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  1. 板橋区議会 2003-08-20
    平成15年8月20日区民環境委員会−08月20日-01号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成15年8月20日区民環境委員会−08月20日-01号平成15年8月20日区民環境委員会  区民環境委員会記録 開会年月日  平成15年8月20日(水) 開会時刻   午前10時00分 閉会時刻   午前11時38分 開会場所   第3委員会室 議  題   別紙運営次第のとおり 出席委員   委員長   白 井 よう子       副委員長  竹 内   愛        委  員  川 口 雅 敏       委  員  中 野くにひこ        委  員  松 島 道 昌       委  員  大 田 伸 一        委  員  大 野 きくお       委  員  すえよし不二夫 説明のため  区民文化                資源環境 出席した者         高 橋 恭 一             久保井 一 正        部  長                部  長        区民文化部               地域振興               谷 口 博 志             山 畑 裕 司        参  事                課  長
           生活文化                商工振興               細 川 年 幸             太野垣 孝 範        課  長                課  長        戸籍住民               横 山 崇 明      住宅課長   杉 谷   明        課  長        赤塚支所長 (区民文化部参事事務取扱) 文化会館長  菊 池 新 三        環境保全                リサイクル               今 福   悠             細 田 雄 二        課  長                推進課長        清掃事業                板橋東清掃               片 岡 尚 次             永 山 加 秀        課  長                事務所長        板橋西清掃               エコポリス               寺 島   洋      センター   山 崎 智 通        事務所長                所  長        農業委員会              (赤塚支所長兼務)        事務局長 事務局職員  議事係長   新 井 茂 夫      書  記   林   栄 喜              区民環境委員会運営次第 〇 開会宣告 〇 理事者あいさつ 〇 署名委員の指名 〇 議  題    1 第45回いたばし花火大会実施結果について(3頁)    2 特別区における一般廃棄物中間処理について(19頁)    3 家庭系パーソナルコンピュータリサイクルについて(25頁)    4 商店街等戸別収集モデル事業について(実施結果)(29頁) 〇 閉会宣告委員長   ただいまから区民環境委員会を開会いたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   まず最初に、理事者のごあいさつお願いいたします。 ◎資源環境部長   おはようございます。  先月の宇部、下関の視察、同行させていただきましてありがとうございました。  きょうは、本来、請願、陳情の審議という日でございますけれども、案件がないということで、お手元の次第のとおり、4件の報告をさせていただきたいと思います。時期的に早めに報告させていただきたいというふうな判断がありましたので、よろしくどうぞお願いいたします。  以上です。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、署名委員をご指名申し上げます。  竹内委員、すえよし委員、以上、お2人にお願いいたします。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、議題に入ります。  最初に、第45回いたばし花火大会実施結果について、理事者より説明願います。 ◎生活文化課長   それでは、第45回いたばし花火大会実施結果について、ご報告させていただきます。  お手元の資料1をごらんいただきたいと思います。  今年の花火大会は非常によい天候と風向きに恵まれまして、大きな事故もなく、予定どおり8月2日に終了することができました。ありがとうございました。  3の玉数等でございますけれども、花火の内容でございますけれども、板橋側は 5,035発でございます。戸田市が 5,785発でございまして、合計1万 820発の打ち上げがございました。今年の特徴としましては、江戸開府 400年を記念しましてですね、オープニングのときにワイドスターマイン 400発の打ち上げ、それから8時過ぎにですね、「江戸情緒和火花火」のスターマインを打ち上げました。また、ナイアガラの滝につきましては、 500メートルと80メートルの2カ所で実施いたしました。今回、80メートルといいますのは、有料席ペア席ファミリー席の対策としてやったものでございます。  なお、ちょっとここでご報告させていただきたいと思いますけれども、昨年、区制70周年で記念として実施いたしました 2,002メートルのナイアガラの滝がですね、世界最長花火ということで、イギリスのギネス社に認定されましたことをご報告させていただきたいと思います。  次に、花火の大会の従事者の数でございますけれども、警察関係は 1,131人にご協力いただきました。警察官が 639人、志村・高島平交通安全協会から 250人、志村・高島平防犯協会から 242人でございます。消防関係では 228人にご協力いただきました。警察官が 177人、志村消防団から51人でございます。また、区の職員関係でございますけれども、 106人でございます。委託警備員でございます。これはガードマンでございますけれども、 359人でございます。それから、シルバー人材センターから、これは駐輪場整理要員としてでございますけれども、23人でございます。それから、ボランティアが 526人で、合計 2,373人に従事をいただきました。  次に、観客数でございますけれども、板橋区側は55万人、戸田市側は44万人でございます。  次に、迷子・傷病者等取扱件数でございます。迷子が6件、拾得物が14件、遺失物21件、傷病者16人、うち救急搬送が5人でございます。  次に、ゴミ処理等でございますけれども、ゴミ処理量が 15.33トン、それから、し尿処理量が15.812キロリットルでございます。  最後に、有料席の販売結果でございます。ここに記載のとおりスタンド席ペア席ファミリー席ともすべて完売となりました。報告書には記載されておりませんけれども、販売の経過を若干ちょっと補足説明させていただきたいと思いますけれども、6月21日からチケットぴあ系セブンイレブンファミリーマート、サンクスにおいて区内店舗先行販売を行いました。28日からは全国販売を行いまして、販売期間がですね、40日ぐらいあったんですけれども、ちょうど半ばの7月10日ごろの予測ではですね、スタンド席ファミリー席がやっと半分ぐらい売れたということでですね、このまま推移するとかなり売れ残ってしまうんではないかというおそれもありましたので、新聞広告とかですね、それからラジオ放送といったマスメディアを使ったPRとかですね、占用のチラシをつくりまして町内回覧等に努力いたしました。そのかいあってかどうかあれですけれども、最後の1週間でですね、急に売れ出しましてですね、予約のキャンセル分を含めましてペア席ファミリー席は前日に、スタンド席は当日にすべて完売になりました。ご協力ありがとうございました。  報告は以上でございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆川口   本当にすばらしい花火大会だったと思います。まず最初にですね、区民の声、全体的に花火を見た人の声と、それと有料席を利用した人のどういうふうな声があったのか、まずそこからお聞かせください。 ◎生活文化課長   区民の声ということでございますが、特にですね、有料席がありましたので、いろいろ反発等あるのかなと思っていましたのですけれども、基本的に特に苦情とかそういったものは少なかったと思います。  逆に、税金使っているんだろという話でですね、今回、有料席を設けさせていただいて、税金が少しでも緩和されるんであればそれでいいんじゃないという、そういう有料席に関しても肯定するご意見が多かったと思います。  それから、あとですね、今回ギネスにのったとかですね、江戸情緒花火とかありましてですね、区外の方が結構たくさん来ましてですね、そういったどうやっていったらいいかとかですね、交通アクセスの部分とか、そういう会場の中どうなっているとか、そういう常連さんというかですね、そうじゃないお客さんが多かったと、そういう感じがしております。  それから、あと一般的には来た方はトイレがですね、やっぱり今回も大分ふやしたことはふやしたんですけれども、それでもちょっと足らないということでですね、間に合わなくて外でとかという話もありましたもので、トイレ増設はしましたけれども、まだ足りないというようなご意見ありました。  それから、健康増進法が施行されまして禁煙の部分ですね。今回、花火会場は特に禁煙席とかいうのは設けていなかったものですから、どこも自由にたばこは吸えたんですけれども、そういったものでたばこの嫌いな方から、ちょっと来年度以降はたばこの嫌いな人がいるんで、そういった禁煙席というのも設けた方がいいんじゃないかとか、そういうような一般の方からご意見ございました。  今回、特に雨等もなかったものですから、結果的には非常によかったと思うんですけれども、そういった意味で一般の区民の方は特にやめろとか、そういう苦情はありませんでした。  