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平成30年 2月28日文化芸術・スポーツに関する特別委員会−02月28日-01号

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  1. 杉並区議会 2018-02-28
    平成30年 2月28日文化芸術・スポーツに関する特別委員会−02月28日-01号


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    平成30年 2月28日文化芸術スポーツに関する特別委員会−02月28日-01号平成30年 2月28日文化芸術スポーツに関する特別委員会                  目   次 委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3 報告聴取  (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた文化プログラム取組経過について     ……………………………………………………………………………………… 3  (2) 杉並区における東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた懇談会の活動報告について     ……………………………………………………………………………………… 4  (3) 東京2020大会に向けた普及啓発事業実施報告について …………………… 4  (4) 「杉並区中学校対抗駅伝大会2017」の実施報告について …………………… 5  (5) 平成29年度「交流自治体中学生親善野球大会」の実施報告について………… 6  (6) 杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」の改定について     ……………………………………………………………………………………… 6 委員の派遣について ………………………………………………………………………29          文化芸術スポーツに関する特別委員会記録
     日   時 平成30年2月28日(水) 午前9時57分 〜 午前11時24分  場   所 第3・4委員会室  出席委員  (11名) 委 員 長  吉 田  あ い     副委員長  上 野  エリカ        委  員  川 野 たかあき     委  員  木 村  ようこ        委  員  市 来  とも子     委  員  藤 本  なおや        委  員  山 本  ひろこ     委  員  増 田  裕 一        委  員  くすやま 美 紀     委  員  渡 辺  富士雄        委  員  大 熊  昌 巳  欠席委員 (なし)  委員外出席 (なし)  出席説明員 地域活性化担当部長オリンピック・  文化・交流課長 幸 内 正 治        パラリンピック連携推進担当部長                安 藤 利 貞        地域活性化推進担当課長       スポーツ振興課長阿出川   潔        オリンピックパラリンピック        連携推進担当課長                村 野 貴 弘        産業振興センター所長        生涯学習担当部長齋 木 雅 之                内 藤 友 行        生涯学習推進課長事務取扱      障害者施策課長 出 保 裕 次        教育委員会事務局参事                本 橋 宏 己        済美教育センター所長        済美教育センター統括指導主事                平 崎 一 美           寺 本 英 雄  事務局職員 事務局次長事務取扱区議       議事係長    蓑 輪 悦 男        会事務局参事              植 田 敏 郎        担当書記  高 野 貢 志 会議に付した事件  所管事項調査  1 報告聴取   (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた文化プログラム取組経過について   (2) 杉並区における東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた懇談会の活動報告について   (3) 東京2020大会に向けた普及啓発事業実施報告について   (4) 「杉並区中学校対抗駅伝大会2017」の実施報告について   (5) 平成29年度「交流自治体中学生親善野球大会」の実施報告について   (6) 杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」の改定について  委員の派遣について……………………………………………………………………決定                             (午前 9時57分 開会) ○吉田あい 委員長  ただいまから文化芸術スポーツに関する特別委員会を開会いたします。  《委員会記録署名委員の指名》 ○吉田あい 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、上野エリカ副委員長を御指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  《報告聴取》 ○吉田あい 委員長  それでは、これより報告事項を聴取いたします。  本日の報告事項は6件です。  質疑は、報告事項を一括して聴取した後に行いたいと存じます。  それでは、よろしくお願いいたします。   (1) 東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた文化プログラム取組経過について ◎文化・交流課長 私からは、昨年8月に作成をいたしました東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた文化プログラムのその後の取り組み経過について御報告をいたします。  別紙の資料1に各事業の取り組みの様子の写真を掲載しておりますので、説明とともにごらんをいただきたいと思います。  初めに、文化・芸術活動助成金事業の活用でございますが、企画提案事業東京オリンピックパラリンピックを見据えた新たなテーマとして、「レガシーの創出に向けた新たな文化芸術の創造〜杉並から国内外へ文化を発信〜」を設定し、昨年12月から1月にかけて募集を行いました。その結果、5件の応募がありまして、来月に行われる文化・芸術振興審議会で審査をし、対象事業を決定してまいります。  次に、2の協働提案事業における和文化発信に向けた取り組みでございますが、昨年8月に、和をテーマにアートイベントを行いました。30年度も、同様に和をテーマとしたイベント阿佐谷七夕まつりの開催及び東京2020オリンピックの2年前イベントの時期に合わせて行う予定でございます。  次に、取組(3)、アートサポーターの育成でございます。すぎなみ地域大学アートサポーター講座を開講し、16名をサポーターとして登録いたしました。11月に、この登録アートサポーターが中心となり、区内で行われているアートイベントを解説しながら散策する「アートサポーターと楽しむ秋のアート」を実施いたしました。また、サポーターによる文化・芸術活動助成金事業モニタリングを行いました。鑑賞結果をレポートするなど、助成事業のチェック、評価を行う体制を構築いたしました。  続いて、取組の(4)、交流自治体「南相馬市」との連携では、昨年11月に南相馬市で南相馬市子ども文化芸術交流事業が行われ、女子美術大学の学生と杉並区内の小学生が参加をいたしました。内容といたしましては、南相馬市と交流のある自治体の小中学生が、文化芸術を通して南相馬市の復興をPRしていくため、市のシンボルであります馬をテーマに、段ボールアートを制作いたしました。  最後に、取組の(5)、杉並の魅力を国内外へ発信する取組でございますが、区内の芸術家や作品、施設など文化芸術に係る情報を英語に翻訳をし、小冊子にまとめました。この小冊子につきましては、区内宿泊施設や都内にあるふるさと情報コーナーで配布をし、区の文化発信に努めてまいりました。  私からの報告は以上でございます。   (2) 杉並区における東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた懇談会の活動報告について   (3) 東京2020大会に向けた普及啓発事業実施報告について ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 私からは、最初に、杉並区における東京2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた懇談会の活動について御報告をさせていただきます。  懇談会の活動状況及び検討内容につきましては、平成28年度に5回、平成29年度に2回開催し、これまで、目標の設定からプロジェクトまでを区民みずからが考えるという取り組みで、ワークショップ形式により、杉並をこんなまちにしたいというテーマで、スポーツ、バリア、地域活性、子どもの4つのテーマごとに、実現したい目標、その実現に向けた具体的な取り組み内容を検討してまいりました。  