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  1. 世田谷区議会 2019-05-28
    令和 元年  5月 文教常任委員会-05月28日-01号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2020-01-09
    令和 元年  5月 文教常任委員会-05月28日-01号令和 元年  5月 文教常任委員会 世田谷区議会文教常任委員会会議録第四号 令和元年五月二十八日(火曜日)  場  所 第五委員会室  出席委員(十名)    委員長         平塚敬二    副委員長        石川ナオミ                下山芳男                和田ひでとし                板井 斎                風間ゆたか                中山みずほ                田中優子                金井えり子                あべ力也  事務局職員    議事担当係長      下村義和    調査係副係長      三平公則  出席説明員    教育長         渡部理枝
      教育委員会事務局    教育次長        淺野 康    教育総務課長      會田孝一    学務課長        田中勝将    幼児教育・保育推進担当課長                須田健志    学校健康推進課長    桐山徳幸    教育環境課長      青木 徹    副参事         秋元勝一   教育政策部    部長          池田 豊    学校職員課長      内田潤一    教育指導課長      青木雄二    教育相談・特別支援教育課長                工藤木綿子    新教育センター整備担当課長                北村正文    副参事         板澤健一    副参事         加藤敏久   生涯学習部    部長          皆川健一    生涯学習・地域学校連携課長                田村朋章    中央図書館長      松田一清   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇ 本日の会議に付した事件  1.報告事項   (1) 令和元年度主要事務事業について   (2) 学校におけるICT環境推進の進捗状況について   (3) 令和元年度 学校基本調査の結果について   (4) 幼児教育無償化の実施について   (5) 訴訟事件の発生について(地位確認等請求事件)   (6) 通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について   (7) 世田谷区立若林小学校及び旧世田谷区立花見堂小学校の解体工事について   (8) 松原まちづくりセンター基本設計について(あんしんすこやかセンター・社会福祉協議会との一体整備、松原小学校プール・新BOP室、松原ふれあいの家との複合化)   (9) 世田谷区立瀬田小学校改築整備方針について   (10) 学校等の耐震再診断を踏まえた対応方針について(若林小、池之上小、池尻小、三軒茶屋小、八幡中)   (11) 学校等の耐震再診断の確定値を踏まえた対応について   (12) 池之上小学校の耐震再診断結果を踏まえた旧北沢小学校の後利用について   (13) 学校体育館等への空調設備の整備計画について   (14) 令和元年度教科書展示会の開催について   (15) 訴訟事件の発生について(損害賠償請求事件)   (16) 令和元年度 児童・生徒海外派遣及び教員海外派遣研修について   (17) SDGs自然体験学習推進校について   (18) 令和元年度学力調査の実施について   (19) 教育総合センターの開設に向けた取組み状況について   (20) 新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の開始について   (21) 梅丘図書館改築基本設計について   (22) その他  2.資料配付   (1) 令和元年度学校(園)周年行事等の日程について   (2) 令和元年度教育指導課要覧   (3) 平成三十一年度(二〇一九年度)学校を地域で支えるしくみ 地域運営学校~コミュニティ・スクール~   (4) 新・才能の芽を育てる体験学習  3.協議事項   (1) 正副委員長会申し合わせ事項について   (2) 行政視察について   (3) 次回委員会の開催について   ◇ ~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇     午前十時開議 ○平塚敬二 委員長 ただいまから文教常任委員会を開会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますが、新体制による初めての委員会ですので、議事に先立ちまして、当委員会の出席理事者の紹介をお願いしたいと思います。  参考までに委員の皆様には管理職一覧をお配りしておりますので、御参照ください。  それでは、理事者の方どうぞ。 ◎渡部 教育長 このたび五月二十四日付で教育長に就任いたしました渡部でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  私からは部長級職員を紹介いたします。  淺野教育次長です。  池田教育政策部長です。  皆川生涯学習部長です。  どうぞよろしくお願いいたします。 ◎淺野 教育次長 引き続き、教育次長系列の課長級職員を紹介させていただきます。  會田教育総務課長です。  田中学務課長です。  須田幼児教育・保育推進担当課長です。  桐山学校健康推進課長です。  青木教育環境課長です。  秋元副参事(教育施設担当)です。  以上です。どうぞよろしくお願いします。 ◎池田 教育政策部長 引き続き、教育政策部長系列の課長級職員を紹介させていただきます。  内田学校職員課長です。  青木教育指導課長です。  工藤教育相談・特別支援教育課長です。  北村新教育センター整備担当課長です。  板澤副参事(学校経営推進担当)です。  加藤副参事(教育研究・研修推進担当)です。  どうぞよろしくお願いいたします。 ◎皆川 生涯学習部長 引き続き、生涯学習部長系列の課長級職員を紹介いたします。  田村生涯学習・地域学校連携課長でございます。  松田中央図書館長です。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○平塚敬二 委員長 当委員会には、理事者のほかにも連絡員が一名出席しておりますので御承知おきください。  次に、担当書記に自己紹介をさせます。 ◎下村 書記 書記の下村です。よろしくお願いします。 ◎三平 書記 調査係三平です。よろしくお願いいたします。 ○平塚敬二 委員長 以上で紹介を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 それでは、1報告事項の聴取に入ります。  まず、(1)令和元年度主要事務事業についてですが、主要事務事業については、ボリュームがある資料なので理事者の説明は簡潔に、質疑も極力絞っていただき、後ほど個別で対応していただくなど、委員会運営に御協力いただければと思います。  それでは、理事者の説明を願います。
    ◎淺野 教育次長 それでは、令和元年度主要事務事業について御説明させていただきます。  一枚おめくりいただきまして、表紙の裏面をごらんください。こちらに教育委員会事務局の今年度の主要事務事業として三十四項目の事業を確定させていただいております。私からは、1の第二次世田谷区教育ビジョン(第二期行動計画)の推進から7の幼児教育・保育の充実、また、9の学校給食の充実、給食のアレルギー対応及び10の教育環境の整備並びに、飛びますが33の世田谷区総合教育会議及び34の新実施計画(後期)の推進について御説明させていただきます。  まず、右側一ページをごらんください。第二次世田谷区教育ビジョン(第二期行動計画)の推進でございます。今年度は第二期行動計画の二年目となります。多様性を認め合い、人権を尊重する地域社会の実現、新たな時代を見据えた豊かな人間性と生きる力の育成といった視点のもと、行動計画の着実な推進を図ってまいります。また、教育推進会議や各種広報紙などを通して、学校、家庭、地域等への普及といったものをして、共通理解のもと円滑、効果的に取り組みを推進してまいります。  おめくりいただきまして、二ページをごらんください。世田谷教育推進会議の実施でございます。子どもを取り巻く諸課題等につきまして、学校、家庭、地域及び教育委員会が連携して取り組む協議の場としまして、今年度も四回の開催を予定してございます。そのうちの二回、七月と十一月には、後ほど別の項目で御説明させていただきます総合教育会議と同日実施としまして、広く区民の皆様にも御参加いただき、シンポジウムやワークショップを実施してまいりたいと考えてございます。  続きまして、右側、三ページから八ページにかけてが安全安心の学校づくりでございます。子どもたちの安全安心のために、十七項目にわたってさまざまな取り組みを記載してございます。学校安全計画の策定であるとか学校防犯訓練の実施、緊急連絡ネットワークの活用であるとか、四ページ以降になりますが、小学校の通学路への安全のさまざまな取り組み、さらに各種講習会等や防災教育の実施など、子どもたちの安全安心を確保するための環境づくりに取り組んでまいります。  次に、九ページから一一ページにかけてですが、教育の情報化の推進でございます。本年度が二年目となる世田谷区教育の情報化推進計画第二期行動計画に基づきまして、児童生徒の情報活用能力の育成、教科指導における情報通信技術の活用などに取り組んでまいります。  