板橋区議会 2016-12-06
平成28年12月6日地域経済活性化調査特別委員会−12月06日-01号
総務部長 堺 由 隆
産業経済部長 細 井 榮 一
庁舎管理・ いたばし
五十嵐 登
魅力発信 榎 本 一 郎
契約課長 担当課長
産業戦略
産業振興課長 雨 谷 周 治 諸 橋 達 昭
担当課長
赤塚支所長 糸 久 英 則
事務局職員
事務局次長 丸 山 博 史 書 記 佐 野 遥
地域経済活性化調査特別委員会運営次第
〇
開会宣告
〇
理事者あいさつ
〇
署名委員の指名
〇 議 題
1
小規模事業者登録制度の
平成28年度
上半期実績等について(3頁)
2
地域経済活性化調査特別委員会報告書骨子(案)について(12頁)
〇
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
地域経済活性化調査特別委員会を開会いたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご挨拶をお願いいたします。
◎
総務部長
おはようございます。
本日の
地域経済活性化調査特別委員会でございますが、議題が2件となってございます。
小規模事業者登録制度に関します
報告及び本
特別委員会の
報告書骨子(案)でございます。よろしくどうぞご審議賜りたいと思います。お願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員を指名いたします。
小林おとみ
委員、はぎ
わら洋一委員、以上お二人にお願いいたします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは議題に入ります。
初めに、
小規模事業者登録制度の
平成28年度
上半期実績等について、
理事者より説明願います。
◎
庁舎管理・
契約課長
おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは、資料1、
小規模事業者登録制度の
平成28年度
上半期実績等について説明をさせていただきます。
本年4月より、
主管課契約の
金額の上限を引き上げた
ところでございますが、
小規模事業者登録制度への影響を含め、今年度
上半期の
契約実績等をまとめてみましたので、今年度
下半期の
取り組みとあわせてご
報告をさせていただきます。
記書きの1、
登録事業者との
契約実績でございます。
表側の
見積もり件数につきましては、今年度は
上半期は542件でございまして、昨年度と比較しますと50件減少しております。
契約締結件数につきましては463件で、こちらは昨年度に比べまして106件増加しております。
契約金額につきましては3,277万円ほどになりまして、昨年度比で約1,400万円、74%増となっております。
工事と
物品の内訳で見ますと、再掲と記載の
部分でございますが、
工事につきましては2,112万円ほどの
契約金額でございまして、
件数は記載しておりませんが、109件になります。昨年度の2倍以上の
金額に増加しており、111%の増となっております。
物品につきましては1,164万円ほど、
件数は354件でございまして、昨年度比で32%
契約金額の増加となっております。
さらに補足させていただきますと、
工事の109件のうち13件、約1,000万円分が30万円以上の
契約でございまして、30万円から130万円に
主管課契約を引き上げた
部分が、
工事では特に影響して
金額の増加につながったという
ところでございます。
項番の2、今年度
下半期の
取り組みでございます。
4点ありまして、1点目が、
登録事業者に対する
アンケート調査の実施、分析でございます。
登録事業者さんにこの
制度の
満足度や
要望事項を伺うとともに、板橋区以外での
受注実績などを伺っております。
登録事業者数は現在69ですが、その約半数の
事業者さんから回答が得られ、現在、集計、
分析作業をしている
ところでございます。その結果を生かして今後の
制度の改善や
支援策につなげていきたいと考えております。
2点目が、
主管課への
ヒアリングの実施でございます。
工事や印刷の関係を中心に
発注額の多い10課程度を対象に、この
制度の
活用促進に関する
ヒアリングを来月に行う予定です。
3点目が、
登録事業者さん向けの
パンフレットの作成でございます。区の
契約制度や
会計処理等の手続の流れ、営業の方法など、民間の取引とは異なる
部分を中心に説明した
パンフレットを作成し、
受注拡大の支援につなげたいと考えております。
4点目が、
区役所内での
情報発信の充実でございます。庁内の
イントラネットでは、これまでも
登録事業者さんの
セールスポイントなどを名簿とあわせて掲示してまいりましたが、今後は
取引実績など、
発注時の参考になりそうな
内容を加えまして、庁内の
情報発信の充実をさせていきたいと考えております。
雑駁ですが、説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
委員長
ただいまの説明に質疑並びに
委員間討論のある方は挙手願います。
◆鈴木こうすけ
おはようございます。よろしくお願いします。
私のほうからは、ちょっと何点か質問させていただきますけれども、今のお話しあったとおり、27年度から28年度の
上半期ということで、本当にこの
実績については本当に高く評価します。それで、またプラス、この
工事契約に関しましては約2倍というふうな形で、本当に
先ほどございました30万円から130万円に上がったということで、本当に
小規模事業者が、この区内の
小規模事業者が潤うということが、本当に本区が元気になるというふうな
ところは私はイコールだというふうに感じております。前回もお話しさせていただきましたけれども、やはり
町工場が多い中、本当に社長さんが苦労しながら経営を本当に細々とやられている企業さん、何社も私見てまいりましたけれども、こういった周知をぜひもっともっと広げていただきたいなというふうに切に感じております。
質問ですけれども、前回も同様の質問をさせていただいたかもしれないんですけれども、この
項番2の(4)ですけれども、
先ほどお話しさせていただきました
小規模事業者さんがどうしても社長がお一人でやられている、息子さんがいたりとかというふうな本当に小さい規模でやられている
ところは、こういった区の
ポータルサイトというか、インターネットがまだまだ普及していないというふうな状況があると思います。ぜひ今後、29年、30年に向かって、この
ポータルサイトを活用しながら小規模の
実績、
情報を周知していただきたいというふうに思いますが、区の考え方をお示しください。
◎
庁舎管理・
契約課長
ポータルサイト、
イントラネットということで、まず庁内での
ネットワークでございます。
事業者さんのほうの
パソコン環境があるなしにかかわらず、その
事業者さんの
得意種目、
セールスポイントなどについてきっちりと取材をして、得られた
情報については庁内の各課に周知するということで、今まで以上にその辺の
セールスポイントとか他の官庁での
実績、あるいは民間での
実績、その辺の質が
一定程度きちっとできるんだというような
情報も含めて、庁内の
情報周知の強化に努めてまいりたいと考えております。
◆鈴木こうすけ
ありがとうございます。ぜひそのような形で、今後の動きとしてはこういった形で区の所管の担当の方が、実際にはなかなか難しいかもしれないですけれども、この
小規模事業者の直接会社に訪問したりとか、今どんな状況なんだ、どういうふうな
ところが
得意分野なんだというふうな
ところをぜひ吸い上げていただきながら、27年、28年、
先ほども言いましたけれども、29年、30年とこういった形で
小規模事業者を支えられる、こういった
ポータルサイトをぜひつくっていただきたいなというふうに思います。
あと、もう一点だけ、ご質問させていただきます。
項番の2の(1)の下にありますけれども、本区以外との
契約実績を
調査し、
制度改善及び
支援方法の検討を行うということで、これはちょっと具体的にどのようなことを行っていくのかという
ところを1つお伺いいたします。
◎
庁舎管理・
契約課長
先ほどもちょっと申し上げましたけれども、なかなかその
事業者さんがどういう
部分が得意なのかという
ところにつきましては、これまでは
セールスポイントということで丁寧な
仕事をしてまいりますとか、そういう意気込みみたいな
部分だけだったので、なかなか
主管課としては実際の質ですとか経験が、官庁の、あるいはどんな
仕事が得意なのかということがいま一つよくわからないという
ところもありましたので、具体的に例えば
区役所では
