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  1. 荒川区議会 2019-02-01
    03月13日-04号


    取得元: 荒川区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-12
    令和元年度定例会・2月会議荒川区議会会議録(第四日)==============一、日時 令和二年三月十三日 午前十時一、場所 荒川区議会議場一、出席議員(三十一名)  一番 久家 繁君  二番 小坂英二君  三番 夏目亜季君  四番 宮本舜馬君  五番 山田晴美君  六番 相馬ゆうこ君  七番 北村綾子君  八番 小林行男君  九番 横山幸次君  十番 斉藤邦子君 十一番 小島和男君 十二番 鎌田理光君 十三番 町田 高君 十四番 中島義夫君 十五番 菅谷元昭君 十六番 明戸真弓美君 十七番 茂木 弘君 十九番 並木一元君 二十番 斎藤泰紀君二十一番 北城貞治君二十二番 志村博司君二十三番 河内ひとみ君二十四番 藤澤志光君二十五番 竹内明浩君二十六番 清水啓史君二十七番 山口幸一郎君二十八番 増田峰子君二十九番 森本達夫君 三十番 菊地秀信君三十一番 松田智子君三十二番 保坂正仁君一、欠席議員(一名) 十八番 小坂眞三君一、出席説明員区長  西川太一郎君副区長  佐藤安夫君副区長  北川嘉昭君総務企画部長  五味智子君財政担当部長  宮腰 肇君区政広報部長兼全国連携担当部長  米澤貴幸君管理部長  梅原一彦君区民生活部長  阿部忠資君地域文化スポーツ部長  古瀬清美君産業経済部長  石原 久君環境清掃部長  池田洋子君福祉部長  片岡 孝君健康部長  石原 浩君健康推進担当部長  東山忠史君子育て支援部長  青山敏郎君防災都市づくり部長  松土民雄君再開発担当部長兼都市計画担当部長  松崎保昌君会計管理部長会計管理債権管理担当部長  丹 雅敏君総務企画課長  小林直彦君教育長  高梨博和君教育委員会事務局教育部長  三枝直樹君選挙管理委員会委員長  戸田光昭君代表監査委員  齋藤暢生君一、職務のため出席した事務局職員事務局長  濱島明光庶務係長  小原 実議事係長  伊藤智徳主任主事  染谷沙織主事  堀川光佑主事  山本麻由来主事  松元 翼企画調査係長  細井貴洋議事日程 令和二年三月十三日 午前十時開議第一               請願の付託について第二   議員提出議案第十五号  荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例第三   議員提出議案第十六号  天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈について第四   議員提出議案第十号   荒川区就学援助の実施に関する条例第五   議員提出議案第十四号  荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例第六   議員提出議案第十一号  荒川区シルバーパス費用負担額の助成に関する条例第七   議員提出議案第十二号  荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例第八   議員提出議案第十三号  荒川区住宅リフォームの促進及び区内施工業者仕事づくり条例第九   議案第五十四号     荒川区立日暮里地域活性化施設条例第十   議案第五十八号     荒川区職員定数条例の一部を改正する条例第十一  議案第五十九号     選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例第十二  議案第六十号      職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例第十三  議案第七十一号     荒川遊園(仮称)キャンディハウス外五棟建築及び改修工事請負契約第十四  議案第五十五号     荒川区児童福祉審議会条例第十五  議案第五十六号     荒川区認定こども園の認定要件に関する条例第十六  議案第五十七号     荒川区幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例第十七  議案第六十一号     荒川区立保育所条例の一部を改正する条例第十八  議案第六十二号     幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例第十九  議案第七十二号     荒川区の児童自立支援施設に係る事務の委託について第二十  議案第六十三号     荒川区手数料条例の一部を改正する条例第二十一 議案第六十四号     荒川区立在宅高齢者通所サービスセンター条例の一部を改正する条例第二十二 議案第七十三号     東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約第二十三 議案第八十号      荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例第二十四 議案第六十五号     荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例第二十五 議案第六十七号     令和二年度荒川区一般会計予算第二十六 議案第六十八号     令和二年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算第二十七 議案第六十九号     令和二年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算第二十八 議案第七十号      令和二年度荒川区介護保険事業特別会計予算第二十九 同意第四号       荒川区教育委員会教育長の任命同意について            午前十時開議 ○議長(茂木弘君) ただいまより本日の会議を開きます。 出席、欠席議員数を報告いたします。出席三十一名、欠席一名でございます。 直ちに日程に入ります。 日程第一、請願の付託についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △請願の付託について  (資料の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 陳情書十九件、議長において受理いたしました。お手元に配付しました請願文書表のとおり所管委員会に審査を付託いたします。 日程第二、議員提出議案第十五号、荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第十五号 荒川区議会委員会条例の一部を改正する条例 (議案の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 討論に入ります。討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 本案は原案どおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議員提出議案第十五号は原案どおり決定いたしました。 日程第三、議員提出議案十六号、天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案十六号 天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈について (議案の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 事務局長より朗読いたします。   〔事務局長朗読〕議員提出議案第十六号  天皇陛下御即位に伴う賀詞奉呈について上記の議案を提出する。令和二年三月十三日      提出者 荒川区議会議員          鎌田 理光   町田  高   中島 義夫          菅谷 元昭   明戸真弓美   茂木  弘          小坂 眞三   並木 一元   斎藤 泰紀          北城 貞治   志村 博司   山口幸一郎          増田 峰子   森本 達夫   菊地 秀信          松田 智子   保坂 正仁   夏目 亜季          宮本 舜馬   山田 晴美   竹内 明浩          清水 啓史   小坂 英二   藤澤 志光          久家  繁 天皇陛下御即位に伴う賀詞 賀  天皇陛下におかせられましては 御即位になりましたことは まことに慶賀に堪えないところであります 天皇皇后両陛下のいよいよの御清祥と 令和が平和で幾久しく続きますようお祈り申し上げます ここに荒川区議会は 謹んで慶祝の意を表します 令和二年 月 日              荒川区議会 ○議長(茂木弘君) 本案については、会議規則第三十八条第三項の規定により、提出者の説明並びに委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 本案は、原案どおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議員提出議案第十六号は原案どおり決定いたしました。 日程第四、議員提出議案第十号、荒川区就学援助の実施に関する条例、日程第五、議員提出議案第十四号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、以上二件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第十号  荒川区就学援助の実施に関する条例 △議員提出議案第十四号 荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員会北城貞治委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔北城貞治君登壇〕 ◆二十一番(北城貞治君) 付託を受けました議員提出議案二件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議員提出議案について、それぞれ提出者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議員提出議案第十号、荒川区就学援助の実施に関する条例につきましては、委員より、全国的な認定の基準額と認定率の状況、就学援助における昨年との変更点、就学援助の認定状況に関する区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、東京二十三区では、認定基準を生活保護基準の一・二倍としている区が多い中、荒川区が先陣を切って就学援助の基準を引き上げ、国の基準も変えていただくことを要望し、賛成との意見、これに対し、荒川区における就学援助の認定基準は、全国的に見ても妥当であり、入学準備金の支給額や支給時期の変更等も行い、保護者の経済的な負担軽減の役割を果たしているとして反対との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 次に、議員提出議案第十四号、荒川区子ども医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、ひとり親家庭に対する区の対応、他区の状況などについて質疑がありました。 その後、討論及び採決を行い、収入のない十五歳から十八歳に関しても、それ以下の子どもと同様に医療費を助成するのが妥当であり、基礎自治体が先陣を切って子育て世帯を応援することで行政に対する信頼が生まれるとし、賛成との意見があり、委員会は採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議員提出議案第十号、荒川区就学援助の実施に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 九番横山幸次議員。   