世田谷区議会 2021-03-01
令和 3年 3月 企画総務常任委員会-03月01日-01号
令和 3年 3月
企画総務常任委員会-03月01日-01号令和 3年 3月
企画総務常任委員会
世田谷区
議会企画総務常任委員会会議録第三号
令和三年三月一日(月曜日)
場 所 大会議室
出席委員(十名)
委員長 加藤たいき
副委員長 羽田圭二
おぎのけんじ
山口ひろひさ
河村みどり
津上仁志
桃野芳文
つるみけんご
そのべせいや
青空こうじ
事務局職員
議事担当係長 岡本俊彦
調査係主任 阿閉孝一郎
出席説明員
副区長 宮崎健二
次の
玉川地域区民施設改修につきましても、工事の前倒しによる
瀬田地区会館エレベーター改修等に係る経費を計上しております。
次の
烏山地域区民施設改修につきましては、
区民会館ホール扉の改修工事におきまして、工事の先送りに伴い事業費を減額するものでございます。
その下の防災対策費でございますが、
災害対策基金積立金につきましては、寄附金及び運用利子の積立てでございます。
一一〇ページをお開きください。健康村費の区民健康村施設整備につきましては、工事の前倒しによる
富士山ビレジ温泉ポンプ交換工事等の経費を計上しております。
次の区民健康村維持運営につきましては、コロナの影響による指定管理料の増でございまして、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
その下の文化・国際費でございますが、
文化振興基金積立金につきましては運用利子を、
国際平和交流基金積立金につきましては寄附金及び運用利子をそれぞれ積み立てるものでございます。
その下の文化施設費でございますが、
文化生活情報センター維持管理につきましては、コロナの影響による指定管理料の増に係る
地方創生臨時交付金の財源更正でございます。
その下の
スポーツ振興費でございますが、
総合運動場維持運営と二つ下の
千歳温水プール維持運営につきましては、コロナの影響による指定管理料の増に係る
地方創生臨時交付金の財源更正でございます。
二番目の
総合運動場施設整備工事につきましては、昨年の台風被害に伴う
多摩川二子橋公園等の復旧工事費の確定等による減額でございます。
二つ下、大蔵第二
運動公園運動施設整備工事につきましては、ゴルフ練習場人工芝貼り替え工事等の先送りによる減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の
スポーツ施設改修工事につきましては、工事の前倒しによる千歳温水プール非
常用自家発電設備の蓄電池交換に係る経費を計上しております。
次の二〇二〇年
東京オリンピック・
パラリンピック気運醸成につきましては、イベント等の中止に伴う減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の
スポーツ推進基金積立金につきましては、運用利子の積立てでございます。
その下の生涯現役推進費でございますが、
老人休養ホームふじみ荘運営から
ひだまり友遊会館運営までの三つの事業につきましては、コロナの影響による指定管理料の増に係る
地方創生臨時交付金の財源更正でございます。
一一二ページをお開きください。生涯
現役施設整備工事につきましては、工事の前倒しによる
ひだまり友遊会館中長期改修工事に係る経費を計上しております。
一一四ページをお開きください。民生費でございます。社会福祉費の
社会福祉総務費でございますが、
地域保健福祉等推進基金積立金につきましては、寄附金及び運用利子の積立てでございます。
次の
障害者グループホーム整備助成から
ケアハウス整備促進等事業までの三つの事業につきましては、整備の進捗状況等により減額を行うものでございまして、財源も併せて減額をしております。
その下の
介護事業会計繰出金、
国民健康保険事業会計繰出金、
後期高齢者医療会計繰出金につきましては、それぞれの特別会計における補正予算の計上に伴いまして、減額または増額としてございます。
特別会計につきましては後ほど御説明をさせていただきます。
一一六ページをお開きください。介護人材確保・
定着支援事業につきましては、介護施設等における
ICT機器活用促進事業に係る経費を計上しておりまして、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
その下の
障害者福祉費でございますが、
障害児入所給付費につきましては、支払実績の減に伴う減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の
自立支援医療につきましては、医療扶助費の増による増額でございまして、財源の一部に国庫支出金及び都支出金を計上しております。
その下の
障害者施設費でございますが、
障害者施設改修につきましては、工事の前倒しによる
岡本福祉作業ホームの
エレベーター更新等に係る経費を計上しております。
一一八ページをお開きください。児童福祉費の
児童福祉総務費でございますが、
保育運営事業につきましては、都への償還金を計上するものでございます。
次の
認証保育所事業につきましては、運営費補助の減額及び臨時休園等に伴う保護者に対する補助金等を計上しておりまして、財源の国庫支出金、都支出金につきましては、各事業費に合わせて増減しているものでございます。
次の
保育料負担軽減補助につきましては、対象者の減に伴う減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の単独施設型一時保育事業につきましては、
新型コロナウイルス感染症の
防止対策支援に係る経費でございまして、財源の一部に国庫支出金及び都支出金を計上しております。
次の
子育て支援事業につきましては、
保育士等住宅確保支援事業の対象者数の減による減額及び
認証保育所等の
感染症防止対策支援に係る経費等を計上しておりまして、財源の国庫支出金、都支出金につきましては、各事業費に合わせて増減しているものでございます。
次の
セーフティネットの整備につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の
在宅子育て支援及び二つ下の
子育てステーション事業から
養育困難家庭等ホームヘルパー派遣までの六つの事業につきましては、各
子育て支援施設等の
感染症防止対策支援に係る経費を計上しておりまして、財源として国庫支出金及び都支出金を計上しております。
次の
子ども基金積立金につきましては、運用利子の積立てでございます。
一二〇ページをお開きください。子どもの人権擁護の推進につきましては、都支出金の償還金を計上するものでございます。
次の子どもを育む地域活動の支援につきましては、
ファミリーサポートセンター事業の
感染症防止対策支援に係る経費を計上しておりまして、財源として国庫支出金及び都支出金を計上しております。
次の
認可外保育施設新
制度移行支援につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の児童養護施設退
所者等奨学基金積立金につきましては、寄附金及び運用利子の積立てでございます。
次の
ひとり親世帯臨時特別給付金支給及びその下の
ひとり親世帯臨時特別給付金支給事務につきましては、国の予備費を活用した再給付に係る経費を計上しておりまして、財源は
全額国庫支出金を計上しております。
その下の児童措置費でございますが、
私立母子生活支援施設への保護委託につきましては、
感染症防止対策支援に係る経費を計上しておりまして、財源の一部に国庫支出金を計上しております。
次の
私立保育園運営につきましては、各種補助金の減等により事業費を減額するものでございます。財源につきましては、まず、その他が保育園の休園に伴う保育料の減免等による減額、国庫支出金が保育料減免の補填等による増額、都支出金が補助金の減額等に伴う減額となってございます。
次の
子ども医療費助成につきましては、診療件数の減による減額をするものでございます。
次の
児童扶養手当等支給につきましては、国への償還金を計上しております。
次の
認定こども園運営とその下の
特定地域型保育事業につきましては、補助金の減額や
感染症防止対策に係る経費等を計上しておりまして、財源の国庫支出金、都支出金につきましては、各事業費に合わせて増減をしているものでございます。
その下の保育所費でございますが、
区立保育園運営につきましては、保育園の休園に伴う給食材料費の減額や
感染症防止対策に係る経費等を計上しておりまして、財源の国庫支出金は感染症対策による増額、その他は保育料の減免等による減額でございます。
一二二ページをお開きください。児童育成費の児童館運営につきましては、
感染症防止対策に係る経費等を計上しておりまして、財源の一部に国庫支出金、都支出金を計上しております。
次の
学童クラブ運営につきましては、利用者の減による賄い費の減額でございます。
次の
児童館キャンプにつきましては、キャンプの中止による減額でございまして、財源のその他はキャンプの参加費の減額でございます。
その下の
保育児童施設費でございますが、
保育施設整備につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源につきましては国庫支出金、都支出金は整備進捗に合わせた増減を反映しておりまして、その他は
