出席説明員
スポーツ推進部
部長 内田政夫
スポーツ推進課長 須藤剛志
オリンピック・
パラリンピック担当課長
中潟信彦
交流推進担当部
部長 小澤弘美
交流推進担当課長 山田一哉
参考人
公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団
理事長 野原 明
副理事長 尾﨑眞也
常務理事・事務局長 星 正彦
事務局次長 梅原 文
管理課長 小野道子
施設課長 久木田謙介
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本日の会議に付した事件
1.報告事項
(1) 令和元年第三回区
議会定例会提出予定案件について
〔報告〕
①平成三十
年度公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団の経営状況に関する書類の提出
②令和元
年度公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団の経営状況に関する書類の提出
(2) 平成三十年度指定管理施設に係る事業報告について(オリンピック・
パラリンピック等特別委員会所管分)
(3) スポーツ施設の無料開放・体験イベントの実施結果について
(4) 二〇一九
ボッチャ世田谷カップの実施結果について
(5) 大蔵運動場陸上競技場 新スタンド オープニングイベントについて
(6) 東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック一年前イベントの実施結果について
(7) アメリカキャンプボランティアの募集について
(8) ホストタウン事業の実施結果について
(9) 「世田谷おもてなしプロジェクト」について
(10) その他
2.協議事項
(1) 次回委員会の開催について
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午前九時五十九分開議
○田中優子 委員長 ただいまからオリンピック・
パラリンピック等特別委員会を開会いたします。
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○田中優子 委員長 それでは、1報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)令和元年第三回区
議会定例会提出予定案件について、報告①及び②の公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団の経営状況に関する書類の提出についての報告に入ります。
本件に関しまして、参考人として、世田谷区スポーツ振興財団より野原理事長、尾﨑副理事長、星常務理事事務局長、梅原事務局次長、小野管理課長、久木田施設課長に御出席をいただいております。本日はお忙しい中、御出席いただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表して心から御礼申し上げます。
では、議事の進行ですが、まず、区理事者より経営状況について報告をいただき、その後、世田谷区スポーツ振興財団より経営方針等についての御説明をお願いいたします。その後、質疑応答に入りたいと思います。
また、参考人の皆様方に申し上げます。水分補給につきましては、体調を崩すことがないよう、遠慮なく、適宜お飲みいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それではまず、区理事者より経営状況の報告をお願いいたします。
◎須藤 スポーツ推進課長 それでは、平成三十年度及び令和元年度の公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団の経営状況に関する書類の提出について一括して御報告をさせていただきます。
まず、三十年度の経営状況から概略を申し上げたいと思います。資料をごらんください。
1の事業でございます。(1)スポーツ・
レクリエーション事業といたしまして、子ども対象、成人対象、高齢者対象、障害者対象事業等がございます。こちら、初心者、初級者、中級者など参加者のテーマ別教室ですとか、小中高校生以上、または障害のある方など、対象に合わせました体力、基礎運動能力の向上事業、それから各種スポーツ教室等を実施いたしまして、多くの方に御参加をいただいてございます。続きまして、⑤競技力向上事業といたしまして、昨年は第十三回となりました世田谷246ハーフマラソンにおきまして、ハーフマラソンのほうで千八百五十三名、その他健康マラソン、それから、
障害者スポーツ体験会などを実施させていただいてございます。⑥スポーツ講習会のところですけれども、区内体育施設に従事する職員を対象といたしまして、体育施設の管理士養成の講習会など、各種養成講習会を開催いたしまして、施設の管理運営、質の向上を図ってまいりました。⑦施設活性化事業ということで、総合運動場や温水プールで、子育て中の方にも安心して参加いただけるような託児サービスつきの教室を継続して開催するなど、多くの方へも御参加をいただいてございます。
続きまして、(2)をごらんください。スポーツ及び
レクリエーション普及啓発事業でございます。
①区民スポーツまつりなど、誰もが気軽に楽しめるスポーツイベントなどを実施いたしまして、約三万二千人の方に御参加いただいたりしまして、スポーツ・レクリエーションに親しんでいただいたところでございます。
(3)スポーツ及び
レクリエーション団体育成事業となってございます。こちらの
②総合型地域スポーツ・文化クラブの育成につきまして、区内八つのクラブに対しまして、物品、また、クラブ間の連携、情報交換を目的といたしまして、連絡会の開催などをさせていただいて、地域の住民の方が主体的にクラブを運営して、地域のコミュニティーの核となるような支援をさせていただいてございます。
(4)区から受託するスポーツ及び
レクリエーション事業といたしまして、
スポーツ推進委員協議会と連携いたしまして、生涯スポーツセミナーなど、区民向けの教室を実施いたしてございます。
(5)区から受託する社会体育施設の管理運営ということで、指定管理施設でございます総合運動場、それから、大蔵第二運動場、千歳温水プールの利用人数につきまして記載のとおりとなってございます。
裏面をごらんいただければと思います。収支決算になります。収支計算書の内訳ということで御説明をさせていただきます。財団の会計区分につきましては、御説明を先ほどさせていただきました(1)から(5)までの事業並びにそれに伴う人件費など、公益目的の事業会計、それから収益の事業会計、法人会計と三つの区分に分かれてございます。
それでは、内訳表の一番右の合計欄での説明をさせていただきますので、御確認をいただければと思います。
まず、初めの一般正味財産増減の部の中で、経常増減の部となります。経常収益の合計(A)につきましては二十二億六千五百三十三万八千六百九十四円となっておりまして、その内訳といたしましては、各種教室への参加やハーフマラソンの協賛金、自動販売機等の手数料収入である事業収入、それから、区からの補助である受取補助金、指定管理料等の収益事業の収入、それから賛助会員、協賛会員の方からの受取会費などとなってございます。続きまして、経常費用計(B)をごらんいただければと思います。こちらが二十二億三千四百五万八千六百九十二円となってございます。したがいまして、当期経常増減額(C)につきましては、先ほどの(A)から(B)を引きました三千百二十八万二円ということになってございます。
続きまして、経常外増減の部を御説明させていただきます。経常外収益(D)という欄をごらんいただければと思います。こちらが三百九十四万六千百五十円から、経常外費用としてかかりました四百二十八万六千六百円を引きまして、経常外増減はマイナス三十四万四百五十円ということになってございます。これによりまして、税引き前の当期一般正味財産の増減が三千九十三万九千五百五十二円となっております。今御説明しました増減(H)から法人税、都民税、事業税を引いた一般正味財産の合計額につきましては(J)という欄になりますけれども、こちらの金額が二千八百九十五万六千六百五十二円となってございます。これに
一般正味財産期首残高を合わせまして、期末残高が四億三千六百八十五万八千七百七十三円となってございます。
続きまして、指定正味財産増減の部でございます。受取補助金につきましては、財団の固有職員の退職金の相当分に対する区からの補助ということになりますけれども、区の財政支援基準に基づきましてゼロとなってございます。受取寄付金につきましては、世田谷246ハーフマラソンのために役立ててほしいということで、三十万円の寄附をいただいているということでございます。
当期指定正味財産増減額(M)と
指定正味財産期首残高を合わせました期末残高は五億一千四百八十四万九千四百四十三円となっております。したがいまして、最終的に
一般正味財産期末残高は
指定正味財産期末残高を合わせまして九億五千百七十万八千二百十六円となっております。
恐れ入ります。続きまして、令和元年度の事業概要の概略について御説明をさせていただきます。もう一つの冊子のほうの令和元年度の書類をごらんいただければと思います。
(1)スポーツ及び
レクリエーション振興事業でございます。こちら、子どもから高齢者まで個々のレベルに合った事業を展開いたしまして、区民のスポーツ・
レクリエーション活動の振興を図ってまいります。④障害者対象事業といたしまして、障害者関係団体等と連携して事業を拡大いたしましたり、障害の有無にかかわらず誰もが一緒にできるというようなことでの
ユニバーサルスポーツ種目の体験会や普及活動を担う人材育成につながる講習会、こういったものを実施して、障害のある方がスポーツ・レクリエーションに親しむ機会を向上させてまいりたいと考えてございます。⑤競技力向上につきましては、先ほど第十三回の御説明をさせていただきましたけれども、本年、第十四回目となります世田谷246ハーフマラソンを健康マラソンとあわせまして、十一月十日日曜日に実施する予定とさせていただいております。また、区民体育大会ですとか、第九回目となります世田谷子ども駅伝など、各種大会、ジュニア育成事業の実施など競技力の向上や、さらなるスポーツの普及促進を進めてまいりたいというふうに考えてございます。⑦施設活性化事業は、新たに希望丘地域体育館におきまして、器械運動の教室ですとか、夏季プール開放を行う中学校においての水泳教室を実施するなど、施設の特性を生かした多様なプログラムを提供いたしまして、施設の利用促進、活性化を図ってまいりたいと考えてございます。
(2)スポーツ及び
レクリエーション普及啓発事業ということで、区民スポーツまつりですとか、元旦あるこう会、多摩川ウォークなど、子どもから高齢者、障害のある方も気軽に楽しんでいただけるイベントですとか、
スポーツインフォメーションを通して区の「スポーツのしおり」を発行したり、指導者育成、養成など、スポーツ・
