• 南部清掃工場(/)
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  1. 世田谷区議会 2020-09-18
    令和 2年  9月 区民生活常任委員会-09月18日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年  9月 区民生活常任委員会-09月18日-01号令和 2年  9月 区民生活常任委員会 世田谷議会区民生活常任委員会会議録第十号 令和二年九月十八日(金曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十名)    委員長         中村公太朗    副委員長        岡本のぶ子                阿久津 皇                畠山晋一                福田たえ美                いそだ久美子                ひえしま進                小泉たま子                たかじょう訓子                田中みち子  事務局職員    議事担当係長      長谷川桂一    調査係主事       小山内沙希  出席説明員    副区長         岡田 篤
      世田谷総合支所    総合支所長       志賀毅一   北沢総合支所    総合支所長       髙木加津子   玉川総合支所    総合支所長       工藤 誠   砧総合支所    総合支所長       原田茂実   烏山総合支所    総合支所長       皆川健一   生活文化政策部    部長          松本公平    市民活動・生涯現役推進課長                加野美帆    人権・男女共同参画担当課長                小野恭子   地域行政部    部長          清水昭夫    地域行政課長      舟波 勇    住民記録戸籍課長   泉 哲郎    番号制度マイナンバーカード交付推進担当課長                齋藤 稔   環境政策部    部長          竹内明彦    環境計画課長      安藤良徳    環境保全課長      坂本能崇   経済産業部    部長          田中耕太   清掃リサイクル部    部長          辻  正    管理課長        笹本 修   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.議案審査   ・ 議案第七十八号 世田谷区立老人休養ホーム条例を廃止する条例   ・ 議案第七十九号 世田谷住民基本台帳ネットワークシステムセキュリティ対策に関する条例の一部を改正する条例   ・ 議案第 八十 号 世田谷公共施設共通使用手続に関する条例の一部を改正する条例   ・ 議案第八十一号 世田谷清掃リサイクル条例の一部を改正する条例  2.報告事項   (1) 令和二年度一般会計補正予算(第三次)について〔当委員会所管分〕   (2) 世田谷犯罪被害者等支援検討委員会の報告について   (3) 「ECOステップせたがや」令和元年度の取組み結果について   (4) 放射線対策に係る東京電力ホールディングス株式会社からの賠償金について(令和元年度分)   (5) 令和元年度大気汚染状況の測定結果について   (6) その他  3.資料配付   (1) 行事予定等について  4.請願の継続審査について  5.閉会中の特定事件審査(調査)事項について  6.協議事項   (1) 意見書について   (2) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前十一時五十九分開議 ○中村公太朗 委員長 ただいまから区民生活常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 本日は、議案審査等を行います。  まず、委員会運営に関して、新型コロナウイルス対策として、理事者からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応を引き続きお願いいたします。  また、発言に当たりましては、引き続きお手元のワイヤレスマイクを御使用ください。 ○中村公太朗 委員長 それでは、1議案審査に入ります。  まず、議案第七十八号「世田谷区立老人休養ホーム条例を廃止する条例」を議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。 ◎松本 生活文化政策部長 議案第七十八号「世田谷区立老人休養ホーム条例を廃止する条例」について御説明いたします。  本件は、世田谷区立老人休養ホーム老朽化等に伴い、当該施設を廃止する必要が生じましたので、御提案するものでございます。  内容につきましては、さきの委員会で御報告したとおりでございます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○中村公太朗 委員長 では、ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 この間、ふじみ荘を巡って、七回にもわたってふじみ荘利用者に対する説明会が開かれました。多くの存続を求める切実な声、私も伺ってきました。この声が反映されていません。何のためにこの説明会を実施したのか伺います。 ◎松本 生活文化政策部長 説明会でございますが、七月に入りまして七回、施設、それから玉川地域砧地域で開催させていただきましたが、この説明会の目的につきましては、今般の廃止に至った経過、それから新しい高齢者施策の展開、こういったことについて御説明をさせていただいて、御利用の皆様の御意見も頂戴したと、こういったことでございます。 ◆たかじょう訓子 委員 このところで、皆さんの御理解は全く得られてないというふうに言わせていただきます。  また、所管として、ふじみ荘が果たしてきたその役割というのをどう考えているのか、改めて伺います。 ◎松本 生活文化政策部長 ふじみ荘については、健康増進、あるいは憩いの場として御利用いただいてきたというふうに考えております。そういう意味では、五十年にわたりまして多くの利用者の方に御利用いただき、一つの憩いの場、あるいはコミュニティーとしての役割もあったものと考えております。 ◆たかじょう訓子 委員 そういう御説明ですけれども、全く納得がいかないということを申し述べさせていただきます。 ◆小泉たま子 委員 確認をしたいんですが、五十年ぐらい続いてきたこのふじみ荘なわけですけれども、区の施設の中で、突然こういうふうに出てきて、一年ぐらいの間にこのような条例案が、一年ぐらいの間で結果を出すという条例案が今まで出てきたことがあるかどうかお聞きします。 ◎岡田 副区長 これまでも実際に御利用する方たちに御説明したりというようなプロセスを踏みながら、今回のようなスケジュールでしたケースはあるというふうに理解しています。 ◆小泉たま子 委員 何か今どういう施設だか思い当たるか、言っていただけますか。 ◎岡田 副区長 正確に申し上げられませんけれども、例えば区立保育園の問題ですとか、御説明をしながら進めてきたという事例はあると思っております。 ◆小泉たま子 委員 今伺ったのはそういうことではなくて、長く続いてきたある施設が、この一年ぐらいの中で結論を出さなければいけないということがありましたかと伺ったんですけれども、分かりました。これで質疑は終わります。 ○中村公太朗 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見、態度がありましたら、どうぞ。 ◆阿久津皇 委員 ふじみ荘の廃止に関しては、区のほうも、それこそ民間の活力、プロポーザルなんかも開催して、何とか残す方法を模索してきたこともあるのかなとは思っています。また、この厳しい財政の中で、コスト面からも致し方ない部分があるのかなと考えています。  廃止に関しては、代替施設への利用者さんの丁寧なしっかりした誘導と、あとは高齢者の方々の社会参加促進、地域への参加、あるいはスポーツクラブの利用なんかも含めて、地域での居場所づくりというものをしっかりと進めていただきたいということを申し添えまして、賛成いたします。 ◆福田たえ美 委員 いつの時代においても、年を重ねることによります心身に変化があるというのは誰でも起きてくることです。まして外出の機会が減るということによる影響が出るのが、御高齢の方でもあると思いますが、老人休養ホームふじみ荘については、気楽に集える場の重要性から、我が会派として、第二のふじみ荘の設置をずっと求めてまいりました。それによりまして、がやがや館が開設いたしまして、現在のふじみ荘というのが今度維持することが難しいということで、経費面で困難となり、廃止せざるを得ないということに関しては断腸の思いではあります。  生きがいづくりであり、またフレイル予防という観点からも、ふじみ荘のように誰もが利用しやすい価格で、一人でも、いつでも気楽に集い、くつろげる場所の必要性を、今定例会において区も認識していただいていると理解をしております。  昨日の本会議の我が会派の一般質問でも提案をさせていただきましたが、ふじみ荘に代わる施設に、現在のふじみ荘の機能を、また、さらにそこに付加していくことの重要性を訴えてまいりましたが、昨日御答弁をいただいてはおりますが、千歳温水プール等に関しましては、世田谷区のスポーツ振興財団管理運営をしているということから、しっかりとした協議が必要ということでございますので、来年の四月一日から、ふじみ荘の廃止と同時に、ふじみ荘に代わる、高齢者がいつでも集える、こういうくつろぎの場をしっかりと提供ができるよう内容を充実させるということを求めて、賛成といたします。 ◆ひえしま進 委員 ふじみ荘を御利用になってきた方々にとっては、愛着もあって思い入れも強いということもよく理解できます。しかし、財政やコスト面を考えれば、この間の区の努力をもってしても、この廃止はやむを得ないかなと考えております。  ただ、代替施設、また代替サービスへの御案内を懇切丁寧にやっていただくよう要望しまして、賛成とします。 ◆いそだ久美子 委員 立憲民主党社民党といたしましては、会派で討議を重ねました結果、賛成いたします。  しかし、本議案につきましては、これまでもやはり多くの区民の方から存続を求める声をお伺いしておりまして、他の委員からもありましたように、元気高齢者居場所づくりを総合的に考える必要性があるということを意見として付しての賛成といたします。 ◆小泉たま子 委員 この条例には反対をいたします。  今本会議で、このふじみ荘のことについては多数の他会派からも質疑がありました。区長、副区長、部長からの答弁ですが、高齢者孤立防止仲間づくり、それから地域参加促進の施策をやっていくと言われますが、これは大きな勘違いだと私は思います。  区の言われる居場所づくりというのは、仲間づくりを特に言われます。それから地域参加を言われますけれども、高齢者の方々はこういうものを求めているのではありません。団体利用だけではなくて、個人というものをきちんと制度的にというか、組織の中に位置づけるということが私はとても重要なことだと思います。青少年には、三つのセンターがあります。一人一人を受け止めています。どうして高齢者の方々にはそのような考えを持てないのか、とてもそれは残念に思います。  まず、今区のやるべきことは、今の社会の状況に合った高齢者がゆったりできる居場所としての施設機能整備計画を策定して、その後に拠点としての施設の在り方の中で、ふじみ荘の見直しを考えていくべきだと考えます。  そのような考え方から、あらたとしては、この条例には反対をいたします。 ◆たかじょう訓子 委員 日本共産党世田谷区議団は、議案第七十八号「世田谷区立老人休養ホーム条例を廃止する条例」に反対の立場で意見、要望を申し述べます。  新たな高齢者施策の構築も不十分なまま、ふじみ荘廃止条例のみが先行して提出されたことは拙速であり、誠に遺憾です。残念です。この間の説明会での意見、そしてふじみ荘の存続を求める五千筆を超える署名からも、ふじみ荘の廃止に区民理解は得られていないということはもう明らかです。  さきの一般質問でも、区長は、ふじみ荘の役割として、健康増進、憩いの場、また孤立防止などの役割を果たしてきたと答弁されました。そして今、本日、松本部長もそういうふうに答弁されています。  こうした場を奪われた高齢者の我々はどこに行けばよいのか、この声を区として真摯に受け止めていただきたい。区が示した代替策というのは全く不十分で、利用者の声を聞き、再検討を求めます。このたびのふじみ荘の廃止は、区長の考える区政運営の基本から外れていることを重ねて指摘いたします。  あわせて、区長は今後、高齢者施策について孤立防止仲間づくり居場所づくりなどにも検討の幅を広げ、ふじみ荘の果たしてきた役割にも十分目を配り、施策の全体像を示すと答弁されました。区民からは、ふじみ荘の多世代共生施設としての再利用要望もあります。こうしたことも視野に入れて、参加と協働で早急に構築していただきたいと要望し、反対意見といたします。 ◆田中みち子 委員 私たちも、今回のこの条例については、反対させていただきたいです。
