板橋区議会 2011-08-24
平成23年8月24日区民環境委員会−08月24日-01号
資源環境部長 大 迫 俊 一 淺 井 浩
区民文化部
参 事
環境保全課長
事務取扱
寺 西 幸 雄
地域振興課長 湯 本 隆
資源環境部
参 事
文化・国際
戸籍住民課長 丸 山 弘 小 池 喜美子
交流課長
スポーツ振興
坂 井 亮
産業振興課長 真 野 英 人
課 長
産業活性化 くらしと
有 馬 潤 水 野 博 史
推進室長 観光課長
清 掃 板 橋 東
リサイクル 井 上 正 三 河 野 雅 彦
課 長
清掃事務所長
板 橋 西
エコポリス
木 曽 博 佐 藤 芳 幸
清掃事務所長 センター所長
事務局職員
議事係長 杉 山 光 治 書 記 窪 田 貴 光
区民環境委員会運営次第
〇
開会宣告
〇
理事者あいさつ
〇
署名委員の指名
〇 議 題
1 板橋区
国際化の現況について(5頁)
2 第40回
板橋区民まつり開催概要(19頁)
3
浮遊粒子状物質(SPM)及び
微小粒子状物質(PM2.5)の調査結果について(40頁)
〇
閉会宣告
○
委員長
ただいまから
区民環境委員会を開会します。
────────────────────────────────────────
○
委員長
初めに、
理事者のご
あいさつをお願いします。
◎
資源環境部長
皆さんおはようございます。昨日に引き続きまして、誠にご苦労さまでございます。
本日は、所管の
報告事項として3件の報告をいたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○
委員長
ありがとうございます。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
署名委員をご指名いたします。
天野久委員、すえよし
不二夫委員、以上お二人にお願いします。
────────────────────────────────────────
○
委員長
それでは、議題に入ります。
初めに、板橋区
国際化の現況についてを議題といたします。
本件について、
理事者より説明願います。
◎文化・
国際交流課長
おはようございます。
トップバッターの報告ということでお願いいたします。
ちょっと鬼のかくらんではないですけども、風邪を引きまして、声がふだんよりももっと聞きづらくなっていると思っておるんですけれども、どうぞご容赦いただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
それでは、お手元に
ペーパー1枚の資料1、板橋区
国際化の現況についてという題の
ペーパー1枚と
ピンクの表紙がついてございます板橋区
国際化の現況というものを配付させていただいてございます。本体のほうは、その
ピンクのほうは、
ペーパーの説明にあわせまして、
関連事項についてご紹介をさせていただきたいと思っております。ページをめくっていただきますなど、お手数をおかけいたしますが、どうぞご協力のほうよろしくお願いいたします。
それでは、
ペーパー1の板橋区における
国際交流でございます。
板橋区では、世界平和に寄与するという理念のもと、海外との
交流事業、また
外国籍区民を含むすべての区民が安心して暮らせる町、すなわち多
文化共生の町を目指しまして、同趣旨で設立されております。私どもが、区のほうが
事業運営費を補助しております
財団法人板橋区文化・
国際交流財団とともに、さまざまな事業を展開してございます。この
ピンクの本体のほうは、年に一度区のほうで発行させていただいております冊子でございます。
それでは、早速、その
ピンクのほうの板橋区の現況のほうをあけていただきまして、目次の次の1ページになりますけれども、こちらのほうに
国際交流事業全体の体系図ということで、事業の全体像を記載させていただいてございます。見ていただくと一目瞭然なんですけれども、区の事業といいますと、上のほうに少し記載があるだけで、事業のほとんど多くの事業を財団さんのほうに担っていただいているということでございます。
続きまして、ページを開いていただきまして、
外国人登録の方の現況ということになります。
外国人登録者数の現況ということでございますけれども、真ん中に表を載せてございますけれども、推移を示してございます。一番右の合計のところを見ていただくとわかるんですけれども、下のグラフもあわせて見ていただくとわかりやすいと思いますけれども、ずっと
右肩上がりで
外国人登録者のほうは増えてございます。1997年以降2007年に続いて今回2度目の減少となりましたけれども、2011年4月1日の合計数が1万8,355名の方ということになってございます。
登録者の方で、国別で申しますと、
中国籍の方が一番多いということになっております。ただ、直近の数字でいきますと、ことしの8月1日の現況ですけれども、合計が1万7,744人ということになってございます。大幅に減少してございます。ただ、構成としては変わりませんで、
中国籍の方が8月1日現在で9,859名ということで、全体の55.56%を占めているということでございます。
この削減の理由につきましては、私どもといたしましては、
東日本大震災の影響ということで、ご帰国をなさっている方が多くて、その影響を受けているというふうに分析をしているところでございます。
ちなみに、私どものこの板橋区におきましては、8月1日現在では、全体のパーセンテージでいいますと3.31%ということなんですけれども、23区の区部全体で人口に比して
住民記録台帳数の総数に対しての
外国人登録者数の割合ということですと、23区の区部では3.84%というふうになってございますので、板橋区といたしましては、23区の中では平均的な数値かなというふうに思ってございます。23区の中で一番割合が高いのは新宿区で10.49%、31万7,985人という
人口総数に比しまして、3万3,352人の
外国人登録の方がいらっしゃるということでございます。
また、
外国籍の方の構成なんですけれども、私どもの板橋区では
中国籍の方、韓国・朝鮮の方、フィリピンという形で多い順番になっているんですけれども、ちょっと各区ではばらつきがございまして、今申し上げました新宿区では同じような傾向ですけれども、例えば
江戸川区ですと、こちらのほうですと、インドの国籍の方が多いということになっております。ちなみに、
江戸川区の
外国人登録数の割合は3.69%ということで、板橋区と変わりはございませんので、やはり地域別によって特色があるというふうに思っておるところでございます。
続きまして、
ペーパーのほうに戻っていただきまして、
ペーパーの2ということになりますけれども、板橋区が提携を結んでおります諸外国の名前のほうを、そちらのほうに挙げさせていただいてございます。
提携等の経過につきましては、この
ピンクの
国際化の現況の6ページから7ページに、経緯につきましては詳しく載せさせていただいているところでございます。また、これまでのいろいろな交流の足跡が16ページから31ページに詳しく載ってございますので、後ほどお読みいただければありがたいというふうに思います。
この
ピンクのほうの本体のほうに、31ページから少し戻っていただきますけれども、7ページから12ページまでが、板橋区の区の中で、区の所管の中でどのような
国際交流に関する事業をやっているかというものの一覧を載せてございます。
それから、13ページをごらんいただきたいんですけれども、13ページからは先ほど申し上げました板橋区文化・
国際交流財団の事業のほうが載ってございます。
15ページのほうを開けていただきたいんですけれども、ここにこの財団の本年度の
事業予定が掲載してございます。もう既に
実施済みというものもございますけれども、その真ん中のところですね。2
号事業というところがありますけれども、板橋区が行った
海外都市との
姉妹都市提携に基づく
事業推進ということがございますけれども、その下から資料の丸の2番目ですけれども、ことしは
モンゴル国との交流15周年の年に当たります。財団のほうと
モンゴル国15周年
記念事業ということで、
区民訪問団、
区民ツアーというものを主催していただきまして、そちらのほうの派遣をしていただいてございます。
つい先日、こちらのほうは実施されました。今回のこの訪問に際しては、15周年ということでございますので、区長の親書とこのたびの
東日本大震災における
被災者支援といたしまして板橋区
教育委員会が募集いたしました
学用品のうち、被災地の提供し切れないもののうち、
鉛筆等筆記用具、ノートを
モンゴルの児童・生徒に贈呈するために、財団のこの
区民ツアーに持参していただきましたので、その報告も受けてございますので、その
区民ツアーの概要をお伝えしたいというふうに思います。口頭でお伝えいたします。大変恐縮ですけれども。
こちらのほうは、実施いたしましたのは、先月の7月27日から8月1日までの5泊6日でございます。
行っていただきましたのは区民の方、在勤を含みますけれども20名の方、小学生4名、19歳の方1名、5名、それで大人といいますか、成人された方15名という20名構成になってございます。それに
旅行会社の
添乗員が1名、財団の
職員随行が1名ということで、派遣をやられてございます。
主な内容ですけれども、現地では、教育・文化・
科学省の表敬、当財団、板橋区文化・
国際交流財団が奨学金を支給している大学生との交流ということでございます。また、
児童養護施設である
教育作業センターを訪ねまして、そこの
子どもたちとの
交流会などをしてございます。その際に
学用品などの
贈呈等をしているところでございます。また、この
学用品につきましては、
文化科学省を訪ねた際に、一部はこの
教育作業センターに贈呈をさせていただいたんですけれども、残りについては、この
文化科学省の副大臣の方が責任を持って児童・生徒に配布していただけるということを約束してくれたというような報告を私のほうで受けているところでございます。
区民ツアーについては以上なんですけれども、私どもこの15周年記念ということで、これからこの財団と区と共催ということで
イベントを企画してございます。それが
ペーパーのほうですね、3番になりますけれども、平成23年度板橋区及び
財団法人板橋区文化・
国際交流財団共催事業ということでございます。
事業名は、板橋区・
モンゴル国交流15周年記念「
モンゴルフェア2011」ということで、まだ仮称でございますが、こういうものを企画してございます。
目的といたしましては、文化・
教育交流協定15周年を記念して
モンゴル国の文化やこれまでの交流の経緯を紹介する
イベントを開催し、同国に対する区民の理解を深めるとともに、交流の推進を図るということでございます。
日時が、ことしの11月3日祝日の日を予定してございます。11時から17時までということで、会場といたしましては、
グリーンホール1階・2階のホールで行いたいというふうに思ってございます。
大山公園でも、ちょっとお借りいたしまして、こちらのほうでは
体験コーナーということで、ポニーによる
乗馬体験をしていただこうというふうに企画をしているところでございます。
重なりますけど、内容になりますけれども、セレモニーということで
区長等の
あいさつをお願いしておりますし、コンサートでは馬頭琴とかいろいろな音楽の形とか、あとお相撲とか、そういうものを企画しております。展示につきましては写真展、いろいろな
友好協会等々からお借りしたものを展示していこうというふうに思ってございます。物販のほうもさせていただく予定になってございます。
あと先ほど申しおくれましたけれども、
区民ツアーにつきましては「広報いたばし」、
ホームページ等で募集をかけまして、20名の方を募集いたしましたけれども、財団のほうが申すには、ありがたいことに20名の方を超えましたので、抽選をさせていただいたということでございます。
また、今回の11月3日の
イベントですけれども、こちらのほうも今後「広報いたばし」、
