続きまして、別紙2を御覧ください。今回
見直しを行った
予算事業ごとに
見直し内容を掲載し、各領域、各部の順に整理いたしました。当
委員会所管分は、七
ページの162、
世田谷総合支所から198の
土木部まで三十七
事業ございます。
表の見方は、例えば166を御覧ください。
都市整備政策部の
地区計画策定の
見直し項目は、a―3及びcとなっております。別紙1の
見直し項目の記号と対応しており、三
密回避のため、今年度の初め、
説明会や
意見交換会などを延期せざるを得なかった地区では、
スケジュール等を
見直し、一部の工程を来年度に先送りしております。
一方、昨年度中に
地区計画の
原案説明会や公告・縦覧の手続に入ることのできた地区についても、決定までに必要な業務を精査するなど
見直しを行っており、十二地区で総額千四百十万円の
業務委託料を削減いたします。
また、新
実施計画事業でもあることから、cという記号も併せて記載しております。
もう一例として、八
ページの183、大
規模公園改修、b―2の
中長期保全・
改修工事等でございます。
梅丘図書館の改築が延期となったことに伴い、周辺の
羽根木公園改修について、測量及び
実施設計委託を延期したものでございます。
その他詳細につきましては、後ほど御確認ください。
なお、今回の
緊急見直しは本年五月に行ったものであり、
見直し効果額等は、その時点で各部において積算したものです。そのため、今後、
事業の
相手方との
調整や契約の
進捗状況等により、
事業によっては
見直し効果額等が変動する
可能性がございますので、御承知おきください。
私からは以上でございます。
○
河野俊弘 委員長 ただいまの
説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
藤井まな
委員 千百五十三
事業中の二百二十四
事業を
見直しというのが全体だと思うのですが、今見たら
都市整備領域は三十六
事業見直しだと思うのですね。今、僕、数えたら三十六
事業あったと思うのですが、そもそも
都市整備領域の中で、全体で幾つあるうちの三十六
事業の
見直しなのか教えてもらっていいですか。
◎清水
都市計画課長 都市整備政策部は三十七
事業載っていると思うのですが、全体では百四十三
事業が対象になっております。
◆
藤井まな
委員 では、百四十三分の三十七
事業の
見直しで、残りの部分もこれから
見直しが行われる
可能性はあるのですか。
◎清水
都市計画課長 今回掲載したものは、五月の時点で判断できたものでございますので、今後八月の
中長期の
見直しに向けて、ほかの
事業も全面的に本質的な
見直しをしてまいります。
○
河野俊弘 委員長 ここで
理事者の
入替えを行いますので、しばらくお待ちください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
河野俊弘 委員長 次に、(3)
令和元年台風第十九号に伴う
浸水被害への区の取組みに関する
住民説明会について、
理事者の
説明を願います。
◎髙橋
土木計画調整課長 それでは、
令和元年台風第十九号に伴う
浸水被害への区の取組みに関する
住民説明会について御
説明申し上げます。
なお、
本件は、昨日開催の
区民生活常任委員会及び明日開催の災害・防犯・
オウム問題対策等特別委員会とのあわせ
報告となります。
まず、1の主旨でございます。昨年十月に発生しました
台風第十九号に伴い、十二月に
住民説明会を開催いたしましたが、今回は、そのうちの区の
対応状況や対策について
説明いたします。なお、今後の
新型コロナウイルス感染状況に応じ、やむを得ず
説明会を中止することも想定するものでございます。
次に、2の日時・会場につきましては、七月十九日日曜日午後に
玉堤小学校体育館、七月二十六日日曜日午後に
二子玉川小学校の
体育館でございます。
開催時刻は現在
調整中でございまして、
新型コロナウイルス感染症対策として
密集等を避ける必要があるため、
出席人数に定員を設けてまいります。そのため、参加は
事前申込制とし、
参加希望者が定員を上回った場合は抽せんを行います。
3の
説明内容、4の
周知方法、5の
担当所管については記載のとおりでございます。
なお、配布するチラシにつきましては、後日、
委員会の皆様にもポスティングさせていただきます。
住民説明会に関する
説明は以上でございます。
続きまして、
検証作業の
最終報告の
予定につきまして、口頭ではございますが、御
報告させていただきます。
昨年十月の
台風十九号により区内で発生した
浸水被害について、区としての
