調査係主任 遠藤美代子
出席説明員
世田谷総合支所
総合支所長 清水昭夫
地域振興課長 佐久間 聡
烏山総合支所
総合支所長 皆川健一
副
支所長 相馬正信
地域振興課長 大谷 昇
危機管理部
部長 大塚 勇
災害対策課長 長谷川哲夫
地域生活安全課長 野村 剛
副参事
橋詰貴志
地域行政部
部長 舟波 勇
地域行政課長 相蘇康隆
住民記録・
戸籍課長 松見 径
番号制度・
マイナンバーカード交付推進担当課長
惠見明文
◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇
本日の会議に付した事件
1.
報告事項
(1)
世田谷区
地域行政推進計画に基づく取組みについて
(2) 令和四年十二月時点における
指定避難所運営の見直しの
進捗状況について
(3)
オウム真理教問題対策(状況)について
(4) その他
2.閉会中の
特定事件審査(調査)事項について
3.
協議事項
(1)次回
委員会の開催について
◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇
午前十一時開議
○
中村公太朗 委員長 ただいまから
地域行政・災害・防犯・
オウム問題対策等特別委員会を開会いたします。
本日の
委員会に
平塚委員より遅参の届けが出ておりますので、御報告をいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 本日は、
報告事項の
聴取等を行います。
まず、
委員会運営に関しましては、引き続き
コロナ対策を講じてまいりますので、説明、報告は簡潔明瞭に、
委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、御協力をお願いいたします。
発言の際の、お手元の
ワイヤレスマイクは、よろしくお願いいたします。
それでは、1
報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)
世田谷区
地域行政推進計画に基づく取組みについて、理事
者の説明を願います。
◎相蘇
地域行政課長 それでは、
世田谷区
地域行政推進計画に基づく取組みについて御報告をいたします。
1の主旨ですが、
地域行政推進計画に基づく当面の重点的な取組について、現在の主な
実施状況及び
DX推進委員会の下に設置したPT(
プロジェクトチーム)における
検討状況について御報告をいたします。
2の
オンライン相談・
手続きについてです。十一月三十日より五つの
モデル地区において、
まちづくりセンターと
総合支所保健福祉センターとを
映像システムで結び、
相談・手続を行う
窓口業務を開始いたしました。今年度、
DX推進委員会の下に設置した
オンライン相談・
手続きPTを中心としまして、第二段階の専門的な支援へのつなぎ、複数
者での面談、第三段階として本庁による支援、福祉以外の
相談実施等の拡大に向けまして、事業の
実態調査と、実施するための
条件等の検討を行ってまいります。また、
モデル実施の状況を踏まえて、利用するタブレットや
専用機の使い勝手、
相談の環境、
運用方法の
課題等を整理いたしまして、
相談先の
所管課の拡大や全
地区の実施に向けた準備を進めてまいります。
3の
窓口混雑の解消に向けた検討と主な取組みですが、(1)の
窓口改善PTによる主な
検討状況、この
①マイナンバーカード更新処理窓口の増強についてです。くみん
窓口、
出張所の手続の四分の一を占める
マイナンバーカード処理のうち、転入に伴わない
カード更新手続、例えば
電子証明書の五年ごとの更新や
暗証番号の再設定などについて、まずは各地域、一から二か所の
まちづくりセンターにおいて実施する方向で検討を進めております。対象とする手続や先行実施する
地区の選定とともに、端末などの機器の調達、
窓口カウンターの整備、職員への研修、職員の体制、
スケジュールなどを検討していきます。
②の「
手続きガイド」による
手続きの
事前案内の充実については、現在、出生、死亡時に、それぞれの状況をQアンドAの形式で答えることによりまして、
区民の方が個々の状況に応じて事前に必要となる
行政手続を確認することができる「
手続きガイド」をホームページ上に掲載して、事前に手続に関する支援を行っている
ところですが、今年度の
混雑期までに転入、転居、転出の手続を加えるとともに、来年度、子育てなどに関する手続にも広げることを検討しております。
(2)は、来年二月から導入する
引越しワンストップサービスですが、マイナポータルから
転出手続を行うことにより、
転出届提出のために
窓口へ来庁する必要がなくなります。また、この
サービスを利用して区に転入される方については、
転出証明書情報を基に
転入届の印字、作成を行うことができるので、
転入届記入の負担の軽減や、
窓口における待ち時間の短縮が行えます。この
サービスに対応するための準備を行い、周知を図ってまいります。
4のICTに不慣れな方等への支援、
スマートフォン講座についてですが、本年九月より各
まちづくりセンターにおいて、
高齢者向けに
スマートフォンの基本的な操作を習得していただく
基礎講座及び個別の
操作相談会を実施している
ところです。講座は委託による講師のほか、大学生や
社会福祉協議会の
地区サポーターなどによる
受講生に対する支援など、
地区の特徴を生かした運営を行っております。この事業の
実施状況や受講
者のアンケート結果などを踏まえて、今後の
実施内容を検討してまいります。
九月、十月の実績については記載のとおりでございます。
5の四
者連携による
課題等への対応ですが、各
まちづくりセンターにおいて四
者連携会議を開催し、四
者おのおのの
区民向けの事業であるとか情勢などの情報の共有、
意見交換を実施しております。また、年一回開催している
地域包括ケアの
地区展開の
報告会で
児童館も加わった
事例報告がされるなど、
児童館との連携も進んできております。今年度は
児童館を含めた
課題解決、
社会資源開発の強化に向けた四
者連携会議のルールを確立し、運用をしてまいります。
三ページにお進みをください。6の
広報機能の充実ですが、
まちづくりセンターにおいて、多様な
広報媒体等を活用して、多世代に向けた
地区情報の
発信強化に取り組むとともに、転入
者に向けた
地区情報の提供の充実を図ってまいります。今年度、五つの
モデル地区に
デジタルサイネージを設置して、
行政情報の発信を行います。また、
地区の魅力やトピックスなど、
デジタルサイネージを使った配信の来年度からの実施に向けた検討、準備を行ってまいります。
そのほか、全
地区におけるツイッターなどによる
情報発信を行うための手続や準備、転入
者等への
地区情報の提供について取り組んでまいります。
7今後の
スケジュール(予定)については記載のとおりでございます。
説明は以上です。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑ありましたら、どうぞ。
◆
小泉たま子 委員 条例が制定されて、十月、十一月と二か月たったわけですけれども、この
地域行政の理念が現場にきちっと下りていないのではないかというふうに思うんですけれども、どうでしょうか。
◎相蘇
地域行政課長 この条例は十月から施行いたしまして、計画についても十月からスタートさせております。これらについては制定の段階で、各職員の中については、毎月発行している各庁内の
職員報について、
地域行政のコーナーを設けて周知を図ってきております。十月以降についても、条例が制定されたこと、計画を実施すること、そして、それぞれの計画の中、条例の中で地域、
地区、本庁の
役割等についての記事を掲載するというのは、前の十月、十一月までで行ってきております。
今後も、月に一回ではありますが、その機会を通じて条例、計画に対する
情報提供等を行っていくというふうに考えております。
◆
