出席説明員
スポーツ推進部
部長
内田政夫
スポーツ推進課長 須藤剛志
オリンピック・
パラリンピック担当課長
中潟信彦
交流推進担当部
部長
小澤弘美
交流推進担当課長 山田一哉
◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
1.
報告事項
(1)
令和元年台風第十九号に伴う
二子玉川緑地運動場復旧工事について
(2) 給田一丁目
第一生命グラウンド野球場の活用について
(3) 世田谷246
スポーツフェスティバルの実施結果について
(4) 東京二〇二〇
オリンピック・
パラリンピック競技大会に係る令和三年度
おもてなし事業等の
検討状況について
(5) 東京二〇二〇
公認プログラム「馬!ふれあい
出張授業」の実施について
(6) その他
2.
協議事項
(1) 次回委員会の開催について
◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
午後零時五十九分開議
○
田中優子 委員長 ただいまから
オリンピック・
パラリンピック等特別委員会を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 本日は
報告事項の聴取等を行いますが、引き続き
新型コロナウイルス対策を講じてまいりますので、会議時間の短縮に御協力をお願いいたします。また、発言の際は、お手元の
ワイヤレスマイクの使用をお願いいたします。
それでは、1
報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)
令和元年台風第十九号に伴う
二子玉川緑地運動場復旧工事について、理事者の説明を願います。
◎須藤
スポーツ推進課長 それでは、令和元年度の台風十九号に伴います二子
玉川緑地運動場の
復旧工事について報告をさせていただきます。
九月三日の本委員会に御報告をいたしました
フェーズ3、第二期の
復旧工事につきまして、
施工予定の事業者が決まりましたので、御報告をさせていただくものとなります。
2の
フェーズ3についてを御覧ください。せんだって十日の
企画総務委員会に経理課のほうで御報告している内容になりますけれども、件名、
契約方法、それから
契約金額については記載のとおりです。工期につきましては来年の六月三十日まで、
契約相手方は
奥アンツーカとなります。
施工場所、それから
工事内容につきましては、(6)の表に記載のとおりとなります。
裏面を御覧ください。3は、
フェーズ1、
フェーズ2、
フェーズ3と順を追ってやってまいりましたので、今回、
フェーズ2の部分の工事ということで表のほうを記載をさせていただいております。
4今後の
スケジュールを御覧ください。今後、第四回区
議会定例会のほうに
契約締結議案を御提案いたしまして、令和三年一月より
工事着手ということで予定をしております。
その他、別紙として施設の配置図、それから復旧全体の
スケジュールをおつけしておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
説明は以上です。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、(2)給田一丁目
第一生命グラウンド野球場の活用について、理事者の説明を願います。
◎須藤
スポーツ推進課長 それでは、給田一丁目
第一生命グラウンド野球場の活用についての御報告をさせていただきます。
本件ですけれども、
第一生命が給田一丁目に所有をしております
野球場の活用につきまして、
第一生命、それから
日本女子体育大学との
検討状況を御報告をさせていただくものとなります。
2に
施設概要の記載をさせております。記載のとおりとなります。
3の
協議内容・方向性のところを御確認いただければと思います。主な検討の内容として、記載の三点ということになります。
まず、一点目につきましては、
野球場の賃貸借についてですけれども、こちらは
日本女子体育大学と
第一生命の間で
大学活動の場として活用するということが検討の
きっかけであったことから、
日本女子体育大学と
第一生命の間で契約を結ぶ方向での検討をいたしております。
二点目といたしまして、
多種目化に向けた改修ということで、こちら現在は
野球場となっておりますけれども、記載のところに種目例とありますけれども、こちらにありますように、
サッカー、ラクロスなどの多種目に対応していきたい、また
通年利用が可能となるような方向で進めたいということで、
改修工事の検討を行っております。
三点目になります。施設の利用、それから経費の負担についてです。区民の利用に当たりましては、賃借料ですとか、
あと施設の
維持管理にかかる費用、こうしたものを世田谷区も負担する必要がございます。このため、協議を行っておりまして、今後、具体的な
利用枠数やそれに伴う
負担割合、こういったものについて
日本女子体育大学と協議を進めてまいります。
4その他を御覧ください。本
野球場の活用につきまして、今後、
第一生命、それから
日本女子体育大学、世田谷区と三者で連携して取り組む必要がございますので、覚書などを取り交わしながら検討、調整を進めてまいるというようなことになってございます。
裏面のほうに今後の
スケジュールを記載をさせていただいております。主に令和二年度、三年度にかけまして、先ほどの方向性の確認のための覚書の取り交わしですとか
賃貸借契約、
利用割合の負担の協議等になりまして、実際に
野球場が利用できますのが令和三年から四年にかけてというようなところで、
スケジュールとしては全体になってございます。
また、別紙で
第一生命グラウンドの
野球場の活用の検討について、三者の関係性を図に示したもの、イメージ図をつけております。
その他、一番最後に、昨年の十一月に御報告した内容を参考につけさせていただいております。裏面に地図等もありますので、後ほど御確認いただければと思います。
説明は以上です。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
岡本のぶ子 委員 この
グラウンドの活用については、これまでも事前に御報告はいただいていた箇所だと思いますけれども、区民の利用する点においても、拡充されるということは大変喜ばしいことなんですが、ちょっと一点伺いたいのが、ここの場所を賃借する
負担割合については、今後、その枠数等で三者で検討するということなんですが、ここの
グラウンドそのものの整備にかかる費用について言及がないんですが、ここは
第一生命様が全額負担するということになるのか、ここの
整備費用の負担、区の負担があるのかどうか、ちょっと伺いたいんですけれども。
◎須藤
スポーツ推進課長 こちらの
野球場の
改修工事につきましては、
第一生命のほうが今開発の全体の工事を行っておりますので、その中で
日本女子体育大学、それから我々のほうで、
フェンスを増設してほしいとか幾つか要望を出しておりますので、その分につきましては、
第一生命のほうが一時的には負担をして、その後、賃借料の中で、区、それから
