板橋区議会 2020-12-08
令和2年12月8日健康長寿社会調査特別委員会-12月08日-01号
飯 嶋
登志伸 澤 邉 涼
事務局職員
事務局長 太野垣 孝 範 書記 岩 渕 真理絵
健康長寿社会調査特別委員会運営次第
1
開会宣告
2
理事者あいさつ
3
署名委員の指名
4 議 題
(1)
フレイル予防事業について(3頁)
(2)
令和2年第2回・第3回
定例会調査事項に関する提言の
方向性について(25頁)
(3)
活動報告(素案)について(25頁)
5
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
健康長寿社会調査特別委員会を開会いたします。
本日も発言は着座にて行っていただくようお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
健康生きがい部長
おはようございます。
本日の
特別委員会、
フレイル予防事業など、議題が3件でございます。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長
ありがとうございます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員をご指名いたします。
小林おとみ
委員、
杉田ひろし委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、議題に入ります。
初めに、
フレイル予防事業についてを議題といたします。
理事者より追加の説明はありますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
すみません。
資料の訂正が一部ございます。
恐れ入ります、2ページをご覧いただきたいと思います。
(3)の
早期介入の
重要性というところの最後の下から3行目でございますけれども、
人口が50歳~64歳までの
人口230,676人、50歳以上の
人口99,670人と書いてございますが、こちらの数字、大変申し訳ございません。逆でございますので、入替えをさせていただきたいと思います。大変失礼いたしました。
以上です。
○
委員長
初めに、
現状確認のための質疑を行います。
本件に対する各
委員の意見については、質疑が終了した後、改めて述べていただきたいと存じますので、あらかじめご承知おき願います。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。
◆
石川すみえ
いろいろと教えていただきたいと思っているんですけれども、まず2ページ目に、
早期介入の
重要性の部分で、早期に
フレイルの兆候を発見してという文言があるんですけれども、これは具体的にどういったふうにしたら発見できるという
状況なんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
早期介入の
重要性というのは、非常に最近国のほうでも提唱されていまして、いわゆる
プレシニアという50歳前ぐらいから、
フレイルの兆候が出てくるという
データもありまして、そういう意味で
早期介入をすることで、後々になって
フレイルになる
可能性が非常に低くなるという国の
データなども基にして、今回記載をさせていただいているものでございます。
◆
石川すみえ
今、50歳より前にということでお話があったんですけれども、
プレシニアというのは、私は55歳から64歳までなのかなと思っていたんですけれども、そうするともっと前の40代のところから、
個人差があると思いますけれども、いろいろな体力の低下のほうをそれぞれ個々人のほうで意識することで、その兆候を自分で発見してということでよろしいんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
医学的にはいろいろ分析はあると思いますけれども、
板橋区が捉えている
プレシニアという範囲は非常に大きく捉えていまして、今
委員おっしゃったように、早めからの気づき、そして行動というところが非常に重要になってくるという観点から、
プレシニアという考え方を少し前からの
アプローチをかけているという
状況でございます。
◆
石川すみえ
次に、(4)番のところで、
板橋区でなぜ
フレイル予防を取り上げていくかというご説明のところで、第一人者である
飯島教授の全面的な
支援が得られる
状況というふうに書いてあるんですけれども、この得られる
状況になったきっかけというのがあれば教えてください。
◎
長寿社会推進課長
もともと柏の葉という地域で、この方々が手がけたというような
状況がございました。また、
健康長寿医療センター、こちらのほうもそちらと密接な関係もございまして、様々な方々とのやり取りをする中で、
一定程度ご紹介をいただいたような形で、参考に
自治体のほうでも先進区ですと柏
市に続いて江戸川区とか杉並区とかそういったところが、
フレイル予防の
事業を早めて
実施をしておりましたので、そういうところからの
取組を確認をさせていただいた上で、
板橋区のほうも手を挙げさせていただいたという
状況です。
◆
石川すみえ
今、他区のお話というのが出たんですけれども、
令和2年2月時点で、23区では
板橋区のほかに特別区では4区という
状況なんですが、これは現在ではほかにもっと広がりを見せているんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
現在
調査しているのは2月時点でございまして、非常に
フレイルについては国を挙げて、これから
健康長寿都市ということで提唱しておりますので、恐らく増えているだろうというふうに考えております。
また、今回の
コロナ禍において、非常に
フレイルの進行がということも言われていますので、
自治体によっては、この
プログラムではない形でも
フレイル予防というのは取り組んでいると思われます。
◆
石川すみえ
次に、
フレイルサポーター養成講座と、
あとフレイルチェック測定会の昨年度の実績を
資料で頂いているんですけれども、これの今年度の実績というのがどんなふうになっているか教えてください。
◎
長寿社会推進課長
令和2年度なんですけれども、
フレイルサポーター養成講座、
測定会を含めまして
実施ができていないという
状況でございます。実際に
事業を休止いたしましたが、自宅でできる
フレイル予防というテーマに
1つIOGの提供を受けまして、
IOGはこちらに書いてあります
東京大学高齢社会総合研究機構、これを
IOGと呼びますけれども、こちらの
プログラムを利用しまして
冊子を発行いたしまして、お
うちでできるセルフ
フレイルというようなものをお配りしたという
状況でございます。
実際、
測定会についても
実施ができません。
フレイルサポーター養成講座も
実施ができなく、どうするかの中の
一つというところでございます。
また、
フレイルサポーターの
自主活動の継続というところで、区の
支援も行っておりまして、6月については一度
定例会を
Zoomで開催をさせていただきました。また、
フレイルサポーター自体、
ウィズコロナ、
アフターコロナでの
測定会の
実施を見据えた
運営マニュアルの作成だとか、今できることを進めているというような
状況です。
◆
石川すみえ
コロナという
状況の中で、本当に重要なことに
フレイル予防事業というのはなってくると思いますので、今できることをどんどん進めていっていただきたいなというふうに考えています。
あと、
先ほど測定会がやっぱり今年度は難しいと、来年度もちょっと難しいという
状況があるのかもしれないなと思うんですけれども、
資料の中に、
フレイル予防の定着の部分で、将来的には
日常生活圏域ごとに
フレイル予防事業実施というのが書いてあるんですけれども、これは本当にそう思っていて、
測定ぐらいは気軽にふらっと行って
測定できるというふうにならないと、効果というのがなかなか得られないのではないかなというふうに考えています。
具体的に、
日常生活圏域ごとというのは、どのぐらいの範囲を考えていらっしゃるんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
いたばしNo.1
実現プランでの
目標値につきましても、現状は4
圏域で行っております。こちらを18
圏域に、
目標としては
令和7年度末には広げていきたいということで、一応
目標としては掲げているところでございます。
現在、
測定会の
参加者数につきましても、延べで97人というところですけれども、これを広げることによって、延べで3,000人を超えた
測定会ができることを
目標としております。
現在
コロナの
状況で、
やり方自体をちょっと検討を始めているところでして、できるような
仕組みをこれから工夫をしていきたいというふうに考えています。
◆
石川すみえ
今、これからできるような
仕組みを検討しているというところというふうに教えていただきましたが、それは具体的に
Zoomの活用、そして
フレイル予防の
冊子の作成と配布というのはお聞きしていますが、それ以外にもう少し進んでいるところがあれば教えてください。
◎
長寿社会推進課長
