• 自転車事故(/)
ツイート シェア
  1. 世田谷区議会 2021-02-10
    令和 3年  2月 公共交通機関対策等特別委員会-02月10日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 3年  2月 公共交通機関対策等特別委員会-02月10日-01号令和 3年  2月 公共交通機関対策等特別委員会 世田谷議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第一号 令和三年二月十日(水曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十二名)    委員長         風間ゆたか    副委員長        佐藤美樹                加藤たいき                宍戸三郎                真鍋よしゆき                板井 斎                平塚敬二                いそだ久美子                大庭正明                江口じゅん子                ひうち優子                青空こうじ  事務局職員    議事担当係長      長谷川桂一    調査係主事       小山内沙希
     出席説明員   道路交通計画部    部長          田中太樹    交通政策課長      堂下明宏    副参事         石川哲男   土木部    部長          関根義和    交通安全自転車課長   北川健介   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 東京外かく環状道路関越~東名本線シールドトンネル工事現場付近において発生した地表面陥没事象等経過報告について   (2) 公共交通不便地域対策及び民間事業者主体の取組み状況について   (3) その他  2.協議事項   (1) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後三時十四分開議 ○風間ゆたか 委員長 ただいまから公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○風間ゆたか 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  まず、委員会運営に関しては、新型コロナウイルス対策として、理事者からの説明報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応を引き続きお願いいたします。  また、発言に当たりましては、お手元のワイヤレスマイクを使用してください。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  (1)東京外かく環状道路関越~東名本線シールドトンネル工事現場付近において発生した地表面陥没事象等経過報告について、理事者説明を求めます。 ◎石川 道路交通計画部参事 私からは、東京外かく環状道路本線シールドトンネル工事現場付近において発生しました地表陥没事象等経過報告について御説明をいたします。  お手元にお配りしておりますこちらの資料を御覧ください。  1経緯でございますけれども、十一月二十七日の第四回有識者委員会の開催につきましては、前回の委員会のほうで御報告をさせていただいておりますので、この間についての経緯の説明は割愛させていただきます。次に、十二月十八日になりますけれども、第五回の有識者委員会の開催がされたところでございます。二十日、二十一日、この二日間におきまして、陥没箇所周辺住民を対象といたしました説明会調布市内で開催されたところでございます。二十二日になりまして、世田谷区長から、国土交通省中日本高速道路東日本高速道路、三者に対しまして、二回目となります要請書の手交をしたところでございます。年が替わりまして一月十四日に、地中内に空洞確認されたという公表がなされました。ちなみに、こちらの空洞部分につきましては、一月二十二日に充填作業が完了しているところでございます。経緯につきましては以上でございます。  続きまして、2事業者による対応状況でございますけれども、こちらは十二月十八日に開催されました第五回有識者委員会の概要と併せての御説明とさせていただきます。お手元にお配りしてございますA4横の資料を御覧いただけますでしょうか。こちらの資料につきましては、先ほどの経緯で御説明をいたしました陥没箇所周辺住民を対象にした説明会の中で使用されたものでございまして、第五回有識者委員会の概要がまとめられたものとなってございます。  資料の三ページ目から一〇ページ目までにつきましては、説明会の開催された時点での調査状況記載がされておりますけれども、こちらについては後ほど二月七日時点の最新の状況資料を使って御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、資料の二六ページを御覧いただけますでしょうか。こちらには、①調査状況中間報告)[調査状況まとめ]といたしまして、報告が九つ記載されてございます。一番目の陥没箇所空洞箇所、こちらにMg層とございますけれども、こちらは武蔵野礫層というものを指してございます。及びHis層東久留米層といったような地層を指してございまして、これらの箇所におきまして、地盤の緩みですとか、天端レベルの落ち込みが確認されたと記載されているところでございます。  