日本女子体育大学のほうでお支払いをしていくというような状況になります。
◆
岡本のぶ子 委員 そうしますと、賃借料というのは、世田谷区が負担する部分と区民の方が利用する部分というのは出てくるかとは思うんですが、区が払う賃借料、そこの負担、区民と区の負担の割合というのはどういう形になるんでしょうか。
◎須藤
スポーツ推進課長 これまでも普通の
スポーツ施設を運用していますように、けやきネットで必要な区民の方に使用料を頂くような形で区民の方からは頂きます。我々、
日本女子体育大学さんのほうが
第一生命と
賃貸借契約を結んで、ここをお借りしますので、そこに対して
利用割合に応じて区のほうが負担金を支払っていくというようなスキームで考えております。
◆
岡本のぶ子 委員 では、今後、そういった数字が明確になった時点で御報告をお願いしたいと思います。
◆お
ぎのけんじ 委員 こうした区内で
民間企業が所有している
スポーツ施設というのはどれぐらいあるのかということと、あと、これまで、そういったところに対して区民に開放してほしいという
働きかけをされてきたのかどうか教えてください。
◎須藤
スポーツ推進課長 区内の
スポーツ施設、屋外で、今、実は民間でお借りしているところがリコーさんの砧の
ラグビー場のところに
テニスコートがございまして、まだリコーさんがコロナの関係で
施設開放ができないということで、今はちょっと休止しておりますけれども、そちらのほうをお借りしたりしています。区全体としては、ほかに大学のものとかもありますので、今、正確な数はちょっと確認ができておりませんけれども、そうしたところについて我々の中で分かるところについては、大学のほうも含めて利用させていただきたいということでお願いをしているんですけれども、特にコロナのこの時期は、部外者の方にちょっとお入りいただくのはということで、話のほうがなかなか進んでいないというような状況になります。
◆お
ぎのけんじ 委員 今後の状況次第かと思うんですけれども、例えば駒沢の
電通グラウンド等もありますし、あと、よく大学との競技会みたいなこともやっているという話を聞くので、その中で、やっぱり区民の方、こういう
サッカーとか野球とかできる場所は限られているという現状もありますので、使える
地域資源は極力、
お互いウィン・ウィンになれるような形で使えるようにしていくよう、これから
働きかけをしていっていただければなと思いますので、よろしくお願いします。
◆
津上仁志 委員 要望していたことの確認をしたいんですけれども、今回、
第一生命さんが整備をした上でということになっているんですけれども、要望していたのが、硬式の
少年野球の場が全くない状況で、せっかく
野球場でもあるので、大人の方はかなり打球が飛ぶので難しい面もあるのかもしれませんが、お子さんの
硬式野球ができるような整備をしてほしいということで要望を上げさせていただいたんですけれども、そのあたりのお話合いはどうでしょうか。
◎須藤
スポーツ推進課長 以前お話をいただきました内容も含めて、実際の
野球場のサイズで申しますと、ちょっと
レフト側が七十七メートルと少し短いんですけれども、それ以外が八十六メートルですとか八十五メートルとかありますので、我々のほうで
あとフェンスの高さをどのぐらいにするのかというようなことの検討は要りますけれども、多分、リトルとかシニアであれば、硬式も一部できるのではないかなということで、今、検討のほうは進めております。
◆
津上仁志 委員 本当に場所がどこも軟式に限られているので、ぜひこの場所は
硬式少年野球、リトルとかシニアができるような整備になるように、引き続き求めていただきたいなと思って、要望しておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、(3)世田谷246
スポーツフェスティバルの実施結果について、理事者の説明を願います。
◎須藤
スポーツ推進課長 それでは、世田谷246
スポーツフェスティバルの実施結果について御報告をさせていただきます。
開催日時、それから
スポーツ体験会の会場につきましては、資料に記載のとおりとなります。
3の
実施内容・
参加者数を御覧いただければと思います。
まず、
オンラインハーフマラソンですけれども、定員三千名ということで予定をしておりましたが、実は川崎ですとか近隣で、近い期間で同じように
オンラインの
ハーフマラソンを展開するところが大分多くなってまいりましたこともあってだと思うんですけれども、参加のほうは一千百十名ということになってございます。なお、御参加いただいた方のうち、五百九十名の方には、
新型コロナウイルスの寄附のほうも頂くことができました。
次に、
スポーツ体験会のほうになります。
親子かけっこ教室から
ラグビー体験会まで、
申込者数、それから
参加人数につきましては記載のとおりです。それぞれの定員と
抽せん倍率なんですけれども、すみません、ちょっと記載すればよかったんですが、まず、
親子かけっこ教室が定員九十六名に対して、こちらの
申込者数ということで倍率が三・六倍、それから
障害者スポーツ体験会は定員三十名ということで予定しておりまして約一・五倍、次の
小・中学生タイムトライアルが定員九十名でしたので約二・九倍の倍率、それから
親子タイムトライアルも定員九十名で六・一倍、それから
ランニング教室/
スポーツ体験ブースが百名ということで倍率が七・八倍、
ラグビー体験会も同様に百名ですので、四・九倍というような倍率となってございます。
なお、経費につきましては、以前実施のときに主に御報告をさせていただいておりますけれども、
オンラインマラソンのほうで約一千四十万円、
スポーツ体験会のほうで四百七十万円、それから
ライブ配信、
感染症対策などで四百四十万円、合計で一千九百五十万円という経費となってございます。なお、参加費、それから寄附のほうがございましたので、こちらが収入として二百四十八万円ということで、おおよそなってございます。
続きまして、4の
イベント動画の配信のところを御覧ください。
十一月八日にこの
スポーツフェスティバルのオープニング、それから
スポーツ体験会の会場の様子を
スポーツ振興財団の
ユーチューブチャンネルで
ライブ配信を行いました。当日の
視聴回数につきましては、延べで千五百十八回ということになってございます。動画につきましては、その他のほうにも記載をさせていただいているとおりなんですけれども、今は全編、長いバージョンをアーカイブで見ていただくことができる状態になっておりまして、その後も
視聴回数は増えて、約千九百回まで今伸びている状況です。動画につきましては、
ダイジェスト版を作成いたしまして、改めて
ユーチューブチャンネルのほうでの配信を予定をしているというようなところでございます。
なお、裏面のほうを御覧いただきますと、当日の様子をつけさせていただいております。後ほど御確認いただければと思います。
説明は以上です。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
岡本のぶ子 委員 一点伺いたいんですけれども、今回、初めての試みということで行われて、まだ
