板橋区議会 > 2019-03-01 >
平成31年第1回定例会−03月01日-02号

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  1. 板橋区議会 2019-03-01
    平成31年第1回定例会−03月01日-02号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成31年第1回定例会−03月01日-02号平成31年第1回定例会  平成31年第1回東京都板橋区議会定例会本会議第2日議事日程                            平成31年3月1日(金曜日) 〔企画総務委員会報告〕  日程第 1 議案第 10号 東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例  〃 第 2 〃 第 11号 東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例  〃 第 3 〃 第 12号 東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例  〃 第 4 〃 第 13号 東京都板橋区森林環境譲与税基金条例  〃 第 5 〃 第 25号 負担付贈与の受入れについて  〃 第 6 〃 第 29号 板橋区立上板橋第二中学校統合改築工事請負契約  〃 第 7 〃 第 30号 板橋区立中央図書館改築工事請負契約  〃 第 8 〃 第 31号 板橋区立中央図書館改築空気調和設備工事請負契約  〃 第 9 〃 第 32号 板橋区立中央図書館改築電気設備工事請負契約  〃 第10 〃 第 33号 板橋区立東板橋公園内こども動物園改築工事請負契約  〃 第11 〃 第 34号 東京都板橋区男女平等参画基本条例の一部を改正する条例  〃 第12 陳情第148号 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情                                    (継続審査分)  〃 第13 〃 第158号 核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情                                    (継続審査分)
     〃 第14 〃 第179号 日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第15 〃 第210号 区役所本庁舎周辺3公共施設の活用計画に関する陳情  〃 第16 総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件 〔区民環境委員会報告〕  日程第17 議案第 14号 東京都板橋区立企業活性化センター条例の一部を改正する条例  〃 第18 〃 第 17号 東京都板橋区立エコポリスセンター条例の一部を改正する条例  〃 第19 〃 第 18号 東京都板橋区立地域センター条例の一部を改正する条例  〃 第20 〃 第 35号 東京都板橋区地球温暖化防止条例  〃 第21 陳情第 21号 「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画についての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)                                    (継続審査分)  〃 第22 〃 第 22号 「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画についての陳情(区民集会施設の件)                                    (継続審査分)                第1項 前野ホール機能存続の件                第2項 エコポリスセンター機能存続の件  〃 第23 〃 第 23号 中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等についての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)                                    (継続審査分)                第2項 幸町集会所の件  〃 第24 〃 第 76号 幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第25 〃 第100号 清水町集会所の廃止延期に関する陳情   (継続審査分)  〃 第26 〃 第111号 都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第27 〃 第133号 不法投棄に関する陳情          (継続審査分)  〃 第28 〃 第135号 新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情  (継続審査分)  〃 第29 地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件 〔健康福祉委員会報告〕  日程第30 議案第 15号 東京都板橋区立シニア学習プラザ条例の一部を改正する条例  〃 第31 〃 第 19号 東京都板橋区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例  〃 第32 〃 第 27号 東京都板橋区立いこいの家条例の一部を改正する条例  〃 第33 陳情第 92号 受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情 (継続審査分)  〃 第34 〃 第 98号 バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第35 〃 第 99号 板橋区における受動喫煙防止に関する陳情 (継続審査分)  〃 第36 〃 第104号 板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第37 〃 第193号 精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第38 〃 第194号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第39 〃 第196号 高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第40 〃 第197号 ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳情                                    (継続審査分)  〃 第41 〃 第203号 板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情                                    (継続審査分)                 第1項 路上・公園等の屋外喫煙所の件                 第2項 本庁舎の屋外喫煙所の件  〃 第42 〃 第205号 精神障がい者も交通運賃割引制度の対象とすることを求める意見書を国会及び関係行政省庁に提出する陳情  〃 第43 高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件 〔都市建設委員会報告〕  日程第44 議案第 22号 東京都板橋区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例  〃 第45 〃 第 23号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例  〃 第46 〃 第 24号 東京都板橋区公共溝渠管理条例の一部を改正する条例  〃 第47 〃 第 26号 権利の放棄について  〃 第48 〃 第 28号 東京都板橋区小規模住戸が集合する建築物の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例  〃 第49 陳情第 80号 住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第50 〃 第129号 大山駅西地区の都市計画に関する陳情   (継続審査分)                 第1項 アーケードの件                 第2項 戸別説明の件  〃 第51 〃 第159号 板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第52 〃 第160号 大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)                                    (継続審査分)  〃 第53 〃 第164号 投資型大型ワンルームマンションに関する陳情                                    (継続審査分)  〃 第54 〃 第165号 建築紛争調整委員会についての陳情    (継続審査分)                 第1項 名簿公表の件                 第2項 開催状況公表の件  〃 第55 〃 第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情   (継続審査分)  〃 第56 〃 第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情     (継続審査分)  〃 第57 〃 第202号 大山駅西地区のまちづくりに関する陳情  (継続審査分)  〃 第58 〃 第206号 新河岸地域の生活としての機能を守ることを求める陳情  〃 第59 〃 第207号 高島平グランドデザインに関する陳情  〃 第60 〃 第208号 「向原第二住宅地区地区計画の策定」に関する陳情  〃 第61 〃 第209号 真に住民の意見を反映した大山駅周辺の整備のための陳情  〃 第62 都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件 〔文教児童委員会報告〕  日程第63 議案第 16号 東京都板橋区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例  〃 第64 〃 第 20号 東京都板橋区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例  〃 第65 〃 第 21号 東京都板橋区児童育成手当条例の一部を改正する条例  〃 第66 陳情第125号 保育政策についての陳情         (継続審査分)                 第2項 助成額引き上げの件  〃 第67 〃 第175号 板橋区の「保育の質」を確保する陳情   (継続審査分)  〃 第68 〃 第182号 あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第69 〃 第183号 あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情                                    (継続審査分)  〃 第70 児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件 〔特別委員会報告〕  日程第71 東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会  〃 第72 地域包括ケアシステム調査特別委員会  〃 第73 危機管理対策調査特別委員会  〃 第74 子どもの貧困対策調査特別委員会予算審査特別委員会報告〕  日程第75 議案第  6号 平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号)  〃 第76 〃 第  7号 平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  〃 第77 〃 第  8号 平成30年度東京都板橋区介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  〃 第78 〃 第  9号 平成30年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
     〃 第79 〃 第 40号 精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書  〃 第80 〃 第 41号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書  〃 第81 〃 第 37号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例  〃 第82 〃 第 38号 東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  〃 第83 〃 第 39号 東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  〃 第84 〃 第  1号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算  〃 第85 〃 第  2号 平成31年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計予算  〃 第86 〃 第  3号 平成31年度東京都板橋区介護保険事業特別会計予算  〃 第87 〃 第  4号 平成31年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計予算  〃 第88 〃 第  5号 平成31年度東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計予算  〃 第89 〃 第 36号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議 午前10時00分開議    出席議員     46名         1番  山 田 貴 之議員        2番  中 村とらあき議員         3番  間 中りんぺい議員        9番  松 崎 いたる議員        10番  田中しゅんすけ議員       11番  安 井 一 郎議員        13番  成 島 ゆかり議員       15番  井 上 温 子議員        18番  坂 本あずまお議員       19番  田 中やすのり議員        20番  鈴 木こうすけ議員       21番  し ば 佳代子議員        22番  高 沢 一 基議員       23番  中 妻じょうた議員        24番  山 内 え り議員       25番  吉 田 豊 明議員        26番  元 山 芳 行議員       27番  大 野はるひこ議員        28番  田 中 いさお議員       29番  かいべ とも子議員        30番  佐 藤としのぶ議員       31番  おなだか  勝議員        32番  荒 川 な お議員       33番  いわい 桐 子議員        34番  杉 田 ひろし議員       35番  茂 野 善 之議員        36番  なんば 英 一議員       37番  大 田 ひろし議員        38番  南 雲 由 子議員       39番  五十嵐 やす子議員        40番  竹 内   愛議員       41番  小 林 おとみ議員        43番  石 井   勉議員       44番  川 口 雅 敏議員        45番  小 林 公 彦議員       46番  中 野くにひこ議員        47番  長 瀬 達 也議員       48番  松 島 道 昌議員        49番  かなざき文 子議員       50番  大 田 伸 一議員        51番  菊 田 順 一議員       52番  佐々木としたか議員        53番  松 岡しげゆき議員       54番  はぎわら洋 一議員        55番  高 橋 正 憲議員       56番  橋 本 祐 幸議員 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   区議会事務局長   太野垣 孝 範君    区議会事務局次長  丸 山 博 史君   〃  議事係長   浅 子 隆 史君    〃  調査係長   安 井 聖津子君   〃  書記     森 下 慎 吾君    〃  書記     戸 田 光 紀君   〃  書記     平 山 直 人君    〃  書記     角 地   渉君   〃  書記     田 中 彩 乃君    〃  書記     飯 野 義 隆君   〃  書記     久 郷 直 人君    〃  書記     山 川 信 也君   〃  書記     木 村 欣 司君 地方自治法第121条の規定に基づく説明のための出席者   区長        坂 本   健君    副区長       橋 本 正 彦君   教育長       中 川 修 一君    代表・常勤監査委員 菊 地 裕 之君   政策経営部長    堺   由 隆君    総務部長      森     弘君   危機管理室長    糸 久 英 則君    区民文化部長    有 馬   潤君   産業経済部長    尾 科 善 彦君    健康生きがい部長  渡 邊   茂君   保健所長      鈴 木 眞 美君    福祉部長      七 島 晴 仁君   子ども家庭部長   久保田 義 幸君    資源環境部長    五十嵐   登君   都市整備部長    安 田   智君    土木部長      老 月 勝 弘君   会計管理者     平 岩 俊 二君    教育委員会事務局次長矢 嶋 吉 雄君   地域教育力担当部長 松 田 玲 子君    政策企画課長    篠 田   聡君   財政課長      小 林   緑君    総務課長      林   栄 喜君 △開議の宣告 ◎事務局長(太野垣孝範君) ただいまの出席議員数は45名でございます。 ○議長(大野はるひこ議員) これより本日の会議を開きます。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △会議録署名議員の指名 ○議長(大野はるひこ議員) 本日の会議録署名議員を指名いたします。  大 田 ひろし 議員  かなざき文 子 議員  以上、お2人の方にお願いをいたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △諸報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に諸般の報告ですが、事務局長より朗読いたします。      〔事務局長朗読〕  ──────────────────────────────────────                              30板総総第547号の2                                平成31年2月27日    板橋区議会議長     大 野 はるひこ 様                              板橋区長 坂 本  健                 議案の送付について  平成31年第1回東京都板橋区議会定例会に追加提出する下記の議案を送付します。                     記 議 案   1 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例   2 東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  ──────────────────────────────────────                   議案提出書  関係機関に意見書を提出する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                     記  精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書  平成31年2月25日                     提出者 板橋区議会議員                            間 中りんぺい                            成 島 ゆかり                            井 上 温 子                            元 山 芳 行                            杉 田 ひろし                            なんば 英 一                            長 瀬 達 也
                               松 島 道 昌                            かなざき文 子  板橋区議会議長  大 野はるひこ 様  ──────────────────────────────────────                   議案提出書  関係機関に意見書を提出する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                     記  妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書  平成31年2月21日                     提出者 板橋区議会議員                            田 中やすのり                            高 沢 一 基                            大 野はるひこ                            なんば 英 一                            大 田 ひろし                            竹 内   愛                            高 橋 正 憲  板橋区議会議長 大 野はるひこ 様  ──────────────────────────────────────                   議案提出書  条例を制定する必要があるため、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                     記  東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  平成31年2月27日                     提出者 板橋区議会議員                            井 上 温 子                            山 内 え り                            吉 田 豊 明                            荒 川 な お                            いわい 桐 子                            南 雲 由 子                            五十嵐 やす子                            竹 内   愛                            小 林 おとみ                            長 瀬 達 也                            松 島 道 昌                            かなざき文 子                            大 田 伸 一                            高 橋 正 憲                            橋 本 祐 幸  板橋区議会議長 大 野はるひこ 様  ──────────────────────────────────────                  修正動議提出書  平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正案を提出する必要があるので、地方自治法第115条の3及び東京都板橋区議会会議規則第15条の規定により、下記の修正動議を提出する。                     記  平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議  平成31年2月22日                     提出者 板橋区議会議員                            山 内 え り                            吉 田 豊 明                            荒 川 な お                            いわい 桐 子                            竹 内   愛                            小 林 おとみ                            かなざき文 子                            大 田 伸 一  板橋区議会議長 大 野はるひこ 様  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △各委員会報告、質疑、討論及び付託案件の採決 △企画総務委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) これより日程に入ります。  日程第1から第16までを一括して議題といたします。  企画総務委員長から提出された議案第10号ほか10件及び陳情4件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  企画総務委員長 石井 勉議員。 ◎石井勉 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 石井 勉議員。  〔参 照〕          企 画 総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第10号│東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例    │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第11号│東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例  │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第12号│東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例    │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第13号│東京都板橋区森林環境譲与税基金条例         │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第25号│負担付贈与の受入れについて             │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第29号│板橋区立上板橋第二中学校統合改築工事請負契約    │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第30号│板橋区立中央図書館改築工事請負契約         │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第31号│板橋区立中央図書館改築空気調和設備工事請負契約   │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第32号│板橋区立中央図書館改築電気設備工事請負契約     │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第33号│板橋区立東板橋公園内こども動物園改築工事請負契約  │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第34号│東京都板橋区男女平等参画基本条例の一部を改正する条例│否   決│ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月18日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書
