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令和 元年 6月17日議会改革特別委員会−06月17日-01号

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  1. 杉並区議会 2019-06-17
    令和 元年 6月17日議会改革特別委員会−06月17日-01号


    取得元: 杉並区議会公式サイト
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    令和 元年 6月17日議会改革特別委員会−06月17日-01号令和 元年 6月17日議会改革特別委員会                  目   次 席次について ……………………………………………………………………………… 3 委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3 説明員の紹介 ……………………………………………………………………………… 3 所管事項調査  (1) 議会基本条例について …………………………………………………………… 3  (2) 個別の検討課題について ………………………………………………………… 7                 議会改革特別委員会記録  日   時 令和元年6月17日(月) 午前10時 〜 午前10時22分  場   所 第2委員会室  出席委員  (12名) 委 員 長  大 槻  城 一     副委員長  大 泉 やすまさ        委  員  堀 部  やすし     委  員  奥 田  雅 子
           委  員  ひわき    岳     委  員  わたなべ 友 貴        委  員  藤 本  なおや     委  員  山 本  あけみ        委  員  川原口  宏 之     委  員  今 井  ひろし        委  員  くすやま 美 紀     委  員  脇 坂  たつや  欠席委員 (なし)  委員外出席 議  長  井 口  かづ子     副 議 長  島 田  敏 光  事務局職員 事務局長    佐 野 宗 昭   事務局次長   植 田 敏 郎        議事係長    蓑 輪 悦 男   担当書記    渡 辺 美由紀 会議に付した事件  席次について……………………………………………………………………………決定  説明員の紹介  所管事項調査   (1) 議会基本条例について   (2) 個別の検討課題について                           (午前10時    開会) ○大槻城一 委員長  ただいまから議会改革特別委員会を開会いたします。  《席次について》 ○大槻城一 委員長  本日は、正副委員長互選後初めての委員会ですので、まず席次についてお諮りいたします。  ただいまお座りの席でよろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○大槻城一 委員長  それでは、この席次で決定いたします。  《委員会記録署名委員の指名》 ○大槻城一 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、奥田雅子委員を御指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  《説明員の紹介》 ○大槻城一 委員長  次に、当委員会説明員の紹介をお願いいたします。 ◎議会事務局長 区議会事務局次長植田敏郎でございます。  《所管事項調査》   (1) 議会基本条例について ○大槻城一 委員長  当委員会設置目的は、議会あり方に関する調査となっております。  まず初めに、議会基本条例についてです。  条例案につきましては、前期までの議会改革特別委員会において検討を重ね、現在は、条文(素案)としてのまとめが完了している状況です。  これまでの検討経過につきまして、事務局から説明を受けたいと思います。あわせて、議会改革特別委員会のこれまでの経過につきましても説明をお願いいたします。 ◎議会事務局次長 私からは、議会改革特別委員会のこれまでの経過及び議会基本条例検討経過について御説明申し上げます。  お手元の資料1をごらんください。  平成17年に設置された議会改革に関する検討調査部会における検討に基づき、議会運営委員会に「議会改革の推進に関する申送り事項」が提出され、これを受けて、平成23年3月11日の本会議において、議会改革の推進に関する決議が全議員の賛成をもって可決されました。資料1の4ページに記載のとおりでございます。  その後、平成23年5月に、議会改革を推進していくために、議会改革特別委員会が設置されたところでございます。  議会改革特別委員会では、議会基本条例条文検討を重ねる一方で、個別の検討事項として、議場及び委員会室へのパソコンの持ち込み、プロジェクターの導入、低投票率に対する取り組みについて検討を行い、平成27年の改選後においては、議会ICT、タブレットの導入、議会図書室議員厚生室の利用について検討を行ったところでございます。  議会ICTにつきましては、現在、ICT活用推進検討委員会が設置されておりますので、そちらでの検討事項となっております。  議会基本条例条文案は、平成31年3月に、資料2の杉並区議会基本条例(素案)を全議員皆様方に御配付したところでございますが、前文及び解説文の作成が未着手でありましたので、資料1の5ページに記載の課題について、新生議会に申し送りを行ったところでございます。  次に、平成27年以降の議会基本条例検討の経過につきまして御説明申し上げます。資料1、2ページの2、議会基本条例検討の経過をごらんください。  平成25年にまとめられた議会基本条例骨子案をたたき台として検討を開始し、平成27年は、条文に盛り込む内容の見直し作業記載項目の追加及び削除を行い、条例作成に当たってのコンセプトを、3ページに記載のとおり決定いたしました。