板橋区議会 > 2018-12-03 >
平成30年12月3日文教児童委員会−12月03日-01号
平成30年12月3日都市建設委員会−12月03日-01号

ツイート シェア
  1. 板橋区議会 2018-12-03
    平成30年12月3日都市建設委員会−12月03日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成30年12月3日都市建設委員会−12月03日-01号平成30年12月3日都市建設委員会  都 市 建 設 委 員 会 記 録 開会年月日  平成30年12月3日(月) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 2時43分 開会場所   第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委 員 長   いわい 桐 子       副委員長    五十嵐 やす子  委   員   山 田 貴 之       委   員   中 村とらあき  委   員   鈴 木こうすけ       委   員   山 内 え り  委   員   大 野はるひこ       委   員   おなだか  勝  委   員   はぎわら洋 一 委員外議員  かなざき 文子 説明のため出席した者  都市整備部長  安 田   智       土木部長    老 月 勝 弘
                           市街地整備  都市計画課長  内 池 政 人               廣 木 友 雄                        課   長  建築指導課長  田 島   健       住宅政策課長  清 水 三 紀                        地区整備  拠点整備課長  義 本 昌 一               遠 藤   宏                        事業担当課長                        高 島 平  鉄道立体化                 グランド  推   進   千 葉 宣 雄               木 村   徹  担当課長                  デザイン                        担当課長  土 木 部          川 口 隆 尋       交通安全課長  歌 津 知 己  管理課長  計画課長    内 田 洋 二       工事課長    宮 村 宏 哉  みどりと                  公園整備          柴 崎 直 樹               市 川 達 男  公園課長                  担当課長 事務局職員  事務局次長   丸 山 博 史       書   記   飯 野 義 隆                都市建設委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 署名委員の指名 4 陳情審査   <都市整備部関係>    陳情第202号 大山駅西地区のまちづくりに関する陳情(26頁) 5 議案審査    議案第 87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例(53頁)    議案第 88号 東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例(59頁)    議案第 89号 若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例(60頁)    議案第 90号 東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定について(66頁) 6 報告事項  (1)大山駅の駅前広場計画等に関する都市計画案説明会の開催について(5頁)  (2)専決処分の報告について(区道の植樹桝での転倒による、負傷事故に係る示談処理)(73頁)  (3)大谷口一丁目周辺地区不燃化推進特定整備地区の進捗状況について(77頁) 7 継続審査の申し出について(82頁) 8 調査事件について    都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件(83頁) 9 閉会宣言 【閉会中継続審査としたのもの】  <都市整備部関係>   陳情第 80号 住民や自治体への説明が不十分のままに押し進めようとしている「羽田空港の機能強化による都心上空を低空飛行する計画」に対し、住民に不安を与えない飛行ルートへの変更見直しを図るとともに、騒音対策や安全対策に万全を期するよう国土交通省に意見書を提出することを求める陳情                             (継続審査分28.6.6受理)   陳情第129号 大山駅西地区の都市計画に関する陳情 (継続審査分29.6.5受理)            第1項 アーケードの件            第2項 戸別説明の件   陳情第159号 板橋南部地域コミュニティバスの運行を求める陳情                             (継続審査分29.9.21受理)   陳情第160号 大規模ワンルームマンション建設に関する陳情(建築物の件)                             (継続審査分29.11.27受理)   陳情第164号 投資型大型ワンルームマンションに関する陳情                             (継続審査分29.11.27受理)   陳情第165号 建築紛争調整委員会についての陳情  (継続審査分29.11.27受理)            第1項 名簿公表の件            第2項 開催状況公表の件   陳情第198号 大山駅「駅前広場計画」に関する陳情 (継続審査分30.9.25受理)   陳情第199号 大山駅前広場の事業に関する陳情   (継続審査分30.9.25受理) ○委員長   おはようございます。  ただいまから都市建設委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎都市整備部長   おはようございます。よろしくお願いします。  本日の議題でございますけれども、陳情1件、議案が4件、報告事項が3件でございます。よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  五十嵐やす子委員、はぎわら洋一委員、以上お二人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本日の運営について申し上げます。  報告事項1の大山駅の駅前広場計画等に関する都市計画案説明会の開催については、都市整備部関係の陳情に関連する内容となっておりますので、都市整備部関係の陳情審査に先立ちまして、ご報告いただきたいと存じますので、ご承知おき願います。  それでは、初めに、都市整備部関係の陳情審査に関連する報告事項、大山駅の駅前広場計画等に関する都市計画案説明会の開催について、理事者より説明願います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   皆さん、おはようございます。よろしくお願いします。  資料1と、その後ろにあるお知らせに基づいて、まずはご説明させていただきたいと思います。  まず、資料1、見ていただきまして、ことしの2月に行った、大山駅の駅前広場計画に関する都市計画素案説明会を、都市計画案及び環境影響評価書案を作成しましたので、大山駅の駅前広場計画等に関する都市計画案説明会の開催について、ご報告させていただきます。  まずは、資料1をごらんください。  説明会の目的は、大山駅の駅前広場計画等都市計画手続を進めるに当たり、地域の方々のご意見をお伺いするため、東京都の都市整備局都市基盤部建設局道路建設部東武鉄道株式会社鉄道事業本部との共催で、東武鉄道東上本線大山駅付近の連続立体交差化計画及び関連する道路計画と、大山駅の駅前広場計画に関する都市計画案及び環境影響評価書案の説明会を開催いたします。  項番1の(1)をごらんいただければと思います。  説明会の日時と会場でございます。  説明会は、実施する日は、本年12月16日の日曜日の15時から17時に、板橋区立板橋第一中学校の体育館で行います。また、次の日の12月17日の月曜日の19時から21時の夜間なんですけども、こちらのほうは、板橋区立文化会館大ホールで行い、2回開催させていただきます。  内容については、2回とも同様であります。  続きまして、(2)の説明会のお知らせということで、別紙のお知らせのほうを、ちょっと見ていただければと思います。  まずは、説明会の詳細について、こちらに、お知らせに基づきご説明させていただきたいと思います。  表面と、ちょっと裏面の左側のほうを見ながら、ご説明させていただきたいと思うんですけども、裏面の左側の上の部分、今回、東武鉄道東上本線連続立体交差化計画は、大山駅を中心とした約1.6キロメーターの区間について、鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。また、本計画に合わせて、関連する道路計画の鉄道附属街路、いわゆる側道です、及び、大山駅の駅前広場計画、板橋区区画街路第9号線、法に基づく意味では道路という形になります、を行います。  これらの計画の実施により、補助26号線などの8か所の踏切が除却され、踏切での交通渋滞の解消、道路と鉄道それぞれの安全性の向上が図られます。さらに、鉄道により分断されていた地域が一体化されるとともに、都市計画道路などの整備をあわせて推進することにより、安全で快適なまちづくりが実現されることです。  続きまして、裏面の左面の項番1の都市計画案のあらましの(3)の駅前広場計画についてをご説明させていただきます。  こちらについては、2月の素案でお示しした内容と同様でございますけども、規模及び位置については、こちらの記載してあるとおり、取付道路は、延長約20メーター、幅員16メーターの2車線で、交通広場、こちらも道路なんですけども、については、面積約3,300平米、位置については、大山東町59番及び60番の一部でございます。
     続きまして、ちょっと少し飛びまして、裏面の右側の項番3の都市計画案及び環境影響評価書案の縦覧及び意見書の提出についてご説明させていただきたいと思います。  駅前広場計画の都市計画案は、法に基づき、お知らせの表の縦覧場所、表の下側のほうの真ん中ぐらい、縦覧場所なんですけども、で縦覧させていただきます。また、案に対し、ご意見がある方は、表の右側の期限内に意見書を提出することができます。  まず、この駅前広場計画の都市計画案については、説明会前の本年12月14日金曜日から12月28日金曜日までとしまして、土、日、祝日を除かせていただきます。おおむね、8時半から17時まで縦覧ができることになってます。縦覧場所については、区の所管課である私どもの鉄道立体化推進担当課のほうで縦覧させていただきます。  意見書については、12月28日までに提出することができるものとし、なお、意見書の持参の場合もそうですが、郵送の場合も、12月28日までの必着となってますので、こちらのほうをご了承願います。  続きまして、連続立体化交差化計画及び関連する道路計画についてご説明させていただきます。  また、こちらちょっとすみません、飛ばさせていただきまして、裏面の左側の項番1の都市計画案のあらましについての(1)の部分なんですけども、こちらの連続立体化交差化計画については、事業区間、延長、構造形式、駅の位置、除却する踏切が8か所ということで、こちらも素案の同様になります。構造形式については、高架式を考えております。  また、(2)の関連する道路計画については、こちらも素案と同様で、1から6の附属街路、側道、予定しているところでございます。  続きまして、項番2の環境影響評価書案のあらましについてご説明させていただきます。  こちらのほうは、事業主体である東京都が、東京都の条例により、本年2月に作成した環境影響評価調査計画書に基づき、2月の素案説明会後、東京都と東武鉄道が立体化事業の実施に伴う環境に及ぶ影響について、現地調査を行い、影響について予測評価を行ったものが記載しております。  今回の立体化事業における環境影響評価は、調査計画書の中で5項目であります。こちらの5項目の中で、今回特に予測値が現況値より上回った部分について説明させていただきます。  5項目のうち、予測値が現況値より上回った部分は、まず1項目めの左側の騒音の振動という項目の中の、上の部分の工事の施工中の部分です。そちらの表の一番下の部分、括弧して仮線区間の鉄道振動という項目なんですけども、こちらについては、予測値より現況値が上回るということが判明いたしました。ただし、東京都としては、東武鉄道としては、適切な環境保全のための措置を実施し、鉄道振動の低減に努めることとなっております。  また、2項目めは、表の一番下の電波障害であります。  テレビ電波の受信障害は、地上デジタル放送については、事業区間の西側に沿った一部の地域で、また衛星放送については、事業区間の東側で生じると予測されています。このため、本事業による障害が明らかになった場合には、アンテナ設置位置の調整やケーブルテレビにより受信対策等を実施するとのことであります。  続きまして、項番3の都市計画案及び環境影響評価書案の縦覧及び意見書の提出についてご説明させていただきます。  こちらについても、連続立体交差化計画及び関連する道路計画は、法律、条例に基づき、都市計画案及び環境影響評価書案をお知らせの表の縦覧場所で縦覧させていただきます。  また、案に対し、ご意見がある方は、駅前広場計画と同様、表の期限内に意見書を提出することができます。詳細については、都市計画案については、一番、項番3の上の部分になるんですけども、上と下の部分、連続立体交差化計画及び関連する道路計画の都市計画案についても、説明会前の本年12月14日金曜日から12月28日金曜日までで、土、日、祭日を除くおおむね8時半から17時までです。東京都及び区の各関係部署において縦覧させていただきます。  意見書については、駅前広場と計画と同様の内容でございます。  続きまして、一番下の環境影響評価書案についての縦覧と意見書の提出でございます。  こちらは、連続立体化交差化計画のみのものでありまして、こちらは説明会前の本年12月14日金曜日から来年の1月18日金曜日までで、こちらは、土、日、祝日、あと年末年始を除かせていただきます。時間については、9時半から16時半まで、こちらについても、東京都及び区の環境系の部署及び中央、氷川の各図書館並びに板橋、熊野、仲宿、仲町の各地域センターの各関係部署、こちらのほうは、一番下の小さい文字で記載させていただいているんですけども、こういった各関係部署で縦覧させていただきます。  また、意見書については、表の右側に書いてあるとおり、1月28日金曜日までに提出することができます。  なお、こちらの場合は、先ほどの都市計画案とは少し違いまして、郵送の場合は、先ほどは必着だったんですけども、こちらに関しては、1月28日までの当日消印有効という形になってますので、ご了承願います。  続きまして、資料1をまた、すみません、元に戻っていただいて、見ていただければと思います。  今後の予定なんですけども、今回、都市計画案説明会後、平成31年度に都市計画決定、また、平成33年度に、都市計画事業認可を取得していく予定でございます。  なお、本説明会後においては、特に駅前広場計画につきましては、素案説明会後のご意見、ご要望、また陳情、法に基づく意見書、今回の意見書並びに生活再建に対する個別ヒアリング、具体的なニーズの把握等により、代替地や移転先の確保など、有効な施策を検討していく予定でございます。  以上で、後日開催させていただく説明会の開催報告を終わらせていただきます。  なお、連続立体化計画及び関連する道路計画については、特別委員会で集中議論させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長   報告事項の内容に含まれている連続立体交差化計画に関しましては、専門的に調査するための特別委員会を設置しておりますので、質疑の際にはご配慮くださいますよう、ご協力をお願いいたします。  それでは、ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆鈴木こうすけ   おはようございます。よろしくお願いします。  説明ありがとうございました。  まず、何点かご質問させていただきたいんですけれども、この大きな2項目めの環境影響評価書案のあらましという中で、工事を行う際に、先ほど課長のほうからご説明いただきましたけども、仮区間の鉄道振動ということで、ここに書いてありますけど、55デシベルから65デシベルということで、現況値を上回るというふうなご説明をいただきましたけれども、やはりここにお住まいになる方、当然、騒音対策ですよね、私も、昨年ですか、東武東上線の立体化で、竹ノ塚の駅、足立区の駅、視察をしてまいりましたけれども、本当に近隣の方には、最善の注意を払いながら、こういった騒音、防音シートを二重に張るですとか、いろんな工夫をされてましたけれども、ここはあくまで工事が始まってからというふうなところでございますけども、区側のちょっと見解を、ここをちょっとお聞きしたいなというふうに思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   詳しくは、内容については、説明会のほうで説明させていただくんですけども、基本的に、今、鈴木委員さんのほうからおっしゃった竹ノ塚のそういった対応というのもありますし、あと、基本的には、今、東京都として考えているのは、工事に当たっては、もちろん仮囲いを設置するというところもありますし、あとは、ロングレール、そういった同等の効果が見込まれるレール、継ぎ目の溶接や、というところで、低騒音や低振動の工法、また建設機械を採用するとともに、最新の技術、建設機械等を積極的に導入するなど、騒音振動の低減に努めますというところではあるんですけれども、やはり工事中、こういった騒音とか振動というのは、夜間工事も鉄道ですので、あり得る状況ではありますので、そういったことがあれば、区からも積極的に、東京都と東武鉄道に対して、そういった問題に対して解決できるよう要望したり、また区のほうも、工事中も含めて、状況を把握していきたいと考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  特に、今課長からお話頂戴しました、夜間に関して、そういった形で工事をしなきゃいけないというふうな、工事工程も当然出てくるのかなというふうに思われますけれども、特に、やっぱり夜間に関しては、皆さん寝てらっしゃいますし、こういうふうな環境ですので、特段の配慮をぜひお願いしたいと要望いたします。  それと、電波障害ですけれども、次にちょっと質問させていただきたいんですが、これは、工事をすることによって、こういうふうな形で、地上のデジタル放送については、西側の一部、それと衛星放送については、東側の一部で、そういった電波障害が起こるというふうな、今課長からの説明いただきましたけれども、これ具体的に今どの辺のエリアなのかというところは、また説明会で説明をしていただくのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   具体的な位置については、当日の説明会で開催していただくんですけども、基本的に駅の西側と東側ということで考えていただければと思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  しっかりとこれも、皆さん、当然工事が始まったらテレビが見れなくなったとか、そんなような、また逆に騒音も出て、皆さん、区民の方にご迷惑をかける、プラス、そういった電波障害でテレビも見れなくなったというふうなことになると、結局、ここの大山駅の、ここの本当に付近に住んでらっしゃる方は、何のためにこの工事やってんだというふうなお話になってくると思うんですよ。ですから、そこの部分は、しっかりと説明会で、どのエリアがこのようになりますというふうな、予測も含めて、きょうは傍聴の方、本当多くいらっしゃってますけれども、そういうふうな区側の説明がしっかりできないと、やっぱり私は厳しいというふうに思いますので、ここは要望しておきます。  それと、最後ですけれども、先ほど、お話頂戴しました景観についてなんですが、今、ご説明の中にはありませんけれども、やはり大山駅前、立体化プラス、そういった形で、高架が全てなるんですけども、この景観の中に、事業区間周辺都市的景観要素として融合するものと考えますというふうにありますけれども、これは、今後、私も、昨年、景観審議委員会の審議委員でもありましたけれども、その大山全体の、高架化になった場合のというところでの、景観的なところは、今後、景観審議委員会でも審議をしていくのかだけ、最後、教えていただければというふうに思います。 ◎都市計画課長   まず、公共施設等につきましては、審査の対象外で、設置者のほうで、周辺の景観等に配慮しつつ、一定の、事業者としての取組みを求めているところでございますので、景観審議会のほうで審議することはございません。 ◆中村とらあき   今までも、この都市計画に関する説明会というのが、立体化に関する説明会がありましたけれども、大きな違いというのはどこにあるのか、確認したいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   基本的に、素案の2月と、都市計画の素案と案については、大きくというか、違うところがございません。 ◆中村とらあき   そうしますと、今回の説明会において、幾つか気にしなければいけない点も出てくるかと思います。  1つは、やはり意見を、今回、郵送なり、また直接提出なりで変わってくるということですけれども、その中で、意見の提出先が都と区ではかなり違うということが、ここの中に書かれております。ということは、問題を、意識を持っている方が、どちらかに送ったときに、間違って違うところに送られてしまった場合などを考える必要があると思いますけれども、そのときの対応というのはどのようになっておりますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、中村委員さんがおっしゃるとおり、立体化については、東京都と区ということで、あと側道については、区というところなんですけど、そちらについては、東京都と区と情報共有しながら、例えばうちで受けられないものについては東京都とか、東京都に行くということはないと思うんですけども、そういうところがあれば、東京都としっかり情報共有しながらやっていきたいと思います。 ◆中村とらあき   また、今まで出てきた陳情に関しても、同じような形の陳情が出てきておりますけれども、その中で、やはり周知徹底がまだできてないという部分があるかと思います。現在でも、高架化について知らなかった方がいるということもありますし、こうした周知徹底に努める必要があるということから、説明会にはできるだけ多くの人に来てもらえるようなことをしていかなきゃいけないということで、どのようにしてこの説明会のお知らせをしているのか、また、これから、できるだけ説明会に多く来てもらうために、区として努力すべきことについて、確認をしたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず、今回の説明会の周知については、素案と一緒で、立体化に関係する町会の皆様方にポスティングさせていただきまして、今実績、約なんですけども、3万1,800部ポスティングさせていただきました。  また、広報いたばしには、12月8日に予定してます、そちらのほうで掲載させていただきます。  また、ホームページ等、ツイッター、フェイスブック、こちらは、11月30日にポスティングもさせていただいたんですけども、載せさせていただいているところであります。  また、熊野、仲宿、氷川、板橋地域センター、また、大山駅構内についても、お知らせの紙とかを掲示をさせていただく予定であります。  特に、素案の中で、説明会は知らないという方もちょっといらっしゃったということで、区としましては、特に駅前広場区域内の土地所有者さんに、まず郵送させていただきました。  続きまして、駅前広場の区域内の家に、職員が現地行ってポスティングさせていただきました。  また、促進協議会の幹事と、あとまた、まちづくりを考える会の委員と、また、側道の、特に5、6の地権者さんにも郵送させていただいたのと、あとは、陳情が出ていることもあり、陳情者さんに対して、ちょっと会えない方もいらっしゃったんですけども、そちらの方にも、今回の説明会について、現地に行かさせていただいて、ご挨拶をさせていただいた次第でございます。 ◆中村とらあき   前回から、周知徹底方法について、より一層の周知徹底が図られているという点は、この点はやはり今後も必要になってくる点だと思いますので、引き続き周知徹底のほうをよろしくお願いいたします。  また、あと1点、前回の説明会では、やはりプレゼンテーションに関して、多少金額に目の行くような、大きな表記があって、ジョセツされるような場所については、少し小っちゃく書いてあったりなんかしたので、この事業の本当の、本当に必要な事業なんだということを、まず説明できるような体制が必要かと思っております。地下にするとか、高架にするとかいう前に、やはりなぜ高架にするのか、なぜ地下がだめなのかといったことは、はっきり示す必要があるかと思います。そういったプレゼンテーションをきちんとしなければいけないと考えておりますが、都のほうで、プレゼンテーションをするということもありますが、区のほうとしてはどのようにお考えになってますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   素案の説明会もそうですけども、案の説明会でも、なかなか時間が限られているというところではありますので、そのものを区民の方とか地権者さんに対する、そういった周知の方法については、説明会とか、個別ヒア等を含めて、東京都と話し合いしながら、区の方としても、協議、周知していきたいと考えております。 ◆中村とらあき   地権者さんだけではなくて、もういろんな、この方たちにもやっぱり声をかける必要があると思いますので、そこは配慮していただきたいということと、あと、最後に要望として、やはりこの前の説明会でも、出席しましたけれども、最初に質問した人が、何問も質問をして、時間が押しているのにもかかわらず、そういうことがあったということで、運営のほうもきちんとしていただかないと、やはりあのとき、結構ブーイングが出たと思います。こうしたことも配慮して、質問の方法などに関しても、考えていただければと思います。  以上で、終わりにいたします。 ◆山内えり   今、周知の話もありまして、説明会の日時、会場で、特に、2)のほうは、大ホールということで、非常に広い会場だと思うんですけれど、まず気になったのは、大きな会場で、どれだけの区民の方の意見や質疑が取り入れることが可能なのかなと思っていて、2時間という枠、同じですし、多くの方に聞いていただくという意味では、とても重要だと考えますけれども、そのあたりの、意見ですとか、質問、やりとりというのは、職員の方が会場に回ってという形になるかと思いますが、その辺の、板一中の違いといいますか、会場の大きさによる心配は一定心配があるんですけど、そのあたり、今、区としてどのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   板橋一中は、物理的に約500名ぐらい入る予定でいまして、大ホールは約1,000名入るというところであるんですけども、事前にもうリハーサルしてますので、その中で、質問とか質疑応答とか、あとはスライド、音とか、そういったものというのは、リハーサルを通じて、そういったところを考えながらリハーサルしてますので、当日はそういった問題がないようにしていきたい、進行させていただければと思います。 ◆山内えり   参加人数の違いもあると思いますので、ぜひ参加者の、そうした意見、周知を取り入れる方法を、十分に配慮していただきたいというふうに思います。  それから、2番、環境影響評価書案のあらましのところで、騒音規制法または云々とありまして、この騒音規制法では、見ますと、第一種区域から第四種区域ですとか、朝、夕、昼間、夜間など、非常に基準値がそれぞれ異なっているように思うんですけど、このあたりというのは、工事、施工に関して、基準と同等、または下回るという表記がありますけれども、特に問題がないということで、区として認識しているのか、また東京都としてはどういう調査で、どういう結果になっているのかお示しいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今の騒音、振動につきましては、まずは、工事施工中なんですけども、予測値として騒音については、66から80、基準値は80から85、建設作業振動については47から70、基準値については77から75ということで、あくまでも数値的に見ては、同等と下回るということではあるんですけども、やはり工事施工する中で、道路工事もそうですけども、現場で予測とははかり知れない部分が出てくる可能性があるので、そういったところは出てくれば、東京都も含め、区も対応を考えていきたいと思います。 ◆山内えり   それから、同じく、工事の施工中のところで、先ほどの仮線区間の鉄道振動で、現況値を上回るということで、必要に応じて、適切な環境保全の措置とあるんですが、これ、どういった措置になるのか、そして、東京都が実施するのか、そのあたりはどういうふうになっているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   基本的に、対応の指示等は、事業主体がある東京都なんですけども、施工するのは東武鉄道ですので、東武鉄道がするということで、先ほど説明させていただいたとおり、今回の大山付近で、どういう形でというのはあるんですけども、一般的には仮囲いとか、ロングレール等の同等の効果が見込まれる、レールの継ぎ目の溶接とか、あとは低騒音で低振動の機械も今ありますので、そういった機械を使いながら、なるべく騒音、振動がないような形で、東武鉄道も含め、東京都と区も見守っていきたいと考えております。 ◆山内えり   あと、電波障害なんですけど、先ほど事業区間の西側、東側ということで、記載ありますけれども、これ、まちの名前というのは、今お示しいただけるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   細かい内容については、ちょっとここでは発表できませんので、説明会の中で説明させていただいて、その後、説明会後の開催状況についても、議会さんのほうで報告させていただきますので、またそのときに、もしわからないことがあれば、質問していただければと思います。 ◆山内えり   では、そういう質問があれば、ぜひお答えいただきたいというふうに思います。  それから、3番のほうで、都市計画案及び環境影響評価書案、これ縦覧や意見書を提出できるということですけど、この意見書が区民の方から、区民に限らず出していただいた場合は、今後はどのように生かされる形になるのか、あるいは、何件出た、どんな意見があったか、これは、どんなふうに示されて、生かされるのかについてお聞きしたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど説明させていただいたとおり、意見書が出た、いろんな意見が、いろんなというか、意見が出た場合には、今後の都市計画決定、その前に都市計画審議会を開催させていただくに当たり、そういったものを、意見を参考にしていきたいと思っております。 ◆山内えり   都市計画審議会には、数ですとか意見が示されるということでいいんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長 
     都市計画審議会のほうで、そういった意見が出たということは報告させていただきます。 ◆山内えり   そうすると、その傍聴に来れる、都市計画審議会も傍聴が可能だと思うんですけど、そこに来れなかった方は、どんなふうにして、その数ですとか意見を知ることができることになっているんでしょうか。 ◎都市計画課長   都市計画審議会では、議事録については、日程を後にして公開しております。  また、審議会のほうに出された資料につきましては、図書館等も含めて、一般の方に縦覧できるような状態をつくってます。 ◆山内えり   わかりました。  その公開というのは、どういう公開の仕方なのか、ホームページ上なのか、何かその議事録なのか、その辺もちょっと、公開の状況を知りたいのと、図書館というのは、全ての地域図書館等、中央図書館も含む、全ての図書館で見られるのか、そのあたりはどういうふうになっているか教えていただきたい。 ◎都市計画課長   公開につきましては、ホームページ上に公開されます。  図書館につきましては、全ての図書館に、冊子として、審議会で使った資料と同じものが置かれますので、今審議会に委員の先生も出られておりますけど、それと同じものが置かれています。 ◆おなだか勝   まず、流れについて確認したいと思いますけども、この説明会が2回あります、その後に、この縦覧があって、意見書の提出があって、それから、その意見書についてまとめがあって、その後、議会に報告するのと、都計審に行くのと、どっちが先なのかということをまず確認させていただきたいのと、それ2つ終わった後に、31年度中に都市計画決定に持っていきたいわけですよね、ここに書いてあるわね、都市計画決定31年度って。そういう流れでいいのかどうか、確認させてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず、都市計画審議会のほうで報告させていただいて、その後に議会のほうで報告させていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   議会というのは、今、こっちの常任委員会のほうということでいいのかな。というのは、来年度、どういうふうになるかわかりませんよね、特別委員会が。あるかどうかわからないじゃないですか、その関係がね、さっきの話じゃないけれども。こっち、都市建設委員会のほうに報告ということでよろしいですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   常任委員会と特別委員会はどうなるかわからないんですけれども、駅広と立体化と側道というところで、そういった関係する委員会のほうでは、しっかり報告させていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   意見書も、さっき山内委員もおっしゃってましたけども、意見書でいろいろと出てくるとは思うんですよね。そういうものに対しては、回答は示されるのかどうか、公に回答をちゃんと、いつも、最後、議会に報告するときにありますよね、大体こういった場合には、意見書については、こういう意見がありました、こういう回答でしたというような形で公になるのかどうか、それは先ほど言った都計審に最初に上がって、それから常任委員会という流れでいいかどうか、もう一回確認させてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   意見の回答については、区の見解ということで、まとめさせていただいて、順番的には都市計画審議会、それから、関係する委員会のほうに報告させていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   この、やっぱり意見書、大事だと思うんですよ、今回ね、恐らく。都市計画決定というのが、もう来年度やりたいというふうに、きょうも打ち出されているわけですので、陳情等もあります、それから、いろんな反対のご意見もある中で、今回この説明会を経て、縦覧をした後の意見書というのはかなり細かいところまで、住民の皆さんのご意見というのは来るのかなと思いますが、これで変な話、中身と、量によって、同じところで、例えば同じような意見がたくさん来たというような場合には、この計画案、少しでも変更するようなことというのは、可能性として、何%とかじゃなくて、可能性としてはあるのかどうか、それについて伺います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   駅前広場の計画について、位置、規模については、変更することは考えてません。  ただ、いろんなご意見、ご要望、先ほどの陳情、またこれから個別ヒア等も入っていきますので、その中で、今の規模や位置について、どういった形で、用地補償以外で有効な施策がとれるかどうかというのを検討させていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   少しはあるかもしれないということね。大まかには、絶対変わらないって、今おっしゃってたので、位置とか規模は変わらないけれども、微妙にもしかしたらあるかもしれないと。  あともう一つ、立体化のほうですね。これ、東京都の話になっちゃいますけども、これはじゃ、高架というのは、恐らく変わらないだろうというのは、あれですか、これは東京都の話ですから、今の板橋の考え方としては、もう高架化は変わりそうもないという見解でよろしいですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらについては、3条件、地形的条件、計画的条件、事業的条件という中で、区としましても、構造形式に係る早期実現というところを求めてますので、そういった意味で、3条件の中では、高架方式がすぐれているという認識でございます。  また、地下化とか、そういったお話はありますけども、そういった方については、個別とか、説明会の中で、説明させていただき、ご理解、ご協力のほどを、できれば、説明させていただきたいと思います。 ◆おなだか勝   立体化については東京都でしょ。東京都とは密に話していると思うんだけど、東京都はそこはどう言っているかということを聞きたいんだけど。板橋は、もう、だって受け身でしょう、それ。だから、東京都はどう言っているかについて、もう一回聞きます。 ◎鉄道立体化推進担当課長   東京都についても、東京都がそういった算定をしたんですけども、ただ、区のほうとしても、そういった東京都の認識で問題ないというところを考えてますので、その中で、高架化というのが、今の区としては地下よりもいいという認識で考えております。 ◆五十嵐やす子   すみません。  基本的なところから、ちょっと言葉の確認とかさせていただきたいんですけれども、この2番の環境影響評価書案のあらましのところで、仮線区間とか出てくるんですけども、これというのは、言葉、どこからどことか、あとは仮線というのは、工事をしているときの、今高架って言われているわけだから、その場所の上とか、工事しているその部分をいう言葉というように理解してよろしいんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   仮線って、ちょっと、今絵柄があれなんですけども、側道が、今回、北側のほうに、側道を4か所つくるんですんですけども、そこは側道がないので、1回その側道側に、今走っている鉄道をよっこいしょ2つして、それであいた、そうすると3路線あるので、一つの路線があくので、そこの部分に、高架構造物を建てて、そういった形で、徐々に高架構造物を建ててやっていくというところで、基本的に側道のほうに鉄道を走らせるという意味での仮線という意味でございます。 ◆五十嵐やす子   何か、言葉だけだと、ちょっとイメージが湧かなくて、すみません、ありがとうございます。  それから、先ほど、審議会のことがあって、審議会の議事録の公開、公開されるというのはいいんですけれども、ただ、公開の時期が余り遅いとどうなのかなというのもあったんですけれども、大体どのくらいで公開されるものでしょうか。 ◎都市計画課長   審議会の委員さんに、署名とかいただく部分もございますので、内部で再確認して、おおむね1か月前後で公開しているというふうに認識しております。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  その後のことに、やっぱりつながっていくと思いますので、迅速に対応していただけたらというふうに思います。  それから、すみません、次の都市計画委員会というのはいつになってましたでしょうか。          (「審議会」と言う人あり) ◆五十嵐やす子   ごめん、都市計画審議会、ごめんなさい、審議会。 ◎鉄道立体化推進担当課長   大山駅についてということ、それとも、その次の都市計画審議会、どちらかちょっと。 ◆五十嵐やす子   この件に関して話し合われる都市計画審議会、そこからその後で、議会の委員会にというようなお話だったので、その流れの中で、流れはさっきのでわかったんですけども、時期的なものは、もう少しわかるといいなと思ったので、今伺ったんです。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの具体的な日程については、平成31年度都市計画決定の前が都市計画審議会ですので、その部分については、平成31年度中しか、すみません、お答えできません。 ◆五十嵐やす子   わかりました。  そしたら、あとは、すみません、ちょっとまた内容が変わるんですけれども、今回の説明会の中で、託児保育サービスがあるということで、これはとても、私は歓迎したいなと思ってるんですけれども、これは予定数というふうに書いてあるんですが、大体何人ぐらいを予定してらっしゃるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その託児保育する、乳児とか乳幼児の方が、どれだけの年齢によってというところで、保育士さんも限られてますので、そこで人数を決めさせていただければと思っております。 ◆五十嵐やす子   そうですか、わかりました。  ただ、やはりお子さんをお持ちの方というのは、それだけ長いこと、このまま板橋区に住みたいというふうに思ってくださる方なのかなと思ってもみたりするので、そういう方には、やっぱり自分が今後ずっと住んでいく板橋について、一緒に考えてもらえるというのは、とてもいいことだと思いますので、極力というか、なるべく参加してほしいと思うんですね。やっぱり、私なんかよりも、今20代、30代の方のほうが、これから板橋にずっと住む、住んでいくというか、生きているわけなので、そういう方々が未来の板橋を考えていく上では、とても大事だと思うんです。ですので、その辺は、何とかご配慮いただけるとありがたいと思いますし、また申し込み期間が12月12日までとなっていて、もしかしたら、ぎりぎりになって知ってという方もいらっしゃるかもしれないので、少しちょっと、柔軟性を持たせていただけるとありがたいというのと、あとは、当日知ったという方もいらっしゃるかもしれないので、その場合は、お子さん連れでもいいんですよねって確認をさせてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   予定数は、先ほど言ったとおり、限られた保育士さんと、その受け入れる乳児の方の年齢によって違いますので、そこの部分については、どこまで受け入れられるかというのはあると思うんですけども、そこの部分については、東京都と情報共有しながら、というところではあります。  あと、説明会については、お子様、もちろん一緒に連れて来ていただいて、お椅子を用意させていただきますので、よろしくお願いします。 ◆五十嵐やす子   そのときのお願いなんですけれども、一言、主催者側からも、きょうは皆さんで考えたいので、お子さん連れの方もいらっしゃいますので、その辺はよろしくお願いしますとか言ってくださると、連れてきている人が、何かちょっと気持ちが楽になりますので、一言添えていただけるとありがたいんですが、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のご意見については、そういったご意見があったということで、東京都にもお伝えしながら、区も含め、どういった対応ができるかというのは、東京都にちょっとご意見を言いたいと思います。 ◆五十嵐やす子   すみません、それから、ちょっと話がまた変わりますけれども、振動ですとか音というところで、さまざまな障害をお持ちになる方が、そういうのがちょっと、とても影響があるとおっしゃる方もいらっしゃるんですね。そういう方たちに、どうやって知らせていくかというところが、とても大事だと思うんです。  こういう、説明会をするとしても、もしかしたら、こういう会場でも、出ていらっしゃるのがおつらかったりとかということもあると思うんですけれども、例えば、板橋区のほうで、そういう方の情報をお持ちでしたら、その近辺にお住まいだなというのが、もしわかるようでしたら、ちょっと個別に、ちょっとお知らせをしていただいたりだとか、何らかのことができないかなというふうに思うんですけれども、それは、ほかのところと連携することになると思いますけれども、その辺というのは可能でしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のそういった情報があるかどうかも含めて、所管が違いますので、今のご意見に基づいて、関係する部署にちょっと聞かさせていただいて、またフィードバックさせていただきます。 ◆五十嵐やす子   ぜひお願いしたいと思います。  私にとっては大丈夫でも、ほかの人にとっては、とっても大変なことというのがやっぱりあると思いますので、できるだけお願いできたらと思います。 ◆山田貴之   いろいろ伺いたいことはありますけれども、この報告は、説明会についての報告ですので、説明会について、特に被らないように説明を質問したいと思うんですけども、一般のいろんな方が見えられると思うんですよね。これまでの、もういろんな説明会に、当然参加をしておられる方もいらっしゃるけれども、私たちは、区の職員の皆さんは、日々、文書、書類に接しておられるので、あるいはこの文言に接しておられますから、そこから受け取る意味というのは、よく理解できるわけなんですけども、一般の方というのは、難しいんだと思うんですよね、1回言われたぐらい、しかもさあっと流れていく中で、本当にこれ、ここの中で、意味されていることが何なのかというのを理解していくのは難しい、そういうことは考えていかなきゃいけないんだろうなと。そのことが、結局わからないもの、難しいものというのは、心理的に嫌だな、思いがちだと思うんです。だから、やっぱり、どのようにこの内容を伝えていくのかというのは、やはり努力が必要なんだと思っています。  この資料を拝見すると、区で出てくる資料とは、ちょっと何かいつもと違うなと思うんですけど、この資料をつくったのは、東京都がつくったんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   作成者は東京都です。ただし、区ももちろん共催ですので、いろいろな原稿チェックとか、そういったことはやってます。 ◆山田貴之   例えば、皆さんのお母さん、お父さんを想像してほしいんですけど、こたつにはまってお茶を飲み、テレビを眺め、新聞はもうちょっと目が痛いから読まないよなんていう人が、いきなりとぽんと見たときに、どれだけわかるだろうかと、するとなかなか難しいんだろうなと思うわけです。  ただ、でも、相手にしなければいけない、わかっていただかなきゃいけないのは、まさにそういうふうに、そこで暮らしている方だったり、働いている方に、わかっていただかなきゃいけない、その努力を、どれだけこの例えば説明会で示すことができるかということも大事なのかなというふうに思います。  例えば、区と都と主催で、東武鉄道もいらっしゃるのかと思うんですけども、この説明したことに対して、どこが説明してて、それに対して、どこに今後、後日、ああ、ちょっとこれはやっぱりわからなかったなと、聞きたいなと思ったときに、聞きに行ったらいいのかというのは、例えば3者いると、なかなかわかりづらいと思うんですね。だから、やっぱり説明しているのは、ここは今は東武鉄道が説明していますよとか、東京都が説明しているのかな、東京都が説明していますよということを、1回ぽんと頭に言うだけじゃなくて、また、2項目め、説明しているときに東京都が説明してますがということで言うとか、誰が説明しているのか、誰がそれを決めたのかというのは、明らかに、やっぱり口酸っぱくというか、常に伝えていく努力はしていかなきゃいけないんじゃないかなと思いますけども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   説明会については、素案同様、専門の方のスライドを見ながら、アナウンスさせていただいて、専門の方が、ずっと話を、説明させていただくんですけど、どこが事業主体であるかというところで、ところどころにどういったところで入れるかというのは、東京都とまたお話はしたいと思うんですけども、あと、わかりづらい点については、先ほど言ったとおり、オープンハウスとか、駅広の説明会もやらさせていただいたんですけども、また個別とか、そういったところとか、あとは大山のまちづくりの説明会とか、そういったところで、できるだけ周知させていただければとは思います。 ◆山田貴之   実物は、これは、カラーになるんですかね。これは、白黒で委員会用に配られたものなんですか。それとも、実物はこれがカラーになるのか。  そして、この資料をお配りして説明をするのか、当日、例えば、会場の資料は、もう少し、例えば写真が入るとか、図柄が入るとか、何かそういう工夫がある資料をお渡しすることができるのかというのを教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長 
     今のところ、皆様に周知させていただくは、このお知らせなんですけども、当日は、しっかりしたスライドとか、そういった紙のものを、わかりやすいように、そういった紙をお配りする予定でいますので、当日、参加していただければと思います。 ◆山田貴之   そういう努力をしなきゃいけないというふうに思いますが、例えば、1つ提案としては、これまでも、立体化に関して、地下化とか、高架化かとかという話し合いがあって、そしてそれが報告されたりとかということが、皆さんに報告するための周知のための資料をつくったりとかしてきたと思うんですけど、これはもう、1回説明されたことは基本的には省いて、今回必要なことが盛り込まれていると思うんですが、会場に、これまで皆さんにお渡しした資料、そんなに部数なくてもいいとは思うんですけど、必要な方にお渡しができるような、状況を整えておくとか、あるいは、パネル、すぐ出せるものがあるんだったら、パネルをやっぱり、ここも大事なあいている時間見ていただく機会として捉えて、オープンハウスをやったんだったら、そのオープンハウスで出て、出せるパネルを出しておくとか、やっぱりわかっていただこうという、そういう努力は必要だと思うんですよね。そういうことができるかどうか、教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   オープンハウスでも、模型とか、大きいパネルとかを用意させていただいたんですけども、そこについては、今ご意見がありましたので、東京都とちょっと相談させていただきながら、どういった、できるかというのを検討させていただきたいと思います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。お願いします。  私、こういう板橋区の、さまざまな、これは所管にかかわることだと思いますけど、説明会をする機会というのはいろいろあると思うんですよね、報告会をする。そういうときにも、やっぱり全庁的に進めているユニバーサルだとかバリアフリーだという視点は、やっぱり必要なんだと思うんですよね。わかりやすく、どういうふうにやってったらいいのかと、あるいは、障害をお持ちの方が入ってきやすいように、アクセシビリティーを高めたりとかという視点は、やっぱりこれから持っていかなきゃいけないことだと思いますし、その一つとして、今回託児保育サービスというのができますということは、当然あるべきだと思いますが、例えば、目の不自由な方、耳の不自由な方は、これについてどのように知る手段があるのか、それは当日は難しいかもしれないけれども、後日だったら、説明することができますよというようなことを、やっぱりどこかで広報、周知していく必要があるのかなというふうに思います、というのはまちにはそういう方もいらっしゃるからですね。そういう、そうな方策は、今後とっていただきたいなと思うんですけども、今回できることがもう少しあるようであれば、説明をいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   当日の手話通訳については、ご予約があるということで、今、その後の話については、先ほどの話を含めて、何かできるかというのは、ちょっと所管課と話しないとわからないんですけども、そういったご意見があったということで、お話をさせていただきたいと思います。 ◆山田貴之   あと、大山の文化会館はいいのかなと思うんですけど、板橋区立板橋第一中学校体育館、12月、とても寒いと思うんですけど、これは2時間もここにいていただくかと思いますが、これは聞いていただいている皆さん、体調崩されないような何か配慮をすることができますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   冬ということで寒いですので、中学については暖房を持ってきます。暖房を持ってきて、体調に問題ないような形で、やらさせていただければと思います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  そういうことで、環境をしっかり整えて、聞いていただける体制をしっかりつくって、やっぱり説明していくということも大事だと思うんですね。ということをお願いしたいと思います。  あともう一つですけども、環境評価書というふうに言われても、何だろうって、区民の方は思うと思うんですよ。ここの環境評価書というのは何なのかという説明は、当日していただけますでしょうか。特に、いろいろ数値出てますが、予測評価を行いました、条例に基づき行いましたというふうに、1ページ、2ページ目の裏に書いてあるんですけど、読むと、多分皆さん思うんです、誰がって。誰がこれ行った、どういう基準で評価したんでしょうかというふうになると思います。そこがわからなければ、評価を見ても、これ、どれだけ、信頼していいものなのか、特に、この計画に対して、やっぱり少し不信感を持っておられる方にとっては、誰が、どういう手順でというのは、やっぱり、そもそも今まで陳情とか出してくださってる方の気持ちだと思うんですよね。いつ、誰が、どのようにこれをやったのというのは、常に考えておられると思うので、そういう点は気をつけて説明をしていただきたいと思いますが、できますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   当日の説明については、特に一番は、一番というか、環境評価というところでもメインでもありますので、そういったところは、こういった法律とか条例とか、こういった基準値とか現況値とか、そういった具体的な、あと先ほどの電波障害の西側とか東側、そういった位置も含めてご説明させていただきたいと思います。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、都市整備部関係の陳情審査を行います。  陳情第202号 大山駅西地区のまちづくりに関する陳情を議題といたします。  陳情の朗読を省略し、理事者より現状について説明願います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   引き続き、よろしくお願いいたします。  陳情第202号、件名、大山駅西地区のまちづくりに関する陳情でございます。  まずは、陳情の要旨でございます。  項番1、駅前広場計画に関し、地元との事前の十分な協議の場(公開等)の実施を求める。  続きまして、項番2です。  東武東上線立体化計画に関し、高架方式と地下方式のメリット、デメリットについて、地元の意思を反映させることを求める。  続きまして、項番3になります。  鉄道立体化と補助26号道路の工事完了が同時になるよう、まちづくりスケジュールの見直しを求める。また、補助26号道路により、商店街が分断されても、大山駅西地区のまちづくりが活性化できるように、板橋区から東京都へ働きかけを求めるというところでございます。  続きまして、陳情の理由でございます。  項番1でございます。  計画区域内の地権者、地元町会、地元商店街に、事前の協議なく、素案説明会で強行的な発表に至ったことについて、行政の姿勢は誤っていると考える。  項番2でございます。  素案説明会で突然出てきた、高架方式に驚いた。当初の区職員からの説明では、東京都の調査報告が出てきた段階で、その資料をもとに、地元との協議をスタートするという話だったが、地元町会、地元商店街との事前協議が全くない段階で、素案説明会は強行的に実施された。高架、地下の方式の違いは、近隣住民、地元住民に多大な影響がある。  また、大山駅付近立体化促進協議会では、促進大会から素案説明会の実施まで、一度も協議会での協議はなされていないというところでございます。  続きまして、項番3でございます。  60年以上、補助26号道路がなくても、大山駅西地区において、何ひとつ支障は発生していない。道路を先行させて、鉄道が後になると、あかずの踏切に車の渋滞という重大な支障が発生する。また、大山地域のポテンシャルを生かすためには、仕組みづくり、まちづくりが必須であるというところでございます。  続きまして、項番1から、現況について説明させていただきます。  項番1については、平成21年度から、協議会、まちづくり協議会を発足させていただきまして、いろんな駅前広場の必要性等を議論していただいて、区に提言させていただいて、その後、総合計画から始まり、最終的には、駅前広場構想を通じて、平成27年に発足したまちづくりを考える会も意見交換させていただいて、あくまでもこういったものについては、大山駅の課題というところから、駅前広場が必要性があるよとか、重要性があるよというところの中で、必要だというところであるんですけども、詳細や位置や規模については、区のほうで、いろいろ検討させていただいた結果、2月の素案で初めて関係の方に示させていただきました。  都市計画法上、公聴会の開催等、住民の意見を反映させるために必要な講じるものとするというところではあるんですけども、区のほうとしましては、2月の素案説明会以降、6月の駅前広場の特化した説明会及び7月、8月のオープンハウス、また都市計画課が作成している板橋区の都市計画という、都市計画のフローがあるんですけども、公聴会の開催については、板橋区では住民意見の反映の場としては、説明会を開催していますというところで記載しているところでございます。  また、項番2の東武東上線立体化の関係なんですけども、こちらも、基本的に、構造形式については、区のほうでは、構造形式にかかわらず、早期実現を目指しているというところでありまして、2月の素案説明会で、高架方式というところを東京都が打ち出してきて、区もそれを尊重しているところでございます。  また、7月、8月にも、オープンハウスをさせていただいて、いろんなご意見、ご要望もいただいているところであります。最終的には、先ほども説明させていただいたとおり、今のところ、今のところというか、区としては高架式で問題ないと考えております。  続きまして、項番3の1のでございます。  鉄道立体化工事と補助第26号線工事の同時完了についてでございますけども、延焼遮断帯の形成など、地域の防災性の向上を図ることを目的として、特定整備路線に位置づけられている補助26号線については、東京都から、今のところは平成32年度の事業完了を目標に取り組んでいると聞いているところでございます。  ただ、立体化交差事業については、33年度事業認可をして、おおむね、今のところの予定ですけども、事業が終わるのが、そこから10年というところでありますので、基本的に渋滞が発生するというところで考えてます。  続きまして、項番3の2でございます。  商店街活性化の勉強会なんですけども、補助26号線の整備の影響による空き店舗対策や、再開発事業等の商店街が共存共栄し、商店街等、沿道のにぎわいの維持向上を図るため、今コンサルタントを派遣して、勉強会を実施しているところであります。  東京都の費用負担により、区が業務委託しているところであるんですけども、商店街さんと、いろんな商店街の活性化という意味で、何回か定期的に会議体を設けて、これからのにぎわいについて、工事中、工事完了後も含めてやっているところでございます。  また、拠点整備課以外で、産業経済部としっかり強く連携を持って、今後もそういった、いろんな大山まちづくりのメニューがたくさんある中で、どういった形で、にぎわいをなくさないようにしていくかというのは、考えているところでございます。  以上でございます。  ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長   本件に対する理事者への質疑並びに委員間討論のある方は挙手願います。  なお、先ほどの報告事項の質疑と重複しないよう、ご協力願います。 ◆中村とらあき   まず、陳情内容の確認をしたいと思います。  まず、この陳情項目1番目、駅前広場計画についての2行目、当時の担当課長に確認したところ、地元民には誰にも話していないとのことでございますけれども、こうした事実はあるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   位置や規模については、やはり区のほうで、総合的に判断したというところで、あくまでも駅前広場の整備、課題があって、駅前広場の整備が必要だというところで、情報交換をさせていただいたところでございます。 ◆中村とらあき   次に、2番目、鉄道立体化計画について、2行目、多くの協議会委員が地下方式のほうがよいという意見でした、しかしマスタープランには明記されませんでした、こうした事実はあるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   地下式で要望書が出されたという認識ではあるんですけども、それについては、記載されないというところは、要望書はありますけども、まちづくり協議会のマスタープランではそういったものは入っていないという認識でございます。 ◆中村とらあき   そうしますと、やはり、まず駅前広場計画については、周知徹底といったところは非常に重要になってくるのではないかと思います。やはり、こうしたことが、たとえうわさでも出てしまうと、住民の方たち、また関係者の方たちにとっては、非常に不安を持つものでございますし、また、きちんと説明責任をそこで果たす義務は、行政側には必ずあるのだろうというふうには思っております。  ですから、こうしたことが真実であるのか、どういうことであるのか、どうしてこういうことが出てくるのか、陳情内容をきちんと確認して、一つひとつ丁寧に当たっていくということが必要かと考えておりますが、この点に関してどのようにお考えになりますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のご意見につきましては、いろんな会議体とか、個別ヒアでもそういった意見はあったんですけども、そこは私も勉強させていただきながら、ご理解、ご協力を求めるよう、努力していただきたいと考えております。 ◆中村とらあき   次に、鉄道立体化計画について、地下方式がいいという意見があって、マスタープランには明記されませんでしたとありますけれども、やはり、こうしたことに関しても、なぜ明記されなかったのかということ、高架方式、地下方式というのは、都の課題でもありますので、必ずしも板橋区としては、なかなか決定できない、またはしづらいというところもあるかと思います。  ただ、こうしたことに関しても、きちんと説明していく義務があるのではないかと思いますけれども、この点に関しても確認したいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その部分については、地下化というご要望もありますので、そこの部分については、しっかりご理解、ご協力いただけるよう、いろんな場面で、説明させていただきたいと考えております。 ◆中村とらあき   この陳情だけにとどまらず、ほかにも同様な陳情が出ておりますけれども、この陳情に関しまして、ほかの陳情とは異なる部分といったものは、どのような部分になるんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   一番は、補助26号と立体化の関係性だと思うんですけど、そこの部分については、先ほど言った、説明したとおり、26号は32年度予定で、立体化は事業認可の後というところではありますので、そこの部分については、もし渋滞が出た場合には、東京都とか、区のほうで渋滞対策は考えていきたいと考えております。 ◆中村とらあき   ここの問題、補助26号と鉄道立体化のタイミングでありますけれども、ここで、やはり1つは、鉄道立体化といって、一般の人は鉄道立体化に注目が行ってしまうんですけれども、もともとは道路事業であるという性格が強いということをきちんと把握をしておかないといけないかと思います。  ただ、その中で、やはり心配になってくるのは、車の渋滞が引き起こされるのではないかと、こういうことが出てくるのは当然の疑問かと思いますが、そこでやはりそういったことが起こらないためにやるんだよというような説明も必ず必要になってくると思います。  実際には、道路事業を円滑に進めるべきことで、こうした立体化事業がまずはもってあるということでありますので、その辺の認識に関してどのようにお考えになってますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   立体化については、補助26号線と駅周辺のまちづくりが進んできたということで、立体化の事業化が進んできたということもありますので、そこの部分については、補助26号線が今のところ32年度で、立体化より早くなる今予定でいますけども、そういったところは立体化を早く早期に実現できるように、鋭意努力していきたいと考えております。 ◆中村とらあき   最後に、こうした鉄道の駅前開発あるいはまちづくりといったことに関して、非常に、昔は余り起こらなかったと聞いております。というのも、事情も都市化の度合いも違うでしょうから、そうだと思いますけれども、昔は、東武東上線側の駅長さんが、その地域を取りまとめた時期もあったそうです。こうした信頼関係が、やはり東武東上線側と構築されていないといったことも、一つの原因かと考えております。  ですから、こうしたことをつなぐ橋渡しも、行政側としては必要になってくるかと思っております。例えば、今の現状を考えますと、駅舎をどうするのかといった問題に関しても、また、地下化にした場合は、どういったメリットがあるのかといったことも、やはり鉄道側からきちんとした説明があると、それは説得力もありますし、また、まちづくりに関しても、そこのまちにいる駅長さんから意見を聞くというのは、非常に重要なことだと思っております。  やはり、こうした事情は、現在も、ここに出てくるもの、ほとんどの陳情は、東武鉄道さん側に関することはほとんど載っていない。これは、やはり住民側も、それを忘れてしまっているというところがあると思います。それを取り戻させて、行政側も住民も駅側も、一体となってこういったことを考えていくという姿勢がまず足りなかったと思っております。その点で、東武東上線側には、強くこうした事業に関して、きちんと対応できるように、また、まちづくり、またまちの方たちと一緒に、歩みを一緒にしていってほしいといったことを考えていってほしいと思います。  この辺について、行政側の現在の、仮の意見でも構いませんので、考え方を聞きたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   東武鉄道さんとは、先日もお伺いさせていただいたことがありまして、そのときには、駅前広場計画も、東武鉄道の事業の応援とかいろいろあったんですけども、そういった話も、意見も出させていただいたのと、違った面で、東武鉄道として、いろんな課題がある中で、何ができるかというところを、課題を東武鉄道会社全体として課題を上げて、どういった形ができるかというのも含めて、検討して今もらっているところであります。  また、東武鉄道としても、今、中村委員さんがあったご意見に対して、また、私のほうから確実、それを、そういったものがあったということをお伝えさせて、その回答をいただいて、また議会のほうで報告させていただければと思います。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。
