世田谷区議会 > 2021-03-02 >
令和 3年  3月 福祉保健常任委員会-03月02日-01号
令和 3年  3月 都市整備常任委員会-03月02日-01号

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  1. 世田谷区議会 2021-03-02
    令和 3年  3月 福祉保健常任委員会-03月02日-01号


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    令和 3年  3月 福祉保健常任委員会-03月02日-01号令和 3年  3月 福祉保健常任委員会 世田谷区議会福祉保健常任委員会会議録第五号 令和三年三月二日(火曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十名)    委員長         高久則男    副委員長        桜井純子                宍戸三郎                菅沼つとむ                高橋昭彦                中塚さちよ                大庭正明                佐藤美樹                江口じゅん子                高岡じゅん子  事務局職員    議事担当係長      下村義和    調査係主任       落合翔吾  出席説明員    副区長         中村哲也
      保健福祉政策部    部長          澁田景子    次長          有馬秀人    保健福祉政策課長    羽川隆太    国保・年金課長     五十嵐哲男   高齢福祉部    部長          長岡光春    介護保険課長      瀬川卓良    介護予防・地域支援課長 佐久間 聡   障害福祉部    部長          片桐 誠   子ども・若者部    部長(保育部長兼務)  知久孝之    子ども育成推進課長   山本久美子    児童相談支援課長    長谷川哲夫    若者支援担当課長    望月美貴   保育部    部長          知久孝之    保育課長        大澤正文    保育認定・調整課長   伊藤祐二   世田谷保健所    所長          辻 佳織    副所長         鵜飼健行    健康推進課長      相馬正信    感染症対策課長     安岡圭子   住民接種担当部    部長          久末佳枝    住民接種調整担当課長  寺西直樹    接種体制整備担当課長  田村朋章   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第二十一号 世田谷区指定地域密着型サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十二号 世田谷区指定地域密着型介護予防サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十三号 世田谷区指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十四号 世田谷区指定介護予防支援等事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十五号 世田谷区医療的ケア児笑顔を支える基金条例   ・ 議案第二十六号 世田谷区指定障害児通所支援事業等人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十七号 世田谷区指定障害児入所施設人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十八号 世田谷区立青少年交流センター条例一部を改正する条例   ・ 議案第二十九号 世田谷区産後ケアセンター事業に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第 三十 号 世田谷区児童福祉施設設備及び運営基準に関する条例一部を改正する条例   ・ 議案第 四十 号 世田谷区国民健康保険条例一部を改正する条例   ・ 議案第四十一号 世田谷区介護保険条例一部を改正する条例  2.報告事項   (1) 令和二年度補正予算について(当委員会所管分)   (2) 介護予防・日常生活支援総合事業報酬改定等について   (3) 世田谷区特定不妊治療費助成制度対応について   (4) 新型コロナウイルスワクチン接種下における令和三年度高齢者肺炎球菌定期予防接種対応について   (5) 新型コロナウイルスワクチン住民接種実施に向けた準備状況について   (6) その他  3.資料配布   (1) 令和三年第一回東京都後期高齢者医療広域連合議会定例会における議決結果  4.請願継続審査について  5.閉会中特定事件審査(調査)事項について  6.協議事項   (1) 参考人出席要請について   (2) 次回委員会開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後零時開議 ○高久則男 委員長 ただいまから福祉保健常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 本日は、議案審査等を行います。  まず、委員会運営に関しまして、引き続き新型コロナウイルス対策を講じてまいります。理事者から報告は簡潔明瞭に、委員から質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間短縮に向けた御対応をお願いいたします。  また、発言に当たりましては、お手元ワイヤレスマイクを使用していただきますようお願いいたします。  それでは、1議案審査に入ります。  まず、議案第二十一号「世田谷区指定地域密着型サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十二号「世田谷区指定地域密着型介護予防サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十三号「世田谷区指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」及び議案第二十四号「世田谷区指定介護予防支援等事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」四件につきまして、一括して議題としたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十一号から議案第二十四号に至る四件につきましては一括して議題といたします。  本四件について、理事者説明をお願いいたします。 ◎長岡 高齢福祉部長 議案第二十一号「世田谷区指定地域密着型サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十二号「世田谷区指定地域密着型介護予防サービス事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十三号「世田谷区指定居宅介護支援等事業人員及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十四号「世田谷区指定介護予防支援等事業人員等基準等に関する条例一部を改正する条例」四件につきまして、一括で御説明いたします。  本件は、厚生労働省令改正に伴い、事業者による業務継続計画策定に係る措置等を定めるとともに、規定整備を図るため、条例一部を改正する必要が生じましたので、御提案申し上げたものでございます。  内容につきましては、二月九日当委員会で御報告したとおりでございます。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 それでは、ただいま説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆高岡じゅん子 委員 説明ときにもお伺いしましたけれども、特にセクシュアルハラスメントパワーハラスメントに関しては、猶予期間とか努力義務期間がなく、四月から適用ということになっております。こちらに関して周知徹底が今、介護事業者等にきちんとできているかということについて確認と、それから猶予義務期間が三年間ある、例えば感染症なんかに関しては猶予義務期間というか、努力義務になるということで書かれておりますが、今般情勢を見ますと、ここは努力義務ではありますが、一日も早い実効性ある指導とか支援、必要に応じた支援を強化する必要が今あると思いますので、この二点について、来年度に向けて取組についてお伺いいたします。 ◎瀬川 介護保険課長 まず、第一点目ハラスメント対策ということで、こちらほうに関しましては、まだ解釈通知は発出されていないんですけれども、カスタマーハラスメントも対象としていまして、ハラスメントに対する事業者基本方針を決定していただくということで取組を進めていきたいというふうに考えております。  現時点でも、正しい介護使い方ということで、ホームページにも介護使い方ということで、ハラスメントが実際にあったりというようなところも含めて、利用者方々に呼びかけを行っていますので、こうした取組を継続していきたいというふうに考えております。  もう一点感染症対策、こちらに関しましては、確かに努力義務というところがございますが、喫緊課題というところでもありますので、事業者に対してファクスでいろいろな情報も、国から通知等もございますので、感染に関わるような大切なものにつきましては、これまでと同じような形で、引き続き徹底していただくような形で、事業者向けに発信していきたいというふうに考えております。 ◆高岡じゅん子 委員 ハラスメントに関しては、各事業者がそれぞれ指針ようなものをつくるということを早く全事業者がきちっとできるように、指導を確実にしていただきたいというふうに要望いたします。  感染症対策ですが、ファクス等情報提供だけではなく、やはり感染症アドバイザー派遣とか本当に区が独自で取り組んでいる実効性あるものもありますので、上手に使っていただいて、とにかく今は急いでそちらを進めるように要望して終わりにします。 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  まず、本四件について御意見がありましたら、お願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 日本共産党世田谷区議団は、議案二十三号、二十四号には賛成しますが、二十一号、二十二号については反対立場で意見を申し述べます。  二十一号、二十二号、どちらも令和三年度介護報酬改定に伴う省令改正です。改正に伴って、全サービス共通とされている虐待防止やハラスメント対策、また業務継続取組強化など必要な対応と認識しています。一方、小規模多機能や認知症グループホームにおける人員配置基準見直しなどは緩和であります。あるグループホームなどからお話を聞きましたが、現状、慢性的な人手不足に加え、長期コロナ対応で職員は疲弊し、スキルアップため研修などにも人も時間も割けない状況、規制緩和より人手不足解消に向けた待遇改善など本質的な改善が必要であり、また職員兼務は介護サービス低下に不安があると伺いました。この点で国令和三年度から介護報酬〇・七%引上げは不十分であります。我が党としては、現場深刻な介護職不足本質的改善もないまま、規制緩和は介護サービス低下が懸念されることから反対とします。以上、意見です。 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  それでは、本四件を二回に分けてお諮りしたいと思います。  まず、議案第二十一号及び議案第二十二号二件についてお諮りいたします。採決は挙手によって行います。  本二件を原案どおり可決することに賛成挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○高久則男 委員長 挙手多数と認めます。よって議案第二十一号及び議案第二十二号二件は原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第二十三号及び議案第二十四号二件についてお諮りいたします。  本二件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十三号及び議案第二十四号二件は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第二十五号「世田谷区医療的ケア児笑顔を支える基金条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎片桐 障害福祉部長 議案第二十五号「世田谷区医療的ケア児笑顔を支える基金条例」につきまして御説明いたします。  本件は、人工呼吸器を装着している障害児、その他日常生活を営むために医療を要する状態にある障害児等及びその保護者など支援に関する事業等を推進し、医療的ケア児笑顔を支えるため、世田谷区医療的ケア児笑顔を支える基金を設置するに当たり、必要な事項を定めるため、条例を制定する必要が生じましたので、御提案するものでございます。
     内容につきましては、二月九日委員会で御報告したとおりでございます。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは、意見に入ります。  本件について御意見がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十五号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第二十六号「世田谷区指定障害児通所支援事業等人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」、議案第二十七号「世田谷区指定障害児入所施設人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」二件につきまして、一括して議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十六号及び議案第二十七号二件につきましては一括して議題といたします。  本二件について、理事者説明を求めます。 ◎片桐 障害福祉部長 議案第二十六号「世田谷区指定障害児通所支援事業等人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」及び議案第二十七号「世田谷区指定障害児入所施設人員、設備及び運営基準等に関する条例一部を改正する条例」につきまして、一括して御説明いたします。  本件は、児童福祉法に基づく指定障害児通所支援事業等人員、設備及び運営に関する基準及び指定障害児入所施設等人員、設備及び運営に関する基準省令改正に伴い、従業者配置基準等を見直し、事業者等による感染症または非常災害発生時における業務継続計画策定に係る措置等を定めるとともに、規定整備を図るため、条例一部を改正する必要が生じましたので、御提案するものでございます。  内容につきましては、二月九日委員会で御報告したとおりでございます。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本二件について御意見がありましたらお願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 議案二十六号、二十七号に賛成立場で、二十六号について意見を申し述べます。  今般報酬改定は、医療的ケア児支援を重視したものと認識をしております。一方で家族会などから、ナース配置については固定配置でなく、訪問でもよいとされていることに区として安全が担保されるよう、チェックや指導など確実に実施するよう要望も伺っております。二十六号対象サービスは、事前に就学前発達支援事業ですとか、児童発達放課後デイサービスなどと伺っております。これら施設でチェック、指導など確実に担保されるよう要望し、以上、賛成意見とします。 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本二件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十六号及び議案第二十七号二件は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第二十八号「世田谷区立青少年交流センター条例一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎知久 子ども・若者部長 議案第二十八号「世田谷区立青少年交流センター条例一部を改正する条例」について御説明いたします。  本件は、青少年交流センター池之上青少年会館運営体制見直しを機に、施設名称変更及び使用可能な場所などを明確に記載するため、御提案申し上げたものでございます。  内容につきましては、二月九日当委員会で御報告させていただいたとおりでございます。  条例施行日は令和三年四月一日を予定しております。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見がありましたらお願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 日本共産党世田谷区議団は賛成立場で意見を申し述べます。  池之上青少年会館については、委託導入に伴う名称変更と理解をしております。区が様々な工夫で区立青少年交流センター維持を行うということを重要と考えます。同時に、若者支援現場を区が手放す影響については、引き続き公的な責任を踏まえ、事業者、また地域と一体となり、現場チェックなど質維持向上に努めていただきたく、以上、賛成意見とします。 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十八号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第二十九号「世田谷区産後ケアセンター事業に関する条例一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎知久 子ども・若者部長 議案第二十九号「世田谷区産後ケアセンター事業に関する条例一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。  本件は、母子保健法改正に伴い、世田谷区立産後ケアセンター母子保健法規定に基づく産後ケア事業を実施する施設として位置づけ、条例題名を世田谷区立産後ケアセンター条例に改め、産後ケアセンター事業母子保健法規定に基づく産後ケア事業であることを明らかにするとともに、規定整備を図る必要があるため、条例一部を改正する必要が生じましたので、御提案申し上げた次第でございます。  内容につきましては、二月九日当委員会で御報告させていただいたとおりでございます。  条例施行日は令和三年四月一日を予定しております。  