生活文化政策部
部長 片桐 誠
区民健康村・ふるさと・
交流推進課長
北村正文
スポーツ推進部
部長
大澤正文
スポーツ推進課長 荒 学
スポーツ施設課長 野元憲治
◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇
本日の会議に付した事件
1.
報告事項
(1)
上用賀公園拡張事業基本計画(
骨子案)について
(2)
世田谷区立千歳
温水プールへの
ESCO事業導入について
(3)
世田谷区立千歳
温水プールの
指定管理者候補者の選定について
(4)「令和四年度
大学学長と区長との
懇談会」の
実施報告について
(5)「令和四年度
自治体間連携フォーラム」の
実施報告について
(6)その他
2.
協議事項
(1)次回
委員会の開催について
◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇
午後一時開議
○
阿久津皇 委員長 ただいまから
スポーツ・
交流推進等特別委員会を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 本日は
報告事項の
聴取等を行います。
委員会の運営に関しては、引き続き
新型コロナウイルス対策を講じてまいります。
理事者の報告は簡潔明瞭に、委員の質疑は要点を絞るなど、会議時間の短縮に御協力をお願いいたします。なお、発言の際はお手元の
ワイヤレスマイクを御使用ください。
それでは、1
報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)
上用賀公園拡張事業基本計画(
骨子案)について、
理事者の説明を願います。
◎野元
スポーツ施設課長 それでは、
上用賀公園拡張事業基本計画(
骨子案)について御報告いたします。
本件は、
都市整備常任委員会との併せ報告となります。
1の主旨でございます。本
拡張用地の整備につきましては、令和二年三月に
基本構想策定後、
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い
計画検討を一時中断しておりましたが、今年度から再開し、
住民説明会や
ワークショップ等の実施により、住民の御意見をお聞きしながら進めてきたところです。このたび
基本計画の
骨子案を取りまとめましたので、御報告するものでございます。
2の
事業概要といたしましては、記載の
計画地に
体育館や多
目的広場といった
スポーツ施設、
公園施設、
防災倉庫等を整備する予定でございます。
3のこれまでの経緯につきましては、記載のとおりとなります。
二ページ目を御覧ください。4の今年度の
計画検討実施状況でございます。(1)に記載のとおり、昨年六月に
住民説明会を実施し、その後、テーマを決めて四回の
ワークショップと二回の
オープンパークほか、アンケートを実施いたしました。(2)にその主な住民の御意見を記載しております。公園でやりたいことや期待すること、
意見要望等、様々ございました。
三ページ目を御覧ください。5の
基本計画の
骨子案について御説明いたします。
(1)基本的な
考え方につきましては、安全・安心の
公園づくり、
みどりをつなぎ・ひろげる
空間づくり、
スポーツを中心としたレクリエーションの
空間づくりといった
基本構想の三つの
基本方針や
ワークショップなどでいただいた御意見を踏まえ、
基本計画策定の方向性として、
取組方針や
ゾーニング等の基本的な
考え方を示すものでございます。
スポーツ施設につきましては、全区的な
スポーツ大会の開催や
パラスポーツ推進の拠点として
中規模体育館を整備するとともに、
既存樹木の保全や公園と住宅が調和した地区の形成に配慮してまいります。また、
緊急輸送道路である
世田谷通りに接していることを踏まえ、大
規模備蓄倉庫や
物資集積場所、
ボランティア等の
活動拠点等、災害時を想定した区の
防災拠点としての機能を備えることを検討してまいります。
(2)
骨子案につきましては、別紙1にまとめておりますので、六ページ目を御覧ください。
左側中段の
基本計画における
取組方針とましては、①から③に記載の防災、緑、
スポーツ、それぞれの要素を調和、連携させる方針といたします。
次に、その下の
施設配置の
考え方につきましては、右上の
ゾーニング案の図で御説明いたします。図右側の黄色の部分は、
幹線道路である
世田谷通り側に公園の顔となる
メインエントランスとして広場を設けるものでございます。
次に、図上側の青い部分です。
体育館は、公園と
スポーツ施設の一体的な利用や災害時の
体育館と
防災広場、
関東中央病院との連携を考慮するとともに、近隣への影響にも配慮した案といたしました。
駐車場につきましては、他の
スポーツ施設等の
駐車台数や
利用状況から、
想定必要台数を五十台程度といたします。その下のピンクの部分は、多
目的広場となっておりまして、フットサルコート二面分の広さの
スポーツ施設を想定しております。最後に、左側の黄緑と緑の部分、
みどりと
広場ゾーンにつきましては、
既存樹林地から南側に連続した広い
オープンスペースを確保し、
子どもたちが伸び伸び遊べる空間、
防災活動に利用できる広場を確保してまいります。
三ページにお戻りください。5の(3)配置・
ゾーニングの
考え方につきましては、
ワークショップ等を実施しながら配置案を検討してきた経過を七ページの別紙2にまとめておりますので、後ほど御覧ください。
次に、(4)
体育館及び
駐車場地下化検討の
必要性についてでございます。四ページ目に移りまして、記載のとおり、本敷地に現在計画している
体育館を建築するためには、
都市計画の変更や
建築基準法に基づく許可などが必要でございます。そのため、住環境にも配慮した計画とすることが求められ、
建築物等の圧迫感を抑えることや平時と災害時の機能の両立を図るため、
体育館の地下化を含め検討いたします。また、
地下駐車場の検討によるさらなる緑の創出、地上
部の
有効活用を図ることといたします。
続きまして、(5)整備・
運営手法につきましては、現在、
骨子案として
ゾーニング案を固めているところですが、この後、
基本計画の素案がまとまった段階で、
事業費の試算及び
民間事業者への
サウンディング調査を実施し、区の
スポーツ推進施策との整合を図りながら、定量的、定性的な評価を行った上で
事業手法を決定していく予定でございます。
次に、(6)
用途地域上の課題への
対応手法の検討につきましては、記載のとおり、
都市計画法で定める
特別用途地区の指定と合わせて
国土交通大臣の承認を得て、
建築条例を制定する
規制緩和の手法を検討してまいります。
(7)今年度の
スケジュールの変更につきましては、当初、今年度中に
基本計画の作成及び
官民連携手法導入可能性調査を実施する予定でしたが、住民との
合意形成における施設の配置の決定に時間を要している状況から、
基本計画素案を取りまとめるに当たり、引き続き、区民との
意見交換を実施してまいります。
五ページ目を御覧ください。最後に、6の今後の
スケジュールでございます。記載のとおりとなりますが、三月に区民との
意見交換会、五月に
基本計画素案、九月に
基本計画案を取りまとめていく予定でございます。
説明は以上でございます。
○
阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆いそだ
久美子 委員 主な
住民意見のところでいろいろ意見が出ている中で、相反するものがありますよね。
ペットを連れたい人と
ペットを禁止したい人、
あと人工芝にしたい人、
天然芝、
人工芝に反対する人、先々は
世田谷区の
基本計画みたいなのもあるんでしょうけれども、どんなふうに調整していくんですか。まず、
ペットのほうは区分をすれば共存できるのかなと思いますが、今まではどんな感じで
ペット連れは調整されていたでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 ペット連れについては、主に
公園部分の使い方になるとは思うんですけれども、例えば
ペットを実際に公園で散歩であったり、そういうのをさせたいという方もいらっしゃれば、やはりそういう