レクリエーション活動の普及啓発を図ってまいりたいと考えてございます。
(3)団体育成事業でございます。賛助会員や総合型地域スポーツ・文化クラブなど、区内のスポーツ・
レクリエーション団体を支援いたしまして、地域におけます区民のスポーツ・
レクリエーション活動の支援をしてまいります。
(4)区からの受託となります事業でございます。引き続き、スポーツ推進委員と連携いたしまして、各種事業を実施いたしまして、地域スポーツの推進を図ってまいりたいと考えてございます。
また、(5)におきましても、区のほうから社会体育施設の管理運営ということで受託をしてまいります。記載の施設の管理運営を行ってまいります。
裏面をごらんいただければと思います。こちら、令和元年度の収支の予算額ということで、内訳表をつけてございます。先ほども御説明しましたように、財団の会計区分につきましては、公益目的、収益事業、それから法人会計と三つの区分に分かれてございます。
こちらも内訳の一番右の欄での御説明をさせていただきます。
まず、一般正味財産増減の部になります。経常収益の合計(A)でございますけれども、二十三億四千三百二十八万九千円となっておりまして、その内訳といたしまして、各種教室への参加費、それから、ハーフマラソンなどへの協賛金、自動販売機等の収益事業となってございます。また、区などからの補助金収入や指定管理の利用料金等の受託事業収益、賛助会員団体等の受取会費などとなってございます。恐れ入ります。今度は支出の部となります。こちら、経常費用の合計(B)というところをごらんいただければと思います。こちらが二十三億六千四百二十三万円となっておりまして、経常収益から経常費用を差し引きまして、法人税等の支出を加えました
当期一般正味財産増減額はマイナス二千三百十七万三千円となってございます。この
一般正味財産期首残高の増減によりまして、
一般正味財産期末残高が三億四千七百四十九万七千円となってございます。
次に、指定正味財産増減の部をごらんください。
当期指定正味財産増減額につきましては、一般正味財産への振りかえとなりまして、
指定正味財産期首残高(M)と合わせた期末残高が五億一千四百八十四万八千円となっております。
したがいまして、一番最後の欄に記載をさせていただいておりますけれども、
一般正味財産期末残高と
指定正味財産期末残高を合わせました正味財産期末残高が八億六千二百三十四万五千円となってございます。
財団の経営状況の説明につきましては以上です。
○田中優子 委員長 次に、経営方針等について、スポーツ振興財団より説明をお願いいたします。
◎野原 理事長 それでは、公益財団法人世田谷区スポーツ振興財団について御説明をさせていただきます。
当財団は、世田谷区体育協会と世田谷区
レクリエーション連盟を発展的に解散し、全国でも類のない新たなスポーツ・
レクリエーション振興を図る法人として平成十一年に設立され、今年で二十一年目となります。現在、
区内スポーツ関連団体四十八団体を賛助会員として迎え、体育協会の役割を果たすとともに、「いつでも」「どこでも」「誰でも」「いつまでも」をスローガンに、生涯スポーツ社会の実現を目指す世田谷区の政策目標の達成を補完し、スポーツ・レクリエーションの振興、発展に寄与しているところでございます。
当財団の経営につきましては、生涯スポーツ社会の実現に向け、行政の信頼性、確実性、公平性を継承しつつ、効率性、専門性を追求した公益法人ならではの弾力的な経営を目指し、経営基盤の強化、区民サービスの向上、経営の透明化といった三つの方針を掲げております。これらの経営方針のもと、区のスポーツ推進計画の基本理念を踏まえ、当財団の策定した世田谷区スポーツビジョンを着実に推進し、施設管理と一体となった各種事業展開や自主財源のさらなる確保を図りつつ、効率的かつ柔軟な運営に取り組んでおります。また、区の重点の取り組みの項目の一つである東京二〇二〇オリンピック・
パラリンピック競技大会に向けた取り組みについては、区との連携を一層強化していく所存でございます。
次に、当財団の事業につきましては、自主事業、受託事業の二つがございます。
自主事業でございますが、世田谷区246ハーフマラソンや区民体育大会などの各種競技大会、
世田谷ジュニアアカデミー、区民スポーツまつりなど、各種スポーツ教室、イベントなど、世田谷区の特性を生かしたスポーツ・レクリエーションの振興、普及啓発事業など幅広く実施しております。特に、今年度、第十四回を迎える世田谷246ハーフマラソンにつきましては、引き続き日本陸上競技連盟の公認を受け、さらに、国際陸連の認定コースにもなっております東京マラソン二〇二〇提携大会ともなっておりますし、十一月十日の開催に向け準備を進めております。昨年同様、ハーフマラソンの部については、ふるさと納税の寄附による二百名の優先出走枠を含めた定員千八百名となっております。今回の申し込み状況といたしましては、ハーフマラソンの部では五千六百名を超える申し込みをいただいております。また、東京二〇二〇大会の機運醸成や障害者スポーツの普及振興につきましても、各競技団体や区内大学の協力もいただきながら、オリンピック・パラリンピックの種目体験事業なども取り組んでおります。
次に、受託事業でございます。総合運動場及び大蔵第二運動場、千歳温水プールの指定管理施設を初め、本年二月より受託開始した希望丘地域体育館、中学校温水プール及び尾山台地域体育館など九カ所の受託施設、さらに区内九十の小中学校の学校施設開放業務など、区内全域を網羅するスポーツ施設の管理運営を行っております。
当財団は、多くのスポーツ施設を一元的に管理し、ハード、ソフト一体となった事業展開により、効率的かつ効果的な運営を行うことが最大の強みであります。それがまた財団の特色であると考えております。これまで培ってきたノウハウや経験を生かし、さらに利用者サービスの向上に努めてまいります。
最後に、当財団といたしましては、設立目標に沿った専門性、独自性を発揮し、今後も施設管理と一体となった魅力的な公益性の高い事業展開をしつつ、自主自立に向けた努力を継続し、区民ニーズを反映して、柔軟な運営に取り組んでまいりたいと思います。
以上、説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○田中優子 委員長 それでは、これまでの報告、説明に対し御質疑がございましたら、どうぞ。
◆岡本のぶ子 委員 ありがとうございます。今御説明いただいた中で、希望丘の地域体育館の運営について伺いたいんですけれども、ことしの二月にオープンして、それで三十年度と三十年度にそれぞれ数値等が書かれているんだと思うんですが、希望丘の三十年度の団体数ですとか、人数というのは、この報告書の中には書かれているんですが、三十一年度に入ってから団体数ですとか利用者数の推移というところがわかれば、まず教えていただきたいと思います。
◎久木田 施設課長 希望丘につきましては、おっしゃっていただいたとおり、三十年度の個人利用と団体利用の数値を載せているところでございます。三十年度については稼働状況でいくと、三〇%から四〇%、ちょっと具体的な数値を持ってきていないので申しわけないんですけれども、三十一年度につきましては、毎月稼働の状況は確認しているんですけれども、ちょっとこの場で細かい数字はお答えできないんですけれども、五割を超える月が何月か出てきたというような状況でございます。
◆岡本のぶ子 委員 今回、希望丘地域体育館が整備されるときに、もちろんボッチャなどのコート整備というのもあったんですが、障害者の方々が活用できる施設ですということを一応うたっていたと思うんですけれども、三十一年度の計画の五ページのところで、障害者の方々の計画そのものが、希望丘地域体育館の活用というのは障害者団体のほうでは触れられていなかったのですが、障害者団体の方々の活用状況という点ではいかがでしょうか。
◎須藤 スポーツ推進課長 そちらの障害者の団体の活用につきましては、我々、スポーツ推進課で障害福祉部のほうと連携をさせていただいて、以前、総合福祉センターで活動等を行っていた方々を中心に、今新しく保健センターが、その団体さんの支援の窓口を担っていますので、そちらのほうで受け付けをさせていただいて、障害者枠として時間帯を設けまして、やらせていただいています。ごめんなさい、九月だったか、十月だったか、戻ってちょっと確認させていただきますけれども、利用が結構あるので優先枠をもう一枠ふやしますということで、この間、たしか議会のほうでも答弁させていただきまして、利用の枠をふやして障害者の方に御利用いただくというような形で体制をとらせていただいております。
◆岡本のぶ子 委員 ということは、この五ページに書かれている障害者対象事業というものとは違って、希望丘地域体育館を使う枠は既につくられていて、かつ、活用されていると考えてよろしいですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 そのとおりです。
◆津上仁志 委員 まず、収支計算書の内訳のほうでちょっと教えてほしいのが、雑収益という形で経常収益の一番最後の欄にあるんですが、三十年度で一千四百万円ぐらいあるんですけれども、これの内訳というか、どういうものが雑収益というものに入るのか教えてもらえますか。
◎小野 管理課長 雑収益でございますが、内訳としましては、主にハーフマラソンですとか区民スポーツまつりで模擬店を実施しておりまして、そういった出店料が大部分でございます。そのほか収益事業につきまして、自動販売機を設置しておりますが、その自動販売機ですとか売店にかかる光熱水費を、設置していただいている業者さんから、一旦、財団のほうに光熱水費を納めていただいて、それを区に経由して払うというところがございまして、その光熱水費の負担金というところが大きな割合を占めてございます。
◆津上仁志 委員 自動販売機の設置に関する手数料は事業収益で入っていて、かかっている光熱水費はここに入ってくるということになるんですね。わかりました。ありがとうございます。
それと、事業のほうで聞きたいんですけれども、区からの報告の形でも、三十年度の実施事業の中で、私は地元なんですけれども、太子堂の中学校温水プールの活性化事業の参加者が極端に少なくて、あと、この事業報告の中を見ても、イベントは開催していただいているようなんですが、定員に満たなかったりとか、参加者数というか利用者数も年々減っているような状況になっているんですけれども、これはどういう理由があるのか。ほかのプールを見ると、そういう状況ではないので、太子堂ならではの問題が何かあるのか、そのあたりをお聞きしたいんですけれども、駅前に
フィットネスクラブ等があるんですけれども、そちらのプールは結構繁盛しているようで、利用者の方は非常に多いんですけれども、なぜかなと思って。
◎久木田 施設課長 まず、決算書でいきますと、二五ページのほうに
