◎区長(
長谷部健) ただいま議題となりました報告六件について、御説明申し上げます。 報告第九号は、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき
健全化判断比率を算定いたしましたので、御報告申し上げます。 また、報告第十号は
株式会社渋谷サービス公社の、報告第十一号は渋谷区
土地開発公社の、報告第十二号は
一般財団法人渋谷区
観光協会の、報告第十三号は
株式会社渋谷都市整備公社の、報告第十四号は
公益財団法人渋谷区
美術振興財団の、それぞれの
経営状況につきまして、法の定めるところにより御報告申し上げます。 よろしく御了承賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 以上で
報告聴取を終了します。 日程第九を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第九 議案第四十六号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う
関係条例の整理に関する
条例-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 総務委員会審査報告書議案第四十六号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月八日
総務委員会委員長 一柳直宏渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
総務委員長の報告を求めます。
一柳委員長。
◆十一番(
一柳直宏) ただいま議題となりました議案第四十六号
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例につきまして、
総務委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
地方公務員法及び
地方自治法の改正に伴い、条例を制定しようとするものです。 審査の中で、
会計年度任用職員制度を新設したことに伴う規定整理であり、臨時・
非常勤職員の勤務条件を適正化するものである。また、成年被後見人の
欠格条項削除に伴い、規定を整備することは必要である。今後は、多様化する働き方に対応する環境がさらに整うことを期待し、賛成する等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
総務委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第九を採決いたします。 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり可決されました。 日程第十を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十 議案第五十号
渋谷区立公衆便所条例の一部を改正する等の
条例-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 区民環境委員会審査報告書議案第五十号
渋谷区立公衆便所条例の一部を改正する等の条例 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月八日
区民環境委員会委員長 薬丸義人渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
区民環境委員長の報告を求めます。
薬丸委員長。
◆二十三番(
薬丸義人) ただいま議題となりました議案第五十号
渋谷区立公衆便所条例の一部を改正する等の条例につきまして、
区民環境委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本案は、
区立公衆便所の設置に係る規定の変更に伴い、条例の一部を改正等しようとするものであります。 審査の中で、反対の立場から、区長の告示手続だけで
公衆便所の設置や改廃をできるようにする今回の改正は、区民や議会の関与をなくそうとするものであり、認めることはできない等の意見がありました。 また、賛成の立場から、今回の改正は
公衆便所の整備を速やかに行うことができるようにするものであり、迅速な
まちづくり等につながると考え、賛成する。
公衆便所の設置や改廃に際しては、地域住民からの
意見聴取と議会への丁寧な報告に努められたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
区民環境委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第十を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、
表決ボタンを押し、原案のとおり決定することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 本件は、賛成者多数。 よって、原案のとおり可決されました。
議事進行上、日程第十一及び日程第十二を
一括議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十一 議案第五十三号
幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
△日程第十二 議案第五十四号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 文教委員会審査報告書議案第五十三号
幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例議案第五十四号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月八日
文教委員会委員長 佐藤真理渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
文教委員長の報告を求めます。
佐藤委員長。
◆二十四番(
佐藤真理) ただいま
一括議題となりました二議案につきまして、
文教委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 議案第五十三号
幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第五十四号
幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、
地方公務員法及び
地方自治法の改正に伴い、それぞれ条例の一部を改正しようとするものです。 審査の中で、いずれも法改正及び
関係法令の整備に基づく改正であり、適正な改正である。
臨時的任用職員の福利厚生の向上に寄与するものであり、賛成する。今後も緊急時等、
幼児教育にかかわる大事な人材である
臨時的任用職員の処遇改善にはさらなる
環境整備を図られたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
文教委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第十一及び日程第十二を一括採決いたします。 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。 日程第十三を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十三 認定第一号 平成三十年度渋谷区
一般会計歳入歳出決算-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
決算特別委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 決算特別委員会審査報告書認定第一号 平成三十年度渋谷区
一般会計歳入歳出決算 本委員会は、付託を受けた右の件を審査の結果、認定すべきものと多数をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月十日
決算特別委員会委員長 栗谷順彦渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
決算特別委員長の報告を求めます。
栗谷委員長。
◆三十番(
栗谷順彦) ただいま議題となりました認定第一号 平成三十年度渋谷区
一般会計歳入歳出決算につきまして、
決算特別委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 平成三十年度
一般会計の
歳入決算額は一千六十九億三千二百十万六千二百二十八円、
歳出決算額は九百六十三億九千四万五千六百七十円で、
歳入歳出差引残額は百五億四千二百六万五百五十八円となり、翌年度へ繰り越しとなっております。 本委員会は全議員の三十四人をもって構成され、審査に当たっては
総務分科会、
区民環境分科会、
文教分科会、
福祉保健分科会の四分科会を設置し、各
所管部門ごとに慎重に審査を行ってまいりました。 各分科会の報告につきましては、十日の
決算特別委員会において既に御配付のとおりでありますので、省略をさせていただきます。 反対の立場から、福祉と教育の向上よりも大企業を優先することは認められない等の意見がありました。
決算特別委員会では、
慎重審査の結果、認定すべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
決算特別委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 これから討論に入ります。 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。 十七番
堀切稔仁議員。
◆十七番(
堀切稔仁) 認定第一号 平成三十年度渋谷区
一般会計歳入歳出決算に、れいわ渋谷、
堀切稔仁は反対の立場から討論いたします。 理由は、今回も一部予算が、やはり区民の要望に沿って使われていないと言えます。そして昨年度の、この平成三十年度
一般会計歳入歳出に関して、歳出別について
部署ごとに討論いたしたいと思います。 総務費でございますが、
経営企画部の
庁舎整備事業でございますが、今年度も、この審査した年度も新庁舎、公会堂、住宅棟、そして
渋谷区役所建設プロジェクト、一体的な工事として開発されておりますけれども、この予算に関しては、区民に選ばれた我々ですら、住宅棟の現場は一切、いまだ見られません。しかしながら、一部の団体にはこれが公開されていますが、そういう中で血税は六億六千百六十二万四千四百六円も、そして初度調弁として、この新庁舎に関しましては七億八千四百三十二万二千五百九円も使われております。 審議に必要な総事業費も区長から一切説明がなく、私が本会議で平成二十七年六月に区長に対しまして新庁舎のこの