中間報告を
令和二年二月二十六日に公表いたしました。当初は、六月には
最終報告を取りまとめる
予定でしたが、
新型コロナウイルスの
感染拡大の防止のための業者の
テレワークの実施などに伴い
作業に遅れが生じております。今後の
予定といたしましては、現在、
シミュレーション作業で当日の
状況を再現することを目指しており、七月の
住民説明会においてお示しする
予定で、その後も
作業を進め、
最終報告は八月末を目標に取りまとめ、
中間報告と同様に、
地域の方々に配布する
予定でございます。
説明については以上でございます。
○
河野俊弘 委員長 ただいまの
説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
藤井まな
委員 ちょっと私の
理解力がなかったので、よく分からないのですが、その
住民説明会で
報告書を出すというお話をされたのですか。でも、今、最後に言ったのは、八月に全部終わるという話でしたよね。
住民説明会では
最終報告書でないものを配るということなんですか。
◎髙橋
土木計画調整課長 現在、
浸水の
検証作業を行っておりまして、
最終報告が八月末に遅れるということになります。
住民説明会においては
最終報告の資料はお示しできない
状況ということでございます。
◆
藤井まな
委員 それって、そもそもこの
住民説明会って、
最終報告が出てやるものだったのですよね。そういうわけではないのですか。
◎髙橋
土木計画調整課長 最終報告を待ちますと、先ほどお話ししましたように、現在、八月末の
予定ということになっています。それをお待ちしますと、九月、八月となってきますと、どうしても
台風が多く接近したり上陸する
可能性が高くなってきます。その前にどうしても
住民に直接お話しして、
説明していかないといけないことは、やはり
浸水のメカニズムと言いましょうか、当日の
発生状況、そういったものは
説明しながら、皆様にどうしても、来る前に、区の取組、
発生要因、また当日の再現をしながら御
説明をしていきたいということでございます。
◆
藤井まな
委員 では、ちょっと質問を変えるんですけれども、
住民説明会で
説明したときの
内容と、
最終報告書が上がってきて、
説明が変わるということは、では、ないということの認識があるんですよね、だからやるということでいいんですよね。
◎髙橋
土木計画調整課長 当日の
浸水被害の
状況と言いましょうか、そういうものは今
シミュレーション作業で進めていますので、そういったものは変わるものでないと考えております。
◆
中里光夫 委員 最終報告が八月の末で、七月に
説明会ということですけれども、ということは、
説明会では何を
説明するのですか。
◎関根
土木部長 まず、昨年度の
台風第十九号以降の区の取組に若干触れさせていただきたいと思います。
台風第十九号以降、先ほど
課長も話しましたように、十二月に
説明会をやっておりますが、そのときの考えとしては、
検証作業は六か月程度かかるだろうということの中で、一月から
検証を、実際には
建設コンサルタントに委託するわけですが、大体六月には終わるだろうというような
予定をしてございました。
ちょっとこれは実態なんですが、実は
台風第十九号と言いますと、日本全国的に被害があったものですから、大手のしっかりとした
建設コンサルタントがみんな国とか県のほうで手いっぱいで、打診しても受けていただけるところがなかなかなかったということは事実でございます。
その後いろいろなところに聞き取りをして、実際は東京都から御紹介いただいた
コンサルタントと
随意契約で、四月に契約を結んで
検証に入ろうというところで進めておったところですが、
コロナウイルスの関係で、なかなか先方も
テレワークで、契約はしたのですが、
テレワークで
作業をしていただきながら、実際に
担当者と初めて会えたのが今月の上旬でございます。
実際、
担当者のほうでは
作業は進めていっていただいておりまして、先ほど
課長が話した七月の
説明会では、当日の再現をすることを目指してございます。
これは
最終報告の関係ですが、
最終報告につきましては、
中長期的に見た
検証も含めて
作業を進めておりまして、少なくとも今回の
住民説明会では何が必要かというところですが、これは
台風十九号以降の
新聞報道を見ていただきますと、
等々力排水樋門が閉められずに、玉堤では
浸水が発生したと、
浸水の主な要因はそうだったというような報道もあったと思います。
私どもとしては、玉堤にお
住まいの方の中には、区が樋門さえちゃんと閉めていれば
