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  1. 板橋区議会 2020-05-13
    令和2年5月13日区民環境委員会-05月13日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和2年5月13日区民環境委員会-05月13日-01号令和2年5月13日区民環境委員会  区 民 環 境 委 員 会 記 録 開会年月日  令和2年5月13日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 1時55分 開会場所   第3委員会室 議題     別紙運営次第のとおり 出席委員  委員長     荒 川 な お       副委員長     大 野 治 彦  委員      内田けんいちろう      委員       山 田 貴 之  委員      こんどう秀 人       委員       山 内 え り  委員      寺 田 ひろし       委員       井 上 温 子  委員      成 島 ゆかり 説明のため出席した者  区民文化部長    森     弘     産業経済部長    堺   由 隆  資源環境部長    渡 邊   茂     地域振興課長    町 田 江津子  戸籍住民課長    石 橋 千 広     スポーツ振興課長  金 子 和 也
     オリンピックパラリンピック        定額給付金担当課長(オリンピック・  推進担当課長                パラリンピック推進担当課長兼務)            小 田 健 司  産業振興課長    木 内 俊 直     産業戦略担当課長(産業振興課長兼務)  赤塚支所長     宮 津   毅     農業委員会事務局長(赤塚支所長兼務)  環境政策課長    田 島   健     資源循環推進課長  新 井   悟 事務局職員  議事係長      龍 野 慎 治     書記        岩 渕 真理絵                区民環境委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 陳情審査   <区民文化部関係>    陳情第 5号 清水町集会所の廃止延期に関する陳情 (継続審査分元.6.5受理)                                       (6頁)    陳情第58号 子どもの遊び場についての陳情(東板橋公園グラウンドの件)                             (継続審査分元.11.28受理)                                       (7頁)   <資源環境部関係>    陳情第47号 「公共施設の配置検討(エリアマネジメント)」についての陳情(集           会・環境施設の件)         (継続審査分元.9.25受理)            第1項 エコポリスセンター現地存続の件(19頁) 5 所管事項調査  (1)新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急対策の実施について(21頁)  (2)植村冒険館展示制作等業務について(44頁)  (3)熱帯環境植物館の改修工事の実施について(49頁)  (4)板橋区災害廃棄物処理計画の策定について(53頁) 6 閉会宣告 ○委員長   ただいまから区民環境委員会を開会いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎区民文化部長   おはようございます。  連日、新型コロナウイルス感染予防ということで、異例ずくめの議会、また委員会運営ということになってございます。議員の皆さんも、それぞれ様々な対応をされ、お忙しいものと推察するところでございます。我々といたしましても、2月、3月からずっと奔走する毎日でございます。お互いに健康に留意しまして、感染予防に万全を期してまいりたいと存じます。  さて、4月の異動によりまして、区民環境委員会の理事者側の顔ぶれが変わってございます。紹介もできませんけれども、よろしくお願いいたします。一方、委員の皆様におかれましても、今回の閉会中の委員会がこのメンバーでご審議いただく最後の委員会になろうかというふうに存じます。短い期間ではございますが、よろしくお願い申し上げます。  本日の委員会でございますが、陳情3件、報告事項4件を予定してございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  山田貴之委員、こんどう秀人委員、以上お二人にお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本日の運営について申し上げます。  新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令を受け、4月9日に開催されました幹事長会において、4月、5月閉会中委員会の運営について協議が行われました。協議の結果、4月閉会中の案件については、原則として5月閉会中に延期とすることを各常任委員長に対して要請する決定がなされ、委員長としてこれを了承いたしました。  このため、議会慣行上、5月閉会中委員会につきましては、所管事項調査のみを議題としているところですが、本日は4月に予定していた陳情審査及び所管事項調査も併せて議題といたしますので、ご承知おき願います。  また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、質疑、答弁は着座にて行うとともに、これまで以上簡潔に行い、効率的な委員会運営にご協力いただきますようお願いいたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   それでは、区民文化部関係の陳情審査を行います。  初めに、陳情第5号 清水町集会所の廃止延期に関する陳情を議題といたします。  その後の状況については、特段の変化がないことを理事者より確認しておりますので、特段の質疑がなければ、委員間討論のある方は挙手願います。          (発言する人なし) ○委員長   以上で質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆内田けんいちろう   我が会派としましては、前回同様、継続を主張させていただきます。  特段の変化がないということでございましたし、持続可能な区政運営のためには、やはり全体を俯瞰して判断する必要があると考えます。一方で、やはり陳情されている利用者の方のお気持ちというのはあると思いますので、この部分、しっかりと説明をして、理解を得られるように続けていただきたいと思います。前回同様、継続を主張させていただきます。 ◆山内えり   私どもは、前回同様、採択を主張いたします。  特段の変化がないということですけれども、やはりこれまで申し述べてきましたが、次の計画がないのに、廃止ありきということは駄目だと思っております。使いたいときに予約できる集会所がないのは問題だと考えます。また、まだ25年使える施設です。陳情者の求める、改築が必要となる建物の寿命までは廃止しないでほしいというのは、もっともな願意と考えますので、採択を主張いたします。 ◆井上温子   私も、前回同様、採択を主張させていただきます。  前々から言っていますけれども、サロンとか居場所、集会所というのは、高齢化社会を見据えると維持すべきもので、持続可能な財政を考えても必要なものだと考えています。今、さらに、コロナ対策というか、コロナ感染症などが起きているときに、避難所の問題が今すごく言われていて、体育館とかそういったところに密集して避難するというのがすごく問題に、もし今地震が起きたりとかしたときに、密集して避難するというのができないような状況において、公共施設というのを一定維持をしていったほうがいいというふうに私自身は思っていますので、引き続き採択を主張させていただきます。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。          (発言する人なし) ○委員長   以上で意見を終了いたします。  陳情第5号 清水町集会所の廃止延期に関する陳情につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第5号を継続審査とすることに賛成の方は挙手願います。          賛成多数(6-2) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、陳情第5号は継続審査とすることに決定いたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、陳情第58号 子どもの遊び場についての陳情(東板橋公園グラウンドの件)を議題といたします。  その後の状況について、理事者より説明願います。 ◎スポーツ振興課長   おはようございます。  それでは、陳情第58号 子どもの遊び場についての陳情(東板橋公園グラウンドの件)につきまして、1月21日の区民環境委員会でご審議いただいた以降の状況の変化をご報告いたします。  まず、1点目は、子どもの遊び場開放日の事前案内の実施でございます。  これまで、団体貸切りの申込みにつきましては、利用日前日まで可能としていたことから、開放日のお知らせは、当日の施設への掲示が基本でございました。今般、平日午後3時以降における団体貸切りの申込みを、利用月の前月20日までとし、3月分の開放日より、東板橋公園運動場近隣の小学校に事前案内するとともに、区のホームページにも掲載をいたしました。  2点目は、利用団体との話合いでございます。  2月から4月の上旬にかけまして、既に1月中に話合いをした団体を含め、平日午後3時以降、主に利用している3つの団体全てに対し、個別に利用実態の再確認や現在の区の検討状況をお伝えしたところであります。個別の話合いを通じまして、月1日程度であれば、水曜日を子どもの遊び場として、あらかじめ開放することが可能な状況となったことから、今後実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○委員長 
     本件に対する理事者への質疑並びに委員間討論のある方は挙手願います。 ◆山内えり   今、事前の内容が実施できることになったことと、それから2点目で、2月から4月にかけて話合いが行われたということですけれども、その3団体とは、いつ頃、そして何回、どんな話になったのか、少しその辺りも、1回なのか、それとも複数回にわたっているのか、その話合いの状況について、もう少し詳しくお示ししていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   まず、3団体全てに対しまして個別の話合いができたというところでございます。  まず、毎週3日程度利用している少年サッカー団体につきましては、既に1月9日に個別の話合いをした後、3月に入りまして、3月の中旬にもう一度話合いをしたところでございます。その中では、事前には半面利用の可能性ですとか、開放スペースの件につきましては話合いができておりましたけれども、一歩踏み込んだ協議はその時点ではできておりませんでした。3月に入りまして、また改めて区の考え方ですとか、利用実態を詳細に確認をして、話合いを進めたところであります。なかなか、週3日程度利用している団体さんということもありますので、20年以上も前から現在の練習形態を続けているということでございます。1日でも練習日を失うことは、その時点では非常に厳しい状況であるというような内容でございました。  2つ目の団体が、中学校のサッカー部が週1日程度練習をしているというような状況でございます。こちらも、冬場につきましては比較的練習する機会は少ない状況でございますけれども、4月以降は定期的に利用する予定があるというところでございました。こちらにつきましては、2月の上旬頃に話合いをいたしました。  最後に、3つ目の団体さんでございます。こちらにつきましては、主に水曜日に利用している区外の野球の少年団体でございました。区として、子どもの遊び場を充実させたい方向で検討している旨を伝えたところ、月1日程度であれば、あらかじめ遊び場として開放することに対しましては、一定のご理解を示していただいたと、そんなような状況でございます。 ◆山内えり   あと、もう一点、3月から事前の空き状況を案内したということですけれども、実際に新型コロナウイルスの関係で使えなくなった日も多くなっているかと思いますけれども、実際に事前に案内をして、子どもたちがそこに来たという実績というんでしょうか、何回ぐらいあって、何人ぐらいの子どもが利用していたのか、区として把握している部分があれば教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   まず、3月の開放日につきましては、6日の金曜日、13日金曜日の2日間で、近隣小学校に対して事前周知を行っております。実績としましては、6日の金曜日が延べ人数で申し上げますと約200人、13日の金曜日が約100人でございました。最も多く利用者がいた時間帯で60人程度の利用がございました。このほかに、小学校へ事前周知した以降、団体貸切りの利用キャンセルによる開放日がもう一日ございました。こちらが3月30日の月曜日でございます。こちらにつきましては、約60名というような実績でございました。  以上でございます。 ○委員長   ほかに。 ◆井上温子   利用実態を調べていただいて、話合いしていただいたということで、大変嬉しく思っています。利用実態、調べたものに関して資料で頂けたらありがたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   利用実績につきましては、資料としてご提示いたします。 ◆井上温子   水曜日にやられている方が、月1日ならいいですよということで、開放日として設けられそうだというようなお話だったかと思うんですけれども、3月は金曜日が開放できるということで、開放していただいたということなんですけれども、4月以降というか、今年度は、金曜日に関しては難しいんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   金曜日が実は中学校の部活で利用されているケースが多かった状況でございます。冬場につきましては、部活の活動も少し少ないということがありまして、そういった関係で金曜日が開放日となる状況が生じておりました。ただ、4月以降につきまして、現在、中学校も部活、学校再開しておりませんけれども、学校が再開することに伴いまして、当然金曜日も部活の練習が入ってくると思われますので、今後は逆に金曜日が開放日として実施できない可能性が非常に強くなってくるというような状況でございます。 ◆井上温子   もう一つは、週に3日間利用されていた方との話合いはどうなったのかなというところなんですけれども、週に3日利用されている団体さんは、開放に向けてご協力はどのようにしていただけるというような状況なんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   週3日程度利用している少年サッカー団体でございますけれども、1月の話合いのときにも、半面利用ですとか、開放スペースにつきましては工夫の余地があるというような状況でございました。ただ、現時点で、体育施設条例上、半面利用するというような規定がございませんので、仮に半面利用を促進していくというようなことであれば、当然条例改正が伴ってくるというような状況でございます。 ◆井上温子   それは、区として努力をしていかなければいけない部分になっていくんだと思うんですね。その団体さんは半面利用だったら可能ですよとおっしゃってくださっているということでしたら、区として努力して、条例改正をするという方向でやってくださるという認識でよろしいんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   運動場の半面利用につきましては、施設の有効活用ですとか、利用機会の拡大につながってくるというふうに考えております。この辺につきましては、運営の方法も含めまして、引き続き検討してまいりたいというふうに考えております。 ◆井上温子   開放していただいた3月で、かなり多くの方たちが、コロナの状況だからかなり少ないのかなというふうに私はちょっと思ったんですけれども、それでもなお60名を超える方たちがいらっしゃったということで、ニーズがとてもある地域なんだなということが分かったんですけれども、課長としては、この人数に関してどのような認識、見解をお持ちなのか、ニーズの有無についてはどのように捉えているのかお聞かせください。 ◎スポーツ振興課長   実は、2月につきましても、事前周知は行うことができませんでしたけれども、開放日がございました。2月につきましては、14日の金曜日、21日の金曜日、28日金曜日の3日間ございました。こちらにつきましては、運用変更前であったことから、近隣小学校への事前周知はしておらず、施設への掲示によるお知らせのみでございました。  しかしながら、2月の寒さも影響したと考えられまして、実際3日間では利用者はゼロでございました。一方、先ほどもご説明したとおり、3月の開放日につきましては、一定の利用人数がございました。こちらにつきましては、事前周知をした場合と事前周知をしていない場合で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う小学校の臨時休校などもありまして、厳密に比較することは難しいとは思いますけれども、小学校への事前周知は一定の効果があったものと考えております。 ◆井上温子   その休校になったときというのは、学校に周知した場合、それというのは、子どもたちに伝わったんですかね。学校に掲示したときは、まだ学校が通常に登校できる状態だったという認識なんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   こちらの3月分の事前案内のお知らせにつきましては、臨時休校前の2月21日に小学校に対しましてお知らせをしておりましたので、この情報につきましては、その時点では児童には十分周知はされていたというふうに考えております。 ◆井上温子   あと、週3日利用されている団体さんは、半面利用でも大丈夫ですよということなんですけれども、人数的には何人ぐらいが利用されているでしょうか。私自身がちょっと見に行ったとき、どの団体さんかはちょっと分からないんですけれども、そんなに広く使われていないで練習されていることというのも多くあるのかなというふうに現場を見ていて思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   3月の中旬に現地に行って個別の話合いをしたときも、ちょうど練習をしておりました。そのときは、約20人ぐらいで施設の半分ぐらいを使って練習をしていたというような状況でございます。 ◆井上温子   あとでちょっと資料を頂ければ、どのくらいの人たちがどの程度利用されているのかというのが分かるかなとは思うんですけれども、結構、実際現地に行くと、開放日じゃない日でもかなりスペースが広く残っているときもあるので、引き続き工夫をできるように話合いをしていっていただきたいし、条例改正も求めていきたいんですけれども、今回のこの東板橋公園のグラウンドの団体の予約を一定の日にするなど、一般開放を使いやすくしてくださいということが陳情の要旨としてあるんですが、月に1回の水曜日というのは、第3水曜日とか、固定になるという認識なのかということと、あと、半面利用というのを行われた場合に関しても一定の日になるのかどうか、固定の日というのを設けられるようにするのか、それとも、毎週ずっと、例えば月曜日は半面利用は可能ですよと、開放日ですよということでご案内をしてくださるのかというところも検討状況を教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   まず、1点目の遊び場開放日につきましては、現時点では、第4水曜日固定をして準備を進めてまいりたいと考えております。さらに、団体貸切りがない日に限っての遊び場開放も継続してまいります。こちらにつきましては、いつ団体利用が貸切りがないかどうかは、ちょっと不安定な状況もありますので、そちらについての開放日は流動的になってまいります。 ◆井上温子   半面利用をいいですよと前向きに検討をしてくださっている団体さんと話し合うときは、固定になるように話合いを行ってくださるということでいいんでしょうか。それとも、週3回のうちの1回をずっと毎週月曜日は半面利用にするという方向で、区としては話し合ってくださるのかというところは、もちろん向こうのご意向もあると思いますけれども、一般の子たちが利用しやすい遊び場を造っていくということが大変重要だと思うので、その辺ももう一度見解を伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   週3日程度利用している少年サッカー団体につきましては、1月に話合いをした時点では、月曜日であれば比較的練習の人数も少ないというようなことが確認できました。よって、月曜日であれば、場合によっては固定をして半面利用が可能になる可能性もあろうかなというような状況でございます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆山田貴之   我が会派としては、この陳情が昨年出されてから、継続を主張していく中で、陳情趣旨に沿うように審議を重ねてまいりました。その中で、利用のしやすさや、団体予約が占める中で、一般への公開日が増えるように、継続審査の中で審議を通じて区の対応を求め、実現してきたことがあります。事前案内の開始によって、近隣の学校の子どもたちに、学校にいながら遊ぶ約束がちゃんとできて、集合場所が分かるような、やっぱり子どものライフスタイルに合わせた区の行政のサービスの在り方というのを求め、実現できたものと思っています。これは、やはりすぐに採択ということではなくて、前向きにこの委員会を通じて審議を重ねてきた私は成果だというふうに思っています。  さらに、団体予約に関しても、その団体予約が、我が会派としては、どういった団体が使っているのかというのも事前に調査をさせていただいて、担当の所管とも話合いを重ねて、そうした中で、月に1日ですけれども、陳情者の趣旨に沿うような形で実現しているというふうに考えています。  ですから、もうこの陳情の趣旨を読んだときに、当初陳情者が求めていたことというのは、我々会派としては、おおむね願意がかなっていると、その趣旨がかなっているというふうに考えました。したがって、ここで、我が会派としては、この陳情者に対して、陳情書の取下げのお願いを一度させていただきたいというふうに思いますが、お諮りいただけますでしょうか。 ○委員長   ただいま、山田委員より取下げ打診のご提案がありました。取下げ打診を行うには、委員会において全会一致で決定し、陳情の結果を継続審査とした上で、陳情者に対し意向確認を行う必要があります。  本件について、取下げ打診を行うことに意見のある方はいらっしゃいますか。 ◆井上温子   ちょっとよく分からなかったんですけど、多分、全会派、子どもの遊び場を広げていくということで、皆さん、努力して、多分議論して、いい方向に向かってきているんではないかなというふうに私自身も思うんですけれども、それというのは、この陳情が出されたからみんなで動いてきたということなので、取下げをしてもらうというよりは、皆さんがこの陳情に賛同しているんであれば、採択ということを示して、さらに使いやすい方向で区側とも協力しながら進めていくということがあるべき姿なのかなと私自身は思うんです。  もともと、この陳情が出される前に、願意がもう既にかなっているような状況だったんであれば、この陳情というのは今の現状に沿わないですよということで、取下げ依頼をするというのは分かるんですけれども、もともとこの小学生たちが出したときは、そういう状況ではなかった。だから、こういうふうにしてほしいんだということがあり、動いてきていることなので、取下げではなく、みんなで採択して、さらに進めていけたら望ましいんではないかなというふうに私自身は思います。 ◆山内えり   意見を述べていいんですよね、今のことに関して。  私自身も、今回この陳情が出たことで、こういう様々一つひとつの公園の現状であったり、子どものボール遊びができる公園を皆さんが共有したり、それから、区としても、まずどういう団体が使っていたことも分からなかったですし、この陳情が出たことで現状が明らかになり、区とも様々な団体と話合いが進められて、進んできたことだと思っていますので、やはり今この場でというよりは、一度協議会みたいな形で開き、今後この陳情をどうしていくかという話合いができたほうがいいのかなというふうには考えていますが、いかがでしょうか。 ◆山田貴之   協議会のことはちょっと置いておいて、1つ誤解されたくないのは、もちろん私も先ほど説明で、この陳情を頂いたから、継続審査をして、その中で話合いがされてきたということを申し上げました。ですから、この陳情がきっかけになったことは全く否定するものではありません。  ただ、この委員会に上げられる陳情の在り方として、陳情というのは、採択をしたら、採択された以上、その内容がかなうように、改めて執行部側に委員会として求めるものでありまして、陳情の在り方として、継続をしていく中で、全て陳情者の願意がかなっているのであれば、いるというふうに思うのであれば、これはそれぞれ会派のご意見だと思いますけれども、これを納得する形で、もちろん無理やりではありません。もちろんこれは伺うことでありますから、陳情を出された皆さんに、これは、どのような方であっても、大人であっても、子どもであっても、障がい者であっても、健常者であっても、どのような方であっても、その内容がかなっているのであれば、取下げ願いをお願いするというのは、一つの手法として我が会派はあってよいというふうに考えていまして、今回に関しては、先ほど説明したように、その願意が継続の審議の中で十分達成されているので、これ以上区に求めることはないと、もっと広範な意味で、子どものグラウンドの在り方について考えることはあっても、この陳情者が求めていることに関しては、かなっているのではないかというのが我が会派の考えですし、それによる提案になります。 ○委員長   井上委員、それでもうここで表決を求めるということでよろしいですか。          (「取下げ願いは全会一致じゃないとできない」と言う人あり) ◆井上温子   すみません。ごめんなさい。 ○委員長   分かりました。  それでは、ただいま井上委員からもありました、取下げ打診には賛同できない旨の意見があり、全会一致には至らないため、本件について、取下げ打診を行わないことを決定いたしました。  それでは、議事を続けます。  ほかに協議会もやらないということでよろしいですね。  質疑はよろしいですね。          (発言する人なし) ○委員長   以上で質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。本来、今取下げというご提案も山田委員のほうからありましたけども、私どもの会派としても、まず取下げということも確かに1回やってというところではあったんですけれども、今回取下げはしないということですので、ちょっと意見を述べさせていただきたいと思います。  前回の委員会から、利用団体の方々にずっと継続して話合いをしてきていただいて、この願意である使いやすい状況、また、月に1回ではありますけども、水曜日という特定の曜日まで話合いを続けてきていただいたことに、本当にありがとうございます。今もありましたけれども、ほぼ願意はかなっているのかなというふうに私どもも思っております。ただ、やはり、今もありましたけども、子どもの遊び場については、公園も含め、今後も全庁的にぜひ取り組んで、在り方等は継続して検討していただきたいということをお願いをいたしまして、私どもは採択を主張させていただきます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆山田貴之   先ほどお話をしたように、そういう思いがあり、我が会派としては、取下げのお願いをお伺いしたわけですけれども、賛同が得られなかったということで、結論から申しますと、不採択を主張させていただきます。  この審議の中で、継続審議をする中で、これも先ほど申しましたけれども、陳情者が求める利用のしやすさや一般開放日の獲得について、委員会通じて多くの委員の皆さんの審議の中で実現がされてきたことは非常によかったというふうに思っています。残念ながら、今、コロナの影響で、思うように多くの子どもたちがグラウンドが利用できない状況というのが広がっていまして、いち早くこの決定した事項に基づいて、東板橋公園グラウンドの周辺の子どもたちが元気に遊べる日を願っています。  難しかったのは、やはり、陳情者が子どもたちという情報が入ってきていますけれども、子どもたちの思いと、団体を利用している皆さんも、やはり同じく子どもたちであったり、個の集団としての団体であったりということで、その一方の意見を取ると、既存の利用されている団体の利用が阻害されるということが委員として非常に難しい判断であったというふうに思っています。  そうした中で、スポーツ振興課長の尽力によって、この双方がいい形でしっかり折り合いをつけて、月に1日、双方が理解した上で、双方が折り合いをつく形で着地をしてくださったことは非常によかった。そのことによって、しっかりこの陳情者の願意というものは実現ができた、かなったものというふうに私は思っています。  ですから、不採択という形でありますけれども、これ以上、区にこの陳情に関して求めるものは我が会派としてはないと。ただ、さらに俯瞰して、区内の子どもたちが利用するグラウンド全般的に、半面利用だとか、あるいは利用料金だとか、そしてそこでけがしたときの補償をどうするかと、様々検討しなければならない課題が多くありますので、またそれはこういった委員会を通じてしっかり報告をしていただいて、進めていただきたいというふうに思っておりますので、願意がかなったということで、不採択とさせていただきます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆山内えり   私どもは、まず継続を主張します。
     空き状況が事前に周知されて、そしてホームページでも周知がされたということで、子どもたちのわざわざ行って確認しなきゃいけないということがなくなり、3月については、3日間ですかね、金曜日、開放されたと。そして、そういう使える場が増えたのは一定の前進と考えます。また、各団体との話合いも行われて、利用実態が見えてきたこと、それから3団体との話合いがあったこと。そういうことで、今後の活用についても話し合っていることが伺えました。第4水曜日ですかね、月に1回の開放が明らかになって、願意が進んできたということはありますけれども、金曜日の可能性であったり、今後の使い方について、今コロナの状況で学校が始まっていないことや、公園の利用状況についても、まだ今後どうなるかということもあるので、引き続きそういう一般開放を広めていくことも求めて、継続を主張いたします。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆井上温子   前回同様、採択を主張させていただきます。  この陳情自体は、すぐには採択にはならなかったんですけど、継続ということで、皆さんと共に議論ができて、前向きに進んできたことを本当に嬉しく思っていますし、少しずつ個人利用、スポーツクラブとか団体に入っていなくてもスポーツがしたいんだという子どもたちの願いというのを少しずつ受け止めて、拡大していこうというような流れができたことは大変嬉しく思っています。  今、水曜日、月に1回固定の日ができたということで、少しは進歩していて、さらに、予約がなかった日に関しては、事前に周知ができるようになったということで、工夫はされてきたように思っています。願意はある程度かなってきているとは思っているんですけれども、半面利用の月曜日の開放などはまだまだ課題として残っていまして、私自身も何度か見に行ったときに、半面開放しても支障がない日というのが結構存在しているなというふうには思っているので、施設の有効活用としては、今後もぜひ区に対応を求めていきたいと思っています。  団体のクラブとかスポーツチームなのか、個人の子どもたちなのかというような対立をさせたいわけでは私自身もないですし、陳情者の人たちもそれを願っているわけではないような気がするんです。なので、東板橋公園を全て子どもたちに開放してくれというような陳情ではなくて、一定の日にするなどしてほしいというような、私たちも使えるようなふうにしてほしいんだ、使いやすいようにしてほしいんだというような陳情になっていますので、特段対立を生むような内容ではないと思っていますし、前向きに議会としても採択をして、進めていきたいと思っています。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。          (発言する人なし) ○委員長   以上で意見を終了いたします。  陳情第58号 子どもの遊び場についての陳情(東板橋公園グラウンドの件)につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第58号を継続審査とすることに賛成の方は挙手願います。          