あと有料席関係ですけれども、スタンド席と、それから下のグラウンドファミリー、ペア、3種類設けましたけれども、おおむねスタンド席は非常に好評でした。来年ぜひ使いたいとかですね、そういうお褒めの言葉をいただきました。 2,000円も決して高くなかったと、そういうご意見ですね。かなりグラウンドの方もペア、ファミリーにつきましては平らなところですので、後ろの方の席の方はですね、最後のナイアガラで特に子供さんなんかはお父さんが肩車しないとナイアガラが見えなかったというようなことがありますので、確かにうちの方もそこまではですね、ちょっと想定はしていなかったんですけれども、やってみて、ああそういうこともあるんだなと、来年どうするかという問題は残りますけれども、そういったことが残っています。  それから、今回初めての有料席導入ということで、券が売れるか売れないかとか非常に途中心配だったんですけれども、結果的には売れましたけれども、とにかく有料席を買った方はですね、待たなくてよかったと。時間直前に行って座れたと。それが非常によかったと。しかも、家族何人かで見る場合にはですね、だれが1人、当然今までですと早めに行って場所取りしなきゃいけないんですけれども、そういったこともしないで楽しめたというのが大多数の方の意見です。  風向き板橋から戸田市の方に風がいっていましたので、煙等の苦情もなかったということもありまして、翌日私ども朝早く4時半に起きましてですね、会場に泊まりまして4時半には現場を全部見て回ったんですけれども、燃えかすが1個もこちらになくてですね、向こうにいったということで、戸田市の方は大分民家の方まで飛んだので大分苦労したという情報をいただいておりますけれども、そういった意味では今回、板橋は天気もよかった、風向きもよかったということで非常によかったのかなと、そういうふうに思っています。 ◆川口   ありがとうございました。  それではですね、有料席の総売り上げは幾らだったのか。そして、いろいろな手数料とか引いて区の利益としてはどのぐらい残ったんでしょうか。 ◎生活文化課長   有料券売り上げ合計は 2,374万円になります。もちろんこの中にはですね、販売手数料とかいろいろ消費税とか、いろいろなものが絡みましてですね、最終的に経費等も結構かかっておりまして、先ほど言いましたように途中でPRしたとかというのもありましてですね、最終的には業者の方からは大体区の方に 100万円ぐらい納められるだろうということで、利益としては大体 100万円ぐらいかなというふうに見ております。  以上でございます。 ◆川口   わかりました、 100万ですね。前回聞いたときは 300万ぐらい残るんじゃないかという話だったんですけれども。  それと、この資料の中の4番目、(1)から(6)までが警察関係とかボランティア関係があるんですけれども、この中で費用が、お金が発生しているところはどこであって、それはどのぐらい費用がかかったんでしょうか。 ◎生活文化課長   今の職員でございます。職員、今回 106名の方に従事いただきました。この人件費が今回は延べですけれども、 345万、当日と翌日の分も含めまして 345万ほどかかっております。  それから、シルバー人材の自転車の整理の関係でございますけれども、ここがですね、14万 4,000円ほどかかっております。  それからあとは警備の方でございます。警備会社に委託しまして、ここが 443万でございます。うちの方で金額つかんでおりますのは、この3点でございます。 ◆川口   最後に。来年の話になりますけれども、来年はこの有料席に対して、有料席を拡大するのか、ことしと同じようにするのか、その辺の考えはどのように。まだこれから先のことだと思いますけれども、その辺の見解をお願いします。 ◎生活文化課長   今回、券が最終的には完売したということもありますので、今後はふやしていきたいと思っております。ただですね、河川敷の方なんですけれども、板橋花火が終わってから多摩川の方でですね、増水で中州が水につかってですね、花火師が取り残されたというような事故もあったようですけれども、板橋の場合には中州がありませんので、そういう多摩川と同じような事故は想定していないんですけれども、平成13年の9月の台風のときに河川敷水びたしになったことがあります。今回はお天気よくてですね、そういうことにならなかったんですけれども、その辺のことを考えますとですね、当然そうなった場合には今回設定していました野球場席水びたしになったり、使えなくなっちゃうことがありますので、そこをどうするか、その辺ちょっと来年の課題に残っているのかなと。確率としては非常に少ないんですけれども、今回たまたま天気がよくてできましたけれども、 1,000分の1かもっと確率低いかもしれませんけれども、そういった部分のところをですね、ある程度水が出ても席としてやれるのか、できるのかどうか、その辺を踏まえてですね、検討したいと思っておりますけれども、基本的には続けてふやしていきたいとは考えております。 ○委員長   よろしいですか。ほかにいかがですか。 ◆松島 
     大変な事業が成功裏に終わりましたことをうれしく思いますし、また関係者の皆様、大変ご苦労さまでございました。何点か質問をさせていただきます。  今、有料席に関しては川口委員の方からご説明をいただきました。私も購入をされた区民の方々の声を聞きましたけれども、本当に満足度が非常に高いといいますかね、来年もまた買いたいというようなお話でした。  その中に、やはり課長からも話がありましたけれども、トイレが遠いとかトイレが少ないというようなご要望がありましたので、改善の必要がこれはあるだろうと思うんです。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  その中でですね、ごみについての質問をしたいと思いますが、有料席の方は翌日の清掃の際にももうごみがほとんど落ちていないというような状況でした。これは、しかし一方、一般席の方は相変わらずといいますか、データ上では少なくなっているんでしょうか。その辺についてのご説明及び区はこれまでのごみに対しての呼びかけというのはどのようにされているのか。 ◎生活文化課長   ごみの質問をいただきました。今、有料席ごみがなかったというお話をいただきました。それは有料席受託業者の方で当日全部片しましたので、それで翌日見たときにはごみがなかったということでございます。  今回、ごみの量はですね、 15.33トンということで去年よりは大分減っております。去年はたまたまですね、終わってから雨が降りまして、ごみが雨を吸い込んでその重さがですね、全部料金にかかってきますので、雨の含んだ量のそれで目方をとっていますので、それで去年は非常に多かったのかなと。  ことしのデータはもう1年前に比べますと、大体ほぼ横ばいという状況でございます。うちの方もですね、ごみは分別しようということであそこに段ボールのですね、燃えるごみ、燃えないごみ、それから缶ということで大きな箱をつくって置いたんですが、最初のうちはきれいに分別されています。ところが、分別で捨てられているんですが、だんだんだんだんごみがですね、たまってきちゃいますと、あともう山になっちゃってですね、それが最終的にはもうめちゃくちゃになっちゃっている状態で、そういったものを翌日業者の方で全部回収して処分しているんですけれども、基本的に一番、ごみで一番困りますのはですね、途中の民家とかですね、道路とかですね、駅なんかにも置いていっちゃうようなことがたくさんありましてですね、結構苦情が来ます。どこどこにごみが置きっ放しになっているとかですね、あそこにごみがたまっているという、そういう電話をいただいて、うちの方は翌日委託業者に全部電話しまして場所を全部聞きまして、全部回収するんですけれども、どうしてもやっぱり花火会場で物を食べるなとはなかなかちょっと言いにくいところがありますので、できれば会場の中にですね、皆さん指定されたところにごみを捨てていって、民家に投げ込みがないとかですね、道路にやたら置いていかないとか、そういう形でやっていくしかないのかなと。  ごみは持ち帰りましょうというふうにですね、PRをした場合にちゃんと皆さんが電車に乗って自宅まで持って帰ってくれればいいんですけれども、途中嫌になって、途中でほっぽりだされても困っちゃうのがあるんで、今現在はそういう会場の中と、それから会場の外にもですね、ごみ箱を設置しまして、そこに全部ごみを置いていただくようにやっているところでございます。 ◆松島   55万人もの人手があるということですね。逆に言いますと、ごみに対するですね、意識啓発チャンスではないかなというふうに思うんですね。ですから、翌日に出るごみ、昨年よりは少なくなったと言いますが、一昨年と比べたらほとんど同じですよね、ごみの量というのは。今、数字の量に関しては水分を含んでいるかどうかということでしたので、ほぼ変わらないんだろうと思うんですね。ぜひ生活文化課以外の所管にお尋ねをしたいんですが、せっかくこういう多くの方々が集まる機会にごみ、いわばマナーのですね、花火を楽しむと同時に区としてはごみに関してですね、こうしてほしいというのがむしろアピールするチャンスではないかなというふうに思うんですが、その辺についてはこの花火大会における実行が生活文化課でありますから、ぜひお聞きしたいのはよその課はですね、どういうふうに取り組んでいらっしゃるのか、お聞きをしたい。 ◎清掃事業課長   花火大会ごみ処理なんですけれども、先ほど一般的には最終的には業者が処理するということですが、どうしても途中で置いていってしまう。集積所に置かれたごみにつきましては極力清掃事務所の方でもですね、処理するようにはいたしております。こういった非常に不特定なですね、多数の方が一どきにお集まりになる。しかも夜というようなことでですね、今まで清掃事業課としてはごみに対する直接的な呼びかけとかですね、お願いというのはしておりませんで、今回もやっておりませんでしたが、何らかの工夫があってやれることがあるのか、これからはちょっと検討させていただきたいと思います。  私どもとしましては、一般的には各家庭から出されるごみをきちんと分別して、正しい決められた日に出していただきたい。基本的にはこういったものはマナーの問題なのかな、こういった会場でのごみの問題はマナーの問題なのかなと思っていますので、こういったマナーの問題についてはあらゆる機会を通じてですね、区民にもお願いをしていきたいなというふうに思っております。 ◆松島   花火大会の所管は生活文化課とありますが、私がお聞きしたかったのは全庁的な取り組みというのがこれまでなされていたのか。あるいはそういう論議があったのかどうかということ。恐らくこれを生活文化課だけで対策を立てろというのはまことに難しい問題であろうと。むしろそういう課に関係の所管がいわば積極的に取り組むというようなことはチャンスではないかなとは思うんですよ。生活文化課実施面で恐らく物すごい大変な苦労をされていらっしゃるんですよね。帰りにお客さんが近所のいわばごみにポイ捨てをしてしまうという、この悩みの方がむしろ多いのであって、そこまで果たして生活文化課のいわば花火実行の運営の責任を負わせていいのかというところも1つあるものですから。逆に言えば、そういう対策はこれまで、1点だけ質問、そういうことの論議というのは俎上には上がってきていなかったんでしょうか。どなたに聞いていいかわからないですけど。 ◎生活文化課長   基本的にごみの投げ捨ては舟渡地域とかあの辺が多いんですけれども、基本的には個別にうちの方で全部対応という形でやっておりました。  今まで、過去にごみ箱の数とかも少なかったと聞いているんですけれども、そういったことがありまして、最近ではごみ箱の置く数をふやしましてですね、対応しているところです。地元の説明会等をやりましてですね、皆さんから要望があったところにですね、置くような形にして対応しているところでございます。 ◆松島   ぜひせっかくの機会ですから、キャンペーンをしっかりしていだたけないかなというふうに思うのだけど、あきらめてしまうのではなく、むしろそれをチャンスとして、いわばきちっと。それで、意外にそういう呼びかけがあればマナーは守られるんではないかなという。というのは、よその幾つかの会場の中で私はそういう経験があります。極めてごみについてのアナウンスがあり、その後のところを見ましたら皆さんよくといいますか、1人が持ち帰れる、あるいはきちっと処理しなければ、いわば最終的には税金が使われてしまうんだということで、厳しい財政状況のもとですから、そういうことというのは非常に、ぜひこれ、これからもまた聞きたいと思います。その後どうなりましたかというのを聞いてみたいと思いますので、ご検討をお願いいたします。  もう1点なんですが、有料席のナンバリングについてですが、これが各スタンドのところに張ってあるわけですね。これは翌日ボーイスカウトが 300名、川口委員も一緒に清掃していらっしゃった、参加なされましたが、実はこれをはがすのが非常に大変でして、ごみを拾うのも大変なんですが、これもはがすのが非常に大変。いわばそのままにしておいたらごみになってしまうものだろうと思いますので、初めての経験でありますが、むしろ恐らくこれを張る経費もかかりましたでしょうし、これ後から聞きましたら、それは委託業者がはがすものですよということではありましたけれども、せっかくやるならば、あそこに常設のナンバリングをしてしまう方がこれは経費的に安いのかなとも思いますし、ふだんからこのナンバーは一体何なんだろうと。いやこれは有料席だよというPRにも逆にはなろうかと思うんですよね。その辺、初めてのことでありましたけれども、いずれにしてもこれをごみにしてほしくないということ。またより少ない経費でこれを実行してほしいという意味での質問でございます。 ◎生活文化課長   松島委員さんのご質問のとおり、これはナンバリングができれば非常にうちの経費的にも非常によろしいのかなと思っております。ところがですね、あそこの会場はご存じのとおり国土交通省の所管しているところでありますので、簡単にはいかないのかなと思いますけれども、一応、今後、来年以降のこともありますので、ちょっとお話をしてみたいと思っております。 ◆松島   あそこはいわばイベントの広場としての機能というのを持っていますよね。そうすると、花火大会以外にもいろいろな例えば資産、資源として地域資源として使えるんだろうというふうに思っています。ぜひご検討。これについてもまた、その後どうなりましたかというのを聞いていきたいと思います。  以上です。 ○委員長   よろしいですか。ほかにはいかがですか。 ◆竹内   すみません、ちょっと確認をしたいんですけれども、6番目の傷病者16人、うち救急搬送という方が5名いらっしゃいますけれども、これが前回の44回の実施結果の報告のときに資料の中ではアルコール中毒というお話があったんですけれども、今回のこの救急搬送、または傷病者の方の状況というのはどういう状況だったのかということをちょっと教えていただきたいのと、有料席について先ほど野球のグラウンドの方が使えなくなって、使えないようになるかもしれないというお話がありましたけれども、そういった場合、有料席を拡大したい、ということは一般席を埋めることになるのか、それは来年のことになるんだと思うんですけれども、私たちは優待席の方をなくしてほしいということを言ってまいりましたので、その辺の兼ね合いをどのようにお考えなのかお聞きしたいなと思います。  以上、2点をお願いします。 ◎生活文化課長   今回、救急搬送5件ございました。内容ですけれども、転倒により右足の脱臼ですか、こういったものとですね、それからあとは1人酔っぱらって泥酔状態とかも1人いらっしゃいました。それからあとは、もう1人足の脱臼の方がもう1人いらっしゃいまして、これはこの3人の方は会場の警備本部が警戒中でございます。10時10分まで会場内に警備本部があったんですけれども、それ以降、10時10分以降2件ありまして、こちらの方は会場で転倒してちょっとけがをしたと、そういう方がお2人ですね、以上5件。  去年は非常に昼間暑くてですね、昼間からお酒を飲み過ぎちゃったんじゃないかなと思うんですけれども、そういった方が大分起き上がれなくて救急搬送、結構ありましたけれども、今回はそういったものは1件だったと思います。  それから、先ほどの有料席の来年以降の話でございますけれども、河川敷につきましてはそういった大水、大雨の、これはよほどの台風とかですね、集中豪雨とか、そういった特別の場合には河川敷まで水が来る場合があるんですけれども、その確率はさっき言いましたけれども、確率が何千分の1かと思っているんですけれども、そういった部分をあえて最初からあきらめるか、それともある程度対策をしてやるのか、ちょっと研究したいと思っています。  今回もお天気がよかったんですけれども、ファミリー、ペア、一部グラウンドがぬかるんでいるところがありまして、そういったところは急遽ですね、そこは座らないということで場所がえしたところもありますので、あの天気の状態でそういうことですから、多分何日か前に大雨でも降りますとちょっと厳しいところもありますので、もうちょっと精査してと思っています。  それから、当然もしそこが、下がだめな場合には当然スタンド席の方にもっていくしかないんですけれども、今回、有料席を導入しまして若干一般席がしわ寄せがいきましたので、その対応ということでですね、戸田橋の一番近いところの野球場が2面、4面ありましてですね、有料席の方の下流にですね、今までお客さんを入れていなかった野球場があるんですけれども、そこも今回初めて一般席として開放しました。そこは面積的に結構広いもので、単純に計算しますとそこだけで1万 5,000人ぐらい入れるのかなと。  それから、警察等、消防署とか現場を見たときに、従来、戸田橋側の一番高いAの一番高いところのですね、戸田橋側のところの3エリアが立入禁止になっていたんですが、今回芝生が斜めになっているんですけれども、危険なほどではないなということで、今回からですね、その辺もですね、警察の方の指示がありまして開放しようということになりまして、その辺を今回開放しまして、そこが大体スペース的には 5,000人ぐらい入るんですかね、ですからトータルで2万人ぐらい今までよりか新規に一般席ふやしております。そういったことも含めましてですね、今回、優待席も数を絞りまして、去年1万 2,000ちょっとあったんですけれども、今回 8,000ちょっとでしたので、数的には 4,000枚ぐらい減っています。去年の3分の2に落ちていますので、その分エリアをふやしてましてですね、優待席のエリアをちょっと減らしてですね、来年はそこを有料にしたいと考えています。 ◆竹内   じゃ、救急搬送の方の転倒されたという方について、ちょっと聞きたいんですけれども、それはお酒を飲んでいて転ばれたという自分の責任で転ばれたという方もいらっしゃるのかもしれないんですけれども、安全面としてちょっと夜なので暗くて見えにくいとか、そういう点はどうだったのかということを確認だけさせてください。 ◎生活文化課長   けがした方2人いらっしゃるようですね。1人、階段のところで小競り合い、おりてくる方と上る方とがぶつかったらしいんですね。ちょっとそこで転んだというのがあったようです。あともう1人の方、ちょっと場所がどこでというのがわからないんですけれども、いずれにしてもやはりうちの方は一番心配しましたのは帰りの下り階段なんですね、終わってからの。そこをやはり一番危険だということで、警備員等も退場シフトといいまして、花火が終わるちょっと前に配置をシフトしまして、そこに重点的に配置をしたり、それから消防、警察とかですね、そういった照明を階段のところを照らすようにして最大限明るくするようにして、できるだけの対応はしております。ですから、大きな事故はないのかなとは思っております。 ◆竹内   ぜひ安全対策の方をやっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◆大田   当初予定していた収入に対して見込みが違ったものとか、あるいは来年申し込み方法ですね。コンビニ、来年もコンビニだけなのかどうか。それから、有料券の発売数ですね、今回はぎりぎりだったですけれども、いろいろ教訓があるから早くから宣伝とか見込みもあるかもしれませんけれども、それについてはどのように考えているかと。まず改善点ですね、そういった意味では。 ◎生活文化課長   今回の収入の部分で有料券の方は全部売りましたけれども、有料席の広告収入を予定しておりました。これは花火大会のときの運営委員会のときにですね、 400万ほどの広告収入というのを見ていたんですけれども、結果的にそれが今回ゼロでございました。