高齢者個人の人が参加するのは非常にない。ということは、皆さんこれはみんな団体ですよね。伺いますとか、参加は団体。それから、
個別相談会の開催は、どういうものを
イメージしたらいいでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 先に団体の検討ではないかということについて、まずお答えいたします。A3の表、図で見ていただいたときに、右側の一番上のところに、
居場所づくりプロジェクトという形で表記させていただいておりますが、この
居場所づくりの
プロジェクトの中で、団体に限らず、一人の方の集いの場などについても検討していく予定でございます。例えば一番上のところの
区民センターや
地区会館の大広間や和室、
まちづくりセンターなど、多様な場を活用し、身近に
高齢者がふらっと訪れてというようなところで、
イメージとしましては、お一人でふらっと訪れられる場の検討といったところを考えて表記をさせていただいております。
また、この
プロジェクトの中では、今、区のほうで既にやっている二番目にございますふれあい・いきいきサロンなどの既存の会等も検討しながら、そこで何か求められていることと相違のあることですとか、より膨らませて事業をしていくといったことについても、先般から求められているお一人の方がふらっと立ち寄れる
居場所ということを念頭に置いて検討を進めていく、いろいろな角度から検討していく中で、そうした観点も含んで検討させていただくというふうに考えております。
二つ目の御質問ですけれども、
個別相談会につきましては、例えば自分がどこどこの住所に住んでいて、
ふじみ荘にいらっしゃっていて、例えば麻雀をいつもしていたんだけれども麻雀できるような施設はどこにあるだろうか、それはどうやって行ったらいいでしょうかといったようなことですとか、その方のそれぞれの御事情に合わせて、職員が一対一で、資料等もお示ししたりお渡ししながら御説明していくような
イメージを持っております。
◆
小泉たま子 委員 先ほども申し上げましたけれども、この
ふじみ荘の廃止で突然これが出てきたわけですよ。これは
基本計画とか
実施計画とか、そういう中でのどういう位置づけになっているか、まずお伺いしたいです。
◎松本
生活文化政策部長 基本計画、あるいは
実施計画の中で、このことについてどこまで書いてあるかというようなことについては、これそのものを記載しているものではございません。ただ、現在策定をしております第八期の
高齢者保健福祉計画の中でも、
高齢者の
社会参加、あるいは
健康づくり施策ということの重要性について今触れているところでございます。
今回お示ししておりますA3の資料については、今年二月の
区民生活常任委員会、本
委員会で、
ふじみ荘の廃止ということと併せて、こういった
高齢者が、
ひとり暮らし高齢者、あるいは
高齢者のみの世帯も増えているということを背景に、孤立ですとか、あるいは
健康長寿ということが社会的な課題になっておりますので、できるだけ身近なところで、こういった施策を通じて、
高齢者の皆さんの
健康づくりや
孤立防止ということを支えていきたいということを申し上げてきたのが、まずは一番のスタートでございました。
その後、九月の
常任委員会で、さらにその検討を深めたというところについて御報告させていただいて、今般、この五つの
プロジェクトと称しておりますけれども、
健康づくり以下についてはこの間申し上げているところですが、さきの定例会、それから
決算特別委員会で、
ふじみ荘の御利用の方を含めて、
居場所ということの重要性が御指摘として多々ございましたので、その点も新たな取組として加えて、今後進めたいということで、この柱立てにさせていただいて、本日お示しをさせていただいたという経過でございます。
◆
小泉たま子 委員 今おっしゃったこと、二月に出ました、九月に出ましたと。いろいろな課題があったにもかかわらず、それを解決しない、それを
見直しもしないで
ふじみ荘は廃止になったわけですね。そして、廃止になってまたこういうものが出てきたと。
今の説明、これだけ重要な説明を、表紙のこのA4でぱあっと言って、この中身については説明をしない、後でお目を通してくださいと。大事なのは中身ですよね。私たちはやっぱり今まで、
ふじみ荘が廃止になったのを振り返るのに、じゃ、今はどうなっているだろうというのを、このA3ので見るわけですよね。そのことについて説明がないというのは、私は非常にいかがなものかなと思いました。
それで、
ふじみ荘がどういう役割を果たしたかとか、がやがや館は第二の
ふじみ荘ということで、その目的でつくられたにもかかわらず、今は本当に
