◆
小泉たま子 委員 お金をかけるばかりがそれをあらわすことではないと私も思っていますので、皆さんで知恵を絞りながら心から歓迎して、笑顔で迎えてお送りする、それが基本だと思いますけれども、ぜひそれを学んできていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆た
かじょう訓子 委員
児童生徒の
渡航費についてなんですけれども、この事業は大変すばらしいというふうに思います。今、海外に
子どもたちを送るというときに、これを負担なしで行かせようという流れが、少しでも負担を軽減させるということを、区は
文教委員会の所管でも行っています。そういった面からいっても、今回は無理かと思いますけれども、今後、この問題についてきちっと支援を、
負担軽減を考えていく必要があると思うんですが、この検討なんかはどういうふうになっているんですか。
◎大澤 文化・
芸術振興課長 今回、このような形で
子どもが約六十名という、今までにない大規模な人数で海外のほうに行きます。
教育交流を含めて行くと距離とかいろいろ問題がございますけれども、これだけ大規模な人数の方が海外に行くというのは初めてのことだと思います。そういったことも含めまして、今後、この高雄市との交流をどう進めていくのかという検証もしていかなくちゃいけないと考えておりますので、その中で、やはり
費用負担の問題ですとか、そういった部分についても、例えば今回参加した
子どもたち、あるいは
保護者の方から声を聞くなどして、検証はしっかりしていきたいというふうに考えているところです。
◆た
かじょう訓子 委員
負担軽減をぜひ考えていただきたいと要望いたします。
◆
田中みち子 委員 これは
訪問日程は二十六日から三十日ということで、四泊五日ということで結構長く行かれると思うんですけれども、実際にこの
交流コンサートをするのは二十八日の十五時からということで、半日ほどですよね。そうすると、その前後も含めて、あちらの高雄市の
青少年交響楽団の方との交流とか、そういったことというのは何かこの日程の中に含まれているんでしょうか、もしわかれば。
◎大澤 文化・
芸術振興課長 二十六日は、ちょっと時間的な問題もございまして、高雄市に入るような形です。前日の二十七日になりますけれども、今聞いているところでは、高雄市の
交響楽団と同じレベルになるんですが、
向こうの
国楽団の
付設青少年交響楽団の
演奏会をまず鑑賞するような形になっています。午後が
向こうの
ジュニア・
オーケストラと合同の
リハーサル、
合同練習をするような形で、まずそこで
一つ交流を交えるような形で考えております。
二十八日は、
合同リハーサルをした後、本番を迎えるというような形になっているところです。
二十九日については、今のところ、午前中、
高雄市内を観光、どういった町なのかというのをしっかり見ていただきたいというので観光に当てて、日程の都合上、飛行機の関係上ありまして、午後には台北のほうに移動して、翌日、台北から帰国するような日程というふうに聞いております。
◆
田中みち子 委員 前日の
リハーサルからということで、随分と人的な交流というのも図られると思うんですけれども、ぜひその翌日というのも、せっかく仲よくなったところで観光というときも、では、一緒に行きましょうぐらいの形の交流が図れるとよりよくなるんだろうと思うので、そういった働きかけみたいなものも、ぜひ視野に入れてやっていただきたいと要望します。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では、続きまして(3)
世田谷区立駒沢地区会館における
死亡事故について、
理事者の説明を願います。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 世田谷区立駒沢地区会館における
死亡事故について報告いたします。
発生日時につきましては、
令和元年六月十四日金曜日午後八時半ごろ、
発生場所は
世田谷区立駒沢地区会館地下一階
大会議室内男子ロッカー室です。お亡くなりになった方は五十八歳の男性一名です。
経過につきましては、六月十四日金曜日の午後八時三十分ごろ、地下一階の大
会議室を利用している団体から、
参加者が
ロッカー室で倒れているので
救急車を呼んでほしい、また、
AEDを貸してほしいとの要請がありました。直ちに
利用団体の
メンバーによって
AEDを使用しましたが、
通電指示はなく、
救急車到着まで、
利用団体メンバーにより
心臓マッサージを実施したところです。午後八時四十分ごろ、
救急車が到着し、
国立病院機構東京医療センターへ搬送されました。
翌日の六月十五日土曜日の午前十一時三十分ごろ、
当該利用団体の
メンバーから警察による
現場検証がある旨申し入れがあり、その際、昨日の疾病人が搬送先の病院で午後十一時ごろ亡くなったとの報告を受けました。正午より
玉川警察署による
現場検証を開始し、午後零時四十五分ごろ、
現場検証が終了しました。その後、午後四時ごろ、
