板橋区議会 > 2021-06-11 >
令和3年6月11日地域・経済活性化調査特別委員会−06月11日-01号
令和3年6月11日自治体DX調査特別委員会-06月11日-01号

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  1. 板橋区議会 2021-06-11
    令和3年6月11日地域・経済活性化調査特別委員会−06月11日-01号


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    令和3年6月11日地域・経済活性化調査特別委員会−06月11日-01号令和3年6月11日地域・経済活性化調査特別委員会  地域・経済活性化調査特別委員会記録 開会年月日  令和3年6月11日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 0時15分 開会場所   第3委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     竹 内   愛       副委員長    おばた 健太郎  理事委員    石 川 すみえ       理事委員    田中しゅんすけ  理事委員    なんば 英 一       委員      しのだ つよし  委員      長 瀬 達 也       委員      成 島 ゆかり  委員      元 山 芳 行       委員      かなざき 文子  委員      茂 野 善 之 説明のため出席した者  区民文化部長    森     弘     産業経済部長    堺   由 隆  健康生きがい部長  五十嵐   登     地域振興課長    町 田 江津子
     文化・国際交流課長 折 原   孝     スポーツ振興課長  小 田 健 司  産業振興課長    小 林   惣     長寿社会推進課長  織 原 真理子  おとしより保健福祉センター所長            飯 嶋 登志伸 事務局職員  局長        渡 邊   茂     書記        岩 渕 真理絵            地域・経済活性化調査特別委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 報告事項   地域経済活性化生活応援事業の実施について(4頁) 5 議  題  (1)コロナ禍における地域活動及び地域経済の現状について(13頁)  (2)活動方針について(40頁)  (3)重点調査項目及び次回以降の調査事項について(40頁) 6 閉会宣告委員長   ただいまから地域・経済活性化調査特別委員会を開会いたします。  本日も発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎産業経済部長   おはようございます。  本日は、地域・経済活性化調査特別委員会の第1回目の委員会でございます。これまで区は、新型コロナウイルス感染拡大防止をはじめ区民の命を守るための地域医療区民生活経済活動を支えるための支援など、かつてない規模の様々な対策を実施してまいりました。コロナの収束はいまだ見通せない状況にありますが、ワクチン接種も始まり、対策もフェーズも大きく変わるなど少し前進したのではないかというふうに思っております。  引き続きコロナ禍を克服するための取組に注力するとともに、今後、ポストコロナを見据えた新たな日常の定着をはじめ地域や経済の再始動、活性化に向けた新たな歩みも進めていく必要があります。議会の皆様から幅広いご意見をいただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長   ありがとうございます。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  しのだつよし委員かなざき文子委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   なお、本日の委員会緊急事態宣言下での開催となりますので、各委員、理事者におかれましては、簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、報告事項に入ります。  地域経済活性化生活応援事業の実施についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。 ◎産業振興課長   おはようございます。よろしくお願いいたします。  本事業につきましては、6月4日に速報で議員の皆様にご周知させていただきまして、翌5日にキャッシュレスの部分につきまして区広報にて周知、ホームページ等に掲載させていただいているところでございます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長   ありがとうございます。  それでは、本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆石川すみえ   おはようございます。  まず、キャッシュレスのほうとプレミアム付商品券のほう、これ両方とも、昨年度も行われていたのかなと思うんですけど、その実績と課題というのがもしありましたら教えてください。あわせて、その課題をどういうふうに越えようとしたのかといったところもお示しください。 ◎産業振興課長   昨年度実際に行わせていただいたのはキャッシュレス決済ポイントの部分でございます。昨年度行った部分につきましては、実施期間中、経済効果といたしましては1億5,800万円というようなところがございまして、参加店舗数も2,942店舗、利用者の方は推定12万5,000人ということで、一定区内経済活動をさらに引き伸ばすということには効果があったかなというふうに考えているところでございます。  昨年度のところでいきますと、やはり使い方をというようなところがございます。PayPayの利用の仕方というところ、そういったところでは今年度、その使い方の説明会を全体で8回程度というところで拡充いたしまして、さらに、利用者の方々が円滑に使えるようにというような工夫もさせていただくなど、あとは周知活動も徹底してということで実施してまいりたいというようなところでございます。 ◆石川すみえ   今、PayPayの使い方の説明会、講座ですか、されたということなんですけど、それはどういった方を対象にしたものなんでしょうか。 ◎産業振興課長   PayPayを使われている方は実際にすぐに、若い方ですと感覚的に使える部分もあろうかと思います。ただ、なかなかふだんスマートフォンとか、そういう決済をご利用されていないような方には、少しやはり使い勝手が分からない部分もあろうかと思います。そういったところで実際にスマートフォンで説明しながらご利用の方法を知っていただくというようなことを8回程度予定させていただいているところでございます。 ◆石川すみえ   そうすると、これは事業者が対象というのではなくて、お客さんのほうが対象という理解でよろしいでしょうか。 ◎産業振興課長   失礼いたしました。区民の方、お客様が利用するに当たってのご説明ということになります。 ◆石川すみえ   次、プレミアム付商品券のところでちょっと。購入方法のところで、抽選を実施して、抽選に当選した方に販売するとあるんですけど、これはやっぱり抽選が必要になるぐらいの購入希望が来るというような見込みでいるんですかね。 ◎産業振興課長   プレミアム付商品券ということで、今回プレミアム率も25%というようなところで、これまでで最大のプレミアム率というようなことになってございます。  通常の商品券でも、販売のときにはお並びいただくというようなところもございますし、また報道等で、他自治体でも商品券等を販売するに当たっては、長蛇の列で密になったというような過去の報道もございます。そういったところも含めまして、やはりこのコロナ禍というところもございますので、3密対策というようなところで抽選でそのあたりを軽減していくというようなところでございます。 ◆石川すみえ   これまで区がやってきたこの商品券というところだと、区内であったこういった取組だと、プレミアム率というのはどのぐらいの率でやっていたんでしょうか。 ◎産業振興課長   今までで最大というところでは、20%が最大ということになってございます。 ○委員長   よろしいですか。 ◆石川すみえ   はい。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆かなざき文子   まず、キャッシュレス決済ポイントのほうなんですけれども、これ、登録店舗の件数の見込みというのはどれぐらいなんでしょうか。 ◎産業振興課長   登録店舗数でございます。前回のときに、昨年度なんですけれども、先ほど触れさせていただきましたけれども、2,942店舗というところでございます。今回はそれを上回る数を対象店舗としていきたいというようなところは考えてございます。 ◆かなざき文子   目標とする数字というのはないですか。 ◎産業振興課長   6月の時点でございます。現在対象となる事業所といたしましては、およそ4,000店舗程度を予定しております。あとはまた実施に向けてさらに伸ばせる部分があれば伸ばしていきたいというふうなところでございます。 ◆かなざき文子   ちょっと参考までにお聞きしたいんですけれども、この間、コロナ禍の中で商店街のお店が結構廃業されて、シャッターになっているところがちょっと目立ってきているんですけども、昨年と今年4月とで、区内の店舗数というのはどれぐらいの違いがあるのかというのがもし分かったら教えてもらえますか。 ◎産業振興課長   そのあたりの、例えば廃業されているとかそういった店舗数については、申し訳ございません、つかめていない状況でございます。 ◆かなざき文子   地域経済活性化という点では、コロナ禍の中で、飲食業は特になんでしょうけど、非常に大変な状況になっているところで、商店街等の経営を応援するという意味では非常に大事な事業だと思うんですけれども、そのあたりの実態を区として把握されているのか、されていないのかというのが、今ここで分からないというだけで、後で資料で頂けるのかどうなのか教えてください。 ◎産業振興課長 
     すみません。区のほうで今、いわゆる廃業とかそういった店舗数というのはつかめていない状況でございます。なので、後ほど資料でということは、すみません、今の段階ではできないというところでございます。 ◆かなざき文子   新型コロナウイルス感染拡大の中でそういった影響を受けて、どういった状況が広がっているのかというのを自治体として把握することは非常に大事だというふうに思いますし、この事業を、そういったところへの応援という意味でも、廃業、倒産ではなくて何とか頑張ってもらいたいというところで実施したいということで行われるんだと思うので、これは要望ですけど、可能であればそのあたり、商店街連合会等いろいろ関係機関にも聞きながら、ぜひ把握をできるようにしていただきたいというのが1つあります。これは要望です。  それから生活困窮、いわゆる生活応援という意味では、商店街の応援ということもあるんですけど、暮らしていらっしゃる方への応援という意味でもプレミアム付商品券だとか活用できるとは思うんですけど、ただ、PayPayもそうなんですけど、情報弱者の方だとか、あるいは1回で何万円もプレミアム付商品券を買うということが、割と大きな額を必要とするだけに難しいという、そういった低所得の方々への応援という意味では、板橋区としてはどういうふうに考えているのか教えてください。 ◎産業振興課長   スマートフォンPayPayの部分でいきますと、例えば1万円からそういったプレミアムがつくというわけでもございませんし、少額の部分からも対応できますので、紙ベースのほうの商品券というところでいきますと、1冊単位ということにはなりますが、そういったキャッシュレス決済のほうであれば少額からご利用いただけるというようなところで、そういった意味ではまとめた形での使い方というわけではなく、少額のところからご利用いただけるというようなところがございます。 ◆かなざき文子   いわゆる情報弱者と私が言ったのは、スマホとかをお持ちじゃない方々はPayPayを使えないんですと、前回のときにそういった声がかなりあったものですから、そういった方々についての今後の事業のさらなる拡充みたいなものが検討できるのかどうなのかというところがちょっと聞きたかったのと、それから、ごめんなさい、プレミアム付商品券なんですけれども、抽選ですよね。これ、申込みの受付はどういうふうに行われるのかというのを教えていただけますか。 ◎産業振興課長   申込みにつきましては8月から9月にかけてということで、はがきでのお申込みと、あとはいわゆるインターネット、ウェブからのお申込みと両方で対応していきたいというようなところで考えてございます。 ◆かなざき文子   どちらの事業にしても、スマホ等の利用がなかなかできない方については、参加のしづらさがね。プレミアム付商品券のほうは少額から、はがきで申込みでということでは参加はできるのかなとは思うんですけれども、プレミアム率は最高額なんですけども、区民の参加対象、いろんな生活困窮の方々、あるいは情報弱者の方々が少しでも気軽に地域の商店街で購入ができるようにという点では一工夫、二工夫、ぜひ今後検討していただけたらというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。要望だけしておきます。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆なんば英一   よろしくお願いします。まとめて聞きます。  ポイント還元、これ月1万円ということで、実施期間が2か月になっているので、これ最大2万円という理解でいいのかということがまず第1点。  それから、利用方法で「YahooJAPANカード」と書いてある。これはカード決済ということですかということ。2つ目。  それから、PayPayあと払い決済という、このあと払い決済というのは私も使ったことがなくてよく分からないので、ご説明できるのであればよろしくお願いします。  それから、店舗への入金。PayPay指定金融機関の場合は無料ということで、そうでない場合は手数料がかかるということですね。ということで、手数料がかかる金融機関というのを把握しているのであれば、全部でなくてもいいです。幾つかご紹介いただけますか。  それから、プレミアム付商品券でお聞きしますが、これはここに単純に1冊1万円で1人5万円、5冊までということで、10億円を割り返していくと、最大1万6,000人の方を想定しているということでよろしいんですか。その辺の板橋区としての、いわゆる対象人数ですよね、どういうふうに見積もっているのか。  それから、購入方法ということではがきインターネットという話が出ましたので、はがき自己負担になるんですかということについてお聞きしたいと思います。 ◎産業振興課長   まず、キャッシュレスポイント還元の部分でございます。  今委員おっしゃられたとおり、月1万円で2か月で2万円というところがポイント還元の上限となってまいります。  次に、利用方法でございます。  カードというところでは、これはカード引き落としYahooJAPANカードの対応になっているというところでございまして、あとPayPayあと払いというものにつきましては、翌月末にまとめてお支払いいただけるサービスというところでございまして、事前に口座登録をしていただいて引き落とされるというようなシステムのものでございます。  続きまして、手数料の関係でございます。  店舗への入金というところでございますが、累計決済の金額にかかわらず翌営業日に入金ということでは、手数料が無料になってまいります。  一般の金融機関PayPay指定金融機関以外でありますと、当月末締めで締め日の翌々営業日に入金というところでは、手数料が無料でございます。  また、累計決済額1万円以上で翌々営業日に都度入金してほしいというような場合には、手数料は105円発生してくるというようなものでございます。  プレミアムにつきましては、一応発行数は8万冊というようなところでございます。お一人が1冊ということでありますと、8万人の方にご利用いただけるというところでございますが、最大5冊というところでいきますと、どうしても1万6,000人の方になってしまうというようなところで、ここについては、お一人の方々がどの程度ご購入されるかによって大きく変わってくるかなというところでございます。  はがきにつきましては、自己負担ということでは切手をお貼りいただいてというような形になってまいります。ウェブ、インターネットにつきましてはもちろん無料でお申し込みいただけます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆なんば英一   YahooJAPANカード決済、これはポイントの付与というのは、いわゆるレシートに直ちに反映されるのではなくて、いわゆる決済時にまとめて来る支払い請求というのがあるんですけど、そこでの確認という話なんですかね。  というのと、はがき自己負担についてはどうにかならないのかなとは思うんですけど。いわゆる板橋区の専用の申込みはがきみたいなの、無理なのかな。その辺ちょっと教えていただければ。 ◎産業振興課長   すみません。PayPayのいわゆるYahooJAPANカードの部分につきましては、このカードをお使いになる際も、基本的にはPayPayスマートフォンの機能を使っていただいて決済いただくというようなものでございまして、カード引き落としYahooJAPANカードから引き落とせるというものでございますので、基本的にはポイントの付与というようなところでは、他の決済のやり方と同様というようなところでございます。  はがき自己負担につきましては、申し訳ないんですけれども、切手代だけは頂戴させていただいてというようなところでございます。ご理解をいただければと思ってございます。 ◆なんば英一   分かりました。  それで、ちょっと私誤解しちゃったんだけど、この「「YahooJAPANカード」または「PayPayあと払い」で決済をすると、」というところで、この表記だと、カード決済で30%オフになるのかなと誤解しちゃうので、このYahooJAPANカードを使ったのに何でポイントつかないんだという人が出てくると思うので、この表記をもう少し、今のご説明の内容であれば少し工夫したほうがいいんじゃないのかなというふうに思います。  以上です。 ◎産業振興課長   今ご指摘いただいた部分、工夫等検討させていただければと思います。ありがとうございます。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆田中しゅんすけ   すみません、ちょっと確認させていただきたいんですけど。去年のキャッシュレス決済ポイント還元事業って区が負担した還元額というか、例えば消費見込額があるんですけれども、区が負担しなければいけなかった額って幾らでしたっけ。 ◎産業振興課長   還元額の決算額でございます。  還元額につきましては、1億5,100万余というようなところでございます。 ◆田中しゅんすけ   それって、想定が2億円だったのに対して1億5,000万円だったという結果でしょうか。 ◎産業振興課長   今委員おっしゃっていただいたとおりでございます。 ◆田中しゅんすけ   それで、今回もまた20億円の経済効果が見込めて、区としては、前回は2億円までの限度額だったのが、6億円までの事業を拡充したキャッシュレス決済ポイント還元事業だというふうに認識してよろしいんでしょうか。 ◎産業振興課長   すみません。先ほど答弁で2億円というようなお話をさせていただいたんですけれども、申し訳ございません。当初2億4,000万円想定させていただいてございました。その結果といたしましては、1億5,100万余というようなところでございます。  昨年度につきましては、最大で20%のポイント還元というようなところでございます。今回はさらに10%上乗せして30%ということで、非常に魅力あるポイント還元かなと思っておりますので、利用者の方も、より多くお使いいただけるかなというところで、6億円と想定させていただいてございます。 ◆田中しゅんすけ   今度、プレミアム付商品券のほうなんですけど、このプレミアム付商品券のほうは、区がこの発行に当たって財政措置をしなければいけないのって、発行総額が10億円の商品券ですけれども、財政措置って2億円でしたっけ。 ◎産業振興課長   おっしゃったように、2億円でございます。 ◆田中しゅんすけ   ちょっと比較をしたいので、前回、プレミアム付商品券っていつ事業としてやられたのか、後ほど資料でいいので頂きたいんですけれども。それを事業の年月日と、その事業内容をお知らせいただきたいのと、これってプレミアム付商品券でやっていただいて全部、実際問題、主体としている商店街連合会に皆さんがちゃんと商品券を、要は、個店の方々が商品券を使いましたよといって換金しに行くじゃないですか。その換金率がちゃんと100%なのかどうか知りたいんですけれども、そこら辺って数字として出ますか。 ◎産業振興課長   すみません。後ほど併せて資料でご提出させていただければと思います。 ◆田中しゅんすけ   よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長   よろしいですか。 ◆田中しゅんすけ   はい。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆おばた健太郎   プレミアム付商品券について1点だけ伺いたいんですが、抽選の方法なんですが、例えば8万冊を超える応募がありました。5冊応募した方と1冊応募した方が混在しているわけですね。となったときに、5冊当たりましたという方は5冊買えるわけですけれども、何ていうんですかね、お金があるから5冊買えるわけですけれども、今回のこの生活応援事業としては、いろんな方に使っていただきたいということなので、抽選方法というのは、5冊だったら5回引くようなイメージになるのかどうなのか。1回当たっちゃったら、もう5冊当たりましたということになるのか、その抽選の方法について教えてください。 ◎産業振興課長   抽選につきましては、5冊なら5回引くというわけではなく、その方が5冊申し込まれていても1回というようなところでの抽選になってまいります。ですので、1回当たれば、5冊申し込まれた方は5冊購入できるというようなことになってまいります。 ◆おばた健太郎   効率的な考え方としては、それはありなのかなと思うんですけれども、生活応援事業としては、5冊買える方が当たってしまったら、それはうれしいと思うんですけれども、ちょっと手間かもしれないですが、1冊ごとの抽選にしたほうが、より生活応援事業の趣旨には合うんじゃないかなというふうに思いますので、ちょっとそこ検討できないのか、再度お願いいたします。 ◎産業振興課長   今回どうしてもおはがきウェブ等でお申し込みいただくというようなところでは、それを例えば5冊申し込まれている方は5回に分けて抽選をとなりますと、なかなか抽選が煩雑になったりというようなところがございますので、すみませんが、今回のプレミアム付商品券の抽選の方法につきましては、現行の予定どおり、お一人1回というような形での抽選方法にさせていただければと考えてございます。 ◆おばた健太郎   コロナ禍ということで、この先も続くことになるのかなと。今回で終わりということではなくて、生活応援事業というのは今後も検討していかなきゃならないと思いますので、ぜひそういった面も今後考慮にぜひ入れていただきたいなということは要望させていただきます。 ○委員長   ほかによろしいですか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   それでは、本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議題に入ります。  今回は、コロナ禍における地域活動及び地域経済の現状についてを議題とするため、委員長より調査資料の作成を依頼しております。  先ほどの報告事項と同様に、各委員におかれましては、現状を確認していただき、今後調査すべき具体的な内容については、後の議題でご意見をいただければと存じます。  質疑に当たりましては、特別委員会の設置建議を踏まえて行っていただきますようお願いいたします。  質疑で確認をしていただいて、後の議題の(3)の調査事項のところで改めて、こういう調査が必要ではないですかというご意見をいただきたいということです。よろしくお願いします。
