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令和元年10月16日決算調査特別委員会 文教児童分科会-10月16日-01号
令和元年10月16日決算調査特別委員会 都市建設分科会−10月16日-01号

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  1. 板橋区議会 2019-10-16
    令和元年10月16日決算調査特別委員会 都市建設分科会−10月16日-01号


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    令和元年10月16日決算調査特別委員会 都市建設分科会−10月16日-01号令和元年10月16日決算調査特別委員会 都市建設分科会            都 市 建 設 分 科 会 記 録 開会年月日  令和元年10月16日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時54分 開会場所   第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  主   査   間 中りんぺい      副 主 査    鈴 木こうすけ  委   員   小野田 み か      委   員    安 井 一 郎  委   員   いわい 桐 子      委   員    五十嵐 やす子  委   員   おばた 健太郎      委   員    佐々木としたか  委   員   大 田 ひろし      委 員 長    成 島 ゆかり  副委員長    吉 田 豊 明 説明のため出席した者  都市整備部長  安 田   智       土木部長    糸 久 英 則                        市街地整備
     都市計画課長  内 池 政 人               廣 木 友 雄                        課長  建築指導課長  伊 東 龍一郎       住宅政策課長  清 水 三 紀                        地区整備事業  拠点整備課長  義 本 昌 一               遠 藤   宏                        担当課長  鉄道立体化                 高島平          千 葉 宣 雄       グランド    澤 邉   涼  推進担当課長                デザイン                        担当課長  土木部          川 口 隆 尋       交通安全課長  歌 津 知 己  管理課長  計画課長    内 田 洋 二       工事課長    宮 村 宏 哉  みどりと                  公園整備          柴 崎 直 樹               市 川 達 男  公園課長                  担当課長 事務局職員  事務局次長   丸 山 博 史       書記      田 中 彩 乃             都市建設分科会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 議  題    所管の決算について(5頁) 5 閉会宣告 ○主査   おはようございます。週末の台風で被災をされた皆様にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。皆様におかれましても、対応お疲れさまでございました。  それでは、ただいまから都市建設分科会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────────────── ○主査   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎土木部長   委員の皆様、おはようございます。  台風19号から4日目に入りましたけれども、まだ関東一円で多くの方々が被害や不安と闘っていらっしゃいます。不幸にして大きな悲しみとも闘わなければならなかった方も大勢いらっしゃることを大変残念に思っているところです。区内では、人身にかかわるような被害は認められませんでしたけれども、都市整備部、土木部両部におきまして大きな被害を想定しまして対応を行いましたので、本委員会に関係するところ、その経過について簡単に触れさせていただきたいと思います。  土木部では、12日土曜日早朝4時40分に水防対策室を設置をいたしまして、その後、あらかじめ定めました動員計画に従いまして、順次体制を強化、同日夕刻からは第2次非常配備体制相当といたしまして、都市整備部の崖地対策班を含む総員117名、車両16台の体制で、監視、巡視、観測、区民の皆様からの問い合わせに対応を行いながら、被害箇所の通行どめなど緊急対策のための出動体制を確保いたしました。台風通過後、体制を縮小しつつ、14日、これは一晩越しました月曜日になりますけども、11時30分に、荒川の指定水位復旧を確認しまして、約50時間にわたる水防対策室を完了といたしました。  本委員会所管施設等の主要な被害は、区立公園内の倒木が15本、荒川戸田橋緑地ほかの冠水等となっております。今回、被害が想定を大きく下回ったことにつきましては、運のよし悪しに起因するものでありまして、慢心することなく収集した風、降雨データの解析、それから対応の課題の抽出、改善によりまして、今後の対策強化につなげてまいりたいと考えております。  風水害に従事いたしました課長も、既に元気を回復しておりますので、本日の決算審査は的を射たご説明、答弁をさせていただけるものと思います。きょう一日、どうぞよろしくお願いいたします。 ○主査   お願いいたします。 ──────────────────────────────────────────────── ○主査   次に、署名委員を指名いたします。  小野田みか委員、おばた健太郎委員、以上お二人にお願いをいたします。 ──────────────────────────────────────────────── ○主査   議題に入る前に、運営について申し上げます。  本分科会の審査項目は、既に配付しております分科会別審査項目一覧に記載されているとおりでありますので、この範囲内で質問されますようお願いをいたします。  また、お手元に配付しております決算調査特別委員会の運営についてのとおり、分科会では、議題に対する説明は省略し、順次質疑を行うこと。主査を除く委員が1人20分を限度として質疑を行い、再質問は、改めて質問希望者を募り、再度1人20分を限度として質疑を行うこと。さらに、会議終了時間までの残り時間は、質問希望者で割り振ること。再々質問以降の質疑については規制しないが、他の委員の質問時間を考慮して、20分以内におさめること。分科会では表決を行わないことなどが10月3日の議会運営委員会で決定されておりますので、ご確認願います。 ──────────────────────────────────────────────── ○主査   それでは、所管の決算についてを議題といたします。  質問のある方は挙手願います。  質問の順番を確認させていただきます。小野田委員、大田委員、いわい委員、おばた委員、五十嵐委員、安井委員、佐々木委員、鈴木委員、以上の順番で行います。  なお、円滑な質疑応答が行えるよう、質問をする際、決算資料における該当ページをお伝えいただくなど、ご協力いただきますようお願いをいたします。 ◆小野田みか   よろしくお願いします。まず、主要施策の成果の230ページの10番、高島平地域まちづくり推進について質問させていただきたいと思います。  こちらの予算が1,500万円ぐらいで、ほぼそれを使い切られているということなんですけれども、先日の委員会でも、こちらの予算についてどのように使ったかなどの質問があったと思うんですけれども、本日、さらに詳しくお伺いさせていただければと思っております。  現在、高島平のまちづくりについては、いろいろな方が携わりながら、今後の方向性など模索検討されているところだと思うんですけれども、その中で、いろいろな試みとしてイベントやワークショップが開催されているということなんですけれども、まず、大まかに230ページの1番から6番までについて、それぞれにどのぐらいの予算が使われたのか、細かく教えていただけますでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   高島平グランドデザイン担当課長でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今、ご質問ございました件につきましては、まず、平成30年度の決算として予算が1,489万8,000円、決算1,489万3,480円となっておりますが、こちらの決算ベースでの内訳でございます。  まず、委託料が1,468万3,680円、需用費が20万9,800円、この合計の決算が1,489万3,480円でございました。施策の成果ということで、アーバンデザインセンター高島平(UDCTak)活用した地域グランドデザイン推進ということで、1番から6番、このように列挙しておりますが、これは委託料1,468万3,680円を高島平地域まちづくり推進業務として委託いたしております。この中で分担したものでございますので、それぞれの事業ごとに費用としては出しておりません。不可分のものでございまして、一括した中で、それぞれ事業を行っているというものでございます。  以上でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。約、ほとんどが委託料で使われているということなんですけれども、ほとんど把握されていないということで、ちょっと不思議に思ったんですけれども、例えば、6番のアーバンデザインセンター高島平ニュースの発行について、全部で何部印刷をして、何部配ったかとかは把握されていらっしゃいますか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   こちらのほうは回数としては4回ほど、ニュースのほうは発行はいたしておりますが、主に電子媒体、例えばインターネットでございましたり、フェイスブック等々を用いまして、データでお出ししているのと、あわせて紙でもニュースを配布いたしております。  こちらの配布に際しましては、イベントなどの際に行ったところでございまして、特に必要に応じまして印刷して配備しているところでございますので、詳細な数としては把握していないところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。ちょっとこのイベントを結構企画はされているんですけれども、私も仕事で結構イベントを企画してるんですけど、イベントの企画で、さらに何部配ったかって一番かかりそうなところ、この印刷物だなと思ったんですけれども、それ以外で1,500万円ぐらいかけるっていうのは、よっぽど普通の会社とかビジネスで考えたときに、それの効果を見込まなければかけない金額かなと思っておりまして、それに対しての効果は、しっかりと確認していただきたいと思うのと同時に、それぞれの委託されたのはいいと思うんですけれども、これからまちづくりをしていく中で、区が主体となっていくのか、どこが主体となっていくのかわからないんですけど、それぞれの成果はしっかりと見ていっていただきたいなと思います。  こちらのイベントに関して、区民の方々の反応ですとか、例えばアンケート調査とか、成果についてはどのように把握されていらっしゃいますでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、効果の確認といたしましては、基本的にこのイベントは、まず委託料といたしまして、この約1,500万円のお金で、区が行っております高島平地域まちづくりの事業を委託しているところでございます。こちらの委託したお金の中の一部を使いまして、UDCTak、アーバンデザインセンター高島平の運営をやっていただいている。  なおかつ、その中からこちらのイベントのほうに振り分けられているという状況でございまして、基本、こちらで成果としてお挙げしたところは、UDCTakで行った事業でございます。こちらの効果測定等につきましては、UDCTakのほうで、今後も行っていくべきものかと思っておりますので、ただいまいただきましたご指摘のとおり、今後も効果を、UDCTakをメインとして効果測定を行いつつ、有効な施策を打てるようにやっていきたいと考えているところでございます。 ◆小野田みか   UDCTakにほとんど委託されて、お任せされているということなんですけれども、区から1,500万円のお金が出ているということは、やはり区のほうでも、その効果をしっかりと把握する必要があると思うので、そこら辺についてはいかがでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   今後、ご指摘いただきましたとおりに、区としても委託費用支払いをいたしておりますので、今後も引き続き効果の把握が行えるように、あり方を考えていきたいと思っております。 ◆小野田みか   ちょっと今、漠然としているんですけれども、例えば、来年同じような質問が出たときに、もうちょっと1個、1個のプロジェクトに対してどういう効果があったかっていうのをしっかり検証していただいて、お伝えいただければと思います。この1,500万円の使い道が有効になることを願ってます。  そして、このプロジェクトなんですけれども、区がメインで、主体で進行されていると考えてもよろしいんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   こちらのほう、主体となっておりますのは、UDCTak、アーバンデザインセンター高島平でございます。 ◆小野田みか   UDCTakということなんですけれども、その費用を出しているのは区ということで、認識でよろしかったでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   区といたしましては、高島平地域全体のまちづくりの支援ということで、まず、この約1,500万円の委託をかけております。この受託した事業者が、さらに全体の中の一部をUDCTakのほうの運営ということで分けているというところでございます。 ◆小野田みか   ごめんなさい、ちょっと今の説明で理解ができなかったんで、もうちょっと詳しくご説明いただいてもよろしいですか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   詳細の金額としては出ていないのですが、まず、一括しまして高島平地域まちづくりということで、全体の例えば計画の策定でありましたり、そういったものをまとめて一括した委託契約を結んでおります。区の行う事業に対する委託として、契約をやっているところです。その中の一部を用いまして、事業者さんがUDCTakの運営に支援という形で、この中からお金が出ている。そのお金でもって、こういったイベントが行われているというところでございます。  その事業につきまして、こちらの中で、このお金を使ったということで、成果という形で挙げさせていただいたところです。 ◆小野田みか 
     事業者さんというのは、どなたなんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   事業者は、UDCイニシアチブという法人でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。ちょっといまいち理解できなかったんですけれども、一応、区が主体でUDCイニシアチブさんに委託をして、UDCイニシアチブさんが、UDCTakに実際の動きとかイベントの開催をお願いしているという認識でよかったですか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   UDCTakとしては、また別の組織としてございますので、UDCイニシアチブさんは、UDCTakの運営を支援していただいている。そういった中で、支援の中でこういった事業を行っていただいているといったところでございます。区は、区の都市整備部のほうで、事務局、UDCTakの事務局を務めているといった状況でございます。 ◆小野田みか   今のお話を伺ってると、結局どこも責任を持ってこの事業を推進しようとしている印象が受けられないんですけれども、もし、区がUDCTakに委託をしてこの事業を進めたいのならば、UDCTakから、その成果とか結果をしっかりと聞き取るべきだと思いますし、UDCTakも、これだけの、1,500万円のお金をもらってるんだったら、その成果とかを区に連絡するべきだと思うんですけれども、そういう成果物がなしに、ただただイベントを開催することが目的ではないので、その目的をしっかりと定めた上で、区のほうでも今後しっかりと進めて、把握、UDCTakと連携というか、お金を払っているということは、それなりの成果物がなければいけない。ただ、イベント開催した、終わりじゃいけないんです。ただお金を使っただけになっちゃうんで、その成果をしっかりと受けるというか、いただいて、把握して、それから今後の高島平のまちづくりにどんなふうに生かしていけるかっていうことをしっかりと考えていくための事業だと思うので、そこら辺をしっかりと今後はしていただきたいと思います。  あと、URとの連携についてなんですけれども、どのような感じでURとは連携をとられていらっしゃるんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   UR都市機構さんとは、ただいま、将来的な全体での地域まちづくりを進めるに当たりまして、連携がとっていけないか、協力できないかといったところで、今協議しているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。やはり、高島平のまちづくりに関して、やはりURさんとしっかり連携をとっていくことが、1つ大きな鍵となると思うので、そこら辺はしっかりとっていただきたいと思ってます。  あと、区がリーダーシップをとって、URさん、また、UDCTakさんと一緒に高島平のいいまちづくりをしていっていただければと思っております。  そして、最後になんですけれども、この1,500万ぐらいの予算が、今後の高島平のまちづくりをしていく中で、区としては妥当なものなのか、それとも少ないと感じていられるのか、多いと感じていらっしゃるのか。今後の試みも考えた上で、どう考えていらっしゃるのか、教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   毎年、毎年、その年々の委託に際しましても、見積もり等を徴しまして、必要な範囲で予算を立てているところでございます。そういった面におきましては、必要な金額であると、過当に多くも少なくもないといったところを考えているところでございます。 ◆小野田みか   どんな事業が行われているかっていうところ把握した上で、必要かどうかっていうのは理解するところだと思うので、先ほどのお話だと、委託でぽんと投げて、その後、余り情報の収集とか、成果をわかっていらっしゃらないということなんで、これが必要か妥当かっていうところも判断しにくいのかなっていう印象を受けました。  私も、高島平結構いろいろ回って、高齢者の方々がたくさん住んでたり、外国人の方々が住んでたりするんですけれども、やはり、何かちょっと町が寂しいとか、お茶を飲むところが少ないとか、いろいろな声を聞いて、人口も多く、いろんな方が住んでるので、やっぱりもっと皆さんが生き生きと楽しいまちづくりができたらいいなっていうふうに本当に思っているので、きちんとここら辺の成果を把握して、いいまちづくりをしていただければと思います。ありがとうございます。  次の質問に移ります。 ○主査   あと4分です。 ◆小野田みか   はい。板橋区地域まちづくり推進、この主要施策の成果の本の228ページなんですけれども、について質問させていただきます。  こちらの予算が8,200万円ぐらいで、こちら熊野町は一つのプロジェクトは熊野・大山・氷川トライアングルビジョンに係るまちづくりハンドブックを作成されたということなんですけれども、私も、これインターネットで見せていただいて、とてもいいアイデアがたくさん載っていて、よく考えてあってすばらしい内容だなと思いましたし、今後の東上線立体化とか、新しいまちづくりを考える中で、こんな町だったらいいなって思うような内容で、すばらしいなと思いました。  このトライアングルが、実際こんなふうになったらいいなと思ったんですけれども、まず、1つ目の質問が、このハンドブックの作成には幾らかかったかということと、何部ぐらい印刷して、どのような方々に配ったか教えてください。 ◎拠点整備課長   まず、1点目のKOH−T−ビジョンのハンドブックを作成するのの委託に幾らかかったかということですけども、おおむね500万円程度かかってございます。  それで、配布数につきましては、このKOH−Tのハンドブックなんですけども、ほとんどがホームページで作成したものを公開してはおるんですけども、やはり協力いただいた商店街だとか町会さん、そういったところには配っておりますので、100部程度は印刷して、地域のほうに配布はしてございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。この絵本の中に、ほかの区でもいろいろな取組みがされている例などが書いてあったんですけれども、先進的な取組みについては、まず実験的にやってみるっていうところのスタンス、様子を見るっていうスタンスが多いと思うんですけれども、これだけのいいアイデアを持ってらっしゃるので、ぜひ実行に移していただきたいと思います。  こちらのハンドブックを作成されたんですけれども、実験的にとか、そうでなくても、何か実際に行動に移されたプロジェクトはございますでしょうか。 ◎拠点整備課長   実験的なんですけども、ハッピーロード大山商店街の中で、幾つかのお店が東京都の用地買収であいてる土地がございまして、そういったところでの、例えばあいた土地の活用がどういったところができるかと、例えば、一例としましては、買い物客が休めるお休みどころだとか駐輪場など、まだ具体には至っておりませんけども、そういったものが置けないかというところの検討は続けているところでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。あと、このプロジェクトの中を拝見すると、役所の方々だけではなくて、いろいろな若い方とか高齢者の方とか、民間の力が実際実行するためには必要だなと、力とか発想力が必要だなと感じているんですけれども、こちらにかかわる団体や、また、かかわってほしいと思っている団体などはございますでしょうか。 ◎拠点整備課長   あくまでも、大山のまちづくりの中でハンドブックを使って、商店街の活性化だとかにぎわいの維持向上をしておりますので、このエリアに入っております商店街、町会、そういったところで活用していただくっていうことを目的としてつくっております。 ○主査   20分を過ぎましたので、次の委員の質問に移ります。 ◆大田ひろし   今回の台風19号で、本当に犠牲になった方々には哀悼の意を表し、避難している方々には、本当に心からお悔やみを申し上げたいと思います。  また、土木部、都市整備部が水防対策室ということで、責任者が土木部長ということでお聞きしておりますけれども、117名の方々が、本当に一生懸命やっていただいたことに心から感謝したいと思います。被害が少なかったことについても、よかったなと思っておりますが、隣の戸田あるいは浦和のほうでは、やはり内水氾濫というんですかね。荒川の水門を閉じたために、中側から出てきたというようなこともあって、反対側ではそういう被害があったにもかかわらず、板橋ではなかったことについては、本当に不幸中の幸いというか、よかったなとは思っているんですが、今回のやっぱり災害は、非常に大きな災害だったと思ってます。  初めに、ちょっとこの台風19号への対応ということで、関係所管の部門で、ちょっとお聞きしたいと思います。まず、水防対策室が立ち上がって、4時の段階から立ち上げていただいてるわけですが、今回、全て細かいことはちょっと聞けないのであれなんですが、土木部長からいただければありがたいかと思いますが、今回の台風19号で板橋が体制とって、大きな課題が見えてきたところっていうのがどんなところにあるのか。ちょっとお示しいただければありがたいなと思います。それは、やっぱりこれからの板橋区の防災上の次の課題になってくると思いますんで、そこを詰めていくことで次の災害への備えができるんじゃないかなと私は思っております。ちょっとその辺を教えていただければ。 ◎土木部長   ねぎらいの言葉ありがとうございました。委員のお話にもありましたとおり、全く運がよかったということでございまして、さまざまな課題を抽出しております。  大きなところで申しますと、「これまでにない」というような修飾詞がついた報道が大分されておりましたので、そういった情報を、どれが正しいのか、さまざまな情報がありましたので、どれが正しいのかっていうことを見きわめる目を持たなければいけないなということがわかりました。独自の観測ですとか、予想ができませんので、正しいデータをどのようにチョイスするとかっていうことが全体に大きく係る重要なことであると認識をしております。  それと、被害がなかったということで、余り大きな被害というのは、板橋経験しておりませんので、それに対して、職員のローテーションですね。今回の第3次まである体制のうち、第3次っていうのは全員体制なんですが、一応、第2次の3分の2体制ということで、百何名という対応をとりましたけれども、そのようなローテーション、今のテレビ報道でもご存じのとおり、いろんなところでまだ復旧活動続いておりますので、どのようにローテーションとっていくかということが、被害があってしまった場合の課題としてはあるだろうと思います。  あと、給与面の話ですとか、そういったことも、人事面の話出てきますけれども、そういったことについても、今後しっかり確認をしていきたいと考えております。 ◆大田ひろし   さまざま、まだまだ詰めなきゃいけない課題が細かいところあるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  ところで、今回やっぱり荒川が、今回のスーパー台風においては、どこで決壊するかわからないみたいな情報が流れて、非常にやっぱり怖い思いを、今回の台風にしてはあったと思うんですね。上流のほうであったのかと思いますけれども、この荒川の水害というか、想定に対して、板橋区は今回どういう対応をとったのか。そこについては、どんな体制だったのか、ちょっと教えていただけますか。 ◎土木部長   荒川については、一応対応の定式というのがございまして、簡単にお話ししますと、まず、荒川流域の降雨状況を調べます。それが、一定以上多い場合については、かなり上流にあります熊谷の観測点の、水位の観測点があるんですけれども、それの水位を確認していきます。上下の動きを確認しておきます。  そこが増水してきますと、次の浦和のところにあるんですけれども、治水橋という観測点がありまして、そこの水位を確認する。それから、同様にして、板橋のちょっと下流になりますけども、岩淵の観測点を確認していくというようなことで、上から順に水が来ますので、かなり精密に予測ができますので、それの監視体制をとっていたということで、最後のほうは、荒川の潮位とも関係しましたり、ちょっと複雑なところがあるんですけれども、そういった体制をとって、危険性の確認をしていきました。今回は、途中で水位が降下しましたので、下がってまいりましたので、大事には至らなかったということでございます。 ◆大田ひろし   その国からの情報とか、そこか国土交通省が管理をしてるんでしょうけども、そういった板橋の連携っていうのは、今回そういう注意報がかなり危ないみたいなあれが流れた段階で、どういうふうに対応されたのかが1つ、ちょっとお聞きしたい。  それから、あとは200年に一度の荒川の決壊が想定されたハザードマップをつくってますが、例えば秩父で、1日で500ミリ程度の雨が降ったようなことが想定されるときには、その下流域では起こり得る可能性があるというふうに言われてきたんですが、今回、箱根でも記録的な雨が降りましたし、秩父のほうでも、恐らく降ったんだと思うんですね。  そういった中で、今回そういう氾濫等とか起こらなかったっていうことは、非常によかったかなと思うんですが、そこら辺の荒川については、特にそういう板橋が連携とるっていうか、板橋が何かして、どうかするっていうような体制っていうのは、特にはないんですかね、これ。そこら辺について。 ◎土木部管理課長   まず、国交省、主に荒川下流河川事務所もしくは荒川上流河川事務所との連携でございますが、私ども、タイムラインという荒川のタイムラインを組んでおりまして、それの取組みに基づきまして、また、そのほかの決まり事によりまして、常にファクスですとか、そういったことで、今ここの水位はどれだけですという話が流れてまいります。それを、私ども土木としては、荒川の破堤とか、そういった考えた場合にやれることは少ないという状態ですけれども、水位に応じて住民の避難を考えなければいけないということですので、今回、水害応急対策室が設置されましたので、その情報をもとに危機管理室と協議をいたしまして、住民に対してはこうあるべきだというところで、最終的には特別警報をもとに区内全域に避難勧告を出したわけですけれども、荒川の水位は、その時点ではもう特別警報のほうが先だったということでしたので、そういった形で連携をとっております。  それから、ハザードマップに示す荒川上流、秩父地域での雨量ですけども、今回、実際はもう500ミリを超えております。ですので、そういった意味からすると、今までの治水対策と、今現在進めてる治水対策とがある一定の効果を発揮したということと、それから、流れ方のということは、当初部長からも運だというふうに申し上げましたけども、そういった、たまたまそういう出ないで済んだというふうに考えるのが妥当かと思います。 ◆大田ひろし   あと、じゃ、またちょっと違うんですけど、多摩川が支流と合流するところで出ましたよね。川崎側のほうで。