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  1. 板橋区議会 2020-07-29
    令和2年7月29日企画総務委員会−07月29日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和2年7月29日企画総務委員会−07月29日-01号令和2年7月29日企画総務委員会  企 画 総 務 委 員 会 記 録 開会年月日  令和2年7月29日(水) 開会時刻   午前10時10分 閉会時刻   午後 零時17分 開会場所   第2委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     川 口 雅 敏       副委員長     いしだ 圭一郎  委員      間 中りんぺい       委員       荒 川 な お  委員      坂 本あずまお       委員       竹 内   愛  委員      五十嵐 やす子       委員       かいべ とも子  委員      おばた 健太郎       委員       佐々木としたか 説明のため出席した者  政策経営部長    有 馬   潤     区民文化部長    森     弘  産業経済部長    堺   由 隆     健康いきがい部長  五 十 嵐  登  保健所長      鈴 木 眞 美     福祉部長      椹 木 恭 子
     教育委員会事務局次長藤 田 浩二郎     財政課長      杉 山 達 史 事務局職員  事務局次長     森   康 琢     書記        平 山 直 人               企画総務委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議案審査    議案第66号 令和2年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)(3頁) 5 閉会宣告 ○委員長   おはようございます。  ただいまから企画総務委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎政策経営部長   おはようございます。  本日、補正予算第4号のために臨時会及び企画総務委員会を開催していただき、ありがとうございます。  本議案は、国の地方創生臨時交付金に基づきます緊急対策としまして、7つの事業を内容とするものでございます。どうぞよろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名いたします。  五十嵐やす子委員、佐々木としたか委員、以上お二人にお願いをいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   本日も引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、質疑、答弁は着座にて行っていただくようお願いをいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、議案審査を行います。  議案第66号 令和2年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  本件につきましては、先ほど行われました議案説明会において、説明を受けておりますので、直ちに質疑等に入りたいと存じます。  それでは、質疑等のある方は挙手を願います。 ◆かいべとも子   おはようございます。よろしくお願いいたします。  最初に、福祉費の臨時福祉商品券の給付事業についてなんですけれども、これは低所得者に対して1人1万円の区内商品券を配付するということなんですけれども、この対象者は一応11万人という見込みを伺っているんですけども、この内訳はどのような形でしょうか。 ◎福祉部長   臨時福祉商品券給付事業についてでございます。  この事業につきましては、低所得の方を対象として実施するものでございますが、対象は11万人というふうに想定しております。  この内訳でございますけれども、令和2年度分の住民税非課税者、そして、生活保護被保護者、中国残留邦人支給給付を受給されている方というふうに想定しております。  すみません、追加で。  内訳でございますけれども、11万人の内訳としましては、非課税者が約9万2,000人、生活保護受給者につきましては約1万8,000人となっております。 ◆かいべとも子   そうしますと、例えば住民票の中には含まれるけれども、DVとかでそこに住んでいらっしゃらない方とか、そういう方への給付はどのような方法を取られるのか。また、そういった方々がおおよそでいいんですけれども、どれぐらいいらっしゃるのか。 ◎福祉部長   DVの被害者世帯につきましてですが、区内から区外のほうに避難をされている方に対しましては、お申出によりまして対応をするということを想定しております。人数としましては、約77人程度というふうに考えております。 ◆かいべとも子   今ご説明では、申出によるということなんですけれども、この事業が開始されるというのが、この該当の方に届かなければ当然申出はないので、そうなると、漏れてしまうということが発生すると思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか。 ◎福祉部長   広報につきましては、一般的な広報いたばし、あるいは区のホームページ、掲示板等で広報する予定でございますけれども、DV被害世帯の方に対しては、個別の周知というのはちょっと難しいというふうに考えておりまして、できるだけ広く一般的な周知を徹底することによって、お申出をしていただくというふうな形で考えております。 ◆かいべとも子   当然お問合せがあるかと思うんですけれども、そういった区民の方への区の対応はどんなようになっているんでしょうか。 ◎福祉部長   お問合せにつきましては、区としましては、コールセンターを設置する予定でございます。  また、区福祉部管理課のほうにも問合せについて対応できる体制を組む予定でございます。 ◆かいべとも子   あと、これ全体の11万人への配付のスケジュールなんですけども、ご本人のところにはいつ届くのでしょうか。 ◎福祉部長   9月上旬から広報いたしまして、対象者にまず給付の前に、事前のお知らせを発送する予定です。これが9月上旬。そうしまして、実際の商品券の発送につきましては、9月の下旬以降というふうに考えております。 ◆かいべとも子   そうすると、例えば定額給付金とか、そういうものは自分がお知らせをいただいて、記入をして申し込むみたいな形になります。これについても同じような形を取るんでしょうか。 ◎福祉部長   今回の事業につきましては、お申出ですとか、申請行為というのは不要でございます。こちらのほうで把握しているデータに基づきまして、対象者のほうにお知らせをし、給付をするという事業になっております。 ◆かいべとも子   ありがとうございます。  そうしましたら、衛生費のほうでちょっと確認をしたいんですけれども、今回新型コロナウイルス検査医療体制等の支援事業として、病床30床の追加ということでこの予算がついておりますけれども、これまでの同じ準備されていた病院に、それぞれ病床が増えたのか、もしくは新しく医療機関が増えて、そこに30床が増えたのか、その辺はいかがでしょうか。 ◎保健所長   基本的に二次救急を受けていただいている病院にお声かけをしております。救急で患者さんが困らないようにということですので、既にもう病床として動かしていただいているところも含まれております。 ◆かいべとも子   そうしますと、新たにではなくて、これまでやっていただいたところの合計として130床になるということでしょうか。 ◎保健所長   はい、そのようになります。それぞれの病院の努力によりまして、予定したよりも多くのご希望、また、可能性についてお返事をいただきましたので、できる限りやっていただきたいというのがこちらの趣旨です。 ◆かいべとも子   残念なことに板橋区もコロナの感染拡大が上昇傾向にありますので、この130床で今後の予測は誰にもできないところですけれども、十分なのか、いやいや、今後もこの30床以外にも増やしていかなければいけないのか、その辺の見通しはいかがでしょうか。 ◎保健所長   十分かというのは、非常に難しいところになります。また、病院ですので、区民以外の方も受診をされますし、ご利用されます。  ただ、救急については、お断りはしていただきたくないということで、一旦受け止めていただけるように、区として区内の医療機関、しかも二次救急の医療機関に支援をするという制度になっております。 ◆かいべとも子   そうしますと、今後感染拡大がさらに増えて、不足する事態が見込まれたときには、これは今後増やすという方法もあるんでしょうか。 ◎保健所長   可能性としてはゼロではないと考えております。ただ、区民の方も都内のほかの医療機関にもお世話になっていることもありますので、まず私どもの考えとしては、救急で区内で受診できないという事態は避けたいと思いますので、救急を受けるところについては、感染症に十分配慮した体制で診療していただけるように、この支援金をご活用いただきたいと考えております。 ◆かいべとも子   この130床のうち、現在の利用率というか、利用床の数は分かりますでしょうか。 ◎保健所長   現在利用しているかというところでは、なかなか把握は難しいんですが、今、区民で入院をされている方は70人いらっしゃいます。 ◆かいべとも子   そうしますと、この130床から70が埋まっているという理解でよろしいんでしょうか。 ◎保健所長   すみません、区内の病院だけではないので、新宿のほうですとか、文京のほうですとか、多摩のほうですとか、いろんなところで入院をされております。区民で入院されている方が70人ということになります。 ◆かいべとも子   要は70人、板橋区民ですけども、板橋区の病院に70人入院しているということではないという理解でよろしいですか。 ◎保健所長 
     はい、そうでございます。 ◆かいべとも子   そうしましたら、産業経済費について確認をしたいんですけれども、今回商工業の振興経費として、キャッシュレス決済事業者とコラボして、区内の小規模店におけるキャッシュレス決済の利用によって、20%の還元を受けられるキャンペーンを実施されるということなんですけれども、このキャッシュレス決済事業者というのは、もう決まっているんでしょうか。 ◎産業経済部長   これから事業者のほうの選定を行う予定でございます。事業といたしましては、10月、11月の2か月間を予定しておりますので、8月中にはキャッシュレス決済、よく聞いているところですと、PayPayさんとか、auさんとか、LINE Payとか、いろいろありますけれども、そこの中の事業者さんのどなたかと契約をさせていただくということで、準備を進めたいと考えているところでございます。 ◆かいべとも子   そうしますと、1者に限られた事業となるんでしょうか。 ◎産業経済部長   他の自治体でも実施している場合は、やはりどなたかの1者の事業者さんにシステム的に統合といいますか、処理をしていただく必要がございますので、たくさんの事業者さんとということにはならないです。実際上は、ご承知の方もいらっしゃると思いますが、やはり決済の手数料ですとか、または、現金化するのに少し、通常の一番早いところですともう翌日、それから、例えば3日後であるとか、そういうふうに事業者さんによってやはり構築されている制度が分かれておりますので、それは利用される方、それから、いわゆる商店のほうもいろいろと混乱をする形になりますので、私どもとすれば1者で、どちらかに統一して実施をしたいと考えているところでございます。 ◆かいべとも子   ありがとうございます。  そうしますと、この20%の還元というのは、幾らまでとか上限があったりするのか、それとも自分が利用した金額のあくまでも20%になるのか、いかがでしょうか。 ◎産業経済部長   こちらの経費といたしましては、20%の還元ということで、現在うちのほうで、総額で2億4,000万円を計上させていただいております。実際に利用される場合には、1回当たりの決済の上限といたしましては、2,000円と考えております。単純にいきますと、1万円を利用された方ですと2,000円のキャッシュバックがあると。1万円を超えた利用があっても、最大でも2,000円となります。  それから、月当たり何回か当然利用されますので、その場合には月の上限として5,000円と考えております。逆に言いますと、1か月当たり2万5,000円までいろいろなお店で使われた場合に、最大で20%で5,000円の還付ということですので、月当たり2万5,000円以上利用されても、上限としては5,000円までということで、今、制度設計をしているところでございます。 ◆かいべとも子   ありがとうございます。  それと、板橋バルの事業もご利用され、仕組みを使われるということなんですけれども、このプレミアム率が50%と伺っているんですけども、これの詳しい利用の仕方とかをご説明ください。 ◎産業経済部長   いわゆる今までですと、よく区内共通商品券、これにプレミアム率を乗せているケースで、今まで私どもがやらせていただいておりましたけれども、今回はこのバルのチケットにつきましては、いわゆるスマホ等で使える電子の商品券的なものを考えております。  こちらの事業者さんのほうも、これから選定をする予定ですが、こちらにつきましては、1冊当たり3,000円、1枚500円のものを6枚つづりということで、こちらを今予定では2万冊分発行したいというふうに考えております。  これをお一人2,000円でお売りすると。要するに3,000円のクーポン券を2,000円でお売りして、1,000円分は区のほうがいわゆる経費として上乗せをするという形で考えております。お一人当たり、いわゆる商品券のときもそうですけど、上限を設けていますので、今考えておりますのは2,000円のバルチケット5冊、お一人当たり1万円までという形で実施をしたいというふうに考えているところでございます。 ◆かいべとも子   その販売方法については、どのような仕組みでされるんでしょうか。 ◎産業経済部長   販売方法ですが、今までですと、例えば商店街連合会さんですとか、そういったお店で印刷をした商品券を販売しておりますけれども、やはりこれはキャッシュレス決済と同様に、極力密にならない、また、対面での販売であるとか、金銭の授受ですとか、そういった形の部分でのいわゆる一定の経費がかかってくるものもあります。そういったものを今回防止すると。または、経費かからないようにということで、電子上でやりたいというふうに思っております。  単純に言いますと、スマホを持っていて、いわゆるアプリをダウンロードするように、一定のホームページのところから3,000円分のチケットをダウンロードすると。そうしますと、画面上に6枚分チケットが載っていますので、利用されたいお店に行って、じゃ、1枚500円の分で、例えば食べ物がこれであるとか、または、テイクアウトも今回は対象にと思っていますので、1,000円分のテイクアウトをしたいとなると、2枚分の1,000円ということで、そのチケットが画面に表示されているものをお店のほうでチェックといいますか、手でタッチをすると、1回使ったことになります。それが6枚から、例えば1枚使えば5枚とか、4枚とかということで減るようになります。  ということで、事前に販売をしたりとかということではなくて、あくまでも今言ったような電子上で、いわゆるインターネットを介した形での方法で、極力省力化と、それから、いわゆる今のコロナのこれからのことを考えますと、対策としてやっていく必要があるだろうということで、新たな仕組みとして今回導入したいと考えているところでございます。 ◆かいべとも子   ちょっと慣れないから、なかなかうまく利用者とお店がいくのかなという、ちょっと心配はありますけども、ぜひその辺、分かりやすく周知徹底していただければと思います。  それと、最後ですけども、今コロナに対して、東京都のほうは感染防止徹底宣言として、コロナウイルスの感染防止のシールというんですか、みたいなものを飲食店なんかの場合にはお店に掲示するんですけども、こういうバルを区で推進するというときには、やはりそういう部分も意識をして取り組んでいらっしゃると思うんですけども、特にその点について、商店街とか飲食の方々へ、都の事業ですけども、区として何か徹底をされるのか。いかがでしょうか。 ◎産業経済部長   既に東京都さんのほうで一定の個店、お店で感染症の対策を実施している場合には、ステッカーが掲示できるということで、ホームページから同じようにやはりダウンロードするというのがあります。これについては、既にもう先週、私どもで各商店街さんのほうに、こういう対策をしている場合には、ダウンロードして掲示できますよと。ぜひ対策を取っていただいて、活用してくださいということで、ほかの周知の部分と併せて実施をさせていただいております。  ただ、今回キャッシュレス決済、それから、バルチケットということで、これから事業者さんと契約をして、各事業で既に使っているところはいいんですけども、キャッシュレス決済やっぱりやりたいと。2か月間でもいいけど、やりたいという方については、全部募集をかけて、それでそれぞれ登録をしていただくということで実施をいたします。  そういった場合には、必要な注意書きですとか、そういったものをお送りしなきゃいけないので、その中で今、委員がおっしゃられたようなステッカーですとか、または今、いろいろアプリで追跡っていうんでしょうかね、利用されると何かそこのお店で感染症が発生したという場合にはメールが来るというような、そういったアプリも国、それから、東京都も実施をしております。こういったところのPRも併せて、ぜひ感染症対策をきちっと取っていただいて、それぞれの事業にご登録いただいて、ご利用なり、お店のほうの活性化につなげていきたいというふうに考えておりますので、その辺につきましても、きちっと周知をさせていただきたいと考えております。 ◆かいべとも子   ぜひ産業振興とともに、この感染症拡大の防止とセットで取り組んでいただくことを要望して、終わります。 ◆荒川なお   まず最初に、文化・国際交流推進経費のところでお聞きしたいんですけども、先ほどもあったアーティストバンクいたばしというのは、これは先ほど聞いたんですが、あまりちょっとどういう活動というか、具体的な感じというのがちょっと分からないし、区民の皆さんなんかまだ本当によく知らないところなんではないかなと思うんで、ちょっとまずここがどういう目的とか、ちょっと具体的なところをまずお願いします。 ◎区民文化部長   アーティストバンクいたばし、これは今年の6月1日から募集を始めたんですけれども、これは財団のほうでやっております。板橋区にゆかりのある文化・芸術家、こちらを登録させていただいて、それを区の文化・芸術を支える資源、人材を区のほうで把握するとともに、区民にそれを紹介していく、こういう芸術・文化活動をやっている方いらっしゃいますよということを紹介することによって、そういうことをやっているんだったら、ちょっと連絡取って、うちのほうで活動してもらおうかなとか、そういう活動につなげていただくというようなことを、その登録アーティストの情報を広く区民にホームページで公開するということで、アーティストの活動の機会を確保していくと。それと区民の文化・芸術に触れる機会を増やしていくんだと。そういう目的で始めたものでございます。 ◆荒川なお   今回、動画を募集して事業をやっていくということですけども、これ動画を、じゃあ今言ったように見せながらとか、ちょっとどういうやり方なのか分からないんですけれども、紹介しながら今後の仕事のオファーにつなげていくということでいいのかということと、あと先ほど板橋にゆかりがある団体ということだったので、そうすると、かなり幅広いのかなというふうにも思うんですけども、逆に芸術的なそういうものは持っていても、動画とかの撮り方とか、結構難しかったりするので、そういうところとかの支援とか、そういうものまでは考えて、ここの事業の中に入っているのか、ちょっとそこもお聞きしたかったんですが。 ◎区民文化部長   まず動画の中身ですけれども、これはまずどういうものを区民に紹介をしたいのか、あるいは見せたいのかという企画を出してもらいます。いきなり動画を出してもらうんではなくて、こういうものを考えていますよというものを出していただいて、それを審査して、それならばということで、審査に通ったものについて動画を作ってもらうということです。ですから、自分たちの活動の紹介であったり、あるいは本当に活動をやっている公演そのものであったり、あるいは美術家であれば、絵なり作品、そういうものを時間を取ってやっていくというような、それぞれいろいろとやり方はあるんだと思います。そういうことなので、まずそういうことで動画というものを募集をして、企画から募集をしていくということ。  その撮り方ですとか、そういうものについては、それをご指導するというようなことは考えておりませんけれども、ある程度のサジェスチョンみたいなことは文化・国際交流財団のほうでできるのかなというふうには思っております。 ◆荒川なお   ちょっと私が聞いた話と違ったんですが、動画とか、例えばそういう動画については、そのまま、この経費に、すみません、確認なんですけども、たしか聞いたところでは、10万円、これ1アーティスト、1作品についてですかね、10万円でしたか。すみません、ちょっとそこも確認させてもらってもいいですか、すみません、まず。 ◎区民文化部長   アーティストバンクに登録をしていただいた方、団体でもいいんですけども、その団体について、1団体1つの企画を出していただくということがまず基本でございます。ただ、100の動画を予定しておりますので、万が一100に満たない、募集期間中に100に満たないような状況があれば、再募集ということになりまして、その場合には改めてまた同じ団体からということもあり得るのかなと、それは状況次第で考えていきたいと思っております。 ◆荒川なお   今答弁があったその100アーティストを超える、私なんかからすると、先ほどだとゆかりのある団体ということですから、例えば板橋区民じゃなくても、何年か前に板橋区で何か活動をやっていたとか、そういうことも全部含まれるわけですよね。これ100っていうのは、想定として、今答弁されたように足りないかもしれない、私はそういうことが本当にあるのか、超えてもおかしくないんじゃないかなというのを思っているんですが、ちょっとそこについての認識も最後にお願いします。 ◎区民文化部長   実は東京都で同様のスキームで実施をしておるんですけれども、これがもう1日であっという間に枠を超えてしまうような、そういう募集状況だったということでございます。  ただ、板橋区の場合には、このアーティストバンクいたばしをかませていると。関係させているということで、それは少し絞れるのかなと思っています。  このアーティストバンクいたばし、先ほど説明ちょっと漏れましたけれども、これは文化・芸術をもって収入を得ている人たちを登録するということになっておりますので、言ってみれば趣味でやっていらっしゃるような団体、個人活動家については対象としないということになります。  したがって、収入を得て、文化活動、芸術活動をして収入を得ている方が、その活動機会を失ったということに対するそういう支援ということになりますので、そういう意味では、ある程度限られるのかなというふうには思っているところでございます。  ただ、おっしゃるように100を超える応募があった場合には、これも東京都と同じスキームでやるんですけれども、最初にくじ引というんじゃないんですけど、まず最初に選定を、抽せんですね、抽せんを最初に行わせていただくということにさせていただきたいと考えております。 ◆荒川なお   今絞っていけるということでしたけども、私なんかからすると、やっぱり今いろんな方から、やっぱり今まで収入があって、この半年、半年はたたないか、4か月、5か月ぐらいで収入が途絶えている、もしくは相当減っているという方がいる中で、板橋区は絞るっていう発想でいいのかっていうのは、ちょっと今の答弁で気になったんで、やはりちゃんとより多くの人たちにそういうものがもっと届くという発想がなければいけないんじゃないかというふうに思うんですけども、そこについても再度答弁をお願いします。 ◎区民文化部長   10万円という額は、やっぱり東京都と同じスキームの額というふうになっております。その額の中で、どれだけのものがやれるかということを考えたときに100件程度で、財団の体制等も含めまして考えると、そんなものなのかなというふうに思っております。  広くもっともっとやればというお話は分かるんですけれども、財政的な考え方、それから、審査員にお願いをしなければいけないということも含めますと、そうそう数は難しいのかなというふうに思っております。  あとは、動画は財団のホームページを通じて配信をしたり、ほかにもいろいろやるんですけれども、そういったことも考えましても、そうそう100件程度の数というのがちょうどいい数字かなというふうに思っているところでございます。 ◆荒川なお   先ほど100件超えたらということもやっぱりきちっと想定していかなきゃいけないと思いますし、今回はちょっと収まってしまうのかもしれませんけども、そうすると、今後第3回定例会とか以降にあるのか分かりませんけども、第5号補正とか、ちょっとそういう中でも、もっとこの国際交流支援経費というところでは、きっともっと想定も必要なのかなと思うんですけれども、ちょっと今後についても、最後この分野で聞きたいんですけど。 ◎区民文化部長   まず、今回9月に募集をし始めまして、10月中には動画の提出を求めていくということになります。その状況を見ながら、さらなる補正をするのかどうか、また、来年度にはこういった活動休止といいますかね、活動の制限も解除されるんだろうというふうに思っているところなので、できるだけ生の公演を見ていただくのが一番かなというふうに思いますので、そういう意味では、そういった感染の状況も踏まえつつ、あるいは今回の実施をしてみた声、こういったものも聞きつつ、次の段階について検討をさせていただければというふうに考えております。 ◆荒川なお   あと、次に産業経済費のところ、先ほどかいべ委員からも少しあったんですけども、これキャッシュレス決済事業と板橋バル事業について、ちょっとそれぞれこれ事務経費というんですか、事務的なところでどれぐらいかかるのかというのをまずちょっとお聞きしたいんですけど。 ◎産業経済部長   まずキャッシュレス決済のほうでございますけれども、金額といたしましては、先ほど申し上げたキャッシュレスの還元金に2億4,000万円組まさせていただいております。それ以外にキャッシュレス決済の業務委託ということで、事業者さんのほう、これから選定になりますけれども、させていただきます。そこには事務費ですとか、コールセンター、こういったPR経費ということで、約1,100万円ほど経費を計上させていただいております。  また、事務処理としては、職員のほうも時間外が関係ありますので、必要になりますので、こちらのほうで180万円の職員の人件費を計上させていただいております。  また、バルチケットのほうでございますが、バルチケットのプレミアム分といたしましては2,000万円、それから、やはりこちらも事業者さんをこれから選定いたしますが、業務の委託としまして、運営、PR、それから、店舗の募集、コールセンター、こういった経費で約1,500万円ほど計上させていただいているところでございます。 ◆荒川なお   それで、先ほどもちょっと気になったんですけど、バル事業のほうでスマホで電子というところですよね。それでこれまでも板橋バルというのは定期的に、ちょっとどのぐらいの単位だったか忘れましたけど、やっていて、電子決済というのが必ずしもお店として、今までそうじゃないやり方を、今までやっていたところにもこれ多分声をかけていくことになると思うんですけども、スマホで電子決済、やっているところもあると思うんですが、そうじゃないところ、ちょっとそれじゃ今やれない、今まで紙ベースでやっていたところもあると思うんです。ちょっとそういったところは、実態として把握されているんですかね。そこについてもお願いします。 ◎産業経済部長   これまでのバルチケット事業ということで、区内ですと、昨年、令和元年度ですけども、区内の7つの商店街さんのほうで1月から3月にかけて実施をしております。このときには、合わせまして155店舗が参加をしております。飲食店だけではなくて、例えばお総菜屋さんであるとか、それこそ和菓子屋さんですとか、そういったところも入っております。  これはこれとして、今、商店街連合会さんのほうでは、時期的なものもありますけれども、個別に別個に検討はしております。これは区のほうでも全体的に商店街連合会さんのほうにいろいろな経費ということで補助金も出しているところもありますけれども、そういったところを踏まえて、商店街連合会さんのほうでそれを今までと同じやり方というものも、別途検討はしております。  今回私どもがやらさせていただきたいのは、先ほど来から申し上げているように、新しい生活様式ではないですけれども、今後ということを考えると、そうしたチケットレス、または電子決済、こういったものの普及も必要だろうというふうに考えております。  私どもはそことかぶらないように、今予定としては12月から1月までの2か月間、商店街連合会さんのほうは、通常今までですと1月から3月ぐらいまでということなので、そこが少しかぶるかもしれませんけれども、うまく連動するようにといいますか、そういった形で事業者さんについては、今までバルチケットに手を挙げていた事業者さんもそうですし、今まで手を挙げていなかった事業者さんも、ぜひ参加していただいてということで、私どもとしては、今150のお店が利用されていますけど、倍の300ぐらいがご利用になっていただいて、この事業に事業者さんを応援するのと、そこを利用するということで区民の方ですとか、またはそれを区外からも来ていただいて、利用していただくというふうなことで、消費喚起にもつなげていきたいということで、今考えているところでございます。 ◆荒川なお   ちょっといっぱい答弁いただいたんですけども、そうすると、今、今回の事業ではなかなか電子決済が難しいところ、またあと、これから声をコールセンターとかで業者を広げていく、店舗を広げていきたいということだったんで、そういうやり方で、やっぱりそういうところから漏れてしまう、長くやっているところとか、ご高齢な方で店をやっているところとか、あとよりそういうものが、電子決済というところに縁遠いといったらあれですけども、難しいというところは、今回の事業では漏れてしまい、ほかの事業でということでいいんですか。その辺、再度確認します。 ◎産業経済部長   すみません、私の答弁が的確でなくて申し訳なかったんですけど、今までのバルチケット事業は確かに紙で、冊子を作って、それを利用される方がお店に持っていって、じゃ、これを頼みますということでやっていました。  今回のバルチケット電子化している部分については、お店のほうは一切、何らかの電子的な作業をする、電子的なといいますか、仕組みを事前に用意する必要はないです。利用される方がスマホ上でダウンロードした電子のチケットをお店に行って見せて、お店ごとにそのお店は500円でこういうメニューがありますよというのを見ながら、私これ頼みますと言ったときに、お店のほうはそこを手でチェックをしてあげると。そうすると、使ったということで消し込みが入るというふうになります。  なので、お店側は全然、何らかの初期経費ですとか、運営の経費を持つことはないです。バルチケットをやる事業者さんが、そのシステムを構築していますから、そこでどこのお店で何枚使われたか分かりますので、そのお金を後で事業者さんのほうから、区が実際上はプレミアム乗っけているわけですけど、それを後からその事業者さんにお支払いするというような方法になります。 ◆荒川なお   ちょっと分かりにくいというか、今のだけでどうなるかというのもあるので、そこはしっかりと区民に伝えていきたいというふうに思います。  あと、すみません、先ほども衛生費のところで、今回は100床と合わせて130床というところでついているんですけども、今はやっぱり医療の問題とか、もっとこの検査の体制の強化というところでは、いろんな方からもっとこういうふうにしてほしいというところは求められて、今回これ1つついているんですけれども、もっとさらにいろんなものをつけていくという、検査のこととか、もうちょっとこれ以外のこととかっていうのは考えていなかったのか。あと、これ今後5号補正があるときとかに、どういうことを考えているのかというのも最後お聞きしたいです。お願いします。 ◎保健所長   保健所長です。  最初の補正で、非常に多くの補正額をつけていただきまして、手続のほうが進んで、今それぞれの医療機関にお届けができるような状況でございます。この先、第2波と言われるような状況のときに、さらにどんなものが必要になるかというところは、まだ見えないところがありますので、また必要になったらお願いをする予定でございます。 ◆荒川なお   今、第2波の状況が見えないという状況でしたけども、例えばそのPCR検査数であるとか、そういったものが今いろいろ問題になってくるわけですけども、そういうものが足りているとか、そういったところは、今はもう板橋区としては十分というところでいいんですかね。ちょっとそこだけ聞きたかったんで、すみません。 ◎保健所長   PCR検査が十分かということでのお尋ねです。  やりたい人ができるほど十分という状況ではありません。ただ、必要な方には受けていただける状況は、今のところ確保できていると、保健所としては考えております。 ◆間中りんぺい   お願いします。
     私も総務費のところから、まず聞きたいですけれども、100アーティストに10万円で1,000万円ということで、予算が1,500なので、500万円が事務費なのかなというところで見ています。  それで、採用された作品に対して10万円ということなので、審査員が当然置かれるんだと思うんですけど、審査員にどのような方が置かれるのかということと、その方に謝礼が出るのかどうか、この500万の事務費の中からその謝礼のようなものが支払われるのかどうか、その点について、まず伺います。 ◎区民文化部長   この1,500万の内訳について、若干ご説明が必要かなというふうに思っております。  今回動画配信、募集をして動画配信をするというそのスキームが1つと、もう一つ実は考えておるのがありまして、この動画募集とは別に、この登録アーティストが無観客、あるいは定員制限で行う公演、イベントに対して、区が委託をして動画を撮って、それを1時間程度にコンパクトにして配信をすると。それを考えております。それが10公演程度予算をつけておりまして、その分で300万の予算を計上してございます。  したがいまして、動画に対する支給で1,000万、動画撮影委託、放映依頼等で300万、残りの200万で事務費、それから、おっしゃるように審査員に対する謝礼等々を考えてございます。  それから、審査員につきましては、区内の文化人、アーティスト、あるいは文化・芸術に知見のある人物、3名程度を考えているところでございます。それも区の基準に沿った謝礼という形で考えているところでございます。 ◆間中りんぺい   分かりました。  集めた動画で採用したものを当然活用しなければいけないと思っていたので、今そんなふうにしてまとめて10公演ぐらいで活用するということですよね。その作業は、集まった、採用された動画をまとめて一つの映像にするのは、委託をした事業者さんにお願いをするということで合っていますか。 ◎区民文化部長   その公演を撮って1時間程度にするというのは、すみません、1つの公演を1時間で撮るという、そういう趣旨でございまして、それが10公演分予算を計上しております。それは財団がこういうことでやりませんかということで、団体側とお話をして選定をしていくというスキームが1つあります。  それとはまた別個に、まず先ほども質問がありましたけども、企画から募集をして、そんなに長い動画ではないというふうに思っておりますけども、それを企画が通ったら撮ってもらって、それを区のほうに出してもらう。それを100本分こちらで受け取って、それを配信していくということになります。  その100本の動画と10本の公演の動画、それを別々に配信をしていくという、そういう考えでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆間中りんぺい   はい、分かりました。ありがとうございます。  次に、福祉費の商品券給付事業経費について伺います。  この予算が12億5,700万円ということで、今回国から来る地方創生臨時交付金の額で考えると、ほぼ全てというか、多くの部分をこの事業に充てているということになります。今回の交付金の多くの部分をこの商品券給付事業に充てた区の考え方、これにほとんど使おうと思った、区の考え方についてお聞かせをいただきたいと思います。 ◎財政課長   予算編成の関係からのお話でご答弁をさせていただきたいと思います。  私ども確かにおっしゃるとおり14億ほどの地方創生臨時交付金のうち、12億をこちらの事業で使わせていただくという形になりました。  各部に私どもいろいろ事業の提案をいただく中で、集まってきた中でどの事業を採択すべきかというところは、財政のほうで最終的に判断をさせていただいておりますけれども、やはり最終的に今コロナ禍という状況の中で、低所得者の方が非常に生活の部分では困難を極めているのかなという部分の判断の中で、広く低所得者に対する給付の事業を検討するべきであろうという判断の中で、こういった、それに併せまして区内における消費の喚起という部分、下支えという目的もこの商品券を給付するということで、2つの目的が達成できるという判断の下で、私どもこの事業を採択したという状況でございます。 ◆間中りんぺい   低所得者と活性化ということで、そこは理解をいたしました。  ただ、その低所得者の中で、今回は住民税に対する均等割の非課税者ということで事業を組まれていますけれども、均等割でなく所得で計算する考え方もあると思うんですね。今回均等割にしたその理由というのは、どのようなところにあるのか、お願いします。 ◎福祉部長   住民税につきましては、今ご指摘のとおり均等割と所得がございますが、このうち均等割のほうがより条件が厳しいということがございます。