板橋区議会 > 2018-06-08 >
平成30年6月8日都市建設委員会−06月08日-01号
平成30年6月8日文教児童委員会−06月08日-01号

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  1. 板橋区議会 2018-06-08
    平成30年6月8日都市建設委員会−06月08日-01号


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    平成30年6月8日都市建設委員会−06月08日-01号平成30年6月8日都市建設委員会  都 市 建 設 委 員 会 記 録 開会年月日  平成30年6月8日(金) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午後 4時36分 開会場所   第2委員会室 議   題  別紙運営次第のとおり 出席委員  委 員 長   いわい 桐 子       副委員長    五十嵐 やす子  委   員   山 田 貴 之       委   員   中 村とらあき  委   員   鈴 木こうすけ       委   員   山 内 え り  委   員   大 野はるひこ       委   員   おなだか  勝  委   員   はぎわら洋 一 説明のため出席した者  副 区 長   橋 本 正 彦       都市整備部長  安 田   智  土木部長    老 月 勝 弘       都市計画課長  内 池 政 人  市街地整備
             廣 木 友 雄       建築指導課長  田 島   健  課   長  住宅政策課長  清 水 三 紀       拠点整備課長  義 本 昌 一  地区整備事業                鉄道立体化          森 下 真 博       推   進   千 葉 宣 雄  担当課長                  担当課長  高 島 平                 土 木 部  グランド    遠 藤   宏               川 口 隆 尋  デザイン                  管理課長  担当課長  交通安全課長  歌 津 知 己       計画課長    内 田 洋 二                        みどりと  工事課長    宮 村 宏 哉               柴 崎 直 樹                        公園課長  公園整備          市 川 達 男  担当課長 事務局職員  事務局次長   丸 山 博 史       書   記   飯 野 義 隆                都市建設委員会運営次第 1 開会宣告 2 理事者あいさつ 3 関係部課長紹介 4 署名委員の指名 5 議案審査    議案第47号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例(7頁)    議案第49号 東京都板橋区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例(7頁)    議案第53号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例(27頁)    議案第54号 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例(31頁)    議案第56号 板橋区道の廃止について(39頁) 6 報告事項   (1)「板橋区無電柱化推進計画」の策定について(47頁)   (2)「(仮称)板橋区交通政策基本計画」の策定について(59頁)   (3)東京都市計画地区計画(若木二・三丁目地区)について(69頁)   (4)大山駅周辺地区のまちづくりの状況について(80頁) 7 閉会宣告 ○委員長   おはようございます。  ただいまから都市建設委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   初めに、理事者のご挨拶をお願いいたします。 ◎副区長   おはようございます。過日の本会議、ありがとうございました。  本日の都市建設委員会でございますけれども、委員構成並びに区側の職員体制につきまして変更がございまして最初の委員会でございます。私の執行機関といたしましては、円滑な委員会運営ができますように、説明並びに答弁につきまして簡潔、適切に行ってまいりたいというように思っておりますので、どうぞ1年間よろしくお願いいたします。  また、本日は、議題でございますけれども、議案が5件、報告事項が7件でございます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、関係部課長の紹介をお願いいたします。 ◎都市整備部長   おはようございます。  都市整備部の部課長を紹介したいと思います。  私、都市整備部長の安田智でございます。どうぞよろしくお願いします。  続きまして、都市計画課長の内池政人でございます。 ◎都市計画課長   内池でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   市街地整備課長の廣木友雄でございます。 ◎市街地整備課長   廣木でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎都市整備部長   建築指導課長の田島健でございます。 ◎建築指導課長   田島でございます。よろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   住宅政策課長の清水三紀でございます。 ◎住宅政策課長   清水でございます。よろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   拠点整備課長の義本昌一でございます。 ◎拠点整備課長   義本でございます。よろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   鉄道立体化推進担当課長の千葉宣雄でございます。 ◎鉄道立体化推進担当課長   千葉です。よろしくお願いします。 ◎都市整備部長   地区整備事業担当課長の森下真博でございます。 ◎地区整備事業担当課長   森下でございます。よろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   高島平グランドデザイン担当課長の遠藤宏でございます。 ◎高島平グランドデザイン担当課長   遠藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎都市整備部長   都市整備部は以上でございます。 ◎土木部長   おはようございます。それでは、私からは、土木部の部課長の紹介をさせていただきます。  まず最初に、私、土木部長の老月勝弘と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、土木部管理課長、川口隆尋でございます。 ◎土木部管理課長   川口でございます。よろしくお願いいたします。 ◎土木部長   交通安全課長、歌津知己でございます。
    ◎交通安全課長   歌津でございます。よろしくお願いいたします。 ◎土木部長   計画課長、内田洋二でございます。 ◎計画課長   内田でございます。よろしくお願いいたします。 ◎土木部長   工事課長、宮村宏哉でございます。 ◎工事課長   宮村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎土木部長   みどりと公園課長、柴崎直樹でございます。 ◎みどりと公園課長   柴崎でございます。よろしくお願いします。 ◎土木部長   最後に、公園整備担当課長、市川達男でございます。 ◎公園整備担当課長   市川でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎土木部長   土木部は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員を指名いたします。  山田貴之委員、はぎわら洋一委員、以上お二人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、本日の運営について申し上げます。  5月21日の議会運営委員会決定により、定例会中の常任委員会の審議順序が変更となりました。今定例会から請願、陳情審査、議案審査、報告事項の順に審議いたします。  なお、本日の委員会につきましては、陳情審査はございませんので、ご承知おき願います。  本日は、案件が多数ございますので、各委員、理事者におかれましては、簡潔な質疑、答弁、そして円滑な議事運営にご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。  それでは、議題を行います。  初めに、議案第47号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例、及び議案第49号 東京都板橋区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例を一括して議題といたします。  本件について、理事者よりご説明願います。 ◎住宅政策課長   それでは、議案第47号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例、及び議案第49号、東京都高齢者住宅条例の一部を改正する条例につきまして、一括してご説明させていただきます。  まず、議案第47号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例の提案理由及び概要を順次ご説明させていただきます。  議案書は35ページ、議案説明資料は7ページ、新旧対照表は43ページから52ページになります。  それでは、議案説明資料で説明をさせていただきたいと思います。  お手元の資料7ページをごらんください。  改正理由及び概要を順次ご説明いたします。  改正理由としましては3点、改正点としましては9点ございます。  まず、改正理由の1つ目といたしまして、板橋区営住宅再編整備基本方針に基づく区営住宅建てかえ事業を推進するために、条例の一部改正が必要となります。  この改正理由に基づく改正点は、4点ございます。  改正点の1点目としまして、改正概要の(1)、1)ですが、建てかえ後の区営住宅を特定区営住宅と定義づけいたしまして、その規格を定めます。  現在ある区営住宅は、もともと都営住宅であったものが区に移管されたことから、家族世帯向けの3DKの間取りしかありませんが、新たに建てる区営住宅は、さまざまな世代や世帯がともに生活する新たな公営住宅としまして、単身者用も含む複数の間取りをご用意いたします。  そこで、従来の区営住宅を一般区営住宅といたしまして、新たに建てかえる区営住宅を特定区営住宅と定義づけいたしまして区別いたします。  次に、改正点の2点目としまして、2)基本方針にのっとりまして借り上げ区営住宅に関する文言または条項を削除いたします。  続きまして、3点目としまして、3)特定区営住宅の各規格の住戸を活用いたしまして、居住者数の実態に合わせた住みかえを促せるよう、公募の例外規定に公営住宅法及び同法施行令の文言を条例に引用いたします。  4点目としまして、4)区営住宅の建てかえ事業の実施に伴いまして、今年度秋ごろから工事着手いたします区営小茂根一丁目第2アパートを別表から削除いたします。  次に、改正理由の2つ目ですが、公営住宅の関係法令の改正に伴いまして、条例の一部改正が必要となります。  この改正理由に基づく改正点は、3点ございます。  改正点の1点目としまして、第7次地方分権一括法の施行に伴う公営住宅法関連の改正に関連しまして、認知症患者等に該当します居住者の生活の安定と福祉の向上を図るため、収入申告義務を免除し、区の職権による確認を可能といたします。  2点目としまして、区営住宅への入居を希望する子育て世帯を支援する観点から、東京都営住宅条例の改正に倣いまして、入居申込者の収入要件を緩和いたしまして、対象世帯を小学校に入学する前の未就学児がいる世帯から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある同居者がいる世帯にまで拡充いたします。  3点目としまして、公営住宅関連法の改正に伴う条ずれを解消いたします。  具体的には、公営住宅法施行令第10条が新設されたことによりまして、条例で引用しております条文がずれることから、これを解消させていただきます。  最後に、改正理由の3つ目といたしまして、歳入確保の観点から、条例の一部改正を行います。  この改正理由に基づく改正点は2点ございます。  改正点の1点目としまして、駐車場の有効活用を図ります。具体的には、区営住宅内に設置されております駐車場のうち、現在あいている駐車場を一定の要件を満たす入居者以外に使用を許可できるようにいたします。  2点目としまして、区営住宅の退去者の保証金清算の範囲の拡充を図ります。具体的には、現在、未納使用料ですとか賠償金につきましては、住宅退去者の保証金清算時に保証金から控除しているところですが、これに加えまして未納共益費につきましても保証金からの控除を行えるようにいたします。  最後に、施行日につきましてご説明させていただきます。  施行日は公布の日となりますが、2の(1)、4)の区営小茂根一丁目第2アパートを別表から削除する施行日につきましては、こちら、まだ居住者様、お住まいでいらっしゃいますので、別途区の規則で定める日とさせていただきます。  続きまして、議案第49号 東京都板橋区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例につきましてご説明をさせていただきます。  議案書は43ページ、議案説明資料は11ページ、新旧対照表は61ページから71ページになります。  それでは、議案説明資料11ページをごらんください。  改正理由としましては4点、改正点は7点ございます。  まず、改正理由の一つ目といたしまして、区営住宅条例の一部改正と同様、基本方針に基づく区営住宅建てかえ事業を推進するために一部改正が必要となります。  この改正理由に基づく改正点は、3点ございます。  改正点の1点目ですが、区営住宅条例同様、転居先である特定区営住宅の各規格の住戸を活用いたしまして、居住者数の実態に合わせた住みかえを促せるようにいたします。  2点目といたしまして、基本方針に基づき返還されます高齢者住宅の居住者様が他の公的住宅などへ円滑に転居できるよう、関連する条項を整備いたします。具体的には、借り上げ期間が終了いたします高齢者住宅の居住者様に対しまして、他の公的住宅などへの転居のあっせんを行い、説明会を開催し、必要な移転料の支払いをすることができるようにいたします。  3点目といたしまして、公営住宅法に基づく高齢者住宅であります一般高齢者住宅と公営住宅法に基づかない高齢者住宅であります特定高齢者住宅に共通して適用される条項につきましては、高齢者住宅と表記させていただきまして、一般高齢者住宅にのみ適用される条項につきましては、一般高齢者住宅と表記することによりまして、各住戸の適用範囲の明確化を図ってまいります。  次に、改正理由の2つ目といたしまして、区営住宅条例の一部改正と同様、公営住宅の関係法令の改正に伴いまして条例の一部改正が必要となりまして、1)、2)の2点につきまして改正をいたします。  続きまして、改正理由の3つ目といたしまして、区営住宅条例の一部改正と同様、歳入確保の観点から保証金清算の範囲の拡充を図るため、条例の一部改正を行います。  最後に、改正理由の4つ目といたしまして、高齢者住宅に配置します管理人の条項を改正し、生活援助員に係る規定を追加いたします。  なお、施行日につきましては、こちらは全て公布の日となります。  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   おはようございます。よろしくお願いいたします。  議案第47号の部分におきまして、区の職権で確認できるようにするということが出ておりますが、この区の職権で確認できるようにするということは、どの程度まで区の職権を使うということになるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   ただいまのご質問の件につきましてお答えさせていただきます。  認知症患者様の収入申告の件につきましてでございますけれども、基本的に認知症患者様等でありましても収入申告が周囲の方のご協力等により、ご本人様からしていただける場合につきましては、ご本人様から報告をしていただきます。  ただ、ご本人様でなかなか申告ができないというような場合につきましては、区のほうが職権で提出していただきます課税関係の内容ですとか、そういったものを職権で確認させていただくことになります。 ◆中村とらあき   そうしますと、認知症患者様のプライバシーに踏み込んでいくということになりますけれども、その辺の法律的な関係というのは考慮されて職権を使用するということになるんでしょうか。 ◎住宅政策課長   今、プライバシーのご質問をいただきましたけれども、板橋区の個人情報保護条例第8条1項第2号によりまして、法律もしくはこれに基づく命令、または条例もしくは規則に定めがある場合につきましては、個人に関する情報を本人以外の者から収集することができるというふうに規定されておりますので、問題はないと考えております。 ◆中村とらあき   法律関係でもう一点、この個人情報の収集にあたりまして、例えばその申告内容について区のほうでもし万が一間違ってしまったという場合、例えば申請に関して記載漏れとか、あるいは記載上の金額とか、そういったものが間違ってしまった場合、そうした場合にそれの認知症患者様はどのようにこのことに関して保護を受けることができるのかというところについてお聞きしたいと思います。 ◎住宅政策課長   ただいまのご質問につきまして、記載漏れや誤りがあった場合というのは、ご申告いただく認知症患者様のほうにおいての申告内容に誤りがあったというわけではなくて、こちらが認定する内容に誤りがあって、それを先方に通知したときにどういうふうに対応ができるのかということでよろしいでしょうか。 ◆中村とらあき   すみません。もう少し質問を変えますと、例えば今、行政上のミスがあった場合に、我々のところには、専決処分として多くのものが参ります。しかしながら、専決処分というのは、本来ならば余り望ましくない処置でございます。ですから、その前にどういった処置を施すことができるのか。この場合には、認知症患者様のプライバシーに踏み込んで、そしてその情報を行政側の職権に基づいて申告するということになります。その場合に、金額に間違いがあった場合、例えば行政上の過失、間違いがあった場合に、このことに関して認知症患者さんはこれを理解することができない立場にあるというふうに一般的に考えます。  そうしますと、わからないまま済んでしまった場合に、後々また問題になるという場合になるとまた我々のほうに専決処分として参るというようなことになります。つまり認知症患者さんの法的な保護とその場合の行政によって間違いが起こった場合の法的な保護といったものは、ここではどのようにして担保されているのかということを聞きたいと思います。 ◎住宅政策課長   今の件につきましては、まず職権で私どものほうが認知症患者様等の情報を確認させていただくときには、当然誤りがないように十分注意を払いまして事務をとり行いますので、そういったことを起こさないという前提でやりたいと思っておるところですけれども、万が一そういった何らかの事情でミスが発生した場合は、認知症患者様以外の方も同じだとは思うんですけれども、それが発覚した時点で最善策をとらせていただきたいと思っております。  認知症患者様のほうに通知を私どものほうからお出ししまして、その方がわからなければ、成年後見人制度とか、そういったところのフォローされる方が内容を確認していただけると思いますので、そういったところで万が一誤りがあれば、その方から区のほうに連絡が入るというふうに認識しております。 ◆中村とらあき   その成年後見人、あるいはソーシャルワーカーの方々のチェックが必要だと思っておりまして、そのチェックをした上で、やはりこの職権に基づいて個人の権限の中に入っていくということが二重、三重のチェックが必要ではないかと思っております。
     その辺についてのお考え、また今後の対応といったものについてお聞きしたいと思います。 ◎住宅政策課長   私どものほうもそういった事務上のミスがないようにダブルチェックトリプルチェックをするような仕組みを考えてまいりたいと思います。 ◆中村とらあき   もう一点だけ、小茂根一丁目周辺の住宅をなくすということでございますけれども、その辺のスケジュール、また周辺への説明といったものについてどの程度進んでいるのかということについてお伺いしたいと思います。すみません、建てかえということで。 ◎住宅政策課長   小茂根一丁目住宅の建てかえにつきましては、設計が既に昨年の末に終了しておりまして、入居者様の説明につきましても昨年3月に終了している段階でございます。今年度、秋ぐらいから解体工事に入り、その後、建てかえ工事に着工という流れになっております。 ◆中村とらあき   解体とかについて、周辺に住んでいる方々への通知というか、周知というのは終わっているんでしょうか。 ◎住宅政策課長   その点につきましては、昨年の4月に終了してございます。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  議案47号の改正概要の(2)の2)でございますけれども、区営住宅への入居を希望される子育て世帯を支援する観点からというのは、本当に今、子育てをされているご家庭のバックアップというところでは、すごくいいお話だなというところなんですけれども、お聞きしたいんですけれども、この区営住宅のこういった子育ての世帯を支援するというふうなファミリー世帯が入るということになると、これはちょっとお聞きしたいんですけれども、入居期間とかの設定とかはされているんでしょうか。まずそこだけお聞かせいただきたいなと思います。 ◎住宅政策課長   現在、入居期間については、特に設定はしてございません。 ◆鈴木こうすけ   これは、ほぼずっとお住まいできるというふうな認識でよろしいんでしょうか。 ◎住宅政策課長   その点につきましては、今後の社会状況等も勘案しながら、よりよい施策になるよう研究してまいりたいと考えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  ある程度そういった形で、今、答弁的には、何か設定をしていないというふうなところがあって、経済状況というふうなところもあるんですけれども、どうなんですか。若手世代が例えばこういった形で入居期間を設定するというのも私のほうではルールづけが大事なのかなというところと、やっぱり結婚してすぐは旦那さんの収入も少なかったりとか、そういった部分では、逆に言うともう少し入居の期間を延ばしてあげてほしいなというふうな私の中での話もありますけれども、今後ぜひこれは要望ですけれども、そういった入居期間の設定みたいなものもされていったほうがいいのかなというふうに思います。  それと、もう一点、議案49号でございます。  改正概要の2)ですけれども、先ほど、高齢者住宅の居住者がほかの公的住宅への円滑に転居できるよう、関連する条項を整備するというところなんですけれども、これは転居のあっせんということなんですけれども、具体的に言いますと、例えば区内の不動産会社さんとの連携を図るですとか、そういったところが必要になってくるのかなというふうに思うんですけれども、その点について教えていただければというふうに思います。 ◎住宅政策課長   現在の高齢者住宅にお住まいの方が転居を必要となる場合につきましては、まずは公的住宅にお移りいただけるように私どものほうはご用意させていただきたいと考えてございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  当然そういった中であっせんをする中で、これ、入れない方が出てくるというのは、本当に厳しい話になってくるのかなというように思いますので、ぜひ区側のほうでもこれも要望ですけれども、この転居のあっせんについては、しっかりとバックアップをしていただきたいなというふうに思います。それだけ要望でお願いいたします。 ◆山内えり   47号の(1)の2)のところで、これまで区営住宅のところに借り上げという文言があったということで、今回、条項を削除するということなんですけれども、これまであったものを今回、削除する理由についてお聞かせいただきたいと思います。 ◎住宅政策課長   ご質問の件につきまして、私どものほうで平成28年2月に板橋区営住宅再編整備基本方針なるものを策定させていただいているところでございますが、その策定にあたりまして、区営住宅のあり方についても検討いたしました。その中で、直接建設方式ですとか借り上げ方式、そういったところについて比較検討した結果、今後の区営住宅につきましては、借り上げについては行う予定がないということから、今回削除をさせていただきます。 ◆山内えり   今、行う必要がないということでしたけれども、先ほど鈴木委員のお話からもありましたけれども、区営住宅は、平成25年では倍率33.7倍だというふうに聞いているんですね。今でもすごく高いのではないかと思っておりまして、一番直近の近況での区営住宅の倍率は今、何倍になっているか、教えていただけますか。 ◎住宅政策課長   直近、29年度の応募倍率ですが、10.7倍となってございます。 ◆山内えり   平成25年のときよりは、そうすると求めている方が減っているということなんだと思います。しかし、やはり10倍という倍率ということは、決して低くないとは思っていまして、区営住宅を求める方もやはりいらっしゃるというふうに私は考えるんですけれども、借り上げをせずにそういうふうに高齢者住宅と一緒に再整備していくというか、建築可能な状況にしていく、高度利用しながら変えていくというような、そういう事前に資料をいただきましたけれども、そのあたりについて現状、板橋区としては、区営住宅の必要性を感じていないということでいいんでしょうか。 ◎住宅政策課長   その点につきましても、再編整備基本方針を策定するにあたりましても十分検討させていただいたところでございますが、区といたしましては、一定の必要性は認めておりまして、戸数につきましては、現状あるものの維持という判断をさせていただいております。 ◆山内えり   維持はされていくということなので、そういう現状入っている方に次の転居先がないということにはならないと思うんですけれども、この間やはり住宅の再整備基本方針を見ておりますと、特に1ページの4番でしょうか。高度利用の可能性、集約に必要な床面積ということで、高齢者住宅、けやき苑が区営住宅に統合していくというか、集約していくというふうな説明なのかなというふうに見えるんですけれども、特に板橋区において高齢者の方は今後よりふえていかれるので、高齢者住宅についても求めている方がいると思いますし、この間、板橋区として借り上げて高齢者住宅を民有地というんですかね。高齢者住宅に関しては、借り上げて高齢者住宅をつくってきたという経過があることを考えると、やはり今後、高齢者住宅を求める方もよりふえるかと思うんですが、そのあたり、板橋区の需要といいますか、高齢者住宅の需要については、今どのように考えているでしょうか。 ◎住宅政策課長   高齢者住宅につきましては、借り上げでやり始めたときに、当時バブル期だったこともございまして、その当時は借り上げ方式のほうが効率性があるという判断に基づいて始まったんだろうと思うんですけれども、現在につきましては、借り上げの使用料がかなり財政的にも圧迫しているというところもございまして、今回、数は高齢者住宅も維持ということにしております。ただ、費用対効果等を考えまして、直接方式のほうに集約していくというふうにしております。 ◆山内えり   そうすると現状、高齢者住宅にいる方が区営住宅に移られるとどういったことが変化というか、変更されるのでしょうか。 ◎住宅政策課長   基本的には、お住まいいただく住宅が変わるということはございますけれども、基本的なところは、特に変更はないかと考えてございます。 ◆山内えり   全く変わらないというふうに認識してよろしいんでしょうか。 ◎住宅政策課長   全く変わらないということはないかと思うんですけれども、新しいところに、特に新築の物件にお入りいただくということになりますと賃料の設定も公営住宅法という法律に基づいて定めなければならないようになっておりますので、そういったさまざまな算出方法の係数等の関係から、お家賃が上がったりというようなことは生じることはあるかと思います。 ◆山内えり   あとは、例えば高齢者住宅、これまで賃料の値上げということはあるにせよ、高齢の方がお住まいであった住宅が区営住宅とかに集約して、先ほどのいろんなファミリーの方とか、家族の方がいるような区営住宅にとなると一定それまで高齢者住宅として建築されてきた設備が変わってくるのかなと。いわゆるバリアフリーの問題もそうでしょうし、エレベーターの問題ですとか、高齢の方が区営住宅に移られる際のそういった変化は、全く問題なくスムーズにいけるというふうに考えてよろしいのか、伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   新しく建てかえます区営住宅につきましては、高齢者様向けということではなくて、あらゆる方々に住みやすい構造でということで、バリアフリー化もいたしますし、ユニバーサルデザイン等も採用していきたいと考えてございます。エレベーターも必要なところにはつけてまいりますので、そういったところからは、特に問題はないと認識してございます。 ◆山内えり   すみません。そうすると必要なところとなると全部ではないというふうに考えてしまうんですけれども、全箇所と思っていいんでしょうか。 ◎住宅政策課長   失礼しました。表現の仕方がまずかったんですけれども、全てエレベーターはつきます。 ◆山内えり   あともう一点、今、高齢者住宅にいた方が区営に行かれることによって、ほとんど変わらないという賃料の値上げ、多少の値上げが新築ということがありますけれども、いわゆる仕組みという部分としても変わらないというふうに思っていいんでしょうか。 ◎住宅政策課長   すみません。委員さんがおっしゃっている仕組みというのは、具体的にはどういったところになりますでしょうか。 ◆山内えり   すみません。例えば49号の下、生活協力員の設置ですとか、生活援助員の方がこれまでおられて、特に49号の(1)の7)に、今回は生活援助員の文言が追加されるということでしたけれども、高齢者住宅には、そういう生活協力員ですとか援助員がいたですとか、もろもろの一定の高齢者住宅ならではの仕組みといいますか、決まり事というんでしょうか、ルールというんでしょうか、そういうものがあったかと思うんですが、それが区営住宅に集約されることによって生活協力員や援助員の方はどうなるのか。それから、そういう構造というんでしょうか、ルールというか、そういったことの変更というのは何か生じるのか、伺いたいと思います。 ◎住宅政策課長   今の点につきましては、区営住宅になりますと生活援助員ですとか、そういった制度のものではないんですけれども、区営住宅には連絡員さんがおりますので、そちらのほうで対応してまいりたいと考えてございます。 ◆山内えり   それから、あらかじめいただいた基本方針の先ほど言った4番のところなんですけれども、今後、集約にあたって、高度利用によって建築可能な住宅の規模という説明がありまして、例えばその住宅で小茂根一丁目ですとか、徳丸とか表記がありまして、戸数は変わらずにということなんでしょうけれども、明確な表現がありませんので、4階だったものが高度利用になって6階になります、面積は1,609平方メートルだったものが2,800平米になりますとかいうのはわかるんですけれども、戸数はどんなふうに保持されて、それから1部屋当たりの面積はどんなふうに変わるのかというのは、わかれば教えていただきたいと思います。 ◎住宅政策課長   再編整備基本方針を検討するにあたりまして、今、委員さんがおっしゃったところにつきましては、あくまでも再編整備をどのようにやっていくかという結論を導くために、現状がどうであって、今後高度利用した場合はどれだけのものが活用できて、仮に足りない部分についてはどのような方策をとっていくかというようなことでお示ししたものでございますので、ただ合わせた戸数、区営住宅、高齢者住宅につきましては、現状を維持できるような形で、私どもでもその時々のとり得る施策をとってまいりますので、そのように考えております。 ◆おなだか勝   すみません。そもそも論でお聞きしたいんですけれども、区営住宅は今後、戸数はふやす方向なのか、現状維持なのか、減らす方向なのか。前にふやさないというように聞いたような気がするんですけれども、戸数自体の話。  あと現状、今何か所区営住宅があって、世帯数というか、何戸あるのかを教えてください。 ◎住宅政策課長   区営住宅につきましては、現在11団地、15棟、470戸ございます。高齢者住宅につきましては、10団地、20棟、282戸ございます。こちらの数を維持していく考えでございます。 ◆おなだか勝   今、維持していくというふうにお話がありましたけれども、さっき高度利用の話をしていましたけれども、うまく上に行く場合にはふえる場合もある。逆の場合もある。だから維持という、トータルで考えれば維持だという認識でよろしいですか。 ◎住宅政策課長   そのようにお考えいただいて結構です。 ◆おなだか勝   今、3DKですか。それをいろんなタイプをつくるんだという話がありました。いろんなタイプをつくるのはいいんですけれども、例えば100戸入っているところで、100戸あった3DKを1DKとか1LDKとか2DKとか幾つかのタイプに分けましたと。それに当てはまらなくなってしまった人は出ざるを得ないと。入り切れないと。つまり100戸いた人が100戸のうちどういうふうに分けるかということで、入り切れなくなりますよね。その場合にどこかへ行くということは、手当てがちゃんとされるのかどうか、教えていただきたいと思います。 ◎住宅政策課長   今ご入居いただいている方につきましては、基本的にお移りいただけるように計画してまいります。  新しく建てる区営住宅につきましては、複数の間取りをご用意させていただきますので、今3DKに結果的にお一人になっていらっしゃる方については、ひとり向けの世帯に入っていただき、ファミリー世帯の方は、そのままファミリー世帯のところに入っていただくというような形で考えてございます。 ◆おなだか勝   同じところに全部入るとは思えないので話を聞いているんですけれども、よそにちゃんとあるのかという話。だから転居して、建てかえている間にもちろんどこかへ移動して、そのままそちらでという方はいるんでしょうけれども、戻りたい人と戻りたくない人といて、戻りたくない人たちのやつは、ちゃんと半永久的にそっちに住めるようになるのかという話を聞いているんですけれども。別に確認だから、大した質問じゃないと思うんだけれども。 ◎住宅政策課長   基本的に戻りたいというご希望のある方につきましては、そちらに戻っていただけるように計画してまいります。 ◆おなだか勝   同じ間取りで、当然建てかえればきれいになって高くなるという話が少し出ていましたけれども、一体どのぐらいなのかなと。モデルケースで結構ですので、現在3DKで幾ら払っていて、戻ってこられた場合に幾らになるのか、モデルケースで結構ですので、教えてください。 ◎住宅政策課長   すみません。今、手元に細かい資料がないものですから、モデルケースでというふうにおっしゃっていただいてはいるんですけれども、この場で回答することができませんので、後ほどまた別途ご説明させていただければと思います。 ◆おなだか勝   例えば5万円が10万円になってしまって、とてもじゃないけれども、できませんと。だって区営住宅ですから、もともと所得がたくさんあるわけでいらっしゃらないわけだから、その辺のところというのをはっきりしないとどうなのかなと思いますので、ぜひ資料で出していただければと思います。  最後ですけれども、今後もこの区営住宅の建てかえというのは、積極的にやっていくというような雰囲気が伝わってくるんですけれども、その場合の費用、どの程度区の持ち出しになるのか。完全区単事業なのか、どうやって国とか都からお金が来るのか、その辺についてはどういうふうになっていますか。 ◎住宅政策課長 
     建設につきましては、国と都から補助が受けられますので、そちらを活用してまいります。 ◆おなだか勝   割合は。10分の1か。3分の1ずつか。 ◎住宅政策課長   すみません。後ほど調べてご説明させていただきます。 ◆山田貴之   先ほど、おなだか委員からもご指摘がありましたけれども、現在15棟、470戸が区営住宅、10棟、282戸がけやき苑ということでありまして、これで戸数を維持していくということなんですけれども、それで高度利用も図っていったりもしていくと。けやき苑は、当然返していくものもあるということなんですけれども、棟数自体もそうすると棟数は減って戸数は維持という考え方なんでしょうか。 ◎住宅政策課長   委員さんがおっしゃるとおり、高齢者住宅につきましては、現在借り上げているものを順次オーナー様のほうにお返ししてまいりますので、その分の棟数は減ってまいります。 ◆山田貴之   板橋区営住宅再編整備基本方針のほうでも課題として幾つか挙げられていますけれども、区営住宅とけやき苑の集約の方針の中では、9,300平米分ぐらい床面積が減少していくという課題に対して、どういうふうに区として手当をしていくかということが今後、検討されていくんだというふうに理解をしています。  質疑の中でもありましたけれども、さまざまな世代がともに生活するための新たな公営住宅像というのを掲げておられますが、その棟の中に当然、単身者世帯、ファミリー世帯ということで入ってくると思うんですけれども、その辺の区内ニーズとのマッチング、どれぐらいのものをファミリー世帯にして、どれぐらいのものを単身世帯にしていけばいいのかというのは、何をもって整備をしていこうというふうに考えておられるかというのを教えてください。 ◎住宅政策課長   今、委員がおっしゃられた地域ニーズとのマッチングについてということなんですけれども、まずは現在、区営住宅等にお住まいになっていらっしゃる方が戻られる住戸を確保するというところがございますので、その方々の世帯数に応じたものは確保してまいりたいと思っております。  その時点で、そのニーズ等も勘案した上で、間取り等についても検討していきたいと思っておりますが、新しく建てる区営住宅につきましては、間取りも単身者用を2つ合わせて世帯向けに変えられるような設計にしておりまして、フレキシブルに対応できるようにというふうに考えておりますので、そのような形でやってまいりたいと思います。 ◆山田貴之   今、最後に答弁いただきましたように、フレキシブルな対応というのは大事なのかなというふうに思います。今回の法改正においても認知症患者の方に対しての件ですとか、あるいは収入要件の緩和の件ですとか、18歳に達する日以降の最初の3月31日までに間にあるというような、こういうような文言ということで、これまで以上に利用の幅を広げていくというか、緩和をしていったり、広げていったりして利用しやすくしていただこうというようなことなのかなと思いますけれども、やはりニーズに合った供給をしていくためには、ずっと単身者用、ずっとファミリー世帯用というよりは、時に合わせてリフォームをするなりして間取りが変わるような配慮が必要なのかなというふうに感じました。  喫緊の建てかえと、それにもちろん住んでおられる方がいらっしゃるわけですから、その方たちになるべくご不便がかからないように移っていただくような整備をしていく。法関係も含めて、建物も含めて整備をしていくことは大切であるし、喫緊の課題であるというふうに認識しています。  そこで、最後に一つだけ伺いたいんですけれども、2の(3)、7ページの駐車場の有効活用ということになっているんですけれども、現状、駐車場というのは、この区営住宅には何台分の駐車場があって、今現状の利用状況というのがどういうふうになっているのか、もし今わかったら教えていただきたいんですけれども、お願いします。 ◎住宅政策課長   現在、区営の前野三丁目アパートに駐車場が14台分ございまして、現在は6台分があいております。 ◆はぎわら洋一   何点か聞かせてもらって、小茂根なものですから、地元から聞かれるかなと。  設計が終わっているということで、現在の設計の状況では、単身者が何世帯入れて、ファミリー層が何世帯で、エレベーターがつくということだと思うんです。14台で、それはトラックも今度はとめることができるのか、値段が幾らぐらいなのかという部分、それだけまず答えられますか。図面でもらえればもうそれでもいいけれども。14台ないんだったか。小茂根のほうを聞いているの、僕は。図面は終わっていると言ったよね。設計は終わっていると。だから、そこに単身世帯が何人入れて、ファミリー層が何世帯入れるというのはわかりますか。ファミリー層は50平米あるんだとか、単身者は18平米だとか、何平米とそういうのが多分図面だからあるはずなんだよな、工程表とともに。いつからざっくり入れるとか、その辺の工程表もちょっと教えてもらえればありがたい。 ◎住宅政策課長   申しわけございませんが今、手元に細かい資料がございませんので、そちらにつきましては、後ほどご説明をさせていただきたいと思います。  エレベーターにつきましては、設置されます。 ◆はぎわら洋一   供用開始はいつごろというのは。 ◎住宅政策課長   申しわけございません。供用開始につきましては、まだ工事がこれからになりますので、工事が順調に進めば、一応32年度ということになっているんですけれども、そちらにつきましては、現時点ではあくまでも予定ということでお願いいたします。 ◆はぎわら洋一   最後に、先ほど山田委員からもありました駐車場は幾らで貸してくれるのか。ざっくりでいいから、1万円、5,000円、3万円とかあるでしょう。もう小竹向原は、物すごく便利がよくなったのよ。地価が上がっているよ。 ◎住宅政策課長   駐車場につきましてもその駐車場料金を設定するにあたりましては、近傍同種というような考え方で行いますので、すみません。その設置する時点で算出いたしますので、現時点では、ちょっとお答えは控えさせていただきます。 ◆五十嵐やす子   よろしくお願いします。  さまざまな世代がともに生活する新たな公営住宅ということで、ミクストコミュニティということで、これはとてもいいなと思っているんですけれども、暮らし、住まいというのは、やはり生活の基本でとっても大事なことだと思っています。子育て世代とか高齢者となると住宅なんですけれども、子育て支援だとか高齢者の住まいということで、さっきも認知症のことが出ていましたけれども、そういう政策ともやっぱりかかわってくると思うんですね。なので、住宅だけで単独というわけにはいかないと思うんです。  特に認知症のある方は、それまでそこで近所の人だとか、お隣のおうちの人だとかとつながりがあって生活できていた部分なんかもきっと多いと思うんですけれども、それがそこから移動しないといけないとなると、それまでのお隣の人とはまた別の場所に行ったりとか、あと同じ地域じゃなくて別の地域に行ってしまったりとか生活環境ががらっと変わってしまって、そうすると認知症の方は、よく環境が変わると症状が進むとか、いろいろ聞くんですけれども、やっぱりそういうことも考えていかなければいけないと思うんです。そのためには、やっぱりほかの部署と横串を刺してこれをやっていかないといろんな影響が出てくると思うんですけれども、その辺に関しては、高齢者も子育てもそうなんですけれども、今どのような体制というか、つながりを持って進めていこうと思っているのかをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   子育て支援ですとか、高齢者施策についての住宅以外の政策部門との連携ということでございますけれども、私どものほうも特に福祉部門との連携は必要であるというふうに考えておりまして、板橋区では、居住支援協議会なるものも設立いたしまして、そちらとも密に連絡をとって対応しているところでございます。今後もそういったところを活用して、引き続きやってまいりたいと考えております。 ◆五十嵐やす子   住宅支援協議会、板橋区はほかの自治体に比べても早くから取り組んでいて、やっていることもすごく多くて、私もすごく板橋区は頑張っているなと思うんですけれども、ただ、やっぱり一方で、高齢になって身内の、例えば兄弟の、この間ちょっと一般質問でしましたけれども、同じ60過ぎ、65過ぎると保証人になれないとか、あとそのほかに、実際この間またあったお話なんですけれども、精神障害を持っている方がそれこそ地域で、今インクルーシブですので、地域で住んでいくという中でおうちを探したら、やっぱり兄弟の人が年齢がネックになって保証人になれなかったとか出てきているんですね。そういうときに、やっぱりこういう区営住宅だとかというところがセーフティーネットになっていくのかなとかも思っているんですけれども、そういうところに対して板橋区はどのように考えているのかというのはどうでしょうか。お答えいただけますでしょうか。 ◎住宅政策課長   高齢住宅につきましては、障がい者の方も区営住宅に優先的にご入居いただける対象者ということで入っておりますので、公営住宅につきましては、そちらの基準をもとにやってまいりたいと考えております。  民間住宅につきましては、いたサポのほうでも精神障害の方とかの支援を行っておりますので、そういったところで連携を図ってまいりたいと思っております。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  本当は、ここの担当じゃないところまで聞いているんですけれども、ただやっぱりつながっていかないと進まなくて、すごくその部分が住宅というところは、本当に生活の基本なので押さえさせていただきました。  それから、先ほど、ほかの委員からの質問もありましたけれども、どうしても新しいところになると金額が上がってしまって、本当は入りたいんだけれども、その金額は払えないなという人なんかも出てきたりもすると思いますので、入れる倍率もあって、10倍というとやっぱり高いですよね。入れる人と入れなかった人ですごくその後の格差というのが広くなってくると思うので、いろんな意味で入れなかった人の、本当は入りたかったのに入れなかった人のフォローを同じ区民ですし、考えていかないといけないのかなということも一方で私なんかは思ってしまうんですけれども、ただどうしてもやっぱり板橋区でもいろいろ制限ががあるので、思うように建てたりとかはできないというのも一方ではわかるんですけれども、そういう中の一つの策として、さっきみたいに間取りを変えていくということがすごく大事で、子育てしながら3DKに住んでいて、だけれども、そのうちひとりで3DKにずっと住んでいるとなると家賃も高いし、あとは面積も広くなるということなので、さっきおっしゃったように、フレキシブルな間取りのものをこれからふやしていただけると、広いところに住んでいる高齢者の人が5人いたとしたら、その間取りを変えることで、あと例えば3部屋あいたりするとそこに家族で住まう人が新たに3家族入れたりとか、うまく適用できていくと思うんです。そういう対応がしやすいようなものにこれからせっかく変えていくので、そこに力を入れていただきたいなと思うんですけれども、それはいかがでしょうか。 ◎住宅政策課長   今、委員がおっしゃられたフレキシブルな間取りを活用してということなんですけれども、私どものほうもいろんな方々にご入居いただけるような工夫はしてまいりたいと考えております。  ただ、その間取りを変更することによってトータルの戸数がふえることではないので、そこはちょっとご認識いただければなと思っておりますが、公営住宅だけではなくて、そちらに入れなかった方々のフォローということで、民間賃貸住宅上の情報につきましても私どものほうで情報あっせんとかしておりますので、そういったところでもフォローをしていきたいと考えております。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、一括して意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   議案第47号、議案第49号につきましては、賛意を表します。  どちらも今後、必要になってくる条例でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   我が党も議案第47号、49号に関しては、賛意を表したいと思います。  しっかりと皆さんに有効活用といいますか、いろいろな形で使っていただけるというふうなところと、あと今回、こういった形で高い建物が建てられないところに関しては廃止になるというふうな情報もお聞きしていますので、そういった跡地の活用も含めて、しっかりとこの計画を練っていただきたいなということで、賛意を表したいと思います。 ◆山内えり   結論から申し上げますと、47号と49号ともに反対をいたします。  それは、やはり区営住宅を望んでいるにもかかわらず、入れない方が既に先ほどの倍率のように多い状況がありまして、区営住宅は区営住宅、高齢者住宅においても高齢の方が入っていた住宅ということで、基本的には、住宅の設置の状況が違うと思います。また、統合のその方針自体が問題だと思いますし、今後、区営住宅、これまで借り上げていなかったにせよ、この文言を削除することによってやはり今後、求めている方たちが入る条件がより狭まるというふうにも考えますので、この借り上げという文言が削除されることも問題ではないかというふうに考えます。  今後、高齢者の方は増加していきますし、高齢者住宅が集約されていくという、そういう減らされていくということ自体に問題があると考えます。  一方で未就学児前までだった申し込み者の収入要件が緩和されて18歳までとするですとか、駐車場で利用していない部分が使えるという部分については否定するわけではございませんが、そういった文言の削除等の部分で問題と思っておりますので、反対をいたします。 ◆おなだか勝   47、49号ともに賛意を表します。  理由としては、先ほど確認をしたように、今の戸数を現状維持するというふうに確認ができました。ただ、1点だけはっきり答弁がなかったですけれども、幾らぐらい上がるのかというところについて、もしかしたら戻ってこられない、あるいはほかへ行っても高くなってそういった住宅に入れないという方が出ないように、ぜひそこのところの配慮、建てかえをするときには、きちんとその手当てをするということだけをきちんとお願いして、47,49号ともに賛成をいたします。 ◆五十嵐やす子   私も47、49号は、賛意を示したいと思います。  横のつながりを大事にして、これ、進めていくことだと思うんですけれども、ただ住まい、例えば今まで階段しかないところがエレベーターができてということは、高齢者にとってももっと住みやすくなったりとかもあると思いますし、とにかく区が住宅に力を入れるという方向性を示してくれることは、私はありがたいなと思いますので、ぜひこれは頑張ってほしいな。そして、高齢者も子育て世帯も板橋区がしっかりと応援をしていただけたらなというふうに思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより一括して表決を行います。  議案第47号 東京都板橋区営住宅条例の一部を改正する条例、及び議案第49号 東京都板橋区立高齢者住宅条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。          賛成少数(7−1) ○委員長   賛成多数と認めます。  よって、議案第47号及び第49号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ◆山内えり   少数意見留保します。 ○委員長   少数意見の申し出を了承いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第53号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について、理事者よりご説明願います。 ◎みどりと公園課長   それでは、議案第53号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例について説明させていただきます。  議案書55ページ、新旧対照表85ページをごらんください。  条例の改正理由でございます。  昨年、平成29年6月に都市公園法施行令が改正されました。この改正に伴いまして、これまで施行令で定められていた都市公園に設ける運動施設の敷地面積に対する基準を地方公共団体が定めることとなりましたので、改正するものでございます。  条例の改正内容でございます。  条例に定める都市公園に設ける運動施設の面積割合は、これまでの施行令における基準の値を参酌し100分の50とするものでございます。  新旧対照表85ページをごらんいただきたいと存じます。  区立公園条例の第4条6を新たに追加いたしまして、条文は、政令第8条第1項に規定する条例で定める割合は100分の50とするものでございます。  施行期日でございますが、条例の公布の日とさせていただきたいと存じます。  説明は以上でございます。
    ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   説明ありがとうございます。  簡単に質問させていただきたいと思うんですけれども、まず板橋区内の区立の公園のこの100分の50の敷地とその運動施設の面積の割合が一番高いものというのは、100分の幾つの公園がありますか。 ◎みどりと公園課長   まず、板橋区の都市公園数、344ございます。この中に運動施設がある公園というのが8公園ございます。  ご質問の運動施設率の一番高い公園というのが新河岸三丁目公園、こちらにはテニスコート、陸上競技場がございまして、46%の率となります。 ◆山田貴之   ということで、今現状ある公園は100分の50の中でおさまるということで、できれば今ちょっといただいた資料、データは資料でいただけますでしょうか。後で答弁をお願いします。  あと、もう一つ確認なんですけれども、政令第8条第1項に規定するということで、都市公園法施行令の第8条の1を見てみますと、お話しいただいた、ご説明いただいたとおり、100分の50を参酌して当該都市公園を設置するとし、地方公共団体の条例で定める割合云々というふうにありまして、確認なんですけれども、100分の50を参酌してというふうな参酌という意味をどのように、その意味を教えていただければと思います。 ◎みどりと公園課長   あくまでも今回、地方自治体が100分の幾つと決めていくわけなんですが、国のほうはこれまでどおり、100分の50というものでございます。その中でなぜ国のほうはまだ100分の50をやっていくのかといいますと、一般の方が自由に休息や散歩等が利用できるオープンスペースを確保する必要があるということを考えているところでございまして、やはり区のフリーハンドで何%、50%、70%、80%と決めていいわけではございませんので、今回、実情に合った100分の50とするものでございます。 ○委員長   資料のほうはよろしいでしょうか。 ◎みどりと公園課長   資料のほうは、8公園の面積と運動施設率を記載したものを提出させていただければと思います。 ◆山田貴之   すみません。ちょっと質問の仕方が悪かった。今、100分の50が何で100分の50なのかというのを教えていただいたんですけれども、参酌自体の行政としての受けとめ方、参酌というのは、多分ざっくりともちろんわかっていますけれども、行政としては、参酌というふうになったときには、どのようにその意味をとるかということです。 ◎みどりと公園課長   参酌して条例で定めるということは、法令による参酌すべき基準を十分参照した結果として定めなければならないと考えております。条例で定めた基準について説明責任が必要となりますので、必要性が説明できる最低限の緩和しか認められないと考えております。 ◆山内えり   今、最高で新河岸三丁目公園46%というふうにありましたけれども、今後は板橋区として運動施設率が上がるということがあるのかどうか、今後の状況についてお聞かせください。 ◎みどりと公園課長   先ほど申しました8公園、運動施設を管理しているのがスポーツ振興課となります。スポーツ振興課のほうと協議して8公園、今、小豆沢公園、工事中でございますが、その以下の7公園については、現在、工事、拡張等の予定はないと聞いております。 ◆はぎわら洋一   ちょっと確認、344個のうち8個がグラウンドというか、いろんな運動ができるというか、そういう広場。あとの336個は、これは東京都、あと国のほうからも補助が来て公園整備はできるのか。言っている意味がわからないか。  僕も昭和記念公園とか、東京都の菖蒲園とか設計をやったことがあるのよ、30年ぐらい前に。それは、国の公園をつくろうとすると三種の神器というのがあって、昔は砂場とブランコと滑り台、この3つ、これをつけないと国から補助金が来なかったの。どこでも同じ公園がいっぱいできてしまって、これは要らないんじゃないのかということで、それは砂場は要らないとか、ここはブランコが要らないとか、そういうふうになったんだけれども、そういう規定みたいなものはあるんですか。 ◎みどりと公園課長   新たに公園施設をふやす場合、都市計画公園等でしたら、国の規定に沿えば国庫補助、また都市計画公園ならば都市計画交付金等いただけるかと考えておりますが、今回の運動施設というのは、例えば小豆沢公園でいいますとプールですとか、野球場ですとか、そういう有料、もしくは無料にしても登録した方が使う施設の運動施設と、それを運動施設と考えております。