ペットはちょっとやめてほしいと、相反する声は、確かに今おっしゃったようにありました。
世田谷区全体の公園の
考え方も
公園部署のほうでは持っていると思いますし、一方で、新たにつくる公園というところもありますので、そこはまた丁寧に住民の方ともお話を聞きながら、進めていきたいとは思っております。
◆いそだ
久美子 委員 ありがとうございます。
あと、
人工芝と
天然芝、いつもこれは相反するところなんですけれども、単純な質問ですけれども、
世田谷区は
みどり33を目指していて、
人工芝というのは、ある程度、この
みどり33に貢献するものなんでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 今お話しの
人工芝について、やはり緑の部署のほうで、どれぐらいの面積がカウントできるか、そういう
カウント方法もあるというのは聞いています。単純に緑だから採用するというわけではないということなので、
人工芝の場合は採用されない可能性が高いと思います。
◆いそだ
久美子 委員 私の知識だと、
人工芝の間にも
天然芝をぱらぱら生えさせたりとか、そういう混合型もあるようですけれども、そういった全体計画と
みどり33等の計画も合わせて、また
使い勝手、
使い勝手というか、手入れの仕方より、やっぱり住民側、使う側がいいと思うものにしていただきたいので、この辺、様々な意見があるのをよく検討して、
世田谷区の方針というのを出していただきたいと思います。
◆
岡本のぶ子 委員 ありがとうございます。私も
ワークショップには参加させていただいて、多くの住民の
方たちの闊達な意見の模様も拝見しながら、自分も住民の一人として発言をさせていただいてきたんですけれども、この図の中では示されてはいないので、ちょっと伺いたいんです。
今回、公園の顔となる
メインエントランスを
世田谷通り側に配置をするという図を示していただいているんですが、特に
世田谷通りの横断について、以前から、目の前がスーパーだったり、コンビニがあるわけなんですが、ここには
横断歩道がないので、
横断歩道がないところを高齢者の
方たちが南北に渡っているという状況があるものですから、今回、
メインエントランスがここの
世田谷通り側に面したときに、やはり交通の面という点では、
関東中央病院の
西用賀通りと、
あと用賀中町通りには信号があって、
横断歩道があることから、その間にあるこのところには
横断歩道がなかなかつけていただけなかったという経緯があるんです。この五年後に
建設が完成するに当たっては、やはりこの横断帯といいますか、そういった歩行者の
安全対策ということを考えた上での警察との協議も進めていただきたいと思うですが、要望としては
横断歩道をつけていただきたいということなんですけれども、その点、いかがでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 確かに、委員おっしゃるとおり、ここの道路の横断について、町の方からも御要望というのはいただいております。今回、
骨子案として、まず
ゾーニングを決めさせていただきたいというところで、この後、
道路管理者ですとか、
交通管理者と協議というのは行っていきたいというふうに考えております。
◆
岡本のぶ子 委員 ぜひよろしくお願いします。
あと、以前もちょっとお話しさせていただいたかもしれませんが、ここは用賀から
関東中央病院まではバスが出ています。
東急バスですかね。ただ、
小田急線の
千歳船橋側からこの方面にはバスが出ていないので、できればその
循環バスなども合わせて御検討、小田急と田園
都市線とこの
スポーツ公園を結ぶところに循環型のバスもちょっと御検討いただいければいいのになという思いがあります。ここの点は、
バス事業者等ともお話を進めていただければと思いますが、いかがでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 委員のおっしゃるとおり、こちらの話についても、町の方からもやっぱり御要望はいただいているところです。それにつきましては、区の中で
交通政策を所管している部署がありますので、そちらとも情報を共有して、協議を進めていけたらと思っています。
◆
上島よしもり 委員 この用地については、平成二十三年で二十六年ということで、議会でもかなり議論してきて、だんだん形になっていくのは非常にありがたいなと思っておるんですけれども、やっぱり時間が随分かかっているなと。さらに、ここから最終的には令和十年度までかかるというふうなことなんですけれども、もちろん
体育館とかを考えれば、それぐらいかかるのかなと思えるんですが、例えば、それこそ先ほどの
ゾーニングの中で、
体育館でない部分、
建設でないところは早めにどんどん開放していくような、そういう形のほうが、いつ災害が起こるか分からないとか、いろいろ考えたときには、そういうふうな工法というのが必要だと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えなんでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 今お話しありました例えば
体育館以外の部分についての開放ということで、一つは、取組としましては、現在、長期にわたって仮囲いがされて、中に入れない状況ですので、一部、
暫定活用ということで、今年の夏ぐらいにはなると思うんですが、
グラウンドを一部整備して使っていただくようなことは考えております。それから、もう一つ、工事としましては、やはり大規模な工事になりますので、どの部分が使えるというのは、今の段階では判断がなかなか難しいということで、その他部分の開放というのは考えていない状況です。
◆
上島よしもり 委員 つまり、今年の夏からというのは聞いておるんですけれども、それは暫定じゃないですか。さらに、またもう一度整備をかけると思うんですね。それの順番をうまくやっていく中で、より広く早めに開放していくというやり方というのをぜひ考えていただきたいということを申し上げていますので、その点、よろしくお願いします。
あともう一つ、
区民まつりの所管はどちらだったかちょっと忘れましたけれども、そっちか。やはりその辺を考えると、
駐車場の問題というのは、
区民まつりがあそこの
馬事公苑で開かれるときには、いつも課題になるわけですよね。多くの方が来られて、近隣の
駐車場が全部埋まっちゃって、結局またあの遠いところに止めてみたいなこともよくあるというのは区民の方からよく聞く話であって、せっかくここに
駐車場をつくる際には、あまり余計につくるわけにはいかないと思いますけれども、災害のこととか、いろんなことを考えたときに、例えば地下の
駐車場であれば、いろんな使い方もできるとか、そういう多面的な視点を持って、この設計に当たってもらいたいと思うんですけれども、その辺については、他の所管とのまた多機能という意味での
考え方について、所管としてはどう考えていますか。
◎野元
スポーツ施設課長 今、
駐車場の
考え方について御質問ありました。現状では、まず
スポーツ施設を利用する方の
駐車場ということで、ほかの
スポーツ施設であったり、ほかの
スポーツ施設の
利用者から想定して
駐車台数というのを割り出しております。今後、今いただいた御意見も含めて
基本計画の素案をまとめていく中で検討していければというふうには考えております。
◆
上島よしもり 委員 やはりエリアで物事は捉えたほうがいいと思っていまして、JRAでつくる今度の
馬事公苑にどれだけの
駐車場ができて、かつ、どういうような施設になるかも含めて、またあと、その間にある公園もございますね。既にある公園、そういったものとの連動性も考えると、せっかく新しくつくる、あの辺だと多分最後の施設になると思いますので、どういうふうにつくったらいいかというのを他の所管ともしっかりと意見を交えながら、やってもらいたいということをお願いしておきます。
◆菅沼つとむ 委員
上島委員と同じような
駐車場問題なんですけれども、
大蔵運動場を見れば分かるように、
スポーツ施設や何かにバスしかないときに、やっぱり道具を持ったり、ゴルフをやったり、いろんな人が来るわけですよね。そのときに、地域の
