あると思うんですけども、これはまず使用料については、やはり引き続き区のほうで決めるのか、または
財団になって
財団独自で決めていくのか、その辺はいかがでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
利用料につきましては、大本は区のほうで4年に1度見直しをさせていただいてございますけれども、それがベースとなる利用料でございますけれども、
指定管理者のほうでその利用料金を上回らない形で創意工夫していただいて、例えば
文化会館ですと、和室の利用率がちょっとほかの諸室と比べると低いというところでございまして、その貸館の戦略の中で、和室の利用料金をちょっと割り引いて安く提供したりですとか、そういった創意工夫のほうは
指定管理者のほうでできるところでございますので、そういったところで利用率を上げていく
取組として考えておるところでございます。
◆杉田ひろし
また本当に、そういう形でどんどん進めていただければと思います。やっぱり
区民の方から、こういった
文化会館を使用する際に、仮にですけどね、キャンセルした場合に半額取られてしまうというのはちょっと、もう少し、1割とか2割にしてほしいとかの声もいただいておりますし、コロナで利用が半分になっているそうなんですけども、そういった場合に、その使用料も全額ではなくて少し減免してほしいとか、そういったお声も私のところもいただいておりますので、
文化会館また
グリーンホールの貸
館事業につきましても、今課長さんにご答弁いただけましたような感じで、より
区民のために
サービスの向上に、多くの
皆様のお声をいただいてよりよい
文化・
国際交流財団に、
ミッションの達成のための今後の
取組ということで様々書いてありますので、
区民の
皆様のために引き続きご尽力いただければと思います。もしご見解が何かありましたら、お願いいたします。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、今までもでございますけれども、これからも引き続き区と
財団は
連携して、
文化会館、
グリーンホールを満足してまた使っていただきたいと思っていただけるような施設を推進してまいりたいと考えてございますし、様々な利用者の方のご意見をいただきながら創意工夫を図って、利用率もなるべく上げて、利益を上げて、またさらにその利益を
皆様に還元させていただくというところで、
区民サービスの向上につなげてまいりたいと考えておるところでございます。
◆しば
佳代子
1点だけお伺いしたいと思います。
キッチンカーについてなんですけれども、ちょっと私も心配していたんですが、先ほど課長のお答えの中で、
相乗効果で
売上げを伸ばしていくと、周りのお店も
売上げが伸びるようにというお答えがあったので安心したんですけれども、それに加えて、
キッチンカーが出店するという、人を集めるということになりますので、周りのお店にもお知らせをぜひしていただいて、それなりの、何だろうな、工夫ができるようなメニューを作るですとか、
板橋区中がこれに参戦できるようなというか出店できるような、コロナ禍におきまして
キッチンカーに切り替えたりですとかするお店もありますので、他区の
キッチンカーを使うというよりも、ぜひ
板橋区の方々を優先して出店できるような形にしていただければと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
まず、
キッチンカーの周りとの共栄でございますけれども、やはり地元の大山
商店街の
皆様と共栄できるような形で考えておるところでございまして、例えば開けさせていただくタイミングで
商店街のほうでも何か
イベントをやっていただいたりですとか、
連携しながら、
相乗効果を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
あとは、募集でございますけれども、やはり区のそもそもの活動で、
区民、区内の産業の振興というものもございますので、募集要項のところでやはり区内の方々を優先して募集をかけたりですとか、そういった工夫はできるのかなと考えておるところでございまして、そこの部分はちょっと検討させていただきたいと考えてございます。
◆しば
佳代子
板橋区、大山の近くでということなんですけれども、ぜひ端というか遠い地域でも、あ、やってるなというのが分かるような形で行っていただければと思います。
◆大野治彦
財団の
ミッションの別添2のオープンな
文化施設の実現による賑わいの創出と総合的な
プロモーション活動、そして
事業企画・
連携を通じた
認知度・
施設利用率の向上の部門に該当するかなと思うんですけども、
文化会館、
グリーンホールが
指定管理者制度を取られてからもう十数年たってると思うんですが、当時移行される際に、これは私が言ったのか、もしくは
板橋区が提案をされたのかは定かではないんですが、
文化会館の大