     2019年2月18日の企画総務委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第10号 東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨    本議案は、2019年度の職員定数を、(仮称)子ども家庭総合支援センター開設準備の推進、再任用配置ポストの見直し、オリンピック・パラリンピック競技大会の機運醸成などで33人を増員する一方、保育や学校調理業務の委託化などにより定数33人を減らすことで、今年度の3476人を維持するものになっている。  来年度の職員定数については、各所管から合わせて90人の増員要求が出されていた。しかし、職員増員数はその半分にも満たない増員数にとどまっている。6つの部署が二桁の職員増を求めたが、増員数はいずれも要求数に大きく届いていない。区は、「担当所管課と話し合い、優先順位などをつけながら対応している」と説明したが、これでは個々の職員への負担が大きくなり、区民へのサービス低下を招きかねない。  年間360時間を超える超過勤務を行っている区職員は昨年度から100人近くおり、実態が改善されていない。しかし、今回の定数条例の改定は、その解決のために正面から取り組む姿勢とは到底言えず、超過勤務が増えることさえ危惧される。  特に、区立保育園では、残業しなければ仕事が終わらない実態が明らかになった。しかし、区は実態さえ調査することなく「国や都の基準に比べても手厚い配置基準を設けている」ことなどを理由に保育士の配置基準を「今年度より14人減らす」としている。これは、「残業を減らしていく」とした区の姿勢とも矛盾するものである。  来年度の職員配置案には、学校調理業務・用務の委託化、住民税賦課事務労働者派遣の導入により職員定数減が案として示された。委託化や派遣への置き換えがおこなわれる業務のほとんどが、区民に直接かかわるものである。これまで区職員が直接取り扱うことで住民の声を聞くなど業務を発展させてきた。そのスキルを低下させることは区民サービスを充実させるものとはならず、認めることはできない。  以上の理由から、本議案に反対する。   2019年2月18日                           企画総務委員  小 林 おとみ                           企画総務委員  荒 川 な お  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年2月18日の企画総務委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第11号 東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例   〃 第12号 東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例 2 意見の要旨    議案第11号は、現在板橋区がすすめている区内での東武東上線連続立体化事業、とりわけ、大山駅の高架化を前提にした、付属街路整備や駅前広場計画に係る経費について、経理を明確化するために特別会計を設置するというものである。歳入は国及び都支出金、一般会計繰入金、特別区債で、すべて税金であり、国民健康保険事業や介護保険事業のように、区民から徴収する保険料や利用料があるわけではない。歳出は事業費、負担金、公債費というもので、通常の一般会計の中で、十分に明確にできるものであり、国民健康保険事業や介護保険事業のように、それぞれの法律や事業計画にそって、様々に歳出を明確にする必要があるものではない。特別会計を作ることなく、一般会計の中で十分に経理の明確化はできるものと考える。  議案第12号は、東武東上線立体化事業における区負担金及び付属街路整備、駅前広場整備に係る区の資金を積み立てておくために基金を創設するというものである。当初の財源は財政調整基金からの繰り入れで、その後は、事業の進捗にともなって交付される財政調整交付金のすべてと、基金運用から生ずる利益としている。当初予算で45億円の基金の繰り入れが発表されているが、今後の進捗が計画通りいくかどうかも不明なまま、本当に使うことになるのかどうかも不明な巨額なお金を、使わず積み立てておくための基金の創設は必要ないと考える。  そもそも、大山のまちづくりは、一つひとつの計画に住民から強い反対の声が上がっている。発端となった、都市計画道路補助26号線計画、さらに、この道路計画を完成させるために、クロスポイントを中心とした、超高層マンション建設による再開発計画。そして、これらの計画が進み始めていることを最大の理由にした、東武東上線大山駅付近の高架化計画の突如としての発表である。  これまで、大山駅周辺のまちづくり計画の中で、高架化か、地下化かの議論は全くされていない中での、突如とした「高架化」の結論の押し付けである。しかも、それに付随した街路整備と、駅前広場計画までもがセットで打ち出され、駅前広場計画で立ち退きを迫られる住民を含め、多くの住民から納得できないという声が上がっている。  住民不在の計画を強行するための2つの議案に反対する。   2019年2月18日                           企画総務委員  小 林 おとみ                           企画総務委員  荒 川 な お  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年2月18日の企画総務委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第34号 東京都板橋区男女平等参画基本条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨    本条例は、性的少数者の人たちが、普通に生きることに困難を感じ、不自由な生き方を強いられている現状がある中で、性による差別を許さず、すべての個人の多様性を尊重することを、区の条例上明文化をするためのものである。これまでの男女平等参画基本条例の精神をそのまま生かし、性的少数者に対する理解が足りないなどの課題について最小限の加筆をしたものである。  今年度、性の多様性を尊重するための陳情が2件採択され、板橋区も今後の計画に具体化する方向性が示されている。陳情の趣旨を具体化する必要があるために、条例提案をおこなったものである。  性は単純に二分化できるものではなく、そのあり方は1人ひとり異なるものである。それにも関わらず男女に固定され、そこから外れた少数者は差別を受けてきた。性の分化は富んでいるという事実に基づき、理解を深めて正しい知識をもって向き合うことが必要である。  よって、本条例に賛成するものである。   2019年2月18日                           企画総務委員  小 林 おとみ                           企画総務委員  荒 川 な お  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │        件             名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第148号│日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第158号│核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情│ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第179号│日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情   │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第210号│区役所本庁舎周辺3公共施設の活用計画に関する陳情        │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件 総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 政策の総合的な企画、調整及び立案に関することについて         2) 経営改革の推進、組織及び行政評価に関することについて         3) 財政に関することについて         4) 広聴及び広報に関することについて         5) ITの推進及び情報処理に関することについて         6) 情報の公開及び個人情報の保護に関することについて         7) 公文書等の収集、保存及び公開に関することについて         8) 本庁舎の維持管理に関することについて         9) 男女平等参画の推進に関することについて         10) 営繕に関することについて         11) 職員の進退及び身分に関することについて         12) 財産及び契約に関することについて         13) 区税に関することについて         14) 防災及び危機管理に関することについて         15) 公有財産、物品の管理運営に関することについて         16) 選挙管理に関することについて         17) 監査事務に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔石井 勉議員登壇〕(拍手する人あり) ◎石井勉 議員  ただいまから、企画総務委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告いたします。  初めに、1月22日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、核兵器禁止条約に関連し、一括して審査いたしました陳情第148号「日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情」及び陳情第158号「核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。
     次に、陳情第179号「日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に、所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、2月18日及び20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、2月18日の委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」につきましては、「社会情勢や各部署の業務量に応じた適切な人員配置となっている」として、原案に賛成との意見と、「充実した区民サービスを目指す上で各所管課からの増員要求に対して、十分に応えられているとは言えない」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、東武東上線連続立体化事業に関連し、一括して審査いたしました議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議案第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」につきましては、「連続立体化は東武東上線利用者だけでなく、区民の安全や区の発展につながるため、経理の明確化や財源を確保した上でしっかりと推進していくべき」として、原案に賛成との意見と、「多くの住民から反対の声が上がっており、事業の見通しが立っていない本計画に対する特別会計や基金を設置すべきではない」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、いずれも賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、それぞれについて、2委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、議案第13号「東京都板橋区森林環境譲与税基金条例」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号「負担付贈与の受入れについて」、議案第29号「板橋区立上板橋第二中学校統合改築工事請負契約」及び議案第33号「板橋区立東板橋公園内こども動物園改築工事請負契約」並びに中央図書館の改築工事に関連し、一括して審査いたしました議案第30号「板橋区立中央図書館改築工事請負契約」、議案第31号「板橋区立中央図書館改築空気調和設備工事請負契約」及び議案第32号「板橋区立中央図書館改築電気設備工事請負契約」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第34号「東京都板橋区男女平等参画基本条例の一部を改正する条例」につきましては、「性による差別を許さず、すべての個人の多様性を尊重する社会の実現に向けて、条例での明文化が必要である」として、原案に賛成との意見と、「本条例の改正に当たっては区民の意見を広く聴取する必要があり、現段階では多様性を尊重する社会の実現に向けた議論が不十分である」として、原案に反対との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに継続審査について諮ったところ、賛成少数で継続審査とすることは否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「多様性に関する議論が深まっていない現段階での条例改正は時期尚早である」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成少数により、否決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第210号「区役所本庁舎周辺3公共施設の活用計画に関する陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  続いて、2月20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  2月18日に引き続き、報告事項について、理事者より現状と今後の取り組みに関して説明を受け、質疑を行いました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第148号ほか2件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件とあわせ、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △企画総務委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆中村とらあき 議員  企画総務委員会報告に対する質疑を省略し、議案第10号、第11号及び第12号については討論の上、その他のものについては討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、企画総務委員会報告に対する質疑を省略し、議案第10号、第11号及び第12号については討論の上、その他のものについては、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第10号に対する討論 ○議長(大野はるひこ議員) これより議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」に対する討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、荒川なお議員。 ◆荒川なお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 荒川なお議員。      〔荒川なお議員登壇〕(拍手する人あり) ◆荒川なお 議員  ただいまより日本共産党板橋区議団を代表し、議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論を行います。  本条例は、2019年度の職員定数を、(仮称)子ども家庭総合支援センター開設準備の推進、再任用配置ポストの見直し、オリンピック・パラリンピック競技大会の機運醸成などで33人を増員する一方、保育の選定基準の見直しや学校調理業務・用務の委託化などにより定数33人を減らすことで、今年度の3,476人を維持するものになっています。  来年度の職員定数については、各所管からあわせて90人の増員要求が出されていました。しかし、職員増員数はその半分にも満たない増員数にとどまっています。特に区民文化部で18人、健康生きがい部と保健所で11人、福祉部で10人、子ども家庭部で13人、土木部で12人、教育委員会事務局で11人と、6つの部署が2桁の職員増を求めましたが、増員数はいずれも要求数に大きく届いていません。  委員会質疑の中で板橋区は、担当所管課と話し合い、優先順位などをつけながら対応していると、職員定数をふやしてほしいという要求に応えられなかった理由を説明しました。しかし、これでは個々の職員への負担が大きくなり、区民サービス低下を招きかねません。  年間360時間を超える超過勤務を行っている区職員は、昨年度までに100人近くおり、実態が改善されているとは言えません。過重労働などで体調を崩し、長期休養となるケースも少なくありません。しかし、今回の定数条例の改定は、その解決のために正面から取り組む姿勢とは到底言えません。  特に区立保育園では、残業しなければ仕事が終わらない実態が、職員団体の調査により明らかになっています。しかし、区は、実態さえ調査することなく、国や都の基準に比べても手厚い配置基準を設けていることなどを理由に、保育士の配置基準を今年度より14人減らすとしています。これは、残業を減らしていくとした区の姿勢とも矛盾するものです。  来年度の職員配置案には、学校、保育園の調理業務・用具の委託化により、職員定数減が案として示されました。これは区が直接責任を負うことを放棄することにほかなりません。  住民税賦課事務についても、派遣への置き換えが行われることが盛り込まれています。住民税賦課事務は、区民に直接かかわるものです。その中には、個人情報を含む重要な情報を取り扱うことも少なくありません。これまで区職員が直接取り扱うことで住民の声を聞くなど、業務を発展させてきました。そのスキルを低下させることは、区民サービスを充実させるものになりません。  一人ひとりの職員が生き生きと働く労働環境をつくるには、人事方針そのものを見直し、職員の実態に合った配置にするべきです。よって、議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」に反対し、私の討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 次に、坂本あずまお議員。 ◆坂本あずまお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 坂本あずまお議員。      〔坂本あずまお議員登壇〕(拍手する人あり) ◆坂本あずまお 議員  ただいまから、自由民主党議員団を代表して、議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」について、賛成の立場から討論を行います。  平成31年度は、新たな3か年の実施計画、いたばしNo.1実現プラン2021のスタートの年度となります。前計画を継承し、加えて東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を1つの契機として、次世代に残していくレガシーに焦点を置いた施策展開を図り、目標実現に向け、ステップアップを図っていかなければなりません。  新しい計画を着実に推進するため、執行体制を一層強化して挑んでいただきたいと考えます。  今回提示された条例案は、平成30年度と同じ定数となるものでありますが、事務分担や職員配置基準の見直し、民間活力の活用など、これまでの行政改革への取り組みを的確に継続したものと考えます。  また、人員の削減ばかりに動くことなく、重点事業に対して人員を再配分し、行政需要の変化に対応できるように配慮していることから、我々自民党はこの条例案を支持するものであります。  児童相談所の整備や団塊の世代が後期高齢者となる2025年を見据えた高齢者対策の推進など、多岐にわたる課題に対して、スピード感を持って取り組むことが求められております。  この条例案は、いたばしNo.1実現プラン2021を着実に推進していくためにふさわしい内容と評価するものであります。  我が国の経済状況は、雇用・所得環境の改善が続く中で、緩やかな回復基調が続いておりますが、消費税引き上げ等に伴う需要変動など、今後の景気動向には引き続き注視が必要であります。  板橋区の財政に目を向けますと、児童相談所の設置や公共施設の更新など、山積する課題を前にして、決して楽観できるものではありません。行政需要が複雑化・高度化する今日においても、人件費の増大は極力避けるべきと考えます。  このような状況の中、組織横断的な取り組みの推進や不断の見直しにより、限られた人材を効果的・効率的に配分しているものと考えます。  国が推進する働き方改革や定年延長の検討など、職員の勤務環境にはさまざまな動きがあります。事業を推進する職員の育成、成果を高めるための戦略的な人事施策の展開に努めていただくことをお願いし、議案第10号に賛意を表して討論を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案第10号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 続きまして、議案第10号「東京都板橋区職員定数条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第10号に対する委員会報告は、原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第10号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第11号、第12号に対する討論 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議題第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」に対する討論を一括して行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、小林おとみ議員。 ◆小林おとみ 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 小林おとみ議員。      〔小林おとみ議員登壇〕(拍手する人あり) ◆小林おとみ 議員  ただいまより、日本共産党板橋区議会議員団を代表して、議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議案第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」に反対する立場で討論を行います。  2つの議案は、現在、板橋区が進めている区内での東武東上線連続立体化事業、とりわけ大山駅付近の高架化を前提にした付属街路整備や駅前広場計画にかかる経費について、一般会計と切り離して会計処理し、また、事業のための区の資金を積み立てておくために出されたものです。  