一〇ページの右側の(4)になりますけれども、特に学校におけるICT環境の整備としまして、中学校の理科室等の特別教室二教室にタブレット型情報端末などを配備するとともに、BYODを視野に入れたオープンなクラウド環境の構築、検証、また校務用パソコンの入れかえなども行っていきます。  また、一一ページですが、ICT支援員の配置を行います。  続きまして、一二ページをごらんください。教員が子どもとかかわる時間の拡充でございます。これは第二次世田谷区教育ビジョン・第二期行動計画のリーディング事業と位置づけております。国や都の動向を踏まえながら、各種施策の推進、拡充に向けた検討を行ってまいります。各種事務処理システムの安定運用、全小中学校で実施しております給食費収納公会計化の着実な事務運営、また、教育支援チームや部活動支援員による学校支援や教職員のワーク・ライフ・バランスの推進に向けた学校休業日の設定などの各種施策を行ってまいります。  続きまして、一四ページをごらんください。教育における保護者の負担軽減施策です。教育における保護者の負担軽減施策として、就学援助制度の拡充を行うものですが、今年度入学者から就学援助における新入学用品費を小学校、中学校ともに引き上げます。また、令和二年入学者より、小学校においても入学前の前倒し支給を実施するとともに、支給時期を小中学校とも三月から二月に早めます。さらに、十月から就学援助全体について、支給対象所得基準を引き上げるとともに、就学援助の対象費目のうち、給食費については支給対象所得基準のさらなる引き上げを行います。  続きまして、一五ページから一六ページが幼児教育・保育の充実でございます。世田谷区幼児教育・保育推進ビジョンに基づき、各種施策を推進してまいりますが、一五ページ、右側に主な項目を記載させていただきました。教育総合センターに設置予定の乳幼児教育支援センターの整備に向けましても、さらなる検討を行ってまいります。一六ページですけれども、区立幼稚園、認定こども園全園における預かり保育の引き続きの実施、区立幼稚園用途転換等計画の着実な実施に取り組んでいくとともに、国の幼児教育無償化への対応を行ってまいります。  続きまして、一項目飛びますけれども、一九ページから二〇ページは学校給食の充実、給食のアレルギー対応でございます。食育の観点からも学校給食の充実を図るとともに、研修会の開催など、アレルギー対応の徹底に取り組んでまいります。また、給食室の改修工事や太子堂調理場の大規模改修工事の実施など、施設、設備面の改善を図ります。  続きまして、二一ページから二二ページが教育環境の整備でございます。二一ページの学校改築、改修の取組みですが、記載のとおり改築、増築等、さらに改修を計画的に進めてまいります。また、二二ページに学校の耐震対応、猛暑への対応を記載させていただいておりますが、耐震対応と体育館等への空調設備整備につきましては、後ほど、その詳細につきまして別に御報告させていただきます。  飛びますけれども、八九ページをごらんください。世田谷区総合教育会議でございます。こちらは政策経営部が所管となる事業でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、教育推進会議と同日開催ということで、七月と十一月に開催を予定しているところですので、連携をとって実施してまいります。  最後に九〇ページをごらんください。こちらは新実施計画(後期)の推進でございます。教育領域の主な新実施計画後期の事業を記載させていただいております。いずれも計画に基づいて着実な推進に努めてまいります。  私からの御説明は以上でございます。 ◎池田 教育政策部長 続きまして、教育政策部所管の主要事務事業につきまして、新たな取り組みを中心に御説明をさせていただきます。  戻りまして、一七ページをごらんいただければと思います。「世田谷の教育を推進する拠点づくり~教育総合センター~」でございます。こちらにつきましては、後ほど単独の案件として御説明させていただきますが、世田谷の教育を推進する拠点となる教育総合センターの開設に向け、ハード面ではことしの十二月を目途に建物の実施設計を策定するとともに、ソフト面においては教育環境の充実に取り組むなど、令和三年度のセンター開設に向けた準備を進めてまいります。  次に、飛びまして、二三ページをごらんいただければと思います。「世田谷九年教育」の定着と質の向上でございます。(1)「世田谷区教育要領」に基づいた授業・教育活動の実践等に引き続き取り組んでまいりますが、新たな取り組みといたしましては、二五ページをごらんいただければと思います。⑥ICTを活用した学習支援です。昨年度、パイロット校四校で取り組んでおりました区立中学校でのe―ラーニングを全ての区立中学校に拡大して導入してまいります。  次に、また飛びまして、三〇ページをごらんいただければと思います。(9)「世田谷九年教育」の見直しでございます。世田谷九年教育と申しますのは、義務教育の九年間を対象とした取り組みとなっておりますが、世田谷区の四、五歳児の九割以上が幼稚園や保育園に通園しているという現状を踏まえた乳幼児教育と義務教育との一体化や学力などの認知的能力と、それを支える非認知的能力を総合的に育成することの重要性などの要素を加味いたしまして、「遊びと学び」をキーワードに世田谷九年教育の名称変更を踏まえまして、新たな枠組みについて検討を進めてまいります。  続きまして、右側、三一ページをごらんください。信頼される学校経営の推進でございます。平成二十七年度に策定いたしました世田谷マネジメントスタンダードを踏まえまして、学校経営、学び舎運営を展開するとともに、検討委員会の効果検証、学校関係者評価委員会での評価、改善内容の公表など、引き続き信頼される学校経営を推進してまいります。  続きまして、おめくりいただいて三二ページ、教科「日本語」の新たな取組みでございます。こちらの新たな取り組みとしましては、(2)教科「日本語」の授業の部分でございます。従来は、小学校、中学校において、それぞれ週一時間授業を行うこととしておりましたが、今年度より小学校の三年生以上及び中学校におきましては、各学校の特色やニーズに合わせて、年間十八時間から三十五時間の範囲で教科「日本語」の授業を行うように変更しております。  続きまして、三五ページをごらんいただければと思います。教員の資質・能力の向上に向けた支援でございます。引き続きさまざまな研修を通じて教員の資質、能力の向上に取り組んでまいります。新たな取り組みでございますが、おめくりいただきまして三七ページをごらんいただければと思います。③教員海外・国内派遣研修でございます。昨年度に引き続き、フィンランドへの教員派遣を行うとともに、新たに秋田県の大館市に教員を派遣いたしまして、人材育成を図るとともに、区の教育研究の向上にもつなげてまいります。  続きまして、三八ページをごらんいただければと思います。健やかな身体・たくましい心の育成でございます。引き続き、さまざまな事業を通じて児童生徒の体力向上や健康推進、食育などに取り組んでまいります。  続きまして、四〇ページをお開きいただければと思います。持続可能な発展のための教育(ESD)の推進でございます。こちらにつきましては、後ほど単独の案件として御説明させていただきますが、今年度新たに(2)の部分、自然体験学習を実施いたします。また、環境・エネルギー教育やキャリア教育などを通じまして、豊かな人間性を育むとともに、他人や社会、自然環境などとのかかわりやつながりを尊重できる個人を育む教育に取り組んでまいります。  続きまして、右側四一ページをごらんください。学校図書館の充実でございます。学校図書館につきましては、平成二十七年度より五カ年計画で民間事業者に委託する形で司書資格を有する者の配置に取り組んでまいりましたが、今年度で全ての小中学校への配置を完了いたしました。学校へのアンケートでも、例えば九割の学校から調べ物学習で使用する資料の収集や紹介に司書のサポートが役立ったとの評価を受けております。児童生徒の読書活動等の支援につながるよう、さらなる充実に向けて取り組んでまいります。  続きまして、四三ページをごらんいただければと思います。国際理解教育の推進でございます。今年度の新たな取り組みでございますが、また一ページおめくりいただいて、四四ページの③をごらんいただければと思います。既に全区立中学校に外国人英語教育指導補助員、ALTを派遣しておりますが、英語による実践的なコミュニケーション能力や話す能力の向上のため、英語の授業に加えまして、英語以外の教科や昼休み、給食、部活動などにもALTを派遣することとしております。その下の(3)小・中学生の国際交流につきましては、後ほど単独の案件として御報告させていただきます。  続きまして、四七ページをごらんいただければと思います。(5)Touch the Worldでございます。昨年九月に教育センターの二階部分に開設したTouch the Worldでございますが、昨年度は小学校四年生の移動教室で六千二百三十九名、その他の一般利用の方で四千八百二十三名と、半年で一万名を超える利用がございました。今年度はコンテンツの充実などに取り組みまして、さらなる利用の拡充などに取り組んでまいります。また、教育センターの一階に、この四月に飲食可能なスペースを開設いたしました。教育センターや中央図書館の利用者の憩いの場とするとともに、二階のTouch the Worldへのイベント情報などの掲示による誘導に努めてまいります。  続きまして、四八ページ、(9)世田谷遊びと学びの教育基金をごらんいただければと思います。この基金は教育委員会事務局によるソフト面での各種事業の展開に必要な財源を安定的に確保することを目的として設置したものでございます。運用の初年度となる今年度につきましては、子どもたちの海外派遣の費用負担の軽減などに活用するほか、今後、教育委員会事務局全体として基金の効果的な活用について検討してまいります。  続きまして、右側、四九ページ、オリンピック・パラリンピック教育の推進でございます。