一番目から三番目につきましては、ボーリング調査によって確認されました地盤状況記載がされているところでございまして、これらの調査によって、陥没空洞確認箇所において、トンネルの直上部まで煙突状地盤の緩みが確認されたというところが記載されているものでございます。こちらの緩みにつきましては、トンネル縦断方向トンネルの直上に限定されておりまして、トンネル上部から地盤緩み領域というのが上の方向に向かって拡大している、こういったことが確認されたという記載がされているものでございます。  続きまして、資料の二九ページを御覧ください。こちらは地盤の特性といたしまして、地盤の条件のまとめがされてございます。こちらは、外環の全線区間十六キロの中でも三つの特徴が挙げられてございます。一つ目といたしましては、表層部分がほかの区間と比較して薄い地盤であったということが記載されてございます。二つ目です。掘削断面の上部につきましては単一の砂層、いわゆる砂の層でございまして、大変流動化しやすい層、こういったものが地表面近くまで連続している地盤であるということが記載されてございます。三つ目ですけれども、掘削断面につきましては、細粒分が少なく均等係数が小さかった、こうしたことから自立性が乏しく、礫が卓越して介在していることもございまして、塑性流動性の確保に留意をする必要があった地盤であったというところが、特徴としてこちらに記載されているところでございます。  続きまして、三〇ページ以降は施工データについて取りまとめられているものが記載されてございます。  資料の三八ページ目をお開きいただけますでしょうか。こちらには、③施工データまとめというものが挙げられているところでございます。こちらの中で今回確認された事象といたしまして、一番目の本線シールドトンネルにつきましては、夜間の掘進を休止しておりました。こうしたことから、こちらのシールドマシン内で掘削しておりました土砂につきまして、沈降してしまった砂礫が原因となってカッターが回転しないというような状況確認されてございます。こうした状況を解除するために、滑剤等を入れながらカッター回転改善に向けて作業を行ったところ、その過程で緩みが生じてしまって、煙突状に上方拡大した可能性があるところが確認されたというのが一番目に記載されているところでございます。  また、一番下のところになりますけれども、セグメントの損傷等の変状を検討したところ、シールド機スクリューコンベヤーからの土砂噴発ですとか、テール部分からの土砂噴出、こういったものが生じていないということが確認されております。  続きまして、三九ページ以降になりますと、陥没空洞要因分析について説明がされているところでございます。  資料四〇ページを御覧いただけますでしょうか。こちらに想定されるメカニズムといたしまして、全部で九つ記載されてございます。その中で、想定されるメカニズム④、上段の一番右のところを御覧いただけますでしょうか。先ほど、夜間休止時間中にカッター部分の回転ができなくなったということを御報告したところでございますけれども、こういったものの改善をした際に、こちらの絵にあるような形で煙突状に上部まで切羽の緩みが発生してしまったのではないかと。その際に土砂の取り込みなどがございまして、今回のような事象が発生した可能性が高いということが考察としてまとめられているところでございます。  続きまして、左側の想定されるメカニズム②を御覧ください。こちらにつきましては、地下水の関係ですとか、大雨による浸食の可能性についての記載でございます。中間報告の段階では、あらかじめ空洞が形成された可能性について否定はできないものの、さらなる調査が必要というような考察がつけられているところでございます。  下段に移りまして、想定されるメカニズム⑤、一番左のところを御覧いただけますでしょうか。こちらは、実際にシールドマシンが掘進しているときに緩んでいる土砂の取り込みが想定されるというようなところがございますけれども、こちらにつきましては、要因となった可能性が本当に高いのかどうか、こういったものをさらなる検証が必要だという記載がされているところでございます。  次に、四一ページを御覧いただきますと、これら要因分析の総括が行われているところでございます。こちらにつきましては、メカニズムの特定にはまだ至っていないという中間報告となってございまして、こういったメカニズムの特定をするためにも、各種調査調査結果を踏まえて検証を早期に行いまして、メカニズムを特定する必要があるという形にまとめられております。現在、事業者におきましてこういった特定作業が行われており、今後、有識者委員会等において、こういった分析結果等の検討、確認が行われるものというふうに考えてございます。  続きまして、資料の四四ページを御覧ください。こちらにつきましては、今回、こういった事象確認されたところに対する補償に関しての記述がございます。陥没箇所等の周辺にお住まいの方で、家屋、建物等損傷状況調査を希望される方につきましては家屋調査を行うという形での記載がございます。既に対象となります方々には資料の配付は行われまして、事業者が個別に対応しているといったような報告を受けてございます。  資料の四六ページを御覧ください。こうした御心配のある方々につきましては、専用のフリーダイヤルの設置が既に行われておりまして、こちらも個別に対応が進められているというところでございます。  御覧いただいております資料に、相談窓口については準備中という記載がございますけれども、既にこちらの窓口についても設置がされまして、一月にもこういった相談窓口での個別の相談を受けておりまして、二月になりましたけれども、二月も引き続き開催しているというふうに事業者から連絡を受けたところでございます。  続きまして、資料の四八ページを御覧ください。