◆
原田あきら
委員 それが
名刺大の
タグで、
かばんにくっついていたというぐらいなんですよね。これが政治的な
主張で、
審議を妨害するのかといったら、はっきり言ってしないんじゃないのかなと。持ち帰って
考えたいと思いますけれども、我々が
委員会質疑をする中で、それが妨害だとかなんとかになったのかということを
考えないと、
区民の
政治参加というものは──そもそも
傍聴に来てくれている人というのは、
政治意識は、
区政とかにも関心の高い方々で、いろいろな政治的な立場とかあると思うんですよね。それが、
かばんについていた
タグをどうのこうのまで言っていて、そもそも我々の
審議にほぼ関係ないし、私は率直に言って認めるべきなんだろうなと思いますけれども、そんな注意するほどのものではないと思いますけれども、持って帰りたい。
帽子については、おしゃれであったり、あるいはちょっと
頭部を隠したいという人もいるでしょうし、私は、そもそも
帽子を脱がなきゃいけないという
委員会傍聴規則について、スカーフはいいんだっけ、何かいろいろあるんですよね、
傍聴するときの。それをもうちょっと緩めないと、せっかく
傍聴に来てもらっている
人たちに、高圧的な態度というか何というか、俺
たちの
場所だと言わんばかりのように見えてしまうんじゃないのかな。それは余りよくないなと思っているので、そういうのについては全面的に見直していく
機会があったほうがいいんじゃないのかなと。ここは
区民の
場所ですから、そういう視点で少し
委員会傍聴規則というのを見直していく必要があるのかなと思いました。
以上。持ち帰りたいと思います。
◆
佐々木浩 委員 まず、
1つ目の
政治メッセージに関しては、私も記憶しておりますけれども、教科書のときに大きくもめたときがありました。そういうときも、
両方の
主張の方がいて、そういう
両方の方に、どちらを支持するとか支持しないとか、やめてくれというようなことを
議会も申し上げた
経緯がございます。
そういう
意味で、じゃ、横断幕だったらだめでカードだったらいいのかというところで、どの大きさがいいのかというのがあるので、
オリンピックやワールドカップでもそうですけれども、基本的にそういった
政治色の強いものに関しましては、大小にかかわらず、隠していただく。我々
審議している中で目に見えないようにやっていただくというのが基本かなと思います。例えば
右翼だ左翼だといろいろありますけれども、今度
右翼団体の方がそういう
メッセージを持ってきたときに、おまえ、しまえと言ったときに、いや、向こうはやっているじゃないかというような言いわけをされてしまうので、できれば、一切そういうものは持ち込まないというふうにしたほうが私はきれいだと思います。
それから、
帽子とか
パソコンとか
写真撮影ということで、
帽子は明確に
傍聴規則の5条に書いてありますので。それで、ただし書きで「病気その他正当な理由がある場合はこの限りでない。」ということなので、もし
頭部を隠したいという方があれば、その旨をきちっと言っていただければそれで済むことだと思いますから、そういうことはちゃんと守っていただければありがたいなというふうに思います。
パソコンとかなんとかというのは、
傍聴規則をつくった段階で想定してないことが確かにあって、じゃ、書いてないから何をしてもいいというわけではないと思うんですね。3条にも、人に迷惑を及ぼすと認められるものを持っている人は
入場はお断りをするというふうに書いてありますので、これをどの
程度まで範疇を広げるかというとになりますけれども、
衛視さんは
衛視さんで、時の議長だとかあるいは
委員長の
指示に従って、強行するときはそういうところの
指示を仰がなきゃいけないというふうに思いますけれども、私、
総務財政委員会やっていまして、何かごたごたいつもしているなというのが明らかに見えておりますので、そういう
意味で、
傍聴規則も少し見直して、厳しくするところは厳しくしていかざるを得ない。というのは、先日、稲城市でもガソリンをまいて火をつけたという
状況があって、最近の
傍聴者は顔なじみが多いので安心はしていますけれども、今後どういうことになるか。
危機管理はしっかりこの
議会も、ちょっと緩々なところがありますから、やっていかなきゃいけない。
ただし、今の
傍聴者がもっと
傍聴がやりやすいような形というのは、逆な部分では
考えなきゃいけないということで、いつもおいでいただく方から、どういう形が
傍聴しやすいのかとか、あるいはちょっと広げれば、
委員会の映像をどうするかとかいうことも踏まえて、少し
議会改革の中でも、
傍聴も含めて、また
考えるいい
機会かなというふうに思います。
今回の
衛視さんの行動は、私は職務に忠実だったというふうにも
考えておりますので、そういう中で行き過ぎがないように注意しなきゃいけないですけれども、しっかりやっていただいたというふうに私は思います。
◆けしば誠一
委員 基本的には持ち帰らせてもらいますが、ただ、
東京新聞なんかに続けて報道されたり、かなり社会的に注目される
事件になっていますので、相当きちんとしたレベルの高い
対応というか、慎重な
対応が求められると思います。何か
傍聴規則を必要以上に厳格化するとか、
傍聴しにくくするようなことで、逆にマスコミの報道に火をつけるような
対応はちょっと気をつけたほうがいいかなということが1点。
それから、先ほど
政治的主張は全くだめと言われましたが、例えば、私
たちが反対している
オリンピックの
バッジとか、それから
拉致被害者の一方の
団体がつけている
バッジとか、そういった
政治的メッセージをつけることを全て禁止しないと不公平になりますので、そのあたりも含めて、一方的に
議会規則で決めると、恐らくどこかにそごが出てくるという点では、ちょっと慎重にこの
議会としても
対応したいというふうに思います。
○
井口かづ子 委員長 ただいまさまざまなご
意見をいただきましたが、この件については、今後引き続き協議をしてまいりたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○
井口かづ子 委員長 よろしくお願いいたします。
ほかに何かございますでしょうか。
◎
議会事務局次長 J:COMからの
テレビ撮影の
申し出でございます。本日、午後1時から本
会議、議場全体を
撮影したいとの
申し出がございましたので、
傍聴席からの
撮影とし、
撮影時間は30分
程度ということでございます。
撮影の時間につきましては、まだ未定でございますが、冒頭か、前回は途中30分から1時間後という
状況でございました。
放映につきましては、本日夕方18時40分、
情報番組「
デイリーニュース」での
放映を予定しているということでございます。
○
井口かづ子 委員長 この件は
説明のとおりですので、よろしくお願いいたします。
ほかにございませんでしょうか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
井口かづ子 委員長 ほかになければ、本日の
議会運営委員会を
閉会いたします。
(午前10時20分
閉会)...