賛成少数(2-6) ○委員長   賛成少数と認めます。  よって、継続審査とすることは否決されました。  この際、継続審査を主張された方で、特にご意見があれば伺います。 ◆山内えり   継続審査が否決されましたので、態度が求められるということですので、判断をしなければと思っています。先ほども申し上げましたけれども、こうした陳情が出たことによって、様々な利用ができるようにと、一定の前進が図られたと思っています。  ただ、この3団体との話合いが行われてきたこと、そして、やはり一番区としては、一般の開放をどうしていくかという姿勢が必要かと思っています。団体に所属している方も所属できない方もおられると思いますし、そうした利用を広げていくという姿勢を持っていただくということも求めて、採択を主張いたします。 ○委員長   ほかにございますか。          (発言する人なし) ○委員長   次に、お諮りいたします。  陳情第58号を採択することに賛成の方は挙手願います。          可否同数(4-4) ○委員長   可否同数と認めます。  したがいまして、委員会条例第14条第1項の規定により、委員長裁決を行います。  陳情第58号は、採択のうえ、執行機関に送付すべきものと決定いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、資源環境部関係の陳情審査を行います。  陳情第47号 「公共施設の配置検討(エリアマネジメント)」についての陳情(集会・環境施設の件)第1項エコポリスセンター現地存続の件を議題といたします。  なお、陳情第47号に追加署名が141名あり、合計484名となりましたので、ご報告いたします。  また、その後の状況については、特段の変化がないことを理事者より確認しておりますので、特段の質疑がなければ、委員間討論のある方は挙手願います。          (発言する人なし) ○委員長   以上で質疑並びに委員間討論を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山内えり   前回同様、継続を主張いたします。  令和2年度、今年度在り方を検討し、そして令和3年度に結論を出すということで、この間質疑の中で伺っています。やはりエコポリスセンターをどうしていくかという視点に立って、設置の目的に照らして検討していく必要が今後もあるかと思っています。昨年は、利用者説明会、住民説明会が行われて、私も伺いましたし、今後もそういった利用者向け、それから住民向けの説明会が必要だと考えておりますし、今後そうした環境団体の方の意見、そして声、また住民の皆さん、利用者の皆さんの声が、意見が反映できるよう検討していただくことを求めて、継続を主張いたします。 ◆井上温子   私たちも継続を主張させていただきます。  集会・環境施設を現地に存続するということに関しては、私たちの会派としても、存続させるべきだというふうに思っていますし、こういったものは維持していくべきだという立場に立っていますけれども、まだその計画が十分議論されていない状況なので、現在のところは継続とさせていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。          (発言する人なし) ○委員長   以上で意見を終了いたします。  お諮りいたします。  陳情第47号 「公共施設の配置検討(エリアマネジメント)」についての陳情(集会・環境施設の件)第1項エコポリスセンター現地存続の件を継続審査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、陳情第47号第1項は継続審査とすることに決定いたしました。  以上をもちまして、陳情審査が終了いたしました。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事項調査を行いますが、理事者の入室のため、暫時休憩いたします。  再開時刻は10時50分といたします。よろしくお願いします。 休憩時刻 午前10時45分 再開時刻 午前10時50分 ○委員長   休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、所管事項調査を行います。  それぞれの議題における資料の説明は基本的に省略し、資料に記載のない内容についてのみ説明を認めます。追加の説明がない場合は、直ちに質疑に入りますので、ご承知おき願います。  それでは初めに、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急対策の実施についてを議題といたします。  理事者より資料に追加の説明はありますでしょうか。          (発言する人なし) ○委員長   よろしいですね。  本件につきましては、特段の質疑がなければご了承願いたいと存じます。  よろしいですか。ありますか。 ◆内田けんいちろう   2点ほどお伺いします。  まず、1ページ目の部分、今後実施する対策、①区民生活支援、ア、交付手数料免除の件なんですけれども、この免除の枚数の上限というのは定めていないのでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらは枚数の上限というのは、特にございません。 ◆内田けんいちろう   上限がないとなると、万が一、その場で大量の枚数を請求されてしまったときに滞りが出てしまう可能性、業務に支障が出てしまう可能性があるのかなというふうに感じたんですけれども、定めていないところの理由、どのようにお考えなのでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらにつきましては、基本的には別紙につけましたこういった融資ですとか、あっせんを受けるときに、住民票や印鑑登録証明書が必要な場合にということでございまして、これまでの実績を確認させていただきましたが、そんなに大きな影響があるとは考えておりませんので、上限を設けていないという状況でございます。 ◆内田けんいちろう   分かりました。  続いて、裏面の2ページ目、中小企業支援に関してなんですけれども、ごめんなさい、そこに関わるかどうかちょっと判断が難しいところなんですけれども、様々な助成金の申請の仕方が難しい、煩雑であるということから、それこそ申請を代わりにしますよと、そういったサービスが民間から出ていたりとかするのだという状況をニュース等でも聞いているわけなんですけれども、この点に関しましてどのように対応する予定なのかとか、お考えをお聞かせください。 ◎産業振興課長   今、国での持続化給付金であったり、あるいは東京都の自粛要請に応じた協力金であったりというようなところで、直接区の窓口ということではないんですけれども、例えばこういう調整助成金についても、社会保険労務士さんを介してというようなこともあったり、あるいは協力金では中小企業診断士等々のお名前も追記というような形で出ておりますので、そういった際に区内の事業者でお困り事があった際に、そういった専門家を派遣するというようなことも、私どものほうで行っておりますので、実際には産業振興公社のほうで行っております。そういった専門家派遣であったり、あるいは臨時特別の相談窓口等も私どもで設けておりますので、そういったスキームをお知らせしながら、対応に当たっているところでございます。 ◆内田けんいちろう   それでは最後に、その経営相談窓口の現在の相談者の方の人数の増減というか状況と、こちらには増員をされたということでしたので、現在の人数をお伺いします。 ◎産業振興課長 
     件数的には、この3月、4月の件数では、全部で719件というところでございます。  相談は予約制というようなことで行っておりますが、1事業者当たり45分ということで行っている中で、当初、特別相談窓口を設けたときは、1人の中小企業診断士の方の相談体制ではございましたが、その後、3月中に2名へ増員、そして4月に3名へ増員、そして5月1日からは4名体制というようなことで、相談窓口を受けているところでございます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆山内えり   1枚目の実施概要、1、区民生活支援ということで、先ほど手数料免除のことがありましたけれども、この期間というのは現状いつまでというふうに区として考えているのか、お示しいただければと思います。 ◎戸籍住民課長   こちらにつきましては、コロナの特別対策ということですので、こちらの対応として事業が行われている限りは実施を続けるものでございます。 ◆山内えり   そうすると、確認ですけれども、国のその緊急、区と都ですね。今、自粛制限のそういう対応である、現状とすると5月31日までということになるんでしょうか。 ◎戸籍住民課長   こちらの事業で、コロナの対策として事業が行われている限りは、受付をするものでございます。 ◆山内えり   それから、②中小企業支援のイ、社会保険労務士派遣ということでありましたけれども、こちらは今何人の方で対応されているんでしょうか。 ◎産業振興課長   ポストとしては1ポストというようなことで考えておりまして、社会保険労務士の会のほうに協力依頼をして、派遣していただくというような形で考えております。 ◆山内えり   現状こちらへのそういった相談というのは、変化とか推移というのはどうなっているでしょうか。増えているんでしょうか。 ◎産業振興課長   一応、予約制でというような形で行っておりますが、今のところ例えば昨日とか、明日とか、大体火曜と木曜日にやっているんですけれども、ほぼ全ての時間帯で予約が入っているというようなことです。  直近で空いているとなると、来週の火曜日とかですと、おおむね1時間単位で行っておりますが、一コマ空いているというような状況でございます。 ◆山内えり   それから、ウについても伺います。  学校給食が中止となって、その区への農産物の買上げは区として行っていくというふうにこの間伺っていますけれども、この区民へ販売及び福祉施設等々、子ども食堂等への提供というのはどのようにやっているのか、区が買い上げてどうなっているのか、流れというんでしょうか、その辺りもう少し詳しくお示しいただきたいと思います。 ◎赤塚支所長   ご質問いただきまして、ありがとうございます。  学校給食の食材につきましては、通常ですと板橋区ふれあい農園会の学校給食部会の方が栽培された野菜を直接、教育委員会のほうで購入するような形になっているものでございます。今回、もしこのまま学校が再開されずに学校給食の中止が続くという状態であれば、作付してもらったお野菜が買取りを受けられなくて余ってしまうというところでございます。  これにつきまして、作付を区のほうとして依頼している関係から、ご本人の努力によって販売するのも今限界があるということで、一旦区が買い上げて、買い上げた野菜につきましては区のほうで責任を持って、原則は区民の方に販売していければというふうに考えているところでございます。  販売がかなわないものにつきましては、福祉施設とか、子ども食堂等へ声かけして、マッチングして提供を進めていきたいと、こういうふうに考えているところでございますが、今のところまだ実績はないところでございます。 ◆山内えり   その流れをちょっと知りたかったんですけど、現状実績がないということですけれども、区が販売を区民の方にするというのは、どういうふうに行えるのか、手法というのがちょっとイメージできなくて、どこか区役所で売るのか、地域センターなのかとか、そういった具体的な今どういうふうに区民の方に販売していく、インターネットなのか、その辺りというのを今考えていることがあれば教えていただきたいと思っています。 ◎赤塚支所長   今出されている緊急事態宣言の解除がされるかされないかで、また違ってくると思うんですが、我々が持っているノウハウというのは、板橋ふれあい農園会の方とやっている板橋ふれあいマルシェ、これを実施するときに、農業者の方と一緒に区の職員も併せて参加して、みんなで区民の方に野菜を販売していて、これまでに10回程度の実績があるところでございます。このやり方を踏襲しながら、しかも3密を避けるような形で、できれば屋外等を使って感染を広げないような形で、しかも野菜を販売できるようなことを考えているところでございます。 ◆山内えり   それから、すみません、別紙2のところで伺います。6番のオンライン申請開始日及び申請書の発送予定時期について伺います。  オンライン申請のほうは始まっていると伺っていますけれども、こちらのオンライン申請と郵送申請で日にちが異なっていまして、オンライン申請の場合はマイナンバーカードを持っている方ができるというふうに伺っていますけれども、こちらに申請が現時点で今どれぐらいあるのか、それから区の職員の方が増員されて、多くの方で対応されているというふうに聞いていますけれども、オンライン申請と郵送申請は、区の方がどのように配置されて、また委託などの状況についても伺いたいと思います。 ◎定額給付金担当課長   すみません、答弁の前に1つだけ資料の訂正をさせてください。  別紙2の2ページ目の9、コールセンターの(2)5月20日(月)となっているんですけれども、申し訳ございません、こちら水曜日の誤りであります。申し訳ありません。今後ないようにいたしますので、修正をお願いいたします。  今、委員の質問のあった件なんですけれども、オンライン申請、板橋区では5月7日から開始しておりまして、11日現在の時点ではあるんですけれども、約1万1,000件のお申込みを頂いています。ただ、こちらに関しては、例えば登録が完了しなかったかもしれないということで、再度申請された方の数も含まれていますので、実数としてはそれよりは下がるかもしれませんけれども、11日現在で1万1,000件程度お申込みいただいております。  区の職員の体制という形なんですけれども、まず5月1日から兼務職員ということで、私を含め15名の職員が定額給付金の処理に当たっております。  オンライン申請に関しては、国のマイナポータルというところからお申込みいただきまして、そのデータをこちらのほうで、職員で添付されている口座の資料と入力されている数字が合っているかどうか、支店名とかが合っているかどうかとか、マイナポータルで申請する場合だと、世帯主が本当に申請されているかどうかとか、世帯員が本当に合っているかどうか、入力内容の確認等もしなければいけないので、そちらに関して今職員で確認作業を鋭意進めているところであります。その際、今、兼務職員以外にも部内の職員を挙げたり、全庁的に応援体制を取って、できるだけ早く進めているというところでございます。  郵送のほうの申請のほうは、委託を予定しておりまして、こちらのほうは世帯主様と同じ世帯の方のお名前等がそもそも記載されているものを郵送させていただきまして、それをご返送させていただいたものを処理するという形になるんですけれども、この処理のところは委託で考えております。 ◆山内えり   それから、特にお急ぎの方のために5月13日、今日から19日の期間までダウンロードがホームページからできるというふうに伺っています。  まずは、この特にお急ぎの方はどういった方なのかということと、19日までというふうにしている理由についても教えていただきたいと思います。 ◎定額給付金担当課長   先ほどご質問にあったマイナンバーカード、オンライン申請はマイナンバーカードをお持ちの方しかできないということで、ただ、お持ちのない方でもお急ぎになられている、早く定額給付金をもらいたいという方が多くいらっしゃるということは、こちらも感じておりまして、何か手段が打てないかということで、ホームページのほうに申請書をアップしまして、ダウンロードしていただいて、郵送が届く前に申請していただいて、できるだけ早く10万円の給付をできるようにするというのが、こちらの特にお急ぎの方にというやつの趣旨でございます。  19日までの期間ということなんですけれども、こちらも郵送のときと違って、やはり申請書に皆様が世帯主から世帯構成員等をご自身で書いていただく形になるので、例えば一緒に住んでいるけれども、別世帯の方、例えば親御さんとかと一緒に住んでいるけれども、世帯は別だったけども、一緒に申請してきてしまう可能性とかもありまして、職員でそちらもやはり手作業で確認をしなければいけなくなります。こちらの件数がかなり多くなってしまいますと、かえって給付に、本当に急いで欲しいと思っている方に遅くなってしまうことも考えられますので、期間を区切らせていただいて、できるだけこの期間にお申込み頂いた方には早めに支給できるようにということで、期間を区切らせていただいております。  