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豊島区議会
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2023-01-25
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令和 5年行財政改革調査特別委員会( 1月25日)
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令和 5年公共施設・公共用地有効活用対策調査特別委員会( 1月26日)
平成24年子ども文教委員会( 9月28日)
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豊島区議会 2023-01-25
令和 5年行財政改革調査特別委員会( 1月25日)
取得元:
豊島区議会公式サイト
最終取得日: 2023-03-30
令和
5年
行財政改革調査特別委員会
( 1月25日) ┌────────────────────────────────────────────┐
│ 行財政改革調査特別委員会会議録
│
├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤
│開会日時│令和
5年 1月25日(水曜日)
│場所 │
第1
委員会室 │
│
│午前10時00分~午前10時38分
│
│
│
├────┼─────────────────────────┼─────┼───────┤
│出席委員│河原委員長
〈
村上
副
委員長
〉
│欠席議員 │村上
副
委員長 │
├────
┤ 石橋委員
入江委員
ふま
委員
木下委員 ├
─────┤
│
│
7名
│ 星委員
小林
(ひ)
委員
│
1名
│
│
├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤
│列席者 │木下議長
(
委員
として
出席
) 〈永野副
議長
〉
│
├────┼───────────────────────────────────────┤
│説明員 │齊藤
副
区長
│
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 渡邉税務課長
│
├────────────────────────────────────────────┤
│ 奥
島
政策経営部長
山野邊企画課長
宮本施設計画担当課長
木村財政課長
│
│ ぬで島行政経営課長
秦情報管理課長
(
情報システム標準化担当課長)│
├────────────────────────────────────────────┤
│ 常松会計管理室長
(
会計課長
)
│
├────┬───────────────────────────────────────┤
│事務局 │高田事務局長
大平書記
│
├────┴───────────────────────────────────────┤
│ 会議
に付した事件
│
├────────────────────────────────────────────┤ │1.
会議録署名委員
の
指名
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 星委員
、
小林ひろみ委員
を
指名
する。
│
│1.
委員会
の
運営
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
│
│ 正副委員長案
を了承する。
│
│1.
特別区民税
の
状況
について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
│
│ 渡邉税務課長
から
説明
を受け、
質疑
を行う。
│
│1.次回
日程
・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
│
│
3月22日(水)午前10時の
委員会開会
を確認する。
│
│1.
視察
について・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
│
│
本日の
委員会閉会
後、午後からの