〔横山幸次君登壇〕 ◆九番(横山幸次君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表いたしまして、議員提出議案第十号、荒川区就学援助の実施に関する条例に賛成の討論を行います。 本条例は、就学援助の基準を生活保護の一・二倍から一・五倍に引き上げて、子育て世代の教育費の負担軽減を行うものであります。 荒川区の就学援助は、一九八二年までは小学生四五パーセント、中学生五〇パーセントが利用、義務教育完全無償化実現に向けた大きな柱となっていました。ところが、認定率が高過ぎるから引き下げたと区も答弁しましたが、教育的配慮と無関係な政府の圧力によって、行革の一環として一・一倍まで一気に引き下げられたのであります。 二〇〇八年にやっと一・二倍に引き上げましたが、認定率が引き上がったのは数年で、それ以降は年々減少しています。これは荒川区の子育て世代の暮らしがよくなったからではありません。家計の大変さから、共働き、中にはダブルワーク、トリプルワーク、残業を増やすなど額面の収入は増えたが、収入オーバーで非認定の家庭が増えただけであります。所得に表れない家賃や、また住宅ローンなどもあり、可処分所得の低下でむしろ家計は年々大変になっています。さらに消費税一〇パーセント増税が家計に追い打ちをかけていることは論を待ちません。 研究者も加わった京都での最低生計費の調査では、小学生と中学生のいる両親四十代の世帯で普通に暮らすのに必要な額は、マーケットバスケット方式で積み上げていくと、月額約五十五万円となってまいります。しかし、賃金構造基本統計で実際に支給されている平均賃金は三十九万円にしかすぎません。 子育て世代で大きな負担は、住宅費と教育費です。普通の暮らしを困難にしている教育費の負担軽減策は、自治体に求められている重点課題であると思います。 二〇〇八年以降の就学援助予算は、二〇一一年度をピークとして二〇二〇年の新年度予算ではピーク時より一億円も減少しています。二〇一一年並みに予算を組めば、基準を一・五倍に引き上げることは十分可能であります。 子育て世帯の暮らしの実態に寄り添うとともに、義務教育完全無償化の原則からも基準の引上げが強く求められます。高校授業料無償化所得制限基準緩和との関係でも、就学援助の対象拡大が強く求められると申し上げ、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については、異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立少数と認めます。議員提出議案第十号は否決されました。 議員提出議案第十四号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 六番相馬ゆうこ議員。   〔相馬ゆうこ君登壇〕 ◆六番(相馬ゆうこ君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議員提出議案第十四号、荒川区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例に賛成の討論を行います。 本条例は、現在区で行っている子どもの医療費無料の年齢を十五歳から十八歳に引き上げるものです。 子育て世代の収入は、共働きなどで額面上は増えても、可処分所得は低下、厳しくなる一方です。 二〇一六年、東京都子どもの生活実態調査で高校生に当たる十六、十七歳の子どものいる世帯は、生活するのにぎりぎりが三四・二パーセント、貯金を取り崩して生活しているが一五・一パーセント、赤字・借金をしているが五・八パーセントなど五五パーセント以上が不安な生活を送っている実態が明らかになりました。 また、公的医療保険に加入していたが、医療機関で自己負担金を支払うことができないと答えた割合は十六、十七歳の子どもを持つ世帯が最も高く、調査報告書では、医療費助成制度の対象が十五歳までであることが理由の一つとして考えられるとしています。 こうした状況の中、外来、入院のみも含め、医療費無料化の対象を十八歳までとする自治体は、二〇〇九年度の二自治体から二〇一八年度には五百四十一自治体まで増加、全国の市区町村の三割を超えました。 全国保険医団体連合会の医師の調査によると、二〇〇二年から二〇一七年の十五年間でゼロ歳から十九歳の通院時のレセプト件数は横ばいであり、逆に時間外、夜間受診は減少しています。医療費助成が過剰な受診の要因になるという一部の指摘は当たらず、むしろ病気の重症化の防止につながっています。 委員会では、ひとり親医療費助成でカバーできるのではとの御質問がありましたが、全額助成は非課税世帯のみ、課税世帯は一割の負担があり、全ての世帯がカバーされるものではありません。 今回の新型コロナウイルスのような感染症の重症化防止のためにも、全ての子どもが世帯の状況に関わらず必要な受診を行えるように、荒川区の子育て支援の柱の一つとしても実現するべきです。 日本共産党区議団が行った今年度の区民アンケートでも、子育て関連の要望で最も多かったのがこの十八歳までの無料化です。小中学生よりはるかにお金がかかるようになる時期の子どもを持つ世帯に必ず歓迎されることを申し上げて、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立少数と認めます。議員提出議案第十四号は否決されました。 日程第六、議員提出議案第十一号、荒川区シルバーパス費用負担額の助成に関する条例、日程第七、議員提出議案第十二号、荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例、以上二件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第十一号 荒川区シルバーパス費用負担額の助成に関する条例 △議員提出議案第十二号 荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員会保坂正仁委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 付託を受けました議案二件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ議案提出者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議員提出議案第十一号、荒川区シルバーパス費用負担額の助成に関する条例につきましては、委員より、助成対象者と区の費用負担額の試算、区民の自己負担額に対する区の認識、東京都の利用者実態調査等の結果が出る時期、助成対象が課税者と非課税者の二段階である理由などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、シルバーパス制度は多様な効果を生み出す制度であり、荒川区から負担軽減策を進めるべきとし、賛成との意見、これに対し、東京都のアンケート調査の結果に基づいて決定されるべきであり、反対との意見、シルバーパス制度について様々な要望があるが、東京都の調査結果に基づいて決定されるべきであり、反対との意見があり、委員会は、採決の結果、起立少数により否決と決定をいたしました。 続いて、議員提出議案第十二号、荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例につきましては、委員より、助成対象人数や区の負担額等の試算、資産調査の実施方法、厚生労働省の保険料減免の原則に関する通知について、新規事業をする上で、従来事業の見直しに対する検討などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、非課税者の保険料の軽減策として助成金を支給することは、保険料そのものの在り方についての議論を喚起するものとし、賛成との意見、現行のままで生活保護の被保護世帯数が増加していくことが予想されるため、賛成との意見、これに対し、既に国や区において負担軽減策を実施しており、さらに条例で軽減することは、社会全体で支え合うという介護保険の理念から逸脱するものとし、反対との意見、条例案は、年々予算規模が拡大していくことが予想され、介護保険を社会全体で支える趣旨から見ても望ましい事業ではないと判断し、反対との意見があり、委員会は、採決の結果、起立少数により否決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議員提出議案第十一号、荒川区シルバーパス費用負担額の助成に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番小林行男議員。   〔小林行男君登壇〕 ◆八番(小林行男君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議員提出議案第十一号、シルバーパス費用負担額の助成に関する条例に賛成の討論を行います。 本条例案は、東京都のシルバーパスの費用負担二万五百十円で利用する方に一万五千円、費用負担額が一万二百五十五円の方には七千五百円を助成することで、負担の軽減を図り、高齢者の社会参加の一層の促進と福祉の向上を図るものであります。 質疑では、東京都が二〇一八年度にシルバーパス利用者アンケート調査を行っており、都の制度であることから推移を見守りたいとの意見がありました。このアンケート調査では、費用負担二万五百十円でのシルバーパス利用者は全体の利用者の一割にすぎません。この利用者の中で、収入に応じて段階を設定するのがよいという改善を求める意見が最も多くなっております。また、課税対象の中でも低い所得の人たちには、パス取得の大きな障害になっているのではないでしょうか。推移を見守るうちに二年、三年と経過をしてしまいます。 シルバーパス有料化以降、利用者が減少しています。調査結果を踏まえて、東京都が速やかに改善、実施をすることが当然です。同時に、荒川区としてまず実施をすることで、負担軽減と利用促進を進めつつ、都政にも反映させようとするものであります。 討論では、病院などに気軽に通えるようにシルバーパスが必要なのに、高額な負担で取得できないので負担軽減に賛成するとの御意見もいただきました。また、高齢ドライバーの免許証の自主返納を促進するためにも改善が求められていることを申し上げて、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 本案は、原案どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立少数と認めます。議員提出議案第十一号は否決されました。 議員提出議案第十二号、荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 十番斉藤邦子議員。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆十番(斉藤邦子君) 日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議員提出議案第十二号、荒川区高齢者に係る介護保険料の負担の軽減に関する条例について、賛成の討論を行います。 本条例は、低所得者層の介護保険料の軽減を進めるために、第一段階から第五段階の本人住民税非課税で預貯金が三百万円以下の方に手当を支給し、負担軽減を図るものです。 第一から第三段階の方は、本来、保険料の支払いを求める所得階層ではありません。また、第四、第五段階は本人非課税なのに世帯に課税者がいるために保険料が高くなるのは納得できないという声が少なくありません。 また、無年金や年金額一万五千円以下で年金天引できない普通徴収の方で滞納が続きますと、サービス利用に制限がかけられます。必要なときに必要な介護サービスの利用ができない事態はなくさなければなりません。 