ですので、やはり一定の収入を得ていないこの均等割の非課税の方をより厳しい状況というふうに判断をいたしまして、均等割非課税というふうな対象とさせていただいたところです。 ◆間中りんぺい   これは所得で考えると11万人という対象者は変わりますか、どのぐらいになりますか。 ◎福祉部長   数値的には把握していないところです。 ◆間中りんぺい   分かりました。均等割で考えるということなんですね。  今回、生活保護世帯も支給の対象として入っています。もちろん生活保護世帯に渡すことの是非を別に言うつもりはないんですけれども、これについても議論があると思うんですね。コロナの影響で経済的に大きな影響があった方に、収入減の影響の大きい方を対象とするというのが一義的にあると思うんですが、その収入減ということで考えると、生活保護世帯は除かれると思います。  今回は、この生活保護世帯も対象とした、含めたというところについての区の考え方はどのようなものだったのか、お聞かせください。 ◎福祉部長   今回、生活保護世帯についても対象とさせていただいております。生活保護世帯につきましては、確かに最低限度の生活の保障はあるところでございますけれども、やはりこのコロナの影響というのは、どの世帯にも家計への影響というのがございます。これは生活保護世帯も同じというふうに考えておりますので、対象とさせていただいております。  また、国の特別定額給付金につきましても、全ての方を対象としておりまして、国は収入認定しないという、生活保護世帯において、この給付金を収入認定しないという方針で、方針を示しております。  こういったことを踏まえて、区としても今回の事業につきましては、生活保護世帯を対象とさせていただいており、なおかつ収入認定についても除外していただくよう、国にお伺いを立てていく予定でございます。 ◆間中りんぺい   国の方針に倣う、沿うということはもちろん理解はあるんですけれども、今回のこのようなお金の使い方に関しては、国の方針が基準になっているのは、もう全国的な状態だと思うんですね。地方もあって、都市もあって、離島もあって。でも、板橋区の場合には、板橋区のもちろん対応ですけれども、板橋区のことだけを考えればいいと思うので、国にとって基準となるものと、板橋区にとって基準となるものは、これはまた別に考えられると思うので、板橋区の中で本当に必要な方というふうに考えて、やっていただくべきだと思うんですが、それはそのようにして考えていただいたということで、認識でよろしいですか。 ◎福祉部長   今回のコロナで様々影響を受けている方がいらっしゃることは、承知しております。減収世帯も多くいらっしゃるということで、区としてもいろいろな支援策を講じているところでございます。  今回、迅速に支援を行う、低所得者に対して迅速に支援を行うということで、このようなスキームにしましたけれども、今回の要件に入らない減収世帯等につきましては、各種支援策がございますので、ご相談を受けながら、適切な支援をきめ細かくしていきたいというふうに考えております。 ◆間中りんぺい   分かりました。ありがとうございます。  あと、最後ちょっと板橋バルのところで、板橋バル事業の仕組みを利用したプレミアムチケットのところで気になったことだけ確認をさせていただきたいんですけれども、これはスマホのアプリの中で使える店一覧とか、使える店マップみたいなところまでやるのかなと思うんですが、お話を聞いていたら、大分仕組みの内容まで具体的なところが決まっているようなので、もう既にほかの自治体で例えばやられているような既存の仕組みを利用したものなのか、もしお答えいただけるようであれば、どういった仕組みなのか、既存のものなのか、お聞かせいただきたいと思うんですが。 ◎産業経済部長   実際には、いろいろな事業者さんがやはり各自治体で取り組んでいるところはあります。いろいろな事業者さん、うちのほうも特にコロナだからということではなくて、今後のやはり産業政策の中でどういうふうに事業を展開していくかということで、新しいこういった仕組みをぜひ区内の事業者さんにも活用してもらいたいというところもありましたので、ご提案いただいているところも何社かあります。  そういった中では、ほかの自治体で同様にそういう仕組みをもうつくって、実施をされているところもあります。私どもで調べたところでも、これちょっと遠いですけど、鹿児島のほうの霧島市であるとか、そういったところもやっています。地方の自治体でも結構やっているので、いろんな事業者さんがこういうシステムを持っています。その中で最終的に事業者の選定をさせていただいて、実施をしたいというふうに思っています。  要は、アプリでダウンロードするときには、通常ですと皆さん、クレジットカードとか使う場合でも、皆さん口座から後から落ちるというふうな仕組みありますよね。ということは、最初から3,000円のチケットをダウンロードする時点で払って、先払いしているという状態です。それに、あと区のほうから上乗せ分がありますので、それを決済権者といいますか、構築した事業者さんのほうで、どこのお店で使ったかが分かりますので、それと区のほうのプレミアムを乗っけて、後からお店のほうにお支払いする、入金するというような方法、結構いろんなところで今、始まったばかりだとは思いますけど、実施をされているのかなというふうに考えております。 ◆間中りんぺい   開発まで1からやるとすると、すごい多額の費用がかかるんじゃないかなと思ったので、そういうことではないということですよね、今回のために。  あと周知についても1点確認なんですが、先ほどの答弁だと、商店街連合会150店舗参加している、今板橋バルも300店舗ぐらいまでということでという話もありましたけれども、商店街連合会の加盟店を対象としているのか、そうではないのかというところについて、伺います。 ◎産業経済部長   今回のバル事業につきましては、事業者さんのほうで店舗の募集のほうも一緒にやっていただきますので、商連さんに加盟していないお店であっても、ご応募いただければご利用できるようにということで考えているところです。 ◆間中りんぺい   なかなか商連加盟店以外だと、届きにくいところがあると思うので、そこは工夫をいただいて届けてほしいなというふうに思います。  最後、プレミアム率50%ということで、3,000円のチケットが2,000円で買えるから50%だと。ちょっと聞いたんですけど、内容を忘れちゃって、これ普通に考えたら、何か2,000円が1,000円だと50%だって分かりやすそうな気もするんですけど、3,000円のものが2,000円で買えるから50%だというのが、もう一回ちょっと教えてもらえますか。 ◎産業経済部長   お買い求めいただく際には、1冊3,000円のチケットということで販売をしますけれども、実際に買われる方としては2,000円で買えると。2,000円で買って3,000円使えるということで、その差額の1,000円分がいわゆる50%のプレミアムということで、区のほうが負担をするということで考えております。  今までの商品券ですとか、そういったところも同様にプレミアムということで、上乗せをしてお支払いするということで、ご利用を今までいただいているところです。 ◆間中りんぺい   ちょっと分かりにくいけど、いいです、終わりで。 ◆おばた健太郎   よろしくお願いします。  まずちょっと全体の話なんですけども、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で14億と。それに対して、財政調整基金が2億6,000万という額なんですけれども、大半がこの交付金ということなんですけれども、この繰入金をこの額にした理由といいますか、これを全額にすることはできなかったのか、できないというところもあるとは思うんですけれども、そこをちょっとご説明、再度お願いしたいと思います。 ◎財政課長   私ども各部のほうからご提案をいただいた事業を査定していく中で、やはりこの全ての事業につきましては、今回の交付金の目的にも合致している事業である。それから、大規模な商品券給付事業についても12億円で、対象者についても必要であろうという判断の下で、最終的に17億ほどの予算が必要であろうという判断をさせていただきました。  その中で、どうしても不足が出てくる。これについては、やはり財政調整基金で対応しながら、国の交付目的に当たる事業を実施していくべきであろうという判断の下、財政調整基金から2億6,000万を繰り入れた次第でございます。 ◆おばた健太郎   そこの財調については、もう致し方ないという、その交付金の対象にはどうしてもならないというご判断ということでよろしいんでしょうか。 ◎財政課長   私どもは、やはり今回国からいただいた14億6,900万円のうちに本来であれば収まれば一番よろしいんでしょうけれども、各種ご提案をいただいた事業を査定していく中で、やはりどうしてもこれは実施していくべきだと。そのために合計をしますと17億ほどの予算が積み上がってきました。そういった中で、どうしても不足が生じたものにつきましては、区の財源を使わざるを得ない、そういった判断の下、2億6,000万を財政調整基金から繰り入れたという状況でございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。  それでは、個別のところで少しまたお伺いしたいんですけれども、総務費の部分で、これまでも幾つかご質問があるんですけれども、まず現在のこのアーティストバンクいたばしの登録の件数は何件でしょうか。 ◎区民文化部長   昨日の段階で、13団体が登録をいただいております。 ◆おばた健太郎   100団体を想定して、今13ということでなんですけれども、これ同様に東京都の事業でアートにエールを!という事業が行われたわけですけれども、ご承知のとおり、あの事業はトータル4,000件を募集したところ、1日で1万6,000人が登録をしたという、非常に人気というか、あっという間に募集が終わってしまったわけですね。ということを考えますと、現時点でこのアーティストバンクいたばしは、その紹介をしますよということで募集していると思うんですけれども、これ実際に例えばこの支援金として10万円を給付するということになると、これはやはり100団体では済まないのかなと。非常に多くの方が登録されるのかなというふうに思うんですが、これ先ほども少し答弁があったんですけれども、再度この東京都の状態を踏まえて、どのようにお考えかお願いいたします。 ◎区民文化部長   東京都のアートにエールを!、おっしゃるように1日でかなりの応募があったというふうに聞いているところでございます。  今回、板橋区のほうで実施をするということの中で、やはりまだ13団体というのは、この10万円の支援金が予算も通っておりませんので、表に出ておりませんので、そういうことになったらかなり増えてくるということも予想されるところでございます。  そういう中では、財政的な状況もありますし、それから、審査員に何千件も審査をしていただくというのは、なかなか大変だというところもあって、今回はこの100件ということに抑えたというところでございます。  そういう意味で、やはりまだまだというところがあるかもしれませんけれども、その辺につきましては、様子を見ながら次の手が必要なのかどうかというところは、見極めさせていただければと思っております。 ◆おばた健太郎   しかし、東京都は4,000件と言っていて、ただ1万6,000件、その当日にあったから1万6,000件は認定しますと。4,000件を超えるんだけれども、1万6,000人でもご応募いただいたと。それは状況からすると当然このコロナウイルス環境下で、非常に困窮しているアーティストを支援するという目的のために、その4,000件を当初は想定していたけれども、1日で募集が終わったから、1万6,000人は認定しますよというふうにしたわけです。  となった場合に、板橋においても、例えばこれ本当に単純計算で東京都が1,000万人として、板橋が50万人、1万6,000件と考えると、単純に計算すると、板橋区でいうと大体800件ぐらい来るような感じになるわけです、単純計算ですけどね。その場合、例えば100件を想定していて、800件来ましたといったときに、これは抽せんですというと、ちょっとこれはどうかなとやはり思うんですね。  今これは予算で構わないんですけれども、今後もこういったことがあった場合には、当然ここは、最初の100人だけですよということではなくて、追加で当然検討していくということが必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎区民文化部長   何か何度も説明して申し訳ないんですけども、100件というところについては、審査員の状況ですとか、財政、予算の状況などから、100件とさせていただいたというところでございます。  100件を超えた分については、東京都も全部ということじゃなくて、やはり審査といいますか、まず抽せんを行ってというふうに聞いているところでございます。  今回前提としてアーティストバンクいたばしに登録をいただくということをお願いするわけでございまして、ちょっと口幅ったい言い方をすれば、その登録をしていただくことによるメリットというのも、実はあるというふうに考えてございますので、そこのところをまずご理解いただいて、抽せんに漏れた場合でも、今後の登録、それから、ホームページの紹介というところも考えておりますので、ぜひそのところはご理解をいただければというふうに思っております。 ◆おばた健太郎   ぜひともご検討いただきたいなというふうに思います。  それから、ちょっとアーティストバンクいたばしの広報についてなんですけれども、これ私の知り合いの方が、私がこういう話があるということで登録できますよとお伝えしたんですが、これなかなか見つからないんですね、ホームページ上で。なかなか調べても、文化・国際交流財団ホームページを見ても、なかなかたどり着かなくて、アーティストバンクいたばしという言葉で引けば出てくるんですけども、ちょっとそこの広報については、ぜひやっていらっしゃるとは思うんですが、もうちょっと対応をぜひお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎区民文化部長   当然財団のホームページに載せているというところでございまして、それから、財団の広報誌「ふれあい」ですか、そちらにも掲載をして、6月1日からやっているというところでございます。見つからなかったということにつきましては、大変申し訳ないと思いますが、ちょっと状況を確認させていただいて、修正が必要であれば対応させていただければと思います。 ◆おばた健太郎 
