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  1. 世田谷区議会 2019-11-11
    令和 元年 11月 文教常任委員会-11月11日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2020-01-09
    令和 元年 11月 文教常任委員会-11月11日-01号令和 元年 11月 文教常任委員会 世田谷区議会文教常任委員会会議録第十号 令和元年十一月十一日(月曜日)  場  所 第五委員会室  出席委員(十名)    委員長         平塚敬二    副委員長        石川ナオミ                下山芳男                和田ひでとし                板井 斎                風間ゆたか                中山みずほ                田中優子                金井えり子                あべ力也  事務局職員    議事担当係長      下村義和    調査係副係長      三平公則  出席説明員    教育長         渡部理枝
      教育委員会事務局    教育次長        淺野 康    教育総務課長      會田孝一    学務課長        田中勝将    幼児教育・保育推進担当課長                須田健志    学校健康推進課長    桐山徳幸    教育環境課長      青木 徹    副参事         秋元勝一   教育政策部    部長          池田 豊    学校職員課長      内田潤一    教育指導課長      青木雄二    教育相談・特別支援教育課長                工藤木綿子    新教育センター整備担当課長                北村正文    副参事         板澤健一    副参事         加藤敏久   生涯学習部    部長          皆川健一    生涯学習・地域学校連携課長                田村朋章    中央図書館長      松田一清   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.請願審査   ・ 令元・十二号 世田谷区立池之上小学校改築に伴うスクールバス運行を求める陳情  2.報告事項   (1) 令和元年第四回区議会定例会提出予定案件について   〔議案〕    ①世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例   〔報告〕    ①議会の委任による専決処分の報告(雨どい損壊事故に係る損害賠償額の決定)    ②議会の委任による専決処分の報告(自転車運転者負傷事故に係る損害賠償額の決定)    ③議会の委任による専決処分の報告(自動車損傷事故に係る損害賠償額の決定)    ④議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)   (2) 台風第十九号に伴う区の主な対応について   (3) 学校におけるICT環境推進の実施状況について   (4) 学校給食における生ごみの取り扱いについて   (5) 世田谷区立松丘小学校増築棟(新BOP室)の整備について   (6) 世田谷区立弦巻中学校・松丘幼稚園改築基本構想について   (7) 世田谷区立小中学校体育館空調設備賃貸借の受託候補事業者の決定について   (8) 世田谷区立池之上小学校改築基本構想案作成支援業務委託の受託候補事業者の決定について   (9) 世田谷区立八幡中学校一部改築整備方針について   (10) 区立中学校における情報の流出事案の発生について   (11) 教員の勤務状況に関する調査の結果(中間報告)について   (12) 小・中学生フィンランド共和国派遣事業について   (13) 世田谷区の新たな教育の取組み「(仮称)せたがや11+」について   (14) 教育総合センターの概要について   (15) 新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の実施状況中間まとめについて   (16) 郷土資料館空調設備小火事故の発生について   (17) 梅丘図書館改築工事期間中の代替施設における一部業務の運営について   (18) その他  3.資料配付   (1) 第七十一回人権週間記念事業「講演と映画のつどい」  4.協議事項   (1) 行政視察について   (2) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前九時五十九分開議 ○平塚敬二 委員長 ただいまから文教常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 本日は、請願の審査等を行います。  それでは、1請願審査に入ります。  まず、(1)令元・一二号「世田谷区立池之上小学校改築に伴うスクールバス運行を求める陳情」を議題といたします。  ここで、お諮りいたします。  本件について、陳情者より趣旨説明したい旨の申し出があります。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたします。  趣旨説明を聴取するため、ここで委員会を休憩いたします。     午前十時休憩    ──────────────────     午前十時十九分開議 ○平塚敬二 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  本件について、理事者の説明を求めます。 ◎秋元 副参事 それでは、令元・一二号「世田谷区立池之上小学校改築に伴うスクールバス運行を求める陳情」につきまして御説明申し上げます。  まず、要旨ですが、区立池之上小学校が改築のため、旧北沢小学校に移転いたしますが、通学が遠方となる、主に代沢一丁目から三丁目の地域の児童のために、登下校時のスクールバスとして、マイクロバスの運行を要望するものです。  次に、理由ですが、平成七年に阪神・淡路大震災がありまして、世田谷区では旧耐震基準で建てられた公共施設につきまして耐震診断を実施しております。池之上小学校の校舎につきましては、平成八年に診断結果が出ておりまして、耐震性能が確保されているとして公表がなされていたところです。  少しこの耐震再診断について御説明を申し上げますが、耐震診断につきましては、診断の手法として、第一次診断法、第二次診断法、第三次診断法がございますが、当時の文部省の通知にも、第二次診断法と第三次診断法のいずれかの算定方法によることとされておりましたことから、当時、世田谷区では第三次診断法により校舎棟の耐震診断を行っておりました。  しかしながら、その後の大規模な震災被害の検証などから、第二次診断法が推奨されることになり、おおむね世田谷区では平成十三年度以降は第二次診断法で診断を行っております。その後、第二次診断法と第三次診断法による診断結果がともに存在しておりましたが、平成七年度に第三次診断法で耐震診断を行っておりました希望丘小学校におきまして、壁を抜くなどの大きな改修を行うため、第二次診断法で診断をやり直した結果、大きく数値が異なりました。このため、第三次診断法を用いて診断を行っていた三十一の公共施設、このうち二十八の施設が小中学校になりますが、安全性の確認のために耐震診断を再度行うことにしております。その結果、小中学校においても多くの棟で耐震補強が必要となりましたが、池之上小学校では、校舎全体で耐震性能が低かったことから、改築を行うということで決定をさせていただいております。  陳情書の理由の一段落目にも、Is値が〇・二二と記載されているのは、そのとおりの結果が出ておりまして、Is値が〇・三を下回ると危険性が大きいとされております。この改築に合わせ、教育委員会では校庭等への仮設校舎の設置ではなく、池之上小学校から北へ直線で約一キロメートルに位置しております旧北沢小学校、現在は北沢中学校の第二校舎として活用されておりますが、この校舎を活用するということで計画を進めております。  この仮校舎の利用ですが、校庭に仮設を建設した場合、校庭とプールが確保できないこと、給食が配送となるためきめ細やかなアレルギー対応ができないこと、敷地が狭小であり、周辺道路も狭いことから、教育環境が他の改築の場合と比べても悪くなること。また、以前行った城山小学校の改築において最も通学距離が長くなる児童では、約二キロに位置する若林中学校を仮校舎として活用できたことなどから決定をしたものです。  ただし、理由の二段目にも書いてございますように、通学に要する時間が大幅に増大すること、また、道路が狭いことなどから、通学時の安全確保が課題であることは認識をしております。  このため、理由の第四段落目以降になりますが、登下校へのさまざまな御心配と、裏面になりますが、通学路での交通事故により児童がお亡くなりになった事実も記載されております。このことから、登下校時の安全を確保し、全員で仮校舎を利用できるよう、スクールバスの運行を要望されたものです。  次に、移転に伴う区の対応でございます。まず、仮校舎となる旧北沢小学校ですが、部分的に改修を行い、給食の提供、プールや校庭の使用、教室の確保、体育館のエアコン設置などをこれまでと同様に、通常の学校として使用できるよう整備をしてまいります。  次に、通学路の安全を徹底する方針から、警察、道路管理者、PTAの代表者との安全点検の実施を行っておりまして、新たな通学路の指定、道路上の注意喚起や見守り員の複数配置などを進めております。また、学校においても、年度当初には教員等による集団登校を実施するとともに、各児童一人一人が安全意識を高めるような指導も行っていただけるということになっております。  さらに、ランドセルを軽くする工夫、夏場の水筒持参、あるいは見守り員の配置時間も、全ての児童が安全に御家庭に帰るまでの時間を考慮するなど、さまざまな安全対策を進めております。  教育委員会といたしましては、このような安全対策を徹底することで、安全に児童が通学できると考えていることから、現在のところ、スクールバスの運行は計画しておりません。  今後も引き続き、登下校の安全に配慮していくとともに、保護者の皆様にも安心していただけるよう対応してまいりたいと思っております。  説明は以上となります。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し、御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 前回の北沢小学校のときに、議会の一方的な圧力で、教育委員会は実施直前に見直しをしなければならないような不測の事態に陥ったということが、今回、池之上小学校等でバス運行に関して要望等が出ているにもかかわらず、その実施等に踏み切れなかったということに多分に私は影響しているというふうに思うのでありますけれども、仮に、この委員会で陳情に対する決定が運行可ということになれば、予算的な問題とスケジュール感から、運行等に関しては可能だというふうに教育委員会は考えておられるのかどうか、伺いたいと思います。 ◎秋元 副参事 今、もし運行する場合ということで、学校健康推進課のほうとも協力をしまして、バスのルートですとか、バス業者との打ち合わせですとか、それから警察との協議ですとか、そういうことについては下打ち合わせのようなことで進めております。ただ、どのようなやり方によるかで、四月までにバスが全部用意できるのかどうかということは、まだ完全に検討はしておりません。 ◆あべ力也 委員 学校、またPTAの方とさまざま説明会とかをして、バス運行に対する要望とかも伺っていると思いますけれども、現時点で、バス等の利用をしたいと言っている児童数はどのぐらいになるんでしょうか。把握されているでしょうか。 ◎秋元 副参事 先ほども陳情者の方がお示しされましたように、バスを運行されたいということが、複数になっておりますが、利用されるということになると六十名から八十名ぐらいにはなるのかなというふうに思っております。 ◆あべ力也 委員 六十名から八十名ということになると、これはバスの規模、大きさにもよるんでしょうけれども、あの辺は道路がちょっと狭いということがあるので、大型のバスをというのはなかなか難しいのかなと思いますが、中規模のマイクロバスとかを運行した場合には一度じゃなくてピストン輸送ということも何回か、ここも複数ということになるんでしょうか。 ◎秋元 副参事 道路事情からして大型のバスというのは、かなり遠回りをしないと無理だということがありますので、中型のバスですと、約四、五十人になりますから、全員の方が乗れないということになりますので、複数台のバスが必要になるかなというふうなことは考えております。 ◆板井斎 委員 指定校変更についてお伺いしますけれども、現在、四日間でしょうか、何人ぐらい、件数というか人数、どちらでもいいんですけれども、その指定校変更の申請が出ているものでしょうか。 ◎田中 学務課長 先週末現在ですが、合計で九名の方から申請をいただいている状況です。
    ◆板井斎 委員 その申請書の中に変更の要件として、距離が大きな要素というふうに書いてありますけれども、そういう要件をつけたということは何か理由があるんですか。 ◎田中 学務課長 指定校変更につきましては、指定校変更の許可基準を区のほうで定めさせていただいて、それに基づいて審査をさせていただいていますが、今回のケースのように学校の移転によるということが、指定校変更の基準のほうには想定されているようなところではございませんでしたので、そこにつきましては今回、このケースにつきましては、こういった遠い、新校舎のほうに距離があるような方につきまして、こちらのほうで指定校変更する条件として考えさせていただくということで、こういうことをつけ加えさせていただいております。 ◆板井斎 委員 距離と言っても、どのぐらいが遠いというか、距離が大きいというか、その距離というのはなかなか明確でないとも思うんですが、その距離以外に、今、従来どおりの指定校変更の基準に基づいて指定校の変更を出された場合は考えるという趣旨だったと思うんですけれども、そうすると、兄弟が別々の学校ということで出された場合はどうなんですか。 ◎田中 学務課長 御家庭のほうから別の学校に兄弟の方をそれぞれ出されたいということですね。そこは個別に検討させていただいて、審査をさせていただきたいと思っております。 ◆板井斎 委員 区内で一番遠い通学路の距離というのは、これまで議会でも議論に上がっていたんですけれども、それはどのぐらいの距離を歩いてきているということになるんですか。 ◎秋元 副参事 地図上ではかってみますと、明正小が約一・九キロから、ちょっと子どもの位置とか道路事情の細かいところはわからないところがあるんですが、二キロ前後はあるということでございます。 ◆板井斎 委員 そうすると、世田谷区は距離を指定校変更にする要件というのはないという先ほどの答弁だったんですけれども、世田谷区的に言うと、学区域を設けているということを考えると、この距離がやっぱり最大、子どもたちの環境というか安全確保だとか発達段階に応じての、ここが一番限度だというふうに考えているんですか。 ◎田中 学務課長 距離につきましては、従来の指定校変更基準ではそちらは書いていないんですけれども、今回のケースにつきましては、新たに校舎が変わるということで、実際に通学されるのに、今までの通学の学区域と違うところで大きくなるということですので、そこについては今回、距離、新校舎まで遠いというところを、こちらのほうの審査の中で見させていただきたいということで考えております。 ◆板井斎 委員 そうすると、池之上小学校から旧北沢小学校に通うお子様よりも遠い距離を歩いてこられている児童がいるということになるんですか。 ◎田中 学務課長 先ほど副参事のほうから二キロということでお話がありましたが、今回のケースにつきましては、あくまで直線距離ということにはなりますけれども、おおむね、それに近いような距離と考えられるのではないかというふうには考えております。 ◆板井斎 委員 それから、前回の旧北沢小学校のときも、やはりこの距離については議論があったかと思うんですよ。ですので、距離をどう考えるのかということ。世田谷区は、二キロちょっとを現行通ってきている子どもたち、この距離というものについては、文科省の見解とかもあると思うんですけれども、世田谷区的にはどう考えているんですか。妥当な距離だというふうに考えていらっしゃるんですか。 ◎田中 学務課長 世田谷区のほうでは、原則徒歩で通学するということを考えておりますので、そういう意味で言えば、今回の移転につきましても、徒歩で通っていただける距離というふうには考えております。 ◆板井斎 委員 さて、そう言えども、今回急な、陳情にもあるような、そういう事情を考えたときに、指定校変更ということで、近隣の学校は今回の資料であったとおり、代沢小学校と多聞小学校と具体的にもう校名が上がっているし、地図で見ても、その両校が近接の学校だというふうになっていくと、先ほど距離ということはあったにせよ、基本的には、教育委員会としてはどこまでだから、これが一キロなのか二キロなのか、それとも一・五キロ以上なのかという、そういう決まっていない中で、指定校を今回やむなしとして距離を設けたということは、ある程度、そういう希望をする父兄たちに対する配慮というものがなされていると考えたときに、全員受け入れてもいいんじゃないかと思うんですけれども、それを明示していないというのは何かあるんですか。 ◎田中 学務課長 人数につきましてですが、当然、近隣の学校につきましても、現在の学区域から通われているお子さんがいらっしゃいますので、そういうところと、あとは実際のその施設のほうにどれだけのお子様が通えるかというところもあろうかと思いますので、その中で総合的に勘案させていただきたいと考えております。 ◆板井斎 委員 総合的とか言うから、結構保護者は不安になるんじゃないかなというふうに私は思うんです。距離が長くなったということは、コミュニティーというか、全員がそろって仮校舎というように陳情の中に書いてありましたけれども、ごもっともだというふうに思うんです。それでもやはり希望するという方がいらっしゃれば、今、代沢や多聞のクラス数と在籍児童数を鑑みれば、計算上、決して無理な算段ではないんじゃないかと思うんです。場合によってはクラス数をふやしてでも受け入れるべきではないですか。いかがでしょうか。 ◎田中 学務課長 委員のおっしゃるとおり、御希望につきましては、しっかりこちらのほうでも見させていただいて、そこは検討させていただきたいと思いますが、この後四年間、改築のほうでこのような形での受け入れというところも想定されると思いますので、そういうところも踏まえて、どれだけの方が指定校変更ができるかというところは検討させていただきたいと思います。 ◆板井斎 委員 四年間ということになると、三年生以上は新しい校舎に入れないというふうになるわけですから、この表を見ると、三年生以下というか、一年生、二年生、三年生が多いというのはそういうあらわれというか、三年生は特にそういう意味では卒業時と重なるというか、新校で卒業できないということを考えたときに、より近いところということで希望が出ているのではないかと思うんです。  現在だって在籍している児童数はわかるわけですよね。そう考えたときに、私は代沢は二学年、多聞については一学年ぐらいは、場合によってはクラスがふえるかもしれないと思うんですけれども、当然、今までも私の近くの学校でもいきなり三クラス、五クラス、年度をまたいでふえたという例はありますので、全員受け入れるということを考えたときに、ましてや、今希望をとっているわけですから、来年度に向けて反映できるのではないかと思うんです。時期的に今回の変更というものが、来年のクラス編制にタイムリミットでもうできないという、時間的な余裕がないということではないと思うんですけれども、確認ですが、それはどうですか。 ◎田中 学務課長 委員の御指摘のとおり、今のところがクラス数の確定をしなきゃいけないとかというタイムリミットではないというふうには考えております。 ◆板井斎 委員 もう一度通学距離に戻すんですけれども、世田谷区では、先ほど江東区のお話があって、二キロ以上というものを一つの、この区はこれを超えると何らかの配慮があるというような、それは仮校舎だからそうしたのかわかりませんけれども、世田谷区は今後、老朽化した学校とか、今は統廃合という形を進めてきていますけれども、また、残された学校を考えたときに、改築をするときに、当然その距離の問題というのは出てくると思うんですよ。そう考えたときに、変更をする際、学区域の指定校変更をするときには、その距離というものを明確に今後するべきじゃないかと思うんですけれども、それはいかがなんですか。 ◎田中 学務課長 先ほども申しましたとおり、徒歩で原則通学するということに世田谷区の学校はさせていただいておりますので、今おっしゃった、どのぐらいの距離がというところにつきましても、今後、学区域を検討する際には考えていきたいと思っております。 ◆板井斎 委員 それは北沢小学校のときもやはり同じような議論で、その議論をしてこなかったから、父兄の方のこういう陳情につながっている一面もあるのではないかと思うんですよ。ですから、今後これが、どこかの小学校なりが改築する際には、やっぱり仮校舎という問題は当然ついてきますので、そうすると、やっぱり歩いて行けないというところも出てくるかもしれないし、あるいは現在でも、学校の場所が変わったりした場合、今決めている距離の二キロよりも遠くなるという児童だって出てくるかもしれないわけですよね。私立に行っているとか、そういう自分で選んで行っているところは別でしょうけれども。