あと、
内容についても、伝わりにくいというところもありますので、御本人に
お願いしているところでございます。
◆
酒井まさえ 委員 次に、
相談受け付け件数についてなんですけれども、
還付金詐欺、
架空請求詐欺は比較的若い人にも起こることだと思います。
オレオレ詐欺に関する
相談が13件というのが少し気になります。
オレオレ詐欺は、
高齢者によく起こることだと思います。さまざまな問題が数多く起こっているのではないかと思いますが、この
件数の13件ということと、もう一つ、全体の
電話の
件数が807件というのが、
被害の
件数からいって、もう少しあってもいいのではないかと思いますけれども、区の見解を伺います。
◎
地域安全担当課長 まず、
オレオレ詐欺に関する
相談、
開庁日で13件ということで、少ないということなんですが、これは
区役所ということで、
皆さん、
電話する場合、
区役所の
職員をかたる
還付金詐欺について非常に多く
電話がかかってきます。
あと架空請求詐欺ということで、
詐欺の
はがき、
総合消費料金の
請求関係の
はがきが来て、そういうものについても、
警察に聞くというのをちゅうちょされる方が多いということで、
区役所に確認をしてくるというのが非常に多くなっているところで、逆に
オレオレ詐欺に関するものについては、非常に
緊迫性があったりとかそういうことで、
警察に直接
電話する方が多いと思われますので、やや区の
相談については少ないというふうに考えております。
あと、807件というのが多いか少ないかというところなんですけれども、1年間、
最初のうち、やや周知をしている中でも少ないということがありましたので、これでいくと、1年間で800件ですから月66件くらいですか、そのぐらいなんですけれども、現在、今
年度4月から8月まで見ますと、5カ月間で500件以上ありますので、月100件ぐらいの数になってきておりますので、今後どんどんふえていくと予想されます。
◆
酒井まさえ 委員 次に、
広報についてなんですけれども、どのようにしていますでしょうか。特に
高齢者へのお知らせの方法を考えてほしいというふうに思っていますけれども、今までとってきた
広報を確認します。
◎
地域安全担当課長 まず、区の
公式ホームページに掲載するとともに、一番
最初の、トップページの
バナー広告というところですかね、あそこにずっと表示してあります。
あと、「
広報すぎなみ」で
事例等を紹介して、同じように番号は常に紹介している状態です。
あと、
安全パトロール隊の
広報資料、
安全パトロール通信というところにも毎回表示しております。毎日、
犯罪発生情報メールというのを配信しているんですが、そこにも開設からずっと毎日、不審な
電話についてはゼロ
ダイヤルということで載せております。
あと、
各種防犯の集いとか
イベント等でも、
電話に張れるステッカーというのをつくりまして、それを配布することで、
皆さん電話に張っていただいて、
電話を見たときに、こんな
電話がかかってきたらゼロ
ダイヤルに
電話するというような周知をしております。
高齢者の
関係ということなんですが、「
高齢者のしおり」に掲載しました。
あと、
後期高齢者医療制度ガイドブックにも掲示します。
あと、
介護保険だよりで御案内するとか、
国保年金課とか
介護保険課などの
通知封筒の裏面にゼロ
ダイヤルの表示をして、周知するように努めています。
◆
酒井まさえ 委員 そういうことなんですけれども、このゼロ
ダイヤルは、始めて1年なんですけれども、
被害が落ちつくまでとか、今後の見通しはいかがなものでしょうか、お伺いします。
◎
地域安全担当課長 区役所職員をかたるというのが非常にふえていますので、今後、
還付金詐欺の
相談等が非常に多くなってくる。現在も
土日祝日に
かなりの数の
電話相談がございます。そういうところもあわせて、今後どんどん数はふえていくと考えております。
◆
酒井まさえ 委員 詐欺被害対応について、もう一つ、ゼロ
ダイヤルということで効果が上がっているということなんですけれども、そのほかに
録音つきの
電話機を
対応しているということで、その
貸出台数と、それから今後、要望に対して応えられているか、区はどのように
対応しているのか、
お願いします。
◎
地域安全担当課長 自動通話録音機、
電話に附属するものなんですけれども、これにつきましては、昨
年度、
平成30
年度までに1,845台を配布しております。今
