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平成30年豊島副都心開発調査特別委員会(12月14日)

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  1. 豊島区議会 2018-12-14
    平成30年豊島副都心開発調査特別委員会(12月14日)


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    平成30年豊島副都心開発調査特別委員会(12月14日)   ┌────────────────────────────────────────────┐ │             豊島都心開発調査特別委員会会議録              │ ├────┬─────────────────────────┬─────┬───────┤ │開会日時│平成30年12月14日(金曜日)         │場所   │議員協議会室 │ │    │午前10時00分〜午後 2時25分        │     │       │ ├────┼───────────────────┬─────┴─────┴─────┬─┤ │休憩時間│午後 0時 2分〜午後 1時15分  │                 │ │ ├────┼───────────────────┴─────┬─────┬─────┴─┤ │出席委員│池田委員長  小林(ひ)副委員長         │欠席委員 │       │ ├────┤中島副委員長  里中副委員長  大谷副委員長   ├─────┤       │ │35名 │ ふるぼう委員  石川委員  小林(弘)委員   │なし   │       │ │    │ 藤澤委員  有里委員  松下委員        │     │       │ │    │ 村上(典)委員  森委員  清水委員  ふま委員│     │       │ │    │ 根岸委員  西山委員  辻委員  星委員    │     │       │ │    │ 細川委員  芳賀委員  磯委員  永野委員   │     │       │ │    │ 藤本委員  儀武委員  島村委員  高橋委員  │     │       │ │    │ 木下委員  河原委員  竹下委員        │     │       │ │    │ 村上(宇)委員  吉村委員  山口委員     │     │       │ │    │ 渡辺委員  垣内委員              │     │       │
    ├────┼─────────────────────────┴─────┴───────┤ │列席者 │ 磯議長(委員として出席)  根岸副議長(委員として出席)          │ ├────┼───────────────────────────────────────┤ │ 説明員│ 高野区長  齊藤副区長  呉副区長                     │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │ 金子政策経営部長  澤田企画課長(公民連携推進担当課長セーフコミュニティ推進室長  │ │                  多文化共生推進担当課長)              │ │           木村施設計画担当課長                       │ │           宮田「わたしらしく、暮らせるまち。」担当室長  三沢財政課長   │ │           副島区長室長  馬場国際アートカルチャー都市推進室長      │ │           高島広報課長                           │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 天貝総務部長    廣瀬防災危機管理課長  長澤危機管理担当課長           │ │           田中財産運用課長(庁舎運営課長)                 │ │ 今浦危機管理監                                    │ │ 近藤施設整備担当部長(施設整備課長)                         │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 齋藤文化商工部長  山野邊生活産業課長  渡邉文化デザイン課長  關劇場運営担当課長 │ │           末吉Hareza池袋調整担当課長                    │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 小澤国際文化プロジェクト推進担当部長  小池東アジア文化都市推進担当課長       │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 奥島都市整備部長  活田都市計画課長  大根原再開発担当課長             │ │           原島交通・基盤担当課長  星野住宅課長(マンション担当課長)   │ │           東屋建築課長建築審査担当課長)                 │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 野島地域まちづくり担当部長地域まちづくり課長)                   │ │           小澤沿道まちづくり担当課長(心得)                │ ├────────────────────────────────────────────┤ │ 宮川土木担当部長  柴土木管理課長  松田道路整備課長  石井公園緑地課長      │ │           小堤公園計画特命担当課長                     │ ├────┬───────────────────────────────────────┤ │事務局 │栗原事務局長  渡辺議会総務課長  野上議会担当係長  濱田書記       │ ├────┴───────────────────────────────────────┤ │                 会議に付した事件                   │ ├────────────────────────────────────────────┤ │1.会議録署名委員の指名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   藤本委員、河原委員を指名する。                          │ │1.委員会の運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   小委員会案を了承する。                              │ │1.池袋西口公園整備について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1  │ │   小堤公園計画特命担当課長活田都市計画課長及び關劇場運営担当課長より説明を    │ │  受け、質疑を行う。                                 │ │1.(仮称)造幣局地区防災公園・整備計画について・・・・・・・・・・・・・・・・16  │ │   小堤公園計画特命担当課長及び長澤危機管理担当課長より説明を受け、質疑を行う。   │ │1.今後の日程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39  │ │   1月 8日(火)午前10時小委員会を開会することとなる。             │ │   1月15日(火)午前10時委員会を開会することとなる。              │ └────────────────────────────────────────────┘   午前10時開会 ○池田裕一委員長  ただいまから副都心開発調査特別委員会を開会いたします。  会議録署名委員を御指名申し上げます。藤本委員、河原委員、よろしくお願いいたします。 ───────────────────◇──────────────────── ○池田裕一委員長  委員会の運営について、小委員会案を申し上げます。  本日は、案件2件を予定しております。最後に、次回の日程についてお諮りいたします。  以上でございます。運営について何かございますか。   「なし」 ───────────────────◇──────────────────── ○池田裕一委員長  それでは案件に入ります。  池袋西口公園整備について、理事者から説明があります。 ○小堤公園計画特命担当課長  私のほうから西口公園の整備について御説明をさせていただきます。  先日の第4回定例会の中で契約のほうを御承認いただきまして、正式に契約をすることができまして、本日改めまして、今後のスケジュール、私のほうから説明いたします。その後、整備後の運営について、都市計画課長劇場運営担当課長のほうから説明をいたします。  まず、資料の1ページ目でございます、契約の状況についてでございます。現在、3件の工事を契約しているところでございます。四角の1つ目が池袋西口公園のモニュメントの移設工事でございます。平和の像、ショヒドミナール等を移設する工事でございます。既に工事のほうを進めてございまして、ほとんどの彫刻については移設を完了してございます。ショヒドミナールや師範学校の碑は、既に西池袋公園のほうに移設しているところでございます。平和の像に関しましても、きのう台座のほうも移設しまして、本体のほうは福島の工場のほうに持っていってございます。以前、芳賀委員のほうから、この際、しっかりとクリーニングしたほうがいいのではないかという御指摘をいただきまして、専門のそういった工場のほうへ持って行って、きれいに今、クリーニングしているというところでございます。  2つ目の工事が、公園のステージ等の撤去工事でございます。ステージ、トイレ、詰所の解体の工事でございます。こちらも工事のほう、着手してございまして、年内には今あるステージでありますとかトイレ、これについてもほとんど撤去するというところでございまして、作業のほうを進めているというものでございます。  3つ目が、契約をさせていただきました本体工事、公園の改修整備工事でございます。大成建設株式会社と正式に契約をして、工事の期間が12月11日から来年の10月31日までという工期でございます。  2番のスケジュールでございます。1番目がモニュメントの工事で、先ほど言いました作業をやってございまして、年明けの1月の中旬には全て終わると。ステージ等の解体についても、来年の1月に入って、全て終わるというものでございます。改修整備工事でございますけれども、今、準備工事をやってございます。実際には1月の中旬から、撤去工事が終わってからすぐに現場のほうに入ります。最初に舞台棟の掘削でありますとか地盤改良、その後に躯体の建て込みといった工事に入ってございます。それとカフェのほうの掘削が来年の2月あたりから。パーゴラのほうにも、基礎の掘削を1月の下旬から入っていくというものでございます。後半のほうは、5月以降はそういった三つの建て込みの工事ということで、約半年ぐらいで最終的に仕上げをしていくという予定でございます。竣工のほうは10月末ということで、調整を含めて竣工する、完了するように、今、スケジュール等、調整をしているところでございます。  1枚おめくりいただきまして、2ページ目でございます。こちら今の現況の写真でございます。全て鋼板で仮囲いを設置して、終わったところでございます。今週の月曜日にこういう状態になってございます。喫煙所のところについては、鋼板のほうを少しあけて、現在、まだ使えるという状況にしてございます。  2番目の西口公園、駅のほうから見たところでございますけれども、こちらのほうに工事用のゲートを設けまして、こちらのほうから工事車両が入っていくというものでございます。  3番目は東京芸術劇場側ということで、大きなこの黒いモニュメント、こちらは東京都のものでございまして、この鋼板が囲ってあるところまでが公園の敷地というものでございます。  その隣、済みません、これは番号を振り間違えてございまして、4番の間違いでございます。南側の道路でございますけれども、こちらにあるスロープは、現在、使用するように鋼板をあけてございますけれども、この先、このスロープについてもバリアフリー化の対応をしていくということで、改修する必要がありますので、また閉鎖をせざるを得ない時期が来るというものでございます。  現状のところはこういった状況でございます。年末も工事をやりますけれども、周りの方に御迷惑かけないように、安全を期して工事のほうをやっていきたいというふうに思ってございます。  私のほうの説明は以上でございます。 ○活田都市計画課長  私のほうから、公園ができてからの管理運営体制について、前回も報告を申し上げましたが、再度御報告を申し上げます。  3ページでございます。西口公園ができた後、まずは協議体をつくる、これは任意団体でございます。ここに書いてある会員でございますが、今、西口の公園の整備検討会を開催しておりますが、そのメンバープラス観光協会が加わるということでイメージをしております。鋭意調整をしているところでございます。事務局は豊島区が務めるといったものでございます。  この協議会の役割なんですけれども、情報共有であったり、自主イベントの企画・提案、あとは本格的なエリアマネジメントに備えて、その検討を行うといったものを想定しております。実際の管理運営については御報告申し上げておりますが、区が直営で行う、やり方は委託ということでございます。ステージ、大型ビジョンについては、委託先をとしま未来文化財団を想定しております。インフォメーションカフェについてはカフェ事業者、公園については造園業者をそれぞれ委託するということで考えております。  それ以外に二つの団体を設立する予定で、今検討を進めております。まず、屋外広告物でございます。公園は禁止区域ですので、この検討委員会の枠組みがないと禁止区域の例外がとれないということで、この検討委員会で実質の審議をしていくような形になると思います。検討委員会では、屋外広告物の基準をつくります。その基準も検討委員会の枠組みの中でつくるということで考えております。検討委員会のメンバーでございますが、地元の協議会、それから学識経験者、都市計画と景観と法務の3名を予定しております。豊島区からは、ごらんの3部長が参画をする予定でございます。  実際のイベントのほうです。イベントの選定も、基準をつくって公正に運営をするということでございます。こちらの委員につきましては、まちづくり協議会、それから観光協会、豊島区を予定しております。  以上でございます。 ○關劇場運営担当課長  続きまして、野外劇場の運営について御説明を申し上げます。  資料のほう、4ページをお願いいたします。現時点の案でございます。運営主体でございますが、区の直営、ただし、実際の運営に関しましては、としま未来文化財団に委託をする予定でございます。また、舞台設備、音響、照明等の附属設備についての使用料でございますが、それらについては現在、検討を進めているところでございます。開館時間、ステージを貸し出しする時間でございますが、午前9時30分から夜の21時30分でございます。ただし、前後30分ずつは、それぞれ準備、片づけのみということで、音出しができる時間については午前10時から夜の9時までというふうな設定を考えてございます。休館日でございますが、特に定期的な休館日は設けずにメンテナンス等、必要なときに、個別に休館日を設定したいと考えてございます。  また、今回設置する大型ビジョンでございますが、こちらの放映の時間は午前9時から夜の23時までを予定してございます。ただし、舞台の利用がある場合には、舞台と付随してビジョンを使うということもございます。また、ビジョンは使わないけれども舞台で何かやるというときに、ビジョンに何か映しておくということは、なかなかできないことですので、舞台使用がある場合にはそちらを優先するというふうな考え方でございます。また、ビジョンについても音声が出ますので、音を出す時間について、設定をする必要があると考えてございまして、そちらについても現在、検討を進めているところでございます。  また、減免の規定でございます。区の主催事業、また文化芸術に関する共催事業は減免対象とします。その他、ふくろ祭りなど、地元のほうの行事、そちらについての減免については、これまでの経緯を踏まえて検討を進めてございます。  資料の5ページをお願いいたします。貸し出しイベントについての案でございます。これも現時点のものでございまして、今後検討を深めまして、最終的にはイベント審査委員会で議論を経まして、審査基準として決定していくものでございます。  左側のほうでございます。貸し出し可能とするイベントでございます。地域主催イベントや地元密着のイベント、これまでやってまいりましたフラフェスタやふくろ祭りなどでございます。また、コンサート、ダンス、演劇などの文化発信イベント、新たに設置するビジョンを活用したイベント、観光PRイベント、物産展など。また、区ですとか官公庁主催の行事などについては貸し出しをしたいと考えてございます。  右側のほうでございます。貸し出し不可としているものでございます。基本的には、イベント審査委員会が承認しないものということで審査基準を設定したいと考えてございます。審査基準例という形で記載させていただいておりますが、こちらは、一般的に施設管理条例上で用いている文言でございます。秩序または風紀を乱すおそれがあると認められるとき、管理上支障があると認められるとき、その他ということです。これらにつきましても、今後、より具体的にどういったものというふうな形で審査基準を決めていくということを想定してございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○池田裕一委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○小林弘明委員  私から2点なんですけれども、まず1点目が、今回、喫煙所の部分に関しては、まだ残っているということなんですけれども、この代替地というものの候補というのは、もう決まったんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほど見ていただきました喫煙所、現在、使えるような状況で、鋼板のほうは囲っていない。この先、トイレを撤去するときには、もうそこはちょうど接していますので、閉鎖をすることになります。それが、もう来週を予定してございます。そのときは、一時、駅側のほうに仮の喫煙所に盛りかえるというところで、その後は、そこの仮の喫煙所で御利用していただくことになります。その後については、今、環境保全課のほうで調整をしていただいてございます。幾つか候補地がございますけれども、まだ決定でないというふうに聞いてございますので、その辺については、また決まり次第、報告があるのかなというふうに思ってございます。 ○小林弘明委員  では結論としては、一応、今回、喫煙所設置に関しては、区としては、その代替地は何かしら確保するということで理解してよろしいでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  はい。そのように今、進めているところでございます。  ただ、工事のほうは、仮設のところに移設した後も、すぐに全体的に工事をやっていきますので、時期はちょっとはっきり言えませんけれども、いずれはその仮設の喫煙所のほうも撤去せざるを得ないような状況になります。