今年度の新たな取り組みの御紹介ですが、おめくりいただいて、五一ページをごらんいただければと思います。(3)馬術競技のPRでございますが、こちらは馬術競技をPRするリーフレットやDVDを配るものでございます。また、五二ページの(4)絵を利用したモザイクアートの作成でございますが、子どもたちにオリンピック・パラリンピックをテーマに約一万枚の絵を描いてもらい、その絵をデータ化した上で組み合わせて、モザイクアートを作成するというものでございます。先ほどの馬術競技のPRですとか、このモザイクアートの作成につきましては、いずれもスポーツ推進部の事業に協力するという形で取り組んでまいります。  教育委員会事務局のオリンピック・パラリンピックに向けた局独自の取り組みといたしましては、五四ページをごらんいただければと思います。世田谷区の歌や踊りの普及でございます。世田谷区の歌である「おーい せたがや」に合わせまして、スポーツ財団において作成したダンスを全区立幼稚園、小中学校に普及させるもので、オリンピック・パラリンピックの関連事業や地域のイベントで子どもたちに披露してもらうことを計画しております。また、その下の(10)花のおもてなしプロジェクトでございますが、花卉園芸組合に御協力いただき、子どもたちに学校で花を育ててもらい、その花を総合運動場などに飾りつけ、おもてなしにつなげるというものでございます。本番は来年度となりますが、今年度から取り組みを開始しております。  続きまして、右側、五五ページをごらんください。特別支援教育の推進でございます。障害のある子ども一人一人の可能性を最大限伸ばしていけるよう引き続き取り組んでまいります。新たな取り組みといたしましては、ちょっと飛びまして六〇ページをごらんいただければと思います。(7)特別支援学級の支援の充実と、対象児童・生徒数の増加に対応した学級の整備でございます。こちらにつきましては、今年度より小学校に加えて、中学校においても特別支援教室を導入しております。定期連絡会の開催などを通じて、中学校における特別支援教室が円滑に運営されるよう取り組んでまいります。  続きまして、六四ページをごらんいただければと思います。教育相談、不登校への対応でございます。今年度の新たな対応といたしましては、六五ページのほうに記載のほっとスクールの運営をごらんいただきまして、本年二月に区内で三つ目となるほっとスクール「希望丘」を民間の事業者に運営を委託する形で開設いたしました。運営事業者と連携しながら不登校児童生徒の社会的自立のため、学習活動や体験活動の充実に取り組むとともに、運営事業者の持つノウハウを既存のほっとスクールの運営に生かせるよう取り組んでまいります。  続きまして、六七ページをごらんいただければと思います。いじめ防止等の総合的な推進でございます。いじめ防止対策推進法を踏まえた区のいじめ防止基本方針に基づきまして、いじめの早期発見や未然防止、発生後の適切な対処などに引き続き取り組んでまいります。本年度の新たな取り組みでございますが、六九ページをごらんいただければと思います。(8)新たないじめ防止プログラムの導入・改善でございます。今年度、新たに小学校において、新しいいじめ防止学習プログラムを導入してまいります。  最後になりますが、七〇ページをごらんいただければと思います。子どもの人権擁護の推進でございます。せたがやホッと子どもサポートや教育相談員、スクールカウンセラーなどとも情報交換や連携を図り、子どもの人権擁護の取り組みを進めてまいります。  雑駁ではございますが、教育政策部所管の主要事務事業の説明は以上となります。 ◎皆川 生涯学習部長 引き続き、生涯学習部所管の主要事務事業を御説明いたします。  七一ページをお願いいたします。生涯学習の推進では、区民の生涯学習活動への支援や各種学習機会の提供などの取り組みとともに、社会教育委員や青少年委員などとも連携を図りまして、青少年の地域活動の推進、社会教育団体の活動支援、福祉教育の推進、家庭教育への支援などに取り組んでまいります。  次に、七三ページをごらんください。地域の教育力をいかした学校支援の推進では、地域運営学校の充実を図るとともに、学校からの要望に応じて学校支援コーディネーターがボランティア組織等の調整を行い、教育活動を支援する仕組みの学校支援地域本部の導入につきまして拡充を図ってまいります。  次に、七五ページをごらんください。総合型地域スポーツ・文化クラブによるスポーツ・文化活動の促進では、身近な地域でスポーツ・文化活動に親しむことができるように、既存のクラブの支援はもとより、新規クラブの設立支援に向けて取り組んでまいります。  次に、七六ページをお願いします。新BOP事業の充実では、児童の放課後対策として、学校ごとの状況に応じた大規模化への対応とともに、配慮を要する児童が安心して活動できる体制づくりも進めてまいります。また、新BOP学童クラブの運営時間延長モデル事業を実施し、その効果や子どもの自立に向けた支援のあり方について、検証、検討してまいります。このことにつきましては、後ほど別に御報告いたします。  次に、七九ページをごらんください。才能や個性をはぐくむ体験型教育の推進では、新・才能の芽を育てる体験学習といたしまして、子どもたちが自分の才能や個性に気づき、将来の夢や目標を発見し、成長する機会として、各界の第一人者を講師に迎え体験学習を実施しております。今年度は、幼児講座、中学生講座について、区立のみならず世田谷区在住の幼児、生徒について対象を拡大して実施してまいります。  次に、八〇ページをごらんください。家庭教育への支援では、福祉や保健、医療との連携を図り、家庭の子育て力の充実のための支援とともに、親の交流、学びの機会、場の拡充等を推進してまいります。教育支援ナレッジデータベースの構築に向けた取り組みとして、まずは家庭教育学級の講座一覧や資料を電子化し、ホームページで公開して広く活用していただいているところでございます。今後もさらに充実させてまいります。  次に、八二ページをごらんください。大学等との連携事業の推進では、区内大学等の協定に基づき、学級運営や学校行事等への支援、配慮を要する児童生徒への支援や部活動の技術的な支援などについて、大学生派遣事業を実施いたします。また、夏休みを活用した科学体験教室など、大学の持つ技術や施設等を活用した連携を進めてまいります。  続きまして、八三ページをごらんください。郷土を知り次世代へ継承する取組みでは、区内の文化財の保存と活用を図るために、世田谷区文化財保存活用基本方針に基づきまして取り組みを進めております。今年度より公開を始めました世田谷デジタルミュージアムを積極的に活用してまいります。これは、世田谷区の歴史や文化をインターネットで一元的に発信するものでございます。  ちょっと飛んで、八六ページになりますけれども、文化財の普及、啓発のために、子どもたちが実際に出土した土器などの文化財に触れ、体験できる機会として、小学校への郷土歴史文化特別授業の実施やせたがや文化創造塾など、さまざまな区民向け講座の実施なども進めてまいります。  最後になります。八七ページをお願いいたします。知と学びと文化の情報拠点としての図書館の充実では、第二次世田谷区立図書館ビジョン第二期行動計画に基づく各種事業を推進してまいります。今年度は、中央図書館の機能拡充の検討や梅丘図書館の実施設計に取り組んでまいります。また今年度、希望丘図書室のスペースを拡大いたしましたので、その活用を進めてまいります。さらに、八八ページにもございますが、子どもの成長に応じた切れ目のない読書支援などに取り組むとともに、ニーズに応じた多様な運営体制の検討を進め、九十万都市にふさわしい図書館運営を目指してまいります。  御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 きょうはちょっと案件が多いので、本来は、この報告事項の中に入ってくるべきものだと思うんですけれども、三二ページの教科「日本語」の新たな取組みについては、これまで我々は見直し、廃止も含めてずっと言ってきたわけであって、それがようやくこの四月からスタートとなったというところで、本来ちゃんと報告するべきだと思うんです。実際には、どれだけの学校が時間を削減したんでしょうか。 ◎加藤 副参事 ただいまの御質問ですが、小学校で、これまでどおり三十五時間行う学校は全体で六十一分の四校です。ほかの学校は全て、全学年同じ時数、もしくは一学年だけ違う、二学年だけ違うというような形で時数を減らしているということです。中学校は、これまでどおりの学校は二十九分の三校、残りの学校は十八時間や、その間の時間を選択しております。 ◆風間ゆたか 委員 ありがとうございます。最も少ない時間、十八時間というところにした学校は、小中それぞれどれだけあるのか教えてください。 ◎加藤 副参事 小学校は四十二校、中学校は十八校でございます。 ◆風間ゆたか 委員 それから、本来であれば、これもきちんと報告事項の中に入ってくるものだと思うんですけれども、三七ページ、教員を研修に派遣するということで、フィンランドを去年から始めたということについて、私たち会派は賛同していましたけれども、秋田県を選定したというのは、これまでの経緯から視察してきたことなんかも含めてわかるんですが、大館市にした経緯だったりとか、どれぐらいの規模で、どれぐらいの期間行っているのかというのを教えてください。 ◎加藤 副参事 ただいまの御質問ですけれども、まず、大館市を選定した理由ですが、大館市が秋田県の中でも高い学力を誇っているということ、それが一番大きくございます。それから、受け入れ体制がしっかりしていること、さらに教育メッセというような大きなイベントがありまして、キャリア教育にも力を入れておりまして、秋田県の大館市を選定したということでございます。規模につきましては、実際に派遣する予定の者が指導主事一名、それから、教員四名を公募して派遣する予定です。二泊三日程度を考えております。 ◆あべ力也 委員 三七ページの教員の海外派遣ですけれども、これは実績は今まで、去年はフィンランドに派遣しているんですよね。その前の海外派遣の実績を教えてほしいんです。 ◎板澤 副参事 教員を海外に派遣することにつきましては、昨年度初めて行ったものでございます。それ以前につきまして、教員を派遣する研修については行っておりません。 ◆あべ力也 委員 世田谷区は職員も教員も含めて、長らく財政的な問題も含めて、海外の職員の視察というのは自重してきたという経緯がありますよね。それが何か、昨年から堰を切ったように海外に、オリンピック・パラリンピックの関係もありますし、いろいろ視察ということで海外に行かれるということに関して、私はちょっと疑問に思っているんですね。このフィンランドの海外派遣も事業の目的としては、教員の資質や能力の向上に向けた支援ということですけれども、何もフィンランドに行って、もともと教育制度や法律が違う海外に行って、日本の教育の中での法律とか、そういうものが違う。最終的には、国が違って法律が違うからできないねというのでは何の派遣なのか僕はよくわからないんですよね。議員の派遣も同じように、行ったはいいけれども、最終的には言うことが、国が違う、法律が違う、この国だからできるんだということでは、これは何の研修なのかよくわからないんですね。  教育長も以前に、前の教育長と一緒に海外に行かれているというふうにお聞きをしておりますけれども、その経験で海外の視察をしてくるというようなことに関して、私はちょっと疑問に思うんですが、教育長はどう考えていらっしゃるんですか。税金を使って行くんですよね。海外旅行に行くんじゃないんだから、何も日本国内のほかの自治体でやっている教育方針なりなんなり、世田谷区は全国の自治体でやっている教育方針よりも秀でていて、何も劣ることはなくて、海外を見ないとわからないんだということなんですか。  私は、例えば図書館一つとっても、今回選挙なんかで区民の方からいろんな御意見をいただきましたけれども、世田谷区の図書館は使いにくくて仕方がないと。渋谷の図書館はすごく使いやすいんですよという御意見をたくさんいただきました。だから、身近な自治体を見て改革をしていくということが大事なことであって、フィンランドへ行かないと改革ができないということなんですか。あと、ネウボラとか、保健福祉の分野との連携とか、そういうこともあるんでしょうけれども、そもそもその制度と世田谷区がやっていることはイコールではないわけですし、極めて言っていることとやっていること、海外派遣ありきみたいな風潮になってしまうことは、私は賛同できないと思うんですよ。税金を払っている区民の立場からすれば、ほとんどの区民の方がもろ手を挙げて賛成だなんてことは私はないと思うんですけれども、教育長の見解を伺いたいと思います。 ◎渡部 教育長 今御意見をいただきまして、税金を使って教員がフィンランドに行ったということについてですが、もちろん身近な自治体の中にも学ぶべきところはたくさんあると考えています。私もフィンランドに行かせていただきましたが、国内だけではなく、グローバルな視点からいろいろな見方、考え方を養いたいというところで、教員の派遣をさせていただいています。これから子どもたちもそういう見方、考え方が必要になってくるというふうに考えておりますので、教員もそういう国内だけではない見方を学んでくる必要もあるかなというふうにも考えています。  ただ、今御意見いただいたように、世田谷区の図書館が使いにくいという御意見もいただくことがありますので、そういうことに関しても、海外だけではなく、内側に目を向けていく必要があると考えています。 ◆あべ力也 委員 問題は、行ってどういう成果、何を果実とするのかということなんですよ。ただ行ってきて、研修に行ってきましたよと、フィンランドの制度はよかったですよというだけでは、インターネットで済みますよね。しかも、現地の受け入れの体制がどうなっているのかもよくわからない、何をどう学んで教育現場に生かすのかということもよくわからない。この説明の内容では、私は余り納得できないですね。  だから、何を目的にして行って、何を成果として持って帰ってきて、それを教育現場にどういうふうに生かすのかということが、我々にもわかりやすいのならばいいですけれども、何かよくわからない。海外視察ありきで、去年もやったから、ことしもやりましょうみたいな、今まで教育委員会でそういうことはやっていなかったわけですから、それをこれからやっていくには、やっぱり納税者が理解できるような説明責任をしっかり果たしていただかなければ賛同はできないということです。子どもたちをフィンランドに派遣するという問題と、教員がフィンランドに視察に行くということは別問題であって、私は、やっぱり教育現場にどう生かせるのか、税金を使ってどれだけそれが成果として反映できるのかということを可視的に、理屈だけで、お題目だけじゃなくて、もっとわかりやすく説明をしていただけるのでなければ賛同はできないと。  続いてですけれども、四七ページ、教育センターのTouch the Worldというのは、議会でもいろいろ賛否両論というか、どちらかというと批判的な意見が多かったように思うんですね。どうも、先ほど教育政策部長が報告の中で何人見に行って、全部で一万人ぐらい見たとかなんとかという話だけれども、その中に移動教室の六千二百三十九名というのが入っているんですね。これは教育委員会とか役所がよくやる手で、例えば三軒茶屋の前の八角堂という中で展示をやっていましたけれども、あれも私はいろいろ問題があるという指摘をしたら、児童生徒の移動教室で月々何人来ましたよということを理由に正当化しているということなんです。  私は、そういう役所の政策なりなんなりがいろいろ批判を受けると、児童生徒を利用して、移動教室なんかで生徒を行かせて、利用者もしくは見学者が多いというように装うのは極めて問題だと思うんですけれども、学校教育の中での移動教室の必要性というのは思いますけれども、議会や何かで批判を受けた人が余り集まらないというようなところに、児童生徒を利用して移動教室をやるというのは、私はおかしいと思うんですよ。それについて、部長、どういう見解をお持ちですか。 ◎池田 教育政策部長 Touch the Worldでございますが、もともとここに郷土史料室とかがございまして、移動教室とかで使わせていただいていた。子どもたちに海外のことを知ってもらったりするためにということで、内容を改修させていただいています。Touch the Worldについては、議会からいろいろ御意見いただいているのは承知しておりますが、もともと移動教室でTouch the Worldを利用するという前提でしていたもので、Touch the Worldの実績を上げるために、わざわざ子どもたちの移動教室を組んだものということではございません。実績として、子どもたちが利用していない時間帯につきまして、一般の方の利用だとかをふやしていきたいというふうに考えてございます。 ◆あべ力也 委員 今そういうふうな回答でありますけれども、議会でも議論や教育委員会の運用等、そこにかけた費用であったり、そういうことから勘案すれば、皆さんが企画された、運営されたものが余りうまくいっていないというようなことを、児童生徒の入場を利用して何とかごまかそうというふうに思われても仕方がないじゃないですか。  それよりも、何人がそこに入ったということよりも、子どもたちがどういうものを見て、この企画はいいとか、悪いとか、そういう意見があったとか、一般の区民の利用者からどういう意見があったのかとか、そこに力点を置いて、議会で批判が出ているんであれば、改善をするに当たってどういうふうな方向性をつけていくのかということで、私は大事なことだと思うんだけれども、今の報告では、ただ人数に特化した報告をされているということに関して、ちょっと解せないなと思いましたので、その点については今後の報告等の中で、利用者からどういう意見があったかということに関しては詳細に報告をいただきたいと思います。 ◎池田 教育政策部長 委員御指摘を踏まえまして、Touch the Worldのどのような評価をいただいているかなどにつきまして、工夫してまいります。 ◆板井斎 委員 四八ページの新しい基金のことについてですけれども、基金を使って子どもたちの海外教育交流派遣事業等については認めるところですけれども、最後の文章で、その使途について検討するという内容があるんですけれども、もう八月にフィンランドに子どもたちが行きますよね。その中で使途が決まっていないということは、ちょっと考えられないことなので、その派遣のことと、それから、全体の使途をどうするかということを分けて議論しているのか。その辺の考え方をまず確認したいんです。 ◎會田 教育総務課長 ただいまの質問でございますが、世田谷遊びと学びの教育基金につきましては、基金の使途として海外教育交流派遣事業については、このような形でやらせていただきたいということで、使い道として決定しているものとして、この記載をさせていただいております。ただ条例としては、その他国際化、ICTに関すること、あと乳幼児教育等、さまざまな使途にも、いわゆる義務教育施設整備基金がハードとするならば、これはソフトに関する基金だということで位置づけさせていただいておりますので、その他のさまざまな基金の使途については、教育委員会全体で検討させていただくということをここで述べさせていただいています。 ◆板井斎 委員 関連の部署のところでまた聞きます。海外派遣のほうで案件があるので、そのときにまたこの基金について、今回、子どもたちにどのぐらい基金を使うのかということについて、もし今データがあれば、考えがあれば教えてください。使途に幾ら使うとか、フィンランド以外にバンバリーとかウィニペグにも使うのか、そういうことを聞きたいんですが。 ◎板澤 副参事 今回の基金につきましては、今年度中学校を対象として派遣する者がおります。その全員を対象にして活用いたします。 ◆板井斎 委員 フィンランドは小学生児童も派遣すると書いてあるんですけれども、それは対象外になるということですか。 ◎板澤 副参事 今回は、小学校、中学校はフィンランドは同時に行きますが、中学生がこれまで個人負担金が十万円だったというところがございます。