整備費補助金の返還金でございます。
その下の
児童相談所費でございますが、
児童相談所運営と一時保護者運営につきましては、
感染症防止対策に係る経費を計上しておりまして、財源の一部に国庫支出金を計上しております。
次の
児童福祉施設等への措置費支弁につきましては、補助金の減額及び事務費の増額をしておりまして、財源として事務費の一部に国庫支出金を計上しております。
次の家庭養育の推進につきましては、
里親支援業務委託等の減額でございます。
次の
児童養護施設等の
体制強化事業につきましては、
児童養護施設等の相互利用に係る都への負担金の減額及び
感染症防止対策支援に係る経費を計上しておりまして、財源として、
感染症防止対策支援の一部に国庫支出金を計上しております。
一二四ページをお開きください。生活保護費の扶助費でございますが、生活保護法に基づく保護費につきましては、国庫支出金の償還金でございます。
一二六ページをお開きください。環境費でございます。清掃費の
廃棄物対策費でございますが、ごみ収集作業につきましては、
粗大ごみ収集経費等の増額でございまして、特定財源のその他は
リサイクル資源の売払い金を計上しております。
その下の省資源対策費でございますが、
資源分別回収事業につきましては、段ボールの回収経費等について、次の
ペットボトル回収事業につきましては
中間処理経費を増額するものでございます。
次の
リサイクル施設維持運営につきましては、
資源循環センター「リセタ」の委託料を増額するものでございます。
一二八ページをお開きください。衛生費でございます。衛生管理費の衛生総務費でございますが、
地域医療整備につきましては、国の通知に基づき、
PCR行政検査分及び
スクリーニング検査の実施等の財源更正を行っております。また、事業費の補正といたしまして、
医療機関支援に係る事業費を増額しておりまして、こちらにつきましては、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
次の
感染症対策事業につきましては、今後のさらなる感染症対策に備えた経費を計上しておりまして、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
その下の
保健センター費でございますが、
保健センター維持運営につきましては、事業費の確定による減額でございます。
一三〇ページをお開きください。公衆衛生費の
成人病予防費でございますが、がん検診につきましては、検診者数の減等による減額でございます。
その下の母子保健費でございますが、
母子保健知識等の普及と啓発及び次の乳児期家庭(新生児)訪問事業につきましては、国及び都への償還金でございます。
次の
小児慢性特定疾病医療費給付につきましては、給付対象者の増による増額でございまして、財源の一部に国庫支出金を計上しております。
その下の
感染症予防費でございますが、感染症対策につきましては、風疹抗体検査、予防接種の減額や勧告入院による
医療費公費負担分の増額等に係る経費を計上しておりまして、財源の国庫支出金、都支出金につきましては、各事業費に合わせて増減しているものでございます。
次の
高齢者インフルエンザ予防接種につきましては、接種対象者の増による増額でございまして、財源の一部に都支出金及び
受託事業収入を計上しております。
一三二ページをお開きください。産業経済費でございます。商工費の商工振興費でございますが、世田谷区産業振興公社運営助成につきましては、総合経営相談に係る補助金を計上しておりまして、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
次の雇用促進事業につきましては、事業実施内容の見直しによる減額でございます。
一三四ページをお開きください。農業費の農業総務費ですが、花卉・そ菜展につきましては、事業中止による減額でございます。
一三六ページをお開きください。土木費でございます。道路橋梁費の道路橋梁総務費でございますが、地籍調査事業につきましては、測量費の減による減額でございます。
その下の道路新設改良費でございますが、無電柱化整備につきましては、工事の前倒しによる無電柱化整備工事費を計上しておりまして、財源の一部に国庫支出金及び都支出金を計上しております。
次の地先道路用地取得から主要生活道路用地取得までの三つの事業につきましては、道路用地取得費の増額でございまして、財源の一部に国庫支出金、都支出金及び都市整備基金からの繰入金を計上しております。
一三八ページをお開きください。河川費の河川総務費でございますが、水防対策につきましては、土のうステーションの増設に係る経費を計上しております。
次の河川・水路維持管理につきましては、工事の前倒しによる谷沢川雨水幹線貯留施設整備の修繕工事費を計上しております。
一四〇ページをお開きください。公園費の公園新設改良費でございますが、公園新設及び大規模公園改修につきましては、事業進捗等による減額でございます。
その下の緑化推進費でございますが、みどりのトラスト基金積立金につきましては、運用利子の積立てでございます。
一四二ページをお開きください。建築費の建築行政費でございますが、建築物耐震診断・補強工事につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
その下の住宅費でございますが、公的住宅改修工事につきましては、工事の前倒しによる深沢四丁目アパート
エレベーター更新等の経費を計上しておりまして、財源の一部に国庫支出金を計上しております。
次の住宅施策の計画につきましては、事業見直しによる減額でございます。
次の民間住宅管理保全等の支援につきましては、
空き家等地域貢献活用助成の件数減による減額でございます。
次の住宅基金積立金につきましては、運用利子の積立てでございます。
一四四ページをお開きください。都市計画費の都市計画総務費でございますが、土地利用計画事務と、二つ下の鉄道駅ホームドア整備の促進につきましては、事業進捗による減額、二番目の地区計画策定と、二つ下、明大前駅周辺地区街づくりの推進につきましては、事業見直しによる減額でございます。
その下の市街地開発費でございますが、都市整備基金積立金につきましては、運用利子及び国からの譲与財産売払い相当額の積立てでございます。
次の木造住宅密集地域の解消につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の三軒茶屋駅周辺地区市街地再開発につきましては、事業見直しによる減額でございます。
一四六ページをお開きください。教育費でございます。教育総務費の事務局費ですが、校務用電算機システム開発及び運用につきましては、校務用パソコンリプレース経費等の確定による減額でございます。
次の教育用電算機システム運用につきましては、まず、GIGAスクール構想に基づくICT環境の整備経費について、
地方創生臨時交付金との財源更正を行っております。あわせて、タブレット型情報端末等のサービスデスク導入に係る経費を計上しておりまして、財源は
全額地方創生臨時交付金でございます。
一四八ページをお開きください。教育指導費の小中学校連合行事でございますが、行事の中止による減額でございます。
次の教材開発につきましては、デジタル教科書等の導入に係る経費でございまして、財源は
全額地方創生臨時交付金を計上しております。
次の教育研究校運営につきましては、事業進捗による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
次の外国人英語教育指導補助員派遣から、三つ下の新・才能の芽を育てる体験学習までの四つの事業につきましても、事業進捗等による減額でございます。
次の世田谷遊びと学びの教育基金積立金につきましては、運用利子の積立てでございます。
その下の教育振興費でございますが、私立幼稚園就園奨励につきましては、支給対象児童数の減による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
その下の教育センター費でございますが、天文・郷土・科学学習の推進につきましては、プラネタリウム機器の交換等に係る経費を計上しております。
次の新教育センター整備につきましては、事業費の確定に伴う減額でございます。
一五〇ページをお開きください。小学校費の学校管理費でございますが、小学校維持管理につきましては、体育館空調設備リース料の確定に伴う減額でございます。
その下の教育振興費でございますが、要保護・準要保護児童に対する扶助につきましては、認定者数の増等による増額でございます。
その下の学校施設充実費でございますが、小学校施設改修工事につきましては、工事の前倒しによる八幡山小学校給食室の空調設備設置工事費でございまして、財源は全額義務教育施設整備基金からの繰入金を計上しております。
その下の学校施設建設費でございますが、小学校改築工事につきましては、事業費の確定などによる減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
一五二ページをお開きください。中学校費の学校管理費でございますが、中学校維持管理につきましては、体育館空調設備リース料の確定に伴う減額でございます。