大山のまちづくりは、現在、さまざまな要素を含んで進められていますが、その一つひとつに住民から強い反対の声が上がっています。  そもそも発端となった都市計画道路補助第26号線計画は、ハッピーロード大山商店街のアーケードを170メートルにわたって撤去を迫り、商店街そのものを壊す計画です。住民は、道路計画の不当性、環境悪化などを訴えて裁判を闘っており、用地買収は9%しか進んでいません。  さらに、この道路計画を促進するために、大山町クロスポイントを中心とした超高層マンション建設による再開発計画が進められています。道路計画と再開発事業によって、事実上これまで商店街で営業してきた人たち、このまちで暮らしてきた人たちが立ち退きを迫られる事態となっています。その上に、これらの計画が進み始めていることを最大の理由にして東武東上線大山駅付近の高架化計画が突如として具体化されることになりました。  これまで大山駅周辺地区まちづくり協議会でも、協議会によるマスタープランでも、板橋区による大山まちづくり総合計画でも、さらに東武東上線大山駅付近立体化促進協議会でさえも、高架化か地下化かについての議論は全くされていない中で、突如として高架化を結論とした都市計画について説明会が開催されました。しかも、駅付近の高架化だけではなく、それに付随した街路整備と駅前広場計画までもがセットで説明され、住民からは到底納得できないという声がありました。  その後、区議会にも、進め方の問題、計画そのものが住民不在であること、住民を追い出す計画はやめてほしいという陳情が次々と出されています。2つの議案は住民不在の計画を強行するためのものであり、賛成することはできません。  議案第11号は、この事業にかかわって、経理を明確化するために特別会計を設置するものですが、歳入は、国及び都支出金、一般会計繰入金、特別区債です。すべて税金です。歳出は、事業費、負担金、公債費というもので、通常の一般会計の中で十分に明確にできるものです。国民健康保険事業や介護保険事業のように、区民から徴収する保険料や利用料があるわけではありません。また、国保や介護では、それぞれの法律や事業計画に沿って、事業ごとに歳出を明確にする必要がありますが、この会計にはその必要はありません。特別会計をつくることなく、一般会計の中で十分に経理の明確化はできるものと考えます。  そもそも自治体会計は、毎会計年度において、施策の全体を網羅して見ることができるように、一般会計で一体として経理することが、財政の健全性を確保する見地からは望ましいとされています。東武東上線の立体化事業だけを取り出して特別会計を設置することは、予算単一の原則、単一会計主義の点からも問題があると考えます。  議案第12号は、この事業にかかわって区の資金を積み立てておくために基金を創設するものです。当初の財源は財政調整基金からの繰り入れで、その後は、事業の進捗に伴って交付される財政調整交付金のすべてと、基金運用から生ずる利益としています。当初の繰入額は45億円と発表されています。  区は、財政調整基金を30年度末までに264億円積み上げました。その間に、区民に向かっては、お金がない、将来の人口減少に備えなければならないとして、さまざまな事業を縮小してきました。学校を統廃合し、いこいの家の入浴事業を廃止して高齢者を遠ざけ、児童館から小学生の遊び場を奪いました。受益者負担だと言って、さまざまな利用料、手数料、保険料、保育料などを値上げし、区民負担を強めてきました。  区民にとって身近な施設の縮小や負担増に対して、区民の反対があっても区財政のために必要だと言って強行しながら、財政調整基金への積み上げは、急激な経済変動や災害などに伴う財源不足に備えるためには必要だとしていたのではないのですか。今後の進捗が計画どおり行くかどうかも不明なまま、本当に使うことになるのかも不明な巨額なお金を、東武東上線の立体化のためには、使わず積み立て続けるという基金の創設は納得できるものではありません。  また、財政調整交付金のすべてを積み立てるというのも、財政の健全性の点からも問題です。財調交付金は、さまざまな対象事業に対する必要金額を、算定根拠として積算して総額を決めているものです。一つひとつの事業に対する補助金ではありません。それを東武東上線だけ切り離して別途積み上げるというのも、通常の財政運営ではやってこなかったことです。  他の事業では、財調に算定されているのだからと言っても、それはあくまで算定根拠ですからと言って、やらない理由にしてきた区が、東武東上線関係だけは考え方を変えるということも納得できません。  以上、財政運営の健全性を確保するという観点からも、住民の納得が得られていない事業を進めるためのものであるという点からも、本議案には賛成できないことを申し上げて、私の反対討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 次に、茂野善之議員。 ◆茂野善之 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 茂野善之議員。      〔茂野善之議員登壇〕(拍手する人あり) ◆茂野善之 議員  ただいまから、板橋区議会自由民主党議員団を代表し、議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議案第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」に賛成の立場から討論を行います。
     東武東上線の連続立体化事業は、良好な住環境の保全や地域の利便性の向上を目的とし、側道の整備・駅前広場の整備をあわせて計画しているものです。  事業効果としては、第1に、多くの踏切が同時に除却され、踏切遮断による交通渋滞及び踏切事故が解消されます。  第2に、鉄道により分断されていた市街地の一体化が図られ、本事業にあわせて市街地再開発事業や土地区画事業を実施することができ、総合的なまちづくりによる都市の再生、活性化に強いインパクトを与えます。  第3に、新たに生み出される高架下などの空間を、周辺の土地利用計画にあわせ、自転車駐輪場や公園等の多目的な形で利用することが可能となります。  第4の効果としては、鉄道輸送の安全性の向上を挙げることができ、踏切事故に係る生命の危険がなくなることは最大の効果とも言えるのではないでしょうか。  この東武東上線連続立体化事業に関しては、平成29年6月15日に第1回の東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会を開催してから、これまでにさまざまな角度から特別委員会において議論を重ねてきました。そして、平成31年2月22日に最終の委員会が開催され、最終的な報告がなされています。  平成30年6月14日開催の当該委員会において、鉄道高架化方式に関しての説明があり、さまざまな意見が積み重ねられてきました。高架化方式、地下化方式の結論を見るところまでは至りませんが、近い時期に結論を導き出す必要があります。仮に東京都が地下化方式に変更した場合には、今回、区から提案があった以上の多額の経費を準備する必要があります。  どのような方式においても財源を準備する必要があることは確かなものと捉えています。いずれにしましても、東武東上線の立体化事業が認可され、来年度には都市計画決定がなされることから、事前の備えを怠ることはできません。この時期に、東武東上線連続立体化事業特別会計条例と同基金条例を設置することは、まさに時期的に的を射たものと理解します。  この2つの措置は、当該事業を推進していく力となり、また、事業を推進していく財政運営の説明責任を果たす上で必要なものと捉えています。  さらに、この事業は、東京都、東武鉄道と板橋区の三者が一体となって進めていく事業であることから、財源の確保は必須のものと理解しています。  また、今回の条例及び基金の設置は、財政運営の透明性の拡充を求めた議会への答えとも受けとめています。その他特別会計、基金の必要性について、企画総務委員会の質疑の中で明らかになったものと理解しています。  今後も、財政全般を俯瞰し、財政運営を確立し、財政運営の透明性に努めていくことを求めていただければと思います。  以上のことから、議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議案第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」に賛意を表し、私の賛成討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案第11号、第12号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 続きまして、議案第11号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計条例」及び議案第12号「東京都板橋区東武東上線連続立体化事業基金条例」について、一括して起立表決を行います。  議案第11号及び第12号に対する委員会報告は、いずれも原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第11号及び第12号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第34号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  議案第34号「東京都板橋区男女平等参画基本条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第34号に対する委員会報告は、否決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第34号は、委員会報告のとおり否決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第13号、第25号、第29号、第30号、第31号、第32号、第33号、陳情第148号、第158号、第179号、第210号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次にお諮りいたします。  議案第13号「東京都板橋区森林環境譲与税基金条例」、議案第25号「負担付贈与の受入れについて」、議案第29号「板橋区立上板橋第二中学校統合改築工事請負契約」、議案第30号「板橋区立中央図書館改築工事請負契約」、議案第31号「板橋区立中央図書館改築空気調和設備工事請負契約」、議案第32号「板橋区立中央図書館改築電気設備工事請負契約」及び議案第33号「板橋区立東板橋公園内こども動物園改築工事請負契約」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第148号、第158号、第179号及び第210号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第13号、第25号、第29号、第30号、第31号、第32号及び第33号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第148号ほか3件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第17から第29までを一括して議題といたします。  区民環境委員長から提出された議案第14号ほか3件及び陳情8件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  区民環境委員長 かいべとも子議員。 ◎かいべとも子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) かいべとも子議員。  〔参 照〕          区 民 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第14号│東京都板橋区立企業活性化センター条例の一部を改正する│原案可決 │ │      │条例                        │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第17号│東京都板橋区立エコポリスセンター条例の一部を改正する│原案可決 │ │      │条例                        │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第18号│東京都板橋区立地域センター条例の一部を改正する条例 │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第35号│東京都板橋区地球温暖化防止条例           │否   決│ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月18日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年2月18日の区民環境委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第18号 東京都板橋区立地域センター条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨    本議案は、「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画で廃止予定とされた、成増地域集会室を予定通り廃止するため、関連規定を削除するものである。  成増地域集会室を廃止することに反対する第1の理由は、マスタープランの前提とされた人口ビジョンそのものが修正され、成増地域は今後も人口増加が続く地域であり、集会所の存続は必要であるからである。  また、成増地域でも住民の高齢化は進行しており、介護予防事業の必要性が増している。成増地域集会室には、階段を使わずに利用できる大きな和室があり、介護予防としても必要な施設であることが反対する第2の理由である。  そもそも公共施設の利活用については、住民の意思で進めなければならない。区が勝手に廃止計画を作り、それを住民に従わせるやり方は、住民自治の否定である。  よって、本議案に反対するものである。   2019年2月18日                           区民環境委員  大 田 伸 一                           区民環境委員  吉 田 豊 明  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年2月18日の区民環境委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第35号 東京都板橋区地球温暖化防止条例 2 意見の要旨    本議案の目的は、人類の生存基盤を脅かすものとなっている地球温暖化による気候変動を最小限に抑えるため、板橋区が主原因である温室効果ガスを削減し、再生可能エネルギー政策を抜本的に強化することにある。  日本政府は2030年までに2013年度比で26%削減する目標を定めたが、OECDは不十分だと指摘している。世界ではNGOや自治体が国に地球温暖化対策強化を要求し政府を動かしている。  板橋区においても、条例を制定し、地球温暖化防止に取り組む板橋区の意思を区内外にアピールする必要がある。  また、条例を制定することで地球温暖化防止の取組みを強化することができる。地球温暖化対策実行計画などの実施計画を抜本的強化しなければならない。  この重要な問題を執行機関が提案しない中で、二元代表制としての議会が提案する必要があった。  よって、本議案に賛成するものである。   2019年2月18日                           区民環境委員  大 田 伸 一                           区民環境委員  吉 田 豊 明  議 長  大 野 はるひこ 様 ────────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書
     本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │        件             名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 21号│「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画に│ │       │ついての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 22号│「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画に│ │       │ついての陳情(区民集会施設の件)         (継続審査分)│ │       │ 第1項 前野ホール機能存続の件                │ │       │ 第2項 エコポリスセンター機能存続の件            │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 23号│中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等につい│ │       │ての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)(継続審査分)│ │       │ 第2項 幸町集会所の件                    │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 76号│幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第100号│清水町集会所の廃止延期に関する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第111号│都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第133号│不法投棄に関する陳情               (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第135号│新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情       (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成31年2月18日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 地域自治の振興に関することについて         2) 文化の振興に関することについて         3) スポーツの振興に関することについて         4) 国際交流に関することについて         5) 戸籍及び住民基本台帳に関することについて         6) 産業の振興に関することについて         7) 消費生活及び観光の振興に関することについて         8) 環境保全及び公害対策に関することについて         9) 資源化再利用に関することについて         10) 清掃事業に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成31年2月18日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔かいべとも子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎かいべとも子 議員  ただいまから、区民環境委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、1月22日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、集会所等の廃止や機能存続に関連し、一括して審査いたしました陳情第21号「『公共施設等の整備に関するマスタープラン』に基づく個別整備計画についての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)」、陳情第22号「『公共施設等の整備に関するマスタープラン』に基づく個別整備計画についての陳情(区民集会施設の件)」第1項「前野ホール機能存続の件」・第2項「エコポリスセンター機能存続の件」、陳情第23号「中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等についての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)」第2項「幸町集会所の件」、陳情第76号「幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情」、陳情第100号「清水町集会所の廃止延期に関する陳情」及び陳情第135号「新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第21号につきましては、不採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第22号第1項・第2項、陳情第23号第2項及び陳情第76号につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第100号につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第135号につきましては、採択、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第111号「都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情」及び陳情第133号「不法投棄に関する陳情」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、2月18日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、議案第14号「東京都板橋区立企業活性化センター条例の一部を改正する条例」及び議案第17号「東京都板橋区立エコポリスセンター条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第18号「東京都板橋区立地域センター条例の一部を改正する条例」につきましては、「成増集会施設の廃止は個別整備計画に基づくものであり、有効な跡地活用も決定している」として、原案に賛成との意見と、「成増地域でも住民の高齢化は進行しているため、介護予防事業にも利用できる集会施設として存続させるべき」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されましたことを申し添えます。  次に、議案第35号「東京都板橋区地球温暖化防止条例」につきましては、「地球温暖化防止のためには温室効果ガス排出量の削減が必要であり、そのための条例制定は急務である」として、原案に賛成との意見と、「本条例案は事業者に対して負担を強いるものであり、慎重に検討すべき」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成少数により、否決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されましたことを申し添えます。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第21号ほか7件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  区民環境委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、区民環境委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第18号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  議案第18号「東京都板橋区立地域センター条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第18号に対する委員会報告は原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第18号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第35号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  議案第35号「東京都板橋区地球温暖化防止条例」について、起立表決を行います。  議案第35号に対する委員会報告は否決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。