整備事業、総事業費について質問いたしました。しかしながら、区長は民間のノウハウということでこれは答弁しないまま、不明瞭なまま、その総事業費に関して伏せられたまま、この予算がどんどん使われているという状態が三十年度もありました。 私はその
情報公開を求めて提訴し、二年たって
庁舎建設室長への証人尋問があり、三百六十七億円の費用が五百二億円、そして総事業費が五百二十一億円から七百十三億円プラスアルファと証言されました。しかしながら、本来であればこういうことに関しては、委員会や、
総務委員会なんかでもこれは本来審議をされ、そして庁舎のこの二百十一億円という費用から差額がどれくらいだったのか、歳入がもっと得られたのではないかということも、本来、議会で審議されなければなりませんが、いまだ区長はこの問題を放置し続けております。 区のトップとして、やはり託された予算ですから、やはり外部のこの予算に関してもきちっと、定期借地で得られるものに関しては得るという姿勢を、私は示していただきたいと思います。 また、仮設庁舎整備費として一億四千四百七十四万八千六百二十円と、仮設庁舎維持管理費一億六千五百四十八万千五百七十八万円ですが、家庭支援センター、ネウボラ、生活福祉課、そしてサービス公社などが入居するという説明を受けておりましたが、改装を終了した後に私が庁舎のほうに行ってみますと、この仮設庁舎の中には「おやじ日本」がまた入っていると。
総務分科会でも我が会派から、この使用料を免除しているということについて質問したわけでございますが、これに関してもきちっとした回答がないまま、これがまた「おやじ日本」に貸し出されているという状態です。これだけ税金をかけて改装した施設に特定団体が無償で利用するということは、やはりあり得ません。 しかも、ここに関しては近隣の住民からも、本庁舎移転後は広く利用を求める意見があったことも区長は知っているはずです。 さらに、危機管理対策部への意見でございますが、防災フェスの事業委託費三百二十四万円でございますが、これもまた特定団体に委託されております。また、昨年度も申し上げましたが、防災訓練のみで本来やるべきであります。防災フェスを同時にやるべきでは、私はないと思っています。 そして、これも昨年度も申し上げましたが、九月一日、この日の午後からは、次年度の渋谷区立小学校合同説明会があり、教育委員会の職員はその準備のために、防災訓練に多く参加できなかった状態があります。 災害は、いつ来るかわかりません。区議会議員の中でも、多くの方々が消防団なんかに入られておりますし、今回の防災フェスの中でもありましたけれども、七〇%と関東の震災に関しても言われているという説明が、消防署長のほうからありました。そして、その中で、やはり本来、災害はいつ来るかわからないにもかかわらず、教育委員会の職員は多くの区内の子どもたちの安全を守っているわけですから、やはり訓練に参加するべきだと私は思いますし、それは必須だと思っています。そして、防災訓練と学校の説明会は別々の日に行うべきだと思います。 さらに同様に、この委託者に関しましては、次の区民部文化振興課の町会助成、おとなりサンデーの事業企画運営費千八百九十万円でございますけれども、これもやはり同じように特定団体、シブヤ大学とグリーンアップルと。これに関しましても、区長に関連する団体がこれを受けているということは、やはり区民目線からすれば、公平性が欠けていると言わざるを得ません。 団体に関しましては、他の福祉部、環境政策部と、この年だけでも
情報公開してみますと、契約で六件、企画で約五件もこの特定団体が参加をしている。そして税金が使われているということからしても、区民は納得が得られないわけです。 さらに、区民部の費用として河津のさくらの里しぶやの施設運営費でございますけれども、一億八千六百七十四万百二十四円、施設維持費二百九十七万千七百八十二円、各所改修工事六千百八十九万七千四百六十六円、これを認めるわけにはいきません。 特に、購入前から今回の改修工事は、鑑定でも指摘されていました昇降機、これが二千九百五十九万二千円、温泉棟の前の通路の補修工事に関しまして六十九万六千六百円、プール塗装に二千九百八十三万七千百六十円、レストラン冷暖房機取り替え工事に三百四十万二千円、給湯管修繕工事に四十二万三千五百三十二円、動力ブレーカーの工事に七十三万四千四百円、温泉コンプレッサー修繕工事に三十万二千四百円と、毎年幾ら血税を使って整備をするつもりなのかというふうに、私はこれ、言いたいと思います。 また、
情報公開で新たにわかったことですが、
区民環境委員会とか
総務委員会でも説明がなかったこととして、河津さくらの里しぶやの裏の土地、この土地の建物をわざわざ借り上げて、二十七年度、初年度には二百七十六万七千七百六十円も使用料を払い、さらに毎年、この年もそうですが、百十万円もさらに支出することはあり得ません。なぜ東棟をどけた跡に土地があるにもかかわらず、わざわざ裏の土地を借りて、その費用をまた百十万円も支出し続けているのかということも、これは理解ができませんし、なぜこのことに関しては、私が前年度も言いましたけれども、
