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令和4年3月10日予算審査特別委員会 文教児童分科会-03月10日-01号
令和4年3月10日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月10日-01号

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  1. 板橋区議会 2022-03-10
    令和4年3月10日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月10日-01号


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    令和4年3月10日予算審査特別委員会 都市建設分科会-03月10日-01号令和4年3月10日予算審査特別委員会 都市建設分科会            都 市 建 設 分 科 会 記 録 開会年月日  令和4年3月10日(木) 開会時刻  午前10時00分 閉会時刻  午後 4時58分 開会場所  第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  主査      いしだ 圭一郎       副主査     いわい 桐 子  委員      山 田 ひでき       委員      山 田 貴 之  委員      こんどう秀 人       委員      安 井 一 郎  委員      長 瀬 達 也       委員      かいべ とも子  委員      川 口 雅 敏 説明のため出席した者  都市整備部長    松 本 香 澄     まちづくり推進室長 内 池 政 人  土木部長      糸 久 英 則     都市計画課長    田 島   健  建築指導課長    伊 東 龍一郎     建築安全課長    廣 木 友 雄
     住宅政策課長    宮 村 宏 哉     まちづくり調整課長 大久保 貴 子  地区整備課長    遠 藤   宏     鉄道立体化推進課長 菊 地 利 幸  高島平グランドデザイン担当課長       土木計画・交通安全課長            牧   修 造               義 本 昌 一  管理課長      内 田 洋 二     工事設計課長    笛 木 志 穂  みどりと公園課長  市 川 達 男     南部土木サービスセンター所長                                  河 島 一 郎  北部土木サービスセンター所長            千 葉 宣 雄 事務局職員  事務局次長     森   康 琢     書記        岩 渕 真理絵                都市建設分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者挨拶 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の予算について 5 閉会宣告 ○主査   ただいまから、都市建設分科会を開会いたします。  本日も、発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  また、現在、まん延防止等重点措置が適用されておりますので、簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力をお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎都市整備部長   改めまして、おはようございます。本日は、予算審査特別委員会都市建設分科会ということでお時間をいただいております。ご案内のとおり、新型コロナウイルス感染症の拡大が長期化しております。区民の皆様の暮らしや経済・文化活動にも大きな影響を及ぼしているところに、また世界情勢も変わってきたというところで、小麦粉の値段、原油の値段等、変わってきているというところは非常に心配なところでございます。その中での予算の審議ということで、私どもといたしましては、区民の皆様が安心して暮らせるよう、精いっぱいの知恵とアイデアで予算案を組んだところでございます。  今回、予算の主要事業といたしまして、区としては3つの基本目標を立てており、未来をはぐくむあたたかいまち、また、基本目標2として、いきいきかがやく元気なまち、基本目標3として、安心・安全で快適な緑のまちということを挙げております。今回のこの都市建設委員会メンバーが出席いたします分科会では、この基本目標3、安心・安全のところを一番大事にしなければいけないかなという思いで、今回取り組んでいるところでございます。区民の皆様の多様なニーズを的確に捉え、また応え、それを実現につなげられるよう、令和4年度につきましては、「区制90周年 持続可能な未来を創る『安心・安全予算』」と銘打って今回発表しているところでございます。これが実現できるよう、「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”」を実現していくよう、精いっぱい取り組んでまいりたいと思っております。  本日の分科会につきましては、かなり長い時間いただくということになっております。私どもも的確・簡潔な答弁に努めてまいりますので、恐れ入りますが、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  いわい桐子委員、かいべとも子委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、当初予算、修正動議とともに、既に配付いたしております分科会別審査項目一覧表に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いいたします。  また、お手元に配付しております予算審査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。会議終了時間までの残り時間は質問希望者で割り振ること。修正動議に対する質疑についても、委員の持ち時間内で行うこと。再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して、20分以内で収めること。分科会では表決を行わないことなどが2月28日の予算審査特別委員会理事会で決定されておりますので、ご確認願います。  ──────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の予算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。山田貴之委員、かいべ委員、山田ひでき委員、長瀬委員、こんどう委員、安井委員、川口委員、いわい委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際は、予算書等における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いいたします。 ◆山田貴之   おはようございます。今日は1日よろしくお願いします。まず、私からは、予算の概要の49ページ、橋りょう維持管理について伺いたいと思います。都市建設委員会の事務概要の土木部の分掌事務の表を拝見させていただくと、「橋梁」というふうに書かれている箇所が幾つか係ごとにあります。そういった中で、今回この3億4,000万円を超える予算の計上というのは、各係、各課にまたがった積み上げの事業となっているのか、どういった予算の内訳になっているのかを教えていただければと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   この項目の中には、橋りょうの工事部門と点検部門がございます。点検部門につきましては、土木計画・交通安全課のほうで、来年度は25橋を点検する予定でございます。あと、工事のほうについては、工事設計課のほうからご答弁します。 ◎工事設計課長   工事設計課のほうでは、設計委託と補修の工事の発注を予定しております。工事につきましては、来年度、塗装・橋面防水・耐震補強を行っていく予定でございます。 ◆山田貴之   板橋区内の橋りょう、あまり意識して通っていないもので、どれほどあるのかというふうなところで調べてみますと合計85橋、国の橋、都の橋、区の橋と、区の橋が最も多くて62橋ということでありますが、今回この予算で計上されている工事に関わる、補修に関わるものというのは、全て区の橋を扱ったものと考えてよろしいでしょうか。 ◎工事設計課長   そのとおりでございます。 ◆山田貴之   では、板橋区内の橋りょう、区が保有している62橋についてということでありますけれども、今回、防水や塗装、耐震補強ということも記されてございます。それぞれどういった実施内容になっているのか、概要で構いませんので教えていただければと思います。 ◎工事設計課長   まず、塗装でございますけれども、やっぱり経年劣化に伴いさびが出てきますので、今、塗装されているものを一旦剥がしてまた塗り直すというような内容になります。橋面防水につきましては、橋面は、ひび割れ等で水が染み込んで老朽化するというところがございますので、改めて舗装面のところを整備し直すというようなものでございます。耐震補強につきましては、耐震補強の水平分担装置というものがあるんですけれども、そういう部品を設置して補強をするという内容になっております。 ◆山田貴之   感覚的なところでちょっと教えていただきたいんですけれども、もう既に、区にかかわらずいろんな道とかも整備されていて、インフラが整っている状況の中で、新たに造るというよりは補修をしていく、更新をしていくという作業に力を入れているのかなというふうに考えますけれども、その辺の状況について教えていただければと思います。 ◎工事設計課長   まさにおっしゃっていただいたとおりでございまして、計画も長寿命化計画という名前で銘打っているんですけれども、補修をしながらなるべく長持ちをさせていくというような方針で行っているというところでございます。 ◆山田貴之   そうしますと計画的に、補修の計画の中である程度件数を見込みながら進めていくということでありますので、例年同様の数字ぐらいの件数を予定しているのかなと思いますけれども、このスケジュール感、計画の中では大体どのように見込んで進めていっているのかということを教えていただければと思います。 ◎工事設計課長   まさにおっしゃっていただいたとおり、もう年間計画が長寿命化計画の中で立てられておりまして、大体本数にしても、年間3本か4本同等ぐらいの数を発注しながらやっていくという考えでおります。 ◎土木計画・交通安全課長   この計画のほかに、私どもでやっている点検がございます。73橋あるんですけれども、そのうち、近接目視で5年に一遍確認をするということなので、その状況で悪くなったものにつきましては適宜対応していくという、そういった状況になってございます。 ◆山田貴之   次に、ちょうど点検のことも伺おうと思っておりました。ありがとうございます。それで、点検の作業内容とか年度内に予定されている件数、これをちょっと教えていただければと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   特に点検したいところというのが、通常見えない橋の裏側だとか、桁の部分をリフト車を使って、それで確認をするというところになっています。特に鉄のところにつきましては、近接目視でひび割れ等がないかというところの確認をしております。あとそれと見えないところにつきましては、リモートカメラを使って確認をするだとかというところも含めて確認を行ってございます。それと、点検橋数なんですけれども、おおむね25橋ずつ、3か年にわたってやって、それを繰り返し調査して、また5年ごとに点検をするという形になってございます。 ◆山田貴之   この件については最後にさせていただきたいんですけれども、コロナ禍で様々シーリングがかかったりする中で、例年の計画どおり、点検に関しても、補修工事に関しても、一応予算計上がされているのかということを確認させてください。 ◎土木計画・交通安全課長   点検につきましては、国から補助金をもらいまして、計画どおり予算をいただいて、それでやっているという、そういった状況でございます。 ◎工事設計課長   工事についても同様に、国庫補助を受けながら計画どおり実施しているというところでございます。 ◆山田貴之   そうしたら、続きまして、予算の概要の11ページに記載をされていますDX戦略の(3)データ活用・情報発信の項目についてちょっと伺いたいんですけれども、携帯キャリア端末GPS統計データの活用ということで掲載がございます。この事業の内容と予算の内訳について教えていただければと思います。 ◎都市計画課長   こちらですが、携帯の端末を利用しまして人流データ等をそこから取得をして、それで今後まちづくりの活用に応用していきたいというふうに考えているものでございます。具体的には駅の周辺の往来状況とか、あるいは商店街の人の出入り、滞留状況、そういうものを調べまして、今後のまちづくり等に活用していくというところを考えているところでございます。内訳といいましても、これはライセンス料ということで、それが264万円ということで計上されているものでございます。 ◆山田貴之   これで新しく事業実施に当たり、課内に調整・都市基盤DX係長という役割が設けられたというふうに拝見をしております。その係長の仕事の内容と、恐らくこういったことは都市整備部でも初めてなのかというふうに思いますけれども、どのような初年度、方向性で進めていくのかということがあれば教えてください。 ◎都市計画課長   まず、係長の仕事の内容ですが、都市建設委員会の事務概要に掲載されている部分になりますと、都市基盤に関するDXの推進に関することということになっておりまして、やはりDXをまちづくりに応用していくということを考えているものでございます。具体的には、先ほどの携帯電話の位置情報を活用したりとか、あるいはBIMとかCIMとかといういわゆる建物を設計したりとか、そういうところに使う建築のソフトがあるんですけれども、そちらを活用して、今後のまちづくりを立体的に見せていって、例えば立体的に見せることによって区民の方のまた同意を得られるようにしたいとか、そういうふうなことを視覚的に見せていきたいということも併せて考えているところでございます。また、職員のここに関する技術の向上も目指しておりまして、そういうものを都市基盤のDXとして役割を担うということになります。 ◆山田貴之   DXを全庁的に進めていく中で、都市建設委員会の所管する所管課の中では、ちょっと珍しい取組というか、新しい取組だなと思いまして伺いました。  続きまして、公園の管理について伺いたいと思います。予算の概要だと42ページになります。まず、数の確認をさせていただきたいんですけれども、公園数と児童遊園数を教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   公園条例で告示している公園の数としましては、343か所になってございます。特に児童遊園というような種別の公園というのは、今はございません。名称として児童遊園というような名称が残されておりますけれども、公園条例の告示の種別の中では、そういったような分類は行っていない状況でございます。ちなみに現在、種別としては、街区公園、近隣公園、運動公園等になってございます。一番身近な公園としての街区公園としての種別としては、328か所というような状況になってございます。 ◆山田貴之   公園等の改修ということで、次のページにも、徳丸公園の改修、舟渡水辺公園の改修、三葉児童遊園の改修ということで、それぞれ公園の改修が新規事業として載っていますけれども、まず徳丸公園の改修について、目的と改修の内容を教えていただければと思います。
    ◎みどりと公園課長   徳丸公園につきましては、以前こどもの池があったところが現在は廃止された状況になってございます。まだ施設が残っている状況でございますので、来年度、そこの部分について改修工事を行うということで、新しい遊具等の設置を行う予定になってございます。 ◆山田貴之   まだ工事発注前だとちょっと難しいのかもしれないですけれども、難しければ徳丸公園だけじゃなくて、舟渡水辺公園、徳丸公園、三葉児童遊園、全ての公園の改修を合わせた、一応予定されている予算が幾らになるのかということを教えていただければありがたいです。 ◎みどりと公園課長   大変申し訳ありません。来年度の工事発注に関わる内容になりますので、個別の予算については差し控えさせていただきたいと思います。 ◆山田貴之   改修の内容が水回りの施設の改修もあるので、相当金額もひょっとしたら高くなるのかなというふうに想定をしております。来年度を通じて注目をさせていただいて、また予算が明らかにしていただけるときにはしっかり伺おうと思います。舟渡水辺公園のそれでは改修についての目的と改修内容について教えてください。 ◎みどりと公園課長   舟渡水辺公園の改修につきましては、公園全体の改修ということではなくて、親水公園というような形態の公園になってございます。水際に転落防止用の柵がございますけれども、ここの部分について、横断抑止というような目的で当初設置をされている手すりということで、高さ90センチほどの柵になってございます。その柵について、転落防止というような観点でかさ上げをしたいということで、約1.1メートルの高さの柵に改修をするということで、今ある手すりに20センチほど付け足すような形で、柵の改修を行うという内容になってございます。 ◆山田貴之   それでは、最後に、三葉児童遊園改修について教えてください。 ◎みどりと公園課長   こちらのほうは、隣接する弥生児童館等の複合施設の建設に併せて外周部分に歩道状の空地が設けられることになってございます。それに接続するような形で、公園内の園路も道路際に遊歩道的な園路機能をつけるということで、そこの部分について改修を行うという内容になってございます。 ◆山田貴之   予算の概要の43ページの上のところに、洋式化改修工事というのも公園・公衆便所の維持・改修という項目でありまして、今年度はどこを見込んでいるのかということが分かれば教えてください。 ◎南部土木サービスセンター所長   小豆沢公園と、それから前野町六丁目公園、下赤塚児童遊園、徳丸公園の4か所になります。 ◆山田貴之   調べたところによると、公衆便所と呼ばれるところが15か所、公園便所と呼ばれるところが215か所ということで、その改修についてはどういった計画を持って臨んでいるのかということを教えていただければと思います。また、洋式化というのはどの程度進んでいるものなのかということも、併せて教えていただけたらありがたいです。 ◎みどりと公園課長   最新の状況ですけれども、公園便所、公衆便所と合わせて231か所になってございます。現在実施計画事業で、公園便所の改修事業ということで今年の計画では2か所ということで、順次改修のほうを進めているということで、現在、だれでもトイレとしての整備状況については21.6%というような状況になってございます。  また、トイレの洋式化率ということでいいますと、現在洋式化がされているトイレについては131か所ということで、全体の56.7%というような整備状況になってございます。やはり洋式化、洋式トイレのご要望は非常に多くいただいているというところもございます。改築に際しては洋式化を図っているわけですけれども、改築に至らないトイレにつきましては、便器の交換というようなことで先ほど年4か所というような形で、改築とは別途に洋式化の整備を進めているという状況になってございます。 ◆かいべとも子   よろしくお願いいたします。最初に、修正動議についてご質問いたします。今回、がけ・よう壁助成事業の拡充に要する経費の計上が942万3,000円上乗せされておりますけれども、これの内訳を教えてください。 ◆山田ひでき   内訳といたしましては、安全対策工事の助成額の上限を700万円から1,000万円に引き上げます。これの件数が3件あります。それと、専門家派遣事業の件数を8件から10件に引き上げます。この専門家派遣事業については、1件当たりの単価が21万1,200円となっておりまして、これを2件追加することになりますので、助成額の上限を引き上げるのが合計で900万円と、専門家派遣事業が42万2,400円、切り上げまして42万3,000円となりまして、合わせて942万3,000円となります。 ◆かいべとも子   そうしますと、この1,000万円に引き上げた内容というのは、区の助成の対象である「板橋区内にある、区長が改善の必要があると認めたがけ及びよう壁」という認識でよろしいでしょうか。 ◆山田ひでき   その点については、要件については変更するものではございません。 ◆かいべとも子   そうしましたら、300万円の上乗せの根拠を教えてください。 ◆山田ひでき   300万円の上乗せの根拠としましては、近隣自治体のがけ・よう壁の助成額を調査しましたところ、お隣の北区が上限が1,000万円ということで、それに倣ったものです。 ◆かいべとも子   確かに北区は1,000万円ありますけれども、助成金額そのもののもともとの工事費の助成は3分の1で、400万円を限度として、そして土砂災害特別警戒区域内の限度額が600万円、そしてよう壁が総合ランク評価のDまたはEに該当するものが2分の1、上限1,000万円ということなので、冒頭のご説明ですと、どのがけ・よう壁も1,000万円ということですので、北区においては分けていますのでこの辺の区分が明確化されていないと思いますが、いかがですか。 ◆山田ひでき   すみません、先ほどの説明で少し漏れがあったかもしれないんですけれども、危険度が大きいと判断する箇所のうち、土砂災害警戒区域内の箇所について、支給する限度額を1,000万円に引き上げるというものになっております。一応今区内には、危険度が大とされる区域が区内全域では233か所、そのうち土砂災害警戒区域イエローゾーン及び土砂災害特別警戒区域のレッドゾーンにあるものが18か所とされておりまして、そうした危険度が大きいところについては上限額を引き上げるというものでございます。 ◆かいべとも子   ですので、冒頭の説明ですと、要するに申請する対象者というのは平等なので、ちょっとそこにそごがあるのかなという感じがいたします。それとあと、お隣の豊島区にあっても、よう壁等の助成金については2分の1の500万円が限度ということですので、ちょっとうちは今現行700万円ですので、決して低い額ではないのかなという認識があります。また、この現行700万円に引き上げた時期はいつでしょうか。 ◆山田ひでき   少々お待ちください。 ◆いわい桐子   ごめんなさいね、時間取っちゃうので。引き上げた年数を何年と、ちょっと今手元に資料がないんですけれども、数年前に引き上げたなという記憶がございます。 ◎建築指導課長   令和元年度から、300万円から700万円に増加しております。あと助成割合も、3分の1から2分の1に、同じ年度に上げているという状況でございます。 ◆かいべとも子   300万円から倍以上の700万円に2年前に上げたということで、かなり区としては力を入れて英断をしていただいたという認識があります。そうしましたらまず、先ほどレッドゾーンという話がありましたけれども、やはり板橋区の場合は、かなりがけ・よう壁は、高低差がありますので、そこだけを特化してもなかなか全体の解決は難しいのかなという認識も持っております。それと、2点目には、専門家派遣の委託料、これは2件の追加とありますけれども、この2件の根拠というのは何でしょうか。 ◆山田ひでき   専門家派遣事業は、がけ・よう壁を所有されている方がどんな工事が必要なのか、あるいはどんな補強が必要なのかを専門家によって判断していただき、どの程度費用がかかるのかを算出していただく内容になっています。この専門家派遣事業によって、どの程度の費用がかかるのかが分かることによって、じゃ実際に工事をしようか、助成を受けようかということにつながりますので、この事業を拡大することが助成につながると考えまして、拡大したものです。 ◆かいべとも子   趣旨は分かりますけれども、要するに2件そのものの根拠を聞いたんですが。 ◆いわい桐子   既に相談の傾向が大分高まっているというふうに聞いていて、当初の予算編成過程の公表を見ると、所管のほうとしては10件を要求したんだけれども、財政の関係で8件というふうに聞いていますので、できれば所管のほう、現場のほうで10件を希望しているという状況があるなら、ぜひ10件に引き上げたいなという、こちらの思いとして応えた件数になっています。 ◆かいべとも子   理事者の方にちょっとご説明を願いたいんですけれども、令和3年度の件数は何件ですか。 ◎建築指導課長   今年度に関しましては、4件出ておりまして、ただ、予算は5件なんですけれども、1件1件金額がちょっと高いものがありまして、予算的にはほぼ使い切っているという状況でございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、今年度は5件で、令和4年度は3件プラスの8件ということでよろしいですか。 ◎建築指導課長   普通の一般的な建物のよう壁であればそれぐらいの金額だということで、5件から8件に3件増やして予算を組ませていただいているという状況でございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、もし8件以上、区民の方からの申請件数がオーバーした場合には、区の対応はいかがでしょうか。 ◎建築指導課長   2月に、また危険度10の方にお手紙をお送りさせていただいている中でも、要望等が出てきている状況がありますので、またちょっと申請状況を見ながら、必要に応じて、補正予算についても検討させていただいて、また議会のほうに審議のほうを図っていただくつもりでおります。 ◆かいべとも子   そうしますと、もし件数がオーバーしても、そういうご相談の申請があれば補正を組みますよという認識でよろしいということで。となると、今年度に限らず、今コロナで区の予算編成は大変厳しいというのも私たちも肌で感じておりますし、この都市建設委員会に限らず、全てにシーリングをかけて予算編成をしているので、今のように要望があればきちっと対応する。そして先ほど言ったがけ・よう壁に1,000万円の上限を設けることは、確かに区民にとっては多ければ多いほどいいんですけれども、大きくしたから進むかというものではなくて、例えば港区なんかは最高額5,000万円ありますけれども、あまり進んでいないということも調べたところあります。  ですので、金額の有無というよりも、やはり取組の中身が大事かなと思いますので、これについては、今回、区として現状に合わせたぎりぎりの予算を組んでいただいているという認識を持っておりますので、こういったコロナ禍の厳しい中で、もちろん何でも必要なものは多いほうがいいんですけれども、安易に膨らませるということはベストじゃないのかなという認識を持っております。修正動議については以上です。  次に、予算書の146ページ、この予算書の総括表で、土木費が前年度と比較して64億7,800万円余りの増額予算となって、約48%以上、約1.5倍に比較してなっているんですけれども、この増額の内容をお伺いいたします。 ◎都市計画課長   都市整備部の部分になりますが、例えば志村坂上住宅、仲宿住宅、南常盤台二丁目住宅のいわゆる改築費等が、この中に合わせて17億円余の増加という部分がちょっとございます。あと、そのほかに非木造建築物の耐震化促進等の経費につきまして、5億7,500万円程度の増額がこの中に含まれているということになります。 ◎土木計画・交通安全課長   土木費の中では整備も含まれているんですけれども、約88億円前後が増になってございます。