そのときに代替の場所が決まっているかどうかということは、ちょっと今の段階では、まだ未定というところでございます。 ○小林弘明委員  あともう一点なんですけれども、西口の駅前ですし、芸術劇場の手前ということで、今、仮囲いがされていると思うんですけれども、非常にやはり好立地な、仮囲いなんですけれども、豊島区の国際アート・カルチャーという面でも、また東アジア文化都市というようなイベント、またオリンピック・パラリンピックというのが控えている中で、あの白い仮囲いに対して、今ちょうど屋外の広告の件について出ましたけれども、あそこがあの白い仮囲いのままだと、非常に地域にとって圧迫感があるというか、もう少し国際アート色豊かにするとか、何かあの仮囲いの実際の利活用というのはどんなような状況なんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほど見ていただいたような鋼板の今の状況でございます。それについては区長のほうから、しっかりとここに区のメッセージを入れるようにという指示が出ております。具体的には、東アジアの記念事業を幾つか貼ろうと思って、今、もう準備は進めてございます。西口公園の将来のパースの絵姿はもちろんのこと、トキワ荘でありますとか、ウイロードの事業でありますとか、今やっている記念事業については、幾つも貼っていこうかなというふうに思ってございます。それも1面ではなくて、今、4面にやっていこうということで準備を進めてございます。 ○小林弘明委員  ぜひ、やはり新しくリニューアルする前の中で、そこを通過する人たちも非常に多いと思いますので、ぜひその機会に、本当に豊島区の、あの壁を有効利用して、ぜひ盛大にいろんな意味で、豊島区のさまざまなイベントを含めた、その文化的なものも含めたものをぜひPRしていただきたいと思います。  以上です。 ○山口菊子委員  今までいろいろ御説明いただいたので大体わかりますけれども、やはり喫煙所の課題が、結構大変だと思うんですね。それで、きのうもパトロールを夜にしていて、ごみ拾いしているわけですけれども、駅前、公園が閉鎖された分、ごみはとても少なかったんですけれども、そのかわり、駅前のところの花壇がもう完璧に灰皿状態になっていて、喫煙所でたばこを吸う方はまだましなほうで、やはりすごく喫煙者が多いと、やはり絶対量が多いかなというふうに思っています。  だから、どこに仮を置くにしても、将来的にやはりたばこを全面的に禁煙にするというのは、なかなか至難のわざだというふうに思いますし、ウイロードの上のところのあのデッキみたいなところでも、もう結構人がたむろして、たくさん吸っている状況ですし、喫煙所はどこにありますかって聞いてくる人なんかは、まだとても良心的な方だというふうに思うんですけれども、やはり、その駅前をどうしていくのかというところがまだ見えていないんですけれども、どの程度、どういうふうな検討を進められているんでしょうか。  そして、新しくできる公園については全面禁煙になるというふうに思います。喫煙所はつくらない設計ですし、それが一番望ましいわけなんですけれども、現に喫煙者がいる以上は、やはり長期的にどうしていくのかというのが、ちょっと今まで場所を探しているとか、非常に混乱して、困難な状況の中で皆さん、頭をひねっていらっしゃるのはよくわかるんですけれども、その辺のところをもう少し明確にしていただけますか。 ○小堤公園計画特命担当課長  やはり利用率が非常に高い喫煙場所ということで、1日4,000人ぐらいの利用があるということで調査は出ております。
     先ほど言いましたように、一時盛りかえて仮の喫煙所をつくるというのは、写真で言うと2枚目の2番の写真の左側のところに仮の喫煙所をつくります。先ほど言いましたように、工事が進む間に、こちらのところについても撤去せざるを得ないような状況になります。環境保全課のほうでは、この近隣のところの道路敷きでありますとかJRの敷地も含めて、幾つか候補を上げて、関係者の方に相談をしているというふうに聞いてございます。今の段階で、ここというところがまだ決まってないというふうに聞いてございますので、私のほうからは、これ以上のことはちょっと御答弁できないというふうな状況でございます。 ○山口菊子委員  今ちょっとびっくりしたんだけど、さっき小林委員の質疑のときには、いま一つその仮の場所がわからなかったんですけれども、この2番の写真の前のところとなると、本当に人がたくさん通るところだし、芸術劇場にいらっしゃるお客様が駅のほうからずっといらっしゃる通路になるわけで、喫煙所といっても、多分、部屋状態に囲うわけではないと思うので、今、東口の五差路の近くなんかは、ただ囲ってあって、結構、あの近くで信号待ちしていると、とても煙がにおってくるわけですけれども、そういう意味では、こんなところに仮設と言われても、ちょっとやはり歩行者にとっては厳しいかなというふうに思うんですけれども、ここで何カ月ぐらいやるつもりなんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  済みません、ちょっと説明が不十分でございまして、2番のここの仮囲いの前に喫煙所ということではなくて、この仮囲いを一回設置し直しまして、公園の敷地に少しえぐるような形で喫煙場所を設けます。場所的には、この写真で写っている一番左側よりも、まだ、さらにちょっと左のほうに設置し直すということで、人の動線のところにはなるべくかけないように設置しようと思っています。来週からその作業に入りまして、1月いっぱい、2月ぐらいまではここのところでの仮の喫煙所、使えるのではないかというふうに思ってございます。 ○山口菊子委員  いずれにせよ、その喫煙場所をこの狭い西口の駅周辺のところで、利用者の利便性もよくて、その辺で立って吸われるよりは一つの囲いの中に入って吸うほうがましだというレベルで、どこか探すことになると思うんですけれども、実際には、本当にそんなに場所がないと思うんですよね。それなりの利用価値のある場所ですから、喫煙のためだけにそれだけのスペースをとったりお金をかけたりするというのは。JTがよく喫煙所とかつくりますけれども、維持管理は全然してくれないわけで、全部区の負担になるわけですよね。だから、そこまで税金でするのかというところも一方でありますし、ちょっと根本的に喫煙所については、担当が違うかもしれませんけれども、ただ、やはりちょっと全庁的な課題だと私は思いますので、よく検討しておいていただきたいというふうに思います。 ○星京子委員  野外劇場の運営について、1点確認をさせてください。  西口公園、本当に先人たちがつくり上げてきたにぎわいが本当にございまして、新しく生まれ変わることに、大いに期待をしているところでもございます。そして、私どもはふくろ祭りとか観光協会の委員として、今まで運営にかかわってくる中で、今回、この野外劇場の運営の開館時間について、先ほど御説明があったんですが、貸出時間ということで、9時30分から夜の9時30分、音出しについては、もう10時からで十分、各催事の開催は大体10時からということで、大丈夫なんですが、この開会時間の9時30分なんですが、私どももいろんな準備をする関係で、とてもとても更衣室の問題、リハーサルの問題を含めて、30分ではその控室等、とても厳しい状況にあるんですが、基本的にこの控室とかが使用できるのも9時30分からになりますか。 ○關劇場運営担当課長  現時点の想定といいますか、私どもの案としてはそのように考えてございますが、今後、実際にこれまで使っていただいている団体の方々から御意見等をいただきまして、当然、もっと前倒しにという話も出てくる可能性はあるというふうに想定してございます。最終的な決定の際には、十分そういった御意見を踏まえて決めていきたいというふうに考えてございます。 ○星京子委員  フラフェスタもそうですが、踊り子たちの準備も含めて、とても時間的にはかなり設営も含めて厳しい状態ではありますので、ぜひそういう声がもう既に上がっておりますので、ぜひ利用者の皆さんの声をしっかり反映をしていただければと思います。  それから、この貸し出し、それから貸し出し不可ということで、これから審査基準を審査委員会のほうが、これからいろんな案を提案してくると思うんですが、実際、今までも西口公園の催事に関しては、営利目的があったりして、いろんな意見が分かれていたところはございます。その辺の貸し出し基準というのは、やはり明確に打ち出していただいて、もちろんいろんな団体が手を挙げていくのは、もう予想されておりますので、その辺もしっかりとした基準を、明確な部分を打ち出していただけるように要望させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○清水みちこ委員  では、4定で工事の契約、議決は出ましたけれども、我が党はこれまでも指摘はさせていただいております。来年11月の開園に向けて、スケジュールありき、優先ということで、契約など推し進められて、契約についても随意契約ということで、そういった問題点については指摘をさせていただいておりますが、今回、この資料に沿って質問を何点かさせていただきたいと思います。  今回、1ページ目の契約状況について、3件の工事件名ということで出ておりますが、これは、あくまでこの2番のスケジュール表に沿った契約の件名ということでよろしいんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  はい、ここに記載している工事件名は、契約件名の正式の件名の名前でございます。 ○清水みちこ委員  契約案件を審査した総務委員会の資料には周辺区道整備という工事のスケジュールも入っていたんですけれども、こちらには入っていないのはどうしてなんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  スケジュール表には、今回、周辺の整備は入れてございません。先日のスケジュールで言いますと、来年の5月ぐらいから10月ぐらいということで想定をしているという説明をさせていただきましたけれども、今回のスケジュール表は、前回も言いましたように、工事の中に、道路工事のほうは、この中に入ってございませんので、あくまでもこの件名を載せた工事のスケジュールということで記載をさせていただきました。 ○清水みちこ委員  工事、周辺区道の整備はあるけれども、こちらには載っていないということで、出していただく資料がそのときそのときで出てくるんですけれども、全体像がわからないことが多くて、今、周辺区道を整備されるとおっしゃって、来年5月から10月ということなんですけれども、工事費とかそういったのは、大体おおよそ幾らぐらいで考えていらっしゃるんですか。 ○松田道路整備課長  周辺区道につきましては、現在まだ設計を進めているところでございます。まだ仮の概算なんですけれども、対象となる区道は、公園の東側と南側、それと北側の一部を改修しようと思っていまして、そうしますと2,200平米を想定してございます。主には、メトロポリタン口からの来場者の方々がふえることを見越して、少し横断歩道の幅を広げたりだとか、今あるバリアフリーの設備をより使いやすいものにしていこうと思ってございます。平米当たり、今、想定していますのが5万5,000円程度ということで、2,200平米掛ける5万5,000円で、1億2,000万円ぐらいかなというふうには想定しているところでございます。 ○清水みちこ委員  平米で5万5,000円ということだったんですけれど、以前、ハレザの周辺の区道整備で聞いたとき、伺ったときに、平均的な価格として、平米3万5,000円からというようなお話だったんですけれども、この5万5,000円、平米当たりというのは、どういったことでこれなんでしょうか。 ○松田道路整備課長  3万5,000円でハレザのところというのは、ちょっと安過ぎるかなという印象です。一般的なアスファルトですと2万5,000円から3万円ぐらいかなと。ただ、このようなインターロッキングブロックを歩道のほうに使う工事になりますと、やはり5万5,000円、5万円から6万円の間ぐらいかなというふうに考えているところでございます。 ○清水みちこ委員  済みません、ハレザのときもインターロッキングということで、5万5,000円、平米当たりという御答弁だった記憶がございます。通常のアスファルトで2万5,000円から3万5,000円という御答弁で、やはり、こちらもそういったインターロッキングの整備で、アスファルトより高目の設定ということで、総額で1億2,000万円ということで、やはり西口公園整備に一体、全体として、どれぐらいかかるというのが今まで全然わからなくて、設計の随意契約のときにも御質問をさせていただいたら、報告するその金額とか、そういったものでということだったんですけれども、やはりこれだけ大きな区の事業ですので、その全体像がわかる、今回もこの件名が書いてあるんですけれども、金額とか全然わからないですし、そういったこともお示しいただかないとまずいと思うんですけれども、そういった資料は出していただけませんでしょうか、いかがですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  御用意して、お持ちするようにいたします。 ○清水みちこ委員  では、資料については、全体がわかるものをお願いいたします。  次のこの3ページ目の4番の公園管理の運営体制なんですけれども、9月にもお示しいただいたのと変わったところはないという理解でいいんですか、そのまま同じものという理解でよろしいんでしょうか。 ○活田都市計画課長  基本的に同じものです。若干、例えば学識経験者の種別を入れたりといった、詳しくはなってございますが、基本的に同じものということでございます。 ○清水みちこ委員  基本的に同じものというところで。  区直営で、あと委託でやりますという御説明だったんですけれども、これまで委託料についても具体的なものというのが出ていなくて、委託料というのは使用料とかにも反映はしてくると思うんですね。今の段階でこの委託料というのは、こちらは出てないんですけれども、現状でそういったものはどういうふうになっているんでしょうか。 ○關劇場運営担当課長  財団への委託料でございますが、基本的には、一番大きな部分は受付に対する事務の方ですとか、舞台機構、照明、音響、映像といった専門の技術の方の人件費が一番大きなところであろうかという想定をしてございます。具体的な、現在、業務の洗い出しですとか、それに係る事務の流れですとか、それらを踏まえて、実際どういった運営体制を組んで、所要人員がどのぐらいというふうなところを財団の担当の方とも協議をしているところでございまして、まだ詰め切れていないような状況にございます。 ○清水みちこ委員  詰め切れてないということなんですけれども、それでは、一体いつお示しいただけるんですか。 ○關劇場運営担当課長  それらにつきましては、当然、来年度の予算にもかかわってくることですので、できるだけ早くという形で作業を進めているところでございます。ただ、現時点では、具体的にいつというところまでは、なかなか申し上げられないような状況にございます。 ○清水みちこ委員  いつの時期か言えないということなんですけれども、今回お示しいただいた資料にも、委託料ももちろんなんですけれども、使用料とか附属設備使用料というのが検討中ということでお示しいただけてないんですよ。維持管理経費、委託料というのは、やはりそういったものにも反映されるのはもちろんですけれども、9月の副都心でも、年内に取りまとめて、使用料については来年の1定で条例案を提出しますというふうに課長、御答弁いただいているんですけれども、いつ示せるかわからないということでは、これは困ると思うんですけれども、1定に条例案を出すということは、それまでに委託料とか、そういった使用料はお示しいただけるということでいいんですか。 ○關劇場運営担当課長  当然、御答弁申し上げましたとおり、1定を目指して、現在、鋭意作業は進めているところでございます。ただ、なかなか厳しいところもございまして、場合によっては条例案の上程を2定にずらすということも、可能性としてはあるというふうに考えてございます。 ○清水みちこ委員  なかなか厳しいとおっしゃいましたけれども、具体的に何が厳しいんでしょうか。 ○關劇場運営担当課長  繰り返しの御答弁になってしまいますが、財団に対するその人件費の部分、どのぐらいの業務があって、どれだけの人員が必要か、そのあたりが、なかなか詰め切れてないというところでございます。当然、運営する側としては、安全を見越して多目に見積もってくるところですが、そのとおりにというふうには、なかなかこちらもお金をつけることができないというところのせめぎ合いのような部分がございまして、そういったことを現在も日々、鋭意繰り返しているようなところでございます。 ○清水みちこ委員  せめぎ合いとおっしゃるんですけれども、使用料については、工事費もそうですけれども、区民の方、使用料について、これまでも御意見いただいているのは、おわかりだと思うんですね。基本計画の説明会、2回しかなかったですけれども、その中でも使用料についての御懸念ありましたし、公園のイベント利用者には不安が広がっていますという、そういったお声もあったじゃないですか。3月に行って、もう年末になっているのに何ら示していただけないというのは、もちろん議会に対してもそうですし、区民に対して、どのように区として認識をされているんですか。 ○關劇場運営担当課長  使用料につきましては、当然、基本となるのは受益者負担の原則でございます。光熱水費ですとか、そこに係る人件費等々を積み上げて、実際使っていただく方々の日数で割り返してというところにはなるのですが、一方で、やはり、今までの使用料に対して、余り激変ということは、避けなければいけないということは十分認識してございます。そのあたりは政策的判断も含めて、今後決定していくという流れになってございます。 ○清水みちこ委員  受益者負担ということですけれども、これだけ巨額のお金を投入して舞台とかつくって、それを受益者負担というのは、ちょっと利用される方にとっても御納得できないところもあるかと思うんです。3月の説明会のときの御意見の中にも不安が広がっていますという同じ御意見を出された方と同じ方が、だからといって、使用料を高くする理由にはなりませんというふうに言っていますので、やはり区民が使うということを第一に考えてやっていただけなければならないと思います。今になっても示されないというのは、本当にちょっとこの計画自体、問題があるというふうに言わざるを得ないです。  あとこの開館時間とか、ビジョン放映時間も、朝からかなり長時間にわたって使用されるということで、やはり周辺住民の方に対する説明とか合意とか、そういったものがきちんとできているのかというのが心配ですし、御懸念の声も聞こえてきますので、そういったところは区として、どういう御認識をされているんですか。 ○關劇場運営担当課長  計画段階で、今後設立されるまちづくり協議会等々の方々の御意見も踏まえて、まずは決定をするんですが、その後、実際の運営が始まった後、やはりいろいろ当初想定していないところで、近隣の方からの生の声というのは出てくるというふうに想定をしてございます。そういったものを踏まえて、一度決めた運営のルールをそのまま維持するということではなく、常に御意見をいただきながら、運営ルールについても柔軟に変更しながら運営していくということを想定してございます。 ○清水みちこ委員  ちょっと済みません、私が聞きたかったのは、でき上がってからではなくて、今の時点で周辺住民の方がこの整備事業に関して、どのような意見をお持ちかとか、そういった意見のくみ上げをどのように区として具体的にされているのか、そういったことを伺ったんです。 ○關劇場運営担当課長  具体的には、ハードの整備のときに設立をした整備検討会の中で御意見をいただいているといった状況でございます。 ○清水みちこ委員  整備検討会ということで、やはり人数的にも限られたメンバーだと思いますけれども、実際に西口公園の近くにマンションが何棟もありますよね。