仕事をしていないけれども、他の官庁であったり国の
外郭団体等、こういう
ところでこんな
仕事をしているとか、あるいは民間であってもこういう
仕事をしているというような
実績も、
ヒアリングをする中で得られた
情報については周知していきたいと、そういう形で取り組んでまいりたいと思っております。
◆鈴木こうすけ
ありがとうございます。ぜひ、このような形で区外との
契約実績をしっかりと
調査していただきながら、この改善と支援、こういった形で検討していただきたいなと要望を申し上げ、終わります。
○
委員長
ほかにございませんか。
◆
山内えり
1番の
ところなんですけれども、
見積もりの
件数が減っているんですけれども、この
契約の締結がふえたという、この結果についてはどういうふうに、どういう理由があってどういう努力をされたのかという
ところを、わかる範囲で教えていただきたいと思います。
◎
庁舎管理・
契約課長
明確な要因というのはちょっと難しい
ところもあるんですけれども、1番大きい点でいいますと、30万円未満が今回、この4月から1者の
見積もりで
発注が可能になったという
制度改正をしてございます。それによって、相
見積もりで
見積もり依頼があったけれども、とれないというケースが以前は多くありました。ですから、ある意味では
見積もりを依頼する
件数は減ってしまいましたけれども、1者でもすぐ直接
契約に結びつくという
ところもありますので、結果的に総
見積もり件数は減っているけれども、全体の
契約件数がふえている。そのような結果につながったのかなというふうには推測しております。
◆
山内えり
わかりました。ありがとうございます。
あと、
先ほど登録事業者が69というふうにお聞きしたんですけれども、
上限額30万円を130万円にするですとか、
登録していただく
業者をどのように広げていくかというのもすごく大きな検討の
中身になってくると思うんですけれども、
登録事業者をどういうふうにして拡大していくというか、まず目標の数というか、何者ぐらいとかそういったことは、今、区で検討している目標の数というのはあるんでしょうか。
◎
庁舎管理・
契約課長
69というお話をさせていただきました。
登録事業者数が減ってきているというのもありますので、できればそれはふやしたいというのはございます。一方で、69ある中でも
見積もりの声もかからないという
業者さんがやはり半数以上いらっしゃいます。そこのあたりで、どうしても区側の
発注の品目ですとか、
工事にしても
内容というのは比較的偏りがあるので、
物品ですと文具の
発注が多かったりとかという中で、なかなか難しい業種もあります。課題としては、少し区の
発注量が多い分野について
登録事業者さんが少なかったり、偏りがあったり、その辺の状況も踏まえて少し分散させるとか、まず声がかかっていない
ところにも声をかける、あるいは結構得意な技術が書かれていたりするのに
発注につながっていないような現状がありましたら、なるべくそれを拾い上げて
発注を促す。まずそこに努めたいと思っております。その上で、かなり
発注があるのに
登録事業者数が少ない業態なんかにつきましては、新たな
登録といいますか、掘り起こしも含めて一定水準できる
事業者さんがいるようでしたらば、なるべくそこはふやせるような
工夫をしていきたいと思いますが、そのちょっと手前の段階でもう少しやることがあるのかなというふうに思っている
ところでございます。
◆
山内えり
その
ところで、たしか
登録期間が2年だったように思うんですけれども、その
部分というのは変わっていない
ところなんですか、まずお聞きしたいと思います。
◎
庁舎管理・
契約課長
昨年度から3年間に変更してございまして、今、3年でやっております。
◆
山内えり
登録期間が3年に延びたということで、多少そういう
登録していた
ところが非常に、もう一回やってみようとか、大変さというか困難さが多少軽減されているとは思うんですけれども、それによってスムーズに次の
登録、またやってみようというようなことでふえたということではないんでしょうか。特に3年にふえたことで、より
登録してみようとか、再
登録の煩わしさがないことで
業者がふえた、あるいはまた引き続き
登録してみようというふうに考えているということなど聞いているかどうか。区のほうにそういう
情報が届いているかというのをお聞きしたいと思います。
◎
庁舎管理・
契約課長
昨年度から3年に広げたということで、急に3年になったから減らなくなったとかという
ところではまだございませんけれども、以前も
登録していても1回も
年間声がかからなければ、自然と、こちらから更新してくださいとか、そういうことを言っていなかったので、2年たつと必然的に何となく更新の手続をもう忘れてしまうというか、もう声もかからないからそのままというような形で減ってくる
業者さんがかなりあったということで、そういう意味では3年にしても取引のある
事業者さんは更新の煩わしさが減るというのはいいと思うんですけれども、声がかからない
ところにつきましては、3年たったらもしかするとそのままもう更新しないという
可能性がありますので、3年にしたのとあわせて、少しでも
見積もりのない
ところに頼めるような
工夫ができれば、少し
所管課への
働きかけも含めてやった上で効果が出てくるといいなと思っている
ところでございます。
◆
山内えり
そういう意味では、これからそういう
受注拡大に向けて
工夫されると思うんですけれども、2の(3)の
パンフレットを今後配布していくということなんですけれども、この
パンフレットというのはどのようなふうになりそうか。今、計画、検討している
ところがあるんでしょうか。
◎
庁舎管理・
契約課長
今、検討している
ところ、特に予算をつけてすごい立派な
パンフレットをつくるとかという
ところではないわけですけれども、
中身としてはやはり区の
発注を受けていない初めての
事業者さん向けに、特にこういう
ところが注意が必要なんですよとか、
役所特有の慣例、慣行みたいなのがあったり、その辺の周知ですとか、営業するにしてもこういう形が効果があるんではないかというヒントになるような
内容を今考えておりまして、それを
パンフレットというか、
紙表裏数枚かもしれませんけれども、そういう冊子にして、特に
新規事業者さんなどについて周知をしていきたいと思っている
ところでございます。
◆
山内えり
ぜひそういった、これから
新規事業者もそうですし、実際に
登録しているのに声がかかっていないような
ところがあるというふうに聞いておりますので、そういった
事業者の方が受注の機会がふえるような努力を今後もぜひお願いしたいと思います。
以上です。
◆はぎ
わら洋一
ちょっと蛇足になるかもしれないけれども、
先ほどの2の(3)、
パンフレットの話。僕、これ要するに役所が
パンフレットだとか書類をつくると、どうしても2枚、3枚、4枚と来る。もう読むの嫌になっちゃうんだ。職人さんのすばらしい、うちはすごいんだよという人が、それを読もうとしないのよ。だからもう、1枚。1枚の裏表か、A4、そういうふうにしてわかりやすくしてもらいたいなという、これは
1つ要望なんですよ。それを1つちょっと確認しておく。
◎
庁舎管理・
契約課長
ご指摘のとおり、手にとってもう目を通すのも嫌だなというようなものではしようがないので、わかりやすい冊子なり、
パンフレットの
工夫をしたいと思います。
◆はぎ
わら洋一
絶対ぽんと置いてしまうと思うんだ。だから、そういうことのないようにしてもらって、本当に参画できるようにしてもらいたい。
あとは、もう一つは、これに参加しているんだけれども、ランクに入らなかった人、家というかそういう会社、会社じゃないのか。
有限会社か
零細企業、そういうものを救っていこうというか、そういう施策というか。要するに、さっきの話、
登録3年やったんだけれども、抹消してもう全然どうなっているかわかりませんよじゃなくて、何かそういう
ところに手だてをしているのかどうかという、その辺。役所はもう連絡来ないから、それ全然見ていませんよというふうになっているのか。いや、そうじゃないんだと、あそこにはこんなのがあったなといって、その辺までアポイントとるようにしているのかどうか。その辺はいかがなんでしょうか。
◎
庁舎管理・
契約課長
事業者さんに対するフォローと、
あと所管課へのアプローチと両面あるかと思うんです。
所管課のほうではやはり結果的に偏ってしまっている現状があるので、少しその
実績もつまびらかにして、役所全体で見ると特定の
事業者さんに少し偏っている業態があれば、その中で少し声がかかっていない
ところもありますから、その辺を見える化することで