委員会の質疑で、区当局は保険料の負担軽減について、個別申請で判定、全額免除ではなく、減額のみ、一般財源からの繰入れを行わないという国の三原則を理由に実施できないと言います。しかし、本条例は保険料の減免ではなく、あくまでも負担軽減の手当の支給です。これはあくまでも国の指導であって、従う法的根拠はありません。しかも、国は第一から第三段階の軽減措置を一般財源を入れて行っています。 今、消費税大増税と年金削減など高齢者の暮らしを直撃しています。暮らしと命を守る地方自治体としての役割を今こそ発揮するときではないでしょうか。 必要額は一億五千万円程度です。荒川区の財政状況で十分できるものと申し上げて、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 なお、本案に対する委員長報告は否決でありますので、原案について採決いたします。 本案は原案どおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立少数と認めます。議員提出議案第十二号は否決されました。 日程第八、議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォームの推進及び区内施工業者仕事づくり条例を議題といたします。 ―――――――――――――――◯―――――――――――――――議員提出議案第十三号 荒川区住宅リフォームの推進及び区内施工業者仕事づくり条例                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、建設環境委員会菅谷元昭委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔菅谷元昭君登壇〕 ◆十五番(菅谷元昭君) 付託を受けました議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォームの促進及び区内施工業者仕事づくり条例につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 委員会は、議案提出者から議案内容について説明を受け、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、区が実施している住宅改修の取組、実績、リフォーム助成制度に対する区の認識、助成金増額に至った理由、リフォーム助成に係る想定件数の根拠、リフォーム助成金受給対象者、サンセット方式を採用した理由、区内施工業者の育成、対象者の所得制限の有無、リフォーム助成金額の下限金額などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、区で既に耐震補強、転倒防止等明確な目的を持った助成制度を進めており、利用者が増えれば区内施工業者の受注拡大にも結びつく、リフォームは個人で行うべきであり、木密地域の解消、不燃化・耐震化等々優先順位の高い分野に予算・人員を投入するように要望し、反対との意見、区内には古い木密地域が多く、耐震補強工事等々の助成金を求めている人がいる、財源は限られているので、本当に必要とし、困っている区民のために進めていただきたいと要望し、反対との意見、これに対し、震災時、風水害時に住宅復旧を行う区内施工業者を育成していくことが必要となってくる、現在の区の取り組みは、業者の活用において特定分野に限られており、住宅改修というリフォーム全体の事業に補助することで業者が参加しやすくなる、さらに、産業経済部との連携を含め、さらに検討を進める必要があるとして賛成との意見、耐震・耐熱・省エネ・長寿命化において、区内施工業者を生かし、区内経済の活性化を促進していくことが必要である、また、木造住宅が多いので、耐震化を高め、より災害に強いまちづくりを進めていく必要がある、CO2 の削減等、近年、環境意識の高まり、高齢者の健康維持の観点からも必要な施策であるとして賛成との意見、リフォーム助成の促進から、建物自体の質が高まり、住民への生活の質が向上すると考える、また、経済状況を見ても、消費税増税のみならず、新型コロナウイルスの蔓延や建設業界のオリンピック後の不況等を見据えて、経済を支えるための支援が必要であるとして賛成との意見があり、委員会は採決の結果、起立多数により本案を可決と決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォームの推進及び区内施工業者仕事づくり条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 二十二番志村博司議員。   〔志村博司君登壇〕 ◆二十二番(志村博司君) 私は、自由民主党荒川区議会議員団を代表して、議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォームの促進及び区内施工業者仕事づくり条例に反対の討論をいたします。 本条例案には、目的として、安全・安心な住環境を作ると明記されておりますが、この助成内容では必ずしも安全・安心な住環境を築くことはできないと考えます。旧耐震基準で建てられた耐震性に劣る住宅や二項道路に突出している住宅がリフォームによって延命される可能性もあります。 本区におきましては、災害に強いまちづくりが最優先の課題の一つであり、住宅の耐震化をはじめ、建て替えや除却に係る助成制度を用意して、区民の皆様方に耐震化や建て替えを促しております。また、二項道路の整備、主要生活道路の拡幅整備、防災スポットなどのオープンスペースの確保にも力を注いでおります。老朽住宅の寿命を延ばすことにもつながる本条例案は、こうした防災まちづくりの施策の足かせにもなり得るものと考えます。 昨年十二月に震災・災害対策調査特別委員会が熊本県の益城町に視察に行きました。委員長は私ども会派の町田議員が務めております。町田委員長の報告によりますと、益城町では、市民の要望を受け、リフォーム助成制度を立ち上げて実施したそうであります。しかし、その制度は一年限りで廃止したとのことです。その理由としては、建物の倒壊を防ぐためにはリフォーム助成の制度では効果が低いため、耐震化の助成に切り替えたとのことであります。熊本地震で倒壊した住宅が一番多かった益城町の職員がそのように証言しているのであります。 荒川区で優先して取り組んでいる防災まちづくりに効果があるとは言い難く、状況によっては、その障害となる制度を実行することには賛成できません。 リフォームに関しましては、既に手すりの設置や段差解消など住宅の改修に係る助成制度、高断熱サッシの設置や燃料電池蓄電システム等の設置に係る助成制度、増修築融資をあっせんする制度など、各所管が既に実施しております。これらの施策によって、この条例案の目的である区内施工業者の受注機会を拡大し、区内経済全体の活性化を図るという目的も果たされているものと考えます。 この条例案では、壁紙の張替え、畳の表替え、浴槽やキッチンの交換などあらゆるリフォーム工事に対して助成を行うことになっていて、予算のばらまきとも取れます。また、こうした助成は個人資産の形成にもつながるものと考えられます。 荒川区では、災害に強い安全で安心なまちづくりをさらに加速させようと取り組んでいる現在、個人のリフォームに予算を振り向けることはできないと考えます。 以上、申し上げました理由により、自由民主党として、この条例案には反対をいたします。 以上であります。 ○議長(茂木弘君) 十一番小島和男議員。   〔小島和男君登壇〕 ◆十一番(小島和男君) 私は日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォーム促進及び区内施工業者仕事づくり条例の賛成討論を行います。 本条例は、区内事業者を使った住宅リフォーム工事に対して消費税増税の下で、二〇二〇年度の一年限りのサンセット事業として、従来二十万円の限度額であったものを工事金額の五分の一、上限四十万円まで助成することで、区民の住環境と区内中小業者の受注機会を拡大し、区内経済の活性化を図るものであります。 区内建設業者と従業員は、一九九一年には千四十六事業所、従業員数八千三百七十三人でありましたが、二〇一七年には六百二十四事業所、五千三百十四人と、一九九一年に比べて事業所、従業員ともに約四割近くと大幅に減少しています。 この間、日本共産党区議団は、小規模事業の設備投資補助について、商店のリニューアルを含め、区内事業者を使って行うための制度の改善を求めてきました。今年度の実績を見ると、一月末現在、区内事業所を使った設備補助が十一件で補助金は約百六十九万円、実際の設備費や工事費は約七百万円で、経済効果は四倍以上となっています。店舗の設備投資ですから、ほとんどが区内業者で対応できるのではないでしょうか。 また、商業サービス業全体では四十五件で、補助金約二千万円、設備工事費総額は一億二千万円以上、六倍近い経済効果です。この際、区内事業者を使った設備投資の補助額拡充などを設けるべきです。 こうした区内事業所の仕事づくりを思い切って住宅のリフォームの分野で活用できるようになれば、区内建設業の育成と地域経済にも効果をもたらすことができます。その意味でも所得制限は必要ありません。また、他事業との併用で一層の効果が期待できます。 昨年の台風十五号の被害で、千葉県では住宅の多くの屋根が飛ばされて、居住者などが修理しようとして死者が出るなど、建設業者の不足が問題になりました。 荒川区でも災害時の応急対策や復興時における区内建設業者の役割は極めて重要です。住宅リフォーム助成による仕事起こしが区内建設業者育成にもつながり、災害時の対応も強化することにもつながります。 建設環境委員会では、本条例案を御可決していただきました。区内建設業の皆さんの苦難を何とかしてほしいとの声が反映されたものであります。本会議においても、ぜひとも議員の皆さんの英断で御可決くださいますようお願いいたしまして、賛成討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 五番山田晴美議員。   〔山田晴美君登壇〕 ◆五番(山田晴美君) 維新・あたらしい党会派を代表して、議員提出議案第十三号、荒川区住宅リフォームの促進及び区内施工業者仕事づくり条例に反対の立場から討論をいたします。 本議案については、区内の住宅の寿命を延長させ、また、区内の施工業者の仕事をつくり出すという趣旨については有意義なものであり、建設環境委員会には当会派の委員がいないことも併せて、会派内では慎重な議論を重ねてまいりました。 反対の理由としましては、助成対象に模様替えが含まれていることで、住宅の寿命を延ばすという目的に必ずしも寄与しない工事が含まれている点、助成について収入制限がない点、そして最大の理由としては、区が力を入れて取り組んでいる住宅の不燃化や耐震強化などの震災に備えることを目的とした事業に予算を優先的に使っていくべきであるとの意見が出され、反対の結論に至りました。 以上の理由により、維新・あたらしい党会派は本案に反対とし、討論を終わります。 ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 本案は、委員長報告どおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立少数と認めます。議員提出議案第十三号は否決されました。 