豊島区議会 2016-11-25
平成28年第4回定例会(第16号11月25日)
平成28年第4回定例会(第16号11月25日) 平成28年豊島区議会会議録第16号(第4回定例会)
平成28年11月25日(金曜日)
議員定数 36名
出席議員 36名
1 番 ふるぼう知 生
2 番 石 川 大 我
3 番 小 林 弘 明
4 番 細 川 正 博
5 番 藤 澤 愛 子
6 番 有 里 真 穂
7 番 松 下 創一郎
8 番 村 上 典 子
9 番 森 とおる
10 番 清 水 みちこ
11 番 ふ ま ミ チ
12 番 根 岸 光 洋
13 番 西 山 陽 介
14 番 辻 薫
15 番 芳 賀 竜 朗
16 番 池 田 裕 一
17 番 星 京 子
18 番 磯 一 昭
19 番 永 野 裕 子
20 番 藤 本 きんじ
21 番 儀 武 さとる
22 番 小 林 ひろみ
23 番 島 村 高 彦
24 番 高 橋 佳代子
25 番 中 島 義 春
26 番 木 下 広
27 番 河 原 弘 明
28 番 竹 下 ひろみ
29 番 村 上 宇 一
30 番 本 橋 弘 隆
31 番 里 中 郁 男
32 番 吉 村 辰 明
33 番 大 谷 洋 子
34 番 山 口 菊 子
35 番 渡 辺 くみ子
36 番 垣 内 信 行
欠席議員 なし
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説明のため出席した者の職氏名
区 長 高 野 之 夫
副区長 水 島 正 彦
副区長 宿 本 尚 吾
政策経営部長 城 山 佳 胤
総務部長 陣野原 伸 幸
危機管理監 今 浦 勇 紀
施設管理部長 石 橋 秀 男
区民部長 佐 藤 和 彦
文化商工部長 小 澤 弘 一
環境清掃部長 齋 藤 明
保健福祉部長 吉 末 昌 弘
健康担当部長 常 松 洋 介
池袋保健所長 原 田 美江子
子ども家庭部長 金 子 智 雄
都市整備部長 齊 藤 雅 人
地域まちづくり担当部長
奥 島 正 信
土木担当部長 石 井 昇
会計管理室長 佐 野 功
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教育長 三 田 一 則
教育部長 天 貝 勝 己
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職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事務局長 栗 原 章
議会総務課長 高 桑 光 浩
議会担当係長 七 尾 弘
議会担当係長 大根原 尉 之
書 記 藤 村 亜 子
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議事日程
・
会議録署名議員の指名
・会期の決定
・日程第 1 第75号議案 豊島区手数料条例の一部を改正する条例
・同 第 2 第76号議案 豊島区
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改
正する条例
・同 第 3 第77号議案 豊島区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例
の一部を改正する条例
・同 第 4 第78号議案 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
・同 第 5 第79号議案
豊島区立ふるさと千川館条例
・同 第 6 第80号議案 豊島区特別区税条例の一部を改正する条例
・同 第 7 第81号議案 豊島区
公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例
・同 第 8 第82号議案 豊島区廃棄物の発生抑制、再利用による減量及び適正処理
に関する条例の一部を改正する条例
・同 第 9 第83号議案
豊島区立区民住宅条例の一部を改正する条例
・同 第10 第84号議案
豊島区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例
・同 第11 第85号議案
豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例
・同 第12 第86号議案
豊島区立保育所条例の一部を改正する条例
・同 第13 第87号議案
豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例
・同 第14 第88号議案 (仮称)新
区民センター増築工事請負契約について
・同 第15 第89号議案 (仮称)新
区民センター増築に伴う冷暖房・
換気設備工事
請負契約について
・同 第16 第90号議案 (仮称)新
区民センター増築に伴う
電気設備工事請負契約
について
・同 第17 第91号議案 (仮称)新
区民センター増築に伴う給排水衛生・消火・ガ
ス設備工事請負契約について
・同 第18 第92号議案 (仮称)新
区民センター増築に伴う
昇降機設備工事請負契
約について
・同 第19 第93号議案 大塚駅
南自転車駐車場(仮称)
整備工事請負契約の一部の
変更について
・同 第20 第94号議案 財産の無償貸付について
・同 第21 第95号議案 財産の無償貸付について
・同 第22 第96号議案 と
しま産業振興プラザの指定管理者の指定について
・同 第23 第97号議案
豊島区立図書館及び
豊島区立区民集会室の指定管理者の指
定について
・同 第24 第98号議案 建物の買入れについて
・同 第25 第99号議案 平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第7号)
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追加議事日程(1)
・追加日程第1 第100号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
・同 第2 第101号議案
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例
・同 第3 第102号議案 平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)
・同 第4 第103号議案 平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第9号)
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追加議事日程(2)
委員会審査報告
・追加日程第5 第100号議案 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
・同 第6 第101号議案
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例
・同 第7 第102号議案 平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)
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追加議事日程(3)
・追加日程第8 第104号議案 豊島区
教育委員会教育長の任命について
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会議に付した事件
・
会議録署名議員の指名
・会期の決定
・区長の
招集あいさつ
・日程第1から第25まで
・追加日程第1から第8まで
・陳情の委員会付託
・会議時間の延長
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午後3時55分開会及び開議
○議長(竹下ひろみ) これより、平成28年第4回豊島区議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(竹下ひろみ)
会議録署名議員を御指名申し上げます。25番中島義春さん、26番木下広さん、27番河原弘明さん、以上の方にお願いをいたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(竹下ひろみ) 次に、会期についてお諮りをいたします。
本定例会の会期は、本日から12月12日までの18日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、本定例会の会期は18日間と決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(竹下ひろみ) この際申し上げます。
本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。
───────────────────◇────────────────────
○議長(竹下ひろみ) この際、区長より招集のあいさつがございます。
〔高野之夫区長登壇〕
○区長(高野之夫) 本日、ここに平成28年第4回区議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、御出席を賜りまして深く感謝を申し上げます。
早いもので、今定例会がことしの納めの区議会となりますが、開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
初めに、
エコミューゼタウンの
環境大臣賞等の受賞について申し上げます。
このたび、
公益財団法人都市緑化機構主催の第15回屋上・壁面・
特殊緑化技術コンクールにおいて、本庁舎屋上庭園、豊島の森を初めとする
エコミューゼタウンの緑化が屋上緑化部門で環境大臣賞を、壁面・特殊緑化部門では