と申しますのは、取り組みがですね、運営委員会終わってから広告業者の方で広告を一生懸命やったんですけれども、結果的に既に民間会社の方は、大手の民間会社の方は今年度の広告の支出という部分は5月のところでは大方決まっちゃっていましてですね、なかなか追加部分で出せないというようなことがありました。  それから、いたばし花火大会というのはマイナーでですね、隅田川の花火と違いましてですね、大手の会社にとってはいたばし花火大会がどのぐらいのお客さんが来て、どういう状況かというのが皆さん知らないのでですね、広告の話を持ちかけてもなかなか乗って、広告の効果という部分でなかなか乗っていただけなかったということがあるようでございます。それが広告、今回、有料席を担当した広告代理店の方で反省しておりまして、来年もしやるんであれば早めに手を打ったりするとか、PR用にですね、ビデオを撮ってですね、PR用に見せるとか、そういったことをですね、やらないとだめかなということで、これは来年採用していきたいと思っています。  それから……以上でございます。          (「販売方法」と言う人あり) ◎生活文化課長   ごめんなさい、あと販売方法でございますけれども、今回コンビニだけで販売させていただきましたけれども、コンビニで機械操作、そんな難しい操作ではないんですけれども、やっぱり機械操作をする関係がありましてですね、お年寄りの方はやっぱりちょっと扱いにくかったかなと、こういうご意見をいただいています。  それから、チケットぴあの系列でやっておりましたので、いたばし花火大会を引っ張ってくるためにはPコードという特殊な番号が要るんですね。そういったものを事前にうちの方、知らされてなかったということがありまして、後から気がつきましてですね、区内のコンビニにはそういう番号を張っておいたりしたんですけれども、そういったものが店舗によっては徹底されていなかった。花火大会等のポスター等も掲示をお願いしたんですけれども、徹底されていなかったとかですね、店員さんが花火の情報を知らなくてですね、お客さんが聞いてもちょっと知らなかったということもありました。来年はですね、販売の場所につきましてはコンビニだけではなくてですね、できれば観光協会の方でも販売する方向で考えたいと。  それから、コンビニ等にもですね、例えば会場の図面を置いておくとかですね、花火大会のある程度のところがわかるような形のものを置いてPRするときにはもっと徹底してやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆大田   その広告収入の 400万円が取れなかったことは予想外だということになるわけですけれども、結構金額が大きいのでね、結果としては大変なことだと思うんですよね。事前に本当に予算を組むだけの確証がですね、あったのかということがやっぱりここでは問われるのかなというふうに思うんですね。それで、今までやっていない大手となりますとですね、かなり事前にそういった下打ち合わせが一定度ないと予算には組み込めないはずなんですよ。ですから、その辺のところが初めてということであれば、結構簡単に予測して予算にのせちゃうみたいな話になっちゃったのかなというふうには想像はするんですけれども、今回やって教訓が出たわけですけれども、ただ今後そういった意味ではこういった花火大会などの予算を組むときに、かなりそういう意味では新しいものについてはかなり詰めたものがないとね、またこういったほかのことでこういったことがあり得る可能性もあるので、その辺については今回のことは非常に教訓になったと私は思うので、ぜひそういう意味では広告を協賛してくれる会社もですね、数をふやせばそれだけ収入がふえるわけなので、ぜひその辺でやっていただけるというふうに思いますので要望しておきます。 ○委員長   はい、答弁よろしいですね。ほかによろしければ。 ◆中野   無事故で花火大会が終わりまして本当にご苦労さまでございました。私は当日、10階のここから花火大会を見ていまして、ちょうどこの方向に花火がきれいに見えました。見られた新河岸団地の方から1点、私ちょっと現場へ行っていなかったんでここから見ていてわからなかったんですけれども、やっぱりイベントを企画する場合にやっぱり無事故と、やっぱり食料とトイレのこの3つが大切だと思うんですね。そのトイレ関係でですね、ちょうど皆さんやっぱり花火見ればみんな大体一斉にビール飲んで、大体出るのも同じぐらいの間隔で出てくるんじゃないのかなと。トイレにだっと押し寄せて、その方まじめですからずっといました。みんなやっぱり同じぐらいに出てくるものですから、だっと入られちゃって、その方いわく、ちょっと整理の方がうまく整理してくれればよかったのかなというお話がございましたので、ちょっと生の声をまず最初にご報告させていただきます。それが1点。  2点目なんですけれども、本当に当然イベントをやれば運用上のいろいろな問題、人数の問題、事故の問題と同時にですね、車の両輪ではないんですけれども、できればですね、前年と比してどのくらいの収入があって、どのくらいかかったのか。先ほどお話聞いたら自助努力もあって若干減少しましたよという形で、私の頭の中にはたしか全体で 5,000万、協賛金 1,000万、 4,000万約赤字ですよという、あるんですけれども、ご努力いただいて減少したというお話も聞いておりますので、その話もちょっと最後、全体の収支状況がどうであったのかちょっとお話ししていただければなというのを思います。  3つ目、大変に恐縮なんですけれども、単純に疑問に思うんですけれども、戸田市側で44万人いらっしゃるということで、これに対するあれというのは、これは戸田市側が全部対応しているのか。板橋側でやっているのであれば、何か連携とって少し手数料でももらえないのかどうか。向こうは向こうで全部やっているのかなと、ちょっと単純に思ったものですから、ひとつよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ◎生活文化課長   トイレの話ございました。トイレも毎年毎年、地元説明会とかですね、運営委員会等でトイレが足らないというご意見がありますので、ご承知のとおり増設しましてですね、今回会場の中には全部で 159基設置しました。会場、今まで全部同じ数置いていたんですけれども、やっぱり中央部分が非常に混んで端っこの方が少ない、余り混まないというのがありましたので、数も中央部を多くして端の方を少なく、そういうこともやっております。実際、議員さんに意見のあった方はどの辺の地域で見ていられたのか、ちょっとうちの方でも今後参考のためにできればどの辺なのかということを知りたいと思います。  今回、ガードマンを各トイレに1人つけましてですね、整理に当たらせました。毎回お客さんに任せておりますと人が前に立っちゃうとかいろいろありまして、順番とかトラブル等もありましたので、そういうご意見がありまして、今回は経費は当然かかるんですけれども、1人置いて整理に当たらさせております。そういう人がいればですね、割り込みとかはなかったのかなと思っておりますので、もしそれが機能しなければそのガードマンがちゃんとやったのかどうかということも出てきますので、ちょっと正確な場所をお教え願いたいと思います。  それから全体経費の話でございますけれども、当然有料席の方は先ほどお話ししましたとおり 100万ぐらい区の方に入るのかなと。全体の経費でございますけれども、今回、全体経費としましては約、歳入の方がですね、有料席の 100万入れまして 5,400万ほど歳入がございます。区の負担金が 4,000万、それから都の補助金が 125万 8,000円、ちょっと細かいですけれども、 125万 8,000円。それから協賛金、これは区内がメーンですけれども、 1,005万ほどございます。それから出店料というのが11万ございまして、それから観光協会の持ち出し分というのが 162万ほどございます。等々、大体、収入合計全体で 5,400万ぐらいございます。  それに対します歳出の方でございますけれども、これは観光協会が契約しておりますので入札等はできないんですけれども、見積もり競争等をやりましてですね、経費節減等に努めまして、こちらの方も大体 300万ぐらいですね、余剰金が出そうです。したがいまして、有料席の分とあわせましてですね、最終的には 400万円の余剰金が出るという形で見込んでございます。  これ 400万はですね、区と観光協会の負担額に応じまして案分でですね、それぞれお返しする形になりますので、仮に 400万という数字で計算をしますとですね、区の方には 384万ぐらいですね、返ってくると。したがいまして、税金の持ち出しがですね、 4,000万が 384万から少なくなると、そういう感じになります。  それからもう一つ、戸田市の関係ですけれども、これ44万人というのは戸田市の主催者発表の数字でございます。戸田市もうちと同じように、向こうは向こうで花火を打ち上げております。同じぐらい経費的には多分向こうも花火のお金は向こうの方がかかっているのかなと思うんですけれども、全体経費はうちの方がかかっているみたいですけれども、向こうは向こうでそれだけお金かけてやっておりますので、向こうからちょっと板橋に幾らかいただくというのはちょっと難しいのかなと思っております。  以上でございます。 ◆中野   そうですね、次回からもし差し支えなければ、当然項目は同じだと思いますので、収支計算については少なくとも対前年比どうであったかという形の部分でご公表願えれば助かります。それが1点。  2点目がですね、今ちなみにですね、おトイレの数なんですけれども、全部で 159基と今ご説明がございました。板橋区が55万人で割りますと 3,000人強なんですよ。大体皆さん飲む時期一緒ですから、飲む時期が一緒であれば出る時期も一緒と、大体。となればですね、1基について 3,000人が、まあ極論ですけれども、それは来ないんだけれども、大体5分か10分の時間はあるでしょうけれども、どっと来ちゃうということですよね。だから、そこら辺のところは私もちょっとわかりませんけれども、イベント業者はずっと経験積んでいると思うんですね。先ほども課長の方でずっとノウハウ積んでいるという形の部分でありましたので、この便器数が適正なのかどうかね、これはちょっと臭い話でも何でもなくて、非常に大切な問題なんですよ。イベントをやる場合にはもう絶対トイレはきちっとしておかなくちゃいけない。そこに苦情が来ますから。必ず来ます。  