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  1. 世田谷区議会 2020-07-01
    令和 2年  7月 区民生活常任委員会-07月01日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 2年  7月 区民生活常任委員会-07月01日-01号令和 2年  7月 区民生活常任委員会 世田谷議会区民生活常任委員会会議録第六号 令和二年七月一日(水曜日)  場  所 大会議室  出席委員(十名)    委員長         中村公太朗    副委員長        岡本のぶ子                阿久津 皇                畠山晋一                福田たえ美                いそだ久美子                ひえしま進                小泉たま子                たかじょう訓子                田中みち子  事務局職員    議事担当係長      長谷川桂一    調査係主事       小山内沙希  出席説明員    副区長         岡田 篤
      北沢総合支所    総合支所長       髙木加津子    地域振興課長      土屋雅章   玉川総合支所    総合支所長       工藤 誠   砧総合支所    総合支所長       原田茂実   烏山総合支所    総合支所長       皆川健一    地域振興課長      大塚 勇   生活文化政策部    部長          松本公平    市民活動・生涯現役推進課長                加野美帆   環境政策部    部長          竹内明彦    エネルギー施策推進課長 池田あゆみ   清掃・リサイクル部    部長          辻  正    管理課長        笹本 修    事業課長        庄司秀人   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和元年度指定管理施設に係る事業報告について(区民生活常任委員会所管分)   (2) 庁舎内における転倒事故の発生について   (3) 区立老人休養ホームふじみ荘の利用説明会開催について   (4) 自然エネルギー活用による自治体間ネットワーク会議の開催について   (5) 「世田谷災害廃棄物処理計画」の策定について   (6) 令和元年度ごみ量について(確定値)   (7) その他  2.協議事項   (1) 参考人の出席要請について   (2) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前十一時五十九分開議 ○中村公太朗 委員長 ただいまから区民生活常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 本日は、報告事項聴取等を行います。  まず、委員会運営に関して、引き続きコロナウイルス対策を講じてまいります。理事からの報告は簡潔明瞭に、委員からの質疑も要点を絞っていただくなど、会議時間の短縮に向けた御対応、御協力をお願いいたします。  発言に当たりましては、お手元のワイヤレスマイクを使用いただきますようにお願いいたします。  それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和元年度指定管理施設に係る事業報告について(区民生活常任委員会所管分)について、理事説明を願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 令和元年度指定管理施設に係る事業報告について(区民生活常任委員会所管分)につきまして御報告いたします。  1主旨でございます。区では、指定管理制度運用に係るガイドラインに基づきまして、指定管理制度の透明性をより一層高めるため、毎年度、指定管理より区に提出されている事業報告内容を整理し、公表しております。このたび令和元年度の事業報告指定管理より区に提出されましたので御報告申し上げます。  2対象施設です。令和元年度から区民センター十二施設が対象に加わりまして、区民生活常任委員会所管分としては二十七施設ございます。  3内容につきましては、記載のとおり、共通の項目を設け整理しております。  4公表方法です。当委員会報告後、区ホームページに掲載するとともに、区政情報センター政情報コーナー閲覧用の冊子を掲出いたします。  なお、各施設事業報告につきましては、後ほど御覧ください。  御説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶあり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(2)庁舎内における転倒事故の発生について、理事説明を願います。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 私からは、北沢総合支所の庁舎内における転倒事故の発生について御報告申し上げます。  かがみ文、1の事故の概要です。発生日時は令和二年六月十五日月曜日、午後三時頃でございます。発生場所北沢総合支所地下一階の東口階段前です。ちなみに、地下一階には区民課北沢まちづくりセンターがございます。  事故甲は、大原一丁目在住の男性でございます。  事故内容ですが、恐れ入ります、裏面の現場説明図のほうも御覧いただきながら御説明申し上げます。  北沢総合支所地下一階にありますくみん窓口ほかを訪れた甲が、地下一階の東口階段前に敷いてある除塵マットほこりを除くマットに右足を乗せたところ、前日の雨がしみ出しており、床が濡れていたために、マットの端が床の上で滑り、甲は横向けに転倒し、打撲傷を負ったものでございます。  かがみ文にお戻りください。損傷の程度ですが、人身としまして、右足関節打撲右肘打撲右手関節捻挫腰部打撲右膝打撲右肩打撲頚椎捻挫です。物損はなしでございます。  2事後の対応です。事故発生以後、甲とは誠意を持って対応に当たっております。  さらに、事故発生場所は、降雨後は数日間にわたり雨水がしみ出す場所となっておりまして、これまでも清掃の回数を増やして清掃してまいりましたが、今回の事故を受けまして、この除塵マット自体を取り除きまして、降雨後は清掃回数を今まで以上に増やすなど、滑りやすい状態をつくらないように施設管理業者に指示を徹底したところでございます。今後このような事故が起こらないように、施設管理としまして適切な維持管理に努めてまいります。このたびは申し訳ございませんでした。  報告は以上です。 ○中村公太朗 委員長 ただいま説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆福田たえ美 委員 今の御説明の中にありました事故発生場所の雨水がしみ出す場所と書いてあるんですが、これは構造上何か問題があるということでしょうか。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 裏面の少し階段の図面が見えているかと思うんですけれども、ちょうど階段を上ったところが、茶沢通りに面しているところから真っすぐ下りてくる階段なんですが、この両側がコンクリートの壁になっているんですが、雨が続きますとこの脇のほうから水が少ししみ出すような状態になっておりまして、ちょうど地下のここにたまるような状態になっております。  それについては、根本的に排水をするような大がかりな工事をしなければならないということが営繕のほうからも示唆されておりますので、当面、ここにございますようにマットを置いて滑らないようにしていたところでございますが、この写真にございますように、二枚置いてあったんです。点字ブロックがある、ほこりを取る人工芝みたいなマットと、この除塵マットがあったんですけれども、この除塵マットが今回動いてしまいましたので、こっち側の大きいマットを取り除いて、泥よけのほうだけで今対応して、ここの部分については頻繁にモップがけ等をするようにして今対応しているところでございます。 ◆福田たえ美 委員 この工事につきましては、いつ頃行える予定でいらっしゃいますでしょうか。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 根本的にたまった水を排水するというのはかなり大がかりな工事になるものですから、今現在、早急にこれの対応をするというのは、営繕のほうからも根本的な建物に関わるという話は聞いておりますので、難しいと。なので、当面は対症に、水がたまったら拭くというようなことで対応していきたいと考えております。 ◆福田たえ美 委員 そうしますと、しばらくはこの状態が続くということで、清掃回数を増やすということではございますが、区民の方にも分かるように、あと注意書きみたいなものもここには設置されるんでしょうか。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 現在ここには、かなり目立つ大きなコーンで、滑りやすいので気をつけてくださいという標示を、七、八十センチの高さのある標示物を置いてございます。 ◆小泉たま子 委員 この北沢のことは分かったんですが、たくさんの施設がある中で、このような危ない箇所がないかどうかやっぱり点検する必要が私はあると思うんですね。そのしみるとか、しみないの問題の前に、傘を持ってきて、そこで水滴を取るということをなさる方も見たこともありますし、それから滑る靴で来ると本当にすてんと転んでいるところを見たことがありますので、皆さん注意するようにということは書いてもいいんではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 今、委員のお話がありましたように、私ども区民集会施設ももちろん所管しておりますので、おっしゃるように階段だ、地下だということではなくて、雨だけではありませんので、雪の日とかもあるかと思いますので、改めてこの事例を基にして、再点検等を進めてまいりたいと考えております。 ◆小泉たま子 委員 やっぱり全施設の点検をお願いいたします。 ◆畠山晋一 委員 タウンホールができてから何年たちます。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 詳細年数はあれなんですが、地域行政制度ができてからになりますので、二十七、八年になるかと思います。 ◆畠山晋一 委員 この二十七、八年の間で、こういった事故ってありました。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 昨年に、このマットではないんですが、やはり床が滑りやすいということで尻もちをついたという報告がございましたので、それ以降モップがけの頻度を上げたということがございますが、それ以外ではございません。 ◆畠山晋一 委員 私、二十年間、北沢支所を使っていますけれども、確かにこのマットが濡れている。屋根がないから雨が吹き込んで、確かにあのマットを踏んで、びちゃっとなったという経験はある。滑ったことはないけれども。ただ、あそこだけが入り口になっていなくて、脇からエスカレーターで降りられるわけじゃないですか。しばらくの間は、雨の時期とかはあそこを使わなくするとかいう、二十年間何もなかった中で、突然こうやって発生したわけですけれども、事故がないほうがベターなんですけれども、その先、この階段の取扱いについては何か新しい、極力エスカレーターを使ってくださいねみたいなことの誘導をするとか、そういった取組は何か考えています。 ◎土屋 北沢総合支所地域振興課長 出口に関しましては、おっしゃるとおり地下でございますからエレベーター、エスカレーター、階段の三通りがあるんですが、奥にあります防火用非常階段以外ではオープンな階段があそこしかないということもありますので、もちろんすぐ真横にエスカレーターがございますから、そこを使っていただきたいというのと、あとはバス停から真っすぐ下りてくるのには、あそこがあるというのがありますので、全く封鎖するというのはなかなか使い勝手があるかと思うんですが、やはり一度こういう事故が起こりましたので、二度と起こさないようにいろいろな工夫はしてまいりたいと考えております。 ◆畠山晋一 委員 あそこの場面に雨が降ったときに、北沢の出張所の方が一生懸命きれいにして、転ばないように対処しているのは私は見たことがあります。ただ、区役所が開いているときはいいんですけれども、あそこは下にも民間施設、演劇の劇場がありますから、そういったときにも、また対応は分からないことがあるかもしれませんから、その辺の配慮も、その劇場の方ともよく連携を取っていただいて、今後対応していただけるとありがたいです。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(3)区立老人休養ホームふじみ荘の利用説明会開催について、理事説明を願います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 区立老人休養ホームふじみ荘の利用説明会開催について御報告いたします。  1主旨でございます。老人休養ホームふじみ荘につきましては、区における身近な場所での高齢者活動環境の整備への政策転換と高コストによる運営が続いている状況から、令和二年度末をもって廃止する方針としております。