日本経済新聞社賞を受賞いたしました。
10階の豊島の森、8階から4階に至る
グリーンテラス、そして1階南側のけやき広場と、ビル全体が水と緑でつながり、メダカやドジョウなどもすむ小さな生態系をも形成しているという、単なる建築デザインとは異なる建物の構成要素が評価されましたことを私たちは誇りにしたいと思います。
本区が力を入れてまいりました
環境都市づくりが、このように高く評価されましたことは、非常に喜ばしいことであります。
建築物は、一度つくりますと50年以上は存在し、まちの顔となります。建築は、まちを変え、そして、都市づくりであり、
まちづくりそのものであるという私の思いが、
エコミューゼタウンや学校などの建築物において、少しずつではありますか、実を結んでまいりました。
今回の受賞を契機として、2020年
東京オリンピック・
パラリンピックに向け、環境都市としまのシンボルとなる、そして、まちの顔となる建物づくりを地域の皆さんとともに推進してまいりたいと考えております。
さて、豊島区が目指す国際アート・
カルチャー都市づくりに関連する施設の状況について申し上げます。
まず、(仮称)豊島区新ホールの買い入れについて申し上げます。
国際アート・
カルチャー都市のシンボルとなる旧庁舎跡地の開発においては、建物全体の実施設計が完了いたしましたので、ようやく8つの劇場を中心として、1,300席の新ホールの全容を御報告できる段階となりました。
平成26年3月にプロポーザルを開始して以降、27年3月に
東京建物株式会社、
株式会社サンケイビル、
鹿島建設株式会社の3社から成る事業体を選定し、今年の3月、
定期借地権設定契約を締結したところでございます。
この間、新ホールの設計など、さまざまな協議を精力的に進めてまいりましたが、新ホールを含めた建物全体の建築確認済証も取得し、このたびすべての協議が整いましたので、本定例会に新ホールの
建物買い入れ議案を御提案をさせていただきました。
また、12月8日には起工式をとり行う予定となっており、その後、順次、本格的に工事に着手することとなっております。
次に、(仮称)新
区民センターについて申し上げます。
旧
区民センターの解体工事も順調に進んでおり、現在、内装材、照明機器などを撤去、12月より建物本体の解体作業に入ります。今年度中には地上部分の解体が終了いたしますが、来年度には地下部分の解体と並行し、一部改築工事にも入る予定となっております。
新
区民センターは、秩父産の木材も使用する500人収容の多目的ホール、160人収容の小ホール、数多くの会議室等を備えた、区民の皆様に使っていただきやすい、さまざまな活動拠点として、
生活産業プラザと一体的に整備をいたします。
とりわけ2階と3階には、
日本最大規模と申し上げてもよい大規模な女子トイレを中心に、
パウダーコーナー、フィッティングスペースなど、女性に優しい機能を計画をしております。
さらに、2階の一部には、授乳室やおむつがえスペース、
親子カフェスペース、小さなお子さんが安心して遊べる
プレースペースを備えたパパママ☆すぽっとを整備し、子育て世帯のお出かけをサポートいたします。このコーナーにも、秩父の木材を生かした、ぬくもりある空間をつくりたいと考えております。
このように、新
区民センターは、本区が掲げる女性に優しいまちづくりのシンボル的な施設として位置づけておりまして、
東京オリンピック・
パラリンピックの前の年である平成31年9月の竣工に向けて、着々と工事を進めてまいります。
次に、旧
庁舎跡地エリアの
ネーミング募集について申し上げます。
旧庁舎跡地及び旧
区民センター、中池袋公園などエリア一帯の開発は、国際アート・
カルチャー都市構想の
シンボルプロジェクトであり、新ホールを中心とした8つの劇場や、今まで池袋にはなかった高規格、高品質な大規模オフィスの建設により、他に類を見ないにぎわいを創出をいたします。
また、新
区民センターでは、女性やお子さん連れの来街者に優しい
パブリックトイレや多言語対応の
インフォメーションセンターの設置、そして周辺道路、公園の一体的な整備などが行われ、この一帯は変貌する豊島区を象徴するエリアとなるのであります。
2020年に完成するこの開発が、池袋のイメージを牽引する新たなにぎわい拠点として存在感を放ち、世界から人を引きつけられるか否かは、まちのブランド構築、情報発信、運営体制などのソフト面を中心とした総合的なプロデュースの成否にかかっていると言えます。
そのため、オープン前の早い段階から積極的に情報発信するなど、戦略的に取り組みを行うことで認知度をアップさせ、
ブランドイメージを発信していくことが重要であります。
そこで、
ブランディング戦略の第1弾として、旧
庁舎跡地エリアのネーミングに着手をいたします。
だれもが主役になれるという国際アート・
カルチャー都市のシンボルにふさわしく、また新たなまちの創造を予感させ、区民の皆様や来街者の方々に親しまれるネーミングを公募し、年度内に決定することを目標に手続を進めてまいります。
今後も2020年のオープンに向け、
庁舎跡地エリアの
ブランディングと情報発信を積極的に進めてまいりたいと思います。
次に、
池袋ブランディング・シティ戦略について申し上げます。
去る10月12日、
池袋ブランディング・シティ戦略検討会を開催をいたしました。この検討会は、国際アート・
カルチャー都市構想を推進し、国際競争力を強化する
アクションプランとなるシティ戦略を策定することを目的としております。
検討会のメンバーは、池袋で事業展開をするアニメイトや良品計画などの地元の企業、理化学研究所、
本田技術研究所などの池袋沿線で研究開発を行う企業に加え、西武鉄道や東武鉄道などの鉄道事業者やサンシャインシティ、三菱地所開発などの事業者が参画をしております。
また、国際アート・
カルチャー都市懇話会幹事会幹事長の太下義之さんや、
マサチューセッツ工科大学メディアラボのスプツニ子!さんなどの、著名な学識経験者の皆様にも御協力をいただいております。
加えて、国からは国土交通省、経済産業省、東京都からは政策企画局、都市整備局に御参加をいただき、民間企業と関係行政機関のオールキャストで池袋の
国際競争力強化を検討してまいります。
今年度、検討会を3回開催し、池袋の国際競争力を強化する方策をシティ戦略としてまとめ、国際アート・
カルチャー都市構想実現の3つの戦略、国際戦略、空間戦略、文化戦略を相互に連携し、文化とにぎわいの都市実現を展開をしてまいります。
次に、東京アニメ・アワード・
フェスティバル池袋開催について申し上げます。
先日、11月16日に記者会見で発表いたしましたが、平成29年3月、池袋におきまして、
一般社団法人日本動画協会等が主催する東京アニメ・アワード・
フェスティバル2017が開催されます。豊島区は、このイベントに対しまして全面協力することにいたしました。
2020年の
東京オリンピック・
パラリンピック大会後も後世に残る有形のレガシーの代表は、旧庁舎跡地及び周辺エリアの開発施設であります。一方、豊島区の無形のレガシーとして未来に伝えるべきものは、長年区民の皆さんがはぐくんできたさまざまな形の文化であります。特に、漫画の
聖地トキワ荘のある本区は、漫画文化の発祥の地であります。そして、漫画から生まれたアニメ文化は、今やクールジャパンの代表格として世界に進出をしております。
今回の
フェスティバルは、アニメ作品の振興を目的とした国際的な
アニメ映画祭であり、同
フェスティバル実行委員会、
一般社団法人日本動画協会の主催で、東京都が共催となっております。昨年は、世界じゅうから500作品以上の応募実績があったとのことで、池袋での開催は、世界でも数少ない
アニメフェスティバルの1つとして、さらに大きく花開くことが期待をされます。
これまでの3回は日本橋で開催されておりましたが、アニメ100周年を機に、池袋をメイン会場に移し開催したいとの打診があり、本区と協議を続けてまいりました。このたび実行委員会が池袋を開催地として選定した背景には、まず、多くの映画館を抱え、授賞式が行えるイベント会場を有し、交通の利便性が高く、かつまた、乙女ロード、アニメイトの存在など、アニメとの親しみが他都市に比べて最も高いという点にあったようでございます。
それに加えて、まちの安全・安心に関する改善状況にも着目し、池袋は将来的な展望を含めて、安全・安心な地域であると高く評価をしていただきました。
さらに、シネマチ祭などのアニメを中心とした映画祭の開催実績や
アニメイベント等に対して地元商工会、商店街の理解があることについても、開催に適した要件であるとの御判断をいただきました。
そして、何よりも、本区が国際アート・
カルチャー都市として、漫画、アニメ文化の国際的な発信に積極的である点や、新たに
シネマコンプレックスや旧
庁舎跡地エリアのホールなど、ここ数年内に確実に完成する具体的な施設建設計画があり、地域の将来性が感じられるという点が今回の選定の決定打となったようであります。池袋は4回目の開催地となりますが、これまでで最大規模の開催が見込まれております。
来年3月10日から13日まで、池袋駅周辺の映画館5館で国際的なアニメ作品が上映されるほか、
区民ひろば朋有と
区民ひろば南池袋では、無料で親子が楽しめるアニメ映画も上映をされます。
オープニングセレモニーは、メトロポリタンプラザ1階で華やかに幕をあけます。世界各国からの応募作品の審査会場として豊島区庁舎内に置き、授賞式はと
しまセンタースクエアでとり行います。さらに、WACCAでは、
人形アニメーションの
ライブステージを行うなど、オール池袋でこのイベントを盛り上げてまいります。
この期間は、まさに池袋全体がアニメ一色になります。日本じゅうの
アニメファンが池袋を訪れるとともに、外国からも多くのお客様が来られることでしょう。
私は、さきの区議会の
招集あいさつにおきまして、2020年までに漫画の