施設現地担当者から当課に
事故報告があったところです。
なお、本件につきましては、六月十七日の
区民生活常任委員会において口頭により報告しております。
私からは以上でございます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆た
かじょう訓子 委員 ごめんなさい、ちょっとよくわからないんですけれども、
通電指示がなかったということは故障していたということですか。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 ここにそれは触れていないんですけれども、
通電指示はなくて、
心臓マッサージを行ってくださいという指示が出て、それに基づいて、
利用団体が
心臓マッサージを開始したと聞いております。
◆
ひえしま進 委員 この団体は何でしたっけ。
合気道でしたっけ、何の目的で使用していたんでしたっけ。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 合気道の団体と聞いています。
◆いそだ
久美子 委員 こういった
地区会館で
スポーツをやっているような事故というのは、ほかの団体さんにもこういう事故があったとか、報告というのはある程度周知はされているんでしょうか。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 個別の団体が自主的な集まりで事故を起こしたときについては特に周知はしておりません。
◆いそだ
久美子 委員 私の知り合いで
合気道をほかの地区でやっている方がいまして、ちょっとこの話をしたら、全然知らなかったということで、御自身はもっと年上の方なんですけれども、非常に心配されていました。そういった同じような
スポーツをやっている団体には、こういう事故があって気をつけてくださいという周知は、個人
情報に気をつけながらある程度した方がいいのではないかなと思います。御検討ください。
◆
小泉たま子 委員 これは駒沢の
地区会館で亡くなったわけではないんですよね。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 救急車を呼んで搬送したわけですけれども、そこでの
死亡判断というのは、
救急隊員は医師じゃないのでできないので、病院に搬送した後に死亡が確認された。なので、そこで死亡していたかどうかというのは状況としてはわからない状況です。
◆
小泉たま子 委員 そうですね。ですから、私はこれはやっぱり正確に書くべきだなと思うんですね。もう
開催通知が出ていますから、これが流れた場合に、これを文面で見たら、駒沢の
地区会館で亡くなった、そういうふうに区民の方はとると思うんですね。ですから、これは正確に言えば、やっぱり
地区会館における
死亡事故ではないと。これはこういう書き方ではいけないのではないかなと私は思うんですけれども、どう考えられますか。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 確かに委員御指摘のとおり、例えば表題のところで
世田谷区立駒沢地区会館における事故についてということで、その下で内容を述べるというやり方もあると思うんですが、以前に区の施設で同様な事故が起きたときにこの表題だったもので、ちょっと合わさせていただきました。今後検討していきたいと思います。
◆
小泉たま子 委員 気づかれたらやっぱり直すべきだったので、何も前と同じように書くべきではないので、これは非常に大事なことだと思うんですね。不安を与えるし、何なんだと。だから、正しく、
駒沢地区会館における事故についてと、その方が正確でよろしいと思います。これからはそのようにするべきだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では、続きまして(4)
玉川総合支所・
区民会館改築工事について、
理事者の説明を願います。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 私からは、
玉川総合支所・
区民会館改築工事について、前回の口頭での御報告以降の詳細について御報告いたします。
なお、本件は、
福祉保健常任委員会とのあわせ報告でございます。
1の主旨でございます。
玉川総合支所・
区民会館につきましては、これまで令和二年五月の開設を目指し工事を進めてきたところでございますが、地下の掘削や解体に対しまして、近接する
鉄道会社との協議において
作業手順の見直し及び使用する重機の一部小型
化が必要となり、対応を行ってきた結果、二カ月の
工期延長が必要と判断したものでございます。
鉄道事業者との協議につきましては、
施工業者が決定する前の
設計段階から進めておりましたが、
鉄道事業者からは
施工段階においても協議を求められ、その結果、鉄道の
安全輸送上の観点から
工法等の変更が必要と判断いたしました。