ホームページ、あるいはチラシなどを作成いたしまして、
広報活動に努めてまいりたいというふうに思っているところでございます。
先生方もお時間がございましたら、ぜひお立ち寄りいただければありがたいというふうに思ってございます。
ちょっと最後は番宣といいますか、宣伝になってしまいましたけれども、以上で私のご報告のほうを終わらせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
○
委員長
ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。
◆
河野ゆうき
ありがとうございました。
まず最初に、
国際交流の状況ですけど、カナダ・
バーリントン、ペナン、
モンゴル、石景山区、ボローニャということですけど、今後、
国際交流をどこかほかの国だったりとか、ほかの都市だったりとか、そういったことを区のほうとしてお考えがあるかどうか、もしくは今後まだ場所は決まっていないけど広げる余地というか、またどこか結ぶというような余地はあるかどうか、その点いかがでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
具体的な提携の予定というのは、今のところございません。
それから、考え方ということになろうかと思いますけれども、
バーリントンは一昨年、2年前に20周年を経過したということで、非常に板橋区としては昔といいますか、長い、以前から
国際交流ということについて事業を展開してきたわけですけれども、その当時は、20年ほど前になりますけれども、
インターネット等がこれほど充実していなかったというようなことがありまして、やはり
国際化ということですと行政が関与しないと行き来もなかなか難しいと。情報の収集もなかなか難しいというようなそういう状況でございましたので、いわゆる提携というものを中心に、
国際交流のほうを考えていたということなんですけれども、これほど情報の
グローバル化といいますか、
国際化が進んでございますので、民間さんの
国際交流というのも盛んだというふうに認識をしているところでございます。
また、先ほど申し上げましたとおり、
登録者の数も今後は
横ばい状態になろうかと思いますけれども、極端に減っていくというふうなことは考えてございませんので、そういう
定住化が進む中で、より
外国籍区民の方とどのように共生していくかというようなことに、
国際交流という視点がシフトしていくというふうに思ってございます。
国際交流課の主な使命といたしましては、そのような形で多
文化共生というような視点に移っているというふうに考えてございますので、そちらのほうで私どものほう尽力をしていきたいというふうに思っています。
ただ、
国際交流課の使命といたしましては、世界平和に貢献するというようなこともございますので、民間さんの交流が一定の成熟したような段階で、区民全体がこの都市と提携を結ぶべきだろうというような機運が高まれば、決して今後絶対交流しないと、提携しないということではないと思いますけれども、今現在ではまだそのような機運が高まっていない時期であるというふうに、私のほうでは感じているところでございます。
以上です。
◆
河野ゆうき
ありがとうございます。やはり
国際交流ですから、板橋区在住の在
外国人に対してのいろいろなことをしてあげるということも大切だと思うんですね。そういうことを考えると、数字的なことを見れば一目瞭然で、今中国人というのが急増しているということで、中国との
文化交流というのは一層図られる、必然的に図れると思うんですね。2番目に多いのは、やっぱり韓国・
朝鮮籍の
方たちが多いと。もともと在日の
方たちもいらっしゃると思いますけど、在日ではなくて、新しく移住されている方も人数が増えていますので、そういうことでいえばあると。端的に言えば、我々区議会の中で議連を、日中もこれは当然あるわけですけど、今、日台と日韓ということで、台湾と韓国ということで、一番お隣の国ということでこれから交流していかなきゃいけないということで、議会のほうも、我々も考えているわけですけど、去年、自民党としては韓国のソウル
市の蘆原区と、大田
市の東区のほうへ行ってまいりまして、向こうからのまた書簡が返ってきて、ぜひまた板橋区議団の皆さんにご訪問いただきたいというような趣旨の手紙とかもいただいておりまして、いずれは、この前は自民党だけで行ったわけですけど、将来的には議連として行って、それで交流をどんどん深めていきたいと思っておりますけど、その点について課長の見解はいかがでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
交流を深めることについては、どんどん進めていくべきものというふうに考えてございますけれども、行政が表に立ってというような形ですと、先ほど申し上げましたけれども、
民間レベルの交流も盛んな中で、どのような交流の仕方が一番双方の国にとってよろしいのか、また自治体にとってよろしいのかというものも考えていかなければいけないというふうに思っております。
その意味では、今までは文化の交流ということだけで、少し限定したような、
伝統文化とかですね、そういうものになってございますけれども、例えば産業の分野とか、そういうところでも交流が進むということであれば、そういう形で進めていくべきものだというふうに思ってございます。具体的な形態といいますか、様式というものは今現在考えてございませんけれども、交流についてはさまざまな形で進めていくべきものというふうに考えているところでございます。
◆
河野ゆうき
ありがとうございます。
国際交流のほうはそういうことであれですけど、今
国際化の現状として、本当はこれは3月の総括でやろうと思っていたんですけど、今池袋が
池袋チャイナタウンということでいろいろ言われておりますけど、横浜の
中華街のように門構えから、町の形から、
中華街というような形じゃなくて、実際、上のほう、2階、3階の
雑居ビルを見てみると、中国系の企業がたくさん入っているということで、池袋が新しくこっちに来ている華僑の
方たちの中心地になっている。ある本を読むと、そこに池袋、当然、新宿、池袋、豊島区というのは中国人、
韓国人籍の
方たちが多いわけですけど、それがどんどん
埼京線沿線と
東上線沿線、これは家賃が安いということでどんどんふえてきている現状があって、板橋区は今、課長は平均的だというふうな話だったんですけど、
伸び率で言うと、私、調べましたけど、2番目か3番目に、
江戸川区とかに並んで
伸び率は多いんですよね。やっぱり豊島区や新宿というのは当然都心ですから多いですし、逆に港区とか目黒区へ行くと
アメリカ国籍の方だったりとか、
ヨーロッパ国籍が多くて、
アジア系は
城北地区に集中しているという現状がありますので、これからは本当にいろいろな施策を考えていかないと、いいことも当然ありますけど、悪いことも起こり得ることが多々考えられますので、その点をしっかりとやっていただきたいなと思います。その点一言お願いしたい。
◎文化・
国際交流課長
これは全国的な統計の分析になるんですけれども、日本ではやはり
外国籍の方、
定住化される方がふえておりますけれども、これが1990年代に入りまして、入管法が変わりまして、就労は日系2世、3世の方はできるようになったということで、
ブラジル人の方が特にそれ以降ふえたというような現状もございます。また、1993年に
外国人研究技能実習制度の創設ということで、いわゆる就労がしやすくなったというような形で、中国、アジアの方がふえているというふうに、私どものほうとしては認識しているところです。
ただ、ちょっと話が国のほうの話になって恐縮なんですけれども、私
ども自治体としては、
外国人の方にどう接していくか、あるいはどう対策を立てていくかということについては、国の方針がまだなかなか決まっていないといいますか、ちょっと自治体任せのような形になっておりますので、その意味では私どもしっかりしなくてはいけないと思っておりますけれども、その辺も含めまして国に要望を上げるとか、そういう形でしっかり現状を分析しながら進めてまいりたいというふうに思っているところです。横の連絡を特に密にしてやっていくべきであろうというふうに思ってございます。
以上です。
◆
熊倉ふみ子
15周年
モンゴル国際訪問ツアー、
区民ツアーなんですけれども、これについての費用の問題なんですけれども、区のある程度代表という形で行かれていると思うんですけれども、そうしたときに、この参加される方々が参加しやすい費用になっているのか、財団として何か助成とか、そういったことがあったのかどうか、どうでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
財団の
主催事業ですので、細かな話につきましては、私のほうはちょっと伝聞という形になってしまいますけれども、この事業につきましては、
旅行代金につきましては全部
自己負担ということになってございまして、財団が出しているものにつきましては、成田までの送迎のバス代とか、あるいは
お子さんを今回は特に募集してございますので、
添乗員の部分とか、参加された方に平均で割ってもらう負担でありますけれども、そういうものについて
お子さんの分について財団のほうで賄っていたというふうに聞いてございます。
具体的にいいますと、一般的に29万円程度の負担がかかっているんですけれども、小学生の方には先ほど申し上げたような形で、2万円ほどの補助ができたというふうに聞いているところでございます。
以上です。
◆
熊倉ふみ子
わかりました。ぜひこれからもこういった企画がされるだろうと思いますけれども、ぜひ参加しやすいというそういったところに配慮をお願いをしたいと思います。
それと、ちょっとこれ、ちょっとした確認なんですけれども、
ホームページの中で、
参加者募集という
ホームページを見つけたんですけれども、その中に
添乗員と区の職員が同行しますという、こういったことが書かれています。今ちょっと報告を聞きましたらば、区の職員ではなくて、財団の職員というふうに伺ったところなんですけれども、この点についてどうなんでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
記載としては私の報告もちょっとわかりづらかったと思うんですけれども、今財団の職員の身分といたしましては、区の職員の身分でございます。ただ、もともと財団と区は別法人ということで、今年度から派遣条例に基づきまして派遣をしてございます。その意味でいいますと、私の立場から財団の職員といいますか、従事していただいている職員の方は財団の職員の方というふうに言っていまして、その
ホームページについて区の職員というふうに記載されているのは間違いではないんですけれども、私の見解の中では少し整理が必要だったかなというふうに思ってございますので、その点につきましては申しわけなかったというふうに思ってございます。
◆
熊倉ふみ子
区民の方からしてみれば余り大したことじゃないと思うんですけれども、ぜひ改善のほうよろしくお願いいたします。
それと、こちらの事業で区の事業、そして財団の事業で、
外国人の方々の相談窓口というのも開いておりますけれども、その相談窓口で問題になっていること、そういったことについては何か把握していらっしゃるんでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
区民相談の
外国人相談につきましては、広聴広報課のほうでやってございます。
具体的には、電話相談ということで日にちを限定いたしまして、中国語、英語で対応するというような形になっております。通訳の者は専門家の間を取り持ってやるということなんですけども、大変申しわけございませんが、この内訳についてはちょっと私どものほうで把握をしていないところでございます。
それと、財団のほうでやはり年に一度、東京都のほうとタイアップいたしまして、リレー
