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  1. 杉並区議会 2021-06-11
    令和 3年 6月11日災害対策・防犯等特別委員会-06月11日-01号


    取得元: 杉並区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-29
    令和 3年 6月11日災害対策防犯等特別委員会-06月11日-01号令和 3年 6月11日災害対策防犯等特別委員会                  目   次 席次について ……………………………………………………………………………… 3 委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3 報告聴取  (1) 杉並区地域防災計画(令和3年修正)の策定について ……………………… 3  (2) 令和2年度水防活動状況について ……………………………………………… 3 閉会中の陳情審査について ………………………………………………………………26             災害対策防犯等特別委員会記録  日   時 令和3年6月11日(金) 午前10時 ~ 午前11時22分  場   所 第3・4委員会室  出席委員  (11名) 副委員長  金 子 けんたろう     委  員  松 本 みつひろ        委  員  佐々木  千 夏     委  員  北    明 範
           委  員  國 崎  たかし     委  員  富 田  た く        委  員  奥 田  雅 子     委  員  大 泉 やすまさ        委  員  大和田    伸     委  員  渡 辺  富士雄        委  員  小 川  宗次郎  欠席委員  (1名)  委 員 長  山 本  あけみ  委員外出席 (なし)  出席説明員 危機管理室長  井 上 純 良   危機管理対策課長人 見 吉 也        地域安全担当課長高 部 誠 一   防災課長    土 田 昌 志        まちづくり担当部長         土木担当部長  友 金 幸 浩                本 田 雄 治        耐震・不燃化担当課長        土木計画課長  安 藤 武 彦                花 岡 雅 博        狭あい道路整備課長         杉並土木事務所長山 川   浩                緒 方 康 男        都市計画道路担当課長                星 野 剛 志  事務局職員 事務局長    渡 辺 幸 一   議事係長    蓑 輪 悦 男        担当書記    田 邉 由 衣 会議に付した事件  席次について……………………………………………………………………………決定  所管事項調査  1 報告聴取   (1) 杉並区地域防災計画(令和3年修正)の策定について   (2) 令和2年度水防活動状況について  閉会中の陳情審査について ……………………………………………………継続審査                           (午前10時   開会) ○金子けんたろう 副委員長  委員長より、本日は欠席との連絡を受けておりますので、委員長の職務を代行いたします。  ただいまから災害対策防犯等特別委員会を開会いたします。  《席次について》 ○金子けんたろう 副委員長  本日は、正副委員長互選後初めての委員会ですので、まず席次についてお諮りいたします。  ただいまお座りの席でよろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○金子けんたろう 副委員長  それでは、この席次で決定させていただきます。  《委員会記録署名委員の指名》 ○金子けんたろう 副委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、松本みつひろ委員を御指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  《報告聴取》 ○金子けんたろう 副委員長  続いて、報告事項を聴取いたします。  本日の報告事項は2件です。  質疑は、報告事項を一括して聴取した後に行いたいと存じます。  それでは、順次お願いいたします。   (1) 杉並区地域防災計画(令和3年修正)の策定について   (2) 令和2年度水防活動状況について ◎防災課長 私から、2点御報告申し上げます。  まず、杉並区地域防災計画(令和3年修正)の策定についてでございます。  令和2年12月18日に公表した計画(案)について、区民等意見提出手続の結果等を踏まえ、一部修正した上で、本年3月の杉並区防災会議で決定しましたので、御報告いたします。  区民等意見提出手続実施状況でございますが、令和2年12月18日から令和3年1月17日までの31日間実施してございます。その結果、合計18人の方から延べ129項目、意見があったところでございます。  また、防災関係機関、東京都への照会を行い、13機関から140項目の意見をいただきました。  別紙1を御覧いただければと思います。今回の意見提出手続による意見の概要でございますが、区民等から13人、109件、防災会議委員5人の方から20件、意見がございました。その中で、区民等からの13人中8人の方につきましては、防災計画自体への直接の意見ということではなくて、他のまちづくり関連の事業への反対という趣旨で御意見をいただいております。  1ページおめくりいただければと思います。(4)、意見の概要、①、計画原案の修正を行う意見でございますが、11の意見に対して、13項目の修正を行ったものでございます。  中身を御紹介申し上げますと、例えば、発災地役割分担公共施設の捉え方、「区の責務」の表記方法防災市民組織評価方法など御意見がございまして、検討の結果、所要の修正を行ったものでございます。  3ページ目にお移りいただければと思います。こちらは、②、修正を行わない主要項目に関する意見でございます。  大きく3区分で分けておりますが、総則に関すること、ソフト事業に関すること、こちらは主に防災課の行う事業ということで捉えていただければと思います。それからハード事業に関すること、これは主に都市整備部が行う事業でございます。  この中で、総則に関する意見については、例えば、地域防災計画の構成の変更であるとか、各事業の年度ごとの詳細な実施状況、さらには今後の具体的な実施計画の追記などを求める意見がございました。こちらについては、性格的に違うということの中で、指摘事項の修正を行わないということでございます。  続きまして、ソフト事業に関することについては、例えば、新しいマンションができたときに、防災市民組織を必ずつくるように計画を規定してほしいであるとか、震災救援所におけるマニュアル策定の際のサポートであるとか、ペット同行の話であるとか、少し軸の違う意見ということの中で、こちらについても記載は行わないものでございます。  さらに、ハード事業では、木密地域対策事業評価、さらには広域避難場所確保対策としての公園用地の取得、立ち退き、これらの事業を追記、修正してほしいというような意見もあったところでございます。いずれも地域防災計画の修正にはそぐわない内容でございまして、記載は行わない、参考意見とさせていただきました。  次に、原案の修正を行わない③番、その他詳細事項にかかる意見といたしましては、現状、防災対策として活用している7つの地域の地区割りを、14ゾーンでそれぞれの地域ごとの課題と対策を記載すべきといった意見であるとか、それぞれ項目別に地図で表記してほしいということであるとか、裏面4ページに移っていただきまして、6,300か所ほどある消防水利を地図に落として表記してほしいであるとか、帰宅困難者については震災救援所では受け入れてくれるなというような御意見であるとかが寄せられたところでございます。