小泉たま子 委員 そのようにやっていたとしても、職員のほうにはきちんとそれが、すとんと落ちているかどうかというのは非常に疑問です。やるだけやっても駄目で、本当にそれが分かっているのか。がらりと変わったわけですから、そのことをよく職員が本当に分かっていないと、
窓口に来られたときに
区民の方々に聞いたりして、ちゃんとした対応ができないということになりますので、私は、まだまだだと思っておりますのでね。これから今やっているようなことをもう一度、職員に対して聞いてみるべき、何かもう
一つ方法があると思うんですね。これからの、この
地域行政の条例がきちんと役立つようにするためには、そのことが一番基本だと思います。職員のことですね。
窓口に来られた
区民が困ることにも、本当に対応ができない、受け止められない。次にまた大変なことが起こりますので、そこでトラブルが起きますので、それは絶対避けなければいけない。それが一番で、それじゃないと進まないと思いますので、ぜひそれはやっていただきたい。もうちょっと踏み込んでいただきたいです。職員に対しては。どうですか。
◎相蘇
地域行政課長 委員おっしゃるとおり、職員の中に浸透させて、本当に今回の条例、計画が入ったことによって変わっていくことというのを認識して、実行に移していくということ、
区民のために動きが変わったという
ところを示していけるということが重要だと思います。
今後、
区民向けに対しても、条例の周知をする
パンフレット等の作成を予定しておりますけれども、こういったものの活用、また、こういったものの
策定段階でも加わってもらうことによって
職員自体の理解を深めていく。そういった取組をもっと進めていきたいというふうに思います。
◆
小泉たま子 委員 今、
区民に対してもっとということがありましたけれども、
区民の方は、ほとんどまだ分からないんですよね。コラムや何かに「区のおしらせ」に出した、出しているとおっしゃって、この間も二十五日に出ていますけれども、十月一日が、もうその出発の日ですので、なぜ十月一日にあれをやったのか。私はそこに意味があったと思っているんですけれども、全然その辺が感じられない。
区民に対しても、もっと積極的にPRをして、本当に変わったんだ、
まちづくりセンターは変わったんだと。じゃないと、また職員にもそれが返らないわけですよ。だから、ぜひそれはやってください。
区民のほうにももっと積極的に。
それから、この間の私の
一般質問に対して、その
窓口のことに対して部長が、できる
ところから、できる
ところからやっていくと。実現可能なものから順次取組を進めると。こういうことの答弁があったわけですけれども、実現可能なものからやっていくのは当たり前のことでして、やっぱり、やるべきことをやっていくということが大切だと思うんですね。できる
ところからじゃなくて、やるべきことをやっていくということだと思うんですけれども、これは、私は、
窓口のほうの今までの状況、今までのことを見て、
窓口に対する区の考え方が、もう非常に甘いのではないかなと思うんですね。
厚生労働省では、
窓口において虐待を見抜く、それから、各家庭の困り事なんかも察知できるぐらい、できるようにするべきだということは、はっきり言っていますし、野田市においても、それから目黒でも、もっと早く分かっていれば何とかなったんだというような
区民の声も行政の声もあるわけですよね。ですから、
窓口が、おうちでもできますよ、手続は行かなくてもできますよというのは、これは違うと思うんですね。
世田谷区の
窓口の在り方というのが、この
地域行政の
推進条例を鑑みても、別個に考えなければいけない、別に考えなければいけないことだと思うんです。ほかと同じようにじゃなくてね。
窓口に対する
ビジョンがあまりにもない。あまりにもない。それで、
ワンストップサービスということでもって国から出てきていますけれども、国で出している
ワンストップサービスと、私たちが言ってきた
ワンストップサービス、
たらい回しゼロというのは違うものなんですね。これは。ですから、今の国の
ワンストップサービスに乗っかって、それで、今、何か記載することが、しなくてもよくなるから便利になるなんて言っていますけれども、本当にそういうことでいいのかどうか。それと比べられるのかどうか。違うと思うんですよ。
私は、
世田谷の
窓口というのは、
窓口というのは違う。
まちづくりセンターの
窓口というのは違うと思うんですけれども、それはどう思いますか。
◎舟波
地域行政部長 窓口、いろいろな目的といいますか、目標があるんだろうと思います。一つは、今、
世田谷区では大きな課題となっています、くみん
窓口や
出張所の
混雑緩和をどう進めていくかという点が、一つ大きな課題としてあります。それは当然、今後DXを進める中で、なるべく来庁せずに済むような設備を増やしていくということは、一つ大きな
解決策だと思っていますので、それは一方で進める必要があると思っています。
ただ、今、
委員おっしゃるように、対面での
重要性というのは、やっぱり必要なことだと思いますし、この間、DXで、なるべく人材を確保して、いわゆる
政策形成過程への関与ですとか対面での
サービスに重点を置きますよということで、区のほうで計画、方針を出しておりますので、そういう意味では、まさに地域、
まちづくりセンターで、例えば先ほどもちょっと報告にありましたように、転入
者への
ガイダンスをしっかりとやっていく、対面でやる方法もありますし、場合によっては
SNSなんかではあるかと思いますけれども、そういう対面での強化ですとか、あるいは、
まちづくりセンターに来ていただくことで、そこでいろんな
情報交換ですとか交流の場が今までより増えてきますので、そういう
ところで職員が、今、いわゆる虐待のお話もありましたけれども、いろんな経緯からキャッチしていくような、そういう機会も増えていく。そういうことも含めて、やはり対面での
サービスといいますか、そういうことも併せてやっていく必要があると思っています。
◆
小泉たま子 委員 そうおっしゃいますけれども、ちっとも出てこないわけですよ。対面での区の計画が。それはちょっと遅過ぎると思いますね。同時に出てこなきゃいけないことですし、今、
SNSとかとおっしゃったけれども、とにかく転入のときの受付、
転入届は
最寄りの、できるだけ
最寄りの
まちづくりセンターで受けると。そこで町の情報を届ける。例えば町会・
自治会のこと、
児童館のこと、ごみ問題のこと。届けるんですね。だって、その人はそこで生活するわけですから。何も知らないで来るんですよね。だから、それはとっても大事なことだと、私は、イの一番だと思うんですよ。まずそこをどういうふうにして受けるか。
区民が新しく住民として受け入れるかということから、この次のいろんなこと、出てきていることが始まるんだと思うんです。
ですから、便利になるとかは、どうしてもしようがない人は仕方がないと思いますけれども、
転入届のとき、もしかしたら一生に一回しか行かないかもしれない。そのときに。それがなければ全然行かないかもしれない。行かない中で参加と協働なんて、もう生まれませんしね。ですから、言っていることが違うんですよ。ですから、必ず
窓口、
世田谷区の
窓口というのは対面なんだと。対面を重きに置いているということを、やっぱり私は、きちっともう事業の中で進めていくべきだと思うんですよ。今から。一緒に。DX、DXばかり言っていますけれども、じゃない。それだけではない。両方をやっていくべきだと思うんですけれども、どうですか。
◎舟波
地域行政部長 繰り返しになりますけれども、やはり対面でのいろんな交流、それから、
サービスということもやっぱり重要だと思いますので、そこはしっかり心して検討を進めていきたいと思っています。
◆
小泉たま子 委員 いつからやりますか。いつから検討に入りますか。対面のことについての。
◎舟波
地域行政部長 先ほど少し申し上げましたけれども、特に転入
者への
ガイダンス、これは今は、
まちづくりセンターごとに、どういう形で進めていこうかということを検討し始めていますので、そういう中で、しっかりと対面の
重要性という
ところも含めて、検討の中に入れ込んでいきたいと思っております。
◆
