杉並区議会 2020-06-17
令和 2年第2回定例会−06月17日-18号
令和 2年第2回定例会−06月17日-18号令和 2年第2回定例会
令和2年第2回定例会
杉並区
議会会議録(第18号)
令和2年6月17日 午後1時開議
出席議員48名
1 番 佐 々 木 千 夏 25番 中 村 康 弘
2 番 ほらぐち と も こ 26番 北 明 範
3 番 田 中 ゆうたろう 27番 川 原 口 宏 之
4 番 堀 部 や す し 28番 大 泉 やすまさ
5 番 松 尾 ゆ り 29番 井 原 太 一
6 番 奥 山 た え こ 30番 大 和 田 伸
7 番 野 垣 あ き こ 31番 今 井 ひ ろ し
8 番 奥 田 雅 子 32番 浅 井 く に お
9 番 松 本 みつひろ 33番 金 子 けんたろう
10番 木 梨 もりよし 34番 富 田 た く
11番 ひ わ き 岳 35番 くすやま 美 紀
12番 関 口 健 太 郎 36番 け し ば 誠 一
総務財政委員会議案審査報告書
令和2年6月3日及び令和2年6月16日に本委員会に付託された議案について審査した結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第64条の規定により報告します。
記
原案を可決すべきものと決定した議案
議案第53号 杉並区
事務手数料条例の一部を改正する条例
議案第62号
負担付き譲与の受領について
議案第63号 令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第4号)
議案第83号 令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第5号)
○議長(
井口かづ子議員) 日程第2から日程第5まで、議案第53号杉並区
事務手数料条例の一部を改正する条例外3議案を一括上程いたします。
総務財政委員会委員長からの
議案審査報告書は御配付のとおりであります。
これより討論を行います。
発言の通告がありますので、これを許可いたします。
16番國崎たかし議員。
〔16番(國崎たかし議員)登壇〕
◆16番(國崎たかし議員) 議案第83号令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第5号)について、杉並区
議会自由民主党を代表して、賛成の立場から意見を申し上げます。
本
補正予算は、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
感染症対策に係る経費等について、緊急性の観点から必要な経費を計上されたものと理解しております。
感染症対策を講じて実施する文化・
芸術事業への支援に要する経費や、
中小事業者支援のための
家賃助成に要する経費、
生活困窮者等自立支援法における住居確保に係る給付に要する経費、
独り親世帯への
臨時特別給付金支給に要する経費など、いずれも
新型コロナウイルス感染症の影響により苦境に立つ区民や
事業者等の現状を直視した時宜にかなった事業であり、それぞれの予算についても妥当であると認識しております。
以上の理由から、本議案に対する賛成の討論とさせていただきます。
○議長(
井口かづ子議員) 5番
松尾ゆり議員。
〔5番(
松尾ゆり議員)登壇〕
◆5番(
松尾ゆり議員) 議案第83号杉並区
一般会計補正予算(第5号)について意見を述べます。
まず、
産業政策についてです。
本議案において、
中小事業者支援としての家賃補助や
廃業支援が盛り込まれました。私は、4月30日の第2回臨時会において、
一般会計補正予算(第2号)に関連して、
商店支援など
中小事業者支援を急ぐべきであることを指摘しました。その後、
中小事業者支援としては融資相談の窓口拡充などが行われてきましたが、直接支援と言える
家賃助成が実現したことは歓迎いたします。
ただし、これらの
産業政策がなぜもっと
スピード感を持って実現されなかったのかとの悔いは残ります。同じ
家賃減額分に対する助成は、新宿区、港区などが既に先月実施をしているところです。もっと早く実施していれば、今回
廃業支援の対象になった企業が、廃業ではなく生き延びるための支援を受けられたかもしれず、残念です。
そのほかにも、前に紹介した
プレミアム商品券やクラウドファンディングなどのほか、例えば武蔵野市では、東京都の
協力金対象から外れる事業者に最大60万円を支給するなど、それぞれ工夫をして行っています。杉並区もさらに積極的に
中小事業者に対する支援を行うよう要望をいたします。
次に、文化・
芸術振興に関する助成について述べます。
この事業のうち、場を守る取組については、
ライブハウスや小劇場など、
コロナ対策のため営業ができず経営困難に陥っている事業者への救済として、その緊急性を理解できるものですが、活動を守る取組については、誰が、どういった活動が対象なのか大変分かりにくく、
委員外議員としてその緊急性について質疑をさせていただきました。
答弁において、個人で音楽活動をしている方なども対象になり得るということで、経済的なサポートとしての意義を確認しました。また、
荻窪音楽祭や
阿佐谷ジャズストリートなどがもし開催されれば、
実行委員会の構成団体も助成の対象となり得るとのことです。地域の振興、
産業振興、
観光振興にもつながるものであります。これらを前提に、本事業についても意義あるものとして賛成します。
とはいえ、本事業は必ずしも
経済的困窮等を要件としないものであり、コロナの影響に対する区の
財政支援として、もっと優先すべきものがあるのではないかとの思いもあります。例えば、先ほど紹介した東京都
協力金対象外事業者への支援、これは、区内何軒ものお店から、対象外で協力金が受けられないとのお話を伺っています。また、
介護事業所や
障害者施設などの減収に対する支援や職員に対する手当、商店会への衛生用品の
購入支援などです。これらも既に実施している自治体があります。経済危機はむしろこれからとも言われます。これらの支援について、今後国の第2次補正に対応して編成されるであろう
補正予算で実現されるよう要望をいたします。
以上をもって賛成の意見とします。
なお、委員会では、私の質疑に対して区長から、価値観の相違だから仕方ないという旨の答弁がありました。この言葉は議論を打ち切るときに言う言葉だと思います。最近、区長、この言い方をよく使われるんですけれども、一議員ならともかく、行政の長、そして為政者である区長が初手から異論を切り捨てるような物言いはふさわしくないと考えます。私もいいと思ったときは賛成をしておりますので、様々な意見を包摂してこそ、区政の発展、また区長御自身の、こう言ってはなんですけれども、成長にもつながるかと考えます。御一考ください。