工夫をしてなるべく多くの機会を出すようにしてくださいというようなことを
働きかけをしたいと思います。
また、
事業者さんに対しては
登録すればどんどん
仕事が来るとか、決してそういうわけではないので、やはり
所管課に対するアピールですとか、こういう
仕事が得意なんだというような
ところを積極的に発信していただけるように、こちらからも聞き取りをするとか、待っていてもやったことがない
ところには簡単にはなかなか行かないので、双方とも
工夫をしながら少しでも今までやっていない
事業者さんにも出せるような体制といいますか、
工夫をしていきたいと思います。
◆はぎ
わら洋一
ぜひお願いします。
以上。
◆
小林おとみ
1つだけ、
主管課契約の
金額を引き上げたことによってふえたという、この
契約の
実績なんですけれども、
中身を知りたいんですけれども、30万円以下の
ところについては1
者見積もりになったから
見積もりの
件数が減ったんではないかということだったんですよね。
あと、130万円から30万円までの間の
ところは、もともとは
庁舎管理・
契約課でやっていたのが
所管課に移っただけだから、
中身としては何も変わっていないのか。それとも
中身的にもかなり変わったのかというのはどうなんでしょうか。
◎
庁舎管理・
契約課長
30万円から130万円まで上がったというのは
工事請負費という
ところでございます。
中身がすごく変わったかというと、ちょっと年度によって執行する
工事内容というのは違うと思うので、正確にこんな変動が見られたという
中身はちょっとわからないです。ただ、もともとそんなに
工事の中で30万円から130万円の
契約係でやっていた
見積もり競争というのは、物すごく
件数があったというわけではないんですけれども、その
部分の中でかなり
金額の、平均すると100万円近い案件について
登録事業者さんとの
見積もり合わせで
主管課がそういう
工夫をしてくれた結果、13件で1,000万円近くの、そこでの
契約が成立していますので、その辺の結果につながったというのは結果だけはわかるんですけれども、ちょっとすみません、
中身については詳しくまだ分析できておりません。
◆
小林おとみ
ということは、
中身というか、でも今まで
庁舎管理・
契約課でやっていた
契約取引先だけではなくて、
主管課がやることによって先が広がったということは言えると、
契約した相手が広がったということは言えるということですね。それは、ぜひもう大きな前進だと思いますので、引き続きと思います。
あとは、もう一つ何か言いたかったかな。
パンフレットですかね、やっぱり。
主管課の課長さんのほうも目をつけている過去の
実績をわかりやすくもっとPRしてほしいという
部分についても、ぜひ
業者の方が
自分たちが今こんな
仕事をやってきたんだということがよくわかる、そういうことをぜひ言ってほしいんだということをわかるようなものにしていただけたらいいなと思います。
あと、
印刷関係なんかは自分ができるというよりも
ネットワークで安く
仕事ができるとか、友達とつながった形でできるというような方もいらっしゃると思うので、
実績の中にはそういうものも含めて、ぜひPRしてほしいというようなこともいいんじゃないかなと思います。
一応そんな
ところです。いいです、提案です。
○
委員長
ほかにございませんでしょうか。
◆
なんば英一
工事契約と
物品契約について、それぞれ何が多いのかというのをちょっと教えてもらいたいと思います。ワン、ツー、スリーぐらい。
◎
庁舎管理・
契約課長
物品のほうは、もう圧倒的に文具・
事務用品系が多いということは言えます。
工事のほうは、ちょっと
工事内容まではあれですけれども、ただ、
主管課が施設を抱えている
ところが多いので、そういう意味では内装とか、
小破修理等の施設の
補修工事系が、
あとは公園などのやはり施設ですけれども、その中の小さな
補修工事、そういうものが多いという
ところでございます。
◆
なんば英一
いいです。
○
委員長
ほかにございませんか。
(発言する人なし)
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
地域経済活性化調査特別委員会報告書骨子(案)についてを議題といたします。
先ほどの
理事会において、本
骨子案を
理事会案として
委員会に提出し、これをもとに本日の審議を行うことに決定いたしましたので、
骨子案の概要を
なんば副
委員長より
報告していただきます。
○副
委員長
地域経済活性化調査特別委員会報告書骨子(案)についてご説明申し上げます。
当
委員会は、
活動方針を「
区内企業の
活性化」及び「にぎわいの創出」についてと決定し、
調査・研究を行っている
ところであります。
つきましては、
報告書の骨子を次のとおり提案させていただきます。
1、
調査目的。
委員会設置の建議を踏まえ、
調査の目的を記載いたします。
2、
活動方針。
活動方針を記載いたします。
3、
調査経過。
平成27年5月22日に
委員会が設置されて以降、2年間にわたり開催されました
委員会日ごとの議題及び
調査内容を記載いたします。
4、
視察報告。
「墨田区における
中小企業振興策」及び「Garage Sumidaの
取り組み」についての
視察内容を記載いたします。
5、まとめにつきましては、本区の
取り組みに対する評価・課題、2、地域経済
活性化に関する提言を記載いたします。
ページをおめくりいただき、別紙1ページ、5、まとめをごらんください。
本区の
取り組みに対する評価・課題は、記載のとおりです。
次に、2ページをごらんください。
2ページから6ページにかけて、地域経済
活性化に関する提言を
小規模事業者登録制度について、区内産業の
活性化について、商店街の
活性化について、以上3つの項目に分類し、記載のとおり提言を示しております。
以上が本
特別委員会報告書骨子案の概要でございます。
○
委員長
ありがとうございました。
初めに、
報告書の構成でありますが、資料2の1枚目のとおり、1、
調査目的から始まり、5、まとめで終わるといった構成で作成させていただきますので、ご了承願います。
次に、5、まとめの検討に入ります。
まず初めに、本区の
取り組みに対する評価・課題について、ご意見がございましたら挙手願います。
◆
なんば英一
全体的な話の中で、この後いろいろ具体的な提案も入ってくるんですけれども、いわゆる経済の
活性化ということについて、入り口があって出口があるという、ここの
ところを入り口戦略と出口戦略があるんだよという
ところを、このまとめの中で明確にしていただければなというのが、まず提案です。
あと、ちょっと各論があるので、それは後でいいですね。
ということで、例えばですけれども、なぜこれをここに一番最初にということで提案しているかといいますと、例えば農業の振興ということが後で出てくるんですけれども、そういうことについても農業祭なんかのイベントをやるとき、大きなイベントをやるときには、そこに合わせてみんな生産者が日程を組んで、そしてつくって、そして提供するというようなことがあります。そういうものが例えば板橋区のいろんなイベントがあるじゃないですか。4大イベントというようなものもありますし、
あと区民まつりというものもあるんですけれども、じゃそこにそういう板橋区の野菜を、地場の野菜を提供しようというそういう計画があれば、その板橋区の日程を全部吸い上げて農業
事業者に提示することによって、じゃそこに合わせてやろうということで、そういう入り口と出口というものがそれぞれいろんなものにあるんじゃないのかということで、そういう提案をさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○
委員長
それでは、今、
なんば委員からこのような意見がございましたけれども、入り口、出口戦略ということなんですけれども、それについて皆様、この意見集約、
報告書に反映させるかどうか、させていただくかどうかということなんですが、特に皆さん異論はございませんでしょうか。
◆
小林おとみ
その意見はわからなくもないんですけれども、どんな文章でやるのかなと。ただ入り口、出口戦略をはっきりするようにと書くだけでは、よく読んだ人は何だか意味がわからないんではないかなと。例えばといって農業問題ではとか書いちゃえば、この課題の
ところはかなり長い長文になってしまいますし、何かどんな文章で。それは例えば戦略的にやれということなんだと思いますけれども、その戦略的にやるということを反映させるような文章というのはどういうふうな文章になる
ところなんでしょうか。具体的な文言を確定する必要があるんじゃないかなと思いますけれども。
○
委員長
わかりました。
それでは、