聖地トキワ荘を復元すると申し上げました。アニメの原点は漫画であり、漫画の原点はトキワ荘であります。漫画文化の原点となったトキワ荘を復元することは、まさに未来へのレガシーであり、漫画文化の歴史を後世に伝えていくことが豊島区の使命であると確信をしております。この使命を果たすことができるのは、豊島区しかないと考えております。
春の東京アニメ・アワード・
フェスティバル、そして秋の池袋オータム・カルチャー・
フェスティバルの開催により、豊島区はアニメの聖地となります。豊島区は、漫画文化発祥の地としての地位を確立するとともに、日本一のアニメ文化の聖地として、さらにその魅力を国内外に向けて発信をしてまいりたいと思います。
次に、福祉と子育てについて申し上げます。
まず、平成24年2月以降、5年にわたりまして都区間で協議を進めてまいりました児童相談所の移管準備に関する施設の設置について申し上げます。
豊島区では、この間、児童相談所、一時保護所の早期設置、開設に向け、積極的に準備を進めてまいりました。また、
庁内関係部課長が連携、調整を図り、都側と協議を行うとともに、
適時検討状況等を区議会に報告をしてまいりましたが、このたび、その設置場所の候補地案がまとまりましたので御報告をし、関係議案は29年第1回定例会に提出をいたしたいと思います。
これまで、
長崎健康相談所につきましては、老朽化が進み、
バリアフリー化にも対応していないために、大規模改修をする計画がありましたが、今回の
児童相談所等移管を契機に建てかえることにいたしまして、新たな建物内に児童相談所と一時保護所を設置したいと考えております。
建てかえによって
児童相談所等の機能が加わることで、健康相談所、児童相談所、一時保護所の3つの機能を有する、子育てと健康を支援する複合施設にしたいと考えております。
なお、
西部子ども家庭支援センターにつきましては、現在地で引き続き子育て支援の拠点施設として業務を継続をいたします。
平成27年度の全国の児童相談所での児童虐待に関する
相談対応件数は10万件を超えて、痛ましい事件が連日のように報道されております。本区におきましても、保護を要する児童等に関する新規の
相談通告件数が年々伸び、年間400件近くになっているのであります。
こうした状況のもと、本区といたしましては、豊島区の子どもたちは豊島区が守るという強い決意のもと、子どもたちが夢と希望を抱き、安心して健やかに成長していけるよう、地域の皆様の御理解と御協力を賜りながら、平成33年度ち
ゅうに児童相談所を設置できるよう準備を進めてまいります。
次に、小学校の放課後対策の充実について申し上げます。
まず、すべての学童クラブで平成29年4月から終了時間を午後7時といたします。現在、仰高、清和小学校など5カ所の小学校では既に午後7時としておりますが、17カ所拡大し、22カ所すべてで実施するものであります。また、
延長受け入れ対象学年も、3年生まで拡大をいたします。
現在、本区において、区内企業におけるワーク・ライフ・バランスの推進をお願いし、また、国においては働き方改革実現会議が設置されるなどの動きがありますが、現実問題として、スキップにお子さんを預けております保護者の方が午後6時までに帰宅することは非常に難しい状況にあると認識をしております。このような実情を踏まえまして、子どもが安全な放課後を過ごせるよう、そして、保護者の方々がなるべく安心して仕事ができるよう、すべての学童クラブの終了時間を1時間延長し、子育て世帯を応援したいと考えております。
そして、放課後対策のさらなる充実を図るため、平成29年度に向け、子どもスキップの管理と運営を教育委員会の所管とすることについて、移行は区長部局から教育委員会への委任事務となるわけでありますが、検討を開始いたしました。
平成16年に最初の子どもスキップがオープンして12年が経過し、子どもたちの安全・安心な遊び場として、また学童クラブとして、保護者の方々を初め地域の皆さんから子どもスキップに寄せられる信頼や期待はますます大きくなっております。利用者数も年々増加し、学童クラブの登録者数が100名を超えるスキップも出てきており、スペースが不足している小学校につきましては、できるだけ早期に校内の新たな場所を確保する必要があり、また、子どもたちの増加に対応したプログラムの充実も必要であります。
一方、教育委員会では、文部科学省の補助事業、放課後子ども教室を子どもスキップで展開しており、放課後対策のあり方の先進事例として文部科学省や厚生労働省から高い評価を得ておりますが、子どもスキップと放課後対策は、いわば同じ船に乗っているのであります。
したがって、今後、部局の横断的連携と地域の方々との強い結びつきのもとで、豊島区の小学校は、子どもたちの学びも遊びもより豊かになる場として、放課後対策について全国のモデルになるような放課後の子どもたちの居場所づくりを行ってまいりたいと考えております。
次に、特別養護老人ホーム養浩荘の建てかえについて申し上げます。
養浩荘は、昭和56年に区内で最初に開設された特別養護老人ホームであります。しかし、建築後36年が経過し老朽化が著しいことから、池袋本町への移転による建てかえ計画を本年度から進めているところであります。
移転先予定地は、周囲の土地より約1.5メートル高くなっており、東側には擁壁も設置をされております。区道を挟む隣接地には、池袋本町地区小中連携校が本年9月に開校し、まちの風景が一新いたしました。その理由は、新校舎の建築もさることながら、連携校の敷地も、かつては特養整備の予定地と同様に、周囲の土地より高くなっておりましたが、校舎建設時に土地を切り崩しフラットな地面にしたことから、周辺と一体的な外観に生まれ変わり、景観上も極めて良好な状況が生まれているわけであります。
このため、将来を見据えたまちづくりの観点から、特養整備予定地につきましても土地を掘り下げ、地域と調和した魅力的な施設となるよう計画の一部見直しを決断したところであります。また、定員につきましても見直しを図り、増員を検討しております。
計画変更に伴い、完成時期は若干延びますが、地元の皆様の期待が大きい池袋本町地区で初めてとなる特別養護老人ホームは、小中連携校とともに、地域の新たなシンボルとして、当地区のまちづくりに大きく寄与するものと考えております。
次に、障害者差別解消への取り組みについて申し上げます。
今年4月の障害者差別解消法の施行から約8カ月がたちました。
本年10月、NHKは、障害者差別に関する自治体アンケート調査結果を公表いたしました。これによりますと、調査対象の全国121の自治体のうち、98の自治体に対し、障害者やその御家族などから相談が寄せられており、相談件数の総数は1,000件を超えているそうであります。このうち37の自治体で74件の助言、指導が実施をされました。
本区におきましても、4月からこれまでに8件の相談が寄せられておりまして、うち2件について助言、指導を行ったところでございます。具体的には、盲導犬同伴の視覚障害者の方が区内の飲食店を利用した際、次回の利用を制限されたという相談がございましたので、当該飲食店に対しまして、障害者差別解消法の内容及び盲導犬の同伴について理解を求めたところでございます。
障害者差別解消対策については手探りの自治体が多い中、豊島区では、視覚障害者の御要望におこたえして、窓口関係課が連携、協力し、区からの郵便物を御自身で確認できるよう、封筒や文書への点字シールの貼付を進めております。このように全庁的に窓口関係課が連携し取り組むのは23区初であり、NHKの「おはよう日本」でも取り上げられたところであります。
また、10月から、学識経験者、障害者、事業者などで構成される障害者権利擁護協議会を設置をし、権利擁護に関する仕組みづくりや事例検討などを行っております。さらに、職員対応要領を補完するための詳細なマニュアルを作成し、職員へ配布をいたしました。
今後も障害者権利条約のシンボルマークであるイエローリボンを使った普及啓発活動を進め、障害の有無にかかわらず、皆がともに暮らす共生社会の実現に向けて取り組みをさらに強化をしてまいりたいと思います。
次に、帰宅困難者対策の強化について申し上げたいと思います。
先日の11月17日に、池袋駅周辺などで帰宅困難者対策訓練を実施をいたしました。今回の訓練においては、昨年不十分であった事項を改善するとともに、新たな取り組みを行いました。
その新たな訓練として、本区では、練馬区との区境にあります日本通運江古田倉庫に約5万人分の帰宅困難者用備蓄物資を委託、管理をしておりますが、その備蓄物資のうち2,000人分を実際に池袋西口公園へ輸送し、公園内に集積するという初の実践的訓練を行いました。
私は、本庁舎5階の災害対策本部において、トラックの到着、物資の荷おろしの様子をテレビ会議システムにより確認し、現場の現状をリアルタイムに把握をいたしました。その後は物資の集積地となった池袋西口公園に足を運び、現地の様子を視察をいたしました。公園内に積み上げられた備蓄物資を見て、近い将来、現実にこのような対応をしなければならない日が来なければいいと思う一方、巨大ターミナル駅である池袋の間近に、このような大量の備蓄物資が確実に輸送され集積されている現実に、とても頼もしさを感じたところでございます。
そのほか、と
しまセンタースクエアでは災害弱者の受け入れや、一時滞在施設であるホテルにおける外国人の受け入れ訓練も実施をいたしました。外国人受け入れ訓練では、国の社会実証実験に協力する形で、スマートフォンのアプリを用いた多言語音声翻訳システムを活用して意思の疎通を図る訓練を行うなど、より実践的かつ本格的な訓練ができたと考えております。
また、昨年7月に池袋駅周辺地域が特定都市再生緊急整備地域に指定されたことから、駅周辺滞在者等の安全の確保を図るための基本方針、都市再生安全確保計画を来月12月下旬に策定する予定であります。この計画には、災害に強いまちづくりのために、定期的かつ実践的な訓練の実施などソフト面の対策が盛り込まれているとともに、一時滞在施設の整備や退避経路の確保など、都市機能の更新に合わせたハード面の対策についても盛り込む予定でございます。