あそこは、いろんな出た理由っていうのが4つぐらいあるそうなんですが、内水氾濫も含めて、世田谷のほうで出た、それから川崎のほうで出たってことなんだけど、板橋でも白子川が、例えば荒川と合流する地点、そして、新河岸川が合流する地点っていうのは、やっぱり今回の災害見ると、ちょっとやっぱり不安を覚えたんですが、石神井川も3つ含めて、最も危険だったといったらおかしいんですが、白子のほうでは、要するにちょっと早目に成増橋のところで警戒水域を超えたみたいな形で報道が流れて、一部避難指示という、すぐ訂正になりましたけども避難指示が出されちゃったんですよね。  これは、僕らもそれ見てて、これはびっくりしまして、どう対応していいかもわからないけど、でも、自分が現地に駆けつけたからって何かできるわけでもないしっていうようなこともあって、非常に忸怩たる思いがあったんですね。  やっぱり、そこに高齢者が住んでたりして、ひとり暮らし高齢者がやっぱり心配だ。あるいは、ヘルパーさんにいつも頼ってた人たちが1人でいるっていうことに対して、じゃ、福祉避難所に移動できるかっていうことも含めて、避難指示が出たにもかかわらず、避難できない人たちがいるわけですよ。非常に、これは板橋においてもやっぱり考えていかなきゃいけない大きな問題かなというふうに自分は思ったんですが、そのときの情報として、それが本当にそういう状況にあったのかどうかっていうことを含めると、今回、この資料でいただいたところで、成増橋のところでマイナス1.25メートルというふうなところで書いてあります。  そこら辺の状況も含めて、危険なところがあったというふうにいうと、区民がびっくりしちゃうんであれかもしれませんが、そういうところの注意してたところっていうのは、どこにあったんですか。そこをちょっとお聞きしたい。 ◎土木部管理課長   まず、注視をしてたところ、委員ご指摘の白子川の資料によりますと、落合橋マイナス0.94と、このマイナスというのは、ちょっと誤解を受けやすいんですが桁の下が、94センチということでございまして、マイナス2.4メートルで避難勧告を検討するという基準になってございます。  私どもも、そこが一番注視をしておりました。その段階で聞きましたので、避難勧告をその地域に出したということでございますけれども、その部分、マイナス2.4を割っていた時点でも、上流の、ここはちょっと複雑な動きをしておりまして、新河岸川の直近にございます橋ですので、潮の干満にも影響すると、それから、この白子川の水域が上流の白子川調節池、白子川と石神井川つないでいる直径10メートルの管が数年前できましたけれども、そこが働き始めているというような情報も全部総合いたしまして、避難指示ということまでは協議の中でしなかったということでございまして、これは、もっとそれが例えば貯留池がいっぱいになっているですとか、それから、今後とも新河岸川の水位も上がるとか、そういったことも総合的に判断して、本当に危ないということであれば、また当該橋の、落合橋の周りの住宅の状況とか、そういうのも見た上で、場合によっては避難指示まで出した可能性はあるということでございます。 ◆大田ひろし   避難指示を出さなきゃいけないような状況のところまで来てたということなんでしょうけども、何もなくてよかったということなんですが、もう一つ聞きたいのは、白子川の地下調節池っていうのは、2年前の4月にでき上がって、21万平米何とかっていうぐらいの水量入れれるっていうところなんですが、これが機能していてさえ、ああいう状況になるのか。もし、機能してなかったら、本当にあふれてたのかもしれないですよね、きっと。  そこら辺の機能してたか、してないかっていう情報については、板橋区としては、そういう、どういう連携をとって、そういう指示に、避難勧告につなげたのか。そこのところをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ◎計画課長   第四建設事務所のほうに直接問い合わせて、今どういう状況かとか、常にお話はしてました。白子川のほうについては、白子川のあそこのトンネルの調節池と、それから比丘尼調節池と、幾つか施設があります。その施設が、だんだん満杯になってきて、最後調節池に流れ込むと、それは水位によって自動的に流れ込むような、白子川のほうはですね。石神井川のほうが水門で管理してるそうなんですけど、白子川のほうはそれで入り込んで、今回も白子川の貯水池のほうにはしっかりと流れ込んではいたんですけれども、その貯水池の場所から落合橋までは、結構距離がありまして、その辺の水がどこまで影響するかっていうのがなかなか今後の課題になってくるのかなというのと、やはり、白子川は新河岸川とぶつかってて、新河岸川の水位もなかなか落ちなかったので、白子川全体ではそんなに上がらなかったとしても、落合橋の近くでは、やはり出てく水がとめられてしまうっていう状況になってしまって、水位が上がってきたっていうことは、今回、そういった経験をしましたので、今後のまた課題にしていきたいなと思っております。 ◆大田ひろし   ちょっとその河川のことについてはちょっと最後なんですけども、浦和のやっちゃ場みたいなところが、今回さっき冒頭で言いましたけど、何か水門閉めたおかげで、おかげっちゃおかしいんですが、閉めざるを得なくて閉めた関係で、要するに内水氾濫みたいな形で、地下から地上に水が出てきて浸水したという事案があったと思うんですが、これは板橋区においても起こり得ることなんでしょうか。そういう水門とかっていうのがやっぱりあるんでしょうか、板橋区の側にも。そこら辺、ちょっと教えていただきたい。 ◎土木部管理課長   区内の中小河川、新河岸川、石神井川、白子川。まず、白子川につきましては、新河岸川にフリーでつながっており、水門等はございません。ですので、新河岸川の水位が白子川の下流では影響しますし、お互いに影響し合うということで、そのままでございます。  それから、石神井川につきましては、王子のところでかなり落差は落ちてますので、それから、石神井川と白子川については、先ほどの調節池で加減をしているということでございます。  それで、そのほかに委員ご心配のゲートがある場合ですけれども、例えば新河岸川につながっている昔川だったところ、蓮根川ですとか、出井川ですとか、そういったところが今、下水道局の管理になってございまして、下水管が入っております。太い幹線が入っております。  それの逆流を防ぐために、新河岸川との接続部分におきましては、ゲートがついてございます。今回は、下水道局の判断で、その両方ともゲートを閉めたというふうに聞いております。つまり、新河岸川のほうが地面より高いですので、蓮根川とか、そういった暗渠になっている部分というのは、地面とほぼ同じ下の部分ですので、新河岸川の水位が上がりますと、逆流してしまう。その逆流した水が悪さをする可能性があるので、ゲートを閉めるということをしてございます。  その場合に、じゃ、ゲートを閉めたら、逆流を防止したから安心かというと、上から来る、蓮根川はずっと続いておりますので、上流まで続いておりますので、西台、中台のほうまで続いておりますので、そちらから来る水が、例えば内水の上のどんと来た場合に閉めているとどうなるかということについては、それは課題があると考えておりますし、実際に過去にマンホールが噴いたということ、閉めたことによってマンホールが噴いたというような災害も起きてございます。 ◆大田ひろし   いろんなところで検証しながら、やっぱりやっていかざるを得ないとは思うんですが、今回も1つはそういうことがあったということで、我々も知っておきたいと思います。  あと、本当区の職員の方々、本当に一生懸命やっていただいて、我々もこういう体制で組んでますよっていうことは、地元の人たちにも言えたんですが、今回の2日間ぐらいにわたって、協力してくれた民間の協力体制っていうのはどんなふうな形であったのか。  あるいは、全く職員だけで全てやってきたのか、そこら辺のところの人的な協力体制っていうのはどういうふうに引けたのか、教えていただければありがたいなと思います。 ◎工事課長   工事課といたしましては、年間管理契約という形で、道路表示をお手伝いしていただいている業者のほうに、仕事のときの体制も、職員と同じような体制をとっていただきまして、それぞれの対応に当たっていただくということでございます。  台風が通過して、風がやんだ後に街路樹の点検ということで、街路樹の管理会社のほうには、区のほうが委託してる会社なんですけども、そういった意味では、道路、街路樹、それぞれの管理してる会社のほうにお願いしまして、点検等を行っていただいたというふうな状況でございました。 ◎みどりと公園課長   みどりと公園課では、公園維持管理をしておりますので、区内の年間契約している業者さんに、台風のときには待機していただいて、翌朝から全公園をパトロールをして、異常があったところは直していくというようなことを対応したところです。 ◎土木部管理課長   業者さんの協力という意味では、細かいですけれども、区が直接使っている車の多くはリースをしておりまして、なおかつ運行委託という委託をかけてございます。通常、朝から夕方までということでやってございますが、今回の場合、特にほかの水害でもそうですけども、水防体制でもそうですが、真夜中ずっと待機をしていただくという、そういう特別な仕様書上の契約もしておりまして、実際に運転手さんは、この期間ずっと待機をしていただいたというところでございます。 ◆大田ひろし   すみません、ありがとうございます。区の職員プラス、できればそういう協力してくれた方々の、例えば人数とか、これぐらいの人たちがこういう協力をあおってるというようなことも含めて、できれば資料、今もらったこれにちょっとつけ足して、協力民間事業者がこれだけいたっていうようなことを、ぜひいただければと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ◆いわい桐子   よろしくお願いします。先ほどの高島平グランドデザインなんですけど、やりとり聞いても、委託費の適切性がよくわからないっていうの、私も同様に感じたんですけど、ニュースの回数はわかるけど、何がどこまで配られてるのかもわからないっていう中で、どうやって適切かって判断するのかっていうのが、非常にわからないでいるんですけれども、資料をお願いしたいと思ってます。
     そもそもの委託費の積算根拠、それから、実際の委託費がどうだったのか。当然、予算のときとは、やってる、運営する中で、もっとこうしたほうがいいとかっていう中で、変わることもあると思うんですけど、その中身が、全部それぞれどう適切だったのかっていうのが判断できないっていうのは、決算に対する判断のしようがないっていうことになると思うんですよ。  適切だったかどうかを区が把握してないっていうのは、もっと私は課題があると思っているんです。なので、その資料をいただきたいということと、それから、委託契約でそもそも何を契約してるのかっていうことを教えていただきたいんですけど。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   資料につきましては、今いただきました内容をまたちょっと調整させていただいて、お出ししたいかと思っております。あと、適切性の確認というお話ではございましたが、この委託事業といたしましては、高島平まちづくりの推進といった形で、先ほど申し上げましたUDCイニシアチブさんと契約をしているところです。  その中で、UDCTakの活動支援ということで、グランドデザイン全体の推進、そしてこのグランドデザインの中で示されておりますUDCTakの活動支援ということで事業をやっていただいてるところでございます。  このUDCTakの中で実際行った事業、例えば、こちらの施策の成果ということで挙げておりますこういったイベント等々ございますが、こういったところを、今度はUDCTakの中で分析、検討して、活動に反映させているところです。  また、プロジェクトの、例えば報告の内容から、区の施策に活用できる部分でしたり、そういったものを参考にしているといったことで、振り返りを行っている。UDCの中で検討を行っているというところでございます。 ◆いわい桐子   何を委託したのかがわからないの。なので、申しわけないけど、何度聞いてもよくわからないので、委託契約書を資料でいただきたいと思います。  それから、このことで言うと、URとの協定が9月、10月中にって話だったんですけど、現状どうなってるのかということを教えてください。 ○主査   高島平グランドデザイン担当課長、すみません、もう少しだけ大きな声でお願いします。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   UR都市機構さんとの協定と申しますか、話し合い、協議の覚書につきまして、ただいま締結に向けまして、内容を調整中でございます。まだ締結に至っておりません。  まだ協議中でございますので、いましばらくお待ちいただければと存じます。 ◆いわい桐子   10月いっぱい中にはって言ってたんだけど、その辺の見通しを教えてもらいたいということと、この間、企画総務のほうで報告された公共施設については、旧高七小、あのエリアに公共施設を設置するっていう考え方が示されて、一方で、URの建てかえとともに、連鎖的な都市再生っていう流れの中で公共施設の設置を検討してくっていう考え方の整合性がよくわからないんですけど、そこはどのように協議してるんでしょうか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、見通しといたしましては、やはり当初ご説明しております10月のほう、締結できるようにURさんとは引き続き協議を行っているところでございます。  あと、公共施設とURさんとのお話でございますが、高島平地域グランドデザイン全体のほうで、まずまちづくりを検討いたしているところです。その中の一つのパーツとして、まず公共施設の整備があるかと存じます。URさんといたしましても、例えばこの高島平二丁目の賃貸住宅であったり、ああいったところもストック再生ということで、いろいろ方針を示されております。ここで、区と連携して、協力して、今後まちづくりを全体的に進めていければなといったところでやっているところでございます。  都市整備部、高島平グランドデザイン担当課といたしましては、全体のまちづくり、高島平地域全体のまちづくりを推進、グランドデザインに基づいて推進している。その中の一つのパーツが、例えば、政策企画、政策経営部を中心とした公共施設の整備で、また、URさんによる高島平二丁目地域の団地の更新といったものを、それぞれのパーツをグランドデザインでまとめていくといいますと、ちょっと言葉も大きくなってしまうんですが、調整をしつつやっていくといったスタイルでございます。 ◆いわい桐子   いや、どっちなのかなっていうのがわかんないわけですよ。この間のアーバンデザインセンターが示してきた報告書は、あくまでも研究成果だというふうに区はおっしゃってたんだけど、あれで言うと、もう二丁目の大規模な範囲に公共施設も含めて、広く設置を考えてる中身だったんだけども、今回、公共施設のほうで示されたのは、現在の旧高七小のエリアに公共施設を設置するっていうのが基本的な考え方だというふうに示されたんだけど、その整合性が、じゃ、あくまでもアーバンデザインセンターの報告書で示された配置の一つの考え方っていうのは、考えてないっていうことなのか。その辺の、どっちっていうのがわかんないわけですよ。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   この30年12月に出されました報告は、あくまでも研究報告といった形で、区のほうに提出を受けました。区といたしましても、高島平グランドデザイン担当といたしましても、一つの要素として受けさせていただいた次第でございます。  これを受けまして、一つの要素として検討を行いつつ、また公共施設の設置もまた別に考えている、その中で、どういった必要な機能が何であるといったものは、政策経営部のほうで、今やっているといった状況でございます。 ◆いわい桐子   さっぱりわからない。全然わからないし、それは、私はこの段階で、住民と一緒に公共施設をどう設置するべきかっていうことを、このグランドデザインの中でどういうふうに考えていくのかっていうことを協議する必要があると思うんだけど、そのことについては、一切この間、グランドデザインでは触れてきてないわけですよ。アーバンデザインセンターの報告書で上げただけで。そのことについて、住民と協議する必要があるんじゃありませんか。  それともう一つ、行政評価を見ると、改善の方向性としてこのグランドデザインの進行に当たって、区の存在が際立っている現状は理想的な役割分担であるとは言えない。今後、これについて改善が必要だっていうふうに言ってるんだけど、これどういうことなのかっていうことを教えていただきたい。  それから、区が考えてる公共施設の整備や、そういった問題と、このアーバンデザインセンターとの関係がやっぱりよくわからない。そこを教えてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、区の存在と、この行政評価に、お話がありました区の存在が大きいというのは、例えばこのUDCTakの事務局を、例えば区で負っているところかなと思っております。そういった面につきましては、今後もUDCTakのあり方を考えていくに際して、例えば法人化であったり、拠点の設置などという形で、より区の公民学、民学公、三者のそれぞれの持ち寄りによって行うといった視点からも、あり方をまた考えていく必要性があるかと思っているところでございます。  あと、公共施設の整備につきましては、いたばしNo.1実現プラン2021にもございますとおりに、基本的には政策経営部のほうでその機能でありましたり、そういったところを検討して、設置を図っていくところでございますので、引き続き協議を進めながら整備に当たっていきたいと思っております。  また、最後に3つ目でございますが、公共施設とUDCTakの関係といった、公共施設整備とUDCTakの関係性でございますが、基本的にUDCTakといたしましては、まちづくり全般について、あとは、例えばUDCTakのまちづくりの支援ということで、いろんなイベントもございますけど、情報の発信でありましたり、まちづくり、機運の醸成といったところを行っているところでございますので、例えば公共施設、現状におきましては個別具体的な一つの要素であります公共施設の整備につきましては、また別途のものと、区のほうで政策経営部を中心とした協議の中で整備していくものと考えているところでございます。 ◆いわい桐子   全然よくわからないんですよ。言いたいことが何だかわからないんです。先ほどの行政評価のところを聞きたいのは区の存在が際立っている現状っていうのは、そもそもどういうことなのかっていうことがわからないのと、それが理想的じゃないっていう意味もわからないので、知りたいんです。そこを聞いてるんです。それを教えてもらいたいっていうことと、それから、まあいいや、そこだけお願いします。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   現状におきましては、先ほどの委託などもございまして、このUDCTakを使った高島平地域まちづくりを進めているところでございます。その中で、例えばグランドデザインですね。高島平地域グランドデザインの策定などございましたが、平成27年前後には、区を主体としたまちづくりが強かったかと思いますが、現状におきましてはUDCTakのほうに、ちょっと力点が変わってきているというか、区が主体としたまちづくりは若干弱くなってきているかと認識しているところでございます。 ◆いわい桐子   わかんないので、それも資料でください。区の存在が際立ってた、このときは際立ってたっていう、それは何をもって際立ってるっていうふうに言ってるのかっていうことを資料でいただきたい。  それから、理想的な役割分担とは、じゃ、どういうことなのか。それを資料でください。高島平グランドデザインは、もともと素案を策定した段階で、旧高七小のあのエリアに公共施設棟をつくる、マンションつくるっていうような、そういった計画の中に、アからオまで、どれも公共施設棟をあそこに新たに整備するっていうのが柱の計画だったわけですよ。  だけど、そこから離れて公共施設は向こうで考えます、それは区で考えます、住民の皆さん後で教えますからっていう話じゃ、私はないと思うんです。だから、そこについてグランドデザインは公共施設をどこに整備するのかっていうのは、私は柱の計画になると思います。それを、グランドデザインとしても、住民と一緒にどうつくってくのかっていうことを、ぜひ重きを置いてもらいたいと思います。  ほかの質問に行きます。土木事務所と公園事務所の検討について伺いたいんですけど、30年度は2018の最終年度だったかなっていうふうに思うんですけど、あの中で、No.1プランの中で、土木事務所、公園事務所のあり方について検討を行うっていうふうになっていましたが、その結果、30年度どういう状況なのか。その検討の中身はどういうふうになってるのかってことを教えてください。 ◎工事課長   土木事務所といたしましては、まず、作業のあり方っていうことで検討させていただきました。委託を含めて、作業の委託化っていうことで進めてきたんですけども、今、現段階でも試行段階なんですけど、最終的には31年度も委託をしているところから、全ての検証が終わったわけではないんですけども、ただ、次に来年度以降に向けての作業のあり方については、新しい会計年度任用職員とか、そういった可能性も見えてきましたんで、まだ検討段階ではありますけども、さまざま方法を検討の視野に入れて、次のに向けて、考えていきたいというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   来年度以降、会計年度任用職員の関係で、現在、今、板橋土木事務所が一部委託っていう状況を行っていますが、来年度以降はどういうふうになっていくのかということを教えてください。 ◎工事課長   まず、最終的なものは決定ではないから、ここでははっきりしたことは申し上げれることはないんですけども、基本的には、考え方としては、今現在板橋土木事務所管内を2分割させていただいて、職員がいるところと、委託でしているところというのがあります。  基本的には同じような内容をやっているんですけども、内容については道路の補修とか、あと清掃、専ら道路に穴があいてたとか、道路の側溝が壊れてしまったとかいうふうな簡単な補修工事を行っております。  大きなものになりますと、当然、当事務所で手に負えませんので、基本的には一般工事とか、もしくは業者にお願いして補修工事になるかと思います。そのような形で、基本的には、板橋土木事務所で行われている作業については、基本的には来年度も同じような形ができるように、区民の方にご迷惑やご心配をかけないような形で実施していきたいというふうな考えで検討させていただいております。 ◆いわい桐子   素朴な疑問なんですけど、土木事務所は災害のときも出ていくことがたくさんある部署かなっていうふうに思うんですけど、そうすると、今は班が2つあって、エリアを分けてやってるっていうと、委託のほうっていうのは、委託のチームは災害時の対応っていうのはどういうふうになってるんですか。 ◎工事課長   今回の台風を例に挙げさせていただくと、基本的に体制は全職員じゃなくて一部の職員という形で体制を組みました。その中では、今回の板橋土木事務所は、今現在の職員で賄えたというふうな体制を組ませていただきました。基本的には、そのような体制で職員は台風通過時には巡回あるいは要所の点検とか、そういった部分に当たってきたというような体制で、臨ませていただきました。 ◆いわい桐子   委託の人たちは、災害時はどういう対応だったのか教えてほしい。 ◎工事課長   すみません、委託の作業の方は、今回は出動されてません。 ◆いわい桐子   要するに委託になると、災害時の対応としては、現状は対応には入ってないっていう枠組みでやってるっていうことなんだなと思うと、大変なことだなというふうに思いますが、来年以降は、会計年度任用職員制度になっていくわけですけども、会計年度任用職員の仕組みっていうのは、土木事務所等でも導入できるのかどうかってことを教えてください。 ◎工事課長   仕組みとかで、そういう職員の待遇面については、現在総務部とか、政策経営部のほうで検討していただいておりますので、今現在、私のほうからお話しできる内容はないということで、お願いしたいと思います。 ◆いわい桐子   そうしたら、現在の委託の状況について資料をいただきたいんですけど、委託に当たっての契約書、それから、実際に何人が従事してるのかっていうことと、働いてる方の資格とかいうのも、資料でいただきたいんですけど。 ◎工事課長   この要求のあった資料は準備させていただきたいと思います。 ○主査   20分を過ぎましたので次の委員の質問に移ります。 ◆おばた健太郎   よろしくお願いします。まずは台風の関係のことをちょっと伺いたいなと思っておるんですが、先ほど委員もおっしゃったとおり、台風19号、板橋区内でおいてはそれほど大きな被害が出なかったということで、私も出動している中で、いろいろ現場を見させていただいた中で、よかったなと思っているところでありますけれども、主要施策の成果の244ページ、水害対策のことを、まず伺わさせていただければと思っております。  この2番の土のうステーションなんですが、これ実際、土曜日に私たちも使いました。キャリーで運んで、土のうステーションから土のうを持ってきて、マンホールが噴いた箇所がありましたんで、そこをとめるということを実際に行ってたわけなんですけれども、まず、この間の19号で、土のうステーションの利用がどれぐらいあったかっていうのは、今わかってらっしゃいますでしょうか。 ◎工事課長   利用の全体的な状況はまだ集計中なわけなんですけれども、追加で配備した土のうがございました。追加だけで、約4,500体ほど追加をさせていただきました。土のうステーションは、区内に63か所ございまして、1か所当たり100体の土のうを収納しております。  その中で、今回の台風の襲来に当たって、土のうステーションが空っぽになったというところもございまして、追加で補充をした関係で、先ほどお話ししたとおりの土のうが追加になったというふうな状況でございました。  単純に合計でするわけにもいかないんですけど、最低でも4,500体は追加になってきた土のうを使っていただけたのかなというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。ちなみになんですけど、それは台風のさなかに車で追加をされたということなんでしょうか。 ◎工事課長   台風の来る前の金曜日から、土のうステーションが減ってるというふうな状況が見えましたんで、金曜日もしくは土曜日に配布させていただいた、格納させていただいたんですけども、結構今回の台風の状況として、土のうの需要たくさんあったことから、台風が接近する直前まで土のうステーションの追加補充をさせていただいたという、そういったような状況でございました。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。こういった事態が発生して、追加があったということは、やはりこの62か所ですか。平成29年から30年度はふえてないわけなんですが、まだまだちょっとふやすべき場所があるんじゃないかなと、以前、別の災害対策のほうの委員会でも提言させていただきましたけれども、これ実際に水を噴く場所と、置いてある場所が少しずれてるところがあるんですね。  余り具体的なところを言うとあれなんですが、そこをしっかりと今回調査をしていただいて、板橋の地域でも2か所ぐらいあったので、追加をしていただきたいなというふうに、まだ調査をしていただきたいなと思っております。  以前、捨て方についてなんですけれども、ちょっとこれは確認なんですが、いろいろ調べたところ板橋区においては、動画の最後に各自で捨ててくださいという文言が入ってるんですけれども、物によっては汚泥扱いで、産業廃棄物に該当するというような情報もあって、板橋区としては、どういう処理をしてほしいということなんでしょうか。 ◎工事課長   私どもとしては、一義的には、土のうというのは腐るものでもございませんで、専ら再利用していただきたいなというのは、私どもの希望です。袋については、当然悪くなってきた場合は土木事務所等で配布させていただいて、新しい袋にかぶせ直していただいて、引き続きご利用いただければと思います。  水害というのは、何回も、毎年来るような状況でございますので、あってはいけないんですけど、再利用していただくってことは、できればよろしいかとは思っております。  ただ、どうしてもそういったような邪魔だというふうな話もございまして、私どもとしても現在検討はしてますけども、基本的には再利用していただきたいなというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。できれば、捨て方であったり、使うときにこれをどう使えばっていうか、どう捨てればいいのかわからないから使わないっていう人も中にはいらっしゃるので、そういったことをわかりやすく載せていただければと思っております。  その1個上の止水板設置なんですけど、平成29年はゼロ件ということで、30年度に2件ふえてるんですけれども、これは、今回の19号で役に立ったんでしょうか。 ◎工事課長   止水板の件ですけども、基本的に個人の方の所有されるもんですから、私たちが、今まで助成させていただいたところの一件一件をチェックっていうのはしてませんけども、基本的に止水板を活用していただいて、何がしかの災害を防いでくれたのかなというふうに期待をしております。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。年間2件とか、年度によってはゼロ件ということで、非常に件数が少ないのかなと思っておるんですけれども、こういった水害対策のために板橋区として助成をしているわけなので、こういった19号に類するような大きな災害が発生した際に、止水板設置助成というものがあるんですよということを、もっとアナウンスしていくべきだと思うんですけど、今の2件というのは、多いのか、少ないのか、妥当なのか。どのように評価してらっしゃるんでしょうか。 ◎工事課長   評価というのは難しいところあるんですけども、年間問い合わせ件数としては、今まで私が記憶してる限りは、年間で30件以上の問い合わせがあった年もありましたし、申請あって結果的にはゼロ件というふうな状況のときでも、年間通して10件ほどの問い合わせがあります。  ただ、どうしても自己負担というのがありますということになってしまうと、ちょっと考えてしまうのかなということもございますし、止水板というのは、全自動のものもございますけども、どうしても個人のお宅だと、手動で、自分でセットをするということは原則となります。そういった場合に、ゲリラ豪雨とか、台風が来るとか、集中豪雨、ゲリラ豪雨が襲ったときに、自宅にそのセットをする方がいるのかどうかっていうのもポイントになってくるのかなというふうに考えてございまして、そういった、ですから店舗、会社というところで、人が常時いるようなところでは活用が進んでいるのかなというふうに考えてございまして、基本的にはそういった人的な要因から、つけられないこともあるのかなというふうに考えてございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。災害に関して、ちょっと続けてなんですが、234ページの分譲マンション実態調査ということで、30年度にやられたということなんですが、二子玉川のところでも、マンションの地下に電源があって、そこが水没したせいで、今トイレが使えない。あとエレベーターが使えないというような被害が実際出ているわけで、今回は板橋にはそういうことはなかったわけなんですが、調査してないかもしれないですが、マンション実態調査の中で、そういった電源が地下にあるであるとか、水没した際にはどういったことになるのかとか、そういったことっていうのは把握されていますでしょうか。