それから、これが適切かどうかというのはちょっとご検証いただいて、多分あると思うんです。ノウハウを積んでいる業者からすればですね、十分にご検討願えればなと思っておりますので、よろしくどうぞお願いいたします。  以上です。 ○委員長   答弁は。 ◆中野   結構です。 ○委員長   よろしいですか。では、本件につきましてはこの程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、特別区における一般廃棄物中間処理について、理事者より説明願います。 ◎清掃事業課長   それでは、特別区における一般廃棄物中間処理につきまして、資料2でございますが、ご報告をさせていただきます。この件に関しましては、既に一般紙等でも報道がなされておりますので、皆様十分ご承知のこととは思いますけれども、改めてご報告をさせていただきます。  7月16日の区長会総会におきまして決定された件は、以下の3件でございます。  まず、1点目といたしましては、23区は工場のある区もない区も相互に協調・連携し、全体の責任として、特別区の区域から排出される一般廃棄物の安定的な中間処理体制を確保することを確認する。  2点目としまして、その上でごみ量の減少、危機的な財政状況中間処理をめぐる諸課題等の状況変化を踏まえるならば、今新たな清掃工場の必要性はない。そこで、清掃一部事務組合に対しては、この視点に立って施設整備計画の見直しに取り組むよう回答する。  3点目といたしましては、今後の特別区における中間処理のあり方については、平成6年の「協議案」にとらわれることなく、改めて区長会で協議することとする。  以上の内容でございます。  資料2−2といたしまして、区長会総会に提出をされました助役会の検討報告、これをご配付をさせていただきました。  以上でございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。
    ◆すえよし   この回答の効力というのか、例えば区長会で決定したものが一部事務組合は自動的に全部受け入れるというシステムなのかね。区長会の決定が最終決定なのか、一部事務組合、組合側の意思決定機関があるものかないのかと。その辺について。  それから、3)の方で今後のあり方なんですけれども、改めて区長会で協議をすることとするというふうになっていますけれどもね、今後のあり方については。これ、2−2を見ると4ブロック案が適当じゃないかと。これは1つの共同処理方式だという、これはこれで私はいいと思う。私どもも見直しが必要だというふうに私は思っていましたから、そのことも意見表明してきましたから、その線に沿っているんで結論としてはいいんですけれどもね。その4ブロック案がいいんではないかというこの考え方は、もう最終決定なのかということについて伺っておきたい。 ◎清掃事業課長   まず、決定の問題でございますけれども、区長会の決定が最終決定ということでございます。一部事務組合の決定に関しましては評議会が決定機関ということでございますが、この評議会の構成は各23区の区長が構成メンバーとされております。したがいまして、今回はこの各区の意思といたしましてこういった決定がなされたということでございまして、各区はこのとおりに従うといいますか、という形になろうかと思います。  それから、分割案でございますけれども、これはいわゆる実務的にですね、地域処理に移行した場合にですね、こういった分割案が考えられる。これは地域のごみ量と工場の処理能力、そういったものをですね、実務的にほかの要素は考慮せずにですね、工場の処理能力、そういったものと各区の構成する区のごみの排出量、予測量、そういったものでですね、一応、実務的に分割案を作成したと。  その中で、いわゆる分割していくには数が多ければ自区内処理により近づく。少なければ、今現行の共同処理方式と大きな変わりはないということで、一応、地域処理に移行するということであるならば、4分割案が妥当なのかなという形での提言といいますか、報告を区長会にさせていただいたということになろうかと思いますので、これが最終案だということで決定案ということではなくて、そういったすべてのものをこの中間処理の、地域処理の考え方すべてこういった報告の中でですね、区長会はこういう形で決定をされたということでございます。 ◆すえよし   最終決定じゃないという4ブロック案という考え方はね。幾つがいいのかの話は専門的に議論してもらっていないとわからないんですけれども、それでは18年以降の問題なんですけれども、15年、16、17年しか検討期間ないわけだけれども、その事前から準備しなきゃいけないと思うんだけれども、いつごろを目処に、どこで、区長会で決定するだろうというふうに思うんだけれども、目処にブロック案を決定するのかと。ほかの要素も考えられるのかどうかね。これは将来の区市町村合併の問題が頭にあるかないか、その要素を入れないでやったというふうになると、私はその辺のことは頭に入れていくのかいかないのかについて、区長会なり一部事務組合での事務的なレベルにおいての検討はすべきではないだろうかなというふうに思うんだけれども、その辺の議論はされたかどうか。 ◎清掃事業課長   この決定の3番目にございますように、今後の特別区における中間処理のあり方については、これから改めて区長会の中で研究部会を設けて検討していきますよという形になってございまして、これがどういう形でやっていくのか。例えば、またブロック方式でやるというのは地域処理の方式でございますので、そういったものを一たんこの「協議案」にとらわれることなく、改めてこれから検討していこうという形でございます。  したがいまして、今後どういう検討が区長会から下命をされてくるのか、これについてはまだ今のところ白紙の状態でございます。今後、また改めてですね、今後の特にこの2番目にございますように、新しい清掃工場、今必要ないですよという形になりましたので、地域処理という今までの考え方も自区内処理にいく経過的対応であるというような形でなってきていますので、この辺との絡みもございますので、これからまた新たにですね、議論をしていかなくてはならないのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長   よろしいですか。 ◆大田   この資料の2−2は今日今朝いただいたので、余りよく読んでいませんけれども、これまで23区で清掃工場をそれぞれ建てて自区内処理ということで平成18年度当初で移管ということで、一部事務組合も解散という形で来たわけですけれども、そういう意味ではこれまでの自区内処理、これまでの1区に1つという自区内処理の考え方はこれでね、なくなったということになると思うんですけれども、そうしますと地域ブロックにするにしろ何にしろ、一部事務組合というのは当初の予定どおり、18年当初でその以降をやめられるのかどうかというのもね、非常に疑問のあるところで、それから当然私たちいつも考えるのは財調との関係では清掃事業費は別枠になっていますから、非常にそういう意味では重大な問題をはらんでいると思うんですよ。  そういう意味で、区長会の決定と言いますけれども、区としてこういった問題も含めてどういった立場で、どういった考え方で今後対応していこうとするのかというところが今の段階ではよく見えないんですけれども、質問の中で申し上げた一部事務組合の将来像を含めてお願いしたいと思います。 ◎清掃事業課長   まず、一部事務組合が17年度末をもって廃止するといいますか、という形はですね、一部事務組合は清掃工場のいわゆるごみ中間処理、焼却処理ですか、以外にですね、不燃ごみの処理、それから粗大ごみの破砕処理、それからし尿の処理ですか、これを扱っておりますので、このし尿とそれから不燃ごみ、それから粗大ごみの破砕処理、この事務は残りますので、少なくともこういった部分では一部事務組合で今後も対応していかざるを得ないのかなというふうに考えております。  今後、この清掃工場の焼却、可燃ごみの焼却についてどうするのか、これについてはとりあえずはこれからの協議になっていくのかなというふうに考えております。  区長会の報告でもございましたように、一部事務組合の現行の問題点もですね、18年に至るまででもですね、やはり人事とか財政とか業務運営、そういったものを改善していく必要はあるんだろうというような形でですね、特別区の清掃事業総体の充実、連携を図っていくべきであるというような報告もされておりますし、板橋区としましてもこういった方向でですね、取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◆大田   その23区と都側の財源分担ですね、これが非常に大きな懸念なんですけれども、こういった検討報告ではこういったことは全く触れていませんけれども、ブロックごとにすれ、そういう意味ではブロックごとの財政力が違うとかさまざまな要因があると思うんですね。  そういう中で、特に都との財源分担の関係で本当にブロック、こういった案に示されたブロック案でこういった清掃事業そのものの収集の分担だけではなく、そういった意味合いからも総合的に当然見ないと、私はだめなんじゃないかという気はしているんですよ。その辺については全然情報が皆さん方には今ないのかどうか。特に2年間でということになりますと、かなりですね、短い期間でやらざるを得ないということになると思いますので、その辺については皆さん方の考えとしてどのように考えているのか、財調との関係ですね、地域ブロックとの関係で。その辺についてはまだ見解持っていませんか。 ◎清掃事業課長   都との財調の問題につきましては、財政課長会の方での所管事項でございまして、具体的にはですね、清掃の部分ではですね、そういった課長会等での議論は今のところなされてございません。特にブロック、今回こういった実務的な検討を加えた中でもですね、清掃工場の財産の登記問題というのも残っているわけですけれども、清掃工場、ご存じのように板橋ではプラント更新をやりまして灰溶融設備もつけております。あるいは大分前に建てた清掃工場もございます。そういったものの中でですね、焼却に対するトン当たりの工場の焼却経費というのはですね、かなり大きな工場によってばらつきございます。そういったことも勘案していかないと、その工場、新しい新設工場、板橋は灰溶融持っておりますので、非常にお金がかかると。トン当たり三十何円もかかるかもしれない、三十何円といったキロ当たりですね、かかる。