本日、お手元にトンネル工事の安全・安心確保の取組みという印刷した資料をお配りしてございますけれども、こちらは今回の事象等を踏まえまして、昨年十二月に暫定版として一部改訂が行われたものをお配りしてございます。改訂前のときには、想定されなかった土砂等が取り込まれてしまった場合などについて、緊急事態としての定義がなされていたところでございますけれども、今回の事象を受けまして、新たに、陥没陥没につながるおそれがある空洞が発見されたときも緊急時として定義がされたところでございます。緊急時の事象が発生した際には、速やかなる公表と状況に応じた範囲への周知、こういったものが記載されたところでございます。  こちら以降、③につきましてはもともと実施はされていたところでございますけれども、重点監視、変状の変化への速やかな体制を整えて対応していくんだということが記載されたところでございます。  続きまして、先ほど経過のところで触れましたけれども、地表面陥没等に関する調査進捗状況について御報告させていただきます。お手元にお配りしておりますA4横、二月七日時点資料に沿って御説明をさせていただきます。  ページ番号を振っていなくて大変申し訳ございませんけれども、三ページ目を御覧いただけますでしょうか。こちらには、二月七日時点世田谷区内における路面空洞調査実施状況について記載がございます。対象の調査箇所約十三キロにつきましては既に調査が完了いたしまして、現在、データの解析、確認を行っているところというものでございます。  五ページ目、六ページ目を御覧いただきますと、調布市内、またそれと似たような地質のところでのボーリング調査が実施されているわけでございますけれども、六ページの資料を御覧いただきますと、⑬のボーリング調査箇所については現在も調査を実施されているようでございますけれども、それ以外の箇所については完了して、現在、分析が進められているというようなところでございます。  続きまして、世田谷区内でも実施をしておりました物理探査についての御報告でございます。世田谷区内はその他区間(エリアB)に該当いたしますけれども、こういった中で微動アレイ探査表面波探査というものが実施されまして、こちらについても調査が完了し、データ解析、こういった確認をしているところという報告がされてございます。  それと、以前、委員会でも御報告はさせていただきました地表面の常時監視、測量を使いましたGNSS測量でございますけれども、増設部分の設置が完了いたしまして、区内でも先月、一月末から監視が始まったというところで報告を受けてございます。  配付いたしました資料に沿っての御説明は以上でございますけれども、大変恐縮なんですが、資料がなくて申し訳ないんですけれども、口頭により一件御報告をさせていただきたいことがございます。本日午前中でございますけれども、外環事業者のほうから、明後日二月十二日金曜日午前十時から第六回の有識者委員会を開催するという公表がございました。当日は、調査結果並びにその分析が議題となりまして、委員会の中で確認、検討されるということでございました。こちらの委員会資料、それから議事概要ですとか、そういったものにつきましては、公表され次第、委員皆様方ポスティング等により情報提供をさせていただきたいというふうに考えてございます。  私からの報告は以上でございます。 ○風間ゆたか 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆いそだ久美子 委員 御説明、ありがとうございます。  ただいまの空洞分析などはつつじヶ丘の話であって、世田谷区については、特に今、微細なものでも空洞が発見されたという話はないと考えてよろしいんでしょうか。 ◎石川 道路交通計画部参事 事業者からは、現在分析中という話は聞いてございますけれども、直ちに対応しなければいけないような大規模の信号等については確認されなかったというところは聞いてございます。 ◆いそだ久美子 委員 では、話は戻りまして、私も地権者ですので、前の厚いほうの冊子の七ページ目、これまでの経緯等にあった十二月十三日時点レーダー調査資料、こちらは地元の地権者に個別に郵送で配付されて、このような計画ですというのは知らされたと思うんですけれども、この時点で、もう所管には申し上げていますけれども、よく見ると、ところどころ道路が飛ばされているんです。私道の部分は調査しないという話で、それに気がついた住民の方が、こちらは公道だから調査するけれども、この道路共有私道だから飛ばしますというのはおかしいんじゃないかということで、私のほうからNEXCOにもお電話しまして、十二月と一月と二回、一堂に会していないですけれども、所管とそれぞれ電話でやり取りをして、その間の道路も全て潰すと。この一行置きの雑巾がけみたいな調査では間を見落とすかもしれないから不安だというお話で、調査しますという回答をいただいたはずなんですけれども、十二月十三日時点と二月七日時点調査済みのところも、今後の計画のところもほとんど変わっていない、調査区間が増えたようには見えないんですけれども、この話はどうなっているんでしょうか。 ◎石川 道路交通計画部参事 今お話しいただきましたデータの公表に関しましては、まず、私どもの調査についてですけれども、事業者のほうでは、当初、公道を対象として調査を行っていくという方針を立てて進められてきたところでございますけれども、やはり御心配されている方々もいらっしゃるという中で、こういった私道所有者の方ですとか、そういった方々からの申入れがございましたときには、承諾をいただいた中で調査を進めていくという形で現在も進められているというふうに聞いてございます。  