ホールを利用して、何か大きなスポーツ
イベント等があったときにはパブリックビューイングを開催をしたらどうかということも私は言わせていただいた記憶があるんですが、今回
財団の
ミッションの中でパブリックビューイングについてうたわれてないんですが、その
可能性はあるのかないのか、まず質問させていただきたいと思います。
◎
文化・
国際交流課長
確かに現状では記載してございませんけれども、施策の1つでは、当然
可能性としてはあるのかなと考えてございます。例えば、大
ホールを利用して大型のスクリーンにスポーツの観戦のための映像を映して、
皆様に楽しんでいただくという
方策もあるのかなと考えておるところでございます。
◆大野治彦
私が言うまでもないんですけども、こういった
イベントを開催することによって、先ほどからお話が出てる、大山の
商店街のほうでも
飲食店を利用される方がいらっしゃったりして、
商店街のにぎわい創出にもなるのかなということで、質問させていただきました。ありがとうございました。
◆小林おとみ
まずは、別添1のほうですけども、係
体制について、
事務局長の下に館長を置いて3つの係を置くということが、
令和5年度からの準備ということで報告されております。
文化会館のこれから館長となっていく方は、公立の
文化施設の館長の経験者の方で、今いろいろ準備に携わっていただいているということなんですけども、どんな経験の方で、どんなポリシーで今進められてるかというのをお聞きしたいと思いました。
◎
文化・
国際交流課長
まず、館長の主な経歴でございますけれども、過去の経歴ですが、埼玉県の彩の国さいたま芸術劇場で館長を6年務められてございます。2014年の4月から2019年の6月でございます。
あとは直近ですと、アーツカウンシル東京のシニア・プログラムオフィサーとして、助成金の審査ですとか
アーティストの育成に携わってございます。これが2019年の7月から2022年の3月。
あと、現職でございますけれども、公益社団法人の全国公立
文化施設協会のアドバイザーとして就任していただいているのと、所沢市民
文化センターのミューズというものがございますが、そちらの理事としても現職で活躍されているというところでございまして、館長を担っていただくには最適のプロの方を据えておるところでございますので、本人も意気込み新たに、来年度から
指定管理者に据える予定でございますけれども、館長として頑張ってまいりたいとおっしゃってございますので、そこはご安心いただけたらと考えてございます。
◆小林おとみ
かなりの経歴を持ってる方が現役でもう随分頑張ってらっしゃるということで、常勤で今度はきちんと働いていただくということですので、区のいろんな、今までも
文化会館などの企画
そのものがきちんと、専門家の目で企画がされてるのかというのがずっと課題だったと思うんですね。その辺がすごく期待されるなと思っています。
あと、
体制のほうなんですけれども、今までは指定
管理はJYS共同
事業体で、JTBが基本的には
文化事業を行い、受付とか
チケット販売をやり、それからアズビルという会社が建物
管理をやり、シグマコミュニケーションズが
舞台運営をやってきたと前の
委員会で報告されてるんですけども、そうするとこれからについては、建物
管理と
舞台運営については同じ会社にお願いしていくんだというような話なのかどうか。そこと、その後人数を聞きますけど、まず、そこの建物
管理と
舞台運営については同じ会社に再委託をしていくということなんですか、それとも契約し直すのでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
そうですね、今、現状の
指定管理者に、
舞台の
業務ですとか建物の
管理、
あとは
チケットの
販売等の
業務、
あとは警備
業務、清掃
業務とありますけれども、いずれにつきましても現行の
指定管理者に再委託をさせていただいて、
サービスの水準を下げないように対応してまいりたいと考えておるところでございます。
◆小林おとみ
つまり建物
管理と
舞台運営だけではなくて、受付、
チケット販売などJTBの部分も残るというわけですか。それも含めて、その部分は、再委託先というふうになるわけですね。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおりでございます。
◆小林おとみ
そうしますと、次に固有
職員の人数の話になるんですが、18名から22名に向けて努力しますということで、
令和7年に向けてと。現在の
財団と
指定管理者を合わせた人員数は維持をしますと、こういうふうに書いてあるんですけども、これはつまり、今現在やっている
指定管理者には通常の仕事は再委託しつつ、ここでいう
指定管理者の数というのは何の数を言ってるのでしょうか。現在の
財団と
指定管理者を合わせた人数というのは、この
財団の人数は分かるんだけど、