今、全国的にどうしたら安全を確保した上でできるかというのは、本当に全区的にも悩みどころでございます。そういう意味では、今
IOGのほうでもいろんな
自治体の中で工夫をしている先進的なところもありますので、そういうところも参考にしながら、
板橋区ならではできるような方策を少し、今具体的に何がということはお話しできませんけれども、そういう
目標に向かってできるところを今模索をしているところでございます。
◆
石川すみえ
最後にお伺いしたいんですけれども、
板橋区でこの
フレイル予防事業をしていて、
対象者というのは一体何人ぐらいになるんでしょうか、かなり広範囲かなと思うんですけれども。
◎
長寿社会推進課長
先ほど
資料の訂正をお願いしまして、まず、50歳以上の
人口が23万強、50歳から64歳までの
人口が9万9,000人ということで、本当に早い段階からの介入の
重要性というのは、本当に必要だというふうに感じています。
こちらを
ターゲットにした
事業というのは、実は
介護予防を含めて、区としての
事業がなかなかないというのが今まででした。ここに
アプローチをかけるというのは、非常に後につながるというところでは重要だということで、この(3)の
中身がそういう
中身になっておりまして、対象としてはここに書いてある数字、この方々に何かしらの形で
参加していただきたいというふうに考えているところでございます。
○
委員長
そのほか、質疑のある方は挙手をお願いいたします。
◆
小林おとみ
ちょっと私のほうからも少しお聞きします。
今、
対象者の話があって、
対象者が大変大きいですけれども、これに向けた
目標というのは、区としてはどんなふうに持っているのか。計画があるのかというのはいかがでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
実際に今
事業を
実施しているのは、
フレイルチェック測定会と
フレイルサポーター養成講座ということで、そのほかの
シニア活動支援の
事業というのは、結構多岐にわたって計画を立てているものです。それぞれ範囲としては非常に広く捉えているところですので、それらをいかに周知をして
参加していただくか。まずはそこからスタートしていきたいというふうに思っていまして、
目標としてはそれぞれの
事業でそれぞれ
目標値を立てていますので、そこに向けて今準備をしているところでございます。
◆
小林おとみ
そうしますと、ちょっと話が中に入っていっちゃうんですけれども、
フレイルサポーター養成講座のほうですけれども、ここについては、全体として23万人に対していろんな
事業をやっていくということになるわけだけれども、
フレイル予防事業について言えば、
板橋区は今のところ、
フレイルサポーター養成講座と
測定会ということの2つの
事業でやっているというふうに考えてよろしいんでしょうか。それぞれの
目標はどうなっているんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
プロジェクト自体の
中身としましては、非常に多岐にわたっております。実際に
コミュニティビジネスという
事業もやっておりますし、
あとは絵本の読み聞かせ
事業とかも行っておりまして、それぞれのところをまず
ターゲットとして、先ほど申し上げました広く50代以前から、
コミュニティビジネスにおいては年齢を定めておりませんので、比較的本当に若い方から
参加をしていただくということで、ある程度
長寿社会推進課、当課でやっている
事業については、どちらかというと本当に年齢に縛られず、生涯学習の観点、また
リカレント教育の観点、この2つを持ち合わせてやっておりますので、それぞれの
事業で、ある程度の
ターゲットフォーカスをしながら
ステップアップをしていくというような
目標を置いております。
また、
シニア世代活動支援プロジェクトという
事業につきましては、
実施計画に載っておりますので、こちらで
目標値を
令和7年度までは掲げている
状況でございます。
◆
小林おとみ
なので、その中の、ここで言う
リーディング事業として
フレイル予防事業というのがやられているということなので、
フレイル予防事業としてやっているのは
フレイルサポーター養成講座と
フレイルチェック測定会と、2つの
事業ということだというふうに理解していいのか。
それから、それぞれに
目標が何かあるのか。
フレイルサポーターはどこまで増やそうとか、あるいは
フレイルチェック測定会はどれぐらいの
人たちに
参加してもらおうとかというような
目標があるんでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
失礼いたしました。いたばしNo.1
実現プランでの
目標値といたしましては、先ほど言いました
測定会については4
圏域を18
圏域にします。
測定会参加者数につきましては延べ97人を延べ3,057人に、また、
フレイルサポーター養成数につきましては今22名しかおりませんで、こちらを142名に増やそうという、こちら
目標は7年度末、こちらはそのように掲げている
状況でございます。
◆
小林おとみ
じゃ、
目標があるということで
事業が行われているということで、もう
一つ、いつから始めているか、
板橋区がこの
事業を。
◎
長寿社会推進課長
令和元年度からの
事業でございます。
◆
小林おとみ
すみません、
調査とかがなくて。そういうことで、じゃこの2つの
事業のほうの
中身をちょっと聞いていきたいんですが、
フレイルサポーター養成講座のほうは、140名
目標に向けて初年度22名と、実際
活動しているのは半数ということで、まだ始めたばかりということはあると思いますけれども、何かこの中で
課題があれば教えていただければと思いますけれども。
◎
長寿社会推進課長
課題というのは、やはりその後継続していただけるかどうかというのが非常に
課題となっております。実際に
参加していただいて、
活動しているときは非常に
皆さんチームを組んでやっていただいていたりするんですけれども、一度この
測定会が終わってしまうと、次につながるという、
あとは広がっていくというところ、こちらが非常に重要だと思っていまして、そちらが大きな
課題だという認識でございます。
◆
小林おとみ
飯島先生も見えて、
かなり力を入れて
板橋区でもやっていただいているような感じがしますけれども、広げることが
課題ということで分かりました。
それからもう
一つ、こちらの
フレイルチェック測定会のほうなんですけれども、2回
参加をして、半年後に
チェックを受けるということになっているんですけれども、2回目で
参加者が減るというのが傾向としてあるような感じがします。例えば
参加者、このAでいくと1回目は17名だけど2回目は8名、Bも1回目18名で2回目6名というふうに減っていますけれども、やはり2回目まで引き続き来るということにならないんでしょうか。その辺の
課題はどうでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
先ほどとお答え重複してしまいますけれども、やはり続けてやっていただくというのは非常に
課題だということを認識しております。1回来ていただいて、
中身を理解していただいて、次にとなったときに、その気持ちが保てているかどうかというところも非常に重要になってきております。
また、中にはお友達と来ていて、どちらが来ないと来ないとか、そういうようなことも実際にありますので、まずはちょっと意識を高めるというか、ここで少しモチベーションを上げていただいて次につなげる、また口コミで広げていただく。そして裾野を広げていって、最終的にどんどん人が増えていくというようなところですので、強制という形はできませんけれども、なるべくここの
測定会については、相互、やる側、また
測定会に
参加する側、うまく循環をさせていきたいというふうに思ってございまして、同世代の方が
フレイルサポーターとして
測定会に来るというのを1つ入れていますので、そこで自分もやってみようかというようなサイクルを目指して、現在進めているところでございます。
◆
小林おとみ
フレイル予防について、いろいろ見てみると、要するに早い時期から気づくことが大事ですよということを、
あとそこのPRだけはよく分かるんだけれども、じゃ具体的に何をやってどうしていくのかというところが、どうもPRだけが先行している感じがして、じゃ、例えばふくらはぎ
チェックで輪っかをつくってとか、それから滑舌をよくするために1分間に何回「パ」と言えるかとか、そういうような、
自分自身が気づくということについての
チェックが大事なんですよということを言われて、そうですねって終わってしまうような
事業のような感じがして、それを、じゃ具体的にどう日常的な生活の中に取り入れていくのかとか、20万人の方々が一定の年齢になったら、そのことを
日常生活の中で関心を持っていかなければいけないって、いけないというよりも、持つという雰囲気が区民の中に生まれるというふうにするには、かなりこの
取組、こういう
フレイルサポーターと
フレイルチェック測定会だけではちょっと弱いんじゃないかなというか、もっと70歳とか、若い
うちだからどういうタイミングがいいのか。
例えば
フレイルチェックの
チェック表みたいなのがあるなら、
チェック表を定期的に皆さん