特にこのお急ぎの方というのには、特に証明書とかは求めることはしていないで、ご自身のご申請でやはりお困りというふうに感じている方はお申込み頂けるということにしてありまして、ただ、ホームページのほうとかでは、やはり特にお急ぎでない方は、申請がいっぱいになってしまうと、本当にお急ぎの方がもらうのが遅くなってしまう可能性があるので、お急ぎでない方は郵送をお待ちくださいという形でご案内させていただいております。 ◆山内えり   それから、本当にもっと早くしてほしいという声をたくさんいただいているんですけれども、ホームページのダウンロードができないような方が、何か手続したいという方はどういった今区として対応することを考えているんでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   ホームページを見られない、印刷することができないという方も多くいらっしゃるかと思います。現在、今日から地域センターのほうでも、この申請書をお配りしておりますので、もしダウンロードできない方は、地域センターのほうでお受け取りいただけることができます。  ただ、今コロナの状況でもありますので、ホームページからダウンロードできる方は極力ダウロードしていただいて、人と接触を減らしていただきたいということはあるんですけれども、その環境がない方に関しては、地域センターでもお配りさせていただいております。 ◆山内えり   ちょっと細かくていろいろすみません。その地域センターも19日までということになるんでしょうか。あと、板橋区の庁内でも受け取ることはできるのか、その辺りもう少し詳しくお願いします。 ◎定額給付金担当課長   申請書を手渡し、窓口等でお渡しするのも19日までとなります。  本庁舎のほうでも、今1階の総合受付のほうで申請書のお渡しはしていますので、そちらのほうでお渡しすることはできます。 ◆山内えり   その関連で裏面に、先ほど区民への周知方法として、広報いたばしに5月23日と30日にお伝えするということですけれども、本当に困っている方が、この13日から19日の間に地域センターに行くだとか、ダウンロードするという方法がどうやって取れるのかなと思っているんですけど、その方たちへの周知というのは、ホームページではされているのかというのと、ホームページ以外での周知というのを今考えているところでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   こちらに関しては、ホームページのほうで、この13日から19日までの間、申請書をダウンロードできますというご案内はさせていただいております。  何分急ぐために、決まったのもつい最近でやっているので、広報紙のほうには間に合わなかったので、ぜひこちらはお願いになるんですけれども、皆様も困っている方がいらっしゃったら、19日まで配っているということをご紹介いただけると助かります。  あとお電話で、コールセンターとかでかかってきて、本当に急いでいますという方に関して、コールセンターのほうから、こういうことがありますというご案内もさせていただいております。 ◆山内えり   それから、このオンラインの場合、早く申請できた方は最初の支給が25日、郵送申請の方は5月27日からという、日程が異なるというか、その理由についてはどういったことになるんでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   板橋区のほうは、対象者がこちらに書いてあるように、57万3,000人以上いらっしゃいます。そちらのほうで、区のほうで住民基本台帳のデータを用いて発送準備とかをしているんですけど、何分数が多くなってしまうので、印刷とか、あとDVの関係の方を抜いたりとかという作業がどうしてもかかってしまいまして、郵送にはお時間がどうしてもかかってしまいます。  電子申請のほうに関しては、環境を整えてご自身が先ほど言ったように入力していただく形になるので、早めに申請の受付を開始できておりますので、そういったところでちょっと期間の差は出てきてしまっております。 ◆山内えり   すみません。あと、先ほど区の職員の方と、それから委託の方は郵送の申請等に携わるということですけれども、特に郵送の場合、事務作業の流れというんでしょうか、発送して届いて、手続というんでしょうか、その辺りの流れというのは、具体的にどういうふうになるんでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   郵送申請になりますけれども、まず先ほど申し上げたように、世帯主様のお名前と世帯の構成員がそもそも書かれた申請書が各世帯主の方の元に、世帯主宛てに送らせていただきます。受け取られた方は、原則として世帯主の方がその内容を確認していただきまして、受け取らない方は受け取らないにチェックをしていただいたりとか、そういった形で中身を記入していただきまして、免許証とか、マイナンバーカードみたいな本人確認用の書類の写しと銀行口座とか、ゆうちょとかの口座の証明できるところの写しコピーを一緒に添付していただいて、こちらから送ったときに同封させていただいた返信用封筒で送り返していただくという手続を区民の皆様にしていただくことになります。 ◆山内えり   ぜひ漏れのないようにお願いします。 ◎産業振興課長   先ほど産業振興公社の取組みの中でのご説明で、改めてちょっと補足をさせていただきたいと思います。  火曜日、木曜日に行っております予約制の相談については、中小企業診断士の先生が相談相手というようなことで行っているところです。一方、雇用調整助成金など国の制度のサポートというか、相談というようなところでは、専門家派遣ということで行わせていただいております。  一方で、産業振興公社が2月から行っております特別相談窓口については、中小企業診断士の方で、現在4名の方での体制というようなことですので、すみません、補足をさせていただきます。 ◆井上温子   最初にちょっとお伺いしたいのが、区の体制強化で、外出自粛要請の呼びかけ強化、ポスターを掲示するとあるんですけれども、今、外出自粛はもちろんしなきゃいけないことは分かっていますけれども、本当に真面目な方が、一歩も外に出ないという方が結構いらっしゃって、逆に健康を害すんじゃないかなと。歩数とかも本当100桁台というか。そうなってくると、コロナよりも違うリスクというのが、個人個人に関しては結構大きなものになってくるんではないかなと思っていまして、人がいるところを歩くというのは、もちろんよくないですけれども、散歩を1日に30分程度はしましょうとか、人がいないところを避けて運動していきましょうということのほうが、今重要なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   実は外出自粛要請の呼びかけ強化ということで、この緊急事態宣言が発出されまして、皆さんに周知をするための方策が、まず掲示板ということを地域振興課のほうでは考えさせていただきました。これを一番初めにデータをつくりまして、地域センターに送りまして、地域センターで印字して掲示するということで、全部、地域振興課の中の手作業でやらせていただきました。  これを一番初めにやったときは、とにかく不要不急の外出をまず避けること、それを区民の皆さんにいち早くどうやって知らせるかということが第一の目的でしたので、ですのでできるだけ易しい日本語、また外国語表記なども入れまして、地域振興課のほうで工夫して作成したものをまずは掲示させていただきました。ですので、これからまた状況の変化がいろいろ起こってくると思いますので、必要なPRにつきましては、それぞれのまた所管で協力しながら掲示していくような形になると思います。  今ここに出した段階のものは、まずコロナの感染症拡大を防止するために何ができるかという最初の一歩のポスターでしたので、その旨ご理解いただければと思います。 ◆井上温子   世の中が全てが同じ方向に向かっているときこそ、違ったメッセージで何を発しなきゃいけないかというのを、私は小さな地方自治体は考えるべきだと思っていて、今孤独死とか、虐待とか、あと体力低下というのが、かなりの勢いで起きると思うんですよね。  感染を防止するというのは、もちろん社会とか、人の命を守るために重要ではあるというのは、認識はしているんですけれども、コロナを開けたときに、孤独死がすごい板橋から起きていたら私は嫌だし、あと体力低下とか、認知症が進行するだとか、そういったものが併せて起きてくるんだということを認識しておかないと、本当に問題になってくると思います。  高齢の方で本当に区の指示をきちんと守る方って、結構一定数いらっしゃるんだなということがよく分かったんですけど、私も50人ぐらい高齢者の方にお電話したところ、一定数本当に一歩も出ていませんよ、私ちゃんと守っていますよとおっしゃるんですよ。ただ、その方の、お家が皆さん広ければいいですよね。60平米、100平米とかあるお家とかだったら、家庭内での運動はできると思うんですけど、そうじゃない方、20平米、25平米とかのお家の方は、本当に移動距離というのがないので、そこまで地域生活に想像を働かせて周知をぜひお願いしたいと思います。  次なんですけど、別紙2の給付金のところなんですけれども、4月20日に総務省が、ホームレス状態の方にも、4月27日時点で住民票があれば10万円の対象ですよというような通知を出されています。しかしながら、確認資料とか、口座とかをお持ちでない方というのが、多分結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。そういった方たちの対応というのは、どのように検討されているのかお聞かせください。 ◎定額給付金担当課長   委員おっしゃられたように、ホームレスの方も当然対象になります。  口座をお持ちでない方は、ほかにもいらっしゃるかもしれないんですけれども、口座をお持ちでない方に関しては、個別に事情を伺った上で、現金での窓口でお渡しという形にさせていただきたいと思います。ただ、その事情等をやっぱり確認させていただいた上でのお渡しにはなるかと思います。  証明書とかに関しても、特に本当にその方がというのを確認するのは、やっぱりそういった場合は個別個別のケースになってしまうかと思いますので、そこは丁寧に対応させていただきたいと思っております。 ◆井上温子   本人確認書類をお持ちでないと本当にその人なのかというのが、すごく難しいケースがあって、多分記憶をたどっていって、どこで私は生まれて、どういう家族でとか、そういう情報から探っていくことになるのかもしれないんですけど、ぜひ窓口が大変なので面倒なケースというか、大変なケースとかを何となく除外していっちゃうようなことというのは、起こりやすくなってくると思うので、その辺はぜひ窓口の人たちに、全ての人を断らないで受け入れていくという姿勢でやっていただきたいと思います。  あとホームレスの方だと、住民票の所在地と今いらっしゃるところが全然違う場合が多いわけですよね。例えば、秋田で生まれて、住民票は秋田のまんまなんだけど、板橋でホームレス状態になっているというケースもあって、そういった場合をどういうふうに対応するのかというのも確認したいのと、あと4月27日まで住民票がある場合となっていて、抹消されている方って結構、住民票がない方というのが一定数いらっしゃるんですよね。その場合の対応って、救済策というのはあるのか。国がやっていることなので、区からは要望を出すぐらいしかできない場合もあると思いますけど、救済策があるのかというのも併せて教えてください。 ◎定額給付金担当課長 
     まず、住民票を移していない例えばほかの遠いところにあって、ただ、今は現在板橋にいるとかという形の方なんですけれども、やはり4月27日現在の住民登録のところになりますので、その前のところの例えば自治体とかにご連絡していただいて、依頼して送っていただくという形になるかと思います。板橋区でそれを例えば支給することはできないという形になります。  あと郵送とかで、転送サービスとかで送ってもらうとかということも一応できるんですけれども、その自治体さんでどのように小まめな対応をしていただけるかというのは、ご相談いただきたいという形になるかと思います。  そもそも住民登録が抹消されていてないという方なんですけれども、日本に住んでいるということで、ただないということだと、住民票を例えばそのときに回復していただければまた給付の対象になりますので、住民登録がないとできないんですけれども、消されているやつを回復させれば給付の対象になりますので、そういった面ではその回復をしていただくという形になります。 ◆井上温子   じゃ、4月27日時点でなければならないというのを見たときに、漏れが出てくるのかなと思ったんですけど、回復をさせれば全ての方が対象になるということになっているということなんですね。 ◎定額給付金担当課長   日本にお住まいで、ほかに全然住民登録がなくて、基準日のときにもなかったというところで、最初に初めてそこで回復させたところが、原則受給を得る自治体になります。  例えば、転出届をしてて、海外に住んでいることにしてて、基準日前に日本に戻ってきていたんだけれども、手続はしていなかったとかという方も、例えば27を過ぎても、戻ってきて最初に日本で住民登録をしたところが支給対象の自治体になります。 ◆井上温子   そうすると、4月27日までになくても支給はできるし、抹消されていても、その抹消されたものを回復すればいいということなのかというのと、もう一点ちょっとお聞きしたいのが、先ほど板橋区にいるホームレス状態の方が他区というか、他に住民票があった場合は、そちらのまで連絡したりとか、行かなきゃいけないということが分かったんですけど、板橋区に住民票があって他にいらっしゃる方がいた場合、板橋区が支給をしなきゃいけなくなるわけですけど、そういう場合というのはどのように対応されようと思っていらっしゃるのか、決まっていたら教えてください。 ◎定額給付金担当課長   板橋区に住民登録があって、ただ、ずっと他にいらっしゃるような方に関しては、そういった方は先ほどの逆のパターンも含めてなんですけれども、郵送してくださいという依頼書というのを出せる形になっているんですね。なので、その郵送依頼を受けて、そちらのほうにお送りするという形になります。 ◆井上温子   先ほどの回答がまだでしたね。 ◎定額給付金担当課長   住民票がなくて復活したというやつとかですけれども、復活の手続させていただければ、基準日より後でも支給対象になりますので、大丈夫ですということです。 ◆井上温子   ありがとうございます。ホームレス支援されている方たちが、すごく気にされていたことだったので、大変よかったです。  もう一つ、DVなどで、世帯じゃなくて個人給付を希望されている方というのは、4月30日までにお知らせくださいということで、事前に申し出るようにというふうな通知があったかと思うんですけれども、その後でも受付しますよというふうに書かれていて、ただ、世帯に例えば郵送し終わった後とかって、どういう扱いになってくるのかなというのが、世帯にはその方の分の10万円を振り込んでしまっている、でも本来DVで逃げていたので、私は個人で欲しかったんだといったときは、申し出てもらっても、救済策がきちんとあるのかがちょっと気になっていて、教えてください。 ◎定額給付金担当課長   委員おっしゃっていただいたように、事前にそういった届出をしていただいた方は、まず郵送から除くという形で、それ以降でも、来て間に合うものについては抜かすんですけれども、間に合わないで行ってしまった場合、例えばそこの世帯主様が全員分要るよといってやった場合は、一回まずそこには振り込まれてしまいます。  ただ、その後でも、DVで逃げているという証明手続をしていただいた方には、一回元の世帯主に振り込まれていても、そのDVの方にも振り込む形になって、元の世帯主様に返還請求をするという形になります。 ◆井上温子   あとDVとかの相談を受けてきちんと別居していたりとか、書類が整う方というのは、その対象になってくるんだと思うんですけれども、これ、グレーゾーンの方が相当数いらっしゃると思うんです。結構大ごとにしたくなくて相談機関を使っていないとか、調停とかしていないとか、いろんな方たちがいて、はざまにいる人たちの対応というのが、すごく肝になってくると思うんですが、例えば今まで相談したことはなかったけれども、世帯主となかなか関係性がうまくいかなくて、個別にしたいんだといった場合には、例えば相談センターとかに相談を今からでもしてもらうことで、個別に給付をしてもらえるようになるのか、それとも今まで遡って相談をしていたというような証明がなければ個別給付はできないのかというのは、すごく大きな差になってくると思うんですね。そういったところに関しては、どのような扱いになるのか教えてください。 ◎定額給付金担当課長   国のほうから示されているものによると、やはり民間のところとかでもいいので、例えば警察とかでもいいですし、何かしら相談があった記録というのを基に判断していくという形にはなっております。 ◆井上温子   その警察の相談記録というのが、例えば5月に入っていたら駄目なものなのか。