こちらも先ほど同様、修正は困難、記載は行わないとしたところでございます。  なお、④番、まちづくり関連事業反対の意見、こちらは8人、8件ほど意見が寄せられたところでございます。  次に、別紙2を御覧いただければと思います。こちらは、意見を受け、計画案の修正を行った項目でございまして、少し量が多いのですが、見方のみ御説明をいたします。  まず、区分につきましては、パブコメ防災会議委員、東京都、外部関係機関で分けてまとめております。  その右横の対象欄でございますけれども、修正後の冊子の新たな見出しの区分として記載をしてございます。  その右に修正後の意見を記載しておりまして、修正箇所は下線というふうになってございます。  右側の欄は修正前の意見を載せておりまして、ここを御覧いただければ、現計画の冊子をめくらなくても比較できるようになってございます。  項目数としては170ございますので、量が非常に多くなってございます。後ほど御確認いただければと存じます。  次に、令和3年修正後の地域防災計画の概要について、ポイントを絞って簡潔に御説明をいたします。  別紙3-1を御覧ください。こちらは震災・風水害編の総則・予防対策でございます。  まず、左の上でございますが、第1部、総則、第3章では、これまでなかった風水害に関する減災目標を記載のとおり定めてございます。  次に、第2部、施策ごと具体的計画震災予防対策)では、第4章、「安全な交通ネットワーク及びライフライン等の確保」におきまして、現在区が進めてございます防災拠点となる地域区民センターへの非常用発電機の設置について記載してございます。  第5章、「応急対応力広域連携体制の強化」では、地域性を考慮した共助の仕組みといたしまして、被害状況に応じた救援隊本隊支援体制の構築について記載してございます。  右側に移っていただきまして、第9章、「避難者対策」では、新型コロナウイルス感染症などへの対応について、第10章、「物流・備蓄・輸送対策の推進」では、3日分の食糧の区内備蓄の推進などについて記載をしてございます。  なお、新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、今年の2月と3月に、職員、それから震災救援所運営連絡会の方々に、自衛隊の協力をいただきまして、防護服の着脱の訓練を実施したところでございます。  裏面を御覧いただければと思います。第3部、施策ごと具体的計画風水害予防対策)になりますけれども、資料にお示しする各項目を記載すると同時に、区内ハザード想定や、新型コロナウイルス対応の密防止のため、右下に移っていただきまして、水害時の避難行動の原則につきまして記載すると同時に、さらに今後は防災講演会などで普及啓発を徹底してまいりたいと考えております。  次に、別紙3-2をお開きいただければと思います。こちらは震災編【応急・復旧対策】でございますが、左側、第1部、第4章では、通信ができなくなったとき用に、リエゾンによる巡回派遣を規定するほか、右上に移りまして、新型コロナウイルス対策を踏まえた震災救援所等における避難者受入れ方法、それから、地域性を考慮した共助の仕組みとして、区内他地域への避難者の移動について記載しております。  裏面を御覧ください。こちらでは、災害復興計画南海トラフ地震、さらに右下でございますが、降灰対策について記載をしてまいります。  続きまして、別紙3-3を御覧いただければと思います。こちらは風水害編の応急・復旧対策でございます。  左上では、水害避難所の増設、その下に、気象情報と区の体制等、右側に移っていただきまして、避難者対策などにつきまして、それぞれ記載してございます。  なお、現在、雨、風水害があったときの避難勧告避難指示が分かりづらかったということもございまして、災害対策基本法が本年5月20日に施行されました。今回の法改正を反映した記載になってございます。  それでは、最初のかがみ文に戻っていただければと思います。今後のスケジュールでございますけれども、6月15日発行の「広報すぎなみ」をはじめ、区議会を含めた関係部署に対して計画冊子類の配布を行い、周知に努めてまいりたいと思っております。  次に、令和2年度水防活動状況について御報告いたします。資料を御覧ください。  配備回数でございますけれども、合計17回ございました。内訳は、注意報等に対応する情報連絡態勢が計16回、警報等に対する都市型災害対策緊急部隊が1回でございまして、総従事者数は231名。避難所は、1回、2か所で開設いたしました。避難された方はおりませんでした。  なお、17回の活動状況に関しましては、別紙A3判の資料に掲載してございますので、後ほど御覧いただければと思います。  今後も、区民の皆様の安全・安心のために、必要な対策をしっかりと行ってまいりたいと考えてございます。  私からは以上になります。 ○金子けんたろう 副委員長  これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。──それでは、委員会の円滑な運営と公平を期するため、最初の質疑は答弁を入れお一人往復15分程度とさせていただき、一巡しました後、必要があれば再度質疑をしていただくということで進めていきたいと思います。議事進行に御協力のほどよろしくお願いいたします。 ◆小川宗次郎 委員  地域防災計画は、昨年度からずっと修正案が上程されておりましたけれども、防災会議修正方針が決定して、昨年、区民等意見提出手続を実施して、4つの大きな修正方針の下に今回示されて、今月には印刷されるということでございます。  大きな変更点はこれ以上はないと思うんですけれども、私は、本来であれば大まかに質問すればいいんですけれども、ちょっと細かく質問をさせていただきたいと思います。  まず、2ページで、「『区の責務』ではなく『区長の責務』と表記することが望ましい」という意見があって修正をされたということでありますが、「区」から「区長」に責務の表記を変更したということは、例えば、ほかの計画とか様々なものとの整合性についてはどのような考え方なのでしょうか、質問いたします。 ◎防災課長 区と区長の関係性、他の計画との関係性でございますけれども、まず、私どもが直すに当たって、東京都のほうをいろいろ確認したところ、東京都は今回、知事に直すというようなことがございました。また、周辺区の確認等も行って、区となっているところ、区長となっているところ、それぞれあったということでございます。  法務に事例等の確認をしたところ、区と区長を使い分ける基準等は特に見当たらず、一般論として、区は、法人である地方公共団体としての区を指すときに用いられるということと、区長は、地方公共団体として区を統括し、代表する執行機関としての長を指すときに用いられるというようなこともありました。