その運動施設をつくるときに、スポーツ振興課のほうになると思いますが、その運動施設をつくるときの補助金というのは、交付要件に合えばいただいているかと思います。 ◆はぎわら洋一   都は。 ◎みどりと公園課長   都もあるかと考えておりますが。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   本条例には、賛意を示したいと思います。  都市公園法施行令の改正に伴う地方自治体としての文言修正というふうに受けとめておりますし、質疑の中でその妥当性もわかりましたので、賛成します。 ◆はぎわら洋一   公明党としても賛成です。 ◆山内えり   これまでの基準が変わらないということですので、賛同いたします。 ○委員長   よろしいでしょうか。  以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第53号 東京都板橋区立公園条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第53号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第54号 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎交通安全課長   それでは、議案第54号 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例についてご説明させていただきます。  議案書では57ページ、議案説明会資料では17ページ、新旧対照表87ページでございます。  説明は、議案説明会資料と新旧対照表を使って行いたいと思います。  まず、議案説明会資料17ページをごらんください。  改正の理由と概要でございますけれども、成増駅北口第3自転車駐車場を廃止するというものでございます。  この駐車場の所在地ですけれども、東京都板橋区成増三丁目19番19号でございます。  なお、廃止する理由でございますけれども、土地所有者に返還するため、駐車場を廃止するというものでございます。  恐れ入りますが資料の18ページ、裏面をごらんください。  案内図がございますけれども、この案内図の上の部分に黒く縦長に表示がございますけれども、こちらが成増駅北口第3自転車駐車場でございます。こちらを廃止するというものでございます。  続きまして、新旧対照表の87ページをごらんください。  こちらは、条例の別表第1、第7条関係でございますけれども、有料自転車駐車場の一覧表がございますけれども、この中の成増駅北口第3自転車駐車場の欄を削除するというものでございます。  また、すみません。議案説明会資料の17ページにお戻りください。  最後に施行期日でございますけれども、公布の日とさせていただいております。  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   同地域におきましては、デパートや銀行がございまして、大変混み合っている、自転車の置き場所がかなり困っている地域だと聞いております。その地域においてこれだけの規模の自転車駐車場がなくなると、廃止するということになりますと代替施設というのはどういうふうになりますでしょうか。 ◎交通安全課長   代替地でございますけれども、議案説明会資料の先ほど、18ページの案内図をごらんください。  先ほど、成増北口第3駐車場というのをご説明いたしました。これのほんの少し下側に成増図書館というちょっと黒っぽく表示したものがございます。そのすぐ右隣に船のような形をした土地があろうかと思うんですけれども、こちらに今現在、成増駅北口第2自転車駐車場というのがございます。こちらがこの土地の約3分の2程度、ただ一部民有地がございますので完全に3分の2というわけではないんですけれども、ほぼそういった形で自転車駐車場として現在使っておりまして、成増図書館寄りのほうが車のコインパーキングで利用されている土地がございまして、そちらを何とか代替地ということで、この第2自転車駐車場の続き地という形で何とか確保することができまして、そちらを代替地として活用しております。 ◆中村とらあき   たしか第3駐車場は90台程度、そして次の今移られるところというのは、何台ぐらいの代替地になるんでしょうか。 ◎交通安全課長   新たに確保いたしました代替地の駐輪場の収容台数でございますけれども、139台を収容可能となってございます。 ◆中村とらあき   130から90引くと大体40台ふえるということになりますけれども、ただここは、自転車の取り締まりが非常に厳しいところで、置いたらすぐ撤去というようなことを聞いております。そのために40台ふえたとしても、せっかく新しいものをつくるのでありますので、立体化というものは考えておりますでしょうか。 ◎交通安全課長   立体化、いわゆる建物を多分2階建て、3階建てということかとは思いますが、こちらの土地も区有地ではなく、民有地をお借りしてつくっているということもございまして、建てるのにもそれ相応の費用がかかるのですが、万が一土地をまた何かの都合で返すということが生じた場合には、原状復旧ということで、いわゆる更地の状態等にして返すということになりますので、そのあたりをどのようにして見きわめるかというのが非常に難しいのかなということで、今のところは平地の駐車場ということで活用させていただいています。2階、3階ということにできればいいのですが、そのあたりはまだすぐに計画ということでは、なかなか難しいかなと考えております。 ◆中村とらあき   その土地の所有者の方は、これは別々の土地の所有者ということになりますでしょうか。 ◎交通安全課長   こちらは、同一の土地所有者の方にお借りしております。 ◆中村とらあき   そうしますと、今までも変わりなく貸していていただけたというところで、またそこに代替施設を置いてもいいよというようなお話になっているというふうに理解しますが、この土地所有者の方、大変板橋区に関して理解がある方だと私たちは考えていることを伝え聞いております。ですから、できるだけ立体、またできるだけ使いやすいところに自転車の置き場を置いていただきたい。つまりここは結構使いにくいところでございますので、そうした使い勝手のことも考えていただけるように交渉することを望みますが、その辺の意見についてお伺いしたいと思います。 ◎交通安全課長   今回、この自転車駐車場をお貸しいただいている方、このようにご協力大変いただいて、感謝しているところでございます。  この特に成増駅周辺におきましては、非常に自転車の利用が多い地域でございますので、いろいろな方に土地の空きが、もし活用しない土地等があれば、自転車駐車場として貸していただけないかとかいうことは聞きたいと思いますし、今、第2自転車駐車場として使わせていただいておりますけれども、当然ほかに使える土地、自転車駐車場としてお貸しいただけるような土地が何かないかどうかというのは、我々も今後、話をできる機会があれば伺っていきたいというふうに考えております。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  今、もう中村委員が言われたとおり、私も代替地については、少し知りたいのと、それと今お話がございましたけれども、自転車に関しては139台ということで、40台ぐらいふえるというふうなところでいいと思いますけれども、これ、バイクはこちらの新しいほうの駐車場には何台置けるのかというのもお聞きしてもよろしいでしょうか。 ◎交通安全課長 
     新しいほうの駐車場へのバイクの利用ですけれども、125ccまでは受け入れをしておるわけですが、バイクの利用については、一応187台を目安と今、しております。 ◆鈴木こうすけ   収容台数187台というのは、今現状21台で、おかしいなと思うんですけれども、すみません、お願いします。 ◎交通安全課長   大変失礼いたしました。今、187台と申し上げましたけれども、ごめんなさい。すみませんでした。拡幅地を含めた第2自転車駐車場全体で187ということでございまして、もともと拡幅前の駐車場はバイクが置ける状態でありましたので、でき得るならば拡幅地はできるだけ自転車のほうが多いものですから、自転車を多く収容して、既存であった第2自転車駐車場のほうでバイクのほうは処理というか、収容していきたいというふうに考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  最後にもう一点だけ、これは当然今、成増駅の北口の第3自転車駐車場が閉鎖をするということになりますので、こちらに新しく移動しましたというふうな周知は、やはり区民の皆様には一番大事なことになってくるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、その周知方法等は、お決まりであれば教えていただければというふうに思います。 ◎交通安全課長   こちらにつきましては、実は平成29年の9月ですから、昨年の9月ぐらいに返還の打診がございまして、そこから代替地を探すなど、いろんな手続を進めてきました。その中で、実は現在まだ正式に廃止ということはしておりませんが、今、平成30年4月1日付で休業の告示を行いました。この休業の告示を行うにあたり、十分周知をいたしまして、この第3駐車場をご利用いただいていた方々には、周囲の自転車駐車場に移っていただいて、ご理解をいただいた上で、了解をとれた上で進めており得るところでございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  今、周知の仕方というのは、いつからスタートするのかというところが区民の皆様に例えばインターネットというのはちょっと厳しいのかもしれないですけれども、駅前ですとか、いろんな周知方法の仕方があるんですけれども、施行の期日ということは、新しくここに移動しますよという日にちは、もう今現在決まっているんでしょうか。それを教えていただければと思います。 ◎交通安全課長   新たに移ったところというのは、4月1日からもう稼働しております。 ◆山内えり   これまでの第3自転車駐車場は、足して90台ということでしたけれども、利用率についてはどれぐらいの稼働率。それから、当日利用とか、定期利用とかというのはどういう状況だったのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎交通安全課長   第3自転車駐車場ですけれども、こちらはそもそも定期利用という形でお使いいただいていたという場所でございます。稼働率でございますけれども、実際これは90台というふうになっておりますが、これは面積とその自転車の大きさ、いわゆる算定する大体の割合があるんですけれども、そちらで算定してこんな数字になるんですが、実際のところは、できるだけ多くの方がご利用できるよう、詰めたりいろいろしていただいている実態がございますので、プラス約50%増ぐらいですかね。いかんせん成増駅付近が非常に自転車利用の方が多いということがございます。そういうことからかなり工夫をして、できるだけ詰めて、詰めて使っていただいて、そのようなプラス50%増になるぐらいの稼働率となっております。 ◆山内えり   そうしますと、今後139台にふえるということとこれまでの第2駐車場があるということなので、台数は非常に広くなりますけれども、プラス50%の方が利用していた方たちは、問題なくこちらの4月1日からこれまでの第2駐車場と新たな場所で順調に移動できているというふうなことでよろしいでしょうか。  それと、あと今の新しい場所と今これまでの場所、第2駐車場は当日利用があるのか、それから定期利用なのか、そのあたりもちょっと教えてほしいと思います。 ◎交通安全課長   そもそも第3の駐車場をご利用いただいていた方々につきましては、成増駅周辺でも少し駅から離れてしまいますと稼働率も落ちる駐輪場等がございます。そういったところをぜひ案内いたしまして、行っておりまして、そちらをご利用いただいて何とか収容してございます。  それから、今回拡幅いたしました部分につきましては、全て当日利用ということで利用形態、させていただいております。 ◆山内えり   そうしますと、新しいところは当日利用というのはわかりました。これまでのところの第2駐輪場はいかがでしょうか。 ◎交通安全課長   これまでの第2は、当日利用と定期利用が可能な駐輪場として使っていただいております。 ◆山内えり   すみません。そうすると第2駐車場のほうは、定期利用が何%で、当日利用が何%ということになるんでしょうか。つまりお聞きしたいのは、これまで定期だった人が新しいところに移動しようと思ったときに、新設の場所が全部当日ということになるということになるのと、それから第2というのはどういう割合で使われていたのか、その割合についても教えていただきたいと思います。 ◎交通安全課長   割合というとなかなか難しいんですけれども、といいますのは、当日利用の台数も実は定期利用の台数も日々変化がありますので、単純に何%というのがあれなんですけれども、パーセンテージはすみません。今、明確な数字としては、控えているものがございません。  あとは、周辺自転車駐車場のことであれですけれども、北口には、北口の第1とか第5とかというふうに駐輪場がございますが、北口の第1というのは、全て定期利用ということで定期利用させていただいている駐輪場がございます。  また、北口第5というところについては、こちらも定期利用なんですけれども、全てこちら、埋まっている状態でご利用いただいております。 ◆五十嵐やす子   すみません。今まで90台あったところが台数がふえて139台また新たに確保ができたということはよかったなというふうに思います。  今、質疑を伺いながら、一つそういえばと思ったんですけれども、今まで定期利用していた人がその次も定期利用で使っているかどうかちょっとわからなくて、当日利用の人に切りかえているかもしれないケースがあるわけですよね。そうすると、今まで定期利用は、ちょっと割引きになるんでしたか。何かその辺がどうなのかなと思ったのと、あと例えば大山でもちょっと離れると100円じゃなく80円になったりとか、そういう利用者の負担のところがどうなっているのかなと思ったので、もしお答えできたらお願いします。 ◎交通安全課長   定期利用につきましては、基本ベースでいきますと自転車は1か月2,000円で、定期としては、1か月、3か月、6か月というのがございます。1か月で2,000円、3か月、5,600円、6か月、1万400円というような形になりますし、ちょっと場所が遠くなったりしますとこれが例えば1か月1,500円であったり、あるいは建物で2階部分を利用されるということなんかの場合ですと、同じ駐車場であっても1,500円になると。そのようにして比較的利用しやすい場所、それから立地的に利用しにくいような場所ということで定期利用の場合は運用しております。  それで、ただ当日利用に関しましては、成増近辺におきましては、当日利用は100円で当日利用という形でなっております。  以上、そういう形で運用してございます。 ◆五十嵐やす子   そうすると学生さんとかが今まで定期利用していた場合なんですけれども、例えば学生さん、土日に部活とかがなかったりとかすると金額的にちょっとプラスになってしまう方もいらっしゃったりとか、そういうのがあるわけですよね。例えばこのほかにもこの地域は、駐輪場が点々とあるというふうに伺っているんですけれども、ほかのところで定期利用の枠を少し広げて、今まで定期利用で使っていた方がうまくのみ込めるというんでしょうか、そういう配慮とか、そういうことはこれから例えば考えたりとかできるんでしょうか。 ◎交通安全課長   当日、自転車の本当にご利用の方には、定期的に決まった形でご利用される方、それから本当に当日、必要に迫られてご利用される方、いらっしゃいます。なかなか定期のほうをどんどん広げていくというふうにしますと、今の現状におきましては、当日利用という枠が狭まってしまいますので、またそれが放置につながっていくというようなことも考えられます。  そういったことまで考えますと、1日利用もできますし、短時間の利用もできるというようなコインラック式の例えば駐輪場を整備するですとか、それが台数は数は少なくてもいいんですけれども、箇所を幾つもの場所に広げていくですとか、いろんな策は考えていかなければいけないというふうにも思います。そういったことがもう少し充実していければ、定期利用の枠をふやしていくということも可能になってくるのかなとは思うんですが、今現在の状況におきましては、定期の枠だけを広げていくというのは、非常に厳しい部分があるかなというふうに考えております。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   私どものほうもこの第54号につきまして賛意を表する次第でございます。  土地の所有者の方には、大変これまで貸していただきましたことに感謝を表します。また、できれば代替地においてより拡充した施設のほうをお願いするとともに、やはり成増の混雑の緩和とどのくらい混雑しているのかというのは、土地の所有者におかれましては、大変ご理解されていることと思いますので、より一層の緩和策というものを受け入れていただければということを要望いたしまして、以上、意見を表明いたしたいと思います。 ◆鈴木こうすけ   第54号に関しましては、賛意を表したいと思います。  理由としましては、現在この第3自転車駐車場ということで、代替地ということで、この第2駐車場の隣地というか、近くなって、スペース的には、こういった一体化するほうが区民の皆様も使いやすいというふうなメリットと、それと収納の台数がかなりふえているというところと、そういった収納の狭くなったりというのはあるんですけれども、やっぱり50%増というところを聞きますと、乗降客が多い成増駅にとっては、こういった駐車場はもっともっと欲しい。また、平置きを2階建てにしたいというふうな今後の要望等も出てくると思いますけれども、今回のこの議案、第54号に関しては、賛意を表したいと思います。 ◆山内えり   結論から申し上げますと賛同いたします。  土地所有者の方への返還のための廃止ということで、いたし方ないと考えます。また、新しい駐車場の確保がされているということですので、こちらについては、早い確保をしていただいてよかったと思います。  ただ、先ほどの話のようにプラス50%の利用率があった状況ですとか、こうした新しい整備しているとはいえ、放置自転車といいますか、今後もそういう駐輪場を求める声、それでまたコインラック式の駐輪場の検討についても引き続きお願いをしまして、この条例には賛同いたします。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第54号 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第54号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議案第56号 板橋区道の廃止についてを議題といたします。  本件について、理事者より説明願います。 ◎土木部管理課長   それでは、議案第56号 板橋区道の廃止についてご説明申し上げます。  議案書の61ページをごらんください。  認定区道の第718号線及び719号線を廃止するものでございます。  この表の上部に記載のとおり、道路法10条第1項、これが区道の廃止の規定でございますが、によりまして区道を廃止するもので、表の下部に記載のとおり、この区道の廃止には道路法10条第3項の規定によりまして議会の議決が必要となりますので、今回、上程させていただいているものでございます。  裏に案内図がございますが、別途わかりにくいので事前に配付をさせていただきましたカラー刷りのA3の2枚のペーパーでご説明をさせていただきたいと思いますので、まず事前配付資料の拡大図、右上に拡大図と書いてある資料をごらんください。  黄色く着色された部分は、区道を廃止する718号線と719号線を示しております。  廃止する道路の現況については、北側から見た写真を左上の1)、2)に示してございます。1)は若干の道路の形態、それから2)はほとんど道路の形態をなしていないというような状態でございます。  この黄色の2本の間に図で申しますと真ん中辺でございますけれども、2本の間に地区計画で決められております区画道路第2号、8号が計画をされております。地区計画の概要につきまして、もう一枚の計画図のほうでご説明をさせていただきます。  ちなみに地区計画とは、地元の皆様によってまちの将来像を設定していただきまして、そのルールを都市計画と定めたものでございます。  この計画図の中で真ん中の下のところに赤く着色した区画道路第2号線、第8号線、志村学園の南側のところになりますが、現況、畑と一部私道でございますが、この2路線を整備することとしております。  上のほうから区画道路第2号は、計画の幅が6メートル、その2号の上のほう、黒く塗りつぶされている部分につきましては、志村学園のほうと調整いたしまして、既に拡幅済みでございます。今回の整備につきましては、44メートルでございます。  それから、区画道路第8号、この下の三角のぽちぽちがあるところでございますが、ここが計画幅員5から6メートルで、延長が85メートル。現状は4メートル幅の私道でございます。  これらの地区計画を踏まえてご説明申し上げますが、拡大図にお戻りをいただきまして、このたび地元地権者との交渉によりまして、赤色に示している区画道路2号と同一地権者の敷地内にある黄色の2路線を廃止いたしまして、その面積を区画道路の一部と交換し、さらに残りの面積をその地権者から寄附をしていただく。このことによりまして図の4)の北側全体の区画道路の整備が可能となったものでございます。これによりましてこの2本の黄色の路線を廃止して交換用地とさせていただくものでございます。  なお、区画道路の南側半分につきまして、主に8号の南側でございますが、現状で私道となっておりますが、議決をいただいた後に北側半分の寄附及び交換のタイミングに合わせてことしの10月ごろに現状のまま寄附を受領いたしまして、とりあえず条例に基づく管理通路として、この図面の赤い色の部分、北から南まで通過できる道路としまして、条例に基づく板橋区管理通路として区が管理をする予定としてございます。  今回の整備によりまして、地区計画の整備の方針でございます消防困難区域の解消といったような地区計画の目標を実現し、不足している道路のネットワークをより充実したものとできると考えてございます。  ご説明は以上でございます。よろしくご審議お願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑等のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   説明ありがとうございます。  まず、このA3のほうでいただいた地区計画なんですけれども、これはどれくらいから計画を話し合われていたか、計画を具体化していったのかというのを、まずその期間を教えていただけますか。 ◎都市計画課長   こちらは、もともとこのエリアは未収エリアでございまして、一定の取り組み事業がされている中で、一定の期間を設けて取り組んできています。  地区計画を決める際には、まちづくりの協議会というのを立ち上げておりまして、その協議会等で話し合いながら、地区計画の地元案というのを立ち上げまして、その案に基づいて一定のご理解をいただいた部分について都市計画の手続に入っていき、都市計画を決めているような状況でございます。  スタートした時点は、ちょっとすみません。今、数字で何年と持っておりませんが、当初、平成13年には、最初の地区計画で一旦決めておりますので、平成10年前後から取り組んだというふうに認識しております。 ◆山田貴之   平成10年ごろから。
     今、今回の議題に関係することですけれども、区道を2本廃止してということでありますけれども、この整備される三角の形でしるされているこの道路というのは、住民の方から要望が上がってきた道路なのか、あるいは区として通したいというふうに考えた道路なのか。あるいはここ、都立の志村高校がありますけれども、東京都のほうから輸送用のバスを通したいとかという要望があったのか、どこから道路整備になるのかというのを教えてください。 ◎土木部管理課長   先ほどご説明した地区計画は、地元の皆様のまちづくり協議会等の合意に基づきまして、この道路を抜くということについて、通すということについての計画を立てていただいたので、地元の総意ということで一応考えていただいて、その上でこの地区計画を抜くために北側の区画道路2号部分のこの寄附をいただくというお話につきましては、区との交渉により地権者の方が寄附を申し出ていただいたということでございます。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  拡大図のほうを見ますと、3)のほうからずっと見ていきますと、住宅にちょっとかかっているのかな、門扉とかにかかっているのかなと思うんですけれども、この辺のとり合いはどうなっているのかというのは、これから用地のこういう細かい建物にかかっている場合は、何かやりとりがあるのかというのを教えていただければと思います。あるいは、逆にないとかというのを教えてください。 ◎市街地整備課長   南側の部分の戸建て住宅が建っているところにつきましては、建築基準法でいう42条2項通りになっていまして、こちらの住宅につきましては、もう既に後退をしております。ですから、2項道路に当たっている部分はございません。  西側の大きな宅地になっている部分につきましては、今現在、塀になっておりまして、その部分につきましては、こちらの先ほどの道路の4メートルを整備した後に、まだ計画が未定ではあるんですけれども、西側のうちが建物等の建てかえを行う際に、こちらの幅員を4メートルから5メートルにしまして、そちらの部分を再度、寄附をいただいて5メートルに整備する計画をしております。 ◆山田貴之   これからも計画があるということで、進められるということなんですけれども、北側のほうの整備の赤線のものを見ると幅員が6メートルになっているのかなと思いますけれども、3)から見たところによると、これは写真も載せていただいていますけれども、3.77ぐらいが今回の赤線のところの数値かなと思うんですね。  より手前、写真で見られる3)のところは、壁面、外壁になっていて、思う以上に割と車の往来は、大型はちょっと難しいのかなというふうに思いますけれども、であるんですけれども、よく見ると隅切りが図では入っていますが、この辺の拡張みたいなことも将来的な計画には検討されることとして入っているんでしょうか。意味はわかりますか。 ◎市街地整備課長   今現在、拡大図でいいます4)と書かれたところに道路の部分に段差があると思いますけれども、そちらの部分が5メートルから4メートルになっておる部分になります。そちらの部分を先ほど言いましたように、将来に西側のお宅が建てかえる際に5メートルに拡幅して、同じ幅にそろえて、3)のほうの南側の区道のほうまで寄附をいただいて拡幅する計画にはなっております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  まず、計画図のこれは図面、詳細な図面、すみません、わかりやすい図面をありがとうございます。  その中で、今回、区道になるというふうなところの上に都立の志村高校というふうに記載があるんですが、私の認識が間違いかどうかなんですが、これは今、都立の志村学園というところに名称が変わっていると思うんですけれども、まずこの点だけ多分、これはいただいた地図なので、訂正をしていただければと思いますけれども、ここの点についてはいかがでしょうか。 ◎土木部管理課長   申しわけございません。現状では志村学園でございまして、おわびして訂正をさせていただきます。 ◎都市計画課長   都市計画図につきましては、計画をつくった際に、その時点で都市計画決定をしておりますので、後々建物が建てかわっても差しかえることはしておりません。ただ、現状での位置の認識としては、都市計画図として正式なものでございますので、ただ委員さんたち、ご説明する資料としては、その部分の訂正は、そういう資料という意味での訂正は必要だと思いますので、その辺は気をつけたいと思います。よろしくお願いします。 ◆鈴木こうすけ   理解できました。ありがとうございました。  それと、もう一点、拡大図のほうなんですけれども、先ほど山田委員のほうからもるるいろいろな質問があった中で、先ほど答弁を頂戴した中で、この寄附をしていただいたというところがありましたけれども、この寄附に至る経緯をもしわかれば教えていただければというふうに思います。 ◎市街地整備課長   寄附に関しましては、当初そちらの今回、寄附をいただく権利者の方から寄附の申し入れがありまして、そちらが契機になりまして、今回、事業が進んだという形になります。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  本当にすばらしい方がいらっしゃるんだなというふうに思います。  