     よって、議案第35号は、委員会報告のとおり否決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第14号、第17号、陳情第21号、第22号第1項・第2項、第23号第2項、第76号、第100号、第111号、第133号、第135号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  議案第14号「東京都板橋区立企業活性化センター条例の一部を改正する条例」及び議案第17号「東京都板橋区立エコポリスセンター条例の一部を改正する条例」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第21号、第22号第1項・第2項、第23号第2項、第76号、第100号、第111号、第133号及び第135号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第14号及び第17号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第21号ほか7件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第30から第43までを一括して議題といたします。  健康福祉委員長から提出された議案第15号ほか2件、陳情10件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  健康福祉委員長 松島道昌議員。 ◎松島道昌 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 松島道昌議員。  〔参 照〕          健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件    名      │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第193号│精神障害者も心身障害者福祉手当の対│採択の上、執行│      │ │       │象とすることを求める陳情     │機関に送付すべ│      │ │       │          (継続審査分)│きものと決定 │      │ │       │ 第1項 区による都への要望の件 │       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成31年1月22日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────          健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第15号│東京都板橋区立シニア学習プラザ条例の一部を改正する条│原案可決 │ │      │例                         │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第19号│東京都板橋区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条│原案可決 │ │      │例                         │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第27号│東京都板橋区立いこいの家条例の一部を改正する条例  │原案可決 │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月18日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年2月18日の健康福祉委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   議案第27号 東京都板橋区立いこいの家条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨    本議案は大きく3点の改正を行うために出されてきました。  ひとつが板橋区老人クラブ連合会の事務所を仲宿いこいの家から板橋いこいの家に移転するために伴う改正。二つ目は多世代交流を目的とする多目的室の利用は、これまで利用者から「利用証」の提示を求めていたのを、年齢要件はすでに撤廃されており、利用手続きの簡素化をするための利用証の廃止に伴う改正。そして、三つ目がいこいの家の事業の規定を削除するためです。  老人クラブ連合会の事務所移転に伴う改正と利用証の廃止については、反対するものではありません。  しかし、いこいの家の条例第1条にある設置目的を実施する事業として規定されていたのにもかかわらず、その条文を削除してしまうということは、いこいの家としての事業目的がなくなることであり、それはただの貸館施設にかわってしまうということになります。区は何も変わらないと言いますが、条文がなくなるということは、いこいの家独自の事業がなくなるということです。  また、多世代の交流目的ということも大事な事業であり、事業としての条文は残すべきと考えます。  設立当時の高齢者の福祉施設として歩み続けてきた「いこいの家」が、今後、多世代の交流という目的もあわせもって新たに歩もうとしているときに、事業をあらわす条文を削除するべきではありません。  改めて設置目的の達成のため、さらなる充実も加えた条文に改正すべきであることも申し添え、本議案に反対します。   2019年2月18日                           健康福祉委員  かなざき 文子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────          健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件    名      │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第205号│精神障がい者も交通運賃割引制度の対│採択すべきもの│      │ │       │象とすることを求める意見書を国会及│と決定    │      │ │       │び関係行政省庁に提出する陳情   │       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成31年2月18日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │        件             名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 92号│受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 98号│バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情   (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 99号│板橋区における受動喫煙防止に関する陳情      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第104号│板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情    │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第193号│精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情   │ │       │                         (継続審査分)│ │       │ 第2項 経過的措置の件                    │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第194号│臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情(継続審査分)│
    ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第196号│高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第197号│ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳│ │       │情                        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第203号│板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情    (継続審査分)│ │       │ 第1項 路上・公園等の屋外喫煙所の件             │ │       │ 第2項 本庁舎の屋外喫煙所の件                │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 高齢福祉に関することについて         2) 健康及び保健衛生に関することについて         3) 保健所に関することについて         4) 介護保険に関することについて         5) 国民健康保険に関することについて         6) 国民年金に関することについて         7) 後期高齢者医療制度に関することについて         8) 障がい者福祉に関することについて         9) その他の社会福祉に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔松島道昌議員登壇〕 ◎松島道昌 議員  ただいまから、健康福祉委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、1月22日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第193号「精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情」第1項「区による都への要望の件」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして採択の上、執行機関に送付すべきものと決定いたしました。  次に、受動喫煙防止対策に関連し、一括して審査いたしました陳情第92号「受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情」、陳情第98号「バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情」、陳情第99号「板橋区における受動喫煙防止に関する陳情」及び陳情第203号「板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情」第1項「路上・公園等の屋外喫煙所の件」・第2項「本庁舎の屋外喫煙所の件」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第92号、陳情第98号及び陳情第99号につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第203号第1項につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第203号第2項につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に陳情第104号「板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情」及び陳情第193号「精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情」第2項「経過的措置の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第194号「臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情」につきましては、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第196号「高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情」につきましては、採択、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第197号「ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  引き続き、2月18日及び20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、2月18日の委員会につきましてご報告いたします。  最初に、議案第15号「東京都板橋区立シニア学習プラザ条例の一部を改正する条例」及び議案第19号「東京都板橋区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第27号「東京都板橋区立いこいの家条例の一部を改正する条例」につきましては、「いこいの家を多世代交流の場としていくために必要な改正である」として原案に賛成との意見と、「いこいの家事業に係る規定を削除すると、設置目的との整合がとれなくなる」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、1委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第205号「精神障がい者も交通運賃割引制度の対象とすることを求める意見書を国会及び関係行政省庁に提出する陳情」につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、採択を主張するとのことで、表決の結果、全員異議なく、全会一致をもちまして、採択の上、国会及び政府あて意見書を提出することに決定いたしました。  続いて、2月20日に開催いたしました委員会について、ご報告いたします。  18日に引き続き、報告事項について、理事者より現状と今後の取り組みに関して説明を受け、質疑を行いました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第92号ほか8件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  健康福祉委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、健康福祉委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第27号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  議案第27号「東京都板橋区立いこいの家条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第27号に対する委員会報告は原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第27号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第15号、第19号、陳情第193号第1項、第205号、第92号、第98号、第99号、第104号、第193号第2項、第194号、第196号、第197号、第203号第1項・第2項及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次にお諮りいたします。  議案第15号「東京都板橋区立シニア学習プラザ条例の一部を改正する条例」及び議案第19号「東京都板橋区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例」並びに陳情第193号「精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情」第1項「区による都への要望の件」、陳情第205号「精神障がい者も交通運賃割引制度の対象とすることを求める意見書を国会及び関係行政省庁に提出する陳情」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第92号、第98号、第99号、第104号、第193号第2項、第194号、第196号、第197号及び第203号第1項・第2項を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第15号及び第19号並びに陳情第193号第1項、第205号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第92号ほか8件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △都市建設委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第44から第62までを一括して議題といたします。  都市建設委員長から提出された議案第22号ほか4件及び陳情13件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  都市建設委員長 いわい桐子議員。 ◎いわい桐子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) いわい桐子議員。  〔参 照〕          都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第22号│東京都板橋区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例│原案可決 │
    ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第23号│東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例     │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第24号│東京都板橋区公共溝渠管理条例の一部を改正する条例  │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第26号│権利の放棄について                 │可   決│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第28号│東京都板橋区小規模住戸が集合する建築物の建築及び管理│原案可決 │ │      │に関する条例の一部を改正する条例          │     │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月19日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────          都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件    名      │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第206号│新河岸地域の生活としての機能を守る│採択の上、執行│      │ │       │ことを求める陳情         │機関に送付すべ│      │ │       │                 │きものと決定 │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成31年2月19日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │        件             名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 80号│住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田│ │       │空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不│ │       │安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安│ │       │全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める│ │       │陳情                       (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第129号│大山駅西地区の都市計画に関する陳情        (継続審査分)│ │       │ 第1項 アーケードの件                    │ │       │ 第2項 戸別説明の件                     │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第159号│板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情 (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第160号│大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)    │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第164号│投資型大型ワンルームマンションに関する陳情    (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘ ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │        件             名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第165号│建築紛争調整委員会についての陳情         (継続審査分)│ │       │ 第1項 名簿公表の件                     │ │       │ 第2項 開催状況公表の件                   │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第198号│大山駅「駅前広場計画」に関する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第199号│大山駅前広場の事業に関する陳情          (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第202号│大山駅西地区のまちづくりに関する陳情       (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第207号│高島平グランドデザインに関する陳情               │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第208号│「向原第二住宅地区地区計画の策定」に関する陳情         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第209号│真に住民の意見を反映した大山駅周辺の整備のための陳情      │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 都市計画に関することについて         2) 都市再開発に関することについて         3) 建築物に関することについて         4) 住宅に関することについて         5) 道路、河川、公園緑地及び下水道に関することについて         6) まちの美化に関することについて         7) 交通安全に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────      〔いわい桐子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎いわい桐子 議員  ただいまから、都市建設委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、1月24日及び25日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第80号「住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている『羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画』に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情」、陳情第129号「大山駅西地区の都市計画に関する陳情」第1項「アーケードの件」・第2項「戸別説明の件」及び陳情第159号「板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、ワンルームマンションの建設に関連し、一括して審査いたしました陳情第160号「大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)」及び陳情第164号「投資型大型ワンルームマンションに関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  本件につきましては、平成29年11月17日の議会運営委員会において、全会一致で継続審査とすることが確認されていることを受け、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第165号「建築紛争調整委員会についての陳情」第1項「名簿公表の件」及び第2項「開催状況公表の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、大山駅前広場計画に関連して、一括して審査いたしました陳情第198号「大山駅『駅前広場計画』に関する陳情」、陳情第199号「大山駅前広場の事業に関する陳情」及び陳情第202号「大山駅西地区のまちづくりに関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第198号及び陳情第199号につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。
