板橋区議会 > 2018-12-13 >
平成30年第4回定例会−12月13日-03号

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  1. 板橋区議会 2018-12-13
    平成30年第4回定例会−12月13日-03号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成30年第4回定例会−12月13日-03号平成30年第4回定例会  平成30年第4回東京都板橋区議会定例会本会議第3日議事日程                           平成30年12月13日(木曜日) 〔企画総務委員会報告〕  日程第 1 議案第 86号 東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例  〃 第 2 陳情第148号 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情                                   (継続審査分)  〃 第 3 〃 第158号 核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情                                   (継続審査分)  〃 第 4 〃 第179号 日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第 5 総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件 〔区民環境委員会報告〕  日程第 6 陳情第 21号 「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画についての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)                                   (継続審査分)  〃 第 7 〃 第 22号 「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画についての陳情(区民集会施設の件)                                   (継続審査分)                 第1項 前野ホール機能存続の件                 第2項 エコポリスセンター機能存続の件
     〃 第 8 〃 第 23号 中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等についての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)                                   (継続審査分)                 第2項 幸町集会所の件  〃 第 9 〃 第 76号 幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第10 〃 第100号 清水町集会所の廃止延期に関する陳情  (継続審査分)  〃 第11 〃 第111号 都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第12 〃 第133号 不法投棄に関する陳情         (継続審査分)  〃 第13 〃 第135号 新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情 (継続審査分)  〃 第14 〃 第137号 東京都に、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の開会式に競技施設等の工事従事者の入場行進を求める等の意見書提出を求める陳情                                   (継続審査分)                 第2項 調達コードと安全協議会の件  〃 第15 地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件 〔健康福祉委員会報告〕  日程第16 議案第 91号 東京都板橋区立ふれあい館及び東京都板橋区立シニア学習プラザの指定管理者の指定について  〃 第17 陳情第 92号 受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情(継続審査分)  〃 第18 〃 第 98号 バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第19 〃 第 99号 板橋区における受動喫煙防止に関する陳情(継続審査分)  〃 第20 〃 第104号 板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第21 〃 第193号 精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第22 〃 第194号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第23 〃 第196号 高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第24 〃 第197号 ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳情                                   (継続審査分)  〃 第25 〃 第203号 板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情  〃 第26 高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件 〔都市建設委員会報告〕  日程第27 議案第 87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例  〃 第28 〃 第 88号 東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例  〃 第29 〃 第 89号 若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例  〃 第30 〃 第 90号 東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定について  〃 第31 陳情第 80号 住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第32 〃 第112号 都心低空飛行による事故被害に関する意見書の提出を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第33 〃 第129号 大山駅西地区の都市計画に関する陳情  (継続審査分)  〃 第34 〃 第159号 板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第35 〃 第160号 大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)                                   (継続審査分)  〃 第36 〃 第164号 投資型大型ワンルームマンションに関する陳情                                   (継続審査分)  〃 第37 〃 第165号 建築紛争調整委員会についての陳情   (継続審査分)  〃 第38 〃 第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情  (継続審査分)  〃 第39 〃 第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情    (継続審査分)  〃 第40 〃 第202号 大山駅西地区のまちづくりに関する陳情  〃 第41 都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件 〔文教児童委員会報告〕  日程第42 陳情第125号 保育政策についての陳情        (継続審査分)                 第2項 助成額引き上げの件  〃 第43 〃 第175号 板橋区の「保育の質」を確保する陳情  (継続審査分)  〃 第44 〃 第182号 あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第45 〃 第183号 あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第46 〃 第195号 区立保育園・CAP'S(児童館)で使用済み紙オムツの処理を行うよう求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第47 〃 第204号 板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情  〃 第48 児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件 〔特別委員会報告〕  日程第49 東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会  〃 第50 地域包括ケアシステム調査特別委員会  〃 第51 危機管理対策調査特別委員会  〃 第52 子どもの貧困対策調査特別委員会議会運営委員会報告〕  日程第53 陳情第 34号 板橋区議会議員の費用弁償(一律3,000円)の廃止を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第54 〃 第 87号 純粋に板橋区議会における区旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求める陳情                                   (継続審査分)                 第1項 区旗及び国旗掲揚の件  〃 第55 〃 第 90号 費用弁償に関する陳情         (継続審査分)  〃 第56 〃 第110号 板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、「会計帳簿」および「領収書その他の証拠書類」を板橋区のホームページで公開することを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第57 〃 第180号 陳情等の区議会HP上での公開を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第58 本会議等の運営方法の検討について  日程第59 人権擁護委員候補者の推薦について  日程第60 議案第 92号 東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例  〃 第61 〃 第 93号 住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書  日程第62 議案第 94号 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書  〃 第63 〃 第 95号 認知症施策の推進を求める意見書 午前10時00分開議    出席議員     46名         1番  山 田 貴 之議員     2番  中 村とらあき議員         3番  間 中りんぺい議員     9番  松 崎 いたる議員        10番  田中しゅんすけ議員    11番  安 井 一 郎議員        13番  成 島 ゆかり議員    15番  井 上 温 子議員        18番  坂 本あずまお議員    19番  田 中やすのり議員        20番  鈴 木こうすけ議員    21番  し ば 佳代子議員        22番  高 沢 一 基議員    23番  中 妻じょうた議員        24番  山 内 え り議員    25番  吉 田 豊 明議員
           26番  元 山 芳 行議員    27番  大 野はるひこ議員        28番  田 中 いさお議員    29番  かいべ とも子議員        30番  佐 藤としのぶ議員    31番  おなだか  勝議員        32番  荒 川 な お議員    33番  いわい 桐 子議員        34番  杉 田 ひろし議員    35番  茂 野 善 之議員        36番  なんば 英 一議員    37番  大 田 ひろし議員        38番  南 雲 由 子議員    39番  五十嵐 やす子議員        40番  竹 内   愛議員    41番  小 林 おとみ議員        43番  石 井   勉議員    44番  川 口 雅 敏議員        45番  小 林 公 彦議員    46番  中 野くにひこ議員        47番  長 瀬 達 也議員    48番  松 島 道 昌議員        49番  かなざき文 子議員    50番  大 田 伸 一議員        51番  菊 田 順 一議員    52番  佐々木としたか議員        53番  松 岡しげゆき議員    54番  はぎわら洋 一議員        55番  高 橋 正 憲議員    56番  橋 本 祐 幸議員 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   区議会事務局長  太野垣 孝 範君    区議会事務局次長 丸 山 博 史君   〃  議事係長  浅 子 隆 史君    〃  調査係長  安 井 聖津子君   〃  書記    森 下 慎 吾君    〃  書記    戸 田 光 紀君   〃  書記    平 山 直 人君    〃  書記    角 地   渉君   〃  書記    田 中 彩 乃君    〃  書記    飯 野 義 隆君   〃  書記    久 郷 直 人君    〃  書記    山 川 信 也君   〃  書記    木 村 欣 司君 地方自治法第121条の規定に基づく説明のための出席者   区長       坂 本   健君    副区長      橋 本 正 彦君   教育長      中 川 修 一君    代表・常勤監査委員菊 地 裕 之君   政策経営部長   堺   由 隆君    総務部長     森     弘君   危機管理室長   糸 久 英 則君    区民文化部長   有 馬   潤君   産業経済部長   尾 科 善 彦君    健康生きがい部長 渡 邊   茂君   保健所長     鈴 木 眞 美君    福祉部長     七 島 晴 仁君   子ども家庭部長  久保田 義 幸君    資源環境部長   五十嵐   登君   都市整備部長   安 田   智君    土木部長     老 月 勝 弘君   会計管理者    平 岩 俊 二君    教育委員会事務局次長                                 矢 嶋 吉 雄君   地域教育力担当部長松 田 玲 子君    政策企画課長   篠 田   聡君   財政課長     小 林   緑君    総務課長     林   栄 喜君 △開議の宣告 ◎事務局長(太野垣孝範君) ただいまの出席議員数は46名でございます。 ○議長(大野はるひこ議員) これより本日の会議を開きます。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会議録署名議員の指名 ○議長(大野はるひこ議員) 本日の会議録署名議員を指名いたします。  田 中やすのり議員  南 雲 由 子議員  以上、2人の方にお願いをいたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △諸報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に諸般の報告でありますが、事務局長より朗読いたします。      〔事務局長朗読〕                               30板総総第460号                               平成30年12月13日  板橋区議会議長   大 野はるひこ 様                              板橋区長 坂 本   健           人権擁護委員候補者の推薦について(求意見)  下記の者を人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、意見を伺います。                      記  大 柄 みや子  野 津 康 弘  (経歴書別紙のとおり。)                                      別  紙                 経    歴    書 ┌────┬──────────────┬────┬──────────────┐ │    │              │    │              │ │ふりがな│おお がら み  や  こ │生年月日│ ──────────── │ │氏 名 │大  柄  み  や  子 │    │              │ ├────┼──────────────┴────┴──────────────┤ │    │                                  │ │現住所 │  ────────────                    │ │    │                                  │ ├────┴─────────┬────────────────────────┤ │   年      月   │    事              項    │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │──────        │─────────               │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │──────        │────────────────────    │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │昭和48年4月〜昭和53年3月 │北区立豊島中学校 養護教諭           │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │昭和53年4月〜昭和58年3月 │北区立北中学校 教諭              │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │昭和58年4月〜平成6年3月 │中野区立第五中学校 教諭            │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成6年4月〜平成7年3月 │板橋区立志村第四中学校 教諭          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成7年4月〜平成11年3月 │板橋区立志村第一中学校 教頭          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成11年4月〜平成12年3月 │板橋区立高島第二中学校 教頭          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成12年4月〜平成16年3月 │板橋区立板橋第五中学校 校長          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成16年4月〜平成17年3月 │板橋区教育委員会事務局学務課特別支援教育係   │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成17年4月〜平成23年3月 │板橋区立志村第二中学校 校長          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成23年4月〜平成25年3月 │板橋区教育委員会事務局学務課特別支援教育係   │ ├──────────────┼────────────────────────┤