以上でございます。
○議長(
井口かづ子議員) 3番
田中ゆうたろう議員。
〔3番(
田中ゆうたろう議員)登壇〕
◆3番(
田中ゆうたろう議員) 美しい杉並の
田中ゆうたろうです。令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第5号)について意見を申し述べます。
本
補正予算の中には、概略評価できる政策と残念ながら評価できない政策が混在しておりますので、その双方について意見を申し上げます。
まず、評価できるほうでありますけれども、私、従来、本第2回定例会におきましても
一般質問等で、大病院を23億円もの巨額を投じて支援する余裕があるのであれば、今日明日を生きるか死ぬかの瀬戸際にある中小企業あるいは
個人事業主等事業者の支援あるいは
生活困窮者等の支援がそれにも増して図られるのが筋であるというふうに申し上げてまいりましたけれども、本
補正予算の中でそうした支援が盛り込まれているということは評価するものであります。
家賃助成につきましては、あげちゃうということのほかに、家賃をしばらく支払いを待ってあげているオーナーさんに対して、貸付けという方法も1つ検討されてはいかがかなと思いましたけれども、この点についてはおおむね評価するに足りると思います。
それと、公園の
維持管理についても予算を組んでいただきました。大変これも有意義な取組と評価をいたします。執行に当たりましては、これも私が
一般質問で申し上げましたように、蚕糸の森公園のみならず、学校時間外は公園と同じ扱いとされております杉並第十小学校の校庭あるいは
校舎エリアなどについても、非常に大きな問題があります。公園の管理者は大体お年寄りが多いですけれども、入れ墨をしたいかつい男たちが至近距離で酒盛りをしている、あるいは
ボール遊びに興じているというときに、なかなか声がかけづらいのが実態であります。ぜひそういったところにも目を配っていただきたいというふうに要望しておきます。
以上が評価する点であります。
残念ながら評価いたしかねる点について、一言申し上げます。
今回、文化・芸術の振興と称して、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が活用されているわけでありますけれども、杉並区が約7,500万円税金を、独自に杉並区の税金を費やして文化・芸術の
振興支援策を行う意義があるのや否や。昨日の
総務財政委員会の議論も聞かせていただきました。
その中で区長が他の議員の質問に対して次のように答弁をしております。
オンラインによる表現をバックアップする考えはあるのかといった趣旨の質問に対して、区長はこのように答弁されております。
オンラインによる表現をバックアップすることは、今回の
補正予算の本来の趣旨からはずれてくるのではないか。空間をみんなで共有しているということが音楽や演劇などの非常に大きなファクターであって、そういう空間を共有できているからこそ伝わる、そういうものが
コロナ禍で一切封じられてしまった。表現者の表現の場がなくなっていたということが彼らにとっては非常に大きな問題だった。いよいよ緊急事態が解除されたということであるから、やはりそういう空間を取り戻していく。ただ、コロナの状況の中では前のように100%はできない。
感染予防対策をそこに入れながら、できるだけ空間の共有されていた世界というものを復活させていこうということだろうと考える。しかし、
感染対策をすれば満杯に人を入れることはなかなか難しい。採算を取ることも難しい。だからそこを両立させるためには何らかの後押しが必要ではないかということで今回の
補正予算を講じたという答弁がありました。私は、この答弁を聞いていて、今回も何ら違和感は感じなかった。非常に堂々たる見識ではないかというふうに、私はこの点については非常に感じ入った次第であります。
ただ、その答弁の中で1つ申し上げておきたいのは、区内で行われる音楽や演劇の中に座・高円寺も含まれるであろうといった趣旨の答弁も含まれておりましたけれども、これは正確に申せば、申すまでもなく、
杉並芸術会館の1階での主催・
提携公演は含まれていないんですね。これは
指定管理料による
指定管理業務としての公演でありますから、今回の
補正予算の文化・
芸術支援策の対象としては含まれない。あくまでも座・高円寺、いわゆる通称座・
高円寺地下の座・高円寺2、地下2階ホールであるとか、あるいは阿波おどりホールですとか、そういったところでの催しは、この救済の対象に入ってくるでしょうけれども、いわゆる座・高円寺1でやっている主催・
提携公演は入っていないわけです。その辺がこの劇場の非常に難しいところで、要するに、1階ホールと地下のホールあるいは阿波おどりホール、あるいはさらに地下3階にある
けいこ場1、2、3、あるいは作業場1、2、あるいは音響・
映像作業室などは、全然性質の違うものが混在をしておりますので、これを座・高円寺と一くくりにしてきたところに非常に大きな問題があると思います。
それと、文化・芸術の支援策に話を戻しますけれども、場を守る取組3,800万円と活動を守る取組1億8,000万円の2本立てになっておりますけれども、芸術家あるいは表現者の個人、団体を選別するに当たって、杉並区文化・
芸術振興審議会の方々がその任に当たられるということも説明がありました。果たしてこの文化・
芸術振興審議会の方々にそういった選定を行ってもらう必要があるのかどうか、適切であるのかどうか。また、委員の名簿を取り寄せてみますと、このメンバーの中にも、審議会の委員の中にも佐藤信座・
高円寺芸術監督が含まれているわけであります。
結論を申し上げますと、区長が今回示された心意気やよし、大変結構だと思います。ただ、同時に考えなければならないことは、今
コロナ禍でもって経済も非常に大きなダメージを受けていて、これから区の財政にとっても非常に重たくそれがのしかかってくるというときに、果たして文化・
芸術支援というものが7,500万円もの区費を投じて行われるべきことなのかということは、これは野蛮人と罵られようが何をしようが、厳にそこは考えなければならないと考えます。まずもって救済すべきものがほかにあるのではないか。まだしも、国の予算だけで、
国庫支出金でもって賄えるものであればまだいいかもしれませんけれども、7,500万円もの区の財政をそこに投じる余地があるのかということを、私は疑義を呈しておきたいんですね。
区長は、先ほど紹介した答弁の中で、文化・芸術を今までのようには表現できない、