     といいますのも、私たちの中では反対すべきかどうか本当にいろいろ中でも話し合いをしまして、反対できない、むしろ賛成のほうでと実はなっていたんですね。ただ、この間、区民の方々から本当にたくさんの御意見を寄せていただいたのと、あと、行政もここに至るまでのプロセスというのも、やはり問題なのではないかなと改めて思っています。  そして今回、九月一日にこの条例の廃止案を出されたときに、高齢者地域参加促進施策というのも一緒に出していただいて、その中を見ても、やはり高齢者の方がゆったりとできるという代替案がないと思うんです。スポーツ施設のほうに誘導するとか、地域の活動に参加する、あるいは就労していくとか、本当に寄り添っているのかなということがちょっと不安になるような案でもありました。  ここはいま一度考えていただいて、廃止ということではなくて、もっともっと一人一人の方に御意見を聞いていただいて、誰もが納得できるような形のところに全力を尽くしていただきたいと思います。 ○中村公太朗 委員長 では、出そろいましたので、これより採決に入ります。  採決は挙手によって行います。お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。    〔賛成者挙手〕 ○中村公太朗 委員長 挙手多数と認めます。よって議案第七十八号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、議案第七十九号「世田谷住民基本台帳ネットワークシステムセキュリティ対策に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。 ◎清水 地域行政部長 議案第七十九号「世田谷住民基本台帳ネットワークシステムセキュリティ対策に関する条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。  本件は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の改正に伴い、規定の整備を図る必要が生じましたので、御提案するものでございます。  内容につきましては、さきの委員会で御報告したとおりでございます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○中村公太朗 委員長 では、ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 御異議なしと認めます。よって議案第七十九号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、議案第八十号「世田谷公共施設共通使用手続に関する条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。 ◎清水 地域行政部長 議案第八十号「世田谷公共施設共通使用手続に関する条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。  本件は利用者登録有効期間の延長等に係る規定を設ける必要が生じましたので、御提案するものでございます。  内容につきましては、さきの委員会で御報告したとおりでございます。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 それでは意見に入ります。  本件について御意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、これより採決に入ります。  お諮りいたします。  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 異議なしと認めます。よって議案第八十号は原案どおり可決と決定いたしました。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、議案第八十一号「世田谷清掃リサイクル条例の一部を改正する条例」を議題といたします。  本件について、理事者の説明を求めます。 ◎辻 清掃リサイクル部長 議案第八十一号「世田谷清掃リサイクル条例の一部を改正する条例」につきまして御説明申し上げます。  本件につきましては、地方税法の改正に伴い、廃棄物処理手数料及び動物死体処理手数料に係る延滞金の割合の特例に関する規定を改める必要があるため、御提案したものでございます。  内容つきましては、さきの委員会で御報告したとおりでございます。また、条例の施行につきましては公布の日からといたします。  御審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、本件について意見がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、これより採決に入ります。  お諮りいたします  本件を原案どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 御異議なしと認め、よって議案第八十一号は原案どおり可決と決定いたしました。  以上で、1議案審査を終わります。  ここで理事者の入替えをいたしますので、しばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和二年度一般会計補正予算(第三次)について〔当委員会所管分〕について、理事者の説明を願います。 ◎志賀 世田谷総合支所長 令和二年度一般会計補正予算(第三次)につきまして、当委員会所管分を順次御報告申し上げます。  私からは、世田谷総合支所補正予算につきまして、お手元の補正予算書に基づきまして御説明させていただきます。  歳出予算の補正です。補正予算書の八六、八七ページをお開きください。  まず、予算科目の区分、目01区民総務費でございます。八七ページの説明欄ふるさとまつり運営協力費の補正でございます。1ふるさとまつり協賛世田谷)でございます。