• ひきこもりの把握(/)
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  1. 世田谷区議会 2021-02-08
    令和 3年  2月 区民生活常任委員会-02月08日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 3年  2月 区民生活常任委員会-02月08日-01号令和 3年  2月 区民生活常任委員会 世田谷区議会区民生活常任委員会会議録第一号 令和三年二月八日(月曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十名)    委員長         中村公太朗    副委員長        岡本のぶ子                阿久津 皇                畠山晋一                福田たえ美                いそだ久美子                ひえしま進                小泉たま子                たかじょう訓子                田中みち子  事務局職員    議事担当係長      長谷川桂一    調査係主事       小山内沙希  出席説明員    副区長         岡田 篤
      世田谷総合支所    総合支所長       志賀毅一    区民課長        梅原 文   北沢総合支所    総合支所長       髙木加津子    地域振興課長      土屋雅章   玉川総合支所    総合支所長       工藤 誠   砧総合支所    総合支所長       原田茂実   烏山総合支所    総合支所長       皆川健一   生活文化政策部    部長          松本公平    市民活動・生涯現役推進課長                加野美帆    人権・男女共同参画担当課長                小野恭子    区民健康村・ふるさと交流課長                大谷 昇   地域行政部    部長          清水昭夫    地域行政課長      舟波 勇    住民記録・戸籍課長   泉 哲郎    番号制度・マイナンバーカード交付推進担当課長                齋藤 稔   環境政策部    部長          竹内明彦   経済産業部    部長          田中耕太    商業課長        中西成之    産業連携交流推進課長  納屋知佳    工業・ものづくり・雇用促進課長                香山桂子    都市農業課長      江頭 勝   清掃・リサイクル部    部長          辻  正    事業課長        庄司秀人    世田谷清掃事務所長   畑中 健    玉川清掃事務所長    大石智康    砧清掃事務所長     金澤眞二   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和三年第一回区議会定例会提出予定案件について   〔議案〕    ① 世田谷区行政手続における特定個人を識別するため番号利用等に関する条例一部を改正する条例   〔諮問〕    ① 人権擁護委員候補者推薦諮問   〔報告〕    ① 議会委任による専決処分報告(来庁者負傷事故に係る損害賠償額決定)    ② 議会委任による専決処分報告(自動車事故に係る損害賠償額決定)    ③ 議会委任による専決処分報告(自動車事故に係る損害賠償額決定)   (2) 令和三年四月一日付け組織改正(案)について   (3) 世田谷区新実施計画(後期)推進状況(案)について   (4) 令和三年度事務事業見直しについて   (5) 「指定保養施設」事業見直しについて   (6) 令和三年「新成人つどい」中止対応について   (7) 成年年齢引下げ後成人式等対応方向性について   (8) 世田谷区民健康村第五期事業計画(案)について   (9) くみん窓口・出張所混雑期における密回避について   (10) 高齢者地域参加促進施策令和三年度取組みについて   (11) 区内事業者等へ支援について   (12) せたがやPayを活用した入浴券支給事業実施について   (13) 旧池尻中学校跡地活用新たな基本コンセプトについて   (14) 区内農地活用による障害者就労を目的とした農福連携事業について   (15) 粗大ごみ受付システムにおけるチャットボット導入について   (16) 自動車事故発生について   (17) その他  2.資料配付   (1) 世田谷区立北沢区民会館ホール一般貸出休止について   (2) 世田谷区立ひだまり友遊会館工事休館について   (3) 世田谷区民健康村ふじやまビレジ温泉孔内調査及びポンプ交換について  3.協議事項   (1) 参考人出席要請について   (2) 次回委員会開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午後零時二十分開議 ○中村公太朗 委員長 ただいまから区民生活常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  まず、委員会運営についてですが、新型コロナウイルス対策として、会議時間短縮にこれまでも御協力いただいておりましたが、本日はレジュメに記載とおり、多く案件が予定されております。理事者から報告は簡潔明瞭に、委員から質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間短縮に向けた御対応を引き続きよろしくお願いいたします。  また、発言に当たりましては、お手元ワイヤレスマイクを御使用ください。  それでは、1報告事項聴取に入ります。  まず、(1)令和三年第一回区議会定例会提出予定案件について、議案①世田谷区行政手続における特定個人を識別するため番号利用等に関する条例一部を改正する条例について、理事者説明を願います。 ◎齋藤 番号制度・マイナンバーカード交付推進担当課長 それでは、番号制度・マイナンバーカード交付推進課長、斎藤より御説明いたします。世田谷区行政手続における特定個人を識別するため番号利用等に関する条例一部を改正する条例でございます。  主旨でございますが、国制度である幼児教育・保育無償化に伴い、マイナンバー制度に基づく区独自利用事務情報連携拡大について、個人情報保護委員会から通知がございました。私立幼稚園等に在籍する幼児保護者に対する補助金交付に関する事務についても規定整備を図る必要があるため、世田谷区行政手続における特定個人を識別するため番号利用等に関する条例一部を改正する条例を、令和三年第一回区議会定例会に提案いたします。  続きまして、改正内容ですが、私立幼稚園等に在籍する幼児保護者に対する補助金交付に関する事務について、個人番号利用範囲を変更いたします。  次に、新旧対照表を御覧ください。裏面をめくっていただきまして、最後二分の二を御覧ください。こちらは改正前と改正後であるんですが、改正前は、いわゆる幼稚園に在籍している幼児入園料補助金、それから保育料補助金、さらに就園奨励費補助金とございましたが、今回はこの就園奨励補助金をなくし、左側改正後を御覧ください。保育料補助金後に、預かり保育料補助金、副食費補助金が追加されたことになります。以上点が今回改正要点になります。  施行予定日は公布日からということで、今回これを提案させていただく次第です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、諮問①人権擁護委員候補者推薦諮問について、理事者説明を願います。 ◎小野 人権・男女共同参画担当課長 私からは、人権擁護委員候補者推薦諮問について御説明を申し上げます。  1主旨にございますように、人権擁護委員法において、市区町村に配置される人権擁護委員を新たに置く場合は、市区町村長が議会意見を聞き、候補者を推薦し、法務大臣が委嘱することが定められております。このたび、既に二名委員方が退任されたため、後任委員推薦として、令和三年区議会第一回定例会に諮問するものでございます。  2退任委員二名でございます。お二人とも体調不良による任期途中で退任でございます。  3推薦候補者二名任期でございますが、令和三年七月一日から三年間でございます。  4今後スケジュールは記載とおりでございます。  裏面を御覧ください。参考として、1は人権擁護委員法概要ほか、職務、活動を記載しております。また、2は人権擁護委員が携わる世田谷区で活動、東京法務局で活動でございます。
     本文下には、別紙1、委員名簿、別紙2、委員委嘱まで流れでございますが、後ほど御確認いただければと存じます。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、報告①議会委任による専決処分報告(来庁者負傷事故に係る損害賠償額決定)について、理事者説明を願います。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 私からは、さき当委員会にて御報告いたしました北沢総合支所庁舎内における転倒事故で負傷された来庁者方へ損害賠償額が決定しましたので御報告いたします。  1事故概要です。発生日時は、令和二年六月十五日月曜日午後三時頃です。発生場所は、北沢総合支所地下一階東口階段前です。地下一階には区民課と北沢まちづくりセンター等がございます。負傷者乙は、大原一丁目在住三十六歳男性です。  事故内容ですが、北沢総合支所地下一階にあるくみん窓口ほかを訪れた乙が、地下一階東口階段前に敷いてある除塵マットに右足を乗せたところ、前日雨が染み出し、床が濡れていたため、マット端が床上で滑り、横向きに転倒し、打撲傷を負ったものでございます。  乙負傷程度ですが、右足関節打撲、右肘打撲、右手関節捻挫、腰部打撲、右膝打撲、右肩打撲、頚椎捻挫です。この負傷により九月まで約三か月治療、リハビリに要し、延べ十九回通院されることとなりました。  過失割合は、甲が八割、乙が二割です。  2乙へ損害賠償額は四十六万七千七百八十九円です。この金額は、特別区自治体総合賠償責任保険により全額補填されます。  3専決処分日は、令和二年十二月二十五日です。  今後このような事故が発生しないよう、施設適正な維持管理に努めてまいります。  御報告は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では、②議会委任による専決処分報告(自動車事故に係る損害賠償額決定)について、理事者説明を願います。 ◎畑中 世田谷清掃事務所長 それでは議会委任による専決処分報告(自動車事故に係る損害賠償額決定)について御説明いたします。  本件につきましては、十一月三十日当委員会において事故発生報告をさせていただきました。発生日時は令和二年十月二十六日、発生場所は世田谷区上馬二丁目五番地先、環状七号線路上でございます。  事故相手方は記載とおりでございまして、内容でございますが、世田谷清掃事務所職員が同地点において降車した際に、シートベルト巻き上げが不十分だったため、バックル部分がドアに挟まっており、職員が閉めたはずだと思っていたドアが再び開き出し、右側を通行していた乙車両に接触したものでございます。  損傷程度は記載とおりでございますが、過失割合は区側が十割、金額は五十万九千九百三十八円となりました。なお、費用につきましては、加入自動車保険より全額補填されます。  本件は、令和三年第一回区議会定例会に御報告させていただく予定でございまして、専決処分日は令和三年一月十四日でございました。  大変御心配、御迷惑をおかけしましたが、これをもって処理を完結する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次、③議会委任による専決処分報告(自動車事故に係る損害賠償額決定)について、理事者説明を願います。 ◎大石 玉川清掃事務所長 議会委任による専決処分報告につきまして御説明いたします。  本件につきましては、令和元年九月二日本委員会において、事故発生について御報告したところですが、このたび物損部分損害賠償額が決定し、専決処分をしましたので御報告するものです。  初めに、事故概要について改めて御説明いたします。発生日時は令和元年七月二十九日、発生場所は野毛三丁目二十二番先路上、相手方乙は、記載とおり、府中市在住男性でございます。  事故内容ですが、裏面地図を御覧ください。当事務所職員が運転する区有車、軽ワンボックスですが、ふれあい指導で次現場に移動するため、事故発生場所押しボタン式信号ある丁字路交差点を多摩堤通りへ右折しようと一旦一時停止しました。その後、ゆっくりと右折したところ、車両右側より直進してきた相手方乙二輪車と衝突したものです。  表面にお戻りください。(5)損傷程度ですが、甲車両は、フロントガラスを含む車両前面に損傷が生じました。乙二輪車にも損傷がございます。過失割合ですが、区側が九割、相手側が一割となります。  区損害賠償額は記載金額でございまして、加入自動車保険により全額補填されます。  なお、人身については甲被害はございませんが、乙被害については、記載ように複数箇所骨折があり、手術は終わっておりますけれども、新型コロナ感染拡大影響などでリハビリが遅れており、現在もリハビリ中です。人身部分につきましては、リハビリ完了後に示談予定となっております。  専決処分は本年一月十八日です。本件は、令和三年第一回区議会定例会に報告を予定しております。申し訳ありませんでした。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、ここで理事者入替えを行いますので、しばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(2)令和三年四月一日付け組織改正(案)について、理事者説明を願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 それでは、令和三年四月一日付け組織改正(案)について御説明いたします。  なお、本件につきましては、五常任委員会併せ報告とさせていただきます。  1基本的な考え方です。区政重点的課題、緊急課題へ対応や、事業見直し等に伴う体制を整備するため、令和三年四月一日付で組織改正を行うものです。  別紙を御覧ください。四月一日付組織改正案と、御参考までに、最後ページに二月四日に議員皆様へポスティングをさせていただいた住民接種担当部を新設する二月十日付組織改正案をおつけしています。  組織改正主な内容については、領域ごとに内容をまとめております。  それでは、区民生活常任委員会関連について御説明させていただきます。一ページを御覧ください。  まず、世田谷総合支所です。若林複合施設など整備完了に伴い、地域施設整備担当副参事を廃止します。  次に、玉川総合支所です。玉川総合支所区民会館整備が完了しましたが、引き続き施設整備等特定課題へ対応が必要なため、地域施設設備担当課地域施設設備担当副参事に改正します。  