区民環境委員会なんかでも説明が全くなかったのかということも理解できません。 さらに利用率に関しましても、これはもう毎年そうですけれども、シニアクラブの方々が約一割、そして四泊以上すると一泊は無料ということも約一割近くです。実績率は六〇%を上回ったように見せていますが、実質の利用率はやはり五〇%台。これだけ税金をかけて、やはり維持・運営をするには、私は値しないと思うし、早く売却をし、他の区のように民間ホテルなどと提携し、補助金を出して、区民には五千円程度で利用できる、そして区民の要望が厚い場所に借り上げるべきだと私は思います。 さらに都市整備部、土木費、都市整備計画費でございますけれども、官民連携、渋谷未来デザイン、この費用でございますが、七千四百六十八万八千八百三十八円に関しまして、区議会に関してはこの事業説明というのがきちっとされていません。しかしながら、七千五百万円もの、今回も血税が使われているにもかかわらず、ここではです、選挙前もそうでしたけれども、インターネット上ではサッカー場をつくるなどと、報道はどんどん先行して出されています。しかしながら、それに関して、区議会ではやはり説明もなく、この支出に関しても極めて私は不透明と言えます。 さらに、他の外郭団体のように税金が投入されているにもかかわらず、この予算決算において正式な報告とその明細を、私はやはり他の外郭団体のように示すべきだと思います。是非ともそれに関しては指摘をさせていただきたいと思います。 さらに、宮下公園
整備事業の工事でございますけれども、公園整備費のアドバイザー、七十八万八千九百六十円、総合事業支援委託事業費が二千二百七十三万九千七百七十八円ですが、そもそも私が依頼して出たこの宮下公園の不動産鑑定では、四百四十七億円でした。一方、区の不動産鑑定は百八十五億円プラス三十億でした。 ところが、
情報公開をしてみますと、ホテル部分の不動産鑑定は一切行われておらず、A3のエクセルで製作された土地配分率という紙が一枚出てくるだけです。それに三十億三百万円と記載されており、しかもこれが、裁判なんかが進んでみますと、
土木部長の公印が押されたものが突然出てくる。これでは法的根拠として、宮下公園の
整備事業の土地鑑定に関して、ほかの予算を使っていくという根拠には全くなりません。ですので、この予算に関しましても全て反対をいたします。そして、歳出については一切認められません。 土木費の、管理費のスムーズ渋谷事業の歩行空間確保事業でございますけれども、年末年始のカウントダウン、この全体に対しまして、団体に対しましては九百七万二千円を支出しているわけでございますが、この年度も七日間の年末年始の休暇の中に、来街者の方々が約九割、外国人もかなり多くの方々が参加しているイベント、ここに職員を出勤させ、しかも多くの幹部職員、さらに現場の職員に聞くと、この招集に関してはやはり、昨年もこれは申したはずですが、やはり強引に招集がかけられていると。そして結局、休みを返上したりとか、どうしても上司からお願いされたから出たと。 そしてまちの方々から聞きますと、やはりごみの問題、騒音の問題、近隣住民からは、年末年始の駅前イベントはやめてほしいという意見を私は聞いています。ですので、この費用も認められません。 最後にですが、教育委員会の施設整備費、この歳入に関しても歳出に関してもそうですけれども、やはりこれ、財務部が今、現場の教育委員会とは全く別のところで予算立てをしています。庁舎内の全体整備と、この本来、教育委員会が持っている子どもたちのための施設整備費は、私はやはり分けるべきだと思います。 そして、それの途中で、この年度の途中で、特に今回のように台風だったり何か災害で修繕をしたりとか、トイレの整備だったり、この間のように学校の外壁などの工事を必要なときに、やはり教育委員会が計画的に整備をできるように予算措置を、教育委員会の主管のもとでさせるべきだと思っています。教育施設の整備は他の予算とは、私はこの渋谷区も独立すべきだと思っております。法的にも教育は独立していると、以前区長は私にも言ったことがあります。ですから政治は介入しないというようなことをおっしゃっていました。であれば、やはり予算決算も、私は同じだと思っています。 以上の理由で、平成三十年度渋谷区
一般会計歳入歳出のこの決算に関しては認定に至りませんでした。 以上でございます。失礼いたします。
○議長(
下嶋倫朗) 九番堀切建邦議員。 〔「ひどいよ」「失礼だよ」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 失礼しました。 九番
鈴木建邦議員。
◆九番(
鈴木建邦) 堀切建邦ならぬ
鈴木建邦でございます。 期せずして今期初めの決算委員会でも、本来、与党筆頭会派がやるべき討論の場ではありますけれども、私にお鉢が回ってきましたので。ただ、スタイルとしては、端的に、すぱっと言いたいことだけ言って終わるという形にしたいと思っています。 平成三十年度渋谷区