そう考えたときに、教育委員会として通学について、距離とかそういうものについて、文科省はその地域の事情に応じて検討しなさいというふうに指針が出ていたかと思うんですけれども、それを今までやってこなかったというのは何か理由があるんですか。 ◎田中 学務課長 確かに、こちらのほうで、区内で通える方、学区域のほうはその距離もありますが、実際に今までありました地域のコミュニティーというところも踏まえて学区域は設定しておりますので、今後、そこを検討する際には、距離につきましてもそうですし、今、そういった背景みたいなものもあろうかと思いますので、そういうところを踏まえての学区域の検討はさせていただきたいと思います。 ◆板井斎 委員 それは早急に検討するということですか。それとも、そういう事象が生じない限りやらないということですか。 ◎田中 学務課長 こちらにつきましては、現在の学区域が今はありますので、今後こういうことが事象として出てくることもあろうかと思いますので、そのときには速やかに検討させていただきたいと思います。 ◆板井斎 委員 三問ぐらいでやめますので。  コミュニティーということと学校という、世田谷区は地域とともにというか、そういうことをうたって、学区域も変更をなるべくしないで地域の学校にという、それは非常にいいんですけれども、それと、地域の町会・自治会等の区割りというものがなかなか一致していないという問題もあるし、この学校も三町会があるけれども、一町会は半分ぐらいしか学区域でなかったりする。  その町会と地域ということについて、このコミュニティーということは、世田谷的にはしっかり考えていく必要があると思うんです。今回、見守り誘導員の配置が四名というふうに資料でいただいているんですけれども、通学路の安全については、例えば道路もスピードを出さないようにハンプにするとか、そういうさまざまな配慮がまだ足りていないんじゃないかと思うんです。通学路の安全について、その誘導員と道路の安全、特にハンプ等をつけてスピードを出さないようにするということについては検討すべきだと思うんですけれども、いかがですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 通学路の安全につきましては、やはりさまざま保護者の方から、学校までの距離が遠くなるということで御不安の声をいただいております。そういった中で通学路の合同点検も実施いたしまして、特に、委員からお話をされました通学路の誘導員の配置につきましては、どういった時間帯が適切なのか、また、人数についても何人が必要なのかということを、保護者の方、PTA、学校の方等も含めて、今、検討、検証をしているところでございます。  あと、ハンプの件につきましても、道路管理者のほうとも調整をさせていただいております。ハンプが有効かどうかというのはまたいろいろ御議論があるかとは思うんですけれども、自動車等のスピードを抑制するためには注意喚起表示幕の設置とか、さまざまな対応ができるかとは思いますので、やれるべきことをしっかりとやっていきたいというふうに考えております。 ◆あべ力也 委員 ちょっと陳情の趣旨からずれているような気もしますので、もとに戻して。  先ほど、板井委員からの質問の中で、距離要件を明確にすべきだというようなお話がありましたけれども、私は逆に、距離要件にこの問題を矮小化して、距離だけで決定するというのは大変危険だと思います。地域事情や通学路の交通量の問題や高低差の問題、距離だけでは割り切れないさまざまなお子様に対する影響等が地域の中ではあるわけでありまして、この距離だけではなくて、さまざまな要件、条件等を勘案して、行政としてはしっかりと適切な判断をしていただきたいというふうに思うんですけれども、この点についてはどうですか。 ◎田中 学務課長 委員のおっしゃるとおり、今回の距離につきましては、保護者の皆様にお知らせをいたしましたが、審査の要素ということにはなりますけれども、ほかにも、委員のおっしゃったようなさまざまな事情で指定校変更を御希望されるような方が当然いらっしゃると思いますので、審査の際にはそこを、ちゃんとこちらのほうも考えさせていただいて、審査をさせていただきたいと思います。 ◆あべ力也 委員 特に、池之上小学校の大変狭隘な道路では死亡事故等も発生をしているということは警察もよくわかっているし、世田谷区もわかっている。地域の皆さんもわかっているという中で、PTAの皆さんからもさまざまな要望が出てきているということですから、その点に配慮した今後の通学路の安全とか、バス運行とか、親御さんもいろいろ心配な部分もあるでしょうし、もともと予定していなかったことが発生をしたということに対する行政としての最大の配慮を私はしてほしいと思うんですが、その点についての考え方をちょっと聞かせていただきたいと思います。 ◎秋元 副参事 今おっしゃられた安全策という点で、このバスの陳情というふうに言われておられると思います。教育委員会としましても、今、指定校変更は安全策というよりはその代替策ということですが、通学路の安全ですとか、それから学校で行う集団登校ですとか、そういうことは今も、学校健康推進課で見守り員の人数等もこれからさらに精査いたしますし、引き続き、安全については十分対応できるように、いろんな手法を取り入れて、工夫をしながら、安全な通学路にしていきたいというふうに思っております。 ◆金井えり子 委員 こちらにアンケートをお持ちいただいていますけれども、私自身はこれを見て、高学年の方の人数、現四年生が十名とか、今度六年生に上がる五年生でも六名いらっしゃるという、この八十一という数字がとっても大きいものだと思いました。多聞小にも十五名、今度新一年生が入ってくるパターンとしては、またもっともっとふえてくるんじゃないかというふうに先ほどお話がありましたけれども、この数字に対してはどうお考えでしょうか。このぐらい、こんなに指定校を希望される方が出るんだということを認識されていたのかどうか、伺いたいと思います。 ◎田中 学務課長 今回、八十一人という数字を聞いて、私たちのほうでこういう数字をちょっと想像できていたかというと、そこはなかなか想像ができていなかったと思います。 ◆金井えり子 委員 私も本当にびっくりして、こんなにやっぱりいるんだなと改めて思ったんですね。やはり、これは通える通えないというところももちろんありますけれども、そういう距離の問題って、やっぱり入学するとき、入るときに納得の上で御家族が話し合って、でも頑張ってここの学校に行きたいから遠いけれども頑張ろうねというところから、指定校変更は普通の方は決めていかれるんですよね。だけれども、今回の場合はそうじゃなくて、突然言われて、どうする、あなた通えるというところから始まっていることだと思います。  それから、先ほどから交通安全のことは随分言っていただいているんですけれども、先日の決算特別委員会でもお話ししましたけれども、このストレスというのが子どもたちに心の問題をすごく引き起こしてくるという心配もありますし、こうやってハード面のことで子どもたちが左右されるというのはとても悲しいことであり、子どもを優先にして考えていくという世田谷区の形に進んでいないというふうに見えてくる。実際そうなっているんじゃないかなという、すごく心配な部分があるんですが、この子どもの心の問題をどうされていくというふうに考えていらっしゃるのか、伺いたいと思います。 ◎青木 教育指導課長 今お話しいただきましたように、児童、あるいは保護者の方から、通学、あるいは人間関係について御不安な思いがあるかと考えております。こうした相談については、管理職を初め、担任や養護教諭、あるいはスクールカウンセラーなどが適切に対応することが重要であろうと考えております。  また、こうした対応をしていく準備があります、用意がありますということをきちんとお伝えすることも重要であろうと考えておりますので、そちらについても学校のほうから保護者の方などにお知らせするようにというような指導をしてございます。 ◆金井えり子 委員 今、もしそうなった場合の想定ではそういうふうに考えていらっしゃると伺ったので、そこはそういう意味ではフォローを考えていらっしゃるということはわかりましたけれども、本来ですと、全員一緒に通えることが一番いいことで、ただ、それでもやっぱり環境が変わってくるので、そういったところでスクールカウンセラーの先生方とかが本当に必要だなということは思います。  先ほども保護者の方がおっしゃっていましたけれども、突然にこのようなことになっているというところで本当に戸惑いがあるし、それから指定校も変更できるのか、そこも不安なところですよね。これだけの人数の方がいらっしゃって、区のほうでもそういうふうには予想していなかった。本当に代沢小学校も多聞小学校も人気のある小学校ですよね、新しくなって。以前、多聞小学校なんて二クラスしかなかったのに、今本当にふえていて、あそこに十五名入れられるんですかと、ちょっと私なんかは聞きたいぐらいな数字が出てきているので、本当に変更できる子とできない子の差というのが生まれたときに、じゃ、あなたはだめだったから遠いけれども頑張って行きなさいよと、教育委員会からそんな簡単に言えるものなのかというところとか、さまざまなところを考えていくと、やはりスクールバスのこと、全員が一緒に通えるようなところを考えていただかないと、本当に取りこぼしのない、子どもたちを取りこぼしていかないという視点からも、世田谷区としてはもっともっと考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに感じました。 ◆風間ゆたか 委員 今のは陳情に対する意見になっちゃっているんじゃないですか。委員長、それはちゃんと仕切ってもらわないと。 ◆下山芳男 委員 きょう、陳情者の方から、一つ江東区の資料が提出されたんですけれども、一番右の表によると、期間が短期間の運用になっているんですけれども、これについて世田谷区として、江東区の事例についてわかるところがあればちょっと教えていただきたい。 ◎秋元 副参事 この事例につきましては、区としても承知をしておりまして、問い合わせをしております。江東区のほうでは、今現在、廃校になった二校について、このような改築だけではなくて、改修、大規模改修ですとか、耐震の補強ですとか、そういうときにも、全てバスで全員を移動させまして、そこで工事をしてしまう、それでまたもとに戻るようなということで、こういうような手段をとっているということです。  二校を中心としまして、問い合わせたところでは半径二キロ以内、二キロより外の子は原則としてバスを出すというふうなお答えをいただいておりますが、これはあくまで原則ということです。先ほど来からありますような、通学路はいろいろなところがありますし、いろんな横断しなくちゃならないところとかがありますので、そういうところを考慮して決めているというふうにお話を伺っております。 ◆下山芳男 委員 今回の池之上小の改築だと四年くらいということですよね。そうすると、ここの期間を見るとかなり短期間なんですけれども、その点についてはどういう対応だかわかりますか。 ◎秋元 副参事 今回の場合でも、工事期間、校舎が工事で使えないというところは、池之上もやはり二年以内で、一年十カ月ですとか、そのぐらいで工事はできるというふうに思っておりますが、今回、先ほど来もちょっと示させていただきましたが、耐震診断で弱い校舎であるということがございました。今、〇・二二というかなり低い数字が出ましたことから、緊急工事で計算上は〇・四ぐらいまでは引き上げているんですが、とはいえ、十分な強度のある校舎というふうには考えておりませんので、その期間を含めて、いきなりあしたからというのもなかなか難しいものですから、学期の初めからということで、来年の四月に移っていただけないかということでお話を申し上げました。そうなりますと、来年は基本設計、再来年実施設計、工事が約二年ということですので、約四年というふうなことで申し上げております。 ◆田中優子 委員 私のところにもいろいろメール等をいただいて、保護者の方々が本当に心配なさっているという状況は重々把握しているところなんですけれども、その中に素朴な疑問として、なぜ江東区にできて世田谷区にできないのか、世田谷区は子どもの安全を軽視するのかというような表現のメール、悲痛な叫びといいますか、届いているんですね。  先ほど、ちょっと下山委員から江東区の事例についてという質問があって、今説明はあったんですけれども、政策的に違うということは一つわかったんですが、世田谷区としては江東区にできて世田谷区にできないのはどうしてと聞かれたときに、どのように説明されるか、伺いたいと思います。 ◎秋元 副参事 先ほども学務課長のほうから申し上げましたが、世田谷区としては、徒歩で通学をしていただくということがやはり原則というふうに考えております。世田谷区の場合もこのような仮校舎を使って幾つか改築をしたときもあるんですが、世田谷の事情としてはやはり道が狭い点等もありまして、全てのお子さんを全部連れていくような環境にはなかなか難しいということがあります。同じような、大体二キロ以内ということであれば通学はできる、安全対策をしっかりすれば通学はできるということで行っておりますので、決してお子さんの安全を軽視しているということではなく、しっかり対策をとれば安全に通学できるというふうに思っております。 ◆田中優子 委員 今一番問題なのは、子どもの安全を軽視するのかと言われてしまっているところだと私は感じているんですね。もちろん、公のいろんなサービスといっても、なかなか本当に全く平等には行き渡っていないという事情が多々見受けられるというのは、私も区立小学校、区立中学校を子どもが出ていますので、さんざん工事して、すごく不便な思いをして、卒業したらその学校はきれいになりましたみたいなことを小学校も中学校も経験しているんですよ。だから、同じ公立の学校に行っていて、こんなにすばらしい校舎の学校に通える子たちと、何で、すごく不平等だなと思うことは痛いほど経験しておりまして、そういうところはいたし方ない部分はあるのかなというのは、身をもって体験しているわけです。  ただ、子どもの安全を軽視している、区が軽視しているというのは非常に問題ですから、そこをどういうふうに担保していくのかということだと思うわけです。いろいろ説明会も開いたにもかかわらず、こういうこともしますよという具体的な安全対策をお話ししているにもかかわらず、なぜこれでは納得できない、それじゃ安全は確保できないというふうに思われてしまうのか。そこが私はすごくわからないんですね。そこがすごくわからないんですよ。  というのは、これだけの安全対策をすれば、ほぼ――距離に関して本当に大変になってしまうというのはあります、片や別の問題として。でも、安全対策に関しては、ここまでやれば、あるいはさらに不安であれば、もうちょっとこういうところを足してくださいという要望に区はしっかり応えるべきだと思いますし、それをすれば確保されるのではないかというふうに私は感じているので、何でこんなことになってしまうのかと思うんです。区はそれに関してはどのように捉えていらっしゃいますか。 ◎秋元 副参事 なかなか難しいというふうに思っておりますし、保護者の方が実際にそうなのかというのは、お気持ちとちょっと違ってくるかもしれませんが、実際にすぐ隣の北沢小学校を使って、昨年、バスが一回出て、その間では子どもたちはバスに乗って通学をしていたというような事実もございます。そのときにはバスに皆さん乗って安全に通学できたということがありますので、そういう事情はやはり、すぐそばで見ていたことがあるのかなということも感じております。  あとは、説明会等を開いておりますが、去年、ことしと暑い夏が続いて、もうゴールデンウイークが明けてから三十度ぐらいな日が続いておりますので、そういうところからして、今までとは違うような気候ということもございますので、保護者の方々がとっても心配されているのかなというふうに思っております。  ですから、その点についてもさまざまな工夫を凝らして、学校とも協力しながら、どうにか不安を解消できないかということで、引き続いて対応していきたいというふうに思っております。 ◆田中優子 委員 この件に関してだけでなく、北沢小のときもそうですけれども、私はそのときは文教委員会にいませんでしたけれども、本会議、それから決算・予算委員会等々で会派としても態度を表明してきたわけですが、ほかの面も含め、教育委員会として、保護者にしろ、議会からにしろ、信頼を持ってもらえなかったらいろんな問題が、起きなくてもいい問題が生じてしまうんだなということを今回も感じているわけですよ。  それはおいておいたとして、もう一つ、幾つかメールをいただいている中で、通学弱者と言うんですか、特別な配慮を必要とするお子さんも中にはいると思うんですね。みんながみんな、健脚で頑張れば歩けるみたいな状況でないという、保護者の方も、例えばちょっと発達に心配があるとか、あるいは、本当に何らかの事情で歩くのが困難であるとか、そういう状況もあると思うんです。そういう子もいれば、頑張れば歩けるよという子もいる中で、全部にバスというのはちょっとどうなのかなというふうに私は思っていますけれども、配慮が必要な通学弱者と思われる場合の対応というのは、区はどのようにされているのか。今まではそういう事情がないのか。みんな普通に歩いて通えているんですか。今の世田谷区全体の通学の状況というのはどうなんですか。 ◎青木 教育指導課長 お子さんの健康状況、あるいは障害の有無というところもあるかもしれませんが、各個別の中で安全に通えるようにということで、保護者の方と十分打ち合わせをしながら対応しているという例はございます。 ◆田中優子 委員 今の御答弁だと、個別の対応は可能だということで、例えば、極端に言えば、車で送り迎えしなきゃいけないようなお子さんがいると。それも個別の対応はちゃんとやっていますよというような、そういう理解をしてよろしいのかどうかです。 ◎青木 教育指導課長 今申し上げたとおりでございます。ただ、学校の地域ですとか、環境の問題もありますので、今一概には申し上げられませんが、そうしたことも勘案しながらお子さんの安全な通学というところには対応してまいるということでございます。 ◆田中優子 委員 もちろんこの池之上小のケースの場合においても、今までの池之上小だったら大丈夫だったんだけれども、旧北沢小のほうに移ることによって、これまでどおりには通えないかもしれないという、違う支障が生じてしまうというような場合があるかもしれませんよね。そういうお子さんに対しては個別にきちんと対応するというふうに、それが担保できるというふうに、今この委員会で言っていただくことはできますか。 ◎青木 教育指導課長 今、個別の対応をするというところについては申し上げたとおりですが、先ほどの学校が対応できる環境とか、人的なものもあると思いますので、この後、そういう人数的なものもあわせて勘案しながら判断をしていくということにはなるかと思いますが、十分御相談に乗っていくということはしなければならないことだと思っております。 ◆田中優子 委員 私も、極端なことを想像すれば、じゃあバスが出ないんだったらみんな、うちも大変、うちも大変で、うちも車、うちも車なんて、言い出したらそれは困ると教育委員会は懸念されていると思うんですけれども、まさか、一般常識、良識のある保護者の方たちですから、そういうことはないと思いますので、本当にお困りのお子さんたちに対する個別の対応というのはきちんとやっていただきたいというふうに思います。  その上で、今度また別の問題で距離に関してなんですけれども、私も実際、この問題については本当に大事であるし、保護者の方々のお気持ちを考えると重要なことだから、私は文教委員会にいますけれども、私個人ではなく会派のメンバーを挙げて全員でいろいろ検討もしましたし、実際に歩いてみました。一番遠いとされているところから今度の北沢小のところまでを、一年生ってこんな感じかなぐらいの感じで、会派の議員と一緒に本当にゆっくりおしゃべりしながらみたいな感じで、しかも九月だったんですけれども、真夏みたいに暑い日だったんですね。だからちょうどよかったというのかあれですけれども、汗だくになって歩いてみました。  それからもう一つ言われている、よく例に出される明正小ですね。そこも一番遠い学区域の子どもはここら辺だということを教育委員会から聞いて、明正小のほうも歩きました。本当に相当ゆっくり歩いた感じで、三十七分ぐらいですかね。距離だけで言うと、明正小のほうが約二百メートルぐらい少ない、一・九キロと二・一キロぐらいだというところなんですが、明正小は心臓破りの坂と言われているらしいんですけれども、すごく急な坂があって、距離は違うけれども、かかる時間はほぼ一緒という感じだったんです。明正小の子たちは新一年生だろうが何だろうが歩いていて、その保護者の方にもお話を伺いましたけれども、こう言うと語弊というか、あんなことを言ってと言われるかもしれませんけれども、その保護者の方たちからは、自然に健脚になっていく、子どもたちに本当に歩く体力がついてくるというお話は実際伺っているわけです。  片や、旧北沢小の校舎に通わなきゃいけなくなったというのは覚悟はしていなかったと、これはいただいたメールにたくさん書いてあったんですけれども、そんなはずじゃない場所に私たちは住んでいて、今回、急なことで本当にとんでもない環境に置かれてしまうと。それは、お気持ちはすごくよくわかるなと私も思ったんですけれども、ただ、やっぱり歩けない距離ではないのかなというふうに思ったわけです。  それで、世田谷区は原則徒歩で通うことを決めているということと、指定校変更というのは特殊な事情のみということで、今回はその距離も勘案して入れたということですけれども、先ほどからあったのは、距離。距離で指定校変更可能ですよというのは今回だけに限っての特別な配慮ということなんですか。それをお聞きします。 ◎田中 学務課長 距離というところを見させていただいたのは今回のケースということになりますので、通常はこちらのほうは基準としては入れていないところです。 ◆田中優子 委員 では、ほかの学区域に関してはどうなんですか。ほかの学区域に関しても、今回入れたことでよしとするのかどうか。 ◎田中 学務課長 先ほども申しましたが、今のところ、その学区域に決まっているところで通学していただいていますので、今回以外のケースにつきまして、こういう形の距離というところで審査をするというのは今のところは想定はしておりません。 ○平塚敬二 委員長 以上で質疑を終わります。  それでは、本件に対する意見と取り扱いについて、あわせてお願いいたします。 ◆下山芳男 委員 このたびの陳情についての態度を申し上げます。  耐震診断のやり直しによって、本当に急な改築ということになりましたけれども、やはり、耐震の状況を見ますと、やはり早急に改築をしなければいけないということは私たちも理解のできるところで、その方法で今回、旧北沢小学校の校舎を活用してということが計画されたわけです。本当に登下校の困難な児童へのスクールバスの運行というのも一つの方法だとは私たちも考えているんですが、児童が安全に登下校できて、保護者の皆様からも安心であるという対策が講じられるということはもう本当に必須のことであると思います。  きょう、陳情者の皆様、また、教育委員会からの説明も聞かせていただいたわけですけれども、やはり家からの距離、それから高低差、学年によっても、また、バスを利用されるということと、しないという方もいらっしゃるんじゃないかというふうに推測されるわけですが、今後も危険箇所、こういったところにはしっかり子どもたちを見守る見守り員を配置していただいて、また、子どもたちの体調をしっかりと、日常、学校の生活の中で学校としてもやっていただくというようなことも考えます。  最終的には、交通安全に万全の、十二分の対策を講じるということを強く求めておきたいと思います。スクールバスの運行については、自民党区議団としては不採択としております。そういうことでお願いします。 ◆板井斎 委員 今回の陳情は、耐震の問題があるにせよ、急な出来事で、父兄の方、また児童も大変困惑されているということがきょうのやりとりの中でわかりましたけれども、通学については、子どもの発達段階とか、通学路の安全確保、そうしたものをさまざま――距離だけではないという質疑がありました。確かにそういう部分がありますし、そういう思いで質疑をしてきたつもりでありますけれども、安全の上にも安全を重ねて通学路の対策をとっていただきたいと思っております。  しかし、そう言ってもやはり、低学年とか、あるいは、さまざまな配慮の必要な方とか、やむを得ない方は当然いらっしゃると思いますので、その辺については、指定校変更については最低限するのではなくて、家庭の希望に添った、全部希望どおりになるような措置をしっかり講じることを私たちは強く要望します。  態度としては、バスを運行させることについては不採択です。 ◆風間ゆたか 委員 今回の件は、前々回、教育委員会から初めてこういう計画があるということを報告を受けた際に、非常に唐突感があるということを申し上げました。私たちが保護者の皆さんから伺っている中でも、寝耳に水だったということで、突然、教育委員会から示されたと。その割には何らその安全対策であるとか、子どもたちの状況に寄り添った対応案が出てきていないといったことに大きな問題があったのだと今でも思っています。ですので、その前々回の委員会の際には、少なくとも、私のところに届いていた意見としては、より近い学校に行きたいという声が届いていましたから、従来どおりの一月から指定校変更の受け付けをするなどというような対応ではなく、早急に、そういった状況に応じていくべきだということを求めてきましたけれども、それについては、この間、迅速に取り組んできたものだと思います。それでもまだこういう数字がようやく上がってきたところで、保護者の不安としては本当に行けるのか行けないのかというところがあるということは聞いておりますから、極力、多くのこういった方々の御不安、御懸念を払拭していくような提案は常にし続けていかなければならないんだと思います。  安全対策に関しては、やはり不安が残っているというふうにきょうのお話を伺っても感じたところでありますから、先ほどの陳情者の説明の中にもありましたように、本当に見守りの人たちが子どもの命を守ってくれるのかと。そのことに関しては、子どもの通学ということに関して、どこの学区であっても抱えている不安、懸念ではありますけれども、より距離が長いということで、そのリスクがさらに大きくなるということを考えると、より綿密にその計画を立てて保護者に提示していく必要があるのだと思います。  この要旨を拝見しますと、登下校時のスクールバスとしてマイクロバスの運行を要望しますとあります。マイクロバスは先ほど課長の説明では四、五十人と言いましたが、中型でも四、五十人なんていう定員はないわけです。確か、マイクロバスでも大きいほうでも二十七人ほどだったかなと思います。そうすると、これを全部かなえるためには何台バスを出さなければならないのかということも含めて、区は検討していないと認識をしておりますし、そもそも北沢小学校のスクールバスを出すときに、先ほど予算委員会で突如議会から反対があったかのような話がありましたけれども、そんなことは全然事実と違っていて、この文教委員会でその説明があった際に、私はそれは問題だということをいち早く提言をしております。  といいますのも、この世田谷区は基本的に徒歩通学だということを支持しているからであり、安易にスクールバスを出すということを教育委員会が突如として出してきたことに対して問題点を指摘したというところがスタートでありました。結果的に、北沢小学校の子どもたちに対してスクールバスを出したという事実が残ってしまったがために、もしかすると今回もこういう要望が出てきたんではないかなと思います。極力徒歩通学ということに関しては、学校の建てかえのときに城山小学校や太子堂小学校の子どもたちがかなり遠い距離を急遽歩かなければならなくなったということに対しても、徒歩通学ということをやってきたことかと思いますので、基本は徒歩通学なのだろうと私たちは考えているところでもあります。  とはいえ、安全対策がきちんとなされないということであれば、このマイクロバスということについては少し課題が多そうだなという気もしますので、この件に関して私たちは継続的に議論をしていくべきだと思いますので、態度としては継続を主張いたします。 ◆田中優子 委員 本当にこの間、いろいろな保護者の方からの声も伝わってきていて、おっしゃっているお気持ち、本当に一つ一つそのとおりだな、お気持ちよくわかりますというふうに私も思ったんですけれども、通学路も歩いてみたということや、一番私が思ったのが、自分の子どもだったら、私が保護者だったらどうするかなと、そういう立場で考えてみました。  本当に、一番遠かった場合、もう冗談じゃないよ、二キロですかみたいな、全員が二キロかかるわけじゃないですけれども、今までのところよりも遠くなってしまうといったらもうすごいショックで、しかも普通の工事期間の倍かそれ以上かかる。自分の学区域の学校に通えなくなるといったら、こんな迷惑はないなと本当に思いました。思ったんですけれども、本当に、自分の子も当時小学校に通って、例えば保育園からこれから来年、一年生で入る学校がそうなってしまうよと言われたらどうしようと思ったんですが、やっぱり私は歩かせたいと思いました。  というのは、頑張って歩くことで本当に、ほかの学校の事例を伺っていると、健脚になるよと。部活だ何だといろんなことをしなくても本当に歩く力は強くなるよというのは、何人からも実は聞いているんですね。  あと、この当該校の保護者の方からも、実はスクールバスは私は反対なんですと。大きな運動が起きているので、声を上げられないんですけれどもというような、歩くべきだと思うし、歩かせたい――歩かせたいとまでは言わないかもしれませんけれども、歩くのもいいと思います、仕方ないし、そういう環境になったらその環境の中で子どもたちがしっかり受けとめて、対応できる力をつけてほしいという保護者の方の複数の声も、実は私に届いているんですね。そういうこともあるし、自分の子どもに置きかえてみたときに、やっぱりバスではないんだろうなというふうに思うので、先ほど申し上げましたように、通学弱者の方、個別の配慮が必要な方に対しては重々配慮、対応をしっかりしていただきたい。そのことは言質もとりましたので、それは大丈夫ということでバスを走らせてほしいという要望に対しては不採択という立場でお願いしたいと思います。 ◆金井えり子 委員 この件に関しては、本当に特別だと思うんですね。本当に突然言われて、保護者の方々が、どうしようというふうな形になっているというところで、もうこれだけでも本当にストレスだと思います。お子さんにとっても今、自分が来年度からどこの学校に通うのかというところで、そこもとってもストレスを抱えているというところと、もちろん交通安全の面に関しても、死亡事故があった道という本当に恐ろしいところが、まだ記憶に新しいわけですよね。そういったところを通らなければいけない。もう一つ通学路を用意していますよというふうに教育委員会の方から御説明が以前ありましたけれども、そちらのほうだと今度は人けがないという問題があったりして、とても不安なところがたくさんまだまだ残っているということ。  それから、指定校変更についても、先ほどもお話ししましたけれども、遠いところに行かせるとか、近いところを選ぶとか、そういったことって本当に入学する時に家族で話し合って決めて、それで、皆さん指定校変更を決めていかれるところを、今回のような本当に突然の形で、しかも、この学校には通えませんからこっちの遠くに行ってくださいというような、何となく強制的な感じがするような、印象を持つようなところがあったかと思います。ですから、今回は本当に特例というか、特段の配慮が必要なケースだと思っております。  生活者ネットワークとしては、世田谷区のこういったところが何かあった場合に、どこでもスクールバスを出せと言っているのではなくて、今回のケースは特例として、今回の場合は趣旨採択という形でお願いしたいと思います。 ◆あべ力也 委員 意見を申し述べる前に、前回の北沢小学校のバスを出すというような内容に関する変更に関して、突如出てきたというようなことはないというような他会派からの御意見があって、それは間違いだみたいな話がありましたけれども、これは突如出てきた話です。あくまで議会として審議したのは予算案でありますから、予算案のという中では、バスを運行するということで案として出てきたものを、予算委員会の中で組み替えの動議が突如出て、その動議に賛成する会派の方が多数おられて、教育委員会としても予算案の中で示していたものを変更せざるを得なかったということでございますから、これは突如そういうことが出たということでありますから、何ら間違っておりませんので、この点は申し添えておきたいと思います。  その上で、態度でありますけれども、趣旨採択をしていただきたいということです。  その理由でございますけれども、今回の陳情者の御意見は、まさに耐震診断の結果、工事等も含めて、予定していた学校に通えなくなるという不測の事態が生じたということです。それで、私はやっぱり行政の仕事というのは、住民の皆さんに対して公平公正でなければならないということなんです。もちろん皆さん各委員がおっしゃっているように、ここの小学校はこれぐらい歩いているんだとか、健脚になるからいいんじゃないかとか、そういうお話もございますけれども、全くナンセンスだと思うのは、そもそも予定していた学校に通えない、これは行政の都合で通えなくなったということなんです。ですから、その小学校に通っている子どもや保護者の皆さんにしてみれば、ある意味、これは損害をこうむったようなものですよね。そうすると、マイナスなんですよ、現状が。それをほかの小学校や学校とかに通っていらっしゃる、公立学校に通っている皆さんと同じにするのには、行政としてどういう手当てができるのかといったときに、北沢小学校のときにも教育委員会のほうがスクールバスを運行しようという話で予算まで組んだということなんです。  ところが、今回は保護者の皆さんとの話し合いの中でスクールバスを出してほしいというような要望があったということですけれども、私が先ほど、行政のほうにも質問いたしましたけれども、その中でお話ししたように、議会の予算委員会で、突如議会のほうから予算の組み替え動議を出され、バス運行の期間を短縮せざるを得なかったということに鑑み、このことが多分に影響し、小学校の父兄の皆さんとの話し合いの中で、バス運行ということに踏み切れなかったのではないかというふうに察することができるわけであります。  ですから、私は、何ら落ち度のない子どもたちや保護者の皆さんが、通学路の延伸と、その通学路を長距離化することによって、さまざまな通学路の安全に対して不安を持たれているということは何ら不思議なことではありませんし、それに対して行政として何らかの手当てを、今まさにマイナスの状態でありますから、それをほかの小学校に通う生徒たちと同じレベルに引き上げるのには何らかのプラスをする手だてを考えなければならないと思うのが当然であると思います。これは、法的な解釈とか、再建的な、法的な論をまつまでもなく、当然に子どもたちや父兄の皆さんがこうむった不安ということをプラスの状態、最悪でも、ほかの学校に通う子どもや父兄と同じ状態にするのには何らかの行政サービスでそれを補わなければならないと思いますし、それがスクールバスの運行ということであれば、区民の要望をしっかり受けとめて、議会として結論を出すべきだと思います。  よって、この陳情者の陳情は趣旨採択ということでお願いしたいと思います。
    ○平塚敬二 委員長 それでは、本件の取り扱いについてお諮りいたします。  本件につきましては、趣旨採択、継続審査、不採択と意見が分かれておりますので、本日のところは継続審査とすることでお諮りしたいと思いますが、いかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 異議なしと認め、令元・一二号は継続審査とすることに決定をいたしました。  以上で請願の審査を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、2報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和元年第四回区議会定例会提出予定案件について、議案①世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 私からは、世田谷区立学校設置条例の一部を改正する条例につきまして御説明させていただきます。  まず、1の改正理由でございますが、世田谷区立池之上小学校の改築工事のため、仮校舎として北沢中学校第二校舎に移転することに伴い、位置を変更する必要がありますので、条例の一部を改正するものでございます。  次に、2の改正内容でございますが、資料を一枚おめくりいただきまして、横書きの新旧対照表をごらんください。対照表の裏面に、本条例の別表2の部で、区立小学校の校名と位置を定めておりますが、池之上小学校につきましては、位置を代沢二丁目四十二番九号から北沢四丁目三十二番二十号に改めます。  かがみ文にお戻り願います。3の施行予定日でございますが、令和二年四月一日を予定しております。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、報告事項①議会の委任による専決処分の報告(雨どい損壊事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 私からは、雨どい損壊事故に係る損害賠償額の決定につきまして御報告をさせていただきます。  なお、事故発生報告につきましては、本年九月の本委員会におきまして御報告をさせていただいております。  まず1の事故の概要でございますが、(1)の発生日時、(2)の発生場所につきましては記載のとおりでございます。(3)の事故内容でございますが、本年九月八日から九日にかけて発生いたしました台風十五号の影響によりまして、世田谷区立用賀小学校の桜の枝が飛散し、民家の雨どいを損傷させたものでございます。  2の相手方への損害賠償額につきましては、十九万九千八百円でございます。  3の専決処分日につきましては、令和元年十月二十五日でございます。  御報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、報告②議会の委任による専決処分の報告(自転車運転者負傷事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明をお願いします。 ◎内田 学校職員課長 それでは、議会の委任による専決処分の報告としまして、自転車運転者負傷事故に係る損害賠償額の決定について御説明をさせていただきます。  なお、本件の事故につきましては、九月二日の当委員会におきまして、発生報告とさせていただいたものでございます。  事故の概要につきましては、前回の御報告のように記載のとおりでございます。1の(6)の過失の割合は、区側が十割、2の損害賠償額につきましては、九千三百九十六円でございます。  専決処分は十月二十一日に行いまして、相手方への支払いを進めさせていただきました。  まことに申しわけございませんでした。  御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、議会の委任による専決処分の報告(自動車損害事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明をお願いします。 ◎内田 学校職員課長 続いて、議会の委任による専決処分の報告としまして、自動車損傷事故に係る損害賠償額の決定について御説明をさせていただきます。  本件の事故につきましても、九月二日の当委員会におきまして発生報告とさせていただきました。  事故の概要につきましては、前回の御報告のように記載のとおりでございます。1の(6)の過失の割合は、区側が十割、2の損害賠償額につきましては、十二万一千七百七十七円でございます。  専決処分は十月二十一日に行いまして、相手方への支払いを進めさせていただきました。  まことに申しわけございませんでした。  御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 報告④議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育指導課長 それでは、議会の委任による専決処分の報告といたしまして、自動車事故に係る損害賠償額の決定について御説明をさせていただきます。  なお、本件の事故につきましては、九月二日の本委員会において発生報告をさせていただいたものでございます。  事故の概要でございますけれども、前回御報告したように、こちらに記載のあるとおりでございます。1の(6)の過失の割合につきましては、区側が十割、2の損害賠償額につきましては、十七万五千百七十六円でございます。  専決処分は、十月三十日に行いまして、相手方への支払いを進めさせていただきました。  このたびはまことに申しわけございませんでした。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(2)台風第十九号に伴う区の主な対応について、説明をお願いいたします。 ◎會田 教育総務課長 それでは、台風第十九号に伴う区の主な対応について御説明をさせていただきます。  なお、本件は企画総務、区民生活、福祉保健、都市整備、文教の五常任委員会及びオリンピック・パラリンピック等特別委員会のあわせ報告です。御説明は、主な対応について、こちらが領域ごとに取りまとめておりますので、文教常任委員会に関連の御説明とさせていただきます。  なお、九ページから参考資料として、三つの参考資料をつけさせていただいておりますが、ちょっとごらんいただきますと、九ページの台風第十九号に関する被害状況について、また、風水害応急対策・復旧対策の課題整理と今後の対応について及び世田谷区災害復興本部の設置についてでございます。こちらにつきまして、台風第十九号に関する被害状況については、都市整備常任委員会及び災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会で報告、風水害応急対策・復旧対策の課題整理と今後の対応については、災害・防犯・オウム問題対策等特別委員会で報告、世田谷区災害復興本部の設置については、企画総務常任委員会での報告となります。  かがみ文をごらんください。1の主旨でございますが、非常に強い勢力を維持したまま日本列島を襲いました台風第十九号の対応につきまして、区では、十月十日に災害対策本部を設置し、区民の安全を第一として、区の業務及び行事の中止や自主避難場所の開設準備などの予防対策業務、水防活動などの応急対策業務、被災者支援などの復旧対策業務に取り組んでまいりました。これまでの主な対応につきまして御報告するものです。  七ページをごらんください。こちらの6からが教育領域ということでの、当委員会関連の主な取り組みでございますので、こちらについて御説明をさせていただきます。  (1)の①ですが、学校施設の応急対応です。幼稚園、小中学校の施設被害への対応や学校からの相談対応を行いました。②区立幼稚園・小学校・中学校の臨時休園(校)、また、新BOPの休止についてです。十日の木曜日に臨時休校とする旨のメールにつきまして、区立幼稚園、小中学校長宛てにメールを送信しており、また、各学校、各幼稚園から保護者への周知をしたところです。③子どもたちの心のケアでございます。担当教員やスクールカウンセラー等による心のケアを実施いたしました。④教科書を消失、破損した児童生徒へ教科書を無償給与ということで、小学校三校、中学校二校を対象に、十名より申し出がありました。また、教材メーカーからの寄附を受けて、新しい教材を提供もいたしているところです。⑤の生涯学習関係施設の臨時休館及びイベントの休止等でございます。図書館は中央図書館、地域図書館図書館カウンターの全館を臨時休館といたしました。