板橋区議会 2018-06-11
平成30年6月11日都市建設委員会−06月11日-01号
平成30年6月11日
都市建設委員会−06月11日-01号平成30年6月11日
都市建設委員会
都 市 建 設 委 員 会 記 録
開会年月日 平成30年6月11日(月)
開会時刻 午前10時00分
閉会時刻 午後 零時00分
開会場所 第2委員会室
議 題 別紙運営次第のとおり
出席委員
委 員 長 いわい 桐 子 副委員長 五十嵐 やす子
委 員 山 田 貴 之 委 員 中 村とらあき
委 員 鈴 木こうすけ 委 員 山 内 え り
委 員 大 野はるひこ 委 員 おなだか 勝
委 員 はぎわら洋 一
説明のため出席した者
都市整備部長 安 田 智 土木部長 老 月 勝 弘
市街地整備
都市計画課長 内 池 政 人 廣 木 友 雄
平成31年度以降は、事業所を決定の上、
準備組合の設立を想定しております。
最後の項目ですが、ここでちょっと資料に誤りがございますので、訂正とともにおわび申し上げます。(2)
上板南口銀座商店街まちづくりガイドラインの策定と
地区計画導入とございますが、ここは(3)が正しい表記でございます。大変失礼いたしました。
それでは、説明に入らせていただきますが、これまでの経緯として、西地区に隣接する
上板南口銀座商店街、右の図でピンク色の範囲でございますが、
商店街関係者が市街地再
開発事業を契機として、商店街の活性化に資するにぎわいある
街並み形成を目的とした
上板南口銀座商店街まちづくりガイドラインを平成28年度に策定しております。
区では、この
ガイドラインをより実効性のあるものとするため、
地区計画の導入を目指した商店街の取り組みを支援させていただき、検討組織として
上板南口銀座商店街ガイドライン推進勉強会が発足いたしまして、これまで4回開催し、
地区計画や先進事例の研究、視察などに行くとともに、
地区計画素案のもととなる勉強会案を作成、検討したところでございます。
今後の予定ですが、平成30年度は
地区計画素案(地元案)の策定を行い、平成31年度以降には
地区計画の
都市計画手続を進め、
都市計画決定といった想定をしております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長
ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。
◆
山田貴之
おはようございます。よろしくお願いします。
板橋駅
西口駅前広場のほうで、少し質問させていただきたいんですけれども、まず確認なんですけれども、板橋駅
西口駅前広場というのは、範囲はどこまでのことを言っているのかというのを教えてください。
◎
地区整備事業担当課長
この今ごらんいただいている図で、右側が旧中山道とありますが、旧中山道から左側で、図でいいますと上側の部分で、
西口地区の市街地再
開発事業敷地でございますが、それより下という表現になりますが、それからあとこちらの左側が、いわゆる
板橋口地区市街地再
開発事業敷地と言われているものよりも右側の
オレンジ色といいますか、あと、この真ん中の
中央交通島、グレーの車道部分を含むところがいわゆる
駅前広場の範囲ということになります。
◆
山田貴之
ありがとうございます。そこで確認をまたさらにさせていただきたいんですけれども、例えば、今
中央交通島も範囲だということなんですが、現状、
中央交通島には喫煙所、何か白い枠線があって、たしか喫煙所があったかなと思うんですけれども、それがあったかないか。
今、ここでは
歩行者アクセスを廃止するというふうに書いてありますけれども、そうすると喫煙をされていた方は、どこで喫煙をすることを今度想定をしているのかというのを教えてください。
◎
地区整備事業担当課長
現在、この真ん中にございますいわゆる交通費のところに、
喫煙スペースがございます。白線で区切られてその中でということで、喫煙所がございます。現在、今回
駅前広場の線形を
基本計画としてお示しさせていただきましたが、その上に乗っかる、例えば今ご指摘あった喫煙所であったり、例えば駐輪場であったり、そういったものは今後の検討になっていく予定でございます。
現在ある施設については、基本的に維持していくという考えございますが、喫煙につきましては、今庁内でも分煙等さまざまな動きございますので、そういったものを見ながら、引き続き喫煙所を設けるかどうするのかというのは検討していきたいというふうに考えてございます。
◆
山田貴之
歩行者アクセスを廃止すると言いながら、喫煙所をどうするのかというのがまだ決まっていませんというふうになると、結局
横断歩道は設けないけれども、結局喫煙室必要になったから設けます。設けると渡らなきゃいけないから渡ります。また結構同じことになってしまうと思うんですよね。私は、かなり最初の段階で、一体これのどこにつけるのかというのは考えなきゃいけないというふうに思います。そこはちょっと指摘をしておきます。
それと、今回の西口の範囲とは、
駅前広場ということではそこの範囲ではないというご指摘でしたけれども、区民からすると一体的に駅前を広場として見ますので、あえて質問をさせていただきますし、場所を移動する場合には西口の駅前のどこかにつくらなければいけなくなると思うので、質問をさせていただくんですけれども、今、
板橋口地区市街地再
開発事業敷地ということで、細長い敷地がございますね。
ここの細長い敷地に、まず
公衆トイレがあったと思うんですけれども、この
公衆トイレは、この敷地をお渡しするときに除却をすることになるんでしょうか。それとも、別にどこか場所をつくる計画があるかどうかというのを教えてください。
◎
地区整備事業担当課長
先ほどの喫煙所の話ともちょっと関係しますけれども、今ある施設については、基本的に維持していく方向で考えておりまして、トイレの場所も今どの位置がいいのかというところも含めて、今後継続するとなれば、維持を含めて場所がちょっと変わってくると思いますので、この
オープンスペース等の中でうまく配置ができるように、今後検討していきたいと考えているところでございます。
◆
山田貴之
それと、
あと駐輪場もあったと思いますね、駐輪場。当然駅がきれいになって、
交通結節点にするというのであれば、駐輪場は今現状のものよりも大きくつくらなければいけない。整備をしていかなければいけない可能性が高いと思います。今、上に出ている状態ですけれども、例えば地下化を図っていくとか、そういうことも検討する必要があると思いますけれども、今現状のお考えがあればご説明。
◎
地区整備事業担当課長
駐輪場もご指摘のとおり、今この図でいいますと下の線路際のほうにコイン式が並んでいる状況でございますが、これにつきましてもどういう方式がいいのか、また台数的な問題、それから
シェアサイクルとかという問題がございますので、今ご指摘ありました機械式、地下式、またそれぞれの再開発等でできる駐輪場の台数、こういったものを含めて総合的なところで判断をし、どういった形が一番望ましいのか、今後検討を進めたいというふうに考えてございます。
◆
山田貴之
今後、検討を進めていく中で、この委員会でもぜひ報告をしていただいて、その中でまた委員間でも審議を進めていきたいというふうに思いますけれども、今ご指摘したとおり、現状でもすぐ気づくところでも、喫煙所の問題、お手洗いの問題、また駐輪場の問題、こういうところが課題として挙げられるかなというふうに思いますので、ぜひ検討を進めていただきたい。地域の方の声を聞きながら検討を進めていただきたいというふうに思います。
駅前が、駅がきれいになって便利になるということは、当然そこで人がやってくるわけですし、人の往来もふえる、交通量もふえる。そういう中で、そこが利便性を本当に高めることができるかというのは、駅舎の改築だけにとどまらず、やはり区のこういう
駅前広場をどういうふうに快適に使っていただけるように整備できるかということが大事だと思いますので、ぜひ
関係機関としっかり調整をして、検討を進めていただきたいと思いますけれども、考えをお願いします。
◎
地区整備事業担当課長
ご指摘のとおり、
駅前広場というのは1つ駅の顔の部分でございます。周辺の再開発も含めて大きく変わっていく中、やはり
駅前広場の今、今回ご提示しました線形だけでなく、さまざまな附帯施設、デザイン含めて非常に大きな課題だと考えておりますので、
庁内各部署、また
関係機関とも十分協議しながら、ぜひ玄関口にふさわしい
駅前広場になるように、今後とも検討を進めてまいりたいと思っております。
◆鈴木こうすけ
おはようございます。よろしくお願いします。
冒頭、
今山田委員からお話しあった、私もちょっと気になっていたんですけれども、この喫煙所、うちの会派の松岡区議が一般質問でも、ちょっとかなり煙が出て、吸い殻がたまってしまって、そこからまた消えていないから、その煙でかなり皆さんにご迷惑がかかっているというふうな、もうやっぱり苦情みたいな形が地元の住民の方から出てきているというふうなお話を頂戴していますけれども、先ほどお話しあったとおり、ちょっとまだ喫煙室の設置はまだ考えていないというふうな先ほどご答弁だったと思うんですけれども、例えばよく駅前の開発のときには駅ビルができて、そこの隣接地に例えばイメージしていただくと、池袋の西口公園の脇ですとか、新宿ですとか、渋谷ですとか、かなり大きなところに関しては、そういった配慮がかなりされているというふうな私も認識なんですけれども、ぜひそういった、当然たばこを吸われる方もいますし、今受動喫煙の問題等々、いろいろなお話が上がっているので、ぜひそこの部分に関しては、この
整備計画の中では、こういった
喫煙スペースをつくるというところは、ぜひどういったものをつくるんだというのは次回の計画等では上げていただきたいなというふうに思いますけれども、まずその点だけちょっとお聞かせいただければというふうに思います。
◎
地区整備事業担当課長
今、真ん中の交通島が喫煙所としてかなり使われております。実際に、先ほど申し上げましたように、本来
歩行ルートはそこでございますので、受動喫煙含めて吸われる方、吸われない方、さまざまなご意見を頂戴しているというふうに聞いております。今回のこの
駅前広場におきましても、やはり
喫煙スペースについてもしっかり検討していくべきテーマといいますか、要素というふうに考えております。
先ほど申しましたように、今後区として分煙、受動喫煙含めてどのようにしていくべきかというのをちょっと考え、その辺とも整合性を図りながら、この喫煙の問題に関しましてはしっかり
駅前広場整備までには結論を出すべき話として検討を進めてまいりたいと思っております。
◆鈴木こうすけ
よろしくお願いいたします。
それと、ちょっと私これ気になっていたんですけれども、私も三田線を使って、新板橋の駅からJRに乗りかえる際に、あそこ、新板橋の駅からJRまでの通路というところでかなりの、逆のパターンもあると思うんですね。帰りは、例えばJR板橋駅から
都営三田線の新板橋駅に戻るというふうなところがあるんですけれども、この乗りかえの経路の道路の整備というところに関しては、そこまでは今回の
整備基本計画の中には入っていないという形でよろしいんですか。すみません。
◎
地区整備事業担当課長
この
駅前広場の検討の中ででも、やはりこの地域というのは、1つ今ご指摘がありましたように新板橋、またもう
一つ下板橋という、JRの駅を含めて3つの駅が使える
