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令和 元年 9月27日文化芸術・スポーツに関する特別委員会−09月27日-01号

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  1. 杉並区議会 2019-09-27
    令和 元年 9月27日文化芸術・スポーツに関する特別委員会−09月27日-01号


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    令和 元年 9月27日文化芸術スポーツに関する特別委員会−09月27日-01号令和 元年 9月27日文化芸術スポーツに関する特別委員会                  目   次 委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3 報告聴取  (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた区の取組について     ……………………………………………………………………………………… 3  (2) 「みんなで遊ぼう!学ぼう!体験しよう!フェスティバル永福体育館オープン1周年記念イベント東京2020オリンピックパラリンピックに向けた1年前イベントin SUGINAMI〜」の実施報告及び永福体育館ビーチコート利用状況について     ……………………………………………………………………………………… 4           文化芸術スポーツに関する特別委員会記録  日   時 令和元年9月27日(金) 午前10時 〜 午前11時06分  場   所 第3・4委員会室  出席委員  (12名) 委 員 長  小 林  ゆ み     副委員長  川 野 たかあき        委  員  佐々木  千 夏     委  員  田 中 ゆうたろう
           委  員  矢 口 やすゆき     委  員  松 浦  威 明        委  員  中 村  康 弘     委  員  大和田    伸        委  員  金 子 けんたろう     委  員  新 城  せつこ        委  員  渡 辺  富士雄     委  員  安 斉  あきら  欠席委員  (なし)  委員外出席 (なし)  出席説明員 地域活性化担当部長         文化・交流課長事務取扱区民        オリンピックパラリンピック    生活部参事   幸 内 正 治        連携推進担当部長                岡 本 勝 実        オリンピックパラリンピック    スポーツ振興課長矢 花 伸 二        連携推進担当課長                大 澤 章 彦        産業振興センター所長        産業振興センター次長                齋 木 雅 之           馬 場 誠 一        障害者施策課長 河 合 義 人   生涯学習推進課長事務取扱                          教育委員会事務局参事                                  本 橋 宏 己        済美教育センター所長        済美教育センター統括指導主事                平 崎 一 美           東 口 孝 正  事務局職員 事務局次長   植 田 敏 郎   議事係長    蓑 輪 悦 男        担当書記    高 橋 知 久 会議に付した事件  所管事項調査  1 報告聴取   (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた区の取組について   (2) 「みんなで遊ぼう!学ぼう!体験しよう!フェスティバル永福体育館オープン1周年記念イベント東京2020オリンピックパラリンピックに向けた1年前イベントin SUGINAMI〜」の実施報告及び永福体育館ビーチコート利用状況について                           (午前10時    開会) ○小林ゆみ 委員長  ただいまから文化芸術スポーツに関する特別委員会を開会いたします。  《委員会記録署名委員の指名》 ○小林ゆみ 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、川野たかあき副委員長を御指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  《報告聴取》 ○小林ゆみ 委員長  これより報告を聴取いたします。  本日の報告事項は2件です。  質疑は、報告を一括して聴取した後に行いたいと存じます。  それでは、順次お願いいたします。   (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた区の取組について ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 私からは、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けたこれまでの区の取り組みについて、御報告申し上げます。  まず1点目でございますが、聖火リレー応募状況と今後の流れでございます。  東京聖火リレー実行委員会におきまして、令和元年7月1日から8月31日まで聖火ランナー募集が行われました。東京都の聖火リレー実行委員会応募総数は、1万6,932ということでございます。このうち杉並区での走行を希望した方は570名いらっしゃいました。東京都において書類による1次選考を行いまして、570名の中から224名について、杉並区に意見照会をしてくださいということで依頼が来てございます。区では、杉並東京2020オリンピック聖火ランナー選考会議設置要綱を制定しまして、意見照会があった224名について、会議での意見を添え、東京都へ回答する予定でございます。  この後、東京聖火リレー実行委員会は、区からの意見を踏まえ、東京都の実行委員会の案を東京2020組織委員会聖火ランナーの推薦をするということでございます。また、最終的に組織委員会による正式なランナー決定は、ことしの12月以降ということで予定されてございます。  また、パラリンピック聖火ランナーにつきましては、選考基準選考方法等については、まだ発表されてございません。この秋以降に公表されるという予定でございます。  2点目、区独自のボランティア登録状況でございます。  令和元年5月に、組織委員会募集する大会ボランティアフィールドキャスト、それから東京都で募集する都市ボランティアシティキャストに続き、区独自のボランティアについて、杉並交流協会杉並ボランティアセンター連携をして、正式に募集を開始したところです。