     それでは初めに、コロナ禍における地域活動及び地域経済の現状についてを議題といたします。  本件について、理事者より追加の説明はありますでしょうか。よろしいですか。          (「はい」と言う人あり) ○委員長   ないですね。  では、聞いてください、皆さん。  本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆石川すみえ   お願いします。  2ページのほうで、美術館の区立小・中学校作品展が昨年度中止となっています。ここと…… ○委員長   2−1の資料ということでいいですか。 ◆石川すみえ   はい。2−1の資料で、2−1の2ページ、美術館の事業で、「区立小・中学校作品展」が昨年度中止になっている理由と、あと3ページで、アウトリーチ事業が、昨年度実績が一部中止になっていますが、ここの理由について教えてください。 ◎文化・国際交流課長   まず、第1点目の「区立小・中学校作品展」に関しましてですけれども、こちらもコロナ禍ということで、実施には小学校、中学校の協力というのがどうしても必要でありました。そういったところで、ちょうどこの期間がコロナの緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の期間に近づいている状況もございまして、学校側の事情もあって中止とさせていただいたところでございます。  あわせて、アウトリーチですね。次の3ページの中段にございますアウトリーチ事業について、当初24回、一部中止という形になっておりますが、こちらは内容になるんですが、文化・芸術に触れていただく機会を増やしていこうというところで、例えば福祉施設であったりとか、あと学校ですね、こういったところに音楽家であったり落語家さんであったり大道芸の方を派遣して、出張で文化のそういったイベントを行うようなものになるんですが、こちらに関しても出張先ですね、コロナ禍というところもあって、やはり一定程度集まった形でそういったものを披露する形になりますので、福祉施設、学校の事情もあって、残念ながら一部中止という形になったという状況でございます。  以上です。 ◆石川すみえ   小・中学校の作品展が学校の都合で中止になったというのは、作品はお家で作ることとかもできたのかなと思いますし、学校の都合でというのが具体的なイメージがわかないんです。今日、教育委員会さんいないですから詳しくは説明ができないのかもしれないですけど、やっぱり子どもたちの美術活動が狭まったという側面は確かにあると思うので、もう少し具体的に、どうして学校の都合で中止になったのかといったところをもっと具体的に分かれば教えていただきたいんですけど。 ◎文化・国際交流課長   具体的な理由といたしましては、考えられる部分として、コロナ禍にあって休校の時期があったりだとかいろいろ授業のスケジュールも変更がありました。作品を作り上げるためには、やはり一定程度時間を要するというところもございまして、こういった中で作品を集めていくのがどうしても難しい状況になってしまったというのが要因の一つとして挙げられると思います。  以上でございます。 ◆石川すみえ   では次に、先ほども伺いましたアウトリーチ事業のほうで、今年度16回というふうに計画されているんですけど、今年度も感染症の対応が必要な中で、昨年度の経験を基にして今年度いろんな工夫がされているところがあれば教えてください。 ◎文化・国際交流課長   アウトリーチ事業の関係で、工夫しての展開という件でございますが、ちょうど今年度入ってのタイミングになるんですが、学校のほうで音楽家さんと触れ合うアウトリーチというものを実施しました。  実施の方法というところで新しい形を取り入れておりまして、今、小・中学校で進めているGIGAスクールです。こちらでタブレットのほうをお子さんたちにお配りしているところなんですけれども、そういったツールを使って、アーティストと教室にいる子どもたちを、ネットワークを通じてつなげて交流、音楽を聴いてもらうというものを行いました。結果としては、その中でアーティストさんとお子さん、子どもたちとのコミュニケーションですね、双方向のコミュニケーションを取ることができまして、面白かったのが、アーティストの方が演奏しながら、学校の代表の方がクラリネットを同時に合奏するようなシーンも見られたりだとか、そういった展開ができましたので、これからの新しい生活の中での一つのアウトリーチの形なのかなと。こういった形で実施することができたので、今後、教育委員会のほうにもお話をして広めていければなと考えているところでございます。こちらは財団と区のほうで連携してという形になりますけれども、そういう予定でおります。 ◆石川すみえ   文化事業の実績の全体の傾向として、文化の提供の共催事業という共催のところが昨年度中止となった事業が多いのかなと感じているんですけど、その理由と、今年度そうさせないための工夫を教えてください。 ◎文化・国際交流課長   中止の理由になりますが、やはり財団の文化事業に関しては、文化会館で開催するイベントがどうしても多い状況でございました。そのような中で、イベントの開催制限、こういったものが随時起きるような状況でございましたので、それに合わせるような形でやむなく中止、一部中止という形を取らせてしまった状況でございます。  今後につきましては、今こういったイベント制限についても、制限しつつも文化活動を継続しようという動きがございますので、これに合わせる形でしっかり文化施設も感染症対策をしっかり取りながら、今年度については可能な限りで文化活動、文化の灯を消さないという意味でも継続していきたいという意味で、計画上はほぼ令和2年度当初の数を見込ませてもらっている状況でございます。 ◆石川すみえ   そうすると、今年度は観客の人数を制限するだとか、そういったところで柔軟に対応していきたいということでよろしいですか。 ◎文化・国際交流課長   おっしゃるとおりでございます。 ◆石川すみえ   最後、スポーツ活動についてお伺いしたいんですけど、昨年度の実績でゼロ人がばっと並んでいるなと思って、すごく切ないところだなと思うんですけど、令和3年度の計画のところが廃止、そして休止が多くて、休廃止があまりにも多いなと感じるんですけれども、そこのところのご説明をお願いします。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ事業については、令和2年度、コロナによって実施できなかったものがかなり多くなっておりまして、区の緊急財政対策により、令和2年度にできなかったものは原則休止、廃止という形になっております。今回廃止になっているものが幾つかあるんですけれども、廃止になっているものに関しては、その関係する連盟さんとかと協力して、そちらのほうで大会を開いていけるよう調整をしていたところではございます。  以上です。 ◆石川すみえ   廃止になっているのが少年少女サッカー選手権大会、区民ドッジボール大会、水泳教室、洋弓教室、和弓教室なんですけど、これらは連盟さんとか協会さんが今年度は行っていく、大会を行っていくということでよろしいですか。 ◎スポーツ振興課長   この廃止になっている事業については、それぞれの連盟さんのほうが主催となって進めていく予定ではありますけれども、コロナの状況によって必ずしも開催できるかどうかというのはまだ分からないところではございます。 ◆石川すみえ   そういった連盟さんたちが主催する中で、区としての補助とか助成とかということはあるんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   区としては、大会を開催するに当たっての会場確保ですとか、その大会の周知とかというところで協力しながらこの大会について盛り上げていければと思っております。 ◆石川すみえ   これまで区で応援していたというか、区費で負担していた分は大分減るんですかね。幾らぐらい減るとか、全体でどのぐらい減るとかって資料でお出しいただくことはできますか。 ◎スポーツ振興課長   令和2年度に予定していた金額と、その差額という形の資料であればお出しできるかと思います。 ◆石川すみえ   お願いします。 ○委員長   よろしいですか。 ◆石川すみえ   はい。 ○委員長   ここの質疑では、資料2−1、2−2、2−3の範囲で質疑を行っていただいて構いませんので、よろしくお願いします。  ほかにございますか。 ◆元山芳行   資料2−1であります。  ここの、主に中止の決定をしていくというところで、決定のプロセスについて確認をしたいんですが、それぞれ洗い出しを行った上で、最終的には健康危機管理対策本部で決定をするという、そういうプロセスを踏んでいたなというイメージなんですが、そういう形でこの中止の決定についてはなされていったのかということをまず確認したいと思います。 ◎地域振興課長   イベント開催についての実施判断の基準なんですけれども、まず一番初めに、今回コロナにおいてのイベントということで、密を避けるということが第1点。次に、来場者の把握ができるということが第2点。第3点、飲食を行わないという、そういった3つの視点がございます。そういった中で、それぞれのイベントごとにそういったことに対応ができるのかどうなのか、そこら辺をそれぞれの所管課、事業担当が考えた後に、最終的には区の決定として中止であれば中止というような判断になるというようなところでございます。 ◆元山芳行   地域振興課だけ話があったんですけど、それぞれの課ごとに決定権限があるということでいいんですか。全庁で決定するということは踏んでいないということですか。 ◎地域振興課長   事業の内容がそれぞれ異なりますので、例えば私どもの成人の日の集いであれば、その実施状況に応じて判断をしていくというような形になります。 ◆元山芳行   これはほかの文化事業、スポーツ活動、この2つの分野についてもそれぞれで決定をしているということでよろしいですね。 ○委員長   よろしいですか。 ◎文化・国際交流課長   イベントの開催基準の大枠につきましては、健康危機管理対策本部のほうで決定いたしまして、それに基づいて細かな各事業については判断していくような状況となっております。 ◎スポーツ振興課長   文化と同じ形で、全体の大枠としてイベントの開催基準というのがある程度設けられておりまして、それと、あとスポーツに関しては、各種目のガイドライン等もありますので、そういったものを勘案しながら判断をしていく形になります。 ◆元山芳行   これからは、今度は事業を再始動、再起動していくわけでありますけど、その再始動に当たって、それぞれ地域活動、文化振興、スポーツの分野について、どのような課題を持って、どういう視点で再起動していこうというふうにお考えなのか、それぞれの分野についてお聞きいたします。 ◎地域振興課長   イベント自体が、先ほど来申し上げておりますように、区としてのイベント開催基準の大枠があり、また、業種別のガイドラインというものもありますので、地域振興課なら地域振興課、またそれぞれ少なくとも区民文化部に関しましては地域振興、文化・国際交流、スポーツ振興それぞれでガイドラインの作成に今着手しているところです。そこのガイドラインにのっとって、一定程度の基準にのっとった形で事業等は開催していきたいと思っております。  それとともに、地域振興につきましては人と人とのコミュニケーションを活性化するために私どもの組織はあるところです。今、人と人とが触れ合えない、集まれないという状況の中で、そこをどのような形でコミュニティを維持していくかというのを、まさに考え、悩んでいるところでございます。 ○委員長   ほかはいかがですか。 ◎文化・国際交流課長   文化面の課題としては、大きく2つあると考えております。  まず1つが、施設面の部分です。文化活動が徐々に再開されていくという中で、それに対応できるような施設運営をしていくことが一つの大事な課題だと思います。  もう一つが、文化活動の場合、多くはチケット収入を得て活動を行っているんですけれども、現在ですと、開催人員の定数が半数制限という状況もございますので、こういった中でどうフォローしていくかというのが課題だと思います。この件につきましては、現在進めております補正予算の中で、アーティスト支援事業という中で対応を進めているところでございます。  以上です。 ◎スポーツ振興課長   スポーツの面でも、施設の運営というところはやはり課題になりまして、現在とかでも都の要請で体育施設の開館にも制限がかかっているような状態ではあります。そういったところの施設運営面と、あとスポーツに関しては種目ごとにやはり大きく対応が異なるということがございます。また、種目ごとのガイドラインというのが出てはいるんですけれども、今回、変異株などが出てきて、またその対応も変わってこなければいけないところもあるかと思いますので、そういったところを考えながら開催していけるようにできるかどうかというところが課題だと思っております。 ◆元山芳行   次に、2−3について地域経済の部分でお聞きしたいと思います。  短期的には、現在直面している事業のいろんなコロナ禍による困難さ、これについて対応していく、応援をしていく。例えば資金面等とかについて、あと先ほどからお話があったように消費喚起の対策とか、これは短期的な課題に対応しているということだというふうに思いますが、今、コロナに対して様々なテレワーク、働き方の変化だとか、その職場、事業の展開について大きな変化を求められているわけでありまして、これは戻ることなく、この変化に対応していくというのが事業所の目指す方向だというふうに思うんです。そうすると、短期的な視点での対策というのも必要でありますが、いわゆる事業展開する上での環境の変化に対応していかなければ事業の継続または雇用の維持というものに大きな影響が出てくるわけでありまして、これに対応するためには、中長期的な視点も今のうちに持って、そこに対する応援というのも進めていかなきゃいけないと思っておりますが、短期的な部分については大体今報告で分かりましたけれども、中長期的な視点についてはどのような課題があって、どういう応援をすることが効果的な支援につながるだろうかというところを、今考えている範囲内で結構ですので、お聞きしたいと思います。 ◎産業振興課長   今委員おっしゃっていただいたとおり、やはりポストコロナというところを見据えてという動きを、もちろん事業者様もそうですし、区側としても考えていかなければいけないというようなところでは一定思っているところでございます。  短期的なところでいきますと、今、産業振興公社のほうでビジネス環境適応事業の助成金であったり営業活動促進事業助成金ということで、一応ビジネスの転換部分についての助成というところをさせていただいてございます。