次大夫堀公園、岡本公園の両民家園を臨時休館といたしました。これに伴い、イベントといたしましては、図書館のおはなし会や、民家園の茶会を休止といたしました。  7の今後の取り組みでございますが、(1)今回の教訓を生かし、風水害対策総点検を実施の上、各種マニュアル等の修正に順次取り組み、予算案に反映してまいります。(2)水防計画・地域防災計画につきましては、国や都、警察や消防など、多くの関係機関との調整が必要となりますので、令和二年度の修正となる予定でございます。  引き続き、被災者支援など復旧対策業務に取り組んでまいります。  御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 教育分野ですので、教育領域の④の教科書等の提供というところで、私の地元の小学校も数多くの、罹災した子どもたちの声も、また中学生の声も聞いてはいるんですが、区全体的には、各学校と言うと語弊もあるでしょうから、幼小中のそれぞれの、いわゆる水害等で被害に遭われた児童数というのはどのようになっていますか。 ◎青木 教育指導課長 このことについて、おけがをしたというようなところの情報はございません。それで、こちらに出ております教科書の提供について、十名の方からのお申し出があったというところでございます。 ◆板井斎 委員 具体的に何人のお子様の、児童生徒のうちが、今回被災、浸水被害に遭ったのかという、それぞれの学校数をおわかりだと思うので、それぞれどこの学校が何人ということは結構ですから、全体でそういう対象のお子さんが何人いるのかというトータルの数字を聞きたいので、この十人という数字は書いてあるのでわかっていて質問しているんですが、改めてお答えください。 ◎青木 教育指導課長 今お話がありましたように、どのぐらいの被害に遭ったかというところについては今、手元にございませんので、確認して御報告したいと思います。 ◆板井斎 委員 まさに教育委員会というのはそういう――その数字が出ないからと決めつけることはしませんが、やはりその数字が出てこないということは、どれだけの子どもがそういう被害に遭ったかということ、その上で心のケアだとかというふうにつながっていく話だと思います。私自身はある程度把握しております。  実際に長期に学校を、一週間とかそのぐらい、それぞれに地元を離れて、親戚や知人のところに身を寄せていたということも実際にあるわけですよ。だから、そういう子どもとか、ある程度、心のケアをするというのは、当然、まず被害に遭われた児童生徒であって、それで災害の様子を見て不安になっているという児童生徒もいらっしゃるわけだし、実際問題、被災はされていないけれども、親子総出で家具等の災害ごみ等を出されているところを見たから言っているわけで、決算委員会教育長に教材の支援とか心のケアをやってほしいと申し上げたのは、まさにそのことであって、その数字が出てこないということは、申し出があった数だけを書くのは誰でもできるわけですよ。そこに寄り添ってくださいというふうに申し上げたつもりなんですが、把握しているんですか、把握していないんですか。学校に聞いたんですか、聞いていないんですか。教えてください。 ◎渡部 教育長 私たちは、委員からお話をいただきまして、子どもの様子を把握するということには、次の日からスクールカウンセラーや担任やというところは把握をしてまいりました。ただ、自宅がどのくらいというところを子どもに直接聞いて数として上げるということはしていませんでした。今、委員からのお話をいただいて、その必要性を今感じていますので、観察だけではなく、子どもたちからも聞き取りをして、その上でお答えができるようにしたいと思います。 ◆板井斎 委員 玉堤小学校は二十名の子どもがそういう浸水被害に遭っていて、二人は長期間、地元を離れていてという数字が出て、尾山台だって十名いますよ。そういうように実態をつかめずに教育委員会は話をするのかということは、その学校も、直接手を挙げさせるんじゃなくて、そう思われるお子さん一人一人丁寧にいろんな情報を、地域から情報をいただきながら、その数を出していきましたと地元の校長先生はおっしゃっていましたよ。それで校長先生のところに呼んだり、スクールカウンセラーのほうにつないだりということは、それは丁寧にやっていますよ。ですから、いきなりアプローチはしていないんです。それは普通そうだと思いますよね。そういう配慮がされているのかどうかということを、やっぱり現場を知らなければ、皆さん方はこういう報告書を出せないんじゃないですかね。それをしていないで出してくるというのは、私はちょっと無責任だと思います。把握してくださるということでしたので、意見として申し上げます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(3)学校におけるICT環境推進の実施状況について、理事者の説明をお願いします。 ◎會田 教育総務課長 学校におけるICT環境推進の実施状況について御報告いたします。  1の主旨でございます。  第二次世田谷区教育ビジョン・第二期行動計画、世田谷区教育の情報化推進計画・第二期行動計画に基づき取り組んでおりますが、五月の当委員会において、推進状況ということで御報告した内容の今日までの実施状況という形で今回報告するものでございます。  2のICT環境推進の実施状況等でございます。  1)から4)になりますが、1)のBYODを視野に入れたオープンなクラウド環境の構築・検証からでございます。概要は記載のとおりですが、②の実施状況でございますが、別紙1、2とつけさせていただいておりますが、初めに別紙2のほうを確認させてください。こちらにつきましては、前回の五月の委員会のときでも報告されたほぼ同じものでございますけれども、今回につきましては、BYODを視野に入れたクラウド環境、それからeラーニング、それからICT支援員、そして特別教室のICT環境整備、こちらは中学校ですが、こちら四点につきまして、ハード、ソフト、人材、一体となって今年度推進してまいりますということの説明でございます。  一つ戻っていただきまして、別紙1をごらんいただけますでしょうか。こちらが、BYODを視野に入れたクラウド環境につきましての簡単な図という形で示させていただきました。一番下から、こういったBYODの、いわゆる各学校の教室からのネットワークを通じての接続、また、各家庭からも接続することがあるのではないかということから、こちらの真ん中の雲のようなもの、前回はただの雲でしたが、こちらに教育用クラウド基盤、インターネット上のパブリッククラウド環境として構築するということでございます。こちらにつきまして、頭にポータル画面のようなものがございまして、こちらにログインする。そして、仮想環境に接続するような形をとることによって、フィルタリング、ウイルス対策、ユーザー管理とありますが、セキュリティーを保ちつつ、上にありますeラーニング、またこれからさまざまな各種教育コンテンツに接続できる環境、セキュリティーを保ちつつ、新しいコンテンツに対応できるような環境ということで、このようなものを構築していっているというところでございます。  かがみ文にお戻りください。実施状況ですけれども、こちらのほうで委託先の事業者といたしまして、プロポーザルで、株式会社江守情報を選定させていただいております。七月から十月末にかけてクラウド基盤の構築と、その後の検証、学校での検証に向けた準備作業を行ってまいりました。検証校といたしましては、中学校、具体的には船橋希望中学校と北沢中学校ということで決めさせていただいています。予算額については記載のとおりです。今後のスケジュールですが、これから、今年度、そして来年度にかけて検証校二校を中心として検証作業を行って、実際BYODが可能かどうか、クラウド基盤を活用して行ってまいりたいと思っております。そして、令和三年度には、中学校全校、二十九校への活用開始を予定しているとともに、教育総合センター開設にも当たりますので、こちらのほうでも教材研究等にも横串の、学校を横にしたような教材研究の場というようなところでも活用してまいりたいというふうに考えているところです。  続きまして、2)のICTを活用した学習支援の中学校全校展開でございます。  概要は記載のとおりですが、②の実施状況でございますが、昨年からの四校から今回六月に中学校二十九校全校に拡大実施をいたしたところです。また、個別最適化に向けた取り組みとして、総合学力調査(数学)を全校で実施し、個に応じた予習を進められるようにしたところでございます。予算額については記載のとおりです。スケジュールでございますが、六月に全校実施というところでございますが、裏面に行っていただきまして、この十一月、あるいは令和二年、年が明けた一月に、実際の検討委員会、eラーニングを実際行ってどうかというようなところでの検討委員会の実施を予定しているところです。また、データ検証については、業者や教育指導課において毎月検証を行っているというのが現在の進捗状況でございます。  3)の円滑な授業実施に向けたICT支援でございます。概要については記載のとおりでございますが、実施状況といたしまして、委託先事業者をプロポーザルにより、株式会社内田洋行を選定させていただいております。九月末から拠点校にICT支援員三名の配置を開始したところでございます。十月から、拠点校を中心に各学校にICT支援員を派遣し、支援を行っているところです。拠点校といたしまして、松原小学校、烏山小学校、船橋希望中学校の三校を選ばせていただいております。予算額については記載のとおりです。④のスケジュールでございますが、九月に事業開始ですが、今後は二月をめどに、ICT支援はどうだったかという、まず今年度の検証というところで検証委員会のようなものを予定しているところでございます。  4)の中学校特別教室のICT環境整備でございます。概要については記載のとおりです。こちらにつきましては、昨年度、小学校の特別教室のほうへ整備いたしましたが、中学校への配備は七月から八月に実施いたしました。予算額については記載のとおり確保、配備できましたので、これで小中学校の特別教室の配備もできたという状況でございます。  今年度、ここまでの実施状況について説明させていただきましたが、今後の進捗につきましても適宜御報告させていただきながら、進めてまいりたいと考えております。  御報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 プロポーザルで選んだということが二つ報告されているんですけれども、委託事業者はそれぞれ何社ぐらい手を挙げていたのか、教えてください。 ◎會田 教育総務課長 まず、BYODを視野に入れたオープンなクラウド環境のほうでございますけれども、具体的に手を挙げていただいた数は五社です。ただ、実際に、いわゆる提案書につきましては、最終的には二社になりました。そして、二社からの提案書に基づいて評価をし、そのプランのプレゼンテーションということで行っていただいて、その二社のうちから江守情報を選定させていただいたというのがこちらのクラウド基盤についてでございます。  続きまして、ICT支援員でございますが、こちらについてもプロポーザルを実施したわけでございますが、最終的な提案書につきましては一社のみでございましたので、内田洋行の提案が的確なものかどうかという的確性審査というような形で決めさせていただきました。 ◆田中優子 委員 では、まず最初のほうなんですけれども、この予算額というのは、プロポーザルをした会社のほうでの提案の予算額なのか、区が提示した予算額なのか。五社が、結局最終的に提案書を出したのが二社にしかならなかったというのは、その予算額では合わないからなのか、その辺を教えていただけますか。 ◎會田 教育総務課長 まず、予算額についてでございますが、こちらはあくまで予算額でございますので、プロポーザルの段階でその予算の上限額は示させていただき、この範囲内というところで提案をいただいたというものでございます。  そして、実際に最初、参加事業者ということで、提案参加の表明書は五社からいただいたわけですが、これが二社になってしまいました。それにつきましては可能な限りでのヒアリングといいますか、させていただいた限りでは、予算的なものもあったかもしれませんが、やっぱり今回、二十三区では全くやったことのないということで、技術的なところにかなり困難なものがあったというようなお答えをいただいています。 ◆田中優子 委員 ちなみに、この範囲内でという上限の金額、予算額というのは幾らだったんですか。 ◎會田 教育総務課長 提案限度価格ということで、三千百三十四万円税込みという形で説明書に記載させていただいております。 ◆田中優子 委員 結局、上限目いっぱいということだったわけですね。
     もう一つのほうなんですけれども、提案書を出したのは一社のみだったから、適正審査みたいなことだったという御答弁があったんですけれども、だとしたら、プロポーザルにより選定という書き方は正しくないんじゃないかというふうに思うんですけれども、それはいかがですか。 ◎會田 教育総務課長 プロポーザルということで、所定の手続を踏み、提案要求を出してもらい、その結果として、手を挙げていただいたのが一社ということでございますので、的確性の審査ということで、きちんと基準に基づいて審査し、一定の合格点があったということで選ばせていただいたということでは、それはプロポーザルということでよろしいかと思っています。  それから、一つつけ加えさせていただきますが、こちらに書いてあります先ほどの三千百三十四万円というのは予算額でございまして、契約額ではございませんので。失礼いたしました。 ◆田中優子 委員 プロポーザルにより選定するということは最初にやった。やったんですけれども、報告を聞いて、結果的に選定じゃないじゃないですかと思ったわけですよ。一社しかないんだから、的確性審査となったみたいなことが何かつけ加えられていないと、本当の状況というのはわからないなというふうに思った次第です。聞かなかったら一社だったということはわからないわけですよね。最初からプロポーザルにより選定を行ったが、一社のみだったので的確性審査としたというふうに書いてもらったほうが、委員会としては聞かなくても正しい情報がすぐに把握できるというふうに思ったので、そのように今後考えていただきたいなということが一つと。  それから、支援員を三名つけたというわけですね。これは十月からなので、半年の予算が一千九百五十七万一千円ということなのでしょうか。 ◎加藤 副参事 おっしゃるとおり、開始時期からの、九月からの予算ということでございます。 ◆田中優子 委員 そうすると、単純に言うと、三名だから、人件費として、一人約六百五十万円ですということですか。 ◎加藤 副参事 そのとおりでございます。 ◆田中優子 委員 特別な技術というか、スキルを持っていらっしゃる方なのかもしれないんですけれども、どのぐらい派遣で働いていただいてというか、支援していただいて、半年で六百五十万円、単純に言うと、一年だったら、お一人に対して一千三百万円という人件費ですよね。私は、それが高いのか安いのかちょっとわからないわけです。これでも全然安いよというすごいスキルを持った方が各学校に入ってくださるのか、ちょっと高過ぎないかというふうに単純に思ってしまうんですけれども、それはどういう理由でこれだけの人件費がかかるんですか。 ◎加藤 副参事 この費用の中には、この三名の方の交通費等も入っておりまして、その金額になっているということでございます。それから、三名の方と私も面接をしましたけれども、大変技術にたけた方を派遣していただいておりまして、学校での様子も視察に行きましたけれども、学校も大変助かっているというふうに申しておりました。  それから、長くなって申しわけありませんが、現在三校が研究校なので、研究のお手伝いをしながら、ICTの準備等も含めて進めているわけですけれども、プログラミング関係や環境整備で、現在のところでも既に三十五件、ほかの学校から派遣してほしいというような依頼が来ております。これはまた今後とも伸びていくというふうに考えております。 ◆田中優子 委員 需要はわかるんですけれども、この一人に一年お願いしたら、交通費も込みとはいえ、主に手当の部分が大きいと思うんですけれども、一千三百万円というのは、例えばほかの自治体とか、そういう状況も勘案してというか、鑑みて、全く適正な価格だというように判断されているんですか。 ◎加藤 副参事 幾つかの実施している自治体の状況も視察、フォローしてこういう判断というふうに考えております。 ◆あべ力也 委員 それぞれプロポーザルとかの結果は載っているんだけれども、例えば、その的確性審査をこういう審査基準で審査をしたとか、あとはプロポーザルの選定に当たっての経過であるとかということは、この資料にはないので、それは申しわけないですが後からもらえますか。 ◎會田 教育総務課長 今まで指定管理であるとか、あるいは規模の大きなものについては、報告の段階でそういった評価基準であるとか、点数であるとか、そういう報告もさせていただきましたが、今回それについてはこの報告では載っていない形となっておりますので、そちらにつきましては後ほどお配りできればと思っております。 ○平塚敬二 委員長 開会から二時間経過いたしましたので、ここで昼食休憩を三十分程度とりたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 それでは、十二時四十分再開ということで休憩いたします。     午後零時九分休憩    ──────────────────     午後零時三十九分開議 ○平塚敬二 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。  (4)学校給食における生ごみの取り扱いについて、理事者の説明をお願いします。 ◎桐山 学校健康推進課長 私からは、学校給食における生ごみの取り扱いについて御報告申し上げます。  まず、1の主旨でございますが、学校給食は、児童生徒の健康の保持増進を図るとともに、食に関する正しい理解を深めることなどを目的に実施しております。学校給食は、大量に調理し、提供を行っている中で、生ごみとして排出されている現状があり、その生ごみの取り扱いについてこのたび御報告するものでございます。  次に、2の現状についてですが、学校給食から排出される生ごみは、給食での食べ残しによるものと、野菜くず、調理くずの二種類となっております。生ごみの回収運搬は民間事業者へ委託し、給食調理施設のある自校調理方式校、親子調理方式の親校、太子堂調理場からそれぞれ回収を行っております。過去三カ年の回収実績につきましては以下のとおりでございます。  なお、平成三十年度の施設、学校別の詳細につきましては、別紙の平成三十年度生ごみ回収量一覧を御参照願います。一枚目が平成三十年四月から十月分、二枚目が平成三十年十一月から平成三十一年三月、総計となっております。  最後に、3の生ごみの減量化に向けた取り組み等でございます。  給食の食べ残しの減量化に向けた取り組みとしましては、まず子どもたちの食への関心を高めるために、児童生徒から希望をとるリクエスト給食などを実施しております。さらに、食べ残しの多かった献立につきましては、調理方法や味つけを変えるなど、家庭への働きかけも行いながら、さまざまな工夫を講じております。  なお、回収した生ごみにつきましては、民間事業者委託による飼料化、家畜用の配合飼料原料の製造リサイクル処理を実施しているところでございます。  私からの報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 まだデータをちゃんと見ていないんですが、この月ごと、学校ごとのデータが出たのはよかったと思います。  それで、一枚目の資料の①食べ残しですけれども、食べ残しはちょっと減っているかなぐらいですかね。何か工夫が反映されているのかどうか。②の野菜くずのほうです。これが何か年々すごくふえている気がするんです。これには何か材料を変えているというか、何か原因があるんですか。調理くず、野菜くずがふえているというのは。 ◎桐山 学校健康推進課長 こちらの資料のほうにも記載しておりますけれども、平成二十八年度から比べますと、平成三十年度まで児童生徒数がふえているというような現状がございますので、やはりそういった観点も大きな要素なのかなというふうに考えております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(5)世田谷区立松丘小学校増築棟(新BOP室)の整備について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 それでは、私より、世田谷区立松丘小学校増築棟(新BOP室)の整備につきまして御報告をさせていただきます。  なお、本案件につきましては、福祉保健常任委員会とのあわせ報告となります。  まず、1の主旨でございますが、世田谷区立松丘小学校につきましては、これまでに児童数の増加に対応するため、平成十七年度から指定校変更制限を実施するとともに、各諸室を普通教室への用途転換及び給食室等の改修を行ってまいりました。しかしながら、さらなる児童数の増加が見込まれることから、令和四年度から既存校舎棟での普通教室の確保が困難となる見込みであるとともに、新BOPの大規模化への対応が必要であることから、普通教室等の確保に向けた検討を行ってまいりました。このたび、現在新BOP室として使用している室を普通教室に転用することとし、隣接する区有地であります現教育会館の敷地及び利用者用駐輪スペースの一部を学校敷地として新BOP室等を配置する増築棟の整備につきまして取りまとめましたので、御報告するものでございます。  次に、2の整備の概要についてでございます。  (1)基本的な考え方につきまして、①の増築棟の配置でございますが、資料の三ページ目の別紙をごらん願います。こちらは、案内図と現況配置図となってございます。