駅前広場というところが1つ特徴でございます。
そのメリットといいますか、ポテンシャルを生かす意味でも、3駅間の乗りかえの利便性といったものをきっちり訴求できるような、PRできるような駅にしていきたいと思っておりますので、
駅前広場内でそういった案内の表示等々もきちんと検討すべきだろうというふうに思っておりますし、それ以外に、先ほどその前のページでお話しさせていただきました
まちづくりプランの中でも、やはり地元の方々もこの3駅を持っているという強みをきちんと生かすべく、途中の
サイン表示であったり、各駅とこのJR駅との連続性みたいなものの演出ですとか、そういったものを皆様方考えていらっしゃいますので、こういったところとも連携しながら、今ご指摘ありました新板橋、下板橋も含めて、駅のほうの連携性といいますか、その辺については十分配慮していきたいと考えているところでございます。
◆鈴木こうすけ
ありがとうございます。ぜひ前向きに検討していただければというふうに思います。
それと、次は上板橋駅前の
周辺地区の中から、何点かちょっとご質問させていただければというふうに思いますが、こういった形で、まず上板橋駅の南口駅前、東口のこの周辺の整備ということで、平成16年度の
都市計画決定した後、さまざまな事情から苦渋の決断で暗礁に乗り上げ、一時中断をしてしまったというふうな過去があるというふうに私もお聞きをしているんですけれども、この地元の方の思いで、再開発に向けて、区として今後どういうふうに取り組んでいきたいかというところをまずお聞きをしたいなというふうに思います。
◎
地区整備事業担当課長
ご指摘のとおり、凍結以来、随分長期化しておりまして、地元の方々に大きなご負担をおかけしているところでございます。もともと区といたしまして、今回ここの図でもございますとおり、
駅前広場や幅員16メートルの
都市計画道路ということで、やはりこの地域、災害上、防災上非常に課題が多いというところから、こうした都市
基盤施設を入れながら面整備をしていく必要があるであろうという判断で
都市計画決定をしておりますので、地域の、相変わらずこの地域はまだ細街路が多く、緊急車両が入れないというところも数多く残っております。
そうした課題解決のために、ぜひ地元の方々のご理解をいただきながら、この事業を早期実現に向けて進めていきたいという考えでございます。
◆鈴木こうすけ
ぜひ、平成16年ということは、もうかなり14年ほどたっているということで、なかなか一旦こういった形で計画が上がってもだめになってしまってというふうな、地元の特にご要望も私も頂戴をしておりますので、しっかりと具体的な実現、実効性のある予定計画をつくっていただきたいなというふうに思います。
それと、4ページです。
これを最後の質問とさせていただきます。まず、上板橋駅の南口の駅前西地区、それと一体化して上板橋南口銀座商店街
まちづくりガイドラインということで、先ほどご説明頂戴しましたけれども、まずこの進捗状況について、区の認識をお伺いしたいなというふうに思います。
◎
地区整備事業担当課長
西地区
検討継続区域の状況でございますが、こちらのほうにつきましては、先ほど申し上げましたように協議会を開催しているところでございますが、まだ協議会の権利者ベースで見ますと、協議会の加入者がまだ6割に到達していない状況でございます。
また、協議会のほうも開催しておりますが、発起人といった方々4名程度の参加にとどまっておりますので、この辺のやはり合意形成というのが1つ大きな課題かなというふうに考えているところでございます。
まちづくりガイドラインのほうは、先ほど申し上げましたように地域の商店街の方々が、いわば再開発により16メートル道路の、
都市計画道路の裏側みたいなイメージになってしまうのではなかろうかという危機感から自主的にこの
ガイドラインを作成し、今どこもなかなか商店街は厳しいということで、活性化に向けた取り組みをしておりますので、区のほうとしましては、ここに書いてもございませんが、近隣の視察で練馬区の成功事例なんかも一緒に行かせていただいて勉強したりということでやっておりますので、こうしたものが一体となって商店街の活性化、
まちづくりの機運醸成につながればというふうに考えているところでございます。
◆鈴木こうすけ
ぜひよろしくお願いをいたします。当然これは、南口の駅前の整備と、それと商店街のこういった
まちづくりの
ガイドラインというのは同時並行でいかなきゃいけないというふうに私も認識していますけれども、これは基本的には私のちょっと認識なんですけれども、並行に進められているというイメージでよろしいですか。
◎
地区整備事業担当課長
本来は、これはそれぞれ全部一体的に進めていくべきものというふうに判断しておりますが、現在のところ、いわば東地区が
事業認可に向けてということで具体的な動きになっておりますので、この辺が1つリーディングプロジェクトみたいな形で、こういったものを推進力としながら西商店街がそれにあわせて動いていくと、そんなような形で今動いているのかなという状況でございます。
◆鈴木こうすけ
ありがとうございます。ぜひそういった形で動いていただければというふうに思います。
最後、要望ですけれども、旧川越街道を過ぎて、川越街道を出ますと、板橋の中でも有名な五本けやきというものがございます。そして橋を、川越街道を渡って練馬区方面に行きますと都立の城北公園もございます。
私、ずっと前から感じていたんですけれども、こういった南口の商店街の
ガイドラインプラス、当然そういった板橋の歴史の五本けやきみたいなものもピックアップをしながら、都立の城北公園、当然2020東京オリンピック・パラリンピックの競技大会ございますし、そういったものも一体化して、例えば都立の城北公園で、公園の中で運動した後に、こういった商店街の南口の銀座商店街で買い物をされるみたいな、何か一体的なアプローチをちょっと要望したいというふうに思いますが、それだけご意見頂戴できればというふうに思います。
◎
地区整備事業担当課長
ご指摘のとおり、この地域、南口の
駅前広場から川越街道、そしてその先に城北公園がございます。また一方で、北側には中央図書館の話もございまして、教育科学館もあります。非常に東上線の中でも区内の中心に位置する駅で、ポテンシャルが高いと思っておりますので、そうした
まちづくりの先には、そういったものも一体的に考えて、ぜひ大きな発展ができるような
まちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。
◆山内えり
1ページの板橋駅西口のところなんですけれども、これまで
まちづくり協議会が設置され、活動しているということなんですけれども、勉強会の中では、今どんな勉強会の中身といいますか、皆さんでどんなお話がされているのか、少しお話しいただければと思います。
◎
地区整備事業担当課長
まず、スタートの時点では、お集まりいただいた方々に、まずご自分の板橋
西口地区のまちの強み、そして課題なんていうものを、いわゆるブレーンストーミング形式で班ごとにディスカッションしていただきまして、このエリア、大変広いエリアでございますけれども、例えばバーリントン広場であったり、さまざまな既存のものを使いながら、より多くのイベントができるのではなかろうかという可能性の議論、一方で放置自転車であったり、たばこの問題であったり、それからファミリー世帯向けのお店が少ないですとか、日曜日になると多くの店が閉まってしまうですとか、いろんな課題、地元の方々が肌で感じた魅力と課題を今皆さん方で議論いただきまして、それを改善していくためにどのような手法があるのか、何ができるのか、そのようなところを少しずつ今検討を進めていって、先ほど申し上げましたように、いずれはルールづくりに発展できればというふうに考えているところでございます。
◆山内えり
町会の方ですとか、商店街の方も加わって活動されているということなんですけれども、いわゆるこういった勉強会というのは、住人の方はご存じということでいいんですかね。長年こういう計画については、聞くところによっては40年ぐらい前からこういうのを希望している人もいたとかという話を聞くんですけれども、なかなか住人の人からすると、この
まちづくりの協議会に、勉強会ですか、に加わっているのか、それとも特に町会の長の方とか中心的なことなのか、人数ですとか、それから住人の方がどんなふうに加わっているのかというのがわかれば教えていただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
もともとこの協議会、昨年度の段階では、町会、商店街の方からご推薦いただいた方で構成しておりまして、26名でスタートしてございます。今年度になりまして、公募の委員をこの勉強会が発行している
まちづくりのニュース及び区のホームページ等で募集いたしまして、2名の住人の一般公募の方にも、この6月の会からご参加いただいている状況でございます。
◆山内えり
西口、それから板橋
駅前広場も随分全体的なそういう変わっていくといいますか、新しい計画になっていくと思いますので、今住んでいる方の声も聞くような形で進めていただきたいと思います。
それから、今後の予定のところで、先ほど原案の
説明会開催、7月6日、7日というふうに聞こえたんですが、もう一回日にちの確認と、それから場所、時間、それから開催の周知はどのようにするのか教えていただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
先ほど申し上げましたのは、今後の予定の中にある
事業説明会、
準備組合が開催する
事業説明会でございまして、こちらのほうが7月6日金曜日と7月7日の土曜日、まだ詳細には聞いておりませんが、いずれも夜の時間帯にハイライフで開催する予定というふうに聞いておりまして、主に事業者側の説明会ですので、施設の状況であったり、この再
開発事業の中身についてのご説明になるかと思います。
(「周知方法」と言う人あり)
◎
地区整備事業担当課長
周知方法ですが、失礼しました。この上に
まちづくりプランの区域図がございますが、この区域の範囲内にポスティングをする。また、あと再開発のエリア内に6か所か7か所、掲示板が今再開発の掲示板がございます。その掲示板にも張り出すという形で周知を行う予定でございます。
◆山内えり
では、ぜひ多くの方に周知していただけるようにお願いします。
それから、ちょっと聞き間違えましたけれども、
都市計画素案及び説明会の開催というのは今年度となっておりますが、いつごろになる予定かお示しいただければと思います。
◎
地区整備事業担当課長
まだ確定している段階ではございませんが、
都市計画決定を今年度中にやるとなりますと、逆算していきますと、この素案、原案の説明会は夏以降ぐらいにはやらないと間に合わないのかなというふうに思っているところでございます。
◆山内えり
わかりました。
それから、上板橋駅の
周辺地区の点で、3ページなんですけれども、先ほど東地区については
事業認可に向けて具体的に動いているということなんですが、具体的というのがもう少し具体的に、ちょっと経緯のところからご説明いただければと思うんですが、あと7割の方の同意ということもありまして、同意されていない方のご意見なども、もしおわかりになれば教えていただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