感染予防策を取りながら、できるだけ3密にならないように、
ソーシャルディスタンスを意識した興行については何らかの後押しが必要だという見解を示されたわけですけれども、普通のいわゆる
ライブハウスですとか小劇場と呼ばれている世界は、小さなものでは50人あるいは50人以下、あるいは大きなところでも100人とか150人とか、そういう
キャパシティーのところが普通ですよ。そういう方々にとっては、それこそ私が従来申し上げているように、座・高円寺1なんていうのは、大体
キャパシティーが250人から、舞台を一部潰しても300席ですから、一番座・高円寺のような
キャパシティーが、
ソーシャルディスタンスを保ちながら、しかもふだんの自分たちの実力の中でお客さんを集める、そういった目的にかないやすいんですよ。だから、なぜここでもって座・高円寺1を開放しないのかということ、これは私、
一般質問でも問いましたけれども、事ここに及んで尋ねざるを得ない。
それともう一つ、彼らが一番苦にしているのは稽古場のことなんですよ。
稽古場確保、稽古場代。それも、先ほど言った地下3階の諸施設、
地下けいこ場1、2、3、作業場1、2、音響・
映像作業室、そういったものを開放することによってこそ初めて彼らの支援につながると思います。ですので私は、区長の心意気やよし、ただし、画竜点睛を欠いたということがいかにも残念であります。座・高円寺1あるいは地下の諸施設を区民に広く開放すべきであるということを強く申し上げておきたいと思います。
そして、
佐藤信芸術監督はこの6月が任期と聞いておりますけれども、留任が決まっているというふうに漏れ聞いております。なぜ佐藤氏をこの好機に、得難い機会に切らなかったのか。悪いことは申しません。佐藤信さんは早くお切りになることです。そして、もっとあの劇場を区民に開かれたものにしていただきたい。
一般質問の再質問に対して
岡本部長は、
福岡アジア文化賞を受賞されたということも佐藤氏の実績に数えておられましたけれども、
福岡アジア文化賞のホームページを確認してみれば、佐藤氏の実績の中に……(「
補正予算だぞ」と呼ぶ者あり)
補正予算に関連して言っているんですよ。(「何が関係あるんだよ」と呼ぶ者あり)関係あるじゃないですか。何言っているんですか。今回のこの文化・
芸術支援は、杉並区の文化・
芸術審議会のフィルターを通すと言っているんですよ。その文化・
芸術審議会のメンバーの中に佐藤信さんは入っていると言っているんですよ。私は、座・高円寺の1階ホールとか地下の諸施設を開放することこそが、今回の本来の文化・
芸術支援にかなうと言っているんですよ。だから、何が関係ないんですか。人の話をちゃんと聞いてから言っていただきたいですよ。
○議長(
井口かづ子議員) 田中議員、そろそろまとめてください。
◆3番(
田中ゆうたろう議員) もうまとめます。
福岡アジア文化賞のホームページを確認すると、佐藤信さんの実績の中にこう書かれておりました。「公共劇場の芸術監督として、旧来的な公共ホールのイメージを一新し、近年は、アジアの演劇人を育成する事業にも、熱心に取り組んでいる。」というふうに書かれておりましたけれども、この公共劇場というのは、当然杉並区立の劇場と、かつて彼は世田谷区の区立劇場でも芸術監督をやっておりましたから、その2つが含まれているんでしょうけれども、既に彼は世田谷区の公共劇場の芸術監督は退任されております。ですから、ここで言う公共劇場の芸術監督というのは、
杉並芸術会館、座・高円寺の芸術監督のお仕事を指していると思いますけれども、杉並区議会では
福岡アジア文化賞のことが彼の実績の象徴と扱われて……
○議長(
井口かづ子議員) 田中議員、田中議員、11分を過ぎております。
◆3番(
田中ゆうたろう議員) そして
福岡アジア文化賞、これは実際には福岡市と公益財団の賞ですけれども、そこでは杉並区での座・高円寺の芸術監督の仕事が実績としてカウントされているんですよ。だから、お互いに使い合っているのであって、杉並区では福岡の実績を彼の実績としてカウントし……
○議長(
井口かづ子議員) 田中議員、そろそろ意見をまとめてください。
◆3番(
田中ゆうたろう議員) 福岡市では杉並区やあるいはかつての世田谷での彼の仕事を業績としてカウントしているんです。こういうことでは、行政の合間をかいくぐって自称文化人、自称芸術家が暗躍をして、そして貴重な財源をむしばむことにもなりかねないということを強く指摘いたします。
以上申し上げてきた本
補正予算の評価できる点、できかねる点、総合的に勘案した場合には、最終的には必要な
補正予算と判断をしまして、最終的には賛成いたします。
〔発言する者多し〕
○議長(
井口かづ子議員) お静かに願います。
以上で討論を終了いたします。
それでは、議案ごとに採決いたします。
議案第53号杉並区
事務手数料条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第62号
負担付き譲与の受領について、原案を可決して異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井口かづ子議員) 異議ないものと認めます。よって、原案を可決いたしました。
議案第63号令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第83号令和2年度杉並区
一般会計補正予算(第5号)について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
──────────────────◇──────────────────
令和2年6月4日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
区民生活委員会
委員長 安斉 あきら
区民生活委員会
議案審査報告書
令和2年6月3日に本委員会に付託された議案について審査した結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第64条の規定により報告します。
記
原案を可決すべきものと決定した議案
議案第54号 杉並区特別区
税条例等の一部を改正する条例
○議長(
井口かづ子議員) 日程第6、議案第54号杉並区特別区
税条例等の一部を改正する条例を上程いたします。
区民生活委員会委員長からの
議案審査報告書は御配付のとおりであります。
それでは、採決いたします。
議案第54号杉並区特別区
税条例等の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