年度も1,000台購入をして、これは今、予約を
電話で先に受け付けまして、納品の時期をあわせて通知をしまして、
皆さんにとりに来ていただく。とりに来ていただけないような、ちょっと動けないという方については、
安全パトロール隊が
設置までやっております。現在、1,000台が予約でいっぱいになりそうになっておりますので、450台の
追加購入をして、今後
対応する予定でございます。
◆
関口健太郎 委員 振り込め
詐欺のゼロ
ダイヤルについて、まず伺いたいと思います。
杉並区は
オレオレ詐欺の
発祥地ということでも言われておりましたけれども、また、
杉並区に
アジトがあったりですとか、そういったことも言われておりましたけれども、現在そういったことはどのような
状況なのか、伺えればと思います。
◎
地域安全担当課長 区内に
アジトがあったかないかというのは、済みません、把握をしておりません。恐らく、今のところ、
検挙等はないのではないかと思います。
続きまして、
件数等について、昨年でいいますと、160件という数字が23区の中で7番目に多いということで、ことしも7月末現在でもう既に87件発生しております。昨年よりは少ないんですが、
かなりの数が発生しているということで、非常に
危機感を持って
対応しております。
◆
関口健太郎 委員 今、23区内で7番目の数字ということでお話もありました。今回の参考のところに、
被害件数、
被害総額ということであるんですけれども、前年比ではマイナス14件で、
被害総額に関しては前年比7,300万円ということで、
件数は減っているけれども
被害額はふえているということであります。
被害に遭っている方の
被害額というものが上昇しているのかどうなのか、あるいは
被害に遭った方の最大の
被害額というのは、区は認識しているのかどうか、伺えればと思います。
◎
地域安全担当課長 まず、最大の
被害額ということなんですが、この辺は
警察のほうからも伺えないということで、
最大金額は幾らだったというのはわかっておりません。ただ、数千万という
被害もあるということでお伺いをしております。
被害額の増減なんですけれども、例えば
平成28年には82件の
被害で、
被害額が3億8,000万円だったんですが、翌年、2.1倍、174件、
被害額は2億7,600万と、
件数が倍になっても
被害額が減る。これは、1件1件の
被害というのが、例えば
オレオレ詐欺で数千万
被害に遭う方もいらっしゃいますし、逆に
架空請求詐欺で、
アマゾンカード5万円払い込んでしまった方もいるということで、そのときの
被害状況に応じて
被害額が増減するものですから、一概に、何がふえたから金額が上がったというような要因はつかめないというところでございます。
◆
関口健太郎 委員 詐欺にもいろんな流行みたいなものがあるのかなと思います。それによって、
被害件数、
被害額というものが増減するということは、今伺ってわかったんですけれども、
警察との
連携のところで、そういった額まではなかなか聞けないということだったんですが、そこについてはどうなんでしょうか。それは、
警察の中で捜査の段階だからそこまで
情報が出せないというものなのか、あるいは
情報を得られるけれども、そこまで聞いていないということなのか。
◎
地域安全担当課長 まず、額を
警察が公表するというのは、
被害者が了承しているもの、そういうのは新聞に出ていて、何千万の
被害というのがあるんですけれども、
被害者の方で、自分が
被害に遭ったというのが公になったりとか、近所の、私が例えばここで話をして、
委員の方の中でお知り合いで、この方じゃないかというふうに突きとめられてしまったりとか、そういうところも嫌いますので、
被害額については公表していないというのが実情だと思っております。ただ、このぐらいの大きな
被害があったとか、そういうものについては、確認はできております。
◆
関口健太郎 委員 いずれにせよ、非常に大きな金額の
被害に遭っている方もいらっしゃるので、ぜひ今後ともよろしく
お願いいたします。
続きまして、
台風15号についてなんですけれども、
避難所についてであります。
今回は7カ所が開設されたということで、徐々に徐々に
避難所が開設されていったかと思うんですけれども、増設する際の区の体制、どのようなことで判断をされたのか。そして、7カ所開設をされましたけれども、それはどのような判断でそこの場所が選ばれたのかについて伺えればと思います。