その中で主なものとすると、地域経済緊急対策として、公園街灯の新設だとか、道路工事の上増し、あとは街路樹の選定だとか、公園トイレの改修の増数といったところを経済対策として行っているという、そういった状況でございます。 ◎まちづくり調整課長   まちづくり推進室では、全体として38億円の増になってございます。歳出で前年度と比較して最も増額になってございますのが、上板橋駅南口駅前地区の再開発地区の事業に関して33億1,691万円でございます。主な理由としては、再開発事業の進捗に伴いまして、負担金及び補助金の支出額が増額になっているところでございます。 ◆かいべとも子   今のまちづくりの負担割合というか、範囲が多いのかなという認識をいたしました。冒頭、都市整備部長から、今回の予算は区民の安心・安全ということを念頭に置いて組みましたというお話があったとおり、まちづくりも重要な課題ですので、なかなか予算どおり、買収も含めて難しいことも多々あるかと思うんですけれども、ぜひ有効に使っていただいて、区民の方々がどういう立場にあっても納得できる推進をお願いしたいと思います。  次に、予算書の262ページの交通対策費なんですけれども、これは逆に、前年度に比べて2億9,340万円余りが減額となっていますけれども、その内容についてお伺いいたします。 ◎土木計画・交通安全課長   減額の理由ですけれども、これは指定管理者制度導入のために一部経費を軽減してございます。それと、令和3年度に大規模駐輪場の改修を行った、それがなくなったということでの減額というところでございます。 ◆かいべとも子   交通対策は、本当に小さいものから大きなものまで多岐にわたるので、いろんなご要望が私たち議員のところにも多いので、ちょっと踏み込んで聞いたんですけれども、特に交通対策で、今年度だけというか、続くかもしれないんですけれども、特に大きな課題というのは何でしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   やはり今年も何度か議会で報告させていただきました指定管理者制度導入について、来年度から導入していきますので、そういった変化のところで、いろんなところの対策が見えてくると思いますので、それを今後も引き続き対応していきたいという、そういう考えではございます。 ◆かいべとも子   例えば一例の駐輪場1つ取ってみても、今までは現金を払って利用したところがカードになったりとか、いろんな便利な形で進むと思うんですね。ただ、細かいことを言うとまた課題では電動自転車とかが多くなって、スペースが正直言うと利用者として結構持ち上げたりして使いにくい部分という、小さな課題ですけれども、そういったものも残っていますので、こういった改善のときに、ふだんから区民の方から寄せられている、そういう課題解決にもぜひ取り組んでいただいて、改善をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   もちろんキャッシュレス決済のラックの設置というところも、利用者の利便性向上のために設置するんですけれども、やはり子乗せ自転車等の重い自転車もございますので、そういったものがラックに入らない場合もございますので、そういったものが入るようなスペースも考えながら、駐輪場の整備を進めていければと考えてございます。 ◆かいべとも子   一利用者側なんですけれども、やはりどうしても台数、特に駅近は台数を増やすことが課題なので、台数を増やすとどうしても、かなり綿密に組むと今言ったような課題もあるかと思いますので、無事故で取り組むためにもまた利用者の方が使いやすい体制づくりも併せてお願いいたします。  次に、予算書の260ページ、これは土木総務費が前年度比4,900万円余り、ここも減額となっていますけれども、これについての理由をお伺いいたします。 ◎土木計画・交通安全課長   土木費の中の土木総務費につきましては、お隣にあります人件費だとか出張旅費、会計年度任用職員経費と道路管理経費、それぞれ事務諸経費、こういったものが積み合わさってきている、そういったお金でございます。特に、減額になっているというところでは、土木部の道路管理経費の中で、ここに一部委託料等が入ってございますので、そういったものが減額になってございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、人件費とかそういうものは関係ない、関わっていないんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   人件費等につきましては、人事課のほうで概算で出しておりますので、そういったものは年度で処理、概算で精査しておりますので、そういったものにつきましては、マイナス1人にはなっておりますけれども、トータルでは変わっていないという状況でございます。 ◆かいべとも子 
     土木部の方々にはいつもお礼を言っているんですけれども、区民の方からあそこが危ない、ここがへこんでいるとか、道路1つにしてもいろんなお声が寄せられて、ほかの議員さんもそうだと思うんですけれども、本当にスピーディーに対応していただいているので、もし削減になって現場が大変ではないかなということをちょっと危惧して質問した次第です。 ◆山田ひでき   まずは、予算の概要でいうと50ページ、予算書でいうと277ページ、再開発事業経費について伺いたいと思います。上板橋駅南口駅前地区が37億円余りという予算が計上されているんですけれども、予算の概要のページで見ますと、生活再建サポートセンター運営、公共施設管理者負担、市街地再開発事業費補助という3つの項目になっているんですが、その経費全体の内訳、それぞれ何に幾ら使われるのか、お答えいただきたいと思います。 ◎地区整備課長   まず、令和4年度の上板橋の再開発事業経費の中の37億円の内訳としまして、生活再建サポートセンターの運営委託については、約800万円弱というところになってございます。それから、そのほか公共施設管理者負担金、それから市街地再開発事業費補助金につきましては、再開発組合のほうに負担金及び補助金として支出するものでございまして、残りの36億円ですか、そのぐらいの金額になってございます。 ◆山田ひでき   それの内訳は、それぞれ幾らかということは、まだお答えいただけないということでしょうか。 ◎地区整備課長   再開発組合のほうに先ほどの金額については支出をするものでございまして、さらにそこからの内訳というものは、今組合のほうでも事業計画を立てているものですので、お示しすることはできないという状況になってございます。 ◆山田ひでき   ぜひこれは内訳を公表できるようでしたら、早急にお知らせいただきたいなと思います。  それから、昨今建築資材であるとか、あるいは燃料であるとか、そういったものが大変高騰しているということが報じられているんですけれども、そうしたことが今回の再開発事業費全体に与える影響について、どのように考えているのか伺いたいと思います。 ◎地区整備課長   昨今のそういった建築費の高騰という話は、再開発組合の中でも話合いがされているところは区も承知しているところでございます。とはいっても、権利変換等々、組合の皆様の権利変換に関わることですので、やはり建築費の高騰という状況も勘案しながらというところではありますが、事業費をできるだけ抑えていくような事業計画も立てていかなければならないというふうに、組合のほうでも検討しているそうでございます。区としても、そういった精査の状況を見ながら補助金それから負担金の在り方をしっかりと精査してまいりたいと思いますし、できるだけそういった経費が高騰しないように、区としても指導・監督していきたいなというふうに考えてございます。 ◆山田ひでき   たしか上板橋駅南口駅前地区の再開発総事業費は、およそ400億円だったかと記憶しているんですけれども、大体その範囲で事業は今後も十分回していけるということでよろしいでしょうか。 ◎地区整備課長   今現在聞いている事業費としましては、今委員がおっしゃっていただいた約400億円というものが事業計画として出されております。その金額がどのように変化していくのかということについては、今後注視してまいりたいというふうに思います。 ◆山田ひでき   上板橋駅南口駅前地区では、たしか400億円の事業費のうち、およそ270億円の税金が使われて、そのうちの190億円が公共施設の負担金などで使われるというふうに聞いていますが、今回の37億円のうち公共施設部分に使われる経費というのは、これもまだおっしゃることはできないんでしょうか。 ◎地区整備課長   先ほどご答弁させていただいたとおり、現在組合のほうで事業計画案、令和4年度の組合経費については予算化の検討をしているというところでございますので、それに合わせて支出してまいりたいと考えてございます。 ◆山田ひでき   なかなかそういった状況が地域の方にも伝わらないということが、地域の方が不安になる要因の一つだとも思いますので、ぜひなかなかそういう答えられないというところについても、できるだけ地域の方にお伝えするようにしていただきたいなというように思います。公共施設設計について、今後のスケジュールを教えていただきたいと思います。 ◎地区整備課長   まず、令和4年度につきましては、公共施設に関係するものといたしましては、暫定道路設計を行う予定というふうに聞いてございます。解体工事を行って、川越街道のほうから駅まで続く区画街路8号線を造っていく形にはなるんですけれども、まずは、仮設道路の設計を行っていこうということで、令和4年度の内容として、主なものとしては仮設道路の設計、それから駅前広場等の施工計画の検討というものを行うというふうに聞いてございます。その後は、令和5年度には本設されます道路の設計、それから、令和6年度以降工事ということを組合のほうから聞いているところでございます。 ◆山田ひでき   この道路については、先日の補正総括でも質問させてもらいましたが、商店街の人の流れに大きな影響を与えるということで、そうした商店街の人の流れがおよそ3割減るということがかみいた南未来会議という資料の中で明らかにされているんですが、商店街の人の流れを維持する方策については、その後何か検討を進める予定があるのかどうか伺いたいと思います。 ◎地区整備課長   新しい道路ができることによる影響としては、道路に歩く方々の人流が分散されるというような想定はされております。とはいえ商店街のほうは、今後より安全に、自動車とか自転車というものが新しい道路のほうに移ることによって、商店街のほうは安全・安心に買物ができるような歩行空間ができるというふうに考えてございますので、まずそういう環境をつくるというものが区としては必要だと考えでございます。また、商店街のにぎわい、それからどのように活性化していくのかということにつきましては、産業部門と連携しながら、よりにぎわいのある商店街づくりに努めてまいりたいと考えてございます。 ◆山田ひでき   ぜひ地域密着で、あそこにしかないお店がたくさんある商店街ですので、商店街が継続してにぎわいを維持できるよう、ぜひ商店街の人たちとしっかりと話をして進めていただきたいというように思います。  続けて、大山町ピッコロ・スクエア地区の再開発事業経費について伺いたいと思います。2億9,900万円ですか、新規ということで上げられているんですけれども、これの経費の内訳ですとかそういったことについて、お答えできる範囲で教えていただければと思います。 ◎まちづくり調整課長   ピッコロ・スクエアの周辺地区の経費でございますけれども、2億9,900万円余りの経費のうち、1億6,000万円ちょっとが準備組合に対する補助金になってございます。その残りの経費は、都有地のピッコロ広場がございまして、そこを地元に開放しているところでございまして、そこにおける土地の使用料と維持管理経費、また区域内における公社が所有している土地についての買戻し経費ということになってございます。 ◆山田ひでき   1億6,000万円ほどが補助金、公社所有の土地購入で1億2,800万円ほどというお答えなんですけれども、この公社所有の土地というのはどのぐらいの広さのものなのか、確認したいと思います。 ◎まちづくり調整課長   板橋区土地開発公社の所有地は、83平米余りとなってございます。 ◆山田ひでき   それとあと、都有地の維持管理経費を支払っているというふうに聞いたんですけれども、都有地のほうの広さなども確認させてください。 ◎まちづくり調整課長   ちょっと手元にはないんですけれども、都有地は北側のところにございまして、今、都から少し減免を受けていますけれども、開放の日数を増やして土地の使用料を払ってございまして、ここに上げている経費はその土地の使用料と、あと巡回ですとか電気代とか、いろいろ維持管理経費がございますので、その費用を合わせてここの項目で上げてございます。 ◆山田ひでき   今回、このピッコロ・スクエア周辺地区で新規で2億9,000万円ということで、一定金額の内訳についてもお答えいただいたんですけれども、このピッコロ・スクエア周辺地区も、にぎわいをどう維持するのかというのがこの間も何度かうちの会派からも質問させていただいているかと思います。過去の答弁では、キッチンカーなどを集めてにぎわいを維持するみたいな回答をいただいたこともあるんですが、このにぎわいの維持・形成について、今の時点で、その後回答が変化しているのかどうか確認したいと思います。 ◎まちづくり調整課長   ピッコロ・スクエア周辺のにぎわいの維持については、委員おっしゃるとおり、空間ができてまいりますので、そのあたりで地域の方々と一緒にいろいろな取組をやっていければと思ってございます。大山駅の西地区に関しましては、そのほかに令和2年度に都市計画決定をしてございます地区計画のほうで、現在の商店街のところに用途制限をかけてございまして、住居制限をかけてございますので、その中で、まちづくりをする中で、にぎわいを維持してやっていきたいというところになってございます。 ◆山田ひでき   前回から、にぎわいの維持については、ちょっとまだ新しいものが示されないということだと思うんですけれども、地域の商店街の方はお店を立ち退かざるを得ないので、新たな出店が厳しい、そういった中で、どう商店街を盛り立てていくのかというのは非常に重要な課題だと思います。ぜひ商店街の方としっかりと打合せを、話合いをして、にぎわいをどうするのか、真剣に検討していただければと思います。すみません。ピッコロ・スクエア地区の今後のスケジュールについて確認したいと思います。 ◎まちづくり調整課長   ピッコロ・スクエア周辺地区の再開発事業につきましては、今年度中の都市計画決定を目指して、今手続を進めているところでございます。その後のスケジュールは、都市計画決定が決定次第、令和4年度内の組合設立を目指して、検討を進めているというふうに聞いているところでございます。 ◆山田ひでき   都市計画決定が下りる前に、地域に何らかの説明会みたいなものをやる予定はあるでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   都市計画の手続を進める中で住民説明会等を今実施してきてございまして、3月末に都市計画審議会のほうにお諮りする予定でございます。 ◆山田ひでき   それと、先ほど上板橋のところでも伺いましたが、建築資材や燃料の高騰の影響について、ピッコロ・スクエア地区についてはどのように考えているのか伺いたいと思います。 ◎まちづくり調整課長   ピッコロ・スクエアの再開発についても、事業費が過大にならないように事業計画をすることは、区としても指導してまいりたいと思ってございます。ピッコロ・スクエアについては、都市計画決定後に、来年度以降、組合設立を目指して事業計画の検討が本格化します。その中で、経費も含めて算定されていくものと思います。 ◆山田ひでき   そうはいっても、建築資材や燃料の高騰という影響を100%避けることは、非常に難しいというように思うんですよ。そうした場合に、やはり下請ですとか、あるいは人件費ですとか、そういったところにしわ寄せが行かないように、ぜひその辺を考えていただきたいなと思います。  すみません。次の質問に移りたいと思います。続いて、住宅費、予算書でいうと281ページ、その中のマンション対策について伺いたいと思います。260万円余りから650万円と大幅な増額となっているんですけれども、増額の理由について伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   このマンション対策の増額の理由ですけれども、今日の条例に基づくマンションの調査を対象の専門家派遣というふうなことで、増額となっております。 ◆山田ひでき   専門家派遣を増やすということだと思うんですけれども、今回このマンション対策というのが、管理不全に陥らないために調査員、専門家を派遣するというものだというふうに伺っているんですけれども、具体的に今区が把握している管理不全に陥っているマンションの数ですとか、あるいは陥るおそれのあるマンションとか、どの程度把握されているのかどうか伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   管理不全に陥っているマンションの数というのは、把握はしていませんけれども、管理状況届を出していないマンションですと、先ほど来、説明させていただいたとおり、提出されていないマンションがそれに当たるのかなというふうに考えております。ですので、管理不全の兆候があるマンションという位置づけだったらある程度の把握ができているのかなと思うんですけれども、全て管理不全になるというふうなことではありませんで、必ずしもそれが全て管理不全であると言い切れないところが正直言ってございます。 ◆山田ひでき   管理不全に陥るおそれのあるマンションの数というのは、まだ具体的にはお答えいただけないでしょうか。 ◎住宅政策課長   管理不全という定義づけが、東京都の条例上は、管理不全の兆候があるマンションとして7つの条件というのを示しています。その7つの条件を満たさない場合は、管理不全の兆候があるというふうな定義づけになっておりまして、明らかに管理不全という言い方をされておりませんので、明確な件数というのはちょっとお答えを差し控えたいと思います。 ◆山田ひでき   では、兆候があるマンションの数は、お答えいただけないですか。 ◎住宅政策課長   東京都の条例に基づく届出が出されていないマンションが約90件ほどございます。東京都の条例の対象となっているマンションが大体500件ちょっとあるんですけれども、そのうちの90件ほどがまだ届出が出ていないような状況でして、その状況のマンションについては、来年度予算を使って調査をかけていこうというふうな形を組んでおります。ちなみに、これは東京都の条例の対象となったマンションでありまして、区全体のマンションの数とはちょっと異なりますので、よろしくお願いします。 ◆長瀬達也   まず、先ほどやっていらしたので、がけ・よう壁について質問したいと思います。予算の概要の48ページなんですけれども、このがけ・よう壁に関しては、前にもお話をしたことがあるんですが、板橋区の場合ですと法人がそもそも対象になっていないというところがありまして、ただ、法人が対象になっていないのには、その理由も区としてはあるんではないかなというふうに思っています。まず、法人が対象になっていない理由をお聞かせいただきたいということと、がけ・よう壁の所有権が法人なのか、あるいはその上物の建物も含めて、建物があればの話ですけれども、建物があればその建物も含めて所有権が法人だったら駄目なのかとか、その点についてちょっとお聞かせいただきたいんですが、お願いいたします。 ◎建築指導課長   法人の対象がなぜ駄目なのかというところの中で、大体、危険度大のがけが約230件ほどございまして、場合によっては宗教法人という場合もございまして、その件数がどれぐらいなのかというのは、大体1割程度でございます。まず、個人の方だけを対象にしているのかというところなんですけれども、まず、税金のほうは個人の方を優先したいというところの中で、個人という形で現在は助成をしているという状況でございます。2つ目のご質問で、土地の所有関連のことがございますけれども、基本的には、土地所有者が個人の所有者ということの確認ができれば、助成をさせていただいているという状況でおります。 ◆長瀬達也   今のお話は、がけの話なんでしょうか。よう壁は含まれないという理解でよろしいんでしょうか。 ◎建築指導課長   がけもよう壁も同様でございます。 ◆長瀬達也   よう壁は200という話だったんですけれども、よう壁で助成されるものというのは、2メートル以上で建築確認を要するものがよう壁の助成の対象になるという理解だったんですけれども、それは何か違うんでしょうか。 ◎建築指導課長   2メートル以上のがけという条件は、委員のおっしゃっているとおりでございます。 ◆長瀬達也   分かりました。といいますのが、200というともっと何か数字が大きい、もっとあるんじゃないかなというふうなものを思っていまして、といいますのは、例えば徳丸界隈でも、結構2メートル以上のよう壁のある住宅って結構あったりするんですね。そんなところから考えると、恐らく成増とか赤塚にも同様の地形の物件って結構あるんじゃないかなというふうに思っていましたので、何か200というその根拠は、どんなところから出ているのかなというのをちょっとお聞かせいただければありがたいですけれども。 ◎建築指導課長   助成対象2メートルを超えるがけ、またはよう壁についてでございます。理由なんですけれども、基本的に2メートル以上になるといろいろ建築確認の届出が必要だとか、宅造関係の届けが必要だというようなことがございますので、2メートル以上という形でさせていただいているという状況でございます。 ◆長瀬達也   それで、今のお話で数字はちょっといいとして、もう一つが、法人については、他区の状況ですと港区ですとか文京、品川、新宿、そのほかにも恐らくあるんだと思うんですけれども、法人を対象にしているようなんですね。恐らくこの理由というのが、例えば港区は法人としてはどうなっているかというと、適用除外としては、国、地方公共団体でないことと、それは当然ですね。あとは宅地建物取引業者、不動産賃貸業を営む者でないことと、あとは大企業であったら駄目ですというところが適用除外になっていて、そのほかの中小企業に関してはオーケーですよと。あとはマンションの管理組合等もオーケーだということなんですね。  というのが、これは恐らく普通の個人で不動産を所有していて、そこでなりわいを立てていらっしゃる方とか事業を経営していらっしゃる方は、この助成を受けることができるわけですね。ただ、それが法人の所有権だというだけで受けられないというのはちょっとやっぱりおかしいんじゃないかということで、恐らくこれは他区は広げているんだと思うんですよね、そのあたりは。なので、区として今後、今すぐにではなくても、今後検討して、もうちょっと広げてもいいんではないかなというふうに思っております。その点についてはいかがでしょうか。 ◎建築指導課長   おっしゃるとおり、他区の状況も認識はしておりまして、結構法人のほうも認めておられるという区も多いと。宗教法人も含めて認めているという状況が、どちらかというと多いのかなというふうに認識しております。実際、予算の状況が今3件という状況もございますし、あと相談状況なんかも勘案しながら、今後、宅建不動産業の方は対象外という形が望ましいかなというふうには認識しておりますけれども、法人のほう、宗教法人のほうも含めて対象とするというところは、今後、相談内容を含めて検討したいというふうには考えております。 ◆長瀬達也   宅建業者の方にはちょっと非常に心苦しいところであるんですが、ただ建て売りとかそういうところになったときに、それに補助金を出してもどうなのかなというのはやっぱりちょっとありますので、そうした事業者に関してはちょっとご理解をいただきつつ、そのほかの法人、宗教法人もそうでしょうし、医療法人もありますでしょうし、あとは普通に事業をしていらっしゃって、ただ単純に土地の所有形態が、あるいは建物の所有形態が法人だったというだけで、何か利益を享受できないというのはちょっとおかしいのかなというふうに思いましたので、ぜひ検討いただきたいというふうに思います。  続きましては、同じことで、これはマンションの管理組合というのが他の区であるんですけれども、このマンションの管理組合が土地を所有しているということがちょっとあるのかどうかと私はあまりよく分からないんですが、ただ、港区ではそれが認められているということなので、マンション管理組合が所有している土地とかという場合でも、これは、もし検討するとすれば対象の範囲になるという理解なんでしょうか。
