世田谷総合支所
総合支所長 志賀毅一
地域調整課長(
地域振興課長兼務)
玉野宏一
砧総合支所
総合支所長 澤谷 昇
烏山総合支所
総合支所長 西澤 滋
生活文化部
部長
松本公平
市民活動・生涯
現役推進課長
笹本 修
地域行政部
部長
清水昭夫
環境政策部
部長
本橋安行
経済産業部
部長
田中耕太
消費生活課長 加野美帆
清掃・
リサイクル部
部長
原田茂実
玉川清掃事務所長 大石智康
◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
1.
報告事項
(1) 令和元
年度地域の
絆連携活性化事業の実施について
(2) 平成三十年度
消費生活相談の概要について
(3)
収集作業中における
車両損害事故の発生について
(4) その他
2.
資料配付
(1) 行事予定等について
(2) せたがや
ソーシャルビジネス・プレゼン大会
ビジネスプラン募集
(3) 平成三十年度
消費生活課事業報告概要
3.
協議事項
(1) 行政視察の成果について
(2) 参考人の
出席要請について
(3) 次回
委員会の開催について
◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
午前九時五十九分開議
○
中村公太朗 委員長 ただいまから
区民生活常任委員会を開会いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 本日は、
報告事項の
聴取等を行います。
それでは、1
報告事項の聴取に入ります。
(1)令和元
年度地域の
絆連携活性化事業の実施について、
理事者の説明を願います。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 私からは、地域の
絆連携活性化事業の実施について御報告をいたします。
本事業は、1の主旨のとおり、町会・
自治会などの
地縁団体、また、地域で
公益的活動を行う団体が相互に協力することで地域の
きずなを深め、連携を拡充しながら実施する
取り組みを支援してございます。本事業に係る各団体への
補助金交付を決定いたしましたので、御報告させていただきます。
2の
事業概要でございます。(1)から(3)は記載のとおりでございます。(4)のとおり、
事業効果を高めることを目的といたしまして、新規の団体や希望する団体に対して
アドバイザー派遣を行う。また、
活動内容のヒントや新たな団体との
協力連携の
きっかけづくりなどのために
交流会を実施してございます。
3の申請、
交付決定件数については、それぞれ百四十五団体でございます。
めくっていただきますと別紙がございまして、全ての団体を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
ちなみに、左のナンバーに下線が引いてある団体、こちらは
新規申請団体でございまして、今年度、十四団体ございました。
かがみ文にお戻りください。括弧にございます減額をした団体についてですが、
補助対象になっていない
団体構成員向けの講習、研修の
講師謝礼を減額した上で交付決定いたしました。その他の団体は申請のとおり
補助金を交付いたしますが、年度末の精算時に
補助対象外経費等が含まれていた場合などは戻し入れを行っていただいてございます。
4の
交付決定総額は記載のとおりでございます。
5のその他ですが、
団体名、
事業内容などについて、区のホームページに掲載をいたします。また、来年二月には、
先ほど申し上げました
交流会を五
地域合同で実施する予定でございます。
御報告は以上です。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
小泉たま子 委員 これは随分長く続いている事業ですけれども、ことしで何年目でしたか、教えてください。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 平成十七年から
地域コミュニティ活性化支援事業が設置されて、そこからずっと継続をされてございます。平成十七年からですので、十四年目になります。
◆
小泉たま子 委員 これをつくったときというのは非常にすごいことを始めたなというような気がしました。それはやっぱり地域の
活動団体に対して区が上限を決めて助成するというか、活動に対しての助成をするということなので、すごいなということを思ったことを覚えています。
期間限定だったと思いますけれども、それは今どのようになっていますか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 継続してこれまで実施してきた事業でもございます。今現在、今回も百四十五というかなり多くの団体さんから申請をいただいたということもございます。継続に関しては、今後も現段階では継続をして事業のほうは実施していこうということで考えてございます。