浸水は起きないのだというような誤った認識をお持ちの方もいらっしゃると思います。これは
中間報告でも若干はお示ししているのですけれども、ざっとの計算ですと、
等々力排水樋門を閉めたとしても
浸水はどうしても発生してしまうというような
状況が今考えられておりまして、当日の再現を行うことによって、閉めた場合でも
浸水してしまうのだというようなところの数字まで含めてお示ししたいと思っております。
一番大事なのは、関東の
台風シーズンと言いますと八、九、十の三か月だそうですので、その
台風シーズンの前に、また同じ
台風が来たとしても、まず避難していただくとか対応していただく、それが必要なのだということを、七月までの段階で、お
住まいの方にお示しして、可能な限り御理解いただくように努めてまいりたいというのが趣旨でございます。
それ以降のものについては、例えば水門の操作を微妙にちょっと動かしてみるとか、ほかの方法をとってみるとか、そうした場合はどうなるかと、ちょっといろいろな
パターンをやってみたいと思っておりまして、そういうものについては、八月以降であっても十分いいのかなということで、実際、一月から
検証の
作業に入れて、少しでも早くということで八月末を今、目指しているという
状況でございます。
ちょっと長くなってしまいましたが、
説明は以上でございます。
◆
中里光夫 委員 その七月の時点では、今回の
シミュレーションをやって、八月の最終では
中長期的なものも、もっといろいろな
パターンもということのようですが、そうすると、八月の最終の結果が出た後に、もう一度
説明会をやるということですか。
◎関根
土木部長 中間報告は、二月に冊子として皆さんに、ちょっと地元の方に、お配りさせていただいておるのですけれども、これは十二月の
説明会をやった後、
中間報告として二月にお配りしたということで、今回も同じようなスキームということで、七月に御
説明したものについては、その後の部分、
検証も含めて、八月末にまとめて冊子として御覧いただくということで考えてございます。
◆
中里光夫 委員 でも、七月は最終的なものができなくて、八月は、ほかの
パターンも含めて、
中長期的なことも含めてということですから、七月にやったことをまとめて冊子でということではなくて、新しい
内容も含むわけですから、これは改めて
説明会をやるべきではないですか。
◎関根
土木部長 確かに
説明会をというような御趣旨もあろうかと考えてございます。どちらかというと
最終報告につきましては、ちょっと技術的な細かい部分も含めて、なるべくそういうものを区民に見ていただくような形での冊子としてまとめていくと。例えば
中間報告も、二月に皆さんにお配りして、そのときで特に
説明会は、しているわけではなくて、見ていただくというところですので、同じ形態で考えてございます。
まず
説明会でお示しした
内容は、
世田谷区が、その後、例えば排水ポンプ車を今後、もう買う
予定をしてございますが、いろいろな取組もしていますので、全体のボリュームとしては、七月の
説明会で大方
説明はできるのかなと考えてございます。
◆
中里光夫 委員 それから、水門を閉めても、やはり
浸水は起こるのだという
状況だろうということのようですが、あの程度の雨が降ると、それは避けられないということなのかもしれないですが、今後それを防ぐための対策の方向であるとか、そのためについては何かないでしょうか。
◎関根
土木部長 既に国のほうでも緊急対策プロジェクトということで、まとめて
報告が出てございます。
その中をちょっとかいつまんで御
説明しますと、例えば多摩川の特徴、例えば利根川水系とか荒川水系とか、関東にはほかにも水系がございますが、ほかの水系ですと、川の上流側に治水用のダムがあって、そこで洪水をためて下流を守ると。または渡良瀬遊水池というところ、利根川の上流のほうにもございますが、実際はちょっと支流になりますが、そこでためて下流を守るというような施設がございます。
残念ながら多摩川については都市部の、本当に住宅街が広がっている中で、すぐに奥多摩に入ってしまうというような川なものですから、実はそのような上流での洪水
調整機能はない川で、ここら辺は京浜河川事務所でも課題認識していただいておりまして、今回の
台風十九号以降の取組としては、皆さん御承知だと思うのですが、多摩川の上流には小河内ダムがございますが、これは東京都
水道局が利水、要は飲料水ということでためているダムなので、治水としては一般的には使わないですね。
今回の
台風では若干水量を減らすような取組はしていただいたのですが、今、国の取組として本格的に小河内ダムを活用して、下流部の水の量を減らす、そんな検討が進んでおりますので、それができること。
