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荒川区議会
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2021-06-01
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荒川区議会 2021-06-01
07月08日-04号
取得元:
荒川区議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-12
令和3年度
定例会
・6月
会議荒川
区
議会会議録
(第十七日)=============一、日時 令和三年七月八日 午前十時一、場所 荒川区
議会議場
一、
出席議員
(三十二名) 一番
山田晴美
君 二番
小坂英二
君 三番
夏目亜希
君 四番
宮本舜馬
君 五番
相馬ゆうこ
君 六番
北村綾子
君 七番
小林行男
君 八番
横山幸次
君 九番
斉藤邦子
君 十番
小島和男
君 十一番
土橋圭子
君 十二番
鎌田理光
君 十三番 町田 高君 十四番
中島義夫
君 十五番
菅谷元昭
君 十六番
明戸真弓美
君 十七番 茂木 弘君
十八番
並木一元君 十九番
斎藤泰紀
君 二十番
北城貞治
君二十一番
志村博司
君二十二番
河内ひとみ
君二十三番
藤澤志光
君二十四番 久家 繁君二十五番
竹内明浩
君二十六番
清水啓史
君二十七番
山口幸一郎
君二
十八番
増田峰子
君二十九番
森本達夫
君 三十番
菊地秀信
君三十一番
松田智子
君三十二番
保坂正仁君
一、
欠席議員
(なし)一、
出席説明員区長
西川太一郎
君副区長
佐藤安夫
君副区長
北川嘉昭
君
総務企画部長
五味智子
君
総務担当部長
小林直彦
君区
政広報部長
兼
全国連携担当部長
米澤貴幸
君
管理部長
梅原一彦
君
区民生活部長
阿部忠資
君
地域文化スポーツ部長
古瀬清美
君
防災都市づくり部長
松土民雄
君
教育長
高梨博和
君一、職務のため出席した
事務局職員事務局長
濱島明光庶務係長
小原 実
議事係長
伊藤智徳企画調査係長
細井貴洋主任
小川充彦主任
宮澤
建主任
山本麻由来議事日程
令和三年七月八日 午前十時開議第一
全国市議会議長会議員表彰
について第二 議案第二号 荒川区
議会政務活動費
の交付に関する条例及び職員の服務の宣誓に関する
条例
の一部を改正する
条例
第三 議案第三号 荒川区
一般職
の
任期付職員
の採用に関する
条例
の一部を改正する
条例
第四 議案第四号 職員の
特殊勤務手当
に関する
条例
の一部を改正する
条例
第五 議案第十三号
宮前公園
第二期
整備区域園路広場等整備工事請負契約
第六 議案第十四号
包括外部監査契約
の締結について第七 議案第八号 荒川区特別区
税条例
の一部を改正する
条例
第八 議案第九号 荒川区
手数料条例
の一部を改正する
条例
第九
委員長報告
について
①令和
三年度第一
号陳情
「二〇二一
東京オリ・パラ中止
」区
議会意見書採択
を求める
陳情書
午前十時開議 ○
議長
(
菅谷元昭
君) ただいまより本日の会議を開きます。 出席、
欠席議員数
を報告いたします。出席三十二名、欠席なしでございます。 日程第一、
全国市議会議長会議員表彰
についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △
全国市議会議長会議員表彰
について ○
議長
(
菅谷元昭
君) 第九十七回
全国市議会議長会定期総会
におきまして、同会の
表彰規程
に基づき、四十年
在職議員
として、
志村博司議員
、三十年
在職議員
として、
斎藤泰紀議員
、並木一元議員、十年
在職議員
として、私、
菅谷元昭
、
竹内明浩議員
、以上の方々が、その功績に対し、永年
勤続議員
として表彰されました。 以上、御報告といたします。 日程第二、議案第二号、荒川区
議会政務活動費
の交付に関する条例及び職員の服務の宣誓に関する
条例
の一部を改正する
条例
、日程第三、議案第三号、荒川区
一般職
の
任期付職員
の採用に関する
条例
の一部を改正する
条例
、日程第四、議案第四号、職員の
特殊勤務手当
に関する
条例
の一部を改正する
条例
、日程第五、議案第十三号、
宮前公園
第二期
整備区域園路広場等整備工事請負契約
、日程第六、議案第十四号、
包括外部監査契約
の締結について、以上五件を
一括議題
といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第二号 荒川区
議会政務活動費
の交付に関する条例及び職員の服務の宣誓に関する
条例
の一部を改正する
条例
△議案第三号 荒川区
一般職
の
任期付職員
の採用に関する
条例
の一部を改正する
条例
△議案第四号 職員の
特殊勤務手当
に関する
条例
の一部を改正する
条例
△議案第十三号
宮前公園
第二期
整備区域園路広場等整備工事請負契約
△議案第十四号
包括外部監査契約
の締結について(
委員長報告
) ○
議長
(
菅谷元昭
君) 本案に関しては、
総務企画委員会斉藤邦子委員長
より
委員会
の
審査経過
並びに結果の報告があります。 〔
斉藤邦子
君登壇〕 ◆九番(
斉藤邦子
君) 付託を受けました議案五件につきまして、
委員会
の
審査経過
並びに結果の御報告をいたします。 本
委員会
は、付託を受けた議案について、
理事者
より説明を受けた後、審査に入りました。 初めに、議案第二号、荒川区
議会政務活動費
の交付に関する条例及び職員の服務の宣誓に関する
条例
の一部を改正する
条例
につきまして、
委員
より、
行政サービス