外国人法律相談というものもやってございますけれども、その報告の中を見ますと、やはりその相談件数の中でいいますと諸手続ですね。特に
お子さんの学校の問題とか、あるいはちょっと個人的な国際結婚したんですけども離婚の問題とか、離婚後の在日の手続の問題とか、そういうものを相談されているというふうに報告を受けているところでございます。
◆
熊倉ふみ子
いろいろ外国の方が日本で生活をしているということで、いろんな面で困っていることたくさんあるんではないかなというふうには想像ができるんですけれども、この現況の中には、そういった住んでいる方々が、板橋で住んでいる方々がどういったことに困っていて、どういったことを改善してほしいとか、そういったことが書かれていないんですけれども、普通といいましょうか、
国際化の現状、そしてまた課題、この課題というところについても載せるというか、追求していくというか、そうした必要があるんではないかなと。これは課題があることによって、それを乗り越えていくことによって、安心して暮らしていけるまちづくりということを、もっとステップアップしていくということにつながっていくんではないかなというふうに思ったんですけれども、そういった点についてはいかがでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
熊倉委員がおっしゃっていただいた点は、私ども昨年度、多
文化共生まちづくり推進計画というのを立てさせていただいてございます。その基礎データとするためにアンケート調査等ございまして、学識経験者の方に参加していただきました懇談会等も開催いたしまして、報告書というものも取りまとめていただいてございます。そういうところで一定分析をさせていただきまして、計画づくりをさせていただいたところです。
困っていることといいますと、やはり就労とか、就労に絡むお住まいのこととか、そういうものも挙がっておりますし、あと例えば今回、
東日本大震災がございましたけれども、阪神大震災のときは避難所のその
外国人の方の対応がなかなかうまくいかなかったというようなこともあるんですけれど、その点に注目しまして、私ども防災のネットワーク等々にどうやったらうまくいくだろうかといようなことをやっているんですけれども、課題の抽出というのがなかなか難しくて、この前も財団のほうの集まりで、災害時のネットワークをどう組もうかといったときに、実際、今回の
東日本大震災のときは、阪神でのような要望が余りなかったと。どうしてかといいますと、
外国籍の方は
外国籍の方のネットワークが結構しっかりできてきつつあると、あるいは例えば今私ども交際交流員という者と一緒に仕事を財団のほうでしてもらっているんですけれども、その
国際交流員に聞きますと、やはり大使館とか、各国がそのネットワークづくり、特に災害時のときには非常に強い発信力を持っているというようなことを言っております。ですので、その辺も加味して、まず課題の抽出をしていかなければならないというふうに思っているところで、現時点においては、その分析をしているようなところです。
この
国際化の現況の
ピンクの冊子につきましては、ちょっと年次報告というような形になってございますので、そのような課題の分析等々につきましては、一定期間まとめた形で、また今後お知らせをしていきたいというふうに思っているところでございます。
◆はぎわら洋一
ちょっと確認。6ページに
モンゴル国との中で、1999年以降、路上に放置された自転車200台を再生し、ウランバートル
市へ寄贈する事業を毎年実施してきたと。この自転車分解作業には、区内中学生がボランティアとして参加している。これは今でも、トータルで1,000台を超えたとか、幾つになっている、毎年これが続けられていくのかとか、そういうのは具体的にどういう方向性になるのか。今後ともこういう形で進められるのかどうか。
◎文化・
国際交流課長
自転車につきましては現在、財団のほうではやっておりませんというふうに報告を受けてございます。
この自転車の譲与につきましては、土木部の交通対策課のほうでやっていただいたんですけれども、平成19年に、このリサイクルの自転車譲与については、なかなか
モンゴル国とのご要望、要するにマッチングですね。向こうで何が、支援をするときに何がご入り用ですかという中でいうと、なかなかそのマッチングにそぐわなくなってきたということで、こちらのほうのリサイクル自転車の譲与ということについてはやめますという形になっておりまして、
モンゴルの支援という形になりますと、区が行うと、予算化をして行うということではなくて、財団のほうに移管をしてやっていこうということで、現在時点におきましては、奨学金を財団のほうで、先ほど申し上げました国立大学、人文大学というところですけれども、そちらのほうに奨学金制度をつくって、そちらで支援をしているというようなことが今実際行われている事業でございます。
◆はぎわら洋一
それは今までこの自転車は何台いって、その奨学金は幾ら、毎年というのは、その辺の具体的なことはわかりますか。
◎文化・
国際交流課長
すみません、自転車の台数につきましては、確認をさせていただきたいというふうに思います。
奨学金につきましては、10万円ということでございます。お一人10万円で8人ということで、80万ということで財団のほうで予算といいますか、手続をとっていると、事業をしているということでございます。
◆はぎわら洋一
そうすると、
国際交流財団で予算をとっているのね。それで、日本語学校というか、わからないけど、その奨学金。これ向こうで勉強している人だっけ、日本に来た人じゃなくて。向こうで日本語を勉強している8名、優秀な学生8名に、年間10万だと生活というか、できるのかな。行けるのかな。
◎文化・
国際交流課長
こちらの10名につきましては、日本語学科の学費相当分ということになってございます。
日本語学科の学生さんには、やっぱり報告をしてもらっていますので、文化・
国際交流財団の
ホームページのほうで私は見ますけれども、日本についての奨学金についてのお礼ですとか、このくらい勉強が進んでいますよというようなことの作文を送ってきてもらっていますので、それを掲載しておりますので、お時間ありましたらご覧いただければというふうに思います。
◆かいべとも子
各国との交流状況はここに、2番に載っているんですけども、この中で例えば
モンゴルでありますと志村第三小学校に、あそこ当初からいろんな展示物が掲載されて、折あるごとに
子どもたちの教育の現場にも生かされているんですけども、ほかの国についてはどういった状況でしょうか。
◎文化・
国際交流課長
ほかの国については、
バーリントンについては富士見台小学校等でEメールも含めて最近は文通とかをしております。また、提携はしてございませんけれども、パラグアイとは大谷口小学校が交流をしてございまして、昨年はパラグアイの方、区長表敬をしていただいたんですけれども、そのような形で交流がずっと続いているというふうに聞いてございます。
以上です。
◆かいべとも子
たまたま
モンゴルについては、発足当初からうちの子どもが地元で3人お世話になって、いわゆる
モンゴルの方が来たときはもちろんのこと、それ以外にも例えば
モンゴルのおもちゃを日ごろ総合の授業で使ったりとか、さっき言った楽器がありますよね。ああいう馬頭琴なんかも実際に
子どもたちが触ったり、演奏したり、聞いたりという大変身近に感じて、日ごろから先ほど課長がおっしゃった世界平和を軸にしている授業が、まさに生きているなという感もしますので、ぜひこういったほかの国にも区内小学校、または中学でもいいかと思うんですけども、いわゆる一番感性の豊かな時代に、せっかくこういった交流の材料と言ったら失礼ですけどありますので、ぜひ
教育委員会と提携をして、生かしていただきたいなと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。
◎文化・
国際交流課長
ちょっと1つ言い忘れましたけど、昨年、ボローニャとは合唱団の交換をしておりまして、小学生が合唱団、それ相互に、まずはボローニャの合唱団に来ていただきまして、常盤台小学校の合唱団がボローニャに行ったというような経緯がございます。
私どもは国際理解教育というものを事業として、財団のほうですけれども、やっているというふうに知っておりまして、それについては区もお願いをしていると。積極的にもっとやっていってほしいというような形でお願いをしておりますので、いろいろな形で各小学校を回って、いろいろな国際理解について教育といいますか、指導なりしていきたいというふうに考えてございます。その点については、
教育委員会とも連携がうまくとれてございますので、今後とも進めていきたいというふうに思ってございます。
それと、すみません、先ほどの自転車の台数なんですけれども、平成11年から平成20年、最終の年になりますけれども、そこまでに贈った台数が1,150台ということでございます。大変失礼いたしました。
以上です。
◆かいべとも子
じゃ、財団のほうで今後計画、もしくはそういう構想というか、こんなふうにしたいというものは特にあるんでしょうか。今の
国際交流を教育現場に生かす構想というか。
◎文化・
国際交流課長
ちょっと私が財団のこれからの事業について、今の段階で申し上げるのはなかなか立場上難しいんですけれども、当然財団のほうは区の方針等をこちらのお願いを受けた形で事業展開をしていっていただいておりますので、今、委員がおっしゃったような点は、私どもも
教育委員会とも連携をしながら、財団のほうにお願いをしていくということですので、よりその国際理解教育を発展させるような事業を打ってもらうように、働きかけをしてまいりたいというふうに思っております。
◆かいべとも子
ぜひ板橋区は東京の中でも、例えばちょっと分野は違いますけども、ことしは長崎にも平和式典に
子どもたちを参加させていただいた。本当に感謝の思いでいっぱいなんですけども、広島もそうですし、やはりそういう世界の交流とか、そういう感性というのは一番小学校、中学校の中で培われるものだと思いますので、ぜひこういった世界平和の軸は、まさにそういう子どものころからの部分が大事かなと思いますので、ぜひこれから力を入れて、できましたら広島、長崎に次ぐぐらいの、そういった全校におけるこの
国際交流の反映をしていくことを要望して終わりにします。
以上です。
◆井上温子
国際交流の事業については、民間に委託していく方針だとか、民間がやっていく、昔はネットがなかったので、行政がやる意義があったけども、現状では民間が参入していることだとか、NPOとかもやっているということで、私もその方針は賛同するところは大いにありまして、ただデメリットとしては、そういった中で例えば
外国人の相談とか委託したりだとか、保育相談もなかなか行政側に伝わってこないというようなことが一番のデメリットかなと思うんですね。交流の推進とか、そういうものは民間をバックアップしたりだとか、時には補助金を出すということがあるかもしれないんですけども、そういったことで例えば先ほど相談件数とか、その内容とかをどこまで把握されているのかとか、そのもしリストがあったらいただけたらと思うんですが、よろしくお願いします。
◎文化・
国際交流課長
外国人相談につきましては、広聴広報課が事業をしてございますので、そちらのほうに問い合わせをして調べることは可能かというふうに思っています。また、リレー相談につきましては、財団のほうに確認をいたしまして、後ほど件数的にはお知らせができるかというふうに思います。
○
委員長
よろしいですか。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、第40回
板橋区民まつり開催概要を議題といたします。
本件について、
理事者より説明願います。
◎くらしと
観光課長
それでは、今年度の板橋区民まつりの概要がまとまりましたので、ご報告申し上げます。