日程第九、議案第五十四号、荒川区立日暮里地域活性化施設条例、日程第十、議案第五十八号、荒川区職員定数条例の一部を改正する条例、日程第十一、議案第五十九号、選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、日程第十二、議案第六十号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例、日程第十三、議案第七十一号、荒川遊園(仮称)キャンディハウス外五棟建設及び改修工事請負契約、以上五件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第五十四号 荒川区立日暮里地域活性化施設条例 △議案第五十八号 荒川区職員定数条例の一部を改正する条例 △議案第五十九号 選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △議案第六十号  職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 △議案第七十一号 荒川遊園(仮称)キャンディハウス外五棟建設及び改修工事請負契約                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、総務企画委員会小林行男委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔小林行男君登壇〕 ◆八番(小林行男君) 付託を受けました議案五件につきまして、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第五十四号、荒川区日暮里地域活性化施設条例につきましては、委員より、施設の機能及び創作コーナー並びに工房の運営事業者について、創業支援施設入居者の区内定着率を上げるための区としての取組、配置されるコンシェルジュのスキルなどについて質疑がありました。 その後、討論に入り、的確な創業支援を実施し、退去後には区で創業していただけるような取組を進めていただき、誰もが親しみやすい施設になるよう期待し、賛成との意見があり、委員会は、原案どおり決定をいたしました。 次に、議案第五十八号、荒川区職員定数条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、具体的な人員体制の変更内容、現業職員の状況などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、状況に見合った人員の配置を迅速に講ずるべきであり、児童相談所の移管や災害対策、AIの活用など、変化する社会情勢を捉え対応するよう要望して賛成、現業職員の退職不補充の方針に変更がないことについては残念であるが、国の基準を上回る児童相談所の人員が確保されたことについて評価するとして賛成の意見があり、委員会は原案どおり決定をいたしました。 次に、議案第五十九号、選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、若年層に投票立会人として従事してもらうことに対する区としての見解、期日前投票と投票日当日の投票立会人の配置数に対する区としての見解、投票管理者及び投票立会人の男女比などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 次に、議案第六十号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、児童相談所等に勤務する職員に係る手当と生活保護法に定める業務に係る支給額の差額の根拠などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は、原案どおり決定をいたしました。 最後に、議案第七十一号、荒川遊園(仮称)キャンディハウス外五棟建設及び改修工事請負契約につきましては、委員より、入札から落札までの経緯、現在のあらかわ遊園改修の進捗状況、あらかわ遊園全体のデザイン事業者の委託などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、落札された業者に対し、着実に工事を実施するよう申し入れすることを要望し、賛成、不具合が出ないよう確実に工事を実施し、夢ある施設を建設するよう要望し、賛成、工期期間中の騒音や振動などについて、近隣に配慮をしながら工期内に工事を終わらせ、楽しくうきうきするようなあらかわ遊園にするよう要望し、賛成との意見があり、委員会は、原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第五十四号、荒川区立日暮里地域活性化施設条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第五十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第五十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第五十八号、荒川区職員定数条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので発言を許可いたします。 七番北村綾子議員。   〔北村綾子君登壇〕 ◆七番(北村綾子君) 私は、日本共産党荒川区議会議員団を代表しまして、議案第五十八号、荒川区職員定数条例の一部を改正する条例に関して、賛成の立場で討論をいたします。 本条例は、重点分野における体制充実を図り、区民サービスのさらなる向上を図るため、職員定数を千六百二十四名から千六百八十六名へ六十二名増やすものです。 本条例では、一歳未満児十一時間保育の開始による保育サービスの充実として三名増、障がい者雇用の充実として三名増などとしています。 児童相談所の配置職員は常勤六十八名、人員確保が厳しい状況において、荒川区が福祉職など専門職を増員し、児童相談所の職員配置を国基準より多くしたことは、地方自治体独自の判断で事業を実現できることを示したもので、評価いたします。 他自治体では、児童相談所で夜間対応していた委託事業者が保護を求めた児童を受け入れなかったことが大きな問題となりました。 区民の命と暮らしを直接守る分野での専門職の増員はやはり必要です。一方で、現業職員退職不補充の方針に変更がないということは非常に残念です。昨年の台風被害からも、災害時の公務労働における現業職員の大切さを区は改めて認識されたことでしょう。図書館司書など専門職を常勤化することも人事政策の課題ではないでしょうか。 単純に民間任せにするのではなく、区が責任を持って職員を育て、経験や技術を継承させることが区民サービスを保つ上でも大切であると考えます。 現在、新型コロナウイルスで対応に追われている保健所の人員減や現業職員の退職不補充の方針には大きな疑問が残るものの、総合的には人員増の条例提案となりますので、賛成といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 お諮りいたします。議案第五十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議はないものと認めます。議案第五十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第五十九号、選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第五十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第五十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第六十号、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第七十一号、荒川遊園(仮称)キャンディハウス外五棟建築及び改修工事請負契約について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第七十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第七十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第十四、議案第五十五号、荒川区児童福祉審議会条例、日程第十五、議案第五十六号、荒川区認定こども園の認定要件に関する条例、日程第十六、議案第五十七号、荒川区幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例、日程第十七、議案第六十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例、日程第十八、議案第六十二号、幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例、日程第十九、議案第七十二号、荒川区の児童自立支援施設に係る事務の委託について、以上六件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第五十五号 荒川区児童福祉審議会条例 △議案第五十六号 荒川区認定こども園の認定要件に関する条例 △議案第五十七号 荒川区幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例 △議案第六十一号 荒川区立保育所条例の一部を改正する条例 △議案第六十二号 幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第七十二号 荒川区の児童自立支援施設に係る事務の委託について                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、文教・子育て支援委員会北城貞治委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔北城貞治君登壇〕 ◆二十一番(北城貞治君) 付託を受けました議案六件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、それぞれ理事者より説明を受けた後、順次審査に入りました。 初めに、議案第五十五号、荒川区児童福祉審議会条例につきましては、委員より、荒川区児童福祉審議会における各部会の種類、委員構成及び人選方法などについて質疑がありました。その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第五十六号、荒川区認定こども園の認定要件に関する条例につきましては、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第五十七号、荒川区幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例につきましては、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 議案第六十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、区立西尾久保育園移転後の跡地の活用方法、宮前公園内保育園舎内の子育て交流サロン専用室の今後の活用方法、区立西尾久保育園における民営化の手法などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第六十二号、幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、幼稚園教育職員における労働時間の管理方法、幼稚園教育職員の労働時間の業務改善に関する区の見解などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定をいたしました。 最後に、議案第七十二号、荒川区の児童自立支援施設に係る事務の委託についてにつきましては、委員より、荒川区内における児童自立支援施設の有無及び検討の可否、児童自立支援施設の役割や意義に関する区の認識、児童相談所との連携体制などについて質疑がありました。