     我々いろいろ考えたんですけれども、防災計画のほうにつきましては、意見もいただいたことで、総合的に判断をして、「区長」と修正いたしました。区の他のものについては、そのものによってそれぞれになっているところでございまして、防災計画のほうにつきましては、「区長」としたということでございます。 ◆小川宗次郎 委員  じゃ、これは所管外かもしれないんですけれども、例えば自治基本条例では、「区の責務」と「区長の責務」という表記があります。「区の責務」としては、「区政運営に当たっては、区民等の福祉の増進を図るとともに、最少の経費で最大の効果を挙げる」、これは「区」の表記ということ。また、第12条の「区長の責務」ということで、「区を代表し、地方自治法で定めるところにより、区議会への議案の提出、予算の調製及び特別区税の賦課徴収等」というような表記がありますけれども、この表記と地域防災計画の修正、先ほどの説明で分かりましたけれども、こうすると、「区」と「区長」の表記というものがいまいちぴんとこないというのが正直な気持ちなんですけれども、いま一度御説明していただければありがたいと思います。 ◎防災課長 今、自治基本条例のお話がございましたけれども、今回の防災計画につきましては、地方公共団体として区を統括して代表するということをより分かりやすくするということで、「区長」という表現にしたというところで御理解いただければと思います。 ◆小川宗次郎 委員  分かりました。「区長」という形で表記を変えると。  それで、また細かくなるんですけれども、次は、2ページ、4番のほうで、防災市民組織が、「100%」の表記から変更されております。この表記は100%でもいいのかなと思うんですが、変更した意図、意見があったから変更されたと思うんですけれども、最大の意図というのはどういうところにあるんでしょうか。 ◎防災課長 委員おっしゃるとおり、我々目指すべきところは100%でございますが、実態として、今、どうしても永福であるとか宮前であるとか空白の地域があるというのが実態でございます。記載として「100%」という表現でもよかったんですけれども、私ども、そこの部分が、今後やっていくに当たって、数として出すと、そこに向けてほかにどういったことができるのかという具体的なものになかなかつながりづらい部分がございましたので、こういった表現にしたというところでございます。 ◆小川宗次郎 委員  防災市民組織が空白の地域があると。逆に言えば、町会・自治会がないところは防災市民組織はあるということだというふうに私は理解しているんです。今御答弁いただいたように、そういったことなのかなというふうには薄々感じておりましたけれども、本来であれば、私は個人的には100%でいいのかなというふうに感じました。これは私の意見でございます。  それから、この修正手続で、今回、13名から109件で、先ほど説明があったのは、そのうち何件かは違う意見であったということでありますが、ほかの計画を変更、修正するものと、今回の修正件数というのはどういう違いがあって、今回この区民意見提出手続で修正されたものと、ほかを修正するときに意見提出手続をすることの何か大きな違いというのはあったんでしょうか。 ◎防災課長 ほかのパブリックコメントとの修正の違いというのは、特段ございません。 ◆小川宗次郎 委員  それから、東京都とかほかの防災関係機関とか、様々な機関と調整して修正されるということなんですけれども、防災関係機関とか東京都とか鉄道会社、電気、ガスというのは、決まっている防災機関という認識でよろしいんでしょうか。決まっているというのは、こういうところから、何かあったら修正しますので意見くださいというのは、これは決まっているんでしょうかね、東京都のほうから。 ◎防災課長 今回、東京都の中では、例えば水道局ですとか下水道局、三建事務所など、あと関係機関といえば、今お話があったような東京ガスであるとか様々なところがございまして、東京都のほうからというよりも、私どものほうでこの計画の中身を押さえている、この間ずっと計画をつくっているものですから、連絡するところを私どもで押さえておりまして、それぞれのところに提出をかけたということで、どこに聞かなくちゃいけないというのは決まってはおりません。 ◆小川宗次郎 委員  じゃ、選択されるのはあくまでも区ということで、例えば鉄道会社は1社記載されておりますけれども、ほかの鉄道会社公共交通機関からの意見は求めていないという認識でよろしいんですかね。 ◎防災課長 鉄道機関でいいますと、東日本旅客鉄道のほか、京王、西武、メトロという形で意見照会は出しております。意見が来たものについて記載をしているということで、なかった鉄道会社もございます。ただ、事業者の体制であるとか数値であるとか、そういったものは計画に載せている部分が多くございますので、そういったところについては、各関係団体のほうからいろんな御意見、修正してほしいというのはいただいているところでございます。 ◆小川宗次郎 委員  よく分かりました。  続きまして、水防活動状況についてですが、これは1年間ですね。昨年の報告がありますが、これは例年、例えば令和2年度は、たしかこの態勢は、大きな台風がなかったから少なかった。でも、令和元年度については、15号と19号と大きな台風が来たからと。当該年度の報告のあった配備態勢については、例年と何か大きな違いというか、そういうものはあるんでしょうかね。 ◎防災課長 委員おっしゃるとおり、令和2年度は珍しく台風の上陸がなかった年ということで、避難所の開設につきましても、1か所、しかも時期が4月という形でございました。その前と比べると避難所の開設は少なかったですけれども、集まった回数というのは多かったということでございます。その年々によって様々な天候がございますけれども、我々としては、しっかりとその前の段階で態勢を組んで対応してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆小川宗次郎 委員  最後ですけれども、水防活動に関連して、ちょっとそれてしまいますけれども、大体、梅雨の時期の前には水防訓練を実施されているということで、昨年はコロナ規模縮小というか、違った水防訓練をされて、令和3年度については、水防訓練があったのか、ちょっと私は資料が見当たらなかったので分からなかったんですけれども、こういった水防訓練活動コロナ禍によってなかなか実施できないということで、今後は、こういった対応をするために、中止ではなく、何らかの、例えば震災救援所とか様々な訓練の在り方、全体の見直しをしていく必要があるのかなというふうに考えておりますので、要望として、終わりたいと思います。 ◎土木計画課長 今年度の水防訓練なんですけれども、消防署との合同の訓練につきましては、昨年同様、コロナ禍の中、高齢の方もたくさん来られますので、中止とさせていただきますが、土木のほうの現場班ですとか情報連絡班が現地に赴いたりするような訓練は個別にしておりまして、防災課等も、本日は水害応急対策室立ち上げ訓練などを行っている状態でございます。今後とも引き続き、そういった訓練のほうは対応しておりますので、よろしくお願いします。 ◆大泉やすまさ 委員  私からも地域防災計画について何点か伺ってまいりたいと思うんですけれども、今、区民等意見提出手続の状況というのは御説明をいただきました。修正したところとそうじゃないところということを御説明いただきました。ありがとうございます。  私からも、今回私も久しぶりの災対特別委員ということもありますし、またメンバーも替わっているということなので、地域防災計画について、概括的な部分を伺いたいと思います。  まず、今回の地域防災計画の策定に当たっての背景であるとか、その趣旨について確認させてください。 ◎防災課長 今回、区の地域防災計画につきましては、震災編につきましては平成27年に、風水害編につきましては令和元年に修正を行ったところでございます。ただ、区ではその後も、地震被害シミュレーションの結果を踏まえた対策の具体化であったり、計画への反映が必要だということ、またその後の法改正であったり、東京都の地域防災計画修正等ございましたので、今回、修正をして策定を行ったものでございます。 ◆大泉やすまさ 委員  この間いろいろと変更等あったものを、改めて今回、トータルでこういった形の策定にまとめたというふうに理解をいたしました。  今回の策定について、こういったところが実はポイントなんですというようなものがあれば、その点を教えていただきたいということと、進捗状況についても併せて教えてください。 ◎防災課長 先ほども少しお話ししたんですが、もう少し詳しく御説明させていただきたいと思うんですけれども、まず減災目標でございます。震災編減災目標について、具体的な取組を見直すとともに、年々激しさを増す降雨の状況に鑑みまして、新たに風水害編減災目標を定めたというところが一番大きいのかなというふうに思います。  その他、先ほど小川委員のほうから、4つのポイントがあったんじゃないかというようなお話がありまして、ポイントごとに少しお話をいたしますと、1つ目が、3日間を乗り切れる体制の構築というところでございます。