よろしく御審査ほど、お願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第二十九号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第三十号「世田谷区児童福祉施設設備及び運営基準に関する条例一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎知久 保育部長 議案第三十号「世田谷区児童福祉施設設備及び運営基準に関する条例一部を改正する条例」につきまして、御説明いたします。  本件は、児童福祉施設設備及び運営に関する基準省令改正に伴い、職員配置基準等を見直し、障害児入所施設等における感染症または非常災害発生時における業務継続計画策定に係る措置等を定めるとともに、規定整備を図るため、条例一部を改正する必要が生じましたので、御提案するものでございます。  内容につきましては、二月九日委員会で報告をさせていただきましたとおりです。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見がある方、お願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 賛成立場で意見を申し述べます。  この条例にある福祉型児童発達支援センターは、世田谷区においてはあけぼの学園、めばえ学園と伺っております。先ほど二十六号立場で申し述べたとおり、ナース常駐ではなく訪問ということに関しては、家族会などから、区として安全が担保されるようチェックなどをしっかり行ってほしいという要望を聞いております。この立場で確実な実施を行うよう要望し、以上賛成意見とします。 ○高久則男 委員長 これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第三十号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第四十号「世田谷区国民健康保険条例一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎澁田 保健福祉政策部長 議案第四十号「世田谷区国民健康保険条例一部を改正する条例」について御説明いたします。  本件は、保険料保険料率並びに保険料軽減対象となる所得基準を改定するとともに、規定整備を図る必要が生じましたので、御提案申し上げた次第でございます。  内容につきましては、二月二十四日委員会で御報告したとおりでございます。  御審査ほど、よろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 前回委員会でも指摘しましたけれども、年収三百万円以上では値上げ傾向であります。介護分引上げが全体値上げ要因と考えますが、では、介護分一人当たり保険料は前年度と比べ幾ら値上がっているでしょうか。また、この値上げ抑制ため、区としてどのような検討、対応をされたか伺います。 ◎五十嵐 国保・年金課長 令和三年度介護納付金分一人当たり保険料についてですが、金額は四万八百七十九円、前年度比四千九百二十九円、一三・七一%増となってございます。区として何をしたかとお尋ねですが、今申し上げた四万八百七十九円というは、特別区独自激変緩和措置により一千七百七十九円抑えて四万八百七十九円ということで、激変緩和措置により金額を抑えているところです。  しかしながら、この介護納付金分といいますは、四十歳から六十四歳まで方が支払う介護保険料ということになっていまして、この金額決まり方は国が提示してくる金額でほぼ決まってしまいます。一年でこれだけ増となるということは区民にとっても負担増となりますので、こういった上がり幅になるということは、国保制度上、構造上課題であると捉えております。今後、機会を捉えて国に対して改善を要望してまいりたいと考えております。 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本件について意見がある方、お願いいたします。
    江口じゅん子 委員 日本共産党世田谷区議団は反対立場で意見を申し述べます。  さき一般質問でも確認しましたが、区長会で区長が抑制ために積極的な御発言をされ、基礎分、支援金分を抑制するため、法定外繰入割合を今年度と同率としたことは評価したいと思っております。  しかし、国は、この間、国保都道府県化によって、高過ぎる国保料抑制ため自治体独自一般会計繰入解消を進めてきました。二十三区統一保険料方式でも、その方針に基づいて六年間激変緩和を行い、一般会計繰入れを段階的に縮小しています。既定路線中で、来年度基本保険料率を抑制したわけですが、コロナ禍で困窮する加入者生活実態から見ても不十分であり、これについては反対をし、また区においては、国保構造的問題ということを今も言及されましたので、引き続き、この点については国に要望していただきたく、以上で反対意見とします。 ◆菅沼つとむ 委員 昭和二十二年団塊世代が七十五に近づくから、その中で医療費だとか、そういうものがかかってくる。それで若い人たちもかかってくる。だけれども、国民全体でやっぱり支えなくちゃいけない。目先ことだけじゃなくて、これからが大変な時期なので、これを踏まえて毎年毎年少しずつ上げていくようなことを考えないと、この保険制度自体が駄目になる。そうなったときに誰が一番大変かというと、やっぱり所得低い人だとか高齢者が一番被害に遭う。そういうことを考えて、自民党としては賛成いたします。 ○高久則男 委員長 それでは、意見が分かれましたので、採決は挙手によって行います。  お諮りいたします。  本件を可決することに賛成挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○高久則男 委員長 挙手多数と認めます。よって議案第四十号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、議案第四十一号「世田谷区介護保険条例一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者説明を求めます。 ◎長岡 高齢福祉部長 議案第四十一号「世田谷区介護保険条例一部を改正する条例」について御説明いたします。  本件は、保険料保険料率を改定するとともに、介護保険法施行令改正に伴い、規定整備を図る必要が生じましたので、御提案申し上げたものでございます。  内容につきましては、二月二十四日当委員会で御報告したとおりでございます。御審査ほどよろしくお願いいたします。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見がありましたらお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第四十一号は原案どおり可決と決定いたしました。  以上で議案審査は終わります。  ここで理事者入れ替えを行いますので、委員方はしばらくその場でお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、2報告事項聴取に入ります。  まず、(1)令和二年度補正予算について(当委員会所管分)について、理事者説明を願います。 ◎澁田 保健福祉政策部長 私からは、保健福祉政策部関連一般会計(第六次)、国民健康保険事業会計(第二次)、後期高齢者医療会計(第二次)補正予算案につきまして御説明を申し上げます。  歳入につきましては、歳出に併せて御説明をさせていただきます。  なお、参考資料といたしまして、冊子三三五ページ以降に歳出事業概要を掲載させていただいておりますので、説明と併せて御確認をいただければと存じます。  それではまず、一般会計から御説明をいたします。お手元補正予算書一一四、一一五ページをお開きください。民生費、社会福祉費、社会福祉総務費でございます。  3その他社会福祉事業費補正でございますが、2地域保健福祉等推進基金積立金につきましては、寄附金積立て及び運用利子増額に伴い、四千五十万六千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、寄附金及び基金利子二千三百四十九万九千円を増額補正いたします。  4特別会計繰出金補正でございますが、2国民健康保険事業会計繰出金につきましては、国民健康保険料歳入が当初予算見込みを下回ることなどに伴い、六億二百五十九万九千円を増額補正するものでございます。3後期高齢者医療会計繰出金につきましては、広域連合へ負担金確定等に伴い、五千二十二万九千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、都補助金三千百三十五万七千円を増額補正いたします。  続きまして、一二四、一二五ページをお開きください。民生費、生活保護費、扶助費でございます。1生活保護法に基づく保護費補正でございますが、国庫補助金超過交付分償還金といたしまして、五億五千九百六万八千円を増額補正するものでございます。  続きまして、一二八、一二九ページをお開きください。衛生費、衛生管理費、衛生総務費でございます。1地域医療事業費補正でございますが、1地域医療整備につきまして、(1)財源構成は、PCR検査拡充に要した費用について充当を予定しておりました地方創生臨時交付金を他事業に振り替えたことなどから、国庫補助金一億七千三百万円及び都補助金三億九千四百五十四万六千円を一般財源五億六千七百五十四万六千円に財源更正するものでございます。  (2)事業費補正は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関等へ支援ため、八千八百八十万円を増額補正するものでございます。財源につきましては、都補助金八千八百八十万円を増額補正いたします。なお、本事業は全額を繰越明許として計上いたします。後ほど一八〇、一八一ページを御覧ください。  4感染症対策事業につきまして、今後さらなる感染症対策に備えた経費といたしまして、五億円を増額するものでございます。財源につきましては、都補助金を歳出と同額増額補正いたします。なお、本事業は全額を繰越明許として計上いたします。後ほど一八〇、一八一ページを御覧ください。  続きまして、衛生費、衛生管理費、保健センター費でございます。1保健センター維持運営費補正でございますが、保健センターが行った高度医療機器類リース契約で落差金が生じたこと、旧保健センター継続使用に伴い、備品廃棄料等が不要となったことなどに伴い、二千二百四十九万六千円を減額補正いたします。  続きまして、三四二ページをお開きください。歳出概要6地方創生臨時交付金活用でございます。補助金を有効に活用するため、財源更正を行った事業について、先ほど御説明したものを除き御説明をさせていただきます。  (1)地域医療整備でございますが、行政検査は先ほど御説明したとおりでございます。スクリーニング検査につきましては、国庫補助金及び地方創生臨時交付金から、区市町村と協働による感染防止対策推進事業に財源更正いたします。(2)地域医療整備新型コロナウイルス感染症対応医療機関支援及び(5)社会福祉施設へ支援事業高齢者・障害者施設へ支援事業でございますが、両者とも区市町村と共同による感染防止対策推進事業から、地方創生臨時交付金に財源更正いたします。なお、社会福祉施設へ支援事業につきましては、予算一部を繰越明許として計上いたします。後ほど一七八、一七九ページを御覧ください。  以上によりまして、保健福祉政策部関連一般会計(第六次)補正予算案につきましては、歳入におきまして六億六千六百十五万二千円増加補正、歳出におきまして十八億四千百二十万二千円増額補正、繰越明許費におきまして六億七千八百四十二万八千円追加補正となっております。  一般会計につきましては以上でございます。  続きまして、国民健康保険事業会計について御説明をいたします。  まず、二〇〇ページを御覧ください。歳入歳出補正予算総括表でございます。歳入歳出ともに五千百十六万九千円減額補正となっております。  内訳を御説明いたします。二一六ページ、二一七ページをお開きください。職員費、職員費、職員費でございます。1国民健康保険事業従事職員人件費補正でございますが、給与改定に伴う百九十八万二千円減額補正でございます。財源につきましては、一般会計繰入金を歳出と同額減額補正いたします。  続きまして、二一八、二一九ページをお開きください。諸支出金、償還金及び還付加算金、償還金でございます。1償還金補正は、保険給付費等交付金償還金確定に伴う四千九百十八万七千円減額補正でございます。財源につきましては、繰越金を歳出と同額減額補正いたします。  続きまして、二二〇ページ、二二一ページを御覧ください。国民健康保険事業費納付金、医療給付費分、一般被保険者医療給付費分財源更正でございます。1一般被保険者医療給付分補正は、新型コロナウイルス感染症影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険料減免等により、国民健康保険料歳入が当初見込みを下回る見通しであることから、国民健康保険料から国庫補助金や都補助金等に財源更正をするものでございます。  内容といたしましては、国民健康保険料が十九億四千百八十六万八千円減、国庫補助金が八億三千四百六万七千円増、都補助金が五億七千六百六十八万五千円増、一般会計繰入金が三億六千三百七十二万六千円増、繰越金が四千九百十八万七千円増、雑入が一億八千二十万三千円増、以上、差引きゼロ円でございます。  続きまして、二二二、二二三ページをお開きください。後期高齢者支援金等分、一般被保険者後期高齢者支援金等分でございます。1一般被保険者後期高齢者支援金等分補正につきましては、一般被保険者保険給付分と同様に、国民健康保険料から国庫補助金や都補助金等に財源更正するものでございます。  内容といたしましては、国民健康保険料が六億千五百三十万二千円減、国庫補助金が二億六千四百二十八万三千円増、都補助金が一億八千二百七十二万九千円増、一般会計繰入金が一億六千八百二十九万円増、差引きゼロ円でございます。  続きまして、二二四、二二五ページをお開きください。介護納付金分、介護納付金分でございます。1介護納付金分補正につきましても、国民健康保険料から国庫補助金や都補助金等に財源更正をするものでございます。内容といたしましては、国民健康保険料が二億六千五百三十一万三千円減、国庫補助金が一億一千三百九十五万七千円増、都補助金が七千八百七十九万一千円増、一般会計繰入金が七千二百五十六万五千円増、差引きゼロ円でございます。  国民健康保険事業会計につきましては以上でございます。  続きまして、後期高齢者医療会計について御説明をいたします。  二四四ページをお開きください。歳入歳出補正予算総括表でございます。歳入歳出ともに五千九百六万三千円増額補正となっております。内容について御説明をいたします。  二五二、二五三ページをお開きください。分担金及び負担金、広域連合負担金、広域連合分賦金でございます。1広域連合負担金補正でございますが、1広域連合療養給付費負担金につきましては、同負担金額確定による三千五百十七万一千円減額補正でございます。3広域連合事務費負担金につきましては、同負担金額確定による二百三十三万八千円減額補正でございます。4保険料軽減措置負担金につきましては、未収金補填分負担金等確定による六千三百八十二万七千円増額補正でございます。5保険基盤安定負担金につきましては、同負担金額確定による三千三百十三万八千円増額補正でございます。財源につきましては、一般会計繰入金五千六十二万二千円増額補正、広域連合負担金返還金八百八十三万四千円増額補正、合わせまして歳出と同額五千九百四十五万六千円を増額補正いたします。  続きまして、二五四、二五五ページをお開きください。職員費、職員費、職員費でございます。1後期高齢者医療従事職員人件費補正につきましては、給与改定に伴う三十九万三千円減額補正でございます。財源につきましては、一般会計繰入金を歳出と同額減額補正いたします。  後期高齢者医療会計につきましては以上でございます。  私から説明は以上です。 ◎長岡 高齢福祉部長 私からは、高齢福祉部関連一般会計(第六次)及び介護保険事業会計(第二次)補正予算案につきまして御説明申し上げます。なお、歳入につきましては歳出に併せて御説明をさせていただきます。  まず、一般会計から御説明申し上げます。  お手元補正予算書一一四ページ、一一五ページをお開きください。民生費、社会福祉費、社会福祉総務費でございます。初めに、3その他社会福祉事業費補正でございます。19地域密着型サービス拠点等整備助成補正は、地域密着型サービス拠点整備公募に対し、事業者から提案が公募数に達しなかったことなどにより三億二百八十五万円減額補正となっております。財源につきましては、都支出金が二億七千五百三十九万円減額補正となっております。  続きまして、同じページ、一一四、一一五ページを御覧ください。45ケアハウス整備促進等事業でございます。都市型軽費老人ホーム整備公募に対し、事業者から提案が公募数に達しなかったことなどを受けまして、五千四百二十八万円減額補正となっております。財源につきましては、都支出金が五千四百二十八万円減額補正となっております。  続きまして、同じページ4特別会計繰出金補正でございます。1介護保険事業会計繰出金補正は、介護保険事業会計減額補正に伴い、一般会計から介護保険事業会計へ繰出金について、八億七千三百九十九万二千円減額補正をするものでございます。  続きまして、一一六ページ、一一七ページをお開きください。2介護人材確保定着支援事業でございます。地方創生臨時交付金を活用し、新たに介護施設等におけるICT機器活用促進事業を実施することに伴い、五千百二十五万円増額補正となっております。財源につきましては、都支出金が五千百二十五万円増額補正となっております。なお、本事業は全額を繰越明許費として計上いたします。  以上によりまして、高齢福祉部関連一般会計(第六次)補正予算案につきましては、歳入において二億七千八百四十二万円減額補正、歳出におきまして十一億七千九百八十七万二千円減額補正、繰越明許費において五千百二十五万円追加補正となっております。  続きまして、介護保険事業会計補正予算について御説明を申し上げます。冊子二七四ページをお開きください。歳入歳出補正予算総括表でございます。介護保険事業会計につきましては、歳入歳出ともに四十八億六千八百九十二万六千円減額補正となっております。  次に、内訳を御説明いたします。  二九六ページ、二九七ページをお開きください。総務費、介護認定審査会費、介護認定審査会費でございます。1介護認定審査会費補正は、新型コロナウイルス感染症影響で介護認定審査会開催減少に伴いまして、年度当初見込みを下回ったため、五千九百万円減額補正となります。財源につきましては、一般会計繰入金が歳出と同額減額補正となっております。  次に、二九八ページ、二九九ページをお開きください。保険給付費、介護サービス等諸費、居宅介護サービス給付費でございます。1居宅介護サービス給付費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、三十九億五千七百四万円減額補正となります。