それと、ちょっとこれ、あれですけれども、最後の質問にしますけれども、この拡大図の1)、2)の区道の第718と719号線というふうな、これは写真もつけていただいたのでわかりやすいんですけれども、このような今、農道のような、認識としては、これが区道なのかなという正直なところでの意見なんですけれども、こういった区道というのは、板橋区内にはどのぐらいまだあるのか、それだけちょっとお聞かせいただきたいなというふうに思います。 ◎土木部管理課長   この路線は、昭和28年ごろ、国から管理を移管されたものでございまして、移管された瞬間に板橋区道としての認定を行っておるものでございます。ですので、この1.8メートル行きどまりというような類似の道路はたくさんございまして、先ほどカウントしましたが、区内に約200か所ほどあるというふうに考えられます。 ◆山内えり   今のように200か所あるということですけれども、行きどまりというようなこういう道ではありますけれども、地域の方も使っていらしたのかなと思うんですが、そういったこちらの区道が廃止されてこういう条例上の管理道路になることについて、住民の方への理解というのは得られていると考えていいでしょうか。 ◎土木部管理課長   このような通行は可能であったかもしれないんですが、ごく少数の方が通られていた道路ということで、現実的にはそういう道路でございました。  今回、地元の方、地権者の方が1名ですので、地元の方に改めてご説明することはしてございませんが、このような1.8メートル行きどまりのような区道の機能というのは、今回のような区画道路のようなものをつくって代替されることを条件に廃止をさせていただいているものでございまして、機能が将来的に4メートルで全部貫通するような道路にならないとしましても、安易に例えば1.8メートル行きどまりだったとしても、それ以外の安易な区道の廃止ということはあってはならないというふうに考えてございまして、国から移管された道路をこういったまちづくり等で、また周辺の状況の道路の必要性等も十分勘案した上で、今回のような活用の仕方が一番ベストと考えてございまして、そういったことに今後とも努めてまいりたいというふうに考えております。 ◆はぎわら洋一   恐縮です。すみません。蛇足になってしまう。この新しい寄附いただいたところ、ここ、6メートルで、こちら側が今度は最終的に5メートルとなるんですけれども、できれば全部6メートルになるように寄附をいただくように折衝というか、話、6メートル道路に接するようにしておいたほうが、僕は都市計画的に、僕の考えはそのほうが将来的に板橋区の整備するのには、物すごくいいと思っています。だから、もっとくれという言い方じゃないんだけれども、そういうことを丁寧に言っているんだけれども、説明してあげて、よりよい板橋の整備をできるようにしたらいかがかなと、ちょっと要望なんですけれども、いかがでしょうか。 ◎都市計画課長   まず、こちらにつきましては、先ほどご説明しましたように、未収の事業という形で、まちでいろんな協議会を立ち上げまして、どういうまちにしていきましょうかという話し合いがされておりました。その結果として、地区計画に移行していくという際に、自分たちの地域にとって望ましい道路はどういうことかということの十分な話し合いをされた中で、この部分は5メートルでいきましょう、6メートルでいきましょうということになりまして、区としても当然6メートルであれば、消防活動困難区域としてのより有効性が増しますので、それのことの認識は十分あったところでありますが、地元に協力いただいた上で、地区計画を決定する際にこういう形になったところでございまして、今後とも道路をつくる際には、できるだけ6メートルを基調として考えていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ○委員長   以上で質疑等を終了し、意見を求めます。  意見のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   賛成を表明します。  平成10年から地域の方が協議会を立ち上げられて、地元の総意ということで地区計画が出来上がったということで明らかになりました。そうした中で、今回の第718号線及び第719号線を廃止するというのは、大事なその中の計画の一つというふうに理解しておりますので、賛成をします。 ◆鈴木こうすけ   我が会派も賛意を表したいと思います。  先ほど、お話頂戴しました。このようなこの第718号、719号のような区道がまだ区内に200か所以上あるというふうにお聞きをしました。今回、こういった震災が本当に直下型の地震があるということで、先ほど、消防の困難区域というところで、こういった区道をつくれるものに関しては、すごく前向きな形だなというふうに私も感じますので、第56号に関しては、賛意を表したいと思います。 ◆山内えり   私どもも賛意を表したいと思います。  地域の皆さんがそういう協議会を開き、そして地区計画のほうが決められて、地元の総意、それから地域の方からも承諾を得ているということをお聞きしましたので、賛同いたします。 ◆五十嵐やす子   質問しなかったので意見を。  私も賛意を表したいと思います。  私、どこへ行くのも自転車のものですから、この辺、自転車で走っても本当に起伏があったりとか、あと本当に狭かったりとか、行きどまりだったりとか、とってもわかりづらかったという、そして走るのも結構ほかの車に気をつかったりとか、とても道路ということで大変だなと思っていた地域なので、そこで皆さんの総意でこのように道路ができていくというのはとってもすばらしいことだと思いますので、賛成をしたいと思います。 ○委員長   以上で意見を終了いたします。  これより表決を行います。  議案第56号 板橋区道の廃止についてを可決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○委員長   ご異議がないものと認めます。  よって、議案第56号は可決すべきものと決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   委員会の途中でありますが、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時5分といたします。 休憩時刻 午後零時04分 再開時刻 午後1時03分 ○委員長   それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、報告事項に入ります。  初めに、板橋区無電柱化推進計画の策定について、理事者より説明願います。 ◎都市計画課長   それでは、板橋区無電柱化推進計画の策定について、ご報告させていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。  まず、資料1のほうを使ってご説明させていただきます。こちら、3ページものでございます。  まず、項番1でございます、目的でございます。  災害の防止、安全かつ円滑な交通の確保、良好な景観の形成等を図るため、無電柱化の推進に関する法律に基づき、板橋区無電柱化推進を平成30年度、31年度の2か年で策定してまいりたいと考えております。策定に当たりましては、東京都無電柱化チャレンジ支援事業制度を活用いたし、検討1年目のことしでございますが、上位計画の整理、また無電柱化の現状整理のための基礎調査等を実施、計画策定に当たってまいりたいというふうに考えております。  続きまして、項番の2でございます。  東京都無電柱化チャレンジ支援事業の説明でございます。  こちらは、この制度を活用することで、全額、100%でございますが、都費で推進計画を策定することができるようになっております。今年度中に、推進計画の策定に着手することで、チャレンジ事業に向けた一連の事業に対する都の支援が受けられます。現在のところ、地元協議会の運営支援、地元合意形成にかかる費用、測量設計費用、工事費用等について、東京都から全額補助が出るというふうに伺っているところでございます。  なお、板橋区におけますチャレンジ対象路線でございますが、(2)の1)の道路上に地上機器を設置することが困難な路線、こちらのほうが該当します。  ちなみに、2)のほうでございますが、現道で新たに無電柱化に取り組むという表現でございますが、これは各自治体等において、都市計画道路等を除いた既存の道路で無電柱化事業を行うことになった自治体が対象になるものでございまして、板橋区を含めまして、23区では既に既存道路で無電柱化事業を取り組んでまいりますもので、こちら該当しないところでございます。  続きまして、項番3、策定内容についてでございます。  今年度、平成30年度は現状の無電柱化についての整理、上位計画等の関係の明確化、さらには優先整備候補路線の選定をした上で、それぞれの評価などを行って、無電柱化推進のための基本的な方針を決めるところでございます。  (2)の翌年、平成31年度でございますが、優先整備候補路線を絞って、優先整備路線というふうな形で評価、選定し、無電柱化計画を策定していきたいというふうに考えております。  また、優先整備路線の中からチャレンジ候補路線ということで、2路線程度考えておりますが、事業化に向けた具体的な検討をしてまいりたいというふうに考えております。  続きまして、裏面をごらんいただきたいと思います。  項番4、検討体制でございます。  検討体制といたしまして、庁内検討組織、また技術検討会、そのほかパブリックコメント等の実施を考えているところでございます。庁内の検討組織に関しましては、部課として現在のところ、効率的かつ十分な議論が進むようなところを考えておりまして、庁内で申しますと、政策企画、防災危機管理、産業振興、障がい者福祉、拠点整備、市街地整備課、高島平グランドデザイン担当、土木部管理課、土木部計画課、工事課、生涯学習課等を予定しているところでございます。こちらにつきましても、無電柱化に向けてのキーワード等を要素として考えております。  続きまして、技術検討会でございますが、こちらは東京電力と事業者を交えた技術的な打ち合わせをする会を考えておりまして、東京都からもオブザーバーとして参加をいただくように考えております。  続きまして、スケジュールでございます。  項番の5のところに、大まかな予定を書かさせていただいております。よろしくお願いいたします。  続きまして、3ページ目でございます。  こちらは参考といたしまして、無電柱化に対する動向等を記載しております。
     国、また東京都、板橋区内の無電柱化の整備についてでございます。  国におきましては、ことしの4月に無電柱化推進計画を策定しております。都におきましては、3月に東京都無電柱化計画を策定しております。今年度中に実施計画を策定する予定というふうに聞いておるところでございます。  3番目の板橋区の整備の状況でございますが、環状七号線につきましては、完了と、事業中に1類の表示がございまして、これは川越街道から練馬区境までにつきましては完了、中山道から北区境については事業中ということでございます。  資料としての説明は以上でございますが、私どもといたしましては、今回、都市整備部、土木部と連携ということで、無電柱化の事業に取り組んでまいりたいというふうに考えております。  また、無電柱化につきましては、費用、時間、また非常にかかる事業でございますので、地元のご理解等も得ながら、進めていきたいというふうに考えております。  説明は雑駁でございますが以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆鈴木こうすけ   午後もよろしくお願いいたします。  まず、この2番の東京都の無電柱化チャレンジ支援事業制度ということで、少しお伺いしていきたいんですが、この(2)のチャレンジ路線の要件ということでありますけれども、現在、本区で先ほどございましたけれども、無電柱化が進んでいるのは683キロが対象という区道になっていると思うんですけれども、無電柱化されている路線に関して、2キロというふうな状況で、なかなか進まないのが現状だというふうに思っております。しかしながら、東京都の無電柱化促進条例の中で、平成30年度の予算、約288億円ということで、東京都のほうでは予算がついておりますけれども、こういった中で、まず一つお伺いしたいのが、都営住宅の外周道路等の無電柱化に関して、区内でも都営住宅が隣接しているところがございますけれども、まず都営住宅の外周の道路等の無電柱化の状況について、お伺いしたいというふうに思います。 ◎都市計画課長   都市計画道路、都営住宅につきまして、都営住宅と区道との接する部分についての状況等については、把握していないところでございますが、東京都のほうで10年後の姿ということで、関係する面的な整備については、積極的に取り組むというふうに聞いております。ただ、数字としての把握はしてないところでございます。 ◆鈴木こうすけ   わかりました。把握ができる内容があれば、教えていただきたいなと思います。  それと、やはりちょっと前にインターネットで引っ張って調べてみたんですけれども、東京全体の中の区道での無電柱化というのは、全体としても3%ぐらいしか進んでないというふうなことで、なかなかそういった無電柱化をするというのは、当然、大山のハッピーロードですとか、中宿商店街とか、いろいろチャレンジをしてきましたけれども、なかなか工事ができないというところで、工事がストップしているというふうな状況は、お聞きはしているんですけれども、これちょっと読んでみますと、中央区では約55.4キロ、無電柱化率でいうと35%ということで、最も無電柱化が進んでいないのが本区というふうな認識ですけれども、これに関して、少しお伺いしたいと思います。 ◎都市計画課長   23区の全ての状況は、ちょっと把握しているわけではございませんが、都心の区におきましては、もともとの道路の形状が8メートルとか、そういうものの区道が多いというふうに認識しております。板橋区とか、都心から離れた区道につきましては、もともとの市街地の構成上、密集エリアとかもございまして、2項道路とか、そういう部分が多いところがございますので、そういう面でおくれているというふうに思っております。  ただ、今回の調査の中で状況等を確認していく中で、少しでも進捗が望めるような部分というのを見つけ出していきたいというふうに思っております。あとは、東京都等においても、センターコアとか言っているのは、本当に中央環状線の内側ですので、そういうところについては、積極的に取り組んで、もともと来た路線でございますので、そういう意味では郊外型の区のほうがおくれているという状況になってございます。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。先ほど来、なかなか無電柱化に関してというところが難しいということなんですけれども、ぜひチャレンジ路線というところ、今このチャレンジ路線というのは、対象の箇所というのは、今何か所ぐらいあるというような認識でしょうか。 ◎都市計画課長   チャレンジ路線の候補にするものについては、今回の計画の中では10から20路線を絞りながらやっていきたいというふうに思っておりますが、全体としてその可能性のある路線というものについては、今回の調査の中で詳細の部分を調べていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◆鈴木こうすけ   当然、先ほどもありましたけれども、首都直下型の地震がかなり高い確率で本当にあるというふうな形で、我々も災害に対しては、備えをしていかなきゃいけないというところと、本区はやはり木密地域、本当に道路が狭いところもありますので、しっかりと緊急輸送ができるような、緊急車両が入れるようなところを無電柱化していっていただきたいなというところと、これチャレンジですから、しっかりとそういった形で東京都から100%の助成金が出るということなので、前向きにこういった形で1か所でも多く、この無電柱化に向けてチャレンジをしていただきたいなという要望を申し上げ終わりたいと思います。  以上です。 ◆山田貴之   質問させていただきます。  まず、ちょっと教えていただきたいんですけれども、チャレンジ路線の要件というところで、道路上に地上機器を設置することが困難な路線であることが要件になっていると思うんですけれども、無電柱化をすると、以前、教えていただいたときには、電線の上にはいろいろなものが乗っていて、全部地中化することができなくて、地上には何か出てきちゃうんですというようなお話を、ご説明いただいたことがあるんですけれども、そういう路線を、この意味合いがちょっとよくわからないんですね。そういう意味合いが、無電柱化はできるけれども、道路上には何か出てきちゃうんじゃないかと思うんですけれども、ちょっと教えてください。 ◎都市計画課長   まず、一般的な電柱の上にはトランスと申しまして、電気系の設備が乗っていますし、あと電話関係のものも乗っております。そういうものを地上の設備機器として、例えば区道ではなくて、国道か都道であれば時々、幅が50センチくらいで高さがこのぐらいのものを見かけると思うんですが、そういうものを区道の中に設置するということは、実際には歩道の幅というのが2.5メートルより狭いような歩道ですと、そのものがつくことによって、通行にも支障が出てくることがございますので、そういう部分をいろいろな工夫をしながら、解決しながら取り組んでいくことでございまして、そのために技術会議というのをつくりまして、東京電力なりの事業者、また東京都と調整しながら進めていくということで、今進んでおります。  重ねて、東京電力を初め電気会社とか、そういうところでいろいろな設備の開発というのを、今しきりにやっておりますので、その辺がうまくいくと、もう少しコンパクトになるものが出てきていただければ、ありがたいなというふうに思っているところでございます。 ◆山田貴之   わかりました。  あと、補助対象と対象条件ということで、少しスケジュール感が載っているんですけれども、説明でもいただいたように、地中化をするということは、非常に地域住民との交渉だったりとか、あるいは路線バスとの交渉だったりとか、あるいは代替の道路をどうするかとか、いろいろ考えなきゃいけないことがありますし、工事期間にしても非常に長い期間かかるという印象を私は持っているんですが、この都の助成制度は最後まで、しっかり面倒見てもらえるスキームになっているのかというのを、ちょっと教えてください。 ◎都市計画課長   東京都に聞いている内容では、最後まで見ていただけるということになっておりますが、ただ今後ちょっと担当部署としては、多少の不安を抱えながら、東京都からしっかり補助していただけるような形で取り組みたいと思っております。実際に、設計してみないと、どの部分までが100%というところも、まだ確かめておりませんので、しっかりその辺も見きわめながら、区の税金を少しでも使わない形で、いいものをつくり上げていきたいというふうに思っております。 ◆山田貴之   区としては、どういう場所、何個、検討したいと思っているのかというのを、教えていただきたいんですけれども、例えば自動車の交通量は少ないけれども、商店街があって、例えば商店街イベントをやるに当たって、電柱があって、電線が張りめぐらせているような状況が、すごくイベントをやるのに不便だと。例えば、よさこいなんかをやるときに、大きな旗を振るんですけれども、そこに電柱が引っかかってしまって、どうにも不便だというようなところを例えばやるのか。あるいは、やはり交通量に比して、歩道が狭くて地域の方から非常に不便だというような声をいただいているというような、本当に交通量が多く、危険性が高いところをやろうとしているのか、その辺の考えや方針があれば教えてください。 ◎都市計画課長   今回、一定の路線の評価をしていくときのキーワードというものを設定する予定でございまして、その際に幾つか項目がございまして、先ほどおっしゃっていただいたように公共交通機関や、また公共施設の周辺の路線、都市計画道路、土地区画整理事業なり、再開発事業等の施行されている路線、さらには避難場所、病院、消防署、警察等の周辺で避難等、防災上重要な路線、さらに先ほどおっしゃっていただいた木造住宅の密集地域内で避難等、防災上重要な路線、さらには住環境の改善と商店街の活性化が図られる路線、板橋区の景観計画における重点地区、さらには重要公共施設となっているような路線、さらには特に地域のコミュニティ等の活性化、またユニバーサルデザインの整備が図られる路線ということで、今ちょっと申し上げたようなことを総合的に判断しながら、一定の場所を絞り込んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◆山田貴之   キーワードの割には、いろいろあって結構網羅されるような気がするんですけれども、キーワードは大事だなとは思うんですけれども、私一つ気がかり、心配なのは、住民の方がふだん使っていて、これ地中化してもらえないのかなというのを、日ごろ日常的に要望をいただいているんですけれども、そういう路線というのは、大体、代替の道路、この期間ここを工事していたときに、ほかはどう通すんだというか、なかなか難しそうだなと思う道路だったりするんですね。だから、パブリックコメントをとるというような流れになっていますけれども、地域の方からもいろいろご意見いただくと思うんですけれども、地域の方からいただいた意見を、必ずしもなかなかできるというふうにはならないのかなと。そういう意味で、今、板橋区、網羅的に結構多かったですけれども、板橋区としてのしっかり方針を打ち出しながら、こういうチャレンジ制度は使うにしても、とはいってもキーワードがあって、それに当たらないところは、なかなか難しいということも、あわせて説明をしていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、そのあたりの考えを教えてください。 ◎都市計画課長   実際には、この近所で不動通りの商店街で無電柱化を実施した際に、約8年ほど年月を使っておりまして、例えば商店街ですと工事をやっている際に、営業中に工事をやってほしくないですし、かといって夜やるかというと、夜は眠る時間帯ですし、本当に地域の皆さんにすごく大きな負担をしていただきながら、進めてきていることだと思っております。それは、区のほうの進めたいということの意向だけではなく、地元の大きな意向に基づいて、うまく進められたのではないかなというふうには認識しております。このとき、そういうことも含めまして、一定の先ほどキーワードにしては多過ぎるというお話をいただきましたが、広く公平な目で拾いつつ、実施可能な部分ということも十分な調査のもとに、見きわめていきたいなというふうに思っています。 ◆山内えり   今、選定する基準についてのお話もあったんですけれども、おおよそ2路線程度というお話だったんですけれども、先ほどのように中央区のように進んでいるところと、そうでない自治体の差もあると思うんですけれども、この2路線というのは、板橋として2路線なのか、東京都として、もう全ての自治体に2路線というふうになっているのか、そのあたりというのはいかがなんでしょうか。 ◎都市計画課長   私どもは、区内全部の路線、一遍にできれば一番望ましいとは思っていますけれども、今のいろいろなことを加味しますと、一つひとつ着実に無電柱化を進めていただいたように思っておりますので、そういう意味で1本、2本という形で、確実なものをつくり上げていくことが大切だと思っていますので、そのように進めたいという意向で、2路線という形で今出させていただいているところでございます。 ◆山内えり   ということは板橋として、そういうふうに2路線程度というふうに考えて、進めていくという意味では、自治体のほうで路線数というのは申し入れたり、決めることが可能だということでいいんでしょうか。 ◎都市計画課長   チャレンジ路線のスタートする条件は決まっておりますので、33年までに一定の検討を終わらせるということで、そういう路線の中で決めていけると思います。ただ、中央区という言葉が先ほど出ましたけれども、すごくやりやすいところと、そうではないところの差というのは、すごく大きいと思います。住民の方の理解といっても、例えば中央区の例で店舗を昼間営業していても、夜、例えば住んでないということであれば、夜ずっとやりきれますし、板橋区の場合は商店街も住民が住む地域ではありますので、そういうことも踏まえますと、なかなか一遍に全部ということは、やりきれないと思っていますので、それで先ほど申し上げましたように、しっかり調査、検討して、一つひとつ着実に確実にやっていきたいというふうに申し上げたところでございます。 ◆山内えり   もう一つ、路線の数というのがあったんですけれども、不動通り商店街のような商店街で、おおよそ何百メートルぐらいというのと、路線といった場合に、起点から終点までの距離というのは、何か規定があるのか、それともいわゆるこれぐらいという、何か目安みたいなものがあれば、教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長   路線としては、長さという数字が補助要件になっているわけではございません。ただ、板橋区の経験上、四、五百メートルぐらいの路線を2区間に分けて取り組んできましたので、そのような形で進むことが効率的ではないかなというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   あと、先ほどの話の中にあったかと思うんですけれども、そうすると優先順位というんでしょうか、特にいろいろな先ほど条件というか、出てきたかと思うんですけれども、その中でも特に優先で取り組みたいというのを、今、区で考えている、検討しているところがあれば、教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長   先ほど申し上げたことを公平に見ながら、トータル的に考えていきたいというふうに思っているところでございますので、このことという一つだけに絞ることではございません。 ◆山内えり   あとは、事業費なんですけれども、基本的には東京都で100%の補助の事業ということですけれども、時間もかかりますし、8年ですとか、10年ということで、また地域の方のご理解ということで、すぐに進むということでもないんだろうというふうにお話し聞いて、伺って感じでおりますけれども、私が住んでいる地域のほうでも、やはり無電柱化してほしい。それから、特に本当に2.5メートルもないような、1メートル弱のようなところで、人が通れないようなぐらい厳しいところで、何度も無電柱化という形で要望している地域なんかもあるんですけれども、そういった住民の人たちの声に応えるという意味では、2路線というのは、なかなか時間的にも厳しいと思っていて、そういう意味では区の事業として、そういうものに取り組むというのは難しい、検討はできるんでしょうか。 ◎都市計画課長   今、国のほうが参考に出している費用として、1キロ当たり5.3億円というふうに言われております。その中で、10年ほどという年月の例示も出ているところでございますが、区としては、先ほどから繰り返しているんですが、多くの路線を本当に一遍に進めれば、解決する部分がふえていくというふうな、おっしゃるとおりだと思っておりますけれども、今、区として取り組んでいく中で、確実に推進するためには、1路線、2路線というところを、しっかり取り組んで形として無電柱化のまちをつくることが重要だと思っておりますので、その辺に取り組ませていただきたいというふう思っております。 ◆はぎわら洋一   ちょっとお聞きします。  無電柱化の阪神・淡路震災のときに、長田区で逃げおくれた方が出たのは、電柱が倒れて道路をふさいだと、そういうことのないようにということで、計画がどんどん進んでいるということをお聞きしました。これ、僕の要望というか、希望みたいなものが入ってくるんですけれども、多分、電柱をなくすと、当然、キュービクルが出てくる。そのキュービクルがやはり出てくるから、キュービクルを民地にも、これだけ1メートルとか、協力してもらって、それで道路はきれいにストレートを通すように、例えば板橋区役所からグリーンホールまで、このストレートをきれいにしちゃう。もう完璧に、すばらしいと、これは、無電柱。そういうふうな、モデルケースをつくって、それでできれば将来は旧中山道とか、そういうふうに板橋の道はすばらしいなと、観光客が来てですとか、それはあと10年後か、20年後になるかもしれない。そういうモデルケースをびしっとつくってもらいたいというのがある。どこにも、みんなばらまきというんじゃなくても、こういうふうにしてもらいたいなという見本が欲しいと思いません。そういうのつくれませんか。 ◎都市計画課長   今回、チャレンジするという目的は、恐らく東京都がそういう部分をいろいろな自治体に望んでいるというふうに認識しております。実際には、民地内に置かせてくださいと言っても、はい、いいですよという方は、それほどいないと思います。ただ、自分のまちが、どういうふうに変わっていって、災害時に人の役に立つけれども、大切だなということももっと広まっていくことによって、そういう協力者も出ると思います。  