    │平成25年4月〜現 在    │千代田区立教育研究所 教育研究専門員として勤務 │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成28年4月〜現 在    │人権擁護委員                  │ └──────────────┴────────────────────────┘  ──────────────────────────────────────                                      別  紙                 経    歴    書 ┌────┬──────────────┬────┬──────────────┐ │    │              │    │              │ │ふりがな│ の  づ  やす ひろ  │生年月日│ ───────────  │ │氏 名 │ 野  津  康  弘   │    │              │ ├────┼──────────────┴────┴──────────────┤ │    │                                  │ │現住所 │ ────────────────                 │ │    │                                  │ ├────┴─────────┬────────────────────────┤ │   年      月   │    事              項    │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │──────        │────────────            │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │昭和57年4月〜昭和63年3月 │千代田区立錦華小学校 教諭           │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │昭和63年4月〜平成12年3月 │板橋区立常盤台小学校 教諭           │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成12年4月〜平成16年3月 │板橋区立板橋第十小学校 教頭・副校長      │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成16年4月〜平成17年3月 │板橋区立加賀小学校 副校長           │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成17年4月〜平成22年3月 │練馬区立南町小学校勤務 校長          │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成22年4月〜平成26年3月 │板橋区立上板橋第二小学校勤務 校長       │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成26年4月〜現 在    │板橋教育委員会事務局指導室学校経営アドバイザー│ │              │(非常勤教員)として勤務            │ ├──────────────┼────────────────────────┤ │平成28年4月〜現 在    │人権擁護委員                  │ └──────────────┴────────────────────────┘  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                     記  東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例  平成30年12月6日                     提出者 板橋区議会議員                                 間 中りんぺい                                 坂 本あずまお                                 山 内 え り                                 かいべ とも子                                 佐 藤としのぶ                                 杉 田 ひろし                                 小 林 おとみ                                 長 瀬 達 也                                 松 岡しげゆき  板橋区議会議長  大 野はるひこ 様  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  関係機関に意見書を提出する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                     記 1 住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書 2 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書 3 認知症施策の推進を求める意見書 平成30年12月6日                     提出者 板橋区議会議員                                 田 中やすのり                                 高 沢 一 基                                 大 野はるひこ                                 なんば 英 一                                 大 田 ひろし                                 竹 内   愛                                 高 橋 正 憲  板橋区議会議長  大 野はるひこ 様  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △各委員会報告、質疑、討論及び付託案件の採決 △企画総務委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) これより日程に入ります。  日程第1から第5までを一括して議題といたします。  企画総務委員長から提出された議案第86号及び陳情3件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  企画総務委員長 石井 勉議員。 ◎石井勉 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 石井 勉議員。  〔参 照〕           企 画 総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────────────┬───────┐ │ 事件の番号 │      件           名      │ 議決の結果 │ ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │議案第86号 │東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例 │ 原案可決  │ └───────┴─────────────────────────┴───────┘   平成30年11月30日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ 様  ────────────────────────────────────── 写            少 数 意 見 報 告 書  2018年11月30日の企画総務委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   議案第86号 東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨  本条例案は、毎年度の基金積立額を200万円以上と定められている条例を改正し、災害対策基金を今年度末、予定残高である18億1,700万円を前提に18億2,000万円と定め、基金の繰り替え運用を廃止するものである。
     板橋区は、「積み立て目標額は、熊本市の発災直後の初動にかかる経費を参考にし、人口、世帯数、面積を比較して算出した」としている。  また「今回の基金に関しては、水害なのか地震なのか、また災害の発生規模など、被害の特性によっても初動で使う内容が異なるので、1から積み上げて18億円というのを出すのは難しい」という考え方も示された。  つまり災害時に、どのくらい基金を使う必要があるのかを確定させることは困難だということである。18億円の根拠は乏しい。  今回の改正で18億2,000万円が、常に使わない基金として積み上げられ続けることになる。非常事態に近いような災害が起きたときに、初めて災害対策基金が使われる仕組みよりも災害予防対策も含めて18億円を臨機応変に使用できる仕組みこそが必要である。  以上の理由から、本議案に反対する。   2018年11月30日                          企画総務委員  小 林 おとみ                          企画総務委員  荒 川 な お  議 長  大 野 はるひこ 様  ────────────────────────────────────── 写           閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第148号│日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第158号│核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情│ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第179号│日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情   │ │       │                         (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年11月30日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 政策の総合的な企画、調整及び立案に関することについて         2) 経営改革の推進、組織及び行政評価に関することについて         3) 財政に関することについて         4) 広聴及び広報に関することについて         5) ITの推進及び情報処理に関することについて         6) 情報の公開及び個人情報の保護に関することについて         7) 公文書等の収集、保存及び公開に関することについて         8) 本庁舎の維持管理に関することについて         9) 男女平等参画の推進に関することについて         10) 営繕に関することについて         11) 職員の進退及び身分に関することについて         12) 財産及び契約に関することについて         13) 区税に関することについて         14) 防災及び危機管理に関することについて         15) 公有財産、物品の管理運営に関することについて         16) 選挙管理に関することについて         17) 監査事務に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年11月30日                          企画総務委員長  石 井   勉  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔石井 勉議員登壇〕(拍手する人あり) ◎石井勉 議員  ただいまから、企画総務委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月6日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、核兵器禁止条約に関連し、一括して審査いたしました陳情第148号「日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択についての陳情」及び陳情第158号「核兵器禁止条約批准を日本政府に求める区議会意見書採択に関する陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第179号「日米地位協定第17条の改定を求める意見書の提出を求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきものと発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に、所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、11月30日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」につきましては、「当基金は、大災害発生時の初動対応に必要な資金であり、積立額の算出方法にも合理性がある」として、原案に賛成との意見と、「大災害発生時まで基金をため込む仕組みよりも、さまざまな災害発生時に臨機応変な活用ができる仕組みが必要である」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より、少数意見が留保されましたことを申し添えます。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定した陳情第148号ほか2件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定をいたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △企画総務委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  企画総務委員会報告に対する質疑を省略し、議案第86号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、企画総務委員会報告に対する質疑を省略し、議案第86号については、討論の上、その他のものについては討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第86号に対する討論 ○議長(大野はるひこ議員) これより議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」について討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、荒川なお議員。 ◆荒川なお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 荒川なお議員。      〔荒川なお議員登壇〕(拍手する人あり) ◆荒川なお 議員  ただいまより、日本共産党板橋区議団を代表し、議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」に、反対の立場から討論を行います。  本条例は、毎年度の基金積立額を200万円以上と定められている条例を改正し、災害対策基金を今年度末、予定残高である18億1,700万円を前提に18億2,000万円と定め、基金の繰替運用を廃止するものです。  板橋区は、積み立て目標額を18億円とした根拠として、「熊本市の発災直後の初動にかかる経費を参考にし、人口、世帯数、面積を比較して算出した」としています。しかし、その一方で、「今回の基金に関しては、水害なのか地震なのか、また災害の発生規模など、被害の特性によっても初動で使う内容が異なるので、一から積み上げて18億円というのを出すのは難しい」という考えも示されました。  災害が起きた時にどのくらい基金を使う必要があるのかを確定させることは困難だということを、区自らが認めたものです。2016年の熊本地震を比較の基準としたことは、18億円の根拠の理由として不十分であると言わざるを得ません。  本条例に反対するもう一つの理由として、今回の改正により、18億2,000万円が常に使わない基金として積み上げられ続けることです。  今、南海トラフ地震とともに首都直下型地震が遠くない時期に起こる可能性が指摘されています。災害対策は、地域防災計画にあるように、予防計画と、復旧・復興計画の2つの視点が必要であり、災害が起きる前の対策を強化することこそが重要です。  既に23区でも5つの自治体で、予防のために災害対策基金を使える仕組みがつくられています。しかし、本条例は、これまでと同様で、予防対策として使える仕組みにはなっていません。  以上の理由から本条例に反対し、私の討論を終わります。ありがとうございました。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 次に、坂本あずまお議員。 ◆坂本あずまお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 坂本あずまお議員。      〔坂本あずまお議員登壇〕(拍手する人あり)