における署名の
電子化
、各業務における
押印見直し
の
進捗状況
、
見直し
により業務の
効率化
につながった事例、
窓口サービス
のさらなる質の向上などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、区民の
利便性向上
のため、
窓口対応
を含めた他の
サービス
の向上を図るよう要望し賛成、押印の省略にとどまらず、業務の
効率化
により、区民に寄り添ったきめ細かな対応に力を注ぐよう要望し賛成、
電子化
を含め、
申請方法
の改善を要望し賛成、
デジタル化
により手続が簡略化できるため賛成との意見があり、
委員会
は
原案どおり決定
いたしました。 次に、議案第三号、荒川区
一般職
の
任期付職員
の採用に関する
条例
の一部を改正する
条例
につきまして、
委員
より、区における
任期付職員
の人数及び
採用期間
、
医療職
の
人材確保
に係る対策、採用における
年齢制限
の有無、
対象業務
の拡大における区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、常勤以外の職員の
給与体系見直し
については、これまでも主張してきた事項であるため賛成、職員の
待遇改善
は、ひいては区民の安全・安心につながるため賛成、行政として
不安定雇用
を増加させないようにしてほしいことと、
会計年度任用職員
を含め、
待遇改善
を要望し賛成、二十三区統一の
制度設計
であり、
新型コロナウイルス
への対応に必要であるため賛成、本制度の
見直し
について、荒川区から二十三区へ提案したことを評価する、職員の
モチベーション向上
につながるため賛成との意見があり、
委員会
は
原案どおり決定
いたしました。 次に、議案第四号、職員の
特殊勤務手当
に関する
条例
の一部を改正する
条例
につきまして、
委員
より、改正により変更される事項、他の
感染症対策
に係る
特殊勤務手当
との
整理状況
などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に
意見等
はなく、
委員会
は
原案どおり決定
いたしました。 次に、議案第十三号、
宮前公園
第二期
整備区域園路広場等整備工事請負契約
につきまして、
委員
より、入札に当たっての
参加要件
、各
整備区域
との
一体性
の確保、植栽の維持・
管理方法
、
最低制限価格
と
落札額
の関係などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見はなく、
委員会
は
原案どおり決定
いたしました。 次に、議案第十四号、
包括外部監査契約
の締結についてにつきまして、
委員
より、
監査テーマ
の
選定状況
、
契約金額
の設定における区の見解、他区における
外部監査
の
実施状況
、
議員選出
の
監査委員
に対する区の認識などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見はなく、
委員会
は
原案どおり決定
をいたしました。 以上、御報告といたします。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第二号、荒川区
議会政務活動費
の交付に関する条例及び職員の服務の宣誓に関する
条例
の一部を改正する
条例
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第二号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第二号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 議案第三号、荒川区
一般職
の
任期付職員
の採用に関する
条例
の一部を改正する
条例
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第三号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第三号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 議案第四号、職員の
特殊勤務手当
に関する
条例
の一部を改正する
条例
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第四号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第四号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 議案第十三号、
宮前公園
第二期
整備区域園路広場等整備工事請負契約
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第十三号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第十三号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 議案第十四号、
包括外部監査契約
の締結について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第十四号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第十四号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 日程第七、議案第八号、荒川区特別区
税条例