     また、中長期というようなお話もございました。今年度、産業のほうでは、令和4年度からの産業振興事業計画というのも策定してまいります。そういった中でしっかりと考え等も含めてわたっていければなというふうに考えてございます。 ◆元山芳行   分かりました。 ○委員長   よろしいですか。  ほかに。 ◆成島ゆかり   お願いします。資料2−2で何点か伺いたいと思います。  2−2の2番の住民主体のサービスについてなんですけれども、コロナ禍で活動自粛を要請されている中、緊急事態宣言中で7つの団体が活動されたというご報告があります。様々いろいろ工夫をされて活動されたんだと思うんですけれども、この7つの団体の中で、これから大事だと思う、オンラインを活用した活動をされた団体はあったのかということを教えていただけますでしょうか。 ◎おとしより保健福祉センター所長   住民主体のサービスの中では、オンラインを活用した団体は、今のところございません。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。今後、多分これはこの委員会の議題にもなるのかなと思うんですけれども、ぜひ活用をしていただきたいと思います。  4番の老人クラブ活動についてなんですけれども、この中で世代交流事業というものがあります。令和2年度参加者が少なくなっています。コロナの影響だと思うんですけれども、これは具体的にどんな事業をされたのか教えていただけますでしょうか。 ◎長寿社会推進課長   老人クラブさんの活動、様々な活動がございますけれども、例えば輪投げとか、お子さんたちと一緒に遊ぶような事業を実施したというものでございます。 ◆成島ゆかり   では、この下にある輪なげ大会とは別に、同じことなんですかね、それの中に世代交流事業が入っているということでよろしいですか。 ◎長寿社会推進課長   輪投げも1つ、また、この中にペタンク大会とかいろいろニュースポーツも書いてありますけれども、いろんな活動を子どもたちと一緒にやるということで事業実施を各団体のほうでしているものでございます。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  あと、ここにグラウンドゴルフ大会とあります。今、グラウンドゴルフは大変に人気だというふうに私も伺っているんですけれども、ある程度の広さがないと、このグラウンドゴルフってできないとは思うんですが、区内でグラウンドゴルフができる場所はどれぐらいあるのか教えていただけますでしょうか。 ○委員長   分かりますでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   小豆沢の野球場と徳丸ヶ原の2か所で区の施設としてはできるという形になります。 ◆成島ゆかり   そうですか。たくさんいろいろ団体があって、それぞれ公園等々で活動されているというのもお聞きしているんですけど、じゃ、公園は基本的に使えないというか、空いていれば使えるという。ごめんなさい。 ◎スポーツ振興課長   スポーツ施設という形の中でできるところがという話で、公園は私どもの管轄外なので分からないです。すみません。 ◆成島ゆかり   すみません。ありがとうございます。大丈夫です。 ○委員長   大丈夫ですか。長寿社会推進課のほうで事業を進める上で、どういうところでできるのかというのは把握しておいたほうがいいかと思うんですが、その点はいかがですか。 ◎長寿社会推進課長   各団体で公園を活用されていることも事実でございまして、ただ、なかなか占用ということは難しいので、地域の方と融合するような、先ほどの世代交流事業というような形もありますし、それぞれのところで地域とうまく交流しながらやっていく事業ということで、こちらとしては自主性を重んじて、なるべく自分たちで活動場所を見つけていただきながらというところで寄り添っていきたいというふうに考えておりますので、そのあたりはまた調査をかけたいというふうに思います。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆長瀬達也   まず、2−1なんですけれども、これは今後増えていくのはやはりオンラインということで、まず最初に聞きたいのは、美術講演会ですとか美術教室は一部オンラインになっているということと、オンラインで実施したというものがあるんですけれども、このオンラインで実施したものについての成果についてお伺いをしたいと思います。 ◎文化・国際交流課長   昨年度、コロナ禍におきまして美術館のほうでは、様々な事業に関してオンラインを駆使させていただきました。今おっしゃられました講演会につきましても、オンラインで行ったものもございますし、あと通常の企画の展示に関しても、その内容を広く発信するために動画配信を活用しました。具体的な実績としては、昨年度だけで約120本の動画を作成いたしまして、その成果といたしましては、昨年度4万5,000回の再生回数を実績として残すことができました。そういったところが、実際に今度美術館に足を運んでみようという動機づけにもなるのではないかなと考えております。 ◆長瀬達也   分かりました。ありがとうございます。  こうした取組は非常にいいと思いますし、ポストコロナというところにおいても、やはりYouTubeを使って発信していくということも必要でしょうし、今後さらにこれは展開していっていただく必要があるのかなというふうに思っています。  そうしたところの観点で見ていくと、例えばそのほかでも、今後は、例えば美術館の中で区立小・中学校作品展とか、これ中止になりましたし、そのほか美術講演会も一部中止になっていたものとかがありますね。今後、令和3年度、それ以降も含めてですけれども、今回中止になったものではあっても、今後将来的にはオンラインで行っていこう、あるいは行っていくべきものだというものも、行えるものもあると思うんです。内部ではもう既に検討されていて、例えばオンライン同時開催みたいなことで動いているというような、そんなものもあるんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   昨年度もそうだったんですが、このコロナ禍で、急遽、緊急事態宣言が起きたりだとか、対面で実施する予定だったものがオンラインに急遽切り替えてだとか、実際そういうものの連続でした。今年度についても、できれば対面でというのがベストなんですけれども、どういったときにも切替ができるように、状況によっては両方でハイブリッドという形で対応ができるように、そういった視点も含めて検討していきたいと考えております。 ◆長瀬達也   分かりました。  この美術館とかそのほかのものもそうなんですけれども、所管をまたぐものですか、あと区立小・中学校作品展であれば教育委員会を巻き込むようなものがあるので、一部署だけでオンラインで開催しようと思っても、連携先の部署ですとか教育委員会ですとかが一緒に対応しないといけないものというのがあると思うんです。それなので、横の連携というのが取れていないと、なかなか開催しようと思っても、そちらはそうでも、いや、我々は準備できてないんですみたいなところもあろうかと思うんですよね。ですので、そうしたところに関しては、あらかじめオンラインでやることも想定をしながらの打合せなりを事前に準備をしておいていただきながら全体として進めていくという方向性も、これはもう全てにおいて必要であるとは思うんですけれども、その点はどうお考えなんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。  美術館に限らず、オンラインを活用した文化芸術活動の発信というのは大事だと考えていまして、先ほど一つの例として申し上げました、財団で行っているアウトリーチ事業ですね、こういったものも学校との連携というところでございます。  この1年間でコロナ対策としてどの程度の事前準備をしてパターンを想定してというものも、一定程度ノウハウのようなものもできてきているところでございますので、できるだけ関連部署でも早めに情報共有して、マスコミの動きであったりだとか、そういったものも早めに察知して対応できるようにしていきたいと思います。 ◆長瀬達也   ぜひお願いしたいと思います。ありがとうございます。  続きましては、2−3についてです。コロナ禍における地域経済の現状ということでもろもろの取組が書かれています。  昨年の1月から現在までのコロナ禍における事業者さんの動向ですとか、あとは区の支援策と国の支援策、いろいろありましたけれども、それを見ていくと、区でできるものと区でなかなか予算的なものでできないものというのがあって、やっぱりある程度の役割分担というのができてきているのかなというふうに思います。  そうした中で、僕が思ったのは、国とかの支援策、都の支援策というか、都が管轄している支援策、例えば協力金とかもそうですけれども、やっぱり現場で聞くと、手続的なところがなかなか自分はできなくて、例えばオンラインで手続できないので、仮に協力金であれば、郵送でも申請はできるんですけれども、ただ、日頃から書類を作ることにあんまり慣れていない方とかたくさんおられて、そうした方々が、結果、申請にたどり着けなかったという事例はやっぱりあるわけなんです。それに対する区の支援というのは、もちろん中小企業診断士の先生方の相談もやっていますし、そのほかの様々な取組もしているので、アクセスはできるはできるんでしょうけれども、ただ、実際には、現場ではたどり着いていない方がおられるということがあります。これは協力金に限った話じゃなくて、要は、補助とか助成金をもらうようなものというのは、大概要求される資料が多かったり期限があったりするものなので、そこまでやるんだったらもう面倒くさいからいいやみたいな話になっちゃうケースがあるんです。  そうした区の支援というのが、実はあんまり十分でなかったのかなというふうに思うんですけれども、今から振り返ってみて、これ全体通しての話なので、振り返ってみて、区のその支援、相談にしろ何にしろありますけれども、それがどの程度行き渡っていたのかというところをちょっとお伺いしたいと思うんですが。それは、助成金とか補助金とかの支援をする区の体制としてどうだったのか、その評価をお願いしたいと思います。 ◎産業振興課長   補助金の申請というところでは、確かにウェブでしか申し込めないということであったり、国とか都はなかなか煩雑でということで、お問合せで、そういった協力を求める声というのはございます。そういったときには、先ほど委員お話しいただきましたとおり、中小企業診断士の派遣であったり、あとは産業振興公社のほうで行っていますけれども、申請サポートの個別相談会というところも開きながらというところで一定対応させていただいているところでございます。  今お話しいただきましたとおり、声を上げていただけない数というのはなかなかつかみづらいというようなところがございまして、そういうお声をいただいたところにはしっかりと対応させていただいていたのかなというところの認識ではございます。 ◆長瀬達也   そうですね。私の感覚としては、非常に役立っているとおっしゃる方もいるんですけれども、やっぱりなかなか手続を貫徹するところまでいかなくて、そういう専門家の方も、やっぱり存じ上げていない方というのはたくさんおられて、あとはコストの問題とかもあるので。そうしたときに、どういうふうな支援を今後していくのかというのを非常に考えていかなければいけないと思うんです。なので、専門家の活用ももちろんそうですし、あとは、今は基本相談なわけですね、区の支援って。