13番 川 野 たかあき 37番 新 城 せ つ こ
14番 山 本 ひ ろ 子 38番 岩 田 い く ま
15番 わたなべ 友 貴 39番 太 田 哲 二
16番 國 崎 た か し 40番 大 槻 城 一
17番 矢 口 やすゆき 41番 渡 辺 富 士 雄
18番 松 浦 威 明 42番 島 田 敏 光
19番 酒 井 ま さ え 43番 安 斉 あ き ら
20番 山 田 耕 平 44番 脇 坂 た つ や
21番 そ ね 文 子 45番 吉 田 あ い
22番 小 林 ゆ み 46番 大 熊 昌 巳
23番 藤 本 な お や 47番 小 川 宗 次 郎
24番 山 本 あ け み 48番 井 口 か づ 子
出席説明員
区長 田 中 良
副
区長 宇賀神 雅 彦
副
区長 吉 田 順 之
政策経営部長 関 谷 隆
総務部長 白 垣 学
区民生活部長 徳 嵩 淳 一
保健福祉部長 齊 藤 俊 朗
子ども家庭部長 武 井 浩 司
都市整備部長 有 坂 幹 朗
環境部長 伊 藤 宗 敏
政策経営部企画課長 山 田 隆 史
総務部総務課長 寺 井 茂 樹
教育長 白 石 高 士
教育委員会事務局次長 田 中 哲
代表監査委員 上 原 和 義
令和2年第2回
杉並区
議会定例会議事日程第5号
令和2年6月16日
午後1時
開議
第1
議案第83号
令和2年度
杉並区
一般会計補正予算(第5号)
第2
議案第80号
杉並区副
区長の
選任の
同意について
第3
議案第81号
杉並区
教育委員会委員の
任命の
同意について
○
議長(
井口かづ子議員) これより本日の
会議を開きます。
会議録署名議員を御指名いたします。
23番
藤本なおや
議員、28番
大泉やすまさ議員、以上2名の方にお願いいたします。
──────────────────◇──────────────────
議案第83号
令和2年度
杉並区
一般会計補正予算(第5号)
令和2年度
杉並区の
一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
(
歳入歳出予算の
補正)
第1条
歳入歳出予算の
総額に
歳入歳出それぞれ1,814,882千円を追加し、
歳入歳出の
総額をそれぞれ258,806,445千円とする。
2
歳入歳出予算の
補正の款項の
区分及び
当該区分ごとの
金額並びに
補正後の
歳入歳出予算の
金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和2年6月15日
提出
杉並区長 田 中 良
○
議長(
井口かづ子議員) これより
日程に入ります。
日程第1、
議案第83
号令和2年度
杉並区
一般会計補正予算(第5号)を
上程いたします。
理事者の
説明を求めます。
宇賀神副
区長。
〔副
区長(
宇賀神雅彦)
登壇〕
◎副
区長(
宇賀神雅彦)
議案と併せて
議案説明資料を御覧ください。
ただいま
上程になりました
議案第83
号令和2年度
杉並区
一般会計補正予算(第5号)は、国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
感染症対策に係る
経費等について、
緊急性の
観点から必要な
経費を計上するものです。
感染症対策を講じて
実施する
文化・
芸術事業への
支援に要する
経費、
中小事業者支援のための
家賃助成に要する
経費、
生活困窮者等自立支援法に基づく
住居確保に係る
給付に要する
経費、
独り親世帯への
臨時特別給付金支給に要する
経費など、11
事業18億1,488万2,000円を計上するものでございます。
以上で
説明を終わります。
議案の
朗読は省略させていただきます。
よろしく御
審議の上、
原案どおり御
決定くださいますようお願い申し上げます。
〔「
議長、
質疑」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井口かづ子議員)
質疑を求める声がありますので、これを認めます。
6番奥山たえこ
議員。
〔6番(奥山たえこ
議員)
登壇〕
◆6番(奥山たえこ
議員)
議案第83号、
一般会計補正予算(第5号)について
議案質疑をいたします。
当区においては、
議案は1週間前に
議会に提示されるのが通例であります。ところが本
議案は、提示されたのは昨日、そして翌日のたった今
上程されました。この後、
委員会付託が決まり、そしてその後、
委員会で実際に
議案審査をする、そしてあした、翌日、
議会の
最終日に当たりますけれ
ども、採決になるという
予定になっております。
大変イレギュラーな流れであります。
そうしますと、
議員の立場からいいますと2つありまして、1つは、その
議案の
中身を下調べする時間がなかなか取れない。そしてもう一つ、
議案には
議案の修正といったこともあり得ますけれ
ども、その