視察行程等
の
説明
を
事務局
から受ける。
│
└────────────────────────────────────────────┘ 午前10時
開会
○
河原弘明委員長
ただいまから
行財政改革調査特別委員会
を
開会
いたします。
会議録署名委員
を御
指名
申し上げます。
星委員
、
小林ひろみ委員
、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○
河原弘明委員長
委員会
の
運営
について、正副
委員長案
を申し上げます。 本日は、1件の
案件
を予定しております。なお、本件については、
関係理事者
の
出席
を予定しております。 次に、次回の
日程
について確認いたします。 また、本日の
委員会閉会
後、午後に実施いたします
視察行程等
につきましては、後ほど
事務局
より
説明
をさせていただきます。 以上ですが、
運営
について何かございますでしょうか。 「なし」 ○
河原弘明委員長
それでは、そのようにさせていただきます。 なお、午後に
視察
を予定していることから、
委員会
の
運営
に御協力のほどよろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○
河原弘明委員長
それでは、
案件
に入ります。
特別区民税
の
状況
について、
説明
及び
質疑
のため、
渡邉税務課長
が
出席
しております。
理事者
から
説明
があります。 ○
渡邉税務課長
それでは、
説明
させていただきます。
特別区民税
の
状況
についてという
資料
をお願いいたします。
資料
の左上、(1)
特別区民税収
の
推移
(
収入額
)を御覧ください。
平成
22年度に、
リーマンショック
の
影響
により
収入額
が15億円
減少
しましたが、その後、毎年約10億円ずつの
増加
を続け、
令和
2年度
決算
は315億円と過去最高になりました。
令和
3年度は、
コロナ禍
により4億円
減少
しておりますが、
令和
4年度の
収入額
の
見込み
は増となり、
新型コロナウイルス感染症
が
特別区民税
に与えた
影響
は1年だったというふうに見ております。
左側真ん中
の棒
グラフ
、(2)
納税義務者数
の
推移
を御覧ください。
収入額
と同様に、
平成
22年度に
納税義務者
が減になりましたが、その後、
令和
2年度までは毎年2,000人から5,000人の増で
推移
をしておりました。しかし、
令和
3年度は1,500人の減、
令和
4年度も
減少
する
見込み
のため、
納税義務者数
は2年
連続
で
減少
になると見ております。枠組みに
参考
として
外国人住基人口
を載せておりますが、
令和
3年と4年の1月1日の
外国人住基人口
は、
コロナ禍
の
入国規制
などによって大きく
減少
しております。その
影響
が
納税義務者数
の
減少
につながっていると
分析
しております。 左下の
グラフ
で、(3)
特別区民税調定額
の
推移
(
ふるさと納税
含む)を御覧ください。
調定額
の
推移
でございます。各年度の実際の
調定額
を
水色
、
ふるさと納税
で
流出
した分を
灰色
の点線で示してございます。
ふるさと納税
の
流出額
は、
令和
3年度の16億円から4年度は19億円に
拡大
、それにより
調定額
の伸びは11億円超と見込んでおります。
令和
5年度も
ふるさと納税
による
流出額
は
増加
し、約25億円に上ると見込んでおります。
ふるさと納税
による
流出額
、
税控除
がなければ、
令和
3年度の
調定額
は335億円、4年度の
決算見込み
は349億円という
計算
になります。 次に、
資料
の右上に移りまして、(4)
課税状況
の
推移
を御覧ください。
課税
に関するデータとして、
令和
2、3、4年度の3か年を比較した
課税標準段階別
の
所得割額
の
円グラフ
と、その下、
納税義務者数
の
推移
を各年11月30日
時点
で抽出したものになります。
円グラフ
は、
所得割課税額
の
うち
、
総合課税分
を3つの階層に分けて比較しております。
水色
の
課税標準額段階
200万円以下の層は、2年
連続
で減となっております。
緑色
の200万から700万円の層は、
令和
3年度に3億円減となりましたが、
令和