──────────────────◇──────────────────
令和2年6月5日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
保健福祉委員会
委員長 北 明範
保健福祉委員会
議案審査報告書
令和2年6月3日に本委員会に付託された議案について審査した結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第64条の規定により報告します。
記
原案を可決すべきものと決定した議案
議案第55号 杉並区
国民健康保険条例の一部を改正する条例
議案第56号 杉並区
介護保険条例の一部を改正する条例
議案第57号
杉並区立保育所及び
小規模保育事業所条例の一部を改正する条例
議案第58号 杉並区
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
議案第59号 杉並区
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
議案第64号 令和2年度杉並区
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)
議案第65号 令和2年度杉並区
介護保険事業会計補正予算(第1号)
○議長(
井口かづ子議員) 日程第7から日程第13まで、議案第55号杉並区
国民健康保険条例の一部を改正する条例外6議案を一括上程いたします。
保健福祉委員会委員長からの
議案審査報告書は御配付のとおりであります。
それでは、議案ごとに採決いたします。
議案第55号杉並区
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第56号杉並区
介護保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第57号
杉並区立保育所及び
小規模保育事業所条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第58号杉並区
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第59号杉並区
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第64号令和2年度杉並区
国民健康保険事業会計補正予算(第2号)について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第65号令和2年度杉並区
介護保険事業会計補正予算(第1号)について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
──────────────────◇──────────────────
令和2年6月8日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
都市環境委員会
委員長 井原 太一
都市環境委員会
議案審査報告書
令和2年6月3日に本委員会に付託された議案について審査した結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第64条の規定により報告します。
記
原案を可決すべきものと決定した議案
議案第60号
杉並区営住宅条例の一部を改正する条例
議案第61号 杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
○議長(
井口かづ子議員) 日程第14及び日程第15、議案第60号
杉並区営住宅条例の一部を改正する条例外1議案を一括上程いたします。
都市環境委員会委員長からの
議案審査報告書は御配付のとおりであります。
これより討論を行います。
発言の通告がありますので、これを許可いたします。
10番木梨もりよし議員。
〔10番(木梨もりよし議員)登壇〕
◆10番(木梨もりよし議員) 共に生きる杉並の木梨もりよしでございます。議案第61号杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、意見を申し述べさせていただきます。
本年3月16日の予算特別委員会での私の意見開陳の中でもこの問題に触れておりますように、この阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画の最大の問題は、田中区長の政治資金集めのパーティーで何年も発起人であった河北博文氏が理事長を務める河北病院移転予定地、本議案の資料3によりますと、1万4,000平方メートルもの土地の容積率が200%から300%に、一気に100%も大幅に増えたことであります。この地区計画の案は区が策定したものであり、その最高責任者は田中杉並区長であります。
予算特別委員会で私との質疑応答のやり取りの中で、河北病院の建て替えに関して、田中区長は杉並区長として河北博文氏の相談に数年前から度々乗ってきたとのことでありました。仮に1平方メートル100万円として、1万4,000平方メートルですので、140億円、河北病院移転予定地の関係者に利益が発生することになります。私は、田中区長の政治資金集めのパーティーで何年も発起人であったこと自体が、河北病院理事長・河北博文氏からこれまでに田中区長への政治資金の提供があったものと受け止めております。素直に考えれば、誰もがそのように思うのではないでしょうか。そのことによって河北病院移転予定地関係者に用途の大幅な緩和がなされたのではないかと大きな疑念を抱かざるを得ません。公平公正な区政運営を求めるものであります。
したがって、私は、議案第61号杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例に反対をいたします。
○議長(
井口かづ子議員) 15番わたなべ友貴議員。
〔15番(わたなべ友貴議員)登壇〕
◆15番(わたなべ友貴議員) 議案第61号杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、杉並区
議会自由民主党を代表して、賛成の立場から意見を申し上げます。
阿佐ヶ谷駅北東地区のまちづくりについては、歴史と伝統ある杉並第一小学校や区内最大の病床数を有する河北総合病院の建て替えを契機に、地域の防災性、安全性の向上、屋敷林の緑の保全や新たな緑の創出、にぎわいの創出など、地域が抱える課題を多角的に解決する重要な取組であり、区は、まちづくり計画に基づき、都市計画手法の活用や個人共同施行の土地
