板橋区議会 > 2022-06-10 >
令和4年第2回定例会−06月10日-03号
令和4年6月10日企画総務委員会-06月10日-01号

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  1. 板橋区議会 2022-06-10
    令和4年6月10日企画総務委員会-06月10日-01号


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    令和4年6月10日企画総務委員会-06月10日-01号令和4年6月10日企画総務委員会  企 画 総 務 委 員 会 記 録 開会年月日  令和4年6月10日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時50分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     茂 野 善 之       副委員長    いしだ 圭一郎  委員      山 田 貴 之       委員      吉 田 豊 明  委員      田中しゅんすけ       委員      長 瀬 達 也  委員      五十嵐 やす子       委員      元 山 芳 行  委員      大 田 ひろし       委員      中 妻じょうた 説明のため出席した者  政策経営部長   有 馬   潤      総務部長     尾 科 善 彦  危機管理部長   三 浦 康 之      区民文化部長   林   栄 喜  産業経済部長   平 岩 俊 二      健康生きがい部長 篠 田   聡
     保健所長     鈴 木 眞 美      福祉部長     久保田 義 幸  子ども家庭部長  田 中 光 輝      子ども家庭総合支援センター所長                                 佐々木 三 良  資源環境部長   岩 田 雅 彦      教育委員会事務局次長                                 水 野 博 史  地域教育力担当部長湯 本   隆      経営改革推進課長 遠 藤   宏  財政課長     杉 山 達 史      広聴広報課長   小 島 健太郎  IT推進課長   加 藤   豊      総務課長     荒 井 和 子  人事課長     関   俊 介      防災危機管理課長 関 根 昭 広  地域防災支援課長 柏 田   真 事務局職員  事務局次長    森   康 琢      書記       高 橋 佳 太                企画総務委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議案審査    議案第41号 令和4年度東京都板橋区一般会計補正予算(第1号)(5頁) 5 継続審査の申し出について 6 調査事件について    総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件(30頁) 7 行政視察について 8 閉会宣告 【閉会中継続審査としたもの】 <総務部関係>   陳情第34号 日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情                                (継続審査分元.9.25受理) ○委員長   ただいまから、企画総務委員会を開会いたします。  本日も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、発言は着座にて行っていただくようお願いをいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎政策経営部長   おはようございます。本日は、補正予算のご審査のために委員会を開催していただき、ありがとうございます。内容は、新型コロナウイルス感染拡大の長期化及び物価高騰に伴う緊急対策に要する経費等を含みます一般会計補正予算(第1号)でございます。どうぞよろしくご審議いただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  山田貴之委員長瀬達也委員、以上のお二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議案審査を行います。  議案第41号 令和4年度東京都板橋区一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本件につきましては、先日行われました議案説明会において説明を受けておりますので、直ちに質疑等に入りたいと存じます。  それでは、質疑並びに委員間討論のある方は挙手願います。 ◆元山芳行   総務費の避難所の感染症対策の部分でお聞きします。パルスオキシメーターをまた追加するということでありますが、避難所でパルスオキシメーターというと療養で使う場面だと思うんですが、避難所で療養の受入れや対応もできる状況になっているんでしょうか。 ◎防災危機管理課長   今回、パルスオキシメーターを購入させていただく理由でございますけれども、本来、感染者は避難所ではなく健康福祉センターのほうに行っていただくという予定にはなっているんですが、中には濃厚接触者の方ですとか、避難した後に体調を崩す方、体調を崩した方は別室にて控えていただくようになるんですが、そのときに避難者の体調管理をしていく上で、こちらのほうもコロナに感染しているかどうか分かりませんけれども、こちらのパルスオキシメーターを使って血中酸素濃度を測定することによって、重症化リスクを抑えていきたいというふうに考えてございます。 ◆元山芳行   コロナに感染しているかどうか分からない段階だと思うんですけれども、もしかしたら感染しているかもしれないという状況が起きたら、まず検査するんじゃないですかね。そういう流れというのはどうなっているんですか。体調が悪いと申し出る方がいて、その方の対応をちょっと順序立てて確認したいと思います。 ◎防災危機管理課長   体調不良者については、先ほど申し上げたように、別室の居室を用意して待機していただく予定になっておりますが、病院に搬送すべきかどうか等々判断に迷う場合には、保健所の保健師さんの指導を受けながら対応させていただくということになろうと思います。その際、いろいろ判断する材料があったほうがよいだろうということで、今回こちらのパルスオキシメーターを常備させていただくという予定になってございます。 ◆元山芳行   これはコロナ対応の補正ですから、もうコロナを想定して質問しているんですが、そういう対応ができる状況、各避難所においてできる状況に本当になっていますか。普通に通常それぞれの家庭で、自分はちょっと体調が悪い、発熱がある、コロナじゃないかとなったときにも難しいと思うんですよ、初動が。それが大勢いる避難所において、きちんと管理ができる体制に整っているんですか、本当に。 ◎防災危機管理課長   各避難所にはきっちりとマニュアルを作りまして、職員、あと震災の際は地域の方も避難所の運営に携わっていただく予定になっているんですが、体調不良者と接触する職員及び区民の方には、防護衣ほか感染防止対策を施した上で接触していただくというような形で、ちゃんと体制を整えてやるということは、既に避難所運営に関わる職員及び区民の皆様には、共通理解としてご理解いただいていると思ってございます。 ◆元山芳行   この部分については最後にしたいと思いますけれども、パルスオキシメーターで出てきた数字を判断しなきゃいけないわけですよ、酸素飽和度の測定ですから。それをきちっと読み取れる方をつけられるんですね、そういう意味で。ただつけているんじゃ意味ないですから、きちっとそれを読み取って、酸素飽和度が落ちてきたら相当具合悪いですからね。それまでほおっておくわけじゃないでしょうけれども、そこの数値をきちっと管理できる方もつけられるんですね。せっかく用意するんだから、それが使えなきゃしようがないですからね。 ◎防災危機管理課長   こちらのパルスオキシメーターは、一般的に正常値は96から99%、95%以下になると危ないと言われておりますので、そこら辺は携わる職員等々に周知した上で、そういったものが95%に下がってくるようなことがあれば、至急医療機関に結びつけるですとか、先ほど申しました区の保健所、保健師さんのほうに結びつけていくということで対応させていただこうと思ってございます。 ◆元山芳行   やめますと言ったけれども、もう1問だけ突っ込みます。避難している状況ですから、全体が物すごくいろんな対応に追われている状況だと思うんですね。その中で救急依頼を例えばすると、それで救急はちゃんと来てくれると、その辺はどういうイメージを持たれて今おっしゃっているのか確認します。 ◎防災危機管理課長   避難者の中で体調不良者が出た場合は、専門の職員をそちらに配属するということで、常に監視状態をつくるように努力していくということで、体制は整えてございます。そういった中で、さらに医療機関等々に結びつけていかなければならない状況下があれば、すぐに連絡を取って、そちらに結びつけていくということで対応させていただく予定になってございます。 ◆元山芳行   いま一度その体制を洗い出していただいて、本当にそれがパルスオキシメーターを使って適正な対応ができるのかというのは、振り返っていってもらいたいと思います。  ほかの質問に移りたいと思いますが、宅配ボックスの設置助成があります。これはスマートシティ推進事業経費ということで、スマートシティと関連づけられていますが、宅配ボックスを設置することとスマートシティはどういう関連性があるんでしょうか。 ◎資源環境部長   宅配ボックスについては、かねてより宅配業者が宅配物を配達する際に不在となることによって、数回にわたってその家を訪問するというようなことがあるということで、その間のエネルギーロスといいますか、それからあとそういったことを考えますと、なるべくならば1回でそのお宅に宅配物を届けるというようなことが非常によろしいかというふうに思っております。スマートシティということで考えますと、現在進めている中にはIoTということで、宅配ボックスの普及がさらに進んでおりまして、先端的な技術を活用してスマート化し、安心・安全、便利で無駄のないくらしや経済活動の実現を目指すまちづくりとマッチしているというふうに考えまして、今回補正予算を計上したものでございます。 ◆元山芳行   この補正で何個設置できる見込みなんですか。 ◎資源環境部長   全部で、予定では40件の予定でございます。 ◆元山芳行   これは1つのきっかけづくりというか、足がかりというイメージしか持てませんが、今後はもっと再配達をしないで、もっと効率のよい配達ができるようにとかというところについて、これだって宅配業者の協力も本当に必要になるというふうに思うんですが、板橋区としてはこの宅配分野においてもスマートシティとの関連づけの中で、効率のよい輸送、配達ができるようにということを今後本腰を入れて推進をしていくという理解でよろしいですか、そのきっかけづくりということで。 ◎資源環境部長   すみません。先ほど40件ということでご紹介させていただきましたが、50件でございます。大変申し訳ございませんでした。  先々については、特定財源が今回使えたということもございます。地方創生臨時交付金という形になってございますけれども、そういった特別な財源がついたこともございまして、今回事業化したというところでございます。ただ、今委員がおっしゃいましたように、こういったことについては非常に有意義であるというふうに理解しておりますので、それについては今回の事業の進捗によって、検証をする段になって、どういうふうに今後進めていくかということについてはさらに検討してまいりたいというふうに思ってございます。 ◆元山芳行   この分野において、ますますのスマートシティ化と効率のよい郵送、配達業務というのが進んでいくことを期待して、質問を終わります。 ◆吉田豊明   現在、急激な物価高騰が進行しているという中で編成をされた今回の補正予算ということになります。今回の補正予算の編成方針、どのような考え方で補正予算を組むのかという方針、考え方についてお聞きしたいというふうに思います。 ◎財政課長   今回の補正予算の編成についてでございます。こちらの編成方針につきましては、4月5日の庁議で方針を決定させていただいております。1点は、感染症対策の取組に加えまして、現下の原油価格高騰などの社会経済情勢の変化に伴う区民生活、それから地域経済活性化対策、加えまして、ポストコロナを具現化する新たな取組につきまして、緊急かつ必要性の高い事業につきまして補正をしていくという方針を示させていただきました。また、加えまして財源といたしましても、令和4年3月に交付決定をされております地方創生臨時交付金8億円余の活用を積極的に進めていくというところの判断の下、今回の補正予算をお示しさせていただきました。 ◆吉田豊明   物価の高騰の中で区民生活をどう守っていくか、それから区内経済をどう活性化していくかという方針が語られたんですけれども、この補正予算の実態がどうかというと、全面的にそれを推進していくというふうにはどうしても考えられないんです。例えば、予算書の33ページの住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金についてなんですけれども、給付金額が引き上げられたのか、または対象が広がったのか、このことについてお聞きしたいと思いますが、どうですか。 ◎福祉部長   ご質問いただきました金額については、10万円という形で従来のものを引き継いでおります。ただ、対象については年度が改まりました関係もありまして、拡大しているという状況でございます。 ◆吉田豊明   拡大するというのは具体的にどうなのかお聞きしたいんですけれども、私が聞いているのは、令和3年度に給付を受けた方は、令和4年度には給付される資格自体がもう消滅しちゃうというふうに聞いていますが、どうなんでしょうか。
    福祉部長   この拡大というのは、令和4年度に新たに非課税になった方を対象とするということで、拡大したということでございます。先ほど委員がおっしゃられた令和3年度に同様のものを受けている方は、対象とはなりません。 ◆吉田豊明   つまり、令和3年度に給付を受けました。けれども令和4年度もこの物価高騰の中で、さらに住民税非課税になっているというところが排除されてしまってよいのかどうかということがやはり問われるんじゃないかというふうに思います。そういう点で言うと、物価高騰対策の支援の拡大としては非常に弱いんじゃないかということは、課題として指摘をしたいというふうに思います。  次に、今回の補正予算の中でも12.5%を占める地方創生臨時交付金の活用についてなんですけれども、活用の方針についてお聞きしたいと思いますが、どうですか。 ◎財政課長   今回の補正予算の財源の1つであります地方創生臨時交付金でございますけれども、これは先ほど申し上げました令和4年3月に交付決定を受けたものでございます。8億円余の交付決定を受けております。これを中心に今回の補正予算を編成いたしまして、コロナ対策ですとか、新しい生活様式といたしましてポストコロナの対策、それぞれこの創生臨時交付金が充当できる事業につきまして、全てについて充当させていただいております。その結果、7億8,000万円余の充当をさせていただいたというところで、私ども、国から頂いた交付金を有効に活用できたのかなと考えてございます。 ◆吉田豊明   交付決定額と今回の補正予算の差額があると思いますが、どのくらいの金額がまだ使える可能性としては残っているんですか。 ◎財政課長   交付決定を受けましたのは8億2,200万円余でございます。今回充当させていただいたのは7億8,500万円、差額といたしましては3,600万円ほどございます。これにつきましては、今後の補正予算で有効活用をさせていただく財源として考えております。 ◆吉田豊明   令和2年、令和3年には、この地方創生臨時交付金を活用して、家賃支援給付金であったり、それから事業継続支援給付金などの事業が実施されました。区内事業者からも、使い勝手もよいし、まだ状況は資材の深刻な高騰が続いているという中でこうした支援事業を続けてほしいという声もあるんですね。しかし、今回の1号補正では、産業振興という点では(仮称)いたばしPay加速化支援のみというふうになっていますが、区内事業者の支援、区内経済の活性化という点でやはり弱いんじゃないかというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◎産業経済部長   確かに、コロナ禍の初期の段階では、経済が止まるような行動制限がございました。それに対して、国の支援を受けて区では給付金を支給したんですけれども、現時点におきましては、それほど行動制限がかかっているわけではないということで、当時とは状況が違うということで、今回、今年度については板橋区の目玉事業でもあります地域通貨、デジタル通貨について行う予定になっておりますので、そこを拡大して、さらに区民の方、事業者の方に潤っていただきたいという思いで、今回補正予算をつけたところでございます。 ◆吉田豊明   コロナ禍の下で、経営が止まってしまうというようなことがあったことは事実です。しかし、今はまた別の意味で深刻な状況になっていることは、やはり見つめる必要があるというふうに思います。先ほど財政課長のほうからも、残った金額、また国のほうも今回補正予算が通って、約9億円の地方創生臨時交付金が交付されるようだという話も聞いていますので、先ほど言ったように区民生活をどう支えていくか、そして、区内経済をどう活性化させるかということは、区内事業者をどう支えるかということになると思うんですけれども、そこにやはり取り組んでいく必要があるというふうに思います。  それともう1点なんですけれども、今回の補正予算で区が使う財政調整基金は、全体62億8,300万円という中で2億800万円にすぎないということなんですけれども、この財政調整基金が2億800万円になったということについて、区としてはどのような考え方でこの金額にしたんですか。 ◎財政課長   私ども今回の補正予算では、ご指摘のとおり財政調整基金につきましては2億円余の繰入れとなってございます。今回の補正は、先ほど申し上げましたとおり、地方創生臨時基金を有効に活用したい。それから、国がお示しになった4月の経済対策、これにつきましてはほとんど10分の10の補助を頂いてやる事業でございます。結果といたしまして、今回の補正予算子宮頸がんワクチンのところはどうしても区の負担となってございますので、そういったところに財政調整基金を充てさせていただいたというところでございます。 ◆吉田豊明   つまり、区のお金として区民生活を支える、区内事業者を支えるというものがないんですよ。そこはやっぱり大きな課題として認識していただきたいというふうに思います。そして、例えば区長の会見のときに使うプロンプターを購入したり、90周年の記念行事の費用を加算したりということよりも、やはりもっと必要なところに使うことがあったんじゃないかなというふうに思います。先ほども言ったように国の補正予算も通って、地方創生臨時交付金が9億円新たに使えると、ぜひ区民の生活、そして区内事業者を支える、今回の1号補正ではそこのところが弱いということが課題だと思いますので、そこを強化して取り組んでいただきたいということを求めて質問を終わります。 ◆中妻じょうた   総務費のほうからちょっとお伺いしますが、DX推進“加速化”プロジェクト、取りあえず今できることということではよいんですが、町会・自治会ホームページ作成支援というのがあるんですが、これは昔からあるものなんですけれども、何か新しいものになっているんでしょうか、これ。 ◎区民文化部長   町会・自治会ホームページ作成支援ということで、今回10団体向けの補助金ということで考えているところでございますが、今のところ10団体ほど、既にもう作っているところがございまして、それを加速化していきたいというふうなことで計上させていただいたものでございます。 ◆中妻じょうた   これも毎回言っているんですが、その支援内容というのは、いわゆる昔からあるホームページビルダーといったソフトの購入費用の補助といったような内容なんですけれども、今回もそういう内容なんですか。 ◎区民文化部長   従前でしたら、ホームページビルダーとかいうふうな話もありますが、大体今現在の状況ですと、この補助額は、最高で町会が相手に支払う金額としては15万円弱程度なんですけれども、その中で、ホームページ作成委託をしていただくというふうなことを手始めとしてしている団体も出てきているところでございますので、必ずしもそのソフトに充てる金額ということではないというふうに認識しておるところでございます。 ◆中妻じょうた   コロナ禍で3年間、町会・自治会活動も非常に制限されていまして、ここからどうやって再始動していくかは、かなりこれは難しい課題なんですよ。3年間やっぱり実質的な町会・自治会活動がほとんどないということになると、その3年の間に新たに住んだ方々にしてみれば、町会・自治会は何やっているのと、全くもう存在すら分からないみたいな状態がどんどん広がってしまっているんですね。