4年度は3億円増と戻っております。
オレンジ色
で示す700万円超の層は、
令和
4年度に11億円の増、
円グラフ中央
に示す
合計
の値、
白枠
になっておりますが、
令和
3年度は3億円減、4年度は12億円増の298億円となってございます。 その下の
課税標準段階別納税義務者数
(
所得割
)の
推移
です。こちらも、
水色
の200万円以下の層は2年
連続
で減となります。
緑色
の200万から700万円の層は、
令和
3年度に減となりましたが、
令和
4年度は増に転じております。
オレンジ色
で示す700万円超の層については、2年
連続
で
増加
をしています。
灰色
で示す一番右の
グラフ
、全体の
人数
については、200万円以下の
人数
が大幅な減になっておりますので、2年
連続
で減となってございます。 これまでの
説明
をまとめたものを
右下
の(5)
特別区民税
の現状、
令和
5年1月
時点
に示しております。5点ございます。
①令和
4年度
収入額
の
決算見込み
については、
調定額
の増、及び
収納率
についても好調であることから、
令和
3年度
決算
より11億円の増。なお、
経済活動
の
正常化
や
賃金上昇
を背景に、
令和
5年度も11億円の増を見込んでおります。
②納税義務者数
は、2年
連続
で
減少
しております。しかし、
令和
5年1月1日
時点
で
日本人人口
は緩やかに
増加
しており、また、
外国人人口
は大きく
増加
しておりますので、
令和
2年度
水準
に戻りつつあるということから、
令和
5年度
納税義務者数
は
増加
に転じると見込んでおります。
③ふるさと納税
については、
税制改正
により一時
増加
が鈍化いたしましたが、再び
コロナ禍
での
巣籠
もり
需要
や
返礼品
の
多様化
によりまして、
控除
による
特別区民税
の
流出
も
拡大
の一途にあります。
④総合課税分
、株や不動産の
分離課税
を除く分につきましては、700万円超の高
所得層
は2年
連続
で
人数
、
税額とも
に増額、今後、第1回
定例会
で
令和
5年度の
予算案
及び補正を御審議いただくことになりますが、
コロナ禍
については、
リーマンショック
と比較しまして、高
所得層
の
課税額
、
中高所得層
の
課税額
に大きな
影響
はなく、業種や職種に差はあるとは思いますが、全体的に
所得割合
の
影響
は小さかったと。
豊島
区では、また給与や年金から天引きする
特別徴収分
が
課税額
の7割を占めていること、
収納率
も高い
水準
で堅調に
推移
していることなどを鑑みますと、
令和
5年度の
区民税
の
収入額
は
コロナ禍
以前の
推移
と同様になると想定し、
令和
4年度の
決算見込み
につきましても11億円の増を見込んだところでございます。
⑤コロナ禍
前の
区民税
の
増加
については、
人口増
に伴う
納税義務者数
の増と
景気拡大
によるものというふうに見ておりました。今後の
納税義務者数
の動向については、
大型マンション
の供給ですとか、また
人口
の
都心回帰
の動きもあるというようなシンクタンクの
調査
もありますので、引き続き注視をしていく必要はあると思っております。
説明
は以上になります。よろしくお願いいたします。 ○
河原弘明委員長
説明
が終わりました。
質疑
を行います。 ○
石橋正史委員
ちょっと
グラフ
の中で分からないところがあったもんですから、教えていただきたいんですけども、(3)にある
特別区民税調定額
というのは、これホームページとか見ても載ってなかったので、これ何のことだろうというのがまず分からなくて、一番上にある
特別区民税収
の
推移
の
グラフ
の
数字
とも一致してないようなので、どういった
数字
なのかというのを教えていただきたいんですけども。 ○
渡邉税務課長
(3)の
水色
のところが実際に
調定
をした額です。ですので、
令和
3年で見ますと、319億円というのが実際の
調定額
になっております。それに対して、(1)の上で見ますと、
令和
3年度、311億円が入ってきた
収入
、
調定額
に対して311億円入ってきたという実際の額になっております。ただ、
灰色
のところ、16億円と
令和
3年度あるんですけれども、
ふるさと納税
という
制度
で
控除