ただ、それをさらに踏み込んで、その相談をした人が相談というか、手続的なところまで踏み込んで区が資金的な手当をして差し上げるというところも今後は、コロナ禍においての支援体制としては必要なのではないかなというふうに思います。というところも踏まえて、今後、今はまだその予算はついていませんけれども、今後、区としてはぜひ検討していただきたいなというところではあります。それについてのご回答をいただければと思います。 ◎産業振興課長   例えば経営のご相談等でお話があれば、そういったいろいろ対象となる助成制度等があれば、もちろんそこはしっかりと今でもご案内はさせていただいているというようなところでもございますし、今後さらにコロナの影響がというようなところであれば、一定国やら都のそういった支援策等に鑑みながら、区としても何かしらの対応については検討していく必要があろうかと考えてございます。 ○委員長   よろしいですか。 ◆田中しゅんすけ   地域経済の件でちょっと聞かせていただきたいんですけれども、板橋区内で産業白書というか、板橋区の区内に商業、多分そういうデータを見ていくと、商業とかそういう分け方で板橋区にある産業一覧というのがあると思うんですよ。そういったものは数字として、できれば商店街とか飲食業とか、そういうふうに項目を分けて数字でお示ししていただきたいなと思うんですけれども、それは可能でしょうか。 ◎産業振興課長   国のほうで調査を行っております経済センサス、そちらのほうで一定程度数がつかめるようにはなっておりますので、そういった数値をお示しすることは可能だと考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   要は、国の項目分けだとすごく大きく分かれて、あんまり細かくも、区としてもなかなかつかんではいけないと思うんですけれども、やっぱり板橋区内で今回このコロナ禍にあって、この先、この感染症対策における政策というのはどうしても必要になってくると思うので、板橋区の中でも、それに基づいた上で、例えば飲食業はどれぐらいあってとか、商店に属しているところはどれぐらいあってとか、そういう数字はつかんでおいていただきたいなと思うんですけれども、そういったものは積み上げて試算してお示ししていただくことというのは可能なんですか。 ◎産業振興課長   先ほどお伝えした経済センサスも一定程度細かく業種は分類されております。それで一定程度把握はできているというふうに考えてございますので、その数値を一度お示しさせていただいてというところでお願いできればと。 ◆田中しゅんすけ   すみません、勉強不足で。ぜひよろしくお願いいたします。  それともう2点お聞きしたいんですが、先ほど、今回のコロナ禍の影響で、例えば商店とかがお閉めになったとか、飲食業が残念ながら閉店せざるを得なかったとかという数字はつかんでいないとおっしゃっていましたけれども、このコロナ禍において離職されたとか職がなくなってしまったとか、やっぱりそういう数もまだ区としてはつかみ切れていないということを確認したいのと、そういう数字というのはいつ頃になったら集計をして、それとも集計はもうする予定がないのか、それをちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎産業振興課長   そういった意味では、いわゆるハローワークさんから出されている雇用状況というところで、その程度の数値をつかめるというようなところで、区として全体的な調査を個別に行うことはなかなか難しいところで、そういった既存のデータを活用しながらということになろうかと考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   今お隣でDXとかやっているので、いずれにせよしっかりと連携して、そういう状況を、もちろん今までは切り分けて考えて、それぞれの事業とか、それぞれの所管している監督官庁とかがあったと思うんですけれども、これからはやっぱり総合的に判断して数値的に見える化していって、その数値に基づいた政策を打っていかなければいけないというのはすごくあると思うので、ぜひそこら辺は全庁を挙げてしっかりと連携して、そういう方向性で数字を出せる。そのためにDXも今始まって一生懸命データ化していこうということになっておりますので、ぜひお願いをしたいなと思います。  最後、まん延防止等重点措置とか緊急事態宣言、これ都道府県が申請して国が発出する。もし理解に間違いがあったら言っていただきたいんですけれども、その中で、特に経済に関して国がしっかりと発出してくれないと、雇用調整助成金だとか協力金だとか国が8割ぐらい出してくれていますよね。だから、国がちゃんと認めてくれないとお金が出てこないので、これは絶対こういう制度をしっかりと通達とかも含めていただいていかないと駄目だなというふうに思うんですけども、その反面、禁止しなければいけない事項。例えば今は飲食店が8時までで終えてください、お酒も出さないでください。そうなってしまうと、今かなりきついところにボディブローがかなり効いてきて、これでまた宣言が延びたとかということになってしまったときに、もう次は立てませんよという飲食店さんは多分多いと思うんです。なので、例えばそこに区として、別に板橋区に渋谷があるわけでもないですし、池袋があるわけでもない、大きな繁華街を抱えているわけではないので、例えば特例で、板橋区の飲食店はちゃんと感染防止対策をしているから、こういうところだけは区として主張して、区のちゃんと責任というか、区の所管において求められるとか、そういうことというのはできないんですかね。 ◎産業振興課長   東京都一体で、いわゆるスキームで取り組んでいるというところがありますので、そこで、確かに委員おっしゃるとおり、感染対策をしっかりしているというようなところであれば、いろいろ報道等でもあるとおり、開けてもいいんじゃないかというようなお話もあろうかと思いますけれども、やはりそこは統一的な対応というようなところで、板橋区のみが独自にというのは難しいのかなというふうに考えてございます。 ◆田中しゅんすけ   その見解じゃなくて、法律的にできるかできないか、そういうのが可能かどうかを聞いているんです。できませんよというのじゃなくて。 ◎産業経済部長   いわゆる国のほうの特措法があって、都道府県知事の権限が与えられている中で、いわゆる緊急事態宣言、それからまん延防止等重点措置ということで、これ自体は都道府県知事の権限で実施しておりますので、全都的な対応になると思います。そういった意味で、仮に区が区内の飲食店さんに対して、こういうのであれば、例えば10時まで開けてもいいですよねという部分になりますと、その根拠になる部分というのが全く私どもの権限がございませんので、それを条例を設置して、そういうような対策ですよというふうにやれば可能は可能かもしれませんが、実際上は法令の流れから言えば、国・都それぞれの法令に基づいた上での条例設置というんでしょうか、通達であるとか指導であるとかということになりますから、それをさらに横出し、上乗せするような形で、市区町村レベルでそういったものを定めることが実際上可能だとしても、実効性がどこまであるかということになろうかと思いますので、実情そういうのを区レベルで対応するということは、正直今、私どもですと健康危機管理対策本部の中でいろいろなことを確認したり基準を決めたりしていますけれども、そういった中でもそういう議論は正直出ていません。また、実質無理だというように今考えております。 ○委員長   よろしいですか。 ◆田中しゅんすけ   はい。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆なんば英一 
     まず聞いておきたいのが、各所管共通して、現時点で現場の声でオンラインでやってほしいと、もしくはオンライン化にシフトしてほしいと、そういうものが声として聞いている、上がっているということで代表的なものがあれば1つ2つご紹介いただきたいというのが1つ。  それから2つ目は、今やっぱりコロナ禍ということでオンラインということで熱が入っていますよね。熱が入っているんだけど、ワクチンを打って、年内にはワクチンを終了して大方集団免疫を獲得したいと。そうすると、このコロナがある程度収まってくると、今度は、今熱が入っているオンラインというのが忘れ去られてしまうという、そういうような状況になってくると思うんですよね。ですので、やっぱり進めるのは今しかないというか、短期間のうちにできるのは、集中してやれるのは、そんなに何でもかんでもやれるわけじゃないというふうに私は思っているんですけど、そういう観点から、どういうスピード感を持って町場の声として上がってきているものを検討しているのかということについて2点目はお答えしていただければと思います。  以上2つです。 ○委員長   なんば委員、これ、それぞれの所管でということになりますか。 ◆なんば英一   なければいいです、別に。1つ2つ、たくさんずらっと言う必要はないです。 ○委員長   分かりました。  では、それぞれの所管のほうで検討している内容があればお答えください。 ◎地域振興課長   まず、現場の声としてなんですけれども、今まで町会・自治会がホームページを作成するということにあまり興味を示しておりませんでした。ところが、令和2年度から急速に希望が増えまして、今まで1件、1町会ベースだったのが、ここに実績等載っているように4件、また今年度につきましては、既に要望として6地区から話が来ております。  やはりホームページを持っておりますと、それで町会内での情報交換やらそういったものがスムーズにいくんだろうなという背景があると思っております。  また、地域振興課としましても、できるだけ事業を実施していきたいと思っておりますので、事務事業説明会、昨年度は中止にしたところなんですけれども、今回はオンラインでも配信できるような、そういった取組をしたところでございます。  ということで、今後、ポストコロナという時代が起こったにしても、やはりDXは進めていく必要があると思っておりますので、地域にどのようにDXを取り入れていただくか、そういったところを少し頑張っていきたいなと思っているところでございます。 ◎スポーツ振興課長   すみません。回答の前に、先ほどの発言を1個訂正させてください。  グラウンドゴルフができる区立スポーツ施設は2か所と言ったんですけれども、小豆沢、徳丸ヶ原のほか、城北の野球場等、7か所使えます。すみません。  オンラインなんですけれども、スポーツ振興課としては、今年3月にオンラインマラソンを実施させていただきました。やっぱり河川敷での実際の実施は今年はちょっと困難でしたので、オンラインのマラソンという形で、従来よりも幅広い年齢層の方に参加いただけて、下は13歳から、最高齢では82歳までのご参加がありました。こういったところで、アンケートを取ったところでも、やはり参加のハードルが下がっているということで、マラソンとかにも気軽に参加できるということもあるので、こういったところを今後も進めていければと思っております。  以上です。 ◎文化・国際交流課長   オンライン向きというところからいいますと、例えば財団で行っている日本語教室ですね、こういったものはZoomを活用して、昨年度かなりの回数重ねることができましたので、有効ではないのかなと考えております。  ほかの例えば文化芸術活動系に関しましては、やはり対面でお客さんを感じながら演じるというのが一番であると思いますので、オンラインにシフトというよりも、オンラインもやりつつ対面もやるというのが考え方としてはあるのではないかと思います。  ちなみに、今度の日曜日になるんですけれども、板橋区の吹奏楽団が定期演奏会を行うんですが、こちらはYouTubeチャンネルで生配信する予定でおりますので、もし機会がありましたらご覧いただければと思います。  すみません。以上です。 ◎産業振興課長   やはり産業界というようなところでいきますと、いわゆるオンライン化というところはある程度必須というようなところもございます。そういったところで、先ほどもちょっとご紹介させていただきましたビジネス環境適応事業助成金、こういったところでテレワーク、オンラインの環境整備というところでも活用いただいてございます。  また、産業見本市につきましては、昨年、ウェブにより開催というようなところになってございます。今年度につきましては、ウェブと併せて、いわゆる実際のものとハイブリッドの形で行うというようなところで、一定程度両側面をにらんでというようなところで進めていく形になろうかというふうに考えてございます。 ◎おとしより保健福祉センター所長   対象が高齢者ですから、特段、高齢者の側からやってほしいという要望というのはございませんでした。しかし、やはり自粛生活の長期化による活動低下、そういった懸念から、私どもといたしましては、10の筋力トレーニングを試行でオンラインで始めたところでございます。