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  1. 世田谷区議会 2022-12-07
    令和 4年 12月 定例会−12月07日-04号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年 12月 定例会−12月07日-04号令和 4年 12月 定例会 令和四年第四回定例会 世田谷議会会議録第二十号 十二月七日(水曜日)  出席議員(四十八名) 一 番  神尾りさ 二 番  佐藤美樹 三 番  そのべせいや 四 番  青空こうじ 五 番  ひうち優子 六 番  上川あや 七 番  くりはら博之 八 番  つるみけんご 九 番  小泉たま子 十 番  あべ力也 十一番  高岡じゅん子 十二番  金井えり子 十三番  田中みち子 十四番  下山芳男 十五番  石川ナオミ
    十六番  河野俊弘 十七番  宍戸三郎 十九番  津上仁志 二十番  河村みどり 二十一番 いそだ久美子 二十二番 中山みずほ 二十三番 中里光夫 二十四番 江口じゅん子 二十五番 たかじょう訓子 二十六番 真鍋よしゆき 二十七番 上島よしもり 二十八番 菅沼つとむ 二十九番 高橋昭彦 三十番  岡本のぶ子 三十一番 平塚けいじ 三十二番 中塚さちよ 三十三番 藤井まな 三十五番 大庭正明 三十六番 ひえしま進 三十七番 加藤たいき 三十八番 畠山晋一 三十九番 和田ひでとし 四十番  いたいひとし 四十一番 佐藤ひろと 四十二番 福田たえ美 四十三番 羽田圭二 四十四番 中村公太朗 四十五番 桜井純子 四十六番 桃野芳文 四十七番 田中優子 四十八番 おぎのけんじ 四十九番 阿久津 皇 五十番  山口ひろひさ  欠  員(二名) 十八番 三十四番  出席事務局職員 局長     林 勝久 次長     水谷 敦 庶務係長   星野 功 議事担当係長 長谷川桂一 議事担当係長 菊島 進 議事担当係長 末吉謙介 調査係長   佐々木崇  出席説明員 区長     保坂展人区長    中村哲也区長    岩本 康 副区長    松村克彦 政策経営部長 加賀谷実 総務部長   池田 豊 生活文化政策部長        片桐 誠 保健福祉政策部長        田中耕太 技監     松村浩之 都市整備政策部長        畝目晴彦 教育長    渡部理枝 総務課長   中潟信彦     ──────────────────── 議事日程令和四年十二月七日(水)午後一時開議)  第 一 議案第八十三号 令和四年度世田谷一般会計補正予算(第五次)  第 二 議案第八十四号 世田谷議会議員選挙及び世田谷区長選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例  第 三 議案第八十五号 仮称世田谷区立玉川地域拠点保育園新築工事請負契約変更  第 四 議案第八十六号 財産(防災情報システム用等映像音響機器)の取得  第 五 議案第 百二 号 職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例  第 六 議案第八十七号 世田谷区立区民センター条例の一部を改正する条例  第 七 議案第八十八号 世田谷区清掃・リサイクル条例の一部を改正する条例  第 八 議案第八十九号 世田谷区児童養護施設退所者等奨学基金条例の一部を改正する条例  第 九 議案第 九十 号 世田谷学童クラブ条例の一部を改正する条例  第 十 議案第九十一号 世田谷区立保育園条例の一部を改正する条例  第十一 議案第九十二号 世田谷区立障害者福祉施設指定管理者の指定  第十二 議案第九十三号 世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  第十三 議案第九十四号 世田谷区立公園条例の一部を改正する条例  第十四 請願処理  第十五 請願の付託  第十六 閉会中の審査付託     ──────────────────── 本日の会議に付した事件  一、日程第一から第五 企画総務委員長報告表決  二、日程第六及び第七 区民生活委員長報告表決  三、日程第八から第十一 福祉保健委員長報告表決  四、日程第十二及び第十三 都市整備委員長報告表決  五、日程第十四 請願処理表決  六、日程第十五 請願委員会付託  七、日程第十六 閉会中の審査付託表決     ────────────────────     午後一時開議 ○下山芳男 議長 ただいまから本日の会議を開きます。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 直ちに日程に入ります。 △日程第一から △第五に至る五件を一括上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第一 議案第八十三号 令和四年度世田谷一般会計補正予算(第五次)外議案四件 ○下山芳男 議長 本五件に関し、企画総務委員長報告を求めます。    〔三十八番畠山晋一議員登壇〕(拍手) ◎企画総務委員長畠山晋一 議員) ただいま上程になりました議案第八十三号から議案第八十六号及び議案第百二号の五件につきまして、企画総務委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第八十三号「令和四年度世田谷一般会計補正予算(第五次)」について申し上げます。  本件は、保健所体制社会的検査体制の確保をはじめとした新型コロナウイルス感染症防止対策や、せたがやPayを活用した消費喚起キャンペーンの拡充などに速やかに対応するため補正計上し、既定予算総額を増額するものであります。