    建築指導課長   マンションの管理組合に関しましては、組合の理事長さんという形で、個人というふうに判断させていただいて助成対象としております。 ◆長瀬達也   それは、今現在でもそういうようになっているということでよろしいんでしょうか。 ◎建築指導課長   そのとおりでございます。 ◆長瀬達也   続きましては、ちょっと全然違うところにいきまして、無電柱化促進についてお話をお伺いしたいと思います。本年の2月に無電柱化推進計画が出されました。その無電柱化推進計画を見つつ、来年度予算における無電柱化の予算は幾らかということで見ましたら1,355万円と。今後、区として無電柱化を進めていくという方向性は出されていらっしゃるかと思うんですけれども、まず、区の今後の方向性として、この無電柱化に対してはどういうふうな計画を持っていらっしゃるのか、その点からお伺いしたいと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   無電柱化推進計画を都市整備部と一緒に連携して策定して、まずはチャレンジ路線として、大谷口のところをというところで動いてございます。次路線以降につきましては、幾つか路線を計画の中で挙げておりますので、その中での優先度を決めながら、次年度を考えていきたいというところではございます。 ◆長瀬達也   この大谷口上町についてのところがちょっと上がっているようなんですが、この計画を見てみても、ちょっと今後の方向性がよく分からないといいますか、スケジュール感がちょっとよく分からなかったのでご質問させていただきたいんですけれども、この推進計画の中に書かれているものと、今回のこの予算の位置づけというところでいうと、その位置づけは、どういうふうに読んでいったらいいんでしょうか。例えばここの推進計画の中には、基本方針の中に、令和2年度から令和7年度で計画を立てて、令和8年度以降が次期推進計画というふうになっているんですね。なので、今回の大谷口上町の予算がこの計画の中に定められる位置づけといいますか、今後、どのような形でこの計画が進んでいくのかというところをちょっとお聞かせをいただければと思うんですけれども。 ◎工事設計課長   無電柱化推進計画の中で、もう大谷口上町をまずはやっていくということが決定をされておりまして、大谷口上町につきましては、令和2年度に予備設計を行っていまして、今年度、来年度で詳細設計、完成としては令和11年度を現在目指しているというところで、設計完了後、工事のほうに進んでいくというようなスケジュールになっております。 ◆長瀬達也   この計画の中でいいますと、整備候補路線というのがあって、大谷口上町に関しては9番目になっているんですね。延長が610メートルと、そのほかのところについては来年度からやるのか、今までもやっていっているところもあるのかもしれませんけれども、そうしたところの流れというのが分からなかったんです。それについては、もし口頭で言ってもちょっと分からない部分もあると思うので、これからの計画の流れについて、今回の予算も含めたものについてを文書で頂いても構いませんので、分かりやすいものをいただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   今年度の予算につきましては、大谷口上町のみという形になってございます。無電柱化路線という無電柱化の事業につきましては、整備から完了までかなり長くかかるのが実情でございます。そうした中で、次年度路線につきましては、幾つかございますところを庁内での議論も踏まえながら検討していくというところで考えておりますので、まだもう少し時間等が必要なのかなという形では考えてございます。 ◆長瀬達也   ということは、全体はまだ決まっていないということなんですね、分かりました。それでしたら、ちょっと出しようがないと思いますので、それは結構です。無電柱化についてちょっと最後にお聞きしたいのは、全体の今のコロナ禍の状況とかもあって、無電柱化にするということ自体というのは、ある意味現状をさらによくしていくというものなので、結構本来やらなくても、やってもいいといいますか、先送りにできてしまうものではあると思います。  今の状況で、今後区としては、この無電柱化に対してどういうような取組をしていく予定であるのか。どういうような取組というのは、現在予算をしっかり割り当てて、今からきっちりと割り当てていくのか、やっぱりこれからのポストコロナの状況も踏まえながら、金額を調整してつくり上げていくものなのか、その点についてはどうなんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   先ほど申しましたけれども、無電柱化につきましては、1事業当たりかなり時間がかかるというところもございます。ただ、我々とすると、やはり巨大地震が起こってしまうと、道路が電柱等で塞がれるというところもございまして、例えば緊急輸送道路だとか、道路を速やかに使わなきゃならないというところもございますので、そういったところの部分と、やはりけが人等が出た場合には拠点病院に運ばなきゃならないというところもございますので、そういったところを踏まえて、順次無電柱化する路線を定めながら、対応を行っていきたいという形では考えてございます。 ◆長瀬達也   やはり計画があって、目標があって、それで実際に実行していくということになろうかと思うんですね。なので、実行する先が見えないとすると、そもそも何のための計画かというところになってしまうと思うので、やはりある程度の数値目標は決めて、この時期までにはここをやるというところを明示できたほうが、むしろよろしいのかなと。その微調整は別にやるとして、明示することというのが必要なんではないかなというふうに思いました。ですので、ちょっとそんな質問をさせていただいたところです。ぜひ、今後、ご検討いただければというふうに思います。  続きましては、もう1点がちょっとまた別のところにいきますけれども、コミュニティバスとタクシー乗場の実証実験についてです。りんりんGOはもう定着してきていますけれども、その後前野町とか大谷口で、コミュニティバスはちょっとなかなか無理でも実証実験をやって、今後その地域の交通事情の改善に資するようにしたいというところであったかと思います。今後の実証実験というのは、今まさにやっているところなので効果をどういうふうに判断するのかってこれからだと思うんですけれども、区としては、効果の出し方、どういうふうに効果を測定するんでしょうか。 ◎都市計画課長   タクシー乗場の実証実験の件なんですけれども、昨年度から始まったということで、昨年の10月になりますけれども、一旦アンケートを前野町五丁目の方々に対して、あそこの部分にタクシー乗場の設置をしましたので、付近の1,030世帯の方々にポスティングをしまして、アンケートを実施させていただきました。回収率が大体22%ぐらいの回収率だったんですけれども、タクシー乗場に関する認知度とか、あと利用されている方、あと利用の仕方をどういうふうにしているのかとか、そのあたりをアンケートのほうで取得させていただきまして、今その精査中ではございますけれども、認知度自体は半分ぐらいの方の認知度はあったんですけれども、なかなか利用されている方が4%ぐらいの方しかいなかったということで、今後その部分を含めまして、どういうふうにちょっと活用していくのかというのは、改めてまた検証した上で考えていきたいというふうに思っております。  向原にも、今1つさらに加えて、タクシー乗場を設置しようというふうなことで、今設置に向けて進めているところでございますけれども、また同じようにアンケート等、利用されている方の状況を踏まえて、また今後については考えていきたいというふうに思っております。 ◆長瀬達也   なかなか交通事情のよくないところかと思いますので、タクシーも一つの方法かとは思っています。ぜひ期待をしておりますので、また今後もよろしくお願いいたします。 ◆こんどう秀人   先ほど、かいべ委員のほうからも話が出ていましたけれども、土木費のほうが64億円増えているということで聞いた、そのうちの55億円がこの予算の概要の49ページ、快適で魅力あるまち、そのうちの駅周辺とか住宅改築などが53億円ほど占めているなというふうに見ていたんですが、それ以外で、今年度と比べて来年度増えるところ、高島平地域まちづくり推進のところ、令和3年度が200万円ぐらいだったのが令和4年度は4,900万円と大幅に増えているんですけれども、見たところ3番、4番、交流核形成まちづくりプランの検討と、旧高島第七小学校等用地測量というのが増えているようですね。具体的に、この内容をどう進めていくのか、お答えいただけるようでしたらちょっと教えてほしいと思います。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   今年度、高島平地域都市再生実施計画を策定しましたので、連鎖的都市再生の実現に向けて、旧高七小跡地を含む再整備地区と、高島平駅前のいわゆる団地の街区を交流核エリアとしておりますが、そこにおけるまちづくりの展開を検討するとともに、地区計画及び再整備地区における地区整備計画の策定に向けた検討を開始する予定でございます。 ◆こんどう秀人   検討を進めるに当たって、地域住民の方との話合いも進めていくとは思うんですけれども、どれぐらいの頻度でそこら辺の報告というんですか、住民の方に対して話を進めていくのか。意識的なずれが起きないように考えているのか、ちょっと決まっていたら教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   先ほどのご説明で、今年度4,900万円となっておりますけれども、そのうちの測量については、政策経営部のほうで再整備地区の区有地の測量をすることになっております。今、住民への説明の頻度についてですけれども、来年度の詳細なスケジュールについては今のところ決まっておりませんけれども、決まり次第、順次丁寧に住民の方には説明する予定でございます。 ◆こんどう秀人   ぜひよろしくお願いいたします。ちょっとページは戻るんですけれども、予算の概要の36ページ、近代化遺産としての史跡公園整備というのがあるんですけれども、こちらのほうは、昨年度土木費のほうでは873万円、今年のほうは6,300万円ほどに増えているので、多分、石神井川緑道整備工事というのが大幅に増えているんだと思うんですけれども、こちらのほうは令和4年度で全て完了する予定なんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   こちらのほうは、現在加賀公園として開設してある北側の石神井川緑道がございますけれども、そこの一部について改修工事を行うということになってございます。先行して、一部区間については整備済みでございますけれども、残りの200メートルほど、金沢橋から加賀橋の区間、この区間について来年度完了をさせるという予定になってございます。ただ、石神井川緑道自体の改修計画については、まだ具体的な計画は持ち合わせていないところでございます。 ◆こんどう秀人   あとそれと、同じくその上に史跡整備フォーラムというのを書いているのは、これは土木部の管轄でしょうか、ちょっと内容が分かれば教えてほしいと思ったんですが。 ◎みどりと公園課長   土木費関係は、③のところの事業についての経費になってございます。残りの①と②については、教育委員会並びに産業経済部ということで担ってございます。特にこの内容について具体的な、私のほうから説明できる資料は今持ち合わせていないところでございます。 ◆こんどう秀人   また別の機会で、質問できたらしてみたいと思います。そこら辺で、あとちょっと先ほど、少し公園とかの話が出ていたんですけれども、街灯の整備が令和4年度、あと公園灯の整備も出ているんですけれども、令和3年度と比べても設置の台数が大幅に減っているんですが、街灯のほうが大幅に減って、公園のほうは少し倍近くに増えているんですけれども、ここら辺に関して、今年度で全てどちらも終了予定でこういう数字になったのかどうか、分かりましたら教えてください。 ◎みどりと公園課長   公園灯の更新につきましては、来年度575基のLED化工事を予定してございます。こちらのほうは、通常ですと前年度1億9,000万円ほどの経費でございましたけれども、来年度につきましては経済対策ということで増額をしてございます。その増額としては2億8,900万円ほどの増額ということで、箇所数としては259基、これは当初計画より増やして更新工事を行っていきたいということで、LED化、公園灯の更新工事の計画自体は、令和7年度までに公園内の水銀灯の更新を全て完了させるということで、事業のほうを進めていく予定になってございます。 ◎工事設計課長   街灯のほうもお話があったかと思いますけれども、公園灯と同様に、令和7年度までにLED化を進めていく予定になっておりまして、令和3年度は1,500基だったのに対し、令和4年度、おっしゃっていただいていたとおり、850基に減らしております。整備は順調に進んでいるところでございまして、令和2年度末で7割強完了しているという状況でございまして、大分共架・電柱等につける街灯については、ほぼほぼもう終わってきているところで、あと独立柱というところで、少し減ってきているところではございます。 ◆こんどう秀人   長期にわたってやる計画のようですので、しかもどちらも同じ令和7年度ということですから、多分使っている資材というか、そこら辺が似たようなものを使っているのかなというのをちょっと思いますけれども、事故とかなしで進めてもらえたら一番いいかと思います。  あと、ちょっと話が変わって小さい分野になりますけれども、先ほど長瀬委員の質問にもありましたコミュニティバスのことで、前年に僅かに予算のほうが増えていますけれども、これは何か本数の増とか、要因があっての増でしょうか。 ◎都市計画課長   こちらですけれども、運行補助金の増ということで、例えば原油関係の価格の上昇等を見込んで、そのあたりを踏まえて若干の増ということになっております。 ◆こんどう秀人   先ほどアンケートをやって、回答回収率が22%、利用率が何か4%というのは大分少ないのかなという気がしていたので、ちょっと気になったので質問させてもらいました。  その少し下に東西を結ぶ新たな公共交通網整備促進というのがあるんですが、これは以前も30万円であって、これはいつぐらいまでずっとこの調査が続くんでしょうか。あともう一つ、これはいつからやっているものか、ちょっと僕は知らない範囲だと思うので教えてほしいと思います。 ◎都市計画課長   こちらですが、エイトライナーのお話になると思いますが、一番最初の段階ですと、都市交通審議会の答申というところで考えますと、最初ですとこれは1956年ということがここに書いてありまして、その後いろいろ検討がされまして、1985年から2000年の間に答申7号と18号というのがありまして、そのあたりでエイトライナーの件は検討されつつあるということになると思います。ですので、大体答申から答申で大体15年程度空くということですので、前回が平成28年になりますので、その後また10年程度の単位を持って答申をしていっているというような感じになると思います。 ◆こんどう秀人   相当長期にわたって調査をしていき、これからも継続して多分行われていくということだとは思うんですけれども、実際これが工事スタートするのは本当いつ頃になるのかなというのは全然まだ見えていないとは思うんですけれども、これはどう聞いたらいいですかね。実際に構想というか、建築するに当たって、場所とか具体的に決められるのか、決められないのかという検討、何か進んだものとか、そういったのは何か出ているんでしょうか。 ◎都市計画課長   具体的には、構想自体が葛西臨海公園から赤羽、田園調布ということで考えられておりまして、個別具体的にどこというところというのは、まだ難しい部分だと思うんですけれども、これまでに例えば令和2年度なんかですと、スマート・リニアメトロといいまして、多少小型の地下鉄等を考えたりとか、あと令和3年度とか来年度もそうなんですけれども、中量軌道といいまして、LRTとかBRTとかモノレール、そのあたりの検討を方法論として調査・研究しているというような状況が今続いているという部分のことになります。 ◆こんどう秀人   多分、僕が生きているうちにこれは何か見ることがないんじゃないかなというような、大分気の長い話な気がしてきました。どうもありがとうございます。この質問はこの辺に終わらせてもらいます。  続いて、多分次の質問のときにもかぶると思うんですけれども、自転車関係の話からちょっと質問させてもらいます。予算の概要49ページで、交通安全啓発、ここら辺のところからちょっとまず先に質問します。予算書のほうですと、263ページになるんですけれども、予算書に書いてあるほうでは1,994万5,000円で、予算の概要のほうでは2,397万2,000円となって差額が出ているんですが、この差額は、基本的には人件費と見たらいいんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   基本的にはそのとおりでございます。 ◆こんどう秀人   そうしたら、前年度より増えている分に関しては、人件費の増とかそこら辺がメインでいいんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   それもそうなんですけれども、いろいろな委託にかかるお金だとか、もろもろ合わせて増額になってございます。 ◆こんどう秀人   自転車関係、啓発も含めてなんですけれども、先ほど駐輪場の管理の話も出たと思いますが、一部業者に業務委託をすることによって減ってくる。こちらの支出分が減るのもあるんですけれども、手数料のところ、予算書の65ページ、そちらのほうがかなり減ってくると。この減った分に対して、区のほうが持ち出す支出のほうは、総体的にどれくらい差が、支出のほうはどれぐらい減っているのか、ちょっと教えていただけたらと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   65ページの自転車の手数料に関しましては、これは指定管理者制度導入に伴いまして、手数料の減になります。現在71か所ある自転車駐車場が48か所になりますので、その分の収入減ということで記載してございます。それと、やはり収入が減りますので、その分が指定管理者が自ら行う分ということになりますので、ページで言いますと、263ページの自転車駐車対策経費の2番の(1)自転車駐車場維持管理経費が、これが減額とさせていただいております。これも併せて同じような、1億7,000万円ぐらいの減額になってございますので、こういったところで入りの分と出る分を減額させていただいているという、そういった状況でございます。 ◆安井一郎   午前中、今日私で多分最後だと思いますけれども、私もおなかが減りましたので、早めに終わらせます。まず、今年は区制90周年ということで、予算書を見ると、土木部に関しては絵はがきだけしかない。そして、都市整備部にあたっては何も記念行事に関わることはない。土木部、都市整備部、まちづくり推進室、令和4年度の予算編成で一押しの事業をこのコロナ禍でどういうふうに区民に分かりやすく伝えていくのか、それぞれ部長にお伺いします。 ◎土木部長   土木部の大きな仕事というのが、少し何年かかかりつつ設計をして完成するというようなものがほとんどでございます。道路でもそうですし、公園などもそうなっております。今の段階ですと、かなり大きなものが終わってしまって、また、社会の状況がかなり大きく変わっております。特に交通の関係が、働きに行かない方が多くなってきて電子化が進んでいるというような影響がございますので、その状況を見極めつつ、次の完成品まで少し軌道修正をしながら、より社会の状況に合ったものを造っていくという状況ですので、今の段階で大きく打ち出すというものがない状況です。  ただし、DX戦略、あるいはブランド戦略がありますので、そういったものの基礎を築きつつ、急激に進められるものじゃありませんので、少しずつそういったもので区民の方々のニーズをいただき、またお応えしていくという、基礎づくりをしていく年度だろうという位置づけで考えております。令和4年度はそういった予算になっております。ただし、やらなければいけないこと、すぐやらなければいけないことについては、即決、すぐできるような体制もまた一方で組んでいくということにしております。 ◎都市整備部長   ご質問ありがとうございます。最初のご挨拶で申し上げましたとおり、建設系3部、全体としてしっかり取り組んでいかなければいけないというふうには思っているところでございます。  特にコロナ禍において、暮らし、あるいは働き方、皆さんの基盤となる住まい、いろんな形で変わっている中で、改悪にならないように、悪くならないようにということに一番気を使っているのが実情でございまして、それでもありがたいことに、建設業に関しましては、私どもの部署、あるいはまちづくり推進室もそうかもしれないですし、土木部も、窓口は非常ににぎわっている状況ということなので、仕事をつくっていくということ、経済対策というお話もありましたけれども、それも1つ大事な役目かなというふうには思っているところでございます。  90周年という意味では、今土木部長からもお話がありましたとおり、ブランド化が1つ、私どもの部署としては景観のほうで少しお手伝いができるかなということは考えていますし、DX戦略という意味では、3部連携で、データを使った今後のまちづくりへの取組ということはIT推進課のほうも頑張っているところではございますけれども、特にまちづくりにおいて、しっかり取り組んでいくべきタイミングかなというふうに思っています。  個別の案件としましては、幸い台風も来ていない、大きな地震も来ていないというところではございますけれども、来る前に対処できるように、安心・安全ということで、河川浸水対策と、それから建物、がけ・よう壁対策と、それから耐震、そして耐火、不燃化の部分もございますが、それにはしっかり取り組んでいきたい。プラス、区営住宅の確保ももちろんですが、マンションの老朽対策については、特に力を入れていかなければならないタイミングかなというふうに思っております。法律も、国のほうも、かなり私どものような都心部周辺に対しての対応を非常に重要視してくれていると、それに向けた改正が続いているように受け止めております。そういうところも踏まえても、それに応えられるように、区民の皆様の負託に応えられるように、しっかり取り組んでまいりたいというふうに考えているところです。 ◎まちづくり推進室長   ご質問ありがとうございます。まちづくり推進室につきましては、東京で一番住みたくなるまちということで、まちづくり計画を実施していまして、大きく4地域、高島平、大山、板橋、上板橋ということで取組を進めさせていただいております。  90周年ということでございますが、まちづくりの事業の年数も、10年、20年とかけてやっておりますので、その1年にとらわれることなく、大切な1年ではございますが、そういう部分を踏まえつつ取り組んでいるところでございます。大きくまちづくり事業につきましては、地域の方々、また大学、企業、さらには横断的にいろんな取組をしておりますので、そういう中を踏まえまして若い世代が定住化できるようなこと、また人口の交流とかそういうことも進めまして、今後、にぎわいの創出に積極的に取り組みまして、選ばれるまち、また住みたくなるまちの実現に向けて取り組んでいきたいという所存でございます。 ◆安井一郎   ぜひとも、都市建設委員会の担当する箇所というのは、先ほど来、みんな部長さんからお話があったとおり、地味で、そのこと全てが区民に直結しているんですけれども、何か分かっていない部分があるので、先ほど来言っていたDX戦略の中で、もっとこのことは私たちがやっていますというようなことをアピールされたらよろしいかと思います。  じゃ、質問します。まず、歳入について、予算書の59ページの使用料について、土木関係で、この間公共溝渠の使用料については委員会の中で説明を受けたので、その下の4、5、6、それぞれ公園占用料、公園施設使用料、公園土地等使用料、それぞれ歳入、お金が区に入ってくるわけですから、これは誰がどのような目的というか、誰が何のために区にお金を払っているのか教えていただきたいんですけれども。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンターで取扱いをしています5番目の公園施設使用料のところなんですけれども、これにつきまして55万円ございますが、これは見次公園のボートの貸出しの使用料になります。期間限定でやっております。 ◎管理課長   公園のまず占用料でございますけれども、公園の中で、公園の敷地内において電柱ですとか電線、その他いろいろと水道、下水、いろんなものが入ってくるんですけれども、そういったものの占用料を取っているというのが公園占用料でございます。それから、5番の公園施設使用料でございますけれども、これは主には水車公園のお茶室の使用料、これを使われる方から取っているというところでございます。それから6番の公園土地等使用料につきましては、公園に置いてあります自動販売機、21台ありますけれども、それの使用料、また駐車場が1か所ございまして、それの使用料でございます。
    ◆安井一郎   それでは、先ほど水車公園のお話が出たところで、ちょっと質問しますけれども、予算の概要の43ページの36番、特色ある公園施設運営で、交通公園、水車公園、見次公園のボート場、つり堀公園とありますけれども、この予算が3,958万7,000円、これを均等で4で割るわけではないでしょうけれども、私の見る限り、特色ある公園として維持管理、公園の遊具が壊れていたらそれを直すとかそういうことで、水車公園を見る限り、今、水車を回すポンプが壊れています。そして、入ると左側に井戸を模したつるべがあって、そのつるベについているおけも朽ち果てています。今回、入り口から公園の1階の部分だけは簡易の舗装をすると聞いていますが、どういうふうにして維持管理をきちんとされているのか、お聞きいたします。 ◎北部土木サービスセンター所長   北部土木サービスセンターのほうで通常管理している水車公園なんですけれども、交通公園も含めて、議員さんからもいろんな要望を受けているところでありますので、今年度も前年度も予算計上しているんですけれども、そうやって予算計上している中で、できる限り水車公園の場合は、田植えはちょっと中止しているんですけれども、やはり特色ある公園というところで大事なところでありますし、交通公園についても電車の模型とか、そういったところも置いていますので、そういったところでいろいろお金がない中でも考えながら維持管理していきたいと考えております。 ◆安井一郎   遊具というか、ちょっと水車公園のこと、くどいようですけれども、水車は回っていないと水車じゃないんですよ。壊れているのは、もう昨年からずっと、去年の暮れぐらいから壊れて動かない状態だったって聞いていますけれども、そのまま放置して、季節が春が巡ってきて、公園を訪れる方ががっかりするんですよね、水車を目当てに来て。間もなく、田んぼの中ではレンゲの花が咲きます。特色ある公園だからこそ大勢の方が遠くから見えているので、壊れたら直すんではなく、ふだんのメンテナンスとか、ちゃんと調整をしていただければすごく長く使えると思うので、先人たちが造ったものなので、きちんとそういうものを子どもたちにも伝える、そういう努力をしていただきたいと思います。  それでは、次は、また同じようなことなんですけれども、予算書の267ページ、補助249号線の進捗具合についてお伺いします。今年度は、工事設計課が7,374万3,000円何がしですか。これはどういうふうに、毎年毎年少しずつは変わっていますけれども、国がとにかく動かないことには、道路がつかないんだということは私も認識していますけれども、その辺のところ、国を含めて、区としてはどういうふうに伺っているのかお知らせください。 ◎工事設計課長   補助249号線についての進捗ということでございますけれども、まず用地買収、今、国というお話がありました。先にすみません、国のほうで、この補助249号線、国道、新大宮バイパスに接続することとなっておりまして、国のほうともその接続について協議をしているところでございます。現在ある歩道橋の構造等についても協議を進めておりまして、おおむね話がまとまってきているところでございますので、文書で協議書を交わしていけるように今後進めていくところでございます。  もう1点、用地買収について1つ課題でございまして、今年度は、一筆買入れができたというところでございます。現時点では3割ちょっとというところでございまして、目標に対しては少し遅れている状況でございますので、今後も用地取得を進めていけるように、地権者と調整を進めていきたいというところでございます。 ◆安井一郎   国の大宮バイパスの工事のことを、あれは板橋区は、もう何十年も前からあそこに補助249号線を取り付けるという話になっていて、国の政策がうまくまとまっていない。設計を間違えたとか、そういう今までいろんなお話を聞いていますけれども、区としては、それをどうしてもっと強く国に、工事を早くするようにというようなことができないものなのか。言っているのか、それとも言ってもやらないのか、その辺はお分かりになりますか。 ◎工事設計課長   今おっしゃられているのは、国のほうの4車線化の関係でございますか。4車線化のほうは、まだもう少し先になるということなんですけれども、まず、我々の補助249号線を接続するに当たって、4車線化も視野に入れて当然調整を進めていくんですけれども、課題になっていたのが今の国道の構造に歩道橋、一番課題だったのが歩道橋でございまして、歩道橋に今よりも荷重をかけることが難しいというような、構造が国道のほうでも結構古かったのではっきりしていないというところがあったりしたので、今年度はそこに力を入れて協議を進めておりまして、そこについては協議をおおむね了解をいただいているという状況にあります。 ◆安井一郎   私も、確かに存じ上げています。道路をかさ上げしないと補助249号線に接続するところができないから、そうすると歩道橋の高さを高く上げなきゃいけない。また、近隣の足の悪い方とかは、より階数を上るようなものを造らなきゃいけなくなっちゃう。その辺のところを区としては、エレベーターを付けるとか、そのぐらいのことは国の予算でやってくれってどうしてできないんでしょうか。地元の人たち、あの歩道橋を利用する方はたくさんいますから、そういったことを予算化してもらって、補助249号線の早くの開通をお願いしたいと、それは私の要望です。 ◎工事設計課長   地元の方から、確かに歩道橋の高さについて、今おっしゃっていただいたようにかさ上げが必要なので少し高くなるんですけれども、そのあたりについてご意見はいただいているところは事実でございます。我々としては、バリアフリーの国のほうから出ている方針で、エレベーターは必ずしも付けるようなところではないんですけれども、地元の方のご要望も引き続きお伺いしながら進めていきたいと思っております。 ◆安井一郎   付けるようなところではないというのはおかしいですよ。人が上がらないんだから、ちゃんと付けたほうがいいと思います。 ◎工事設計課長   すみません。言葉があれでしたけれども、検討を進めます。 ○主査   所管の予算の審査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩といたします。  なお、再開時刻は午後1時といたします。 休憩時刻 午後零時00分 再開時刻 午後零時58分 ○主査   休憩前に引き続き、都市建設分科会を再開いたします。  