そういう意味で、町会・自治会の情報発信は非常に重要になってくるんですが、単にソフトを支援するというのでは、できるところはやっているかもしれませんが、多くは高齢化しているというのもあり難しいと思うんですよ。ですから必要なのは人の支援、かかったお金を助成しますよというよりは、そのやり方を教える、町会・自治会の皆さんと一緒にこういうふうにすればできますよと。今、主流となっている情報発信のやり方はこうですよとか、公式LINEの作り方はこうですよみたいな話を結構手取り足取りやっていかないと、コロナ禍アフターコロナの町会・自治会活動はかなり厳しいことになると心配しているんですが、この点はどうお考えになりますか。 ◎区民文化部長   委員のご指摘のように、やはりこの2年間のコロナ禍で活動ができなかったということは、かなり大きな痛手というふうに私どもも認識しているところでございまして、やはりこの間に転入された方々に対して、町会・自治会がどういうふうにしてきているかということは、やはりホームページをはじめとした情報発信が非常に有効であるというふうなことで、今回このような形状になったわけでございます。ソフト等、技術を補助するということだけでなく、やはり人的な面で、そういったところも地域センターのほうにいろいろな各町会からのご相談事も来ておるところでございますので、そういった中でホームページのご相談もさせていただく、あるいは、本課のほうから出向いて、そういったホームページのご相談に対応していくということも必要であるというふうに考えているところでございます。 ◆中妻じょうた   ありがとうございます。ぜひ実際にアクションにつなげていって、今後重要なポイントになってくると思いますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。  次に、ウクライナ避難民支援プロジェクトについて質問させていただきます。こちらは、本当に迅速にワンストップ窓口を設置していただいたおかげで、実際私のところにも区内在住ウクライナ人の方からご相談がありました。区内在住の方のところに、ウクライナから避難される方やご家族が来ると。私にも相談があったので窓口にお連れしたんですが、文化・国際交流課の皆様には、本当に懇切丁寧に対応していただいたことに、この場を借りて感謝申し上げたいと思います。あまりにもメニューが充実していて、しかも早いので、区内在住の方の妹さんが小学生なんですが、学校まで即日決まってびっくりしたんですけれども、これはこれまでの文化・国際交流課、板橋の取組が結実しようとしている瞬間なのかもしれないなんていうことをちょっと思ったりしています。せっかくの機会ですから、ここは本当に大事にしたい。今、国際的に非常に厳しい環境の中で、板橋区が存在感を出せるチャンスかもしれないというようなこともちょっと思ったりしています。そこでお伺いしますが、まず現在まで、2月24日に侵攻があったんですね。それ以降で、ウクライナ避難民が板橋区に来た人数は何人になっていますでしょうか。 ◎区民文化部長   ウクライナ対応への過分なお言葉を頂き、本当にありがとうございます。現在、6月9日時点でございますけれども、9世帯17名の方がウクライナから避難しているというふうな状況でございます。 ◆中妻じょうた   そこから、現在補正額が地方創生臨時交付金も合わせて1,000万円強というところですけれども、これは何人の避難民に対応することを想定した予算なんでしょうか。 ◎区民文化部長   現時点におきまして、一時金支給等につきましては10世帯分ということで考えているところでございました。 ◆中妻じょうた   ここなんですね。私もそんなにすぐに自分ところにウクライナ関連の案件が来ると思っていなかったのが来ましたので、これは意外に伸びるかもしれないと。100人以上ぐらいは来てもおかしくないと思いますけれども、どれぐらいまで何人ぐらいまで何世帯ぐらいまで頑張りますか。どうでしょうそこの見通し、どれぐらいまで頑張るみたいな見通しがあれば教えていただきたいんです。 ◎区民文化部長   今、一時金等の生活支援では10世帯分というお話をさせていただきましたけれども、大体その経費としては500万円程度で想定をしております。今9世帯17名の方にお渡しをしているところですが、まだ経費的には余裕があるところでございまして、その中で、一定対応できる分はしていきたいというふうに考えているところでございますし、また、これが仮に上限のほうが近くなってきたというようなことでありますれば、そこは一定、やはり長期化が見込まれておりますので、増えることも想定しながら、対応については鋭意考えていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆中妻じょうた   ぜひよろしくお願いします。できる限り、もちろん何となくの上限はあるんでしょうけれども、ここは踏ん張りどころだと思いますので、できる限りの対応をお願いしたいと思います。  それと、実際に避難されてきた方のお話を聞いて思ったのが、ペットの問題なんですね。避難されてきた方が猫を連れてきていて、成田の検疫場に留め置かれていて、もう非常に精神的に参っていると。猫がいないということで、相当なやっぱり精神的な安定剤としての役割を果たしている、お話を聞くと、やっぱりウクライナは土地が広いというのもあって、大半の方がペットを飼っているらしいんですね。そういう方が板橋区に避難してきたときに、やっぱり集合住宅など多くはペット不可、特にUR住宅なんかは多分全部駄目だったと記憶しているんですけれども、ペットに対応できる住居の確保ということをちょっと考えておかないと、ウクライナ避難民の方については、なかなか大変かもしれないというところがありますので、ペットが可の住宅をどうやって増やしていくか、あるいは集合住宅についても条件つきでお願いするとか何か、あるいは区営住宅もそうですね。区営住宅についても、ペットの問題をどうやっていくかということについて、どうお考えかお聞かせください。 ◎区民文化部長   委員からのご指摘のように、ペットはそのご家族に対してはやはり家族同然で、ペットが今検疫で多分留め置かれているという状況ですと、やはりなかなか避難民の方々の心の安定というのも難しい部分があるのかなというふうに推察するところでもございます。一定、まずは私ども、避難民の方のための住居確保ということで動いている部分もございますので、ちょっとそこら辺の視点というのが、今、蓋を開けてみて分かってきた部分でもございますので、そういった視点もやはり重要と考えております。今後の住居の確保につきましては、そういった点も踏まえながら調整ができればなというふうに思うところでございます。 ◆中妻じょうた   ぜひ検討を進めていただければ、今後の区営住宅などにおけるペットの在り方について考えるきっかけにもなるかもしれないと思うんですよね。鳴き声を出さない、ふんの問題が起こらないペットも不可というのはどうかなと。金魚も駄目と言われますから、それはちょっと違うんじゃないのかという気もしますので、そういった住宅におけるペットの在り方を考えるきっかけにもぜひしていただきたいと要望いたします。  それから、もう一つウクライナ関連なんですが、教育委員会もいらっしゃるのでこれは伺っておきたいと思うんですけれども、避難してこられた方というのは、区内在住の方のお母さんと妹さんなんですね。お母さんのほうはもちろん成人して、私と同年代ぐらいの方なんですけれども、もちろん日本語はできないので日本語を学びたいと、私と同年代ぐらいの方が。といったときに、やはり真っ先に考えられるのは夜間中学なんですが、板橋区内には、以前も問題視したんですが、夜間中学がありません。区外をご案内するしかありませんという状況になってしまいました。区内在住の成人の方に対する日本語学習をもう一回見直す必要もあると思うんですが、いかがでしょうか。 ◎区民文化部長   教育委員会からはちょっとずれてしまうかもしれませんけれども、今回のウクライナ支援の中で、日本語教室ということも文化・国際交流財団のほうで一応考えておりまして、他の言語の方が夜間中学等に通っていらっしゃる場合のカリキュラムとは、ちょっとやはり異なる部分があるとは思うんですけれども、財団のほうからも日本語の学習に意欲のある方につきましてはフォローしていきたいというところは考えているところでございます。 ◆中妻じょうた   ぜひよろしくお願いいたします。大事なところだと、ウクライナに限らず、今後の国際化、板橋について大事なポイントだと思っております。ウクライナ関連でもう一つだけ、クラウドファンディングをやっています。500万円上限ということで、ただ支出金からしますと、いたばし応援基金のほうに積み立てるとなっているんですね。これは区の補正額からいたばし応援基金に積み立てるので、これは500万円を積み立てることはもう決まっているということ、クラウドファンディングの結果に関わらず決まっているということなのか。もし、クラウドファンディングが目標を達成しない場合はちょっとどうなるのかということと、それから、いたばし応援基金に積み立てるということは、ウクライナ支援に限った話じゃないとなってしまわないかということ、基金ですからその目的、500万円のクラウドファンディングに協力した方には、確実にそっちに充てられますよということが言える状況なのかどうかということをお伺いしたいと思います。 ◎財政課長   今般、ウクライナ支援に当たりまして、クラウドファンディング目標額500万円ということで予算のほうを計上させていただいております。私ども、500万円以上集まることを期待いたしておりますけれども、仮にこれが集まらなかった場合には、最終的に寄附を頂いた金額を積立金として積立て、最終補正予算の中で計数を整理させていただきます。その上で、繰入金という形で歳入予算にいたばし応援基金繰入金という形で入れさせていただいて、それをウクライナ支援のほうに充当させていただくという処理をさせていただきたいと思います。したがいまして、応援基金に積み立てることでこちらのクラウドファンディングの額を確定させていただきますので、そこは明確化できるかなと考えてございます。 ◆中妻じょうた   分かりました。500万円以上くるように、プロモーションのほうもぜひ努力していただければというように思います。ウクライナ関連は以上ですが、続きまして、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金、1世帯10万円、2万5,000世帯に対してということなんですが、こちらは申請を要する給付金なんでしょうか。プッシュ型というわけにはいかないんでしょうかということなんですが、いかがですか。 ◎福祉部長   プッシュ型の1類型ではあるんですけれども、申請書をその対象となる方にお送りします。