本年三月から四月にかけ利用説明会を行い、区議会第二回定例会廃止条例を提案する予定としておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設の利用を休止するなどの対応を図ったことから、改めて次のとおり利用説明を実施いたします。  2開催の日程でございます。七月七日火曜日から十五日水曜日の間、ふじみ荘ほか、上野毛地区会館成城ホールで合計七回開催いたします。  3対象につきましては、記載のとおりでございます。  4参加申込です。新型コロナウイルス感染拡大防止のため事前の予約制といたします。また、定員が二分の一程度に限られることから、お一人につき原則一回の参加とさせていただきます。  5主な説明内容につきましては、記載のとおりでございます。  6周知・広報です。「区のおしらせ」七月一日号に掲載のほか、区ホームページふじみ荘でのポスター掲示ほか、様々な周知を行ってまいります。  7その他です。説明会終了後におきましても、ふじみ荘では説明会資料の配布と意見投函ができるよう対応させていただきます。  御説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆たかじょう訓子 委員 説明会を数多くやっていただくということは、ありがたいというふうに思っております。この説明会に関する内容ですけれども、区民皆さんが大勢来られるわけですけれども、全てというか、できるだけ多くの意見を一時間という時間で聞き取るというのは大変難しいかと思うんですけれども、何か工夫はされておられますか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 説明につきましては一時間程度を予定しておりまして、御説明をさせていただく時間と、後半については御意見を伺う時間ということで考えております。会場の広さも場所によりまして異なりますところもございますので、御意見を踏まえまして、いろいろと工夫はしてまいりたいと思いますが、そのときに時間が足りないであるとか、御発言をされない方につきましても、アンケートといったような形で御意見を頂戴できるように工夫してまいります。 ◆たかじょう訓子 委員 そのアンケート内容ですけれども、どういった内容になるんでしょうか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 アンケートと申しましても、ただいま申し上げましたように、会場での御発言を補完するような意味合いという考え方でございます。自由意見を記載していただいて、お出しいただくというようなことを現在では考えております。 ◆たかじょう訓子 委員 この日程ですけれども、今日が七月一日で、一週間後からということで非常に周知期間が短いように思います。これについて、どのように周知をしていくのか伺います。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 対象がふじみ荘を利用される方に絞っている説明会でございまして、ふじみ荘の御利用につきましては、ルートのバスの関係もございまして、一週間単位でお越しになる方なども多いと聞いております。最後のほうの説明会につきましては二週間程度のゆとりもあるということで設定させていただいております。ふじみ荘の中ではポスターを掲示するですとか、受付を通られて、皆さん御利用されますので、チラシを手渡しするですとか、そういった工夫もしてまいります。 ◆たかじょう訓子 委員 すごく期間が短いので、できるだけ分かりやすい掲示であるとかを努めてやっていただきたいということと、私どもは、この間の議会の中でも、皆さんの意見など政策決定する前にそういったこともきちっとされないまま政策決定がされたということもあります。それで、これは廃止を前提とした説明会というふうになっていますけれども、私たちはゼロベースで、区民皆さんの意見を、そして利用意向などもしっかりと聞いていただくことを要望します。
    ひえしま進 委員 ふじみ荘が廃止になるわけですけれども、その代替施設というのはどういうものがあったか、もう一回ちょっと教えてもらえますか。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 代替といいまして、例えば跡地に同じようなものが建つとかそういった構想はございません。例えばお風呂を使われる方、カラオケを使われる方、囲碁を楽しまれる方というように御利用の目的が様々でございますので、現在区のほうにございます各施設で同様の楽しみをしていただけるような施設につきましては、詳しくその方がお住まいの地域と照らし合わせながら、個別にも御説明をさせていただくような資料等も準備してまいります。  それ以外に、現在はまだ検討中でございますが、民間施設などと連携をして、例えばスポーツクラブでの健康づくりですとか、そういった対応も進めてまいります。 ◆小泉たま子 委員 主旨のところに、ふじみ荘については、身近な場所での高齢者活動環境の整備への政策転換と高コストによる運営が続いているということですね。この高コストと書いてあるわけですけれども、これを身近な活動に振り向けていくというお考えであるということでよろしいですか。この書き方だと、そういうふうに取れるんですけれども。 ◎加野 市民活動・生涯現役推進課長 区内の高齢者の方が、非常に今、人口もふえ続けている状態でございます。例えば要介護認定を受けていらっしゃる健康に不安のある高齢者の方に比較して、約八割の方はお元気な高齢者というような状況を把握しております。元気な高齢者の方がいつまでも元気でいていただけるような健康づくりであるとか、仲間づくりであるとか、それから、例えば御自身の力を人に役立てるですとか、そういった活動をしていただけるような対応、これは区が何かを提供するということだけではなくて、民間の場も利用していただくですとか、今まで気づかれなかった例えば高齢者クラブですとか、地域にある施設で過ごしていただくというようなところについても、情報も提供しながら結びつけていくということを考えております。 ◆小泉たま子 委員 今お話を伺うと、何かやりながら考えてやっていくというふうに取れるんですけれども、もう差し迫っている説明会、その説明会の資料、内容説明というので(1)、(2)と書いてある。(3)は質疑・意見ですけれども。これは、もう今日どういう内容説明するのかというのは、報告があってもいいのではないかと思うんですけれども、それはどうして出さないんですか。私たちが見ることができないんでしょうか。それを教えていただきたい。 ◎松本 生活文化政策部長 御説明をさせていただく内容についてはおおよそ整っておりますけれども、まだ一部資料を調整させていただいているところがあります。