今後、訓練などのソフト面の対策の充実とともに、再開発等に合わせたハード対策の充実というソフト、ハード両面から駅周辺の帰宅困難者対策を今まで以上に強化し、池袋駅周辺の安全性を高め、だれもが安心して訪れることのできる池袋を実現してまいりたいと思います。
次に、教育について申し上げます。
まず、池袋第三小学校の改築について申し上げます。
平成26年度から始まりました池袋第三小学校の改築工事は、いよいよ完成に近づいて、12月20日に竣工、3学期の始まる来年1月10日から開校する運びとなりました。
池袋第三小学校は、敷地が狭い上に住宅地に囲まれ、周辺道路が狭く、工事を進めるためには多くの課題を抱えておりました。そこで、池袋第三小の建替え等を考える会を初め、地域の方々のさまざまな思いを受けとめまして、設計に反映させ、環境、地域と調和した、コンパクトで機能的な学校として改築を行ってまいりました。
立教大学周辺のれんが調を地域カラーととらえ、校舎全体に風合いのあるれんが調のタイルを採用することにより、周辺環境と調和するとともに、地域の伝統を取り入れたシンボル性のある学校となっております。
地域の池三小みどりの会が学校管理に協力してくださることになり、また、梟の樹を創る会が寄贈してくださいました子どもたちの交通安全、健全育成を願う慈母ふくろう像を校門に配置するなど、地域に見守られる学校として表現をしております。
また、手狭な敷地を有効活用するための工夫も随所に取り入れております。校舎を敷地北側に集約して4階建てとし、プールを屋上に設置することで、約5,600平方メートルの敷地に対し、従前より広く形のよい校庭を整備することができました。
さらに、校舎2階の運動場側には、教室間の区切りのない開放的なバルコニーを設置いたしました。このバルコニーは、運動会等の際に、保護者の観覧席として活用することができ、校庭の運動スペースを目いっぱいにとることができる画期的な設計となっております。
学校づくりはまちづくりという信念を池袋第三小学校でも継承し、地域と一体となった学校づくりを推進するとともに、防災の拠点として救援センター機能も強化し、住宅街の中にある学びと地域の拠点として、周辺環境と調和し、コンパクトで好感度の高い校舎の姿が完成間近であり、大いに期待をしております。
次に、仰高小学校、池袋本町小学校のインターナショナルセーフスクール認証取得について申し上げます。
先週の11月17日、仰高小学校と池袋本町小学校におきまして、インターナショナルセーフスクールの認証審査が行われました。秋晴れのすばらしい天気に恵まれ、子どもたちは、日ごろの安全・安心に対する取り組みを堂々と審査員に披露することができました。そして、両校とも、区民ひろばを中心とした地域対策委員会、地域の方々の温かい御支援をいただきながら、見事に新規認証を取得をいたしました。
来年2月9日には、それぞれの学校において認証式をとり行う予定であります。また、来年度、新規取得に向け、池袋第一小学校、池袋中学校が着々と準備を進めていると伺っております。
今後も、区内の小・中学校全校でインターナショナルセーフスクールの認証取得へ向けて取り組んでいけるよう支援をしてまいりたいと思います。
この1年を振り返ってということで、今議会は、今年最後の区議会でありますので、改めて、ことし1年を振り返ってみますと、まさに挑戦に次ぐ挑戦の1年でありました。そして、区政における時代の大きな変わり目の年であったと感慨深く感じております。
遠い昔のことのように思われますけど、バブル経済崩壊による厳しい財政状況の中、進むも地獄、引くも地獄と苦しい胸の内、心情を率直に述べられたと仄聞しておりますが、前区長の悲願の1つでもあった新庁舎建設が大願成就したのが昨年であります。
庁舎建設を私の手、自分の手でどうにかしたいという思いが、区民の皆様、区議会の皆様の御理解、御協力があって実現したのでありますが、ことしは国際アート・
カルチャー都市実現のための諸課題に真正面から挑戦し、大きな成果を出し、最も充実した、区民の皆様にも喜んでいただける将来の目標を持って、区政の展開ができたのではないかと考えております。
平成28年は、まず1月に国際アート・カルチャー特命大使の認証式で幕があけました。その後、南池袋公園の開設、池袋本町小中連携校の開校、雑司ヶ谷鬼子母神堂の国重要文化財の指定、アジア・ヘッド・クォーター特区の指定、新庁舎を活用したさまざまなイベント、その間に、参議院議員選挙、東京都知事選挙、衆議院東京第10区補欠選挙があるなど、息つく暇もなく走りに走った1年でありました。
とりわけ、南池袋公園の完成は、四季を感じる都会のオアシスとして、池袋の明るい将来を予感させる民間の力もかりたダイナミックなデザインなど、私たちの予想以上の高い評価をいただき、これからの都心の中心公園のモデルになるのではないかと思います。
今後、池袋駅周辺の他の公園整備を進め、4つの公園と8つの劇場構想によって、さらなる成功のチャンスを生み出してまいりたいと考えております。
来年は、先ほども申し上げましたが、この12月8日に起工式が行われる旧
庁舎跡地エリアの建築工事が進み、少しずつその姿をあらわしてまいります。一方、アニメ・アワード・
フェスティバルの開催、東アジア文化都市への立候補準備など、ソフト面でのにぎわい戦略も展開をしてまいります。国際アート・
カルチャー都市の目指す都市像である、まち全体が舞台のだれもが主役になれる劇場都市の実現に向け、着々と布石を打ってまいりたいと思います。
終わりに、漫画の神様、手塚治虫先生は、対談の中でこう言っております。30年たって振り返りもされない建築はまずいと思う。漫画も30年たって読まれなければ本物じゃない。
レガシーとはすなわち、後世に残すべきシンボルのことであり、そして、時代が流れても変わらないものであります。まさに今、ここに生まれ、また、これから生まれようとしている数々の豊島区のレガシーは、何十年たっても語り継がれていくものなのであります。
また、手塚治虫先生はこうも言っています。物語はこれから始まるのだ。
今まで、豊島区新時代へのレガシーを語り継ぐために、私たちはさまざまな努力を積み重ねて、走り続けてまいりました。そして、これからも気を引き締め、区民の皆さん、区議会の皆さん、職員の皆さんとともに、全力で走りに走り続けていく所存であります。
区議会の議員各位におかれまして、最大限の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
本日御提案申し上げます案件は、補正予算3件、条例15件、そのほか12件、合わせて30件であります。各案件につきましては、後ほど、日程に従いまして、水島副区長より御説明申し上げますので、よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願いを申し上げます。
以上をもちまして、私の
招集あいさつといたします。
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○議長(竹下ひろみ) これより日程に入ります。
日程第1から第4までを一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第75号議案、豊島区手数料条例の一部を改正する条例外3議案。
○議長(竹下ひろみ) 4議案について、理事者より説明があります。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第75号議案から第78号議案までの4議案について御説明を申し上げます。
最初に、第75号議案、豊島区手数料条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、国外犯罪被害弔慰金等の支給に関する法律の制定に伴い、同法に基づく国外犯罪被害弔慰金等の支給を受けようとする者に対する国外犯罪被害者またはその遺族の戸籍事項証明手数料の免除を条例で定めようとするものでございます。
改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。
次に、第76号議案、豊島区
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育長の職務に専念する義務の特例について定めようとするものでございます。
次に、第77号議案、豊島区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、教育委員会委員長の報酬の額に係る規定を削除しようとするものでございます。
第76号議案及び第77号議案の2議案に係る改正条例は、いずれも地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律附則第2条第3項に規定する旧教育長の委員としての任期が満了する日の翌日から施行しようとするものでございます。
次に、第78号議案、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、雇用保険法の一部改正に伴い、高年齢継続被保険者に係る規定及び広域求職活動費に係る規定を改めるとともに、規定の整備を図ろうとするものでございます。
改正条例は、平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) 提案理由の説明が終わりました。
なお、第76号議案及び第78号議案の2議案については、特別区人事委員会の意見をあらかじめ聴取しております。局長が朗読いたします。
○事務局長(栗原 章) 28特人委給第352号、平成28年11月22日、豊島区議会議長竹下ひろみ様。特別区人事委員会委員長中山弘子。「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)。平成28年11月18日付28豊議発第678号で意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。記。1、第76号議案、豊島区