人たちは、車の台数を少なくすれば来ないだろうという考えがあるんですけれども、逆に、あそこに、要するに
駐車場が少ないために、ぐるぐる空くまで待っているわけです。
あと渋滞になる。それで
大蔵運動場の場合は、土曜、日曜、祭日は、芝生の
ゴルフ場のこっち方に使用している、あれがなくなって、やっぱり随分渋滞がなくなったわけです。だから、この施設も一回つくると六十年間のことを考えながら、
駐車場の問題だとか、そういうのを多めにつくらなくちゃいけないというふうに思います。
それから、
人工芝の話が出たので、実際には
天然芝は御存じのように、年の四か月は新しい芝を植えたり、整理をしたり、いろんなことをやらなくちゃいけない。その間は、貴重な広場というのか
グラウンドというのか、それが使えなくなるわけです。これだけ区民が多くて、
スポーツをやって、多目的になって、それを使わせないというのはどういうことなんだということなんです。逆にいい例をやると、
世田谷公園がそうですよね。土の
グラウンドだったのが、霜が張ったり、前の日に雨が降ったりすると、雨の降った次の日かその次の日はほとんど使えなかった。だから、
公園緑地課のほうできちんと
人工芝をやったら、
利用率が全然違うわけです。今でも
駒沢公園なんていうのは、雨が降っても何にしても、昔は雨が降ったら中止で、お金を返してくれた。今、
駒沢公園なんて雨が降っても、借りた人が判断しろと言ってお金を返さないです。それだけに、
利用率というのは、
世田谷区の貴重な財産なんだから、その辺を考えなくちゃいけない。
それから、
ワークショップの地域のあれというんですけれども、
ワークショップをやると、当然ながら地域の
人たちがたくさん集まるけれども、この公園というのは、地域の公園じゃなくて
世田谷全体の公園ですから、その辺を勘違いしない。やっぱり
世田谷区民の全体のことを考えながら、逆に言うと、六十年間のことを考えて、しっかりつくる。十階建てのビルを造るとか、そういう話じゃないですから、これは。ほとんどが緑で、公園で、環境的にもいいし、隣には
馬事公苑もあるし、その連動も含めながら、しっかりと将来を見据えたものをやっていただきたいというふうに思います。
◆
田中みち子 委員 この
委員会の中でも本当にいろいろ御意見があるように、
住民説明会などでも、
人工芝がいいとか、天然がいいとか、
ペットが欲しいとか、そうじゃないとか、本当に様々な意見がある中で調整は大変だと思いますが、できるだけ緑を十分に享受できるような公園というところでは、誰もが同じ御意見だと思うので、ぜひそのあたりは力を入れていっていただきたいと思うんです。私たちもできるだけ
天然芝でということでこだわって提案させていただいていますが、その
養生期間というのも長くて、それに対しての御意見というのも様々に私たちのところにも伺っているところがあります。
ただ、最近、
天然芝じゃなくて、
グリーンカバーというんですか、
グラウンドカバーというか、芝じゃなくて、シロツメクサというんですか、クローバーだったりとか、本当に種類もいろいろ豊富になっていて、たくさん
子どもたち、大人、いろんな人が踏んづけても十分に繁茂するしというようなところもあります。それで、多少のお手入れは必要になると思うんですけれども、使っている皆さんと一緒にお手入れするということも、住民の皆さんとコミュニティーの場ということでも寄与するというような
考え方もあると思うので、そういった手法なんかも取り入れていくのはいかがかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎野元
スポーツ施設課長 ここの公園が三ヘクタールから四ヘクタールぐらいと、かなり広大な公園になりまして、今、図のほうでも示しているとおり、緑の部分というのも相当多くなっております。その中で、今いただいた御意見も反映できるような検討というのもさせていただければと思います。また、そういう公園で伸び伸び
子どもたちが遊べる空間であったり、または
スポーツとして使う
グラウンドであったり、その
利用実態というのもよく検討しながら、どういう仕様にしていくかというのは考えさせていただければと思います。
◆
田中みち子 委員 ぜひお願いします。隣の
上用賀公園でも芝生があると思うんですけれども、やはりきれいに繁茂されていないので、土ぼこりが上がってきちゃうんですというお声もいただくんです。そういうところでも、
グリーンカバーという点で言えば、こういった新しいものというのもぜひ御検討いただきたいということと、
あと横断歩道ですよね。こちらもやはりお声をいただきます。事故とか何かあってからつけることでは
後手後手になると思うので、ぜひ前向きに御検討いただきたいと要望いたします。
◆あべ力也 委員 ハード的な問題だけじゃなくてソフトの問題として、ここは立地的に隣に
関東中央病院があって、この
施設そのものが、運動の施設が多くて、
スポーツ系の施設で、
世田谷区のいろいろ
スポーツ系の施設で、急に具合が悪くなったりなんなりするという方がAEDを使ったり、たまたまお亡くなりになった方なんかもいらっしゃるということで、立地的に隣に病院がありますから、この施設とその病院との協定なんかを結んで、何かあった場合には、すぐそこの関中のほうで対応していただけるような取組というのか、そういう御相談をしたりなんかして、
救急対応に関しても、施設のありようから考えれば、そういうことも必要なのかなと思いますので、そういう検討もぜひしていただければなと思うんですが、今現状はどうなんですか。そういうことを考えていらっしゃるんですか。
◎野元
スポーツ施設課長 今、委員がおっしゃられたことというのは、
スポーツ施設を管理していく上ではすごく大事な視点だと思いますので、現状、
関東中央病院とはその辺の話はまだできていないんですけれども、防災の関係で何か連携できないかとか、そういう話はしておりますので、それに加えて協議させていただければと思います。
◆あべ力也 委員
健康増進と合わせて、区民の命を守ることも大事なので、そういうこともぜひ検討していただきたい、これは要望としておきたいと思います。よろしくお願いします。
◆いたいひとし 委員
駐車場の件ですけれども、
スポーツ施設における
想定必要台数は五十台ということで、
スポーツの
施設利用ということだけに限定しているということで、私がここへ来ようと思ったら、車で行かざるを得ないしと考えたときに、ある意味では、広範囲からの
スポーツを利用したいという方のみならず、
公園利用ということだけでも来たいという方にとってみれば、
スポーツをやっているときには
駐車場を使えないということになりかねない。また、もう一つは、
官民連携手法を私たちは言っているんですけれども、そうすると、やはり
官民連携で収益を上げながら、
維持管理費も何とか捻出していく手法を考えたときに、本当にこの五十台でいいのか。野毛町公園は百台というふうにも聞いておりますし、災害時に対応した
駐車台数ということを考えれば、この五十台というものはちょっと検討の余地があるのではないかということが一つ目。
それから、パラ
スポーツは具体的にどのように、今現在、推進の観点というのは、ハードのもののことを言っているのか、実際問題、この
体育館等で利用できることを想定しているのか、現状の認識の
考え方についてが二つ目。
三番目は、私はやっぱりこのアーバン
スポーツの利用を屋根がなくてもできる
スポーツということでもう少し検討していただく余地があるのではないかと。ですから、その
官民連携の手法も含めて、こういった私たちが稼ぐ公園と、ある程度、それは近隣住民に配慮しなければならないというのは重々分かるんですが、そうした観点があるのかないのかの三点をお伺いします。
◎野元
スポーツ施設課長 まず、一点目の
駐車場につきまして、確かに想定台数五十台というのをお示ししたところなんですけれども、また、
ゾーニングを決めて、これから次の段階に進むところですので、その辺は例えば地上部分でもう少し
駐車場を広げられるスペースがないか等、検討していきたいと思います。それから、災害時につきましては、この図の中でも