の一部を改正する
条例
、日程第八、議案第九号、荒川区
手数料条例
の一部を改正する
条例
、以上二件を
一括議題
といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △議案第八号 荒川区特別区
税条例
の一部を改正する
条例
△議案第九号 荒川区
手数料条例
の一部を改正する
条例
(
委員長報告
) ○
議長
(
菅谷元昭
君) 本案に関しては、福祉・
区民生活委員会森本達夫委員長
より
委員会
の
審査経過
並びに結果の報告があります。 〔
森本達夫
君登壇〕 ◆二十九番(
森本達夫
君) 付託を受けました議案二件につきまして、
委員会
の
審査経過
並びに結果の御報告をいたします。 本
委員会
は、付託を受けた議案について、
理事者
より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第八号、荒川区特別区
税条例
の一部を改正する
条例
につきましては、
委員
より、
区税収入
への影響、
対象医薬品
を購入した場合の
医療費控除
の
上限額
、区民への
周知方法
などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、特に
意見等
なく、
委員会
は
原案どおり決定
いたしました。 続いて、議案第九号、荒川区
手数料条例
の一部を改正する
条例
につきましては、
委員
より、
マイナンバーカード
に係る
手数料
が発生する事由、
デジタル化
の推進と
マイナンバーカード
の活用に対する区の認識、
マイナンバーカード紛失
時の
個人情報保護対策
と周知、国の
デジタル改革関連法
に対する区の認識、今後の地方
自治体
の
情報管理
の
在り方
などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、
マイナンバーカード
の再交付に
手数料
を取るべきではない、また、
個人情報保護
の観点や国による情報の
一括管理
の観点から反対との意見があり、
委員会
は採決の結果、
原案どおり決定
いたしました。 以上、御報告といたします。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第八号、荒川区特別区
税条例
の一部を改正する
条例
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第八号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認めます。議案第八号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 議案第九号、荒川区
手数料条例
の一部を改正する
条例
について、ただいまの
委員長報告
に御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 討論はないものと認めます。 議案第九号について、
委員長報告
に御異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。
委員長報告
に賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立
〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 起立多数と認めます。よって、議案第九号は
委員長報告
どおり決定いたしました。 日程第九、
委員長報告
についてを議題といたします。 ─────────────── ○ ─────────────── △
委員長報告
について ○
議長
(
菅谷元昭
君) 文教・
子育て支援委員長
より
陳情審査
の経過並びに結果について報告があります。 〔並木一元君登壇〕 ◆
十八番
(並木一元君) 本
定例会
中に審査を行いました陳情の
審査経過
並びに結果について御報告いたします。 本
委員会
は、付託を受けました令和三年度第一
号陳情
、「二〇二一
東京オリパラ中止
」区
議会意見書採択
を求める
陳情書
について審査を行いました。 審査に当たっては、
委員
より、
東京オリンピック
・
パラリンピック
の開催に関する区の見解、中止や再延期を求める区民の声の有無、
意見書
が採択された他
自治体
の状況、
荒川区内
の
パブリックビューイング中止
の経緯、
聖火リレー
、セレブレーションに関する
一般観客
の
公募状況
、
学校連携観戦
における区の見解、
東京オリンピック
・
パラリンピック開催
に係る
世論調査
結果の内訳などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、
新型コロナウイルス感染
が拡大している中、区民の命と健康を守る責任を負う
基礎自治体
の議会として、
東京オリンピック
・
パラリンピック中止
を求める意見を示すことが必要であるとし、採択との意見、それに対し、
新型コロナウイルス感染
が
増加傾向
に入っており、
水際対策
や観客の
上限等
において
オリンピック
を特別扱いしているのではないか等の
国民感情
や陳情の趣旨は理解できるとし、
趣旨採択
との意見、それに対し、本陳情には、五輪における
経済効果
も含めた総合的な視点が欠けている。また、五輪の
政治利用
を考える政党が見られる中、
スポーツ
の
政治的中立性
を堅持すべきである。現段階で中止や延期することなく、
開催国
として運営を成功させることが重要であるとして不採択との意見、開催に対する不安の声があることは理解できるが、
世論調査