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった世田谷のボロ市をはじめとしたふるさとまつりの支援に関する経費、合わせて七百十三万二千円を減額補正するものでございます。  次に、02支所費についてです。1総合支所維持運営費の補正でございます。16地域活性化事業世田谷)でございます。新型コロナウイルス感染症の影響による事務事業緊急見直しにより、三百七十万五千円を減額補正するものでございます。  続きまして、同じく支所費総合支所出張所改築費の補正でございます。1世田谷総合支所出張所改築事務でございますが、池尻まちづくりセンター中長期改修工事に伴う設計委託につきまして、事務事業緊急見直しにより先送りするため、三百七十万円を減額補正するものでございます。  次に、06区民施設費、1区民施設維持運営費の補正でございます。1世田谷区民会館維持運営世田谷総合支所)でございます。本庁舎整備工事スケジュールの変更に伴い、着工が令和三年一月から七月に先送りになったことから、令和三年三月までの必要な世田谷区民会館施設維持管理経費を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症による施設利用キャンセルに伴う使用料の過年度還付金及びスカイキャロット展望ロビー指定管理料増額分などで、合わせて八千八百二十一万九千円を増額補正するものでございます。  世田谷総合支所所管分については以上でございます。 ◎髙木 北沢総合支所長 私からは、北沢総合支所補正予算につきまして御説明させていただきます。  歳出予算の補正でございます。同じく補正予算書の八六、八七ページを御覧ください。  予算科目の区分、目02支所費についてです。説明欄総合支所出張所改修費の補正です。4北沢地域支所出張所改修ですが、こちらは事務事業緊急見直しによりまして、北沢タウンホールのエレベーター及び電動式文書庫の改修を来年度以降に先送りするため、委託料三千四万五千円を減額補正するものでございます。  北沢総合支所分については以上でございます。 ◎工藤 玉川総合支所長 それでは、玉川総合支所補正予算について御説明させていただきます。  歳出予算の補正でございます。同じく八六ページ、八七ページになります。  予算科目区分の目02支所費についてでございます。説明欄を御覧ください。1の総合支所維持運営費の補正となります。18の地域活性化事業(玉川)ですが、こちらにつきましては新型コロナウイルス感染症拡大防止により、落成式を除く玉川総合支所区民会館オープニングイベントを中止するため、三百九十六万六千円を減額補正するものでございます。  玉川総合支所所管分につきましては以上でございます。 ◎原田 砧総合支所長 私からは、砧総合支所補正予算につきまして御説明させていただきます。  歳出予算の補正でございます。同じく、八六ページ、八七ページになります。  予算科目区分、目01区民総務費についてでございます。説明欄ふるさとまつり運営協力費の補正でございます。7多摩川花火大会ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による事務事業等緊急見直しにより、第四十二回世田谷区たまがわ花火大会を見送ることとなり、九千五百四十八万四千円を減額補正するものでございます。  また、予算科目区分、目02支所費説明欄総合支所維持運営費の補正の19地域活性化事業(砧)ですが、こちらも同様に、事務事業等緊急見直しにより四百五十万円を減額補正するものでございます。  砧総合支所所管分につきましては以上でございます。 ◎皆川 烏山総合支所長 烏山総合支所補正予算について御説明させていただきます。  歳出予算の補正でございます。同じく八六ページ、八七ページです。  予算科目の区分、目01区民総務費についてです。説明欄を御覧ください。3ふるさとまつり運営協力費の補正の5ふるさとまつり協賛(烏山)ですが、これは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、烏山地域蘆花まつりをはじめとする地域祭りなどが中止になったことに伴い、七百九万二千円を減額補正するものでございます。  続いて、予算科目区分、目02支所費説明欄の3総合支所出張所改修費の補正の3烏山地域支所出張所改修烏山総合支所)でございますが、事務事業等緊急見直しを行い、上北沢まちづくりセンター設備交換設計委託を延期したことに伴い、三百五十万円を減額補正するものでございます。  また、予算科目の区分、目06区民施設費説明欄区民施設維持運営費の補正の29烏山区民会館・区民センター維持運営(烏山総合支所)でございます。こちらも事務事業等緊急見直しにより、集会室等のタイルカーペットの貼り替えを延期したことに伴い、六百二十五万八千円を減額補正するものでございます。  烏山総合支所所管分については以上でございます。 ◎松本 生活文化政策部長 同じく八六ページ、八七ページを御覧いただきたいと存じます。  八七ページの説明欄で申し上げます。区民総務費でございますが、1の区民関係事務運営費の補正でございます。2の市民活動の促進ですが、こちらは東京二〇二〇大会の延期に伴いまして、区民ボランティアの活動に関わる事業費二千九十二万二千円を減額補正するものでございます。  続きまして、そのページの一番下の段になりますが、区民健康村費でございます。1の区民健康村維持運営費の補正でございます。こちらは区民健康村施設整備ですが、区民健康村ふじやまビレジせせらぎの湯に通じます通路・暖房設置工事を延期したことに伴いまして、工事経費三百七十五万円を減額補正するものでございます。  次に、八八ページ、八九ページをお開きください。予算科目で申し上げますと文化・国際費になります。八九ページの説明欄でございますが、1の文化事業費の補正でございます。4文化・芸術資源の魅力発信ですが、これはアーティスト及び民間文化芸術施設の支援事業経費としまして三千万円の増額及び事務事業緊急見直しに伴いまして、一千五十万円の減額を行っております。これらを合わせまして一千九百五十万円を増額補正するものでございます。財源でございますが、特財といたしまして、文化振興基金からの三千万円の繰入れを増額補正しております。  次に、その下になりますが、国際交流の補正でございます。