昨年6月に開催の第6回懇談会以降、懇談会委員の中から構成された実行委員により、具体的なプロジェクト取り組み案について検討を進めてまいりました。第7回の懇談会において、3つのプロジェクトについてプレゼンテーションが行われ、意見交換を行いました。  実行委員会における検討概要につきましては、記載の3点となります。  第1に、「スポーツ」をテーマとしまして、海外で盛んであるが日本ではマイナーな競技への取り組み等、新たな視点を持ったスポーツイベントを実施し、2020年に、大人も子供も参加できる仮称すぎなみスポチャレフェスティバルを開催するものでございます。  次に、「地域活性化」をテーマとしましては、商店街の人々など地元の人と話し合いながら、オリンピックパラリンピックに関連した国々の食をテーマとした地域イベントを行うことにより、地域活性化を図っていくとするものでございます。  3点目が、「子ども」のテーマにつきましては、小中学生を主体として、大学生などの支援によりワークショップ等を行い、オリンピックパラリンピックをモチーフとした創作を行い、発表の場を設けることで、子供たちの心に残るレガシーとする活動を行うものでございます。  続きまして、私から報告の2点目となります。東京2020大会に向けた機運醸成取り組みとしまして、この間実施してきました普及啓発事業について御報告をさせていただきます。  1の「パラスポーツをもっと知ろう!」につきましては、障害者週間事業のふれあいフェスタ2017へ出展し、パラリンピック競技種目のパネル及び競技道具の展示を実施したものでございます。  2の講演会「明日への一歩〜パラリンピックの持つ力」につきましては、ゴールボール日本代表を目指す区内在住高田朋枝さんと、パラリンピックを支える側の仲前パラリンピック統括課長による講演会を実施いたしました。講演会では、初めての試みですが、アイマスクをつけて聞いてもらいまして、ゴールボールの音を聞いてもらうなど、体感型の講演会として実施いたしました。  3の報道写真展「感じるパラリンピック越智貴雄写真展」につきましては、2月13日から23日まで、区役所2階の区民ギャラリーで実施し、最終日にはギャラリートークのほか、区内在住のパラアスリート、大西瞳さんとのトークショーを実施しました。最終の参加人数は883名でございました。  4の平昌2018オリンピック冬季競技大会パブリックビューイングにつきましては、3の写真展開催期間中の開庁日である2月17日土曜日に、区役所1階ロビーにおいて、フィギュアスケート男子シングルフリー決勝の様子を放映いたしました。羽生結弦選手宇野昌磨選手が出場の際は満席となり、盛り上がりを見せました。  裏面が各イベントの様子でございます。  私からは以上でございます。   (4) 「杉並区中学校対抗駅伝大会2017」の実施報告について   (5) 平成29年度「交流自治体中学生親善野球大会」の実施報告について   (6) 杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」の改定について ◎スポーツ振興課長 私からは、3点御報告させていただきます。  まず、報告(4)、杉並区中学校対抗駅伝大会2017の実施報告について、御報告いたします。  本大会は、ことしで18回目となるものでございまして、開催の目的といたしましては、駅伝大会を通してスポーツ普及振興を図るとともに、青少年の体力向上健全育成を図ることでございます。  開催日は、平成29年12月10日。  コースは、都立和田堀公園陸上競技場、いわゆる済美山運動場を起点とした約10キロの周回コースでございまして、昨年度と同様のコースでございます。  参加校及び参加選手数でございますけれども、参加校は、区立の23校の中学校全校と、招待チームといたしまして南相馬市チームが参加してございます。参加選手につきましては、補欠を含む406名となってございます。  また、大会を盛り上げていくための取り組みといたしまして、走っている選手と同じく中学生によるブラスバンドや和太鼓の演奏、そして競技アナウンスを行っていただいたところでございます。  このほかに、競技従事者といたしまして、近隣の町会や杉並区体育協会、杉並区陸上競技協会の方々、436名の方々が従事してくださったところでございます。  主な競技結果につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、報告(5)の平成29年度交流自治体中学生親善野球大会実施報告につきまして、御報告いたします。  まず、大会の目的でございますけれども、区と交流のある自治体と親善野球大会を開催することで、中学生の健全なスポーツ精神を培うとともに、異文化理解、そして国際理解を深めるものでございます。  参加自治体につきましては、杉並区、台北市、南相馬市、名寄市の4自治体でございます。
     実施日程でございますが、12月27日から30日までの4日間でございまして、親善試合につきましては中日の2日間、また、台湾の文化体験や中学校との交流を初日と最終日に行ってございます。  大会の会場につきましては、記載のとおりでございます。  参加状況につきましては、杉並区2チーム、南相馬市と名寄市が1チームずつ、そして台北市からは6チームが参加してございます。  その他でございますが、本日28日の夜に、参加者や保護者、関係者による報告会を実施いたします。  裏面をめくっていただきますと、参考資料として親善野球大会の試合結果や、また選手の様子がわかる写真を記載してございます。こちらのほうを参考にしていただいたらと思います。  私からの最後で、報告の(6)番、杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」の改定について御報告をいたします。  まず、報告に先立ちまして、資料に誤りがございましたので訂正させていただきたいと思います。別紙1をごらんになってください。こちらは、意見の概要と区の考え方の表を記載してございます。その表頭の右側の部分に「区の考え方(案)」とございます。こちらの表記につきまして、「(案)」を削除いただき、「区の考え方」に訂正いただきますようお願いいたします。申しわけございませんでした。  では、改めまして、杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」の改定につきまして御報告いたします。  改定に当たりましては、昨年の12月に公表いたしました杉並区スポーツ推進計画の案につきまして、区民等意見提出手続を行いまして、計画の改定を取りまとめたところでございます。  まず、パブコメの実施状況でございますけれども、12月1日から1月4日まで実施いたしまして、総数12件、延べ18項目について御意見を頂戴したところでございます。  別紙1をごらんください。こちらのほうに提出された意見と区の考え方をまとめてございます。  続いて、別紙2をごらんください。こちらにつきましては、誤記の修正や、実績値を最新の数値に記載するなどの修正を3項目について行ってございます。  これらの修正を含めまして、別紙3のスポーツ推進計画・平成30〜33年度にまとめたところでございます。  今後のスケジュールといたしましては、本日の御報告を踏まえまして、4月1日号の「広報すぎなみ」、そしてホームページ等で区民に広く公表してまいりたいと考えてございます。  私からの報告は以上でございます。 ○吉田あい 委員長  これより、ただいまの報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方は挙手願います。──それでは、委員会の円滑な運営と公平を期するため、最初の質疑は答弁を入れてお一人往復10分程度とさせていただき、一巡しました後、必要があれば再度質疑をしていただくということで進めていきたいと思います。議事進行に御協力のほど、よろしくお願いします。 ◆渡辺富士雄 委員  まず、文化プログラム取り組み経過についてですけれども、1番目の助成金事業の活用で、文化プログラム、一応そういう方向での事業を選定するということなんですけれども、中身は書いてないんですが、どういうジャンルか、示せる範囲で御説明をいただけますか。 ◎文化・交流課長 さまざまジャンルがございまして、今回の取り組みにつきましては、6つの目標に向けて実施をしてございます。区の文化プログラムをやるに当たりましては、独自に、新たに区の財源を設けて実施するということではなくて、既存の事業を工夫して、さまざまな分野でやっていくというようなことを考えているところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  少しジャンルというか、この応募事業の中身がもし示せれば、5件の。 ◎文化・交流課長 まず1つ目が、アートカードを使ったもので、これはアートのカードを見ていただいて、通常、美術館に行って作品を見るというのが美術鑑賞としてあるんですが、それをカードにして、子供たちがそのカードを見て感想を言い合ったり、そういったものがまず1つあります。  2つ目としては、西荻茶散歩ということで、お茶を飲みながら、西荻にありますアートを見て歩くというようなものがございます。  3つ目が、阿佐ヶ谷アートストリートということで、阿佐谷のアートを見て回ったり、それから南相馬の森林組合の協力のもとに作品展示をするといったようなことでございます。  