    ◎住宅政策課長   実態調査につきましては、基本的にはマンションの管理、区分所有者様たちの管理組合の運用をどうするか、それによって、適切な管理のマンションをふやしていこうというような目的でやっておりますので、そこまで詳しい調査項目はありませんが、調査項目の中で、災害対策、防災マニュアル等の整備をされているかっていったところは確認はしております。  また、自主防災組織があるか、防災機器用品の備蓄があるかといったところについては、確認はさせていただきました。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。マンション、実際に災害が起きた際に、自主管理であるとか、地域のコミュニティーと接触するかどうかというところは、非常に重要なんですが、さらにやはりマンションにお住まいの方が、タワーマンションだったら上のほうに戻れないとか、そういう事態が発生してしまいますので、板橋区としても、そういった実態についてある程度やっぱり把握するべきなんじゃないかなと思うんですけれども、その辺、必要性についてはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   マンションの実態につきましては、確認すべきこと、把握すべきこと、多々あるということは認識しております。ただ、今回のような激甚災害が起こるということは、この実態調査する時点では私どものほうもちょっと想定をしておりませんでしたので、この実態調査自体が5年に1回行うような形でやっておりますので、次回のときには、そういったところも勘案して、調査票を設計してまいりたいと思います。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。ぜひとも、そういった実際の災害に備えるマンションで、それをぜひとも主導していただきたいなと思っております。  それで、マンション実態調査で5年ごとということなんですが、一言で、今、板橋のマンションの中で、どういった問題があるということを、今認識されていますでしょうか。 ◎住宅政策課長   私どものほうで、課題として捉えているところは、やはりマンションの価値というのは管理のでき次第によって変わるとも言われておりますので、管理組合の皆様方で自主的にその意識を高めていっていただくための啓発作業とか、そういったものが非常に大切だというふうに考えております。  また、マンションの建物だけではなくて、入居者の高齢化も顕著になっておりますので、今後はマンション居住者の高齢化に伴う福祉施策との連携とか、そういった新たな課題も生じているというふうに認識しております。  マンション同士、マンションと地域との連携も、こういった災害等もございますので、今後、より強固なものとしていけるように私どものほうも施策を考えていきたいと思います。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。ぜひとも、今マンションふえてますんで、災害対策含め、地域とのコミュニティー含め、検討していただければと思っております。  ちょっとすみません、次なんですが、246ページの河川等維持管理につきまして、幾つか伺いたいんですが、まず石神井川の清掃を8回というところなんですが、板橋の石神井川沿いで、私がよく通るところですと、いつも自転車落ちてるんですよね。年8回っていうのは、どういう清掃をされているのかということ、ちょっと教えていただきたいんですが。 ◎工事課長   8回の内訳といたしましては、基本的に年末年始、それから桜の時期の前に中心的に年8回の清掃をさせていただいておりまして、先ほど委員から指摘があったとおり、拾い上げるもの、ごみについては、自転車、バイク、そういったものが私どもの清掃に当たって回収する主なものでございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。年8回もやっていただいているのに、よく自転車見かけるということは、これもうみんないっぱい落としてるということなのかもしれないんですけども、石神井川は、一応板橋区の中でも景観重点地域になってますので、もしかすると8回では足りないということなのかもしれないのかなというふうに思いますので、これは、清掃に加えてチェックを頻繁にやっていただきたいなと思ってるんですけれども、それは要望です。よろしくお願いします。  平成29年度には、石神井川護岸ブロック補修というの、1,100万円の予算のものがあったんですね。これは、今年度はもうなくなったということなんでしょうか。 ◎計画課長   この工事につきましては、昨年不調になってしまいましたので、今年度もう一度やるように、今用意はしております。 ◆おばた健太郎   じゃ、30年度はやらなかったけれども、31年度にまた実施ということで、ありがとうございます。加賀橋のあたりは、護岸ブロックが非常にきれいになって、よいのかなと思っております。  質問をさせていただいたんですが、このユスリカ対策が85基ということで、これはふえてないのかな。駆除と調査をしていただいてるんですが、ご承知のとおり、夏場では非常に多くユスリカは飛んでまして、まだまだこれ足りないんじゃないかなと私自身は思ってるんですが、評価はいかがでしょうか。 ◎工事課長   ユスリカの対策ですけれども、現在、いわゆる電撃殺虫機と呼ばれる電気の力でユスリカを駆除する電撃殺虫機を、白子川と石神井川と新河岸川沿いに設置してございまして、さっき委員がおっしゃったとおり、全部で85基の電撃殺虫機を稼働させております。  ただ、石神井川、確かに委員がおっしゃるとおり、まだ発生があるんですけども、白子川あるいは新河岸川では若干減ってきたというところもございまして、総数はどうしてもふやせないというような財政の事情もございまして、そういったところから撤去したものを石神井川沿いに設置するとか、あるいは、簡易型の捕虫器というのはございまして、そういったものを貸し出しも行っております。  そういったもので対応をしていきたいなというふうに考えてございまして、評価というよりも、適材適所に配置していくというようなことが現在の考え方としてございます。 ◆おばた健太郎   ただ、現地の状況ではまだまだ足りないというのが現状でありますので、対策をさらに進めていただきたいなと思っております。  水害対策の件で、ちょっと別件なんですが、昨年のこの都市建の調査特別委員会で、城北中央公園の調節池の件について質問がありまして、これが、都の事業ではあるんですけれども、石神井川の水流に対して効果があるというところなんですが、今の現状を教えてください。 ◎計画課長   ただいまお話がありました城北中央公園なんですけれども、平成30年度の終わりに、実際に工事が入りました。今、東京都第四建設事務所のほうで、着々と工事を進めております。第一期工事というのが、その貯水池そのものを一期、二期に分けておりまして、その貯水量が一期工事のほうが9万トン、二期工事のほうが16万トンで、合わせて25万トンなんですけども、第一期工事を全て終わらすのに、今のところ予定としてはですけど、令和6年を目指しております。今現在工事中ということでございます。 ◆おばた健太郎   令和6年ということで、19号の台風でも、石神井川は実際に氾濫するところまではいかなくて、水量としても半分ぐらいでしたので、かなり石神井川としての能力というか、氾濫の危険性は少ないのかなと思っておりますけれども、引き続き注視してさらに水害対策進めていただきたいと思っております。あとはまた後半で質問させていただきます。 ◆五十嵐やす子   よろしくお願いします。台風の質問が続いておりますけれども、私も台風のことで、1つちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、200年に一度の荒川の氾濫に対してのハザードマップっていうのは出ていて、昨年からことしにかけて全戸配布もしていて、区民の方にもだんだん浸透してきているなというのを感じるんですけれども、今回、荒川の氾濫のことを本当に心配もしたんですけれども、もう一つ、高潮のことがとても私は心配だったんですよね。  それで、今回はちょうど大潮に当たっていたってこともあって、東京都が平成30年3月に予想を立てていて、それによると、やはり高島平のあたり、新河岸のところが随分危ないというように出ていたんですけれども、今回、板橋区が荒川の氾濫だけじゃなく、もう一方での高潮によることもやっぱり注視して体制をとっていたというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ◎土木部管理課長   高潮につきましては、確かに東京都のほうから予想図が出ております。ただ、3・11のときも、高潮、地震の津波ということで押し寄せてきましたが、板橋区内は荒川で50センチ程度上がったというような記録が残ってございます。  高潮と、板橋区内の荒川は感潮河川と申しまして、いわゆる潮の干満に影響されて水位が変わっております。その差は、1メートル程度は最低でもありますけれども、ですので、高潮と上からの水が合わさって合計で幾つになるかということで考えてございまして、高潮のみを取り立てて、そのための対策ということは、特に地震等で津波が押し寄せてくるとか、そういうことになるとそのことだけを注視すればいいんですが、今回の場合は、特に満潮時を迎えたというニュースありましたけども、高潮による影響だけよりも、はるかに上から来る水のほうが大きかったということで、そちらのほうを注視してまいりました。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。岩淵水門も閉じられたということがあって、それでまた水が逃げ場がなくて、それで途中でダムの放流のことも考えられている、中止になりましたけれども、あれで随分助かったなってふうに思ったんですけれども、また、それに大潮による高潮とかってことで、ちょっと随分気をもんでいて、ずっとニュースを見ていたんですけれども、この点についても、でも東京都が出してるってことは、伊勢湾台風とか、そういうのを想定しているっていうふうに、その資料の中には書いてあって、今回は伊勢湾台風並みの台風だっていうふうにも言われていたものですから、またそれで心配していたんですけれども、今後、洪水プラス高潮っていうことで、板橋区の体制としては何か変わっていくものっていうのはあるんでしょうか。 ◎土木部管理課長   高潮対策につきましては、例えば新河岸川で申し上げますと、板橋区内の一部が高潮として想定されております。下流のごく一部でございます。その部分につきましては、高潮対策としては済みということになってございます。  それから、荒川についても、上流からの川の洪水に対する対策と同じでございまして、計画降水、つまりどれだけの水を上から流すということを考えた設計上、十分な水位に対応する護岸ができておりますので、特に高潮に特化して、何か対策を講じるということはないというふうに、高潮対策促進連盟というところに属しておりまして、私どもは一番上流なんですが、そこから情報を得てございます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。それで、先ほどの説明だと、今回は職員さんのローテーションということで2次の体制をとっていたっていうことで、3分の2体制ってことだったんですけれども、今、本当に異常気象で台風15号の後ですぐ19号が来て、その間1か月ほどということで、異常気象によって、これからもっと大きい台風が、それでまた日本のすぐ近くで台風が発生して、勢力を落とさないまま上陸するってことも、これからふえるっていうふうにも言われているので、やはり今回が何とか過ぎたからよかったじゃなくて、これからもっと体制に力を入れていくことも必要になってくるんじゃないかって思ったんですね。  その中で、先ほど委託から会計年度にこれから変わっていくわけですけれども、今の場合だと、委託のままだと対応の中には人員として入らないっていうようなこともありまして、やっぱり人員を確保していくことっていうのがすごく大事だと思ったんですけれども、例えば、ちょっとここの資料じゃないんですけれども、退職した人が土木技術の方は8名で、造園技術の人は1名、それから、建築技術の人お二人いて、だけど新規としては土木技術が3人、造園技術3人、建築技術6人という形になっていて、こういう補充の仕方っていうんでしょうか、人員の補充の仕方で、これから大丈夫なのかどうかっていうところがちょっと心配だったんですけれども、土木部としては、人員のところは今のままでも体制として大丈夫だっていうふうに考えてらっしゃいますか。 ◎土木部管理課長   災害対策に必要な人員につきましては、随時危機管理室を中心となって、地域防災計画、例えば今回の台風につきましては、地域防災計画の風水害編というのもございます。それから、地震編のほうでは、今回BCPのほうの見直しを全部させていただきました。  その中で、与えられた人数でどうこなしていくか、また、応援体制をどう組んでいくのか、庁内での応援体制。それから、受援体制、受援という言葉を受援体制についてのしっかりした見きわめということを危機管理室のほうで申し上げておりますけれども、そういったことを含んで体制を考えていくものと思ってございます。  土木部のみではないので、その辺は危機管理室とともに体制については考えていきたいと思っているところです。 ◆五十嵐やす子   危機管理のほうは指揮をするところで、やっぱり現場のほうに出ていったりとか、現場をよく知ってるのが土木だと思うので、本当に土木の部分がすごく大事になるっていうふうに私思ってるんですね。だから、そういう意味でも、これからももっと土木さん頑張ってもらわないといけないなと思ってるので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  そんなふうに見ている中で、この行政評価の36ページを見ると、それの019のところに河川維持管理経費のところで、この項目の中で関係あるもので4つが停滞ってあるんですけれども、その中の一つに、この河川維持管理経費っていうのがあるんですけれども、これのことをちょっと説明してほしいなって思うんですが、いかがでしょうか。 ◎工事課長   まず、河川維持管理経費で、工事課分をお話しさせていただきたいと思います。工事課といたしましては、河川維持管理経費といたしましては、区内の白子川や石神井川の河川の維持管理に当たる経費を支出しております。  また、水防訓練ですね。1年に1回、荒川の河川敷で行っております水防訓練の経費を支出しております。あと、荒川を下がったところに護岸がございまして、そこの開放になってるんですけれども、そこの鍵のあけ閉めとか、その開放に当たっての鍵の管理ですね。先ほど申し上げた水防訓練、それから新河岸川に水上バスの発着所がございます。桟橋から新河岸川の水位が上がると自動的に沈んでしまうような構造なっておりまして、もし新河岸川で水位が上がった桟橋が沈んでしまった場合の対応というのも河川維持管理の中に含まれております。  あと最後に、先ほどのほかの委員さんからもご質問等ございましたけれども、石神井川の清掃についても支出させていただくものでございます。  私からは以上です。 ◎計画課長   石神井川の護床ブロックの補修工事、平成30年度計画を立てました。先ほどもお話ししたとおり、残念ながら2回やって不調になってしまいましたので、これにつきましてはことしまた出す予定で、今進んでおります。  以上です。 ◆五十嵐やす子   その石神井川のところので、この停滞になってるんですね。そうすると、例えば、入札不調っていうところなんですけれども、決算説明資料のこれ拝見すると、それだけじゃなくて、あと2つ入札不調があって、全部で3つ入札不調って書いてあるんですけれども、やっぱりこれって何かちょっと入札不調多いなってふうに思うんですけれども、やっぱりオリンピック・パラリンピックの影響なのか、あと、やっぱりでも入札不調だからってそのまましておいて、やっぱり今回のは護床ブロックのところ、石神井川のね。だから、下の部分のブロックだから大丈夫なのかなって思ってみたり、でも、やっぱりあれだけ水が出るとどうなのかなって思ってみたりするので、余りそのままもできないのかなとも思うんですけれども、この入札不調についてどういうふうに考えてるのかと、これからこれをどういうふうに対応していかないといけないのか。  これの20ページのところの道路河川費っていうところに、道路補修工事の入札不調によるっていう区道補修、もう一つが道路新設改良費っていうところで、公共下水道整備経費改良っていうところが、やっぱり道路補修工事の入札不調による減ってやっぱり書いてあるんですね。そこのページに2つ。その次のページのところに、今の石神井川のことが入札不調って書いてあるんですけれども、その入札不調について、すみません、お願いします。 ◎計画課長   今、おっしゃられたとおり、区道補修と下水に関しては、昨年非常に不調が多くて、実は道路の補修に関してはオリンピックとかパラリンピックの関係が少し影響してるのかなというところはあります。  ことしは、まだ道路補修も2件不調が出たんですけれども、昨年は9件不調っていうような話でしたので、道路工事については平準化に努めてまいりたいというところと、このオリンピックが終わった後、まただんだんとそういったものが解決されていくのかなというところでございます。  また、河川管理につきましては、ちょっと工種が特殊なものですから、なかなかちょっととれる業者が少なかったのかなというところなんですけれども、ことしもそういったところを考えながら、予定を立てて、それでまた入札できるように進めていきたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   いろいろご苦労があるんだと思うんですけれども、道路っていうか、この間は歩道のところでしたけれども、やっぱりちょっとした段差っていうか、ちょっとブロックが浮き上がって転んで、おけがなさった方なんかもいたりするので、これから道路をどうやって安全にしていくかっていうのは、高齢化社会がもっと進むっていう上でも、すごく大事なことだと思いますので、やっぱりきっちりとやっていくことが大事になると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、今度は次に移ります。先ほどから高島平のことが出ておりますけれども、私も、ちょっとこれに触れたいと思います。これは、UDCTakのことですけれども、高島平グランドデザインをするからっていって、鳴り物入りでUDCTakっていうのを立ち上げたはずなんですよね。何か、すごくすばらしいって、それで民学公ってことで、民学公ってことは、公が入っているわけですよね。だから、公が知らないとは言えないわけなんです。  それで、これだけ、1,500万近くの予算もかけているっていうことなので、やっぱりここはしっかりと検証していかないといけないっていうのはほかの委員さんがおっしゃるとおり、私も本当にそのとおりだなっていうふうに思います。  UDCTak、民学公っておっしゃってたのが、いつの間にかシンクタンクなんだっていうふうに、前の委員会の中でおっしゃっていたんですけれども、本当にシンクタンクなのか。いまだにその考えは変わっていないのかどうか、そこをまずはちょっと確認させてください。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   UDCTakにつきましては、民学公それぞれの持ち寄りによって結成された組織である、まちづくりのプラットホームであるといった考えには変化はございません。その中のUDCTakの一つの機能として、シンクタンク機能があるといった認識でございます。 ◆五十嵐やす子   じゃ、一つの機能っていうんだったら、ほかの機能は何ですか。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   まず、機能としては3つあるかと思います。1つ目は、先ほども申し上げました未来志向で多様な主体、民学公のそれぞれの主体が将来ビジョンを議論し、共有するためのいわゆるプラットホームとしての機能でございます。  2つ目としては、申し上げました民学公が連携して新たなプロジェクトを具現化するシンクタンク機能でございます。  3つ目として、シビックプライドとよく申しますが、町の誇りでありましたり、共同まちづくりの機運醸成、地域価値の向上を目的としたプロモーション、イベントなどでございますね。フォーラムでありましたり、イベントの開催、展示等々のプロモーション機能、この3つがUDCTakの機能と心得ております。 ◆五十嵐やす子   何ていうか、ううんとうなってしまうんですけれども、すみません。シビックプライドっていうところで、区民の人たちは本当に誇りを持って、自分たちがしっかりとまちづくりをするんだっていうところで、本当に自腹で持ち出したりとかして、頑張ってたと思うんですよね。私も何回か見に行ったときに、すごいな、こんなに自分たちで企画して頑張ってるんだっていうふうに拝見させていただいたんですけど、それなのに、いつの間にか何かはしご外したみたいなふうに、何となくいろんな説明を伺ってると、私なんかは感じてしまって、それで、いつの間にかシンクタンクなんだみたいな、ほかの2つは言わないで、シンクタンクだからそれはいいんだみたいな話になったりとか、また、ここに、この主要施策の成果のところの230ページには、だから施策の成果っていうふうに紹介されて出ているんですけれども、じゃ、続きまたやります。 ○主査   お願いします。じゃ、次の委員に移ります。 ◆安井一郎   よろしくお願いします。まず、私の場合は、この主要施策の成果の222ページ、都市の景観の向上のまず決算規模の717万6,469円、これについての用途を質問したいと思います。ここに書いてある景観審議会の景観アドバイザーの助言を得ながらとか、規制誘導を行った、それから、不動通り地区を対象に景観重点地区の追加指定に向け、29年度と30年度2か年で地元素案策定支援を行ったと書いてあるんですよね。景観審議会が30年度は3回。  それで、この700万何がしのお金が、どういうふうに使われているのか。もう少し詳しく教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長   よろしくお願いいたします。今の主な内訳についてでございます。まず、景観審議会のほうでございますが、3回というのは、実際には部会のほうも開催しておりまして、本審議会が1度、部会のほうを2度という形で行っております。そちらのほうの交渉費のほうが28万ほどございます。  そのほか、景観計画を推進するに当たりまして、実際には区の職員とアドバイザーの景観の先生と一緒になって協議等を進めていく中で、おおむね130万ほど使っているものでございます。そのほか、先ほどの不動通りのほうのまちづくりの推進のための調査の委託をとっておりまして、こちら約499万ほどになっております。  そのほか、刊行物的な部分で、議事録の作成とか発行、刊行物の発行ということで、それが約44万ほどになっておりまして、トータルで約710万ほど使わせていただいたところでございます。 ◆安井一郎   事務実績調査の中の都の、ページが出てないんでちょっとあれですけど、景観計画関係で、私の見てるところはページ数がないんですよね。都市建の3番でいいのかな。都市整備部の項目の3番、これに景観計画関係で、計画審議会開催、さっき課長がおっしゃった会議、審議会1、部会が2、景観計画の事前協議147、景観計画の届け出、変更を含む184。
     さっき130万かかってるっていうのは景観アドバイザーとの協議、そして相談指導が6,000件で、これ事務実績なんですから、実際に今数字、金額が出たのは130万円なんですけど、あとそのほかに49万と40万というのがあったんですけど、ちょっと内容を聞き漏らしちゃったんですけど、都市計画の景観を審議するに当たって、例えば、また222ページに戻りますけど、いたばし景観写真展を開催した。これ都市建設委員会の中の都市建の委員にこういう景観写真展はいつやったかとか、どこで写真展をやりましたかとか、そういうのは周知あったんでしょうか。その3点教えてください。 ◎都市計画課長   まず、審議会につきましては、景観の今一定の見直しをしておりまして、色彩と申しますか、カラーの実際の使う色とかについて少し検討したところでございまして、そちらのほうの部分を部会等含めながらやってるところでございます。  あと、先ほどのアドバイザーの部分でございますが、やはり、例えば設計者もプロでございまして、デザインの専門家ということで自負されております。区の職員は、建築、都市計画勉強しておりますが、ちょっとその辺で対等ではない部分もございまして、景観アドバイザーがいることによって、区の職員のこういう形で取り組みたいっていう部分を相手に伝えても、その理解度というものがアドバイザーを介することによって、さらに理解が進みます。  さらに、アドバイザーというのは区の職員ではございませんので、そちらの設計者側も一定の理解を示していただいて、設計者、事業者たる設計者と区と、その間に入っていただく部分で、うまく調整ができることが多くなっております。  ただ、景観ということは定性的な部分が多くございますので、どこまでも景観のすぐれた建築にしていきたいっていう部分あったとしても、どうやって持っていくかという部分につきましても、アドバイザーの活用というか、アドバイザーが入ることによって一定の事業者側の理解が進むことによって、成り立っている部分がございますので、その部分としては非常に効果的な手法だというふうに思っておりまして、板橋区のほうで積極的に始めたところ、今ではいろんな区がそれを真似してやり始めているところでございます。  続きまして、景観の写真展でございますが、委員会のほうで、写真展をこういう形でやってますという形でのお知らせはしてなかったかもしれませんが、イベントをやる際には、皆様方にわかるような形でのお知らせはさせていただいているというふうに思っておりまして、ちょっと再度、その辺については再確認させて後ほどお答えさせていただきたいと思いますが、昨年度につきましては、2月18日から22日の間で、いたばし景観写真展ということで、この1階の部分を使わせていただいていまして、不動通り、先ほど申しました部分の景観のまちづくりの関係の写真展とあわせまして、江戸四宿と申しまして、品川宿とか甲州街道の内藤新宿とか、日光街道の北っていうんですかね、そちらのほうの部分で連携して4区でイベントをやったりとか、さらには3月11日から3月29日につきましては、赤塚支所のほうでいたばし景観写真展というものを、板橋の崖線部分、徳丸と高島平の間の部分で、通じてる部分でございますが、そちらのところを中心にやらせていただいて、好評の中で終わってるところでございます。  そして、収支等につきましては、通常の収支プログラムに基づいてやっておりますが、ちょっと委員さんについて、詳細にちょっとご説明してあったかどうかってことにつきましては、ちょっと再確認させていただいて、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ◆安井一郎   景観については、私の住む徳丸とか、四葉とか、大門とか、かなり規制があって、外壁の色も決められたものしか使えないという、それはそれで非常に町の美観を保つためにはこれは必要なことだろうと思うんですけど、もし、この景観審議会っていう板橋区内全域にそういう網がかかっているのかどうか。かかってないところがあったら、じゃ、勝手にもう自分の家はこういう色にしてもいいよとかっていうこともあり得るのかどうか。ちょっと関連してるのでそのことをお答えください。 ◎都市計画課長   板橋区では、景観計画というものを平成23年につくり上げまして、板橋区全域で、この景観計画に基づいていろんな建物とかつくる際には、設計なりしていただいたところでございます。その中で、特に徳丸につきましては、崖線軸ということで、板橋区の中でも特に重点的に取り組みたいエリアとして取り組ませていただきまして、最初に景観計画をつくる際に、板橋崖線軸ということで、先ほどもお話しありました石神井川軸地区ということで、大きな板橋区の中心的なエリアということで、景観の取組みをさらに積極的にやっていただくエリアということで、そちらにつきましては、建物の規模等につきましても、全ての建物で対象とさせていただいております。  区内全域では、一定規模以上のものについての対象ということでございますが、色彩につきましては、その地域ごとに一定のマンセル値と申しまして、通常景観の場合は定性的な発想でやっておりますが、定量ということで、数値化した部分を使わせていただいております。その中で、取り決めをしている中でございますが、少し厳し過ぎるのではないかというふうなご意見もいただいている部分ございまして、区内全域の中で、アクセントカラーとか、色使いについて今少し工夫していけるような形で、取組みはさせていただいてます。  ただ、今まで取り組んできた中では、特に板橋崖線軸等につきましては、優秀というか、板橋区を代表する地区ということでありますもので、ほかの一般的な地域に比べては少し厳し目な状況になってるところも認識しているところでございますが、ぜひ、このままうまく進ませていただきまして、板橋区をさらに代表するような形で、地域として発展していきたいというふうに思っているところでございます。 ◆安井一郎   じゃ、ちょっと質問また次変えます。主要施策の成果の232ページ、公共交通の整備で、ちょっと質問させていただきたいんですけど、私はもう都市建の委員会これで3回目ぐらいだと思うんですけど、都度、いつになったらできるのかわからない、東西を結ぶ公共交通整備促進、エイトライナーですね。これに決算規模で31万9,980円。これは、推進協議会が25回、理事会、総会が杉並区で開催した。  この金額が多いか少ないかじゃなくて、いつになったらこれがどういうふうになるのかっていうのは、やっぱりそれは考えている以上、何とかしたいっていうのが区民の願いでもあるし、それに応えるような形っていうのがいつまでたっても出てこないんですが、その辺についての考え方、都市整備部長お考えがあるんであれば、お話をしていただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎都市整備部長   エイトライナー、非常に壮大な計画であるかと思います。国内の道路政策に関しましては、関東地域、関西地域、いろいろ計画がある中で、全体の鉄道等の延伸計画は国土交通省の諮問機関であります交通施策審議会に答申が出てまして、それに基づいて進めているところでございます。  例えば、大江戸線等に関しましては大泉学園町からの延伸がそれなりのコメントとして今後の施策成り立っているんですけれども、エイトライナーもしくはメトロセブン等におきましては、今後も引き続き検討を進めていくというような位置づけになっておりまして、引き続きエイトライナーにおきましては、環状八号線の周辺6区によります検討会議、促進協議会におきまして検討を進めていくということで、今回の促進協議会の検討ということで、引き続き区としましても、計画延長や導入のシステムの調査ですとか、事業の検討を進めていくという、今位置づけになってるところでございます。 ◆安井一郎   わかりました。部長おっしゃるように、検討している段階で、例えば地下鉄で掘ってきて、駅ができたとしたら、この駅は大体事業費がどのぐらいかかるとか、どこに出口を出すとか、そういうことが必ず計画の中で計算されて、まだ実行には移ってない、ゴーサインは国土交通省が出すんでしょうけども、なぜ計画をしながらいつも進まないのかなっていうジレンマが地元議員としてはあります。  エイトライナーが来れば、ちょうど環状八号線の下が地下鉄になるんでしょうから、東武練馬もしくは上板橋が最寄りの優先結線駅になるんで、そういう人たちの近隣の思いは、早く便利になってほしいっていうのと、いつまでやってんだよっていう意見があるわけで、あと、これに関連してコミュニティバスですね。  コミュニティバス、利用者についてしか書いてないんですけど、昨年度の予算だから、ことし新しくバスを新しく入れかえましたよね。これについて、ちょっとこの分科会で聞くことではないかもしれないですけど、新しいバスの導入した経費とか、そういうものがおわかりでしたら教えていただきたい。 ◎都市計画課長   コミュニティバスにつきましては、今現在走ってるバスについては、乗車人数が順調に推移してまいりまして、その中、今、年間10万人を超えるところまで来ております。バスを走らせまして、ほぼ10年ほどたちまして、走行距離も相当上がってきたところでございます。  コミュニティバスでございますが、通常のバスは1路線を2台とか3台でやりくりしながら走って、長年走らせるということをとっているようでございますが、1台のバスということで、ずっと1日じゅう走りっぱなしだった部分ございまして、三、四年前から、ちょっと故障が少しずつふえてきたところもあります。そのような中で、新しいバスを導入すること、さらにはその際に10万人と超えてきたところでございます。雨の日とか、乗り切れないこともございまして、そういう中で対応するようなことも踏まえて、取組みを進めてきたところでございます。  実際には、今回、バスを購入ということで、新年度予算のほうで購入させていただいて、実は10月7日から新型バスが走らせていただいております。こちらのバスは、定員が今まで35人だったところが61人になりまして、座席数につきましても11人から20名というふうになっているところでございます。このバスを有効に活用しながら、今後ともこの路線がさらに発展していくことを願っているところでございます。  バスの導入経費でございますが、バスの車両の更新経費につきまして、約3,000万ほどかかるような形でございます。  以上でございます。 ◆安井一郎   ぜひ、利用者がふえるってことは、非常にありがたい、私ども、その地域に住んでいて、その恩恵にあずかっているわけです。ぜひとも、この事業を他の地区でも、今、いろいろ陳情等は出ているわけですから、区としては前向きに考えていただきたいなと思っております。  じゃ、次の質問、240ページの区道の補修。区道っていうか、私は今回の19号について、ちょっと思ったことがあったんで、これ質問させていただきたいんですけど、区道でも都道でも、下水、雨を流下させるための雨ますっていうのがあって、そこが落ち葉等で詰まると、一時的に水位が道路に冠水した状態になる。  そして、車が走っていくと波が起きて、周りの住宅地の床下に入り込む。そうすると、床下浸水だというような話になってくるわけですけれども、こればかりは、そこに住む人たちが気を遣って、雨ますとかの落ち葉をとるのが一番なんでしょうけども、補修とか整備費に対して、道路の案内標識の補修工事とかではなく、そういったことに今回の19号の経験を踏まえて、区民にはまだ周知して、こういうことが起きるんだからということをぜひ言ってほしいと思うんですよ。  そうすれば、雨ますのごみを取り除いただけで、一気に水位が下がるというような事案がたくさんありました。ですから、道路はもう他人のものだっていうか、自分の家しか準備をしないんではなくて、周り近所も見回すようなことを土木部として話をしていただきたいなと思いますが、その件についてはいかがでしょうか。 ◎工事課長   おっしゃるとおり、委員のほうから話が出ました、雨ますに落ち葉がたまって、排水が不良になってということで、道路に水がたまったっていうようなことは今回だけでなくて、毎年起こっている事象となってございます。  私どもとしては、毎年雨季になる前に、広報等でそういった雨ますの清掃ですとか、あるいはホームページを通じて、周知を図っているところではございますけども、今回の台風の前にも、やはり雨ますの点検、清掃をしたところでございました。委員からご指摘を受けたとおり、そういったことを区民の方にわかっていただくための努力を続けていきたいと考えてございます。 ○主査   所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後13時5分といたします。 休憩時刻 午後零時05分 再開時刻 午後1時03分 ○主査   休憩前に引き続き、都市建設分科会を再開いたします。 ◆佐々木としたか   午後の1番としてちょっと質問させていただきますけども、やっぱり台風について、ちょっと皆さんからいろいろありまして、きのうも企画総務委員会で相当19号については議論されておりますが、私も弥生小学校に避難所ができましたので、ちょっと足を運んでいろいろお話を聞いたのも含めて、ちょっとだけさせていただきたいと思いますが、初めに、本当にこのように大きな災害になるとは、私も想像していませんで、全国規模の本当に大災害ということでありますので、本当に災害に遭われた方には心からのお悔やみ、またお見舞いを申し上げたいと思います。  最初に、擁壁とか崖土砂崩れ、それをこの30年度の資料要求の中で、危険な崖、擁壁の相談・調査、文書による指導の内容というのをいただいておりまして、この中で、擁壁、崖用地の相談・調査の主な内容について、崖地の擁壁、新築、既設備、擁壁等の築造がえに伴い、助成金が活用できるか否かとか、相談とか、所有する崖・擁壁の危険度について知りたいという相談が多く寄せられていたと。相談内容によって、一応区としては、文書による指導、主な内容は、危険度大の崖・擁壁の所有者には、6月上旬、ですから30年度ですね、台風や集中豪雨による土砂災害の対策として、補強やつくりかえなどの改善をお願いしてきたと。それから、危険度の中の崖・擁壁の所有者には、2月中旬に適切な維持管理をお願いしてきたということなんですが、きのういただいたこの資料、いわゆる台風19号による板橋区の対応及び被害状況についてという中で、この中で、注意すべき崖地については現在調査中ですと。30年度に、崖・擁壁については、危険度大のものについては、改善の指導をして、それから危険度中のものについては、維持管理をお願いしてきたということでありますので、現在、この19号による崖地については調査中ですということですが、この板橋の崖地について調査中の結果が、去年の指導したその結果と、今回の台風による崖・擁壁について今調査中ですが、もしわかる範囲で、この崖・擁壁についてこの台風の被害とか影響があったかどうかを含めて、ちょっとご返事をいただきたいと思います。 ◎建築指導課長   今回の台風19号に対しまして、結果的には特に被害がないという状況でございました。実際、金曜日ぐらいから、もう事前の巡視活動をさせていただいたり、あと土曜日の午後の段階で結構雨が降っていましたが、その段階でもちょっと危険な崖っていうのはある程度ありますので、そこをピックアップして巡視を行ったり、あと台風が過ぎまして、13日の朝、改めて危険な崖を中心に巡視をさせていただきました。その結果、特に被害がないという状況でございました。 ◆佐々木としたか   私、この台風で相当激しい、私もちょっとかっぱを着て、ちょっと町内を回ったんですが、相当雨風が強くて、こういうときに地震が起きなきゃいいなと思って、実はずっと思っていたんですよ。うちへ帰ったら、ちょうど地震が発生したんですね。あの大雨と風で、地震が発生したらこれは大変だなと思って、震度最高4でして、その後の被害についてはそれほど放送がなかったのでほっとしましたけど、これから想定外っていうわけにはいかないんですよね。ああいう台風が、私はこれから、この地球の気候変動からいけば、いわゆる毎年、やっぱり日本列島にはあの規模の台風が来るということを考えていけば、やっぱりああいう台風のときにも地震が起きて、地震が起きた対策ということも、私はやっぱり検討しておく必要があるんじゃないかなと、そう強く思ったんですが、そういうことは思いませんでしたでしょうか。 ◎土木部管理課長   委員ご指摘のとおりでございまして、いわゆる地震と、今回は台風、例えば国のほうでもいろいろ学者さんたちが議論しているのは、高潮と台風ですとか、先ほど出た高潮と地震とか、そういった複合災害ということについては、余りさわりたくないという部分があるらしく、学者さん、学経さん、それから国のほうも、検討しなきゃいけないというレベルで、具体的な検討がどこまで行っているとか、そういった被害想定をダブルでやってみるとか、そういったことまでは至っていないようでございます。国の状況をちょっと注視したいと考えてございます。 ◆佐々木としたか   これからの課題だと思いますけども、やっぱり同時にそういういろんなことが重なって起きるなっていうことだけは実感しましたので、そういう意味では、今言われたそういう高潮についても、それから大雨についても、それからそれに対して地震もやっぱり起こり得るということも考えながら、これから考えていただければいいなと思います。  これは答弁できるかどうかわかりませんけども、私も弥生小学校に4時半ごろ一度行ってみました。大体25人ぐらい避難をしておりまして、それで一応声かけながら、ちょっと大変ですねって言いながら一回りしましたけど、そのときに、ある方から、水もらえませんかって、こう言われたんですね。ちょうどその避難所に、区の職員が2人と、それから多分協力事業者の方だと思いますけど、お二人、4人で、一応受付と、それから体育館の入り口のところに2人ずつ配置していまして、ちょっと聞いたら、水道が使えるので、水の配付はできませんと、こういう話だったんですね。確かに水道は使えましたので、水は水道で使えるということでできませんと。その後、回っている中に、ちょっと寒いので、ここへ宿泊して1日過ごすのであれば、何か毛布、暖かくなるような毛布を貸してほしいという相談を受けたんです。私も、それもまた区の担当者にちょっと話をして、寝るときに毛布ぐらい出してやってくれませんかと話をしましたら、自主避難なので、自分たちで全部やってもらうんですよっていう話だったんです。私は、それは避難を、防災無線で避難を呼びかけたということで、あとは自主避難をしてきたので、そういうものについては、自分で用意をしてきて、自分で管理をして、自分でそういう処理してもらうので、防災のそういう毛布については、なかなか難しい話だったんですが、一応そういうのは臨機応変にやらなきゃだめですよと話をして私は帰ったんですが、6時ごろもう一回私行ったんですよ。そうしたら、毛布が出ていまして、その毛布を皆さん使っていましたけど、よかったなと思いますが、自主避難だと、防災備蓄物資をなかなか出せないと言うんですよね。食料も、セブン−イレブンも閉まっているし、夜中の食料どうしましょうかと聞いたら、それも自主避難ですので、全部自分たちでやってもらいますという話になったので、本当に区が避難を呼びかけて、避難をした人たちに対して、水は水道があるから使ってください、毛布は自主避難だから自分でそういうのは対応してください、食事も自分で対応してください、それで本当にいいのかどうかというのは私はわかりませんでしたので、本当にそういう規約になっているのかどうか、もしわかれば、わからなければ、それは企画総務危機管理室に聞きますけど、少なくてもこの防災に関する、災害に対するそういうことを私言われましたので、そういうことでいいのかどうか、もしわかったら答弁。 ◎土木部管理課長   私ども、水害応急対策室が設置されておりましたので、その会議が6回ほど開かれまして、その中で、避難所の対応が混乱したという情報は聞いてございます、その会議の中で。その備蓄物資をどう出すかということについても、混乱したというお話は聞いてございます。ですので、今回のお話は危機管理室の対応になりますので、そのご意見があったということについてはお伝えさせていただきたいと思います。 ◆佐々木としたか   すみません、所管外だと思ってあれですけども、ただ、私はなぜ話したかといえば、できれば、都市建設委員会の所管ですので、皆さんにはわかってもらいたいんですよね。そういう話があったということを聞いといてもらいたいんですよ。いろんなところへ皆さんもこれから回っていくと思いますよ、人事異動、いろいろ行きますので、やっぱりこの防災対策っていうのは、所管所管になりますけど、区挙げての対応ですから、そういうところはやっぱり情報収集して、私はやっぱり適切な対応を考えていく。ただ、そこで私は弥生小学校で、トラブルがあったとは思っていません。そういう話を聞いて、臨機応変に対応してくださいと言ったら、毛布が出ていましたし、それはそれで、やっぱりその職員さんが臨機応変に対応してくれたと、私は感謝していますけども、そういうことがあったということだけは覚えておいていただきたいと思ってお話ししました。  それで、今板橋は防災計画を持っているわけですよ。その中に水害編というのがいろいろありますが、今回のこういう、いわゆる初めて大規模の何かその災害警報が出たっていうぐらいの災害ですので、その板橋の防災計画の水害編について、私はもう一度見直すべきだなっていう感じもちょっとしているんですよね。それは、危機管理室というところがまとめるんでしょうけども、やっぱり土木部とか、都市整備部のほうから、やっぱりこういうところを直すとか、こういうところをやっぱり見直したいとか、この部署から上げていかないと、私は直らないと思っているんですよ。何も上がってこないので、危機管理室で勝手に変えるとかできませんと思いますので、今回の災害を通して、やっぱり水害編の見直し、もしくはいわゆる改善とか、そういうことについて、今の段階でどのような見解をお持ちか、ちょっとお伺いします。 ◎土木部長   お話、ごもっともかと思います。先ほどの話も、全くそのとおりだと思うんですけども、水害であっても、地震であっても、区全体で、あらゆる組織が機動的に対応するということが原則でありますので、お話の中の、河川の技術的な面ですとか、それから台風の技術的な観測ですとか、そういったことについては、私ども土木、あるいは崖の難しい崩れるような基準ですとか、それから物理的な公式、そういったものは、私どもでしっかり技術の向上をさせて、対応力も向上させて、災害対策に反映させていきたいと思いますけれども、それ以外の全体的なところはやはり大事、特に避難、荒川などが破堤してしまいますと、もう対応ということがほとんどできなくなって、避難するというようなことになりますので、そういった情報をきちんと正確に我々が把握をして、危機管理室、防災対策をまとめる部署に対して主導的に、能動的に発信をしていきたいと考えております。それをもって、全体的に、あるいは関係機関、特に23区は市と違いまして、消防が分離しておりますので、避難誘導は私ども、それから救助は消防というような分けが細かくございます。そういったことも、他の機関との関係ということも含めて、私どもできることは次期防災計画に反映できるように、主導的に所管、部局のほうに働きかけていく、そういった役割を担っていきたいと思っております。 ◆佐々木としたか   ちょっと見解だけ1つ聞きたいんですが、私、弥生町に住んでいますので、石神井川の水位情報だけは、区のホームページを開いて、逐次見ています。一番水位が高かったのは、大体1時ごろから2時ごろにかけて、午後の、それが一番水位が高かった。私が見たところで、大谷口の学校橋あたりで3.9メーターぐらい、それが最高で、雨が降っているのに、水位が下がっていくんですよ。最終的に下がったとき、それが途中下がって、また途中ちょっと上がりましたけど、一番最後まで1.9メーターまで下がったんですよね。それでまた2メーター幾らに上がりましたけど、夕方の8時とか9時ごろに上がりましたけど、あれだけ降っているのに、石神井川の水位が下がるというのは、よかったなと思っていたので、ただそれは、もちろん雨量にもよるんでしょうけど、我々環七にでっかい貯留池というのか、かなり水をためられるような大きな貯留池がありますけど、それと、今言った新河岸との白子川からの関係でつくった、それが有効的に動いたのかどうか、先ほど白子川のほうは聞きましたけど、環七の下の貯留槽は有効に働いたのかどうか、それだけちょっと確認させてください。 ◎都市計画課長   私どもが第四建設事務所のほうから聞いているお話ですと、石神井川と白子川を結ぶ白子川調節池、それについては、石神井川の門をあけて取水をしたということでございます。それで、全部で21万立方メートル入るところを、最高18万まで入れたというお話も聞いておりますので、これで恐らく十分機能したかと思われます。また、その先を、実は今環七調節池広域地域ということで、今工事をしておりまして、まだつながってはおりませんけれども、いずれは環七の地下河川までつながるという工事を今やっているところだと聞いております。 ◆佐々木としたか   ありがとうございました。  それでは、決算の内容についてちょっと質問をさせていただきたいと思います。  主要施策のページの227ページの、大山のクロスポイント周辺地区まちづくりに関連して伺わせていただきたいと思います。  平成30年度の板橋区のクロスポイント地区での第一種市街地再開発事業、土地建物調査費として240万出資しておりますけれども、この調査の目的と役割、それから調査結果は、板橋240万出しますけども、その書類は区のほうでいただいて、内容を把握しているかどうかお伺いします。 ◎拠点整備課長   平成30年度に行いましたクロスポイントの市街地災害準備組合の活動支援ということなんですけども、本来は組合が設立されて、実施設計をやるということで予算を組んでおったんですけども、実施設計、組合の設立されたのが令和元年度ということになりましたので、平成30年度は、現況、この地区にある建物の原価調査というものを行ってございます。地区内にあります建物の現状を調査して、今後行われる権利変換計画だとか、そういったものに反映するための基礎調査、基礎データとしての資料を把握しております。データにつきましては、我々も状況を把握しているところでございます。 ◆佐々木としたか   この240万の、いわゆるこれは区の負担金なのか、補助金なのか、交付金なのかよくわかりませんが、どういう拠出の仕方をしているのかわかりませんが、それと同時に、これは全額区が負担するんですか。それともよく補助金とか負担金とか、2分の1とか、3分の1とか、いろいろお互いに出し合うという形になると思いますが、この調査に係る費用は全額で240万で終わって、全部区が負担したのか、それとも、もう少しかかって、区がその何分の1かを負担したのか、その内訳をちょっと教えてください。 ◎拠点整備課長   これは、国費をいただいて調査を行ってございます。組合のほうで現地調査というか、建物調査に係る費用がこれだけですということでの申請がありましたので、半額国費で、半額区が負担して、それで補助金という形で支出をしていると、そういった状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  まず、冒頭ではございますけれども、各委員からございましたけれども、今回の台風19号で甚大な被害に遭われた方に対して、ご冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。  その観点から、先ほど各委員のほうから少しご説明があったところ、重複しない程度に少しご質問させていただければというふうに思います。  主要施策の成果の244ページ、ここの水害対策の中で、先ほど課長のほうから答弁ありましたけれども、土のうステーションということで、私も地元が富士見町等でございますので、石神井川の、先ほど佐々木委員のほうからもありましたけれども、石神井川の点検、私も行ってまいりました。本当にこの石神井川の近隣にお住まいの、特に高齢者の方は、不安で不安でしようがない、この石神井川が氾濫してしまうのではないかというふうな危機的な電話も何件か受けさせていただきました。  そんな中で、町会、自治会の方がこの災害対策、私も避難所のほうも、板橋第八小学校が地元でございますので、行ってまいりましたけれども、特にそこからお声が高かった内容を少しお話をさせていただければというふうに思います。  この土のうステーション、先ほど課長のほうから答弁がございました。今、私の認識では、各河川には500メーターピッチで土のうステーションというのが置かれているというふうな認識をしておりますけれども、先ほどお話があったんですけど、私がちょうど行ったエリアに関しては、ちょうどこの土のうステーションの土のうが全てなくなっていたというふうな状況があったんですけど、また追加で先ほど4,500袋、追加で入れていただいたというお話があったんですけど、今後、やはり今回は水かさというか水害にはならなかったんですけども、やはり区民の皆様は、500メーターピッチで置いてある土のうステーションが、少し場所が遠過ぎるんじゃないかというふうなお声を多数いただいておりますけれども、今後の件について、もう少し、例えば250メーターピッチですとか、この主要のところに置くとか、そういうふうなご検討というのはあるのかどうか、ちょっとまずはお聞かせいただければというふうに思います。 ◎工事課長   今回の台風19号に関しては、確かに石神井川沿いの土のうステーションが、結構早くから減っていったということは報告がありました。先ほどの質問の中で答弁させていただいたとおり、追加の土のうを配備を行ったということなんですけども、ほぼ500メーターピッチに配置があるというようなお話ですけど、私どもとしては、何メーターピッチというふうな、ピッチというふうな意識はしていませんで、結果的にそういったピッチになったのかなというふうに考えております。  ただ、これからもっと細かく配置をというふうな話かと思うんですけども、置く場所、通常は道路上は土のうステーションのようなものがあって、事故を誘発してしまうようなことはあってはいけませんので、交通の安全上、支障がないところに設置するというようなことを考えております。ですから、ご要望等承って、場所の選定に当たっては、十分そのようなことを配慮しなければいけないのかということを考えております。  以上です。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  そういった形で、区民の皆様のこういったお声でございますので、ぜひ反映をしていただきたいなというふうに、私のほうから要望を申し上げます。  それと、今土のうステーションありました。こういった形で土のうがなくなった場合、各所で報道されておりますけれども、水のうという形で、お水をビニール等の中に入れて土のうがわりに使ったというふうな、すばらしいアイデアだなというふうに私も感じたんですけれども、今後これも少し要望、提案になってくるとは思うんですけど、例えばその土のうステーションに、水のう用の例えばビニールを用意していただくとか、土のうがなくなった場合、そしたらどういうふうな形で土のうの効果を高めていくんだというところも含めた形で、水のう的なビニールも常備をしていただきたいというふうに思うんですけど、そこについてちょっと一言お伺いいたします。 ◎工事課長   今回、台風19号の襲来に当たって、土のうが結構各所で数が少なくなったということに関しては、私は正直言って驚いています。土のうステーションプラス水のうということですけども、水のうについては、私の待機中に、ある議員さんのほうからお話がありまして、水のうも紹介してくれないかということで、急遽ホームページのほうに掲載させていただいて、水のうの紹介は下水道局のホームページにありました。そのページを見て、そちらのほうに誘導するような形で紹介させていただいています。ばたばたというか、急遽だったので、イラスト等を準備できなかった関係もあるんですけども、そのような準備をさせていただきました。  増水用のビニール袋等の配備をということなんですけども、水のうというのは、通常のビニール袋を使って、あるいは段ボールを使って、土のうのかわりにするようなものになっているということになりますので、ご家庭にあるもの、あるいはスーパーで売っているようなものを利用していただければ、十分に機能を発揮されるとは思うんですけれども、その件については、私たちも土のうの減ってしまったことに関しては、ちょっと考えていかなければいけない点もありますので、そのような選択肢の中に入るかは検討させていただきたいなと思っております。 ◆鈴木こうすけ   災害のときは、例えば家にあるものとか、そういったものって、結構皆さんもう特にこうやっぱりパニックしているわけですから、そういったものを持っていこうという意識啓発がなかなか出ないわけですよね。ですから、私が言っているのは、水のうも、じゃなくなった場合に何か、土のうがなくなった場合、こういった形でも使えますよみたいな、水を入れなきゃいけないというふうな手間はありますけれども、家から持ってくるというふうな、ちょっと知識というか、そういった習慣づけは、ちょっと区側からの周知としては、ちょっと私はおかしいんじゃないかなと思いますけど、その点だけ、ちょっともう一度お聞かせください。 ◎工事課長 