、取られてるものが16億円あるので、架空という言い方は変ですけれども、実際に
ふるさと納税
という
制度
がなければ、335億円の
調定
があったのではないかと、そういう
グラフ
になっております。 ○
石橋正史委員
その
調定
というのは、
東京
都と
豊島
区との
調定
と、そういうことですか。誰と誰の
調定
のことですか。 ○
渡邉税務課長
調定
の定義ということでよろしいですか。
所得
、前の年にかかったものについて、
住民税
を
課税
される額、それを積み重ねたものが
調定額
になります。
住民税
を
賦課
される額を積み上げて
合計
したものが
調定額
です。 ○
石橋正史委員
要するに、前年の
収入
に応じて
課税予定
の額、あなたの今年の
住民税
と
特別区民税
は
幾ら
ですよという決まった額が積み上がったものが
調定額
であって、実際の
収入額
とは、要は
確定申告
やら何やらあるから、変わってくるという、そういうことですか。 ○
渡邉税務課長
上の
収入額
については、我々が
住民税
を
課税
はされるんですけれども、実際に払っていただいた額、これが
収入額
になります。 ○
石橋正史委員
分かりました。要するに、
徴収予定
の額と実際に集まった
金額
との違いが上と下の
グラフ
の違と、そういうことでよろしいんですかね。 ○
渡邉税務課長
おっしゃるとおりでございます。 ○
石橋正史委員
あと
、右側の
グラフ
で、
課税標準段階別
の
納税義務者数
の
推移
のところで、
令和
3年と4年で
課税標準額
200万円以下の層が2年
連続
で大きく減ってきてるんですけど、これは、
外国籍
の方が減ったということが
影響
してるんでしょうか。 ○
渡邉税務課長
一番大きい理由としては、
外国人
の方がいらっしゃらなくなって、その方
たち
が出国してしまったというのが大きな原因ではないかなというふうに
分析
しております。 ○
石橋正史委員
あと
、全体の
税収
に占める
外国籍
の方の
税額
の
割合
というのは、大体何%くらいになってますか。 ○
渡邉税務課長
すみません、ちょっと今すぐには出ないです。9割ちょっとが、
日本人
の
課税額
になります。 ○
石橋正史委員
外国籍
の方の
生活保護
の問題なんかが結構いろいろと話題になってるんですけども、
日本人
にも
税金
を
滞納
してる人がいると思うんですけども、例えば
外国籍
の方のほうが
滞納率
が高いとか低いとか、そういった何か
分析
とかってあるんでしょうか。 ○
渡邉税務課長
課税人口
で占める
日本人
と
外国人
の先ほどの
割合
でいいますと、
人口
でいうと、93%が
日本人
、約7%が
外国人
の方になっております。 もう一点、
滞納
についても、額としては、これまでの額で、もう
調定額
が全然違いますので、
日本人
の額のほうが当然多いんですけれども、だんだんと、
制度
がよく理解されてないというところですとかがありますので、国によっては
滞納率
がかなりちょっと多いかなという国は実際にはございます。 ○
石橋正史委員
ありがとうございました。分かりました。 ○ふま
ミチ委員
ちょっと
ふるさと納税
のことをやっぱりお伺いしたいなと思ってます。やはり今、ちまたの友人とかにお会いしても、
ふるさと納税
で頂いたものを見せていただくことがやっぱり多いです。それで、
東京
都が本当にこの
ふるさと納税
で
大変御苦労
をしていて、
特別区長会
でも
制度
の
見直し
を国に訴え続けていただいておりますが、なかなかということは分かっております。 最近のいろんなマスコミの
情報
を見ていますと、本当に
東京
がやっぱり厳しいんだということで、
返礼品争い
はしていかないということを、
東京
都の各区はされてるみたいなんですけれども、どうなのかなと。今後、それでいいのかなというか、よく分からないんですけど、
世田谷
区なんかを見てみますと、何か150品目ぐらい増やして何かやってるとかというのもお伺いしたんですね。
豊島
区は、
ふるさと納税
に関して
返礼品争い
するわけではないんですが、どのようなお考えがあるのか、今後、ちょっとお聞かせ願えたら思います。 ○
山野邊企画課長
指名
の
世田谷
区もそうですし、荒川区、それから、実績としては群を抜いて墨田区の
ふるさと納税
の歳入が増えているというのを
認識
してるところでございます。やはり
制度自体