2の姉妹都市等交流の充実でございますが、こちらは新型コロナウイルス感染症の影響に伴いまして、ウィニペグ市姉妹都市提携五十周年事業関連経費としまして、六百六十九万六千円の減額及び姉妹都市等とのマラソン交流事業関連経費二百六十二万二千円を減額するものでございます。合わせて九百三十一万八千円を減額補正しております。  なお、姉妹都市とのマラソン交流事業に関わります派遣関連経費五十万円の財源につきましては、世田谷区国際平和交流基金からの五十万円の繰り出しをしておりましたが、減額補正をし、繰り戻しを行うものでございます。  次に、予算科目の区分で申し上げますと、その下、文化施設費になります。説明欄を御覧いただきますと、1の文化財団維持運営費の補正でございます。こちらは文化施設の保全ですが、事務事業等緊急見直しに伴いまして、文化生活情報センター等の改修に係る経費五千二百五十八万七千円を減額補正するものでございます。  その下、4の文化生活情報センター維持管理ですが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴いまして、パブリックシアター等の指定管理経費としまして、二千九十一万七千円の増額補正をするものでございます。  続きまして、下に下がっていただきまして、2の交流・社会参加促進施設維持運営費の補正でございます。こちらは、1の老人休養ホームふじみ荘運営でございますが、こちらも新型コロナウイルス感染症の影響に伴いまして、指定管理料を四百六十五万七千円増額補正するものでございます。  同様に、健康増進・交流施設運営――がやがや館でございます――5のひだまり友遊会館運営についても、指定管理料をそれぞれ一千三百七十五万七千円と四百九十万円増額補正するものでございます。
     その下の6の生涯現役施設整備工事ですが、老人休養ホームふじみ荘の解体設計を一年先送りすることに伴いまして、一千九百七十三万四千円を減額補正するものでございます。  生活文化政策部所管分は以上でございます。 ◎清水 地域行政部長 私からは、地域行政部補正予算につきまして御説明いたします。  まず、歳入予算の補正です。補正予算書の六〇ページ、六一ページを御覧ください。  予算科目区分の目04総務費委託金についてです。これはマイナンバーカード交付体制の強化のための会計年度任用職員の増に対する国庫委託金五百五十一万八千円の増額補正でございます。  次に、補正予算書の七六ページ、七七ページを御覧ください。予算科目区分、目04納付金についてです。これは、会計年度任用職員の増による社会保険料の本人負担分七十三万二千円の増によるものでございます。  続きまして、歳出予算の補正です。補正予算書の一二六ページ、一二七ページを御覧ください。  予算科目区分、目02総務職員費についてです。マイナンバーカード交付体制の強化のために会計年度任用職員を増とすることに伴いまして、人件費として報酬等六百二十五万円を増額補正するものでございます。  地域行政部からの説明は以上でございます。 ◎田中 経済産業部長 私からは、経済産業部補正予算について説明いたします。  まず、歳入予算の補正でございます。補正予算書の六四ページ、六五ページをお開きください。  予算科目区分、目05産業経済費補助金についてです。六五ページの説明欄にございます13活力ある商店街育成事業の補正でございます。これは商店街振興組合連合会による電子商品券の新規発行に伴い、区がその支援を行うに当たり、東京都からの事業費補助千七百五十万円を増額補正するものでございます。  続きまして、歳出予算の補正でございます。一〇六ページ、一〇七ページをお開きください。  予算科目区分、目01商工振興費についてです。一〇七ページの説明欄の1商工業振興育成事業費の補正でございます。それぞれ、3中小企業者経営支援として利子補給など一億二千九百七十二万五千円の増額、7商業振興は個店支援プロジェクトとして実施する電子商品券等事業三億一千四百六十二万五千円の増額、9観光事業の推進として、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い中止したイベントなど三千七百二十万六千円の減額を補正するものでございます。  続きまして、補正予算書の一〇八ページ、一〇九ページをお開きください。予算科目区分、目02農業総務費についてです。一〇九ページの説明欄の1農業指導奨励費の補正でございます。こちらも新型コロナウイルス感染症の影響に伴い中止したイベントなど八百八十三万七千円の減額を補正するものでございます。  続きまして、繰越明許費の補正でございます。一四〇ページ、一四一ページをお開きください。  一四〇ページの06産業経済費01商工費、事業名、商業振興二億九千七百十二万五千円についてです。こちらは個店支援プロジェクトとして実施する電子商品券等事業が年度内に終了しないため計上するものでございます。  経済産業部所管分については以上でございます。 ◎辻 清掃リサイクル部長 私からは、清掃リサイクル部補正予算につきまして御説明申し上げます。  歳出予算の補正でございます。恐れ入ります、一〇〇ページ、一〇一ページをお開きください。  全て新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業の緊急見直しによるものでございます。まず、予算科目区分、目01清掃管理費でございます。右の説明欄を御覧ください。2清掃職員の被服貸与について、被服の購入数量を縮減し四百三十四万五千円、次に、目02廃棄物対策費の説明欄1ごみ収集作業でございますが、家庭ごみ、事業系ごみの組成分析調査を中止し八百八十万円、また、清掃車両の購入を見合わせて九百万円、次に、目03省資源対策費の説明覧3資源分別回収事業につきまして、資源持ち去り防止パトロールの委託の一部を縮小し五百万円、合計いたしまして二千七百十四万五千円を減額補正するものでございます。  清掃リサイクル部所管分については以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 では、ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(2)世田谷犯罪被害者等支援検討委員会の報告について、理事者の説明を願います。 ◎小野 人権・男女共同参画担当課長 私から、世田谷犯罪被害者等支援検討委員会の報告について説明を申し上げます。  1主旨にございますように、本件につきましては、本年五月に本委員会におきまして検討の中間報告をさせていただいており、このたび検討委員会としてまとめた報告書を報告させていただくものでございます。  