A4横の調査済み箇所ですとか、対象箇所に着色、記載がないというふうな話でございましたけれども、特に私道の部分につきましては、所有者の方、それから沿道にお住まいの方々、いろいろなお考えの方がいらっしゃるという中で、こういった一般的に公表するデータの中への記載は控えたという形で事業者のほうから話を聞いてございます。 ◆いそだ久美子 委員 私は自分のところもその対象に入っているので、共有私道の周りを囲っているお宅の方に三か所ほどサンプル的にお話をお伺いしたら、まず、私道はやってくれないという話は聞いていない、当然やってくれるものだと思っていたし、それをやってもらわないと困るというところで、三か所とも全員そういうお話だったのでお伝えしたんです。  もし調査して一軒一軒聞いてみたら、うちは嫌だというところがあるんだったら、こういう話は出てきてもおかしくないんですけれども、まず、今言ったように、皆さんやってもらえるものと思っていて、お話をしないので、もし住民の方から言わなければやらないと言うんだったら、その旨も通知しなきゃおかしいと思うんです。今の時点で、NEXCO工事長のほうとも、所管ともこれだけ二か月間話しているのに、まだその情報も伝わっていなければ対策もできていないというのは、区としてどうお考えなんでしょうか。皆さん、希望されています。 ◎石川 道路交通計画部参事 先ほど御答弁いたしましたとおり、事業者のほうからは、申出があれば当然調査をさせていただくという考え方に変わりはないというところは確認済みでございますけれども、今回、このような形で記載がされていないということにつきましては、改めて事業者のほうに状況確認いたしまして、もう一度、公表の在り方ですとか、対応の方法ですとか、そういったものについても検討してもらうように伝えてまいります。 ◆いそだ久美子 委員 調査したところの記載ということは了解しましたが、この状態であることを知らないという区民の方に、区からお知らせして希望するかどうかという調査は、区としてする気はありますか。または事業者にさせる気はありますか。 ◎石川 道路交通計画部参事 今回、まだ調査がされていない私道の部分につきまして、どういう対応ができるか、改めて事業者確認をさせていただきたいと思います。 ◆いそだ久美子 委員 取り急ぎ結構です。 ◆江口じゅん子 委員 今のやり取りを聞いていて、四定で多くの会派が調布での陥没、そのときから空洞が三か所も見つかって、それに伴ってガス漏れというのも起きたわけです。本当に人ごとじゃないというところで、世田谷区間の徹底的な調査というのを多くの会派が求め、また、区長も率先して事業者に求めてくださった中で調査が行われているわけですから、知っている人が私道もやってくれと言えばやってもらえる、だけれども、知らなかったらそのままというのは、あまりにも住民感情というところも考慮していないですし、説明責任を果たしていないと思いますので、地元区としてきちんと必要な情報を提供するということは、私のほうからも事業者に要望していただきたいなと思います。  それと、伺いたいのが、十二月末に二回目の要請書を手交したわけです。この中でかつてないなと思ったのは、一月までに説明会実施をというふうに、こちらが期限を設けて強く要望したというところでは、本当に住民の不安というのを捉まえ、また、地上部に影響がないとした外環道工事の大前提が崩れた重大事態なわけですから、そういった意味では、本当に必要な要請だったと思っています。しかし、今に至るまでないわけです。  今日、ネットで取れる情報ですけれども、今、副参事のほうからもいろいろ資料の御説明もいただいて、私も勉強するところもあったんですが、ただ、これは一般の方がホームページで見て分かるかというと、本当に読み取れない、難しいものになっていると思うんです。先ほど二月十二日に六回目の有識者委員会ということも御報告されましたけれども、地元の方からは、これだけ回数を重ねて、いよいよこれを最終回に工事の再開ということがあるんじゃないかという危惧の声も寄せられているんです。  ネット記者会見状況は分かるといえども、やはりこれだけの重大事故で、しかも多くの会派が説明会の開催を求めて、区も強く期限を設けてそれを要望したわけですから、やはり早期の説明会を必ず実現していただきたいと思うんですけれども、区はこの間、要請書を手交する以外に事業者にどういった働きかけをしてきたのかというのを伺いたいと思います。 ◎石川 道路交通計画部参事 今、委員お話しいただきましたとおり、区長から事業者に対して早期の説明会の開催を求めたところでございます。一方、事業者のほうにつきましては、明後日、有識者委員会が開催されるところではございましたけれども、現時点ではこういったメカニズム特定作業、それから各種調査分析が行われてきたところでございます。私どもも事あるごとに、打合せの場ですとか、それ以外に電話連絡等々しているときに、区長の要請した内容についてしっかりと守っていただきたい、なるべく早く分析等々を確認していただいて、原因究明をしていただいた後に、説明会をしっかり開催してほしいといったことはお伝えしているところでございます。 ◆江口じゅん子 委員 メカニズムとか、分析中というのはあるとは思うんですけれども、ただ、この間一回もないんです。区民の方からは、マスコミの報道のみならず、ホームページでこういう難しい資料を自分で読み込むだけじゃなくて、事業者のほうからきちんと、途中経過であれ、今こういった調査をしているであれ、やっぱり説明を聞きたい。事業者としても説明責任があるのは当然なわけです。ですから、全てを待って、こういったことでメカニズムも解析されたし、こういう対策を取っているから工事を再開しますという説明会ではなくて、今の時点できちんと事業者説明責任を果たす必要があると思うんです。