◆
小泉たま子 委員 聞き方が悪かったですね。何年以上これを、例えば三年とか五年とか、そういう申請する団体に対しての
期間限定というのはなかったんでしたっけ。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 特段、その団体さんが何年という縛りはございません。
◆
小泉たま子 委員 そうでしたか。いろいろ申請の団体を見てみますと、本当に長いんですよね。とても長い。ですから、これが自立型にいっているかどうかというのが、区として非常に大事なことだと思うんですね。
補助金があるから活動できる。では、
補助金がなくなったらその活動はなくなっていくということは、地域にとってもその
活動団体にあってもマイナスなわけですね。本当は自立に向けていかなきゃいけないというのが一番大事なことだと思うんですが、そういう指導までは、そういう考えが区にあるのかないのか、それをお尋ねしたいんです。
◎志賀
世田谷総合支所長 今委員おっしゃったとおり、自主的な活動が自立的に継続していくのは理想形だというふうには感じてございます。ただ、一方で、地域で活動するに当たりまして、財源的なものが
団体ごとできちっと基盤がある場合とない場合があるとは思います。そういったところに、行政から少しでも補助をして、その
財政基盤を一部お手伝いさせていただいて、地域の
きずなが深まって、地域の活動が活発になる、そういうことによって
行政効果も高まっていくものというふうに考えてございますので、そういう観点のもとに事業を進めているものでございます。
◆
小泉たま子 委員 その
助成金は最高で二十五万円出しているわけです。そのときの
審査はさほど厳しくはないけれども、最後の決算については大変厳しくて、
先ほどもありましたけれども、それはいいと思うんですが、私はもっと厳しいのはその活動の内容だと思うんですね。それが本当に何の
きずなになっているのか、誰との
きずなになっているのか、その辺も含めて、これはもう少し見直す時期になっているんじゃないかなと私は思います。本当にお金が
ばらまき型だなというような批判もありますので、やはりしっかり真面目にやって、
自分たちで働いて、
自分たちでやろうよという人と、いつも同じように申請を出して、二十五万円なりなんなりもらってやっている
人たちとの差というのは違うと思うんですね。だから、その辺は
ばらまき型にならない。
それから、
先ほど支所長が言いましたけれども、少しでもお金をやって
きずなのあれを深めてもらいたいと。それが
自分たちで努力しないで活動していくというか、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そういうのを助長してはいけない。ですから、これはかなり長いことやっています。当たり前にならないように、やはり私はここで一回見直すということも必要ではないかなと。新しい
仕組み、これをなくせというんじゃないですよね。やっぱり新しい自立に向けた
仕組みをつくっていくというようなことを区として考えるべき時期が来ていると思うんですけれども、その辺はどういうふうに考えるでしょうか。
◎志賀
世田谷総合支所長 我々は申請をいただいて、内容を審査するときには、事業の内容ですとか、しっかりと
活動団体同士が連携しているかという点につきましてもきちんと見させていただいております。今委員おっしゃいますように、ただ、言葉は悪いですが、マンネリ化ということはやっぱりなってはいけないと思いますし、毎年、団体とかが新しい団体をどんどん引き込んでいって、さらに
ネットワークが拡大していくような
取り組み、これが本来の目的だろうと思ってございます。事業をずっと実施してきてございますが、やはりそういった見直すべき点につきましてはきちんと検証しながら、いい制度にしていきたいなというふうに考えてございます。
◆
小泉たま子 委員 ぜひそれをお願いしたいんですけれども、やっぱり時代が変わって、若い方々の考え方が地域の中でも変わってきています。そういう中で、今までずうっとやってきた
人たちがただずうっとやっているんじゃなくて、そういう新しい風も吹き込まなきゃいけませんので、そういうのにこの絆という事業が新しく見直されてやっていけるといいなと思いますので、それは要望いたします。
◆
田中みち子 委員 この
まちづくりの
専門家というのは、具体的にどんな
専門家がいらっしゃるのか教えてください。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 まちづくりアドバイザーということで登録をしていただいてございます。
アドバイザーになるための資格といたしましては、例えばファシリテートの経験があるですとか、
地域活動団体の協力をしたことがある、
運営支援をしたことがあるですとか、そういった要件を満たした方に