一般会計決算の認定に賛成の立場から討論いたします。 平成三十年度で最大の事業、何といっても仮庁舎から現庁舎への移転であります。関係職員の皆様方の御努力、大変なこともいっぱいあったでしょうけれども、心より敬意と感謝を申し上げます。 定期借地権の設定により財政的負担が大幅に減少している点や、エネルギー効率や窓口対応などにおいて最新の仕組みを備えた点で注目されています。あわせて、ネウボラなど組織上の大改革や職員のワークスタイル改革などが行われており、今後の成果に期待をいたしておきます。 プレハブの仮庁舎での議場は、暑さ、寒さの調節が非常に難しかっただけではなくて、ゲリラ豪雨があれば雨音が聞こえてうるさかった、廊下を歩く人があれば議場にも音がダイレクトに伝わったというのが印象的でした。そこからこのような快適な議場に移ったことを改めて喜ばしく思います。細かな不都合が全くないとは言いませんけれども、十一月に開会される予定の第四回定例会からは私たち議員にもタブレットが配付をされ、これで名実ともにソフト面、ハード面ともに議会は新たなステージに入ると思います。与えられた環境の中、ベストを尽くしていこうと考えております。 平成三十年度は、ネウボラ、待機児童対策などの子育て政策、高齢者ケアセンター跡地整備や障がい者施策などの福祉政策、渋谷未来デザイン設立などのまちづくり政策、東京二〇二〇大会の気運醸成などの諸施策、あるいは懸案であった学校体育館の空調工事やトイレ洋式化の前倒しなどの教育環境の整備の実施などにより、区民福祉が大いに進展したことを評価をして、決算の認定に賛成をいたします。 平成三十年度は、
長谷部区長第一期の総決算とも呼べる年度でした。当時の区長選において掲げられた非常に斬新なアイデアが盛り込まれた政策ビジョンについて、この間、具体的な政策に落とし込み、実行し続けてきたことを強く評価をいたしておきます。正直ここまで現実になっていくとは思いませんでした。二期目もどうぞ粘り強く、区民に示した政策ビジョンの実現に向けて誠実に邁進していただくようお願いを申し上げます。 以下、二点だけ要望しておきます。 一点目は、いわゆる子宮頸がんワクチン、
HPVワクチンであります。 定期接種にもかかわらず、積極的勧奨接種の差し控えとなり、十分な周知をしていない中、数多くの方々が知らないうちに定期接種期間を逃しています。質疑の中では、推計値ですがおよそ三千五百名、三千五百名もの十代、二十代の女性が未接種のまま定期接種期間を過ぎていることが明らかになりました。彼女らいわゆる接種漏れ者が、今後、接種を希望する場合、標準とされる三回接種で言えばおよそ五万円の自己負担がかかります。また、不幸なことに副反応被害に遭った場合には、定期接種期間とは異なる補償制度となってしまい、率直に言って極めて不利な状況に置かれています。
HPVワクチンの特性上、感染する前に予防接種することが望まれます。これらのいわゆる接種漏れ者に対しての救済を行っていくこと、そしてこれ以上接種漏れ者を増やさないためにできる限りの周知方法を検討して見直していくことを強く求めます。 あわせて、接種を担当する医療機関への支援体制の充実、そして
HPVワクチンを含む副反応疑い、予防接種の副反応疑いの方への支援体制の構築を求めておきます。 二点目は、オリンピック・パラリンピック関連事業でございます。一般質問でもいたしましたけれども、こちらも感染症対策です。 来年の東京二〇二〇大会に向けて、リアル観戦事業などを通じ、気運の醸成が進んでおります。これを大いに評価したいと思います。パラスポーツを中心に、様々なアスリートの迫力あるいは思いなどに触れることができただけでなく、区長がおっしゃる応援文化の醸成、これもかなり進んできたと考えています。 今後、テストイベントなども予定されています。私も力いっぱい応援をしていきたいなと思っています。 さて、この間、感染症対策も求めてまいりました。先日より啓発にも取り組んでくださっており、心強いところでございます。 来年は本番でございます。実を言えば、私のパソコンでは「りあるかんせんじぎょう」と打つと、感染症対策のほうの「感染」で変換をされてしまうんですが、大規模な病気のリアル感染を起こさないように、是非対策を徹底していただけるよう、強くお願いを申し上げます。 思い起こすのは、数年前のデング熱騒動でございます。私の地元の代々木公園から上原・富ヶ谷地区、大変な騒動に見舞われました。代々木公園が閉鎖をされ、まち中から一瞬で殺虫剤や虫除けが消えました。皆が未知の感染症に恐れおののきながら殺虫剤を散布し、長袖長ズボンで過ごしたことをまざまざと思い出します。代々木公園では、殺虫剤の影響でミノムシが見られなくなるなど生態系も破壊されましたし、一時期はラジオ体操なども中止をされて、楽しみになさっていた方が大変残念な思いをされておりました。 人が集まる渋谷区だからこそ、感染症を輸入あるいは輸出してしまうリスクは高いと言わざるを得ません。本当に怖いところです。ボランティアを中心に、どうぞできる限りの対策を進めていただけるようお願いを申し上げます。 以上、お願いをいたしまして、平成三十年度決算の認定に賛成の立場からの討論といたします。
○議長(
下嶋倫朗) 以上で通告による討論は終了いたしました。 これをもって討論を終結します。 これから日程第十三を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、
表決ボタンを押し、原案のとおり認定することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 賛成者多数。 よって、本件は原案のとおり認定されました。
議事進行上、日程第十四から日程第十六までを
一括議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十四 認定第二号 平成三十年度渋谷区国民健康保険事業会計歳入歳出決算