指定管理者の人数というのは何を言ってるのでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
まとめてでございますけれども、
指定管理者の人数といたしましては38名
体制になりまして、
令和2年度時点で、
財団の
職員が15名で
指定管理者の
職員が45名、計60名で
運営してございました。そちらの人数をちょっと維持させていただくために、現状の
指定管理者と協議をさせていただいて、
財団のほうで一部担わせていただくので、そこの部分は7人でございますけれども、そのほかの
業務でどれだけの人数が必要かというところで、現状の
指定管理者と協議をさせていただいて、38名というところでございましたので、それを埋めるために、38名足す7名というところで45名、つまり
令和2年度時点での
指定管理者の人数という形になりますので、人数としては60名で維持されるというところでございます。
◆小林おとみ
これからでいきますと、実は委託となりますと、人数までは多分、区が委託の契約では、条件にはできないですよね。何人
雇用するかというところまでが、
指定管理者だったらあるかもしれないけれども、委託となれば仕事の中身をやっていただければいいことなので、何人
雇用するかは、その委託業者の自由な裁量の範囲となっていきますよね。そうしますと、その辺の人数の担保といいますか確保といいますか、その辺はどうなんでしょうか、大丈夫なんでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、人数は指定できなくて、基本的にはポスト数という形になろうかと思います。
業務量から換算しての人数という形で今はちょっと答弁させていただきましたけれども、人では、当然人を指定できませんし、人数を指定できないっていう形になりますけれども、ポスト的にはそれぐらいの規模になるかなと考えておるところでございます。
◆小林おとみ
そうすると、かなり大きな部分が、今の
指定管理者の
人たちが事実上実務、何ていうか、現場を担うということになっていくような感じがしますので、委託の中身についてきっちり、やっていくってことが、見ていくということを、よろしくお願いしたいと思います。それから、その次に執務
環境のところで、
国際交流係を
グリーンホール1階へ移しますということなんですけれども、
国際交流係さんは今何人いらっしゃるんでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
現時点で、6名の
職員がおるところでございます。
◆小林おとみ
そうすると、
グリーンホールの1階の執務室は、今いらっしゃる方はどういう方々で、そこが何人
体制になっていくのか、それから受付
業務をそこでやっていくのかというのは、その辺はどうなんでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
財団の指定
管理指定後は、
国際交流係は7名で
運営させていただく予定でございまして、そちらで、
グリーンホールの1階に入って右側に事務所を構えて
管理をしていただく予定でございます。
◆小林おとみ
スペース的には、要するに受付
業務を当然やることになるんでしょうから、貸館の受付も今までどおりやるんでしょうか、
グリーンホールの1階で。
国際交流係だけがいることになるんでしょうか、どうなんでしょうか。執務室のスペースが大丈夫かですね。
◎
文化・
国際交流課長
施設の受付につきましては、現状でもそうですけれども、
文化会館の1階で利用の受付はしてございまして、特に
グリーンホールの1階では施設の受付の
業務はする予定はございません。あくまで、施設を
管理する
業務を
国際交流係に担っていただこうかと考えてございます。スペースにつきましても、7名
体制という形では十分なスペースがあるのかなと考えておるところでございます。
◆小林おとみ
それから、下の営業力の
強化の部分ですけども、ここでお聞きしたいのは
指定管理者となる部分と
財団である部分の両方についてなんですが、
財団は先ほどお話のあったように収益を上げてはならないという財務
管理をしていくんでしょうけど、
指定管理者は一定程度収益を上げてもいいことになるわけなので、財務のやり方というのはそれぞれ区別してやることになっていくのでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、
財団の部分は公益会計になりますし、指定
管理のほうで、貸館
業務のほうは収益会計という会計
業務なので、会計が1つ増えまして、そういった形で分離して対応する形になってございます。
◆小林おとみ
収益
事業というのも公益
財団法人の中の1つの枠組みに入っているのですか。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、公益
財団法人の会計の中に3つの会計があって、公益
事業会計と収益