その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第五十五号、荒川区児童福祉審議会条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第五十五号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第五十五号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第五十六号、荒川区認定こども園の認定要件に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第五十六号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第五十六号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第五十七号、荒川区幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営の基準に関する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第五十七号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第五十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第六十一号、荒川区立保育所条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十一号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十一号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第六十二号、幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第七十二号、荒川区の児童自立支援施設に係る事務の委託について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第七十二号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第七十二号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十、議案第六十三号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例、日程第二十一、議案第六十四号、荒川区立在宅高齢者通所サービスセンター条例の一部を改正する条例、日程第二十二、議案第七十三号、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約、日程第二十三、議案第八十号、荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例、以上四件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第六十三号 荒川区手数料条例の一部を改正する条例 △議案第六十四号 荒川区立在宅高齢者通所サービスセンター条例の一部を改正する条例 △議案第七十三号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約 △議案第八十号  荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、福祉・区民生活委員会保坂正仁委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔保坂正仁君登壇〕 ◆三十二番(保坂正仁君) 付託を受けました議案四件につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、付託を受けた議案について、理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 初めに、議案第六十三号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例につきましては、特に質疑、意見等なく、委員会は、原案どおり決定をいたしました。 続いて、議案第六十四号、荒川区立在宅高齢者通所サービスセンター条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、区立のサービスセンター再編の経過、西尾久西部サービスセンターの利用者数と利用者の移行先、移行先が未決定の方への区の対応、生活実習所の定員拡大と職員体制などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、委員より、区の貴重な財産を有効活用するだけでなく、今後の課題である障がい者の高齢化への対応を要望し、賛成との意見、各地域に区立のサービスセンターがあることは大切だと思う、西尾久西部サービスセンターの利用者全体が丁寧な対応で移行できることを要望し、賛成との意見があり、委員会は、原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第七十三号、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約につきましては、委員より、保険料の軽減による区の負担額、一人当たりの保険料の軽減額などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、後期高齢者だけでなく、現役世代の負担についても考慮し、区として医療費適正化を推進することを要望し、賛成との意見、後期高齢者に限定した医療体制を作ることには反対だが、広域連合の特例措置による保険料全体が軽減されることは必要であり、賛成との意見があり、委員会は、原案どおり決定いたしました。 続いて、議案第八十号、荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、委員より、今後予想される保険料増額に対する区の取組、外国人被保険者の収納率に対する区の認識、高額所得世帯の保険料が大幅に増額する理由、東京都独自の激変緩和策に対する要望、所得階層別の滞納者数、滞納処分の状況などについて質疑がありました。 その後、討論に入り、国民健康保険料の値上げが長期間続き、区民の負担は限界を迎えている、区として国や東京都に対し、一般財源の繰入れや激減緩和措置による保険料の値下げを強く要望することを求め、反対との意見があり、委員会は採決の結果、原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第六十三号、荒川区手数料条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第六十四号、荒川区立在宅高齢者通所サービスセンター条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十四号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十四号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第七十三号、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第七十三号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第七十三号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第八十号、荒川区国民健康保険条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第八十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については、異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第八十号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十四、議案第六十五号、荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第六十五号 荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、建設環境委員会菅谷元昭委員長及び委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔菅谷元昭君登壇〕 ◆十五番(菅谷元昭君) 付託を受けました議案第六十五号、荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告を申し上げます。 本委員会は、付託を受けた議案について理事者より説明を受けた後、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、高さ制限を超える建物の建て替え時の緩和規定、高さ制限の適用基準、高さ制限の緩和規定の対象となる建物の概要、再開発エリアと地区計画エリアの関係性、地区計画策定時における住民への十分な説明、既存の地区計画エリアにおける従来の成果などについて質疑がありました。 その後、討論に入りましたが、特に意見等なく、委員会は原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 議案第六十五号、荒川区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十五号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。議案第六十五号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十五、議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算を議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第六十七号 令和二年度荒川区一般会計予算                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、予算に関する特別委員会中島義夫委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔中島義夫君登壇〕 ◆十四番(中島義夫君) 付託を受けました議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算につきまして、委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 本委員会は、二月二十五日から延べ八日間にわたり、活発な議論の下、慎重に審査を行いました。 まず初めに、理事者から予算大綱について説明を受けた後、九会派十名の委員より総括質疑を行いました。 総括質疑では、水害対策の充実と強化、新型コロナウイルス感染症への対策、新病院に求める必要な機能及び環境整備、児童相談所の設置、東京都のベビーシッター利用支援事業、わかもの就労サポートデスク、消費税増税と区民の暮らし及び地域経済の実態、子どもの権利と保育の質、学校の教職員の働き方改革、喫煙所の設置、マンションの水害対策、地籍調査と区道の官民境界、保育園の指導検査、オリンピック・パラリンピック聖火リレーなどについて質疑がありました。 続いて、各款ごとに歳出に関する詳細な質疑を行った後、歳入、債務負担行為、特別区債、一時借入金、歳出予算の流用について審査を行いました。 その後、横山委員から提出された修正案について、提案内容の説明を受け、審査を行いました。 その後、討論に入り、消費税増税により区民の暮らしや地域経済には回復基調の実感がなく、区民の置かれた状況に寄り添った予算編成が何よりも求められている。生活困難世帯への経済的支援や税及び国民健康保険料の滞納に係る特別な事情への考慮など、暮らしと経済の直接的支援が必要であるとし、区民の暮らし応援に手を尽くしていただくことを要望し、修正案に賛成、原案に反対との意見。 