そういった意味では、事あるごとに区も要請していたということですから、それは非常に心強いなと思うんですけれども、ただ、事務方レベルでどこまで効果的な要請をされてきたのかなというところでは、ちょっと見えないんです。  やはり外環の関連自治体というのは、世田谷のみならず狛江だの、調布だの多いわけですから、そういった自治体間が連携して事業者に働きかけるとか、また、課長レベルだけではなくて、これまでも地下水流出とかの重大事態が区内で起きたときも、事業者を自ら呼んで副区長が要請もされていたわけです。そういう特別職が対応したとか、やはりレベル感を上げての要請というのを、私は四定でも求めましたし、多くの会派も求めていたと思うんですけれども、そこのところはどうだったのかなというのを伺います。 ◎石川 道路交通計画部参事 今お話がありましたように、我々事務方の中でも頻繁にこういった対応を求めているところでございますけれども、副区長のところにも外環事業者のほうから定期的にいろいろな情報が提供されることがございます。そういった際には、区長の要請行動、活動を踏まえた上で、区民の不安を払拭できるような説明会の開催についても、直接お話をしていただいているところでもございますので、引き続き事業者に対しては早期の開催ですとか、分かりやすい説明、こういったものに対して、しっかりと求めていきたいと思っております。 ◆江口じゅん子 委員 NEXCOの社長が外環事業ということに起因してそういった重大事故が起こって謝罪したという、すごく大きいことだなと受け止めています。補償もするわけですから、そういった重大事故において、区としてもまずその説明責任を果たして、区民の立場で特別職からも要請したということで、しかし、それでも事業者は動かないわけです。だったら、先ほども申し上げたとおり、関連する自治体間で連携をするとか、やはり区民の方、地域の方は本当に不安な思いを抱えて今も生活していますし、健康被害に遭っている――健康被害というか、そういった状態にあるという方の声も聞いているので、ぜひこれは早急に説明会を開催していただきたいと、またレベル感を上げて様々な工夫で要望したいと思います。  それと、こちらの地盤状況空洞調査はもうほとんど終わっているということですけれども、ただ、これに対しても説明とか、うちでは地盤沈下じゃないだろうかとか、様々もっと丁寧に調査をしてほしいというような要望なども届いているんです。そういった場合、NEXCOに個別に対応してもなかなか丁寧に対応してくれないという声も聞いているので、やはりさらに詳細な調査というところでは、区民からもこういった要望があるので、これで終わらせることなく、要望に関しては事業者として切実に対応していただきたいということは、区からも重ねて要請していただきたいなと思うんですが、それについてはいかがですか。 ◎石川 道路交通計画部参事 今ありましたお話につきましては、改めて外環事業者のほうに情報を共有させていただきまして、これまで以上に、よりきめ細やかな対応をしてもらうようにお話を伝えてまいります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○風間ゆたか 委員長 (2)公共交通不便地域対策及び民間事業者主体の取組み状況について、理事者説明を求めます。 ◎堂下 交通政策課長 砧モデル地区における公共交通不便地域対策、トヨタモビリティ東京の取組状況につきまして報告いたします。  まず、砧モデル地区におけるワゴン車を活用した新たなコミュニティー交通の検討について御説明いたします。  需要予測アンケートを踏まえた収支分析でございますけれども、昨年七月にアンケート調査を実施し、需要予測による収支分析を行い、実証運行移行基準として設定した収支率三〇%を上回る三四・五%の結果となりました。  しかしながら、一月八日には緊急事態宣言が出され、先般宣言が延長されるなど、依然として都内の感染状況は予断を許さない状況にあります。そのような中、コミュニティー交通の運行に当たっては、車内の換気や消毒に加え、乗車人数の制限を行う事例もあり、今回区が計画する本事業に当たっても、メインターゲットが新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクの高い高齢者であることを踏まえますと、実証運行の実施に当たっても十分な感染症対策が必要であると考えております。  そのため砧モデル地区での運行に当たって、感染症対策として乗車定員の制限をした場合の利用予測の比較を行いました。(3)に乗車定員ごとの収支率を記載しております。これまで乗車定員八名での収支を算定したところでございますけれども、他の事例、また、今回使用予定であるワゴン車の座席配置等を考慮いたしますと、感染症対策として、乗車定員は最大でも五人として運行を行うことが妥当であると考えました。結果といたしまして、記載のとおり、八人では収支率が三割を超えましたけれども、五人では二三・八%となりました。算定根拠の概要は下に記載のとおりでございます。  裏面を御覧ください。令和三年度の実証運行についてでございます。感染症対策として乗車定員の制限を行った場合には、実証運行移行基準として設定した収支率三〇%を下回る予測結果となりました。そのため新型コロナウイルスに関する見通しが不透明な状況において実証運行を行い、その結果をもって継続運行の可否等を判断するのではなく、他の旅客運送事業における感染症対策の動向、また、区内におけるワクチン接種状況等を踏まえた上で実証運行を行う必要があると考えました。ついては、区の厳しい財政状況等を踏まえた中で、令和三年度の実証運行を見送り、令和四年度の実証運行に向けた検討を行うことといたしました。  次に、令和三年度の取組みでございます。