私も区役所の行き帰りに通りますけれども、本当に日常生活を送られていて、夕方とか通ると、お洗濯を干したりとか、そういった姿も見受けられます。そういった方々に対する説明とか、合意をきちんととっていらっしゃるのか。そういった、もちろん整備検討会の御意見も大事だと思いますけれども、実際にそこで生活されている方に対する区としての対応はどのようにされているんでしょうか。 ○關劇場運営担当課長  個々の近隣住民の方には、なかなか説明が細かいところまではできていないような状況でございます。 ○清水みちこ委員  それだとまずいと思いますよ、これから工事も始まるんですよね。でき上がってからのもちろん音とか、さまざまな御意見を伺うのは大切だと思いますけれども、始まる前のそういった御説明もないままにどんどん進めてしまうというのは問題があると思うんですけれども。これからでもそういったところを近隣住民の方に何らかのアクションというか、御説明される予定はないんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  工事に関しましては、今、かなり音も出ている状況でございます。現地のほうには騒音計、振動計なんかもつけて注意をしているところでございます。工事に入る前には町会、商店街、そして近隣の方にも工事を周知するということで、御説明をしながら、ビラをまきながら工事に入っているわけでございます。  今後、でき上がった後の運営に関しましても、やはりできる限り、そういった近隣の方、特にそこのお隣の方とか、そういった御意見も耳を傾けて、調整をしながら運営していきたいというふうに考えてございます。 ○高野区長  いろいろ御指摘いただきました。この池袋の西口駅前公園は、本当に長い歴史がありまして、本当に駅の真ん前の公園であり、そして地域の活性化とか、あるいは、いろんな面でこの公園の活用というのは本当に最大限活用されているのではないかと思っております。しかも地元の方が中心になって、仮のステージといいますか、前のステージは地元の協力ででき上がったというような経緯もあり、さらには大変、立地もいいし、また隣にも東京芸術劇場というような形の中で、ほかの公園と違った形の中の活用が非常にされているわけでありますので、今までのこの長い歴史で、ずっと周辺を含めてこれらのイベントもやってきたということ。  そして、基本的にはやはり区民に活用されるというようなことが最大の目的がありますので、十分に今までの経過も踏まえながら、これからも周辺を含めた形の中で、この公園の活用が本当にいい活用がなされて、まちづくりにも寄与しながら、そして、またにぎわいの創出にも役立てながら、また、さらには区民の方々にも大いに活用されるような、そういう公園を目指しておりますので、今までのずっと長い歴史も踏まえて、今後も、それを今度新しくなっても、これらについて、今まで以上に配慮をしながら計画を進めてまいりたいと思います。 ○清水みちこ委員  配慮して計画を進めていくという区長の御答弁だったんですけれども、先ほど課長の御答弁、丁寧にポスティングとかいろいろおっしゃったんですけれども、実際、工事が始まりますので、そういった、割とちょっと丁寧にとおっしゃっても、具体的にイメージが湧かないというか、これまでも説明会、たった2回しか開いてないですし、工事が実際始まるに当たって、そういった説明会とかの予定は立てていらっしゃるんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  説明会は、ちょっと予定はしてございません。もうこれから工事が始まるということなんで、現地、先ほど見ていただいたように、もう既に始まっているような状況になってございます。当然、2件の工事に入る前は、先ほど言いましたように町会、商店街、そして近隣の方に御説明をして工事に入ってございます。本体工事に入るに当たっても、今度、大成建設という名前を出しながら説明をするということでございますけれども、全体の説明会ということはないんですけれども、先ほど言いましたように、町会、商店街のほうに周知をしながら進めていきたいというふうに考えてございます。 ○清水みちこ委員  やはり、ちょっとそういった説明会、私は必要だと思うんですけれども、そちらは要望させていただいて、ちょっと次の質問をさせていただきたいんですけれども。  運営について、もう一つちょっと気になるのが開館時間もそうですけれども、ビジョン放映時間というのが、23時まで放映されているということで、音の問題、そういったものもかなり心配があるんですけれども、先ほどこれから検討ですということで、ちょっと検討、検討ばかりで、そういったことでは、なかなか不安が広がるばかりだと思うんですけれども、審査内容も音、時間設定とか、もう少しお示しいただくわけにいかないんですか。 ○關劇場運営担当課長  一つの案としては、ステージを使う際の音出しを夜9時までという形で設定してございますので、ビジョンについても9時以降は音を出さないというふうな使い方というのは、方法論の一つとしてはあろうかというふうに考えてございます。 ○清水みちこ委員  音に関しても、お体の状態で敏感に聞こえてしまう方とかがいらっしゃると思いますし、また、3月の基本計画の説明会のときにもビジョンに対して御不安の声が、ちかちかするのでやめてほしいという声が実際ありましたので、そういったことを配慮して、これだけ長時間流すのはちょっといかがなものかと思いますので、そちらのほうもしっかりと検討をしていただきたいと思います。 ○村上典子委員  私は(仮称)屋外広告物検討委員会について、ちょっと確認させていただきたいと思います。  昨日、景観審議会も行われまして、7月の副都心でこれが出ましたときには、この屋外広告物ということで、大型ビジョンのことだけというふうに考えていたんですけれども、そもそも屋外広告物の定義というのを、もう一度確かめさせてください。 ○柴土木管理課長  屋外広告物というものは、常時または一定の期間継続して屋外で公衆に表示されるものであって、看板、立て看板、貼り紙及び貼り札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物等に掲出され、または表示されたもの並びにこれらに類するものをいうと、屋外広告物法第2条に定義が書かれております。 ○村上典子委員  私どもから考えると、広告というとビジョンに出るものかなというふうに思ったんですけれども、常時公衆に何らかの意図を持ってアピールするものということであると、喫煙所とか、これに関してはインフォメーションカフェ等も対象になってくるのかなとか思うんですけれども、また、この西口公園だけでなく、区内の区が所有する屋外広告物というものもあるかと思います。国会のほうでも屋外広告物について、大きな話題になっています。屋外広告物違反が指摘されて、白く塗ったりとかしていることもありますけれども、これに関して、この(仮称)屋外広告物検討委員会は、あくまで西口地区まちづくり協議会の方が入っているので、この西口公園のことだけを検討する委員会なんでしょうか。仮称ということで、この辺は、区全体の屋外広告物はどういうふうになっていくのか、この辺、確認させてください。 ○活田都市計画課長  今回、御説明していますのは、西口公園に限ってということでございます。今後、同じような仕組みで例外を適用するようなことがあれば、この枠組みを延ばすと、これを活用する可能性がありますのは、現状のところ西口だけということでございます。 ○村上典子委員  豊島区は景観条例をつくったのが23区の中でも遅いほうで、中央区と同じぐらい最後のほうになってしまいました。今、景観のほうも整えていこうというところで、今回、学識の中に景観の方も入られますけれども、にぎやかさを打ち出すということと、あとトータルとしてのまちづくり、これをどういうふうにやっていくかというバランスだと思うんですけれども、西口公園だけでなく区内全体のバランスも考えて進めていただきたいと思います。意見として述べさせていただきます。 ○辻薫委員  ちょっと今まで出ていない質問なんですけれども、モニュメントの移設について伺います。  きのう、ちょっと西池袋公園を見てきましたら、既に囲いをしてあって、移設物も、もう置いてありましたけれども、やはり池袋西口公園だとそんな大きく感じないんですけれども、やはり西池袋公園だとすごく大きなものだなというふうに感じていますけれども。今、囲ってある中に全てモニュメントは移設されるんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  今、バリケードで囲っているところ、あそこは置いてあるところなんです。あそこに全部建てるというわけではなくて、周辺の植栽のところに設置していくということで、あそこに全部建てるというわけではございません。 ○辻薫委員  もう一点。もちろん地下駐輪場、あそこはあるわけですけれども、大きなものでもございますし、地下駐輪場への影響というのはないんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  地下のほうに構造物がございますので、そういった課題はございます。ただ、一番大きなものでいうと、先ほど言いました平和の像でございますけれども、あの台座も大きいんですけれども、あれ自身は、今あそこに仮に置いていますけれども、本体のほうには戻します。仮の期間ということで言うと、構造体ですけれども、問題ないのかなというふうに思っているところでございます。 ○辻薫委員  最後です。1月31日までということで、工期期間も短い中で進めていただくわけですけれども、実際に幼児も遊んでいる中で進めていただいていますので、特に安全については十分に注意していただくよう、私のほうからお願いしたいと思います。  以上です。 ○竹下ひろみ委員  確認も含めてお聞かせいただきたいんですが、今、西口の準備組合、再開発に向けての準備組合が立ち上がっていると思うんですけれども、公園の工事中はいろいろなイベントができないので余り数は多くないかもしれませんが、来年の秋のオープニングに向けてまでの行事は、駅前広場を使うというようなイメージでよろしいんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  当然、工事期間中はできないということで、御相談ももう既にお伺いしてございます。場所、そのイベントによっては、例えば、フラフェスタなんかは南池袋公園でできないかということで、今、観光協会のほうとも相談をしているところでございます。一つ一つやる場所については吟味しながら、場合によっては道路上でできないかというふうなことも検討しながら進めていきたいというふうに思っています。 ○竹下ひろみ委員  西口の再開発の準備組合は、これから都市計画決定をもらうために、いろいろ準備を進めていると思うんですけれども、そのときに西口の公園が今、閉鎖になってしまうと、西口のにぎわいについて、短期間ではあるけれども、それをうまく西口でのにぎわいを出せなくなるということについては、ちょっと心配だなというふうに思うんですけれども、その辺の連携、準備組合は、この基準設定のところに池袋西口公園イベント審査委員会とありますけれども、それとは別に西口の再開発の準備組合との連携というんでしょうか、いろいろな話し合いというのはどの程度されているのか、余り必要ないことなのか、その点を聞かせていただきたいと思います。 ○活田都市計画課長  連絡調整は、当然、必要だと思います。その意味を含めて、3ページの運営体制のところに、西口の駅前の再開発準備組合が参画するような仕組みにしております。 ○竹下ひろみ委員  それは、イベント審査委員会の中に入るというようなことでしょうか。 ○活田都市計画課長  現状、大きいその母体になる協議会のほうに西口駅前の再開発準備組合が参画しておりますので、ここの個別のメンバーが全てイベント審査委員会に参画するとなると、ちょっとバランスが崩れますので、基本的にそのまちづくり協議会の中で、ある程度、方向性を決めていただいて、イベント審査会はその代表者に出ていただくというようなことで想定しております。 ○竹下ひろみ委員  わかりました。いずれにしても、地権者の合意をこれからとらなければいけないという意味では、西口の公園がきれいになって、そこで大々的なイベントができるようになる、広がりが出て、また違った西口公園の顔ができるということでは、地権者の皆さんも、ちょっと離れてはいると思いますが、再開発に参加しようという、そういう気持ちに皆さんなっているのかもしれませんが、そのスピード感を持って、ある程度、目標は2020年に都市計画決定をもらおうということで準備を進めていると思うんですが、西口の公園をきれいにすることによって、その機運が高まるというんでしょうか、地権者の皆さんのやる気とかやってみようというような気持ちにつながっていくと思いますので、その辺は西口のにぎわいをどう灯をともす、少しでも消さないで、継続的にすることによって、そして、来年の秋のオープニングまで、それをずっとつなげながら、西口の公園がうまくいって、さらに駅前の再開発に波及していくような、そういう工事になるように、ぜひ連携をとってやっていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○高野区長  この西口の開発が、非常に地元の方を含めて、東ばかりどんどん進んで、西はどうなっているんだというような声を常に聞いているわけでありますが、そういう中で、今回の計画等々は、当初、公園を改修するというような形で地元の方に、図面も何も、これからも公募してやっていくというようなお話しをしたときは、改修に対しては、決していい返事はございませんでしたけれども、それは今おっしゃったように、これから西の開発に大きくいろんな面で影響するわけでありますので、この開発が一つのきっかけになればというような、そんな思いも含めて、今回プロポーザルは本当に今までにないような、これからの周辺の開発が広がっていくような、そういう計画を、非常に抽象的でありますけれども、そういう形でプロポーザルをいたしたわけでありまして、幾つかのいろんな案が、本当にすばらしい案が出てまいりましたけれども、その中で、今回の御提案いただいたのが非常にインパクトも強いし、この計画であるならば、西口のこれからのまちづくりも大きくステップアップできるのではないか、これを地元の方にお示しをいたしましたら、そういうような御感想で、がらっと、積極的にこういうような形で、西口のまず突破口といいますか、それに大いに期待しているということで、大変その説明を含めた委員会等々では、特に西口開発の組合の方々に非常にいい好感を持って迎えられた案ではないかと思っております。  それだけに、1年間という、今まで本当に西口がいろいろイベント等々で、土日は必ずあの公園でやられるというような、もう本当に一つの名物公園といいますか、そういうような形で進んでいるだけに、地元の方々も、もう毎年定期的にやっているフラフェスタあるいはジャズとか、あるいはさまざまな形の中で、これを中止せざるを得ないのかなというような、それも地元の方も1年間辛抱して、次にもっとよりよいものができるからというような形でというようなお考えを持たれたようでありますけれども、今、竹下委員がおっしゃったように、ここでやはり一旦とめてしまうと、またそれを元に戻すのは大変だから、何とか、何とか工夫してでも地元の方々が、公園は使えないけれども、その周辺の中で考えようではないかという、今そういう機運が非常に盛り上がってきておりますので、より地元の方もここら辺については大いに期待し、将来に対して西の発展につながることが全て条件であるというような形で御理解をいただいているということでありますので、私はこの計画、ぜひ、しっかりと進めることによって、西も東もバランスのよいこの池袋のまちづくりが進められるのではないかと思っておりますので、我々も皆さん方の地元の声も十分聞いた上で、そういう気持ちを一つにして、この計画をしっかり進めてまいりたいと思います。 ○ふるぼう知生委員  何点かちょっと確認も含めて質問させていただきます。  まず、そのイベント審査委員会、貸し出し不可というところでは承認しない場合と書いてあります。審査基準設定と書いてありますので、細かく審査基準を決めるんだと思うんですけれども、それに沿って、この資料によりますと、将来的にはとしま未来文化財団に運営委託の予定と書いてありますので、そちらのほうで申請をとり、判断をされるということになるかと思うんですけれども、そういう考えでよろしいですか。要するに、決定する人は、ちょっと仮定にはなりますけれども、運営委託されるとしま未来文化財団ということになるんですか。 ○關劇場運営担当課長  イベントの審査をする機関でございますが、そちらのほうにつきましては、まちづくり協議会の代表の方ですとか観光協会、あと区の部長級が入るかなという想定をしてございます。財団のほうは、いわゆる受付窓口をして、どういった内容のものをやりたいのかというものを申請者の方からヒアリングをして、資料をつくって、その審査委員会に事務局として、その議題として上げるという立場で、財団はあくまでもその受付窓口であって、決定機関ということではございません。 ○ふるぼう知生委員  そうしますと、その委員会はどれぐらいのスパンで開かれて審査するものですか。お忙しい方々を集めることになるかと思いますんで、その辺の機動力的なものも心配なので、ちょっとお伺いします。 ○關劇場運営担当課長  現時点の想定としては、月に1回の頻度で開きたいというふうに考えてございます。その理由といたしましては、ビジョンのほうの運営とステージの運営というものが連動してきますので、ビジョンの放映の編成スケジュールを組む関係で、新たにこの日に何の利用が入ってくるよというのが、余り長いスパンで決まってくると、編成作業のほうがやりづらくなってくるというところがございまして、1カ月単位で物決めをして、ビジョンだけを使う時間帯、ステージを使う時間帯というふうな仕分けをして、両方の作業を並行してやっていくような、そういったイメージを持ってございます。 ○ふるぼう知生委員  そうすると、申請者はかなりの時間というか期間、できる、できないということについての判断を待たなきゃいけないということになるんですか ○關劇場運営担当課長  最長の場合、月の初めに出して、月末の委員会にかかってという形になろうかと思います。最長2カ月程度待っていただくようなことにはなろうかと思いますが、その分、受け付けのタイミングをこれまでより早く、1年前ぐらいの段階で受け付けをするような形でやりたいというふうに考えてございます。 ○ふるぼう知生委員  わかりました。1年前ということであれば主催者側にとっても、何とかタイムスケジュール的には間に合うのかなと思いました。  それで、もう一点、経営的な観点からですけれども、このインフォメーションカフェにおいては、その委託先、カフェ事業者と書いてありますけれども、要するに指定管理という形になるのか、その辺はどういうふうになるのかわかりませんけれども、まず、それはどういう方向性なんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  指定管理ではなくて委託になります。やり方とすると、南池袋公園のラシーヌと同じように、運営していただく事業者のほうを、これからプロポーザルをかけて選定をして、そちらのほうに運営をしていただくというふうな形になります。 ○ふるぼう知生委員  そうしますと、ラシーヌがどういう経営状況なのかわかりませんけれども、いろいろとたくさん、人気もあるし、お客さんも来られているというふうな、たまに行っても、やはりたくさんいらっしゃいますよね。今はどういう状況になっているんでしょうか。多くの利益を得た場合に、それは、そのままその事業者がその利益を持っていくのか、それとも区のほうに一部もらえるようになっているのか、そこを済みません、ちょっと確認を。 ○小堤公園計画特命担当課長  済みません、ラシーヌと勝手に言って申しわけなかったんですけれども、建物のほうについてはうちのほうで建てますので、それを使用するということで言うと、使用料という形でいただきます、事業者のほうから、今それの金額を査定しているところでございます。  それで、その固定の使用料と、また今言ったように、売り上げがかなりある可能性もあると。南池袋公園もそうなんですけれども、ある一定以上の売り上げが出た場合、その10%をまた使用料として入れてもらうということで南池袋公園はやってございます。これと同じような形で、当然単価は、場所代が違いますので、金額については変わってきますけれども、組み方とすると、そういうふうな組み方をしようと思っています。 ○ふるぼう知生委員  わかりました。要するに、たくさんお客さんが来られて、利益が上がれば上がるほど区のほうにもお金が入るようなシステムになっているということで確認させていただきました。安心をいたしました。  それで、あとは具体的にはステージ、大型ビジョンというところなんですけれども、結局、今、西口公園で年間ですけれども、先ほどもちょっと議論がありましたけれども、地元を中心にどれぐらいイベントが開催されているのか、1年のうち何日ぐらい使用されているのかというのはわかりますか。 ○小堤公園計画特命担当課長  大小ありますけれども、大体90回ぐらいのイベントをやっています。日数的に言うと、百二、三十の日にちはイベントとして使ってございます。冬場はそんなに使ってございませんけれども、春から秋にかけてでは、毎週ほとんどイベントで埋まっているという状況でございます。 ○ふるぼう知生委員  では120日となると、もう1年の3分の1ということで、非常にそういう公園という意味では使用が多いのかな。これでまた新しくなり、またカフェがつき、またステージもリニューアルされ、大型ビジョンもついてということになりますと、また非常にさらに使用が見込まれるのかなと、こんなふうに思っています。  以前、区長にもお話を議論させていただいたことがありますけれども、やはり私は、区の事業の中でも数少ないお金が入る事業だと思っていまして、もちろん、むやみやたらに、お金が入るからといって、いろんな広告に手をつけるということはいけないとは思いますけれども、しかしながら、ここは非常に収益が見込める場所だというふうに思っていまして、そういった意味では、やはり、ぜひとももうけるとは言わないまでも、赤字を出してほしくないと、ランニングコスト等も含めて、それを上回るような収益を上げていってほしいというふうに思っております。  そういった中では、このまちづくり協議会、事務局に豊島区が入って、運営主体、としま未来文化財団というふうな中で、安定感はありながらも、役所の方々の経営感覚といいますか、そういったところが若干ちょっと今までのいろんな質疑を聞いている中で心配なところもございまして、例えば、新公会堂なんかにおきましても、一番最初に持ってこられたプランでは、年間のランニングコストは、3億円は赤字ですと。どうするんだといいましたら、ネーミングライツでという話で、少しでも利益をという、それでも数億赤字だよねというふうな話。  また、電気バスということにつきましても、私は福祉という目的であれば、赤字というふうなことも考えてもいいかなと思うんですけれども、それにつきましても億単位の赤字になるかもと当初はおっしゃっていた。それも何か最近少しずつ変わってきているというのもあるようですけれども、そういった報告を聞くにつけて、本当にその経営的な観点で、やはり大丈夫なのかなというところが、若干不安がありますので、ぜひこの事業は、もちろん地域のその環境という意味ではふさわしいというか、それを害するような広告は出してはいけませんけれども、しかしながら、収益を上げられるということは確実性があるというふうに思いますんで、ぜひその点を本当に留意していただきたいということを重ねて要望させていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○高野区長  南池袋公園、これをつくりまして、非常に評判もいいし、人気もあるし、そして、あそこにラシーヌが入った。先ほどお答えしたように、ラシーヌがオープンしてから赤字はないようでありまして、区のほうにも、ちゃんとその利益の一部をいただいているようであります。また、南池袋公園は、あそこに変電所、東京電力、あれが年間の占有料というのが、数字が合っているかどうかはわかりませんけれども、1,500万円ぐらい入ると。合わせて、それらをトータルにしますと、年間の南池袋公園の管理維持費はとんとんであるというような、そんな報告もいただいております。  さらに、ラシーヌがトイレの清掃等々も全部受け持ってくれる。これは今まで我々が公園緑地課のほうで、トイレの清掃からいろんな形でやっていたものを、やはり企業のイメージも、あれが汚かったら下がりますよね。そんな意味で、非常にいい一体的な、トイレと一体となったカフェレストランは、私は新しいこれからの公園のあり方を示したのではないかな。  それについて、今、御指摘の池袋西口公園も、非常にパブリックビューイングも含めて、あれは本当に今回のオリンピック・パラリンピックの中でも、東京の中でたった一つ、区の公園に指定されたのはあそこだけでありまして、それだけ非常に期待がある。それは当然、ここで収入が得られるような広告、それは区でありますから、どぎつい形の中は、なかなかできませんけれども、できるだけ収益が上がるような形も考えていかなきゃいけないし、今おっしゃったように、常に経営感覚を主体にしながら、特に維持管理費というのはずっと経年で続きますから、これらについてはしっかりした形の中で組み立てられるような、長期計画を含めて考えていきたいと思っております。  また、今度できるカフェ等々も、南池袋公園の非常にいい事例をさらにもっといい形になるような、そういう形も考えてまいりたいと思います。それら全ての面でも、バスもそうです、今は広告収入とか、そういうのは一切入れておりませんけれども、私はかなりの広告収入も上がるんじゃないかなという思いもありまして、また、トキワ荘の復元もできるだけ、全て税金投入ではなくて、あるいはふるさと納税にもかかわっておりますけれども、非常に関心が強く、また大変大きな金額を企業を中心にしながら、区民も個人も含めて、今2億円を超えるのではないかと、もうほとんど今2億円の金額が出ておりますので、ですから、あの施設をつくるに当たっても、3割後方修正しましたけれども、民間から、あるいは税金を投入しないで済むように、さらには、いろいろ企業を回っている中で、トキワ荘も年間に、文化的な事業として、企業が何か補助を出したいというようなところも、まだ詰めておりませんけれども、そういう形で申し出もいただいておりますので、できる限り税金投入を少なくすると同時に、年間のやはりそういう経費がかかるものをできるだけ少なくしていくような、これが我々の知恵であり、努力であり、やはり今後のいろんな施設を進めるに当たっては、それは今おっしゃったようなことを、私は基本的に考えてまいりたいと思っております。 ○儀武さとる委員  池袋西口地区まちづくり協議会について、ちょっとお聞きをします。  ここで役割が池袋西口公園にかかわる情報共有、自主イベントの企画提案、エリマネの検討等というふうになっています。この協議会の構成人員というのはどのぐらい今、予定しているんでしょうか。
    活田都市計画課長  現在、この母体となる整備検討会で情報共有しておりますが、おおむね20名程度のメンバーでございます。若干ふえて、25名程度ぐらいになるのかなというふうに想定をしております。 ○儀武さとる委員  ここで当面のその管理は区が直営して、としま未来文化財団に運営を委託するということなんですが、この当面というのはどのぐらいの期間を指すんでしょうか。 ○活田都市計画課長  きっちりと決めているわけではないんですが、未来文化財団と契約もございます。3年だとか5年ぐらいのスパンを現在考えているところでございます。 ○儀武さとる委員  ここでエリマネの検討等とあるんですけれども、ここにはこの会員に西口駅前再開発準備組合等も入っているんですけれども、その関係でエリマネの検討もするということだろうと思うんですが、これはいつごろから検討をするんでしょうか。 ○活田都市計画課長  エリマネの検討は、もうすぐにでもするというふうに考えています。これは再開発だからエリマネをするというのではなく、もともとこの西口の劇場公園はエリマネで運営していこうというのが、当初の狙いだったんですが、それがなかなか難しいというところでしたので、引き続き検討していくというものでございます。特に西口の駅前の再開発準備組合は、当然、再開発後のステークホルダーになりますので、密接にエリマネについて協議をしていくというふうに考えてございます。 ○儀武さとる委員  先ほど使用料も決まらないし、全体の収支もよくわからないと。それで、一方で、何とか黒字に出してほしいという意見もありまして、できるだけそうしたいという答弁もありました。しかし、黒字を出そうとすると、イベントをもう本当にたくさんやらないと、収益性が上がらない。総務委員会の答弁で、年間200日ぐらいやりたいという答弁がありましたけれども、先ほど公園計画特命担当課長は120日というふうにおっしゃいましたけれども、これはちょっと軌道修正されたんですか、委員会の質疑を受けて。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほどの120日というのは、現在の利用状況でございます。 ○儀武さとる委員  失礼しました。200日ぐらいにしたいということでしたけれども、やはり近隣住民からは苦情等も出ているということで、その辺の調整が難しくて使用料なんかもなかなか決められないのかなと、ちょっと推察するんですけれども、これはそういうふうに受けとめてよろしいんですか、先ほど質問もありましたけれども。 ○關劇場運営担当課長  使用料につきましては、運営に係る経費のところが、まだ詰め切れてないということで、純粋に、それによって決められてないという状況でございまして、運営の日数であるとか音の問題であるとか近隣の方の意見というものは、それはそれで運営のルールとして、当然受けとめて、検討を進めていかなければいけないものだというふうに認識してございますが、使用料の額等、それが相関関係というものは全くないものでございます。 ○儀武さとる委員  本当にイベントがもう年間200日もされますと、この西口公園というのは東日本大震災、3・11のときに、本当に駅からの帰宅困難者であふれて大変な状況だったんですけれども、このまちづくり協議会の中では、事務局として区はかかわっているんですけれども、帰宅困難者対策だとか、これ年間200日もイベントをやるようになりますと、非常にこの点がどうなのかなと大変気がかりになるんですけれども、この関係はどうなるんでしょうか。 ○活田都市計画課長  現状のところ、そのイベントと防災性の関係について、整備検討会では話が進んでいるわけではございませんが、今後そのあたりのバランスについても、当然、その議題というか協議になってくると思います。そこで最終的には運営については固まってくるのかなと思っています。現状のところは、区の方針で進めていきたいというふうに考えております。 ○儀武さとる委員  たしか3・11のときも、本当に帰宅困難者は1万人ぐらいいたと思うんですが、メトロポリタンですとか、それから立教学院に大変協力いただいて、何とか乗り切ったという、こういう記憶があるんですけれども。イベント、本当に人をたくさん集めて、震災、震度5弱だったんですけれども、本当に人的な被害はなかったんですけれども、帰宅困難者は本当に大混乱しました。やはり人をいっぱい集めている公園に、さらに駅前で滞留している人たちが劇場公園を利用しますから、これは本当に人を集めているからには、もう本当に機敏に、すぐにでも対応できるような体制をとらないといけないとは思うんですけれども、これは、ぜひしっかり検討していただきたいと思います。  以上です。 ○池田裕一委員長  よろしいでしょうか。   「はい」 ───────────────────◇──────────────────── ○池田裕一委員長  それでは、次に(仮称)造幣局地区防災公園・整備計画について、理事者から説明があります。 ○小堤公園計画特命担当課長  続きまして、造幣局地区の防災公園の整備について説明させていただきます。私のほうから公園全体についての説明をして、防災関係につきましては危機管理担当課長のほうから説明をいたします。  資料のほうで御説明させていただきます。まず、1番の経緯でございます。前段のところ、ちょっと読ませていただきます。区では造幣局の移転計画に伴い、平成26年に造幣局地区街づくり計画を策定している。本計画では、地区の立地を踏まえ、災害に強く文化とにぎわいを創出する新たな空間として、造幣局跡地を利用していくことが定められている。平成27年には防災公園整備と市街地整備を一体的に推進する防災公園街区整備事業を取り入れて整備していくこととし、これまでUR都市機構と協同で事業に取り組んでいるところであるということでございます。  始まりは、昭和59年に、もう既に10万人の署名が出まして、造幣局の土地利用についての提案が出ているわけでございます。また平成2年には、区と区議会のほうから防災公園の設置を求める要望書というものを大臣のほうに提出したという経緯がございます。  2番の事業の体制でございます。公園施設設計及び施工につきましては、UR都市機構が行ってございます。URが区にかわって行っているといったところでございますけれども、当然、区が一緒になって事業を進めているわけでございます。整備後の維持管理につきましては、当然、区が行っていくといったものでございます。  その下の事業者でございます。統括管理業務、造園工事につきましては、選定されました日比谷アメニスが行ってございます。造園の設計、建物の設計につきましては都市計画研究所、建物工事が株木建設のほうで行います。この三つにつきましてはURが直接契約をしているというものでございます。その下の管理運営業務につきましては、日比谷アメニス、エヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービス株式会社となってございます。こちらのほうは、この事業者が指定管理者となるわけでございます。これについては、来年度改めて指定管理について、議会のほうにお諮りするという予定でございます。  公園の役割でございます。二つございます。一つが、木造住宅密集地域からの火災の延焼対策やヘリポートとしての活用、全区的な視点に立った救援物資の搬入、集配拠点の形成等、新たな防災拠点としての役割。もう一つが、区内最大規模の公園として、多くの地域の方々の憩いの場となり、またアート・カルチャー・ハブとして、新たな文化やにぎわいを生み出す魅力あふれる空間を創出するといったような公園の役割を担ってございます。  スケジュールでございます。29年度に、先ほど言いました事業者のほうを公募して、コンソーシアムとして決まったわけでございます。現在、30年度設計業務を進めてございます。今年度中に設計のほうを完了させて、31年4月からは工事のほうに入るという予定でございます、1年かけた工事という予定でございます。32年4月開園予定としてございますけれども、若干事業のスキームが変わったりしてございますので、今のところ、32年の春という表現をさせていただいてございます。オリンピック前には必ずオープンするというところで、今、事業のほうを進めているところでございます。  下の丸ぽちでございますけれども、地元説明会、来月の1月に予定してございます。今のところ1月30日を予定してございます。この整備の内容について、皆さんに御説明をするという予定でございます。先ほど言いましたように、31年度には指定管理のほうの審査をしていただくという予定でございます。  5番の整備の計画について、別紙のとおりということで、別紙のほうをごらんになっていただけますでしょうか。別紙の1枚目でございます。まず、上位計画、国際アートカルチャー都市構想でありますとか池袋駅周辺地域基盤整備方針2018、豊島みどりの基本計画、そして造幣局地区まちづくり計画といったような上位計画がございます。  この一番最後のまちづくり計画、26年の10月に策定したわけでございますけれども、この二つございます、池袋副都心と木密地域に隣接する立地特性に配慮した災害に強い街であること、環境に優しく文化とにぎわいを創出する活力のある街といったような理念を掲げてございます。こうした上位計画に基づいて読み取れるキーワードとして、下に記載したようなものがございます。  右のほうで言いますと、2番の当公園の位置づけとしては、四つの公園の中では最大の面積を誇って、存在感のある公園として、防災拠点でありますと。また、広さを生かした新たなにぎわいの拠点としての位置づけというものでございますけれども、右の矢印のところ、来訪者と住民というふうな矢印を書いてございますけれども、やはり防災公園という役割でございますので、地域住民に寄り添った公園であるという位置づけなのかなというふうに思ってございます。災害に強く、文化とにぎわいを創出する公園といった位置づけということでございます。  3番のデザインの基本方針としては、こちら記載しているとおりでございますけれども、3番目の世界に発信できるような、記憶に残る多彩で美しい都市の情景を演出したいというデザインの基本方針を掲げてございます。  1枚めくっていただきまして、周辺の位置図でございます。造幣局跡地の半分が防災公園として、これは1.7ヘクタールございます、緑の部分が公園となります。西のところには、左のところには東京国際大学が入るのと、にぎわいの拠点施設として、当面は保健所が入るというわけでございます。当敷地の西側がもうすぐサンシャインで、東側のほうが木密エリアとなってございます。池袋の副都心と木密のもうちょうど境に位置してございます。こうした立地もありまして、にぎわい機能と防災機能を兼ね備えた土地利用が求められているといったわけでございます。  図面のところで青く塗った円が、これが半径500メートルの円でございます。都電の停留所が三つございます。東池袋の駅もすぐ近くにございますので、そういった立地がいいのかなというふうに思いますけれども、池袋の駅からは少し距離があるというものでございます。池袋からは、矢印で書いたようなグリーン大通りからのルートでありますとか、サンシャインの南側を通ってくるルートということが想定されます。また、大塚のほうからは、池袋よりもまだ非常に近い距離に位置してございます。こちらの大塚方面の方も非常に利用しやすいような公園ではないかというふうに思ってございます。  1枚めくっていただきまして、3ページ目でございます。こちらはゾーニングでございます。左上の1番のほうから言いますと、イーストエントランス、大塚駅から流れを受けるエントランスとして、先ほど言いましたように、大塚側を見て、広く開口部を設置しているところでございます。  2番のもり土のステージ、原っぱ広場のステージとなるようなマウンドをこの中央のところに設置をいたします。  3番のこもれびの森、こちら防火樹林帯として設けるものでございます。災害時のときには延焼を遮断して、公園内の安全を確保するといった役割がございます。  4番目のサウスエントランスでございますけれども、こちら補助176号線という道路との高低差が2メートルほどあるところでございまして、この高低差を逆に生かしたつくりとしてございます。単に階段を上るといったようなものではなくて、ゆったりとスロープと、あとはテラス式の階段なんかを設けまして、そこで休憩をしていただくというスペースを考えてございます。南側のほうに面してございますので、緑の中に囲まれた日だまりの空間といったものを整備する予定でございます。  5番のプレイグラウンド、こちらのほうには子どもたちの遊具を設置する予定でございます。  下のほうに行きまして、8番目、備蓄倉庫・トイレでございます。災害用のテントでございますとか毛布といったものを備蓄する施設でございます。