これに対し、本予算案は、区立児童相談所関連経費が財調に算入されることにより区の財政負担が軽減され、我が党の予算要望を西川区政が真摯に受け止め、反映した予算であることを高く評価する。重要な課題である水害対策、新病院に求める必要な機能及び環境整備、区立児童相談所の設置及び運営、新型コロナウイルス対策に関わる緊急対策、西日暮里駅前再開発におけるホールなどの整備を解決するためには、健全な財政運営が大前提であり、財政フレームの策定は極めて重要である。今後も全庁的に対応しなければ解決できない課題が想定され、職員は全ての課題が自分の課題であるという意識を今まで以上に強く持って行政運営を行っていただくことを強く要望して、修正案に反対、原案に賛成との意見。西日暮里駅前開発は優先すべき事業ではなく、風水害対策や首都直下型地震に対する防災対策や医療、保育、介護、障がいの福祉分野にしっかり予算をかけるべきである。また、幼保無償化については、同じ消費税を払った区民でありながら、朝鮮幼稚園は無償化から外されている。子どもを大事にする荒川区だからこそ、他の区に先立って予算をつけることを要望し、修正案に賛成、原案には反対との意見。 本予算案は、区民の安心と元気を育む幸福実感予算と位置づけられ、我が党の提案である本庁舎における七十二時間以上の非常電源の確保、運転免許証の自主返納を支援する制度、地域密着型サービス拠点整備補助、空き家・空き地対策、教員の多忙化解消、不登校対策に重点的かつ効率的に配分されたことは高く評価している。今後の区政運営において、最少の予算で最大の効果を得るよう着実に執行していただくよう要望し、修正案に反対、原案に賛成との意見。 本予算案は、荒川区民の幸福実現に向けた予算編成であると判断し、修正案に反対、原案に賛成との意見。 他の委員からそれぞれの指摘があった事項を踏まえ、行政全体として最大限に区民全体の生活や福祉の向上に貢献するよう努めていただくことを要望し、原案に賛成、修正案に反対との意見がありました。 その後、採決に入り、委員会は、修正案及び原案についてそれぞれ採決を行いました。 修正案については、起立少数により否決と決定し、次に、本案については、起立多数により原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 十番斉藤邦子議員。   〔斉藤邦子君登壇〕 ◆十番(斉藤邦子君) 日本共産党荒川区議会議員団を代表して、議案第六十七号、二〇二〇年度荒川区一般会計予算に反対、修正案に賛成の討論を行います。 政府は、GDP年率マイナス七・一パーセントに下方修正をしました。新型コロナウイルスの影響のない時期であり、現在はさらに深刻です。内閣府発表の景気動向指数も五か月連続悪化です。その大きな要因が消費税一〇パーセント増税であることは明らかです。 一般会計予算原案は一千六十九億円、昨年度比四・六パーセント増で、二年連続で一千億円を超える過去最大の大型予算となりました。「区民の安心と元気を育む幸福実感予算」と銘打ちましたが、消費税増税、雇用の不安定、収入減に苦しむ区民を応援する思い切った新規事業は残念ながらありませんでした。 入るを量りて出ずるをなす、収入の額を考え、それに応じて支出を組む、国や都の補助金があり、歳入が見込めることを事業決定の一つの目安にすることなどの議論が交わされました。 補助金が高いのは再開発事業や都市計画道路交付金で、逆に公立で保育園を建設することには一切補助金を出さない、就学援助も一般財源化するなど、国の責任を放棄し、次々と削減をしてきました。 国のあり方に異議を唱えるとともに、幼稚園、保育園の給食費負担軽減に三億円、子どもの医療費無料化九億円を一般財源で予算化できたように、区民の暮らしを守るための必要性から判断し、地方自治の本旨である住民の福祉と安全のための予算編成を行うべきです。 税金の使い方が間違っているのは、西日暮里再開発事業です。総事業費一千億円、区の負担も含めて税金が約二百五十億円、区の大ホールなどの建設に百九十億円、合わせて四百四十億円の税金が投入される計画で、一般会計の単年度予算の半分近い額です。 不思議なことにこれだけの多額な税金を使うことが健全な財政運営なのかの検討がされていません。ささやかな区民の暮らし応援の施策については、将来にわたる財政負担が大きいと拒否することが度々です。 大規模改修したばかりの区民ホールの移転だけでなく、新区庁舎建設まで出てきます。投資的経費確保のために区民の暮らし応援の施策が後回しにされ、安定的財政のためと言いながら、事業の縮小、廃止、民間委託を検討する姿勢は、行財政運営の逆立ちと言わざるを得ません。 我が党区議団が提案した暮らし応援の条例や予算修正は予算の〇・三五パーセントの組み替えで、経常的にも十分実施が可能です。スタート時の基金活用については、新年度の当初予算案でも基金繰入れが七十三億円、そのうち財調基金は六十四億円で一般財源として活用するのです。私たちの提案三億七千万円は無理なことではありません。 本予算原案に反対の理由の第一に、この政治姿勢が賛成できないからです。 第二に、新たに児童相談所の設置に向けて福祉職など専門職を増員したことは、児童相談所設置を決断した地方自治体としての当然の対応です。国や東京都からの財政的な措置が基本的にない中でも、地方自治体の独自の判断で人員増も含めた事業を実施できることを示したものです。 一方、高齢者福祉や生活保護行政なども専門職の増員が必要ですが、この点は十分とは言えません。区民の命と暮らしに直結する分野であり、児童相談所と同様の対応をすべきです。 第三に、税や国保料などの滞納処分、特別な事情を考慮することなく機械的な差押えが引き続き行われていることです。滞納は暮らしのSOSという立場が大変弱いと考えます。 第四に、保育の質の確保と保育士の処遇改善、私立保育園の人件費の流用と運営費に占める人件費割合の低さに歯止めをかける対策を早急に進めるべきですが、抜本的な対策強化が進んでいません。 第五に、住宅は暮らしの土台です。高齢者、障害者、ひとり親など、荒川区で最後まで住み続けることができるように、区内高齢者施設、公的住宅の確保、家賃補助の拡大に消極的です。 第六に、介護保険、国民健康保険、後期高齢者医療保険の保険料負担は大変です。多子世帯の均等割の減免制度など値上げを抑えるための独自対策の検討がなく、高過ぎる保険料の押しつけを容認しています。 第七に、公共施設等総合管理計画は、八十年周期に長寿命化しても、向こう四十年間で毎年平均四十八億円かかる計画で、百九十億円の大ホールが入ったらどうなるのか、検討もされていません。大ホールなど区民的合意も計画の詳細も非公開のまま進んでいることは問題です。 まちづくりの基本、最優先課題は木造密集地域の改善、不燃化特区整備促進予算の平均は年間約六億円、百九十億円はその三十年分以上です。被害を最小限にするための事前復興の理念からも、また、区民の生命を守る上でも優先順位が間違っています。 次に、予算に関する特別委員会の質疑から何点か申し上げておきたいと思います。 防災・減災対策では、聴覚・視覚障害に限らず、高齢者など必要な方への防災ラジオの早期配付と全区民への身近な情報伝達手段の確保、普及を進めること、医療的ケア児を持つ家庭の避難時の対応、保育園の臨時休園の基準を現場の職員の参加で進めること、介護保険では、従来型の予防給付サービス利用が落ち込んでいます。必要なサービスの提供が削減されることのないようにしていただきたいと思います。 障害者福祉では、相談支援の中核的な役割を担う基幹型障害者支援センターの設置については、三障害ワンストップの役割が十分果たせる人員体制を求めます。スニーカーの避難誘導の障壁はいざというときに大問題になります。 環境分野では、あらかわ遊園の喫煙所設置はやはり見直すべきです。また、地球温暖化問題は深刻です。プラスチックごみを減らすための実効性のある仕組みづくりが自治体からも強く求められます。 差別・分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へジェンダー平等の実現の取組は、今日の重要課題の一つになっています。男女平等推進センターがふさわしい役割を果たせるように、事業も体制も強化してほしいと思います。 最後に、新型コロナウイルス対策について申し上げておきたいと思います。 PCR検査と医療の体制の強化、これは区民が強く求めています。国に対して民間医療機関や都立病院、大学病院も一体となって進めることができるように強く求めてほしいと思います。また、迅速で正確な情報提供のために、保健所の窓口の体制強化が必要です。 国民健康保険証について、資格証明書発行世帯への短期証の送付並びに窓口留め置きの短期証を直ちに届ける措置を求めます。 学校給食もなく、子ども食堂も休止になる中、ひとり親家庭をはじめ、しわ寄せが広がっています。給食提供の実施など検討するべきです。 学校休校で子どものストレスも高まります。校庭開放など、外遊びの保障は政府も言い始めました。安全を担保して早急に進めること、また、休校措置そのものについても独自検討を求めます。 ころばん体操などの中止で高齢者が行き場をなくし、筋力、体力、認知の低下で介護が必要な方が増えるのではないかとの心配にも応えなければなりません。 地元業者の苦境に応えるためのコロナ融資の実効性を上げるため、無利子にするなどさらなる検討も必要です。また、休業補償について、政府の対応や不十分さをカバーする対策も求められます。 対応すべき課題が山積みしています。パンデミック認定で新しい事態に、機敏適切な対応も求められます。国の指示や要請どおりではなく、実態をつかみ、緊急補正予算も組む構えで進めることを強く求めて討論といたします。(拍手) ○議長(茂木弘君) 十六番明戸真弓美議員。   〔明戸真弓美君登壇〕 ◆十六番(明戸真弓美君) 私は、自由民主党荒川区議会議員団を代表いたしまして、議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算案に賛成の立場で討論をいたします。 自由民主党荒川区議会議員団は、本予算の編成に当たり、区民が真に求めている区民サービスを効率的・効果的に実施し、あまねく区民の生活が向上し、安心・安全に暮らすことのできるまちづくりを目指し、十三の重点項目をはじめとした三百を超える事項について積極的に推進していくよう、昨年九月、要望いたしました。これを踏まえ、区は内部努力のさらなる徹底や事務事業全般にわたる再点検、見直しを図る一方、直面する重要課題や区民生活に的確に対応した施策に財源を重点的かつ効果的に配分しており、改めて予算編成に当たっての区長及び区当局の御努力を高く評価するものであります。 我が党が要望した主な施策について幾つか述べさせていただきます。 まず、災害対策につきまして、本庁舎屋上に七十二時間稼働が可能な非常用発電機の整備に着手するほか、避難所開設訓練を積極的に行うなど、区民の安全・安心に全力で取り組む姿勢を高く評価いたします。 子育て支援では、私立幼稚園教諭への宿舎借上げ支援や奨学金返済支援事業の実施をはじめ、我が党の要望を十分に取り入れた内容となっており、区の努力を高く評価いたします。 産業振興では、日暮里地域活性化施設において、繊維街という立地を生かした創業支援施設、カフェ等を設置することなどを評価したいと思っております。 これらのほかにも、我が党は予算に関する特別委員会における質疑を通じて、各分野の施策や事務事業に関して具体的に確認させていただきました。 