が
東京
都の
税収
を
地方
に還元するような仕組みになってございますので、23区といたしましても、これまでその
制度
の
見直し
を要望しているところでございます。特に
地方交付税交付金
を我々は頂いてございませんので、減った
税収
の補填が全くないというような
状況
で、非常に
制度
的に欠陥があるという
認識
でございます。 しかし、一方、
委員
、先ほども御指摘いただいたとおり、23区の中においても、背に腹は代えられないという
状況
で、たくさん
返礼品
を準備している自治体が増えてきているという
認識
でございます。さきの第4回
定例会
で
区長
から答弁ありましたとおり、本区もきちっと
産業振興
の
部分
でやはり
返礼品
を導入していきたいというふうに
方向性
については考えてるところで、今、
検討
を進めております。まずは、
産業振興
だけではなく、さらに
豊島
区をPRしたいという視点から、まず、IKEBUSとか
トキワ荘
の
乗車券
だったり
特別展
の券を、まずはそこから始めてみたいというふうに考えてございまして、来年度につきましては、さらに
伝統工芸
の
部分
であったり、民間の
事業者
における物品、
体験等
も含めて、
検討
を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○ふま
ミチ委員
私どもの
西山議員
もそのような
伝統工芸品
をという話もございました。本当にそういった
豊島
区の中のすばらしい宝というか、技術、そういったものもしっかりと
返礼品
に入れていただければいいのかなというふうにも思っておりますし、また、そこで
争い
に加わるのもどうなのかなと思いながら、国にやっぱりこの
制度
を変えてもらうというか、なくしていただくのが、
見直し
が一番いいというふうには思っておりますが、そういったやっぱり今、
令和
5年度は25億円ということで、また5億、6億円ぐらい、そんなふうになってしまうということを、やっぱり
住民
の
サービス低下
につながるというふうに思っておりますので、ぜひともやっぱりいろんなお知恵を絞っていただいて、回復のほうよろしくお願いしたいと思います。 ○
河原弘明委員長
ほかにございますか。 ○
小林ひろみ委員
まず、ちょっとこれ
豊島
区の
区民税
の話なので、ここには
非課税世帯
というか、
非課税
の方の
分析
が多分入ってないんじゃないかと思うんですけど、それはいかがですか。 ○
渡邉税務課長
非課税者数
の
推移
なんですけれども、
令和
3年度の
決算
で6万299人、元年が6万2,944人ということで、実際に、
うち
で把握している
非課税者数
は減っております。 ○
小林ひろみ委員
分かりました。
非課税者数
が減っている中で、もう一つあるのは、
非課税者数
も、それから200万円以下も減ってきていると、全体としてはそういうふうなことですよね。前回ちょっと
所得割
というか、1年前の
数字
を伺ったときに、いわゆる
課税標準所得
200万円以下という
人たち
が1人
当たり幾ら
ぐらいの
税金
を納めてるかという
数字
が幾つか出されたんですが、その
数字
の変化はいかがでしょうか。 ○
渡邉税務課長
均等割だけかかってる方も、実際に
令和
2、3、4年で見ますと、減ってました。なおかつ、
令和
2年度、200万円以下の方の
人数
で52億円を割ったのが5万8,044円になります。
令和
4年度については、同じように割り返しますと、5万7,641円です。 ○
小林ひろみ委員
そういう意味で、
所得段階
によってどのぐらいになってるかという
数字
というのはお持ちですか。つまり、200万円から700万円が
幾ら
で、700万円超えるというのは
幾ら
かというの、1人
当たり
が。 ○
渡邉税務課長
すみません、ここには書いてないんですが、同じように割り返したものでよろしいですか。 ○
小林ひろみ委員
はい。 ○
渡邉税務課長
令和
2年度の200万から700万円については19万8,318円、それから
オレンジ
の
部分
、83万8,574円。それから
真ん中
のところ、
令和
3年です。緑の200万から700万円については19万5,532円、
オレンジ
の
部分
が82万8,628円、
水色
のところが5万7,705円。
合計
の286億円を
人数