これを小学生と同レベルの二万円に下げるというところの負担金の軽減を今回計画しておりますので、中学生の負担金を減らすというところで、これを活用するというものでございますので、フィンランドにつきましては中学生が六名、そして、カナダが二十名の予定でございますので、合わせて二十六名が今回基金の対象となる予定でございます。 ◆板井斎 委員 もともと小学生と中学生の金額の差というのは、これは初めからずっとやってきたことなんですか。 ◎板澤 副参事 これにつきましては、姉妹都市交流の始まりました経緯からさかのぼりますが、小学生につきましては、実際二万円でずっと続けてきたところがございますが、中学生につきましては、一度時差を解消するための研修ですとか、さまざま期間が入っておりますので、十万円というところで負担をいただいていたという経緯がございます。 ◆あべ力也 委員 七六ページ、七七ページの新BOPの事業拡充というところに関してですけれども、特に活動スペースや人員の確保について、引き続き検討していくというようなことになっておりますけれども、でも現場のBOPのほうの話を聞くと、世田谷のいいところは、希望者が全員入れるという事業としての取り組みに大変評価をしたいと思います。ただ、定員が希望者をみんな入れるということで大変混雑していて、スペースの確保が難しいというようなことはお聞きをしました。  予算委員会の中でもちょっと質問しましたけれども、公教育の中での学童クラブの位置づけをしっかりしていくためにも、公教育の中でのBOPの活動で、例えば民間がやっているようなことをしっかり取り入れていくべきじゃないかというお話もさせていただきましたが、やっぱりスペースがなかなかとれないので、そういうことはできないというようなお話もございました。  それで、活動スペースに関して検討するというような文言があるんですが、以前は教育委員会で、教科教室型というんだっけ、例えば一年一組、二組、三組とホームルームが決まっているんじゃなくて、教科ごとの教室にするとかということを試験的にやった学校がたしかあったと思うんですよね。一概にそれはいいとも言えないんですけれども、学校の教室の柔軟な運用によって、BOPのスペースというのを確保することも必要なことなのかなというふうに思うんですが、全国的には人口減少しているんだけれども、世田谷区は子どもの数が今ふえているという中で、私の地域の小学校なんかも教室がないと。特別教室を使っても、なかなか難しいというようなお話も伺っているんですが、BOPを今後とも継続して、また質の高いサービスを提供していくという上で、スペース確保ということは欠くことができないことだと思うんですが、それに関してはどういう対策を講じていかれるのかお聞きをしたいと思います。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 委員お話しのとおり、BOPにおける施設の面については重要な課題だというふうに認識しております。また、地域によってそれぞればらつきはあるんですけれども、世田谷区の子どもが今後ふえていくということも認識しております。  その上で今現在できること、学校側の協力ということで新BOPにつきましては――学童クラブの部分につきましては児童課と、またBOPにつきましては教育委員会、生涯学習・地域学校連携課共同で事務を請け負っております。そういったことで学校側への協力を求めるに当たりまして、教育委員会のほうからも密に連絡をとらせていただいて、さまざまな部屋を、例えばランチルームですとか、ミーティングルームですとか、そういったところを有効に、使用していない時間帯については貸していただくと。当然体育館ですとか、そういったほかの教室も御協力いただいたような形で確保しております。  ただ、委員お話しのとおり、その上でもなかなか狭くなっているというのが現状でございまして、世田谷区の場合は定員制を設けておりませんので、希望すれば全ての方に来ていただくという部分と、実際に保育の質、子どもの環境の確保、その両立を目指して何とか努力しております。学校の改築とか、そういった時間がかかるような中長期的な部分と、実際にそういったほかの部屋の活用とかでの部分とをミックスして、その学校の実情に合わせた対応をその都度してまいりたいというふうに考えております。 ◆あべ力也 委員 いずれにしても、いい点である希望者全員が入れるというBOP、学童を維持するためには、場所の確保というのは欠くことができない要素だと思いますので、しっかり検討していただきたいと、これは要望しておきたいと思います。 ◆田中優子 委員 主要事務事業の説明を聞いて気になることはたくさんあるんですけれども、報告案件もたくさんありますし、一つ一つのことは、後ほど個別に伺おうとは思いますが、一つだけ、七九ページの新・才能の芽を育てる体験学習の令和元年度の予算がわかったら教えてください。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 委員お話しの新・才能の芽を育てる体験学習の予算事業につきましては、本年度につきましては、一千六百五十五万五千円でございます。 ◆あべ力也 委員 なるべく質問しないようにしていますけれども、委員会ですから、申しわけないです。八一ページの家庭教育への支援というところでのPTA活動への支援ということですけれども、PTAは加入したくないという方は加入しなくてもいいんですよね。まず前提ですけれども、それはどうですか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 委員お話しのとおり任意団体でございますので、そちらの加入に関しても任意でございます。 ◆あべ力也 委員 その上で、先日、ある保護者の方からちょっと御相談があった内容ですけれども、PTAに加入をしていないと。連絡網の中にPTAのそれぞれの役職が書いてあって、そこが空欄になっていたんだよね。たまたま学校で、子どもが何でここが空欄なのと話をしたら、担任の先生が何とかさんところのお母さんはPTAに入っていないからだよという説明をしたと。それがきっかけで、お前の親は何でPTAに入っていないんだよということで、ちょっといじめみたいな目に遭ったんだという御相談をいただいたんですよね。  それは個別の話ですから、それはそれで学校に対応していただかなくちゃならない問題だと思いますけれども、ただ、PTAは任意で加入するということの情報の徹底と、あとは入っていなくても、何かハンデがあるということはちょっと問題なのかなというふうに思います。それは親御さんの事情によってPTA活動ができるという方と、PTA活動に賛同できないという方がいれば、それは自由意思に基づいて、入会するかしないかというのは本人の自由な問題でありますから、それによって学校や教育委員会が何か取り扱いが違ったり、子どもさんに何か影響があったりということに関しては、私はちょっと問題かなと思います。  それと、PTAの活動そのものは評価をしますし、活動されている保護者の皆さんにも敬意を表したいと思いますけれども、とかく行事先行で、さまざま負担が多くなって、PTAの活動そのものに参加できないという方がいらっしゃるのも事実だと思うんです。ただ、教育そのものは、自分のお子さんを学校にお預けになって、その中で保護者として何ができるかということの発想と学校との連携とか、家庭と学校との連携とかという中で、保護者は何ができるのかということも自主的に考えられて運営をされているということは重々承知をしているんです。  ただ、今、都市部のお子さんを持つ家庭は共働き世帯が多くて、両親ともに働いているというような環境の中で、PTAのさまざまな取り組みの負担を重荷に感じる場合もなきにしもあらずなのかなと思いますけれども、その点について、教育委員会は保護者の皆さんの負担軽減等について、もう少しPTAに誰もが参加して負担を感じずに楽しく活動ができるような取り組みについて、教育委員会のほうから取り組み内容についての軽減であったり、そういうことに関してはどういうお考えをお持ちなのか。それと、現状の取り組み等についても伺いたいんですけれども、どうでしょうか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 お話しのとおり、PTAに関しては、まずは任意ということで、いろんなお考えの方がいらっしゃったり、その上で活動されているかと存じます。世田谷区といたしましてもPTAに関しては、PTAの連合協議会、いわゆる世中Pとか世小Pと申しますけれども、そちらに対して補助的な役割をしております。  その中で、いろんな場面で、先ほどの名簿のお話もありましたけれども、個人情報の関係ですとか、そういったところはきちっと管理してくださいとか、そういったことでお話をしたり、また、こちらから家庭教育学級ということで、学校や地域以外でも家庭での教育がやはり大事だという考えのもとで、家庭教育学級というのをやっております。その中で、今三回という形で回数をお示ししたところ、いろいろな保護者様の負担を軽減するということで、一回でも構わない、回数にはこだわらないよというような変更をしたり、なるべく今の現状、世の中は共働きの方もかなりふえて、そういった家庭の中のいろいろな状況も変わっていますので、そういった部分に柔軟に対応できるような形で、教育委員会としても中立的な立場にはなりますけれども、そういったアドバイスをさせていただくような形をとっております。雑駁ですが以上です。 ◆あべ力也 委員 教育長はいかがですか。 ◎渡部 教育長 今まで現場におりましたので、保護者の方のそういうお声はよくお伺いしました。PTAは任意の団体であるということもあって、入るときには入れますかということはちゃんと聞いておりました。それから、入っていないからといって、子どもたちがそういうふうな嫌な思いをしたりするというのは、私は一番いけないと思っております。工夫としては、そういう名簿のこととかに関しては、きちんと全員同じ形でというふうにやってまいりました。細かい話になりますが、済みません。それから、例えばPTAの方でなかなか出られない方でしたら、行事のときに受け付けをやるとか、そういうことは学校個体として工夫をしてまいりました。いろいろな保護者がいらして、その方たちが学校となるべくかかわりを持ちながらやっていけるような工夫は、それぞれの学校でできると思いますので、そのことをこれから各学校に指導してまいりたいと考えております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (2)学校におけるICT環境推進の進捗状況について理事者の説明をお願いします。 ◎會田 教育総務課長 それでは、学校におけるICT環境推進の進捗状況について御説明させていただきます。