なんば委員からそれについてちょっとご回答いただいてということでよろしいでしょうか。
◆
なんば英一
はい。ですから、詳細をここで書くということじゃなしに、詳細はその後でまた細かいのがあるじゃないですか。そこで新たな提案があればということを。
○
委員長
追記をするということですね。
◆
なんば英一
ということです。
◆鈴木こうすけ
ちょっとこれは私の提案というか要望もあるんですけれども、この5番の商店街
活性化についてという
ところの空き店舗の、ごめんなさい、5番じゃない、5ページです。
(「まだまだ」と言う人あり)
◆鈴木こうすけ
ああ、1ページ。すみません、申しわけございません。じゃ後ほど。
○
委員長
そのほか。
◆佐藤としのぶ
すみません。これは事前に気づいておかなきゃいけないんですけれども、項目1から5まででまとめにするとなっていて、1ページ、6、まとめになっているので、これは5ですね。
(「それは案の
部分」「机上に配付」と言う人あり)
◆佐藤としのぶ
そうかそうか、俺、これは古いやつを持ってきたのかな、もしかして。こっちは直してあるんですか。ああ、直してありますね。すみません、じゃ大丈夫でした。
○
委員長
大丈夫ですか。
それでは、今、
なんば委員からいただきましたご意見に関しましては、一度正副
委員長で案文をつくりまして、それで皆様にお示しをさせていただき、皆様にご了承いただくと、ご検討いただくということになろうかと思いますけれども、そんな過程でよろしいでしょうか。
(「はい」と言う人あり)
○
委員長
わかりました。
そのほか何かございませんでしょうか。
(発言する人なし)
○
委員長
わかりました。
この評価・課題につきましてはこの程度でご了承願います。
次に、地域経済
活性化に関する提言について、ご意見、ご提案がございましたら挙手願います。
なお、ご意見、ご提案につきましては、該当する項目名等を述べてから発言くださるようご協力をお願いいたします。
特にございませんか。
よろしいですか。
◆
小林おとみ
すみません。このまとめに関係はするので、ちょっと質問をしておきたいことがあるんですよ。
この間の資料要求で、商店街の振興事業について
実績をいただきまして、その
中身についてちょっとお聞きしたいことがあるんですけれども、というのは、ここに商店街振興についてもうちょっと書き加える必要があるかという思いがあってなんですけれども、いろんな事業が、支援事業、東京都がお金出したり、区がお金出したりしてやっている事業がありますと、
実績はどうでしょうかというので資料をいただきました。
その中で、幾つかちょっと聞きたいのが、空き店舗のルネッサンスで2件、2商店街で88万円という資料をいただいたんですけれども、上限20万円まで家賃助成できる事業ですけれども、板橋区の場合はこの事業の活用というんですか、この2件88万円の
中身がちょっとよくわからないのと、それから広げる
可能性がないのかどうかという
ところだけを聞きたいんですけれども、1つ。
◎
産業振興課長
商店街のこの事業につきましては、希望される商店街さんが出てきたときにやっていきますので、これは引き続き東京都と連携をしながらやっていきたいと思います。
88万円の
ところは、これは27年度の
実績を書いている
ところなんですけれども、1つが上板南口の今もありますまもりん坊ハウスという
ところがあるんですけれども、こちらの事業につきまして、家賃8か月分、80万円助成してございます。それから、もう一か所が赤塚の一番通り商店街、こちらに赤ニコ広場という、いろんな物販をしているちょっとしたスペースがあるんですけれども、こちらにつきましては1か月分の8万円の助成をしてございます。トータルで88万円という形になってございます。
◆
小林おとみ
そうすると、27年度で8か月出している
ところと1か月で済んでいる
ところとありますけれども、それは何、どういうことなんですか。
◎
産業振興課長
ちょっと手元に細かい資料がないですが、これは東京都のほうで3年分ということで36か月分でございますので、年度の途中から始めてしまうと終わりも年度の途中になってしまうという
ところだと思いますけれども。
◆
小林おとみ
あと、前は空き店舗というと商店街でやるならばそこに助成しますよという
制度だと私は思っていたものですから、個別のものという、これもそうなのかな、商店街としてやる事業に対して家賃助成ということなんでしょうか。
◎
産業振興課長
委員お話のとおり、商店街さんが空き店舗を活用して、商店街として実施する事業につきまして、家賃補助をしているという
ところでございます。
◆
小林おとみ
もう一つ、すみません。そこについては引き続き商店街から希望があれば引き続き広げていくことはやっていくんだということと、それから
あと、さまざまな事業の中で
実績なしというのが幾つもあるんですよね。多言語対応とか。
実績なし。ここでも議論にもなりました荷さばきスペースの確保とか、福祉的ないろんな施設の整備とか何かも全然
実績なしですし、災害対応型などについても
実績なしというのが、実際は補助事業がいっぱいあっても板橋で使わないままになった事業がたくさんあるようで、そういうものについては実際に手が挙がらないんだからしようがないだろうといえばそうかもしれませんけれども、広げていくという
取り組みをこれからもやっていくのかどうか。
◎
産業振興課長
委員からお話があったとおり、東京都の事業の中で例えば
先ほどおっしゃった荷さばきの補助ですとか、そのあたりはメニューとしてございます。ただ、これにつきましても東京都のほうで毎年度毎年度補助事業ですので、説明会を開いてございます。大体2月の終わりから3月にかけて、東京都のほうで説明会を開いていると。そこに向けては区内の商店街さんにその説明会の周知は私どものほうから図っている
ところでございます。それに参加されている商店街さん、参加されていない
ところ、それぞれありますけれども、
あとは説明会で出た資料をもとに商店街さんが判断されて、申請をするというような流れになってございますので、引き続き各商店街さんにそういった
情報が届くように、それは私ども区のほうでこれからもやっていきたいというふうに思ってございます。
◆
小林おとみ
ちょっと十分にやり切れませんけれども、いつも思うのは東京都との関係で商店街がいろんな事業を決めていくんだけれども、区のかかわりが余りよく見えない
部分があって、区は周知しますとか、連絡しますとかということだけになっているような気がしまして、都が決めればお金は出しますよというようなことになっていくので、もうちょっと積極的に区として補助事業なり、区商店街のさまざまな事業にかかわっていくことができないのかという思いがありまして、東京都とあわせ、区独自にも補助事業を拡大するなど、そういうこともぜひ提言したらどうかなというふうに思っているんですが、いかがでしょうか。いかがでしょうかじゃなかった、これは提案だから、提案させていただきます。
○
委員長
わかりました。
今、小林
委員からそのような提案がありましたけれども、皆様いかがでしょうか。
(発言する人なし)
○
委員長
よろしいですか。
そうしましたら、これも同様に次回までに案文を検討させていただきまして、皆様にお諮りをさせていただきたいというふうに思います。
次に、何かございませんでしょうか。
◆佐藤としのぶ
6ページの
ところに、板橋オリめしプロジェクトが1つ項目として出ているので、これを前回議論したときにはまだ実施前だったので実施後どうだったかというのを、私は見に行ったので大体何となくはイメージはつかんでいるんですが、その辺の参加者数だとか売上
金額がどういう指標になるのかわからないんですけれども、それの総括をちょっとご説明していただきたいなというのと、
あと、今後の展開、来年以降やるのかやらないのか。場所は同じ場所でやるのか。どんどんいろいろ移動していろんな
ところでやっていくのか。今回と同じように予算を全額補助でもらえるのはちょっと難しいのかもしれないので、その辺について今後の展開をどんなふうに考えているのかを先にちょっと質問しておきたいと思います。
◎
産業振興課長
先月の27日、日曜日、いたばし光と食の祭典ということで、キッチンカーを使った食のイベントを開催した
ところでございます。当日、予報はちょっと天気、雨の予報だったんですけれども、何とかぎりぎりもって、夕方はちょっと雨が降ってきてしまったんですけれども、何とか事業としては終了することができました。
それで、来場者数につきましては、幾つかはかり方があったんですけれども、私どものほうでは1万8,000人ほどであったというような認識でございます。これは会場が商店街の中、それからメインの通りをとめた