     次に、陳情第202号第1項「駅前広場計画の件」及び第2項「鉄道立体化計画の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、第3項「補助第26号線整備の件」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後、1月24日から25日にかけて所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、2月19日及び20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、2月19日の委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、議案第22号「東京都板橋区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例」、議案第23号「東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例」及び議案第24号「東京都板橋区公共溝渠管理条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第26号「権利の放棄について」は、全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第28号「東京都板橋区小規模住戸が集合する建築物の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第206号「新河岸地域の生活としての機能を守ることを求める陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、採択の上、執行機関に送付すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第207号「高島平グランドデザインに関する陳情」、陳情第208号「『向原第二住宅地区地区計画の策定』に関する陳情」及び陳情第209号「真に住民の意見を反映した大山駅周辺の整備のための陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  続いて、2月20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、報告事項について、理事者より現状と今後の取り組みに関して説明を受け、質疑を行いました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第80号ほか8件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件とあわせ、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。(拍手する人あり)  ────────────────────────────────────── △都市建設委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第22号、第23号、第24号、第26号、第28号、陳情第206号、第80号、第129号第1項・第2項、第159号、第160号、第164号、第165号第1項・第2項、第198号、第199号、第202号、第207号、第208号、第209号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第22号「東京都板橋区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例」、議案第23号「東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例」、議案第24号「東京都板橋区公共溝渠管理条例の一部を改正する条例」、議案第26号「権利の放棄について」及び議案第28号「東京都板橋区小規模住戸が集合する建築物の建築及び管理に関する条例の一部を改正する条例」並びに陳情第206号「新河岸地域の生活としての機能を守ることを求める陳情」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第80号、第129号第1項・第2項、第159号、第160号、第164号、第165号第1項・第2項、第198号、第199号、第202号、第207号、第208号及び第209号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第22号、第23号、第24号、第26号及び第28号並びに陳情第206号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第80号ほか11件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第63から第70までを一括して議題といたします。  文教児童委員長から提出された議案第16号ほか2件及び陳情4件並びに調査事件に対する審査報告等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  文教児童委員長 菊田順一議員。 ◎菊田順一 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 菊田順一議員。  〔参 照〕          文 教 児 童 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件    名      │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第182号│あいキッズのおやつ(補食)提供時間│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │を午後4時からでも可能とすることを│ものと決定  │たい    │ │       │求める陳情     (継続審査分)│       │      │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │〃 第183号│あいキッズの利用児童等にあいキッズ│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │利用アンケートを行い、その結果をあ│ものと決定  │たい    │ │       │いキッズ事業の改善に反映させること│       │      │ │       │を求める陳情    (継続審査分)│       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成31年1月24日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────               少 数 意 見 報 告 書  2019年1月24日の文教児童委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                     記 1 事 件   陳情第182号 あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情   〃 第183号 あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情 2 意見の要旨    2件の陳情は、あいキッズの運営について、改善を求めるものである。  まず、第182号は、補食の提供時間を16時からでも可能とすることを求める内容である。  現在、あいキッズでは、17時までは無料とし、17時以降が有料となっている。補食は有料区分のきらきらタイムを登録している児童のみに提供されるため、提供時間は17時頃となっている。区は、児童の交流や活動時間の確保、アレルギー等管理上の問題、提供場所の確保などの課題から17時の提供が望ましいと説明している。しかしながら、区が行ったアンケート調査でも示されているように、提供時間について、17時前の時間が相応しいとの結果が40%となっていることについて、区は受けとめるべきである。他の委員からも、これでベストということではないとの意見も出された。事業者からは、場所や人材不足などの改善がなければ、現状では困難との意見が出されているが、その改善があれば実施できるということである。特に新一年生の児童については、給食後5時間経過しての補食となり、それ以前の生活との変化が大きいことから、柔軟な対応をすべきである。反対する委員からは、16時と17時の二回の提供は、リスクが高いとの意見が出されたが、必要な場所や人材の確保を図れば、16時に提供することも可能であると考える。  次に、第183号は、あいキッズを利用する児童等にアンケートを実施することと、その結果を公開し、事業の改善に反映することを求める内容である。  利用する児童の意見を聞き、事業の改善に反映させることは当然のことである。区でも、利用者アンケートを実施しているが、子どもの意見を聞き、事業に反映させるという点では、更なる改善が必要と考える。単に利用者というだけでなく、主権者として、子どもたちの声を聞き、共に考え、変えていくということをあらゆる場面で実施すべきである。また、公開のあり方について、懸念も示されたが、個人情報に関わる内容を除くことや、公開を前提にしていることを周知すれば、払しょくすることは可能と考える。  以上の理由により、2件の陳情に対し、採択を主張するものである。   2019年1月24日                           文教児童委員  竹 内   愛  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────          文 教 児 童 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第16号│東京都板橋区立生涯学習センター条例の一部を改正する条│原案可決 │ │      │例                         │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第20号│東京都板橋区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例│原案可決 │ │      │の一部を改正する条例                │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第21号│東京都板橋区児童育成手当条例の一部を改正する条例  │原案可決 │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月19日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 ┌───────┬───────────────────────────────┐
    │ 事件の番号 │        件            名         │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │陳情第125号│保育政策についての陳情             (継続審査分)│ │       │ 第2項 助成額引き上げの件                 │ ├───────┼───────────────────────────────┤ │〃 第175号│板橋区の「保育の質」を確保する陳情       (継続審査分)│ └───────┴───────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                     記 1 事 件  児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 児童福祉に関することについて         2) 学校教育に関することについて         3) 生涯学習に関することについて         4) 図書館の運営に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成31年2月20日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────      〔菊田順一議員登壇〕(拍手する人あり) ◎菊田順一 議員  ただいまから、文教児童委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、1月24日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、あいキッズの利用に関連し、一括して審査いたしました、陳情第182号「あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情」及び陳情第183号「あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情」につきまして、ご報告いたします。  「陳情第182号については、補食の提供時間は、児童の年齢や各家庭の状況を考慮し、柔軟に対応すべきである。また、第183号については、アンケート結果を適切な形で公表した上で、事業改善に反映させるべき」として採択との意見と、「陳情第182号については、アレルギー対応などの安全面から、補食を複数回提供することは適当ではない。また、第183号については、児童・保護者に自由な意見を出してもらうため、アンケートの公表については、慎重であるべき」として、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で継続審査とすることは否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「陳情第182号については、補食の複数回の提供には様々な課題がある。また、第183号については、アンケートで出された意見に対し、まずは、区として誠実に対応することを優先すべき」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、それぞれについて、1委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第125号「保育政策についての陳情」第2項「助成額引き上げの件」及び陳情第175号「板橋区の『保育の質』を確保する陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、2月19日及び20日に開催されました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、2月19日の委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、議案第16号「東京都板橋区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例」、議案第20号「東京都板橋区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第21号「東京都板橋区児童育成手当条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続いて2月20日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  2月19日に引き続き、報告事項について、理事者より現状と今後の取り組みに関して説明を受け、質疑を行いました。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定いたしました陳情第125号第2項ほか1件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  文教児童委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、文教児童委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第182号、第183号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  陳情第182号「あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情」及び陳情第183号「あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情」について、一括して起立表決を行います。  陳情第182号及び第183号に対する委員会報告はいずれも不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第182号及び第183号は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第16号、第20号、第21号、陳情第125号第2項、第175号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  議案第16号「東京都板橋区立生涯学習センター条例の一部を改正する条例」、議案第20号「東京都板橋区ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第21号「東京都板橋区児童育成手当条例の一部を改正する条例」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第125号第2項及び第175号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第16号、第20号及び第21号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第125号第2項ほか1件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第71を議題といたします。  東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会副委員長から、調査事件に対する調査の経過について、報告があります。  東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会副委員長 高沢一基議員。 ◎高沢一基 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 高沢一基議員。  〔参 照〕  ──────────────────────────────────────      〔高沢一基議員登壇〕(拍手する人あり) ◎高沢一基 議員  ただいまから、2月22日に開催いたしました東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、「東武鉄道東上本線(大山駅付近)の連続立体交差化計画等に関する都市計画案及び環境影響評価書案の説明会の開催報告について」、理事者より報告を受け、「鉄道立体化の構造形式の選定に関する区民への説明状況について」、「今後の連続立体交差事業に係る区の財政負担の見通しについて」、「鉄道付属街路の整備について」、「説明会資料公表の必要性について」など、各委員よりさまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「要請活動の報告について」を議題とし、第4回定例会後に行った東京都及び東武鉄道株式会社に対する要請活動の概要について報告いたしました。  次に、「活動報告(案)について」を議題とし、前回の委員会で出された意見をもとに作成した活動報告案の確認を行い、委員会としての活動報告をまとめました。  次に、「委員会の結了について」を議題とし、本委員会の活動報告がまとまったことを受けて、委員会の結了を決定いたしました。  それでは、本委員会における調査活動の概要につきまして、ご報告申し上げます。  本委員会は、調査事件である東武東上線連続立体化・沿線安全対策に関する調査を行うため、平成29年5月の第1回臨時会において設置されました。以来、2か年にわたり、東武東上線立体化及び沿線安全対策について、課題やその解決・改善に向けた議論を重ねてまいりました。  また、調査事件の参考に資するため、平成29年度は、「区内における踏切の現状について」など、平成30年度は、「西武池袋線連続立体交差事業について」視察を行いました。  本委員会は、これまでの調査活動を踏まえ、東武東上線立体化については、大山駅付近の連続立体交差事業、その他区間の鉄道立体化、踏切対策の3項目に関して、また、沿線安全対策については、エレベータ・ホームドアの設置、駅周辺のバリアフリー化、自転車駐車場の確保の3項目に関して、今後、区が取り組むべき内容を委員会の提言として、活動報告のとおりまとめました。  東武東上線立体化や沿線安全対策については、解決すべき課題が山積しておりますが、本委員会がまとめた提言が十分にしんしゃくされ、区民・議会・行政が一体となり積極的に事業を推進することにより、区内における東武東上線の立体化早期実現と適正な安全対策等の実現につながることを期待し、本委員会の調査を結了することに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕
    ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会の調査事件結了の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会の調査事件に対しては、委員会報告のとおり、調査を結了することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会の調査事件は、委員会報告のとおり調査を結了することに決定をいたしました。  ────────────────────────────────────── △地域包括ケアシステム調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第72を議題といたします。  地域包括ケアシステム調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について、報告があります。  地域包括ケアシステム調査特別委員長 田中しゅんすけ議員。 ◎田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 田中しゅんすけ議員。  〔参 照〕 ────────────────────────────────────────      〔田中しゅんすけ議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中しゅんすけ 議員  ただいまから、2月22日に開催いたしました、地域包括ケアシステム調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、「地域包括支援センターの新設及び担当区域等の変更について」、理事者より報告を受け、「地域包括支援センターと地域センターとの管轄区域の関係性について」、「地域包括支援センターの新設及び担当区域変更に伴う各センターの名称変更に関する区民への周知方法について」、「担当区域が変更になる場合の引き継ぎ方法について」など、各委員よりさまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「活動報告(案)について」を議題といたしました。  日常生活圏域の設定について、委員より、利用者により配慮した表現へと変更すべきとの意見が出され、内容を協議した結果、委員会の提言とし、活動報告をまとめました。  次に、「委員会の結了について」を議題とし、本委員会の活動報告がまとまったことを受けて、本委員会の結了を決定いたしました。  それでは、本委員会における調査活動の概要につきまして、ご報告申し上げます。  本委員会は、調査事件である地域包括ケアシステムに関する調査を行うため、平成29年5月の第1回臨時会において設置されました。以来、2か年にわたり、地域包括ケアシステムの構築・深化に向けて、課題やその解決・改善に向けた議論を重ねてまいりました。  また、調査事件の参考に資するため、平成29年度は、「板橋区医師会における在宅医療について」、平成30年度は、「医療・介護に関する複合施設における多職種連携について」など、視察を行いました。  本委員会は、これまでの調査活動において、平成29年度は、板橋区版AIP構築に向けた7つの重点分野に沿って調査を行い、中間報告として調査内容をまとめました。  また、平成30年度は、前年度の調査を踏まえ、地域包括ケアシステムの構築において核となる地域包括支援センターについて及び多職種連携について集中的に調査を行い、今後、区が取り組むべき内容を委員会の提言として、活動報告のとおりまとめました。  地域包括ケアシステムの構築については、解決すべき課題が山積しておりますが、本委員会がまとめた提言が十分にしんしゃくされ、区民・議会・行政が一体となり積極的に事業を推進することにより、区の実態に合った地域包括ケアシステムが構築され、深化していくことを期待し、本委員会の調査を結了することに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △地域包括ケアシステム調査特別委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  地域包括ケアシステム調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、地域包括ケアシステム調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △地域包括ケアシステム調査特別委員会の調査事件結了の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  地域包括ケアシステム調査特別委員会の調査事件に対しては、委員会報告のとおり調査を結了することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、地域包括ケアシステム調査特別委員会の調査事件は、委員会報告のとおり、調査を結了することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △危機管理対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第73を議題といたします。  危機管理対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について、報告があります。  危機管理対策調査特別委員長 荒川なお議員。 ◎荒川なお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 荒川なお議員。  〔参 照〕  ──────────────────────────────────────      〔荒川なお議員登壇〕(拍手する人あり) ◎荒川なお 議員  ただいまから、2月25日に開催いたしました危機管理対策調査特別委員会における調査の概要つきまして、ご報告申し上げます。  