4番目が、これも阿佐谷でございますが、古典の関連で、能と狂言を阿佐谷で行う、薪能をやるというものでございます。  最後に5番目が、かるたで人をつなぐということで、障害者や外国人の方々も参加できるようなかるたの創作をして、かるたに親しんでいただくといったようなものでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  それを受けて、3番目のアートサポーターの育成の取り組みなんですけれども、実際に今年度、アートサポーターがモニターを開始しているんですけれども、その結果というか、その辺は何か出ているんでしょうか。 ◎文化・交流課長 アートサポーターにつきましては、16名の方が登録いただきまして、区のモニタリングをしていただきました。助成金事業について、それぞれアートサポーターの方に見ていただきまして、モニタリングをしていただいたということになってございます。それで、それぞれ実際のものを見ていただいて、全体的な評価、それからお客様の動向等をレポートして、区のほうに提出していただいたというところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  時間がありませんので、中身を特に聞くつもりはないんですけれども、これまで助成金事業の検証というんですかね、なかなか具体的なことがなされていなかった。やりっ放しとは言いませんけれども、これをサポーターを使ってモニタリングしていくというのは非常にいいかなと思いまして、ようやくこういう制度ができ上がったんだなというふうに思っております。  この項の最後ですけれども、今後のプログラム、今年度はこういう状況で、来年度に向けて何か、来年度の目玉というか、特に予算の中には具体的にはありませんかね。何かありましたら教えてください。 ◎文化・交流課長 区の文化プログラム取り組みにつきましては、昨年8月に策定をいたしまして、それ以降、約半年程度たちました。来年度につきましては、まずこの取り組みをまとめました内容をさらに精力的に取り組んでいくとともに、文化・芸術振興審議会がございますので、そこでもまた30年度以降、新たな取り組みを、また意見を出していただいて考えていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  ぜひおもしろい取り組みをよろしくお願いいたします。これは議員もいろんな思いがあるでしょうから、そういう提案もあるかと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。  次に、2020年大会に向けた普及啓発事業実施報告ですけれども、ここにすぎなみフェスタの内容が入ってないんですが。いろいろやったんですけれども、この辺はいかがだったんでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 すぎなみフェスタの件でございますか。──済みません、これは前回からその後のということで御報告をさせていただきまして、すぎなみフェスタは、ビーチバレーの選手に来てもらったり、あと、パラの競技であるとテコンドーの選手に来ていただいたり、そこで普及啓発活動をしたような状況でございます。 ◆渡辺富士雄 委員  申しわけありません、前回の委員会の後ということですね。了解しました。  これについても、私も参加させていただきましたが、非常におもしろかったなというふうに思っております。だんだんこういう機運が盛り上がって、例のカウントダウンの表示もつくっていただいて、これからもっとおもしろいものに……。  これについても、来年度、何か目玉になるようなことをやられるかどうか、もしありましたら。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 委員から御提案いただきましたサイネージ、カウントダウンにつきましては、写真展のときに、とりあえずデモで置かせていただきまして、そちらにつきましては、委員に御指摘いただきましたので、年度内あるいは来年度になってしまうかもしれませんけれども、どうにか庁舎内に表示できるような形を検討してまいります。  また、今回、主にパラリンピックとかパラスポーツのことをいたしました。これにつきましては、懇談会のほうで、バリアの取り組みについて具体的な御提案というか、検討の中には特別なかったので、それについては区のほうでしっかり受けとめて、バリア、心のバリアフリーにつきまして区としても取り組んでいきたいということで、今回パラリンピックパラスポーツの紹介をさせていただきまして、引き続きそちらについても力を入れて取り組んでいきたいと思ってございます。 ◆渡辺富士雄 委員  ぜひこちらについてもいろいろ工夫を凝らして、もっともっと周知、また盛り上げるような展開をしていただければというふうに思います。  あと、中学校駅伝ですけれども、ことし18回、ちょうどオリンピックイヤー、2020年に20回を迎えるんですね。これまでいろいろ話が出ていました、クローズドでいつもやることも、オープンがいい、外に出てはという話もあるんですけれども、2020年、20回大会となりますけれども、この辺、工夫を凝らして、オリンピックイヤーの大会ということで何か考えられているでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 中学校対抗駅伝なんですけれども、こちらのほうにつきましては、オリンピックイヤーの際に、子供たちに、レガシーになるような取り組みをさまざまな形で考えていきたいということを今考えてございます。なので、その中に、中学校駅伝大会を拡充していくということも1つの視野には入れてございます。  そういったことも踏まえて、どういったことが、子供たちに対してオリンピックイヤーでレガシーになるか、その前の年もそうなんですけれども、そういったことについて、庁内組織全体で考えながら検討していきたいと思っているところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  中学校駅伝の存在は、我々が思っている以上に実はなかなか周知されていないところも実際あるんですね、やっていたのとか。せっかくあれだけ中学生、全中学ですからね、全区的に中学生が頑張っている姿をもっともっといろんな人に見てもらいたいなと非常に私なんかは思っております。地元に帰って報告をするんですけれども、たまたまというか、2連覇したので、そういったことも本当に地域の盛り上がりには非常にプラスになるというふうに思うんですね。  だから、ぜひこの中学校駅伝大会、もっともっと区民の方に、特に地元の地域、自分たちが子供を育てているという思いがある人たちにももっと参加していただけるのか、なかなか遠いので行けないところもあるんでしょうけれども、その辺、ぜひ知恵を使って検討していただければと思います。よろしくお願いします。それは要望で。  最後に、推進計画ですけれども、今回の改定に当たってのポイントは何か、この辺についてお伺いします。 ◎障害者施策課長 今回は、前回の計画と比べまして障害者スポーツ関係がふんだんに盛り込まれている、こういうことも1つのポイントかなというふうに考えているところでございます。 ◎スポーツ振興課長 今回のポイントでございますけれども、前回と大きく異なるところが、今回、計画期間の中にまず2020年の東京オリンピックが含まれるといったことから、やはりオリンピックを契機としましてスポーツ振興を広げていこうということで、これを契機としたさまざまな取り組みを記載してございます。  また、スポーツの実施率を上げていくということを考えたときに、なかなかスポーツに親しむ機会が少ない方々、高齢者の方々、また子育て世代の方、特に、先ほど他の説明員からもございましたが、障害者の方々のスポーツを拡充していこうといったところが大きな考え方となってございます。  また、前回の計画、平成25年度につくっていますけれども、この後に、健康寿命の延伸、フレイル予防などの健康長寿の考え方というのが多く出てきてございます。そういった取り組みにつきまして、スポーツ所管が区民生活部に、区長部局に移管したことを踏まえまして、障害者部門や健康部門、そういったところとより連携した取り組みを盛り込んだところでございます。 ◆市来とも子 委員  私からは、2点お伺いいたします。  計画について、パブコメを別紙1でいただいているんですけれども、その中で11番、計画には書かれていないんですが、パラリンピックの誘致を4種目としているというふうに明確に書かれておりまして、なぜこの4種目としているのか、まず伺います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 パラリンピックを事前誘致する場合は、やはり施設の関係のバリアフリーとか駐車場の関係とかもございます。また、施設、競技の場所の関係がございまして、幾つか検討したんですけれども、それと今後の普及ができるかというのと、あと経費についても検討させていただいた関係で、4種目に絞りました。 ◆市来とも子 委員  この4種目を誘致する場合は、どういうふうな形で誘致することになるんでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 現在、東京都のガイドのほうには載せています。