がらがら館と言われているような、特定の人が使っている状況にあります。そういうことも
見直しもせず、それからおっしゃったように議会からの指摘もいろいろありました。それも
見直しもしない。私は、
高齢者のどこが変わったか分かりません。それでまたこういうものが出てきて、改めて見てみると、今までやっていることを全部並べただけで新しいものは一つもありません。本当にこういうことでいいのかなとまず思うわけです。
それから、もう一つ大きな驚いたことは、2の
高齢者施策における三層構造。何でしょうか、これ。
高齢者を三層構造の中に当てはめるんですか。
高齢者は、本庁でも地域でもないんですよ。自分の一番近い地区の中で、どうやって楽しく安心して仲間と一緒に暮らすかということが、それが一番なんですね。何でこういうことが出てくるんだろう。これはそちらの
内部資料ですよ。こちらに見せる、区民の方と共有するあれじゃないですよね。これをやった上で何をやるかということを私は出すべきだと思うんですけれども。とにかく地元にあるべきだということ、
高齢者が何だかということが本当に分かってないです。私はもうすごく悲しいですよね。
ゆったりと楽しく、どうやって過ごすか。今のままを並べただけのこういう資料を出してきては、私は意味がないと思いますよ。どうお考えになりますか。
◎松本
生活文化政策部長 御指摘、数々頂戴しましたけれども、今やっていることを全て書いているということでとどまっているわけではなくて、まさに
居場所ということについては、先ほども申し上げたとおり、この間たくさん御指摘をいただいておりまして、そのことが今必ずしもできているわけではないという認識にまず立っております。
ただ、
地域包括ケアの
地区展開、さらにはサロン、ミニデイ等々ですけれども、
地域共生のいえといったことも事業としては現実に実施されております。そういったことも、全体をまず包括をして、整理をして、区民の方の
居場所ということとかみ合っているのかどうかということを今整理させていただいているところがあります。もしかみ合ってないということであれば、そこのニーズに十分区は応えられていないということでございますので、その点は今後詰めていかなければいけない、施策として構築していかなければいけない。その一つとして、こういったことがテーマの課題の一つですということを、今ここに記させていただいているところです。
それから、
高齢者施策の三層構造ということは、確かにこれは役所の組立てかもしれません。その上でやはりここの四角を見ていただくと、
高齢者の
居場所づくり、
地域包括ケア等々、身近なところで
高齢者の方が活動していただいたり、
居場所としてくつろいでいただくといった場所を設けていくということを、視点としてここに置かせていただいている。このような形になっています。
この
資料自体は、確かに御指摘のとおり、役所的な資料になっていますので、今後、区民の皆様に、
高齢者の皆様に御意見を伺う際には、分かりやすい形に加工、工夫しながら、御説明と御意見を頂戴していきたいというふうに思っています。
かつ団体ということばかりが言葉としてはありましたけれども、ちょっと言葉足らずのところがあって恐縮なんですが、ひだまり友遊会館の御
利用者の方もいれば、そのほか区民の
高齢者の方の御意見も聞く機会というのは、今後何らかの形で考えていきたい。今、計画を持ったのがこういうところですから、まずそこを示させていただきましたけれども、できるだけいろんなお声が聞きたいと考えています。
◆
小泉たま子 委員 いろいろおっしゃいましたけれども、今までの復習ですよ。今まで当然やるべきことだったことに対してやってないということだと思うんですけれども、とにかく私は団体だけではないと、本当に一人一人を大事にしていかなきゃいけないという、一人一人にですよ。子供だけじゃないですよ。みんな人間は一人一人に寄り添わなきゃいけない。
そのときに、全部出てくるのが団体の名前だけでしょう、団体としかおっしゃらないんですから。やっぱり図書館に来られている
高齢者の方、幾らでもあると思うんですね。それをどうやって皆さんにアピールして意見をもらうか、そういう人たちも入ってもらわなければ駄目なわけで、よく本当に
高齢者って何なのとか、介護ってどういうことなのということをもう一度やっぱり考えて、こういう資料じゃない資料を、今度はこういうことをやるのか、元気が出たなというような、元気が出るよというようなものを私は出していただきたいと思います。今、こういうものが突然出てきたということに、私は非常に違和感を感じますので、ぜひそのことはやっていただきたいと思います。
◆福田たえ美 委員 一つ確認なんですけれども、(5)の