学務課の児童推計では、令和五年度におきまして三十二クラスまで達するため、既存校舎棟のみでの普通教室の確保が困難でありまして、また、敷地内に増築する余地がないことから、小学校敷地の南側の緑道を挟みました斜線部分の区有地を学校敷地として増築棟を整備するものでございます。  なお、現在、計画敷地内にございます教育会館の利用者用駐輪スペースを確保するため、計画敷地の西側の隣地を使用貸借する予定としてございます。  かがみ文の一ページ目にお戻り願います。②の主な諸室でございますが、既存校舎棟に普通教室を確保するため、現在、新BOP室として使用している二室を普通教室へ転換することとし、増築棟には新BOP室の活動スペース及び事務室などを配置する予定です。  次に、③の発注方法及び建物構造でございますが、既存校舎棟が築五十年であることを踏まえまして、今後、改築する時期や施設状況、また、児童数の状況等を踏まえた柔軟な対応ができるように、七年間のリース方式といたします。  なお、七年目以降の契約につきましては、適宜状況を見きわめた上で、契約更新の必要性を一年ごとに判断することとします。  また、敷地形状による建築条件に基づきまして、階数は二階建て以下とし、建物構造を準耐火構造とする必要がございます。かつ、建設経費の抑制とともに建物解体の容易性を考慮いたしまして、軽量鉄骨造として計画をいたします。  ④の通学区域につきましては、今後の児童数の動向を踏まえた上で、周辺校との通学区域の変更など、ソフト面の対応につきましても継続して検討してまいります。  裏面をごらん願います。次に、(2)施設の概要でございますが、①の敷地概要は記載のとおりでございます。②の建物概要でございますが、増築棟の延べ床面積は約三百三十平米を予定してございます。  次に、(3)新BOPの大規模化への対応についてでございます。新BOPの大規模化への対応につきましては、今後も隣接地などの活用の検討や、これまで取り組んできましたランチルーム、家庭科室、少人数教室、学校図書館等のさらなる活用を進めるとともに、普通教室をBOP室として兼用利用することの有効性の検討なども含めまして、学校施設の有効な活用に取り組んでまいります。  次に、3の概算経費でございます。  (1)概算事業費は、七年間のリースで、増築棟の設計工事や設備の保守、既存校舎の改修なども含めて約二億五百万円でございます。  最後に、4の今後のスケジュールでございますが、令和二年四月から令和三年六月ごろにかけまして設計工事を行い、その後、新BOP室の引っ越し後、既存校舎棟の改修工事を行う予定としてございます。  御報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(6)世田谷区立弦巻中学校・松丘幼稚園改築基本構想について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 私からは、世田谷区立弦巻中学校・松丘幼稚園改築基本構想につきまして御報告をさせていただきます。  まず、1の主旨でございますが、世田谷区立弦巻中学校と松丘幼稚園につきましては、施設の老朽化等の状況を踏まえ、昭和三十三年から三十六年に竣工している中学校の北側校舎棟を中心に改築するとともに、平成二十六年度策定の区立幼稚園用途転換等計画に基づき、認定こども園へ用途転換する松丘幼稚園との複合化を図るものとして、平成三十年度に改築整備方針を策定いたしました。この間、学校長を初め、地域等の方々にも委員として参加していただきました改築基本構想検討委員会におきまして検討を行い、このたび、改築基本構想をまとめましたので、その内容につきまして御報告するものでございます。  2の基本構想の概要でございますが、(1)の基本方針は、整備に当たって、四つの基本的な方針を掲げております。(2)の計画の概要でございますが、①の敷地概要は記載のとおりでございます。②の建物概要は、改築する校舎棟は四階建てとし、体育館棟とプール棟につきましては、表の一番右側に存置と記載がありますように、改修を行った上で継続利用する計画でございます。  なお、改築校の全体の延べ床面積は約一万三十平米を計画しております。③の主要室構成は、中学校認定こども園につきまして、それぞれ記載のとおりでございます。  裏面をごらん願います。(3)の計画の特色につきましては、別紙でつけさせていただいてございますA3の図面をごらんください。まず、配置計画、動線計画についてでございます。改築する校舎棟及びこども園の配置は、近隣の住環境の変化や改修して利用する体育館棟、プール棟への動線に配慮いたしまして、基本的に現在の校舎棟と同じ配置といたしました。  なお、校舎棟が三、四階の北側外壁部分を後退させ、また現在の外壁の位置よりも後退させることによりまして、周辺への圧迫感や日影、通風の影響に配慮し、認定こども園の部分につきましては、二階建ての計画としております。生徒の主な通学動線は、西門を想定いたしまして、園児の通園動線は北側及び東側に分散が可能な計画とすることで、周辺住環境にも配慮した動線計画としております。  次に、平面計画についてでございます。まず、中学校につきましては、北側の校舎棟には、普通教室を二階から四階に学年ごとのまとまりを確保し、特別支援学級は動線や見守りに配慮し、現在と同様の一階に集約した配置としております。職員室や保健室などの管理諸室につきましては、校庭への視認性など、管理運営に配慮し、一階に集約した配置としています。生徒の昇降口は校舎棟の西側の二階の配置としております。特別教室は、主に体育館棟、プール棟の一階を改修して配置し、また、体育館との動線は、現在は一階のみですが、二階からの動線も確保しております。また、屋上プールの円滑な動線を確保するため、プール棟にもエレベーターを設置します。地域開放につきましては、屋内運動場や格技室等に加え、新たに音楽室、図書室などの特別教室や多目的室の活用を図るものとし、動線やセキュリティー区分に配慮した計画としてまいります。  次に、認定こども園の平面計画についてでございます。保育室は日当たりのよい環境を確保するため、園庭に面した配置としました。また、職員室は出入り口に近接した配置とし、預かり保育室は、園児の見守りに配慮して、職員室に近接した配置としております。中学校とこども園は、一階、二階の廊下から行き来ができるよう動線を確保するとともに、二階には交流が図れる空間を確保します。  かがみ文の三ページ目をごらん願います。3の概算経費でございます。  (1)の概算工事費は、約四十二億八千万円を見込んでおります。内訳は記載のとおりでございます。  なお、経費につきましては、諸室の配置等も今後含めまして、基本設計におきまして、さらなる経費縮減に向けて検討を進めてまいります。  最後に、4の今後のスケジュールでございますが、十二月に住民説明会の開催を予定しておりまして、その後、基本設計、実施設計を行いまして、仮設校舎の建設、既存校舎の改修工事、解体工事、改築工事と進めまして、令和六年度に新校舎の竣工を予定しております。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 認定こども園の用途転換もあわせての報告になっているんですけれども、用途転換の細かなことは委員会に報告しているのかどうかをまず確認したいんですけれども。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 個別の松丘幼稚園の用途転換計画につきましては、今後計画を策定いたしまして、委員会で御報告する予定でございます。 ◆板井斎 委員 認定こども園ということは、今後、園の募集については、仮設園というか、その募集のあり方と、その仮設というのと、これは既存の、五年、六年で卒園生を出した後、七年から新しくなるということなんですか。それとも、その前ですから、二年か三年ぐらいで募集停止をして、五年、六年で工事をするという、その幼稚園との関係について教えてください。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 実際の新しいこども園がいつ開設するかについては、今後、細かいところは調整になるかとは思いますけれども、基本的には、でき上がるまでは今の松丘幼稚園を使いまして、でき上がったところで、新たに弦巻中学校のこども園に移っていくというような形になります。 ◆板井斎 委員 あと、このこども園については、前回の公私連携という形になるんでしょうか。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 こちらのほうは区立の幼保連携型認定こども園を現在想定しております。 ◆下山芳男 委員 松丘幼稚園は今、結構広い、立派な園庭がありますよね。それは今後の予定とかは考えているんですか。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 今後の予定につきましてはまだ決まってございません。庁内で検討することになるかと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (7)世田谷区立小中学校体育館空調設備賃貸借の受託候補事業者の決定について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 私からは、世田谷区立小中学校体育館空調設備賃貸借の受託候補事業者の決定につきまして御報告をさせていただきます。  本賃貸借につきましては、プロポーザル方式による公募を実施いたしまして、受託候補事業者が決定をいたしました。  まず、2の受託候補事業者ですが、(1)名称は、NTTファイナンス株式会社でございます。  3の選定評価につきましてでございます。  審査は一次審査と二次審査に分けて実施をいたしました。まず、(1)の一次審査につきましては、四事業者から応募がございましたが、業務実績と業務実施体制につきまして客観的な評価による採点を行った結果、全事業者を選定いたしました。(2)の二次審査につきましては、四名の審査員により一時審査を通過した四事業者のうち、三事業者から提出された提案書につきまして、各評価項目における評価の着目点に基づきまして審査を実施し、採点を行いました。  裏面をごらん願います。二ページから三ページの上段にかけまして記載しております評価項目ごとに評価を行いまして、審査の結果、三ページ目の③の表のとおり、合計点が最も高かったNTTファイナンス株式会社を受託候補事業者として選定をいたしました。  なお、表の一番右側の列に、評価項目ごとの配点及び配点の合計点を記載してございます。  最後に、4の今後の予定でございます。別紙でプロポーザル実施要領を添付させていただいてございますが、小中学校の四十六校を受変電設備の電気容量の余裕の有無などによりまして、三つのグループに分けまして、令和二年度の八月までに順次設置をしてまいります。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(8)世田谷区立池之上小学校改築基本構想案作成支援業務委託の受託候補事業者の決定について、理事者の説明をお願いします。 ◎秋元 副参事 それでは、世田谷区立池之上小学校改築基本構想案作成支援業務委託の受託候補事業者の決定について御報告いたします。  今回、池之上小学校の改築に伴いまして、基本構想案作成支援業務の事業者をプロポーザル方式により決定しましたので御報告するものです。  1の受託候補事業者ですが、(1)のとおり、株式会社石本建築事務所東京オフィスに決定をいたしました。(4)の主な実績でございますが、世田谷区では太子堂小学校の設計等を手がけておりまして、その他、都内でも多くの小中学校の実績がございます。  2の選定評価ですが、(1)の一次審査といたしまして、提出書類によりまして下の表の1と2になりますが、事業者及び担当チームの業務実績、保有資格等に基づきまして所定の配点による客観的評価を行うとともに、表の3にありますとおり、八名の審査員によりまして、提案書に基づく評価を行いまして、これらの合計点により一次審査通過事業者を選定いたしました。  裏面をごらんください。③にありますとおり、七事業者から提案がございまして、上位五社を二次審査対象として選定をいたしました。左から二番目に配点をお示ししておりますが、上位五社はいずれも六割以上の評価を得た事業者になります。
     次に、(2)の二次審査では、先ほどお示しした八名の審査委員によりまして、事業者へのヒアリングを行いまして、受託候補者、広報事業者及び次席を決定いたしました。評価項目といたしまして、表にありますとおり、1の取り組み意欲、2と3では業務の理解度になっておりますが、2は世田谷区の学校改築にどれほど理解があるか、また3では、事業者の今後の役割への理解を評価項目にしております。評価項目の4は、次ページの審査結果の表にもありますが、配点を大きくしておりまして、道路等の周辺の条件、用途地域による高さ等の制限などを踏まえまして、提案に具体性があるかを評価しております。最後の5では、基本構想を短期間でまとめることへの方針が妥当であるかを評価しております。  次ページの③の二次審査結果ですが、事業者のDが、いずれの評価項目でも最も高い評価を得ておりますことから、Dを受託候補者として選定し、二位のE社を次席として選定をいたしました。  3の今後の予定でございますが、今年度に基本構想を策定いたしまして、令和二年度に基本設計を予定しております。  なお、参考に今回の事業者選定プロポーザルの提案募集要領をおつけしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  報告は以上となります。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 一次審査結果の段階で、この配点は各事業者に伝わっているんですか。 ◎秋元 副参事 これは、事業者のほうには配点は伝えてございません。内規でこちらで事前に定めてあるものでございます。 ◆田中優子 委員 では、二次審査の結果も同じくですか。 ◎秋元 副参事 そのとおりでございます。評価項目は示してございますが、点数の配分は示してございません。 ◆田中優子 委員 では、きょうこうやって委員会で報告された後は、オープンなデータというか数字、例えば情報開示請求したときに出てくる数字であるということでよろしいわけですか。 ◎秋元 副参事 そのとおりでございますし、事業者のほうとすれば、毎回、こういうプロポーザルをやると、何位であったのかとか、何点であったのかというのを聞いてきますので、それはお知らせをするように今しております。 ◆田中優子 委員 では、委員会に報告があった後には知らせるということなんですね。  その一次審査の結果の合計点と、二次審査の結果の合計点、それぞれあるじゃないですか。それを足すということではなくて、一次審査は一次審査を通過するかしないかということの評価で、あくまでもゼロベースで、この二次審査に残った人たちは、二次審査の合計点だけで決まるというやり方なんですか。 ◎秋元 副参事 そのとおりでして、プロポーザルのやり方ですとか、施設によっては違うと思いますけれども、今回の場合は、一次審査では主に実績ですとか、会社の規模ですとか、要資格者の人数ですとか、そういうことで決まってしまいますので、そこで足してしまいますと大きな会社がとれてしまうということもございますので、この規模の設計ということであれば、提案のほうもかなり重きを置いて審査をさせていただきました。 ◆下山芳男 委員 この基本構想作成支援業務というのは、基本設計とか実施設計とは全く切り離されているというふうに考えていいんですか。 ◎秋元 副参事 これは基本構想でございますので、基本構想の設計者として選定をいたしました。しかしながら、今までのやり方ですと、この基本構想をやった業者が引き続き、支障がなければ基本設計、実施設計から工事監理というふうにお願いをしているところです。 ◆下山芳男 委員 そうすると、実質的には結構、連携というか関連して進んでいくというときのほうが多いんですね。 ◎秋元 副参事 そのとおりでして、この業者が最後の完成のところまで、いろんな説明会も含めて支援をしていただくというようなことになります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (9)世田谷区立八幡中学校一部改築整備方針について、理事者の説明をお願いします。 ◎秋元 副参事 それでは、世田谷区立八幡中学校一部改築整備方針について御報告いたします。  まず、1の主旨でございますが、八幡中学校は、下の図のとおり、今回三棟の耐震診断を実施いたしました。その結果でございますが、一番左になりますが、5―1、5―2、23と表記しております棟が教室等及び管理教室棟になります。ここにつきましては、全体的に耐震強度が劣り、評定が取得できなかったことから改築することとし、また、一番右の27―1と、それから27―2と表記しております特別教室は、Is値が〇・五三ということで、区の基準である〇・七五を下回ることから、耐震補強工事を行うことにいたしました。また、本校は給食室がないため、太子堂調理場から給食を配送しておりますが、自校調理方式に移行するため、今回の改築に合わせ、給食室を設置することを決定したところです。このたび、改築の整備方針を取りまとめたので御報告するものです。  2の整備方針ですが、まず、(1)の基本的な考え方の①でございます。一部改築ということで、耐震性能が劣る教室棟及び管理教室棟を改築して、新たな教室棟及び給食室を建設いたします。また、②でございますが、耐震性能がより低いとされた教室棟、図では、上の図で5―1と表記されている部分でございますが、ここは教室と保健室がございますけれども、生徒の利用を中止しまして、既にことしの夏休みに管理教室棟及び特別教室棟に移転をさせております。さらに、今後の改築に当たっては、合理的で早期に整備を図るという趣旨から、最後の三行になりますが、具体的には二棟の特別教室棟と屋内運動場を活用いたしまして、教室棟と管理教室棟の機能の全てを移転させることで、仮設を設けないこととし、その転用工事にあわせて耐震補強工事や適法化工事も行うことなどで、工事費全体の縮減を図ってまいります。  裏面をごらんください。③の適正な規模での計画ということで、現在、八幡中学校は各学年二学級の六学級編制でありまして、推計では今後も現在の学級数で推移すると考えてございます。今回の改築に合わせ、既存の特別教室を集約するなどで、改築面積の抑制を図り、適正な規模とするよう計画してまいります。④は給食室等の設置ですが、先ほど説明したとおり、自校調理方式へ移行し、生徒の食物アレルギー等へのニーズに対応してまいります。⑤の発注方式は、従来から採用している設計施工分離発注方式を採用してございます。  (2)の計画の概要になります。①の敷地概要はごらんのとおりです。②の建物概要の既存建物はごらんのとおりですが、改築を行う教室棟、管理教室棟は、給食室棟を含みまして、鉄筋コンクリート造、または鉄骨造を予定しており、現在は地上三階建てですが、改築棟は二階建てとなります。表の一番下の床面積では、既存の校舎に比べ、約百七十平米ほどの減築となります。  (3)の改築棟の構成になりますが、三ページの上の表にもありますとおり、当面は全学年二学級、全体で六学級を維持すると考えておりまして、生徒増への対応として、イのところにもありますとおり、ワークスペースも三教室分を確保しております。また、ウの特別支援学級等の整備につきましても、現在設置されている特別支援学級四学級とすまいるルーム一学級及び特別支援職員室を確保しております。エの給食室も、標準仕様書等に基づき確保してまいります。  このように、必要諸室は確保しておりますが、パソコン室や技術室等を精査し活用することで、全体の床面積は若干減となる計画となっております。  3の概算経費ですが、改築工事費や校舎改修経費とともに、耐震改修経費も含めまして約十二億九千万円を予定しております。  4の改築までの対応ですが、本計画は、教室の移転やそのための改修工事、また耐震補強工事も令和二年度の夏休みから令和三年度内に行う予定になっておりますので、特に学校運営には影響が出ないように対応してまいります。  5の改築スケジュールでございますが、令和二年度から教室の転用のための特別教室棟改修工事や同耐震補強工事を行いまして、三年度までに教室棟、管理教室棟の機能を全て移しまして、解体工事に入ります。四年度から、教室・管理教室棟の改築工事に着手いたしまして、令和五年度には全ての工事が終了する予定となっております。  報告は以上となりますが、参考1としまして、本年の夏休みに既に移転しておりますが、使用を中止しました二教室と保健室の移転のレイアウト図、また、最後のページに改築中の配置図と改築工事終了後の最終的なレイアウトの案をおつけしておりますので参考にしていただければと思います。  御報告は以上です。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 二ページの上で、今後も、学級数の増減はないという見込みをしているわけですけれども、これはどこまで、どういう条件で判断されているんですか。周辺の大きな敷地で、そこにマンションが建つような敷地はないとか、そういうことなんですか。 ◎田中 学務課長 児童数の推計につきましては、現在の就学予定の人数、学区にいらっしゃるお子さんの人数、あとは実際にそこから八幡中のほうに入られているお子さんの数、あとは、今後、こちらのほうで建築確認等で確認しているマンションの建築計画等を加味して、こちらの推計のほうはしております。 ◆田中優子 委員 そのマンション建築確認というのは、すぐそこの――目先のと言ったらあれですけれども――ところしかわからないんじゃないかと思うんですけれども、何年も後の分までわかるんですか。何年後ぐらいまでそのマンションが建つか建たないかぐらいのことは把握できるんですか。 ◎田中 学務課長 今、大きな建物をつくるときには、環境配慮のほうでそういった申請も必要ということで、そういうところも踏まえてつかんでいるところで入れていますので、私たちのほうで今のところ把握している中では、七年度までそういう大きなマンションができるというところは、こちらのほうでは想定していないところです。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(10)区立中学校における情報の流出事案の発生について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育指導課長 では、区立中学校における情報の流出事案の発生について御報告いたします。  1事案の概要でございます。  現在、区立学校では、個人情報等を扱う教員のみが使用できるシステムと、授業においてタブレットパソコンなどを用いて使用するシステムを厳格に区別して情報管理をしております。しかしながら、区立桜木中学校において、教員二名が定期考査用のテスト問題及びクラス分け作業用の生徒の個人情報を含むデータを私物のUSBを用いて、授業においてタブレットパソコンなどを用いて使用するシステムのほうに不適切に保管をしておりました。当該データへのアクセスにはIDとパスワードが必要でございましたが、安易な設定であったために、授業中のパスワード操作から推定され、同校三年生の生徒が本年五月以降、数回にわたりデータにアクセスし、私物のUSBメモリにコピーするなどして流出したものでございます。  2情報流出の範囲等でございます。  まず、(1)定期考査用のテスト問題につきましては、特定教科の三年生の一学期の期末テスト及び二学期の中間テストの問題が生徒四名に流出し、事前に把握したテスト問題を用いてテストを受けております。次に、(2)クラス分け作業用の生徒の個人情報を含むデータにつきましては、生徒四名が閲覧したほか、口頭で生徒一名及び保護者二名に記載内容の一部が伝わり、七名に流出しております。  3学校における対応でございます。  十月九日に他の生徒が教員に報告したことにより発覚いたしまして、当該生徒への事情聴取及び指導を行うとともに、流出したデータについては教員及び保護者の立ち会いのもと、全て消去をする作業を行っております。また、十月二十四日に全学年対象の臨時保護者会を開催し、経緯等を説明しております。  4再発防止策等についてでございます。  (1)情報管理体制の徹底及び再点検でございます。教育委員会といたしましては、全区立幼稚園、小中学校に、適切な情報管理の徹底を改めて周知するとともに、各学校の情報管理体制の再点検を行っております。点検の結果、公用のUSBメモリ等の使用記録簿が作成されていない学校が七校、それから、少しお恥ずかしいところですが、職員室のパソコンにパスワードを張りつけていた学校が三校あり、速やかに是正をさせました。(2)外部媒体との接続制限の強化でございます。教員IDでは、USBメモリなどの外部媒体を用いて接続ができないよう設定変更を行うとともに、教員IDのパスワードを容易に類推できないものに強制的に変更しております。  今回、教員の不適切な情報管理により、生徒が不正に情報にアクセスし、個人情報を含む情報が流出する案件が発生いたしましたことは、子どもや保護者の信頼を損ねるものであり、あってはならないものと非常に重く受けとめております。先ほど申し上げたように、データの情報管理については管理職を初め、全教員に危機意識を喚起し、適切な扱いができるように徹底するとともに、ICT環境としても、不適切な情報管理ができないよう、再発防止策を図ってまいります。  以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し、御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 容易に推測できるのは今回だけだったのかなということなんですね。こういうことが発覚したのがたまたま今回だけれども、この生徒たちというのは、その前々からやっていなかったんですか。その辺は調べたんですか。 ◎田中 学務課長 当該の生徒たちへの事情聴取はいつからどういう行為をしていたかというところを確認しておりまして、その中でこちらに記載しております本年五月以降に複数回にわたってアクセスしているという状況を把握してございます。 ◆田中優子 委員 それ以前がどうだったかというのは本人の答えを信じるしかないわけですけれども、あと、この二名の教員の処分みたいなものはどういうふうになっているんですか。 ◎青木 教育指導課長 この教員の情報についての管理については、不適切なところがございますので、いわゆる服務事故としての扱いをしてまいりたいと考えております。 ◆田中優子 委員 服務事故として、東京都教育委員会に報告をして処分を待つということですか。 ◎青木 教育指導課長 おっしゃるとおりでございます。 ◆下山芳男 委員 この事案の概要のところの最初なんですけれども、個人情報等を扱う教員のみが使用できるシステムと、授業においてタブレットパソコンなどを用いて使用するシステムを厳格に区別してと書いてあるんですけれども、具体的にはどんなやり方なんでしょうか。 ◎會田 教育総務課長 こちらの、個人情報等を扱う教員のみが使用できるシステムというのは、通常校務システムと呼んでいまして、成績管理等を教員が行うシステムで、もう片方の、授業においてタブレットパソコンなどを用いて使用するシステムは、インターネットにつながっていますので、全く別のネットワーク。厳格に区別というのは、全くネットワークが別であって、使う端末も別であるという意味での区別というのがありますので、そこでの認証とか、最初のここにあるID等も全く別と、そういう意味での区別ということでございます。 ◆下山芳男 委員 そうすると、よく学校に行くと副校長先生とか、そういった方が使っているパソコンというのは当然校務専用というのが基本的なことなんですかね。 ◎會田 教育総務課長 各学校で、学校の職員室に、教員の机の上に置いてあるものが校務ということで、これが個人情報を扱う教員のみが使用するシステムでございます。 ◆田中優子 委員 実際にテスト問題を事前に知った生徒たちがいるわけですよね。それで試験を受けました。その生徒たちの成績は具体的には実際はどうだったんですか。知ったから、突然、前できなかった子が明らかにできているとか、そういう顕著なものはあったんですか。 ◎青木 教育指導課長 具体的にテストの点数、理解のところについてはさまざまございますので申し上げることはできませんが、やはり今回のテストの受け方というところでは正しいものではありませんでしたので、そちらの扱いについては学校と協議をしながら適切に対応したいと考えております。 ◎池田 教育政策部長 かなりいい点数だったということでございます。 ◆田中優子 委員 具体的に何点ぐらいだった生徒が何点とりましたということでは言えないけれども、今回のテストは適切だと判断していないということは、後から補足でおっしゃったように、かなりよかったと。顕著にあらわれていたということですよね。あってはならないことですから、しっかり注意していただきたいというふうに思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(11)教員の勤務状況に関する調査の結果(中間報告)について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育指導課長 では、教員の勤務状況に関する調査の結果(中間報告)について御説明いたします。  1主旨につきましては、記載のとおりでございます。  2調査概要につきましては、(1)調査対象、(2)調査期間、(3)調査項目については記載のとおりでございます。  資料の二枚目に、実際の質問票もおつけしておりますので、御参照いただければと思います。  3調査結果につきましては、(1)回答者数は、記載のとおり、合計で二千三十四名、小学校千四百七十四名、中学校五百六十名となっております。(2)平日の平均的な退勤時間につきましては、グラフになっているとおりでございますけれども、傾向といたしましては、小中学校ともに終業時間から二時間から三時間の時間帯が最も多く、次いで三時間から四時間、あるいは一時間から二時間というような順になってございます。(3)教員の多忙感・負担感を解消するための対策は記載のとおりでございます。これは、十三の項目から三つを選ぶという形で回答を求めたものでございます。傾向といたしましては、一位には小中学校いずれも、教員でなくともできる業務を担う人員の配置が挙げられており、調査・報告書等の見直しや効率化、留守番電話の導入、採点や集計業務の部分的な自動化などが上位を占めております。また、中学校におきましては、教員が部活に従事する時間のさらなる見直しが三位で挙げられております。  4今後の分析等についてでございますけれども、本調査では、教員から多忙感、負担感を解消するための提案を記述式で提案を受けており、今後、類型化等を行った上で分析を行い、教員が児童生徒と接する時間の確保に向けた検討の基礎資料としてまいります。  なお、参考までに、平成三十年度の教員の夏季休暇、あるいは年次有給休暇の取得平均日数を記載しております。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 この回答者数というのは、全対象者の何割ぐらいなんですか。 ◎青木 教育指導課長 それぞれ小中、それから合計とも約八〇%となっております。 ◆中山みずほ 委員 Q4のフリーアンサーのところというのもいずれ報告はいただけるんですか。 ◎青木 教育指導課長 おっしゃるとおり、記述式でございますので少々お時間をいただきますが、報告させていただければと考えております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(12)小・中学生フィンランド共和国派遣事業について、理事者の説明をお願いします。 ◎板澤 副参事 それでは、私から小・中学生フィンランド共和国派遣事業について報告をさせていただきます。  本件は、今年度から初めて開始をいたしました教育交流事業の一つでございまして、その状況について報告させていただくものでございます。  資料をごらんください。目的、それから派遣先・期間・派遣人数等につきましては、1及び2に記載のとおりでございます。  3派遣概要をごらんいただければと思います。  行程でございますが、記載にあるように、全日程、現地で交流する学校の児童生徒宅へのホームステイを行っております。その中で、ビヒティ市の伝統的なお祭りや自然の中でのアクティビティーを体験するとともに、現地の学校では授業体験といたしまして、観察やアート図書館での活動、自然のものを使った創作など、さまざまな学習を現地の子どもたちとともに行ったところでございます。一週間という短い期間ではございましたが、派遣した児童生徒の意見といたしましては、(2)に記載のありますように、ホームステイの緊張感があったけれども、ジェスチャー等で伝えたりしながらコミュニケーションが深まったこと、そしてフィンランドにもう一つの家族ができてうれしかったという感想ですとか、また、二つ目にありますが、さまざまな体験を通して、自然の豊かな中でフィンランドの生活に触れることができて感動したこと、また三つ目にありますが、こうした経験をもとに、来年度、日本に多くの外国の方がいらっしゃる中で、積極的に交流し、何か役に立てるようにしたいというような感想も出ております。  なお、コーディネーターからは、フィンランドの家庭や家族にとっても一体感が生まれ、大変意義が深かったというようなお言葉もいただいております。来年度以降も継続できるよう、今後調整を進めていく予定でございます。  4その他でございますが、このフィンランド派遣の報告会につきましては、他の国の派遣とあわせまして、令和二年一月二十六日に小学生、三月十五日に中学生が行う予定でございます。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 報告はあったとは思うんですが、確認で、この倍率、希望者が何人中での六人だったんでしたっけ。 ◎板澤 副参事 これにつきましては、昨年度募集を行いまして、約八百名の児童生徒が応募いたしました。 ◆田中優子 委員 児童生徒全体で八百名で、大体半々の感じですか。 ◎板澤 副参事 小学生が多うございまして、その中で、小学生が約六百名、中学生が約二百名弱ということで、小学生が約百倍、中学生が約二十倍から三十倍程度という倍率でございました。 ◆田中優子 委員 これは参加者の自己負担というのはあるんでしたっけ。 ◎板澤 副参事 これまで、委員会等でも皆様方の御意見をいただいていますように、極めて最低限ということで、現地での水代等を含めましても五千円に満たない負担という形でお願いしているところでございます。 ◆田中優子 委員 旅券をとったりするのも全部区が出しているんですか。 ◎板澤 副参事 いわゆるパスポートの申請ですとか、保険につきましては、別途自己負担でお願いしております。
    ◆あべ力也 委員 選考方法はどうやったんでしたっけ。 ◎板澤 副参事 これは二回選考を行いまして、一回目がフィンランド派遣に向けて自分の思いの作文で行いまして、それを審査しております。第二次審査といたしまして、そこから約五倍程度の子どもたちを残しまして、面接という形で派遣への思いを聞き取ったところでございます。 ◆あべ力也 委員 これは男女比とかは。 ◎板澤 副参事 詳細についてはまだ手元にございませんが、女子のほうが非常に多い倍率になっておりまして、小学生ですと約百倍でしたが、女子だけでいきますと、百五十倍から二百倍程度の倍率になる予定でございました。 ◆あべ力也 委員 実際に行った児童生徒の男女比はどうなっているの。 ◎板澤 副参事 小学校につきましては、二人一組でホームステイということが条件になっておりましたので、男子二名、女子四名で参りました。中学生につきましては、個別のホームステイでしたので、三名、三名で派遣をしております。 ◆板井斎 委員 ホームステイ先はどのような感じで決めたのかということと、フィンランド共働きが多いと思うんですけれども、共働きだったとすると、御両親が帰ってくるまでの間というのは何か工夫があったのか、教えてください。 ◎板澤 副参事 こちらのホームステイ先につきましては、現地の学校の先生、それからフィンランド日本協会の方々の御協力をいただきまして選出しておりまして、ホームステイ先から現地の学校に一緒に登校するという役割をしておりますので、御両親が共働きであっても祖父母が一緒に学校まで送り迎えをするという形での対応で行っていただいているところでございます。 ◆田中優子 委員 令和二年の一月と三月、それぞれの発表は同じ人数の六名ずつを予定しておりますか。 ◎板澤 副参事 まず小学生につきましては、今年度オーストラリアオーストリアに十六名ずつ派遣をしておりまして、これにフィンランドを加えますので、三十八名の子どもたちの発表になります。三月につきまして、中学生は、今年度カナダに二十一名が行っております。これに、六名のフィンランドに派遣した子どもたちを合わせ、二十七名の子どもたちがここで報告する予定でございます。 ◆あべ力也 委員 フィンランドの場合は教育委員会の予算で実施するんですよね。あと、姉妹都市交流のほうは国際交流の予算でやるんでしょうけれども、子どもたちの自己負担額が全然違うんですよ。姉妹都市交流のほうは結構出すよね。こちらは五千円ということなので、そのバランスの問題としてはどうなんだろうか。 ◎板澤 副参事 昨年度まで、中学生は十万円の負担、小学生が二万円の負担という形をお願いしておりましたが、昨年度いろいろ御議論いただきまして、今年度、全て五千円程度で統一して進めております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(13)世田谷区の新たな教育の取組み「(仮称)せたがや11+」について、理事者の説明をお願いします。 ◎加藤 副参事 それでは、世田谷九年教育と幼児教育等を一体としてとらえた世田谷区の新たな教育の取り組み「(仮称)せたがや11+」について御報告いたします。  1主旨でございます。  幼稚園などの新しい教育要領に続き、令和二年度より新しい学習指導要領に基づく教育が小学校よりスタートいたします。このように、教育を取り巻く環境が大きく変わる中、従来の世田谷九年教育の取り組みを継承しつつ、新しい時代を見据えて、世田谷の教育を変革していくための仕組みとして「せたがや11+」を実施する考えをまとめましたので御報告させていただきます。  次に、2「せたがや11+~探究的な遊びと学び~」とはでございます。  区立幼稚園と区立小中学校の十一年を基盤とし、乳幼児期の教育、保育から生涯学習、地域社会とのかかわりをプラス――このプラスは充実・拡大という意味です――した教育の仕組みを令和二年度より始めてまいりたいと考えております。また、平成二十六年度から令和五年度を計画期間とする第二次世田谷区教育ビジョンに基づく各種施策につきまして、世田谷九年教育に関連する部分に、次に掲げる施策をプラスすることで、新しい時代に合わせた教育施策としてまいりたいと考えております。  次に、Ⅰ教育の質の転換をごらんください。  項目1から3のプラスにより、就学前から小中学校を通じて探究心や豊かな感性等を育んでいく教育に転換してまいりたいと考えております。  まず、プラスの1は、幼児教育と小中学校の教育全てで実践する体験と協働を重視した探究型のカリキュラムをもとに、教育総合センターでの研究や研修により、知識の伝達から子どもたちがさまざまな考えを総合し、協力して問題を解決する教育への転換を目指して取り組んでまいります。  プラスの2は、これまでの小中学校の学び舎に区立幼稚園八園を加え、さらに区立保育所等や私立園とも連携、協力することで、地域の特色を生かした取り組みや教職員同士の交流、情報共有を通じて、より地域密着型の教育に取り組んでまいりたいと考えております。  プラスの3は、専門スタッフが幼稚園や保育所等を巡回し、指導や助言によりサポートするとともに、幼稚園保育所等が連携した教育に取り組むことへの支援を行います。例えば、遊びやアートなどを通じて、子どもたちに探究心や豊かな感性を育むことはもちろん、学力を支える自己肯定感や協働する力、問題解決能力などの非認知的な能力を培うために助言も行ってまいります。  二ページをごらんください。次の4から6のプラスにより、地域で働く人や大学の専門家などによる体験的、実践的で、子どもたちが自分の将来を具体的に描ける教育を展開してまいります。  プラスの4は、学校での学び、体験や地域社会での活動等、自分の将来について、大学や企業の支援を受けながら考えを深める世田谷版のキャリア教育を構築していくことを通じて、自分のよさを生かしたキャリア実現への意欲を子どもたちに培ってまいります。  プラスの5は、人権教育を初め、シチズンシップ教育や国際理解教育、オリンピック・パラリンピック教育、ESDなど、教室で講義を受けるだけでなく、地域社会や大学、企業の協力を得て、実践や体験から子どもたちの生活と学習が結びつく教育を展開してまいります。  プラスの6は、社会に開かれた教育課程の視点から、地域運営学校や学校支援地域本部の機能を拡充し、地域との連携をより深め、学校が必要とする地域の支援を得られる関係を築くとともに、地域の方々の学びにつながるような教育を展開してまいりたいと考えております。  続きまして、Ⅱ誰一人置き去りにしない教育の推進をごらんください。  次の7から9のプラスにより、子どもたちの個性や特性を尊重し、一人一人に寄り添い、個別最適化された多様な学びの選択肢を提供するとともに、多様性を理解し尊重する心を培う共生社会の一員としての自覚を醸成してまいります。  プラスの7は、子ども一人一人の学力に応じて、AIやICT環境の整備による個別最適化した学びの実現に向けて取り組むとともに、大学、企業と連携した多様な学びの選択肢を提供してまいります。  プラスの8は、困難さを抱えた子ども一人一人に向き合い、それぞれの困難さに寄り添った、一体的で組織的な教員、専門家、支援スタッフ等のサポート体制を提供してまいります。  プラスの9は、人権教育を中心に、障害や性、文化などのさまざまな価値感や多様性への理解を深め、地域の中でともに生きる視点を育む共生社会を尊重する教育を進めてまいります。  続きまして、Ⅲ子どもたちの学びを支える環境の整備をごらんください。次の10から11のプラスにより、子どもたちの創造力を培うためのICT環境の整備や専門人材の配置など、学びを支える環境や子どもたちの学習環境や教員の資質を向上させ、質の高い教育を提供するための支援環境を整備してまいります。  プラスの10は、教育用クラウドやBYODなどを視野に入れ、未来を生きる子どもたちにふさわしい学びを支えるICT環境の整備や専門人材の配置を行ってまいります。  三ページをごらんください。プラスの11は、教育の質の転換に対応し、質の高い教育を持続可能とする計画的な学校改修・改築や、新しい時代の教育を提供する教員の育成や、地域社会に開かれた施策を展開する教育総合センターを整備してまいります。  続きまして、3「せたがや11+」で変わる世田谷の教育についてでございます。  この「せたがや11+」の取り組みによりまして、世田谷の教育を転換し、未来を生きる子どもたちにとっての次のような変換を目指して取り組んでまいりたいと考えております。  チェンジ1のキーワードは、子どもたちの自己肯定感、協働する力、課題解決能力の育みでございます。幼児期から一貫した探究型の学びを地域社会の中で行うことにより、子どもたちは成長に合わせて深く考えることが身につき、自信を持って意見を相手に伝えたりすることで、協力して新しい考えを生み出す力を育んでまいります。  チェンジ2は、多様性、広い視野、主体的思考がキーワードでございます。子どもたちは障害や性、文化など、多様性への理解を深め、他者に温かく接し、ともに生きるという視点を身につけていきます。