16万4,411人で割ったものは17万3,954円。続きまして、
令和
4年、緑の200万から700万円については18万1,892円、
オレンジ
が83万654円、トータルとしては18万1,892円ということで、3年と4年で比較しますと、増えているというところでございます。 ○
小林ひろみ委員
そうすると、全体としては
課税
されている
人たち
の
収入
は増えてきていると、イメージとして。そういうことでよろしいんですか。 ○
渡邉税務課長
全体で見ますと、
令和
3年の一旦やっぱり4億円減った分で多少の
影響
はありましたけれども、4年度については増えているということでございます。 ○
小林ひろみ委員
それから、もう一つちょっと確認したいのは、やはり
ふるさと納税
のことなんですけど、
資料
を見ますと、(3)の
調定額
の
推移
の
参考
のところには、
豊島
区が△20億円と書いてあって、4年度、そして、こちらの
グラフ
では19億円というふうに見えるんですけれども、この
数字
というのはどういうふうに見たらいいですか。 ○
渡邉税務課長
この1億円の差なんですけど、
参考
のところは、国のほうの一覧の
資料
で出しているものです。
うち
のほうの
資料
については、
ふるさと納税
と違う
赤十字
の寄附みたいのを入れてる、やっていらっしゃる方もいるんで、その方の
部分
、ちょっと除くのができないので、両方やってる人については逆に入れてない。
総務省
のほうは同じような
数字
を出しているんですけど、その中でどうにか
計算
を、特殊な
計算
をしているようで、私
たち
には教えていただけないんですけれども、そういう
人たち
の分も入れている分でちょっと1億円ぐらい、差が出てしまったというところでございます。 ○
小林ひろみ委員
この
令和
4年
決算見込み
と書いてあるけど、これ
見込み
というか、
調定額
だから、ほぼ
確定
の
数字
というか、どういうふうに、
ふるさと納税
の
金額
をいつも見込んでるのかなとかと思うんですけれども、
影響額
を。大体
影響額
で書いたとおりで、大体合ってきてるんで、その
数字
の
正確性
というか、その辺どういう
計算
をしてるのかなと。 ○
渡邉税務課長
ふるさと納税
の
控除
の額につきましては、当初
賦課
、6月の
賦課
をされた
時点
で、もうこの額を取られているというのでやってますので、その後に
賦課
を、
ふるさと納税追加
でというものは入れてないです、
調定
のここには。 ○
小林ひろみ委員
調定額
だし、
見込み
というよりも、決定に近いのかなと思うんですけど、ただ、さっき言ったように、実は
赤十字
の
部分
も含めて、さっき
課長
からお話あったように、もう全
部分
かんないものは抜いちゃってるので、こうなってると。実際は、じゃあ、本当はこの
総務省
の、
豊島
区
税務課調べ
のこの
数字
のほうが正しいということですか。 ○
渡邉税務課長
実際の
調定額
のところでは、
赤十字
の
控除
とか当然除いてますので、
調定額
としてはやってるんですが、
ふるさと納税
のみとなると、
総務省
のこっちの20億円のほうが近いのかもしれないです。 ○
小林ひろみ委員
それはちょっと改めて、ここの
数字
が違ってたので、確認をさせていただいたということで、それが問題かどうかじゃないんですが、それで、改めてちょっと質問をするんですけど、今回、
ふるさと納税
の額がだんだん増えそうだし、これからも増えそうだというのは、やはり
巣籠
もり
需要
や
返礼品
の
多様化
による
拡大
と、こう書いてあるんですが、これどういうことなんですかね。 ○
渡邉税務課長
令和元年
と2年の間で、一旦は12億円、12億円ということで、ほとんど伸びなかったところがあります。これ
制度
が国のほうの
改正
がありまして、
返礼品
は3割までとか、いろいろちょっと
制度改正
があった
影響
もあって、どちらかというと、伸び悩んでいたと。この後に
コロナ禍
で
巣籠
もりがあって、皆さん、お
うち
にいて、インターネットで
ふるさと納税
ができるというところとか、CMとかも年末になると、すごいやってますので、そういったものとか、
返礼品
のメニューもすごく
多様化
しておりますので、そういったところから皆さんに、
ふるさと納税
が周知されたという言い方は変ですけれども、全体に広まってきたのではないかということを
