下の四角囲みの中は、板橋区
地域防災計画の
風水害編の抜粋でございます。
こちら、
水防本部(
水害応急対策室)の
設置基準を掲載しておりますので、後ほどご参考にごらんください。
次に、お隣の23ページをごらんください。こちらがフローチャートになります。
まず、
台風通過前における
①幹事長会の開催でございます。
区が
水害応急対策室を設置する以上の対応が必要と判断した場合、議長は
幹事長会を開催し、下記の内容を協議した上で、議会の対応策を決定いたします。
検討事項の想定ですが、議会の態勢や議会の
運営方法・日程についてなどが考えられます。
その下、米印ですが、協議結果によっては、
議会運営委員会や
関係委員会を開催する場合もございます。
次に、②議員への周知ですが、
幹事長会での
決定事項を事務局よりメールにて全議員に周知いたします。
次に、
台風通過中でございます。
台風の強風域・暴風域での外出行為や増水した河川に近づく行為は危険であり、同様の行為を誘発するおそれがあるため、禁じるという表記を追加してございます。
次に、
台風通過後でございます。
③安否連絡・
被害情報(速報値)の提供でございます。
荒川の決壊等、区内に大きな被害が発生した場合、議員は
安否確認システム等を利用して事務局に安否を連絡いたします。また、事務局より区からの
被害情報(速報値)をメールにて情報提供いたします。
以上が新設された内容でございます。
次に、また飛びまして、37ページをごらんください。
こちらは、資料編ですが、資料3として、板橋区
防災ガイドブックの水害編の抜粋を37ページと次の38ページに記載してございます。
次に、40ページから41ページをごらんください。
項番7、
行動計画(
タイムライン)をごらんください。
まず、震災時の会議(本会議・委員会)中でございます。
こちらは、縦軸に議会、議員、事務局、執行機関の分類分けをしております。また、横軸に、発災直後から1か月までの期間を表しております。こちらは文書で説明したものを表にしてわかりやすくしたものでございます。
次に、42、43ページをごらんください。
こちらが震災時の会議時間外の
タイムラインでございます。こちらもつくりは一緒でございます。
次に、44、45ページでございます。
視察等区外、これは板橋区が被災した場合のものでございます。こちらも44ページから45ページに
タイムラインを載せてございます。
次に、46ページ、47ページをごらんください。
視察等区外、B、板橋区及び
視察先等が被災した場合と、C、
視察先等が被災した場合でございます。こちらの
タイムラインでございます。
次に、48ページ、49ページをごらんください。
こちらも同じ区分けで
タイムラインを作成してございます。
ここまでが新たに素案から追加したものでございます。
恐れ入りますが、また資料2-1にお戻りください。
項番2、素案に対する意見でございます。
令和元年10月28日の
議会運営委員会に報告した
ガイドラインの素案に対し、意見を募集した結果、16件の意見をいただきました。素案に対する意見とその考え方は参考1のとおりでございますので、後ほどご確認ください。
次に、項番3、台風15号及び19号に関する
アンケート調査でございます。
こちらも全議員に
アンケート調査をいたしまして、
ガイドラインに対する意見を8件いただいてございます。
アンケート調査における意見とその考え方は参考2のとおりでございますので、こちらも後ほどご確認ください。こちらの意見、
アンケートについても、
ガイドラインに反映できるものは最終案に反映させてございます。
また、本日最終案をご決定いただきました後も、新たな事情が発生することが想像されますので、その都度検証し、見直しの必要性についてお諮りしていきたいと考えてございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長
本件について、質疑及び意見のある方は挙手願います。
◆
山内えり
ちょっと確認なんですけど、資料2-2の4ページで、参考1の素案に対する意見のほうにもありましたけれども、(5)の参集の場所で、
参集場所については、指示を出す際に通知するとあるんですけれども、恐らく議会棟のある区役所が参集になるのかなと思っているところですけれども、あらかじめどことか場所を決めておいて、そこが倒壊であったり、一部損壊とかで難しい場合は第二候補みたいにして決めておく必要があるのか、それとも、このとおりで、通知、そのときに判断して参集するということがいいのか、そのあたりちょっと何か決めておいたほうがいいのかなと思ったんですが、いかがでしょうか。
◎
事務局次長
そうですね。今、