    ◆坂本あずまお 議員  板橋区議会自由民主党議員団を代表し、議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」に賛成の立場から、討論を行います。  近年、我が国において、大震災や異常気象による大型台風、風水害が多発しており、東京においても例外ではありません。  文部科学省地震調査研究推進本部の発表によると、今後、マグニチュード7程度の首都直下型地震が、約30年以内に70%程度の確率で発生するとしています。  一方で、板橋区の財政基盤の脆弱性について考慮しておく必要があります。  先般、区が公表した「財政白書」で明らかになったように、福祉費が歳出全体の約60%を占め、義務的経費の中でも、扶助費の増がとまらず、ほかの施策に取り組む上での財政上の大きな制約となっております。  これらの数値は、本区の財政運営が最も厳しかったと言われるバブル経済崩壊後の一時期よりも、財政構造が明らかに硬直化しております。この前提条件から言えることは、大災害発生時における予算流用等の予算対応の幅も小さく、財政出動の困難さを物語っていると言えるでしょう。まさに基金の活用が求められるところです。  次に、災害対策基金の必要性について述べていきます。  区市町村においては、大災害の発生時における初動対応に、巨額の財政負担が生じ、災害対策基金の意義は重要であると思っております。  都区財政調整交付金が歳入全体の約30%を占め、歳出は義務的経費が5割を超え、企業収益や生活保護法扶助費など、景気変動の影響を受けやすい財政基盤に置かれていることからも、災害対策基金の役割は大いに意義があると思っております。  仮に災害対策基金を廃止し、財政調整基金にその役割を担わせるとした場合、平成11年度末の財政調整基金残高が3億6,000万円まで減少した例もございます。果たして責任ある行政機関として区民生活を守ると言えるのでしょうか。  区民に対する区の姿勢や区民の安心感の点から、災害対策基金の設置には意義があるものと理解をしております。  最後に、区は、災害対策基金は、国の激甚災害指定などによる支援措置の始まるまでの間、おおよそ1週間に必要な額の積み立てにめどがついたことから、積み立てを停止するとした提案でした。その積立額の算出には、神戸市や熊本市の初動対応時の経費を参考に積み上げ、概算での予算編成も終了しているものと受けとめております。また、これまでの国の支援措置の始まる期間を調査した上での必要経費としております。  災害対策基金をどこまで積むかは長年の懸案でもありました。大災害発生時に板橋区のみの財政対応だけで賄えるはずもなく、今回の算定、期間想定には合理性があると理解をしております。  今回の条例改正は、被災地の状況を参考に計算し、限られた財源をいつまで積み続けるかという課題に応えたものとなっております。また、基金の必要性も、委員会の質疑の中で明らかになったものと理解をいたしました。今後も財政全般を俯瞰し、積立額の適正性、精度の向上に努めていただければと思います。  以上のことから、議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」に賛意を表し、私の賛成討論を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案第86号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 続いて、議案第86号「東京都板橋区災害対策基金条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第86号に対する委員会報告は原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第86号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第148号、第158号、第179号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次にお諮りいたします。  委員会からの申し出のとおり陳情第148号、第158号、第179号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、申し出のとおり、陳情第148号ほか2件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第6から第15までを一括して議題といたします。  区民環境委員長から提出された陳情9件及び調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  区民環境委員長 かいべとも子議員。 ◎かいべとも子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) かいべとも子議員。  〔参 照〕           区 民 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │   件         名   │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第137号│東京都に、第32回オリンピック競技│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │大会(2020/東京)の開会式に競│ものと決定  │たい    │ │       │技施設等の工事従事者の入場行進を求│       │      │ │       │める等の意見書提出を求める陳情  │       │      │ │       │          (継続審査分)│       │      │ │       │ 第2項 調達コードと安全協議会の│       │      │ │       │     件           │       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成30年11月6日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年11月6日の区民環境委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第137号 東京都に、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の開会式に競技施設等の工事従事者の入場行進を求める等の意見書提出を求める陳情            第2項 調達コードと安全協議会の件 2 意見の要旨  本件は、板橋区議会が東京都に対して意見書の提出を求めるものである。意見書の内容は、東京都が発注した競技施設建設における労働災害防止を求め、第1に「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 持続可能性に配慮した調達コード」(以下「調達コード」という)の遵守を徹底させること、第2に工事受注企業が設置する安全協議会に産業医や建設関係団体が積極的に関与することを求めるものである。  そもそも「調達コード」とは、大会組織委員会が大会の準備にあたり、法令遵守はもちろん、地球温暖化や環境問題など持続可能性に配慮するとともに、建設現場における適切な労務管理や安全衛生の確保を定めたものである。  しかし、2017年の新国立競技場建設現場での23歳男性社員の過労自殺事件では、ひと月の時間外労働が200時間を超えていたように、「調達コード」が守られていないのが現実である。大会開催まで2年を切り、施設建設が急ピッチで進められている時期だけに建設現場での適切な労務管理や安全衛生の確保は一層重要性を増している。  「調達コード」を守らせる組織委員会の取り組みは、不遵守の通報窓口の設置のみであり、労働災害撲滅の担保とはなりえない。労働災害をなくすためには、「調達コード」の遵守を徹底することが求められ、発注者である東京都はその責務を負っている。元請企業だけでなく大会施設に係る全建設現場での「調達コード」の遵守を東京都が監視し、安全協議会を通じて産業医等の第3者がチェックする取組みが必要と考える。  以上の理由から、本陳情の採択を求めるものである。   2018年11月6日                          区民環境委員  大 田 伸 一                          区民環境委員  吉 田 豊 明  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 21号│「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画に│ │       │ついての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 22号│「公共施設等の整備に関するマスタープラン」に基づく個別整備計画に│ │       │ついての陳情(区民集会施設の件)         (継続審査分)│ │       │ 第1項 前野ホール機能存続の件                │ │       │ 第2項 エコポリスセンター機能存続の件            │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 23号│中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等につい│ │       │ての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)(継続審査分)│ │       │ 第2項 幸町集会所の件                    │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 76号│幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第100号│清水町集会所の廃止延期に関する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第111号│都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第133号│不法投棄に関する陳情               (継続審査分)│
    ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第135号│新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情       (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年11月30日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 地域自治の振興に関することについて         2) 文化の振興に関することについて         3) スポーツの振興に関することについて         4) 国際交流に関することについて         5) 戸籍及び住民基本台帳に関することについて         6) 産業の振興に関することについて         7) 消費生活及び観光の振興に関することについて         8) 環境保全及び公害対策に関することについて         9) 資源化再利用に関することについて         10) 清掃事業に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年11月30日                          区民環境委員長  かいべ とも子  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔かいべとも子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎かいべとも子 議員  ただいまから、区民環境委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月6日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第137号「東京都に、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の開会式に競技施設等の工事従事者の入場行進を求める等の意見書提出を求める陳情」第2項「調達コードと安全協議会の件」につきましては、「調達コードの遵守を東京都が監視し、安全協議会を通じて産業医等の第三者がチェックする取り組みが必要である」として、採択との意見と、「労働者の健康を管理する体制は十分に整っている」として、不採択の意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「工事現場の労働者を守るため、安全協議会に対する関係者の積極的な関与が必要である」として、採択との意見があり、表決の結果、可否同数となり、委員長裁決により、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、2委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、集会所等の廃止や機能存続に関連し、一括して審査いたしました、陳情第21号「『公共施設等の整備に関するマスタープラン』に基づく個別整備計画についての陳情(本蓮沼公園内集会所の件)」、陳情第22号「『公共施設等の整備に関するマスタープラン』に基づく個別整備計画についての陳情(区民集会施設の件)」第1項「前野ホール機能存続の件」、第2項「エコポリスセンター機能存続の件」、陳情第23号「中丸児童遊園内集会所、幸町集会所、みなみ児童館の廃止計画等についての陳情(中丸児童遊園内集会所及び幸町集会所の件)」第2項「幸町集会所の件」、陳情第76号「幸町集会所の廃止計画の白紙撤回を求める陳情」、陳情第100号「清水町集会所の廃止延期に関する陳情」及び陳情第135号「新河岸公園内の集会所廃止に関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第21号につきましては、不採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第22号第1項・第2項、陳情第23号第2項及び陳情第76号につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第100号につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第135号につきましては、採択、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第111号「都心低空飛行計画による騒音対策に関する意見書の提出を求める陳情」及び陳情第133号「不法投棄に関する陳情」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、11月30日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  当日は、報告事項として6件の報告を受け、理事者に対し、現状と今後の取り組み方針等に関する質疑並びに要望など、活発な議論がなされました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第21号ほか7件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  区民環境委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、区民環境委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第137号第2項の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  陳情第137号「東京都に、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の開会式に競技施設等の工事従事者の入場行進を求める等の意見書提出を求める陳情」第2項「調達コードと安全協議会の件」について、起立表決を行います。  陳情第137号第2項に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第137号第2項は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第21号、第22号第1項・第2項、第23号第2項、第76号、第100号、第111号、第133号、第135号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次にお諮りいたします。  委員会からの申し出のとおり、陳情第21号、第22号第1項・第2項、第23号第2項、第76号、第100号、第111号、第133号及び第135号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、申し出のとおり陳情第21号ほか7件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第16から第26までを一括して議題といたします。  健康福祉委員長から提出された議案第91号及び陳情9件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  健康福祉委員長 松島道昌議員。 ◎松島道昌 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 松島道昌議員。  〔参 照〕           健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────────────┬───────┐ │ 事件の番号 │      件           名      │ 議決の結果 │ ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │議案第91号 │東京都板橋区立ふれあい館及び東京都板橋区立シニア学│ 可   決 │ │       │習プラザの指定管理者の指定について        │       │ └───────┴─────────────────────────┴───────┘   平成30年11月30日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────           健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │   件         名   │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤
    │陳情第203号│板橋区における受動喫煙防止対策に関│採択の上、執行│      │ │       │する陳情             │機関に送付すべ│      │ │       │ 第3項 区民等の理解促進の件  │きものと決定 │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成30年11月30日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 92号│受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 98号│バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情   (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 99号│板橋区における受動喫煙防止に関する陳情      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第104号│板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情    │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第193号│精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情   │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第194号│臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情(継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第196号│高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情 │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第197号│ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳│ │       │情                        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第203号│板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情           │ │       │ 第1項 路上・公園等の屋外喫煙所の件             │ │       │ 第2項 本庁舎の屋外喫煙所の件                │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年12月4日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 高齢福祉に関することについて         2) 健康及び保健衛生に関することについて         3) 保健所に関することについて         4) 介護保険に関することについて         5) 国民健康保険に関することについて         6) 国民年金に関することについて         7) 後期高齢者医療制度に関することについて         8) 障がい者福祉に関することについて         9) その他の社会福祉に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年12月4日                          健康福祉委員長  松 島 道 昌  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔松島道昌議員登壇〕 ◎松島道昌 議員  ただいまから、健康福祉委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月6日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、受動喫煙防止対策に関連し、一括して審査いたしました、陳情第92号「受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情」、陳情第98号「バランスのとれた受動喫煙防止対策を求める陳情」及び陳情第99号「板橋区における受動喫煙防止に関する陳情」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第104号「板橋区障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情」及び陳情第193号「精神障害者も心身障害者福祉手当の対象とすることを求める陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第194号「臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第196号「高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情」につきましては、採択、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第197号「ギラン・バレー症候群を指定難病として認定するよう求める意見書の陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  引き続き、11月30日及び12月4日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、11月30日の委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、議案第91号「東京都板橋区立ふれあい館及び東京都板橋区立シニア学習プラザの指定管理者の指定について」は、全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第203号「板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情」第3項「区民等の理解促進の件」につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、採択を主張するとのことで、表決の結果、全員異議なく、全会一致をもちまして、採択の上、執行機関に送付すべきものと決定いたしました。  次に、第1項「路上・公園等の屋外喫煙所の件」及び第2項「本庁舎の屋外喫煙所の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  続いて、12月4日に開催いたしました委員会について、ご報告いたします。  11月30日に引き続き、報告事項について、理事者より、現状と今後の取り組みに関して説明を受け、質疑を行いました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第92号ほか7件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件とあわせ、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  健康福祉委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、健康福祉委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第91号、陳情第203号第3項、第92号、第98号、第99号、第104号、第193号、第194号、第196号、第197号、第203号第1項・第2項及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第91号「東京都板橋区立ふれあい館及び東京都板橋区立シニア学習プラザの指定管理者の指定について」並びに陳情第203号「板橋区における受動喫煙防止対策に関する陳情」第3項「区民等の理解促進の件」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第92号、第98号、第99号、第104号、第193号、第194号、第196号、第197号及び第203号第1項・第2項を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第91号並びに陳情第203号第3項については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第92号ほか8件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ──────────────────────────────────────
    都市建設委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第27から第41までを一括して議題といたします。  都市建設委員長から提出された議案第87号ほか3件及び陳情10件並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  都市建設委員長 いわい桐子議員。 ◎いわい桐子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) いわい桐子議員。  〔参 照〕           都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │   件         名   │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第112号│都心低空飛行による事故被害に関する│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │意見書の提出を求める陳情     │ものと決定  │たい    │ │       │          (継続審査分)│       │      │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │〃 第129号│大山駅西地区の都市計画に関する陳情│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │          (継続審査分)│ものと決定  │たい    │ │       │ 第3項 公聴会開催の件     │       │      │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │〃 第165号│建築紛争調整委員会についての陳情 │不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │          (継続審査分)│ものと決定  │たい    │ │       │ 第3項 手引き改善の件     │       │      │ │       │ 第4項 委員選任の件      │       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成30年11月8日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年11月8日の都市建設委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第112号 都心低空飛行による事故被害に関する意見書の提出を求める陳情 2 意見の要旨  本陳情は、東京オリンピックに向けて、羽田空港の機能強化を理由に国際線発着便を増やすため、東京都心上空を飛行することを国土交通省が発表したことにより、多くの不安を感じる住民から新航路について見直すよう意見書をだすことを求めるものである。  その不安の一つが、住宅の上となる都心上空を飛行する事である。  現在は、騒音問題などを考慮して東京湾上空を通過する離着陸ルートを使用しているものを、一部都心上空通過ルートに変更することで滑走路を効率的に活用し、国際線の増便を図るという計画である。  実際に飛行機が車輪を出す際に上空でついた氷片が落下するなどの落下事故は、8年間で400件を超えている状況で、その対策は十分とは言えない。  また、離着陸のため区内上空を約1200メートルという低空飛行となることも大きな不安を与えている。  都市計画課長は「国際社会で生きていくことを考えると、一定の理解をしなければいけない」というが、住民の命の危険がゼロではない中、羽田空港の機能強化を優先するわけにはいかない。住民の安全を保障するために、新ルートの見直しが必要である。  以上の理由で、本陳情に採択する。   2018年11月8日                          都市建設委員  山 内 え り  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年11月8日の都市建設委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第129号 大山駅西地区の都市計画に関する陳情            第3項 公聴会開催の件 2 意見の要旨  本陳情は、地域住民の意見を反映させるための必要な措置として公聴会を開催するよう区に求めるものである。  大山駅西地区に関する素案説明会、原案説明会が猛スピードで実施され、地域住民の意向が反映されずに計画が進んでいることに対し、みんなでまちづくりをしていくために、意見を言う場や専門家の意見を聞く場を設けてほしいとして出されたものである。  公聴会とは、公の機関がその意思決定に際し、利害関係者や学識経験者などから意見を聴く制度である。  区は11月の都市建設委員会で「公聴会は、日時、場所、時間、参加数を指定し、意見陳述だけを行うもの。公聴会の開催は、都市計画案を出すときと限定されており、都市計画決定後の現在において公聴会の開催は考えていない」と答弁している。  しかし、この陳情は都市計画決定される前の2017年5月に提出されているため、公聴会を開催することは可能であった。本来、区の責務において公聴会開催の手続きを踏むべきだった。  また、都市計画決定後の現在においても公聴会の開催を制限したり、禁止するものではない。  不採択を主張した委員から、「これまでの説明会で十分な説明が行われている」という意見があった。であるならば、公聴会の開催を求める陳情は出ないと考える。  原案説明会の内容は、地域の商店街や町会が中心となって策定された大山まちづくりマスタープランとはまちづくり構想が大きく変わっており、地域住民の理解が得られたとは言い難い。  よって、本陳情の採択を求める。   2018年11月8日                          都市建設委員  山 内 え り  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年11月8日の都市建設委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第165号 建築紛争調整委員会についての陳情            第3項 手引き改善の件            第4項 委員選任の件 2 意見の要旨  本陳情は、大規模ワンルームマンション計画に関し、日照侵害や閉塞感・圧迫感、周辺の交通環境の悪化、コミュニティーの希薄化などによる住環境の悪化などを問題として事業者に建築計画の変更を求めるもとで紛争予防条例を活用した住民から提出されたものである。  本陳情第3項は、紛争調整委員会の役割やルールを「手引き」でわかりやすく解説を求めるものである。  区は、「紛争調整委員会の手引きはホームページ上でフローチャート図等も示している。また、紛争調整について検討している方が区役所窓口に来た場合、これまで1冊で対応していた手引きを「住民側」と「建築側」と2分冊し提示している」としているが、住民にとっては難しい手引きとなっている。  不採択を主張した委員は、「紛争調整委員会の役割やルールは手引きに掲載し、わかりやすく解説されており、願意に応えている」としている。であるならば、採択し、より充実した手引きとなるよう求めるべきである。  第4項は、紛争調整委員には住民運動に理解のある人を1名は入れるよう求めるものである。  区は、「紛争調整委員会は公正中立に行わなければならないため、特定の主義主張を持っていない方を選任し、区役所窓口に来た方には紛争調整委員が活躍する分野については説明している」とし、「個人情報の開示についても今後精査する」としている。  不採択を主張した委員は、「公正中立な立場をとらなければならないため」としている。そもそも紛争調整委員がどういう経験がある方なのか、またどんな理由で選定されたのかは、わからない。  また、建築のプロである事業者と対峙している住民側は、紛争調整に対する知識も経験もない中で、争っている案件を調整する際に、より住民側に立った認識や住民運動への理解のある人が、紛争調整委員にいなければ、公正中立とは言えず、調整も実のあるものにならない。  よって、本陳情第3項、第4項の採択を求める。   2018年11月8日                          都市建設委員  山 内 え り  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────           都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────────────┬───────┐ │ 事件の番号 │      件           名      │ 議決の結果 │ ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │議案第87号 │東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例    │ 原案可決  │ ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │〃 第88号 │東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例   │ 原案可決  │ ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │〃 第89号 │若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の│ 原案可決  │ │       │制限に関する条例                 │       │
    ├───────┼─────────────────────────┼───────┤ │〃 第90号 │東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管│ 可   決 │ │       │理者の指定について                │       │ └───────┴─────────────────────────┴───────┘   平成30年12月3日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年12月3日の都市建設委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   議案第87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例 2 意見の要旨  本議案は、弥生町住宅、常盤台三丁目住宅、大山東町住宅の3カ所の区立住宅を契約期間満了に伴い廃止するものである。  区は、住宅ストックが量的に充足しているという理由で区立住宅を借上げ期間満了時に一律返還するとしている。  しかし、区立住宅は、新婚・子育て世帯を支援するため、中堅所得向けの賃貸住宅の機能を果たし、最長3年間、家賃を月額3万円から4万円減額する措置を行ってきた。  区は、返還後も入居を希望する際、新たに契約をすれば継続して住むことは可能としているが、家賃が従前より上がる可能性も否定できない。  また、持ち主に相談することなく一律に返還するという姿勢は自治体の役割を果たしているとは言い難い。  そもそも公営住宅を一戸も増やさず、民間賃貸住宅への家賃助成を一切やらないと固執し続ける脆弱な住宅政策のもとで、子育て層への支援に唯一の家賃助成の実施をやめる方針は区民の願いに逆行する。  住宅政策は区民の暮らしの土台をつくるものである。「子育て世帯の誘致」というなら持ち主に契約継続を申し出てでも中堅所得向けの支援は継続すべきである。  よって、本条例案に反対する。   