太子堂中学校温水プールの利用者が載っている状況です。おっしゃっていただいたとおり、二十九年度に比べて三十年度につきましては、千四百六十三名、三・五%の減というところでございました。こちらは下のほうに記載させていただいているんですけれども、太子堂中学校の温水プールの更衣室がコンクリートむき出しの状況で、かなり区民の方からもっときれいにしてほしいという要望はいただいていたところ、三十年度に工事の予算を区につけていただきまして、約一カ月半か二カ月ぐらい休業した部分が原因につながっているという状況です。
実施事業につきましては、おっしゃっていただいたとおり、四中学校の温水プールでも継続的に場所がとれないというような状況の中でありつつも、中学校と話しまして、何とか教室をということで、子どもの水泳教室とか、ニーズのあるところで展開していっている状況なんですけれども、確かに四中学校のプールの施設の設備状況の中でも、太子堂中学校のほうは若干教室の人数の入りが少ないというところは、私どもも認識しておりまして、そのあたり地域との連携の部分とか広報の部分で、今後強化してまいりたいと思っております。
◆津上仁志 委員 非常に苦戦されているんだと思うんですけれども、利用されている方からいろいろお話を聞くんですけれども、非常にすいていていいというお声はいただくんですけれども、逆にもったいないんじゃないかというふうなお声もあって、特に中学校との併設というか、一緒に使うものでなかなか難しいんでしょうけれども、もう少しニーズに合ったようなイベントだったりとか、教室だったりとか、そういったものを開催しながら、今回、後で報告があると思うんですけれども、開放して利用者をふやすというような取り組みもされましたけれども、後で結果を聞いて、またいろいろお話を聞きたいとは思っているんですけれども、そういう取り組みなんかも含めて利用者増にならないと、せっかく運営しているんですからもったいないと思いますので、何とかその辺は御努力いただいて、施設が古いというのもあるんでしょうけれども、改善していただけるよう要望しておきます。
◆田中みち子 委員 八月二十四日に
ボッチャ世田谷カップが初めて開催されたと思うんですけれども、財団の皆様にもさまざま御協力いただいてありがとうございました。その中で、ちょっと確認したいと思っているのが、財団の皆様のところでも、障害のある方とともにスポーツを楽しむということで、いろいろボッチャなんかをやられている団体だとか、そういったところとも交流されていると思うんですけれども、この
ボッチャ世田谷カップが開催されますということを、そういう団体の方にお伝えいただいていたかなというか、そのあたりはどうだったでしょうか。
◎尾﨑 副理事長 まず、世田谷区のほうもボッチャに力を入れてやっていこうというふうな判断をいただいて、財団とあわせて同じような形でと。そこで一つ、こういうのができるんじゃないかと出てきたのが世田谷カップで、いつの時期に行うかというのが一つあって、本当は猶予期間というか準備期間も含めて、初めての催し物だったものですから、できれば年度末までにいろいろボッチャを広めていきながら、宣伝もしていきながら、世田谷カップに向けてということも区と協議もしたんですけれども、二〇二〇の一年前イベントで八月に、いろんなイベントをできればみんなに知ってもらうということも含めて、この一年前というのを一つの節目としており、オリンピック・パラリンピック競技をみんなに知らせようじゃないかということで区のほうと協議して、八月ということにしたもんですから、初めて事業をつくり上げながら、終点が八月だったもんですから、なかなかその周知で、公募を区のほうでしていただいて、公募で応募してきたところと、今まではボッチャというのを通じて、大会というほどではないんですけれども、そういうことをやってこられていて強いチームというところにお声かけして、出ていただいたと。
次年度以降は、ことしやったんで、ある程度認知もしていただけたのかとも思いますので、どういうふうな参加の仕方というのは、また区に相談しながら、区のほうで決めていっていただければと。ちょっとやり方も工夫が必要なんだろうと思っています。
◆田中みち子 委員 ありがとうございます。たまたま地元で活動を続けていて、熱心にやられているところなんかが、事前にわかっていたらエントリーしたかったんですというお声もちょっとあったりして、やっぱり一年前ということで、ばたばたと開催になったということはわかるんですけれども、せっかく広まったところですし、ぜひ次回は広く皆様に周知いただきたいことを要望させていただきます。
◆おぎのけんじ 委員 細かい話なんですけれども、この決算書の一九ページの下段に、スポーツ・レクリエーション指導者養成・活用ということで書いてありますけれども、指導者を養成・登録して、地域団体や学校部活動等への紹介及び云々と書いてありますけれども、昨年度、このスポーツ・レクリエーション指導者養成・活用事業を通して、学校の部活動に紹介できた実績はわかりますか。
◎小野 管理課長 お尋ねのスポ・レクネットの指導者の紹介の実績でございますが、残念ながら、昨年度については御依頼自体がございませんでしたので、紹介の実績はございません。
◆おぎのけんじ 委員 御依頼というのは、学校側からの依頼ということですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 それでは、二〇一九
ボッチャ世田谷カップの実施結果について御報告をさせていただきたいと思います。
先ほど来御説明ありましたとおり、パラリンピックを契機といたしまして、障害者スポーツを推進するという取り組みの中の一つとして、ボッチャの交流大会で、二〇一九
ボッチャ世田谷カップを実施いたしました。
日時は記載のとおり、八月二十四日ということで、場所が区立総合運動場の体育館で実施をさせていただいております。
今回、十六チームに出場いただきまして、小学校、中学校から一般公募、三チームまで出場をいただきました。アスリートチームとして、北京オリンピックの新体操日本代表でキャプテンも務められました田中琴乃さんという方とライフセービングの前日本代表の監督の飯沼誠司さん、それから、同じく北京オリンピックで体操の団体銀メダルで活躍された坂本功貴さんという三名の方のアスリートにも御参加をいただいて実施したところです。
結果につきましては、最終的に優勝しましたのが民間企業で、世田谷区にボッチャボールの寄附を実はしていただいた企業さん、あいおいニッセイ同和損保さん、それから、東京海上日動さんとNECさんの三企業いらっしゃいまして、その三企業に御出場いただいて、最終的に民間企業だったNECのボッチャ部が実は優勝してございます。第二位が、先ほどのアスリートチームでした。アスリートチームは、当日来て初めてチームを組んだので、実はチームとしての練習はしておりません。
参加人数につきましては記載のとおりで、裏面に写真を記載させていただいております。当日、多くの議員の方にもお越しいただきまして、ごらんいただきました。そのうち、二段目の写真の右側にキッズブーケプロジェクトというのがあるんですけれども、当日、会場でスポーツだけではなくて、スポーツが苦手でもお花をつくって花束をつくれるという方に、花束をつくっていただいて、最後、表彰式のときに、自分のつくった花束を入賞したチームの方々にあげていくという形で参加をしていただくということで、本当にさまざま参加をしていただきました。
この大会で印象的だったのは、実は公募チームの子どもたちが、決勝の一回戦で民間企業のNECさんと当たって負けたんですけれども、それまでずっと全勝で勝ち続けていたのが初めて負けたので、子どもが涙を流して悔しがったんです。そういう意味で、子どもも大人も同じレベルで本当に競技に挑むというようなすごさを改めて感じたところです。
今後も、先ほどいろいろ御意見いただきまして、さまざまなところにちゃんと情報を届けるようにして、いろんな方に本当に来ていただいて、集っていただける一つのシンボリックなものになるように育てていきたいというふうに考えてございます。
報告は以上です。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に関し質疑はありますでしょうか。
◆岡本のぶ子 委員 この大会は初めて開催されて、そして、私も最後の決勝戦だけでしたけれども、行かせていただいて、非常にアスリートチームの方々とNECボッチャ部の方たちの熱戦に触れたことは大変有意義だったと思いますし、また、これだけすばらしい方々が参加をして、地域の方も含めて参加をしていたものだったので、やはり、何度も言って申しわけないんですが、障害者の方たちが余りにも少ないというか、ほとんどお会いしなかったことに、かなり淋しさを感じました。
また、観覧者数も百六十人ということで、これだけ世田谷区がボッチャカップといって打ち上げたにもかかわらず、非常に寂しいものを感じたので、そういった点では、これは第一回ですのでスタートではあるんですけれども、今後、本当にボッチャの世田谷とスポーツ推進部として打ち出された以上は、これをぜひ区民の全ての方々に情報が伝わるような手だてをまず御検討いただいて、そして、先ほど来申し上げた障害のある方もない方も一緒に楽しめる一つのシンボルにされていくんだと思いますけれども、そこを起点として、さまざまな種目が、これまでも日本体育大学の先生によって、
レクリエーション活動として、私たちは講習会を受けさせていただいた体験もありますので、そういうさまざまなグッズを世田谷区は購入して、いつでも貸し出せる体制になっていますと、恐らく二年ほど前に購入されていたのではないかと思いますが、その活用も含めまして、この
ボッチャ世田谷カップをシンボルにしながら広がる、点を面にできるまで頑張っていただきたいなと思います。いかがでしょうか。
◎内田 スポーツ推進部長 第一回目ということで、人数も含めてもっと広げていきたいというふうに思っておりますし、実はボッチャというのは、いろんな団体、いろんなグループの方が既に実施をしているというのはあるんですね。ですので、今回は参加者が十六チームですけれども、来年度、どういう形で広げていくのか、あと、実際にはプレーはしないまでも、現場に来ていただく工夫も含めまして、そうしないとどうしても広がりが出てこないというふうに思いますので、きょうはさまざま御指摘いただきましたので、そのことも含めまして、来年度、さらに多くの方に参加していただく、見ていただく、そして、障害スポーツの推進、理解が深まるように取り組みをしていきたい、このように考えております。
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○田中優子 委員長 次に、(5)大蔵運動場陸上競技場新スタンドオープニングイベントについて、理事者の説明を願います。
◎須藤 スポーツ推進課長 大蔵の陸上競技場のスタンドのほうが、今、着々と工事を進めさせていただいておりまして、完成の予定となってございます。こうした完成を記念いたしまして、開所式の開催をさせていただきますとともに、二〇二〇大会やホストタウンとしての気運醸成を目的といたしまして、陸上競技を間近に見て、体験するというようなイベントで、アメリカ選手との交流を図るということでの実施を開催していきたいというふうに考えてございます。