なかなか具体的といっても表面に出てこない話ですので、組合員の皆さんもわかりにくいところかと思いますが、1つには、先ほどお話ししました測量等で現地に入り、それぞれの方のおうちにも入らせていただいて、そういう測量等といった作業も行っております。そういった測量等をベースに、具体的に計画の施設の範囲であったり、設置場所であったりといったものを議論、検討を進めるとともに、実際どういった施設、何階建てのどういったビルでいけばいいのかという事業計画のような手順を今後進めていく。
また、一方で国道に接しますので、国道の管理者である国であったり、また交通管理者である警視庁、こういったところと具体的な
基盤施設の構造の検討を行う。また、鉄道と隣接しておりますので、東武鉄道側とも協議を進めていく。こういったのが1つ具体的な議論の中身かなというふうに思っております。
◆山内えり
それから、今後の予定のところに、
生活再建サポートセンターの設置とあるんですけれども、これは残地にかかわることということなんですが、区の方が入られるのか、それとも何か委託するのか、そのあたりの設置の状況についてどういった形で設置になるのかお示しいただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
この
生活再建サポートセンターにつきましては、現在委託による方法を考えております。民間のいわゆる、民間と言うとあれですけれども、民間の
準備組合で実施する再
開発事業でございますので、今回の場合、セカンドオピニオン的に第三者として相談できる者ということで、公共的な法人と申しますか、そういったところにこのサポートセンターを委託しようということで、現在検討を進めているところでございます。
◆山内えり
委託で入った方というのは、常駐なんでしょうか。それとも電話対応とかなんでしょうか。そのあたりもお示しいただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
現在のところ、常駐ではなく、専用回線を引いて電話対応、そして必要に応じて来ていただいて個別訪問といいますか、相談といいますか、そういったような形をイメージしてございます。
◆山内えり
すみません。それから、この設置はいつ、もう設置されているのか、今後なのか、ちょっと時期について教えてください。
◎
地区整備事業担当課長
事業認可のスケジュールによりますが、今年度の下半期を予定してございます。
◆はぎわら洋一
何点かお聞きいたします。まず、板橋駅西口、平面図、大分煮詰まってきているのかなというふうに思うんですけれども、ここまで来たらちょっとデザイン的、これユニバーサルデザインを当然採用してやるんだろうけれども、バス乗車、タクシー乗車、福祉車両乗りおりするというふうになっていて、タクシーがプールすると。
ちょっとその辺を具現化した絵というか、区民にわかりやすいようなデザインというか、デッサンした、そういうものをちょっとこんなイメージになりますよというのを張り出すようなことは、今しているんでしょうか、していないんでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
今委員からご指摘のあった、いわゆるイメージパースみたいなものかなと思いますけれども、まだ先ほど申し上げましたように上物のイメージ、例えば今後の検討課題ですが、例えばこの交通機能が駅側に集約したときに、そこに屋根をつける、つけないとかというのも含めて、いろんなデザインの要素はあると思いますので、その辺がまだこれからの議論になりますので、まだそういった具体的な図につきましては公開せず、この平面図だけの状況でございます。
◆はぎわら洋一
どういう案が、それが許可されるか、されないかという問題もあると思うんだけれども、デッサンというか、10案とか20案とかできればつくって、本当にいいものをつくってもらいたいなという、それは芸術作品をつくるわけじゃないんだけれども、やっぱりいいものをつくろうと思ったら、ピカソなんかゲルニカ1つ、多分1つの手だけで250枚とか、次元が違うけどね。そのぐらいやっぱり入れ込んでやっていただきたいなという部分が1つあります。
それと、あとは工程表だよね、工程表。ざっくりでもいいし、バーチャートでもいいし、もしフローでちょっと簡単にこんなイメージですという、要するに目に訴えるものをちょっとつくってもらいたい。また、ここでも説明するときも、そういうものがあるとうれしいよね。その辺いかがでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
実際、内部的にはさまざまな交通処理含めて、バスが回れる、回れないですとか、回転半径とか、タクシープールはどこに持ってくるのが一番効率的だという議論はさせていただいているんですが、1つ交通管理者と協議が整った部分を含めて、1つまずはベースとしてこの図をお示しさせていただいたところでございます。
今後、イメージ等に含めましては、住民の方々と先ほど申し上げた協議、勉強会のほうで議論するときに、どういった形で出すべきかというのは少し検討させていただきたいと思っています。
また、工程でございますけれども、この
駅前広場、恐らくでございますが、2つの開発のときにかなり大型車両が搬入されるスペースになりますので、それらの工事がある程度めどがつかないと、この再整備はできないので、そこに大きく左右される工程にはなりますが、おおむね、例えばその再開発後、このぐらいの調子でいきますとか、その前にこのぐらいの時点で計画を策定していきますとか、そういったものはこちらのほうでも検討はしておりますので、それも含めて皆様方にどういった形で公開するのか検討させていただきたいと思っております。
◆はぎわら洋一
そうすると、この西口、
板橋口地区のこちら側がタワーが建つ。あとこの西口のこれタワーが建つというか、その一番最後の仕上げということだ。10年後かという感じかな、まあいいや。そんなイメージなの。それはこっちへ置いておきます。
次に、今度は上板橋ね。上板橋も僕、同じような内容なんだけれども、やっぱりこれもフローチャートというか、やっぱりこう見るとこの緊急車両、当然防災・減災、そういう部分でこのルートが必要だよと。消防自動車が入ってきたり、緊急車両が入っていったりするために、何としてもこれが必要ですという案が一番初めに来て、次に下のピンクになるのか、ダイダイ色になるのか、その辺もちゃんと工程表をつくって、その中に当てはめていって、わかりやすく近隣の人にも訴えられるといいかなというふうに思っているんですけれども、その辺の工程表なんかはいかがでしょう。
◎
地区整備事業担当課長
実際に今後どう進むのかというのは、このエリアの皆様方、近隣の皆様方、非常に気にかけていらっしゃるところでございますので、ある程度そういった方向性とともに、工程みたいなものもお示ししていく必要あるかと思っています。
一方で、ただなかなかご賛同いただけていない方のご心情をおもんぱかりますと、なかなか工程がひとり歩きするのはいかがなものかというのはございますので、そういった点も含めて地元の皆さんの理解をいただきながら、どういった情報の提供の仕方がいいのかというのは、少し考えていきたいと思ってございます。
◆はぎわら洋一
だから、防災的にどうしてもこれがもう必要ですって、あいたら、先ほどちょっと鈴木委員が言われたように、本当に一体的にすばらしいまちになりますというような、何か夢を語ってもらいたいですね。ちょっとこれ希望です、よろしくお願いしたいと思います。
◆中村とらあき
まず、この事業なんですけれども、第1番目に再開発、そして2番目に商店街区域の
地区計画、そして地域振興計画、計画とまでは言えないと思いますが、こうした横断した各課や署といったものを横断した体制といったものが必要になってくるかと思いますけれども、その辺の連携は今のところどのようにしてとられていますでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
それぞれ当然現在
まちづくりという言い方で、所管している私どものところだけではおさまり切らない話になってございますので、例えば商店街の振興であれば産業振興の部分と、また先ほどの
駅前広場等であれば、もう先ほど喫煙の話であれば環境ですし、自転車であればこちらの土木部の交通安全、そういったさまざまなところと定期的な協議、また必要に応じて個別の協議、こういったものを係長ベース、もしくは管理職ベース含めて多様な形で協議しながら全庁的なもの、また、区外も含めてさまざまな機関と協議しながら進めているところでございます。
◆中村とらあき
その中で、やはり周辺地域開発、こうした計画や、またその事業対象となっていないような周辺地域も含めたいわゆるステークホルダーと言われるような方々も入れていくべきだと考えております。
その中で、やはり旧川越街道沿いの方々、商店街の振興ということが入るのであれば、ある程度そこも考えていく必要があると。そうしますと、さまざまな助成金メニューというんでしょうか、そういったものも考えながら進めていくべきだと私は考えているんですけれども、そのあたりについてご意見いただきたいと思います。
◎
地区整備事業担当課長
1つツール、ツールという言い方が適切かどうかわかりませんが、先ほど申し上げました
合同意見交換会というのが、やはりそれぞれの
準備組合、協議会、商店街というくくりですと、なかなかそれ以外の方が意見を言う場、情報をとる場がないということで、
合同意見交換会というのを開始しておりまして、これは現在のところ東、西商店街、それぞれが活動の状況を報告し、フリーにさまざまな方々が出席できるところでございますので、こういったものも活用しながら地域の方々に広く情報を提供させていただきながら、
まちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。
◆中村とらあき
次に、やはり今回この計画が、過去平成16年、先ほど鈴木委員のほうからもございましたけれども、長い間進まなかったということで、多くのここの住んでいる方たちが年齢も重ねて、そしてもう自分たちが生きているうちにこのまちをどうにかしなきゃいけない。また、自分たちの生活もかかってきて、そういった中で、やはり合意形成といったものをきちんと進めていく。
我々の仕事というのは、これは自分の個人的な意見ですけれども、合意形成がきちんとなされるように、我々お手伝いするという立場で、いたずらに自分が議員だからといって入っていくようなことはしないで、いつも話を聞いて、いろんな方からここの場でお助けできることはないかといったことで考えております。
そうした時に、やはりここの地区に住んでいる方たち、特にこの計画に入ってる方々、権利者を初めとして全ての権利を、権利という言葉でくくるのではなくて、関係者の方々に全て会って、いろいろ合意形成を行政側としても進めていく必要があるのではないかと思いますが、その辺についてご意見いただければと思います。
◎
地区整備事業担当課長
ご指摘のとおり、まずはこの計画に当たっている方々の生活再建を含めて、多様な不安のある方々のご理解等も必要かと思っております。区側としましても、必要に応じて
準備組合等、事業協力者等とも連携しながら、そういった皆様方のご理解を得るためにどのようなことができるのか、一緒に協議しながら適切な方向で対応していきたいというふうに考えてございます。
◆中村とらあき