財源につきましては、国庫支出金が八億四千六百五十二万四千円、都支出金が五億八千六百二十八万二千円、その他介護保険料、支払基金交付金、繰入金合計二十五億二千四百二十三万四千円を合わせて歳出と同額三十九億五千七百四万円減額補正となっております。  続きまして、三〇〇ページ、三〇一ページをお開きください。施設介護サービス給付費でございます。1施設介護サービス給付費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、十一億四千百八十七万三千円減額補正となります。財源内訳につきましては、この施設介護サービス給付費、また、この後、複数御説明いたします介護給付費につきましては、先ほど御説明した居宅介護サービス給付費と同様予算科目となっており、歳出と同額補正額となっておりますので、説明は省略させていただきます。  次に、続きまして同じ三〇〇ページ、三〇一ページ居宅介護住宅改修費でございます。1居宅介護住宅改修費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、四千百六十九万六千円減額補正となっております。  続きまして、同じページ居宅介護サービス計画給付費でございます。1居宅介護サービス計画給付費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、一億五千九百九十二万三千円減額補正となります。  続きまして、ページをおめくりいただきまして、三〇二ページ、三〇三ページをお開きください。地域密着型介護サービス給付費でございます。1地域密着型介護サービス給付費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、九億八千五百九十一万四千円減額補正となります。  続きまして、三〇四ページ、三〇五ページをお開きください。保険給付費、高額介護サービス等費、高額介護サービス費でございます。1高額介護サービス補正は、年度当初見込みを上回ったことを受けまして、二億五千八百八十九万円増額補正となっております。  続きまして、三〇六ページ、三〇七ページをお開きください。保険給付費、介護予防サービス等諸費、介護予防サービス給付費でございます。1介護予防サービス給付費補正は、年度当初見込みを上回ったことを受けまして、三千七百八十八万九千円増額補正となっております。  続きまして、同じページ、三〇六ページ、三〇七ページ介護予防住宅改修費でございます。1介護予防住宅改修費補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、一千八百四十五万一千円減額補正となっております。  続きまして、三〇八ページ、三〇九ページを御覧ください。保険給付費、特定入所者介護サービス等費、特定入所者介護サービス費でございます。1特定入所者介護サービス補正は、年度当初見込みを下回ったことを受けまして、四億七百三万六千円減額補正となります。  続きまして、三一〇ページ、三一一ページをお開きください。  基金積立金、基金積立金、介護給付費準備基金積立金でございます。1介護給付費準備基金積立金補正は、保険給付費及び地域支援事業費が当初見込みを下回ったことにより、保険料充当必要額が減額したことを受けまして、十六億七千三百四十四万六千円増額、介護給付費準備基金運用利子が当初見込みを上回ったことを受けまして、二百二十八万二千円増額、合計十六億七千五百七十二万八千円増額補正となります。財源につきましては、保険料、財産収入を合わせて歳出と同額増額補正となっております。  続きまして、三一二ページ、三一三ページをお開きください。職員費、職員費、職員費でございます。1介護保険事業従事職員人件費補正は、人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う期末手当等減額分として、1介護保険事業会計関係事務従事職員人件費は百四十一万円減額、3会計年度任用職員人件費は六十七万二千円減額、合わせて二百八万二千円減額補正となっております。財源につきましては、一般会計繰入金となっております。  続きまして、三一四ページ、三一五ページをお開きください。地域支援事業費、包括支援事業・任意事業費、任意事業費でございます。1任意事業費補正、1高齢者おむつ支給補正は、年度当初予算数量を下回ったことなどを受けまして、五百四十六万三千円減額補正となっております。財源につきましては、国庫支出金、都支出金、その他保険料繰入金を合わせて歳出と同額減額補正となっております。  続きまして、4高齢者配食サービス補正は、令和二年度末事業廃止に向けた段階的な事業縮小による減として、三千百二万三千円減額補正となっております。財源につきましては、国庫支出金、都支出金、その他保険料、繰入金を合わせて歳出と同額減額補正となっております。  続きまして、三一六ページ、三一七ページをお開きください。地域支援事業費、介護予防・日常生活支援総合事業費、介護予防・日常生活支援総合事業費でございます。1介護予防・日常生活支援総合事業補正、1一般介護予防事業補正、(1)事業費補正につきましては、新型コロナ感染症影響により、年度当初見込みを下回ったことによる九百二十五万一千円減額補正でございます。財源につきましては、国庫支出金、都支出金、その他保険料、支払基金交付金、繰入金を合わせて歳出と同額減額補正となっております。(2)財源構成につきましては、令和二年度に新設された介護予防、健康づくりに資する取組を支援する国から介護保険保険者努力支援交付金交付に伴い、一般介護予防事業財源一部を保険料から国庫支出金へ更正する補正五千百二十六万円でございます。  続きまして、2介護予防・生活支援サービス事業補正は、(1)事業費補正につきましては、新型コロナウイルス感染症影響により年度当初見込みを下回ったことによる二千二百六十八万一千円減額補正でございます。財源につきましては、国庫支出金、都支出金、その他保険料、支払基金交付金、繰入金を合わせて歳出と同額減額補正となっております。  (2)財源更正につきましては、国から介護保険、保険者努力支援交付金交付に伴い、介護予防・生活支援サービス事業財源一部を保険料から国庫支出金へ更正する補正四千八百九十万七千円でございます。  介護保険事業会計につきましては以上でございます。  私から説明は以上でございます。 ◎片桐 障害福祉部長 私からは障害福祉部関連一般会計第六次補正予算案につきまして御説明申し上げます。  歳入につきましては、歳出に併せ御説明をさせていただきます。  お手元補正予算書一一四、一一五ページをお開きください。民生費、社会福祉費、社会福祉総務費でございます。3その他社会福祉事業費補正でございますが、14障害者グループホーム整備助成につきましては、障害者グループホーム整備運営事業費公募に応募がなかったことにより、整備費補助件数が当初見込みを下回ったため、一千四十万円を減額補正するものでございます。  続きまして、一一六、一一七ページをお開きください。民生費、社会福祉費、障害者福祉費でございます。障害者総合支援法等に基づく支援・給付補正でございますが、3自立支援医療につきましては、利用者数が当初見込みを上回ったため、四千三百三十二万四千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金二千百六十六万一千円、都補助金一千八十三万円、合わせて三千二百四十九万一千円を増額補正いたします。  続きまして、同じページ下段部分を御覧ください。民生費、社会福祉費、障害者施設費でございます。4障害者施設改修費補正でございますが、1障害者施設改修費につきましては、岡本福祉作業ホーム、身体障害者自立体験ホームなかまっち、祖師谷三丁目福祉施設三施設エレベーター更新及び中長期保全計画に基づく九品仏生活実習所中町分場改修工事前倒しに伴い、一億一千三百八十七万円を増額補正するものでございます。  以上によりまして、障害福祉部関連一般会計(第六次)補正予算につきましては、歳入において三千二百四十九万一千円増額補正、歳出において一億四千六百七十九万四千円増額補正となっております。  続きまして、一七八、一七九ページをお開きください。繰越明許費補正調書でございます。民生費、社会福祉費、障害者施設改修でございます。これはただいま御説明いたしました障害者施設改修費補正について、工事前倒しに伴い、改修工事が年度内に終了しないため、令和三年度へ繰越明許費として一億一千三百八十七万円を計上するものでございます。  私から説明は以上でございます。 ◎知久 子ども・若者部長 私からは子ども・若者部関連、児童相談所関連、保育部関連について順次御説明いたします。  まず、子ども・若者部関連一般会計(第六次)補正予算案について御説明申し上げます。
     なお、歳入につきましては歳出に併せて御説明させていただきます。  お手元補正予算書一〇二、一〇三ページを御覧ください。総務費、総務管理費、一般管理費でございます。まず、1総務事務運営費補正でございますが、8私立幼稚園指導助成は、私立幼稚園感染防止対策用物品購入等支援及び令和元年度各種補助金国庫及び都支出金確定による償還金発生に伴う増額分と、支給対象者数減に伴う減額分を合わせまして、三億一千二百五万七千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫支出金を一億二千九百三十三万四千円、都支出金を八千九百六万一千円、合わせて二億一千八百三十九万五千円を減額補正いたします。10幼稚園類似幼児施設助成は、支給対象者数減に伴い、一千九百二十万円を減額補正するものでございます。財源につきましては、都補助金を四百十三万七千円減額補正いたします。  続きまして、一一六、一一七ページをお開きください。民生費、社会福祉費、障害者福祉費でございます。3その他障害者福祉事業費補正でございますが、12障害児入所給付費は、施設入所児童が見込みを下回ったことなどによる給付費等減に伴い、九千三百十七万九千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫支出金を四千六百二十万円減額補正いたします。  続きまして、一一八、一一九ページでございます。民生費、児童福祉費、児童福祉総務費でございます。1児童福祉事務運営費補正でございますが、13セーフティネット整備は、子育て支援施設等感染防止対策用物品購入等及び令和元年度各種補助金国庫及び都支出金確定による償還金発生に伴う増額分と、ショートステイ事業利用者数減による事務委託料減に伴う減額分を合わせまして、百八十四万円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を四十四万九千円、都補助金を同じく四十四万九千円、合わせて八十九万八千円を減額補正いたします。  14在宅子育て支援百九十万円、18子育てステーション事業三百万円、21産後ケア事業五十万円、22養育困難家庭等ホームヘルパー派遣十七万円、次ページ、一二〇、一二一ページをお開きいただきまして、26子どもを育む地域活動支援三十万円、以上五件につきましては、それぞれ子育て支援施設等感染防止等対策用物品購入等を支援するため、増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を二百三万九千円、都補助金を百七十八万九千円、合わせて三百八十二万八千円を増額補正いたします。  戻りまして、一一八、一一九ページにお戻りください。16子ども積立金基金、基金運用利子を子ども基金へ積み立てるものでございまして、六万円増額補正でございます。財源につきましては六万円増額補正となっております。20子育てつどい広場は、子育て支援施設等感染防止対策用物品購入等及び令和元年度各種補助金国庫及び都支出金確定による償還金発生に伴い、二千五十七万二千円を増額補正するものでございます。財源につきましては国庫補助金を五百三十六万六千円、都補助金も同じく五百三十六万六千円、合わせて一千七十三万二千円増額補正いたします。  続きまして、一二〇、一二一ページでございます。23子ども人権擁護推進でございます。令和元年度各種補助金都支出金確定による償還金発生に伴い、百六十万七千円を増額補正するものでございます。39児童養護施設退所者等奨学基金積立金でございます。寄附金や基金運用利子を児童養護施設退所者等奨学資金へ積み立てるものでございまして、三千六百七十三万円を増額補正いたします。財源につきましては、二千七百二十七万円増額補正となっております。なお、内訳につきましては、指定寄附金二千七百二十二万五千円、利子及び配当四万五千円となっております。48ひとり親世帯臨時特別給付金支給及び49ひとり親世帯臨時特別給付金支給事務は、ひとり親世帯に対する臨時特別給付金再支給事業費として三億七千百四十一万円、給付金再支給に係る事務費として、百四十五万三千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を算出と同額増額補正いたします。  続きまして、民生費、児童福祉費、児童措置費でございます。1児童措置事業費補正でございます。1私立母子生活支援施設へ保護委託は、母子生活支援施設における感染防止対策に係る経費を補助するため、六百万円増加補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を三百万円増額補正いたします。5子ども医療費助成は、新型コロナウイルス感染症拡大影響に伴い、診療件数減に伴いまして、五億八千六百万円減額補正するものでございます。8児童扶養手当等支給は、令和元年度各種補助金国庫支出金確定による償還金発生に伴い、四百四十六万五千円増額補正するものでございます。  続きまして、一二二、一二三ページをお開きください。民生費、児童福祉費、児童育成費でございます。1児童施設運営費補正でございますが、1児童館運営は、動物フェスティバル中止に伴う減額分と、令和元年度各種補助金国庫及び都支出金確定による償還金発生及び児童館等感染防止対策用物品購入等に伴う増額分を合わせまして、四百十三万円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を三百五十万円、都補助金を五十万円、合わせて四百万円を増額補正いたします。3学童クラブ運営は、利用者減少により二千五百三十八万六千円減額補正するものでございます。2児童育成事業費補正でございますが、3児童館キャンプは、児童館キャンプ中止により一千九百十六万二千円減額補正するものでございます。財源につきましては、その他雑入を六百五十四万二千円減額補正いたします。  続きまして、民生費、児童福祉費、児童相談所費でございます。2児童措置事業費補正でございますが、1児童福祉施設等へ措置費支弁は、施設入所児童が見込みを上回ったことなどによる児童自立支援施設へ事務委託料増に伴う増額分と、児童養護施設等へ補助金相当額に係る都へ負担金支払いが当該年度見込みを下回ったことによる負担金減額に伴う減額分を合わせまして、八千二百四十九万七千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、児童自立支援施設へ事務委託料増額補正に伴い、国庫支出金を六十二万五千円増額補正いたします。  続きまして、3社会的養護事業費補正でございますが、1家庭養育推進は、里親支援業務委託について、委託事業者一本化や都から引き継いだ里親登録数が計画時見込みを下回ったことなどによる委託内容精査により、一千十七万一千円減額補正するものでございます。2児童養護施設等体制強化事業は、児童養護施設や里親等感染防止対策用物品購入等へ支援に伴う増額分と、児童養護施設等相互利用に係る都に対する負担金支払いが当該年度見込みを下回ったことによる負担金減に伴う減額分を合わせまして、一千三百二十三万九千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、児童養護施設や里親等感染防止対策用物品購入経費に係る国庫補助金を三千五百五十万円増額補正いたします。  続きまして、一四八、一四九ページをお開きください。教育費、教育総務費、教育振興費でございます。1幼稚園就園奨励補助経費補正でございますが、1私立幼稚園就園奨励は、支給対象児童数減に伴い、九千百六十四万円減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を四千五百八十二万円、都支出金を二千二百九十一万円、合わせて六千八百七十三万円を減額補正いたします。  続きまして、一五八、一五九ページをお開きください。職員費、職員費、民生職員費でございます。1民生関係事務従事職員人件費補正でございますが、11会計年度任用職員人件費は、当初予算で計上しております感染症対策業務を行う会計年度任用職員に係る経費について、一般財源三百三十三万四千円を都補助金へ財源更正いたします。  以上によりまして、子ども・若者部関連一般会計(第六次)補正予算案につきましては、歳入において一億一千六百三十一万円増額補正、歳出において八億二百七万四千円減額補正となっております。  続きまして、一七六、一七七ページをお開きください。繰越明許費補正調書でございます。02総務費、01総務管理費私立幼稚園指導助成、続きまして、一七八、一七九ページをお開きください。03民生費、02児童福祉費三段目、セーフティネット整備、在宅子育て支援、子育てステーション事業、一つ飛ばして子育てつどい広場、産後ケア事業、養育困難家庭等ホームヘルパー派遣、子どもを育む地域活動支援、私立母子生活支援施設へ保護委託、続きまして、一八〇、一八一ページをお開きください。上から五段目、児童館運営、児童養護施設等体制強化事業、以上十一予算事業につきまして、子育て支援施設等における感染症防止対策に係る支援が年度内に終了しないため、予算を令和三年度に繰り越すものでございます。  子ども・若者部関連説明は以上でございます。  続きまして、児童相談所関連一般会計(第六次)補正予算案につきまして御説明申し上げます。  歳入につきましては歳出に併せて御説明をさせていただきます。  一二二、一二三ページを御覧ください。民生費、児童福祉費、児童相談所でございます。1児童相談所運営費補正でございますが、2児童相談所運営と3一時保護所運営は、児童相談所等感染防止対策用物品購入等を行うため、児童相談所で二十七万四千円、一時保護所で四十四万九千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を三十六万一千円増額補正いたします。  以上によりまして、児童相談所関連一般会計(第六次)補正予算案につきましては、歳入において三十六万一千円増額補正、算出において七十二万三千円増額補正となっております。  続きまして、一八〇、一八一ページをお開きください。繰越明許費補正調書でございます。02民生費、02児童福祉費児童相談所運営、一時保護所運営でございますが、こちらも子育て支援施設等における感染症防止対策に係る支援が年度内に終了しないため、予算を令和三年度に繰り越すものでございます。  児童相談所関連説明は以上でございます。  最後に、保育部関連一般会計(第六次)補正予算案につきまして御説明申し上げます。  こちらも歳入につきましては歳出に併せて御説明をさせていただきます。  お手元補正予算書一一八、一一九ページを御覧ください。民生費、児童福祉費、児童福祉総務費でございます。