オンラインハーフマラソンは
実施期間中ということですけれども、行われている中での区民の方の声というものは、もし
アンケート等で取られているのであれば、その点、伺いたいことと、
あとオンラインハーフマラソンなんですが、先ほど一千四十万円の費用がかかっているということなんですが、この定員が要は三分の一しか埋まらなかったということで、この一千四十万円の費用対効果と言ってはいけないんだと思うんですが、この費用は三千名まで定員が達したとしても同じ費用なのか、そこの兼ね合いを伺えればと思います。
◎須藤
スポーツ推進課長 まず、区民の方からのお声なんですけれども、ちょっと
オンラインハーフマラソン等のほうはまだいただいておりませんけれども、区民の方から、一応
アンケートで、完全に取り切れているわけではないんですが、とても楽しかったというようなことでお声をいただきました。ただ、一部、大人も体験できる、参加できる
イベントだとありがたかったというところで、今回、
子ども中心の
イベントになっておりますので、こうしたもののお声をいただいております。また、ふだんやれない
スポーツを体験できたのでとてもいい
イベントだということと、
ラグビーを知る
きっかけになったというようなこともお話はいただいております。
なお、
安全管理ですとか、それから
コロナ対策はどうでしたかということで、七割以上の皆様が満足ですということで評価をいただいているところでございます。
また、先ほどの経費につきましては、三千名であっても費用としては同じで、ただ、次回へちょっと一部、物品の回しも含めて考えておりますけれども、参加賞として作った物品の分が、もし仮に定数を減らしていれば、もう少し経費としては圧縮があったかなというようなところになってございます。
◆
岡本のぶ子 委員 この写真だけ見ても、お天気に恵まれたんだなということで、ちょっと私は残念ながら、その現場を見ることはできなかったんですが、ぜひ次回に、今回のお声の中で、大人の方々も参加する場があったらというお声があったということもありますので、さらに親子で楽しめる、そういったものを工夫していただければと思います。その上で、この
オンラインハーフマラソン、来年のコロナの状況がまだ見えませんけれども、なるべくいろいろな方々に参加していただくということが必要なので、周辺の自治体の対応等を踏まえて、なるべく重なりがなく、多くの方が御参加いただけるような工夫も御検討いただければと思いますが、その点はいかがでしょうか。
◎内田
スポーツ推進部長 利用者の方からいろいろ
アンケート等を取りながら、今回、初めての試みでしたので、さらに次回はレベルアップをしていきたいというふうに思っております。特に
オンラインハーフマラソンは本当に初めての試みというところでございます。どういう意見が出てくるかというのは楽しみでありますし、
オンラインマラソンですので、実際に沖縄から北海道の方まで参加していただいたという部分ですとか、実際の住所を見ると、半分の方が
世田谷区民だったとか、幾つか分かってきておりますので、これから、次回、申込みをするときに、どういう案内をすればいいのかという部分ですとか、
スポーツだけではなくて、
世田谷区内を走っていただくということになると、前にもここで議論がありましたけれども、
推奨ルートをどうするんですかとか、あるいは観光という視点を入れられないのかという部分もありますので、そういう点も含めて幅広く検討させていただきたいと思います。
◆
岡本のぶ子 委員 この
オンラインマラソンなんですけれども、今、区民が半数で、それ以外の方は区外だったんですが、これは海外の参加も可能だったんでしょうか。
◎内田
スポーツ推進部長 先ほど課長が少し御説明いたしましたけれども、
アメリカ、そしてオーストラリアの方々にも参加、
アメリカはUSOPCの方々ということで、御参加をいただいております。また、全国的に見ると、世田谷区と交流がある自治体の方にもお声をかけさせていただきまして、その方々にも参加をしていただいております。
◆
岡本のぶ子 委員
コロナ禍である中での開催のよさという点では、世界中の方にも御参加いただけるとか、そういった視点が今回取り入れられていたのかなと思いますが、今後、国内外含めまして、さらに世田谷の魅力を発信できる、そういったつくりにもできれば、さらなる期待が持てる
オンラインの246
ハーフマラソンになるのかなと思いますので、ぜひその点、世田谷区の
魅力発信という点においても御検討いただければと思います。
◆あべ力也 委員 今回の
ハーフマラソンは、
オンラインの初めての取組ということで
大変注目をしておりました。それと、
マラソンですから、実際、道路を走るということを前提に
ハーフマラソンをやられているんだと思いますけれども、考えようによっては、道路を走らないということも、私は想定できるのかなと。それは、例えば
トレッドミルで何キロ走ったというのをやるつもりならできますよね。自宅に
トレッドミルがあるとか、あとは
スポーツクラブで
トレッドミルがあって、その
スポーツクラブの中で、例えば
ハーフマラソンの距離を
トレッドミルで走るとかというようなことも、ある意味、
バーチャルでやるということも可能だということならば、それこそ、ほかの委員が言ったように、全世界の方で同じ
移動距離を走って、世田谷の
ハーフマラソンに参加をするということも、ある意味、可能だということなので、実際の道路を走るということが
マラソンでは大事な要素の一つでもあって、同じルートを走るということが、アップダウンがあったり、いろんなケース・バイ・ケースの
コース取りの中での順位を決めていくということの一つの要素になるんでしょうけれども、そういうことをならして考えれば、
バーチャルの
トレッドミルか何かで参加するというような部門をつくれば可能かなと思いますので、実際の道路を走るものと
バーチャル参加みたいな部分での
トレッドミルを使った参加とか、幅広い参加を今回を契機に検討していけるんじゃないかと思いますけれども、その点、どうでしょうか。今後、ぜひ検討していただきたいと思うんですけれども。
◎内田
スポーツ推進部長 かなりいろんなやり方があるというふうに思っておりまして、現在はアプリを使って、GPSで位置を測って、距離が分かると。ですので、走るルートはどこでも構いません。それが何分で、何時間で走れましたかという話になるわけです。ですので、安全を考えるならば、例えば公園の中を走るというところもあるでしょう。こういうやり方もあるし、そういうアプリの使い方ではなくて、
バーチャルという話になりますと、例えば動かないんだけれども実際には走ったよというようなことも、可能性はあると思います。
オンラインですので、様々なやり方がありますし、どういうやり方が一番いいのか、区民の方が何を望んでるのかとかという部分と、我々の
スポーツという視点をメインにしておりますので、ただ、先ほどお話ししましたとおり、
スポーツだけではなくて、町の魅力ですとか観光ですとか、場合によっては商店街の活性化につながるかもしれないし、そういう部分のところの視点も踏まえて検討させていただきたいと思います。