     資料をごらんください。1の主旨でございます。第二次世田谷区教育ビジョン・第二期行動計画、世田谷区教育の情報化推進計画・第二期行動計画に基づき取り組んでいる学校におけるICT環境推進の進捗状況ということで報告させていただきます。  2のICT環境推進の進捗状況等でございます。このICT環境の推進につきましては、二月四日の当委員会で御報告させていただきましたが、そのときの資料、別紙2、3ということでおつけしているところです。  恐れ入りますが、別紙2のほうをごらんいただけますでしょうか。今年度、令和元年度の取り組みとして、四つの取り組みを連携しながら進めていくという御報告をさせていただきました。BYODを視野に入れたオープンなクラウド環境の構築・検証、e―ラーニング、ICT支援員、中学校特別教室のICT環境整備の四点についてでございます。こちらについて、どのくらいの進捗があったかということを中心に本日お話しさせていただきます。  かがみ文のほうにお戻りください。2の1)BYODを視野に入れたオープンなクラウド環境の構築・検証の②のところで進捗状況について述べています。クラウド環境の構築、検証に当たり、高度な専門知識及び技術力を有する事業者に環境構築及び検証支援業務を委託することとし、四月二十六日に教育用クラウド基盤提供業務委託の委託先の事業者選定のプロポーザルの手続開始公告を始めたところです。今後、六月下旬を目途に委託事業者を決定したいと考えておりますが、現在五社からプロポーザルへの参加表明をいただいているところで、クラウド基盤の検証、環境構築、準備が整いましたら、中学校四校での検証を開始してまいりたいというふうに考えているところです。  別紙1をごらんいただけますでしょうか。こちらですが、オープンなクラウド環境ということで、二十三区でも初めてということを始めようとしています。太線で囲っている真ん中にあるオープンなクラウド環境とありますが、今回お話ししましたこういったプロポーザルをやろうとしているものについては、太線の範囲が今回の調達範囲ということになります。こちらにBYODからクラウドサービスを利用するための基盤でありまして、この基盤への接続した後、各種サービスへの利用が可能になるというようなことを考えています。この上部にe―ランニング等、幾つか載っていますが、これがいわゆるクラウドのサービスということで、今回の検証範囲では対象ではございませんけれども、e―ラーニングを初めとするさまざまなクラウドサービスを今後活用する、そのための必要な基盤、この真ん中の部分を、今回まずきちんと構築していこうということでございます。  続きまして、2)のICT環境を活用した学習支援の中学校全校展開、e―ラーニングでございます。裏面をごらんください。②進捗状況でございます。全校展開に当たって、各中学校長、副校長、担当教員を対象に説明会を開催してまいりました。今後、六月上旬に全中学校で実施を目指して進めてまいります。また、総合学力調査、数学を全校で実施し、個に応じた予習を進められるように取り組んでまいります。  3)の円滑な授業実施に向けたICT支援、いわゆるICT支援員です。こちら②の進捗といたしましては、ただいま事業の概要を固めているところでございまして、六月から委託先の事業者選定のプロポーザルの手続に入りたいということで準備を進めているところでございます。九月の事業実施に向けて準備を進めております。  4)として、中学校の特別教室のICT環境の整備でございます。こちらの進捗状況でございますが、昨年度は小学校の特別教室でICT環境の整備を実施いたしましたが、今年度は中学校ということで準備を進めております。機器の調達業者の決定等につきまして、入札等を行ってまいりまして、七月から八月の夏季休業期間中に順次各校へ配備して、二学期から活用できるような形で進めているところでございます。  ここまで現在の進捗状況について御説明させていただきましたが、今後、進捗が変わり次第、適宜御報告させていただきたいと考えているところです。  御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し質疑がありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 このモデル校四校の実施というのは、ちょっと時間も、きょうは報告事項が多いんですが、メリットとして挙がっていたことは何だったのか、導入する際にすばらしい成果が上がっていたというふうに判断して、今年度も継続して全校にやるんですけれども、メリットとして何があったのかを具体的に教えてください。 ◎板澤 副参事 昨年度、モデル校四校で全生徒を対象に実施をいたしまして、四校の実態ではございますが、生徒の中では繰り返し家でも学習していく中で、家庭学習への定着が見られたということもありますし、また、特別な支援が必要な子どもたちにとっても定期的にログインをしながら学習することで、学習への興味、また、関心が高まっているという報告もございました。さらに、不登校傾向の子どもたちにとっても学習の機会が保障されるというところは、学校からもかなり多くの声をいただいておりまして、そういった学習の機会という観点からも非常に効果があるというところで、今回、全校展開に踏み切ったところでございます。 ◆板井斎 委員 個の状況がわかるわけですから、例えば、それを学校で補習等に力を入れて個別的に指導したとか、そういう具体的なe―ラーニングと教職員、個の需要、学力向上とか、そういう成果というのはその四校のうちであったんですか。 ◎板澤 副参事 ある学校ですが、例えば定期考査の試験範囲と関連をさせながら、このe―ラーニングの対応表を作成いたしまして、配布しながら、子どもたちの取り組み状況のログイン状況を見たりして計画表を作成させながら、ここを取り組んだほうがいいんじゃないかという指導に結びつけたことで、効果的な例があったというふうな報告もございますので、こういった個別の取り組み状況、また、苦手な部分も把握しながら指導に生かしたという報告もいただいております。 ◆板井斎 委員 そうすると、そういうことが全中学校で行われるというふうに捉えていいんですか。それとも、それはたまたまそういうことがあったという報告なんですか。 ◎板澤 副参事 お配りした資料の裏面の④スケジュールの中に今年度五月、今月ですが、総合学力調査というものもここに入れてあります。今回これが入りましたのが、e―ラーニングと関連をさせまして、子どもたちがどこに課題があるのかというところを把握して、それをe―ラーニングで復習ができるように、また補習ができるような連携も図っております。こういったことを全校で実施して、個々に応じた個別最適化と言われておりますが、そういった授業、また指導が充実するように狙って導入しております。 ◆板井斎 委員 e―ラーニングは言葉だけが先行しているような気がするんですけれども、そもそもこれは補習に力を入れようとしているのか、それとも、先ほど効果として上がっていた学習環境が身についていない子どもへのアプローチができたとか、幾つかあるんですけれども、ちょっとこのプログラムをよく見ていないからわからないんですけれども、そもそもこれは補習というか、自習というか、どういうものにこのプログラムは力点が置かれているんですか。 ◎加藤 副参事 e―ラーニングの目的はさまざまありますが、学力向上が最も大きな目的であります。個々の目的につきましては、基本的にドリルの繰り返し学習によって、まず基礎基本の定着を図る。活用のための問題もありますので、活用力をつけるような問題にも自分の習熟度に応じて取り組める、それから不登校のお子さん等も含めて、また入院中のお子さんも含めて、それを続けることで学力、学習習慣、それから充実感というんでしょうか、満足感というんでしょうか、そういったものも学習を通じて味わってもらいたいという多様な目的があるところでございます。 ◆板井斎 委員 なぜ聞きたかったかというと、今度、希望丘のほっとスクールで導入するということを予定していると思うんですけれども、想定的には学力がついてこられていないと思われる子どもたち、生徒が多いと思うんですけれども、そうしたことを考えたときに、学び直しというか、どこでつかえていたとか、そういうものがちゃんと指導ができるのかどうかということもあわせて、導入する際の効果というか、目的というか、ちょっとお伺いしていいですか。 ◎加藤 副参事 委員おっしゃるように、e―ラーニングにつきましては授業で、あるいは校内で、個に応じた学力分析を進めるということが大きな特徴でありますので、教育委員会としましても個人学習ログの見方や、それの生かし方等も含めて、教員のほうに指導、助言してまいりたいと考えております。 ◆板井斎 委員 希望丘は教員の資格を持っている方なんですか。 ◎工藤 教育相談・特別支援教育課長 ほっとスクール希望丘は、NPO法人シューレに委託をしておりまして、中には教員免許を持っている職員も配置をされている状態です。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(3)令和元年度学校基本調査の結果について、理事者の説明をお願いします。 ◎田中 学務課長 それでは、令和元年度学校基本調査の結果について御報告いたします。