アドバイザーになっていただいております。
◆
田中みち子 委員 そうすると、あくまでもそのファシリテーターだとか、その運営というところでの
専門家ということだと思うんです。例えば今マンネリ化していないかとか、そういった御意見があると思うんですが、そういった中では、
まちづくりの
専門家ということで、例えば地域に対して解決するために活動する
専門家とか、あと、本当にそれぞれの地域の課題によって相談したいところがあるんだと思うんですけれども、そうしたら、そういう声を拾ってもらって、それにはこういう
専門家がいますよみたいな、そんなようなことは考えられないでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 この
連携活性化事業に関しましては、
先ほど申し上げました
アドバイザー、今委員から御質問があった
アドバイザーの制度と
補助金と
交流会、これが大きな軸になっているわけです。この
アドバイザーさんに関しては、基本的には新規十四団体と申し上げましたが、新規の団体さんには必ず
アドバイザーさんに入っていただいて、どういった形で展開していけばいいのかですとか、そういう相談を受けていただきます。また、
アドバイザー制度がそもそもあるということを皆様にお知らせしておりまして、希望される方たちにはこちらから派遣をしてということで、
アドバイザーさんに活躍をしていただいている場はあるということでございます。
◆
阿久津皇 委員 これは百四十五団体申請して、全部に交付されているんですけれども、例えばその申請の内容とか事業の内容が
公益性がちょっと乏しいんじゃないかみたいなことで、申請されたものは基本全部受け付けるのか、それとも内容によってNGを出すことがあるのか、ちょっと教えていただけますか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 この申請に関しましては、
まちづくりセンターを通じて各
支所地域振興課に上がってきて、その上で審査をしてということで、何度も目を通した形で
審査会まで上げてきます。そういう意味では、
地縁団体との交流ですとか、さらなる拡充、そういったものを目的としてやっている事業ですから、そういったことの確認は、
まちづくりセンターで申請の段階で、その団体さんの状況をお伺いしながらやっておりますし、そういう意味では、場合によってはお断りするというケースももちろんありますが、基本的には要件を満たしていれば申請していただいて、
補助金交付になるということです。
◆
阿久津皇 委員 わかりました。そうすると、申請する段階でもある程度フィルターがかかっているのかなというところですね。このうち減額して交付決定した団体というのは、これはどういう理由で減額されたんでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 先ほど御報告の中で御説明させていただきましたけれども、交付する金額は要件によって上限を定めていたりしてございます。今回交付できない要件に当たっていたということで、
団体構成員向けの講習ですとか研修、そういったものの
講師謝礼を交付することができないということで、その金額を引かせていただいた上で交付決定させていただいたということでございます。
◆
阿久津皇 委員 わかりました。トータルで二千八百六十何万円出ていますけれども、それに対して二千八百万円分の効果があった、
きずなが深まったみたいなものの
効果検証というのはどういうふうにされているんですか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 先ほど来申し上げているとおり、
事業効果といたしましては、その
地域活動団体が相互に協力して連携拡充しながらということで、最終的には
実績報告を提出していただいているんですけれども、どういった団体とどれだけの数交流ができたかですとか、実施に向けてどれだけの団体とかかわったかというところで、いわゆる連携した
団体数というのを一つの数字の指標として見てございます。例えば昨年度で言いますと、
交付団体が百三十九団体ありまして、
連携団体数が千五百二十二ですとか、そういったことで考えてございます。また、新
実施計画の中で、二〇二一年度までの目標値、これは二千七十件まで
交流団体をふやしたいという目標を一つ設けてございます。そうした中で
事業効果を見ているというようなところでございます。
◆
阿久津皇 委員
先ほども
ばらまきとかマンネリみたいな御質問がありましたけれども、確かにどのぐらい事業に対して
参加者がいてとか、それがふえているのか減っているのか、あるいは
公益性というか、仲間うちだけじゃなくて、どれだけ広く一般に参加していただけているのか、その辺、過去の経緯も踏まえて検証する必要はあるのかなというふうに感じましたので、意見として言わせていただきます。