現在の登録数は556名、4団体となっております。これは9月21日現在ということでございます。事前キャンプ誘致決定イベント文化プログラム等において、これまで延べ44名が活動している状況でございます。また今後も、すぎなみフェスタ等のイベントを中心に活動を行い、来年に予定されている事前キャンプにおけるおもてなしや、聖火ランナーの走行に関する警備活動などにもつなげていくということで考えてございます。  3点目が区民懇談会委員活動実行委員会による事業の実施でございます。  平成30年9月1日より区民懇談会は第2期に入りまして、現在26名の委員に委嘱をして活動していただいています。懇談会委員が立ち上げた実行委員会が中心となり、3つの、スポーツこども地域活性という分野において、大会レガシーの創出に向けて取り組みを行っているところでございます。  裏面に参ります。令和元年度における実行委員会の今後の活動予定でございますが、地域活性チームにおきましては、10月6日日曜日に永福体育館で、ビーチコートを活用した子供向けのワークショップを実施する予定でございます。スポーツチームにおきましては、10月20日日曜日、桃井第三小学校におきまして、これは昨年も和田堀野球場で行いましたが、クリケット大会を開催する予定でございます。こどもチームにおきましては、11月2日、3日に予定されていますすぎなみフェスタにおいて、昨年同様オリパラソルの制作と体験をする予定でございます。  また、事前キャンプ決定したことにより、新たにおもてなしチームというのを実行委員会が結成するということになりました。2020年の事前キャンプに向けてどうやっておもてなしをしていくかということを含めて、活動を進めていく予定でございます。  私からは以上でございます。   (2) 「みんなで遊ぼう!学ぼう!体験しよう!フェスティバル永福体育館オープン1周年記念イベント東京2020オリンピックパラリンピックに向けた1年前イベントin SUGINAMI〜」の実施報告及び永福体育館ビーチコート利用状況について ◎スポーツ振興課長 私からは、9月7日に開催されました、みんなで遊ぼう!学ぼう!体験しよう!フェスティバル永福体育館オープン1周年記念イベント東京2020オリンピックパラリンピックに向けた1年前イベントin SUGINAMI〜」、非常に長いタイトルでございますので、以下フェスティバルと呼称させていただきます。及び永福体育館ビーチコート利用状況について御報告いたします。  まず、フェスティバルでございますが、目的としまして、オリンピアン、パラリンピアンによる実演等あと参加者種目体験、用具の展示など、「観て・触れて・知って・楽しむ」オリンピックパラリンピック関連イベントを、リニューアルオープン1周年の永福体育館で開催することで、区民スポーツへの関心を高め、2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた機運醸成を図ることを目的とするものでございます。  開催日時につきましては、9月7日、記載の時間のとおりでございます。  場所につきましては、永福体育館で行っております。  内容としましては、さまざまな実演、講演、種目体験等を行っておりますので、ここに記載のあるものもございますが、今回チラシを用意しておりますので、こちらを御確認いただくほうがわかりやすいかと思いますので、よろしくお願いいたします。  その他といたしまして、隣接する永福南社会福祉ガーデン永南祭と同時に開催しております。  参加状況でございますが、参加人数が738名、内訳としまして、大人が275名、子供が463名となっております。  次に、永福体育館ビーチコート利用状況について御説明いたします。  利用率でございますが、開設から令和元年8月までの状況につきましては、利用率が65.8%。施設全体を平均しますと、76.7%となってございます。ちなみに、季節のよい4月から8月に限って申しますと、74.4%という状況でございます。  利用目的でございますが、多いものから順に記載しております。最も多いものがビーチサッカービーチバレービーチコート種目その他と続きます。  ビーチコートを利用しました教室としましては、30年9月1日から令和元年6月30日までの期間におきましては、小学生未満を対象としまして、親子によるはだし遊びはだしでのサッカー小学生対象としまして、はだしでのサッカービーチバレー、中学生以上でビーチサッカービーチバレー等高齢者を対象としまして、はだしでのんびり健康体操等を実施しております。  また、ビーチコートを活用したイベントとしまして、永福体育館オープニングイベントのほか、ビーチスポーツイベントビーチバレーボール杉並区民交流大会などを実施してございます。  私からは以上でございます。 ○小林ゆみ 委員長  以上、一括して聴取いたしました。  これより、ただいまの報告に対する質疑に入ります。  それでは、質疑のある方は挙手願います。 ◆松浦威明 委員  まず私のほうからは、2の(2)番のほうから行きたいと思うんですが、令和元年5月からオリンピックパラリンピックボランティアスタッフ募集して556人の登録があったとのことですけれども、年齢の分布、男女比をお伺いできないでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 年齢の分布について、詳しい部分はちょっと持ち合わせていないんですが、一応14歳から85歳までの登録がございます。平均すると50歳ぐらいということで聞いてございます。  それから男女比ですが、これも直近で調べたところ、男性が25%、女性が75%、大体の数ですけれども、そういう割合となってございます。 ◆松浦威明 委員  女性が75%で男性が25%、そんなに違うのかなと思いますけれども。  次に、556名の4団体は、区独自のボランティアスタッフという認識でよろしいのでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 オリンピックの開催に関しましては、組織委員会のほうで大会ボランティアフィールドキャストと言われているボランティア、それから東京都のほうで都市ボランティアシティキャストというボランティア募集しておりますけれども、この556名につきましては、もちろん重複しても構わないんですけれども、区独自のボランティアスタッフということで募集したものでございます。 ◆松浦威明 委員  その際、ボランティアスタッフ大会関連事業、先ほどのビーチバレーイベントとか、そういった大会前の事業のボランティアをお願いする際に連絡事項を、どうやって誰がボランティアの方に連絡してどのように連絡をとっているのか、教えていただけませんでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 今回ボランティア募集するに当たりまして、新しくシステムを導入いたしました。