教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例。2、第78号議案、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例。
以上でございます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第75号議案から第78号議案までの4議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら4議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第5から第7までを一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第79号議案、
豊島区立ふるさと千川館条例外2議案。
○議長(竹下ひろみ) 3議案について、理事者から説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第79号議案から第81号議案までの3議案について御説明を申し上げます。
最初に、第79号議案、
豊島区立ふるさと千川館条例についてでございます。本案は、豊島区立ふるさと千川館の新設に伴い、同施設の設置、管理及び使用料について必要な事項を定めようとするものでございます。
本条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。
次に、第80号議案、豊島区特別区税条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、地方税法の一部改正に伴い、延滞金の計算期間等を見直し、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例を定め、軽自動車税の税率の特例を延長し、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改正に伴い、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る区民税の課税の特例について定めるとともに、所要の規定の整備を図ろうとするものでございます。
改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございますが、延滞金の計算期間等を見直す規定、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る区民税の課税の特例について定める規定は平成29年1月1日から、軽自動車税の税率の特例に係る改正規定は同年4月1日から、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例を定める規定は平成30年1月1日から施行しようとするものでございます。
次に、第81号議案、豊島区
公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、公衆浴場を営む者が営業することができない時間について明確化を図ろうとするものでございます。
改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第79号議案から第81号議案までの3議案は区民厚生委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら3議案は区民厚生委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第8から第10までを一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第82号議案、豊島区廃棄物の発生抑制、再利用による減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例外2議案。
○議長(竹下ひろみ) 3議案について、理事者から説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第82号議案から第84号議案までの3議案について御説明を申し上げます。
最初に、第82号議案、豊島区廃棄物の発生抑制、再利用による減量及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、廃棄物処理手数料及び動物死体処理手数料の額を改定しようとするものでございます。
改正条例は、平成29年10月1日から施行しようとするものでございます。
次に、第83号議案、
豊島区立区民住宅条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、借り上げ契約が終了する区民住宅を廃止しようとするものでございます。
改正条例は、契約期間に応じて、平成29年2月1日から順次施行しようとするものでございます。
次に、第84号議案、
豊島区立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、大塚駅
南自転車駐車場及び池袋駅西第二自転車駐車場の新設に伴い、これらを条例に加えようとするものでございます。
改正条例は、公布の日から即日施行しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第82号議案から第84号議案までの3議案は都市整備委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら3議案は都市整備委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第11から第13までを一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第85号議案、
豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例外2議案。
○議長(竹下ひろみ) 3議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第85号議案から第87号議案までの3議案について御説明を申し上げます。
最初に、第85号議案、
豊島区立子どもスキップ条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、子どもスキップ池袋第三の位置を変更しようとするものでございます。
改正条例は、平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。
次に、第86号議案、
豊島区立保育所条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、公設民営園である豊島区立雑司が谷保育園を民設民営園とするため、これを条例から削除するほか、規定の整備を図ろうとするものでございます。
改正条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
次に、第87号議案、
豊島区立学校設置条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、豊島区立巣鴨北中学校の仮校舎移転に伴い、同校の位置を変更しようとするものでございます。
改正条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第85号議案から第87号議案までの3議案は子ども文教委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら3議案は子ども文教委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第14から第19までを一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第88号議案、(仮称)新
区民センター増築工事請負契約について外5議案。
○議長(竹下ひろみ) 6議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第88号議案から第93号議案までの6議案について御説明を申し上げます。
最初に、(仮称)新
区民センター増築工事についての5議案でございます。
第88号議案、(仮称)新
区民センター増築工事請負契約についてでございます。本案は、本年10月18日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額33億2,424万円をもって、株式会社松尾工務店東京支店と契約をしようとするものでございます。
第89号議案、(仮称)新
区民センター増築に伴う冷暖房・
換気設備工事請負契約についてでございます。本案は、本年10月20日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額9億7,848万円をもって、菱和・ユタカ特定建設工事共同企業体と契約をしようとするものでございます。
第90号議案、(仮称)新
区民センター増築に伴う
電気設備工事請負契約についてでございます。本案は、本年10月20日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額8億5,457万1,600円をもって、トーエネック・広和特定建設工事共同企業体と契約をしようとするものでございます。
第91号議案、(仮称)新
区民センター増築に伴う給排水衛生・消火・ガ