     委員会では、理事者説明の後、意見に入りましたところ、無所属世田谷行革一一〇番・維新より「これまでも重ねて主張しているが、感染症対策地域医療整備については、医学的根拠合理的根拠に基づき推進するよう求め、賛成する」、新風・せたがやの風より「我が会派が本定例会において指摘したように、今般のせたがやPayによる三〇%ポイントの還元キャンペーン補正予算の議決前に終了したことに関しては、議会議決権が何たるかを改めて考えさせられた。真に必要な施策については、予備費活用等も考えられるわけであり、こうした事態が常態化しないよう強く求め、賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第八十三号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第八十四号「世田谷議会議員選挙及び世田谷区長選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、公職選挙法施行令の改正に伴い、公費負担限度額を改定するため提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第八十四号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第八十五号「仮称世田谷区立玉川地域拠点保育園新築工事請負契約変更」について申し上げます。  本件は、工事監理事業者が配筋に係る変更の報告を区に適切に行わなかったことによって、工程を見直す必要が生じたことから工期の変更を行うため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明の後、意見に入りましたところ、公明党より「公共事業における工期延伸は極めて重大な問題である。今後同様の事態が起こらないよう、今回のような工事監理事業者のミスに対しては、ペナルティーを科すなど、区の毅然とした態度を求め、賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第八十五号は全員異議なく可決と決定いたしました。  次に、議案第八十六号「財産(防災情報システム用等映像音響機器)の取得」について申し上げます。  本件は、総合防災情報システムの導入に合わせ、大型ディスプレー等の映像・音響機器を購入するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第八十六号は全員異議なく可決と決定いたしました。  次に、議案第百二号「職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、育児休業に伴う臨時的任用職員に係る退職手当支給要件を緩和するとともに、規定の整備を図るため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第百二号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  以上で企画総務委員会報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で企画総務委員長報告は終わりました。  これより採決に入ります。本五件を二回に分けて決したいと思います。  まず、議案第八十三号、第八十四号、第八十六号及び第百二号の四件についてお諮りいたします。  本四件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第八十三号、第八十四号、第八十六号及び第百二号の四件は委員長報告どおり可決いたしました。  次に、議案第八十五号についてお諮りいたします。採決起立によって行います。  本件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立多数と認めます。よって議案第八十五号は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、 △日程第六 △及び第七の二件を一括上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第六 議案第八十七号 世田谷区立区民センター条例の一部を改正する条例外議案一件 ○下山芳男 議長 本二件に関し、区民生活委員長報告を求めます。    〔四十三番羽田圭二議員登壇〕(拍手) ◎区民生活委員長羽田圭二 議員) ただいま上程になりました議案第八十七号及び議案第八十八号の二件につきまして、区民生活委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第八十七号「世田谷区立区民センター条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、区立奥沢区民センターの位置及び施設を変更するとともに、その使用料の額を改定するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第八十七号は全員異議なく原案どおり可決と決定をいたしました。  次に、議案第八十八号「世田谷区清掃・リサイクル条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、廃棄物処理手数料を改定するため、提案されたものであります。  委員会ではまず、事業系一般廃棄物を排出している事業者に占める小規模事業者の割合が問われたのに対し、理事者より、大半が小規模事業者であると認識しているとの答弁がありました。  また、区内の零細企業に対する廃棄物処理に係る独自支援実施状況が問われたのに対し、理事者より、そもそも事業系廃棄物は、法律上、事業者自ら処理することが義務づけられているが、清掃事業が区に移管される前から中小企業支援するため、東京都清掃局が有料で収集してきた経緯がある。特別区はこの政策を踏襲し、清掃事業区移管から二十年が経過した現在でも、事業系一般廃棄物の収集、運搬の一部を区が担い、少量排出の場合は民間処理事業者に比べ、安価な手数料にすることにより中小企業支援を継続しているとの答弁がありました。  その後、意見に入りましたところ、日本共産党より「我が党がこれまで求めてきた中小零細企業に対する区独自の支援はいまだ行われていない。さらには、今般のコロナ禍物価高騰により、苦しい経営を強いられている現状を鑑みると、手数料の値上げは中小零細企業にとっては大変苦しいものであるため、引き続き区の独自支援の実施を求め、反対する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第八十八号は賛成多数で、原案どおり可決と決定いたしました。  以上で区民生活委員会報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で区民生活委員長報告は終わりました。  これより採決に入ります。本二件を二回に分けて決したいと思います。  まず、議案第八十七号についてお諮りいたします。  本件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第八十七号は委員長報告どおり可決いたしました。  次に、議案第八十八号についてお諮りいたします。採決起立によって行います。  本件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立多数と認めます。