この学校基本調査とは、学校教育行政に必要な学校に関する基本的事項を明らかにすることを目的として、法令に基づき国が毎年実施しているものでございます。幼稚園から大学まで全国全ての学校を対象として、五月一日を基準日として行われております。調査の結果は国会等の参考資料及び教育行政施策の検討、策定のための基礎資料などとして幅広く利用されております。  資料をごらんください。1園児・児童・生徒数及び学級数でございます。(1)小学校の令和元年度の欄をごらんください。左より、通常の学級は千百五十三学級で、児童数は三万七千七十二人でございます。続いて特別支援学級ですが、固定学級は四十六学級で三百二人、通級指導学級は十四学級で二百十二人でございます。なお、平成二十八年度から通級指導学級(情緒障害等)は特別支援教室へ変更し、全ての小学校に設置しており、特別支援教室は千百九人でございます。合計で千二百十三学級、三万七千三百七十四人となっております。平成三十年度に対しまして、小学校全体で学級数は三十学級増、児童数は七百五十七人の増となっております。  続きまして、(2)の中学校の令和元年度の欄をごらんください。左より、通常の学級が三百八学級、一万四百七十七人、三宿中学校にございます夜間学級が五学級、四十一人、特別支援学級ですが、固定学級が二十三学級、百六十三人で、通級指導学級は四学級、三十一人でございます。なお、特別支援学級につきましては、今年度から通級指導学級(情緒障害等)は特別支援教室に変更し、世田谷中学校を除く全ての中学校に設置しており、特別支援教室は二百三十一人です。合計で三百四十学級、一万六百八十一人となっております。平成三十年度に対しまして、中学校全体で十五学級減、五十四名の生徒数増となっております。  続きまして、二ページをごらんください。(3)幼稚園でございます。令和元年度は四歳児、十五学級、三百九十四人、五歳児、十六学級、三百八十六人、合計で三十一学級、七百八十人となっており、平成三十年度に対しまして、三学級の減、六十四人の減となっております。  続きまして、三ページをごらんください。2学校別学級数・児童・生徒数でございます。(1)小学校です。表の右側、番号59番の山野小学校が最大で三十一学級、千九十一人となっております。表の左側の番号14番の中里小学校が最少で八学級、二百十人となっております。右下の表ですが、一校の平均学級数は十八・九学級、平均人数は六百七・七人、一学級の平均人数は三二・二人となっております。  四ページをごらんください。(2)の中学校でございますが、番号126の千歳中が最大で二十学級、七百三十二人、番号102の太子堂中学校が最少で四学級、九十二人となっております。ページの右側ですが、一校の平均学級数は十・六学級、平均人数は三百六十一・三人、一学級の平均人数は三十四・〇人となっております。  五ページをごらんください。区立小・中学校卒業生の進路状況でございます。(1)小学校でございますが、平成三十一年の卒業生は五千六百九十七人、そのうち公立中学校に進学した人数は三千六百三人で六三・二%でございます。(2)の中学校につきまして、卒業者数は三千六百四十六人で、進路状況は記載のとおりです。  最後に六ページをごらんください。参考として、本年度の学級編制についてお示ししております。  2の世田谷区での対応状況ですが、1)の小学校第一学年及び第二学年につきまして、第一学年では全校において三十五人による学級編制を行い、第二学年で六十一校中二十四校が三十五人学級編制の加配対象となり、二十三校が学級分割、一校がチームティーチングを実施いたします。2)の中学校第一学年につきましては、二十九校中九校が三十五人学級編制の加配対象となり、二校が学級分割、七校がチームティーチングを実施いたします。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 この文教の委員会でもさんざん議論してきたことですけれども、統合のところは一旦落ちついたんだと思うんですけれども、部署もなくなってしまいましたが、環八近辺の小学校の増、この山野の激増ということは看過できない数字だと思うんですね。瀬田もこれから、この後報告があると思いますけれども、これだけふえてきているということになったときに、やっぱり教育委員会としてずっと議論してきた課題ではあるものの、主要事務事業を見ていても、先ほどの話だと、この対策については余り見えてこなかったわけですけれども、教育委員会全体としては環八近辺、西側エリアの特に児童数増に対して、この一年間はどう対処していきますか。 ◎淺野 教育次長 児童数増のところなんですけれども、昨年度末にも、二月四日の常任委員会でも報告させていただいておるところなんですが、今、主要事務事業、前の報告の資料に戻りますが、例えば二二ページのところなんですが、区内で人口増の著しい地域における児童生徒数の増加に対応するため、通学区域の見直しや教室の多目的化、給食設備の改修、新BOP室の対応等について、公共施設等総合管理計画の見直しとあわせて、学校の適正規模化に向けて検討するということで、まだその解決策、これがというものが出ているわけではないんですが、先ほどあべ委員からの御質問で新BOP室のお話等もございましたが、総合的に考えていかなきゃいけないと。通学区域の見直しと言葉で言うほどぽんと、その地域のコミュニティーがそちらで成立していることですから、なかなか難しいことはありますけれども、そういった部分も含めて抜本的に検討していく必要があるというふうに考えてございます。  ちょっと御質問に対するお答えで、これこれこういう手順でいきますという部分について、きょうの段階でちょっとお示しできないんですけれども、事務局内、それから関係部署と協議の上、検討を早急に進めていきたいと考えております。 ◆風間ゆたか 委員 山野なんかはふやしたばかりで、ふやしたからよかったのかもしれませんけれども、これはここまでふえるということは想定していたのか。特に、今まで塚戸が一番だったのが、山野が抜いちゃったという状況ですよね。まだ今後、芦花のあたりも激増しましたし、そういったことが今回瀬田でも見えてきたというふうになってきたときに、学区の見直しが難しいというのはずっと言ってきたことであり、それも難しいことでしょうけれども、それだけで何とかなる問題だというふうにならないんじゃないかという議論が、この文教委員会でもかなりなされてきたわけですよね。  今あった主要事務事業の中では、これまでどおりの学区の見直しとかという話でしたけれども、学校をふやしていくなり、もしくは計画的に増築をしていくなりというのはまだ見えてこないんですけれども、今のやり方で何とかなるという見立てなんですか。そこは確認させてください。 ◎田中 学務課長 山野小につきましては、委員の御指摘のとおり児童数が拡大していますので、そこについては幼児人口の増などが要因として考えられますが、今、全体的に児童数は世田谷区もふえるような状況にはございますが、五、六年後には、一年当たりの増加数は今よりもかなり減るんではないかというふうに推測はしていますので、実際の推計の中で今の学校の規模等も勘案して、今の通学区域のところがそのままでいけるのかというところも含めて、総合的に検討してまいりたいと考えております。 ◆風間ゆたか 委員 今の話は、今の幼児の数に基づいている話であろうと思うんですけれども、それをやってきたからこそ、芦花なんかは想定外のマンションができて、建てたばかりなのに受け入れができなくなってしまったみたいなことがあるわけじゃないですか。環八近辺には、そういった可能性がまだまだあるという話を文教でもしてきたわけであって、そこも見越した上でやっていかなきゃならないんじゃないですかということも、これまで議論は出てきたわけですけれども、そのことも含めてもなお何とかなるという見込みなんですかね。 ◎淺野 教育次長 人口の予測というのはなかなか難しいところがありますし、今、学務課のほうでも推計しているのは、今、委員おっしゃいましたように、今の幼児がそのまま伸びていったということで、殊に転入であるとか、道路づけがよくなって新たな開発が起こった場合の周辺の伸びというのは、即座の対応というのがなかなか難しいところがあります。新規の学校をぽんと建てるというのがなかなか難しい中で、例えばですが、小学校と中学校、比較の問題ですが、どちらかというと中学のほうが余裕があるということで、セット論でどういう対応ができるかなんですけれども、考えていくとか、そういったものが短期で急に伸びたときに、校舎を新しく建てるというのは当然間に合いませんので、そういった手法も大事かと思います。  限られた財源で、今例えば、耐震とか、苦情とかも含めてある中で、新規に土地の部分を取得して、校舎をぽんとつくるというのは難しいところがございますが、ただ、全体的に地域的な色がございます。こちらについては新規に建てることも検討すべきだとか、そこら辺を含めて全体的な考察をしていくことが必要だと思います。ですから、短期的な対処、それから長期的な部分というのをあわせて、関係部署とも連携して検討していきたいというふうに考えます。 ◆風間ゆたか 委員 最後にしますけれども、気になったのは、五年後、また減っていく見込みだというところは本当に楽観的だなと思うんですよね。そういってこれまで新しくしたばかりのところに生徒数、児童数が激増ということを何度も見てきていますから、その楽観視は本当に危険だと思います。北沢小学校がこれから児童数はふえないんだということを主張する根拠として、教育委員会が大規模マンションが建つ土地があるのかどうかみたいなところまで調査したじゃないですか。そういったところまでやっているというのであれば、まだわかるんですけれども、今の就学前児童の数から単純に計算してということではないんではないかと。区長部局もこれから人口推計をまたし直すのかもしれませんけれども、今九十一万、九十二万というところからふえていくシナリオも当然持っているとは思うので、それは連携してきちんと、特にこの学校問題が今、このところずっと見てきて一番大変なことになってきているわけですから、教育委員会主導でやっていくことを要望しておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (4)幼児教育無償化の実施について、理事者の説明をお願いします。