あとは、面的な整備で区のほうで再開発事業なり、密集事業とか、いろいろかかわっておりますが、そういう中でうまく土地のやりくりができるような部分であれば、そういうところも含めて検討するというのも、一つの方法だと思いますし、今おっしゃっていた部分で路線として決めて、一定の協力を求めるという方法も必要だと思っております。そのほか、技術の革新で設備機器の大きさが、もう少し形が変われば、違った方法も出てくると思いますので、多分ここ5年くらいの間では、いろいろなものが出てくると思いますので、その辺も期待しながら、また皆さんからよかったなと思われるような部分を、つくり上げていきたいというふうに思っております。 ◆はぎわら洋一   キュービクルにしてマンションをつくったと。架空でばんと電線を引く場合と、キュービクルから引く場合だと、値段はどうなんだろう、3倍ぐらい高いのかな。電気のプロいる、電気屋さんいないんだな。電気の技術者がいないと、それはいいわ。  本当に、そういう未来を話ししてもらいたいの。本当に、そうすれば結構、地主、お金持ちいっぱいいるから板橋も。いいよと、この土地、キュービクルぐらいたったらいいとか、あとコミュニティバスで通すんだったら、ポケットをつくるんだったら、5メートルぐらいはうち協力するよみたいな形で、いろいろな方面に一挙に進まないと思うけれども、いろいろな方面にできるかなと思うので、ぜひそれを進めて、すばらしいモデルケースをつくってもらいたいと、再度、要望します。 ◎都市計画課長   機器の地上なり、地下化した場合の課題としては、技術的な面で申しますと、例えば絶縁の性能とか、防水の性能とか、メンテナンスをどうするかとか、いろいろな課題があると思います。ただ、そういうものも今は課題としてしか、お答えできていませんが、解決したときには成功例として、お知らせできるような部分ができていけばいいなと思っております。ただ、それは板橋区が開発するというものではない部分がございますので、電力会社ですとか、専門の方たちが一定の部分を今いろいろ研究していますので、そういうものがうまく育っていくことによって、いい形にして、今おっしゃっていただいたような町並みとしても、防災面でも安全なまちになるように、取り組んでいきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ◆五十嵐やす子   無電柱化、今回は東京都なんですけれども、ほかのところから、国とかからも何か、こういう補助とか、そういうのってあるんでしょうか。 ◎都市計画課長   今回の補助、チャレンジ事業というのは、東京都からの補助になります。そのほか、国のほうも一定のもともとの補助を出しておりまして、区市町村がやる場合には、国の補助は路線にもよりますが、29年度の実績では55%、市町村が単費で22.5%、都の補助が22.5%という形で、路線によっては、そういうものを進んでいますので、チャレンジ助成以外でも取り組もうとしたときには、こういうものも使いながら一緒にやることができます。 ◆五十嵐やす子   ありがとうございます。  実は、一番最初の目的のところに災害の防止とあるんですけれども、きのうの夜、NHKを見ていたら、それこそ南海トラフの、どのくらい被害というんでしょうか、試算が出ていて、今まで国は220兆円と言っていたんですけれども、土木学会が被害が起きてから、すぐには復興はできないから、20年間ということで試算したら、1,410兆円というのを出していて、本当にもうすごい金額過ぎて、何か想像もうまくできないようなあれだったんですけれども、とのときにどういう対策があるかと、幾つかといっても大きいのが2つだったんですけれども、その中の一つが無電柱化と書いてあったので、あした無電柱化のこと話し合うんだなと思いながら、それを拝見していたんですけれども、ただ実際、さっきのお話にもあったように、そんなに簡単に無電柱化って進むわけでもないしと思って、ちょっと頭が痛いなと思いながら、きのう見ていたんですね。  やはり、防災というところを考えたときに、本当に無電柱化をすることによって、どのくらい、さっき電柱が倒れて逃げられなかったとかあったんですけれども、それを考えるんだったら、それこそ板橋区の中で電柱がいっぱいあって逃げるのが大変そうなところを選ばなければいけないだとか、何かそういう視点とかも、これから入るのかなとか思ったんですけれども、さっき庁内の中に危機管理も入るということだったんですけれども、その辺もう少しお話を聞かせていただけるとありがたいなと思います。 ◎都市計画課長   今回、先ほど候補路線等を選んでいくときのキーワードとか、お知らせしたんですが、基本計画、無電柱化推進計画を立てる中では、都市防災機能の強化、また安全確保な歩行空間、さらには良好な都市景観ということで、これからつくっていく中で大きな柱立てをつくろうと思っております。そういう中では、多分一番最初に都市防災機能の強化という形で進むことになると思いますので、その部分では大前提として進んでいきたいなと思っております。  また、外部不経済というんでしょうか、自分たちの経済行為の外側で結果的に被害が出てきてしまうような部分がございますので、経済面から見ても一定の部分では、無電柱化というのは推進することが、経済的な効率も推進することになりますので、そういう面でも大切な取り組みだと思っておりますので、取り組みたいというふうに思っております。ただ、私どもの都市整備部は幸い無電柱化だけではなくて、都市の防災を守るためのいろいろな取り組みをしておりますので、このことをまたそういう部分とも絡めながら、横串を刺しながら、一緒に部内全体で取り組んでいきたいと。さらに、土木部と一緒にいますので、両部でしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、「(仮称)板橋区交通政策基本計画」の策定について、理事者より説明願います。 ◎都市計画課長   それでは、「(仮称)板橋区交通政策基本計画」の策定について、ご説明差し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、資料のほうでございますが、3枚組みの資料でございまして、ご説明差し上げたいというふうに思っております。  こちらの項番1、目的でございますが、交通政策基本法に基づく交通政策基本計画が策定されました。地方公共団体におきましても、交通に関する施策、またまちづくり等の視点を踏まえながら、総合的かつ計画的に実施することが求められているような状況でございます。区におきましても、本年3月に板橋区都市づくりビジョンにおきまして、道路・交通ネットワークの形成に係る都市づくりの方針というものを策定しまして、総合的な交通政策の推進に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。  これらを受けまして、交通政策全般に関する方向性を定める交通基本計画を策定し、道路網、鉄道網、バスなど、階層別の交通体系を整理し、さらには道路・公共交通の利便性の向上を図り、誰もが快適で移動できる環境を形成していくことを目的に取り組みたいというふうに考えております。  項番2でございます。策定の内容でございます。  まず、(1)の30年度でございますが、上位計画と関連する板橋区の個別計画等を整理し、関係性等を明確にしていきたいと思っております。
     また、区内の公共交通の特色、現状、課題等の調査、整理を行います。  さらには、区民及び区外からの来訪者等を対象としたアンケート調査を実施していきたいというふうに考えております。それらを受けまして、計画の骨子案を策定していきたいというふうに思っているところでございます。  続きまして、(2)でございます。  平成31年度におきましては、30年度に進めたことに追加いたしまして、課題等の追加整理を行い、計画の素案を策定し、パブリックコメント等の実施を行って、計画の策定を進めていきたいというふうに思っております。  裏面の2ページをお開きいただきたいと思います。  今、お話ししたような内容につきまして、30年度、31年度という形でスケジュールを上げさせていただいております。  本建設委員会におきましても、今月、6月にご報告差し上げていますが、また来年1月あたりに報告を考えているところでございまして、ポイントごとに整理しながら、皆様にご説明して取り組んでいきたいというふうに思っているところでございます。  続きまして、3ページでございます。検討体制でございます。  計画策定に関する委員会の設置でございまして、こちらの委員会で策定に向けた検討を行っていきたいというふうに思っております。さらには、区民の意見を聴取するためにパブリックコメントの実施を考えているところでございます。  続きまして、策定委員会でございますが、学識経験者、関係機関、交通関係事業者、また区民、こちらは公募の委員さんも含めまして、区民代表団体の方にもご参加いただく予定でございます。  また、区議会の議員でございまして、本都市建設委員会の委員長、副委員長のほうに、策定委員会のほうにご出席、ご参加いただきながら、ご意見等いただければというふうに考えているところでございます。  そのほか、庁内におきましては、最高会議でございます庁議等とあわせまして、庁内検討会ということで、課長クラスの関係会議体を設置する予定でございます。さらには、その下に係長クラスのワーキンググループを設置して、取り組んでいきたいというふうに思っております。  先ほど申し上げました策定委員会につきましては、内容におきましては、学識経験者等の方に代表していただきながら、専門部会等も設置して、取り組みたいというふうに思っております。  続きまして、4ページ、5ページでございます。  こちらにつきましては、交通政策基方法に関連する国の動き、また東京都の交通政策のあり方に関する動き等の重立ったところの抜粋を載せさせていただいております。  5ページの下のほうで、区の動きということで、先ほどご説明いたしました都市づくりビジョンのほうに、道路・交通ネットワークの形成に係る都市づくりの方針ということで、総合的な交通政策を推進しましょうということで、記載させていただいているところでございます。  雑駁でございますが、以上、ご説明でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   このたび、基本計画を策定するに当たりまして、予算もついて、人もついたということで、ある程度推進する体制が整ってきたのかなという感じになっております。この基本計画というのは、ほかの区では大分進んでいるところもございます。私が、この問題に関心を持ったのは、再開発事業、またまちづくり事業といったところで、やはり多くのものは道路事業との要素は多分に含む、言いかえるならば、道路事業そのものがまちづくりのキーワードになっているというふうに考えております。  また、全体的に見たときに、道路推進大会といったところでも、都市交通のネットワークを充実させることによって、渋滞緩和や、また災害、防災といったものにも役立てることができるというふうに考えております。  このたび、さまざまな基本計画を突き合わせてみたところ、やはりこの交通部分だけが板橋区大変おくれているなと実感しております。このときに、ほかの区を見た場合に、例えば練馬区でありますと、板橋区との接線が非常に多いということで、板橋区に大変触れている部分が多くあります。こうしたことについて、まだ板橋区では全く検討していなかったのではないかというふうに、私は見ておりますが、その辺について、お聞きしたいと思います。 ◎都市計画課長   板橋区におきましては、練馬区のほうで交通の総合計画をつくったこと自体は把握しているところでございます。板橋区におきましては、都市計画マスタープランで都市計画全体のものとして、今見直しをした結果として、3月に策定しております。その中では、一定の体系的な部分は整理しておりまして、地域間の交通の部分、さらには都市間の交通の部分という形で取り入れて検討しています。練馬区との関係性についても、記載をしているところでございまして、以前、本会議等でご質問いただいた際には、まだ今の3次の都市マスができ上がっている前でしたので、前の都市計画マスタープラン2次のものについては、少し薄かったところもございますが、それよりは大分記載させていただいております。  ただ、それだけではなく、今回、交通施策の基本に基づく計画をつくるということで、実際には他区等を調べましたところ、練馬区はそうなんですけれども、大田区と足立区が交通政策基本に基づいてつくっておりまして、練馬区を初めとする8区のほうは、法律に基づかない形でつくっております。ただ、法律に基づくか、基づくかないかが大切ではなく、交通政策を体系的にしっかり整備して、抜けているところがないかどうかもチェックしながら、区として役立つものにしていくことが一番だと思っていますので、その辺もちょっと踏まえながら、取り組みたいというふうに思っております。 ◆中村とらあき   これが、ほかの基本計画と違うところは、やはり他区との連結が非常に重要になってくるところでございます。いわゆる環状七号線も含めますし、環状八号線、それから中山道、こうした幹線道路も含んでくることと思います。そうしたときに、各区との連携といったものも、当然、必要になってくるんですが、おもしろいことにほかの区では余りやってないということなので、この辺は板橋区がインセンティブを握って、今度新しくつくるから、練馬区ともちょっと協力してくれよというような形でやっていくことによって、板橋区も含めた形で周辺区に対して、交通網の整備といったものが進められるんではないかと。それが、全体的に見たときに、板橋区の利益になるんではないかと考えておりますが、そのあたりのことについて、お答え願えればと思います。 ◎都市計画課長   以前、少しお話しさせていただいたときに、その辺のお話もいただいていましたが、まず都市計画マスタープランをつくる際も、関連区とは全部調整をして、つくり上げたところでございますが、今回、交通ということで、特に道路というのは、どこで切れるというものではございませんので、今おっしゃっていた部分、鉄道もそうですが、重要だというふうに考えております。  今回の策定する中には、東京都の交通企画部門でございますとか、道路を管理している部分、また国の道路の部会、また国の交通施策にかかっている人たちも入っていただきますので、他区の隣接区の方に入っていただくわけではございませんが、広い目を持って広域的なエリアについてのチェックもできるというふうに思っております。  また、懸念していただいた部分につきましては、十分、心して取り組みたいというふうに思っております。 ◆中村とらあき   また、もう一つ大きな課題として、東武東上線の立体化といったものも入ってくると思います。そこにおいて、東武東上線の立体化、鉄道の立体化に我々目が、区民の方々の目が行きがちなんですが、これも道路事業というふうに、私は捉えておりまして、実際に道路をつぶすことは、今回の計画には東武東上線の立体化には入っておりませんので、こうした東武東上線の立体化及び都市交通のマスタープラン、この場合は基本計画といったものに関しても盛り込んでいく必要があるかと思います。こうしたことで、東武東上線の立体化について、どのようにお考えになっているのかということを、お聞きしたいと思います。 ◎都市計画課長   まず、鉄道と道路の違いというか、今回、整理する中では交通の体系化の中では、道路ネットワークということで、幹線道路等には考えておりますので、道路側から見たときの道路ネットワークという部分と、今度は鉄道、地下鉄も含めて、バスも含めてですが、公共交通のネットワーク側から見た交通政策ということも考えていきたいというふう思っております。  そういう中で、立体化につきましては、今、大山のほうで都市計画の素案が出されるところでございます。区としては、以前より公式の場で板橋区の悲願ということで、立体化についてはずっと申し上げたところでございます。その中で、東京都の踏切対策基本方針の中では、立体化すべき区域というか、する区域が大山と常盤台から上板橋ということで、もうそこで決められている部分がございます。ただし、今、都市計画の手続中でございますので、大山の都市計画の手続、また都市決定と一定の時期が来た際に、区としては立体化に向けて、どういうことが必要であるかということについては、内部でしっかり検討を進めながら、その辺を組み上げていきたいというふうに思っております。そういうことに取り組むことによって、大山の立体化の推進にもなりますし、区としての全線の立体化に向けた取り組みにもなると思っております。そういう部分につきましても、記載できる部分は記載していきたいと思っておりますが、東京都の方針と違う部分について、余り違いがあり過ぎてしまいますと、広域な事業をやっています東京都と、板橋区域の中でやっている事業が、別のことを言うことができないと思っていますので、先ほどの他区との連携と同じように、東京都ともうまく連携しながら、板橋区民にとって望ましい形になるような部分を、少しでも組み上げていきたいというふうに思っております。 ◆中村とらあき   最後に、東武東上線の立体化は全線立体化が我々の悲願でございますので、そこを多分に含むような交通計画の基本計画といったものを想定しなければ、これ区民の要望に応えてない、悲願ではないというふうには見て取れる可能性がありますので、その辺のことを考えながら、今後、進めていっていただければと思います。まだ、始まった段階なので、これから期待したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆はぎわら洋一   これも、また都市計画の話になっちゃうと、また話がでかくなっちゃいますけれども、5ページを見ると、東京都が世界一の都市にふさわしい利用者本位の交通体系を目指してというんだけれども、うちは小茂根、環七が通って川越街道、中山道、かなり整備はされているんだけれども、その間に戦前からある、うちのほうは牧場だったらしいんだけれども、もっと奥のほうに行くと、高島平は田んぼが全部、住宅に変わってしまったんで、計画を変えてしまったかから、整備かなり一挙に整備が進んでしまったけれども、その間に残っているスプロール化で広まった、そのまま残っている、点在している、そういう部分のところに、先ほど志村のああいう形で、どんどん整備されてくれば、一挙にそういうところも進むと思うんだけれども、今後、区でやれるキャパというのが、微々たるものでしょう。だから、うちのほうの環七沿いは、15階建ても建つように中から類焼しないように、やはり12メートルかな、道路は道路幅で12メートルにしたら、類焼は避けられるんでしたっけ、9メートル以上だよね。そういう道路整備もしていくという考えを、一番にメインに持ってくるのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたい。 ◎都市計画課長   まず、都市防災の観点から申しますと、一定規模の広さのある幹線道路の沿道に、耐火性能の高い建物を建てていくことによって、延焼の遮断帯としての機能を果たすと思っております。小茂根地域で申しますと、環七もそうですし、川越街道が、そういう役目を果たしておりますので、そこについては、既に一定の都市計画で都市計画線もかけてありますので、高さについては、そういう機能を持たせるようになっております。さらに、小茂根地域につきましては、新防火ということで、東京都の安全条例の防火性能を少し一般的な準防火より上げる規定も変わっておりますので、地域としては重要な燃えづらい地域に徐々に変わっていくというふうに思っております。  さらには、その地域で地区計画等も検討しておりますので、一定の区民の意向も踏まえながら、取り組みは進められているというふうに思っているところでございます。都市計画の計画道路を、今回の中でつくるというわけにはいきませんが、ただそういう道路が望ましいという部分があれば、多少な記載はできる部分はしながら、進めていけたらなと思っております。  先ほど、スプロール化という話がございましたが、まだ本当の意味ではスプロールして、区画整理すべき区域というのが、赤塚地域に残っておりますので、今回の交通計画とは別に区のほうでも、一定の取り組みは進めたいというふうに思ってございます。 ◆山内えり   1ページの1番のところで、道路・公共交通の利便性とあるんですが、ここの中にタクシーですとか、自転車とか、そういったものは入るんでしょうか。ちょっと、そのあたりを伺えればと思ったんですけれども。 ◎都市計画課長   まず自転車につきましては、今回、交通政策基本計画をつくるのと、少し1年ほどずれますが、自転車の利用化計画というの、区のほうで考えているところでございます。そちらの中で、取り組むべき内容の記載された部分を、交通政策のほうでも、あわせて記載していきながら、両計画が円滑に進むような状況にしていきたいというふうに思っております。  タクシーについては、今、公共交通として扱うかどうかというところについても、議論のあるところでございますし、乗合タクシーという形で少し問題になっているタクシーの利用形態もございますので、その辺をどういうふうに踏み込むかということは、今後の調査の中で決めていけたらなというふうに思っているところでございます。ただ、あくまでも公共交通というのが、一つの仕切りになっているというふうに考えていただければ、ありがたいというふうに思います。 ◆山内えり   2番の策定内容のところで、区民の方や区外の方、来訪者の方にアンケート調査を行っていくということで、今年度の内容でありますけれども、これはどういうふうなアンケートのとり方になるのか、今、区で考えていることがあれば、お示しいただきたいと思います。 ◎都市計画課長   今、アンケートを考えている点でございますが、区内のアンケートといたしましては、区内在住の区民に、総数でいくとおおむね3,000程度を考えておりますが、郵送配布していただいて、回答をいただくようなものをつくっていただきたいというふうに思っております。  また、来訪者に関係するアンケートでございますが、区外の方に、板橋区に来られる方につきましては、例えば通勤でございますか、通学で使っている方たちにつきましては、ウエブアンケートを考えておりまして、具体的内容につきましては、先ほどご説明しました策定委員会等で検討していきながら、取り組みを進めたいと思っているところでございます。 ◆山内えり   それから、メンバーについて、3ページのところで策定委員会や専門部会が開かれるということなんですけれども、区民委員の中に公募委員と区民団体の代表の方が入っているんですが、公募委員は何名で、区民団体代表というのは、どういった方が入るのか、教えていただきたいと思います。 ◎都市計画課長   今、公募区民につきましては、2名の方を想定しております。一定の交通に関係する論文等を書いていただいて、その中で交通のことで興味のある方に入っていただけたらなというふうに思っているところでございます。  あと、区民団体につきましては、区のいろいろな計画等の中で協力していただいております町会連合会でございますとか、商店街連合会、産業連合会、環境協会とか、今回、特に交通ということで、子育ての点につきましては、幼稚園のできればPTAの方に入っていただけたらなと思っておりますし、あとユニバーサルデザインと申しましょうか、バリアフリーの関係につきまして、障がい者の福祉協会等、今、考えているところでございます。以上の方たちに入っていただきながら、区民委員としての活動をしていただけたら、ありがたいというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   ぜひ、いろいろな団体の方にも入っていただいて、特に障がい者の福祉協議会というお話しありましたけれども、障がい者団体の方ですとか、そういった幅広い方、それからユニバーサルデザインの視点でも、そういった方々に入っていただいて、一緒に検討していただきたいというふうに思います。  それから、また1ページに戻るんですけれども、現状や課題、調査、整理とあるんですが、現状、今、公共交通の特色、現状等で課題となっていることということ、区として今課題となっているようなことがあれば、お示しいただきたいと思います。 ◎都市計画課長   先ほど、お知らせしたように、区では都市計画マスタープラン、都市づくりビジョン等をつくる中で、一定の把握はしてきたところでございますが、パーソントリップとか、人の移動等に関する部分についても、もう少しチェックする必要があるというふうに考えているところでございます。そういう面も踏まえまして、取り組みたいというふうに思っているところと、あと交通結節点等についても、どのくらい円滑にうまく機能しているかというところ、またいろいろな事業等を区で進めておりますけれども、その事業等の周りのエリアとか、そういう部分でも課題として、一定の認識をしながら、取り組みを進めたらなというふうに思っているところでございます。  あとは、コミュニティバスと言われています交通サービスの水準の総体的の低いエリアでの方針等、そういう部分についても、検討を進めていったらなというふうに思っているところでございます。 ◆山内えり   ぜひ、前向きに検討をお願いしたいと思います。やはり、今、コミュニティバスのお話しありましたけれども、なかなか採算性中心といいますか、地域の方が希望しているような状況で、バスにしても、コミュニティバスにしても、公共交通の国際貢献にしても、なかなかバスの路線も厳しい点もありますので、さまざまな点から検討していただきたいというふうに思います。  あと、最後ですけれども、2ページのところにパブリックコメントを実施していくということで、来年度でしょうか、31年11月から1月にかけてとありますけれども、なかなか周知の仕方についても、場合によって意見が非常に少なかったりとか、いつやっているのか知らないというようなケースもありますので、こういうパブリックコメントをやるということについても、周知をたくさんしていただきたいですし、それ以外の方法についても、ぜひ検討をお願いしたいと思います。  以上です。答弁をお願いします。 ◎都市計画課長   まず、パブリックコメントにつきましては、期間を少し長くとれるようであれば、それの工夫もしたいと、あわせまして周知等については、いろいろな方法で今、都市部も計画策定に取り組んできた部分を生かしながら、少しでもいろいろな意見をいただけるような形で取り組みたいというふうに思っております。  あと、今回、実は策定委員会は総勢27名ということで、多くの区民の方にも入っていただきながら、ご意見いただく部分もございますので、そういう部分をうまくいろいろな大切な意見を出していただきながら、取り組めたらなというふうに思っているところでございますので、パブコメとあわせまして、策定委員会の委員さんからも、貴重な意見をいただきながら取り組みということで、考えているところでございます。 ◆五十嵐やす子   この基本計画というのは、これから何年に一遍つくっていくことになるんでしょうか。 ◎都市計画課長   今回の計画につきましては、20年先を見込んでおります。何年に1回という数字的な部分は決めてはおりませんが、一定の時期が来た際に、社会情勢とか、また区の各政策等の相違点が出てくるようであれば、その時点を改定の時期というふうに考えていきたいと思っておりますが、必要に応じて改定を検討したいということで、数字で何年というふうに区切る予定ではございません。 ◆五十嵐やす子   それから、職業がどんどん変わっていく。今ある職業で、10年後、20年後に残っている職業というのは、どんどん少なくなっていくとか、全てそれが技術がどんどん進んでいることなんですけれども、本当にそういうことも見越して、そのときに見直しが必要になってくると思いますので、そのときは柔軟に対応していただけたらというふうに思います。  それから、3ページのところで、さっき策定委員会が27人ということだったんですけれども、そのほかに庁内検討会、ワーキンググループとあるんですけれども、これそれぞれどのくらいの頻度で行われていくのかなというのがあるんですけれども、ちょっと教えてください。 ◎都市計画課長   庁内検討会につきましては、課長クラスで20名ほどの人数で考えておりまして、年に三、四回のペースで進めていくというふうに考えております。ワーキンググループにつきましては、係長クラスで総勢26名で今検討しておりまして、先ほど言った三、四回に、さらに一、二回ずつ、その間で入るかと思いますので、五、六回のペースで考えているところでございます。課題等を見きわめながら、回数がありきではなくて、実態に合った形で検討等を取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。 ◆五十嵐やす子   豊島区だとか、葛飾区とか、今いろいろ動きがあるようですので、ほかの自治体の動きも参考にしながら、板橋でそれがうまく取り入れられるのか、どうなのかということも、考え合わせながら、計画を立てていっていただけたらと思います。これは意見です。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承ください。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、東京都市計画地区計画(若木二・三丁目地区)について、理事者より説明願います。 ◎市街地整備課長   それでは、東京都市計画地区計画(若木二・三丁目地区)について、ご報告させていただきます。  資料3のほうで、ご説明させていただきます。  まず、1ページ目をごらんください。東京都市計画地区計画について。  項番1、若木二・三丁目地区地区計画策定の目的でございます。  本地区は、住宅市街地総合整備事業(密集市街地型)、環状八号線板橋西地区都市防災不燃化促進事業、東京都建築安全条例による新たな防火規制区域により、防災まちづくりに取り組んできています。しかし、地区の現状としては、敷地面積で見れば比較的ゆとりのある住宅地が形成されている一方で、狭隘道路が多く防災面での危険性が高い地区でもあります。そこで、現在の住環境を保全しつつ、より防災性を高め、さらなる災害に強いまちづくりと住環境の向上を目的とし、平成26年3月に地区住民を主体としたまちづくり協議会により策定した若木周辺地区まちづくり計画のもとに、地区計画を定めるものでございます。  続いて、項番2、地区計画の対象でございます。  位置は、若木二丁目、若木三丁目、西台一丁目の各地内、道路部分として若木一丁目及び中台三丁目が含まれている箇所がありますので、記載のような表記となっております。  地区、区域面積は約21.0ヘクタールでございます。  続きまして、項番3、地区計画策定の経緯でございます。  平成28年7月に、若木二・三丁目地区において、地域住民を主体とした地区計画検討部会が設立し、地区計画検討部会は平成28年度に5回、平成29年度に2回、計7回開催され、区域内の地区住民及び土地権利者の方々への意向調査を、平成28年12月と平成29年7月の2回実施しております。平成29年7月に、地区計画素案を作成し、9月及び10月に地区計画素案説明会を開催し、今年1月に都市計画法第16条2項に基づく地区計画原案の公告・縦覧及び地区計画原案説明会を開催いたしました。その後、今年5月8日に都市計画審議会に報告を行っております。