よって議案第八十八号は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、 △日程第八から △第十一に至る四件を一括上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第八 議案第八十九号 世田谷区児童養護施設退所者等奨学基金条例の一部を改正する条例外議案三件 ○下山芳男 議長 本四件に関し、福祉保健委員長報告を求めます。    〔十九番津上仁志議員登壇〕(拍手) ◎福祉保健委員長津上仁志 議員) ただいま上程になりました議案第八十九号から議案第九十二号に至る四件につきまして、福祉保健委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第八十九号「世田谷区児童養護施設退所者等奨学基金条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、条例名を変更するとともに、基金の使途及び対象者を拡大するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明の後、意見に入りましたところ、無所属世田谷行革一一〇番・維新より「さきの定例会における我が会派一般質問に対し、区長が本事業対象範囲社会的養護出身者以外にも広げる旨、答弁したにもかかわらず、その後の常任委員会での部長答弁令和七年度からの子ども計画に反映させるという悠長なものであった。これから検討に三年もかければ、それだけ支援を受ける機会を失う若者が増える事実を真摯に受け止めるべきである。こうしたことを踏まえ、今後区長所管部の整合を図るとともに、議会での議論の適時適切な施策への反映を求め、本条例改正案賛成する」、日本共産党より「現下の社会経済状況により、社会的養護出身者と同様に生活保護受給者世帯も非常に困難な状況に置かれている。こうした世帯に対しても支援の手を差し伸べ、給付型奨学金対象範囲に含めることを求め、本件賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第八十九号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第九十号「世田谷学童クラブ条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、中丸小新BOP学童クラブ活動場所を変更するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第九十一号「世田谷区立保育園条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、区立奥沢西保育園及び区立深沢保育園を廃止するとともに、区立等々力中央保育園を設置するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明の後、意見に入りましたところ、自由民主党より「子ども人口減少などで保育園在籍率が低下し、経営上の理由から閉園せざるを得ない施設から切実な声が届いている。こうした状況に遅滞なく対応するため、まさに今、世田谷区としての保育施策を再考しなければならない時期であるとの危機感を持って諸課題の解決に当たることを求め、賛成する」、公明党より「令和二年度より三年連続で保育待機児童ゼロを継続しているが、民間の認可保育園定員割れを起こし、将来的に世田谷区全体として保育需要に応えられない状況に陥ることを懸念している。保育の環境を維持しながらも行政運営効率化を進め、民間参入を促してきた区の立場に鑑み、引き続き行政としての責任を適切に果たすことを要望し、賛成する」、日本共産党より「この間、我が会派区立保育園統廃合を進める再整備の方針に反対してきた。本件はこの方針に基づき奥沢西保育園深沢保育園を統合するものであるが、かねてから主張してきたように保育の質の確保のためには区立保育園の数を維持すべきであり、統廃合して減らすことは断じて認められないことから、本条例改正には反対する」、生活者ネットワークより「今回の統廃合により、現在通う保育園より通園距離が遠くなる園児もいるのではないかと推察する。こうした園児や保護者負担軽減につながる具体的な取組の検討と、新たな統合園における通園時の安全対策の徹底を求め、賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第九十一号は賛成多数で原案どおり可決と決定しました。  次に、議案第九十二号「世田谷区立障害者福祉施設指定管理者の指定」について申し上げます。  本件は、指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十二号は全員異議なく可決と決定いたしました。  以上で福祉保健委員会報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で福祉保健委員長報告は終わりました。  これより採決に入ります。本四件を二回に分けて決したいと思います。  まず、議案第八十九号、第九十号及び第九十二号の三件についてお諮りいたします。  本三件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第八十九号、第九十号及び第九十二号の三件は委員長報告どおり可決いたしました。  次に、議案第九十一号についてお諮りいたします。  本件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立多数と認めます。よって議案第九十一号は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に △日程第十二及び △第十三の二件を一括上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第十二 議案第九十三号 世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例外議案一件 ○下山芳男 議長 本二件に関し、都市整備委員長報告を求めます。    〔十五番石川ナオミ議員登壇〕(拍手) ◎都市整備委員長石川ナオミ 議員) ただいま上程になりました議案第九十三号及び第九十四号の二件につきまして、都市整備委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第九十三号「世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、東京都市計画世田谷西部地域上祖師谷給田地区地区整備計画区域において計画地区を追加するとともに、当該区域における建築物制限内容を変更するため提案されたものであります。