また、
世田谷区内で見ますと、多摩川の堤防が今後五年間ということですが、それが完成すること。
また、今回の
台風を含めてなんですが、川の底とかに砂利がたまっているとか、水を流すためには断面を大きくすればいいということは一般的なことなんですが、そういうことで国のほうでも河道掘削、川の中を掘削して、もっと流れるようにする、そんな取組もするということで聞いています。
そういうことによって、被害がゼロになるわけではないのですが、これまでよりもかなり減る――すみません、かなりという表現はちょっと訂正いたします。これまでよりも減るということで、国のほうでも認識しておりまして、我々
世田谷区でも、一刻も早い取組、それを国に要望している
状況でございます。
◆
真鍋よしゆき 委員 先ほどの
説明で、密を防ぐために、事前に申し込んでもらって、大勢の場合は抽せんするというお話がありましたが、今のやり取りを聞いていても大事なことで、皆さん情報として知っておきたいと思うんです。例えばそうなった場合、抽せんに漏れた方にはどのような
説明をするのですか。
◎髙橋
土木計画調整課長 抽せんに漏れた人にどうお伝えするかということですが、まずはホーム
ページで資料の掲載とか議事録掲載とかはやっていくということで考えています。
そのほか、どうするかということは、まだ具体的なものはございませんが、まずはそういうところはやっていきたいと思っております。
◆
真鍋よしゆき 委員 今日こうやって
説明をしてくださって、この会をやるということの
報告ですので、当然いろいろなことを想定して、もしそういう場合には、漏れた方にはこうするとかいうことも、事前に対策を考えておかないと、後で、私は知らなかったとか、聞いていないとか、例えば万が一抽せんになった場合に、何も通知がないのか、漏れたということをお知らせするのか、そのときに漏れたけれども、こういうものを見れば、こういう情報を得られるとするのか、いろいろなことが考えられますから、これらは当然対応してくださるのでしょうね。
◎岡田 副区長 今回の
説明会ですが、大きく二つ御
説明をさせていただく
予定でございまして、一つが、先日、特別
委員会で御
報告した風水害の取組
状況についてでございます。これは、例えばコロナの
状況の中で、三密を防ぐ避難のために、在宅避難や縁故避難も考えていただきたいとか、あるいは避難所運営はこのようにしますとか、それから、この間、先ほど関根
部長から申し上げましたが、国の対策、それから区のほうでも様々な対策を講じてきております。これも先日、特別
委員会で御
報告しましたが、そういった対策を講じた上で、区民の皆さんにも、ぜひ
台風シーズンの前に備えをしていただきたいということをお知らせするのが一つでございます。
それからもう一つが、先ほど申し上げた
浸水被害のメカニズムについての御
説明、
最終報告に至っておりませんが、大体のデータはそこで御
説明できるということですので、それを
説明させていただきたいと思っております。
そういう意味では昨年被害に遭われた
地域の多くの皆さんに知っていただく必要があるということで、呼びかけについては、昨年十二月の
説明会と同じような形で
地域の方々に呼びかけをする
予定でございます。
前回は、例えば玉堤小学校に四百人の方がおいでになりました。その四百人の方をお入れするのは、今回の
状況下では難しいということで、
事前申込制にし、定員制を設けるということで考えておりますが、先ほど申し上げましたように、その
内容をインターネット等でお知らせするほかに、場合によっては、申込み
状況によっては、その回数を増やすとか、そういうことも含めて、できるだけ多くの方に、希望する方に御
説明が届くように対応をしていきたいと、それは総合支所のほうと
調整してまいりたいと考えております。
◆
藤井まな
委員 最初の質問の確認なんですが、
住民説明会で
住民の方が質問したときに、
最終報告書が出ていないから、それは答えられません、みたいな回答はないということでいいのですよね。
◎関根
土木部長 説明会から
最終報告に至る間については、確かにまだ未定の部分もございますが、趣旨とか考え方については御
説明できると考えてございますので、そういうことで皆様に御
説明したいと考えてございます。
◆
佐藤弘人 委員 今回の
説明会ですが、関根
部長が
説明された
内容は確かにそのとおりだと思うのですが、これはちょっと
説明会の運営自体が結構難しいというか、進行が難しいですよね。
昨年の
台風十九号の