当時の工期の見込みでございますが、
地下工事が終わった昨年十月の段階においても期間のおくれが認められたことから、この間、区と
事業者で工期について検討してまいりました。その結果、
契約工期を当初の四月三十日から六月二十九日に変更することが必要と判断いたしました。申しわけございませんでした。
2の
開設等の
スケジュールでございます。
契約工期につきましては記載のとおりです。施設の開設時期でございますが、庁舎が分散している状況、オリンピック・パラリンピックと時期が重なること等を踏まえまして、引っ越しを複数回に分けて行いたいと考えておりまして、七月下旬以降、順次開設する予定でございます。詳細な日程につきましては、改めて御報告いたします。
また、
区民会館の一般利用につきましては、現在検討しておりますオリンピック・パラリンピックの関連事業の状況等も鑑み、九月以降の開始を予定しているところでございます。
3のその他関連事項でございますが、(1)の仮設庁舎での運営につきましては、工期の変更に伴いまして、移転までの期間延長するものでございます。
(2)の
指定管理者選定手続でございます。本年二月の
委員会報告では、候補者選定公募を四月から開始し、第三回区議会定例会に提案させていただく予定であると御報告いたしましたところでございますが、今回の
工期延長に伴いまして、公募開始を本年七月からとし、第四回の区議会定例会に御提案するよう手続を変更したいと考えてございます。
(3)の関連する条例の改正につきましては、令和二年の第一回定例会におきまして御提案いたしたいと考えてございます。
裏面の4の今後の
スケジュールにつきましては記載のとおりでございます。
私からの報告は以上でございます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆福田たえ美 委員 近接工事協議というのはいつ行われたんですか。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 近接工事協議と申しますのは、鉄道に近接して、大井町線と現在の
玉川総合支所庁舎が線路を挟んでおる状況でございます。このように鉄道に近接して工事を行う場合につきましては、鉄道の
安全輸送の確保のために必要とされている要綱がございまして、その中で、
鉄道事業者と工事
内容等について協議をしてくださいとなっているもので、この要請に基づいて協議をしたものでございます。
◆福田たえ美 委員 いつ。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 契約自体は二〇一七年の十月に行っておりまして、その一週間後から協議を始めているということで聞いてございます。
◆福田たえ美 委員 では、この協議自体が予定よりもおくれて行われたというわけではなく、通常どおり行って、この話題が出てきたのがつい最近ということになるわけですか。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 先ほども少し述べましたとおり、この施工の入札を行う際に、当然
施工段階から協議を行ってくださいということを東急電鉄から申し入れがございましたので、それを仕様書のほうに入れてございました。それも含めてすぐに協議をしたということでございますが、その間、協議の日程というのはある程度見込んで、二カ月程度見込んで協議の予定を組んでおりましたけれども、その中で、
施工段階、施工の中で工法を見直してほしいであるとか、重機の小型
化というところがありましたので、そこで若干見直しを行った結果、やはり工期の延長というのが必要になったことでございます。
地下工事に関するものでございますので、昨年の十月段階で地下の工事が終わるところで、では、どのくらいおくれが出たかということで、おくれのほうが判明してきたわけでございます。そのおくれが出た段階、十月以降に、施工者のほうと、では、どのぐらい工期を縮めることが可能かどうかというような協議も重ねてまいりましたが、この間、結果としては、やはり二カ月程度は工期の延長が必要となったと判断させていただいたものでございます。
◆福田たえ美 委員 さっきの御説明は、ここにありました重機の小型
化が必要だというようなことの御説明とかもありましたけれども、こういったことはもっと前に予測できたことではないかなというふうにも思ったんですが、それはできなかったということですか。それとも、何かいろいろ事情が変わって、このような形にしないといけなくなったというような工事説明なんですか。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 設計段階において、今回、この鉄道は近接協議の中で求められていることというのは、五ミリ以上鉄道の変位があってはいけないというようなことで求められております。
設計段階においてこの地下のところで、今回免震構造の建物でございますので、連壁といいまして、この地下のところに長い壁をつくって地盤を支え、いわゆる山どめのようなものでございますけれども、そちらの山どめをつくる。