また、学び舎や地域社会の中での自分のあり方や地球レベルでの課題にどのように取り組むべきかを主体的に考えられるようにしてまいります。  チェンジ3は、キャリア形成、将来の可能性がキーワードでございます。社会の変化にしなやかな心で柔軟に対応する力や、キャリア形成を踏まえた多様な学びの中からみずからの将来の可能性を選択し、自分の意思でみずからの人生を切り開いていくことができるようにしてまいります。  続きまして、4今後のスケジュールは記載のとおりでございます。  最後に、四ページをごらんいただくと、「せたがや11+」のイメージ図を載せてございます。これは、幼児教育と義務教育の十一年を基盤とし、幼児期からの教育・保育から生涯学習のかかわりの縦軸、地域や社会とのかかわりの横軸としてあらわし、ローマ数字で示させていただいた教育の質の転換、誰一人置き去りにしない教育の推進、子どもたちの学びを支える環境の整備の施策との関係性をイメージしたものでございます。  大変長くなりまして申しわけございません。報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 「せたがや11+」はすごくいろいろなことを取り込んでいてあれなんですが、どうも具体策がよくわからない。具体的に学校教育の現場で何をやるのか、それぞれの項目に合わせてわかりやすい説明をもう一つつけ加えていただきたいと思うので、検討してください。今出せと言われても大変でしょうから。具体的に学校で何をして、どういうことをするのかが見えない、言葉だけ遊んでいるだけでよくわかりません。 ◎加藤 副参事 学校用の説明もあわせて検討してまいりまして、リーフレット等も考えてまいりたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(14)教育総合センターの概要について、理事者の説明をお願いします。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 それでは、教育総合センターの概要について御報告させていただきます。  1の主旨になります。  教育委員会では、世田谷区の質の高い教育を推進する拠点となる教育総合センターの整備を進めており、現在、若林小学校解体工事を行うとともに、乳幼児教育事業など、開設に向けた先行取り組みを進めております。教育総合センターの機能や運営体制、施設概要等、現時点での検討状況、進捗状況について御報告させていただきます。  2の教育総合センターのこれまでの検討等についてになります。別紙1をごらんください。  教育総合センターの整備に向けたこれまでの検討等についてまとめた資料でございます。  1教育総合センターの整備についてでございます。現在の世田谷区立教育センターは、教員の研修会場や教育に関する調査研究、教育相談の実施部門として昭和六十三年四月に世田谷区弦巻に設置し、運営しております。平成二十九年度に策定した教育総合センター構想におきまして、今後の新たな学校教育や教員の活動を支える総合的なバックアップセンターとして、令和三年度中に世田谷区若林に移転することとしております。また、ほっとスクール城山を同じ施設内に移転させ、これらをあわせて世田谷区教育総合センターと呼称することとし、現在整備を進めております。  2教育総合センター整備に向けたこれまでの検討経緯になります。平成二十四年三月に教育ビジョン第三期行動計画に教育センター機能整備に向けた検討を位置づけております。平成二十六年三月に世田谷区新実施計画におきまして、整備に向けた検討、取り組みを位置づけております。平成二十六年から平成二十九年の間に、若林小学校跡地活用ミーティングを開催し、跡地活用方針を策定しております。また、新教育センター基本構想検討委員会の開催や、区民参加のワークショップ、教員ワークショップの開催等を行っておりまして、平成二十九年六月に教育総合センター構想を策定いたしました。平成三十年三月に教育総合センター基本設計を策定し、現在は実施計画をまとめているところでございます。  3教育総合センターの施設概要及び工事日程です。(1)の施設概要、(2)の工事日程等につきましては、記載のとおりでございます。(3)の概算経費でございます。こちらは基本設計時点としまして、平成三十年の二月五日の本委員会で御報告させていただいたものを参考として載せてございます。  もう一度A4のかがみ文にお戻りください。3の教育総合センターの取組み(概要)でございます。こちらは別紙2をごらんください。A3の資料になります。  現在、教育総合センターの運営につきまして、授業内容の検討を進めております。本日は現在までの検討内容を報告させていただくものでございます。教育総合センター運営方針ですが、世田谷区の新たな教育「せたがや11+」を推進していくため、その「せたがや11+」と内容を合わせまして、運営方針として次の三つを挙げております。  一つ目は、教育の質の転換になります。就学前から小中学校を通じて、探究的な遊びや学びに転換します。また、体験的な学びを重視しまして、豊かな感性を育みます。地域で働く人や大学の専門家などによる体験的、実践的で子どもたちが自分の将来を具体的に描ける教育を展開してまいります。  二つ目は、誰一人置き去りにしない教育の推進です。子どもたちの個性や特性を尊重し、一人一人に寄り添い、個別最適化された多様な学びの選択肢を提供してまいります。また、障害や性、文化などの多様性への理解を深める心を育み、地域や世界の中で共生する力を育ててまいります。  三つ目は、子どもたちの学びを支える環境の整備になります。未来の社会を生きる子どもたちの創造力を培うため、ICT環境の整備や専門人材の配置など、学びを支える環境を整備してまいります。また、子どもたちの学習環境を充実させるとともに、教員の資質を向上させ、質の高い教育を提供する環境を整備してまいります。  この三つの方針のもと、教育総合センター構想で示した六つの機能を「せたがや11+」の推進という視点で四つの取り組みに再編させていただきました。  真ん中から下のほうになりますけれども、1探究的な教育へ転換するための教職員の支援になります。最新のICT環境の整備や専門人材の配置などによる探究的な活動や、授業に高い見識と指導力を持った教職員の育成や研究データの一元的な蓄積と共有により、主体的、対話的で深い学びを実現する教育研究、研修等を支えます。具体的な取り組みとしましては、プロジェクトチームによる研究、専門的視点による調査研究、先進自治体との連携による研究の推進などに取り組んでまいります。  2の乳幼児期からの探究的な教育・保育の推進でございます。幼稚園、保育所等と小学校との円滑な移行に向けた取り組みを行い、乳幼児教育支援センターにおける調査研究と質の高い教育・保育を推進してまいります。主な具体的な取り組みとしまして、子どもたちの探究的な遊びと学びを推進するカリキュラム、ICT等を活用した教材の導入、実践、普及などに取り組んでまいります。  3配慮を必要とする子どもたち一人ひとりへの支援でございます。教育相談や専門性を持ったチームによる学校支援を一体的に進める体制と、その情報システムの構築や、個々の子どもの教育的ニーズの把握と、子どもたちの自立に向けた支援や多様性への理解を深める取り組みなどを行ってまいります。具体的な取り組みとしましては、教育に関する各種相談を集約、一元化し、総合的に対応する教育相談窓口の設置などを行ってまいります。  4地域社会と連携した学びの実現でございます。専門人材や地域ボランティアを集約、活用する仕組みの構築と学校を支える人的支援を行い、大学や民間企業等と連携し、多くの区民や親子の参加を促し、キャリア形成の実現につなげます。具体的な取り組みとしまして、大学や企業と連携した教育研究の充実などを行ってまいります。  もう一度かがみ文のほうにお戻りください。4教育総合センターに移転を予定している組織等でございます。  開設に合わせまして、教育委員会の組織の一部を教育総合センターに移転する予定でございます。①が区役所本庁舎からの移転につきましては、教育指導課の一部、それから教育相談・特別支援教育課、幼児教育・保育推進担当課の一部、生涯学習・地域学校連携課の一部を移転する予定で進めております。現在の弦巻にある教育センターからの移転につきましては、指導力向上サポート室、こちらは教育指導課の非常勤で構成された組織になりますが、そちらと、総合教育相談室、こちらは教育相談・特別支援教育課で所管しております。それから、新教育センター整備担当課になります。こちらが形を変えて、運営のほうを担って、教育総合センターのほうに移転する形で現在検討しております。  それから続きまして、5の今後のスケジュールになります。  本年十二月に教育総合センター実施設計をまとめてまいります。令和二年二月に条例改正案を第一回区議会定例会に提案する予定です。令和二年度には、教育総合センター新築工事契約議案の提出を予定しております。その後、新築工事が入りまして、令和三年度の教育総合センター開設を予定しております。  私のほうからの報告は以上になります。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 聞いていて余りわくわくするような報告ではないと思うんですよね。これだと職員のための執務環境をよくするだけにしか聞こえないんですよ。現場の先生方、あるいは幼稚園、保育園、それから場合によっては私立のそうした教職員がこのセンターを使って元気になっていただいて、知識を吸収していただいて、お互いに啓発をして、そしてまた現場に戻って、また困難なことがあればここに集まってきて、そしてまた現場に行くという源となる、そういうものが本来センターの役割ではないかということを絶えず言ってきたんですよ。  これを見ると、書いてあることはいいけれども、教育の質というのは先生方のそういう研さんをより一層していただく、一人で悩んでいた先生がここへ来れば、ほかの学校の同じような教科の先生とか、あるいは先輩、後輩の垣根を越えた中で学び得ることもたくさんあるし、学校とはまた違う、そういうところの元気や勇気、知識等をもらって帰る。そこにはやっぱりさまざまな仕掛けがなければならない。箱だけつくっておしまいというような、この書いてある文章はわかるけれども、そういった生きたセンターにすべきであるということは口を酸っぱくして言ってきたつもりなんですけれども、これを見ると、途中段階だと先ほど一言あったけれども、あと二年、つくるまで、本当に現場の職員が一日も早くこのセンターができないのかなと指折り数えてここの完成を待っていくというようなものが本来の教育センターの目的だったというか、役割ではないかと私は思うんですけれどもね。  何か読んでいる人もつまらなく読んでいたのかもしれないけれども、もうちょっと楽しい教育センターというか、わくわくするような仕掛けというか、現場の職員の意見も入っているのかもしれないし、入っていないのかもしれない、わからないけれども、そういった使われて何ぼの教育センターにこれはなっていくものなんでしょうかね。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 この教育センターですけれども、これまで教員だとかそういったところにアンケートをとってまいりました。その中で、やはり指導力の向上だとか、いろんな教育について相談したいというような意見もいただいております。今おっしゃっていただいたように、新たなセンターでどういったことができるのかということでございますけれども、例えば、研修、研究をこのセンターで当然行ってまいりますけれども、それ以外に、教育の研究ゾーンとしまして、先生たちが気楽に立ち寄れて、そこでいろいろ自主研究を行ったりするスペースというものも設置する予定にしております。そういったところを使っていただいて、ぜひ世田谷の教育をいろいろと勉強しながら進めていっていただければというふうに思っております。 ◆板井斎 委員 だとすると、どういった仕掛けというか、プロジェクトというものを立ち上げて、今までの議会の中で各委員がさまざまな質疑を教育に関してやってきて、障害児のさまざまな支援のあり方だとか、研修のあり方だとか、なかなかできないところとか、場合によっては本当にアフターファイブでも使えるようにする、そういった開けた先生方の活力になるような仕組みも必要だし、そういうプロジェクトチームを募って立ち上げていただくとか。できたときに、さあ何をしましょうというのではもう遅過ぎるわけですよね。こういうものだったらぜひ使いたいとか、例えば技術だとか理科の実験だとか、今、でんじろう先生じゃないけれども、ああいうおもしろいというか、すごく独特にやられていることをもうちょっとみんなで知識を深めようとか、いろいろとプロジェクトを現場に聞いて、そうした人たちが進んで使っていただくというものを今から仕掛けて開設に備える、そういう仕組みというか、先生方に自由に使ってもらえるというか、場合によっては私立の学校だって構わないと私は思っているんです。今これからというんですけれども、具体的にアイデアを出してやってもらえませんか。 ◎池田 教育政策部長 本日、概要ということで、全体像をまず御理解いただくということを目的に資料をつくらせていただきまして、これから先生たちが、ここに来てこういうのができてよかった、また使いたい、またここの施設を利用したいというふうに思っていただけるような仕掛けをまた具体化させていただきまして、さらに一工夫、二工夫必要かと思いますけれども、取り組んでまいりたいと考えております。 ◆板井斎 委員 それにはやっぱりしっかりとしたリーダーが必要だと思うんです。センター長についてはしっかりと、そうしたより見識の高い方、あるいはこういう現場の声をよく体感していらっしゃる渡部教育長のような、そういう人がちゃんとつくべきだと思うんですけれども、センター長のイメージについて教えてください。 ◎池田 教育政策部長 以前の構想の中でセンター長という発想をお示しさせていただいているところです。今御説明させていただいたように、教育総合センターはいろんな機能がこの中にございます。その中で、例えば、特別支援、支援を必要とする子どもたちの分野に得意な学識経験者の方ですとか、教員の支援に得意分野を持っている先生方、いろいろいらっしゃいますので、どなたか一人を上に立ててということがいいのか、それとも、また世田谷区教育委員の皆様も各分野のいろいろな見識を持っていらっしゃる方が多くいらっしゃいますので、いろいろな方の御意見を聞いて、よりよい教育、新しい分野などについて取り組むような体制がとれないかということを今検討しているところでございます。  また、この教育総合センターの運営体制、推進体制については、改めて整理させていただいた上で御報告したいと考えております。 ◆板井斎 委員 期待していますので、よろしくお願いします。 ◆田中優子 委員 板井委員の御指摘は本当にそのとおりだなと思って聞いていたんですけれども、私どもの会派はこの新教育センターをつくるといったときに、何かもう箱物、本当に箱をつくってどうするのみたいな、中身があってこういう需要があって、だからもう今の場所じゃだめで新教育センター構想なんですということではどうもなかったイメージがあるわけですね。何か前の教育長がこういうものをつくりたいという置き土産的な感じなのかなという印象まであったぐらいで、実際、進め方を見ていても、全然やっぱり足りないよねというか、きょうの報告を聞いても、こういう箱をつくって、そこに何がどういうふうに移動しますみたいなことで、確かに言葉としては質の転換だとか置き去りにしないとか書いてあるんですけれども、具体的なことが見えてこない。  というのは、思うんですけれども、教育の現場で学校の先生たちが直面しているというか、必要なのは授業の質の向上、工夫と、それから生徒指導がすごくあると思うんですね。小学校の場合は親指導も入っちゃうのかなみたいなところを感じるわけですけれども、その二つで行き詰まっている先生がすごく多くて、ひどいと休んでしまうとか、来られなくなってしまって、精神的に非常にダメージを受けて、そのままなかなか立ち直れないとか、何とか学校には行っているんだけれども、保護者も生徒も児童も満足しないような授業であったり、生徒の扱いであったりということがとても多い気がするんですよ。  教育の現場の相談は実際すごくふえているんです。だから、すごく不満とか、いじめの問題もそうですし、不登校の問題もそうなんだけれども、教育現場はよくないな、よくなくなっちゃっているな、さらに悪くなっているのかなというのを感じるわけです。ここ数年、特に。  もう一つよくないのは、教育の現場は競争とか比較を、特に先生たちは嫌うわけですよね。みずからの学級王国みたいなところがあるから、なかなかほかの先生がいいことをやっていても、みずから余り研究しようとしないし、それを取り入れようともなかなか思わないというところが、私が昔々教育現場にいたときはすごくありました。今はそれがすごく改善されているのかどうかはわからないんですけれども、でも、やはりほかを見ないと、自分の授業や生徒指導はうまくいかない、向上していかないわけですから、さっき板井委員がおっしゃっていた、具体的なプログラムを出していかないといけないよというのは、新教育センターではこんなにいろんな――講座と言ったら変ですね――プログラム。例えば、単元ごとの授業の工夫で、教育委員会は評判のいい先生とか評判のいい授業を知っているはずだと思うんですよ。大きな声ではなかなか言えないのかもしれないけれども、知っているはずですよね。だから、そういう先生方をどんどん講師に入れて、この日はこの先生のこの授業のやり方が学べますよ、講師で呼んでいますよ、この日はこの先生のこういう授業がありますよという、どんどん具体的なプログラムを詰めて入れていって、それはやる気のある先生が私こういう授業を工夫したんですよ、教えたいですよと自薦もいいし、他薦もいいと思うんですよ。あの先生はすごく評判がいいですよという、保護者とか生徒の声でもいいし、それから先生同士の推薦でもいいと思うんだけれども、そういう評判のいいものをほかの先生が学んでいける、学んでいきやすい、ハードルを低くして、まねっ子あり、吸収してくださいという環境をつくってこそ、ソフトが生きると思うんですね。ただ箱がありますよというのではなく。  私なんか、見ていたら、教育指導課の一部が行っちゃうんですかとか、本庁にいなかったら不便になっちゃうなんて思うような教育センターでは困るなというふうに思うんです。  だから、生徒指導の場面とかでもいろいろ工夫をしている先生はいると思うので、そういういい事例を教育委員会として事細かに集めて、アンケートをとってもいいと思いますよ。それで、ぜひそれを皆さんまねしてください、吸収してくださいという姿勢で教育委員会が打ち出していかないと向上しないと思いますよ。やっぱり日々追われているし、忙しいし、自分はこれで精いっぱい、もういいやと。今、教育の現場はブラック現場と言われているぐらいですからね。  だから、世田谷区の教育センターはこんなことをやっているんだという、本当に役立つプログラムを、改めて提案とさっきおっしゃっていたけれども、今からそういう情報は集めていかないと打ち出せないと思いますよ。新教育センターができ上がる前に、こんなことがあるんですよというふうに出していかないと、私たち議会としても何なのと思うし、学校現場の教職員の方々も関係ないよねみたいな、時々、何の先生は集まってくださいみたいな強制的に呼ばれる研修がありますと。それじゃ全く魅力がないと思うんですね。もうちょっと中身を入れることを早くやってほしいんですけれども、着手するスケジュール感をちょっと伺いたいと思います。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 今、各機能ごとに内容を検討しておりまして、運営計画をちょっと整理してまとめに入っているところでございます。こちらにつきましては、令和二年の早いうちにはお示しできるような形で進めております。 ◆田中優子 委員 もう本当に具体的な報告を私たちにも早くしていただけるように、令和二年、待っていますので、よろしくお願いします。 ◆下山芳男 委員 私も、先ほどの「せたがや11+」とか、今回のこの教育センターの取り組みの概要の別紙2なんかを読ませていただいて、本当に理想的というか、これからの教育に必要なことということで、それぞれ項目が書かれているんですけども、例えば、別紙2の、探究的な教育転換とか、乳幼児期からのという、ここのところには具体的な取り組みということが書いてあるんですけれども、これも具体的に、じゃ、これを本当にどういう方たちがそれぞれ一つ一つの具体的な取り組みというのを担って進めていくのかなというのが、本当に何か具体的にできるのかなというような、非常に心配があるわけです。  先ほどの報告の中の、教員の勤務状況に関する結果の中でも、やはり教員でなくてもできる業務を担う人材の配置というのを小学校でも中学校でも非常に皆さん要望しているところですし、また調査とか、報告書の見直しとかという、やはり学校現場としては仕事を少しでも皆さんと振り分けたり、減らすものは減らしたいというような要望が出てきているにもかかわらず、こういう非常にまた新たな項目というので、何かちょっと現場の人たちの負担感というのが出てきちゃうんじゃないかな。例えば、これを学校の教員お一人お一人が読んだらどういうイメージを持つのかなというのがちょっと心配なんですけれども、その辺はいかがですかね。 ◎渡部 教育長 今、委員の方々からお話をいただきまして、全く今私たちが考えていることをそのまま言っていただいたなと思うところがありました。例えば、教育の質の転換というところでは、やっぱり教員が学びたい、それからこの悩みをなんとかしたい、そういうところを助けるような機能を持たなければいけないというふうに私は考えています。先生方は、若い教員もふえている中で、やはり教員としての力を伸ばしたいという気持ちは非常に強く持っていて、そういう気持ちはありながらも、いろんなところでなかなか悩んでいる。それから、悩みを、本当に細かい悩みだけれども、これをどこでどう相談したらいいのかがわからない。そういうふうな悩みがある中で、センター的な機能をこの総合センターに持っていきたいというふうに考えています。  今、概略しかお示しできていないので、言葉がちょっと固くなったり、ちょっとわからないものになっています。今、下山委員からいただいた中でも、例えば、探究的な教育へ転換する教職員の支援というところは、探求的と言っているので、ちょっとわかりにくくなっているんですが、新しい学び方、それはただ単にチョーク一本で教える教育ではなくて、本当は、子どもたちがみずから学びたいと思えるような教育に転換するという意味なんです。だから、チョーク一本のそういう教育から、みんなで子どもたちが意欲を持てるような教育の内容に変えていくという意味です。  それから、先生方は忙しいので、例えばオンライン化した中で、フィンランドでもやっているように、そこにアクセスすると、いい授業の模範例が見られるとか、そういうふうなことも考えています。そういうふうなことをこの簡単な言葉の中であらわすとなかなか難しくなってしまっていますが、これから先、もう少し詳しいものでぜひお示ししていけたらと今は考えているところでございます。 ◆下山芳男 委員 教育長がお話しになったように、本当に教員、特に現場で問題になっていることを後押ししていただけるような、教育委員会のいろんな対策をやっていただきたいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。 ◆あべ力也 委員 先ほどの「せたがや11+」についても意見を述べましたけれども、今回の教育総合センターの取り組みについても、私は、教育委員会としてこの文教常任委員会で報告事項として報告をする中で、共通して欠落しているものがあると思うんですね。それは、教育委員会のそういう説明とかに共通しているのは、大変自己肯定的な、ずるい説明の仕方。というのは、現状で何に問題があって、どういう課題があるのかということを全く抜きにして、どう変えます、こう変えますというような表現にとどまっているんですね。だから、私はそこが心に響いてこない。ここをこう変えるんだというような説明を受けて、実感がないということなんですね。  先ほどの板井委員、下山委員も、言いたいことは同じだと思うんです。やっぱり、今現状で何を教育現場で変える必要性があって、そのためにこの施策をやる、また教育総合センターの中で、教員の資質向上のために今こういう問題があって、ここを変えていくためにこういう施策を実施していくんだと。その部分が欠落していて、教育委員会の皆さんがやっていることに関して、反省すべき点として、ここは今問題があって、これは変えなくちゃならないんだということがないので、説明に説得力がないというふうに僕は思うんです。