今のアプリを使うということを前提にしてしまうと、なかなか
バーチャルの世界は厳しいということになりますけれども、そのことを前提を外してしまえば、違う手法もあろうかと思いますので、現実的な部分と、
あとコスト面もありますので、そういうことで幅広く検討させていただきたいと思います。ありがとうございます。
◆あべ力也 委員 前向きな御答弁をいただいたんですけれども、実は
スポーツを区内の区民の方がしているという場所は、
スポーツクラブは結構多いと思うんですよね。
スポーツクラブで皆さん、筋トレもしたりしていますけれども、
トレッドミルとかで走られているという方は大変多くて、私も
スポーツクラブでは、大体
トレッドミルで走ったりというのが一番多いんですけれども、それは
スポーツクラブ何かと協力をいただいて、
トレッドミルで走るというので参加をするというようなことも考えられるなと。今、部長が言われたアプリとかということも一つのハードルになる部分なんでしょうけれども、部門、部門で世田谷の
ハーフマラソンに参加できるというような種目を多くしていただければ、それも可能なのかなと思いますので、研究をしていただいて、多くの区民が参加できるような大会にしていただければなと、これを契機にいろいろ考えていただければと思います。要望しておきます。
◆
中山みずほ 委員
スポーツ体験会について伺いたいんですけれども、定員に対して
申込者数がすごく多くて、ニーズがあるんだなと感じました。今、小学生なんかは、運動会が短縮になったり、あとは外遊び、例えば二十分休みも学年ごとに順番に
感染症対策でということで、外遊びとか走り回る機会が少ないと伺っています。そういうこともあるのか分からないですが、いずれにしても、すごくニーズがある中での抽せんだと思うんですが、今後、こういった246
ハーフマラソンに限らず、いろいろな取組の中でこの数値を参考にされて、何かお考えがあるのかどうかと、あともう一点は、申込みをされた方は、やっぱり近隣の方がこの
スポーツ体験会に関しては多かったのか、教えてください。
◎須藤
スポーツ推進課長 まず、お申込みなんですけれども、区内の在学、それから在住の方ということでお申込みいただきましたので、基本は区内にほぼ在住の方で、申込みがございましたというのが一点。
今回、実際にやってみて、会場の広さとの比較になりますけれども、正直、コロナの状況が分からなかったので、人数も、これならできるだろうという安全を見た数字で実施をいたしました。ただ、これは若干個人的な感想の部分も含みますけれども、幅広くスペースを使いましたので、当日もう少し人が入れたんじゃないかなというような感覚を非常に持っています。正直、子どもたちが本当に走り回って、移動のときにも全力で走って、人工芝でちょっとこけてしまって大丈夫かなと思ったら、全然平気ですというような、そういうようなこともあったので、もう少し人数については、今回を参考に、少し増やせるところも含めて検討していきたいと思います。
◆
中山みずほ 委員 今後のエリアというところに関しては、いわゆる駒沢公園の近隣の方が多かったのかどうかという点ではどうでしょうか。
◎須藤
スポーツ推進課長 地域的な偏りでいうと、区内の地域的な偏りというのは、玉川地域のほうが実は比較的多かったんですけれども、世田谷地域、北沢地域、烏山地域含めて、全体から来ていただいているということになっております。
◆
神尾りさ 委員 私は当日、見学させていただきまして、すごく子どもたちが生き生きしていて、
コロナ禍で子どもたちの笑顔とか元気な姿というのを見ることができて、本当に感動しました。それで、その一方で、子どもたちがすごく頑張っている様子と同じぐらい職員の皆さんは頑張られていて、
コロナ対策で一個一個使用した機器を全部除菌されたりとか、あとマットを、マットにバンと転ぶような
ラグビーの体験も見たんですけれども、一回一回、バンとした後にばあっと拭く姿、職員の皆さんもすごく一生懸命にされていて、
コロナ禍で事業を実施するというののモデルケースといいますか、すごくいい例を見せていただいたような気がしますので、それはほかの所管でも見られるように工夫していただきたいなというふうに思いました。
それで質問なんですが、この
スポーツ体験会のほうで、定員に対して当日の
参加人数が少ない、でも申込みから倍率は何倍もあったというのは、当日来なかったということなのか、それより前にも分かっていて、もしかしたら例えばウェイティングリストのような感じで、この定員を満たすことができる工夫ができたのかとかいうことを伺いたいです。
◎須藤
スポーツ推進課長 実は今回は、以前の
イベントですとキャンセル待ちというのを用意して、百名定員であれば百十名とかというのを取ったりすることがあったんですけれども、今回、ちょっと人数を確実に、着実に管理しようということで、実はキャンセル待ちは一切行いませんでした。当日、実は連絡なしで来られた方と、それから事前に連絡をいただいた方、後でちょっと検証、まだ最終的にはでき切っていないんですけれども、おおむね検証したところ、大体半々ぐらいで、当日無断で来られなかった方と事前に御連絡をいただいた方というのはおおむね半々ぐらいだったという印象です。
先ほどのお話の繰り返しになりますけれども、今回の人数を参考に、どのぐらいまでの幅を持って、実際にやると、こちらとしても対応人数でカバーできるのかというのを考えた上で、一定線、やっぱりキャンセルがあるというのと、あと傾向として、今回、無料の体験会だったので、実は有料
イベントだと、もっとキャンセルが少ないんですね。そういうようなところも含めて、様々な事業の中で
スポーツ振興財団のノウハウとそれから今回の感覚、こういったものを合わせて適切に
イベントを実施していくように頑張りたいと思います。
◎内田
スポーツ推進部長 感染症の中の取組ということで、我々も気を遣いながら実施をさせていただきました。こういう形をやれば、かなりリスクを抑えながらできるという部分が分かったところがありますので、これはうちの
スポーツ推進部以外のところも情報の共有をしたいと思っております。
実はこの前日が、東京都内の感染者の数が二百九十四名ということで上がったんですよね。ですので、その感染者数を見て、もしかしたら親御さんが心配をして、当日来れなかったとの部分もあろうかと思います。ただ、まだ分析はこれからですので、そういうことも含めて、感染症の中で取組ができるように引き続き努力をしたいと思います。
◆
神尾りさ 委員 会場と参加者のバランスは、私も見ていて、多分、倍ぐらいいけるんじゃないかなと、素人目ですけれども思いましたので、もし次の機会があるのでしたら、なるべく多くのお子さんが参加できるようにということを要望したいです。
あとは、今回の各取組は、
コロナ禍であったから全てが新しいものだったのか、例年やっているものを引き続きやったものがあったのかということを教えてください。
◎須藤
スポーツ推進課長 この中で、
親子かけっこ教室のようなものについては、世田谷区の