◎
防災課長 今般、7カ所の
避難所をあけたところでございますけれども、
杉並会館、荻窪地域区民センターにつきましては、態勢をとって直ちに立ち上げる
避難所でございます。さらにその下の3つですけれども、
杉並第二小学校、和田小学校、大宮中、こちらについても、
被害の
状況であるとか
台風の向く方向であるとか、雨の降り方であるとか風の
状況であるとか、このあたりで順次段階的にあけていくものでございます。
その上で、今般、高井戸東小学校、永福小学校を開設したところでございますが、高井戸東小学校につきましては、まず、不安の区民の声がございまして、
避難所はあくのかというようなお
問い合わせが幾つかございました。私ども、そういったようなお声がけをいただきまして、じゃ、今回こちらを開設しようということの判断で行ったところでございます。それから永福小学校につきましても、今、神田川で工事を何かやっているようでございまして、その
関係で不安のお声が寄せられたところでございます。それに
対応して、2カ所を新たにあけたということでございます。
◆
関口健太郎 委員 今ちょうど
杉並会館と荻窪地域区民センターに関しては、基本的には初期の段階でそこをあけていくというお話だったんですけれども、なぜその2カ所が選ばれているんでしょうか。
◎
防災課長 こちらは、これまでの実績が主な理由でございます。
平成17年の9月、ゲリラ豪雨が
杉並を襲いまして、その際、西荻の北側であるとか荻窪地域区民センターの周りであるとか、このあたりが大きな
被害を受けたところでございまして、まずここをあけるということでルール化したものでございます。
◆
関口健太郎 委員 そして、今回は避難者数が3人ということで、2施設ということであるんですけれども、この3人はどこを利用されたのか。そして、避難をした理由について伺えればと思います。
◎
防災課長 荻窪地域区民センターがお二方、
杉並会館がお一方。聞くところによると、いつもいらっしゃるというか、不安に思っている方というふうに聞いてございます。
◆
関口健太郎 委員 今回区内では、そこまで何か深刻な
被害という言い方はあれですけれども、本当に家が倒壊するですとか、そういったことの脅威というのは、なかなかそこまでなかったのかなとは思うんですけれども、避難された3名の方と同様に、不安だから
避難所へ行こうという方も結構いらっしゃるのかなと思います。そういったときに、第1段階で開設するというのが
杉並会館と荻窪地域区民センターで、荻窪駅の北口が
杉並会館、上荻で、南口のほうが荻窪地域区民センターで、ちょっと場所の偏りがあるのかなというふうに思いました。
今後、恐らく、不安に思うから早目の段階で避難しておこうという方も結構いらっしゃるのかなと思っていまして、もう少し、地域的な偏りと言ってはあれですけれども、少し区の北部に1つとか、真ん中あたり、中央線のあたりに1つとか、あるいは京王線のほうに1件とか、そういった地域の偏りというものをもう少しバランスよくしていってもいいのかなと思うんですけれども、そこのところはいかがでしょうか。
◎
防災課長 今般の
台風につきましては、風の
台風といったところもあったんですけれども、まずはルールどおりに
避難所の開設を行った。これは、水害に
対応するために、川のそばの
避難所をあけていったという経過がございます。
一方で、昨今の
台風につきましては、風の猛威というか、風が不安だというようなことも今回の反省点でございますので、これからるる検討してまいりたいというふうに考えてございます。
◆そね文子
委員 振り込め
詐欺ダイヤルは、重複しないところで、
被害件数について、延べ人数で、例えば1人の人が複数回
被害に遭っているようなものもあるんでしょうか。
◎
地域安全担当課長 同じ方が2度だまされるというのはあるというふうにお伺いしています。ただ、区の
被害の中でそうかどうかというのは、ちょっととれておりません。
◆そね文子
委員 次に、
台風15号に伴うという、こちらのほうについてお伺いいたします。
停電が1,875件発生したというふうになっているんですが、復旧は次の日の9時ごろということなんですけれども、何時ごろから停電になったのか、またどういう原因で発生したのか伺います。
◎
防災課長 こちらは、9日の午前4時35分に発生した停電でございます。
原因につきましては、高円寺南3丁目24番先の電柱に、