小泉たま子 委員 その前に、とにかく転入
者は、転入してくる方は、
最寄りの
まちづくりセンターへ行ってくださいよというのを全国に発信しなきゃいけないわけですよね。そのこともあるわけですよ。ですから、やっぱり、どうやったらあるべき姿をきちっとつくって、そこから実現に向けてやっていくという、そういう順序があると思うんですよね。
すみません。私、何回も言いますけれども、二千五百台の端末。あれを実験も何もしないで、
モデルも何もしないで、ぱっと買うわけでしょう。だけれども、
まちづくりセンターの端末は十台ですよ。それをまたこれで、使い方とか、
区民の方に聞いてとかということを、また付け加えているわけですよね。ここの
やり方がおかしいと思うのです。それを一回聞きたいですね。どうしてこうなのか。
◎舟波
地域行政部長 二千五百台の
事務用パソコンの入替え、これは既に今、使っているものに対して、いわゆる
モバイル機能も含めて入れ替えていくということで、その
準備作業、それから
使用目的があります。
今回、
まちづくりセンターで新たに
マイナンバーカードの
更新処理を行いますことを検討しているわけですけれども、やはり今、全くそういう手続の面で受け付けていない
ところに機械を置いて、それから、セキュリティーもしっかり確保して、それから、
マイナンバー制度の理解も深めていただいて、機器の操作も対面でやらなければいけませんので、やはり準備が全く、その二千五百台の
パソコンを置く準備とは全く違うんですね。
そういう意味で、やはりここはしっかりと、そういうものをまず事前に検証するなり、あるいは運用してみて何が問題なのかという
ところを把握しながら、徐々に広めていきたいと考えております。
◆
小泉たま子 委員 だって、今まで何十年も
区行政を
区民のためにやってきて、そんなこと、
区民に聞かなければ、調べなければ、やらなければ分からないなんていうのは、何のために仕事をしているかと思いますよ。もう体で感じられるはずだと思うんです。私は、すごくそれは情けなくなるんですよね。そういうことをやっていること。一年って長いんですよ。だから、やっぱりそういう仕事の進め方はいけないと思いますね。私。というわけです。
すみません。この話はいいですけれども、この前、区長が議場で言われましたけれども、
区民生活を包括的に支援する
地区の拠点であるんですよ。
まちづくりセンターは。つまり、包括的に支援するんだから、全てのことが本当にもう進んで
相談に乗る。
区民生活を豊かにしてあげるという視点だったかな。一緒にやっていきましょうという、それがこの言葉に表れているわけですよね。だからもう、何か言い訳も何もなくて、本当にやらなくちゃいけないと思うんですよ。時間をかけずにどんどん。そういうのが感じられないんですよね。残念ながら。
だから、それは部長の、できることからやりますという、それに私はもう表れていると思うんですけれども、そういうことじゃなくて、あるべき姿をきちっと出して、
ビジョンを出して、そして
職員全員でやっていくと。あるべき姿だと思うんです。それで今、何をするべきか、今、何をしなければいけないのかというね。
これは、もっと一歩進んだ
やり方でやっていかないと、せっかくの条例も進まないと思いますので、しっかりやっていっていただきたいと思うんですけれども、最後に伺います。
◎舟波
地域行政部長 計画でお示しした、条例の中では包括的に支援する
地区の
行政拠点であると、
まちづくりセンターを位置づけましたので、それに向けて、今回計画の中で様々な取組をしようという形でお出ししてございます。そういう中で、この間、この
委員会でもいろいろ議論がやっぱり集中的にありました、
窓口の強化という
ところを、まずはしっかりと進めていこうということで、この十一月三十日から
オンライン相談手続の
窓口を開始したという
ところで、取組を進めさせていただいています。
様々、今日の御報告の中にもありますし、今日の御報告のない
ところもありますので、そこはしっかりと計画を踏まえて、
優先順位という
ところもございますので、そういう
ところも含めて、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。
◆
小泉たま子 委員 くどいようですけれども、やっぱりほとんどの家族が
転入届に来ない中で、町会・
自治会とか、
児童館とか、それからごみの問題とか、様々な問題が、引っ越してこられた町で起こっています。
地区で起こっています。全く身近な
ところで。だから、そういうことがないように、
まちづくりセンターに任せてあるんですね。
ガイダンスって、さっきおっしゃったでしょう。どういうふうにするかということを、
まちづくりセンターでそれぞれ考えているとおっしゃいましたよね。だから、それも頻繁に
情報交換しながら、いいものをやっていって、早くやらないと、どんどん入ってきますよね。二月、三月。それは早く全区的に発信して、やるようにしてください。
最後にちょっと一つだけ。ここが分からないんですけれども、この取組の中で、
保健福祉センターで取り扱う
生活困窮の
ところ、初めの主旨ではなくて、
オンラインの手続の
ところですけれども、
総合支所の
専門職との
相談が必要と判断した場合は、
相談者の了解を得て実施するというのは、これはどうしてですか。
区単独で、区で、この人は我々じゃ駄目だと。あんすこでは。やっぱりつながなきゃいけないというのを、ここは一々
相談者に聞くんですか。そうやっていいですかって。
◎相蘇
地域行政課長 これは、
オンラインという形で画面を通して
相談をするという新しいこと、
区民の方にとっても未経験の形のものを実施するということになりますので、
オンラインで
相談することに対する不安であるとか、そういったことを思っていらっしゃる
区民の方も、いらっしゃるのではないかなということを考えて、映像で結ぶということに不安があるので、やっぱりどうしても直接対面をしたい、そこで
相談をしたいというふうな御意見もあろうかなという想定をしておりますので、無理やり、この全部のケースを、この映像で
相談をしなければいけないということではなくて、
区民の方が安心して
相談をしていただける状態で
相談を受けるということを考えていますので、映像ではなくて、やはり直接対面、それが今の場合は支所に移動していかなければいけないわけなんですけれども、そのほうがいいですという方については、従来の方法で御案内をして
相談をしていただくということを想定していますので、その内容の記載で、御本人に了解を得て実施するというふうなことになります。
◆
小泉たま子 委員 例えば私は虐待とかも、これは、あれっというようなことを思って、思った
相談者は、これで逃げちゃうんじゃないかというか、そのことを区は扱うことができなくなっちゃうんじゃないかなと思って。それは、だって、今そこまでやらなくてはいけないことなんでしょうかね。本当に必要と思ったら、区でやっては駄目なんですか。
オンラインってそういうものなんですか。私はよく分からないけれども。ということです。
ですから、本当に必要だったら、もう私は、そういうことを構わないで。だって
区民のためにやるわけですので、それで戸惑うかとか、そういうことってあるんでしょうか。私はやるべきだと思うんですけれども、皆さんはどう思うか分かりませんが、課長、どうですか。
◎相蘇
地域行政課長 相談を制限するとか、そういうことではなくて、もちろん受けた形、例えば、逆に虐待の場合などであれば、
オンラインではなくて、
専門職のほうも、直接これは会ってお話をする必要があるだろうと思う場合には、従来どおりの
相談をお勧めすることもあろうかなとは思います。
相談を制限するという意図でこれを書いているわけではなくて、
オンラインというもの、新しいものを導入するときの説明をして、納得していただけないのであれば、不安を抱えたまま
相談をしていくことになるので、そうならないように、従来の形での
相談を取れるようにというふうに考えています。
◆
小泉たま子 委員 納得できませんけれども、これで終わります。私の質問は。長くてすみませんでした。