この概要は、これまでに6月13日に第1回目の実行委員会が開かれました。続いて、7月に第1回目の検討委員会を開催いたしまして、各委員さんから積極的なご意見をいただきまして、その内容を加味しまして策定されたものでございます。
なお、実行委員会というのは、区民まつりの内容を最終的に決定する機関でございまして、主に関係各団体の会長さんによって組織されるものでございます。また、検討委員会につきましては、関係各団体の事務局長さんなど、直接実務に携わる方々に集まっていただきまして、実務的な部分を調整する機関ということでございます。
さて、ことしで第40回目を迎えます板橋区民まつりでございますけれども、先に資料の4番になるんですけれども、本年度のテーマを「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」と題しまして、
東日本大震災で被災された方々に対しまして、早期の復旧と復興を願うとともに、板橋から「いたばしの力」ですね、「いたばし力」を全国に向けて発信することによって、日本を元気にしたいと、そういう思いを込めて実施していきたいと考えております。
まず、開催の日時でございます。
10月15日土曜日と16日日曜日の2日間ということになります。時間につきましては、土曜日が午後1時30分から夕方の5時までですね。日曜日につきましては、午前10時から夕方の4時30分までということになっております。
なお、土曜日につきましては、終了時間を例年よりも1時間早めております。これは今全国的に節電に向けて皆様方努力している状況でございますので、使用電力量をできるだけ控える目的で、照明が多く必要となる時間帯を短縮した次第でございます。
次に、会場でございます。
グリーンホール前の道路と、その周辺ということになっております。
昨年との変更点でございますけれども、ご存知かと思いますが、東京都の福祉保健局、旧養育院病院ですね。こちらの構内が大規模な工事に入っていると。その影響がございまして、区民まつりの会場が大幅に縮小せざるを得ない状況でございます。そんな中、東京都のご配慮がありまして、福祉保健局の駐車場、今あるんですけども、そこを利用していいということと、あと都税事務所の前の駐車場ですね。こちらも新たにお貸しいただけるということになっております。また、板橋第一中学校の隣にありますJTの社員寮の跡地があるんですけれども、こちらも日本たばこ産業さんのご好意によりまして、跡地の中庭ですね。そちらをお借りすることができることとなっております。この新たに確保できた会場につきましては、後でどういう形で利用するかということをご報告いたします。
区民まつりの会場としましては、このようにふえた部分もあるんですけれども、工事によって減っている部分のほうがかなり多いということで、全体的には縮小せざるを得ない状況がございます。そのため出店数を減らしたり、大きいテントで出店していた方に、小さいテントに変更していただくなどの工夫をしながら、今年度実施していくということになってございます。
交通規制につきましては、資料のとおりでございます。開催時間帯の前後プラス30分から60分の間で交通規制を実施するという計画となっております。
まず、
グリーンホール前の道路におけます、おまつりひろばの主な演目のご説明をいたします。
資料に書いてあるとおりなんですけれども、昨年との違いが、土曜日の午後2時15分から予定されております岩手県の
奥州市からお招きいたしました江刺鹿踊りでございます。「鹿踊り」と書きまして「シシオドリ」と読むということでございます。この踊りは、主に宮城県の北部から南部にかけて、郷土芸能として伝承されてきた踊りでございまして、この東北の伝統的な踊りを板橋で披露していただくということによりまして、頑張っている東北の力強さをアピールしていただければと考えております。
あと、出店関連の大きな変更点なんですけれども、板橋第一中学校の校庭に、買い物と交流のひろばというのがあるんですけれども、そこに震災復興支援コーナーを設置いたしました。特に被害が大きかった岩手とか宮城、福島を中心とした地域の特産品を販売することによって、少しでも東北の支援につながればと考えて実施いたします。
現在、出店を予定しているところなんですけれども、まず宮城県人会の皆様方と宮城県からあとは気仙沼
市と女川町、あとは福島県からはいわき
市、岩手県からは
奥州市、陸前高田
市、そして大船渡
市、もしくは宮古
市ということで、計画のほう調整を進めているというところでございます。
資料の裏面にまいりますけれども、新しく会場となりますJT社員寮の跡地なんですけれども、こちらは買い物と交流のひろば2)といたしまして、都市交流の物産展とか、区民参加の出店を中心に行ってまいりたいと思っております。
また、福祉保健局、旧養育院の駐車場なんですけれども、こちらはふるさとひろばといたまして、県人会の物産展を移設して行いたいと考えております。
資料の下のほうにいっていただきまして、(10)ですね。特設ステージということなんですが、都税事務所の前の駐車場、ことし新たにお借りすることができているんですが、ここでは特設ステージとしまして、新潟県の妙高
市との都市
交流事業でもあるんですけれども、コシヒカリの俵上げコンテストを行っていきたいと考えております。
今後のスケジュールなんですけれども、8月30日、来週ですね。火曜日に第2回目の検討委員会を実施いたします。ここで区民出店者とか、区民出演者の決定をいたしたいと考えております。そして、9月中には警察等関係団体との調整、あとは出店者、出演者の皆様方の打ち合わせ会を実施してまいりたいと考えております。
最終的な内容につきましては、10月11日に第2回目の実行委員会を経て全体の概要が決定しまして、区民まつり当日を迎えるというスケジュールとなってございます。
報告は以上となります。よろしくお願いいたします。
○
委員長
ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。
◆はぎわら洋一
去年区民まつりをやって、ことしは震災があって花火大会を中止にしたと。そのかわり区民まつりを大々的にやりますから皆さん期待してください、こういうふうに区長は言ったんだよね。その大々的にやった、これ去年と、逆に制限ね。福島のことがあったことによって電力量が足らないから、1時間前倒しでやめるというような、内容が濃ければいいんでしょうけど。それで聞いたら、江刺の鹿踊りを入れるから期待してもらいたいと。もう少し何かガツンと区民に訴える、これ前の、去年と同じじゃないのという気もしないでもないんだけど。
これは僕ばかりじゃなくて、実は飯田さんからも、飯田さんなんて言っていいのかな、はぎわらさんしっかり確認しておいてくれと。だから確認しますよ。どういうふうに大々的にやるのか。目的は「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」というふうに言っているんだけど、これは難しいと思うんだけど、この辺検討委員会でもまた詰めると思うんだけどね。その辺これで感ずる。
◎くらしと
観光課長
大々的にということでございます。ことしの区民まつりの目玉と申し上げますか、先ほど申し上げました震災の復興支援コーナー、こちらのほうを大々的に考えた
イベントと私どもはとらえておりまして、間口にしましても、非常に大きい20メートル掛ける10メートルというかなり大きいテントを張りまして、そこで物産展を実施するということですので、今まで使ったことのないような大きいテントを構えまして、実施したいと考えているところでございます。
それとまた岩手県からの鹿踊りですね。こちらのほうも皇居の前で実際に演舞をするような非常に完成度の高い踊りで、また歴史的なものもありますので、なかなか自治体のお祭りに招聘して踊っていただくということもなかなか難しいと思っています。これが実現に向けて調整できているということは、ことしの目玉であると、私のほうもとらえております。
ただ、会場が狭くなってしまっているということと、あと予算の関係もございますので、その調整を図った中で最大限の目玉ということが今申し上げたとおりでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆はぎわら洋一
期待します。だけど、昨年金沢の獅子踊りだってすごかったよ。金沢
市から来たね。それを超えるんだろうなという。僕だって田舎の、吾妻町の獅子舞、無形文化財、僕だって踊れる。それだって調整してもらえればやってやろうかなという気持ちがあるけど。本当、区長というか、これちょっと愚痴になっちゃうかもしれないけど、花火大会って約1億ぐらいかかっているでしょう、がーんと。
(「8,000万」と言う人あり)
◆はぎわら洋一
8,000万か。
(「5,000万」と言う人あり)
◆はぎわら洋一
5,000万余ね。それをやめましたと。だから、今度は区民まつりを皆さん期待してください。4,000万かけろとは言わないけどさ、その辺の何かがつんというのが欲しいね。
(「最後に花火をやるでしょう」と言う人あり)
◆はぎわら洋一
花火、ここではやらないとは思うんだけど。火薬のほうではちょっと厳しいとは思うんだけど。その辺ちょっと検討を。飯田さんからもその辺ガツンと突っ込まれると思うので、ちょっとやっておいたほうがいいんじゃないかなと思います。
◎くらしと
観光課長
ガツンと何か目につくものということなんですけれども、今調整できている内容、これをまたできるだけインパクトがあるような広報の仕方とかもあると思いますので、区の広報紙の内容も検討して、花火がなくなった分、祭りは盛大だなというイメージがつくようなPR方法もあわせて検討できればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆
河野ゆうき
花火の話が出たので、花火のことを蒸し返すつもりはもうないんですけど、今回、復興支援コーナーということで、大きいところを設けていただいたと。板橋一中の校庭の中の恐らく区民ステージが今回ないみたいなので、そこの部分を大々的にやるのかなというふうに想像しているんですけど、ぜひ今回、例えば配置にしても今回JTさんのほうも貸していただけるとか、あとは特設ステージ、都税事務所のほうもやるとか、今までと違うルートなので、いつも区民まつりに行く方というのは、今工事現場になっているところで買い物して、板橋一中のほうで買い物して、
大山公園だとなかなかちょっと暗くて余り行かなかったりとか、出店する側も、参加者はあっても
大山公園のほうだったら、あそこだったらやめちゃおうとかいう方も多いぐらい、やっぱり場所というのはすごい大切なので、ぜひわかりやすい、こっちでこういうのをやっていますよというものが、当然こういうビラをつくって配るのはわかるんですけど、それ以上にここで復興支援のブースがありますよというのが、だれでも大山駅へ行けばすぐわかるような、それぐらい外から見てわかるようなことをしていただきたいと思うんですけど、その点の対策というのは何か考えていますか。
◎くらしと
観光課長
毎年広報には区民まつり特集号ということを組んで、皆様に周知しているということと、あと当日はパンフレットをつくって会場で配布するということですね。あと、それぞれの広場で本部がありますので、そこでもパンフレットを配布しているということで周知しているところでございます。また、各コーナーの入り口には、看板とか横断幕もあったかと思いますけども、そういった形で来場者の皆様方にはわかりやすいようなPR、周知をしているところでございます。
ただ、ご指摘のとおりわかりづらい部分もあろうかと思いますので、その辺は再度これから検討できる範囲で検討できればと考えておりますので、来場者の方の動線とかあわせて考えさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
◆
河野ゆうき