ところ、それから稲荷神社と、そのあたり3つに分けて定時で観測をして、それで係数みたいなものを掛けていってやった数字が1万8,000人ぐらいという
ところ。それから、当日お配りした
パンフレットが大体6,000部ほど出ていますので、家族で来られた方もいらっしゃいますので、掛ける3で、1万8,000人ぐらいじゃないかと。それから、オリめしの販売数につきましても、キッチンカーでの販売が大体4,000食ぐらい。それから、それ以外の商店街さんのほうでは1,800食ぐらいということで、ここも大体足してあげると6,000食ぐらい出ております。ただ、商店街の中ではオリめし以外のもちろんメニューを頼んでいらっしゃる方もいますし、キッチンカーの
ところも実はオリめしのメニューがなくなってしまって、違うのを出されている
ところもありますので、そのあたりを換算しても大体1万8,000人は妥当なのかなというふうに思ってございます。
それから、その中では簡単なアンケートをとらせていただきました。実際回答いただいた方は100人前後なんですけれども、大体お住まいの方は区内の方が9割ほどでございました。案外近くの方がお見えになっているかなという
ところでございます。それから、動きとしてはやはり今回横の広がりというか幅を持たせましたので、全体的に回遊している方たちが多かったという
ところで、もちろんキッチンカーも見ていただきましたし、商店街の飲食店も見ていただいて、稲荷神社も見ていただいたという、ある意味回遊性があったのかなというふうに分析している
ところでございます。
それから、今後の展開でございますけれども、こちらにつきましては国の補助事業で6つの事業をまとめてやっている
ところの1つが今回のイベントということでございますけれども、こういったオリめしのイベントにつきましては、来年度どういった形でできるのかですとか、
あとは財源がどうなってくるのかというのは今ちょっと確認及び調整中でございますので、財政当局とも含めて今検討して、来年度に向けては協議をしている
ところでございます。
◆佐藤としのぶ
ありがとうございました。
私も見に行って、正直あの地域であれだけの人が集まるとは思わないぐらい、すごい人出で、あの商店街がこんなに活気ある姿はなかなか見たことがないなというような
ところで、多分商店街の方も喜んでいるんじゃないかなと思いますし、本当にあの地域としても非常に盛り上がりがあったのかなと思うので、ほかの商店街からしてもぜひこういうイベントを持ってきたいなと思っているかもしれませんし、あの地域としては引き続き同じ場所でやってほしいと思っているかもしれませんし、いずれにせよ、やっぱりこれ1発花火を打ち上げておしまいじゃもったいないですし、せっかくオリめしと言っているぐらいですから、じゃオリめしとは実際どういうふうになっていくのかというのがこれから楽しみな
ところだと思うので、やっぱり継続して何とかやっていってほしいなと思います。予算の獲得ですとか、実施場所とかいろいろ課題はあるとは思いますが、意見として、要望としてとなるんでしょうか、この場では。ぜひオリめしプロジェクトについては、何らかの形で継続性を持たせた事業にしてほしいなということを記載していただければなと思っています。
○
委員長
わかりました。
今、佐藤
委員から出されました意見につきましても、文章を起案をいたしまして、それで皆様にまたお諮りをしたいというふうに思います。
ほかにございませんか。
◆鈴木こうすけ
1点だけ。今、佐藤
委員のほうからオリめしプロジェクト、私も実際に行かせていただきました。ぜひこういった形で、同じ要望ですけれども、していただきたいというふうに思います。
それと、
先ほどの中で、ちょっと小林
委員のほうからも
先ほどちょっとちらっと出ていましたけれども、この空き店舗の活用の
ところの5ページ、商店街の
活性化の1)の空き店舗の活用のちょっと色をつけている
ところなんですけれども、空き店舗の活用事例を会議等で紹介し、アピールしていくべきであるというふうにありますけれども、これはちょっとあれなんですけれども、どうなんですか、私が思っていることは例えば空き店舗活用事例を会議等で紹介しというのが、ちょっと具体的によく見えてこないなという
ところと、実際にこれは、ごめんなさい、私の理解が正しくなければ申しわけないんですけれども、この空き店舗活用事業というのは、例えば、すみません、これはあれですか、中板の例えばうおづやさんとか、この前11月にオープンはしたんですけれども、これの意味でよろしいんですか。まずちょっとそこだけお聞きしたいなと思います。
○
委員長
これはどなたが答えればいいですか。
(「うちに質問ですか」「この
事業者さんは空き店舗利用ですかと聞いているんじゃないの、これは」「質問したんでしょう」「はい、質問です」「じゃ答えて」と言う人あり)
◎
産業振興課長
私ども空き店舗ルネッサンス事業といいまして、空き店舗に対する助成を行っています。その空き店舗ルネッサンス事業の中に、今年度は
先ほど鈴木
委員がおっしゃった中板橋の魚津食堂なんかもその事業の一つで組み込まれているものでございます。
◆鈴木こうすけ
ぜひこういった空き店舗の
活性化についてということで、当然補助金等もいろいろあると思うんですけれども、こういった会議で紹介しというのは、何かごめんなさい、こういった事例を例えば区のホームページでもう少し何か大きく周知していくというふうなこともできるのかどうかというのは、これはごめんなさい、提案なんですけれども。
以上なんですけれども、すみません。
○
委員長
今の提案に関しましては、実際に文書化をして、それで皆さんに諮るという形で、この次のときにまた議論したいというふうに思いますので、まずは集約させていただきたいと思います。
◆元山芳行
オリめしのちょっと続きを質問させていただきたいんですが、ここに事業名を載せて記載するということは、今、答弁で国の補助事業であるということで、来年度以降はここから先がちょっと不明確な受け取り方を私はしたんでありますが、例えば板橋のいっぴん
制度なんていうのはこれはもうずっとやっている恒久事業でありまして、このオリめしプロジェクト自体はここに載せるのであれば、そういう財源的な背景なしに恒久化していくという前提でないと、なかなかなじまないのかなというふうに率直に思うんですけれども、いっぴん
制度同様に
制度化して、これは進めていくおつもりなのかということを確認したいと思います。
◎
産業振興課長
まず、今回の板橋のオリめしプロジェクトですけれども、イベントのキックオフはこの間の11月27日に終わりましたけれども、引き続き今月と来月と2か月間、区内で今たしか五、六十店舗が参加していますけれども、オリめしの事業は継続で今やっていますので、このあたりの継続している事業を来年度以降どうやっていくかというのは今まさに検討している
ところでございまして、今年度につきましてはもちろん財源が国の財源でしたので規模をある程度大きくできましたけれども、来年度以降今の
ところ国でそういう補助事業がメニューとしてなかなか出てこない中で、区の単独の財源でこのあたりを、もちろん6つの事業のうち継続するものとしないものとあると思いますけれども、継続したいなという
ところを来年度以降区の財源で継続できるかという
ところを今ちょっと検討している
ところですので、担当部署としては2か月間これからやっていって、もちろんこの間の
先ほど佐藤
委員お話しありましたけれども、当日のイベントもかなり盛り上がっていましたので、商店街の方もやはりここ何年というか、ここ何十年見たことのないような人出だったというお話だったので、そういうお話を聞くと、ほかの商店街さんでもそういった経験をぜひしていただいて、その後はもちろんずっとそこに支援していくわけにもいきませんので、各個店の皆様が今度努力をして、
自分たちでそういう流れをつくっていただくというような、そういう流れをつくっていくにはちょっと今年度限りでは多分難しいかなという
ところもありますので、それは引き続き来年度どんな形でできるかというのは、財源も含めて検討していきたいなと思っています。
◆元山芳行
ということは、とりあえず来年もやるということですね。規模はどうなるかはわからないけれども。これは国の補助事業のこの補助金自体は単年度だったんでしたっけ。なるほど、じゃ、独自でやっていくしかないわけでありまして、とりあえず来年はちょっと予算を確保して、継続するというふうに理解していいですね。
◎
産業振興課長
今、財政とやりとりをしている最中でございますので、なかなか区としてやりますというのは、来年のプレス発表の
ところまでどうなるかちょっとあれですけれども、担当部署としては今継続できるような協議をしているという
ところでございます。