最後に、要望といたしまして、やはり一人ひとりの、重要なのはやはり権利者の方々だと思いますので、全ての権利者に会っていただけるように、これは私からの要望となりますけれども、そういったことも権利者の方々に伝えながら、全ての権利者の方々に行政側からも会っていただくという努力を続けていただきたいと思います。
◆五十嵐やす子
お願いします。
まずは、板橋駅の西口駅前なんですけれども、ちょっとすみません。単純な質問で、旧中山道から反対側、スーパーがあるほうに渡るのは、ここ特に変えた地図の中で
横断歩道が書いていないんですけれども、それはどの辺になるんでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
ここは、実は
横断歩道がつくれない位置になってございまして、踏切道がありますので、余り申しわけありませんが、遮断中に横断している方がいらっしゃることは事実でございますけれども、交通管理者のほうの判断で、ここには
横断歩道がつけられないので、実際に渡るところとなりますと、八千代銀行が変わってきらぼし銀行でしたっけ。名前が変わっているので、この銀行のところから渡るというのが正しい横断方法になります。
◆五十嵐やす子
なかなかあそこって難しいと思いますし、それこそみんなで渡れば怖くないみたいにばらばらとなっちゃう。それはまた困るので、ここをせっかく整備するときには、その辺もきちんと伝えていかないといけないと思うんですけれども、それはこれからなんですけれども、そこはよろしくお願いしたいと思います。
それから、ここの、さっきからもいろいろな委員の方から出ていますけれども、喫煙所のことですね。今、昨年も1年間健康福祉委員会の中でも陳情がたくさん出て、東京都の条例、または3定でも、また新たにされるような話も聞きますし、あと、建物の中だけじゃなくて外ということが今すごく、去年の健康福祉委員会の中でもすごく各委員から話題、話題じゃなくて課題として出されていましたので、本当に板橋の顔になる駅ですので、そこの部分はしっかりと考えていただきたいと思います。
全庁的に、副区長をトップとして受動喫煙については話し合いをするというふうに伺っているんですけれども、その中でも、今回のようにJRの板橋駅前はもちろん、これから、さっき出ました上板橋駅前とかもどんどん駅前の整備が整えられて、せっかくすばらしいものになっていく中で、たばこのところだけは変わっていないねと言われるのは、とても残念なように思いますので、ぜひそこは
まちづくりと受動喫煙、路上の喫煙というところは、しっかりと取り組んでいただきたいと改めてお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
確かに、非常に難しい問題であるというふうに考えております。今現在ある施設ですが、単純に残せばいいというものでもございませんし、受動喫煙ということで、オープンエアの形の喫煙所がいいのか、それともこの分煙の時代に区がみずからボックス型とか、インドアのものをしっかり用意する必要があるのかどうか、そうしたものは先ほど申し上げたように、区全体の方向性ですとかというのを見ながら、どのような形が最も望ましいのか、少し整理しながら整備に当たっていきたいというふうに考えてございます。
◆五十嵐やす子
それから、上板橋の駅前なんですけれども、私もずっとここが整備されたらパチンコ屋さんはなくなるというふうに思っておりましたし、地域の方もそういうふうに思っている方が多いと思うんです。
今回、それがちょっと状況が変わってきたということで、これから説明会があるというふうに先ほどお話があったんですけれども、その説明会、いつごろなされるかをちょっと教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
組合員向けの説明会は、5月の末に既に行われているものでございまして、それ以降、基本的にはパチンコ屋さんも一定程度想定しての合意の確認の作業を始めましょうという予定で、今動いているところでございます。
◆五十嵐やす子
もし、大丈夫なようでしたら、そのときどのようなことがご意見として出ていたのか、教えていただけますでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
そのときには、事務局のほうでご説明をしたというところでございます。特に意見ということはなかったんですが、ただ1点だけご質問ございまして、現在の地主の方が購入されたときに、パチンコ屋さんが出ていくという覚書はなかったのかというご質問がございましたので、なかなかそういう権限的なものは区のほうにはございませんので、パチンコ屋さんが出ていく、出ていかないといったような覚書はございませんというようなお話はさせていただきました。
◆五十嵐やす子
いろんな方に一般的な話としてお話を伺うと、やっぱり住居の中にパチンコ屋さんがあるのはどうだろうとおっしゃる方が結構いらっしゃるんですね。例えば、資産価値というのも、初めに自分が思っていた、そこに移って住んで自分が持つであろう資産価値というのがどうなるんだろうとか、いろいろやっぱり疑問を持たれる方がいらっしゃるんですね。
この部分は、民間がすることなので、区がどうのということにはならないと思うんですけれども、ただやっぱり区民の人もちょっと戸惑いがこれから出てくるのかなというふうに、ちょっと私も心配しているんです。
ここまでいろいろお話が進んでいる中で、ちょっとハードルが1つもしかしたらできたのかなというふうに感じているんですけれども、その辺はどのようにお感じになっているんでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
合意形成という意味では、少し厳しいお話かなというふうに考えているところでございます。ただ、昨今どうしても駅前の開発ですと、このパチンコ屋さんを巡るというお話は少なくはない事例でございまして、実際に入っているケースもあるということでございますので、皆様方にきちんと情報を提供させていただきながらご理解いただければなというふうに考えているところでございます。
◆五十嵐やす子
川越街道の反対側の桜川の地域に私も住んでいたことがありまして、ちょうど今この再開発になるところも、よくいろいろ仕事でも通っていましたし、個人的にも通っていて、行きどまりの道があったり、本当に細い道で車が入れなかったりとか、すごく本当に火事のとき大変だなというふうに、それは実感していたので、本当にこの16メートルという広い道路ができたら、そういう意味では一つのことがちょっとほっとできるかなと思うんですけれども、反対に、2011年に火事があった今ある商店街側はそのままの道路なわけですね。
そっちのほうは、結局火事があったのは、そのまた計画から離れて、外れているところなんですけれども、今度きれいに今整えられようとしているところと、今まだちょっと考え中のところと、またそのこっち側で、3つ地域、本当に狭い地域なのに温度差が、温度差というんでしょうか。これから随分変わっていくと思うんです、まちのあり方が。
その辺については、何かまちの方が何かおっしゃっていたりとか、余りそういう話は聞かないんでしょうか。今
都市計画になっていないところの方から、特に何かそのようなご意見とかはないんでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
ご指摘のとおり、今回の計画の範囲だけで、この地域が完全になるかどうかというと、確かになかなか難しいと思います。こういったものは、こういった
都市計画事業を契機に少しずつまちが変わっていく、一つのインパクトというふうに捉えていただければというふうに思っております。
エリアとしたところじゃないところとは、なかなかお話しする機会はございませんで、先ほどの
合同意見交換会ですとか、商店街の方と話している時点では、エリア外については、なかなか具体的にどうこうといったようなご指摘またはご意見は頂戴していないところでございます。
◆五十嵐やす子
ありがとうございます。
それから、この駅前なんですけれども、
駅前広場ができると、今まで細い路地で余り商店街にもくっついていないしというようなところが、今度は広場と面することになって、一等地に変わっていくわけですよね。
また、その反対側、道路に面しているほうもやはり商業的にも今まで使われていなかったところが商業として使われるようにもなっていくというような、この地域自体が変わっていくように思うんですけれども、今協議会というふうになっていて、まだ6割に達成していないというのはあるんですけれども、その皆さんのお話もやっぱり随分変わってきてはいるんでしょうか。
自分の住んでいる土地がこれからいろんな意味で変わっていくということに関しても含めて、どのように話し合われているんでしょうか。
◎
地区整備事業担当課長
今のご指摘、西地区の協議会のほうのお話かと思います。西協議会のほうは、現時点では、なかなか再
開発事業が進まないという中で、ではどういう手法で
まちづくりを進めるのが西地区にとって望ましいのかというところの議論を今いただいているところでございまして、なかなかその先に、
まちづくりができた暁にどう変わっていくのかというところまでは、まだ議論に達していないところでございますが、一般的に今ご指摘いただいたように、例えば16メートル道路に面している方々も、例えば自分のうちが16メートル道路の前面に建つということがどういうものなのかというのは、なかなかおわかりに、具体的なイメージが湧かないと思いますので、こうしたものは先ほど来ご指摘いただいていますように、少し情報の出し方なり、協議の仕方なり、そういったところで少しご理解していただくように努める必要があるのかなというふうに考えているところでございます。
◆五十嵐やす子
それから、ここに
駅前広場が随分広くできて、ここにタクシーも入ったり、絵としてはバスが入っているようなのも描けるように思うんですけれども、それが例えば大山駅前の広場をこれからつくったりとかというときに、区内で例えば上板橋から桜川とか小茂根とか、小さい、りんりん号までいかなくてもいいので、バスを回したりとかして大山に来ると。今もいろいろと不便だと言われていますので、そのこともあわせてこれからちょっと考えていただけるとありがたいなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。まだ先だとは思うんですけれども。
◎
地区整備事業担当課長
まだ先の話にはなるかと思いますけれども、当然我々としましては、
駅前広場をせっかく整備したわけですから、この上板橋の駅にもバスを入れていただきたいというふうには思っているんですが、なかなか今のところ国際興業のほうがいい返事をいただけていないのが実情でございますが、そういったバスルートの見直しと同時に、こうした開発がそれぞれ今ある意味単発で動いていますけれども、最終的にはそれぞれの再開発同士のネットワークも含めて、交通機関というものは現在、交通施策の計画策定の段階にも入ってきましたので、そういったところとも連携しながら、ネットワークとして少し考えていく必要があるのかなというふうに考えているところでございます。
◎
都市計画課長
今答弁したように、交通施策のマスタープラン等、今見直しを検討しております。ただ、