スポーツ振興財団のほうのジュニアアカデミーというようなところで、こちらは実は今回は未就学児でかけっこ教室をやりましたけれども、小学校の低学年を教えている方々がそのノウハウを使って教えているという形で、年齢はあれなんですけれども、やっている内容としては、これまでもあった内容をやらせていただいております。
また障害者
スポーツ体験のほうは、実はランニングブースの
スポーツ体験ブース、こちらも障害者
スポーツ系のところを若干入れたりしたんですけれども、その中では新しい種目も一部取り入れさせていただいて、実施をしたという部分もございます。
ラグビー体験については、世田谷区として、こういう体験というのは区民
スポーツまつりで一部実施をしておりますけれども、公式にこういう形でやるというのは初めての実施というようなことになってございます。
◆
神尾りさ 委員 コロナが終わっても、今回やったものの中で併用してできるものがあるのか、例年の状態に、もし来年以降、戻ったときには、これを実施することが難しいのか、取組を続けていくことができるのかという部分についても教えてください。
◎須藤
スポーツ推進課長 実際に、246
ハーフマラソンのときに実施ができるかどうかというようなところで考えていくと、
親子かけっこ教室ですとか、それからタイムトライアル、こういった陸上競技場を使う部分は、実は
イベントの構成上、なかなか難しいところがございます。ただ、障害者
スポーツ体験ですとか、あと場合によって、ちょっと時間を分けて
ラグビー体験のような形のものについては、第二球技場という別の場所でやっていまして、そこで毎年、障害者
スポーツの体験をやっていましたので、その中で、今回取り入れた内容で、特に子どもたちの反響が大きかったとか、よさそうなものを取り入れながら実施をしていくということは可能ですので、その辺も含めて次年度以降、検討していきたいと思います。
◆
神尾りさ 委員 できる限り、今回やったいい例といういう部分を来年以降も残していただいて、コロナが終わっても、コロナで実施したことが生かせるような取組を考えていただきたいなと要望いたします。
◆
田中みち子 委員 私のほうからは、障害のあるお子さんが実際にはどれぐらい参加されていらっしゃるのかというのを聞かせてください。
◎須藤
スポーツ推進課長 実際に障害をお持ちの方かどうかというようなところで、実は電動車椅子でお越しになったお子さんが
障害者スポーツ体験会のほうで一名いらっしゃいました。それ以外の方については、基本的には健常者の方々だったというふうに伺っております。
◆
田中みち子 委員 当日の写真を一緒に添付いただいて、ありがとうございます。これを見る限り、本当に楽しそうな
イベントというのが伝わってまいりますが、やはりできれば障害のあるお子さんももっと参加しやすいような工夫というのを募集のときにぜひかけていただきたいなと思うんですね。この
ラグビーだとか、アーチェリーなんかも、障害のある方、サポーターみたいな方も一緒についてくだされば十分に楽しめる
スポーツになるんだと思うんですね。ぜひ次回、そういったあたりも配慮いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎須藤
スポーツ推進課長 コロナの中でになるので、なかなか障害をお持ちの方で外に出にくいというような方も多かったのかなというふうにちょっと感じてはおりますけれども、今後行われます世田谷区のボッチャカップのようなときには、実は一般公募枠の中に、前回もちょっとお話がありまして、障害者団体の方をどうですかというようなことだったので、一般公募の中に障害者優先の枠を一部設けていたんですけれども、実は一組応募がありまして、障害者優先枠ということで入れることもいたしましたので、そういったことも踏まえて、障害のありなしをお聞きして、お声が上がれば、そういう方も含めて、ちょっと優先とかということも検討しながら進めたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、(4)東京二〇二〇
オリンピック・
パラリンピック競技大会に係る令和三年度
おもてなし事業等の
検討状況について、理事者の説明を願います。
◎山田
交流推進担当課長 それでは、資料に基づきまして御説明申し上げます。
1の主旨でございます。令和三年に開催予定でございます東京二〇二〇大会に向けまして、
アメリカ選手団のトレーニングキャンプであったり、コミュニティライブサイト、またおもてなし交流事業、ホストタウン・共生社会ホストタウン事業の令和三年度の現時点の
検討状況を御報告するものでございます。
2の事業実施に向けた考え方でございます。六つ示させていただきました。
まず一つ目、二〇二〇大会開催を前提とするということ、開催期間、
オリンピック、パラリンピックは記載のとおりでございます。
二つ目、東京二〇二〇大会以降のレガシーの実現を目指していく。内容は、賑わい・多文化、以下四つの観点を踏まえまして、東京二〇二〇大会後のレガシーであります共生のまち世田谷の実現につなげてまいります。内容としましては二点、一つ目が大会以降も
アメリカ選手団を応援、支援するということ、二つ目、
アメリカのホストタウン・共生社会ホストタウンとしまして、二〇二〇大会以降も
スポーツや文化などを通じました区民との交流を継続していくということ。
三つ目、区の政策方針及び予算編成方針を踏まえまして、
効率的、効果的な事業を実施してまいります。
四つ目、世田谷おもてなし・交流・参加実行委員会の連携を継続してまいります。内容でございます。区民や区、事業者と連携しまして、オール世田谷で、心を一つにまとめ、皆で楽しむ、本物に触れる、
新型コロナウイルスを乗り越えて再び町に活力を戻していくための取組を実行できるように、実行委員会の事務局でございます世田谷区産業振興公社と連携しまして、事業を実施してまいります。
五つ目でございます。こちらも大会期間中でございますが、区民や来訪者が安全安心に過ごすために必要な事業を実施してまいります。
六つ目、これは
新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底していくということです。事業実施に当たりまして、ここに書いてあります事前登録などのクリアと、また区の最新情報を踏まえまして、コロナ感染防止対策を徹底しまして、三密を避けた形態により事業を実施してまいります。
裏面をおめくりください。3の見直しの
検討状況でございます。ただいま御説明させていただきました考え方や予算編成の状況を踏まえまして、現時点の主な見直し状況の検討を以下に示させていただきました。この内容でございますが、現在、令和三年度の予算編成中でございますので、内容は調整中となってございます。区分としまして、実施の方向と休止の方向でそれぞれの主な事業を示させていただいてございます。
下段には、参考としまして、その実施の方向の中の主立ったコミュニティライブサイト、またスーパーパレード及び世田谷ピースランタンの三つの内容の見直し検討の内容をお示ししてございます。