当委員会関連につきましては以上です。他領域については、後ほど御覧ください。  御説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(3)世田谷区新実施計画(後期)推進状況(案)について、理事者説明を願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 それでは、世田谷区新実施計画(後期)推進状況(案)について御説明いたします。  本件は、平成三十年度から四年間新実施計画(後期)推進状況について、五常任委員会で併せて報告させていただくものです。  かがみ文を御覧ください。1主旨は、記載とおりです。  次に、A3資料推進状況案概要版を御覧ください。概要版は、主な変更があった場所を中心に掲載しています。  一ページは計画位置づけ、重点政策概要を記載しております。推進状況は、各事業における平成三十年度末から令和元年度末実績と令和二年度末実績見込みを示すとともに、令和三年度計画を必要に応じて見直し、取りまとめたものです。  また、新型コロナウイルス感染症影響に伴い、令和二年度計画は、事務事業等緊急見直しや、世田谷区政策方針を踏まえた取組内容見直しを推進状況に反映しております。  なお、成果指標につきましては、新型コロナウイルス感染症影響を見定める必要があること、来年度が新実施計画(後期)最終年度であることを踏まえ、目標値は修正しておりません。  次に、二ページ、三ページを御覧ください。基本計画分野別政策に基づく取組につきまして、世田谷区政策方針等を踏まえて、令和三年度計画について調整したものです。概要版では、新型コロナウイルス感染症影響を踏まえた計画主な変更点としてまとめ、二ページ健康・福祉から三ページ都市づくり枠内に記載しております。  また、先ほど御説明をいたしました令和二年度計画主な変更点についても記載しております。  続いて、四ページを御覧ください。行政経営改革取組うち、十視点に基づく取組について、令和二年度見込み等を踏まえまして、令和三年度計画について調整したものです。令和三年度計画主な変更点、効果額等につきましては、右側枠内に記載しております。  また、今回新規で追加した項目として0141、DX取組み推進があります。  五ページを御覧ください。行政経営改革取組うち、外郭団体見直し、公共施設等総合管理計画に基づく取組と財政収支見直しについて記載してございます。  新実施計画事業費につきましては、一番下枠内、2新実施計画事業費欄に記載とおり、四年間で約五百三十二億円、行政経営改革効果額については、同じ枠内行政経営改革効果額表に記載とおり、約六十八億円を見込んでおります。  次に、計画本体ですが、推進状況(案)とございます厚い資料を御覧ください。  基本計画分野別政策に基づく取組につきましては、三一ページ健康・福祉から始まり、一四六ページまでございます。  区民生活領域では、くらし・コミュニティとしまして、八五ページから一一五ページに記載しております。例えば九七ページ事業番号306、DV防止取組み、一〇七ページ事業番号312、たばこマナーが向上するまちづくり実現、一〇九ページ事業番号313、世田谷産業基礎づくりなどがございます。  次に、行政経営改革取組うち、十視点に基づく取組につきましては、一四八ページから二二〇ページに記載がございます。  次に、外郭団体改革基本方針に基づく取組みにつきまして、二二二ページ、二二三ページに全体説明を、二二四ページから三一四ページに団体ごと取組項目年次別計画計画変更理由、財政・人員計画等を記載しております。  次に、三一六、三一七ページですが、公共施設等総合管理計画に基づく取組について全体説明を、三一八ページから三三三ページに建物に関する取組など、各取組年次別計画等を記載しております。  最後に、財政収支見通しにつきまして、三三五ページ以降に記載がございます。  今後スケジュールにつきましては、かがみ文に記載とおりです。  御説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(4)令和三年度事務事業見直しについて、(5)「指定保養施設」事業見直しについて、併せて一括で御説明願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 それでは、令和三年度事務事業見直しについて御説明いたします。  なお、本件は五常任委員会併せ報告でございます。  1主旨です。世田谷区政策方針及び令和三年度予算編成方針に基づき取り組んできた事務事業見直しについて、この間、十一月及び十二月常任委員会におきまして途中経過を報告いたしました。今回、令和三年度当初予算案を反映した事務事業見直し項目、内容、効果額等詳細を取りまとめましたので御報告いたします。  2取組み内容、(1)見直し視点についてです。見直し検討では、全て事務事業について、従来どおり継続を前提とせず、御覧A)からE)多角的な五つ視点から検証を行いました。  別紙1、見直し視点別主な見直し項目を御覧ください。各事業点検、検証プロセスを踏まえまして、五つ見直し視点から整理をしたものです。それぞれ見直し項目数、効果額合計と、その中で主な見直し項目を掲載しております。  なお、欄外米印一つ目注釈にございますように、見直し視点が複数該当する項目については、各項目見直し項目及び効果額に重複して計上しております。  かがみ文に戻りください。(2)見直し区分と見直し効果額についてです。五つ見直し視点に沿って各事業本質的な見直しを進めた結果である令和三年度予算編成過程における見直し効果額について整理した表でございます。  まず、上項目では、事務事業本質的な見直しとして、アからエ四つ見直し区分に分類し、効果額を集計しております。また、一番下事業経費精査などにつきましては、事務内容見直し等はないが、執行実績等を踏まえ、今回予算計上額を精査したもので、その効果額を集計しています。具体的には、事務事業見直し全体で、歳出総額で百三十五億八千八百万円、うち一般財源で八十一億八千六百万円となりました。そのうち事務事業本質的な見直し効果額は、歳出で七十一億一千万円、うち一般財源で五十三億六千万円、また、事業経費精査など効果額が、歳出で六十四億七千八百万円、うち一般財源で二十八億二千六百万円でございます。  別紙2を御覧ください。こちらは令和三年度当初予算案概要より抜粋した資料です。見直し区分ごとに代表的な見直し項目を掲載しております。詳細は後ほど御覧ください。  続きまして、別紙3、事務事業見直し一覧を御覧ください。今回見直しを行った事務事業詳細一覧でございます。領域、所管部ごとに見直しを行った全て事務事業について掲載しております。区民生活領域は、五ページから一〇ページまで掲載でございます。  なお、一番右欄に、先ほどかがみ文で御説明をしたアからエ見直し区分と、AからE見直し視点を掲載しております。  金額記載ですが、右下米印に記載とおり、百万円未満項目は、アスタリスクで表示しております。また、百万円以上項目は十万円位を四捨五入しています。入札等における契約予定価格推察等を避けるためこのような記載としております。御了承ください。  それでは、一〇ページを御覧ください。区民生活領域事務経費精査など項目が中ほどにございます。それぞれ領域最終ページに効果額大きい代表的な事業と領域共通項目を掲載しております。また、最終二五ページには、領域ごと見直し効果額を整理し掲載しております。各領域見直し項目詳細につきましては後ほど御覧ください。  それでは、かがみ文にお戻りください。一番下3今後取組みについてでございます。今回見直しによる区民、事業者へ影響等を注視しながら、コロナ禍を経た地域社会変化や新しい生活様式へ移行等を踏まえた、より適切な事業在り方を追求し、従来どおり施策に復元するではなく、さらなる事業見直しにつなげてまいります。また、資産有効活用、民間と連携協働、デジタル改革推進等により、財政負担抑制と区民サービス向上、業務改善を図ってまいります。  説明は以上でございます。 ◎大谷 区民健康村・ふるさと交流課長 私ほうでは、引き続き事務事業見直し項目にございます「指定保養施設」事業見直しについて御説明させていただきます。
     区では、区民健康増進と福祉向上を目的に、昭和六十年から民間ホテル、旅館等と契約し、区が利用料金一部を負担する指定保養施設と、区民向けに一般料金より安価な料金設定としている協定保養施設を提供してございます。  指定保養施設に関しましては、この間、契約施設充実を図る一方で、財政状況を踏まえ区負担額見直しなどを行ってきましたが、今般コロナ禍を踏まえた施策事業本質的な見直しに基づき、令和三年九月三十日宿泊分をもって本事業を終了し、協定保養施設に一本化することといたします。  指定保養施設につきましては、現在関東近郊に十七施設、沖縄県宮古島に六施設がございます。利用可能な泊数及び区負担額ですが、年度内一人四泊までとしまして、一泊当たり二千円を区が負担している形になります。  2⑤利用実績及び決算額を御覧いただきたいですが、平成元年には三万人弱程度利用があったが、平成二十八年度では一万人ちょっとぐらい利用となっています。これが、令和元年度では七千人を割り込む数となっていて、利用については年々減っているが現状です。  また、協定保養施設については、かんぽ宿十二施設を中心に、関東近郊十五施設と北海道中川町一施設がございます。これについては利用泊数制限及び区負担額はなしとなっております。こちらについては区利用料負担がないということもありまして、利用実績は延べ百四十九人と、令和元年度にはなっております。  裏面を御覧いただきます。3「指定保養施設」終了へ対応ということですけれども、指定保養施設から協定施設へ移行といたしまして、現在、指定保養施設となっている二十三施設に対して、令和三年十月一日から協定保養施設へ移行について働きかけを行っております。  これについてなんですけれども、指定保養施設についても、旅館宿泊予約などが六か月前ぐらいからスタートしているところもあるということなので、区民利用へ影響も考えまして、六か月周知・調整期間を設けた上で、本年九月末をもって指定保養施設を終了することといたします。この四月以降、区ホームページ等によりまして区民周知をいたしまして、十月一日から協定保養施設に一本化してまいりたいと考えております。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 今後周知を図っていくということですけれども、御利用されてきた方がいらっしゃるわけで、これについて本当に丁寧な説明が必要ですし、声をしっかりと聞いていただきたいと思っています。それを要望します。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(6)令和三年「新成人つどい」中止対応について、(7)成年年齢引下げ後成人式等対応方向性について、一括して説明を願います。 ◎大谷 区民健康村・ふるさと交流課長 ではまず、令和三年「新成人つどい」中止対応について御説明いたします。  令和三年新成人つどいにつきましては、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で式典開催に向けて準備を進めておりましたが、昨年末急速な感染拡大傾向が見られたことを踏まえまして、会場で式典中止を決定いたしました。  当初は、2新成人つどい概要にあるように、一月十一日に三回に分けて、対象者数八千人うち約三千六百人方が来場されることを想定しまして、日大文理学部百周年記念館で実施することを検討してございました。ただ、年末十二月二十六日に都内感染者数が九百四十九人に上るというふうに急激に増えている状況を踏まえまして、十二月二十八日午前中に式典会場で開催を中止することを決定いたしました。  中止決定後対応ですけれども、二十八日に区ホームページ及びツイッターにて周知いたしまして、その日うちでも六千五百二十件ほどアクセスがございました。三十日には対象八千人方に中止を知らせるおはがきを送付いたしました。  当日一月十一日につきましては、午前十一時から式典様子をライブ配信いたしました。式典ライブ配信につきましては、吹奏楽、チアリーディングについては、会場で実演が難しいということで動画差し込みになりましたが、こちらを配信させていただきまして、式典ライブ配信時視聴者は八百人を超えてございます。また、当日も五千回ほど再生がございまして、一月末までユーチューブで配信していますが、それ以降、六千六百回再生をいただいております。  また、中止に関する御意見、お問合せとしては、中止にしないで開催してほしい、あるいは中止ではなくて延期にしてほしいというようなお声、あるいは記念品配布や晴れ着等キャンセル料補償についてお問合せなど、四十七件お問合せがございました。  引き続きまして、成年年齢引下げ後成人式等対応方向性について御説明させていただきます。  まず、区では毎年一月成人日に、その年度に満二十歳になる方を対象として成人式、新成人つどいを開催してございます。令和四年四月に成年年齢が十八歳に引き下げられることを踏まえまして、区では成人式在り方について、対象者へアンケート調査や意見交換会などを行いながら検討を進めてまいりました。この検討結果について御報告させていただきます。  まず、検討ポイントといたしましては、成年年齢が十八歳に引き下げられることを前提として、成人式も十八歳で開催されたらどういう形になるかということを踏まえた上で検討を進めてまいりました。  まず、①としてしましては、多く対象者が高校生であり、受験や就職準備に忙しい時期に当たるため式典へ参加が難しくなること。また、②進学や就職等に際し、出費が伴う時期と重なるため家計へ負担が大きいということ。また、③は運営側課題ですが、対象年齢を引き上げた場合、初年度は十八歳から二十歳まで三年齢分、三学年分が対象となるために、現在方法で会場確保が困難であること。また、④は①事情と重なりますけれども、現在新成人つどいについては、実行委員会形式で若者たちによる企画を行っていますけれども、その実行委員確保が難しくなるということが課題というふうに認識して検討してまいりました。  また一方、対象を二十歳とする場合においては、成年年齢に達する年度から二年後開催となるために、目的や意義について改めて整理する必要があると考えてございます。  3検討経過ですけれども、六月に令和二年度に十五、十六、十七歳になる方、当該令和五年成人式を迎える際に、十七、十八、十九になる方を対象にアンケートを実施いたしました。これについては、九月に委員会ほうでも御報告させていただきました。続けて、八月に世田谷区子ども・青少年協議会へアンケート結果を報告し、九月には六月アンケート回答者中から十七名方をお招きして、区長も交えた意見交換会を開催してございます。また、十二月には、世田谷区子ども・青少年協議会委員方にもアンケート調査を行いまして、その結果を協議会にて御報告しております。  主な意見としましては、アンケート結果で、成人式対象年齢については、八割方が二十歳がふさわしいだろうという回答をされております。