七月七日が初日ということで、一部まだ調整をさせていただいているところがありますので、本日は説明会の御案内だけにとどめさせていただいて、こういう内容を大きくは御説明させていただきたいということまでを本日の御説明にさせていただいたということでございます。 ◆小泉たま子 委員 一番皆さんが関心あるのは、ふじみ荘に代わる活動をどうやって自分たちは担保してもらえるんだろうかということだと思うんですね。そこが身近な場所での高齢者活動環境の整備への政策転換というのは非常に大きなあれだと思うんですね。どういうふうにこれがなっていくのか。身近なところでとか、それから民間のものを借りてといっても、今までそれはやってきていると思うんですよ。しかし、足りないというか、高齢者の方が満足して集えるようなところはなかなかなくて、このコロナでどんどん活動ができなくなって、足も遠のいているという状況の中で、どうやっていくかというのも、非常に説明内容に私は関心があるんですけれども、それはこの七日以降、七日の日に所管に行けば頂けるということでよろしいですか。 ◎松本 生活文化政策部長 先ほど申し上げたように、今、資料を調整中でございますので、その資料が整いましたらば情報提供させていただきたいと思っております。 ◆畠山晋一 委員 そうしますと、今度出てくる資料には、具体的にふじみ荘が廃止されてなくなって、こういう施設をつくりますという何か具体の世田谷区としての方向性はそこで表明されます、されません。 ◎松本 生活文化政策部長 今回の御説明させていただく内容は、本年の二月の本常任委員会でも御説明をさせていただいているとおり、今年度いっぱいでふじみ荘を廃止させていただきたいというまず方針がございますので、そこに至った経緯ですとか考え方、これを御説明させていただきたいというのが一点です。  それからもう一点は、高齢者皆さん、十八万人いらっしゃいますけれども、そのうちの八割の方がお体が元気な方です。こういった方々がどんどんこれからも増えていきますので、元気な高齢者の方に、いかに健康寿命を延ばしていただく、あるいは孤立化防止のために区としてどういった新たな手だてを講じていくか、今そういう方向をこういうふうに持っていますよと、そこを御説明させていただきたい。ここを中心に考えております。 ◆畠山晋一 委員 前回の報告の中で、要はコロナ禍の発生で様々な事業の見直し、予算のこれをカットしてやめますという中に、ふじみ荘の解体というのが入っていました。これを会派に持ち帰ったときに、解体が決まっていたと、予算も決まっていたと、コロナがなければ、これは見直されることなくて、もう四月解体というところで、解体するということは、次のものは決まっているんじゃないのというふうに見受けられてしまうような報告に感じたんだけれども、それだから新しいものは何か予定しているんですかということを今伺っているということです。そういうふうに感じてしまう流れがあったというところで、今聞いているということです。 ◎松本 生活文化政策部長 今年度予算に計上させていただいていましたのは、解体に伴います設計費を計上させていただいていました。ですので、こういう経済状況財源不足の状況ですので、解体に伴います設計費を今年度は見送らせていただいたということでございます。 ◆畠山晋一 委員 設計費ということで、解体費ではないということですね。分かりました。いずれにしろそういう流れがあって、もう廃止して、新たな施設をつくっていくという方向ができているわけですから、具体に今さっき部長が答弁していただいたように、健康な高齢者が多くて、この施設を利用されている方がいるということですから、解体されなければもう一回使えるんじゃないかなと、このコロナ禍だから余計にそういったものを求めてくる人も中にはいるかもしれないので、少なくとも新しい方向性をいち早く具体的に示していただけるようにお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(4)自然エネルギー活用による自治体間ネットワーク会議の開催について、理事説明を願います。 ◎池田 エネルギー施策推進課長 それでは、自然エネルギー活用による自治体間ネットワーク会議の開催について御報告いたします。  まず、1の主旨でございます。環境基本計画では、再生可能エネルギーの普及拡大のため、エネルギーの地産地消と地域間連携を二つの柱として取り組んでおります。このネットワーク会議におきましては、これまで五回、主に交流自治体との情報交換や意見交換を行う場として開催してまいりました。今年度は交流都市との関係にとどまらず、幅広い自治体と様々な発電事業や新たな連携に取り組むための意見交換を行う場づくりを進めてまいります。  続いて、2の開催概要でございます。日時は九月四日午後二時からを予定しております。参加は視聴を含めまして約百名を予定しております。今年は新型コロナウイルス感染症対策としまして、これまでの来訪による会議方式からオンラインの会議を行う予定です。  また、実施内容ですが、対象の自治体は記載のとおりでございます。視聴される自治体は、広く声がけを行ってまいります。区民、事業等におきましては、八月一日号の区報にて視聴募集を行ってまいります。発表内容、講演内容は、記載のとおりでございます。  御報告は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆ひえしま進 委員 再生可能エネルギーというのは大体発電事業を指しているのかと思うんですけれども、そのほかに何かあったら教えてもらえますか。 ◎池田 エネルギー施策推進課長 発電事業は再生可能エネルギーということで、太陽光、風力、地熱などがございます。 ◆ひえしま進 委員 発電事業ということですね。再生可能エネルギーイコール発電事業ということなんですね。 ◎池田 エネルギー施策推進課長 そのとおりでございます。 ◆阿久津皇 委員 視聴はどういった形で視聴するのか教えてください。 ◎池田 エネルギー施策推進課長 これは、ズームを活用しまして、ズームウェビナーという機能を使いまして、視聴を募集してまいります。 ◆阿久津皇 委員 そうすると、これは使うソフトの制限で百名ぐらいということでよろしいですか。できれば、もっと幅広くいろんな方が視聴、傍聴できると、その議論の中身なんかも関心が広がるのかなと思いましたので、今回はズームということですけれども、いろいろなやり方があると思いますので、できるだけ多くの方が参加できるような取組になるとさらにいいのかなと思いましたので、意見としてお伝えしておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では続きまして、(5)「世田谷災害廃棄物処理計画の策定」について、理事説明を願います。 ◎笹本 管理課長 それでは、「世田谷災害廃棄物処理計画」の策定について御説明させていただきます。  かがみ文の上にも書いてありますとおり、一たび大規模な災害が発生しますと、建物の損壊や倒壊等が起こり、瓦礫が道路を塞ぐことが想定されます。また、さきの台風十九号の際の水害では、水に浸った家具類や畳などの災害廃棄物が大量に発生いたしました。救助・救出活動や、その後の復旧復興を支えるためにも、速やかな瓦礫の除去や災害廃棄物の収集運搬などの処理が必要になります。区では現在、災害時職員行動マニュアル、世田谷区地域防災計画、世田谷区業務継続計画、世田谷区災害廃棄物処理マニュアルに沿って、災害廃棄物を処理することとしております。今回の計画は、国や東京都、特別区の動向を踏まえまして、また台風十九号の教訓も加味して、より実効性のある計画を策定したものでございます。  それでは、資料のA3の横長の概要版に沿って御説明させていただきます。  まず、一番左の上、計画の目的等でございます。一点目が、冒頭触れましたとおり、災害廃棄物が道路を塞ぐことで応急対策、復旧等を妨げる要因になるため、迅速で的確な処理が必要になります。二点目ですが、災害時には、災害廃棄物以外にも生活ごみ、避難所ごみ等が発生するため、的確に収集運搬を行いまして、区民の生活環境を保全し、公衆衛生を確保する必要があります。また、災害廃棄物を一時的に保管する仮置場の適切な管理も必要になってきます。  中段の四角を御覧ください。対象とする災害及び被害想定でございます。世田谷区に被害をもたらす災害は、主に地震と水害が考えられます。一点目の地震災害の被害想定でございます。こちらは、平成二十四年四月に東京都が公表しました首都直下地震等による東京の被害想定のうち、世田谷区に最も影響が大きい東京湾北部地震による被害想定を本計画の前提としております。二点目の大雨等の被害想定では、昨年の台風十九号の際の災害廃棄物処理の教訓を記載しております。  続きまして、左下を御覧ください。災害廃棄物の推計量です。ここでは、最も被害が大きい首都直下地震が発生した場合を想定しまして、建物の全壊、半壊の棟数から試算をしております。区全体で約百五十四万トンが発生するとしております。可燃ごみ、不燃ごみの推計量については記載のとおりでございます。  続きまして、右上の仮置場等の設置のところを御覧ください。災害廃棄物の量は、実際に発生した災害の種類と被害の大きさによって変わりますが、一般的な廃棄物処理では、追いつかない場合には、中段の表に記載しました仮置場等の中から中規模、小規模の区立公園を中心に選定しまして、集積所や仮置場を設置いたします。また、設置当初から分別を徹底することで処理時間や処理費用を縮減することが可能となりますので、一番下の略図に示したような分別配置を行ってまいります。昨年の台風十九号の際には、この分別配置例を参考にしまして、玉川野毛町公園に粗大ごみ臨時中継所を設置し対応をしました。冒頭触れましたとおり、世田谷区災害廃棄物処理マニュアルの中にこの表を記載してあったため、迅速な対応ができました。  恐れ入ります、裏面を御覧ください。左上の生活ごみ・避難所ごみ等の対応です。災害時には災害廃棄物以外にも日常生活から排出される生活ごみ、避難所から発生する避難所ごみ、下水管が破損した場合などを想定しましたし尿の処理も併せて行う必要があります。生活ごみ、避難所ごみの出し方などは、チラシの戸別配布をはじめ、ホームページ、ごみアプリ、エフエムせたがや、テレビのデータ放送等、多様な手段を活用しまして区民の皆様に周知を図ってまいります。  次に、右上の平常時からの取り組みを御覧ください。一点目が、本計画の周知啓発です。大規模災害の発生直後は、人命救助や被災情報の収集伝達等の対応が優先されますので、区民や事業の皆様には、平常時のように廃棄物の収集、運搬などができない可能性が高いことを御理解いただくとともに、地域の生活環境の保全と公衆衛生上の支障を防止する取組に御協力いただく必要がございます。このため、区のホームページに本計画を掲載するなど、必要な周知や啓発を行ってまいります。  二点目の本計画の検証や改訂などです。世田谷区地域防災計画や世田谷区災害廃棄物処理マニュアルとの整合性を図りながら、適宜改定を行ってまいります。  三点目の仮置場等の設置方針策定の見直しです。現在、仮置場等は、世田谷区の区立公園を中心に約百か所を候補地としております。今後、都有地も含めたオープンスペースを候補地として選定していきたいと考えております。  最後に、参考としまして、発災後四十八時間を目安とした発災後の区民の行動と廃棄物処理に関する時系列の整理を一覧にしております。  概要版の説明は以上でございますが、お手元に配付いたしました本編につきましては、後ほど御覧いただければと思います。御説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆小泉たま子 委員 このたびのコロナとかいろんなことで、区民に対して速やかに伝達しなければいけないことがあったわけです。ですけれども、それがなかなかうまくいかなくて、区民が混乱したということがありますけれども、私、ここに書いていないところでも、もちろん入っていると思うんですけれども、掲示板があると思うんですね。掲示板は本当に大事なことを、そこを見に行くという習慣にしてもらって、よく見ていますよ、皆さん。大切なことは掲示板に行けばタイムリーに見れるというやり方は一つあると思うんですけれども、掲示板はどのように考えていらっしゃいますか。掲示板とか、まちセンの外にないとだめなんですね、中に入っていかないので。ということがありますが、どうでしょう。 ◎笹本 管理課長 台風十九号の際も、実際現場でチラシを配ったのが非常に有効だというドキュメントが残っておりますので、そういう教訓を踏まえまして、今、御提案いただきました掲示板の活用とか、まちセンの玄関とか、そういうところへの紙媒体での掲示等については検討してまいりたいと思います。 ◆小泉たま子 委員 紙をよく見ていますので、紙を見捨てないで、お願いいたします。手間はかかると思うんです。印刷から何から。ですけれども、やっぱり紙はきちっと見ますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆たかじょう訓子 委員 今の続きになりますけれども、本当に重要だと思います。特にマンションなどの下水管が止まったときの汚物というか、し尿の処理ですよね。そういうのは、実際に災害になったときに結構問題になるようなことだと思うんですけれども、集合住宅、全戸ということでこれは計画されているということですか。 ◎笹本 管理課長 全ての住宅がもちろん対象になりますし、し尿の処理というのも、区では災害時のトイレの確保とか管理のガイドラインという計画も持っておりまして、これは二十九年に改訂しているものが最新でございますけれども、災害時のし尿については、一般的な下水につながっていない御家庭もございますが、避難所から出る例えばマンホールトイレが詰まっちゃった場合とか、あとは仮設トイレのし尿処理とかも全て見込んでおりますので、御安心いただければと思います。 ◆たかじょう訓子 委員 多くの方が自分のこととして捉えられるような取り組みを希望いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では、(6)令和元年度ごみ量確定値)について、理事説明を願います。 ◎庄司 事業課長 それでは、令和元年度の東京二十三区のごみ量が確定しましたので、報告をさせていただきます。  まず、資料一ページ目の上の表を御覧ください。二十三区のごみ量ですが、令和元年度合計二百七十六万六千三百十六トンで、前年度と比較しまして一万二千二十トンの増加となっております。区収集が増加しており、持込みごみ量は減少しております。持込みごみ量は、各区から許可を受けた業者が二十三区内の事業系ごみを収集し、主に清掃工場等に直接持ち込んだ量でございます。  次に、資料の一ページ目、下の表、2世田谷区のごみ量を御覧ください。合計のところ、十七万七千九百四十七トンで、前年度と比較しまして二千二百三十トン、一・三%の増となっております。ごみ量が増えた要因としましては、人口が一万人弱増加をしていること、それから、令和元年度がうるう年で一日多いということ、昨年十月の台風十九号で出ました水害ごみ、新型コロナウイルス感染症関連の影響と思われる二月、三月のごみ量の増加傾向、こういったことが考えられます。  資料をおめくりください。二ページ目、3世田谷区のごみ収集量の推移は、記載のとおりでございます。  4の世田谷区の人口と区民一人一日当たりのごみ量は、ここ五年間の推移をグラフでお示ししております。折れ線が区民一人一日当たりのごみ量で、棒グラフが人口となります。人口の伸びが顕著であることなどの影響を受け、ごみの収集量が増加はしておりますが、一人当たりのごみ量は昨年度と同等、五百三十グラムであることがお分かりいただけると思います。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大などの影響によるごみの増量を経験した上で、今後新しい生活様式の定着などが進み、家庭から排出されるごみ量が増加することも想定されます。そのような中でごみの減量を推進していくことは、区民の皆様に分別を徹底していただくことや、ごみを出さない暮らし、こういったことへの御協力をいただくことが不可欠になると考えております。区としましては、引き続きごみ減量に関する普及啓発活動に努めてまいりたいと考えております。  それでは次、三ページ目を御覧ください。5の世田谷区の資源回収量でございます。表の一番下の右端を御覧ください。全体として千五十トン、前年度比で二・二%の増となっております。  品目としましては、紙類、金属類、ペットボトルの回収量が増加しております。昨年度と比較しますと、紙類では雑誌類と段ボール、金属類ではアルミ缶の伸びが顕著でございます。いずれも新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあるのではないかと考えております。  次、四ページ目を御覧ください。6の資源回収量の推移でございます。回収品目ごとの推移を表とグラフでお示ししております。  五ページ目の一番下のグラフと表を御覧ください。こちらが平成二十七年度から年度別の資源品目ごとの回収量の推移となります。  次に、A3の参考資料1を御覧ください。こちらは清掃一部事務組合が集計した各区別のごみ量でございます。一番上の世田谷区の欄を御覧ください。中ほどの太枠内に世田谷区のごみ処理量の合計を記載しております。令和元年度は十七万四千二百四十七トン、前年度と比較して千九百三十四トンの増となっております。  この表の一番下の米印に記載しておりますが、一番初めに報告しました区の収集量より、清掃一部事務組合で処理した量が少なくなっております。これは、区で収集した不燃ごみ、粗大ごみの中から、区で金属類等の資源化を行っておりまして、清掃一部事務組合に引き渡すのが、資源化をした量が引かれた分となりますので、その分ごみ量が減っているためということでございます。  最後になりますが、A4横の参考資料2をごらんください。こちらは先ほど触れました新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、令和二年二月ごろより、家庭から排出される資源・ごみ量が増加をしているということで、月ごとに昨年度と比較をした表をつくっております。資料を御覧いただくとお分かりいただけますとおり、三月から五月までの三か月間、資源・ごみ、品目にかかわらず非常に大幅な増加となっております。  区民の皆様が不要不急の外出を控え、在宅生活を続けたことによる影響が顕著に出ているということだと思いますが、緊急事態宣言が解除された後も、このごみ量、資源量から見ますと、なかなか落ちつきを取り戻すということが言えるような状況ではないということが言えるのではないかと思います。引き続き清掃に関わる職員の感染防止に努めるとともに、資源・ごみ量の推移を注視してまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。 ○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆いそだ久美子 委員 二ページ目の下の区民一人一日当たりのごみ量のところでは、区民の人口が増えても一人当たりのごみ量が減るということで、去年このお話も伺って、大変リサイクルなど努力されているんだなと、いいことだと思ったんですが、今、平成三十年度と令和元年度が、ちょっと伸びないというか、一人当たりのごみ排出量は変わらなくなっているんですが、リサイクルの努力とか、ほかの努力で一人当たりのごみ量を減らすのがもう限界にきちゃっているということなのかしら。何かこれ以上に一人当たりのごみ量を減らす策はありますでしょうか。 ◎庄司 事業課長 年度ごとの集計でございますので、先ほどちょっと御説明しましたとおり、今年の三月までの量になるところから、どうしても新型コロナウイルス感染症でごみ量が増えているというところの反映と、あと昨年十月の台風十九号の水害ごみですね。こちらが大量に出たという影響が出ておりますので、そちらの分の増加というところも、どうしても特別なことということで今回は入ってしまっているかなと思います。  この間、区としましても2Rの推進ということで、ごみの発生抑制と再使用、可能なものはお使いいただくということを推進してきていますが、こちらについては引き続き啓発等につきまして行っていきたいと思っております。