実証運行は順延といたしましたが、令和四年度の実証運行に向け、運行に当たっての感染症対策の検討を行うほか、地域と連携して新たなコミュニティー交通導入に向けた機運醸成等に取り組んでまいります。  次に、民間事業者主体の取組です。トヨタモビリティ東京が喜多見・宇奈根地区で総合生活支援サービスの一環として、昨年十一月十九日より移動支援サービスの無償トライアルを実施しており、この間の取組状況等に関する情報提供があったため報告するものでございます。  まず、利用状況でございます。昨年十一月十九日から本年一月三十一日までの期間での状況となります。こちらのサービスを利用するためには、まず、無料モニターに新規登録してもらう必要があるんですけれども、その登録者数、また、登録後実際にサービスを利用した方のサービス利用者数、また、その方々が利用した延べの利用回数を記載しております。なお、緊急事態宣言期間中は、①に書いてありますけれども、朝の通勤時間帯におけるバス停送迎サービスは休止しております。  次に、利用者の方の主な目的地を記載しております。記載のとおり、スーパー、百貨店、病院への利用が多い結果となりました。  次に、この間の取組を踏まえまして、検討課題とそれに対する今後のトヨタモビリティ東京としての対応についてでございます。  まずは、会員の確保についてです。登録者数、利用者数、利用回数とも十分に増えていない状況にあります。新型コロナウイルス感染拡大、その後、緊急事態宣言の発出等により移動需要が減少しているということはございますけれども、現在、登録から予約まで全てスマートフォンのみでの対応となっておりまして、高齢者の方々の利用へのハードルになっていると想定されます。そのため今後は、専用アプリに加えましてコールセンターを設けるなど、高齢者の利用促進に向けた取組を進めていくとのことでございます。また、現在、朝の通勤時間帯におけるバス停送迎サービスについては、緊急事態宣言期間中は利用者も少ないことからサービスを中止しておりますけれども、今後、利便性向上のため、現在の定時定路線型のサービスから乗車場所等を選択できる方式への変更を検討していくということでございます。  次に、総合生活支援サービスの検討についてです。トヨタモビリティ東京は、無償トライアルを実施中のオンデマンド等の移動支援サービスと、移動販売やカルチャー教室などの生活支援サービスを併せた総合生活支援サービスを有償化、会員制のサービスとして行うことを目指しております。そのような中、移動支援サービスのトライアルが進む一方で、移動販売等の生活支援サービスの構築に時間を要しております。また、現在、無償トライアルを行っている移動支援サービスについて、今後、有償の会員制サービス移行後にも道路運送法上の許可、登録を要しない輸送となるためのサービス設計に時間を要しておりまして、いずれも、今後、これらのサービス構築に向けた確認、検討を進めていくとのことでございます。  次に、スケジュールについてでございます。当初、令和二年十一月から無償トライアル実施後、令和三年四月以降に有償によるトライアルを実施する予定でございましたけれども、先ほど述べました検討課題があることなどから、無償トライアル期間を令和三年九月まで延長し、それに伴い、有償トライアルは令和三年十月以降とするとのことでございます。  最後に、区の関わりについてでございます。トヨタモビリティ東京とは、昨年十一月十八日に区民の移動に関することを含め、様々な分野を対象として包括連携協定を締結しております。その中の一つである区民の移動に関することとして、総合生活支援サービスの一環としての移動支援サービスについて、実証運行等の取組の有効性等を確認するとしております。  区といたしましても、先ほど述べました課題等につきまして、国土交通省をはじめ、既存交通事業者等関係機関との確認、調整を進めるとともに、道路運送法に基づく地域公共交通会議等において、これらの取組状況の共有を図ってまいります。また、トヨタモビリティ東京の取組について、区内における今後の導入可能性等の確認を行うとともに、移動支援サービスに関して多様な交通手段の一つの事例として、今後の不便地域対策の参考としてまいります。  報告は以上でございます。 ○風間ゆたか 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆江口じゅん子 委員 二ページ目の(5)なんですが、令和四年度、感染症対策の検討、地域と連携し機運醸成というふうにあるんですけれども、具体的にどういうことをするか教えてください。 ◎堂下 交通政策課長 具体的な取組でございますけれども、感染症自体がどうなるかというのが不明な中で、運送自体を行うための条件、今回は利用者数、乗車定員を制限という形を取ったわけですけれども、そういった対策をしなくても運行できるような対策がないかということを、様々な事例等を検証していきたいというふうに思っております。  また、令和三年度の実証という形で進めておったわけですけれども、今回、順延になったといったこともございます。地域の方がかなり残念に思うような形になるかなというふうに思っておりますので、何とか令和四年度の実証運行に向けた機運というものをしっかりと育てていくといいますか、つくっていきたいというふうに思っております。例えば、ルート上のマップですとか、実際に走行のルートを見ていただくとか、そういったところで将来の実証運行に向けたイメージを持っていただけるような活動なんかも案としては持っておりますけれども、詳細につきましては、今後、地元の皆さんと協議をして進めてまいりたいというふうに思っております。