防災広場であったり、空地がありますので、そういうところに車を入れられるという想定はしております。なので、災害時については百台と言わず、この広場にももっと止められる可能性はございます。
それから、二点目のパラ
スポーツの推進につきましては、ハード面、ソフト面それぞれございまして、ハード面につきましては、今回新たに整備するものですから、できるだけ段差をなくすとか、誰でも使いやすいような施設にしていくと、そういう
考え方で進めております。それから、ソフト面につきましては、まだここの事業をどういう形で運営していくか決まっておりませんが、パラ
スポーツを推進するというような運営の仕方というのは取り入れていきたいというふうに考えております。主にアリーナにつきましては、今の総合運動場のアリーナよりも大きなものになりますので、その辺は、さらに使い方はまた多様になってくるというふうに考えております。
三番目のアーバン
スポーツにつきまして、まさに
都市型の
スポーツというところではございますが、やはり住宅等が
建設しているというところもございますので、この後、その辺も含めて何ができるかというところも検討していきたいと思います。
◆
田中優子 委員 会派でこれは事前に説明を受けていると思うんですけれども、そのときも申し上げたんですが、先ほど来、やはり
上島委員、菅沼委員、いたい委員からも出ましたけれども、
駐車場、想定五十台と見て、本当にびっくり仰天というか驚きました。何を考えているんだというぐらい、これではとても間に合わないんじゃないのというレベルの想定台数だと思うんですね。まして、ちょっと不便な場所でもありますし、それで、先ほどのやり取りを伺っていたら、もう少し増やせるように考えるということですが、もう少し程度じゃとても足りないんじゃないのというのが正直な感想なんです。
野毛町公園は百台とありましたけれども、あそこもちょっと何かあると本当に止められない状況になっていますから、やはり倍でもどうなのというぐらい、もう少し危機感を持って、
駐車場問題を真剣に、もっと増やさなきゃというところで考えていただきたいということ、答弁は先ほど出ていましたので、今日のところはそれ以上の答弁はないと思いますから要望にしておきますけれども、私どもの会派としても、これは非常に厳しい問題ですよということを伝えておきたいと思います。よろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 それでは次に、(2)
世田谷区立千歳
温水プールへの
ESCO事業導入について、
理事者の説明を願います。
◎野元
スポーツ施設課長 それでは、
世田谷区立千歳
温水プールへの
ESCO事業導入について御報告いたします。
本件は、区民生活常任
委員会及びDX推進・公共施設整備等特別
委員会との併せ報告となります。
1の主旨でございます。区では、
世田谷区環境マネジメントシステム「ECOステップせたがや」に基づきまして、環境負荷低減と光熱水費負担軽減を図るため、ESCO事業の導入を進めております。また、新実施計画や
世田谷区未来つながるプランにおきましても、区施設等のエネルギー使用量の削減の中にESCO事業を位置づけているところでございます。このたび総合運動場、北沢タウンホール、ほか四つの公共施設に次ぐ導入につきまして、導入可能性調査に基づき考慮した結果、千歳
温水プールを対象とし、事業提案の公募を実施するので、御報告するものでございます。
2の導入理由につきましては、主に二つございます。一つ目は、本施設は区の公共施設の中でエネルギー使用量が多く、導入可能性調査では、ギャランティード方式によるESCO事業の導入効果が大きいと診断されていること、二つ目は、隣接する千歳清掃工場から温水を供給され、その熱を空調、給湯に利用し、二十三年が経過しており、更新が必要な機器が多いことでございます。以上から、令和七年四月のESCO事業のサービス開始に向け、千歳清掃工場の大規模な整備により工場から高温水が供給できない期間に合わせて設備を改修し、
ESCO事業導入に着手するものでございます。
3の事業者の選定方法につきましては、プロポーザル方式でございます。
4のESCO事業により想定される主な設備改修につきましては、①空調・熱源設備、②制御設備、③電気設備、④水道設備の関連でございます。
5の
ESCO事業導入後の効果につきましては、CO2削減効果は年間で二百七十八トンCO2、二ページ目に移りまして、光熱水費削減効果につきましては、年間で二千四百四万五千円を想定してございます。
6の区の経費負担につきましては、設備改修等で約二億四千六百万円、サービス料は年間約三百万円、合計経費は約二億五千五百万円の想定でございます。
最後に、7の今後の
スケジュールにつきましては記載のとおりとなります。
説明は以上でございます。
○
阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 それでは次に、(3)
世田谷区立千歳
温水プールの
指定管理者候補者の選定について、
理事者の説明を願います。
◎野元
スポーツ施設課長 それでは、
世田谷区立千歳
温水プールの
指定管理者候補者の選定について御報告いたします。
1の主旨でございます。本施設の指定期間が令和六年三月で終了することから、令和四年三月までの指定管理者制度適用の効果等を検証し、
世田谷区立千歳
温水プール条例に基づき、令和六年四月から
指定管理者候補者の選定を行うため、御報告するものでございます。
2の指定管理者制度を適用する施設につきまして、施設名及び所在地は記載のとおりとなります。
3の指定期間につきましては、令和六年四月一日から令和十一年三月三十一日までの五年間でございます。
4の選定体制でございます。(1)選定
委員会の設置につきましては、
世田谷区
スポーツ・レクリエーション施設指定管理者選定
委員会設置要綱に基づく選定
委員会にて選定いたします。(2)選定
委員会の所掌につきましては、記載のとおりでございます。構成につきましては、学識経験者を含む外部委員五名と区職員二名でございます。五ページ目に委員名簿をつけておりますので、後ほど御確認ください。
5の現在の指定管理の状況等でございます。(1)指定期間は平成三十一年四月一日から令和六年三月三十一日までの五年間、指定管理者は公益財団法人
世田谷区
スポーツ振興財団でございます。
(2)選定
委員会による評価につきまして、詳細は二ページ目から三ページ目にかけて記載しておりますが、昨年十一月九日に行われました第一回選定
委員会におきまして、おおむね良好に管理運営されていると評価されてございます。一方で、指定管理料が増加傾向にあるため、次期
指定管理者候補者の選定に当たっては、自主事業の効果をより適正に収支に反映させる視点を取り入れていくこととされました。
次に、三ページ目を御覧ください。6の指定管理者制度導入の理由でございます。指定管理者による柔軟な取組により、
利用者サービスの向上が図られるなど、本制度導入の効果が見られること、また、選定
委員会による外部からの評価が行われることでより適正な管理運営が期待できることから、引き続き本制度を適用することといたします。
7の選定方法等でございます。(1)選定方法につきましては、選定
委員会による審議結果等を踏まえ、公募による選定といたします。
(2)選定基準につきましては、条例に定める選定基準に基づき、①から③に記載しております基準にて選定を行ってまいります。
四ページ目を御覧ください。(3)その他といたしまして、前回、平成三十年度の選定時に応募団体が一団体のみであったため、応募を促す取組といたしまして、今回、選定におきまして、二点を実施することといたします。一点目は、公募期間の拡大でございます。これは通常、公募開始から応募期間まで一か月程度のところを二か月程度にし、新規事業者も参加しやすいよう検討準備期間を確保するものでございます。二点目は、自主事業、収益事業による効果を含めた指定管理事業収支を採用し、採点することでございます。こちらは、指定管理者として行うことができる自主事業の割合を事前に提示し、その効果も含め審査するものでございます。
最後に、8の今後の
スケジュールは記載のとおりとなりますが、四月より公募を開始する予定でございます。
説明は以上でございます。
○
阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆そのべせいや 委員 選定
委員会の委員の名簿を見ると、内部委員として区役所から高齢福祉部長が
生活文化政策部長と並んで選任をされていますが、確かに温浴施設があったりというようなことですとか、そこで事故があったとか、そういったことも、ここで事故の報告があったり、承知はしておりますが、なぜここに子ども・若者
部ですとか障害福祉
部が入らずに高齢福祉
部が入っているのかということを明確に確認させてください。
◎大澤
スポーツ推進部長 ここの施設につきましては、昨年度からでしょうか、四階には、委員御指摘があった温浴施設等を含めた健康運動室がございますけれども、高齢者の居場所のモデル事業を今展開しているということでございます。そういった部分は、ちょっと特質的な部分もございますので、そういった部分で、その部分も含めたというような形で、今回、
生活文化政策部長と高齢福祉部長のほうにお願いをしています。もちろん子どもの視点という部分については、自主事業ということで、専門的な部分の方々の御意見は多分頂戴できるだろうというふうに考えているところでございます。
◆あべ力也 委員 同じような話ですけれども、これは何で文学
部の教授が入っているんですか。文学
部の教授は
スポーツに直接は関係ないと思うんだけれども、なぜこの選定をされているんですか。
◎野元
スポーツ施設課長 今回、前回の施設の委員の方が変わられたということで、もともと国士舘大学の教授の方が
委員長を務めていらっしゃったんですけれども、今回、その部分を同じ学校の中で引き継ぐという形を取らせていただきまして、確かに、外部委員は全て
スポーツに関するというわけではなく、広い視点から委員になっていただいたというところでございます。
◆あべ力也 委員 選定委員というのは、無報酬なんでしたか。
◎野元
スポーツ施設課長 報酬についてはお支払いしております。
◆あべ力也 委員 同じ大学で回すみたいな話は、何か既得権みたいでどうなのかなと思いますので、その辺はもうちょっと検討していただきたいなと思います。
それと、指定管理者の選定に当たっては、指定管理者に決定した会社なり団体というのは、下請に出すという二次委託が可能ですよね。その辺に関しては、この選定の過程で、そういうことというのは事業者に、直営なら、別にそこの企業なり、団体なりを選定の過程で審査をすればいいわけですけれども、そこが今度は管理委託みたいな形で二次委託をするということになると、実はこの選定委員では選定していない事業者が実質請け負っているということになると、この選定
委員会そのものが形骸化をしちゃうんじゃないかなと僕は思うんですけれども、二次委託する企業なりなんなりということも、この選定の俎上に上げたらどうなのかなと。実際に請け負っているのはこの企業なんだけれども、元請で指定管理者になっているのはここですよというのでは、ちゃんとした適正な管理が実行されているのかどうか、その事業者を決定する際に担保できるのかというようなことも、一つ私は問題だと思うんですけれども、この辺の
考え方というのは整理されているんですか。
◎野元
スポーツ施設課長 今御質問ありました再委託の話だと思うんですけれども、こちら全てを一括して再委託することについては禁止しております。その中でも重要な部分というのは、必ずその指定管理のほうで実施することになりまして、その管理の中で一番効率的な管理運営ということで、再委託について区のほうで承認すれば採用できるというふうになっておりますので、今いただいた御意見も含めて、次期選定については検討していきたいと思います。
◆あべ力也 委員 私が申し上げているのは、選定をするに当たって、選定
委員会まで設けて、運営上、どういう管理をして運営をするのかということを、まさにその
委員会が事業者を選定するわけですよね。そのときに、委託先が全く分からないで、こういうことをやりますよと言っていても、委託先がどういう運営をして、どういう運営主体なのか、それと実績や状況、今まで
世田谷区との委託の関係であったり、もしくはほかの委託の関係であったりとかということで、事故があったのか、なかったのかとか、様々な問題がありますよね。
そのことは全く吹っ飛ばしてしまって、元請の事業者だけを決めて、実際は、例えば千歳
温水プールに行って、それを管理しているのは
スポーツ振興財団ではなくて、何か知らない何とかという企業ですよと言ったときに、もちろん元請が責任なりなんなりを持つんでしょうけれども、実際に事業をされている企業に対する評価ということも私は必要なんじゃないかなと思うんですよね。
例えば再委託するにしても、うちはこういう事業者に再委託するんですよということまで含めて評価をしないと、実際、どういうことが行われるのかということがよく分からない。元請の提出している資料なりなんなりだけを基に決定をしているということであれば、実際どういう運営がされるのかは、責任は持つけれども、いや、違うところがやっているんですという話になっちゃったら、そもそもこの選定事業というのがどうなのかなと、極めて疑わしくなってしまうということなので、再委託事業者に関してもちゃんと提出をしてもらうというようなことが私は好ましいと思うんですけれども、そういう
考え方はできないんですか。
◎大澤
スポーツ推進部長 四月の公募に向けまして、これから第二回目の選定
委員会を開催する予定です。その中で、要は公募要項、公募の中身を議論していただくという部分がひとつ大きな
委員会の使命としてはありますので、今御指摘があったその部分についても、まずお話はさせていただいて、その視点をどうしていくのか、項目としてどういうふうに入れ込んでいくのかということは、まず、ひとつ審議をさせていただきたいというふうに思っております。
あとは公募が始まって、今度はどういう視点で評価をしていくのかという部分で、また選定
委員会も持つ予定でございますので、例えば再委託があった場合、どういった視点で選定
委員会としては評価をしていくのか、そういった部分も、その選定
委員会の中でしっかり議論をした上で、審議をしっかりやっていきたいというふうに考えています。
◆あべ力也 委員 最後にしますけれども、指定管理者を請け負う事業者が直営で何でもできるという事業者なのか、元請で受けるけれども、実際のやる活動をする、仕事をするのは違う会社に任せるんですよという
考え方の企業では、根本的に違うと思うんですよね。体力も違うし、ノウハウも違うでしょうし、そういうことも含めてしっかり選定が行われるような、我々に対する情報公開も含めて、元請だけではなくて下請に関しても、どういう選定の過程で、どういう俎上に上がって、どういう議論があったのかも含めて、今後、情報開示をしていただきたいと要望しておきたいと思います。
◆菅沼つとむ 委員 千歳
温水プールが出たので、指定管理とESCO事業が来ているんですけれども、ちょっと基本的なことを聞きたいんですけれども、これは御存じのように、千歳
温水プールは、つくったときは東京都が運営していて、それで千歳
温水プールは、地域にも御迷惑をかけるよということでつくられて、道路の下に線を敷いて、それで持ってきていると思うんですけれども、今、この資料だと、二十三年たっているわけですよね。
そうすると、例えば
世田谷清掃工場からふじみ荘も同じことが言えて、あれは環八ができる前に、管を下に敷いて、ふじみ荘まで持ってきたんですよ。東京都が地域に御迷惑かけますということで、つくったものですけれども、そのうち古くなっちゃうと管が使えなくなっちゃう。それで、途中でやめて、ふじみ荘はボイラーをつけて、自分たちでお湯を沸かしている。そうすると、経費がかかるという話になるわけ。あのときは東京都だからよかったけれども、今、二十三区の事業になっているから、地域に御迷惑をかけるから、地域のというのがなくなったはずなんですよ。これはお互いさまだという話で。そのときにこのパイプがいかれたときには、当然、
世田谷区でボイラーをつくり、お湯を沸かして、
温水プールをしなくちゃいけないというふうに思っていますけれども、あと十五年ぐらいでそういうことになるんじゃないかというふうに思いますけれども、長期的な展望でどういうふうに考えているのか聞きます。