ただ、人口増もございますので、どうしても劇的に数字として変わってくるような施策というのがなかなか難しいところもございますけれども、ちょっと地道に努力は重ねさせていただいて、現状維持よりも、ごみ量の減量ということは達成していきたいと考えております。 ◆いそだ久美子 委員 今年に関しては、ステイホームで、飲食店の持ち帰りの、テークアウトの食品が増えて、我が家もその入れ物が大変たまるのが非常に、再利用できないのかな、もったいないなと思いながら普通のごみで捨てたんですが、そういう新しい生活様式になったら、新しいリサイクルもぜひ導入していただきたいなと思います。要望です。 ◆小泉たま子 委員 コロナのこの状況によって、家の片づけをした人がもうたくさんいまして、主婦の人は随分家の中が軽くなって、台風になったら家は飛ぶわと言った人もいたんですけれども、実はここで今出てきている中で、使えるものをどういうふうに使っていくべきか。分別ということはうたっているんですけれども、本当にもったいないけれども捨ててしまったという人もいっぱいいるんですね。  それで考えたんですけれども、やはりそういう宝物というか、他の人に必要なものをまた渡すというのも仕事というか、事業の一つだと私は見るべきだと思うんですね。用賀にリサイクルの物を売っているところがありますけれども、非常に回転が悪くて、一か月一回がどうだとか、抽せんがあるとか、必要なときにすぐに手元にもらえないというか、買えないというか、そういう状況にあるんですが、私はいっぱい出たこれをこの機に、新しい生活様式というのはあまり好きじゃないんですけれども、これはもったいないというのは基本ですので、ぜひ区でも取り組むべきだと思うんです。用賀のあそこをもっと使いやすくする、あそこでは狭いと思うんですけれども、今のところないので、あそこをもっと回転をよくする方法を私は考えるべきだと思うんです。  ちょっとずれましたけれども、でも同じ中なので、何か今考えていることがあれば。それから課題があれば。何があってできないとか、そういうことがあれば答えていただきたいんですけれども。 ◎庄司 事業課長 用賀で月に二回、リユース品の頒布会ということで、一回当たり六十個出品しまして、物によっては御希望が重なりますので抽せんという形で、一個千円で頒布を行っております。例えばあれは粗大ごみになりますが、粗大ごみとして回収したものがそのまま右から左に流れるわけではなくて、必要な洗浄ですとか、場合によっては修理ですとか、そういったことの対応をした上でお出ししているというところもございますので、なかなか全量使えそうなものが出るというのも現状できていないところはございます。  今、委員御指摘がありましたとおり、なかなかスペース的にそれ以上の品目を並べるというのがちょっと難しいところがありますので、そういったところにつきましては、粗大ごみについては今回コロナの件もあると思うんですが、三割以上増えているということで、当然お申込み、それから収集、非常に多くの課題を抱えているところがございますので、これについては解決しなければならないところが、委員のおっしゃられた再利用の分も含めてあると思っておりますので、引き続き検討は進めていきたいと考えております。 ◆小泉たま子 委員 知恵を出して、それからそういうことができる区民の方も、特技を持っていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思いますので、ぜひ知恵を出してやっていただきたいと思います。 ◆阿久津皇 委員 今コロナでごみが大変増えていて、現場の作業員が大変な思いをしているというのは伺っているところですけれども、コロナにかかわらず、二ページ目の表を見ると、粗大ごみというのは、平成二十七年からコンスタントに増えているなという印象なんですけれども、その辺は何か分析とかというのはございます。 ◎庄司 事業課長 例えば令和元年度の粗大ごみが結構増えているというところがございますけれども、ここは消費税の一〇%引上げというところで、駆け込みで買換え需要があったのかなと考えております。それ以外に、水害で出た粗大ごみのカウントなどもされているところでございますので、ちょっと増量としては大きな数字になっているかなと思っております。 ◆阿久津皇 委員 今、割とフリマアプリというんですか、そういうのも出たりして、先ほど小泉委員がおっしゃっていたような、まだ使えるものをどんどん再利用していこう、ほかの人に譲っていこうみたいな取組が進んでいるのかなと思うんですけれども、今、粗大ごみに関しては、ごみの量が増えている割になかなかリサイクル的なところが、再利用的なところが進んでいないのかなとやっぱり思います。  たしか港区だったと思うんですけれども、収集した粗大ごみをまたリフォームして区民に再利用していただくというような取組もされていたかと思うので、税外収入というところまで行くのかどうか分かんないですけれども、そういった取組もぜひ研究して進めていただきたいなということは、要望としてお伝えしておきます。 ◆福田たえ美 委員 ごみの分別についてお伺いしたいんですけれども、私の地域とかでも、転入されてきた地域の方が、ごみの出し方が全く違う地域や、国も違うところから来られる方などがいらっしゃったりして、ごみの分別がうまくできていないというようなお声も聞いたことがあったんですけれども、現在世田谷区では、この分別に関して、違ったものが入っている割合というんでしょうか、そういうものは減ってきているんでしょうか。 ◎庄司 事業課長 組成分析を毎年行っております中で、今年度はちょっとコロナの関係で組成分析は中止させていただいていますが、やはり一定程度、例えば可燃ごみの中に、紙類でもきれいな新聞が入っている場合があったりですとか、あとはペットボトルが混入していたり、不燃ごみについても、アルミ缶ですとか、スチール缶が入っていたりですとか、それから実際の資源として回収している中でも、資源以外のものが入っていたりすることもある、資源化できないものが入っていたりすることもあるんですけれども、割合的には経年で見ましてもそんなに大きく変わる感じではなく、そんなに大した割合ではないんですが、どうしても一定程度の割合で含まれているというところは、組成分析のほうから見ますとあるのかなとは思っております。 ◆福田たえ美 委員 では、もうこれ以上下げることは多分難しいだろうということで、区としては特に特別な取組は今現在行うことはないということでよろしいでしょうか。 ◎庄司 事業課長 分別の徹底というところにつきましては、例えばお引っ越しなさってきた方については、資源とごみの分け方に関するリーフレットをお渡しするですとか、あと区のホームページにも継続して分別に関するページを掲載させていただいているですとか、そういった形で周知には努めさせていただいております。