ただ、本人が実際にその状況にその時点でなっているかどうかというのは確認が必要ですので、申請をしていただくという形を取っています。 ◆中妻じょうた   収入については最新の情報が必要なのかもしれませんけれども、もう大分こういうことをやっていますので、極力申請不要でこういった給付金はできるようにお願いできればと思います。  それから、最後にしたいと思いますが、先ほどもありました宅配ボックス設置助成についてなんですけれども、こちらの助成対象としては一般家庭も大丈夫なんでしょうかね。区内在住であれば誰でもできると思ってよろしいですか。何かそこに条件があれば教えてください。 ◎資源環境部長   助成の対象としましては、区内在住ということで、区内の住宅・事務所ということで考えてございます。 ◆中妻じょうた   だけですね。 ◎資源環境部長   はい。 ◆五十嵐やす子   それでは、HPVワクチンでお願いいたします。ここの説明のところに、まず「HPVワクチン(いわゆる子宮頸がんワクチン)」と書いてありますけれども、何で「いわゆる子宮頸がんワクチン」と書くのか。いまだに何でこう書くんでしょうね。HPVワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチンであって、子宮頸がんを予防した実績はないというふうに言われていますけれども、それでこう書いてしまうんですか。それに、咽頭がんとかそっちのほうでも治療に使うんですよね。子宮頸がんだけじゃないんですよ。子宮頸がんだけとか、こういうふうに書くこと、子宮頸がんだけじゃないという言い方もちょっとおかしいんですけれども、ヒトパピローマウイルスに対しての治療のワクチンであって、こういうふうに書くと勘違いしますので、まずはやめてほしいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎保健所長   委員のご指摘のように、子宮頸がんだけではございませんので、表現については今後考えていきたいとは思いますが、特別区の受診票は共通で子宮頸がん予防というふうになっておりますので、なかなか区単独で変えるのが難しい点もございます。 ◆五十嵐やす子   新たに積極勧奨するということですけれども、以前とワクチンは変わっているんでしょうか。 ◎保健所長   ワクチンの変更はございません。 ◆五十嵐やす子   私は2月のときに資料請求いたしましたけれども、そのときでも、以前積極勧奨していたときに、本当にその時期だけ子宮頸がんということでここにも出ていますけれども、一応書いてあることを読みますけれども、副反応はほかのワクチンに比べてとても多かったです。平成27年当時とか、平成26年当時とかとしか書いていないんですが、未回復の人もほかのワクチンより多いんですね。ワクチンが変わっていなくて、同じ人間に接種するということは、同じ現象が現れると考えるほうが自然だと思うんですね。その辺は板橋区としては、どのようにお考えなんでしょうか。 ◎保健所長   ワクチンが変更されていない以上、同じような状況が起こり得るとは思いますが、私どもとしては、国の方針に従って皆様にお勧めをしていく立場ですので、その点についてはご理解をいただければと思います。 ◆五十嵐やす子   私が聞いたのは、どのように考えているかというところで、国の方針にとかそういうところではないです。それから、子宮頸がんで亡くなる方は2,000人とか3,000人とか言われています、1年間で。ただ、これは年齢構成、年齢によって全然亡くなる人の構成が違うんですね。あたかも若い人がたくさん亡くなっているような、そういうことを例えばコマーシャルで言ったりする場合があって、それに対して申入れをして、コマーシャルですとかそちらのほうが訂正をしたというような経緯もこれまでの間ありました。板橋の中でも、以前調べていただいたときには、やはり生理がなくなるあたりの年代の方から、子宮頸がんにかかってお亡くなりになる方が急に増え始めます。若い方はほとんどおりませんでした。10年間であのときも1人いたかゼロかだったと思うんですけれども、最近の状況はどうなっているんでしょうか。 ◎保健所長   今ご紹介いただきましたように、特段変更、変化はございません。 ◆五十嵐やす子   ここにきて改めて積極的に勧奨すると、それを受け取った方は、前は何かいろいろあったけれども、ワクチンが変わったり、何か大丈夫になったからまたこうして板橋区のほうが積極的な勧奨を、国がいくらそれを決めたからといって、自治事務というのは板橋区ですから、やってきたんだろうなと思って、以前副反応の症状が表れた方も、反ワクチンではなくて、ワクチンを信じていたから皆さん受けられたんですね。今回もまた大丈夫なんだろうなと思って信じて受けたら、副反応が出てしまったというようなこともないとは言えないわけですね、同じワクチンで何も変わっていないわけですから。そうなったときに、以前どういうことがあったかというと、お医者さんに副反応かもしれないと思って行ったときに、それは副反応と思うのはやめましょうと。もうそれで見てもらえないということで、見てもらうお医者さんを探すのが大変だったと。国のほうはいろいろ指定していますけれども、それでも駄目だったということがあるんですね。これから板橋区がこうして積極的勧奨をするということは、そういう方たちにもっときちんと寄り添って相談に乗ってあげることが必要だと思うんですが、そういう対策は何か考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎保健所長   ワクチンの副反応につきましては、予防対策課のほうで、コロナも含めてご相談に乗る体制は整えております。 ◆五十嵐やす子   コロナのほうはまだ相談に乗ってもらいやすいみたいですけれども、このHPVワクチンのほうはなかなかそれが厳しいと。それで今、日本各地4か所で裁判が起きています。100人ほどの被害者の方が、もう当時の方が成人したので自分の名前をちゃんと出して、それで裁判をしています。まだ裁判中なんですけれども、そういう方がいる中でやはり同じものを接種するということは、それだけ以前よりもしっかりとしたサポートをしたりとか、相談をちゃんと受け止めることが大事だと思うんです。板橋区に出していただいた予算のときの資料においても、何とか時点ということで、その後の後追いができていないんですね。これから接種して、もしも副反応というような方が出てきた場合に、後追いをちゃんとしてきちんと板橋区が支えていくことができるんでしょうか。 ◎保健所長   ワクチンの健康被害につきましては、既定の法に沿って対応してまいります。後追いにつきましては、特段予定はしてございません。 ◆五十嵐やす子   後追いもなく積極的勧奨しているんですから、皆さん信じて受けるわけですから、その辺はもうちょっと考えていただけたらなというふうに思います。
     また、PMDAとかいろいろ補償の制度がありますけれども、そこまでいくのが本当に大変で、お医者さんがまず診断書を書いてくれないといけないわけですけれども、その診断書を書いてもらうまでも皆さん大変で、途中で諦めている人が本当にたくさんいらっしゃいます。板橋区でも、かつてやっぱりそういう方がいらっしゃって、もう諦めましたという方がいらっしゃいました。また、1人具合が悪くなると家族全員にいろんな影響があって、家族がばらばらになってしまって本当に苦労なさっている方もいらっしゃいました。本当にいろんな支援が必要になっていきます。仕事をしていた方が、例えばお母さんとかが仕事を辞めて子どもの看護をしないといけなくなって、だけどその日によって症状が違うから、指定して一定の看護をお願いするということもできなくて、自分でしないといけないというような、あと、お風呂に入っていて突然気を失ってしまっていることもたくさんあって、だからお風呂に入っているときにも気が抜けないとか、いろんなことがあるんですよ。なので、本当にこれから進めるんであれば、きちっとそういうところは対応してほしいというところは、本当に心から思います。  アレルギー症状ですけれども、いろんなアレルギーがある方がやはりなりやすい、副反応の症状が出やすいという指摘もあります。その中の1つに酵母アレルギーという話もありました。これは神奈川のほうの保健所がちゃんと出していますけれども、板橋区はそういう対応とかはなさるんでしょうか。どういうアレルギーに気をつけてくださいというのは、どうなんでしょうか。 ◎保健所長   予防接種法に規定されましたワクチンにつきましては、私どもは国の方針に従って実施をしていく立場と考えておりますので、区として独自の見解ですとかそういうようなものを上げていく予定はございません。 ◆五十嵐やす子   国が決めたとは言っても、ただ自治事務は板橋区です。そして、板橋区の人がこれからどうなるかということなんですね。接種するのは子どもたちですよ。本当に夢を諦めた方がいっぱいいます。それを私は見てきているから、こうして心配して言っているんです。やりたいという人はいるから、その人はどうぞ接種してくださいと言いますけれども、だけれども信頼して接種したら副反応になってしまったという場合はちゃんと支えてあげてくださいということです。例えば、私がこれから判断していくときにも、板橋区がどうやってくれるか、それを聞かれた場合に区民の方にも答えないといけないわけです。またこうやって大きな金額を使っていくわけですので、大事なことだと思うんですね。その人の一生に関わりますので、だから聞かせていただいております。  また、接種をしても検診は必要になります。接種をしたから検診はいいやと間違って思い込んでしまう人がいないような対応も必要だと思うんですけれども、そのあたりはどうでしょうか。 ◎保健所長   子宮がん検診の重要性は何ら変更ございませんので、その点については、しっかりPRに努めてまいります。 ◆五十嵐やす子   では、ほかの質問に移りたいと思います、生活困窮、また住民税非課税世帯等への支援なんですけれども、これと別に子育て世帯への支援があります。さっきのは、以前もう支給を受けた方は今回はというようなお話でしたけれども、この子育て世帯へ対しても同じなんでしょうか。それとも、子育て世帯は前回受けても今回も受けられるということなんでしょうか。 ◎子ども家庭部長   今回の子育て世帯生活支援特別給付金につきましては、令和3年度も実施をしているところでございますけれども、今回また新たな設定ということですので、今回の対象者に児童1人当たり5万円ということで支給をいたすものでございます。 ◆五十嵐やす子   ちょっとほっとしました。ただ、それを聞くとやはり非課税世帯のほうも、以前受けたからといって今大丈夫とは限りませんし、今回の説明のところを読むと、コロナ禍におけるというのは同じだと思いますが、原油価格・物価高騰等総合緊急対策とあって、そっちのほうに力が入っていると思うんですね、今回支給しますよというもの。