審査を続ける前に、運営について申し上げます。  本日は、東京都平和の日記念式典に合わせ、午後2時から1分間の黙祷を行います。黙祷の時間が近づきましたら、質問及び答弁の区切りのよいところで時計を止めますので、ご協力いただきますようお願いいたします。  それでは、所管の予算について審査を続けます。 ◆川口雅敏   じゃ、午後よろしくお願いします。まず、共産党さんから修正動議が出ていますので、がけ・よう壁の助成経費について理事者に伺いたいんですけれども、先ほどからもう何人かも聞いているので簡単に聞きたいと思います。令和元年には、助成額を300万円から700万円に増額していただきましたが、その後の助成実績は増えたのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ◎建築指導課長   令和元年度に増額いたしまして、令和元年度に3件の実績がございました。その後なんですけれども、令和2年度、令和3年度は実績がゼロという状況でございます。 ◆川口雅敏   共産党さんにちょっとお尋ねしますけれども、先ほど説明で300万円掛ける3件の900万円という話がございましたけれども、このお金はどこから捻出する予定なんでしょうか。 ◆山田ひでき   財源については、財政調整基金を取り崩して用いるということになっています。 ◆川口雅敏   それでは、住宅政策課のほうにお尋ねをいたします。昨年の決算分科会の際に、旧区立住宅の収入未済額も確認をさせていただきましたけれども、令和2年度末で2,317万円であったと思います。その質疑の際には、住宅政策課長は資料がないということがありました。現時点では、幾らまで減らすことができたのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   私が今現在持っている資料ですと、令和2年度末で2,317万円の未納があると、旧区立住宅の使用料としてあると聞いております。それを、今年度非常に大きなお金の返済があったということを聞いております。 ◆川口雅敏   そうすると、令和4年度ではどの程度減らすことになるのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   具体的な数字が、資料を持ち合わせていない関係から具体的な数字というのは申し上げることができませんけれども、先ほども申し上げたとおり、今年度大きな返済があったというふうに報告を受けておりますので、来年度の今の時期ですとその額をこの場で早急に報告ができるようになるかというふうに考えております。 ◆川口雅敏   しつこいようですけれども、令和4年度においてまたは今年度において不納欠損になるものは、ありますか。 ◎住宅政策課長   住宅政策課のほうでは、非常に様々な可能性を含めて、返済者の方、本人もしくは保証人の方、あるいは親族の方ということで調査をしております。そういった可能性、支払っていただける可能性を探っていって、何とか返済してもらうように行っていきたいというふうに考えております。 ◆川口雅敏   今、そう言いましたけれども、決算分科会の際には文書や電話にて債務者に対し督促しているとそのような答弁があったんですけれども、本区には法務専門監がいます。不納欠損になる前に、法的な働きかけを検討すべきと私は思うんですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   委員おっしゃるとおり、その時期が来たら、そういった手続を、必要な手続をちゃんと踏んで、しかるべき措置を取っていきたいというふうに考えておりますけれども、今またやること、できることがありますので、そのできることに取り組んでいきたいというようなことが今の段階の考え方でございます。 ◆川口雅敏   決算分科会では、18名のうち10名が分納していると。そのような答弁がありましたけれども、一方で8名の応答がない債務者がいる状況であったと思います。このような状態を放置すると、ほかの多くの区民との公平性が担保された状況とは言えないと私は思っているんですけれども、また分納で納めている債務者からすると、言葉は悪いけれども逃げ得と思う人もいるかと思うんです。再度、法的措置について区の認識をお示しください。 ◎住宅政策課長   先ほどのご質問の答弁と重なってくると思うんですけれども、旧区立住宅の滞納者というか、収納未済の方が全部で18名の方がいらっしゃって、現在10名の方が分納中であるというふうに聞いております。今年度返済された額が、全体に対して先ほどちょっと資料を出せなかったんですけれども、全体としては2.18%の前年度の収納があったというふうに聞いておりますので、先ほど来の繰り返しになってしまうんですけれども、今年度大きな額の返済があったということで、その額が計上されるのではないかと考えております。法的なことについては、もちろん私たちも公平性という意味ではしっかりと説いていかなければいけないし、法的手続をちゃんと取らなければいけないと考えておりまして、法的手続というものもしかるべきタイミングでしっかりと対応していきたいというふうに考えております。 ◆川口雅敏   じゃ、今年4月から板橋区においても児童相談所の業務始まりますよね。都市整備部、まちづくり推進室、土木部においては、どのようなことを念頭に置いて業務を進めていくのか、お考えがあればお示し願いたいと思います。 ◎工事設計課長   まず、土木部で児童相談所の関連で進めていることといたしましては、周辺道路の整備を行っております。周辺道路拡幅をする工事でございます。これにつきましては、既に公表をしておりまして、4月から工事に入って7月までに完了するということで進めております。 ◎建築安全課長   建築安全課のほうでは、大規模建築物等指導要綱を管轄しておりまして、今回の施設も、その辺、要綱に該当してくるということがありますので、うちの課のほうから、要綱に基づく自主管理歩道の設置をお願いして、地域の方々の安全を含めて整備のほうをお願いしているところでございます。 ◆川口雅敏   例えば、公園において児童が1人で遊んでいるような場合で、要するに着衣に問題があるような場合が仮にあったとします。どのような対応をするのか、認識を教えてください。 ◎南部土木サービスセンター所長   公園の中でそういうお子さんを見かけた場合には、声かけをいたしまして、その上で、福祉のほうに連絡を取りまして、話をつなげたいと思っております。 ◆川口雅敏   もう一つ、例えば、区営住宅でひとり親世帯から子どもの泣き声が頻繁に聞かれるとこういった場合があると思うんですけれども、どのような対応をするか、またそのようなことを日頃から気にかけているか、その辺の認識はいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   住宅政策課では、そのようなお話が出た場合については、まず窓口である指定管理者の東急コミュニティーのほうに入るかもしくは区のほうの職員に入ると思うんですけれども、そういった場合は福祉事務所などと共有をするということで考えております。 ◆川口雅敏   予算書の279ページ、ここにある非木造建築物耐震化促進事業については対前年比で5億7,500万円余の増額となっておりますけれども、予算の概要の48ページのNo.35に記載されている②耐震診断助成や③耐震補強設計助成の件数は今年度より少ない件数となっていますが、これはどういう理由でしょうか。 ◎建築安全課長   非木造建築物耐震化促進事業についてお答えします。例年ですと、今年度までは、予算化の段階では実施計画の件数に平均的な補助金の金額を掛けて算定していたんですが、特に非木造建築物につきましては、金額がかなり1件1件の費用がかさむということで、補正等がかなり発生していたという問題が発生しておりました。その解消のために、来年度からは前年度に相談があった物件のみを予算化するという形で、今回は件数的には前年度より少なくなっております。ただし、特に改修工事助成費につきましては、1件1件の金額がかなり高くなっております。工事の件数としては5件になりますが、1件で4億円にもなる工事もありますので、その分、昨年度に比べて金額が上がっているという形になっております。 ◆川口雅敏   じゃ、非木造建築物耐震化促進事業の令和2年度決算は2,300万円余となっておりますけれども、その前の令和元年度は1億9,100万円余となっておりました。このコロナ禍の影響もあると思いますけれども、令和4年度には8億円の予算を組んでいますけれども、これは執行できる見込みがあるんでしょうか。 ◎建築安全課長   先ほど申しましたように、来年度の令和4年度分につきましては、今年度の段階で来年度お願いしますというご相談を受けた物件を計上しておりますので、特別な事情がない限りは使用するだろうということで考えております。 ◆川口雅敏   同じく、この非木造建築物耐震化促進では、築年数の古いマンションも対象になると思うんですけれども、マンションの耐震化は管理組合の決議が求められるなど、意思を決定するのに時間がかかるというふうに想定されますけれども、そのため区として腰を据えて申請者の相談に対応するということが求められると思うんですけれども、この辺の区の認識はいかがでしょうか。 ◎建築安全課長   当然マンションの耐震化につきましては、所有者の合意がかなり重要になってくるということになります。そのため、その合意形成を図るために、区のほうでもその促進を図るため専門家派遣というのを行っておりまして、そちらにつきましても区のほうでも実施をしております。区のほうでは、建築士のほうを派遣しておりますが、東京都のほうでもマンション管理士とかそういう派遣も行っていますので、そういうものを案内しながら区のほうで促進を図っているという形になります。 ◆川口雅敏   次は、予算の概要43ページに石神井川緑道樹木危険度診断調査と、これがありますけれども、この概要についてちょっと説明を願いますか。 ◎南部土木サービスセンター所長   石神井川緑道樹木について、危険樹木についての調査を実施いたします。樹木医等の専門家に基づいて調査をいたします。 ◆川口雅敏   桜の危険度調査のところでありますけれども、これ緑道以外にも石神井川の両岸、両方にある桜についてもこれは対象になるのかどうか、その辺はいかがですか。 ◎南部土木サービスセンター所長   今回のこの調査につきましては、旧みどりと公園課で所管していました緑道のみになります。いわゆる旧工事課で所管しておりました道路上の樹木については、令和2年度に実施しております。 ◆川口雅敏   これまで、この中板橋の付近の桜も植え替えなどを行っていると記憶しておりますけれども、石神井川全域の桜の老木化とこの植え替えの状況、今、どのような状況か、その辺説明願えますか。 ◎南部土木サービスセンター所長   お話のとおり大変老朽化が進んでいる状況ではございますが、樹木調査等をする中で、いわゆる危険だと言われるC判定と出たものについては、結果が出次第伐採をするという形で危険回避をしております。それから、年間で契約している樹木整備の委託の中でも点検等は行っておりまして、危ない樹木については枝を落としたり、伐採をしたりということはしております。植え替えというところに関しましては、ちょっと全体的な計画というものがなかなかまだ策定できておりませんので、維持管理上は危ないものを伐採するという形で対処しております。 ◆川口雅敏   ちょっと時間がないので、途中で次に2周目でまた聞きますけれども、まず令和4年度予算編成の過程の公表についての19ページ、道路新設改良費の項に区道の補修というところがあります。当初要求額からは1億5,200万円余の増額となっておりますけれども、この経緯についてちょっと説明願えますか。
    工事設計課長   区道の補修につきましては、おっしゃるとおり追加でついております。それは、区全体でコロナの関係で経済対策ということで、中でどういうものをやっていくかというところで、お話をいただいた中で調整をしてつけたものになります。 ◆川口雅敏   地域経済対策事業実施による増となっておりますけれども、一方、今月1日から適用される公共工事設計労務単価は前年度比の2.5%増となっておりますけれども、この増えた分は予算に反映されているのかどうか、その辺はいかがですか。 ◎工事設計課長   予算の要求につきましては、この労務費の発表の前になりますが、実際にはこの上昇分は踏まえた上で発注をしていくことになりますので、そのあたりは予算の中でしっかり収まるように調整していきたいと思っています。 ◆いわい桐子   まず、自転車駐車場のことについて伺いたいと思います。予算書でいうと263ページに自転車駐車場維持管理経費が書かれていますけれども、指定管理者制度の導入が始まると思うんです。そのことによる指定管理料がどれぐらいになるのかということと、あと指定管理者制度導入によってもともとの経費にどういう変化があるのかということを教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   指定管理料につきましては1,500万円ほど計上しております。指定管理者制度導入後につきましての考え方につきましては、まだ全ての地域が指定管理者になっておりませんので、令和5年度以降に全ての地域が指定管理者になった後での対比をして検討したいという考えでございます。 ◆いわい桐子   少なくとも、新年度3分の1に導入するという段階で、経費がどれだけ減額になるのかということを教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   経費もそうなんですけれども、使用料とするとおおむね1億6,000万円ぐらい減額しております。事業費ベースでいきますと1億7,000万円くらい減額という形で考えてございます。 ◆いわい桐子   そのことで、再委託されているシルバーさんのところにどういう影響が来ているのかということを知りたいんですけれども、区としても一括委託等を広げていく過程の中で、高齢者の就労場所を確保していくということを位置づけてきたと思うんですけれども、この今回の指定管理者制度導入のエリアについて雇用人数がどう変化するのか、それから1人当たりの労働時間にどういう変化があるのかということを見込みで教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   今回の指定管理者制度導入は、利用者の利便性向上のために指定管理者制度を導入するものであって、業務の内容とするとほぼほぼ変わらないという形で考えてございます。ただ、新しいものを入れるのに業務体系が多少変わってくると思うんですけれども、それにつきましては、今後も引き続き検証していきたいという形で考えてございます。 ◆いわい桐子   実際に、シルバーさんのほうで受けられた説明会に参加した働いている方の話では、全体としてワークシェアリング的な状況になると。要するに、極力雇用は継続したいけれども1人当たりの労働時間が減る可能性がありますということが説明されていて、非常に不安だという声が上がっているんです。そのことについて、発注者である区としてどういうふうにつかんで、把握して、そこに応えていくのかということについてはどのようにお考えですか。 ◎土木計画・交通安全課長   実際、シルバーと契約を結んでおりませんので、事業者と契約を結んでそれで業務を行ってもらうという形で考えておりますので、業務に対してどれだけの人材を投入するかということに関しては区としては把握しておりませんので、今後事業者との定期的な打合せの中で、その業務に対しての人数割りというところについての話合いはあるかと思いますけれども、区としてはそういった状況で把握はしていないという状況でございます。 ◆いわい桐子   指定管理者制度を導入するということは、結局、区の施設である自転車駐車場で働いている人の状況がどうなるのかというのを把握しなくてよくなるということですか。 ◎土木計画・交通安全課長   そうは申しておりませんけれども、あくまでも事業者との契約という形になりますので、業務をどうやって遂行していただくかというところが区の監督する部分になってきますので、そうした話の中での人員対応というところは報告をいただくことになると思います。 ◆いわい桐子   ぜひ把握していただいて、区の施設で働いている人が、区が直接契約していなくてもどういう状況になっているのかということをきちんと今後把握する努力をしてもらいたいと思っています。  加えて伺うんですけれども、シルバーの仕組みはこちらではないんだけれども、結局駐輪場で働いている方々のことでいうと、最低賃金が改善されても残る半年間が引き上がらないという問題があって、実際に駐輪場で働いている方々からどうして引き上がらないのかという声が届いているんですけれども、そのことについて、運営している区としてどのように考えていますか。 ◎土木計画・交通安全課長   あくまでも、それは事業者とシルバーさんとのお話合いの中だと私ども思っておりますので、今後もその最低賃金の改定があったときの対応につきましては報告は受けますけれども、事業者とシルバーさんとの間の中での協議をしていただいて対応していただくという形で考えてございます。 ◆いわい桐子   しかし、結局、実際にはシルバーさんに払う費用をきちんと対応していく、それを委託するところ、指定管理者がどう対応するかということなんだけれども、その財源は委託を発注した区、指定管理者制度を導入した区の側にその財源を保障する責任があるんじゃありませんか。 ◎土木計画・交通安全課長   あくまでも業務料のほうは払っておりますけれども、それに係る人件費がどれだけだというところの報告を受けておりますけれども、それに対応する区の考えは今のところございません。 ◆いわい桐子   一般的に労務単価が引き上がったりすれば、区は補正予算を組んで全体の契約の金額を引き上げてくるわけです。最低賃金について引き上がっても、それに対して対応しないという今の駐輪場だけではありませんけれども、私はちょっと問題があるというふうに思っています。ちょっと、この問題以上で終わります。  続いて、土木サービスセンターについて伺います。予算書でいうと261ページに維持管理経費が載っていますけれども、今年度から土木事務所、公園事務所が合体して一緒に運営するようになって1年経ったというところですけれども、仕事量がどういうふうになっているのか。また、一緒になったことでメリットもあるかと思うんですけれども、課題も生まれているんじゃないかと思っているんです。その辺について、現状を教えてください。 ◎北部土木サービスセンター所長   組織改正させていただいて、組織改正の規模としては、ワンストップ構造という中でパトロールカーとかも含めてその中と補修係というところの中の連携というところでは、早い現場対応とか対応策について、短期的な対応策についてできているところでございます。ただ、やはり道路、公園施設の維持管理というところで、言わば区民の要望が多数身近なところでサービスセンターに来ているというところの中では業務量もしかり、あとはいろんな要望があるので、そこを的確にニーズを把握しなきゃいけないというところで、やっぱり職員の質というところもあるので、そこら辺が今後やっぱり区民の身近な現場でありますので、そういったところが今後の課題になってくると思ってございます。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンターも同様でして、合併したことによりまして非常に現場に近い形で事務の効率化という意味ではいいところもある反面、非常にボリュームが大きい区民の皆様の要望というものもかなり多岐にわたりまして、迅速な対応というものを求められております。ですので、より区民サービスを迅速に丁寧にこなすためには、今以上の人材が必要だと考えております。 ◆いわい桐子   私も、この予算書一つ見ても、土木サービスセンターの名前があらゆるところに出ていて、非常に仕事の範囲が広いんだなということを感じているんです。そういうことからすると、一緒になったことでワンストップ的にはいいのかもしれないんだけれども、すごく広い範囲をやらなければいけなくなっているんじゃないかなということを非常に危惧しています。なので、もう1年経ちましたから、今後このやり方がどうだったのかというところについて整理する、検証するということが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   土木部の中で、課長会含めてサービスセンターもそうですけれども、ほかの課についても、今回の組織改正によっていいところがあれば課題等もありますので、そういったところ、課題を今まとめて、今後、来年度以降、それを反映してどういう形にしていくかというのは、今後しっかり検証しながら検討していきたいと思っております。 ◆いわい桐子   仕事量が増えているんじゃないかなと心配しているんですけれども、現状の運営体制について教えていただきたいんですが、正規の現業職員の人数がどのようになっているのかということとその年齢層について、また会計年度任用職員の人数と年齢層について教えてください。 ◎南部土木サービスセンター所長   南北ともに、全体として35名体制でやっております。それから、その中で会計年度任用職員につきましては6名、それから残りの現業職員、そこについては3名という体制が南北ともにやっております。現役の職員につきましては、20代の若い職員から一般の土木技術職、造園技術職ですけれども、から50代、場合によっては再任用で60代という人間もおります。それで、会計年度任用職員につきましては、平均的に非常に年齢が高くて60代の方、70代の方もおりますので、平均としてはもう60代半ばぐらいになっております。 ◆いわい桐子   ちょっと現業職員のところだけ伺いたいんですけれども、現業職員が先ほどの話だと両方で3名ということなんですけれども、その年齢層はどうなっていますか。 ◎南部土木サービスセンター所長   現業職員につきまして3名、南部でいきますと現役の職員が50代が1名、それからフルタイム再任用の職員が、60代前半が2名という、そんな状況になっております。 ◎北部土木サービスセンター所長   北部土木サービスセンターでは、直営班の職員については、再任用の方が1人などで60代ということで、あとは現役の職員として50代1人、40代後半が1人ということの3人でございます。 ◆いわい桐子   特に現業職員のところが非常に重要な現場かなというふうに思うんです。そこの人数がずっと板橋区が退職不補充というところで増やしてこなかったことが非常に大きいと思うんです。今の話だと、現業職員の方で一番若い方が40代後半ということで、経験も非常に必要な部署になるんじゃないかというふうに考えると、育成をしながら必要な人数を保っていくと考えると、現業職こそ増やしていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、そこについてはどのように考えていますか。 ◎北部土木サービスセンター所長   採用については、人事課のほうで採用というところもあるんですけれども、そこの部分について、採用してもなかなか今の現状だと職員の方が年齢が高いので、なかなかちょっと人材育成が難しいのかなというところもありますので、そういったところについては、経営改革推進課と人事課と含めて採用とか委託とか幾つかの手法があるので、それについては今後いろいろ検討していきたいと考えております。 ◆いわい桐子   50代の現業職の方がいるうちに新規採用が必要だし、それについてはぜひ人事部門に現場から要求を上げていただきたいというふうに思うんです。加えて、ほかの区では、もう23区でも7区で土木も含めた現業職の新規採用が始まっていますから、板橋区がやっぱりそこについてもっと踏み込んでいくためには、現場から声を上げていくということが本当に必要になると思うんです。現業職をもっと増やしていく、必要な人数体制にしていくということが必要かなと思っています。  続いて、都市計画課のほうで伺いたいと思います。都市計画課では、都市計画係のほうで1人職員が増員というふうになっていますけれども、この理由についてお聞かせください。 ◎都市計画課長   令和3年度は、今年度になりますけれども、新たに板橋区都市づくり推進条例が施行されまして、その中でいわゆる民有地の土地利用転換など土地の取引、そういうものについて届出が必要になりまして、そのあたりの事務量の増加とか、あるいはそれに伴う都市計画決定やあるいは用途地域の見直し等がそれに付随して発生する場合がありまして、そのような業務量の増加へ対応するために1人増員ということになりました。 ◆いわい桐子   手当のほうも増やしている予算になっているかと思うんですけれども、この1人の増員で残業そのものがなくなる、解消されるという状況になるんでしょうか。 ◎都市計画課長   その係については1人増員ということになりますので、通常であればそれに比例して残業量というのは減るというふうに考えているところでございます。 ◆いわい桐子   ただし、前提として一定残業が見込まれる現状になっているそういう予算になっているのかなというふうに考えるんですけれども、どうさらに解消していくかということについてはどう努力されていくんでしょうか。 ◎都市計画課長   全体の業務量を見まして、その業務を各係で適正に分担できるよう係長も含めて全員でそのあたりを検討して、適正に配分できるように考えていきたいというふうに考えております。 ◆いわい桐子   全体として仕事量が増えている分、その職員の負担をどう減らしていくのかというのは全ての現場で考えていく必要があると思うんです。ぜひ努力を行っていただきたいし、必要な人員についてはどんどん要求してもらいたいと思っています。  それでは、次に公園について伺います。予算の概要の42ページに、公園・児童遊園等維持管理のところで、区立公園民間活力導入検討というふうに書かれているんですけれども、Park-PFIの導入について、新年度考えていることがあればお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   こちらのほうは、Park-PFI制度を活用して本施設の整備を行っていきたいということで、それに伴います委託経費を計上させていただいているものでございます。来年度の予定ですけれども、公募に向けた指針づくりを行いながら最終的には事業者との協定までつなげていきたいというふうな形で考えてございます。 ◆いわい桐子   ごめんなさい、ちょっと聞き逃しちゃった。場所についてどこに導入を考えていて、その場所についてのスケジュールを、いつ公募を考えているのか、実際にPark-PFIによる管理が始まるのはいつ頃かということを教えてください。 ◎みどりと公園課長   失礼しました。場所としては高島平緑地ということで、高島平緑地も広い区域ございますけれども、想定していますのは高島平八丁目・九丁目の部分、都営三田線沿いの緑地の区域を想定してございます。公募につきましては、来年度の8月から9月頃を予定しております。それに向けて、事前のヒアリング、指針づくり等を進めていくということになってございます。 ◆いわい桐子   八・九丁目というふうに考えると、あそこの面積がどれくらいで、実際に最大でいうと何平米の施設が造れてしまうのかということを確認したいのと、それから8月公募ということなんですけれども、指針づくりでいうと地域の人たちと一緒につくるというふうな流れになっているかと思うんですけれども、その地域の人というのはどういう人たちが対象になるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   具体的に八・九丁目の区画が何平米かというのはちょっと今手持ちに資料がございません。あと、住民参加の予定ですけれども、指針づくりをする中で、地元町会または住民の方の意見を聞きながら指針づくりをしていきたいというふうに考えております。 ○主査   ただいまのいわい委員の質問で質問者が一巡いたしました。  再質問のある方は挙手願います。  山田貴之委員、かいべ委員、山田ひでき委員、長瀬委員、こんどう委員、安井委員、川口委員、いわい委員、以上の順番で行います。再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆山田貴之   後半もよろしくお願いします。まずは、先ほど午前も公園についてちょっと質問をさせていただいたんですけれども、その公園のくくりの中で、事務概要のほうには緑地というのが3か所というふうにありまして、67万平米ぐらいすごく広大な緑地というものを板橋区は有しているということなんですけれども、ここについて少しご説明をいただければと思います。 ◎北部土木サービスセンター所長   緑地は幾つかあるんですけれども、まずは北部サービスセンターとして主なものとしては高島平緑地、こちらについては次期事業で高島平緑地だけだったんですけれども、令和2年度から高島平地域というところの中で、緑地と近隣の緑地と同じ年代でつくった公園の樹木についても抜根したり、移植をしたいというところと、あと荒川のほうです。荒川のほうでは、委託をしていまして、荒川スタンド維持委託と、あとは荒川戸田橋緑地維持委託ということで、こちらについて草刈りとか、清掃とか、樹木の剪定とかやっているっていうところでございます。 ◎土木部長   一番大きなところでは、荒川戸田橋緑地が緑地でございます。それから高島平緑地、これが次に大きいぐらいですか。あと細かいのが幾つかありますけれども、大まかにはその2つで、いずれも都市公園でございます。 ◆山田貴之   この緑地に関しても、公園ですと清掃が入ったり、樹木を植え替えたりとかということも想像としてつくんですけれども、緑地というのも維持管理に関して来年度も予算づけがある程度あって管理しているものなのかということをちょっと教えてください。 ◎北部土木サービスセンター所長   今、山田委員おっしゃったとおり、荒川とかそういった緑地もそうですし、高島平緑地についても、そういった草刈りとか、高島平の抜根とか、そういったところで清掃も含めて維持管理しているところでございます。