議会の仕組み、役割を区民の方にわかっていただけるような条例にしようということが検討のベースになっている考え方でございます。  平成28年からは、具体的な条文案の作成に取りかかり、1条1条丁寧に検討を行ってきたところでございます。  平成29年には一通りの案文を完成させ、その後、ペンディングとなっていた事項検討も含め、文章全体のブラッシュアップ作業に着手し、平成31年3月の委員会において資料2の素案を決定し、全議員に御報告を行ったところでございます。  なお、御参考までに、資料3、他自治体条例制定状況を御配付しておりますので、ごらんください。23区及び多摩地区議会基本条例を制定している自治体名条例施行日、制定の目的を記載しておりますので、御参考にごらんいただければと思います。  私からは以上でございます。 ○大槻城一 委員長  ただいまの説明にありましたとおり、議会基本条例につきましては、前期の区議会からの申し送りを受け、引き続き当委員会において検討を進めてまいりたいと思います。  条例検討の体制ですが、これまでは、議会基本条例に関する部会を設置して、部会検討した内容を次の委員会で報告し、承認、決定するという形をとってきました。今期においても同様の体制で進めてまいりたいと考えておりますが、何か御意見はありますか。──それでは、そのような形で進めてまいります。  次に、部会のメンバーについてですが、皆でともに考え、自由に意見を出し合い、検討経過を全ての委員が把握できるよう、委員全員部会員としてはどうかと考えていますが、いかがでしょうか。何か御意見はありますか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○大槻城一 委員長  それでは、委員全員部会員とすることでよろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○大槻城一 委員長  それでは、そのように決定いたします。  部会議事録についてですが、これまでと同様に要点記録という形で事務局にお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。       〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○大槻城一 委員長  それでは、そのように進めていきたいと思います。  なお、第1回目の部会は、この委員会終了後に開催したいと思いますので、委員の皆様は後ほどお残りいただくようお願いします。  次に、議会基本条例策定スケジュール案についてです。資料4をごらんください。現在の議会改革特別委員会条例議案提出まで行うことを目標にしたスケジュール案でございます。  前文及び解説文を作成し、条文(素案)を政策法務担当にチェックしてもらった上での修正作業を完成させ、11月をめどに議会基本条例(素案)を完成させます。第4回定例会中に全員協議会議員のみ出席)を開催し、全議員への説明意見聴取を行った上で、パブリックコメントを実施、来年の第1回定例会議案提出を行うという流れでございます。  前文、解説文の作成にどの程度時間がかかるかによって進行状況が変わってくると思いますが、これらのスケジュール案につきまして、御意見はございますか。 ◆藤本なおや 委員  今回改選になっているので、このスケジュールだとちょっと急ぎ過ぎかなと私は思っています。もう少し丁寧に、新人議員もいますので、もう一度素案からたたき直すべきだと私は思います。 ◆くすやま美紀 委員  パブリックコメントが1月中旬から末ということで、ちょっと期間が短いのと、そこから1定までの期間が短い。1月末にパブリックコメントを集約して、そこからその意見をいろいろ調整して原案決定というのが、ちょっと期間が短いような気もします。だから、もうちょっと余裕を持ってといいますか、日程はやはりちょっときついんじゃないかなというふうに感じます。 ◆山本あけみ 委員  私も、この委員会、なかなか内容までつまびらかに把握をしていない立場で申しわけないんですが、やはり素案の理解度をまず高めるということを少し挟んでいただいたほうがいいように感じます。 ◆堀部やすし 委員  前期から引き続きやっている立場で確認をしたいんですが、そもそもは素案ができた段階で全員協議会をやる、こういう計画だったんですよね。それがこのスケジュール案だと、もう1回もみ直して、法務のチェックを入れてもらった後で、これは4定ですから12月ぐらいですかね、全協をやるということになっています。  今回改選があったので、特に新人議員の方は、議会基本条例というのは一体どういうものなのかということを必ずしも御存じないと思いますので、できれば早目に、新人の方だけ対象でもいいんでしょうけれども、この条例説明をしていただいて、その上で進めていったほうがスケジュール感もわかってきていいんじゃないかな、こう思いますが、いかがでしょうか。 ○大槻城一 委員長  それは、早目に新人議員の方に議会基本条例のこれまでの経過を一度何らかの形で見ていただくと。 ◆堀部やすし 委員  何らかの形で御説明をして、把握をしていただいた上で進めていったほうが、いきなり12月に全協をやっても、そこで初めて細かな内容を知るというのだとなかなか厳しいんじゃないのかな。合意をとるにしても難しいんじゃないのかなと思うので、そのあたりは御配慮いただけたらな、こう思います。 ○大槻城一 委員長  その辺につきましては、また副委員長ともども、議会事務局とも調整をしてまいりたいと思います。  これまで、堀部委員はもう4年ですか、やってこられて、あと、脇坂委員川原口委員も長く携わっていただいておりますが、何か御意見ございますか。 ◆脇坂たつや 委員  今出た意見というのは、もっともな話だと思います。やはり理解度というのがそれぞれ、新人も、また経験していた方によっても違うと思いますので、そこをまずしっかりとやっていくことが大事だと思う。  