トタン屋根が風で飛ばされてひっかかりまして、3本ある高圧電線のうちの2本を切断した、これが原因ということでございます。4時35分に発生した後にいろいろ
対策をしていったんですが、高所作業車が、風が強くて使えなかったということで、風が弱まるまで東電のほうで作業ができず、作業ができるようになってからすぐ復旧したといったようなものでございます。
◆そね文子
委員 じゃ、この1,875件は全部同じ要因で、高圧電線の、
トタン屋根が原因だったということなんですね。わかりました。
いまだに千葉県で停電が復旧しないところがあるというふうに伺っていまして、本当に一日も早い復旧を願うばかりですが、東京でも同じことが起こるのかなというふうに思いまして、今回の千葉県での停電を受けて、東京でも今後予防策が検討されるのかどうか、また、今そのようなことが話し合われているのであれば、お伺いしたいと思います。
◎
防災課長 現段階では、東京電力からそのような話は聞いてございません。一方で、経済産業省の大臣が、電柱の強靭化といったようなことを今後進めていくという旨の報道がなされたということは聞いてございます。
◎
危機管理室長 今回の大規模な停電と、それから長期間にわたる停電が発生しているわけですけれども、現在復旧作業中というか、そういったことでございますので、今後その原因等については検証がされ、
報告がされるものというふうに理解しております。
区内でも、先ほど御
報告した中で、29.8メートルの強風が吹いておりまして、
台風の進路によっては、
杉並でも、千葉で発生したような50メーターを超えるような強風が吹くことも想定はされるというふうに思います。
ただ、千葉県の立地の条件も影響があるというふうにも言われているところでございます。房総半島の中の山間部というような
状況から、非常に
倒木が多かったということ、それから接道条件も違うということがございますので、過小評価してはいけないというふうに思ってございますけれども、そういったことの検証を踏まえて
対策を考えてまいりたいと思います。
◆そね文子
委員 じゃ、
倒木が106件となっていて、それで、重複をしているというふうにあるんですけれども、98本が全部含まれているのかということと、これは都立公園の
倒木も含まれているということなんでしょうか。
◎
防災課長 おっしゃるとおりでございます。区立公園、区の施設、道路、都立公園、こういったようなものが含まれているというふうに御理解いただければと思います。
◆そね文子
委員 ブロック塀等の外構が
被害に遭ったというんですけれども、これはどういうものなんですか。
◎
防災課長 家と家の間の仕切りのブロック塀がどうも弱っていたらしく、強い風でぱたんと倒れたというようなお話は聞いてございます。
◆松本
みつひろ 委員 まず、振り込め
詐欺被害ゼロ
ダイヤルの
相談受け付け状況についてですけれども、先ほど来他の
委員からも質問ありましたが、
相談の受け付け
件数ではなくて、事案の数、
平成30年に160件の
被害があったというふうに御
報告いただきましたが、振り込め
詐欺被害ゼロ
ダイヤルで何件か未然防止できているんじゃないかということを期待するという中で、
相談にかかわっている事案の
件数というのは把握していらっしゃいますでしょうか。
◎
地域安全担当課長 相談にかかわっている事案というのは、事
件数ではないんでしょうか。
◆松本
みつひろ 委員 じゃ、事
件数というふうに捉えていただいて。
相談の受電の
件数じゃなくて、事件の数という意味合いなんですけれども。
◎
地域安全担当課長 警察で事件の認定をして、
被害ということで160件、これが1年間のトータルということで、我々の振り込め
詐欺ゼロ
ダイヤルについては、数が807件ということ。この事案と──済みません、質問の意味が。
○
富田たく 委員長 じゃ、松本
委員、もう一度質問を
お願いします。
◆松本
みつひろ 委員 済みません、ちょっとどういうふうに申し上げたらいいか。恐らく、807回受電する中で、同じ方から1つの事案について何回も
連絡をいただくだったりとか、複数の方から御
連絡いただくみたいな形で807件が構成されていると思うんですけれども、そういった形で、
被害に遭いつつある方から御
相談を受けられて、
相談して適切な
アドバイスをした結果防ぐことができたというのがこの
ダイヤルの意義だと思っているんですけれども、807件の内訳として、幾つの事件をこの