グレーゾーンの方たちって、あまり相談機関にも行っていない、警察にも言っていない、別居状態で暴力から逃げていて、でも住民票としては世帯は一緒になっているというケースがあって、過去のケースでも、そういった場合になかなか難しかったことが多かったんですね、世帯主支給とかってなってくると。  今回のこの10万円となったときに、相談していなかったけれども、こういう状態で今逃げている状態にあるんだということを新たに相談すれば個別給付に切り替えられるんだよとなってくれば救われる方も多いと思うんですけど、それは大丈夫なのかどうかがもし分からなければ、後で資料で頂ければありがたいですが、いかがでしょう。 ◎定額給付金担当課長   後でまた。すみません。 ◆井上温子   すみません、最後になんですけれども、中小企業の支援についてちょっとお伺いしたいんですが、いろいろ緊急事態なので頑張られているんだとは思うんですが、ほかの様々な自治体を見ていると、青森とか岩手とかでも飲食とか、宿泊とか、タクシーなど様々な事業者に10万円、20万円の給付、小さな自治体でも現金給付というのを行っていて、板橋区は今のところ見ていると、あまりそういった方向では考えられていないのかなというふうに思うんですね。  国の持続化給付金だと50%売上げが下がったところしか対象にはならないし、都の協力金だと対象となるところにしかお金は行かないし、飲食店に関して言うと、8時前に閉まっていたところは同じ飲食業でも対象外になるし、様々都や国の支援策から抜け落ちている人たちというのがいるわけです。売上げが10%、40%下がっていても対象にならない。  いろいろ見ているとなかなか難しい部分がありまして、戦後最大、リーマンショックを超えるような今経済危機が来ているわけですね。そのときに財政調整基金というのをかなりちゃんと使って、緊急事態のために財政調整基金って一生懸命皆さんためてきているわけですから、今使わなくていつ使うんだというふうに多分思われている方は多いんじゃないかと思うんですが、今後この中小企業の支援で給付とか、そういったものをきちんとしていくんだぞというような検討を行われているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ◎産業振興課長   今、委員おっしゃったように、持続化給付金については50%を割ったところ、一月単位というようなことですので、その中でということなので、平均すると30、40とかというところも、この月はというようなところもあるんではないかなというふうには考えているところでございます。  また、一方で協力金ですね、東京都のほうの。協力金についても、そもそもがいわゆる3密を防ぐため、あるいはクラスター対策というようなところで、そういった可能性のある施設に対して休業を要請しているというようなところなので、それ以外のところもあろうかと思います。  一方で、飲食店等についても、お昼の時間帯しかやっていなくても休業するというようなことであれば、協力金の対象にもなっているというようなことはありますので、今、区として現在行っている、これまでに行ってきたというようなところでは、まずは運転をしっかりとしていただくといようなことでの運転資金のあっせんというようなことで、実質こちらのほうは無利子というような形で利子補給もして対応しているところでございます。  そういった国や都の政策を見ながら進めていきたいとは思っておりますが、一方で私どもでも先ほどの相談件数がこの二月で719件と、通常の4倍から5倍ぐらいの数になっています。お困り事が全てというか、かなり広い業種にわたっているというようなところは、実質、私どもでも把握しているところでございますので、今後どういった形ができるかというようなことで今現在検討をしております。  そういった中では今取り沙汰されている固定費の部分であったりというようなところでは検討を進めておりまして、そこのスキームづくり等々うまくできていけば、今後お示しをして、予算化というようなことで補正の予算を立てて対応には当たってまいりたいというふうには考えております。 ○委員長   井上委員の質疑の途中ですが、20分を経過しましたので、ほかの委員で質疑がありましたら挙手願います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  時間もありますので、端的に1つのことにだけ質問させていただきたいと思うんですけれども、私が質問したいのは、外出自粛要請の呼びかけ強化というふうになっているところの町会掲示板に外出自粛等のポスターを掲示というふうになっています。ここについてちょっと質問をしたいんですけれども、ご承知のように今現状、民生委員さんだとかの声かけだとか、戸別訪問だとか、あるいはご近所さんのあるいは声かけみたいなことも止まっていて、年配の高齢者の方は非常に情報を受け取りづらい状況になっているというふうに感じています。  区役所で働いているとか、区役所に関係している我々からすると少し感覚が、我々はちょっと感覚が違っちゃっていますけれども、やっぱり住民の皆さんは、必ずしもホームページで情報を得られる人ばかりではないということを感じなければいけないと思っていますし、こういう状況下ですから、先ほど地域振興課長がお話しいただきましたように、町会掲示板の重要性がかつてないほど高まっているというふうに、私は認識しています。  幸いなことに、我が会派の要望によって、全ての町会掲示板に今風雨をしのげるガラスケースがついています。ですから、この町会掲示板をやっぱり120%ぐらい活用していかなければいけない状況だろうというふうに思っています。  そこで、町会掲示板に外出自粛等のポスターを掲示等というふうになっていますが、今現状どういった掲示がされているのかというのを分かりますかね。教えていただければと思います。 ◎地域振興課長   今現在はかつてというか、毎回毎回どの時期に何のポスターを貼るかということは予約済みで決まっているんですね。それを貼らせていただいているんですけども、その貼っているポスターが事業の自粛に応じまして、かなり実施できていない事業のポスターが貼られております。ですので、この事業については実施していないものもありますのでというようなそういった注意のものと、この行かなくてもいい、今でなくてもいい外出はやめましょうというようなポスターが貼られているところでございます。  それで、この掲示板の重要性というのは、まずもって物すごく今皆さんに伝えるライフラインというか、とても情報ツールとしては今生きている最大のものでないかなと思っているんです、ホームページ以外では。そのために、ここの掲示板に何を貼る、どういう掲示をしなくちゃいけないかということについては、このコロナ対策全般に関してなんですけど、健康危機管理対策本部会議というのがございます。そこを通じまして、私どもが地域振興課で作ったポスターも、そこからの依頼を受けて作ったものなんですね。ですから、これから先ほどのご意見にもありましたように、情報をどのようにどんなものを流さなくちゃいけないかということは、ここの健康危機管理対策本部にまた諮るなり、そこで審議していただいたものを常時それぞれの所管で作ったものを掲示板で貼っていくのがよろしいんじゃないかなと思っております。 ◆山田貴之   ありがとうございます。今現状はあまり活用ができていないということが分かったかなというふうに思います。  イベントの中止とか、もちろん掲示することも大事だと思いますが、それは1枚にまとめてでも可能なことですので、残ったスペースに関しては、この状況下ですから各所管が重要と思われることを吸い上げて、どのものを上げていったらいいのかというのを今言っていただいた本部会議なんかでもんでいただいて、速やかに周知をしていただきたいと思うんですね。  そういう中でやはりやらなければいけないのは、今現状は例えば特別定額給付金の支給のされ方について、地域の方は日中テレビを見ながら自治体では始まったとか、始まっていないとか、いつ頃になるのかという情報はいろいろ入っていると思うんです。でも、我が区ではどういう状況なのかというのは、我々が思うよりも知っていません、知られていません。ですから、そのことをお散歩のついでに、お買物のついでに、掲示板の前を通るときには見ていただける習慣をつくりながら、しっかりとした情報発信をしていく必要が私はあるというふうに思っています。  先ほど掲示板をどういうふうに活用していくかこれから考えるということですが、特にやっぱり先ほど委員からも出ましたけども、虐待とか、DVとか、そういう件数が増えていくことは容易に想像できます。子どもたちにとっては、自由にホームページを見ることができないかもしれない、あるいは学校から配布されるプリントは親が取りに行くから、子どもの手には渡らないかもしれない。であるならば、掲示板の低いところには高齢者や、あるいは子どもたちに必要な情報を掲示すると。これまでの掲示板の使い方を一回見直して、本当に必要な情報がどのようにこの掲示板から伝わるだろうか、伝えていくことができるだろうかということを真剣に考えてほしいんですね。  例えば、欧米ではよくありますけれども、紙の下を切り込みを入れまして、そこに電話番号がいっぱい書いてある紙をぶら下げて、必要な人はこの紙をちぎって電話番号を持っていってくださいみたいなこともやるんですね。ガラスケースの中じゃもちろん無理ですけど、外にそういうものを貼ってもいいと思います。それぐらいこの掲示板がとても大事な情報を発信する掲示板なんだという意識を持って、使い方については十分活用してほしいと、考えてもらいたいと思いますけども、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   今とてもいいご意見を頂きましたので、この意見を参考にいたしまして、十分に検討してまいりたいと思います。ありがとうございました。 ◆山田貴之   それとあと、通常、民生委員さんが声をかけてくださっているようなこと、今はだんだん暑くなってきていますから、やっぱり熱中症対策とか、熱中症に対してどういうケアを皆さん取ってくださいねということをこの掲示板で発信していくとか、あるいはやっぱり今のIT技術を生かしてQRコードを貼りつけて、速やかにその支援のホームページの概要が見られるようなことをしていくとか、そういった活用を私としては提案したいというふうに思っていますが、受け止めて検討していただけるかどうか、もう一度答弁をお願いします。 ◎地域振興課長   掲示板の使い方等につきましては、地域振興の所管のほうで十分に検討してまいりたいと思います。  広報の手段、PRの仕方、またQRコードなど、そういったものの情報発信の仕方につきましては、やはり広聴広報課であるとか、そういった専門の所管がございますので、そういったところと連携を取り、そういったところで周知をしていただくように、また今何が一番必要な情報を届けなくちゃいけないかということについては、健康危機管理対策本部のほうに、こういったご意見があったということをちゃんと伝えたいと思っております。 ○委員長   ほかに。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。私も何点か質問させていただきます。  まず1点目が、やはり現在、持続化給付金、オンライン申請でしかできなくて、これは国の事業ではあるんですけれども、昨日、12日に発表になったのは、例のサポート会場ですね。オンライン申請がどうしてもできないご高齢の経営者の方から、今、私も相談を数多く、だんだん日を追うごとに多くなってきまして、板橋とか東京ではどうなんだろうという、これ、いつやるのということで、昨日、12日の発表では、都内では府中市と、あと八王子2か所と、3か所だけで、あと全国的には熊本ということで、全国で4か所だけなんですね。恐らく今日、13日ぐらいから全国的にどんどん増やしていって、先日の国会中継で確認したところは、サポート会場を全国で約400か所つくるということでございました。  今現在、把握されている情報として結構なんですが、これ、大きな会場を予約しなきゃいけないというところで、もし板橋区とか、もしくは板橋近辺にそういったご予定とか、何か確認の情報とか入っていらっしゃるか、もしあれば教えていただきたいなと思います。 ◎産業振興課長   今現在では、そういった情報は、私どものほうでは把握していないところでございます。 ◆寺田ひろし   承知しました。ありがとうございます。ぜひ要望がかなうのであれば、東京都とか、国のほうにもご要望いただいて、板橋区内とか、もしそういった会場ができればなというのは、要望として伝えさせていただきます。  あと2点目のほうで、二、三点だけお伺いいたします。  これは特別定額給付金のほうなんですけども、まず今回この一律10万円が決まって、区役所にお問合せ件数というのは、ざっくり概算で結構なんですが、どれぐらい来ていたものでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   4月22日からコロナのコールセンターを設置しているんですけれども、5月1日からやはり定額給付金のお問合せが増えまして、大体5月から1日350件ぐらいのお問合せを頂いております。 ◆寺田ひろし   ありがとうございます。  本当に私、各委員もそれぞれそうだと思います。区民の皆様からいろんなご意見とか、ご要望をたくさん寄せられておりました。我が会派としても、5月7日に迅速な給付実施の緊急要望も出させていただきまして、今度コールセンターもできるということで、非常に1つ安心できたなと思います。  2点目のほうですけども、私も実はこのDVで今避難されている方からずっとご相談を受けまして、ちょっと1点だけ確認なんですが、記入例なんですね。例のダウンロード、本日からできるということでご案内していたところ、もうダウンロードしましたということで、ただ、やっぱり例の世帯主という記入欄があるんですが、ここはこういった方は記入すべきなんですかね。元の住民票に記載の世帯主の方の名前を記載するんでしょうか。それとも逃れられた女性の名前を記入するのか、もしくはそこは空欄にすべきなのかというのをちょっとご確認させていただきたいと思います。 ◎定額給付金担当課長   今回ダウンロードするところ、世帯主の欄、世帯主を含めた世帯構成員を書く欄があるんですけれども、世帯主のところは、どこの世帯に入っているかということも含めて、ご記入いただければと思っております。 ◆寺田ひろし   承知いたしました。ありがとうございます。  あと1点ですかね。今回早期の申請という手段を取っていただいて、本当に多くの区民の方が喜んでいらっしゃると思います。  当初は6月下旬に支給と、5月下旬に申請書を郵送しますというホームページで発表されて、非常に私もいろんな区民の方からご意見を頂いたんですが、ただそうはいっても実際はシステムのサーバーを立てたりとか、要件を定義したり、あとは本当に書式を、総務省通知を待ったり、いろんな経緯があったと思うんですね。ちょっとその辺りの経緯をいま一度、簡単にで結構なんですが、ご説明いただきたいと思います。 ◎定額給付金担当課長   今回の特別定額給付金のほうを支給は国のほうで決定されたんですけれども、今、寺田委員おっしゃられたように、まずシステムを開発して発送の状況とかを管理しないと、やっぱり57万世帯いる中でどう支給したかとか、まだ支給していないかとかというのは、管理が全くできなくなってしまうということで、システムの開発とか、あとは基準日が4月27日ですので、それを過ぎて4月30日までDVの事前申請があって、ただ、それの自治体間のデータ交換が5月8日までそれをやっていたりとか、それは過ぎても当然交換はやれるんですけれども、そういったのも作業とかがあります。  そのほか今オンライン申請をやっている手続があったりとか、そういったところをもろもろ含めまして、いろんな作業が積み重なってしまっており、あと印刷量と発送にもやはり時間がかかってしまうということもあって、板橋区だと5月下旬をめどに発送という形になっております。 ◆寺田ひろし   大変ありがとうございます。なかなかそういった細かいところが、多くの区民の方にはなかなか伝わりづらいところで、恐らくゴールデンウイークも無休でご準備されていらっしゃったと思います。本当に感謝いたします。  その分、今回の臨時の早期の郵送は、本当に先ほどご説明いただいたように、困った方を先に何とか優先するように、私も区民の方にはお伝えして、そうでないとパンクして全体の給付が遅くなるんですよというのは、しっかり丁寧に私も説明していきたいと思いますし、今はちょっと大変でしょうけども、1日数百件、お問合せ連絡が来ると思うんですが、そういった方々にもぜひ丁寧な説明をして、不要不急であれば通常の郵送をお待ちくださいというのも一言添えていただきながら、全体に素早く行き渡るように、ちょっと今大変ですけど、頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長   ありがとうございます。 ◆成島ゆかり   お願いいたします。