チェックしましょうとか、何かそういう大きな構えの
取組というんですかね。気づきを誘発するというんですか。そういう
取組というのは何か検討されていますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
まず、
早期介入の
必要性につきましては、
厚生労働省もそうですし、
あとこちらの
IOGの
研究機構でも、なぜ
早期介入が必要かという運動の効果ですとか、それは数字に見えて非常に分かりやすい
資料になっています。講義の
一つとして、こういう説明も中に入れておりますので、来ていただいて、見ていただいた方は、そういう客観的な
データも見ながらご自身で気づいていただくことができるのかなと。
ただ、
あとこれだけではございませんで、例えば
地域活動の
入門講座ですとか、
あと講演会の開催も実際行っています。その中で、こういう
早期介入の
必要性とか、
フレイルに関する知識、ご自身に置き換えた場合の知識だとか、そういうことを広めていくような
事業もこの
プロジェクトの中の
一つとしては展開をしているところでございます。
また、
測定会では、やはり
チェック表というのを使ってやっていますので、その
チェック表で、例えば手で足がくるめるかどうかとか、そういう
チェックも含めて細かな
チェックを行っていきますので、例えばそれが非常にいいとなれば、そこをお友達なりに言っていただいて広める。また、
講演会等でそういったことも広めていくということで、まずはちょっと裾野を広げていく
活動を区のほうではしているような
状況でございます。
◆
小林おとみ
もう
一つ、じゃ最後に、この中長期的な視点の最後のところで、専門的な
データの分析など、フィードバックとか書いてあるんですけれども、これは
データなど、どうやって蓄積するんでしょうか。まだ
取組としてはリーダーを、
フレイルサポーターをつくったり、すごく少ない人数での
測定会が行われているだけなので、全体として
測定した蓄積、情報を蓄積してそこから何か
地域ごとの比較結果など、戦略的に対策を推進すると書いてあるけれども、それほどの
データが集まるようなものになるのかどうかですね。
◎
長寿社会推進課長
実際、柏
市のほうで行っているものについては、
柏スタディという
一つの大きな
報告書が上げられておりまして、こういった形で、この柏
市では2,000人を対象とした大
規模高齢者コホート調査というようなことで、実際に
データ分析を行っております。
板橋区も昨年からですので、実は今年度できればよかったんですけれども、ちょっと今年度できないという
状況で、ちょっと今
データの蓄積がないという
状況ですけれども、これをある程度、2年、3年、積み重ねて、この分析をお願いするところまで考えておりますので、ちょっともう少しだけお時間をいただきたいというふうに思います。
○
委員長
そのほか。
◆
杉田ひろし
フレイル予防事業、とてもこれから本当に重要になってくるかなと思いまして、どんなPRをしているのか、区民の
皆様方に周知
活動しているのかなというのを見てみたんですけれども、去年の4月27日の広報いたばしでも、5面で全部使って
フレイル予防事業が始まりますということでPRしていまして、また
ホームページも拝見しましたら、やはり
板橋区
版フレイル予防事業が始まりますということで、しっかりと周知しているなというのは認識いたしました。
それで、
ホームページを読んでみましたところ、「
コロナ禍の今だからこそ、“お
うちでできる
フレイル予防”を!」というところに
冊子の紹介がありまして、これが
東京大学高齢社会総合研究機構、
IOGが制作、監修した「お
うち時間を楽しく健康に過ごす知恵 “お
うちえ”」の中から特にご紹介したい記事を集めた、これは
板橋区版の「
シニアのための『お
うち時間を楽しくすごす知恵袋』」を作成しました。
この内容もすごく、私も
ホームページから見たんですけれども、とても分かりやすくて、まさに今の
コロナ禍に対応しての運動とか、
コロナのありようとか、また、それこそ
冊子を有効活用して、多くの
皆様方に配布をして、読んで予防していただければなと思うんですけれども、この
冊子はどういった方面に配布をしたりとかPRしたりとか、ぜひ有効活用していただきたいので、どのような活用をされていらっしゃるのか確認をさせていただけますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
本当に
コロナ禍で、どうしたらいいんだろうかということを非常に悩みまして、「お
うち時間を楽しく健康に過ごす知恵“お
うちえ”」というような
冊子、これが
IOGに許可を取るんですけれども、その中で、特に
板橋区でこういうことをやっていただきたいというものを寄せ集めたような
冊子を作りまして、議会の皆様にもお配りをさせていただきました。
具体的には、地域センターですとか、
あとは地域包括
支援センター、また区の様々な高齢者が行かれるような窓口に置きまして、なるべく手に取りやすいような工夫をさせていただいたところでございます。
これにつきましては、中を見ていただいて評価いただいて大変うれしく感じますけれども、本当にできる一番初めの一歩のところでございまして、こういったことを1つずつ積み重ねていきたいというふうに考えております。
◆
杉田ひろし
ぜひ、さらにまた有効活用していただけますよう、よろしくお願いいたします。
以上です。
◆かいべとも子
よろしくお願いいたします。
フレイルサポーター養成講座と
フレイルチェック測定会と2つの
事業をされていて、特にこれは私の感想なんですけれども、50代の方はまだ若いという意識がありますので、
フレイルチェックよりも
フレイルサポーターのほうに力を入れたほうが
参加しやすいのかなという感想を持ったんですけれども、
フレイルサポーターの養成講座、先ほどご案内ありましたように、
資料にも受講者数が22名で、現在
フレイルサポーターとして
活動しているのが約半数ということなんですけれども、これはどういった要因なのか。
もし、
参加の22名の大体年齢だとか男女、職業等が分かれば、そういう環境で
活動がしにくいのか、その辺の要因というのが分かれば教えてください。
◎
長寿社会推進課長
実際、
IOGの使う
プログラムについては、人数的には定員が20名の
プログラムで組んでいます。ですので、基本的には20名の定員の中でやっていただくということを原則にしていて、なかなかちょっと広がらないというところはございます。
一方で、やはり半分ぐらいの方が
活動を停止してしまうというところにつきましては、やはり続けていただけるための非常に大きな
課題の
一つというところでして、1つは、やはりちょっと面白そうだと思ってやってみたんだけれども、なかなか自分として次につなげられないというご意見もいただきましたし、
あとは、今回ちょっと男女比というのはお持ちしませんでしたけれども、やはり女性が圧倒的に多いということと、特にお仕事されている方、されていない方、それぞれいらっしゃったと思います。自営の方もいらっしゃったというふうに思います。
理由については様々だと思いますけれども、一度そういう理由についてもこちらとしては把握をして、次につなげていきたいというふうに考えております。
◆かいべとも子
ありがとうございます。私も初めて
フレイルという言葉を、勉強会を都の研修会で数年前に受けたときに、
フレイルという言葉自体がその当時はまだ広がっていなかったので、そもそもそこから勉強したときに、地味な
活動だけれども、着実に年を重ねたら変化をするということで大変学んだ経験があるので、やはり区民の方も
フレイルという言葉の意味そのものも当然知っている方もいらっしゃるんですけれども、まだまだ知らない方のほうが多いのかなと考えているところなので、先ほどの
冊子のご案内があって、確かにとても分かりやすい内容なんですけれども、なかなか例えば
冊子の活用についても、置いておくものをピックアップしていくよりも、23万676人の方々へ何らかの形で直接届くような周知も必要なのかなと思うんですけれども、もちろん費用対効果、広報いたばしも活用されているので、全区民に周知はしているところなんですけれども、やはり若い50代の
うちに取り組むということは、理解しないとなかなか踏み出せないので、その点について、今後どのようなお考えがあるのかお伺いいたします。
◎
長寿社会推進課長
本当に
フレイルという言葉が出たこと自体も、国がニッポン一億総活躍プランの中で、初めて
フレイル対策というところで打ち出したところございます。そこで豊かな老後を送れる健康寿命という言葉が出てまいりましたけれども、なかなか若い方、特に50代の方には、まだまだ先という意識は高いと思います。
ただ、この
フレイル予防という言葉、ちょっと
介護予防という言葉よりは非常に耳なじみがいいといいますか、取り入りやすいというか、そういうこともあるのか、ちょっと
フレイル予防については非常に興味をいただいている方々もいらっしゃいまして、先ほど少しだけご紹介しました
コミュニティビジネスだとか絵本の読み聞かせ、これもいわゆる
フレイル予防につながるような
活動でもあります。
そういったことについては、いわゆる
測定会とか
フレイルサポーター養成だけではなくて、