    ◆山田貴之   広大な面積が一応あるということであるのですけれども、街灯が置かれていたりとかすると、公園ですとその公園の街灯として管理やメンテナンスをしているようですけれども、緑地のところにもし該当があるとするとそれはどこが管理して、街灯として管理しているのか、どう管理しているかというのをちょっと教えていただければと思います。 ◎土木部長   どちらも名前が緑地というふうについているだけでして、両方とも同じ都市公園になっております。区立公園のうちの緑地という区分でございます。したがいまして、公園の維持管理費用で管理しております。 ◆山田貴之   続きまして、板橋区の森というものについてちょっと教えていただきたいんですけれども、こちらは栃木県の日光市のほうに12万7,000平米ぐらい面積があるということで伺っておりますが、現状について、維持管理の費用も併せて教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   こちらの板橋区の森ということで、国と区のほうで取り交わしております分収造林契約に基づいて森林の育成をしているところでございます。当初は栃木県の栗山村というところが国と分収造林契約を結んだものでございますけれども、その契約につきまして板橋区と栗山村の交流10周年を記念して平成5年にこの造林契約の権利を区に寄附をしていただいたということで、それ以降板橋区の森という名称をつけさせていただいて、管理のほうを行っているというところでございます。こちらにつきましては今後令和46年まで育成をしていくということで、その期間内に伐採して売却することによって収益を上げたものについて、区と国のほうで収益を7対3、区のほうが7割、国のほうが3割ということで収益を分け合うという、最終的にはこういう契約のものになってございます。  この管理につきましては、現在は、森林ボランティア団体の方に業務を委託契約をして、年3回ほど樹林の下草刈りとか枝打ち、また熊が幹を剥いでしまう被害というのが非常に多くて、それを防止するためのネットの取付け、こういったものを行っていただくということになっております。それに伴います経費として来年度予算で168万4,000円という経費を計上させていただいております。 ◆山田貴之   広大な土地の割には168万円の年間の経費で済んでいるということで、ありがとうございます。もう一つ伺いたいのは、区長のほうでゼロカーボンシティ宣言をされたということで、カーボンニュートラルとかということを進めていかれるんだと思いますけれども、要はCO2を削減していく、実質CO2の削減をしていくという流れの中で、ここの森に関しては要はCO2削減しているというカウントになるのかどうか。そういうことで、環境のほうの所管課になるのかもしれないですけれども、所管している課としてはどういう認識であるのかというのをちょっと教えていただきたいと思います。 ◎みどりと公園課長   板橋区の森のほうにつきましても、このCO2の吸収減にはなっているという認識を持ってございます。こちらのCO2のどのぐらいの吸収量があるかというものにつきましては、いろんな試算がありますけれども、平成27年の環境マネジメントシステムのほうの実施結果報告のほうで試算を行っておりますけれども、その報告によりますと、年間25.65トン炭素量の吸収量があると。二酸化炭素に換算しますとそれに相当するものがあるというような当時の試算が出ております。それから、樹林の育成、成長とまた進んでおりますので、また実際の量についてはまた違ったものになってきているのかなというふうには思っております。 ◆山田貴之   植樹したときが2万4,000本、平成5年です。それから、先ほどご説明いただいた分収造林の権利というので4万1,600本の権利をいただいているということで、当然それから年数も進んでいるので増えている、平成27年の結果からは増えているということなので、ゼロカーボンシティを進めていく中では板橋区外の土地に一応一定お金をかけて、保有しているものなので、将来的な見通しも含め、区民の皆さんにうまくそういったことも伝えながら、ぜひ所管する課と連携をして進めていただきたいというふうに思います。  続きまして、ちょっと水防体制について伺いたいんですけれども、都市建設委員会の事務概要の34ページ、水防体制の組織図というものがありまして、唐突にですけれども、一応土木班としてこの水防本部の中に組み込まれているということになります。図を拝見すると、情報収集班として各課の職員の皆さんがされるという状況になっていますけれども、まずいつも荒川の土手などで水防訓練なんかをされていますけれども、これまで訓練がどのように行えているか、コロナ禍でちょっと中止になっている状況であるかと思いますけれども、訓練の状況について、まずは教えていただければと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   水防体制につきましては、大雨洪水警報もしくは暴風警報、警報が出た場合に情報収集班としてやってきてございます。警報が出た場合には、気象庁のホームページや東京都からの情報伝達、あるいは危機管理部との連携だとか、そういったところの情報収集体制を主にやってございます。  また、訓練というわけではないんですけれども、停電した場合のときの防災無線のやり方だとか、そういったところを踏まえて、大雨だとか風だとかの情報を日々収集しているところでございます。 ◆山田貴之   これ、最近この土木班のほうの体制が稼働したところというのは大体いつぐらい、今年度、例えばありましたでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   昨年と今年と大雨洪水警報があまり出てございません。それと台風も接近してございませんので、ないんですけれども、年に三、四回程度警報が出ておりますので、その場合にはメールでの参集がきまして、各班がそれぞれの部署に行って、情報収集体制に入るというところでございます。 ◆山田貴之   ぜひ、日頃の備えをしていただければと思います。  続きまして、自転車安全の利用マナーについて伺いたいと思います。予算の概要の49ページです。交通安全啓発ということで、自転車の安全利用促進を進めていただいていると思いますが、事業内容について、来年度に事業予定されている内容について教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   予算の概要の49ページの①から⑥までございますけれども、交通安全運動として春・秋やってございますけれども、そういったものだとか、例えば世代別交通安全教室というものがございます。これは小中学生を対象とした安全教室を行うというところもやってございますし、特に小学生に対しては自転車を学校に持ってきていただいて、自転車の安全点検をやるというところもございます。それと、区施設管理自転車の点検というものございますけれども、板橋区で管理している自転車を集めて、自転車協会と自転車商協同組合と連携しまして点検を行うといった、そういったところの啓発事業を行っているようなところでございます。 ◆山田貴之   この項目の③自転車安全利用促進のところと、その下の項目の自転車駐車対策のところの③自転車利用ルール推進と。これはそれぞれどういう事業内容なのかということ、ちょっと違いも含めて教えていただければと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   2番の交通安全啓発の③自転車安全利用促進につきましては、自転車を安全に乗りましょうということで街頭キャンペーンをやったりだとか、促進物を配付しているといった啓発事業でございます。それと3番の自転車駐車対策の③自転車利用ルール推進というのは、これは駅前での違法駐車対策としてビブスを着て、22駅なんですけれども違法駐車をやめさせるような声かけをやっているような活動ということでございます。 ◆山田貴之   それとその下の10項目めの交通安全施設等整備の中のカラーロード舗装という項目が②にありますけれども、この目的とあと予定件数を教えていただければと思います。 ◎北部土木サービスセンター所長   サービスセンターのほうで、交通安全施設というところの中で、単価契約のところがありまして、そういったところで通学路のところにアクセントでグリーンにしたり、今なかなかあれですけれども、赤いれんがといって、注意喚起として赤いところがあるので、こういったところについては年間単価契約ですので、いろんな区民の要望を日々受けながらやるかやらないかというところもありますので、そういったところで検討しながら、単価契約で日々要望についてやっているところでございます。 ◆山田貴之   来年度の、ここの場所にカラーロード塗装をするという場所というのはもうある程度計画上何かしっかりした決まりがあるんでしょうか。 ◎北部土木サービスセンター所長   何か計画に基づいてというのはないんですけれども、やはり例えば、今年度中にそういった要望が出て、今年度できないかというところについては来年度にというところではあります。何か計画に、ここでこういう計画でというところではないんですけれども、あとは地域教育力推進課と連携して通学路点検もやっておりますので、そういったところの中で、先ほど言ったとおり、学校もそうですし、区民の要望に沿ってやっていくというところでございます。 ◆山田貴之   区民の要望も聞いていただきながら、自転車のマナーとかということはよく区民からもご要望いただきますし、また近年交通事故で小学生が巻き込まれるというようなこともあるかと思うので、ぜひ危険箇所の把握をしている担当課と連携をしながら、効果的なカラーロード塗装をしていただければというふうに思います。  続きまして、組織改正について伺いたいと思います。この都市建設委員会が所管している課の中ではそこまで大きな、来年度は組織改正はないんですけれども、まちづくり推進室のほうで、まちづくり調整課に高島平まちづくり担当係長が新設されたということで、新年度に向けての業務内容、そしてその目的、教えていただければと思います。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   今年度、高島平地域都市再生実施計画を策定いたしましたので、その策定によってまちづくりの進展がなされましたので、高島平グランドデザインの総括、企画調整及び地域住民UR、関係機関との調整に関する機能を果たすために担当係長を新設しております。具体的には、実施計画の中で都市再生の第一歩となる重点地区、高島平の二・三丁目のUR都市機構が開発した部分なんですけれども、そこを指定しておりますので、そこにおいて地区計画の検討だったり、あと駅前のURの団地の敷地と旧高七小を中心とする再整備地区、約区有地2万平米の部分を交流核エリアと呼んでおりますけれども、その交流核エリアにおいてまちづくりプランの形成を検討してまいります。 ◆山田貴之   期待しております。あともう一つ鉄道立体化推進課用地調整担当係長を廃止して、用地調整係を新設されたということで、こちらについてもその業務内容と目的と教えていただければと思います。 ◎鉄道立体化推進課長   こちらについては、今年度は用地調整担当係長というのを置いておりましたけれども、新年度は去年の12月に事業認可になったということで本格的に用地取得を始めていくと。ただし、連続立体化事業等の土地利用と関連性が高いものですから、その調整も含めて、用地取得と併せて調整業務含めて用地の仕事をしていくということで新たに係を設けまして、事業を進めていくというものでございます。 ◆山田貴之   新設された係長の皆さんに期待をしております。まちづくりは長い年月がかかることだと思いますけれども、地道に進めていただければと思っております。 ○主査   次にかいべ委員の質問となりますが、黙祷の時間が近づきましたので、しばらくお待ちください。  それではご起立ください。  黙祷。                    (黙祷) ○主査   ご着席ください。 ◆かいべとも子   今、黙祷をしたときに、自分自身もちょうどあのときに私たち選挙期間中だったんですけれども、真っ暗の中をジャンパーを着て、都営住宅ですとか、高島平ですとか、根っこからひびが入っている建物を見て回ったことを思い出したところなんですけれども、まさにこの都市建設委員会が、そういった全国の災害ももちろんですけれども、首都東京の守り手なんだなということをちょっと感じましたので、皆様のお力をますます発揮していただきたいと思います。  では、質問に入りたいと思います。予算書の266ページ、街路照明費なんですけれども、これにつきましては、前年度より3億915万円余りの減となっているんですけれども、この理由をご説明ください。 ◎工事設計課長   こちらですけれども、主には街灯の設置基数が減るというところでございます。先ほどちょっとお話出ました、今年度1,500基だったのに対して850基を予定しているというところでございます。 ◆かいべとも子   そうしますとほとんどが設置費用の削減というか、残ということで認識してよろしいでしょうか。 ◎工事設計課長   もう1点加えさせていただければと思うんですけれども、街灯の電気料金につきましても、LED化で規格が変わったりして抑えられておりますので、その影響もございます。 ◆かいべとも子   そのLED化の削減というのはどれぐらいの金額になるのか、またいわゆる過去にかかったものの何割ぐらい削減になるのか、お教えください。 ◎工事設計課長   失礼いたしました。昨年度の予算からいたしますと3億円程度減少しているんですけれども、決算につきましても、令和元年度から令和2年度で5,000万円ぐらい落ちているというような推移が、最近の動向でございます。 ◆かいべとも子   もともとの費用のベースに対してLED化したことによって、何%ぐらい削減になったのか教えてください。 ◎工事設計課長   LED化を始める前に対しましてということで40%になっているというところでございます。LED化を始めたときの電気代に比べて、今は6割削減です。 ◆かいべとも子   ということは6割削減ということで、すばらしいことだと思うんですけれども、区のホームページにLED街灯への更新の表が、スケジュール等の事業計画が載っていたんですけれども、先ほどのちょっと説明したところとかぶるかもしれないんですけれども、この表の見方なんですけれども、この更新の計画事業として街灯の更新が2016年から2025年の中で、事業年度と縦に実現プランとか執行数がある表なんですけれども、これを見ますと、それぞれ計画事業の基数、LEDの数、基数とそして執行数と全部割合が出ているんですけれども、2020年まではプランと執行数とそれぞれ出ているんですけれども、2021年度で、実現プランの計画で、その先が要するに事業計画はその前年度ごとに立てるのか、それともいやいやこの部分は終わっていますと、この表の見方がちょっと分かりにくいんですけれども、同じものがないと分からないんです。 ◎工事設計課長   すみません。表を持ち合わせていなくて申し訳ないんですけれども、計画自体はもうLED化を始めるときに実施計画を立てているところで、毎年度毎年度ではなくもう令和7年度まで何基ずつやっていくというところで立てている計画でございます。 ◆かいべとも子   私もそのように理解しているところなんです。そうすると、結構目標に、計画事業量に対して執行数が、それぞれ毎年かなりパーセントが上回っているんですけれども、これはどういった形での数値なのか、ちょっとお伺いいたします。 ◎工事設計課長   これまでは比較的、街灯は電柱に共架しているものと街灯で独立して立っているものがあるんですけれども、これまでやってきたところは電柱に共架しているところが多くて、共架については上の頭部だけになりますので、比較的容易に交換ができたというところで、基数をどんどん実施することができてきていたという状況がございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、いろいろなものが含まれての基数ということでしょうか。 ◎工事設計課長   実施については計画を目標として行っていくんですけれども、やる場所を選ぶときに近くでできそうなところを一緒にやってしまったりというところで、実際には近くでできそうなところがあれば一緒にやったりもしますので、共架でやりやすいところがあって基数が稼げたというところが実態としてはございます。 ◆かいべとも子   そうすると、区全体で最終的に目標に対して今どういった状況なのか、お伺いいたします。 ◎工事設計課長   令和2年度末でございますけれども、7割強すでに達成をしている状況でございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、さらにLEDの、先ほど言った電気代というか、そういうものもさらに伸びて削減されるという認識でよろしいですか。 ◎工事設計課長   LED化が進みますので、そのように考えております。 ◆かいべとも子   そうしましたら、公園のほうのLED化についてちょっと進捗状況をお伺いしたいんですけれども、現状いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   このLED化につきましては、令和元年度より事業を始めておりまして、全体で1,836基LED化を平成7年度末までに完了させる予定でございます。令和3年度、今年度の見込みも含めて進捗状況ですけれども、3か年で762基ということで、全体の42%のLED化が完了するというような状況になってございます。 ◆かいべとも子 
     そうしますと、予定どおりあとの五十数%は終わるということでよろしいでしょうか。 ◎みどりと公園課長   来年度、令和4年度から令和7年度、4か年かけて残りの数を全て完了させる予定でございます。 ◆かいべとも子   区民の方からは、大変明るくなって、公園等は危険な部分もあるので助かるというお声と、例えば住宅地がそばにあって、勝手な意見なんですが明る過ぎるというお声もあったりして、苦慮されていると思うんですけれども、そういった課題というのはありますでしょうか。 ◎みどりと公園課長   公園灯のほうにつきましては、やはり道路の街灯とまた違った要素もあるのかなと思っております。面的な広い範囲をより効率的に照らすという形で、そういった灯具を選定しているというところもございます。一方、そういった灯具を選定しますと、隣接する住宅のほうに光も飛んでいってしまうということもございますので、そういったところにつきましては個々、工事を発注する前に担当者が1灯ずつ確認しながら、必要と思われるところの場所の公園灯につきましては遮光板といって光が飛ばないような板を灯具の中に取り付けるなど、そういったような対策をしながら事業のほうを進めております。 ◆かいべとも子   LED化は大変区民の方も明るくなったということで、喜びの声をたくさんいただいていますので、その中でまたさらに経費が削減されるといういい制度ですので、今後も、今ご説明あったように順調に進めていただきたいと思います。  あと、予算書の267ページで、先ほどもちょっとどなたか触れていましたけれども、無電柱化促進事業の経費についてなんですけれども、ちょっと細かいことで、教えていただきたいんですけれども、これ令和3年度も令和4年度も詳細設計ということでさっき説明されたんですけれども、無電柱化そのものが地中に様々なものを埋めるので、その詳細設計というのが必要なんだなと思うんですけれども、素人なので、単純に1年ごとにやっていく必要がどのようになるのか、設計だけ先にまとめて、そして少しでも早く無電柱化が進むことが望ましいなと、ちょっと素人的な質問で申し訳ないんですけれども、その辺ちょっと分かりやすくご説明いただきたいんですけれども。 ◎工事設計課長   詳細設計2か年でまず行うというところでございますが、この2か年につきましては路線を分けているということで、まず2か年でさせていただいております。日大の前の通りと、そこにつながるT字の横につながっている部分ということで分けて行っているというような状況がございます。  ちなみに、おっしゃっていた埋設も2か年かかるというところでなぜかかるかというところでございますが、予備設計でまず大まかに電線共同溝の構造だったり、ルートというのを決めるんですけれども、それに対して詳細設計に入ってから試掘をしたり、実際、地上に機器が一部置かれるんですけれども、その地上に置く機器の場所を近隣の方と調整をしながら置く場所を決めて、それによってまた配線の計画とかが変わってきたりいたしますので、実際のそういう地元との協議を踏まえて詳細に固めていくというのが詳細設計になります。 ◆かいべとも子   勝手に、予算を分けるために2年に分けているのかなとちょっと思ったりもしたので、ちょっと質問しました。やはり、今地震が、幸い直近のときはないのでいいんですけれども、やはり医療の必要な、先ほどもご説明あった使用道路に関してはやはり万全な体制でいかないと、電柱が倒れれば救える命も救えなくなってしまうので、それで少しでもスピーディーにしていただきたいなという思いがあってちょっとお伺いいたしました。分かりました。  それとあと、この大谷口のところは610メートルで、たしか以前の説明では9億円から10億円かかるっていうことなんですけれども、これについては工事も7年から8年かかるということで、それに変わりはないんでしょうか。 ◎工事設計課長   おっしゃるとおり、総額で9億円程度を予定しております。工事につきましても令和11年度までの予定で、まだ7年かかる予定でございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、その次のまた無電柱化の、区のほうに順番の一覧が載っていますけれども、それも次の場所を選びながらまた同じようなスキルでやっていくんでしょうか。 ◎工事設計課長   今、この大谷口の後になりますけれども、場所はおっしゃられるとおり、選定されているんですけれども、具体的な計画がまだ立っていないというところで、事業の進捗状況等を見ながら検討していくというところでございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、大谷口の610メートルでこの年数かかると思うと、区の一覧を見るとなんか気の遠くなるような年数なんですけれども、もちろん技術の発展があるのでだんだん縮まっていくのかなと思うんですけれども、その辺、区としての展望というのはどのようにお持ちでしょうか。 ◎工事設計課長   実際の期間なんですけれども、先ほどもちょっとおっしゃっていただきましたけれども、埋設物にも非常に影響があるもので支障移設工事があったり、それでまた電線共同溝の本体を造ったり、その中に配線をしたりということで、工事内容も実際多種多様なところがございますので、一定程度の期間はかかる事業かなという認識ありますが、技術につきましてはそれこそ低コストの観点だったりというのは引き続き検討が、都も含め、企業者も含め、進められているところではございますので、事業をやっていく中でそういう技術はどんどん取り入れて、情報を取ってやっていくべきだということは考えております。 ◆かいべとも子   次に予算の概要の43ページなんですけれども、これの公園等の改修ということで、先ほど午前中も触れた方がいましたけれども、この中の④に舟渡水辺公園の改修工事がございます。先ほど、みどりと公園課長のほうからは、親水公園の高さの柵のかさ増しというご説明があったんですけれども、これは以前残念ながらの子どもさんの水難事故があって、尊い命を亡くされた事故があったんですが、それに鑑みての対応なのかどうか。 ◎みどりと公園課長   事故の後、改めて舟渡水辺公園の施設点検を行った結果、親水護岸、水際の柵について90センチというところが判明してございます。あくまで転落防止という観点での施設ではございませんけれども、改めて事故を踏まえまして、より安全な施設ということで安全性を向上させることが必要だろうということで20センチかさ上げをするという形で、来年度工事のほう進めたいということで事業化したものでございます。 ◆かいべとも子   水辺というのは日常はきれいですけれども危険をはらんでいるので、あの事故のとき、私たちもすぐに現場に行ってみたんですけれども、どうしてここからというすごい思いがあったので、ぜひ子ども目線で、本当に事故がないように対応していただきたいと思います。  あともう一点は、この舟渡水辺公園については、舟渡四丁目の物流センターとのつながりもあるかと思うんです。これについては、今回の事業費は関係ないんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今、そちらのほうとは事業者のほうと協議が進んでおりますけれども、今回の予算につきましてはそちらのほうの事業との関連あるものではございません。あくまで、安全対策という形で事業化したものでございます。 ◆かいべとも子   この予算とはちょっと離れて先の話になっちゃうんですが、区民の方からはこの物流センターとこの舟渡水辺公園の環境、ご説明あったときにぜひドッグランを造ってほしいとかそういうお声があったので、ちょっとここでは予算と別枠になるんですが、そういうこともちょっと片隅に入れていただけたらありがたいなと思います。舟渡水辺公園については以上です。  あと、同じく43ページの公園・公衆便所の維持・改修なんですけれども、これ、資料のほうには改修工事5か所でした。さっき、私の聞き漏らしかどうか分からないんですけれども、小豆沢と前野町と下赤塚と徳丸で4か所の説明、もう1か所ありましたでしょうか。 ◎みどりと公園課長   こちらの事業としましては、③の改修工事5か所とございますけれども、こちらのほうはトイレの建て替えを行う事業でございます。先ほどの4か所という説明は、④の洋式化改修工事、便器のほうです。和便器から洋便器に変えるというサービスセンターでの事業を行っているところでの4か所というものになってございます。 ◆山田ひでき   先ほど、午前中の続きのマンション対策のところを伺っていきたいと思います。管理不全の兆候が見られるマンションの数ということで、先ほど90件ほどあるというふうに伺いました。