区画整理事業に取り組んできたと認識しています。
本条例改正は、去る3月5日に都市計画の決定告示がなされた同地区の地区計画のうち、高さ、容積率や建蔽率など特に重要な制限内容について、建物の新築、改築などの際に必要となる建築基準法に基づく建築確認の対象として取り込むことにより、制限の実効性を担保するための改正であり、区内の他の地区計画についても同様の改正を行ってきていることから、必要かつ妥当なものであると考えます。
特に、区内で初めて導入された建築物の緑化率の最低限度についても条例に盛り込まれており、医療施設地区では法令の上限である25%の制限が設けられるなど、同地区のまちづくりの鍵である緑の保全・創出を図る区の強い意思を確認することができ、評価するものであります。
また、罰則の新設、改正については、根拠となる法改正などを踏まえ、制限の実効性の担保や違反に対する罰則間の均衡を図るためのものであり、妥当なものと考えます。
その他、手数料条例の改正についても、緑化率に関して新設される手続に係る事務作業量を踏まえた妥当なものであると考えます。
なお、都市環境委員会における議案審査、また、ただいまの反対討論の中で、ある議員から、区長が河北総合病院理事長より受けた政治資金の見返りとして病院移転予定地の容積率のアップという利益供与を行った疑念がある旨の発言がありました。区長は一貫して事実無根と否定しているにもかかわらず、何ら裏づけとなる客観的な証拠を示すこともなく、議会という公の場でこのような発言を繰り返すことは、区長及び病院理事長の名誉を不当に毀損するのみならず、
新型コロナウイルス感染症対策の最前線で働く当該病院の医療従事者の士気を著しく低下させる行為であり、厳に慎むべきものであると強く指摘いたします。
以上、るる申し上げてまいりましたが、阿佐ヶ谷駅北東地区のまちづくりは、総合病院及び杉並第一小学校の建て替え、その後の小学校跡地の活用など息の長い取組であります。今後も地域の皆様の意見を伺いながら阿佐谷にふさわしいまちづくりを進めていただくよう要望として申し添えまして、本議案に対する賛成の討論といたします。
○議長(
井口かづ子議員) 5番
松尾ゆり議員。
〔5番(
松尾ゆり議員)登壇〕
◆5番(
松尾ゆり議員) 議案第61号杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、意見を述べます。
本議案は、さきに都市計画決定された阿佐ヶ谷駅北東地区地区計画を受けて、建築制限に関する規定を条例に定めるものです。この地区計画は、街並み誘導型地区計画という緩和型の地区計画です。この地区計画を導入し、同時に容積率、用途地域の変更が行われたことにより、先ほども他の議員から指摘がありましたけれども、けやき屋敷には容積率300%、高さ40メートル、また、杉一小敷地には容積率500%、高さ60メートルのこれまで建てられなかったビルを、しかも斜線制限等の緩和により容積を使い切って建てることが可能となりました。河北病院の建設及び杉一小跡地を利用した開発行為は、従来の建築制限では不可能だったものが、これらの緩和によって初めて可能になったものです。したがって、この地区計画は開発ありきの地区計画、開発のための地区計画、もっと言えば、河北病院と欅興産という民間のパートナーを利するための地区計画でしかなく、阿佐谷のまちの発展及び環境保全に寄与するものとは考えられません。
阿佐ヶ谷北東地区の開発に関しては、これまでも論じてきたところではありますが、区議会の議決事項としてはこれが最初にして最大の賛否の場ですから、改めて述べます。
本件開発は、けやき屋敷の樹林の消滅、杉並第一小学校の移転先の土壌汚染の可能性と軟弱地盤、さらに杉一小が移転した跡地に高層ビルの建設の可能性という、3つの敷地それぞれに対する疑問と批判があります。しかも、駅前の一等地である杉一小と、土壌汚染の可能性があり軟弱地盤である河北病院の敷地を権利交換することは、区にとって不利な取引だということもさんざん指摘してきました。汚染の可能性のある土地と駅前の一等地の交換を、それぞれの土地の売買でなく土地
区画整理事業という形で行い、価格が明示されないようにうやむやにして行うという手法は、悪名高い豊洲市場の敷地をめぐって東京都が行ったのと同様、汚染地のロンダリングだということも指摘してきましたが、民間事業者に不当な利益を供与するものとして改めて指弾するものであります。
しかも、個人施行の土地
区画整理です。杉並区が地権者として加わり、しかも駅前の極めて公共性の高い場所の開発です。仮に土地
区画整理事業を行うとしても、公共施行にして、都市計画決定により公明正大に行うのは当たり前のことです。ところが、区は個人施行を選びました。その結果何が起きたか。都市計画決定を要しないばかりか、施行認可に関しては都知事の許可を取る必要がなく、田中区長が申請して田中区長が許可するという一人二役が可能となりました。
さらに、換地に関わるほとんどの情報は、個人情報、企業情報として、議会の目から、また区民の目から隠されました。一つ一つの土地が鑑定評価に基づき売買されるのではなく、点数による相対評価、しかも、その評価の正当性を保証するはずの3人の評価員の姓名は、いまだに公表されていません。常識的な鑑定では、杉一小の土地は河北病院用地に対して坪当たり3倍から4倍の価値があると考えられるのに、換地計画では極めて低く評価され、杉一小用地に残る区の土地は現在の4分の1程度にすぎません。当初区が説明していた3割にも届きません。予算特別委員会で指摘したとおり、区が委託した鑑定価格で計算してさえも、区の取り分が減ってしまう結果が出ています。
しかも、土地
区画整理法に規定された照応の原則を全く逸脱しています。仮に河北病院の土地に小学校を建設するとすれば、区の委託により試算されている汚染対策としての土地の除去費用7億円余りに加え、さらに土壌改良及びくい打ちに20億から25億かかるだろうと言われ、それは全て区の持ち出しとなります。これだけで新しい学校が1つ建つ金額であり、杉一小の移転は通常の2倍の予算がかかる可能性があります。これら、全く不当な土地交換かつ無駄な出費であり、区民の財産を毀損するものとして絶対に認められません。
さて、議案に戻ります。本議案には緑化率の最低限度が規定されています。都市緑化法の制度を利用し、地区計画区域に対して緑化率の規制を設けるものであり、それ自体は有効な施策と評価します。また、本件開発において、けやき屋敷の緑を守ろうと努力されたのであろう所管の職員さんの努力には敬意を表します。しかし、残念なことに、法に規定された25%ではけやきの森は守れないのです。これについては、先日の