あるいはちょっと古い工場ですと19円ぐらいでもあるというような、そういった工場そのものにかかる経費が違ってきます。  ですから、そういった組み合わせをした場合にですね、その辺の問題点もあるというのは十分認識しておりますので、やはりお金の問題も含めましていろいろ今後、いろいろ検討していかなくてはならない、あるいは解決していかなくちゃならない課題はあるのかなというふうな認識を持っております。 ◆大田   直接には関係ないんですが、ちょっとついでにお伺いしたいんですけれども、医療廃棄物ですね、モデル的にもやられておりますけれども、板橋区も要綱、発足したのかどうかわかりませんけれども、そういう意味では板橋の場合は特に在宅のですね、医療、お医者さんとか、ところなんかについても今度新たに要綱でやるとすれば、かなりあれがきちっとなされる可能性もあると思うんですけれども、例えば他区のですね、関係してくると、他区も同じようにそういった同じようなシステムといいますか、持っていないとなかなか板橋だけでやるのではないから、持ち込まれるそういった産廃といいますかね、ついても共同歩調が必要だというふうに私は思うんですけれども、その点ではどのような確認をなされているのかということを聞きます。 ◎清掃事業課長   医療廃棄物につきましては、基本的には病院等自己回収して適正な業者に渡していただくというような形でのシステムは23区共通でございます。板橋区におきましては在宅医療の部分、最近いろいろ在宅医療進んでおりまして、家庭の中でですね、注射を打つとか、そういった部分につきまして不燃ごみ、そういったものに出されてしまうと。そうしますと、収集作業員がそれによってけがを負ってしまう、そういうようなことを避けるためにですね、医師会といろいろお話をしまして、在宅医療の医療廃棄物につきましては医師会で回収していただくというような約束をつけました。  これについては、板橋が独自のシステムでございます。ほかの区はこういった形ではまだ取り組みがなされていないのかなと思っています。ただ、練馬区、杉並区はですね、薬局がそういったものを回収するというようなシステム、モデル、条項でやっていまして、都といたしましてはこういった方式を今後も拡大していこうというふうな考えを持っています。  いわゆる病院から出る廃棄物ですね、こういった部分につきましては基本的にはみずから処理する。適正な許可を受けた業者が収集を行う、こういうふうなシステムは共通でございますので、基本的には板橋工場に入ってくるごみがですね、ほかの区であっても、ほかの区のごみはこういうものは分け方が違うとか、分別の仕方が違うというような扱いになっておりませんので、その辺は余り問題ではないのかなというふうに考えております。 ◆大田   私もよくわからないので聞いているんですけれども、申請書があって、例えばシールが張られているというものは板橋区では収集すると、お約束をしてですね。例えば、練馬区とか何かではやり方が違いますとですね、よくわからないですけれども、同じ板橋清掃工場に持ってくるものであれば、一定度共通した形の方が私はいいのかなというふうに思ったものですから、それはそういった考え方はする必要はないというふうにお考えなんでしょうか。 ◎清掃事業課長   これはやはり基本的には各区でどういう取り組みをするかということでございまして、いわゆる家庭から出るごみにつきましては家庭ごみとして排出することになるわけですね。医療廃棄物でやっている。ただ、板橋の場合につきましては注射針とかそういった部分についてはですね、医師会で回収していただきたいという、これは収集職員の被災の問題、こういったものを中心に考えましてつくり出した制度でございますので、いわゆるごみが工場直接持ち込まれてどうなのかという部分はですね、何というんですかね、ちょっと趣旨が、板橋が始めた趣旨とはちょっと違うのかなというふうに思っています。  一般的には清掃工場というよりもですね、そういった廃棄物は不燃ごみの扱いが多いのかなというふうには思っております。 ○委員長   では、本件につきましてはこの程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、家庭系パーソナルコンピュータリサイクルについて、理事者より説明願います。 ◎清掃事業課長   それでは、資料3でございます。家庭系のパーソナルコンピュータのリサイクルにつきまして、ご説明をいたします。  この件に関しまして、既に速報という形で一度お流しをさせていただいているところでございますけれども、改めてご説明をさせていただきます。  まず、第1の制度の概要でございますけれども、平成12年6月に資源有効利用促進法が公布をされまして、パソコンにつきましては指定省資源化製品、指定再利用商品及び指定再資源化製品に指定をされました。パソコンメーカーは製品の省資源化、長寿命化の促進、再生部品の利用促進、使用済み時の回収、リサイクルなどの自主的取り組みを行うことになりました。こういったことで、既に事業系のパソコンにつきましては平成13年4月からリサイクルをされておりますけれども、家庭系パソコンにつきましては平成15年10月1日よりメーカーにより回収、リサイクルが実施されます。したがいまして、これまで粗大ごみ、あるいは不燃ごみでですね、区で回収をしておったわけですけれども、10月1日以降につきましては区の回収は実施しないことになります。  また、自作のパソコンあるいは既に倒産してしまった部分、あるいは個人でですね、外国から輸入した製品、こういったものにつきましてはメーカーの回収義務がございません。一般的に義務外品といっておりますけれども、これらにつきましてはこのままの状態でいますと、ごみとして流れてしまうと。こういう処理をしていますと、いわゆるメーカーが自主的に回収します部分についてもですね、ごみとして回収されるおそれがあるというようなことからですね、これにつきましての回収につきましてはJEITAと申しまして、社団法人の電子技術産業協会、こちらが業界の自主的な取り組みとしてですね、資源化する、自主回収、再資源化することになりました。  2番目に、回収方法でございますけれども、JEITAは郵政公社と連携をいたしまして、郵便局を指定回収場所とする一方、「ゆうパック」によります個別回収を行います。これは全国一律で行うものでございます。  次に、上記以外のもの、先ほどもちょっと申し上げましたが、いわゆる義務者不存在、義務外品でございます。これは大体、販売シェアの5%程度あるというふうに伺っておりますけれども、これにつきましてはJEITAが業界の自主的な取り組みといたしまして回収をいたしまして、この方式につきましては東京都だけの方式でございます。1番目の方が全国、これはどこの市町村でも一律のシステムでございますけれども、こういった義務外品の回収につきましては東京都、これは23区あるいは都下の市町村含めまして東京都全体の取り組みになっております。  3番目に、区民等への周知でございますが、ポスターにつきましては既に8月16日から掲示を、区内の掲示板に掲示をいたしております。それから、広報いたばしにつきましては8月30日号に掲載をする予定でございます。また、区の公式ホームページには8月下旬から掲載をいたしまして、今後、区民まつり・農業まつり等のイベントの中でもですね、チラシを配布しPRをしていきたいというふうに思っております。  4番目としましては、平成15年度の一般廃棄物の収集計画の変更でございます。これは先ほども申し上げましたように、10月1日から区の行政回収を行わないとしましたので、今年度立てました一般廃棄物の収集の処理実施計画、これの変更が必要になりますので、これを変更するものでございまして、変更内容としましては年間のごみ収集量の変更でございます。これは今までの、今年度の計画量が19万 6,832トン、ごみですが、これが19万 6,811トンに変更するものでございます。21トンの減でございますが、これにつきましては10月から来年の3月までのパソコンの収集量を見込んだ量でございます。  収集内容の変更といたしましては、何回も申し上げてございますが、資源有効利用促進法に基づきまして指定再資源化製品に指定されました家庭系パーソナルコンピュータは収集しません。それから、区民が排出する場合は、製造事業者に引き渡すものとするというような変更の内容をいたします。この部分につきましては、10月1日からこの旨告示をする予定でございます。  以上でございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆大田   1つはメーカー品でないですね、倒産した会社のものとか、価格に含まれる前のこのシステムのときですけれども、そういう意味ではメーカー品でなかったり、それから寄せ集めでつくったり、そういったものは出しようがないから、当然ごみと一緒に出されるということで、それは回収せざるを得ないというふうに思うんですよね。その辺はどうなっているのかなと。つまり、見てぱっとこれはメーカー品か組み合わせたものかというのが集める方が判断できるんだろうかというところがよくわからない。  それから、例えば、ゆうパックを利用するにしても梱包してしまうわけでしょ。そうすると、義務に入っていない周辺機器、スキャナーですとかプリンターね、大きなゆうパックでどんと詰めて、びゅっとやってしまって、指定のところに振り込んで送ってしまったらね、それはもう返ってこないんだと思うんですよね、郵送費またかかるから。そうすると、受け取った方はそれをそこで処理せざるを得ないという形に当然なると思うんですよ。ですから、義務があっても実際にはそういった形でやられる可能性の方が高いという意味ではですね、そういう問題があるのではないかというふうに思うんですね。  ですから、第1点目の識別ができるのかどうかと。また、識別できたとしても、それを回収するのかどうかという点を確認をしておきたいということと、もう一つは計画ですけれども、半期41トンから40トンぐらいのうち半期で後半はほとんどなくなると、回収しないからということらしいですけれども、先ほど言いましたよね、メーカーでないものと区別できるのかどうかとなると、ゼロとは当然いかないわけで、その辺についても頭に入れながら計画の変更をするのかということを説明していただきたいと思います。 ◎清掃事業課長   いわゆるパソコンはですね、まず95%のメーカーの部分については自主的な回収を行います。