◎野元
スポーツ施設課長 今御指摘のとおりだと思います。二十三年がたって、あそこの都道の下に、清掃工場から千歳
温水プールの下に入っている配管も老朽化しているというのは想定されています。今後、その辺の調査も含めて、区のほうで配管の改修というのも考えているところでございます。今後も、そういう清掃工場からの熱供給がされるような形で、清掃の所管とか、二十三区の清掃一部事務組合等も話をしているというのは私も聞いておりますので、現状ではまだ大丈夫なんですけれども、その将来を見越して、そういう計画もきちんと立てていきたいというふうに考えております。
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○
阿久津皇 委員長 それでは次に、(4)「令和四年度
大学学長と区長との
懇談会」の
実施報告について
理事者の説明を願います。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 それでは、令和四年度
大学学長と区長との
懇談会を実施いたしましたので、報告をさせていただきます。
1の主旨でございます。
世田谷区総合戦略の基本目標に掲げます地域人材と社会資源を活用した活力ある地域社会の構築の実現に向けまして、大学と区との連携、協働を推進することを目的に、令和四年度
大学学長と区長との
懇談会を開催しましたので、御報告をさせていただきます。
2の概要でございますが、日時、会場は記載のとおりでございます。出席状況でございますが、十四の大学学部が出席、三つの大学学部が欠席でございます。
(4)の
懇談会の内容でございます。今年度の実施で九回目となりますが、改めて1)のとおり、
世田谷区が取り組む区と大学の連携の目的について確認をさせていただきました。その上で、二ページにございますが、2)のこれまで進めてきた区と大学の連携した取組み事例について、特徴的なものを三点ほど御紹介させていただきました。
その後、下の②に記載してございますが、学長と区長との懇談に入りました。各大学の専門性や資源を活用した区と大学との連携の可能性につきまして、大学全体としての大きな視点から、学長との
意見交換を行いました。主な意見を記載してございますが、学生の成長において地域参加や社会との連携は重要であること、また、区、大学の双方にとってのメリットがある連携の取組が重要であるということ、また、区の課題や大学の研究について見える化できれば、より有効な連携につながるのではないかなどといった意見をいただいたところでございます。
(5)の次年度に向けてでございますが、区の課題、大学の研究、連携のニーズなどを可視化する手法の模索などを研究してまいりたいと考えてございます。
最後、3その他でございますが、
懇談会の実施結果につきましては、これから区のホームページに掲載してまいります。
説明は以上です。
○
阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆いそだ
久美子 委員 毎年十一月に
懇談会が行われると思って、御報告をお待ちしておりました。九回になるということですけれども、年々目新しい内容がなくて、形骸化しているのではないかと思うんですが、順次聞いていきます。学生の成長のための地域社会貢献というのは、具体的にはどういったことを言っているんでしょうか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 これも意見の中で、大学の学長の方が言っておりましたけれども、やはり大学のほうで多世代の交流であるとか、そういったものはなかなか厳しい状況があるといった中で、地域に学生が出て、そこで学ぶというのは非常に有効だというようなことをおっしゃっていました。
◆いそだ
久美子 委員 これは区側が大学生は暇だろうから地域でボランティアしてねという話かと思ったら、そうじゃないので安心しましたが、まさに今おっしゃっているような地域の御高齢者などから、もっと地元にある大学と交流したいと、いろいろ自分たちも貢献できる、例えば御高齢の方だったら、地域の歴史のことをすごく知っている方がいたり、そういうのは歴史を研究している学校の役に立つだろうし、また高齢者向けとか、女性向けとか、
子どもたちへのアンケートとか、そういったものにも協力できるという話をたくさんもらっているんです。多分、そういうのをつなげていくのがこの区長と大学との連携、
懇談会になると思うんですが、あまりにも偉い方過ぎて、多分、学長は経営が主体で考えていらっしゃるところで、そうじゃない意見も出ているようですけれども、区長と学長の間では、そういった各論まで拾えていないんじゃないかと思うんですね。
それで、以前、多分、神尾委員が言ったと思うんですけれども、学生さんとか、大学の先生とか、そういった方々も傍聴でいいから参加できないのかという話もありましたけれども、トップ・オブ・トップではなかなか発展性がないのではないかと思いますが、この一年に一遍やる、その間に、次の年になるまでに、これは具体化して何かできたというものがつくっていけているんでしょうか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 今回、年に一回、こういう形で学長と区長との
懇談会を持っております。この中の意見につきましては、当然、大学の担当の方もいらっしゃっておりまして、内容は確認しているところでございます。また、この年一回の学長
懇談会以外にも、定期的に担当者での連絡会はズーム等で行っているところでございます。
このような中で、様々御意見いただきまして、今おっしゃっていただいたように、つながっているところでございますけれども、先ほど二ページのほうでも、簡単に三点ほどという形で御案内差し上げたんですけれども、区の区政課題と大学の研究、どういうふうなことができるかというつなげをやったのがこの事例①でございます。若者の投票率の向上ということで、それを向上させたい区の課題と、それを大学の造形美術の観点から、こういうことができるんじゃないかという研究に結びつけたりだとか、また、教育総合センターのSTEAM事業で、そこで、実際、大学生の方に参加していただきまして、よく言われる知識を身につけるためには人に教えることであるというようなことも、これも先生がおっしゃっておりましたけれども、そういった面で、より大学の専門性を小中学生に教えるとともに、大学生もしっかりと身につけるというようなことで、非常に有効だというふうなお声もいただいております。そういった連携にも、今後も引き続きつなげていきたいと考えております。
◆いそだ
久美子 委員 実例が出ているということはいいことだと思うんですが、一つ、こちらの駄目だった例として、地元の高齢者の勉強会の方が地元の大学と交流して、いろいろ意見を交換したり、何かアンケートとか調査があるんだったら自分たちも協力したいということで、大学の門をたたいて、受付に自分たちはこういう団体だけれども、大学生にも紹介してほしいと言ったところがあったんです。ほとんど門前払いだったみたいです。そう考えると、この学長の精神が全然末端までいっていないんだなと。やっぱり大学としても、大事な大学生をよく分からない地元の高齢者に紹介することはできないというふうに言われたそうで、その辺がまだまだこの
懇談会の効果が出ていないのかと思いますので、もう少し広い見地で、今の殻を突き破っていただけますように、一年に一遍ではなくて、その間の活動というのを深めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 今おっしゃっていただいたような、実際、区民の方と大学との連携といいますか、参加ということかと思います。今いただいたような、こういった御意見も踏まえて、今後、大学等と打合せをしてまいりたいと思います。
◆いそだ
久美子 委員 よろしくお願いいたします。
◆あべ力也 委員 この
懇談会なりなんなりの目的がちょっと狭いのかなと。大学は
世田谷区にたくさんあって、その大学があることによって、
世田谷区というのは相当の経済効果を受けているわけですよね。それで、大学は
世田谷区にあるということで、