     委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十三号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第九十四号「世田谷区立公園条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、区立上北沢しゃりん公園を設置するため提案されたものであります。  委員会では、理事者説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第九十四号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  以上で都市整備委員会報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で都市整備委員長報告は終わりました。  これより採決に入ります。本二件を一括して決したいと思います。  お諮りいたします。本二件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第九十三号及び第九十四号の二件は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、 △日程第十四を上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第十四 請願処理下山芳男 議長 本件に関する委員会審査報告は、お手元の請願審査報告書のとおりであります。  これより意見に入ります。  発言通告に基づき発言を許します。  なお、意見についての発言時間は、議事の都合により八分以内といたします。  二十三番中里光夫議員。    〔二十三番中里光夫議員登壇〕(拍手) ◆二十三番(中里光夫 議員) 初めに、令四・八号「『国葬』に関する意見書を国に提出することを求める陳情」について不採択とすることに反対の立場から、日本共産党区議団の意見を述べます。  岸田政権は、九月二十七日、安倍元首相の国葬を強行しました。我が党初め立憲民主党、社民党、れいわ新選組が反対を表明、そして多くの国民が国葬に反対しました。九月のFNNの世論調査では六二・三%が反対しました。  国葬法的根拠がなく、安倍氏を特別扱いし、憲法第十四条の法の下の平等に反します。また、国の機関や一部の自治体で半旗掲揚や黙祷の呼びかけを行うなど、国民に弔意を強制しました。憲法第十九条、思想及び良心の自由に反します。  国葬岸田首相は、安保法制秘密保護法の成立で、国の安全はより一層保たれるようになったと語り、戦争する国づくりを進めた安倍氏を、平和に尽力した政治家と描き、たたえました。  国葬は、憲法をないがしろにした政治、格差と貧困を広げたアベノミクスの失政、森友・加計・桜を見る会など国政私物化疑惑をかき消し、安倍氏が統一協会と深く癒着し、広告塔としての役割を果たしたことも問われず、安倍政権を美化する一方的な評価を国民に押しつける場となりました。  特定の政治家の死を特別扱いする国葬は、民主主義とは両立しない儀式です。自らの政権浮揚の思惑から国葬を行うことは、死者の政治利用です。  陳情は、国葬の問題を指摘し、区議会として国に意見を上げることを求めるものであり、陳情が指摘する問題点は賛同できるものです。陳情区議会に提出されたのは国葬の実施前でしたが、既に国葬は実施されており、国会の各派代表による国葬協議会も開かれています。今後の在り方について、国においてしっかり議論されることが求められます。陳情者は、こうしたことも踏まえ、区議会としての意思を国に示すことを求めていると考えます。憲法違反国葬が今後繰り返されないために、陳情者の願意を酌み取り、区議会として国に意見を発信すべきと考えます。  次に、令四・九号「旧『統一教会』問題解決のための検討開始を求める陳情」について不採択とすることに反対の立場から意見を述べます。  統一協会は、霊感商法集団結婚などで甚大な被害を出している反社会的カルト集団です。マインドコントロールで違法な霊感商法高額献金に駆り立て、多くの被害者を出してきました。区内の被害者救済をはじめ、区として対応を検討する必要はあり、陳情者の願意を受け止め趣旨採択とすべきと考えます。  以上で意見とします。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で中里光夫議員意見は終わりました。  これで意見を終わります。  これより採決に入ります。本件を二回に分けて決したいと思います。  まず、令四・八号及び令四・九号の二件についてお諮りいたします。採決起立によって行います。  本二件を委員会報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立多数と認めます。よって令四・八号及び令四・九号の二件は委員会報告どおり決定いたしました。  次に、令四・一五号についてお諮りいたします。  本件委員会報告どおり決定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって令四・一五号は委員会報告どおり決定いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、 △日程第十五を上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第十五 請願の付託 ○下山芳男 議長 受理いたしました請願は、請願文書表に掲げましたとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、 △日程第十六を上程いたします。  〔水谷次長朗読〕  日程第十六 閉会中の審査付託下山芳男 議長 お手元の請願継続審査件名表及び特定事件審査(調査)事項表に掲げました各件を閉会中の審査付託とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって本件は閉会中の審査付託とすることに決定いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、令和四年第四回世田谷区議会定例会を閉会いたします。     午後一時二十六分閉会...