◆た
かじょう訓子 委員 私、これほどたくさんのところで事業をやっておられる、事業というか、今回の事業に参加しておられるというのは、今回見て、初めてだったので、ちょっとびっくりしました。防災の面でも、
児童虐待をなくすとかそういった意味でも、地域の顔の見える関係が本当に必要だというふうに思いますし、それで、地域でいろんな音楽であるとか、お祭りであるとか、それぞれの区民がかかわれるところで、それを地域で横串にして交流を図って、本当に個人との関係というのが希薄になっていると思うので、そういったところでこういった
取り組みがこれほどされているということはすごいことだなと思っています。
それで、さらにこれを広げていくという目標をお持ちだということなので、さらに広げていただきたいなというふうに思います。本当に今、
人間関係が希薄になっている中で、何か起こったとき、あるいは地域の虐待の子どもを一人でもなくすということでも、こういったことは本当に重要だなと感じていますので、ぜひ強めていただければと思います。
◆
小泉たま子 委員 一つ、関係ないんですけれども、気がついた、ずっと前から思っていることなんですが、答弁をしてくださる、答えをしてくださるときに、
先ほども申し上げましたがということが必ずというほど出てくるんですね。私は全部正確に聞けるわけじゃないし、えっと思うこともありますので、
先ほども申し上げましたというと、本当に聞いていないような、
理解不足なのと、それは二十何年間思い続けてきました。ですから、わからなくて聞きますし、完璧ではありませんので、
先ほども申し上げましたがというのは、私はちょっと、とても気になっていることです。ですので、それは
皆さんで言いましたよということ、言ったでしょうというあれなのかわかりません。口癖かもしれないです。それから証拠として言っているのかもしれない。私たちが
先ほども申し上げましたとおりと言うときは、本当に強調して、何かそのことをとても言いたいときには言う場合がありますよね。だから、そういうことがあって、ずっと考えてきたんですけれども、やっぱり何かちょっとぐさっとくるものが私はあります。ですので、どこかで
皆さんで何か、考えはわかりませんが、私の感想でございます。
◆いそだ
久美子 委員 ことしからなので、
勉強不足かもしれないんですが、こういった団体から希望が上がってきて
補助金を出すときに、毎年もらっているような団体とそうでない団体というのは差が出てくるんでしょうか。何度ももらっている団体は減額していくとか、そういうような調整はされているんでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 前年から継続をしている団体、また、前年はなかったんですが、過去に交付したことがある
団体等もございます。ですので、
新規団体は十四団体ですので、前年度、昨年度より継続、または過去に交付を受けたことがある団体は百三十一団体となってございます。
◆いそだ
久美子 委員
先ほど、
小泉委員のほうからもお話が出たんですけれども、その援助があるからやるみたいな形になるとよろしくないと思うので、その辺は自立に向けというか、自身でできるような指導もあわせてなさっていったらいいんじゃないかなと思います。
以上です。ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 続きまして、(2)平成三十年度
消費生活相談の概要について、
理事者の説明を願います。
◎加野
消費生活課長 私のほうからは、平成三十年度
消費生活相談の概要について御報告申し上げます。
なお、資料の一番最後に水色の表紙の
事業報告概要という冊子をあわせて配付させていただいております。後ほどお目通しいただければと存じます。
それでは、御報告申し上げます。
1
消費生活相談の件数についてでございます。平成三十年度の
相談件数は七千百八十六件で、前年度に比較し一・二倍、約一千二百件増加しております。
次に、2
消費生活相談の特徴でございます。
相談者を
男女別で見ると、女性が四千五百五十四件で、全体の約六割でございます。さらに年齢別に見ると、全ての年代から幅広く相談が寄せられておりますが、五十歳代が千二百七十件で、最も
多くなっております。
(2)
消費生活相談に
多く寄せられた事例でございますが、ページをおめくりいただいて、裏面の一番上の表をごらんください。昨年度より
架空請求や
不当請求など、さまざまな手段で送られてくる
トラブルが全国的に急増しております。十歳代から五十歳代までは
スマートフォン、
パソコン等に送られるもの、六十歳代、七十歳代以上では
公的機関をかたった
はがき等により送られるものが、それぞれ最も
多い相談となっております。
また、全体で三位に当たる住宅の
敷金等や
設備工事などについては、七十歳以上の