説明資料(案)となっていますが、この別紙1の資料以外に、何か当日、その見学説明会のときにお配りするものがあるんでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 従前の説明会等でも区内のいろいろな施設についての資料ですとか交通に関する資料等は配付しているところですけれども、そういったことについてもお求めがあればお渡しできるような状態で御用意させていただきたいと考えております。
◆福田たえ美 委員 今回この見学会ということで、千歳温水、大蔵第二運動場ということで見学をされるわけですね。この見学会をされる大きな理由は、やっぱり
ふじみ荘が廃止されるということで、今度代わりの場所としてどうぞお使いくださいという形で区のほうでこの見学会を開催されるんだと思うんですが、まずこの見学会において、今度個別の相談会というふうになっていますが、私の
イメージといたしましては、この
ふじみ荘が本当に廃止をされるということで、
高齢者の行き場ということで、今まで活用されていた方の様々な御意見を、我が会派としても、
ふじみ荘に近いような形で代わりの場所をぜひともつくってほしいということを再三お願いしてきております。
今度の見学会においては、実際に見学をしていただいて、
高齢者の方が使いやすいのかどうかという生の声を聞けるチャンスだと思っておりますので、そこの声をしっかりと聞き取れるような、まず資料とまた説明と、その後しっかり区としては対応できるような体制でお話を聞けるのかなというのが、ちょっと今示された別紙1の資料がどんと出てきますと、そちらの声よりも何か違う声を聞き取りたいという
イメージがあったんですね。
ですので、そこで実際に御用意をしっかりとしていただくのは、まず本当に
ふじみ荘の代わりとして、新たな場所をここで大丈夫ですかということで、皆さんからの具体的な御提案とかを聞き取るというような姿勢と資料と、そういったものが必要かなと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 御指摘の御意見をしっかり聞き取るというところにつきましては、まずは見学会のほうでも職員が随行もいたしますし、施設側のスタッフも御説明につきますので、そういった中ですとか、お戻りいただいてからも、個別と書いてございますけれども、複数の方ともお話しすることがもちろんできないわけではございませんので、そういった観点で職員のほうでしっかり使いやすさはどう思われますかというような形での投げかけですとか、そういったところをしっかりとやっていきたいというふうに考えております。
◆福田たえ美 委員 その視点をしっかり入れていかないと、ただ見学という形で、参加された方が言いにくい雰囲気になってしまったら本当に何の意味もないですので、ここが一番心配なのが、所管が
千歳温水プールも大蔵第二運動場もスポーツ所管になりますので、どうしても所管が違うということで、こちらからしっかりと丁寧に対応していただくということが途中で止まってしまうんじゃないかという不安、懸念がありますので、そこはまた再三申し上げるような形になりますが、区としてしっかりと対応していただきたいと思います。意見です。
◆いそだ久美子 委員
説明資料を拝見して、これまで私ども会派も、
ふじみ荘の代替施設としてどういうサービスができるかということに少しとらわれ過ぎていたかなと思うんですけれども、今回のこの説明を見ると、必ずしも
ふじみ荘利用者に対する見学会はするけれども、この
プロジェクトそのものは、地域の世田谷区の
高齢者全体を見ておつくりになるんであれば、見学会をして感想を伺う、まずは
ふじみ荘の
利用者を先行して見学会をして御意見を伺うという順番なんでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 まず、見学会は施設を御覧になりたいという方が御希望されて行かれますので、まずは見ていただいて、先ほど福田委員からもお話がありましたように、施設を御覧になって感じられることですとか、御提案いただくようなことについてはお伺いをするという形です。
このA3の資料の御説明については、別途懇談会という形で、
ふじみ荘の中の会議室を利用しまして、こういう検討を私どものほうで今進めていますという御説明と、それについて御要望ですとか御意見を自由に御発言いただくような場をつくりたいというふうに考えております。
◆いそだ久美子 委員 そうすると、
ふじみ荘の現在の
利用者には、このコースを組んで見学をしてもらって意見を求めると、やっぱりいかに
ふじみ荘に近づけるか、
ふじみ荘とここが違うとか、
ふじみ荘はこうだったというお話になりがちだと思うんですが、今後もっと広く