日時ですけれども、十一月二十三日土曜日を予定しております。
開催場所は大蔵運動場の陸上競技場です。
主催・共催は記載のとおり、スポーツ振興財団との共催で実施をしてまいります。
おもな内容ですけれども、開所式が終わりました後、トラック&フィールドということで、陸上競技を中心としたイベントを予定しておりまして、その後、午後、アメリカの陸上選手との交流会というようなことも含めたイベントを今検討しておるところでございます。
一枚おめくりいただきまして、別紙のほうをごらんいただきますと、御協力いただけますのがミズノトラッククラブと、それから、パラアスリートでアテネ大会ですとか、リオデジャネイロ大会にも御出場されている副島さんという方に来ていただいて、車椅子のレーサーの体験も、実際に乗って陸上競技場で走るというような経験もしていただきたいというふうに思っております。ミズノのほうにつきましては、キャプテンの方が、皆さんも御記憶に新しいかと思いますけれども、リオ大会で四掛ける百メートルリレーで銀メダルをとった選手の一人の飯塚翔太さんという方がキャプテンになって、それぞれハードル、棒高跳び、砲丸投げ、やり投げ等で皆さん御参加をいただくというようなことで検討をしております。
表のほうにお戻りいただきたいと思います。こちら開所式、それから各イベントの観覧、参加につきまして、事前の申し込みを受け付けたいと思います。トラック&フィールドの部分につきましては、ワンポイント体験ということで体験を予定しているんですけれども、こちらはちょっとミズノのほうからの種目での制約もありまして、陸上経験者の方にということでお話をいただいておりますので、中高生ですとか、それから世田谷のジュニアアカデミーで子どもたちが陸上をやっていますので、そういった子どもたちを中心に、ちょっと一般の方はなかなか厳しいということですが、募集をさせていただいてやっていきたい。観覧は事前申し込みで、皆さんどなたでも御観覧いただけるようにということと、陸上競技場のスタンドは寄附をしていただいて、スタンドの座席と、それから障害者用のだれでも更衣室とか、そういったものをつくるのに御協力いただきましたので、そういった方々を御招待させていただきたいというふうに考えてございます。
今後の予定につきましては、記載のとおり、九月、十月でそうしたイベント参加者の募集、寄附をいただいた方への周知等をさせていただきまして、実際の実施を迎えていきたいということを考えてございます。
また、こちらの資料のほうにちょっと記載がないんですけれども、陸上競技場のスタンドを設置するに当たりまして、アーチェリー場、洋弓場のほうが実は移設をすることになっておりまして、その洋弓場が先行して完成をいたしましたので、九月の二十一日からアーチェリー場のほうを先行して、区民の方の利用が開始できる状況になりましたので、開所させていただくということで予定をしております。
報告は以上です。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆中山みずほ 委員 さっき、ボッチャの参加人数の問題とかも各委員から指摘があったと思うんですが、このイベントに関しては、観覧、参加含めて、どのぐらいの目標人数を掲げていらっしゃるんですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 全体で観客席のほうが約千七百席ございます。御寄附を実際にいただいた方が四百七十名ほどいらっしゃいまして、この方々に御案内いたしますと、恐らく家族の方とかが一緒に来られると、七、八百人の人数が想定されますので、あと残り千名分ぐらいの座席の枠がありますので、そうした部分を広く周知させていただきまして、なるべく多くの方に来ていただけるように周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
◆津上仁志 委員 イベントが二つあると思うんですけれども、それぞれで募集をするということでいいんですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 そこのところが、実はアメリカのイベントの概要をちょっと今確認しているところで、アメリカのイベントの内容も含めて、一緒に全部見てくださいというような感じでの御案内をさせていただこうかなと思うんですけれども、イベント自体の参加、トラック&フィールドの参加は、先ほどお話ししたように、陸上関係の経験者の方に参加をしていただきたいということなんで、ちょっと特定の方になるんですけれども、午後の交流イベントのほうは、今のところ向こうからの特段オーダーもなくて、我々、一般区民の方に参加をさせてほしいですということでお願いをしていますので、参加可能であれば、そういった方を対象に午後の部分の参加、実際にアメリカ選手と触れて何かを体験するといったところは一般の方の御参加というのをお声かけしたいなというふうに考えています。
◆津上仁志 委員 それぞれで募集するでいいんですね。
◎須藤 スポーツ推進課長 そういった意味では、参加については、それぞれ募集にさせていただきます。
◆津上仁志 委員 あと、トラック&フィールドイベントは陸上経験者ということですけれども、中学校にも当然声をかけていただけるんでしょうか。
◎須藤 スポーツ推進課長 教育委員会を通じまして、中学の体育連盟等にお声かけさせていただいて、多分、そんなにすごい人数は申し込めないんで、どういう配分にするかというのは相談していきたいと思います。
◆津上仁志 委員 それは声をかけるのは区立のみですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 ちょっと記憶があれですけれども、中学の体育連盟は区立、私立も入っていますので、恐らく両方に声がかかるのかなというふうには考えております。
◆あべ力也 委員 イベントの参加者のことも問題提起もさせていただいていますけれども、そもそもイベントの参加者が少ないということは理由は何なのかなというふうによく考えると、イベントの広報にも、やっぱり手法的にも問題がちょっとあるのかなと。これを見ても、例えばチラシを配布するとか、ホームページに掲載をするということなんですけれども、まず、このチラシは何部つくって、チラシの作成費は幾らなんですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 チラシの作成のほうは、スポーツ振興財団にお願いをしているところなので、金額はちょっとわからないんですけれども、チラシのほうはとりあえず六千部ほどということで、今、話は聞いています。
◆あべ力也 委員 六千部のビラをつくって、それが効果として、どれぐらいの方の目に触れて、どれぐらいの参加という需要を呼ぶのかというのがちょっとわからないんですけれども、世田谷区の予算の拠出の関係で可能なのかどうかよくわからないんですけれども、例えば、今SNSで広告を出すというようなことは可能なわけですよね。イベントとか、こういうものは多くの方の目に触れるというほうが効果はあるでしょうし、今、課長からは作成費に関しての予算を伺えませんでしたけれども、おおよその費用はどれぐらいですか。おおよその六千部つくって。
◎須藤 スポーツ推進課長 済みません、ちょっと正確にお答えができないので非常に恐縮ですけれども、単価的に言うと、多分、一枚当たりが十円とか、十五円とか――ちょっと済みません、単価を含めまして、改めて経費を確認して御報告させていただきます。
◆あべ力也 委員 いずれにしても、一万円、二万円ではないですよね。
◎須藤 スポーツ推進課長 もう少しかかると思います。十万円はかからないと思います。
◆あべ力也 委員 そうすると、六千人にアプローチをしようと思った場合に、SNSだと一万円もかからないぐらいでアプローチができると思うんですね。それで、十万円かけるといったら相当数のアプローチができて、お知らせをするというような手段としては、費用対効果を考えても安いのかなと思うんですが、ただ、今まで世田谷区がとってきた手法としては、イベントのたびにビラを作成して、関係の教育機関であったり、関係団体等にお知らせをしながら、一般の区民も巻き込んで、それなりのイベントという形を、体裁を整えようということでやってきているんだと思いますけれども、その手法そのもの全てを否定するわけではありません。
ただ、多くの区民の皆さんにアプローチをするということでは、そうした新しい手法も検討しながら、イベントそのものを盛り上げていくということも、私は新たな考え方として取り入れていくべきだと思いますし、コストの面からも、十分に今までの手法とてんびんをかけながら、あと効果も検証しながら、新しいことを取り入れていくというような、まさに今いろんなことで時代が変わる節目というか、そういうところなもんですから、古い手法の成果等を検証しながら、ぜひ新しい手法を検討していただくということも必要なのかなと思いますけれども、イベントを多くやられる所管課としては、その点についてはどうお考えでしょうか。
◎内田 スポーツ推進部長 世田谷区の中でさまざまなイベントをしておりますし、スポーツはかなりイベントが多いという部分がありまして、対効果というのは重要だと思います。関係するセクションとも連携をとりながら、いかにして結果が出るような、いわゆる広く、多くの区民に情報が行き渡る、かつ、その内容がよくわかるというのは何がいいのかという部分が、従来の紙ベースもあれば、各団体への周知、あるいは交通機関との連携という部分があろうかと思いますけれども、それ以外の新たな手法という部分も出てこようかと思いますので、それは研究させていただきたいと思います。
◆あべ力也 委員 世田谷区が自前で持っているホームページは、ある意味掲示板ですよね。見に来る人が見るということなんですけれども、やっぱり世田谷区が行うイベントに関しては、予算をかけて今までPRしてきているということですから、広報宣伝をしなくちゃならないということで、今まで使ってきた予算をより効果的に、多くの区民の目に触れるようなアピールをしていくということでは、新たな手法を検討するということも必要なことだと思いますので、ぜひその点について検討していただきたいと、これも要望しておきたいと思います。
◆中山みずほ 委員 今の話にもつながるんですけれども、さっきの質問で千名予定というか、目標値ということであれば、今後も多分イベントは続くと思うんですよね。そうなったときに、私は一応企業で広報の責任者をずっとやっていて、やっぱりイベントの企画、当然ですけれども、集客を目標数値に掲げて必ずやっていたので、要するに、このイベントが成功したのかしていないのかの一つの指標として、こういう報告の際には、主な内容とかの項目の中に目標人数、目標で普通は掲げて、そこで一つの指標になると思うんです。