2018年12月3日                          都市建設委員  山 内 え り   議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 80号│住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田│ │       │空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不│ │       │安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安│ │       │全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める│ │       │陳情                       (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第129号│大山駅西地区の都市計画に関する陳情        (継続審査分)│ │       │ 第1項 アーケードの件                    │ │       │ 第2項 戸別説明の件                     │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第159号│板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情 (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第160号│大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)    │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第164号│投資型大型ワンルームマンションに関する陳情    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第165号│建築紛争調整委員会についての陳情         (継続審査分)│ │       │ 第1項 名簿公表の件                     │ │       │ 第2項 開催状況公表の件                   │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第198号│大山駅「駅前広場計画」に関する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第199号│大山駅前広場の事業に関する陳情          (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第202号│大山駅西地区のまちづくりに関する陳情              │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年12月3日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 都市計画に関することについて         2) 都市再開発に関することについて         3) 建築物に関することについて         4) 住宅に関することについて         5) 道路、河川、公園緑地及び下水道に関することについて         6) まちの美化に関することについて         7) 交通安全に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年12月3日                          都市建設委員長  いわい 桐 子  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔いわい桐子議員登壇〕(拍手する人あり) ◎いわい桐子 議員  ただいまから、都市建設委員会における審査の結果と調査の経過について、ご報告申し上げます。  初めに、11月8日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、羽田空港の機能強化に関連し、一括して審査いたしました、陳情第80号「住民や自治体への説明が不十分なままに押し進めようとしている『羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画』に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情」及び陳情第112号「都心低空飛行による事故被害に関する意見書の提出を求める陳情」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第112号につきましては、「陳情理由に沿えない部分があるため、意見書の提出はできない」として、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「住民に危険を及ぼす可能性がゼロではないため、新ルートの見直しが必要である」として、採択との意見と、「意見書提出を求める理由に賛同できない」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第80号につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第129号「大山駅西地区の都市計画に関する陳情」第3項「公聴会開催の件」につきましては、「地域住民がまちづくりに対する意見を上げるために、有識者などの意見を聞く場を設けた公聴会を開催すべきである」として、採択との意見と、「公聴会という形式ではないが、住民説明会の参加者から意見聴取する機会を設けている」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第165号「建築紛争調整委員会についての陳情」第3項「手引き改善の件」につきましては、「手引きの内容に一定の改善は見られるが、さらに充実した内容へと改善すべき」として、採択との意見と、「紛争調整委員会の役割やルールは手引きに掲載されており、わかりやすく解説されている」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、第4項「委員選任の件」につきましては、「住民側に立った認識や住民運動への理解のある方を紛争調整委員に選定する必要がある」として、採択との意見と、「紛争調整委員は公正中立である必要があるため、特定の主義主張を持っていない方を選任すべきである」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第129号「大山駅西地区の都市計画に関する陳情」第1項「アーケードの件」、第2項「戸別説明の件」及び陳情第159号「板橋南部地域にコミュニティバスの運行を求める陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、ワンルームマンションの建設に関連し、一括して審査いたしました、陳情第160号「大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)」及び陳情第164号「投資型大型ワンルームマンションに関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  本件につきましては、平成29年11月17日の議会運営委員会において、全会一致で継続審査とすることが確認されていることを受け、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第165号「建築紛争調整委員会についての陳情」第1項「名簿公表の件」及び第2項「開催状況公表の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、大山駅前広場計画に関連して、一括して審査をいたしました、陳情第198号「大山駅『駅前広場計画』に関する陳情」及び陳情第199号「大山駅前広場の事業に関する陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に所管事項調査を行いましたことを申し添えます。
     引き続き、12月3日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、議案第87号「東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例」につきましては、「区立住宅3か所の廃止に当たり、入居者に対して、十分な配慮が行き届いており、引き続き住宅政策を推進すべき」として、原案に賛成との意見と、「現在入居している、新婚・子育て世帯を支援するためにも、3か所の区立住宅は廃止すべきでない」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、議案第88号「東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例」及び議案第89号「若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第90号「東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定について」は、全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第202号「大山駅西地区のまちづくりに関する陳情」第1項「駅前広場計画の件」及び第2項「鉄道立体化計画の件」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、第3項「補助第26号線整備の件」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第80号ほか7件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件とあわせ、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに、決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので、省略いたします。  ────────────────────────────────────── △都市建設委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第87号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  議案第87号「東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第87号に対する委員会報告は、原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第87号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第112号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、陳情第112号「都心低空飛行による事故被害に関する意見書の提出を求める陳情」について、起立表決を行います。  陳情第112号に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第112号は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第129号第3項の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、陳情第129号「大山駅西地区の都市計画に関する陳情」第3項「公聴会開催の件」について、起立表決を行います。  陳情第129号第3項に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第129号第3項は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第165号第3項の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、陳情第165号「建築紛争調整委員会についての陳情」第3項「手引き改善の件」について、起立表決を行います。  陳情第165号第3項に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第165号第3項は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第165号第4項の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、陳情第165号「建築紛争調整委員会についての陳情」第4項「委員選任の件」について、起立表決を行います。  陳情第165号第4項に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第165号第4項は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第80号、第129号第1項・第2項、第159号、第160号、第164号、第165号第1項・第2項、第198号、第199号、第202号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  委員会からの申し出のとおり、陳情第80号、第129号第1項・第2項、第159号、第160号、第164号、第165号第1項・第2項、第198号、第199号及び第202号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、申し出のとおり、陳情第80号ほか8件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第42から第48までを一括して議題といたします。  文教児童委員長から提出された陳情6件及び調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  文教児童委員長 菊田順一議員。 ◎菊田順一 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 菊田順一議員。  〔参 照〕           文 教 児 童 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │   件         名   │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第195号│区立保育園・CAP’S(児童館)で│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │使用済み紙オムツの処理を行うよう求│ものと決定  │たい    │ │       │める陳情      (継続審査分)│       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成30年11月8日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年11月8日の文教児童委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第195号 区立保育園・CAP’S(児童館)で使用済み紙オムツの処理を行うよう求める陳情 2 意見の要旨  本陳情は、区立保育園や児童館において、使用済みの子ども用紙おむつの回収を行うことを求めるものである。  現在、板橋区においては、区立保育園及び児童館での回収を行っておらず、保護者の持ち帰りを基本としている。一方で、23区でも9区が保育園での回収を行っており、今年度は豊島区でも全園で開始し、注目されたところである。
     使用済み紙おむつは、当然、汚物を含んでおり、持ち運ぶことで、感染症等の拡大の可能性が生じるなど、衛生面からも問題である。  また、特に乳児は使用量が多く、大量の荷物を抱えての買い物や帰宅を余儀なくされており、子育て支援の観点からも、回収を求める声が高まっている。  本陳情に不採択とした委員からは、コストがかかるとの意見が出されているが、保育園では初期経費約3,000万円、経年で1,400万円であり、区として支出できない額とは言えない。  また、区はこれまでに、布おむつのレンタル事業や親子遠足のバス代助成、子ども劇場鑑賞等の予算を削減しており、保育の充実という視点において、当然の支出と言える。  児童館においては、回収し保管する場所に課題があるものの、できない理由にはならない。しかも区は、乳幼児に特化した運営を強調しており、乳幼児親子にとって、負担なく過ごせる環境にすることはその目的にも則したものである。児童館においても、初期経費1,350万円、経年で360万円程であり、財政上も問題がないと考える。  以上の理由により、本陳情の採択を求めるものである。   2018年11月8日                          文教児童委員  竹 内   愛  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────           文 教 児 童 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │   件         名   │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第204号│板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳│       │      │ │       │情                │       │      │ │       │ 第1項 保育園存続の件     │不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │                 │ものと決定  │たい    │ │       │ 第2項 きょうだい児受入れの件 │採択の上、執行│      │ │       │                 │機関に送付すべ│      │ │       │                 │きものと決定 │      │ │       │ 第3項 保育環境維持の件    │採択の上、執行│      │ │       │                 │機関に送付すべ│      │ │       │                 │きものと決定 │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成30年12月3日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────              少 数 意 見 報 告 書  2018年12月3日の文教児童委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                    記 1 事 件   陳情第204号 板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情            第1項 保育園存続の件 2 意見の要旨  本陳情の第1項は、2020年度末を持って廃園することが示された区立仲宿保育園について、存続を検討するよう求めるものである。  区立仲宿保育園は、都営母子アパート一階部分に設置されているが、昭和37年建設のため、建物の老朽化が進んでいる。そのため、東京都は、2015年度から新規での入居募集を停止している。区は、東京都に対し使用許可申請を行い、5年ごとに更新し、保育園の運営を行ってきたところであるが、使用期限となる2020年度末を持って、保育園を廃園すること、また、2019年4月の新規入園の募集を停止することを突如発表したのである。  委員会審議では、本陳情を不採択とした委員からも、「唐突である」「丁寧な説明を」との意見が出された。廃園については、9月28日の文教児童委員会に初めて報告され、保護者は、その当日の夜、緊急の保護者会にて知らされている。しかも、その案内は、前日という状況であった。陳情趣旨にも記載されているように、こうした突然の発表に困惑するのは当然である。区は、廃園とする理由について、大山東町に新たな保育園を開設し、優先的に入園させることが可能となったとしているが、希望票を僅か2か月で提出するよう迫られることは、時間的にも精神的にも非常に困難であることは、いうまでもない。  区は、こうした対応について、「時間的限界だった」としたが、保育園入所申込に関する書類作成など、事務手続き上のリミットであり、当該保護者にとっては、全く関係のないことである。