はぎわら委員が言っているとおり、私も本当に大々的に復興支援をやっているんだということがわかるように、でもただ内容としてはもう場所も制約があるわけですから、なかなかほかのブースを減らして復興支援ばかりやるなんていうことも当然できないですし、今まで出店している
方たちも小さくなっちゃうということもあるので、当然大変だと思うんですけど、やっぱりそれは見せ方だと思いますので、見せ方として板橋一中の文化会館の横からぱっと入ったら、復興支援ブースが物すごい際立って目立つように、ああ、板橋区一生懸命やっているんだなというふうに思ってもらえるようにやっていただくことを要望して終わります。
◎くらしと
観光課長
復興支援ブースにつきましては、大きいバナーというんですか、垂れ幕みたいなものをつくる予定で今進めておりますので、皆様方の目には頑張ってやっているというのがわかっていただける内容となると思いますので、ご覧いただければと思います。
◆高橋正憲
この区民まつりについては、確かに
東日本大震災の関係と、それから主要な場所の養育院のところが工事中ということで、どうしても縮小というかね、そういうふうにせざるを得ないというような、そんなことはあるんだろうなというふうには思います。
ただ、ちょっと節電の関係で1時間切るんだと、やめちゃうんだという話はね、私は逆だろうと思うんだよね。盛大にしっかりとやるんだというんだったら、会場は多少小さくなる、そういう部分があるんだったら、逆に時間を長くして、もっと盛大にやりゃいいじゃないかと。何が節電なんだと。東電はだって今東北に売電するという話があって、今回の最大の需要のときも9割、10割はまだ余裕がある。この土曜日の日は、ちょうどその電気の関係については、そういう節電をしなきゃならないぐらいのそういう状況なのかどうなのか。そんなようなのも考えて、こういう結論を出したのかね。それとも、今、町会・自治会なんかを見てもそうなんだけれども、
東日本大震災に便乗して、もうやるのは大変だからやめちゃえと。やるんだったら縮小しちゃえとかさ、そういうのが一方ではあるんだよ。こういうような考え方に板橋の、要するに区役所はそういう立場にいるんじゃないかと、逆に。僕なんかはそのようにも思えるんだけれども、今多くの皆さん方は、基本的にどんと上げりゃいいじゃないかと。東北の被災地の皆さん方があんな状況の中でも頑張って、祭りをやろうかとか、伝統的にずっと続いてきたそういう歴史的な文化財を残しながら、そういうものを生かしながらやろうじゃないかとか頑張っているわけだよね。そんな中で板橋何やっているんだと。
東日本大震災の関係については、確かにブースをつくったりなんかして、形的には支援をするんだというような、そういうようなことをやっているけれども、本来、本当にここに書いてあるように「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」、元気を出そう東北なんて、そんなイメージじゃねえだろうというふうに、僕なんかは思えてならないんだけど、その辺についてちょっと伺います。
◎くらしと
観光課長
節電のお話なんですけれども、まず確かに10月ということでさほど、エアコンとかの使用量は減っているところだと思います。また、夕方ということでございますので、気温もさほど高くないということは推測されるところでございます。
ただ、新聞とかによりますと、夕方ですと食事の予定とか、あとはこの日は土曜日なんですけれども、交通量もふえるという時間帯でございますので、節電の必要性は全くないということではないということだというふうに考えております。
実行委員会の中でも、この時間短縮については議論がされたところでございますけれども、やはり全国的に節電に向けて皆様方努力している中、なかなか夜こうこうと電気をつけて実施するのも節電の見地からどうかということで、1時間短縮しましょうということに決まったところでございます。
◆高橋正憲
要するに今節電のところだけの話なんだけど、本気になってさ、ここに書いてある「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」ということを考えているのかどうなのか。
今、課長が言った話で、食事の用意があります、交通量がふえます。だって今までどおりじゃないの。去年、おととしから見て、食事をつくる人が多くなったとか、交通量が急にふえたとかさ、そんなことはあるわけないでしょうよ。理由にならないじゃないのだって、そんなの。何の理由にもなってないじゃないの。そうでしょう。ことしは特別にあるとすれば、
東日本大震災の影響と養育院のその工事が入っちゃったという、それが一つの大きな原因にはなっているよね。でもさ、一方、養育院の工事はしょうがないにしたってさ、
東日本大震災に対しては、より元気を出してもらうために元気よくやろうよというような話になるとすれば、逆でしょうよ、考え方が。何を考えているの。花火大会の問題については、戸田
市の関係があって、しょうがねえかなというふうに思った人間は何人かいるかもしれないけれども、それだってさ、元気よくやりゃいいじゃないかという話あったよ。実際問題としては、我々に一切そういうような相談なく勝手に決めちゃったという話で、後々は予算の関係については、4,000万は逆のほうに、補正予算でこうやりますからどうのこうの言ったって、あれだって理屈に合わないよね、おれから言わせれば。
今回の話は全くおかしいじゃないのだって。そうでしょう。おれは逆に電気の節電する理由なんか何もないよ、それは。はっきり言って。ないでしょう。エレベーターもね、エレベーターを1基は停めて節電しましょうよというのは、それは気持ち的な問題としてはあるかもしれないけども、元気を出そうとやっているんだからさ、節電じゃなくて、どんどんやるというのが意義でしょうよ。違うんじゃないの。そういうつもりで、例えばぼーんと花火を上げるのをやめようとかという、そういうことなの。そうじゃないでしょう。
だって、あくまでもここではさ、日本を元気に、東北に力を与えるために、そういうコーナーを設けようよと。「魅せます いたばしの底力」、どこで見せるの。節電していますよ、皆さんそういうことを考えてやりましょうなんて、そうじゃないでしょうだって。企業だってさ、電気の使い方についてはいろいろ考えていますよ。ピークにならないように考えている。でも、電気を使わないと言っているわけじゃねえじゃないの。電気を使うから、東電もっと考えてくれとかさ、日本国政府考えてくれと言っているんでしょう。全く今元気な、そういう意味ではピークになったから日本の節電しなきゃいけないなんて理由なんか1つもねえじゃねえだって。
東電があれだけ福島原発で、電気の需要が大変なんで、みんな節電してくれ節電してくれと言っておきながら、とうとう最後になったら今度、東北の女川原発があんな状況になって困っちゃったと。東電が売電するんでしょう。そういう意味で原子力発電所1基分の約50万キロぐらい売電すると言っているんでしょう。そういうことを言っているのに、なぜ理由になるのよ、節電するなんていうの。おかしいんじゃないの、考え方が。そんなことを考えたら、もっともっと先ほどみんなが言ったように、景気よくばんとやるべきなんじゃないの。そのためには時間短縮じゃなく、時間延長してやりゃいいじゃないのよ、がんがん。がんがんやれと言ったって、それはやり方にもよるだろうけどさ。もうちょっと考えてやりゃいいじゃないの。そういう店を開いてさ、いろいろやればいいじゃないの。これだって何も岩手県の鹿踊りだけじゃなくてさ、今言ったいろんなところからもう少し来てもらってさ、東北の宣伝どんどんやりゃいいじゃねえのよ。何でそういう発想にならないの。やっぱりやりたくないわけ、基本的に。1時間時短すれば随分作業が楽だし、いいやね。そういう考え方なの。そうじゃなかったらやりゃいいじゃないのよ。
◎くらしと
観光課長
まず……
(「ちゃんと節電に対しての理由、ちゃんとつけるように言ってくれよ。食事とかさ、車の量とかって、あんなばかげたこと言わないで」と言う人あり)
◎くらしと
観光課長
まず、時間を短縮すると事務量が減るかということは、それは全くないことでございまして、時間を短縮してもしなくても、事務量は同じでございます。それと所管課といたしまして、区民まつりをしたくないとかいうことは全くございませんですし、楽をしたいという発想も全くございません。
ただ、まず元気に何かできないのかというご要望につきましては、先ほど申し上げましたことしの目玉の部分は、予算の範囲内でできる最大限の元気だと思っていただければと思います。
それで、節電のところなんですけれども、確かにいろいろな議論があります。いろいろな意見もございます。それは認識しているところではございますけれども、区役所全体としましても、節電に対しまして真摯に受けとめて各職員頑張っているところでございます。また、地域の皆様方も家庭の電力量を減らすということで、今頑張っているところでございますので……
(「頑張ってねえよ」と言う人あり)
◎くらしと
観光課長
頑張っていない方もいらっしゃるかもしれませんけれども、区民まつりの中もできるだけ今の風潮、節電に協力しましょうという風潮に合わせる形で計画を立てたところでございますので、ご理解いただければと思います。よろしくお願いします。
◆高橋正憲
何で問題になっているかというとさ、通常じゃないんだよ。1時間短縮するということで言っているんだよ、話は。何で短縮するんだという話でしょう。例年どおりやるというんならいいんだよ。それと、やたらめったら予算の話が出てくるんだけどさ、予算の範囲内、範囲内というのは、予算を1時間延ばしたら、予算は食い込んじゃうの。それとも南館とかなんかいろんなこういう大きいものをやるので、予算が足りないのかい。どうなんだよ、それ。ちゃんと予算というものは立ててあるわけでしょう。何でそこで予算が足りない足りないという話になるのよ。その反面、南館とかそういうでかいものに対して、予算はあるわと言っているんだろう。何でここで予算は予算はという話をするわけ。
僕は区長に言いましたよ。区民生活とか福祉に影響が出るような、そういうようなものであればやめろって。そういうふうに影響しないで、きちっと計画どおり予算を配分できてやれるんだったらやればいい。今あなたはやたらめったら私の質問に対して、予算は予算は予算は。予算ということは、要するに財政の問題だよね。財政的な問題があるということでしょう。何で今ここでそういう話をするんだよ。予算だって、そういうのはとっているわけじゃないか。違うの。それともその予算はどうしても1時間短縮しなければ賄えないの。
(「その話とは違うじゃないの」と言う人あり)
◆高橋正憲
だから言っているのは、ちゃんといつもどおりにやれということなんだよ。今、節電の話なの。先ほど予算の関係があるというのは、節電の予算の話か、じゃ。
(「関係ないですね」と言う人あり)
◆高橋正憲
関係ないだろう。だから、予算予算と言うから、逆にそういうふうにできないのかということをおれは心配するんだよ。予算があるんだったら、だって予算的な問題と言う必要ないでしょう。あえておれの質問に対して答弁が。予算の関係があるから、そういう話をする必要ないでしょう。違いますか。
◎くらしと
観光課長
説明が足りなかったと思います。私が予算と申し上げましたのは、今回の復興支援でいろいろな施策を打っていますので、その部分で昨年より掛かるところがあるというところで、予算がとられますので、その範囲で頑張っているところを見せていきますと言ったのが予算の話でございまして、節電の関係で予算がということは言っておりませんので、説明が不足していたと思いますので、おわび申し上げます。
◆高橋正憲
僕は節電でという話をしているわけじゃないんだ。1時間短縮をするという話は、要するにそこまで伸ばして事業をした場合に、予算が足りなくなるんですかという意味なんです。