だから、今回はそれにも増して原油価格とか物価高騰という要因がまた絡んできているわけなので、今回もやっぱり困っている人はもっと困ってしまっているというような状況があると思うんですけれども、板橋区としてどのように考えているんでしょうか。 ◎福祉部長   政府のコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策というものに基づいて、非課税世帯の方にお渡しをする支援金でございます。それにつきましては、国の指定に基づいて行っておりますので、区としてもそれに従って、新たに非課税になった方に今年度またお渡しをするという形で進めてまいります。 ◆五十嵐やす子   例えば、学生さんは生活保護も受けられないし、また住居確保給付金も受けられないし、また社協のほうで総合支援金とか緊急小口とかも駄目ということで本当に困っています。ここ数日、学生さんには限らないけれども、若い方が毎週のようにフードパントリーをどこでやっているかとか、そういうことを尋ねてきます。本当に若い人は、もう切り詰めて生活していても足りないというふうに来ているんですね。その中でも学生さんは、もう本当にその中でいろんなものを打ち切られてしまって、後期の授業料をこのまま払えなかったら学校を辞めないといけないとか、もう本当にせっぱ詰まっています。でもその人なんかは、資格を大学院で取って児相の職員に本当はなりたいと思って、資格を取ろうと思って目指しているんですというような、そういう方なんですよ。そういう方が辞めてしまったら、それこそ板橋区の財産を1人そこで手放してしまうようなことになって本当に残念なことになるので、何か制度が使えないかなと一生懸命考えているんですけれども、さっき3,600万円、今回国からの予算が来てというのがあったんですけれども、特別な場合の学生さんに対して、何か支援ができるようなものを板橋区独自としてつくったりしないんでしょうか。  学生さんも親御さんとの関係で、親御さんがいてもお金を出してもらえない人もいるし、あとはやっぱりもう親御さんが亡くなられてしまった方、あと病気で親御さんが働けない方、いろいろいらっしゃいますので、親がいるから親が何とかしてくれるだろうということにはいかないんですね。大学も幾つもありますし、また、この近隣に大学もあるので板橋区に住んでいるという学生さんもいらっしゃるので、その辺はちょっと考えていただきたいと思うんですけれども、可能性としていかがでしょうか。 ◎福祉部長   現行制度の中では高卒までというのが基本的な対象でありまして、大学生についてはそういった支援の対象となっていない現状がございます。ただ、そういった苦しい生活を送っておられる大学生の支援というのは、一定考えていく必要があるかなと思いますけれども、扶養の関係ですとか、先ほど五十嵐委員もおっしゃったように親子関係、そういったものにも踏み込んでいく必要が出てきます。扶養義務者はあくまでも親御さんになりますので、そういったところも含めて総合的な判断、検討が必要かなと思っております。 ◆五十嵐やす子   ちょっと考えていただけるとありがたいんですが、板橋区は児童養護施設を卒業なさった方に対して、一定の期間ですけれども家賃を補助したりしていますけれども、その人数を増やして、例えばそれが大学院生にも当てはまるようにだとか、もうちょっと幅を広げるとか、このコロナで大変なときだけでもちょっと人数を増やすとか、あとは年度の初めじゃなくて年度の途中からも増やすとか、何らかの措置があるととても助かる人がいて、またその方々が板橋区に将来的に一生懸命ご尽力してくださる人材として育っていくんじゃないかなというふうに思います。ぜひ、ご考慮いただけたらと思います。  最後ですけれども、ウクライナの避難民の方への人道支援、本当に板橋区はよくやってくださってありがたいと思っています。そう考えたときに、ウクライナの人だけでよいのかというような話が出てくるんですね。ミャンマーの方とかいろんな方がやっぱり帰りたくても帰れないという難民の方がたくさんいらっしゃいます。働けなくて困っていて、コロナでもありますし、そういう方に対して板橋区は何らかの人道的措置をしようとか、そういうお考えはないんでしょうか。 ◎区民文化部長   今回のウクライナからの避難民の受入れに当たりましては、やはり国がウクライナから日本への避難民の受入れを推進していること、また、東京都においても様々なウクライナ避難民への支援が行われている状況にあるということがベースとしてあったということで、人道的見地から避難民支援に着手しているものでございます。そういった意味で、これまでその他の国々の方々に対しては、やはりそれぞれの制度というのが一定あったのかなというふうに思っておりますので、現在のウクライナ支援とはちょっと一線を画すものというふうに考えているところでございます。 ◆五十嵐やす子   なかなか難しい問題だと思うんですけれども、今後、ちょっとそのあたりも考えていただけたらというふうに思います。ありがとうございます。 ◆山田貴之   補正予算の編成、お疲れさまでした。幾つか質問をさせていただきます。幾つかウクライナ支援の事業についてお話が出ましたので、その流れの中でまた伺いたいと思うんですけれども、先ほど財政課長から500万円の予定金額よりも多く集まったら、それを期待して拡充していくというようなことをご説明いただいたかと思うんですけれども、想像以上に集まってしまった場合はどうされますか。ウクライナ支援のために、目的を決めてたくさん寄附をくださいと言ってたくさん集まっちゃったときに、それを違う目的で使用することはできないと思うんですね。だけど、区内にいらっしゃるウクライナの難民の方は限られている。これをどうするのかというところは考えておられますでしょうか。 ◎経営改革推進課長   今ご質問いただきましたウクライナの支援、寄附でございますけれども、当課においてクラウドファンディング事業で寄附を募集しているところなんですけれども、現状500万円の目標に対して、300万円ほどの寄附を頂いているところで、非常に多くの方にご支援を頂いているところでございます。多く集まった場合の対応につきましては、検討しているところでございますけれども、先ほどもご質問がありましたように、今後避難をされる方の推移とか、支援をする方策等々が今後また増えていくようであれば、そういった寄附の枠を増やして募集していくということも考えてございますし、一方で、赤十字社のほうでも募金を募集しているということもございますので、そういったところへ、区のほうでは必要なかったご寄附をそういった別のところの寄附に回すということも1つの方策ではないかなというふうに当課では考えているところでございまして、いずれにいたしましても、そういった皆様の温かいご支援をウクライナの避難の方につなげていきたいというふうに考えてございます。 ◆山田貴之   ありがとうございます。ウクライナへの侵攻によって、今まさに報道が連日されている中で、状況がどういうふうになっていくのかというのが読めない中で、また急激に募金が集まったりということもあろうかと思うので、その点は想定しておかれたほうがよいかなというふうに感じましたので質問させていただきました。  続いて、頂いた事項別一覧の中では19番のナンバーが振られていますけれども、学校給食に係る飲用牛乳の購入ということで、どなたもちょっと質問されなかったので伺いますけれども、給食会計が結構厳しい状況にあるのではないかなと考えております。給食会計の現状や食材の高騰の状況について、確認をさせていただきたいというふうに思います。 ◎教育委員会事務局次長   まず、題名は牛乳の購入ということでございますけれども、給食に使う食材費が全体としては高騰している状況でございます。まずは大きいものとしましては、穀物類、スパゲッティとかマカロニ系のもの、野菜ですとタマネギの値上がりが非常に大きいということでございます。給食費につきましては、前回の改定があってからおおよそ8年ぐらいは据置きで今来ているところでございます。ですので、食材費の高騰と合わせると給食費の値上げを想定していかなければならないところでございますが、コロナ禍という状況でございますので、保護者の負担をこれ以上増やさないという趣旨で、今回補正を上げさせていただいている状況でございます。 ◆山田貴之   今回計上されている6,500万円余は、全て、当初予算の1か月分で計上されたものに加えて、2か月相当の負担分であるかというのを教えていただきたい。そして、想定している数量、大体の数量というのがあれば、併せて確認をさせてください。 ◎教育委員会事務局次長   今回の補正でございますけれども、2回分ということでございます。令和4年度当初予算では、1回分の牛乳購入費を計上させていただいてございます。今回は2回分でございますので、計3回分という形になります。小学校、中学校ありますけれども、小学校児童数は約2万3,800人程度、中学校ですと9,400人程度のお子様の保護者の負担軽減の予算となってございます。 ◆山田貴之   続いて、事項別一覧では1の番号がついておりますけれども、DX推進”加速化”プロジェクト、先ほども幾つか質問が出ましたので重複しないように伺いますが、③番というふうに振られている地域センター貸室のWi-Fi環境整備及び端末導入によるオンライン会議の推進ということで、これは区民に対してのサービスなのか、区の職員に対してのオンライン会議の設備の導入なのかということを教えてください。 ◎IT推進課長   今ご質問いただきました地域センター貸室のWi-Fi環境整備でございますけれども、こちらに関しましては、モバイルルーターを18の地域センターに配付するという、1地域センター1つという形になります。こちらに関しましては、地域センターの貸室を利用されているお客様のほうが使いたいということでありましたら、貸し出すという想定になってございます。ただ、フルで貸し出すということはないかと思いますので、空き時間に関してであるとか、区のほうで、例えば町会・自治会長会議等で使わせていただくとかというときには、区の職員も使うという想定になってございます。 ◆山田貴之   この設備は、コロナ禍においては必要な設備というふうに思いますけれども、これを区民の方に貸し出すということであれば、やっぱり利用方法、会議が目的ですから会議前の時間帯で随分時間を使っちゃったりということがないように、速やかに会議に利用されなければいけない。その辺のサポート体制については、どのように考えているかということを教えてください。 ◎IT推進課長   利用に際しましては、今考えておりますのは、まずはA4判1枚程度で利用方法についてのご案内はもちろん作る想定でございます。