山内委員がおっしゃったように、状況に応じて倒壊するおそれですとか、浸水しているとかありますので、一応どちらにしましても、やはりメールで、最初にここですよというのをお知らせしたほうがよいのかなというところで、今回この新のところで記入させていただきます。決めておくということもあるんですが、決めておいて載せないというよりかは、基本的には、議会棟かもしれないけれども、その都度、その状況に合わせた場所をご通知したほうが間違いがないかなと思いまして、こういう表現にしてございます。
◆
山内えり
それでいいと思っているんですけど、万が一、メールが使えないとか、そういう何か通信的に難しい場合、そうすると相当な被害だとは思うんですけど、そういう可能性もあるかなと思いましたので、そういう通信機能がどうしようもないようなときに、何か一定ここというのがあったほうがいいのかなと思って、今後の
検討事項になるかと思うんですが、ちょっとその意味で確認させていただきました。
◎
事務局次長
ありがとうございます。そういったことは参考にさせていただきます。ただ、最初に皆様、発災直後の一番被害が大きい時期は、地元、または地域でご活動いただいていますので、ある程度時間がたってからの参集になるかなと思うので、指示は出せるかなと思いますが、今いただいたご意見は参考にさせていただきたいと思います。
◆山田貴之
参集場所は、やっぱり時間とか日にちがセットじゃないと、場所を決めても余り意味がないかなと思うので、やっぱり連絡するとき、それはセットになって連絡するべきものだと思うので、ここでは場所を決めずに、そのときの情報をちゃんと受け取るという態勢を自分の中でしっかり持っておくということが大事かなと思いました。
◆竹内愛
参集場所についてなんですけど、区の本部というのはどこが
参集場所になっているんですかね。同じような書き方なのかどうか、ちょっと確認をさせていただきたいと思うんですけれども、とりあえずはこれでもいいかなとも思うんですけど、議会以外に参集できる場所ってなかなか難しいかなと思うんですね。なので、別に、基本的には、区役所としておいて、変更になる場合には別途連絡をするとしてもいいんじゃないかなと思うんですけど、区の本部の
参集場所がどういう記載になっているのかということを確認させてください。
それから、
参集基準なんですけれども、これ、ここまで細かく書く必要があるかなとちょっと思っているんですね。
参集方法です。
公共交通機関が利用できないことを想定しとなっているんですけど、当然そういう状況は伺えるかなと思うんです。先ほどの説明だと、少し日にちがたってからの参集になるかなということなので、車はだめですよみたいな、ここまで、安全な方法で参集するということでいいんじゃないのかなと思うので、その点について説明をお願いしたいと思います。
◎
事務局次長
そうですね。区は、一応基本的には4階の
防災センターになるかと思います。だめな場合は
赤塚支所等もあると思いますが、それでもだめであれば、またそれはその都度、その都度ということになるのは、議会も区も同じかと思います。
また、
参集方法のところでございますが、やはり安全な方法というのは、まさにそのとおりでございますので、この中でも、基本的には
公共機関が利用できないことを想定してということで書かせていただいてございますが、やはり車での参集というのは危険でございますので、そこら辺は、その状況に合わせて
連絡事項の中に含めていきたいと思います。
◆竹内愛
自分が運転するとは限らないので、避けてまで書かなきゃいけないのかなとは思いました。
もう一点、事務局の態勢なんですけど、
災害本部が立ち上がったときに、事務局が本部に入って役割を果たすとなっているんですけれども、事務局の職員さんも地域班に振り分けられている方や消防団の活動をされている方がいらっしゃると思うんですけど、区の
災害対策本部にはかかわらず、区議会の
対策本部の役割を先行するというか、そちらを担うということで確認できるのかどうかということをお願いします。
◎
事務局次長
まず、局長、次長、我々2人は、本部の会議に出席しつつ、パイプ役というんでしょうかね、なると思ってございます。また、職員でも
BCP対応ということで、地域班ですとか、
避難所班になっていない職員はおります。また、区外ですけれども、それほど遠くない職員もおりますので、専従で事務局で対応できる職員はいるのかなと思っております。ただ、こればっかりは本当に被災状況によりますので、実際そうなったときに本当に集まれるかというのはわからない部分はありますが、職員が全て地域班になっているということではないので、今、全体では対応できる人数はいると考えてございます。
◆竹内愛
そのときの職員の状況によって変わるんだと、事務局が役割が担うということができるのかなとちょっと心配がありますので、その辺は区の