こちらは既に学校防災倉庫に備蓄をしていた1日分の食糧に加えまして、2日目分の食糧として、今年の3月に東京都から預託物資として旧杉並中継所のほうに備蓄をしたところでございます。今後は、3日目分として、数年かけて計画的に備蓄を進めてまいりたいということでございます。  2点目といたしまして、ポイントとして地域性を考慮した共助の仕組みの構築ということでございます。地震被害シミュレーションを行った結果、区内の被災状況に差があることから、収容力に余裕がある地域において、避難所間でのそれぞれが助け合う仕組みをつくっていきたいというふうに考えてございます。  3点目は、新型コロナウイルス感染症対策の強化ということでございます。昨年7月に、暫定版として、杉並区震災救援所感染症対応マニュアルを各震災救援所運営連絡会に配布したところでございます。そのほかに、新たにフェースシールドやプライベートテント、アルコール消毒液などを備蓄したところでございます。あと、医療用ガウンを備蓄いたしました。その内容も盛り込んでマニュアルを更新いたしまして、先日行われた震災救援所運営連絡会会長・所長会のほうで配布したところでございます。  4点目でございますけれども、平成30年7月の西日本豪雨と令和元年の東日本台風、おととしの台風19号でございますけれども、対応の具体化ということになります。既に、避難所の空白地域であります下高井戸の神田川南側の地域に、新たに高三小を避難所として指定したということと、現行の杉並会館、久我山会館といった学校ではない避難所に対して、万が一避難者が収容できないということに備えて、両施設近隣にある学校を指定したということ。  この4つの大きなポイントと、進捗も併せて少し詳しく御報告いたしました。 ◆大泉やすまさ 委員  ありがとうございます。よく分かりました。今回のポイントということですね。  年々水害なんかもかなり激化していくというような状況の中では、一旦こういった策定をされた上でも、またこの間いろいろなものが今後出てくれば、いつまでもゴールがないのかなというふうに思いますけれども、やはり区民の安心・安全のために、そういった視点で、常に変更、修正等を視野に入れて取り組んでいただければと思います。  また、今回そういったポイントを伺ったものも含めて、計画の構成が少し変わったというようなことが先ほどのお話にもありましたけれども、その内容について、概要を教えてください。 ◎防災課長 これまでの地域防災計画ですけれども、3部構成になってございました。1冊目が震災編、もう1冊が風水害編、それから少し厚めの資料集といった3部構成だったのでございますけれども、震災編風水害編それぞれの冒頭部分に、例えば区の面積であるとか区の地勢であるとか、総論ですかね、その部分が両方に載っていたということもあったり、あと内容では、それぞれに予防、応急・復旧という形で入っておったんですけれども、発災前後の区分のほうがより適当ではないかという観点から、震災編風水害編の冒頭部分を切り出して、総則・予防対策として1つにまとめたという形で、そのほか、震災編風水害編の応急・復旧対策として取りまとめをしたということで、構成を少し変えた、より分かりやすくするために変えたというところでございます。 ◆大泉やすまさ 委員  そういった変更があったということで理解をいたしました。ちなみに、我々杉並区議会も今年の3月に議会業務継続計画(BCP)を策定しましたけれども、その基になるものとしては、杉並区としての業務継続計画(BCP)があろうかと思います。  今回の地域防災計画の変更、内容の構成が変わったということなんですけれども、区のBCPへの影響というのは何かあるんでしょうか。 ◎防災課長 特に大きく区のBCP対策のほうに変更があるということはございません。 ◆大泉やすまさ 委員  また、災害対策基本法の改正、令和3年4月ということで、避難指示等が変更になったということを先ほどちらっとお話があったかと思います。具体的にこれがどのように変わったのかということと、計画に対しての反映はどのようになっているのかというのを確認させてください。 ◎防災課長 5月20日から施行しました災害対策基本法の改正に伴う避難勧告避難指示の一本化の具体的な内容でございますけれども、気象庁などは、防災に関する気象情報の発信については、警戒レベルという形で、危険度が高い順に警戒レベル5から1まで5段階としております。これまで、警戒レベル4のところが避難指示(緊急)と避難勧告というもの、警戒レベル3には避難準備・高齢者等避難開始というものがあって、どの段階で避難したらいいのかというのが分かりにくかったというところがございました。今回の改正で、これを分かりやすくするために、警戒レベル4は避難指示に一本化するということ。警戒レベル3は高齢者等避難としたところでございます。  住民の皆さんの避難行動、避難のタイミングについての変更はなく、区のほうから、万が一そういった場合があれば発信していくことになりますけれども、計画上の反映といたしましては、この間、意見照会したときからそのような情報提供もありましたので、計画のほうにはそれがしっかりと反映されているところでございます。 ◆大泉やすまさ 委員  昨年は大きな水害等は杉並区にはなかったんですけれども、その前、令和元年は各地でいろいろ水害があって、その中で確かに、避難勧告であるとかということで、逃げるタイミングをどういうふうに捉えたらいいかといったことで、被害に遭われたというようなこともあろうかと思いますので、そういったことの反映というのはしっかり、分かりやすくしていくというのは大事なことであろうと思います。  また、その上で、今回こういった変更がありましたけれども、やはり大事なのは、それを区民にどうやって周知していくかというところだと思います。特に、災害が起きてからでは間に合わないということもありますので、平時において、そういった変更も含めてどうやって区民の方にそれを知っていただくのか、周知を広げていくのかというところが非常に大切なのかなというふうに考えるところでございます。  そういった意味において、今回、こういった計画の修正をどういったふうに進めていくのか、区民への周知ということも含めてお考えをお聞かせいただいて、質問を終わりたいと思います。 ◎防災課長 まず、委員おっしゃるとおり、区民への周知は大切なことというふうに考えてございます。計画の改定をした後につきましては、概要版という区民向けの分かりやすい小冊子を今年度中に作成いたしまして、この間いろいろいただいた、分かりやすく周知するということを反映したものを作成して、しっかりと周知をしていくということがまず1つでございます。  あと、我々、今回、計画を策定して終わるだけではなくて、リアリティーある防災対策を行っていくというのが必要でございまして、例えば発災時に、杉並区地域防災計画を見ながら、分厚いものを見ながら対応するということではなくて、迅速な対応が可能となるように、地域防災計画に記載してある内容を基に、発災直後における区の対応のフロー化を進めて、必要な対応をチェックしながら応急対策が進められるように、しっかりと準備してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆北明範 委員  私からは、杉並区地域防災計画についてお伺いしたいと思います。  修正箇所の一覧の中からいきますね。修正の部分で、3ページの15番の中に、水道管と下水道管のことが書かれているんですけれども、「首都中枢・救急医療機関や災害拠点連携病院等への供給ルートの耐震継手化を推進し、令和元年度までに概ね完了した。」となっております。  まず、以前も確認したことがあると思いますけれども、救急医療機関、災害拠点病院は杉並区内にどれぐらい、どういうところがあって、そこに全部継手が完了し、そしてもう断水はしないのかどうなのかというところをお聞かせください。 ◎防災課長 区内で、災害時に協力いただける病院等、たしか箇所数──後ほどお答えいたしますけれども、耐震継手化工事のほうはしっかりと、病院だけではなく、区内の震災救援所等、ほとんど終わっている状況でございまして、断水はしないという形でやっているというところでございます。病院の数は後ほど。 ◆北明範 委員  病院はおおむね完成したと。病院はもう断水しないよ、水は出るよということでいいわけですね。建物さえ倒壊しなければ大丈夫ということですね。  この後に、「避難所をはじめとした重要施設への供給ルートの耐震継手化を令和4年度までに100%完了する。」というふうになっているんですけれども、震災救援所は65か所ですかね、これが全部令和4年度までに100%になるのか。震災救援所についても今、敷地の中に応急給水ができておりますけれども、それは地震が起こってもほぼ使えるという状況までいくのかどうなのか。 ◎防災課長 先ほどありました区内の病院の数ですけれども、緊急医療救護所としている医療機関は11か所ございます。  それと、次の御質問の中で、耐震化、4年度100%ということで、小学校の残り3校、4年度に行うところを除いて終わっているというところでございます。あと3校、4年度にすれば終わりということで、各学校の中にある応急給水栓のほうもしっかりと耐震化が終わりますので、断水はしないということでございます。 ◆北明範 委員  そうすると、ずっと水は出る、飲み水は出るという感じで、ペットボトルとか要らないという、そんなイメージですかね。ずっと水が出れば、それでオーケーですよね。どうなんですか、その辺。 ◎防災課長 一応耐震継手化の工事、給水のほうをするということで、水道局のほうもしっかりと行っておりますので、応急給水は、発災をしてもきちんと使えるというふうに水道局のほうから私も伺っておりますので、大丈夫だということでございます。 ◆北明範 委員  心強い限りでございます。  あと、被害が大きいと想定される地域は、優先的に耐震継手化を推進するとなっていますけれども、杉並区全体で耐震継手は何%ぐらいなのか。 ◎防災課長 私のほうで押さえているのが、各震災救援所のところと医療機関、警察等というふうに聞いておりまして、全体の数値については、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ◆北明範 委員  次に、下水道の耐震化の現状、それと目標についてお伺いしたいと思います。 ◎防災課長 今委員がおっしゃった資料の別紙2の3ページ、上から2つ目、番号でいうと14番のところでございますけれども、震災時のトイレ機能を確保するため、排水を受け入れる下水道管の耐震化につきましては完了したということでございます。 ◆北明範 委員  そうすると、地震が起こっても下水道管は破損しないということで理解していいんですか。 ◎防災課長 その理解でいいと思います。 ◆北明範 委員  そうすると、あとは建物ですね。震災救援所でいうと、65か所の震災救援所の建物の縦の管、下水道管、排水管、これが壊れなければ全部つながるという形ですよね。そうすると、私がよく言っていますマンホールトイレ、ここまでは恐らく大丈夫だと思うんですけれども、建物の中の下水道管についての文言というのは、ここにはうたえないんですかね。 ◎防災課長 私ども、この間の訓練のときにも、いわゆる集便袋を使った簡易トイレの使用については、発災直後は下水管が詰まるかもしれない、あふれるかもしれないから、まずそこは点検が終わるまで使うな、集便袋等でしてくれと。訓練もしてほしいというようなことをしておりました。そこの部分もありますので、計画上、各建物ごとの詰まる、詰まらない、できている、できていないというのは、記載はなかなか難しいのかなと考えております。 ◆北明範 委員  確かに、集便袋ね。本来であれば、地震が起こってすぐに配管を点検して、オーケーかどうなのかというのを確認するのが一番いいんですけれども、なかなかできないでしょうね。プロじゃないと見れないですから。だから、恐らくずっと集便袋になるわけですよ。そうなると衛生的によくない。そこからどんどんどんどんトイレを我慢するという状況になってくるわけですから、その辺はもうちょっと深く考えていかなきゃいけないのかなというふうに思っております。  次に、4ページの25番、ここは、「震災救援所である小中学校等36施設に太陽光発電機器と蓄電池を設置し、災害に伴う系統電力停電時においても必要最低限の電力を確保した。」と。これは36施設ですから、ほかの施設はどうなっているんですかね。全体はどうなんでしょう。 ◎防災課長 委員おっしゃるとおり、こちらに書いてある数については行ってはおるんですが、各学校、今後、例えば学校改築したところとこれからする予定のところにつきましては、非常用発電機を備蓄するという形で進んでおりますので、太陽光と蓄電池については、非常用発電機のほうで、新しく改築する学校等は対応していくというふうに聞いているところでございます。 ◆北明範 委員  これは前もちょっとお聞きしたことがあるんですけれども、72時間稼働可能の蓄電池という形になるわけですけれども、72時間、震災救援所が停電したとしても生活できる状態なのかどうか。避難者がいっぱい来たときに、72時間生活できるんですかね。 ◎防災課長 フルというか、通常の生活と同じように使うというのはなかなか難しいのかなというふうに思っています。事務室の最低限の電気であるとか、投光器の電気であるとか、最低限絞った形で72時間を確保しているということで御理解いただければと思います。 ◆富田たく 委員  では私も、杉並区地域防災計画(令和3年修正)の策定について確認していこうと思います。  まず、別紙2などで、修正前、修正後と、かなり細かい資料を出していただいて、大変分かりやすい部分もあるなと思って見せていただきました。  ただ、別紙1と別紙2のひもづけが今回ちょっと難しいなというふうに感じて、別紙1のほうでは、パブリックコメントでこういう意見がありまして、区の考えがありましたと。そこからどんな修正が入ったのかというのは、順番も違いますし、私もこれを読みながら、別紙1の何番目とメモを書きながらしかできなかったんですね。この辺はもう少しつくりを今後考えていただければと思うんですけれども、まず初めに、いかがですか。 ◎防災課長 委員おっしゃるとおりでございまして、今回非常にボリュームもあったということは置いておいても、別紙1と別紙2の区分、パブリックコメントのところのひもづけが非常に分かりにくい。しかも順番が変わっているというところでございます。例えば、別紙1の①の1については、別紙2だとナンバー3のところになっていたりということで、非常に見にくかった。これは反省すべき点で、次回はしっかりとひもづけされたような形でお示ししてまいりたいというふうに反省しているところでございます。 ◆富田たく 委員  きっと防災会議の方々にもこういった資料の形で渡しているのかなと思うので、1回限りの報告だとしても、多くの方が目を通すものなので、できる限り改善をしていただければと思います。  ちなみに、別紙1の2ページ目、(4)の①の8番目、「『発災時には、地域の避難者数に差がある』について、詳細内容を記載してほしい。」という意見がありましたが、区の考え方のほうでは、「資料編に掲載します。」とあります。今回の資料では、別紙2だとどの部分に当たるのかがちょっと私、読み取れなかったんですけれども、どのような記載になっているのか、どこにこの説明があるのか、教えていただけますか。 ◎防災課長 別紙1のページ2の項番8の御質問でよろしかったですね。こちらについては、別紙2の1ページ目の項番7なんですが、こちらの地図、町丁目が左側にあって、そこの右欄に避難する人等の人数が載っております。ちょっと見にくくて申し訳ないんですが、一応こちらに資料として載せているということでございます。 ◆富田たく 委員  きっとA4判の大きな地図をこの表の小さなところに入れ込んだということで、ここに避難者数が本来は載っているということなんですね。もう少し注釈とか入れていただけると分かりやすかったと思います。  