一般質問で詳しく述べましたが、再度概括します。
まず、緑の保全と緑化とは違うということです。けやき屋敷の森は保全すべき森であり、裸の土地に新たに生み出す緑化ではありません。私が入手した河北病院の建築案には、緑化率28%とありました。25%は僅かにクリアしていますけれども、緑化率ですので、樹木が保存されるという保証はありません。新しく植える緑、管理にお金のかからない低木や、極端な話、芝生になってしまってもオーケーです。したがって、私はさきの
一般質問で地区計画緑地保全条例の導入を求めましたが、区の答弁は否定的なものでした。また、地区計画において、拘束力はないながら、地区計画の「整備、開発及び保全の方針」の部分に25%より高い、例えば30%以上の緑化率を書き込む方法もあるということも指摘しました。以上のように、緑化率条例は、本件開発において必ずしも最善の方法とは言い切れません。
緑化に関して、この間、杉並区は、木を切っても沿道緑化などの緑の創出を行うから問題ないという言い方をしてきました。しかし、保全と緑化の違いが分かっていれば、こんな言い分はお笑いぐさです。森は木だけで構成されているわけではなく、特にこのけやき屋敷は、400年以上の歴史を刻んできた中で、長く保たれてきた生態系がそこにはあります。
一般質問でも指摘してきたように、区内でもあまり見られなくなった動植物がここには生息できています。人工林ではあるものの、自然更新の二次林として安定した生態系が形成されている森は、現在の杉並区、特に阿佐谷地域にとっては、失ったら二度と戻らない貴重なものです。それを、木を切ってもまた植えればいいなどという言いぐさには怒りを覚えます。
都市環境委員会の質疑の中で吉田副区長は、ここの森を伐採しても、他方で馬橋公園の拡張で木を増やすから、地域をトータルに見れば緑は増えるじゃないかという趣旨のことを発言していました。これは二重三重に誤りです。
まず、さきに述べた生態系の保全という意味で、森を切ってはならないということと新たに木を植えるということは、全然意味も価値も違うということ。
第2に、馬橋公園は高円寺地域に属し、阿佐谷地域ではありませんので、地域でトータルで見るということにはならないということ。
また第3に、阿佐谷地域は、区の調査により、区内で最も樹林率が低い、高円寺地区よりもさらに樹林率が低い地域です。その阿佐谷の樹林をさらに減らそうとしているという誤りです。
吉田副区長は都市整備畑を歩いてきた方であり、現在も、副区長2人制の下で、都市整備部門をその所管としている副区長さんです。ですから、今述べたようなことは御存じないわけがないだろうと思います。知っていてなお委員会においてこのような発言をされることは、氏の専門的識見には私も敬意を抱いているだけに残念に感じました。
伝統ある杉一小学校、お寺、神社、そして病院と緑の森が位置するこの場所は、鎌倉古道に沿った由緒あるまちの中心であり、杉並区の中でも特別な場所です。軽々しく開発に供してはならない場所です。それが今、田中区長の下で愚かにも開発されていこうとしていることは、歴史的な汚点であると考えます。一旦立ち止まって、まちの在り方、緑の森と調和した病院の移転、まちづくりの在り方をもう一度考え直すことを改めて訴えるとともに、本議案には反対の意見といたします。
○議長(
井口かづ子議員) 以上で討論を終了いたします。
それでは、議案ごとに採決いたします。
議案第60号
杉並区営住宅条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
議案第61号杉並区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
──────────────────◇──────────────────
議案第82号
杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について
上記の議案を提出する。
令和2年6月11日
提出者 杉並区長 田 中 良
○議長(
井口かづ子議員) 日程第16、議案第82号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意についてを上程いたします。
理事者の説明を求めます。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) ただいま上程になりました議案第82号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について御説明申し上げます。
本区の三浦邦仁
監査委員の任期は、本年6月28日をもって満了となります。
三浦委員は、平成28年6月29日に就任し、以来、
監査委員としてその職責を果たしてこられました。今般、引き続き
監査委員に選任したいと存じまして、御提案申し上げる次第でございます。
三浦委員の経歴につきましては、お手元の議案に添付してございますので、御覧いただきたいと存じます。
以上で説明を終わります。
議案の朗読は省略させていただきます。
よろしく御審議の上、三浦邦仁
監査委員を引き続き
監査委員に選任することにつきまして御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
井口かづ子議員) お諮りいたします。
議案第82号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井口かづ子議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
それでは、採決いたします。
議案第82号杉並区
監査委員(識見を有する者)の選任の同意について、原案に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、原案に同意することに決定をいたしました。
──────────────────◇──────────────────
令和2年6月9日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
文教委員会
委員長 川野 たかあき
文教委員会
陳情審査報告書
本委員会に付託された陳情について審査した結果、下記のとおり決定したので、
会議規則第64条の規定により報告します。
記
不採択とすべきものと決定したもの
2陳情第19号
高円寺学園の
コロナ対策に関する陳情
○議長(
井口かづ子議員) 日程第17、2陳情第19号
高円寺学園の
コロナ対策に関する陳情を上程いたします。