まず、1児童福祉事務運営費補正でございますが、3保育運営事業につきましては、令和元年度分幼児教育・保育無償化実施事業費補助金都補助金償還に伴う増額により二百六十七万八千円を増額補正するものでございます。4認証保育所事業につきましては、認証保育所一歳児受入促進事業実施、新型コロナウイルス感染症により臨時休園等をした保育施設に対する補助金及び令和元年度各種補助金償還に伴う増額分と、各種補助金が当初予定を下回った減額分を合わせまして、二億二千八百九十三万七千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金二十三万八千円を減額補正、都補助金九千六百六十万三千円を増額補正、合わせて九千六百三十七万円を増額補正いたします。  6保育料負担軽減補助につきましては、令和元年度各種補助金償還に伴う増額分と幼児教育・保育無償化及び保育料負担軽減補助対象者が当初予定を下回ったことによる減額分を合わせまして、七億一千百六十七万四千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を二億四千七百三十万四千円、都補助金を四億八百七十五万円、合わせて六億五千六百五万四千円を減額補正いたします。  9単独施設型一時保育事業につきましては、一時保育専用施設に対する感染症予防対策に係る支援に伴い、六十万円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を二十万円、都補助金を二十万円、合わせて四十万円を増額補正いたします。  10子育て支援事業につきましては、子育て支援施設等における感染症予防対策に係る支援及び令和元年度各種補助金償還に伴う増額分と、保育士等処遇改善助成金支給対象者数及び保育士等宿舎借上支援事業補助金支給対象者数が当初予定を下回ったことに伴い、減額分を合わせまして三千四百十六万三千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金五千二百六十四万一千円を減額補正、都補助金三百九万一千円を増額補正、合わせて四千九百五十五万円を減額補正いたします。  19病児・病後児保育事業につきましては、病児・病後児保育施設に対する感染症予防対策に係る支援に伴う増額分と、令和元年度各種補助金償還に伴う増額分を合わせまして、六百十万四千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金百十万円、都補助金を百十万円、合わせて二百二十万円を増額補正いたします。  続きまして、一二〇、一二一ページを御覧ください。31認可外保育施設新制度移行支援につきましては、令和元年度各種補助金償還等に伴う増額分と、整備内容変更に伴い補助金が当初予定を下回ったことによる減額分を合わせて一億二千五百四十八万五千円を減額補正いたします。財源につきましては、国庫補助金を一億五千三百八十三万四千円、都補助金を一千十万八千円、合わせて一億六千三百九十四万二千円を減額補正いたします。  続きまして、民生費、児童福祉費、児童措置費でございます。1児童措置事業費補正でございますが、3私立保育園運営につきましては、私立認可保育園に対する感染症予防対策に係る支援及び令和元年度各種補助金償還に伴う増額分と、建物賃貸料補助金等事業費補助金において当初予定を下回ったこと、また一時預かりや定期利用保育利用が実施見込み数を下回ったことなどに伴う減額分を合わせまして、一億一千百七十万五千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金四億三千八百二十八万円を増額補正、都補助金一億二千百九十二万四千円を減額補正、保育料収入減等により、その他五億三千百八十九万一千円を減額補正、合わせて二億一千五百五十三万五千円を減額補正いたします。  10認定こども園運営につきましては、保育推進事業補助金実績が見込みを下回ったことによる減額分と、私立認定こども園に対する感染症予防対策に係る支援及び令和元年度各種補助金等償還に伴う増額分を合わせまして、三百八十五万七千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金二百六万六千円を増額補正、都補助金五百三十九万九千円を減額補正、合わせて三百三十三万三千円を減額補正いたします。  11特定地域型保育事業につきましては、保育推進事業補助金実績が見込みを下回ったことなどによる減額分と、特定地域型保育事業に対する感染症予防対策に係る支援及び令和元年度各種補助金等償還に伴う増額分を合わせまして、六百九十一万三千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金を九十六万五千円、都補助金を一千七百十七万六千円、合わせて一千八百十四万一千円を減額補正いたします。  続きまして、民生費、児童福祉費、保育所費でございます。1区立保育園運営費補正でございますが、1区立保育園運営につきましては、区立保育園に対する感染症予防対策に係る支援及び令和元年度各種補助金償還に伴う増額分と、給食材料費執行見込みが区立保育園休園により当初予定を下回ったことに伴う減額分を合わせまして、五千百九万一千円を減額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金四百十三万七千円を増額補正、保育料収入減等によるその他一億七千二百六十八万一千円を減額補正、合わせて一億六千八百五十四万四千円を減額補正いたします。  続きまして、一二二、一二三ページを御覧ください。民生費、児童福祉費、保育児童施設費でございます。1保育児童施設整備費補正でございますが、5保育施設整備につきましては、令和元年度待機児童解消区市町村支援事業補助金等金額確定に伴う超過交付額償還金増額分と、私立認可保育園整備数減など計画変更などに伴う減額分を合わせまして、十四億六千二百七十四万二千円を減額補正いたします。財源につきましては、国庫補助金一千九百三十四万九千円を増額補正、都補助金十三億千二百四十七万七千円を減額補正、その他二百四十六万一千円を増額補正、合わせて十二億九千六十六万七千円を減額補正いたします。  以上によりまして、保育部関連一般会計第六次補正予算案につきましては、歳入において二十四億六千六百七十九万六千円減額補正、歳出において二十七億五百六十四万五千円減額補正となっております。  続きまして、一七八、一七九ページを御覧ください。繰越明許費補正調書でございます。民生費、児童福祉費単独施設型一時保育事業、子育て支援事業、中ほど段、病児・病後児保育事業、続きまして、一八〇、一八一ページをお開きください。民生費、児童福祉費上から私立保育園運営、認定こども園運営、特定地域型保育事業、区立保育園運営、以上七つ予算事業につきまして、子育て支援施設等における感染症防止対策に係る支援が年度内に終了しないため、予算を令和三年度に繰り越すものでございます。  私から説明は以上でございます。 ◎辻 世田谷保健所長 私からは世田谷保健所関連一般会計(第六次)補正予算案につきまして御説明申し上げます。歳入につきましては、歳出に併せて御説明させていただきます。  補正予算書一三〇ページ、一三一ページをお開きください。衛生費、公衆衛生費、成人病予防費でございます。一三一ページを御覧ください。1成人病予防事業費補正でございますが、3がん検診につきましては、実施件数が当初予定数を下回る見込みため、四千九百四十五万九千円減額補正、また、令和元年度都補助金確定による償還金発生に伴い、十七万七千円を増額補正いたしまして、合わせて四千九百二十八万二千円減額補正をするものでございます。  続きまして、衛生費、公衆衛生費、母子保健費でございます。1母子保健指導事業費補正でございますが、6母子保健知識等普及と啓発につきましては、令和元年度都補助金確定による償還金発生に伴い、七百二十五万円を増額補正するものでございます。9乳児期家庭(新生児)訪問事業につきましては、令和元年度国庫補助金及び都補助金確定による償還金発生に伴い、三百二十二万二千円を増額補正するものでございます。12小児慢性特定疾病医療費給付につきましては、給付対象者通院及び入院件数が当初予定数を上回る見込みため、二千七百二十四万二千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、国庫補助金千三百六十二万二千円を増額補正いたします。  次に、衛生費、公衆衛生費、感染症予防費でございます。1感染症防疫処置事業費補正でございますが、1感染症対策につきましては、国風疹追加対策における実施件数が当初予定数を下回る見込みですが、新型コロナウイルス感染症医療費公費負担金額は、令和二年度第二次補正予定額を上回る見込みでございます。また、令和元年度国庫負担金・補助金及び都補助金確定による償還金発生に伴い、四千三百五十二万三千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、医療費公費負担について国庫補助金八千五百八十八万二千円を増額補正、風疹追加対策について国庫補助金二千九百九十九万四千円を減額補正、合わせて国庫補助金五千五百八十八万八千円を増額補正いたします。また、都補助金百九十一万九千円減額補正いたします。  2感染症予防事業費補正でございます。2高齢者インフルエンザ予防接種につきまして、予防接種費用無料化に伴う接種件数が増加し、令和二年度第四次補正予定額を上回る見込みため、一億八百三十三万六千円を増額補正するものでございます。財源につきましては、都補助金として四千六百三十二万二千円、受託事業収入として三百五十六万円を増額補正いたします。  以上によりまして、世田谷保健所一般会計(第六次)補正予算案につきましては、歳入において一億一千七百四十七万二千円増額補正、歳出において一億四千二十九万二千円増額補正となっております。  私から説明は以上です。 ○高久則男 委員長 それでは、ただいま説明に対し御質疑がある方はお願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 ここで理事者入れ替えを行いますので、委員方はしばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 それでは、続きまして(2)介護予防・日常生活支援総合事業報酬改定等について、理事者説明をお願いいたします。 ◎瀬川 介護保険課長 それでは、介護予防・日常生活支援総合事業、いわゆる総合事業になりますが、その報酬改定等について御説明いたします。  1主旨でございます。世田谷区では、総合事業を平成二十八年度から実施しております。このたび令和三年度介護報酬改定と併せて、国地域支援事業実施要綱、以下、国実施要綱と言いますが、改正されるため、区総合事業についても報酬改定を行うものです。  2国実施要綱改正内容及び区対応についてでございます。国実施要綱改正内容は、三月上旬頃に示される予定で、三月二日現在まだ示されておりませんが、介護報酬改定内容と同等改正と想定しております。  (1)想定される改正内容につきまして、まず①基本単位(※)について、こちらは国が介護報酬改定改定率プラス〇・七%で示す内容と同等改定内容と想定しています。基本単位に米印を記載させていただいておりますが、現在基本単位状況として、訪問型、通所型、介護予防ケアマネジメントに分けて表形で記載させていただいております。また、そのうち訪問型は、総合事業訪問介護サービス――従前相当と総合事業生活援助サービスに、通所型は総合事業通所介護サービス――こちらも従前相当と呼ばれるものになりますが――と総合事業運動器機能向上サービスに分けて、現在状況として記載させていただいております。  表ほうに米印を打たせていただいているんですが、単位について注釈としまして、掲載しておりますとおり、この単位を基本単位単位数に掛け合わせまして、サービス費用を算定いたします。  次に、②加算についてになります。こちらは既存加算見直しと栄養アセスメント加算等加算新設で、括弧書きで記載しておりますが、その加算対象となるサービスとなってございます。  続いて、③運営基準についてになります。感染症対策、業務継続に向けた取組及びハラスメント対策強化、高齢者虐待防止推進等改定内容を想定しております。  こうした国から想定される改正内容に対して、(2)対応ということになります。区としましては、国実施要綱内容を確認後、区要綱等を改正しまして、令和三年四月から対応をいたします。  まず、①基本単位につきましては、記載従前相当サービスにつきましては、これまで国が定める額を基準としておりました。今回、介護保険法施行規則改正により、国が定める額を目安に区市町村が定めることになりましたが、制度安定性、持続可能性確保観点から、今回報酬改定においても、国定める目安額を基本単位といたします。  次に、二点目丸ポチになりますが、従前相当サービスではない総合事業生活援助サービス、総合事業運動器機能向上サービス(区独自基準)について、これらサービスは、これまで介護給付費ほうを参考に基本単位を設定しております。こちらにつきましても、それぞれ介護給付費基本単位改定内容を踏まえ、同等改定を行ってまいります。  次に、三点目丸ポチになります。介護予防ケアマネジメントですが、従前相当サービスと同様考え方で設定しており、今回報酬改定においても、国定める額を基本単位といたします。  ②加算及び運営基準については、国実施要綱内容に沿って見直しを行ってまいります。  ③対象者弾力化についてですが、昨年十月に介護保険法施行規則一部を改正する省令が公布され、総合事業対象者について補助により実施される介護予防・生活支援サービス事業、世田谷区においては地域デイサービス事業ですが、こちらを継続的に利用する要介護者を市区町村判断で追加できることとなりました。区では、住民等が主体となって運営する地域デイサービスについて、国実施要綱やガイドライン等がまだ示されておりませんので、こうしたものが示されましてから、改めて関係者方々や議会等御意見等も伺いながら検討してまいります。  最後に、3今後スケジュール(予定)になります。こちらにつきましては記載とおりでございます。  私から説明は以上となります。 ○高久則男 委員長 それでは、ただいま説明に対し御質疑ある方、お願いいたします。 ◆江口じゅん子 委員 二ページ③なんですけれども、これは従前相当サービスなど事業者が行うサービスについて求められることで、住民主体サービスは、この感染症対策とかハラスメント対策強化など推進というは求められないという理解でいいんですか。 ◎佐久間 介護予防・地域支援課長 今ところ、その想定はしておりません。これにつきましては、昨年十月に出ました介護保険法施行規則一部によりまして、対象者弾力化というようなところについて考えております。 ◆江口じゅん子 委員 ごめんなさい、問いに対して答えがちょっとかみ合っていなかったんですけれども、二ページ③について、多分今おっしゃったは(2)③についてですよね。分かりました。(2)答弁に対しては、丁寧に現場声を聞いて拙速な対応を控えていただきたいと要望したいと思います。  改めて二ページ③についてなんですけれども、これは従前相当サービスなど事業者が行うサービスに対して求められていて、住民主体サービスというは、こういった推進というは求められないという理解でいいんですか。 ◎瀬川 介護保険課長 今、委員ほうから御質問がありましたとおり、③運営基準に関しましては、我々として想定は従前相当と言われるようなところ、そこを対象としておりますけれども、今後対象範囲、そちらもまだ国ほうから要綱が示されておりませんので、その範囲に応じまして、基準ほう、要綱ほうを改定してまいりたいというふうに考えております。 ◆江口じゅん子 委員 住民主体デイサービスなどで、特に昨年緊急事態宣言間は、全て住民主体デイサービスが止まってしまったということで、やはり関係者や利用者から、業務継続というところで課題というは区ほうにも提示されていると思うんですよね。ここに書いてある感染症対策や業務継続、またハラスメント対策強化というは、住民主体サービスにおいても、取組必要性というはあると思うので、こういった視点に関して区として支援というところも必要ではないかと思いますので、事業所声をよく聞いて進めていただきたいと要望します。 ◆中塚さちよ 委員 今般この御報告は、国介護報酬改定ほうと足並みをそろえるというか、それに準じた形で世田谷区も行っていくということだと思うんですけれども、改定率がプラス改定ではあるんですけれども、非常に少ない幅であって、もう既に例えば普通訪問介護とかなんて一単位とか、コロナ対策、取組だったり、いろいろなことをやっていかなければいけない中で、一単位上げるとかいうことに対して現場で働く職員からは非常に不満声が上がったりしているわけですよね。  そうした中で、総合事業ほう特に通所とかは、いまだに利用控えが結構起こっていまして、利用している方から聞いても、まだコロナ以前ほど人たちは来ていないというような中で、制度安定性、持続可能性確保観点から、今回、国定める額を基本単位とすると言いますけれども、国定める額が、特に予防を受けていらっしゃる通所介護は、この〇・七%増というところで本当にこれが安定して持続可能なかということは極めて怪しいというふうに感じているんですけれども、区ほうでは、今そうした通所総合事業ほうサービスとかが行き詰まっちゃっているとか、事業廃止とか、そういったものについて何か情報とかというは聞いたりはしていますか。数字として把握したりしていますか。 ◎瀬川 介護保険課長 数字ほうは、事業者さんほう利用状況ということで、基本的に介護保険給付費月ごと請求実績というものは上がってきておりまして、委員がおっしゃるとおり、一回目緊急事態宣言がありました四、五月に関しましては、はっきり落ちているところが見てとれたんですが、また一月から緊急事態宣言再発令というところになりますと、その影響につきましては二か月遅れぐらいで実績が上がってきますので、我々としても、そのあたりも注視しながら、事業者さんほう給付費動きというものを確認しながら進めていきたいと考えております。 ◆中塚さちよ 委員 基本的な報酬考え方については、国報酬改定と合わせてというところになっていくかなと思うんですけれども、事業者さんは今コロナこともありながら、そうしたところを利用している方というは本当に切実な思いで、ひとり暮らしだったり、日中独居とかで家でリハビリ的なことが難しかったりする方がやはりひきこもりになって、かえってADLが落ちたりしないように、皆さん、ミニデイ、地域デイとか、こういったデイに行っている方は、本当によくやっていただいて何とか自分も通えているということで感謝しています。そういう中で事業者さんが運営しているところがあると思いますので、区としても、本当にしっかりそうしたところがサービス廃止に追い込まれないように、支援というをしていっていただけたらなというふうに要望させていただきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、(3)世田谷区特定不妊治療費助成制度対応について、理事者説明をお願いいたします。 ◎相馬 健康推進課長 世田谷区特定不妊治療費助成制度対応についてでございます。  1主旨です。区は、少子化対策一環として特定不妊治療、体外受精、顕微受精でございますが、こちら治療費について国と都助成を受けた区民に対して、現在五万円から十万円上乗せ助成を実施しております。  