丸ぽちの2つ目でございますけれども、災害時及び大規模イベントの開催時を見据えた常設のトイレを併設ということでございまして、通常、平常のときには管理棟のトイレを使っていただきまして、災害時のとき、または大きなイベントをやっているときに使えるというもので、当初、仮設ということも考えたんですけれども、これは常設のトイレを15基ほど設置するという予定でございます。  9番の事務所棟・カフェ、こちらは公園の維持管理をするための事務所、倉庫、またトイレ、そしてカフェをこの建物の中に設置をいたします。それについては後ほど資料で御説明させていただきます。  10番のKOTO−PORTでございますけれども、これもちょっとわかりにくいんで、後ほどパースを見ながら御説明させていただきます。  11番、メーンエントランス、ここがサンシャイン側からの動線を受ける公園のエントランスとして整備するものでございます。メーンエントランスとして考えてございます。こちらには赤いバスの停留所も設置するといった計画でございます。  12番のプロムナード、公園のシンボルとなる170メートルのイチョウの並木ということで、片側には18本ずつのイチョウを植樹する計画でございます。樹形には非常に配慮いたしまして、夏場は緑に囲まれた空間ということで、紅葉の時期には非常にシンボリックな並木道ということになるように、今、整備をする予定で進めているところでございます。  13番、14番については、説明については後ほどの中で説明をさせていただきます。  1枚おめくりいただきまして、4ページ目、平面図でございます。右側に書いてあるのが、先ほど言いました管理棟でございます。ちょっと小さくてわかりにくいんですけれども、この管理棟の上のところがトイレでございます。多目的トイレを2基、男子が、小が5基、大が3基、女子が8基。また、女子の中には児童用の小便器を1基設置するというふうな、計19基のトイレという予定でございます。  その下の何も書いてないところ、こちらのほうは管理事務室と授乳室、倉庫といったものを設けます。  その下、こちらはカフェでございます。体験学習室のスペースと合わせて、約240平米ほどのカフェになりますので、60から80ぐらいの席が設けられるのかなというふうに思ってございます。このカフェの左、右両方とも大きなテラスを設置する予定でございます。ウッドデッキですね、テラスを設けて、オープンカフェとして御利用いただけるという計画でございます。  1枚おめくりいただきまして、防災公園についての機能につきましては、後ほど御説明をさせていただきます。  もう1枚おめくりいただきまして、これからパースを5枚ほど用意してございます。まず、鳥瞰図、春のイメージ図でございます。真ん中の上のところの桜の並木がございますけれども、こちらは、サンシャインのほうからメーンエントランスにつながるアプローチでございます。桜の並木を整備するという計画でございますけれども、公園工事とは、またこれは離れてございますので、ちょっと別工事として今、計画を進めているところでございます。  手前のほうの防火樹林帯は、ただ単に木を生やすというだけではなくて、その周りを散策できるような園路を設けまして、緑の中を歩いていただくというふうなしつらえにしてございます。  一番手前のところの大きな桜、こちらは現在あります既存の桜でございます。こちらはシンボリックな桜でございます。このまま残して、こういった形になるのかなというふうに思ってございます。  次のパースが、これが同じ角度から見た秋の絵でございます。ちょっと先ほどのパースから建物のほうもちょっと入れてございます。東京国際大学の建物と将来的に建つであろう建物も、ちょっとイメージとして入れたものでございます。秋ですので紅葉ということで、先ほど言いましたイチョウのほうがこういうふうに紅葉しているというふうな姿になるのかなと、桜についても紅葉しているというものでございます。芝生は、南池袋公園は一年中緑の芝生でございます。こちらのほうは、そこまでの芝生というものではなく、やはり冬場は黄色く枯れるという状態になろうかなというふうに思ってございます。  1枚おめくりいただきまして、こちらカフェを広場側から見た絵でございます。緑に囲まれて、自然素材を使った明るくて非常に温かみのあるカフェとして計画をしてまいりました。先ほど言いましたように、カフェの前には大きなウッドデッキを設けたテラス、こちらのほうも五、六十席ぐらいのスペース、この裏側にもございますので、使えるのかなというふうに思ってございます。広場で遊んでいるお子様を見ながら、こういったところでお茶を飲んでいただくといったようなことを計画して進めてございます。  1枚おめくりいただきまして、これはプロムナード、メーンエントランスのところでございます。左側のほうが大学ということでございます。イチョウの間隔、神宮外苑と同じように、9メーターピッチで今、計画してございます。大きさについても、当初からなるべくもう大きなものということで、8メートルほどのイチョウを持ってこれないかということで今、計画を進めているところでございます。  この中心にあります、ちょっと小さいんですけれども、売店みたいなものがありますけれども、これが先ほど言いましたKOTO−PORTと呼んでいるものでございます。地元の方、若い方なんかを中心に募集をかけまして、何か事業を始めたいという方のスタートアップの場として活用していきたいというふうに思ってございます。飲食でありますとか、ギャラリーといったことを想定してございます。また、この施設は、災害時のとき、カフェと一緒に災害支援の施設として活用するという計画でございます。  最後のパース、これは夜のパースでございます。周辺の木々をライトアップして、明るさをとってございます。夜でも安心して利用していただけるような明るさを確保するというものでございます。カフェからの明かり、全て暖色系にして、落ちついた雰囲気を演出していきたいというふうに思っているところでございます。アフター・ザ・シアターということで、観劇後の余韻を、ぜひ、こちらまで足を運んでいただいて、楽しんでいってもらいたいというふうに計画を進めているところでございます。  私からの資料のほうの説明は以上でございますけれども、事業費について、簡単にちょっと御説明させていただきます。  こちら、ちょっと資料はないんですけれども、この全体の事業費でございます、用地費含めて188億円の事業でございます。これにつきましては何度か御説明をさせていただいてございます。このうちの用地費が177億円でございます、整備費が約10億円というふうに予定してございます。このうちの約3割が、国費がつきます、残りの7割が区費で行うものでございまして、126億円という数字でございます。この126億円に都市計画交付金が入りまして、残りの90億円が起債また一般財源というものでございます。こちらのほうが、また財調の対象となります。実際にそうなりますと、用地費188億円全てを含めて、実際の持ち出し、今のところ10億円程度というふうに見込んでございます。  ただ、これは今言った数字、当初の計画の数字でございますので、整備費については少し増額になるのかなというところで今、精査をしているところでございます。整備費の金額等出ましたら、また改めて御報告をさせていただきたいというふうに思ってございます。  私のほうの説明は以上になります。 ○長澤危機管理担当課長  私からは、防災機能について御説明させていただきます。  資料の5ページをごらんください。まず、こちらの防災公園でございますが、周辺地域からの避難者の方を受け入れる避難場所というふうになってございます。また、そのほかの防災機能についてですが、まず、資料の左側、朋有小学校側から御説明させていただきます。まず深井戸による消火活動ということで、こちら東京消防庁が整備をいたしますけれども、深井戸を掘りまして、無限水利ということで、消火活動のほうにこちらを活用していくものでございます。  また、右側に行っていただきまして、少し下なんですけれども、応急給水槽というのがございます。こちらは100トンの応急給水槽を整備しまして、発災後も飲料水を確保してまいります。  次に、その右ですけれども、赤い破線でございます。物資集積所というところでございます。こちらのスペースにつきましては、災害時に送られてきます救援物資をここで集積し、各救援センターに輸送するというものでございます。具体的には、下の黄色いところに書いてございます、大型トラックでこちらのほうにまずは集めると。そこで、集積場所で集積しまして、上になりますけれども、水色のところにありますけれども、小型トラックに荷を移しかえて、各救援センターに必要な物資を輸送するということになっております。  その右ですけれども、同じく破線ということで、ヘリポートがございます。こちらは、発災後の道路が閉塞している場合には、負傷者等につきまして、ヘリでこちらのほう、搬送していくというために使用するものでございます。  続きまして、建物側、管理棟のところでございます。こちら、青く少し色をつけておりますが、発電機室を設けてございます。こちらにつきましては72時間、3日間の電力を確保するための非常用発電を備えてございます。  その右、紫色で囲んでおりますが、こちらは備蓄倉庫になります。中には物資集積のために必要なテントですとか、その資機材、また水、食料等の備蓄物資をこちらのほうで保管をしてまいります。  また、その下には耐震性貯水槽ということで、40トン槽を1基こちらのほうに設置をいたします。  これらの防災機能につきましては、発災後の時系列に合わせまして、発災直後は避難者の方を受け入れる。また、3日ぐらいまでは、道路が閉塞している間はヘリコプターによる搬送等を行う。さらに、4日以降は、全国から送られてくる救援物資をここに集め、各救援センターに配送するという物流拠点の役割を担います。また、復旧・復興時には応急仮設住宅の建設など、そういった機能も持たせていきたいと考えてございます。  今回、整備いたします防災公園におきましては、あらゆる防災対策、災害対策に対応できるよう、必要な防災機能を整備していきたいと考えてございます。  資料の説明は以上でございます。 ○池田裕一委員長  説明が終わりました。質疑を行います。 ○竹下ひろみ委員  確認も含めて幾つかお聞かせいただきたいんですが、一般質問でも、時折お聞かせいただいているので、この絵を見て、随分計画が実際に進んできているなという感はいたします。  今回の四つの公園の位置づけとして、防災機能と新たなにぎわいを持つ公園ということで、四つの中でも最大規模でありますし、大変必要不可欠な公園ができるということで、大変楽しみにしているところなんですが。  防災機能についてなんですけれども、先ほど地域の皆さんの避難場所にもなるというお話でしたけれども、例えば南池袋公園もそうなんですが、来街者が大変多くて、たくさん公園に来ています。そういう意味では、今回、大塚駅の道のりもありますし、東池袋からも、そして池袋からも来る。そして、都電で考えると大塚、それから向原、東池袋四丁目の電停もあるということで、日ごろ電車を使ってとかという、区民以外の皆さん、町会以外の皆さんがやってくるということの有事の際の中では、地域住民の人たちの避難所として、果たして、その機能がしっかりと使えるのか。それをお聞きしたいのと、これまでは朋有小学校に結構、時習小学校の跡地が、避難所としての機能が今ないものですから、東池袋二丁目、三丁目の人たち、四丁目、五丁目の人たちも、それからすごい、たしか2万人とかだったと思うんですが、町会員を集めると、朋有小学校一つに今、避難所としての指定がなっているわけなんですけれども、それを変えていくのか、それとも東池袋四・五丁目の方たちを中心とした、近隣の住民の皆さんに対しての避難所となっていくのか、その辺変わってくるのかどうかお聞かせいただければと思います。 ○長澤危機管理担当課長  まず御説明の際に、私、申し上げませんでしたけれども、こちらの防災公園につきましては、帰宅困難者の方の一時待機場所という機能も、当然、担うことになります。  地域の皆様につきましては、発災直後、こちらのほうに逃げ込んでいただくことになります。朋有小学校は救援センターとなりますので、そこに逃げ込んできて、自宅にどうしても戻れない方は、救援センターとして朋有小学校が開設されましたら、そちらのほうに移っていただくというふうに考えてございます。  また、帰宅困難者につきましては、基本的にむやみに移動しないということはお願いしておりますので、ここに来るまでには半日ぐらいかかるのかなと思ってございます。半日後ぐらいにこちらのほうで、一時待機場所として安全確保ですとか情報収集などをしていただきます。今後、整備されます東京国際大学と協議にはなりますけれども、帰宅困難者を受け入れていただく一時滞在施設として、東京国際大学のほうにも御協力をいただきたいというふうに考えてございますので、帰宅困難者の方はこちらのほうに移動していただくということになるということを今、想定してございます。  また、時習小の跡ですが、帝京平成大学になっておりますけれども、こちらにつきましては補助救援センターということで位置づけられておりますので、仮に朋有小学校で、なかなか収容し切れないという場合には、区が帝京平成大学のほうに要請をしまして、地域の方も受け入れていただける補助救援センターとして開設していただくようになってございます。 ○竹下ひろみ委員  済みません、ちょっと言葉足らずで。確かに平成23年の東日本大震災のときは、帝京平成大学も、そういう協定があるなしにかかわらず、本当に地元の住民の皆さんや保育園児も受け入れていただいたという実績もありますし、旧公会堂であったりとか、中池袋公園、そして、いろいろなところのホテルも帰宅困難者の皆さんが押し寄せても、鍵を開いていただいたということもございました。  でも、そのマニュアルというのかな、ちゃんとしたものをつくっておかないと、近隣の皆さんと帰宅困難者の皆さんは同時に来るわけですので、そのすみ分けというのが、なかなか出にくいですし、そこで区別をとなってもいけないわけなので、日ごろからどういう対策をとっていくのかという、その想定するものというのは、これまでにない初めての防災公園なので、避難所としての機能と一時滞在所としての機能と、それから、3日目以降の滞在とか、いろいろなパターンで防災については考えていかなければならないと思うんです。1月30日に地元住民に説明会をするまでに、そういうことの、やはり近隣の皆さんは、自分たちのそばにあるものですから、そこに逃げ込む、今後どうするのかというところも、そこで対応していただきたいという気持ちがたくさんあると思うので、そこから朋有小学校に移るんですよとかというようなことが、もし既に想定されているならば、やはり文章であらわしたり、図であらわしたりして、こういう体制になりますよというのを明らかにしていくということは大事だと思いますし、初めて具体的になった説明会なので、そこまでまだ煮詰めてないところはあると思うんですけれども、ぜひその近隣対策としては、住民の皆さんに、いかに、ここの防災公園については、自分たちだけではなくて、こういうことも想定されるんですよという、いろいろな想定をお話ししていただきたいというふうに思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○長澤危機管理担当課長  御指摘のとおりだというふうに考えてございます。やはり区では初めてこの本格的な防災機能を備えた防災公園というふうに整備いたしますので、当然、これまでにはなかったいろいろな展開もあると思いますので、その辺につきましては、防災機能というものを説明会のときには地域の皆様にも御説明させていただいて、今、御指摘の避難者の方プラス帰宅困難者の方も受け入れるというような機能についても、じっくり説明をさせていただきたいと思います。  また、今後、防災公園につきましては、防災機能、ハードの部分につきましては、大分検討ができてきたかなと思っておりますが、これからソフトの部分でどのように展開していくかということが重要だと思いますので、関係者の皆様とそういった点も詰めていきたいというふうに考えてございます。 ○竹下ひろみ委員  ぜひ、説明会は1回でないと思いますし、これから、ことしの総合防災訓練は、朋有小学校でやりましたけれども、防災公園ができてからはそちらに移るんでしょうし、そうすると大規模な訓練も想定されますしね。  それから隣の体育施設、総合体育場がありますけれども、ちょっとその地図、先ほどの2ページ、朋有小学校の、総合体育館となっていますんで、総合体育場に直していただきたいと思いますけれども、その辺の絡みをどうしていくのかというのも、しっかりと落とし込んだ中での説明会、そういうことを想定しながら、今後、詰めていきますよというような説明会にしていただければなというふうに思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。  そういった中で、もう一つ、やはり、にぎわいを出していかなければいけないということがございました。先ほど地元とのかかわりの中で、KOTO−PORTは公募になるんでしょうか、地元の皆さんと連携した催しをやっていくのか、そういうことも想定しているのか。または、KOTO−PORTをこういうふうにして使いたいんですというような、その辺をもう少し詳しく教えていただきたいんですけれども。 ○小堤公園計画特命担当課長  KOTO−PORTでございますけれども、こちらのやっていただく事業者は公募で決めたいというふうに思ってございます。そのときに、できるだけ地域の方、地元の方に参加していただきたいというふうな公募にしようかなと思ってございます。先ほど言いましたように、何か事業を始めたい、飲食を始めたい、そういった物販をやりたいという方、そういった提案を評価させていただきまして、事業者のほうを決めていきたいというふうに思ってございます。  そして、スタートアップ事業として考えてございますので、長く何年もやるというものではなくて、ある程度、短期的に期限を区切って、また事業者のほうをかえていきたいというふうに考えてございます。 ○竹下ひろみ委員  南池袋公園も、これほどのにぎわいが出るというふうには想定していなかった部分もあって、日に日に人も多くなって、電車に乗って、ベビーカーで来るという方たちがすごく多いので、多分、そのもう一つの公園として、かなり広くなりますし、有事の際のということよりは、日々の公園のあり方というのが、すごく重要視されてくるのかなと思う中では、このKOTO−PORTであるとかカフェであるとか、それから広場であるとか、そういう日ごろの運営というのがすごく注目されてくるのではないかなというふうに思っています。  なので、管理棟とかがありますけれども、そこは、後ほど指定管理の協定を結ぶ日比谷アメニスとエヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービスがこの管理棟を運営していくというような、例えばもし、ここのところが指定管理になれば、ここが管理棟に入るというようなイメージでよろしいんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  そのとおりでございまして、代表の日比谷アメニスのほうは主に運営していただく、エヌ・ティ・ティ都市開発ビルサービスのほうは警備のほうを担っていただくということで、この2社で指定管理ということを予定してございます。この日比谷アメニスが、先ほど言った管理室、こちらのほうに常駐していただきまして、維持管理に従事していただくということで考えてございます。 ○竹下ひろみ委員  そういった中で、南池袋公園はラシーヌが一定程度の収入になったときの上積み部分を区に還元していただけるというような仕組みですけれども、ここの場合はそのような仕組み、例えば区がどの部分を持ち出しするのか、見ていくのか、ここの指定管理が、どの程度財源を生み出していくのかというのは、想定はどのようになっているんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  ちょっとわかりにくい仕組みになるんですけれども、指定管理としては、日比谷アメニスを予定してございます。