一方で、管理状況調査専門家派遣数というのを74件から169件に増やすというふうに伺っています。管理不全の兆候が見られるマンションの数との整合性がどういうふうにあるのか、その辺を確認したいのですが、お願いします。 ◎住宅政策課長   管理状況の調査の専門家派遣の件ですけれども、そのマンションの管理状況が思わしくないというところで、まず最初は区の職員が現地のほうに行かせていただいて、状況を確認させていただきます。あと、マンションの例えば管理組合の方とか代表の方にお会いできれば、もちろんその方とお話をするんですけれども、そういった事情をお伺いして、例えば専門家というとマンション管理士さん、あと1級建築士さんとか、あと場合によっては弁護士さんという場合もあります。そういった様々なケースに応じた形で、そういった専門家の方を派遣していこうというようなことを考えております。 ◆山田ひでき   この管理状況調査専門家派遣数74件から169件に増やすというふうにあるんですが、その74件という数字と169件という数字の根拠を確認させてください。 ◎住宅政策課長   今年も補正予算で増額させていただいて、当初の予算の件数を増やしたところではあるんですけれども、そのあと残りの件数として、来年度予算として組ませていただいているというような状況です。そういった意味で、数字的な根拠はそこに求めているということになります。 ◆山田ひでき   すみません。ちょっとしつこくて申し訳ないんですが、今年度が74件の予算を立てていて、実際には補正を組んでプラスしていた。来年度はもうそれを見込んで169件にしたという受け止めでよろしいんですか。 ◎住宅政策課長   それプラス、先ほど来ご説明している東京都の条例とか、区の条例に基づく、管理状況の報告等を出していくことになっているんですけれども、その管理状況の報告が出されていないマンションがまだまだたくさんございます。そういうものに対して、区のほうとしては能動的にアクションを起こしていこうということで、放置するのではなくて区のほうから積極的にそういった連絡も、何も管理状況の報告もないというようなマンションにアクションを起こしていこうというようなことで増額したものでございます。 ◆山田ひでき   先ほど、都の条例に基づく管理不全の兆候が見られるマンションの数は90件というふうにお答えいただいたんですが、区の条例に基づくそういう対象のマンションというのが幾つあるのか教えてください。 ◎住宅政策課長   届出が出ているマンションが全体の59%でございまして、先月のデータでですけれども、全体としてはマンションが1,792棟ございまして、届出済みマンションが1,061棟あるということになっております。引き算させていただくと約700棟余りのマンションが届出が出ていないというふうな状況でございますので、そういったマンションに積極的にアプローチをしていこうというような、この予算の趣旨となってございます。 ◆山田ひでき   そうすると今、届出が出たマンションが700棟前後あるということで、来年度についてはそのうち169棟のマンションについて調査の専門家を派遣するという計画だということでよろしいですか。 ◎住宅政策課長   区の職員も現地に足を向けて調査に入りましたし、あと専門家の方も入って、調査する件数がこの件数というふうになっております。ただ1件、1つのマンションに対して、複数足を運ばなければいけないというケースも当然考えられます。そういった場合は、1棟のマンションで複数の件数を、調査をかけなきゃいけないというケースも想定されることから、非常に169件分のマンションの調査ができるかというと、私自身はちょっと変わってくると思います。 ◆山田ひでき   おおよそ700棟ある届出のないマンションに対して169件というのはちょっと数が少ないのかな。何年間がかりでこれをやっていこうということなのかもしれないんですけれども、もうちょっと数を増やしていかないと、なかなか追いつかないのかなというようにも思います。  あと、また専門家だけでなく区の職員を派遣するというふうに伺いました。専門的な知識を持った専門家ではなく区の職員が、恐らく外観などを見て一定の判断をするということなんだろうけれども、どういった判断基準で区の職員が判断するのか、教えてください。 ◎住宅政策課長   その他の管理の状況が非常に芳しくないという場合については、もちろん考えられる理由としては、もちろん建物の管理状況が思わしくないということもありますし、あと住民間のいわゆる管理組合さんの状態がよくないという場合もあります。そういったケース・バイ・ケースに応じて、場合によってはそういった専門家の方に見ていただかないと、区の職員ではちょっと難しいなというふうな部分については、そういった専門家の方に行っていただくという方針で考えています。 ◆山田ひでき   すみません。今、区の職員が見て判断するということなんですが、判断するに当たって何らかのガイドラインみたいなものをつくったりとかはされているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   現在のところ、ガイドラインというのはございません。 ◆山田ひでき   1人の職員が全て判断するんだったら、ガイドラインがなくても同じように判断ができるかと思うんですが、複数の職員がいろいろ見て回る場合には職員によって判断の基準が異なる場合があるんじゃないかと思うんです。その辺についてはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   ただ、先ほど来ご説明させていただいているマンションの管理計画の認定制度が、国の法律で改正されてその運用が可能になりました。それに併せて、国のほうからも、あと都のほうからもいろいろ様々なガイドラインとかマニュアルが出されましたので、そういったものを参考にしながら区のやり方を確立していきたいというふうに考えてございます。 ◆山田ひでき   そういう参考にできるガイドラインがあるんでしたら、そういったガイドラインを基にして住宅政策課としてもガイドラインを作成して、調査に回る職員に持たせてみたらどうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   その内容については精査して、検討していきたいというふうに考えてございます。 ◆山田ひでき   それから、認定制度などを運用して、管理不全に陥らないように指導していくということだと思うんですけれども、こういった場合には、管理不全の兆候があるようなマンションについては把握できるかと思うんですが、既に管理不全に陥ってしまっているマンションについてはなかなか把握が難しいんじゃないかというふうに思うんですけれども、既に管理不全に陥ってしまっているマンションについてどうやって把握していくつもりなのか、ちょっと伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   午前中の質問の中に、管理不全のマンションをということでご質問がございましたけれども、例えば、その中で東京都の条例に基づく管理不全の兆候があるというマンションをポイントとして7つほどあるというようなお話をさしあげました。その中に、例えば一つ、管理組合がないというような状況はあります。管理組合がないというふうな状況ですと、当然管理組合を立ち上げていただくところから始めなきゃいけないというところがあります。そのためには、当然管理組合を立ち上げるに当たって、何を再整備すればいいかとか、非常に問題意識が持った方が一緒にいらっしゃればいいんですけれども、本当にゼロからお話をしていかなければいけないときもあります。そういった様々なケースを考えて取組をしていかなければいけないというふうに考えてございますけれども、その一歩一歩踏み出してやっていくのは来年度からかなというふうに考えてございます。 ◆山田ひでき   もう一つこの辺で伺いたいんですが、区の職員がマンション調査に回るということなんですけれども、何名の職員が実際にその調査に回るのか教えてください。 ◎住宅政策課長   今年度は、担当職員は3名でございまして、来年度は2名増員して、来年度から5名体制で担当していくということになります。 ◆山田ひでき   5名の職員が確認して回るということなんですけれども、場合によってはもう最初からマンション管理士であるとか、建築士などの専門家と一緒に回るケースも増やしていったらどうかというふうに思っているんです。というのは、そういった方と一緒に回ることによって、区の職員が様々な専門的な知見を身につけることができるんじゃないかと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   東京都のマンション管理条例が施行されて丸1年、区の条例が施行されてから何年か経ちますけれども、様々なマンションのケースを、区のほうでもノウハウを蓄積してきました。そういった中で、先ほど委員がおっしゃったとおり、様々なケースが想定されるということは非常にありがたいという言い方も変ですけれども、そういう対応を迫られるということが想定されます。そういった意味では、そういった専門家の方を同行してやる方法も一つのやり方だと思いますから、様々なケースを想定しながら、全ての可能性を考えてやることについては、様々な検討をして取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 ◆山田ひでき   板橋区内でも非常に老朽化が進むマンションが今後増えていくこと、また居住者の高齢化が進んで管理不全、機能不全また修繕積立金が全然積み立てられない、そういったマンションが今後増えていくことが予想されますので、ぜひこのマンション対策は、区の職員でも一定の判断ができるレベルにまで専門的な知見をぜひ高めていただきたいなというように思います。  また、予算の中でマンション管理計画認定制度創設によるパンフレットなどを印刷して配るという予算が計上されているんですけれども、これを既に管理組合がないみたいなマンションに配付して、効果があるのかどうかちょっと疑問に思っているんですが、その辺いかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   そのパンフレットというのは、もちろん管理組合があって、管理計画認定制度に申請可能というふうな組合さんにお配りするというふうなことを考えています。マンションの管理組合がないところについては配るパンフレットとか、管理組合がつくってくださいというようなお知らせのパンフレットについては、国とか東京都がつくっていただいたパンフレットがありますので、そういったものを使って周知を図っていただく考えでございます。 ◆山田ひでき   せっかくお金をかけてパンフレットも作るんですから、ぜひそういったものが有効に使われるようにお願いしたいと思います。  すみません。次の質問に移ります。予算書でいうと279ページ、非木造建築物耐震化促進について少し伺いたいと思います。先ほど、川口委員からも質問がありましたけれども、予算が増額になって、実際の工事費用で増額になっていると伺いました。ただ、新年度は5件の工事が予定されていますけれども、さらにその先、実際に助成につなげるためには、例えば診断の数とかをもっと増やしていく必要があるんじゃないのかなというように思うんですけれども、その辺についてどういう計画なのか伺いたいと思います。 ◎建築安全課長   非木造建築物につきましては、先ほど言いましたように、来年度は5件。ただ、5件といいましても単年度のケースだけではなくて、全体設計承認というんですけれども、複数年度に係る工事も発生しております。ですので、毎年5件以上を目指して今後進めていきたいと思っています。  改修工事に進むまでには、当然そのための設計、その前段階の診断を行いますので、その段階でも区のほうの助成を使っているのがほとんどのケースになりますので、その辺の方については、よりその先に進むようにお話をして、促進を図っていきたいと考えております。
    ◆山田ひでき   これは、実際に助成に至るまでかなり時間がかかる事業だというふうに伺っていますが、例えば最初に耐震化アドバイザーを派遣して、順調に進んだ場合で、助成に至るまでの期間というのは大体どのぐらいかかるものなんでしょうか。 ◎建築安全課長   耐震化アドバイザー派遣をしても、当然そのマンションの管理組合の方々がどういうふうに合意形成を取れるかというのがマンションごとに違いますので、ちょっとなかなか一概に言うのは難しいんですけれども、なおかつちょっとここのところはコロナ禍で総会が開けないとかというケースがありますので、ここのところはちょっとコロナの以前よりは年数はかかっているというふうに認識をしております。 ◆山田ひでき   なかなかコロナの下で総会が開けない、マンション全体の合意が図れないということは非常に大きな課題かなというふうに思いますが、予算の中で耐震化アドバイザー派遣という事業があるというふうには書かれているんですけれども、この耐震化アドバイザー派遣というのは新年度においては何件ぐらいの派遣を目指しているのか、伺いたいと思います。 ◎建築安全課長   こちらにつきましては、来年度は12件を予定しております。 ◆山田ひでき   12件ですね。大体、例年そのアドバイザー派遣から、実際に診断及び設計さらに助成につながる割合というのは大体どのぐらいになるんでしょうか。 ◎建築安全課長   特にアドバイザー派遣から助成につながる割合というのは特段出していないんですけれども、今12件と言いましたのは区のほうで行っているアドバイザー派遣になります。それ以外にも、東京都のほうでやっておりますアドバイザー派遣もありますので、そちらの件数から耐震診断が進むというケースもありますので、ちょっと一概に何割程度というお話はちょっと今の段階ではできない状況です。 ◆山田ひでき   都のほうもあるということなんですけれども、それでもやはりこの耐震化アドバイザーの派遣を増やすことが将来的には診断や設計助成につながるかと思います。ぜひ、この耐震化アドバイザーの派遣を増やすことをご検討いただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎建築安全課長   当然、件数を増やすのを目標に建築安全課としても進めていきたいと思います。 ◆山田ひでき   区内においても、築50年、築60年というマンションがこれから増えていきますので、その対策としてもこの非木造建築物の耐震化促進、ぜひ力を入れて頑張っていただきたいと思っています。 ○主査   長瀬委員の質疑を始める前に、建築指導課長より長瀬委員のがけ・よう壁助成に関する答弁について訂正したい旨の申出がありましたので、これを許可します。 ◎建築指導課長   午前中の質問で、がけ・よう壁の工事助成の対象者の要件について不足がございました。高さ2メートルを超えるものであることに加えまして、改善の必要がある危険度大、または危険度大に準じているがけ・よう壁であることが要件となっております。失礼いたしました。 ◆長瀬達也   今お話をされた非木造建築物について、まず最初に質問したいと思います。質疑の中で、1件4億円超の助成がされているというものもあるというようなお話を聞いたんですが、その建物について、何棟何戸なんでしょうか。その規模感をちょっと教えていただきたいと思います。 ◎建築安全課長   1棟のマンションであります。こちらは、先ほど言いました全体設計承認といいまして、複数年度にまたがる工事になっております。今年度と来年度の工事で、来年度分につきましてがマンションにおいて4億5,000万円ほどかかるという形になっております。          (「マンションの規模です」と言う人あり) ◎建築安全課長   すみません。ちょっとマンションの規模については手元に資料ございませんので、すみません。 ◆長瀬達也   分かりました。といいますのが、これだけの金額を出すものになるとするとよほど大きいマンションなのかなというふうに想像しました。恐らく、今後もこうしたマンションも出てくると思いますし、あともう一つ、これだけの金額を出すということは、これは区だけの負担なんでしょうか。これ、都とか国の費用も入っているんでしょうか。その予算の出どころをちょっと教えていただきたいと思うんです。 ◎建築安全課長   来年の分の4億5,000万円ほどが補助の対象になります。この4億5,000万円といいますのは、実際に係る工事費の10分の9ほどを補助する事業になっています。10分の9のうちの、ちょっと数字的には細かくなるんですけれども、27分の12が国費が入りまして、27分の10が都費が入ります。残りの27分の5が区の負担分になります。 ◆長瀬達也   相当、そうするといい仕組みというか、利用しやすい仕組みかと思います。特にマンションはいろんなたくさんの方が住んでいらっしゃって合意形成も難しいので、こうした補助があると、やっぱり取り組みやすいというふうに思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。 ◎建築安全課長   一つ追加でちょっと、今回のその10分の9といいますのは、その建物が特定緊急輸送道路に面している関係で10分の9という高い割合になっておりますので、全ての建物が10分の9ということではございません。 ◆長瀬達也   ちなみに緊急輸送道路というと、例えば川越街道とか、中山道とかということになると思うんですけれども、それ以外のところについては、その補助はどのくらいになっているんでしょうか。 ◎建築安全課長   今言いました特定緊急輸送路が10分の9で、あと一般緊急輸送道路というのもあります。こちらにつきましては3分の2、あとほかの一般の分譲マンション等につきましては、ちょっとこれも細かいんですけれども23%掛ける3分の2が区の助成対象になります。ただし、これは助成率でありまして、限度額もありまして、先ほどの特定緊急輸送道路につきましては限度額として4億9,300万円というのはありますけれども、一般の緊急輸送路でいきますと4,000万円、それ以外の分譲とか一般の建築物ですと2,000万円という形になっております。 ◆長瀬達也   なかなかいろいろ割合がちょっと結構細かいので。でも、理解をいたしました。  続きましては、Park-PFIの件についてちょっとお伺いしたいと思っていまして、先ほどのちょっと質疑を聞きまして、今後Park-PFIについては高島平で進めていく、まず最初に高島平で進めていくというようなお話がありましたけれども、これをやっていくに当たって、今、前にPark-PFIをやるに当たってはカフェだとかそうしたものを想定しているというようなお話だったんですが、高島平の面積というのはさっき出なかったんですけれども、ただ相当広い面積を有しているところなので、カフェだけなのかなというふうに思います。区としては、どんなものを今後想定をして、プレゼンテーションをしてもらって、公募してそのプレゼンを基に選考するということなんでしょうけれども、ただ区としてのイメージとかというのがあると思うんです。そのイメージがどういうふうなものなのかというのをお聞かせいただきたいというふうに思います。また、それによってどのような効果をこのPark-PFIによってもたらすことを想定をしているのか、その2点についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎みどりと公園課長   高島平緑地につきましては、先ほど面積が出ませんでしたけれども、全体として8万平米ほどの緑地になっております。八から九丁目につきましては、そのうちの1万7,700平米ほどの区画というような状況になってございます。現在、池等がございますけれども、見積り等で変えたような状態またはちょっとの結果が進んでいるトイレ等があるというような現状でございます。区の高島平のプロムナード構想などもございます。そういった中で、ここでの今後の活用等がうたわれているところでございますけれども、Park-PFIにつきましては飲食店というものに限ったものではございませんので、新たなここでの事業展開を模索していきたいということで、今、事前の調査等を継続して行っているところということでございます。  ここの特徴的な地域性としましては、やはり隣接した三田線また高島通りに挟まれた区画であるということで、近隣に特に住宅等が張りついているというような状況ではないというところで、ほかの区立公園とはちょっと特性が違うところもございます。そういった中で、新しい事業展開ができればいいのかなというふうに考えております。例えば、他の自治体の事例等にありますけれども、子どもの遊び場としてのアドベンチャーランドではないですけれども、そういったような施設整備またはスポーツ施設、そういったような導入も考えられるのかなというところで、今検討を進めているところでございます。 ◆長瀬達也   ぜひ、今後特にスポーツ施設だとか若い人を呼び込むような施設というのは必要かなと私も思っていたので、ぜひいいものを検討していただきたいというふうに思います。  続きましては、予算の概要の43ページの公園・公衆便所の維持・改修についてなんですけれども、この維持・改修とか1から4までの項目があって、アスベスト調査というのを2として入れているんです。通常は、恐らくこれ改修工事の中にアスベスト調査とかって入れているのかなというふうに思ってはいたんですが、アスベスト調査は別に項目が出ているということは、恐らく何か全体の調査をするのかなというふうに思ったんですけれども、これについての金額とあと中身を教えていただきたいと思います。 ◎みどりと公園課長   こちら、アスベスト調査につきましては委託経費になります。アスベストが含まれた建材等が使われているかどうかを事前に把握するということで、設計に先立ちまして調査を行うということで、仮にアスベストの使用された建設資材が使われているということになりますと、設計の段階から配慮したことを行わなければいけないということになりますので、設計にかかる前に事前に調査をするということで、来年度につきましては2か所ということで予算のほうを計上させていただいているところでございます。 ◆長瀬達也   ということは、この2か所というのは来年度工事するものではなくて、それから先に工事するものということで理解してよろしいんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   来年度以降設計を行うものについて、来年度、要は令和5年度以降に設計にかかる予定のところについて、来年度事前に調査をするというものでございます。 ◆長瀬達也   ちなみに、これ金額は幾らになるんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   総額で約30万円ほどの調査経費になってございます。 ◆長瀬達也   続きましては、ちょっと別の項目に参りますが、木造住宅耐震化推進というところで、予算の概要の47ページなんですけれども、過去3年の実績を比べてみると、平成30年度から令和2年度まで、耐震診断ですとか耐震設計、あとは耐震補強の実数が少なくなっていて、平成30年度から比べると半数ぐらいになっているんです。金額も半数ぐらいなっていまして、その理由というのはどう考えていらっしゃるんでしょうか。 ◎建築安全課長   木造住宅の耐震助成の件数ですけれども、こちらにつきましては、やはり平成30年度には大阪の北部地震がありました。例えば、今言いました大阪ですと平成28年度なんですけれども、そういう大きな地震がありますと、やはり区民の方が関心を持ってご相談の件数も増えますし、助成件数も増えますので、平成30年度に比べれば令和元年度・2年度は少ないんですけれども、令和元年度・2年度、ほぼ同じ件数ぐらいで、今年度も同じような件数で来ていると。これも先ほどの非木造建築物と一緒になるんですが、やはり令和元年度・2年度からは、コロナの影響でやはり木造住宅を耐震化するためには診断をしなければいけない。すると、住宅の中に入らなければいけないという形になります。あと工事中もいながら工事という形になって、やはり高齢者の方が多いのでそれを避けるという意味で、やはりこのコロナ禍で件数はちょっと減っているという状況として、区のほうでは認識をしております。 ◆長瀬達也   そういう理由もあるのかなというふうに思いました。次に、このシェルターというのがありますけれども、このシェルターについては、過去3年間実績ゼロということなんです。ただ、これも選択肢の一つとしてつけたほうがいいものという認識で、区としてもこれを入れているのかなと。あとは、その施工方法が簡単だったりするのかも分からないんですけれども、この0件である理由はどのように見ていらっしゃるのでしょうか。 ◎建築安全課長   シェルターにつきましては、今まで件数としては実績はありません。ただ、委員が言われますように、選択肢の一つとして残しております。あと、なぜ件数が出ないのかというところですけれども、こちらにつきましては、やはり各部屋の中にシェルターを置きますと家具が置けないとか、使い勝手上動きが取りづらいとか。また、シェルターだけでは耐震性の確保ができず、基礎補強しないといけないとかそういう事情もありまして、なかなかシェルターをつくられる方が少ないという形で認識をしております。 ◆長瀬達也   確かにシェルターだけというと、実際別工事と一緒に発注したりもするので、恐らく使い方としては耐震補強のほうがやりやすいのかなというふうに思っておりました。  この除却について、これは木造耐震化におけるこの除却についてなんですけれども、除却の費用が出るということで書いてあるんですが、この除却工事の中身について教えていただきたいんですけれども、この除却は建物を除却するんではなくて、何か建物に付随する、例えば内装を除却するとかそういう意味合いなんでしょうか。どういうところか、教えてください。 ◎建築安全課長   除却につきましては、建物を除却するという形になります。あと除却助成のほうは、区内全域ではなくて特定地域といいまして、区のほうでいいますと区が指定する木造住宅密集地域、あと東京都の防災上の整備地域という指定をされた地域にのみ、助成のほうを行っております。 ◆長瀬達也   ということは全部が対象なわけではないんですね。そうしますと、そのときの除却というのは老朽家屋の除却とは全く意味合いが違うという理解でよろしいわけですね。というのは、老朽家屋の場合はそもそもそのA判定みたいなされたものに関して除却費用が出るみたいなところがあったと思うんですけれども、それはまた違うということでいいでしょうか。 ◎建築安全課長   こちらは耐震のための除却になりますので、耐震診断を行っていただいて、耐震の強度がないものについてのみ助成をしております。 ◆長瀬達也   あと、そうしましたら、その除却の中で除却する費用が出る出ないに大きく関わってくるのがこの建築基準法違反かどうかというところがあるようで、ただそこで思ったのが、この建築基準法第43条違反ということで接道がちゃんとしているのかどうかというところがあると思うんですけれども、そもそも接道していなくて、なんか老朽化してしまって、買い替えもできず、それがために老朽化してもっともっと老朽化してしまって、今に至っているみたいなものがあると思うので。なんかこの場合には、費用って出たほうがいいんではないかなというふうに率直に、素朴に思ったんですけれども、これはもうなんか東京都の話も出ていたので、もともと区で考えているものではなくて東京都とかのその縛りがあるから、これはこの要件というのが入っているのかどうかとちょっと聞かせていただきたいんですけれども。 ◎建築安全課長   特段、東京都はもうこちらに関して助成をいただいていますので、東京都からのある程度の助成の条件の縛りはあります。建物の除却に関しましては、ある程度の違反に関しましては、先ほどの説明が間違えていまして。除却に関しましては、建物の違反でも更地になるわけですから、違反に関してもオーケーです。先ほど言いました、違反で駄目だというほうにつきましては、補強工事については違反は行わないという形になります。失礼しました。 ○主査   所管の予算の審査の途中ではありますが、議事の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後3時35分といたします。 休憩時刻 午後3時00分 再開時刻 午後3時32分 ○主査   休憩前に引き続き都市建設分科会を再開いたします。  所管の予算について審査を続けます。  それでは、こんどう委員、お願いいたします。 ◆こんどう秀人   先ほど自転車のところで少し終わったんですが、その続きとして少しお聞きしたいと思います。予算の概要の49ページ、自転車駐車対策のところで、2番の放置自転車撤去・保管と4番の放置自転車対策業務一括委託というのがあるんですけれども、業務を委託しているんであれば、何ていうんですか、雑収入のところに手数料として自転車等売却収入というのが予算書の135ページに上がってるんですけれども、これはどういうふうな流れで収入として上がってるんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   年間を通して自転車の撤去を行ってございます。そのうち約半数程度は返却に取りに来るんですけれども、残り半数程度はそのまま残ってしまいます。6か月経ったものにつきましては、所有者さんにお手紙を出して、取りに来てくださいっていう案内をするんですけれども、それでも来なかったものに関しては売却処分をするという形になってございます。おおむね撤去の数の半数程度が売却なんですけれども、これは海外のほうに持っていきまして、それでやるという形になってございます。ただ、ここ数年はかなり撤去の数も減っておりますので、売却手数料のほうも減額してるという、そういった状況でございます。 ◆こんどう秀人   一応、業務一括委託ですか、業務を委託したところが引き上げた車両とか、それを全部手数料収入しているのかなと思ってたんで、こちらのやつが、雑収入がどうやって上がってるのかなとちょっと疑問に思ったんで、質問させてもらいました。  決算のときにも見たんですけれども、たしか原付とかは引取りが多かったかなと思ってたんですけれども、原付とかも同じように、残ったやつは売却になってるんですか。 ◎土木計画・交通安全課長   原付につきましては、登録制度で登録してありますので、警察との協議の上で、売却はしてございません。 ◆こんどう秀人 