     私が、先ほどのご説明の中で説明させていただいたのは、いわゆる自分のご家庭で使うことを想定させていただいたものであって、その水のうを使って、どこかのちょっと離れたところに持っていって、水のうの機能を発揮するというふうなちょっとイメージじゃなかったものですから、そうお答えさせていただいたところです。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。こういったかなり大きな台風19号でありましたので、しっかりと我々も、地元の議員としてもしっかりと動いて、情報を集約して区に伝えていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それでは、次が主要施策の成果の、その次のページの246ページでございます。  こちらも先ほど来、各委員からいろいろとご説明あったので、少しだけちょっと触れていきたいなというふうに思います。  まず、246ページの施策の成果の排水場の維持管理ということで、区内にある9か所の排水場の維持管理及び点検を行ったということで、ことしは予算が約1,030万、決算規模としては900万ということでございますけれども、このまず点検内容についてお聞かせいただければというふうに思います。 ◎工事課長   排水場の点検ですけれども、定期的な点検を行っておりまして、排水場の清掃、それと当然排水機は電気で送るポンプが設定されております。そういったポンプの定期的な点検ですとか、そういった点検を行うことによって、非常時に稼働するかどうかについて、十分担保させていただいているものでございます。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。引き続き、このような点検も強化をしていただきたいということと、それと(3)番ですけれども、河川の管理施設点検という、これも先ほど少し皆さん、各委員の方が触れたと思うんですけれども、河川法の改正に基づき、板橋区内の石神井川、白子川の河川管理施設について点検作業を行ったということなんですけど、これも決算規模としては約100万円ということですけど、これもまずちょっと点検の内容を教えていただければというふうに思います。 ◎計画課長   河川の点検でございます。これは、石神井川と白子川に関して、平成25年に河川法の一部改正がありまして、河川管理施設の点検が義務づけられました。それで、東京都と区のほうの役割分担を明確化しまして、平成29年から白子川、それから石神井川の河川の表面、そこに壊れたりとか亀裂だったりとか、表面的なところでそういった支障になっている部分があるかないか、それを実際に河川の中に入って点検するものでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。今回こういうふうな形で、被害は最小限に食い止められたというふうに、私自身も認識はしておりますけども、この平成30年度の河川の点検で、今課長から答弁がございましたけれども、石神井川、白子川で点検をしていただいた箇所で、例えば亀裂が入っていた場所ですとか、大体何か所とか、おおよそで構いませんので、あったかどうか、ちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎計画課長   石神井川と白子川の全域にわたって点検を行います。それで、特に重大な亀裂が入っているとか、そういった報告はなく、健全であったということでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。ぜひとも、以下、今、以上、2点ほど触れましたけれども、ぜひともこういった災害に対しての強化、さらに深めていただきたいというふうに思います。  それでは、続きまして、今回は風水害の被害がありましたけれども、実際には、やはり首都直下型地震、かなり確率が高くなってきているというふうな視点から、ちょっと質問していきたいというふうに思いますけれども、主要施策の成果の225ページ、無電柱化促進についてちょっとお伺いをさせていただければというふうに思います。  なかなかこの板橋区の無電柱化、東京都からは補助金等もいただいておりますけれども、現在が0.33%ということで、なかなか前に進まない事業でございます。まずは感じるところとすれば、今回は台風19号、かなり大きな被害が出ましたけれども、実際には首都直下型地震、先ほど佐々木委員からもありましたけれども、この台風と地震が重なった場合、特にこの狭小地ですとか木密地域は、電柱が内側に倒れてきますと、緊急車両が入れない、こういうふうなお声を多数いただいております。  そんな中で、少しご質問させていただきたいというふうに思いますけれども、まずこの板橋区は、現在の進捗状況も含めた形で、この0.33%、これすみません、数字ばかり言って大変恐縮なんですけれども、今までの進捗状況として、区側ではどういうふうに思っているのか、まずそこだけちょっとお答えいただきたいというふうに思います。 ◎都市計画課長   無電柱化の計画を今策定しているところでございますが、実際には過去、区道の施工にあわせて実施したところの統計的な部分で2.3キロで約0.33%ということでございまして、積極的に取組みが続けられてきたというふうには、ちょっと言いがたいところではございますが、できる限り、今までの取組みの中で、道路を新設する場合も含めて、実際には取り組んできたところでございまして、今後は少し加速していきたいなというふうには思っておりますが、実際にその道路事業と、実際にその無電柱化をする際に、8年から10年近く1つの事業期間がかかるということも現実でございまして、なかなか一気に進まないというところがちょっともどかしいところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。なかなか、私自身も理解をしておりますけれども、毎年毎年、今回でいえば平成30年度、予算の規模としては約750万かかっていますよね。この750万かかっているということは、当然予算が、区としても提示されているわけですから、この0.33%から少しでも、0.1%でも、なかなか前に行くというのは難しいと思うんですけど、この753万のまずちょっと詳細というか内訳がわかれば、ちょっと課長のほうからお答えいただきたいというふうに思います。 ◎都市計画課長   今回、計画をつくるに当たって、策定委託等もしておりますので、その辺の金額でございまして、実際には消耗品とかですと、そういうものを買っている部分も多少ございますが、ほぼ大きな部分では委託費が745万ほどかかっておりまして、そちらのほうが主な金額でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。細かいところまで質問して大変恐縮なんですけど、毎年、ランニングコスト的なところで750万をかけて、この0.1%も進まない委託費と、先ほど高島平のほうのお話もありましたけれども、これはやはり区の中で透明性を図っていったほうがいいと思うんですよ。これが例えば、じゃこの決算規模750万のお金をかけたから、例えばこれが少し、0.1%、0.2%進捗したよ無電柱化がというところであれば、皆さん多分納得はすると思うんですけど、やはりこの0.33%、何も前に進んでいない状態でこの決算750万、毎年毎年かかってくるのであれば、そういったものに、理解がちょっとごめんなさいね、違うのであれば、そこの答弁も、訂正も含めてお直しいただければいいと思うんですけども、そういった私の中では認識にありますけれども、その辺についてもう一度だけお伺いしたいなというふうに思います。 ◎都市計画課長   先ほど申し上げましたこちらの経費でございますが、平成30年度と本年度をかけまして推進計画を策定したところでございます。それまでは、実施的な無電柱化の工事費というものは発生していたところでございますが、今回、30年度の決算で上げさせていただいているものにつきましては、計画の策定費でございまして、この計画というのもございますが、東京都が無電柱化をさらに推進するために、チャレンジ事業というのをやっておりまして、そちらのほうが計画をまず持っていること、その場合に、チャレンジ路線として取り組む場合は、100%補助を出すというふうに言っておりますので、それで今回加速というわけではございませんが、今回路線を決めて取り組むことによって、1路線は確実にそういう費用が出ますので、計画づくりを今回それに合わせてやっているところでございます。 ◎計画課長   この0.33%という数字なんですけれども、区道683キロのうち、完了しているのが約2.3キロという意味合いの0.33%ですので、ハード的な整備ができたら、数字が上がるんですけれども、費用をかけたりとか、ソフト的なところで少しずつ上がっていくという数字ではございません。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。ご説明ありがとうございます。  先ほど、課長の答弁の中から、無電柱化チャレンジ支援事業ということで、東京都のほうから助成金が出るというふうなことでありますけれども、前もお話しさせていただきましたけれども、やはり無電柱化は当然狭小的なところと、木密地域ですとか、不動通りであれば8年から9年かかって、念願の無電柱化を達成したと。しかしながら、トライはしたけれども、なかなか前に進まない商店街もあったと。そういった、完成したというか、成功したところもあれば、なかなか商店街とのうまく取り合わせが、話し合いがうまくいかなかったり、合意形成がとれなかったのでできなかったというのは理解できますけれども、やはりこの無電柱化チャレンジ支援事業ということで、しっかりと補助金が出ておりますので、今後明確にしていただきたいなというところと、その1路線というのは、今後どこを考えているのかちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎都市計画課長   今、1路線というふうに申し上げましたが、今後取り組みたいというふうに考えているところでございまして、まだ路線の完全な選定については、もう少し時間がかかるということでございますので、今後取り組んでいく中で明確にできればなというふうに思っているところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  残りちょっと少ないんですけれども、しっかりとその助成金を使いながら、明確にその1路線、先ほども言いましたけれども、なかなかハードルが高いこの無電柱化事業でございますけれども、しっかりとそういった部分を含めながら、住民の理解と合意形成も図って、しっかりとこの無電柱化を図って、先ほどもありましたけれども、台風、風水害、そして震災も我々はしっかりと強い板橋区を目指してまいりたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○主査   ただいまの鈴木委員で質問者が一巡いたしました。  再質問のある方は挙手願います。  小野田委員、大田委員、いわい委員、おばた委員、五十嵐委員、安井委員、佐々木委員、鈴木委員、以上の順番で行います。  再質問につきましても、1委員の質問時間を20分とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ◆小野田みか   2回目よろしくお願いします。  先ほど皆さんから台風のお話があったので、所管が違うかもしれないんですけど、ちょっとお話しさせていただきたいんですけど、私、中丸町の豊島区の真横の区境に住んでいるんですけど、今回の台風でアナウンスが全く聞こえてこなかったんですね。次の日、町会を回ったり、南町を回ったりしたら、聞こえてきたけど聞きづらかったとか、あと避難所についてのアナウンスがなかったということなので、今度災害があるとき、皆さん避難所がどこかわからない、板五小なのかって聞かれた人もいますし、そこら辺は明確にしていただきたいと思っております。  あと、豊島区との区境ということもあって、豊島区からのアナウンスがしっかりと皆さんに聞こえていて、さらに携帯電話に注意事項、警告として豊島区の避難所が入ってくる状態で、板橋区は全くなかったので、そこら辺について改善する必要があると思うんですけれども、それについていかがでしょうか。 ○主査   所管が違うようですので、要望として、ご意見としていただきます。 ◆小野田みか   すみません、今のは要望だったということでよろしくお願いします。  先ほどの質問の続きなんですけれども、228ページの板橋区地域まちづくり推進についてなんですけれども、こちらの事業にかかわる団体が町会の方とかいうお話をお伺いしたんですけれども、この事業のソフト面で、ハンドブックに書いてあった内容としては、アートやカルチャーの文化・芸術への拠点とか、おもしろいことを若い方々の力を導入してやっていくという試みだと思うんですけれども、今までの町会の方ですとか、高齢者の方々はもちろんのこと、もっと今までにない若い方々、新しい人の輪に働きかけていくことが大事かなと思っているんですけれども、そこら辺に関してはどのようにお考えでしょうか。 ◎拠点整備課長   KOH−Tのハンドブックにつきましては、いろんなご意見をいただいております。1つには、商店街のほうなんですけども、空き店舗になった商店の活用だというところがございまして、ハンドブックの中にも、事例の一つとして、空き店舗になったところを活用して、商店街の集会所だとか憩いの場として活用していると、そういったところもございますので、いろいろな商店街さんと話をしていたときに、やはり空き店舗対策、あいていく商店街が多くなっていくのは、心がとても痛いだとか寂しいとかいうところもありますので、まずはそういったところの身近なところからいろんな課題を解決していって、それとともに、若い商店員さんもおりますし、そういった方々のご意見も伺いながら、このハンドブックを活用していただきつつ、それでいろんなことをトライしていただくというのがこのハンドブックの狙いですので、そういったことをまた商店街さんともお話ししていきたいなという形で考えてございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。商店街の空き店舗を活用するというのはとてもいい案だと思うんですけれども、千代田区では、ことしの5月に、丸の内中通りで100メートルの芝生を3日間ぐらい敷いて、そこにストリートパークっていうものをつくって、昼間はピクニックですとか、夜は丸の内のど真ん中で、寝袋を持って集まっても大丈夫っていうようなイベントをされたと思うんですけど、それはほとんど学生さんとかが結構かかわられていたので、もっと若い学生さんの力ですとか、いろんな方に働きかけていただければと思っております。  あと、もう一つ、こちらについて最後なんですけれども、ハンドブックにエネルギーとまちの資源を賢くシェアすると記載してあったんですけれども、これはどのように今回のKOHでは実行されるお考えでしょうか。 ◎拠点整備課長   具体的にまだスマートエネルギーについてのご提案というのがないんですけども、大山のまちづくりの中で今進められているハード部門、都市計画道路だとか鉄道だとか、あとは再開発、こういったものだけではなくて、ソフトのまちづくりも進めていく、防災対策だとか商店のにぎわい、あと健康増進、その1つの中に、先ほどお話ありましたスマートシティーの考え方というのがございまして、具体的には商店街の街灯だとか、あといろんなところで蛍光灯をかえていくというところも話は出ておりますけど、もっと具体的に何か話が進んで出てくれば、我々としても相談に乗れるんですけど、今のところそういったところでのご相談はないので、今後その課題としては、どういったものが出てくるかというところを注視していきたいという形では考えてございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。まちからの提案がなくても、区からも、ほかの自治体とかで実行しているものを参考にしながら、エネルギーの活用などをしていただければいいなと思っております。  次に、別の質問なんですけれども、こちらの主要施策の成果の2番の238ページ、自転車駐車対策についてなんですけれども、自転車利用ルール推進に約1億2,600万円が使われているんですけれども、こちらは駅前自転車放置防止指導業務委託をされているということなんですけれども、指導に1億2,000万円ということは、具体的にどのように使用されているんでしょうか。 ◎交通安全課長   利用ルールの推進ということですが、1つは一括委託というのを導入しております。今、自転車駐輪場関係で、一括委託を。基本的にその中身でございますが、駅前において、ルール推進ということで、放置自転車をしないように声かけをしております。また、その声かけをする中で、駐輪場への案内といったものも、具体的にそういった案内もしております。これは毎日、各駅前において行っておりますので、そちらにかかっている金額の大きなものとしては、人件費がほぼかかっているということでございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。人件費にかかっているということなんですけれども、有料自転車駐輪場の30年度の箇所数は71件ということなんですけれども、こちらに対して大体1件につき何名ぐらいが担当されていらっしゃるんでしょうか。 ◎交通安全課長   場所によって無人のところも、コインラックとか、ゲート式といいまして、そんなに人を配置しなくてもいいような駐輪場もございますけれども、基本は受け付けをしたりとか、そういった業務があるような駐輪場ですと、3名から5名くらいで、常時その人がいるわけではなくて、交代で、例えば非常に多い時間で5名ぐらいいたり、途中3名抜けたりというのが時間帯で、人がかわったりしますので、各駐輪場によってちょっとその辺はかなりばらつきがありますので、具体的に完全に何名ということではない、はっきりとした数字は申し上げにくいんですけども、管理棟といって、受け付けなんかをしたりするような駐輪場では、そのような形で人が動いている状況でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。この1億2,000万円がほとんど人件費だということなんですけれども、働いていらっしゃる方は、シルバー人材とかの方々なんでしょうか。 ◎交通安全課長   今度、一括委託の基本的な形なんですけれども、いわゆる元請といいますか、もともと請け負っている会社が板橋区内で2社ございます。その2社が、再委託という形で、シルバー人材センターと契約を結んで、シルバー人材センターの会員さんが主に働いているという状況でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次に、引き取りに来なかった分については、スクラップをしたり海外に売っていると、去年の委員会の資料を見て書いてあったんですけれども、どこの国に幾らぐらい、どのぐらい売っているのかということと、あと途上国への寄附とかはしているのか教えてください。 ◎交通安全課長   まず、海外に寄附をしているかということでございますけれども、現在は寄附は行っておりません。  それから、海外売却なんですけども、海外売却時の輸出証明を見ますと、横浜から船にコンテナで積んで、ベルギーのほうまで運んでは行くんですが、その先どのように、そこからはどのように分かれているかというのは、ちょっとそこまでは私どももたどり着けなくて、要はその船に積んで輸出していいよという証明書みたいなものはいただくんですけど、それに書いてある情報からですと、そういった情報となっております。  自転車の売却につきましては、1台1,412円で、これは区が収入を得るんですけども、1台当たり1,412円で、30年度は6,706台の売却を行っております。  以上でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。海外に売り先、ベルギーとお伺いして、意外だなと思ったんですけれども、やっぱり距離があると、それなりに輸送費もかかると思うので、もっとアジアの途上国とかに販売されているのかなと思ったんですけど、それはどこの会社に販売されているんですか。 ◎交通安全課長   会社が、たしかさいたま市にある会社です。ちょっと会社名まではあれですけども、さいたま市にある会社で、こちらの入札で1台幾らで要は売却できるかっていう入札を行って、一番高い値段で引き取ってくれるよというところを選んでいるという形でございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。  次なんですけれども、自転車といってもいろんな自転車にランクがあると思うんですけれども、例えばいい自転車とかは、少し手直しをして区が販売して収益にするとか、そういうことは考えたりされているんでしょうか。 ◎交通安全課長   今のリサイクル自転車のことであろうかなと思うんですけども、リサイクル自転車については、シルバー人材センターが売るという形になっていますので、区の収入にはまずならないということを申し上げます。それから、程度のいい自転車は、一旦シルバー人材センターの方が整備をして、その後自転車商の方の整備士の方に点検を受けてもらって、販売しても大丈夫だという程度の整備がきちっとできているという自転車については、自転車の使用程度、普通に何もない、何もついていない、いわゆるギアつきでもなければオートライトでもないとか、そういったごくごく一般的な自転車というのが5,000円、どちらかがついているような自転車だと7,000円、両方ついていると9,000円と、そういった値段の差がついて、リサイクル販売ということで、シルバー人材センターで行っております。 ◆小野田みか   ありがとうございます。そしたら、それはシルバー人材センターの収入になるということですね。わかりました。ありがとうございます。  その自転車なんですけれども、先ほどの板橋地域のまちづくりなども考えても、若干交通の便が不便だったりするので、また後々になってくるんですけれども、新しいまちをつくるに当たって、レンタルサイクルとかを、こういうリサイクルの自転車をレンタルサイクルして、私が住んでいる中丸町ですとか、それこそ熊野町ですとか、歩くとちょっと遠いようなエリアに使えるようなシステムがあってもいいのかなと思いました。これは提案です。  次が、234ページの分譲マンション実態調査についてなんですけれども、板橋区では、より安心・安全な良質な住まいを獲得することを目的として、マンション条例を施行しているということですけれども、区内の分譲マンションは全て対象になっているということでしょうか。 ◎住宅政策課長   マンションにつきましては、区内の分譲マンションを対象としております。 ◆小野田みか 
     区内の分譲マンションが全て対象になっているということなんですけれども、その実態調査はアンケートなどで、先ほどおっしゃっていたかもしれないですけど、アンケートなどで行われたということでしょうか。 ◎住宅政策課長   実態調査につきましては、今年度に入りましてご報告させていただいたところでございますけれども、調査方法としましては、現地訪問調査を行い、それからアンケート調査、ヒアリング調査という3種類のものを行っております。  現地訪問調査につきましては、委託会社の者が実踏をしていただいて、目視、それから居住者や近隣住民に対するヒアリングによって、建物の特定を行ったということでございます。そこで、該当するマンションというふうに判断されたものにつきましては、マンション条例に基づく要届け出対象マンションというふうに判定をいたしまして、条例上のマンション管理状況届け出書とあわせて、アンケート調査票を管理組合等に配布させていただいたところでございます。回収については、郵送回収を基本として、磁気式の調査をさせていただいております。  最後のヒアリング調査につきましては、現地訪問調査とあわせて、管理に特徴があると思われるようなマンション、それから管理が適切であって、そのノウハウ等について情報収集することが必要と判断したものについて、ヒアリング調査をさせていただいたという内容になってございます。 ◆小野田みか   ありがとうございます。マンションで、こちらの居住者間及び地域とのコミュニティの形成の推進を図りということが書いてあるんですけれども、マンションの住人は町会に入っている方が少ないということなんですけれども、地域とのコミュニティーの形成については、今後どのような対策をしていく予定でしょうか。 ◎住宅政策課長   地域コミュニティーについてですけれども、条例上もその地域コミュニティーについて定めをしておりまして、マンションのほうで自治会等を設立できない場合については、地元の町会等に入っていただくような形でご案内をさせていただいているところでございます。  今後とも、町会等と連携をとれるようなマンションについて、私どものほうも施策を展開してまいりたいと思っております。 ◆大田ひろし   それでは、私のほうは、決算説明資料の前年比で、ちょっと大きい差があるようなところを中心にちょっと伺いたいと思います。また、国・都の補助金を地区事業が積極的に活用して、新規事業等々の財源確保にすべきだという区の方針についても理解するところなんですけど、そういうことも含めて、ちょっと補助金のことで、歳入についてちょっとご質問させていただきたいと思います。  その前に、決算書についてありました超過負担額調というのが、一覧をもらいましたけども、ペーパーで、ここをちょっと見てましたら、久しぶりに目をとめたんですが、福祉費で超過負担が47億前後いつも発生するってことは、単価差とか、あるいは手厚い保育っていうことでこういう負担が生じることは僕も理解していたんですが、所管のほうの土木のところを見たときに、1億2,000万、超過負担額がこう出てまして、これは何だろうなっていうふうに自分なりにちょっと疑問を持ったもんで、一応決算資料を請求したんですが。  この次のページをあけますと、3ページなんですが、その真ん中辺には、1億2,000万円の超過負担の金額のところをずっと見ていくと、真ん中に地域住宅交付金と、こういう国からのお金を捻出してやってるということでありました。  なぜこういう超過負担がこれで出るのかってことなんですけども、一つは、地域住宅交付金って、これまで僕の記憶では余り超過負担になってなかったような記憶があるんですけども、いつぐらいからこれは超過負担になってたんですか。 ◎都市計画課長   当初、制度ができてからほぼ100%いただいてたと思いますけど、ちょっとさかのぼったところ、平成26年度には要望額の9割程度となっておりまして、途中で、ヒアリングの中でまた要望額が100%に戻ったりとかしていますが、27年度だと、最終的には……すみません、その前に地域住宅交付金でございますが、メインが基幹事業と提案事業ということで、事業の中でも使い勝手によってメインの基幹事業と提案事業という形に分かれております。それで、それに対して要望して、年度ごとに基幹事業と提案事業ごとに分かれた年もございます。  今、お話しさしあげた初めのところでございまして、26年度につきましてはほぼ100%に、途中で国のほうの補助金の関係で満額がとられるようになりました。27年度につきましては、提案事業は100%ですが、基幹事業のほうが84.29%というふうになっております。28年度につきましては、最終的には要望の半分ほどになっておりまして、ストック総合改善事業という、その中の一つの事業だけが100%いただいております。29年度につきましては、この年はちょっと厳しくて、最終的には要望額が64.6%というふうになっております。30年度が最終的に59%というふうになっております。  以上でございます。 ◆大田ひろし   皆さんも聞いていて何を言ってるんだかよくわかんないと思うし、自分自身も余りそう丁寧に言われてもわかんないんだけど、これは1からうわって話してるだけなんで、短く、決められた時間しかないもんですから、丁寧にやってください。  一応、どんな事業に使われている事業なのかって聞いたところ、今言った基幹事業だとか提案事業だとか云々って言うんですけども、これは基本的には歳出、一般会計の決算書の364から68ぐらいにかけての住宅費が9億5,000万円と決算はなっています。目ですけどね。5目で、住宅建設費っていうのが3億5,800万ってなってます。  この、要するに住宅に関する補助金ということで、あらゆるものに自由勝手に使えるお金なんでしょうか。この事業に係ってる交付金ということでよろしいんですか、住宅関係の。 ◎住宅政策課長   この地域住宅交付金なんですけれども、平成22年からは名称を、正式なところ社会資本整備総合交付金というものになっております。  先ほど内池課長が説明させていただいたとおりなんですけれども、公安、治水、下水道、海岸、都市公園、市街地整備、住宅及び住環境整備といった政策目的を実現するために、地方公共団体が作成した計画に基づいて目標実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備やソフト事業を総合的、一体的に支援する制度として運営をされております。  実際に、30年度、こちらの載っているものにつきましては、私ども住宅政策課のほうでいただいておりまして、具体的な事業といたしましては、マンションの相談事業、それから公営住宅の改善事業、それから子育て世帯への家賃減額助成、それと公営住宅の整備、それから公営住宅建てかえに係る移転料ですとか仮住居の借り上げ費、それから分譲マンションの実態調査、これらの一定割合について交付金ということでいただいております。 ◆大田ひろし   もとに戻りますと、土木費の補助金のところで、歳出決算が13億になってますよね。13億4,100万になってます。国基準っていうのが12億2,100万で、その差引額が1億2,000万の超過負担ということなんですが、決算説明書のほうを見てみますと、補助金のところ、地域住宅交付金というのは収入済額が1億5,000万、昨年がですね。  だから、今課長が言われたようなことに使っていらっしゃるんだと思うけど、実質の補助金としては1億程度のお金だということだと思うんですが、入ってくるお金っていうのは。  これ、去年は2,900万だったわけで、ことしは7,500万増になってますが、同じような事業を毎年やってるんじゃないでしょうか。今、課長が言われたようなことは。去年だけそういう事業をやったわけじゃないと思うんで、本来であったらこれももうちょっとコンスタントにお金が入ってきていいんじゃないかと思うんですが、前年比がこれだけ乖離があるっていうのは、どこにどういう問題があってなのか。そこについて教えてください。 ◎住宅政策課長   今、委員がおっしゃったとおり、毎年やっている事業ももちろんございますが、今年度乖離が起きているということにつきましては、今公営住宅の建てかえ事業をやっておりまして、そこの建設費等にいただいているお金がかなりの額を占めておりますので、これだけの金額差となっております。 ◆大田ひろし   そうすると、これから、今年度も含めてですけども、都営住宅の改修だとかいろいろありますけども、区として、そういった部分ではこういうお金を、やっぱり手を挙げてどんどん補助金をもらえるような形をとるんでしょうけども、今後もこういう乖離が、引っ込んだり起きたりってすることは、近いというか、あるんでしょうか。基本的には、僕はコンスタントであっていいと思うんですけれども。 ◎都市計画課長   やはり今回もそうですが、災害が起きたりとか、国のお金の、持っているもともとの社会資本整備交付金の総額の中から配分されると思いますので、いろんな事業のほうにお金が使われればその分減ることもありますが、この制度自体はおおむね5年なり6年という長期期間で、地域住宅系譜みたいなものをつくって、その中でやりくりもできますので、次の年に何も災害がないようであればその部分が繰り戻されたりとかしますので、トータルでは落ち着いてくると思いますが、やはり災害とか国のほうの支出の状況によって左右されてしまう事業だというふうに思っております。  ただ、地方公共団体の自由度を高めて使い勝手を向上させるためにこういう制度をつくって取り組んでおりますので、今までの交付金なり補助金と違った意味で有効に活用できていると思いますので、その面では有用だというふうに考えております。 ◆大田ひろし   ぜひ、国がもともと100%でやってたという話ですから、減らし過ぎていること自体については国とかにもきちっと要望を上げて言っていったほうがいいんじゃないかと僕は思った次第です。  次ですけども、決算書のほうでは130ページのところにありますが、緑化対策費補助金というのがあります。これは、さきの決算報告書、説明書のほうで見ると、まず都補助金のほうの中に緑化対策費補助金というのが載ってます。4ページですか。一つは、生産緑地の買取事業費補助金というのが(3)にあります。1億3,000万円計上されてますけれども、これは何なんでしょうか。農業公園の取得にかかったお金なのか、何かについてちょっと教えてください。 ◎みどりと公園課長   130ページの生産緑地買取事業費補助金でございますが、こちらは赤塚植物園農業園の用地取得に関しての補助金でございます。 ◆大田ひろし   農業園の取得に昨年かかった全額の金額と、それからもう一つは、国のほうの補助金もこれに入っていますか。都市計画公園整備事業費交付金というのもそうなんでしょうか。これもその農地の取得のためにかかってる補助金なのか。 ◎みどりと公園課長   国のほうの補助金は100ページのほうになります。100ページの下のほうの緑化対策費補助金、緑化推進整備費交付金、こちらの6,314万5,000円がありますが、このうちの6,300万円が赤塚植物園農業園の用地費の国庫補助、14万5,000円が接道部緑化の補助金となります。