地域センターのほうには職員もいますので、そちらの職員に対しても丁寧に説明をIT推進課のほうからする予定になってございますので、ウェブ会議についての使い方等についても、職員がしっかりサポートできるような体制を検討してございます。 ◆山田貴之   想定されるのは、例えば地域センターでいろいろ行われる会議体、青健の事業ですとか環境行動委員会の会議ですとかいろいろあると思いますので、中には、職員も会議に参加をしてという機会もあるでしょうし、区民の皆さんだけで行われる会議もあると思います。ともかく、今おっしゃっていただいたように、まずは職員がしっかり使えるようになって、区民からの問いかけにはしっかり答えられるような体制が必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、5番のいたばし防災まつり、仮称になっているものの開催日時とイベントの名称がどうなるのかということを伺います。 ◎地域防災支援課長   (仮称)いたばし防災まつりについて、ご質問ありがとうございます。まず日時なんですが、令和4年11月5日土曜日、東板橋公園で予定しております。これに関する名称についてですが、現時点において、「板橋防災プラスフェア」という名称で検討を進めているところです。名称の理由等についてなんですが、まずちょっとその前に、この事業のポイントについて、名称にもつながるところがあると思いますので説明させていただきますと、大きく3点ありまして、1点目が、コロナ禍においても何かしら防災に関わるイベントをやりたいというところで、もともと当初予算ではリアルのイベントのみを考えておりましたが、今回コロナの地方創生臨時交付金を頂けたということで、オンラインであったり、VR、ARなどを使った、コロナ禍においてもできるように準備を備えていきたいというところが1つ目。2つ目としましては、ゲーム性であったり、今申し上げたVR、AR、最先端の技術を活用することによって、今まで防災についてはそれほど興味なかったけれども、お祭りだったりゲームだったりだったらちょっとのぞいてみようかなという、防災に関心の低い方々、そういう方に幅広く働きかけて、そういうことによって地域の防災力を上げたいと。3点目としましては、今回のコロナの交付金を最大限活用することで、区の負担なく実施する、かつ、単発のイベントで終わるのではなくて、デジタルコンテンツなどを購入させていただいて、この後も使えるような、例えば地域の防災訓練なんかでも貸出しをして、コロナ禍でも防災訓練ができるようにするというところに活用していきたいなというところが事業のポイントでございます。  長くなって申し訳ないですが、名称についてなんですが、まず、先ほど申し上げた「板橋防災プラス」、頭についているこれについては、令和2年から実施しております板橋防災プラスプロジェクト、その一環としてやりたいということをお伝えしたいと。防災の動画であったり湖池屋とのコラボ、そういうところは話題になっていろいろなメディアでも取り上げていただいたりとか好評をいただいているものですので、その一環として、ちょっと堅い防災というイメージに、楽しいとか、おいしいとか、そういうプラスアルファをつけて、今まで興味がなかった人にも参加していただきたいというプロジェクトですが、そのあたりも使っていきたいと。「フェア」のほうなんですが、このフェアという意味が市とか展覧会、博覧会という、人々が集まる催物を意味する意味があります。今回、このお祭り中では、物販であったり飲食、オンライン上でもeコマースサイトとか、そういう物の物販の想定をしていますので、まさにそのイメージに合致するのかなというところで、「板橋防災プラスフェア」という名前で検討を進めていきたいなと思っておるところでございます。 ◆山田貴之   続いて、ポストコロナ禍の具現化の取組というふうに事業概要に書いていたので、伺おうかと思いましたけれども、今大体全容が分かりましたので下げたいと思います。ありがとうございました。  最後になりますけれども、9番目ということで、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金で、先ほども委員から質問がありましたので、私からは、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策、これに伴う経費が今回の補正予算に計上されているわけですけれども、この国の緊急対策の説明書きの中に、求職要件を緩和するというふうに記載があるんですけれども、この緩和内容について確認を最後にさせていただきたいと思います。 ◎福祉部長   従来は、月2回以上、公共職業安定所等で職業相談を受けるというのが、1回以上というふうになりました。それが緩和の要件だというふうに聞いております。 ◆長瀬達也   それでは、お願いいたします。まず1点目は、ちょっと③から聞かせていただきますが、地域センターの貸室のWi-Fi環境ということで、これはモバイルルーターということなんですが、もうこれは取っかかりとしてはよいのかなというふうに思います。ただ、地域センターに関しては、地域の防災拠点になるということもあるので、区の中でも無料のWi-Fiをつけたりだとか、あとは災害のときにそれを防災で利用するなんていうことも検討の俎上に上がっているんではないかなというふうに思うんですけれども、今回はこうしたモバイルルーターにしてはいるものの、今後の将来的な展望というところでは、災害対応とかでのWi-Fiの活用についてはどのように考えているんでしょうか。 ◎IT推進課長   地域センターに関しましては、今既に地域BWAという災害時を想定したネットの環境、Wi-Fiの環境ということで、既にルーターというかアクセスポイントは整備されてございますが、そちらが今回、窓口の近くのみしか通じないという状況がございましたので、今回のものはそれよりも広く、貸室等でも使えるという形で整備するものでございます。災害時のそういったWi-Fi環境の整備というところは、各拠点で必要なところかなというふうに考えてございます。地域BWAの1回目の協定が令和6年度までという形になってございますので、令和5年度いっぱい、6年度には切替えという形になりますので、そこへ向けてしっかりどういうふうにやっていくのかの検討は続けたいと考えてございます。 ◆長瀬達也   分かりました、お願いいたします。また、続きましては、グリーンホールと文化会館についてなんですけれども、Wi-Fi環境の整備は、何か文化会館についてはされたという話も聞いてはおりますが、グリーンホール等に関してはいかがでしょうか。 ◎IT推進課長   グリーンホールに関しましては、今回の補正の中ではもちろんWi-Fiということの配付は入ってございません。今後に関しましても、Wi-Fi環境の拡大というところはIT推進課としても検討はしてまいりますけれども、グリーンホールについては管理形態等も変わってくるところもあるのかなというふうに認識しておりますので、その中でどのように配備するのかというのが今後の検討課題かなというふうに考えております。 ◆長瀬達也   続きましては、①の区民相談のハイブリッド開催についてなんですけれども、この前提として、区民相談はリアルでしかやっていない、ハイブリッドは今までやっていないという理解でよろしいんでしょうか。 ◎広聴広報課長   区民相談に関するご質問でございます。現状、11の相談業務を行ってございますが、全て対面実施というのが現状でございます。 ◆長瀬達也   分かりました。今回、iPadを1台入れるという話を聞きまして、このiPadの活用の方法というのはどういうふうになるんでしょうか。 ◎広聴広報課長   オンライン相談を入れるといったところで、法律相談は法曹会の弁護士の先生にご相談、ご協力をいただいているところでございますが、その先生のほうには区民相談室のほうに来ていただきまして、そちらにiPadを設置いたします。そちらのiPadとオンライン相談をご利用される皆様のスマートフォンでしたりiPad、そういった機器をつないで、オンライン対面での相談を実施するという形でございます。 ◆長瀬達也   分かりました。今のお話で思ったのは、確かにハイブリッドになるのは効果はあるかなと、一定の効果はあるんじゃないかなというふうに思っております。ただ、ここに予算を使ったのはもちろんよい、悪いというわけではなくてよいんですけれども、今後さらにどうしていくかという、予算をどういうふうに使っていくかというところにおいては、むしろ、その11の相談を受けていらっしゃる団体ですとか、あとは個々の弁護士さんなり行政書士、司法書士、いろいろ士業の方がやっていたりするわけじゃないですか。そうした方々個人はネット環境がないわけではないはずなので、皆さんそれぞれ相談を各個別にいただけると思うんですね。ですので、各業界団体とのこれは恐らく契約になっていると思うので、その中で各個別の相談についてはそれぞれの機器で、それぞれのオフィスから相談を受けられて、なおかつ区民の方にも同じように、自分の好きなところから受けられるような環境を整えていくのに予算を使っていったほうがむしろ効果的かなと、機材も専門家が持っているわけですから。あとは情報の漏えいに関してどうなのかとか、そういう対策がきっちりともちろん取られていることが前提なんですけれども、そうしたところにも配慮しながら、区民相談というのをもっと充実させていくべきなのかなというふうに思いましたので、その点の将来的な展望についてお聞かせください。 ◎広聴広報課長   区のほうで行わせていただいている区民相談につきましては、今11種類というお話をさせていただきましたが、様々なお困り事、ご相談に関して、一定無料でご相談いただけるというものをご用意させていただいているといった中で、各行政書士会の方ですとか、様々な団体さんにご協力をいただきながら行わせていただいているものでございます。直接的な各団体への個人のご相談といったところに関しましては、区がどこまで支援できるのかといったところは一定検討が必要かなというふうに思いますし、様々に団体さんとやり取りする中で、そういったご相談というのは直接区には来ていないところでございますが、今後コミュニケーションを図る場合には、お考えなどをお聞きしつつ、区としてもどういうことができるのか、そういったことは探ってまいりたいというふうに考えてございます。 ◆長瀬達也   ここで今質問させていただいたのは、各個別に対応していただくということではなくて、団体のほうに、団体のほうはこの中から、例えば午前中の枠は誰々さんが行っている、誰々先生行ってください、午後のこの枠は誰々先生とかって、恐らく分けているはずなんですよ、その枠の範囲内で。