高齢者の方の意見を募っていくに当たって、どっちの方向に意見を集約していくのか。ほかの方がこれでいいと言ったらその方向でいくのか、やっぱり
ふじみ荘の代替施設ということを第一にするのか、その辺の視点がちょっと曖昧かなと思うんですけれども。
◎松本
生活文化政策部長 二つの内容を一緒に書いてしまっていますので、大変申し訳なく思います。一つは
ふじみ荘を現に御利用いただいている方にとって、他の施設で御利用いただけるというところで、類似機能を持った施設ということを
千歳温水プールなどについて申し上げてきていますので、その点をまず御覧いただきたいということでございます。
その中で、
ふじみ荘と決して同じではありませんので、いろいろ御意見は出ようかと思いますが、先ほど福田委員からも御指摘あったように、スポーツ施設、スポーツ推進部の所管施設になっておりますので、そこは私ども
生活文化政策部で、こうできます、ああできますというのは申し上げられませんけれども、
ふじみ荘からの移行支援ということでございますので、そこは我々のほうでスポーツ推進部と連携を図って、可能な対応をひとつ図らせていただきたいということを考えるということでございます。
一方で、先ほど来申し上げているように、
高齢者の
孤立防止、あるいは
健康長寿という区全体にとっての大きな課題がございます。それらをこちらのA3、別紙1になっておりますけれども、こういった全庁の
プロジェクトを組ませていただいて、今取り組んでいるもの、あるいは今後精査して取り組んでいくもの、これらを全体で検討しながら進めていきたいと今考えているということでございます。
そのことに当たって、役所の中だけで考えてはいけないという観点から、
高齢者の皆さんの、やはり当事者を抜きにして考えるということではないだろうと思っておりますので、御意見を頂戴する機会をこれからつくっていきたいという考えでございます。
◆いそだ久美子 委員 意見の集約の反映のところはとてもポイントだと思いますので、いろいろな御意見を伺って、どこを取るかというところをしっかり見定めてやっていただければと思います。ありがとうございます。
◆た
かじょう訓子 委員 まず、見学会について質問します。私どもも、この施設について視察をしましたし、
利用者の方からもお話は伺っているんですけれども、お風呂の高さ、またいで入る高さが高くてとか、滑りやすい床だと
高齢者には危ないとか、いろんな御意見も伺って、私どもも見て、確かに
ふじみ荘と比べると、またいで入らなければいけない状況であったりとか、そういうことはもう見学会する前から声が上がっているわけですね。
見学会は、ただ見るというだけじゃなくて、例えばこれについて改修して改善を図っていきますよとか、そういった提案がもしあると非常に前向きなものになるんではないかと私は思っています。こういった改修などについて今検討されているんでしょうか。その辺をちょっとお聞きしたいんですが。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 お風呂の高さといいますか深さということだと思うんですけれども、あと滑りやすい床等については、私どものほうにも課題としてはお伺いしておりますので、課題として認識しております。施設として何かしらの改善を進めていけないかということで、スポーツの所管とも連携して、この先、前向きに検討させていただこうと考えております。
◆た
かじょう訓子 委員 そうですね。それはぜひ検討していただき、説明会のときにどういうふうにおっしゃるかちょっと分かりませんけれども、そういったこともぜひお知らせをしていただいたほうがいいんじゃないかなと思います。本当に代替施設になるのかということが、
ふじみ荘の
利用者にとっても大きな問題であるので、ぜひそこはお願いしたいなというふうに思います。
もう一つ、懇談会についてですけれども、このように多くの
高齢者を、
ふじみ荘の
利用者も含めて団体さんに声をかけて懇談会を行うということですけれども、これをもっと広い層の方に呼びかけるといった御検討はされているんでしょうか。団体と
ふじみ荘の
利用者だけでしょうか。地域の方に声をかけるということは考えておられないんでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 まずは、区の施設等を広く使われている団体の方などに御意見を伺うところからまずは始めたいと考えております。その他の方の御意見を伺うということについては、ちょっとどういった手法でできるかということを検討させていただきたいと思います。
◆た