それから、23区といいますか、におきましては、それ以外の5%、シェア5%の義務外品の部分につきましてもこれはJEITAが窓口になってすべて回収をするということでございますので、そういった依頼がございましたらそちらの窓口で申し込んでいただいて回収をしていただくという形になろうかと思います。したがいまして、きちんと対応していただければですね、区で収集するパソコンはないという形になろうかと思います。  それから、回収の収集量の見込みでございますが、これにつきましてはですね、はっきり申し上げまして、21トンというのがですね、本当に正しい数字なのかと言われますと、これはなかなかそういうお答えはできないのかなと思っています。これはあくまでも今までの実績に基づきましてどのくらいのパソコンが過去、例えば14年度でございますが、 2,145個ぐらい出ております。あくまでも個数でございますので、その個数につきまして目方で換算する。これはJEITAの方でもですね、一定の重さが出ておりますので、例えば液晶のパソコンでありますと十五、六キロであるとかですね、ノートパソコンであると五、六キロであるとかですね、それで排出の割合ですと7:3ぐらいの割合なのかなという形を見込んだ計算でございますので、数字的には実際にはかった量ではございませんので、全く21トンという数字、年間41トンというような見込みでございますけれども、これが正しいのかなというようなことは言い切れないんですけれども、おおむねこのぐらいのものかなというふうに思っております。  ですので、多少ですね、ごみの中にパソコンが出され、これを収集せざるを得ないという場合もあろうかと思いますけれども、それについて見込み量そのものが大幅な変更をしなくてはならないような数字ではないのかなというふうに考えております。 ◆大田   前も言いましたけれども、リサイクル料が結構な値段するわけだから、手間も要るということになると、当然ですね、じゃ出しちゃおうかという人は当然出てくるというふうに考えるのが普通だと思うんですね。それで、しかし、それをだからといって、義務がないといって放置するわけにもいかないと。あるいは単品で出ていればまた別だけれども、ほかのものに混ざれば、当然それをしなければならないという形になると思うんですね。  そういう意味では、東京で板橋区のような形でやっているのと、あるいは3割ぐらいは料金をですね、そういった家庭用パソコンを別に設定してね、ゆうパックでやるよりも高い料金に設定して選択をしてもらうとかというふうに考えるところもあるみたいですけれども、そういう意味ではそのぐらいの徹底がないと期間は限られていますけれども、かなりの部分が流れてくるのではないかというふうに私は思うんですね。ですから、その辺についてはどういう対応をしていくのかというのがちょっとお聞きしたい。  それからもう一つは、余り関係ありませんけれども、施行は10月からだけど、広域なリサイクル廃棄物業者、特例だそうですから12月からですよね、2カ月ぐらいタイムラグがあるといわれているんですけれども、その2カ月間どうするのかというのをね、私よくわからないんで、もし情報があれば教えてもらいたいというふうに思います。 ◎清掃事業課長   確かに期間はございませんけれども、私どもといたしましてはPRにつきましてですね、先ほども申し上げましたが、あらゆる広報のほか、あらゆる機会を通じまして区民の方に周知をしていきたいというふうに思っております。そういったシステムでですね、廃棄されるよう呼びかけを強めていきたいというふうに思っております。  それから、義務外品の問題でございますけれども、義務外品の部分のJEITAを指定するということでやりますけれども、これについては国の方の広域再生利用指定業とかもありますし、23区としましては、これは統一的に再生利用業の指定ということで区の指定を行っていく予定となってございます。 ○委員長   よろしいでしょうか。 ◆川口   すみません、1点お聞かせください。この資料の中の2番目の回収方法で、加盟パソコンメーカーが28社とありますけれども、こちらの方に参加メーカーが21社しか出ていないんですけれども、残りの7社はどういう会社があるんでしょうか。後で資料でいただきたい。  以上です。 ◎清掃事業課長   これ、JEITAが加盟参加を呼びかけておりますので、時間的にですね、その時点ではですね、なかったんで、現在28社なのか、またもう少しふえているのか、これもまだパソコンメーカーいろいろございますので、28社が限定されているかどうかも含めまして、これは調べさせていただきたいと思います。 ○委員長   では、本件につきましてはこの程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   次に、商店街等戸別収集モデル事業(実施結果)について、理事者より説明願います。 ◎清掃事業課長   それでは、商店街等の戸別収集モデル事業の実施結果につきましてご報告をさせていただきます。  これは今年の2月にモデル事業として開始したものでございますが、1番目にモデル事業の目的といたしましては、人通りの多い商店街の美観の向上。2番目といたしましては廃棄物の分別の徹底。3番目にカラス対策の推進。4番目といたしましては、事業者責任の明確化ということで、ごみ処理券貼付件数の向上。それから、集積所にかかわるトラブルの減少、こういったことをですね、目的に開始をいたしまして、2月から実施した商店街等は、ハッピーロード大山、常盤台南口、常盤台駅前、志村銀座、赤塚一番通りの各商店街でございました。  これにつきまして、検証をした結果でございますけれども、まず1番目に作業の時間の変化でございますけれども、作業の収集時間ですね、これについては若干地域差がありますけれども、総体的には、全体としましては今までのいわゆる集積所でですね、回収するのと戸別収集ではやはり戸別収集の方が15分程度長く時間がかかる結果となってございます。  2番目に排出量の変化でございますけれども、戸別収集によりまして排出量の変化があるのかなというような部分で調査をしたんですけれども、排出量は可燃ごみと資源の缶、それから古紙が若干、これは増加をいたしました。また、分別の戸別収集の実施前とですね、そんなに大きな変化はなかったと。したがいまして、アンケート調査でも約66%の方がですね、排出量には変化していないということでございますので、ごみの減量にはですね、直接的には戸別収集は余り影響がないのかなというような検証結果でございました。  3番目に、有料シールの貼付件数の変化でございますけれども、事業系ごみの有料シールの貼付件数では、実施前と比べまして可燃で、これは個数を当たりまして 117件、24%、不燃では98件、44%、資源で12件、パーセンテージで 133%、こういった個数で増加をしております。資源の貼付件数の増加につきましては、戸別収集によりますコンテナ回収が廃止をいたしまして、事業者の排出ルールの向上につながったものではないのかなというふうに考えてございます。  4番目に不法投棄の変化でございますけれども、不法投棄の件数は実施前と比べまして11%というような形で減少をしておりまして、こういった面では大分効果が上がったのかなというふうに考えております。  それから、街の美観の問題でございますけれども、アンケート調査を行いました結果では80%の方が戸別収集により街の美観が向上したというような形でお認めをいただいてございます。  裏にまいりますが、6番目でございまして利便性の変化でございますけれども、戸別収集によります利便性の変化につきましては、特に今までより楽になったというか、あるいは今までとそんなに変わらないという方が全体を二分するような形になったのかなというふうな、結果でございます。  7番目でございますが、戸別収集の実施におきますカラス等の被害につきましては5%ということで、これにつきましてはアンケートの結果でもございますので、そんなに実施前と大きな変化はなかったという形になっておりますが、私どもとしましては戸別収集によりまして各家庭の前にごみが出る、自分のお店の前にごみを出すということによって自己管理の責任はもっと徹底されるのかなというようなことでですね、今後はこういったことでやっていけばカラスの被害は減少されるのではないかなというような期待を持っているところでございます。  4番目に、今回の戸別収集による総体的な事業の評価でございますけれども、資源を含めまして作業効率は若干低下が見られておりますけれども、今回の戸別収集は第1回目の作業に限定しております。いわゆる清掃車が清掃事務所を出まして最初に収集するという第1回目の作業でございまして、収集作業全般には15分程度の時間がかかりましたけれども、大きな影響が出ることはありませんでした。  また、区民へのアンケートの調査におきましても良好な結果が得られました。戸別収集の実施自体はごみ量の排出には直接的には余り寄与する割合が低いのかなというような検証結果が得られました。  5番目としまして、今後の方向性でございますけれども、今回の戸別収集といいます排出方法の変更につきましては、実施地域の住民の方の約86%の方が従来の集積所の方式に比べまして「良いことである。」、あるいは80%の方がですね、「街の美観の向上になった。」というような支持を示しておりまして、事業の拡大につきましては、我々といたしまして区民サービスの向上につながるのではないかというふうに考えております。  さらに、事業系ごみの有料シールの貼付につきましては、貼付件数の向上によりまして公平性の確保が確実に進みまして、商店街を中心といたしました戸別収集が排出ルール向上に有効に作用したというふうに考えております。  このためですね、現在の現行の人員、機材、これをふやすことなくですね、やっていくにはですね、第1回目の作業であればですね、これは地域の協力もよりますと、そういった地域の特性もございますので、ありますけれども、実施地域の拡大は可能なのかなというふうに考えております。  したがいまして、今後につきましては各年度におきまして東西の清掃事務所が計画的に戸別収集のモデル事業の拡大を図り、分別の徹底や排出ルールの遵守によります街の美観の向上に努めてまいりたい、このように考えております。