こちらは国庫補助になります。 ◆大田ひろし   そうすると、農業園では国と東京都の補助金を合わせてで、区の単独の資金っていうのは実際どの程度ですか、決算では。 ◎みどりと公園課長   用地費が約4億円でございます。そのうち、国庫補助が6,300万、東京都の交付金のほうは1億3,000万余り、それと、先ほど委員からございました、財政課のほうの担当になりますが、130ページですが、都市計画公園の整備交付金があります。あと、ちょっと金額がこれはわからないんですが、財調が入ってくる予定でございます。 ◆大田ひろし   だから国庫補助の、要するに都市計画公園整備事業費交付金というのがあるじゃないですか。緑化対策費補助金の中に、国庫の補助金の中にありますよね。緑化対策費補助金というのが下から5番目にあるでしょう。これが6,300万。違う、ごめんなさい。  失礼しました、都の補助ですね。都の補助の中に8,000万というのがありますよね。8,000万、下から6番目か。これもそれに当てはまっているんですか。 ◎みどりと公園課長   都市計画公園整備事業費交付金8,062万4,000円だと思いますが、こちらは財政課のほうのお金になっておりまして、農業園では約7,500万ということで伺っております。 ◆大田ひろし   何を聞いてるかというと、要するに区の方針であるあらゆる補助金あるいは交付金をまず活用しろというのが、上からって言っちゃおかしいけど、財政のほうから恐らく来ているんでしょうね。だから、あらゆることを仕組みでつくってるんですけども、何が、一体どのぐらいの補助金があって4億を支払ってるのかってことをちょっと聞きたかったんです。  だから、今言ったようにすると、6,300万の1億3,000万の7,500万とかって売っていくと、大体7割方補助金でできているのかなっていうふうにちょっと思った次第なんですけども、いいです、そこは、じゃ、そういうことで。  130ページの(1)の都市計画公園整備事業費交付金が、2億4,600万円の予算に対して決算額が8,000万だったわけです、ここ。これはどういう理由で、この返りは、4億円の取得もしたにもかかわらず、ここの予算と8,000万の対比っていうのはどういう意味でしょうか。 ◎みどりと公園課長   こちらの所管課は財政課ですので、私のほうでは答えかねます。 ◆大田ひろし   所管課じゃないんですか、これは。道路河川の、たしかこれは、土木所管のページの範囲じゃなかったですか。 ◎みどりと公園課長   所管課は、委員がおっしゃっておりますが、130ページの下段のほうの2番の(1)都市計画公園整備事業費交付金というところの所管課は財政課と明記がされておりますので、私のほうではちょっと答えかねます。 ◆大田ひろし   了解です。  じゃ、次にいきます。時間がないので。  次は、決算書の346ページ、交通対策費、自転車駐車対策経費のところですが、7,800万円の増になってるんじゃないかというふうに思うんですけども、違いますか。          (「346」と言う人あり) ◆大田ひろし   346。違いましたか、ごめんなさい。  それで、やはりこっちの決算書のほうで、説明資料のほうに何か載ってたのかな。労務単価の上昇2.8%とかっていう記載がある部分が歳出のところであるんです。これは、すみません、今収入の話をしてました。今度、歳出の話のところです。何ページかな、20ページ。  労務単価が2.8%上がったっていうことにより委託料云々というのが書いてあるんですが、どのような国の単価っていうのがあるんでしょうか。労務単価っていう、そういう、例えば公的にちゃんと単価を決めて、これが上がったんだから払わなきゃいけないよっていうことなんでしょうか。 ◎交通安全課長   東京都の労務単価の上昇によるということでございまして、これが委託料及び自転車駐車場の移転工事等の増額につながっているということです。 ◆大田ひろし   この労務単価、じゃ、実質幾らが幾らになって変わったらちゃんと、どういうふうに見ればいいんですか。 ○主査   大田委員、質問を再度。 ◆大田ひろし   結局、労務単価の2.8%上昇っていうのは、例えば清掃だとかいろいろありますよね、労務単価も。それぞれの中にあると思うんですが、その標準って意味なのか、あるいはそれっていうのは全ての業種に全部適用されているのか、そこら辺はどうなんでしょうか。そういう意味では、ちょっと労務単価の2.8%が気になったもので、聞いてるんですが。 ○主査   残り1分弱でありますので、簡潔にご答弁お願いします。 ◎計画課長   若干違う可能性もあるんですけれども、道路の工事だったりとか、そのほかいろいろな、そういった人工を使うときに、東京都は積算基準というものを示しておりまして、その中で積算単価という形で、労務単価っていうものが出てきます。  それで、参考までにお話しさせていただきますと、平成30年の、私ども、普通に作業する方を普通作業員と言うんですけれども、その普通作業員が2万200円から2万1,200円に上がってるっていうような、そういったような話があります。 ◆いわい桐子   午前中の土木事務所の続きを少しやって次に移りたいと思いますが、土木事務所の、まず資料をお願いしたいんです。今回の30年度にやった一部委託の費用と委託料と、それからそれに対する効果額、それからその効果額の内容についての資料をいただきたいと思います。お願いいたします。  もう一つは、行政評価を見ると、土木事務所、これは道路管理の部分で書かれているんですけど、土木事務所の直営作業班について、年々人員の減少が進み、できる作業が限られつつあるっていうふうに課題を書かれているんですけど、実際に限られつつある作業っていうのはどういう作業があるのかっていうことを教えてください。 ◎工事課長   作業員のほうは、高齢化して数ができなくなってきたという、代表的なものとしては、やはり重たい作業、そういったものを使う作業が効率が落ちてくるということはあります。  具体的にいうと、L型っていうブロック、側溝が通る端っこに入ってるブロックがあるんですけれども、それが1枚60キロぐらいあります。普通は、2名から1名程度で動かすことができるんですけども、どうしても年を重ねた作業員たちにはちょっと厳しい作業になってるんだろうなというふうに考えてございます。  あと、加熱合材と申しまして、いわゆるアスファルト、道路に入ってるアスファルトですけれども、あのアスファルトについては、製造工場から運んできたものを自然に固まってしまう前に仕上げなければいけないっていうことがありまして、手際よく作業するってことが肝となっております。だから、そういった点において、やっぱり体力的なものと、あと大変時間も、手早くやらなければいけないってこともありまして、体力的には厳しくなっているような内容となっております。  以上です。 ◆いわい桐子   土木事務所は、ずっと退職不補充で、最後、再任用もどんどん減らしてきてっていう状況での委託だったのかなというふうに思うんですけれども、現状のそういう作業そのものがなかなか厳しくなってきたっていうことについて、区としてはどういうふうに評価しているのか教えてください。 ◎工事課長   過去には、人事当局と作業員の作業についてはいろいろと議論させていただいたところでもあるんですけども、当時は答申的に再編をしたいっていう方針を打ち出されてしまいまして、我々としてもどのような選択肢があるかということで議論等さまざまやってきたんですけども、先ほども説明の中では話をさせていただいたんですけど、現場のほうからも、やはり作業が滞ってしまうっていうことはよくないんで、委託することは選択してほしいということで、そういったことから委託を選択して試行という形で、30年度と31年度に取り組んでいるような状況でございます。
    ◆いわい桐子   結果として、これまでの専門的な知識を持ってる分野の退職不補充っていうことは、進めてきたその結果が今に至ってるんじゃないかっていうふうに考えると、やっぱり今改めて委託を今後進めるよりも、むしろ正規雇用をこの分野できちんと確保していくっていうことが私は必要だというふうに思うんです。  だから、現場から正規雇用をふやすっていうことを、特に専門的な分野でいうと、経験をどう一緒に積んでいくのかっていうことが非常に重要になってくる分野だというふうに思ってますので、ぜひそれを求めていっていただきたいなと。いかがでしょうか。 ◎工事課長   午前中に申し上げた会計年度任用職員を採用することも、もちろんまだ最終的な決定というわけではないんですけども、もし会計年度任用職員を採用するっていうことになりましても、正規職員の不補充ということになります。ですから、正式に会計年度任用職員を指導しなければいけない職員というのはやはり正規職員でなければいけないものと私は考えていまして、基本的には正規職員を、そういった指導に当たる職員を養成していかなければいけない関係もあります。  ですので、委員がおっしゃったとおり、私としてはそのような方向性を持って取り組みたいなというふうに考えてございます。 ◆いわい桐子   先ほどの質疑で、委託になると、その部分の委託に絞った4人の部分は、災害時には対応する職員ではなくなっているっていうことは現状あると思うんです。それは会計年度任用職員になっても同じですから、会計年度任用職員になって直接雇用するといっても、実際の差が対応の人数からは省かれるわけです。現状の対応としては、私は足りていないっていうふうに思ってますので、ぜひ正規雇用で土木事務所のやるべき仕事をきちんとできる人数を適切に確保してもらいたいというふうに思っています。  次に、緑のほうにいきたいんですけども、主要施策の195ページに保存樹木があるんですけれども、保存樹木の本数が29年度と比較すると28本減ってるんですけれども、この理由についてはどういう状況でしょうか。 ◎みどりと公園課長   主な原因は、枯れたというのもあるし、地主の方がもうこれ以上維持できないということで伐採したこともあります。 ◆いわい桐子   維持できない理由っていうのはどういう理由でしょうか。 ◎みどりと公園課長   やはり落ち葉ですとか、屋上は周りからたくさん来るとか、そういうことは言われているということは聞き及んでいます。 ◆いわい桐子   保存樹木で、剪定などの、あとは管理の助成金とかが制度としてありますけれども、こういう中で、保存樹木を管理している方々からは何か要望等は聞いていないでしょうか。 ◎みどりと公園課長   特段、こうしてほしいという要望はございません。剪定助成のほうは3年に一度、助成をしております。特段、何というご要望はいただいていないです。 ◆いわい桐子   私のほうで、2つ管理組合から相談を受けていますけど、この3年に一回って、長年3年に一回なんだけど、板橋区でも緑の維持管理にお金がかかるっておっしゃってますけど、民間のところに立ててる保存樹木もどんどん伸びちゃって、結果として維持管理の費用が大分かかってきていると。剪定も、3年に一度じゃ間に合わないので、2年に一度にしてもらえないのかっていうふうに区に何度も要望してきたけど、それに対する回答はないっていうことだったので、私は検討してもらいたいと思うんです、2年に一度にできないのかどうかっていうことを。  それからあと、保存樹木をこれからどうしていこうと思っているのか。目標値等があれば教えてください。 ◎みどりと公園課長   保存樹木の剪定についてのお話でございますが、例えば幹周180センチ未満のものは2万5,000円の助成金、限度額です。180センチから240センチまでが6万円、240センチ以上が10万円ということで、1所有者当たり年間45万円の助成金を出しているところでございます。委員のおっしゃるとおり、3年を2年に一回ということは、1.5倍ということで、予算も限りがございます。  今回、この助成のほうは要綱で決めているものでございますので、委員のお話は今後検討していきたいなと思っております。  また、保存樹木をこれからどうやっていくのかという話で、行政評価にもちょっと出ておりますが、なかなか今までどおり1本1本を残していく地元の方も、非常に大変なのかなとは思います。約1,800本ありまして、いろんな保存樹木がございます。本当にこれからもずっと残していくべきだなと強く思うもの、また余り強く思わないものもあるかもしれません。そういうものを、強弱をつけて助成ができるといいのかなと、担当者としては思います。 ◆いわい桐子   保存を強く思わないものっていうのは具体的にどういうことがあるのか知りたいんですけど、この間、台風で木がゆさゆさ揺れるので、皆さん不安になって、これは切ったほうがいいかどうかっていう議論を管理組合で相当けんけんごうごうやったらしいんですけど、保存樹木なのに切っちゃっていいのかとか、全部根っこから抜いちゃえばっていう意見と、どうせお金がかかるんだからもうやめちゃえっていう意見と、何とか途中を短く切るっていうんでおさめようっていう意見で、けんけんごうごうやった結果、最後は保存樹木だしっていうことで、短くするっていうふうにしたようなんですけど、やっぱりそのときの議論の中でも、お金がかかるっていうことがやっぱり大きな理由になってるなっていうふうに思うんです。  保存樹木を今後残していこうと、本数とか目標はないんでしょうか。どれほどに、この保存樹木を残していこうと思っているのかってことについてお伺いします。 ◎みどりと公園課長   まず、申しわけないです、ちょっと説明が足りなくて。残していきたいなとか、そうではないというのは私の主観的なものでございます。  それと、切っちゃいけないとか、そういうことはございません。保存樹木自体は個人の所有物でございますので、もう維持できないという方は年間数十件切られている方もいらっしゃいますので、やはりそういう大きな樹木を管理していくっていうのは、台風のときに倒木したりすると、これは所有者の賠償、何か壊したりすれば、賠償を求められたりしますので、切る切らない、剪定するしないは所有者の意思で行っていただきたいと思います。 ◆いわい桐子   そんなことを聞いてないんです。要するに、保存樹木の目標はあるのかって話をずっと聞いてるんですけど。 ◎みどりと公園課長   保存樹木の目標はございません。 ◆いわい桐子   目標を持ってやる必要があると思うんです。グリーン何だかプランにも、保存樹木については一切目標がないんですけれども、これから樹木を民間のところでもできるだけ保存してもらおうということで、この保存樹木っていうことがあると思うんですけど、保存樹木の保護っていうのは、目的は何ですか。 ◎みどりと公園課長   保存樹木というのは、非常に緑が大きく広がっているものでございますので、緑被率になります。  また、どうやって保存していく、ただ質をよくして保存していかなきゃいけないかなと考えてございます。 ◆いわい桐子   ごめん、長くやるつもりはないんですけど、今の目標でいくと引き上げる目標になっていますよね、緑被率も。その目標を達成するまでに、この保存樹木も含めて私は必要なことかと思っているんですけれども、そこについてはどう考えていますか。 ◎みどりと公園課長   現在のいたばしグリーンプラン2025、緑の基本計画でございますが、緑の量に関する目標値、緑被率ということで、平成26年に10.3%、令和7年度までに21%という目標値がございます。  ただ、この目標値の中に、保存樹木をいかに残していって、ここの中に何%占めていこうという目標はございません。 ◆いわい桐子   目標を持つべきだと思います。目標を持ってやっていかなければ、結局お金がかかるから木は切っちゃおうっていうふうにならないための、保存樹木のための助成制度なんじゃないんですか。 ◎みどりと公園課長   大きな樹木、樹木を管理していくというのは、個人で大変重たい負担になると思っております。ですので、必ず残してください、切らないでください、何十年間保存してくださいということは区のほうから言えるものではございません。 ◆いわい桐子   聞いてないことを答えないでもらいたいんだけど、要するに、目標を持つってことを検討してもらいたいんです。  当然、民間の所有物ですから、最終的に決めるのは持ち主です。でも、それをより残してもらいたいから保存樹木っていう制度があって、助成金まで出しているんじゃないのかっていうことを聞いているんです。 ◎みどりと公園課長   目標量については、今後設定するかしないか研究していきたいと思います。 ◆いわい桐子   必要があってこの助成金を出しているんだと思うんですよ、わざわざ。剪定の費用と年間管理費1本当たり3,000円っていう費用は、それは保存樹木として残してもらいたいからだと思うんですけど、違うんですか。 ◎みどりと公園課長   残していただきたいと思っているから、助成金、助成制度がございます。ただ、目標値をつくっていくというのは今後研究していきたいと思います。 ◆いわい桐子   ずっと後ろ向きな答弁だったので、ちょっと言いたかったんですけど、基本的には制度がある以上、どうやって緑をふやしていくのか、そのためにどういう努力をするのかっていうことも一つだと思うんです。それをぜひ積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  それではあと、公園のトイレについて伺います。  この30年度で2018のNo.1プランは最終年度だったわけですけれども、3年間で12か所整備して100%達成っていうふうになっているんですけど、目標としては低いんじゃないかなっていうふうに思っているんですけど、このことについてどう考えていますか。 ◎公園整備担当課長   現在、公園公衆トイレにつきましては231か所設置完了しております。それにつきまして、随時改修等を行っていくということで、今取り組んでおるところでございます。  事業量的には少ないんではないかというご指摘はいただいておりますけども、全体の財政のフレーム等もございまして、現時点では整備4か所というような形で継続して取り組んでおるところでございます。 ◆いわい桐子   そうすると、今公園トイレのバリアフリー化率は、目標で、適正化計画によると平成21年から10年後までに34.1%というふうになっているんですけれども、それが実際にどういうふうに現状進んでいるのかということと、それから、国のほうで言っている基本方針の都市公園の約45%のトイレをバリアフリー化するっていう目標との関係でいうと、どういう現状でしょうか。 ◎公園整備担当課長   現在、トイレのほうは、だれでもトイレというのをバリアフリー化事業の一環として設置整備を進めております。現在、40か所の整備ということで、整備率としては17.3%ということになってございます。  委員ご指摘のように、国のほうの基準で、指針では45%という数字が出てたかと思います。それに向けて努力してまいりたいと思ってますけど、なかなか今、数字的なちょっと乖離は大きいのかなというふうな認識は持っております。 ◆いわい桐子   国のほうは、平成32年、来年度までに45%っていう方針を示しているんですけど、全く足りてないかなと思うんですけど、残りの目標値を引き上げるためには、年間何か所やっていかなきゃならない状況でしょうか。 ◎公園整備担当課長   その目標に到達させるため、年間何か所という数字はちょっと今持ち合わせておりませんけども、いずれにしましても、トイレの改修という単独の事業と公園の改修整備の事業等をあわせて整備率を上げていきたいなというふうに考えております。 ◆いわい桐子   じゃ、資料でいただきたいんですけど、目標の国の方針に合わせると、あと何か所やらなきゃいけないのかっていうことを資料でいただきたいというふうに思います。  それから、こども動物園の高島平分園ですけど、子ども用トイレの設置も要求が高いんですけど、これについてはぜひ分園のほうを検討してもらいたいんですけど、いかがでしょうか。 ◎みどりと公園課長   こども動物園でございますが、東板橋公園にあるところは来年8月1日オープンで、現在工事が進んでいるところでございます。  分園のほうは、まだ改修計画等が今ございませんので、子ども用トイレについては維持管理の中でできるかできないか検討していきたいと考えております。 ◆おばた健太郎   よろしくお願いします。  今ほどあった公園のことについて続いて質問したいんですが、主要施策の196ページ、適切な管理による魅力ある公園づくりということなんですが、この公園改修に8億8,000万かかっているんですが、この1、2、3、4でそれぞれどれぐらいかかっているのかということが1点。  それから、トイレの件ですけれども、洋式化が昨年度で41%っていう数字があったんですけど、平成30年でどういった状況になってるのかということが2点。  それから、公園の防犯カメラについて、これまた昨年度が30台という数字が出ていましたけれども、それは今どういった状況になっていますでしょうか。  とりあえず、その3点をお願いいたします。 ◎公園整備担当課長   まず、公園の改修経費につきまして、施策の成果(1)の公園改修でございますけども、これにつきましては、上段の欄の中にあります内訳のところに公園改修という項目がございますけれども、決算額で8億8,234万7,284円というような規模になってございます。  あと、続きまして(4)のところにつきましては、土砂災害警戒区域のシャベル点検調査ということで、そちらのほうも上段の表の中に項目がございますけども、決算規模で496万8,000円というような経費になってございます。 ◎みどりと公園課長   まず、防犯カメラの件でございますが、防犯カメラは昨年度と台数は同様でございます。  また、東板橋公園の改築等に要した経費でございますが、こども動物園の本体工事及び解体工事、解体が約2,400万余り、それと、附帯として防護壁等の工事を含めまして、約3億500万でございます。 ◎みどりと公園課長   3番の安全・安心パトロールの件でございますが、こちらは30年6月から防災危機管理課が所管になって、一括のパトロールを出しているところでございます。この一括で出したところの契約金額は、ここには出てこないんですが、約6,900万。私どもの費用としては、みどりと公園課、土木部としては2,200万でございます。 ◎公園整備担当課長   あと最後、洋式化率のご質問です。こちら、現在洋式化率、いわゆる男性も女性もいずれか洋式便座が使える状態のトイレということでの数字になりますけども、全体の231か所のうち115か所が洋式化されているということで、率としては49.8%というような整備状況になってございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。  洋式化率が上がっているというのは大変いいことなんですが、それに伴いまして、トイレの清掃が、やはりきれいじゃないと洋式トイレを使いづらいという声もあります。
     昨年、公園によって年数回から月1っていう回数があったと思うんですけれども、それが現在どうなっているのかということと、業者に委託しているというお話もあったかと思うんですが、後で結構なんですけれども、どの公園でどういった回数かということをお示しいただきたいんですけれども、お願いします。 ◎みどりと公園課長   トイレの清掃についてでございます。一番清掃回数が多いトイレは、1日2回やっております。少ないほうは1週間に3回やってございます。1日2回清掃している箇所は、数少なくて、板橋区平和公園、常盤台駅前公衆便所、板橋区役所前公衆便所、JR板橋駅前公衆便所、成増駅南口公衆便所でございます。  また、維持管理等、いろいろ私どもも工夫してやっているところでございますが、維持管理には清掃委託費約1億2,600万、修理に980万、補修に750万ほどかかっていまして、電気、水道は推定で約3,000万かかってございます。合計で1億7,000万、1か所当たり約75万から80万ぐらいはかかっているのかなと思っております。  また、清掃してもいつも汚いとよく言われるんですが、なかなか、清掃してすぐ便座の上に靴で乗ってしまったり、ちょっと私どもも困ったいたずら行為は、便座を盗むですとか、ドアを壊す、詰まらせる、便座のふたを盗んでしまうとか、落書き、トイレットペーパーをいつも盗んでいってしまうとか、近ごろは花火をするとか放火をするとか、あとはベビーベッドを壊してしまうとか、いろいろありますが、なるべく発見次第直すようにはしているところでございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。公衆ということで、さまざま問題があるということを今わかりましたけれども、引き続ききれいな使いやすいトイレ整備に努めていただければと思っております。  すみません、次に222ページの景観の件ですけれども、先ほどお話を伺って、不動通りの調査で499万ということなんですが、ちょっとその内容といいますか、実は私、地元でも余り把握ができていないところもありまして、ちょっと教えていただきたいんですけれども。 ◎都市計画課長   不動通りのほうは、先ほど重点地区の区域が何か所あるかというお話を差し上げたところでございますが、重点地区の候補地として23年に景観計画を策定したときに、最初から候補に挙がったところでございまして、そちらのほうにいよいよ入り始めまして、地元のほうで皆さんと現況を調査したりとか、いろんなことを進めてまいりまして、このような不動通りニュースというものを作成して、皆さんで状況を確認し合ったことの話とか、どういうふうに進んでいこうかということの取組みを進めてまいりました。  あと、最終的には不動通りの景観まちづくりプランという形で、こういう形で自分たちのまちをつくり上げていきますよってところにまとめ上げるところまでやった委託関係のお金でございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。電柱が地中化されている地区でもありますんで、ぜひ進めてもらいたいんですけれども、地元ではやはり地中化はされたんですけれども、地元で商店を営んでいるところが、例えば風呂屋がやめてしまって、今マンションで、下が病院になったり、空き地だったところに家が建ったり、なかなか商店として一体的な開発っていうと、ちょっと拝見したところ、地元案策定支援の議事録を見ると、カラーを、アクセント色を決めたりということを議論されているようなんですけども、それもいいんですけれども、それに加えてやはり、先ほどちょっと話がありました空き店舗対策であるとか、一体的な商店街としての色を出していく。色ってのは、そのカラーじゃなくて、色を出していくっていうことを検討していただきたいんですけども、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長   今回、景観という観点で地元にも入らせていただきまして、産業振興とも共同で動きをとったところでございます。ただ、景観まちづくりの中で全てのことができるわけではございませんので、住民の方たち、また商店主さんたちの結びつきというものは、相当このことを通して大きくなっているというふうに聞いております。  このことを一つの取組みとして、景観まちづくりという観点でのものをつくり上げていくのとあわせまして、今おっしゃっていただいた部分につきましても、地元のほうでよく話し合いをしていただいて盛り上げていっていただきたいなという気持ちは持っているところでございます。 ◆おばた健太郎   例えば京都市のように、ひさしの角度まである程度決めて、古い商店街、不動通りとしての街並みをつくっていくとか、そういったことも踏み込んでやっていただければいいのかなと思っております。ぜひともご検討いただければと思います。  228ページのほうの板橋地域まちづくり推進のほうで、板橋の西地区、駅西の、これは駅広も入ってますよね。駅広についてなんですけれども、これはまちづくり勉強会等も出させていただいているんですけれども、現状の地元の方々の意見と今区が出している案といいますか、素案とに多少のそご、食い違いがあるのかなというふうに思っているんですけども、その辺の見解をまずお聞かせください。 ◎地区整備事業担当課長   今、委員におっしゃっていただいたとおり、板橋駅の西口地区のまちづくりということで、地域の方にご参加いただくまちづくり勉強会を開催しております。その中では、さまざまなテーマについて話し合いをしていただいておりまして、そのテーマの一つとして、西口の駅前広場の整備に向けた検討もしております。  委員におっしゃっていただいた、駅前広場の検討の中においてさまざまなご意見をいただいているというのは、確かに私たちも認識しております。例えば、板橋駅の駅前広場に今ございますトイレですとか駐輪場、たばこの喫煙所、それから交通結節機能としてのバス停ですとかタクシー乗り場ですとか、さまざまな状態が今顕在しておりまして、課題もございます。  例えば、中央交通島をわたってJRの駅に向かう人の流れの中で、乱横断といいますけれども、横断歩道を渡らずに人が歩いてしまっているっていう状況もございます。そんなような課題もあり、また地元の方の思いもあり、さまざまな駅前広場に対する思いや課題を皆さんで共有しながら、どのようにしていったらいいのかっていうのが現状でございまして、今板橋区のほうでは基本計画というものはお出ししたところなんですけれども、その基本計画をベースに話し合いを進めているところでございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。私が思うに、ポイントはむすびのけやきのところと、やっぱりタクシープールなのかなというふうに思っております。  この予算額は、多分コンサルも含まれてるのかなと思うんですけれども、タクシープールが6台でしたっけ、真ん中の今の部分をタクシープールにしようという案になっていると思うんですけれども、その根拠は何かありますでしょうか。 ◎地区整備事業担当課長   今、委員におっしゃっていただいたように、今現在、駅前広場の今後再整備していく計画、基本計画というものを29年度、30年度の2か年かけて策定したんですけれども、その概略線形の中では、今のところタクシープールを9台という計画を今持っているところでございます。  その根拠となったデータなんですけれども、29年度に調査を行いまして、タクシーの滞留の状況をその当時調査しております。1時間ごとにタクシーが何台そこのエリアに待機しているのかというところを見たところ、やはり朝の時間帯とか夜の時間帯でかなり数多くの台数のタクシーが、待機場所をはみ出して多くのタクシーが待っているというような状況が見受けられたということから換算しまして、最低でも6台、7台、それ以上必要だろうということで、今現状の台数を割り出しているというところでございます。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。