     そうなると、今実際には原付、オートバイに関してなんですけれども、車両価格がすごく上がってるから、収益というわけじゃないですけど、もし売却ができてるんであればもう少し多かったのかなとは思ってたんで、そこら辺をちょっと具体的に知りたいなと思ってちょっと質問させていただきました。  その下に移るんですけれども、自転車からちょっと離れて、同じ予算の概要49ページの交通安全施設等整備っていうところで、4番の反射鏡というのはカーブミラー、コーナーミラーかと思うんですが、その下の自発光式道路鋲っていうのがあるんですが、これ、板橋区で僕はあんまり見かけてないんですけれども、どれくらい設置されてるんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   道路の交差点の真ん中に、ソーラー式のパネルが埋め込んでありまして、それが夜になると交差点の真ん中で光るというものでございまして、過年度にかなり設置をしておりまして、設置数はと言われるとちょっと今把握はしてございませんけれども、板橋区内の交差点の多いところではそういったところが、もう発光している鋲がございます。 ◆こんどう秀人   多分、僕が動き回ってる地域ではあんまりないのかなっていう気もするんですけど、実は、交差点も確かに重要だと思うんですけど、夜間、車とかオートバイとかに乗ると、街灯があるところはいいんですね、街灯がないところとかは、側道の、歩道とかの段差、あそこら辺に光ってるものがあると、反射プレートとかが多いとは思うんですけど、そういったのがあると何かと、道幅が分かりにくいところが非常に分かりやすくなるとか、あと狭い道路とか路側帯に引いてある線ですね、白の線、あれが消えてるようなところだと、逆にその反射プレートがないと道幅が分かんなくて、横の路側に接触するっていうのがあったんで、できれば、こういうのを今後も増やしていくのであれば、ちょっと計画的にやってもらえれば交通事故を減らせるかなと思うんですが、そういった計画があるかどうかだけ。 ◎土木計画・交通安全課長   本来的には白線で自動車の誘導をするべきっていうところではございますけれども、警察との協議の中で難しいというところもございましたら、今委員がおっしゃられたような反射プレートなんかを用いて交通安全対策をしてるところもございますので、今後も引き続き警察と連携しながら対応は進めていきたいと考えてございます。 ◆こんどう秀人   最後、自転車のところなんですけれども、自転車活用推進計画のところにeスポーツがちょこっと載ってたと思うんですけれども、これは何か具体的に、都市建設というか土木部として動きは出るのかどうか。基本的に、あれはもしかして文教児童かなと思って見てるんですけど、ちょっと何かお答えいただけるものがあればお願いしたいと思います。 ◎土木計画・交通安全課長   委員ご指摘の、自転車活用推進計画の中にeスポーツっていうところがございまして、ビジュアル、映像で走ってスポーツをするというところでございます。まだまだその普及段階で、進められておりませんけれども、委員の推薦のありました豊島区のスポーツ施設だとかっていうところを訪問いたしまして、ヒアリングはしてございます。ただ、今後それをどういうふうに展開していくかっていうことにつきましては、まだまだその研究段階でございまして、今後の広がりを含めた形で課題として認識してるところでございます。 ◆こんどう秀人   新しい技術なんで、すぐに導入するのは難しいとは思うんですけれども、そこが発達すれば、導入できるようにいろいろと情報を集めておいてもらえればいいかなとは思います。  ちょっと質問を変わります。予算の概要の47ページ、まちづくり推進室のほうになるんですけど、木密地域不燃化特区事業っていうのが31番であるんですけれども、これは去年と同じ内容できてるのに、予算だけがすごい、半分ぐらいになってるんですけど、これはどういった感じで減ったんでしょうか。 ◎まちづくり調整課長   ここの木密地域不燃化特区事業は、大谷口一丁目周辺地区における事業になります。その中で、大きく予算を減らしてございますのが、予算の概要でいいますと④の主要生活道路拡幅整備に関する事業でございます。この事業費が道路の拡幅ですので用地買収を今やってるところでございまして、その中の土地開発公社さんが先行取得分の買戻し経費を通常、区の予算で積んでるんですけれども、その予定件数が来年度は少し少なくなっているため、減額になっているところでございます。 ◆こんどう秀人   じゃ、もう同じ内容であってもほぼ金額が減ってるのは、事業が進んでその後に必要なものが減ってきているっていうふうに考えておいたらよろしいかなと、よろしいですかね。 ◎まちづくり調整課長   そうですね、事業が進んでいて、今年度も買戻しはしてるところですけれども、残っている件数は少なくなっているところではございますが、残っているのはいろいろ個々の地権者の方の状況がございまして、予定できるものが少し減っているというところでございます。 ◆こんどう秀人   幾つか、予算の概要とかを見てると、数字がほとんど変わらずに予算が減ってるとか、あと中には、数字がもう全く同じままで、先ほどありましたが、エイトライナーみたいな同じやつがずっと何年も続いてるようなやつがあるんで、そこら辺に関してはちょっと質問してみたいなと思ってたんで、ありがとうございます。  同じように、今度は金額が変化が少なかったものをちょっと質問したいので、予算の概要50ページ、番号15って書いてある私道整備・排水、土木部って書いてある、設備助成ですね。これは前回、私道整備と排水設備と別々にあったやつなんですけれども、結局前年と全く同じ舗装の面積と配水管の新設・改築200メートルで、予算金額も全く同じ6,530万円なんですけれども、これは特に、この数字を目標として予算を組んでいるという感じなんでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   一定の数字は、この1,400平方メートルと200メートルという数字は、これを目標に予算立てをしております。ただ、あくまでも助成申請ということなので、区民からの申請がない限りは工事を行わないというところでございました。昨年度までは私道の助成と排水の助成を別々にしておりましたけれども、そうした中で、今年度に限っては排水のほうの助成が0件というところもございましたので、舗装のほうの面積が増えたというところもございましたので、来年度以降はこれを一緒にして効率よくやっていこうというところでございます。 ◆こんどう秀人   項目が1つになって、これは何が目的で1つにしたのかなとちょっと不思議に思ってたんで、その辺を答えていただけて、ありがとうございます。  あともう一つ、その下の22番、大山地域まちづくり推進、これ、去年この小さい項目の中に、今27番に別枠になった大山町ピッコロ・スクエア周辺地区再開発が入ってたんですけれども、これが外れて商店街施設整備費補助事業というのが出てきてますが、金額的には予算金額が少し増えてるんですけれども、⑥の商店街施設整備費補助事業というのは具体的にどういった内容とこの部分での予算が見積もられているか、ちょっと教えてください。 ◎まちづくり調整課長   ここの22番の大山地域まちづくり推進は、我々のまちづくり推進室と産業経済部の予算が一緒になってございまして、まちづくり推進室のほうは①から④になります。⑤と⑥が産業経済部のほうの予算となってございまして、ちょっとその内容については資料が手元にございません。 ◆こんどう秀人   そうですか、分かりました。ちょっと、じゃ、これは違うところでまた質問することにします。ありがとうございます。僕もあんまり質問を考えてなかったんで、これで終わりにいたします。 ◆安井一郎   諸収入の、まず予算書の121ページの3、高架下園地管理受託収入2,485万2,000円、これは首都高速道路高架下園地管理と書いてあります。これは、管理受託収入っていうのは、首都高速道路公団から区に納入されるお金と解釈してよろしいんでしょうか。 ◎南部土木サービスセンター所長   そのとおりです。 ◆安井一郎   高架下には、キャッチボール広場だとかドッグランだとか、あと植栽が植わっていたりとかあるんですけど、どういう管理方法というか、公園を含めて、入ってきたお金はそのまま管理運営に使われるのかどうか。その辺のところがちょっとよく分からないので、管理受託収入っていうのはどういう流れになるのか教えていただきたい。 ◎南部土木サービスセンター所長   基本的に、まず首都高速下につきましては、土地については首都高速のほうから占用許可を受けて、キャッチボール広場ですとか、いわゆる公園として管理してるところと、それから、もともと首都高のほうで管理すべき場所なんですが、それは緩衝緑地帯的な要素のある植栽等がある場所になりますけれども、そういったところにつきましては区のほうが首都高速から受託して、維持管理を業務受託しまして、それで管理しております。  お金のやり取りにつきましては、実際に我々が管理するところ、それは我々が当然お金を払って管理してるんですけれども、首都高速から受託している部分につきましては、必要な費用というものを算定いたしまして、それを首都高速のほうに請求をして、向こうから我々のところに歳入があるという状況でございます。直接的にそれを我々の維持管理に使うという形では予算上はなっておりませんが、区のほうには歳入がちゃんと入ってくるということになっております。 ◆安井一郎   一般会計に繰り入れられると解釈してよろしいんですね。 ◎南部土木サービスセンター所長   そのとおりでございます。 ◆安井一郎   続いて273ページ、緑化対策費についてちょっと説明してほしい。一番上の部分で、北部土木サービスセンター1,562万9,000円、これ(4)から(7)までは項目があるんですけど、前のページから続くんですか。これがこどもの池の部分なのかな。こどもの池が、南部があって北部があるというふうに、これは1つ前の271ページから続くんですか。ちょっと見方を。 ◎南部土木サービスセンター所長   そのとおりでございます。 ◆安井一郎   公園遊具で、圧倒的にみどりと公園課がお金を持ってますが、南部と北部でそれぞれ幾らか、30万円ほどの差が出てますけど、これは公園の管理している数の差、それとも予算として計上するに当たっての何がこれだけ違うのか。片や南部が710万1,000円、北部が748万円、この差は何ですか。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部と北部で微妙に管理してる数等が異なります。遊具の内容等もそうなんですけれども、それによって、ここで使われてる費用というのは、点検の委託費用ですとか補修の工事の費用になりますので、そこら辺が微妙に違うという状況でございます。 ◆安井一郎   それでは、ちょっと質問の内容を変えて、補助金について。まず、予算の概要の75ページの134のブロック塀等撤去助成金で、交付先は所有者で、令和4年度2,390万円の予算計上が補助金として出ております。本編のほうの77ページ、国庫支出金、国庫補助金、これに(5)のブロック塀等安全確保推進事業費交付金、建築安全課、これが525万円計上されてます。それと、同じあれで99ページ、こちらは都支出金、ブロック塀等安全対策促進事業費補助金369万4,000円。  それぞれ、国庫補助金についてはブロック塀の安全確保推進事業費交付金で、99ページは都補助金がブロック塀等安全対策促進事業費補助金。ちょっと頭が悪いから、補助金、事業費交付金、上の国庫のほうが推進事業費交付金で、逆に都補助金のほうが事業費、どっちも同じことを書いてあるのか、これがちょっとよく分かんないんですけど、まずその辺のこと、国の補助金等と都の補助金、そこの項目、これはどういうふうに充てるんですかっていうところを説明していただきたい。 ◎建築安全課長   東京都と国のほうの補助金の事業の名称が違うだけで、内容についてはほぼ一緒になっております。ただ、区のほうでの補助金につきましては、ブロック塀等ということで、ブロック以外の万年塀とか他の塀についても助成を行っております。ただし、国とか都についてはブロック塀以外の補助金は出ないということで、多少差は発生をしている状況になっております。 ◆安井一郎   ちょっと項目の内容が違う、ブロック塀しか出ないのとブロック塀以外も含めて、万年塀もというのは理解しました。そこで、予算の概要の75ページの134番のブロック等撤去助成金、これが昨年に比べて169万8,000円下がって、2,390万円に令和4年度予算がなっています。なぜ補助金が下がったのか、その理由を教えてください。 ◎建築安全課長   今年度と来年度の差なんですけれど、昨年度は除却につきましては67件、除却したところに新設を造るのが10件を計上していました。ただ、来年度につきましては、実績等を勘案しまして、件数を除却につきましては64件、新設につきましては6件という形で精査をしておりますので、それで差額が出ているという形になっております。 ◆安井一郎   同じページで、125番の都市防災不燃化促進助成金、これもやはり583万1,000円余何がしが下がってますが、不燃化促進助成金がなぜ下がったか、これをお答え願います。 ◎まちづくり調整課長   都市防災不燃化促進事業は、82の沿道の不燃化促進の件でございます。予算計上の件数は、令和3年度、令和4年度とも1件でございまして、対象の案件は同じケースでございますけれども、所有者さんとやり取りができてございまして、金額を精査した結果ということになってございます。 ◆安井一郎   もう一回、中でやりくりができたから助成金を下げたと、そういう解釈でいいんですか。 ◎まちづくり調整課長   令和3年度予算が、大分、概算額で計上してございました。ちょっと執行ができてございませんで、令和4年度に同じ案件で予算計上しているところでございますけれども、金額を精査した結果、少し結果的に下がっているというところでございます。 ◆安井一郎   理解できました。それでは、ちょっと今度は雑入、細かいところを聞いてまいります。項目で書いてあるから分かるだろうって言われれば分かる話なんですけど、私が聞きたいのは、まず133ページ、雑入で、一番下のほうに住宅政策課、土木計画・交通安全課、南部土木サービスセンター、北部土木サービスセンター、一番上に項目として光熱水費とあります。それぞれの課があって、この4課だけ雑入の値段が立っているっていうところがちょっと分からないんですけど、これを説明していただけますか。 ◎住宅政策課長   こちらの住宅政策課の区施設使用実費(光熱水費)でございますけれども、高齢者住宅の光高速通信設備が設置されておりまして、小豆沢となります。あと、改良住宅のやよい住宅というのがございます。その3か所に、NTT東日本が光通信機器を設置しましたことから、電気代がかかります。その電気代をNTT東日本から区のほうに頂いて、我々が東京電力に支払ってるものでありまして、NTTのほうから徴収した金額がここに記載されております。 ◎土木計画・交通安全課長   土木計画・交通安全課の7万8,000円につきましては、これは電気料なんですけれども、自転車駐車場に置いてあります自動販売機、11か所ございますけれども、そのうち4台については電気のメーターを開けることができなくて、一緒に、駐輪場のベンダーと同じにしておりますので、その換算で分けた電気料を頂いてるっていう、そういった雑入でございます。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンター及び北部土木サービスセンターにつきましては、自動販売機の電気料になります。公園上に置いている自動販売機につきましては、公園の電気とまとめて使っておりまして、子メーターで管理しております。それから、南部土木サービスセンターの中には、東板橋公園に庭球場がございまして、そこの庭球場にクラブハウスがございます。そこの電気料も我々のほうで立て替えて払っていて、それでお金を頂いてるという状況になります。 ◆安井一郎   自販機については、納入業者から電気代を改めて頂いてるという形でよろしいんですね。  じゃ、すみません、また細かい話で申し訳ないんですけど、141ページの複写機利用者負担金等、これ、ちょっとよく分からないんです。これも同じように、土木部管理課、みどりと公園課、南部土木サービスセンターがそれぞれ、額はちっちゃいですけど雑入として、複写機、これは区内で使っているものを、個人が使用した部分をお金取ってるっていうふうじゃないと思うんですけど、そこを説明してください。 ◎管理課長   管理課のほうで、例えば様々な図面を見せて、それをコピーで頂きたいっていうときに、コピーしてあげて、それで、そのコピーの用紙代というかコピー料を1枚10円という形で取っております。 ◎みどりと公園課長   みどりと公園課の分、20万円計上させていただいております。これは複写機利用者負担金等というところでの「等」というところになるのかなと思いますけれども、内容としましては、緑の羽根の募金について区民の皆さん等にご協力いただいております。その募金額に対しての一定割合について、区のほうに還元をされるということで、その還元金額を計上させていただいております。 ◎南部土木サービスセンター所長   南部土木サービスセンターも、みどりと公園課と同様に「等」のところに入るものとなりますが、これは、板橋本町駅のそばにありますYUMEパーク・大和町というところに自転車駐車場がございます。そこの屋根に太陽光パネルを設置して、それで発電した電気を売電してる、その金額になります。 ◎建築指導課長   建築指導課のほうでは、窓口のほうで建築計画概要書、あと道路中心線の図面ですとか位置指定図等の発行をしております。そのコピー代でございます。 ◎住宅政策課長   こちらは、住宅政策課もこの複写機利用者負担金の「等」のほうで生じておりまして、成増のけやき苑と小豆沢にけやき苑がございまして、2つとも民間のオーナーさんから借りている物件なわけですけど、建物の管理に当たって、区が借りてる部分とオーナーさんが運営してる部分がございますので、建物の維持管理費用については協議をさせていただいて、民間のオーナーさんの負担する分と区の負担する分という、合わせて建物の維持管理費としてございます。そのオーナーさんが負担していただく分を、一応一旦区のほうに納めていただいて、一括して建物の維持管理に係る費用をお支払いしているものでございます。 ◆川口雅敏   予算書の277ページ、3、再開発事業経費、この中で、(1)上板橋駅南口駅前地区の予算額については対前年度比で33億1,600万円余の増と大きく伸びているんですけれども、この要因についてお話しください。 ◎地区整備課長   上板橋の予算については、今委員におっしゃっていただいたとおり、33億円程度の増加になっております。その要因といたしましては、事業の進捗によるものでございまして、令和4年度は再開発のほうでは、権利変換計画認可取得を目指して組合を予定してございます。その認可を受けた後、各権利者の皆様に用地費と補償金というのをお支払いすることになりまして、その補償金が大変多額になってございまして、増因のほとんどがこの金額になってるという予定でございます。 ◆川口雅敏   それで一方で、令和4年度の予算編成過程の公表について、この21ページにある再開発事業経費の実計分では、約7億円の事業費の精査による減と記載をされておりますけれども、この経緯はいかがでしょうか、お示しください。 ◎地区整備課長   先ほど答弁させていただいた内容に絡むものでございますけれども、来年度の予算計上を行うに当たりまして、フレーム時に当時こちらで要求をしていた金額、先ほどの33億円増となっておりますけれども、もう少し多く、7億円ほど多く当初要求は財政課のほうにしていたところでございますけれども、その後、令和3年度の途中で事業の進捗が見えてきておりまして、補償費の算定もどんどん精査が進んでおりまして、来年度の補償費の金額が多少圧縮できたということで組合のほうからも聞きまして、7億円の事業精査ということで、金額を減することができたということでございます。
    ◆川口雅敏   同じく、ちょっと皆さん、上板橋の駅が分かってる人はちょっと想像してください。上板橋の駅は現在、橋上駅、要するに上にあるじゃないですか、橋の上っていうか。駅舎が、要するにプラットフォームの上にあるわけです。そして、南口は東武練馬方向に向かって階段を下るような構造となっておりますよね。駅前広場の中心に出られる構造とはなっていないわけです。このため、東武鉄道も駅舎の改築などをするときに何らかの工事が必要となると思うんですけれども、その辺は東武鉄道との交渉はしてるかどうか。してたら、その状況について説明願いたいと思います。 ◎地区整備課長   今委員におっしゃっていただいたとおり、南口の現在の駅前の状況としましては、東武鉄道が所有する駅ビルがございまして、そこの中に下に下りる階段が設置されております。今後、この再開発事業を行った暁には、東武鉄道が所有するビルが解体されまして、駅の橋上のところから地上に降りる階段を造る予定となってございます。その階段につきましては、商店街通りに向かう方であったり、新しく造る川越街道まで続く区画街路8号線という道路のほうにつながる人流ですとか、その両側に人がうまく流れていくような階段をこの再開発の中で整備をしていく予定でございます。そういったことから、現在東武鉄道の駅から階段に続くところにつきましては、東武と区の接続部分が当然重要になっていくことになりますので、現在東武鉄道と、組合も挟みまして、板橋区も協議をしているところでございます。様々な、今設計とかそういったフェーズに入ってきているところでございまして、東武とも引き続ききちんとした協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ◆川口雅敏   それと、仮に南口駅前の出口、これを駅前広場のほうに設置する場合は、再開発組合の経費で工事を行うことになるのか、その辺はどんな見解でしょうか。 ◎地区整備課長   この再開発事業で、駅前広場、それから駅前広場の地下に設置されます地下駐輪場、それから区画街路8号線といった様々な公共施設、そういったものをこの再開発事業の中で整備をしていただくことになってございますので、再開発事業の事業経費の中で整備をしていただきます。  その代わりと言ったらあれですけれども、区のほうから補助金それから負担金というものを支出いたしまして、公共施設の整備を行っていただくというような事業系スキームになってございます。 ◆川口雅敏   もう1点お聞きしますけれども、上板橋駅の南口駅前の魅力を高めるためには区はどのようなことを検討しているのか、もし考えがあれば教えていただけますか。 ◎地区整備課長   上板橋駅の南口、この再開発事業に伴いまして、町が大きく変わろうとしているところでございます。この再開発に合わせて、南口の魅力を高めていくということは区としてもしっかりと考えていきたいと考えてございます。具体的には、先ほども出ました駅前広場を中心といたしまして、駅前の商店街のにぎわいですとか商店街のにぎわいとか回遊性を高めていきまして、広場を使ったイベントなどを開催できるように活用していきたいと考えてございます。そういった議論、検討も、地域の皆様とワークショップなどを行いながら様々なご意見を頂戴してございますので、地域の皆様の力をお借りしながら魅力づくりに取り組んでまいりたいと考えてございます。  また、地域全体で考えますと、南口には城北中央公園といった非常に魅力ある場所もございますし、駅前広場をつくることによって南側の、何ていうんでしょう、練馬区側のほうまで、広く交通の利便性も高まっていくということもございますので、様々な地域の方から南口に足を運んでいただいて、地域全体で南口の魅力を高めていきたいという考えでございます。 ◆川口雅敏   それでは、予算書の273ページ、(7)の公園灯について伺っていきます。令和4年度の経費が4億8,200万円弱となっておりますけれども、前年比だとこれはたしか2億9,000万円ほどの増となっておりますけれども、この要因は何でしょう。 ◎みどりと公園課長   増額分につきましては、経済対策分ということで追加で計上させていただいております。灯数として、約259基を追加して予算計上させていただいたという経緯でございます。 ◆川口雅敏   そうすると、令和4年度の予算編成過程の公表についての20ページ、公園管理費、この項で経常経費である公園等管理運営経費では、財政課の査定で微減となってますよね。実計の事業の欄では、当初要求額の3億3,000万円が査定後には倍以上の7億4,000万円に大幅に増となってるんですけれども、この要因には地域経済事業実施による増と示されておりますけれども、そもそも当初要求額の見積りがこれは甘かったんじゃないかなと私は思うんですけども、区の認識はどうでしょうか。 ◎みどりと公園課長   こちらの増につきましては、経済対策ということで、急遽こういった予算をつけるというような話の中で、内容を所管のほうで精査させていただいて計上させていただいたものになっております。公園灯の改修と併せて、遊具の更新事業、また公園・公衆トイレの改修工事事業というもので、総額4億1,290万円ほどの予算をつけつけさせていただいたということになっております。 ◆川口雅敏   じゃ、質問を変えます。公園が暗いとトイレなどの器物の損壊につながってくるというケースが多いと思うんですけれども、現在進めている公園灯の改修の進捗と公園内の器物損壊の事案、この発生件数との関係性については区はどのように見解を持っているのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   公園灯の改修のいわゆるLED化につきましての進捗状況でございますけれども、全体、令和7年度までに1,836基を改修してくという計画の下、進めております。