認識
しております。 ○
小林ひろみ委員
あと
、やっぱり節約志向みたいな、そういうのをテレビでいろんなことやっていますから、確かにお得感ということになると、物すごいと思う。ただ、結局これ納税してる人しか使えないんですよね。
住民税
非課税
の人が使える
制度
じゃないでしょう。 ○
渡邉税務課長
はい、こちら
住民税
のほうが
課税
されている方のみということになります。 ○
小林ひろみ委員
だから、すごく不公平というか、本当今、皆さん、電気代上がったり、いろいろすごいでしょう。それから、食料品も上がってるでしょう。でも、
非課税
の
人たち
は、この
ふるさと納税
で
返礼品
もらってみたいなことは実際上はできないというか、やってもいいのかもしれないけど、でも、
税金
を納めてないからできないんですよ。これでやってるというのは、格差また
拡大
してるような話ですよね。も
うち
ょっとその辺もっと強調してほしいな
あと
思うんです。これが1点。 それから、こういう考え方もあったはずなんです。例えば
豊島
区民が
豊島
区に寄附すると、
ふるさと納税
になりますよね。それは、
返礼品
とかじゃなくて、今までもやってたけど、例えば、若者支援の何とかって、ああいうのでこういうことに使うから、ぜひ寄附してくださいと。それで、皆さんから頂いて、そして、やるとか、
あと
、本当はがん基金なんかもあったり、いろいろ、
トキワ荘
もそうですけど、ぜひ区民の皆さん、協力してくださいと、このために
税金
使うと、このためにやれば、こっちの
税金
をこっちに分けるみたいな、そういうのあったはずなんですけど、そういう何かもともとの
ふるさと納税
のちょっと理想というのかな、本来では、
税金
の使い方を納税者がなかなか決められないんだけど、ここに使ってくれと、こういう形でやってきた。それから、それの全国バージョンでいえば、震災があったときに、やっぱり私の
税金
をそこに寄附することで、自分のふるさととか、そういうところを応援したいとか、そういうのはあったはずなんですよね。何かそういう理念が全然失われてしまって、何か得するだけの
制度
にどんどんなってしまってるのが私はやっぱり一番問題だと思うんです。さっき言った
豊島
区民が
豊島
区の政策で、これすばらしいと思って寄附してくれるってやると、結構
豊島
区も得になると思うんですけど、そんな
制度
じゃなかったでしたっけ。 ○
山野邊企画課長
御指摘のとおり、これまで
トキワ荘
とか、今行っております子ども、若者に対する施策に対するものは、これは今、実際
返礼品
はないんですが、
ふるさと納税
と同じような税制の扱いをして、実際にやっております。我々はこれまで、こういった
豊島
区が政策的に力を入れている、このところに、
返礼品
はございませんが、そういった御寄附をもらうというような風土づくりをしてきたということでございます。この扱いにつきましては、今後も引き続き行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。 それから、今御指摘あったとおり、ほかの自治体の「さとふる」とか、「ふるさとチョイス」とかを見ると、やはりまず、品物を皆さん選んだ後に、その後に、そのお金をどの施策に使いますかというようなものを2段階で選ぶ。まず
返礼品
を選んで、その選んだものをさらに何に使うかというようなシステムになっている自治体が多いというところでございますので、現在、今、先ほど申し上げましたとおり、来年度以降、
返礼品
等も
検討
してる中で、他自治体の
状況
の
部分
を
分析
してございますので、そういったところも含めて組立てをしていきたいというところでございます。 なお、一番初めに
小林
委員
からもありましたとおり、本来は自分が育ったり関係してきた自治体に寄附をするという趣旨で始まったものだと我々も理解しておりますが、実際として、農産品とか水産品がやはり
返礼品
の選ばれるナンバーワン、ナンバーツーというふうに、いろんなサイトに書いてあるのを見ると、どうしてもそういう傾向にあるというのもやはり
制度
の趣旨として違っているんじゃないかということは特別区の中でも議論されているところではございます。 ○星京子
委員
1点だけ確認をさせてください。
特別区民税
の現状については、御
説明