初めに、「板橋区災害時受援計画の進捗状況について」、理事者より報告を受け、「女性に配慮した物資の受け入れ体制整備の必要性について」、「備蓄のあり方と受援計画を関連づけた検討の必要性について」、「東京都の備蓄物資の状況について」など、各委員より、さまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「福祉避難所開設・運営訓練について」、理事者より報告を受け、「要配慮者への自助の意識づけの必要性について」、「福祉避難所における要配慮者の受け入れ可能数について」、「福祉避難所開設までの間における一般の避難所での要配慮者への対応の必要性について」など、各委員より、さまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「活動報告(案)について」を議題とし、前回の委員会で出された意見をもとに作成した活動報告案の確認を行い、委員会としての活動報告をまとめました。  次に、「委員会の結了について」を議題とし、本委員会の活動報告がまとまったことを受けて、委員会の結了を決定いたしました。  それでは、本委員会における調査活動の概要につきまして、ご報告申し上げます。  本委員会は、調査事件である危機管理対策に関する調査を行うため、平成29年5月の第1回臨時会において設置されました。以来、2か年にわたり、自然災害に備えた対策及び感染症への対策について、課題やその解決・改善に向けた議論を重ねてまいりました。  また、調査事件の参考に資するため、平成29年度は、「神田川・環状七号線地下調節池による水害対策について」、平成30年度は、「保育園サーベイランスについて」視察を行いました。  本委員会は、これまでの調査活動を踏まえ、初めに、自然災害に備えた対策に関して、震災対策については、受援計画、避難所及び福祉避難所、ライフラインの確保策、風水害等対策については、がけ・よう壁対策、浸水対策、避難等支援策のそれぞれ3項目に関して、今後、区が取り組むべき内容を委員会の提言として、活動報告を取りまとめました。  次に、感染症対策については、情報収集・発信・啓発及び予防接種の2項目に関して、今後、区が取り組むべき内容を委員会の提言として、活動報告のとおりまとめました。  自然災害に備えた対策や感染症対策については、解決すべき課題が山積しておりますが、本委員会がまとめた提言が十分にしんしゃくされ、区民・議会・行政が一体となり積極的に対策を推進することにより、区の総合的な災害対応力の向上及び感染症対策のさらなる強化につながることを期待し、本委員会の調査を結了することを決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △危機管理対策調査特別委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  危機管理対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、危機管理対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △危機管理対策調査特別委員会の調査事件結了の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  危機管理対策調査特別委員会の調査事件に対しては、委員会報告のとおり調査を結了することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、危機管理対策調査特別委員会の調査事件は、委員会報告のとおり調査を結了することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △子どもの貧困対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第74を議題といたします。  子どもの貧困対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について、報告があります。  子どもの貧困対策調査特別委員長 長瀬達也議員。 ◎長瀬達也 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 長瀬達也議員。  〔参 照〕
     ──────────────────────────────────────      〔長瀬達也議員登壇〕(拍手する人あり) ◎長瀬達也 議員  ただいまから、2月25日に開催いたしました、子どもの貧困対策調査特別委員会における調査の概要つきまして、ご報告申し上げます。  初めに、「『いたばし子ども夢つむぐプロジェクト』〜子どもの貧困対策〜平成31年度の取組について」、理事者より報告を受け、「子どもの居場所づくり活動支援事業の具体的な拡充内容について」、「SNS等を活用した子どもとのコミュニケーションの必要性について」、「庁内における連携体制について」など、各委員よりさまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「児童相談所設置に向けた検討状況について」理事者より報告を受け、「児童福祉司等の人材確保策について」、「虐待の加害者側である保護者への支援方法について」、「児童相談所設置後の想定利用人数について」など、各委員よりさまざまな質疑や意見・提案がなされました。  次に、「活動報告(案)について」を議題といたしました。「児童虐待による死亡等の発生防止策について」、「家賃補助事業の安定した運営や拡充について」、「子どもの生活圏に応じた居場所のあり方について」など、委員よりさまざまな提言案が出され、委員会の提言とすべき内容について協議し、活動報告をまとめるに至りました。  次に、「委員会の結了について」を議題とし、本委員会の活動報告がまとまったことを受けて、委員会の結了を決定いたしました。  それでは、本委員会における調査活動の概要につきまして、ご報告申し上げます。  本委員会は、調査事件である子どもの貧困対策に関する調査を行うため、平成29年5月の第1回臨時会において設置されました。以来、2か年にわたり、子どもの貧困対策及び児童相談所設置について、課題やその解決・改善に向けた議論を重ねてまいりました。  また、調査事件の参考に資するため、平成29年度は、「足立区の子どもの貧困対策について」、平成30年度は、「さいたま市子ども家庭総合センターの施設運営について」、視察を行いました。  本委員会は、これまでの調査活動を踏まえ、子どもの貧困対策については、子どもの貧困対策事業の全体及び個別事業、子どもの居場所、連携体制の4項目に関して、今後、区が取り組むべき内容を委員会の提言として、活動報告のとおりまとめました。  また、児童相談所設置については、人材確保・育成、施設づくり、地域・関係機関との連携、支援体制や虐待対応の4項目に関して、今後、区が取り組むべき内容を、委員会の提言として活動報告のとおりまとめました。  子どもの貧困対策や児童相談所設置については、解決すべき課題が山積しておりますが、本委員会がまとめた提言が十分にしんしゃくされ、区民・議会・行政が一体となり積極的に事業を推進することにより、区内の子どもの生活に豊かさや安心・安全がもたらされることを期待し、本委員会の調査を結了することに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △子どもの貧困対策調査特別委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  子どもの貧困対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、子どもの貧困対策調査特別委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △子どもの貧困対策調査特別委員会の調査事件結了の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  子どもの貧困対策調査特別委員会の調査事件に対しては、委員会報告のとおり調査を結了することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、子どもの貧困対策調査特別委員会の調査事件は、委員会報告のとおり調査を結了することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △予算審査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第75から第78までを一括して議題といたします。  予算審査特別委員長から提出された議案第6号ほか3件に対する審査報告書は、朗読を省略し、委員長から審査の結果について報告があります。  予算審査特別委員長 田中いさお議員。 ◎田中いさお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 田中いさお議員。  〔参 照〕        予 算 審 査 特 別 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                     記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │       件          名       │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第 6号│平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号) │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第 7号│平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正│原案可決 │ │      │予算(第1号)                   │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第 8号│平成30年度東京都板橋区介護保険事業特別会計補正予算│原案可決 │ │      │(第2号)                     │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第 9号│平成30年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計補│原案可決 │ │      │正予算(第1号)                  │     │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成31年2月27日                        予算審査特別委員長  田 中 いさお  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────       〔田中いさお議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中いさお 議員  ただいまから、予算審査特別委員会の審査結果について、ご報告申し上げます。  本委員会は、去る2月14日の本会議において、議員全員をもって設置され、本会議終了後、ただちに委員会条例第7条第1項の規定による議長招集の委員会が開会されました。  初めに、正副委員長の互選を行いましたところ、委員長には私が、副委員長には安井一郎委員がそれぞれ選任されました。  次に、本委員会に付託された議案を、委員会条例第2条の規定する常任委員会の名称、委員定数及び所管と同様の5分科会を設置して審査することとし、それぞれの分科会に所管の事項を付託いたしました。  また、分科会委員は、各常任委員会の構成員が、同一所管の分科会委員となることとし、その分科会の正副主査には、それぞれの常任委員会の正副委員長が選任されました。  次に、委員会の円滑・適切な運営を図るために、委員会条例第4条第4項の規定により、理事会を設けることとし、間中りんぺい委員、中村とらあき委員、鈴木こうすけ委員、しば佳代子委員、山内えり委員、長瀬達也委員、中妻じょうた委員、以上7名の方々に理事委員として就任をお願いいたしました。  引き続き、本委員会が審査いたしました、補正予算4議案の審査概要につきまして、ご報告申し上げます。  2月18日及び19日は、分科会において審査を行いました。  18日は、企画総務、区民環境、健康福祉の3分科会が開かれ、企画総務及び区民環境分科会では、所管の一般会計補正予算を、健康福祉分科会では、所管の一般会計補正予算、国民健康保険事業、介護保険事業及び後期高齢者医療事業の3特別会計補正予算を、それぞれ審査いたしました。  19日には、都市建設、文教児童の2分科会が開かれ、所管の一般会計補正予算をそれぞれ審査いたしました。  次に、2月27日の委員会では、総括質問を行いました。  総括質問は、自民党の坂本あずまお委員、公明党の中野くにひこ委員、共産党の吉田豊明委員、市民の南雲由子委員、民主クラブの佐藤としのぶ委員、無所属の井上温子委員、無会派の松崎いたる委員の順で行いました。  以上の日程を経て、審査を終了し、引き続き、表決に入りました。  議案第6号「平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号)」、議案第7号「平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第8号「平成30年度東京都板橋区介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第9号「平成30年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」につきまして、一括して表決を行ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △予算審査特別委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  予算審査特別委員会報告に対する質疑を省略し、討論の上、ただちに表決するよう動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、予算審査特別委員会報告に対する質疑を省略し、討論の上、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第6号、第7号、第8号及び第9号に対する討論 ○議長(大野はるひこ議員) これより、議案第6号「平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号)」、議案第7号「平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第8号「平成30年度東京都板橋区介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第9号「平成30年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」に対する討論を一括して行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、小林おとみ議員。 ◆小林おとみ 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 小林おとみ議員。      〔小林おとみ議員登壇〕(拍手する人あり) ◆小林おとみ 議員  たただいまより、日本共産党板橋区議会議員団を代表して、議案第6号2018年度板橋区一般会計補正予算(第2号)及び議案第7号同国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第8号同介護保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第9号同後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)に反対する立場から討論を行います。  一般会計では、財政調整基金に39億1,419万8,000円、公共施設整備基金に20億320万4,000円、義務教育施設整備基金に29億791万7,000円などが積み上げられることが、最も際立つ最終補正です。これによって、2018年度末の基金合計は691億8,822万7,000円となります。2017年度末の585億円から106億円も積み増す結果です。  地方自治体として歳入にふさわしい仕事をきちんとしたのかが問われる予算執行だと言わざるを得ません。
     歳入で、国保会計から38億1,006万2,000円が繰り入れられています。これまでの滞留分を戻したとのことで、繰入金の金額が膨らむ要因になっています。  国保会計の中身を見ると、療養給付費が6億円減額され、一般会計に繰り戻されています。区は加入者が減少していると言いますが、社保に加入している人がふえているとは言っても、離脱する人も多く、加入者減少の多くは後期高齢者医療への移行です。  問題は、保険料が他のどの保険よりも高く、区民の負担にも限界があることがわかりながら、区独自に負担軽減策に取り組む姿勢を示してこなかったことです。年収200万、300万の人から、20万、30万と1割以上の保険料の負担を求め続けましたが、せめて多子世帯への保険料軽減を区独自でも行うなどの方向が示されるべきでした。  さらに、滞納世帯が4分の1にも上る中で、滞納世帯に対して、年金や給与などの預貯金に対する容赦のない差し押さえが行われてきました。相談の多くは、悪質な滞納者などではなく、会社が保険料を納めていなかったとか、仕事がなくなって払えなくなったなど、本人の努力だけでは限界がある人たちがたくさんいるのです。しかし、窓口では容赦のない請求が続けられています。高い保険料を払える保険料に引き下げると同時に、容赦のない差し押さえはやめるべきです。  後期高齢者医療会計では、歳計剰余金が9,678万2,000円となり、一般会計に8,031万5,000円が繰り入れられています。低所得者に対する保険料軽減がなくなり、被扶養者に対する減免も激変緩和の最終年で、前年度6,933人だった独自軽減を受けられた人たちが、2,609人へと激減しました。年金は下がる一方なのに支払う医療保険料の引き上げが追い打ちをかけて、高齢者の暮らしは苦しくなるばかりです。何らかの軽減策、救済策が打ち出されるべきでした。  介護保険会計から一般会計に、1億9,192万2,000円が繰り戻されていますが、これは介護保険の区負担分です。介護保険会計の中身を見ると、歳計剰余金が6億2,241万円生まれ、国の負担分が1億904万円、支払基金の負担分が3億1,491万4,000円、東京都の負担分が1億266万9,000円減額をされ、加入者負担部分が準備基金として6億8,581万円積み上げられました。介護給付費準備基金は、1年目であるにもかかわらず24億2,649万5,000円にもなっています。高い保険料を払っているのに、使いたいときには使えないと声が上がっている介護保険の制度を、少しでも区民に使いやすいものにする努力が行われたのかが問われます。  昨年8月から、一定所得以上の人の利用料が3割に引き上げられて、このことによる利用抑制が心配されました。また、10月からは、生活援助について、国が定めた基準を超えた場合に、ケアプランの届け出が義務づけられ、ここでも利用抑制が心配されています。  また、総合事業では、サービスの単価が低く設定されたために、すべての区内事業者が実施していないなど、利用者に困難が生じています。  訪問型サービス事業で2,107万円減額、通所型サービス事業で4,322万円もの減額補正になっていますが、さまざまな要因による利用抑制によって、家族介護、老老介護が深刻化していくことに対する認識と手だてが必要でした。総合事業のサービス単価の引き上げ、利用料の軽減など、利用抑制につながらないよう対策が行われるべきでした。  地域密着型介護サービス事業では、3億415万円の減額補正です。小規模多機能や看護小規模多機能、認知症対応型グループホームなど、必要な事業として計画化したにもかかわらず、事業者の参入がないなどの理由で、大きな執行残を生んでいるのは問題です。  事業者が参入できないのは、低い報酬単価による介護士や専門職の不足が大きな要因で、それをそのままにしておいてどうして事業参入ができるでしょう、期待できるでしょうか。報酬単価の引き上げ、介護職員の処遇改善など、対策が打たれるべきでした。  生活保護の扶助費が4億円の減額です。昨年10月から生活扶助の最大5%引き下げが行われ、今後3年かけて引き下げが続くことになっています。生活保護の扶助費の削減は、これ以上何を切り詰めたらいいのかという悲鳴となっています。  低年金や最低賃金の低さをそのままにして、それにあわせるように最低生活費を引き下げていくことは、貧困の連鎖を広げるだけです。  しかも消費者物価指数で比較するとしても、物価を引き下げているのは、多くは家電製品やパソコンなどで、日常の食料品や光熱水費などはむしろ上がっているのです。過酷な生活扶助費の削減に対する手だてが必要でした。お風呂に毎日入れない生活が、健康で文化的な最低限度の生活と言えるでしょうか。  猛暑の中、生活保護世帯に対するクーラー設置を新規の人にしか認めないという不平等な対応が行われました。保護費を削減しながら、必要なら少しずつでもためて買ってくださいというのは、あまりにも非情な対応です。  生活保護受給者だけではなく、高齢者が熱中症で死亡する事故も起きる中、低所得高齢者などで、クーラーのない家やアパートに住んでいる人へのクーラー設置助成が行われるべきでした。なぜ動けなかったのか。荒川区がいち早く対応をとったことを見れば、やる気になればできたはずです。  昨年の猛暑への対応は、自治体の姿勢が問われるものでした。  あいキッズでは、クーラーのきいている場所は教室しかなく、40人を超える子どもたちが教室にすし詰め状態でした。体育館で遊びたくても暑くて遊べない、クーラーをつけてほしいという切実な声が上がりました。  我が党議員団は、区立小・中学校の体育館について、簡易なものも求めて、冷房設置の整備を早急に図るよう求めましたが、区は、令達予算で冷風扇などを買うよう指示をしたとのことで、学校任せの対応でした。補正予算を組んででも教育委員会としての対応をするべきでした。  西日本豪雨災害では、避難生活をしている方が数万人に上る中、体育館に冷房設備がなく、大変な事態になっていることが報じられました。  区内でも、志村第四小学校で避難所開設訓練をしたが、暑くて1時間で切り上げたという報告がされました。豊島区や練馬区が、小・中学校の体育館の冷暖房化について、全校での設置を打ち出し、国や東京都も動き出す中で、ようやく板橋区も設置に動き出しましたが、とりあえず中学校5校で実施して効果を検証するというものです。しかし、近隣の各区が目標年限を決めて全校設置の計画をつくる中で、区の対応は消極的です。効果を検証して、その後のことはその後考えるというのではなく、目標年限を決めて全校設置への計画を打ち出すべきです。  また、学校の調理室で、45度を超える高温の中で作業が行われていることも明らかになりました。それどころか、学校衛生基準を満たさないトイレ、手洗い場などが、保健所からの指摘を受けているにもかかわらず、放置されていることも明らかになりました。  学校の雨漏りや床のでこぼこなどが改善されずにいる学校もあり、子どもたちの安全や衛生を考えるならば、学校の調理室へのクーラー設置、トイレ、手洗い場の改善、学校からの緊急要望などは早急に予算化をすべきです。  小学校の施設改修費で1億2,833万3,000円、中学校の施設改修費で4,833万9,000円を減額補正し、義務教育基金には29億円も積み上げられている結果を見れば、お金がないと学校に我慢を強いることは許されません。  保育園の待機児対策では、認可保育園の増設が求められる中、突如9月に、区立仲宿保育園の新規募集停止が通告されました。突然来年からの転園を迫るなど、区の対応はあまりにも自分勝手な計画の押しつけでした。  しかも、母子アパートについて、東京都の今後の方針が未確定であることが、保育園を廃止する理由として説明されていたにもかかわらず、その後、都市建設委員会に報告をされた内容を見れば、平成28年11月から、既に区は、母子アパートの移管について検討を始めていたとのことです。しかも、区への移管に当たって、保育園を設置することは考えていなかったということも明らかになりました。板橋区が、都営住宅の区への移管に際して、区営住宅の集約化及び高層化のための活用しか想定せず、保育園の存続についてまったく除外していたことは重大な問題です。  震災、防災対策のおくれも問題です。大阪北部地震での学校のブロック塀倒壊による死亡事故を受けて、我が党議員団は、板橋区に早急にブロック塀などの安全点検を申し入れました。区は、板橋区内の公共施設の総点検を行いましたが、結果、学校施設そのものにも、また、通学路にも危険なブロック塀がまだあったことは衝撃でした。  日本共産党議員団は、かねてから通学路の危険なブロック塀撤去のための助成を求め続けてきましたが、ようやく実現したものの、撤去のみの助成にとどまっていることは問題です。緑化助成だけではなく、軽量フェンスも含めた設置費の助成も行うべきです。  また、学校の地震対策にまだまだたくさんの抜け穴があることも明らかになりました。校舎や体育館などの躯体の耐震化や体育館や武道場の非構造部材の耐震化は、国の指示や補助金がついたので既に実施をされていますが、教室などの非構造部材については、未着手のままです。国の補助金がつくものはやるが、つかないものはやらないという区の姿勢は、安全対策に大きな影を落としています。必要なものはきちんと計画をつくり、一気にやり上げるという姿勢がなければ、本当に子どもたちの命や安全が守れません。  大山町クロスポイント周辺地区経費では、事業経費が2億2,600万円減額され、そのために国庫補助金が1億1,304万円、都補助金が1,694万円減額補正されています。都市計画道路補助第26号線の道路用地の確保を最大の目的に行われている、クロスポイントの再開発事業が、計画どおりに進んでいないことが明らかになった減額補正です。  東京都から、道路の整形にかかわる指摘があり、対応に時間を要したとの説明がされていますが、組合設立が遅れているのはそれだけの理由ではありません。事実上、区が主導する形で進められる再開発事業が住民不在の計画となっていることに対して、地権者の方々にも不安や疑問が広がっているあらわれです。進まない計画はやめて、商店街を守り、商店街の人たちや住民が住み続けることができ、商売を続けることができる計画に見直すべきです。  