交通結節点となる時期とかそういうものを含めまして、将来的に変化する分については、その辺捉えていかなくちゃいけないとは思っておりますが、どこまで書き込むかというのは別の問題といたしまして、重要な位置づけになってくるということはこちらも認識しておりますので、それもちょっと踏まえて検討していきたいというふうに思っております。
以上でございます。
○委員長
本件につきましてはこの程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○委員長
次に、
高島平地域の
まちづくりの状況について、理事者より説明願います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
それでは、
報告事項2番、
高島平地域の
まちづくりの状況についてご説明させていただきます。
資料6をごらんください。
本案件は、
高島平地域の
まちづくりの状況について、主に当課が実施している事業に関する現状と今後について報告するものでございます。
まず、項番の1、アーバンデザインセンター高島平を活用した
まちづくりの推進についてです。
アーバンデザインセンター高島平は、平成27年に策定しました
高島平地域グランドデザインに基づき、民、学、公の各主体がまちの将来像を描き実現する
まちづくりのプラットホームとして、平成28年11月に設立いたしました
まちづくりの推進組織です。略称をUDCTakと呼んでおります。
(1)これまでの経緯と経過でございます。
主に、こちらの資料に記載の5つの活動を展開してまいりました。
1つ目、大学等の連携プロジェクトでございます。
大学や民間企業、地域活動団体などと連携いたしまして、地域の課題解決や
まちづくりに向けた研究活動を行っております。現在、買い物支援、それから花壇づくり、ジョグアンドウォーク・パトロール高島平、それから防災ゲームの開発、高島平ヘリテージ活動の5つのプロジェクトを展開してございます。
2つ目のデザインスクールでございます。
デザインスクールとは、
まちづくり分野で実務に携わる専門家などから、地域住民が関心の高い
まちづくりの課題についての講義を受けたり、ワークショップなどを通じて高島平の
まちづくりの機運の醸成を図っていくという目的で実施しております。昨年度は、全6回を開催いたしまして、延べ249名の区民が参加いたしました。
以下3つの取り組みにつきましては、主に情報発信の取り組みとなっておりますが、専用ホームページの開設を行いました。また、UDCTakのニュースを発行いたしまして、さまざまな場面で配布を行っております。また、最後のイベントへの出店でございますけれども、高島平の主な行事であります高島平ロードレースや、高島平まつりのほうにUDCTakの活動をPRいたしました。
次に、(2)今後についてでございます。
これらの活動で得られた課題や成果を踏まえ、より具体的、発展的な活動を展開していくことを基本としながら、UDCTak組織としての将来的な自立に向け、自主事業等の事業化を進めるため、社会実験などでの検証や、拠点のあり方や区以外からの財源確保を見据え、他の団体との連携、協力づくりを進めてまいります。さらに、戦略的な情報発信などによる活動の見える化と、地域活動の担い手の発掘や育成に取り組んでいく予定でございます。
続きまして、項番2、プロムナード整備の推進についてです。
プロムナードにつきましては、
高島平地域グランドデザインで示した取り組みの一つといたしまして、
高島平地域の東西と南北の緑地を中心とした公共空間を新たな資源として捉えまして、緑とにぎわいの空間としてデザインしたプロムナードの再整備を掲げ、進めているものでございます。
(1)これまでの取り組みの経緯と経過でございます。
昨年度、ことしの1月になりますけれども、高島平プロムナード基本構想を策定いたしまして、高島平の自慢となる緑豊かな居場所をつくるというのを目標にいたしまして、地域が持つさまざまな活動やポテンシャルを最大限生かすプロムナードが地域の新たな価値を創造する居場所として再生していくためのにぎわいのある、歩きたく、憩いたくなる空間づくりを行っていくというような考えを示したところでございます。
また、プロムナードの再生に向けた取り組みの一環として、昨年の9月28日から10月10日の4日間になりますけれども、高島平駅駅前の緑地のところにおきまして、プロムナード活用社会実験、高島平のグリーンテラスというものを試行的に実施いたしました。
(2)の今後でございます。
基本構想の実現に向けまして、緑豊かな居場所づくりを進めていくことを考えておりまして、にぎわいや健康増進など、多様な活用方法を試行的に実施していく予定でございます。具体的には、商店街などと連携いたしまして、屋台やキッチンカーによるにぎわい空間の創出や、こども動物園と連携した事業、それから地域団体や大学等との協力を得た音楽や文化芸術活動などの取り組みを展開していく予定でございます。先日も、グリーンテラスとして5月27日に高島平駅前で実施いたしましたが、次回は7月7日新高島平駅前での実施を予定してございます。
なお、整備につきましては、今後整備箇所や整備内容など、プロムナード構想に基づき検討し、進めていく予定となっております。
次に、裏面、2ページ目をごらんください。
項番3、旧高島第七小学校跡地を含む公共用地の再整備についてでございます。
旧高七小を含む公共用地の再整備につきましては、
高島平地域グランドデザインにおきまして、都市再生のリーディングプロジェクトと位置づけ、社会経済状況の変化や将来的な予測も踏まえ、中長期的な
まちづくりに向け検討中でございます。
(1)これまでの取り組み経緯、経過の1)施設の概要でございます。
資料記載のとおり、旧高島第七小学校や高島平図書館、地域センター、健康福祉センターなど、公共施設が区有地にあります約2ヘクタールの中にございます。現在、旧高島第七小学校につきましては、登録利用団体56団体に対して地域開放教室、新開放教室、旧保健室、校庭を貸し出ししております。
また、旧高島平健康福祉センター跡地につきましては、隣接する東京あおば農業協同組合の建物解体、新店舗建設に伴い、現在仮設店舗用地として貸し出し中でございます。
次に、2)番、
高島平地域グランドデザインにおける方向性についてです。
グランドデザインでは、事業実施方針の決定までには至っておらず、再整備の活用の方向性と展開検討パターンを列挙するということにとどまってございます。
グランドデザインでは、こちらのアの再整備地区の活用案のとおり、民間収益施設の事業展開パターンである商業、住宅、教育、業務、またそれらを複合するといった5つのパターンを示すとともに、周辺の公共施設も含めた公共用地を活用しながら周辺エリアの再生を進める方法を提示してございます。
そして、まとめとしまして、イ、再整備の方向性の3つ提示いたしております。
1つ目が、連鎖的な都市再生を追求、2つ目は民間活力の活用の追求、最後に公共施設の展開可能性の追求というものをしていくというものでございます。現在、このグランドデザインで示された方向性につきまして、さらなる調査、検討を庁内、またアーバンデザインセンターのほうで行ってございます。
次に、3ページ目をごらんください。
再整備地区周辺の動向についてです。
区として、これまで周辺地権者の皆様の動向把握を行っております。現在、再整備地区周辺では、資料記載のような動きがございます。東京農業あおば協同組合、JA東京あおばさんでございますが、金融店舗は赤塚支店に統合されたということで、今、新設の店舗を建設予定というようなことでございます。
また、板橋区医師会病院様につきましては、施設の老朽化に伴う将来的な建て替えに向け、再整備地区の検討区域への参入を要望ということでございます。
また、二、三丁目の賃貸住宅団地、UR都市機構さんでございますけれども、現在、ストック再生・再編方針において、高島平団地は30年度までストック活用に位置づけをされてございます。
また、三丁目の分譲団地につきましては、現在、高島平の第二住宅の管理組合のほうでは、平成26年に団地更新検討の委員会が設置されて、現在まで検討を継続中ということでございます。
4ページ目をごらんください。
次に、4)UDCTakでの検討についてご説明いたします。
UDCTakにおいても、学の視点によるシンクタンク機能ということで、高島平グランドデザインで示された活用方針を再評価してございます。具体的には、グランドデザインで示された民間活力の追求というものと、連鎖的な都市再生の追求という2つの視点について検討を実施しております。
平成29年度までの中間報告では、資料記載のとおり、再整備地区につきましては、地域全体の連鎖的な都市再生の種地として活用することが最善ということであり、またそのため、区や周辺の公共・公益施設と連携に向けた検討の働きかけをする。さらには、公共施設整備につきましては、合築などによる効率的な整備の検討も必要と、民間収益施設の検討に当たっては、客観的な判断材料となる評価軸を整理する必要があるというようなふうにまとめてございます。
最後に、再整備地区の検討に関する今後でございます。
区では、検討を進める中で、再整備地区だけを民間活力を活用し再整備したとしても、効果が限定的ではないかというような懸念を持っております。このたび、UDCTakから再整備地区は種地として活用すべきとする中間報告が出され、客観的な視点からも、連鎖的な都市再生につきましては、まちの活性化や地域の価値の向上が図れまして、実現した際の波及効果が期待できるものであるとの中間報告が出されたところでございます。
区としては、この再整備地区の活用方針につきまして、
高島平地域グランドデザインを基本としながら、UDCTakでの検討も踏まえつつ、民間事業者やUR都市機構、三丁目団地など周辺地権者との意見交換を進め、再整備地区を活用した連鎖的な都市再生の実現の可能性につきまして、引き続き検討を進めてまいります。それで、本年度内の都市再生の決定を目指してまいります。
2)検討の方向性としては、周辺公共施設のあり方や公共用地の単独活用、または種地としての活用した場合の可能性について、総合的に評価しながら方針を示していきたいと考えております。
最後に、スケジュールとなりますけれども、これはあくまでも予定となりますけれども、12月には検討状況の中間報告をし、来年の3月には方針を決定できるよう検討を進めてまいります。
説明は以上でございます。よろしくご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長
ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。
◆中村とらあき
旧高島平第七小学校の跡地を含む公共用地の再整備について、ちょっと何点かご質問させていただきたいと思います。
まず、1点目なんですけれども、高島平グランドデザイン、概要版のほうでいいかと思うんですけれども、そちらのほうと照らし合わせてこの内容を見ていきましたところ、再整備地区の活用案と公用用地の再整備についての方向性というところとかかわってくるところで、概要版ですと11ページになるんですけれども、その内容を見ますと、商業施設を1から3階までにして、公共施設を4階から5階、分譲共同住宅を6階から33階の合築、定期借地ということで出ていると思います。