かじょう訓子 委員 先ほどの小泉委員からもありましたけれども、団体さんには自分たちの団体がより使いやすいものにとか、運営しやすいようにというと、やっぱりそういった運営上の希望とかというのも多く出るかと思うんですね。一方ね、これから私たちが対象にしなきゃいけない
高齢者というのは、本当に地域で、地域の中で元気に活動するそういった場の提供であるとか、機会を増やすということを私たちはやらないといけないんじゃないかというふうに思うわけです。
そういったときに、やはり私どもの周りにも、そういう団体には入りたくないけれどもという、個人であちこち行ったり、いろんな会に参加していろいろ知識欲も満足させる、そういったこともやっているんですよという方が結構多いんですね。そういった方々の御意見が反映されないと、この仕組みもちょっと十分ではないという気がいたしますので、ぜひ何らかの方法で、例えばネットのアンケートのようなものにするのかちょっと分かりませんけれども、
高齢者がそれでたどり着くかちょっと分からないですけれども、何らかの工夫が必要だなという気はしています。ぜひ御検討いただきたいというふう思います。
このようにいろんな方の声を聞きながら進める、つくっていくということについては、私どもも求めてきたことなので、ぜひ進めていただきたいなというふうに思っています。
◆
田中みち子 委員 私からは、施設での
ふじみ荘の
個別相談会についてなんですけれども、これは相談を受ける側がどの所管が行う予定、皆さんのところだけでしょうか。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 基本的には見学会と続けてという形で、私どもの所属の職員と、それから
ふじみ荘のスタッフですとか、または個別の施設に行った先では、そちらのスタッフにも御協力いただくことになっておりますので、そういった形でお話を伺います。
◆
田中みち子 委員 できたら福祉の所管の方なんかも入っていただくということも検討できないのかなと思うんですけれども。せっかく丁寧に、やっぱり参加される方が本当にどういったものが必要なのかを聞くのにとてもいい機会になると思うんですね。なので、やっぱり福祉の所管でしっかりと施策を進めていらっしゃる方の観点でお話を聞かれるともっといいものが今後つくれる可能性もあると思うので、ぜひそういったところも御参加いただけるように、縦割りではなくて、横につながっていただきたいと思うんですけれども。
◎加野
市民活動・生涯
現役推進課長 第一回からというのはちょっと難しいかもしれませんけれども、少し検討、相談してまいります。
◆
田中みち子 委員 ぜひお願いします。
あと、このプリントを見させてもらって、休養、休んで養うという休養という観点がやっぱりないんじゃないかなってちょっと思っていて、やはりどうしても
ふじみ荘にいらっしゃる方で一番多くお声が上がっているのが、このお風呂なんですというところで、やはりお風呂だとゆったりするということで、元気に過ごしたいけれどもなかなか体がそうはいかない、だけれどもお風呂だったら体を休めることができるからということで、本当にお年を召した方でもいらっしゃると伺っているんですね。
そうすると、
高齢者の
地域参加促進施策、元気でいろんなイベントに参加してくださいというのも、もちろんそれも重要なんですけれども、一方で衰えている体を休めたいという人の行き場はやっぱりなくなっているなと感じるんですよね。そこをこの
ふじみ荘にいらっしゃる方は、お風呂がいいんですというところでその気持ちを表しているんじゃないかと思っているんです。
そうすると、
ふじみ荘の代替施設を御提案いただくに当たっては、お風呂を今後どうしていくのかということもやっぱりここの中に入れていただきたいなと思っていて、今、御検討されているということでありますけれども、これから近くに、用賀なんかでも新しくスポーツ施設ができたりとかいろいろあるわけですが、例えばそんな中にだって大きなお風呂をつくるとか、本当にそのお風呂はバリアフリーにしていただくとか、そういったことだって可能性としてはあるわけですよね。やっぱりそういったところも一つの案として提示していただけるのであれば、御参加いただく皆さんからもっといい意見が出てきて、本当にいいものができる可能性があるので、ぜひ休養という観点で何か御提示いただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。
◎松本
生活文化政策部長 休養というお話ですけれども、この別紙1の五つの
プロジェクトの
居場所づくりプロジェクトの中では、休養という言葉そのものは使っておりませんけれども、くつろぎですとか、気軽に話ができるというような場をつくっていくという観点を持っておりますので、そういったところを御活用いただきながら休養していただくということが重要じゃないかというふうに考えております。