◆藤井まな
委員 これは、五つの
モデル地区で、それぞれ個別のツイッターをやるということだと思うんですけれども、僕はこれはいいと思っているんですね。それぞれ多分、その地域、池尻だったら池尻、上北沢だったら上北沢という情報を出していくためにやることだから、そこはいいと思うんですけれども、これは、中の人は誰がやるんですか。
まちづくりセンターの職員さんがやるんですか。
◎相蘇
地域行政課長 まちづくりセンターごとになりますので、
まちづくりセンターの職員、誰かということになると思います。
◆藤井まな
委員 当たり前の話ですけれども、しっかりダブルチェックとかしていただくのが大事だなというのは、まず一個、思っているのと、それは多分、結構若い人が担当することになるんですよね。きっとね。そうすると。若い人がやるんだったら、出す情報に関しては大事なんですけれども、若い感覚も大事だけれども、きちんとそれのチェックの体制も大事だということで。
それが一つと、あとは、では、これをどれだけ地域の、例えば上北沢だったら上北沢の人たちに、フォロワーになってもらわなきゃいけないわけですよね。それはどうやってやっていくんですか。
◎相蘇
地域行政課長 まず、情報の出し方という
ところです。今現在でも各支所ごとにツイッターを持っていますので、
まちづくりセンターの情報についても、そこの
総合支所のツイッターで発信をするという形を取れるようにはなっています。ただ、この場合は、
総合支所での決裁であるとか確認というふうな手順を、今、得る必要がありますので、これをそれぞれの
地区で、もっと迅速に、柔軟に対応ができるようにということで、各
地区ごとでツイッターが出せるようにしたらどうかというふうに考えています。
ですので、手続も、内容をちゃんと確認できるものを、
まちづくりセンター、所長を中心ということに、所長の権限ということにもなろうかと思いますけれども、所長の中でチェックを図って、発信ができるだけ柔軟に、でも、誤った情報が出ないようにという工夫をするというのが、今後の今、検討に入っている
ところの中心になります。
それから、確かに、フォロワーがいないと幾ら発信しても伝わらないということがあります。現在の支所のほうのフォロワーを振り向けるということも、各
地区でやるのであれば、あそこのフォロワーの方が、では、今度うちの
地区の
ところもフォローしてみようというのも一つあろうと思いますし、これはもう、それぞれの
まちづくりセンターごとにつくったものを、ぜひ、こういう情報を出しますのでフォローしてくださいという宣伝は、強力に行っていかなければいけないことだと思っています。これも課題として、具体の方法については検討していくというふうに考えています。
◆藤井まな
委員 今って、
総合支所のフォロワーがどれだけいるか、そこまでチェックしていないんですけれども、僕も
烏山総合支所のフォローをしていますけれども、そんなに多くないですよね。だから、それは多くしていかないと意味がないわけで、例えば地域のお祭りの情報とかをアップして、そこにつなげて、ああ、あそこで小学校でお祭りがあるんだとかと分かって、それで、どんどん地域のコミュニティーができていくためのツールとしては、僕はすばらしいと思うので。
児童館の中でスマホとかを使っていいのかどうかも、あまりよくルールは分かっていないですけれども、若い世代も巻き込むのも大事だし、先ほど言った、新しく転入
者がもしも
まちづくりセンターに来るんだったら、こういう町の地場のツイッターがあるのでフォローしてくださいと言うなりとか、本当にフォロワーを増やさないと、どんなにいいものをやっていても意味ないので。
あとは地域密着の情報をしっかり出して、今まであったコミュニティーを新しい人たちや今後の人たちともつなげていく、地域のコミュニティーをつなげていくということに活用できるのであれば、しっかりやっていただきたいなと思いますので、頑張っていただきたいと思います。
◆た
かじょう訓子 委員 これは
DX推進委員会の下に設置したPTにおける
検討状況の報告になるんですけれども、ここに記載された内容での検討がされたということです。これって、計画のほうもありますけれども、広聴機能のほうのPTというか、その辺の検討というのはなかったのか。その辺ちょっと伺いたいんですが。
◎相蘇
地域行政課長 すみません。最後の
ところが聞き取れなかったので、質問の最後をもう一度お願いできますでしょうか。
◆た
かじょう訓子 委員 PTで検討されているというふうなことですけれども、これまで
窓口混雑の解消に向けた検討であるとか、四
者連携とか、そういった項目があって、最後が
広報機能の充実というふうになっていますが、広聴機能についての検討というのはされていないのか。それとも、計画の中でもう入っていますから、あれなんですけれども、その辺の検討というのはしたのかどうか、するのかどうかというのを、ちょっと伺いたいんですが。
◎相蘇
地域行政課長 検討PTはDXの中で設置をされていて、
窓口改善のPTの中でも、今日御報告したのは、主に今すぐに取り組むべきということでやっています。広報についてはホームページの改良ということが、項目としては中に取り上げています。それが今回の、いろんな
サービスのほうをお知らせしていく
ところにつながっていきますので、それぞれの中で、その検討の内容は反映していくというふうなことで、検討は中では行っております。
◆
上川あや 委員 十一月三十日より、
まちづくりセンターと
総合支所を
映像システムで結ぶ
相談手続を行う
窓口業務を開始したということなんですけれども、相互の職員間のデモンストレーション以外に、実際に
区民からの
相談を
総合支所につなぐといった部分での、それがスタートして、実績というのはどれぐらいあるのかなというのが疑問なんですけれども。
◎相蘇
地域行政課長 これは五か所で行っているということと、
相談を行っていく
者の内容についても、まだスキルがたまってきている
ところがないということですので、この開始をした
ところで、ほとんど今の
ところ実績が上がってきていない状況です。ただ、この後、実際に
相談に来た方も含めて、また、こういったものを
区民の方が知っていただくということでの、個別の
相談ということもあるんですけれども、事例であるとかも増やしていく必要があるので、イベント的なというか、ある
ところで呼びかけをして集まっていただいてというふうなことも、やっていく必要があるかなというふうに思っています。今現在、実績として上がってきているという形は数件というふうに認識しています。
◆
上川あや 委員 モデル地区、五か所ということなので、スタートしたばかりですし、なかなか実績は上がらないんじゃないのかなという想像はしていたんですけれども、やはりそうなんだなと思いました。
もう一つ、ちょっと気になるのは、確かに遠くまで足を運ばなくていいというのは、すごく大きなメリット、身近な
まちづくりセンターで
相談、手続に応じていただけるというのも、ありがたいという方にとっては、ありがたいと思うんですね。他方、ちょっと気になるのは、身近な
まちづくりセンターだからこそ、御近所の目が気になるみたいなことって、なきにしもあらずだと思うんですよ。特に、今回先行してスタートする事務の中には
生活困窮とか、障害に関することですとか、母子保健とかが書かれていますけれども、非常に機微に触れる情報が、一番身近な
まちづくりセンターで本庁につなぐからといって、なかなか見慣れないことが行われ始めたときに、周囲の方の目を引いてしまうんじゃないのかなということが若干気になっていて、例えば本庁の中でも、御
相談するためにブースを設けているとか、そういった
相談のスペースを特別しつらえている場合もありますよね。これが、一般の方も行き交う、御近所の誰が来るか分からない
ところで、機微に触れる情報を、ここでやってくださいみたいなことにならないといいなと思っているんですけれども、このあたりの配慮というものはあるんでしょうか。
◎相蘇
地域行政課長 区民の方のプライバシーを守る、守るという実態もそうですし、