10月から始めまして、当初3名だった参加者が、現在25名まで増えているところです。慣れると、やはり高齢の方もお使いになられるということを私どもでも感じておりますし、参加者からは、やはり参加者同士のコミュニケーションもオンラインで取れたり、あと意外に先生と1対1でやっているように感じて非常によかったというような感想をいただいているところです。補正で要求させていただきましたけれども、今後タブレットを使って教室を開きたいと思っております。まずは、やはり皆さん、ご自分のスマホですと、なかなかできないというところがございますので、アプリとかは一緒ですので、まずタブレットでそれを習得していただいて、自宅にお帰りになってご自分のスマホ等でまたそれを習っていただく。また、その間の補助というか支援のほうもしていきたいと考えてございます。  そういったところで、使えるようになるということで、私どもも目的は筋トレですけれども、高齢者の方の世界観が、例えばそういったことを習得することでご親戚の方と、またお孫さんとつながったりとか地域の方とつながったり、そういった世界のほうに進んでいっていただければというふうに考えているところでございます。  また、やはり対面も非常に必要ですので、今後は通いの場の対面の部分とオンラインの部分、そういったよくハイブリッドと言いますけれども、そういった形で介護予防のほうも進めてまいりたいと考えているところでございます。 ◎長寿社会推進課長   現在休館ですけれども、ふれあい館の中ではいろんな事業を実は実施しておりまして、そちらの予約、今までは来ていただいて予約をいただくというようなこと、こちらがやはりいろんな要望があって、オンライン予約をしてほしいとか、そういうご要望に今お応えをしているところでございます。  また、開館後には、この間ちょっと一般質問で区長答弁もさせていただきましたけども、ゲームを利用したeスポーツのような遊びを介してということで、5館あるふれあい館を何とかWi−Fi機能を簡単にできるようなことでつなげてできればということで、これはご要望に応じた対応ということで今整備をしているところでございます。  また一方で老人クラブは、連合会を介してですけれども、ご要望等がございます。やはり自治体にデジタル化の格差ということで、自分たちがなかなかITに追いついていけないというようなことがございました。それによって、うつ、フレイル等の虚弱化が進むんではないかということで、区のほうへの要望としては、何とか一緒に寄り添っていただきながらというようなところで方向性を見いだすような進め方をしてほしいということですので、当然私ども、元気高齢者も介護の高齢者も含めて、これ以上進まない、元気でいていただくための方策として今後も寄り添っていきたいというふうに思ってございます。 ◆なんば英一   ありがとうございました。  皆さんの今の現状というかご紹介、ご答弁を聞いて私自身が思ったのは、今オンラインが求められているけれども、現場主導でどんどん入っているという、そういう現状ではないなと。やっぱりあくまでも行政、そして議会側のそれを導入するに当たっては訴求力だとか課題解決力をしっかり発揮して、本当に効果的なものを導入していくということが必要なんだなということを、今皆さんのご答弁を聞いて思いましたので、以上、意見を言って終わりたいと思います。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかに。 ◆かなざき文子   ちょっと質疑を聞いていて若干プラスで質問させていただきたいんですけれども、まず、2−1の5ページのスポーツ活動のところなんですけれども、令和2年度の実績が中止だったものについては廃止、休止ということで、こういった結果になっているという先ほどの説明なんですけれども、区民のスポーツへの参加を区がどう保障していくのかという観点から見たときに、休止はまだ理解できるんですけど、ドッジボール大会だとかサッカー選手権だとか水泳、洋弓、和弓、いろいろ皆さんそれぞれ特技があっての参加ですよね。このことについて、連盟のほうで、団体のほうでやるということで区としては廃止ということなんですけれども、財政的な負担がやはり伴ってくるんじゃないかなという点では、連盟との協議というのは、この問題についてどのように行って、その結果がどうだったのかというのをちょっと教えていただけますか。 ◎スポーツ振興課長   今回、少年少女サッカー選手権、区民ドッジボール大会、水泳教室、洋弓教室、和弓教室という形で令和3年度廃止という形になっておりますが、各連盟さん、もしくはドッジボールであればスポーツ推進委員とか、そういったところと事前に協議はさせていただきまして、どういうふうにやっていけば今後も維持していけるか、大会を開催できるかというのは事前に協議はさせていただいて、区として、例えば会場の確保であったり広報活動であったり、そういったところで協力してやっていくということで、スポーツを支えるという観点から、区役所だけじゃなく区全体で支えていけるように、スポーツの振興を支えていけるようにということで事前に協議させていただいた次第でございます。 ◆かなざき文子   まだ見えないので、資料だけ頂いておきたいんですけど。実際上は、区がやっているときは負担は生じていなかったのが、令和3年度廃止によって連盟がやりますとなったときに、どういった負担が、財政的な負担ですよね、そういった負担が生じるのか、全然生じないのか、そのあたりの分かる資料を見させていただきたいので、それをお願いしたいのと、今後についてなんですけれども、様々な区民のスポーツ活動って、これ以外にもたくさん皆さん地域でいろんな形でやられているというふうに思うんですけど、そういったものについては区としては把握はされているんですか。 ◎スポーツ振興課長   資料については、出せるものについて出させていただきます。  スポーツという言葉なんですけれども、かなり幅広いものでありまして、委員のおっしゃるとおり、今回出ていたり、区がスポーツ大会として把握していたりとか、区民体育大会でやっているスポーツ以外にも多くのスポーツがございます。区内でやっているスポーツ全てを把握しているというわけにはさすがにいかないんですけれども、どういったスポーツをやられているかという声はこちらにも入ってきますので、全てではないんですけれども、新しいスポーツであったりとかそういったところも含めて情報は少し入ってきているところではあります。 ◆かなざき文子   実は、区の様々な施設がこの間、緊急事態宣言を受けて利用ができなかったりだとか夜間が駄目ですよとかいろんな形が行われる中で、区民の様々なスポーツ活動の参加がいろんな形で影響を受けたんじゃないかなと思っているんです。でも、頂いている資料の中ではそこが見えてこないという点で、そこが見えると非常にいいなというふうに思ったので、地域振興課との連携プレーになるんだろうと思うんですけども、そのあたりの実態、区がきちっと把握していて、区民のスポーツ参加がどんなふうな状況になっているのかというのはぜひつかんでいっていただきたいなというふうに思うんですけれども、同時に、2−2のほうでいくと、介護予防等では住民主体のサービスということで、住民がいろんな活動をしていて、老人クラブのほうも載っているんですが、これ以外に福祉の森サロンだとか社会福祉協議会を通じての活動も様々区内で展開されていて、そのあたりは所管のほうでも把握されているというふうに認識はしているんですけれども、私は逆に皆さんにちょっとお聞きしたいのは、文化芸術だとか、いわゆる2−1のところに関してです。区民参加型事業と書いてあるんですが、もっとたくさんグリーンホールだとか文化会館だとか地域センターのいろんなところを使って区民の方々の文化活動というのは展開されているというふうに思うんです。それがこの間、コロナ禍の中でどういった影響を受けて、どういうふうになっているのかというところが、今日頂いている2−1の資料からはなかなか見えてこないんですけども、このあたりというのはどのように把握されているのかというのをそれぞれ教えていただけますでしょうか。 ◎地域振興課長   施設の利用に関しまして、ITA−リザーブで確認できますので、また私ども、その施設がお使いいただけないときは還付金の作業がございますので、地域センターでは一つひとつ、どの団体がお使いいただけなかったということは認識してございます。  以上です。 ○委員長   把握していると。  ほかにございますか。 ◎文化・国際交流課長   こちら資料にございます財団実施事業の中の区民参加型事業、今例でいただいた部分ですが、こちらに関しても、この表中では内容変更というちょっとシンプルな書き方になってしまっているんですけど、想定していた回数に対して実際がどうだったのか、やり方を変更している部分にはどういう形で変更したのかという部分については、所管のほうで把握している状況でございます。 ○委員長   ほかにございますか。  かなざき委員、よろしいですか。 ◆かなざき文子   質問の意図が通じているような通じていないような。今回のこのコロナ禍の下での区民の様々な文化芸術活動だとかスポーツだとか、そういった活動がどういう影響を受けて、区民がこの間、スポーツをなかなかやれないでいるだとか、試合もできないでいるだとか、それからコーラスの練習ができていない。だから、コンサートもできなかっただとか、素人劇団だけれども、演劇のそういった舞台披露もできなかっただとか、いろんな影響があるんですよね。そこがどういうふうになっているのかということを把握するのも大切な区としての現状把握で、今後どうしていくのかという、区民がまさに参加しながらのスポーツだとか文化芸術をどういうふうに進めていくのかという点では、大事な一つの柱だというふうに思っているんです。だから、その辺を本当だったら資料としても頂きたかったし、そこが見えるようにしていただくことでトータル的に見ることができるのかなというふうに思うので、ぜひ今後についての要望として、そのあたりも見えるようにしていただきたいというのは要望しておきたいと思います。 ◎地域振興課長   かなざき委員のおっしゃりたいことはよく分かります。現場としまして、やはりコロナで使えない、例えばイベントをやりたいけれども無観客でやらなくちゃいけなくなった、そういったような中で、本当はお客さんを入れたいんだけれどもできなかったよというようなお話なども聞いております。できる限りセンターのほうでは、例えばこの時期はもう使えないので、今回はもう少し先のここでお取り直ししましょうかとか、そういったような柔軟な対応も取っているところなんです。お声をいただきながら対応しているところなんですけれども、今かなざき委員がおっしゃったような資料を作るというのは、なかなか団体名やら利用日時で、実際に事細かにどういう目的で何かというところまで出すのが難しいので、資料としてはお出しすることはできませんけれども、今本当に現場ではお声はできるだけ聞いて対応するようにはしているところです。 ◎文化・国際交流課長   現場の声という部分に関しましては、昨年度やったアーティストの応援キャンペーンですね、こちら申請の際に必ず、どういった点でお困りなのかというのをお伺いする項目を設けました。今年度に関してもキャンペーンを行う予定でおるんですけれども、実際今どういった部分で悩みを抱えられて、課題がどうなのかという項目を幾つか、複数項目アンケートを設けまして、しっかり文化芸術関係者の現状を把握できるような事業を展開する予定で考えておりますので、当課としてはこういう状況で進めているところでございます。 ◆かなざき文子   いいです。 ○委員長   ほかにございませんか。 ◆おばた健太郎   何点かお伺いさせていただければと思います。  2−1の5ページ、先ほどから幾つか質問が出ている廃止の部分なんですけれども、再度確認なんですが、こちらは各団体のほうで実施をするという認識で大丈夫なんでしょうか、サッカー選手権ですとかドッジボール大会。先ほど大会というお話でしたが、教室のほうも主催のほうでは廃止なんだけれども、連盟のほうでこの教室は実施継続していくんだということでよろしいのか確認をさせてください。 ◎スポーツ振興課長   今委員おっしゃったように、区の主催事業としては廃止にはなりますけれども、大会、教室ともに団体さんと連携しながらやっていくという形にはなります。ただ、コロナの影響で実施を予定していてもできないという可能性は当然あるかとは思います。 ◆おばた健太郎   分かりました。  こちらは、広報の部分につきましては、連盟のほうに移ったとしても引き続きされるということでよろしいでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   チラシの管内や体育館とかの貼り出しなど、区としても協力していきたいと思っております。 ◆おばた健太郎   分かりました。ありがとうございます。  続きまして、2−1の3ページなんですが、この財団実施事業ということで、主催事業ですとか共催事業というのがあります。各委員がいろいろおっしゃっているとおり、この事業以外にも区内には様々な活動を行っている団体があるわけでありまして、端的に伺いたいんですが、主催とか共催に今いない団体が共催したいよと、もしくは主催事業としてやりたいというプロセスというか、そういう道はあるんでしょうか。 ◎文化・国際交流課長   この事業の実施計画というのが出来上がるのが、前年の段階で出来上がってまいりますので、それ以前のタイミングで財団のほうにご相談いただければ、事業内容を合わせて対応するということは可能であると思います。実際今並んでいる事業も、そういったプロセスを積んで実施されているものであると認識しております。 ◆おばた健太郎   分かりました。プロセスがないものだと思っていたので、非常に安心したというところなんですが、これは、私もこの事業を長年拝見していますと、少しずつ変わっている部分もあるかなというのもあるんですが、変わっていない事業も、継続的なファンがいらっしゃるということもあるのかなというふうに思うんですけれども、今回、アーティストバンクいたばしというのもできまして、いろいろなアーティストというのが区内で掘り起こされたのかなというふうにも思っています。そういった方々にも、そういった主催であったり共催であったりということをもっとご案内して、多様な文化芸術というのを財団として応援するという形を、ちょっと時期的に難しいのかも分からないですけれども、今後取れるのかどうなのか、その辺の見解を教えてください。 ◎文化・国際交流課長   ありがとうございます。  アーティストバンクの件に関しましては、大体今回ご登録を150団体ぐらいいただいているうちの7割以上が、新たに本当に発掘させていただいた方々でございます。そういった方々にご活躍いただけるような場所をつくっていくためにも、まずはつながりですね、財団と区とアーティスト同士のネットワークというのをつくっておくことが大事だと思いますので、そういったものを今年度進めていきたいと考えています。具体的に催しとかになると、今の時期だとちょっと難しいんですけれども、アフターコロナのタイミングでそういった方が参加できるようなイベントをやったりだとかというのもできたらなと考えております。 ◆おばた健太郎   ぜひよろしくお願いします。  あと、先ほどの質疑の中で、板橋区吹奏楽団さんがYouTubeをやるという、これは結構画期的なお話かなと思うんですが、これぜひ、ほかの事業でも横展開をしていただきたいなと思うんですが、そういった計画はあるのかどうか教えてください。 ◎文化・国際交流課長   先ほど1つ前のご質問とも少し関連する部分になるんですが、今回、アーティストバンクいたばしで登録いただいた皆様との何かしら意見交換ができる場をつくりたいと考えております。そういった中で、こういったオンラインの先進的な取組を行っている方のご意見だとか、まだそこまでたどり着けていない方に対して、こういう新しい技術を共有できるような機会をつくっていきたいと思っております。 ◆おばた健太郎 
     分かりました。  最後なんですが、2−3の資料で、先ほど来幾つか質疑があったんですが、こういった様々な地域経済の対策を取ってこられたということが分かるんですが、定量的にこれを行ったことによってどの程度経済の低下を防げたのかとか、倒産が防げたのかとか、そういった数値が出てこないと、頑張りましたということになってしまって、評価がしづらいのかなというふうに懸念をしますので、例えば先ほどの倒産件数、ここに負債額1,000万円以上の倒産件数というのが載っていますが、開廃業の件数ですとか、そういったものは情報として取れると思いますので、そこと連動して、どういった効果があったのかということは評価しないといけないと思うんですけれども、そこについて教えてください。 ◎産業振興課長   今、資料のほうにも負債額1,000万円以上の倒産件数というところではお示しさせていただいているところでございます。昨年度というところでは、まずは対策をというようなところで、いろいろなことで取り組んでいたというところがございます。どういった形で評価していただけるような形を示せるかというところは検討しながら今後進めていきたいと考えてございます。 ◆おばた健太郎   そうですね。検討はぜひしていただいて、頑張りましただけで終わらないように、やはりしっかりと評価をしていかないと、今後これが仮に効果があったのであればさらに進めていっていただきたいですし、例えば今回やっていただいたキャッシュレス決済についても、さっき言ったみたいに、お金を持っている人がさらに使えるという状態になってしまってはしようがないとまでは言いませんが、より効果的に実施をするためにも、答えは一緒になっちゃうかもしれないですけども、定量評価は必要だと思いますので、再度お願いいたします。 ◎産業振興課長   そういった意味では、どういった数値が適切かというようなところも踏まえて、その事業ごとに合った指標等を定めながら取り組んでいきたいというところで、今後しっかりと対応してまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長   よろしいですか。 ◆おばた健太郎   はい。 ○委員長   それでは、本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、活動方針についてを議題といたします。  本日の理事会にて了承されました活動方針について、お手元に配付してありますのでご覧ください。読み上げませんのでご確認をお願いいたします。  先ほどの調査事項を踏まえ、これを本委員会活動方針とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ありがとうございます。  ご異議がないものと認め、本案を活動方針とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、重点調査項目及び次回以降の調査事項についてを議題といたします。  本委員会の最終的な提言をまとめるため、提言の大きな柱となる重点調査項目を定め、今後の調査につきましては、重点調査項目に基づいた調査を進めてまいりたいと存じます。  本日の理事会にて了承されました重点調査項目について、お手元に配付してありますとおり、これを本委員会重点調査項目とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ありがとうございます。  ご異議ないものと認め、本案を重点調査項目とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  次に、ただいま決定いたしました重点調査項目に基づき、次回以降の委員会において調査する具体的な内容や、理事者より資料として提供していただきたい内容及び視察内容、視察先について、各委員よりご意見をいただきたいと存じます。  先ほど活発な質疑をいただきましたが、その質疑の中で把握をされた課題、また委員会として必要だと考える調査、こういった項目については改めて発言をお願いしたいというふうに思います。  なお、先ほど重点調査項目が決まりましたので、それぞれの項目に基づいたご意見をいただきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ご意見のある方は挙手願います。 ◆元山芳行   今確認させていただいた中で、本委員会ではいろんな事業を展開するに当たって安全、感染症防止対策ですね、これは当然のことなんですが、地域振興課長からもありましたように、外出自粛が非常に長引く中、人と人とのつながり、こういうものが非常に、いわゆる巣ごもり的に抑制されているのが大きな課題であるというふうに思っております。  それぞれの団体の再起動をしていくための人のケアといったことを一つの課題としてやっていただきたいというふうに思うのと、あとは、巣ごもりの中で、私、一般質問でも取り上げましたけれども、孤独・孤立対策、こういったものも大変広範囲にわたって必要ではないかということ、これも人のケアの一つとして必要だというふうに思っております。  あとは、区主催事業の在り方について、もう一度点検をさせていただきながら、いろいろ例えば成人式の在り方とかそういうので各会派からご提案があったと思いますけども、そういう課題に取り組んでいただく。これは地域・文化・スポーツの部分についての提案です。  経済の部分については、先ほどのように、事業所が環境の変化に対応していくための支援、こういったものを研究していただきたいことと、中長期というのは、私何を言っているかというと、この際、現状に対応するために縮小均衡の発想にするんではなくて、今後発展的な視点というのも必要だというふうに思っておりまして、そのためには、区内の産業のイノベーション、これが私は中長期的な策として重要だというふうに思っておりまして、人だとか知識だとかお金、これを集めて新しいイノベーションを起こすための産業振興のプラットフォームづくり、こういうものを展開できたら非常に短期、中期、長期の産業経済対策につながっていくんではないか。  イノベーションというのは、要するに、現在の変化に対応する事業にもなってくるので、きっと板橋の底力を出していけるんではないかなというふうに思っておりますので、そのあたりをぜひ研究していただきたいと提案をいたします。 ○委員長   ほかにいかがですか。 ◆しのだつよし   重点調査項目の1番のスポーツ振興についてお話を伺いたいと思います。皆さんにお尋ねしたいと思います。 ○委員長   お尋ねというよりは、しのだ委員のほうから、この特別委員会でこういう視点で今後調査をしていきたいというようなお考えですとか、こういう資料を要求していきたいというお考えをお示しいただければと思います。 ◆しのだつよし   すみません。ありがとうございます。  まず、スポーツ振興のことで、東京オリンピック・パラリンピックの舞台であるこの東京で、スポーツ振興のことでパラスポーツのお話ができないのがどうも時代の潮流に乗れていないのではないかなというふうに思っているんです。  まず、コロナ禍の中では、障がい者は基礎疾患のリスクを抱えることが多いためにスポーツを控えたり、さらに、体を動かせないだろうなというようなことが結構多いと思うんです。そういう中にあって、障がい者スポーツはどうしても板橋区では、今のところ障がいサービス課の管轄ですので、したがいまして、スポーツ振興課では管轄外として事業に入っていないんです。それは理解できます。ただ、板橋区としては、これからもそういうような考えを変更しないのかどうかということなんです。  パラスポーツ界では大分変わってきていまして、日本障がい者スポーツ協会では、これまで障がい者スポーツという呼び方でしたけども、今年の3月の理事会で、パラスポーツという呼び方に変えたんです。板橋区が福祉やリハビリのためのスポーツというくくりから、障がいの有無にかかわらず楽しめる、パラスポーツにギアを上げるというようなことができれば、ポストコロナ時代に向けて、障がいのある方でももっと活躍できる場ができるんじゃないかなというふうに思うんです。  そういうことを考えると、今後、将来的にスポーツ振興という中では障がい者スポーツ、要は、パラスポーツのお話ができるような場を、この2年間で変えていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。何かその点を1つお話ししていきたいなと思っております。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかにいかがですか。 ◆田中しゅんすけ   基本は、もう元山委員が言ってくださったので、プラスアルファして、特に地域、文化、スポーツ振興、これはもう本当に現状の事業の内容の点検、それから見直し、今までの事業で本当によかったのか。これからは本当にこれからのニーズに合わせて、どういうスポーツ振興策が必要なのか、文化行事が必要なのか、地域活動が必要なのかというのをしっかりと調査していかなければいけないなということが1点で、それに併せて、今後考え得る社会情勢への対応です。これって、ワクチンを接種したか接種していないかというのが今度大きく接種率ということになったときに、接種している方と接種していない方で社会参加に差が出ては困る。そこに障壁があったら、これはまた私たちが求めるべき全ての皆さんに参加していただけるというところになかなか行き着かないのかなというところがありますので、やっぱりそこの集団免疫の拡大はもちろん必要なんですけれども、その反面、集団免疫じゃない方でいいお薬が出れば、それはそれにこしたことないんですけれども、それに対応した考え方をまとめていかなければいけないというのが1点目。  