     ぜひよろしくお願いいたします。  では、続きまして、2番の福祉費についてなんですけれども、先ほどもいろいろと経済的なというところで、スキームとして今回はというようなお話だったかなと、スキームで今回できるだけ早くお配りしたいということで、この対象にしましたということなんですけれども、やはり生活保護世帯のみならず、例えばひとり親世帯ですとか、そういった方々についても、これに当てはまらなくても困窮している方というのはやはりいらっしゃると思うんですけれども、そういった方々への給付について、どのようにお考えかというか、今回検討したのかしなかったのか、そういった点についてお答えをお願いいたします。 ◎福祉部長   今回、低所得者対象ということでスキームを組みましたけれども、ご指摘のとおりひとり親世帯は厳しい生活状況にあるということでございまして、この方々に対しましては、国も、やはり区も給付事業を行っております、既に。ですので、そういったところで支援がされているという状況を踏まえて、今回のスキームということでございます。  また、今回の対象の中にもそういった世帯の方もいらっしゃいますので、少しでも支援になればということで、今回のスキームとなっております。 ◆おばた健太郎   分かりました。  この区内共通商品券等というところなんですけれども、この等の部分について、この区内共通商品券以外にもお配りをするというようなことなのかなと思うんですけど、こちらの詳細を教えていただけますでしょうか。 ◎福祉部長   基本的には区内で消費をしていただくということで、商品券ということなんですけれども、先ほどちょっとご説明しましたように、DVの世帯の方などは区外に転出、避難されているという状況ございますので、そういった方々につきましては、区内で消費するというよりかは、ほかの形で何かお使いいただけるような工夫をしたいというふうに考えております。 ◆おばた健太郎   分かりました。  こちらの区内商品券なんですけれども、期限を設けるというように聞いているんですけれども、そちらについて教えてください。 ◎福祉部長   商品券の有効期限でございますけれども、令和3年の2月末ということで、今想定しております。できるだけ早く、非常に生活が厳しい状況があると思いますので、お使いいただきまして、また区内の消費につなげていただければというふうに考えております。 ◆おばた健太郎   お配りされるのは9月末で、期限が2月ということで、半年って非常に期間としては短いわけですけれども、意図としては区内での消費喚起をという部分を考えていらっしゃって、この期間ということでしょうか。 ◎福祉部長   ご指摘のとおり、そういったところも要素としては大きいということでございます。 ◆おばた健太郎   分かりました。  次に、産業経済費のほうで、これまた幾つかご質問がありましたけれども、先ほどのご答弁の中で、飲食以外にも和菓子ですとかというようなことを答弁されておりましたけれども、それ以外のいわゆる口に入るもの以外のお店についても、これは対象になるということでよろしいんでしょうか。 ◎産業経済部長   先ほどのご答弁をしたのは、板橋バルのほうだと思うんですね。バルのほうですと、やはり今までご利用に手を挙げていただいているところは、飲食でそこで食べられる方、デリバリーもありますし、それから、いわゆる個店で売っているお惣菜ですとか、いろいろそういう喫茶店であるとか、また、和菓子屋さんであるとか、そういったところが中心に、当然こちらにはなります。  キャッシュレス決済のほうにつきましては、通常ご承知だと思いますけれども、いろいろau Payさんとかそういったところというのは、飲食店だけではなくて、それこそクリーニング屋さんでも、薬局でも、いろんなところで使われますので、私どもが考えているキャッシュレスのほうにつきましては、広く飲食店に限らず、そういった決済方法をご利用になりたいということで募集はかけたいと考えているところです。 ◆おばた健太郎   分かりました。すみません。  次に、事業者さんと区側の作業との切り分けのところを伺いたいんですけれども、募集の部分は依頼する事業者さんのほうでやっていただくようなイメージなのか、区のほうからも応募してもらうというような、応募というか、こういうのやってますよという広報をされるのか、例えば今のこのお話、非常に画期的だなとは思うんですけれども、その場所でこういったことをやっていますよということをしっかり広報しないと、なかなか使ったことのない人だと分からないかなと思うんですね。そういった部分の、区ではこういったことまでをやるつもりです。事業者さんにこういったことをお願いしようと思うという、その切り分けはどのようにお考えなのかをお聞かせください。 ◎産業経済部長   区のほうでも、いわゆる周知用のチラシの印刷ですとか、広報での掲載、ホームページ、こういったものはやらさせていただきます。  それと併せて、事業者さんのほうで一括してキャッシュレス決済のほうもそうですし、バルもそうですけども、委託をかけますので、そちらのほうで同様に周知やお問合せ等についてはコールセンターですとか、それから、資機材が必要な場合、例えばですけど、お店でやっているということで、例えばキャッシュレスなんかの場合ですと、ここでこういうキャッシュレスやっていますよというのは、よく看板や垂れ幕やポスター掲示したりしますよね。そういったものについては、事業者さんのほうで一括で委託の中に含めさせていただいてやっていただくということで、一定事業者のさんのほうの委託経費のほうが主ではございますけれども、区のほうでもそういった必要な啓発用の経費も組んでおりますし、また、それもきちっとやっていく予定でございます。 ◆おばた健太郎   他区の事例の中でも、非常に特徴的な事業であると思いますので、例えばPayPayにしても、いろんな事業者で小っちゃいカウンターの上にやってますよっていうポップが乗っていることはあるんですけども、そういうことではなくて、やはり板橋区がやっているんだということをしっかりとPRできるように、広報を進めていただきたいと思っているので、そこをぜひお願いしたいんですけれども、お願いします。 ◎産業経済部長   その点も十分踏まえて、やっていることが分かるように、例えば一つの例かもしれませんけど、のぼりのようなものですとか、いろんなものも今やっています。この辺につきましても、実際事業者さんを決定した後、周知方法につきましては、十分やっていくということで考えていきたいと思っております。 ○委員長   おばた委員、あと残り時間3分ね。 ◆おばた健太郎   3分、はい、分かりました。ありがとうございます。  それでしたら、最後に産業経済費の、ごめんなさい、私立幼稚園の助成経費について、こちら収入減相当額ということで、一応幼稚園の2時までで、2時から6時までの分をというようなご説明が一度あったかと思う。改めてちょっとその今回の内容について、教えていただければと思います。 ◎教育委員会事務局次長   今回は、4月7日から、7日に緊急事態宣言が出されました。それから解除になったのは5月25日でございます。その2か月間につきましては、各私立園、預かり保育を中止してございます。この預かり保育を中止した分を、前年の実績に基づきまして、仮にやったときにどのくらいの実績があったかということを想定いたしまして、その差額分を今回補填するものでございます。  私立園と公立園で実際に名前が違っているんですけれども、中身については、運営費補助と利用者補助、運営費補助の補助分配が1人400円、それから、利用料補助の部分が1人450円という形で、延べ人数で計算したものでございます。それが合計になってございます。 ◆五十嵐やす子   お願いします。  私も1番の総務費のところからお願いします。  アーティストっていっても、すごく幅広いと思うんですけれども、例えば歌とかそういうものだけじゃなくて、例えばお習字なんかでも、すごい大きい半紙に音楽に合わせて書いていくとか、いろいろありますけれども、そういうものも含むというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎区民文化部長   アーティストバンクいたばしの設置要綱で、その文化・芸術、様々なジャンルがありますけれども、それについてジャンルは不問ですよということでやっておりますんで、おっしゃるように習字、書道ですね、茶道、華道も含めて、いわゆるそれによって収入を得ているということであれば、登録が可能だというふうに考えてございます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  それから、都のものと同じということでおっしゃっていたんですけれども、都の検証というのはなさっているんでしょうか。何か検証した上で、今回のものもこうやって出していらっしゃるのか、その辺ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎区民文化部長   芸術といいますと、幅が広いということで、それこそいろいろな芸術作品が出てくる可能性があるというふうに考えてございます。そういうことも踏まえますと、何でもかんでもというわけにはやっぱりいかないだろうというふうに考えてございまして、当然公序良俗に反するもの、人権を侵害するおそれのあるもの、差別を助長するようなもの、そういったものは当然に外されてくるということで、東京都はこれに加えて、政治・宗教的な主張をテーマとするもの、あるいは販売目的ですね、CMのために作ったようなものについては、それは駄目ですよということで、絞りをかけております。それについては、板橋区で実施する場合にも、同様のスキームで考えていきたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   その検証のところは、さっきほかの委員もおっしゃったような件数とか、そういうところはあまり考えずに100件ということにしたんでしょうか。その100件って決めたところ。 ◎区民文化部長   まずこの100件ということでございますけれども、東京都の状況を見ますと、なかなか100件では収まらないだろうという想定も、私どももしております。  ただ、まずそこで抽せんを行いまして100件に絞るということで、それを先ほど3人と申し上げましたけれども、審査員にやっぱりご覧いただいて、それにふさわしいものなのかどうかというところをチェックしていただくということも踏まえますと、なかなかもう短期間で審査をしていただくということになると、それぞれお忙しい先生方に来ていただいて、拘束をする時間ということも考えますと、100作品というところが限度かなというところで決めさせていただいたというのが実情ではございます。 ◆五十嵐やす子   私、こういうの、すごく面白そうだなっていうふうに個人的には思っているんですけれども、ただ、今回こうやって募集をかけて、抽せんとかいろいろチェックしてということなんですけれども、その先にあるもの、板橋区がこれから板橋区の文化とかアーティストをどういうふうに考えて、どういうふうに進めていきたいのか、ある程度そこがないと、今回この選んだりっていうのが、何かあっちにもこっちにも行っちゃいそうで、どうなのかなってそこを思うんですけれども、まずは方向性として、板橋区が何を考えているのかっていうのをちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎区民文化部長   非常に大きなテーマで、大変答えづらいところもありますけれども、まさにそこの部分を今ビジョンということで、区の方向性を検討いただいているところでございます。これについては、今年度中にまとめていくというところでございます。  今回コロナ禍で分かったことといいますか、実感されたことということについて、やはり芸術・文化、スポーツも含めてですけれども、こういったものは生活に潤いなり、彩りなりをありますけれども、与えるものだろうなということで、一番最初に削られていくものかもしれませんけれども、やはり私どもとしては欠くべからざるもの、生活に必要なものというふうに考えているところでございます。  そういったものを活動していらっしゃる方々が、コロナ禍のために活動休止を余儀なくされているということに対して、我々は危機感を持って何とかそれを支援できないかなということで、ちょっと件数としてはご不満かもしれませんけれども、そういう意味では少しでもということでやらさせていただいているところでございます。  加えて、今回アーティストバンクいたばし、これも6月から始めました。これもやっぱりそういった趣旨に基づいて実施をしていくと。これまでは文化団体連合会さんを中心とした趣味の範囲のところを支援していく部分のほうが多かったんですけれども、このアーティストバンクはやっぱりプロ、収入を得ている方々を中心に支援をしていこうという、区としても財団としても初めての取組み、当然施設の貸出し等で便宜といいますかね、活動支援をしてきているわけですけれども、こういった形でのPR、紹介ということについては、初めての取組みというふうに考えてございますので、そういうところも含めて私どもとしては文化の灯を消さないという決意をもってやっているところでございます。 ◆五十嵐やす子   昨日の夜中もたまたまテレビを見ていたら、やはり劇団がコロナの中でやっぱりどういうふうにしていくか、明かりを消さないようにということでやっているのをテレビで取材していたんですけれども、私もやっぱりおっしゃるように文化・芸術というのはとても大事なものだと思いますし、潤いとか彩りっておっしゃいましたけれども、やはりそういうところは板橋として大事にしていただきたいと思っているんです。だからこそ、今回やっぱりその辺しっかりと考えて取り組んでいただけたらというふうに思っています。  さっき、何か動画とかが10月とか何か聞こえたような気がしたんですけれども、その募集期間ですとか、最初にまず抽せんがあって、登録してからまた抽せんして、それから動画を作ってもらってということだったんですけれども、募集期間としてはどういう、何月頃にどういうことをやってというのは、今どこまで決まっているんでしょうか。 ◎区民文化部長   詳細はこれからこの事業の主催団体である財団のほうで、それと区と一緒に検討していきますけれども、大体イメージとして9月の上旬、1日から14日の2週間程度で企画書の募集を行う。それから、それを審査して10月中に動画の提出を求めるということで、11月以降準備が整い次第配信をしていくと。そんなスケジュール感を持ってやっていこうかなというふうに思っております。 ◆五十嵐やす子   例えば、最初の審査が通って、2番目の動画を作るときというときは、やっぱり場所がある程度必要だと思うんですけれども、区の施設を例えばそういう方たちに優先的に使っていただいてとか、そういうことっていうのは何か考えているんでしょうかね。 ◎区民文化部長   そこを優先的にというところは考えてございませんけれども、そういったことで地域集会所なり文化施設を使うということについては、通常と同じようなやり方の中で対応していただくというふうに考えております。 ◆五十嵐やす子   それから、その出してもらった動画を今度配信していくというふうなお話もありましたけれども、そうしますと、もう出してもらったら著作権はもう板橋区のほうに来るというか、そういう考えでよろしいんですか。 ◎区民文化部長   著作権は私どものほう、財団のほうで管理をするということになろうと思います。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  初めての試みなので、いろんなことがあると思うんですけれども、例えば京都のほうなんかは、京都市かな、いろんな公演だとかなんかをやっぱり京都市が運営しているところで配信しているんですね、公演だとかなんとか。そういうのも何か参考になるかなと思いましたので、いろんな自治体のものを参考にしていただけたらというふうにも思いました。  それから、次になんですけれども、この2番と3番、福祉費ですけれども、商品券をこれ郵送するということなんですけれども、やっぱりお金になるものなので、この郵送というのは現金書留になるんでしょうか。ちょっと確認させてください。 ◎福祉部長   郵送につきましては、簡易書留という形で実施させていただきます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  ちょっと受け取りとかがどうかなという心配があったものですから、でも、大体自分に届くと分かれば、受け取るようには努力してくれているとは思うのと、あとは普通に送るよりもやっぱり金額がかかるかなというふうに思ったものですから、郵送費でどのくらいかかるのかをちょっと教えていただけますか。 ◎福祉部長   郵便代でございますけれども、約5,060万という予算を想定しております。 ◆五十嵐やす子   やっぱりかかるなというふうに思いましたが、必要なことですので。  それから、DVの方は区外の方にもお送りするということなんですけれども、夫のほうが出ていった場合で、区内にいる方できちんとまだ離婚調停が進んでいないというような方は、今回そういう場合は申出をしたりとかすれば、この対象になるんでしょうか。 ◎福祉部長   基本的に今回対象とさせていただく要件に該当すれば、対象となるということでございます。 ◆五十嵐やす子   今回は世帯ではなくて、個人と考えてよろしいんでしょうか。 ◎福祉部長   対象者は個人というふうに考えていただきたいと思います。 ◆五十嵐やす子 
     ありがとうございます。  同じように、この7番の教育費のところなんですけれども、就学援助費のところも、これもやはり離婚調停中の方は、夫がほかのところに行ってしまった場合、ただ、板橋の中で住んでいて、妻が子どもを育てているというような場合ですけれども、普通の就学援助とかは学校から配付されて、それで封筒の中にいろんな書類が入っていて、それで全員が送り返すというような、そういうシステムだったと思うんですけれども、今回はどういうふうになさるんでしょうか。それによって、自分で書けるという人もいれば、書類が別のほうに、自分の手元には来なくてという人も出てくるのかなと思ったものですから、そのあたり、ちょっと教えていただけたらと思います。 ◎教育委員会事務局次長   個々個別の家庭の実態というのは、全て把握しているわけではございませんので、これにつきましては、現在受けている方も合わせまして、受けている人を除くということもしません。要するにプライバシーの関係がございますので、全ての児童・生徒の家庭に送らせていただきます。 ◆五十嵐やす子   その場合は、どういう形でお金というのは振り込まれるんでしょうか。例えば妻が自分の口座を書けば、そこにもう振り込まれるという形なんでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   これあくまでも申請主義でございますので、どういう申請をしてくるかで、私どもで判断させていただきたいと思います。 ◆五十嵐やす子   分かりました。  それから、4番のところの衛生費なんですけれども、先ほど保健所長のほうから第2波のときにまたいろいろ考えたいというようなことがあったんですけれども、最近とても板橋区の感染者数が増えていて、昨日は1桁でしたけれども、この3日、4日は2桁の感染者数の発表があったと思うんですけれども、ということは、一番最初のときよりも、1日の発表されている感染者数というのが何か多くなっているなというふうには思うんですけれども、やはりそれでもまだ今は2波ではないというように板橋区は考えているということでよろしいんでしょうか。 ◎保健所長   私どもの感触から申し上げますと、2波というふうに表現したいところではございますが、公式に見解を発表されるところが、そのようにはされておりませんので、先ほどはそのようにお話をさせていただきました。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  それから、ちょっと時間がないので、5番と6番の産業経済費のほうなんですけれども、これスマホが使える人はとても楽しみなのかなとは思ったんですけれども、スマホを持っているけれども、こういう電子決済したことないというような方、特に高齢の方なんかは、ちょっと聞いたらきっと分かるんでしょうけれども、誰かに教えてもらうというのがなかなか難しい場合があると思うんですが、定額給付金のときはここの区役所の1階で特別コーナーつくったりしていたんですけれども、何かそういうコーナーで電子決済ってこういうふうにやるんだよというような、ちょっとしたレクチャーとかというのはできないのかなと思うんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。 ◎産業経済部長   キャッシュレス決済につきましても、事業者さんが決まれば、そちらにコールセンターというところでお問合せの対応ができるところをつくりたいと思っていますので、利用する仕方で難しいところがあってということであれば、そちらのほうでご案内できるようにしたいというふうに考えております。 ○委員長   五十嵐委員の先ほどの区民文化部に対しての質問の中で、答弁の訂正がありますので、それをお願いします。 ◎区民文化部長   すみません、質問の途中で恐縮でございます。  先ほどのご質問の中で、提出された動画の著作権のことで、区に帰属するというふうに私答弁しましたけれども、これは全て応募者に帰属するということで訂正をさせていただきたいと思います。区ないし財団は、その必要な範囲で動画を無償かつ通知を要せずに、無期限に利用するということで、提出者のご了解をいただきたいというふうに、そういうスキームで考えていきたいと思っています。大変申し訳ございませんでした。 ◆五十嵐やす子   すみません。先ほどのコールセンターのほうで電子決済のことをということだったんですけれども、結構電話で聞いても分からなくて、百聞は一見にしかずみたいな、ほんのちょっとのことで、あ、なるほどねということがあったりするので、もし業者が決まれば、業者の人でもいいので、例えば1日か2日ぐらい特別コーナーとか考えていただけるとありがたいなと。これは本当に要望なんですけれども、もしできそうだったらお願いしたいというふうに思います。  以上です。 ◆竹内愛   ちょっと重複しないように聞いていきたいと思いますが、まず総務費についてなんですけども、アーティストバンクいたばしの先ほどの答弁の中で、除外するものというか、要綱みたいなものの基準をお示しいただいたんですが、差別とかヘイトスピーチになるような内容を除外するのは当然のことかなと思うんですが、先ほど政治的なものについても除外をするような発言があったと思うんですが、アーティスト作品の中には政治や政治家を風刺するような内容のものも多くあると思うんですね。また、表現の自由との関係がありますので、その範囲をあまり狭めると、問題になってくるんではないかなと思うんですが、その見解だけお伺いします。 ◎区民文化部長   おっしゃるように芸術・文化には様々な側面があり、体制をやゆするようなものも含まれるというふうには理解をしているところでございます。  ただ、今回実施するのが、やはり我々の公的なものだということも含めまして、東京都のアートにエールを!の規約においても、そういう意味では宗教的、または政治的な宣伝・主張を目的とするものは除くと。対象となりませんというふうになってございます。  そこら辺のところの審査というところを、私どもとしてはセンシティブに考えつつも、きちっと考えていきたいと思っています。  おっしゃるように、愛知県の表現の不自由展というところで問題になったというところは承知をしておりますけれども、少なくとも公序良俗に反するものはもとより、人権を侵害するおそれのあるものというようなものは除くというほかに、東京都と同様に政治的・宗教的な主張、それをテーマとするものについてはご遠慮いただくように、最初からそのように応募要領の中に盛り込んでいきたいなというふうに思っております。 ◆竹内愛   審査員の方が審査をされるというふうに認識をしておりますので、きちんとした審査が行われることを望むわけなんですが、その行政側が政治的なものというふうに一律的な基準を示すというのは、非常に危惧されますので、やっぱりその点については、注視をしていきたいなと。注意をしていただきたいなというふうに思っています。  福祉費についてなんですが、ちょっとここをもう一度確認したいんですけど、これ低所得者という枠組みの中で、先ほど住民税均等割非課税者ということについても、重ねて個人に対する支給ですというお話があったんですが、世帯主が住民税課税者であった場合、そのご家庭の中の世帯の方が住民税均等割非課税者であったときには、その方に支給がされるということでよろしいんですね。 ◎福祉部長   基本的に、世帯主の方が課税者であった場合については、そのご家庭については対象とはなりません。対象者、要するに世帯全員が非課税ということで、住民税非課税世帯の構成員の方ごとに判断するということです。ですので、世帯で考えると、1人でも、非課税の判断としては、世帯非課税であるということが要件になります。 ◆竹内愛   そうすると、先ほどの個人に支給されますっていうのは、誤りなんじゃないかなと思うんですね。世帯の、例えば介護保険とかもそうですけど、本人非課税という概念がありますよね。そうすると、今のご説明だと、本人非課税であっても、世帯の世帯主が課税だった場合には支給はされないわけですよね。そうすると、個人に支給されるというふうには言わないんじゃないかと思うんですよ。  そうすると、正確に言っていただきたいんですけど、住民税非課税者ではなく、住民税非課税世帯というふうな認識でよろしいのか、確認をお願いします。 ◎福祉部長   ご説明がちょっと不十分で申し訳ございません。  今ご指摘のとおり、対象につきましては住民税非課税世帯の構成員の方というふうに考えております。 ◆竹内愛   そうすると、先ほど来出ているDVの関係なんですけども、そうすると、世帯が住民税課税であると、このDVで避難されている方というのは、本人が非課税であっても対象にはならないということでよろしいんですか。 ◎福祉部長   ご指摘のようなケースもあるかと思います。その点につきましては、今後個別に検討させていただきたいと思います。 ◆竹内愛   住民税非課税の考え、この制度の趣旨からすると、世帯というのは一つの考え方かもしれませんけれども、やはりその一人ひとりの生活状況に応じて、柔軟に対応していただきたいなというふうに思っています。  もう一点、補正予算の本編というか、この冊子のほうで、22ページにこの社会福祉総務費の科目があるんですけど、このうちの需用費の内容を教えていただきたいんですけども、お願いします。 ◎福祉部長   事業経費の内訳でございますけれども、まず大きいものが委託料でございます。商品券作成、発送、コールセンターとか……         (「需用費だけで大丈夫です」と言う人あり) ◎福祉部長   失礼いたしました。需用費の中での一番大きいものとしましては、先ほどご説明しました通信費が大きいものとなっております。         (「それ役務費じゃない」と言う人あり) ◎福祉部長   役務費ですね。    (「需用費、区分10の需用費だけをちょっと確認したいんですけども、ごめんなさい」と言う人あり) ◎福祉部長   申し訳ありません、事業費というふうにちょっと聞き間違えました。需用費の内容としましては、需用費としては1,530万円ということで、消耗品ですとかポスターですとか、カード類を、クオカードをちょっと想定しておりますので、そういった経費について計上しております。 ◆竹内愛   このクオカードというのは、何枚を想定していますか。 ◎福祉部長   1,500人分というふうに想定しております。 ◆竹内愛   先ほど質疑の中で、区外在住のDVの方っていうのは77名というふうにお話しされていましたけども、そうすると、DV以外に区外在住の方を含めて、全体で1,500名を想定しているということでよろしいのかという確認と、区外に避難をされているDVの方については、申請していただくということだったんですが、なぜ77人ということが分かるのか、もう分かっているんであれば、ほかの方と同じように申請ではなく、通知を送っていただくことができないのかどうかも、併せてお答えください。 ◎福祉部長   先ほど区外に避難されているDV世帯の方としましては77人というふうに申し上げましたけれども、これにつきましては、特別定額給付金の際の実績を参考にさせていただいております。 ◆竹内愛   そうすると、1,500名分のクオカードということなんですけども、そうすると、その77名はDVの方で、それ以外の区外在住者も含めて、全体で1,500名ということですか。その内訳をもう一度、1,500名の内訳をお願いします。 ◎福祉部長   区外へのDV被害者の数につきましては、あくまでも特別定額給付金の参考値ですので、それはその数程度ということでございまして、そのほかにつきましては、一応もう少し数が増えたりですとか、その他のケースの場合を想定して組んでおります。 ◆竹内愛   その77名の方というのは、少なくとも通知はできるんじゃないのかなと思うんですけど、それも申請じゃなく、通知をするということは可能な限りできる範囲だけでもやれるんじゃないかと思うんですが、それについても重ねてお願いします。 ◎福祉部長   個別の通知でございますけれども、その辺については、内部でもできないかどうかということは検討はしておりますが、なかなか課題がありますので、そういうご指摘も踏まえ、できるだけ多くの方に届くような工夫を講じてまいりたいと思います。 ◆竹内愛   お願いします。  併せて委託料についてなんですが、これ商品券の発行も含めてということなんですが、この委託先というのはどうなっていますか。 ◎福祉部長   区内共通商品券作成委託等につきましては、板橋区の商店街連合会への委託を想定しております。その他のコールセンターですとか、そういった委託につきましては、今後の実施を検討しているところでございまして、委託をする予定でございます。 ◆竹内愛   分かりました。  それと、衛生費についてなんですが、先ほど130床全体でということなんですけども、すみません、これで足りるのかというお話も先ほど来質問があったかと思うんですが、これまでの検査数というのを教えていただきたいんですが、5月、6月の検査数、それから、7月がまだ終わっていませんけども、どのぐらい伸びているのか、分かれば教えてください。 ◎保健所長   検査数、区内の検査数、5月が2,102件、6月が2,356件、7月は今お話しいただきましたように、まだ終わっておりませんが、4,640件ということで、1日にしてみますと100件から200件の件数になっております。 ◆竹内愛   感染者数が陽性者数が増えているということなんですが、当然検査数が増えているということもあるんだなということが分かるんですが、陽性率についてはどうなっているのか、把握している範囲で教えてください。 ◎保健所長   陽性率についてのお尋ねです。  5月が0.9%、6月が2.3%、7月に入りまして6.8%となっております。 ◆竹内愛   こうした情報がホームページでは公表されていないというふうに思うんですが、公表していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎保健所長   区内の医療機関をご利用の方は、区民というわけではございませんし、また、検査数も診療報酬の保険適用になっている分だけとなっておりますので、これ以外自費でされている分の把握等が難しく、なかなか区のホームページで公表するのは難しいというふうに考えております。 ◆竹内愛   区が把握している情報ですっていうふうに注意書きをしていただいて、今おっしゃったような条件がありますということを前提にしてでも、実際に検査数がどのぐらい伸びていての感染者数なのか、陽性率がどうなっているのかということを、皆さんやはり心配されているわけですね。なので、今ご答弁いただいたわけじゃないですか。それは公式に発表された内容なんですから、ホームページできちんと区民の方にも通知をしていただきたいというふうに思います。でないと、この病床、今回130床ということですけれども、これが足りるのか、不足なのか、十分なのかという判断も、やはり私たちとしてもしかねますし、まだまだ検査数がどんどん伸びている状態なので、もっともっと確保する必要があるんじゃないかというお話にもなってくると思うんですね。ですので、こういった情報はきちんと公表していただくように、もう一度検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎保健所長 
     病床につきましては、以前お話をしたことございますが、指定感染症ということで、陽性になった場合は、みんな今はどこかに隔離をさせていただくという形になっておりますので、なかなか十分なのかどうなのかというところは難しいところです。  検査数の公表につきましては、ホームページ等でもいろいろご意見をいただいているところでもございますし、私どももできる範囲ではやっていきたいとは思いますが、なかなかタイムリーにできない部分もございますし、また、公表すればするで、東京都となぜ数字が違うんだというような話が出てきたり、非常に細かいところにこだわられる方もいらっしゃいますので、公表の仕方が難しいというところもございます。今後、検討はしてまいります。 ◆竹内愛   きちんと東京都とのずれが生じていますですとか、区内の全ての状況を把握しているわけではありませんということを断っていただいて、それでも把握している数字をきちんと公開していただけるように、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  次に、産業経済費について、この事業を行うと、どのぐらいの経済効果を見込んでいるのかということだけ確認をお願いします。 ◎産業経済部長   まずキャッシュレス決済ですけれども、還元金が2億4,000万円ということで計算をしておりますので、消費の見込額といたしましては12億円というような見込みを立てております。  また、バルチケットでございますが、プレミアム額としまして2,000万円を計上させていただいておりますので、消費の見込額といたしましては6,000万円という見込みを立てているところでございます。 ◆竹内愛   キャッシュレス決済のほうは非常に大きな額で、費用対効果というのは非常に大きいなと思うんですけど、板橋バル事業については、先ほど委託費が1,500万ということだったので、その事務費との兼ね合いでいうと、あまり大きな効果っていうふうに言えないのかなと思うんですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◎産業経済部長   先ほど来各委員からご質問がいただいたときにも、実際にこれまでも紙ベースのバル事業というのをやっています。これからのやはり消費を考えたときに、こういった新しいシステムを使って区内の消費喚起をしていく、これは特に区内の方が区内のお店だけということではなくて、区外の方もご利用いただけるようにということで考えております。2か月間という短い期間で設定をしておりますので、この後、先々個店の皆様がこういうようなキャッシュレス決済なり、こういう新しい制度を使ってさらに消費を拡大していくと、販路を拡大していくというところに、今後つなげていけるのかなというふうに思っていますので、来年以降もこういった形でできるかどうかはまた別ですけれども、いろいろな方法を区としても模索している中で、今回こういうことをパイロット的にやらせていただきたいというように考えたところでございます。 ◆竹内愛   ありがとうございます。  教育費についてなんですが、就学援助ということで、今回特例認定を実施するということなんですが、これ8月の認定をというふうに伺っているんですけども、それを超えて家計が急変した児童・生徒についての申請というのは、適用されるんでしょうか。 ◎教育委員会事務局次長   適用はされますけれども、遡及はしないということでございます。あくまでも8月の3日から31日までに申立てがあった方という形になります。 ◆竹内愛   そうすると、今回の申請に間に合った方については、4月分まで遡及をすると。しかし、8月以降に、この申請が終わった後に急変がありましたということで、通知があった場合には、当該月からということでよろしいですか。 ◎教育委員会事務局次長   そのとおりでございます。 ◆いしだ圭一郎   すみません、じゃ、最後にさせていただきます。  先ほど来の説明の中で、病床の件でちょっとお聞きしたいんですが、区民で70人いると。