相談する方が、これであれば安心してお話ができるという環境をつくるのは大事だと思っています。
具体的には、今、
モデル地区の
ところで、それぞれでブースであるとか、囲われたコーナーであるとかという
ところでの
相談というのは一義的に考えておりますし、また、現状でも、あんしんすこやか
センターの
相談コーナーという、しっかりした部屋のようなスペースがありますので、より込み入った
相談であるとか、センシティブなものについては、そういった
ところも使っていくというふうな運用を今している
ところであります。
◆
上川あや 委員 今の御説明の中で、前段では考えているとおっしゃって、一番最後の
ところでは、しているとおっしゃったんですけれども、どちらなんですか。これからそういうこともやる必要があるねと考えているということなのか、既にそれは実施をしておりますということですか。
◎相蘇
地域行政課長 失礼いたしました。今お話ししたものは、各五か所の
まちづくりセンターでは装備をしております。
◆
上川あや 委員 まちづくりセンターの拠点の数も多いですので、そのあたりの配慮の在り方にぶれが生じないように、なるべくセンシティブなことも扱うということで、前線で各拠点やっていただくということは悪いことでは決してないと思うんですけれども、そういった配慮が一方でないと、身近な
相談拠点というのは、かえって身近ではないんじゃないかということになりかねませんので、ぜひ御配慮をお願いいたします。
◆
真鍋よしゆき 委員 端的にお尋ねしますが、
窓口混雑の解消に向けた検討と主な取組みと、あと、来年の、くみん
窓口、
出張所の
混雑緩和対策の一部実施というふうに具体的に書かれているんですけれども、今の混雑時が百とするなら、半分ぐらいになるのかなとか、三分の一ぐらいにカバーされるのかなとか、
推進条例をつくったからには、そういう目的や、これを目指すというものがあると思うんですが、どれぐらいの数字で考えて、どう実行していこう、どれぐらいの数字にどんどん持っていこうとしているのか、お尋ねします。
◎相蘇
地域行政課長 今回お話をしました
窓口の取組の中で、とにかく
窓口混雑の解消を目指していくということで取り組んでいるものになります。
具体的な
ところ、総体として、いつ頃までにという
ところの一つのものとして、今回のくみん
窓口、
出張所の
混雑緩和で、
マイナンバーカードの
まちづくりセンターでの事務の実施という
ところを考えたときに、どういう業務を取り扱うかということは、まず今、確認しながら検討を進めている
ところなんですが、例えば想定として、
まちづくりセンターでの処理、
マイナンバーカードのものを年間約六千件程度あるというふうに見込んでいる
ところです。この中で、六千件のものを十五分程度の処理を十か所で行う。これを日数で換算をすると、一日平均しますと、
出張所の
ところの事務が三十六分間程度、この事務をやることで短縮をすると、
窓口全体でかかってくるものの時間が減るのではないかという、個別のシミュレーションというのは行ってきている
ところです。
あとは、これが
マイナンバーカードもありますし、
引越しワンストップサービスによれば、転出届をするという方が、
世田谷区から出る方が
世田谷区役所に来なくなるということになりますので、その分は純粋に減少していくということになりますので、このあたり、これからどれだけ広報ができて使ってもらえるか。それによって、その分は減っていってということになろうかと思いますので、様々なものの広報をして使っていただけるという状況をつくって、できるだけ減らしていきたいというふうには考えている
ところです。
◆
真鍋よしゆき 委員 今、何というんですか。見える化というかね。具体的にこう変わっていくんだというのを私も知りたいので、今、
マイナンバーカードの数であるとか具体的な数字を出されましたけれども、できれば、次回
委員会が二月にあるんだと思いますが、そのときに、どれぐらいの目標を立てて、どれぐらいのことを目指しているぐらいは教えてもらいたいです。
せっかくこういう専門の
委員会があるわけですから、その都度その都度に、条例ができました、今、こういう検討を始めました、具体的にはここまでやります、この三月は前の混雑率が百とすれば、これこれこれこれこういう対応で、それは半分に減らしますとか、何か具体的なものが出てこないと、ただやります、やります、検討しますでは分かりませんので、次回、もう少し具体的なことは教えてください。
◆
石川ナオミ 委員 まさにもう真鍋
委員がおっしゃっていることと、ちょっと併せてなんですが、やはりこれは効果は検証していかなければならないというふうに思うんですよね。先ほど真鍋
委員も、二月のこの
委員会までにというようなこともありましたが、実際に、これはどういうふうに検証していくのか。効果。例えば住民の方々の満足度はどういうふうに図っていくのかとか、そういったものはどのようにお考えでしょうか。
◎相蘇
地域行政課長 具体的に、まず、混雑をしている時間がどの程度になるかというのが、測る尺度だと思います。あとは、
区民の方が実際にそれで満足したのかという
ところです。
オンライン窓口については、アンケート等を行いながら検証していくということは、今、想定をしておりますので、そのほかも
区民の方の満足度を何らか図っていくと。それによって効果に結びついたのかどうかという尺度は、必要かなというふうに考えています。
◆
石川ナオミ 委員 数値化できるものは、なるべく数値化をして、もう見える化していただきたいということもありますし、あと、やはりさっき言った満足度ですとか、どのように、この心境の中で皆さんが実際にこれを、この
推進条例は実際にできてよかったのかどうかというふうな
ところも、やっぱりこれも表していただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひこれは要望としてもお願いしたいと思います。
◆
小泉たま子 委員 あと特別
委員会が二回しかないので。今日を入れないと二回しかないので。私は、ちょっと言い忘れたことがありますので、言わせていただきます。ごめんなさい。
今も真鍋
委員が言われましたけれども、混雑解消に対してのを聞いて、私はやっぱり端末が十台では、とても足りないと思うんですね。ですので、せめて倍には増やすと。倍は増やしていただきたいと、そう思います。それについてはどうでしょうか。倍に増やしていただきたい。とてもとても十台ではできるはずがないと思っています。どうですか。
◎惠見
番号制度・
マイナンバーカード交付推進担当課長 端末の台数については、
委員おっしゃるように、数が増えればそのほうがよいんですが、先ほど来、申し上げていますように、やはりもろもろ、セキュリティーの面とか、そのあたりを考慮しなければならない、
窓口のレイアウト等についても考えていかなければならない、そういった
ところから、まずは各地域で一、二か所で先行導入した上で、そこでの
課題等を検証した上で、引き続き増やしていくのかどうなのか、それが効果があるのかという
ところを見極めていきたいと考えております。
◆
小泉たま子 委員 何回も聞いてきたことですけれども、これが理由になるのかなと。そういうことです。
もう一つは、
転入届に対しての
世田谷の
窓口なんですけれども、
窓口の職員の方が、ちょっと
窓口でやったぐらいで、その人がどういう困り事があるとか、虐待がどうだとか分かるはずがないと、私は何人からも言われているんですね。しかし、それじゃ駄目なんですね。それは分かるのは分かる、本当に磨かなければいけないと思うんですよ。私は、公務員の皆さんのお仕事でも一つあると思うんですね。
ですから、私はとてもできません、分かりませんでは、この
窓口は死んでしまいますからね。これは皆さんの役割。そう思って真剣に
窓口には取り組んでいただきたい。
世田谷の
窓口は違うと。そういうふうに考えていただかなくちゃ困ると思うんですが、どうでしょうか。そういう声は職員から聞きますか。それで、それに対してどう思いますか。
◎相蘇