◆元山芳行
となると、もう少し広い視野で考えて、財政がどうこの事業を評価するかという
ところだと思いますけれども、そうするとシティプロモーションにつながっていくというふうに思います。
魅力発信としては、どう全体の中の位置づけでこの事業をどう評価して、ほかの産業政策もそうですけれども、本件に、本件というのはこの
報告書自体も含めて、産業分野については今の事業と関連して、産業分野について板橋の
魅力発信にどう絡んでいくという計画をお持ちなのかというのをちょっとあわせて聞いてみたいと思います。
◎いたばし
魅力発信担当課長
今、産業とのシティプロモーションのかかわりなんですけれども、私どもは今メインとしましては内部プロモーションを主体としまして、外に向かっての事業は比較的おとなし目に今動いている
ところなんですけれども、今回私どももオリめしの事業のほうを見させていただきました。
先ほど来出ていますように、本当ににぎわいを目の当たりにしたわけであります。ああいった事業はやはり継続しないと、板橋の
魅力発信とはなかなかならないんだろうなということは肌で感じておりますので、ただ、やっぱり1か所でなかなかやっていくというのは、板橋区全体として見たときには難しいのかなと、いろいろな意見もさまざまあるかと思うんですけれども、その辺もやっぱり区として全体を見渡した形で、しっかりと板橋区の魅力として発信できるような形を私たちも横からサポートできればいいなというふうに思っています。そういう意味では、今回のオリンピック絡みということもあるかとは思うんですけれども、区全体の中で板橋いっぴんのようにしっかり位置づけをできるような形でサポートできれば、私どもは一つのコンテンツとして発信をしていければなと思いますので、この辺はしっかり産業のほうとも話し合いをしまして、相談事業等もありますのでそういったこと等話をしながら、戦略的な中にできれば入れていきたいというふうに考えている
ところであります。
◆元山芳行
であれば、ここに載せることによって、我々も後押しにつながるというふうに思いますし、もうちょっと1回で終わっちゃうというようなことはあり得ない雰囲気だということを申し上げて終わりたいというふうに思います。
○
委員長
承知いたしました。
そのほかは。
◆
山内えり
理事委員なので最初に言っておけばよかったのかもしれないんですけれども、申しわけないです。ちょっと言葉の
ところで、5ページなんですけれども、IIIの商店街
活性化についての4の実態
調査の
ところで、悉皆
調査という表現があって、
調査する用語としては日常使われているのかもしれないんですが、ちょっと私も自分で調べまして、なかなか日常用語なのかなというか、もう少しわかりやすい全数
調査とか、いろいろありますし、この語彙がどうなのかというのはちょっと皆さんにどうでしょうかということと、それから、下の5ページ、板橋オリめしプロジェクトのこのハラルについて、このハラルもご存じの方はご存じなのかもしれないですけれども、何か括弧書きで説明をするとか、ちょっとそういう表現が皆さんにわかるようなことで、そういう表現に変えたほうがいいのではという、こちらは提案をさせていただきたいと思います。
○
委員長
今の
調査の話が出ましたけれども、その文言については、そうしましたらちょっと皆さんどうでしょうか、ご意見としては。これはまたわかりやすいように変えるというような形でよろしいですか。
(「はい」と言う人あり)
○
委員長
わかりました。そうしたら、これに関しましてはまた文案を検討したいと思います。
◆
小林おとみ
オリめしプロジェクトの記述の仕方のことなんですけれども、前回計画について説明を受けたときに、今回は板橋の食品が大変多いので飲食店を対象にしたけれども、今後の展開としては、さまざまな業種があるからどこにどういうふうに光を当てようかというのもそれも含めて今後だというような
報告、説明を受けたような気がするんですよ。私も商店街で食品店だけでいいのかというような思いもありますし、だから、オリめし、この言葉でそのイベントだけをイメージするとまた違うんだと思うので、イベントを行う際にはみたいなことにしておいて、イベントについてはですよ、いかにも飲食店でのイベントが当然かのように書くのは、私はどうかなという思いがあるんですよ。なので、イベントを行う際には広く周知をする必要があるし、知らなかったという人が出ないようにする必要もあるし、そういうことは書く必要があるけれども、そんな書き方にしたらどうかなと。
あと、ハラルはぜひちょっと説明をつけたほうがいいと思います。
あと、今のオリめしの件でいけば、知らなかったという人がいないようにということと、それから来年もやるんですかですよ。だから、1回やれば、当然1回やれば来年もやるんですかになるわけなんで、そこのそれが当然ながらそういう疑問が出てくるわけなんで、そこをそうはならない
可能性も十分あるわけなんで、もうちょっとこの書き方を、私は必ずもう1回やったほうがいいとは、そこはちょっと私はペンディングだなと思っています。場所を変えてやればいいのかどうかというのもちょっと疑問だなというのはあります。というのは、キッチンカーもよその人が多かったなという感じがしましたし、区内の方々本当にみんながわかっているわけでもないしというので、もうちょっとどうしたらいいのかなと思いながら参加しました。なので、ちょっとそういうイベントについては、だからやる場合にはみたいな表現のほうがいいんじゃないかなと思います。
もう一個、
あと、言葉の関係で、商店街の育児場というのがありましたね。
活性化、誘導政策の中に育児場の設置というのがあるんですけれども、この育児場、どなたの発言だったかわからないんですけれども、もうちょっと何かほかの、商店街でどういうことなのか、子どもの一時保育というのなら一時保育で預からなきゃならないし、ただ子どもがいる場所というんだとどうなのか。ちょっともっとふさわしい言葉、意味がわからないので、言葉にした方がいいんではないかというふうに思いました。
言葉についてはそこと、
あと、もう一個言葉の問題で、今、シティプロモーションとおっしゃったんだけれども、商店街の
ところにはやはり旧街道とか観光とか、福祉とかの視点とかというのもきちんと入れて、まちづくりとしての位置づけをみたいな
ところもちょっと書き加えてもらったらいいかなと思います。
以上です。
○
委員長
わかりました。中にありましたハラルの問題については、山内
委員からも出ていましたので、そうしたものの検討もあわせて、そのほかの件もあわせてちょっと文言の整理をもう一度しまして、皆さんにお諮りをしたいというふうに思います。
◆高橋正憲
1回も質問しないと出てきたあれがないので。今、議論している板橋オリめしプロジェクトの関係なんですが、国とか都とか補助金もらってやるということというのはあるわけだよね。今回の場合は何か非常に大成功に終わったかなというような、そんなイメージでみんな話されているんですけれども、こういうイベントというのは国から補助金もらって何かしてやりました、大変よかったです。またそういう補助金もらってやったらどうですかという話になるとすれば、ちょっと僕は考えものだなと思うんですよ。やっぱりそういうものを1回やったら、今度は商店街独自でそれをやってみる。それを一つの名物にしていく。こういうようなことでないと、常に国とか都とか板橋から補助金がもらえる、だからやるんだというんじゃ発展性がないと思うよ。そこだけに傾注していると、それこそ自治体としては困る話で、そこだけのためにやるのは板橋区の自治体じゃないんだから、いろんな
ところに対してやっぱり地域の
活性化を求めてやっていかなきゃいけないわけでしょう。ですから、例えばこの地域でこの板橋のオリめしプロジェクトをやって大成功をしたんであれば、次からは独自でできるような、独自でそういうイベントをできるようなことを少し考えていく。その考えていくためのお手伝いを区がしっかりとやっていく。急にこれをやらないというのはなかなか難しいだろうから、そういうふうにしていって、それを独自性のものにしていくというような、そういうことを僕はやっていかなきゃいけないというふうに思うわけですよ。あくまでもやっぱり板橋区にはたくさんの商店街があるし、特色あるそういう
部分もあるわけだから、そういうものを生かしながら、ずっとやっていかないとそれこそ全体的な板橋の
活性化、そういうものにつながっていかないと思うんです。ですから、
先ほどからまた来年もやるんですかどうですかという話は、当然やりたいですねということを含めて、商店街と区が協力しながら進めていくという、そういうことで僕は取り組んでいくべきではないかなと、このように思うんですけれども、と思うんですよ、僕は。だから、この辺はそういうことではないかなと僕は思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎
産業振興課長
まず、私どものほうもイベントが終わった後、検証していく中で、やはり高橋
委員がおっしゃったような終わった後また商店街さんが
自分たちで動けるような仕組みというのもやっぱり考えていかなくちゃいけないかなというふうに思ってございますので、例えば今1回、11月の末にああいうイベントがあって、5つの商店街さんに参加いただいたわけですけれども、これからちょっと皆様方にもお話を聞きながら、今度は皆さん方で何かできることがあるんであれば、私どものほうもそこも支援をしながらやっていくというのは一つの方策かなと思っています。それをエリアエリアで広げていけば、次イベントをやった
ところもまた後のフォローを支援していくとかという流れがあれば、面的にも板橋区内の商店街が面的に
活性化されていくのかなというふうに思ってございますので、そのあたりは
委員さんのお話もありますけれども、私どももそこら辺は検討を今して進めていこうというふうに思っている
ところでございます。
○
委員長
よろしいでしょうか。
◆中村とらあき
オリめしプロジェクトの件なんですけれども、実は商連のほうから今回話が大変短い間に来て、対応が大変難しかったというお話が出ておりますので、その辺に関して、もし来年やることであれば、事前の募集の徹底とか、それをやはり時間を置いてやるべきことではなかったのかなと考えております。そのために出せなかったとか、周知ができなかったとか、いろいろお話が出ておりまして、その辺の反省点をここに載せるとかは別にして、今後考えていっていただければと思いますが、その点に関してちょっと細かい
ところですが、よろしくお願いします。
◎
産業振興課長
そういった各種商店街連合会さんですとか、町会連合会さんですとか、そのあたりの地域の各団体さんの皆様につきましては、いち早く周知を、次回以降継続という場合はしていきたいなというふうに思ってございます。
◆中村とらあき
できれば、それもある程度補助金がもう国のほうで決まりましたよという段階で、事前的にこういうことがまだ決定ではないんですけれども、事前の広報というか、そういったものも必要かと思いますので、できればお願いしたいという点と、もう一点が、実態
調査の実施につきまして、ちょっと
内容に踏み込んでしまうんですが、都の補助金、
先ほど小林
委員のほうからありましたけれども、していない、募集がなかったという、申請がなかったというものがあると思うんですけれども、これは書類の煩雑性と
金額の大きさというのが反比例の関係にあるのかなという
ところがございまして、すなわち書類をたくさん書かなきゃいけないのに、10万円とか20万円だと時間のほうがもったいないから、かえって出したくないというものもございまして、結局それが申請をしたくないというような話にもつながっておりますので、そういった点がまだ実際のデータとして私もないものなので、その書類に関する実態
調査というんでしょうか、書類と
金額の間、あるいは書類を申請してそれが通るのか通らないのかとか、そういった商店街目線から見たときの
調査というものも入れていただければと思うんですが、そのあたりについてご意見のほうをいただければと思います。
◎
産業振興課長
今、中村
委員さんお話しいただいたような
調査、それに特化した
調査というのはなかなか難しいですけれども、
先ほどちょっとご説明しました、東京都は補助金の説明会を2月の終わりから3月ぐらいにやってございます。それを受けて、区のほうでも年度入って早々に説明会をやってございますので、そういった区でやっている説明会の中で、そのあたりの状況もどんな形で把握できるかというのは検討しますけれども、そういう場を使いながら皆様の声をちょっと集約してみたいなとは思ってございます。
◆中村とらあき
もういいです。
○
委員長
大丈夫ですか。わかりました。
◆石井勉
骨子は別として、ちょっと聞きたいことがあって、ちょっと私は危惧していることがあって、実はここにある元気を出せ!商店街の予算、板橋区では結構もらって使っています。5,000万円とか。いろいろな空き店舗や使っていますよね。なぜ危惧するかということは、今回東京都の都知事によると、復活予算の廃止、これが出ましたよね。実は、元気を出せ!商店街は、都の復活予算から賄ってきたものなんです、ずっと何年も。そうなんですよ。それがなくなると、果たしてこの元気を出せ!商店街を初め、これだけの予算が今後板橋区に出るのか。または区としてはどう要望していくのか。これだけ商店街の
活性化事業でやっている中で、これだけのお金がもしも出なくなった場合、ちょっと私は危惧しているんだけれども、そういうのを要望、今後していくのか。2月にやるというんだけれども、下手したらこれは予算つけられないかもわからないんですよ。そういう面で、区ではどんな要望をして、もう出ない場合に、これから今、区の予算の査定も始まっていると思うんですけれども、そういう場合のこれだけのお金、今度商店街で使えなくなった場合に区ではどういうふうに考えていくのか。ちょっとその辺はできることでいいからちょっと聞いておきたいなと。下手したらこれは出ないんですよ。東京都から今回。
可能性が強いと思うんですよ。そういう場合のことを、そういうものをちょっと聞かせていただければありがたいと思います。
○
委員長
これは、どこですか。
◎
産業振興課長
私どもまだそのあたりの
情報が東京都のほうから入ってきていませんので、具体的な話はちょっとなかなか難しいですけれども、現状を申し上げますと、商店街の事業につきましてはいわゆるイベント系の事業も70件ほど補助金の申請、承認をしている
ところでございますが、それだけでも5,000万円近くの支出をしている
ところでもございますので、そのあたりが全くなくなってしまうというのはなかなか今の
ところちょっと想像があれなんですけれども、難しい
ところでございますけれども、いずれにしてもちょっとそのあたりの動きは東京都のほうにも最新の
情報をこちらのほうでもつかめるように
情報収集に努めてまいりたいというふうに思ってございます。
◆石井勉
ぜひお願いします。これだけなくなると大変なことなので、じゃ区がどうしていくかということも考えなきゃいけなくなるかもわからないですよ。だからちょっと、今回の220億円のこれは、みんな復活予算からこれはなっているんですよ、たしか何年も。だからちょっと心配しているんで、その辺のことを危惧しているので、よく、もしもあれだったらこちら側から早く要望書を出したり、何かしてもらわないと、やはり困るなと思っているので、ぜひその辺のことは東京都のほうに要望していただきたいと思っております。
それと、さっき高橋
委員が言った、本当にイベントをこれだけ四十数件のイベントもやったりしているんですけれども、実際にこんなことを言っちゃいけないと思うんですけれども、ただもらえればいいという感じでやっている
ところもあると思うんですよ。私、そう思うときがあるんですよ。うちの商店街なんか1銭ももらいませんけれども、今度も日曜日の11日に餅つきやるんですけれども、1,000人ぐらい来ますよ。面倒くさいからもらわないだけで。商店街に幾らかお金があるからもらわないんですけれども。やはりそういう形で1店舗1店舗の商店街というのは
自分たちで
活性化を図ろうと、これをやろうという気がないと、私はいつになったって商店街の
活性化は図れないと思うのね。これは骨子とは別だけれども。だからそういうものをしっかり認識して教えてあげる。ただもらえばいいんじゃないよとか。絶対私は必要だと思っているんですよ。その辺のことはぜひこれからもやはり指導していただきたいと思っています。これは答弁要らないから。ぜひそういうふうにお願いいたします。
以上です。
○
委員長
ほかにございませんでしょうか。
◆
なんば英一
先ほど、1番、課題の
ところで、事例として出させていただきました農業の充実という
ところなんですけれども、文言としては一番最後の、4ページです、区内の農
業者が農業の継続、拡大を図れるよう、区として
支援策を講じるべきであると、この言葉で表現ができるという、そういう認識だよといえばそれでいいんですけれども、
先ほど事例としては出した提案というのは、いわゆる板橋区のイベントのスケジュールを吸い上げて、それに合わせて農業のそういう地場産品がそのイベントに出品できるようなマッチングというような
支援策を講じるべきであるという解釈なんです。ですので、ここについてはちょっと具体的にそういう細かい文言を入れさせていただくか、そういうことも含めてこれでいいよという議論でもいいと思うんです。そこが1つと。