節電というのは、僕が先ほど言っているように、節電する必要ないだろうということを言っているわけだから、実際問題に。東電が売電しているぐらいの電気の余力があるんだから、別に節電ということを考えないでやればいいんじゃないのという話をしているわけだよ。財源的に電気に金が掛かるとかどうのという話じゃないでしょう。僕が言っているのはよ。勘違いしないでよ。
今支援の関係で予算が掛かるという話が出たんだけど、それだったらどのぐらい掛かるかね。そういうのをやっぱりきちっと提示してくれないとわかりにくいよね。今言ったように、1時間短縮するという中身と、それから東北支援をしますという話と、今言った財政的な問題が出てきて、東北の復興支援体制に対してお金が掛かりますよということを今言っているわけだから、その辺について、じゃ、どのような予算配分で、どうなっているのかということを説明してくれないとわからないじゃない。もしも今回、
東日本大震災というのは、予算を決めた後に、要するに後に起きているそういうようなものだから、もしもそういう部分でお金が必要だというんだったら、補正だって組めるわけじゃないの。何のために補正予算というのはあるのよ。今回だって、9月第3定で、9月補正で提案する部分だって、私は話を聞いていますよ。であるならば、そういうことだって可能じゃないの。もう少し丁寧にこういう場所で説明するということが必要じゃないの。それについて今聞きます。
◎くらしと
観光課長
まず、予算の内容について説明させていただきます。
まず、区の分担金ということで……
(「それは資料でちょうだい。今ここでばっと言われても、なかなかわかりにくいから」と言う人あり)
◎くらしと
観光課長
わかりました。後ほど資料でお持ちします。
補正のお話だけ先にさせていただければと思いますが、6月の補正のときに、区民まつりの中で復興支援をするということで150万円の増額をさせていただいております。そこが補正の増のところでございます。この範囲内で今回の復興支援施策についてやっていきたいと考えておるところでございます。
◆井上温子
節電の件なんですけども、区民とかでも興味がある人だったらば夜電気が余っていることだとかは、皆さんご存知だと思うんですね。もちろん、東北に電気を売ったという事実はあるんですけども、ただ東北で電気が足りなくなるから東京で節電をするという状況も理解はできるんです。ただ、それというのは昼間がピークに達するわけですよね。昼間とか、例えば夏とかはすごく厳しいので、日中はなるべく皆さん節電を心がけましょうというのは正しい呼びかけだと思うんですね。
ただ、現実的に夜って本当に電気が余っていたりだとかしていて、行政側がそうやって短縮するだとか、児童館でも、この前も言いましたけど、短縮するだとか、そういうようなことをすることで、板橋区の地域経済、カフェをやっている人だとかが、短縮しなきゃ協力していないように思われるだとか、パチンコ店でもだんだん、今は大分戻ってきましたけど、電気をなるべく節電するだとか、板橋区、行政がきちんとした情報を流すことが、どれだけ大切かというのはすごく私は身にしみているんですね。
お祭りを1時間短縮する、夜でも節電をしなきゃいけないということが、夜営業しているお店が気を遣うことになるわけですよね。きちんと行政側が夜は余っているんだから、もちろん夜も逼迫し始めたら呼びかけなきゃいけいない状況って来る、ほかの原発が爆発してしまったとか、そういうことがあれば別ですけども、今の現状では、夜きちんと余っているという現状が、普通に知識を持っている人だったらみんな共通理解しているわけですよ。そういうところで短縮してしまうというのは、板橋区の地域経済にとっては本当に悪影響だと思っているんですね。その点をきちんとPRしていっていただきたいなと思っているんですが、いかがでしょうか。
○
委員長
くらしと
観光課長、答えられますか。
◎くらしと
観光課長
確かに節電に対しましては、先ほど申し上げましたけれども、いろいろな議論があると思います。確かに夜間とかは、さほど逼迫していないという状況もあるかと思います。
ただ、区としましても、全体的に今現在は節電の方向で一丸となって、区民の皆様も協力いただいているという状況がありますので、ご指摘のとおり、節電することによって実際営業されている方が肩身の狭い思いをするということもあるかもしれません。ただ、祭りにつきましては、この時間帯、東北支援というテーマもございますので、実行委員会の中では1時間短縮して実行しましょうということになりましたので、ご理解いただければと思っております。
○
委員長
本項は
板橋区民まつり開催概要についてでございますので、一言、
資源環境部参事からございますので、それをいただきたいと思います。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
夏季の節電対策につきましては、私どもの所管で取りまとめて実施をさせていただいております。
当初計画が国から示された段階で、なかなかどういう状況になるか見きわめがつかなかったというのが現状でございまして、5月に概要が示された後、直近の6月になってから詳細な部分が示されてきたというようなことがございまして、板橋区の節電の目標についても15%行うということで、先日の委員会で報告をさせていただきました。それに加えて、輪番での休館ということ、あるいは時間短縮ということについて、7月、8月、9月の3か月対応するということで、区としては判断をして対応させていただいているところでございます。
ただ、ことしの夏の状況を見ますと、やはり節電の努力が企業さんも含めて、家庭も含めてかなり行き届いている状況でございますので、昨年度に比べましてかなり需要については落ちていると。供給が減になっている状況でございますが、それを上回る需要の減ということになっておりまして、非常に安定的な状況に今推移していると思います。
ことしの7、8、9の3か月の節電につきましては、最終的には検針をした後、私どもでも状況が把握できるというようなことがございまして、実際に7月分の検針について今集約をしている状況でございますので、3か月間の取り組みについて、全庁的に取りまとめて総括をしなければいけないというふうに思っておりまして、どこまでどういう形で今後もしこのような状況が続くようであれば、区の施設の休館のあり方とか、施設の運営のあり方、そういうものを含めて再度検討していきたいと思っております。
◆井上温子
すみません、お祭りのテーマが「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」というんであれば、東北のためにはある意味、地域経済を活性化させていかなければいけませんし、その節電を呼びかける、もちろん国からおりてきた15%削減というのが引っかかっているというのはもちろんわかるんですけども、ただしお祭りを1時間短縮したからって、その15%削減がどれだけ削減できるのかと、ちょっと疑問が残る部分でもあるんですけども、ただテーマを、しかもその花火大会も中止しただとかいろんな経緯がある中で「日本を元気に!魅せます いたばしの底力」であれば、地域の皆さんちゃんと商店でも何でも一生懸命働いて稼いでいくことで、税金をちゃんと納めていくことで、それが東北のためになるわけで、地域経済を衰退させていくような情報発信をしていけば、全く何が底力なのかがちょっと見えていないというか、そのお祭りすら15%、15%削減というのは板橋区が決めたことじゃないので、しょうがない部分なんですけども、ただ兼ね合いですよね。その15%削減しなきゃいけない中でのお祭りの方針というのは、何が何でも1時間短縮することがいいのか。区民にPRをするためには、夜は電気が余っているんだという事実、ちゃんとそれを伝えることで、お店ももっと夜の営業、もちろん今は大分おさまってきていますけど、夜だって営業してていいんだよ、電気つけてていんだよというのを、そうやって稼いでいくことで東北のほうにお金を回しましょうよというようなPR……
○
委員長
井上委員、質疑を端的に内容をまとめていただけますか。
◆井上温子
はい。と思っているんですけど、いかがでしょうか。
◎くらしと
観光課長
まず、1時間短縮したことでどれだけの効果がというのは、確かにあると思います。この数値については、計算はしていないんですけれども、節電への協力というスタンスで短縮を決めたと。実行委員会の中で短縮を決めたということがございますので、数値がどうのという議論は実行委員会の中ではありませんでした。また、実際、実行委員会が6月に実施されたものでございますので、その後、そこの場で短縮が決まったんですけども、その後、社会情勢の変化等があったのは事実だと思っております。
ただ、先ほど繰り返しになりますけれども、区民まつり、実行委員会の中でも今現在節電ということが叫ばれている中、今までどおり夜間電気をこうこうとつけてやるのはいかがかという議論があったのは確かなんですね。それも踏まえまして、総合的に判断して短縮しましょうということで、実行委員会の中では決定したという次第でございます。
◆すえよし不二夫
この設計を見て工夫されているのはよくわかります。ただし、かなり場所によっては苦労というか苦心、動員、お客様は難しいんじゃないかなと想像できるところがあるんだけどね。例えば、都税事務所の特設ステージ、ギャラリーがいなきゃ余りおもしろくない
イベントだと思うんですけどね。特設ステージの。それから、JTの社員寮の跡地、この辺も、ないよりはいいと思うんだけどね、もっとほかに工夫の仕方がないのかなというふうに、私は思うんだけど。できれば文化会館の前の道路。一中と文化会館の前の道路、この道路は往来用に使っていますよね、祭りの際。ここにも一定の場所を持ってこれるんじゃないかと。テントでもいいし、ステージでもいいですよ。ステージなんか文化会館の玄関前は、いいステージになるんじゃないの。階段状になっているけど。というように私は思うんです。
それから、
グリーンホールと板一中の間の道路も、これも工夫すれば使えるでしょう。だから、おまつりひろばといって区長の
あいさつ、オープンセレモニーをやっているところは、道路を閉鎖してやるわけですよね。同じように文化会館、一中の前を、ここをいろんな会場に使うということで、単なる往来する道路ではなくてね。例えば、養育院のふるさとひろばとか、エコひろばいうところでかなり離れていますから、これも苦労するんじゃないかなというふうに思うんですけども。そういうことは考えなかったのかどうか。文化会館と一中の前の道路をいろんな買い物ひろばでもいいし、何かに使うことを考えなかったのかどうか。
それから、体育館の利用はここに説明していないけど、有効利用している場合もあるし、かなりあいているなという場合もあるんだけど、これは今回どうなっているか、体育館ね。
それから3点目は、開催日時の問題。13時半になっていますけど、土曜日はね。大概は昼ごろから準備できたところは売り始めているということも現実はあるんですよね。だけど、一中の校庭はどうかわかりませんけども、無理やり13時半ですといって閉めている場合もあるかもわかりませんけども、この辺は考慮の余地があるんじゃないの。開始時間を早めると。12時とか12時半にね。何が何でも1時半にしなきゃならない根拠はどこにあるのかね。これは早められるんじゃないかと私は思うんだけども、その点について。
それから、4点目。テントを小さくしたと。拡大したということはわかりました。拡大したところは、震災復興支援コーナー、テントを大きくしたと。それはそれでいいと思うんだけど、縮小、今までの数では、トータルな数はどうなっているのかな、テントの数は。復興支援コーナー以外の従来例えば80か100店舗ぐらい出ていたのが、今回はテントを小さくして同じ数出ているのかどうかという話ね。とりあえずそこまで。
◎くらしと
観光課長
まず、特設ステージとJTの跡地のほうの会場への集客ということなんですけれども、こちらにつきましては、PRの方法につきましては、例年の方法をさらに検討して集客、できるだけお客様が流れるように工夫はしたいと、今調整をしているところでございます。