この考え方がきちんとあらわされておりますのが、14ページになりまして、民間事業者にとっての採算性からの判断といったところでは、やはりこの中では一番イという、つまり皆さんのところの手元にないと思うんですけれども、これはこの内容と関連しているところなので、ご理解していただければと思いますが、イというのは定期借地権を利用したいわゆるB用地、現在板橋駅のB用地のような建物になるというところが一番推薦されているところでございます。
そうしたところで、区の意向としては、高齢世帯や子育て世帯、単身者などの多様な世帯が混在して居住するという考えが示されております。ただ、もう一つそこにつけ加えられておりますのが、複合型ということで、このことに関しては2ページにも載っているかと思うんですけれども、この複合型についてが明確にまだ出ていないというところだと思いますけれども、この点に関してちょっとご意見いただきたいと思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
ご質問につきまして、高島平グランドデザインで示しました5つの展開のパターンにつきましてのご質問ですけれども、委員言われましたとおり、高七小の跡地につきまして、民間事業者の活力を活用しまして商業施設を入れるとか、業務施設を入れるとか、教育施設を入れるとかということで考えておりますけれども、こちらで示されておりました複合型の民間活用につきましてのパターンにつきましては、今まで示した分譲住宅ですとか、教育ですとか、商業というものを全部複合型にした場合ということで示したものでございます。
◆中村とらあき
全部複合型ということの具体的なイメージ図がないということで質問させていただいたんですけれども、まだそれは出ないということでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
失礼いたしました。イメージにつきましては、今つくっておりませんで、さまざまな事業者にヒアリングを重ねてつくっていくというふうにしておりますけれども、今そういったものはございません。
◆中村とらあき
また、これ表記の仕方もちょっと問題があるかなというふうに感じたのが、11ページを見ていただくと、定期借地権、図のほうには50年と書いてありまして、右側のほうには定借期間は70年での分譲価格というふうに出ておりまして、例えばここでグランドデザインの方向性のところ、また公共用地の再整備についての方向性ということになりますと、この20年というのは普通の人から見るとかなり長い期間になります。
そうしたことで、計画性といったものに関して、ちょっと私は問題があるのではないかというふうに感じております。このグランドデザインのことに関しては、議論をされていると思うんですけれども、法律的には定期借地権50年以上というふうになっております。70年というのは、市場性を考えたときに、70年じゃないとなかなか売れないというところがございますので、この辺はまあまあ理解できるところなんですが、定期借地期間50年というふうに一方で明記しながら、70年と一方で明記する、こうした曖昧な表記は区としての方針としてはいかがなものかと思いますが、その辺についてご意見をいただきたいと思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
今、委員がごらんいただいている高島平グランドデザインの概要版の11ページに書いてございます部分につきましてのところで、定期借地の年数が50年と70年という表記が2つあるということなんですけれども、まず50年というほうでございますけれども、こちらのほうは、民間事業者のヒアリングを行った結果、民間事業者側からの考えということで50年というものが出てきたということでございまして、70年というのは、板橋区としてこちらの活用をした場合ということで、70年を設定ということで、グランドデザインの当時の方針を出したということでございまして、そちらの差が出たということでございます。
◆中村とらあき
先ほど、私が申しましたのは、つまり板橋区としては70年で売っても構わないということで出されたということでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
高島平グランドデザインのこの計画を策定したときの区の考えとしまして、定期借地権方式を考えたときに、考えられるものとしては70年というものが方針として出されたということでございます。
◆中村とらあき
そうしますと、私が先ほど指摘したように、最初から事業者寄りの提案になっているというふうに見てとれるんですけれども、それでよろしいんでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
民間活力の活用ということを念頭に置いてございますので、そういった年数の設定というふうになってございます。
◆中村とらあき
そうしますと、我々公共団体の者として考えますと、やはり折衝ということになってくると思います。つまり事業者がどれだけ我々の意向を酌んでいただけるのかというところで、70年というものを設定するので、こういった施設に関してできるだけ我々の公共性を考えていただきたいと。あるいは、70年に設定することによって、向こうからの、語弊をちょっと考えないで言えば、譲歩を引き出すというような考え方に基づいているというふうに見られますけれども、それでよろしいでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
私どもとしましては、こういった方針が今幾つかの展開パターンがございますけれども、区としまして、どの年数によって事業採算性がとれるのかということの区としての採算などを計算しながら、必要な設定というものを今後してまいりたいなというふうに考えてございます。
◆中村とらあき
今のご答弁の中で、区としての事業公共性、すなわち採算性ということになりますけれども、それに関する明確な指標というものが今後の折衝としては必要になってくると思います。そうしたものが今までなかったように私は感じておりまして、その辺に関して、今までのこうした事業に関してはちょっと問題があったのではないかというふうに考えております。
ただ、そうした指標といったものを今後、このUDCTakの中には東大の優秀な先生方も入っていらっしゃいますから、そういったところで多くの部分、できるだけ公共性を加味したリーディングプロジェクトにふさわしいものになるように指標等をつくっていただき、進めていくべきだと考えております。
こうしたことに関して、今までなかったというふうに考えておりますが、今後はこうしたことに関する指標、それから複合施設に関する基本的な考え方といったものを明確に打ち出していただきたいと思うんですけれども、このあたり、ご答弁いただけますでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
まず、指標につきましては、区としても検討を進めているところでございますけれども、UDCTakのほうでも昨年度、29年度に検討した中間のまとめの中に、事業採算性のことももちろん必要な指標ということで検討は出されましたが、そのほかにも公益性ですとか、自治体への財政効果、それから地域貢献とか、さまざまな視点の指標となるべく軸が示されたところでございまして、区としても、そういった総合的な視点でどういった施設を入れていくのかというものを検討していく必要があるというふうに、今のところ考えてございます。
◆中村とらあき
これで最後にいたします。このグランドデザインの計画自体、非常に長期間に及ぶ、30年以上、総合しますと30年以上の計画になっております。30年というのはどのくらいの期間かといいますと、1世代ぐらいは回ってしまう期間でございます。もっと歴史的に言いますと、朝鮮半島の日本の統治が32年間、その間にどんなことがあったか。やはり一つの歴史をつくってしまうことになります。
そうしますと、今のこうした計画といったものを考えますと、まだまだ考えていかなければいけない。すなわち、今後の展開に影響するものになることが多くあると思いますので、きちんと指標をつくっていただき、公共性とは何かといったものを、また市場性といったものは何かといったものを加味したものをつくっていただきたいというふうに考えております。これは要望として出して終わりたいと思います。
◆鈴木こうすけ
よろしくお願いします。
私、冒頭ですけれども、ちょうど2週間ぐらい前ですかね。某フジテレビでの散歩番組で高島平が紹介をされていまして、それは私も見て、地元がテレビに映っているなというふうに思いながら、本当に宣伝効果がある看板番組で、ああいったシリーズを出していただくと本当にいいなというふうに感じた中で、ちょっと質問させていただければというふうに思います。
項番2のプロムナード整備の推進の中で、これ高島平のプロムナード基本構想の策定というところで、活用社会実験ということで、高島平グリーンテラスということで、これ私もチラシを持っていますけれども、5月27日に行われたということなんですが、第1回は認識的には平成29年9月28日ということでよろしいですね。2回目は5月27日、これ来場者、ざっくりベースで構わないですけれども、大体どのぐらいいらっしゃったのかというのをちょっとまずお聞かせいただけますでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
まず、ご質問いただきましたグリーンテラスの来場者数なんですけれども、昨年のまず9月28日から10月1日までの4日間につきましては、大体1日1,000人程度のお客様ご来場いただきまして、4日間延べで5,000人を超えたというような調査結果が出てございます。
今年度、5月27日の来場者につきましては、今集計中でございますけれども、1日の活動ではございましたけれども、私の感覚で申し上げますけれども、約300人ぐらいはいらしたのかなというふうには感じてございます。
それぞれのワークショップございましたけれども、それぞれのワークショップでもご参加もたくさんいただきましたし、パネルとかそういったものをごらんになっていただける方もいらしたのかなというふうに感じてございます。
◆鈴木こうすけ
ありがとうございます。ぜひ、そういった今後のことを見据えて、やはり宣伝効果というか、こういったイベントをするのは大事だなというところで、これ実は高島平マルシェということで、いろんなお店がこの中に入って、朝の10時から夕方の5時までということで、開催をして同時開催と、同日に開催しているということなんですけれども、これちょっと地元の実はあるお店から、こういったマルシェに参加したいなというふうな、区内の某お店があったりするんですけれども、そういったところは何か高島平マルシェに、高島平だけのエリアの区分けなのか、板橋区内に例えばあるそういったお店が出店していいのかというところをちょっと教えていただければというふうに思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
高島平マルシェにつきましては、主催が高島平商店街さんと高島平マルシェの実行委員会のほうで実施している事業でございまして、今回同時開催でグリーンテラスも実施したところでございます。マルシェのほうの出店に当たっては、私どものほうで聞き及んでいる限りなんですけれども、募集をして出店をしていると。
当日も、私もマルシェのほうに行きましたけれども、