     別紙2の特別定額給付金事業の実施について、何点か伺いたいと思います。  今回のこの給付金については、全国民に給付されるというものでありますけれども、我が会派としては、この中でも本当に必要な方、また特に本当に困っている方に、どれだけ早く届けられるかというのも、大きな一つの視点だなというふうに思っていたところでありますので、今回、区として特にお急ぎの方ということで、ホームページには特にお困りでお急ぎの方というふうに記載をしていただいていたと思うんですけども、区民の方に寄り添ったこの英断に、本当に心からまずは感謝をしております。ありがとうございます。  その上で1つ。この特にお急ぎの方のためというところで、今日からダウンロードが始まっていますけども、この申請をされた方の初回の支給日というのは、いつになりますでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   できるだけ早く支給はしたいと思っておりますが、5月下旬、できれば25ぐらいをめどにできればとは思っていますが、事務処理の件数とかによっては変わってきてしまうかと思います。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  今回、19日までということは、先ほどもご説明いただいて、いろいろな確認作業等々、考えただけでも本当にすごい大変なことなんだろうなというのは、本当に想像にかたくないところなんではありますが、例えばこの19日以降にも、例えばこれ郵送なので、ちょっと日にちがかかってしまったりという方もいると思うので、消印は19日ですけども、それ以降に知って、やっぱり私も欲しいよと申請されている方もいらっしゃると思うんです、中には。そういう方にもぜひ柔軟に、もちろん郵送を待ったほうが早いよという場合は、それも丁寧にご説明をしていただきたいんですけども、そういう方たちにも、本当にいろんなケースがあると思いますので、柔軟にぜひ対応していただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   19日消印有効というふうにさせていただいていますが、届く時期も多少ずれはあるかと思いますし、郵送で送ったのとどちらが早いか分からない場合とか、両方申込みされてしまう方も当然いらっしゃるかと思います。その辺は早く支給できるほうで、柔軟に対応できればとは思っております。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。  今お急ぎの方のために、今、地域センターでも配布をされているということで、早速、今朝取りに行きましたというお声も頂戴をしているところであります。  今回は地域センターでは申請用紙の配布だけで、受付はされていないということなんですけども、ここにあるとおりに、書き方については相談を受け付けますよというふうになっているので、ぜひ難しいのかもしれない、いろいろ書類の紛失とか、いろんなことを考えると難しいのかもしれないんですけど、ぜひ地域センターに来て、書き方の相談を受けた方については、そのまま受付をしていただけないかなというふうに思うんですね。郵送はまた一手間もかかりますし、そこに来てくださっているんであれば、それをぜひそのまま受け付けていただきたいなというふうに思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎地域振興課長   柔軟に対応していきたいと思います。  基本はやはり受け取った、受け取らない、また個人情報満載のものですので、それをきちんと給付を担当する事務ベースにのらせるかどうかという様々なことがあると思うので、いらっしゃる区民の方には極力封筒で郵送していただきたいと思いますけれども、そこは柔軟に対応していきたいと思います。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。前の委員会でもあったように、これから地域センターの在り方ということで、そこはやっぱりいろいろ相談窓口の拡充ということもあったので、ぜひいい機会だと思いますので、ぜひ柔軟に対応していただけたらなというふうに思っております。  最後なんですけども、この区民の方の周知。やっぱりこの周知がすごく大切だと思っていて、知らなかったということが、本当に必要な方にないようにしていただきたいなというふうにすごく思っております。  その中で周知方法というのは限られてはしまうとは思うんですけども、今回、区のホームページ、早急にアップをされていて、見られる方はいいんですけども、やはり困っていらっしゃる方というのは、そういうホームページを見られる環境がないという方もたくさんいらっしゃると思うんですね。  例えば、本当例えばなんですけど、今、朝晩で、区で防災無線で放送されていますよね。緊急事態宣言が発令されています、外出を控えてくださいという中で、例えばこの特別定額給付金のお知らせをするのも1つなのかなというふうに、ごめんなさい、無理だったら無理なのかもしれないんですけど、本当に区が持っている周知の方法、全て駆使をして、この短い間でもいいので、ぜひ周知徹底をしていただきたいなと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎定額給付金担当課長   区民への周知はすごく大切なことだと思っています。緊急に決めたことなので、なかなか至らないところはあるかと思うんですけれども、できる手段、何ができるかを検討しながら周知を進めていければと思っております。 ◆成島ゆかり   ありがとうございます。私どもも周知徹底、本当にしていきたいと思っていますので、ぜひ本当に頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○委員長   ほかに。2巡目はよろしいですか。大丈夫ですか。ほかにございますか、質疑は。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  委員会の途中でありますが、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  再開時刻は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。 休憩時刻 午前11時55分 再開時刻 午後 零時58分 ○委員長   休憩前に引き続き、区民環境委員会を再開いたします。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、植村冒険館展示制作等業務についてを議題といたします。  理事者より資料に追加の説明はありますでしょうか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   ないですね。  本件につきましては、特段の質疑がなければご了承願いたいと存じます。よろしいでしょうか。 ◆山内えり   すみません。契約交渉順位ということで事業者が選定されて、応募事業者が3者あった中でこの丹青社は決定したということですけれども、選定された理由についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   今回、公募があったプロポーザルによりまして事業者を選定したところでございます。まず、評価のポイントとしましては10個評価項目がございました。そのうち、複合施設としての融合性及び連続性ですとか、業務を進める上での博物館展示や植村直己氏に関する見識が高い専門家の助言が受けられる体制が構築されていたりですとか、業務の進行管理や組織体制も優れておりました。さらには導入コストの面、こちらにおきましても他社より優れていたというところでございます。  特に、複合施設でございますので、1階から2階、3階へと体育館利用者を含めた来館者を促して、植村直己氏のチャレンジスピリットが感じられるストーリー性が施設全体で構築されているというところが最も大きなポイントでございました。 ◆山内えり   今、見識の話ですとか、それから導入コストの面等も含めてこちらになったということですけれども、残りの2者というのはどういったところで、どういった会社といいますか、事業者であって、例えば区内事業者とか、これまで身近にそういう植村冒険館に限らず、いろんなそういう取組みをしていた方からの手挙げなどはあったのか、その辺りについても伺いたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   他の2者につきましては、特に区内事業者は含まれてございません。ほかの2者につきましても、同業の業務を行っている事業者ということでございます。最終的にデッドヒートのような形でもう一者と争ったわけでございますけれども、そのもう一者につきましても、大手の展示事業者というところでございます。 ◆山内えり   デッドヒートしたということは、どこがもう一者と大きく優れていたというか違った、最後の決め手というのは、一番大きいところはどこになるんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   10ある項目のうち、丹青社のほうが5つの評価ポイントで他社より優れておりました。もう一方のほうも別の5項目について優れておりました。最終的には価格のところで差がございましたので、最終的にはその価格のところで1位、2位というところの差が出たというところでございます。提案の内容自体は、両者とも非常に優れていたというような状況でございます。 ◆山内えり   あと、今現在ある蓮根のほうは、見ましたら、今やはりコロナの関係で休館ということですけれども、これまでの冒険館とこちらに展示されることによって大きく変わる点ですとか、面積がこういうふうに変わるですとか、特にこれまでと大きくここに力を入れるんだというような点というのがあれば教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   まず、現在の植村冒険館との面積でいいます、比較でございますけれども、現在の植村冒険館につきましては、約、展示面積としまして170平米ございます。移転後の東板橋体育館内の植村冒険館につきましては、面積としましては約360平米となりまして、約2.1倍の広さとなってまいります。  あと、先ほども少しお話しさせていただきましたけれども、どんな植村冒険館になっていくのかというところでございますけれども、現在の植村冒険館につきましては、ピーク時には年間2万人を超えて、入場者も近年では年間1万7,000人程度と減少傾向でございます。徐々に植村直己さんを知る世代も減少してきているというようなところがございますので、そういった植村直己氏の名を後世に伝えるという目的を果たすことが最近では困難な状況となってきておりました。そういった意味もありまして、冒険館の展示のリニューアルに当たりましては、多くの世代の集客が期待できるような、今までの冒険館にない新たなコンセプトを持った体験型の展示物ですとか設備等のクオリティーの高さ、話題性が不可欠でございます。  また、植村直己氏の功績を後世に伝えるということがベースとなってまいりますので、そういった展示のほか、やはり体育館との複合施設であるということの強みを生かしながら3階の展示室へ誘うストーリー性を展開していくと、そういったような非常に価値の高い施設の改修をしていくというようなところでございます。 ◆山内えり   体験型というのは、この間もそういう表現があったかと思うんですけれども、この2ページを見て、追体験というような表現もありますけれども、体験型というのはどういうようなものになっているのか、ちょっとこのイメージ図というのは拝見しましたけれども、その辺り、こういうところは今までと、より集客数も増やして、もう少しリアリティーのあるものができるのかなと想像していますけれども、ここが強みだ、ここが押しているというような点があれば教えていただきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長   体験型というところでございますと、資料でいいますと項番5の3階展示室の概要というところで、例えば(3)のここから冒険学校というようなコーナーがございます。こちらにつきましては、比較的子ども向けのコーナーにはなろうかと思いますけれども、例えばここのコーナーでロープワークの体験をしたりですとか、ろ過水の作り方ですとか、火おこしのコツですとか、そういったところが体験できるようなコーナーとなってまいります。  また、その上の(2)のチャレンジスピリットの追体験のところでの②の「実践する」というところのコーナーでは、スケールを体感できるいかだですとか、犬ぞりの実寸の平面図なんかも描きながら、実際の大きさを体感していただくというような部分もございます。  あと、(4)の南極というところでございますけれども、こちらは①番のところで極地環境の体験というところで、実際、南極の環境も非常に変化してきておりますので、そういったところの環境学習を通じて、極地の動物の毛皮ですとか流氷なんかも、実際触れるような展示もちょっと検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆内田けんいちろう   1点ご質問させていただきます。3階展示室の概要のここから冒険学校の中で、火おこしの体験をしてもらうとあるんですけれども、これ、実際に火はおこすんですか。 ◎スポーツ振興課長   実際は、ここの館内で火をおこすことはちょっと難しいところでございますので、実際おこすとすると、隣に加賀西公園、隣接している公園がございますので、実際はそちらを活用しながら火をおこしていただくですとか、そういった事業につきましても検討していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆内田けんいちろう   分かりました。やはりこの図面を見ていても、もし仮に万万が一、ごめんなさい、図面というのが前回の資料なんですけれども、万万が一火が出てしまった場合に屋上からの避難経路が確保できなくなってしまうなんていうのを見ていたもので、今詳しくご説明を頂いたので安心しました。ありがとうございます。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆井上温子   この植村さんの件に関しては、前にクラウドファンディングでお金を集めていると思うんですけれども、これというのは63万円集まっていると思うんですけれども、それがどういったところに使われたのかというのがすごく分かるといいなと思うんですけれども、こういう展示物とか、そういった今回やられる中で、何か提案だとか、区として考えていることだとか、もしあるのであれば教えてください。 ◎スポーツ振興課長   クラウドファンディングの件でございますけれども、実際には最終的には約100万円集めることができました。実際はまだこの100万円につきましては、この整備費に現時点で充てているですとか、そういった状況ではございませんので、今後のいろいろ事業を展開するですとか、設備系の整備をするに際しまして活用していきたいというふうに考えているところでございます。 ◆井上温子   こういうクラウドファンディングとかをやるときに、やっぱり何に使われたかというのがやっぱり分かったほうが寄附しがいがありますし、もしまた仮に今後こういった植村さんの業績を後世に伝えたいんだというような方々の共感を募って、また寄附を集めて新たな何かをするというのであれば、確実にそこはアウトプットとしてどういったものが行われたかというのが大事だと思うので、それは多分工事費とかよりも、こういった展示物とか、子どもに火おこしとか、そういったチャレンジスピリットを伝えるためのワークショップをしただとか、公園で何かプレイパーク的な要素を踏まえてそういったものを伝えましたよと言ったほうがきっと満足感とかというのは得られると思うので、あまり普通の一般会計とごっちゃにせずに見える化していただけたらいいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長   こちらのクラウドファンディングにつきましては、3か年計画で実施をしておるところでございます。確かに初年度につきましては、こちらの植村冒険館の展示の全体のリニューアル構想ですとか、その辺がまだまだ不足している中で、先行してクラウドファンディングを行っておりました。今年度につきましては、こういった形で具体的に展開が見えてきましたので、恐らく予定ですと、今年の秋口ぐらいにふるさとチョイスですとか、そういったところを活用しながら募集を開始すると思いますので、その募集の際にはもう少し活用方法ですとか使い道ですとか、そういったところもしっかりと明示をして、ファンドのほうは始めたいというふうに思っているところでございます。 ◆井上温子   今後のはそうしていただけるということでいいんですけれども、今までの頂いた分もまだどこに使ったと、お金って分けられるものじゃないので難しいことは十分分かりますけれども、きちんとやっぱりこういうことに使ったんだという説明をできたほうが、継続的な寄附者につながる可能性というのも高いと思うので、今までの方に関してもきちんとやっていただきたいんですね。  基本的に区の事業というのは税金で行われていて、そもそも予算化されれば事業実施するわけじゃないですか。でも、その付加価値をつけるために、区の通常の予算では例えば100万円しかないんですよ。ただ、皆さんから20万円もらえたからここの付加価値要素、例えば公園でのワークショップとか、展示物でいえばこれがプラスアルファでできましたよとか、通常の予算よりも、皆さんの寄附があったからプラスアルファの付加価値をもってこの会場がオープンできたんだよということをきちんと示していくということが住民参加とか参加型の施設運営につながっていくので、そこはぜひお願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長 