その下の学校施設充実費でございますが、中学校施設改修工事につきましては、事業費の確定による減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
その下の学校施設建設費でございますが、義務教育施設整備基金積立金につきましては、寄附金及び運用利子の積立てでございます。
次の中学校改築工事とその下の中学校改築事務につきましては、事業費の確定などによる減額でございまして、財源も併せて減額をしております。
一五四ページをお開きください。校外施設費でございますが、河口湖林間学園改修工事につきましては、工事の前倒しによる内部改修工事等の経費を計上しております。
次の河口湖林間学園維持管理とその下の移動教室及び夏・冬季施設の実施につきましては、移動教室の中止等による減額でございます。
一五六ページをお開きください。社会教育費の社会教育総務費でございますが、放課後の遊び場対策(BOP)につきましては、新BOPの利用料収入の減と、利用料減免に対する国庫支出金、都支出金及び一般財源の財源更正でございます。
次の小・中学校施設開放につきましては、工事の前倒しによる玉川中学校のテニスコート改修工事費を計上しております。
その下の社会教育活動費でございますが、青少年教育から二つ下の家庭教育の支援までの三つの事業につきましては、事業進捗による減額でございます。
その下の文化財費でございますが、民家園維持運営につきましては、工事の前倒しによる次大夫堀公園民家園の旧安藤家住宅修繕工事に係る経費を計上しております。
一五八ページをお開きください。こちらは職員費でございます。それぞれ特別区人事委員会勧告を踏まえた期末手当支給月数の引下げによる減額を行うものでございます。
一六〇ページをお開きください。諸支出金の財政積立金でございますが、財政調整基金積立金及び減債基金積立につきましては、運用利子等の積立てを行うものでございます。
一六四ページからは、給与費明細を添付してございます。先ほどの職員費における補正と連動する内容となってございますので、後ほどお目通しいただければと思います。
一七六ページをお開きください。
繰越明許費補正調書でございます。
私立幼稚園指導助成ほか、六十五の予算事業につきまして、公共工事の前倒しや、それぞれ事業の進捗などに伴いまして予算を令和三年度に繰り越すものでございます。
一八八ページをお開きください。
債務負担行為補正調書でございます。
1の変更といたしまして、瀬田小学校プール解体工事の時期の延伸に伴い、
債務負担行為を取り消すものでございます。
一九二ページをお開きください。特別区債の現在高調書でございます。今般の補正における特別区債の減額を反映した内容を記載してございます。
以上が一般会計でございます。
次に、特別会計でございます。二〇〇ページをお開きください。国民健康保険事業会計の
歳入歳出補正予算事項別明細書(第二次)でございます。特別会計につきましては、以降、この事項別明細書に基づきまして御説明をさせていただきます。
なお、特別会計の補正は全て第二次補正となってございます。
初めに、下の表、歳出でございますが、職員費につきましては給与等の改定に伴う減額、諸支出金は保険給付費交付金の返還額確定に伴う償還金の減額でございます。
次に、上の表歳入でございますが、国民健康保険料につきましては、保険料減免等に伴う減額、国庫、都支出金は、保険料減免に対する財政支援、繰入金は保険料減免等に連動した増額、諸収入は都から納付金の返還金を計上しております。
次に、二四四ページをお開きください。後期高齢者医療会計でございます。初めに、下の表、歳出でございますが、分担金及び負担金につきましては、広域連合への負担金の増、職員費は給与等の改定に伴う減額でございます。
次に、上の表、歳入でございます。まず、二行目の諸収入でございますが、広域連合からの返還金を計上しておりまして、一行目の繰入金につきましては、今般の補正の収支状況により、増額を行うものでございます。
二七四ページをお開きください。介護保険事業会計でございます。
初めに、下の表、歳出でございますが、総務費と保険給付費、それから一番下の地域支援事業費につきましては、事業の休止や実績に伴う事業費の減額、三番目の基金積立金は、介護給付費準備基金への積立金、職員費は給与等の改定に伴う減額でございます。
次に、上の表、歳入につきましては、各歳出の事業と連動いたしました増減等を反映したものとなってございます。
大変長くなって申し訳ございませんでした。説明につきましては以上となります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 それでは、意見に入ります。
本四件について御意見がありましたら、どうぞ。
◆おぎのけんじ 委員 本補正予算案は減額対応が多く盛り込まれていますけれども、この状況下で区民生活の維持に必要な事業も多く盛り込まれていますので、我が会派としては賛成いたします。
ただ、本年度これまで組まれてきた補正の中には、想定どおりの効果を上げたものもあれば、そうでないものもあるように思います。例えばさきの本会議でもいろいろ指摘がありましたけれども、せたがやPayの加盟店が想定を大きく下回ってしか取れていないということですとか、今後しっかり検証していかなくてはならないと思いますけれども、飲食店が今本当に何を望んでいるのかということを定性的、定量的にもしっかり検証して、今後の対策の実効性を上げていっていただきたいと思います。
あと小中学校のタブレットの配布も進んでいますけれども、今のところ、ただ配布して終わりなだけで、お世辞にも日々の学びに対して使いこなせているという状況ではないというふうに私は認識しています。補正予算という性格上、急を要する事業が多いということだと思いますが、かといって、そもそもの制度設計が甘くていいということではないと思いますし、補正を組んでまでやった結果、どうだったのかということは、当初予算に関する事業以上にシビアに検証していただいて、我々議会にも報告していただきたいと思います。そして次なる補正にも生かしていただくということで取り組んでいただきたいと思います。
今後も、来年度も含めまして、頻繁に補正対応が発生することになるかと思いますが、くれぐれも今申し上げた点に留意していただくことを要望して、本議案に自民党として賛成いたします。
◆津上仁志 委員 公明党もこの議案については賛成の立場で、意見として申し上げたいのが、この補正予算に直接関係のある項目ではないのかもしれませんけれども、
地方創生臨時交付金、国から自治体が使い勝手がいいようにということで様々支援されていますけれども、区からのこの使い方、活用については、ほぼほぼ事後で、こういうことで使いますというような報告がほとんどだというふうに認識しております。
我々会派の中でも様々な意見もあったり、また区民の方からも様々御意見をいただきます。例えば乳幼児の支援について、ほかの自治体では交付金を活用して実施をしておりますけれども、世田谷区では行っていなかったりとか、あと各個店への支援、先ほどほかの会派の方もおっしゃっていましたけれども、せたがやPayの活用が始まりましたけれども、ほかの自治体では制度のはざまになっているような家賃支援で、個人オーナーに対してはそういったものがないということで、臨時交付金を活用してそういう個店支援に充てるとか、いろんな御意見をいただいているわけですけれども、そういったものを区に対してぶつける場がほぼほぼないという状況です。急ぐものも当然ありますし、一々議会に報告というわけにはいかないのかもしれませんけれども、どういった経緯でこの事業をすることになったのかだとか、どういう議論、プロセスを経て決定したのかとか、そういったことは明らかにしていただきたいというふうに思います。
ほかの、補正に限らず、急にぽんと突出したような提案というか、事業が区から示されることが最近多いというふうに我々の会派でも思っておりますので、補正に限らず、行政決定したものについて、我々議員に対してもしっかりとプロセスを明らかにしていただきたいということを意見として付して、賛成といたします。
◆桃野芳文 委員 F行革も賛成をいたします。
今回の補正予算は、もちろんコロナの影響を大きく受けてのことだと思います。中には様々な区民活動を縮小、停滞させていくような予算という形になっている。当然コロナの影響で行事のやり方を変えたり、中止にしたりということだというふうにはもちろん、それは理解しているんですけれども、今後については適時適切に、区民の皆さんの様々な活動がまた活発化していくように、活性化していくようにということで、攻めの予算という時期が来ましたら、ぜひそういったことも留意して、しっかりと予算を組んでいただきたいということは意見として申し上げます。
◆羽田圭二 委員 立憲民主党社民党も賛成をいたします。
一つ、感染症対策の徹底ということはこれまで幾度か言われてきたかと思います。今日の説明の中でも防止対策、これらに費用を支出していくということについて、引き続き徹底を図りたいと。
あわせて、事業見直しの関係では、この間、様々な観点から議会でも議論がありましたが、一方で、先ほどもありましたけれども、必要なところには支出をしていくという、そうした視点を持っていくことが必要だと思っています。タブレットの話もありましたが、代表質問でも言いましたが、児童生徒が日常的にこのタブレットが活用できるように、そのことを通じて、万が一のオンライン授業等に対応できるようなことが必要だろうということは改めて申し上げておきたいと思います。