コミュニティライブサイトにつきましては、実施会場、日数、手法及び経費の見直しを主に考えてございます。記載のとおり、感染防止対策、また経費、実施場所、日数などを検討しまして、場所につきましては一か所での実施を想定してございます。日数については、
オリンピック・パラリンピックそれぞれ二日ずつ、また
オンラインを活用した手法の検討をしてございます。
スーパーパレード及びピースランタンにつきましては、事業手法や実施会場、また感染防止、経費、それぞれの見直しを考えてございます。その括弧書きに書いてある内容が、今のところ、検討している中身となってございます。
報告は以上でございます。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
岡本のぶ子 委員 今の
おもてなし事業等の
検討状況について御報告いただきました。今年の
オリンピック・パラリンピックが延期になったこと、また、今、第三波とも言われるコロナが拡大していく中で、世界中の状況も非常に懸念されるところですけれども、その中でもコロナに打ち勝って、東京
オリンピック・パラリンピックを開催していこうという国の方針、東京都の方針があって、世田谷区としても粛々と準備を進めていこうという思いが伝わってきたんですけれども、その裏側の見直しの検討の状況の中で、これから決めていくことなので何とも言えないんですが、一つ、ちょっと気になったのが休止の方向で調整されているまち駅ライブ事業というのがあったんですが、このまち駅ライブはどういう事業だったのかをまず伺えればと思います。
◎山田
交流推進担当課長 まち駅ライブは、他の所管の事業だったんですが、馬事公苑の最寄り五駅の駅前でライブを開催しようということで、これは経済産業部で検討していた事業で、今年度については、予算計上していたんですけれども、コロナの関係で中止ということで伺っております。
◆
岡本のぶ子 委員 ちょっと所管が違うので、細かいことは伺えないんですけれども、ライブというと演奏したりすることなのかなと一瞬思ったんですけれども、そういうことになりますか。
◎山田
交流推進担当課長 詳しい内容は私もちょっと把握し切れていないんですが、ライブですので、恐らく演奏とか、何か催物をやっていくものだと思っております。
◆
岡本のぶ子 委員 コロナで、密閉、密集、密接は避けなくてはならない。ただ一方で、外で演奏するとか、コロナだからこそ、部屋ではできないけれども、そういう広場ですとか、そういう場所を使って演奏して、ソーシャルディスタンスを保ちながら、演奏しながら、おもてなしをするということは、アーティストへの支援にもなりますし、また地域の方々とのそういうにぎわいをつくっていくという
イベントにもなっていくのかなと思います。休止の方向で調整というふうに書かれてしまっていたんですが、そういったアーティスト支援を含めて、これからやっていかないといけないにぎわいづくりという意味での外でのアウトドアでのこういう手法はぜひ取り入れていただきたいなと、これは要望なんですけれども、そう思いますが、そういった御意見は入れていただけるものなんでしょうか。
◎小澤
交流推進担当部長 今いただきました例えばまち駅ライブのような、これは経済産業部ですか、あちらのほうが産業振興公社と連携して行っていたものでして、私もちょっと共同のものしか知らないんですけれども、やはりタレントさんをちょっとお呼びして、そこでいろいろパフォーマンスをしたりとか歌を歌ったりというのをやっていたような記憶がございます。こちらのこういった内容につきましては、今いただいた御意見を参考にしながら、既存のタレントを使うのではなくて、例えば今おっしゃられたような町のにぎわいとかアーティストの支援になるような、そういったようなつくりができないかというのは、早速持って帰って、所管と調整したいと思います。
◆
岡本のぶ子 委員 ぜひコロナに打ち勝ってと銘打っていくものなので、コロナでかなり落ち込んでいる
世田谷区内の個店さんもそうですし、あとアーティストの方々、特に一番影響が出ている方々にもスポットライトを当てながら、そして、この
オリンピック・パラリンピックの交流事業に組み込んでいくような、そういう取組をぜひ期待したいと思っております。
あともう一点だけ確認なんですが、コミュニティライブサイトの件ですが、区内のにぎわい創出できる場所一か所で行っていくと。もともとの計画はかなり多かったのかなと思いますが、この一か所というふうに絞られる、その理由というんですか、それとあと絞られる場所というんですか、そういったことがもし分かっているのであれば、教えていただきたいと思います。
◎中潟
オリンピック・
パラリンピック担当課長 コミュニティライブサイトでございますが、今年、大会が開催されていれば、区内五地域、ものづくり学校、東京農業大学等合わせて九か所、
オリンピックで二十八日、パラリンピックで十三日の四十一日間実施する予定でございました。今般、大会延期に伴うこと、コロナウイルス感染症の対策というところから、まずは機運醸成という意味では、一か所では実施したいと考えているところでございます。また、その
感染症対策から実施場所につきましては、今年度予定した場所も含めまして改めて検討しているところですが、実際、組織委員会のほうに一度申請している内容が変更できるかどうかというところも含めて今検討している状況です。
また、今回の
イベントもそうであるんですけれども、やはり
コロナ禍での実施となりますと、人の管理が確実にできること、こちらを前提に検討しなければならないと考えてございまして、会場に入る方の入退場チェックですとか体温測定、また消毒ができることということを念頭に、三密を避けるものを念頭にしているところでございます。また会場につきましては、今後なんですけれども、利便性のよい場所で多くの方が訪れるところで、さらに
コロナ対策ができるようなところというところで、今検討を進めている状況でございます。
◆
岡本のぶ子 委員 分かりました。では、当初、九か所、四十一日間開催予定を、一か所、四日間開催に絞り込んでいくというのは、かなり大変な作業だと思います。また当初は、一度決められた九か所については、指定は取り下げられないんだということが今までのこのやりとりの中で伺ってきたことですが、それを一か所に絞り込むことができて、あと四日間に絞り込むことができるということだけはもう決定なんでしょうか。
◎中潟
オリンピック・
パラリンピック担当課長 現在、関係する東京都を通じまして、組織委員会等に確認をしているところでございます。まだ変更が利くかどうかというところの返信がないところでございますが、
コロナ禍の状況であるということで、我々も訴えていきたいといいますか、そういったところで調整を図っているところでございます。
◆
岡本のぶ子 委員 分かりました。ぜひ
コロナ禍の中での開催を踏まえ、かつ一か所に絞り込むという非常に難題だとは思いますけれども、ぜひその一か所が大きく効果が生まれる場所となり、そして区民の方々全体にそのにぎわいがつながるような、そういう取組を期待したいと思います。
◆
神尾りさ 委員
コロナ禍で人が集まることのよさを感じられる
イベントばかりの事業を、どうやって密をつくらずに、同様の効果を期待して実施できるのかというすごく難しい課題ばかりなんだと思うんです。