世田谷区の行政といろいろ関係を築いていくということも一つのメリットだというふうに思っていらっしゃるので、先方もこの話に乗っかってきているんだと思います。
いずれにしても、双方がウィン・ウィンの関係になるということが大事なことだと思いますけれども、学生の研究とか何とかということの延長で、各大学でいわゆる公務員志望の学生はたくさんいると思うんですよね。今でも
世田谷区はそういうインターンの方の受入れも実際やっているというのは存じ上げているんですけれども、こういう学長と
懇談会を持つ中で、公務員志望の学生なんかを受け入れるということに関して、もうちょっと積極的にやっていくとか、そういう何か身になることを提示してあげたほうが分かりやすいと思いますし、それと各地域で学生が
世田谷区の中で生活している上で、そういう
世田谷区に対して何か要望なりなんなりが、どういうものがあるのかとか、いろいろそういう細かい点で、学長さんだとなかなか出てこないんだと思いますけれども、学生からもそういう意見等を学長のほうで聴取をしたものを持ち寄っていただくとか、双方、プラスになるような会議になればというふうに思いますけれども、今度、学長がいらっしゃるときに、学生とそういう
意見交換をして出てきていらっしゃるのか、ちょっと分からないですけれども、その辺はどうなんですか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 学長さんと大学生との
意見交換というところまでは、すみません、私もちょっと把握しておりません。また、先ほど申し上げたとおり、学長以外の担当者とも連絡したりだとか、今後どういう内容でやっていこうかという話はしておりますので、そこで、学生の意見といいましょうか、今、委員おっしゃっていただいたように、学生にとってもメリットがあるというようなもの、地域参加したら、それについて、例えば参加しましたよというようなものであるとか、そういったものも含めて、どこまでできるか、大学とも検討してまいりたいと思います。
◆あべ力也 委員 私のところに来るインターンも、内容によっては、いわゆる取得単位に関わる内容でインターンをやられるという方もいらっしゃって、大学の講義なり、授業なりの中で、いわゆる社会貢献であったり何かというような、そういう単位を取っていて、インターンをやられるというようなこともあるので、そういう学生の事情なりなんなりということもよく聞きながら、大学と
世田谷区という具合に、大学の器だけじゃなくて、そこで学んでいる学生と
世田谷区というような
考え方、視点というのをぜひ持っていただきたいなと。
学長さんは、先ほどいそだ委員が言われたように経営サイドなので、なかなか学生の
世田谷区で暮らしているとか、
世田谷区で暮らしているばっかりじゃなくて、
世田谷に通ってきて、学校に来ている方もいらっしゃるんですけれども、様々な御意見があると思いますので、そういうことを生かしていけるような会になれば、それはプラスだと思いますので、そういう視点も、ぜひ様々な視点を取り入れていただきたいなというふうに要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
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○
阿久津皇 委員長 それでは次に、(5)「令和四年度
自治体間連携フォーラム」の
実施報告について、
理事者の説明を願います。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 それでは続きまして、令和四年度
自治体間連携フォーラムの実施結果について御報告をいたします。
1の主旨でございます。交流自治体等との連携強化を図りまして、今後の自治体間連携、交流を進め、広域での課題解決に向けまして、
自治体間連携フォーラムを実施いたしましたので、御報告させていただきます。今年度は、オンライン活用により事例を発表し、交流自治体や区内大学等の関係者及び一般区民の視聴、質疑応答、首長による
意見交換を行いました。各自治体運営の参考となるような地域資源や連携を生かした取組事例を共有いたしまして、今後も交流、連携協力につながることを目的に実施してまいりました。
2の
事業概要でございますが、日時等は記載のとおりでございます。
3のフォーラムの内容でございます。住民参加と協働による自治体間連携をテーマにいたしまして、自治体、大学から三つの取組を発表いたしました。
まず、
世田谷区から、
世田谷区が進める自治体間連携・交流といたしまして、平成二十七年の
世田谷区総合戦略に示しました広域での課題解決や連携協働の取組から
自治体間連携フォーラムの開催、自然エネルギー活用による連携、川場村など他自治体との交流について発表をいたしました。
次に、隠岐の島町からは、隠岐の島町における商工業及び雇用対策の現状と活性化の取り組みといたしまして、隠岐の島町の雇用情勢、商工業振興に対する
考え方、産業人材の質の確保や育成の取組などについて発表をいただきました。
三つ目といたしまして、成城大学から、
世田谷プラットフォームにおける自治体との連携取組みとしまして、活動の目的、活動紹介などを発表していただきまして、それぞれ視聴者からの質疑応答もいただきました。
内容につきましては、別紙1として、三ページから五ページのほうに抜粋を載せておりますので、後ほど御確認ください。
次に、
意見交換としまして、発表の内容や各自治体の取組などにつきまして、参加いただきました首長の皆様による
意見交換を行いました。主な意見につきましては、別紙2といたしまして、六ページに用紙を載せておりますので、後ほど御確認いただきたいと存じます。
一ページにお戻りいただきまして、4参加自治体・大学へのアンケート結果について記載をしております。参加の理由、発表での参考になったもの、今後取り上げたいテーマなどについて記載してございます。
二ページの5その他でございますが、このフォーラムの結果につきましては、区のホームページに掲載する予定でございます。
説明は以上です。
○
阿久津皇 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆そのべせいや 委員 毎年申し上げているかもしれないんですが、この事業をやることによって、主に地方の自治体と
世田谷区が交流することによって、
世田谷区が得られるメリットというものが、やっぱりこの内容を見ても、あまり強くは感じられません。自然エネルギーについてですとか、
世田谷区が進めている政策を一緒に地方の自治体と含めて進めていこうということは理解をするんですが、例えばセクシャルマイノリティーの差別の反対みたいなことであったりとか、
世田谷区が旗を振ってやっているようなことは、ほかにももっとあると思うので、田舎だととっても遅れていそうな、そういったことをあえて
世田谷から進めるようなことをしていくみたいなことであるとか、あるいは、これは日本の自治体に限るんですかと。若い人が多い自治体は、恐らく日本じゃない国のほうが多いような気がするので、そういった方々、人材をぜひ
世田谷に来てくださいみたいなことで誘致をするとしたら、別に日本に限る必要はないかなと思うんですが、国外の自治体と交流していくみたいなことも含めてお答えいただければありがたいです。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 今、御質問いただきましたけれども、国外の自治体というお話もございましたけれども、この
自治体間連携フォーラムの始まったところというのが、平成二十七年の
世田谷区総合戦略に基づきまして開催しております。これは何かと言いますと、地方創生の関係で、地方の過疎で、東京の一極集中であるというところで、これだと地方が大分寂しいことになってしまいまして、東京の独り勝ちになってしまう。しかし、東京に人が集中しても、それは結局、東京のほうにも影響が出てくるというところから、日本の中で、地方も一緒に発展していきましょうというところで来ておるところでございますので、今お話しいただいた国際的なところになると、当初は考えておりませんでしたので、またちょっとそういった可能性も含めて考えていかなければいけないところかなというふうに思っております。