△日程第十五 認定第三号 平成三十年度渋谷区介護保険事業会計歳入歳出決算
△日程第十六 認定第四号 平成三十年度渋谷区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
決算特別委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 決算特別委員会審査報告書認定第二号 平成三十年度渋谷区国民健康保険事業会計歳入歳出決算認定第三号 平成三十年度渋谷区介護保険事業会計歳入歳出決算認定第四号 平成三十年度渋谷区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算 本委員会は、付託を受けた右の件を審査の結果、それぞれ認定すべきものと多数をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月十日
決算特別委員会委員長 栗谷順彦渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
決算特別委員長の報告を求めます。
栗谷委員長。
◆三十番(
栗谷順彦) ただいま
一括議題となりました認定第二号 平成三十年度渋谷区国民健康保険事業会計歳入歳出決算、認定第三号 平成三十年度渋谷区介護保険事業会計歳入歳出決算、認定第四号 平成三十年度渋谷区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算につきまして、
決算特別委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 平成三十年度国民健康保険事業会計の
歳入決算額は二百四十一億四千五百九十三万六千三百八十五円、
歳出決算額は二百三十六億四千五百九十三万六千三百八十五円で、
歳入歳出差引残額は五億円となり、翌年度へ繰り越しとなっております。 同じく介護保険事業の
歳入決算額は百四十七億八千五百四十五万八千七百五十八円、
歳出決算額は百三十七億四千五百十一万九千九百七十三円で、
歳入歳出差引残額は十億四千三十三万八千七百八十五円となり、翌年度へ繰り越しとなっております。 同じく後期高齢者医療事業会計の
歳入決算額は五十三億九千十一万七千七百九十円、
歳出決算額は五十三億四千七百四十七万四千八百八十九円で、
歳入歳出差引残額は四千二百六十四万二千九百一円となり、翌年度へ繰り越しとなっております。 各会計決算に対する討論につきましては、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計の三会計全てに反対の立場から、保険料を値上げすることは認められない等の意見がありました。
決算特別委員会では、
慎重審査の結果、それぞれ認定すべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、
決算特別委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第十四を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、
表決ボタンを押し、原案のとおり認定することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 賛成者多数。 よって、本件は原案のとおり認定されました。 これから日程第十五を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、
表決ボタンを押し、原案のとおり認定することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 賛成者多数。 よって、本件は原案のとおり認定されました。 これから日程第十六を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 それでは、
表決ボタンを押し、原案のとおり認定することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 賛成者多数。 よって、本件は原案のとおり認定されました。 これをもって
決算特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。 委員の方々にはまことに御苦労さまでございました。
議事進行上、日程第十七及び日程第十八を
一括議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十七 議案第五十七号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設電気設備工事請負契約
△日程第十八 議案第五十八号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設空気調和設備工事請負契約
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 総務委員会審査報告書議案第五十七号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設電気設備工事請負契約議案第五十八号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設空気調和設備工事請負契約 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと
全員一致をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月八日
総務委員会委員長 一柳直宏渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗)
総務委員長の報告を求めます。
一柳委員長。
◆十一番(
一柳直宏) ただいま
一括議題となりました二議案につきまして、
総務委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第五十七号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設電気設備工事請負契約につきまして、本案は、協和・東照建設共同企業体と契約金額三億三千万円で、契約の日から令和三年五月三十一日までの工事請負契約を締結しようとするものであります。 次に、議案第五十八号
神南分庁舎跡地複合施設(仮称)建設空気調和設備工事請負契約につきまして、本案は、株式会社協和日成渋谷支店と契約金額二億三千二百十万円で、契約の日から令和三年五月三十一日までの工事請負契約を締結しようとするものであります。 審査の中で、今回の二議案の契約については、これまでの実績等による制限を付した一般競争入札が行われ、適正な手続を経ており、賛成する。区民の方が待望する複合施設であり、安全に配慮し、予定どおりの進捗に留意して進められたい等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと
全員一致をもって決定いたしました。 以上、
総務委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第十七及び日程第十八を一括採決いたします。 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、一括された議題はそれぞれ原案のとおり可決されました。 日程第十九を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第十九 誰もが安心して生きられるように
社会保障制度の拡充を国に求める請願
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 委員会の報告書を
事務局次長に朗読させます。 〔
野島次長朗読〕----------------------------------- 福祉保健委員会審査報告書誰もが安心して生きられるように
社会保障制度の拡充を国に求める請願 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。 右報告する。
令和元年十月八日 福祉保健委員会委員長 近藤順子渋谷区
議会議長 下嶋倫朗殿 意見 請願の趣旨に沿い難いため
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○議長(
下嶋倫朗) 福祉保健委員長の報告を求めます。 近藤委員長。
◆十二番(近藤順子) ただいま議題となりました誰もが安心して生きられるように
社会保障制度の拡充を国に求める請願につきまして、福祉保健委員会の
審査経過並びに結果を報告いたします。 本請願は、渋谷区千駄ヶ谷、渋谷社会保障推進協議会会長、福井さん外四十団体から提出されたものです。 本請願の趣旨は、社会保障費の抑制方針を撤回し、医療、介護、福祉、年金などの
社会保障制度を国の責任で拡充することを求め、国に対して意見書の提出を求めるものです。 審査の中で、反対の立場から、社会保障の充実は重要と考えるが、保険制度によるものはその趣旨を踏まえ、被保険者が応分の負担をすることで賄われるものであり、財源の手当てがない拡充は将来にツケを回すこととなるため反対する等の意見がありました。 また、賛成の立場から、格差と貧困がかつてなく広がる中で、憲法が保障するとおり、全ての国民に健康で文化的な生活を営む権利を保障することは国に課せられた責務である。財源は富裕層、大企業等負担能力のあるところに求めることが、社会保障拡充の財源をつくる最も公平な税のあり方である等の意見がありました。 本委員会は、
慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。 以上、福祉保健委員会の報告といたします。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第十九を採決いたします。 本件は
表決システムにより採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、委員長の報告は不採択であります。 それでは、
表決ボタンを押してください。本件は採択することに賛成の方は
青ボタンを、反対の方は
赤ボタンを押してください。 〔ボタンにより表決〕
○議長(
下嶋倫朗) 押し忘れはありませんか。 〔「なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) なしと認め、確定します。 賛成者少数。 よって、本件は不採択とされました。 日程第二十を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第二十