次、別紙1の2ページ目の4番、パブリックコメント、意見概要の4番で、防災市民組織の組織率、現在の組織率、目標値を記載してほしいという意見に対して、先ほども他の委員からもありましたけれども、区の修正では、防災市民組織の「組織率100%」という記載から、「区内全域での組織化」という形で変更されております。  私も先ほどの委員の方と同じように、100%を目指して、この記載はそのままにしておいたほうがいいんじゃないのかなというふうに思います。先ほども空白地域があるというお話でしたけれども、実際に空白地域は幾つあって、カバーできていない部分というのは何%ぐらいあるのか、その辺、もう少し具体的に教えていただけますか。 ◎防災課長 2年度の防災市民組織の数は162組織ということになっていまして、世帯数でいうと25万余という形になってございます。区内の世帯数は30万ぐらいありますので、世帯の数でいうとまだまだあるんですが、エリアで見ますと、ぱっと見なんですけれども、永福と宮前とあって、西荻も幾つかあるので、パーセンテージとしては、まだなっていないということです。  地区等の防災会が所管する範囲というのはなかなかイコールではないものですから、目的は、区域全体をカバーするというものなので、目的が分かりやすいように、数値のほうは落としたところでございます。 ◆富田たく 委員  世帯数。 ◎防災課長 世帯数につきましては25万です。 ◎危機管理室長 組織率の関係なんですけれども、昔、町会を母体として防災市民組織になるところが多かったんです。最近ですと、町会そのものがなくなっていくケースもありまして、そうすると、必然的に防災会もなくなってしまうということもあります。先ほど言ったように、西荻とかその辺については町会がなくなっちゃっているといったところで、今、100%が逆に後退していくようになってきている状況でございます。 ◆富田たく 委員  私もその部分、すごく問題だなというふうに感じております。町会自体も高齢化が進んでいて、防災市民組織自体も高齢化が進んでいるところもありますし、こういったところを区としてどのようにサポートしていくのか、どのように区内全域で100%に近い形で組織していくのかというのは、今後、減ってきちゃったからしようがないというのではなくて、具体的にどう取り組んでいくのかというのがすごく重要になってくると思うんです。  そういう意味では、区の対応としては、区内全域で組織されるよう啓発に努めていくという形のままだと思うんですね。啓発だけではやっぱり駄目なんじゃないかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎危機管理室長 まずは町会そのものを立て直すというところも1つ重要なのかなと思っていまして、新しく転入された方につきましては、区民課の窓口のほうで町会・自治会に入りましょうといった加入のパンフレットをお渡ししております。防災課のほうでもそういった、最近多いのは集合住宅ですね、そこで独立して防災市民組織を立ち上げたいというお話もありまして、そういったところについては、地元の町会とも調整しながら、そこの組織化を目指したりということもやっております。  あと、町会がなくなるときには、ほかの町会で引き受けてもらえないかという調整みたいなものを地域課のほうでやってはいるんですけれども、最終的には、なかなか難しい面もありまして現状に至っているというところですが、我々としても、町会を含めた防災市民組織が衰退していくのはまずいと思っていますので、啓発も含めて、何らかの形で活性化に努めてまいりたいと思ってございます。 ◆富田たく 委員  町会自体の支援も必要だと思いますけれども、町会に入ってもらって、その町会の中で防災市民組織をつくっていくんだという考え方から離れなくてはいけない場合も出てくるんじゃないかなと思うんですね。町会という形ではなくて、最初から防災市民組織をきちんとつくっていきましょうと、そういった形で、現役世代、働き盛りの人たちにもきちんと入ってもらえるような取組を今後進めていってもらいたいと思います。  続きまして、別紙2の24ページ、151番、消防水利についての記載です。以前から私、区内の消防水利が年々減少していることを取り上げて、改善、増設を求めてまいりました。今回はどうなるのかなと思っていたんですけれども、やはり減少傾向は止まっていないというのが現状です。  2010年の頃、実は防火水槽は合計で912基あったんです。今回の地域防災計画の修正では712基と、10年間で約200基減っているんですね。さらに、ちょっと話がずれるかもしれないんですけれども、今年2月の予算特別委員会で資料を出してもらったときには、合わせて859基という資料をいただいているんです。それが半年近くで712基と、150基近く減少しているということになるのかなと思うんですけれども、もしかして予算特別委員会のときの資料がちょっと違っていたということなんですかね。それとも、この半年間で本当に150基の防火水槽が減少したということなんですかね。その辺を確認させてください。 ◎防災課長 消防水利につきましては、消防のほうに数値を確認しているところでございます。今回、計画の修正に当たりまして、消防のほうから来た数値を確認して我々のほうは記載をしておるところで、予算特別委員会のときも、資料を取った形で作成しておりますので、記載の数値になったところでございます。 ◆富田たく 委員  じゃ、資料の内容は、消防のほうからの内容だったということですね。  ちなみに、貯水池については、前回27年修正版のほうでは、荻窪消防署15基というふうにあったんですけれども、これがゼロ基となってしまっている。これもこの五、六年で全部なくなってしまったということなんでしょうか。 ◎防災課長 ここは私も、15減って、理由を荻窪消防署のほうに直接伺ったところでございます。消防のほうでも、計画を修正するに当たって、こちらの貯水池は民間の施設だというふうに伺っておりまして、それぞれ民間のところに改めて指定のほう、利用できるかということで消防のほうからお願いをしたところ、今回、民間の施設になりますけれども、利用は勘弁してくれというようなことがあって、数が減ったというふうに伺ったところでございます。 ◆富田たく 委員  地域防災計画の「消防水利の整備」という、この表が載っている項目では、この一覧表の前段の文章で、区は、「既存の防火水槽の存置や代替水利の確保を図るなど、消防水利の整備を推進する。」というふうに27年版に記載されております。それに対する修正はないので、きっと同じ記載のままだと思うんですね。  「整備を推進する」とあるのに、現状は消防水利の減少に歯止めがかからない状況です。地域防災力が減少している、こうした現状は大きな問題だと考えておりますけれども、区の見解はいかがでしょうか。 ◎防災課長 消防水利については、消火栓等の設置のほうで広げていっているのかなというふうに我々は認識をしております。  また、他委員会でも御質問等を受けているところでございますけれども、区立施設等の建て替えに伴ってプール等がなくなる場合についても、消防のほうとしっかりと調整をしながら、地下ピットの利用など、区としても協力できるところは協力しているところでございます。 ◆富田たく 委員  消火栓については増えているんですね。これは努力されていると思うんですけれども、その増え方は、一気にたくさん増えているわけではないんです。逆に、他の消防水利については、10年で200基の防火水槽が減少したり、貯水池が五、六年でもう使ってくれるなというふうに言われて使えなくなったりしているわけですね。