ダイヤルが防げたのかなということに興味を持っていて、それが把握できておられるかどうかというような質問でございます。
◎
地域安全担当課長 相談を受けて、その後、これが事件にならなかったということでありましたら、事件
関係の
相談ですね、これを受けた方については、
被害に遭っていないというふうに認識しております。その中でも、例えば特殊
詐欺に関する
情報提供とか、こういうものはちょっと違うんですけれども、
オレオレ詐欺に関する
相談ですとか
還付金詐欺に関する
相談、こういう数字が入っているところ、この方については全て防げている。
あと、同じ方から2回あったかどうかというのは、ちょっとこの把握はできておりませんので、数については重複もあるかもしれませんが、防げていると考えております。
◆松本
みつひろ 委員 あとは、平日の日中帯と休日・
夜間等で分けて計数とられていますけれども、休日・
夜間帯は、例えば周りの御家族の方からの
相談が多いというような、時間帯による
相談の傾向というのは何か見えておりますでしょうか。
◎
地域安全担当課長 まず、家族からの
相談ということで調べましたところ、全体で89件、親族から
相談がありました。これについての時間帯というのは、例えば日中職場から
電話する方もいらっしゃいますし、休日の日中に
電話される方ということで、特定ができないぐらいばらけているということでございます。
あと、最近特に多いというのが、先ほども申しましたが、
土日祝日の日中に犯人から
区役所職員をかたって
電話をかけてきて、その日中に
還付金詐欺ということで振り込ませるという手口がふえてきておりますので、これについて
対応したいと思っております。
◆松本
みつひろ 委員 今回、
電話を使っての
相談窓口の
設置ということだったと思うんですけれども、利用者の方から、
電話以外の方法、例えば、対象の方の特性にもよると思うんですけれども、いじめの
相談ダイヤルだと
LINEを使うみたいな形で、
相談の窓口が多様化しているという流れがあると思うんですが、今回の振り込め
詐欺被害ゼロ
ダイヤルに関しては、そういった
電話以外の
相談窓口の要望というのは何か聞かれましたでしょうか。
◎
地域安全担当課長 現在までそういう要望等はありません。
あと、年齢等はとっておりませんが、
相談する方が高齢の方が多いということで、
LINEというのはなかなかなじめないのかなというところもあります。現在は、窓口に架空請求の
はがきをお持ちになって、こんな
はがきが来たんだけどというような
相談ですとか、
あと、
安全パトロール隊がパトロール中に声をかけられまして、こんなのが来たんだと、そういうような身近なところに対して親切丁寧な
対応を心がけていきたいと思っております。
◆松本
みつひろ 委員 振り込め
詐欺関連の最後に、先ほど
被害額の推移とかは、割とその時々の
詐欺の態様によっても変化があるというやりとりが他の
委員とあったかと思うんですけれども、こういった
杉並区のトレンドは、国や都のトレンドと一致しているのか、また特徴があるのかというのを教えていただければと思います。
◎
地域安全担当課長 まず、先ほどの金額については、1回1回とか、
被害者の持っている額とか、そういうところによって額が増減するということで、
件数と金額について調べたところ、
杉並区では、
被害件数が174件から160件に減って
被害額はふえたということなんですけれども、東京都は、
被害件数も増加、
被害額も増加しております。国で調べましたところ、国全体としては
被害件数も減少、
被害額も減少ということで、都市に集中して
被害が発生しているという
状況が続いているというふうに考えております。
◆松本
みつひろ 委員 では続いて、
令和元
年度杉並区
総合震災訓練等の
実施について質問をさせていただければと思うんですけれども、
震災救援所訓練を
実施されるに当たって、
広報という面で区として何か行われておりますでしょうか。
◎
防災課長 「
広報すぎなみ」、それからホームページでの
広報に加えまして、町会のポスター、掲示板、
あとはチラシの回覧、こちらを行ってございます。また、児童生徒にチラシの配布を昨
年度27校で行ったところでございます。
◆松本
みつひろ 委員 既に、区としてという部分と、町会、PTA、学校等で役割分担されながら
広報されているという御答弁だったかと思うんですけれども、以下は意見として申し上げるんですが、
平成30