ただ、それは板橋区外にも入院をしているからということでございますけれども、じゃ、実際に板橋区内に入院している区民は何人いらっしゃるんですか。 ◎保健所長   すみません、それについては、ちょっと数字を持っておりません。確認すれば分かるのかもしれませんが。 ◆いしだ圭一郎   これ確認しておいたほうがいいと思うんですね。やはり130床という部分で、実際区民が何名入っていて、どの程度必要なのかというのは、やっぱり把握できなくなってくると思いますから、お忙しいとは思いますけれども、確認をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、続きまして、今度臨時福祉商品券の給付事業経費についてお伺いしたいと思うんですけれども、これ今回は様々な要件の中で、家計が急変した家庭については対象になっていないと思うんですけれども、ただ一方で、教育費の就学援助費の中では家計が急変した児童・生徒の保護者に対する就学援助の特例認定という形でしております。同じ板橋区内の考えの中で、このような差が出てくるというのが、ちょっと私としては理解し難い部分があるんですが、ご説明できれば説明していただきたいと思います。 ◎福祉部長   今回、この給付事業につきましては、低所得者ということで非課税世帯とさせていただいておりまして、その中には今回のコロナで減収になられた方もいらっしゃいますし、様々なご家庭があります。  この要件に該当しない減収世帯につきましては、今回のスキームの中では枠組みに入らないわけでございますけれども、やはり今回一番の目的としましたのが、この状況の中で一番スピード感を持って迅速に支援につなげるということでございましたので、できるだけ簡素なスキームということで、今回のスキームをつくりました。ですので、きめ細かい対応というのがなかなかちょっと難しいところでございますけれども、そのあたりについては、ほかの支援策も含めて適切に支援をしていきたいというふうに考えております。 ◆いしだ圭一郎   分かりました。スピード感も非常に重要かと思うんですけれども、今回のこのコロナの影響により、一番打撃感があるのがこの急変した家庭だと思いますので、今後5号、6号続くのであれば、そういった部分も視野に入れながら考えていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  続いて、商工業の振興経費についてお伺いしたいと思いますが、先ほど商店街バル事業は、155店舗登録しているということでございますけれども、これ今、商連に加入している飲食店、また、加入していない飲食店、板橋区内にどのぐらいあるんでしょうか。 ◎産業経済部長   区内全体で商店街連合会さんの加入率というのは40%程度だったと思います。商連さんのほうは、必ずしも飲食店さん等だけではなくて入っておりますので、今飲食店さんですと2,118件という、これが統計上の数字になっております。そのうちの4程度が商店街連合会さんに入っているというような状況です。 ◆いしだ圭一郎   2,118件の4程度は商店会に加入しているという形で理解させていただきましたが、それにしては、この155店舗で300店舗ぐらい目指しているなんていうお話もありましたけども、比較的規模が小さい中で、一部の方たちしか盛り上がっていかないのかなという部分もありますので、積極的にこの登録事業を促していっていただきたいと思います。  そういった中で、先ほどステッカーの話もありましたが、豊島区では豊島区独自の「ななま〜る」という7つのものをシーンを出して、独自にステッカーを配っているということもあります。東京都でもやっておりますが、一方的に誓約書みたいな形でチェックを入れて、そして、文言のみでステッカーがダウンロードできますけれども、やはり事業者の方から丁寧さに欠けると。チラシなど、また、イラストなどで分かりやすくしてもらいたい、また、独自に講習もしていただきたい等々のご意見をいただいておりますので、そういうのも一応視野に入れながらやっていただきたいというふうに思います。  最後になりますが、今回のこの事業、私としてはこの事業の継続プラス、このコロナの感染が収まってきたときの反転攻勢という意味で、事業者を応援している、こういった事業だというふうに理解しておりますけれども、これ仮にこの実施する時期にまた非常事態宣言、また、東京都の自粛要請がかかってきたときに、区の対応というのはどのようにしていくというふうに今の段階ではお考えでしょうか。 ◎産業経済部長   確かに委員今ご指摘のように、今の状況が3か月先、4か月先にどうなっているかというのは、なかなか見通しが立たないところもあります。ただ、今回補正で上げさせていただいたのは、今から準備をしても、先ほど申し上げたように、個店の応募ですとか、そういった準備をするためには、10月から実施、11月から実施というふうになります。そういう意味で今回上げさせていただいておりますけれども、状況によって、もしそのときにこの事業をやることで感染拡大を招いてしまうというようなことが懸念されるということであれば、事業の実施については、やはり中止であるとか、そういったものも考えなきゃいけないというふうに思っています。  ただ、一方で最初にかいべ委員からご質問がございましたけれども、取り組んでいただく事業者さんについては、一定のやはり感染防止対策ですとか、そういったものをきちっとやっていただく、こういうようなところにぜひ参加していただきたいと思っています。  一方で、私どもの産業振興公社のほうでは、区の補正予算ではありませんけれども、この8月からそういったいろいろなアクリル板ですとか、そういうような対策をする、換気の対策をする、こういったところに対する助成金ということで、別途事業を今計画しております。8月中から実施をしたいというふうに思っております。こういったところも利用していただいて、一定のそういう安全確保策を取っていただいた、そういうところに参加をしていただくということで、できれば事業としてきちっと実施をさせていただきたいなというふうに今のところでは考えているところでございます。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手を願います。 ◆間中りんぺい   第4号補正予算に賛成をいたします。  ウィズコロナというふうにも言われますけれども、今必要な緊急経済対策だけではなくて、アフターコロナ、ポストコロナの時代の在り方まで、一部含んだ補正内容となっている点を評価して、賛成をいたします。  以上です。 ◆いしだ圭一郎   議案第66号 令和2年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)について、区議会公明党としましては賛成をいたします。  これまでの補正においても、様々な対策に取り組んでいただきまして、板橋区が取り組んでいただいたことは高く評価をいたしております。  また、今回の補正は、地方創生臨時交付金による都支出金であります。中身においても、先ほど来ございましたように、臨時福祉商品券給付事業、また、要保護及び準要保護児童の保護者に対する就学援助費、さらには文化・国際交流推進経費など、我が会派でも要望した第4弾となる新型コロナ関連緊急要望の高齢者を含む困窮世帯と、売上げが減少して厳しい状態にある商店街の対策が盛り込まれ、高く評価をしているところであります。また、同時に感謝をいたしております。  他自治体におきましては、独自の支援事業が報道などでありますように、様々ありますけれども、今後限られたこの板橋区の財政の中で行われるであろう、この5号、6号と続く補正においても、板橋区民にとってこの費用対効果のある施策の充実を要望させていただきたいというふうに思っております。  以上の理由によりまして、本議案に対して賛意を表します。 ◆竹内愛   第4号補正予算について、賛成をしたいというふうに思います。  質疑の中で、各委員からもありましたけれども、事業を実施するに当たっては、様々な課題や内容の精査が必要なものもあるかなというふうに思いますので、その質疑の内容を踏まえて、ぜひよりよい実施を進めていただきたいなというふうに思っています。  4号の補正予算の考え方について、臨時交付金を活用して緊急対策に必要な経費ということで、その多くが臨時福祉商品券の給付事業に充てられているということについても、私たちとしても評価をしているところです。  ただし、低所得者の範囲については、やはりもっと拡大が必要ではないかなというふうな思いもありますので、今後ぜひ検討していただきたいというふうに思います。  また、教育関係についても、就学援助の特例認定ということで、今回追加で認定をし、遡及をするということなんですが、年度途中に急変した場合についても、当該月からということなんですが、そういった対応でいいのかどうかということは、少し精査が必要かなと思いますので、私はできれば遡及をして、その急変をさらに支えるということを検討していただきたいなというふうに思っています。  最後に、事務諸経費についてなんですが、ちょっと質疑で触れられなかったんですけども、修学旅行等の宿泊行事の中止に伴うキャンセル料ということで、これは区のほうでこういった宿泊行事をやらないということ、中止を決定したという経緯からすると、キャンセル料や、また、口座にお返しする振込手数料を負担するというのは当然のことかなというふうに思うんですが、こういったことによって、学校現場で座学の授業が増えて、子どもたちが非常に負担感があるという声も伺っていますので、こういった宿泊行事ができない代わりに、ほかの授業を実施する等、教育の環境改善についても、教育内容の充実についても、ぜひ検討をしていただきたいということを併せてお願いをし、また、先ほど別の委員からもありましたけども、今後の補正の中でも区民の福祉向上、暮らしや生業を守るという立場に立って、さらなる事業の実施を求めて、意見といたします。  以上です。 ◆おばた健太郎   我が会派では、議案第66号 令和2年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)について、賛成をいたします。  短い時間の中で、この新型コロナウイルスの対策で、様々な必要な措置が挙げられているというふうに評価しております。新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を使っての対応ということで、様々な支援について行われていると評価しております。  特に文化・国際事業については、文化・芸術にて、欠くべからざるものという力強い答弁もありましたので、引き続き文化・芸術についてもしっかりと対応していただきたいと思っております。  また、予算の大半を占めます臨時福祉商品券給付事業につきましては、低所得者対応ということで、その範囲については改めて検討していただきたいという側面もありつつ、地元への消費喚起という意味合いも含めまして、賛成するところです。  引き続き新型コロナウイルス対応に全力を向けて取り組んでいただきたいと要望いたしまして、賛意を表します。 ◆五十嵐やす子   我が会派も、今回のこの一般会計補正予算第4号については、賛成をいたします。  本当に日々事態も変わっていると思います。コロナウイルスの感染についても、本当に今また多くなっているというところですので、その都度本当に今必要なものは何かというのを考えながら、この補正予算を考えていくという作業、本当に大事だと思っています。  今回、本当にそういう意味で様々考えていただいたことに感謝いたします。この先もまたいろいろ必要なものが出てくると思いますので、そのときには本当に迅速に取り組んでいただけたらというふうに思います。  また、ほかの例えば品川ですとか、千代田区のことを挙げて板橋もというふうにおっしゃる方もいらっしゃるんですけれども、やっぱり板橋は板橋で、ここが必要なんだということを区民の方に説明すればちゃんとご納得いただけると思いますので、そういう説明の部分をちょっと大事にしてもらえるとありがたいなというふうに思います。  それから、今回はなかったんですけれども、区の職員の皆さんがやっぱり最前線に立って頑張ってくださっていると思いますので、必要なところにはやはりそういう手当とかも、これからつけていくことも必要になるんではないかというふうに思いますので、これから考える中で、そういう部分もちょっと考慮していただけたらというふうにも思います。  今回、賛成いたします。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第66号 令和2年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第66号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、企画総務委員会を閉会いたします。...