高島平地域に限定しているわけではなくて、当然中心になるのは高島平の商店さんが中心になっておりましたけれども、板橋区内に範囲を広げて参加を呼びかけているような様子でございました。
◆鈴木こうすけ
すみません。ちょっと恐縮なんですが、これ私提案というか要望なんです。要望というか、こんなことをやったらすごく盛り上がるんじゃないかなというふうに、これ7月7日も新高島平駅で開催ということで、先ほどお聞きしましたけれども、オリめしプロジェクト、板橋がまず補助金を使って大々的に、清水町ですかね。やらせて、私も参加しましたけれども、本当にああいった板橋区全体を上げて、この高島平を盛り上げていくというところも含めてですけれども、この高島平マルシェに参加されている商店街の方が、例えばオリめしプロジェクトのこの高島平エリアでマルシェをやったみたいな、そんなような今後、そういうふうな何かイベントブースみたいなのもつくれたら、すごく周知にもつながるんじゃないかなというふうに私自身感じました。
実は、これ何が言いたいかといいますと、板橋区内にある、エリアはほぼ特定されますけれども、べっぴん隊という個店の奥様方が経営をされて、べっぴん隊という、ぺっぴんって女性なんですけれども、定期的に、お米屋さんですとか、そういった駐車場を使ってイベントを行っていたりするんですね。
ですから、そういったところには、本当にべっぴん隊の皆さんが個店の支援でそういったものも実はやっていたりするので、いろんなところからそういうヒントが出てくるのかなというふうに私自身思いましたので、べっぴん隊に私も何回か参加をさせていただいて、そういうときには、例えばおにぎりですとか、ベーグルですとか、パン屋さんとか漬物屋さんとか入っているんですけれども、実際にそういったところでいろんなものを食券買って割引券を使えたりとか、そういうふうなものも実はやっていたりするので、そういう高島平マルシェ、お話頂戴しましたけれども、かなりの来場者が見込まれているということなので、新高島平、今後そういった形で第2回、第3回というふうな形で開催していくということであれば、ぜひそういういい企画をぜひ導入をしていただきたいなというふうに思いました。
それと、これ最後の質問にします。2ページ目の項番3の旧高島第七小学校跡地ということで、1)に施設の概要ということなんですけれども、この高島平七小の跡地での地域の開放教室、56団体ということなんですが、これ私もお知り合いの方からちょっといろいろお聞きをしたところ、なかなか使わせてもらえない。地元の方が、なかなかこの施設が混んでいて集合できる場所がなくて困っているというふうな、ちょっと地元のご要望を頂戴しているんですけれども、その辺についての現状の認識だけお聞かせいただければというふうに思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
まず、最初のご要望いただきました各いろんな団体、区内にある飲食を含むいろんな団体との連携ということで、私どもといたしましても、UDCTakというところを通じていろんな団体をつないで
まちづくりを高めていくということを目標にしていますので、ぜひそういったところは連携してまいりたいと思いますし、グリーンテラスという活動自体は、プロムナードのさまざまな活用の実験ということで、飲食も含みますが、いろんな形でのプロムナードの活用を地域の皆さんに見せていくというか、見ていただきながら自分たちでこういった、地域の方が自分たちでこのプロムナードをどう使っていくかというようなヒントになるように活動してまいりたいと思っていますので、今後ともいろいろな企画を研究してまいりたいと思っております。
続きまして、七小の地域開放教室につきましてなんですけれども、こちらの今所管が政策企画課のほうになっておりまして、地域開放教室、どういった団体に貸しているのかというのは、ちょっと私どものほうでは把握できていないんですけれども、非常に多くの団体に利用していただいていて、教室が少ない中、多くの団体に登録していただいているという状況から鑑みますと、なかなかご要望に応えられていないのかなというふうには思いますが、周辺の集会所とかそういったものもございますので、そういったところと総合的に連動して、皆さんのご要望に応えられるようにしてまいりたいなというふうに考えています。
◆山内えり
今の2ページのところですけれども、この旧高七小跡地含む公共用地の再整備のところなんですけれども、複合型ですとか、集約複合化など、展開をどのようにしていくかということの議論がされているかと思うんですが、個別の施設を見ていきますと、地域センターにしても、区民事務所、区民館、児童館、あるいは高七小も校舎跡地、体育館等、40年近くの築年数が経過していて、個別で見てみるとかなり場所によっては老朽化していて、非常にこの間も各会派の方から改修の要望等上がっている施設があるかと思います。
特に高島平の区民館、例えば見てみますと、ガムテープで補修している状況や、天井や壁のしみなど、この間さまざま声が上がっていまして、全体的な改修の公共用地の再整備を待つまで、個別の集会所等、区民館等の改修ができないものなのか、そのあたりちょっと伺いたいんですね。個別での改修というのは、どのように区として考えているのかお示しいただきたいと思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
委員ご指摘のとおり、築年数が大分たっている施設がございまして、改修とか改善が必要なところも出てきているというのは、私どもとしても認識はしているところでございます。
必要な改修とかにつきましては、所管のほうでも検討なされていて、私どもと情報交換はしながら、将来見通しみたいなものも私どもとも情報を共有いたしまして、どこら辺まで手を入れていったらいいのかということは検討しているところでございます。
ということで、高七小の全体の方針が示されるまで、何も手をつけられないということではなくて、それぞれの施設で必要な改修というのは最低限、区民の住民サービスの低下にならないようにはしていきたいなというふうに考えてございます。
◆山内えり
そういう個別で改修もしていくということなんですけれども、何かここはまずとか、ここは今検討中だとか、そういう具体的に話が進んでいるような、老朽化している施設に対して、今区として具体的に進んでいる話はあるんでしょうか。なければないということで、ちょっとお示しいただきたいと思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
それぞれの所管の所属がございますので、そちらで検討はなされているものというふうに認識しておりまして、私どものほうで聞いているものとしましては、高島平区民事務所が入っている建物のところのトイレというものは非常に古いということで、お話は聞いていますが、どのように改修していくのかとか、そういった計画がどこまで進捗しているかというものは、まだ決まっていないというふうに認識してございます。
◆山内えり
再整備待ちにせずに、そういう個別の改修については、利用者の声ですとか、区民の皆さんの本当に声を聞いていただいて、具体化を進めていただきたいと思います。
それから、全体的に非常に長期の計画になるような、なかなかざっくりとしたイメージの整備の計画に見えるんですけれども、例えばもう少し長いスパンではなくて、5年後、10年後ではどんなふうにしていくというような、そういったスケジュール感というのはお持ちなんでしょうか。お持ちであればお示しいただきたいと思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
確かに、高島平グランドデザインにつきましては、30年ということで将来ビジョンというものをつくりましたけれども、かなり長期的なものであるということは私どもとしても認識しておりまして、その中で具体的に進めていく事業として、幾つか年度を切って取り組みを進めていくということで、グランドデザインでも示したところでもございます。
そのうちのリーディングプロジェクトとしまして進めてまいりましたのが、プロムナードの整備ですとか、アーバンデザインセンターをつくって
まちづくりを進めていくとか、そういった取り組みは、早期に着手をできているところかなというふうに考えております。
とはいっても、2ページ目以降にあります高七小の検討につきましては、今後の計画、スケジュールというものがまだ大きく示されていないということでございますので、こちらの最後の4ページにも示したとおり、今年度中にできるだけ方針を定めていきまして、その方針の中に、今後の高七小の整備のスケジュールにつきましても踏み込んで検討できればなというふうに考えてございます。
◆山内えり
ぜひ、4ページの今後のところで、周辺地権者との意見交換会も進めていくということもありますし、今後12月ですかね。中間報告検討状況についても報告があるということですので、意見交換会の声ですとか、住民の皆さんの声をぜひ反映していただいて、中間報告としてまとめていただきたいと思います。それについてはいかがでしょうか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
こちらの予定にございますとおり、さまざまな検討課題がたくさんありますので、まずは周辺の皆さんのお声をしっかりと聞いて、区として都市再生に向けた活用、どういった施策で活用していくのがいいのかということを目指して、検討を進めてまいりたいと思います。
12月、今のところ予定でございますけれども、議会のほうにもご報告をしたいというふうに考えてございます。
◆おなだか勝
30年って気長な話だなと思うんですけれども、27年に出てきた、一回イメージパースみたいなのありましたよね。この2ページ目のところに書いてあるやつですかね、具体的なやつが。我々の頭の中にあれが残っちゃっているわけですね、ばんと。ああいうものがあって、じゃ、そこのところ中心にやるんだなというのがあったんですけれども、昨年、UDCTakができたことはすばらしいことではあるんですけれども、検討がとても長く長くなっていくなというのが思えてしまうわけですね。
その決定的なのが、一番最後のところに、再整備地区は種地だというふうに書かれちゃいましたよね。種地って書いてあるところについての最初のイメージを、じゃ消すのかというような話にもなるのかなと思うんですけれども、その辺のところは、あれはもう一回ちょっと忘れておいたほうがいいというふうに考えたほうがいいんですか。
それとも、あれはあれで残した、あれも一つの検討材料として残しておくのか。あれがある限りは、どうも種地ということには結びつかないような気がするんですけれども、いかがですか。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
今、委員がご指摘ありましたとおり、4ページ目の検討の方向性の検討内容につきましては、グランドデザインで今示してございます民間事業者に商業とか教育とかということは、今のところまだグランドデザインで示したところでございますので、捨てるということは考えてございませんで、その2つの検討材料をもとに、区としてどちらが最適な使い方なのかということを検討してまいりたいなというふうに思っています。
ただ、UDCTakのほうは、そのうちの種地のほうがいいだろうというふうな検討結果が出たというところでございますので、当然種地という部分も検討の材料として入れながら、区として方針を出していきたいということでございます。