文化会館前の道路ですね。一中と文化会館前の道路のところなんですけれども、こちら例年ですと人の流れとして使っているところでございます。というのは、おまつりひろばと遊座商店街との一番幅の広い道路となっていまして、しかもおまつりひろばのちょうど中心のところとの動線ということなんですね。なので、今お客様の流れだけでかなりのスペースをとって、非常に混雑している状況でございます。その中、囲碁将棋とか、あとは近くにありますお店が若干出店とかしているところなんですけれども、その道幅を狭めてテントを張るということは、今のところ非常に難しいのではないかというふうに考えておるところでございます。また、私有地にかかるところもありますので、その辺も困難という判断の一つの材料となっているところでございます。
あと、
グリーンホールと一中の間の道路なんですけれども、こちらにつきましても、人の往来用ということで確保しているところでございます。ここはせきとめてしまいますと、メイン道路が演目ですべて使えない状態になっていますので、東西への流れが全くできないという状況になってしまいます。この辺も安全確保の観点と、あと人の流れの確保というところで、現在のところそこに出店するのは難しいのかなというところでございます。
あと、文化会館前のピロティーというんですか、そちらをステージとしてということなんですけれども、昨年、実はそこで演目を実施した経緯がございます。ただ、そこに非常な人だかりができてしまって、先ほど申し上げました人の流れが滞ってしまったということで、ちょっと危険な状態であったということがございまして、今回場所を移動させたという経緯がございます。
あと、板橋第一中学校の体育館の内容なんですけれども、ことしにつきましては、消費生活展ですね。昨年もやっているんですが、消費者センターからの消費者団体が参加しました消費生活展を実施したいと考えております。内容につきましては、パネル展示とその説明、また啓発の寸劇とかも予定しているということでございます。
それと、一中の校庭の中、飲食のお店がたくさん出るんですけれども、それ座って食べるスペースがないということで、一中の体育館の中をベンチとかを置いて、皆様がお休みできるようなスペースを確保したいと考えております。
また次に、売り始めの時間ですね。13時30分の根拠ということなんですけれども、こちらにつきましては交通規制の関係があります。交通規制はどうしてもしなくちゃならないということなんですが、警察の調整の中でやはりできるだけ規制時間は長くないほうがよろしいかという議論もあったかと思われます。ですので、実際、フライングして売り始めてしまっている団体も若干見受けられますけれども、主催者といたしましては、13時30分スタートということで徹底させていただいているというところがございます。前倒しにつきましては、交通規制の関係等ございまして、今の現状ですとなかなか難しいのではないかというところでございます。
最後に、テント数の変化なんでございますけれども、昨年の実績を先に申し上げますと、テント数は197テントになっております。出店団体数としましては、203団体ですね。今年度なんですが、今現在の状況を申し上げますと、出店団体数は197団体になりまして、テント数が189テントになっています。ですので、昨年よりは8テント少なくなっているというところでございます。少なくなった部分につきましては、区民参加のテント数が減っていると。マイナス5減っていますので、そこが一番大きい変化ですね。残りの3減につきましては、ほかのブースで減っている部分というふうにご理解いただければと思います。
◆すえよし不二夫
グリーンホールと一中の間の道路は狭いからね、かなり苦しいかなと思うんだけど、文化会館と一中の前の道路、かなり広いんで、私は工夫の仕方によっては可能だと思います。テントを張ることはね。全面的にやれと言っているわけじゃないんだから。テントだってそんな大きいのはないわけだからね。前後2、3メーター、2メーターぐらいだと思う、幅はね。
私有地というのは歩道の話。あの道路の中に私有地があるの。道路の幅を使った範囲内で一定の幅を、人の流れる道路幅を使って、さらに一定のテントの幅を使うということは可能だと私は思うんだけどね。その辺も検討していただきたいなと。
それから、案内板ね。これは今回は、どうしても変更できない場合の話だけど、今回、原案を変更できればなんだけど、案内板は親切という意味で、何か所か大きな看板をつくったほうがいいと思う。ビラを配っているのはわかるけども、ある意味では案内板のほうがわかりやすいと。何か所かつくるべきだというように私は思いますけども。というのは、おまつりひろばで使っている道路はかなり広くて、あれも閉鎖しているわけですよね、お祭りをやっている間は。同じように一中と文化会館の前もできるんじゃないかというように思うので、その辺の検討をお願いしたい。案内板についての考え方を聞いておきたいと。
交通規制はちょっとこれも困ったものだね。検討する必要があるかな。これは粘り強くやるしかないなと思いますけども。
◎くらしと
観光課長
案内板につきましては、大き目の案内板を作成しまして、区民の皆様の目のつきやすいところに掲出していきたいと考えております。本日ご指摘いただいたところにつきましては、来年度以降も区民まつり実施する予定がございますので、その中でできる範囲の中で検討をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆かいべとも子
先ほどからさまざま規模とかご要望があるのは、区長が花火大会を中止した折にいろんな場面で、その分、皆様には区民まつりで盛大にやりますということを、そういったご発言が多々ありました。私もそういう場面に何度か居合わせました。ですので、区民の方は正直言って、区のほうにも花火大会中止のことは中小企業さんが、例えばそれにかかわって収入を得た方からさまざまご要望を私も受けましたし、皆さんも受けていらっしゃると思うんですね。そういった中での区民まつりですので、今多くのご意見が出たのは当然だと思うんです。ですので、諸事情はありますけども、そういった中で迎える区民まつりだということをもう一度委員会の中にあって皆さんの思いを酌んでいただきたいのが1つです。
そしてもう一つは、区長の発言がどこまで委員会の中で反映されているのかなというのをちょっと聞きたいと思います。
そして3つ目には、その分、予算も削って、花火大会の分、確かにあれやこれや分散しましたけども、この区民まつりにどれだけプラスされたのかというのもお伺いしたいと思います。いかがでしょうか。
◎くらしと
観光課長
皆さんの思いを酌んでほしいということですよね。確かに区長が盛大にということで、区民まつりの実施の計画を立てたところでございます。各団体の長さん、長という方が集まっていただいている運営委員会の中でいろいろ議論がありまして、確かに花火大会の分、区民まつりは盛大にという議論もあったかと思います。その中で今回概要がまとまっているという状況もあるんですね。
また、皆様の思いを酌むというところにつきましては、これから開催されます実行委員会の中でも、皆様方から意見をいただいて概要の中に、タイミングもありますけれども、反映できるところについては、できるだけ要望を受け入れて、実施していきたいと考えております。
また、区長の言葉がどこまで委員の中に浸透しているかというお話なんですけれども、運営委員会の中の運営
委員長が区長ということで、運営委員会の中には区長同席しての話でございますので、委員の中には区長の思いは伝わっているものと私は理解しているところでございます。
花火大会の予算が今回補正で減になっているところでございますけれども、そちらは直接区民まつりのほうにお金が移るという話ではございませんで、花火のところにつきましては純減ということで、たしか4,000万ほど補正減になっていると思います。そちらにつきましては、財政課のほうで財政計画に基づいて運営をしていくということでございます。ですので、直接区民まつりに幾ら入ってきて、お金がどう出たかという計算は、今のところはできていないというところでございます。
◆かいべとも子
そうしますと、その委員会の中に区長がいらっしゃって、毎回いたのかどうかはあれですけども、いた上で決まったとすると、大変区長に対して失望というか、残念なんですけども、花火大会と区民まつりというのは、区民にとっては大
イベントであります。ですので、板橋区外からもいろんなアンケートをとると、花火大会って大変周知されているものですし、それをあわせて区民の中では、この花火大会が中止になった分、じゃ、どれだけ区民まつりを盛大にやるのかなというのはお持ちです。ですので、これは課長に言うよりも、私は区長にお願いしたいと思うんですけども、区長の思いが伝わってなくてこうなったのかなと思ったら、いらっしゃってこうなったというのは大変残念なんですけども、次、最初の開催の委員会の時期と今の時期、温度差はあると思いますので、ぜひ今日の委員会の声を、先ほどできる場面でと課長おっしゃいましたけど、流れを見て言うんではなくて、全面的にしっかりと伝えていただきたいと思うんです。でなければ、委員会を開く意味がないと思いますので、よろしくお願いいたします。
それと、先ほどご質問のあった、委員の中で、区民参加が8テント減ったということで、この理由を教えていただきたいと思います。
それともう一つ、河野委員もおっしゃった全体像の見える区民に表示板、先ほどすえよし副
委員長からもありましたけれども、設置をしていく方向ということありましたけども、それもただつければいいというんじゃなくて、やはり例えば1か所だけでは意味がないので、例えば駅をおりてすぐとか、ある程度ポイントも絞っていただいて、例えば現在地はここですよと。多分こういうふうに流れると見やすいですとか、そのブースがそれぞれくまなく回れるようなそういった丁寧な、見る側に立った案内板をぜひ設置していただきたいと思う。この辺についてもお伺いします。
◎くらしと
観光課長
まず、きょうの皆様方の意見を区長に伝えてほしいということにつきましては、できるだけ早目に区長に伝えるようにしたいと思います。
それと、テント数がマイナス8になったということなんですけども、全体的にマイナス8でございまして、そのうち区民参加の部分がマイナス5ということで、残りの3についてはほかのブースから減になっているというところですね。
理由なんですけれども、主な理由は旧養育院病院の敷地が使えなくなってしまったというのが一番大きな理由となっています。会場が狭くなってしまったので、テント数を減らさざるを得なかったというのが理由となっております。
あと、表示板につきましては、設置するということで、確かに見る方の目線に立ったことで考えて、場所についても考慮して設置していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆かいべとも子
今の課長のお答えですと、区が提示した枠を減らして提示したので減ったのか、手を挙げる参加者のほうで減ったのかがちょっとよくわからなかった。
◎くらしと
観光課長
区が提示する枠を減らしたということです。
◆
熊倉ふみ子
花火大会が中止になって、区民まつりももしかしたら中止になるんじゃないかという、そういう心配の声というか、うわさなんかもあったりして、今回区民まつりが実施できるようになったということでは、本当によかったなというふうに思っています。
それで、店舗数についてもこれ毎年毎年人気で、倍率が2倍3倍というふうにあって、それで抽せんだという状況も伺っているところであります。その区民まつりの出店要項の中で、販売を伴う場合については、区民まつり終了後について売り上げ報告を提出してくださいとこういった項目があるんですけれども、この売り上げの報告をする販売を伴う方ですけれども、これはすべて例外なくというか、地方から来た方々とか、ふるさと何とかかんとかというそういう特設会場があるんですけれども、そういった方々も漏れなく売上金報告書というのは提出する対象になっているんでしょうか。