年度区政経営
報告書の153ページを見ても、避難・救護の拠点である
震災救援所、イコール区立小中学校ということになると思うんですが、
震災救援所を認知している区民の割合が、
平成30
年度目標94%に対して84.4%という実績というところで、ここの乖離を埋めていくためにも、
震災救援所の認知を広げるための積極的な
広報を期待したいなというふうに思っておりますので、意見として受けとめていただければと思っております。
もう1点、意見として、今回、訓練想定というものを明記されていて、震度6強の直下型地震が起きますみたいな訓練というふうな話が出ておりましたが、一方で、この訓練の
内容が、一般的な起震車のようなものだったりとか、新しい取り組みでVRの活用みたいな話が出ておりましたけれども、せっかくきちんとした想定が事実に基づいてなされているのであれば、想定どおりの震災が起きたときの避難訓練みたいなところも、今からでも盛り込んでいただけないかなということを意見として持っているんですけれども、そのあたりについて御見解を伺ってよろしいでしょうか。
◎
防災課長 先ほどの御指摘の
総合震災訓練の実際の中身と想定でございますけれども、我々は、区民の防災行動力の向上を第1の目標に掲げてございまして、各
関係機関も参加する訓練でございますので、まずは、ライフライン等がとまる甚大な
被害を訓練想定として設定したものでございます。
一方で、訓練
内容につきましては、多くの区民の方々に、震災に対する事前の準備から発災後までのさまざまな知識、体験もしていただきたいので、区民の興味・関心が湧く
内容、こういったことで工夫をしておるところでございます。
◆松本
みつひろ 委員 私からの質問の最後で、
台風15
号接近に伴う区の
対応等についての部分で、他の
委員からもるる御指摘あったかと思うんですけれども、私から1点だけ質問させてください。
区の施設においても
被害が出ているかと思うんですけれども、これらの復旧に要する費用は、どのような費目から支出する予定にされているのかというところ。
あとは、
被害の規模からしてどうなのかというのはあるんですけれども、補正予算等で
対応するような想定があるのかどうかというところを教えていただければと思います。
◎
防災課長 こちらの御指摘でございますが、今回はさほど大きな
被害は出てございませんので、各所管がそれぞれ財政当局と交渉することになろうかと思います。
◆木梨もりよし
委員 1点だけ、
総合震災訓練に関連して。
この中で、特にマンホールトイレの訓練も入っておりますけれども、私も、どういうわけか、
災害対策特別
委員会に所属するのが何かずっと、これしか入ってないんじゃないかな、この10年ぐらい。残り物には福があるというんだけれども、黙っていたらこれがいつも回ってくるので、大変ありがたく思っています。
それで、マンホールトイレの訓練、マンホールの上にカバーをつけて、トイレをつくってやるところまではいいんだけれども、実際に中を水が流れているのを私も見たことないんですね。
というのは、いろんなシステムによってそれぞれ
避難所も違うと思うんです。おおぞら公園はおおぞら公園のマンホールの水の流れのシステムというか、それから柏の宮は柏の宮であるかもしれないし、今度の和田堀もあるかもしれない。それから原っぱもどうかなということで、先ほど来ありましたように、できるだけ訓練は臨場感を持って、実際の訓練のときに、いざ鎌倉というときに、実際に水がどっと流れたりするのも私は必要じゃないかなと。
今回、千葉の災害を見ていますと、特に停電が
かなり大きな
被害をもたらしている。特に風もすごかったというようなことで。それで、要するに防災用のポンプを配備しているということは、地震等のひどい災害になれば、ライフラインの水道もやられちゃうのかなと。そうすると、実際にそれぞれ、柏の宮は柏の宮でやったときはシステムが違うだろうし、おおぞら公園はおおぞら公園で違う。おおぞら公園ができたとき、視察をさせてもらったときも、マンホールのところが、水を一旦ためて、それをどっと流す。そうすると、ためる間に大勢が来たらどうなるのかなと、いろいろなことがあるんですけれども、ここで質問したいのは、実際に想定した場合の訓練で、水を実際に流してみたらどうかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