今後の課題の一つに、言うまでもなく、雇用とそれから経営状況、この悪化が予想されていると、さらに悪化するんではないかということが言われているわけで、それらの対策を今後取っていくということも、確かに区がやれるという限界があるかと思いますが、雇用とその経営状況、特に中小企業や飲食店、商店、それらの状況をしっかり認識した対応が必要だろうということを併せて申し上げておきたいと思います。
以上です。
◆そのべせいや 委員 これからまた令和三年度、二〇二一年度の予算についての審議にもなりますが、もちろん緊急な対応が様々入って、こうして補正予算が出てくるということは認識をしています。一方で、緊急なので、議論が深まらずに、区民に直接影響が出るので、ある意味でゴーサインを出さざるを得ない状況に陥りがちな部分もこの間多々あったように認識をしています。
今回の補正予算についてはもちろん賛成をいたしますが、一方で、当初立てた計画、議論などが無駄にならないように、あるいはこういったことが将来行われるであろうというような予測があるのであれば、当初の議論のうちから加味をしていただきたいということを付して、賛成といたします。
○加藤たいき 委員長 では、これより採決に入ります。
お諮りいたします。
本四件を原案どおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認めます。よって議案第六号から議案第九号に至る四件は原案どおり可決と決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○加藤たいき 委員長 次に、議案第十四号「世田谷区手数料条例の一部を改正する条例」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎後藤 総務課長 それでは、議案第十四号について御説明をいたします。
本件につきましては、食品衛生法等の改正に伴い、液卵製造業の許可の申請に対する審査に関する手数料等を定めるとともに、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の改正に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定の申請に関する手数料等に係る区分等を変更し、併せて規定の整備を図る必要があるため御提案をしたものでございます。
内容につきましては、二月八日の本委員会において御説明したとおりでございます。
また、条例の施行日ですが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の改正に伴う手数料等の規定は四月一日から、食品衛生法等の改正に伴う手数料等の規定は六月一日から施行いたします。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、意見に入ります。
本件に対して御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を原案どおり可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認めます。よって議案第十四号は原案どおり可決と決定いたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○加藤たいき 委員長 次に、議案第十五号「
世田谷区立鎌田区民センター改修工事(令和三年度)請負契約」、議案第十六号「
世田谷区立鎌田区民センター改修電気設備工事(令和三年度)請負契約」及び議案第十七号「
世田谷区立鎌田区民センター改修空気調和設備工事(令和三年度)請負契約」の三件を一括して議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、議案第十五号から議案第十七号の三件につきましては一括議題といたします。
それでは、説明については、議案第十五号から議案第十七号の三件を一括して行い、その後、審査は一件ずつ行いたいと思います。
それでは、本三件について、理事者の説明を求めます。
◎阿部 経理課長 それでは、議案第十五号「
世田谷区立鎌田区民センター改修工事(令和三年度)請負契約」、議案第十六号「
世田谷区立鎌田区民センター改修電気設備工事(令和三年度)請負契約」、議案第十七号「
世田谷区立鎌田区民センター改修空気調和設備工事(令和三年度)請負契約」につきまして、一括して御説明をいたします。
本三件は、予定価格がいずれも一億八千万円以上の工事請負契約であることから、世田谷区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づき御提案するものでございます。
入札はいずれも一般競争入札により行いました。
初めに、議案第十五号「
世田谷区立鎌田区民センター改修工事(令和三年度)請負契約」について御説明いたします。
契約の相手方は株式会社中島建設東京支店で、契約金額は二億九千六百八十九万円でございます。
次に、議案第十六号「
世田谷区立鎌田区民センター改修電気設備工事(令和三年度)請負契約」について御説明いたします。
契約の相手方は旭日・吉野建設共同企業体で、契約金額は三億二千八百九十万円でございます。
次に、議案第十七号「
世田谷区立鎌田区民センター改修空気調和設備工事(令和三年度)請負契約」について御説明いたします。
契約の相手方は大曽根・温調建設共同企業体で、契約金額は四億五千四十五万円でございます。
工期につきましては、三件とも令和四年二月二十八日となっております。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○加藤たいき 委員長 それでは、ただいまの説明に対し、まず議案第十五号の改修工事請負契約について御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 ないようですので、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、よって議案第十五号は可決と決定いたしました。
次に、議案第十六号の電気設備工事の請負契約について御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認めます。よって議案第十六号は可決と決定いたしました。
次に、議案第十七号の空気調和設備工事請負契約について御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、よって議案第十七号は可決と決定いたしました。
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○加藤たいき 委員長 次に、議案第十八号「世田谷区立三軒
茶屋小学校耐震補強工事請負契約」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎阿部 経理課長 それでは、議案第十八号「世田谷区立三軒
茶屋小学校耐震補強工事請負契約」につきまして御説明いたします。
本件は、予定価格が一億八千万円以上の工事請負契約であることから、世田谷区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づきまして御提案するものでございます。
入札は一般競争入札により行いました。
契約の相手方は東京コーポレーション株式会社で、契約金額は一億八千九百七十五万円、工期につきましては令和三年十二月十七日となっております。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、よって議案第十八号は可決と決定いたしました。
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○加藤たいき 委員長 次に、議案第十九号「世田谷区立千歳
中学校耐震補強工事請負契約」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎阿部 経理課長 それでは、議案第十九号「世田谷区立千歳
中学校耐震補強工事請負契約」につきまして御説明いたします。
本件は、予定価格が一億八千万円以上の工事請負契約であることから、世田谷区議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づきまして御提案するものでございます。
入札は一般競争入札により行いました。
契約の相手方は東京コーポレーション株式会社で、契約金額は一億四千八百四十二万三千円、工期につきましては令和四年一月二十日となっております。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆山口ひろひさ 委員 先ほどの十八号の落札業者と同じ業者がこれを落札しているんですけれども、その工期の、十八号に関しては十二月十七日で、こっちの千歳中学に関しては四月ということで、その辺のいわゆる工事をやる時期のずれというのがあるんですか。