◎くらしと
観光課長
売り上げ報告書につきましては、販売を伴うところにつきましてはすべて出していただくことになっています。出す場所につきましては、各会場の本部のほうに提出するという流れになっております。
◆
熊倉ふみ子
本部のほうということなので、区のほうにも報告は来ているんでしょうか。
それとの関係で、大体どのぐらいの全体的に売り上げが2日間の中であるのかということと、それとまたちょっと違うんですけれども、先ほど外国の方との交流を深めていくという、そういった報告もあったわけですけれども、この区民まつりの中で、外国の方々との交流の場ということについても、一つのこの機会になるんではないかなというふうに、してもいいんではないかなというふうに思うんですけれども、そのところの点ではどうでしょうか。
◎くらしと
観光課長
まず、売上金の関係なんですけれども、総計としてはまずまだ計算していないところでございます。ただ、場所によっては数十万から、多いところですと100万単位の売り上げがあると聞いております。全体の売り上げ額については、数字は今出ていないところでございます。
◎文化・
国際交流課長
財団のほうで出店については支援をしているというふうになってございます。各大使館さんに財団のほうでご要望を一度区民まつりのときに聞きますので、そのときに出店するというご希望がある方は抽せんをしていただいて、抽せんが当たった場合には、そのテント代を財団のほうで支援をしていくというようなシステムで支援をして、交流を深めていきたいというふうに、財団のほうでやっているところでございます。
◆
熊倉ふみ子
一般の募集と同じなんですよね、テントの募集ということではね。ですので、もしこれからというか、今後のことに、区民まつりの開催なんですけども、随分そういったいろんな交流ということを考えた場合、ぜひそういった
外国人との交流広場みたいな、どんな企画があるかわかりませんけれども、そういったことについても今後考えていただきたいなという要望をしたいと思うんですけども、いかかでしょうか。
◎くらしと
観光課長
外国の方との交流につきましては、くらしと観光課としましても重要なことだなとは認識しております。ただ、会場の制約とかありますので、どこまでできるかにつきましては、今後の課題とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆
熊倉ふみ子
最後に、すみません、先ほどの質問の中で、結構にぎわって経済的な効果も大きいんではないかと思っているんですけれども、先ほど数字が出ないということがあったので、もし数字がわかりましたら、資料という形で、後でお願いいたします。
○
委員長
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
次に、
浮遊粒子状物質(SPM)及び
微小粒子状物質(PM2.5)の調査結果についてを議題といたします。
本件について、
理事者より説明願います。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
それでは、資料の3をごらんいただきたいと思います。
浮遊粒子状物質(SPM)と
微小粒子状物質(PM2.5)の調査結果についてご報告いたします。
浮遊粒子状物質(SPM)とは、ディーゼル車の排ガスなどに含まれている大気中に浮遊している微粒子で、粒径が10マイクロメートル(1マイクロメートルは0.001ミリメートルでございます)以下のもので、呼吸器に付着して、慢性の呼吸器疾患等を引き起こす、あるいは微粒子に含まれる有害物質により、さまざまな影響が懸念されているというものでございます。これよりさらに小さい
微小粒子状物質(PM2.5)とは、
浮遊粒子状物質の中で粒径が2.5マイクロメートル以下のもの約4分の1でございますが、呼吸時に気管を通り抜けてさらに奥の気管支や肺の奥まで達するため、さまざまな健康への影響が懸念をされている物質でございます。
昨年度、区内の4地点で春夏秋冬の四季ごとにSPMとPM2.5の調査を実施いたしましたので、この結果について報告するものでございます。
1番目、調査項目物質はSPMとPM2.5でございます。
調査地点は記載の4地点でございます。大和町、相生町、赤塚溜池公園、三園でございます。(1)(2)(4)が道路の沿道、(3)が道路沿道以外の一般環境のところでございます。
調査期間は記載のとおりでございまして、各季72時間、3日間でございますが、連続の測定を2回実施いたしまして、その2回の平均値をその季節の濃度としております。
調査の結果でございます。
浮遊粒子状物質(SPM)は5マイクログラムパー立方メートルから113マイクログラムパー立方メートルでございました。大和町交差点、三園測定室で秋の2回目の測定が、日平均値の環境基準でございます100マイクログラムパー立方メートルを超えてございます。
続いて、
微小粒子状物質(PM2.5)でございますが、3から47マイクログラムパー立方メートルでございました。4地点で秋の2回目の測定値が、日平均値の環境基準であります35マイクログラムパー立方メートルを超えてございます。この環境基準値を超えた要因でございますが、11月12から13日、西日本から東日本にかけまして、広い範囲で黄砂が観測をされており、この影響があるのではないかというふうに推測をしているところでございます。
裏面に詳細の測定結果がございます。
1回目、2回目ということで記載をしてございまして、期間の平均値が記載をしてございます。
網かけの部分が、先ほど申し上げました基準値を超えている部分でございます。
参考として、それぞれの環境基準値が記載をしてございます。
以上でございます。
○
委員長
ただいまの説明に質疑のある方は挙手願います。
◆
熊倉ふみ子
これの基準値を超えたということで、黄砂の影響ということですけれども、この黄砂については、今の段階でどのような影響なり、また黄砂ということなので、今大変黄砂ということは問題になっているんですけれども、そこら辺についての注意事項みたいなもの、何かありますでしょうか。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
黄砂につきましては、今いろいろインターネット上とか、いろんな研究の方は影響について検討されているようでございます。
インターネット等を見ますと、単に砂ということだけではなくて、化学物質等の化合物であるとか、そういうことが黄砂に含まれていて、健康への影響を与えるんではないかというふうなことが言われておりますが、具体的な検証についてはなされていないのが現状かと思います。
◆
熊倉ふみ子
区内の小・中学校や保育園などに光化学スモッグ注意報というのを流しているんだろうと思うんですけれども、この黄砂については、そういった光化学スモッグ注意報と同じように、黄砂が発生していますよという、そういった発令については行っているんでしょうか。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
そういった情報提供については行っておりません。
◆
熊倉ふみ子
この光化学スモッグ注意報と同じように、ぜひこの黄砂についての発令というか、注意してくださいよという、そういった区民の方に呼びかけるというか、そういった注意報を発令するのについて、何か私は必要だと思うんですけれども、どうでしょうか。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
ご指摘の光化学スモッグにつきましては、各測定ポイントが区内にも何か所もございまして測定をしてございます。影響については、局地的な影響が考えられているところでございまして、板橋区の中でもそういう注意報が東京都のほうから発令をされて、それをお伝えをしているというところでございます。
黄砂につきましてはある意味、日本全国、関東地方、関西・中国地方、そういうような広い範囲での観測になろうかと思いますので、一般的には前日の天気予報とか、そういう中で情報提供がなされているのかなというふうに思いますし、個別、板橋区に対して黄砂の影響が具体的にどうあるかについては、ちょっと検証あるいは知見等もございませんので、結果としてそういうことがあるということは否定はできませんけども、なかなか事前にそういうことをお伝えするのは難しいのが現状ではないかというふうに考えております。
◆
熊倉ふみ子
観測については、東京都はこの黄砂についての観測は同時にやっているんではないでしょうか。どうでしょう。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
黄砂について東京都が観測を行っているかどうかについては、私今のところちょっと把握してございません。
気象庁は観測を行っているということだと思いますので、気象庁のほうが発表しているというような状況でございます。
○
委員長
もうすぐ午後12時になりますが、審査案件が残っておりますので、本案件が終わるまでといたしますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と言う人あり)
○
委員長
ご異議がないものと認め、さよう決定いたします。各委員のご協力をお願いいたします。
◆
熊倉ふみ子
このSPMとかPM2.5、これについては大人、子どもにかかわらず、大きな健康被害があるということで、これについては警戒しましょうということで、こういった一定程度の持続しての観測が東京とあわせて行われていると思うんですけれども、そうしたときに今までだったらばディーゼルとか、そういった自動車の排気ガスの影響が大きいんではないかという、そういった原因が特定というか、予想されていたわけですけれども、今度こうやって黄砂がということで、今度新たに黄砂の影響が出てきていると。影響が出てきているということのやっぱりそういったことがあるということでは、黄砂に対して監視を強めていかなければならないんではないかと思うんですけれども、またそれは東京都との関係もあると思いますけれども、板橋としてはどんなふうに考えていますか。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
PM2.5、SPM、いずれにつきましても、特定の物質ということではなくて、その形状で判断をしているところでございまして、それが砂なのか、化学物質なのか、あるいは排ガスなのか、さまざまなものが考えられるところでございます。
現状、大気汚染防止法では、都道府県が常時監視の測定を行うということになってございまして、板橋区につきましては、任意でそれを行っているというような現状でございます。それはやはり板橋区内に大気汚染の大和町を初めとする健康に対する被害が、影響が懸念をされる地点があるということで、区独自に行っているものでございます。
今後、東京都のほうでも、大和町ほかで経常的な観測を行っていくというふうに聞いてございますので、東京都と連携をして、そういう情報収集に努めていきたいというふうに思っております。
◆
熊倉ふみ子
要望です。やはりこの黄砂という新しい状況が生まれているので、ぜひこれに対しての区民への対策なり、そういったことができるように、ぜひぜひこれからちょっと真剣に考えていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。
◎
環境保全課長事務取扱資源環境部参事
健康被害への黄砂の影響等についていろんな知見があると思いますので、関係部署と情報提供しながら、また国の考え、それから東京都との連携のもとで、板橋区としても適切な対応をしていきたいと思っております。
○
委員長
よろしいですね。
本件につきましては、この程度でご了承願います。
────────────────────────────────────────
○
委員長
以上をもちまして
区民環境委員会を閉会いたします。...