フレイル予防という目的にしたような様々な
事業を、様々なところで展開することによって、そういうことを知っていただいて
参加していただけるのかなと。そして気づいていただいて、自分も
自分自身の体に気づいていただくということで、50代以上だと、どうしても
長寿社会推進課の中だけの
事業になりがちですけれども、一方で、今おとしより保健福祉センターのほうも来ています。
いわゆる
介護予防ということも含めて、大きくは
フレイル予防の
一つということの捉え方をさせていただいて、様々な観点から
アプローチをかけていきたいという考えでございます。
◆かいべとも子
ありがとうございます。ぜひ、50代の方々から、先ほど来から裾野を広げてというお話がありましたけれども、1人でも多くの方々が
参加することがやはり一番の推進になるのかなと思いますので、ぜひ具体的な施策を進めていただきたいと思います。
以上です。
◆小野田みか
よろしくお願いします。
先日の一般質問でも
フレイル予防についてお伺いさせていただいたんですけれども、
板橋区の
フレイル予防についてお伺いしたときに、やはり一番最初に出てきた項目が
フレイルサポーター養成講座のことだったんですけれども、区の50歳以上の
人口が23万人ぐらいいるのに対して、現在受講者数が22名と、
あと受けた方がたしか97名ぐらいだったと思うんですけれども、やはり対象になる区民の数に対して、とても規模が小さいなという印象を受けていて、
令和元年からスタートした
事業なので、これからどうやって深めていくかということが大きな
課題になっていると思うんですけれども、ほかの
フレイル予防の絵本の読み聞かせとかも含めて、いろいろやっていらっしゃると思うんですけれども、やはり区としては、この
フレイルサポーター養成講座に一番力を入れていくというふうに理解しているんですね。
それに対して、これをどうやって掘り下げていって広めていくかという
課題について、改めてお伺いさせていただきたいんですけれども、やっぱり区が認可している団体とかだけに特化して連絡をしていくと、そこから漏れてしまう方、高齢者の方とかがたくさん出てきてしまうんですけれども、自主グループの把握と、例えば自主グループにこういうサポーターが行って
測定会をし、把握しながらニーズを酌み取るということについて、どうやって具体的に進めていけるのかという点について、ちょっとお伺いさせていただけますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
一般質問で、区長のほうからもご答弁をさせていただきました。現在、自主グループさんは非常に広く
活動されていまして、例えば年齢に関係なく、若い方から高齢の方まで、いろいろ様々なグループをつくって
活動していただいております。
1つは、区のほうで、広報だとか
ホームページ、またはいろんな
事業を介して多くの方に
参加していただいて、動機づけをしていただく、こちらが行政の役目だというふうに思ってございます。
一方で、それぞれの方がそれぞれの気づきによって、自主的に
活動を広げていただくというのも、区長答弁と重なりますけれども、
一つの評価だというふうな認識を持ってございまして、それぞれ把握をするよりは、
アプローチをどういうふうにかけていくかというところを今視点に考えております。
ですので、自主グループさんたちがどんどん広がっていく、これを評価と捉え、じゃ、今度は自主グループさんたちに何が必要になってくるのか。そういった分析で、じゃ次は行政として何をやるべきか。そういうところの分析をするべきだというふうに思ってございますので、今後とも行政がやる
フレイルサポーター養成講座、また
フレイルチェック測定会、これは
一つのきっかけというふうに考えておりまして、それぞれがそのきっかけを基に、お仲間をつくりながら広げていくということを念頭に置いているものでございます。
◆小野田みか
ありがとうございます。
1つだけ確認しておきたいんですけれども、やはり自主グループとか民間グループは、区と関係ないという意識よりも、どちらかというと今後の
フレイル予防対策に関しては、区としても積極的に区内の民間グループに対して働きかけたり、把握をしたり、連携を取りながら
フレイル予防の対策をしていきたいというお考えという認識でよろしかったでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
把握の範囲、なかなか難しいと思いますけれども、例えば
活動されている団体さんへの
支援という意味では、当然のことながら、民間さんであっても自主グループさんは全て
活動はそれぞれされていると思いますので、できる限りの
支援はしていきたいというふうに考えてございます。
◆小野田みか
分かりました。ありがとうございます。
そうしましたら、アウトリーチ
事業というところにも、これから力を入れていっていただけるということでよろしかったですか。
◎
長寿社会推進課長
フレイルサポーターも数を増やしていきたいというところで考えておりまして、そういった
フレイルサポーターさんたちの
活動の幅が広がることは区も目的としておりますので、その中の
一つとしてアウトリーチができれば、それに越したことはないと思っていますので、そちらは今後の
目標ということで掲げさせていただきます。
◆小野田みか
ありがとうございます。
もう
一つなんですけれども、やはりいろいろな
課題はあるんですけれども、具体的に広めることが難しいということで、例えば口腔衛生、口の中の健康を維持するのが
フレイル予防にもつながるという話を聞いたんですけれども、例えば区内の歯科医師と連携をして、歯医者さんにそういうポスターを貼ったりとか、そういう周知をすることとかもお考えでいらっしゃいますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
いわゆるオーラルケアは非常に大切だということで、
フレイル予防の3つの柱の
一つ、栄養という部分に関わってくるというふうに思います。今直接、
長寿社会推進課のほうで歯科医師会とというお話については、直接のお答えはできないところでございますけれども、それも
一つの
仕組みだろうというふうに思いますので、区としては、そういう口腔ケアについてもきちっと考えて進めていきたいというふうには考えています。
◆小野田みか
ありがとうございます。
最後に、
令和7年度までに
フレイルサポーター142名ということを先ほどおっしゃっていたと思うんですけれども、これは人数的にスピード感としてどうなのかなという疑問を感じたんですが、
あと5年間で142名に増やして、果たして区内の
フレイル予防として十分なのかどうかというところをちょっとお伺いさせてください。
◎
長寿社会推進課長
先ほど申し上げました柏
市でモデル的にやっているところも、
フレイルサポーターの養成という数は、なかなかそれが1,000人とかすぐにいくわけではございませんで、ここは着実にやっていただく
フレイルサポーターさんの養成ということで、142名という本当に
目標値でございます。
ただ一方で、民間、いわゆる自主グループも含めた民間のほうでも、
フレイルサポーター的な
活動はされているところもありますので、区だけでやる
フレイルサポーターだけではなくて、民間の方もサポーターとして活躍している幅としては、数としては非常に大きくなるのかなという認識で、区としては進めているところでございます。
◆小野田みか
ありがとうございます。民間のサポーターという方も、同じような
測定ができる方々ということですか。
◎
長寿社会推進課長
区で行っているのは、あくまで
IOGの
プログラムにのっとった
フレイルサポーター養成という形を取っておりますので、いわゆる民間さんが独自でやっているサポーター養成とはちょっと異なるものになります。
◆小野田みか
分かりました。ありがとうございます。
◆
小林おとみ
認知症サポーターなどが講習を受けると、やっぱりサポーターですよという印をもらったりとかしますよね。あれと同じイメージでよろしいんですか。
フレイルサポーター養成講座を受けて、受けたらこの人はもう
フレイルサポーターですよという何かをもらえて、いろいろ自主的に
活動する、あるいは、講習を受けたら
フレイルサポーターになれるということとちょっと違うんでしょうか、どうなんでしょう。
◎
長寿社会推進課長
すみません。まず、
長寿社会推進課でやっている
フレイルサポーターにつきましては、
一定程度研修を受けたということで、おそろいのTシャツを着て
測定会に行くということで、特段資格とかそういうことではなくて、
プログラムにのっとった課程を終えたというものでございます。
また、認知症サポーターのほうはおそろいの何かをつけるということで、
仕組みとしては一緒なのかなということを思います。
◆
小林おとみ
それで、もう
一つ、そうすると
フレイルサポーターの方が活躍する場は、
測定会だけではなく、日常的な生活の中で活躍する場所が出てくるということですか。
◎
長寿社会推進課長
あくまで
フレイルサポーターの養成は、今回この
プログラムにのっとって
測定会をやっていただくものです。その後の当然
フレイルサポーターとして様々なところで