事業会計と、法人会計というのがあるんですけれども、そちらで
管理をさせていただく予定でございます。
◆小林おとみ
指定
管理の場合は、多く株式会社などが受けますと、本社経費というのが組まれて、一定程度本社に対する経費も見るような契約をやりますけども、そこは
財団の場合はどうなるんでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
本社経費につきましては、
財団はございませんので、そこはゼロ円という形になるかと思います。
◆小林おとみ
分かりました。じゃ、その分はちょっと安く上がるのかなと今思いました。それから、右側にいきまして、ここはいいかな、
グリーンホールの1階に多
文化共生・
国際交流のスペースをつくるということなんですけども、この点ではちょっと狭いんじゃないかなと。1階のスペースの、ただ入った
ホールのところに展示をするだけなのかどうなのか。先ほどお話があったように、
国際交流関係の
相談窓口というのはもっと充実させる必要があるんじゃないかなと思うんですけども、どうでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
とりあえず、情報発信スペースを入ったところに設置させていただく予定でございますけれども、確かにおっしゃるとおり、それだけではどうかというご意見もございまして、当然、
グリーンホールを中心に
日本語教室ですとか
国際理解教育を進めさせていただく予定でございますけれども、さらなる充実化というところでございまして、
外国人の方の
相談体制の整備というのは喫緊の課題なのかなと考えてございます。やはり、
体制の整備は課題と考えてございますので、それは引き続き検討してまいりたいと考えてございます。
◆小林おとみ
1階の事務スペースは、一定程度、7人ぐらいならば余裕はありますということですけど、
ロビーは本当に展示だけだと思いますし、上の集会施設を
日本語教室で使えるようにするとありますけども、この
国際交流と多
文化共生の部分についてはもっとしっかり常設の
相談室をつくるぐらいのイメージを持って、例えば保健所の跡地の活用などありますけども、どんどん要求を出していただいて、確保していただきたいなと思っています。その辺は、今お話があったのでいいと思います。最後に全体を支える
区民のことなんですけども、実は平成28年に行政監査で
文化芸術活動についての監査が行われておりまして、これがたくさん書いてあるので、今日それ全部はできませんけども、特に大事だと思いましたのは、担い手の交流をコーディネートする
仕組みを構築する必要があるということが指摘をされております。それから、いろんな
文化芸術に関する助成制度などが全く活用されてないということが指摘をされております。それから、
区民の施設に対するサポーター制度とか、ボランティアの積極的な活用、施設の
事業の
運営に
区民が関わる
仕組みの検討が必要だというようなことが指摘されております。私も同感だなと思って今日はこれを
紹介したんですけども、担当課として1つは助成金制度などの活用について、区の独自
事業もそうですけども、区内のいろんな
文化団体などがその助成制度にアクセスできるような、そういう情報提供をしっかりできるような力を持っていただきたいというのが1つと、コーディネートとかサポーター的なものをどうやって構築していくのかというようなところについての今の考えをお聞きしておきたいんですけど。
◎
文化・
国際交流課長
まずですね、何でしたっけ。
◆小林おとみ
ゆっくりやります。1つずつやりましょうか。
◎
文化・
国際交流課長
申し訳ございません。
◆小林おとみ
じゃ、1つは、国や東京都などがやるいろんな助成制度を
文化団体が活用できるようにするということが、コロナ禍の中でもとても大事だったんですね。その情報にたどり着けない人がいっぱいいたんですね。そういう意味では、区のほうがいろんな助成制度に、区の
事業も使えるんだろうし、
あと区内の
アーティストが使えるように情報発信するという、情報も周知をするということができるのかどうか、そこについてはまず1つどうでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
常に
財団のほうで助成をしております
事業がございますけれども、例えばここ3年ほどやらせていただいてございますけれども、
アーティスト応援キャンペーンというところで、
アーティストバンクにご登録いただいた方に対する助成はやらせていただいてございまして、その傍ら、国の助成金ですとか、コロナ禍においてたくさん構築されましたけれども、なかなかその申請の基準ですとか申請の仕方が分からないと、問合せしようにも、なかなかつながらないというご要望をいただいておるところから、助成金の
相談に乗る窓口というところで、中小企業診断士協会にご協力いただいて