文教委員会委員長からの
陳情審査報告書は御配付してありますとおりであります。
それでは、採決いたします。
2陳情第19号
高円寺学園の
コロナ対策に関する陳情について、文教委員会の決定どおり不採択とすることに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
井口かづ子議員) 起立多数であります。よって、本陳情を不採択とすることに決定をいたしました。
──────────────────◇──────────────────
令和2年6月10日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
総務財政委員会
委員長 大泉 やすまさ
総務財政委員会閉会中継続審査及び継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査及び継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1請願第 3 号 人権条例を制定し、多文化共生・共同参画を促進させることに関する請願
1陳情第13号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情
1陳情第20号 杉並第三小学校での投票を可能にすることを求める陳情
1陳情第22号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情
1陳情第23号 日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情
1陳情第24号 米軍普天間飛行場の辺野古移設を促進する意見書に関する陳情
1陳情第26号 選挙活動に伴う騒音の抑制に関する陳情
1陳情第34号 日本政府に香港の「自由」と「民主主義」を守る行動を求める意見書の提出に関する陳情
1陳情第36号 杉並区特別職の報酬に関する陳情
1陳情第40号 「丸山穂高衆議院議員の辞職勧告を求める意見書」の提出を求める陳情
1陳情第42号 ヘイトスピーチ禁止条例化に関する陳情
1陳情第43号 田中良杉並区長、欅興産株式会社(代表取締役相澤弥一郎)、社会医療法人河北医療財団(理事長河北博文)の3者による個人共同施行として進めている「阿佐ヶ谷駅北東地区土地
区画整理事業」について、区財産にかかわることなので、区民に対し、総ての資料を公表し、説明を十分行い、区民の納得が得られるまで、この事業については中断することを求める陳情
2陳情第 2 号 日本に「対外的情報省」を設立し、米軍横田基地の全面返還、縮小の意見書を国に提出することに関する陳情
2陳情第 6 号 NHKから国民を守る党に破壊活動防止法の適用を杉並区議会から公安調査庁へ意見書の提出を求める陳情
2陳情第 7 号 習近平の入国を禁止するよう国に意見書を提出するよう求める陳情
2陳情第 8 号 習近平の国賓招待を撤回するよう国に意見書を提出するよう求める陳情
2陳情第 9 号 「阿佐ヶ谷駅北東地区土地
区画整理事業」は田中良杉並区長、欅興産株式会社(代表取締役相澤弥一郎)、社会医療法人河北医療財団(理事長河北博文)の3者による個人共同施行として進められているが、区財産にかかわる重大事であり、区民に対し、総ての資料を公表し、十分な説明を行い、納得を得る必要があり、区民の納得が得られない限り、この事業については白紙撤回することを求める陳情
2陳情第12号 拉致被害者奪還のための朝鮮総連に対する制裁を行うよう国と東京都に意見書を提出するよう求める陳情
2陳情第13号 習近平の入国を禁止するよう国に意見書を提出するよう求める陳情
2陳情第14号 習近平の国賓招待を撤回するよう国に意見書を提出するよう求める陳情
2陳情第17号 基礎的財政収支黒字化目標を撤廃するよう意見書の提出を求める陳情
2陳情第18号 インフレ率2%を達成するまで消費税を凍結するよう意見書の提出を求める陳情
2陳情第21号 安藤提言を早急に実行するよう求める陳情
2 継続調査を要する事件
政策経営部、総務部、会計管理室、選挙管理委員会及び
監査委員に関する事項並びに他の常任委員会の所管に属さない事項
令和2年6月4日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
区民生活委員会
委員長 安斉 あきら
区民生活委員会閉会中継続審査及び継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査及び継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1陳情第18号 選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書を国に提出することを要望する陳情
1陳情第28号 ふるさと納税による高額な返礼を求める寄附に反対する区の方針に対して区議会が賛成していることの表明を求める陳情
1陳情第33号 杉並区立
杉並芸術会館に関する陳情
2陳情第16号
コロナ対策で中小企業への特別融資に関する陳情
2 継続調査を要する事件
区民生活部及び農業委員会に関する事項
令和2年6月5日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
保健福祉委員会
委員長 北 明範
保健福祉委員会閉会中継続審査及び継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査及び継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1陳情第25号 杉並区高円寺北1丁目国有地跡地の保育園(名称 りとるぱんぷきんず)の高齢者利用に関する陳情
1陳情第27号 幼稚園・保育園用地の相続税減免の意見書の提出に関する陳情
1陳情第32号 産後ケア(産後一年間における重点的母体回復ケア)に関する陳情
2陳情第 4 号 東原児童館・学童再編成に伴う機能と質の担保についての陳情
2陳情第11号 収奪臓器移植禁止法を制定するよう国に意見書を提出するよう求める陳情
2 継続調査を要する事件
保健福祉部及び子ども家庭部に関する事項
令和2年6月8日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
都市環境委員会
委員長 井原 太一
都市環境委員会閉会中継続審査及び継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査及び継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1陳情第16号 阿佐ヶ谷駅北東地区土地