やっている目的でございますけれども、これもさっきの大学連携と同じようなところかもしれませんけれども、先ほど委員おっしゃっていただいたような
世田谷と地方とそれぞれがそれぞれの目的、課題の解決にヒントをいただけるようなお話も進めていきたいというところもあります。おっしゃっていただいたように、エネルギーの連携ということでは、様々進んできているところでございます。性的マイノリティーだとかで、そういったところの旗振りというところでございますけれども、こちらもおっしゃっていただいたように、
世田谷とほかの地方の自治体では温度差もあるのかもしれないと考えております。そこについては、また引き続き、今後、自治体間連携のテーマを決めるときに参考にして考えていきたいというふうに考えております。
◆そのべせいや 委員 先ほどお話の中にあった
都市の一極集中を是正していくためにも、一つ、こういった取組をしているという話ですけれども、一方で、
世田谷から移住をさせていく、過密が問題であるということであれば、別に
世田谷に住まう必要、私は常々言っているんですけれども、
都市にいる必要がある方は、教育段階にあるか、あるいは労働段階にあるかで、どうしてもそこに居つかないとリソースがないと、そういうことで居つかないといけないということはよく理解をしているんですけれども、そうでない方に対して、ほかに行ってくれというようなことは、かなりきつい言い方にはなっていますけれども、
世田谷はそういった政策を進めているんですか。一極集中から分散型にということは、どれほど取り組んでいらっしゃるんですか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 一極集中を解消するために具体的な取組というと非常に難しいところがございます。例えば分散で
世田谷区民を外にという話、ちょっと極端な話かもしれませんけれども、そこには、出ていくことを応援するというような取組は今はしておりませんし、今後、そういったところをどこまで踏み込むかというところはあろうかと思います。その辺についても、引き続き、検討しながら進めていくことになると思います。
◆あべ力也 委員 この事業に関しては、そのべ委員みたいに真面目な委員だと、すごく真面目に考えて、こういうふうなことをしたほうがいいんだろうと、いろいろ御意見あるんだと思いますけれども、そもそも各自治体の政策的な問題を持ち寄って、問題を解決しましょうという会じゃないんだと僕は思うんだね。そもそも保坂区長が大上段に構えているんだけれども、極めて趣味的な思いつきの会で、というのは、基本、これは生活文化
部で区民健康村・ふるさと・交流推進課が所管ですよね。そうすると、基本的には交流事業なんです。政策を出し合って、
世田谷のこういういい事業をそちらでもやりましょうとか、おたくでやっている事業はこうですよとかじゃなくて、もっと個別具体のそれぞれ例えば
世田谷が持っている資源と地方の自治体が持っている資源との、こういうことなら交流できるよというのを明確にもっとやったほうがいいと思うんですよね。
それが随分ごまかしというか、何かすごいことやっているみたいに見えるんだけれども、例えば五島列島の福江島とあるじゃないですか。あそこなんかは、
都市部の不登校児を受け入れているんですね。そういうようなことで、政策的な問題とかというんじゃなくて、そこにある資源を活用して、
都市部の
世田谷と地方の自治体とでどういうことが交換事業としてできるかというようなことに特化して、もうちょっと具体の話をされたほうがいいんじゃないかなと僕は思うんですね。
今は、何かLGBTとか云々かんぬんの話は、この事業で必要なのかなと僕は思うし、太陽光が云々かんぬんという話も、それは各自治体で考えればいい話で、別に
世田谷区に御教授いただく話でもないだろうし、私もこれに参加されている地方の自治体の首長さんとも仲よくしているものですから、何か随分期待外れだと言って、一回出たんだけれども、次からは自分は出ないで、所管の課長か何かを出しているというような状況のようです。というのは、何かすごく大きなことをやりそうな話で、誘いが来ているんだけれども、開けてみたら何かというふうな期待外れな部分があるというようなことのようですけれども、いずれにしても、
世田谷区とそういう地方の自治体の連携として、交流事業であれば交流事業だということで、もっと分かりやすいテーマの設定をして、双方にプラスになるような交流をされたほうがいいと思うんですけれども、その辺、正直な話、どうですか。
◎北村 区民健康村・ふるさと・
交流推進課長 自治体間交流ですけれども、今、委員おっしゃったとおり、そもそも
区民まつりに参加している自治体と
世田谷区の交流、だから第二のふるさとづくりとも言っていますけれども、そういったところから始まっていまして、今までも、おっしゃったように不登校児的な話ですとか、あと移住体験みたいな話という部分は、やっぱり地方の
都市なので、そういう提案というのは、今までも継続してあったんです。
例えば隠岐の島町あたりも不登校児の受入れをやっているので、そういった子どもをうちのほうに預けてもらえないかですとか、そういった提案も、私がいた頃も受けられた時代があったので、ベースはそういうものがあって、ただ、交流の幅もどんどん広がってきているので、祭り以外の部分、そうすると、区長が先頭に立たれていますので、やはりもう少し、上段に構えたと言ったらおかしいかもしれませんけれども、そういったテーマも増やしていますけれども、進んではいませんけれども、決してベースの部分の交流というものをおろそかにしているつもりもありませんので、そういった声もいただいた部分は踏まえてやっていきたいという部分もありますし、区長さんから話していても、確かに人口の部分は大きい部分はありますけれども、交流している自治体の部分で、例えば先方の自治体に移住するような話があっても、それはそれでいいんじゃないかと。交流の幅も広がるし、深みも増してくるから、そういった部分も認めていってもいいんじゃないかみたいな発言もおっしゃっていますので、ベースはそういったものを踏まえて、この自治体交流というものをしっかり考えていきたいと思います。
◆あべ力也 委員 区長の自己満足にならないように、これはあまりお金をかけていないんでしょうけれども、税金を使ってやるんですから、最終的には区民の福利にプラスになるような、今の交流事業で不登校児を受け入れるとか、そういうような話というのを全国の自治体で受け入れてもらえるようなことをテーマにやるとか、そういう区民に還元をされるような事業に、このいわゆるフォーラムというのがなれば、僕は一番いいと思います。そういうふうな
考え方もぜひ取り入れていただきたいと要望しておきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 それでは次に、(6)その他ですが、ほかに
報告事項はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
阿久津皇 委員長 特になければ、以上で
報告事項の聴取を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 次に、2
協議事項に入ります。
(1)次回
委員会の開催についてですが、次回
委員会は第一回定例会の会期中である二月二十八日火曜日午後一時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
阿久津皇 委員長 それでは、次回
委員会は二月二十八日火曜日午後一時から開催予定と決定いたします。
以上で
協議事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
阿久津皇 委員長 そのほか何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
阿久津皇 委員長 それでは、以上で本日の
スポーツ・
交流推進等特別委員会を散会いたします。
午後二時十六分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
スポーツ・
交流推進等特別委員会