防災課長 マンホールトイレには幾つかパターンがございまして、例えば旧新泉小、こちらは私も直接見てまいったところですけれども、マンホールトイレを立てて、その脇にますがございまして、そこに井戸でくんで一気に流す、こういったようなことは、それぞれやれるところでは実際にやってございます。
一方で、マンホールトイレはマンホールの上に乗せるものでございまして、公道上でやる訓練だとか、このあたりですと水を持ってこなければいけない、こういうこともございまして、やれるところはやっておりますし、やれないところは、たまにやっていただくというような形で
対応しているところでございます。
◆木梨もりよし
委員 例えば今回の和田堀の訓練、どういうシステムになっているか私はよくわからないんだけれども、担当の方も実際にやってないから、想定してつくったときと、実際に何年も使ってないわけで、何十年もかもしれないし。そうすると、私は実際にどっと流してやってみたらどうかなと。
最近思うのは、例えば柏の宮でもどういうシステムになっているか知らないけれども、あそこの一番下のほうの、南に向かって斜面のところに稲作をやっていたんですね。稲が枯れちゃって、最近やらなくなっちゃったということは、何かがかれちゃったのかなと。そうすると、実際にいざマンホールで、例えば井戸を使ったりするシステムであれば、干上がっちゃってマンホールが使えないとか、そういうことも想定できるんじゃないかと思う。そうすると、電気がだめになったときは補助の
発電機を使って水をくみ出すとか、そういうシステムであれば、要するに井戸水自体がかれた場合は、
発電機を使ったって実際にマンホールトイレは使えないんじゃないか。
だから、この辺のところを考えると、個別に、今課長からも答弁ありましたように、さまざまなマンホールトイレの活用方法があると思うんですね。私が特にあれしたのは、特に和田堀だとか原っぱとか、それからおおぞらとか柏の宮とか、大きな避難場所、これについては、今言った想定できる、そこにやっているシステムを実際に稼働してみたらどうかなという提案なんですけれども、この辺のところも検討していただければいかがかなと思いますが、どうでしょうか。
◎
防災課長 実際に今
年度はやってみたいと思います。昨
年度もたしかやったかと思います。
○
富田たく 委員長 それでは、一巡しましたので、再度
質疑のある方、挙手願います。
◆
酒井まさえ 委員 台風15号に対して、ほかの
委員の質問で、
避難所開設
状況についてということでお聞きいたします。
7カ所とありましたけれども、先ほどの
説明の中で、区民の要望によって永福はあけたということがありましたけれども、今後こういうふうな
被害というか、あった場合は、区に
電話をしたりすればよろしいんでしょうか、
お願いします。
◎
防災課長 御
相談をいただければということでございますが、全体の態勢もございますので、総合的な判断でしてまいりたいと思います。
◆
酒井まさえ 委員 次に、
罹災調査関係の依頼が39件あったということで、9月12日現在で無
被害判定が13件というのですけれども、なぜなのか。無
被害なのか、軽微なのでしょうか。罹災の基準を設けることは大切なことだと思いますけれども、それでも無
被害というのがちょっと気になりますけれども、見解を伺います。
◎
防災課長 罹災証明につきましては、地域課が所管して罹災の調査を行っておるものでございまして、ちょっと詳細は把握してございませんが、御
相談を受けて調査に行った結果、無
被害というようなお話だと聞いてございます。
◆
酒井まさえ 委員 例えば窓ガラスが割れたとか、本当に軽微なことで、そういう対象にならなかったということで解釈してもよろしいでしょうか。
◎
防災課長 そのように解釈していただいて結構だと思います。
◆
酒井まさえ 委員 最後に、
被害の
状況の
連絡、罹災
状況の届けはどのようにすればよいのでしょうか。
区役所の何課に
連絡すればよろしいのでしょうか。
それからもう一つ、罹災証明を発行してもらった区民はどのようなメリットがあるのでしょうか、確認を
お願いします。
◎
防災課長 地域課が窓口になってございますので、地域課のほうに御
相談をいただければと思います。
次に、メリットでございますが、税の優遇であるとか、そういったようなメリットがございます。
◆
酒井まさえ 委員 ありがとうございました。
以上です。
○
富田たく 委員長 それでは、ほかに
質疑はありませんか。──ないようですので、
質疑を終結いたします。