さっき、ボッチャの百六十人は少ないよねというのが、例えば目標が百六十人であれば、それには意味があるわけですし、ターゲットを絞った結果のこういう人たちなので、少なくても成功という事例はあると思うんですね。だから、私たちの一つの判断材料として、必ず項目に人数を入れていただくことというのは難しいことでしょうか。
◎須藤 スポーツ推進課長 ちょっとイベントの性質にもよるかもしれませんが、今おっしゃっていただいたように、確かに一つの判断材料として、何を目的に実施して、何が満たされれば成功というところで、見えるものと見えないものというのはあると思いますけれども、一つのやり方としてそこのところは、なるべくそこの人数を記載するように、我々も今お話ししたように話せるので、ちゃんと資料のほうに落とせるように検討していきたいと思います。
◆あべ力也 委員 今の委員の話ももっともでありまして、ただ、先ほどから申し上げているように、イベントそのものに参加をできるという方が大変制約をされる中で、参加された方の人数だけで評価をするというのは、なかなかちょっとどうなのかなと、目標値も設定をするというのはなかなか難しいのかなと思うんですね。
その上で、今、さまざまな手法ということでお話をさせていただいたように、動画配信をすれば、それに対する視聴人数がどれぐらい出たのかということも、そのイベントに対する評価になると思いますので、さまざまなチャンネルを使って、区民の皆さんにどういうふうにイベントそのものに参加をしていただいたのか。もちろん現場に来て見ていただく場合もあるでしょうし、動画の配信等を閲覧されるということもあるでしょうし、総合的な評価として、そのイベントが成功だったのかどうかというような新たなイベントの評価手法ということも検討していただかなくちゃならないと思うんですね。
今までは、こういうイベントで区民の関心、意識を醸成していくということが、イベントそのものの目標だったんだと思いますけれども、ただ、お金をかけて、予算をかけてやるんですから、それに対してどういうアピールの仕方で、どういう評価をしていくのだということに関しても、ぜひ検討していただく必要があると思いますので、この点についても新たな評価手法、新たな目標設定の仕方、その辺について検討していただいて、その上じゃないと、なかなか役所の皆さんも、そういうことがはっきりしていない中で、何人だったら成功で、どれぐらいだったらこうなんだということ自体もどうなのかなと思いますので、評価手法、PRの仕方、目標の設定等について、どういうふうに検討していくのか、これも新たな検討の課題だと思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
◆おぎのけんじ 委員 大変細かい話で恐縮なんですけれども、寄附された方というのは、スタンドに名前のプレートが入るという話でよかったんでしたっけ。
◎須藤 スポーツ推進課長 座席に寄附をしていただいた方は、ちょっと今考えているのは、一つの大きな板の中に、寄附していただいた方のお名前の銘板を入れていくというような方法で、座席そのものではなくて、銘板にお名前を入れさせていただくという方法で、各寄附者の方にどういう形でお名前を入れますかということで確認をさせていただいております。寄附いただく時点で、昨年ちょっとお願いしたときに、そういう銘板で入れさせていただきますという形での広報をさせていただいております。
◆おぎのけんじ 委員 その銘板は、もう十一月二十三日にはできているんですか。
◎須藤 スポーツ推進課長 そこでの納入に向けて、今発注をちょうどしているところです。
◆おぎのけんじ 委員 ちなみに、銘板に入るお名前の順番というか、そういうのはルールとかは決まっているんでしょうか。
◎須藤 スポーツ推進課長 ちょっと今、非常に悩ましいところで、一つは三十万円以上、スタンドの座席のほうでいくと、一口三万円以上の方はお名前を載せられますという形でお願いをしていまして、十口以上だと大きなプレートにしますということで、プレートの大きさを変えるということにしているので、まず、三十万円以上の大きい方があって、それ以降の方ということなんですけれども、その中で誰をという優先順位、受付順でも何でもないので、一応、五十音順を考えるんですが、御家族でばらばらにならないようにとか、そういうようなことをちょっと検討して、入れさせていただこうというふうには考えてございます。
◆おぎのけんじ 委員 そういう情報は、実際に寄附された方というのは御存じなんですか。というのは、私の周りにも何人か寄附された方がいて、たしかお名前は寄附された方以外、多分お孫さんだとか、そういうのも可能だというような話を聞いているんですけれども、実際にどういう形で入るのかというのがどの辺まで伝わっているのか、あけてびっくりということにならないようにしてほしいなと思うんですけれども。
◎須藤 スポーツ推進課長 寄附された方にそこまで、こういう順番でこうなりますという細かいところまではちょっとしていないんですが、見ていただいて、これはおかしいんじゃないかとならないように、並び順を含めまして、きちんと検討させていただきます。
◆阿久津皇 委員 ちょっと確認なんですけれども、今回このスタンドの総工費と、それに対して寄附の総額がお幾らだったのか教えていただきたい。
◎須藤 スポーツ推進課長 今回、スタンドの総工費が設計等の費用も含めまして、約十九億二千万円になります。今回、寄附をいただいた金額につきましては、合計で二千二百七十一万八千三百五十六円、ちょっと細かい金額も御寄附をいただいたものですから、障害者スポーツのほうでの御寄附は金額何万円という単位ではなかったので、細かい数字もいただきましたんで、そういった形になります。
◆阿久津皇 委員 もう一つ、先ほどのSNSの活用のところなんですけれども、多分、区の広報もあれば、教育委員会も教育委員会でアカウントを持っていたりして、教育委員会主催のイベントの告知なんかもされているようですから、今スポーツのほうでは、ちょっとどこのアカウントを使うのか、新たにアカウントをつくるのかわからないですけれども、そういうところの活用もあるのかなと思うんで、そこの辺は今、多分まだされていないですよね。
◎須藤 スポーツ推進課長 イベントを広報のほうで、こういうものでしたら載せますよということで募集をしていただいていて、広報広聴課のほうでやっているアカウントに載せていただいたりもするんですが、ちょっと我々のほうもまだわかっていない部分も多かったりするので、庁内でのどういう発信の仕方があるのか、もう一度きちんと確認をして発信をするのと、スポーツ振興財団のほうもありますので、財団のほうも活用して、うまく広報できるように進めていきたいと思います。
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○田中優子 委員長 それでは次に、(6)東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック一年前イベントの実施結果について、理事者の説明を願います。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 それでは、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック一年前イベントの実施結果について御報告いたします。
1日時でございますが、令和元年七月二十七日土曜日、二十八日日曜日、二日間、両日ともに十三時から十九時に開催しております。
2の会場でございますが、二子玉川ライズガレリアで実施しております。
3の内容でございますが、ステージコンテンツといたしまして、オープニングセレモニーでは、大会マスコットの出演のほか、二十八日日曜日につきましては、アメリカ大使館の方に御登壇いただきまして、公使の方による御挨拶をいただくとともに、アメリカオリンピック・パラリンピック委員会から選手のVTRメッセージをいただきましたので、そちらを上映したところでございます。また、アメリカ選手団のほうなんですけれども、テストイベントやプレ大会等で来日されておりました、ビーチバレーボールチームの関係者や、また、バドミントンの代表選手などにも御来場いただきまして、ホストタウンブース等での来場者との交流を図っていただいたというものもございます。③のオリンピアン、パラリンピアン等アスリートによる実演やトークにつきましては、記載の自転車のプロBMXライダー、池田さん、元新体操日本代表の畠山さん、元ソフトボール日本代表の山根さん、車椅子バスケットボール日本代表の秋田さん、また、馬術の現役の選手、また馬術アンバサダーによるトークショーを実施してございます。また、両日ともイベントの最後には、アスリートと観覧いただいた方と一緒に東京五輪音頭を踊ったりしているものでございます。
(2)のブースコンテンツでございますが、オリンピック・パラリンピックをテーマといたしまして、乗馬やフェンシングのVR体験ができるブース、また、競技用の義足をつけて体験いただくブースなどの出展、また、馬術競技普及啓発といたしまして、等身大の馬の模型や馬具の展示、馬術競技のパネルを展示し、ポニーふれあいコーナーを設けまして、家族連れの方に楽しんでいただいたものでございます。また、東京二〇二〇大会パートナー企業によるブースにつきましては、記載のトヨタモビリティ、三井住友銀行、毎日新聞等にブースを展開していただいております。また、ホストタウン・共生社会ホストタウンPRコーナーにおきましては、交流推進担当部、川場村、生活文化部、障害福祉部によりまして、普及啓発のイベント、グッズの配布、また、二十八日におきましては、ホストタウン交流事業の一環として実施しております、招き猫をかたどったメッセージカードを作成するものがあるんですが、まねきねこワークショップ等も展開しております。
4の来場者数でございますが、二日間、延べ十二万七千人としております。
ここで大変恐縮でございますが、「二日間述べ」の「述べ」の字が誤字でございます。大変申しわけございません。訂正させていただきます。
なお、裏面をごらんください。裏面につきましては、当日、二日間の様子でございます。左上から、トークショーの様子、右側につきましては、アメリカオリンピック・パラリンピック委員会からVTRのメッセージを画面上で流したものでございます。以下、マスコットキャラクターの出演、馬術の啓発に伴う馬術のトークショー、また、トヨタモビリティよりお絵かきカーを一台出展いただきまして、車に絵を書くというものを実施しております。また、ポニーのふれあいコーナーを実施しているというものでございます。