作業は大変に手間取るものであります。また、場合によっては
賛同者を募ったりということもあると思います。そういった意味で大変ゆゆしき事態であると受け止めております。ただし一方、
区長部局におかれては、この
コロナ禍の中で、多分残業もし、そしていろいろな
作業をして
提案しているのかなとも推察するところであります。
そこで、どのような
事情でこのような時間に余裕がない
提案になったのか、その
事情をお聞かせくださるようお願いいたします。
○
議長(
井口かづ子議員)
理事者の
答弁を求めます。
政策経営部長。
〔
政策経営部長(
関谷 隆)
登壇〕
◎
政策経営部長(
関谷隆)
補正5号についての
提案スケジュール等について御
質問がございました。
通常、
定例会に付議する
補正予算の
編成作業は1か月ぐらいかかります。
所管部局が発意してから
意思決定を経るまでにおおむね1か月ですね。今回、
補正5号はほぼ
コロナ対応ということで、先月、
地方創生交付金充当事業の
スキームを中旬から下旬にかけて成案化していくという段取りで、
区議会の諸
会派の
会派要望や
区民要望、それから国や都の動向を横にらみしながら、
所管部門が把握する
行政需要とその
対応方針等を
区長、副
区長とすり合わせながら成案化するんですが、
地方創生交付事業の後に、先週金曜日、国の2次
補正が可決、成立しましたが、この
充当事業も入り込んできました。したがって、6月に入って
所管部門との再度の
意思疎通の
やり取りと
地方創生交付金充当事業の
スキーム固め、これを2週間ぐらいの間に鋭意行って、
昼夜兼行で行ってきたところです。
一刻も早く
コロナ禍への
対応を図るということで、いろいろな
選択肢があったかと思います。例えば
区議会を一旦閉じて再度
臨時会を開く、あるいは
会期を延ばしていただくだとか、いろいろな
選択肢がありましたけれ
ども、国の
補正予算も終わっております。それから
地方創生の
交付金も待ったなしのテーマ、課題も多く入っておりますので、とにかく私
ども職員一同、一刻も早くという思いで
補正予算の
編成を行ってきたということでございます。
これはいつも私
ども留意しているんですが、お一人の
会派も含めて全ての
会派に、期間がない中で申し訳ないんですが、御
説明も行ってきたところでございますので、どうぞ御
理解をいただきたいと思います。
以上です。
○
議長(
井口かづ子議員) 4番
堀部やすし議員。
〔4番(
堀部やすし議員)
登壇〕
◆4番(
堀部やすし議員)
一般会計補正予算(第5号)について
質疑を行います。大きく5点確認します。
本年度が始まりまして3か月ですけれ
ども、既に5回目の
補正を迎えました。今回は11
事業、
総額18億1,488万2,000円の
規模となっております。このうち
最大規模となる7.7億円は
住居確保給付金の
追加計上、要するに、1か月前に行った3
号補正から早くも
見込み違いが発生していることを受けた
補正であります。
今回の
目玉事業、
主要メニューは、
政府の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した
事業ということになっていますので、ここではこの点だけに絞りまして確認をしたいと思います。
この
臨時交付金について定めた
政府の5月1日付の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金制度要綱によれば、この
臨時交付金は区が作成した
実施計画に基づいて交付するとされているところです。
臨時交付金を受けるために必要な
実施計画の
提出は、
先行受付期限が5月20日、
最終受付期限が5月29日となっていました。
まず、区はこの
実施計画をいつ
政府に
提出したのか、
説明を求めます。もう一度言いますね。区はこの
実施計画をいつ
提出したのか、
説明を求めます。これが第1点目です。
この
実施計画は、
内閣府
地方創生推進室の示すQ&Aによれば、
提出時点で
議会の
議決を求めるものではないとしつつも、「
実施の
見込み(
補正予算計上予定)のある
事業」であることが求められていました。すなわち、
実施計画の
提出期限である5月の
段階で、今回示された
実施事業メニューは
実施の
見込みがあり、今回の
補正予算に計上する
予定があったということになるはずですが、どうなのか。この
実施計画は、当時から本日に至るまで、
議会側に現物が示されていませんが、その
理由は何か、
説明を求めます。もう一度言います。5月には
政府に
提出し、
方針を固めていた
実施計画をこれまで
議会に示してこなかった
理由は何なのか、
説明を求めます。これが第2点目です。
今回の
議案83号、
一般会計補正予算(第5号)は、昨日初めて提示されました。本日の本
会議の2日前の
時点においてはまだ