また、開催時期も従前どおり一月がよろしいというような意見がございました。  最後に、裏面に移りまして、5成人式等対応方向性についてですけれども、成人式については検討ポイントで掲げた①から④懸念事項やアンケート結果を踏まえ、これまで同様に、その年度に満二十歳となる方を対象に一月開催としていく方向で考えたいと。ただ、成年年齢に達してから一定期間経過しておりますので、内容については若干見直しをしまして、お祝いを中心としたものから、若者へ激励や地域一員として自覚を促すような内容を考え、検討してまいりたいと考えております。また、名称についても、二十歳つどいなど名称変更が必要だと考えてございます。  また、あわせて満十八歳になった方に対して対応というも検討していく課題だと感じております。十八歳になる年度に、成年となったこと自覚や法的責任、義務が生じることなど、成年意味合いを周知啓発する取組を行ってまいりたいと考えております。  成人式については、晴れ着予約等でかなり前から準備をしていらっしゃる方もございますので、今回、令和三年度夏ぐらいを目途に、成人式に関する区考え方をホームページにて公表してまいりたいと考えております。  令和四年四月に改正民法施行を受けまして、五年一月から新たな形で成人式開催を行いたいと考えております。あわせまして、成年年齢引下げ後成人式開催方法について検討結果報告書をつけてございますので、こちらは後ほど御覧いただければと思います。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆ひえしま進 委員 新成人つどいが中止になったわけですけれども、会場が日大百周年記念館だったわけで、まず会場キャンセル料とかが発生しているかということと、あと成人になられる方は衣装を何か予約されていて、キャンセル料補償お問合せがあったということですけれども、具体的にどういう対応をされるか教えてください。 ◎大谷 区民健康村・ふるさと交流課長 会場使用料については、前準備とライブ配信で当日会場を使うということがございましたので、会場使用についてはキャンセル料は発生してございません。ただ、警備ですとか設営については若干内容が落ちていますので、そこについては契約変更しまして、減額修正しまして、予算的には全体で予定していた予算約五百万円程度が残るような計算となってございます。  晴れ着等キャンセル料についてですけれども、これについては区が介在している契約でないということ、また、ほか自治体でもキャンセル料補償には応じられないということで、かなり早くから報道もされていたというがありますので、問合せお話はございましたが、内容も、してくれないんだよねということで、それで一方的に中止はひどいんじゃないぐらい話で、区に補償してくれというところまで御意見はいただいておりませんので、区としても、区介在する契約ではないので、区として補償は難しいという御説明を申し上げているという状況です。 ◆いそだ久美子 委員 この新成人つどいを中止にしても、その後私的な集まりとか、それに関しては世田谷区は特に言及しなかったと思うんですが、他自治体では新成人つどいそのものをやったところもあるし、中止にして、その後私的な会合も自粛してくださいと出したところもありました。世田谷区場合はぎりぎりだったので、私が見たところ、もう着つけなどもキャンセルしないで、そのまま自分たち会合は行っていたという話も聞いているんですが、成人式とその日に関連したと思われるクラスターって出ていたんでしょうか。 ◎大谷 区民健康村・ふるさと交流課長 私ほうで聞いている限りでは、成人式日に関して成人方が集まったクラスターというは、今ところ保健所からも聞いておりませんので、ちょっとそこについては、十分こちらからそういうことありませんかと聞いたわけではないですが、こちらに情報は入ってございません。 ◆いそだ久美子 委員 今回いろんなタイプで自治体が対応されたと思うので、いい機会ですので、一回、調査的なものになりますけれども、どういう対応をしたら、クラスターが出たところもあったわけで、どうしたら最適な解だったかというは、次機会までに調査していただければと思います。要望です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次、(8)世田谷区民健康村第五期事業計画(案)について、理事者説明を願います。 ◎大谷 区民健康村・ふるさと交流課長 それでは、世田谷区民健康村第五期事業計画(案)について御説明させていただきます。  第五期事業計画につきましては、令和二年八月に計画素案を策定いたしまして、九月に委員会にも御報告させていただいてございます。このたび区、川場村、世田谷川場ふるさと公社三者で構成します区民健康村事業推進会議幹事会により詳細を検討いたしまして、その検討を踏まえた計画案を取りまとめましたので御報告いたします。  まず、A3第五期事業計画概要版でございます。こちらについては、計画基本理念、1区と村が互いに共存・共生できる仕組みをつくる、2これまで培ってきた交流から新しい文化価値を創る、3次代を担う子ども健全な成長と若者参画につながる交流を推進するという三つ基本理念を基に、三番目に掲げてあります取組み方針、六つございます。交流事業充実、新たな交流展開、2協働による自然環境保護と循環型社会構築、3区とつながりを基盤とした村産業振興、4区民と村民による村歴史・文化継承、発展、5子ども健全な成長と若者参画につながる取組推進、6区民健康村と村に関する魅力ある情報発信という六つ取組み方針を掲げまして、それに向かって進む方向性をお示ししました。  ここまでは大きく素案内容と変わってございません。  概要版裏面を見ていただきますと、一番右ところに、区民健康村第五期事業計画前期実施計画としてございます。こちらが、添付している冊子二六ページ以降に、それぞれ基本方針を施策目標といたしまして、それに対して具体的に五年間で取り組む事業を記してございます。この辺について、素案から付け加えた部分となってございます。  おめくりいただいて、二七ページ、交流事業充実、新たな交流事業展開としては、重点一、重点二にあるように、村空き家等を活用した滞在型施設整備ですとか、村生活体験ができる交流事業を実施するような形で、村関係人口づくりを推進していったりとか、三〇ページNo.3区とつながりを基盤とした村産業振興とございますように、区新庁舎等における川場産木材・木製品活用というを重点五で掲げていますが、こういった具体的な取組を掲げまして、五年間計画を進めてまいりたいと考えております。  また、このスタートする四月からは、川場村と四十周年を迎えることになります。シンポジウム開催ですとかその辺についても今後検討していきます。また、川場産材を利用して、プレーパークでリーダーハウスを改築するという計画も出てございますので、その辺、四十周年記念事業については、四月に改めて委員会で報告させていただきたいと考えてございます。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、ここで理事者入替えをいたしますので、しばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(9)くみん窓口・出張所混雑期における密回避について、理事者説明を願います。 ◎泉 住民記録・戸籍課長 それでは、くみん窓口・出張所混雑期における密回避について御説明をさせていただきます。  初めに、1主旨です。例年混雑期を迎えますくみん窓口・出張所において、新型コロナウイルス感染症拡大防止、混雑緩和を図るため、時間や場所分散につながる取組を集中的に実施し、特に申請件数が多い証明書発行、異動届へ対応を図るものでございます。  2取り組み内容になります。(1)は、お近くまちづくりセンターで取次ぎ発行について、ホームページに加え、広報板や区施設等で周知を強化するものでございます。(2)は、窓口に来庁せずに行える証明書交付や転出届郵送手続について、ホームページに加え、広報板等で周知を行います。(3)マイナンバーカードを利用して、全国コンビニエンスストア等で住民票写し等を取得できますコンビニ交付について、ホームページほか、リーフレット活用、広報板や区施設へ周知等により、引き続き利用を促進するものでございます。(4)ホームページ等活用になります。こちらは証明書取次ぎ発行や窓口に来庁せず利用が可能な郵送手続、コンビニ交付が利用できますことをホームページ冒頭部分で説明するなど現在構成を見直し、メリットや利用促進につながる表現工夫を行うなど、分かりやすいものとするものでございます。  資料裏面になります。(5)職員兼務期間延長、くみん窓口・出張所から異動いたします経験が豊富で業務を熟知しております職員兼務期間を延長することにより、事務処理迅速化、時間短縮を図るものでございます。(6)窓口分散取り組み、取扱い件数が多く、比較的短時間で対応できます証明書発行について、転入など届出と分けまして交付をする証明書発行ラインを、窓口実情に合わせて実施することにより、効率的かつ時間短縮を図るものでございます。(7)総合支所におけるマイナンバーカード特設窓口開設は、五総合支所においてマイナンバーカード特設窓口を開設し、マイナンバーカード交付推進体制を強化するものとなります。(8)密緩和取り組み、待合スペース確保や来庁者誘導等工夫を各窓口で図るとともに、ホームページや支所ツイッター等を用いた混雑情報発信、お呼び出しメール活用を進めるものでございます。  (9)その他といたしまして、現在くみん窓口や出張所等で受付をしております様々な手続に関して、各担当所管ホームページにおいて、郵送手続等、くみん窓口・出張所以外でもできる手続案内、周知を実施していくものになります。  3今後予定は記載とおりでございます。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 このように周知を図っていくということは非常に重要だというふうに思います。それでちょっと要望なんですけれども、郵送による手続に関して、多分区民方々は、どのぐらいかかるかというがやっぱり気になるところだと思うので、その辺を例えば目安で、混み具合によって違うとは思いますけれども、一週間以内とか何かそういった目安ようなこともお知らせできれば、そのぐらい前に申請すれば大丈夫なねというようなことも分かるなというふうに思うんです。安心できると思うんですね。  なので、ちょっとその辺、私はそう考えるんですけれども、どうですか、できますか。 ◎泉 住民記録・戸籍課長 ただいま郵送手続関係目安ということですが、現在ホームページでは七日から十日程度ということを載せております。今こちらに資料として添付しておりますポスター案に関しましては現在イメージ案になりますので、この内容を絞って、見た人目に留まるような工夫を行いながらポスターほうを確定していきたいと思いますので、その中でまた参考にさせていただきたいと思います。 ◆小泉たま子 委員 コロナ禍中、スムーズな委員会運営ということは十分承知しておりますが、この課題につきましては、何年も前から私としては非常に重要な課題だと思っておりまして、今日このように出てまいりました。なるべく早く、今確認しておかないと、もう非常に混雑な窓口に入ってまいりますので、なるべく今日は時間をかけないでまとめて質問をさせていただきます。八つぐらいありますので、書いてまいりましたので、時間をかけないために読み上げますので、まとめてお願いいたします。  答弁も、今ここにおっしゃったことには触れないで、新しいことがありましたら答弁してください。二重にならないように、時間を短縮したいと思います。  一つ目です。昨年第三回定例会、九月において、昨年春窓口業務混雑とその対応、全庁挙げた応援体制不備について質問いたしました。区長答弁で、コロナ緊急対応について、当初十分に予想できていなかった、区民要望に十分お応えできなかった面があったことは、責任者として深く反省するとともに、今後改善をお約束しておわびすると言われました。また副区長は、三密を避けるため対策を講じたが、くみん窓口や出張所において、繁忙期に来庁される区民皆様をお待たせするなど御迷惑をおかけしましたと答弁されました。  その上で、これからいわゆる繁忙期を迎えるわけですが、今回対応は、今申し上げた区長、副区長答弁を踏まえたものと考えていいかどうかということをまずお答えください。  二つ目、当面対策として証明書関係をまちづくりセンターで取次ぐということと思われますが、証明書取扱いは、マイナンバー記載住民票も取り扱うかどうか、取り扱うということでよろしいか伺います。  三つ目、この対応を取った場合に、区民から見てどのぐらい成果が見込まれるかということです。区長が、緊急ことであり、当初十分に予想できなかったと答弁されましたが、今回はあれから一年たち、予想もでき、それに対する十分な時間もあったわけです。この対応によって、どのぐらい区民待ち時間が短縮されるか伺います。このような対応を取る以上、目標数値を示して区民に知らせるは当然ことだと思います。  四つ目、区民へ周知ですが、今回は特に証明書発行が主なものとなるでしょうが、昨年はその周知が「区おしらせ」にたった一行のみで、区民方にほとんど知られずに終わりました。今回は、コロナ感染で命にも関わることでもあります。徹底的な区民周知が必要はずです。税務署は確定申告受付について、今回は例年と異なる体制を取ることとし、新聞折り込みや各種メディア広報、ポスターなど、あらゆる媒体を活用して周知に努めていますが、区に全くその姿勢が見られません。どのように周知徹底を図るか、お伺いをいたします。  五番目、この対応は、区民と現場職員双方をコロナ禍感染から守るため対応であると思います。昨年は、特にくみん窓口・出張所職員は、感染リスクを背負いながら本当に涙ぐましい努力をされてきました。その実態を現実に私は見ています。そこで、まちづくりセンターに出向いて応援に行ったらどうかと聞きましたところ、昨年です。在宅勤務体制を取っているために職員を応援に出すことはできないと、こう言われました。この問題点は議会でも質問しましたが、今回は在宅勤務が前提ではないことから、繁忙期が来る前に、まちづくりセンター職員がくみん窓口、または出張所に応援に入り、自分も仕事を習得し、繁忙期には自分勤務先、まちセンで区民対応を行うことがよいではないかと提案していますが、そのことはどうなっているでしょうか。  私は、無理にまちづくりセンター職員に仕事を押しつけるではなくて、きちんとした準備、検証をした後に繁忙期に対応を行うべきと考えますが、どうでしょうか。  六番目、今まちづくりセンターはほとんど区民にその存在すら知られていません。今回繁忙期、コロナ対策で、多く区民がほとんど初めてまちづくりセンターを訪れるわけですが、その際、地元情報などを訪れる区民に積極的に提供するというような取組を行うべきと思いますが、考えておられるかどうか伺います。  それから、この間、現場職員には何を言っておられるか、このことに関して何をどう考えておられるか、把握しておられるかどうかを伺います。  最後に、今まで待ち時間総合計を後でいいので教えてください。  