オリンピックと違って、事前キャンプが、パラリンピックというのは、来られるのがオリンピックに比べてちょっと少ないというふうにお聞きしていますけれども、今後パンフレットをつくったりして、積極的に競技団体等外国チームのほうにつきましてもアタックしていきたいと考えてございます。 ◆市来とも子 委員  競技団体と直接区がアクセスをして誘致をするというようなイメージなんでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 ほかの区でもちょっとやっているところがあるんですね。そういうところに聞きますと、例えば青梅市でいうとボッチャの誘致をしたいということなんですけれども、体育館の冷暖房がないとそもそもだめですよと言われてしまったとか、いろんな条件がありますので、その辺の情報収集にも今努めているところでございます。 ◆市来とも子 委員  条件が合えば、できるだけ誘致のほうをやっていただきたいというふうに思います。  あともう1点ですけれども、スポーツツーリズムの推進ということで、新規として掲げられております。31ページのほうですね。交流自治体と体験ツアー等を行うということなんですけれども、これはあくまで区民を対象にしたツアーなのか、あるいは杉並区に来られた観光客の方も参加できるようなツアーなのか、そこら辺確認いたします。 ◎文化・交流課長 これは、基本的には区民を対象にしてやるものでございます。現在、スポーツツーリズムのこういったツアーというのはまだやっておりませんけれども、体験型の、杉並区民が名寄に行ったり小千谷に行ったり、そこで向こうの郷土料理を体験したり、そういったツアーはやっておりますので、それのスポーツ版のものをやっていきたいというふうに考えているところでございます。 ◆市来とも子 委員  逆に、交流自治体の方が杉並区に来られるようなツアーというのもされるんですか。 ◎文化・交流課長 逆に、小千谷の方が杉並のジャズストリートを見に来たりとか、そういったものも今やっております。杉並のスポーツにどういうふうに参加できるかというのは、逆はちょっと難しいかなと思うんですね。というのは、杉並から行く場合は、例えばマラソンとかそういったものは各地で、交流自治体のほうでもやっていますので、スポーツを通じたそういったものは、行くのはやりやすいのかなと思いますけれども、こちらに来ていただくものも、何かしらまた考えていきたいというふうに思います。 ◆市来とも子 委員  あと、海外の交流自治体もありますけれども、そことの関連はどうなんですか。 ◎文化・交流課長 海外のは、今1つやっているのが、交流協会のほうで2年連続で台湾の区民ツアーというのをやりまして、そういった部分はやっていますけれども、それのスポーツ版というのは、まだ海外版は難しいのかなというふうに思っております。 ◆市来とも子 委員  おもしろい取り組みだなというふうに思いますけれども、交流自治体とスポーツを通じてというところで、どういう効果を目指しているのかというのがちょっと……。運動のきっかけづくりというふうに書かれていますけれども、その目的と効果というようなところをお伺いします。 ◎文化・交流課長 そもそも交流の目的というのは、人と人が触れ合って、心を豊かにしていくということが交流の一番の目的ですけれども、今回のスポーツを通じたものというのは、向こうの方々と一緒にスポーツを通じて交流をすることで、より理解を深めていくということが1つと、交流自治体のほうに行って、体を動かす1つのインセンティブといいますか、きっかけづくりになって、そういったスポーツを通じた健康づくりにも役立てていただければというふうに考えているところでございます。 ◆川野たかあき 委員  まず、東京2020オリパラ競技大会に向けた懇談会の活動報告というところなんですけれども、改めてになってしまうと思うんですが、その懇談会の中から実行委員が選ばれてなのか、ちょっとわからないんですけれども、どういったメンバーで、その実行委員はどういうふうに選ばれて検討しているのか、お願いします。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 第6回の懇談会におきまして、4つのテーマ、スポーツ、バリア、地域活性、子ども、それぞれの2020年までの取り組みと目指すべきレガシーにつきましては、そちらのほうで検討が出てきました。そちらにつきまして、では具体的にどういう取り組みをしていくかというときに、懇談会の中で、実行委員として、みずから主体的に集まり、プロジェクト実行に向けて進める役割の実行委員と、サポーターとして、実行委員や区の事業を進める上で、それぞれの立場を生かし、ボランティア参加や集客などのサポートを行うということで、どちらか選んでくださいという形にいたしました。  そうしたところ、みずから具体的な取り組みについてやっていきたいという方が、実行委員として手を挙げていただきました。その方が、6月以降、7月から大体月に1回ぐらいずつ、それぞれのグループで集まりまして、今回、1月の懇談会において、3つのテーマについてプレゼンをしていただいた内容となってございます。 ◆川野たかあき 委員  懇談会の中から有志が実行委員になって、残りがサポーターとなったということですね。  どういった方が実行委員なんですかね。言える範囲で構わないんですが。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 大体11名か12名の方が実行委員に立候補していただいています。一般公募で応募いただいた区民の方とか、体育協会の方とか、青少年委員協議会の方とか、商店会連合会の方とか、そういう方が立候補していただいて、実行委員として御活躍いただいております。 ◆川野たかあき 委員  ちょっと気になったのは、実行委員における検討概要で(1)、(2)、(3)とあるんですけれども、私が知りたかったのは、実行委員の世代といいますか、例えば高齢者ばっかりなのか、若者ばっかりなのかとか。私としては、「子ども」というところ、特にこの4行を拝見しますと、何かぱっとわからないなというか、難しいなとちょっと思ってしまって。この辺の枠組みなんかも、全くないところから考え出された3つなのか。その内容というのも、実行委員が主導で考えたものなのか。例えば大人ばっかりで考えたときに、この「子ども」というところが、これを読むだけだとよくわからないんですが。例えば若い世代、大学生とかその辺の意見なんかも入っているものなのかなとか、ちょっと気になったものですから。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 「子ども」のグループは大学生も入っています。それと青少年委員協議会の方も入っていますので、どちらかといったら子供のことを主にやりたいという方が入ってございます。 ◆川野たかあき 委員  じゃ、いろんな世代の方が実行委員で入られているということでよろしいんですね。  もう一つが、スポーツライフ杉並プランの中身なんですけれども、53ページの2番、「多様なレガシーの創出」というところで、重点とされている「外国チームの事前キャンプ誘致」というところなんですけれども、2年ちょっと後だとは思うんですが、まず、具体的に動き出すのはどういうスケジュール感になるんですかね。交渉事というか、既にもう何か始まっているのか、全然これからの話なのか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 事前キャンプ誘致につきましては、庁内連絡組織の中に、2月に事前キャンプの作業部会を設けまして、今、実際ビーチコートのほうはつくってございますけれども、完成を待って組織委員会のガイドのほうに登録するような形を考えております。完成しないとちょっと登録ができない関係で。東京都につきましては、完成を待つ前に登録ができますので、今、登録の作業を進めてございます。登録があると、各ところから問い合わせが入ってくるような形を考えております。また、来年度予算で、周知用のパンフレットの作成も検討してございます。 ◆川野たかあき 委員  じゃ、全てこれからということですかね。何かもう既に多少の当てがあるとかなんか、そういうことは何もまだない、ゼロベースということなんですかね。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 実際に決まっているところがありますので、そういうところの情報収集をしておりまして、さらに各競技団体や大使館のほうにこれからコンタクトしていくような予定でございます。 ◆川野たかあき 委員  多少関連するのかなと思うんですけれども、47ページ、新規ということで「多様なビーチプログラムの展開」とございます。この間の区民生活委員会のほうと内容が重なる部分もあるかと思うんですが、この詳細、改めまして、どういったものかお話しください。 ◎スポーツ振興課長 永福体育館に、このたびビーチコートを整備します。それで、9月からオープンしていくんですけれども、このビーチコートにつきましては、多様なビーチスポーツが展開できることとなってございます。こういったビーチコートを活用したさまざまなスポーツを振興していきたいということで、ビーチサッカーやビーチバレーの教室事業や大会、そういったものを開きながらビーチスポーツを振興してまいりたいと考えてございます。  また、そのほかに健康事業等でも活用できることから、砂の上での健康トレーニング、そして親子での遊びを使った体づくりの体験、そうしたものも織りまぜながらビーチスポーツの振興を図ってまいりたいと考えてございます。 ◆川野たかあき 委員  このビーチコートは、今、区内の施設、ほかのいろんな体育館がありますけれども、体育館に限らずですが、一般区民が普通に空き時間を予約して、自分たちの活動に使うというのも可能なんですよね。 ◎スポーツ振興課長 今、基本的に想定していますのが、まず、普通の体育館と同様に団体貸し出しという形もございます。そのほかに教室事業というものも考えてございます。さらには、今体育館でやっています一般利用、例えば個人が普通に来て、みんなで一緒にやりませんかというような、卓球でありバドミントンであり、またインディアカなどのニュースポーツ、そういった一般利用、個人で来て、みんなで仲間となりながらやる、そういったことの幾つかの展開を考えながら、さまざまな人たちが使えるようなことを想定してございます。 ◆川野たかあき 委員  オリパラのときが利用率ピークだったなんてことにならないようにと思うんですが、そのためにはやっぱり周知が一番、今回のこれに限っては特に肝なんじゃないかなと思っています。  例えば、先日もお話がありました、指定管理者でもバレーボールチームがあるのでということもありましたけれども、いいことだと思うんですが、ほかのバレーボールチームなんかにもどんどんアピールしたらいいんじゃないかなと思います。先ほどもちょっと伺いましたけれども、私なんかも参加している一般のバレーボールを趣味レベルで楽しむチームなんかも区内にいっぱいありますので、そういった人たちが、存在を、まだないんですけれども、そういうことも知らないという人も多いので、こういうのがあるんだよとやると、もしかしたら、ふだんバレーボールをやっている人たちが興味を持って、ちょっとビーチバレーやってみるかなんてことにもなると思うので、普通のバレーより人数が少なくて済むのでやりやすいと思います。そういった周知なんかを力を入れてやっていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 やはり多くの方々に知っていただき、それが普及につながると考えてございます。今私たちのほうでも、実は昨年、さっき話に出ましたすぎなみフェスタの際に、ビーチバレー用の砂を持ってまいりまして、さわったり、それを使って遊ぶ体験というのをいたしました。  現在その砂につきましては、現在の永福体育館のほうに置いてございまして、来た方にさわっていただいて、これが今度9月1日からオープンする新しい永福体育館のところのビーチコートの砂というようなことの周知もしてございますし、また、バレーボールの大会やソフトバレーの大会、インディアカの大会等、区民体育祭の際にも多くの人が集まるので、そちらのほうにも砂を持っていって説明したりとかもしてございます。  さらには、今後ホームページでもより多く周知していく中で、多くの人にビーチスポーツというものに親しんでいただけるよう工夫をしてまいりたいと考えております。 ◆くすやま美紀 委員  では、スポーツ推進計画について伺います。  前回も若干質疑しましたけれども、きょうは、13ページ、クラブ・同好会への加入の件なんです。杉並区内スポーツのクラブとか同好会というのは、幾つぐらい存在しているんでしょうか。まず、その辺の現状をお伺いしたいと思います。 ◎スポーツ振興課長 地域のクラブや同好会なんですけれども、登録制度がございませんので、正式な数は把握できてございません。 ◆くすやま美紀 委員  でも、ここに「加入している」とか「加入したい」とか、そういう希望があったり、あるいは図9に種類が書いてあるんですけれども、全くそういうのは調査もされていないんですかね。 ◎スポーツ振興課長 例えば体育協会に加盟している野球団体であるとか、いろいろそういった大会、区民体育祭に出ている団体とかわかりますけれども、正直いって、草野球とか、それこそ子供たちの、それぞれ地域で集まっている野球団体、そういったものについて、区のほうで把握できていないものは多々あると思います。そういった意味で申しますと、仲間同士でやっている例えばサッカークラブとかも、区のほうでは全く登録していただく必要はないので、申しわけないんですけれども把握できてございません。 ◆くすやま美紀 委員  そういうことかもしれませんが、詳細に、細かく厳密にというのはなかなか難しいかもしれませんけれども、どういう状況になっているのか、その辺を調査なりして。だって、そもそもどういうことでこれは調査しているんですか。クラブ・同好会に加入しているのかとか、ボランティア経験があるのかって、何のためにこういうのをこの調査に入れているのか、そこを聞きたいんですけれども、どうでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 クラブ・同好会への加入についてなんですけれども、今、杉並区の方々のスポーツの状況を全体的に明らかにしたいと思いまして、このアンケート調査をしました。  そういった中で申しますと、例えば、11ページのほうを見ていただきますと、「この1年間に行ったスポーツ・運動」、「今後行ってみたいスポーツ・運動」というところではどういったスポーツが好まれているのかと申しますと、やはりウオーキングや体操、1人でできるものが多いのかなと思ったところでございます。  また、12ページのほうを見ていただきますと、「スポーツ・運動を行わなかった理由」といったところで、どうしてかと見ていったときに、仕事で忙しくて時間がない、育児に忙しくて時間がないというようなところ、こちらのほうにつきましても、例えば「仲間がいないから」とかそういったところであれば、同好会に入っている方、仲間がいればやるのかなというようなところもあるので、そういったところで同好会への加入を聞いたところでございます。  こういったところから見てみますと、今、仕事や育児で忙しくなかなかスポーツをやりにくいということで、いつでも、どこでも、誰でもできるような、気軽にできるウオーキング、そういったものは、空き時間を見つけてやっている方が多いのではないかなということが見られたところでございます。  また、ボランティアの経験についてでございますけれども、今後、障害者スポーツもそうなんですけれども、子供たちを見るスポーツもそうですが、多くの人たちが手をかけながら、みんなと仲間づくりをしながら支えるスポーツというのをこれからは広げていく必要があると思ったところで、ボランティアの経験や、ボランティアをやってみたいかと。スポーツボランティアを広げていきたいと思うところもあったもので、それぞれの方々の意見や状況を聞いたところでございます。 ◆くすやま美紀 委員  それぞれ、お一人でやりたいという人もいれば、仲間とクラブなどをつくってスポーツをやりたいというさまざまな欲求があると思いますので、ぜひ今後、こうしたクラブ・同好会がどういう状況になっているのか、また、そういうところに区として何か支援できることがないのかということを検討していくことも大事なことではないかなということを指摘させていただきます。
     次なんですけれども、障害者スポーツのところで、前回も若干質疑いたしました。今回、修正のところで、障害者スポーツの拠点整備について検討を進めるということで、これは区長の所信表明にもありましたよね。それで、私たちも代表質問で質問したんですけれども、具体的な障害者スポーツの拠点整備についての検討ということでは、拠点整備をどのように区としては今のところ考えておられるのか、お伺いいたします。 ◎スポーツ振興課長 私たち、スポーツ施設というのを持ってございまして、基本的な考え方としては、子供から高齢者まで、障害があってもなくても、誰でも万人の方が利用しやすい施設というものを目指して実施しているところでございます。  そうした中で、先ほども説明しましたように、上井草スポーツセンターでパラリンピックのキャンプ誘致に取り組むといったことから、今まで以上に杉並区の施設というものを障害者の方々も使いやすいような施設にしてまいりたいと考えているところでございます。  そういった中の検討でございますが、この計画を見ていただけると幾つか散りばめているんですが、例えば40ページをお開きください。(3)番でございまして、「障害当事者等によるモニタリングの実施」ということで、こちらは、まず障害当事者の方々と施設をいろいろ回りながらモニタリングをする中で、使いやすさ、使いにくさ等を聞きながら、そういった声を施設運営に生かしていきたいと考えているところでございます。  また、37ページでございます。こちらの(5)で、障害者スポーツ研修ということで、施設職員を対象とした権利擁護の関係の研修をこれまで以上に行いながら、より使いやすい環境というのをソフトの面で考えてまいりたいと考えているところでございます。  また、36ページには、(4)のところで「障害者が参加しやすいプログラムの充実」ということで、この間区がやってございます重度障害者を対象としたわいわいスポーツ教室や、また体育施設で指定管理者が行ってございます障害者向けのプログラム、そういったものの充実を図っていくこと。  そしてまた、33ページの(4)で「障害者へのスポーツ・運動の普及啓発」でございますけれども、今回、さらには施設だけではなく障害者の通所施設につきましても、なかなか出てくることができない方もいらっしゃるので、そうしたところに出前でボッチャ、そういったものの体験事業をやりながら障害者スポーツを支える。  