議案が存在しなかったため、2日前までに行うことが原則とされている本
会議での
発言通告期限にさえ
議案が間に合っていなかった、こういう
状況にあります。その一方では、明日6月17日にも
申請者の募集を開始したい
事業があるという
理由で、つまり準備がもう進んでいるのだということで、
会期末の明日、6月17日にはこれを
議決してほしいという強引なお願いをされております。そうなのであれば、5月に既に存在し、
政府にも
提出していたはずの
実施計画をなぜ事前に示さなかったのか、
理解に苦しむものです。
議会及び
議員は、
自治法の規定に基づいて条例や
予算修正の
提案権などを有していますが、この
提案日程及び
執行予定は、
合意形成の時間もなく、こうした法に保障された権能の行使を骨抜きにしているも同然であることを強く指摘しておきます。
さて、今回の
事業メニューの多くについては、
新型コロナウイルス感染症の拡大により窮地に陥った
就学援助世帯や
独り親家庭の
支援などとりわけ重要なものがあり、それらについては
支援の
対象や
基準が明確であることから、適正な執行が期待できるものと評価をしています。
一方で、
文化・
芸術活動を行っている
個人を含む
活動支援助成については、6月18日、すなわちあさってから
申請受付を開始すると
説明していながら、その
助成基準が必ずしも明確にされていないことが気がかりです。今回、すぎ
なみアート応援事業として計上された2億3,120万円のうち1億8,000万円は、
個人活動を含む
活動助成となっていますが、その
助成基準は、
活動実績があることといったような抽象的な
基準が示されているのみで大変未成熟であり、
申請受付開始を目前としていることを考えると、大変不可解です。昨日、他の少数
会派の
議員とともにこの
基準について
説明を求めましたが、
現状では抽象的に過ぎ、全く当否を判断することができないところです。最終的に単なる
好き嫌いレベルの次元で
助成先や
助成金額が決められてしまうのではないか、懸念なしとは言えません。あさってから
事業を開始するというのであれば、
広報用の原稿な
どもほぼ案文が出来上がっているはずですが、
現状においては
助成金の
交付要綱の案さえ示せないと
所管は言っています。これはなぜなのか、
説明を求めます。もう一度言いますと、あさってから
事業を開始したいといって
議会に
議決を求めてきているにもかかわらず、
補助金の
交付基準を明確にした
交付要綱や
募集要項の案さえ示せないのはなぜなのか、
説明を求めるものです。これが3点目です。
個人、
団体への
活動助成を決めるに当たっては、
審査会を開くとのことです。しかし、この
審査会は
既存の
文化・
芸術活動助成金のための
審査会であって、
新型コロナウイルス感染症対策を趣旨とした
審査を行うにふさわしいものと言えるのか。例えば、
審査会の
委員に
公衆衛生の
専門家などは入っているのか。
予算上、最大600件とまで想定している
申請数に対して、
既存の
審議会の部会との位置づけで開催されているような
既存の
審査会の
規模や陣容で果たして適正な
審査を行うことができるものなのか、見解を求めるものです。これが第4点目になります。
今回の
臨時交付金の使途については、
政府が示した
令和2年5月1日付の
事務連絡、「
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について」を確認すると、
事業者等への
損失補償に充てることは不可であるとされています。具体的には「
事業者等に対する施設の使用の制限、催物の開催の
制限等の要請・指示に伴い生じる
損失を補償する目的で行う
支出経費には、
交付金を充当しないこと。」と記載されているところです。そうしますと、例えば、
新型コロナウイルス対策として3つの密を避けることが求められ、約1,000席の座席を有する大ホールのうち500席を使って
公演活動を行うことになることを
理由として、500席
相当分の
損失に当たる金銭を穴埋めするために補助を行うといったようなことは、使途として禁止されている
損失補償に当たるものなのではないかとも考えられますが、どうなのか。このような直接的な
損失補償措置は、今回の
臨時交付金を充てることはできないと考えられますが、見解を求めます。これが5点目になります。
以上、5点にわたりまして概括的に確認いたしました。再度の
質疑を留保いたしますので、正確に
答弁されるよう求めるものであります。
○
議長(
井口かづ子議員)
理事者の
答弁を求めます。
政策経営部長。
〔
政策経営部長(
関谷 隆)
登壇〕
◎
政策経営部長(
関谷隆) 私からは、
地方創生交付金事業に関しての
計画等についての御
質問にお答えします。
まず、5月の
実施計画、国へ
提出したのはいつかという御
質問でございましたけれ
ども、5月22日でございます。