     次に、熱帯環境植物館の改修工事の実施についてを議題といたします。  理事者より資料に追加の説明はありますでしょうか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   よろしいですか。  本件につきまして特段の質疑がなければご了承願いたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ◆山内えり   今回、建築後26年経過してこうした改修工事がされるということで示されておりますけれども、これまで、見ますと2番のほうで様々外壁であったりブリッジであったり、スケジュールが示されておりまして、伺いますと、劣化だとか腐食もあるというふうに聞いています。これまで施設内のチェックというのはどれぐらいのペースでされていて、どういう管理がされていたのか、管理状況について教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   通常、建築物につきましては3年に一度、やっぱり定期点検が建築基準法で決まっておるというんですか、ありまして、あと設備関係も1年に1回、通常では定期点検をすることになっております。そこで指摘を受けながら逐次、指摘を受けた部分については補修したり、あるいはまとめて改修工事をしたりとかということで管理を進めてまいるということになります。 ◆山内えり   そういうチェックの中で、必要で改修がされた部分であったり、部分的な補修というのはこれまでにされてきているんでしょうか。 ◎環境政策課長   例えば昨年度なんですけれども、やはり幾つか工事が発生しておりまして、例えば冷却塔の部品交換が発生したりとか、あとボイラーのポンプの更新をしたりとか、あるいは自動ドアの更新が、故障があったりとかしまして、その辺りで更新工事をしたりとか、その辺りを進めてきております。26年たつ間には様々な工事があったと思いますけれども、指摘を受けて逐次それに対応していったということになると思います。 ◆山内えり   これまでもそういう定期的な検査やチェックが行われていて、そういうのが図られてきたとは思いますけれども、ちょっと伺ったところでは、何かカーテンがぼろぼろになっている部分があるですとか、やっぱり日差しが入ると思いますし、館内の構造的にやはり劣化しやすい部分もあると思います。ですので、そういう、今回大きく改修ということですけれども、そういう部分的なチェックについてもぜひ行っていっていただきたいと思います。  この改修に当たって、改修中は植物であったり、魚類とか動物たちというんでしょうか、そういう改修期間中の場所というのはどちらになるんでしょうか。 ◎環境政策課長   植物は、基本的には傷めないように養生して工事を進めようというふうに思っております。一部ちょっとかなり動かす部分はあるかもしれませんけれども、あと魚類なんですけれども、今回池がございまして、その池が濁ったりするという現象がちょっと起きておりますので、魚類を1回、八景島のほうに動かしまして、3か月間に一応なると思いますけれども、そちらで1回魚類の飼育はしていただいて、その間に池の改修工事等を進めたいというふうに考えております。 ◆山内えり   すみません、最後に。裏面でしょうか、いろいろ施設鳥瞰図というんですかね、そういったものを見せていただいたんですが、なかなかちょっとこれだとどんなふうになるのかなというのがちょっと私なんかは想像がちょっとつきづらいなというのはありまして、改修してこれまで以上に集客や、皆さんが来ていただきやすい構造にしていただきたいと思っています。  一方で、伺ったら、例えばWi-Fiがつくですとか、何かいろいろ赤ちゃんの駅がつくですとかというふうな、事前に伺っていますけれども、これまでと改修によって何が大きく変わるか、あるいはこういうところが今までと大きく変化しますよという点があったら教えていただきたいと思います。 ◎環境政策課長   まず、Wi-Fiは7機ですかね、一応予定では、今つける予定になっております。あと、赤ちゃんの駅なんですけれども、今まで授乳をしていただくのに施設の会議室の一部を使っていただいたりとか、ちょっとご不便をいただいておりましたので、1階の入り口を入って左側のところにロッカー室が今あるんです。コインロッカーがあるところがあるんですけれども、そのスペースを利用しまして赤ちゃんの駅を造るということをさせていただきます。  あと、今まで展示されているサイン関係ですね、そちらが日本語表記のみのものが多かったんですけれども、それを英語表記等も含めましてリニューアルさせていただくということと、あと、常設展示のところでマレーシアコーナーがあるんですが、こちらに50インチのモニターを設置しまして、マレーシアとのつながり等を含めました展示を、映像を流したりとか、そういうことをさせていただくのが大きな違いになるかなというふうに思います。  あとは、ちょっと目に見えない部分が結構多くて、例えば内部ブリッジなんかですと、これは高温多湿の部分がそこの室内、熱帯植物でありますので、そこの中にある橋がやはり腐食したりとか、さびが発生したりしていますので、それをちょっと補強したりとか直したりとかというようなのがありますし、あとは、空調関係はちょっとなかなか目に見えづらい部分になってしまいますけれども、その辺りの劣化も結構あったりとか、あとは受変電設備が故障を昨年の夏にちょっと起こしまして、その修理とか部品交換、その辺りとか、あと非常用発電機も新しく、26年もたっておりますので、この辺りの交換をさせていただくということで、ちょっと目に見えない部分も多いんですけれども、その辺りでまた施設の改めてのリニューアルを図っていきたいというふうに考えております。 ◆井上温子   すみません、ちょっと1点だけ、確認してこれなかったのでちょっと確認したいんですけれども、大人用のベッドというのは多目的トイレにあるのかどうか、障がい者の方たちとか、高齢の方でもそうですけれども、大人の方がおむつを交換するための大人用ベッドというのを区としては前向きに入れてきていると思うんですけれども、現状であるのかないのか、もしない場合、設置するのかという点だけ確認させてください。 ◎環境政策課長   今、現在大人用のベッドというのはちょっと設置されていない状況です。今回の工事でもちょっと設置する予定はないんですけれども、ただ、いろいろ今後の施設の使用状況等を含めまして、必要に応じてその辺りは今後検討する余地があるかもしれないというようには考えております。 ◆井上温子   こういう施設の改修のときには大人用のベッドは入れますと区長答弁があるので、この熱帯環境植物館のことだけじゃなくて、全庁的に改修とかするときには入れますという話はあるんですね。気になるのは、こういった工事をするときに障がい者福祉課とか、そういったところとの話合いというのはされていないのかなと。バリアフリーとかユニバーサルデザインになっていない部分に関しては、きちんとその点を考慮して改修計画をしなければ、いつまでたっても障がい者の方たちが使いやすい施設にはならない。なので、やらないという選択肢はないと思うので、きちんと計画に入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎環境政策課長   大人用のベッドなんですけれども、トイレ内に設置すると、ちょっと今トイレ内のスペースの問題があるというところがありまして、本格的に何か大きな大規模改修等のタイミングではないと、なかなかちょっとやりづらい部分があるのかなというふうには考えております。ただ、障がい者の方々にいろいろご不便をおかけしている部分も場合によっては部分的にはありますので、その部分につきましては、今後いろいろご要望の声をお聞きしながら、その辺りを踏まえまして検討の一つの材料にしていきたいというふうに考えております。 ○委員長   ほかにございますか。 ◆寺田ひろし   ちょっと1点だけでございます。この2番の(4)空調設備とあります。この空調設備というのは入替えになるかと思うんですけれども、例えば省エネに特化したようなとか、もしくは省エネにまつわる、タービンとかを取り付けるという例も数多くあるんですね。何かしらこういったご時世というか、いろんな区でも計画を立てていらっしゃるので、そういった工夫というのはこの空調設備には取られているんでしょうか。 ◎環境政策課長   従来の品物に比べれば、今回新たに入れるものについてはかなり省エネ化されている、ちょっと具体的に今数字が分かりませんけれども、基本的には省エネ化されているものがつくということに考えられますので、従来、26年前のものとか、そういうものに比べれば効率化はかなり進んでいるというふうに考えております。ただ、あえてまた別の例えば様式を採ったりとか、そういうものの今回はちょっと工事ではありませんので、従来型の機能を有する最新型のものをつけるということになると思いますので、その辺りでちょっと対応しているというふうに考えていただければと思います。 ◆寺田ひろし   承知しました。ありがとうございます。後づけタービンとかでもかなり省エネのものがかなり出回っていますので、いろいろ将来的にご検討いただければなと思います。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、板橋区災害廃棄物処理計画の策定についてを議題といたします。  理事者より資料に追加の説明はありますでしょうか。          (「なし」と言う人あり) ○委員長   本件につきまして特段の質疑がなければご了承願いたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ◆山内えり   まず、この板橋区災害廃棄物処理計画を策定するということになった経緯ですとか、なぜ今これが出てきたのかというちょっと状況について伺いたいと思います。 ◎資源循環推進課長   こちら、策定の目的等にも記載がございますが、前から地震関係につきましては、いつ発生するか分からないというような状況等もございました。また、近年では風水害、台風の直撃等でかなり水害等も起こって、板橋区でも昨年は避難所を開設したというような経緯もございます。そういったものも含めまして、区のほうとしましては、災害廃棄物の発生ということを、大量に排出されるだろうというようなこともありますので、早急に策定ということは前々から考えていたところでございます。  今般、私どものほうも、私もこちら資源循環推進課長になってから、もう2年、3年、今度4年目になるわけなんですが、こちらのほうについては板橋区の一般廃棄物の処理基本計画2025、こちらも従前策定したところでございますが、その中にも重点項目、重要項目ということで取り組むということで記載されていたものでございます。 ◆山内えり   そういう意味では、今おっしゃったその処理計画2025を拝見して、10ページのほうに③災害廃棄物処理ということで、環境省のほうでは平成27年、2015年8月に法改正がされたという表記もあって、自治体としてもこうした東日本大震災なんかも踏まえて災害廃棄物処理計画の策定が求められてきたということで、見ますと平成27年の法改正から約5年ということですけれども、この四、五年の間、板橋区としてはどういう検討をされて、今回のこの区民環境委員会へのご報告となったというか、これが初めてなのか、どういう検討がされて今回のここに行き着いたのかということはいかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   29年度から一般廃棄物の処理基本計画2025策定作業を行ってまいりました。その中でもこの災害廃棄物ということでは、今申し上げたように重点項目ということでは挙げているところでございます。こちらのほうにつきましては23区の中でも、災害廃棄物のほうの取決め等も清掃リサイクル主管課長会等で検討してきたところでございます。それらも含めて私どものほうも、板橋区の計画ということでの取りまとめというふうに考えているところでございます。 ◆山内えり   あと、読みますと、その地域、板橋区の地域防災計画との整合を図っていくということとありますけれども、庁内ではどのようにこれから検討していこうというふうに考えているんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   関係する各課等とも今後打合せ、検討等を進めていくということで考えているところでございますが、もちろん危機管理室、こちらのほうは入っていただくと同時に、ほかにも関係するような課が、今後ピックアップしてまいりますので、その段階で協議に参加してもらう、そのように考えております。 ◆山内えり   ということは、庁内では資源環境部資源循環推進課と危機管理室、2課ということになるんでしょうか。庁内の検討の状況というのは現段階ではそこだけなのか、ちょっとその辺り、伺いたいと思います。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうの策定に当たっての所管ということでは、私ども資源循環推進課ということになります。関係する各課ということでの参加を今後求めていくということになりますので、危機管理のほうにも参加を求めるというようなことになりますので、あくまでもこちらのほうの計画の策定は私どもになります。  あと、こちらのほうの策定に当たりましては、資源環境審議会、こちらのほうの意見を伺いながら、「エコポリス板橋」推進本部、こちら、部長級の会議でございます。それと同幹事会、課長級の会議でございます。こちらのほうで検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆山内えり   それから、今回板橋区として策定するということですけれども、東京23区の中ではこういった策定はどの程度進んでいるのか、もし知っていれば教えていただきたいのと、何か国や東京都からの補助金というのは出ているのか、そこについても伺いたいと思います。 ◎資源循環推進課長   23区におきましては、現在7区で策定済みということになっております。今年度は板橋区も含めて8区が策定する予定でいるところでございます。なお、こちらのほうにつきましては、地域環境力活性化事業費補助金というのが東京都環境公社、こちらのほうから出るような形になっているところでございます。歳入科目としましては雑入になります。 ◆山内えり   すみません、その補助金というのは何年間出て、今年度はどれぐらい出ているのかというのも伺えるでしょうか。 ◎資源循環推進課長   これは単年度のものでございます。ただ、今年度が3か年最終年というふうにお聞きしているところでございます。板橋区におきましても、今月末に迎えまして意向調査が参ります。この中で私どものほう、策定に向けた執行ということで申込みをする予定でいるところでございます。 ◆山内えり   補助金の金額というのは分かりますか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。2分の1の補助ということになっておりまして、支出が現段階では473万円ということで、計画の策定支援業務委託ということで支出しておりますので、それの2分の1ということで236万5,000円を予定しているところでございます。 ◆山内えり   それから、今この補助金が委託での業務の金額になるのかなと思ったんですけれども、例えば1ページの2番、計画の主要な内容で、現状把握ということで4点書かれておりまして、やはり策定するに当たっては、板橋区の地域がどういう状況になっていて、特性はどうであって、調査をするにも誰がどのようにいつ行うのか、こういう辺りは今検討している、どのように検討しているのか、分かっている範囲で教えていただきたいと思います。 ◎資源循環推進課長   現状、契約期間としまして、委託の期間でございます4月1日から来年の3月31日までという契約を結んでいるところでございます。現状では電子メール等で連絡を取り合いながら、こちらのほうが支援業務の実施計画等の案ということで私どものほうは受け入れているところでございます。板橋区の地域特性等の調査を例に取りますと、やはり板橋区としましては都心区との違い、夜間人口、昼間人口との差ですとか、あとは板橋区の場合、崖線等がございます。土地の高低、あと荒川、新河岸川、石神井川等、川が区内を流れております。そういったものも全部23区によって違ってきておりますので、まずそこの把握からということで、調査等につきましては、今現状このコロナの感染症拡大防止ということもありまして、表に出てということではまだそこまではいっておりませんが、現状では委託業者につきましては、もう策定済みの他区の計画、そのほかガイドライン等々、読み込みを今やってもらっている最中でございます。 ◆山内えり   そうすると、こうした板橋区の例えば①でいくと、こうした調査というのは、基本的に区の職員というよりは委託の方が調査をするということでいいんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   こちらのほうにつきましては、まず委託業者のほうでやっていただいて、今後それ以外の作業等も出てきた場合には、それも含めて委託業者支援ということでやってもらっていきます。また、内容によっては区のほうで、会議等につきましては区のほうで行うと。役割分担は今後詰めていきたいというふうに思っているところです。 ◆山内えり   やはりこの間の台風であったり各地の震災、この間地震も続いておりますし、本当にいつどうなるか分からないという状況の中で、やはり区の職員の方が、もちろん委託ということも調査はあるんでしょうけれども、やはり区の特性であったり、本当にそういう災害時の廃棄物がどうなるであろうという想定とか調査って、やっぱり職員の方が携わってやり取りすることって非常に大事だと私は思っていまして、調査、区の職員との連携や、本当に災害時どうなるか、一次保管場所はどうなるのか、仮置場はどうなるのか、そういう一つひとつのことをやはり職員の方も当然関係されると思うんですけれども、そういう調査の仕方も区の職員の方がぜひ関わって進めていただきたいと思っていますけれども、その辺りはこの4項目、調査把握の中で区の職員の方のこれからの関わり方というのはどんなふうに考えているでしょうか。 ◎資源循環推進課長   1番、今、地域特性等の調査、国内外の法令・制度、こちらのほうにつきましては、上にも書いてある目的の中にも書いてあるような状況もございます。また、防災状況の現状把握ということでは、板橋区でも地域防災計画、先ほどもお話がありました震災編、風水害編、そのほかハザードマップ等も参考にしていってもらうような予定でございます。こちらのほうにつきましても、私どものほうの区の職員のほうが詳しい面もございます。そういったものについては一緒にやっていくということも考えておりますし、区の災害廃棄物処理能力の把握ということにつきましても、やはり直営車、雇上車両ですとか、そういった契約等は私どもでやっているところでございます。そういうものに関しましてもやはり一緒にやりながら、項目としてどのようなものを取り上げていくのかということをやっていきますので、区の職員としましても一緒に進めていくというふうに考えているところでございます。 ◆山内えり   ぜひ職員の方とよく、委託の方だけの調査ではなくて、きちんと把握して進めていっていただきたいと思っているんですが、策定のまとめ方というか、これから検討して来年の3月に最終案が出てくるかと思いますけれども、約8か月間こういう策定作業が進められていくと思うんですけれども、具体的に取りまとめていく中に専門家の方であったり、公募委員という方が入るというようなことは考えているでしょうか。 ◎資源循環推進課長 
     取りまとめにつきましては、裏面にも記載させていただいております3番の策定体制というところでございます。先ほども申し上げましたような形で、私どもが事務局になりまして進めていくわけでございます。その中で専門委員ですとか公募委員ということは、現在は考えていないところでございます。  スケジュールにつきましても、大体9月ぐらいには一旦中間のまとめ的なものは出していきたいというふうには考えているところではございますが、現状では、今回のこのコロナウイルスの関係、実際の動きは6月から動いていきたいというふうに考えているところもありまして、大幅な遅れということは大丈夫かなというふうに思っているところでございます。いずれにしましても、滞りないような形で進めてまいりたいというふうには考えているところでございます。 ◆山内えり   私は、今公募委員も専門家も考えていないということですけれども、ぜひ専門家の、どういう進め方になっていくのか、ちょっとこれだけでは分からないんですけれども、そういう専門家の方、あるいは策定の作業についてはきちんとそういう専門家の方のご意見を頂いたり、そういう方が入った取決め作業が必要かと考えていますので、ぜひそこも検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   申し訳ございません。私の言葉が足りなくて申し訳ございません。もちろんこちらのほうにつきまして、専門家というようなお話でございます。こちらにつきましては板橋区の資源環境審議会、こちらのほうでご意見を頂いていくということになりますので、そういう意味での専門家ということでは、こちらのほうでご意見は聴取していきたい、頂いていきたいというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   それから、議論の過程を資源環境審議会等々で、こちらも議事録があるんでしたっけ。ぜひこういう議論の過程を公開していく必要があるというふうに思いますけれども、その辺りはどのように考えているでしょうか。 ◎資源循環推進課長   議事録等ございますので、こちらのほうで公表はさせていただきたいというふうに思っております。 ◆山内えり   あと、例えば3番、災害廃棄物の処理体制というところで、③に一次仮置場の選定・運用方法とあります。やはり今区内、非常に、じゃあ、実際廃棄物があったときにどこに集めるのかとなったときに、なかなか今想定する場所があるのかなと思いますけれども、やはり都立公園なのか、区立公園なのか、学校の場所なのか、今、区として検討している一次仮置場であったり、ここでこのように考える、あるいは23区の近隣の区と考えていること、検討していることがあるのであれば、その辺りをお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   一次仮置場の選定・運用方法等でございますが、選定ということでは、一つとしましては現状使用されていない区有地であるとか、指定避難所ではない避難所であったり、あと、先ほども、今お話がありました都有地、東京都の公園等も含めて、そういったものが想定されているような状況かなというふうに考えております。今後は計画の中でその辺を詰めてまいりたいというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   なかなか限られた区内の場所となると思いますので、ぜひ区有地や都有地の確保というか、スペースの確保に努めていただきたいと思います。今、様々なそういう場所が、マンションが建つですとか、いろいろ民有地になって、災害時どうするかという場所が果たして本当に何かあったときに使えるのかというような思いも非常にしています。板橋区としても、そういう公共用地というんですかね、そういうスペースの確保に努めていただきながら作業を進めていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   もちろんこれをいきなり災害が起きてから話しても、これはもう全然どうしようもない話でございますので、もちろん平時のうちからこういったものは詰められるところは詰めていくということで、関係先には今の段階からこの策定が済んだ後、きちんと対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆井上温子   この策定は委託によって行われるというお話があったんですけれども、この委託先というのは公募で募集されたんでしょうか。どのように決まったのかというのと、あと委託先はどんなところなのか、こういった策定作業の専門知識があって他区とか他市のものをつくったことがある業者なのかというのをお聞かせください。 ◎資源循環推進課長   この契約の相手方につきましては、これは入札で決定したところでございます。ここの業者につきましては、計画関係の策定支援業務を行っているというような業者でございます。なお、この災害廃棄物の計画ということでは今回が初めてというふうに聞いているところでございます。 ◆井上温子   入札だと、質が問われないというふうになってしまうと思うんですよね。安いところでやるということだと思うんですけれども、いろんな記事を見ていると、国は25年度までに計画作成率60%への引上げを目指すと、計画づくりが進まない最大の要因が職員に専門知識がないことだみたいな記事がありまして、委託先の事業者さんが今回が初めてのケースですとなってくると、専門的知識があるわけではないように思うんですけれども、そこら辺というのは懸念されていないんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   もちろん今回、災害廃棄物を計画ということでは初めてというふうに聞いている事業者でございます。しかし、今ちょうどほかで策定した策定済みの計画書の読み込みですとか、関係法令、そちらのほうの準備を整えていただくということで、今準備段階ということでやっていますので、全くの不安はないかと言われますと、やはり私どもも初めての事業者ということですので、一緒につくり上げていかなければいけないというふうには思っているところでございます。 ◆井上温子   既に幾つか実績があるところを選ぼうということは思わなかったんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   実績ある事業者等にも、入札ですので、お声がけはしたというふうには聞いているところでございますが、実際入札ということでしたので、こちらの事業者に決定したというふうに聞いております。 ◆井上温子   この計画は入札でいいという判断なんですね、区としては。結局入札にかかるものというのはお金だけで判断されて、質が問われないというところが最大の問題点でして、いいものをつくろうと思ったら入札ではできないはずなんですよね。きちんと評価をしなければできない。つくっても使われないものになってしまったら、税金が無駄になってしまうわけじゃないですか。安ければ安いだけいいみたいな判定方法というのは課題があると思うんですが、いかがですか。 ◎資源循環推進課長   私どものほうも、その一つとしてプロポーザルでいい提案等を頂くというのも一つの考え方かなというふうに思っております。私どももそういうような形であれば、それはそれにこしたことはないというふうに考えているところでございますが、本件につきましては入札でということで指示を頂きましたので、私どものほうも契約係のほうに契約締結請求を持ち込んだというような状況でございます。 ◆井上温子   入札でと決めたのはどなたなんでしょうか。 ◎資源循環推進課長   最終的に決定して契約締結請求を出したのは、私ども資源循環推進課という形になります。 ◆井上温子   今、入札でという指示を受けて入札にしましたとおっしゃったから、どなたが入札でと決めたんですかというふうにお聞きしていて、それが誰が決めたのか、本当にこれが入札でいいのか。  最近、介護予防関係も入札になっているわけなんですけれども、結局、災害廃棄物の処理計画は専門知識がないとなかなか進まないんだよというふうに言われていて、じゃ、そもそもこの計画自体は、調べていたら2014年ぐらいに国が災害廃棄物の処理計画を自治体につくってくれというようなあれを出していますよね。板橋区としてはずっとつくってこれなかったわけじゃないですか。そういった中で動き出したのはよかったと思います。どこにごみを置くんだとか、いろいろ検討されていないと、すごく長い時間、復興までかかってしまうというのは分かるので、よかったとは思うんですけれども、結局専門知識がない方とやっても、それは委託に出す意味がないと思うんですよね。逆に板橋区が何か、板橋区の職員の方のほうが板橋区の地図とか、あとどういった地域ごとに特性があるのかとか、お分かりなわけじゃないですか。既に別の一般廃棄物だとか、災害時の計画とかは様々ありますよね。そういった既存資料があるにもかかわらず、専門的じゃない部分を委託するというのは問題があると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎資源循環推進課長   もちろん私どものほうも仕様書等で、こういった内容でこういうものをつくっていくということでは指示しているところでございます。その中で今回の業者が手を挙げてきて、それができるというようなところで応札しているところでございます。もちろん専門性という話もございますが、それぞれの今出ているこちらのほうの災害対策基本法ですとか災害廃棄物等の指針等々、こちらのほうを踏まえた上で策定していくということであれば、今までも計画物の策定をしている事業者ということでは、全くできないというようなことではないというふうには思っているところでございます。 ◆井上温子   板橋区として参考にしている自治体の計画というのはあるのか、あればどこの自治体のものがいいと思っているのか教えていただきたいのと、あと、委託先の事業者さんが今まで策定されたことがあるという計画というのはどのような計画なのか教えてください。 ◎資源循環推進課長   今冒頭申し上げましたが、7区でもう策定済みというところもございます。特別区という特殊な分担というんですかね、収集運搬、それと中間処理、埋立てというところの特別区のことということではその7区を参考にしていきたいというふうには思っているところでございます。なお、ここの事業者のことにつきましては、今、申し訳ございません、過去の策定事業ということにつきましては、今、手持ち、持っておりませんので、後ほどお伝えしたいと思います。 ◆井上温子   今の委託される事業者さんがどんな実績があるか、課長は知らないということなんですかね。そうしたら、資料で頂きたいと思うんですけれども、実績を知らないでその事業者さんと一緒にやるというほど怖いことはないなと思うんですが、7区を参考にされると言っていたんですけれども、7区全てが参考になるかどうかというのはちょっと分からないと思うんですよ。いい自治体はどこなのかと聞いていて、板橋区としてこの自治体が模範となるなと思っているようなものがあれば、23区内でもいいですし、ほかの自治体でもいいですし、どこが参考になると思っていらっしゃるんですかとお聞きしているんですけれども。 ◎資源循環推進課長   その7区のうちには、北区であったり、荒川、足立、江戸川というような区ももう策定しているところでございます。こちらのほうの計画書等も拝見しているところではございますが、そういった都心区というよりかは周りの周辺区のほうのはまだいいのかな、私どものほうの近隣の区のほうの計画を参考にしてまいりたいというふうには思っているところでございます。 ◆井上温子   最後にしますけれども、近いからいいというものじゃないじゃないですか。計画として精度のいいものはどこかと聞いているわけですよ。板橋区と隣り合っている区だから参考になるとか、そういうような話ではいいものってつくれないと思いますので、事例としては結構出てきていますよね。いろんな自治体で策定されていますので、いろんな観点を加味しながら計画をつくる、つくらなければいけないじゃないですか。そのときに本当は10個のことを考えなければいけないのに5個しか含まれていない計画になっていないかとか、様々な観点が抜けていないかみたいなところをチェックしていかなきゃいけない。そのときに精度が高いのはどこなのかということはきちんと課として学んでいただいて、委託業者さんもつくったことがあるわけじゃないということなので、きちんと両者がやっていかないといけないんじゃないかなと思います。この委託の473万円が無駄にならないことを願います。  以上です。 ○委員長   ほかにございますか。よろしいですか。          (発言する人なし) ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、区民環境委員会を閉会いたします。  どうもお疲れさまでした。...