今般、国は、出産を希望する世帯を広く支援するため、不妊治療保険適用を検討しており、また、その適用まで間、現行制度を大幅に拡充することといたしました。今回制度拡充を踏まえて、区特定不妊治療費助成制度対応を報告するものです。  2制度拡充概要でございます。別紙1及び別紙2に国予算概要、それから別紙2ほうに詳細について、実施主体であります東京都ホームページを添付してございます。後ほど御覧いただければと思います。  本文に戻りまして、(1)要旨でございます。不妊治療経済的負担軽減を図るため、高額な医療費がかかる特定不妊治療に要する費用一部を助成するものです。  (2)拡充内容でございます。こちら表にあるとおり、まず所得制限が撤廃されます。また、助成額初回と二回目以降で差があったですが、今回、初回と同額三十万円に統一されております。また、助成件数については、生涯で通算だったものが今回、一子ごとで六回までとなっております。  (3)拡充適用は、令和三年一月一日以降に治療を終了した方を対象としております。  3対応についてでございます。区は、今回制度は拡充されたものの、治療を受ける区民経済は依然重いものと捉えまして、現行特定不妊治療費助成制度について、国と同様に所得制限を撤廃し、当面継続する方向で検討いたします。  4今後スケジュールでございます。区は、今回拡充がそれぞれ治療を受けた区民経済的な自己負担をどれぐらい軽減できるか、また、今回所得制限撤廃について、件数増加や財政的な影響がどれぐらいになるかなどを分析した上で決定し、令和三年四月以降に区ホームページ等による事業拡充等周知、拡充分申請受付等を開始する予定でございます。  5その他でございます。(1)助成対象拡大に伴う経費については、当面既存予算で対応しつつ、必要に応じて補正予算等で対応いたします。  (2)東京都でございますが、国制度拡充に伴い、これまで都が独自に行っていた所得上限額緩和、七百三十万円を九百五万円に緩和していたでございますが、こちらと、あと二回目治療について五から十万円加算を行っておりましたが、こちらを廃止してございます。  (3)でございます。なお、特定不妊治療具体的な保険適用導入日は、現段階では明示されておらず、国補助事業詳細等が確定次第、その内容について議会に報告いたします。  説明は以上でございます。 ○高久則男 委員長 それでは、ただいま説明に対し御質疑ある方、お願いいたします。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、(4)新型コロナウイルスワクチン接種下における令和三年度高齢者肺炎球菌定期予防接種対応について、理事者説明をお願いいたします。 ◎安岡 感染症対策課長 新型コロナウイルスワクチン接種下における令和三年度高齢者肺炎球菌定期予防接種対応について御説明いたします。  1主旨です。区は、高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種費用一部を公費負担し、自己負担四千円として実施しております。今般、東京都は、別添にございますように、肺炎重症化や死亡リスク低減並びに医療機関負担軽減を図ることから、高齢者肺炎球菌ワクチン接種に対し、補助事業を実施する旨を公表いたしました。一方、特別区保健予防課長会で都は、新型コロナウイルスワクチンと当該ワクチンと安全性に係る知見が十分でないことに鑑み、当該事業を秋より実施する旨、伝えてきたものの、開始時期等につきましては明確に示されていない現状でございます。この状況に鑑み、高齢者肺炎球菌定期予防接種に係る予診票等送付につきまして、例年三月下旬に行っている一括発送を見送り、都補助事業が確定次第、その内容を反映し、対象者に送付することといたします。なお、この対応につきましては、三月下旬を目途に対象者全員に案内はがきで周知いたします。  2東京都補助事業内容でございます。都から区に対し、当該予防接種自己負担に当たる費用について、一人当たり上限二千五百円を全額補助するものです。この事業を活用した場合は、当該予防接種自己負担について、現行四千円から千五百円に減額する見込みです。  3今後対応についてを御覧ください。都補助事業内容を反映するため、当該予防接種に係る予診票等三月下旬発送を見送ること等について案内はがきで周知いたします。  (1)対象者は、令和四年三月三十一日時点でお示し年齢区民で、当該予防接種を未接種方です。対象者は約二万七千人でございます。
     続きまして、裏面を御覧ください。(2)周知内容は、予診票等三月末発送を見送り、都事業詳細が確定次第、内容を反映して対象者に送付するというものです。  (3)周知方法は、対象者へ案内はがき送付ほか、お示しとおりでございます。  4経費は、はがき作成・送付で五十四万七千円を見込んでいます。  5今後スケジュールは、令和三年三月下旬にはがきによる案内、ホームページによる周知、「区おしらせ」四月一日号掲載を予定しております。  5その他といたしまして、(2)当該予防接種は都補助事業実施前でも、かかりつけ医判断等により接種が可能であること、また、補助事業実施前接種費用につきましては、自己負担額は四千円となる見込みであることを丁寧に周知いたします。なお、現時点で補助事業実施前対応詳細は示されておらず、今後変わる可能性がございます。都補助事業詳細が確定次第、議会へ報告いたします。  説明は以上です。 ○高久則男 委員長 ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。 ◆佐藤美樹 委員 肺炎球菌ワクチンとコロナワクチンと干渉かどうかというあたりは、東京都云々ではなくて全国共通だと思うんですけれども、国ほうはどういう見解、今、干渉と安全性に係る知見が十分でないというは、東京都に限った話ではないと思うんですけれども、国方針等はどうなか、把握していたら教えてください。 ◎安岡 感染症対策課長 国動きといたしましては、二〇二一年二月十五日に第十九回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で、他ワクチンと接種間隔というところで議論がされているところでございます。その論点といたしまして、コロナワクチンとほかワクチンと同時接種を行わずに、接種間隔は十三日以上間隔を置くこととしてはどうかというところで議論がされている状況でございます。これ以上情報につきましては、また国情報を待っているところでございます。 ◆大庭正明 委員 コロナで高齢者一番下限六十五歳人が最終的に打ち終わるがいつ頃で、例えば今年四月から始まったとしても、二回打ったとして、六月なか、七月なか、八月になるか分かりませんけれども、新型コロナワクチンを打ち終わるとしますよね。それから間隔を置いていった場合、あまりにも間隔が延びると、その人が六十五歳から六十六歳になっちゃうんですよね。肺炎球菌を打ってもいいですよと言ったときには六十六歳になっちゃっていると、今度七十歳まで四年間もブランクが空いちゃうんだけれども、その辺は考えているかしら。 ◎安岡 感染症対策課長 令和三年度に六十五歳になる方を対象としておりまして、その方が六十六歳になるというところが実際……。 ◆大庭正明 委員 例えば、間隔が何か月も延びた場合、十か月後じゃないと肺炎球菌を打てないと、干渉性があったとか何とかということになってくると、そのときにはもうその人は六十六歳に多分なっていると思うんですよね。そうすると、次打つ間隔というは、その人が七十歳になるときに打てという話になるから、違いますか。ちょっと間隔が延びたりしませんかということなんですけれども。 ◎鵜飼 世田谷保健所副所長 今、委員御指摘とおり、あくまでも高齢者肺炎球菌は定期予防接種、国法で定められている、この年齢ときに受けるということに対して法的な部分があるので、今、その間隔が延びてしまって来年度になって年齢を超えてしまう場合には、この適用にはならないというところで委員おっしゃるとおりでございます。 ○高久則男 委員長 それでは、二時間近く今経過しましたので、トイレ休憩を取りたいと思いますが、よろしいですか。    〔「異議なし」声あり〕 ○高久則男 委員長 それでは、次は二時ちょうどから再開したいと思いますので、その間、トイレ休憩ということでお願いいたします。     午後一時五十二分休憩    ──────────────────     午後二時開議 ○高久則男 委員長 休憩前に引き続き、会議を始めます。  次に、(5)新型コロナウイルスワクチン住民接種実施に向けた準備状況について、理事者説明をお願いいたします。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 それでは、新型コロナウイルスワクチン住民接種実施に向けた準備状況について御報告をいたします。  まず、1主旨でございます。ワクチン住民接種実施に向け、現時点における区準備状況を御報告いたします。なお、今後、国動きが変更された場合は、区実施内容も随時変更いたします。  2国や都動向でございます。  (1)医療従事者先行接種開始でございます。二月十七日より国立病院機構等医療従事者――対象約四万人になりますけれども――を対象に開始された先行接種は、三月一日時点で三万一千七百八十五回接種を行っております。現時点で三件副反応疑い事例が報告をされているという状況になってございます。  続いて(2)四月以降ワクチン供給でございます。報道等でも出ておりますけれども、国は二月二十四日に高齢者接種を四月十二日から開始できるよう、各都道府県にワクチンを出荷することを示しております。また、昨日三月一日には、四月二十六日週に全区市町村に一箱ずつ配送するということを示してございます。東京都へ供給予定数は下表とおりでございます。今後、都において四月五日から十九日週に出荷されるワクチンを用いて、接種を行う区市町村選定を行う予定でございます。  下表になりますけれども、四月五日週に四箱、これは東京都供給数になりますが、四月十二日には二十箱、十九日にも二十箱、それから二十六日週に、こちらは一箱ずつ来るというが現時点で示されている供給量になってございます。  また、ワクチン接種を担当する河野大臣は、二月二十六日記者会見で、下になりますけれども、六月末までに六十五歳以上高齢者全員が二回接種する分ワクチンを自治体に配送できるスケジュールで供給を受けることでファイザー社と大枠で合意したと。ただし、EU承認が前提となるという発言をされております。  続きまして、(3)でございます。ファイザー社ワクチン移送ですけれども、これまでファイザー社ワクチンをディープフリーザーが置いてある基本型接種施設から移送する場合には、冷蔵状態で移送しか認められておりませんでしたけれども、先般、新たに冷凍状態で二種類移送方法が認められたということになってございます。  別紙1を御覧ください。こちらは二月十七日厚労省自治体説明会資料抜粋になります。これまでは真ん中にある通常移送方法という冷蔵による移送だけが認められておりましたけれども、新たに②③として冷凍庫を用いた移送、あるいは最初にドライアイス詰まった保冷ボックスを使った形で、一部を基本型ディープフリーザーに置いて、また残りをサテライト型ディープフリーザーに置くというやり方も新たに認められるということになりました。後ほど詳しく御覧いただければと思います。  表紙に戻りまして、また一方で二月二十五日、アメリカ食品医薬品局FDAは、ファイザー社ワクチンを一般的な医療用冷凍庫温度であるマイナス二十度からマイナス十五度で最大二週間保存したり移送したりすること、また、一回に限り、そこからもう一度ディープフリーザーに戻して保存するということを新たに認めました。こちら取扱いについては、昨日、日本でもファイザー社ほうでこれが認められることになったということが新たに示されております。  続きまして、(4)医療従事者優先接種体制でございます。東京都は今月、医療従事者優先接種を行う基本型接種施設と連携型接種施設を順次決定しております。施設名は非公表となってございます。世田谷区内は、八か所基本型接種施設と二十か所連携型接種施設が決定されておりまして、このうち区立保健医療福祉総合プラザ、それから二子玉川仮設庁舎が基本型接種施設に含まれております。保健医療福祉総合プラザについては世田谷区医師会、それから二子玉川仮設庁舎については玉川医師会が、それぞれ医師会会員医師を中心に接種を行う予定でございます。  なお、現時点で医療従事者に優先接種を行うためワクチンは、第一弾として三月中に国全体で二千箱、東京都には百九十六箱が出荷される予定となっておりまして、このうち十箱が世田谷区医療機関に現時点では出荷される予定となってございます。第二弾以降出荷は未定となってございます。  続きまして、3区準備状況でございます。  (1)国スケジュールを踏まえた四月以降対応検討でございます。国は、これまで高齢者接種について、開始後二か月、おおむね九週間以内で高齢者全員が接種を受けられる体制整備を目標とすることとしておりまして、区はそれに応じた準備を進めてまいりました。しかしながら、先般、国が示した四月都道府県、先ほどワクチン供給量を踏まえますと、区接種体制を予定どおり稼働させることができない状況となってございます。一方で、僅かでも届いたワクチンを迅速に高齢者接種へ活用することも必要でありまして、当面間、最も混乱が少なく有効性高い活用方法を至急検討し、必要な準備を行ってまいります。  なお、国からは昨日三月一日に、今回、四月に先行して接種を行う高齢者に対して、事前に接種券を送付すること、また、それ以外高齢者についても、標準的には四月二十三日頃までに接種券を送付することを想定するものであるという旨が示されておりまして、こうした点やワクチン供給状況、またスムーズな接種予約が行えるかといった点なども考慮しながら、適切な送付時期を検討してまいります。  続きまして、(2)ワクチン接種実施計画策定でございます。現時点における区住民接種に関する方針や体制整備、それから接種に伴う業務等について、必要な事項を世田谷区新型コロナワクチン接種実施計画として取りまとめております。今後、本計画に基づき迅速かつ安全な住民接種実施に向けた準備を進めるとともに、国方針変更等に応じて随時必要な修正を加えてまいります。  別紙2を御覧ください。こちらが三月一日時点で世田谷区計画ということになります。中に調整中項目もございまして、そちらについては調整中と表示をしております。  一ページを御覧ください。こちらは計画位置づけになりますけれども、国ほうで示している今回予防接種手引というものがございまして、こちらに定める予防接種実施計画として定めるものでございます。こちらについては、接種に携わる区職員、また医師会、区内医療機関、その他関係者と共有することで、迅速かつ安全な住民接種を行うことを目的として策定するものでございます。  二ページ目を御覧ください。今回接種対象者と実施期間でございます。こちらは国から示されたものになります。対象者、期間、使用するワクチンは記載とおりでございます。  続きまして、三ページ目、対象者概数でございます。表中に医療従事者、高齢者など優先的に接種を行う方概数を記載してございます。こちら算定については、厚労省ほうから示された算定基準にのっとって今年二月一日人口を基に計算しているものでございます。一番下接種合計対象数としましては、十六歳未満方を除いた約八十万四千人が対象となります。こちら対象者年齢については、令和四年三月三十一日満年齢となりますので、実数とは多少誤差が生じることを御承知おきいただければと思います。  続きまして、四ページ目を御覧ください。区接種体制方針でございます。まず、住民接種実施に当たっては、区民へ迅速かつ円滑な接種、それから安全性に最大限配慮した運営を行ってまいります。  二つ目になりますが、接種方法は、区施設で集団接種、それから病院、診療所で個別接種、また入所施設等へ医師等を派遣して行う巡回接種を組み合わせて実施してまいります。  三点目になりますが、この三つ接種方法によりまして、接種が本格的に開始されてからということになりますが、九週間に高齢者全員が接種を受けられ、かつ五か月以内に十六歳以上区民七割方が二回接種を受けられる体制を整備してまいります。ただし、実際接種実績は、国から供給されるワクチン量ですとか、接種を希望する区民割合によるものとなります。ファイザー社ワクチンのみ供給がされているときには、重篤な副反応へ備えですとか、ワクチン廃棄量を最少とする観点、また円滑かつ効率的な移送観点から、複数医師がおり、ディープフリーザーを設置している区施設で集団接種または区内病院等で個別接種を先行して実施してまいります。診療所等で個別接種については、こうした接種状況ですとか、ファイザー社以外ワクチン供給状況なども見定めながら、順次実施を進めてまいります。また、高齢者施設入所者や在宅で療養されている方など、接種場所まで来所することが難しい区民に対しては、巡回接種または施設嘱託医、それから訪問医による接種を行ってまいります。  下表が接種本格開始後から六か月間想定シミュレーションとなってございます。それぞれ集団接種、個別接種、巡回接種を組み合わせて、おおむね五か月までに七割方が打てる体制というものを整えてまいります。  続きまして、五ページ目でございます。2医療従事者へ接種は、先ほど御説明した内容と重複しますので割愛をいたします。  3集団接種基本的な考え方になりますが、二つ目点になりますけれども、会場稼働日数は土日祝日を含む月二十日を基本としまして、各地域に一か所程度、週二回夜間帯、おおむね二十時頃までを予定しておりますが、接種を行う会場を設置する予定でございます。なお、今後状況により夜間帯まで接種を行う時期ですとか、会場数は柔軟に調整をしてまいります。  続きまして、(2)集団接種会場ですけれども、現時点で十九施設施設を確保してございます。こちらは国からワクチン供給量に基づいて順次開設をしてまいります。  (3)会場運営でございますが、一番下三つ目になりますけれども、会場運営管理責任者、それから補助としまして、区職員を配置することを予定してございます。全体二割程度を目安と考えてございます。会場運営については、民間事業者に委託して行うことを想定しております。  六ページ目を御覧ください。集団接種実施時期ですけれども、現時点で四月下旬以降ということで予定をしておりますが、国から供給状況が今見えない、ないしは少ないという中で、この点については改めて検討が必要だというふうに考えてございます。こちらは開始後、集団接種は現時点では九月末頃をめどとして一旦縮小しまして、ファイザー社ワクチンが接種可能な会場を一から二か所程度残して続けていくということを想定してございます。ただし、今後供給状況等によって縮小時期などは変更する場合がございます。  続きまして、4個別接種でございます。基本的な考え方としましては、通い慣れたかかりつけ医で接種を可能とするために、病院、診療所等で広く接種が受けられる体制を整備してまいります。接種を行う医療機関については現在調整中でございます。こちらも実施時期は四月下旬以降を予定しておりまして、ワクチン供給量に応じて対応してまいりたいと考えてございます。  続いて、5巡回接種等でございます。先ほど御説明したとおり、接種場所まで来場できない方に対して、巡回接種または施設内で接種を行っていくということを考えてございます。