むしろ、兄弟の入園を希望していた保護者や入園を検討していた方にとっては、なぜ、今なのかという疑問を抱くのは当然のことである。  不採択とした委員からは、「建物の老朽化は避けられない」「子どもの命第一」との発言があった。施設の老朽化は問題である。一方で、耐震診断の結果においては、早急な対応を要しないとされている。都営母子アパートも、新規募集は停止しているものの、入居は継続しており、2020年度に廃園としなければならない理由にはならないと考える。そもそも、2016年の時点で、区は検討を始めており、もっと早い段階で、状況を報告することは可能であったはずである。  また、施設の使用に関しても、東京都に対しなんら協議を行っておらず、廃園を回避するためにあらゆる手立てをとったとは言えない。  現在、公有地の活用を含め、様々な取り組みを行い、待機児童解消に向け努力が求められている中で、継続した保育園運営の可能性があるにもかかわらず、それを自ら投げ出すことは許されない。  園の存続を再考すべきであり、陳情の採択を求めるものである。   2018年12月3日                          文教児童委員  竹 内   愛  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第125号│保育政策についての陳情              (継続審査分)│ │       │ 第2項 助成額引き上げの件                  │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第175号│板橋区の「保育の質」を確保する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第182号│あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とするこ│ │       │とを求める陳情                  (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第183号│あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果│ │       │をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情(継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年12月3日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 児童福祉に関することについて         2) 学校教育に関することについて         3) 生涯学習に関することについて         4) 図書館の運営に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年12月3日                          文教児童委員長  菊 田 順 一  議 長  大 野 はるひこ  様  ──────────────────────────────────────      〔菊田順一議員登壇〕(拍手する人あり) ◎菊田順一 議員  ただいまから、文教児童委員会における審査の結果と調査の経過につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月8日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第195号「区立保育園・CAP’S(児童館)で使用済み紙オムツの処理を行うよう求める陳情」につきましては、「子育て支援の観点から、保護者の負担を軽減するためにも、保育園等で紙おむつの処理を行うべきである」として、採択との意見と、「保育園については、区の責任で紙おむつの回収を実施すべきと考えるが、不特定の乳幼児親子が利用する同様の施設との均衡から、児童館だけ回収を求めることはできない」として、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で継続審査とすることは否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「社会情勢や他自治体の状況を研究し、保育園からでも実施すべきである」として、採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第125号「保育政策についての陳情」第2項「助成額引き上げの件」及び陳情第175号「板橋区の『保育の質』を確保する陳情」につきましては、いずれも採択との意見が出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、あいキッズの利用に関連し、一括して審査いたしました、陳情第182号「あいキッズのおやつ(補食)提供時間を午後4時からでも可能とすることを求める陳情」及び陳情第183号「あいキッズの利用児童等にあいキッズ利用アンケートを行い、その結果をあいキッズ事業の改善に反映させることを求める陳情」につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第182号につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第183号につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、陳情審査終了後に所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、12月3日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」につきまして、ご報告いたします。  最初に、第1項「保育園存続の件」につきましては、「東京都と協議するなど、存続に向けた十分な検討が行われていない中で、閉園を決定すべきでない」として、採択との意見と、「建物の老朽化、近隣の代替地及び転園先の確保等の十分な検討を行い、閉園を決定している」として、不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で継続審査とすることは否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「少子高齢化の時代の流れの中で、未来を担っていく子どもにとって何が必要かを考えていくべきである」として、採択との意見と、「老朽化した建物を残しておくことは危険であるため、閉園を明確にした上で、関係者との話し合いを進めていくべきである」として、不採択との意見があり、採択について諮ったところ、賛成少数で否決され、不採択とすべきものと決定いたしました。
     なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、第2項「きょうだい児受入れの件」及び第3項「保育環境維持の件」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、採択の上、執行機関に送付すべきものと決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定した陳情第125号第2項ほか3件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  文教児童委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第204号第1項については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、文教児童委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第204号第1項については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第204号第1項に対する討論 ○議長(大野はるひこ議員) これより陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第1項「保育園存続の件」について討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、竹内 愛議員。 ◆竹内愛 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 竹内 愛議員。      〔竹内 愛議員登壇〕(拍手する人あり) ◆竹内愛 議員  ただいまより、日本共産党板橋区議会議員団を代表し、陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第1項「保育園存続の件」について、賛成する立場から討論を行います。  本件は、2020年度末をもって廃園することが示された区立仲宿保育園について、存続を検討するよう求めるものです。区立仲宿保育園は、都営母子アパート1階部分に設置されていますが、昭和37年建設のため、建物の老朽化が課題となっており、東京都も、2015年度からアパートへの新規入居の募集を停止している状況です。  区は、これまで5年ごとに更新し、使用許可申請を東京都に行い、保育園の運営を継続してきました。しかしながら、使用期限となる2020年度末をもって保育園を廃園すること、また、2019年4月の新規入園の募集を停止することを、9月28日の文教児童委員会において初めて報告されました。  陳情に賛成する第1の理由は、保護者や議会への説明に問題があるからです。  「突然のことに困惑している」、「どうしたらいいかわからない」、「なぜ今になっての説明なのか」、これらは説明を聞いた保護者の方々の声です。  当園の保護者には9月28日に説明会が行われましたが、その案内は前日という突然のものでした。区は、突然の公表となったことについて、時間的限界だったと答弁しましたが、それは保育園入所申し込みに関する書類作成など、事務手続上のリミットということでした。つまり、突然の公表は、建物の老朽化が直接的な要因ではないということです。  また、説明会で示された対応策は、2019年4月に希望する園へ転園するか、2020年4月に大山東町に開設予定の新規園に転園するかというものでした。しかも、その希望票を10月末に提出するよう求められたとのことです。板橋区が発行している保育案内には、保育園選びの7カ条が掲載されています。園の見学を行うこと、施設環境や保育の状況をよく見ること、保育方針を聞き、給食や行事など、具体的な内容をよく聞くことなどとなっています。委員会での質疑を通じても、現に保育園を利用している保護者にとって、非常に大変なことを強いるということに、区が十分配慮したとは思えませんでした。  区は、2016年11月から検討を始めたと説明しています。区の資料には、民営化を前提とし、代替地の確保について検討したことが示されており、当初から現在地での保育の継続は前提としない方針だったことがわかります。であれば、その時点で区議会や保護者に説明すべきでした。委員会では、担当課長から、「混乱を招き謝罪したい。また、今後に生かす」との発言がありました。今、困難に直面している方々には今後は関係ないのです。混乱を招いたというなら現方針を撤回すべきです。  第2の理由は、廃園を避けるための検討や努力が十分なされたとは言えないからです。  区は、廃園する理由として建物の老朽化を挙げています。ところが、区が東京都に行ったことは、建物の現況を確認しただけで、施設の使用の継続やその可能性について、協議や交渉を行っていませんでした。  私たちは、11月14日に徳留都議同席のもと、東京都の見解を伺いました。そこでは、母子アパートの今後について計画がないこと、耐震上は直ちに対応する必要性は低いこと、2021年4月からの使用継続も可能であること、都の理由で、使用の継続が困難になる場合には、これまでどおり早目に事前の協議を行うこととの話がありました。つまり、建物の使用を継続することは可能だということです。  かつて区立栄町保育園の廃園問題の際には、耐震診断の結果、Dランクのため、即時廃止とした方針を撤回したではありませんか。東京都に直接交渉し、土地の貸与を受け、プレハブの仮園舎をつくったんです。当初、当地での建て替えは困難と言っていましたが、結局もとの場所に新たな園舎をつくったではありませんか。区がなぜ今回、都に対して協議や交渉を行わなかったのか、全く理解することができません。過去の経験からも、今回の区の対応は、廃園を回避するためにあらゆる手だてや検討を行ったとは言えません。  第3の理由は、2019年度の新規募集を停止する必要性はなかったという点です。  都営母子アパートは平成9年に耐震調査が行われ、翌年には保育園が入っている1階部分について、耐震補強工事が実施されています。東京都は、IS値は0.5以上で耐震性はBランク、直ちに対応する必要性は低いとしており、再整備計画にも現段階では盛り込まれていません。実際、母子アパートについても、新規入居は募集停止しているものの、現在入居している世帯は居住を継続しています。現に仲宿保育園も、2020年度末までは運営を継続するのです。  今回の審議を通じ、きょうだい児のみ新規受け入れを行うことが示されましたが、転園の可能性も示しつつ、新規募集を行うことは可能だったと考えます。民営化の対象園でも、計画を示した上で選択してもらっているわけですから、今回もそうした対応はできたはずです。十分検討したと言えるでしょうか。  第4の理由は、区自らの方針にも沿っていないという点です。  2017年12月1日の文教児童委員会に報告された、板橋区公立保育所のあり方についてには、民営化を進めるとしつつ、公立保育所を中心とした地域の保育施設間のネットワークの構築を図ると記されています。それは、保・幼・小・中の連携を重視し、中学校ごとに設定されている学びのエリアを基本とした、育ちのエリアを新たに設定するというものです。民営化に際しても、育ちのエリアを考慮するとしています。  区立仲宿保育園が廃止されれば、加賀中学校区には公立保育所はなくなります。また、小規模保育所や家庭福祉員の連携保育所の設定についても、区立保育園でその役割を担っていくとしています。委員会質疑で検討状況を確認しましたが、今後、検討とのことでした。区が自ら示した公立保育所の役割という点からも、仲宿保育園を廃園するに当たって、どのような課題や懸念が生じるのか、検討さえ行っていないんです。これでどうして十分に検討したと言えるでしょうか。  最後に、この間、公有地の活用を含め、待機児童解消に向け努力が進められてきました。にもかかわらず、継続した保育園運営の可能性がありながら、十分な検討も行わないまま、自らその可能性を投げ出すことは到底許されないと考えます。廃止の方針を撤回し、陳情にあるように、園の存続の可能性を追求するべきであり、再検討するよう強く求め、陳情への賛意を改めて表明し、私の討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 次に、安井一郎議員。 ◆安井一郎 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 安井一郎議員。      〔安井一郎議員登壇〕(拍手する人あり) ◆安井一郎 議員  私は、板橋区議会自由民主党議員団を代表し、陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第1項「保育園存続の件」の委員会決定、不採択に対し、賛成の立場から討論を行います。  板橋区立仲宿保育園は、昭和37年に都営仲宿母子アパートの建設にあわせ、1階部分に開設したものであり、現時点で56年経過しております。  保育園部分は東京都の行政財産使用許可を受けて使用しており、使用許可期限は2021年、平成33年3月末日となっているとのことであります。  区では、東京都への建物の現況確認を行うとともに、設備の状況等を総合的に勘案した結果、老朽化により行政財産使用許可の期限を超えて、現施設での保育園運営の存続は困難であると判断し、仲宿保育園の閉園に向けた取り組みについて検討を行ってきました。  この間、区では、仲宿保育園の民営化を前提に、保育園近隣に移転先の用地の確保や近隣の区立保育園の統合等、さまざまな検討を行ったものの、残念ながら用地の確保等ができず、いずれも実現には至りませんでした。しかしながら、大山東町の旧関東信越国税局板橋寮の跡地、国有地を活用した民間認可保育所の開設が、2020年4月に見込まれることとなり、この新園を中心に、仲宿保育園の在園児の転園先が確保された状況にあります。  本陳情第1項は、板橋区立仲宿保育園の存続の検討を求めておりますが、東京都は、都営仲宿母子アパートの新規入居の募集を、老朽化等の理由により、平成27年度から停止しております。また、保育所部分には耐震基準を満たしてない状況等も確認されました。  このような施設の現況を総合的に勘案すると、現状の施設において、行政財産使用許可期限の2021年、平成33年3月末日を超えての保育園運営の継続は、困難とする区の判断は妥当であります。このことを受け、区は、仲宿保育園の在園児について、大山東町の国有地に整備される民間認可保育所を中心に、仲宿保育園の近隣保育所を含め、優先的な転園措置を行っていくこととしております。この対応については、民営化のための用地の確保ができないなど、選択肢が限られている中では最良の選択であると考えております。  なお、今回、仲宿保育園の保護者への説明などの対応が不十分な状況も見受けられましたので、今後は適切な対応がとられるよう期待いたします。  仲宿保育園の閉園に向け、在園児の円滑な転園が図られるよう、区は在園児の保護者に寄り添い、十分な理解を得ていくとともに、在園児への十分な配慮がなされることを要望し、陳情第204号第1項「保育園存続の件」の委員会決定、不採択に賛意を表明し、私の討論を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、南雲由子議員。 ◆南雲由子 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 南雲由子議員。      〔南雲由子議員登壇〕(拍手する人あり) ◆南雲由子 議員  ただいまから、市民クラブを代表し、陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第1項「保育園存続の件」の委員会決定、不採択に反対の立場から討論を行います。  この陳情は、板橋区立仲宿保育園が2021年度で閉園になること、また、来年、2019年度から新規募集が停止になることが区から発表されたことを受けて、仲宿保育園に通う3歳児のお母さん、お父さんたちが提出した陳情です。  陳情の要旨は、  1、板橋区立仲宿保育園を存続できるよう検討してください。  2、友達やきょうだいと離れなくてよいように、きょうだい児は平成31年度も受け入れをしてください。  3、園に残った場合も、子どもたちができるだけ変わらない環境で過ごせる職員数と配置、また、現行の行事や給食の質を維持してください。 との内容で、委員会での決定は、1項目めが不採択、2項目、3項目が採択でした。  この陳情が提出された背景には、仲宿保育園閉園の発表があまりに急だったことと、今後の選択を迫られた保護者の困惑がありました。  保護者は、9月27日木曜日に、「あす、緊急の保護者会をやるので必ず出席してください」と園に言われ、翌日、9月28日の金曜日に緊急保護者会に出席したところ、仲宿保育園の閉園と新規募集停止を告げられて、2つの選択肢を区から示されました。  1つは、2020年春に大山東町にできる新規園に転園すること。もう一つは、2019年度にほかの園に転園する。その場合は優遇するとのことで、10月中にそのどちらかにするのか、選択を迫られました。  仲よくなった友達や先生と離れてしまうのではないか、子どもにとってどうしたら一番よい環境になるのか、今後の情報が少ない中で、お母さん、お父さん方は悩み、困惑しました。  私は、保護者の方々からお話を聞き、文教児童委員会も傍聴させていただきました。