     次に、項番4、今後のスケジュールでございます。  今後の予定としましては、平成30年8月に2週間の期間で都市計画(案)の公告・縦覧を実施し、平成30年9月に都市計画審議会の付議を経て、今年12月に決定告示をする予定となっております。  次に、2ページからの項番5、地区計画の概要をごらんください。  まず、地区計画の目標としまして、緑豊かでゆとりある良好な住環境の保全、向上を図るとともに、誰もが住み続けられる、災害に強い安心・安全なまちの形成と定めております。  続いて、地区計画の区域及び地区施設の配置についてでございます。  地区計画の区域といたしまして、地図の黄色で示された部分、環状八号線沿道30メートルの範囲、約3.6ヘクタールを住宅地区A、その他の薄緑色で示された部分、約17.4ヘクタールを住宅地区Bと区分しており、全体で約21.0ヘクタールでございます。  次に、地区施設の配置といたしまして、区画道路を1号から7号まで位置づけており、幅員は記載のとおりでございます。また、公園を1号から5号まで位置づけており、面積は記載のとおりでございます。  続きまして、土地利用の方針についてでございます。  地区の特性に応じて2つに区分し、それぞれの土地利用の方針を住宅地区Aは環状八号線の延焼遮断帯効果を高め、防災性の高い住環境を形成するとともに、良好な住環境を保全しながら、住宅と生活利便性施設が共存した土地利用を図るとし、住宅地区Bは災害に強い安心・安全な住環境を形成するとともに、緑豊かでゆとりある良好な低中層住宅地としての土地利用を図るとしています。  続いて、3ページ、4ページの地区整備計画(ルール)についてでございます。  ルールには、建築物等に関する事項として、建築物の敷地面積の最低限度、隣地境界線からの壁面位置の制限、道路境界からの壁面位置の制限、建築物の形態、または色彩、その他の意匠の制限、垣、または柵の構造の制限の5項目と、土地利用に関する事項がございます。  まず、建築物の敷地面積の最低限度についてでございます。  これは、敷地の細分化による建て詰まりや、住環境の悪化を防止するため、建築物の敷地面積の最低限度を定めるものでございます。板橋区の都市計画では、当該地区の敷地面積の最低限度は既に60平米と定められていますが、地区計画で新たに敷地面積の最低限度を70平米と設定いたします。ただし、地区計画決定時点で70平米未満の敷地は、それ以上に分割しない限り、建てかえは可能となります。  次に、敷地境界からの壁面位置の制限についてでございます。  これは、ゆとりある良好な住宅地の形成及び火災時の延焼を防ぐため、隣地境界線から建物の外壁、またはこれにかわる柱の面までの距離は0.5メートル以上としています。制限に該当しない、やむを得ず設置可能なものとしまして、物置などの軒の高さが2.3メートル以下で、かつ延べ床面積が5平米未満以内であるもの。階数が2以上のものを除く自動車車庫、建築物の床面積に算入されない出窓の部分で、外壁、またはこれにかわる柱の中心線の長さの合計が3メートル以下のものとしています。  次に、道路境界からの壁面位置の制限についてでございます。  これは、災害時の建築物から建物への落下物の緩衝帯とあわせて、道路沿いの緑化空間を確保するため、道路境界線から建物の外壁、またはこれにかわる柱の面までの距離は0.5メートル以上としています。制限に該当しない、やむを得ず設置可能なものとしましては、隣地境界からの壁面位置の制限と同じものとしております。  また、建築基準法第53条で定められている建蔽率を確保できない建築物については、このルールを適用しないこととなっております。  続きまして、4ページをごらんください。  建築物の形態、または色彩、その他の意匠の制限についてでございます。  これは、落ちついた町並み、景観を形成するために、建物の屋根、外壁等の色彩は刺激的な原色を避け、周辺環境と調和したものとし、工作物、広告物は刺激的な原色を避け、周辺環境と調和し、良好な景観の形成に資するものとしています。  次に、垣、または柵の構造の制限についてでございます。  これは、緑豊かな町並みとし、災害時に倒壊のおそれのある危険なブロック塀をなくすために、道路に面して設ける垣、または柵の構造は生け垣、またはフェンスとし、コンクリートブロック造でつくる部分については、高さ0.6メートル以下としています。  最後に、土地利用に関する事項についてでございます。  これは、緑豊かで潤いのある町並みの形成を図るため、敷地内では既存の樹木の保全を図るとともに、緑化に努めること。道路に面して設ける垣、または柵の構造は可能な限り生け垣とし、沿道の緑化に努めることとしています。  以上が、地区整備計画となっております。  以上で報告事項、若木二丁目地区についての説明とさせていただきます。 ○委員長   ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。 ◆山田貴之   ありがとうございます。  住宅地区Aのことで、防災性の高い住環境を形成するとともにというふうに書いてありますし、それと整備計画のルールとして、隣地境界線からの壁面位置の制限ということで、隣地境界線から0.5、0.5、離していくというような基準が書いてあるわけなんですけれども、そもそも地区計画というのは、特にこの若木と中台の地域は狭隘道路が多くて、防災面で危険性が高い地区であるというふうに明記されていまして、もちろん延焼という点で防災力を高めていくということも大事だと思うんですけれども、隣の家屋が倒壊したときに、一緒に倒壊しないだとか、あるいはすぐ人が入っていって、助け出すことができるとか、防災といってもさまざまな防災があると思うんですね。ただ、ここで上げられているのは、延焼というところで計画がされているんですけれども、防災という点で、もう少し文言を、今後、盛り込んでいってもいいんではないかなというのは、やはりこの地区は結構狭い道が多いですし、アップダウンもありますし、もちろん道を広げたりとか、延焼をしないようにまちづくりが進んでいけばいいんですけれども、短い区間の中ではなかなか難しいところもある。そうしたときに、短い区間の中で板橋区としてやれることは何なのかというのを考えたときに、延焼ということだけじゃないんじゃないかと、防災ということを考えたときに、もう少し考えて、せっかく地域の皆さんとお話をしていただけるので、考えていただいてもいいのかなと思うので、その辺の検討状況とか、お考えがあれば教えてください。 ◎市街地整備課長   今回の地区計画の大きな柱といいますか、目的の中で防災性の向上という中で、3つの大きな柱があります。その一つが、消防活動困難区域の解消、こちらにつきましては、今回、区画道路の整備によりまして、6メートル道路を確保して、そこからの消防活動が可能になるようにという形で考えております。そちらが一つで、もう一つが先ほど説明させていただきました敷地の最低限制度、これによりまして、建物の建て詰まりを防ぎ、延焼を抑えるということが2つ目で、3つ目としましては、これも先ほど説明した隣の敷地境界からの50センチの間隔をあけて建物を建てるという形で、これも延焼を抑えるという形で、3つの柱を建てておりますので、この柱をもとに今回進めております。  今、委員がおっしゃられたとおり、文言についてということにつきましては、この柱をもとに考えておりますので、今後、今もう既に都市計画の審議会等にも報告等をしておりますので、変えられるかどうかを含めて検討させてください。 ◆山田貴之   皆さんとお話してきた中での、こういう形ですので、主にハード面での建物の建て詰まりを防止したりとか、隣の建物との近さとかの基準なのかなと思いますけれども、ぜひソフトの面でも、この地域でできることが何なのかというのを、ぜひいろいろな課が絡むことだと思いますし、ほかの所管のところにもなるかとは思うんですけれども、区民としては、縦割りというよりは、生活空間の中でみずからの、あるいは地域の安心・安全をどういうふうに高めていけるのか、あるいは行政と一緒に協力してやっていけるのかというのは、大事な視点だと思うので、例えばこの境界線に不要な燃えやすいものが置かれていたりとか、あるいは植木が植わっていたりとかすれば、当然それはまたこの話とは別に燃えやすいわけで、ハードの面と運用して実際ソフトの面とで、両にらみで地域の安全性を高めていく努力を、ほかの課とも連携して築いていただきたいなというふうに思います。意見があれば。 ◎市街地整備課長   今、委員がおっしゃられたことのソフト面に関しましては、この地区計画を策定する際に、検討部会というのをつくって、策定をしておりますので、その検討部会が今後継続するかどうかを含めて、区民の方々と一緒に考えながら進めていきたいと考えております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございました。ご説明いただいた中の2ページです。  先ほど、山田委員からもお話がありましたけれども、住宅地A、Bということで、エリアを分けてということなんですが、これは環状八号線、私もよくここは車で通るところでございますけれども、これはちょっと私の認識が間違っていたら教えていただきたいんですが、これは当然、建てかえの際に例えば環七であれば、私の知り合いのご自宅が某大手メーカーのそういった必ずそういった家の構造にしなければいけないですとか、そういうふうなお話を頂戴して、そこの2軒はそういうふうな形で環七なんですけれども、建て直しをしたんですけれども、この住宅地Aに隣接している地域の住宅に関しては、必ずそのような住宅メーカーの材料を使いなさいですとか、そういった指定はあるのか、まずちょっと教えていただければというふうに思います。 ◎市街地整備課長   ご質問の住宅地区A地区での建てかえについてなんですけれども、こちらにつきましては、東京都市計画の新しい防火規制区域という規制がかかっておりまして、そうしますとA地区に限らず、ここの地区計画の区域は、全て準耐火建築物以上でしか建物は原則建てかえられません。なおかつ、住宅地区A地区につきましては、沿道の30メートル以内ということで、防火地区という規制がかかっていますので、そちらからも防火性能の高い建物でないと建てられないという規制になっております。 ◆鈴木こうすけ   ちょっと場所は違いますけれども、たまたまおととしですか、委員会で視察の帰りに、ちょうど新潟の帰りだったんですけれども、糸魚川の大火が、もうまさしく現場そのまま私は見まして、本当にあの光景は驚いたんですけれども、あれは海風ということで、一つのラーメン屋さんの火が、ああいった150件近くの延焼につながってしまったというふうな、大惨事につながっていますけれども、こういった環状八号線にも、例えばそういう燃え広がらないというふうなところがあるんであれば、何か環状八号線に防火壁をつけたりですとか、燃え広がらないような工夫を、もう一つ手だてしていただく方向というのはあるのかなということで、ちょっとお尋ねをしたいなと思います。 ◎市街地整備課長   環状八号線につきましては、幅員が約29メートルほどあります。延焼遮断帯としての道路の機能するのは、27メートル以上あれば機能するという見解が出ております。延焼遮断帯にはなっておるんですが、それをさらに延焼効果を高めるために、ここの30メートルの区域につきましては、最低限高さが定められていまして、7メートルになりますけれども、建物を建てかえる際は7メートル以上の建物を建てることになっております。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。  それと、住宅地区Bの緑豊かでゆとりのある良好な低中層住宅地ということで、低中層の薄いグリーンのエリアだと思うんですけれども、低中層住宅地というのは、これは理解としてはマンションは建てていいということですか。例えば、5階建て以上のマンションは建てられないですとか、ちょっとその辺の規制を教えていただければと思います。 ◎市街地整備課長   特に、マンションとか、用途の規制等はしておりません。低中層と言っておりますのは、階数でいいますと、五、六階までということを想定しています。こちらの地域は、建蔽率が60%、容積率が200%になりますので、周りに空地等をとって建てると、それぐらいの形状になるという形になります。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。よく理解ができました。  あと、4ページですけれども、4)の建築物等の形態、または色彩、その他のというところがあると思うんですが、ここの中で私も昨年ですか、景観審議委員会という委員会に入らせていただいていましたけれども、余り原色を使った派手な住宅物、家は建てちゃいけないよというふうなものだと思うんですけれども、この住宅地区A、Bの中には、当然、コンビニエンスストアですとか、スーパーですとか、特にちょうど私も寄ったことがあるんですけれども、首都高の5号線の下を渡って、環八を左に曲がると、すぐに新しいコンビニエンスストア等ができているとは思うんですけれども、ああいったところも、実はもしこういうふうなくくりをつくるのであれば、大手のコンビニエンスストアにも、例えば景観を、色彩を同じにしてくれとか、そういうふうなものは、今後、区としては働きかけはあるのか、教えていただければと思います。 ◎市街地整備課長   広告物ということで、ご説明させていただきますと、地区計画で言われている広告物につきましては、届け出が必要になってきますのが、高さで3メートル未満、大きさで平米当たり1平米以上のものにつきましては、届け出が必要になってきますので、そちらについては届け出が出た際に、指導していくという形になります。 ◆鈴木こうすけ   ありがとうございます。私の認識では、現状のコンビニエンスストアには、何か看板がかなり高い看板がついておるので、道路から見て目立つというふうなところではいいのかなというふうに思うんですけれども、そうすると今もそういった現存で、既存であるようなコンビニエンスストアの、そういった看板については、そのままの高さでよろしいんですか。 ◎市街地整備課長   地区計画の制限につきましては、既存の部分にまでは波及しませんので、その看板をやり変えるときにはかかってきますけれども、既存のものはかからないということでございます。 ◆鈴木こうすけ   すみません。最後、よろしくお願いします。  ぜひ、そういった形で、このような景観というところを求めるのであれば、隣接しているコンビニエンスストア、スーパーなど等に、私は例えば京都であるとか、いろいろな倉敷の美観地区ですとか、ああいった無電柱化が進んでいるところのコンビニエンスストア、そこに同化しているとか、そういうふうな働きかけも今後はしていただきたいなと要望を申し上げたいと思います。 ◆おなだか勝   今、色の話ししたんで、そこから質問します。  この刺激的な色という、刺激的な色の色彩というか、どのぐらい程度なのかという話。これ地区計画の中には、きちっと書き込むんでしょうけれども、私にとっては刺激的と思わないのに、刺激だと言われちゃうというのが結構あると思うんですけれども、それは書き込むということですか。 ◎市街地整備課長   地区計画の中には、ここに書いてある文言で表記させていただきます。特に、刺激的な色を、色を表現するときに慢性物とかという数値があるんですけれども、そういうものまで定めるものではございません。 ◆おなだか勝   かなり観念的というか、主観的なものが入ってくるかなと思うんですけれども、ここの地区を若木二・三丁目はやるということに、どうしてそこに色とかが入ってくるのかなというのが、非常に不思議に思えて、今、鈴木委員が質疑している中で、京都だとか、あるいは中尊寺のある平泉のところだとか、ああいうところは町並みを全部、そういうふうにしましょうということでやっていますよね。板橋のこの部分だけやって、何か意味があるのかしらというのがあるんですけれども、これを皮切りに全区的に、これを広げていこうとかということも考えているのか。あるいは、ここだけのことなのか。例えば、私なんかのイメージだと、常盤台がやるなら何となしにイメージがありますけれども、北口側の。何となしに、ここをやるのというのが、別に指図するわけでも何でもないんですけれども、普通の住宅地で、狭くて坂の多い、ここをターゲットにしているのは、なぜゆえなんだろうかと思うんですけれども、どういうことでしょうか。 ◎市街地整備課長   この基準につきましては、ここの地域、特別ということではなくて、ほとんど地区計画を定めたところについては、このような基準を設けております。今回も、このような基準を策定することに関しましては、地元の方と調整をさせていただいて、地元の方から、このような基準を設けることについては、アンケートをとりまして、70%以上の賛成を得て定めるものでございます。 ◆おなだか勝   そういうことじゃなくて、地区計画をかけるということの中で、それがあるならわかるんですけれども、ただ地区計画をかけるのは別の意味でしょう、もともとは。延焼しないようなまちをつくるとか、それこそその前のほうだったらわかるわけですよ。例えば、140平米のところを、70、70まではいいけれども、60にしちゃだめよとか、これもよくわかりますし、あと隣との境界線からの壁面の位置だとかというようなことも、よくわかりますし、道路をきちんと広げましょうとかということもわかるんだけれども、何でそこに色が入ってくるのかが、よくわからないということを言っているんですけれども、もう一回聞きます。 ◎市街地整備課長   先ほどから、防災性の向上というのが大きな柱であるんですけれども、この地区計画の一番最初のところの目標でありますように、良好な住環境の保全、向上も目的の中に入っておりますので、この辺からこのような基準を設けております。 ◆おなだか勝   わかりました。全区的にやれるように努めていただきたいと思います。ぜひというのは、ここだけでないでしょう、そんなことを考えるのは。別に、地区計画をかけると言ったから、きっかけでありますよと。ですけれども、今後、全区的に、それは当然ですよね、良好な住環境つくってほしいですから、どこでも。だったら、同じようなことは考えて、これからもやっていってほしい。地区計画って、そういう意味で何か僕はかけているんじゃないと思いますので、もともと。そうやってもらいたいと思います。  それで、あともう一つちょっと戻りますけれども、B地区のところの私もたまにしか行かないので、ピンと来ないんですよ。本当に、さっき言ったように、坂と狭い道という感覚でしかないんですけれども、この幅員の5.7から8.1とかというのは、これは現状がこうなんですか。それとも、これ目標なんですか。全部、こういうふうになっているんでしょうか、教えてください。 ◎市街地整備課長   区画道路の幅員でございますが、区画道路の2号線、図面でいいますと、左下側になりますけれども、こちらにつきましては、まだ未整備のところになります。こちらにつきましては、JKKさんが建っている敷地になります。それ以外の部分については、既存の幅員になります。ですから、こちらの部分につきましては、区画道路2号以外は今現在の幅員という形です。 ◆おなだか勝   区画道路の2号以外のところは、これを達成していて、別に広げるようなことは、特には計画をしていないという意味でよろしいんですか。 ◎市街地整備課長   委員のおっしゃるとおりです。 ◆おなだか勝   最後に、建築物の敷地面積の件ですけれども、これにかかると非常に例えば今まで安くできたお家ができなくなるということが出てくるんですが、今、土地高いですから、これでいくと3階建ての例えば60平米程度のものであれば、四、五千万円でできていたやつが、今度は70平米以上になると、みんな6,000万円、7,000万円の世界になっていって、大変に高くなるんですけれども、これは住環境のまた話に戻りますけれども、確かにわかるんですけれども、今後やはりこれは全区的に、こういう考えていくという意味でしょうか。 ◎市街地整備課長   今回のこの70平米に定めますのは、今回の地区内の3分の2程度が70平米以上ということもありまして、地区内の権利者の方々が今の環境を維持するということで、地元の合意に基づきまして、このような最低敷地面積を定めております。 ◆山内えり   1ページの地区計画原案の説明会が、ことしの1月27と29日に行われて、2日間で10名の方が参加されたということが記載があります。説明会とはいえ、2日間で10名というのは、余り多くないなというふうに思っているんですが、このあたり地域の方の賛同ですとか、声というのは、どのように区として拾っているでしょうか。 ◎市街地整備課長   今回の案について、周知につきましては、当然、全員に権利者のほうにニュース等もちまして、周知をしております。その内容の説明も、説明会のほうで行っておりますので、その辺で地区計画について、ある程度、理解していただいているという形がありますので、説明会の出席は10名程度という形になったと理解しております。 ◆山内えり   そういった際に、これ地域の皆さんで賛同を得られて、地区計画というふうに立ったということなんですけれども、事前にお聞きしましたら、こういった地区計画が決まった地域というのは、板橋区の中で16か所ほどあるというふうに伺っています。地域によっては、風営法の関係でパチンコ屋はだめですよとか、高さ制限等があったりするんですけれども、今回はそういった表記がないんですが、それについては、その地域の方々が、特にそういったことは盛り込まずに、この6点でいいということで了承して、こういうふうに進んだという理解でいいんでしょうか。 ◎市街地整備課長   今回の検討会の中でも、用途規制については話が出ました。その中で、地元の方々は今回の地域につきましては、特段、用途の制限する必要はないという結論に至りまして、今回、地区計画では用途の制限はしていないという形になります。 ◆はぎわら洋一 
     ちょっと1点だけ、3ページの建物の敷地面積の最低限度、これ3棟に2番目の50平米の40平米、3棟に建てるのはだめよと。例えば、これ安藤忠雄さんが例えばここへ来て、京都の住吉の長屋を3つ、続けて一つで建てたと。そういうふうな場合は、建てられる。 ◎市街地整備課長   建物が3棟になりますと、敷地も3敷地になりますので、そうしますとこの基準から建てられないという形になります。 ◆はぎわら洋一   だから、開発というか、大もとで140平米で買っちゃって、それで3棟というか、分けないで、長屋だから、住吉の長屋はそうじゃない。建築学会賞をとった長屋、コンクリートの打ちっ放しの、それを3つ続けて建てることはできるのか、あとで分割して。 ◎市街地整備課長   建物が長屋というのはくっついていて、1棟であれば1敷地ですのでできます。 ◆はぎわら洋一   だから、そういうことが、僕はコンクリートのニュース嫌いだから、そういうことは可能だなという、そうすれば当然、その周りに、それだけの空地もつくってやるという建築であれば、建つということだよね、その確認だけです。だから、3つはバツ、バツだけど、その下の2棟を建てている60平米の80平米で、60平米は建たないの、その辺の説明は、ちょっと聞きたいんです。 ◎市街地整備課長   この60平米の敷地は、70平米を切っておりますので、建築することはできません。 ◆五十嵐やす子   2ページのところの住宅地区Aのところで、ちょっと確認も含めてなんですけれども、延焼遮断効果を高め、防災性の高い住環境を形成するとあるんですけれども、先ほどそれで7メートル以上のものを建てるというお話だったと思うんですが、7メートル以上だと何階建てとか、ちょっとその辺の目安を教えていただきたいのと、あとここのあたりって通ると、道路ができたということで、新しいお家がとても多い地域だなというふうに、私なんか思っていたんですけれども、デイサービスだとか、何かそういうところも多くて、それがどういうふうにかかわっていくとか何とか、できたばかりのところは、もう今できたばっかりなので、建てかえるまでは変わらないんだろうなとは思ったんですけれども、そこら辺がちょっとはっきりしなかったので、教えていただきたいんですが。 ◎市街地整備課長   7メートルの階数につきましては、通常、建物の建て方にはよりますけれども、ワンフロア3メートルとしますと、2層以上で7メートル以上にはなります。この最低限の制限ができたとき以降に、建物を建てるものについては、7メートル以上になっているという形になります。いつからかといいますと、それが7メートルの制限が施行される以降に建物の工事が着手したものがかかってくるという形になります。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、大山駅周辺地区のまちづくりの状況について、理事者より説明願います。 ◎拠点整備課長   それでは、資料番号4番、大山駅周辺地区まちづくりの状況について、ご報告申し上げます。  資料のうち、項番1の大山駅西地区地区計画と、項番2の大山駅周辺地区市街地再開発事業につきましては、私、拠点整備課長が、項番3の大山駅の駅前広場につきましては、鉄道立体化担当課長が、ご説明申し上げます。  それでは、1ページをごらんください。  大山駅周辺地区では、誰もが暮らしやすく、にぎわいに満ちた安心・安全なまちづくりを推進しており、その中でも特にまちづくりの基幹となる地区計画と市街地再開発事業、駅前広場の整備に関し、その進捗状況を今回ご報告させていただきます。  まずは、項番1の大山駅西地区の地区計画でございます。  地区計画の目的は、木造住宅密集地域における建物の不燃化の促進による市街地の安全性の向上と、あわせて住環境の維持・改善を推進するとともに、補助第26号線が交差する商店街の連続性を確保し、商店街のにぎわいの維持と向上を図るものでございます。  続いて、事業の現状と今後のスケジュールでございます。  下の図をごらんください。また、地区計画の範囲と位置につきましては、地図を記載しておりますので、両方ごらんになりながら、お聞きください。  まずは、平成28年度の検討会発足から、平成31年度の都市計画の変更決定までの各年度ごとの事業内容とスケジュールを記載してございます。  30年度は、地区計画の内容検討として、アンケート調査と意見交換会を実施したいと考えてございます。  この項目の最後として、現状から見えた課題と、その解決方法についてでございます。  平成29年度の地区計画検討会の中で挙げられた主な課題として、次の項目がございます。  1つ目として、補助第26号線、北側区域は幅員6メートル以上の道路が少なく、災害時の緊急車両の通行上、支障となることが想定されます。そのため、壁面の位置を指定し、幅員6メートルの地区施設となるよう、路線の絞り込みを行いたいと思ってございます。  2つ目として、補助第26号線と交差する商店街の魅力を、より高めることでございます。  その方策として、風俗店の規制と補助第26号線沿道の商店を拡充し、にぎわいを広げるとともに、地区の将来像を踏まえた地区整備の目標や方針を設定していきます。さらに、商店街にふさわしい統一感のある町並みについて、建てかえのルール化を検討していきます。  恐れ入りますが、裏面の2ページをごらんください。  項番2の大山町周辺地区市街地再開発事業でございます。  この事業の目的は、燃えにくい市街地を形成するため、市街地再開発事業により建築物の不燃化を図るとともに、補助第26号線が交差する商店街のにぎわいと活性化を実現するものでございます。