     まず、陳情項目の1つ目の駅前広場計画というところでの、陳情の内容について、少し確認をさせていただければと思います。  民意不在の開発の計画を強引に推し進める行政の姿勢は誤っていると考えると。地元との十分な事前の、十分な協議の場、公聴会等を実施していただきたいというふうな趣旨の陳情ですけれども、区側としては、今後、このような公聴会を開催する予定はあるのでしょうか。まず、お聞きをいたします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   区としましては、広聴会よりも、やはり説明会を通じて、質疑応答を受けた中で、ご意見を受けた中で回答できるという場合もありますし、あとは、先ほど言ったとおり、こういった都市計画案説明以外にも、個別とか、そういった説明会とか、そういった形で考えていますので、基本的に区としては公聴会を開く予定は考えておりません。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  そういった、開く予定のないということで、区の認識ということで、前回から、私のほうもそういった認識はありますけれども、やはり、このような陳情が、先ほど中村委員からもありましたけれども、上がってくるということは、やはり区民の皆様は、やっぱり不安であり、納得をしてない、このような現状があるというのは、本当に一目瞭然なのかなというふうに、私自身も考えます。  ですから、本年の2月の素案説明会、そして、7月、8月のオープンハウスを実施はしておりますけれども、引き続き、個人的に、本当今課長のほうからお話、答弁頂戴しましたけれども、寄り添うという気持ちが、私は一番大事なのかなというふうに思いますので、その点について、もう一度お伺いいたしたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今回の都市計画案説明会を開催させていただくんですけども、私も、こういった陳情とか、先ほど言った2月の素案説明会以後のご意見、ご要望、また、これから都市計画案の、意見がどう出てくるかわからないんですけども、特に駅前広場計画に入っている地権者さん、借家人の方には、いろいろご心配、ご不安を感じているということは、私ながら、すごい認識はしてますので、その部分については、先ほど言った説明会後に、個別ヒアとか、生活再建とか、そういったところで、どういったことができるかというのを、おくればせながら、考えていき、早急に結果ができるように、頑張っていきたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ぜひ、今後もそういった、グレーゾーンの計画ではなく、しっかりと、特にここの地権者の方には、本当に丁寧な説明と、それとスケジュール感、今後どういうふうになっていくんだというところ、ご納得していただけるような、区側の姿勢を求められるなというふうに思いますので、しっかりとそのような形で行っていただきたいと要望いたします。  2番目の、鉄道立体化計画ですけれども、これ、下から3番目です。このような、素案説明会の実施まで、一度も協議会での協議はなされていません。坂本区長の施政方針に対して、強い不満と憤りを感じますという言葉で陳情を締められてますけども、やはりここも、強い憤りを感じていますということで、しっかりと、我々の坂本区長がこの協議会の会長をやられてますけれども、そういった、こういった立体化の事業、高架化方式、地下化方式のデメリットについて、公の場を設けて、地元町会、商店街の意思を反映させることをというふうな形でありますけれども、こちらについて、まず現状の状況、立体化の計画についての現状の状況をちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   現状は、協議会の中でも、いろいろ意見交換させていただいた上で、29年度に要望書を出させていただいて、構造形式に係る早期実現化というところでありますし、今年度も、8月29日に、東京都に行きまして、早期事業化というところでありますので、そういった中で、地下化という話も、もちろんまちの方とか、そういったお話も出てますので、そういった方には、先ほど説明したとおり、ご理解、ご協力をいただけるよう、何とか説明をさせていただければと思っております。 ○委員長   少し答弁が聞こえづらいので、大き目にお答えください。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  次に、今後の計画というか、協議会を開催するのかというところをちょっとお聞かせいただきたいんですけども、一度も協議会での協議はされていないというところなんですけど、今後協議会については開催されるのか、1つお伺いをさせていただければというふうに思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のところの予定なんですけども、来年の3月に、ニュースの発行を毎年させていただいているんですけど、全体会というわけではなく、役員会という形で、開催させていただこうかなという予定でおります。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  来年の3月の役員会というのは、ちょっとわかりづらいので、ちょっともう少し細かく説明いただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらについて、役員というより幹事といいまして、区長を初め、各会派の議員さんの代表と、あと各関係町会と、PTAの、そういったところという幹事会でございます。 ◆鈴木こうすけ   全然わからないんですけど。 ○委員長   何、団体名言って。 ◆鈴木こうすけ   いや、結局、そういうところが、やはり区側の姿勢だと思いますよ。  今後の、要は、今12月で、来年の3月ってあと3か月しかないんですよ。それを、そういうふうな曖昧な答弁をされてしまうと、やはりきょう来てらっしゃる方も、区民の皆様も、今後、全体、大丈夫なの、これ、というふうな話になりますよ。ですから、先ほどの幹事会、そういった、じゃ、我々議員の代表も含めてですけれども、そういった具体的なところを、しっかりと、この都市建設委員会、この常任委員会でも、説明をしていただかないと、やっぱり納得してもらえないですよね。また、さらにこのような陳情が上がってきますよ。その辺、ちょっと区側の説明を求めたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、今後、いろいろな、今のご意見があったことを検討させていただきながら、やっていきたいと考えております。 ◆鈴木こうすけ   またこれも、もう押し問答になると思うんですね。もう、これで終わりますけれども、しっかりと具体的に、今後のスケジュール感は、きょう来ている傍聴の区民の皆様を中心として、しっかり具体的に出していただくというところをお約束していただけますでしょうか。最後、お聞かせください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今後の予定については、しっかり、考えていきたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   じゃ、もう時間もあれですから、ちょっとここであれですけど、3番目、じゃ1つだけちょっとお聞かせいただければというふうに思います、3項目めですね。  補助26号線道路と鉄道立体化のタイミングということですけれども、ここ、私も板橋区に生まれて、板橋で育ってますけども、この諸先輩方から、そういうふうな陳情が上がってくるというのは、すごく寂しい思いであります。  医療機関も多いこの大山駅周辺を、危険なまちにしないでくださいということで、板橋区の顔である大山ハッピーロードの、こちらの本当に中心で運営していただいている諸先輩方から、このような陳情が上がってくるというところは、まことに、私も残念だなというふうに感じます。  こういった道路を先行させて、鉄道が後になると、大渋滞を起こす、先ほど中村委員からもありましたけれども、こういったところをしっかり渋滞解消プランですとか、そういったものを、この陳情者の方だけではなく、区側が、もっと区民の皆様に周知をしていく、最後、ちょっとそこだけお聞かせいただければというふうに思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   補助26号については、東京都なんですけども、やはり身近な団体としての、区の責務もありますので、そこは東京都と、情報共有、しっかり連動しながら、そういった対策等を、今後予定されることについては考えていきたいと思います。 ◆山内えり   私も幾つか確認をさせていただきます。  陳情項目の1の駅前広場の計画について、民意不在の開発計画を強引に推し進める行政の姿勢は誤っていると考えるということで、私もこれはもう同感です。幾ら、利便性、そして、そういう立体化の声があっても、今住んでいる人、そして営業している人がいる中で、そういう協議もない、地元民に話もしないで、こういう開発計画が推し進められることは問題だと考えますけれども、板橋区としてはどのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこは、都市計画案説明会後に、先ほど言ったとおり、個別ヒアとか、そういったものを含めて、区として何ができるかというのを検討していくというのと、やはり、そういった地権者さんと借家人の方に対しては、まちにいつ時期が入る、時期というのは、ちょっと考えなきゃいけないと思うんですけども、そういった丁寧な説明と有効な施策を考えていきたいと思ってます。 ◆山内えり   丁寧に説明をしても、理解ができないし、納得いかないから、こういう陳情が出ていると思っているんですけれど、そのあたりについて、強引に推し進めているという、その誤っているという考えについては、どういうふうに考えているのか、もう一回お示しいただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   強引に推し進めるというところは、区のほうも認識しているわけではなく、あくまでも、今計画させていただいているんですけども、それをもとに、今後検討していくというところは、確実に言えること、そういったところで、引き続き、先ほど丁寧な説明と、いろんな方法について、考えていきたいと思っております。 ◆山内えり   それから、先ほど公聴会については、説明会を開催していくということで、板橋区としては公聴会の開催を考えていないということでしたけれども、先日もクロスポイント等のところで、公聴会の開催を求める陳情について、手法については可能だということがあったと思うんですが、今回のこの駅前広場計画についての公聴会開催は、手法としては可能なんでしょうか。 ◎拠点整備課長   先日お話ししたクロスポイントのところにつきましては、もともと説明会を予定していたということもございまして、当初から説明会、陳情が上がりまして、今公聴会ということもあったんですけども、ありました。  これまで、先ほど鉄道立体化推進担当課長のほうも話がありましたとおり、これまで都市計画の案を説明する場合については、板橋区のほうでは、説明会を用いて、意見を取り入れ、その場で質疑応答に答えるという形で対応してきておりますので、公聴会の場合は、意見聴取だけになってしまいますので、より丁寧なやり方を説明会でやりたいと思っておりますので、あくまでも今回の都市計画の案につきましても、説明会で対応していきたいというふうに考えてはございます。 ◆山内えり   今、意見聴取だけになるということでしたけれども、やはり公聴会というものは、有識者の方も、やっぱりご参加いただいて、先ほどの騒音評価もそうですし、わかりにくいってありましたよね、いろんなデシベルですとか、環境基準ですとか、5つの項目あっても、私もいろいろいろいろ調べてもなかなか難しいですし、実際に携わっている方の皆さん方よりも、区民の方って、あの説明を見ても、一気に5つの評価項目を理解するというのは、非常に難しいと思うんです。そういう意味で、区や東京都や、そして東武鉄道のやりとりだけではなくて、有識者の視点でどうなのかということを求めているというふうに、私は読み取ったんですけれど、それでも公聴会の開催をしないということなんでしょうか。 ◎拠点整備課長   説明会の中でも、我々、参考意見として、このデータを出すときにも、いろんな意見を伺っております。その中で、総合的に判断して出しておりますので、一概に、我々としても難しい質問に関しましては、後ほど参考にさせていただきますということも含めまして、対応していきたいと思っておりますので、あくまでも専門的なものにつきましても、後ほど答えさせていただくという形での対応をさせていただければと思っております。          (発言する人あり) ◆山内えり   後ほどというか、やはり、その場で参加した方がこの問題についてどうなのかというのをやっぱり聞ける場というのは必要だと思いますよね。そこで、結局、区側も、東京都も、東武鉄道もわかりませんとなれば、また持ち帰って、次いつそうした開催されるのということが皆さん不安で納得されていないので、こういう声が上がってきていると思いますので、私はきちんと公聴会の開催をすべきと思いますので、きちんとそういう対応をしていただきたいと思います。  それから、2番目の鉄道立体化の計画についてですけれども、ここにも同じく、東京都のほうで調査を始めて、その調査報告が出てきた段階で、資料をもとに、地元での協議をするというお話でした。しかし、素案説明会が強行的に実施されたと。まず、事実関係について伺いたいんですが、実際そうなんでしょうか。 ○委員長   傍聴者の方はお静かにしてお願いいたします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど、説明させていただいたとおり、そういった協議会とか、そういったところについては、あくまでも大山駅の課題について取り上げさせていただいて、駅前広場は必要だとか、重要性というところを意見交換させていますので、そういったところで考えてますので、そういった、もそうですし、あと、高架、地下化というところでは、そういった話し合いも、位置は出ているかもしれないんですけども、まだ立体化についても事業化が進んでないというところですので、そういった意見交換の場だと考えております。 ◆山内えり   ちょっとよくわからないんですけど、なぜ地元での協議をスタートするという話だったのに、強行的に実施されたのか、その理由というのはどういうことなんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   強行的にというか、構造形式については、3条件について、比較検討した結果、東京都もそうですし、区としても高架がいいという認識でいますし、駅前広場計画についても、あり方についてはお話はしましたけど、位置や規模については、区のほうでいろいろ比較検討させた上で、素案の2月にお示ししたというところでございます。 ◆山内えり   それから、高架方式と地下方式のメリット、デメリットについて、より深く協議できる場の公の場を設けてという、これは願意だと思うんですね。それで、やはり、この間、3つの条件で、鉄道の構造形式の選定がされたということで、聞いておりますけれども、地形的条件でいけば、高架方式も地下方式も可能と示されています。そして、計画的条件でも、8つの踏切を除却するという点では同じなんですよね。それで、唯一地下方式の場合は、2か所の道路が通行不可になるということで、これデメリットと言われれば、デメリットなのかというふうには理解します。それから、事業的条件では、高架方式が340億円、地下方式が550億円ということで、高架方式の方が安くできるということで、3つの条件、これを総合的にということで、この間、素案説明会で説明されてますけど、やはりこの間オープンハウス型説明会に行っても、この事業的条件の340億ですとか、地下方式の550億円になった根拠というのは、私は東京都にきちんと説明していただけていないんです。大山駅付近の、この1.6キロの範囲についても、この金額なんですかと聞いたら、東京都のほうからはこうした道路鉄道の連続立体交差事業というのを示されて、事業が完了している、これの高架化や地下化で完了した区間のこうしたものを参考にしてということで伺っています。なので、やっぱり大山付近として本当にこの出てきている事業的条件の費用が、果たして本当にこの金額なのかというのは、やはりまだ理解できないところもありますし、この3つの条件以外にも、地下になれば、この一体的に道路、上が使えることですとか、当然高架化になっても、高架下で利用できるという点もありますけど、その分足があるですとか、振動の問題ですとか、騒音の問題等あって、この間は商店の方が、地下化を要望している、そういうことを含めれば、もっとデメリットやメリットがたくさん出てこなければ、今回の高架化というのが納得するにはとても足らないと思っているんですが、その点はいかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まず、事業的な経費なんですけども、東京都も東武鉄道も、いろんな場所で、もういろいろな事業をやってますので、その部分については、用地買収等も含めて、工事の施工金額とか、そういったところで、今のところ概算という形で出させていただいてますので、そこはちょっとご理解いただきたいというところと、あと地下についても、もちろん、特に駅部、駅部については、高架化より幅広い用地が必要になってきますので、そういったところが地下化ではメリットというところではあるんですけども、高架、地下、いろいろメリット、デメリットあるとは思うんですけども、先ほど言ったとおり、区のほうでは構造形式に係る早期実現化ということで高架化を目指してまして、あくまでも、地下化のメリットについては、そういった地下というご意見があるというところは、まだいろいろ、お話し合いをさせていただきながら、ご理解、ご協力いただけるように、頑張っていきたいと思っております。 ◆山内えり   では、お話しさせていただきたいということですので、ぜひそういう協議の場を設けていただきたいと思いますし、地元町会や商店街の意思を反映させるという意味でも、そうした公の場を設置していただきたいというふうに思います。  それから、3項めなんですけれど、一番最初に書いてあります、なぜ補助26号線道路の工事を先行させなければならないのでしょうか。これは、私も同じく疑問なんですけど、区はどのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   補助26号は、先ほど言ったとおり、東京都のほうで、今用地買収を進めているところで、平成32年度というところであるんですけども、そういった都市計画道路という中で、立体化という事業化も進んできてはいますので、基本的にそういった補助26号を含めて立体化の早期実現に、東京都と板橋区も含め、取り組んでいきたいと考えております。 ◆山内えり   ちょっと、理由としては、私、今の説明じゃちょっとわからないんですけど、どうして、どうして道路が、用地買収の数についても、しかも、この間答弁いただいてて、東京都は用地取得率9%、そして、板橋区は五、六%というふうに答えていると思いますけれども、平成32年は、どう考えても難しいと思いますけど、それでも先行させなければならないというふうに、板橋区も考えているんでしょうか。 ◎拠点整備課長   補助26号線につきましては、東京都施工なんですけども、都市計画道路につきましては、東京都が事業化計画を定めて、何年度までに工事を完了させるという事業になってございます。補助26号線につきましては、第三次事業化計画の中に入っておりまして、それに基づきやっております。その期間が、平成32年度までになっておりますので、それに基づき、東京都がやっているという、そういった状況で、その時期に合わせて、都市計画道路を施工するということになっております。 ◆山内えり   それから、道路を先行させて、鉄道が後になると、あかずの踏切と、プラス車の大渋滞という重大な支障問題が発生しますとあります。私も、本当にそう思いまして、今あそこの踏切は、踏切があかないので、車は右折しているんですけれど、道路だけが先行しますと、踏切はそのままおりてきて、ずっと渋滞になりますよね。そうすると、渋滞も本当に考えられますし、大気汚染の問題ですとか、いろんな問題があって、私も重大な支障問題と思いますが、この点について、区はどのように考えているでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   渋滞対策については、もし渋滞が発生した場合には、そこの環境対策等、いろんな面については、東京都と区のほうで連動して、対策について、いろいろ考えていきたいとは思っております。 ◆山内えり   いろいろ考えていくというのは、どういうふうに、いろいろ、あれですよね。 ○委員長   傍聴の方、お静かに願います。 ◆山内えり 