対策本部とぜひ調整をしていただきたい。全員がかかわらなくてもいいと思うんですけれども、そういった態勢をとる必要があるということを情報共有しておいていただきたいなと思います。
もう一点、15号、19号に関する
アンケート調査というところで、一番最後に、8番の
自主避難所に対する議員の対応についてという記載があるんですが、これはどういう意見だったのかなという。対応についてというのは、意見というよりは、何かすごくざっくりとした話で、それに対する考え方が、地域の
救援活動の一環として考えるので、ちょっと意見と答えが、どういうことでこういう答えになったのかがちょっと見えないので、議員の対応について課題があったという指摘なのか、具体的に何かあれば、お示しいただきたいんですけども。
◎
事務局次長
こちらは、いただいた
アンケートをそのまま記載してございます。訳していませんで、そのままでございます。この文言から、地域の
救援活動の一環と考えるということで書かさせていただきましたので、これ以上の表現はないというところでございます。
◆
坂本あずまお
今、最終案の4ページの
参集方法について、自動車の使用は避けというお話がありましたけれども、これ、私も今回、19号の当事者になって現場にいました。それから、消防団でもほかの自治体、どこに視察に行っても、絶対に自家用車では来ないでくれと。なぜかといえば、本庁でとにかく駐車場とかスペースが絶対必要になるのに、一番災害の邪魔になるのが、議員の車と、あとは報道の車だということが、どこへ行っても必ず聞きますので、そういった意味で、日本全国で、自家用車での使用は避けたほうがいいと、避けねばならないという方向で今進んでいますので、これをなくしてしまったら、また、議員だけ何で車でいいのという話になりますし、それは、各自、職員も含めて、皆さん自力で来るということを今日本全国徹底していますので、これはこのままでいいと思います。
◆竹内愛
余りこだわらないけど、自動車の使用は避けというと、駐車場が確保できないとかというのは理解できるんですよ。だけど、自分が運転するとは限らないと思うんですね。なので、自動車の使用は避けとなっちゃうと、選択肢が限られちゃうので、ここまで記載する必要性があるのかということなんですよ。なので、駐車場の確保が困難だから、でも、これだと駐車場の確保が困難だからとならないじゃないですか。
◆
坂本あずまお
水かけ論になるんですけど、そもそもほかの人に運転してもらって車で来るということ自体が想定しにくいと思うんですよ。区長とか、議長とか、教育長とか、そういう話なら公用車でわかりますけど、私たちは、身内に送ってもらいますかと。いや、身内に送ってもらえますか、そもそも。身内は安全な場所にいるべきじゃないですか。であれば、これはもうこのままでいきましょうよ。私の意見です。
◆竹内愛
ごめんなさい。例えば、足をけがしました、でも動ける、参集の指示があったときに、参集できます、送ってもらえば可能ですとなったときに、自動車の使用は避けとなっちゃったら無理じゃないですかということなんですよ。だから、駐車場の確保が困難だと言うならわかりますということなんですよ。ここまで避けと書く必要はありますかということなんですよ。
◆
坂本あずまお
私はあると思います。
◆竹内愛
では、すみません、手段として、自動車の使用は避けという記載についてこのまま残したとしても、そういう場合は別にいいわけですね。禁止はしないということでいいですね。それを、皆さんと共有できれば、それでいいです。
◎
事務局次長
こちらの表現について、いろいろご意見をいただき、ありがとうございます。事務局といたしましては、駐車場の確保もそうですし、または道路状況、通行止めがあるとか、全く想定できないものもございますので、できるだけ車の使用は避けたほうがいいんじゃないかというところで、ただ、だめということではなく、避けるべきということでございますので、そこは今共有していただいた形で、最後は、議員の判断にはなろうかと思いますが、一応この表現でいかせていただければと思います。
○委員長
それでは、本件については、本案をもって策定させていただきます。なお、今後災害が発生した際、検証し、更新していくことといたしますので、ご了承願います。
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○委員長
次に、
調査事件についてを議題といたします。
本件につきましては、別途、議長宛て継続調査の申し出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
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○委員長
以上をもちまして、
議会運営委員会を閉会いたします。...