     したがいまして、本年度につきましては、今までの5地域に加えまして遊座大山商店街とその周辺、それから成増駅南口周辺を対象地域といたしまして、現在、地元といろいろ調整を図っておるところでございます。  以上でございます。 ○委員長   本件について質疑のある方は挙手願います。 ◆大田   モデル事業はいつまでモデル事業なのかというのがわからないんですね。つまり、本格実施ということを目処に置いてやっている段階なのか。今回、一定の評価が出てきましてですね、おおむね好評だということでやるんでしたらですね、現在、今年度で終わったら次は本格実施やるのかどうかというのが、その辺の考え方がよくわからないというのが1つと、それからこれは商店街の調整といいますけれども、商店街自身にそういう要求があるのかどうかということなんですね。つまり、要求があれば、全区の商店街でこういった形での作業は可能なのかどうかと。  これ、モデル地区でこのぐらい少ないとそう大したことないかもしれないけれども、全区的になっちゃうと、かなりそういう意味ではトータルでは時間量が増すと一般の区民皆さんから遅いとか何とかという苦情が来るかもしれないということで、そういう意味ではモデル事業の規模の範囲をどう考えているのかということと、本格実施する気があるのかどうかということについてお願いしたいと思います。 ◎清掃事業課長   モデル事業をいつまで続けるのかというご質問だろうと思いますけれども、私どもとしましては基本的にはですね、というか将来的にはですね、すべて各戸収集に移れるのが一番ベストかなというふうに思っております。したがいまして、そういった状況になるまでは一応、モデル事業、これが本格実施といっても内容的には変わりませんので、これはあくまでも今そういった過渡的な状況ということでモデル事業という形でこのままずっと継続をさせていただきたいというふうに思っております。  それから、商店街の要望があればやるのかということですが、これにつきましては一応、私どもとしましては大前提といたしましてこういう厳しい財政状況でもございますし、人員あるいは機材、こういったものをふやさないということでやって、現行の作業計画の中で対応していくということでございますので、ここら辺につきまして実施地域の問題につきましては東西の清掃事務所が各年度ごとにいろいろ地元と調整を図ってエリア拡大をしていきたいというふうに思ってございます。 ◆大田   そうしますと、今回やったモデル地域ですね、これは選定というのは、つまり協議に入るという場合ですね。これは今の話だと例えば財政の問題といいますか、パイの大きさで限りがあるわけだから、そうすると、ある意味ではすべての商店街にこういうのをモデルでやるんだけれども、あなたはどうかということで今年度はこれだけなんだという話だとわかりやすいんですけれども、これ、ここの商店街というのはそういう形で選んだのかどうか。つまり、最初からこういうところから特定、こちらで特定をして協議して実施したのかと。  また、今年度やるのもそういうのかと。つまり、財源の幅があるとすれば、こちらで選んだところからやっていって、協議にならないところはですね、ずっと後回しにされるとか、話も受けなかったとか、こういったことにもなりかねないわけで、最終的には戸別収集を目指すといいましてもすぐにはとてもできないと、お金の問題もあるという意味で、モデル商店街の選定のあり方は具体的にはどういう形でやったのかということを確認したいと思います。 ◎清掃事業課長   まず、モデル地域につきましてはこちらの方で選定をいたしました。一応、選定といたしましては先ほどのいわゆる商店街の美観向上、人通りの多い商店街の美観向上とかですね、そういった部分でですね、まずは基本的には人通りが多いということはやはり駅周辺、この辺で駅に接している商店街。それから、商店街、板橋区には 105ほどあるようでございますが、このうち商店街、これが正しい選定かどうかは別にいたしまして、1つの選定の基準としましては法人格を持った商店街を対象にしていきたいというような考え方から、この法人格を持つ商店街というのは20ほどあるというようなことでですね、この辺で選定をいたしました。実施効果の期待できる場所といいますか、こういった目的にかなう場所、そういった部分を選定をしてまいりました。今後もこの辺についてはこういった形で一応エリアの拡大は図っていきたいと思います。  先ほど、私ちょっと申し上げましたが、最終的にはですね、やはりサービスの向上といえば各戸、全部ですね、戸別収集がいいのかなと。これは、はっきり申し上げますと、私の理想といいますか、そういった目指すものであるんですが、やはり板橋区内も非常に車の入れない狭い路地とかそういうのが多いわけでして、これを職員がそういった細い路地へ入ってごみを集めてくるというのはかなり時間がかかってしまいますので、そういったものは今後の課題としまして、なるべく現行の人員とか収集機材、こういったものを拡大しないで、できる範囲の中でやっていきたいというふうに考えております。 ◆大田   平成15年度2月から実施した商店街は5つあるわけですけれども、今年度は2つと。そういう意味では2つしかないわけですね。この5つの商店街で実施した結果、実施結果はおおむね良好と、歓迎されているということであればですね、これはもうある意味では受け入れられるということだと思うんですね。ですから、商店街はどこも悪戦苦闘しているから、こういった少しでもプラスになることがあればですね、それは非常に喜んで受け入れると思うんですよね。  ですから、第1回目はこうした形で目立つところでやってみたけれども、その結果おおむね良好だったということであればですね、商店街をこちらから特定せずに年度のモデル地区の数を決めて、そこで募って協議して選考した方が商店街にとってはありがたいんじゃないかというように思うんですが、いかがでしょうかね、商工課長さんね。 ◎清掃事業課長   ただいまの大田委員のお話につきましては、16年度以降につきましてはそういった形でも1つ選定の参考にしてまいりたいと思います。本年度につきましては2カ所ということで準備を進めてございます。 ◆松島   大田委員の質問に関連してですが、この資料によりますと、作業時間の変化が15分程度長くかかるという、これが収集のコストの増大につながらないかという懸念でございます。先ほど清掃事業課長は個人的な見解としては理想であるというご答弁ありましたけれども、果たしてこれが全区域、先ほど20地区程度法人格を有している商店街があるということでありましたが、その点についての対応策。 ◎清掃事業課長   収集時間が長く、15分程度長くなりましたので、全くいろいろ計算すればですね、その辺の燃費の問題があるのかなと思いますが、これについては直接区が支出する経費については影響がございませんので、現行の職員、作業時間がかかります。したがいまして、1回当たりの収集時間がかかる、これはトータルしますと1台の車が6回とかそこら動き回るわけですから、これをすべて広げていきますと大分時間もかかってしまう。そういうようなことからですね、車をふやさなくちゃいけない。車をふやせば人もふやさなくちゃいけない。そういったことになりますと経費がかかりますよということでございまして、それにつきましては今のところこういった状況でございますので、直ちにはすべてに拡大することは難しい。  したがいまして、ある程度、できるだけですね、実施するにあたり先ほど申し上げました地域を加えましてそういった、比較的そういった現行の収集作業と大きな差がない地域というものをやはりどうしても選んでいく必要があるのかなと思っています。  商店街といいましても、商店街1本だけを収集しているわけでございますので、そこの横道に入ったりして収集しています。そういったいろいろな地域がございますので、そういった地域の状況を見ながらですね、私どもしてはこういったエリアを拡大してまいりたいなというふうに考えております。 ◆松島   今、支出の影響がない範囲内でいうことであろうかと思います。それと関連してなんですが、集積場所の美観の向上あるいは不法投棄の減少、あとカラス等の被害、この有効な対策として他の自治体では集積場所を目の届く範囲、小グループにすることによって大変いい結果が出ていると。いわば戸別配置ではなくて小グループの集積方法によることによって、いわばコミュニティの醸成といわば自己責任的な目の届く範囲の収集方法に切りかえているところというのがありますが、これについて区はどうでしょうか。 ◎清掃事業課長   清掃事業が区に移管になりましてですね、やはりごみに関する苦情というのは、苦情といいますか、要望というものを大分清掃事務所でもいただいております。その多くがかなりの部分は集積所に関することでございます。私どもといたしましては、集積所につきましては基本的には区民の方が選んでいただく。そこが集積の可能な場所であればそれはそれで結構ですよという形でやっております。  移管になりまして集積所がかなりふえてございます。これはやはり直接的にやはり集積所を分けましてですね、やはり少しでもですね、迷惑負担の公平化というのかどうか適切ではありませんけれども、やはりいろいろトラブルがありますと、それを分散してですね、やっていくという形で、現在はですね、移管になりまして 1,000カ所ほどふえております。で、私どもとしましては、やはり1つのところにですね、大きな山になりますとやはり管理の問題であるとか、分別の問題とかそういった排出方法が守れないということで、このモデル回収以外にもこれまでもそういった形でですね、集積所の分散化には努めてまいっております。  ただ、先ほども申し上げましたように、ごみ集積所は区がここにしますよということはいろいろ住民の方々との権利の関係もございますので、基本的には住民の方々が話し合って決めていただくと、こういうようなシステムをとっておりますので、今後もそういったことでですね、皆さん方が分けて出すと。分散化するということであれば、それについては清掃事務所等にもご相談いただいてやっていただきたいなと思いますし、こちらとしてもそういった形でですね、区民の方にもお願いしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○委員長   ほかになければ、本件につきましてはこの程度でご了承願います。 ──────────────────────────────────────── ○委員長   以上をもちまして、区民環境委員会を閉会いたします。  ありがとうございました。...