◎阿部 経理課長 今回、中学校、小学校のそれぞれ耐震補強工事ということで、やはり長期休みが中心になった工程になるわけなんですけれども、基本的には、千歳中学校の場合は、先日も御説明いたしましたとおり、一旦入札の中止ということがございましたので、改めて再度公告入札を行ったという経過がございます。その関係で、当初、三軒茶屋小学校と同様の工期設定だったんですけれども、若干余裕を見たところもあって、一か月ほど当初の工期設定よりは長めに取ったということもございまして、開札日をずらした結果、三軒茶屋小学校と別日程ということになりまして、それぞれの入札の結果、その状況によって、たまたまといいますか、同じ事業者が落札をしたと。
落札のほうには、同日の落札制限ですとか、あるいは手持ち工事の制限がございますが、いずれの制限にも今回は該当しなかったということでございます。
◆山口ひろひさ 委員 それは事前の説明のときにいただいたので、分かっているんですけれども、結局学校の施設なので、こういうのというのは長期休暇のときを利用してやらざるを得ないという工事だと思うんですよ。だから、工期に対して余裕を持ったというのは分かるんですけれども、万が一、例えばこの落札した会社が工期期間中に倒産してしまったとか、そういった場合があると、一〇〇%ないとは言えないので、そういった場合にこういうふうに重複すると、やはり二つの学校に対してのリスクが出るということで、僕の感覚では、一つの公共工事に対してやっている業者が、やはりもう一つ別の業者がやることによって、その辺のリスクというのは避けられるんじゃないかなというふうな考え方を持っているんですけれども、過去にこういう事例というのはあったんですか。
◎阿部 経理課長 ごめんなさい。現在手元に具体的な実例を持っているわけではないんですけれども、先ほど申し上げたとおりで、それぞれの目的で、例えばおっしゃっているリスク分散というところもありますので、一定以上の金額のものですと、手持ちの工事数を制限したことによって、品質と工事の確実性を担保するという考え方で行っている制限、それからもう一つは、やはり区内事業者になるべく受注機会を均等に提供したいというところもございまして、当日の落札については、一件あればその後は無効といったような制限をかけていると。そういう観点で制限をかけておりますが、例えば制限の数、対象の手持ちの数といったものも、当然、先ほど委員おっしゃるようなリスク、その辺も勘案した上での運用となっておりますので、こちらはぜひ御理解いただきたいと思います。
◆山口ひろひさ 委員 入札の競争というのは必要であるし、やはり税金を使うわけですから、最小の経費で最大の効果というのはもちろんなんですけれども、そういう今入札の中で、このシステムの中で、リスク管理ですとか、そういうところもやはり鑑みていただきたいなというふうに思います。
それを要望しておくのと、あとこういう事例があったのかどうか、後ほどで構いませんので、過去の事例がありましたら、教えていただきたいと思います。
以上です。
◆青空こうじ 委員 ちょっと分からないんですが、東京コーポレーションさん、今と同じなんですが、二つ入札したんですが、一つの十五号のほうを辞退しているんです。これは、なぜ東京コーポレーションはこの四つある中の一つだけ辞退しているのか。今回コーポレーションさんは二つ取っているんですが、一つは辞退している、これはどうして辞退したのかちょっと分かりかねるんですが、こういう点を教えてください。
◎阿部 経理課長 東京コーポレーションさんの辞退しているのが鎌田
区民センター改修工事です。こちらについては、三軒茶屋小学校の工事と同日開札になりますので、そちらに集中をしたといういわゆる選択を行ったということで伺っております。
○加藤たいき 委員長 それでは、意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
◆おぎのけんじ 委員 山口委員が先ほど指摘した件、これはぜひとも今後、検討していただきたいと思います。
千歳中の件は再度公告した案件ですけれども、改めて庁内の積算チェック体制の強化とともに、積算精度の向上に努めていただくことをこの場を借りて要望したいと思います。
加えて、積算の精度が上がれば上がるほど、予定価格の持つ意味というものも重くなってくると思うわけでして、最近、今日の案件でもそうですけれども、低落札率案件も以前に比べて増えてきているような感じもいたします。本庁舎もしかりですけれども。では、その開きは何なのかということを区としても、内、外、よく目を凝らして現状把握に努めていただきたいなと思います。
一番あってはいけないのは、やっぱり元請はいいとしても下請、孫請にしわ寄せが行っていないかどうかです。そうでないとしたならば、まだ区の積算レベルにも改善の余地があるということにもなろうかと思いますので、まずその点をお願いしたいのが一点。
あと、我が会派もこれまで繰り返し主張してきていますが、本店を区内に有する事業者さんですとか、あるいは地域貢献活動をされている事業者さんへの加点配分、比重の見直しというところにもぜひ検討着手していただくよう強く要望しまして、本件に賛成といたします。
◎阿部 経理課長 先ほどの山口委員からの御質問、今のお話にもありました、同時に多案件、複数案件をというお話でしたけれども、ごめんなさい、私の言い方が申し訳なくて、手持ち工事の制限、一定金額以上、五件というのがあるんですけれども、そちらについては、実例はそれなりにございます。いわゆるその五件の手持ちの中で、今回も幾つか上がっている議案のものでも、やはりそうですし、あるいは議案にならない金額のものでも、手持ちが二件、三件とあって新たなものを落札するという実例はそれなりにございます。
日常的にという言い方がよろしくないのかもしれませんけれども、それは実際にございますので、これまでも運用して、ちなみにお話にありましたような、いわゆる倒産等で、実際の工事が複数持っていることによって、同時に複数止まってしまうとかいうことがあったかというと、少なくとも最近ではございません。
○加藤たいき 委員長 採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、よって議案第十九号は可決と決定いたしました。
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○加藤たいき 委員長 次に、専決第一号「専決処分の承認(令和二年度世田谷区
一般会計補正予算(第五次))」を議題といたします。
本件について、理事者の説明を求めます。
◎松永
財政担当部長 それでは、専決第一号につきまして御説明をさせていただきます。
お手元の令和二年度世田谷区補正予算一般会計(第五次)の三ページをお開きください。専決第一号「専決処分の承認」でございます。令和二年度世田谷区
一般会計補正予算(第五次)につきまして、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第三項の規定により報告し、その御承認をお願いするものでございます。
四ページをお開きください。専決処分書でございます。本件につきましては、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、専決処分したものでございまして、理由につきましては、
新型コロナウイルス感染症ワクチン住民接種の体制の確保及び医療従事者等へのワクチンの接種を速やかに実施するためでございます。
五ページを御覧ください。補正の内容でございますが、第一条にありますとおり、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ十億八千五百四十五万三千円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ四千三百九十六億二百六十六万二千円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額につきましては、六ページから七ページに記載の「第一
表歳入歳出予算補正」のとおりでございます。
次に、第二条の繰越明許費につきましては、八ページに記載の「第二表
繰越明許費補正」のとおりでございます。
続きまして、
補正予算説明書に基づき御説明をいたします。
一六ページをお開きください。こちらは第五次補正現在の一般会計の財政計画をお示ししております。
次に、二〇ページ、二一ページでございますが、
歳入歳出補正予算事項別明細書(第五次)をお示ししております。
続いて、二二ページ、二三ページは、
補正予算款別計上額(第五次)でございます。
いずれの表も、先ほど御説明申し上げました第六次補正の説明と同様でございますので、説明は省略させていただきたいと存じますが、これらの表は、第五次補正予算となりますので、既計上額や補正前の予算額につきましては、第四次補正予算までの額を記載しておりますので、御確認いただければと思います。
二六ページをお開きください。こちらは歳入の内容を記載しておりますが、今般の事業経費は
全額国庫支出金の国庫負担金及び次ページに記載の国庫補助金を充当することとなります。
次に、歳出でございます。三二ページをお開きください。衛生費の公衆衛生費、
感染症予防費でございますが、
新型コロナウイルス感染症ワクチン住民接種といたしまして、接種券の印刷、郵送やコールセンターなど接種体制の確保に係る事務経費及び医療従事者等へのワクチン接種経費を計上するものでございます。