以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 ◎岡田 副区長 それでは、私から一点目御質問にお答えいたします。三定で全庁を挙げて対応という区長、また私から御答弁を踏まえた対応ということで考えております。昨年は特例給付金関係もありまして、マイナンバー交付手続に殺到するというような事態もございましたが、今年度に入りましてからは、いわゆる自動交付機廃止に伴って、例えば印鑑証明書や住民票等発行にくみん窓口を訪れる方が非常に増えているということを踏まえまして、まちづくりセンターで取次ぎ発行等を徹底して周知していくというような対応を考えてございます。  また、マイナンバーについては、今後、国ほうでも発行促進に向けて強い取組がされてまいりますので、特設窓口を各総合支所に設置するというようなことも併せて考えているところでございます。  いずれにしましても、自動交付機廃止に伴う影響が非常に大きく出ているということは把握しておりまして、昨年特例給付金ようなインパクトもどこでどう出てくるか分かりませんので、しっかりとした対応をしていきたいというふうに考えております。 ◎泉 住民記録・戸籍課長 それでは私から、まちづくりセンターにおきますマイナンバー入り住民票関係、それから周知関係等々についてお答えをさせていただきます。  まず、マイナンバー入り住民票関係になりますけれども、現在、住民窓口では業務に精通しました職員が提出先や請求理由を申請中で確認し、利用者に改めて確認を行い、交付をしているが現状でございます。提出先や請求理由で不必要な可能性がある場合、その旨を申し伝えて、場合によって御本人に確認をしていただいております。マイナンバーが記載されていることにより、個人番号を取り扱うことない手続では、提出先から書類として受け取りを拒否されるケースも少なからずあり、窓口では慎重な対応を図ってきたところであります。一方、マイナンバー入り住民票需要はありますことから、まちづくりセンターにおいても、早期交付について関係所管を含めて検討していく必要があると考えております。  それから、周知関係ですけれども、従来、ホームページ関係で行っておりました。今回はポスター、あるいはチラシを作りまして、広報板、それから区施設、世田谷線駅等に掲示をしていく予定です。また、三月一日広報関係、それからツイッター等でも発信をするなど、ホームページだけではなく紙媒体を使った掲示、周知ほうも力を入れていきます。  また、時間目安ということですけれども、まちづくりセンターほうで現在百六十件ぐらい日々ありますので、証明書記載時間を仮に十分としますと、各窓口で、一窓口当たりになりますけれども、おおよそ八十分程度時間短縮、まちづくりセンターほうでは約倍証明書が発行された場合ですと、一窓口で八十分程度短縮になるような想定を今しているところであります。 ◎舟波 地域行政課長 まちづくりセンター応援ことについても御質問いただいたわけですけれども、まちづくりセンターにおきます住民票等取次ぎ発行につきましては、もう一年間実績として実施させていただいております。  そういう意味では、現在業務内容につきましてまちづくりセンター自体研修という面では、まず一つは、先ほど泉が申し上げたマイナンバー入り住民票、こういうものを新たに取り扱うということになれば、当然そこ部分についてはしっかりと、マイナンバー制度やマイナンバー入り住民票について研修を事前にしっかりやる必要があると思います。  もう一点は、そういうものを取り扱うこと、それからPRを強化することによりまして、まちづくりセンターにお越しいただく住民方も増えるかと思いますので、そちらでいろんな対応、混雑をしないような形でしっかりと対応させていただくということも当然必要になると思います。  それから、他部署から応援につきましては、このような対応を行うことによりまして、まちづくりセンターでどのような人的な応援体制が必要か、それによってまた検討してまいりたいと考えております。 ◎岡田 副区長 それから御質問にありましたまちセン存在意義ということについてでございますけれども、現在地域行政推進ため条例検討を進めておりますけれども、まちづくりセンターを改革していくということは、その中一つ大きなテーマだと思っておりますので、区民方にとって頼られるまちづくりセンターになるように、基本的にはコミュニティーづくり、コミュニティー振興ということを基本にしながら、身近な行政拠点として役割をどれだけ区民皆さんにとって頼られるものにできるかということについては、しっかりと検討を進めてまいりたいと考えております。  それから、現場職員声を聞いているかという御質問もございました。現場職員たち特に区民係、そして出張所における、先ほど申し上げたような自動交付機廃止に伴うインパクト等で、かなり大きな事務量増加があると。それに対して改善策が必要であるというような声は私どもほうにも上がってきております。そういったことも含めまして、今後体制づくりを進めて、そういったことも踏まえながら進めていきたいというふうに考えております。 ◎梅原 世田谷総合支所区民課長 私からは、待ち時間総合計についてお答えをいたします。  令和二年三月二十四日時点で、各総合支所くみん窓口におきましては、届出関係で約一時間半から二時間程度、証明書発行では三十分程度待ち時間となりました。また、五つ出張所におきましては、届出関係で五十分から二時間程度、また証明書では三十分程度待ち時間が発生しました。 ◆小泉たま子 委員 一つだけまだ答弁いただいていない。まちづくりセンターにこのたび訪れる方、新しい方がたくさんいらっしゃると思いますが、そのときに地元情報を提供できるかどうか、そういう気持ちがあるかどうかということです。 ◎舟波 地域行政課長 まちづくりセンターを知っていただくということにつきましては、今回地域行政検討中でも一つ大きなテーマとして考えてございます。今回こういう意味で、住民票等でまちづくりセンターを訪れていただく方が増えるこの機会を通じまして、これはまちづくりセンターほうとも調整する必要ございますけれども、地元いろんな例えばイベントですとか、いろんな相談窓口ですとか、そういうことをしっかりと、その機会を捉えて周知していく、そのようなことを検討してまいりたいと思います。 ◆小泉たま子 委員 たくさん手短に答えていただきまして、ありがとうございました。もう時間がありません、もう突入していますので、今日申し上げましたテーマ、やれることはしっかりやっていく。あとはやっぱり周知だと思いますので、今状況では足りないと思います。ですので、もう一回、再度確認しながら総力を挙げてやっていただきたいと思います。 ○中村公太朗 委員長 では、ここで理事者入替えをいたしますので、しばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 それでは次に、(10)高齢者地域参加促進施策令和三年度取組みについて、理事者説明を願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 それでは、高齢者地域参加促進施策令和三年度取組みについて御報告申し上げます。  1主旨でございます。高齢者人口やひとり暮らし高齢者増加に伴いまして、社会的孤立防止や健康寿命延伸に向けた健康づくりなどが喫緊課題となっております。区では、令和二年度より身近な地域で居場所づくり、健康づくり、地域参加・地域貢献、知と学び、就労・就業支援五つプロジェクトで構成する高齢者地域参加促進施策に全庁を挙げて取り組んでおります。コロナ禍によるひきこもり防止やフレイル予防点も踏まえ、令和三年度取組を以下とおり取りまとめましたので御報告いたします。  2取組み視点、こちらは五つございます。①長寿社会を背景に、多様な高齢者暮らしに着目した施策展開とする。②身近な場所でサービス提供や活動支援とする。③コロナ禍におけるひきこもり防止やフレイル予防に取り組む。④一過性取組ではなく、継続性ある施策とする。⑤社会状況変化や高齢者ニーズに柔軟に対応する。これら五つ視点で検討を進めてまいります。
     それでは、別紙1、A3資料を御覧ください。中ほどでございます。(1)「居場所づくり」プロジェクトです。多様な高齢者暮らしや活動に着目するとともに、加齢による身体機能低下などを踏まえまして、一人で気軽に訪れ、くつろぎ話できる憩い場を、諸々資源を活用し、提供してまいります。地域包括ケア地区展開を踏まえた取組とします。  具体的な取組です。①高齢者新たな居場所づくり(モデル取組み)です。千歳温水プール健康運動室及びひだまり友遊会館において、社会福祉協議会が参加体験型各種プログラムを提供し、総体として、高齢者居場所モデルとなるよう取り組みます。実施状況を評価しながら地域展開を検討してまいります。①―1千歳温水ポールで参加型プログラム提供です。千歳温水プール健康運動室におきまして、体操やヨガなどを拡充し、世田谷区スポーツ振興財団が提供してまいります。このほか、世田谷区地域福祉協議会モデル実施も並行して行います。  ①―2ひだまり友遊会館で多様な体験型学びプログラム試行でございます。社会福祉協議会が生涯現役ネットワーク等と連携し、高齢者経験や能力を生かしたプログラムなどを提供し、仲間づくりや高齢者居場所づくりを試行してまいります。  次に、②気軽に立ち寄れる居場所開発です。高齢者孤立防止や仲間づくり機会となるよう、各種地域資源連携と活用により、多様な高齢者が気軽に訪れ、くつろぎ、話ができる場づくりを進めてまいります。地域資源として、地区会館大広間や、がやがや館など高齢者施設ほか、地域包括ケア取組やサロン・ミニデイ、地域共生いえなどを活用し、検討を進めてまいります。課題としまして、毎日気軽に足を運べる場づくりが課題であると認識しております。  今後展開、対応としまして、高齢者居場所づくりについては、地域包括ケアを推進する中で、既に取組が進められている地域があることから、こうした取組を生かしながら常時活用できる場確保、体制づくりなど課題対応を関係部で検討を進めてまいります。  ③居場所について情報誌発行とアプリ等による情報提供です。居場所や健康づくり情報を情報誌や、また高齢・介護応援アプリを入口にしたAIシステム等で情報提供などができるように、仕組みづくりを進めてまいります。  (2)「健康づくり」プロジェクトです。裏面を御覧ください。①地域における高齢者向け健康づくり取組み支援でございます。地域高齢者を対象に、ラジオ体操や健康体操を公園等で実施する団体を支援してまいります。現在、九地区十三か所活動を拡充し、各地区一か所以上実施を目指してまいります。②高齢者団体活動時健康づくり定着支援です。高齢者クラブほか、高齢者が集まる場に保健センター指導員等が訪問し、軽体操等指導を行うほか、習慣化を働きかける事業を展開してまいります。  (3)「地域参加・地域貢献」プロジェクトです。取組①です。おたがいさまbankとAIシステムを活用したシニアマッチング事業実施でございます。ボランティア活動を希望する方と募集する方情報をAIシステムを活用してマッチングし、ボランティア活動を活性化してまいります。このほか、②生涯現役ネットワーク地域貢献活動へ支援などを行ってまいります。  (4)「知と学び」プロジェクトです。先ほど御説明をいたしましたひだまり友遊会館で多様な体験型学びプログラム試行として、居場所づくりと一体で検討を進めてまいります。  (5)「就労・就業支援」プロジェクトです。高齢者要望に応じて、一人でも多く方が働けるよう三点取組を進めます。取組①三軒茶屋就労支援センターで総合的な就労支援、②世田谷区シルバー人材センターで就労、③AIを活用したシニアマッチング事業実証実験と本格実施です。高齢者が多様な形で就労就業し、地域で活躍できる環境を創出してまいります。  それでは、かがみ文裏面へお戻りください。6その他でございます。本プロジェクトにおきましては、現在策定を進めている第八期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に応じて進行管理を行ってまいります。なお、老人休養ホームふじみ荘利用者につきましては、現在バス見学会や個別相談会などを三月に向けて続けて実施をしております。参考として、下記に記載してございますので、後ほど御覧ください。  御説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 ありがとうございます。この高齢者新たな居場所づくりところなんですけれども、内容ところで、千歳温水プールところですけれども、居場所モデルとなるよう取り組むとして、実施状況を評価しながら地域展開を検討するというふうにあります。これについては、各支所ごとに地域ごとものを検討するということでよいんでしょうか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 まず初めに、千歳温水プールからモデル取組として進めてまいります。続きまして、今、御説明をしたひだまり友遊会館、これは世田谷地域にありますけれども、来年度ちょっと大規模改修を予定しておりますが、工事が終わったところから試行して、四年度から本格実施できるということで、二か所目地域として展開をしてまいります。そこまででモデル取組在り方などを検討しながら、その他地域に展開していくことを目指して検討を進めてまいります。 ◆たかじょう訓子 委員 この間、多く方が御意見を、ふじみ荘に絡んでいろんな御意見があって、いつでも来られる、ふらっと来られる、コミュニケーションが取れる場所が必要だという思いに答えていただきたいというふうにずっと申し上げてきましたので、そういった意味では展望が今あるかなというような印象を持っています。  この場合、本当にこれまでも区は利用者方々声も聞いてきましたし、今も聞いている状況だというふうに思います。地区展開をされるときには、そういった場所づくりを、ぜひ地域当事者、高齢者方とともにつくっていただきたい、それこそ本当に参加と協働だというふうに思っています。こういったところをぜひ肝に据えてというか、ここをぜひ大切にしていただきたいというふうに思っています。それをお願いしたいと思います。  もう一つですけれども、今、千歳温水プールですとか大蔵第二運動場なども、利用者方々を御案内していると言っていました。また、懇談会でもいろんな御意見が出ていたというふうに思うんですね。今回いろんな案が出てきましたけれども、本当に高齢者方々が安心して居場所を使えるような環境づくりが本当に必要だと思います。私はちょっと参加はできなかったんですが区議団が参加して、いろんな発言をされているというふうに思うんですけれども、細かいことですけれども、例えば今までふじみ荘は駐車場利用が無料でしたけれども千歳では有料ですよということであるとか、看護師がふじみ荘にはいらっしゃったと、健康上こともいろいろと目配りをしていただいていたということもあったというふうに思うんですね。そういった御意見なんかも出ていましたけれども、そういったことに対しては今後どういうふうにしていくかということなどをちょっと伺えるといいです。