特に、大山町クロスポイント周辺地区では、補助第26号線との一体的な整備により、延焼遮断帯を形成することで、燃え広がらない・燃えないまちの実現を目指してまいります。  まずは、(1)大山町ピッコロ・スクエア周辺地区市街地再開発事業についてでございます。  この事業の現状とスケジュールにつきましては、下の図をごらんください。  また、この事業の位置に関しましては、お隣のページに地図を記載しておりますので、資料を見開いていただいて、3ページの下にある2、(1)の位置を確認しながら、お聞きください。  平成26年度の準備組合の成立から、平成32年度の都市計画決定まで、各年度ごとの事業内容とスケジュールを記載してございます。  本年度は、事業計画の策定と関係機関との協議を実施してまいります。  続いて、現状から見えてきた課題と解決方針についてでございます。  施設計画案の検討を進める中で挙げられた主な課題として、次の項目がございます。  1つ目として、市街地再開発事業地区内には、細く狭い行きどまり道路が幾つかあり、その解消を行う必要があります。そのため、市街地再開発事業で地区外周の道路を整備し、地区内の道路を整備してまいります。また、地区外周道路は幅員8メートル以上への道路の接続が必要であることから、区と市街地再開発準備組合との間で位置や道路認定に関し、協議を行ってまいります。  2つ目として、平成32年度の都市計画決定に向けて、早期に関係機関との協議が必要となります。そのため、施設の利用計画や道路計画を踏まえた施設計画案がまとまった段階で、東京都や交通管理者との協議を行ってまいります。  続いて、恐れ入りますが、見開きのページの3ページをごらんください。  (2)の大山町クロスポイント周辺地区市街地再開発事業についてでございます。  この事業の現状と今後のスケジュールについては、下のフロー図をごらんください。  また、事業の位置に関しては、3ページの下に地図を記載しておりますので、地図の中の2の(2)の位置を確認しながら、お聞きください。  平成27年度の準備組合設立から、平成34年度の工事完了まで、各年度ごとの事業内容とスケジュールを記載してございます。  本年度は、本組合設立認可を目指し、関係機関との協議、権利者の同意取得、区域の公告、借地権申告の受理を行ってまいります。  続いて、現状から見えてきた課題と、その解決方針についてでございます。  1つ目として、市街地再開発事業区域内に千川上水が位置しているため、移設が必要となります。そのため、どのような整備をいつ行うか整理を行い、早期に移設が実現できるよう、関係機関と調整を行ってまいります。  2つ目として、補助第26号線と市街地再開発事業の区域に重なる部分があるため、工事に関して取り決めが必要となってございます。そのため、重複する区間に関する設計や工事の工程等について、関係機関との調整が必要になってございます。  項番3につきましては、鉄道立体推進担当化から説明申し上げますので、恐れ入りますが、裏面をごらんください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   項番につきましては、私のほうから説明させていただきます。  項番3の大山駅の駅前広場計画についてでございます。  まず、目的は補助26号線の整備や東武東上線の鉄道立体化による交通利便性の向上を見据え、鉄道とバスやタクシー、自転車などの各交通機関との乗りかえの利便性の向上や、大山のまちの顔となる交通空間と環境空間をあわせた公共空間の確保などを目的に、まちの移動の起点となる駅前広場の整備に向けた検討を進めていきます。  続きまして、効果について、ご説明させていただきます。  交通結節機能を強化することにより、周辺の医療施設や公益公共施設へのアクセスがさらに向上いたします。  駅前広場が商店街や板橋区立文化会館などのにぎわいの軸の一つの拠点として、まちの一体感や連続性を醸成いたします。  駅前広場を中心に、ユニバーサルデザインの理念に基づく移動環境を整備することにより、心地よく歩きやすいネットワークが形成されます。  続きまして、現状について、ご説明いたします。  本年2月16日の金曜日の19時から20時半と、次の日の2月17日の土曜日の14時から15時30分に、都立板橋看護専門学校の体育館において、大山駅付近の連続立体交差化計画及び関連する道路計画とあわせて、大山駅の駅前広場計画の都市計画素案説明会を東京都と東武鉄道株式会社と共催し、駅前広場と規模の区域を公表いたしました。説明会の出席者は、16日の金曜日は507人で、17日、土曜日は386人、2日間で計893人の方々が出席いただきました。  下の図をごらんください。  大山駅の駅前広場の都市計画素案について、ご説明いたします。  駅前広場は、大山駅の東側で位置は大山東59番と60番の一部です。  交通広場までの取りつけ道路については、補助26号線から引き込む形となります。  補助26号線から駅前広場までの取りつけ道路は、幅員16メートル、延長23メートルで、大山駅前に約3,300平米の交通広場を整備いたします。交通広場に導入する施設としては、一般的な駅前広場の例として、ロータリー内にバス、タクシー、一般車の乗降所などを設置する予定であります。  また、そのほか自転車駐車場、公衆用トイレなどの導入も検討しております。  このほか、具体的に導入する施設などは、関係者側で今後協議してまいります。  続きまして、5ページの上の課題の解決方針のご説明をさせていただきます。  既成市街地において進めていく都市計画事業であることから、事業を円滑に推進するためには、地域の住民の理解と協力が不可欠であります。そのため、事業の効果や影響及び検討経緯などの周知を目的として、駅前広場計画予定区域及び周辺の関係者に対して、説明会の実施を予定しております。  今回、駅前広場関係者に特化した説明会を、日時としては、本年6月15日、金曜日の19時から20時半、6月17日、日曜日の10時から11時半で、場所は区立グリーンホールでの1階ホールで行う予定でおります。  続きまして、今後のスケジュールについて、ご説明いたします。  今回、2月の説明会は上から3番目の都市計画素案の説明会に当たります。この説明会で、皆様からいただいたご意見も参考にし、関係機関との協議、調整の上、今後、都市計画案を作成いたします。案の作成後は、公告・縦覧という形で都等や区役所において、皆様に公開するとともに、都市計画案の説明会を開催します。説明会は今年度中の開催を目指しております。その際、ご意見のある方は、都市計画案に対する意見書を提出することができます。その後、都市計画審議会において審議を行い、その議決を得て、平成31年度に都市計画決定、平成33年度に都市計画事業認可を取得していく予定でおります。事業完了までは、事業認可後、おおむね10年後を想定しております。  続きまして、6ページの最後のページに移らさせていただきます。  こちらは、2月の素案説明会において、連続立体交差化計画の説明もありましたので、それをご報告させていただきます。  2月の素案説明会では、連続立体交差化計画等についても公表し、鉄道の構造形式や事業区間、あわせて関連する道路計画の側道について、位置をお示ししました。  6ページの図をごらんください。  今回、鉄道連続立体交差化する方式として、高架方式と地下方式の2つの案を検討いたしました。高架方式と地下方式と2つの案について、鉄道周辺の地形などの地形的条件、除却する踏切の数などの計画的条件、事業費や事業期間などの事業的条件、これら3つの条件から比較・検討を行いました。こちら3つの条件をもとに、総合的に判断した結果、今回、事業主体である東京都は、高架方式を選定いたしました。  高架方式の概要について、ご説明させていただきます。  事業区間としましては、この図には全部載っかってないんですけれども、1.6キロメートルで鉄道と立体交差している環状六号線を越えてから高架化し、大山駅は高架駅となり、中板橋駅手前の山中トンネル付近で地表面に取りつける計画としています。ホームの位置は約100メートル、中板橋駅側に移動することになりますが、駅の出入り口は現在と変わらない予定とのことです。  参考の図の連続立体交差化計画にあわせて、計画している側道の位置をお示ししていただいております。  これは、駅などのアクセス向上や沿線地域の利便性を高めるとともに、鉄道の高架化に伴う日影の影響など、環境に与える影響を緩和することを目的とするものです。線路の南側に2か所、5番と6番です。北側に4か所、1から4でございます。約幅員4から17メートルの計6か所の側道を計画いたします。連続立体交差化計画の都市計画に基づく手続については、駅前広場の都市計画手続とあわせて行っていく予定でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長   それでは、委員会の途中ではありますが、議事運営の都合上、暫時休憩いたします。  なお、再開は3時半といたします。 休憩時刻 午後2時56分 再開時刻 午後3時28分 ○委員長   それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  先ほどの説明に対する質疑のある方は挙手願います。 ◆中村とらあき   大山周辺地区のまちづくりの状況でございますけれども、先日、一般質問におきまして、私どもの会派から佐々木議員のほうから質問があったと思います。その中で、私も含めまして、広島県の福山市に行きまして、アーケードの調査をしてまいりました。そのときに、新しいコンセプトのアーケードということで、非常に緑と、それから自然を取り入れたような形のアーケードがつくられておりました。メリットにつきましては、一般質問のほうで多く出ておりましたので、ここは割愛させていただきまして、そのときにデメリットもあったということをお伝えしたいと思います。そのときには、やはり自然光が入ることによりまして、商品の劣化が激しくなる、こうしたことや、また人通りは多くなったけれども、個店にはなかなか入ってこないといったことがございました。こうした商店街のあり方についても、我々考えていかなければならないと思っております。その中で、この商店街のあり方について、どのように進めていくべきかということについて、お答え願えればと思います。
    拠点整備課長   都市計画道路と商店街が交差しまして、分断するということは事実でございまして、その件に関しまして、私ども都市整備部と産業振興のほうで連携いたしまして、分断しても歩行者の回遊性が継続できて、にぎわいが継続できるような、そういったまちづくりをしていきましょうということで、コンサルタントを派遣して、商店街と連携しながら、今後もにぎわいの継続をしていこうということでの取り組みは続けております。 ◆中村とらあき   その中で、実際の調査しましたところ、やはり今は人通りが多くなったからいって、必ずしも商店街が潤うわけではないといったことが上げられておりました。にぎわいだけではなくて、やはりそこで生活できるような商品、あるいは商品開発で、また商店の経営の形式も含めた研究をしていかなければいけないと思っております。その中で、やはり生き残っている商店というのは、インターネットを活用して外部に市場性を求めて利益を得ているところ、また個店では限界があるということなので、オーナー式に直しているところ、さまざまなコンセプトを取り入れながらやっていると。また、食品に関しては、非常に自然や緑を取り入れたおかげで、若い人が来るようになり、そしてそこで店舗経営、レストランや小物店を行うと。ただし、その場合にはできるだけ安く貸しているというような例もございました。  やはり、にぎわいを追求するというのは、総合的な見て、そこが人通りが多くなるからにぎわいというふうに言うんではなくて、にぎわいそのもの自体のコンセプトを決めるということ、つまり定義といったものは、どういうものなのか、商店街におけるにぎわいとは、どういったものが望ましいのかといったものを、追求しなければいけないと思いますが、今までの行政側の答弁からいいますと、にぎわいというのは人通りが多くなることなんだというようなイメージを拭いきれないところでございますが、その辺に関して、どのようにお考えになっておりますのでしょうか。 ◎拠点整備課長   委員のおっしゃるにぎわい、人通りだけではなくて、今後の商品の考え方とか、そういったものにつきましても、今、派遣しているコンサルタントが委員が、まさしくおっしゃったような言葉を商店主に、直接、話がけして、商業の営業の変わり方だとか、そういったものも含めた形での話し合いをしているということは聞いてございます。 ◆中村とらあき   コンサルタントさん、確かに優秀なコンサルタントさんが入っていらっしゃると聞いておりますけれども、そのときに我々が何かできることがないのかと、政府において補助金メニューは、どのようなものがあるのか。区だけではなくて、都の行政メニューはどんなものがあるのか、国はどんなものがあるのか、そこまで話してくれるコンサルタントさんというのは、非常に少ないというイメージがございます。そうしたところで、コンサルタントさんにも我々が要求すべきことは要求していく。ただいま言ったような、佐々木先生がおっしゃったような、またはこちらのほうから上げているような商店街の要望というものを、コンサルタントさんにも投げるという必要があるかと思いますけれども、そのことを伝えていただければと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ◎拠点整備課長   我々も、いろいろな意見を取り入れまして、コンサルタントに指示をしておりますし、皆様からいただいたご意見等があれば、直接、我々も商店街に話しますし、コンサルタントにも随時、話はしていきたいと思っております。 ◆中村とらあき   よろしくお願いいたします。  次に、高架式立体化のお話が出ております。その中で、高架式の場合には、この前、私のほうでも2月の説明会に出席させていただきまして、そのときに説明のほうを受けた次第です。私が出たときには、何名かから高架式ありきのものではないのかといった意見がございました。しかしながら、そのときに多くの人が地下に関するデメリットということに関しては、目をつぶったままだったと。つまり、地下に関するデメリットというのは何かといいますと、道路が2つつぶれてしまうということが、まず1点あるのかと思うんです。そうした弊害を考えたときに、その周辺地区の方々の意見を取り入れていなかったかのように思われます。その中の道路が2つなくなること、費用の面では皆さんご理解していると思うんですけれども、やはり住んでいる方たちの意見が、より多く取り入れることというのは、道路が2つなくなって、そこが遮断されてしまって、通りがなくなってしまうといったことも、重々に説明して理解していただく必要があるかと思います。その点に関しては、どのようにお考えなのでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   連立の交差事業に関しては、東京都が事業主体なんですけれども、2月の説明の中では、やはり地形的条件、計画的条件、事業的条件という中で、計画的条件の中で地下方式というのは、2つ踏切がなくなるというところで、計画的条件については、3つの踏切に高さ制限はかかるんですけれども、自転車、歩行者とか、あと車とか、通れるというところではありますので、その中でいろいろなご意見、地下とか、高架とか、いろいろなご意見があると思うんですけれども、そういった地下の要望があったとは思うんですけれども、やはり区としては、一番、平成29年10月にも、あくまでも高架式、地下式、構造形式にかかわらず、あくまでも早期実現というところを目的に、要望書を訴えていますので、そういったところで早期実現を目指すというところで、区としても考えています。 ◆中村とらあき   今、ご答弁いただいた内容だと、もう少しお答えいただきたいんですけれども、私が気になった点が、費用の面については、かなりプレゼンテーションがはっきりしていたんですけれども、その高架にすることによる実際の物理的なメリット、それから地下にすることのメリット、それからデメリットというのが、インパクトが非常に少なかったものなので、そこが質問では全く出なかったというところがございます。つまり、2本の道路がなくなることによって、周辺地区がどのぐらい迷惑がかかるのか。でも、高架にすれば、それはないんだといったところが、ほとんど説明されてなかったように思われます。そうした説明を、もう少し丁寧にすることによって、高架であっても、地下であっても、理解するものではないかと思っておりますけれども、その点について、どのように思われますでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その件については、2月の素案説明会の中では、やはり説明と質疑応答という部分で、時間的制限がありましたので、事業主体である東京都に対して、区から強くそういった区民への丁寧な説明を行っていくよう、強く要望していきたいと思っています。 ◆中村とらあき   最後に、この進め方なんですけれども、中板橋の直前で立体化が終わってしまうということになります。そうしますと、次、常盤台と上板橋というふうになってきます。この内容では、大山駅周辺ということなんですけれども、区としては、全線立体化を目指しているというところは問題はないと思うんです。ですから、そのことをもっと強く言っていただいて、できれば大山から続いて中板橋でへこんで、常盤台でまた上がるみたいな、我々の中では中板橋ジェットコースターとか言って、ちょっと望ましくない状況ではないのかというふうに考えております。ですから、大山駅というのを立体化することによって、ほかの区域にも立体化は進むんだよと、どういった形で進むんだよといったビジョンを、もっと積極的に我々が示す必要があるのではないか。それは、東京都の方針に差しとさわらないようにやっていくべきだとは思っておりますが、その辺について、どのようにお考えでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、やはり全線立体化という区の悲願でもあると思うんですけれども、まずは大山をいかにいろいろな課題があると思うんですけれども、大山をいかに立体化と駅前広場を含めてできるかどうかというところの中で、あとほかの部分については、今後、検討していく必要性があるということを感じています。 ◆鈴木こうすけ   よろしくお願いします。  今の中村委員のお話と若干かぶるところもありますけれども、先ほど連続立体化計画ということで、高架化でということでお話がございましたけれども、この6ページの参考の図面をちょっと見させていただきますと、ちょうど山手通りを過ぎてから、高架が始まって、ちょうど山中トンネル付近、大山と中板の間の山中トンネル付近で、そういった形で高架が終わってというふうな形がありますけれども、実際に先ほど課長の答弁でもございましたけれども、全線高架化がそういった形で悲願だというふうな話なんですが、特に中板の駅の駅舎も老朽化をしていまして、大山がきれいになる。ちょっと、すみません、若干外れてしまったら恐縮なんですけれども、そういった全体的なところでお話をしていただくと、実は山中トンネル付近で以前に脱線事故を起こしたのは、多分、近い皆さんのご記憶に新しいのかなというふうに思うんですけれども、こういったカーブが続く中で、高架化からすぐに下に落として、このカーブを進むというふうなことであれば、前回、地元の佐々木先生からも一般質問がありましたけれども、本当に安全上の問題も危惧されるところがあるんじゃないかなというふうに思うんですが、まずその点について、お話をいただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、立体化の心配されている部分があると思うんですけれども、基本的に鉄道連続立体交差化に関する構造というのは、鉄道に関する技術上の技術策を定める省令というのを国が定めておりまして、その中で平成15年の韓国の地下鉄の火災事故等、あと平成17年の兵庫県の福知山線の脱線事故があったと思うんですけれども、そういったものを考慮して、改正しています。その中で、改正した省令等の中で、今のそういった省令に基づいたり、基準に基づいて、鉄道事業者とか、東京都が構造とか、そういったものを考慮してやっていきますので、基本的にそういったもので問題ないというところと、あと区としては、やはり安全対策として、しっかりやるよう、東京都に強く要望していきたいと思っております。 ◆鈴木こうすけ   やはり、福知山線の事故というのが、多くの方が犠牲になってしまったというようなものがありますし、きっと今のお話の中では納得ができないところもありまして、どうしても今、東武東上線はTJライナーですとか、便がかなりふえているというところもありますし、私、地元の中板で駅前があかずの踏切があったりですとか、それを要は通勤時間帯に時間が間に合わないから、そこを踏切を越えてしまうとか、そういうふうなちょっとデメリット的なところも、かなり数多く課題を抱えているのかなというところがありますので、今、東武鉄道に粘り強く要望していただくというお話は、ちょっと区側からも、しっかり伝えていただきたいというところもあります。ですので、ちょっと中板橋の商店街の方からは、なぜ山中トンネルで高架化が終わってしまうんだというふうな、お声を今強く私も聞いておりますので、しっかりと地元に対しても、区側から東武鉄道のほうに要望していただいていますということで、ぜひ実現していただきたいなというふうに要望申し上げます。  それと、ちょっと付随した話で最後にもう1点だけ、お話をさせていただきたいんですけれども、まちづくりのほうとは若干ずれて恐縮なんですが、今の立体化事業の中で、昨年、私も東武東上線の特別委員会に入らせていただきましたけれども、本年4月21日に池袋の1番線ホームにホームドアの設置が完了しましたけれども、これは同時並行で高架化、あと十数年かかるというふうなスタンスがありますので、そういった形で乗降客の多い駅から、東武鉄道側としては、ホームドアの設置をするというふうなお話もいただいていますけれども、それを具体的に何年後のいつから、どの駅でホームドアの設置ができるんだというところも並行して、東武鉄道のほうには粘り強く、いつまでにどういうふうにするんだ、どこの駅からやるんだというところも、ちょっと具体化をしていただきたいなというふうに思うんですけれども、そこについてご意見いただければと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   2月の素案説明会でも、東武鉄道については、和光市駅とか、ホームドアの設置されているというところで、今後、都心側についてもホームドアを設置する予定でいることを聞いていますので、やはりまずは大山駅については、一番初めにやっていただくよう、東武鉄道に強く求めていきたいと思っております。 ◆山内えり   1ページの地区計画のところなんですけれども、平成30年度に地区計画の内容を検討とありまして、アンケート調査ですとか、住民意見交換会をするという予定になっています。これは、いつごろ予定していて、そして住民意見交換会については、どこまでの範囲の方にご参加いただくのかというのと、どんな手法で周知するのかについて、お伺いしたいと思います。 ◎拠点整備課長   アンケート調査と意見交換会、地区計画のいう、ご質問だと思うんですけれども、本年の10月ごろから12月ごろにかけてやりたいと思っております。住民意見交換会のほうなんですけれども、同時にアンケート調査も行っておりますので、その内容を踏まえながら、地区の中の例えば検討会で出ていただけた方にアンケート調査は、こういうふうにいっていますよということでも反映しながら、聞いていきたいという形で考えてございます。 ◆山内えり   範囲というんでしょうか、この住民意見交換会のお知らせというのは、どのような範囲の人に周知する予定でしょうか。 ◎拠点整備課長   この地図で示してあります枠内、おおむね18ヘクタールぐらいの中での皆さんに配布しようと思っております。 ◆山内えり   それから、1ページの下のほうに課題のところで、商店街にふさわしい統一感のある町並みというふうに書いてありまして、区として今考えている商店街としてふさわしい町並みというのは、どんなふうなものなんでしょうか。 ◎拠点整備課長   地区計画の中で、例えば住居の建物があるとすると、1階部分を商店で統一する、そういうルールをつくっていきますと、例えばあいているところの土地に新しく家が建ったとすると、そこは住居ではなくて、1階部分が商店が入っている。そうすると、連続して商店ができるということもありますので、そういったルールづけを今のところは考えているところでございます。 ◆山内えり   それというのは、この地区エリアの範囲でということの商店街というふうに考えていいんですか。これまでのハッピーロード大山商店街全体ということなのか、この地区エリアなのかというか、そのあたりについてはいかがですか。 ◎拠点整備課長   もちろん、中心となるのは、この地区にありますハッピーロード大山商店街が中心になってくるということは考えてございます。 ◆山内えり   ぜひ、統一感という、なかなかこの表示だけだと難しい点がありますけれども、にぎわいとか、やはり継続して行いたい。それから、皆さんに来ていただきたいという、そういう商店街の皆さんの思いありますので、そのあたりも区として後押しできるような状況にしていただきたいと思います。  それから、2ページのところなんですけれども、ピッコロ・スクエア周辺地区のことで、まず全体像が出て、ちょっと伺いたいんですけれども、このピッコロ・スクエアの周辺地区は、地権者と借地人と借家人というのは、何人ずつぐらいいるのか。それから、合意形成は今どこまで進んでいるのか、そのあたりについて伺いたいと思います。 ◎拠点整備課長   ピッコロ・スクエアにつきましては、昨年度エリアを広げたこともありますので、地権者、借家人、借地人の詳細な数については、まだ調査中でございまして、この場で述べられる数字は持ってございません。  それから、今の状況でございますけれども、ここに記載してありますように、事業計画を策定しているところでございます。まだまだ課題はいっぱいあると思っておりますので、この辺、地域の方々と議論しながら、合意形成を進めていきたいという形で考えております。 ◆山内えり   わかりました。  次に、同じく3ページのこちらのクロスポイントの地域においては、そうしましたら地権者、借地人、借家人、それから合意形成は、どちらまで進んでいるか、わかる範囲でお示しいただきたいと思います。 ◎拠点整備課長   細かい数字は、今ちょうど借地申告を受け付けている途中でございますので、ここではおおむね数字は申し上げられないんですけれども、昨年10月に都市計画決定をとったときの、この事業に賛同しているパーセンテージが約7割ということとなっておりますので、おおむねの方はこの事業に了承していただいているという形では考えているところでございます。 ◆山内えり   7割ということなので、少なくとも地権者の母数の数はわかるのかなと思うんですが、そのあたりいかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   7割の中には、土地所有者もおりますし、借家人もいるので、その辺まだ具体的数字、詳細なものはつかんでおりませんので、ここではちょっと報告ができないという形になります。 ◆山内えり   それから、3ページの下の課題のところで、千川上水が位置しているために、移設が必要というふうに記載があります。まず、移設が必要な理由について、教えていただきたいと思います。 ◎拠点整備課長   ちょうど地図を見ていただくと、この地図、26号線の矢印とクロスポイントの印があるところがあると思うんですけれども、千川上水はちょうど26号線に平行して走ってございます。なので、この敷地内に千川上水の敷地自体が入っておりますので、それをもともと千川浄水自体は道路にあるものですから、道路に切り回していかなきゃならない。千川上水自体、まだ機能はあるということを東京都から伺っておりますので、機能を保全した状態で、道路上に移設していくという形が考えられてございます。 ◆山内えり   その際の移設の際の事業費というのは、どこが負担するんでしょうか。東京都なのか、板橋区なのか、事業組合の方なのか、そのあたりはいかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   事業費につきましては、ただいま東京都と国と区の間で協議を行っているというところでございます。 ◆山内えり   そうすると、現状としては、まだ明確にわからないということでいいんですか。 ◎拠点整備課長   そうですね。わからないというよりも、まだ協議中なので、その具体は申し上げられないというところです。 ◆山内えり   では、わかり次第、教えていただきたいと思います。  それから、早期移設というふうに書いてありますけれども、現状ではいつごろの移設を考えているんでしょうか。 ◎拠点整備課長   移設に際しては、やはり交わっている都市計画道路の整備状況とのこともありますので、具体的にはいつというところは言えないんですけれども、東京都と協議しながら、その状況も踏まえて設置時期を検討していきたいと考えてございます。 ◆山内えり   それから、3ページの下のほうに、補助26号線と市街地再開発事業の区域には重なる部分があるということなんですけれども、工事に関しての取り決めが必要ということで、どういった取り決めが必要になるんでしょうか、教えていただきたいと思います。 ◎拠点整備課長   道路事業と再開発事業が同時に進んでおりますけれども、進捗状況によっては、再開発事業が先に進捗する場合もございます。そういった場合、道路事業が後になってしまいますので、工事を後になってしまうので、その状況によっては仮でいいのか、それともある程度まで整備するのかというところでの取り決めが、最終的には必要にとなってきますので、その辺を現時点で協議しているというところでございます。 ◆山内えり   それから、4ページの駅前広場についても、幾つか伺いたいと思います。  ここの駅前広場についても、一般質問でも地権者の数等々、いろいろお聞きしたいんですが、現状でちょっと数字の確認をさせていただきたいんですけれども、駅前広場の地権者、借地人、借家人、人数がわかれば教えていただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   駅広の位置については、公表させていただいたんですけれども、やはり用地測量しないと、なかなか明確な位置というのが出てないんですけれども、今のところ、この位置の中では建物の件数としては約20件、土地については29筆という、29戸の土地、借地人については、登記簿上、建物の登記をとる中では、借地権はついていませんので、個々の土地所有者と借地人の方の契約状況というのは、ちょっとわかりかねますので、何人かというのは、ちょっとわからないというところと、あと借家人に関しても、そこの部分についても、今のところ把握はできてない状況であります。 ◆山内えり   それから、たくさんこの地域は、いわゆる住んでいる方も多いんですけれども、やはりお店を経営している、あるいはクリニックも非常に多い地域なんですね。ここの地域のところで、なぜこの地域、先月、2月に示されましたけれども、まずややいびつになっていて、駅前広場というと一定何かロータリーのような、一定の空間が必要なのかなというふうに思うんですけれども、特に補助26号線に出るほうは、非常に狭くなっていて、まずいびつというのは非常に気になっているんですが、この点は、なぜこのいびつの形にならざるを得ないのか、理由について伺いたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、国の旧建設省の駅前広場の指針によるというものがありまして、その中で駅の乗降者数とか、そういった導入する施設のところで、いろいろ計算させていく中で、交通空間が2,000平米で、環境空間が1,000平米で、プラス3,000平米という数字を出させていただいて、その中でいろいろ計画とか、駅前広場構想とかある中で、どういった形がいいのかというところは、公共施設の利便性とか、そういったものも含めて、この位置に決めさせていただいたというところでございます。 ◆山内えり   ちょっと今の説明では、よくわからないんですけれども、もっと広くしてほしいという意味ではないんですよ。意味ではないんですけれども、この東町の60番とかがあれば、もう少し空間的にはとれるんでしょうけれども、何でこんながたがたしているのかなというのが、一般的な思いはあるんですけれども、大きなマンションがあったり、地権者が多いから外せざるを得ないのかなとか、普通にそう考えてしまうんですけれども、そういったことではないということなのか、もう少しわかるように、ご説明いただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その点については、安全な交通処理がやはりできるのかというところと、あとは交通施設が利用しやすいとか、そういったところで3,000平米ではあるんですけれども、その中で都市計画道路と駅との関係性を含めて、この位置に決めさせていただいたというところでございます。 ◆山内えり 