     車が通る台数についても、あるいは26号線が通った場合、何千台、何万台になるというような数値も示されていると思うんです。明らかに、道路が当然できれば、そういう渋滞や車の数がふえるという、一定の数が示されていると思うんですけど、それについての板橋区の見解というのはいかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちらは、東京都も区も含め、踏切の安全性や、周辺環境への影響に配慮というところで、そういった部分でいろいろ、また、そういったことがなったときに、またいろんな問題が発生する可能性もあるので、そういったのも踏まえて、さまざまな観点から対策を講じていくという意味でのお話で、すみません。 ◆山内えり   それから、クロスポイントの再開発ビル等の再開発は、みなし道路ということで、実際に補助26号道路工事が完了していなくても建設は可能と聞いていますとあります。実際、そうなんでしょうか、そのあたり、事実関係はいかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   ここに、都市計画道路補助26号線の計画線というのができますので、その都市計画に沿って道路ができるということで、それで建築確認が押されるということでなってございます。 ◆山内えり   ということは、もう一度確認させていただきますけれども、道路ができなくても、こうした再開発は、建設が先に進むということになるんでしょうか。 ◎拠点整備課長   道路ができなくてというわけではなくて、ある程度事業が進んできた状況の中で、道路指定がされて、それで建築が進むという形になります。全く道路ができてない状況では、建築の確認はおりないと思っております。 ◆山内えり   そのある程度の進み状況というのは、大体どれぐらいを言うんでしょうか、今、8%、9%とかだと思いますけど。 ◎拠点整備課長   何%までは言えませんけども、今後事業の取得が進んで、事業の見込みが出てきたときには、そういう建築確認の者が判断して出すような形になると思いますので、具体的な数字まではまだ、できてない状況ではございます。 ◆山内えり   そうなりますと、かなり具体的な数字も出ていない中では、どちらも大分先になるということを想定しますけど、区としてもそういうふうに考えているんでしょうか。 ◎拠点整備課長   街路事業自体は、東京都が鋭意進めておりますし、我々のほうも、再開発事業のほうを進めておりますので、その辺、東京都と連携しながら、事業の進捗に合わせて、事業を進めたいという形では考えてございます。 ◆おなだか勝   まず、2月の素案の発表の後、大山ハッピーロードの理事長さん、あるいは遊座の理事長さん、それから近隣の町会長さんと会って、この件について、話をしたことがあるかどうか伺います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   私のほうで、赴任して個別でご挨拶したところでもありますし、あとは、協議会とか、あとまちづくりを考える会とか、そういったところで、場面場面で意見交換等をさせていただいているところでございます。 ◆おなだか勝   意見交換ということは、この駅前広場のことについても、それから立体化、高架にするのか、地下にするのかについても、2月素案発表した後ですから、高架が、高架でよかったと言っているのか、いや、地下だっただろうと言ってるのか、駅前広場について、ここはまずいだろうとかという、そういう意見はちゃんと聞いているかって意味ですけど、ただ挨拶したとかじゃなくてね。 ◎鉄道立体化推進担当課長   すみません、もちろん、そういったご意見、駅前広場計画もそうですけど、立体化も含め、高架、地下という、いろんなご意見があるということは聞いているところでございます。 ◆おなだか勝   それは、各商店街とか、町会で、いろんな意見があるよというところまでは聞いていると。ということは、ちょっと踏み込んで、今度は、じゃハッピーロードの商店街組合の皆さん、代表の方、例えば、四、五人の方と、遊座四、五人の方と、各町会三、四人ずつ出してもらって、その中で意見を交わすというようなものをしようというふうには思わなかったんですか。それだけ意見があるというのを聞いてて、町会長さんだけ、それから商店街の理事長さんだけでは、多分まとめられないというか、まとまらないから、こうやって陳情出てくるわけでして、そこまで聞いているんだったら、何でもう一歩踏み込んで話さないのかなと思うんだけど、いかがでしょう。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まちづくりを考える会というところで、西と東で、関係する町会長さんと、あとは、遊座ハッピーさんの代表の方で、ことしの10月ぐらいに、素案説明会後、開催させていただいて、まずは現況の情報提供、オープンハウスとか、そういったものを実施しましたよというところと、あとその上については、皆さん、ご意見どういったものが、ご意見とか、いろんな意見交換もさせていたところでございます。 ◆おなだか勝   意見交換した中で、こういう陳情が出てくる雰囲気というのは、課長は感じられなかったんですか。つまり、多種多様な意見があるなあで終わっているのか、あ、これはまずいなと、しっかりと皆さんにご理解いただけるために、納得できるような協議をしなきゃいかんなというふうになるのか、ただ、聞きましたけど、そこまでじゃないなというふうに思っているのか、というのは、こういう陳情が出てくるというのは、ここに明らかに書いてある、当該地権者、地元町会、地元商店街との協議が調ってないから、意思の反映がされていないからというような書き方もされてますよね。そうだとすると、そういう認識は、事前に持っているにもかかわらず、これを進めるというのは、なかなか難しい話になっちゃうわけですよ。だから、やっぱりそこをひも解いていかなきゃいけないし、ご理解をいただいていかなければならないわけですよね。ある程度、メンバーがきちんとそろった中で、いろんな意見が出ているところで、やっぱり意見を戦わせる中で話をしていかなきゃいけないと思うんだけれども、多種多様な意見だけ聞いて、いや、私どもは一切曲げませんよじゃ、これは困るんですよ。それは、やっぱり地元の商店街とか、町会の皆さん、地権者の皆さんの意思を反映するものになってないと思うんですよ。今後やるつもりはないですか、そういうの。少なくとも、ここに書いてある、大山駅付近立体化促進協議会、さっき話出ましたよね。それの幹事会とか、私も入ってますけども、そこは戦わせる場じゃ、ほとんどないと思うんですよね。代表して理事長さんがとか、代表して町会長さんが話を述べるような場にはならないですよ、この協議会は。もうちょっと、平場で、やっぱり戦わせるような、意見を戦わせるような場が必要じゃないかなと思うんですけど、どうでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   10月の時点では、陳情が出されてたというところで、2件、というところではありますので、そういった中で、やっぱり心配の声もあるというところで、今回新規陳情も出たということで、やっぱり私の認識のところでは、やはり重大なことというのは、もう認識してますし、ですので、皆さんにご協力、ご理解いただけるよう、都市計画案説明会もそうですし、その後の個別の対応とか、そういった町会長さん、商店街さんとの、そういった会議体とかも設けて、情報提供、今後のお話し合いを進めさせていただければと思っております。 ◆五十嵐やす子   では、私も質問させていただきます。  まず、第1項目めのところ、私もほかの委員さんのおっしゃるとおり、まず、この陳情を出した方が、ご自分のことをここで説明してくださっていますけれども、ハッピーロード大山商店街の振興組合設立時からの正会員であって、それで、板橋区大山本町会の会員さんでもあって、同組合内の大山まちづくり委員会の委員さんでもあってということは、本当にこの大山について、昔から住んでいらっしゃって、ずっと関心をお持ちの方なわけですよね。だけれども、その方でもやっぱり納得ができていないというところがすごく大きなポイントになるんじゃないかと思うんです。こういう方が、やっぱり納得できていないということは、ほかの人でも、よくわからない、納得できていないという方が、たくさんいるということの象徴なんじゃないかなと、私は今回のこの陳情を拝見して思いました。  それで、多分区としては、いろんな説明もこれまでもしてきたというふうにおっしゃると思うんです。私も、一応こういうのありますって、報告受けてますし、参加したことがあるので、なさっているということはわかるんですけれども、ただ、さっきから、やっぱり丁寧な説明というふうにおっしゃっていて、私も丁寧な説明というふうに申し上げますけれども、その丁寧な説明の内容が、ただ、もう言ったからいいよ、伝えたからいいよというんじゃなくて、それがちゃんと伝わっているのか、どういうふうに伝わっているのかというのを、やっぱり相互に1回ずつしっかりと確認しながらじゃないと、伝わってるかってわからないと思うんです。だから、こういうふうに、えっ、聞いてないよみたいな、そういう方もたくさん出てくると思うんです。  なので、やはり丁寧な説明というところは、回数だけじゃなくて、相手がどういうふうに伝わっているのか、さっき一番最初に、これから説明会、この1番のときに、やはり難しい言葉じゃなくてとか、ほかの委員さんからも、たくさんご意見出てましたけれども、伝え方というのがとてもあると思うんですね。どの場所で伝えるかというのもあると思いますし、そういうことがやはり足りなかったんじゃないか、不足してたんじゃないか、今ここに来て、もうだけど、もうここで言わなくっちゃというところで、皆さん、もう必死になって、ぎりぎりの思いで陳情を出していらっしゃっているというふうに、私は思ったんですけれども、やはりここでもう一回、ちょっと仕切り直すというと語弊があるのかもしれないんですけれども、しっかりとしたわかりやすい、そしてたくさんの方に参加していただけるような、説明会はやっぱりしないと、この後、この板橋区の中でも、本当に大事なポイントになっている大山ですので、禍根を残すんじゃないかというふうに、すごく私は危惧をするんですね。ですから、ぜひとも、やり方は「公聴会など」というふうに、この1番のところにあるんですけど、この「など」というところも含めて、やっぱりきっちりとした、わかりやすい説明会、協議の場というのを持ってもらいたいというふうに思うんです。伝え方から何から、ちょっと反省をしながら、その辺のことをご答弁いただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど言ったとおり、こういった陳情が出てきてるということは、本当に重く感じているところでございます。その中で、五十嵐委員さんがおっしゃったとおり、今回の説明会もありますけども、その後どういったことがやるべきなのか、やったほうがいいかというところを、職員とともども、区として考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◆五十嵐やす子   それから、例えば、駅前広場についても、本当に降って湧いたような話で、区民の方々、やっぱり住まいがきっちりと落ちつかないと、そこで生活していても、毎日が不安で、例えば、夜寝て、目を閉じたら、ああ、この先どうなるのかなと思っただけで眠れなかったりとか、いろんな本当にその方の健康にまで差しさわりが出るということだって考えられるわけです。本来は、板橋区は、住んでいる区民を守る、安心して生活をしていただくというところが区の責任なわけですけれども、かえって不安を与えてしまっているような、そんな形になっていると思うんです。一応、来年度、そうですね、来年度に、計画ということで、都市計画と言うんでしたっけ、すみません、なので、お尻は決まっているわけなんですね。お尻を決めてしまっているじゃないですか、先に、板橋区が。でも、やはり、その間、どうしたらいいのか、余り、私が見ていて、その方たちに、例えばこういうことができますよ、こういうことができますよという提案も、まだまだ少ないと思うんですね。だけれども、どうも、ここからは、立ち退いてくださいみたいなお話になっているということは、やはりそこもちょっとおかしい、おかしいというか、区民の方々に対して、まだまだ寄り添いが足りないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その辺をもう少し、これからまだ提案をしていくのかどうか、どのようなことを今考えているのかということを、説明してください。お願いします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   そこの部分については、都市計画決定は、予定は来年度中なんですけども、その前に、先ほど言ったとおり、個別ヒアとか、説明会とか、あとは、何かなくても、情報提供というか、いったり、そういったところを考えながら、ぜひともそこの部分について、いろんな手法を考えて、何ができるかというのを、法的手続をとる前に、結果を出せるよう、鋭意努力していきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   選択肢は、やっぱりたくさんあったほうが、選べたほうが、その方にとって、やはり親切だと思うので、少しでも可能性があるものは、いろいろと示していただいたりとか、また、まずは、十分な協議の場を持っていただきたいと思います。  それから、2番目の鉄道立体化計画なんですけれども、地下方式のことが、先ほどから言われておりまして、ここにも、地下方式のほうがよいという意見でした、しかし、マスタープランには明記されませんでしたとあるんですけれども、もう一回、なぜ明記されなかったのかというところを、せっかく協議委員さん、多くの、それも少数じゃなくて、多くの協議委員さんが言っていたご意見が明記されなかったというところが、やっぱりちょっとここどうなのかなと思ってしまうんですけれども、この部分についてお答えください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まだまだ、そのときについては、立体化というのは、なかなか進んでないところではありましたので、そういったところの観点から、高架か、地下かというところではあるんですけども、そういったところで明記されてなかったのかなというところでは認識しております。 ◆五十嵐やす子   やっぱり、そこに住んでいる人が、まちづくりとか、まちの中心になるわけですよね。やっぱり、その人たちの意見は、多くても少なくても、また、そのとき余りそういう話がされてなかったとしても、でも、そういう中で、多くの意見が出たということは、やっぱりそこは注目をすべきだったのではないかなというふうに思うんですけれども、明記されないままに、東京都、また東武のほうからは立体化というようなことが、ことしの2月に、もう言われてしまったわけですね。早期実現ということで、都を区も尊重していますというふうに、さっきおっしゃいましたけれども、じゃ、反対に区民は尊重してないということになってしまうじゃないですか。多くの区民の方がこうやって言ってたのに、そこは載せないで、だけど、都の意見は尊重するって言ったら、やっぱり、都民ではあるけれども、区民であって、この大山に住んでる人たちの意見なんですよ。そこをやっぱりしっかりと尊重してほしいというふうに思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   すみません、ちょっと、すみません、私のほうでちょっと認識があれだったんですけども、一応まちづくりのマスタープランの中では、東上線の立体化ということで、鉄道高架化、または地下化するというところが提言されています。ですので、そこの部分について、まだ高架か、地下かというところは、明確になっていない中での提言でしたので、それが事業が進む中で、今、3条件の中で、高架というところではあるところではございます。 ◆五十嵐やす子   明確になっていなかったからこそ、住民の方たちのご意見はというふうに、取り上げていただきたかったなというのが、私の今の気持ちです。  それから、先ほど、大山駅付近立体化促進協議会のニュースが、2019年3月に発行されるということでよろしいんですよね。それで、その役員会の幹事さんが集まるということでよかったでしょうか。さっき、どこのという主語が何かちょっと不明確だったので、確認をしたいんですが、お願いします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今のところ、予定は、3月に促進協議会の役員会を開かせていただくとともに、毎年度なんですけども、3月にニュースの発行ということで、例えば東京都のほうに要望した活動とか、そういった活動状況を発行してますので、今年度もそういった形で、発行していきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   それで、その促進協議会の幹事さんということ、役員会幹事さんということで、町会長さんとか、あとはPTAの役員さんとかということだったんですけれども、そういう充て職みたいな方以外に、一般の区民の方というのは、この役員会とかには入れないんでしょうか。やっぱり、一般の区民の方だってあれですよね、まちづくり、すごく考えていらっしゃったりとか、すると思うんですけれども、充て職じゃないと、そういうところに入って、協議ができないというのではどうなのか、一緒にまちをつくっている中でどうなのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   協議会については、そういった形ではあるんですけども、一般の方については、先ほど言ったとおり、まちづくりを考える会とか、ほかの商店街さんの会議体とかありますので、そういったところで意見交換させていただくというところでは考えてます。  また、役員会の中でも、そういった代表の方も出てらっしゃいますので、そういったところでも、意見交換会というよりは、会を立ち上げて、こういった方向性で行きましょうかというところで、提言とかいろいろさせていただきたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   本当に、いろんな、それこそ多様なという言葉が、そちらもありますけれども、多様な方に入っていただいて、まちづくりをしないと、やっぱり多様性を含めていくと、それだけ豊かなまちになりますから、ご意見も入れていただきたいなというふうに思います。  それから、3番目の、今度は補助26号線と、その鉄道の立体化、そこの踏切のことなんですけれども、私、区役所来るときに、自転車で来るときは、もう毎回毎回、そこの踏切を通ってきます。それでも、自転車だけでもあふれています。そこを車が通ろうとすると、今狭いというところもあって、自転車とか人が通るのを待ってからしか、車は通れないので、何回も車は待つことになります。これが、幅が広くなってということになると、そういう意味では、広くなった分、通れるのかもしれないんですけれども、ただ、道がつながったというところで、それだけ通る車の台数がふえるというふうに思うんですね。それだけ、必要とされる道路をつくるわけなので、この道路は、大体どのくらいの台数がここを通るかというのは、予想されているはずですよね。ですよね。東京都が予想していると思うんですけれども、今、どういう予想がされているんでしょうか。例えば、朝とか夕方、一番混む時間帯に、この補助26号線を、何台ぐらいの車が通ると区は予想しているんでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   補助26号線につきましては、東京都が事業主体ですので、設計交通量的には、まだ設計する段階なんですけど、1日1万台というのを見込んでおります。  その中で、先ほど言ったとおり、私も毎朝踏切を通らせていただきながら、車が通ったり、歩行者、自転車等が錯綜するところは確かに見受けられますので、補助26号が通った際に、まだ立体化ができないというところであれば、そういった観点も含めて、東京都と区と、個別踏切対策として、どういったことが周辺の環境をそういったことができるかというのは、検討していきたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   1日やっぱり1万台というと、相当な数だなというふうに思うんですね。  先ほど、大渋滞になったときに、渋滞を解消する方法を探るようなことをおっしゃってたんですけれども、でもそういうのってあるのかなとか、私なんかは思うんですけれども、何かそういう具体的なことを、都と、やっぱりそういうことが予想されていたら、ある程度、解消策を都ともう協議しないといけないと思うんですけれども、その辺は何も話してはいないんでしょうか。 ◎拠点整備課長   補助26号線につきましては、具体的に、用地買収の話だとか、道路の話だとかというところは、定期的に話をさせていただいております。  将来的な交通の話につきましては、今後の課題ということで、俎上には上がってはいるんですけど、まだまだ課題が多いことということもありまして、お互いの中での認識ということではあるんですけども、議論の対象とはなってございません。  それと、先ほど、私が山内委員のときに、26号線の、なぜ今やらなきゃいけないかというところで、都市計画道路という事業計画という話をさせていただいたんですけども、26号線につきましては、木密10年プロジェクトという特定整備路線になっておりますので、平成32年度までの施工ということになってございますので、改めて訂正させていただきます。  以上でございます。 ◆五十嵐やす子   そうすると、平成32年までに、その補助26号線はつくる、でも、さっきの、でも、延びるかもしれない。それで、一緒に、すみません、何か、何回も聞いていると、どっちがどっちかわからなくなってきて、もう一回確認なんですけれども、補助26号線は平成32年で、鉄道立体化は一応見込みが、完成はいつなのかというのをもう一回、すみません、お願いします。 ◎鉄道立体化推進担当課長   立体化計画につきましては、事業認可、平成33年度で、おおむねそれから10年で工事完了を予定しております。それは、駅前広場計画と同じスケジュールです。 ◆五十嵐やす子   そうすると、やっぱりそこに、10年って、ものの、延びたとしたって、結構10年って、長いですよね。その間、例えば、用地買、それはあれですか。32年でも延びる可能性があるということも、さっきはあったんですけれども、ただ、私も、大山のまちはよく、ハッピーロードのところでご飯食べさせてもらったりとか、いろいろとありますけれども、そのときに、もうやっぱり商売なさっている方は、もう本当にその商売いつ畳むかとか、そういうことがもう目前に迫っていて、イコール、それだって、それは生活にかかわることなんですけれども、それが、例えばもう平成32年で、来年からもうここら辺つくり始めるから、もううちは来年で店を閉めようと思ってるんだなんて、ちょっと寂しそうな話をこの間したんですけれども、でも実は延びるんだって、でもお店はそんなに早く閉めちゃうのとか、本当にそれって、とても無責任な話になると思うんですよね、余りにもあやふや過ぎて。そこら辺、どういうふうに、やっぱりご商売をなさっている方とか、お住まいの方の補償にもかかわってくると思うんですけれども、その辺もちょっとあわせて説明いただけたらと思います。 ◎拠点整備課長   26号線の用地の交渉につきまして、東京都が鋭意進めております。  東京都から聞いているところによりますと、商店街さんを通して話をしているだとか、個別に話をしているだとかという話は聞いております。ただ、いかんせん、交渉事になりますので、具体的な話もなかなか進まないというのは、伺っておりますので、その状況を踏まえながら、事業を進めているというところは、区としても聞いておるところでございます。 ○委員長   以上で、五十嵐委員の質問時間は終了いたしますが、まだ質疑の続きがございましたら。          (「いいです」と言う人あり) ○委員長   よろしいですか。  以上で質疑並びに委員間討論を終了いたします。  意見を求めます。  意見のある方は、挙手願います。 ◆中村とらあき   まず、同陳情につきましては、継続を主張いたします。  理由は、ほかの陳情と類似した部分があり、引き続き、審議、調査をする必要がある点、第2に、新たな点として、補助26号と立体化に関する問題が提起されている点、第3番目に、今後周知の推移などを初めとした、進行している事項についても確認していく必要がある点でございます。  以上です。