順不同になりますが、主なものを申し上げれば、成人の日の集いの対象年齢の早期決定及び開催日変更の検討、東日暮里地域への防災備蓄倉庫設置、町会会館の耐震診断の支援、老朽化した町屋区民事務所の機能の一時移設の検討、高層マンション屋上での備蓄の推奨、日暮里駅等への駅ストリートピアノの設置、AI活用による特殊詐欺対策の導入、庁舎地下食堂における営業の工夫による自主財源確保、財政フレームの作成による大規模事業の制御、本庁舎周辺のサイン充実、リバーサイドマラソンの区内市街地での開催の検討、水害と震災を区別した訓練の実施、ふれあい館開設に伴う近隣ひろば館の廃止、売却の徹底、優良青少年表彰への介護ボランティアの推薦、保険加入の促進による自転車事故の縮減、各貸付け事業の本来目的が機能するような相談体制の確保、喫煙所設置による区内の分煙環境の整備、読書のまち荒川のさらなる推進、医療的ケア児への居宅訪問型保育における近隣保育園との連携強化、ベビーシッター事業における保育の質の確保、在宅育児家庭への支援の充実、騒音の低減に向けた先端音響技術のあらかわ遊園アリスの広場への導入検討、新型コロナウイルス感染症に対する区としての方針を持った具体の対応、区民が混乱せずに検査を受けられる体制整備と対応方針の整備、子どもたちの健康や命を守るための区一丸となった対応、特別対策融資の期間延長、一斉休校中に読書や俳句に親しむ課題の検討、厳しい民泊規制の下での旅館業の営業実態の把握と相談対応、三十歳からの歯科健診の実施検討、商業・サービス業経営力向上支援事業の区内調達一回を条件とした複数回利用の検討、シェアサイクルとの連携やホテル・旅館情報など観光アプリが長く愛されるコンテンツの検討、ロケ地の積極的誘致による区のPR、コスプレやアニメ等の積極的導入による荒川遊園通りや日暮里繊維街への誘客、危険老朽空き家の処理に向けた粘り強い努力、公園等における夜間のボール遊びの実態把握、荒川自然公園で伸び伸びと自由に遊べる方法の検討、教員の働き方改革に向けた業務内容の軽減と教員の意識改革、小学校における制服導入の検討、汐入地域における中学校の特別支援学級の設置検討、言語化の工夫やコンテスト開催などプログラミング教育の充実に向けた取組の検討、ゲーム依存について子どもたちが話し合う取組の検討、区費のスクールカウンセラーの十分な経験と質の担保等々であります。 最後に、改めて三点強く要望させていただきます。 我が党が提出した新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望を踏まえ、各分野における即応態勢を速やかに準備し、拙速との批判を恐れずに、さらなる緊急対策を実施し、感染拡大を防止すること。 西日暮里再開発の中で概算費用百九十億円とされるホールの整備については、事業自体及び事業計画のさらなる精査、民間活力による事業スキームの転換などあらゆる手段の鋭意検討と創意工夫に努めること。 これらの課題の解決の前提となる健全な財政運営を維持するためには、財政フレームの作成は極めて重要であります。改めて強く要望しておきます。 区におかれましては、こうした我が党各議員からの意見や提案を真摯に受け止め、ぜひとも区政に反映させていただきますよう求める次第でもあります。 これらを踏まえ、新年度の予算執行に当たっては、区民の安心と元気を育む幸福実感予算となるよう一層努力をしていただくことを強く要望し、また、私ども自由民主党荒川区議会議員団も執行機関とのよき緊張関係を保ちつつ、今後とも西川区政を支えていくことを表明いたしまして、予算案に賛成の討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(茂木弘君) 二番小坂英二議員。   〔小坂英二君登壇〕 ◆二番(小坂英二君) 私は、日本創新党として、議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算案への反対の討論を行います。 反対する理由は、日本国の自治体として、日本の経糸を守り引き継ぐ覚悟を持たず、大局的な視野もなく、世の中の風潮に流され編成された予算案だということであります。 日本国内の北朝鮮である朝鮮学校が対象の九割である外国人学校保護者補助金、毎年千数百万円も予算を組んでいるのは、行政によるテロ国家支援に他なりません。 何十年もそれを見直せず、繰り返す体質は改善されなければなりません。また、一部、幼保無償化の対象にすべきとの主張も聞かれますが、悪辣な北朝鮮の出先機関である朝鮮総連支配下の有害な各種学校を無償化の対象にするなど論外であり、明確な区別をして対象外を継続すべきということもこの機会に申し上げます。 また、タブレットパソコンを全ての小中学校へ一人一台体制でばらまき使うことに毎年五億円、六億円の単位で支出をするということも止めていません。基本的な学力向上にも繋がっていないことは各種調査で明らかになっており、教育をタブレット頼りに劣化させている点も指摘をいたします。 また、保育園の運営・建設に対して、区の予算案の一割にも匹敵する百億円を支出する一方、家庭での子育てをする世帯への支援が余りに貧弱であることも著しいバランスの欠如と言えます。 その姿勢は、ゆいの森の一時預かりの利用者の七割を占める育児負担軽減のための利用に利用禁止措置をとることを決め、新たな受け皿もないままに放り出すことに象徴されています。 区立保育園での結核蔓延事件ついて、繰り返し対応の是正、責任の明確化を求めてきたにも関わらず、見直しをせず同じ過ちを繰り返す、情報も出さない、そうした可能性が高い姿勢を取り続け、見直しをしない体制も容認ができません。 その延長線上に、先日も指摘をした武漢肺炎ウイルスの感染者の情報公開をしない荒川区の姿勢があると思います。 情報の受け手である区民を信頼し、区民の信頼に応える対応を新年度にも行わない旨が公言されていることも問題であると指摘をし、この点を是正するよう強く求めます。 また、西日暮里駅前再開発への多額な公金投入の方向が明確にされていることは大きな問題であります。日本の市区町村の中で三番目に人口密度が高く、既に過密が極まっている中、千戸の住宅を新たに設置をする。そして公的施設、学校等の受け皿も無い、過密の解消とは逆の方向のことを行いながら、かつ人口政策もない中で、意思決定も不明確な中、マンション業者をもうけさせる、こうしたやり方は到底賛成をできるものでありません。 以上申し上げてきた点を中心に異議申し立てをし、反対の討論と致します。 ○議長(茂木弘君) 二十八番増田峰子議員。   〔増田峰子君登壇〕 ◆二十八番(増田峰子君) 私は、公明党荒川区議会議員団を代表しまして、議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算案に賛成、修整案に反対の立場で討論を行います。 討論の前に、現在、重要課題である新型コロナウイルス対策について申し上げます。 私ども公明党区議会議員団は三月四日、荒川区に緊急要望を提出させていただきました。区は早急に対応していただき、心より感謝いたします。一日も早い終息を目指し、この難関を乗り切っていただくことを改めてお願いいたします。 また、先日三月十一日で東日本大震災からはや九年となりました。まだまだ復旧・復興の途中であり、さらに昨年は甚大な風水害にも見舞われました。私たち公明党は、防災・減災を「文化」にまで高めるとの思いで、これからも全力で取り組んでまいります。 令和二年度予算は、西川区長就任第四期目を締めくくる予算であり、幸福実感都市あらかわの実現に向け、子育て環境の整備や福祉施策の充実、介護予防の推進、防災対策の強化など、区民の安全・安心の向上はもとより、地域の経済や文化の活性化などに着実に取り組むことで、区民の幸福実感を一層高めていくという思いが込められたものと受け止めております。 一般会計の予算規模は千七十億円となっており、ふれあい館や新尾久図書館の整備、児童相談所の設置などが主な要因となり、前年度と比較して四十七億円、四・六パーセントの増という過去最大規模の予算となっております。 我が公明党荒川区議会議員団は、本予算の編成に先立って、日頃の区民相談で受けた要望や区民生活に関する独自の調査研究を踏まえ、昨年九月に百四十二項目に及ぶ令和二年度予算に関する要望書を西川区長に提出いたしました。区は、こうした我が党の要望を受け止め、「区民の安心と元気を育む幸福実感予算」として編成されたものと高く評価をしております。 以下、予算の要望に反映されている主な事項を申し述べます。 本庁舎における七十二時間以上の非常用電源の確保、ふれあい館二十館構想の早期実施、交通安全対策の強化として、運転経歴証明書の取得を支援する制度の導入、路上喫煙禁止の啓発とポイ捨て防止策の強化、高齢者施設の整備及び運営支援体制の強化として、認知症対応型介護施設の充実、児童相談所の区移管に向けた職員の人材確保及び育成、魅力ある宮前公園の整備やトイレの新設、改修、廃止の計画的な推進、教員の多忙化解消として、副校長補佐や補助職員の配置、不登校対策の充実として、中一ギャップ解消に向けた具体的な取組などが予算化されており、そのほかにも私たちの主張が幅広く取り入れられ、限りある財源を重点的・効果的に配分し、めり張りの効いた予算を編成したものとなっております。 さらに我が党は、予算に関する特別委員会におきましても、様々な要望や提案を行ってまいりました。 主なものを挙げてみますと、あらBOSAIの中学校区単位での開催、液体ミルクの備蓄に向けたさらなる検討、地震と風水害の同時被災を想定した対応の検討、電動アシスト自転車に対する安全対策の強化、子どもたちがかぶりたくなるようなヘルメットの検討、絵本大賞受賞作品の即売や記念誌発行等の検討、本を読める環境づくりと区民の読書量を増やす取組の推進、スポーツルール解説イベントの検討、誰もが一生涯楽しめるスポーツとしてのシッティングバレーボールの普及、災害時の防災行動力を高める企画の実施、防災意識の普及啓発につながる情報のホームページ掲載、高齢者住宅契約貸主助成事業や都市型軽費老人ホームのさらなる周知、区民にとって分かりやすい住宅相談窓口の検討、固定電話がなくても利用できる救急通報システムの検討、ADLの低下した高齢者への住宅支援の充実、認知症グループホームとの併設による都市型軽費老人ホームの整備促進、住民主体の自主グループ活動を介護予防のサービス資源として活用する検討、節分行事での豆の代用となる安全な菓子の検討、子ども家庭総合センターの現場職員が法的知識を共有し、連携できる取組の実施、里親制度の拡充に向けた取組の推進、外国人学校の幼保無償化の検討、肺炎球菌予防接種の接種率向上、女性医師を増やす区独自の対策の推進、アラフォークライシスで厳しい若者に寄り添う伴走型の就労支援、危険な空き家に対する対策の加速、禁止区域外の放置自転車の撤去期間短縮の検討、公立小学校の制服についての前向きな検討、スクールカウンセラーの配置の充実等々、要望、提案をさせていただきました。いずれも区にとって早急に検討すべき重要課題であります。 さらに、さきの総括質疑においても、東京都のベビーシッター利用支援事業の区での早期実施、就職氷河期世代への就労支援や高齢者までの切れ目のない就労支援、放置自転車対策の強化等について提案しております。 このたびの予算に関する特別委員会での質疑を通じて、我が党の各議員よりなされた提案・要望につきましては、ぜひとも今後の予算執行等に十分に発揮、反映させていただき、区民生活の向上に一層の努力をしていただくことを強く要望いたします。 さて、区は現在も限られた財源の中で負担軽減策を実施していると受け止めております。それに対し、修正案は区民の血税を効果的に発揮されるとは到底思えません。区民の皆さんの大切な税金は、本当に必要な方に本当に必要なときに使われるようにしなければならないと思います。よって、本予算案に賛成、修正案に反対の討論といたします。 ありがとうございました。 ○議長(茂木弘君) 二十五番竹内明浩議員。   〔竹内明浩君登壇〕 ◆二十五番(竹内明浩君) 民主ゆいの会を代表して、議案第六十七号、令和二年度荒川区一般会計予算に賛成の立場で討論をいたします。 現在、様々な格差や子どもの虐待・貧困が社会問題になっております。次世代を担う子どもたちを応援していくことは、子どもたち自身の未来を開くだけではなく、結果として社会全体を支えていくことになり、持続可能な社会を作り出していくことにつながります。 年金問題、医療・介護問題、社会保障問題、現在に至っては新型コロナウイルスの感染拡大等、後を追うように世の中に漠然とした不安が広がっています。また、これだけ速いスピードで刻々と変化し、新しい住民も流入してくる中、今までの延長で考えるのではなく、常に新しい視点を持って取り組んでいくことが重要と考えます。 