ただ、板橋駅っていうのは池袋の隣なわけで、JR板橋駅まで来て、そこからタクシーに乗るというニーズがどれぐらいあるのかなというところも、やはり地元の方々は思ってるところもあると思いますし、実際、実は私、夜に行って見てきまして、そうしたら、平日なんですけれども、大体マックスで6台、大体滞留だと3台、4台ぐらいが平均という形でして、ちょっと9台だとさすがに多いのかなという印象もあります。  いずれにしろ、これは板橋の顔と言ってますので、地元の方々の意見もしっかりと取り入れた上でまちづくりを進めていただきたいなと思いますので、ちょっとその意気込みを一言。 ◎地区整備事業担当課長   調査したデータにつきましては、ちょっと2年ほど前ということもありまして、若干状況は違うのかなというということも私たちも認識はしているところでございますので、また改めてそういう調査ができれば確認してみたいと思います。  必要な台数と、あとタクシープールの必要性、それから地域の方々の思いも両方勘案しながらこの整備計画をまとめていって、地域に親しまれる駅前広場にしたいという思いは皆さんと一緒だと思っておりますので、何とかそこの辺を折り合えるような計画をつくってまいりたいというふうに考えております。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。  あと、むすびのけやきにもみんな近づきたいっていうのもありますんで、そこもぜひ取り入れていただきたいということと、あと状況は変化していきますんで、タクシーの、1回つくっちゃったらなかなか変えられませんので、しっかり現状を踏まえた計画にしていただきたいなと思っております。  240ページの19、道路整備で、非常に予算が大きいんですけども、1番の区道補修について、一部透水性舗装を行ったとあるんですけれども、これ、幾つかあると思うんで、後ででも結構ですので、どこに使ったのかというところを教えていただきたいということと、あと2点目として、遮熱透水性舗装というものがございまして、透水性って水を通すだけではなくて、熱も、アスファルトの照り返しをしないように、要するにヒートアイランドを防ぐための遮熱透水性舗装というのがあるんですけれども、そういったものは実用というか、板橋区で実装の事例はあるんでしょうか。 ◎計画課長   まず、透水性舗装なんですけれども、私どもは道路の補修をする際に歩道まで改修する場合がありまして、そのときには歩道を透水性舗装にするというところが多いです。  それから、遮熱性なんですけれども、板橋区のほうでは何か所か遮熱性の舗装はかけてるんですけれども、そこは一般的な舗装の上に遮熱材という舗装を塗って遮熱性舗装っていうのをやっている箇所が2か所あります。 ◆おばた健太郎   ありがとうございます。  繰り返しですけど、後で結構ですので、どこでやっているかということを教えていただきたいのと、やはりヒートアイランド現象の、ことしの夏も非常に暑かったわけなんですけれども、これからやはりアスファルトを舗装する際に遮熱透水性舗装を広げていけないものかと思っているんですけれども、その辺のお考えをお聞かせください。 ◎計画課長   遮熱性の舗装につきましては、私どもは一度遮熱性をやったところで温度の計測等をやったことがあったんですけれども、実際にアスファルト面の温度は下がることは間違いないんですけれども、それが全体の環境にどう影響するかというか、それで本当に周りの温度が下がるかどうかっていうのはちょっと今ほかでも懸念されているところがありまして、今後研究していきたいと思っております。 ◆おばた健太郎   あとは、241ページの補助87号線についてなんですけども、これも非常に、板橋・加賀地区にとっては結構長年待った道路なんですけれども、これは令和2年度末に完成ということかなと思ってるんですが、現在の状況を教えてください。 ◎計画課長   完成は令和3年度になります。現在、施工中ということでございます。 ○主査   所管の決算の調査の途中ではありますが、議事運営の都合上、この際暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後3時35分といたします。 休憩時刻 午後3時05分 再開時刻 午後3時32分 ○主査   休憩前に引き続き都市建設分科会を再開いたしますが、質疑に入る前に、先ほどの小野田委員の自転車の海外売却先の答弁に関して、交通安全課長より答弁の訂正がありますので、お願いをいたします。 ◎交通安全課長   先ほど自転車の海外売却の売却先の国がどこかことで、ベルギーというふうにお答えしたんですが、ベルギーというは船の最終的帰港地ではないかということで、実際に物を、自転車を卸している場所はガーナに90%、そのほかタイとかミャンマーに残りの分を卸しているということで確認がとれましたので、答弁の修正をさせていただきます。 ○主査   それでは、質疑を再開いたします。 ◆五十嵐やす子   お願いします。  さっき高島平のところで、途中で終わってしまったので、ちょっとだけ高島平を触れて別のところにいきたいと思います。  230ページのところに、(6)のところ、高島平図書館の中の旧喫茶スペースで、今まちづくり情報発信ブースを設置しているとあるんですけれども、これ、どういうふうにしているかだけ、ちょっと説明をお願いします。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   実施日といたしましては、昨年の9月8日と9日のグリーンテラスで、その際にあわせまして資料の配置などを行いまして、情報発信ブースとして設置したところでございます。  昨年の9月とことしの3月のほうでやっております。  以上でございます。 ◆五十嵐やす子   じゃ、常設ではなくて、その2回だけということなんですね。だから、そのほかのときには、特に常設とか、そういう発信する特定のブースというのはないということで理解してよろしいということですね。じゃ、とりあえず、それでいいです。  次なんですが、大山駅前広場なんですけれども、今回資料を請求いたしまして出していただきました。その中で、大山駅前広場の総事業費と経費内訳を出していただいたんですけれども、62億円で、これが委託料、用地費、整備費を入れてということだったんですけれども、これだけの金額を出すということは、それぞれある程度どのくらいかかるかという見込みがあるから、この62億円というのが出せると思うので、これからいろいろ進捗状況によって見直ししていくというふうにあるんですけれども、今のところそれぞれ幾らぐらいを見込んでこの62億円にしているのか、それをお答え願います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   事業費については、資料要求に基づいて62億円というところを出させていただいたところであります。  内訳としましては、委託費で1億円、用地費で48億円、工事費で12億円でございます。ただ、これはあくまでも概算費用でございます。  以上でございます。 ◆五十嵐やす子   わかりました。  今、工事費と言ったけれども、それは整備費というところでいいんですよね。ちょっとそれだけ確認。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そうです。工事費については、もちろんそういった駅広の整備に係る費用ということで認識していただければと思います。 ◆五十嵐やす子   わかりました。  ちょっといろいろ聞きたいことがあるので、その次にいきます。  次に、233ページです。  ここに住宅対策審議会と居住支援協議会のことがあって、毎年ちょっと触れさせてもらっているんですけれども、今本当にこの住宅の対策というのが大事になってきていると思って、まずずっとその場所に住み続けたかったのに、アパートが古くなってしまったから、だから変わってくださいというようなこともあって、そうすると高齢者は、例えお金が困っていなくてあったとしても、その人に対して連帯保証人とか、あとは身元引受人というところで、例えば兄弟がいて、その人だって別に収入的には困っていないとしても、年齢のところで引っかかってしまって、それでそういう連帯保証人になれない。だから、なかなか自分がアパートとか、新しく別に借りようと思っても借りられないとか、あとはまたひとり親の方なんかでも、住居を確保していくというところが、いろいろ困難なハードルになるところがあるというふうにも聞いているんですけれども、それで板橋区は相談窓口を開設、ここでしているということで、相談件数が平成30年度は40件あって、そしてそのうち成約したのが6件ということで、でもこれって2割弱なわけですよね。なので、この辺どうしてなかなか成約に結びつかないとか、あとは前の年とかもいろいろずっとやってきているとは思うんですけれども、課題になっているところ、そういうところの説明をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   居住支援のご質問ですけれども、私ども昨年度、相談窓口を居住支援協議会というところで開設をしておりました。昨年度、毎週木曜日の午後、予約制で相談窓口のほうは開設しておりまして、宅建業者の方と私ども職員と2名体制で対応させていただいていたところでございます。  40件のうち成約が6件ということで、確かに成約率は低いんですけれども、窓口で成約に至らずとも立ち退きに困っているというようなご相談に対する解決策のヒントを差し上げたりとか、そういったところで一定の効果は得られているかなというふうに認識してございます。  成約につながらない理由としましては、やはりご相談にいらっしゃる方々も、エリア限定でという方もかなりいらっしゃいますので、どうしてもエリアを限定されてしまいますと、物件自体も少ないものですから、なかなか成約につながらないといったようなところもあるかと認識しております。  課題につきましては、特に高齢者、特に単身者ですね、その方についてはやはり大家様のほうでなかなか貸しづらいというようなお声も聞いておりますので、この点については私どものほうも課題として重々認識しておりまして、何らかの施策をということで日々検討しているところでございます。 ◆五十嵐やす子   そうなんです。空き室があってもなかなかやっぱり大家さんだって心配があるわけだから、なかなか貸したいと思っても、大家さんにとってもハードルがあったりとか、お互いハードルができているところを何とか両者のハードルを下げていくことというのも大事かなと思うんですね。  それで、今おっしゃった単身の高齢者というのは、孤独死とかそういうことも今現実的にあるので、そうするとどうしてもいろんなことを大家さんは考えてしまったりとか、あとは今超高齢化社会になって、認知症の方もやっぱりふえていて、そうするとそれによって火事になっちゃってもとか、いろいろ考えると思うんです。そうすると、何らかの見守りの制度というのをつくっていかないといけないというのは、去年もちょっと言ったような気がするんですけれども、ただ、それを民生委員さんにお願いしたとしても、民生委員さんもいろんなことを抱えているので、民生委員さん自体パンクしてしまうと思いますので、そこは何らかの制度を区が新しく両者にとってハードルが低いものをつくっていったりとか、考えていくことが大事だと思いますので、それを協議会の中とか、審議会の中とか、その中で話し合っていただきたいと思いますし、そういう会の中でそういう話とかは出ていないんでしょうか。 ◎住宅政策課長   居住支援協議会は、まさに民間賃貸住宅を借りられない方々にどのようにそういったものを提供していけるかというところを議論している場でございます。  居住支援協議会について不動産団体ですとか、学識経験者の方にご参加いただいておりましたけれども、行政側としまして、住宅部門だけではなくて、福祉部門のご参加も拡大して今年度やっているところでございます。  居住支援協議会のほうでも、その高齢の単身の方々にどのような形で窓口を広げていけるかといったところは、今まさに議論しているところでございます。 ◆五十嵐やす子 
     福祉部門が入っていただいていると今おっしゃったので、すごくその辺はありがたいなと思うので、福祉と連携していかないと今いろんな意味で大変だと思いますので、その取組みはこれからもお願いしたいですし、あとこの窓口はどのように周知しているのか。  どこに相談へ行ったらいいのかわからないという人がいるとしたら、それはせっかく板橋区がこういう事業をやっているのにもったいないと思いますので、いろんな人にこの窓口があるということをまず知ってほしいと思うんですけれども、どういうふうにしているかお願いします。 ◎住宅政策課長   こちらの居住支援サービスの窓口なんですけれども、今年度からはよりサービスの拡大ということで、平日の8時半から5時まで、一義的には私ども住宅政策課の窓口にお越しいただいてご相談いただくということで拡大しております。  このようなりんりんちゃんをかたどった表紙になっているものなんですけれども、居住支援サービスのご案内というものを連携している福祉の窓口ですとか、そういったところにも置かせていただいております。ホームぺージ上でもご案内をさせていただいているところです。 ◆五十嵐やす子   高齢者の方、パソコンをすごく操る人もいらっしゃいますけれども、やっぱりパソコンをなかなか操れない、スマホもちょっとというような方もいらっしゃいますので、高齢者の方たちがよくいらっしゃるような場所に、目のつくようなところに置いていただけるとありがたいですし、あとはひとり親家庭の方なんかがいらっしゃるような場所にもわかりやすく置いていただきたいというふうに思います。これは本当によろしくお願いします。  それから、次にまいります。  さっき台風19号の話で1つ申し上げ忘れたことがあったので、さっきは荒川とかそっちのほうを中心だったんですけれども、実は今回、平和公園の平和の池のお水がいっぱいであふれそうで、結局はいっぱいになっちゃったんですけれども、結局、池のところとあふれた水のところで境目がわからないというような、そういう区民の方のお困り事があったので、それをたまたま私がキャッチしたものですからつないだんですけれども、台風だとか大雨のときというのは、多分公園とかが一番、公園だと思うんですけれども、池とかはどういうふうに管理しているのかなと思ったので、そこをお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   平和公園の池は、水がいっぱいになったというのは、オーバーフローというものがあるんですが、ある一定の高さまで水が来ると水が流れていくということで、あふれないようになる仕組みになっているわけなんですが、今回葉っぱですとかが詰まって、オーバーフローが詰まった次第でございます。その後、私どものほうで巡回で直させていただきました。  また、見次公園のほうも水位が大分上がりまして、やはりオーバーフローが、葉っぱ、またビニール袋等で詰まったりしているものですから、巡回等で解消している次第でございます。 ◆五十嵐やす子   今回台風だったんですけれども、住民の方たちがそういうときにどこに言ったらいいかわからないみたいだったんですけれども、そのときに区に電話しても、多分電話がつながらないだろうなというのもあって、そういうときってどうしたらいいよと区民の方にお伝えしたらいいんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   前回の台風の時間は約50時間区のほう、土木部の職員がいたと、午前中お話をさせていただきました。みどりと公園課も相当数、翌日の夕方5時まで事務所のほうはおりましたので、電話いただければ対応できるものでございます。  基本的に、あとは平日は夜間も警備員室等に電話いただければ夜間対応も可能です。また、ごくごく普通のときは、公園には制札板というものがございまして、そこに事務所の電話番号が書いてございますので、そちらに電話をいただければ対応させていただきたいと思います。 ◆五十嵐やす子   わかりました。ありがとうございます。聞かれたときには、今度はそういうふうに答えます。  今回は消防団つながりでいろいろやったんですけれども、ちゃんと区民の方が自分でできるようにしていかないといけないというので、お伝えしていきたいと思います。  次なんですけれども、213ページ。ここに都市復興マニュアルの運用というのがあって、その対策、台風だとか地震だとかというと、どうしても危機管理というふうにいきがちなんですけれども、でもその後の復興についてというのは、土木のほうが中心になってやるんですけれども、なかなか都市復興マニュアルというものがあるということ自体、余り皆さんご存じないと思うんですね。  今回、区民意識の向上を図るために、区民参加型都市復興模擬訓練を実施したというふうに書いてありまして、これすごいなというふうに思ったんですけれども、どういうふうに、区民といってもどういう方を対象にしてなさったのかなというふうに思ったので、これをお聞かせいただけますか。 ◎市街地整備課長   こちらの都市復興マニュアルに関しましては、主に震災のときに区内全域等が崩壊したり、火災で焼失した際にどのように対応していくかという、区の職員のマニュアルがメインとなっております。このマニュアルをもとに、区民と一緒に震災復興の復興計画というのをつくっていきますので、その復興計画をつくる模擬的なものとしてワークショップを年に1か所、1地域行っております。  今年度につきましては、先週ですか、赤塚の二丁目、六丁目のほうで、地元の町会さんを含めて、公募も行っているんですけど、公募の方も含めて実施をしております。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  東日本大震災があって、津波が来て、その復興というときに、岩手だったと思うんですけれども、中学生とかが一緒に、自分の町、未来の町、自分が住んでいく町ということで、それで復興計画に入っているんですよね。  なので、板橋でもより長く住んで、自分の町としていくというのは若い人なので、ぜひこういう模擬訓練のときにも中学生とか、高校生とか、大学生とかもあれなんですけれども、声をかけていただいて、若い人の意見も入れていただきたいと思うんですね。そのことで、また刺激になると思いますし、その取組みも年に1か所とかいうとちょっともったいないので、できればもうちょっとふやして、それで町会、今、半分しか入っていないじゃないですか。それ以外でも、いろんな資格を持っている人が町にはたくさんいらっしゃるんですよ。  あとは、いろんな年代の人に入ってもらうことで、そうか、自分はこう思うけれども、そういうことも必要なんだなとか、やっぱりそういうことが、いろんな角度からまちづくりをしていく、復興していくからこそ、復興するためには新しい町を自分たちでつくるんだという意識がすごく大事になりますので、いろんな人を巻き込んでほしいと思うんですけれども、そういう方向でちょっとお考えいただけないでしょうか。 ◎市街地整備課長   平成26年度から年度1か所ずつ行っておりますので、今後は若い方も入っていただけるよう、公募のほうも工夫していきたいと思います。 ○主査   続いて、安井委員ですけれども、午前中の答弁から、ありますので、お願いします。 ◎都市計画課長   先ほど景観写真展の周知方法についてお聞きいただきまして、追加でございます。  こちらにつきましては、広報いたばし、区のホームページ等、一般的なものを使っておりますが、報道発表もさせていただきまして、ケーブルテレビのJ:COMのほうでも2日にわたって放送されたところでございます。  また、議会に対しましては、議長さん、副議長さんを初め都市建設委員会の皆様、また景観審議会の委員になられている皆様に周知させていただいたところでございます。よろしくお願いします。 ◆安井一郎   ありがとうございます。私が多分案内されたんだけど、忘れちゃったんだと思います。すみませんでした。  それでは、ちょっと質問させていただきます。  2巡目ということで、なかなかいろいろ考えたんですけども、まず主要施策198ページの緑化推進のことについてお伺いします。  決算規模としては1億2,989万6,572円ですか。この土木費と教育費に項目が分かれているんですが、これ、比率で言うと、多分恐らく合計だろうと思うんですが、教育委員会関係はどの程度この中に含まれているのか、まずそれを教えてください。 ◎みどりと公園課長   1億2,989万6,572円のうち、教育費は1億2,923万9,572円の下の段の公共施設緑化というところでございます。 ◆安井一郎   わかりました。  ほぼ教育費からの支出ということで、項目として緑化推進という形があって土木費、聞かないとちょっとわからなかったんですけど、学校緑化工事、それから学校植栽管理、全て教育費、教育委員会の費用で賄ってやってきたという形でよろしいということなんですね。理解している。  この下の施策の現況についての屋上緑化ゼロ、助成件数ゼロ、接道部緑化助成2本の17株、生け垣24.7平米、助成件数、本年度3件、ブロック塀の撤去12.8、助成件数1件、あと以下壁面緑化、助成件数ゼロ、ゼロとあります。これはこの土木費の項目ではなくて、本来は教育委員会が同じように、この下の施策の現況については、教育委員会関係で学校のことと理解してよろしいんですか。 ◎みどりと公園課長   2番の施策の現況では、民間施設緑化の現況の費用になっております。決算規模65万7,000円をここで使ったというものでございます。 ◆安井一郎   そうしますと、同じ主要施策の成果の中の270ページに、ブロック塀等対策事業一覧というところに、ブロック塀の撤去改修工事で、自転車駐車場維持管理のところに5か所、それから公園管理運営で12か所、それぞれ予算計上、決算額が書かれておりますが、これとは全く違うという理解でよろしいんでしょうか。 ◎みどりと公園課長   270ページは、大阪府北部を震源とする地震でブロック塀の倒壊事故がございました。その対応の費用でございまして、198ページの費用とは別物でございます。 ◆安井一郎   それでは、お聞きしますが、この公園管理運営の12か所についてのこれは、ブロック塀の撤去という形でよろしいんですね。 ◎みどりと公園課長   下から2番目の表になりますが、公園等管理運営というところで、私どもこの地震が発生した後、私どもみどりと公園課が管理する395か所の施設を点検をいたしました。その結果、改修が必要であると判断したところ12か所の費用を補正で上げたものでございます。 ◆安井一郎   この項目は次にして。  続いて、241ページ、道路新設、これについて。地元のことなんで、補助249号線のことについてお聞きいたします。  現在、30年度は設計測量、それから不動産鑑定、建物調査、補償費算定、そういうような流れでやってこられて、3,433万2,937円についての、今後これ土地の補償費用が入ってくると思うんです。そして、国道である大宮バイパスとの接道するに当たっての区が道路を、ちょっと細かいことになりますけど、まず用地を、土地を買わなきゃいけない。そして、それに付随して、下水道ですとか、ライフラインに関係する道路の附帯設備もつくらなきゃいけないんですけど、ちょっと先の話ですが、大まかな概算で結構です。今わかる範囲で結構ですから、この補助249号線についての今後の区の対応をお聞かせください。 ◎計画課長   30年度につきましては、ちょうど事業認可がとれたところで、これはまだほとんど道路の設計の委託の費用がほとんどでございます。  現在、今いろいろなところの用地買収に進んでおりまして、今後予定でいきますと令和7年度を今、供用開始として予定を立てているところでございますけれども、事業費についてはいろんなものがこれからかかってくると思うんですけども、約10億円を見込んでおります。 ◆安井一郎   事業認可を取得したことで、住民説明会を開催した。そして、その住民の中のご意見はどんなものがあったのでしょうか。それを教えていただきたいんですが。 ◎計画課長   住民説明会で全般的な意見としては、補助249号線が通ることに関しては賛成だというお話だったんですけども、地元の方にとっては、そこに通る交通量、通過交通等がふえるので、騒音の問題があるんではないか。あとそこを通り脇道にも行く車が出てくるので、交通安全関係もちょっと心配だなと。それから、歩道橋が今現在かかっているんですけども、今度大宮バイパスの改良に合わせて、その歩道橋も改良しなければいけないというところで、その高さの問題ですとか、そういったお話が住民説明会のときにはありました。 ◆安井一郎   ぜひ立ち退きをされている家もありますし、この本計画というのはずっと長い間塩漬けにされてきて、やっと計画が始まろうとしたら、国土交通省の国道事務所のほうの設計ミスという形で歩道と側道の高さが違うから、再度また測量をやり直して、今に至っている。やっとここで事業認可ができて、板橋区がやることについては、私も都度意見は言おうと思っていますけど、国道事務所については国のやることですから、ぜひとも区として毅然とした態度で、絶対これをいつまでにという形で進めていただきたいなというのが、地域住民の願いだと思います。  それと、さっき課長が言われた接道することによって、大宮バイパスとあの西徳通りがつながれば、西台のところで環八にもそのまま道なりに走っていけばつながります。だから、かなりの交通量にはなると思います。  非常に見づらい地元の交差点名を挙げますと、宮の下の交差点、双方が盛り上がっています。直線で前が見えなかったり、夜だと相手のライトがまぶしくなってきたりというような、少し交通の要衝とも言えるようなことがありますので、そういう対策もぜひこの開通に合わせて、何らかの形を考えていただきたいというのが、やはり地元の皆さんの意見だろうと思いますので、しっかりその辺を考えていただきたいと思います。  では、次の質問にいきます。  さっきも、おばた委員が言った河川等の維持管理のことについて。  私は数字のことで、配水場維持管理費が9か所あって、971万ありました。そうすると、大体1か所当たり100万円ぐらいの配水場の維持管理費があるのかなと思うんですけど、具体的にこれは配水場ですからポンプとか、そういうメンテナンスがあると思いますが、そういうふうにまだほかにつけ加える、こういうことまでやっていますというようなことがありましたら、それをお示しください。 ◎工事課長   配水場維持管理の件ですけども、区内には9か所の配水場がございます。その配水場の電気料とか水道料、通信料が、ここの経費から支出をするものでございます。  配水場の経費については、ポンプが稼働した場合はメールが発行するような仕組みになっておりまして、メールが本庁のほうの工事課と、あと出先の土木事務所のほうにポンプが動きましたよということでメール、とまりましたよということでもメールということで、そういったシステムを導入してございまして、そういったものにかかってくる経費もここから支出をさせていただくものでございます。  あと先ほど午前中もちょっとお話をさせていただいた保守点検、それと自家用の電気工作物の保守点検とか、そういったものが法定されておりますので、そういった法定の点検もここから支出させております。  あと川の排水機場とはちょっと違うんですけれども、高島平の七曲トンネルの冠水警報装置というのもございます。そういった保安設備に保守点検もそういったものから、ここから支出させいただくというものでございます。  説明は以上です。 ◆安井一郎   今、課長、七曲トンネルの今通行どめですよね。それは、そのための工事をしているということですか。 ◎工事課長   七曲トンネルは1週間ほど通行どめをさせていただいておりました。あれは街灯というか、トンネルの照明を3年に一回の交換に合わせて今回抜本的な交換をしようということで、通行どめとさせていただいて、交換工事をやらせていただきました。ですので、ポンプ排水機とか、ポンプとはちょっと関係がない工事ということで、照明工事のほうの通行どめの工事で施工させていただいたものでございます。 ◆安井一郎   同じ項目で、ユスリカの調査駆除。これにやはり100万何がしのお金がかかっています。人がやる、機械に任せるのではなくて、捕虫器というのを貸し出して、これが26台。あと幼虫の調査と卵塊の駆除というのは、人間の手でやっているという解釈でよろしいでしょうか。 ◎工事課長   委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆安井一郎   それは対象河川が石神井川と新河岸川と白子川とありますが、新河岸川に関してはユスリカの対策がかなり進んだおかげで、ほぼないと聞いているんですが、それでもまだ必要と思ってこれを設置しているんでしょうか。 ◎工事課長   新河岸川については対策というか、お水がきれいになっていきたいということは思うんですけども、電撃殺虫機を現在減らしまして、まだゼロというわけでもないですけど、若干地元の方からユスリカのことに関しての苦情とか、要望とかございます。そういった関係もあって、まだ何基かは現地に設置しておりまして、電撃殺虫機を稼働しているというような状況でございます。 ◆安井一郎   わかりました。  全体的に26台が稼働してて、それで細かいことを聞くようですけど、これは貸し出すんですから、当然、電撃ですから、電気代は借りたところの自己負担でやられるとそういう話で、もう一つ幼虫の調査と卵塊駆除というのは、幼虫の調査については羽化する前の幼虫というか、ボウフラのことを言っているんでしょうかね。それから、卵塊って、卵ですよね。それぞれ6回の12回。幼虫の調査のほうが12回というのは多いと思うんですが、この3河川の中で一番発生率が高いと思われるところはどこなんですか。 ◎工事課長   まず、電源殺虫機のお話ですけども、捕虫器は電撃ではなくて、トラップという形で、そういった装置になっておりまして、蛍光灯でユスリカを集めてトラップという網のようなものをつくって、そこで捕らえるというふうな仕組みになってございます。それが昨年度は26台を貸し出したということになってございます。