高齢者からの相談が最も
多くなっております。
3相談の処理結果でございます。表の
横けい線が見づらくなっておりまして申しわけございません。右下の円グラフもあわせてごらんください。
自主交渉等のアドバイスを行う助言という対応が約三千七百件、
相談員が
事業者等への交渉を行うあっせんが約五百件、
情報提供が約二千三百件となっております。
4今後の対応でございます。
消費者トラブルの
未然防止や
拡大防止のために、より迅速な
情報発信を行ってまいります。また、
消費者安全確保地域協議会により各
所属機関との連携を深め、地域での
高齢者の
消費者被害の見守り
ネットワークを充実してまいります。さらに、
民法改正による十八歳成人へ向けた
消費者教育の対応や、持続可能な社会の実現に向け、
エシカル消費等の啓発により力を入れてまいります。
御報告は以上でございます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
ひえしま進 委員 この相談は主に電話で受け付けているんですか、
メールでも受け付けていますか、教えてください。
◎加野
消費生活課長 電話の相談が約九割です。
メールについては現在は対応しておりません。
◆
ひえしま進 委員 相談は窓口でもいいわけですか。
◎加野
消費生活課長 窓口でも受け付けをしております。電話で御相談をされた方が一度で相談が終了するというものでもないものですから、続けて二度目に窓口にいらっしゃるというようなことも非常に
多くございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 続きまして、(3)
収集作業中における
車両損害事故の発生について、
理事者の説明を願います。
◎大石
玉川清掃事務所長 それでは、
収集作業中における
車両損害事故の発生につきまして御報告いたします。
1事故の概要ですが、
発生日時、
発生場所、相手方は記載のとおりです。
事故内容ですが、恐れ入りますが、裏面をごらんください。位置図を見ていただきますと、この集積所につきましては、矢澤橋のそばにありまして、比較的広い道路になっています。ここの
玉川清掃事務所職員二名が
可燃ごみを車両の
投入口まで持ち上げる
積み込み作業中に発煙を確認したために、作業を中断し、
可燃ごみの入っていた袋をあけたところ、中身が噴出している
塗装スプレー缶を発見いたしました。
スプレー缶は
清掃車両の火災の原因となりかねないものであるため、
ごみ収集車の
投入口から取り出そうとした際に、発煙しているため慌てたようで、缶を路上に落下させてしまいました。ちょうどその際に、
ごみ収集車両の脇を通過した
乙車両の
前方左側に缶から飛散した塗料が付着したというものです。
表面にお戻りください。損害の程度ですが、甲につきましては人身、物損なし、乙につきましては人身なしですが、物損として
車両前面一部損害、塗料の付着ということでございます。
2事後の対応ですが、
事故発生後、乙と誠意を持って
示談交渉に当たっております。
(2)として、
本件事故を踏まえ、朝のミーティング時に職員全体に対して改めて
収集作業中は慌てずに
安全作業手順などの徹底を注意喚起し、
安全作業等への
意識向上を促したところです。
報告は以上です。申しわけありませんでした。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
田中みち子 委員 これは
可燃ごみの中に
塗料スプレー缶ということですよね。そもそも
可燃ごみって燃えるごみなのに、そんなところに
スプレー缶が入っていることが問題じゃないかと思うんですね。だから、これは職員が慌てずに安全にというのはもちろんなんですけれども、これは職員だけじゃなくて、やっぱり区民にこういったことが起こったというのを知らせてもらって、やっぱり
皆さんがしっかり分別していただかないと被害をこうむりますと、改めて周知していただければと思いますが、いかがでしょうか。
◎大石
玉川清掃事務所長 毎年全戸配布しておりますごみのカレンダー、なかなかページ数が
多くてわかりづらいということもありますけれども、そういったところを活用しながら、全戸配布させてもらいますので、届くということの視点からそういう
取り組みも進めていきたい、事業課、部とも相談しながらさせていただきたいと思います。
◆
田中みち子 委員 これはごみの配布カレンダーもよくできているんですけれども、
皆さん面倒くさいので、やっぱり興味のある人しか、なかなか中までしっかり見ないんだと思うんですね。興味がない人がこういうことをしてしまうというところで、やっぱり周知のところでもうちょっと工夫していただいて、カレンダーだけじゃなくて、
世田谷区報みたいなところに、ごみの分別ができていなかったことに対して被害があり、それでこれだけの区税が支払われちゃっているんですよみたいに周知するとか、何かちょっと工夫していただきたいと要望します。