この
イベント、それぞれそうだと思うんですけれども、一つ、今の
コロナ禍で私たちが経験した
オンラインを使って海外の人とつながることができるんだということを、今、日本は、私たちは外に出られる状態ですけれども、海外を見ると、私たちよりも外に出られていない。ということは、家にいて、
オンラインでつながる機会、時間がすごくあるというプラスの面もあると思うんです。それを生かして、一つ一つの事業に何か入れていただくことで、目指されている多文化とか多様性とか、国際的なこととか、感じることというのは、やっぱり当事者、海外の方、外国人と交流することを通して得られるものというのがすごく大きいと思うので、それができるある意味チャンスでもあるんじゃないかなと思っているんですが、そういった本来はオンタイムで、同時に海外からの参加者を世田谷で何かやるときにつなげてということも、もし
アメリカでやるんでしたら、西海岸、東海岸があるので、時差の関係でできる事業もあるのかなと思いますし、そうではなくても、事前にビデオを録画しておいたものを流すだったりとか、実際につながれるということを区民の方が実感できるような取組を、せっかくの機会なので、駆使してやっていただきたいなと思いますけれども、そういった検討はされる予定でしょうか。
◎内田
スポーツ推進部長 オンラインマラソンのときもそうでしたし、この前の
スポーツフェスティバルのときも、
アメリカのほうから、なかなか時差の関係で厳しかったので、ビデオで録画ということで、それを流したというところもございます。
今、コミュニティライブサイトの件で、先ほど御質問もありましたけれども、やはり多くの方に集まっていただきたい、でも、それは三密との関係でどうなのと、
感染症対策はどうすればいいのかという部分があると、なかなか限界が出てきているという部分があります。それを補うにはどうするかと。やはり多くの方々に雰囲気を味わっていただきたいということになると、この中にも書きましたけれども、
オンラインを活用した手法等ができないかいうところで、この部分は検討したいと思いますし、
マラソンの関係でも、そういう蓄積をしてきたわけですから、なかなかハードルは高いと思うんです。やはり現場でという部分もありますけれども、現場じゃなくて離れたところでとかいうところの
オンラインですとか、そういうところを検討していきたいと思いますし、そのことが三密の部分の一つの対策にもなろうかと思いますので、ぜひ力を入れていきたいと思います。
◆
神尾りさ 委員
オリンピック・パラリンピック自体に観光客を呼び込むということが、もしかしたらできない状況かもしれないと思うので、それをその
オンラインでやれるような、それを目指すといいますか、それには一つ一つの事業の中で、どうやったら海外を取り込めるかということも検討の余地があるんじゃないかなというふうに思いますので、それぞれ所管が違ったりとかもするんでしょうけれども、ちょっと頭の片隅にそういった発想を置いておいていただけるといいなと思いますので、要望いたします。
◆あべ力也 委員
オリンピック・パラリンピックについては、そもそもIOCの会長が今度来日されるということで、開催についての中止の議論とかはしないというようなお話のようでございますけれども、前提となる大会の開催をされるのかどうなのかということがまだ未定の中で、世田谷区の事業そのものについて議論をするということが、ちょっと私から聞いてて大変ナンセンスだなと思うんですね。
基本的には、大会そのものがどういうふうに実施をされるのかということはコロナ次第だと思いますけれども、ファイザーが九〇%以上効くというようなワクチンを完成をさせて、これを世界にどういうふうに利用していくのかということで、日本もそのワクチンをどういうふうに使っていくのかということ、いろいろ議論はあると思うんですけれども、いずれにしても、コロナの収束次第ということにかかっているんだと思いますけれども、世田谷区は、逆に言ったら、予定等のずれ込みによっては、
オリンピック・パラリンピックの大会の実施そのものが難しくなった場合には、予定変更等も必要になってくることでしょうし、そういった場合にどういう対応をしていくのかというようなこととか、あとは、いつまでがタイムリミットで、こういう実施をしていくということに関して、いつまでがそのタイムリミットになるのかと。判断については、いつどういう時点でやっていくのかというようなことも検討しなくちゃならないと思うんですが、この点については、お考えはどういうふうにお持ちなんでしょうか。
◎小澤
交流推進担当部長 本日、示させていただいたのは、先ほど課長のほうから説明もございましたが、予算編成中であると。今、前提として、東京二〇二〇大会を実施するという前提でというお話もさせていただきました。私どもも、大会につきましては報道以上の情報はまだ得ていない状況でございます。
今示させていただいた事業につきましては、
オリンピック・パラリンピックが行われなければ、やらなくていい事業と。しかし、そうは言っても、この間、三年前ぐらいから、ずっといろいろ共生のまち世田谷を目指すということで、御意見を頂戴しながら積み重ねてきた事業もございます。これは形態を変えてでも実施していったほうがいいんじゃないかという判断も一方にはあると思っております。そういった中で、タイムリミットということもございますので、今後の動きの中で、必要に応じてといいますか、状況の中で、またこういった委員会の場を通して御報告させていただきたいと思います。
◆あべ力也 委員 国民の誰しも、この
オリンピック・パラリンピックの開催というのを待ち焦がれて、皆さんが希望しているような大会でありますから、コロナが収束をして、開催されることを望むわけですけれども、どうしてもそういう予定変更せざるを得ないというようなことに関しても、あらかじめ検討しておく必要もあるでしょうし、また、
スポーツ振興ということに関しては、今、部長が言われたように、形を変えて実施をするということに関しても、しっかり検討しておく必要もあるでしょうし、いずれにしても、コロナの動向次第だと思いますので、それに臨機応変に対応できるような体制づくりをしっかりしていただきたいと、これも要望しておきたいと思います。
◆お
ぎのけんじ 委員 見直しの
検討状況の表に示されている実施の方向で調整というのと休止の方向で調整というのは、これが今年度予定されていた事業だと思うんですけれども、この休止の方向で調整という事業の総予算はどれぐらいなのか。もともとの事業全体の予算はどれぐらいなのか、分かれば教えていただきたいというのが一点と、あとは、この実施の休止はいかなる基準で判断されたのかという点を教えてください。
◎山田
交流推進担当課長 実施と休止全て、もともと二十九事業ということで、応援事業を年度当初予算のときに御説明申し上げまして、そのときは、大体二億四千六百万円ほどがもともと全体の応援事業としてお示しさせていただきました。今回、今、御質問の休止の方向の金額自体、来年度の金額自体、今編成中なので、なかなか具体的な数字は難しいんですが、もともとやろうとしていた令和二年度で申し上げますと、総額が、今全部足し上げていないんですが、例えば和の心、一番上の事業で申し上げると、一千百万円ほど今年度予算は確保してございました。