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) 提案理由の説明を求めます。
薬丸義人議員。
◆二十三番(
薬丸義人) ただいま議題となりました
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書の提案理由を説明させていただきます。 本件は、現行の
固定資産税、
都市計画税の軽減措置等を令和二年度以降も継続することを強く求めるため、意見書を提出しようとするものであります。 意見書案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。
固定資産税及び
都市計画税の軽減措置の継続を求める意見書(案)。 政府は、
令和元年九月の月例経済報告において、「景気は、輸出を中心に弱さが続いているものの、緩やかに回復している。」と発表した。しかし、「先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題を巡る緊張の増大が世界経済に与える影響に注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、原油価格の上昇や金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。」とも指摘している。 こうした状況の中で、現在東京都が実施している
固定資産税・
都市計画税の減免措置等は、厳しい経営環境にある中小零細企業者にとって、事業の継続や経営の健全化に大きな力となっている。これらの減免措置等を廃止した場合、区民とりわけ中小零細企業者の経営や生活は更に厳しいものとなり、地域社会の活性化、ひいては、日本経済の回復に大きな影響を及ぼすことになりかねない。 よって渋谷区議会は、東京都に対し、中小零細企業者等の経営基盤の強化支援を図るため、以下の措置を令和二年度以降も継続することを強く求めるものである。 一、小規模住宅用地に対する
都市計画税の軽減措置 二、小規模非住宅用地に対する
固定資産税・
都市計画税の減免措置 三、商業地等における
固定資産税及び
都市計画税について、負担水準の上限を六十五%に引き下げる減額措置 以上、
地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 なお、提案者は森田由紀議員、須田 賢議員、
下嶋倫朗議員、
吉田佳代子議員、牛尾真己議員、木村正義議員、
栗谷順彦議員と私・
薬丸義人の
区民環境委員会所属の全議員であります。 提出先は、東京都知事です。 何とぞ御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
下嶋倫朗) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。 本件は
委員会付託を省略することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、本件は
委員会付託を省略することに決定いたしました。 本件については討論の通告がありませんでした。 これから日程第二十を採決いたします。 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、本件は原案のとおり決定されました。 日程第二十一を議題に供します。 〔
野島次長朗読〕-----------------------------------
△日程第二十一 閉会中の調査事件について
-----------------------------------
○議長(
下嶋倫朗) お手元に御配付いたしました特定事件継続調査事項表に記載のあります各件については、それぞれ所管の委員長からさらに調査を要するとの申し出がありましたから、閉会中も調査を続行するよう付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」の声あり〕
○議長(
下嶋倫朗) 御異議ないと認めます。 よって、さよう決定されました。 区長から発言の通告がありますから、これを許可いたします。
長谷部区長。
◎区長(
長谷部健) このたびの定例会には、条例、補正予算、決算、契約案件等の重要案件二十七件を提出し、御審議をお願い申し上げました。それぞれ原案どおり御議決、御了承を賜り、まことにありがとうございました。 御審議中にいただきました御意見、御要望等につきましては、今後の区政執行に当たり十分尊重し、適切に対処してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。
○議長(
下嶋倫朗) 本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、
令和元年第三回渋谷区議会定例会を閉会いたします。
----------------------------------- 閉議・閉会 午後二時
-----------------------------------右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。渋谷区
議会議長 下嶋倫朗渋谷区議会議員 金子快之渋谷区議会議員
田中正也...