自主活動していただくというところは、本当に裾野を広げていただく一番の役目だと思ってございますので、そういう考え方で広げていきたいというふうに思ってございます。
◆寺田
ひろし
ありがとうございます。私もちょうど前職、ちょっと歯科医療関係だったので、ちょうど5年前ぐらいから医療現場のほうでも、特に先生方とか、この
フレイルというのはアメリカのほうでも筋力低下で、これを予防
事業していこうという流れで日本に入ってきたということになりまして、ちょうど平成28年ぐらいから国のほうも
事業化して、いろんな予算も投入してきた。その中で、
自治体のほうでもようやく
事業化されてきたなという実感があります。
先ほど小野田
委員からもありましたように、やはり歯科医師会との連携とか、様々な、部署内だけじゃなくて、そういった方々のご協力も周知という点では非常に有効かなと。今現実訪問診療とかやっている中で、こういった
フレイル対策というのは、実体験としてただ訪問看護師とか、
あと歯科衛生士さんも含めて、非常にリアリティーを持って取り組んでいただいていますので、それを
板橋区内で連携
事業というか、周知のご協力とか、そういったところはお願いベースでできるんじゃないかなというふうには感じております。
そういった意味で、ちょっと2点だけ、
測定の先、昨年の
委員会でも発言もさせていただいたんですが、この
フレイルチェックをして、年2回やってと、その先に何が待ち受けているかというところで、一応こちらは短期ゴール、中長期ゴールも掲げていただいておりますが、やはり課を超えて、
板橋区でも様々な先ほど
コミュニティビジネスもやっていらっしゃるというところもあって、そこをどう有機的につなげていかれるかというところで、次の多分恐らく2回目の
参加の意欲ですとか、そういったところがあるかと思いますので、ぜひ1回目、せっかく来ていただいた方にはちょっと継続的な情報発信、そういったところを地域のボランティアもそうですし、様々な高齢者向けの大学校というか、そういったところのご案内も含めて、ちょうど昨年ご提案したのが、多摩
市では
フレイルチェックの点数とかによって、その方に合わせた社会
活動のほうをご提案していくと。
これいいなと思って、それも発言させていただいたので、ぜひちょっとなかなか難しいかもしれないんですが、有機的に区の様々な施策と連携できるようになれば、多分
参加される方は、お一人としては
介護予防もあるし、こういった
フレイル予防もあるし、それが1つにどんどんつながっていけるのかなというのは感じております。
非常に、単発ではなくて有機的につながっていければなというところでは、この短期的な
目標のところのいろんな住民
参加とか社会
参加、こういったところをよりちょっと具体的に進めていく必要があるなというふうに感じておりますが、この点については何かご見解ありますでしょうか。
◎
長寿社会推進課長
歯科医療関係で、また他部署との連携も含めまして、確かにおっしゃるとおり周知に関しては協力体制は取れるかと思いますので、ちょっと横串を刺したような連携は取らせていただきたいというふうに考えてございます。
また、1回目から2回目になかなか継続をしていただけないというところが大きな
課題だというふうにご説明申し上げまして、確かに
委員おっしゃるように、何とか区のいろんな
事業、連携していけるよう工夫はしているところなんですけれども、意識の高い方とそうではない方ということで、意識の高い方については、それこそこの
フレイル予防事業だけではなくて、様々な高齢者大学校とか、
あと高齢者スポーツ大学とか、様々なところで
活動いただいている方も大勢いらっしゃいます。
一方で、やっぱりなかなか引っ張り出してこないとというような、お友達からのお声がけで何とか来ていただけるという方もいらっしゃるんですけれども、そういう方々をいかにつなぎ止めて、本当に若い
うちから始めていくということを今回やっていますので、そこは本当に友達つながりとか知り合いつながり、口コミ、そういったことも非常に重要になってきますので、ここは区としても、医療介護給付費の削減ということで大きく掲げておりますので、当然横串を刺して、区の施策と連携できるように進めていきたいというふうに考えております。
◆寺田
ひろし
ありがとうございます。本当におっしゃるとおり、中長期のゴールが、どこにこの
事業が向かっていくかというところが1つ伝われば、非常にモチベーションにもつながるかなと思います。
というのは、昨年にまたこれも発言させていただいたんですが、東京都で例の65歳健康寿命、これは毎年発表されて、各特別区、
あと市区町村別に出ているものでして、これは経年で見ていくと、
板橋区の65歳の方が要介護2の認定を受けるまで何年かとか、その伸び縮みが分かって、それが全部ランキングされているんですね。
だから、やっぱり1つ、先ほどの
データ化という中長期視点というところで、これは非常に今後重要になってくるかなと思うんですが、
フレイルチェックを頑張った方はこういう形になる傾向がありますとか、本当に誰も寝たきりになりたくはないので、やっぱりそういったモチベーションというのは、今後
令和7年度に向けて様々な、より一層注力されていかれるというご答弁がありましたので、その中で
データとして、他区、ほかの
自治体の例でも結構ではありますが、より一層ちょっとモチベーションが上がるようなそういった
データ取り、公平公正な形で数値で現れると、やっぱり
参加する意欲も湧いてくるかなというふうに考えますので、ぜひその点も、ちょっと意見になってしまいますけれども、期待したいところでございます。
◎
長寿社会推進課長
確かにおっしゃるとおり、65歳の健康寿命、今ちょうど高齢保健福祉・介護保険
事業計画2023というのを常任
委員会のほうでご説明させていただいている最中でございますけれども、その中でも、
板橋区の寿命というのも書かせていただいているところでございます。
そういう中で、実はやはり柏
市のほうの先進
自治体では、そういった
フレイル予防をやらないとこういう
状況になるのが何割とかで、例えばそのときに元気だったんだけれども、それをそのままに放置しておくと何割の方が要介護幾つになる。一応客観的な
データも出ていますので、そういう
データも根拠にしながら、また
板橋区の中で今後進めていくところで、そういうモチベーションになるような、ちょっときっかけになるような工夫はしていきたいというふうに考えています。
○
委員長
そのほか、質疑のある方はいらっしゃいますか。
(発言する人なし)
○
委員長
以上で質疑を終了いたします。
次に、
委員会としての提言のまとめに向け、各
委員の意見を求めます。
なお、質疑の中でも意見が述べられている部分もありましたが、改めてこの場でも述べていただきたいと存じます。
それでは、意見のある方は挙手をお願いします。
◆田中いさお
よろしくお願いします。
この
コロナ禍の中での
フレイル予防事業というのは、非常に大変だったんだろうな。なかなか
参加者も集まれないというところで、今政府のほうでも行動抑制されているということで、引き籠もるような
状況で、さらにそういう
状況の方も増えている
可能性はあるんじゃないかなというふうに思います。
それで、この
リーディング事業の
フレイルサポーター20名、また
フレイルチェック測定会のほうも20名ということで、数的には非常に少ない
状況で、やるべきものだとは思うんですけれども、やはり先ほど課長が言っていたとおり、お
うちでできるセルフ
フレイルですか。これをいかに進めるかということだと、もう
ターゲットの
人たちが多過ぎますから、もうすごい多いですよ。この
人たちにどうやるか。
それで、まだまだ
フレイル予防事業は始まったばかりで、浸透もまだそこまで、大分進んできているとは思いますけれども、まだまだ周知のほうも進んでいない
状況もあると思いますので、この裾野をどれほど広げて、こういう
フレイル予防事業があるんですよとか、
フレイルチェックしましょうということを区民一人ひとりにどこまで周知徹底できるかが重要じゃないかなというふうに思うことと、また、
フレイル予防事業というと、何かそういう
事業に
参加しなきゃできないとかそういうことじゃなくて、ふだんの行動で
フレイル予防できるわけじゃないですか。
仕事をしている人は、もうそのまま
フレイル予防だったり、趣味で歩く、散歩する人はそれが
フレイル予防だったり、もっと気楽に区民の方が、実はもう私は
フレイル予防をやっているんだということがいっぱいあると思うので、だから大事なのは
フレイルチェックなんでしょうかね。
自分は大丈夫だと思っても、
測定してみたらふくらはぎがすごい小さくなっていたとか、そこら辺の
フレイルチェックの浸透が大事じゃないのかなというのが思う部分があるので、ぜひ
対象者の方々に
フレイルチェックが気楽にできるような
状況がつくれればなというふうに考えるところで、それは意見として言わせていただきます。
以上です。
○
委員長
ありがとうございました。
そのほか、意見はありますか。
◆渡辺よしてる
すみません。先ほどから継続性の話が出ている中で、やっぱりそこってすごい重要だと思うんですね。50代ですと、先ほど皆さんからも意見があったように、相当若い世代ですので、例えばアプリとかで継続性の中で、先ほど副