こうした取り組みを総合的にとらまえながら、体育施設というものを、より障害者の方も使えるように、そして障害があってもなくても楽しめるような施設としてまいりたい、そういった検討を総合的に進めていくということでございます。 ◆くすやま美紀 委員  総合的に進めるというところの拠点整備ということでいうと、さっき上井草という名前が出たんですけれども、例えばここの体育館を障害者スポーツの拠点とするという意味ではなくて、さまざま総合的に、さっき課長がおっしゃったような、そういうことが拠点整備なんですか。これだけで見ますと、どこかの体育施設なり何かが拠点というふうにしようとしているのか、ちょっとその辺がこの文言だとわかりにくいので、もう少しわかりやすく御説明いただけたらと思います。 ◎スポーツ振興課長 私たちのところでは、まず基本的には、障害があってもなくても、万人が楽しめるスポーツをしやすい環境を整備していかなければいけないと考えてございます。そういった中で、より障害者の方々も一緒に使えるように、より使いやすいような施設にしていきたいといったところで、今、当事者の方々のモニタリングとかも含めながらやっていきたい。多分、それぞれの施設に応じて特性があるかと考えているところでございます。そういったところの施設の特性をちゃんととらまえながら、例えばここではユニカールがやりやすいのではないかとか、いろいろそういったことも含めて、どこでどういったものをより重点にできるかということも含めて検討してまいりたいといったところでございます。 ◆くすやま美紀 委員  これからそうしたことも検討というようなことで、障害者スポーツについては、重点ということで、今回も特にスポーツライフ杉並にも出されたわけですから、ぜひ拡充をお願いしたいと思いますが、ただ、その内容ですよね。代表質問でも、杉並は障害者スポーツ、他自治体と比べるとおくれているのではないかというのを私たち調査で指摘したんですけれども、御答弁の中で、指定管理者がそれぞれのノウハウを生かして、障害者向けのサッカー教室だとか水泳教室を定期的に実施しているということなんですけれども、指定管理者にお任せしているというふうにも捉えられるんです。区として、障害者スポーツについて指定管理者に投げている、そういうことですかね。ノウハウを生かしてやってもらっているということですけれども、区は、指定管理者の方たちに、障害者スポーツにこういうふうにかかわってくれとか、もっとこういうことを充実させてほしいとか、そうしたことのやりとりなんかはされているんですかね。 ◎スポーツ振興課長 まず、どちらの区と比べておくれているというところが示されていないので、大変わかりにくいんですけれども…… ◆くすやま美紀 委員  世田谷区と代表質問などでは言ったと思うんですけれども。 ◎スポーツ振興課長 世田谷もたしか区ではなくて財団がやっていたと思うので。そこは同じではないかなと考えてございます。  それで、まず指定管理者との関係でございますけれども、当方では、スポーツ振興事業という、より多くの方々にスポーツを勧めていくというような取り組みのことについて、御提案を指定管理者から受けてございます。その中には、障害者スポーツの振興につきましても、どういった事業をやっていくかということについて御提案を受け、そちらのほうにつきまして、区と協議しながら進めております。  また区では、直接行っている事業といたしまして、これは御答弁もさせていただいたかと思うんですけれども、都内でも本当に珍しく、重度心身障害者に対するスポーツ教室を区で直営でやってございまして、移動手段も、バスを設けてやってございます。私もその中で水泳の介助とかもしながら2時間やっていますし、それが大体年間に6回、2カ月に1回、区の職員とともにやってございまして、全くおくれていると言われることに関しては、私、ちょっと違うのではないかなと考えているところでございます。 ◆くすやま美紀 委員  おくれている、おくれていないの捉え方はちょっと差があるかもしれませんけれども、前回も確かに私が質疑した中で、わいわいスポーツ教室を二月に1度とか、また、二月に1度、ボールで遊んだりとかダンスをしたりという御答弁がありましたよ。私たちは、二月に1度、それでいいのかなと。毎月なりというのがもっとできないのかなと。二月に1遍ではちょっと少ないような感じがしますけれども、その辺の捉え方はいかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 それで、実は体育施設は指定管理者がございます。そちらの中で、指定管理者が水泳教室をやる。また上井草スポーツセンターでは、FC東京のサッカーの技術を生かしながら障害者サッカーをやる。そうしたことをそれぞれの地域、それぞれの体育館、身近なところでやることによって、障害者スポーツを数多くやっていると認識してございます。 ◆くすやま美紀 委員  区の認識はそうだということは伺っておきます。それで、最後の質問にしますけれども、先ほども御指摘があった37ページの障害者スポーツ研修の実施、施設職員を対象にするということでいうと、これは各体育施設などの方々、例えば指定管理の事業者の方々にもこうした研修を行っていくというイメージでよろしいんですかね。ちょっとその辺お聞きして、終わります。 ◎障害者施策課長 研修の目的というのは、障害特性の理解だと思っています。どういう形で障害の方に対応すればいいかということを含めて、その先に、では自分の施設ではこういうことができるのではないかとか、こういう障害の方々にはこういうスポーツもできるなということ、そういうきっかけになって、そういうことも含めた研修というふうに考えているところでございます。 ◆木村ようこ 委員  杉並区スポーツ推進計画健康スポーツライフ杉並プラン」についてお伺いいたします。  14ページでございます。スポーツ情報の入手手段について、インターネットによる情報提供状況について、「情報提供をさらに進めることが課題」というふうに書かれております。そこで、現在のインターネットによる情報提供状況について確認させていただきます。  まず、「杉並区のホームページ」と書かれておりますが、杉並区のホームページというのは、具体的にはどのような告知をしているのでしょうか、お伺いします。 ◎スポーツ振興課長 杉並区のホームページにおきましては、各体育館で行っているような事業について、何月何日、どこでどういった事業をやるかというようなことについて、ホームページに掲載することで周知をしているところでございます。 ◆木村ようこ 委員  スポーツ情報の入手ということですから、結果ではなくて、こういったスポーツイベントがありますよといった情報を発信されていると思うんです。具体的にどのような告知、例えばイベント情報などでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 イベント情報等のところの催し物、そういったところに掲載してございます。 ◆木村ようこ 委員  イベント情報以外のところで、どこか公式ホームページで載せていらっしゃいますか。 ◎スポーツ振興課長 多分そこだけだと、イベント情報のところに掲載をしていると認識してございます。 ◆木村ようこ 委員  例えば杉並区のトップページ、お知らせ欄というのもあるんですけれども、そちらには掲載されていないんでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 多分、催し物、イベントのところだと考えてございます。 ◆木村ようこ 委員  イベント情報のところだけということでございますね。  杉並区のトップページ、「お知らせ一覧」の上です。現在5つの画像をクリックすると区の情報が見られるようになっているんですけれども、スポーツ情報の入手向上に向けて、そこに掲載されてもいいのではないかと思うんですね。いかがお考えでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 より多くの人に見てもらいたいということで、私のほうもホームページ、もうちょっと研究して、手法をいろいろ考えてまいりたいと考えます。 ◆木村ようこ 委員  ぜひ前向きに情報収集され、御検討いただきたいと思います。  次に、インターネットとSNSについてなんですが、インターネットとはどういうものを指しているのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 フェイスブックやSNSのようなものを私のほうで想定してきたところでございます。──区のホームページ以外の形で周知していくようなことを考えてきたところでございます。あと、スポーツ振興財団のホームページを考えてございました。 ◆木村ようこ 委員  スポーツ振興財団のサイトからも情報発信がされているということですね。  SNSについてお伺いしようと思ったんですが、既に今お答えを出していただいて、ツイッターやフェイスブックということですね。  ツイッターやフェイスブックについてお伺いします。具体的にはどういった頻度とかタイミングで情報を告知されているのでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今、ツイッターやフェイスブック、そういったものを私たちのほうではやっていないので、例えば35ページの「気軽に参加できる身近なスポーツ・運動機会の提供」のところの(2)で、「(仮称)杉並スポーツ情報サイトの構築及び情報提供」ということで、スポーツ振興財団のホームページ等、リニューアルを考えてございまして、その中で、スポーツ振興財団がやっている事業だけではなく、杉並区全体の、他の指定管理者がやっている事業につきましても集約をしながら発信してまいりたいと考えているところでございます。  