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 おっしゃったとおりで、懇談会ほうでそういった御意見をいただいております。駐車場に関しましては、なかなか実現が難しい点もあるかなと思っておりますけれども、スポーツ推進課、またスポーツ振興財団ほうと情報共有しております。課題としては認識しております。  それから看護師ことですけれども、例えば千歳温水プール、大蔵第二運動場につきましては、運動施設でございますので運動指導員がおりますけれども、こういった健康についてアドバイスができる資格なども持っている方がたくさん常駐しております。千歳温水プールでは定期的に健康相談といったものを行った実績等もあるということでして、そういったところを活用しまして、気軽に御相談いただけるような環境を、お声がございましたので検討していきたいと考えております。 ◆たかじょう訓子 委員 看護師については、看護師と健康指導員方というはやはり全く違うものですので、要望はぜひ検討していただきたいと思います。  さらに、今までも区も認識してきた例えばお風呂深さなど、そういったことについて検討も進めておられるというふうに思うんですけれども、こういった工事に関わったりすることについてはどうなっているんでしょうか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 お風呂に関する要望につきましては、例えば水深ですね。お湯深さですとか、それから手すりを増設したほうがよいですとか、浴槽中に階段があるとよいではないかといったような御意見を頂戴しております。  これらにつきましては、理学療法士と一緒に私どもほうで現地確認にも伺っております。高齢者方、体格差などもありますし、運動性特性などもあるということから、専門家意見を聞きながら、深さを変えるですとか、手すり、今も手すりがあるところもあるんですけれども、増設する場合どこにつけたらより効果的なかということですとか、お風呂中にも、今、実は段差が既にあるんですけれども、そこと併せまして、身長差などと関連もございますので、専門家意見を取り入れながら検討をしております。  多く方が使いやすいように、高齢者方が不安なく使えるようにということで、前向きに検討は進めております。 ◆たかじょう訓子 委員 分かりました。そういった御要望がしっかりと網羅できるようにぜひ御検討いただきたいし、早めにまたお知らせいただけるといいなというふうに思います。  この間、これは要望にとどめますけれども、残念なことに、ふじみ荘がなくなったことで、浴場施設が地域には本当に重要だったというふうに思うんですけれども、そこがなくなってしまうということになりました。これについては、今まで提案されている中では補完されていないというふうに思うんです。これについてぜひ検討いただきたい。例えばバスを、その地域からは何らかの形で、例えば二子玉川から真っすぐ千歳に行くんではなくて、用賀ほうを通って行っていただくとか工夫が必要ではないかと思います。それ以外にも、この問題についてはぜひ御検討をいただきたいというふうに要望いたします。 ◆いそだ久美子 委員 一番最後AIを活用したシニアマッチング事業(GBER)について少々お聞きいたします。  世田谷区シルバー人材センターでここに登録されているシルバー方は、ざっと昨年ベースで三千人、女性千人という感じで私は存じているんですが、東京大学先端科学技術センターと協働でやるマッチングシステムというは、マッチングシステムも大事なんですけれども、それに対応するような求人、ざっと三千人以上ないと一人一つ回ってこないんですけれども、この求人開拓も業務に入っているんですけれども、これも丸ごと東京大学なり、契約先ほうがいつも求人情報も入れてくれるというところなんでしょうか。それとも、求人情報を探してくるも、ある程度世田谷区もやんなきゃいけないものなんでしょうか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 委員に今お話しいただいたんですが、この事業説明をもう一度させていただきます。取組が三つありまして、一つ目は三軒茶屋就労支援センター、二つ目がシルバー人材センター、三つ目がシニアマッチングなので、シルバー人材センター、イコール、シニアマッチングではございません。新たな事業として、シニアマッチング事業をやろうとしているところでございます。  御質問開拓については、下にも書かせていただいておりますが、ポラリスが求人開拓を行います。東大先端研では、開拓ではなくシステム開発、管理などを行う事業でございます。 ◆いそだ久美子 委員 求人開拓については、じゃ、何件取ってきてくださいというような契約上縛りといいますか、そういうお約束は特に設けないんでしょうか、設けるんでしょうか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 今年度、来年度につきましては実証実験なので、どういう仕事が高齢者に合うかというところを取るので、目標設定はしておりますが、何件取ってこなければとかでマッチングするところではございません。 ◆いそだ久美子 委員 案件そのものがなくては、応募する側も選べないし、マッチング機能も使えないということになりますので、ぜひ求人ほう充実もよろしくお願いいたします。 ◆福田たえ美 委員 先ほどふじみ荘件で御答弁をいただいた中で少しお聞きしたいんですけれども、ふじみ荘が四月から利用ができなくなるということで、代替地としてこの千歳温水プール、特にやはりお風呂はすごく重要な視点として、御利用者様からもいろいろお話を伺っております。  それで、今御答弁ですと、検討をしておりますということでありましたが、四月から安心して使える環境になってスタートできるかというところタイムスケジュールが大変重要だと思っておりますので、検討していて、四月からお風呂手すり等も含めて実施できるかというところを確認させていただきたいと思います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 工事を伴うものもございますので、必ず四月から実施、新しい状態でお使いいただけますというお約束までは、今ここでは申し上げられないんですけれども、工事が伴わないものについては早期に対応していく形になると思います。なるべく早く対応ができるように、スポーツ推進課ほうとも調整を進めてまいりたいと思います。 ◆福田たえ美 委員 確かに工事が必要なものもあると思うんですが、工事に至るまで間にも、例えばすぐに設置できるような滑り止めだとか、そういった工夫をしていただかないと、多分ふじみ荘から移動していくというところに一歩二の足を踏んでしまうと思いますので、そのような対応等も一緒に考えていただくことはできるんでしょうか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 努力してまいります。ありがとうございます。 ◆畠山晋一 委員 この様々な施策中に高齢者クラブ位置づけがあって、現状況で高齢者クラブはほとんど機能していないという状況にある中で、でもこの高齢者クラブを一つ受け皿として施策を行うということを提案していただいているんですけれども、高齢者クラブが動いていないのに高齢者クラブにやってもらうということ自体がどうなんだろうかなと感じる部分があるんですけれども、このコロナ禍状況中でも高齢者クラブが運営できるため、A3裏面取組中に入っているわけですけれども、これができるということでやるか、コロナ禍でもこういう新たな取組があるから高齢者が出てくるようになるんですよということ何か裏づけみたいながあったりするんですか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 確かに高齢者クラブにつきましては、コロナ影響で、なかなか大勢で従前どおり頻度高く集まるということは少し難しい状況が続いております。まず、健康づくりプロジェクト、裏面になりますけれども、②高齢者団体活動時健康づくりといったようなものにつきましては、高齢者クラブ全体ではなくて、中にいろいろサークルという小さな規模集まりがございまして、そういった集まりについては今細々と続けていただいております。そういったところで密を回避するような状態をつくりながら健康づくりといったことを御一緒に進めていくということです。  それから全体的に高齢者クラブ方たちが、クラブ中だけではなくて、地域方と御一緒に活動するというようなことで、①ラジオ体操、健康体操につきましては屋外で実施ということで、現在コロナ禍という影響がございますけれども、少しでも体を動かしたり、人と会って会話をしたりということもいろいろな影響によって必要なことと考えていますので、実際にも今屋外で活動はされている中で、さらにそこを推進していくといったことです。  これ以外に高齢者方について活動する中でも、例えばリモートみたいなものを、今非常にハードルが高い思いをされている方が多いんですけれども、例えばLINEでテレビ通話ですとか、ズームとかそういったものをちょっと使ってみるという体験をしていただくという活動をこれから進めてまいりたいと思っております。また、御要望も多いということや、他自治体で実践様子なども聞いておりまして、これから新しい形で交流していくといったことも、区ほうで協力しながら進めていきたいと思っております。 ◆畠山晋一 委員 そうすると、今、課長が言ったLINEなどリモート活用というところが、具体にここには入っていないわけですよね。それもどこかに組み込まれている、どこか透かせば見えるようになってくるんですか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 ここには書いてございませんけれども、裏面真ん中地域参加・地域貢献プロジェクト中に、先ほど中御説明は省略してしまったんですが、②生涯現役ネットワーク地域貢献活動へ支援という項目がございまして、この主旨最後に、IT活用講座などと書かせていただいております。具体的に高齢者クラブ方たちに対しても、今年度から既にスマホ講座ですとか、リモートやり方を一緒に体験するというような講座を行っておりまして、非常に好評でございます。うちにも来てほしいというお声をたくさんいただいておりまして、そういったところを、初めて体験を含めまして経験していただくということを進めていきたいと思っております。 ◆畠山晋一 委員 その体験、LINE活動に対しては賛同する部分もあるので、組み込んでいただきたいということと、世田谷区内高齢者クラブという活動が、ある意味六十五歳以上高齢者にとっては、自分自身生活スタイルをよくしていく、自然免疫をしっかり生むため健康づくりためには生かされているという大事な受け皿になっているわけですから、この高齢者クラブをしっかり一つ基点として生かしていくというところを明示していただけるように要望して、終わります。 ◆小泉たま子 委員 そもそもというか、この題名高齢者地域参加促進というところに非常に違和感を感じるわけです。基本的な立場を、区はどうしてこういうことになるかなと。ただただのんびりしたいだけ。いつも言いますけれども、戻りますけれどもね、そういうお年寄りに活動参加をこうやって促していくという、押しつけるようなもの、いつまでたってもこの議論から離れないんですよね。分かってもらっていないと思います。  そもそもこれは、ふじみ荘問題が発端であって、ふじみ荘が区民生活中でどのような役割を果たしていたかということを、やはりふじみ荘をやめるかやめないかというときに真剣に考えなかった、これが大きな問題だと思います。今ここにこう至っている。  以前区は、ふじみ荘役割を認めていました。だから、第二ふじみ荘として区東側にがやがや館をつくりました。その際にお風呂機能をどうするかという議論がありましたけれども、がやがや館すぐ近くに民間銭湯があったので、銭湯はやめましょうということになってその機能は整備しませんでしたという議論を覚えています。そのがやがや館が本来果たすべきなんです。第二ふじみ荘だったんですから。だけれども、今は市民大学、生涯現役大学専用施設ようになっています。  今回考え方は、高齢者地域参加施設として、この中にがやがや館という位置づけがきちっとないんですよね。さっきちょっと言葉が出てきましたけれども、きちっとない。ひだまり友遊会館と同じようになくてはいけないと思いますよ。  ということで、やはりこれは六十五歳ぐらいから七十歳ぐらいまで方々生き方、そのサポートですよ。どこから読んでみても。しかし、ただのんびりしたい、今日もあの人に会いたい、ただゆっくり三時間か四時間、会って御飯を食べてお茶が飲みたい。そういうことに対して、どうしていつまでも手すりがつかなかったり、ちょっとした要望ですよ。何で検討検討でいつまでもそうなんでしょうか。ちっとも安心させてくれないですよね。  今、福田委員質問に対しても、努力しますです。なぜでしょうか。その間、三月か四月に移行できないということ、ちっとも区民に対して、お仕事に、その責任を感じませんかね。  教育長は一人も置き去りにしないと明言していますが、私は、高齢者方々をも一人も置き去りにしないで、あの世に送っていただきたいと思います。せめて区はそうしていただきたいと思います。あまりにもひどい。高齢者クラブに対しても、細々と続けているようですなんて、頑張っているのに。いや、皆さんから見たら細々かもしれないけれども、コロナ禍でいろんなことをやっている、一生懸命なんですよ。  だから、やっぱりもっと高齢者ことを分かっていただかないと困りますね。せめて千歳温水プールで手すり、それは三月までにやること。誰かは簡単だと言っていましたよ。手すりをつけて、床ことも。何で体格違う人もいますなんて、もともと分かっていることじゃないですか、体格が違うなんて、体が違うとかね。いや、それは私はひどすぎると思います。悲しくなります。せめて四月からは千歳温水プールに、満足はしていませんけれども、そこに移行できるようにするべきだと思います。  あそこも椅子が少ししかないんです。もう行くとね、ここ椅子は座る人が決まっていますから座らないでくださいと言われるんですよ。そういうことを御存じですか。ですからもっともっと、これだけ説明会に来た、この何人かで御意見を聞きましたということになると思いますか。ですから、もっと真剣にこのことは考えていただきたい。一人も置き去りにしないでください。答えられることに答えてください。 ◎松本 生活文化政策部長 今、御指摘を数々いただきました。この間ふじみ荘で利用者皆様と懇談会もさせていただいている中では、千歳温水プール、それから大蔵第二運動場などを御覧いただきながら、御意見を多々頂戴しておりまして、先ほど御指摘あった駐車場利用、それから看護師配置、そのほか手すり、例えば売店を置いてほしいとか、食事メニューを改善してほしいとか、あるいは畳で利用が難しいので椅子を置いてほしいとか、かなり多岐にわたった御意見、御要望を頂戴しております。そういった内容につきましては、施設担当所管でありますスポーツ推進部、あるいは運営に当たっておりますスポーツ振興財団と共有をさせていただきまして、可能な限り四月に間に合わせる努力を今させていただいております。  