先ほど来、団体団体という言葉で申し上げてしまっておりますけれども、そういったところを御利用いただくのは、個人の方がふらっと行って気軽に活用いただける、そういう視点で検討を進めたいというふうには考えております。それから、お風呂をつくれないのかということについては、私どものところでそのことについて今お答えをできる状況ではありませんので、そういった御発言、御意見があったということは政策経営部のほうに伝えていきたいと考えております。
◆
岡本のぶ子 委員 今のやり取りの中で、私としては、この
ふじみ荘利用者の方々が三月末に
ふじみ荘がもう廃止になりますので、末に廃止になって、四月から、じゃ、自分たちがどこに通ったらいいのかということが一番の切実な問題だと思いますので、この別紙の資料というのは、これから世田谷区として、ある意味、今もやっていること、もしくは今後の展望も入っていることだと思いますけれども、まずは四月一日以降に、即
ふじみ荘に今まで通われていた千人の方たちが安心して通える場所が、こことここは使っていただけますよと、そういったことがまず御提示できることが重要なんだと思います。
その上で、私どもとしては見学会をまずやってください、とりあえず広間とお風呂がセットであるところは
千歳温水プールしかないということは、キャパシティとして、ある程度の人数の方々を収容できるところは
千歳温水プールだけかなと思っています。セットであるところは。
なので、まずそこをきちんと視野に入れた見学会をしてくださいということは申し上げてきたところですけれども、ちょっと今のやり取りの中ですと、
生活文化政策部所管から、どうしてもスポーツ所管にもう既に、ある意味で担当が変わっていくということを考えますと、本当に四月からの受け入れをちゃんと担保してくれるのかということが、私たちは廃止条例に断腸の思いで賛成した立場としては、そこがきちんと責任を取ってもらえるようにしていただかないとちょっと気になるところなんですね。そこは担当部長として明確に答弁をしておいていただきたいんですけれども。
◎松本
生活文化政策部長 お話しのとおり、三月末にはこの施設、
ふじみ荘がなくなっていきますので、移行支援と申し上げていますが、今御利用の皆さんに
千歳温水プールなりを御活用いただけるように、そこはしっかりと、所管外ではありますけれども、御利用いただける環境を整えるようなアプローチというのは私どもも責任があるだろうというふうに考えております。
その点で、先ほどお風呂の浴槽の高さの話とか、幾つかのお話が出ましたけれども、そういったことについても既に情報といいますか、共有化はさせていただいております。同時に、これからバス見学会ということもありますので、そうしますと、またいろんな御意見もあろうかとも思います。スポーツ推進部長は、この間御答弁させていただいていますのは、やはり
高齢者の方が増えるということで、そのニーズに合った施設づくりということも御答弁させていただいていますので、その点は私どものところとしっかり連携をさせていただきたいという認識を、スポーツ推進部のほうも持っておりますので、その役割は私どものところでしっかり果たしたいというふうに考えております。
◆
岡本のぶ子 委員 今の御答弁を本当に私たちも信頼して、これからのこの見学会での様々な御意見も受け止めていただきながら、スポーツ所管と調整していただいて、スムーズな四月からの移行ができるようにお願いします。これは要望です。
○
中村公太朗 委員長 それでは、ここで
理事者の入替えを行いますのでしばらくお待ちください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では続きまして、(3)「せたがやPay」を活用した
個店支援事業の一部変更について、
理事者の説明を願います。
◎中西
商業課長 「せたがやPay」を活用した
個店支援事業の一部変更について御説明いたします。
1の趣旨ですけれども、この間、せたがやPayを活用した個店支援
プロジェクト、具体的にはプレミアム付区内共通商品券の電子版、また、その一環で行う飲食店応援キャンペーンについて御説明してきましたけれども、新型コロナウイルス感染症が再び拡大している状況、また第四回定例会において、飲食店以外の商店への支援策の拡大について御指摘がございましたので、取扱いを一部変更させていただきます。