    江口じゅん子 委員 コロナで、年明けに予定されていた勉強会が中止になったわけです。地域に入りたくても、なかなか人を集めてというところでは難しい状況ではあります。ただ、地域の方から、これはいつになるんですかという根強いお問合せは、区にも寄せられていると思うので、緊急事態宣言中であるから具体的にいつ勉強会とか示せないと思うんですけれども、例えば、これまでもペーパーでニュースの配布だったりとか、それから、この間の質疑の中で、例えば、SNSとか様々なツールを活用して機運醸成、広報に努めていくというような御答弁もされているので、そういった工夫というのは、できることから直ちに踏み出していただきたいなと思うんですが、いかがですか。 ◎堂下 交通政策課長 一月の勉強会につきましては残念ながら中止といたしました。その代替といたしまして臨時号という形で通信を出して、個別に郵送等の対応をさせていただいたところでございます。今後、コロナの状況というのがなかなか見えない中ではございますけれども、一堂に会して集めるような勉強会ができれば理想なんですが、それができない場合につきましても、今、委員からお話のありましたような手法も含めて様々な検討をして、機運醸成につながるような活動を進めていきたいというふうに思っております。 ◆江口じゅん子 委員 地域への丁寧な説明と関わりを重ねて要望したいと思います。  あと、トヨタの有償トライアルですけれども、これはお幾らの設定になったんですか。 ◎堂下 交通政策課長 今は無料トライアルの期間ということになっておりまして、今後、登録者数がどれぐらいになるかといったところと、あとはサービス内容といったところで、会員制ということは言っておりますけれども、それが幾らぐらいになるかといったことについては、まだ未定というふうに報告を受けております。 ◆板井斎 委員 ちょっとそういうところが気になるんですけれども、この総合生活支援サービスというのは非常に魅力があるんだと思うんですけれども、実際、無料のモニター新規登録者数というのが、どのような年齢だとか、ニーズがあるのか、あるいは採算性というか、トータルで、きっと運賃だけじゃなくていろんな、カルチャーセンターを利用したりとか、そうしたことも踏まえての設計を考えているのか。このやり方が、砧と連動できたらおもしろいのかなというふうに思ってはいるんです。砧については、これまでも定期運行だとか、バス型とかいろいろとあったんですけれども、考察の一つとして、この砧でのやり方というのは検討に値するのかどうか、確認したいんです。 ◎堂下 交通政策課長 まず、この無料モニターの方がどういった属性かというデータにつきましては、特に年齢が気になるところでありますけれども、現在ではそういった年齢についての情報は得ていないといったところでございます。ただ、運転手さんなんかが実際の利用者さんにヒアリングをした中では、そういったヒアリングをした内容について、例えば、どこに行きたいですとか、そういったデータは取っているといったところがありますので、その点につきましては、今後の施策に生かしていくのかなというふうに思います。  また、どれぐらいの量でペイするかというところなんですけれども、今回は運送の対価として費用は受けないというシステムの中で、会費制という中でいろいろな総合支援サービスというものになります。ですので、白ナンバーでいく形になるわけですけれども、そもそももうかる事業ではないということだけ御理解いただいて、そこが継続的な形になるためにはどれぐらいのサービスと会員価格での釣り合いというものをトヨタとしては考えていくのかなというふうに思っております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○風間ゆたか 委員長 それでは、(3)その他ですが、何かありますか。 ◎石川 道路交通計画部参事 私からは、東京都が公表いたしました入間川分水路の管路の損傷の確認について御報告をさせていただきます。本日は資料がなくて口頭での御報告になってしまい、大変申し訳ございませんが、御説明をさせていただきます。  昨日でございますけれども、東京都建設局が入間川分水路の中の管渠内の定期点検を行ったところ、目地モルタルの剥離等の軽微な損傷が確認されたという公表がございました。こちらの入間川につきましては野川の支流となってございまして、大雨が降った際に河川内の氾濫を防ぐために整備されたのがこちらの分水路となっておりまして、東京都の管理する施設となってございます。こちらの定期点検の中で剥離が確認されたのは複数箇所あるということでございまして、現在、東京都がこちらの調査を実施中というところでございます。  なお、こちらの発見された場所につきましては、この間、委員会等で報告させていただきました陥没ですとか空洞、こういったものが確認された場所に非常に近いというところがございまして、東日本高速道路株式会社が地表陥没等事象の発生を受けた調査を行っているエリアに非常に近いといったところで、東日本高速とも東京都は一緒に調査を進めていくというところが公表されております。この件につきましては、本日私どもの確認では、新聞の中で三紙ほど記事の掲載がされておりまして、引き続きこういった情報の確認ですとか、東京都等にも確認を進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○風間ゆたか 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆大庭正明 委員 ということは、東京都の責任ということも考え得るということですか。賠償責任とか、陥没したということに関する責任は。これは一民間事業者がやっていたわけですけれども、原因がこれから究明されるとなると、東京都の責任という場合は、また議論の筋立ちが違ってきます。ここでの議論もまた変わってくると思うんですけれども、その辺はどうなんですか。