地域行政課長 今お話のあった虐待等のものについては、本当にキャッチをしていくという責任、そういった事情を捉えていくという責任は、行政のほうにあるかと思います。ただ、これについては様々な
ところで、触れた職員なり、
専門職の
ところが適切にキャッチをして、適正な
ところにつないでいくということが、まず大事だろうと思います。
ですので、まず、それは児童
相談所を含めて、支所で言えば子ども家庭支援課を含めて、そういったものをキャッチしてつないでいく体制というのは、特に転入のケースについては、きちっと取っているだろうというふうに思っておりますが、それに関わっていない新たなケースについては、様々な
ところで気づいた人がアンテナを張って、その情報についてしかるべき
ところにつないでいくということがあると思います。
特に、児童の虐待については、今回
児童館が入ってきているということが非常に大きな要素になると思いますので、ぜひそこは活用して、漏れがないような体制と。
まちづくりセンター、
窓口強化していくという方向性はもちろんありますけれども、
まちづくりセンターだけでそれを、転入したケースをそれだけでキャッチするということは、やはり難しいし、それではやり切れるものでもないだろうというふうには思いますので、そういった有効な、広い、点ではなくて面で捉えていくということを、やっていこうというふうに考えているんだと思います。
◆
小泉たま子 委員 職員一人一人がその気になって、本当にやっていただきたいと思います。子どもだけじゃなくて、
高齢者もあるし、コロナになって、また生活が見えにくくなっている中で、やっぱり事件がたくさん起きていますので、私は本当に悲しいと思います。もうああいうつらい思いをして子どもが死んでいったり、
高齢者の方々は今も話題になっていますけれども、本当に考えられないですね。だから、そういうのはいち早くやって、ちゃんと解決できるようなあれで、やっていただきたい。
窓口で、全て含めて職員にかかっていますので、皆さんの役割だと思いますので、しっかりやっていただきたいと思います。
以上です。すみません。
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○
中村公太朗 委員長 では、次に、(2)令和四年十二月時点における
指定避難所運営の見直しの
進捗状況について、理事
者の説明を願います。
◎長谷川
災害対策課長 令和四年十二月時点における
指定避難所運営の見直しの
進捗状況について御報告をいたします。
1主旨でございます。社会情勢の大きな変化、また、首都直下地震の新たな被害想定を踏まえまして、
指定避難所運営の見直し等に向けた検討を進めております。その
進捗状況と今後の予定等について取りまとめたので、御報告をするものでございます。
2避難所運営
委員会へのアンケートの結果についてでございます。各避難所において日頃からの取組、また、工夫している点を把握し、避難所運営マニュアルの修正、見直し等に当たっての参考とするために、各避難所運営
委員会を対象としたアンケートを実施いたしました。
スケジュール等につきましては、(1)に記載のとおりでございます。八月にアンケートを実施いたしまして、九十四か所の避難所運営
委員会からのうち、九十か所から御回答いただいたものでございます。結果でございますが、設問1につきましては、避難所運営訓練について、まず、ほかの避難所運営訓練を見学してみたいと思うか、また、他の運営
委員会の見学の受入れに御協力いただけるか、お尋ねをいたしたものでございます。また、次のページに参りまして、訓練の予定、これを区のホームページに載せることについての希望をお尋ねいたしました。これら設問1をまとめますと、他の避難所運営訓練を見学したいというお声、また、他の避難所運営
委員の見学の受入れにも協力をするという声が非常に多かったという結果が出ております。一方では、区のホームページへの訓練予定の公開については、希望するといった避難所は五割ほどという結果でございました。
続いて、設問2でございます。図上訓練を実施してみたいと思うかをお尋ねいたしました。実施してみたいという声が非常に多く、次いで、詳しい内容を聞いてから検討したいといった声も多く見られた
ところでございます。
以下、設問の3から5までは、自由記載で御回答いただいたものでございます。在宅避難の推進について各
地区で取り組まれていること、また、避難所運営の工夫、その他自由意見をいただいたものであり、主な意見としてはそれぞれ記載のとおりでございます。
三ページ目の(3)アンケート結果の活用でございます。こちらの結果を受けまして、まず、①に記載のとおり、避難所運営
委員会の交流等の機会の創出に取り組んでまいります。具体的には運営
委員会が相互の見学などができる仕組みづくりについて検討を進めていきたいと考えております。なお、一方では、ホームページの掲載については慎重な姿勢の運営
委員会が約半数となっております。
ホームページの活用については、公表することのメリット、これについての理解を広げるということから取り組むことといたしまして、慎重に検討を進めていきたいと考えております。
また、次の②図上演習の実施のサポートでございます。半数以上の希望がございまして、区は積極的に実施をサポートすることで、この手法による運営の熟度を高める余地が非常に大きいと考えられますことから、今後、以下記載のとおり、例えばHUGゲームを活用して女性防災コーディネーターの活動の場と併せまして、この運営
委員会の取組を支援していきたいと考えている
ところでございます。
次のページに参りまして、3避難所運営マニュアルの見直しについてでございます。
(1)現在の進捗でございます。これまで次の
スケジュールに沿いまして見直しに取り組んでまいりました。今般、十二月の十九日に避難所運営
委員会に御提示をする予定の、このマニュアルの見直し案を取りまとめた
ところでございます。本日の御報告の後ろのほうに、これらのマニュアルをつけている
ところでございます。
以下、記載のとおり、約半年をかけまして各避難所運営
委員会に新しいマニュアルの内容の試行、検証について御協力をいただきまして、それらの結果の御意見を踏まえまして、来年六月以降に再度修正を行ってまいります。
(2)見直し案の概要でございます。①のとおり、課題となっている事項に対する対応案を盛り込むなどしました
ところ、かなりのボリュームとなりましたことから、構成の見直しを行った
ところでございます。具体的な内容の見直しの概要につきましては、次ページ以降のとおりでございます。
五ページでございますが、まず、具体的な見直しの概要の(1)でございますが、まず、全体を通じての共通事項といたしまして、この間、区議会でも御議論いただいておりました在宅避難
者支援を含めました被災
者支援の充実に向けた区の取組方針、また、これらを避難所運営
委員会の皆様と共有すべく明記をさせていただきました。
内容には、在宅避難
者の支援の充実とともに、多様性の尊重、また、避難所が被災
者を必要な支援につなげる場として機能するよう、密集回避、また、共助としての運営参加の場を広げていくことなどを盛り込んでおります。
個別の課題に対する取組としては、下の枠囲みの
ところにございますとおりでございます。幾つかかいつまんで御紹介をさせていただきますと、こちらは2にございますとおり、発災の初動期を乗り切るためのレイアウトの工夫、こういったことを盛り込んでおります。また、次のページに参りまして、同じく初動期を乗り切る工夫といたしまして、3にございます初動ボックスというものの導入、また、4の既設トイレの使用確認方法の、こちらは合理的な見直しをかけております。その他、5の在宅避難の促しなどの方策。いずれも具体的な方策を求められておりました課題に対する対応、また、今まで分からなかったことで御不安があったことを明確にすることなど、こういったものが内容になってございます。
次の七ページは、避難所に来た避難
者に対して在宅避難を促すための、区として御用意したチラシの案等でございます。