2、具体的な変更内容ですけれども、三点ございます。(1)ですけれども、せたがやPayによるプレミアム付電子商品券の販売方法を、これまで先着順ということで御説明しておりましたが、抽せんへ変更させていただきます。具体的には、申込みウェブサイトにメールアドレス、購入額を登録して申し込んでいただいて、抽せんの上、そのメールアドレスに、当選しました、落選しましたという御通知を差し上げます。当選者は、せたがやPayアプリをダウンロードしていただいて、その当選したメールアドレスで御登録をいただきますと、チャージをしたときに三〇%分のプレミアムポイントが付与されると、このような仕組みになります。募集期間ですけれども、今、紙の券の抽せん受付を行っておりますが、混乱しないようにということで、それの後で、一月十二日から一月二十九日までに募集をいたしまして、実際の当選通知は二月五日に出させていただきまして、購入は二月二十日から。この日から使用可能ということにさせていただきます。
(2)飲食店応援キャンペーンの事前登録クーポンの配布方法の変更です。既にもう配布する予定でいたんですけれども、感染拡大が進んでいることを踏まえまして配布開始日を十二月十九日、今週の土曜日からに変更させていただきます。また、今まで想定していたのはイートインということだったんですが、テークアウト、デリバリーなど様々な業態で飲食店も工夫をなさっているということもございますので、そのような場合にも配布をしていただくことができるように、クーポンの活用の幅を広げるということにさせていただきます。
(3)飲食店応援キャンペーンのポイントの利用範囲の拡大です。これまでの御説明では、飲食店でせたがやPayで決済した場合、そのポイントをまた飲食店でお使いいただけますという御説明をしておりましたけれども、飲食店だけでなく、広くせたがやPay導入店舗で使えることとすることで、利用される方の利便性を向上し、このポイントを獲得するために飲食店に通おうじゃないかという消費喚起を促していくということと、また実際そのポイントによる消費喚起の対象を、物販店やその他のサービスにも拡充したいと考えてございます。
3の予算ですけれども、これらの変更に伴いまして予算額の変更はございません。
4、今後のスケジュールですけれども、先ほど申し上げた十二月十九日からクーポン券の配布開始、一月十二日からせたがやPayの電子商品券の抽せん販売受付開始、二月五日、当選通知、二月二十日からせたがやPayによる決済スタートでございます。
説明は以上です。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆た
かじょう訓子 委員 変更をしたせたがやPayのプレミアム付電子商品券の販売方法、抽せん何名なんでしょうか。その辺を教えてください。
◎中西
商業課長 人数ではなくて、3万円までプレミアムポイントがつきますという御説明をこれまでしていましたが、それは動かさずに、一人九千ポイントまでは獲得できます。ですので、千円単位をもともと考えておりましたが、千円単位で三万円まで額を決めていただいて申込みをしていただくと。なので、三万円ですと九千ポイントで、予算が二億円までなので六千人ぐらいみたいになるんですけれども、私は一万円でいいですみたいな人がいると、もっと人数が増えるというふうになります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では続きまして、(4)区有地を活用した
キッチンカー等移動販売の
本格実施について、
理事者の説明を願います。
◎納屋
産業連携交流推進課長 区有地を活用した
キッチンカー等移動販売の
本格実施について御説明させていただきます。
まず、1の主旨でございますが、本年九月一日の
区民生活常任委員会で御報告しておりましたキッチンカー等の移動販売の実証実験につきまして、結果を御報告するとともに、一定の需要が見込めることが確認できたため、今後の
本格実施について御報告をするものでございます。
資料中頃、2の実証実験の結果を御覧ください。十月二十六日から十一月二十二日までの約一か月間、(2)の表にある五か所にてキッチンカーの出店を行いました。なお、一日三十食の売上げというのが一つの目安とされておりますが、表の一番右側を見ていただくのがよろしいんですけれども、五か所いずれにおきましても、平日、休日ともに三十食以上の売上げがございました。また、事業者、区民の方にもお声を聞きますと、かなり好意的な声をたくさんいただいたところでございます。この結果を踏まえまして、定期的に出店をする
本格実施も行っていきたいと考えております。
実施期間は、令和三年三月から令和四年三月末の一年一か月を予定しております。
裏面を御覧ください。出店場所につきましては、今回実証実験を行った五か所に加えて、現在は別事業で実施しております区役所本庁舎につきましても、