高島平地域のまちづくりについて、突然、旧高島第七小学校跡地を含む公共用地を、UR都市機構による高島平地域の都市再生のために建て替えの代替地として種地活用するということが、1月の議会で報告されました。5年余りかけて高島平地域グランドデザイン計画づくりに税金を投入してきたのは何だったのか。突然の方針転換について、実行性が高まるまで住民説明会はやらないという姿勢は、住民とともにまちづくりを進めるという姿勢とは言えず、認められません。  産業経済費では、産業融資の利子補給で3,757万円減額補正です。区は、件数、金額ともふえているのでプライムレートの影響としていますが、中小業者の資金繰りに本当の支援の手が届くものになっていたのかが問われます。  製造業の実態調査で、47%の事業者が廃業を考えている、あるいは事業承継のめどが立たないと答えている中で、融資のあり方についても、事業承継についての抜本的な取り組みの強化が求められました。契約差金が多く生まれる事業でもない中で、執行残を生むのは区の努力不足と言わざるを得ません。  区民文化費では、マイナンバーカードの普及に執着していますが、内閣府の調査でも、53%の人が今後も取得しないと答えており、国民に受け入れられていないものを無理やり押し通そうとすることに問題があります。区民の利便性、窓口対応の増加を考えるならば、区民カードによる自動交付機の設置を再検討すべきです。  以上、区民生活の困難に心を寄せて、必要な手だてを打つという点でも、命を守る災害対策のために必要なことはやり切るという点でも、区民や住民の声を聞いて住民本位の区政をつくっていくという点でも、やるべきことをやらず、106億円にも上る過去最高の基金を残すことになった補正予算には賛成することはできません。改めて区民本位の区政を、区民の命と暮らしを守ることを最優先にする区政運営を強く求めて、2018年度の各会計補正予算に反対を表明して、私の討論を終わります。  ご清聴ありがとうございました。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 次に、山田貴之議員。 ◆山田貴之 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 山田貴之議員。      〔山田貴之議員登壇〕(拍手する人あり) ◆山田貴之 議員  ただいまから板橋区議会自由民主党議員団を代表し、議案第6号「平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号)」、議案第7号「平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」ほか2件の特別会計補正予算について、賛成の立場から討論を行います。  一般会計補正予算(第2号)は、歳入・歳出ともに19億200万円を増額し、歳入歳出予算の総額が、それぞれ2,147億7,000万円となるものです。  平成30年度の我が国の経済情勢は、緩やかな回復が続いています。輸出に関しては、力強さに欠けるものの、概ね横ばいとなっています。企業収益が過去最高を記録する中で、設備投資の増加が続き、雇用環境の改善にあわせ勤労者所得の回復も相まって、個人消費の持ち直しにつながり、経済の好循環は着実に進展しています。  一方、昨年は、日本列島を自然災害が次々に襲ってきた年でもありました。大阪府北部地震、西日本豪雨、災害級の猛暑、北海道胆振東部地震、そして激甚災害指定を受けた台風が4つも日本列島に襲いかかってきました。これらの災害により、個人消費や輸出を中心に経済が一時的に押し下げられました。  大阪府北部地震の発生により、倒壊したブロック塀の下敷きになって小学生が亡くなるという痛ましい事故が発生しました。建築基準法に定められた高さ基準を超えていた上、目隠し目的で積み上げられた構造に問題のある塀であり、行政の大きな責任を感じずにはいられませんでした。  板橋区においては、いち早く危険ブロック塀の調査、撤去に着手するとともに、民間ブロック塀の除去補助等に着手してきました。他区に比べ、迅速な対応を高く評価しています。このたびの補正予算では、国庫補助金の小学校費補助金、中学校費補助金の項目にブロック塀の臨時特例交付金として歳入計上がありました。  物価の動向を見ると、年度前半の原油価格上昇の影響等により、消費者物価(総合)は前年比で上昇しています。この結果、平成30年度の実質国内総生産(実質GDP)、名目国内総生産(名目GDP)の成長率は、ともに0.9%程度と見込まれています。また、消費者物価(総合)は1.0%程度の上昇と見込まれています。  今回の補正予算において、歳入では特別区交付金が法人住民税・固定資産税の増収によって、普通交付金が1億3,900万円余の増となりましたが、特別交付金が逆に4億円の減額補正を見込むこととなっています。特に特別交付金に関しては、義務的経費の比率が大きく、区独自の特徴的な事業が展開できないことが1つの要因となっているのではないでしょうか。  しかしながら、板橋区はこれまでも知識、知恵を結集し、特徴的な、そして実りある事業を展開してきました。財政課だけではなく、所管課も区民サービスのさらなる向上を目指し、新規・拡充事業の展開に力を入れることを期待します。  区の主要財源である特別区税が、納税義務者の増や所得環境の改善があるにもかかわらず、増額補正が計上されないのには、ふるさと納税の影響が大きいためではないでしょうか。国のふるさと納税のさらなる改善を望むとともに、板橋区が実施するクラウドファンディング型ふるさと納税へのさらなる取り組み強化を望みます。  昨年も同様のことを述べていますが、区の財政状況の好転は、現安倍政権の経済政策が実を結んだものと言えます。  しかしながら、平成26年度から始まった税制改正を概観すると、地方消費税の軽減税率制度の導入や精算基準の見直し、地方法人税関連の国税化、そしてふるさと納税の個人住民税からの控除と、23区全体で2,000億円という板橋区の予算に匹敵する財源が国に吸い上げられています。  このたびの補正予算においても、地方消費税交付金が精算基準の見直しの影響により、当初予算を8億円も割り込む見込みとのことです。景気が低迷した場合はどのようなことになるのか。財政基盤の確立と地方税における財源確保に向けた取り組み強化を望みます。  次に、歳入の2つ目の視点として、財政基盤の確立には欠かすことのできない要素である基金からの繰入金と、特別区債の推移に着目していきます。  基金からの繰り入れを4億6,300万円見送り、起債発行についても2億7,300万円減ずるなど、将来への備えに対し配慮したことがうかがえます。  昨年、区が発行した財政白書によれば、板橋区の財政調整基金の残高は、23区中16番目、財政規模に対する比率では、23区中20番目とのことです。福祉費、義務的経費の一般会計に占める割合が60%を占める本区において、十分な対応と言えるのでしょうか。  平成31年度に起債と基金の活用方針の見直しを行うとのことです。しっかりと分析を行い、確固たる財政基盤の強化に取り組むことを期待しています。  また、平成29年度決算ベースの起債残高を比較すると、本区は318億1,300万円で、ほかの22区平均が211億3,300万円であり、他区の平均から100億円以上も起債残高が多い状況にあります。しかしながら、公共施設は多世代にわたり利用するものであり、超低金利の現在、起債発行による財源確保と負担の公平性を考慮し活用すべきとも考えます。  繰り返しになりますが、起債発行の抑制にあわせ、将来負担を考慮した減債基金への積み立ては、バランスのとれた財政運営であると評価しています。  次に、特別区民税に関しては、今回の補正予算には計上されていませんが、当初予算以上に確保できるものと理解しています。  昨年、我が自由民主党区議団から、税の徴収目標に関して、23区平均を上回るような目標を持って臨むようにとの要請を行いました。平成29年度の本区の徴収率が96.0%、23区の平均が96.7%という、あと一歩のところまで来ています。税徴収部門の研さん、努力に敬意を表します。  せっかくの徴収努力がふるさと納税によって帳消しになろうとしているのではないでしょうか。ふるさと納税の影響は年々ふえ続け、平成28年度に3億4,000万円、平成29年度に6億9,000万円、平成30年度は9億5,000万円、そして平成31年は14億3,000万円の見込みであるとの報告もありました。この先はどうなるのでしょうか。大変に憂慮しております。  ふるさと納税によって失われていく貴重な財源を守るため、区のクラウドファンディング型ふるさと納税が示されました。  一方で、泉佐野市は、昨年度全国トップの135億円を集め、物議を醸していますが、板橋区の目標額制定からは危機意識を感じることはできません。もっと成果が生まれるふるさと納税を検討するべきと要望しておきます。  歳出においては、年度内の適正な執行管理が行われたことから、安定した財政運営がうかがえます。  1点、建設事業の契約不調による予算減額が多く見受けられたことについて、意見を述べておきます。  自然災害やオリンピック建設需要、そして建設関係の労働力不足などによる契約環境の不安定さは理解をします。来年度以降もこのような状況が続くものと思われます。このことに対応して、年間の契約発注予定を早期に公表すること、年間の工事発注件数の平準化を行うこと等、受託事業者が参入しやすい環境を整えるのも方策であると思慮するところです。次年度においては、契約不調が起こらないよう、十分な対応策を立てていただきたいと思います。  今年度の最終補正予算であることから、確実な執行見通しのもと計数整理を行い、その結果として、区立小・中学校の義務教育施設や福祉施設をはじめとする公共施設の改築需要などに対応するため、義務教育施設整備基金、公共施設等整備基金にあわせて、49億円をそれぞれの特定目的基金に積み立てています。  また、起債償還に関し、満期一括返済が一時的に大きな財政負担が生じることを考慮して、減債基金に3億円を積み立てています。さらに、他区と比べると見劣りのする財政調整基金についても、将来の景気循環に備え、財政調整基金に39億1,000万円を積むことができています。  今後も、景気後退期においても行政サービスが後退しない財政基盤の構築に努めることを強く求めておきます。  区は、新年度において、起債と基金の活用方針について、いたばしNo.1実現プラン2021を着実に推進するために見直すと言っています。現方針をさらに細緻に見直すとともに、財政運営に対する区の考えを、さらに区民にわかりやすく説明されることを求めておきます。  平成30年度の予算執行に関しては、小・中学校の改築、美術館と八ケ岳荘の大規模改修、小豆沢公園の再整備などの公共施設への更新需要や、保育所の待機児童解消に向けた保育サービス定員増加、授業用ICT機器の全校配置、板橋区良質なマンションの管理等の推進に関する条例の施行を受けて、実地調査による現況把握とデータベース化等、区民要望を的確に捉え、さまざまな政策課題にも積極的な対応を行ったことは評価に値します。  次に、債務負担行為の補正についてです。  地域経済の活性化に配慮し、区道補修工事や公共下水道整備工事を、平成31年度の4月当初から間断なく開始するための措置であり、適切な対応がなされています。  また、上板橋第二中学校・向原中学校統合改築工事の債務負担行為補正が計上されていますが、これ以上の事業執行に遅れが生じないよう、しっかりと執行管理をお願いします。  次に、特別会計について申し述べます。  国民健康保険事業特別会計では、歳入・歳出ともに31億5,800万円の増であり、これは、前年度繰越金の45億9,600万円が起因したものと捉えています。補正前の6億円を差し引くと、一般会計への繰出金の38億1,000万円にほぼ同じ値を示します。  インフルエンザなどにより保険料が大きく増減することは理解しますが、一般会計からの法定外繰出金の縮減に向けた取り組みは、限られた財源の活用のためにも強化されるべきと捉えています。  また、国民健康保険料の収入率には課題があります。国民健康保険料の調定額に対する収入率が、平成26年度から連続して改善されているとはいえ、いまだに70%台にとどまっていることは、負担の公平性の観点からも改善を求めます。  介護保険事業特別会計が歳入・歳出同額の2億6,700万円の増額補正、後期高齢者医療事業特別会計では、歳入・歳出同額の2億8,600万円の増額補正となっており、いずれも適正な補正と評価しています。  以上、今回の補正予算は、年度内の予算執行に係る計数整理を行いつつ、中長期的な視点に基づいた財政基盤構築に向けた適切な措置であると理解します。  今後も、適切な財政運営に取り組んでいただくことを強く要望し、このたびの一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計並びに後期高齢者医療事業特別会計の補正予算に賛意を表しまして、討論を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案第6号、第7号、第8号及び第9号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 続きまして、議案第6号「平成30年度東京都板橋区一般会計補正予算(第2号)」、議案第7号「平成30年度東京都板橋区国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第8号「平成30年度東京都板橋区介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第9号「平成30年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」について、一括して起立表決を行います。  議案第6号、第7号、第8号及び第9号に対する委員会報告は、いずれも原案可決であります。  委員会報告のとおり決することに賛成の方は、ご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第6号、第7号、第8号及び第9号は委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △休憩の宣告 ○議長(大野はるひこ議員) 会議の途中でありますが、議事運営の都合により、この際、暫時休憩いたします。  なお、再開時刻は午後1時20分といたします。 午後零時15分休憩  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 午後1時21分再開
       出席議員     46名         1番  山 田 貴 之議員     2番  中 村とらあき議員         3番  間 中りんぺい議員     9番  松 崎 いたる議員        10番  田中しゅんすけ議員    11番  安 井 一 郎議員        13番  成 島 ゆかり議員    15番  井 上 温 子議員        18番  坂 本あずまお議員    19番  田 中やすのり議員        20番  鈴 木こうすけ議員    21番  し ば 佳代子議員        22番  高 沢 一 基議員    23番  中 妻じょうた議員        24番  山 内 え り議員    25番  吉 田 豊 明議員        26番  元 山 芳 行議員    27番  大 野はるひこ議員        28番  田 中 いさお議員    29番  かいべ とも子議員        30番  佐 藤としのぶ議員    31番  おなだか  勝議員        32番  荒 川 な お議員    33番  いわい 桐 子議員        34番  杉 田 ひろし議員    35番  茂 野 善 之議員        36番  なんば 英 一議員    37番  大 田 ひろし議員        38番  南 雲 由 子議員    39番  五十嵐 やす子議員        40番  竹 内   愛議員    41番  小 林 おとみ議員        43番  石 井   勉議員    44番  川 口 雅 敏議員        45番  小 林 公 彦議員    46番  中 野くにひこ議員        47番  長 瀬 達 也議員    48番  松 島 道 昌議員        49番  かなざき文 子議員    50番  大 田 伸 一議員        51番  菊 田 順 一議員    52番  佐々木としたか議員        53番  松 岡しげゆき議員    54番  はぎわら洋 一議員        55番  高 橋 正 憲議員    56番  橋 本 祐 幸議員 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   区議会事務局長   太野垣 孝 範君   区議会事務局次長  丸 山 博 史君   〃  議事係長   浅 子 隆 史君   〃  調査係長   安 井 聖津子君   〃  書記     森 下 慎 吾君   〃  書記     戸 田 光 紀君   〃  書記     平 山 直 人君   〃  書記     角 地   渉君   〃  書記     田 中 彩 乃君   〃  書記     飯 野 義 隆君   〃  書記     久 郷 直 人君   〃  書記     山 川 信 也君   〃  書記     木 村 欣 司君 地方自治法第121条の規定に基づく説明のための出席者   区長        坂 本   健君   副区長       橋 本 正 彦君   教育長       中 川 修 一君   代表・常勤監査委員 菊 地 裕 之君   政策経営部長    堺   由 隆君   総務部長      森     弘君   危機管理室長    糸 久 英 則君   区民文化部長    有 馬   潤君   産業経済部長    尾 科 善 彦君   健康生きがい部長  渡 邊   茂君   保健所長      鈴 木 眞 美君   福祉部長      七 島 晴 仁君   子ども家庭部長   久保田 義 幸君   資源環境部長    五十嵐   登君   都市整備部長    安 田   智君   土木部長      老 月 勝 弘君   会計管理者     平 岩 俊 二君   教育委員会事務局次長矢 嶋 吉 雄君   地域教育力担当部長 松 田 玲 子君   政策企画課長    篠 田   聡君   財政課長      小 林   緑君   総務課長      林   栄 喜君 △再開の宣告 ◎事務局長(太野垣孝範君) ただいまの出席議員数は46名でございます。 ○議長(大野はるひこ議員) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第79 議案第40号 精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第79を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第40号 精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  間中りんぺい議員。 ◎間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。      〔間中りんぺい議員登壇〕(拍手する人あり) ◎間中りんぺい 議員  ただいま上程されました議案第40号、精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書につきまして、提案者を代表して、提案理由の説明を申し上げます。  障害者基本法では、障がい者を身体障がい、知的障がい、発達障がいを含む精神障がい、その他の心身の機能の障がいがある者と定義した上で、障がい者の自立及び社会参加の支援等のための施策を総合的かつ計画的に推進することを目的としています。  障がい者の自立及び社会参加の支援である交通運賃割引は、昭和25年に日本国有鉄道が身体障がい者を対象に実施し、その後、JR各社が対象を知的障がい者にも拡大いたしました。  現在、これらの交通運賃割引を実施している交通機関等事業者は、JR、全国の私鉄、航空、船舶、バス、タクシーのほか有料道路事業者にも及んでいます。  しかしながら、精神障がい者を対象とするものは極めて少なく、大きな格差が生じている現状であります。  よって、板橋区議会は、国会及び政府に対し、精神障がい者にも身体障がい者や知的障がい者と同様に交通運賃割引を適用するよう関係機関へ積極的に働きかけることを強く要望するものであります。  以上、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第40号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆中村とらあき 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 中村とらあき議員。 ◆中村とらあき 議員  議案第40号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 中村とらあき議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第40号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第40号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第40号「精神障がい者に対する交通運賃割引の適用を求める意見書」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第40号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第80 議案第41号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第80を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第41号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  田中やすのり議員。 ◎田中やすのり 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 田中やすのり議員。
         〔田中やすのり議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中やすのり 議員  ただいま上程されました議案第41号「妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書」につきまして、提案者を代表し提案理由の説明を申し上げます。  妊婦は、診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされています。  中には妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬会計において妊婦加算が新設されました。  しかし、妊婦加算について関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されています。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題があります。  こうした指摘を受け、厚生労働省は平成30年12月に、平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて中央社会保険医療協議会で議論することとしました。  妊婦が安心できる医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援が必要です。  よって、板橋区議会は、政府に対し次の事項に取り組むことを求めます。  1、医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。  2、保健や予防の観点を含め、妊婦自身が特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、あらかじめ知識を得ることができるようにすること。  3、妊婦加算の見直しに当たっては、開かれた国民的議論を行うこと。  以上につきまして、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第41号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  議案第41号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第41号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第41号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第41号「妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を求める意見書」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第41号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第81 議案第37号  〜  日程第83 議案第39号の一括上程 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第81から第83までを一括して議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第37号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例  議案第38号 東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  議案第39号 東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 初めに、議案第37号及び第38号に関し、提案理由の説明を求めます。  副区長。 ◎副区長(橋本正彦君) 議長、副区長。 ○議長(大野はるひこ議員) 副区長。      〔副区長(橋本正彦君)登壇〕 ◎副区長(橋本正彦君) ただいま一括上程にあいなりました議案第37号ほか1件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案第37号「災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の改正に伴い、災害援護資金の貸し付けにかかる保証人、利率及び償還方法の規定を改めるほか、所要の規制整備をするものでございます。  