これにつきましては、私どもの所管で所有しているというよりは、ボランティアセンターとか交流協会のほうでそのシステムを所有してございます。  まず、区民の方がどういうボランティアができるかということで、そこに登録をしていただきます。我々のほうでボランティア募集するようなイベントがありましたら、交流協会ボランティアセンターに御連絡をして、そこから登録されたボランティアの方にメールで発信をするということでございます。応募がございましたら、それを協会やボランティアセンターから私どものほうに連絡をいただくということになってございます。 ◆松浦威明 委員  よくわかりました。その区独自のボランティアスタッフが、いろいろ事業をする際に、業務中に事故でけがなどを負った場合、または一般参加者に危害を与えた、もしくは物損したとか、そういった場合の責任とかそういったものはどこに帰属しているのか、教えていただけませんでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 まずボランティア自身の保険については、強制はできないんですけれどもボランティア登録するときに、ボランティア保険に加入していただくように推奨はしております。  それからイベント内で事故があったときの責任ですけれどもイベント実施主体が区でありますので、区でイベントの保険等入ってございますので、そういうところで責任を持って対応するというようなことでございます。 ◆松浦威明 委員  最終的にボランティアスタッフを来年のオリパラまで何名集める予定なのでしょうか。また、集める際に、小学校PTAだとか町会だとか、そういった方にも周知しているのか、この2点、お願いします。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 何名という目標数値を今掲げているということはないんですけれども、今後、例えば聖火リレーの際の走行ルートの警備のボランティアとか、そういった数多くのボランティアが必要なところが出てくると思います。今のところ、まだ小学校PTAとか町会とか、そういったところにお声かけはしていませんが、大人数のボランティアが必要だというようなことが考えられますので、今後そういったところにも事前に声をおかけして、ボランティア登録をしていただり協力をしていただいたりということをしていきたいというふうに考えてございます。 ◆松浦威明 委員  あと1年ぐらいなので、早目にやったほうがいいのかなと思っております。登録してもらえばそこからまた連絡できると思うので、よろしくお願いいたします。  それでは、区民懇談会委員の件なんですけれども、この委員責任と義務、権限などを大まかに教えていただけないでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 責任、義務、権限ということでございますが、私どもとしては、特に責任、義務、権限を懇談会委員に課しているというところはございません。先ほど説明しましたように、大会レガシーの創出に向けて自由に活発な意見を交換していただくということを第一としているところでございます。 ◆松浦威明 委員  助言的な形ということですね。  その懇談会委員は26名で構成されているということなんですけれども、その方たちはどんな方たちなんでしょうか、概要をお願いいたします。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 構成なんですけれども学識経験者東京商工会議所杉並支部産業協会商店会連合会、町会などから推薦を受けられた方、公募の区民の方、それから、区として広報専門監の方がいらっしゃいますので、そういった方にも入っていただいてございます。 ◆松浦威明 委員  また来年の大会までに、大会を盛り上げるためのイベント等、これからどのぐらい行って、どのぐらいの集客を見込んでいるのか、ちょっと教えていただけないでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 具体的なイベントの数の目標値とか集客の数値というのは立てていないんですけれども、今、直近で今後の予定を御紹介しましたが、次から次にアイデアは浮かぶというところで、できるだけ多くのイベントをしていただいて、オリンピックはもう300日を切るぐらいですので、機運の醸成に努めていただきたいというふうに考えてございます。 ◆松浦威明 委員  いろいろとアイデアは浮かんでくるということは、全く心配はないのかなと思っております。  最後に、イベントを今まで3件行って、もっと行っていると思いますけれども、その中での反省点とか気づいたことや、これからこうしていきたいという是正点、また、これからの意気込みなどを最後にお聞かせいただけないでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 先ほど報告いたしました中で、チームに分かれて活動しているというところがございました。チームによっては活動状況のばらつきがありまして、最初は、地域活性チームがなかなか地域に入り込めないというような状況があって、ちょっと活動が出おくれたというところがございます。  また、現在は、こどもチーム活動が少しポイント的になってきて、広がりがまだ見えないというところがあって、最終的にはオリンピックパラリンピックの後のレガシーを残していくというところですので、子供たちにどういうふうな形でレガシーを残していくかというところは、これから重点的に取り組んでいかなきゃいけない課題かなというふうに考えてございます。