それから、2つ目が、6ページの商店街
活性化に向けた施策で、この中の3つ目のぽちです。商店街への誘導政策が重要であり、育児場の設置や外国人店舗運営者の活用等を検討していく必要があるということで、誘導政策の中に、具体的に細かい育児場の設置や外国人店舗運営者の活用等ということで、これは入っています。これはこれでいいんですね。そこで、もう一つ、ここで提案なんですけれども、中村
委員もすごく力を入れている上板橋南口の子ども祭りというのが先日あったんですよ。そこがやった集客で物すごく効果があったのが、いわゆる宣伝の媒体のチラシを、要するに広告を出すというよりも、近隣小学校にこういうイベントをやりますよというチラシをお願いして、学校の校長先生に個別に頼んでいる。それで配ってもらったと。そうしたら、それを持ったお母さんと子どもが家族でぶわあっと来てくれたという。物すごく多かったというんですよ。これも成功事例のうちなので、こういうものもあるよというような話で済んでしまえば済んでしまうんですけれども、もうひと手間加えて、板橋区じゃなしに近隣区、あそこだと練馬区なんですよ。練馬区の小学校までお願いに行ったと。ということで、そうすると板橋の中にはいろんな周辺、例えば北区の境界だとかいっぱいあるじゃないですか、きょうのこのオリめしなんかもそうですよね。そういうようなやっぱりアプローチ、近隣区の小学校ですよね、中学生はあれですから、そういう子どものお祭りみたいなものであれば小学生、もうちょっと大人相手だったら中学生もいいんですけれども、そういう
ところにアプローチをしていくというのが大きな効果があるということで、それを1つここの中で何か表現をできないかという提案です。それが2つ目。
3つ目が、これはちょっと質問も含めてなんですけれども、いわゆるキッチンカーが今回来たということで、これは1つ話題があったと思うんです。これが一つの訴求力にもなったと思うんです。これは軽四で来たのが多かったんですか、それともいわゆるバン、ワゴンが多かったのかというのをちょっとそこだけお聞きして、キッチンカーを今回この規模で集めたというのは、東京で恐らく一番でしょう。ほかにそういう事例はありますか。これ、事例があるともう余り話題性というのはなくなっちゃうんですよ。これは板橋が先駆けて、東京で一番でこういうことをやったということでいえば、プロモーション的にはすごく訴求力があり、話題性があるんです。そこを伸ばしていくという、そういう手法があるんです、1つは。人を呼ぶということで。ということで、軽四かワゴン車かバンかということでちょっと次の戦略もまた違ってくるんですけれども、もしこれが軽四だったら、板橋区で軽四を買ってくださいよというような
ところまで考えている、長期的に。そういうアプローチができないかなと思っているんです。いかがでしょうか。
◎
産業振興課長
キッチンカーの規模というか大きさなんですけれども、今回につきましてはもともとご自分の店舗でキッチンカーを持っているという
ところもたしか1か所あったので、それはご自分の
ところの車両を入れてもらっていますけれども、それ以外は私どもの
契約している委託の
内容で、区のほうとして用意しているというものでございます。それにつきましては、軽自動車ではなくて、ある程度規模の大きいやつで当日はやってございます。
あとは、ほかの
ところでやっているのがあるかというお話だったんですけれども、私どもちょっと勉強不足の
ところもありますけれども、隣の北区なんかでは2日間かけて場所を変えて、キッチンカーのイベントなんかはやっている
ところに私なんかも見に行って確認はしている
ところでございますけれども、それ以外にちょっとどこがというのは、私ども、今、手元にはちょっと資料がございませんので、いずれにしても同じようなものをやっているのは近隣の
ところでもありますという
ところでございます。
◆
なんば英一
あとはどうしましょうか。文言の話、ここの議論なんで。
○
委員長
今、文言を入れるというお話ですけれども、これに関しましてもほかの皆さんのご議論もありますので、全部、全体的にもう一度総括をいたしまして、盛り込みをいたしまして、皆さんにちょっとお諮りをさせていただきたいというふうに思います。
それで、今まで皆さんからいろいろ意見が出た
ところなんですけれども、特にこのオリめしプロジェクトにつきましては、この継続については皆さんからこれを継続、ぜひしていただきたいというようなご要望もあったかと思いますので、これに関してちょっと踏み込んで議論をしていただきたいと思うんですが、このオリめしプロジェクト、これを名前をこういうふうにするかいずれにしても別として、これを継続するという方向で今後区のほうに提案をしていくということで、皆さんご議論していただきたいんですが、いかがでしょうか。
(「いいんじゃない」と言う人あり)
○
委員長
それでもうよろしいんですか。
(「小林
委員は大丈夫ですか」と言う人あり)
◆
小林おとみ
いや、いいんですけれども、いいというのはつまりちょっと説明をつけないといけない。私たちは説明を受けているから、オリめしプロジェクトの全体像がわかるんです。イベントだけじゃない、年間通していろいろやる。その中から引き出してくる、教訓も引き出して、他の業種にもとか、いろんなことをこの間
報告を受けましたから、その全体像がわかって、そのプロジェクトを継続していろいろと波及させていくという点では、私は全然異論はないですよ。だから、個々の事業についてはまだまだいろんな評価をいただかないとわかりませんので、書くとしたら全体像がちょっとわからないと、
報告として後で読んで何もわからなくなるんじゃないかと思うんですよ。だから、こういう
報告を受けたというのは、でも前の
ところに
報告の
ところに出てくるんでしたっけ。出てこないですね。
(「
調査経過」と言う人あり)
◆
小林おとみ
調査経過の中に出てくるか。
調査経過の中にそのことがはっきり出てきて、全体像がわかるなら、ここに出てきてもいいんじゃないかなと思いますけれども。そう思います。
○
委員長
わかりました。じゃ、ということは、こういうことでよろしいんですかね。今のお話の中で、その
調査経過を、
調査結果というんですか、
調査結果を中に盛り込ませていただいた上で、わかりやすいようにした上で、このオリめしプロジェクトについては今後継続を要望するというような形で、まずは一度文章を起案して皆さんにお示しするという
ところでよろしいでしょうか。
(「はい」と言う人あり)
◆元山芳行
確認ですけれども、本事業の総予算はたしか7,000万円ぐらいで、10分の10でやった事業かなと思うんですが、それは間違いないですね。
◎
産業振興課長
こちらにつきましては、事業の総予算は6,500万円ほどでございます。10分の10の国の補助金を活用してございます。
(「都じゃないんだ、国」と言う人あり)
◎
産業振興課長
繰り返します。国の地方創生加速化交付金で10分の10の補助で、約6,500万円。この6,500万円を使いまして、6つの事業を展開しているものでございます。
◆元山芳行
先ほどから今後のやり方についてお話があって、例えば高橋
委員からは、お金をかけてこの事業自体をこちら板橋区主体で継続していくよりも、やっぱり自立した道をということ。それは、確かに理解できる
ところでありますので、それは
工夫して考えていけばいいんですが、オリめしと、これは1つ名前がついている
ところがポイントで、これはもうブランド戦略ですから、後に引けないと思うんです。これはもう一つのブランド戦略で走り出したものであるので、このオリめしという一つのブランドをどう育てていくかは個店の対応じゃなくて、板橋がしかけた話なので、だからこのブランド維持については継続して板橋区がやっていく責任があると、みずから立ち上げた名前なので、ここは一つのポイントとして主張しておきたいというふうに思います。
○
委員長
ほかにございませんでしょうか。
(発言する人なし)
○
委員長
じゃ、よろしいですね。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
次回の
委員会では、本日の
骨子案に対するご意見をもとに、
報告書案を作成し、議題とする予定でございます。起草につきましては、正副
委員長にご一任願いたいと存じますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○
委員長
ご異議がないようですので、
報告書案を次回
委員会までにまとめさせていただきます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして、
地域経済活性化調査特別委員会を閉会いたします。...