ス設備工事請負契約についてでございます。本案は、本年10月25日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額4億4,604万円をもって、菱機・信和特定建設工事共同企業体と契約をしようとするものでございます。
第92号議案、(仮称)新
区民センター増築に伴う
昇降機設備工事請負契約についてでございます。本案は、本年10月27日に条件つき一般競争入札を実施した結果、契約金額1億7,064万円をもって、三菱電機ビルテクノサービス株式会社と契約をしようとするものでございます。
次に、第93号議案について御説明を申し上げます。
第93号議案、大塚駅
南自転車駐車場(仮称)
整備工事請負契約の一部の変更についてでございます。本案は、平成25年10月25日に戸田建設株式会社東京支店と契約し、平成26年10月24日、平成27年3月19日及び平成27年12月4日に契約金額を変更したものですが、工事変更により、再度、契約金額を変更しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第88号議案から第93号議案までの6議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら6議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第20及び第21を一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第94号議案、財産の無償貸付について外1議案。
○議長(竹下ひろみ) 2議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第94号議案及び第95号議案の2議案について御説明を申し上げます。
最初に、第94号議案、財産の無償貸付についてでございますが、本案は、山中湖秀山荘の土地、建物等の無償貸付期間が終了するため、財産の無償貸し付けを継続しようとするものでございます。
次に、第95号議案、財産の無償貸付についてでございますが、本案は、猪苗代四季の里の土地、建物等の無償貸付期間が終了するため、財産の無償貸し付けを継続しようとするものでございます。
両議案はいずれも、引き続き宿泊施設として運営することを条件に、旅館、ホテル等の経営ノウハウを持つ民間事業者に貸し付けることにより、宿泊施設機能の継続と効率的、安定的な運営を図ろうとするものでございます。
両議案の無償貸し付けの相手方は、いずれも株式会社フォレストであり、無償貸し付けの期間は、いずれも平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間でございます。
地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき御提案するものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第94号議案及び第95号議案の2議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第22及び第23を一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第96号議案、と
しま産業振興プラザの指定管理者の指定について外1議案。
○議長(竹下ひろみ) 2議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第96号議案及び第97号議案の2議案について御説明を申し上げます。
最初に、第96号議案、と
しま産業振興プラザの指定管理者の指定についてでございますが、本案は、と
しま産業振興プラザについて、公の施設として管理を行わせるため、共同事業体、としまのちからを指定管理者に指定しようとするものでございます。
指定の期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5年間でございます。
次に、第97号議案、
豊島区立図書館及び
豊島区立区民集会室の指定管理者の指定についてでございますが、本案は、池袋図書館及び池袋第三区民集会室並びに目白図書館及び目白第一区民集会室について、公の施設として管理を行わせるため、株式会社図書館流通センターを指定管理者に指定しようとするものでございます。
指定の期間は、池袋図書館及び池袋第三区民集会室については平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間、目白図書館及び目白第一区民集会室については平成29年4月1日から平成33年3月31日までの4年間でございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第96号議案及び第97号議案の2議案は子ども文教委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は子ども文教委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第24を議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第98号議案、建物の買入れについて。
○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第98号議案、建物の買入れについての御説明を申し上げます。
本件契約は、(仮称)豊島区新ホールが開設される建物1万605.49平方メートルのうち、(仮称)豊島区新ホール部分を買い入れようとするものでございます。専有部分床面積は6,111.47平方メートルでございます。
これらを随意契約として、契約金額76億6,800万円をもって、
東京建物株式会社及び
株式会社サンケイビルと契約をしようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第98号議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、第98号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) 日程第25を議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第99号議案、平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第7号)。
○議長(竹下ひろみ) 本議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第99号議案、平成28年度
一般会計補正予算(第7号)につきまして御説明を申し上げます。
今回の補正は、債務負担行為の補正といたしまして、(仮称)豊島区新ホール購入経費の債務負担行為の期間を、平成28年度から平成30年度となっておりましたもの、平成28年度から平成31年度に改めるものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第99号議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、第99号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) この際、日程の追加についてお諮りをいたします。
ただいま区長より、条例2件、予算2件が提出されました。
よって、これらを本日の日程に追加し、追加日程第1から第4として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
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○議長(竹下ひろみ) 追加日程第1及び第2を一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第100号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例外1議案。
○議長(竹下ひろみ) 2議案について、理事者より説明がございます。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第100号議案及び第101号議案の2議案について御説明を申し上げます。
最初に、第100号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、人事委員会の勧告等に基づき、勤勉手当の支給月数及び給料表の給料月額を改めようとするものでございます。
改正条例は、第1条の施行の日を公布の日とし、第2条の施行の日を平成29年4月1日としようとするものでございますが、第1条の規定のうち、給料月額の改正規定は、本年4月1日から遡及して適用しようとするものでございます。
次に、第101号議案、
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、本案は、人事委員会の勧告に基づき、勤勉手当の支給月数及び給料表の給料月額を改めようとするものでございます。
改正条例は、第1条の施行の日を公布の日とし、第2条の施行の日を平成29年4月1日としようとするものでございますが、第1条の規定のうち、給料月額の改正規定は、本年4月1日から遡及して適用しようとするものでございます。
以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) 提案理由の説明が終わりました。
なお、これら2議案については、特別区人事委員会の意見をあらかじめ聴取しております。局長が朗読いたします。