少し飛びまして、恐れ入りますが、九ページ目を御覧いただければと思います。九ページの③ファーストアクションカードというものを、こちらは新たな試みとして導入をさせていただきたいと考えております。こちらは他自治体でも多く取り入れられているものでございまして、これは発災直後における緊急時において、まず避難所開設のために何をしていいか分からなくなることを防ぐパニックの防止ですとか、あとは、最初の一歩の提示をするためのカード形式のチェックリストでございます。こちらも、全文の案につきましては、後半につけてございますので、後ほど御参照いただければと思います。
また、恐れ入ります。少し飛びまして、一一ページでございます。避難所衛生管理テキストの新設と書いてございますが、これは今までも
コロナ対策のマニュアルを追補版として御用意しておりましたが、それに当たるものでございます。内容といたしましては、マスクの着用などを引き続きお願いする内容となってございます。
そして、もう一点でございますが、こちらは新たにお示しをさせていただく内容でございますが、新型コロナウイルス感染症の陽性
者の指定避難所の受入れの考え方でございます。
まず、御自宅が安全であれば在宅避難をしていただく。ただし、火災や家屋の倒壊によって自宅で過ごせない場合は専用の避難所に避難をしていただく。これら、今まではこちらに記載の
世田谷区立大蔵第二運動場(体育館)というのをお示ししてまいりませんでしたが、今後、陽性
者の全数把握を行わないこととなったために、区から個別に、この避難所を御案内することができないということもございますので、この場所を事前に公開させていただいて、陽性
者の方はこちらが避難所になるということ。これを御周知をしていきたいと考えてございます。避難所運営
委員の皆様に対しましても、その所在等を今般、テキストにおいて示してまいります。
こうした形で専用の避難所を設け、そちらに避難をしていただくということを基本にいたしますが、ただし、発災からある程度の期間、被害状況によりましては、この専用避難所までの移動が危険な場合、また、移動手段が確保できない場合も想定されます。在宅避難ができず、また、専用避難所に行くことができない陽性
者につきましては、指定避難所で避難を受け入れていただくということで、こちらは内容をお示しさせていただくものでございます。
変更点としては、この専用避難所があるということは申し上げてきた
ところですが、場所を明確にしたということが今般初めての内容となっております。
次のページ、一二ページに参りまして、これまで御説明させていただきました見直し案の関係団体による意見の反映についてでございます。
まず、避難所運営
委員会による試行、検証をお願いするものでございますが、こちらは、実施方法といたしまして、十二月十九日に御提示をさせていただきまして、その後、試行、検証ということでございますが、例示を、こちらはお示しを三点させていただいております。
まず一つは、もし訓練をこの期間、予定をしているようであれば、訓練の中でお試しをいただく。もしくは、二点目でございますが、区のほうから説明会、勉強会という形で、避難所運営
委員会の方々に御説明をさせていただきまして、それを踏まえてのメンバーによる、こちらのマニュアル等に対する意見等を集約していただく。それらのいとまがない場合につきましては、避難所運営
委員会において意見を集約していただくという、こういった方法で御意見をいただきたいというふうに考えてございます。
これらの中で、恐らく説明会、勉強会を御要望になるケースが多いかなというふうに想定はしてございます。こちらにつきましては、私どものほかに、この見直し案を検討するに当たりまして参加をしていただいた関係団体、
世田谷ボランティア協会、
社会福祉協議会、せたがや防災NPOアクション、せたがや女性防災コーディネーターも参画をしていただきまして、被災地支援を通じて得た知見、経験を交えた解説などを加えていただくことで、理解を深めるような取組にしていきたいと考えております。
取りまとめ方法等につきましては、以下、記載のとおりでございます。
また、一三ページのほうに参りまして、もう一点、意見集約をしたい点、意見集約といたしまして、②の障害
者団体との
意見交換を行ってまいります。令和五年一月以降、障害
者福祉団体連絡協議会におきまして、区の災害対策の取組についての説明と
意見交換を行ってまいります。この
意見交換を通じまして、令和五年六月以降に予定をする、この避難所運営マニュアルの再修正に当たりまして、配慮を要する方の支援に関わる見直し等に反映をしていきたいと考えております。
また、こちらの
世田谷区障害
者福祉団体連絡協議会に参加をされていらっしゃらない障害
者団体もございますことから、これらの団体につきましても、区の災害対策、避難所運営についての説明、
意見交換を行っていきたいということで、こちらは今現在、調整中でございます。
なお、これらの団体との見直しの進め方について、事前の御
相談等を行ってきた
ところでございますが、御関心といたしましては、発災時の医療体制、また、障害種類によって必要となる生活用品の確保、在宅避難に当たっての公的な支援について、災害対策全般にわたっての不安や御要望があるとの御意見をいただいておりますので、一連の
意見交換を通じまして、在宅避難
者支援の取組にも御意見のほうを反映していきたいと考えております。
以下、今後の
スケジュールについては再掲でございます。
御説明につきましては以上です。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して質疑がありましたら、どうぞ。
◆
大庭正明 委員 一つ聞きたいんだけれども、避難所がありますよね。避難所で避難所の設営をするという作業が、まず最初にありますよね。例えば、僕は知らないんだけれども、ここが避難所の一つの教室だとか体育館だとしますよね。そうすると、マニュアルで、がちゃがちゃがちゃがちゃ書いてあって、それをどこに書いてあるのか、探すだけでもストレスなんですけれども、例えば、この部屋のどこかの壁面に設営図というのが貼ってあれば、大体こっち側に椅子を持ってくるとか、こっち側は
高齢者だとか、仕切りだとか何だとか、またはトイレはこっちにあるとか、ないとかということが一覧図で、ばっと書いてあれば、こういうふうに、まずそれをしなくちゃ、ここの部屋は使えないよねという形で、マニュアルなんか読んでいる余裕というかな。そんな悠長にやっていると、ぱっとこの絵のとおりにやってくださいって、まずやって動くんだろうと思うんだけれども、そういう絵とか一覧図、絵ですよね。文字じゃなくて絵。この部屋の設定の絵は貼ってあるんですか。現状で。ちょっとそれを、全部の避難所で大体もう貼ってあるんですかということを、ちょっと確認したいんですが。
◎長谷川
災害対策課長 全ての避難所で壁に貼ってあるという形ではないんですが、学校の配置図を基に、例えばどこに何がしまってあって、どの部屋をどう使うということにつきましては、そういった計画図を各避難所で御用意いただくと。作成をしていただく。これは避難所運営
委員会と学校とで御
相談いただいて決めていくという作業手順を、マニュアルの中にその手順について入っておりまして、それに基づいて、それらを学校と避難所運営
委員会が共有して持っているという形になっています。
なので、壁には貼ってはいないんですが、そういったものは持っていて、それを使って、それを開いて作業するということはできる状態になっている。これはどこの避難所でも同じ手法で手順をお示しさせていただいておりまして、やっていただいている
ところでございます。
◆
大庭正明 委員 それは駄目だと思うよ。だって、災害の規模によっては、どういう人がどういう形でそこに避難されるか。住民だけとは限らないわけですよね。たまたまそこに来ていた人が避難せざるを得ないような状況というのもあるわけですよね。そのときに、そういう地図を持っている人、持っているんじゃなくて、その場所に、ぺたっと貼っておくという必要が、もう既にやっておくべきだと僕は思うんですよ。このスペースをどういうふうに使うかということは、あらかじめ合理的に、もう考えられるわけでしょう。要するに。