     区として整備を進める、代替の水利もつくっていくんだというふうに計画に書かれているので、そういう対応をしっかりと行って、各消防水利は、せめて減少するのではなくて維持する、それから、以前の状況、例えば10年前の状況まで戻していく、そういう具体的な取組をやっていただきたいと思うんです。いかがでしょうか。 ◎防災課長 今いただきました御意見を踏まえて、各消防のほうと連携をとりながらやってまいりたいと思います。  ただ、防火水槽、引き続き、消防のほうと協力しながらやってまいりたいというふうに考えております。 ◆富田たく 委員  じゃ、まとめちゃうので、少し長くなるかもしれないけれども、許してくださいね。  まず、消火栓の整備というところでは、実際に水がたまっているのと、消火栓から、水道から水を取るという意味では、やっぱり意味合いが違ってくると思うんです。その点についてはきちんと、軽可搬ポンプなどで水が吸い上げられる、断水になっても水がしっかりたまっているんだという状況をつくっていかなきゃいけないと思っております。  そういう意味では、先ほどお話のあった小学校のプールなど、統廃合で今回もプールが、杉八小学校ではこれからなくなります。実際、学校のプール、大きさが違うんですけれども、大体幅12メートル、長さ25メートル、深さ1.2メートル、約360トンの水がためられる。通常の防火水槽というのは約40トンぐらいですから、防火水槽9つから10個分の水がその地域からなくなってしまうんですよ。建物の地下ピットというお話もありましたけれども、まず、その地下ピットがどれぐらいたまるのか、何トンぐらいためられるのかというのを確認したいと思います。  こうした小学校の統廃合によって、公園になったりとか別のものに使われてしまうというときには、プールに見合っただけの防火水槽を造っていかなきゃいけないと思うんですよ。そういった取組が必要だと思いますが、いかがでしょうか。  さらに、防火水槽がどんどんなくなっているという現状で、実際に具体的に造っていかなければいけないというときに、今ある杉並区の公園、よく防火水槽がありますという表示があるんですけれども、そういうところにもう一つ、もう二つというふうに追加していくということも、お金はかかってしまいますけれども、実際できると思うんですね。そういった取組をやっていってはいかがでしょうか。  あと、パブコメで、他のまちづくりの反対意見がありましたという報告がありまして、これは都市計画道路補助132号線への反対意見という形で資料には記載がありましたけれども、どういった記載があったのか。その辺、一つ二つ具体的に例示していただければと思いますが、いかがでしょうか。 ◎防災課長 前段2つございました消防水利のことにつきましては、この間、何回もお話をしておりますけれども、今、細かい数値はございませんけれども、それぞれのメーターのメッシュごとに必要量を見て、消防のほうが、この地域は必要、必要じゃない、区のほうとして協力するというようなことで進めてまいりますので、今、公園にというようなお話もございましたが、その整備のときに、その辺りはそれぞれ消防のほうときちんと調整しながら進めてまいりたいというふうに思ってございます。  まちづくりの意見については、少々お待ちください。 ◎都市計画道路担当課長 都市計画道路補助線街路第132号線についての意見ですので、私のほうからお答えいたします。  この都市計画道路自体に必要性を感じていないですとか、中止、事業の白紙撤回、凍結、そういった意見がございます。あとは、コロナのほう、感染症対策のほうへ予算をかけるべきだ、そういった意見がございました。 ◆佐々木千夏 委員  今回の質問に先立ちまして、先日、私の事務所の近隣の方より、高南みどり公園の防火水槽標識に落書き、シールが貼られ、水槽の表示が見えない。屋外設置の消火器ケース複数箇所にも同様の被害が見られると通報があり、私の事務所だけでも複数の被害が通報されましたが、迅速に御対応くださり、誠にありがとうございました。  近隣の方々からも、万一の発災時、居合わせた方々が、消火器ケースの所在がすぐ分かり対処できれば、延焼や二次災害を防げるといった危機管理の観点からも大変重要であり、子供たちにも公共の防災機器や標識は大事に扱い、きれいにすべきものと示すべきであり、ぜひ今回を契機に、全区の消火器ケース、標識の落書きの有無など、区が管轄する防災機器や標識の定期点検の御要望をいただきましたので、よろしくお願いいたします。  次に質問です。今回いただいた意見に対する区の地域防災計画にもなく、また保健福祉委員会を傍聴しておりましたが、質疑が出ておりませんでしたので、接種会場における防犯・防災、熱中症対策はどのようになっているか、お尋ねがありましたので、質問いたします。 ○金子けんたろう 副委員長  佐々木委員、1個目の質問は、要望でいいんですか。防災機器の点検というのは、要望でいいんですか。 ◆佐々木千夏 委員  はい、それは要望。次の質問が、接種会場における防犯・防災、熱中症対策はどのようになっているか。 ○金子けんたろう 副委員長  今回、水防活動状況とこの計画の報告の2点なんですね。ワクチン接種の会場にというのは報告がないので、この2点の報告に対して質問していただいてよろしいですか。 ◆佐々木千夏 委員  分かりました。 ○金子けんたろう 副委員長  では、その要望というだけでよろしいですか。 ◆佐々木千夏 委員  はい。  それからまた、区民の方から、これもちょっと違うかもしれないので、後でお願いします。今意見をいただいているのは、文化財関連の公式サイトにも記載がなく、区民の方から、区の遺跡群、文化財に対する防犯・防災体制について御心配のお声をいただいておりますので。区のサイトに見当たらない。私も見てみたんですけれども、文化財関連のところに、どのような体制になっているか記載がないので、後ほど御回答をお願いいたします。 ○金子けんたろう 副委員長  では、後ほどということで。 ◆奥田雅子 委員  まず、意見提出の件のところなんですけれども、先ほども他の委員からも出ていましたが、防災関係機関の意見なんですが、計画には、区や都及び防災機関の役割に指定されている各機関が、東京都の関係機関から公共的団体まで様々に、結構たくさんあるというふうには認識しております。  改めて確認なんですが、それらの機関には当然意見募集をかけていて、今回意見が出てきたところ、出てきていないところがあるということなのかということと、あと、今回出てきた中で、特筆すべき修正意見等があれば御紹介いただきたいと思います。 ◎防災課長 様々関係団体のほうに意見を求めております。例えば、民間の施設ですと、NTTドコモをはじめとする通信関係であるとか、物流の運輸関係、ヤマトであるとか、あとは医療の関係であるとか、そういったところから意見をいただいている。また、私どものほうから意見を募集して、ただ、来ないところもあったということでございます。  外部関係機関から特筆すべきところとしましては、今回、法改正が予定をされていたということで、気象のところで先ほども少しお話をしましたけれども、気象庁のほうから事前に情報をいただくということもございまして、パブコメにかけるときからしっかりとその分が予定という形で反映することができた。文言の修正にとどまって、冊子化する手はずが整ったということがありますので、特筆すべきところというのは、気象庁からそういった法改正を見据えた御意見がいただけたというところかなと思います。 ◆奥田雅子 委員  これも先ほども他の委員からありましたけれども、私もこの資料、読み込むのにとても苦労いたしました。意見の概要で修正するものと別紙2の一覧とのリンクがされていないということで、内容を読みながら、ここはこれかなとか当たりをつけてはいるんですけれども、改めて、それが正しいかも含めて、意見が出ている概要の番号を、一覧表のA3の用紙の番号と、上からざあっと言っていただけるとありがたいんですが、よろしいでしょうか。 ◎防災課長 大変失礼いたしました。それでは、別紙1と別紙2のひもづけのところを別紙1の面から少しお伝えしたいと思います。  まず、別紙1の項番1につきましては、別紙2のナンバー3にございます。別紙1の2が別紙2のナンバー13、次の3番が別紙2のナンバー1、4番がナンバー2、5番がナンバー4、6番がナンバー6、7番についてはナンバー5、8番についてはナンバー7、9番についてはナンバー8、10番についてはナンバー9と10、11番につきましてはナンバー11と12ということでございます。