また、国ほうで高齢者施設従事者も同時に接種を行うことができるということが示されておりますので、その場合は一緒に接種するということを基本としてまいります。  七ページ目になります。対象施設は調整中ですが、約二百二十施設程度を想定してございます。実施時期についても、こちらも四月下旬以降、ワクチン供給量等を踏まえて順次実施をしてまいります。  続きまして、6在宅療養者へ接種ですけれども、在宅療養者訪問医等による接種を行うことを基本としまして、医師、看護師で編成した接種チームによる巡回接種も併せて行うということを予定してございます。  続きまして、7基礎疾患を有する方、それから高齢者施設従事者へ接種ですけれども、こちら方は高齢者に次ぐ優先順位とされておりますけれども、区ほうでは現在、接種券送付は相談や予約一時的な集中を避けるために年代順に分けて行うことを予定しております。ただ、この際、こういった基礎疾患をお持ち方、あるいは高齢者施設従事者若年層方に接種券が届くに時間がかかってしまいますので、こうした方が優先的に接種を受けられるように、事前に把握をして送付することを予定してございます。  続きまして、8配慮を要する方へ対応でございます。DV被害者、外国人、障害者、ひとり暮らし認知症高齢者住所不定者方など、接種券発送から予約受付、実際接種流れ中で配慮が必要な方に対しては、担当所管部と連携しながら、希望する方が接種を受けられる体制づくりに取り組んでまいります。  9安全性確保につきましては、接種後に気になる症状を認めた方が相談することができる体制整備を行ってまいります。こちらについては、現在、東京都ほうでも副反応に関するコールセンターを三月一日から開設しておりまして、その辺稼働状況なども踏まえながら、体制整備を進めていきたいと思ってございます。  続きまして、10その他につきまして、ワクチン廃棄へ対応ですけれども、現在、安定供給見通しが不透明な中で、できる限り多く区民に接種を行うために、ワクチン廃棄を最小限にすることを目的とした取組も検討してまいります。  八ページ目を御覧ください。接種に伴う業務です。こちらについては、前回二月九日常任委員会でおおむね御報告をさせていただいておりますので、ポイントだけ御報告いたします。  まず、1接種券等発送ですけれども、これまで高齢者は三月下旬など予定していたものがありますが、今回、国供給スケジュールが変更となりましたので、現時点では四月下旬以降発送時期を別途検討上、定めたいということを考えてございます。発送は年代順に分けて行うことを予定してございます。  それから、2コールセンター運営ですけれども、回線数もこれまで三月からは四十回線に増やして、接種券発送間近になれば七十回線に増やすということを予定しておりましたけれども、こちらも接種券発送が少し後ろに倒れるということがございますので、当面間、現在二十回線で運用してまいりたいと思っております。  続きまして、一〇ページ目を御覧ください。広報計画でございます。こちらについては、ワクチン特集号を接種券送付に先立って発行する予定でございます。その他インターネット活用による周知、広報板による周知、また4としまして、民生委員方ですとか区内各施設や各団体、医療機関を通じてワクチン接種について啓発や情報提供を随時実施してまいります。  一一ページ目予算については、先日、専決処分で予算を確保させていただいた分と、その後、事業本格実施に向けまして必要な予算を精査し、改めて令和二年度中に必要な予算を次期補正予算として計上する予定でございます。  表紙にお戻りください。三ページ目(3)医師会や区内病院と協議状況でございます。現在、区集団接種会場へ医師派遣について、両医師会と具体的な派遣人数ですとか、派遣稼働な曜日について協議を行っております。また、区内病院に対しては、住民接種へ協力に関する意向確認を進めておりまして、病院で個別接種実施や、または区集団接種会場へ医師、看護師派遣について、複数病院から協力する旨回答をいただいておりまして、引き続き具体的な調整を行ってまいります。  続きまして、(4)でございます。高齢者施設入所者等へ対応です。こちらは、現在、入所施設に対して接種対象となる入所者及び従事者人数や接種方法に関する調査を行っております。今後、調査結果を取りまとめて具体的な接種体制やスケジュール等調整を行ってまいります。  (5)基礎疾患を有する方、高齢者施設従事者優先接種対応は、先ほど計画中で御説明をさせていただいた内容となっております。(5)ところだけ改めて御説明をします。主に区ホームページで電子申請による受付とコールセンターほうで電話受付により、こうした方を事前に受け付けるということを予定してございます。  (6)コールセンター開設です。こちらは二月十日より開設をしてございます。二段落目は先ほど御説明した回線考え方で、当面は二十回線まま運用を継続してまいりたいと考えております。  四ページ目を御覧ください。(7)区民へ周知でございます。住民接種について方針ですとか四月以降実施内容、また接種概要について、「区おしらせ」やホームページ等による広範な周知と、それから民生委員、各施設等を通じた個別周知を、周知内容やその対象者に応じて組み合わせて随時実施してまいります。なお、個別周知に当たっては、接種券に同封することを予定している接種御案内を活用する予定でございます。  別紙3ほうで参考に、まだ調整中案でございますけれども、カラー刷りA3こちらチラシを、現時点で接種券に同封してお送りすることを予定しております。中身はまだ国動向等で少し変更がございますが、こちらを活用して区民周知等を図ってまいりたいと思っております。なお、実際にお送りするものには音声コードをつけて切り欠きを入れて、視覚障害者方も内容が分かるような対応を図る予定でございます。  4今後スケジュールでございます。三月十五日号「区おしらせ」で区住民接種方針等を一面で御案内をする予定です。それから、四月十二日以降、こちらはワクチンが区に供給された場合ですけれども、七十五歳以上高齢者接種一部開始がされるということになってございます。四月中旬頃をめどに、接種券送付に先立って「区おしらせ」ワクチン特集号発行を行います。四月下旬以降、こちらはワクチン供給量によりますけれども、七十五歳から順次接種実施を行っていくというようなスケジュールになってございます。  説明は以上でございます。 ○高久則男 委員長 それでは、ただいま説明に対し御質疑がある方、お願いいたします。 ◆大庭正明 委員 言っていることがころころ変わるんですけれども、これは一回接種ということになることもあるんですかね。一回接種と国が決めちゃったら、そのとおりになるんですか、ファイザー場合。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 現時点では、国方針に基づいて二回ということで区ほうも考えておりますけれども、国ほうで一回ということが示されれば、そのような対応を図る必要があると考えております。 ◆大庭正明 委員 例えば、四月二十六日週は全市区町村に一箱ずつということで九百七十五回分ですよね。これは九週間、例えば毎週これぐらいしか入ってこないというレベルでいくと、九週間以内に二回目を打たなくちゃいけないわけでしょう。そうすると、そのときというは、もう九千七百人近い人が打ち終わっているというはずじゃないですか。それはまた、それでもう今度は二巡目に入ってくるんですか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今回考え方なんですけれども、来たワクチンは二回分確保するというような形で進める想定をしておりまして、例えば千回分来たら、五百人ために一回分、二回分を確保していくというような形で考えております。なので、一回目を打った方が二回目を打てなくなるということはないような形で運用を今は考えております。 ◆大庭正明 委員 あと、一人一人にこれは分割しているようですけれども、例えば八十五歳旦那と八十歳奥さんとか、八十歳夫と七十五歳以上――七十五歳以上夫婦といった場合に、年齢順で上からいくと、結局、二回来なくちゃいけないみたいな話になってくるんだけれども、その辺便宜というはない。例えば、七十五歳以上夫婦だったら、その夫婦が来たときに一緒に受けられますよみたいな仕組みは全然考えていない。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 現時点で想定している年齢区分なんですけれども、高齢者についても七十五歳以上と六十五歳から七十四歳未満ということで二段階で送付を考えております。仮に七十五歳と下区分とで分かれてしまった場合については、おっしゃるとおり、多少タイムラグが生じることになると思っております。ただ、その場合、一か月、二か月ではなくて、高齢者については、おおむね間隔があまり開かないような二週間とか、なるべく近いタイミングで送付するように考えております。 ◆大庭正明 委員 多分分からないことだらけ状態で、全体中で自分が接種できるどの辺ポジションにあるか、その辺はコールセンターを設けましたではなくて、区ほうから強力に今こういう状況になっています、こういう状況になっていますという形で、久末さん、ツイッターで毎日発信するぐらい、つまり、今、世田谷はこうなっていますと。  例えば今、百歳前後ぐらい人が、九十五歳以上人が何人いて、その人たちに発送しました。それで、来られない人とか予定日をずれた人がいたとき、まず、その発信を、区長ツイッターは訳分からないことばかり世界中ことをやって、何をやっているんだか分からないぐらい暇そうなツイッターで、重要な情報が欠けているので、この接種専門公式ツイッターを最高責任者久末ですという形でやって、私が全体状況を、こういう形で今進んでいるんですよというようなことをこっちからどんどん押し出していかないと、一般区民も含めて我々も分からないわけですよ。今どんな状態になっている、何人分が来ている、どこで打ち始めたというがね。  そういうを迅速に正確に主張するような場をつくらないと、九十二万人ですから、九十二万人といっても対象者は八十万人ぐらいかもしれませんけれども、やきもきやきもきしている人たちも多いと思うんですよ。当然、世田谷区は二十三区中で遅れると思うんです。人数も多いし、配分も割合が同じといっても、結局、完結するまでに相当時間がかかってくる。  そうすると、相当いら立ちだとか、一回打ったんだけれども二回目が来ないとか、場所が変更になったとか、ましてや一回だけでいいなんて突然途中で言い出しようものなら大混乱するわけですよね。そのときに必要なは、世田谷はどうなっているんだと、ツイッター等をやる発信準備はどうですか。 ◎久末 住民接種担当部長 広報手段一つとしてツイッターは今検討中には入っております。ただ、スタート時期をちょっと見定めているところがあって遅くはなっているんですが、今、国動きとともに世田谷区がどういう状況にあるかということは、おっしゃるとおり分かりにくい状態だと思いますので、至急始められるように準備してまいりたいと思います。 ◆大庭正明 委員 数とか何とかというはちゃんと把握していらっしゃるんですか。例えば、始まりました、百歳以上方が何百名います。その方で受診可能な方が半分ぐらいで何十人いますとか、そこから入っていくという形でしょう。それで大体百代が終わりました、今、九十代でこれだけやっていますとかというような細かい情報を出していかないといかんではないかと思うんですよね。  それを見て、おっ、もう七十代に来たかなとか、七十五歳以上まで来たかなとかということが分からないと分からないし、今、七十五歳以下人はストップしています、供給が来ていませんとかということを伝えないと、細かい情報、それで細かいことはコールセンターで問合せてくださいというような形にしないと、大混乱すると思うんですよね。その辺、お願いします。 ◆佐藤美樹 委員 大庭さんあれに関連なんですけれども、今後スケジュールところで、四ページで四月十二日以降で七十五歳以上ということで、いろいろ状況が刻々と変わって、ワクチン供給量だったり、スケジュールが刻々と変わっているので、最初段階で六十五歳以上が一遍にどんだとコールセンターがパンクするので、年齢を分けるというようなお話はあったような記憶もあるんですが、でも、接種券発送自体は六十五歳以上で送って、七十五歳以上人を四月十二日ところでというは、これはオペレーションとしてどういうふうにして、こういうやり方を実現する。  例えば、予約入れるタイミングを七十五歳以上人を先に詰め込むような、コールセンター予約ところで割り振りで、こういうことを実現していこうとしているか、この辺、ごちゃごちゃっとしている感じなので教えていただきたいんですが。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 予約につきましては、今、例えば四月十二日だと本当に限られた数しか来ないということが想定されますので、例えば全員に接種券を発送すると、ほとんど人が予約が取れないという状況を招いてしまうかなというがちょっと課題として捉えています。なので、このタイミングでどういうふうに予約を開放していくかというはちょっと検討が必要だというふうに捉えています。  あと、七十五歳と六十五歳とで接種券送付タイミングを少しずらすことによって、七十五歳以上方が優先して予約を取れるようなやり方にはしたいと思っております。ただ、最終的に希望される方、されない方もいますので、そこ順番が多少入り組むということはあるとは思うんですけれども、基本的には六十五歳以上高齢者方を対象にまずは進めていって、順次また国ほうから追って指示があって、その次優先順位方へ進んでいく、そういう流れになるというふうに思っております。 ◆佐藤美樹 委員 今、先ほど大庭委員も言っていましたけれども、本当に流動しているので、どのぐらい量、予約が可能かというが、いつからどのぐらい量が可能かというも、日々更新情報が何かしら発信されないと、我々は委員会で、あれっ、この間とまた違ったなみたいな頻度で聞いていますけれども、そんな頻度では多分全然間に合わないはずなので、その辺が必要だと思うんです。  あともう一点聞きたいんですが、この間代表質問等々でもありましたけれども、三ページに書いてある医師会や区内病院と協議状況といって、集団接種会場とは別に病院で個別接種とかができるように、あと集団接種会場ほうに医師を派遣してもらうものが何人、どこそこにというもの、これは協議を行っているというは前回も同じ報告だったような気がしますので、大丈夫なんですかというか、いつ頃まで決められるめどがあるか、決められるめどが立っているかどうかというあたりでもいいので、ちょっと教えていただきたいです。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今、二月段階からは少し具体的に進んでいまして、具体的な派遣人数、例えば何曜日に何人とか、そういったレベルで今、医師会とは調整をしているところです。区内病院に関しても、これから具体人数を詰めていくことで、おおむね三月中ぐらいには全体医師会から何人、それから病院から何人といったところを確定させて、足りないところはまた例えば医師紹介会社から派遣してもらうとか、そういったところ組立てを三月中にはやっていく予定でおります。 ◆大庭正明 委員 それ以前に医療従事者ものはもう始まっているわけですよね。世田谷区は対象者が何人いて、もう何箱来ているんですか。打っていないんですか、打っているんですか、まずそこ。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 国ほうからは、三月一日週からワクチンが医療従事者用として来るということが言われております。昨日から週なので、具体的な接種が実施されているかどうかまではまだ把握はしておりませんけれども、対象者数としては先ほど計画ほうで概数ですけれども、二万七千人程度、医療従事者等というところに含まれる方がいらっしゃるだろうということは想定はしております。実際に今、区ほうに第一弾として五箱来るということが決まっていまして、その五箱に対して三週間後にまた五箱来る。そういうことで十箱、世田谷区に来るということは今時点で明らかになっております。 ◆大庭正明 委員 十箱というと四千人分ですよね。二回打つとして四千人分、それに対して二万七千人ぐらい医療従事者がいるわけでしょう。十箱来ても、四千人分ぐらい二回分ですから、そうすると、二万七千人五分の一以下ですよね。二割切るぐらいですよね。それが医療従事者段階でも、十箱来たってそのぐらい想定なわけですよね。本当は四十箱とか、そのぐらい来ないと医療従事者が終わらないわけでしょう。医療従事者が終わらない限りは、当然一般高齢者には移行しないという考え方なんでしょう。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 国ほうからは、医療従事者と高齢者接種は一定期間並行してやることになるだろうということが言われております。ワクチン供給に関して申し上げると、こちらほうも国からいつ、例えば二か月後まで情報を開示しますとか、そういう情報が今一切ない状態でして、いつ、どういうタイミングで、どれぐらい箱数が来るかというが、その日になって知らされないと分からないというような状況になっていまして、そういう意味でなかなか先が見通しづらいような状況になってございます。 ◆大庭正明 委員 だから、医療従事者においても、二割ぐらい分が来るかもしれないということですよね。そうなってくると、並行して打つといっても、物が足りないわけだから、結局、奪い合いになってくるということになりますね。  だから、国指示が曖昧なかもしれないけれども、例えば高齢者分だと百箱たまってから打ち始めるとか、ある程度まとまった五十箱でも、十箱ずつやっていてどんどん打つといったって、十八か所で割っちゃうと、一か所当たり二十人とか三十人ぐらい打つ分しかないわけでしょう。十八か所もあれば、一箱来たところで、四百七十人ぐらい分しかないわけだから、それを二十か所で割ると、二十人ぐらいしか一か所で打てないわけですよね。集団接種といったって、二、三十人ぐらいしかそこで予約は取れないという話になってくるんだけれども、それだと曖昧ですよね。一回一箱来ればそれだけ、翌日、二箱目が間に合わなかったらお休みということになりますよね。そうすると、その辺はどういうふうに考えますか。来た分だけやって、次に来ないから開店休業、今日はもう打つものがありませんので、会場を設定しても打てませんみたいな状況となると、場所活用としては非常に不効率になりますよね。  そうすると、考えるは、ある程度まとまって、さっき言ったように、五十箱とか、それぐらいはやらないと有馬さん、今言った……。だから、どうなんですか。その辺は考え方としてちょぼちょぼちょぼちょぼ途切れ途切れ、開店休業、開店休業みたいな、ばあっと来ましたといったら、勢いがついてどんどん供給が滞りなくいけばいいけれども、最初段階で供給が滞っている段階で開店休業みたいな、来たときだけしか打てないという、予約も微妙にしていかないと、百人単位だとか五十人単位だとか、綿密にきめ細かく予約受付をしていかないと、いつ来るか分からないという状況ですから、その辺はどういうふうに考えている。  今段階は、途中から供給が伴えば勢いがついてばあっと回るかもしれないけれども、今段階で医療従事者分に対しても、とにかく四千人分ぐらいしかめどが立たない。という状況だと、その状況すら多分世田谷区民は知らないと思うんですよ。もう医療従事者はぱんぱんぱんぱん打っているかなと。順次世田谷区内でも打ち終わっているんじゃないかなというふうに、報道等ではそういう感じで打っているわけですよ。それで三人ぐらい何か副反応が出たかなというふうに思っている人が多いんだけれども、その辺情報もどんどん開示しないと、世田谷はどうなっているといっても、だから医療従事者はほとんどまだ打っていないんでしょう。今週、三月一日週から打ち始めているようだというんだけれども、その辺は確認はしていないんですか。