    ◆鈴木こうすけ   我が党も継続を主張いたします。  しっかりと、今後、区側の対応等も含めた形で、もう少し審議が必要だというふうなことで継続審査を主張いたします。 ◆山内えり   私どもは、1項目めと2項目めは採択を主張いたします。  そして、3項目めは、継続としたいと思います。  1項目め、採択の理由ですけれども、やはり十分な協議がないままに、こうした計画が進められているということもありますので、地元との協議、そして合意形成を図りながら、計画を進めるべきと考えます。  また、公聴会等で、有識者等の意見を聞く機会も必要と考えます。  2項目めについては、まちづくり協議会の方たちが、長い年月をかけて、協議されてきて、それはどのように反映されているのかということが、非常に不明です。また、先ほど、東上線の高架方式、そして地下方式のメリット、デメリットについても伺いましたけれども、やはりこの間の説明の中でも、この3条件では、とても不足していると考えます。また、地形的条件においては、両方可能ですから、実際には、2つの条件で判断しているというふうにも思いますし、もう少し区民の方が納得するような、メリット、デメリット、またそういう協議の場も必要ですし、きちんと検証をしていただきたいというふうに思います。そして、地元町会、商店街の意思も反映させるべきと考えます。  3項目めについてですけれども、冒頭にありますように、なぜ、補助26号線の工事を先行させなければいけないのか、そして、既に60年以上も、この大山西地区については、道路がなくても、何ひとつ支障は発生していない、そういう点について、また大山駅を危険なまちにしないでほしい、そういうお気持ちは、私もそのとおりと思います。  ただ、立体化の工事完了と、補助26号線の工事完了が同時になるようにという点については、補助26号線の用地取得率が低い状況、それからこの間の裁判の状況を見ましても、まだこの計画については、見直しを求める声ですとか、賛同できないという意見がある中では、私どもは現時点では判断しかねます。これらの計画については、地元の皆さんや商店街の皆さんとの協議の時間が、今後も必要と考えますので、継続を主張いたします。 ◆おなだか勝   3つとも継続を主張いたします。  ともかく、12月16、17日のこの説明会、それからその後の意見書の提出、その内容を見た上で、それから、先ほど、私が求めました協議会で、平場の協議会ですけれども、地元の代表の皆さんとお話をきちんとしていただいて、賛否両論ある中で、どういった方向に集約していくのか、きちんとそれを聴取した上で、また新たにこの場でも、話し合いをしなければいけないだろうと。  陳情が、ともすると、反対側の陳情というか、問題だというほうの陳情が出てきますと、それをずっと、だけ出ていると、ミスリードする可能性もないわけじゃないと思います。これは、きちんとどっちの方向がいいのかというのは、いろんな方の意見、それから、こういうところでの議論、そういうものを含めて考えていかないと、禍根を残すと思っております。本当に60年もこれをやってきた大山でありますので、この我々の世代のところで、最後に間違いをするようなことだけは、決してしたくないので、きちんとそういった意味では、最後の最後まで、議論をしっかりしていきたいと思いますので、継続を主張いたします。 ◆五十嵐やす子   1項目め、2項目めは採択を、3項目めは継続をお願いしたいと思います。  1項目めは、もうお尻が決まっていることですので、今しっかりとまずは理解をしていただくこと、その上でどうするのかという、理解をしなければ何も判断はできないと思うんです。だから、理解をまずはしていただくというところで、協議会とか話し合いの場をまず持つということが大事なのではないかというふうに思います。  それから、立体化の計画ですけれども、やはりここでも、この住民の方の意見がきちんと反映されていない。ここも、やはり区と住民側との、意見の食い違いというんでしょうかね、そういうのがあるので、まずは、話し合いですとか、同じ場に立って、しっかりと意見交換してお話をしない限りは、これはいつまでたっても、というか、これからさらに、その差が大きくなるという懸念もありますので、まずはそういう場をつくることが大事かなと思いますので、採択とさせていただきます。  そして、3番目は、補助26号線と、高架化で10年の差があるというところで、改めてびっくりするんですけれども、ただ、まだちょっとさまざまな意味で、計画が、動くというんでしょうかね、時間的なことが動くというのもあるようですので、まずはちょっと様子を見たいということもありまして、継続としたいと思います。  ただ、3点について、私が思いますのは、やはり持続可能な都市づくり、SDGsの観点、やっぱりここも入れていかないといけないと思うんです。誰ひとり取り残さないというところでは、取り残されているから、こうやって皆さんに情報が伝わらなかったり、相互で理解が違ったりしているわけなので、まずは、情報をしっかりと共有して、理解していただくというところから、しっかりと区には取り組んでいただきたいと思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  本陳情については、項目ごとに意見が分かれていますので、項目別に表決を行います。  陳情第202号 大山駅西地区のまちづくりに関する陳情、第1項、第2項につきましては、なお審査を継続すべきとの発言と、表決を行うべきとの意見がありますので、最初に継続審査についてお諮りいたします。  陳情第202号、第1項、第2項を継続審査とすることに賛成の方は挙手願います。          賛成多数(6−2) ○委員長   賛成多数と認めます。よって、陳情第202号、第1項、第2項は、継続審査とすることに決定いたしました。  次に、陳情第202号、第3項を継続審査とすることにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   異議がないものと認めます。よって、陳情第202号、第3項は、継続審査とすることに決定いたしました。  委員会の途中でありますが、議事運営の都合により、暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時20分といたします。 休憩時刻 午後零時21分 再開時刻 午後1時18分 ○委員長   休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案審査を行います。  初めに、議案第87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎住宅政策課長   それでは、午後も引き続き、よろしくお願いいたします。  それでは、議案第87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例案について、説明させていただきます。  議案書、議案説明資料及び新旧対照表、いずれも3ページになります。  それでは、議案説明資料で説明させていただきます。  3ページをごらんください。  まず、改正理由ですが、平成30年度中の借り上げ期間満了をもちまして、賃貸人へ返還するため、条例で定めます区立住宅から削除する必要がございます。  次に、改正概要でございますが、条例第3条に定めます別表から、オーナー様に返還する区立弥生町住宅、区立常盤台三丁目住宅、区立大山東町住宅の項目を削除いたします。あわせて、第26条につきまして、所要の文言整備を行うものでございます。  なお、条例の施行期日は借り上げ契約期間満了日の翌日といたしまして、弥生町住宅につきましては、平成31年2月25日、常盤台三丁目住宅につきましては、平成31年2月26日、大山東町住宅につきましては、平成31年4月1日となります。  簡単ではございますが、説明は以上となります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同条例改正につきまして、付随する事項といたしまして、今回、なくなってしまうということなので、引っ越される方も出てくると思うんですけれども、そうした対応というのは、どんなふうになっているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   今回の返還をもちまして、その後に入居様の動向なんですけれども、オーナー様のほうと私どもも入りまして、調整はさせていただいているところでございます。入居条件につきましては、オーナー様と新たな民間の賃貸借の契約を結んでいただくことになりますけれども、ご希望される方につきましては、引き続き現住宅にお住まいいただけるようになってございます。 ◆中村とらあき   いろいろ丁寧な対応で、お願いしていければと思います。  以上です。 ◆鈴木こうすけ   1点だけすみません。  今、中村委員のほうから、お話しあった話に、ちょっと関連はするんですけれども、家賃というんですか、それに関しては、今まで住んでいた金額と異なるのかだけ、ちょっと教えていただけますか。 ◎住宅政策課長   家賃のご質問ですけれども、私どものほうがオーナー様のほうに、お聞きしているところによりますと、ほとんど変更ないというふうに聞いてございます。若干、変更があったとしても、生活に影響を甚だしく与えるような変動はないというふうに聞いてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。それに関しては、安心するんですけれども、あともう1点だけ、例えば更新のお金ですとか、そういったものについては、どうでしょうか。 ◎住宅政策課長   更新料につきましては、新たな賃貸借契約書において、1か月取られるというふうに聞いてございます。 ◆山内えり   ホームページで今の区立住宅の状況というのは、ちょっと見ていたところなんですけれども、こちらは現状、それぞれ弥生町住宅と常盤台三丁目住宅、大山東町住宅は何世帯の方が住んでいるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   現時点での入居様なんですけれども、弥生町住宅につきましては、管理戸数は17戸のうち、入居世帯は15ですね。常盤台三丁目住宅につきましては、全部で14戸あるところ、10戸入っております。大山東町住宅につきましては、全部で12戸のところ、11戸入っている状況でございます。 ◆山内えり   大山東町は、おおむね入っているということですけれども、弥生町ですとか、常盤台三丁目は幾らかあきがあるというふうになっていると思いますけれども、見てみますと、この区立住宅の入居のご案内として、新婚さんや子育て世帯の方が使えるように、中堅所得者ファミリー向けの住宅ということで始まった制度というふうに思っております。これが、空き家がゼロになっていないというか、空き家が一定数あるということについては、区として、どのように考えているでしょうか。 ◎住宅政策課長   こちらの区立住宅につきましては、今、山内委員もおっしゃられたとおり、中堅所得者向けの住宅として展開しているところでございます。そもそもさかのぼりますと、バブル期に土地が高騰いたしまして、なかなか中堅所得者層でも民間の賃貸住宅に入ることが難しいというような状況がございまして、始まった制度になっておるんですけれども、現在、地価のほうも、そのころに比べましたら落ちつきまして、民間にもファミリー世帯向けの賃貸住宅がかなり出回っているところもございます。そういったところと、この区立住宅の同じ土俵に上がって、入居者様側から見れば、選択の一つということになってくるかと思いますので、そういったところで、最近は空室もあるかとは思っておりますけれども、その対策といたしまして、私どものほうも子育て、新婚世帯向けの支援制度も開始させていただきまして、空室率の解消に努めてきたところでございます。 ◆山内えり   それから見ますと、使用者の方に負担額が毎月三、四万円の減額しますという、減額内容の表記があるんですけれども、これは全ての方に対して、そういった措置がなされているのか。それとも、違うのであれば、どういった助成制度がされているのかについて、お伺いしたいと思います。 ◎住宅政策課長   今のご質問ですけれども、この新婚、子育て支援制度なんですけれども、対象は新婚世帯、これが婚姻予定及び婚姻後3年以内の世帯になります。そちらの世帯と、あと子育て世帯ということで、小学校6年生以下の子どもが1人以上いる世帯、こちらを対象としてございます。  支援内容でございますけれども、支援決定の翌月から区立住宅の使用者負担額、家賃ですね、そちらのほうを3万円減額するというものになってございます。  子育て世帯に該当する場合につきましては、小学校6年生以下の子どもに加えまして、18歳未満のお子様が1人いらっしゃる場合は3万5,000円、2人以上いる場合は、トータル4万円を減額するというような制度になってございます。 ◆山内えり   ということは、大体11万円から16万円ぐらいという、こうした家賃の中で3万円は助成があったということで、非常に安い家賃というふうには思いませんけれども、一定ずっと家賃制度が継続してきたということでいいのか、再度、確認させてください。 ◎住宅政策課長   こちらの支援制度なんですけれども、最長でも3年間という期限つきのものになってございますので、その3年間要件を満たす方に限りましては、最長3年間ということになります。その3年間の間に、要件を満たさなくなれば、そこまでの支援という形で運営してまいりました。 ◆山内えり   区の住宅政策としては、こうした最長3年という期限があるにせよ、唯一の家賃助成としての軽減だったのかなというふうに思いますけれども、20年という経過があって、オーナーの方に返還するということにはなっておりますけれども、そうした家賃の負担軽減がなくなるということについては、どういうふうにお考えでしょうか。 ◎住宅政策課長   家賃支援制度でございますけれども、もちろん子育て世帯向けの施策は今後、私どものほうでも何らかのものを考えていかなければならないというふうに認識してございます。ただ、やはりこの制度を導入した一つの経緯としましては、先ほども申し上げましたとおり、区立住宅の空室率を解消するといった目的もございましたので、こちらにつきましては、広く住宅政策の中での子育て世帯への支援ということで、また別途、検討してまいりたいと考えてございます。 ◆山内えり   先ほど転居する方のお話もありましたけれども、継続する方は継続ということですけれども、こちらに残らない方は、どういったところに移られるかというのは、区としては何か聞いているところなのか、そのあたりというのはいかがなんでしょうか。 ◎住宅政策課長   その点につきましては、皆様方のお考えによって、どちらかに退去されると思いますので、そこまでは申しわけないんですが、把握してございません。 ○委員長   以上で、質疑等をし意見を求めます。
     意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同条例の改正につきましては賛意を表明いたします。  区立住宅政策の中で広く捉えていくこと。また、住居者に対しても配慮されている点といったことは、きちんとなされているということから賛意を表します。  以上です。 ◆山内えり   この区立住宅の制度は、中堅所得者向けで3年という上限の期間があるにせよ、新婚さんや子育て世帯の支援する制度とされてきております。そして、月に11万円から16万円を見ていると、そういう結構な額の家賃ということで、民間の家賃住民と差はほとんどないですけれども、それでも3年間、そうした子育て世帯を対象に、新婚世帯を対象に3万円と減額ということをしてきたことを考えますと、やはり板橋区としては、唯一の家賃負担を軽減する役割を果たしてきたと考えています。空き室があるのであれば減額をして、幅広い層の方の入居していただくようにということも必要だと思いますし、住宅政策は区の大事な施策で、区の方針としても、きちんと存続すべきというふうに思って、逆行していると思います。やはり、子育て世帯の誘致、そして中堅所得者向けのファミリー向けとしても、こうした支援は継続とすべきと考えますので、反対を主張いたします。 ○委員長   ほかにご意見よろしいですね。  以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第87号 東京都板橋区立住宅条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。          賛成多数(7−1) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、議案第87号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第88号 東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎住宅政策課長   引き続き、よろしくお願いいたします。  それでは、議案第88号 東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例案について、説明させていただきます。  議案書及び新旧対照表は、それぞれ5ページになります。  今回の改正ですが、公営住宅法施行令などの改正に伴いまして、改良住宅条例上、引用条文の条ずれが生じましたので、それを解消するために、第7条第2項第13条の2、第17条第1項、第18条第1項の各規定について、所要の整備を行うものでございます。  説明は簡単ですが以上になります。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。          (発言する人なし) ○委員長   以上で質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同条例は、条項のずれを訂正するものでありまして、特段の問題がないと考えております。賛意を表明いたします。 ○委員長   以上で意見を終了します。  これより表決を行います。  議案第88号 東京都板橋区改良住宅条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することにご異議ございません。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第88号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   続いて、議案第89号 若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎市街地整備課長   よろしくお願いします。  議案第89号 若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例について、ご説明いたします。  議案書は7ページから11ページ、議案説明資料につきましては、5ページから8ページになってございます。説明のほうは、議案説明資料でご説明させていただきたいと思います。  議案説明会資料の5ページをごらんください。  若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例、概要です。  項番1、条例の制定理由でございます。  条例の制定理由としまして、若木二・三丁目地区地区計画都市計画決定を行い、地区計画の目的の実現を担保するため、地区計画の内容として、建築物等の整備の方針に基づき、建築物等に関する事項のうち、特に重要な事項について、建築基準法第68条の2第1項に基づく条例を制定することとしております。  項番2、条例概要でございます。  条ごとの内容につきましては、第1条に目的として、若木二・三丁目地区における建築物の敷地及び構造に関する制限を定めることにより、適正な都市機能と健全な都市環境を確保するとしております。  第2条の適用区域としましては、別紙、計画図に示す区域内、広さ21.0ヘクタールを規定しています。  第3条の敷地面積の最低限度としましては、敷地面積は70平方メートル以上でなければならないと規定しております。  なお、公益上必要なものの敷地及び既に70平方メートルを下回っている敷地、公共施設の整備により面積が減少してしまった敷地及び代替地について、除外規定を設けております。  第4条の壁面位置の制限としては、第1項で建築物の壁面や、それにかわる柱を道路境界及び隣地境界から0.5メートル以上離さなくてはならないと規定しております。ただし、建築物、または建築物の各部分が物置、自動車車庫、出窓等のいずれかに該当する場合には、除外規定を設けております。  また、第2項では第1項の規定により、建築基準法第53条で定められた建蔽率の限度をもって、建築物を建築することができない場合は、本制限のうち、道路境界線にかかわる部分は適用しない規定を設けております。  第5条の建築物の敷地が地区計画の内外にわたる場合等の措置としましては、敷地面積の最低限度については、敷地が地区計画の区域の中以外、または複数の計画地区にわたる場合には、敷地の過半数に属する部分の制限を適用することと規定しております。  また、2項では壁面位置の制限については、建築物が地区計画の区域の内外、または複数の計画地区にわたる場合には、それぞれの制限を適用することを規定しております。  第6条の既存建築物に対する制限の緩和としましては、壁面の位置の制限の規定に適合しない既存の建築物を増築、改築、大規模な修繕、または大規模な模様がえをする際に、既存部分として残る部分は引き続き適用されないということを規定しております。  第7条、用途の変更に対するこの条例の準用としまして、壁面の位置の制限の規定に適合しない既存の建築物を用途変更する際に、引き続き適用されないということを規定しております。  第8条の公益上必要な建築物等の特例としましては、区長が許可した公益上必要な建築物について、許可の範囲内であれば、当該規定は適用しないことを規定しております。  第9条の許可申請手数料としまして、手数料の金額は15万円とすることを規定しております。  第10条の委任としまして、条例に必要な事項は板橋区規則で定めることを規定しております。  第11条の罰則としまして、違反者に対して、10万円以下の罰金を処することを規定しております。  最後に、項番3、施行期日でございます。  平成31年1月4日から施行となっております。  以上で、本条例の説明を終了いたします。よろしくご審議をお願いします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆山内えり   この地域に21ヘクタールと聞いていますけれども、この地域に該当する方は何人いらっしゃるんでしょうか。 ◎市街地整備課長   この地区に関しましては、証明とかからの平均的なものをとっておりまして、想定で約3,700名ほどいるということを確認しております。 ◆山内えり   それから、6ページの第7条、この用途の変更ということなんですけれども、お店から住宅等々、用途の変更というのは幾つかあるかと思うんですが、例えばどういった変更を想定しているというか、どういうことが考えられるかというのを教えていただきたいんですが。 ◎市街地整備課長   こちらにつきましては、今、委員がおっしゃられたとおり、例えば店舗から住宅とか、住宅から店舗という形に用途を変更した場合、建物をいじらなければ、いじらない建物が、既に壁面線を満足しない、例えば隣地境界から50センチ未満のところに建物が突出していた場合も、既存不適格という形で、そのままの形状でいいという判断になります。 ◆山内えり   それから、8条の公益上必要な建築物というのは、どういったものを指しているんでしょうか、お示しいただきたいと思います。 ◎市街地整備課長   公益上必要な施設としましては、例えば交番の設置とか、あとは今は少ないんですけれども、電話ボックスの設置とか、そういうようなものを建てる際には、審査会の許可を得て、許可をするという形になっております。 ◆山内えり   許可の申請手数料というのは、こういった15万円というものが適正な額というか、ほかもこういった申請料になっているんでしょうか。 ◎市街地整備課長   今回、9条のほうで許可手数料15万円と定めておりますが、こちらに関しましては、同じ審査会の手数料で建築基準法上の許可の基準等の金額を勘案して、15万円と定めております。 ◆山内えり   それから、ちょっと先日の第2回定例会でも報告があった件ですので、ちょっと伺いたいんですけれども、建築物の敷地面積が最低限度70平米に定めるということで、それより小さい建物は難しいということになっているんだと思うんですが、例えば相続の問題ですとか、財産分与等で70平米ある敷地を、土地と、あるいは現金等で分けるとか、そういった場合が生じた場合、分与の件で難しいかと思うんですが、こうした70平米に下がらないというようなときは、板橋区としては、そのままの建物になるのか。そのあたりというのは、いかがなんでしょうか。 ◎市街地整備課長   最低敷地面積、今回、70平米と定めますと、先ほど言いましたように、施行が1月4日以降であれば、70平米未満の土地では、原則、建築確認申請は提出できない。ただ、既存でもう既に70平米未満の土地、敷地に関しては、その敷地形状で確認申請等の申請はできるという形になります。 ◆山田貴之   この間、委員会でも若木二・三丁目地区の地区計画について、いろいろ説明をいただいておったかと思いますけれども、地区計画案の説明会等も住民の皆さんのために開いていただいたかと思います。その計画案の段階、あるいは計画決定後の住民への周知というのは、どういうふうになってきたかということを、もう一度確認をさせてください。 ◎市街地整備課長   まず、権利者の方、地区内、地区外を含めての方については、事業の内容は逐次報告しておりまして、ニュースを発行しております。ニュースの発行は、1号から5号まで発行しておりまして、その都度、事業の経過等については、ご説明しております。それ以外にも、原案の説明会等の開催も実施して、区民の方に本地区計画の内容がご理解できるように努めてきたところでございます。 ◆五十嵐やす子   罰則のところなんですけれども、10万円以下の罰金、だからマックスとして10万円ということだと思うんですけれども、これはどういうふうに決めたんでしょうか、金額ですけれども。
    ◎市街地整備課長   こちらに関しましては、今まで板橋区内の地区計画、17地区ほどありますけれども、そちらと同じ金額を定めております。その根拠は、建築基準法上のほうで条例に違反する場合の限度額として、50万円以下の罰金というところがあります。この基準をもとに、地区計画の場合は10万円という形で定めております。 ◆五十嵐やす子   そうすると、例えばなんですけれども、許可申請の手数料15万円かかるじゃないですか。最初から、ちょっと違反しているなと思いながら、それをやった場合は、マックスでも10万円しか罰金を払わないで、そうするとそれで許されるんですか。それとも、ちゃんとそこで払った上できちんと許可申請してくださいということを、強く求めていくんですか。 ◎市街地整備課長   まず、こちら地区計画の届け出書が提出されてきます。地区計画の届出け書を審査した際に、当然、違反しているものについては、届け出を認めることはできませんので、その段階で指導・勧告をしていくことになります。今回、条例が設けられますと、違反しているものについては、当然、確認申請はおりませんので、確認申請をとることができないという形で、通常、確認申請をとらないと原則建てられないという形になっております。 ◆五十嵐やす子   そうしたら、確認申請のときにはちゃんとやっていたのに、いざつくるときに例えばちょっと不正があったとかという場合は、どうなるんですか。 ◎市街地整備課長   地区計画の届け出のほうに関しましては、指導していくという形にもなりますし、あと建築基準法上の条例に定められていますから、建築の基準法上に基づく違反の指導がされることになると思います。 ◆五十嵐やす子   それでは、例えばもう建ててしまってから、やはりこれ違反しているとわかった場合は、取り壊しまではいかないですよね。そういうときは、どのようにするんですか。 ◎市街地整備課長   これは、一般的にいう地区計画が定まってないところも同じなんですけれども、違反建築で違反して建てちゃった場合についてと同じような指導になることになります。 ◆五十嵐やす子   同じようなというところ、もうちょっと具体的に、例えば無理やり取り壊すとか、そういうことはないんでしょうけれども、ただ建ててしまったら、こっちのものだみたいなことになっても困ると思ったので、その確認をお願いします。 ◎建築指導課長   地区計画に関係なしに、違反建築物をそのまま建ててしまって、違反建築物がそのまま残ってしまうというような場合が、世の中にはあると思うんですけれども、通常は違反指導して、まず指導を行います。それで、余りにも違反の事象が非常に著しいというような場合には、命令を行って、最終的には壊していただくというような話になっていくんですけれども、ただ実際には、そこに居住されていたりとか、あるいは建物自体の財産権とかという問題も絡んできますので、すぐ直ちに壊せ、そこから出て行ってほしいということは、なかなか言えないのが実際です。実際には、指導して是正計画書を出していただいて、適法になるように、それを改善していっていただくというような指導を続けていくというようなことが通常になると思います。 ○委員長   以上で質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   質疑をさせていただいた中で、これまでの委員会でもいろいろ説明をいただきましたけれども、地権者への説明ですとか、あるいはニュースを発行するとか、提案の説明会をするとかというふうに、手続はきっちり踏んでいただいたかというふうに思っています。良好なまちづくりには必要な制限をかける条例ですけれども、一定の制限も住民の皆さんに守っていただかないこともあろうかと思いますので、必要な条例と考えます。賛成を表明したいと思います。 ◆はぎわら洋一   同じく、きれいなまちというか、区民にしっかり説明して、すばらしい若木ができるように努力していくように進めていただきたいということで、賛意を表明します。 ◆山内えり   賛成を主張いたします。  建てかえが困難になるということではないというふうに聞いていて感じました。そして、まちづくりとして地域の皆さんの合意を得ての地区計画ということで、建てかえ促進につながるということで、賛意を示したいと思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第89号 若木二・三丁目地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第89号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第90号 東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定についてを議題といたします。  本件について理事者より説明願います。 ◎住宅政策課長   よろしくお願いいたします。  それでは、議案第90号 東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定について、ご説明申し上げます。  議案書は13ページ、議案説明資料は9ページになります。  それでは、まず議案書13ページをごらんください。  東京都板橋区営住宅及び東京都板橋区改良住宅におきましては、現在も指定管理者に管理運営をお願いしているところでございますが、その指定管理期間が平成31年3月31日で終了することから、このたび次の指定期間の指定管理業者をプロポーザル方式にて選定したところでございます。  対象となる公の施設につきましては、項番1に記載のとおり、区営住宅10団地と改良住宅4団地となります。  指定管理者は、株式会社東急コミュニティー、指定期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までとなります。  続きまして、議案説明資料9ページをごらんください。  まず、項番1、選定経過でございますが、平成30年7月2日から6日にかけまして、応募書類を配付いたしまして、この時点では5団体の受付を行いました。その後、7月17日に参加が応募要件となっております説明会を開催いたしまして、事業概要を詳細に説明するとともに、同日に施設見学会を行い、参加されました4団体につきましては、区営住宅と改良住宅の現場をごらんいただきました。そして、8月13日に募集を締め切ったところ、最終的に応募者は2団体となりまして、この2団体に対して、9月14日に第1次審査を、10月1日に第2次審査を実施いたしました。  なお、第1次審査は応募団体に対しまして、書類審査及び財務調査を行いまして、第2次審査ではプレゼンテーション及び質疑応答による審査を行い、その結果、第1候補団体及び第2候補団体を選定いたしました。  評価集計表につきましては、次のページのとおりでございます。  この集計表に記載のとおり、第1次審査の選定基準といたしましては、管理運営の妥当性と管理運営主体の適格性、この2点から書類審査をいたしました。  また、第2次審査はプレゼンテーションと質疑応答による審査をいたしまして、各団体の指定管理業務に対する理解や具体的な提案などについて審査を実施いたしました。  詳細につきましては、記載のとおりでございますけれども、1位といたしました団体を評価できる点といたしましては、区内事業者への発注、雇用の拡大の提案や維持管理コスト軽減への対応、費用対効果を意識した経費配分に関する内容におきまして、第2候補団体より具体的な提案がなされていた点。  それから、全国的に公営住宅管理事業を展開しているノウハウを生かした確実な運営が期待できる点が上げられます。  それでは、もとのページに戻っていただきまして、項番4ですが、第2候補団体といたしまして、長谷・コーポミキ共同事業体を選定いたしました。  簡単ではございますが、説明は以上となります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   まず、応募の段階で区内業者からの応募というのはありましたでしょうか。 ◎住宅政策課長   最初の段階では、区内事業者1者の方から表明をしていただいているところでございます。 ◆中村とらあき   2点目に、10ページの中でちょっと気になる点がございまして、管理運営主体の適格性で経営財務基盤に関する事項だけがA者が60点、B者が48点というふうになっております。この点だけ、ちょっとほかの点数と違うんですけれども、この理由は何だというふうに考えられますか。 ◎住宅政策課長   経営財務基盤に関する事項の採点なんですけれども、私どもも専門外というところもございまして、外部専門家、実際には東京税理士会の板橋支部なんですけれども、そちらのほうに指定管理者候補団体の財務点検を行わせまして、その総合評価に基づきまして、各委員が採点した結果となってございます。ですので、その財務点検の総合評価に基づきまして、各審査員も審査しておりますので、結果的には第2候補の事業者のほうが経営財務基盤において、その安全性ですとか、収益性の観点からは、第1候補よりもすぐれていたということだと認識してございます。 ◆中村とらあき   1点だけ質問したいんですけれども、ここの中でゼロ点とか、1桁の点数の場合は、かなり問題がある可能性もあって、ほかの点数がよくても、そういうケースが想定される場合は、今回は点数が60と48ということで、税理士の方も合格点ではないかとことで考えるんですけれども、そういう場合には、そういう想定はされているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   ご質問の件なんですけれども、ゼロ点に該当する事業者さんが仮にいらした場合は失格とするというふうに定めておりますので、実際、今回はそういうことはございませんでしたので、問題ないと考えてございます。 ◆中村とらあき   やはり、著しく1点だけ点数が低いというところは出てくると問題になるので、ゼロ点でなくても、5点とか、6点とか、そういう場合は考慮すべきではないかと思いますので、今回は問題がないということで理解いたしました。ありがとうございます。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  まず、選定の結果というところで、ちょっと幾つか質問したいんですけれども、応募書類配付、これは事業者が5団体ということですけれども、説明会及び施設見学というところで参加団体が4団体、応募の締め切りで今お話があった2者が最終プレゼンに残ったというふうな理解をしておりますけれども、まず応募書類配付の中で5団体から4団体になった、その1団体は、なぜ次の段階に進まなかったのか。プラス、この参加4団体の中で、施設の見学会もされていると思うんですけれども、募集の締め切りまでに、なぜあと2者が応募しなかったのかというのを、わかれば教えていただきたいなと思うんですけれども。 ◎住宅政策課長   ただいまのご質問の件なんですけれども、まず応募書類配付につきましては、取りに来ていただいた方にお渡ししているという状況でございまして、説明会については、参加していただくことが応募要件になってございましたので、そこで私どものほうも、ある程度振るいにかけさせていただいたということになります。やはり、積極的に参加したいという事業者様に来ていただかなければ、ちょっと10者、20者いらっしゃいますと、実際にプロポーザルで選定するに当たりましても、時間的な問題等もございますので、そこでまず意欲を見させていただいたといった側面もございます。  その後、説明会で私どものほうの基本理念ですとか、行動規範とか、そういった詳細について、ご説明を差し上げたところなんですけれども、その後、最終的な応募にいらっしゃらなかったというのは、ちょっと推測になってしまいますけれども、会社様のほうでの参加していただくうまみというか、そういったところが経営判断としてなかったということではないかなというふうに認識しております。 ◆鈴木こうすけ   よく理解できました、ありがとうございました。  それで、もう1点だけ、10ページのこのプレゼン、最後2者残って、東急コミュニティーさんに決まったというところですけれども、選定の項目、これ8項目ありまして、最後、プレゼンテーション及び質疑、総合評価という形につながってきているんですけれども、この選定の項目、1番が管理運営の妥当性、2番が管理運営主体の適格性、これはこういったプロポーザルでプレゼンをしてもらう、この選定項目というか、必ずこの項目、そこだけ最後聞かせていただければと思います。 ◎住宅政策課長   こちらの選定項目につきましては、経営改革指針のほうで定まっているものになりますので、ここの選定項目については、ほかのものと共通ということになります。 ◆山内えり   先ほど、7番の経営財務基盤を税理士会さんということだったんですけれども、そのほかのこうした選定項目については、選定委員さんというのは、どういった方が携わっているのか、教えていただきたいと思います。 ◎住宅政策課長   選定委員に関するご質問ですけれども、選定委員につきましては、私どものほうで板橋区営住宅等及び改良住宅施設指定管理者の選定に関する要綱というものを定めておりまして、その中で住宅行政について見識を有する者から3名、区営住宅使用者、または改良住宅使用者から1名、板橋区の職員から3名で構成すると定めております。 ◆山内えり   それから、選定項目を少し細かくした項目の内容というのも事前にいただいたんですけれども、特に2番の行動規範に関する事項のところで、法令遵守や透明性、公平性の確保、それから2番目として、多様な環境の入居者、高齢者、障がい者等に対する配慮と記載がありまして、こうした法令遵守ですとか、本当にさまざまな方の入居、特に区営住宅等、公営住宅ですから、高齢の方、そして障がい者の方への配慮を非常に重要だと思うんですけれども、こうした本来、点数がもっと高くあるべきではないかなと思っているところが49点ということは、100点満点ですると82点だったものですから、そこが100点というか、満点にならなかった要因というのは、どこにあるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   私どものほうも、複数の事業者様から選定事業者様を選定させていただくということがございまして、区が求める水準を満たしている場合を満点としているわけではないんですね。そこの満たしている部分につきましては、例えばそれよりも1段階下げまして、さらに区が求める水準よりも上乗せしてというか、積極的に具体的なご提案とかいただいた場合を満点とするような形で、差異が出るような形で基準を設けさせていただいております。そういったことから、なかなか満点をとることが難しかったのかなというふうに推察しております。 ◆山内えり   そうすると、積極的なご意見が、積極的な声というものが内容にもよると思いますけれども、それがあって初めて100点満点になるということで、ほとんど100点というのが、そうすると財務基盤以外には厳しいということになるんですか。それとも、この項目だけのことなんでしょうか。 ◎住宅政策課長   委員がおっしゃるように、私どものほうも最終的に何者いらっしゃるかわからないものでしたから、採点基準を甘くしてしまいますと、皆さん満点で差異がつかないということが想定されますので、若干厳し目の採点基準とさせていただきまして、複数者お見えになっても、同点になるようなことがないようにというような配慮から、こういった形にさせていただいております。 ◆山内えり   それから、4番のところなんですけれども、区内経済への理解、貢献に関する事項ということで、やはり区内事業者への発注、区内の雇用拡大ということで、ここも非常に大きな重要な点かと思っているんですけれども、今回、決まりました東急コミュニティーさんはB者ですから、26点で87点満点だったんですけれども、A者さんは14点、47点ということで、ここはすごくA者さんとB者さんで差が開いているというふうに思いました。その違いというんでしょうか、大きく開いた理由については、区として、どのように考えているんでしょうか。 ◎住宅政策課長 