浸水被害の
最終報告は出ていませんと。その中で、これから来るべき
台風にどう備えるかという、それは国とか都とかと連携を含めた区の取組と、あとは私たち
住民の準備をしておかなければいけないことがありますよね。だから、それを分けながら
説明するのは非常に難しい感じがして。
そもそもこの
台風十九号、
浸水被害の
最終報告は、何を結論づけるのでしたっけ。言い方は変ですが、どうして被害が起きたのかというその原因とか要因とか、もっと言うと、誰かの犯人探しみたいなところまで結論づけるわけではなくて、だって、もともと被害が起きたのは、大量に雨が降ったからですよね。その大量に雨が降ったことが、都市型において、それがちゃんと排除できなかったから、様々な被害が起きてしまったという、その要因で、何か人的なものがあったのか、ないのかみたいなことを最終的に見つけていくような、そういう
報告書になるのですか。
◎関根
土木部長 最終報告の形態については、まだちょっと、これから検討する
状況でございますが、少なくとも
中間報告の
内容をさらに進めた形でまとめるような形をイメージしてございます。
これは私どもとしては、
説明会で何が重要かというのは、今どういう
状況で、今何ができるのか、やっているのかをしっかりと
地域の方に御理解、把握していただいて、まあ、来なければ来ないにこしたことはないのですが、次の
台風が来たときに備えていただくということで、例えば
世田谷区としても、土のうステーションを追加で設置していますとか、ゴムボートも買っていくとか、排水ポンプ車も買うとか、風向風速計とか、多摩川の先ほど申し上げた国の取組、そういうものも御
説明するとか、そのようなことで、何をやっている、今までよりも何が違うのだという御
説明、私としてはそこが一番大事かなと思っております。
それともう一点が、先ほどと繰り返す部分がございますが、
等々力排水樋門が、我々のほうでちょっと行けなかったということで、閉められなかったという部分がございますが、
中間報告でも、多摩川から逆流があったということまでは確認していますが、仮に閉めたとしても、やはり
浸水するのだというところは皆さんにしっかりと把握いただいて、避難行動なりにつなげていただく、そこが大事ですので、そこが
説明会の目的でございます。
これは正直、実際、次回で当日の再現をする以降は、どちらかというと技術的というのですか、学術的な部分も含めての
シミュレーションも、そういうところに踏み込んでまいりますので、それよりは、
説明会で
説明できる
内容は、区民の方に必要な情報はそのときにしっかりと
説明してまいりたいなと。
そして、ちょっとこれは、例えば今回の
検証委員会の学識経験者の方ですが、御自身の研究テーマとして、今後数年かけて研究したいというような話もいただいていまして、確かに区としては、我々としては
最終報告、一旦はそこでやれそうなんですが、実はそこからまたさらに数年かけて、どんな取組ができるのかと。
ちょっとこれは聞いた話なので、まだ全く確定の話ではないのですが、例えば先生から話を伺ったところですと、多摩川の上流にこれだけ雨が降ったら、もう水門は閉めるのだとか、すぐ区の体制を整えるのだとか、数時間先の
世田谷区の
状況が分かるようなことも目指していきたいような話も聞いてございます。
ただ、これは
最終報告ということではなくて、ここから先二年なり何年かかかるような話かなと理解しておりまして、
最終報告は、区としての
検証作業の過程と御理解いただいて、実際にはもっと
中長期的に、二年、三年かけて、そのような取組もしていくということで認識してございます。
◆
佐藤弘人 委員 ぜひそうしていただいたほうがいいと思います。極論すれば、
最終報告は八月末なので、それまで待ってくださいと。ただ、今回開くという意味は、前回のことを踏まえて、今回から改善された点がこれとこれとこれとこれとこれですということを
説明していただいた上で、あとは周辺にお
住まいの方々にとって、どうやって被害を最小限に食い止められるかをしっかり周知をしていただくことが重要だと思いますので。
そう考えると、できれば開催してもらいたいですね。いや、これから来る
台風にどう備えるかを、やはりちゃんと直接伝えていただきたい部分が大きいのと、あまり関係ない
地域の方は、逆に御遠慮いただくぐらいのことを考えてもらってもいいぐらいだと思います。
どのぐらいの雨が、どういう頻度で、どのタイミングで降るかなんて、ほとんど予測はできないということもありますので、そういう意味では、こういう