設計段階においては山どめの壁で五ミリの変位は起きないようというようなことは確認をしました。ただし、その段階では、施工者がまだ決定しておりませんので、その山どめをどういうふうにつくるかというのは、やはりそれは施工者によるものがございますので、施工者が協議をしていく段階で再度、その手順についても協議をしてくださいという要請がございました。
施工者のほうでは、この程度の壁であればこういった重機を使おうということで、電鉄側には協議したりして、でも、電鉄側からは若干不安があるというようなこともあって、もう少し小さいものにできないかということと、手順をもう少し慎重にできないかというような御提案がございまして、やはり輸送安全上の点からは必要と判断したものでございます。
◆福田たえ美 委員 わかったような感じもするし、わからないんですね。これが二カ月おくれるということは、実は
区民会館の一般利用が九月以降になるということは、皆さん、いろんなイベントを実はもう予測していたんですね。これがおくれることによって、やっぱり多大なる影響を受けてしまったりするところもあるんです。安全に工事を進めていくことが一番だと思うので、無理をしていただくということではないんですが、やはり二カ月おくれますというのをこの紙一枚で報告するには、実は多くの区民が影響を受けていくということと、あと、やはり庁舎が移転できないことによるコスト的な部分も影響があるということを考えると、そこの説明をもう少しわかりやすく。私たちにわからないということは、区民の方にもなかなか説明がしにくくなりますので、今の御説明が実はわかりにくかったんです。なぜおくれないでできなかったのかというところはもっと説明が欲しいんですけれども。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 先ほど、
設計段階での協議の中では、最後は詳しい解析をして、それで電鉄会社と協議をするという形になります。
設計段階ではどうしても、こういった壁をつくります、地下に壁をつくって支えます、これによって五ミリ以上の変化は起きませんというところまでは説明できるんですが、やはりそのやり方となってきますと、施工会社によってさまざまな状況がある中で、この施工会社が、
事業者が当時予定していた、こういう壁であればこれをつくれるということで予測していたものに比べて、さらなる慎重なものを求められて、旧庁舎の既存の壁も使ってこういう変化を最大限に抑えるほうがいいのではないかという点もございましたので、そういったところも踏まえて、そういった工法の手順の変更をしていきましょうということになりました。やはり大型の機械を入れることによって、そこで少し沈んでしまうという可能性もありますので、そこについてもやはり小型
化をしてもらいたいと。そうしますと、一台当たりの作業量が減ってしまうということがありましたので、そこについて、区としては必要な手順の変更であろうということはありました。
実際にどのくらいおくれが見込まれるかということについては、
地下工事全体が終わってみないとどのくらい影響があるかということはわかりませんでしたので、十月のときに、では、何カ月ぐらいおくれるであろうかというところを精査させていただいた後に、そこからどのくらい縮められるかということで検討した結果、やはりどうしても二カ月程度はおくれるということでございます。
この間、実は前回口頭で御報告して以降、こういった町のイベント等の際には、町の方にもちょっとお知らせしておわびをしている状況でございます。
◆福田たえ美 委員 では、私がちょっとまとめてみますと、予測ができなかった、要は地盤とか大きな重機でやるには耐えられない何か測量とか測定が間違っていたとか、要は甘かったのかとか、何か要因がどこかにあるから、これだけ二カ月おくれるような、こういう変更をしなきゃいけなかったという何か決定的なことが背景にあるんじゃないかなと今思ったもので、そうじゃないんですか。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 特に、例えば地下の埋設物が何か出てきたとかというような、今回はそういった予測不能の事態ではなく、あくまでもその鉄道の変位については予測をして、それを踏まえて設計をした状況でございます。
施工事業の施工者につきましても、そういった状況があることは踏まえて施工手順というものを計画しておりましたけれども、解析結果を電鉄会社のほうに出したところ、もう少し慎重を期してもらいたいというような要望があって、こちらとしても、
鉄道会社から危険が心配される、懸念されるということがありますと、それについて大丈夫ですというところまでは断言ができない状況がありますので、そこについて、やはり
鉄道会社の助言に従ってやったという状況でございます。
◎岩元