その人はオンラインでやりますよとか、オンラインで対応できるようにするというのは、各団体側が決めればよい話であって、そうすればもしかしたら今のコストよりも、1人で対応しているところが2人で対応できるようになってくる可能性もありますし、むしろそうしたほうが相談の量が増えてくるんじゃないかなというふうに思いますので、これに関しては、まだまだちょっと行政の立場というところからすると検討する部分はたくさんあると思うので、民間のように簡単にやれるというわけにはいかないかもしれないので、ちょっと実際研究をしていただきながら進めていただきたいというふうにも思いますが、いかがでしょうか。 ◎広聴広報課長   団体さんのお声も聞きながら、そういったことについてご要望等あれば検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆長瀬達也   続きましては、総務費のいたばしアーティスト応援事業についてなんですけれども、これも地方創生臨時交付金を充ててということになって、これに倍の予算がついたということで、それに関しては非常によろしかったんではないかなというふうに思います。今後、これはコロナで影響を受けたことによってこのアーティストバンクというのができたというふうに認識はしているんですが、一応それでよかったかというのをもう一回確認をしたいと思います。 ◎区民文化部長   委員おっしゃるとおりでございます。 ◆長瀬達也   このアーティストバンクなんですけれども、ポストコロナになったときにこのアーティストバンクがどうなるのかというのをちょっとお伺いしたいと思うんですね。といいますのが、今回のこの予算はもちろんよいんですけれども、将来これがどうなっていくのかというところも含めてこの事業は考えていかないといけないのかなというふうに思うので、その点いかがでしょうか。 ◎区民文化部長   アーティストバンクにつきましては、令和3年3月で140件、令和4年3月末で249件という形で、今増加しているところでございます。一応区ゆかりのアーティストを発掘し、また、それを区民の方々に知っていただくというふうな中で、このアーティストバンクという活動を生かしながら、文化芸術の発展につなげていきたいということになっておりますので、引き続き、力を入れてこれはやっていくべき事業だというふうに考えているところでございます。 ◆長瀬達也   コロナをきっかけにして、板橋区内のアーティストに注目が集まったというか、区が考えるに至ったのは非常によかったのかなというふうに思いますし、今後もこのきっかけでできたこのアーティストバンクを生かしていただきたいなというふうに思います。それに当たって、ホームページなんかも見させていただいたり、あとはこのアーティストバンクいたばしの冊子も見たんですけれども、物理的なものというのはなかなか変更が利かないので、むしろこのホームページの改良について、もっと効率的で、なおかつ効果的なものにしていったほうがよいのかなというふうに思いました。ですので、今は単純なホームページなんですけれども、むしろアプリにしてもらって、もっとアクセスが増えるようなしつらえですとか、あとは場合によっては、今は恐らくこれはしつらえからするとアーティストご本人が内容の変更とかをできないような中身になっているようなんですね。それをもう少しバージョンアップするというか、そんなところの必要性もあるんじゃないかなと。むしろそれのほうが、板橋のアーティストの皆さんをもっと支援することにもつながるのかなというふうに思います。  また、もう一つ、今後これは区の事業としてやっていくというよりも、文化・国際交流財団が中心になっていくべきものでもあるのかなというふうに思いますし、場合によっては、区のこうした事業を支援する民間の団体にお願いをするということも最終的な落としどころになるのかなというふうに思います。いずれにしても、区がアーティストの支援に関わっていくというスタンスで、誰がやるのかというのは今後検討の課題になるのかなというふうに思いますので、そんなところもぜひ考えていただきながらこの事業を進めていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。 ◎区民文化部長   ご指摘ありがとうございます。確かにホームページにつきましては、やはり一番見やすくて、今参加、登録されている団体の方々からの意見というのも非常に重要だというふうに考えているところでございまして、実は今年度中に、財団のほうのホームページは再構築を考えておりますので、その中で、今後意見を頂きながら、見直すべきところは見直していきたいというふうに考えているところでございます。また、本事業自体は、文化・国際交流財団のほうが主体としてやっている事業でございます。区としましても、文化芸術の区民への浸透、情操陶冶につきましては、やはり重要な点と考えておりますので、いずれにしても区はある一定の関与はすべきものと考えておりますが、財団と連携しながらこの事業を進めていきたいというふうに考えているところでもございます。 ◆長瀬達也   最後の質問にさせていただきます。教育費のGIGAスクール環境充実におけるコロナ対策の実施というところなんですけれども、①にオンライン事業等に必要なICT機器等の整備というふうにあるんですけれども、現時点で、各学校にはある程度もうオンライン授業に利用に資するというか、もう完全に利用ができる設備等は整っていたような認識が私にはあったんですね。ただ、ここでICT機器等を整備して、今の現状とこの補正予算で実現をした後の授業というのが、どのような違いがあるのかというところをちょっとお示しをいただければありがたいと思います。
    教育委員会事務局次長   周辺ICT機器の購入の部分につきましては、今想定されているのが広角ウェブカメラ、キャプチャーボード、またはマイク、スピーカーなどの購入を検討しているところでございます。昨年9月補正でウェブカメラの購入をさせていただきましたけれども、これは学年で1台という形でございました。今回、1学級ずつに配備するということで計上させていただいております。  まず、キャプチャーボードのことで少しご説明させていただきますと、今、授業配信をしているんですけれども、黒板に映っている映像や電子黒板の映像、これをパソコンのカメラで捉えて配信しているということで、角度によっては見やすいとか、光の反射で見にくいとか、あと解像度の部分で難があるというところがございました。今回、キャプチャーボードを導入することによって、電子黒板の映像がそのままご家庭のほうに配信できるということもありますし、電子黒板の内容と実際の教室内にある黒板を両方同時に写せるというところも進歩の1つだというふうに捉えているところでございます。つまり、今までのよりもスペックが上がり、各教室で配信がより可能となるというところが変化というところでご認識いただければと思います。 ○委員長   以上で質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆吉田豊明   結果から言いますと、賛成をしたいというふうに思います。けれども、多くの課題が残されているというふうに思います。先ほど、今回の補正予算の編成方針の大きな眼目の2つといいますか、この物価高騰の中で区民生活をどう支援をしていくかと、もう一つが、区内経済をどう活性化していくかということが述べられましたが、この大きな眼目がこの補正予算全体を貫くものになっていたかどうかということは、やはり考える必要があるというふうに思います。  例えば、区民生活を支援をするということを追求するのであれば、国が提示した、例えば住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の上乗せをするであるとか、また対象を広げるであるとか、具体的に言えば、令和3年度に給付された方が令和4年度も給付できるようにするとか、そういったことも考える余地があったのではないかというふうに思います。また、もう一つの区内経済の活性化という問題では、コロナ禍で経済が本当に停滞しているというのはまちを歩いただけでも分かるんだけれども、今の物価高騰、資材高騰の中では、なかなかそれは見えないですよ。でも、事業者の皆さんは、資材が上がった、また仕入れの経費が上がったにもかかわらず、多くの事業者が利益を減らしたり、赤字覚悟で商品を提供しているというのが現実なんですね。ここのところは、ぜひ産業経済部は直視をしていただきたいというふうに思います。この2つの大きな眼目、今後も補正予算が組まれるというお話ですので、ぜひこの2つをつなぐ、この2つの眼目を貫く補正予算にしていただきたいということも述べまして、賛成を表明したいと思います。 ◆田中しゅんすけ   本議案第41号 令和4年度東京都板橋区一般会計補正予算(第1号)には、賛成をいたします。賛成させていただきますが、今回特に予算の規模はそれほど大きくはないんですけれども、先ほど答弁をいただいておりました広聴広報課、またIT推進課と地域振興課で進めているDX推進“加速化”プロジェクトのように、所管を横断して取り組んでいただいていると。今後このような取組というのは、板橋の事業を展開していく中でとても大切な一部、第一歩ではないかというふうに考えておりますので、常々申し上げております、所管を横断した板橋区一体の事業として、今後進めていっていただきたいなというのが1点と、それから、生活困窮者自立支援金並びに住民税非課税世帯等臨時特別給付金、子育て世帯生活支援特別給付金については、対象となる区民の方々に支援がしっかりと届くように、広報、周知、また勧奨通知を徹底していただきたいということをお願いさせていただきます。そして、最後に、(仮称)いたばしPay加速化支援事業では、販売セットを増加することによって、乗り遅れてしまった商店、個店の方々に丁寧な説明を心がけていただいて、これを機にもう一度商店街の活性化につなげられるよう、しっかりと区として支えていただきたいということを強く要望させていただきまして、賛意を表します。 ◆大田ひろし   質疑しませんでしたけれども、意見だけは言っておきたいと思います。板橋区は本当に着実に、いたばしNo.1実現プラン2025実施計画を実行する中で、この2年半、非常にコロナ禍に対応していただいたと。緊急対策も繰り返しやっていただいて、本当に感謝しておるところでございます。昨年、一昨年と本当にかつていない補正予算を連続で切れ目なくやってきた。令和4年に入って、今回この62億円余の補正予算も組んでいただいたわけですが、基本的には、国の制度や東京都の制度で、板橋区の制度を乗っけて組んでいるわけでございますけれども、臨時特別給付金、あるいは4回目のワクチン接種、さらには子育て世帯への給付金、そして困窮者自立支援金とか、本当に今の社会の中で困っている方々のところに手が行き届くような予算にもなっております。