議案第38号「東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例」は、保険料率、保険料の賦課割合、賦課限度額等を改めるほか、所要の規定整備をするものでございます。  以上、一括してご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、議案第39号に関し、提案理由の説明を求めます。  かなざき文子議員。 ◎かなざき文子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) かなざき文子議員。      〔かなざき文子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎かなざき文子 議員  それでは、ただいま上程されました議案第39号「東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例」について、ご説明いたします。提出者は、井上温子議員ほか14名です。  本議案は、国民健康保険に加入する世帯のうち、複数以上の子どもがいる世帯の保険料負担を軽減するため、18歳未満の子どもの均等割額を一部減額するものです。第2子については2分の1、第3子以降については9割減額するものです。ただし、既に世帯が均等割額の減額を受けている場合に、その減額後の均等割額が新たな均等割額より高額である場合は、その差額を減額するとなっております。  現在、国民健康保険事業は、協会けんぽや共済など、他の医療保険事業と違い、収入のない子どもにまで均等割額として保険料を課しています。そのため、子どもの多い世帯においては収入に占める保険料の負担割合が重くのしかかり、暮らしに厳しさが広がっています。新年度の提案も均等割額がふえており、一層厳しい状況が想定されます。  そのため、特に子どもが複数いる世帯に対してその軽減を図る必要性があると考え、本議案を提出いたしました。どうか十分なご審議を賜りますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって提案理由の説明を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案の委員会付託 ○議長(大野はるひこ議員) ただいま議題となっております日程第81から第83までは、お手元に配付しております議案付託事項表のとおり、健康福祉委員会に審査を付託いたします。  〔参 照〕               議 案 付 託 事 項 表                          平成31年3月1日付託分                          平成31年第1回板橋区議会定例会 ┌─────┬──────┬──────────────────────────┐ │付託委員会│ 議案番号 │        件        名        │ ├─────┼──────┼──────────────────────────┤ │健康福祉 │議案第37号│災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例 │ │委 員 会│〃 第38号│東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  │ │     │〃 第39号│東京都板橋区国民健康保険条例の一部を改正する条例  │ └─────┴──────┴──────────────────────────┘  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第84 議案第 1号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算 △日程第85 議案第 2号 平成31年度京都板橋区国民健康保険事業特別会計予算 △日程第86 議案第 3号 平成31年度東京都板橋区介護保険事業特別会計予算 △日程第87 議案第 4号 平成31年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計予算 △日程第88 議案第 5号 平成31年度東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計予算 △日程第89 議案第36号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第84から第89までを一括して議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第 1号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算  議案第 2号 平成31年度京都板橋区国民健康保険事業特別会計予算  議案第 3号 平成31年度東京都板橋区介護保険事業特別会計予算  議案第 4号 平成31年度東京都板橋区後期高齢者医療事業特別会計予算  議案第 5号 平成31年度東京都板橋区東武東上線連続立体化事業特別会計予算  議案第36号 平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議  〔参 照〕(議案の部) ──────────────────────────────────────── △区長施政方針 ○議長(大野はるひこ議員) 区長から平成31年度施政方針について説明があります。  区長。 ◎区長(坂本健君) 議長、区長。 ○議長(大野はるひこ議員) 区長。      〔区長(坂本 健君)登壇〕 ◎区長(坂本健君) 本日、平成31年度予算をご審議いただくに当たり、私の所信並びに予算の基本的な考え方及びその概要を申し上げ、議員各位並びに区民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。  我が国の経済は、海外経済の不確実性に留意する必要があるものの、国の各種政策により雇用・所得環境の改善が続き、内需を中心とした景気回復基調が維持されると見込まれております。  このような状況におきまして、区財政は、納税義務者の増加などによる特別区民税の増収や歳入の3割以上を占める特別区交付金が企業業績を反映して増収の見込みとなるなど、前年度と比較して歳入環境の改善が期待されるところであります。
     しかしながら、平成31年度税制改正大綱で決定された地方法人課税の一部国税化をはじめ、幼児教育の無償化や臨時・非正規職員の厳格化に伴う会計年度任用職員制度の導入による人件費の増など、歳入・歳出の両面において、さまざまな課題が山積しており、今後の財政運営は楽観視できる状況にはないと考えております。  平成31年度は、板橋区基本計画2025の第2期のアクションプログラムとして策定する、いたばしNo.1実現プラン2021のスタートの年度となります。これまでの取り組みを継承しながら、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を1つの契機として、次世代に残していくレガシーに焦点を当てた施策を展開するとともに、持続可能な社会を実現するための国際目標であるSDGsを見据えて、ステップアップを図っていく必要があると考えます。  平成31年度予算は、各部が緊密に連携し、組織横断的な取り組みを推進するとともに、区政課題の解決に向けた道筋を明確に示す施策に戦略的に取り組むことを意識し、予算編成を行いました。  それでは、区政の主要事業につきまして、基本計画における3つの基本目標に沿って申し上げます。  第1の柱は、未来をはぐくむあたたかいまちであります。初めに、子育て安心の実現につきましては、産後間もない母子を対象に、助産師が家庭を訪ねる訪問型と、助産所や医療機関等に宿泊して支援を受ける宿泊型による産後ケア事業を実施いたします。心身の不調を来たしやすいこの時期において、助産師等がタイムリーにサポートしていくことによりまして、身体的な回復と心理的な安定を図り、セルフケア能力を育むことによりまして、母子ともに安心かつ健やかに成長できる子育て環境を充実させてまいります。  待機児童の解消に向けましては、平成32年度末までに待機児童数をゼロとする子育て安心プラン実施計画の目標達成に向けて、今後の保育需要などを踏まえ、賃貸物件や国有地、都有地の活用による保育施設の整備を進めるとともに、既存園舎の増改築や区立保育園の民営化による新園舎建設など、さまざまな方法によって整備を進め、437名以上の定員増を図ってまいります。  また、区立保育園におきまして、これまで保護者が持ち帰り処分しておりました使用済みの紙おむつの取り扱いについて、区が処分することとし、保護者の負担を軽減してまいります。  児童相談所と子ども家庭支援センターの機能をあわせ持つ(仮称)板橋区子ども家庭総合支援センターにつきましては、既に着手しております旧板橋第三小学校の東側校舎等の解体工事のほか、防災性の向上を図る周辺道路の拡幅整備に向けた設計や測量を行い、平成33年度中の設置に向けて着実に準備を進めてまいります。  次に、魅力ある学び支援につきましては、文章の仕組みや意味を正しく理解するために必要な、基礎的な読む力を測定するリーディングスキルテストを、都内で初めて全区立小・中学校74校において実施いたします。本テストの実施を通じまして、これからの時代を生きる子どもたちに必要とされる読み解く力を伸ばし、子どもたち1人ひとりの学力定着と向上を目指してまいります。  室内で運動を行う場所であり、災害時には避難所としての役割を担う5つの区立中学校の体育館において、今後の方針を決めていくための参考となるよう冷暖房設備を設置し、その効果を検証してまいります。また、改築する上板橋第二中学校、板橋第十小学校につきましても対応してまいります。  中央図書館につきましては、平和公園内への移転に向けて建設工事が始まります。館内には(仮称)ボローニャギャラリーを設置し、板橋区とイタリア国ボローニャ市との友好のあかしとして、ボローニャ関連の絵本や文化を伝える展示を行います。  絵本を身近に親しめる環境を充実させ、絵本のまち板橋がより多くの方々に認知されるよう取り組んでまいります。  名称を一新した八ケ岳荘をリニューアルオープンいたします。雨天時や夜間でも快適に利用できる屋根付きアウトドアキッチン、大型キャンパステントやバーベキュー場を備えたキャンピングリゾートエリアなど、アウトドアライフをより一層楽しむことができる施設へと生まれ変わります。  新機能を盛り込むことによりまして、より多くの方々に利用していただき、都会の喧騒からいっとき離れ、自然を触れ合う中において、心豊かな時間を過ごせる施設を目指してまいります。  次に、安心の福祉・介護につきましては、ひとり親家庭や経済的に困窮している家庭の子どもを対象とした学習支援、居場所の提供、保護者への助言などを行う拠点まなぶーすを新たに1か所増設いたします。  子どもたち1人ひとりの進学や学力向上への意欲を引き出すことによりまして、将来に向けた希望や方向性を見出すことができる環境を整備してまいります。  おおむね16歳以上の発達障がい者等の相談に応じ、自立と就労支援に向けた取り組みを進めるため、JKK向原住宅内に発達障がい者支援センターを平成32年度に開設いたします。これに先立ち、事業を整備・運営する社会福祉法人と委託契約を締結し、開設に向けた準備を進めてまいります。  全国的に子どもの居場所として注目されております子ども食堂につきましては、運営民間団体等に対しまして、食堂の安定した運営を支援する事業を開始してまいります。  第2の柱は、いきいき輝く元気なまちであります。初めに、豊かな健康長寿社会の実現に向けましては、50歳以上の区民の方々を対象に、フレイル予防事業を開始いたします。  加齢により心身の活力が低下した健常と要介護の中間の状態であるフレイルの進行抑制や健常に戻すための行動変容を促すとともに、各種社会活動への参加につなげ、シニア世代の活躍の場を創出・拡大してまいります。  健康増進法の改正や東京都受動喫煙防止条例の制定を受け、これらの施行に向けた普及啓発を行うとともに、望まない受動喫煙の防止と喫煙者への配慮を兼ねて、区民・事業者向けの相談窓口などの開設や新たに板橋区役所前駅周辺に公衆喫煙所を設置いたします。  次に、心躍るスポーツ・文化につきましては、東京2020大会を来年に控え、大きな期待が膨らむ中、区内全域において絶え間なく一層の機運醸成を図ってまいります。  JOCと連携したイベント、オリンピックデーランの都内自治体が主体となる初めての開催を目指してまいります。  世代を超えて楽しめるイベントの実施を通じて、フェアプレー精神、スポーツをすることの楽しさを伝え、オリンピックムーブメントを推進してまいります。  あわせて、区内3商店街への街路灯フラッグ、小豆沢体育館やナショナルトレーニングセンター周辺道路のガードパイプ、本庁舎への装飾を統一的なデザインにすることによりまして、東京2020大会への機運を盛り上げてまいります。  また、大会期間中に小豆沢体育館でトレーニングを行うイタリアバレーボールチームの受け入れ準備を本格化し、チームサポートや応援を行うボランティアを育成するとともに、誘致PR展示の区内巡回やバレーボール教室を実施するなど、区民の皆様と協働して歓迎ムードを盛り上げてまいります。  カナダ・バーリントン市との姉妹都市宣言書調印30周年を記念し、市長をはじめとする訪問団を受け入れするとともに、バーリントン市を訪問し、これまでの友好関係を一層深めてまいります。  受け入れ時には、節目を迎えた両国の友好関係が未来に向かってさらに育まれることを区民の皆様と共有するため、ギャラリーモールをはじめ、区役所1階を一体的に活用し、歓迎イベントや同市を紹介する展示等を実施いたします。  大規模改修のため休館してまいりました区立美術館が、6月末にリニューアルオープンいたします。国宝や重要文化財の公開許可が受けられる展示環境や展示自由度の高いパネルを整えることによりまして、新たな展示の可能性を追求するとともに、来館者の休息・交流の場としてラウンジを設けるほか、ユニバーサルデザインを推進するなど、魅力的で地域に親しまれる継承と刷新をきわめた美術館を目指してまいります。  高島平少年サッカー場につきましては、これまでのサッカー練習場としての機能に加え、さらに多くの方々に利用していただけるよう、グラウンドを人工芝化し、乳幼児でも安心して遊べる場所にするとともに、スポーツ教育にも活用できる多目的な運動場として再整備してまいります。  次に、光輝く板橋ブランド・産業活力については、10月の消費税率の引き上げを見据え、国が実施する低所得・子育て世帶を対象とした商品券とは別に、区独自で幅広い区民の方々が購入できる10%プレミアムつきの板橋区内共通プレミアム商品券を発行いたします。単なる景気下支え策をしただけではなく、年間を通じた消費喚起と商店街活性化の取り組みにおいて、区全体のにぎわいづくりを図ってまいります。  JR板橋駅から都営三田線板橋本町駅まで続く商店街かいわいを板橋宿として捉え、昔ながらの商家の面影を色濃く残す、(通称)板五米店の空き店舗を活用し、散策の核として、板橋宿の魅力向上とにぎわいの創出・案内の充実を図り、来訪者が新たな発見をしながら周遊できる仕組みづくりを行ってまいります。  産業の活性化に向けましては、従来からの各種助成金の拡充に加え、中小企業の事業継承をサポートする体制の整備のほか、板橋の技術力をPRする魅力発信ガイドの制作などにより、産業集積地としてのさらなる発展を図ってまいります。  あわせて、農業に関して主に農業体験学校修了者を対象とした農業ボランティア制度を創設し、各農家等への派遣をすることによりまして、農業者の高齢化や担い手不足に悩む農家を支援し、農業を継承できる環境を充実させてまいります。  第3の柱は、安心・安全で快適な緑のまちであります。初めに、緑と環境共生の実現に向けましては、建物・設備の老朽化が進んでおります熱帯環境植物館を2か年かけて改修してまいります。  植物や魚類の宝庫である東南アジアの熱帯雨林を室内で立体化に再現する技術を活用しながら、さまざまな企画展示を通じて自然を体験する機会を提供するとともに、自然環境保護についての知識を普及啓発する場として活用を図ってまいります。  赤塚植物園につきましては、子どもたちの農業体験の場となる農業園の増設整備にあわせて、管理棟の改築や園路改修、スロープの設置などを進め、施設の再整備を図ってまいります。また、スマートフォン利用者には、二次元コードを利用した植物情報が受け取れる仕組みを提供し、多くの方々に植物に興味を持ってもらえるよう工夫を凝らしてまいります。  次に、万全な備えの安心・安全につきましては、防犯・防災にかかわるものとして、防犯カメラの維持管理に要する費用を助成するほか、避難所における関係者の理解と実践力を高めるため、開設・運営手順等を映像化し、各避難所に配付いたします。  あわせて、平成23年度に策定しました区の大規模災害時業務継続計画BCPについて、必要事務量の考え方の見直しを行うとともに、水害の視点を追加し、現在策定中の(仮称)板橋区災害時受援計画との整合を図りながら、災害への備えとして、より実効性のある計画としてまいります。  また、健康に関しましては、難聴の原因となり、障がいを残すおそれもあるおたふく風邪の集団感染拡大を予防するため、予防接種費用の一部を助成し、子育て世帯の安心と負担軽減を図ることによりまして、子どもの健やかな成長を支えてまいります。  次に、快適で魅力あるまちの実現につきましては、外国人旅行者を含むすべての方が、安心して迷うことなくまち歩きや観光を楽しむことができるよう、デザインや設置基準を統一した板橋区屋外案内標識デザインガイドラインを踏まえた案内標識をエリアごとに整備いたします。  板橋区らしさを表現したユニバーサルデザインの案内標識には、観光スポットを紹介するITA−マニアの二次元コードを掲載し、区の魅力発信の充実を図ってまいります。  自転車シェアリングシステムを観光資源が集積している赤塚地域に導入いたします。導入に当たりましては、先行実施自治体や民間事業者との相互乗り入れを視野に入れ、利用者の利便性向上のほか、人の往来による観光振興を図ってまいります。また、自転車が配置されるポートを適切に配置することによりまして、将来的な放置自転車対策や環境にやさしい交通手段の1つとして、可能性を検証してまいります。  コミュニティバスりんりんGOにつきましては、車両更新にあわせて、現行の小型バスを中型バスとすることで乗客の安全を確保するとともに、輸送力を増強させることによりまして利便性を向上してまいります。  現在、事業化に向けて手続を進めております大山駅付近の鉄道立体化と駅前広場につきましては、来年度の都市計画決定を目指すとともに、大山駅周辺地区、板橋駅西口周辺地区や上板橋駅南口駅前地区のまちづくりの進展に向け、積極的に取り組んでまいります。  また、東武東上線の鉄道立体化及びこれに関連する事業につきましては、経理の明確化を図るため、東武東上線連続立体化事業特別会計を新設するとともに、将来的な区内全線立体化も視野に入れながら、財源面で安定的な事業を推進していくための基金を設置いたします。  最後に、計画を推進する区政経営におきましては、区の魅力発信を図るとともに、区の特徴的な事業を広く周知するため、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを開始いたします。植村直己生誕80周年記念事業、旧粕谷家住宅の保存・管理、児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクトの3つを第一弾の対象事業として、区内外から広く賛同者を募ります。  昨今の過度な返礼品競争にくみすることなく、ふるさと納税制度の本来の趣旨に立ち返り、社会的意義のある事業や区のプロモーションにつなげる事業を対象として実施してまいります。  現在本庁舎と各区民事務所で発行しております戸籍証明書を、個人番号カードを利用してコンビニエンスストアのマルチコピー機で取得できるサービスを開始いたします。また、個人番号カードの普及と利便性のPRのため、マルチコピー機を利用した証明書コンビニ交付体験会を本庁舎、赤塚庁舎、区民まつりで実施するとともに、証明写真機から直接個人番号カードの申請できる機器を本庁舎と区民事務所に設置してまいります。  以上、平成31年度予算の基本的な考え方と主要事業について申し上げました。予算規模は、一般会計予算におきましては2,162億7,000万円、前年度比70億円、3.3%の増となりました。このほか国民健康保険事業特別会計は、565億4,000万円、前年度比26億2,000万円、4.4%の減。介護保険事業特別会計は、414億円、前年度比17億6,800万円、4.5%の増。後期高齢者医療事業特別会計は、120億700万円、前年度比4億8,900万円、4.2%の増。また、新年度予算からは東武東上線連続立体化事業特別会計を設置し、予算額については2,000万円となっており、全会計をあわせまして予算総額は、3,262億3,700万円、前年度比66億5,700万円、2.1%の増となっております。  平成31年度は、いたばしNo.1実現プラン2021の初年度として、持続可能な都市板橋を目指す戦略的実行予算と銘打って、予算案を編成いたしました。9つの基本施策におけるさまざまな施策を推進していくとともに、区が秘める価値を引き出し、未来へつながる区政経営を進めてまいります。  区政の持続的な発展のために、基本構想における将来像、未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち板橋の実現に向けて邁進してまいります。  よろしくご審議の上ご決定賜りますようお願い申し上げます。  ────────────────────────────────────── △議案第1号〜第5号の提案理由の説明省略の決定 ○議長(大野はるひこ議員) この際、お諮りいたします。  議案第1号、第2号、第3号、第4号及び第5号については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第1号ほか4件については、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第36号の提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 引き続きまして、議案第36号について提案理由の説明を求めます。  かなざき文子議員。 ◎かなざき文子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) かなざき文子議員。      〔かなざき文子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎かなざき文子 議員  それでは、ただいま上程されました議案第36号「平成31年度東京都板橋区一般会計予算に対する修正動議」について、提出者を代表してご説明いたします。  提出者は、山内えり議員ほか7名です。  歳入・歳出ともに区長提案の予算案に対し、1億6,818万5,000円を増額し、合計2,164億3,818万5,000円とするものです。  まず初めに、盛り込んだ事業についてご説明いたします。  第1に、防災対策の強化を図るため、感震ブレーカー設置推進事業の実施に必要な経費として、896万8,000円を計上しております。木造住宅密集地域整備事業区域内の木造住宅に対して、感震ブレーカーを無料配布するとともに、避難行動要支援者世帯に対する感震ブレーカーの取り付け支援事業を実施するためのものです。  第2に、この間の夏の異常な暑さによりふえております熱中症の予防を図るため、ひとり暮らし高齢者、高齢者のみ世帯、障害者手帳所持者、もしくは要介護度4以上の認定を受けている者がいる世帯、また就学前の子どもがいる世帯などに対して冷房機器設置助成事業を実施するために必要な経費として人件費もあわせ、3,639万1,000円を計上いたしました。  第3に、区内に居住する小・中学校に入学する新1年生の児童・生徒に対し、入学お祝い事業として区内共通商品券を保護者の負担軽減も兼ねて行うため、8,765万4,000円計上しております。  第4に、既に議会で陳情が採択もされました1か月児健康診査及び産婦健康診査の助成にかかわる事業経費について必要な経費として、3,109万7,000円計上いたしております。  第5に、就学援助費における準要保護生徒に対する中学校のクラブ活動費も支給対象とするため、システム改修費等も含めて必要な経費として、407万5,000円を計上いたしております。  以上、述べてきました、これらの事業を行うに当たり、歳入におきまして、国庫支出金が768万1,000円、都支出金が384万円、また財政調整基金から1億5,614万4,000円の繰入額を、また再任用職員の各保険料納付金52万円をそれぞれ計上し、計1億6,818万5,000円を増額いたしております。  修正額は、区長提案の一般会計予算のわずか0.07%ほどです。区民の命と暮らしを守り、子育て支援の強化、子どもの貧困対策を進めるために必要であり、実現可能と考えております。  十分なご審議をいただき、ご賛同いただきますようお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって提案理由の説明を終わります。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △延会の決定と次回日程の報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  議事運営の都合により、本日の会議をこの程度にとどめ、3月6日に会議を延会したいと存じますが、これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。よって、本日の会議はこれをもって終了し、3月6日に会議を延会することに決定いたしました。次の会議は、3月6日午前10時に開会いたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △延会の宣告 ○議長(大野はるひこ議員) 本日はこれをもって延会いたします。 午後1時59分延会  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    以上相違なきを認めここに署名する          会 議 録 署 名 議 員               議 長  大 野はるひこ               37番  大 田 ひろし
                  49番  かなざき 文子...