    矢口やすゆき 委員  私からは、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会開催に向けた区の取り組みについての1番、聖火リレーについてお伺いをさせていただきたいと思います。  聖火リレーは既にオリンピックホームページのほうでも、東京ルートの9日目ということで、杉並区は7月18日土曜日ということで発表はされておりますが、そもそもの大枠の話なんですけれども聖火リレー杉並区内でのルートはもう決定しているのかどうか。もし決定しているのであれば、いつごろ発表されるのかをお伺いいたします。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 ルートにつきましては、私どもも当初東京都のほうから、夏の早いうちに決定して公表するというふうに聞いてございました。なかなか公表がないので私どもも問い合わせたところですが、今最終的な調整を図っているというところで、公表は12月ごろになるだろうというようなことでございます。 ◆矢口やすゆき 委員  夏から12月と少しおくれている感じではありますけれども。  今公募もされているんですが、ランナーに関してですけれども、現状、杉並区内を走るランナーは何人ぐらいを想定されているのか、もしもう発表できるか、可能であればわかる範囲でお伝えいただければと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 先ほど、杉並区に東京都から意見照会があったということで御報告申し上げましたけれども東京都からは、7名を順位づけというんですか、そういうことをしてほしいというようなお話が来てございます。ただ、これはあくまでも東京都の聖火リレー実行委員会決定する聖火ランナーのことでして、そのほかにもスポンサー企業募集している聖火ランナーがございますので、そこを考えると、ちょっと今明らかに何人かということがわからない状況です。ただ、大体4分の1ぐらいが都道府県聖火ランナーで、4分の3ぐらいがスポンサーランナーということで聞いてございます。それを逆算すると、二十五、六名というようなところではないかなというふうに考えてございますけれども、これは明らかな数字ではございませんので、今の段階では、東京都のところの7名というのが確かな数字だけということでございます。 ◆矢口やすゆき 委員  このあたりの人数もまた、わかったら、ぜひお知らせいただきたいと思います。  では、具体的に聖火リレー応募状況と今後の流れについてお伺いしていきたいと思いますが、この応募に関してですけれども、いつからいつまで、どのように募集されたのか。また、募集をするよというようなことをどういう媒体で告知をかけて募集をしていたのか、概要をお伺いできればと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 まず聖火ランナー募集につきましては、パートナー企業都道府県実行委員会はちょっと時期が違っておりまして、コカ・コーラがたしか6月17日から8月31日まで、その他の企業、日本生命、NTT、トヨタは6月24日から8月31日まで、都道府県実行委員会については、7月1日から8月31日までということで募集をしてございました。  募集につきましては、募集の開始前からテレビ等で十分な広告をしているとともに、我々としても、東京都の聖火リレーの関係では、広報、ホームページ等でPRしてきたところでございます。 ◆矢口やすゆき 委員  もう大々的にいろいろと告知されて周知は行き渡っているんじゃないかと思います。それで今選考の段階にあるのかなと思いますが、(3)番にあります「東京都において書類による1次選考を行い、内224名について『意見照会』が来ている。」と。この意見照会というのはどのようなものなのか、お伺いしたいと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 意見照会というのは、区として224名について、こういう方が走っていただければいいのではないかというようなことを東京都のほうに意見を添えて提出するということでございまして、区で決定権があるものではございませんので、そういったところで、東京都としても地元の意見を尊重したいということで意見照会をするということでございます。 ◆矢口やすゆき 委員  その次、(4)番のところに、「区では、『杉並東京2020オリンピック聖火ランナー選考会議設置要綱』を制定し、」とありますが、ここでの聖火ランナー選考会議というのはどのような会議なのか、また、選考会議のメンバーというのもお示しいただければと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 会議につきましては、意見照会に、どのような意見をつけて回答するかということを話し合う機関というふうに考えてございます。  構成につきましては、区長を委員長としまして、両副区長、教育長、それから住民を代表するということで区議会の議長、副議長、それからオリンピックパラリンピックスポーツアドバイザーを識見を有する者ということで指名して、この7名で構成してございます。 ◆矢口やすゆき 委員  (6)番のところに、「正式なランナー決定は、令和元年12月以降の予定」というふうに書いてありますが、募集に関しては丁寧にいろいろと告知、周知をされていると思うんですが、そのような選考会議によっていろいろ選考されて決定して、発表という段階なんですけれども、そのあたりはどのような形で最後に発表されるのか、発表時のプロセスについてお伺いします。というのも、募集かけました、公募したランナーたちは、いつ自分が当選するのかというのをどきどきしながら待っていると思うんですけれども、はい、決まりましたといきなり出てしまうと、がくっと、もうちょっと途中の段階とか何もないのみたいなところで、ちょっと驚かれる部分もあるんじゃないのかなと思うので、もし選考会議だったりとか、順を追って発表できるようなものがあれば、区からも少しずつ区民のほうに周知をしていったほうが、応募したランナーだったりオリンピック全体の機運の醸成にもつながるんじゃないのかなと思いますが、最後に正式ランナー発表までのプロセスについてお伺いして、終わりたいと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 プロセスの順次があったほうが、もちろん心の準備とかいろいろあると思うので、いいと思うんですが、私ども聞いている範囲では、まず、それぞれが応募した主体から仮決定の通知が来る。その後、組織委員会から正式決定の通知が来るというふうに聞いてございます。これが12月以降ということになるかと思いますので、その間がどのぐらいあるかとか、いつごろ仮決定の通知が来るかということについては、まだ明らかになってないというところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  幾つか聞いていきたいと思います。  まず、区独自のボランティア登録状況についてなんですが、大人はいいんですけれども、中高生のボランティア。前にちょっと話もしたんですが、東京都の正式なボランティア募集の中で年齢制限だとか、中高生の場合団体登録かな、中学生は無理なのかな。そういった中で、実は子供たちからも、ぜひボランティアをやりたいという話も私のところに来ているんですね。そのときには、東京都は無理だねという話をしたんですけれども杉並区で何か考えられることがあったら考えていくよというような口約束になったんですけれども、先ほど来、子供に対してどういうレガシーを残していくかということなので、中高生に関してはボランティアの件はどういう考えを持っているのか、伺います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 区独自のボランティアにつきましては、特に年齢制限を設けてはいません。