2報告書の内容でございますが、記載の構成でまとめていただいております。  かがみ文をおめくりください。世田谷区犯罪被害者等支援についての報告書冊子と、その下には、参考としまして、五月の本委員会での中間報告資料概要版をつけさせていただきました。  なお、五月の中間報告の段階で検討委員会としての方向性の大枠はまとまっておりましたので、本報告書での大きな変更点はございません。今年度は、コロナ禍により対面での検討委員会は開催できませんでしたが、中間報告以降、委員会として書面の開催、またメールでの意見交換や、内容確認を数回にわたり行い、事務局である当課からは、東京都や支援団体、また庁内所管に確認、相談をしながら、特に検討委員会の提言について、委員会で時間をかけ丁寧に御議論いただきまとめていただきましたので、本日は報告書のこの点を説明させていただきます。  では、報告書の二三ページをお開きください。3区が目指すべき犯罪被害者等支援の方向性について(検討委員会からの提言)でございます。  冒頭の前文にございますよう、被害者には身近な立場の区での寄り添う支援が重要であり、相談窓口体制整備を先行させるのが望ましい。国、東京都の各種支援を利用しながら、地域生活に戻れるよう支援することが市区町村の役割であるとしております。相談窓口ができたならば、被害者の求める支援を把握し、世田谷区に必要な支援施策を充実させていくことが必要であるとしております。そのために、検討委員会を今後も継続し、必要な支援策の検討を行っていくとしております。  (1)取組みの考え方といたしまして、区でのきめ細やかな支援の必要性と併せ、性犯罪被害者への支援はほかの犯罪とは分け、国や都の動向を見ながら、引き続き検討していくとしております。  (2)取組みの五つの柱立てが示されております。①②③は、被害者をしっかり支え支援するために、分かりやすい専用の相談窓口、また寄り添い、時には同行しながら、被害者の気持ちを酌み取れるスキルの高い相談員の必要性。二四ページを御覧ください。④⑤は、身近な地域が被害者を理解し支えるために、ネットワークづくりや啓発の重要性が示されました。  (3)条例についてでございます。条例は有効であるとしつつ、相談窓口など体制整備が最優先すべきであること、条例は、被害者の声を聞き取った上で必要な施策が定義されていくべきと示されました。  では、かがみ文にお戻りください。3今後の予定でございます。本報告書を受け、所管といたしましては、令和三年の相談窓口など支援施策の開始を目指しておりますが、この八月に出されました世田谷区政策方針を踏まえ、今後具体的な支援策、開始時期などを調整しながら進めてまいります。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中みち子 委員 ありがとうございます。後でいろいろ読んで質問させていただきたいと思うんですが、これは検討委員会が今後も継続するということで、頻度というのはどれぐらいでやる予定なんでしょうか。 ◎小野 人権・男女共同参画担当課長 四月以降の頻度でございますけれども、まだ予定ではございますけれども、三回から四回程度は必要であろうと考えております。その間に、検討委員会の検討をまた庁内で受けながら、いただいた御意見を基に、それをまたさらに庁内の検討委員会でも議論していきたいと考えております。 ◆田中みち子 委員 その場合の検討委員会のメンバーというのも、今この報告くださっているメンバーの方々がそのまま参加されてやるようなイメージでしょうか。 ◎小野 人権・男女共同参画担当課長 そうでございます。この報告書の八ページに委員の構成をお示しさせていただいておりますが、この皆様に引き続きお願いする予定でございます。 ○中村公太朗 委員長 では、ここで理事者の入替えを行いますので、しばらくお待ちください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、(3)「ECOステップせたがや」令和元年度の取組み結果について、理事者の説明を願います。 ◎安藤 環境計画課長 それでは、庁内の環境マネジメントシステム「ECOステップせたがや」の令和元年度の取組結果について御報告いたします。  2の令和元年度の取組み方針と結果でございます。(1)エネルギー削減の取組です。区施設全体でのエネルギー使用量を平成二十一年度比で一四・二%以上削減という方針に対し、取組結果は八・五%削減にとどまり、目標には届きませんでした。そのうち区長部局等は一七・八%削減、小中学校等の教育委員会分は八・三%増となっております。  (2)コピー用紙の削減です。事務用コピー用紙の購入枚数を令和十年度までに平成二十九年度比で五%以上削減という方針に対し一・三%減、前年度比でも一・七%減少しております。四ページに、区施設全体のエネルギー使用量、コピー用紙購入枚数の推移を掲載しておりますので、後ほど御参照ください。  一枚目にお戻りいただきまして、(3)内部環境監査における事例の水平展開及び環境関連法令の遵守徹底です。書類監査及び現場監査の結果、おおむね適切な法令遵守を確認いたしましたが、産業廃棄物の保管場所の掲示がない、産業廃棄物処理マニフェストの不備が確認されましたが、いずれもその後、改善が確認されております。  二ページを御覧ください。(4)その他の管理項目の実績は記載のとおりです。  (6)その他として、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各種イベントの中止や、小中学校の休校などもエネルギー使用量をはじめとする各種実績に影響があったものと考えられます。  3(1)今年度の取組み方針としまして、方針1、平成二十一年度比一五・三%以上のエネルギー削減を目指す。2コピー用紙購入枚数を、令和十年度までに平成二十九年度比で五%以上削減する。3環境マネジメントシステムの透明性及び有効性を高め、今後の改善、発展につなげていくため、事務局及び各職場施設の運用、取組状況について、第三者による客観的な評価を受け、これを公表するとしております。  (2)今年度の具体的な取組として、①エネルギー使用料削減に向けて、各職場、職員の省エネ行動の一層の定着、ESCO事業、烏山中学校で事業開始となっております。公共施設高効率照明改修。②コピー用紙の削減に向けて、セキュアプリント、タブレット端末の活用、紙再生の取組、会議等でのモバイル端末の一層の活用を進めてまいります。  