経済産業部で行う本事業に統合して実施をしていきたいと考えております。③の出店方法でございますが、今回同様、日替わりでキッチンカーを出店させるとともに、区内の事業者には優先的に出店ができるようにしたいと考えております。また、出店するキッチンカー事業者にもせたがやPayの導入を促進していきたいと考えております。また、今回は実証実験でございましたので出店料はいただきませんでしたが、
本格実施の際には売上げの五%程度徴収をする予定でございます。
資料真ん中辺りの(2)連携協定に関する取組概要のところを御覧ください。出店契約をする事業者とは連携協定を結び、まず①区内事業者への支援ということで、キッチンカー事業を始めようとする事業者向けのセミナーを区内で行うこと。キッチンカー事業者に対してノウハウの提供など、事業継続に向けた丁寧な支援を行うこと。②区民の利便性向上として、例えば生鮮三品の移動販売なども組み入れることで、区民の利便性向上や買い物の楽しみを提供するということ。③災害時に避難所等にキッチンカーを派遣して食の支援を行うことの連携なども図っていきたいと考えております。
(4)の経費についてですが、今回の実証実験の売上げを基に、記載の額を歳入予定と考えております。なお、歳出についてはございません。
4の今後のスケジュールにつきましては、プロポーザルを行った上で、二月には近隣住民等への周知を行い、三月より事業開始ということで考えております。
説明は以上でございます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
ひえしま進 委員 このキッチンカーについては、私も結構区民の方から好評だという声を伺っているんですけれども、今のお話ですと、五か所プラス区役所本庁舎ということなんですけれども、今後この場所を増やしていく可能性はあるのかということと、もしあるのであればどういったところが候補として考えられるか教えていただきたいと思います。
◎納屋
産業連携交流推進課長 場所につきましては、まず
本格実施の際にはこの六か所から始めたいと考えておりますけれども、順次場所については探していって、適切な場所がないかというのは引き続き検討を進めていきたいと思っております。また、東京都とも、都営住宅につきまして水面下で調整をしておりますので、そういったところも新たな候補地として追加をできればと今考えているところでございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では続きまして、(5)「よい
仕事おこしフェア実行委員会」との協定について、
理事者の説明を願います。
◎納屋
産業連携交流推進課長 「よい
仕事おこしフェア実行委員会」との協定についてという資料について御説明させていただきます。
まず、1の主旨でございますが、世田谷区と城南信用金庫が事務局を務めております、よい
仕事おこしフェア実行委員会との間で、地域社会の発展及び地域経済の活性化に向けた協力連携に関する協定を締結するというものでございます。
締結相手先のよい
仕事おこしフェア実行委員会につきましては、枠囲みを御覧ください。全国の信用金庫が連携し、そのネットワークを生かして中小企業のビジネスマッチングなどの展示商談会を実施している団体でありまして、展示商談会以外にも、ネットワークを生かした中小企業支援や地域経済の活性化、地方創生に関する様々な取組を実施しておられます。
本実行
委員会との間で協定を締結することで、単体の信用金庫との連携のみならず、本実行
委員会が既に構築している全国の信用金庫とのネットワークを活用した連携が可能になるというものでございます。
次に、2の協力・連携事項でございますが、双方の有するネットワークや資源を活用した中小企業支援、地域経済活性化に向けた連携協力を行ってまいります。
まず、(1)として、ネットワークを活用した中小企業支援及び及び地域創生に関する事項、(2)として、ネットワークを活用したSDGsや地域課題解決への取組に関する事項についても連携を図ってまいります。
これらを別添のA3の協定書案の形で締結したいと考えております。なお、協定書案については、内容が重複するため説明は省略させていただきます。
4具体的な連携事業でございます。まず取り組むべき当面の連携事業を記載しております。
裏面に行っていただけますでしょうか。まず、(1)コロナ禍における地域産業活性化事業でございます。①コロナ禍に対応した地域産業活性化応援
プロジェクトということで、よい
仕事おこしフェア実行委員会のネットワークを通じて、区内外事業者のマッチングを図り、新商品開発や販路拡大を支援していきたいと考えております。