あと、今年の三月から開始しました資源とごみの分別アプリですね。こういったものも、もっとダウンロードいただいて御活用いただけたらということで広報に努めているところで、より分別を徹底していただけるようにしていきたいとは考えております。 ◆田中みち子 委員 資料の三ページの世田谷区の資源回収量の中の廃食用の油についてちょっと教えてほしいんですけれども、これは拠点回収が四か所で、四トンを回収、四トンぐらいの量が回収されているということで見ればいいでしょうか。 ◎庄司 事業課長 廃食用油は拠点の回収員に手渡し方式ということで、二十七か所です。二十七か所で行っておりまして、その量が約四トンというところでございます。 ◆田中みち子 委員 そうしたら、二十七か所ということで分かりました。  あと、今この油というのが実はエネルギーになるということで、世田谷区を油田にしようという動きがちょっとあるんですね。そんなことは御存じだったりしますか。この廃食用の油を使って電気を起こすということをやっている染谷商店さんというところがあったりするんですね。そういったところは本当にいろんなところから油を一生懸命集めていたりするんですね。ぜひそういったところなんかも研究していただいて、今後この拠点の回収をされた後も、電気にするとかいろんな活用の仕方というのをぜひ御検討いただきたいと思うんですが、今現在はこの油はどういった活用をされているか教えてください。 ◎庄司 事業課長 今、この油は売り渡しておりまして、一応新聞のインクになっているという話で聞いております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 では次に、(7)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。    〔「なし」と呼ぶあり〕 ○中村公太朗 委員長 なければ、以上で1報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、2の協議事項に入ります。  まず、(1)参考人の出席要請について協議をいたします。四月に予定しておりました外郭団体職員の参考人招致につきましては、コロナウイルスの感染拡大に伴い中止いたしましたが、本日は例年九月に実施をしております経営状況報告に関する参考人招致について協議をしたいと思います。
     当委員会が所管をする外郭団体は、公益財団法人せたがや文化財団、株式会社世田谷川場ふるさと公社、公益財団法人世田谷区産業振興公社、世田谷区シルバー人材センターの四団体になりますが、四月を中止した経緯もございますので、経営状況報告の聴取については参考人招致を実施してはどうかと思いますが、御意見がありましたら、どうぞ。 ◆阿久津皇 委員 大分、今コロナも落ちつきましたし、同じように取組を徹底した上で、ぜひ呼んでいただきたいと思います。 ○中村公太朗 委員長 という御意見がありました。  それでは、今後の感染状況にもよりますが、各団体の経営状況報告を聴取するために実施することといたします。  なお、この間連絡をさせていただきました八月二十五日火曜日の午後一時を開催日時として、出席いただく参考人について、正副委員長で団体と理事と調整させていただきます。決まり次第、次回委員会で協議をいたしますのでよろしくお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 次に、(2)次回委員会の開催についてですが、次回は年間予定の七月三十日木曜日の正午、十二時ということになりますが、開催したいと思います。よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○中村公太朗 委員長 それでは、そのとおり決定をいたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━中村公太朗 委員長 その他、何かございますでしょうか。 ◆小泉たま子 委員 前回の区民生活委員会で、台風十九号に関する様々な意見が出ました。抽せんがどうだとかいろいろ出ましたけれども、今回こういうものが配られまして、住民説明会のことです。今、支所長が砧も玉川もいらっしゃるんでしょうか。今どのような状況になっているかを御報告いただければありがたいんですが。 ◎工藤 玉川総合支所長 今、御案内いただいたように、チラシが先週二十五日か二十四日に配布のほうは終わっています。昨日、午後二時の段階で申込みが百五十五件頂戴しています。  今回、前回の委員会でいろいろ御案内というか御意見をいただきまして、二日間で都合四回です。コロナの関係がありますので、やっぱり二メートル間隔が必要ということで、各回九十名。我々区の職員がプラス二十名ぐらいになります。砧のほうは、大学の御協力をいただきまして、区民の方が五十名ということで、総勢三百二十名ですので、今回、都合四回ですから第四希望まで申込みできるようにしていますので、先ほど私、全部見切れないんですけれども、今現在であれば百五十人の方は何かしら御参加いただけるような形になっています。 ◆小泉たま子 委員 希望皆さん参加できれば本当にいいと思うんですが、もし出られない方がいらっしゃった場合には、どのような対応をなさいますか。 ◎工藤 玉川総合支所長 今、委員もお持ちのチラシにも御案内がありますけれども、当日説明会に使いました資料については、すぐホームページに載せます。あわせて、その資料を見ていただきまして、御意見をいただけるような形にします。前回、もう一点言われたのが、動画等での配信で、ライブでの配信はかなり厳しいということで、説明した内容については、これも録画を撮りましてホームページにアップするような形。いずれにしましても、参加できない方は、大変申し訳ないんですけれども、ホームページ等を見ていただいて、御意見を後日いただくような形にはします。 ◆小泉たま子 委員 これ以上どっと増えなければ大丈夫だということだと思うんですけれども、これが今度来る雨対策に、区民が本当にこれで有効になるように、ただ報告するじゃなくて、こういうことも気をつけてください、こういう場合もありますとか、やっぱり行った人が得するような、そういう報告をぜひやっていただきたいと思います。皆さん関心ありますので、コロナと同時に、一緒になっていますので、ぜひそのあたりはよろしくお願いしたいと思います。 ○中村公太朗 委員長 以上で本日の区民生活常任委員会を散会いたします     午後一時六分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   区民生活常任委員会    委員長...