次に、三六ページをお開きください。
繰越明許費補正調書でございます。ワクチン接種等の経費につきまして、予算を令和三年度に繰り越すものでございます。
最後になりますが、四一ページには歳出事業の概要を参考資料として掲載をさせていただいております。
説明につきましては以上でございます。よろしく御承認のほどお願い申し上げます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆おぎのけんじ 委員 ちょっと関連で聞きたいんですけれども、ワクチンの接種の履歴を管理するシステムを国のほうで開発しているだとかという話があって、ただそれを待っていると遅いから、先んじてつくっちゃう自治体があるとかというような報道も聞いてはいるんですけれども、世田谷区では今どういう準備状況なのかというのを教えていただきたいんですが。
◎松永
財政担当部長 ちょっとその詳しいところは把握していません。申し訳ございません。
○加藤たいき 委員長 意見に入ります。
本件について御意見がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 では、採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を承認することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、よって専決第一号は承認することに決定いたしました。
以上で1議案審査を終わります。
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○加藤たいき 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)第一回
定例会提出予定案件(追加)について、議案①世田谷区特別区税条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。
◎古川 課税課長 それでは、第一回区議会定例会提案予定の世田谷区特別区税条例の一部を改正する条例について御説明いたします。
初めに、1条例改正の事由でございます。令和三年度税制改正大綱が閣議決定され、現在国会にて地方税法等の改正について審議中でございます。これに伴い、特別区税条例の一部を改正する必要が生じたため、取り急ぎ令和三年四月一日施行を予定している事項につきまして区議会に御提案するものでございます。今後、国会での改正法公布をもちまして、本件につきましても議案として提出させていただく予定としております。
次に、2条例改正の概要でございます。初めに、(1)としまして、軽自動車税環境性能割の税率区分の見直しでございます。令和元年十月一日、それまでの自動車取得税が廃止され、代わって車両取得時の環境性能に応じて税率が決定される軽自動車税環境性能割が創設されました。
裏面の1の(1)及び(2)の表を御覧ください。軽自動車税環境性能割につきましては、表のとおり、自家用もしくは営業用の乗用車並びにトラックについて、さらに車種と燃費基準に応じた細かい税率区分が設定されております。今回の改正では、この燃費基準を見直し、資料で申しますと、右側の表のゴシックと下線でお示しした内容に変更するものでございます。
お戻りいただいて、(2)としまして、軽自動車税環境性能割の臨時的軽減の延長でございます。環境性能割には、消費税率引上げに伴う自動車取得時の負担感を緩和するため、新設された令和元年十月一日から令和二年九月三十日までに自家用乗用の軽自動車を取得した場合は、税率を一%分軽減する特例措置が設けられましたが、昨年の令和二年第二回定例会において、この適用期限を六か月間延長し、令和三年三月三十一日までとすることについて御議決いただいたところでございます。今回の改正ではこれをさらに九か月間延長し、令和三年十二月三十一日までに取得したものを対象とするものでございます。
臨時的軽減の内容につきましては、裏面の一番下の2の表でお示ししてございます。
お戻りいただいて、3の周知方法でございます。今回の条例改正の内容につきましては、公布後、速やかに区ホームページで周知を図ってまいります。
最後に、今後の予定でございますが、資料にはございませんが、初めに申し上げたとおり、区議会第一回定例会の会期中に本件に係る地方税法改正法案が国会で議決、公布されたことをもちまして、区議会に御提案させていただく予定としております。しかしながら、区税条例施行日を四月一日とする関係上、国会の議決並びに公布の日によりましてはやむを得ず、地方自治法第百七十九条第一項の規定により専決処分とせざるを得ない場合も想定してございます。なお、その場合には速やかに次の議会に御報告し、御承認をいただくことといたします。
また、令和三年度税制改正に係る区税条例改正案件のうち、本件以外のものにつきましては、令和三年第二回定例会に改めて御提案をさせていただく予定とさせていただいてございます。
説明は以上でございます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら。どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○加藤たいき 委員長 (2)特別定額給付金事業の実施結果について、理事者の説明を願います。
◎山田
特別定額給付金担当課長 それでは、資料に基づきまして御説明申し上げます。
1の主旨でございます。昨年の五月から開始いたしました特別定額給付金の実施結果につきまして御報告するものでございます。
2の対象世帯・支払状況です。表の真ん中辺り、合計(給付率)欄を御覧ください。対象世帯数としましては四十九万三千五百四世帯に対しまして、四十九万一千五百八十一世帯への支払い、率としましては九九・六%、未申請としましては千九百二十三世帯となりました。太線の下、支払い額でございます。支払い額としては九百十八億九千六百二十万円、支払い人数は、十万円で割った数字で九十一万八千九百六十二人分となりました。
3の最終支払いに向けた対応でございます。申請書は区に届いておりましたが、書類の不備であったり、記入の不備などによりまして、支払い事務に進めなかった三十八世帯に対しまして、昨年十二月七日付で不備書類の提出を求める通知を特定記録郵便で発送いたしました。その三十八世帯のうち二十四世帯から書類提出がございまして、最終支払いを完了したところでございます。
4の今後の事務処理につきましてです。事業の開始に当たって準備期間が十分確保できない場合であっても、より迅速、的確な給付の実現に向けて検証を実施いたしました。具体的には、作業スケジュールの進捗状況に応じた運営体制、また進行管理の工夫、そういったことをする。また、業務委託を前提といたしました事業者との役割、また対応方針の確認、進捗状況に応じました区民への情報提供と問合せの適切な回答、そういった観点から整理いたしまして、今後の類似事務に生かしてまいりたいと考えております。
なお、この検証に当たりましては、川崎市、また練馬区の
特別定額給付金担当部署の視察を行いまして、世田谷区との取組を比較し、検討を行いました。
裏面に川崎市と練馬区の検証の概要を記載してございます。裏面をおめくりください。表形式で、川崎市、練馬区、世田谷区となってございます。一番上は実施形態概要で、川崎市は委託が主でございます。練馬区は直営が主でございました。世田谷区は委託と一部直営という状況でございます。下線を引いてあります。こちらについては、今後の類似業務におきまして区として参考になっていくものであろうというものを記載してございます。特に川崎市の業務委託の欄でございますが、不備対応、また代理人申請、死亡の個別事案に対しまして委託で対応していたという画期的なことをやってございました。また、そういったものを全て一契約として契約してございます。
練馬区については、特徴的なものは人材派遣を多様していたということ、また、川崎市になりますが、体制のほうについては、過去の臨時給付金業務の経験者という者を配置されていたと、また、市の役割としては、調整事務、または支出事務、そういったものに専念をしていたというところが特徴的で、今後参考にできるのではないかということでまとめさせていただきました。
御報告は以上でございます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対して御質疑ありましたら、どうぞ。
◆桃野芳文 委員 これは川崎市と練馬区との比較ですけれども、川崎市と練馬区を選んだ理由というのは、ここを視察しようと選んだ理由というのはどういうことか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 裏面にあります川崎市では、主にたくさん委託を行っておりまして、職員が行っていく内容がかなり限定的であったということを事前の電話等で確認しまして、ちょっと視察をさせていただきたいということで川崎市を選択しました。
また、練馬区については、各種様々な報道で給付率が、人口が多いにもかかわらず、どういうふうにやっていたのかということをちょっと知りたいということで実態を確認しましたところ、直営が主だったというところで確認をしたいと、世田谷とやり方が若干違っていたというところを参考にしていきたいと思いまして、この二自治体を選択しました。