未来への責任を担う世代として、これからも荒川区に住んでいてよかったと誰もが感じることができる区政となるよう今後も取り組んでまいりたいと思います。 最初に、新型コロナウイルス対策については、状況が逐一変化する事態への対応、大変評価をいたします。今後も、子どもの心身への影響、学校現場の混乱、保護者の負担、区民、事業者に寄り添った対応を引き続きお願いいたします。 さて、当初予算では過去最大の規模となる令和二年度荒川区一般会計予算編成に当たり、「区民の安心と元気を育む幸福実感予算」と位置づけ、限られた財源を重点的かつ効果的に配分すること、事務事業の再点検、見直しを図ること、中長期的な視点に立った財政運営を行うこと、この三点に重点を置いて積極予算を編成したとの説明がなされました。 予算に関する特別委員会においては、この方針の下に適切に予算編成がなされ、実効性のある施策が実施されるのかとの認識を持って審議に臨みました。賛成に当たり、予算に関する特別委員会で取り上げた点について改めて指摘をし、実現に向け、要望をいたします。 風害対策として、いざというときの清掃車両等応急対策用車両を事前に安全な場所へ避難できるよう事業者と災害協定を事前に結ぶこと、地域猫対策、児童・生徒への一人一個体制の防災ヘルメットの導入並びにあらかわ遊園の子どもプール活性化策としてのスケートパーク施設の設置等々について質疑をさせていただきました。これらの施策の充実、実効性を図るよう求めます。 そして、西日暮里の再開発については、その中身、千戸のタワーマンション建設や約百九十億円の税金が投入される区民ホール建設に対しさらなる議論の必要性を感じております。 最後に、昨年会派として要望した三歳児健診において視覚スクリーニング検査を新たに追加し、眼科検診内容の事実、スクール・サポート・スタッフ充実に向けた前向きな取組、そして自転車のまち荒川区の実現に向けた観光の視点に立った自転車の積極的活用としてのシェアサイクルの実証実験導入等々を高く評価し、賛成の討論といたします。 ○議長(茂木弘君) 以上で討論を終わります。 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第六十七号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十六、議案第六十八号、令和二年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算、日程第二十七、議案第六十九号、令和二年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算、日程第二十八、議案第七十号、令和二年度荒川区介護保険事業特別会計予算、以上三件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △議案第六十八号 令和二年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算 △議案第六十九号 令和二年度後期高齢者医療特別会計予算日程 △議案第七十号  令和二年度荒川区介護保険事業特別会計予算                         (委員長報告) ○議長(茂木弘君) 本案に関しては、予算に関する特別委員会森本達夫副委員長より委員会の審査経過並びに結果の報告があります。   〔森本達夫君登壇〕 ◆二十九番(森本達夫君) 付託を受けました議案第六十八号、令和二年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算、議案第六十九号、令和二年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算、議案第七十号、令和二年度荒川区介護保険事業特別会計予算の三件について、一括して委員会の審査経過並びに結果の御報告をいたします。 これら三件につきましては、初めに、それぞれ議案内容について理事者から説明を受け、審査に入りました。 審査に当たっては、委員より、国民健康保険料の滞納世帯数、国籍別による国民健康保険の加入世帯の割合、滞納に対する区の対応、出産育児一時金の申請件数の推移について質疑がありました。 その後、討論に入り、特に意見等なく採決に入りました。 採決に当たっては、議案第六十八号、議案第六十九号、議案第七十号について、それぞれ異議があり、委員会は、採決の結果、起立多数により原案どおり決定いたしました。 以上、御報告といたします。 ○議長(茂木弘君) 一件ずつお諮りいたします。 議案第六十八号、令和二年度荒川区国民健康保険事業特別会計予算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十八号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第六十八号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第六十九号、令和二年度荒川区後期高齢者医療特別会計予算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第六十九号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第六十九号は委員長報告どおり決定いたしました。 議案第七十号、令和二年度荒川区介護保険事業特別会計予算について、ただいまの委員長報告に御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 議案第七十号について、委員長報告に御異議ありませんか。   〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 本案については異議がありますので、起立によって採決いたします。 委員長報告に賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(茂木弘君) 起立多数と認めます。よって、議案第七十号は委員長報告どおり決定いたしました。 日程第二十九、同意第四号、荒川区教育委員会教育長の任命同意についてを議題といたします。 ―――――――――――――――◯――――――――――――――― △同意第四号 荒川区教育委員会教育長の任命同意について(議案の部に掲載) ○議長(茂木弘君) 事務局長より朗読いたします。   〔事務局長朗読〕 ◎議会事務局長(濱島明光君) 同意第四号 荒川区教育委員会教育長の任命同意について上記の議案を提出する。令和二年三月十三日                提出者 荒川区長 西川 太一郎 荒川区教育委員会教育長の任命同意について荒川区教育委員会教育長に下記の者を任命したいので同意を求める。              記 住  所   東京都荒川区●●●●●●●●●●●●●●●●● 氏  名   高梨 博和 生年月日   ●●●●●●●●●●●●(略歴省略) ○議長(茂木弘君) 本案に対し、理事者の説明を求めます。   〔区長西川太一郎君登壇〕 ◎区長(西川太一郎君) 御同意を賜りたく、議案を上程させていただきました。荒川区教育委員会教育長の任命に議員各位の御同意を賜りたくお願いを申し上げるものでございます。 本案につきましては、令和二年四月一日をもって任期満了となります高梨博和教育長につきまして、引き続き教育長に任命いたしたく、議員の皆様の御同意を賜りたくお願いを申し上げるものでございます。 高梨博和氏につきましては、略歴にもございますように、高齢者保健福祉課長、子育て支援部長、区民生活部長等を歴任いたしまして、平成二十五年四月から本区教育委員会教育長として教育行政の発展のために尽力いただいておることは御承知のとおりでございます。引き続きまして高梨博和氏を教育長に適任と存じ、議会の議員方に御提案を申し上げる次第でございます。 何とぞ議員方の御同意を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(茂木弘君) 本案に対し、御質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 質疑はないものと認めます。   〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 十五番菅谷元昭議員。 ◆十五番(菅谷元昭君) 町田議員、中島議員両名の賛成を得て動議を提出いたします。 本案は委員会の審査を省略されるよう提議いたします。 ○議長(茂木弘君) 所定の賛成者がございますので、ただいまの動議を議題といたします。 本案は委員会の審査を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。本案は委員会の審査を省略することに決定いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 討論はないものと認めます。 本案は、同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認めます。同意第四号については同意することに決定いたしました。 この際、区長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。   〔区長西川太一郎君登壇〕 ◎区長(西川太一郎君) 令和元年度荒川区議会定例会・二月会議の終了に当たりまして、一言御礼の挨拶を申し上げさせていただきます。 二月会議に提案させていただきました議案につきましては、いずれも御可決、また、御同意を賜り、誠にありがたく、心から感謝を申し上げる次第でございます。 御審議の中で賜りました御意見、また、御要望につきましても、十分に留意し、適正かつ効率的な執行に努めてまいりたいと存じます。また、今後とも御指導を賜りたく、この機会に改めてお願いを申し上げるものでございます。 まちと申しますか、世界的に新型コロナウイルスが感染を広げており、国内でもその状況につきましては、いまだ予断を許さない状況が続いておりますことは御高承のとおりでございます。 引き続き区民の皆様の安全をお守り申し上げるために、荒川区全庁一丸となって全力で対応してまいりますので、区議会の議員方にも十分御健勝にお気をつけくださいまして、改めてこうした方策に御支援と御協力を賜りたく、この機会によろしくお願いを申し上げる次第でございます。 本日御審議を賜りました今回の決定等につきまして、これからも全力で努力をしてまいりますことを申し上げ、心から御協力に感謝を申し上げ、挨拶とさせていただきます。 どうぞ御健康に十二分に、重要なお立場でございますので、御留意賜りますよう、重ねてお祈りを申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(茂木弘君) 以上をもちまして本日の日程は全部終了いたします。 お諮りいたします。二月会議における議決事件の字句及び数字等の整理を議長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 お諮りいたします。二月会議に付されました事件は全て議了いたしましたので、本日をもって二月会議を閉じたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(茂木弘君) 異議ないものと認め、そのように決定いたします。 本日はこれをもって散会いたします。誠にお疲れさまでございました。           午後零時六分散会             議長    茂  木     弘             署名人   横  山  幸  次             署名人   明  戸  真弓美             署名人   署名人 小坂眞三議員は                   令和二年三月十六日死亡             署名人   森  本  達  夫...