その際に、やはり四月に向けて、いかにふじみ荘御利用皆様が気持ちよく千歳温水プールを利用していただけるか、あるいは現在千歳温水プールを利用されている皆さんとともに御利用がいただける環境をつくっていくということが大変大事だと思っておりますので、そういった視点で検討を急いでいるところではございますし、準備も生活文化政策部としても協力しているところでもございます。  あわせまして、バスルートなどについても現在検討、調整をさせていただいておりますが、駐車場ということお話もありますけれども、可能な限りこういった送迎バスも運行してまいりますので、そういった利用も、ともに活用いただきながら、ふじみ荘皆様も、千歳温水プールを気持ちよく御利用いただけるように努めたい、このように考えております。 ◆小泉たま子 委員 やっていただけるということで理解してよろしいんですね。やっていただけると、三月末までにやっていただける。せめてあそこで使えるということでよろしいんですよね。もう一回、確認。 ◎松本 生活文化政策部長 スポーツ推進課ほうでもそのような努力を重ねておりますけれども、中には年度をまたいでしまうものもあるというふうには聞いております。例えば工事が伴うようなものであれば、そのようなこともあり得るということは聞いておりますけれども、可能な限り努力はしていくということで、そこ共通認識を持っております。 ◆小泉たま子 委員 その計画書、いつまでに何をやるかということは出してください。計画書を出してください。  それからもう一つ、最後に、がやがや館を高齢者地域参加施設だとして位置づけていないは何なかということを聞いているんですけれども、その理由は何なんですか。がやがや館を第二ふじみ荘として位置づけていないということ。 ◎松本 生活文化政策部長 がやがや館は高齢者利用施設として整備をしてまいりましたので、現在もそのように活用いただいているという認識でございます。多く方に御利用いただいています。  今回、居場所づくりプロジェクト中では、千歳温水プール健康運動室を活用した新たな居場所取組を進めていくことを申し上げておりますが、加えてひだまり友遊会館でも体験型プログラムを組み合わせながらということを申し上げているは、ひだまり友遊会館は大規模改修が入ってまいりますので、そういった点で体験型学びプログラムを、それをきっかけに導入したいということを申し上げております。そういった取組を試行した上で、評価上で、他地域で展開ということをビジョンとして描かせていただいているところでございます。  がやがや館については、高齢者皆様が現在大変多く利用されておりますので、今後御意見もいただきながら、さらに充実した取組をしていきたいと考えております。 ◆田中みち子 委員 今この社会福祉協議会による参加・体験型プログラムというがまた新たに始まるということで、具体的にプログラム内容みたいなものについて、区ほうから、こんなものが必要ですとか、こういったものが欠けているんだというようなことで何か示されていたりしますか。というか、逆にそういったふうにしてほしいと思っているんですけれども。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 今、プログラム具体的な内容につきましては、社会福祉協議会とスポーツ振興財団とスポーツ推進部ほうで、私どもと一緒に検討を進めているところでございます。もともとここ施設につきましては、健康づくりについてはスポーツ施設でございますのでそういった提供が、いろいろ実績もございますので拡充ということになりますけれども、社会福祉協議会プログラムでは、もう少しくつろぎといった視点を加えた、福祉的な視点ということでプログラムが展開できないかということで検討しております。 ◆田中みち子 委員 福祉的ということで、私もぜひと思っています。結構、体を鍛えるというところまで行かなくても、やっぱりこのコロナ禍で心病になっていらっしゃる方が本当に多いなと思っていて、外に出かけられないということで、誰とも話せないということで鬱病みたいなことになっていて、何だか分からないけれども涙が出ちゃうんですとか、本当にそういった形高齢者方、特におひとり暮らし方ですが、そういうが本当に増えていらっしゃるんですね。やっぱりそういった方は出かけるまでにならなくて、まずは心を元気にしないとどうにもなりませんという状態だと思うので、ぜひ心が元気になるようなプログラムというを提供していただきたいと要望します。  あと、課題にもあったと思うんですけれども、居場所というはいっぱいあると思うんですけれども、やっぱり気軽に行けて、事前登録とかそういったものもなく、ぷらっと今日行きたいなというふうにして行ける場所というをたくさんつくっていただきたいと思うんですね。やっぱりそれには、身近に公園も近くにありますし、ああいったところで定期的にラジオ体操があるとか、それが当たり前になっていくと、これは高齢者だけではなくて、おうち中でひきこもりの若者なんかもいらっしゃいますし、だんだんそういった人が参加できるような形地域になっていけばいいかなと思っているので、ぜひ公園活用、あと道路用予定地みたいなところで大きく取ってある場所なんかもうまく活用できないかなと思ったりするので、そのあたり拡充も御検討いただきたいと思うんですが。 ◎松本 生活文化政策部長 今回お示しをさせていただきました居場所づくりプロジェクト中身と申しますは、ただいま御質問にありましたように、高齢者皆様ができるだけ身近なところで、例えば曜日だとか、あるいは登録必要がないとか、そういった制約がない形で気軽に、ふらっとという言葉でしたけれども、訪れてくつろいでお話しができる場を設けていくということがこのプロジェクト大きな視点だというふうに考えております。その点で千歳温水プール、あるいはひだまり友遊会館で参加型プログラムということを、一つ目的を持って楽しんでいただけるようなプログラムというも提供しながら、各地域展開を図っていきたいとこれは考えておりますけれども、あわせて、気軽に立ち寄れる場開発ということを進めたいと予定をしております。  その中身は、まさに地域包括ケアですけれども、三者連携中で各地区で居場所づくり取組というは行われております。サロン・ミニデイもそうです。ただ、それが事前登録、あるいは曜日限定ということで、かなり限られてしまっている側面もありますので、これを解決していくことが一つ大きな課題だと思っております。そのためには場確保、あるいは運営体制など大きな課題がございますので、それをどのように解決していくかということを関係部門と連携して検討を急ぎたいというふうに思っております。  それらが解決するまで時間も要しますので、もう一点、情報誌発行ですとか、アプリ活用ということで大変数多く場所や事業がございますので、それを御案内しながら、例えばあんしんすこやかセンター、あるいは社会福祉協議会がそういった場御案内もしていくということを並行してさせていただきながら、この居場所づくりということを進めたいと考えているところでございます。場確保も、可能な限り様々なところが必要になりますので、目線を広げて考えたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(11)区内事業者等へ支援について、理事者説明を願います。 ◎中西 商業課長 区内事業者等へ支援について御報告いたします。  こちらは令和三年度、コロナ禍における区内事業者や区民就労に対する支援取組をまとめて報告するものでございます。アンダーラインを引いております十一項目が具体的な取組ですが、こちらについては事前に御説明させていただいておりますので、本日は後ろに、八ページからになりますが、今回新規政策を立案するに当たりまして根拠一つとしましたアンケートを取りましたのでこちらで御報告させていただいているんですが、こちらを中心に御説明させていただきます。  では、八ページを御覧いただけますでしょうか。新型コロナウイルス感染症影響に関する区内事業者アンケートということで、表題が「新型コロナウイルス感染症影響、キャッシュレス決済に関するアンケート」として取らせていただいております。大きくは売上げについて、コロナ禍における経営上工夫、取組について、雇用調整、テレワークについて、キャッシュレス決済導入についてということでお尋ねしたものです。  対象は区内に事業所を有する二千事業者、こちらはタウンページに登録している事業者から無作為に抽出して、郵送で調査用紙をお送りし、ファクスまたはインターネット入力フォームで御回答いただいたものでございます。  実施時期は、令和二年十一月でございます。  こちら一〇ページ問六を御覧いただきたいんですけれども、コロナ禍における経営上工夫、取組として今後どのようなことを予定されているかと、区支援策参考とさせていただきたいのでお聞かせ願いたいということでお尋ねしたものでございます。  筆頭に上がりますは感染予防措置周知、またそれに続いて固定費用見直しが挙がっておりますが、その次に、新商品・新サービス開発、またキャッシュレス決済等を含めて生産性向上ためIT導入、また、テークアウト、デリバリー、オンライン講座等非接触型授業へ切替え等が挙げられております。  皆様、単純に資金繰りをどうするかということだけではなく、ニューノーマル下においてどのように経営上改革を行っていくかということを模索されている様子がここからうかがえます。  次に、一一ページ問七、雇用調整を実施されましたかという質問につきまして、一番多いが、所定労働時間短縮を図るというもの、次に、一時休業が挙げられております。従業員を解雇するというではなく、労働時間を短縮して雇用を確保しながらやっていこうという傾向が見てとれます。ゆえに労働者側としては、収入減少分を例えば副業などほか仕事で補っていくということを模索されると思いますので、短時間、短期間就労等支援策が必要であろうかと見てとれます。  以上ことから、戻っていただきまして一ページ、2リスタートトータル支援①中小企業等ハンズオン支援事業、二ページ②業態転換及び新ビジネス創出支援補助、こちらで区内中小企業、特に零細事業者経営課題に即した経営改革を図っていく取組に支援を行うという施策を挙げさせていただいております。  また、四ページ5介護をはじめとした人材不足産業等多様な働き方による就労マッチング事業。これは短時間・短期間就労を希望される方へ就労マッチング事業ですけれども、先ほどアンケートにございますように、時短等が現在も行われていると思いますが、非常に多くなってきていることを踏まえて、新たな就労マッチング取組として施策を実施するものでございます。  簡単ですが、説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 この間、取り組んでいただいたことというは大変重要だし、評価いたします。二千件出して一割強戻ってきたということだと思います。非常に重要だなと思っています。この間、区が示してきた事業者支援ですけれども、これについてもエビデンスになっているというふうに思います。  その上で、この調査で、非常に困っている状況というも、設問は、何が困っているかというふうに聞いたわけではないですけれども、このコロナ禍を乗り切るために何に取り組んできたかと。そこで固定費見直しというが大変多かったですよね。これは本当に固定費が大変大きな負担だというふうに感じているといったことだと思います。  この間、融資なども、区はゼロ金利融資を行いました。また、国支援などもやってきましたけれども、今回継続されることなく一回でおしまいと。今ところ国は新たな事業者へ支援について、給付型であったり、本当にやってほしいと思っている家賃、固定費ですね。家賃補助になるようなものなんかも続いていかない、今そういう状況があるというふうに思うんです。その中で、やっぱり固定費見直しをしたいとか言いながら工夫をされておられるわけですね。そういう状況が本当にはっきりと出ているなというふうに思います。  私どもは、ずっと給付金、直接支援に取り組んでいただきたいということを申し述べてきましたけれども、これが本当に必要なんじゃないかというふうに、私はこれを見て思いました。もちろんこれは引き続き求めるんですけれども、今回区が示してきたことについても、私もいろいろ聞き取りをしてきましたけれども、コロナ禍でも生き抜ける、生き抜く方法を本当に探しているんだという方が多くおられて、それに合ったものではないかなとは思います。  ぜひ今後、直接支援について、こういう状況中、どういうふうに考えているか、ここについてちょっと伺いたいんですが。 ◎中西 商業課長 仮に国や都がやっていたような直接支援をそのまま区が単独で実施するとすると、とてもちょっと財源が確保できないという状況にございます。確かに家賃支援給付金や東京都家賃等支援給付金については一旦切るということになっておりますけれども、これだけ緊急事態宣言が長引いている状況下にあっては、まだまだこれからそのあたり資金繰り支援をどうするかという議論は継続されると考えます。その中で、区としても事業者この状況を国等に伝えながら適切な政策を実施するよう要望していくと、今そういうような考えでおります。 ◆たかじょう訓子 委員 国に求めていく、都に求めていくということは本当に必須だなと思っていますが、これは要望です。引き続きどういった方法で、必要なことを、必要な支援を検討していただきたいということを、要望でございます。 ◆阿久津皇 委員 今、せたがやPayなんかで大変忙しい中、このようにたくさん事業者支援施策が出てきたは大変心強いなというふう思うところなんですけれども、一方で、メニューが多くて、実際に利用する側ほうから、これだけメニューがあって、また国や都がやる事業もあって、その中で自分たちが実際に使える支援金がどういうものがあって、その手続がどうなかというところで、最終的に末端個人事業主であったり、本当に小さな事業者ところまでなかなか手が届いてないなというが実態であって、そういったところ中継ぎなんかを我々もふだんしていたりするんですけれども、いろんな商店街だったり、いろんな業界団体があったりして、そういうところで、たくさん出てくる経済支援策を実際に利用者さんにつなげていくためPR策というは、今どういうことをされているか、ちょっとお聞かせください。 ◎中西 商業課長 今お話しあったような、各種団体ですね。例えば商店街連合会ですとか、あるいは法人会ですとか、東京商工会議所世田谷支部であるとか、そういったいわゆる業界団体を通して周知を図っていくということと、あとは公共施設と区ホームページ等で周知ということにやはりとどまってしまうところがありまして、そもそもそんなものを見たこともないという方もいらっしゃるというは事実だと思っています。  ただ、総合経営相談という窓口も設けておりまして、そちらは、例えば電話でどんな支援がそもそもあるんだというような問合せも受けておりますので、こういったものがあるということを地道に周知しながら、ともすれば複雑になっているこれら支援メニューを、できるだけ必要な方に届けていくという取組を今後も進めたいと思います。 ◆阿久津皇 委員 その総合支援窓口についても、なかなか実際に相談に乗ってもらった担当者によって結構知識レベルに差があったりということもあるようで、また業界団体というも、それぞれ組織率がどんどん下がってきていて、そういったところに属しない事業者も多いというところで、実際にこうやってつないでいくというは難しいんだろうなというふうに思うんですが、そのうち一つが、今これも商店街に派遣されていますけれども、中小企業診断士方たちかなと思っていて、そういった方たちがふだん町場に出られている機会も多いので、そういった方々活用というも、もう既にされていると思いますけれども、今回ハンズオン支援事業も一つだと思いますし、全体的な経営支援みたいなところ、経営相談みたいなところにリーチしていく、こちら側からアプローチしていくようなことが、難しいですけれども増えてくるといいかなというは感じました。意見です。 ◆いそだ久美子 委員 アンケートほうで、問八店舗で在宅勤務等テレワークを実施していますかということで、もともと対象者が小売業と飲食業で九〇%ぐらいなので、実施していないはこんなもんかなと思うんですけれども、何でこういう設問が出てきたかなと思って考えていたんですが、業態転換と、最初二ページ新ビジネス創出支援補助中に、小売業独自インターネット販売やオンライン受注システム構築というが真っ先に補助対象で入ってきているんですが、世田谷区は今後、この新型コロナ密を避けるということもあるでしょうし、ある程度インターネット販売的なものを伸ばしていってほしいというお考えなんでしょうか。そうすると、商店街が寂れるかなという気もするんですが、その辺バランスはどんな感じで考えていらっしゃいますか。 ◎中西 商業課長 今回コロナ禍ということもあって、インターネットを使ったオンライン販売、オンラインサービス提供というを図っている事業者さんが非常に多くて、今年度実施した業態転換・新ビジネス創出支援事業でも、かなり割合はそれが占めておりました。