委員長もおっしゃっていましたけれども、やっていくとこうだよ、こうやっていくとこうなっちゃうよとかというのが見える化するというのもすごい重要だと思うんですね。
以前、現役で働いているときより相当数歩数が減るという話もさせていただいたんですが、やっぱり見えていないからこそ、自分で実際に思っていることと起こっていることが違うというのも出てきたりすると思うので、やっぱり見える化をすることによって継続性を保っていくということが重要だと思いますので、ぜひちょっとそこに少し特化をして、今後どうすれば継続するのかというのと、
あと50代の方だと、普通にまだ大丈夫とか、そもそも全然一緒に草野球していたりとか、全然もう元気ですので、なかなかやっぱりそこに目線が行かないと思うんですね。
なので、アプリとか、
あとは例えばなつかしい空気とか、ティラミスってイタリア語で何ていう意味でしたっけとか、昔はやったやつとかもそういうクイズ形式なものもちょっと活用していって、率先的に継続したり入っていけるようなものをやっていくのがいいんじゃないかなと思います。
以上です。
○
委員長
ありがとうございました。
◆
石川すみえ
すごく
対象者の数が広い、範囲が物すごく広い話なんだというのは、ちょっともう驚いているぐらいの話です。これは本当に大きな話になりますので、きちんとそれにふさわしい体制が必要なのではないかなというふうに考えています。
具体的には、
測定会の場所は
令和7年度末に18か所という
目標値があるということですけれども、それでもまだまだ足らないぐらいの
対象者の規模なんじゃないかというふうに考えます。
きちんと体制を取って取り組むべきだということと、
あと先ほど自主グループの話が話題に出ていまして、自主グループの把握、そして
支援は必要なものだというふうに考えます。区内の
フレイル予防の
取組を、もう全部行政がきちんと手のひらに載せて、いろいろな周知、啓蒙
活動をしていくというふうになっていくといいかと思います。
以上です。
○
委員長
ありがとうございます。
そのほか、意見。
◆小野田みか
先ほどもいろいろお答えいただきましてありがとうございました。先ほど田中
委員がおっしゃっていたように、やはり
コロナでたくさんの区民の方の
活動がかなり自粛されてできなくなっていて、
フレイルの進行がとても気になるところでして、やはり先ほども皆さんおっしゃっていたように、たくさんある自主グループがなくなったり、
活動がなくなることで、
フレイルが進行してしまうという意味も考えられますので、区としては、この
フレイルサポーター養成講座という
事業を
フレイル予防としてしていらっしゃると思うんですけれども、この
事業をきっかけに、しっかりと区民の方からの声を拾い上げて、この
事業を利用して、区民の方の役に立つようなツールとしてぜひ使っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
小林おとみ
提言ということなので、今日報告いただいたこの一般
介護予防事業のサービスを享受できない世代に
アプローチするというところが今までなかったので、そこに
アプローチする
事業として
フレイル予防事業ということが始まっているという点では、これはとても大事なことだというふうに思います。
なので、一般
介護予防事業のサービスの対象にならない、享受できない世代に対する
アプローチ事業というのは、これはこの
事業に限らず、いろいろやっていく必要があるのではないかということは1つ言いたいと思います。まだ現役で働いている世代ですから、そういうふうに思います。
あとは、
フレイル予防事業については、行動変容までつなげるということまで目指しているわけですから、
チェックが行動変容につながるようなところまで、どういうふうにつないでいくか。個々人がそういうふうに行動、生活の様式が少し変わっていくというところまでどうやっていくのかというところも、
事業の進捗としては見通していく必要があるんじゃないかなということを思います。
あとは、
目標値がふさわしいかどうか分かりませんけれども、
目標に向かってきちんと実績が積まれていくように
事業は進めていく必要があるだろうと思います。
あと、やっぱり
参加者が継続しないという点については、結果が見えないというか、次にどこにどうなるんだろうという、先が見えない
事業というのはやはり継続はしていかないんだろうと思うので、次につなげるような、この
事業がどこにつながっていくのかというのが見えるような
事業の仕方が必要ではないかなというふうに思いました。
提言という点では、そんなところでしょうか。
あと、中長期的な視点として大きな
調査もしていきたいというようなことも書いてありますので、これもぜひつなげていっていただけたらなというふうに思います。
あともう
一つ、提言としては、やっぱり身近なところに
活動の場所をたくさんつくっていくということも必要ではないかなということも思いました。
以上です。
○
委員長
そのほか意見はありますか。
◆寺田
ひろし
ありがとうございます。先ほど発言させていただきましたので、端的に意見としては、先ほどご答弁いただいたように、この4ページの3、
フレイル予防事業のめざすゴール、得られる効果というところで、短期的視点、中長期的視点という、これを実効性をぜひ保っていただきたいというところで、横串を通して様々な方面から実効性を担保していただきたいというところでございます。
また、
介護予防と若干かぶってしまう面もありますが、やっぱり基本的な立ち位置として、恐らく医療費の削減とか、そのあたりが結構中心になってくるかと思いますので、そういった面でも、医療と介護の一体化も今言われておりますので、まず立ち位置を、医療費の削減とか、目に見える形の
目標値を置きながら、
介護予防にも波及効果を及ぼしていくという、そういった明確な立ち位置というのが必要になってくるかなというのを感じております。
以上です。
○
委員長
ありがとうございます。
いただきました意見は、正副
委員長でまとめた上、次回の
定例会の
委員会にて
活動報告最終案の中でお示しいたします。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
令和2年第2回・第3回
定例会調査事項に関する提言の
方向性について及び
活動報告(素案)についてを一括して議題といたします。
初めに、
資料2についてご説明いたします。
こちらは、前回の
委員会で各
委員から出た意見を総合し、
活動報告に記載する提言の
方向性をまとめた正副
委員長案の
資料です。
この
資料に記載の提言の
方向性については、
資料3の
活動報告(素案)に反映しておりますので、該当の
調査事項の提言項目を確認する際に、
資料2も併せてご確認くださいますようお願いいたします。
次に、
資料3、
活動報告(素案)についてご説明いたします。
こちらは、前回の
委員会においてご確認いただいた
活動報告の構成及び提言のまとめ方を基に、提言案を新たに記載した正副
委員長案であります。本案を基に
活動報告をまとめてまいりたいと存じます。
それでは、
活動報告(素案)の項番7、提言の検討を行ってまいります。
提言につきましては、重点
調査項目に沿って、それぞれ総括的な観点と個別具体的な観点から提言を記載いたします。
初めに、総括的な観点の提言について、重点
調査項目1を例にご説明いたします。
6ページをご覧ください。
上段の四角く囲った部分に現状や
課題、それを解決するための
取組など、総論として提言を記載します。
なお、この部分については、本日までの
調査を踏まえ、次回
委員会までに正副
委員長案として文案をお示しさせていただきます。
次に、個別具体的な観点からの提言の検討については、網かけのローマ数字で記載している
調査事項ごとに行ってまいります。
進め方は、まず
調査事項ごとに記載されている案文について、提言の合意形成、具体化、時点修正などの確認をしてまいります。また、その上で、より具体化したい、深掘りしたい部分があれば各
委員よりご意見をいただきたいと存じます。
それでは、6ページの重点
調査項目1のⅠ、高齢者の社会
活動に関する
取組について、お示ししております案文に追加、修正すべき点などがあればご意見をお願いいたします。
ご意見のある方は挙手をお願いいたします。
◆坂本あずまお
取りあえず、6ページの分だけでいいんですかね。
全体というか個々でなんですけど、文章的に、漢字の「等」と平仮名の「など」が混ざっていたりとか、
あと、てにをはが若干違ったりとか、多分いろんな方の発言を混ぜてきているので、文章構成的にしっちゃかめっちゃかになっているので、これはどなたかライターさんが統一した文章にしていただかないと、ちょっと行政のペーパーとしていかがかなと思うので、ぜひ
委員長、副
委員長にはクオリティーを上げていただきたいなと思います。
○
委員長
ただいま坂本
委員から、文章の構成や言い回しを、統一した文章にしてほしいという意見をいただきました。
ただいまの意見にご意見のある方は挙手願います。
◆
小林おとみ
ちょっと申し訳ないんですけれども、文章が行政的におかしいといっても、どこをどう変えろと言っていて、「など」と「等」は分かりましたけれども、やっぱりそのほうがいいと思いますよ、ここでみんなで確認できるから。どう変えるかは後でもいいけれども、ここの部分はおかしいというのだけでも言っていただければ考えようがあるので、すみません。