委員会は7名のお母さん、お父さん方も傍聴し、小さな子どもたちも3名、委員会室に入りました。各委員の方々から真摯な議論がされたことには感謝の思いですし、陳情に対する区役所からの説明の冒頭、異例の謝罪があったことも重く受けとめたいと思います。  また、2項目、3項目が採択となり、来年度もきょうだいは受け入れ可能になったこと、来年度以降、保育園に残る子どもたちの保育の質が維持されることは大変うれしく、ほっと安心した思いです。  しかし、そもそも板橋区が2015年から建物の老朽化を理由に検討してきたという過程が本当に十分であったのか、存続に向けてまだできることはないのか、疑問が残ります。文教児童委員会の中では、仲宿保育園のある都立住宅の所有者である東京都と、積極的な交渉がまだされていないことも明らかになりました。  仲宿保育園に通う保護者は、仲宿保育園を異年齢の子どもともふれあえるアットホームなよい園だと言います。保護者にとって保育園は、1日のうち保護者が働いている間、子どもたちが長い時間を過ごす大切な子育てのパートナーです。  待機児童が185名いる板橋区では、現状では行きたい保育園を保護者や子どもが自由に選べる環境ではない中で、仲宿保育園に通う保護者は保育園を信頼してきたのです。東京都の方針をただ待つばかりでなく、板橋区の子どもたちのために、子育てをしながら働く保護者のために、板橋区が積極的に東京都と交渉することを今後も求めます。  また、現在通う子どもたちのためだけでなく、板橋区として、中長期的な視野で考えた場合にも、仲宿保育園の閉園は適切なのか、もっと議論がされるべきだったのではないでしょうか。  閉園についての報告事項という形ではなく、もっと早い段階で議会で議論することはできなかったのか、保育の需要が高まり、待機児童解消に向けて保育園の増設を進めるこのタイミングで、区立保育園を、民営化ではなく、1つ失うということが政策判断として適切なのか、働きながら子育てをする一区民として、板橋区の姿勢を心から残念に思います。  区長、ここが東京で一番住みたくなるまちですか、ここが東京で一番子育てがしやすいまちでしょうか。  以上で、私の討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △陳情第204号第1項の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 続いて、陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第1項「保育園存続の件」について、起立表決を行います。  陳情第204号第1項に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第204号第1項は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第195号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、陳情第195号「区立保育園・CAP’S(児童館)で使用済み紙オムツの処理を行うよう求める陳情」について、起立表決を行います。  陳情第195号に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第195号は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第204号第2項・第3項、第125号第2項、第175号、第182号、第183号及び調査事件の採決
    ○議長(大野はるひこ議員) 次に、お諮りいたします。  陳情第204号「板橋区立仲宿保育園の閉園に関する陳情」第2項「きょうだい児受入れの件」、第3項「保育環境維持の件」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第125号第2項、第175号、第182号及び第183号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、陳情第204号第2項及び第3項については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第125号第2項ほか3件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第49を議題といたします。  東武東上線連続立体化・沿線安全対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  東武東上線連続立体化・沿線安全対策調査特別委員長 はぎわら洋一議員。 ◎はぎわら洋一 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) はぎわら洋一議員。      〔はぎわら洋一議員登壇〕(拍手する人あり) ◎はぎわら洋一 議員  ただいまから、東武東上線連続立体化沿線安全対策調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、閉会中の11月13日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  当日は、調査活動の参考に資するため、練馬区石神井公園区民交流センターへ赴き、「西武池袋線連続立体交差事業について」、視察を行いました。  「鉄道立体化による交通の利便性向上と駅利用者数の動向との関係性について」、「鉄道立体化を進める上での行政・区民・議会が果たした役割について」など、委員よりさまざまな質疑がなされました。  次に、12月7日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、「東武鉄道東上本線(大山駅付近)の連続立体交差化計画等に関する都市計画案及び環境影響評価書案の説明会について」、理事者より報告を受け、各委員より、「都市計画案等に対する意見書の回答内容の周知機会について」など、現状確認のための質疑や、「環境影響評価書案を示す目的を区民に理解しやすいように説明すべきであること」など、さまざまな意見・提案がなされました。  次に、「11月13日に行った行政視察について」を議題とし、練馬区石神井公園区民交流センターでの視察を踏まえた議論を行いました。各委員より、「区の鉄道立体化に伴う自転車駐車場の整備方針について」など、現状確認のための質疑のほか、「石神井公園駅付近の高架下利用を参考に、区としても高架下活用の検討をすすめるべきであること」など、さまざまな意見・提案がなされました。  次に、「東武東上線の立体化と踏切について」を議題とし、各委員より、「個別踏切対策について、専管組織を設置すべきであること」、「利便性の向上だけでなく、安全対策のために鉄道立体化を推進すべきであること」など、さまざまな意見・提案がなされました。  次に、「活動方針に沿った提言の検討について」及び「活動報告骨子(案)について」を議題とし、活動報告に記載すべき内容を検討いたしました。委員会として、東武東上線立体化について及び沿線安全対策については、提言の柱だてとして、それぞれ3つの項目を決定いたしました。  以上の構成をもとに、委員より、これまでの意見をさらに具体化していくためにさまざまな意見・提案がなされました。  今回議論いたしました活動報告の骨子案をもとに、各委員から出されました提案を踏まえつつ、東上線立体化の早期実現と駅利用者の安全確保や、利便性の向上を目指した提言を行えるよう、次回委員会において活動報告を作成いたしたいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △地域包括ケアシステム調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第50を議題といたします。  地域包括ケアシステム調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  地域包括ケアシステム調査特別委員長 田中しゅんすけ議員。 ◎田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 田中しゅんすけ議員。      〔田中しゅんすけ議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中しゅんすけ 議員  ただいまから、12月7日に開催いたしました地域包括ケアシステム調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  当日は、調査活動の参考に資するため、ヘルスケアタウンむかいはらに赴き、「多職種連携について」視察を行いました。  委員より、「介護、医療、地域交流等を考慮したサービス提供エリアの設定方針について」、「多様な実施主体により構成される複合施設とした理由について」など、活発な質疑が行われました。  次に、「板橋区版AIPにおける多職種連携等の状況について」、理事者より報告を受け、「訪問医療ニーズの高まりに対応できる人員体制の整備状況について」など、現状確認のための質疑のほか、「多職種連携を進める上では、区が主体的に調整などを行うべきであること」、「日常生活圏域ごとの情報の整理を引き続き進めるべきであること」など、さまざまな意見・提案が出されました。  次に、「活動方針に沿った提言の検討について」及び「活動報告骨子(案)について」を議題とし、活動報告に記載すべき内容を検討いたしました。  委員会として、地域包括支援センターについて及び多職種連携について、提言の柱だてとして、それぞれ2つの項目を決定いたしました。  以上の構成をもとに、委員より、これまでの意見をさらに具体化していくためにさまざまな意見・提案がなされました。  今回議論いたしました活動報告の骨子案をもとに、各委員から出されました提案を踏まえつつ、区の実態に合った地域包括ケアシステムの構築・深化に向けて提言を行えるよう、次回の委員会において活動報告を作成したいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △危機管理対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第51を議題といたします。  危機管理対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  危機管理対策調査特別委員長 荒川なお議員。 ◎荒川なお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 荒川なお議員。      〔荒川なお議員登壇〕 ◎荒川なお 議員  ただいまから、12月10日に開催いたしました危機管理対策調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、「学校欠席者情報収集システム(保育園サーベーランス含む)について」を議題とし、初めに、調査活動の参考に資するため、文京区役所に赴き、「保育園サーベーランスについて」、視察を行い、文京区での取り組みや課題について説明を受けました。  視察の際や帰庁後の委員会では、「学校も含めた欠席者情報収集システム導入について」、「導入に当たっての環境整備について」など、各委員より質疑やさまざまな意見・提案がなされました。  次に、「平成30年9月18日集中豪雨及び台風24号の被害と対応状況について」、理事者より報告を受け、「集中豪雨や台風による倒木対策について」、「要配慮者の避難支援について」、「罹災証明発行状況を踏まえた対策の検討について」など、各委員より質疑やさまざまな意見・提案がなされました。  次に、「震災発生時のライフライン確保策と避難所運営の課題について」を議題とし、「ライフラインの強靱化について」、「国のガイドラインに沿った避難所運営について」など、各委員より質疑やさまざまな意見・提案がなされました。  次に、「活動方針に沿った提言の検討について」及び「活動報告骨子(案)について」を議題とし、活動報告に記載すべき内容を検討いたしました。  委員会として、自然災害に備えた対策については、震災対策と風水害対策に分け、提言の柱だてとして、それぞれ3つの項目を決定しました。  また、感染症対策については、提言の柱だてとして2つの項目を決定しました。  以上の構成をもとに、委員より、これまでの意見をさらに具体化していくためにさまざまな意見・提案がなされました。  今回審議いたしました活動報告の骨子案をもとに、各委員から出されました提案を踏まえつつ、自然災害に備えた対策及び感染症への対策に向けて、提言を行えるよう、次回の委員会において活動報告を作成したいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △子どもの貧困対策調査特別委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第52を議題といたします。  子どもの貧困対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  子どもの貧困対策調査特別委員長 長瀬達也議員。 ◎長瀬達也 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 長瀬達也議員。      〔長瀬達也議員登壇〕(拍手する人あり) ◎長瀬達也 議員  ただいまから、子どもの貧困対策調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、閉会中の11月2日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  当日は、調査活動の参考に資するため、さいたま市子ども家庭総合センターへ赴き、施設の概要や運営体制等について視察を行いました。  委員より、「施設内にある専門相談機関の連携体制について」、「各フロアの設計コンセプトについて」、「住民説明会での周辺住民の反応や反対意見の有無について」など、さまざまな質疑がなされました。  次に、12月10日に開催いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、「11月2日に行った行政視察について」を議題とし、さいたま市子ども家庭総合センターでの視察を踏まえた議論を行いました。  各委員より、「組織横断的な連携体制の必要性について」、「自由に出入りができ、誰でも利用することができるスペースの必要性について」など、さまざまな意見・提案がなされました。  次に、「児童相談所設置に向けた検討状況について」、理事者より報告を受け、「設置予定のない練馬区との連携方法について」、「基本設計の今後のスケジュールについて」、「契約業者選定方法の妥当性について」など、各委員より、現状確認のための質疑やさまざまな意見・提案がなされました。  次に、「活動方針に沿った提言の検討について」及び「活動報告骨子(案)について」を議題とし、活動報告に記載すべき内容を検討いたしました。  委員会として、子どもの貧困対策について及び児童相談所設置について、提言の柱だてとして、それぞれ4つの項目を決定いたしました。  以上の構成をもとに、委員より、これまでの意見をさらに具体化していくとともに、新たな提言について、さまざまな意見・提案がなされました。  今回議論いたしました活動報告の骨子案をもとに、各委員から出されました提案を踏まえつつ、子どもの貧困対策及び児童相談所設置に向けて提言を行えるよう、次回の委員会において活動報告を作成したいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(大野はるひこ議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △議会運営委員会報告 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第53から第58までを一括して議題といたします。  議会運営委員長から提出された、陳情5件及び調査事件に対する継続審査申出書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について報告があります。  議会運営委員長 田中やすのり議員。 ◎田中やすのり 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 田中やすのり議員。  〔参 照〕             閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │       件                名       │ ├───────┼────────────────────────────────┤
    │陳情第 34号│板橋区議会議員の費用弁償(一律3,000円)の廃止を求める陳情    │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 87号│純粋に板橋区議会における区旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼│ │       │を求める陳情                   (継続審査分)│ │       │ 第1項 区旗及び国旗掲揚の件                 │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 90号│費用弁償に関する陳情               (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第110号│板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、「会計帳簿」および│ │       │「領収書その他の証拠書類」を板橋区のホームページで公開することを│ │       │求める陳情                    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第180号│陳情等の区議会HP上での公開を求める陳情     (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成30年12月6日                          議会運営委員長  田 中 やすのり  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────             閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  本会議等の運営方法の検討について 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成30年12月12日                          議会運営委員長  田 中 やすのり  議 長  大 野 はるひこ 様  ──────────────────────────────────────      〔田中やすのり議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中やすのり 議員  ただいまから、11月16日、12月6日及び12日に開催いたしました議会運営委員会における審査概要につきまして、報告申し上げます。  初めに、諮問事項について報告いたします。  今定例会におきましては、「請願・陳情の区議会ホームページ上での公開について」を、本区の現状及び23区の公開状況等の説明を受けた後、議論いたしました。  委員より、「他区の掲載方法及び経費について」、「本文中にある個人情報の取り扱いについて」などの質疑や、「ホームページ上に公開する場合には、区民への周知期間をしっかり設けるべきである」、「議会が扱っている情報の中にも、速やかに公開すべき情報と検討を要する情報との整理は必要である」、さらには、「提出者の意向も踏まえ、公開を決めていくことも1つの方法と考えられる」など、さまざまな意見があり、合意に至らなかったため、これらの意見を踏まえ、継続して議論を深めていくことに決定いたしました。  