○事務局長(栗原 章) 28特人委給第384号、平成28年11月24日、豊島区議会議長竹下ひろみ様。特別区人事委員会委員長中山弘子。「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)。平成28年11月24日付28豊議発第681号で意見聴取のあった下記条例案については、異議ありません。記。1、第100号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。2、第101号議案、
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。
以上でございます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第100号議案及び第101号議案の2議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
───────────────────◇────────────────────
○議長(竹下ひろみ) 追加日程第3及び第4を一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第102号議案、平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)外1議案。
○議長(竹下ひろみ) 2議案について、理事者より説明があります。
〔水島正彦副区長登壇〕
○副区長(水島正彦) 第102号議案及び第103号議案の2議案について御説明を申し上げます。
最初に、第102号議案、平成28年度
一般会計補正予算(第8号)でありますが、今回の歳入歳出補正予算の総額は1億3,300万円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,256億6,675万1,000円となるものでございます。
まず、歳出の内容でございますが、本年の特別区人事委員会勧告に基づく給与改定等により職員関係経費を追加計上するものでございます。
款別の内訳としましては、第5款環境清掃費1,600万円、第6款都市整備費6,700万円、第8款文化商工費2,000万円、第9款教育費3,000万円をそれぞれ追加計上するものでございます。
以上が歳出でございますが、これに充てる歳入につきましては、繰入金1億3,300万円を計上いたしております。
次に、第103号議案、平成28年度
一般会計補正予算(第9号)についてでありますが、今回の歳入歳出補正予算の総額は21億6,485万6,000円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,278億3,160万7,000円となるものでございます。
まず、歳出の内容でございますが、第3款福祉費につきましては、生活保護法施行事務経費に283万5,000円、生活保護法に基づく保護費に7,000万円を追加で計上するものでございます。
第4款衛生費につきましては、母子保健対策経費の未熟児養育医療給付経費に3,700万円を追加で計上するものでございます。
第9款教育費につきましては、就学援助生活困窮者補助金に580万2,000円、小学校大規模環境整備経費に5億1,714万1,000円、小学校学校トイレ緊急改善推進事業経費に3億6,676万円、巣鴨北中学校改築事業経費に7億4,234万円を追加で計上するものでございます。
第11款諸支出金につきましては、保健福祉基盤整備支援基金積立金に6,218万5,000円、義務教育施設整備基金積立金に4,070万円、国庫支出金返納金に1億5,836万円、都支出金返納金に1億6,173万3,000円を追加で計上するものでございます。
以上が歳出でございますが、これに充てる歳入につきましては、国庫支出金2億4,351万1,000円,都支出金1,217万2,000円、財産収入1億288万5,000円、繰入金11億7,228万8,000円を計上いたしておりますとともに、巣鴨北中学校改築事業経費の増額計上に伴い、特別区債を6億3,400万円増額計上いたしております。
このほか、債務負担行為の補正といたしまして、都市計画道路補助第176号線整備事業経費を新たに定めるほか、西巣鴨備蓄倉庫の整備事業経費、巣鴨北中学校改築事業経費の限度額変更、造幣局地区防災公園街区整備事業経費の期間を変更するものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(竹下ひろみ) これより質疑に入ります。
○14番(辻 薫) 第102号議案及び第103号議案の2議案は総務委員会に付託することを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。
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○議長(竹下ひろみ) この際、議事の都合により暫時休憩いたしたいと存じます。
なお、休憩中に総務委員会でただいま追加して付託されました第100号議案から第102号議案までの3議案の審査をお願いをいたします。
それでは、暫時休憩いたします。
午後5時13分休憩
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午後7時4分再開
○議長(竹下ひろみ) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(竹下ひろみ) この際、日程の追加についてお諮りをいたします。
ただいま、3議案について、総務委員長より審査報告書が提出されました。
よって、これらを本日の日程に追加し、追加日程第5から第7までとして直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
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○議長(竹下ひろみ) 追加日程第5及び第6を一括して議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第100号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例外1議案、
委員会審査報告。
○議長(竹下ひろみ) 2議案について、総務委員長より報告がございます。
〔磯 一昭議員登壇〕
○18番(磯 一昭) 第100号議案及び第101号議案について、総務委員会の審査報告を申し上げます。
第100号議案、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び第101号議案、
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、いずれも人事委員会の勧告等に基づき、勤勉手当の支給月数及び給料表の給料月額を改めるものであります。
2議案に係る改正条例は、それぞれの第1条については公布の日から、第2条については平成29年4月1日から施行するものでありますが、第1条の規定のうち給料月額の改正規定は、本年4月1日から遡及して適用するものであります。
本委員会は、以上の2議案について、慎重に審議した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(竹下ひろみ) これより討論に入ります。
○14番(辻 薫) 第100号議案及び第101号議案の2議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第100号議案及び第101号議案の2議案は、総務委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、これら2議案は原案が可決されました。
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○議長(竹下ひろみ) 追加日程第7を議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第102号議案、平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)、
委員会審査報告。
○議長(竹下ひろみ) 本議案について、総務委員長より報告がございます。
〔磯 一昭議員登壇〕
○18番(磯 一昭) 第102号議案、平成28年度豊島区
一般会計補正予算(第8号)について、総務委員会の審査報告を申し上げます。
今回の歳入歳出補正予算の総額は1億3,300万円で、これにより歳入歳出予算の総額は1,256億6,675万1,000円となるものでございます。
まず、歳出の内容でございますが、本年の特別区人事委員会勧告に基づく給与改定等により職員関係経費を追加計上するものでございます。
款別の内訳としまして、第5款環境清掃費1,600万、第6款都市整備費6,700万、第8款文化商工費2,000万、第9款教育費3,000万円をそれぞれ追加計上するものでございます。
以上が歳出でございますが、これに充てる歳入につきましては、繰入金1億3,300万円を計上するものであります。
本委員会は、慎重に審査した結果、異議なく原案を可決すべきものと決定した次第であります。
以上で報告を終わります。
○議長(竹下ひろみ) これより討論に入ります。
○14番(辻 薫) 第102号議案は直ちに採決に入ることを望みます。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
○議長(竹下ひろみ) 賛成者がございますのでお諮りをいたします。
本動議に御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、これより採決に入ります。