◆坂本あずまお
小林委員から、手を抜かずにちゃんと言えということなので、「など」とかの部分は大丈夫ですよね。6ページで、例えば、「また、各ふれあい館の利用者の居住エリアや年齢層など」が平仮名で、次の行の「等」が漢字になっているので、ここの「など」は変えてもらうのと、それから例えばなんですけれども、次の社会活動の機会提供の部分でいうと、2行目、「社会的なつながりを維持していくという視点も必要である」と言っていますけれども、「も」ってそもそも、これ項目別なのにいきなり一発目の文章で複数形なんですかという話なので、これは「視点が必要である」と書くべきだと思いますし、その後、ここあまり変え過ぎてもしようがないんですけれども、「ボランティア活動などの社会活動を行うことが必要であり」とあるんですけれども、これだと、ボランティア活動などの社会
活動を行うことのみが解決案であるという読み取りができちゃうので、これは、ボランティア
活動が有効な策の
一つという形の文章にしなきゃいけないと思うんですよね。
それから、次の段落でいうと、これは全体の文章でなんですけれども、SVOの語順が結構逆になっている場合があって、「高齢者福祉施設の利用者に対してサービス向上を図るために」とあるんですけれども、本来は「高齢者福祉施設のサービス向上を図るために利用者に対して
事業の満足度
調査を」という語順が正解なんですよね、日本語的には。そういうのがずっとあるので、ここの副詞のフレーズを差し込む場所をもう一度見直していただきたいなというのが私からの意見です。
次のページになっちゃうと、相当な量になるので。
◆
小林おとみ
そうなんですか。
◆坂本あずまお
はい。ここは
委員長、副
委員長のご判断にお任せするという意味で、
小林委員、大丈夫ですか。
じゃ、もっと言いましょうか、
委員長。いっぱいあるんですけれども。
○
委員長
取りあえず。
◆坂本あずまお
じゃ、取りあえずこれだけにしておきましょう。
◆
小林おとみ
というのは、意味合いが変わってくる場合があるじゃないですか。だから、こことこことだけ言っておいてもらえれば、
あとは引き取ってもらったっていいと思うんですけれども。
進行についてだから、皆さんのご意見を。
○
委員長
内容に関してということではないので……
◆坂本あずまお
そう。内容を変えるつもりはさらさらなくて、伝わりやすい文章に変えるために、も
うちょっと分かりやすい文章にしたほうがいいんじゃないかということで、例えば、7ページでいくと、
自主活動への
支援とありますよね。「高齢者のサークル活動やボランティア活動などの自主的な活動」と書いてあるんですけれども、これはほかのこれまでの文章の副詞の差し込みの位置だと、「サークル活動やボランティア活動などの高齢者による自主的な
活動」という言い方をずっとされていたと思うんですけれども、ここだけ多分口語で移したので、高齢者によるとか、高齢者のという位置が違うんですよね、かかってくる言葉が、場所が。
もっと言うと、広報
活動の強化という部分の3行目、「
介護予防的な簡単に」という、この言い方ありますけれども、「的な」って口語の使い方なので、これは行政用語として「
介護予防的な」というものはいかがなものであるという的な感じがしますし、もっと言うと、「区立体育館の利用者の半数は高齢者であり、利用することで」じゃなくて、「利用を促進することで健康寿命の延伸に役立っている」とか、
あと、ここのフレーズでいうと、最後「情報提供していくべきである」、べき論になっていますけれども、ここはべき論じゃなくて、重要であると言うことが重要だと思うので、ここはべき論じゃなくて「重要である」に変えたほうがいいかなと思うので、全部やっちゃいましたけれども、
小林委員、こんなものでよろしいでしょうか。
◆
小林おとみ
いいと思います。本当言ってもらわないと分からないです。
◆坂本あずまお
こういう日本語に、文章にしていただけるとありがたいかなと思いました。
○
委員長
よろしいですかね。
それでは、いただいた意見を
報告書へ反映し、案文を若干変更すると。正副
委員長が検討させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○副
委員長
ありがとうございます。ご指摘、そのとおりだと思います。先ほどのような、6ページのところは「ボランティア
活動をはじめとした社会
活動」とか、そういった適切な言い回しにしていきたいなと思います。
一旦また作り直して、また事前に皆さんにお配りされるというふうに、そこでまた気がついたことがあれば、ぜひご指摘もいただきたいところでございます。ありがとうございます。
○
委員長
よろしくお願いいたします。
では、次に、7ページの重点
調査項目1のⅡ、高齢者スポーツの
取組について。
(「もう言っちゃったね」と言う人あり)
○
委員長
いや、先ほどの坂本
委員からの提案というのは、全体に内容を変えずに文章の在り方のご提案でしたので、
一つひとつまた確認をさせていただきたいというふうに思います。
じゃ、いきます。重点
調査項目1のⅡ、高齢者スポーツの
取組について、お示ししております案文に追加、修正すべき点があればご意見をお願いいたします。
◆小野田みか
よろしくお願いします。
1点だけ、
自主活動への
支援というところなんですけれども、この会場確保というのは、どういった形での会場確保なのかというところをもう少し記載していただけたらなと思うんですけれども、一部助成金を検討するとか、例えばどういった形なのかというところがちょっと分からなかったんですけれども。
◆
小林おとみ
今のところ、「講師の派遣や屋内外の会場確保、交通アクセスの
課題解消に向けた
支援などを明確に打ち出すべきである」だから、この明確な
支援の
中身として助成金なのか何なのかというのが、
支援ということは何かしらの
支援だからいいんじゃないかなと思うんですけれども、具体的に何か書いたほうがいいですかね。会場確保についても
支援が必要だということですよね。
◆小野田みか
じゃそれも含めてということですよね。
◆
小林おとみ
含まれるんじゃないかなと。
◆小野田みか
分かりました。
◆坂本あずまお
これ、当時の
委員会でどんな議論をされたか次第なので、今ここで内容を変えると、それこそ
小林委員がさっきおっしゃったように、内容を変えちゃ駄目よという話になっちゃうので、議論されたことのみを記すということだと、当時の議事録を覚えていないので何とも言えないんですけれども、それを見ていただいて正副
委員長判断でお願いしたいと。
○副
委員長
ありがとうございます。そうですね、今坂本
委員のお話で思い出しまして、ちょうど私もたしか発言したなと。たしか練馬区のほうでは、ちょっと
活動資金を出していただいているので、ぜひというところもご提案差し上げたところで、ただ、広く字数も制限されるかと思いますので、小野田
委員のご意見も含めた上で、また
小林委員のご意見も含めた上で、この「
支援」に1つ丸めて、その意義を込めてという形であれば、このままでもよろしいかなと思います。
いずれにしても、また修正した案をお示ししたときに、またご意見をいただきたいと思います。
◆小野田みか
分かりました。ありがとうございます。
○
委員長
それでは、いただいた意見を
報告書へ反映し、改めて案文をお示しいたします。
次に、7ページ下段の重点
調査項目1のⅢ、
フレイル予防事業についてですが、本日
調査いたしました議題1において各
委員からいただいたご意見を基に、正副
委員長でまとめた上、次回の
定例会の
委員会にて
活動報告最終案の中でお示ししたいと思いますので、ご承知おき願います。
次に、8ページをお開きください。
重点
調査項目2のⅠ、高齢者の
地域活動・就労
支援の
取組について、お示ししております案文に追加、修正すべき点があればご意見をお願いいたします。
ご意見のある方は挙手をお願いいたします。
◆坂本あずまお
8ページだけでいいますと、一番最後の段落、「例えば、地域ボランティア体験講座をはじめとした」という段落があると思うんですけれども、ここの段落、ちょっと意味がよく理解できないので、も
うちょっと、ごめんなさい。私の力が足りないので、ちょっと日本語的な文章がこれ読み解けないので、も
うちょっと分かりやすく書いていただけるとありがたいかなと思いました。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いいたします。
○副
委員長
ありがとうございます。そうですね、このガイダンス・トライアル
事業がちょっとイメージが湧きにくかったり、も
うちょっとかみ砕いたところで、ちょっと議事録を確認しながら、意思が伝わるようにしていこうと思います。
○
委員長
よろしくお願いいたします。
次に、9ページ、重点
調査項目2のⅡ、高齢者の学習の機会提供の
取組について、示してあります案文に追加、修正すべき点があればご意見をお願いいたします。
ご意見のある方は挙手をお願いします。
◆坂本あずまお
9ページでいうと、「べきである」と終わっている文章と、「べき」で終わっている文章があるので、これは統一をお願いします。
それから、一番下の段落、魅力ある