その配置、それから、トイレはどこですよということは、ここの部屋に書いておけば分かるわけじゃないですか。トイレの位置が分からないとか。大体トイレの位置が分からない。それから、食料品は、食料倉庫はどこにありますよというのが、各部屋にもう、ぺたっと地図のように貼ってあれば、もうそれを見た人が地図を持っていなくても、マニュアルを持っていなくても、一番最初に来た人、二番目に来た人が順次そうやって、じゃあ、食料を取りに行きますとか、機材はあそこに取りに行きますとかというふうに、この場所に訪れた人が分かるわけじゃないですか。この場所に限らず、隣の部屋でも体育館でも。
持っているということは、どういうことなの。その持っている人が持っているということよりも、その場所に貼ってあるというほうが有効じゃないですか。とりあえずね。細かいことはいいですよ。だから、大まかな、最初に来た人とか、二番目に来た人とか、最初の十人だとか二十人だとか来た人が、どうすりゃいいんだというときに、ああ、ここに地図があると。こういうふうに椅子を片づけるんだなとか、こっち側のほうが
高齢者のスペースなんだなとか、こっちは子どもさんのスペースなんだなとか、分かりませんけれども、いろいろなスペース割りをやらないと、ごちゃごちゃごちゃごちゃ来て、それで、やっと何か地図を持った人が見つかってといったら、混乱の中で混乱がするじゃないですか。既にもうこうなっちゃったんだから、もういいよというふうになりませんか。最初の仕切りというのが一番大事なんじゃないんですか。
それはいろいろ議論はあるけれども、基本形は、もう部屋にぺたっと貼ってあるんだというふうにして、それで、ペットがいる人は隣の部屋ですとか、このペットをやる人は下の階ですとかというふうに、もう書いてあるとか、そういう仕切りを。
そして、貼っていないと、あした来たらどうするんですか。または今日の夕方来たらどうするんですか。避難する
ところに。その辺、遅くない、そういうのって。そういうのは、どんどん後で改定すればいいんですけれどもね。日々やって。地図はまた貼り替えればいいわけですよ。こういうふうに変えました、こういうふうになりました、この学校がまた建て替えになったので、これは使えなくなったので、こっちのほうにこうなりましたで、どんどん貼り替えていけばいいのに、それをしていないのって遅くない。いつ来るの。来年来るの。再来年来るの。いや、今日来るかもしれないんでしょう。そうしたら、もう既に貼ってあるべきじゃないですか。
そんな悠長な
やり方でいいんですかということを僕は言いたいし、視覚的に見て、ぱっと見て分かるものをまず置いておいて、それで、あと複雑なものはマニュアルに書いておけばいいと。こんなマニュアル読みませんよ、普通。忙しいというか、どうしようかと、生命の危機が訪れているときに、こんなマニュアルを一々読んで、ああだこうだなんて、頭に入らないですよ。よっぽどの能力のある人でなければ。または事前に覚えていなければ。その辺どうなんですか。遅くないですか。
もう、いつ来るか分からないと言われているのに、こういう部屋に何も貼っていないということでしょう。ここは多分避難所としては使えない場所ですけれども、一般的なこういうスペースがあったとして、そこには何も貼っていないというのは、何か貼れない事情があるんですか。
◎長谷川
災害対策課長 まず、御提案の貼り出す方法というのは、当然、施設側の御理解、御協力をいただくということが、まず一つございます。
あと、お話がありましたのが、避難所運営
委員会以外の方が来て避難所を開けるようにという
ところまでの発想というのが、今までなかったという。そこまで御用意はしていなくて、避難所運営
委員の方にしていただくという前提で組み立てがされている
ところでございます。
こういった前提が今、御提案の方法、まさに明日来るのか、あさって来るのか、今日来るのかという中では、それは真摯に受け止めて、できるようにしなければならないという御指摘でございますけれども、踏まえまして、そういった前提についても考えさせていただきたいと思います。急いでそれらは考えていきたいと思います。
◆
金井えり子 委員 障害
者団体との
意見交換というものが入ってきたので、とてもいいなと思いました。私もちょっと質問させていただいたことがあったんですけれども、本当に障害
者の方々まで、お一人お一人までなかなか情報が行き届かないという
ところで、こうやって御意見を伺っていただくというのは、すごくありがたいなというか、もう必要なことだなと、とても思います。
これは区との
意見交換なんだと思うんですけれども、その先、在宅避難にするにしても、やっぱり地域とつながっていないと本当に大変ということを、すごく耳にするんですよね。逆に、在宅避難になってしまうと、そこと例えば物資のやり取りなんかも、どういうふうにつながっていくんだろうと、とても不安を抱えていらっしゃる方がいらっしゃるので、ぜひ、地域とつなげていただきたいんですけれども、それはこの後になるんでしょうか。どのように進めていかれるのか教えてください。
◎長谷川
災害対策課長 今、
委員お話しの地域の方というのは、例えば避難所運営
委員会ですとか、そういった町会・
自治会の方々ということかとは思いますが、そうしますと、今まで障害
者のこういった団体の方とお話をしていると、ほとんど避難所運営訓練に参加された御経験がない方も多くて、避難所運営
委員という、
世田谷区の場合ですと、町会・
自治会の方とPTAの方とかで運営しているということを御存じがなくて、初めて聞いて、ああ、そうなんだという場合もあるのが現状でございます。
なので、今回この取組の中で、そういった今、伝え切れていないことを御説明させていただいた上で、例えばこの避難所運営に、例えば、行く行くは御本人、御家族を含めて運営に参加をしていただくという形で、一緒に環境をつくっていくということが、究極の形としてはできたらいいなということは考えております。そこまでたどり着くまでは、かなり丁寧に御意見を聞いて、現状を御理解いただいてということを、双方のそういったことをお互い知るということが大事になるかと思いますので、そういったプロセスの上で目指していきたいと思います。
◆
金井えり子 委員 ぜひお願いいたします。
多分、地域の方々も知ったら、もう手を差し伸べたい方って、たくさんいらっしゃると思うんです。ただ、本当にお互い知らないだけということは多いと思うので、ぜひ理解を深めていただけたらと思います。よろしくお願いします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では、続きまして、(3)
オウム真理教問題対策(状況)について、理事
者の説明を願います。
◎大谷
烏山総合支所地域振興課長 私のほうからは、
オウム真理教問題対策(状況)について御説明させていただきます。
まず、1現地の状況についてですが、これについては、従前報告している
ところから変更あるものではございません。
続きまして、2オウム真理教対策関係市区町連絡会の要請行動についてでございます。
令和四年十二月二十日の火曜日の午後五時から、法務省、公安調査庁のほうに訪問して、対策強化について要請行動を行う予定としております。要請先については、法務大臣、公安調査庁長官となります。出席するのは市区町連絡会の自治体代表、これは現在足立区になりますが、足立区をはじめとして幾つかの近隣自治体の連絡会参加自治体が参加することとなり、
世田谷区のほうも参加させていただきます。また、住民協議会の代表などが同行いたします。内容については、団体規制法の観察処分の期限を撤廃し、更新ではなく、団体規制法の観察処分の対象とするようにということの要望をしてまいりたいとも考えております。
私からは以上です。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑ありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ
者あり〕