ということで、先ほども報告しましたけれども、今現在14歳から登録している方がいらっしゃるということです。中学生については、例えば今までも中学生レスキューとかそういうことで、ボランティアとしても十分な活動ができるということが明らかになっておりますので、例えば事前キャンプの際のいろいろな練習のサポートなんかは結構体力を使ったりするものですから、そういった中で中高生が一緒にお手伝いしていただけると、十分に役目も果たせますし、また御本人たちの記憶にも残るんじゃないかなというふうに考えてございます。 ◆渡辺富士雄 委員  中学生レスキュー、数百人規模の登録があって、毎年練習とか集まっていろいろやるんですけれども、なかなかやることも少なくなってきたということも聞いていますので、ぜひ中学生レスキューの、年に1回、毎年2月か3月にありますけれども、そういったところでしっかりその辺を訴えて、本人たちはボランティアをやりたいと望んでそこに行っているわけですから、しかも一生に一度、記念に残るそういう場にもなるので、ぜひその辺を入れた中学生レスキューの活動をやっていただければと思いますし、また、高校生についてはゆう杉があります。中高生、一生懸命頑張っています。あそこはスポーツ、文化活動も活発にやっていますので、オリンピックスポーツだけでなくて文化プログラムもありますし、そういったところで自分たちで能動的にやっている子供たちにしっかりそういう場を提供してあげるのも1つの手かなと思いますので、ぜひその辺をお願いいたします。  あと、おもてなしの分野においてということなんですけれども、新たにおもてなしの分野というのは、いまいちわかりそうでわからないんですけれども、この辺どういう内容でしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 イタリアが事前キャンプに来るということが決まって時間もたつわけですけれども、イタリアがキャンプをするに当たって、どんなことをすれば、杉並でキャンプをした価値があったというふうに思っていただけるかというようなことの発想がまず第一でございます。  それと、当然、オリンピックパラリンピックの期間には外国からいろいろな方がいらっしゃるということでございますので、そういった点で、どうやったらそういう方たちに杉並に来てよかったというふうに思っていただけるかということをあらゆるレベルで考えていくというようなことで、懇談会の中でいろいろな意見を出していただくような形で考えております。  例えば、先日懇談会を行ったんですが、それじゃ日本の文化を紹介するという意味で、イタリアの選手団の方にどこかの神社で勝利祈願のおはらいをしていただこうかとか、ちょっと我々では発想できないようないろいろな発想も出てきています。多分オリンピックパラリンピックの期間中、また七夕とか高円寺の阿波踊りとか、そういうところも入ってくると思いますので、そういう観光の紹介等も、関係所管とも連携をとりながらやっていければいいかなというふうに考えてございます。  それからあと、アドバイザーのほうから、どんなところがキャンプ地としてよかったのかというところで、練習施設もそうなんだけれども、その町がどうだったか、試合の前にどんなことをしていただいて、どういうふうにリラックスして試合に臨めたか、そういうことが非常に重要だということも伺っておりますので、そういったことができる杉並の体制を整えていきたいというふうに考えてございます。 ◆渡辺富士雄 委員  地域レベルの外交なのかなというふうに思います。  なかなか見えてこないこともあって、300日、1年切ってまだ盛り上がってこない。今ちょうどラグビーのワールドカップをやっていますが、ワールドカップもなかなか盛り上がらなかったんですけれども、さすがに、テレビでドラマとかもやって、ラグビーってどういうものかとわかってくると、それはそれでおもしろくなって、ああ、行っておけばよかったなという人も結構いるんだと思うんですね。実際これで日本が勝ち進むともっと盛り上がるのかなと思いますけれどもスポーツはそういった一面があって、気分的にも個人レベルでも楽しめるし、それを活用するやり方というんですか、その辺をぜひ考えていただきたいと思います。  インバウンド施策、おもてなしは、イタリアの選手をそうやっておもてなしをするということと、インバウンドの施策はなかなか見えてこないんですね。これまでもいろいろ話はあったんですけれども、具体的なインバウンド施策が進んでいるのかなと首をかしげるところもあります。準備段階というけれども、もう1年切った中で、この辺についてちょっとお話を聞かせていただければと思います。 ◎産業振興センター次長 私どもでインバウンド施策といたしましては、さまざま情報発信を進めておりまして、ホテルに置いたり宿泊地に置く多言語の雑誌、またホームページ等で、杉並の名物であるとかお店であるとかを紹介する取り組みを進めてございます。そういったもので来年のオリパラに向けた機運醸成を進めてまいりたいと考えてございます。 ◆渡辺富士雄 委員  努力はわかっているんですけれども、いま一つぱっとしないというのが現状かなと。どこも同じことをやっているというのはあるので、杉並区がとりたてて特別なことをやる必要があるかどうかというのはあるんですが、せっかくですから、しっかりとした、外に対するPRというよりも、住んでいる区民に対してのPRも必要かなと思うんですね。やはり外国人が目につきます、飲み屋さんの中などでも。そういった隅々まで外国人が観光で来られたりいろいろしている中で、しっかりPRとともに、杉並区ではこうやっていると、区民がそれを認識できるような、そういった取り組みをしていただきたいと思います。  もう1点、インバウンドにつながるんですけれども、Wi−Fiの話です。駅前Wi−Fiをやっていこうということで、高円寺はたしか地元の取り組みとしてやっておりますけれども、その後どうなっているかお伺いします。 ◎産業振興センター所長 Wi−Fiにつきましては、産業振興センターのほうもいろいろな場所でできないかということで、場所を探したりはしております。ただ一方で、今民間のレベルでいろいろなWi−Fiの仕組みといいましょうか、いろいろな提供がされている実態もございますので、どこまで公費でやるかというようなところもございます。いろいろな場所を見ながらできるところはやっていこうということで、今高円寺のほうでやっております。 ◆渡辺富士雄 委員  突っ込みどころ満載なんですけれども、高円寺は実は区がやったわけではなくて地元の商店街が始めたわけで、別に行政がそれを進めたわけではありません。たまたまということなんで。  