玉川総合支所長 今、課長から説明させていただきましたけれども、施工前の設計時において、東急電鉄とは協議をさせていただいて、その時点では確認をさせていただいたところでございますが、施工時においてFEM解析という詳細な検証というものを、東急電鉄が改めて求められたというところがございまして、その結果、大変申しわけございませんけれども、今、工法の変更ということで小型
化をすることが必要になったということがございまして、それで今回、どうしても工期の追加というか、期間を延長せざるを得ない状況になったということでございます。手順上は、手順を踏ませていただいたんですけれども、そこの
施工段階で改めて詳細な検討を求められたということで、今回、こういう結果に至ったというところでございます。
◆福田たえ美 委員 少しわかってきました。東急電鉄さんが突然新たなFEM解析を求めたというのは、電鉄会社のほうの何かが変更されたことで、そういうことを求めてこられるようになったんですか、もしそこまでわかれば教えていただきたいんです。
◎岩元
玉川総合支所長 協議の方法については、協議の御案内という東急電鉄のほうから手順を示している案内が出ております。それに従って、私ども、この間協議をさせていただいているところなんですが、
設計段階でもその協議はさせていただきました。その後、施工者が決まった段階で、今お話しさせていただいた詳細検討のFEM解析というものが改めて求められてきたものなので、それに伴って工法の変更等をせざるを得ない状況になったというものでございます。
◆
阿久津皇 委員 これは工期の延長に伴って費用は変わるんでしたっけ、変わらないんでしたっけ。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 ただいまはまだ契約等を変更しておりませんので、正確な数字ではございませんが、単純な計算としまして、今後、およそ六千万円程度の影響が出るものと考えております。内訳としましては、工事の延長に伴う単純な積み上げとしましては二千万円弱、仮設庁舎等の借り上げの延長、あと駐車場等の借り上げの延長等がございますので、その辺の影響が四千万円強というような形で、今のところ、かなり概算の積み上げというところでございますが、六千万円程度ということになります。
◆
阿久津皇 委員 先ほどの支所長の説明だと、当初、東急もかかわっていて、この詳細なところに来たときに工期の延長を求められたというような印象なんですけれども、これは区が全部負担するんですか。
◎荒井
玉川総合支所地域施設整備担当課長 この工期の延長につきましては、工法を認めているという区のこともございまして、区のほうで現在負担をするという考えでございます。
◆
阿久津皇 委員 何となく区に過失が余りないような気がするので、区が負担するのもどうかなと思うんですけれども、まあ、しようがないのかなというところもありますので、わかりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では、続きまして(5)平成三十年度ごみ量(確定値)について、
理事者の説明を願います。
◎庄司
事業課長 それでは、平成三十年度ごみ量について(確定値)の資料をごらんください。平成三十年度の東京二十三区のごみ量が確定しましたので、報告させていただきます。
まず、一ページの1二十三区のごみ量(処理量)でございます。平成三十年度の二十三区のごみ処理量は合計二百七十五万四千二百九十六トン、前年度と比較しまして一万一千二百七十二トンの減少となっております。区収集は減少しており、持ち込みごみ量が増加しております。持ち込みごみ量は、各区から許可を受けた業者が二十三区の事業系ごみを収集し、主に清掃工場等に直接持ち込んだ量でございます。
次に、資料の下の表、2
世田谷区のごみ量(収集量)でございます。合計のところ、十七万五千七百十七トンで、前年度と比較しまして百七十三トン、〇・一%の減となっております。ごみ量が減った要因としましては、資源・ごみ収集カレンダーの全戸配布を開始して四年になったこと、また、多くの区民の方がカレンダーを見ていただいて、発生抑制と再使用の2R行動を実践していただいているということが考えられます。
資料をおめくりいただきまして二ページでございます。3
世田谷区のごみ収集量でございます。こちらはここ五年の推移をグラフでお示ししております。折れ線が区民一人一日当たりのごみ量、棒グラフが人口となっております。ごみの収集量も一人当たりの排出量も減少しているということでございます。こうしたことから、ごみの減量には、区民の皆様に分別を徹底していただくことや、ごみを出さない暮らし方への協力が不可欠というふうに考えております。
区としましては、引き続きごみ減量に関する普及啓発活動に努めてまいりたいと考えております。
次、三ページ目をごらんください。4