     私どもも、そのプロポーザル方式で審査をするに当たりまして、各事業者様から事業計画書等を提出していただいておりまして、その中にどういったようなご提案があるかといったところも採点させていただいております。そんな中、A者さんのほうにつきましては、窓口に携わっていただく方は区内の方を雇用しますというようなご提案はいただいたんですけれども、それ以外、余りちょっと具体的なところがなかったと。反面、B者さんのほうにつきましては、区内事業者を積極的に修繕とか、そういったところにも発注をかけていきますというような、具体的なご提示をされていたというようなこともございまして、ここでかなり差がついたのかなというふうに認識しております。 ◆山内えり   区営住宅ですから、現状住んでいる方が例えばエレベーターあると思うんですけれども、設置の状況ですとか、修繕や改善を求める声で、特に緊急の場合等、一定の費用がかかるですとかで、長期や短期の計画等があるかと思うんですが、そうした対応というのは、こちらのいわゆる指定管理者さんが決定しているものなのか、区として対応しているものなのか、そのあたりはどういうふうになっているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   修繕にも幾つか種類がございますけれども、いわゆる長期修繕計画のような計画修繕につきましては、前年度に私ども区のほうで計画を立てまして、当然、指定管理者様のご意見等もいただいたりはするんですけれども、区の計画にのっとって指定管理の方が実際にはやっていただくというような内容になってございます。 ◆山内えり   そうすると、緊急時の場合はどんな対応をしているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   緊急時の応急修繕につきましては、指定管理者様のほうでやっていただいております。 ◆山内えり   そうすると、緊急時の場合は区に直接連絡が入らずに、そういった区営住宅の方が指定管理をしている方に直接伝え、緊急にもうその場で対応して、区には情報が入っていないということになるんでしょうか。ちょっと、そのあたり伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   指定管理業者にお願いはしておりますけれども、ほぼ同時にというか、必ず応急修繕等をする前にも、区のほうには当然情報は上がっておりますし、私どものほうでも把握はしております。ただ、実際に手足となって動いていただくのは、指定管理者の方にやっていただいている状況でございます。 ◆五十嵐やす子   すみません、一つだけなんですけれども、先ほど審査をする方なんですけれども、その内訳をさっきおっしゃっていたんですけれども、1次と2次のところで人数が2次で1人ふえているのは、どうしてなのかと。審査員は変わらないけれども、1人そこで、もう1人ふやしているということでいいんですか。その辺、ちょっと説明お願いします。 ◎住宅政策課長   ただいまのご質問なんですけれども、第1次審査は6名で行いまして、この段階では区営住宅使用者、または改良住宅使用者として委員になっている方については参加していただいておりません。第2次審査のみ、この居住者の審査員の方に参加していただいている状況になります。と申しますのも、居住者様の場合は、なかなか住宅政策とか、そういったところに精通していない可能性もございますので、私どものほうでは第1次審査は、ちょっとその方にはご遠慮いただいているんですけれども、逆に第2次審査のプレゼンですとか、総合判定につきましては、居住者様の観点からの意見をいただければということを考えておりまして、そこで加わっていただいている状況でございます。 ○委員長   以上で質疑等を終了し意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同内容につきましては、団体の選定に当たりまして、特段の問題がないと考え、賛意を示します。 ◆山内えり   区のほうで、そういった長期の計画、それから区民の方からいただいた改修ですとか、修繕、そういった計画が前年度に立てて、そして指定管理者が対応しているということでしたけれども、やはりこれまで区営住宅ですから、区が管理していたという意味では、指定管理者制度になることによって、そうした機能の低下につながっていかないかということは、心配している点です。低所得者の方が最も困っていることを、きちんと区としても聞くという立場は、自治体としては必要というふうに感じますので、事業の継続性についても、きちんと対応していただくことをお願いし、賛意を主張したいと思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第90号 東京都板橋区営住宅等及び東京都板橋区改良住宅の指定管理者の指定についてを可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第90号は可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、報告事項に入ります。  初めに、専決処分の報告について、区道の植樹桝での転倒による負傷事故に係る示談処理について、理事者より説明願います。 ◎土木部管理課長   それでは、委員会資料2番に基づきまして、専決処分の報告をさせていただきます。  本件は、区道上の事故でけがをされた方に対しまして、地方自治法に基づきまして、損害賠償額の決定をいたしまして、お支払いをしたもののご報告でございます。  1番の報告件名は記載のとおりでございます。  2番、事故の概要でございますが、本年4月17日の昼過ぎ、小豆沢2−18−7先の区道、これは都営三田線の志村坂上駅の出口を出てすぐの小豆沢通りの歩道上でございます。植樹桝の段差で転倒し、植樹桝内の切り株により負傷したものでございます。  恐れ入ります、裏面の写真をごらんください。  裏面の下の写真でございますが、インターロッキングブロックの舗装と植樹桝のコンクリート製の斜めになっているところのブロックのここが2センチほどの段差がございまして、そこにつまずき、これのちょっと引いた写真が上の写真でございますが、上の写真の桝の中にありました切り株に胸を打撲して負傷されたものでございます。  専決処分の年月日は、本年9月25日でございます。  4番は、専決処分の内容でございますが、記載のとおりでございます。  5番、示談金額、いわゆる損害賠償金額でございますが、2,379円でございます。これは、治療費でございます。  なお、示談に要する損害賠償金は特別区自治体総合賠償責任保険により、全額が補填されるものでございます。  示談の相手方は6番でございますが、60歳代の女性の方でございます。  本件を生かして、より適切な道路管理に努めてまいります。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   今回、専決処分に関しまして、植樹桝で転倒して切り株に当たって打撲したということでございますけれども、常日ごろから、切り株がかなり多く伐採した後、残っておりまして、そうしたものの処理というのは、今後、どのようにして進められているのかということについて、わかる範囲でいいので、お聞かせ願いたいと思います。 ◎工事課長   ただいまのご質問の件でございますけれども、切り株は板橋道区、赤塚道区合わせて、全部で約170か所ほど把握しております。その切り株については、委員もご指摘のとおり、やはり適正に管理ということもありましたけれども、適正な残りを目指して切り株の撤去をして、植えかえを図っていくということなんですけれども、いかんせんどうしても切り株の状態で根がまだ元気なうちは、どうしても切り株を無理に撤去したりしてしまうと、舗装が全て壊れてしまうということもございまして、ここではそういった切り株の状態が腐っていくことを待っていただくというような状況でございました。そういったことも踏まえて、基本的には切り株については撤去して、新しいものに植えかえていくということを考えてございますけれども、そのタイミングについては、十分調査して取り組みたいと考えてございます。  以上です。 ◆鈴木こうすけ   この専決処分の報告を頂戴しまして、私は富士見町が地元ですけれども、特にこういうちょっと段差、特にご高齢者の方は家でもそうですけれども、ちょこっとの段差でつまずついて大けがをするですとか、そういったお話があると思うので、今、区内に区側で認識している、このような段差があるというのは、このような事故が起きてから、点検ですとか、どこが一番危ないというのを回っていただいたりとかしているんですか、ちょっと質問させてください。 ◎土木部管理課長   区内の道路上の段差でございますが、本件は2センチほどということでございます。  まず、段差を含めまして、陥没等、道路のふぐあいにつきましては、日ごろの工事事務所の巡回点検、それからそのほかに区道680キロございますが、春と秋に土木部の職員総出で一斉点検ということで、全ての道路を目視で確認してございます。その中で発見が、基本的には段差につきましては、過去の判例上、3センチ以上が道路管理者の責任があるということで、3センチ以上あった場合は緊急度Aということで、即対応ということで、それ以下につきましては、今回はそういう事故が起きましたけれども、基本的にはすぐにということではなくて、順次、解消を図っているところでございまして、決して放置をしているものではございません。ただ、一番急ぐのは3センチということで対応させていただいているところでございます。 ◆山内えり   今、春と秋に一斉点検をしているということでしたけれども、こうした転倒というような、こういう事例というのは、これまでもあったのか。それとも、こういう例というのは初めてなんでしょうか。そのあたり、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◎土木部管理課長   先ほど、自治体総合賠償保険で補填されると申しましたが、例えば土木部管理課では、区道上の工事に起因しない事故について、専決処分させていただいている例がございます。直近では、平成29年3月に2件ほど、これは桝の編み目のふたがちょっととんがっていって、パンクしてしまったと。それから、やはり段差で転んだとか、それから平成29年に2回。それから、平成26年、その前が平成21年ということで、平均すると年に1回は起きてないんですけれども、このほかにこういったいわゆる専決処分で決めさせていただいたものにつきましては、ほかの所管でも結構あるというところでございます。 ◆山内えり   春と秋での一斉点検ということで、職員の皆さんで点検していただいているということですけれども、やはり点検の体制ですとか、目視の部分でよりきめ細やかに体制をとるですとか、あるいはもう一回、2回ふやすですとか、そういった点検の体制を拡大していくということは可能なんでしょうか。 ◎土木部管理課長   回数と頻度につきましては、現状の形を考えてございますが、例えば先ほど申し上げた平成29年に起きましたますのふたがとがっていたということは、これかなり想定外のことでございまして、そういった際には、その次の総点検のときに、重点項目という形で設けまして、特に目をそこに凝らして見ろということでやっておりまして、例えば今回の段差も切り株ということがありましたので、切り株等についても、ちゃんと見ていくということで、それぞれ毎回、毎回の総点検の重点項目というところで、今まで見過ごしていたような項目があれば、それを必ずピックアップできるようにしていただいているというのが現状でございます。 ◆山内えり   3センチ以内という部分では、いろいろあるかと思いますので、ぜひそうした体制を強化していただくように努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆五十嵐やす子   本当に3センチとか、2センチだったんですけれども、ちょっとした段差につまずいて転んじゃったりとかしていて、本当にちょっとしたものほど気がつかなくて、何か転んでしまったりとかして、自分もそうですし、あとはこれから高齢者がもっともっと多くなると、やはり足が上がらなかったとかいう話も聞きますので、とても大事な視点に本当になってくるんじゃないかなというふうに思うんです。板橋区は、バリアフリーとか、そういうのはすごく取り組んでくださっているのはわかるんですけれども、ただそれで年に2回、総出でチェックしてくださっていてとか、頑張ってくださっているんですけれども、でもそれでもやはりどうしても限界があると思うんです。何でもかんでも、区の職員さんだけが頑張るんじゃなくて、何かちょっとこういうところがあったけれども、どうかなと、区民の人が一番よく気がつくと思うんですね、毎日歩いている道、何かちょっとここがいつもと違っていたとかというのがあって、例えばネット上とか見ると、ここのブロックがちょっと壊れていたというのがあって、それに書いてあるのに気がついて、私、電話したこともあったんですけれども、何かそういうのを教えてもらえるようなサイトというんでしょうか、システムというんでしょうか、気軽に区民の方が、ここに電話すると何か対応してくれるみたいな、電話でも、メールでも、何かその辺はちょっと考えないとあれなんですけれども、そういうところを一つつくると、年に2回以外のところでも、ちょっと危ないところを、すぐ教えてもらって、けがする前に補修したりとか、何かできるんじゃないかなと、そういうところって本当に区民の方、結構気がついていて、でもどこに電話したらいいかわからない、どこに行ったらわからないというところがありますので、うまく協働していくというところも、これからは大事なんじゃないかなと思うんですけれども、すぐにお返事できないかもしれませんけれども、何か考えていただけたらなというふうに思います。 ◎土木部管理課長   区民の目、当然、土木部の目は限りがございますので、そういった形で見ていただくということは、非常に重要なことだと考えてございまして、例えば現状で申しますと、区民の声を収集システムということで、メールでいただいておりましたり、多くの場合は電話でいただいております。それの場合は、すぐ対応させていただいております。ほぼ、即日、もしくは翌日ということで、危険な場所を排除しております。  それから、あとは最近ではSNSといいますか、練馬区ではスマートフォンで写真を写してということで、通報するシステムができているんですけれども、これにつきましては、前回もこういった専決処分の報告でも委員から、ご質問があってお答えしたところなんですが、そういった気軽に通報できる反面、いろいろセキュリティの問題ですとか、いたずらですとか、そういったところがありまして、これは練馬区でネリレポという制度がありますけれども、そういった制度につきましては、研究させていただいております。練馬区の担当のほうにも聞いて、やはりマニアックな方がいてとか、いつもその方ばっかりが来るとか、そういったいろいろな問題がございますので、今後、区民の目を活用させていただいた通報の需要につきましては、研究をさせていただきたいと思ってございます。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、大谷口一丁目周辺地区不燃化推進特定整備地区の進捗状況について、理事者より説明願います。 ◎市街地整備課長   よろしくお願いします。  それでは、大谷口一丁目周辺地区不燃化推進特定整備地区の進捗状況について、ご説明させていただきます。  まず、資料3をごらんください。  大谷口一丁目周辺地区では、東京都の木密地域不燃化10年プロジェクトによる不燃化推進特定整備地区、通称、不燃化特区といいます。指定を平成25年度に受けました。燃え広がらない、燃えないまちの実現に向け、老朽建築物の不燃化建てかえ事業や不燃化の啓発事業、道路拡幅整備事業を平成26年4月より実施しており、平成32年度を目途にまちの燃えにくさを示す不燃領域率が70%以上になることを目指しております。  項番1、大谷口一丁目周辺地区不燃化特区のエリアでございます。  資料中央の地図をごらんください。  区域では、大谷口一丁目の全部、大山西町の一部、29番から48番で、都市計画道路補助26号線と千川上水の点線に囲まれた部分で、面積が約19.1ヘクタールの区域です。中央の点線矢印は、主要生活道路を示しております。  事業期間は、平成25年度から平成32年度までです。  事業概要としては、主に2つあります。  1つは、不燃化建てかえ支援で、不燃化特区エリア内の不燃化領域率が70%になるように、老朽建築物の除却や建てかえの支援を行っています。  もう一つは、主要生活道路拡幅事業では、既存4メートルほどの道路等を6メートルに拡幅整備し、緊急車両の円滑な進入など、防災性の向上を図っています。  次に、裏面をごらんください。  項番2、不燃化特区における主な事業内容でございます。  不燃化建てかえ支援事業の内容ですが、事業期間は平成32年度までで建てかえ助成の助成内容としましては、老朽建築物の除却助成で、限度額150万円となっております。老朽建築物の不燃化建てかえに伴う設計監理助成で、限度額は100万円です。主要生活道路の沿道にある老朽建築物の建てかえ工事に対する助成で、限度額が150万円となっております。老朽建築物の除却後の更地の管理柵設置助成として、限度額25万円となっております。  専門家派遣としては、建築物の不燃化建てかえに必要な相談及び助言を行うため、専門家、建築士、弁護士等を派遣しております。派遣の費用は無料となっております。  不燃化啓発事業としましては、事業期間は平成32年度までです。地区の老朽建築物を対象に、まちづくりのニュースの配付や個別訪問を通して、老朽建築物の建てかえ意識の啓発を行っております。また、建てかえ相談会を定期的に実施し、老朽建築物の建てかえにつながるように取り組んでおります。  主要生活道路拡幅事業ですが、東京都の不燃化10年プロジェクトの主要事業に位置づけられていますが、これは国費事業を活用しているため、国の事業期間が平成31年度までとなっております。  表面、地図の中央で地区の南北に位置する現況4メートルに満たない道路を主要生活道路として位置づけ、幅員6メートルへの拡幅整備をすることで、ミニ延焼遮断帯を形成し、地区の火災の広がりを防ぐとともに、災害時の避難経路を確保しております。
     次に、項番3、これまでの事業成果・目標でございます。  内容につきましては、次の表のとおりですので、説明は省略させていただきます。  次に、項番4、今後の予定でございます。  項番3の表で示しておりますように、平成29年度末で不燃化領域率は62.1%となっていましたが、不燃化建てかえにつきましては、引き続き平成32年度における不燃領域率70%を目指し、個別訪問やニュース配布、建てかえ相談会の実施によるPR活動を強化し、不燃化の意識をさらに高めるとともに、老朽建築物の建てかえの機運を上げていきます。  また、主要生活道路は土地取得率が69.6%であるものの、賛同をとれていない地権者の対応から、事業延伸を視野に入れて、国と都と協議調整を図ってまいります。  以上で報告事項についての説明とさせていただきます。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆山内えり   裏面の2番、不燃化特区における主な事業内容で、その他、さまざま助成内容で限度額がありますけれども、これは東京都と区の負担割合というのは、どのようになっているんでしょうか、教えてください。 ◎市街地整備課長   ここに書いてあります助成につきましては、東京都が2分の1、区が2分の1となっております。 ◆山内えり   それから、これまでの事業の成果ということで、3番の表にありますけれども、これはいわゆる除却したとか、除却助成の件数ということだと思うんで、そこにつながらなくても相談とか、依頼とか、そういったことが寄せられているのかなというふうに思うんですが、こうした助成内容につく建てかえ助成の相談というのは、何件くらい来ているものなんでしょうか。 ◎市街地整備課長   まず、こちらの不燃領域率のパーセンテージにつきましては、各年度ごとに実際の建物の建築の件数を調査しまして、その件数に基づいて算定している不燃化領域率となります。  失礼しました。  相談件数につきましては、1日二、三件程度のご相談があるという状況になっております。 ◆山内えり   そうすると、相談は結構いただいているんですが、その数を見ますと、平成29年度だけだと除却は8件、建てかえは5件ということなので、相談がどういう感じなのかなということを、お聞きしたかったので、そうすると相談はあるけれども、実際に助成を使って建てかえというところには、なかなか広がっていっていないということになるのか、そのあたりちょっと確認させてください。 ◎市街地整備課長   相談は受けて、実際の件数に上がってないものとしましては、かなりこちらの住まわれている方、高齢者が多いという形になっておりまして、高齢者がやはり金額的なものと、あと自分があと何年生きるかわからないということもありまして、相続の問題も絡んで、家族と相談しているとか、そういう話は聞いておりますけれども、その後ちょっと先に進んでない状況も見受けられるという形になります。 ◆山内えり   それから、あと一定の相談はあるけれども、なかなか助成とか、建てかえにつながっていかない、さまざまな状況はあると思うんですが、このプロジェクトが東京都は平成32年度までというふうにしていると思います。私のほうにも、ちょっと建てかえを迷っているけれども、平成32年と言われるというようなことで、ご相談いただいたんですが、助成の時期を延ばすということで、東京都に要望するということはしていただけるんでしょうか。 ◎市街地整備課長   こちらの事業につきましては、32年70%を目標に進めておりまして、今年度末で約64.8%を見込んでおります。このままでいきますと、約70%に近い値までいくというところを考えますと、特段今の段階で区のほうから、32年度の延期というお話は考えておりません。あと、現時点では、東京都のほうからも事業延伸をするという情報等は届いていない状況になります。 ◆山内えり   そうすると、区というか、東京都として目標にしている不燃領域率70%を達成するのは、大体何年ごろというふうに、今、見込んでいるんでしょうか。 ◎市街地整備課長   このままで年2%ずつ、不燃化領域率が図られれば、おおむね32年前後、二、三年でクリアするという形になると計算になります。 ◆山内えり   東京都の事業が平成32年度までということですけれども、そういった相談も寄せられているということですし、ぜひ区としても、そういう助成につながるように検討していただきたいんですが、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎市街地整備課長   今現在は、32年でほぼ70%近くなるという計画をしておりますので、今現在の段階で東京都に要望するということは考えておりません。東京都のほうでも、今現在は考えていないということを聞いておりますので、区としては、今現在、動く予定にはしておりません。 ◆五十嵐やす子   基本的なことですみません。  この2番目の建てかえの助成内容が幾つか書いてあるんですけれども、これって重複して使うこともできるんですか。それとも、どこか一つしか助成は受けられないんですか。 ◎市街地整備課長   助成につきましては、建物の除却するものの助成と、設計するもの、あと建てかえの助成と重複することは可能です。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。そうできるといいなと思いながら、今、質問させていただきました。  それから、例えばそれこそ来年、消費税が値上がりというようなことが言われていて、住宅販売とか、今、駆け込みでいろいろ見に来ている人が多いだとか、ニュースを目にするんですけれども、迷っている人も、例えば建てかえるときとか、何かするときに消費税が上がってからだということで、もしかしたら、やはり迷っていたけれども、消費税上がる前にしようとかいう人も出てくるのかななんて、私は今思ったりしたんですけれども、そういう数字とかは、今見えていますでしょうか。 ◎市街地整備課長   値としては持ってはいないんですけれども、先ほど言いました相談に来られる方の中では、権利者のほかにも、権利者と一緒に住宅メーカーさんの問い合わせ等は、かなり多くなっているという状況にはあります。 ◆五十嵐やす子   そうすると、もしかしたら、その対応がもうちょっと追われるというか、そういう状況もあり得るかもしれないということですよね。  それから、この地域は高齢者の方が多くてということで、あと対象になっているのも老朽建築物ということなんですけれども、高齢者の方が多くて相続でというような話になると、どうしても空き家というところに話がつながっていくことも、何となく感じたりするんですけれども、この地域は空き家とかは、やはり多い地域なんでしょうか。 ◎市街地整備課長   今の段階で、この地域内の空き家については、把握しておりません。 ◆五十嵐やす子   不燃化特区ということなので、空き家なんかもちょっと危ないかなとか思ったものですから、その辺もこれからもしかしたら調査というか、視点の中に入れていただけるとありがたいなというふうに思います。 ○委員長   よろしいですか。  本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、11月8日の閉会中の委員会で継続審査と決定した陳情第80号ほか7件につきましては、本日、継続審査と決定した案件とあわせ、別途、議長宛て継続審査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、調査事件につきましては、引き続き都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件につきまして、別途、議長宛て継続調査の申し出を行うことにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、都市建設委員会を閉会いたします。...