説明は以上でございます。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆あべ力也 委員 これは来場者数が十二万七千人、すごいですね。これはどうやってカウントして、どれが来場者だというふうに分けたんですか。ガレリアはあそこの通路ですよね。ただ通った人もカウントしているんですか。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 我々もイベントをする中で、やっぱり人の集まるところということで、二子玉川駅は一日十何万人の使われる方がいるというところと、また、二子玉川ライズ開館時におきまして、土日の来館者が多いということを伺っております。当日の数につきましては、今、委員おっしゃるように、通っていただいた方も中を見ていただいたということのカウントで、実際はライズのほうに当日の観覧者数をはかっておりますので聞きまして、それが十一時間、我々のイベントが六時間ということでございますので、その中で数字を割り返させていただいて、この数値を出させていただいております。
◆岡本のぶ子 委員 全てイベント関係の関連なんですけれども、実際かかった経費といいますか、そういったものが一切、この全ての資料に記載がされていないんですが、これはどういったお考えで記載がされていないのか。あと、アスリートの方たち、世田谷だからなのかなと思うぐらいすばらしい方々がたくさん来てくださっていますけれども、そういう方々へのお支払いですとか、そういったことを含めて、細かいことはいいんですが、基本的には資料に金額を載せていただいたほうがいいかなと思うんですが、たしかガレリアを借りるのも何百万円としますよね。まず、ここだけで結構なんですが、幾らぐらいかかっているんですか。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 まず、一年前イベント全体の経費につきましては、まだ決算ベースではないんですけれども、今、約一千六百万円というところでございます。ただいま岡本委員から御指摘のございました、やはりガレリアの会場費用というのが一番高くございまして、会場使用料につきましては約二百六十万円となってございます。
また今回、ゲストとして来ていただいた方なんですけれども、実際には十六名プラス五組の方がいらっしゃいまして、総額で言いますと約三百十万円となってございます。また、世田谷にゆかりのある方ということでございますので、我々もその辺の交渉はさせていただいているというものでございます。
◆岡本のぶ子 委員 では、先ほどの冒頭に御説明いただいた一年前イベント、この二日間の総額が千六百万円、その内訳が今おっしゃられたガレリアの賃料だったり、借用料だったり、アスリートの方々への支払いだったり、ギャラというんですか。ということでよろしいですか。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 そのほか、実際の設営ですとか、モニターを借りる経費、委託料につきましては約九百三十万円ということでございます。会場使用料と運営に関する委託料が主な内訳となってございます。
◆岡本のぶ子 委員 これだけのイベントですので、こういう経費がかかっているということも、一応区民は知る必要があるかなと思いますので、今後、こういった資料に記載を求めておきたいと思います。
○田中優子 委員長 今の要望を受けて、今後のイベントに関して、かかった費用なり、内訳なり、基本的に掲載していただくということでよろしいですか。
◎内田 スポーツ推進部長 かなりイベント等が多うございますので、今の実施の結果の中の部分につきまして、費用という項目を入れて記載をさせていただきたいと思います。
○田中優子 委員長 それでは、二時間過ぎましたので、ここでトイレ休憩を入れましょうか、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中優子 委員長 それでは、十二時十分再開ということで休憩したいと思います。
午後零時三分休憩
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午後零時十一分開議
○田中優子 委員長 それでは、休憩前に引き続き、会議を開きます。
報告事項の聴取を続けます。
(7)アメリカキャンプボランティアの募集について、理事者の説明を願います。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 それでは、アメリカキャンプボランティアの募集につきまして御報告させていただきます。
まず、1の主旨でございますが、アメリカオリンピック・パラリンピック委員会――USOPCでございますが、東京二〇二〇大会のために、大蔵運動場等でアメリカ選手団のキャンプを実施いたしますことから、キャンプ運営をサポートするボランティアを募集するものでございます。
2のキャンプボランティアの概要でございます。(1)活動内容でございますが、キャンプツアーガイド、会場運営アシスタント、警備アシスタント、陸上チームアシスタント、総合アシスタント、レストランアシスタントの六つがございまして、そのいずれかの一つの活動を継続的に行ってもらうものでございます。
(2)活動期間でございますが、令和二年七月十二日日曜日から八月十二日の水曜日までの三十二日間となってございます。
(3)活動日数でございますが、上記期間のうち十日以上としております。
(4)活動時間でございますが、一日当たり四時間から八時間程度と見込んでおります。
(5)活動場所でございますが、記載の大蔵運動公園、大蔵総合運動場、大蔵第二運動場となります。
(6)研修でございますが、参加決定者に対しまして、区の実施する説明会、USOPCによるオリエンテーションを実施いたしまして、こちらの参加を必須とさせていただいております。
(7)その他でございますが、USOPCよりボランティアへユニフォームの提供を行います。また、区によりまして、保険への加入、交通費の支給をするものでございます。
3の募集内容でございますが、(1)募集人数につきましては、五十人程度としております。応募の要件でございますが、①から⑤全ての条件を満たす方とさせていただいております。
裏面をごらんください。(3)募集期間でございますが、令和元年九月十五日から十月三十一日までとしております。
(4)応募の方法につきましては、区のホームページから電子申請により申し込むものでございます。
(5)選考方法でございますが、区によりまして、書類及び面談で審査を行うとともに、USOPCによります身元調査で合否を決定いたします。また、採用に当たりましては、若干名の補欠枠を設ける予定でございます。
4募集のスケジュールでございますが、記載のとおりのスケジュールで実施したいと考えてございます。
説明は以上でございます。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆あべ力也 委員 これは議員はだめなんですか。
◎中潟 オリンピック・
パラリンピック担当課長 区内在住、在勤ということでございますが、この募集の中から排除されるものではございません。
◆あべ力也 委員 聖火リレーは議員は排除されているので、これも排除されているのかなという素朴な疑問です。排除されていないということですね。
◎内田 スポーツ推進部長 応募要件を見ていただきたいんですけれども、明確には、確かにそういう記載は聖火リレーと違ってございません。ですので、私どものほうで、この①から⑤の中で御判断をさせていただきますけれども、思いを酌んでいただきたいと思います。
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○田中優子 委員長 それでは、(8)ホストタウン事業の実施結果について、理事者の説明を願います。
◎山田 交流推進担当課長 それでは、ホストタウン事業の実施結果でございます。
主旨でございますが、区はアメリカ合衆国のホストタウンでありますから、今般、アメリカ大使館の協力によりまして、区内の小中高校生の児童生徒、それとアメリカ関係者との交流事業を実施した内容の御報告でございます。
2、二つございまして、まず、(1)オリンピック金メダリスト水泳教室でございます。日時は八月十九日月曜日の午前八時半から十時半、区立総合運動場温水プールで行いました。参加者でございますが、区内在住の小中高校生、あと、川場村の児童生徒、
世田谷ジュニアアカデミーの生徒で、合計して八十七人。それと見学のみの児童生徒が八人、関係者の同伴保護者が八十四人で、合計百七十九人でした。講師でございますが、アンソニー・アービン選手、自由形の選手で金メダルを三つとってございます。あと、飯沼誠二さん、この方も肩書きが書いてございます。この二人の講師で行いました。内容でございますが、アービン選手と飯沼さんのトークショー、スポーツへの心構えであったり、御自身のこれまでの人生経験等、さまざまお話しいただきました。あと、実際の泳ぎのときに、参加者の泳ぎに対するアドバイス、それと参加者と一緒にアービン選手が三百メートルのリレーに参加され、一緒に泳ぎました。主催等は、ごらんの世田谷区以下でございます。こちらについては、先ほど来お話がございました経費は書いてございません。こちらについては、基本的に飯沼誠二さんへの謝礼、あと準備関係経費のみかかってございます。
(2)元プロ野球選手によります講演会でございます。日時は八月二十二日の木曜日、午前十時からお昼まで、場所につきましては東京都市大学付属小学校で行いました。参加者は区内在住の小中高校生、性別は不問で募集をかけました。それと同伴保護者を合わせまして七十人です。講師はラルフ・ブライアントさんで、近鉄バファローズで活躍された方でございます。
裏側をごらんください。内容につきましては、トークショーとキャッチボールです。トークショーにつきましては、ラルフ・ブライアントさんのプロ野球選手になるまでさまざまなスポーツ経験をされたというお話とか、あと、なかなか打てなかったピッチャーは誰だったんですかとか、そういったお話がございました。それと、参加者とのキャッチボールは写真にありますとおりでございます。主催等はごらんのとおりです。こちらの経費については、いわゆる参加者に対しての水分補給関係が主なものの経費になってございます。
(3)の上の四つが①水泳教室の講師の様子です。②講演会が、ブライアントさんの講演会の実際の様子でございます。キャッチボール等も少年たちと一緒にキャッチボールをやったという内容でございます。
説明は以上でございます。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆岡本のぶ子 委員 (2)の元プロ野球選手、ラルフ・ブライアントさんは現役ではなくて、二十年以上前にやめられていますけれども、ラルフ・ブライアントさんを講師に選んだ選定理由というか。
◎山田 交流推進担当課長 こちらはアメリカ大使館と裏面の主催の中にあります協力に書いてあります、一般社団法人の日本プロ野球外国人OB選手会、こちらとお話をしまして、来日を予定しているという選手がブライアントさんだったということで、ぜひ子どもたちとのキャッチボールとか、それは野球をやっている方だけではなく、女の子も野球をやったことがない方も、年齢も幅広く募集をかけてほしいという話がございまして、たまたまそういった来日の予定ということをあわせまして実現したものでございます。