◆桃野芳文 委員 練馬区については、成績がよかったから、どういうふうにやっているのかなということで視察したということですよね。川崎市も結果がよかったのかということが聞きたいのと、あと世田谷区と同じようなやり方をしていたところというのは、やっぱりどこも成績が悪かったんですか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 まず川崎市が早かったかどうかというところにつきましては、処理件数としては世田谷よりも多いということは伺っていました。ただ、苦情などというのはやはり多かったんですが、川崎市の職員が対応するのではなくて、表に書かせていただきましたとおり、一括委託の中で、基本的に業者が対応し、解決をしていったということで確認を取ってございます。
また、世田谷と同じ事業者といいましょうか、やり方をやっていった自治体についてでございますが、こちらはあくまで報道レベルでしかちょっと把握できていませんけれども、世田谷と同じような業務委託をやっていた自治体については、その報道時点では、二十三区の中でございますが、比較的下位のほうであったということを把握してございます。
◆そのべせいや 委員 川崎ですとか、練馬の方とお話をする中でディスカッションの機会なんかもあったんじゃないかと想像するところですが、世田谷区が他自治体から評価をされるような点というのはありましたか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 世田谷区については、特にDVの対応、そういったものをきめ細かくやっていたということでお話をいただきました。
◆そのべせいや 委員 せっかくなので、ちょっと関連で伺いたいんですが、表側の2の対象世帯・支払状況というところで、配慮を要する方の申請というふうに記載もありますけれども、厳密に言うと、例えば身一つで上京してこられて、住所不定の状況だったりとか、あるいはいろいろ仕事がなくなったりした中で住所が不定の方も、地元にわざわざ帰らなくても、最寄りの役所で対応してもらえるみたいな話もあったかと思うんですが、そういった方々は、結局この表を見る限り、世田谷区には申請がなかった、あるいは対応しなかったという認識でよろしいでしょうか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 こちらの配慮を要する方の申請の中身は、DV被害者であったり、虐待を受けていたことにより施設に入所していた高齢者、または障害者、または無戸籍であったり、施設入所児童であったりという方々が主でございます。住所不定のお話でございますが、基本的には住民登録がないと特別定額給付金は支給できませんので、世田谷区に住民登録をしていただいていれば、登録すれば、初めて世田谷区から給付ということになります。今のおっしゃられた事例があくまで世田谷区であるかどうかという確認はちょっとまだ取れませんけれども、基本的にそういった登録をしていただいて確認をした後に、該当すれば給付というふうになろうかと思います。
◆おぎのけんじ 委員 分かれば教えていただきたいんですけれども、川崎と練馬のそれぞれのこの事業にかかった予算規模って大体どれくらいとかというのは分かりますか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 それぞれの委託の金額の確認は、まだそこまで取れなかったので、ちょっとまた情報収集して情報提供させていただければと思います。
◆おぎのけんじ 委員 委託が主という川崎だとか、練馬でも人材派遣を一部使っているということでしたけれども、要はアウトソースすることでスピードが高まるということであれば、そこは一考に値するのかなというふうに思うんですね。ですから、そのあたりのお金とスピード感のかけ具合のバランスというところも、今後、検証対象になるのかなというふうに思います。
あともう一点、オンライン申請に関して、いろいろ二度手間だとかなんとかあったと思うんですが、川崎、練馬では同じような状況だったということなんですか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 世田谷区と同じ状況でございまして、確認に対してはやはり様々自由な入力もあって、あとかつ口座登録などもなかなか確認に時間を要したというふうに伺っております。
◆津上仁志 委員 一点伺いたいのが、四番目に業務委託を前提とした事業者との役割と対応方針ということで書かれているんですけれども、練馬の場合はすごく給付が早かったということで、あそこはもう当初から直営でやるということで、応援の体制なんかもしっかり組んだ上で臨まれていたので、その分早かったというふうに認識はしているんです。世田谷区も、事後になりましたけれども、応援体制を組んで対応されていましたけれども、そういった応援体制の組み方というんですか、これからコロナのワクチンの接種なんかも問合せが殺到するように予想されるんですけれども、そういったものには生かしていけると思うんですが、その辺はどのような検証をされたんでしょうか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 裏面に書いてありますとおり、練馬区も直営だけじゃなくて、職員だけでなくて、人材派遣の方も大量に投入して、一度に開封作業から全て自前でやったというふうに伺っています。それはあくまで、もちろん世田谷区も多くの職員の方のお手伝いというのがあったわけなんですけれども、練馬の場合は、集中的にそこに対応できる広さの会議室といいましょうか、そういう場所もあったということも世田谷との違いではあったかなと思っています。
練馬区さんは、あくまで委託を様々考えていく時間よりも、一日も早くその処理をして、一人でも二人でも多くの職員を活用しながら、大量の届いている多くの方々に給付していこうというふうな考え方を取られて、あと場所も、そういった大量に人を確保できる、作業ができる部屋も用意できたという状況もあって練馬区はやられていたと。世田谷区ももちろんそういった可能性というものは十分あり得ると、ワクチンなどもできると思いますけれども、それはしっかりこちらの内容を住民接種のほうにもお伝えして、活用できるところは活用してもらえればいいのかなと思っております。
◎小澤
特別定額給付金担当部長 今課長の説明もあったのですが、体制についてなんですけれども、委託か直営かというお話、先ほどおぎの委員からもお話がありましたが、一応こちらは自治事務ということで、ただ予算は、係る経費については、委託料であるとか、あと給付金のお金であるとか、そういったものについては国から支給されます。ただし、職員の日常業務での人件費とかは対象にならないので、そういった経費面も合わせて考える必要もあると思います。
その体制につきまして、今ワクチン接種のほうの参考にというお話もいただいております。私どももこの検証を行う際には、ワクチン接種の担当所管とも一応連携を取りながら、どんな工夫ができるかというのは情報提供させていただきながら、いろいろとそういった検討の材料にはさせていただいています。
委託がいいか、直営がいいかというところにつきましては、やはりそのときの判断だと思うんですが、私がこの事務をやってみて一応感じたこととしては、やはり委託にしても、直営にしても、そこを仕切る人が必要であって、その人がどういった形でそこに構成できるかとか、具体的な内容を見据えていくというのがやっぱり必要だというふうに思っています。ただ、委託の場合は、確かに委託先がどのような形で進めていくかというような、そこの進捗管理であるとか、その辺はやらなきゃいけないと思いますが、ただ、やっぱり民間事業者のノウハウというのもありますので、ひとえにどちらがいいかというのは言いにくいところではありますけれども、今回の検証を行って、やはり委託を前提として、その前提とした民間の活力を活用しながら、やはり給付事務、類似の事務は進めていくべきではないかというふうに考えまして、今回ちょっとこちらの報告のペーパーのほうにはそのように書かせていただいたわけなんですけれども、ワクチン接種のほうの体制はあくまでも参考ということでお話はさせていただいています。
◆津上仁志 委員 分かりました。いずれにしても、事前のシミュレーションというんですか、いろんな想定を考えた上で準備していくことがやっぱり大事であって、その点が今回給付金については、時間もなかったというのもあるんでしょうけれども、そのあたりが課題だったのかなというふうに私は思っているんです。
業務委託も当然いいんですけれども、やはり一刻も早く困っている方にお金を届けるというのが主業務なので、経費も、コスト、費用対効果も考えないといけない部分ではあるんですが、とはいえ、今回の目的というのは、早く届けるというのが主眼でしたので、そのあたりはやっぱり区が全庁挙げて取り組むべき課題であって、それを当初から組んでおけばというふうな思いは私の中ではやはりあるので、次、コロナのワクチン接種に、これも大変な事業になります。ここについても当然シミュレーションされていると思いますが、川崎市で行っていましたけれども、ああいう事前の取組なんかも、想定した取組なんかも非常に有効だというふうに思いますので、この件とはちょっと関係ありませんけれども、ぜひそういったものにも活用していただきたいなというふうに思いますので、これは意見にさせていただきます。