相談窓口を設置したりと、充実をさせていただいておるところでございます。今後も引き続き、国の地方創生臨時交付金を使用しての
事業という形になりまして、ちょっと時限的な
事業にどうしてもなってしまうところではございますけれども、そのほか様々な
事業を通じて、
皆様にご申請いただけるような助成金の申請窓口は先ほど申し上げたとおり
財団のほうで設置してございますので、そういった活用を今後も促してまいりたいと考えておるところでございます。
◆小林おとみ
コロナの中で、少しはそういうノウハウが、みんなが少し知るようになったので、それはやはりコロナだけではなくて常設的に、いろんな国や都の
事業もありますから、そういうのを情報収集するということも、
団体の方々が横のつながりで情報を取るというだけじゃなくて、行政としてやっぱりそういう情報をきちんと提供していくということをやっていただきたいなと思っていますので、それは要望したいと思います。もう一つは、コーディネートのところは、先ほどお話のあった
アーティストバンクなどが1つの区のコーディネートの大事な役割として始まったなと思ってるんですけども、さらにこの
財団、何ていうのかな、指定
管理を受けるに向けての、
ミッション達成のための
取組などについても、できればそういう区内のいろんな
団体の声を直接聞くというようなことをやってみたらどうかなと思うんですよね。
財団の理事会だけではなく、
文化連だけではなく、広くいろんな方々から意見をいただくということについて、どんなふうに努力をするのかというのを1つ聞いておきたいんですけど。
◎
文化・
国際交流課長
おっしゃるとおり、様々な方から意見を取り入れることは大事なのかなと考えてございます。例えば、このまま
財団が
指定管理者に指定されれば、貸館
業務の中で直接ご利用いただいたご感想をいただく機会を設けることができまして、例えば常に意見箱という形でいただいてございますし、
イベント開催時においてもアンケート用紙をちょっと置かせていただいて、反映させていただくような
取組は今もございますけれども、そういったところで今後も意見収集をさせていただきたいと思ってございますのと、かねてから
財団のほうは、もう30年にわたって、
文化連もそうですけれども、そのほかの
団体にも様々な太いパイプがございまして、そういった関係づくりというのは強固になってきたのかなと考えてございますので、そういったパイプを最大限に生かさせていただいて、これからも引き続き
皆様のお声を反映できるような
取組はさせていただきたいと考えておるところでございます。
◆小林おとみ
じゃ、ぜひ今までの流れだけではなく、この大きなくくりに当たってというところで、ぜひ何か考えていただきたい。館長さんのお知恵もいただいたらどうかなと思います、なる方ですね。それから、もう一つ最後に聞きたいのが、この施設
そのものについても、
区民から親しまれる施設になるように、サポーター制度とか
区民ボランティアの積極的な活用などをして、施設
事業の
運営に
区民が関わる
仕組みの検討が必要だと監査
委員の報告に書いてあるんですね。この点では、私、日曜日の、先ほど部長から話があった植村
記念講演会に行っても思いましたけど、支える方々がたくさんいらっしゃるということはとても大事なことで、そういう何か、各施設をもっと
区民が支えているという、そういう
方向性を持って、
財団の在り方をつくってもらいたいなと思うんですけども、この辺についてはどうでしょうか。
◎
文化・
国際交流課長
サポーター制度というのをこれからやらせていただこうかと考えてございまして、企業の方々ですとか個人の方々にちょっとお金を頂いて、それを今後の
事業に役立てていくという
取組はやらせていただこうかと考えてございまして、その見返りとしては、例えばサポーターボードのところに企業のお名前を入れたりですとか、区のホームページに
支援していただいた企業の名前を入れたりですとか、
財団の主催の
事業を20%程度割り引いた金額でご提供させていただいたりですとか、そういった特典をご用意させていただいて、クラウドファンディング的な
取組をやらせていただきたいと考えておるところでございます。
あと、申し訳ございません、先ほどちょっと答弁させていただいた中で、
グリーンホールで利用受付をしてないという話をさせていただいたんですけれども、ちょっと私のほうの認識不足でございまして、
グリーンホールのほうでも利用の受付はしてございまして、答弁の訂正をさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
◆小林おとみ
そうですよね、やってますよね。
○
委員長
では、本件につきましてはこの程度でご了承願います。以上で、全ての議題が終了いたしました。
よって明日の
委員会は開催いたしませんので、よろしくお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
区民環境委員会を閉会いたします。...