なお、紙再生の取組につきましては、平成二十九年度から世田谷サービス公社が自主事業として行っており、古紙再生の機器を一台導入し、事務用古紙を新たな紙に再生する取組を行っております。紙の地産地消によるCO2削減、障害者雇用の促進などの公共性、公益性を鑑み、区は機器の設置、運用場所の提供のほか、庁舎内で排出された古紙の一部を提供しております。  説明は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(4)放射線対策に係る東京電力ホールディングス株式会社からの賠償金について(令和元年度分)、理事者の説明を願います。 ◎坂本 環境保全課長 私からは、放射線対策に係る東京電力ホールディングス株式会社からの賠償金について(令和元年度分)の御報告を差し上げます。  区が実施しました令和元年度の放射線対策の費用について、東京電力ホールディングス株式会社に対し賠償請求を行ったところ、記載のとおり、請求額と同額の賠償金の提示がありました。請求額及び賠償額の合計は十二万七千百二十四円でございます。内訳としましては、記載のとおりです。  次に、本件の取扱いですが、十月中に東京電力ホールディングス株式会社と区とで合意書の取り交わしを行います。  今後のスケジュールですが、合意書の取り交わし後、十一月中には賠償金が支払われる予定でございます。  最後に、今後の対応についてです。区では、区民の不安を払拭するため、放射線対策として、食品の放射性物質検査、定点測定等を継続して行っている状況を、東京電力ホールディングス株式会社に伝えることと、東京電力ホールディングス株式会社により、新たな賠償項目の案内があった場合は、精査の上、請求していくことを考えております。  御報告は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑はよろしいですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(5)令和元年度大気汚染状況の測定結果について、理事者の説明を願います。 ◎坂本 環境保全課長 私からは、令和元年度大気汚染状況の測定結果について御報告を差し上げます。  世田谷区と東京都では、大気汚染の状況を把握するために常時観測を行っております。また、八幡山では東京都による自動車の排出ガスの測定を行っており、その結果がまとまりましたので、御報告いたします。  測定項目は、記載の六項目になっております。  測定結果は、次のページの表のとおりです。二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、二酸化窒素については、全ての測定室において環境基準を達成しており、かなり低い値となっております。また、微小粒子性物質PM二・五は、東京都が測定しておりますが、いずれの観測地でも基準を達成しております。  経年変化の表を、測定開始年度のものからと直近の十年間のもの二種類作成し添付したので御覧ください。  光化学オキシダントについては、環境基準を達成できておりません。光化学オキシダントは光化学スモッグの原因となり、夏場に高くなります。昨年度の東京都による光化学スモッグ注意報の発令日は、世田谷区がございます区南部で五日間、都全体では七日でした。昨年は三日でした。いずれにしましても、ここ数年は発令日数は少なくなってきております。  次に、区民への周知ですが、十月十五日号の「区のおしらせ せたがや」とホームページに掲載する予定でございます。  御報告は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆小泉たま子 委員 ちょっと分からないんですけれども、世田谷区としての目標があって、それを達成するために何かをやっているとか、そういうことはあるんですか。 ◎坂本 環境保全課長 世田谷区としてという目標よりも、環境基準を守れているかどうかという定点観測をしているところでございます。 ◆小泉たま子 委員 いやいや、それだけやって、ただ事務的にというか、環境基準の中ではどうかというだけで、それを測っているだけで何の発展でもないじゃないですか。ただその数字を区民に見せる、表すと、それだけのお仕事ということですか。 ◎坂本 環境保全課長 それぞれの物質の基準値を超えた際には、事業者に対して、発生原因になることについての指導を行うようになっております。特に光化学スモッグなどは達成もできておりませんので、その辺については区民に対して注意報、警報などを出す仕組みとなってございます。 ◆小泉たま子 委員 何か仕事が、それって何なんでしょうという感じが私はするんですけれども。そうなった場合には、区民には知らせるけれども、その数字を見て区民はどう思うんでしょうかね。区民はどうしたらいいんでしょう。事業者にだけそれを言う、それで指導する、それだけのこと。そういうお仕事ですか。何かよく分からなくて、教えてください。 ◎坂本 環境保全課長 ちょっと例示をさせていただきますが、例えば東京都で工場廃棄物処理炉など固定の発生源対策などで、PM二・五などそういった物質が高くなってきたときについては、国全体、近隣自治体も含めて連携を図りながら工場長に指導を行うというふうになっております。ただ、警報については、広域に広がってくるものでございまして、世田谷区というよりも、先ほど申し上げたとおり、区南部ですとか、それなりに区分をした広い範囲での注意報を発令させていただきまして、学校ですとか、段階において警報を出したところで避難していただくというような仕組みになってございます。 ◆小泉たま子 委員 分かりにくいというか、それは基礎的なデータを取るために、区民のために取っているんだと思うんですよ。取った後どうするかということが、私は大変大事だと思うんですけれども。  例えば光化学スモッグが出たときには、何か通報するのがありますよね。今出ていますからどうだとか、それと同時に指導を徹底して、もう低くなりましたとか、何かそういうことをやらないと仕事をしているということには、区民のために仕事をしているとは区民の方々には見えないと私は思うんです。ですから、こういうデータを取ることは大事だと思うんです。これは基礎的なことで、これが目的ではないと私は思いますけれども、その辺はどのように考えますか。 ◎竹内 環境政策部長 委員おっしゃったとおりのことだと思います。