◆つるみけんご 委員 この体制・役割という裏面のところで、例えば練馬区だったら、日に六十五人の応援職員とか、あとはその下の日に百五十五人最大というところもあるんですけれども、これに比べて世田谷区延べ千五百人という表記になっていて、こういう資料をつくるときに、これだとどっちがトータルで多かったのかとか、時間数としてどれぐらい違ったのかとかという分析がちょっとしづらいなと思っていて、ここら辺は具体的に把握されていらっしゃるんであれば教えていただければと思うんですが。
◎山田
特別定額給付金担当課長 これは確かに比較にならない表記になってございますが、世田谷区の場合は、もともとの長期間にわたって特別定額給付金担当課を兼務を受けた職員というのは、大体日に二十人、そのほか、業務量がどうしても滞ってしまっていて、どうしても日々お手伝いをいただかなきゃいけない職員というのが、その二十人と別に、日に最大三十人ほどおりました。それが大体十日間ほどございました。あとはその業務量に応じて、総務部と相談しながら、人数を調整しながら応援をいただいたと、その延べ人数が千五百人となってございます。
◆つるみけんご 委員 そうすると、今のお話だと、練馬とかは応援だけで日に六十五人と、総合の職員数とかも勘案しなきゃいけないと思うんですけれども、世田谷区は半分以下の体制でやっていたということになるんでしょうか。
◎山田
特別定額給付金担当課長 人数で申し上げればそうなってしまうんですけれども、やはり会場がなかなか確保が難しかったというのもございます。そういったところもあって、我々として、あといわゆる環境です。パソコンとか、作業をやっていただくに当たってのそういったものも含めて、最大数は確保しながら業務を行っていたということでございます。
◆つるみけんご 委員 今回の経験というのは、多分職員さんは本当に大変な思いをされて作業に当たられていたと思うんですけれども、この経験を次に生かすという意味でいうと、やはりこの資料のつくりもそうですけれども、ここが例えば、今この業務委託、人材派遣、体制・役割というふうになっているんですけれども、よかった点、悪かった点とかというのも、できればここに次からは入れていただきたいなというのが一つ。
この最後のところに、「下線部は、今後の類似業務において区として参考にできる事項」というふうに下線を引いていただいているんですけれども、具体的に次のときには、世田谷もこういう方式がここは取れるんじゃないかとか、そういうのをもっと細かく分析して、ぜひ全庁的にきちんとそれを見直していただくような、これは多分政経部とかの役割になると思うんですけれども、臨時的な組織運営というのをどうやってうまく円滑に回していくかということにきちんとつなげていただきたいと思いますが、その点、今後の展望があれば教えてください。
◎山田
特別定額給付金担当課長 今の御指摘を踏まえまして、政策経営部と相談しながら、しっかりこちらの検証の中身もまとめて分かりやすくし、きちっと類似事務に生かせるよう努めてまいりたいと思います。
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○加藤たいき 委員長 (3)世田谷区
公契約適正化委員会の答申について、理事者の説明を願います。
◎阿部 経理課長 それでは、世田谷区
公契約適正化委員会の答申につきまして御説明いたします。
まず1の主旨ですが、令和三年二月二十五日付で世田谷区
公契約適正化委員会より答申書が提出されたため御報告をするものです。
次の2のこの答申に関する
公契約適正化委員会及び労働報酬専門部会の運営でございます。令和元年六月に
公契約適正化委員会へ二つ、契約にかかる区内の経営環境と労働条件の改善・向上を図るための施策について、それから工事以外の公契約における職種別の労働報酬のあり方について、この二点について区長より諮問を行いました。以降、これまでに
公契約適正化委員会六回、労働報酬専門部会四回を開催しまして、諮問に係る事項について御議論いただき、このほど答申をいただきました。
続いて、3の答申書でございます。主な項目は記載のとおりですが、ここで別紙の実際の答申書の二ページをお開きください。この答申書は、諮問事項ごとに論述をされております。二ページは、一つ目の諮問である公契約にかかる区内の経営環境と労働条件の改善・向上を図るための施策についてでございます。諮問に係る提言の要旨の記載の後、その詳細として項目ごとの論述がしてございます。
この要旨といたしましては、区の経済産業・雇用促進施策等との整合性を踏まえた人材確保、育成、また下請負者を含めた公契約条例の周知、遵守の徹底、また公契約に係る入札制度の公正性、適正性、向上のさらなる推進が掲げられております。
続きまして、六ページをお開きください。こちらが二つ目の諮問である工事以外の公契約における職種別の労働報酬のあり方についての記載でございます。こちらの答申の要旨といたしましては、委託業務の分野ごとの標準仕様の検討に向けた実態把握、標準仕様に基づく人員確保に向けた職種別労働報酬下限額設定の具体化、また、労働条件、労働環境の差異を踏まえた賃金体系等の維持、確保となってございます。なお、詳細につきましては後ほど御確認をいただければと思います。
区といたしましては、この答申内容を十分に踏まえ、公契約条例関連施策の強化充実を図ってまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○加藤たいき 委員長 次に、(4)令和二年度
工事請負契約締結状況(十二月分・一月分)について、理事者の説明を願います。
◎阿部 経理課長 それでは、令和二年度十二月分、一月分の工事請負契約の締結状況につきまして御報告いたします。
契約の締結状況につきましては、一覧表に記載のとおりでございます。
まず、十二月分は、建築工事二件で、契約金額の合計は八千三百九十二万七千三百六十円となっております。
一月分につきましては、建築工事八件で、契約金額の合計は五億二千五百三十三万三千七百二十六円でございます。
説明は以上でございます。
○加藤たいき 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○加藤たいき 委員長 では次に、(5)その他ですが、ほかに報告事項はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 なければ、これで報告事項を終わります。
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○加藤たいき 委員長 次に、3請願の継続審査についてお諮りいたします。
令元・三号「拙速な改憲発議を行わず、憲法の諸原則に基づく運営を国会に求める意見書採択を、世田谷区議会に要請する陳情」外五件を閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○加藤たいき 委員長 次に、4閉会中の
特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。
1. 区政の総合的企画及び調整について
2. 行財政運営について
とすることに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○加藤たいき 委員長 次に、5協議事項に入ります。
(1)参考人の出席要請について協議いたします。お手元の資料を御覧ください。前回の委員会以降、理事者とも協議し、日時は四月二十七日火曜日午前十時から、また、その他に記載のとおり、団体において人事異動があった場合は、その職責にある者を参考人として出席要請するとして、資料案のとおり参考人招致を行うことで整理させていただきました。
日程も含めて資料のとおり参考人の出席を求めることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 それでは、そのように決定いたします。
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○加藤たいき 委員長 次に、(2)次回委員会の開催についてですが、年間予定である四月二十二日木曜日午前九時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 それでは、次回の委員会は四月二十二日木曜日午前九時から開催予定といたします。
なお、今後、第一回定例会に追加で補正予算を提案すると伺っております。その際には臨時に委員会を開催させていただくことになりますので、日程調整について御協力をよろしくお願いいたします。
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○加藤たいき 委員長 そのほか何かありますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤たいき 委員長 なければ、以上で本日の
企画総務常任委員会を散会いたします。
午前十時三十四分散会
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署名
企画総務常任委員会
委員長...