◆おなだか勝
この周辺で言うと、公共施設は区のほうの管轄で何とかなると思うんですけれども、医師会病院、これはもう早くやってくれというのは、多分共通して一緒にやりましょうというのは乗ってくると思うんですけれども、問題はURだと思うんですよ。
URについてどういうふうに考えているのかということについて、実はちょっとURさんについては、別のところから僕も耳にして、UR関係者とお話ししたことがあるんですけれども、URのどの辺の人と、どこまで話をしているのかな。つまり、一緒にやっていこうという気が本当にURにあるんだろうか。
あるのかないのかでは、随分違ってきちゃうと思うんですね。ないんだったら、はっきり言ってこの10年ぐらいの間にURさんは、もうそんなところとてもじゃないけどやりませんとか、考えを持っていませんと言われるんだったら、これ幾ら30年で考えたとしてもうまくいかないと思うので、全く別のことを切り離して考えていかなきゃならないと思うんですけれども、その辺のところはいかがなものなんですかね。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
URと打ち合わせというか意見交換については、この七小に限らずグランドデザインを策定した当時からさまざまな形で、さまざまなテーマについて意見交換をしているところでございます。
今回、この高七小の跡地活用ということで、URさんの動向というのは非常に大きな要素であることは私どもとしても考えておりまして、今後の考えとしまして、3ページ目にもあるんですけれども、今URの都市再生機構としましては、30年度まではストック活用という位置づけがあるというのは事実でございまして、逆に言うと、31年度以降の方針についてはまだ決まっていないということでございます。
私どもも、31年度以降の方針がどうなるのかというところは非常に注目しているところでございまして、その辺の状況はまだ聞こえてこないんですけれども、区としては、URさんが31年度以降で何かしらの方針がなされていくに当たって、それを見据えていきながら、七小の検討にいかに入っていくのかというのを、働きかけを今していきたいなというふうに考えてございます。
◆おなだか勝
ぜひ、向こうが31年度に方針を出す前にやらないと、方針出ちゃって、ああだめだったなじゃなくて、やっぱり我々としてはこういうふうにやりたいので、URさんとしてもご協力をいただきたいんだということは、やはり常に働きかけをしてほしいですし、それから出先の、URっていろんな機関があるのであれなんですけれども、出先機関の人たちと幾ら話していることよりも、もうちょっと踏み込んで、政治力使ってでも何でもいいですから、踏み込んで話をしていかないと、もうURさんはURさんで、自分たちの採算をとるためにはどうしたらいいのかしか考えてこないですから、やはりぜひそこのところは、板橋区として強い姿勢で臨んでいただきたい。これは要望ですので、よろしくお願いいたします。もう結構です。
◆五十嵐やす子
すみません。私も今おなだか委員のご質問というかご意見と同じように思うんですけれども、2011年に高七小跡地の計画ということで説明を受けて、その他、何かあれあれって、それで今まで来ているんですね。
本当にいい場所なので、そのままにしておくのはとてももったいないなと思いながらいるんですけれども、またURもそうですが、分譲団地というとまたそれで個人個人の財産になってくるので、本当にいろんな人がかかわっていることを、板橋区がただこうしたいと言っても、それはやっぱりなかなかまとまらないと思いますので、あるところできっちりと方向性というか、もう板橋はこうするんだという、夢だけじゃなくというところが必要になってくるんだと思います。これは意見です。
それから、高島平をこういうふうに、広範囲ですけれども、したいといっても、本当に高島平の人だけで考えるのか、もっと板橋区としてのということで、板橋区の中のほかの地域の人も巻き込みたいのか、ちょっとその辺が見えてこないのと、それからUDCTakというあれがどうしてもやっぱりわかりづらいんですね。
アーバンデザインセンター高島平というあれを聞くと、はあと思うんですけれども、UDCTakって何、何ってやっぱり思うので、この辺をどう区民の方々にきちっと浸透させていくか、そこをもうちょっと考えてほしいなというふうに思います。
◎高島平グランドデザイン
担当課長
まず、おなだか委員からもありましたけれども、URへの働きかけにつきましては、区としての方針をしっかり考えた上で、区のほうから働きかけをしっかりできるように、まず考えをまとめてまいりたいというふうに考えております。
また、
高島平地域の
まちづくりを考える際に、高島平の住民の方だけかということなんですけれども、高島平のまちはグランドデザインでも目標としているのは、若い方々にも移り住んでいただけるようなまちにしていきたいというような、魅力をつくっていきたいというような目標も掲げてございますので、やはりほかの地域から高島平はやっぱりいいまちだなと思ってもらえるように考えていきたいと思っていますので、そのエリアだけの方々を対象にしたものではないというふうに考えてございます。
また、UDCTakの誘致といいますか、活動をいかに皆さんに知っていただくかということにつきましては、私どもも今課題として考えております。さきにお話もありましたグリーンテラスというような活動、地域の方に見えるような活動をよりたくさんやっていきまして、皆さんにアーバンデザインセンターを使ったからまちがよくなったねというような形で、いろんな成功事例をつくっていきながら、それを紹介し、また地域の方に参加していただけるような活動にしていきたいなというふうに考えておりますので、今後とも努力してまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
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○委員長
次に、
所管事務概要につきましては、既に配付しておりますので、特段の質疑がなければご了承願います。
◆山内えり
1点伺いたいと思います。昨年、陳情でしょうか。犬の連れ込みをしないでほしいというような陳情が結構何件か出されたかと思いまして、そういった意味で、41ページのところなんですけれども、新規事業で犬の連れ込みマナーアップ啓発ということがあるんですが、これはどういった事業になるのか。それから、今区として考えている今後どうしていくかというのがあれば、お示しいただきたいと思います。
◎みどりと公園課長
犬の連れ込みマナーアップ啓発の事業についてのご質問でございます。
私ども、昨年度3月にパークマネジメント
ガイドラインを策定させていただきました。この中で、犬と歩ける公園を設定しますということが重点施策となっております。この施策のための事業経費となります。
現在の予定は、第3定例会で、現在公園条例では動物の連れ込みが禁止されております。この禁止を解除するということを条例改正をしたいと考えております。その後、50公園程度の公園を試行導入ということで、犬と歩ける公園を決めていきたいと考えております。
そうしまして、その後、議決後、犬が入れる公園については、制札板などの看板を変更をかけまして、歩ける、入れますよという変更をかけます。その後、マナーアップ啓発事業というものを実施したいと考えております。
具体的には、朝3時間、夕方3時間程度、巡回車を20名程度配置いたしまして、期間としましては28日間程度、例えばふんの始末ですとか、リードのつけていないか、つけているかということを啓発しまして、その巡回員の経費となります。
◆山内えり
その考えている50公園というのは、どういった公園なんでしょうか。面積の規模なのか、そういったのがわかれば教えていただきたいと思います。
◎みどりと公園課長
現在の検討段階でございますが、5,000平米以上の公園ということで考えております。また、現在でも緑道は犬の連れ込みが可能ですので、緑道にくっついている公園も構わないよう、犬が入れるようにしていきたいと考えております。
◆山内えり
先ほどの28日間というのは、1か月の中で28日間は20名の方が巡回していただけるというような中身なんでしょうか。ちょっとそのあたりもお願いします。
◎みどりと公園課長
28日間の経費があるということでございますので、どういうふうに、断続的に入れるのか、連続で入れるのかは、今後検討していきたいと考えております。
◆五十嵐やす子
すみません。お願いなんですけれども、耐震のところなんですけれども、ことしも予算をたくさんつけていらっしゃるんですけれども、去年ちょっと随分余っていたというのもあって、この間一般質問でもお願いしたんですが、高齢者のおとセンのほうとの連携ということで、パンフレットもつくったと聞いたんですが、そのパンフレットをいただけないかなと、それお願いです。
あとは、しっかりと、墨田区のほうはおとセンと一緒にやったときに、職員さんも、特に危ないと言われている地域、最近は宮本町でしたっけ。あの辺が言われていますけれども、そういうところをちょっと回ったりとか、特にやっぱり危ない地域の方には、ちょっと声かけをほかのところよりも一生懸命やっていただいたりとか、そういう視点も入れてやっていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
市街地整備課長
パンフレットは作成済みですので、後ほどお届けしたいと思います。
重点的に宮本町とかというお話ですけれども、そちらについては、ちょっと今後検討させていただきたいと思います。
○委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
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○委員長
次に、4月19日の閉会中の委員会で
継続審査と決定した陳情第80号ほか6件につきましては、別途議長宛て
継続審査の申し出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
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○委員長
次に、本委員会の調査事件につきましては、お手元に配付しておりますとおり、
都市計画及び
都市基盤整備等の区政に関する調査の件につきまして、別途議長宛て継続調査の申し出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
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○委員長
次に、行政視察につきましては、お手元に配付しております案のとおり、地方都市における施策を参考とするため、7月12日から13日にかけて、兵庫県姫路市では空き家対策事業について及びコミュニティサイクル事業についてを、兵庫県芦屋市では無電柱化事業の取り組みについてを視察する旨、別途議長宛て行政視察の申し出を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。
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○委員長
以上をもちまして、
都市建設委員会を閉会いたします。...