     区政策方針として今後それを増やしていくんだということではないですけれども、事業者さん努力として、オプションを幾つか持っていることが、いざ何が起こったときに生き残っていけるんだということは非常に実感されているようです。だから、オンラインも含めた様々な販路を持っていく、オプションを持っていくということに取り組むことを支援していく、そういう考えで進めたいと思っております。 ◆いそだ久美子 委員 了解しました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(12)せたがやPayを活用した入浴券支給事業実施について、理事者説明を願います。 ◎中西 商業課長 せたがやPayを活用した入浴券支給事業実施について御報告いたします。  なお、本件は、福祉保健委員会と併せ報告でございます。  1主旨です。デジタル化が進む社会状況変化に対応いたしまして、事務事業経費削減を図ること、また浴場換金業務削減、利用者利便性向上などを目指して、高齢者及び生活保護受給者に対する入浴券支給事業を、せたがやPay仕組みを活用して電子式利用券に切り替えていくというものでございます。  2は、現在実施している入浴券支給事業概要でございます。  めくっていただいて、二ページ3、せたがやPayをどのように活用するかということでございますが、まず基本として、スマートフォンを持たない利用者も使えるように、今紙券をお送りしているんですが、その代わりにQRコードを印刷したカードをお送りいたします。そちらカードをお風呂屋さんに利用者方が持っていっていただいて、お風呂屋さんがスマートフォンでアプリを起動して、そのカードに印刷されているQRコードを読むと。そうすると、例えばその方が二十枚分券を今までだったらもらっていたとすると、その二十というカウントが一減って、あと十九回ですというふうになっていくという回数券方式です。それで入浴ができるというものです。  もしスマートフォンを使って自分でやれるよという方場合は、お風呂屋さんに行ったときに、番台等に置いてあるQRコードを今度は自分で読むと。そうすると、御自分スマートフォンほうで回数が一回減るというような、両方どっちでもできますよということでやっていこうというものです。  これをやることによって、今まで大量入浴券をお送りしたり、お風呂屋さんから集めて換金をするというアナログ事務をやっていたんですけれども、これらが迅速に行えるようになりまして、お風呂屋さんへ換金というは月に一回だとか、二か月に一遍みたいなペースだったんですけれども、これも一週間に一回とか、迅速にお金が届くようになると。利用者さんほうも、いちいち紙券を持って行かなくても、カードさえ持っていれば、例えば毎年、今年は二十回、翌年になったらまたこれが二十回に戻るみたいな形でいくと。確かに紙カードですと残り回数が分からないので、お風呂屋さんに行くたびにあと何回ですかと聞かなきゃいけないんですけれども、少し慣れてきて、スマートフォンを使えるようになると自分でも残り回数が分かるようになると。このように変えていこうというものでございます。  主な効果としては、先ほど申し上げたとおり、給付手続が軽減されること、また郵送による紛失リスク等などが軽減されることです。それから事業者負担が軽減されます。換金業務が今まで結構大変だったんですけれども、それが自動になると。これらによってもろもろ経費が削減されるといった効果がございます。  めくっていただいて、三ページですけれども、では具体的にどれだけ事業経費が削減されるかということですけれども、ここに記させていただいているは現在はっきり見えている削減効果で、約五百五万二千円が削減できると。内訳としては、紙利用券印刷経費、封入、封緘、郵便料、また、これはアルバイトを雇っているんですけれども、その人件費等が削減されます。  5事業経費ですけれども、初年度はこの仕組みを導入するに導入コストがかかるんですけれども、導入コスト及びカードを印刷、作成する経費、これに六百十一万四千円ほど見込んでございます。  令和四年度以降は、これら経費がかからなくなりますので、先ほど五百五万円という金額がそのまま削減額になるに加えて、この中にはまだ仕様を詳細を詰めておりませんので入っておりませんが、例えば区職員による支出業務等もこの中に含めれば、人件費が削減できるというような効果もございますので、さらに事業経費削減効果が上積みできると見込んでいると聞いております。  6今後検討ところですけれども、せたがやPayには、さらに利用者へプッシュ通知だとか、ポイントを付与する、クーポンを発行するなど機能を持ちますので、この先さらに、この入浴券事業のみならず、例えば高齢者向けサービスや、ほかにも理美容事業、針灸・マッサージ、布団乾燥等事業がございますが、そういったサービスもこれで提供していくというようなことも含め、さらなる取組を検討してまいります。  スケジュールに関しましては、そちらに記載とおり、令和三年度中に準備を行い、令和四年度から運用開始でございます。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次、(13)旧池尻中学校跡地活用新たな基本コンセプトについて、理事者説明を願います。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 それでは、旧池尻中学校跡地活用新たな基本コンセプトについて御説明いたします。  まず、1主旨でございます。旧池尻中学校跡地活用について、有識者や民間事業者と意見交換を行い、新たな基本コンセプトをまとめましたので御報告いたします。  2これまで経過と提案でございますが、昨年七月三十日区民生活常任委員会にて、旧池尻中学校跡地における今後展開についてコンセプトをお示しし、検討状況を報告したところでございますが、新型コロナ感染症影響により社会が変わったということで、改めて基本コンセプトを策定いたしました。  3検討にあたって基本的な視点については、記載とおりでございます。  続きまして、4施設現況についても、記載とおりでございます。  恐れ入りますが、裏面をお開きください。5池尻中学校跡地活用新たな基本コンセプトについて御説明いたします。別紙図を御覧いただいて、説明させていただきます。  旧池尻中学校跡地活用については、コロナ禍により社会が大きく変化していく中で、社会課題を創造性とテクノロジーを用いて解決する起業家を育成するとともに、未来産業を担う人づくりに向けた取組を実施し、多様な人材が交流連携するプラットフォームによるコレクティブインパクトを実現してまいります。  また、三軒茶屋周辺まちづくりや将来を見据え、区と運営事業者が協働で取り組み、新たな産業拠点として様々な機関と連携しながら区全体へ波及させてまいります。  まず、左上部分でございます。地域特性を活かした賑わいをつなぐ場と考えております。三軒茶屋という立地特性を生かし、目前にあります世田谷公園など周辺と連続性にも配慮するとともに、校舎、体育館、校庭を一体的に活用した区民に開かれた空間とし、これまで分断されていた個々機能が総合的に連携し、にぎわう場を創出してまいります。また、オンライン、オフライン両面から多世代が交流できる場を実現し、ニューノーマルな時代における新しいコミュニティー構築を目指してまいります。活用可能性については、記載とおりでございます。  次に、右水色部分を御覧ください。多様な企業・人材などが新たな価値を創造する場と考えております。環境、福祉、教育など社会課題を創造性とテクノロジーを用いて解決するスタートアップ企業や人材育成をするとともに、大小様々な企業、大学やNPOと連携、交流を促し、新たな価値を創造する場を目指してまいります。活用可能性については、記載とおりでございます。  次に、右下を御覧ください。未来を担う子どもへ新たな学び場を実践する場でございます。学校跡地である特性を生かし、これから未来を担う子どもたちが様々な大人たちと交流することで、社会や仕事について学ぶとともに、様々な才能や能力を開花させるきっかけを与えるような場を目指してまいります。活用可能性については、記載とおりでございます。  最後に、左下を御覧ください。職住近接ため多様な働き方支援拠点でございます。テレワーク普及により働き方が大きく変化する中で、自宅とオフィスに限らない新たな仕事とコミュニティー場を構築し、フリーランスや会社員、子育て中方など様々な方と連携しながら、職住近接による多様な働き方を実現し、異業種交流、連携により新たな仕事創出や創業機運向上を目指してまいります。活用可能性については、記載とおりでございます。  かがみ文三ページを御覧ください。真ん中新たな運営事業者選定に向けてでございます。(1)サウンディング調査実施。事業期間につきましては基本的に十年程度を想定し、今後基本コンセプトを踏まえサウンディング調査を実施し、事業者参入意欲や事業実現性、契約手法、区と費用負担考え方などについて対応を行った上で、公募条件を最終的に決定いたします。  (2)事業者選定について。サウンディング調査結果を踏まえ公募条件を決定し、プロポーザル方式により事業者を選定いたします。なお、プロポーザル実施に当たっては、学識経験者等、様々な分野専門家を入れて審査を行います。  (3)事業者と契約について。プロポーザルにより運営事業者決定後、区において耐震補強工事及び中期保全改修工事を行った上で、運営事業者と契約締結を行います。契約に当たっては、事業者から提案を踏まえつつ、具体的な事業内容、成果指標や、それに基づく評価方法、評価に基づき賃料設定額が変動する仕組みなどについて、経営コンサルタント等専門家を交え、詳細について協議を行ってまいります。  7今後スケジュールについては、記載とおりでございます。  裏面には用語解説を掲載しておりますので、御参照ください。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆小泉たま子 委員 この間も言いましたけれども、やっぱり今利用方法総括、問題点を明らかにしないと次に進むことができないではないかと思います。ここに新たな基本コンセプトとありますけれども、全く新しい形とは私は思えない。まずは、これまで成果、それから評価、それを基に総括を行って、それを区民に明らかにし、そして考えていく。こういうことが妥当だと思うけれども、どうでしょうか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 令和元年十一月区民生活常任委員会で、現在ものづくり学校十五年間取組改善、発展について課題等についてはお示しはしていますが、これと連動してここにどう反映しているかということでございましょうか。十一月に現ものづくり学校課題等については報告をしております。 ◆小泉たま子 委員 それで報告しているからいいと、こういうことね。私はそうは思わなくて、何かぴんとこないようなやり方でいつの間にかずるずると来たような気がするんですね。何か私はそういう感じがしますけれども、じゃ、もう一回報告をきちっとして、新しくやってください。どうでしょうか。 ◎田中 経済産業部長 委員から御指摘があって、前回、十五年取組について取りまとめたところですけれども、期間も空いているということ、それから今後、当然旧池尻中学校ということで非常に広大な敷地、区民財産としても重要な拠点というふうに考えていますので、今までやり方、それから今後目指していきたいものというをなるべく分かりやすい形でお示ししなければ、皆さんも分かりにくいかなというふうに感じますので、その辺はちょっと分かりやすいような示し方というを検討してまいります。 ◆福田たえ美 委員 最初にちょっと基本的なこと確認なんですけれども、ものづくり学校場合は校舎だけを利用していたということでよろしいですか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 校舎のみを賃貸借契約しておるところでございます。 ◆福田たえ美 委員 そうしましたら、今回は体育館と校庭を一体的にというようなことになっていますが、体育館と校庭今まで区民利用状況とかも確認されていますでしょうか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 体育館ほうはけやきで開放していまして、大体九〇%ぐらい御利用いただいております。校庭ほうは学校で使っていたり、あと土日はスポーツ団体が使っているような状況でございます。 ◆福田たえ美 委員 今お答えいただきましたけれども、体育館も校庭も、地域方も含めて、学校でも御利用されていたということになりますと、そういった方々に今度影響が出てくるかなと思っております。そう思いますと、地域御利用も含めて体育館、校庭というが急に利用できなくなるというではなく、より一層活用がしやすくなるような方向にというが非常に重要じゃないかと思っております。今度サウンディング調査もされるということですので、今、課長が御答弁いただいたように、現在こういうふうに体育館も校庭も使っていたということしっかりと情報提供をして、それを盛り込んだサウンディング調査をしていくべきではないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 今、委員おっしゃったように、今実態についてもお示ししながら、新たなサウンディング調査をしなければいけないなとは思っております。