また、フェイスブックにつきましては、広報課が今ありますので、そういったところの活用も今後検討してまいりたいと考えているところでございます。 ◆木村ようこ 委員  スポーツ振興財団のページからの発信、また広報課のフェイスブックということでございますね。  さいたま市の公式ツイッターがあるんですけれども、さいたま市の公式ツイッターを確認しますと、子育て、スポーツ、健康診断、区役所の休日、図書館のイベント情報までツイートされているんですね。これは、さいたま市のホームページの情報をもとにさいたま市の広報課がツイートしているようなんです。  ぜひさいたま市のように広報課のアカウントを活用して、杉並区のホームページ情報を発信していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 私、明るくないもので、ちょっと研究してみたいと思います。ありがとうございます。 ◆木村ようこ 委員  ぜひよろしくお願いいたします。  区民の皆さんが気軽にスポーツを楽しめるよう、公式ホームページやSNS活用を含めたスポーツ関連情報の発信強化に努めていただくことを要望しまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。 ○吉田あい 委員長  それでは、一巡しましたので、再度質問のある方は挙手願います。 ◆大熊昌巳 委員  何点か、今の質問の中から、それから所管からの連絡といいますか発表の中で、まず初めに、2020オリンピックパラリンピック競技大会に向けた懇談会の活動報告という中で、3番の(3)、「子ども『2020年を象徴する創作』」ということで、これは懇談会の皆さんが実行委員会をつくる中で、「子ども」という1つのテーマが出てきたと思うのね。それで、やろうとしていることは私もよくわかります。「旗やカルタのようなオリンピックパラリンピックをモチーフとした2020年を象徴する創作」ということで、実はこういうことを、IOCとかJOCはオリンピックプログラムという1つの活動を持っています。  私は、そのJOCのオリンピックプログラム、特にいろいろな競技で活躍した方、それから、そういった競技団体の役員を務めた方とか、ある年齢を過ぎた方たちが、このオリンピックプログラムの指導とか、いろいろな情報を持っている機関がJOCの中にありますので、そこの活動ととても似ている部分がありますので、ぜひ参考にしていただきたいなと思いますので、ちょっとその辺を……。もしかしたらJOCのオリンピックプログラムとかそういうことは皆さんおわかりの中で、懇談会の皆さんとのやりとりをされているのかどうか、そこのところだけちょっと確認をさせていただきたいと思います。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 いろいろな御指摘、ありがとうございます。  懇談会の中では、98年の長野オリンピックの際に、競技会場の壁にボランティアの名前がタイルで張られているとか、そういうこともありまして、そういういろいろな過去の経過とかも懇談会の中では話し合われています。ただ、今おっしゃったJOCのことまでは、中では話し合われていなかったと思いますので、情報提供していきたいと思います。 ◆大熊昌巳 委員  きちっとした体制を持っているところですから、子供たちに対してのそういったいろいろな情報はもらえると思いますので、ぜひ活用していただきたいなと思います。よろしくお願いします。  それから、もう1点なんですが、きょうは障害者スポーツのことでいろいろと御意見が出ていて、杉並区としては、パラリンピックの折に、区内の幾つかの体育館をバリアフリーとかそういうのもこれから手を入れていくことだと思います。私が今まで区内のスポーツ、それから障害者スポーツとかかわっている中で、実は杉並区内で、体育館ではなく体育室なんですけれども、高井戸地域区民センターの体育室というのは、実に障害者向きによくできているんですよ。  1階というか、外の駐車場から高井戸センターの中に車椅子とか入るのでも、非常に段差が少ないんです。ごくわずかな傾斜はありますけれども。それで、入ってすぐエレベーターに乗ってそのまま体育室に行けて、体育室のすぐそばに会議室があって、そこがバックヤードとして使える。それから、1階におりればそのまま、実はクールダウンというか、障害者の人たちも練習した後にプールに入るとか、そういう意味でも高井戸センターはプールもしっかりしているし、ジャグジーがあったりとか、更衣室もしっかりしているので、体育館ということにどうしてもとらわれるかもしれないんだけれども、私としては、高井戸センターの運動施設を少し考えていただけないかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 高井戸地域区民センターの体育室では、体操やダーツ等、いろいろ障害者のスポーツもやられていると聞いてございます。今、委員からお話がありましたこちらの活用につきましても、いい施設だと私考えてございますので、地域課といろいろ相談をしながら、ここでさまざまなことができるようなことも検討してまいりたいと考えてございます。 ◆大熊昌巳 委員  ぜひよろしくお願いいたします。  それで、地域の方々が使うので、あそこは2階に喫茶室とか──1階でしたっけ、奥のほうにあるんだけれども、広くできているんですよ。だから、車椅子の移動とか、それにかかわる人たちも動きやすい、とてもいいスペースでできていますので、ぜひ検討を進めていただきたいと思います。  それから、もう1点、これは今までの委員会でも、お願いというか私の思いといいますか、伝えているのは、これから冬季の平昌でのパラリンピックがあります。それから、あと2年たつと、実際この東京でパラリンピックがあります。パラリンピックと区内の一般の障害者の方の障害者スポーツ、そこを上手に私は分けていただきたいと思うんです。やはりパラリンピックは、障害者の人たちのスポーツの、もしかしたら我々健常者が目指すオリンピックスポーツのように、高い精神性を持ったり技術力を持ったりする中で、憧れであったりとかしていくわけですね。  一般の障害者の方が、パラリンピックへの夢とかそういった思い入れはあろうかと思いますけれども、なかなか難しい部分があると思うんですね。その辺は、きょう出保さんいらっしゃいますけれども、よくおわかりだと思いますので、一般の障害者向けのこれからの杉並区内での障害者スポーツの普及啓発というところでは、パラリンピックがあるからということではなくして、そこのところの啓発をぜひぜひ慎重に進めていただいて、一人でも多くの方が、本当に一人一人がかかわりやすいスポーツへ挑戦していただけるような、そこのところを十分に配慮していただきたいと思いますので、そこは、もし何か御所見があればいただきたいし、私からのお願いということで。  以上です。 ◎障害者施策課長 本当にパラリンピックというのはスポーツの頂点だと思っています。それだけでなく、やっぱり障害のある方が必要なのは、その前の段階、社会参加というところから入っていくと思いますので、スポーツの前の段階、レクリエーション、そういうところも普及啓発、どういうことで社会参加にそぐうレクリエーションなのかということも含めて、今後、より一層その辺も充実してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  さっきスポーツ推進計画が中身を聞けなかったので、ちょっと聞きたいと思います。  その前に、中にもうたわれているんですけれども、さっき他の委員からインターネットとかSNSの話が出たんですが、ホームページなんですけれども、これ、いろいろ問題があるのかどうかわかりませんけれども、オリンピックに関するバナーというんですかね、要するに杉並区のトップページに、どのタイミングかで杉並区のオリンピック取り組みを入れるということも、大きな告知になってくるんじゃなかろうかというふうに思うんですね。  ただ、五輪のマークだとか、マークの使い道についていろいろ問題があろうかと思いますけれども、これからスポーツ振興財団の、それをするにしても、オリンピックというキーワードにおいて、そこにいろんなものを、文化プログラムも含めて、絡むものは全部そこからのぞいていけるような形の取り組みをしてはどうか。バナーをつくってはどうかと思うんですが、この辺についてはいかがでしょうか。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当部長 東京2020が近づいている中でオリンピックの機運を醸成するということで、ホームページにつきましても、そういったスポーツオリンピックということをキーとして1つのバナーを設けて、そこからいろんなことがわかるということはぜひやっていきたいと思いますので、今後とも広報課のほうといろいろ調整して検討したいと思います。 ◆渡辺富士雄 委員  ぜひよろしくお願いいたします。  SNSの発信力というのは非常に大きいんですが、そういうものを直接発信するんじゃなくて、見て、誰かがそれをまたほかにツイートしたり、ほかに発信をしていくということも考えられます。