分かりにくくて大変失礼いたしました。 ◆奥田雅子 委員  ありがとうございました。  それから、別紙3-1の震災・風水害編の総則・予防対策を今回切り離したという理由は、先ほどのやり取りで分かりました。  ただ、これから検討するとか作成するとかといったような文言が結構出てくるんですけれども、これらは新たな課題が出てきて、これから対策の中身を検討していくということなのでしょうか。そうだとすれば、どのくらいのスパンで今後やっていくのかというのを確認したいと思います。 ◎防災課長 別紙3-1の記載につきましては、計画化したということで、今もう既に取り組んでいるものもございますし、これから取り組まなければならないものも幾つかあるというところでございます。  例えば、別紙3-1の左側の中段、第5章のところの黒ポツの3つ目、「旧杉並中継所跡地の活用」であるとか、その後の「指定管理者制度導入施設等の災害時における取組の推進」など、こちらについては、今進んでいるところもありますが、まだ途中の部分もあるということです。  指定管理者制度については、一部協定締結までしていますが、その後のマニュアル等がこれからということもございます。しっかりやっていくものはやっていく、次の総合計画等に反映するものは反映して取り組んでいくということで、災害は待ったなしですので、しっかりと対応していきたいと考えてございます。 ◆奥田雅子 委員  同じ別紙3-1の右側の9章のところなんですけれども、今回、感染予防対策物資の備蓄の表が出ています。これは、数量の考え方というんですかね、大体どのぐらいの規模とかというようなことも含めて、救援所に避難してきた全ての人に必要なものもあれば、特に配慮を要するということで、皆さんではないけれどもというようなものがいろいろと混じっていると思うんですけれども、その辺の考え方を教えてください。 ◎防災課長 今お尋ねがあったのは別紙3-1なんですが、併せて別紙3-2を御覧いただければと存じます。別紙3-2の右側の上でございますけれども、新型コロナウイルス対策を踏まえた震災救援所等における避難者の受入方法という形で、先日も会長・所長会のときに、新たなマニュアルのほうで御説明をさせていただきました。一応流れとしては、震災救援所に、濃厚接触者以外の方と濃厚接触者と自ら申し出る方等が来たときに、入り口のところで体温を測定して、37度5分以上あった方は受付のほうを分けてというような形の考え方でございます。  それに照らし合わせた中で、感染症の対策をする衛生班というふうに名づけましたけれども、こちらの方が対応するもの、また受付で対応するもの、そういったものから個数のほうを準備しましたけれども、この数で十分かと言われると、今後、各震災救援所で訓練等を行う中で様々また意見が私どもに寄せられると思いますので、それをしっかり見ながら、聞きながら、必要なものについては、またさらに備蓄ができるものはしていきたいというふうに考えてございます。基本的には、役割に応じて、今のところはこのぐらいかなというふうな形の数を備蓄したというところでございます。 ◆奥田雅子 委員  それから、その下の第10章、「物流・備蓄・輸送対策の推進」のところで、表の真ん中なんですが、発災2・3日目の対応方法について、先ほども他の委員からの質疑の中で、都からの寄託物資分1日分は、3月に既に井草の拠点にあると。区の備蓄増分は数年かけてやっていくということだったんですけれども、ということは、3日目までがきちんと確保されるのは、数年かけてやっていくという理解でよろしいのか、確認します。 ◎防災課長 この間、防災の備蓄につきましては、計画的に物を配備して、また期限前に、有効活用できる期限をもって定期的に入替えを行っている。なるべく年度で平準化するような計画を立てて、我々としては備蓄を進めているところでございます。一応5年程度かけて順次入れ替えて配備していくということを考えてございます。 ◆奥田雅子 委員  最後ですけれども、別紙3-2の震災編の応急・復旧対策の概要の裏面のところなんですが、第2部の災害復興計画のところですね。震災復興基本方針や震災復興計画の策定というふうに書いてあるので、これから策定するのかなと思ったんですけれども、例えば、震災復興計画は区民意見に基づいてというようなことも書かれています。今後どうやって策定をしていくのか、そこを最後、確認させてください。 ◎危機管理対策課長 防災計画上の想定なんですけれども、復興方針につきましては、被災後2週間後までといったところと、あと復興計画につきましては、被災後6か月後までとなってございます。 ◆奥田雅子 委員  要するに、これは発災した後の話でよろしいんですね。──はい。 ◆松本みつひろ 委員  2点だけ、私から質問させていただければと思います。  地域防災計画の別紙3-2のところですけれども、5ページ目に、区災害対策本部にリエゾンを設置して、このリエゾンを震災救援所等巡回派遣をしていくような形で、停電とか通信ふくそうのときに情報提供していくということが記されているというふうに読み取っているんですけれども、リエゾンを巡回派遣する際の交通手段、災害の状況によっても適したものは異なってくるかなというふうに思っています。水害で浸水しているときはどうとか、地震で道が寸断されてしまっているみたいなときとかいうふうな形で、状況によって必要な移動手段が異なってくるんじゃないかと思っているんですが、その観点で、区災害対策本部にはどのような交通手段が備えられているのか伺います。 ◎防災課長 災害時の交通手段でございますけれども、防災課のほうとしましては、オフロードタイプのバイク2台のほか、区の庁有車としてそのほかのバイクであるとか、あと広報車としては、例えばスピーカーがついている、広報課が使うような車が3台、庁有車はほかにも必要に応じて動きますけれども、あと、場合によっては自転車であるとか徒歩であるとか、そういった、様々状況に応じて対応してまいりたいと考えてございます。 ◆松本みつひろ 委員  消防団だとボートを持っていたりするところもあると思いますので、その辺りの必要な交通手段というところは、引き続き検討していっていただければと思います。  質問はこれで最後にしますが、別紙3-1、4ページ目のところに、水平避難と垂直避難、この間、かなり啓発も取り組まれていると思うんですけれども、水害時に水平避難すべき人と垂直避難すべき人、このように明確に定義されているわけですけれども、垂直避難すべき人と水平避難すべき人って、それぞれどのくらいの人数が区にいらっしゃるかというところは把握されていますでしょうか。 ◎防災課長 令和元年に、水害ハザードマップにつきまして、浸水想定区域の御家庭に配布したという実績がございまして、そのときの数が、おおむねなんですけれども、被害の小さいところも含めて12万世帯という形で配布しておるところです。区の現在の世帯数が32万ぐらいということでございますので、差し引きますと、浸水想定区域外はおおむね20万世帯なのかなというふうに思っています。  ただ、そのうち、この表にあるように、上階がある住宅かどうかという把握は、残念ながら私どもはできておりませんので、詳しい数、それ以上の数については、区としては把握できていないというところでございます。 ○金子けんたろう 副委員長  それでは、一巡しましたので、再度質疑のある方は挙手願います。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○金子けんたろう 副委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。  《閉会中の陳情審査について》 ○金子けんたろう 副委員長  当委員会に付託されております陳情につきましては閉会中の継続審査といたします。  以上で本日の災害対策防犯等特別委員会を閉会いたします。                           (午前11時22分 閉会)...