通信インフラをきちっとやるということは、インバウンドの対策につながってくるというか、確かに今いろいろなWi−Fiの民間のサービスもありますけれども、セキュリティーの問題とかいろいろあります。公でやるということはセキュリティーを保障するという部分でもありますので、そこは研究して、コストがかからないようにするということもありますけれども、民間活用して、任せるというんじゃなくて、任せてもいいんですけれども、PRできるというんですか、民間だったら民間でもここがこうやってやっていますよという、人のふんどしで相撲をとるというわけじゃないですけれども、これだけ杉並区は通信の利便性が高いよと言えるようなところもしっかり研究して、PRしていただければと思います。  最後1点、これは忘れているかどうかわかりませんけれども、砂場の活用でスポーツと福祉の部分は行っている。実は、我々が議連で進めたときには、そこに教育というのが入っていたんですね。同志社女子大学の笠間先生が、子供の情操教育に砂場が非常に有効だということで、すぎなみフェスタにわざわざ来てもらって、砂場をつくってもらって子供を集めて、ビーチコート設置推進の一役を買ってくれた経緯もあるんですが、その後どうなっているのか伺います。 ◎スポーツ振興課長 教育等への活用でございますが、実は来年度、まだ調整をしているところでございますが、教育委員会と指定管理者のほうで組みまして、ビーチコートを活用した親子の健康教室での活用を、今具体化に向けて調整をしているところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  それはいいんですけれども、そこまでやっていた人にその後つながっているかどうかということを聞きたいのと、せっかくそうやって来てくれて、わざわざ杉並のためにやってくれたのに、そのまま放りっ放しになっているのかなというところの、ちょっと申しわけなさと、できたら同志社女子大学の教授でそれを研究している第一人者ですから、しっかり声をかけていただいて、何か機会をつくってもらって、決してマイナスになることじゃないので、親子健康教室もいいんですけれども、そういったプログラムの中にぜひ取り入れていただきたいことを最後に質問して、終わります。 ◎スポーツ振興課長 これまでのつながりも大切にしながら、また広く意見をお聞きしながら、ビーチコートを活用していきたいと思っております。 ◆金子けんたろう 委員  聖火リレーの部分で何点か伺います。先ほど設置要綱の話が出たので、それについてちょっと伺います。  この設置要綱で定められている設置期間というのは、いつからいつまでになっているのか、それと、今回はオリンピック聖火ランナーに限ったものなのかということを伺います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 設置期間につきましては、施行日、令和元年9月18日から実際に聖火リレー予定されている令和2年の7月18日までということでございます。  先ほどの御質問に関しては、聖火ランナー選考の設置要綱については、オリンピック聖火リレーに限るということでございます。 ◆金子けんたろう 委員  オリンピック聖火ランナーに限った要綱ということで、今回の報告で1の(6)に、パラについては、選考基準及び選考方法が本年秋ごろに公表される予定と。ということは、それを受けて、パラリンピック聖火ランナーについても、区として今後検討していくという理解でいいのか、また選考会議等をつくる考えはあるのか、そもそもそういう考えはないのか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 選考基準選考方法について、まだ公表されてないということで、中身がはっきりわかりませんので、我々としても対応のしようがないというところがございます。もし仮に杉並区が今回のような形でかかわらなければいけないようなことになれば、これを準用していくのか新たな仕組みをつくるのかというのを考えていかなければいけないというふうに思っております。 ◆金子けんたろう 委員  組織委員会ホームページを見たら、聖火ランナーをやるよと。ただ秋ごろ以降公表しますよというふうに書いてあって、区としてもそこまで待つという状態なのは理解しました。3人一組というふうになっていて、どういうふうな関係になっていくのかというのもなかなかつかめないというのも、確かにそうだなというふうに思います。ただ、オリンピック聖火ランナーについては、以前から議会でもそういう話題が出ていましたし、パラについても考えていく必要があるんじゃないかなと思います。これは要望にしておきます。  そうなれば、区内障害者団体とも連携していくということは区も当然考えると思いますので、そこら辺も申し添えておきたいと思います。  先ほど、設置要綱の中で、オリンピックパラリンピックスポーツアドバイザーという方がいるということが出ていましたが、その方には何か意見を聞く機会はあったのか、聞いたのか、何か言及はなされていたのか、ちょっと状況を教えてください。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 これについては、会議体を今後持ちますので、そのときに来ていただいて意見をお伺いするということになります。 ◆金子けんたろう 委員  ぜひ専門家の御意見を伺っていただきたいと思うし、最後要望にしておきますけれども、かなり猛暑だということも予想されていますので、当事者の声、どういうふうに参加できたらいいのかということもぜひ検討していただきたいと思います。パラを通じてスポーツに親しんでいただく、スポーツは楽しいんだなということと、住民の方に障害への理解をパラを通じて広めていただきたいということを杉並区に求めておきます。  以上です。 ◆田中ゆうたろう 委員  まず、ビーチコート利用状況についての御報告がありましたけれども、熱中症の報告とか、それに類するような報告は入っておりませんか。 ◎スポーツ振興課長 病院等に行った事例はありません。ただし1件、プレーをしている大学生で、プレーしている中でちょっとぐあいが悪くなって途中で帰られたということはあります。その際施設の者は声をかけて、大丈夫ですかということでしたが、大丈夫だということで、後日その方からも、特に問題はなかったという御連絡はいただいております。 ◆田中ゆうたろう 委員  大事に至らなかったということで一安心しました。やっぱり猛暑、熱中症に関する今後の対策を立てておく必要があるかと思うんですけれども、今後についてはどういうお考えでいらっしゃいますか。 ◎スポーツ振興課長 今でもパラソル等を用意したりとかあるいはミスト噴霧器というんですか、レンタルしまして用意をしているところですが、来年はイタリアのキャンプもあるということですので、一層の対策が必要だということで、今指定管理者とその検討を進めているところでございます。 ◆田中ゆうたろう 委員  それで、来年のことを言えば鬼が笑うようですけれども大会終了後、ビーチコートをどうしていくか。イタリアの招致が決まったということで、とりあえず大会までの一定の面目は保たれた格好ですけれども大会終了後ビーチコートをどうしていくのか。  どうして私がそういうことをお尋ねするかというと、議会でも申し上げてきましたけれども、やっぱり私は、温暖化も進む中で、海のない杉並でビーチスポーツというのはちょっと疑問が残るんですね。海風があるから、あるいは暑くなったら海へ飛び込むこともできるからというのがビーチスポーツの1つの特徴だと思うんですけれども、当然杉並ではそういうわけにはいかないということで、大会終了後の当該施設の使途について何かお考えがあれば、伺っておきたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 御報告の資料にもございますが、利用目的を見ていただいても、ビーチバレーに限らずビーチサッカー等でも御利用いただいておりますし、またビーチバレーをやっている層を見ましても、大学生であるとか高校生とかいらっしゃいますので、大会終了後もビーチ競技自体でますます利用はされるだろうなということは考えております。  また教室等もありますが、健康事業等にも活用できますし、イベント等を行いますと、ほかにはないほどお子さんが集まってきて砂遊び等を行っておりますので、そういったところを継続的に推進しながら利用率を上げていきたいと考えております。 ◆田中ゆうたろう 委員  私などもよく寄せられる声として、例えば学校の屋外プールが、実際にはあんまり暑い日が続くものだからほとんどプールに入れない日が多くなっちゃって、屋外プールとしての意味がなくなってきているんじゃないか、全部屋内にしてもらいたいなんていうお声も、ここのところよく届くんですよ。ですので、今おっしゃった答弁はそれとして、果たしてどうなのかなということは不断の検討が必要じゃないかというふうに私は思っております。意見として申し上げておきます。  それと、レガシーに関することなんですけれども、いろいろ御報告があっていろいろ質疑もありましたけれどもスポーツこども地域活性、3つの分野において、大会遺産の創出に向けて取り組みを進めているということなんですけれども、やっぱりちょっとしょぼいというか、しようがないのかもしれないんですけれども、少しスケールが物足りないような感じがするんですよね。これは、区民に、どういうものをやったらおもしろいだろうかとかいうような意見を募ったりしないんですか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 区民一般にというところでは、今実際にはやっていないところですけれども懇談会の中では、ワークショップ形式でよくお話をされておりますので、そういった中では、かなり自由な御意見とか出ています。行政ではちょっと発想できないような御意見も出ていますので、そういったものをどんどん生かしていきたいなというふうに考えてございます。 ◆田中ゆうたろう 委員  行政ではちょっと出てこない発想というのはあると思うんですね。特に地域活性の部分で、実際には地域になかなか入っていかれずに少し出おくれたというような御答弁もあったかと思いますけれども、私は、今の時代、それこそSNSなんかもあるわけですから、広く区民等にアイデアを募るというのも有意義かなと思いますので、これも1つ提案しておきたいと思います。  以上です。 ◆佐々木千夏 委員  区民の方からこうしたイベント、たくさん考えていただいて大変喜ばしいということと、防犯に関して、ちょっと管轄が違うのかもしれませんけれどもイベント会場で私服、制服の警官の配備ですとか、学校とかには防犯カメラは当然あろうかと思いますが、フェスタ会場の防犯カメラ、以前ちょっとお聞きしたことがあったんですけれども、場所については教えることはできないと担当の方はおっしゃっていたので、防犯カメラとかそうした警備とかの警官の方の配置はちゃんとなされているのかということと、この機会に近くの幼稚園とかの「いかのおすし」という、子供たちに、知らない人についていかないとか注意喚起のものがあるんですが、私、見ましたけれども、A4サイズで小さいんですね。字も小さい、サイズも小さい。この機会にもっと大きく、選挙ポスターぐらいに大きくしてはどうかということ、以上見解をお伺いします。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 今の御質問に、所管ではないので答えられない部分もございますけれども、例えばイタリアの事前キャンプなどを行う、あるいはそれに類する大きなイベントを行うような場合は、必ず所管の警察と御相談をしております。実際に警察官がそこに配置されるかどうかは別として、警備上の重要な場所に警備員を必ず置くようにとか、そういうアドバイスもいただいております。特に事前キャンプにおいては、密にそういった連絡をとっておりますので、そういったところにも十分配慮して安全性を保っていきたいというふうに考えてございます。 ◆大和田伸 委員  もろもろ質疑をお聞かせいただきました。おもてなしというキーワードもあったので、産業振興センターもいらっしゃるので、少しお聞かせいただきたいと思います。  インバウンドということですけれども、先ほど、イタリアチーム杉並とかかわりを持っていただけるというふうなことで、インバウンドにも力を入れていきたい、全くそのとおりですね。そういった中で、御答弁の中で、七夕まつりあるいは阿波踊り、もちろん杉並を代表する、まちのにぎわいを創出する両巨頭というかイベントです。インバウンドに力を入れて、これら杉並を代表するイベントにお越しいただくのはすごくうれしいことではあるんですけれども、ちょっと違う視点のうがった見方をすると、キャパシティー的なところで、阿波踊りも七夕まつりもどうでしょうか、インバウンド施策によって大勢の来場者がいらっしゃった際に、もうぱんぱんというかあふれるというか、そこら辺の整合性に関してどういった見解をお持ちなのか、お示しください。 ◎産業振興センター次長 阿波踊り当日、確かに歩くすき間がないほど来場者がいらっしゃっているという事実はございます。産業振興センターといたしましては、阿波踊りにつきましては、年間を通じて、阿波おどりPlus+というイベントを通じまして、観光客の誘致に努めてございます。また七夕につきましては、8日間という期間がございますので、まだまだキャパはあるかなと考えてございます。  また、一部の商店街の関係者によりまして民泊の推進をしてございまして、そういった意味でホテル需要といいますか、宿泊事業につきましても進めている事業者がございます。