世田谷区の資源回収量でございます。表の一番下の右端でございますが、前年度比で全体として三十二トン、〇・一%の減となっております。紙類が減少し、ペットボトル等の回収量が増加しているという傾向がございまして、紙類の回収量が減った要因としましては、新聞、雑誌の発行部数が減っているということが考えられます。一方、ネットショッピングの普及により、宅配便などで使用される段ボールがふえているという傾向ではないかなと考えております。
次、おめくりいただきまして四ページをごらんください。5資源回収量の推移でございます。回収品目ごとの推移を表とグラフでお示ししております。
次の五ページをごらんください。一番下のグラフと表でございますが、こちらは平成二十六年度から年度別の資源の回収量の推移をあらわしたものになっております。
資料の一番最後にA3横の別紙の資料をおつけしております。こちらは東京二十三区清掃一部事務組合が集計をした各区別のごみ量の表となっております。こちらにつきましては、後ほどごらんいただければと思います。
御説明は以上でございます。
○
中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆
岡本のぶ子 委員 今、この御報告は、二十三区清掃一部事務組合の確定値ということなんですけれども、ことしの五月に食品ロス削減推進法というものができて、国及び各地方自治体においてこの食品ロス削減に向けた計画などをきちんとつくって推進していくということが法律上決められました。今の確定値の報告、また、区の報告の中では食品ロスにかかわる数値というものが今見えないようなつくりになっていると思いますが、今後、この取り組みを見えるようにするべきかと思うんですけれども、この点、いかがでしょうか。
◎原田 清掃・
リサイクル部長 まず、法律に基づきまして国が今後方針を定めて、それを受けて区の方で計画をつくるという努力義務が定められたわけです。本日の御報告につきましては、あくまで区のほうで収集させていただいているごみの量の変化ですので、今後、
世田谷区で区民の方からいただいているフードドライブの量というのは、また別の機会に実績として御報告さしあげたいと思っています。
◆
岡本のぶ子 委員 国民運動にということも法律に明記されておりますので、ぜひ見える形で今後進めていただくことを要望しておきます。
◎庄司
事業課長 申しわけございません。先ほど、私は御説明の中で一点数字の読み上げを間違えておりましたので、訂正させていただきます。一ページ目で増減の量で、私、一万一千二百七十二トンというふうに申し上げましたが、正しくはこちらの表にございますとおり一万一千二百七十三トンの間違いでございました。大変申しわけございませんでした。訂正いたします。
◆いそだ
久美子 委員 今回の報告とは直接関係ないんですが、ごみの収集の案内、曜日と内容の案内について外国語版ってあるんでしょうか。
◎庄司
事業課長 資源とごみの分け方・出し方というパンフレットをつくっておりまして、こちらが外国語版もございまして、使われている言語が……。
◎松田
国際課長 私ども、多言語で区の
情報を提供しておりますが、ごみの収集の仕方につきましては、日本語と英語と中国語とハングルで出しております。
◆いそだ
久美子 委員 私の近所で奥様方が外国の方がふえていますので、聞かれたことがありますので、ぜひそういう外国の方の奥様方の手に届くように、
情報が行くように配慮をお願いいたします。要望です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
中村公太朗 委員長 では、続きまして(6)自動車事故の発生について、
理事者の説明を願います。
◎笹本
市民活動・生涯
現役推進課長 それでは、自動車事故の発生につきまして御報告いたします。
1の事故の概要ですが、(1)
発生日時は、ことしの七月一日月曜日午前十時十五分ごろでございます。天候は雨でした。
発生場所は、
世田谷区八幡山二丁目六番付近の交差点でございます。
相手方は、記載のとおり乙でございまして、乗っていた方は大人四名と園児の方が十一名でございます。
事故の内容でございますが、恐れ入りますが、資料の裏面をごらんください。
世田谷区の
市民活動・生涯現役推進課職員が北烏山二丁目にあります施設で公務を終え、軽小型貨物自動車を運転し、ほかの施設へ移動している途中でございました。環状八号線を杉並方面から左折しまして、左手に千歳清掃工場を見ながら通過し、その先の交差点の赤信号を見落としてしまい、交差点に進入したところ、交差点南側、車両の右側から来る車に気がつきました。急いでブレーキをかけましたが間に合わず、スクールバスの左側面に衝突したものでございます。
(5)の損傷の程度でございます。当方につきましては人身が職員二人、首の軽い捻挫と右半身の軽い打撲でございます。物損につきましては、庁有車の前方右側の破損でございます。相手方乙につきましては人身が職員の方三名、首、肩、腰の打撲と伺っております。なお、園児の方にけがはございませんでした。物損としましては、スクールバスの左側側面のボディーの破損でございます。
2の事故後の対応でございますが、発生後、相手方とは誠意を持って対応しております。