◆いそだ
久美子 委員
塗料スプレー缶がどうなったかということが書かれていないんですけれども、これは大事なところは、私の地域ですと、きょうは回収日ではありませんというのを何か張って置いてあったりするんですが、そういう措置は今回はされましたか。
◎大石
玉川清掃事務所長 当日は
可燃ごみの収集日でしたので、当該職員はそれを外して集積所に戻しました。ちょっと道路に広がった部分もありますので、事務所に連絡が来まして、ほかの職員がちょっと拭いたのと回収に伺ったと。本来、委員おっしゃるように、これは不燃の日ですよという表示なんですけれども、ちょっと飛散しているとか、そういう二次被害が起きるといけませんので、今回については私どもは回収を図ったところです。
◆いそだ
久美子 委員 やった人がわかっていないと、また同じことが起こる可能性があるので、今後、表示だけでもそこの集積所にしていただきたいと思います。意見です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 続きまして、(4)その他ですが、その他
報告事項はありますでしょうか。
◎大石
玉川清掃事務所長 口頭で申しわけございません。相手方の状況ですとか過失の割合など不明ですけれども、昨日午前、多摩堤通りで区の所有の軽ワンボックス車とオートバイの事故が発生いたしました。詳細につきましては次回報告させていただきます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対してよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
中村公太朗 委員長 では、以上で1の
報告事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 次に、2
資料配付ですが、レジュメに記載の資料を席上配付しておりますので、後ほどごらんください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 次に、3
協議事項に入ります。
(1)行政視察の成果についてですが、先日実施いたしました行政視察は、皆様の御協力により無事終了することができました。今回の成果については、今後、議会活動を通じて反映させていただきたいというふうに思っております。
今回の視察を通じて、各委員、同行されました
理事者の方々、御感想、御発言等があればいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。今回の視察について感想や御意見がありましたら、どうぞ。
◆
小泉たま子 委員 いろいろとお世話になり、ありがとうございました。とてもいい視察だったと私は思います。特に国際交流については、そういう国際交流もあるんだと。つまり産業ですよね。私たちは、子どもたちとか人の交流、国際交流について、そこから頭がいかなかったんですけれども、なるほど、土地が変わればそういうことがあるんだということで、しかし、
世田谷も産業の面でいいものはたくさんありますし、そういう国際交流というのも一つ本当にありだなと。工場は小さくてもすばらしいものをつくっている、そういう技術的なあれもありますので、そういうことでも、これからやはりそういうふうに目を向けていかなければいけないことだなと思って痛感してきました。同じところへもう一度行きたいような気持ちの、私は来年、また同じメンバーで行ってみたいというような、そういう視察だったと思います。
◆
畠山晋一 委員 山口のこちらの文化のさまざまな作品、残念ながら雨風の中でゆっくり見ることができなかったのが残念だったかなという部分がありつつも、あの中でも丁寧に視察に対応していただいたことと、非常に研さんになりました。
また、我々、たまたま自民党
世田谷区議団とすると、熊本は昨年も視察に行っておりましたが、やはり震災の復興という観点からは継続して行くことに意味があるのかなと。復興の進捗も拝見することができましたし、さまざまな部分で、市議会に対する支援もしっかりまた行っていかなきゃいけないなということも学ばせていただいた次第です。
いろいろと配慮いただいて、
委員長、副
委員長、また事務局の
皆さんに感謝申し上げる次第です。
◆福田たえ美 委員 三つの県を回らせていただいて、山口、福岡、熊本、それぞれの地域の課題をどういうふうに解決していくのか、真剣にこれに取り組む姿を各自治体から学ばせていただいて、一番最初に山口県に入った際にも、本当に住民が公害問題とどう闘っていくのかというところから、行政と地域の住民と本当に力を合わせて、あそこまで大きなミュージアムというか、そういったものをつくり上げていくというのを学ばせていただいた後に、今度は福岡に入り、熊本とそれぞれが地域の産業をどういうふうに盛り上げていくのかというところも真剣に取り組んでいることが、この