あと、結構、条文の議論の中で、これは解説文にといって流したことがすごくあったと思いますので、ここの解説文のところを検討するというのは少しまた時間を要するところがあるのかなというふうに思いますので、そこら辺も含めて柔軟な対応をしていけたらいいのかなと思っています。 ◆川原口宏之 委員  堀部委員脇坂委員同様、ずっと携わってまいりましたけれども、この素案ができるまでに、1回つくり上げたものをもう1回最初から、練りに練って、練り直してでき上がった素案でありますので、その経緯も含めて、あるいはその中に込められた思いとかも含めて、新人議員の皆様に御理解をいただくということは本当に大事なことなのかなと思います。  それと、解説文、前文も含めてこれからということになりまして、ここは結構時間がかかるのかなという感じはしておりますので、そこはやはり柔軟にというか、臨機応変にやっていくべきだろうなというふうに思います。 ○大槻城一 委員長  1つ堀部委員に伺いたいんですが、先ほどの新人議員というのは、今回当選された全ての議員にということでよろしいでしょうか。 ◆堀部やすし 委員  そうですよね。そうしないといけないと思いますし、また、それ以前からいらっしゃる方でも、この議会基本条例、必ずしも全員にきちんと説明が行き渡っているわけではありませんから、もう少し開かれた形でもいいんじゃないかなと、こう思います。 ○大槻城一 委員長  それでは、スケジュールにつきましては、今後の部会での議論もございますし、先ほどお話しした、副委員長事務局とも調整をしながら、新人議員の方含めて、あと議会全体含めて、もう一度その状況を鑑みて、再度皆様に御提示をしていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。──  それでは、議会基本条例については以上ですが、ほかに意見はございますか。   (2) 個別の検討課題について ○大槻城一 委員長  では、次に、議会基本条例以外の個別の検討課題についてです。  これまでの議会改革特別委員会においては、ICT化について、議会図書室議員厚生室についてなどの検討を行ってまいりました。  当委員会設置目的議会あり方に関する調査ということですので、多岐にわたる課題がございますが、まず、どのような検討課題が考えられるか、皆さんの御意見を伺いたいと思います。いかがでしょうか。 ◆藤本なおや 委員  これは議運との関係で、例えば議運のほうから申し送りがあるとか、何かその辺の流れみたいなのは、委員長がつかんでいるのであれば、まずそちらのほうから御説明いただいたほうが早いのかなと思いますが、いかがですか。 ○大槻城一 委員長  現在のところ、私のほうには、議運との、そのような情報についてはいただいていないのが現状でございます。 ◎議会事務局次長 今委員長からお話ありましたように、議運から議会改革へという課題は、事務局のほうにも特に寄せられておりません。 ◆藤本なおや 委員  前期からの申し送りみたいなのも、そういう課題は何かないのかな。 ◎議会事務局次長 申し送りは、基本条例を進めるということと、陳情の取り扱い、ICTの活用、政務活動費という、大きなものに関してのまとめはございますけれども、個別に議運のほうから申し送りの課題というのは、そこに入っておりますように、陳情ですとかそのあたりかと思われます。 ◆藤本なおや 委員  それを、例えば議運を飛び越えてこの特別委員会のほうで先走ってやっていいのかどうかということもあるし、その辺の足並みをそろえていかないといけないと思うので、それはもう少し議運と、委員長を含めて問題を精査されたほうがいいんじゃないですか。我々に聞くというよりも、まずそこから始めたほうが進め方としてはありなのかなというふうに思います。  正副議長もおられますので、その辺も含めて、議会課題を洗い出すというところを、まず議運も含めてやっていただくというのが必要なんじゃないですか。 ◆堀部やすし 委員  課題はたくさんあると思いますので、一つ一つ出していくと大変だと思いますので、きょうのところは控えていいと思いますが、条例検討していくと、ここに問題がある、あそこに問題があるという課題部会ではたくさん出てくるので、その中から早期に解決すべき問題を当然この委員会の場に報告することになると思いますから、その流れの中で検討していくという方向づけのほうがいいのではないかというふうに私は思うんですが、いかがでしょうか。 ◆今井ひろし 委員  私も2年ほど議会改革をやって、委員長も1回やりましたが、そのときはやはり議運から、議場へのPC持ち込みに関して検討してくれというのを受けて議会改革で審議したというのを覚えておりますので、議運との連携はやはり必要なのかなと。  要するに、こちらで勝手に課題を出すよりかは、議運から申し送られた事項検討していくというのが流れだったように記憶しておりますので、その点だけお伝えしておきます。 ○大槻城一 委員長  ほかはいかがでしょうか。──それでは、議会運営委員会委員長とも再度連携をとって、そこの課題についても意見交換をしてまいりたいと思います。
     また、先ほど堀部委員からもございましたが、当然、部会の中でさまざま議論していく中で、先ほど脇坂委員からも、一つ一つについてまだ課題もあるというお話もございましたので、その中で皆様とともにその課題について共有して、必要であれば議運の方とも話し合いをしながら、お互い、どちらでどういう形で課題について議論していくかというすみ分けを含めてまたやっていければと思っております。  ほかには何かございますか。──これまでの委員会部会の流れを見ますと、それなりの回数開催しているのを存じ上げております。ですので、今後、なるべくタイムリーなときに、例えば会派に持ち帰って御検討いただくというのもあるのかなと感じておりますので、この特別委員会委員の皆様には、そこら辺のところも含めてお願いをできればと思います。よろしくお願いいたします。  では、ほかに意見がないということでございますので、以上で本日の議会改革特別委員会を閉会いたします。                           (午前10時22分 閉会)...