それに見合うだけの中身をつくっていけば自然と広がっていくと思いますので、私も頑張って発信はしますけれども、ぜひ楽しみにしておりますので、その辺もよろしくお願いをいたします。  もう1点、スポーツライフ杉並ですけれども、今回6事業から7事業に変わりました。事業を全部細かく見たわけじゃないんですけれども、ちなみに、なくなったというのはおかしいですが、表現を変えたものは幾つかあるんですけれども、体制も変わって、年度も変わって、いろいろ諸事情、やってみたけれどもこれはなかなか厳しそうだねと削除したものというか、そういったものは実際あるんですかね。 ◎スポーツ振興課長 ちょっと今、削除したものの表、対比表を持っていないんですけれども、前回記載していたちょっと大きなところで申しますと、川沿いの標識とかの整備をしてウオーキングコースをつくろうというものについては、ある程度川沿いの標識の整備等が終わりましたので、そういったものを除きました。  また、健康事業のところでも、幾つかフレイル予防という概念が入ってまいりましたので、そちらに記載を変えたり、発展的に解消したものもございます。そういったものが主な変更点の大きなところでございます。 ◆渡辺富士雄 委員  見比べるとかなりブラッシュアップはしているし、さっき障害者の関係もかなり充実しているというふうに私も思います。  1点、これは提案にもなるんですが、場所の問題ですね。土地の問題もあって非常に運動・スポーツをやる場が少ないというのは、これは慢性的な、杉並区のスポーツ関係者が頭を抱えるところなんですけれども。  それと全然観点は違うんですが、もうやめられたんですけれども、あるスポーツ担当の理事者の方が、「まちは僕らの運動場」というキーワードを使ったんですね。要するに、どこがどうだというんじゃなくて、まち全体を運動場に見立てて、子供たちがどこでも遊べるような、この辺は、安全面だとか、公園でバットを振ったりサッカーボール蹴るなというふうな、非常に狭義的な使い方に実はなってはいるんですけれども、それだけじゃなくて、例えば太極拳だとか公園でやったり、いろいろ、実際ラジオ体操程度はやっているんですけれども、もう少し区内にある公園の活用というんですかね、これもここにうたえとかいうんじゃなくて、そういうことも視野に入れて、まち全体を運動場に使う。これがまた地域の、例えば商店街の、車が入れないところを使って何かをやるとか、そういったまちを使った運動、特に子供たちについての活性化に絡めたところでのそういう発想もあってもいいかなというふうに思うんですけれども、この辺についての感想を伺います。 ◎スポーツ振興課長 まち全体をと申しますと、やはり私としては、ウオーキング。杉並区のさまざまな商店街や、史跡も多々ございますので、ウオーキングコースを充実させながら、杉並区を知り、かつそれが運動につながるといったことをやってまいりたいと考えています。  また、公園につきましては、委員からお話がありましたように、大きな公園では今、朝、ラジオ体操がかなり盛んに行われてございます。今回のスポーツ推進計画のアンケートの中でも、やはりラジオ体操をやっている方が多いということで、そういうのも充実させていきたいと考えてございます。  さらに、プレーパーク事業というのを今、児童青少年課がやってございます。来期もまたやっていくという話でございますので、そういった中で、もうちょっと工夫ができないのかというところは児童青少年課と話しながら、そういった御意見を伺いながら、何らかの形で拡充できないかということを今後相談してまいりたいと考えてございます。 ◎オリンピックパラリンピック連携推進担当課長 今、委員から御指摘いただきました「まちは僕らの運動場」じゃないですけれども、区民懇談会の中では、まだ具体的ではないんですけれども、考えとしては同じ発想で、商店街のどこかに卓球台を置いてみて、そこでやっていただいて地域の活性化に結びつけたいとか、新たな視点からのまち、杉並区民がスポーツを入り口に新しいことにチャレンジするというふうな試みも検討の中には入ってございます。 ◆山本ひろこ 委員  健康スポーツライフ杉並の計画について、ちょっとお伺いさせてください。  今いろいろ質疑を聞いていて、以前御相談いただいたことも含めて、こんなことを提案というか、していただけたらどうかなと思ったんです。2章の「スポーツを取り巻く現状と課題」というところを見ると、健康のために運動はしなくていけない、したいという人がふえてきた、だけれども、なかなか足踏みしている状況の人もいるというふうに読み取ったんですけれども、この中で、行っていなかった理由に、「一緒にスポーツ・運動する仲間がいないから」というところが19.2%あって、仲間がいないから、簡単に言えば、端的に1人でできるのがウオーキングだったりジョギングだったりというところで、そういった運動がふえているのかなというふうにも読み取れるかなと思ったんです。  以前、杉四小学校、地元なんですけれども、団体利用で登録して活動している方たちを見た近隣の方が、ああいったスポーツ、一緒にまざってやりたいんだけれどもどうしたらいいのかというような声があったんですね。区のほうにも聞いたんですけれども、そういった団体登録をしている方たちのことは余り把握していないということだったので、直接そことやりとりをしてくださいということで、私、PTAバレーもやっていたので、その団体の方に、募集をしているかどうか、一緒にやりたいという場合、どういうふうにしたら知ることができるんですかと言ったら、自分のチームのインターネットを見て、連絡していただければ可能ですというようなことがあったんです。団体登録をするときにアンケート調査をして、経験者を募集しています、初心者でもいいですとか、コーチを募集しています、またボランティアを募集していますみたいな、団体登録のときにそういった調査をするということは可能なのかどうかというところなんですけれども、いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 今、登録のときにそういう話は聞いてございまして、さらに募集の記事というのを体育施設の入り口のところに、それぞれの団体で、誰々さんに連絡をしてくださいというようなことで張って、募集も行ってございます。それは体育施設で行っていますので、小学校の学校開放のところではちょっとやっていないんですけれども、スポーツ施設のところではそうやっていまして、仲間づくりを広げているところでございます。 ◆山本ひろこ 委員  私の場合、学校の体育館の利用の方だったので、以前、若い人と区民相談というか懇談会をしたときにも、運動したい、近くにプールがあったらそういうところへ行きたいと。やっぱり運動したいと思っている方は結構いるんだなというふうに感じました。  この調査を見ると、地域の団体とかチームに所属して運動したいということですので、身近なところで運動できると考えますと、今体育施設でやっていただいているような形を小学校の掲示板に出すようなことも今後考えていただけたらなというふうに思いました。  もう1個、PTAバレーボールの中で、OGさんたち、引退された方たちが結構いろんなクラブに入っているんですね。週1回でなくて、多い人は2回、3回練習をしている。試合が近くなると、うちのチームに来てという感じで、応援に来てというのもありますし、卒業したらうちに入ってねというような声も、今まで卒業するたびにたくさんいただいてきたんですけれども、そういう方たちって、インターネットはなかなか、ホームページをつくって募集するみたいなことは、年齢的に──得意な方もいるかもしれないんですけれども、そこまでされているようなクラブチームというのは余りないのかなというふうに思うので、そういう実態の把握というんですかね、募集もしていますよということを、例えば、杉並区はこれからインターネットの形を考えていくということなんですけれども、これからスポーツを始めたいと思っている方へというような語り口で、スポーツしたいと思っている人がアクセスできるような、そういった仕組みづくりを今後お願いしたいなというふうに思います。いかがでしょうか。 ◎スポーツ振興課長 いい御提案、ありがとうございます。  今、「広報すぎなみ」や財団のホームページで、こういった団体があるのでという団体紹介のページがございまして、そちらのほうでも広く、ホームページでもやってございます。そういったことをより多くの人に知ってもらえるように伝えながら頑張ってまいりたいと思います。 ○吉田あい 委員長  ほかに質疑はありませんか。       〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田あい 委員長  なければ、質疑を終結いたします。  《委員の派遣について》 ○吉田あい 委員長  次に、委員の派遣についてお諮りいたします。  3月28日、東京オリンピックパラリンピック及びその開催に向けたにぎわい創出に関する調査のため、青梅市へ委員全員を派遣することに異議ありませんか。       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田あい 委員長  異議ないものと認めます。よって、委員を派遣することに決定いたしました。  以上で本日の文化芸術スポーツに関する特別委員会を閉会いたします。                             (午前11時24分 閉会)...