区画整理事業に関する陳情
1陳情第21号 都市計画道路補助132号線に関する陳情
2陳情第 1 号 孤独死の状態で腐乱遺体が発見された戸建住宅に関する陳情
2陳情第22号 新型コロナ感染症拡大影響下での都市計画道路補助132号線事業に関する陳情
2 継続調査を要する事件
都市整備部及び環境部に関する事項
令和2年6月9日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
文教委員会
委員長 川野 たかあき
文教委員会閉会中継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
2 継続調査を要する事件
教育委員会に関する事項
令和2年6月17日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
議会運営委員会
委員長 大和田 伸
議会運営委員会閉会中継続審査及び継続調査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査及び継続調査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1陳情第12号 大和田伸、脇坂達也、富本卓、吉田愛、今井洋、葉梨俊郎、田中裕太郎、岩田生真、市來伴子、杉並区議会公明党、無所属区民派の各議員・会派が、東京地方裁判所の判決で返還を命じられた2014年度分
政務活動費を自主的に返還することを求めることに関する陳情
1陳情第17号 2018年度
政務活動費の支出のうち、「会派通信Vol.8」(井口かづ子、井原太一、今井ひろし、大熊昌巳、大和田伸、大泉やすまさ、小川宗次郎、はなし俊郎、吉田愛、脇坂達也)に関するもののうち50%を超す部分を返還するよう各議員に求めることに関する陳情
1陳情第29号 「27陳情第22号」
政務活動費収支報告書の支出計上額を交付額の範囲内とすることを定める条例・規則の改正に関する陳情の再審査を求める陳情
1陳情第31号 杉並区議会の解散を求める陳情
1陳情第35号
佐々木千夏議員の不規則発言に対して
地方自治法129条第1項に基づく取消命令を出すよう求めることに関する陳情
1陳情第37号 区議会で他民族を貶める演説をすることを禁止する条例をつくることを求める陳情
1陳情第38号 区議会本会議における
佐々木千夏氏の発言に対し、そのすべての撤回と謝罪及び氏に辞職を勧告することを求めることに関する陳情
1陳情第41号
佐々木千夏区議に朝鮮差別発言謝罪と今後の態度改善を求める陳情
1陳情第44号 2019年9月12日、杉並区議会本会議での
佐々木千夏議員の発言について、
佐々木千夏議員の謝罪を求めることに関する陳情
1陳情第45号 2019年9月12日の
佐々木千夏議員の発言を取り消し、謝罪し、二度と同じような発言をしないよう勧告することを求め、区長、区議会がこの発言を黙認せず、見過ごすことのないように求めることに関する陳情
2陳情第 3 号 第3・4委員会室における撮影環境の改善を求めることに関する陳情
2陳情第10号 請願権条例制定に必要な検討を求める陳情
2 継続調査を要する事件
議会の運営に関する事項
令和2年6月11日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
災害対策・防犯等特別委員会
委員長 金子 けんたろう
災害対策・防犯等特別委員会閉会中継続審査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
2陳情第20号 自衛隊の自然災害に対する災害対応能力の向上を求める意見書を国に提出する事に関する陳情
令和2年6月12日
杉並区
議会議長
井口 かづ子 様
道路交通対策特別委員会
委員長 岩田 いくま
道路交通対策特別委員会閉会中継続審査申出書
本委員会は、下記のとおり、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、
会議規則第66条の規定により申し出ます。
記
1 継続審査を要する事件
1陳情第14号 杉並区に於ける安全な自家用車を推奨する制度をつくることに関する陳情
1陳情第30号 杉並区立自転車駐車場条例の改正に関する陳情
○議長(
井口かづ子議員) 日程第18、閉会中の
継続審査事項及び
継続調査事項についてを議題といたします。
お諮りいたします。
御配付してあります申出書のとおり閉会中の継続審査及び継続調査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井口かづ子議員) 異議ないものと認めます。よって、申出書のとおり決定をいたしました。
なお、本日付をもって委員会に付託いたしました陳情につきましても、閉会中の継続審査に付したいと存じますが、異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井口かづ子議員) 異議ないものと認めます。よって、閉会中の継続審査に付することに決定をいたしました。
これをもちまして議事日程第6号は全て終了いたしました。
区長から挨拶があります。
区長。
〔区長(田中 良)登壇〕
◎区長(田中良) 令和2年第2回区議会定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
去る5月29日から本日まで長期間にわたりまして、条例の改正、
補正予算、また人事案件等の重要案件につきまして、慎重な御審議の上、いずれも原案どおり御決定いただきまして、誠にありがとうございました。
御審議の過程でいただきました様々な御意見につきましては、これからの執行に当たりまして十分尊重してまいりたいと存じます。
また、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止とその影響への対策につきましては、今後も適切な策を迅速に講じてまいりますので、区議会の皆様にも引き続きお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上をもちまして閉会の挨拶とさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(
井口かづ子議員) 本日の会議を閉じます。
以上をもちまして令和2年第2回杉並区議会定例会を閉会いたします。
午後1時50分閉会...