いただいたように、
人口
の伸びで本当に
区民税
収のほうが
増加
して、
コロナ禍
で減収をしてきたというところがあるんですが、この中で、先ほどもちょっと出ましたけど、
区民税
に対しての
滞納
者の
状況
ということで、この辺も多分
コロナ禍
の中で
滞納
者とか未済額の件も
増加
してると思うんですが、その辺の現状としてはいかがでしょうか。 ○
渡邉税務課長
滞納
額につきましては、かなりこれまでの経緯で、そもそも
滞納
額自体が減っているところでございます。その中で、払えない方の
滞納
の
収納率
につきましても、かなり最近よくなっております。額も少なくなった分、丁寧な対応もしております。
あと
、皆さん、払ってくださる方が多いというか、本来の
制度
のほうの周知もされておりますので、
滞納
額自体が減っております。それが今の現状ですので、コロナで払えない方については丁寧な対応はしておりますけれども、皆さん、払ってくださる方が多くなってますというところでございます。 ○星京子
委員
安心しました。
コロナ禍
の中で、やはり
滞納
者が増えて、いろいろ未済額とか不納欠損額等が多くなっているのかと思いきや、意外と皆さん、
制度
をちゃんと活用していただきまして、それで
滞納
者が減っているということがあって、今までいろんな多分区としても御苦労いただいて、もう電話の催告とか、訪問催告を行ったり、いろんな方式でこの
滞納
額を減らす努力を本当にしてきていただいている結果が、今になって十分に結果が見えてきたというのがよく分かりました。まだまだこれからという、もちろん
コロナ禍
もあるんですが、まだまだやはり
幾ら
少し経済が戻って景気が回復してきたように見えても、まだまだこの
コロナ禍
の
影響
というのが課題にまだ続くかと思われます。この辺も、
区民税
の回復はしたとしても、いろいろ
滞納
者の配慮等も含めて、ぜひこれからもこの
特別区民税
の現状については対応をしていただくことをお願いしたいと思います。 ○
河原弘明委員長
ほかにございますか。よろしいでしょうか。 それでは、
質疑
はこれまでとさせていただきます。 ───────────────────◇────────────────────
○
河原弘明委員長
ここで次回の
日程
について、12月の
委員会
にて決定しておりますので、改めて確認をさせていただきます。 次回は3月22日水曜日午前10時から
開会
とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○
河原弘明委員長
続きまして、本日の
視察
について、区議会ポータルに行程表を掲載しております。 本日の
視察行程等
を
事務局
に
説明
していただきます。 ○
大平書記
それでは、区議会ポータルに掲載している
視察
行程案を御覧ください。 本日は、日本マイクロソフト株式会社本社を御
視察
いただきます。
委員会閉会
後、各自昼食をお済ませいただき、12時に区役所西側、自転車駐輪場側の出口の車寄せに集合、区マイクロバスにて皆様がおそろい次第、出発させていただく予定です。
視察
に関わる区担当
理事者
が随行いたします。現地
視察
時間は多少前後する可能性はございますが、おおむね2時間程度を想定しております。 まず、日本マイクロソフトの働き方実践事例の紹介等の概要
説明
を受け、その後、施設内を見学するオフィスツアーを予定しております。 15時頃を目途に現地を出発、区役所への帰庁時刻は16時頃を想定しております。帰庁後は、解散となります。 以上でございます。 ○
河原弘明委員長
何かございますでしょうか。 最先端の技術を今日は見させていただく。今まで自治体の
視察
等はやってまいりましたけども、民間の企業、マイクロソフトって、皆さん、よく御存じの会社だと思います。この技術を何とか区政に反映させていただくように、
視察
のほうしっかりお願いをしたいと思います。 それでは、早めに昼食をお取りいただき、12時に庁舎1階西側、自転車置場側の出口の車寄せにお集まりをしていただきたいと思います。皆様がおそろいになり次第、出発をいたします。 以上で
行財政改革調査特別委員会
を閉会いたします。お疲れさまでした。 午前10時38分閉会...
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