現在、令和元年から行ってきておりますけれども、今年度末をもって約42%の進捗状況ということで、来年度以降、4か年かけて残りの部分、1,074基を更新していきたいというふうに考えております。事業の趣旨としましては、水銀灯の生産中止というようなことも踏まえながらLED化に更新をしているというところでございますけども、今まで更新をしてきた箇所につきましては、更新したことによってやはり公園内の明るさが増したというような評価はいただいておるところでございます。そういったことも踏まえまして、今回の経済対策としての公園灯のLED化については、防犯性の向上というものを含めまして、前倒しして来年度、可能な数の増額を図ったということでございます。 ◎南部土木サービスセンター所長   先ほどの公園灯に関して、明るさに関しての被害状況ですとかそういった数値は、申し訳ございませんがちょっと押さえておりませんので、お答えはできません。申し訳ございません。 ◆川口雅敏   次に、予算書267ページ、街路照明費、1、街灯整備維持経費について伺っていきますけれども、来年度6億500万円余となっておりますけれども、前年度当初予算では9億1,400万円余となっており、約3億円の減となっていますが、この要因は何ですか。 ◎工事設計課長   工事費の減と電気代の減が主な要因でございます。 ◆川口雅敏   そして、この項目の担当課を見ると、南部土木サービスセンター、こういうふうに記載がありますよね。北部土木サービスセンターの名称は記載をされておりませんけれども、北部土木サービスセンターの管内の街灯整備は完了したということで理解していいんですか。 ◎南部土木サービスセンター所長   この南部土木サービスセンターに書かれている400万円につきましては、公園灯とか街灯とかという話ではなくて、花見の時期に臨時灯を設置している、その費用でございます。 ◆川口雅敏   街灯に使用するLEDの電灯は、耐用年数は何年と見込んでるのか、その辺はいかがですか。 ◎工事設計課長   おおむね10年を見込んでいるところでございます。 ◆川口雅敏   これまで街灯のLED化を6年間進めてきたと思っておりますけれども、耐用年数に到達する前に交換をしたLEDの電灯はどの程度あるのか。また、早期の交換について対応策があれば、何かお示し願えますか。 ◎工事設計課長   おっしゃられるとおり、6年経過してますので、場所によっては交換しているところはありますが、すみません、具体的な数をちょっと押さえ切れていない状況でございます。 ◆川口雅敏   LED化の最大の目的は、電気料の削減と思っておりますけれども、これまでの削減額の実績と来年度の削減額の見込み、この辺はお答えできますか。 ◎工事設計課長   LEDの工事を始める前から比較をいたしまして、令和2年度末で約6割削減というところでございます。今年度につきましても1,500基実施する予定ですので、これまでよりは緩やかな減少となるかとは思いますが、前年度よりは減る見込みではあります。ただ、今年度につきましては燃料費の高騰もございますので、その辺で最終的にちょっと数字がどうかなというところはございます。 ◆川口雅敏   区道上にある電柱には、街灯以外にもいろいろなものが設置されてますよね。以前は、防犯カメラを設置して街灯が点灯しなくなったっていう事例があったと私は聞いているんですけれども、街灯のLEDの更新時や新規の防犯カメラの設置時など、トラブルが発生しないというような、土木部では何か対応策を考えているのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ◎工事設計課長   おっしゃられるとおり、基本的に街灯をつけてるところにはほかのものはつけないということにしているんですけれども、時々やはり何かほかのものもというお話がありますので、その場合には協議をして検討することになります。ただ、電柱は基本的には区の持ち物ではないので、電柱に対する今度は占用になってきますので、電柱の占用自体は道路管理者で出しているんですけれども、電柱に関する占用なので、我々のほうで絶対的にNGと言うことはできないんですけれども、影響のないように協議を、そういうお話があった場合にはしていきたいというふうに思っております。 ◆川口雅敏   そうですか。たしか以前、そんなちょっとトラブルがあったというふうに聞いておりますんで、気をつけてください。 ◆いわい桐子   公園の続きについて少し伺います。先ほど面積については分かりました。公募の時期が8月から9月っていうことだったんですけれども、大まかに指針づくりから始まり、実際に施設を設置するまでのスケジュールについて、今分かることがあれば資料で頂きたいんですけどいかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   スケジュールについては、資料を提出させていただきます。 ◆いわい桐子   それから、先ほど飲食店に限ったものではないということで、子どもの遊び場的な要素もあるということで、アドベンチャーランドとかスポーツ施設っていうご答弁だったんですけど、このアドベンチャーランドっていうのは具体的にちょっとイメージが分からないので教えていただきたいってことと、スポーツ施設っていうのは例えばどういうことが民間事業者から提案があったのかってことを教えてください。 ◎みどりと公園課長   事例として、横浜市のほうでフリークライミングができるとか、そういったような事例が既にございます。そういったことで、ちょっと一つの事例としてご紹介をさせていただいたというところでございます。また、それぞれのスポーツ施設については、これからの作業の中でニーズを把握していくということですけれども、以前の調査によりますと、スポーツ事業者からの、この事業についての興味を示していただいているという会社も数社ございますので、そういった事業者とのヒアリングの中で、導入できる可能性のあるものを探っていくという作業をこれからしてくということになります。 ◆いわい桐子   区のほうでサウンディング調査を民間事業者に行っているかと思うんですけれど、この八・九丁目の高島平緑地の部分について、何社ぐらいから主にどういう提案があるのかっていうのを資料で頂きたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   昨年度、令和2年度に、この八・九丁目について調査を行っております。15社から非常に興味がある、または興味があるというようなご回答をいただいております。その調査結果については資料で提出させていただきます。 ◆いわい桐子   それから、指針づくりをこれからやる、もう8月、9月には公募ということだったんですけれども、大事なことは、子どもたちの声を聞くっていうことがこの間いろんな部分で足りていないかなっていうふうに思うんです。今回のところでいっても、ぜひ子どもたちの声を直接聴取して、公園の整備に当たって何が必要かということを考えてもらいたいと思うんですけど、いかがですか。 ◎みどりと公園課長   その辺の住民の意見をどういうふうな形で把握、聴取してくかにつきましては、検討させていただきたいと思います。 ◆いわい桐子   その部分で最後に、先ほどフリークライミングとかいろいろスポーツ施設とかっていうふうにあるんだけれども、子どもの遊び場、アドベンチャーランド、スポーツ施設的なものが民間でなければできないということの理由についてお答えください。 ◎みどりと公園課長   似たような事業としてこの委員会でも審議されたことがございますけれども、プレーパーク等について導入が進んでないというところの原因につきましては、これはやはり担い手がなかなか見つからない、育っていないというところで、事業が進んでないというところがございます。  他区の事例では、民間に経費をかけて委託をするというところもございますけれども、そういった中で、経費を縮減しながらそのような事業が進められる可能性があるということで、今回このようなPark-PFIの制度を活用して、民間の知見を、ノウハウを使って事業が進められればというふうに感じてるところでございます。 ◆いわい桐子   もともと、区のパークマネジメントガイドラインではプレーパークの担い手を探していくっていうことが言われてきたんだけれども、民間事業者に託すこと以外の方法で検討や調査、探したりっていうことはされたんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   今、東板橋公園、徳丸ケ原公園で、指定管理者で管理運営を行っていただいております。その中でも、それに近いような事業も行っていただいておる次第でございますけども、なかなかやはり、それをきっかけに担い手づくりをしたいというような思惑はございましたけども、実際にちょっとなかなか進んでいない、担い手が見つかっていないというところではございます。 ◆いわい桐子   いや、どうもこの間聞いてると、そもそも民間事業者に託すこと以外の検討がされてるようには思えないんだけれども、じゃ、今おっしゃったように、板橋公園について民間ではない人たちにどういうことができるのかの検討過程と、どういうことを誰が検討したのかということについて資料をお願いしたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   具体的にはちょっと進んでないところでございますけれども、東板橋公園での取組事業については資料を提出させていただきます。 ◆いわい桐子   よろしくお願いします。それでは次に、高島平グランドデザインについて伺います。予算の概要の50ページに高島平のまちづくりのことが書かれていますが、この中に書かれている都市計画等の見直し検討というのは一体どの範囲なのかっていうことを教えていただきたい。それから2つ、③のまちづくりプランの検討は委託で進めるというふうに聞いていますが、委託の範囲はどういう範囲なのかっていうことを教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   都市計画の見直しの範囲ですけれども、今年度、高島平地域都市再生実施計画を策定させていただきまして、その計画の中で、高島平二丁目、三丁目のUR都市機構が開発をした部分を中心に、高島平地域の都市再生への第一歩となる取組を行う重点地区を指定してございます。その範囲を地区計画の策定の検討範囲とさせていただいております。  また、交流核形成まちづくりプランについては、旧高七小を中心とする2万平米の区有地再整備地区と、高島平駅前のUR団地がある約6万平米の街区、ここを中心とした範囲を交流核エリアとしておりまして、その周辺のまちづくりの検討を進めることになっております。 ◆いわい桐子   重点地区っていうと、旧高七小跡のところのことを言うのかな。それから、今の交流核のところは、二丁目、三丁目っていうふうに考えているのかってことを教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   高島平の二丁目は賃貸住宅がURのがありまして、三丁目は分譲団地がたくさんあるかと思いますけれども、そこまでの非常に50ヘクタールという大きな範囲を地区計画の範囲としてございます。 ◆いわい桐子   委託の内容は、範囲は先ほどちょっとよく分かんなかったんだけど、このプランの作成の検討の委託の中身は、どういうことをするのかっていうことの中身と、どういうエリアなのかってことを教えてもらいたいんです。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   地区計画の範囲は、今言った重点地区の大きな範囲になりまして、地区計画の中では、具体的には地区計画の目標だったり地区施設、歩行者空間、広場、建築物の整備方針だったり用途制限だったり、そういったところの制限があるんですけれども、重点地区全体では、大きな範囲では地区計画の目標統合をやるんですけれども、旧高七小を中心とした再整備地区についてはさらに詳細な地区整備計画という形で、今言った地区施設、歩行者空間とか建築物の整備方針だったり建築物等の制限、意匠の制限、形態の制限、そういったものを策定する予定でございます。 ◆いわい桐子   よく分かんない。全然分かんないので、この都市計画の範囲、エリア、内容についての資料と、まちづくりプランは委託って聞いてるんだけど、委託する内容について、それから委託する内容のエリアについて資料で頂きたいということをお願いしたいのと、もう一つ、旧高七小の用地測量っていうのが入ってるんですけど、そちらで分かる範囲で教えてもらいたいんですけど、これは旧高七小跡等って書いてあるんだけど、高七小以外のエリアも用地測量の範囲に入るのかってことを教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   先ほどの委託の範囲等については、プレス発表の資料が図示されてありますので、そこを基にご説明させていただきます。また測量については、政策企画課のほうで実施するものでございますけれども、旧高七小を中心とした区有地が約2万平米ございまして、その全部を測量するというふうに聞いてございます。
    ◆いわい桐子   そうすると、旧高七小全部のエリアの測量っていうことは区民館とかの辺りは入らないってことですか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   こちらもプレス資料の図面の、後ほど説明させていただきますけれども、現在ある区民館や旧高島平健康福祉センターの用地も入ってございます。 ◆いわい桐子   それから、先ほどの委託の公募の時期、それから委託期間を教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   公募については、来年度早々に実施するふうに考えてございます。期間については、令和4年、令和5年の2か年で地区計画やまちづくりプランの策定を想定してございます。 ◆いわい桐子   じゃ、続いて住宅のほうに伺います。住宅のほうで、住宅運営係の人員が1人減になってるんですけれども、その理由について教えてください。 ◎住宅政策課長   これは、今年3つのけやき苑を、新しく建設される、秋には完成する予定の区営住宅へ移転するということで、賃貸借契約するけやき苑が減るということで、人数が減ったものでございます。 ◆いわい桐子   そうすると、高齢者住宅が3か所、区営住宅に入ってくっていう中で、管理する部分が少し減るので減らしたということでいいのか。そうすると、指定管理のほうは管理する量が増えるんだけど、そちらのほうはどういうふうになってるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   職員が減る件については、委員のおっしゃるとおりでございます。当然、指定管理としてる区営住宅の管理が増えることについては、現在指定管理のほうと協議中でございます。 ◆いわい桐子   管理するところが指定管理のほうで増えるとは言っても、実際に区が持ってる施設っていうふうに考えると、私は今区の、しかも令和4年度は高齢者住宅からの移転のスケジュールが半年ぐらいあるし、入居が始まるのは11月って聞いてますので、まだまだ住んでる人たちとの調整ややり取りが発生するんじゃないかと思うんですけど、そこについてはどなたがやるようになるんですか。 ◎住宅政策課長   基本的に、今年度中に全てのけやき苑で3回説明会をさせていただいて、来年度も引き続き移転のことについては区のほうで説明等を行わせていただく予定でございます。 ◆いわい桐子   そう考えると、新年度で直ちに1人減らすっていうのは早いんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 ◎住宅政策課長   基本的に、今年度中で説明を全て終わらせるということを考えてまして、来年度に向けての体制的には、現在の職員だけでやりくりができるというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   都営住宅でも、建て替えによる移転も私もたくさん相談に乗ってきたんですけど、皆さんが言ってるのは、民間事業者しか対応してくれないってことに非常に怒ってるんです。やっぱり東京都のほうがきちんと話を聞いてもらいたいっていうことを、都営住宅のときでさえも声が上がってるんです。私は、今回この説明会が終われば職員を1人減らしていいってことにはならないと思うんです。一番大変なのはむしろこれからですよ。1件1件、いつどう引っ越して、その費用をどう保障していくのかってことを1個1個詰めてくのはこれからですから、むしろ足りなくなるんじゃないですか。いかがですか。 ◎住宅政策課長   基本的に、そういった入居者の方の要望については区のほうの職員が対応してお聞きするということになるんですけど、年度が替わった時期、来年度になってからですけど、引っ越し業者のほうの入札に入ります。その入札を行って、引っ越し業者の方と調整しながらやっていくことになるんですけど、当然そういった入居者の方の要望については、区のほうの職員もしっかりと対応していきたいというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   人の対応が減れば、その分対応できる量が減ると思うんです。私は減らしてる場合じゃないと思います。  時間がないので、それからもう1個、住宅で伺いたいんですけど、区の窓口で指定管理者の方が住宅に関する相談を請け負っていますが、私も何度か一緒に区営住宅に住んでる方と相談に行ったことがあるんですけど、結局指定管理者の方との相談ではらちが明かなくなれば、区の職員の方に出てきてもらって対応してもらうんです。それは偽装請負に当たってしまうんじゃないかなっていうふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   確かに、指定管理者のほうで対応し切れない場合というのはほかにも幾つかあると思うんですけども、ただそれはあくまでも区の対応ということで、うちの職員が出て対応させていただきますので、偽装請負には当たらないというふうに私は考えてございます。 ◆いわい桐子   偽装請負について、自分の使用者からではなく、発注者から直接業務の指示とか命令をされるといった場合が偽装請負である可能性が高いっていうふうに厚労省が言ってるわけです。そういうふうになりかねない体制だって私は思うんです。区役所の住宅政策課のところに窓口を置いて、そこに指定管理者が座るっていうやり方はやめたほうがいいんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。 ◎住宅政策課長   いろんな方法を現在検討中であることだけお話をさせていただきます。 ◆いわい桐子   それはちょっと、ぜひ仕組みを改める必要があると思います。  最後、時間がないんですけど、鉄道立体化の特別会計について伺います。もう時間がありませんので一つだけ、事業認可された段階で、当初から大幅に経費が膨れたというふうに聞いています。特に用地補償のところで、非常に経費が予定よりも、当初よりも82億円増えたと聞いています。今後、これについてもっと増える可能性があるんじゃないかと心配してるんですけど、その見通しについて教えてください。 ◎鉄道立体化推進課長   用地補償のところで、事業費が増えるんじゃないかというような質問でございますけども、これから各権利者については、当然建物の物件調査をさせていただきます。その中では、各権利者からそれぞれの資産に関する情報、例えばテナントの方でしたら、どのくらい収入が上がってるのかっていう確定申告書だとか、補償に関わる資料を提出いただきます。そういう意味では、今の段階においては、私どもは区の他事例とか他区の似たような情報を基にして今回の事業費を積み上げたということでございますので、今後当然、物件調査を進める中で、各権利者から上がってくる数字において、上がるかもしれませんし、むしろ下がるかもしれません。その辺については、今後事業を進める中で、事業費についてはその都度検討していきたいということで考えております。 ○主査   再質問者が一巡いたしました。  再々質問につきましては、残り時間を質問希望者で割った時間が質問者1人当たりの質問時間となりますので、ご承知おき願います。  それでは、再々質問のある方は挙手願います。  1人当たり1分45秒の確保となります。ですので、質問……          (「1分半あるならやりたいです」と言う人あり) ○主査   じゃ、やりますので。時間がもったいないですので、1人一言でもいいのでやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆山田貴之   じゃ、建築指導課のほうに質問させていただきたいと思います。建築指導課のDXが今進められてますけれども、建築指導課のほうでペーパーレスの動きとかがあれば教えていただきたいと思います。 ◎建築指導課長   来年度予算計上しておりますけれども、建築計画概要書というものをデジタル化、20数年分をさせていただくような、とりあえず来年度はそういう動きがあるような状況でございます。 ◆山田貴之   あと、ホームページのほうでもコロナウイルスの影響への対応ということで、建築設計に係る方へということでコメントをしていただいておりますけれども、コロナ禍で建築設計のほうで気をつけていただいてること等あればお願いします。 ◎建築指導課長   コロナ禍で、窓口の対応になってくるかと思うんですけれども、予約をして相談者に来ていただいたりっていうようなことですとか、あと、なるべく手短に話ができるように資料を持ってきていただいたりっていうことを念頭にやっているところでございます。 ◆かいべとも子   予算の概要の49ページで、自転車駐車場計画改修に1,900万円余りの予算がついてて、その事業内容は蓮根三丁目の自転車保管所を含む西高島平駅交差点と2つあるんですけれども、どういった事業なのかご説明ください。 ◎工事設計課長   舗装や屋根の改修の工事でございます。 ◆かいべとも子   蓮根三丁目は、もともとは自転車保管所だったところを、周りを有料駐輪場、バイクもありますけども、したので、あの形態は変わらないということでしょうか。 ◎土木計画・交通安全課長   舗装だとか屋根とかが傷んできておりますので、形態は変わりませんけれども、そういったものの補修をしていくっていう形になってございます。 ◆かいべとも子   そうすると、何度も言うんですが、蓮根三丁目のほうは囲いがあって、周りで、道路に面したようなところで、特段何て言うんですか、しつらえてないんですけど、新たにそういう駐車場らしき、らしきというか、ものになるっていうことですか。 ◎工事設計課長   しつらえは変えず、舗装の打ち換えになります。 ◆山田ひでき   277ページ、防災都市づくり推進のところを少し伺いたいと思います。前年度より83%増額になってるんですが、どんな内容なんでしょうか。 ◎都市計画課長   こちらですけれども、いわゆる都市復興に関する予算になりまして、舟渡の地区をちょっと想定してるんですけれども、水害時に対する可視化を行っていきたいというところで、今回計上させていただいてるものでございます。 ◆山田ひでき   普及啓発のコンサルを発注するというふうに伺ったんですけれども、その発注内容を伺えますでしょうか。 ◎都市計画課長   いわゆる3Dに関するコンサルというか委託を考えているところでございます。 ◆山田ひでき   最近、区の様々な事業について、そうしたコンサルタントに発注すること全てが駄目だとは言わないと思うんですけれども、そういった外注が多くなってるということが区の職員の企画力であるとか政策力、あるいは技術力などの…… ○主査   すみません、時間となりました。 ◆長瀬達也   住宅情報ネットワークについてお聞きしたいんですけれども、今回資料請求をさせていただいた中で、過去3年間の住宅情報ネットワークの提供実績が出ております。ほぼほぼ同じ数ではあるんですが、この住宅情報ネットワークで提供した情報が住宅支援につながっているっていう実情は私も分かってるんですけれども、最終的に届けた情報が確実にご本人とか世帯に届いて、それが有効に機能してるのかっていう、ある意味の、何ていうんですか、検証のようなところっていうのはどういうふうにやっていらっしゃるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   この住宅情報ネットワークの事業ですけども、協定を結んでる不動産団体のほうに情報を流して、直接有望される条件の物件がないかどうかをご紹介いただいてるものです。そういった関係もあって、区のほうで追跡とか検証というのは今現在はやってないところです。 ◆こんどう秀人   一つお伺いします。予算の概要50ページ、20番、都市景観の向上に書いてある③色彩・屋外広告物ガイドラインの発行ってあるんですけれども、これはいつ頃発行されて何部の予定なのか。あと、それに関する予算はどれぐらい割り振っているのかを教えてください。 ◎都市計画課長   こちらですけれども、不動通り商店街が景観形成重点地区になるということを前提に、そちらの印刷等に260万円ぐらい、あと委託料に200万円ぐらいということでなるものです。発行部数についてはまたお調べして、想定のものは今はちょっとお答えできませんので、また後でお知らせします。 ◆こんどう秀人   いつ頃の予定でしょうか。 ◎都市計画課長   不動通り商店街の重点地区の予定が一応4月1日で、試行期間を3か月持って、7月ですね、7月から指定される予定ですので、それに合わせるような感じになると思います。 ◆安井一郎   65ページの土木管理事務手数料の(3)屋外広告物許可申請手数料について伺います。1,650万円何がしがあるんですが、手数料として、これは件数なのか大きさなのか。おおよそその内容について、金額、手数料の内訳を教えてください。 ◎管理課長   屋外広告物は、いろいろな種類がございまして、広告塔でありましたり貼り紙、いろんなものがございます。それによっていろいろと金額も変わっておりますけれども、一般的には店舗等に出てる看板、そういったものが5平米ごとに3,220円という金額が決められておりまして、それを平米換算して徴収しております。あと、バスとかタクシーとかそういったものも、1台幾らとか、そういった形で徴収しております。 ◆川口雅敏   先ほどのLEDのことについて、続きをさせてもらいます。最近の原油価格の高騰は、発電コストの影響も非常に大きくなっていると思いますけれども、区が設置した街灯の電気料への影響については、その辺はどのような見解を持ってるか教えてください。
    工事設計課長   燃料調整費として電気代の一部にございますので、燃料が高騰するとそこに響いてまいりますので、電気代へも影響があるというふうに考えております。 ◆いわい桐子   自転車駐車場の件で、指定管理者制度を導入した際に維持管理経費を1億7,000万円減額できるってことだったんですけど、その減額できる中身について教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   これまで、ラックの委託料だとか自動販売機の委託料だとかというところのもろもろを合わせて、1億7,000万円何がしのお金が軽減できるという形になってございます。 ◆いわい桐子   その内訳資料で、金額までなくてもいいんですけど、どういうものが落とせたのかってことを資料で頂きたいんです。もう一つは、土木計画・交通安全課の土木計画係が1人減員になってるんですけど、この中身について教えてください。 ◎土木計画・交通安全課長   資料につきましては、ご相談の上、提出させていただきます。原因につきましては、自転車活用推進計画が今年度で策定完了ということになりますので、そのための減員という形になってございます。  ──────────────────────────────────────── ○主査   以上で本日の審査を終了いたします。  これをもちまして、都市建設分科会を閉会いたします。...