状況下ですが、少人数だったとしても、これからどう備えるかという観点で、回数が多少多くなったとしても、細かくやっていただくのが、私は肝要だと思いますので、要望させていただきます。
◆
中里光夫 委員 等々力樋門が閉まらなかった云々という話がありましたが、たしか非常に危険な川に張り出した操作盤があって云々ということだったと思うのですが、その改善というか安全対策は、この
台風シーズンには間に合うのでしょうか。
◎髙橋
土木計画調整課長 確かに等々力樋門は川表に張り出して操作しないといけない樋門となっております。それについては既に東京都下水道局で、川裏で操作できるような操作盤を設置済みでございます。
◆
神尾りさ 委員 今回の七月の開催で、収容人数見込みは何人ぐらいを想定されているのですか。コロナで、何人ぐらいまでは入れるということはお分かりですか。
◎髙橋
土木計画調整課長 今、指定管理者とも
調整中ですが、一人当たりに距離をとるということを考えていくと、百五、六十ぐらいかなと見込んでおります。
◆
神尾りさ 委員 そうすると、先ほど、前回は四百人来られたということで、今回は百五十人となると、かなり絞られるのだろうなと思いますが、あと、今、新型コロナ禍で、高齢者の方とか持病を抱えている方とか、行きたくても行かれないという方が多分、一定数いらっしゃって、これまで私たちも数か月在宅にいて、いろいろな情報が、もうオンラインで取れるということが分かっている日常になっていると思うのです。
その中で、この会合に関しても、
説明会も、できればオンラインで同時配信なり、同時配信が難しいのであれば録画して、後で流して、それがちょっと守秘義務とかいうことであれば、一定時間だけ流すとか、いろいろな手法が取れると思うのですが、そういったことは検討されたのでしょうか。
◎髙橋
土木計画調整課長 今のお話を伺いまして、コロナの制限をする中であっても、多くの方々に参加をいただければということの趣旨だと思います。そういう趣旨で、いつ、どのような方法についてどうするかについては関係所管と相談してまいりたいと思います。
◆
神尾りさ 委員 先ほどからもおっしゃっているように、
台風シーズンが近づいてきていて、
住民にとっても命が関わることだと思うので、すごく関心は高いと思うのです。いろいろなほかの所管では、例えば
説明会とか、オンラインの会議とかをしている所管もあって、
住民にとっては所管が違っても同じ
世田谷区がやっていることと見えてしまうので、いろいろなことに挑戦して取り組まれている所管と、取り組まれていない所管が、やはりどうしても差がついてしまうことが、
世田谷区にとってもよくないのではないかと思いますので、もし検討ができるのであれば、これはすごく重要なことだし、みんな関心があるので、やっていただきたいなと思います。要望です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
河野俊弘 委員長 次に、(4)歩行者の
負傷事故の発生について、
理事者の
説明を願います。
◎丸山 工事第二
課長 それでは、歩行者の
負傷事故の発生について御
報告申し上げます。
初めに、事故の概要でございます。発生日時は
令和二年五月十四日木曜日の午後七時半頃でございました。天候は曇りでございました。
発生場所ですが、裏面の
案内図を御覧ください。裏面の
案内図にあります
世田谷区上用賀二丁目四番先の区道上でございます。
恐縮ですが、表面にお戻りいただきまして、
相手方については記載のとおりでございます。
次に、事故の
内容ですが、お手数ですが、再度裏面下段の事故発生現場詳細図を御覧ください。当日、
相手方を含む三名が当該箇所を通過しようとしたところ、図面右側にあるような車止めが道路上に倒れていたため、通行の障害になると考え、倒れた車止めを元の位置に戻し、手を放した際、車止めがバランスを崩し、
相手方の左足上に倒れてきたとのことです。
大変恐縮ですが、再度表面にお戻りください。(5)損傷の程度ですが、左足中指のあざ及び薬指の骨折でございます。
2の事後の対応ですが、現場において
相手方及び保護者立会いの下、事故の
内容と、けがの程度について確認を行いました。今後は先方とは誠意を持って示談交渉を進めてまいります。
また、従前から
土木部一丸となって事故防止に取り組んできたところですが、今回の事故の発生を受け、部内で情報共有を図るとともに、事故ゼロを目指し予防管理を強化し、事故の再発防止に努めてまいります。
御
報告は以上でございます。
○
河野俊弘 委員長 ただいまの
説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。