◆岡本のぶ子 委員 これは米国大使館への区からの要望で、ちょうど日本プロ野球外国人OB選手会の方の一人が来るよというような情報をいただいたということですか。
◎山田 交流推進担当課長 大使館から、こういったOB選手会とお話をしていて、近々というか、お話しいただいた時期にラルフ・ブライアントさんが来るので、世田谷区の子どもたちと交流できないかというお話がございました。
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○田中優子 委員長 次に、(9)「世田谷おもてなしプロジェクト」について、理事者の説明を願います。
◎山田 交流推進担当課長 「世田谷おもてなしプロジェクト」につきまして御説明申し上げます。
1プロジェクトについての主旨でございますが、区民を初め、馬術競技の観戦等で区を訪れる方々を、区民であったり、事業者と区が連携いたしまして、オール世田谷でお迎えしていく取り組み、また、大会終了後も地域の資産となるレガシーを残していく取り組みを大会開催まで時間が限られておりますので、そこでより一層具体的に進めていくために、世田谷おもてなしプロジェクトを実施するという内容でございます。
考え方でございますが、二つございます。まず、昨年度まとめました、レガシー実現プランに基づきまして、東京二〇二〇大会に向けて区民が主役となって、オール世田谷で取り組む事業を実施するというもの、二つ目が、二〇二〇に向けた世田谷区の取り組みのテーマが八つございます。観光、スポーツ、以下書いてございます。この観点を踏まえて、二〇二〇大会終了後も、区民におもてなし等のレガシーを残していくというものでございます。
(3)おもてなしに向けた取組みでございます。こちらも二つございまして、まず、二〇二〇大会に向けて、気運醸成であったり、国際交流、共生社会、魅力再発見等に資するよう、区民、区、事業者等が実施するもの、または連携して実施する事業をプロジェクト事業化していく。それには白丸の二つがございまして、既存事業、それと新規事業とございます。既存事業は気運醸成であったり、交流事業であったりというもの、新規事業としましては、区民参加型のパレードであったり、コミュニティライブサイトだったり、クリーンキャンペーンなど、そういったことを考えてございます。②は、ただいま交流推進担当部で行っております区民や団体の皆様、事業者の皆様から御提案いただく、御相談いただく内容の窓口を産業振興公社に担っていただくという内容でございます。担っていただいた後に、私どもの交流推進担当部と調整を行いながら、連携をしていくという内容でございます。
2官民連携事業の推進体制でございます。そこで実行委員会の設置を今のところ相談して進めているところでございます。官民連携の事業を進めるための情報共有であったり、意見交換を行ったり、また、円滑な事業を進めていく基盤としまして、(仮称)世田谷おもてなし実行委員会において、取り組みを進める準備をやってございます。(2)に構成員の想定を書いてございます。
裏面をおめくりください。委員会の所掌事項を書いてございます。三つございまして、①オール世田谷でプロジェクトを推進するための情報共有と意見交換、中身としましては、既存事業や新規事業、また、区民や事業者の皆様から御提案いただく内容、そういったものの情報共有と意見交換、②オール世田谷で進める実行委員会と区が共催して象徴的な事業を行っていく、③プロジェクトを実施するための協賛金募集であったり、事業PR、情報発信、そういったものを一緒にやっていこうという内容でございます。
運営経費でございますが、象徴的な事業や実行委員会の運営経費については、企業や団体の皆様からの協賛金であったり、世田谷区からの負担金を考えてございます。②は、先ほど申し上げた区民等の提案事業の窓口については、区からの委託事業を考えてございます。
実行委員会の設置期間につきましては、今月の九月から令和二年度末、令和三年三月三十一日を考えてございます。
事務局でございますが、産業振興公社が実行委員会からの委託等によって事務局機能を担っていく予定でございます。今後、それを交流推進担当部、私どもと調整を行いながら、きちっと庁内の調整を行っていく内容でございます。
実行委員会の運営経費としましては、今年度四百万円ほど考えてございます。
スケジュールでございますが、本日、御報告した後以降、実行委員会が設置され活動を開始していく。
三ページについては、概念図をおつけしておりまして、四角にありますのが、世田谷おもてなしプロジェクト全体の内容でございます。楕円で書いてあるのが、行政と民間のそれぞれの事業、重なり合っているところが官民連携事業となります。そこを推進していく組織体として実行委員会、民間の事業から下に矢印が書いてございます。こちらがさまざまな御相談を受け付ける提案窓口のある産業振興公社、受け付けた窓口を両矢印であります交流推進担当部と調整しながら、それぞれの所管に私どもがつないでいく、そういった内容でございます。
下にありますのが、実行委員会をイメージ化したものでございまして、世田谷区と産業振興公社が事務局を担ってまいりますので、そういったものを相互に補完し合いながら、官民連携事業の推進をしていく、そういった内容でございます。
説明は以上でございます。
○田中優子 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆あべ力也 委員 世田谷区は馬事公苑がオリンピックの会場になっていて、その近隣の区内団体さんから、地元でこういうオリンピックの五十年に一度の大会をやるので、ぜひ団体としても、区民がボランティアに参加するというような機会はあるんだけれども、ある区内団体さんですけれども、地元でやるんだから、ぜひ貢献をしたいと、何らかの参加の手法というのがないのかというようなお問い合わせがあったということはお話しさせていただいたと思うんですけれども、そういう団体さんが積極的にこういう事業に参加をしたいということに関して、おもてなし事業という形で参加できる機会をつくるという認識でよろしいんですかね。
◎山田 交流推進担当課長 今のお話のとおり、さまざまなお問い合わせをいただいておって、御相談もいただいております。そういった方々が区の事業だけでなく、逆に民間様の事業に区が何かかかわってほしいとか、いわゆる区の事業に乗っかるだけではなく、逆に民間の事業に区の名前が乗っかるような取り組みができるかどうかということも、情報を双方が共有しながら、おもてなしをつくっていきましょうというものが、こちらの内容でございます。
◆あべ力也 委員 私のほうに御相談いただいたのは、団体として、例えばボランティアで大会に御協力をしたいというようなことの機会がないので、そういう道を開いていただければなというような御相談をいただいているということがありまして、そういうことも含めて、もちろん各種団体で事業としていろいろなことを検討されるのもいいんですけれども、大会そのものの運営とか、ボランティアで役に立ちたいとか、そういう純粋な気持ちもあられる団体もありますので、そういう気持ちも酌んでいただいて、何か貢献できる、参加ができるような場を提供していただければなということも検討していただければと思いますので、それを要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
◆津上仁志 委員 ちょっとわからない点があるのでお聞きしたいんですけれども、もう間もなく始まるというか、もう一年を切っている状態で今さら感は否めないんですけれども、各所管がいろんな団体と協力してやっている事業というのが二十幾つあって、それらはあったと思うんですけれども、それは各所管課が団体と連携をとって事業を推進していくというふうなことだと私は理解していたんですけれども、これをつくることによって調整というか、各団体とやりとりをしていくのは、今後は産業振興公社になってくということになるんですか。
◎山田 交流推進担当課長 今のお話は、今年度実施している二十一事業のお話なんですけれども、民間の方、事業者の方から御相談、区のいろいろな事業にかかわりたい、どうすればいいだろうかと、今、レガシー実現プランもホームページに載せているんですけれども、そこを見て、皆様のお力が必要ですということを表記してございまして、それからの問い合わせが私どものほうに来ております。その窓口を今後、我々はもう受け付けませんという意味ではなくて、主に産業振興公社にそういった御相談を担ってもらおうというふうな内容でございまして、二十一事業が今後、来年度の事業にどのようになっていくかというのは、今まさに庁内で予算も含めて事業を組み立てていく状況でございまして、それがまさにおっしゃるとおり、二十一事業に今現在絡んでいる民間の事業者様が加わるのか、どうなるのかというのは、そこは事業の主体として事業所管課が民間事業者さんと調整をしていくことになりますけれども、初めて、もしくは逆に何々事業というのがあるものにことしは入っていないんだけれども、来年入りたいというようなお問い合わせが場合によってはあるかもしれませんから、そこに関するお問い合わせを産業振興公社に主に担っていただく、それが提案窓口の内容でございます。
◆津上仁志 委員 もう時間が非常に限られている中で実施していくわけなんですけれども、例えば、そういう問い合わせがあった場合に、事業化しますとなったときに、産業振興公社が事業主体としてやるのか、世田谷区が事業主体なんですよということでやっていくのか、そのときのスピード感というんですか、即決定してやっていくということが可能なのかどうか。
◎山田 交流推進担当課長 実際に今年度の事業に加わりたいということであると、初めて入っていただく事業者様の役割というのが、事業所管課がどのように組み立てるかということにもよってしまいますけれども、来年度、時期については、ちょうど二十一事業というのは七月から八月にかけて集中的に、一年前ということで盛り上げましょうというのを、時期を集中させて事業を行ってもらったというのがございます。それがまさに来年のオリンピック・パラリンピックの開催時期でございますから、その時期にイベントをやるというのは、どのように組み立ててくるかあれですけれども、場所の確保等も含めて、なかなか難しくなるんではないかというふうに思っております。
それが来年度、時期をずらして、前なのか後なのか、ちょっと時期も今まさに調整をしているところでございまして、来年度の事業に事業者の皆様が御参加いただく相談窓口を産業振興公社に担ってもらいますから、そこで初めて加わることができれば、あとは事業を主体とする区の所管課が事業者さんと調整して、いわゆるつなぎ役が産業振興公社になっていく、それを私どもに情報提供いただいて、これこれにかかわりたい事業者さんがいたので、一緒に相談してもらえないかというのを私どもが所管課に伝え、そこで事業者さんとつないでいく、そういったような役割を担ってもらう。