基礎的なデータを今日は報告させていただきましたが、この事業の目的は、区民の皆様の環境を保全するいうところで日常的に測定をしております。  ただ、今日発表させていただきましたのは大気でございまして、発生源が必ずしも世田谷区にはないと。近隣から流れてきたり、あるいはPM二・五なんかですと大陸を超えてやってくるというようなこともありますので、世田谷区の取組だけで環境をいわゆるよくするということが、世田谷区だけでできるということでもないんです。  そこで、光化学スモッグなどにつきましては、そういう危険な状態になったときに避難していただくということが重要かなと思いまして、それにつきましては、東京都が判断をしていきますけれども、学校情報あるいは注意報、最近は出ませんけれども警報など、五段階の警報があるんですけれども、そういった形で、今ちょっと危険な状態です、避難してくださいというようなことは取り組まれているというところでございます。  いずれにしましても、やはり環境を保全するためにこのデータを取っている。そして、今幸いにこのオキシダント以外は低いところで落ち着いていますけれども、この値に問題が出てきている、原因はどうもこういうことだよと分かるということでしたら、そこに対する指導を行っていくということが、私ども環境政策部の仕事であると認識しておりますので、そのように取り組んでいきたいと思っています。 ◆小泉たま子 委員 環境については、区民の方が非常に関心を持っていることだと私は思うんですけれども、こういう数字を見たり、こういうことでは全然区民の方には響かないことになってきますよね。ですから、そこで一工夫も二工夫も私は要ると思うんです。きちんとしたお仕事はしていらっしゃると思うんですけれども、その次をどうするかということだと思うんですね。  本当に気象が非常に変化して、夕方は必ず雨が降るなんていうのは今まであまりなかったような気がしますけれども、本当に変わっていると思うんです。それとこれがどういうふうに連動しているかとか、子どもたちにもやっぱり関心を持って、子どもたちはこれから地域をつくっていく次の世代の人たちですから、とにかくこういうものを本当に活用できるようなところに力点を置いて、淡々と測定することは大事ですけれども、その次の段階のところに進んでもらってお仕事をしていただきたいと思います。要望しておきます。 ◆阿久津皇 委員 測定場所についてお伺いしたいんですけれども、砧、玉川、烏山が区設置で、世田谷、成城、八幡山ということで、環八沿いというんですか。世田谷区役所を除いて全部環八の周辺なんですけれども、この測定場所については何か意図というか、あれば教えてください。 ◎坂本 環境保全課長 法では二十五キロ四方に一か所観測局を置くということで観測をしております。今現状では、道路の配置状況ということではなく、支所の屋上で測らせていただいているというのが実情でございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(6)その他ですか、ほかに報告事項はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ、以上で2報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    中村公太朗 委員長 次に、3資料配付ですが、レジュメに記載の資料を席上に配付しておりますので、後ほど御覧ください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、4請願の継続審査についてお諮りいたします。  令元・一一号「東海第二原発の再稼働に反対し廃炉を求める要望書に関する陳情」外五件を継続審査とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、5閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。 1. 区民生活及び環境行政について 2. 女性及び青少年対策について 3. 産業振興について とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのように決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、6協議事項に入ります。  まず、意見書についてですが、各派代表幹事長会において、国に対して、地球温暖化防止対策として、温室効果ガス削減に向けた一層の取組を求める意見書の提出について提案があり、当委員会で協議をするよう議長より依頼があったものです。  意見書の提出に関して何か御意見はございますか。いいも悪いもお任せしますが、いいですね。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 それでは、ただいまの御意見を踏まえ、関係機関に対する意見書提出に向けて、まずは正副委員長のほうで案文を調整するということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 では、そのようにさせていただきます。  正副委員長で作成した案文は、事前に皆さんにお示しをし、その後、当委員会に委員を出していない会派にも御意見をいただいた上で、今定例会中に臨時で委員会を開催し、意見書の案文を協議、決定していきたいと思いますので、よろしくお願いします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、(2)次回委員会の開催ですが、先ほど申し上げましたとおり、意見書の案文が調整でき次第、臨時で委員会を開催したいと思いますので、その際には日程調整に御協力いただきますようにお願いします。  なお、この臨時の委員会には理事者の出席は求めませんので、あらかじめ御承知おきください。  また、年間予定である十一月十日正午からについても開催予定としたいと思いますので、お願いいたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 その他何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ、本日の区民生活常任委員会を散会いたします。     午後一時三分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   区民生活常任委員会    委員長...