     教育長、現状の問題点とか課題とかというのを洗い出して、その上で、その点についてどう改革をするのかというほうが説明としてはわかりやすいんですけれども、何かいわゆる行き着く先の目標だけ見せて、現状の課題をどうも隠しているようにしか見えないんですが、その点についてはどうお考えですか。 ◎渡部 教育長 今、あべ委員から御指摘をいただいた点についてでございます。教育委員会としては、簡略化したもので、こういう形で示させていただいていますが、課題と裏返しというふうに考えて、こういうものをつくらせていただいています。例えば、今申し上げたような教育も質の転換をしなければいけないと。チョーク一本の授業から探究的に子どもたちが学べるものに変えていかなければいけない。それから、一人一人に個別最適化した教育に変えていくべきである。画一的な教育から一人一人に応じたもの、それはICTを活用することかもしれないしというふうに考えています。ただし、表現上で、そこをここに載せていないので、そういうように見えると考えています。もう少し表現の仕方とかを工夫したり、現在の課題とか、そういうところからわかるようなものに変えていく必要があるなと考えているところでございます。 ◆あべ力也 委員 私が今発言、質問させていただいた根拠としては、決算特別委員会で取り上げさせていただいて教育長にも質問いたしましたけれども、千代田区の麹町中学というのが大変注目を浴びていると。そこで、その現場を改革されている校長の方がまず取り組んだのは、学校の現場で何が課題があって何が問題があるのかということをまず明確にしたんだと、それを書き出したということを明確に言っておられました。  ですから、もちろん現場での新たな取り組みであったり、チャレンジをしていくということももちろん大事なんですけれども、現状の課題を明確にして、最終的には現場の子どもたちや教員にとって、よりよい環境であったり、学びの場として多くを学べるような環境であったり、さまざまなことを吸収できるような場にしていくということが、今までの教育の中で足かせ、手かせになっていたものは何で、それを取り除いていくためにはどういう改革が必要なんだということを明確に打ち出すことが僕は大事だと思うんです。この点について教育委員会は、まさに今取り組もうとしている「せたがや11+」という中でそういった問題点を明確にしていくということについてはどのようにお考えですか、教育長。 ◎渡部 教育長 私は今まで長い間、教育の現場におりました。その中で私なりに分析してきたところはあります。それは、教育の質の問題であったり、それから一人一人に応じた教育であったり、それから学びの環境であったりというふうに考えて、この「せたがや11+」をつくり上げてきました。これは、現場に基づいてつくってきたものであって、そこを改革しなければいけないと考えていたので、こういうふうなものにつくり上げてきました。だから、今、私たちが感じている課題と現場の課題というものが本当にマッチしているのか、そこをしっかりと把握していく必要はあると思います。  それには、私は現場から離れてこちら側に来ていますので、これからセンターの取り組みをやるにしても、教員の声を聞いていくということはすごく必要だと思っています。私は管理職だけではなくて、教員の声を一人一人吸い上げる仕組みもこれからつくっていかなければと考えていますので、そういうところで課題を整理していく必要を感じていて、これから取り組んでいこうと考えているところでございます。 ◆あべ力也 委員 最後にしますけれども、私が要望したいのは、やっぱり現状の課題を明確にしてほしいということなんです。理想を掲げるのはもちろん大切なことなんですけれども、現状での課題を明確にして、それを改革するためにはこういうことをしていくんですよというほうがわかりやすいですし、教育現場教育委員会が示した目標に従って、各教員の皆さん、校長を先頭に改革をしていくということも、方向性が見えると思うんです。何か目標だけ掲げられて、現状の何の課題があって、それをどう改革するんだという部分が抜けてしまうと、何かどうも、力が弱いというか、焦点がぼけてしまうというか、そういう部分があると思いますので、現状の課題を明確にしていただきたいと要望しておきたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (15)新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の実施状況中間まとめについて、理事者の説明をお願いします。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 それでは、新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の実施状況中間まとめについて、概要を説明いたします。  お手元の資料の1の主旨でございます。  本年四月から新BOP学童クラブ実施時間延長モデル事業を記載の五校で開始しました。六月及び九月に実施したモデル事業実施校の児童、保護者、職員へのアンケート及び九月に実施した同校でモデル事業を利用していない保護者へのアンケートを分析しました。さらに、民間が運営する学童クラブ等へ実施したアンケート結果を踏まえ、中間まとめを作成しました。  2の実施状況等でございます。  登録者数でございますが、四月から十月にかけて四十九人から五十六人に増加しております。内訳としては十八名の増加に対し、十一名の減少でございます。減少したうちの八名は、一人で留守番ができるようになったための申し出があったことによります。従事者でございますが、延長時間帯のゆったりと過ごす時間の中で、児童や保護者との関係性を深めることができます。しかし、欠員が生じていることと、夏休み期間中は育成時間が長いことにより、勤務日や勤務時間への柔軟な対応が求められ、負担感を感じております。民間の学童クラブ等につきましては、本事業の実施による利用者減少等の影響は出ていない模様でございます。調査対象の施設の多くは、運営時間後の十八時以降の延長を行っております。  3の課題等でございます。  利用人数でございますが、五校全体で五十五名前後を推移しております。利用頻度は、ほぼ毎日利用する子どもは六月時点で四一・九%であったのに対し、九月時点では三一・一%と減少傾向にあります。また、スポット利用のニーズも高いですが、人員配置や仕組みづくりに課題があります。五校全体における時間延長の利用率が八%と低い中で、一時間の時間延長に対し、事務局長一名、指導員二名、臨時職員一名の合計四名の人員体制が適切であるかどうかの検討をする必要がございます。児童一人一人が安心して過ごせるよう、子どもの自立に向けた支援のあり方を改めて検討し、自立に向けた取り組みを強化していく必要があります。新BOPでは、人材確保が困難な状況は続いており、モデル事業実施校においても指導員の欠員が生じております。特に夏休みなど育成時間が長い期間は、シフトの組み立てや休憩時間の円滑な確保が難しい状況でございます。  4のモデル事業二年目についてでございます。  令和二年度の予定でございます。モデル事業実施校につきましては、一年間モデル事業を行ってきた五校で継続して実施します。(2)の実施方法でございます。指導員の欠員状態解消を目指し、人員確保等の手法を検討し、体制整備を図ってまいります。また、今年度のアンケートの質問内容や回答形式の見直しを行い、モデル事業実施校五校の保護者と従事者に対し、経年変化を調査するアンケートを行う予定です。あわせて、他自治体での実施事業等をもとにした事業案等に対する調査を行います。また、全区的な延長ニーズへの対応に向け、対象を拡大したアンケートを実施する予定でございます。  延長ニーズに対応するため、新BOP学童クラブの事業内容や手法を確立するとともに、子どもの居場所の創設等、さまざまな施策や事業の組み合わせを検討し、事業案を作成する予定でございます。  延長時間帯だけでなく、新BOP学童クラブ全体における児童の自立等の課題に対する考え方や具体的な取り組み方の整理を行い、新BOPでの取り組みについて検討を行っていく予定です。  5の今後の検証につきましては、記載のとおりでございます。  6の今後のスケジュールでございますが、こちらのほうは令和二年の常任委員会報告後、三月に児童、保護者、従事者へのアンケート、民間学童クラブ等への調査を行いまして、また、五月にも同じようにアンケートを実施し、六月にモデル実施まとめ及び全区的なニーズ対応案の策定をし、九月の常任委員会において、モデル事業の検証結果、今後の取り組みをお知らせしたいと存じます。  その他、別紙中間まとめとアンケート報告を添付しておりますので御確認いただければと存じます。  私からの説明は以上です。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(16)郷土資料館空調設備小火事故の発生について、理事者の説明をお願いします。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 それでは、私から郷土資料館空調設備小火事故の発生につきまして御報告させていただきます。  1の事故の概要でございます。  日時は令和元年十月三十一日金曜日の七時四十七分ごろでございます。場所は郷土資料館の地下一階控室内設置の空調操作盤でございます。事故内容でございますが、空調操作盤が発火し、損傷した小火事故であり、操作盤以外の延焼はございませんでした。損傷の程度でございますが、操作盤の基盤部分の焼損(全損)でございます。先ほどもお伝えしましたが、収蔵資料を初め、操作盤以外の館施設への延焼はなく、他の被害はなかったということでございます。  2の事故発生から現在までの経過でございますが、職員が退勤時に焦げ臭さを感じて、そちらを受けて消防及び警備会社へ通報しております。二十時十三分ごろには消防隊が到着しまして、操作盤が火元であることが判明しましたが、既に自然鎮火しており、放水等の消火活動は行っておりません。その後、二十二時ぐらいまでいろいろな調査を受けております。五日の火曜日に、消防立ち会いのもとで当該操作盤を取り外し、消防のほうでその操作盤を持ち帰っております。操作盤につきましては、製造者協力のもと、消防により、原因究明のための調査が今現在行われているところでございます。  3の今後の対応でございますが、引き続き、消防ほか関係機関とともに原因究明に取り組んでまいります。  なお、郷土資料館につきましては、本館が昭和三十九年竣工、築五十五年、新館が昭和六十一年竣工、築三十三年を経過しておりまして、全体的に老朽化が進んでおります。各種法定点検等日常的な施設管理に一層留意するとともに、近年中に予定されている中長期保全計画に基づく大規模改修において適切な設備更新に取り組んでまいります。  このたびは多大な御迷惑、御心配をおかけして大変申しわけございませんでした。  私からの報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 ということは、今後の対応のところを読むと、やはり防火シャッター的なものは備えていなかったという解釈でよろしいんですか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 今回の小火事故につきましては、地下一階の操作盤のあるお部屋でしたので、また、こちらの施設につきましては基本的に熱探知の報知器がついておりますので、煙について、特に今回のケースでは探知はしなかったということでございます。そういった意味では、防火シャッターというものは設置されて、こちらの地下一階についてですけれども、今現在、私どもで確認がとり切れていませんので、後ほど詳細の部分はお答えさせていただきます。済みません。 ◆田中優子 委員 これは空調の操作盤となっていますが、この小火によって損傷してしまって空調が使えないとか、ここの郷土資料館における何かふぐあい、不都合というのは生じていないんですか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 今お話しの操作盤でございますけれども、こちらにつきましては、新館、旧館の空調設備をこちらの操作盤で一括して操作できるものでございまして、個別のスイッチではつけることが可能でございまして、今現在は翌日から個別での対応をしておりますので、そちらにつきましては今現在も通常の開館をしておるところでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(17)梅丘図書館改築工事期間中の代替施設における一部業務の運営について、理事者の説明をお願いします。 ◎松田 中央図書館長 梅丘図書館改築工事期間中の代替施設における一部業務の運営につきまして、報告をさせていただきます。  梅丘図書館は、本年五月二十八日の文教常任委員会におきまして、改築基本設計をお示しさせていただきましたが、1の主旨のとおり、現在改築に向けて実施設計を進めているところです。梅丘図書館の運営は、本年四月から既に一部業務委託を行っておりますが、令和二年十月から予定している改築工事に伴う梅丘図書館の休館に当たり、休館期間中にも予約した本の貸し出し、返却などを行うために、図書館業務の一部を代替施設におきまして引き続き業務を委託し運営いたします。  内容等につきましては、2の工事期間中の代替施設での運営をごらんください。  (1)名称は仮称ですが、臨時図書館カウンター梅丘、(2)所在地・面積は、松原六丁目、児童相談所となる建物の北側にございます、現在、子ども初期救急診療所及び子ども休日夜間薬局として運営しております一階建ての建物の一部、約百三平方メートル、この施設が移転いたしますので、その後の空き施設を使用いたします。(3)代替施設での運営期間は、令和二年九月から令和四年十一月までを予定しております。開館時間・休館日は(4)のとおり、現在と同じ開館時間と時間を予定しており、業務内容につきましては、この場所には蔵書を置かず、(5)のとおり、本の貸し出し、返却などを中心に、二子玉川、三軒茶屋の図書館カウンターと同様の利用者サービスを行ってまいります。(6)の委託事業者は、本年四月から梅丘図書館の運営業務を受託しております株式会社図書館流通センターに引き続き業務を委託してまいります。  裏面をごらんください。(7)のその他ですが、まず①休館中の図書館資料の取り扱いにつきまして、梅丘図書館の蔵書はこの代替施設には置くことができないため、民間倉庫などに保管いたしますが、この中で他の館に所蔵していない資料が約八千冊ございますが、休館期間中も利用者からの予約に対応するため、これを中央図書館で保管し、貸し出し、返却等の業務を行ってまいります。②休館中の管理業務等といたしまして、事業の調整や改築後の開設準備業務、選書等の資料管理などを、現行の職員体制を縮小して行ってまいります。③今後の運営ですが、令和四年度の改築後の梅丘図書館の運営につきましては、現在区立図書館全体の運営体制の検討を進めており、今後、民間活用の考え方の整理やコスト比較なども踏まえ、業務委託または指定管理かを令和二年度に決定してまいります。  3の概算経費につきましては、(1)、(2)のとおり、令和二年度中に移転と運営に係る見込みを記載しており、今後、金額については精査してまいります。  4今後のスケジュールは記載のとおりです。  私からの説明は以上です。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(18)その他ですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、3資料配付ですが、レジュメに記載のとおり、お手元に資料が配付されておりますので、後ほどごらんください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、4協議事項に入ります。  まず、(1)行政視察についてですが、九月の当委員会におきまして、区立桜丘中学校及びほっとスクール希望丘の取り組みについて視察の御提案がありました。この間、正副のほうで理事者とともに調整をしてまいりました。また、委員の皆様にも視察の日程について御相談をさせていただき、十二月十七日火曜日に実施することでおおむね御了承いただいているところであります。そうしてまとめましたのが、お手元の案ですが、このとおり進めていくことでよろしいでしょうか。 ◆風間ゆたか 委員 従来どおり、区内視察で任意ということでよろしいんですよね。確認です。 ○平塚敬二 委員長 委員会視察としてお願いをしているんですけれども、参加できないということですか。 ◆風間ゆたか 委員 全部の行程は、もともと予定が入っていたところもあって、冒頭参加できない部分もあります。今までもそういう認識で、位置づけを聞いているんですけれども、文教委員会にずっといる中で、区内の視察を何カ所かこれまでにも行ったことがありますけれども、参加は任意だったと認識しているんですね。ですので、今回は位置づけが違うのかなということを確認させてください。 ○平塚敬二 委員長 委員会視察なので、出欠だけとらせていただくということで、よろしくお願いします。 ◆田中優子 委員 細かいんですけれども、桜丘中学校はヶが入るんですか。二つあるから、視察先の一番上が間違えているんですね。 ○平塚敬二 委員長 入らないです。 ◆田中優子 委員 済みません、経緯を忘れてしまったんですけれども、ここの二カ所が選ばれたのはどういうあれでしたっけ。 ○平塚敬二 委員長 もともとは、桜丘中学に関しては新たな取り組みをしているということと、ほっとスクール希望丘はことし始まって、新しい第三のほっとスクールとして、ここが民間委託されていますので、ここを見たいという話が出たんだと思います。 ◆田中優子 委員 委員会で希望が出たという経緯でしたか。 ○平塚敬二 委員長 はい。 ◆田中優子 委員 もし、また今後、こういうところに行きたいというのがあれば、委員会で希望を言えばいいというような、そういう位置づけみたいなことでいいですか。 ○平塚敬二 委員長 はい。  それでは、十二月十七日火曜日に開催予定の文教委員会にあわせて、終わった後に行政視察を実施することに決定いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(2)次回委員会の開催についてですけれども、次回委員会は第四回定例会の会期中の十一月二十九日金曜日午前十時から開催したいと思いますが、いかがでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 それでは、十一月二十九日金曜日午前十時から開催することに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 ほかに何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 特にないようですので、以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。     午後二時三十七分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   文教常任委員会    委員長...