     次に、この駅前広場という計画ですけれども、この4ページの右側に区画街路第9号線とあって、やはり広場なの、駅、道路なのと思うんですけれども、ここの部分とすると、道路なんでしょうか、広場なんでしょうか、そのあたり明確に教えていただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   こちら、国土交通省のほうで都市計画運用指針というのがありまして、その中で鉄道駅と交通結節点においては、複数の交通機関の乗り継ぎが円滑に行えるよう、必要に応じ駅前広場等の交通広場を設けるものとし、周辺幹線街路と一体となって、交通を処理するものについては、道路の一部として都市計画に定めることが望ましいということが書いてあります。その中で、都市計画法11条において、都市施設というところが限定列挙されてはいるんですけれども、その中で道路という部分がありますので、今回は名称は駅前広場なんですけれども、実際は道路という、法律的には道路という位置づけで認識していただければと思います。 ◆山内えり   やはり、道路ということなんだなというふうに思いました。  それから、アクセスという表記がありまして、4ページの上段のほうに医療施設や公共公益施設へのアクセスが、さらに向上するというふうに記載があります。確かに、このあたり長寿医療センターですとか、豊島病院や帝京病院、日大病院等、医療施設がたくさんありますので、アクセスが向上するということであるならば、一定皆さん、それならという期待を持つ方もいらっしゃると思うんですけれども、この間、さまざまなルートに対して、公共交通機関がふえていない状況ですとか、求めてきたコミュニティバスがふえていないことを考えると、果たして本当に駅前広場を整備したところで、バス等のアクセスが向上するのかというのが、すごく心配する点ですけれども、板橋区として、どんなアクセスのルートができるか。ここで、今、検討していることがあれば教えてください。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、国際興業さんとは前年度に何回か協議はしているところではあるんですけれども、そういった意味で、バス事業者さんもいろいろ利益とかはあるとは思うんですけれども、東上線沿線については、なかなか中板とか、駅前広場が、北駅もそうですけれども、下板もそうですけれども、ないというところがあるので、やはりここの大山駅のところで道路の駅前広場なんですけれども、そういったところで乗りかえの利便性とか、そういったもので医療施設とか、公共施設にアクセスできるようなものをつくっていくのが、理想的だということを考えております。 ◆山内えり   乗りかえの利便性はわかるんですけれども、具体的に区として今、日大から大山駅、日大病院から大山駅ですとか、加賀のほうから大山駅ですとか、大山駅から例えば豊島病院なのか、帝京病院なのかわからないんですけれども、そういったアクセスがいいということをうたっている以上、向上を考えているんであれば、どこに求めている需要があって、どれだけ必要なのかということが一定あるから、この向上というふうに考えているんだと思うんですけれども、現状、そういったルート、どの路線がたくさんの方に求められているというふうに考えているのか、そのあたり教えていただきたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   先ほど、説明させていただいたとおり、バス事業者さんに対しても、前年度から協議を進めさせていただいているところではあるんですけれども、その部分については、今後、バスの事業者さんとか、あと区もコミュニティバスもありますので、そういった観点から、いろいろな面で先ほど言った日大病院とか、帝京病院とか、公共施設で区役所とか、警察署とか、都税事務所とか、いろいろあると思うんですけれども、そういったところでアクセスしやすいようなことを考えております。 ◆山内えり   そうすると現状では、まだ具体的なルートが決められていないのかなというふうにお聞きして感じております。  それから、5ページのところなんですけれども、今度、説明会が6月15と17日に実施されるということになっているんですけれども、先日行われた2月の説明会がありまして、今度行われる具体的な説明会、駅前の説明会については、どういう経緯になっているかといいますか、どういう具体的な話になるのか、今度の説明会の予定について伺いたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今度の来週の6月15日、17日の説明会については、やはり2月の中で立体化が主にで、駅前広場がなかなか少ない時間の説明だったというところと、やはり一番は質疑応答の中で皆さんの意見、ご要望が時間が区切られてしまったというところがありますので、そこはまず大山駅前広場に特化してというところで、今までの駅前広場を示した経緯とか、あとイメージ図とか、そういったものと、あともちろんスケジュールとか、あと都市計画手続によって、いろいろな制限がかかりますよとか、基本的に道路、用地補償とか、そういったものを丁寧に説明させていただいて、説明よりも質疑応答を長い時間をとるようにして、課題であるご意見、ご要望をしっかり聞いて、そこで課題をまとめて、区で何か有効な施策ができるかどうかというのを検討するために、急遽、説明会を開催した次第です。 ○委員長   山内委員の質疑の途中ですが、20分経過しましたので、ほかの委員で質疑がありましたら、挙手願います。 ◆おなだか勝   まず、聞きたいんですけれども、東上線の立体化が進むということになった経緯ですけれども、東京都のほうで26号線の延伸と、それから再開発を含む大山まちづくり、これが進んでいるということを踏まえて、東京都のほうは判断して、これが立体化のほうに踏み切るというようなことになってきたという認識でよろしいでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   委員のおっしゃるとおりです。 ◆おなだか勝   ということは、やはり26号線をしっかりと、これを進めていただかなければならないのと、このピッコロ・スクエアと、それからクロスポイントということをしっかりやると。それから、駅前広場ということ、こういったことを含めた木密地域の解消についてもそうですけれども、しっかりやっていかなきゃいけないんだということを踏まえて、やはり皆さんでやっていかないと、それこそ中板のことも話が出ていましたけれども、大山をやった後、必ずこれは常盤台、上板に続いて、そしてジェットコースターになるわけがないんで、必ずそこは常盤台、上板をやるときには、中板も含めてやっていただくという意味では、本当に議会も行政と一致して、心を一つにやっていかないとだめなんだろうなというふうに思います。  そういった中で、今、山内委員からも話がありましたけれども、駅前広場のところは利便性が疑わしいようなことも、今おっしゃっていましたけれども、補助26号線が通らなければ、それこそバスも通りゃしないわけですよね。日大病院のほう、あるいは小竹向原のほうからバスも来ませんし、それから日大病院というのはアクセスも悪くなりますし、それから豊島病院との問題も出てくると思います。そういった意味では、補助26号線が一つのキーポイントになると思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   26号線の整備につきましては、東京都の事業ということで行っておりますけれども、東京都と打ち合わせしている中では、平成32年度に事業完了ということでのお話を伺っておりますので、それ以外につきましては、東京都から話を聞いておりませんので、我々とすると、32年度に事業が完了するということでは、承知しているところでございます。 ◆おなだか勝   32年度に終わるはずなんだけれども、なかなかさっきもお話が出ていましたけれども、前後する可能性があるというふうには伺っています。その中で、ピッコロとクロスというのは、大体始まった時期、似たような時期に話が始まっています。準備組合をつくった時期も、さほど変わっていないんですけれども、ここに来て大分、差が出てきてしまいました。  一つ心配なのは、一番最初、当初はクロスポイントのところでとか、あるいは26号線を使った延伸事業において、立ち退きを迫られる方、住宅にしても、店舗にしても、そういった方々の受け皿で最初はピッコロ・スクエアのほうに商業施設と、それから高層住居の建物をつくるんだというのが、もともとだったと思いますけれども、かなりこれクロスポイントが先にできちゃいます。つまり、クロスポイントのところで、あるいは26号で立ち退いた人たちは、これピッコロへ持っていくという話は、もう全然これもともととは話が違ってきちゃっていると思うんですけれども、その辺の認識はいかがですか。 ◎拠点整備課長   ピッコロ広場の事業スキームといいますか、もともと委員がおっしゃっているとおり、26号線の代替地としてということで、東京都は考えておりましたけれども、再開発事業、両方同時に進んでクロスポイントのほうが今進んでおります。ピッコロのほうがおくれているというのは、先ほど話しましたけれども、低層での再開発事業を考えていたんですけれども、昨年、高層に変えるということで、事業計画を変えたことで、ちょっとおくれております。ただ、我々とすると、そこに何が一番ふさわしいのか、商業がいいのか、住居がいいのか、そういったことも踏まえて、もう一回、事業計画を見直すということで検討を進めておりますので、まだまだ26号線の移転代替地ということでの計画は進めて、東京都は考えておりますけれども、そのことも踏まえながら、再開発事業は進めていきたいという形を考えてございます。 ◆おなだか勝   おっしゃる気持ちはよくわかるんですけれども、実際、このスケジュールを見ていくと、例えば26号が32年度と今おっしゃっていましたよね。できますよと言ったときに、ピッコロのほうのこのスケジュールで見ていくと、都市計画決定が32年ですよね。クロスを見てわかるとおり、5年ぐらいかかるわけですよね、そこから先が。そうすると、もうそこで計画どおりいけば、5年もずれが出てきて、それに代替地というのは、やはり無理があるなと言わざるを得ないと思います。  それで、ピッコロ・スクエアについて、今、一生懸命計画を再度練っていらっしゃると思うんですけれども、もともと当初、我々が聞いてきた話とは大分変わってきている。それから、対象地域も広げてしまいましたよね。こういったことで、見えない部分がとても出てきてしまいました。クロスについては、かなり立体的にも、視覚的にもわかるようなものが、我々にも示されているんですけれども、ピッコロについては、そういったものが具体的に出てくるような時期というのは、いつごろに考えたらよろしいですか。 ◎拠点整備課長   資料の中でも、平成30年度に事業計画の策定という形で、我々目標を立てておりますので、31年度は都市計画の手続という段階に行きますので、それを踏まえ、委員の皆様にお示しできるのが、今年度で何とか形なりとでも、ご報告できればという形では考えてございます。 ◆おなだか勝   ぜひ、そこを30年度中に本当にしっかり出していただかないと、これは一部うわさされているのは、クロスポイントが先に行っちゃうと、26号もできちゃうと、そうすると全くピッコロだけ違う再開発事業になってしまうんじゃないか。そうすると、クロスで一生懸命、先ほどの商業振興のこととか含めて、一生懸命これ地元も考えてやりますけれども、華々しくそっちがスタートしちゃって、全くピッコロだけ置いてきぼりの全然違う再開発事業になってしまうと、そこで事業をしようと思う方とか、あるいはそこに住まおうと、高層マンションだとか、結構高い金額になるんでしょうから、そういったところに行きたくもないよと思うような人も出てきてしまうと、またぞろおかしな話になっていってしまいますので、ぜひそこは気合を入れてやっていただかなくてはならないと思っていますけれども、いかがでしょうか。 ◎拠点整備課長   我々も一生懸命、委員のおっしゃることを踏まえながら、一生懸命考えて、皆さんと話を継続し考えていきたいと思っております。 ◆おなだか勝   もう一つ、東上線の立体化については、高架化という形で東京都からお示しをいただきました。やはり、地元の商店街の特に若手の皆さんなんていうのは、冗談じゃないと言っている人がたくさんいます、結構。この人たちは、やはりきちんと説明してわかっていただくためにも、先ほど来、中村委員のほうからもお話がありましたけれども、きちんとメリット・デメリットを話しながら、そして高架にした場合には、例えばおり口のイメージはこうなっているとか、おり口は同じところに行くと言っていても、実は駅が100メートルずれるわけですから、駅の位置というよりも、駅広のさっき出ているタクシーやバスが着くところにだって、おりるところができますでしょうし、そしてそこの周辺にビルができれば、そこのところの商店のほうが潤うんじゃないかとか、いっぱいそういう不安を持っている方たちもいらっしゃいますので、十分ここについては、今、商店街のもちろんハッピーロード側も、ユーザー側も話をしていただかなくてはならないと思っておりますけれども、現状、皆さん方のほうで早急に話をするような機会というのは考えていらっしゃいますか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   駅前広場については、区の事業ということで、そういうことで来週、6月にやる予定でいるんですけれども、鉄道立体化については、東京都の事業ということで、そこの部分について、東京都が丁寧な説明するよう、区からも頻繁に足を運んで強く求めていきたいきと思っています。 ◆おなだか勝   東京都は、放っておくとやりません。しっかり、皆さんのほうでグリップして、一緒にやってくださいと、来て説明してちょうだいなというのをやっていただいて、駅広をつくるときは、やはり高架化なのか、地下化によって全然違う駅広になると思いますので、ぜひ東京都を引っ張り込んで、地元説明を繰り返しお願いしたいと思います。 ◆はぎわら洋一   何点か、お聞きします。防災の観点、余り僕は26号とか、そういうところにかかわりたくないんで、防災の観点から、ちょっとお聞きします。  当然、ピッコロとか、クロスポイント、それと最後の駅前広場、こっちが中山道、こちら側が川越街道、そちら側から緊急じゃないけれども、例えば何かあった場合、ここにその前に観光バスが入ってきて、そこでロータリー回ってピッコロ・スクエアで楽しんだり、また今度こちらの駅前に入ってきて、4番目かな、ここのところにバスが入ってきて、それで乗りおりすると。海外の人が、ここに来て、一番今でかいのが日野のセレガ、その場合、最初回転半径が6.56だから、12メートル、20メートルはなくもいいと思うんですけれども、この広場的に見ると20メートルぐらいしかとってないじゃないですか、この大山駅前の3,300平米の広場。ここのところに観光バスや何かいたときに、災害で例えば自衛隊の車両だとか、そういうものが緊急的に入ってきたりすることが、消防自動車が入ってくることができるようには設計されているかどうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   今、考えているのは、基本的にバスをメインにしていますので、ただ自衛隊の車とか、入れるかは別としても、やはり駅前広場があれば、そういったところでオープンスペースができますので、防災上の観点からも、やはり駅前広場があったほうがいいという認識でございます。 ◆はぎわら洋一   日本は、もう建設省というものは、大田さんなんかもあるからあれだけれども、石井国土交通大臣にしても、大田さんにしても、そういう予算とってないんだよね。これ、ちょっと話しするけれども、北海道にも飛行場もある。あと、東北にもあるし、あるんだけれども、東日本の震災が来たら、飛行場は使えなくなったよね。そのときに、高速道路が飛行機が乗りおりられるように、例えばドイツのアウトバーンなんていうのは、そういうふうに飛行機が乗りおりができるようになっているわけだ。だから、日本はそういう設計になってないんで、災害を全然考えていない。これは、国の問題なんだけれども、こちらでも板橋区で、これからそういう広場だとか、いろいろなことを考えるときも、やはり災害のことを、だって直下型が30%来るとか、下手すると70%来るなんて言っているんだから、そういう余裕を持って、きちっと設計することが大事かなというのが一つ。  あと、今度は高架になると。高架になって、僕はやはり4キロぐらいまで設計したことがあるんだけれども、バチカルと、あと関東の問題と、これ時速40キロ、60キロぐらいまでは大丈夫かな。福知山線、僕ずっと乗っていたけれども、あれやはり80キロぐらい出ていて、それで遠心力ですっ飛んじゃったわけだから、この大山のこのカーブの当然、遠心力がかかってきたら、幾つまでスピード出しても大丈夫だよとか、そういう説明を、ちゃんと話してあげることが大事だと思うんだよ。バチカルで、ずっと上げて、ここのところで約10メートルは上げて、ずっと成増まで行ったら、メーター1億円だから、8,000億円あれば全部高架でできる、僕に任せてもらえれば。お金出してくれ、東武はスカイツリーが634億円、約700億円弱でできたんでしょう。あれで成功してもうかっているから、今度は東武に物すごく前向き、根津会長さんはもう亡くなっていないけれども、だからそういうことをちょっと余りにも、少し技術的な具体的なことも、ちょっと説明してあげたりして、安全、先ほども山内委員からもありましたよ。ここのところ、すぐ駅前に病院があったり、上板の病院にも、26号線ができたときには、災害があったときは、こういう形で対応できますぐらいな説明はあってよろしいんじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その辺については、やはり指針があるというところで、今回3,000平米とって、3,300平米というところではあるんですけれども、今後、ほかの地域において、そういったものを国の基準はあるんですけれども、そういった防災上の観点からも検討していくということもしていきたいと思います。  また、カントとか、そういったアールについても、先ほど説明したとおり、国の省令とかあるとは思うんですけれども、そこの部分についても、事業者主体である東京都と東武鉄道に対して、区に詳しく説明をするよう要望していきたいと思います。 ◆はぎわら洋一   よろしくお願いしますよ。ちょっと、具体的にこういうふうにして見せれば、よくわかるわけだから、具体的にぱっと絵をかいてやるということは、非常に安心すると思うんだよね、近隣の人に説明するのは。そうすれば、一挙に話し進むと思うんですよ。よろしくお願いいしたいと思います。  あとは、まだ絵だからね。また、いろいろあったら、また聞きます。ありがとうございました。 ◆五十嵐やす子   4ページの大山の駅前の広場のことと、あと大山駅のことを、ちょっと伺いんですけれども、大山駅って、どうしてもカーブをしているというのが、とっても心配で、ちょっと位置がずれるということで、カーブがもう少し緩くはなるかなとは思うんですけれども、やはり高架化でカーブでというところが、すごく心配なので、その辺の設計とかを、きっちりとやってほしいというところなんですよね。もし、本当に高架化で進めるんだったら。皆さん、足元とか、本当に電車をおりるときに、乗るときも、あと小さいお子さん連れたりとか、あと高齢者の人なんかでも、本当に足元が怖くているので、これからきちんとしたものをつくっていこうとするんだったら、まずそういう安全性、乗りおりの安全性を確保してほしいなというふうに思います。全部言っちゃいます。  それから、駅前の広場なんですけれども、これはただの広場にして、例えばペデストリアンデッキをつけたりだとか、何かそういうところまで構想が広がっていくんでしょうか。例えば、ここは病院に来ている人なんかもたくさんいたりとか、なので車椅子の方とか、いろいろな障がいを持っている方なんか、あと病気の人なんかもいると、やはりここにタクシーとか、バスが来るというときに、雨の日に傘を持って、ここでずっと立っているのか、どうなのかとか、そういうところでペデストリアンデッキがあれば、もうそこの下は雨にぬれないてずっといられるとか、また災害のときなんかでも、きっちりつくっておけば、そこの下で雨宿りというか、そういうこともできますし、本当に人がたくさん集まるということを、しっかり頭に入れて、広場というものを考えてほしいというふうに思うんです。一応、この2つ、大きくお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   まずは、曲線の部分なんですけれども、そこについては、今回、東京都が立体交差計画をするに当たって、若干ちょっと南側に振れて、今の大山駅の曲線が、どうしても駅と電車とでアールが大きいというところであるんですけれども、そこの部分については、中板橋側に移動するということで解消する、基準以内に解消するということを聞いています。  また、駅前広場のペデストリアンデッキについては、今のところ考えているところではないんですけれども、検討、一つのそういった意見があったということは、私も受けとめさせていただきたいと思います。 ◆五十嵐やす子   ちょっと加えればなんですけれども、ここに広場ができるとなると、今、住宅だったり、小さいお店が並んでいるところが、本当に一等地になって、もしかしたらそこで何かビルを建てようとか、そういう話になるかもしれなくて、そうすると商業ビルから出入りができるだとか何とか、そういういろいろなことを考えておいたほうが、よりまちが開かれるというか、可能性があるというんでしょうか、せっかくつくったのに、ああ、みたいなことよりは、いろいろなこと、可能性を考えてつくっていったほうがいいかなと思いますので、これはただ意見としてお願いします。 ○委員長   よろしいですか。  ほかの委員の質疑がないようですので、さらに質疑がありましたら、山内委員。 ◆山内えり   確認だけです。  先日、一般質問させていただいたときに、区長の答弁で駅前広場の該当する方の代替地や移転先については、基本、原則的には移転先は権利者が探すこととなるというふうに、答弁をされたんですが、こういう点に関しては、住民に理解が得られると考えているか、その点について伺いたいと思います。 ◎鉄道立体化推進担当課長   その辺のことについては、北区とか、品川区とか、いろいろな情報共有させていただく中で、例えば一つの代替地とか、残地の有効利用とか、あとは移転先のそういった中古物件の、そういったものとか、そういったものが何かできるかというところを探るというところで、来週の説明会で要望を聞いた中で、今後、検討というか、何ができるかということを考えていきたいと思います。 ◆山内えり   ぜひ、そういった声に応えていただく説明会にしていただきたいと思います。  それから、最後に2月の説明会では、東武東上線の立体化についてと、駅前広場は個別に整備できるというふうに回答されていたように聞こえたんですけれども、今もそういう認識でよろしいでしょうか。 ◎鉄道立体化推進担当課長   駅前広場と連続で立体交差計画については、基本的にスケジュールは一緒ということなので、事業認可が平成33年度ということで、事業認可後、10年というところで、立体化と側道、駅前広場については、3つ同時期にやる予定であります。 ◆山内えり   そういう説明がありましたけれども、個別でできるものではあるということなのか、それとも基本的に一体的にしないとできない事業なのか、そのあたりについては確認させていただきたいと思っています。 ◎鉄道立体化推進担当課長   工事については、立体化と駅前広場については、個別にできるとは思うんですけれども、基本的に先ほど言ったとおり、スケジュールについては、同じような同様の形で考えています。 ○委員長   本件につきましては、この程度でご了承願います。  皆さん、間もなく5時となりますが、残る案件が3つあるんですけれども、どのように。          (「1時間で終わらないでしょう。だったら別の日にやってくださいよ」と言う人あり) ○委員長   そういうご意見もございますが。          (発言する人あり) ○委員長   次の案件で一旦終了して、次の2日目ということでよろしいですか。  ここで終了するということ考えている人はいますか。  11日に予備日もあります。  すみませんが、協議をしたいと思いますので、一旦休憩させていただきます。 休憩時刻 午後4時32分
    再開時刻 午後4時35分 ○委員長   休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  委員会協議の結果、本日の委員会は以上までといたしまして、残りの案件については、6月11日、午前10時より委員会を開会することに決定いたしました。  よろしいでしょうか。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして都市建設委員会を閉会いたします。...