◎小澤 交流推進担当部長 ちょっと補足なんですけれども、おもてなしプロジェクトというのは、今までやっていたものも含めて、トータルして、全て行政官・官民連携したものを指しております。今回どこが違ってくるのということなんだと思うんです。今、課長のほうから説明があったとおり、今までも、やっぱり民間の方からの事業提案というのはいただいていまして、それを交流推進担当部が受けていたわけなんですけれども、やはり窓口としてもわかりにくいといったところと、あとは私どもが行政という立場で受けるよりも、もうちょっと幅広く、例えば産業振興公社さんですと、まちなか観光交流協会とか、そういった団体とのおつき合いもある中で、いただいた提案を具体的にどんなふうに進めていくかというアドバイスができるんじゃないか、そういったものもありまして、まず、こちらの窓口に相談いただいたものを、別に来年度やる事業ということではなく、それをどういうふうに実現するかというところを実現に向けて、それが主体が民間なのか区なのか、それとも一緒にやったらいいのか、そこも含めて産業振興公社と区のほうで連携して整理していきましょうという趣旨でございます。
あと、時間がない中なんですけれども、今まではオリパラ懇談会といったような形で、なるべく民間からの提案、御意見をいただく機会がございましたが、それを一緒に、何らか象徴的な事業をやって、その経験を、今度、世田谷区はどういう機会があるかわかりませんけれども、そのときの実施した経験を何かの機会につなげていけたらいいなと、こういう一緒になって皆さんとやりましょうという機運を次世代に伝えていきたいという思いで、今回こういった取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。
◆津上仁志 委員 わかりました。やっぱり、イベントを実施していくということじゃなくて、先ほどおっしゃったように、いかに残していくかというのが大事になってくると思いますので、そういう視点でしっかりと推進をしていただきたいのと、任せきりにならずに、ここに書かれているとおりですけれども、しっかり区として産業振興公社とも連携しながら、よりよい取り組みになるように、さらに拡充できるように取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆岡本のぶ子 委員 ちょっと読み込みが私はうまくできていないんですけれども、1の(3)の①の二つ目の丸、新規事業というところですけれども、これは世田谷区として、おもてなしに向けた取り組みとして、区民参加型のパレードとか、コミュニティライブサイトだとか、クリーンキャンペーンなどを新規事業としてやりますよという表明でよろしいのか。そして、表明した上で、この事業に、例えば②のところの区民、団体、事業者からの提案事業とありますけれども、例えばコミュニティライブサイトというのが世田谷区は新規事業としてやろうということで項目が上がっているけれども、自分もここに参加したいんですけれどもみたいな問いを受けるのが産業振興公社と思っていいのか、この新規事業と②のかかわりが。
◎山田 交流推進担当課長 まず、一つ目のこれは表明かというお話ですけれども、区が主体的にやるものではなくて、今のところ区として盛り上げにこういうものは必要ではないかというようなことで、ライブサイト等については、
国体というか、いろんな大きな大会ではよくあることだと思いますので、この辺は進めていくことになろうかと思いますが、その他のクリーンキャンペーンにしても、パレードにしても、やはり盛り上げには必要なものではないかなと思って、内容を細かく全部仕立て上げているかと言われたら、そういうことまではいっておりませんので、まず提案レベルだと思っていただければと思います。
二つ目の、この三つ書いてある中身も含めまして、いわゆるその他の事業も含めて、イベントも含めてさまざま、これが今の津上委員のお話があった二〇二〇に向けたイベントだけで連携するものの提案窓口ではなく、そういった区と、もしくは民と一緒に連携して区がやっていくという、いわゆる流れといいましょうか、そういうものを残していくということが必要だと思いますので、そこを担ってもらっていく役割を産業振興公社にやっていってもらう。つまり、この提案も含めた三つの事業も含めて、その他の事業も含めて、御参加いただくような御相談を産業振興公社に担ってもらうという内容でございます。
◆岡本のぶ子 委員 ということは、まずはおもてなし、二〇二〇に向けての事業展開の中、事業というか提案、一応、区が例として挙げたものも含めて、新規に一緒にやりたいという方たちの参加を求めていく一つの流れが、今後の区の事業化の流れにレガシーとして残っていけばいいという意味で、産業振興公社にこういう窓口を設けるという趣旨でよろしいですか。
◎山田 交流推進担当課長 おっしゃるとおりでございます。
◆中山みずほ 委員 このおもてなしプロジェクトによってメリットをこうむる方というのは、今、(1)の主旨を読む限りでいくと、実際の馬術競技等の観戦で訪れる方々をお迎えする、これが一つと、レガシーとして資産を残すという意味ではあると思うんですけれども、お迎えする方々は当然区外も含まれますよね。
そうなったときに、2の(2)構成員、産業団体、町会団体、世田谷区等とあって、九月から始まるということはほぼ決まっていると思うんですが、いろんな方が来られるということは、この実行委員の方々も当然、男女比も含め、また、親子連れからいろんな方が来る、障害者の方も来る、そういうことも想定して議論できるような構成員になっているんでしょうか。
◎山田 交流推進担当課長 実際に来られるさまざまな観客の方だけではなく、やっぱり区民の方もおもてなしする、つまり、地域性でなかなか馬事公苑のほうを存じ上げない区民の方もいらっしゃると思いますので、そういう方々が、この機会だから行ってみようかなというふうな意味では、区民も含めたおもてなしをしていきたいと思っております。それには、おっしゃるとおり、さまざまな方々がおられますので、そういう方々がきちっとお話しできるような、今その構成員はまだちょっと、九月、今月というお話なんですけれども、まだ具体的にどれこれというのは正直決まっていなくて調整中でございまして、産業振興公社とも今お話し合いをしている最中でございます。ですので、今のお話も含めまして、産業振興公社と調整していきたいと思います。
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○田中優子 委員長 それでは次に、(10)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。
◎内田 スポーツ推進部長 先ほど、イベントに係る経費につきまして、結果報告のときに記載をするということで御答弁いたしましたけれども、その段階で、まだ一〇〇%経費が固まっていない場合がある、そこで、イベントを実施する場合に事前に委員会報告をしますので、その段階でかかる経費、いわゆる予算経費ということでお示しをしたいと思います。そういう形で答弁修正ということでよろしくお願いいたします。
○田中優子 委員長 そのように委員の皆様も御了承ください。
以上で、1報告事項の聴取を終わります。
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○田中優子 委員長 次に、2協議事項に入ります。
(1)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は第三回定例会の会期中である九月二十五日水曜日午前十時から開催することで予定したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中優子 委員長 それでは、次回委員会は九月二十五日水曜日午前十時から開催予定とすることにいたします。
以上で、2協議事項を終わります。
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○田中優子 委員長 その他ですが、何かありますか。
◆あべ力也 委員 ちょっと伺いたい点があって、スポーツ推進部の部長、課長がいらっしゃるので伺いたいんですが、当委員会はオリンピック・パラリンピック等となっているんで、等の部分ですけれども、スポーツ種目というのは、トラディショナルなものもあれば、新興種目もいろいろあるんですが、特に最近ちょっと話題になっているeスポーツ、これは今後世田谷区としても取り組んでいく課題になるのかなと僕は思っているんですが、担当は、やっぱりスポーツ推進部になるんでしょうか。
◎内田 スポーツ推進部長 eスポーツということで、かなりマスコミも取り上げていまして、若者の間でもかなり取り上げている部分がございます。ただ、今のスポーツ推進計画の中でのスポーツというのは、そこまでeスポーツを範疇に入れるということは明確に入っていません。ですので、私どもで今のスポーツの関係の事業計画の中で、eスポーツの部分をこういう形で事業展開をやっていきますよと、そういう位置づけまでなっていないということです。今の時代の流れの中で、そういう部分があるというのは認識しておりますけれども、スポーツの推進という中での取り組みをするかどうかというのは検討課題だと思いますけれども、今の段階で入れ込んで事業展開というところまでなっていないというのが現状です。
◎須藤 スポーツ推進課長 若干、一つだけ補足で、
国体の種目に実はeスポーツというのも言われているんですけれども、あれは
国体の中の文化プログラムとしての実施ということも言われていて、以前もちょっと議会での御質問もいただいて、どこの所管になるのかというのも正直あるんですけれども、やっぱり内容によってしまいますし、テクノロジー的なところを取り入れて、eスポーツのよさを入れてスポーツを実施していくというやり方とか、ちょっとまだ研究途中というようなところだと思います。
◆あべ力也 委員 いずれにしても、eスポーツの競技人口もすごく拡大してきているという状況にありますので、世田谷区として競技を実施したりとか、区民の皆さんが、そういうeスポーツというのに取り組んでいるんであれば、それに対する区民サービスとしての考え方も一定程度示す必要もあるだろうし、そういうところで、今、課長が言ったように文化事業としてやるのか、それともeスポーツと、スポーツと言っているんで、スポーツ推進部で取り扱うのか、庁内的な議論等も進めていただいて、eスポーツに対する区としての考え方をしっかりまとめていただきたいと、これは要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
○田中優子 委員長 要望として、ぜひ検討をよろしくお願いいたします。
以上で本日のオリンピック・
パラリンピック等特別委員会を散会いたします。
午後零時四十五分散会
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署名
オリンピック・
パラリンピック等特別委員会
委員長...