次に、陳情の審査結果について報告いたします。  最初に、費用弁償に関連し、一括して審査いたしました陳情第34号「板橋区議会議員の費用弁償(一律3,000円)の廃止を求める陳情」及び陳情第90号「費用弁償に関する陳情」につきましては、いずれも不採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第87号「純粋に板橋区議会における区旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求める陳情」第1項「区旗及び国旗掲揚の件」及び陳情第110号「板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、『会計帳簿』および『領収書その他の証拠書類』を板橋区のホームページで公開することを求める陳情」につきましては、いずれも採択との意見も出されましたが、大方の委員からは、なお継続して審査すべきとの発言があり、継続審査について諮ったところ、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第180号「陳情等の区議会HP上での公開を求める陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  最後に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △議会運営委員会報告に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたらご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  議会運営委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決するよう動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議会運営委員会報告に対する質疑、討論を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第34号、第87号第1項、第90号、第110号、第180号及び調査事件の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  委員会からの申し出のとおり、陳情第34号、第87号第1項、第90号、第110号及び第180号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、申し出のとおり、陳情第34号ほか4件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第59 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第59「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。  本件は、人権擁護委員候補者として、大柄みや子さん、及び野津康弘さんを推薦するに当たり、議会の意見を求める案件であります。  お諮りいたします。  大柄みや子さん及び野津康弘さんについて、適任との意見を述べることにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、大柄みや子さん、及び野津康弘さんについて、人権擁護委員候補者として適任との意見を述べることに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第60 議案第92号 東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第60を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第92号 東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  坂本あずまお議員。 ◎坂本あずまお 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 坂本あずまお議員。      〔坂本あずまお議員登壇〕(拍手する人あり) ◎坂本あずまお 議員  ただいま上程されました議案第92号「東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者である議会基本条例等検討部会員を代表して、部会長の私より提案理由の説明を申し上げます。  東京都板橋区議会基本条例は、議会に関する基本的事項を定めることにより、区民の負託に的確に応える議会の実現を図り、区民の福祉の増進に寄与することを目的として、平成27年4月に施行されました。  条例施行から3年目の昨年、議会運営が本条例の目的及び原則などに即して行われているかという視点で、議会基本条例検証作業部会において検証を重ね、その検証結果をもとに本年、議会基本条例等検討部会において、条例改正の必要性について議論してまいりました。  これらの経緯を経て、議案第92号「東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例」は、一般質問における分割方式の実施方法について、現行の「分野ごとに分割し登壇する」を、実態に即した「項目ごとに登壇する」の表記に改めるとともに、危機管理として、本条例の施行後に決定した東京都板橋区議会災害対応方針に基づき、議会及び議員が行動すべきであることを定めるものであります。  議員各位におかれましては、以上の提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第92号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆中村とらあき 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 中村とらあき議員。 ◆中村とらあき 議員  議案第92号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 中村とらあき議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第92号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第92号の採決
    ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第92号「東京都板橋区議会基本条例の一部を改正する条例」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第92号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第61 議案第93号 住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第61を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第93号 住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  竹内 愛議員。 ◎竹内愛 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 竹内 愛議員。      〔竹内 愛議員登壇〕(拍手する人あり) ◎竹内愛 議員  ただいま上程されました議案第93号「住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書」につきまして、提案者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。  平成29年、民間有識者などでつくる、所有者不明土地問題研究会は、平成28年度の時点で所有者を特定できない土地が、全国で九州本島並みの約410万ヘクタールに及び、このまま推移すると2040年には北海道本島並みの約720万ヘクタールに達するとの試算を公表しました。  今後、相続登記がなされずに実際の所有者が把握できない土地はさらにふえると見込まれており、このような所有者不明土地による経済損失額は、2040年までに約6兆円規模に上ると試算されています。  政府は、平成30年の第196回通常国会において、所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法を成立させ、土地の所有者探索を合理化する仕組みと、所有者不明土地を適切に管理する仕組みを創設しました。  また、平成30年6月に策定された所有者不明土地等対策の推進に関する基本方針や、経済財政運営と改革の基本方針骨太方針2018では、住民票の除票などの保存期間延長について検討すべきとされています。  不動産登記簿では所有者の特定は住所と氏名のみでなされるため、住民票の情報が最も重要です。しかしながら、住民票の除票及び戸籍の附票の除票については、5年を超えた保存は法的に義務づけられておらず、核家族化や単身独居化が進んでいる現在、5年の保存では転居履歴を十分に追えず、土地などの所有者が不明になってしまいます。  よって、板橋区議会は、国会及び政府に対し、住民票の除票等の保存期間を延長することで、所有者不明土地だけでなく、空き家問題における所有者の特定が一層容易となるよう、次の事項の実現を強く求めます。  1、住民基本台帳法施行令第34条第1項に定める住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間を、現行の5年から延長すること。  2、住民基本台帳法施行令改正までの期間、各自治体において除票等の廃棄が進行しないよう、廃棄作業を当面凍結するよう各自治体に通達すること。  以上につきまして、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第93号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  議案第93号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第93号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第93号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第93号「住民票の除票及び戸籍の附票の除票の保存期間の延長を求める意見書」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第93号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第62 議案第94号 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第62を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第94号 白タク行為への更なる対策強化に関する意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  高橋正憲議員。 ◎高橋正憲 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 高橋正憲議員。      〔高橋正憲議員登壇〕(拍手する人あり) ◎高橋正憲 議員  ただいま上程されました議案第94号「白タク行為への更なる対策強化に関する意見書」につきまして、提案者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。  タクシー市場特有の供給過剰への対応をより効果的に進めながら、タクシーの安全性やサービス水準を一層向上させることを目的として、特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる改正タクシー特措法が、与野党共同提案の議員立法により賛成多数で可決・成立し、平成26年1月に施行されました。  一方、政府においては、シェアリングエコノミー検討会議を設置し、自家用自動車を用いて有償で運送を行うサービスである、ライドシェアを含めた検討を行っており、さらに、規制改革推進会議においても、ライドシェアを含めた議論がなされています。  このライドシェアについては、道路運送法に抵触するタクシー類似行為である白タク行為に該当するとの指摘があり、また、運行管理や車両整備などの責任を負う主体を置かずに自家用自動車のドライバーのみが運送責任を負う形態であるため、安全確保や利用者保護などの観点から大きな問題が生じる懸念が指摘されており、改正タクシー特措法の意義を損なうことが危惧されます。  また、近年、白タク行為が横行しており、これについては明白な道路運送法違反であることから、国土交通省、警察庁、法務省、業界団体などの連携により対策を行っていますが、いまだ解決には至っておりません。  よって、板橋区議会は、国会及び政府に対し、次の事項について所要の措置を講ずるよう強く要請します。  1、白タク行為に該当するようなライドシェアは、利用者の安心・安全に極めて大きな懸念があり、さらに、改正タクシー特措法の意義を損なうことが危惧されるため、十分慎重に検討すること。  2、道路運送法違反である白タク行為に対し、さらなる対策強化を行うこと。  以上につきまして、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第94号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  議案第94号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第94号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第94号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第94号「白タク行為への更なる対策強化に関する意見書」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第94号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第63 議案第95号 認知症施策の推進を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 次に、日程第63を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第95号 認知症施策の推進を求める意見書 ○議長(大野はるひこ議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明
    ○議長(大野はるひこ議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  高沢一基議員。 ◎高沢一基 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 高沢一基議員。      〔高沢一基議員登壇〕(拍手する人あり) ◎高沢一基 議員  ただいま上程されました議案第95号「認知症施策の推進を求める意見書」につきまして、提案者を代表し、提案理由の説明を申し上げます。  世界に類例を見ないスピードで高齢化が進む我が国において、認知症の人は年々ふえ続けています。平成27年に推計で約525万人であったものが、平成37年には推計で700万人を突破すると見込まれています。  認知症は、今や誰でも発症する可能性があり、誰もが介護者となり得るため、認知症施策の推進は極めて重要です。  また、認知症施策の推進に当たっては、認知症と診断されても尊厳を持って生きることができる社会の実現を目指し、当事者の意思を大切にし、家族等も寄り添っていく姿勢で臨むことが重要であるとともに、若年性認知症など、これまで十分に取り組まれてこなかった課題にも踏み込んでいく必要があります。  さらに、認知症施策に関する課題は、今や医療・介護だけでなく、地域づくりから生活支援、教育に至るまで多岐にわたっています。  よって、板橋区議会は、国会及び政府に対し、認知症施策のさらなる充実、加速を目指し、基本法の制定も視野に入れた次の事項について取り組むことを強く求めます。  1、国や自治体をはじめ、企業や地域が力をあわせ、認知症の人やその家族を支える社会を構築するため、認知症施策を総合的かつ計画的に推進する基本法を制定すること。  2、認知症診断直後は、相談できる人がいないといった人が多く存在しており、診断直後の空白期間が生じている。この空白期間については、本人が必要とする支援や情報につながることができるよう、認知症サポーターの活用やガイドブックを作成することによる支援体制の構築を図ること。  3、若年性認知症の支援については、若年性認知症支援コーディネーターの効果的・効率的な活動を推進するため、コーディネーターに対する研修など、支援体制を整備するとともに、本人の状態に応じた就労継続や社会参加ができる環境の整備を進めること。  4、認知症の全国規模の疫学調査と疾患登録に基づくビッグデータの活用を通し、有効な予防法や行動・心理症状に対する適切な対応など、認知症施策の推進に取り組むこと。  また、次世代認知症治療薬の開発・早期実用化や最先端の技術を活用した早期診断法の研究開発を進めるとともに、認知症の人の心身の特性に応じたリハビリや介護方法に関する研究を進めること。  以上につきまして、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第95号に対する採決の動議 ○議長(大野はるひこ議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆間中りんぺい 議員  議長。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員。 ◆間中りんぺい 議員  議案第95号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(大野はるひこ議員) 間中りんぺい議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第95号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、直ちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第95号の採決 ○議長(大野はるひこ議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第95号「認知症施策の推進を求める意見書」を、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(大野はるひこ議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第95号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会の宣告 ○議長(大野はるひこ議員) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもちまして、平成30年第4回東京都板橋区議会定例会を閉会いたします。  午前11時59分閉会  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    以上相違なきを認めここに署名する          会 議 録 署 名 議 員               議 長  大 野はるひこ               19番  田 中やすのり               38番  南 雲 由 子...