事業展開とあるんですけれども、これは
シニア学習プラザの魅力ある
事業展開なのか、それとも、魅力ある
事業展開全体にかかっている
うちで、
シニア学習プラザを例示として出しているのか、ちょっとこれは文章がはっきりしないので、もし
シニア学習プラザに関することであれば、上の段落は
板橋グリーンカレッジと抜き出しているので、同様に
シニア学習プラザと抜き出さないとバランスが取れないのかなと思いました。
加えて、この段落の後段の「指定管理者の選定において一定の競争性の確保や」とあるんですけれども、「講座内容について要望すべき」であるって、ちょっと意味が分からないので、ここも議事録を確認していただいて、ちょっと伝わりやすい文章にしていただけると助かります。
以上です。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いいたします。
(発言する人なし)
○
委員長
それでは、議事録も確認した上で、正副
委員長で案文をつくらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
次にいきます。
次に、10ページ、開いていただいて、10ページの重点
調査項目3のⅠ、高齢者の相談体制の現状と
取組について、示してあります案文に追加、修正すべき点があればご意見をお願いいたします。
ご意見のある方は挙手をお願いいたします。
◆
小林おとみ
全然別なんですけれども、11ページのほうの上の「連絡先記載の同意を得た不動産賃貸人」というところの部分なんですけれども、どうも読むとこれは不動産賃貸人と近隣住人の同意を得たというふうに読めるんですけれども、それでいいのかどうか。誰の同意を、ご本人の同意というのはどこにも出てこないんだけれども、「同意を得た」というのが、どの部分にかかるのかがちょっといまいち分からないというのが1つ、そこです。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いいたします。
(「おっしゃるとおりだと思います」と言う人あり)
○
委員長
それでは、これも議事録を確認させていただいて、正副
委員長で案文をつくらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
そのほかにご意見ありませんか。
◆坂本あずまお
すごい細かいことで申し訳ないんですけれども、10ページの一番下の段で、中ポツを使っている文章にしているんですけれども、この前までの重点
調査項目の書き方だと、中ポツを使っていない句読点使いの文章だったんです。急にここで中ポツが入ってきているので、これを統一してください。
それから、
あと11ページの職員体制の強化というところで、2行目に「根拠を明確にした上で」って根拠と使っていらっしゃるんですけれども、多分議事録の中とか、現場では根拠という言葉の意味が通じたかと思うんですが、突然ここの文章で根拠が出てきても、何の根拠か全然分からないので、ここは根拠という言葉を違う言葉にするか、ここの根拠は何の根拠かというのを説明していただくかのほうが伝わるかなと思いました。
これについては以上ですね。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いいたします。
(発言する人なし)
○
委員長
じゃ、これも議事録を確認して、そして正確な形で文章、案文をつくらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、11ページに移ります。
11ページの下の段ですかね。重点
調査項目3のⅡ、高齢者の移動手段と買い物弱者対策の
取組については、前回の
調査事項です。
資料2の3ページも併せてご覧ください。素案に記載している案文は、前回の
調査で各
委員からいただいた意見を基に作成した正副
委員長案でございます。
各案文に対する
委員の意見を求めます。
ご意見のある方は挙手をお願いします。
◆
石川すみえ
提言の
方向性の2番のところに、「移動
支援・買物
支援について、区として」というのがあるんですけれども、左側の⑥の意見のところで、「東京都が検討している施策も含めて」というのがありますので、右側の2番のところの文章は、「移動
支援・買物
支援について」の後に、「公共交通部門とも連携し、区として積極的に」というふうにつなげると、より意見が反映できるのかなというふうに思いました。
続けて言っていいですか。
○
委員長
はい。
◆
石川すみえ
続けて、提言の
方向性の3番の高齢者の移動
支援の
取組促進のところで、文章が1文が長いんですけれども、まず、「高齢者の移動
支援については、
課題の洗い出しだけでなくニーズ把握も強化すべきである。」というふうに、丸で1回切ったほうがいいのかなというふうに思います。
移動
支援について、今皆さんで見ました
活動報告の素案を見ると、ほかの重点
調査項目の部分でも、ふれあい館や
自主活動とか、
あとカレッジの送迎バスの話なんかが出ていましたので、ちょっともう1文何か追加したほうがより議論の内容を反映できるのかなと思いまして、どこかに、例えば「高齢者対象の
事業には、交通アクセスについての視点を持つべき」といった文章が入るといいのかなと思いました。
以上です。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いします。
◆寺田
ひろし
ありがとうございます。参考になりますご意見で、最初のほうの、この東京都が検討しているという、その内容のほうは恐らく別の部署のほうからすると、これは公共交通に当てはまるかどうかという、そこが結構私もいろいろ指摘も受けたりして、ただ、これは高齢者の移動
支援という用語で統一したほうが、逆にちょっと分かりやすくなるかなというふうにも感じたりもするんですけれども、いかがでしょうか。
◆
石川すみえ
私の意見ではないので、そちらでよければ、はい。
◆寺田
ひろし
分かりました。もしよろしければ、公共交通はかなり幅広くなって、ちょっと別の議論が生まれてしまうのかなと思ったりもして、よろしければ、「今東京都が検討している施策も含めて」というようなものをつけて。
◆
石川すみえ
じゃ、それを入れていただいたほうがいいかなと思います。
◆寺田
ひろし
承知しました。ありがとうございます。
○
委員長
では、そういう方向でよろしいですか。
そのほか、この点で意見ありますか。
◆小野田みか
すみません。先ほどの10ページに戻ってしまうんですけれども、よろしいですか。
すみません。ニーズの
調査及び分析のところの「その際、高齢期に入る前の50歳代の方から」というところがちょっと分かりにくいなと思いまして、先ほどちょっと坂本
委員とも相談させていただいたんですけれども、多分議事録の中に、2040年に高齢期に入る50代という意味だったということなんですけれども、「2040年に高齢期に入る50歳代の方から」というふうに例えば書き直したほうが、文章として分かりやすいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
委員長
10ページということだったんですけれども、
資料2の1ページ目の提言の
方向性の2のところですよね。ニーズの
調査及び分析というところの、指摘としては。提言の
方向性としては1から5までありまして、今回
資料2で示させていただいた1ページと2ページにまたがりますが、これが先ほどの素案の中でいうと10ページから11ページになるところなんですね。
ですので、これとこれは同じものですので、
資料2を見て議論をしていただきたいというふうに思います。分かりますかね。
◆坂本あずまお
要するに、この文章とこの文章は同じもので、今
資料2に基づいて議論しているから、素案だけじゃなくて、
資料2の場所も指示してくれればいいですねという話ですよね。
○
委員長
はい、そうです。まとめていただきました。
◆小野田みか
資料2の2番の「高齢期に入る前の50歳代の方から」という文章がちょっと分かりにくいなという印象を受けているんですけれども、「2040年代に高齢期に入る50歳代の方から」とか、そういうふうに、少し分かりやすいように書き換えたらどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○
委員長
ただいまの意見にご意見のある方は挙手をお願いいたします。
(「お任せします」と言う人あり)
○
委員長
それでは、ご意見を取り入れた形で案文を訂正をさせていただいて、次回示させていただきたいというふうに思います。
そのほか、ご意見のある方はいらっしゃいますか。
(発言する人なし)
○
委員長
では、以上で提言の検討を終了いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」と言う人あり)
○
委員長
それでは、本日各
委員よりいただきましたご意見、ご提言を基に、
活動報告最終案を作成させていただき、次回の
委員会までにお示しさせていただきますので、文案につきましては、正副
委員長にご一任願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
健康長寿社会調査特別委員会を閉会をいたします。...