スポーツフェスティバルでおよそ三百万円ほどというふうになってございます。それぞれの金額自体は、そこそこの金額がかかっております。
休止の方向の内容については、やはり新型コロナの状況であったり、費用対効果の面であったり、様々それぞれの所管が考えた上で、来年度は実施しない方向で、予算上は、今のところ、その予算の内容で進めているということでございます。
◆お
ぎのけんじ 委員 ちょっと今、なぜに休止になったのかというのは、あまりよく分からなかったんですけれども、オリパラをやる前提で考えるとするならば、やっぱり僕は今後のレガシーを残すという意味でも、子どもたちがいかに当事者感覚を持ってもらうかということは非常に大きなポイントだと思うんですよね。先ほど来、話が出ていますけれども、
オンラインでも構いませんし、オフラインでもいいんでしょうけれども、そういった観点で事業の取捨というのも検討してほしいなと思ったんですが、いかがですか。
◎小澤
交流推進担当部長 今、休止の方向で調整した事業の主なのは、
新型コロナウイルス感染症の影響だというふうなお話はさせていただいたんですが、事業そのもの、やはり東京二〇二〇大会が七月から八月にかけて行う大会だったものですから、大会前に実施する事業は、実は令和二年度は多ございました。そういった意味では、コロナのこういった感染症が出始めて、区全体として、やはりどういった形でコロナの感染症拡大防止に対応していくかというところで、個々考えたところがございましたので、そういう意味では、休止の方向での考え方というと、やはり
新型コロナウイルス感染症に対応する、そういったところの考え方が主でございました。
今、委員御指摘いただいたように、レガシーにつながる事業、そういった観点では、やはり令和三年度も引き続き、そのレガシー、特に子どもというような御意見もございましたが、レガシーにつながるような事業、そういったものを重点的に見ながら調整してまいりたいと考えております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、(5)東京二〇二〇
公認プログラム「馬!ふれあい
出張授業」の実施について、理事者の説明を願います。
◎中潟
オリンピック・
パラリンピック担当課長 それでは、東京二〇二〇
公認プログラム「馬!ふれあい
出張授業」の実施について御報告いたします。
東京二〇二〇大会におきましては、JRA馬事公苑で開催されます馬術競技を知る
きっかけとするとともに、児童が馬と触れ合うことなどにより、馬への親近感を抱ける場として、本授業を実施するものでございます。
この授業は、
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、六月四日に実施する予定を延期しておりましたが、学校、JRA、日本中央競馬会との協議によりまして、このたび実施させていただくこととなりました。
1の開催日及び学校につきましては、今年度は二校実施いたします。開催日は十一月十九日の木曜日、午前中に烏山小学校、午後は千歳台小学校を予定しております。この二校につきましては、昨年度の実施希望調査を行い、希望した学校の中から未実施校を優先に、学校施設の状況や午前と午後の
移動距離などを考慮し、選定をしたものでございます。これまでの実績といたしましては、平成二十九年度から昨年度までの三年間で合計十四の小学校で実施をしてきております。
2の実施体制につきましては、昨年度と同様、JRA及び朝日学生新聞社の協力をいただき、実施するものでございます。
3の内容につきましては、各教室での講義から始まりまして、校庭に移動して馬の演技見学及び馬との触れ合い、最後に記念撮影という流れとなっております。
4のその他につきましては、
新型コロナウイルス感染症予防といたしまして、(1)に記載の対策を講じて実施するものでございます。
昨年度からの変更点といたしましては、従前は講義を行う際は児童を体育館に一堂に集めて行っておりましたが、今年度につきましては、初めての試みとなりますが、パソコン教室で講師が授業を行い、各教室のモニターを使った児童との双方向のリモート講義を実施する予定でございます。
(2)といたしまして、児童及び教諭、先生を対象に
アンケートを実施するものでございます。
アンケートの結果につきましては、また本委員会において報告する予定でございます。
裏面を御覧ください。こちらが昨年度実施したときの様子でございます。御確認をいただければと思います。
説明は以上でございます。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、(6)その他ですが、ほかに
報告事項はありますでしょうか。
◎中潟
オリンピック・
パラリンピック担当課長 その他で失礼いたします。
オリンピック・パラリンピック聖火リレートーチの巡回展示について御案内をさせていただきます。
既に委員の皆様にはお知らせをさせていただいておりますが、本日と明日の二日間、区役所第一庁舎一階ロビーにおきまして、聖火リレートーチを展示してございます。間近で御覧になれる機会となってございますので、ぜひ御覧いただければと思います。
また、本日、この後、午後四時から三十分程度になりますが、
世田谷区民会館一階ホワイエにおきまして、聖火リレートーチのお披露目式を行います。今回の巡回展示で、世田谷区が都内六十二区市町村のトップバッターとなることから開催するものでございます。こちらも御都合がよろしければ、ぜひお越しいただければと思います。
報告は以上でございます。
○
田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田中優子 委員長 以上で1
報告事項の聴取を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 次に、2
協議事項に入ります。
(1)次回の委員会開催についてですが、次回委員会は第四回定例会の会期中であります十二月二日水曜日午後一時から開催することで予定したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
田中優子 委員長 それでは、次回委員会は十二月二日水曜日午後一時から開催予定とすることにいたします。
以上で2
協議事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
田中優子 委員長 その他、何かありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
田中優子 委員長 ないようですので、以上で本日の
オリンピック・
パラリンピック等特別委員会を散会いたします。
午後二時七分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
オリンピック・
パラリンピック等特別委員会
委員長...