可能性ですから分かりませんけれども。 ◎石川 道路交通計画部参事 こちらの分水路内の管渠の破損等につきましては、定期点検の中で発見されたと御報告をさせていただきました。この破損自体がシールドトンネル工事に影響を受けたものであるかといったところも含めて、東京都と事業者調査を行うというところで説明を受けております。 ○風間ゆたか 委員長 質問にちゃんと答えてください。東京都の責任は可能性としてあり得るのかという質問ですから。 ◎石川 道路交通計画部参事 大変失礼いたしました。今の東京都の責任というお話についてでございますけれども、現時点では、この剥離自体が東京都の管理責任によって発生したものなのか、それとも外環工事が近接地で行われておりますので、外環の工事の影響によるものなのか、そういったものの調査をこれから実施するというところでございますので、詳細については、今後明らかにされて公表されるものと考えます。 ◆大庭正明 委員 それだと、ほかにも外環の工事によっていずれかの、地下のねじですとか、下水道だの、水道だの、いろんな管があると思うんですけれども、そういうものに影響があるのかないのかということは、今度は東京都、または東京都の中の世田谷区内に関するものがかなり調査の対象になるということになりますよね。そこだけが外環の工事の影響を受けているということかどうかを調べるだけじゃなくて、ほかの地域においても、管とかねじ、または建物も含めて外環の影響を受けているということを再調査しないとまずいんじゃないですか。 ◎石川 道路交通計画部参事 今お話しいただきましたようなことですけれども、特に調布市内のところにつきましては、埋設物の管理企業者から情報をいただいた中で調査分析が進められているというふうに聞いてございます。こういったメカニズム等々が今後の調査の中で確認されました後に、世田谷区内のところでもこういった事象が考えられるのか、そういったことについてはしっかりと事業者とも状況確認しながら進めてまいりたいというふうに考えます。 ◆江口じゅん子 委員 関連してなんですけれども、喜多見七丁目の野川沿いの両岸のお宅は振動被害がずっと続いているということは、この間、質問などを通じても副参事にもお伝えしているところなんです。もうシールドマシンは調布に行っているのに、何でいまだにと思うんですけれども、調布でシールドマシンが取り込んだ土砂をベルトコンベアーなどで喜多見の両岸にある土砂ピットまで運んでいく、その振動被害が何年も続いている中で、窓ガラスが割れたとか、振動がいまだにあるとか、訴えが聞かれていて、今のやり取りを聞いて、野川の両岸でそういう被害の声も聞かれているわけだから、野川だって、様々な分水路の管がどのくらいあるのかというのはちょっと私は分からないんですけれども、そういった目線でのチェックはやはり必要じゃないかなと思うんです。ぜひ事業者に対して、まずは入間川というのを見ながら、その状況に応じてこちらをどうするか判断するということですけれども、しかし、そこはもう積極的に、区としてもこの間、事業者世田谷区間調査しろとか求めてきているわけだから、野川のところに関してもしっかり調査というのは要望していただきたいなと思うんですけれども。 ○風間ゆたか 委員長 質問ですか。要望ですか。 ◆江口じゅん子 委員 質問です。 ◎石川 道路交通計画部参事 今のお話の件につきましては、外環事業者と情報を共有する中で、今後、どういった対応ができるのかしっかり話し合っていきたいと考えます。 ○風間ゆたか 委員長 よろしければ報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○風間ゆたか 委員長 次に、協議事項に入ります。  (1)次回委員会の開催についてですが、第一回定例会中の三月三日水曜日午後三時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○風間ゆたか 委員長 それでは、次回委員会は三月三日水曜日午後三時から開催予定とすることに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○風間ゆたか 委員長 その他、何かございますか。 ◆いそだ久美子 委員 今まで、こちらから協議した中で要望が出たりとか、特に外環については区がやる主体でないので、事業者に申し伝えますということが多かったんですけれども、申し伝えるだけで、その返事をもらってきてどうだったかという報告を、次回の報告事項の中でお願いしてもよろしいんでしょうか。 ○風間ゆたか 委員長 まず、その件に関して報告できるかどうか、答弁をお願いします。 ◎石川 道路交通計画部参事 こういった申し伝えるといったことについては、当然お伝えしているわけなんですけれども、どういった形で委員会報告できるかというところにつきましては、少し検討させていただければと思います。 ○風間ゆたか 委員長 この報告事項に入れるかどうかということを正副でも協議をしますけれども、毎回、この外環道に関しては報告をしているわけですから、伝えたということ自体は報告事項の中にきちんと入れていただければなと思います。そこから先方からの話がないケースに関しては、なかったということも含めて言っていただくと、今の要望にかなえられるんではないかなということなので、いずれにしても、きめ細やかにきちんと報告をしてくださいということで、次回以降、お願いします。  以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。     午後四時十分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   公共交通機関対策等特別委員会    委員長...