そういった意味で、今後オリンピックパラリンピックに向けたキャパの増大につきましても工夫してまいりたいと考えております。 ◆大和田伸 委員  今御答弁いただいたんですけれども、警備人件費の高騰、言うまでもなく、民間警備会社ですとかに従来警備をお願いしていた条件と違う、つまり非常に人件費がかかるということ、そういったことで各イベント非常に四苦八苦しているところも正直なところです。ですから、分野が違ってしまうのでここでお話ししませんけれども、今お話をした七夕まつりあるいは阿波踊り、そういったことを思っていただけるのであれば、もちろんその思いは否定するものではないんですけれども、より受け皿となり得るような形でしっかりとバックアップをしていただきたいなというふうに思ったのが1点。  それと同時に、もう一つこちらでお話をさせていただくならば、杉並の観光というものをどう捉えるかということ。これは私も前からお話をさせていただきましたけれども杉並は、言うまでもなく、東京タワーだとかスカイツリーだとか、そういったハード面の観光資源でも圧倒的に不利だ。ただ杉並が勝負できるのは路地裏の文化。大行列をなして何時間も待って東京タワーだとかそういった観光名所に行く外国人の方々も、もちろんいらっしゃるんでしょうけれども、リピーターのインバウンドの方々というのは、観光名所から一本路地裏に入った東京に住まう方々と触れ合うこと、商店街を歩くこと、そういった方々がどういった日ごろの日常生活を送っているのか、そういったことに触れること、こういったところが杉並のインバウンドにおける勝負じゃないかというふうな話をこの間させていただき、そして区側からも、そのとおりだ、ぜひ進めていきたい、そういったたぐいの話だったと思います。いわゆるアーバンツーリズムですね。そのアーバンツーリズムの視点はどうなっているのか。  ちょっと余談になりますけれども、先ほども話がありましたが、ラグビーワールドカップが開催されて、私も青梅街道を通って区役所に来ますけれども、やはり外国人の方がお乗りになられたバスをすごく見かけますよ。ですから、ラグビーワールドカップも一大イベントですけれども、それだけでもインバウンドを見た目にも我々肌で感じることができるわけですから、このチャンスを絶対捉えなくちゃいけない。そこら辺で、アーバンツーリズムの話とかも含めて、所管課はどういうふうにお考えでしょうか。 ◎産業振興センター所長 ツーリズム、その前に警備のお話もございました。七夕や阿波踊りについては、警備のほうも地元の方とよく御相談して、来年はさらに多くの来街者が来られるというのを前提に、十分準備をしていきたいなと思います。  それから、外国の方の誘致でございますが、先ほどからいろいろラグビーの話も出ております。私どもも、先々週から今週にかけて外国人の方が町を歩いているのをお見かけします。ちょっと杉並から外ですけれども、新宿あたりを歩きますと、物すごくいっぱい外国人の方をお見かけします。ふだんより多いと思います。  センターでは、杉並の魅力を発信するということで、英語あるいは中国語、韓国語などでインターネットを通じて、あるいは雑誌などをつくって杉並のPRをしております。目指すは、山手線から一歩外に出て杉並においでいただく、新宿から一歩出てこちらにおいでいただけないかというようなことで、いろいろ仕掛けを考えております。  路地裏のツーリズムということでは、今私どもちょっと仕掛けとして考えているのは、例えば高円寺においでいただいて町を楽しんで、少しお風呂屋さんとかに寄っていただくとか、そういう1つの杉並ならではの観光を楽しんでいただけるように仕掛けをつくっていきたいというふうに思っています。今、関係する旅行会社などとも相談をして誘致をしていこうというふうに考えてございます。また、特に中央線沿線だけではなくて、永福体育館もございますので、井の頭線なども視野に入れて、いろいろな誘致を働きかけていきたいというふうに考えてございます。 ◆大和田伸 委員  後段の御答弁はまさにそのとおりでして、私が偉そうに言うわけではないんですが、阿波踊りあるいは七夕まつりというのは、もちろんお客さんを多くお招きができる1つのコンテンツには違いないんですけれども、あくまで、それらを目的に杉並にお越しいただいた皆様方がそこでそのまま帰ってしまったら意味がなくて、高円寺なり阿佐谷にお越しいただいて中央線にお越しいただいて、そこからいかに杉並を回遊していただくかというのが本当に勝負ですから、そのためには、言うまでもなくその1つのポイントは商店街。商店街の方々との連携、商店街がやはりフィールドになりますから、いろいろあろうかと思いますけれども、商店街ともこういった面でしっかりと連携をとっていただく。そうして絶対にこういったビッグチャンスを逃すことのないように、改めて私のほうから強く要望いたします。  あと1点だけ、お伺いをいたします。区民懇談会の話です。  先ほど厳しい意見もあったようですけれども、私たち会派としても、区民懇談会の立ち上げというものは提案もさせていただきましたし、強く支持もしているところです。来年オリパラがやってきますけれども、大いにその中の活動に期待するものであります。  そういった中で、スポーツこども地域活性の3つの分野は結構なんですけれども、もう一つテーマが足りないかなと。というのは、オリンピック憲章の中に、スポーツと同時に、言うまでもなく文化の発信というコンテンツもあったかと記憶をしております。スポーツというキーワードがあるのであれば、ここにぜひ文化も必要になってくると私は思いますが、その点についてはいかがでしょう。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 確かにオリンピックは、スポーツだけではなくて文化の祭典でもあるというふうに言われてございます。そういった意味で、この3つのチームの中に文化が入ってないということについての違和感というのはあるかと思います。今ここですぐに、じゃ文化のチームを立ち上げますとかいうことは言及はできないですけれども、そういったことも含めて、あるいはそれぞれのチーム活動の中で、文化の発信も意識した活動をするというようなことも含めて、今後懇談会の中でも提案させていただきたいというふうに考えてございます。 ◆大和田伸 委員  今の御答弁もお聞かせいただきました。こういった意見もあったというふうなことで区民懇談会の中でもんでいただければと思います。再三申し上げますけれども、来年に迫っておりますビッグチャンスを絶対逃さないというふうな強い意思を持って臨んでいただくことを期待いたしまして、終えます。 ○小林ゆみ 委員長  ほかに質疑はありませんか。──ないようですので、質疑を終結いたします。  以上で本日の文化芸術スポーツに関する特別委員会を閉会いたします。                           (午前11時06分 閉会)...