2点目、地域経済活性化及び生活困窮者は、もうまさしく元山委員が言っていた、新たなイノベーションがまさしく必要ですよと。プラス、あわせて、しつこいようですけれども、区独自の取組をやっぱり考えていきたいというふうに先ほども質問させていただいたんですが、思っております。  生活困窮者への対策は、やっぱり周知の仕方ですね、これちゃんともう一度見直さないと、本当に困ってしまっている人、手から漏れてしまって、こういう制度すらまだ認識されていない方にどうお届けするかということを突き詰めてやっていかなければいけないなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。 ◆石川すみえ   生活困窮者対策の部分で、まずは、区が今やっている対策の現況の報告をいただきたいな、必要ではないかなと思います。  例えば、子どもの貧困だと一覧図、マトリックス図というのが出ていましたけど、ああいうのを出していただくと、今、区の施策に何が足りないかというところがよく分かるので、そういうのを出していただきたいなと思っています。  その際に、区が考えている生活困窮者というのは、誰を想定しているのかというところがきちんと分かるような資料を出していただけると、委員会の中で足りない点、もっとよく改善していく点というところが分かりやすくなるのかなと思います。  以上です。 ◆なんば英一   活動方針案も賛成して、重点調査項目も賛成しました、これ皆さん一致で。ただ、すごいハードルが難しい課題なんですよ、これ。  地域・経済活性化調査特別委員会ということですから、後者のほうの高齢者の社会参加促進に向けた施策と生活困窮者対策、ここだけ切ってやれば、貧困調査特別委員会の話になってしまうんですよね。ここは地域・経済活性化ということが前面に出ている中でのこういう施策という、要するにテーマ設定、目標設定なので、非常に難しいとは思っています。  まず、やっぱり副委員長が言われたように指標ですよね。指標が今までも、例えば前の地域、文化、スポーツ振興のところでも指標がないんですね、板橋区は。  具体例で挙げると、例えば花火大会。じゃあ、花火大会の指標というのは何ですかというと、一応経済波及効果みたいなものはマスコミが発表してくれていますよね。要は、あのイベントを開くことによって何万人の人が動き、そしてビールの購入が増え、消費が増え、それが要は経済の波及効果に及ぼしていますよ、何十万人集まりと。  まず、いろんな文化活動にしても、ほかのサッカー選手権大会にしても、そういうような指標がないんです、この動いているということに対する。それを、要は、ある程度定めた上で、じゃあ、高齢者の社会参加促進に向けた施策につなげていくというふうになると、1つは、そういう経済活性化の指標から出てきた収益なのか、それともいわゆる経済の効果なのか、そういうものを高齢者に還元をどうしていくのかという議論、1つはね、そういうもの。  それからもう一つは、例えば具体的に花火大会ということであれば、じゃあ、この高齢者があの花火大会に参加できるためにはどうしたらいい。やっぱりそういうバリアフリーというテーマが出てきますよね。ですので、そこでそういう議論をするのかということで、いわゆるテーマに即した目標設定というものをあらかじめ各委員の中で共有したものがないと、議論としてはちょっとやりづらいのかなというふうに思いますので、その辺をどういうふうに決めていくのかということです。  それから、下段の地域経済活性化及び生活困窮者対策の施策についてということで、これもリンクした目標設定なので、これも非常に難しいと思います。  ただ、私が思うには、生活困窮者対策の施策を地域経済活性化の中でやっていくということになると、これは共助、公助。自助という言葉はあえて言いませんけど、公助、共助の枠組みがしっかりしていないと、これは持続可能にもならないし、支援一発限りやっても何もならないし、要するに、伴走支援もできないし。ということなので、そこはひとつ掘り下げるところがあるのかなというふうに思います。ですから、ここはやっぱりそういういろんな企業だとか事業者のいろんなものを還元していく、それはいわゆる共助のところですよね。  公助というところで言えば、こういう生活困窮者の方たちが働ける場ですよね、自分がどんな形でもいいから収入を得る産業みたいなものが、どういうのがあるのかというのを調査、また開拓していくということによってそこにつながるのかなというふうに思いますので、その辺のいわゆる目標設定の指標だとか、そういうものの公助、共助というものに対する、ここの委員の共通認識というものを持ちながら議論していかないとうまくいかないんじゃないのかなということで、私としては、そういうものがあったほうがいいんじゃないのかなということを提案させていただきます。 ○委員長   ありがとうございます。  ごめんなさい。12時過ぎたんですけど、終わりまでやっちゃっていいですか。          (「はい」と言う人あり) ○委員長   すみません。お願いします。 ◆かなざき文子   まず、地域、文化、スポーツ振興のところなんですけど、1つは、施設利用からこの間のコロナ禍の下での区民への影響ってやっぱり見ておきたいので、それはやはり資料として頂きたいなと。個人情報にまで行くような、そういう資料を要求しているんではないので、どれぐらいの影響が出ているのかというのは、それはぜひスポーツも含めて施設利用のところから見させてもらいたいなというふうに思うので、お願いしたいなというふうに思っています。  それから、高齢者の社会参加促進というところで、ふれあい館やいこいの家だとか地域センターだとか、やはり利用がなかなかできなかった間の高齢者の方々の行き場が非常になく、図書館も一時期駄目で、非常に行き場を失っていて、老人クラブの活動もかなり縮小になっていたので、その間に、いわゆる介護度が重くなった、あるいは認知が始まってしまったという現象がかなり広がってきたと言われているんですけれども、そのあたりの、せめて23区は、高齢者の社会参加、介護予防についてはどういった取組がされていたのか。板橋と全く同じだったんだろうか、どうなんだろうかというところが分かるような資料があると参考になっていいかなと思うので、それが1つ。  それから、この地域経済活性化生活困窮者対策、なかなかつながりが非常に難しいんだと思うんですけど、負債総額が1,000万円超えなかったら見えてこないというのが、やはり区内の中小・零細業者がどうなっているのか見えない。このコロナ禍の中で一番影響を受けているだろうというところが見えないというのは、やっぱりよくない。そこを何とかいろんな力も借りながら実態を把握できるようにぜひしてもらいたいということで要求をしておきたいというふうに思います。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。 ◆長瀬達也   2に関しては地域経済なんですけれども、区内でも特にコロナの影響を受けた事業者というのは結構限られていて、飲食店ですとか関連業種、あと観光関連、そういうところで、実態としては、中には、コロナになったために売上げが上がっているところもあるわけなんです。なので、やっぱりクローズアップすべきなのは、コロナ禍で悪影響を受けたところ、特に区内のどういう業種が悪影響を受けたのか、どの程度悪影響を受けたのかというところを調査して、じゃあ、その悪影響を受けて、これでポストコロナコロナが終わっていくにつれてその事業をまた復活させていけるような支援が区としてどういうことができるのかというところを検討すべきだと思います。  あともう一つは、ちょっと忘れてしまったんですけど、もう一つは重要なところだったんですが。 ○委員長   もしあれでしたら、後で。皆さんのお手元にプリントをお配りしていますので、それに追記していただいて構いません。 ◆長瀬達也   思い出したらやります。
    委員長   ぜひ思い出してください。よろしくお願いします。 ◆茂野善之   この地域・経済活性化調査特別委員会は2年間あるわけですよね。2年間の間にコロナがどういうふうに進んでいくのかということは、全く我々は分からないわけですよね。だから、平年、普通の年だったら、この特別委員会はこういうふうにやって板橋の経済を活性化させようよというところも議論していく必要があるんじゃないか。1年間ぐらいはコロナの影響がすごくあると思うので、コロナによって1番の地域、文化、スポーツというのはかなり制限されるわけだけれども、それは議会で、じゃあ、どの程度影響を与えられるのか。スポーツにしても文化にしても、区が主催している事業がすごく多いわけだけれども、区が町会連合会とか青健とかに意見を言うときは、ほとんど結論が出ているわけですよね。成人式はやめてください、運動会もやめてくださいと。その前に議会として区に、いや、これは絶対やってやるべきだというふうに提言ができるかどうかですよね。そうすれば、もしかしたら運動会は2か所じゃなくて10か所ぐらいやったかもしれないし、成人式だってやったところはあって、クラスターが発生したなんて話は一向に聞かないわけだから、やってあげたかったかなとか思うわけですよ。だから、議会が提言を調査して報告するときには、確かに難しいけれども、そういうところまで考えたほうがいいんじゃないかなと思います。  あと、2番の地域経済に関しては、商店街、今、長瀬委員、元気があるところもあると言ったけど、見た目は元気がないほうがよほど多いんですよね。  1つだけ、ちょっとヒントみたいになるんだけれども、去年、区商店街連合会でマークシートで削るやつがあったんです、当たりとか外れとか出るやつなんだけど。それは、どんなに売上げが少ない商店街でも同じだけ、要するに、同じ金額を区商店街連合会が用意してくじとして出したんですよ。そうすると、小さい商店街でも固定客はそのくじをもらえるんだよね。そして引いて、1等とか2等。1等が5,000円だったかな。そういうのがあってすごく人気があった。それともう一つは、それをやったことで商店街の役員たちの元気が出た。  だから、そういったことは、コロナ禍において少し、どうやったらいいのかなというヒントになるんじゃないかなと思って、それだけです。ごめんね。 ○委員長   ありがとうございます。区内の団体の取組も調査したらどうかというご提案ですね。 ◆茂野善之   そうです。 ○委員長   ありがとうございます。  では、よろしいですかね。 ◆おばた健太郎   1番の調査項目に関して、まず、地域というところなんですが、町会・自治会というところがやはり大きなウエートを占めるのかなと思うんですけれども、また一方で、町会加入率が50%ということもありますので、どのように調査するのかというところはありますが、町会自治会以外の団体というところでどういった活動ができるのか、また、それを区がどうやって支援していけるのかというところが調査できたらいいなというふうに思っております。  文化とかスポーツについては、先ほど元山委員から、主催事業の見直しということがありまして、まさにそのとおりだなというふうに思うんですが、加えて、できれば、質問もさせていただきました財団のほうも含めて一体的に総点検ができればいいかなというふうに思っております。  1点、以前、一般質問か何かで私がドイツの例で、シュラインというサークルみたいなのがドイツに山ほどあるんです。そういった民間と区との間といいますか、柔軟に動けるような団体というものの可能性について、ぜひ私は探っていければなというふうに考えています。  それと、最後ですが、地域経済については、先ほど質疑もさせていただいたんですが、頑張りますというふうにおっしゃっていただいたので、ぜひ定量的な評価が委員会の中でできればいいかなというふうに思っております。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。  ほかに言い残したことはございませんでしょうか。  先ほどもちょっとご説明しましたけれども、お渡ししていますペーパーのほうに、足りないものがあれば記載して提出いただきたいと思います。  それでは、本日いただきました意見を集約し、正副委員長及び理事委員で調整の上、調査スケジュール等につきましては第3回定例会の委員会でお示しいたします。  なお、第3回定例会における調査内容につきましては、理事会に一任くださいますようお願いいたします。          (「はい」と言う人あり) ○委員長   本件につきましてはこの程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、地域・経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。...