第102号議案は、総務委員長の報告どおり原案を可決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認めます。
よって、第102号議案は原案が可決されました。
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○議長(竹下ひろみ) 続いて、日程の追加についてお諮りをいたします。
ただいま区長より、同意を求める議案1件が提出されました。
よって、これを本日の日程に追加し、追加日程第8として直ちに議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(竹下ひろみ) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
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○議長(竹下ひろみ) 追加日程第8を議題といたします。
○事務局長(栗原 章) 第104号議案、豊島区
教育委員会教育長の任命について。
○議長(竹下ひろみ) 本議案について、区長より説明がございます。
〔高野之夫区長登壇〕
○区長(高野之夫) ただいま追加上程になりました第104号議案、豊島区
教育委員会教育長の任命につきまして、御説明を申し上げます。
御案内のとおり、本区
教育委員会教育長である委員、三田一則委員の任期は、来る平成29年1月4日をもちまして満了となります。
その後任につきましては、第4回区議会定例会の初日の本日現在、氏の任期はまだ満了しておりませんが、あらかじめ区議会の同意をいただきたく、ここに御提案を申し上げる次第でございます。
申し上げるまでもなく、教育長については、教育、学術及び文化に関し高い識見を有する方でなければならないわけであります。本区が目指す教育都市としまを実現するためにも、さらには法改正により教育委員長の職務も担うことになり、教育長の職責は今後ますます重大となるものでございます。
このような観点から、常に教育現場を歩んできた経験と知識を兼ね備え、現在、本区の教育委員会委員・教育長として全力を傾け、持てる力を最大限に発揮をしております三田一則氏を最適任者として、引き続き教育長に任命いたしたいと存ずる次第でございます。
三田一則氏につきましては、お手元の略歴にございますとおり、昭和47年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業され、同年4月より足立区立鹿浜小学校教諭として勤務されました。その後、東京都都立教育研究所へ教育研究生として派遣され、平成4年4月、足立区立花畑小学校教頭に昇任、さらに平成8年4月には、足立区立本木東小学校校長に昇任、その後、本区教育委員会事務局指導室長として、本区の教育行政の発展に貢献をされました。また、その後、墨田区立押上小学校校長、中央区立阪本小学校校長及び同区立阪本幼稚園園長を経て、平成21年1月より本区の教育委員会委員・教育長に着任され、以来、本区の教育行政に最大限に御尽力されております。
三田一則氏は、先ほども申し上げましたけど、教育長として要求されております人格円満、また幅広い識見の持ち主であり、長い間の教育現場としての教育行政経験に支えられた知識と指導力に卓抜したものがございます。加えて、だれにも負けない熱い情熱を持ち続けており、本区教育長としてまさに最適任であると信ずるものでございます。
以上、御経歴の一端を申し上げた次第でございますが、何とぞ本区教育行政の振興発展のために、議員各位の御賛同を賜りますことを心からお願いを申し上げまして、提案の説明といたします。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(竹下ひろみ) 説明が終わりました。
これより教育長候補者の所信表明を行います。
〔三田一則教育長候補者登壇〕
○教育長候補者(三田一則) ただいま、高野之夫区長から、豊島区
教育委員会教育長として御推挙いただきました、三田一則です。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改定に伴う、新教育長の任命同意に当たりまして、議会の貴重なお時間をおかりして、所信を表明させていただきます。
本区は、新教育委員会制度が施行された平成27年4月以来、いち早く新制度の実施に移り、これまでに区長の開催する総合教育会議も4回を重ねてまいりました。区長と教育委員会との熱心な協議によりまして、豊島区教育大綱の作成を初め、学校トイレの洋式化、学校改築、環境整備を着実に進め、内容の充実と教育行政の改革を実現してまいりました。
本区におきましては、いよいよ法の経過措置期間が終わり、このたびの任命同意をもって新制度が完成するものと受けとめております。
私は、この新制度下の教育長として、常に教育現場を歩んできた経験を生かし、新たな自覚と気概をもって、教育課題の解決に誠実かつ全力で取り組んでまいる所存です。
教育は国家百年の計であります。昨年12月に、10年先を見通した新学習指導要領の論点が整理されてまいりました。その中で、子どもたちが活躍する2030年ごろの社会は、人工知能の進化やグローバル化など、社会変化が加速度的となり、未来を予測することは困難な時代になると特徴づけられております。しかし、社会がどのように変化しようとも、多様な人々とつながって協働し、みずからの人生を切り開いて新たな価値を生み出していくことは、持続可能な社会を創造していく上で極めて重要であると私はとらえております。
新しい時代に生きる子どもたちには、何をどのように学び、何ができるようになるかといった資質や能力、体力や徳力が必要です。まさに、学校によるカリキュラムマネジメントが求められています。具体的には、従来の教科に加えて、小・中学校における英語教育の充実や教科道徳など、次代を拓く新たな教科が特設され、主体的で対話による深い学び、アクティブラーニングに向かう資質、能力の育成が強調されています。それは同時に、アクティブラーニングへと子どもたちをいざなう授業のモデルチェンジが教師に求められており、教師の研修にも力を注いでまいります。
私は教育長として、子どもたちへの夢と希望をもたらす教育課題にこたえるべく、高野区政の基本方針、未来へひびきあう人まち・としま、国際アート・
カルチャー都市を教育の面から具現化した豊島区教育ビジョン2015を確実に実行してまいります。
東京オリンピック・
パラリンピック教育を初め、新たな諸課題にもスピード感をもって区行政と教育行政の連携を図り、子どもたちに学びがいを、教師に教えがいを、学校に元気をの信条を貫き、知・徳・体の調和のとれた教育を推進してまいります。
また、学校はより安全・安心でなければなりません。朋有小学校をスタートにインターナショナルセーフスクール国際認証を、昨年度、富士見台小学校が、本年度、仰高小学校、池袋本町小学校が取得しました。そして、来年度は、池袋第一小学校と池袋中学校へと続きます。順次、全校化に向けて取り組み、安全・安心な都市の一翼が担えるよう汗を流してまいります。
子どもは未来に向かって育ちゆく存在です。私は、いじめや不登校、貧困など、伸びゆく子どもたちに立ちはだかる負の連鎖を断ち切るべく、学校や地域関係者と一丸となって協働するチーム学校が体現できるよう、教育委員会はもとより、組織横断的な連携に努力してまいります。
結びに、私は、教育委員会の継続性と安定性を重視しつつ、政治的中立性を確保してまいります。また、区民の意向が反映できますよう区長との協議を尽くし、教育委員会構成員として指導性を発揮しつつ、各教育委員の厳しいチェックを受け入れ、バランスのよい教育行政を着実に進めてまいる所存です。
議員の皆様におかれましては、今後とも教育行政への指導並びに御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、私の所信とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○議長(竹下ひろみ) 所信表明が終わりました。
本議案についての採決は、最終日に行います。御了承願います。
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○議長(竹下ひろみ) 最後に、陳情の付託について申し上げます。
ただいまお手元に御配付いたしました陳情5件は、付託表に記載のとおり、それぞれ所管の委員会に付託をいたします。
それでは、付託表を局長に朗読いたさせます。
○事務局長(栗原 章) 陳情付託表。平成28年11月25日。受理番号、件名、付託委員会。28陳情第23号、固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出に関する陳情、同第25号、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)の増設等を求める陳情、区民厚生委員会。28陳情第24号、自民党豊島区議団・河原弘明議員の不適切な政務活動費使用疑惑に関する陳情、同第26号、豊島区議会政務活動費取扱指針を逸脱した支払いを関係会社に5年間で1,080万円余を受けた河原弘明区議会議員の辞職勧告決議を求める陳情、同第27号、河原弘明議員が専務取締役を務める会社へ自民党豊島区議団及び所属議員のうち吉村辰明、里中郁男、本橋弘隆、村上宇一、竹下ひろみ、河原弘明、磯一昭、星京子、細川正博、池田裕一、松下創一郎、有里真穂、藤澤愛子の各議員及び堀宏道前議員が、経費支払いに用いた政務活動費の自主返還と政務活動費の在り方の検討を求める陳情、以上、議会運営委員会。
以上でございます。
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○議長(竹下ひろみ) 以上で、本日の日程全部を終了いたしました。
本日は、これをもって散会といたします。
午後7時28分散会...