     ユスリカが発生している河川は3河川あって、どのような状況かというお話ですけども、新河岸川は東京都の河川ですので、私どもが河川敷におりて卵塊調査とか、幼虫調査というのはやっていませんけども、石神井川と白子川の卵塊調査と幼虫調査はさせていただいております。  数は私も委員会の前にちょっと眺めてきたんですけども、月ごとによっても、白子川と石神井川のほうでは、一概には言えない部分がございまして、季節的なものはやっぱり夏場とか、そういった雨季になった段階では結構数がふえているなというふうな印象でございます。  あと、先ほどの捕虫器の電気代の負担は、皆さんの自宅のコンセントに差し込んでいただいて捕虫するものというふうになってございます。 ◆安井一郎   電撃というか、蛍光灯はつくんだから、当然100ワットの電源は必要だということで理解しました。  川なんで、私は石神井川とか白子川については区の管理する部分で、このユスリカの生態のことを考えると、流れがあったら多分そこにとどまらないだろうと思うんですけど、よどみとか、そういうのも蚊の発生しやすい状態をつくっているという場所があるからボウフラが湧いて、ユスリカが出てくるんじゃないかなと思うんですけど、その辺の対策は何も考えていないんでしょうか。 ◎工事課長   私もそういった印象は、ユスリカのことに関しては専門家ではないんですけど、やはり委員がおっしゃったとおり、よどんだところが発生しやすい場所だなというふうな印象を受けておりまして、ことしは石神井川のしゅんせつ工事をやっていただこうということで、計画課のほうで設計して、ことし発注予定なんですけども、そのしゅんせつを行って、川底の土砂を除去すればよどみがなくなって、そういった発生が減るのではないかなというふうな予想を立てておりまして、ちょっと様子を観察させていただきたいなというふうに感じている次第でございます。 ◆佐々木としたか   じゃ、続きにさせていただきますが、クロスポイントの関係で、この6月にクロスポイントの再開発事業組合が正式に認可をされて、本組としてスタートして4か月を過ぎましたけども、いわゆる東京都へ31年の2月に事業認可を申請したときの地権者の中の組合の参加人数がありますよね。100%ではなかったと思いますので、東京都へ設立の申請をしたときの組合の構成100に対して幾ら、何円と。それと、6月に事業認可を受けて今日までたっていますので、組合がいわゆる設立されて、それから現時点において組合数の中で新たに組合に参加した人がいるのかいないのか。もしいるとすれば現状の組合員の中で何人が参加して、何人が非参加なのか、その辺の数字がわかれば教えていただきたいと思います。 ◎拠点整備課長   事業認可、提出前と事業認可後での組合の同意率というのは、現時点でも約84%というものは変わってございません。  4か月たった今でも、反対というわけではないんですけども、再開発事業の今後の進捗にちょっと疑問といいますか、いろいろな考えを持っている方がいらっしゃいますので、今のところ何人かというところを私どもも話を聞いておりますので、組合のほうでも集中的にその人たちに対して話を継続して行っているというところは聞いてございます。  現時点では、前と後では賛同者の数の変更はございません。 ◆佐々木としたか   今84%が加入してて、申請時、また本組が承認されてからも変わっていないということで、今いわゆる将来の全体像がよくわからないとか、見えないとか、少しあれですけども、正式に絶対反対だと、この計画には絶対反対だと。だけど、もう少し今言われたように計画が見えてくれば参加したいと。いわゆる温度差がいろいろあると思うんですよね。そういうところはつかまえているかどうか。  と同時に、6月から本組になっていまして、権利変換に対して説明会とか進んでいると思うんですよ。ここ何年かね。ずっとそういう準備組合をつくってやってきて、下地はできているわけですので、権利変換の進捗率がわかればあわせて教えてもらえますか。 ◎拠点整備課長   絶対に反対だという方の存在というのは、多分というか、私は話は聞いておりません。今後の組合の活動だとか、再開発事業の成り行きが心配で賛同できていないというだけであって、絶対に反対だという声は私のほうには届いておりません。  それと、権利変換に向けての今の活動ですけども、戸別訪問させていただいて、やはり今賛同いただけない方を集中的にお話をさせていただいて、そうでない方については、昨年行いました建物現況調査に基づきまして、資産の今の現状をお知らせして、権利変換計画のほうに今移行しているという、そういった状況を伺ってございます。 ◆佐々木としたか   権利変換は本格的にはこれからですけども、権利変換するときに一番私は心配なのは、結局権利変換するときの金額、価格ですよね。あなたは平米幾ら、あなたは平米幾ら、あなたは土地幾ら、いわゆるそういう権利変換するときのそういう金額基準というかな、単価基準というのか、そういうものがきちっとしていないと、あの人と私は金額が違うじゃないかと思う人も結構いるわけですよね。したがって、権利変換するときの公平公正、そして公明正大でなければ私はいけないと思うんですが、権利変換に対するそういう金額の基準とか、そういういわゆる物差しがあってきちっとやっていくのか、それとも組合のある意味では持っている何かあれでやるのか、その辺は区がきちっとやっていかないと、せっかく進んでいくのに、途中でトラブルがあったりしても困りますので、その辺の基準も含めてきちんとしたものがあるのかどうか。 ◎拠点整備課長   明確な基準というのは、都市再開発法に基づいてそれでやっている事業ですので、その中での判断によってくるものだと思います。  ただ、その人の財産というころがございますので、そこはきっちりと把握してご提示しなきゃならない。その辺で多少なりとも、例えば道路に面している、1軒奥に入っている、そういったところでの試算の多少の変動はあるかと思いますけども、そういったことも透明にして、皆さんが安心して権利変換計画にご納得いただけるように、組合のほうに私どもも指導しているところでございます。 ◆佐々木としたか   いろいろ組合の中でそういう何か起きたときには、やっぱり公平な立場にいる機関がきちっと指導していかないといけないと思うんですね。そういう意味では一番役所が公平なわけですから、役所がやっぱり入っていって指導するということを今指導していますということだから、それはそれで納得しましたけども、きちっと指導していかないと、私はトラブルが起きてからでは遅いので、事前に権利変換に対しては区が結構積極的に関与して、指導しながら進めてもらいたいなというふうに思っております。  それから、前に、これはおさらいにもなるんですけども、クロスポイント地区の総事業費は、現時点で166億というふうに聞いております。資料を見ますと、その内訳は工事費、補償費、調査設計計画費、こういうふうになっておりますけども、この工事費、補償費、調査設計計画費というだけでは、なかなかこの166億をどう積み上げてきたのか全然見づらいので、これを166億と出している以上は、もう少し詳しい項目とか、詳しいもうちょっと説明できる程度のものは出されたほうがいいと思いますが、そのもうちょっと詳しい内容のペーパーが、その目の前にあると思いますので、もう少し説明をしていただきたいと思います。 ◎拠点整備課長   今ここにペーパーがございますので、もう少し詳しいというところでございますけども、総事業費約166億円でございます。工事費が約120億円、補償費が約40億円、調査設計費がおおむね6億円程度というところで今見積もっておりますけども、まだ工事もゼネコンが決まっておりませんので、今後その材料費だとかというところでの高騰があるかもしれませんけども、今の現時点での内訳というと、そういった状況になってございます。 ◆佐々木としたか   これ、166億、今120億が工事費、補償費が40億、それから調査設計計画が6億というふうに出ましたけども、それ以上は出ないと思いますのであれしませんけど、財源の内訳ですね。この166億の財源の内訳についてはどうなっていますか。 ◎拠点整備課長   工事費の中でも国費がつくもの、それと都のほうで管理者負担金というところでのものがつきますし、区の補助金もつきます。  ただ、今後精査していく中で、この金額が決まっていきますので、お金は出るというところはわかっておりますけども、今後の中で具体は調査していきたいという考えでございます。 ◆佐々木としたか   財源の内訳には、参加組合員の負担金というのもありますよね。それから、国費補助金、これは社会資本整備総合交付金と。それから、都負担金は公共施設管理者負担金、それから区の補助金というふうにあらあらありますけども、この今言われた120億、40億、6億の中に参加者負担金は当然含まれるけども、国と都と区の負担金は、この3項目の中にどういうふうに入っていくのかわかりますか。 ◎拠点整備課長   参加組合員のほうは、大口の権利者になっていくんですけども、まだこの辺の具体は権利変換計画に定まっておりませんので、具体的に今後どういう形で決まっていくかというのは、その計画の中で具体が決まっていくと思っておりますので、それが出た時点でまたご報告させいただければと思って考えています。 ◆佐々木としたか   これは完成時期はいつですか。 ◎拠点整備課長   工事の着手、建物の除却は令和2年度の後半になります。それで、建物完了が令和5年度を予定してございます。 ◆佐々木としたか   私がちょっと聞きたいのは、今、令和2年後半からいわゆる解体といいましょうか、それで令和5年に完成と。こういうときに国の補助金とか、都の負担金とか、区の補助金、いつ入れるのか。例えば、解体時期に国の補助金があるのか、都の負担金があるのか、区の補助金があるのか、それから設定が例えば解体が終わって、次に設計するときに、そういう一回令和5年までに一度だけ国の補助金が来るとかじゃないと思うんです。その時期時期によって、国からこういう負担金や補助金が来る、都からもここへ来る。そういう流れというか、年度と月の進行状況等含めて流れがあると思いますが、その流れについてちょっと説明してもらえる。 ◎拠点整備課長   まずは、建物除却の前に再開発事業に、本来は自分の土地建物をもって15の資産に入る、再開発ビルに入るということが原則になっておりますけども、やはりその辺は自分の考えで転出というところで地区外へお出になられる方がいらっしゃると思います。そういった方への補償金なんかも国費でもって充当されますので、そういったところも含めて建物のほうの例えば共同の部分については国費は出たりとかという形になってきますので、一度に国費が工事中全て出るわけではございませんので、何年かに分けてその部分に充当するところが我々のほうと、あと組合のほうで積算をしまして、年度ごとに東京都に対して、東京都を経由して国費の請求が多分あるんだろうという形で、私どもとしては考えてございます。 ◆佐々木としたか   資料で結構ですので、例えば来年度からでもいいですから、令和5年までの間にいろいろ進捗状況があるわけですよ。この時期には、金額は別として、国費の投入があります。都の負担金が入ります。このときには国の補助金があります、都が入ります、区の補助金が入りますと。完成までにいわゆるフローチャートといいましょうか、年度別にこういうものが来る、支援金が来るというのを我々がわかるように、ちょっと金額は別としても、そういう内容がかわれば資料でもらいたいのが1つです。  それからもう一つは、令和5年にクロスポイントが完成をするということは、クロスポイントの都道補助26号の長さが170メーターぐらいあるわけです。クロスポイントにかかる、26号が。ということは、令和5年に完成するということは、その170メートルの26号も完成すると、そういうふうに見ていいんですか。 ◎拠点整備課長   再開発事業と街路事業の両方の都市計画が重複してございます。再開発事業で住居を転出して権利を得るという方と、26号で権利を得て転出するという方が両方いらっしゃいます。  今お話しいただいたお話は、再開発事業で令和5年度というところなんですけども、何人かの方は街路事業で転出される方がいらっしゃいますけども、先日来お話しさせていただいております街路事業のほうが、まだ用地買収が完全に済んでおりませんので、令和5年度のときには道路事業がまだ完了するかしないかちょっとわかりませんけども、何軒かのお宅は多分残っているのではないかなということが想定されます。ただ、それまでに東京都が街路事業を完了していれば、用地買収のほうですけど、完了していれば道路としてのその機能は整備されるかと思いますけど、まだその辺は今後まだ未知数なものですから、東京都と打ち合わせしながら進めていきたいという形では今後考えてございます。 ◆佐々木としたか   ありがとうございます。  ということは、令和5年に再開発事業の建物は完成はしますと。しかし、補助26号はまだ未完成の部分が残っている状態で、令和5年を迎えるというふうに理解をいたしました。  できれば一緒に完成してもらえればありがたいので、東京都のほうで鋭意努力してほしいなということを添えておきたいと思います。  まだちょっと時間がありますので、次にこの主要施策の232ページ、私が取り組んできました東上線の立体化促進経費が2,458万1,000幾らありますが、この2,458万何がしのこの金額の内容をちょっとご説明ください。 ◎都市計画課長   今回2,400という形で上げさせていただいておりますが、まずこちらのほうにつきましては、東上線の立体化のためのいろんな活動しておりまして、その中で現況調査なり、各駅の課題等の調査、また事業の検討等の調整委託を出しております部分がございまして、そちらが約960万ほどとなっております。そのほか立体化の協議会のほうに3万6,000円ほど支出しているのは、都市計画課としての経費になります。 ◎鉄道立体化推進担当課長   鉄道立体化推進担当課のほうでは、決算の総額としては1億1,493万4,000円ということで、事業費と主に委託料と、あとは講習に行かせているので、負担金及び交付金という形で内訳はなっております。 ◆佐々木としたか   中身は余りよくわかりませんが、この232ページの下のほうを見ますと、東武東上線立体化推進計画の中に、関係機関との調整と立体化及び交通結節点等の調査検討と。多分この中にこの2,400何がしが多分出されたんだろうと思いますけども、それではこの立体化及び交通結節点等の調査検討、この内容をご報告ください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   大まかに言うと、駅前広場の基本設計というところでありますので、今までも計画概要とか、そういったイメージ図も出しているところではあるんですけども、そういったところを30年2月に計画は出させていただいているんですけども、引き続きそういった細かい部分とか、そういった関係機関、東武鉄道とか警視庁とかいろいろありますので、そういったところを協議している委託内容でございます。 ◆佐々木としたか   今、駅前広場と言いましたけど、多分私はこれは東武東上線の高架化にするその側道ですね。この側道のいわゆる測量とか、調査に私は金がかかったと思うんですが、この側道の調査には金がかかっていませんか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   側道の計画の具体的については30年度の時点では、具体的な計画はしていません。ただ、交通量調査とか、そういった面ではさせていただいていますので、今後の委託の中で側道計画についても詳細については詰めていきたいと考えております。 ◆鈴木こうすけ   最後になりますので、よろしくお願いします。  まず、主要施策の成果の218ページ、老朽対策物等の対策というところで何点かお伺いをさせていただければというふうに思います。  今回、台風19号、かなりのこの老朽化に対して、樹木等も家の中に庭があって立っていた、そういった倒壊をしたことで建築指導課のほうには迅速な対応をまずしていただいたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。  その上で少し質問してまいりたいというふうに思いますけれども、まずこれは私この前の一般質問でも少しお伺いをさせていただきましたけれども、平成28年に板橋区の老朽建築物等の対策計画2025を策定したということで、これはまず特定空家、現在207軒、そして今の進捗状況は、間違っている数字でなければ156軒というふうに、私の中では認識しておりますけれども、なかなかこの老朽化の空き家、所有者が不在の中というところで、なかなか厳しい状況は続いておりますけれども、まずちょっとお聞きをしたいんですが、令和7年度までにゼロにしたいというふうなお話がありましたけれども、まずこの件について状況報告、進捗状況をお伺いさせていただければというふうに思います。 ◎建築指導課長   対策計画10年間の目標ということで、28年度から開始させていただいております。今のところ若干おくれぎみでありますが、年20軒ほど解決に進んでおりますので、ここ数年は順調にいくのではないかというふうに見ております。ただし、老朽建築物対策は居住している部分の建物が入ってきますので、どちらかというと、そちらの空き家以外のお住まいのところに関しては、当然お住まいなさっている状況がございますので、そのあたりで新たな対策等が必要かということは認識しております。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  本当にかなり大変なお仕事になってくるのかなというふうに私自身も感じますけれども、やはり所有者にアドバイスする専門家派遣というところで、これは施策の現状ということで見ますと、28年、29年、30年という形で専門家派遣が、29年度が11回、そして30年度が6回というふうにありますけれども、専門家派遣の方がしっかりといろんな角度から、その所有者の方に対してのアドバイス、こういったものがこの効果につながるのかなというふうには思うんですけれども、弁護士、司法書士、社協さんとの連携というところがあると思うんですけども、現状この連携について今、平成30年度6回ですけれども、状況がわかれば教えていただければというふうに思います。 ◎建築指導課長   専門家派遣のほうも、今年度6件を超えて10件近く行っている状況ではございます。やはり需要としては建築士の方、この家を改修したほうがいいのか、壊さなければいけないのかというような相談が多いんですけども、そのような対応が一番、ほぼ7割、8割ぐらいが、そのような専門家派遣をさせていただいております。  ただ、専門家派遣、まだ数少ない状況がありますので、特に所有者の方というのは高齢者の方が多いという状況がございますので、ホームページとかよりは比較的掲示板ですとか、ことしの夏も8月、9月ぐらいに掲示板に専門家派遣のご紹介をさせていただいたり、あとはお年寄りがいらっしゃる福祉系の公共施設のほうにもパンフレットを置かせていただいたりというようなことがありまして、若干また専門家派遣のほうの需要もふえてきておるところでございます。  あと専門家の活用につきまして、今いろんな専門家の方と場合によってはそういう支部のところに行って勉強会をさせていただいたり、どういうふうにお互いにやっていけばいいのかということを共有させていただいているという状況でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  特に問題なのは老朽化というか、住まわれている方もそうですけれども、例えば先ほど来今いろいろなお話がありましたけれども、お年寄りのお一人暮らしという方が今お暮らしになっていて、親戚の方も誰もいないというふうな状況の中で、なかなかこの対策が進まないというふうな現状ありますけれども、先ほど言いましたけれども、弁護士、司法書士、社協さんと一体になって、令和7年度までにぜひこの207軒をゼロ軒にしていただきたいなというふうに要望申し上げ、次の質問に移ってまいりたいというふうに思います。  続きまして、主要施策の成果の238ページの中から何点かご質問させていただければというふうに思います。  先ほど来、各委員から自転車の駐車対策ということでございました。規模にすると3億円を超えているということで、決算規模もかなり大きい金額ですけれども、まず1点目にお伺いをしたいのは、2番の施策の現況の1の自転車の駐車場の設置状況、これは有料駐車場ということで71か所、収容台数ということで2万1,870台というところがあると思うんですけど、この中で自転車の盗難事故、例えばそういったものは大体1か月、累計で構いませんけれども、ざっくりした数字で構いませんが、そういった盗難事故等は発生しているのかどうか、ちょっとまずお聞きをしたいというふうに思います。 ◎交通安全課長   全くないということはありません。年に2件ないし3件ぐらい盗難された、されたんじゃないかというようなことでの問い合わせはございます。特に数字として確定したものを持っているわけではございません。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  先日ご相談をいただきました内容で、実はこの区営の駐輪場ではないんですが、区内にあります民間の駐輪場で、有料であるご婦人が指定の番号にとめていたんですけれども、夕方戻ってきましたら、そこの自転車がなくなっておりまして、若いスポーツ用の自転車があったというふうなところで、実はいろいろな形で見解を私も調べさせていただきましたけれども、まず例えば午前中にそのご婦人が、電動自転車でしたけれども、入れて、1時間もたたない間に違うスポーツの若者のサイクリング自転車がその同じ番号に入っていた。結論は、そこから実は電動の自転車を100円を払って公道に置いて、それで自分の自転車を有料駐車場に入れたというふうな事故が発生しました。  私はそのときに思ったのは、ましてや今放置の自転車の回収のトラック、かなり頻繁に、平成29年度から見るとかなり多くて、平成30年度は1万3,575台というふうに、当然障がい者ですとか、そういった方にご迷惑がかからないように、駅前の駐輪場の撤去に関しては自転車を撤去するというのはわかるんですけれども、その公道に置かれたご婦人の電動自転車が、このところから徳丸、場所は常盤台に置かれていたんですけども、常盤台の水車公園の自転車の撤去の場所まで持っていかれていたというふうなところがありました。  すぐに交番のほうに問い合わせをさせていただきましたけれども、実はそれが時間差が少しあって、4,300円を泣く泣く払って、そして徳丸の水車公園から常盤台まで電動自転車を押して帰ってきたというふうな現状を踏まえました。  私これ思ったのは、民間でも区内の駐輪場でもそうなんですけど、今後はしっかりと新しい自転車の駐輪場を建設する際には、100円を入れる、お金を入れる際に、例えばその方が番号指定があれば、暗証番号をつけてお金を入れられるような駐輪場に変えていただきたい。  そのご婦人は、本当に怒りを、4,300円を払ったということで、怒りを持っていましたけれども、そういった中ではなかなかそういった知能犯といいますか、そういった事故がありましたので、しっかりと今後は自転車の駐輪場の建設に向けては、支払いのときに例えば暗証番号を入れていただくとか、そういうふうな方向性を考えていただくことを検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎交通安全課長   現在、板橋区には区が運営する駐輪場が、こちらに記載されている71か所ございます。そのうちの21か所にコイン式のラックの駐輪場がございます。
     今、副主査がおっしゃられた例えば100円を入れて、それだけじゃなくて暗証番号、例えば自分が決めた1、2、3、4でも何でもいいですけど、番号を入れて初めてロックが解除になるというような駐輪機、いわゆるそういうシステムになっているのが20か所、残りの1か所というのが非常に古いものでしたので、まだそのタイプにはなっていないということで、今後は当然機械を入れかえる際にはそのようにしますし、なるんですが、現在でも実はコイン式の駐輪場は、ほぼほぼ区の場合2時間無料というのが大体初めについているんです。だから、確かに今度100円を入れなくても出せちゃうという現状がありますので、利用される方には二重ロックという意味合いで4桁の番号なり何なり暗証番号を入れていただくと。それがついていない場所につきましては、ご面倒なんですけれども、例えば前輪のところにラックのフレームのところに、なかなかやりにくいとは思うんですけど、そこにもう一つ鍵でもつけていただけると、そういう出されるということは減らせるのかなと思います。  確かにそういったトラブルがあって、私は悪くない、誰かが悪いというお話等々でもめることは多いんですけれども、自分の自転車であるということで、1つ自分でも自衛をしていくということを切にお願いしたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ぜひ残りの箇所もそういった形で支払いの機械、そういった暗証番号をつけられるようなダブルロック的なそういうふうな要望もしていただければというふうに思います。  また、今回はたまたま民間の駐輪場でありましたので、この前、課長のほうにもお話はさせていただきましたけれども、板橋区内にあります民間の駐輪場の会社の方にも、こういうふうな事故が発生しておりますというふうなところをしっかりと注意喚起をしていただいて、例えば駅前であれば少し邪魔にならないところに啓発看板を置くですとか、そういったものをしていただきたいというふうに最後に思いますが、それだけ見解をお伺いいたしたいと思います。 ◎交通安全課長   今回のお話につきましては、早速その会社のほうにそういったお願いをいたしました。実際やっていただいているかどうかは別としましても、こういう事故が起きていくとトラブルになるケースがあるということでお話はさせていただいております。  民間の駐輪場が、特にコイン式の駐輪場なんかができておりますので、暗証番号を入れられるような機械が入っているところには、あらかじめ暗証番号を入れてくださいと、盗難の危険がありますとか、そういった注意書きもされているようですから、もしそういったところがないようであれば、そういった場所が見つかれば、また連絡先などがはっきりするようであれば、そういった形での対応も考えていきたいと思っております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それでは、すみません。もう一度、ちょっと1ページ前に戻っていただいて、237ページ、交通安全啓発というところから、何点かちょっとご質問させていただきたいというふうに思います。  これも昨今、高齢者のかなり重大事故ということで、ニュースでは盛んに報道されている現状を踏まえて、交通安全啓発というのは本当に大事だなという事業であるというふうに私自身も認識しておりますけれども、この(2)の実施事業の下から3番目の中学生等交通安全教室スケアード・ストレイト方式というんですかね、交通事故再現体験ということで、これ、たまたま私この前、板橋第三中学校の脇を通りましたら、この交通事故再現体験というのをされておりました。少し中に入るわけではなく、外から見ていたんですけれども、特に中学生、高校生、自己啓発というところでは、すばらしい体験の教室であるなというふうに感じましたけれども、まずこの参加者3,319名ということはありますけども、これは区内の全中学校、年に1回ずつの実施という認識でよろしいか、ちょっとまずそこだけ聞かせていただければと思います。 ◎交通安全課長   これは各中学校全部は1年で回り切れませんので、1年生から3年生になるまでの間、どこかの学年で1回はこのスケアード・ストレイトが受けられるというような形で回っております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  当然こういった実際にこういう経験をするのは貴重だなというふうに私自身も思うんですけど、実際にこの1年でなかなか回り切れないという現状はわかるんですけど、実際に中学生が交通安全教室を受けた感想ですとか、自分がこういうふうな教室を受けたから自己啓発しますというのは、学校から交通安全課長のほうに上がってきているんですか。それだけちょっとお聞きしたいと思います。 ◎交通安全課長   特に受けた子どもたちの感想というのが、学校を通してなり何なりで私のところに感想とか、今後気をつけていきますとか、そういった言葉というのは私どものほうには入ってきていないところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  学校の先生、校長先生が認識されて、警察との連携をとられているというふうに認識しておりますけれども、しっかりと区を挙げて、未来ある子どもたちがしっかりと交通事故に遭わないというふうな観点から、このような交通安全教室は大事だなというふうに私も感じました。  それと、2番の施策の現況の自転車安全利用啓発というところがあります。真ん中ですね。これは28年、29年、30年ございますけれども、私も自転車、乗らせていただいておりますけれども、特に朝、これは若いお母様が中心となるんですが、お子様を後ろに乗っけ、実は前にも乗っけていらっしゃる方もいますけれども、プラススマートフォンで、携帯で通話をしながら、前も向かずにすごいスピードで走ってくる。私、2回ほど追突してしまいましたけれども、私も電動自転車でクッションがあったんで事なきは得たんですが、そのような自転車の安全利用啓発というのは区側でね、これ前もお話ししたと思うんですけど、特に若いお母さんがどうのこうという話じゃないんですけども、朝、保育園、幼稚園、急いでいる。それはわかるんですけれども、そういったところのルール、啓発、これは区側としてはどういうふうにお考えか、ちょっとお聞かせいただければというふうに思います。 ◎交通安全課長   私ども日々、交通安全に関する苦情とかというのをたくさん受けております。その中で保育園の送り迎え、あるいはスマートフォンを片手にとか、イヤホンをしたままだとか、そういった内容の苦情も多くいただいて、それを何とかもうちょっとマナーやルールを身につけさせろというような厳しいお言葉もいただきます。  実は、このやっているいわゆる年代層ですね、この年代層が一番啓発のしにくいといいますか、一番難しいところだと思っていまして、子どもさんはやる時間がどこかで、学校の授業の中とかでとれますし、高齢の方であれば街頭なり、あるいはそういった教室、そういった中でもやりようがあるんですけど、やはり実際一番働いていてとか、時間の忙しいとか、高校生ぐらいだったら何とかやりようもあると思うんですが、本当に働いている方たち、なかなかここをどうルール、マナーを浸透させていくかというのが、非常に私たちも今一番実は苦慮しているところでございます。 ○主査   ありがとうございました。  再質問者1巡いたしましたが、1人当たりの質問時間が確保できませんので、3巡目の質問は行わないことといたします。  以上で、本日の調査を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────────── ○主査   これをもちまして、都市建設分科会を閉会いたします。...