さらにそのほか、(仮称)いたばしPayの加速化支援ということで拡大をしていただいて、魅力あるものにしていただいたと。さらには育児パッケージの支援金だとか、合わせて24事業にわたって対策を取っていただいたことに、我々としては、微に入り細に入り緊急対策を講じていただいて、現時点における板橋区ができる補正予算は、この第1号で組めたんじゃないかなと思っているところでございます。ただ、私たちが緊急要望でもいたしました物価高に対して、春先に要望しましたけれども、やはり学校の給食費が値上げされるんじゃないかという危機感がすごくありました、私どもにも。実際これだけ上がっているとなると、やはり上げざるを得ないのも本当のところだと思うんですが、我々もこの年内は絶対上げないようにということで要望させていただきましたけれども、その予算等も講ぜられておりますし、本当に現時点でできるところの配慮はされている予算だなというふうに高く評価したいと思っているところでございます。  地方創生臨時交付金を活用し、財調は2億円余を投入してまとめているわけですけれども、これから先、国もどういうふうになるか分からないと言っておりますし、ウクライナのこともありますし、世界的な平和安全保障の不安定さとかということによって、どういうふうに社会がなるか分からない。そういう中で、国は今回補正予算を組んで、例えば参議院選があるけれども、その間に何か起こっても予備費を活用できるようにということで予備費を積んであります。そういった準備をしているわけでもございますし、また東京都におきましては、やはり補正予算を今やっているところでございます。6月15日には恐らく採択されるという方向性で動いているみたいですが、この中にも私たち公明党がやってきた中で、デジタル化、要するにポイントですか、区民プレミアム商品券に対する予算も大きく組まれておりまして、今回もちょっと20%で拡大していただきましたが、恐らくこれが決まって東京都の30%になります。ですから、間に合うのであれば、ぜひ秋の補正予算の中に、秋になるのか近々になるのか分かりませんけれども入れていただいて、(仮称)いたばしPayで拡大がさらにできるようにすれば、さらに区民にとっては大きなポイントになるわけですので、よいのかなというふうに思っているところでございます。  ですから、こういった国の予算も含め、それから事業者については雇用調整助成金を延長したり、それから緊急一時金の融資をどんどん延長したりして、生活者を支援するという仕組みは国のほうである程度つくっていますので、板橋区はやっぱりできるところの、さっき言った微に入り細に入りの部分の金額をもうちょっと上げていただくのか、まだ困っている人はいないのかどうかということも含めて、次の地方創生臨時交付金が来ますので、その活用を含めて第2号の補正予算につなげていただければということを申し上げまして、今回の補正予算については賛成したいというふうに思っております。 ◆中妻じょうた   本年度の第1号補正予算ということでございますけれども、各委員からもありましたとおり、地方創生臨時交付金を活用しまして、コロナ追加対策や物価高対策といった主要課題に加えて、区の独自の支援によって、現在大変困難を極めているであろう区民生活を支えるための様々な対策が取られているということを大変評価したいと思います。我が会派としても、積極的に補正予算を機動的に編成をして、都度都度、議会も協力したいと我々としては思いますので、そういった時節に合わせた予算を補正で積極的に組むという姿勢を今後とも維持していっていただければと思います。  特に、ウクライナ避難民支援プロジェクトについて、私は時間を割いて質問をいたしましたけれども、これは非常に象徴的な事業だと思っています。信用を醸成していくということの重要性、これまでも培ってきた板橋区の国際交流の積み重ねが、先日のマレーシアのイスマイル・サブリ首相の訪問にもつながったんではないかと思います。ほかの事業についても、誠実に、地道に信頼を積み上げていくということが、結局はそれは区民の幸福ですとか、満足度の高い区政ということにつながっていくと思いますので、常に襟を正して、自らのこれまでの行いを振り返って、信頼を着実に積み重ねていくと、そういった取組を続けていただきたいとお願いをいたしまして、本補正予算に賛成をいたします。 ◆五十嵐やす子   私も賛成をいたします。ただ、先ほども質問をいろいろさせていただきましたけれども、もろ手を挙げて賛成というのではなく、大変心配しながら賛成をさせていただきます。住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金についても、家計急変世帯の方々、前回の令和3年度は132世帯ということでしたけれども、もしかしたら、知っていたらできたのにという人がいるかもしれません。いろんな方にしっかりと情報が届くようにお願いしたいというふうに思います。それから、生活困窮者自立支援金についても、社協のほうから、今までも随分総合支援金を延長したりとか、再貸付けしたりとかということで、大体マックスで借りている方が5,800件くらいというふうに伺っていますけれども、その方々がやはりここでまた延長、8月31日までの申請となったときに、その後の申請が延長にならなかったとき、今度は返済する側になるわけですけれども、これだけ長く借りているということは、それだけ借金も多くなっています。収入が低い方は返さなくてもとありますけれども、ただ、それよりも1円でも多く収入があれば返済することになりますので、その辺もとても心配していますので、支えていただけますようによろしくお願いいたします。  先ほども申し上げましたが、学生さんですとか若い方は今本当に困っています。奨学金を打ち切られたり、養護施設をお出になられた方とかも本当にいろんな方がいらっしゃいますので、本当の社会的弱者の皆さんがいろんな制度の隙間に落ち込まないように、何とか板橋区がすくい上げていけるように、1人でも多くすくい上げていけるようにお願いしたいというふうに思います。学生さんの場合は、対面の授業ではなくなって、交通費は出ないかもしれませんけれども、かえっておうちでパソコンを使ったり通信費とかでWi-Fiのお金もかかる。印刷代については、小中学校の保護者の方からも当時すごく大変だというふうに伺っていましたけれども、専門の知識になるとそれだけ深いいろんな論文ですとかいろんな資料が必要になりますので、印刷代もかかるとそれだけたくさんかかります。本当に困っていますので、今後考えていただけたらというふうに思います。  次に、HPVワクチンですけれども、本当にこれは受けたい方もいらっしゃるでしょうから、そういう方を別に私は止めるものではありません。ただ、今までも接種できなかったわけではなくて、積極的勧奨をしなかっただけであって、無料で接種はできたんですね。ですので、そのあたりをちょっと間違えないでほしいなというふうには思います。そして、接種するときには必ずサインをしますね。後で何か起きたときに、サインをしたんだからということで自己責任にしないでほしいというふうに思います。皆さん、やはり自治体から書類が来たということは、それだけ信頼して接種をすることになると思います。国が決めたんだからというのではなくて、板橋区民が対象だということをやはりしっかりと受け止めて、そして自治事務をしている板橋区が推進する側の責任をしっかりと考えて、後追いも含めてもしも何かあったときには支援をしてほしいというふうに思います。また、先ほども申し上げましたけれども、資料請求して出していただいた資料の中では、PMDA、HPVワクチンで対象になった方は誰もいません。なので、本当にこれは板橋区が支えていくしかないのかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そして、ウクライナだけでなく、いろんな難民がいらっしゃることも板橋区のほうでは受け止めていただいて、今後、生かしていただけたらというふうに思います。以上、いろいろ考えることはありますけれども、賛成をさせていただきたいと思います。 ◆長瀬達也   この補正予算に関しましては、賛成をさせていただきます。今回のこの補正予算に関しましては、緊急かつ必要性の極めて高い事業ということでありますし、今の審議の中身ですとか、あとはそれぞれの意見を聞きながら、この必要性をまた感じた次第です。ただ、原油高に関しましては、今回の補正予算については3月に決定をした交付金が反映をされていると。4月に交付金の決定がされたものもあるというふうに伺っておりますので、原油高に対する、またあるいは物価高に対する対応というのを、またこれから次の補正に向けてぜひ検討いただいて、区民に届く支援をさらに進めていただきたいというふうに要望をさせていただきます。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第41号 令和4年度東京都板橋区一般会計補正予算(第1号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第41号は、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、4月12日の閉会中の委員会で継続審査と決定した陳情第34号につきましては、別途議長宛て継続審査の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、調査事件でありますが、引き続き、総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件につきまして、別途議長宛て、継続調査の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、行政視察につきましては、お手元に配付してあります案のとおり、地方都市における施策を参考とするため、7月27日から28日にかけて、北海道千歳市では「シティセールス戦略プランの取組及び効果について」、「北海道札幌市ではパートナーシップ宣誓制度の運用状況等について」を視察する旨、別途議長宛て行政視察の申出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。  なお、行政視察の実施に当たっては、裏面に記載のとおり、マスクの着用や手指消毒など基本的な感染防止対策の徹底に加え、視察先の受入れ条件の遵守、新型コロナウイルスの感染拡大防止や視察先の負担軽減に努めていただきますようお願いを申し上げます。また、新型コロナウイルスの感染拡大等により、視察を中止するという場合もございますので、あらかじめご了承ください。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、企画総務委員会を閉会いたします。...