において、半数以上が賛成との結果が出ており、この民意も尊重すべきである。五輪が終わった後に様々検証され、都政や国政の場において
政治的審判
が行われるべきとして不採択との意見があり、
委員会
は採決の結果、不採択と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) ただいまの
委員長報告
に係る討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 八番
横山幸次議員
。 〔
横山幸次
君登壇〕 ◆八番(
横山幸次
君) 私は、
日本共産党荒川
区
議会議員団
を代表して、第一
号陳情
、「二〇二一
東京オリパラ中止
」区
議会意見書採択
を求める
陳情書
の採択に賛成の討論を行います。 本陳情は、
感染拡大
から命を守るため、荒川
区議会
として中止を求める
意見書提出
を求めるものであります。 採択に賛成する理由の第一は、
ワクチン接種
による
集団免疫達成
が見通せず、
感染拡大
が続く中での
東京五輪
・
パラリンピック開催
は、人の命への極めて高い
リスク
があることであります。 昨日、東京の
新規感染者
九百二十人、
菅政権
は
緊急事態宣言発出
を決めたようでありますが、誰が考えても
緊急事態宣言下
での巨大な
五輪祭典開催
などあり得ません。東京での
新型コロナウイルス感染者
が急速に拡大し、
専門家
からは、このままでは
医療崩壊
の危険もあると指摘をされております。また、連日、
デルタ株
の比率の高まりが報告され、そのうち全て置き換わる
可能性
も示唆され、
爆発的感染拡大
も懸念されています。 政府や
組織委員会
は、
バブル方式
だから安全と言っていましたが、既に空港での
五輪入国者
と
一般客
が
到着ロビー
で動線が重なったり、入国した
外国選手団
から
感染者
が出る、既に
選手村内
で
感染者
が出るなど、その破綻は明白であります。また、
事前合宿
は
受入れ自治体
や
海外選手団
の辞退が続いているのも重要な問題であります。
都議選
後、政府・与党内から無観客を基本との議論も出ているようです。しかし、無観客でも海外から大量の入国、国内での
人流増大
など
リスク
を避けることはできません。
オリンピック開催
によって、人の命、健康を絶対に犠牲にしてはいけないのであります。 また、経済を回すことが人の命を救うことだとの御意見もあったようであります。
西浦京都大学教授
の
研究チーム
は、昨年七月に始まった政府の
観光支援事業
、Go To トラベルの開始後に渡航による
新型コロナウイルス感染者
が最大六倍から七倍に増加したとの分析結果を発表しています。加えていえば、
西浦教授
は、世界的に
流行状況
が悪い、本当に別格の祭典をするのですかと厳しい懸念も表明されていることも付け加えておきます。 徹底した大
規模検査
、補償、
医療機関
への支援が極めて不十分なまま経済を回すことが、結局、感染の拡大を繰り返し、四回もの
緊急事態宣言
が出されることになり、経済にも悪影響を及ぼすことは明らかであります。 第二に、各国の異なる
感染状況
や
ワクチン格差
、
練習環境
、入国後の条件の違いは
アンフェア
であり、アスリートファーストの立場からも、
オリンピック憲章
にも反するものと言わざるを得ません。 第三に、今後の
感染拡大
による
医療逼迫
が予想される中で、大規模な
医療体制
を必要とする
オリンピック
とは両立しない問題であります。 東京都
医師会
も、
感染状況
によっては中止を考慮すべきとの
意見書
を提出されておられます。ここまで来て中止は無理ではないかという声も聞かれます。しかし、そうでしょうか。元
フランス大使
の
飯村豊
さんや
上野千鶴子
さんらは、切迫した時期だからこそ、あえて言うべきことを言っておくと、
五輪中止
の署名を呼びかけています。 東京都も
パブリックビューイング
や公道での
聖火リレー
を中止、荒川区も子どもの
感染動員
の中止を決めました。
感染リスク
への不安など、住民の声に押された結果だと私は思います。 住民の代表であり、命と暮らしに直接責任を持つ
基礎自治体
、荒川区の議会として意見を発信することは当然であります。 以上、申し上げ、賛成の討論といたします。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 二十七番
山口幸一郎議員
。 〔
山口幸一郎
君登壇〕 ◆二十七番(
山口幸一郎
君) 令和三年度第一
号陳情
、「二〇二一
東京オリパラ中止
」区
議会意見書採択
を求める
陳情書
について、不採択の立場で討論をします。 六月二十九日の文教・
子育て支援委員会
における本
陳情審査
の中で、
公明党
は、景気と
自殺率
の
相関性
を鑑みた五輪の経済に及ぼす影響、
オリンピック憲章
にうたわれている
スポーツ
の
政治的中立性
の真意、
コロナ禍
にあって、
心身とも
にベストな状態で試合に臨むために並大抵ではない努力を重ねてきた
アスリートたち
の思いの三点について意見を述べ、本陳情は総合的な判断という視点が欠けていると言わざるを得ないとして不採択の討論を行いました。 私
たち公明党
は、
東京五輪
の
在り方
について、感染の状況によっては無観客を視野に、安全・安心の
具体策
を徹底することを一貫して主張し、
菅首相
は、
緊急事態宣言
や
蔓延防止等重点措置
が
五輪開催期間
と重なるようなことになれば、状況を見極めて、無観客も含めて検討するとの趣旨を述べています。また、
公明党
は、
感染防止
へ
五輪会場
からの直帰を促す必要があると指摘するとともに、
五輪会場
での
酒類販売
を禁止すべきとの