そして、カフェをまた運営していっていただくことになります。これが、そのまま日比谷アメニスのほうがカフェ事業をやっていただけるのか、また日比谷アメニスから新たな事業者を決めるということも今、検討しているところでございます。  私どものほうに入ってくるお金といったらあれなんですけれども、先ほどの西口公園と同じように、こちらは指定管理でお願いするんですけれども、建物については、区で基本的につくっているわけでございます。それなので、また使用料というものをこちらのほうからいただくことになります。  それと、あとKOTO−PORTもそういったにぎわいをつくっていくための飲食ということでございますけれども、こちらの施設はPark−PFIということで、以前も御説明させていただきました新たな制度を使って、こちらの設置でありますとか運営については、民間の方で全てやっていただくということでございます。  1点ちょっとまた違う話になってしまいますけれども、Park−PFIを使いながら、カフェの内装なんかは全部事業者のほうでやってもらいます。それと、あと周りの外構も、ある程度、事業者のほうでやっていただくというところで今、整理をしているところでございます。 ○竹下ひろみ委員  長くやってもあれなので、まとめます。  具体的になってきた初めての説明だというふうに、きょう受けとめました。また来年は住民説明会、そして、すぐ工事に入っていくということですけれども、今、地域まちづくり課では、さまざまな防災公園の中の道路をつくったりとか、近所では再開発のマンションがたくさん建つ中で、住民の皆さんは、やはり音であるとか車の動き、どうなっているのかという中で、地域まちづくり課がいろいろなところと調整をとっていただいて、近隣に日にち別というんでしょうか、この時間帯も指定された中で、大変丁寧に対応していただいているというふうに思いますので、今後大きな車両も出てくるでしょうし、近くには朋有小学校などがあって、通学路となっているところもありますので、これまで以上に密に地域との、法人との連携をとりながら、ぜひ、この防災公園、しっかりと結果が出るような形で。  また、多分、各自治体からも注目されて、視察も多くなってくるというふうに予測されますので、そういうときにしっかりと対応できて、いいものができましたねと言われるように、議会としても、私たちとしても応援してまいりますので、最後に、地域まちづくり課の連携を密にお願いして、私の質問は終わりたいんですが、一言御答弁をお願いします。 ○高野区長  ようやくこのような造幣局跡地の防災公園を議会にお示しすることができました。ここまで来るには、さまざまな御意見をお伺いして、そして、目的はやはり防災公園ということでありますので、これを主体にして計画を進めさせていただきました。いろいろたくさん御質問いただきましたけれども、やはり、この一角が地域とつながりを持って、そして、災害時には本当に頼りになるところだという形にしたい。それには、先ほどお話ししたように、大学も、これは防災公園という形の中の位置づけですからということで、おトイレなんかも30ぐらいつくるとか、あるいは学校、教室等々、800人ぐらいの教室も災害時には開放したりというような、大変協力的な形にもなっておりますし、また、総合体育場もありますね、それから隣の朋有小学校。やはり、これは周りを含めながら、この公園の位置づけというか、活用していくということで、大変そういう面では、ここだけを開発するんじゃなくて、全体が、今おっしゃったように、地域の方にも、あるいは豊島区の中心としてのお手本の防災公園をというような形で進めておりますので、非常に今までの公園の考え方からよくこういうような形に進められ、恐らく、我が区で初めてでありますけれども、ここまで来るまでいろいろありました。そういったものを十分踏まえて、特に地域とのかかわり合い等々については、しっかりと対応してまいりたいと思います。 ○池田裕一委員長  ここでお諮りしたいと思いますけれども、ちょうどお昼ごろとなりまして、ここで、この件について御質問されたい方はどのぐらいいらっしゃいますでしょうか、5人。  どうでしょうか、このまま続行か、お昼休憩かというところをお諮りしたいと思うんですけれども。
      「休憩」 ○池田裕一委員長  では、休憩とさせていただきたいと思います。再開は何時ごろにいたしましょうか。1時15分でよろしいでしょうか。   「はい」 ○池田裕一委員長  それでは、ここで休憩とし、再開を1時15分といたします。   午後0時2分休憩 ───────────────────◇────────────────────   午後1時15分再開 ○池田裕一委員長  それでは、副都心開発調査特別委員会を再開いたします。  午前中の質疑に続いて質疑を行いたいと思いますけれども、御予定もあるというような方もいらっしゃるので、スムーズな進行に務めてまいりたいとも思いますんで、御協力をよろしくお願いいたします。  それでは、午前中の質疑に続きまして質疑を行いたいと思います。 ○小林弘明委員  私からは、もう簡潔に2点なんですけれども、まず1点目は、一般質問等でも言っていますけれども、防災公園ということで、今回、非常に大きい面積を誇るんですけれども、ここに対してのWi−Fi整備について、まずお伺いしたいんですけれども、Wi−Fi整備環境に関してはどんな感じになっていますでしょうか。 ○廣瀬防災危機管理課長  一般質問でもお答えはしておりますけれども、全救援センターと同じように、やはり重要な防災拠点の一つということで、何らかの形でWi−Fiの整備は行いたいということで考えております。ただ、場所だとか、その整備の手法につきましては、まだちょっとこれからということで、十分な検討はさせていただきたいと思います。 ○小林弘明委員  ぜひお願いします。  もう一点なんですけれども、それに関連してなんですけれども、先立ってソフトバンクが通信障害をしまして、非常に全国、世界各地でも通信インフラが遮断されたというような経緯がありました。そういう中で、やはり、まさに緊急災害時も同じような状況が想定できます。3・11のときもそうでしたが、その際にも実際に携帯電話がつながらない、安否確認ができないということで、特に共働きの世帯、特に豊島区は共働き、子育てしやすいまちとして、やはり全国1位ということもありますので、そういう世帯の人が子どもの安否確認する上で、実は、今回この防災公園を見ながら、非常に痛感したのが、この間のソフトバンクのときに報道でもされていましたが、実は、公衆電話の改めて防災に対する再確認ということで出ていたんですけれども、このような豊島区の防災公園において、公衆電話を設置することが非常に重要なんじゃないかなというのを感じているんですが、それについてはどんな考えでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほど言いましたWi−Fiでありますとか、無線電話とか、そういったことは当然考えてございますけれども、公衆電話というようなところは、正直、今のところは考えていないです。 ○小林弘明委員  改めて、総務省とかに確認していただきたいんですけれども、本当に緊急災害時に、やはり公衆電話、この間もそうですけれども、非常に長蛇の列が出来ていましたし、また東日本大震災のときも、実は、公衆電話に非常にたくさんの人たちが並んで、会社等の有線電話に通信したというような経緯もあります。やはり、特に防災公園、まさに緊急災害時対応にしっかりと適したという意味では、公衆電話の必要性を非常に感じるんですけれども、ぜひ、そこを改めて情報を確認しながら、ぜひそれを設置することを強く要望したいんですけれども、それについてお答えいただいて終わりにしたいと思います。 ○長澤危機管理担当課長  今、公園緑地課長から、公衆電話については、設置のほうは検討していないということなんですが、ただ、豊島区役所のセンタースクエアにも災害時の特設公衆電話というものを設置しておりますので、そういった回線を管理棟なりに引き込んでおいて、実際に災害が起きたときには電話機を設置するというような対応は検討できるかなとも思いますので、それは公園緑地課とちょっと調整をしていきたいと考えております。 ○ふるぼう知生委員  聞きたいことは山ほどありますけれども、何点かに絞って質問させていただきます。  まず、地元説明会が1月30日というふうにお聞きしました。何時で、会場はどこですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  場所は、あうるすぽっとでやります。時間はまだ、6時か7時かというところで、夜を予定してございます。決まり次第、また御報告します。 ○ふるぼう知生委員  ではお願いしたいと思います。  では、その説明会の周知されるエリアみたいなことに関しては、どの辺の範囲を考えていらっしゃるんでしょう。 ○小堤公園計画特命担当課長  実際に、まだきちんと決めたわけではございませんけれども、朋有小学校でやったときも、かなり広範囲に案内をさせていただきましたので、同じように広範囲に御案内をしなくてはいけないと思っています。  それと、あと以前ワークショップで、27年のときに基本計画をつくるときに参加していただいた方、学生も含めてなんですけれども、そういった方にも御連絡をして、御案内したいというふうに思ってございます。 ○ふるぼう知生委員  かなり広範囲となると、あうるすぽっとの器で大丈夫かなというちょっと心配もありますけれども、その辺は検討していただきたいと思います。  それで、今回のこの計画を中心に、きょう示していただいた資料を中心に御説明をされるのかなと思うんですけれども、そろそろ東京国際大学のほうにも、ちょっとおいでいただいて、もし質問があったら受け答えていただけるというような、そういう形をとっていただけると本当にありがたいと思うんですけれども。やはり、この資料にも東京国際大学との連携、要調整とかという文言も見えたりします。やはり地域の皆様方、大学が誘致されると、それはそれでいいとしても、外国の方が100カ国も来られるんだという、そういう何かお話が届いておりまして、非常にどうなるんだろうか、この町会は、地域はという思いもあったりします。ですから、そういう安心感を与えていただけるためにも、ぜひ、その説明会においでいただくということはできないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○活田都市計画課長  東京国際大学とは、実務的には協議を続けております。今、基本設計をしておりまして、今年度中にある程度の基本設計が終わり、実施設計になるというふうに伺っています。あるいは、そのタイミングかなというふうには考えておりましたが、今回公園がということであれば、ちょっと大学のほうにはそういうことで、きょうそういう声が上がったということで、ちょっと問いかけをしてみたいと思います。 ○ふるぼう知生委員  ぜひお願いいたします。やはり、そういうお声も私はちらほら聞きますんで、質問が出ないとも限りません。そういう体制を築いていただくことが、また、答えられないこともあるかと思いますけれども、いていただけるということが、非常にありがたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  それで、さっきお話ししましたけれども、東京国際大学と防災公園の途中に矢印がありまして、連携要調整なんていうふうに書いてありますけれども、これはどういう意味なんですか。 ○活田都市計画課長  東京国際大学と防災公園は当然隣接していますので、その隣接したところをどういうふうにするか。あるいは東京国際大学も防災機能について、さまざまな提案をしております。防災公園だけではなくて、あのエリア一帯の総合的な防災の強化ということで、今後調整するものは、非常に多いと思っております。今回、議会のほうにも防災公園の概要を御説明いたしましたので、これから本格的に大学のほうとは防災機能等について、協議をしていきたいというふうに考えております。 ○ふるぼう知生委員  わかりました。  それで、このイチョウの木をずらっと並べて、道路といいますか、ここは電気バスが通るということですかね。イチョウの木ですから、葉っぱとかもあったり、清掃なんかも大変だと思うんです。いずれにいたしましても、これキャンパスの隣ですから、学生の皆さんも公園に出たりとかというような中で、結構な人が通るということもあったりするかと思います。その辺の安全安心性といいますか、その辺についてはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  にぎわいの軸でございますけれども、やはり、ふだんは、一般車は当然入ってきませんけれども、今、赤いバスを通すということで検討をしているところでございます。割と10分とか15分に1本ぐらい通るという計画でございますので、この安全対策といった面では、今、私どものほうの事業者と、あと今後バス事業者のほうにも御相談をさせていただいて、どういった安全対策がとれるのか、音を出して通っていくのか、速度は何キロぐらいなのか、人をつけて走行させるのかとか、そういったことをきちんと決めなくてはいけないというふうに認識はしてございます。 ○ふるぼう知生委員  ぜひ、せっかくの目玉の商品で、事故なんか起こしちゃいますと、また大変なことになりますから、走行には注意をしていただきたいと思います。  それで、この絵のほうのパース、プロムナード・メーンエントランスというふうに書いてありまして、今、申し上げました電気バスが走って、イチョウの木がということなんですけれども、この真ん中のほうに、これはオブジェですかね、IKEBUKURO CONVENTION PARKというふうに書いてあると芳賀委員のほうからも教えていただいたんですが、これはどういうようなイメージなんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  名前のほうは、今ちょっとこれは仮に書いたものでございます。当然、名前が変わりましたら、この表記も変わるんですけれども、アートサインということで、つけられる愛称名になろうかと思いますけれども、そういったものをシンボリックな形でここに設置しようということで、SNSとか、そういったものを受けた形でデザイン性のあるものを設置しようと思ってございます。 ○ふるぼう知生委員  では、まだ決定はしていないということで、ただ、シンボリックなものをつくられるということで理解をいたしました。  あと、それで全体を見て、ちょっと細かい点ですけれども、今これは駐輪場ですけれども、何台入る予定になっていますか。 ○小堤公園計画特命担当課長  今、2カ所、南北のほうに設置をしようと思っています。合計で24台のスペースがございます。 ○ふるぼう知生委員  少ないんじゃないでしょうか。広々とした、皆さんが遊べる、あるいは憩いを感じるスペースというものをもちろんとりたいという気持ちもわかるんですけれども。いや、これは多分、絶対にいっぱいになって、いろんなところに置かれて、逆に整然とした形がとれなくて、どうかなと思いますけれども、これは改良する余地というのはありますか。 ○小堤公園計画特命担当課長  正直、私もちょっと少ないなというふうに思ってございまして、場所的には備蓄倉庫の裏の道路際のところと、あと北側のところということで、今、事業者のほうが持ってきているんですけれども、やはり今言われたように、ちょっとこれを再考しようということで、事業者のほうと話しているところでございます。済みません。 ○ふるぼう知生委員  ぜひ、たくさんの方が来られる、あるいはにぎわいをつくろうと言っているわけですから、たくさんの方が来られなきゃいけないというか、来てほしいと思っているわけですよね。そうしましたら、受け入れ態勢というものをしっかり整えるという意味では、ぜひ駐輪場の台数をふやしていただけたらというふうにお願いしておきたいと思います。  いろいろとあるんですけれども、あと1点、ちょっと気になるのは、この絵を見ますと、非常に整然として、緑も多いし、人気が出るだろうなといいますか、本当にたくさんの方々が来ていただけるんだろうなという感じはいたします。  実際問題、地域の近隣にどんどん高層マンションが建っていまして、結構、若い方々が、御夫婦、御家庭の方々がお住まいなんですよね。そのお話を聞きますと、将来ここに公園ができるんですよねということで、やはりそういうことを期待されながら、来られている方が非常に多いのかなというふうに印象をいただいております。  そういった意味では、非常に近隣の方々も、もちろん遠くからでも結構なんですけれども、来られる方いらっしゃるかと思うんですが、いずれにいたしましても、こういうふうに、一方ですばらしい公園ができる、その横の総合グラウンドですけれども、済みません、比較で申しわけないんですけれども、総合グラウンドの外側、やぶみたいな形になっているスペースがありますけれども、あそこが時々ちょっと剪定じゃないですけれども、長くなってくると木を切ったりしながらはしてくれていますけれども、ちょっと見ばえがよろしくないんですよね。そういった意味では統一感といいますか、やはり持たせないといけないと思うんですけれども、区がやはり整備していくしかないと思うんですが、これについてはいかがでしょうか。 ○齋藤文化商工部長  総合グラウンドは学習・スポーツ課、文化商工部の所管でございますので、私のほうからお話しさせていただきます。  こちらは、先ほど区長のお話でもさせていただきましたとおり、エリアとして、どういうふうに考えるかというコンセプトでおります。ですから、今後、この造幣局の跡地の整備にあわせて、総合グラウンドのほうも同じようなコンセプトでちょっと手入れをしていかなければいけないという認識では今、立っております。今後、具体的に検討もしていく必要があるなと認識しております。 ○ふるぼう知生委員  ぜひとも統一感といいますか、右か左か、見る側にしてみたら、ちょっとどちらかわかりませんけれども、一方では、すばらしく整備されていて、一方ではこれは何じゃいなというふうにならないように、ぜひお願いしたいと思います。  それに際しましては、そこもやぶみたいな感じになっちゃってはいるんですけれども、何かサンシャイン町会のほうで植えた樹木といいますか、ものもあるようですので、その辺は町会に相談もしながら、御留意されながら進めていただけたらと思います。  最後に、先ほどの東京国際大学のほうで、ちょっと一つ言い忘れたんですけれども、やはりこれだけ大学に近いですから、せっかくカフェをつくっても、大学生がいつもそこに来ていて、常時いて、それで一般で来られた方々がいつも入れないという状況も生じるんじゃないかという可能性が、ちょっと懸念しているんですけれども、それは心配ないですか。どうでしょうか。 ○活田都市計画課長  大学の提案の中にも、大学の学内、防災公園寄りですが、多国籍カフェというのをつくるんですね。その公園のカフェとこの多国籍カフェの連携だとか役割分担だとかというのは、今後、話していきたいと思います。実際、運用の際に学生が占用するようだと、ちょっと大学のほうにも相談をしてみたいなというふうに考えております。 ○ふるぼう知生委員  そういった形で調整しながら、せっかく楽しみに来られて、でも何か全然入れないよということがありますと残念がられると思いますので、そういった細かいところまで、きょう何点か申し上げましたけれども、配慮して、本当に、また南池袋公園をさらに超えるような人気を博する、そういう公園に整備していただけたらと要望いたしまして、私の質問を終わります。 ○永野裕子委員  時間もありますので、なるべく短く聞きたいと思います。  トイレのことです。平面図が出たところで、ちょっとこの図をベースに確認させていただきますと、誰でもトイレのところ、これはユニバーサルシートというか、大人が利用可能なシート、ベッドやストレッチャーが入るぐらいのスペースを想定しているんでしょうか。いかがでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  一通りの設備は設置するという予定でございますけれども、ストレッチャーまでは、ちょっと今、確認できていませんので、確認次第、お伝えします。 ○永野裕子委員  トイレ整備のときに、ここ数年、私は何度も申し上げているんですけれども、オストメートの交換場所とか、子どものおむつ交換所とか、そういうのは、大体整備されているんですけれども、大人用のストレッチャーが入るようなスペースというのは、なかなかないんですよね。この本庁舎の中でも4階にしかありません。  やはり当事者からは、これを望む声というのがあって、ただ、見落とされがちですので、都度都度、私は言ってきたつもりなんです。  例えば巣鴨北中の整備の際にもお願いして、一応、この間、確認させていただきましたら、入ってはいるんですけれども、上の階なんですよね。救援センターになることを思ったら、体育館と行き来がしやすい1階じゃないとおかしいじゃないかということで、この間ちょっと改めて要望させていただいているんですが、やはりそういう想定があらゆるところでちょっと足りないんじゃないかと。  もうずっと今まで申し上げているんですけれども、個別のところでも言っていかないと、これはできないなということで、今回、また確認をさせていただきますが、その一通りというのが、ストレッチャーが入ってなくて、一通りの整備に今までなっているわけですよ、一応、法的にはそれで問題ないわけですから。ただ、ユニバーサルシート、ストレッチャーの入れるトイレというのは圧倒的に少ないですし、そもそもが、ここは防災公園で、防災の拠点として有事のときの状況を考えながら、例えば障害のある方、負傷した方、そういう方が利用するという前提で整備するというのが、大変重要な観点かと思うんですが、改めて伺います。 ○小堤公園計画特命担当課長  一通りというのはオストメートでありますとか、そういったものについては今、確認ができるんですけれども、ストレッチャーが入るかどうかはちょっと今、手元にある図面では確認できませんので、改めて確認して御報告します。 ○永野裕子委員  いや、私も今回初めて平面図を見て、このスペースでは考えていないんじゃないかなと思ったものですから申し上げました。  これは変更可能でしたら、ぜひちゃんとやっていただきたいと思うんです。  できれば、これは広目の誰でもトイレ、1カ所しか見受けられないんですけれども、やはりこれだけの規模で、その後、物流の拠点と、その後は仮設住宅という想定もしているわけですから、生活の拠点にもなり得るという前提からすると、1カ所では足りないんじゃないかと思うんですよね。それに該当する人がどれだけいるかというのはわかりませんけれども、その辺を想定して、やはり整備するのが行政の仕事ではないかと思いますので、改めて答弁をお願いします。 ○小堤公園計画特命担当課長  ちょっとこの図面ではわかりにくいんですけれども、誰でもトイレ、多目的トイレは2カ所設置します。この図面でいうと、この上側のところのブースが二つ、左右にございますけれども、これが誰でもトイレのブースでございます。 ○永野裕子委員  質問に答えてください。 ○宮川土木担当部長  今、箇所数につきましては、答えましたように2カ所を想定してございます。この計画自体をちょっと見直しまして、入るものかどうか、ちょっと再度検討させていただいて、1カ所だけでもそういうスペースがとれるように、何とか工夫してみたいと思います。 ○永野裕子委員  入るものかどうか検討してじゃなくて、これは絶対に必要だと思います。今申し上げたのは、1カ所では足りないと、私は思います。  それと、平面図の右側のイベント・災害時用トイレということで、個室がだあっと並んでいて、先ほど区長の説明でも、数これだけそろえたということでしたけれども、これは、でも常時施錠しているんですよね。イベントと災害時にあけるというような、そういう説明であると思うんですけれども、イベントというのは、例えばどういうものを想定していらっしゃるのか。図面を見ますと、もり土ステージというのがあったり、あと桜が植わっているところもありますので、例えばお花見とか、そういうことも想定していらっしゃるのかと思うんですけれども、そういうときに、必ずここを開放するような状況になるのかどうか、確認させていただきます。 ○小堤公園計画特命担当課長  どういったイベントをやっていくのかというのは、これから決めていくわけでございます。大きなイベントというふうな、ざっくりとした表現にさせていただいてございますけれども、今、委員いろいろ言われたように、時期的にお花見のシーズンでありますとか、そういった時期に大勢の方がお集まりになるときには、こちらのほうを使っていこうというふうには思ってございます。 ○永野裕子委員  細かな使い勝手等については、これからなんだと思うんですけれども、例えば南池袋公園も想定以上の方が利用されて、それはうれしいことであるんですけれども、今、トイレの数が足りないということは、結構問題になっていますよね。近隣の方からもしょっちゅうお話しいただいて、直接所管のほうで検討してくださいというような具体的な話もさせていただいたりしていますけれども、やはりトイレの問題は、もうここ数年、区長もいろいろ気にしていただいているように、大変な問題ですので、たくさん人が集まるような状況のときに、常時、鍵がかかっているというような状況ということですので、開放されるようなあり方であっていただきたいと。  その場合、鍵の管理、施錠の管理というのはどこでやるんでしょうか。イベントと災害用ですから、イベントは基本的に民間なのかなと思うんですけれども、災害用ということも両方想定している中で、この鍵とか、トイレ全体の管理というのはどういう考え方なんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほども言いました、指定管理者が入るということで、日比谷アメニスに入ってもらいます。当然、この指定管理のほうに鍵を預けて、状況に応じて、すぐに対応できるということでやっていきたいと思います。  ただ、夜中とかそういったときに、災害が起こる場合は、これはまた防災危機管理課のほうとも相談させていただきますけれども、誰がどういう形であけていくのかとか、それも指定管理も含めて、これから決めていきたいというふうに思ってございます。 ○永野裕子委員  通常の営業しているような時間帯で、指定管理の方たちが仕事をしているような時間帯であれば、指定管理の管理だけでいいと思うんですけれども、一番は、ここは災害のための拠点として整備されるわけですし、24時間対応可能な状況である必要がありますよね。一時避難所にもなるということになりますと、指定管理だけの管理ということでは、カバーできないような場面も出てくるんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○長澤危機管理担当課長  災害時につきましては、公園緑地課とこれから調整していくことになるんですが、例えば地域配備職員など、救援センターを開設するような職員を指定してございますので、その者が、例えばすぐに防災備蓄倉庫の鍵をあけるとか。このほかにも備蓄倉庫は6カ所ございますので、そういったところと同じような扱いで、備蓄倉庫を開放すると同時にこのトイレについても解錠するというような、そういったことを今後検討していきたいと思っております。 ○永野裕子委員  官民両方の管理になりますと、何かいろいろ責任の所在とか複雑になってくるかと思いますので、しっかり論点整理して、どういったときにも対応できるような状況であっていただきたいと思います。  それと、ちょっと念押しですけれども、トイレの問題。ぜひ数だけではなくて、やはり行政が設置するトイレの場としては、障害をお持ちの方とか、いろんな場面を想定して、対応できるようなものを設置する責任というのがあると思います。  今回、この公園のことで申し上げましたけれども、ほかの施設整備についても改めて、誰でもトイレがあるからいいじゃなくて、やはり場合によってはユニバーサルシートが配備されているような、そういうトイレも必要だという認識を持って、ほかの施設整備にも当たっていただきたいということを重ねてお願いして、終わります。 ○森とおる委員  これだけの広い面積の土、それから芝、豊富な植栽がある、こうした公園ができるということについては、多くの区民から期待が寄せられています。事業費についても、当初の予定どおり、今のところ進んでいるのかなという印象を受けました。  そこで、まず最初に、事業体制について質問したいと思います。  今回、コンソーシアム、それからPark−PFIで指定管理者制度という、そういった絡みになるんですけれども、こういった重なり合う部分、それから、それぞれのものというのがあるんですけれども、デメリットというところについては何か想定されるものはないんでしょうか。まず、お聞かせください。 ○小堤公園計画特命担当課長  コンソーシアムで、まず事業者をそれぞれ募ったというところからお話ししますと、将来のこの公園のあり方、使い方ということを想定しながら設計に取り組んでいきたい。そのときに、ではどういう手法があるかということで、コンソーシアムという募集の仕方をしまして、チームとして参加をしてもらって、今もまさにそうなんですけれども、将来管理する事業者が実際に設計にも携わりながら、つくり方をつくり込んでいくというところでは、非常によいのかな、メリットであるのかなとは思います。  Park−PFIにおいても、これで全国の2例目ということでございますけれども、整備に関しても民間の資金を入れて整備をしていただく部分もございますし、民間事業者にとっては、それによって営業していく期間も保障されるというところでいうとメリットなのかなと思ってございます。  これから実際に工事に入って、運営をしていく中で、何かそういったデメリットというところが見えてくるかもしれませんけれども、今のところ、そういったところはないと言えるのかなと思います。 ○森とおる委員  そこで、Park−PFI制度というのが昨年、法改正でできて、最大20年間委託できるというふうになっていると思うんですけれども、以前も20年というのは余りにも長いのではないかという、そういう意見もさせていただきましたが、今回は契約する年数、期間というのはどのように考えているんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  まず指定管理の期間でございますけれども、これは来年度審議していただきますけれども、これについては10年と考えてございます。  設置管理許可という都市公園法の手続をとります。これについては10年という決まりがありますので、10年でうちは最大で許可をいたします。  ただ、Park−PFIの場合は最長で20年というものがございます。当然、設置管理許可で、10年で一度切れますので、そのときにもう一度、その先の継続をするかどうかというのも審査されるのかなというふうに思ってございます。 ○森とおる委員  そこで、先ほど池袋西口公園においては直営でやるということで、未来文化財団、どういうふうなお金のやりとりをするかについても、いろいろと調整に時間がかかるというお話がありました。  今回、相手側の収益構造をどう見るのか、それから豊島区として、どれだけ負担をしていかなければならないのか、ここがまだ不透明な部分だと思うんですけれども。  10年間ということで当初に決めて、それでずっといくのか、毎年毎年見直すのか。その辺についても教えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  指定管理の期間も10年というふうに考えてございますけれども、あと手続というと設置管理許可も10年ということでございますけれども、続けていくかどうかということでいうと、指定管理者として契約をするということであれば、毎年当然、きちんとした報告を出してもらいます。これについて、うちのほうもきちんと審査をして精査をして、大丈夫かどうかということを見ます。  それで、公園の管理のあり方でありますとか、そういった部分で問題があるようなものがあれば、そこで当然、指導をしながら、問題がこれ以上契約できないということであれば、協定の中で、それをそのときに中断をするというか、契約を一旦そこで終わらせるとかという条件がございますので、毎年毎年それは、ほかの指定管理もそうですけれども、審査をしながら、継続していくかどうかということを決めていくということになろうかと思います。 ○森とおる委員  そこで、いよいよ平成32年開園ということで、差し迫ってきているわけですけれども、豊島区として、それから事業者として、収支についての計画というのはどの段階で出すのか、その点についてお聞かせください。 ○小堤公園計画特命担当課長  収支ということでいうと、指定管理料ということなのかなというふうに思います。  コンソーシアムとして提案してきた時点で、このときにも、一応、事業収支というものを出してもらっています。そのときに出してもらっているのが、年間で指定管理料が6,500万円という金額で出てきております。これだけの公園の大きさがありますので、剪定でありますとか清掃でありますとか、維持管理に相当のお金がかかるのかなということで、そういった金額を出してきております。  きょう見ていただいた整備の内容で、いろいろなところが変わってございますので、改めて、これで維持管理のお金が幾らなのかということを、今これからはじいていくというところでございまして、金額については来年度、何回も言うようですけれども、審査委員会のほうで指定管理の審査をしていただき、議会のほうにも、それを御承認していただいて、初めて決まるというわけでございますけれども、その時点では、当然、収支というものを見ながら審査をするということになろうかと思います。 ○森とおる委員  この問題については最後になりますけれども、やはり相手側がこれだけの面積というお話もありましたし、いろんな運営をしていかなければならないわけですよね、これまでの公園以上に。  そういった中で、どのように収益を上げていくのかということについて、やはり、いろいろコンソーシアムであったりPark−PFI制度であったり、そういったものが国でもつくられてきたんだと思いますけれども、そこはどのように考えていたらいいんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  収益を上げていくということがここの公園の中で求められているのかどうなのかというのは、ちょっと判断できないところでございますけれども、当然、これだけの規模の公園を維持管理していくには、当然費用がかかるわけでございます。南池袋公園は占用物件の関係でかなりの収入が入ってくるというところで、それを維持管理のほうに回せるということでございますけれども、こちらについては、そういった大きな占用料ということは発生してこないのかなというふうには思ってございます。
     カフェの使用料というところでは入ってくる金額はございますけれども、それほど大きなものではございませんので、清掃費、剪定費、そして遊具の点検でありますとか、そういったものを全部指定管理者のほうにお願いするわけですから、その指定管理料というのは当然生じてくるものなのかなというふうに理解してございます。 ○森とおる委員  またその辺のお金の面については速やかに資料を出していただいて、また見させていただきたいと思います。  細かい点について、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  補助176号線ができるに当たって、高低差がこの公園内にも2メートルできるというお話で、先ほどテラス式の階段というお話もあったんですけれども、それがどういったものなのかということと、それから、どこが階段なのかというのがちょっとわかりにくくて。何か4本線があって、それが曲がりくねっているような、この部分なのか、違うのか。場所と、そのテラス式階段というのがどのようなものなのか、これについて教えてください。 ○小堤公園計画特命担当課長  ちょっと平面図ではわかりにくいんでございますけれども、4ページの平面図でございますけれども、サウスエントランスに入っていただいて、この白い4本線、こちらがテラス式の階段ということで、ちっちゃいんですけれども、ここに腰かけている人がいるんですね。階段状にはなっているんですけれども、単なる階段ではなくて、ここに腰かけベンチとして使えるようなものでございます。少し高くなってきますので、ここで下のほうを眺めていただくということで考えてございます。  この上を歩いていきますと、またこちらには普通の階段、もう1個階段があって、3カ所は普通の階段がございますけれども、最初の入り口のエントランス部分については先ほど言いましたようなテラス式の階段というところで整備をいたします。 ○森とおる委員  ちょっとその階段の段差がどれぐらいなのか、わかりかねる部分もあるんですけれども、植栽があって、低いところも緑で塗られている部分もありますよね。こういったところも通行は可能なものなんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  緑で塗っているところは、基本的にこれは植栽なものですから、ここのところについては低木植栽も入れますので、通れないように考えてございます。薄い緑色のところは芝生なので、これは、当然入ってこられますけれども、濃い緑のところは低木植栽ということで、こちらのほうは入れないような状況でございます。 ○森とおる委員  そのテラス式階段というのが、かなり幅広くとられているんですけれども、もうこれ以上対応策というのはなくて、万全ということで、そういうふうに言えるんですか。大丈夫ですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  これが万全か、これ以上のものがないかどうかというのは、ちょっとわかりませんけれども、以前から森委員のほうから、ここのところを階段だけで、階段を上って公園に行くのかという御質問をいただきました。そういったものを受けて、できる限り、この傾斜を逆に生かしたつくりということでいろいろ検討した結果、この形を採用したということでございまして、実際、森委員からの御意見をここに反映させたというつもりでございます。 ○森とおる委員  いや、ここについては、やはり高低差があるということで、大事な部分だと思っているんですよ。課長から、やはり万全ですという、そういう答えが出ないと、不安で不安でしようがありませんので、ぜひそういったふうにしていただきたいと思いますので、これはよろしくお願いしたいと思います。  それから、以前も質疑があったと思うんですけれども、貯水槽であるとか応急給水機材倉庫であるとか、これがやはり宅地に面している、東西南北であれば東側であるとか南側であるとか、そういったところにあったほうが、やはりいいんじゃないかと思うんですけれども、これはそうはならないんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  応急給水装置、こちらのほうは飲み水で使うものでございます。この下に大きなタンクがありますので、使い方によっては消火としても使えるとは聞いているんですけれども、基本的には飲料水をここでお配りするというものでございます。  深井戸のほうは、これは東京都消防庁のほうで設置をしていただくものです。普通の井戸の深さよりも10倍ぐらい、200メーター以上の深さを掘った井戸でございますので、水の量というふうなものでいうと、無尽蔵に出てくるものだというふうに聞いてございます。東側のほう、南側のほうということで配置を考えたんでございますけれども、消火活動をしていく際には、ここからホースでつなげていく分には何ら支障がないということで、この位置を決定したというものでございます。 ○森とおる委員  まだ、これからですから、もう本当に万全の体制でやっていただきたいと思うんですけれども。  先ほど駐輪場のお話がありました。当然、もっとふやさないと大変だろうと思います。  それから、もう一つは、やはり目的は防災公園ではありますけれども、これだけの公園ですから、子どもたちがいかに楽しめるかという、そういった視点も大事だろうと思うんですね。児童であるとか幼児であるとか、もちろん家族でここを訪れて、みんなで楽しむという視点もあるとは思うんですけれども、ここに行けばこういったことで楽しめるよという、そういったものが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、どういった工夫がされているのかということについてお聞かせください。 ○小堤公園計画特命担当課長  ゾーニングの中で、遊具を設置するといったゾーニングをお話しさせていただきましたけれども、余り今のところ、いわゆるジャングルジムとか大規模な遊具は、ここの中には設置をしないというふうに考えてございます。できるだけシンプルな遊具で状況によっては入れかえができるようなものを考えてございます。  南池袋公園も見ていただくとわかるように、あそこはローラースライダー、滑り台1個でございますけれども、何もない芝生の中ででもあれだけ楽しんでいただけるのかなというふうに思ってございますので、果たして、そういったつくり込みが必要なのかどうなのかとか、いろいろ議論した中で、できるだけシンプルな遊具を用意してございます。  それと、またこもれびの森といって、樹木をたくさん植えます。こちらのほうも園路の中で散策していただきながら、自然を楽しんでいただくというふうなことでございます。  それと当然、原っぱ広場、これだけの広い6,000平米ぐらいの大きさになります。原っぱ広場だけでも自由にお子様が遊んでいただけるのかなというふうに期待してございます。 ○森とおる委員  KOTO−PORTという説明もありましたけれども、今言いましたように、いかに子どもたちにとっても有効な公園という視点で、もうちょっと進めていただきたいなと思います。  施設であるとか、いろんな催しをするであるとか、そういったことにぜひ子どもの視点というのも加えて、調整できる部分というのをぜひやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○高野区長  この公園は区内で最大の公園になるわけでありまして、また、その位置づけも、池袋の副都心のいわば中心に近いところに、このような大規模な公園をつくるわけでありまして、この活用というのは、本当にこれからの池袋の将来に向けて大きなインパクトになるのではないか、そんなことを考えた中で、今お話ししたように、私は、やはり女性に優しい、子どもを育てやすいまち、そういう豊島区を目指すという意味でも、この公園整備等々は子どもが主役になるような、子どもが喜ぶような公園でありたいなと思っておりますので、いろいろここで考えております。  さらに保健所が5年間という形の中で、こちらのほうに仮保健所として行くわけであります。そして、その保健所も4割近くはお子さんが来るということですから、やはりお子さんが来ても本当に楽しめるような、この公園を恐らくしていかなきゃいけない。ちょうど公園の、あと残っている部分が1,200平米ある。これを確かに5年間の限定でもありますけれども、この活用も大きく、この防災公園プラスこれを生かせるんじゃないかというようなことも今、考えておりまして、ぜひ子どもたちが喜ぶような、当初は、いろいろ泥んこ遊びができるプレイパークというような提案もいろいろいただいたり、それからまた、あれは何だっけ、キーボードじゃなくてローラースケート、竹下さん、何だっけ‥‥、スケートボードも、こういうのもどうだろうかというような、いろんな御提案はいただいて、いろいろ検討してまいっているわけであります。  私はできるだけ、今お話ししたように、子どもたちが本当にこの公園が楽しくなるような、そういうような公園がこの豊島区の目指す、女性に優しい、さらに子育てしやすく、子どもたちが喜べるというような、限られた面積ではありますが、そういうことも、今後検討してまいりたいと思っております。 ○渡辺くみ子委員  大体、大枠のことはわかりました。  それで一つは、この間、区長への申し入れも地域の方とさせていただきましたし、一般質問でも取り上げましたけれども、やはり近隣の方々の生活をどう守るかというのが一つあります。  それで、いわゆる北側の部分の区道はどの程度の広さになるんでしょうか。今は非常に本当に狭くなっていますが、公園がセットバックをして、そこを広げていくのかどうか。あるいは、そういう状況の中で車がどんどん通って中に入ってきて、補助176号線、それから補助81号線につながるとか、いろんなことになったときに少なくても、今のような生活がきちんと保障されるのかどうか。そういう点に関してはいかがお考えでしょうか。 ○松田道路整備課長  大変申しわけありません。北側の区道が、ちょっと北側というのがどこの。坂下通りのことを言われているのか‥‥。 ○渡辺くみ子委員  済みませんね。地図ってよくわかんないんです。  造幣局の出入り口があったところの側、補助176号線と、右に行くと朋有小学校。この地図でいうと上だから北かと勝手に思ったんですけれども、北じゃない。済みません。 ○松田道路整備課長  わかりました。補助176号線と直角に交わる、これはちょっと上が北で間違いそうなあれなんです。実際はこれ、ほぼ逆なものですから、大変申しわけありません。  こちらのほうは、公園側に2メートル歩道が入りますので、その現況の道路と合わせて、残り2メートル分は公園のほうに歩道がつくというようなイメージでございます。 ○渡辺くみ子委員  あと車の運行の流れとか、そこら辺に対するイメージというのはどういうふうにお持ちでしょうか。 ○松田道路整備課長  現行、一方通行でございますけれども、そのことについては変わらないということでございますので、車道幅は変わりませんから、歩道が純粋に広がると、こういうようなイメージでお考えいただければと思います。 ○渡辺くみ子委員  グリーン大通りから坂下通りのほうを抜けて、もう一つ向こう側の通りに行く場合に、補助81号線が広くなって、そこら辺を車がどんどん通るようになっていくのかなというふうには思うんですが、それに対しても、いろいろ住民の方から声が出ていることだけ、一言言っておきます。  それで、これの一番最後の地図、10ページの地図で夜景が出ていますよね。ここに防災公園ができるんですよというのを近隣の方にお話ししたときに、ええっという声を出されました。やはり道路を隔てて、すぐ目の前に公園ができると、いわゆる不特定多数の人が出入りをすると。そういう状況の中で、ここにずっと住み続けられるんだろうかというふうに、ちょっと言われました。  にぎわいを求めるのも大事だし、それから、いろんな意味で空地を設けるのも大事なんですが、ここの場所というのは本当に区民の生活の場と直結をしているという認識を、まず持っていただきたいというふうに思います。  それで、夜、何時間、こうこうとこうやって電気がついているんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  このような状態は、今のところ、閉園するときには消そうかと思って。閉園のことについては、ちょっと御説明をしてなかったんですけれども、当初、24時間のオープンした公園も想定していたんですけれども、やはり、いろいろな課題がありますので、夜中12時から、例えば朝の5時ぐらいまでは閉園をすることで、今、進めてございます。  当然、そのときには照明も落とすということでございますので、カフェの営業なんかと連携しながら、そういった照明のほうの時間を決めていきたいというふうに考えてございます。 ○渡辺くみ子委員  今度、そうすると閉園をするという場合に、門というか、幾つも出入り口があって、具体的にどういうふうにするのかというのがちょっとイメージを持ち切れないのが一つ。  それから、基本的には防災公園ですよ。もちろん緊急時にそれなりの対応をというのをお考えのことだとは思うんですけれども、防災公園の発想からすれば、いざ何かあったときにさっと逃げ込めるという、そういうのが近隣にとっては一番心強いものだと思うんですよ。それが、ドアが全部閉まっていて、またぐというか、越えなきゃ入れないとかね。というのは、本当にそれでいいのかどうかと、ちょっと今の御答弁でいうと、いろんな意味で疑問が出るんですが。そこら辺全体をわかるようにお話ししてください。 ○小堤公園計画特命担当課長  計画をしていく段階から、当初からこの問題については検討してきたわけでございます。特に浮浪者等、居座った場合はどうするんだという課題がありまして、それをどうやって解決していくのかというところから始まっているところでございます。  今、閉園の仕方でございますけれども、何カ所も入り口があります。ここのところに抜き差し式の、これはチェーンで閉じるということを考えてございます。ですので、きちんと入れないような柵というものは、設置はいたしません。またげば通れる、入れるというものになろうかと思います。  というのも、先ほど言いましたのは、災害が起こったときには、夜中すぐにあけることができないという状況もありますし、そういうことを見越して、柵をすることは適切ではないというふうに判断して、チェーンで入り口のところを塞ごうと思っています。  全部連続的にチェーンを回すのではなくて、植栽帯がぐるっと回ってございますので、植栽のところを少し盛り上げて、人が入りづらくするというつくりにしようということで、今、検討しているところでございまして、まだ書き込みの中には、それは反映していないというものでございます。 ○渡辺くみ子委員  私も御答弁を聞いていて、何て質問していいかわからないというのが率直な思いです。  防災公園という役割からすれば、ばちっと閉めちゃうと問題だというのは明らかですし、あわせて近隣の方からすれば、おっしゃられたように、説明後、多分いろんな意見が出てくるだろうというふうにも思います。  そういう声にどう対応するのかというふうに考えたときに、やはり、ではどうしたらいいのかというのは悩む部分かなというふうに思います。  ただ、きちんと安全、それから必要なときにはきちんと提供できる、あるいは近隣の人たちに迷惑をかけないような開かれた公園にするという場合には、私は一番やりやすいというか、あれは人的配置をきちんとしていくということではないかなというふうに、見回りをある程度の夜間体制をとってやっていくとか、それから何かあったときには、そこへきちんと人を派遣して、そこで解決をさせていくとか、そんなようなことも含めてちょっと考えていかないと、この運営というのは本当に大変だろうなというふうに思います。  ぜひ直近にいらっしゃる住民のお声を聞いて、そういう中で何が必要で何をやらなければいけないのかというのは、もう一度、考えていただきたいということを要望しますが、いかがでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  先ほども言いましたように、この課題、どうやって解決していったらいいのかということで、この間ずっと検討してきております。  正直、ホームレスがここの中に入り込んだときにどうやって追い出すという言い方はあれですけれども、解決するのかというところで、ほかの公園、ほかの公園というのは、豊島区以外のところの公園も、やはりこの課題は非常に大きくて、人権問題等々ございますので、強制的に出すということは非常に難しい。24時間でやれば、そういった人たちもここの中を利用するんだということでございますので、その解決については非常に難しいというところでございます。  また、先ほども言いましたように、防災公園ということで、災害のときにすぐに駆け込まなくてはいけない。これも地元説明会のときにも、そういう意見がございました。それをあわせて、ではどうしていくのかというところで、先ほど言ったような閉園の仕方を今考えてございます。  条例上、12時から、例えば5時までというところの閉園時間をつくれば、不適切利用者に関しても出ていってもらうという処置ができますけれども、そうでないとなかなかできないというところで、今考えている体制がよいのではないかというふうに判断しているところでございます。 ○渡辺くみ子委員  引き続き、ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  もう一つだけ伺いたいのは、お金の関係なんですね。この間、さっきもお話が出ましたし、5月15日の副都心の中でも報告というか、垣内委員の質問に御答弁がありました。  最終的にURとの関係と、それから工事費との関係だと188億円。さまざまな国や東京都の財調なんかとか交付金等々を含めて、最終的には6億円ぐらいの負担だろうというような答弁が、この間の中であったというふうに思うんですけれども、そこら辺の、今こうやって一つ一つ具体化をさせている中で、大体そういう見通しのまま行くのかどうか。そこら辺に関してはいかがでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  説明の最後のところに、私のほうの説明の中で、188億の126億円と、そういった数字を説明させていただきました。  今、渡辺委員が言いましたように、5月の時点ではそういった説明をさせてもらいました。これについては変わらないわけでございます。  ただ、このときというのが、昔の基本計画の中で金額もはじき出しているものでございます。新しい今回の計画によって整備費のほう、多少増額ということで今、精査しているところでございます。  そうしますと、最終的な持ち出し6億円、10億円というものが幾らになるのかというところでございますけれども、増額に関しましても、国のお金をつけて、あと財調なんかもつけますので、まるっきり大きくこの金額が変わるということでは思ってございませんけれども、その金額については今年度中にはまとめるということで、それによって、今結んでいる協定のほうも変更せざるを得ないということでございますので、精査し、金額が出次第、また御報告をさせていただきたいというふうに思ってございます。 ○渡辺くみ子委員  10億円とおっしゃったのは、御答弁さっきされていたのを思い出しました。  内容によって、本当に数カ月間の経過の中で、億単位で変わっていくというのは、やはり、なかなかちょっとどうかというふうに思う部分が、正直言ってあります。  初めて、こういうさまざまな施設というか、そういうものをつけて、改めてこれだけのお金にふえる可能性があるんですよという部分なんだろうと思うんですが、やはりちょっと公園としてはお金がかかり過ぎなのかなというふうにも思います。  それで、あとPark−PFIの関係なんですが、本事業が全国で2例目となるということで、これは、ほかはどこをやっているんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  北九州市でございます。 ○渡辺くみ子委員  済みません、全然イメージ湧かないんですが。やはり、ここの公園よりももっと広い、大きなイメージ。 ○小堤公園計画特命担当課長  そんなに大きくないんですね。ここに関しましても、Park−PFIを使っているのがカフェのところとKOTO−PORTというところでございます。全体をPFIでつくっていくという事業と、今回のPark−PFIというのは、ちょっと制度が違うものですから。Park−PFIというのは、公園の中の一つの施設を民間の事業者のほうにつくってもらったり、維持管理をしてもらったりという捉え方でよろしいのかなというふうに思います。 ○渡辺くみ子委員  それで、いわゆるPFIというのが公民連携とかというやり方で、Parkということで、規制緩和をされるとか、10年とかという、指定管理者の期間が問題とか、いろいろあるなというふうに思うんですが、要するに、公園をつくっていく側、それから、その人たちがそのまま管理運営に当たるというのが一つの形かなというふうに、改めて今思っているんですけれども、これは、一番最初の資料からいうと、契約者がUR。URが日比谷アメニスと契約をしちゃえば、もう、その契約者が指定管理者にならざるを得ないというような受けとめ方をすればいいんでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  URが日比谷アメニスと契約するのは、設計の部分と工事の部分で契約をするんです。指定管理というのが、先ほども説明させていただいた、そこについては、私どもの区と改めて契約をするということで、今、URと契約しているのは、今やっている設計作業でありますとか、この先にある工事の作業でございます。いわゆるその一つ一つが違った業務ということで、コンソーシアムというものでございます。 ○渡辺くみ子委員  私の認識不足かもしれませんが、いわゆる設計、それから工事、そういう事業者が、そのまま管理運営をするのがベターだというような受けとめ方をちょっとしまして、それがこのPark−PFIの一つの手法かなというふうに思ったんですが、そこは全然違う、状況によっては日比谷アメニスに管理運営業務を頼まない可能性もあるという受けとめ方でよろしいんですか。 ○小堤公園計画特命担当課長  そのとおりでございます。場合によっては、この将来の指定管理が別の業者ということもあろうかと思いますけれども、ただ、事業者を決めるときに四つのチームがエントリーしてきたわけでございます。それぞれの業務を私がやるということで、株木建設が入っていたり、エヌ・ティ・ティが入っていたり。それで将来管理はここが統轄してやっていくんだという提案を、学識の方も含めて審査して選ばれたというものでございますので、この先に、また全然違う業者が指定管理に入っていくというのは、何かしら審査したときに、やはりこの業者だったら無理だと、何か問題があるとか、そういったものがなければ、そのときの審査なんで、絶対にないと言い切れないんですけれども、予定している事業者ということになろうかなというふうに思ってございます。 ○渡辺くみ子委員  わかりました。さっき、森委員の質問の御答弁の中にも、要するに10年間の中だけど、毎年見直しをして、まずかったら変えるよという部分も含まれているなというのは、わかりました。  ただ、一般的に言うと、建設とか、いろいろやってくれる側がそのまま管理業者に入ったほうがというような、そういう発想がPark−PFIの中に一つあるというような資料なんかもありましたので、改めて伺いました。  そうすると、日比谷アメニスということを予定というふうに書いてはありますけれども、これに関しては正式に議案として出す段階でどういうふうになるかというような受けとめ方を、今の段階ではしておけばよろしいでしょうか。 ○小堤公園計画特命担当課長  指定管理を議会で承認を得られなければ、指定管理は決まりませんので、それを来年度、お諮りして御承認をいただけるかどうかということでございますので、今のところは予定というものでございます。 ○渡辺くみ子委員  流れとしてはわかりました。  先ほどお願いをした資料というか、とにかくお金との関連に関しては、そちらできちんと整理でき次第、また出していただければありがたいということを再度お願いして、終わります。 ○池田裕一委員長  よろしいでしょうか。   「はい」 ○池田裕一委員長  それでは、案件についてはこれまでとさせていただきます。 ───────────────────◇──────────────────── ○池田裕一委員長  次回の日程についてお諮りいたします。  次回は、1月8日火曜日午前10時から小委員会を、1月15日火曜日午前10時から委員会を開会したいと存じますが、いかがでしょうか。   「異議なし」 ○池田裕一委員長  それでは、そのように決定いたします。  以上で豊島副都心開発調査特別委員会を閉会いたします。   午後2時25分閉会...