ただ、今までは校舎だけだったんですが、体育館とか校庭も活用し、このコンセプトに近づくものと、あと区民方が利用に、利便性だとか区民方が利用できることも踏まえて、サウンディング調査を実現していきたいと思っております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(14)区内農地活用による障害者就労を目的とした農福連携事業について、理事者説明を願います。 ◎江頭 都市農業課長 それでは、区内農地活用による障害者就労を目的とした農福連携事業について報告いたします。  なお、本件は、当委員会と福祉保健常任委員会併せ報告でございます。  1主旨でございますが、最後段落にございます担い手不足区内農地を、営農と障害者就労ノウハウを持つ民間事業者と連携により、障害者等働く場として活用し、工賃向上や障害者等多様な働く場を拡大して、将来的にはユニバーサル就労場を目指す農福連携事業を実施いたします。  2事業概要です。(1)事業手法ですが、まず農福連携事業運営にノウハウを持つ民間事業者に対してプロポーザル公募を実施し、運営事業者を決定します。続いて、決定した運営事業者と区で、都市農地保全及び障害者就労をはじめ、ユニバーサル就労確保を進める農福連携を目的とした連携協定を締結します。また、区が農地を所有者から借り受け、運営事業者に農地活用、管理や農業指導、障害者等実習受入れ、農産物販売等を委託します。この事業を基に運営事業者へ就労する障害者等拡大を図ります。運営に当たっては、働く障害者決定や農産物を活用した商品開発については区内就労支援施設等と連携し、また農業指導、栽培計画及び販路等については、区内JAと連携上、実施いたします。  (2)農園で働く対象者ですが、将来的には、障害者だけでなく、ユニバーサル就労場となることを目指し、ひきこもりや生活困窮者等働く場として活用していきます。  恐れ入ります、二ページを御覧ください。(3)農園候補地として面積は千五百平米程度、貸借期間は五年から十年を見込んでおります。  (4)事業効果として、障害者就労拡大と区内農地保全など、以下記載とおりでございます。  (5)数値目標は、記載とおりです。  (6)中長期事業展開についてですが、今後事業展開については、上記数値目標などを踏まえて検証を行い、事業モデル修正や農園数拡大について検討してまいります。  (7)その他ですが、栽培する野菜等については収益性高いものを栽培し、加工品開発により工賃等増加及び加工品産業的側面で成長を目指します。  三ページを御覧ください。3概算経費ですが、初年度に事業委託料として千九百五十万円、その中で、特定財源は約半分九百五十万円を見込んでいます。内訳は記載とおりです。  4今後スケジュールですが、八月から事業開始ができるよう手続等を調整して行ってまいります。  また、事業全体イメージとして別紙を添付いたしましたので、後ほど御参考にお読み取りください。  説明は以上になります。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(15)粗大ごみ受付システムにおけるチャットボット導入について、理事者説明を願います。 ◎庄司 事業課長 それでは、粗大ごみ受付システムにおけるチャットボット導入について御報告いたします。  1主旨でございます。区民皆様からは、資源やごみ分け方や出し方について、また捨てようとしているものが粗大ごみなかどうか、手数料は幾らかかるかといった内容お問合せを業務時間内にお電話で大変多くいただいております。そこで、わざわざお電話をいただかなくてもいいように、また休日も含めて二十四時間お問合せに対応することができるように、パソコンやスマートフォンで使えるお問合せ窓口として、会話型自動回答プログラム、AIチャットボットを御用意することといたしました。  2チャットボット機能でございます。先ほど御説明しましたとおり、粗大ごみ手数料や粗大ごみを中心とした資源やごみ出し方や分け方に関する御質問に、休日も含めて二十四時間対応するものでございます。また、将来的には難しい御質問場合に有人オペレーターとチャット切替えをする機能御提供やチャットボット内で粗大ごみ収集申込み手続を完結することができることを目指しております。  3利用方法につきましては、記載とおり、区ホームページや粗大ごみ受付センターホームページ内から御利用いただくことができます。  4経費でございますが、本チャットボットは既存粗大ごみ受付システムに含まれておりますので、追加経費は必要ございません。  5稼働開始時期は、令和三年二月二十四日水曜日を予定しております。  裏面を御覧ください。6、チャットボットで使うキャラクターでございますが、一般的にこちら画面例ように、チャットボットで応答するAI側で何らかキャラクターを使用するケースが多くございますので、本チャットボットにおきましても、こちらに記載、これは清掃・リサイクル部職員が自ら発案したキャラクターでございますが、キャラクターデザインなどに追加経費がかからないこと、また著作権など利用に制限がかかることもございませんので、今後清掃・リサイクル部普及啓発事業で広く活用することも見据えて使用する予定でございます。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆いそだ久美子 委員 粗大ごみ捨て方については、私はホームページ説明で、非常に細かく出ていて十分対応できていると思っているんですが、たしか予約から、製品名前を見て料金を見て回収を予約するところまで、ホームページから入れましたよね。 ◎庄司 事業課長 はい。インターネット受付システムでは予約受付機能がございます。 ◆いそだ久美子 委員 それ以上にホームページで分からない人が電話をかけてくるという意味でしょうか。 ◎庄司 事業課長 結構多く皆様からお電話でお問合せいただいているところでございます。 ◆いそだ久美子 委員 それで、ホームページで分からないという人が電話をかけてきて、その人たちにホームページを案内するよりも、新しいチャットボットでやったほうが分かりやすいという判断でこういう方向にいくかしら。 ◎庄司 事業課長 お電話でお問合せをいただいてチャットボットを案内するということではなく、最初からホームページを御覧いただいてチャットボットで御利用いただければというふうに考えております。 ◆いそだ久美子 委員 要は、今ホームページ機能では足りないので、チャットボットに移管する。 ◎庄司 事業課長 御自分で説明を受けなくても読み取れるように、本来ホームページはそういうふうにつくってなければいけないと思うんですが、なかなか難しい場合には、本当は生身人間が応答するというが多分一番好ましい方法だと思うんですが、そんな中でもある程度こういったAIチャットボット機能というものがかなり進んできておりますので、これを活用してどうにか解決をしていきたいというところでございます。 ◆いそだ久美子 委員 取りあえず結構です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では、(16)自動車事故発生について、理事者説明を願います。 ◎金澤 砧清掃事務所長 それでは、自動車事故発生について御報告をいたします。  資料を御覧ください。事故概要ですが、1に記載とおり、一月二十二日午後に船橋五丁目、船橋まちセンそば交差点において追突をされた事故です。  事故現場は、資料裏面に地図を載せましたので、御覧いただきたいと思います。当方清掃車両小型プレス車ですが、当事務所に戻るため信号待ちために停止しておりましたところ、後方から接近してきた乗用車に追突をされたという事故です。お互いにけがはありませんでしたが、双方車両に損傷がありましたので、警察を呼んで現場検証をしていただいたところです。  恐縮ですが、資料表面にお戻りください。2事後対応です。(1)に記載したとおり、相手方から示談交渉を現在受けております。追突された事故ですので当方は無過失になると推定しております。  (2)ですが、私たちにとっても車両事故をなくさなくてはいけませんので、全運転職員に今回事故状況を伝えて、安全運転に対する注意、意識再確認、徹底を図らせていただきました。  御報告は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    中村公太朗 委員長 では続きまして、(17)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ、以上で1報告事項聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、2資料配付ですが、レジュメに記載資料を席上に配付しておりますので、後ほど御覧ください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、3協議事項に入ります。  まず、(1)参考人出席要請について協議をいたします。  外郭団体経営状況等報告につきましては、議会運営委員会において、団体を所管する委員会で報告を受けることとし、団体職員を参考人として招致すること、また開催についてはそれぞれ各委員会判断により実施することが確認をされております。  そこで、当委員会が所管をする株式会社世田谷川場ふるさと公社、公益財団法人せたがや文化財団、世田谷区産業振興公社、世田谷区シルバー人材センター四団体について、今後新型コロナウイルス感染症状況にもよりますが、例年どおり四月に各団体事業計画を聴取するため、委員会開催に向け準備を進めていきたいと思いますが、いかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのようにさせていただきたいと思います。  日程などについては、団体及び理事者と調整上、次回委員会で協議をいたしますので御承知おきください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、(2)次回委員会開催についてですが、第一回定例会会期中である三月一日月曜日正午から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのように決定をいたします。  以上で、3協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 その他、何かございますか。 ◆岡本のぶ子 委員 今日報告事項には触れられていないので、ちょっと伺いたいんですけれども、ちょうど十日前、一月二十八日にコロナ対策本部が開催されて、その際に決定されたワクチン接種会場がこの区民生活所管に関わることですので伺いたいんですけれども、ワクチン接種会場として発表された、私たち議員にもメールでその地図と一覧表が届きました。  私は、その後すぐにホームページを見ましたが、ホームページには掲載されていなかったので、まだこれは最終決定ではないというふうな認識で、よくSNSで私たちは区民に情報提供するんですけれども、二十八日は控えておりました。翌日、二十九日夜間、夕刻以降だと思いますけれども、ホームページにアップされたという情報を他議員から聞きまして、ただ私は、まだそこには一月二十九日現在という表現が書かれていたので、これもまだ暫定的だと思われたので、ワクチン接種は四月以降ということもあったので、あえてSNSに私はアップはしなかったんですけれども、実はその後、区民方から、自分が借りていた区民ホールですね。そこが使えないということになったということで、その方はある団体発表会を予定していた主催者側ですけれども、その生徒さんから、ホームページに、その期間ワクチン接種で使えないようになっていると出ていますけれども、この発表会は中止ですかということを、主催者側に二月一日に連絡が入ったということでありました。  私は、このワクチン接種というはあくまでも区民命を守るため大切な、ある意味では国家事業とも言われるものですから、今コロナ対策本部を中心に世田谷区が、また様々な所管方たちが一生懸命取組を進めていらっしゃることはよく分かっております。また、ワクチンそのもの取扱いもまだまだ未知数ですので、そういった中で決められた接種会場であることも認識しているつもりなんですが、何よりも接種会場については、既にお金を六か月前に納めて契約を結んでいる区民にとっては、区民方々に御協力をいただかないと、キャンセルということをお願いできないということも認識していましたので、世田谷区として利用者に対して対応をどのようにする予定だったか。  議会に対して書面を見ますと、既に借用が決まっている方々、団体等に対しては所管から連絡をすると書かれていましたが、二十八日に決定して、二十九日にホームページにアップしているというその間に対応するということはまず難しいではないかと思いますけれども、そこ点、どのような段取りで考えられていたかちょっと一点伺いたいんですけれども、今日は総合支所長皆さんはお帰りですので、副区長にお伺いします。 ◎岡田 副区長 今、副委員長おっしゃったように、一月二十九日ですか、ホームページに約二十か所ワクチン接種会場ということで、これは今回は各総合支所が中心になって五地域を運営するということで接種会場を決めて、どのワクチンが確保できるかによって集団接種にするか、それとも各診療所等でお願いするかというは分かりませんが、やはり区としては接種会場を確保することが早急に必要だという判断下、決定をさせていただいて、各施設所管、中にはスポーツ施設もございますので総合支所に限りませんけれども、それぞれ所管から、既に御利用申込み皆様には御連絡を差し上げるという段取りであったというふうに考えております。  ただ、その間、様々お話もいただいているというも聞いておりますので、丁寧な対応をしていきたいと思います。 ◆岡本のぶ子 委員 私は苦情といいますか、本当に驚いた主催者お話を聞いたは二月六日土曜日です。その時点においても、世田谷区側からは一切正式な連絡は来ていませんというお話もいただきました。やはり文化、今日は生活文化部部長もいらっしゃいますが、文化芸術アーティストを支援するという一方で、世田谷区は去年からアーティスト支援ということもやっていますけれども、今回キャンセルすることによって、そのアーティスト皆さん、文化芸術家皆さんがこうむる負担というも当然出てくるわけですので、やはり御協力をいただくことを前提に考えるであれば、本当に丁寧に、ぜひそれぞれ団体、一つ玉川区民ホールだけ見ても三十七団体方が既に半年前に予約をされているということも伺っておりますので、大きな影響が出てくる団体も当然あると思いますから、ぜひきちんとした対応を要望させていただきます。 ○中村公太朗 委員長 以上で本日区民生活常任委員会を散会いたします。     午後三時五分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   区民生活常任委員会    委員長...