具体策
を提言し、政府もこれに応じました。 また、荒川区
教育委員会
は、このたび、
オリンピック
・
パラリンピック学校連携観戦
の中止を決めました。
新型コロナウイルス
の
感染者数
や
児童等
が安全に観戦できる
環境面
を総合的に判断するよう求めてきた
公明党
としては、この判断は極めて妥当なものと受け止めております。 さて、本陳情は、
区議会
に提出された特定の
意見書
を採択することを求めているため、その
意見書
を提出した政党の言動についても、私たちの意見を述べる必要があります。 先日までの
東京都議会議員選挙
で、ある政党の候補は、
五輪中止
を公約に掲げ、五輪よりも命などと声高に叫んでいましたが、どのようにして
五輪中止
を実現するつもりだったのでしょうか。そもそも今回の
都議選
で選出された議員の任期は、
五輪開会式
当日の七月二十三日からであり、仮に当選しても議員として活動できるのは五輪が始まる日からです。にもかかわらず、
五輪中止
を公約に掲げるのは都民をばかにしています。
五輪中止
が
選挙目当て
のスローガンでないというのであれば、七月二十三日までにどのような具体的な手順、道筋で中止を実現するのかを示すべきではなかったのではないでしょうか。その
具体策
もなく、
五輪開催直前
のこの時期にあって
大会中止
を求めていることは、極めて非現実的であり、国民の不安をあおるだけの主張を繰り返していると言わざるを得ません。 中止を叫ぶだけなら簡単です。しかし、そこに
政治的責任
はあるのでしょうか。五輪四
大会連続
で
日本代表出場
を決め、この
東京五輪
を集大成として位置づけている
体操界
の
レジェンド内村航
平選手は、「できないではなく、どうやったらできるのかを考えてほしい」とのメッセージを残しています。感染を防止して、安心の開催をどう実現するのか、その問いに答えを出すことが求められています。 政治の役割とは、不安をあおることではなく、不安を払拭することこそが政治の役割と申し上げ、不採択の討論といたします。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 以上で討論を終わります。 令和三年度第一
号陳情
、「二〇二一
東京オリパラ中止
」区
議会意見書採択
を求める
陳情書
について、お諮りいたします。
委員長報告
は不採択でありますので、本陳情について起立によって採決いたします。 本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立
〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君)
起立少数
と認めます。令和三年度第一
号陳情
は、不採択と決定いたしました。 この際、区長より発言の申出がありますので、これを許可いたします。 〔
区長西川太一郎
君登壇〕 ◎区長(
西川太一郎
君) 六月
会議終了
の挨拶を申し上げさせていただきます。 今月三日に静岡県熱海市で発生いたしました土石流により尊い命を失われた皆様方に、この場をお借りして衷心より御冥福をお祈り申し上げたいと存じます。被害に遭われた御家族の方々に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 荒川区といたしましても、改めまして災害への備えを十全に果たしていかなければならないと、議会のお力をお借りしながら、しっかりと進めてまいりたいと存じます。 さて、本日、冒頭に
議長
殿から御報告がございましたように、
志村博司議員
殿、
斎藤泰紀議員
殿、並木一元議員殿、
菅谷元昭
議員殿、
竹内明浩議員
殿におかれましては、
全国市議会議長会議員表彰
の御受賞、誠におめでとうございます。心からお喜びを申し上げます。受賞あそばされました議員の先生方並びに同様に長きにわたり
区議会
議員として御活躍をいただいております皆様の区政への御尽力に改めて区民の皆様を代表させていただき、深く敬意を表させていただき、心から御礼を申し上げたく存じます。 今後とも、どうぞ御健康には十分お気をつけいただきまして、区政の一層の発展にお力を添えていただきますようお願いを申し上げるものでございます。 それでは、令和三年度荒川
区議会
定例会
・六月会議の終了に当たり、一言改めて御挨拶を申し上げます。 六月会議に御提案申し上げました議案につきまして、いずれも御可決を賜りまして、誠にありがとうございます。御審議の中で賜りました御意見や御要望を十分に留意させていただき、適正かつ効果的な執行に努めるとともに、迅速に対応してまいりますので、引き続きよろしく御指導賜りますようお願いを申し上げます。 本日は誠にありがとうございました。 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。六月会議における議決事件の字句及び数字等の整理を
議長
に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 お諮りいたします。六月会議に付されました事件は全て議了いたしましたので、本日をもって六月会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
議長
(
菅谷元昭
君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。誠にお疲れさまでした。 午前十時三十一分閉会
議長
菅 谷 元 昭 署名人 夏 目 亜 季 署名人 茂 木 弘 署名人 山 口 幸 一 郎...
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