世田谷区が今度どう取り組んでいけるのかということが、私たちにとっても、また
委員会としても重要な課題かなというふうに思って大変勉強になりました。ありがとうございました。
◆た
かじょう訓子 委員 本当によい視察をさせていただいたというふうに思います。本当にありがとうございました。特に私自身は、熊本が市民レベルでは困難はまだ
多いかというふうに思いますけれども、市として何とかここを復興したいという空気をすごく感じることができたんですね。私たちも今後、
世田谷でも南海トラフの地震があるわけですから、必ず起こるわけですから、ここで私たちもどういうふうに、命を救うだけじゃなくて、命が助かった後の復興についてまだ進んでいないなという感じがしました。熊本に学んでというのもありますし、ぜひ私たちも考えていきたいなというふうに思う視察でした。本当にありがとうございました。
◆
阿久津皇 委員 せっかくキャッシュレスのことに触れられた方がいらっしゃらなかったので、キャッシュレスなんですけれども、本当に屋台でキャッシュレスされているという実際の現場は見られなかったんですが、映像とか画像なんかで見させてもらって、
世田谷でも今、商店街などちっちゃなお店でもキャッシュレスを使えるようにとして進めていますけれども、なかなか個店の受け入れが難しい中で、ああいうシンボリックなお店に使っていただけると、そういうほかのお店への波及もあるのかなと思って、
世田谷でも先取りをして、特定の波及力のあるところにキャッシュレスを進めていただけると、そのほかの個店とかにも波及しやすいのかなというのが勉強になりまして、大変いい勉強をさせていただきました。ありがとうございました。
○
中村公太朗 委員長 では、以上で行政視察の成果についてを終わらせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 続きまして、(2)参考人の
出席要請について協議をいたします。
お手元の資料をごらんください。前回の
委員会以降、
理事者とも協議をし、資料(案)のとおり参考人招致を行うことで調整させていただきました。
なお、各団体の招致時間は目安として記載させていただいております。
日程を含め、資料のとおり、参考人の出席を求めることでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中村公太朗 委員長 では、そのように決定いたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 次に、(3)次回
委員会の開催ですが、年間予定の九月二日月曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中村公太朗 委員長 では、次回は九月二日ということに決定いたします。
なお、参考人の
出席要請の際にお諮りしましたが、当
委員会所管の外郭団体の報告は翌日の九月三日午前十時から行いたいと思いますので、二日連続開催ということでスケジューリングをいただきますようにお願いしたいと思います。
以上で3の
協議事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 その他、何かありますでしょうか。
◆
畠山晋一 委員 最後の一言でいいですか。さっきの
小泉委員の
先ほど申し上げましたが心に刺さるという発言があって、さっきは、それが僕の心に刺さっちゃっていて、言葉の伝え方は大変に一言でもってもいろんな意味があるんだなと。僕は全く違う解釈だったので、
理事者も一生懸命言葉を選ぶ中で、多分人によっては同じことを繰り返すような答弁になっては申しわけないんですけれども、実はさっき申し上げた中で報告したつもりですが、御理解いただけなかったので、
先ほど申し上げましたがというふうにその表現を使っているときもあるのかなと解釈するので、決して、我々を愚弄したりとか、何だ、聞いていないのというような意味で、
先ほど申し上げましたがという言葉を捉えたことが僕はこの二十年間一度もなかったので、そういう捉え方もあるんだなというので、改めて答弁していただいている
理事者の
皆さんの言葉の選び方に対しては、これだけのいろんな解釈があるんだなということを、長年務めている
小泉委員がそういうふうに感じるぐらいですので、でも、いろんな解釈があって、だから、その中でも、ぜひとも引き続き思いの答弁をしっかりしていただけるとありがたいなというふうに感じた次第です。ちょっと感じたところです。
○
中村公太朗 委員長 ほかになければ、以上で本日の
区民生活常任委員会を散会いたします。
午前十時三十八分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
区民生活常任委員会
委員長...