    ◎寺西 住民接種調整担当課長 区ほうで医療従事者接種については、ワクチンが来るというところは認識していますけれども、実際に来たという連絡等はまだ確認はできていない状況になっています。  それから、最初におっしゃっていた予約、あとは集団接種等考え方ですけれども、基本的にはある程度規模ワクチン供給量がなければ、予約も本当に競い合いになってしまいますし、非効率な運営になってしまうので、一定程度ワクチン供給量がなければ、集団接種というものを開始していくものもちょっと難しい面があるかなというふうには思っております。  国ほうでは、六月末までには高齢者二回打てる分を供給するということは言っていますので、五月、六月どこかタイミングで供給量ががっと改善されて、かなり多く量が来るではないかなというふうには見越しているんですけれども、現時点ではそういう状況にないということで、まず、ちょこちょこ一箱二箱単位で来るものについては、そうはいっても、それをなるべく早く区民方に届けるという必要性もありますので、例えばですけれども、特定施設ところ方に先に打っていくとか、何らか有効活用できるようなやり方というものを検討していく必要があると思っています。 ◆大庭正明 委員 だから、それをちゃんとツイッターで明らかにしたほうがいいと言うんですよ。それから、医療従事者ことは管理していないみたいなことを言っているけれども、それは困るわけですよ。だって、医療従事者と高齢者というは並走するというふうに言っているわけだから、医療従事者がどれだけ進んでいるかということが七十五歳以上人たち大体めどが、ああ、それだけ進んでいるんだったら、もうそろそろ来るかなとかと。  つまり、人は、現実はこんな見込みなかなとある程度予想を立てたいんですよ。六月末までに完了するなんていうは、恐らく今状況で無理ですよ。何担保もない。ただ、そういうふうに決めたと誰かが言っているだけ話であって、そんなことはまだ何も確定していないので、これはもう来るものだけでしかやっていけないわけだから、その辺も考えて情報をどんどん出していってくださいよ。我々も知らなかった。医療従事者はまだ今週からしか打っていないとかいうことで、今週からでどれぐらい打っているかなというので、医療従事者は何人分今週は来ているんですか、それは分からない。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今週と来週で合計五箱来るということになっています。 ◆大庭正明 委員 じゃ、そういう状況も含めて、世田谷区内では何千人医療従事者がいて、それで何箱、今週と来週で来る予定ですとか、来る予定だったが再来週になって実は来ないことになりましたとか、そういう適宜その状況をやっぱりやっていて、要するに、細かい情報が欲しいんですよ。以上です。 ◆中塚さちよ 委員 三ページにあります接種対象者優先順位ところなんですけれども、4高齢者施設等従事者とありますが、この高齢者施設等というはどこまでになるか、施設類型を教えていただきたいんですけれども。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 こちらは高齢者施設、入所施設だけではなくて、障害者入所施設ですとか、あと住所不定方などが入所する施設ですとか、必ずしも高齢者施設だけではなく、その他施設も含まれておりまして、類型については、すみません、ちょっと今手元にすぐ出てこないんですけれども、すみません、恐れ入ります。高齢者施設に関して申し上げると、例えば介護老人福祉施設ですとか介護老人保健施設、それから養護老人ホーム、軽費老人ホームなど、あとはサービス付高齢者向け住宅などが含まれております。 ◆中塚さちよ 委員 サ高住が入っているということは有料とかも入っているかなとか、グループホームはどうなんだろうとか、ちょっとその辺も気になるんですけれども。  それと高齢者ところで言えば、入所系だけではなくて、通所であったり訪問であったり従事者方々も、できれば優先接種に入れてほしいといった声も聞いていたりするんですが、その場合、このその他者というは、もうこれは全部、この1から5に入らなければ、特に優先してもらうことは難しいという考え方なんですかね。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 国ほうからは、基本的にここ今示されている優先接種対象者以外については、優先対象にはならないというようなことは国ほうから言われている状況になっています。ただ、おっしゃられたとおり、いわゆる通所施設で従事されている方ですとか、訪問介護、居宅介護従事者方だとか、必要性高いと考えられる方はいらっしゃると思いますので、そこについては区ほうでも独自で優先順位を立てて実施していくかどうかということは、改めて検討が必要かなというふうには思ってございます。  それから、すみません、先ほど施設類型ですけれども、先ほど申し上げたような高齢者施設以外に、例えば生活保護法による保護施設、救護施設、更生施設、宿所提供施設ですとか、それから障害者総合支援法による障害者支援施設ですとか共同生活援助事業所、いわゆるグループホームようなものだと思うんですけれども、それからその他社会福祉法による施設ということで、社会福祉住居施設、あるいは生活困窮者・ホームレス自立支援センターなど、そういった施設が対象となっております。ほかにも幾つもあるんですけれども、このあたり施設が対象となっております。 ◆中塚さちよ 委員 高齢者関係ですと、入所施設に位置づけられていないけれども、お泊まりデイだったり、小規模多機能とかだったり、生活しちゃって住んじゃっているというようなものも結構あるので、後でいいですので、この高齢者施設等に入っている施設類型を全部資料をいただきたいなと思うので、お願いいたします。  あと、それからここに入っていない方々でも、それぞれ仕事リスクであったり、必要性に応じてぜひ世田谷区ほうでも優先順位的な独自にできることについては議論をしていっていただけたらなというふうにお願いいたします。 ◆菅沼つとむ 委員 ちょっと分からないことを確認します。集団接種で十九か所でやるんですけれども、その中でもう十九か所冷凍庫はついている。最初予定だとついているみたいなことを言っていたけれども。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 まず、二月分ディープフリーザーというが区に三台来ていまして、その二月分三台ディープフリーザーは、医療従事者用に使用することと国から示されています。この三台うち二台は、区ほう区立保健医療福祉総合プラザ、いわゆるうめとぴあと、それから二子玉川仮設庁舎ほうに配置をしております。今はその二台をこの会場に置いているという状況でございます。 ◆菅沼つとむ 委員 当然、集団接種をするときには十九か所に間違いなく入るんだよね。入らなかったら打てないから。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 国からは月ごとに配備される数が決まっていまして、例えば三月は六台来る予定になっています。それから、四月は十台という形で、最大で最終的には五十四台、六月末までに来る予定になっておりますので、それを順次配備していくというようなことになると思います。 ◆菅沼つとむ 委員 ちょっと確認なんですけれども、ワクチン接種クーポン券を送るのに、七十五歳以上が先に送って、その次が六十五歳以上に送るというんだけれども、それは三月中に全部送る。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 もともとは三月中に送ることを予定しておりましたけれども、ワクチン供給が遅れて四月、本格実施できるは恐らく四月下旬以降ということが見通しが今立っていますので、四月中、四月中旬、下旬以降発送になるということを予定しております。 ◆菅沼つとむ 委員 もう一回、六十五歳以上はいつ頃家庭に着く。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 まだ今時点で五月以降ワクチン供給見通しが全く立っていないということもあって、どのタイミングで送るかということを正式にまだ決めた状態ではないんですけれども、国ほうからは昨日、四月二十三日ぐらいまでをめどに送るようにというような通知等も来ておりますので、その辺を目安にしながら、七十五歳以上、六十五歳以上方に届くような形でお送りしたいというふうに思っています。 ◆菅沼つとむ 委員 七十五歳以上は早めに送るけれども、六十五歳以上はいつ送るか分からない、そういうことになる。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 七十五歳以上方に送った後に、ある程度期間を設けて六十五歳以上方に送るということを今想定していますので、七十五歳以上方に送る時期が決まれば、おのずとといいますか、六十五歳以上方に送るタイミングも決まってくるというふうに考えております。 ◆菅沼つとむ 委員 そうすると、七十五歳以上も送るが分からない、六十五歳以上も分からない、そういうことね。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今時点で何日ということがなかなか申し上げにくい状況ですので、ただ、国が示している四月二十三日というが一つ目安になっていると思いますので、その前後で検討していきたいと思っております。 ◆菅沼つとむ 委員 集団接種会場で医師、看護師、民間事業者からという話があって、それで今、二十三区、三多摩も含めて全国的に医師、看護師が少ないよね。そうすると、民間事業者だと何万円という金額を、世田谷区がお願いしている民間事業者が金に糸目をつけないで何万円で引っ張ってきたときに、国補助金というはそれで幾らでも十十オーケーな。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 国ほうは、今回、自治体に負担をさせないように、国が全額負担するという方針を示しております。ただ、今時点で補助上限額というものは示されていて、九月末までに幾らというような形で示されている状況にはありますが、国からは全額自治体に負担させないような形で国が負担するということを言っておりますので、そこは区としても必要な経費は国ほうに請求というか、要求をしていきたいと思っております。 ◆菅沼つとむ 委員 今はワクチンが入らないので、七十五歳以上で様子を見ながらやると言っているんだけれども、国方針ですと、きちんと早く打っているところは早くワクチンをたくさんよこしますよということになってくると、世田谷区は二十三区で一番遅くなるという感じになる。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 例えば、四月二十六日は全自治体に一箱ずつ配るというふうに言っていまして、そこは全く人口に対する加算みたいな考え方がない状況になっています。仮にそういう状況が続くであると、おのずとそれはもう人口差によって世田谷区が遅れるということは、そういうやり方をしている以上は出ざるを得ないといいますか、そこは例えば感染者が多かったり、あるいは人口が多いところを優先してやっていただくというような供給考え方が示されないと、世田谷区としてはワクチンがない中で先に進めていくということはできませんので、そこは国に対しても、世田谷区に、人口多いところにはなるべく多く配分するようにといったようなことは機会を捉えて伝えていきたいと思っています。 ◆菅沼つとむ 委員 この説明書だと、十六歳以上は今ところないよという話だけれども、サンプルが今は少ないから、そういうことだろうと思うんですけれども、世界中にワクチンを打って、十六歳以上も打ったほうがいいねというと、多分打つようになると思うんですけれども、その辺も含めて考えておかなくちゃいけないというふうに思いますので、答えはないよね。 ◆桜井純子 委員 すみません、基礎疾患方についてちょっとお聞きしたいんですけれども、本人から申請により個別に把握して事前、早いタイミングに合わせて正式に送付というふうになっているんですけれども、この申請というものについてどうやって証明するかということ、あと、この送付するまでスケジュール感というはどんなふうに考えているんですか。一手間かかると思うんですが。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 まず、把握の方法ですけれども、国ほうがもともと自己申告で把握するということを示しておりまして、区としても、それ以上例えば医師診断書を提出してくださいとか、そういったことまでは行わない、国と同じような形で自己申告で確認ということになることを予定しています。  ただ、例えばその方が本当にその基礎疾患があるかどうかというは、疾患種類によっては外見的に分からないようなものもございますので、予診際に医師から、その点については確認するということを併せて周知することで、御本人、きちんと基礎疾患がある人に申請をしていただくということを予定しております。  また、スケジュールに関して申し上げますと、まず高齢者方が優先になりますので、高齢者接種がある程度終わったタイミングで、次タイミングとして基礎疾患ある方順位というが来ると思います。それが五月末なか六月なか、七月になるかちょっと分からないところがありますけれども、そのタイミングで例えば二十代、三十代若い方基礎疾患ある方申請を受け付けておいて、本来だったら年代別に送っていくので、二十代方は後ろほう順番になってしまうんですけれども、把握できた方については一番最初基礎疾患方等に送るタイミングで一緒に送りたいというふうに思っています。 ◆桜井純子 委員 ごめんなさい、よく分からなかったんですけれども、私が聞きたいは、申告をするはいつからスタートするかということが知りたい。ということは、告知をきちんとしていかないと、基礎疾患といっても、これがそうですというが決まっているわけではなくて、こういうは基礎疾患ですよというがいろいろと種類によって示されていくと思うんですね。  なので、自分がそれに当たるかどうかということが分かるようにしていかなくてはならないと思うんですけれども、それは自己申告を求めるので全区民向けになってしまうわけですよね。基礎疾患ある方というは、かなり本当に年齢を問わずで外出を控えていたりとか、不安な思いをして生活していらっしゃる方が多くて、自分が優先的に受けられるということに対しては期待を持っている方もいらっしゃると思うんですけれども、そのスケジュール感が分かれば教えていただきたいんですが。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 まず、基礎疾患種類に関しては、国ほうから種類が示されておりまして、それに該当するかどうかでまず判断をしていただきます。  あと、区民方へ周知についてなんですけれども、三月十五日号「区おしらせ」で、このあたりについては今告知をする準備をしています。それから、医師会さんなど協力もいただきながら、地域医療機関だったり、あるいは区内病院だったりに区ほうから周知ポスターなどを貼って、それを例えば医師方からお話しいただいたりとか、そういった形でなるべく多く方に申請いただきたいというようなことを考えております。 ◆桜井純子 委員 ごめんなさい、その申請はいつからスタートするんですか。それだけ教えてください。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 基本的には三月十五日「区おしらせ」からになるというふうに考えています。その時点で区ほう電子申請ですとか、あるいはコールセンターほうへ御連絡をいただければ、そこから受け付けることができるというように今準備を進めています。 ◆宍戸三郎 委員 すみません、二月十日からコールセンターが開設されていると思うんですけれども、この半月、二月まで中で何件ぐらいコールセンターへ問合せがあったかというと、あと内容。あと、その間、コールセンターではなくて区ほうに、そういうことに関して連絡がなかったかどうか。そのことについてお聞きしたいんですけれども。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 コールセンターについては、二月十日から開始しまして、二十八日まで合計になりますけれども、応答数としては今、合計で二百七十二件お問合せをいただいています。出足は少なかったんですけれども、二月十五日号「区おしらせ」でコールセンター記事を載せた翌日には、一日六十六件など件数が伸びているという状況になっております。  応答数中で一番多いが制度全般お問合せをいただいていまして、おおむね半分百三十五件が制度全般お問合わせになっています。それから、接種券に関するお問合せが六十九件ということで、おおむねその二つが多いという状況になっています。  また、区ほうへ問合せなんですけれども、細かい数字は今手元にはないんですが、毎日何件ぐらい問合わせがあったかというをカウントしていまして、おおむね二十件弱ぐらいお問合せ、それは区民からお問合せもあれば、例えば業者方から、こういうサービスが使えますとか、そういった売り込み等もあるんですけれども、関連するものとして二十件弱ぐらいお問合せをいただいている状況になっています。 ◆宍戸三郎 委員 せっかくコールセンターが開設されているので、これから回線数も増えるんでしょうから、これが区ほうに来ちゃって、多少ことはしようがないと思うんですけれども、やっぱり業務が多くなる中で、その負担を減らすようにしていただきたいというが一つ要望。  あともう一つは、七十五歳以上でも、今、数を数えたら十万人ぐらいいるんじゃないかなというふうに予測されるんですけれども、その中で四月最初ところ、七十五歳以上中で、その十万人中からさらに優先順位みたいなは、区でも、さっき高齢者施設とかとありましたけれども、そのほかに優先順位とかは設けるか設けないか、もし設けるであれば、それはどういう基準なか教えていただきたいんですが。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 現時点で、例えばさらに年齢を細かく八十五歳以上とか九十五歳以上かというところまではまだ今想定はしておりません。接種券を発送すると少し関係もあるんですけれども、細かく分ければ分けるほど、接種券引き抜きとか、どうしても実務的な面もありまして、なかなか細かく臨機応変に対応することが難しいというものがあるは実情でございます。なので、区ほうに届いたワクチンをいかに有効に活用するかという観点で、四月に届く少ない分ですけれども、それを有効に活用していくような方向で検討していきたいと思っています。 ◆宍戸三郎 委員 もう一回、最後聞こえなかったので。 ○高久則男 委員長 もう一度最後ところを申し述べていただいていいですか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 区ほうで届くワクチンをいかに有効に活用していくかという観点で、年代優先というわけではないんですけれども、有効活用ということを考えていきたいと思っています。 ◆高橋昭彦 委員 結局は十五日に出す「区おしらせ」ワクチン特集号じゃないと明確になっていかないということなんだよね。今日時点では、十五日までにもう少しまとめるから待ってよという話なわけだよね。今日委員会では、久末さんね。 ◎久末 住民接種担当部長 十五日お知らせは、印刷スケジュールもあるんですけれども、ほぼ状況としては、内容は今とはほとんど変わらないと思っております。なので、いつからスタートできるとかというはなくて、区ワクチンに対する考え方ですとか、こういう副反応がありますよとか、そういう一般的なお知らせをするしかないと思っております。  広報というは、何種類か「区おしらせ」だったり掲示板だったり、先ほどお話があったツイッターだったり、ホームページだったり、いろんな方法があるんですけれども、やはり迅速に伝えられるものと長い目で見て基本的な考え方情報を出したほうがいいものとか、いろいろ使い分けをこれからしていかなきゃいけないと思っておりまして、その中で区民方に適切に情報をお伝えしていきたいと思っています。十五日は、これから何かが変わって大きく情報が変わるというは、今は想定できないというふうに正直思っています。 ◆高橋昭彦 委員 そうですか。これはなかなか難しいね。では、十五日お知らせでは、接種券がいつぐらいになりますよということも明確にはできないということだよね。そうすると、じゃ、いつからな、いつからなということがやっぱり区民最大値になってきちゃうと思うんだけれども、大体目安みたいなものはここには入れ込むかな、どうなんだろう。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今、部長から申し上げたとおり、十五日号については、原稿締切りと関係もありまして、全体像を示すことはちょっと難しいと思っております。ただ、先ほどほか委員からも御指摘がありましたけれども、なるべく即時性あるホームページだったり、あるいはツイッターようなものを活用しながら、随時決まったことをどんどん区民皆さんに周知していくというふうな形で対応を図りたいと思っております。 ◆高橋昭彦 委員 この中に接種券と予診票と書いてあるんだけれども、予診票というはあらかじめみんな自宅で書いていくんだろうね。大体どういった質問というか、予診になっていく。それはもう決められている。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 予診票については、国ほうからもう様式が示されておりまして、十三項目ぐらいあるんですけれども、例えばコロナワクチン接種を初めて受けますかですとか、効果や副反応について理解をしましたかですとか、あるいは接種順位上位となる医療従事者だとか高齢者施設従事者に該当しますかですとか、あとは現在何らかの病気にかかっていますかですとか、また、かかりつけ医師に今日予防接種を受けてよいと言われましたかですとか、そういった項目を確認する内容となっております。 ◆高橋昭彦 委員 これを受けるのに、かかりつけお医者さんに一応聞かなきゃいけないということですか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 予診票に書いてある内容で、現在何らかの病気にかかって治療を受けていますかというような質問がありまして、その中に例えば心臓病ですとか腎臓病といった病名があるんですけれども、そういった病気にチェックが入った人については、その病気を診てもらっている医師に今日予防接種を受けてよいと言われましたかというような確認項目がありますので、全て方がかかりつけ医に確認をしてからというものではなく、特定病気については確認してくださいという内容になっております。 ◆江口じゅん子 委員 一ページ目ところに二月二十六日河野大臣発言要旨があるんですけれども、つまり、EU承認が前提という条件付で見通しが示されていますけれども、これは何でEU承認が必要なんですか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 EUほうで今回ワクチンが輸出規制といいますか、そういったもの対象になっておりまして、ワクチンをEU外に出すためには、EU承認というが必要になっているということになっております。このため、この承認がなければ、EUから外に出すことができないというようなことに今なっておりますので、これが前提となるということになっております。 ◆江口じゅん子 委員 ワクチン自身が先進国でも奪い合いになっていますし、国連などは先進国が独占して発展途上国へ供給というが問題だということも指摘していますけれども、そういった国際情勢とか、様々な理由でワクチン供給状況が見えないし、少ないし、その日にならないと分からないということなかなというふうに理解しました。  ただ、これまでやり取りでも、やはり情報が少ないとか、供給状況がその日にならないと分からないということで区民混乱というは絶対に避ける必要があるので、やはり区としても正確な情報をいち早く出していただきたいということを国に対して、世田谷区のみならず、二十三区区長会や東京都などを通じてもきちっと求めていただきたいと思います。  あと、お伺いしたいが一ページ目(2)三段落目で都が五日から十九日ワクチンについて、区市町村選定を行う予定というふうにあるんですけれども、これは誰が行うんですかというと、やはりこういったことというは公正で公開して明らかにする中で選定作業というが必要だと思うんですね。  例えば、東京都で選定委員会とか、そういった組織があるかというと、あと、この選定いかんでは、世田谷区が五日から十九日週でワクチンが来ないという状況もあり得るんですか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 今回ワクチン全体枠組み中で、東京都、都道府県に配分された、供給されたワクチンを都道府県が市区町村に割り振るというが役割分担となっています。現時点で、東京都でそういった選定委員会があるということは聞いておりませんので、恐らくそういった選定委員会ようなものがあるとは聞いてはいない状況になっています。なので、都ほうで、どういう基準かは、すみません、示されてもいないんですけれども、各自治体ごと割り振りを決めた形で、供給数はどこが幾つになるというが示されることになると思います。 ◆江口じゅん子 委員 基準なども示されていないということですけれども、例えば世田谷区にはこれしか来ないで、お隣品川区はこれだけ来たというは、やはり都民というか、国民感情として、ちょっとそれってどうなとか、不公平なんじゃないとか、様々な憶測を呼ぶことになると思うんですよね。こういったことに対する問合せは当然世田谷区に入ることだと思うので、そういった選定内容とか基準とか、それは明らかにしていただきたいということは区として求めていただきたいなと要望します。  また、先ほど中塚委員が介護従事者接種必要性というが高いというお話もされていて、私も、そういった要望を受けています。区独自で優先順位を検討するということなので、ぜひそれは進めていただきたいと思うんですけれども、一方で、こういったことも、じゃ、障害施設は外れていいかとか、いろんな各分野間で不公平感とか、そういったことを呼ぶようなことにもなりかねないと思うので、やはりこういったことも公開と公平性というをきちんと担保して進めていただきたいなと要望したいと思います。 ◆高岡じゅん子 委員 十五日に出る予定これを見て、このままだとすごくワクチンコールに問合せが殺到するなと思ったので、まずは皆様ところに接種券が四月以降届きます、それから接種会場を探してもらわないといけないと思うんですけれども、それが書いていないので、すごくみんなはワクチンを早く打ちたいので、これが届いたら接種会場を探す電話をこの下ワクチンコールにたくさん方がかけてしまうと思うんです。これを見ると始まります、接種会場をまず自分で選んで探してくださいというふうに見えるので、接種券が来たらこれをやってくださいというがはっきり見えないと、これだけ見るとちょっと混乱するかなとすごく思いました。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 こちら別紙3、こちら説明も足らなくて申し訳なかったんですが、別紙3については接種券を送る際に、その接種券封筒に同封して区民皆様にお送りするというものになっております。三月十五日は「区おしらせ」に、区接種考え方ですとか、QAですとか、そういった必要な情報を載せる予定になっておりますので、こちら別紙3については、今回、参考でおつけはしているんですけれども、接種券に同封して送るというものになってございます。 ◆高岡じゅん子 委員 ほっとしました。十五日号見本なかと思ったので、さっき説明を聞いたら、これが十五日号ように聞こえたので、これを見たら、接種券が来る前にみんなが電話をしちゃうなと思いました。  あと、やはり私も一番最初接種立ち上がりところが大変な大混乱になることがすごく不安です。一箱とか二箱とか決まった箱数しか届かない中で、一気に十九接種会場を立ち上げるということが本当に可能なか。ただ、やはり区民公平感というもありますので、一つとか二つ限られた会場だけでずっとやっていると、やはり行きにくい、行きやすいというが大変あるので、そこに関して皆さんはどう考えていらっしゃるかということが一つ。  この前一般質問か、とにかく議会で質問で、一人三分というふうに一応国が言ったので、それを想定しているというふうに御答弁があったと思うんですが、何か所かでリハーサルをやった結果、その時間では接種がしきれないというところが圧倒的に多かったと思うんですけれども、世田谷区場合、物すごくたくさん人数を接種していくに当たって、もう少し現実的な数字を考えるべきじゃないかと思うんですが、その二点について質問いたします。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 まず、予約に関してなんですけれども、今一箱、二箱段階では、集団接種会場を全部オープンにして予約をするというはかえって混乱を招くと思いますし、そもそもワクチンが足りなくて、そこまで会場設営もできませんので、ある程度ワクチン量が安定的かつ継続的に来るという見通しが立ってから、集団接種会場というものは運営していくことになるかなというふうに考えております。  それから、三分で一人という接種まで時間ですけれども、こちらも実際にやってみないと分からない部分はあるとは思うんですけれども、まず先に区ほうでも医療従事者接種でうめとぴあと二子玉川庁舎ほうで医療従事者接種も行いますので、その辺実例も見ながら、改めて適正な時間ですとか、そういったものは検討していきたいと思っております。 ◆高岡じゅん子 委員 そうしますと、立ち上げるときには十九会場一気に立ち上げるということが前提で、例えば二十ロットとか、そういうふうに確保できるまでは、逆に例えば巡回接種とか、小ロットでも効率的に接種できるところから先にやるとか、そういうことを考えていらっしゃるという感じなんでしょうか。 ◎寺西 住民接種調整担当課長 集団接種会場については、一度に十九会場という形ほどワクチンが一気に来るということはあまり今は想定しておりませんで、恐らく何会場かずつ開けていくことになるんだと思います。そういう意味では、どこ会場から開けていくかとか、そういったことはあらかじめ整理をしていく必要があると思っております。ワクチンがどうしても少ない状態では、集団接種会場もなかなか運営が難しい。そういうときについては、例えば施設で打つかとか、あるいはほかやり方があるかということは早急に検討が必要だというふうに思っております。 ◆大庭正明 委員 行政というは、予定とか、そういう計画的な行政で今までやってきたけれども、これはいわゆる予定とか見合いというか、想定ができないような行政がどちらかというと不得意な分野なので、課長は国が言ったとおりことを言うが仕事かもしれないけれども、それはやめたほうがいいと思う。不確実性があまりにも多過ぎて、一旦国がAだと言っているからAだと言っちゃうと、みんなAだと思っちゃうわけですよ。途端に国がAじゃない、Bにしましたなんていうと、またそれに付き合っちゃって、世田谷区言っていることが違うという話になって、ポイントは箱ですよ。箱数を見て、それで発言したほうが僕はいいと思う。世田谷区に来る、要するに供給量、箱ですよ。箱がちゃんと幾つ来るかということが確定して確実になった段階で、ある程度物事を言うというふうにしないと、ヨーロッパだって、これはEUだって、自国ところが足りないわけですから、そう簡単に契約上やっているからといったっていつから来るか分かりませんよ。  だから、課長という立場だから、そういう立場だから、国から示されたことを言うが仕事かもしれないけれども、事ここに至っては、そんなことを言っていると本当に大混乱を来すわけだから、箱数を確認してから物事を言うようにしたほうが僕はいいと思う。  それでもう一点ちょっと確認したいんですけれども、これは久末部長が誰に打つかということ最終責任者であるということでいい。それを決めないと、一体誰がこれを決めたんだと、絶対不公平感というは避けられないと思うんですよ。数が少ないわけですから、何であっちが先で、こっちが後なんだという論は、それは絶対に起きますよ。それ非難を乗り越えながらも、合理的にやっていくというやり方でやっていかないと、そこでストップしちゃうわけですよ。  だから、その意味で責任者は誰なかということで、その人判断でやっていると。そういうことをやらないと、みんなで合意形成しているわけじゃないから、瞬時にこれは時間的なタイミングがあるわけですよ。よし、ここはとここで優先的にこの場はやってしまおうと。腐っちゃうというか、使えなくなるんだったら、廃棄になるんだったらこっちでいこうとか、優先的に北から始めていっちゃおうとか、南から始めるとか東から始めるとかというはあるでしょう。例えば、二子玉川とうめとぴあ、ここを中心にだんだん拡大していこうとかというふうになることだってあるわけですよね。そういう決断をしていかないと、どんどん前に進まないと思うんですよ。我々議会は、もうその人に託すということだろうと思うんですけれども、久末部長でいい。 ◎久末 住民接種担当部長 新型コロナ本部会議が区中でございまして、区長が本部長中で立ち上げておりますので、私たちがこのワクチン数が今回何箱来るので、どのぐらい人に打てますので、こういう方に先行で接種したいという御提案はいたしますけれども、決定はその本部中で決定をして進めていく段取りになっております。 ◎中村 副区長 そのとおり新型コロナウイルス感染症対策本部という中にワクチン部会を設けていますので、意思決定というところは最終的には区長判断を求めていきます。ただ、実務的なマネジメントは領域担当副区長私が責任を持っていきたいと思います。 ◆大庭正明 委員 区長だと、ちょっと何かいろんなことを言い過ぎたりなんかしているし、すぐ国せいにしたり何だかんだ言って責任転嫁言い訳上手な人だから、それで区民が納得するならいいけれども、逆に炎上するようなことを言いかねないような感じがするんだよね。その辺、周りは大丈夫。いろいろこれは不公平感があるし、逆に言うと、物がないというので総体的に貴重品だからね。だから、そういうもの奪い合いみたいな形になっちゃうと、いろいろな不公平感だとか、そういうは必ず生まれると思うんだけれども、僕はちょっとその辺、心配ですね。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、(6)その他ですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 以上で報告事項聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、3資料配付ですが、レジュメに記載資料が席上に配付されておりますので、後ほど御覧ください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、4請願継続審査についてお諮りいたします。  令元・九号「保育園入園選考における男性育休取得者、並びに自営業者に対する取扱いについて陳情」外四件を閉会中継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、5閉会中特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 社会福祉について
    2. 保健衛生について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 次に、6協議事項に入ります。  まず(1)参考人出席要請について協議します。お手元資料を御覧ください。  これまで間、理事者とともに協議し、四月二十六日月曜日午後一時から、また、5その他に記載あるとおり、各団体において人事異動があった場合は、その職責にある者を参考人として出席要請することとし、資料とおり参考人招致を行うことと整理させていただきました。資料案とおり参考人出席を求めることでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは、そのように決定します。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 (2)次回委員会開催についてですが、次回委員会は、年間予定表にある四月二十三日金曜日正午から開催としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○高久則男 委員長 それでは、次回委員会は四月二十三日金曜日正午から開催することに決定いたしました。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○高久則男 委員長 そのほか何かございますか。 ◆大庭正明 委員 多分四月は二十三日に二常任があるわけですよね。そのときでも聞けるけれども、二十六日にも接種状況は一言か二言か聞きたいよね。二十三日次第だけれども、二十三日に順調にいっていれば、いきますよということであればいいけれども、まだ分からないというんだったら、じゃ、二十六日はどうなというも、もし聞けたら聞きたいと思うんですが、コロナに関して、接種状況について。三日間ぐらいしか違わないけれども、週末と週明けだから、ちょっと状況が変わっているかなと思って、そうすると、次は五月だよね。五月中旬ぐらいになっちゃうから、そうすると、また一か月ぐらいずれちゃうから、もし聞けたら聞きたいなと。状況に変化があればね。状況変化が二十三日以降なければいいけれども。 ○高久則男 委員長 その辺、理事者都合もあるので協議させていただきたいと思います。  以上で本日福祉保健常任委員会を散会いたします。     午後三時二十八分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   福祉保健常任委員会    委員長...