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 それでは私からは、幼児教育無償化の実施について御報告申し上げます。  なお、本件につきましては福祉保健常任委員会とのあわせ報告となります。  本件につきましては、資料に基づきまして教育委員会に関連するところを中心に御説明いたします。  1主旨でございますが、令和元年十月から予定されております幼児教育の無償化につきまして、先般、国会において、改正子ども・子育て支援法が成立したことから、東京都の新たな取り組み等も踏まえまして、区の対応を取りまとめたので報告するものでございます。  2国及び東京都における制度概要でございますが、まず、国の制度の概要につきまして、別紙1に基づき御説明いたしますので、通し番号の三ページをごらんください。A3の資料でございます。三歳から五歳児でございます。表の一番上の列の国の欄をごらんください。まず、一番左にあります認可保育施設及び新制度に移行した幼稚園につきましては、全世帯無償化となります。区立幼稚園及び認定こども園はこちらの対象となります。その隣の欄の未移行幼稚園、こちらは私学助成を受けて運営している幼稚園でございまして、世田谷区のほとんどの私立幼稚園がこちらになります。こちらにつきましては、月額二万五千七百円までの範囲で無償化となります。その隣の幼稚園の預かり保育につきましては、保育の必要性の認定を受けた場合になりますが、月額一万一千三百円まで補助することとなっております。そのほか、認可外保育施設では、保育の必要性の認定を受けた場合、月額三万七千円までの補助となります。東京都と区の対応につきましては別途御説明いたします。  裏面には、ゼロ歳から二歳児の国等の制度概要が記載されておりますが、こちらのほうは後ほど御確認ください。  本文にお戻りください。3無償化実施に伴う区の主な課題と対応でございます。国の制度に則して行うことを基本としておりますが、区として課題を三点に整理してございます。一点目は、(1)認可保育所等の食材料費の負担について、二点目は、(2)認可外保育施設における無償化の範囲及び保育の質の確保について、三点目は、(3)未移行幼稚園の現行補助制度の見直しについてでございます。本委員会では、区立幼稚園認定こども園等に関係する食材料費を中心に御説明させていただきます。  五ページの別紙2をごらんください。御説明に入る前に、教育委員会で所管しております区立幼稚園には、幼稚園でございますので一号認定の子どもが、区立認定こども園には、幼稚園枠の一号認定と三歳以上の保育園枠をあらわします二号認定の子どもが利用しております。  まず、1の保育所における食材料費の経緯でございますが、丸ポチの二つ目ですが、平成二十七年度の子ども・子育て支援新制度の施行によりまして、食材料費の考え方につきましては表のとおり整理されております。幼稚園枠の一号認定は、主食費も副食費も実費徴収で保護者負担としております。保育枠の三歳児以上の二号認定につきましては、主食費は実費徴収で保護者負担、副食費は保育料に含めて徴収する形で保護者負担としております。国が示す食材料費に係る月額の内訳は、主食費が三千円、副食費が四千五百円でございます。  2の幼児教育無償化に伴う食材料費の取り扱いに関する国の方針でございます。国は、食材料費はこれまでも実費徴収、または保育料の一部を保護者が負担してきたことから、次の方針を打ち出しております。(1)一号認定子ども、二号認定子どもにつきましては、①主食・副食費ともに施設による実費徴収を基本とすること、②生活保護世帯、区民税非課税世帯等については、副食費の徴収を免除することを継続すること、ただし、主食費は実費徴収すること、③副食費の免除対象を拡充すること、拡充の対象は年収三百六十万円未満世帯を想定してございます。  (2)の三号認定こども、こちらはゼロ歳から二歳の保育園に通われるお子様ですが、こちらにつきましては無償化が区民税非課税世帯に限定されるため、現行の主食費、副食費ともに保育料に含めて徴収する取り扱いを継続いたします。  (3)新制度未移行幼稚園の園児につきましては、弁当を持参させている場合を除きまして、給食を実施している場合には年収三百六十万円未満の世帯等に対しまして、月額四千五百円を上限とした副食費の補助事業を実施することとしております。  3区の現状でございますが、(1)二号認定子どもの利用する認可保育所や認定こども園に関してでございますが、主食費につきましては国の方針とは異なりまして、これまで区が負担してございます。これは、かつて東京都が保育所運営の充実を図る目的で補助を行ってきた経緯がございまして、その後、二十三区において補助を継続してきているものです。副食費は国の考えと同様に、保育料に含めて保護者から徴収しておりますが、保護者が副食費を負担しているとの認識は薄いと思われます。  ページをおめくりください。(2)に認可保育所等以外の食材料費の取り扱い等についてまとめておりますのでごらんください。区立幼稚園の園児は弁当持参、区立認定こども園を利用する幼稚園枠の一号認定の子どもにつきましては、給食費として実費徴収してございます。  4食材料費に関する区の対応でございます。食材料費の取り扱いは以下のとおりとします。①まず今回の無償化を契機に、二号認定子どもの副食費に限り新たに実費化され、このことが国の検討会や地方等との協議の場などでも議論の焦点とされてまいりました。このことから、区といたしましては、認可保育所等を利用する二号認定子どもの保護者負担を検討の対象といたしました。ただし、国が二号認定子どもの副食費免除対象者の拡充とあわせ同様に実施いたします一号認定子ども及び新制度未移行幼稚園児の国が定める免除措置については、実施してまいりたいと考えております。次に、②二号認定の主食費は、これまでも上乗せて区が補助してきておりまして、保護者の新たな経済的負担が生じることを避けるため、引き続き区が負担することといたします。③二号認定の副食費に関しましては、次の考え方に基づき保護者から徴収することといたします。理由といたしましては、国が無償化に当たりまして、給食費の保護者負担を基本としていること、国においても免除対象者の拡充措置が検討されていること、これにより一定の低所得者対策が図られ、食材料費の徴収による保育料との逆転が生じることがなくなったこと、認可保育所等以外の施設を利用する保護者との負担の公平性が図られること、また、今後も保育関連事業費の増加が見込まれ、事業費の抑制が急務であること、こうしたことから食材料費徴収という結論となりました。  七ページをごらんください。ただし、④に記載のとおり、これまでも区の基準保育料は、国が基準を示す保育料よりも低く設定してきておりまして、食材料費の徴収に当たりましても保護者負担の低減を図る必要があると考えております。  八ページの一番下をごらんください。区の保育料と国基準保育料(抜粋)のところをごらんください。三歳児の保育料につきまして、区保育料と国基準保育料を抜粋した表でございます。国が示した副食費免除対象である年収三百六十万円世帯の国基準の保育料につきましては、月額二万七千円ですが、この世帯の区保育料は一万三千百円と半分以下となりまして、四千五百円の副食費徴収は負担が大きいことから、国基準保育料二万七千円に相当する区保育料を当てはめると、世帯階層D9からD12の年収世帯まで拡充することが妥当であると考えております。また、十月から教育における保護者の負担軽減策として実施予定の就学援助施策のうち、給食費が支給対象となり拡充が図られる世帯との整合性も考えまして、副食費免除対象世帯を教育と同じ年収七百六十万円未満といたします。  七ページにお戻りください。(2)実施に伴う課題としましては記載のとおりでございますが、私立保育園等におきまして、副食費徴収によって生じる新たな事務経費への補助制度の検討も必要と考えてございます。(3)財政的な影響といたしましては、①副食費免除対象世帯を拡充することによる区負担額の増は一億三千万円でございます。②事務量が増大する認可保育所等への事務費補助として約五千万円を想定してございます。  続きまして、かがみ文、本文にお戻りください。3(2)認可外保育施設における無償化の範囲等でございます。こちらは福祉保健所管になりますので、簡単に御説明させていただきます。国は認可外保育施設につきましては、国が定める基準を満たすことが無償化の要件としておりますが、経過措置として基準を満たしていない場合でも五年間は無償化の対象としております。国は基準を満たしていない施設につきましては、市区町村において条例を定め、基準を満たす施設に無償化の対象を限定することができるとしております。区としましては、世田谷区保育の質ガイドラインに基づきまして、子どもを中心とした保育を目指すなど、待機児対策と保育の質の確保を両輪で進めてきたこと等を踏まえまして、保育の質を確保する観点から、指導監督基準を満たす施設に無償化の対象を限定するための条例の制定を目指してまいります。ただし、基準を満たしていない施設の利用者の中には、認可保育所等に入園できなかった方も一定程度見込まれることから、基準を満たしていない施設につきましても、令和三年四月の条例制定までの間、無償化の対象といたします。詳細は別紙3のとおりでございますので、後ほど御確認ください。  裏面をごらんください。(3)の未移行幼稚園の現行補助制度の見直しでございます。幼児教育の無償化に伴いまして、これまで東京都が行ってまいりました保護者の負担を軽減する制度を見直すことになったため、あわせて区の対応を図るものでございます。今回、区では、未移行幼稚園の国内の平均保育料二万五千七百円までを、東京都では、都内の未移行幼稚園の平均保育料二万七千五百円までを負担軽減するという考え方を出してまいりました。この考え方に基づきまして、区では、区内の未移行幼稚園の平均保育料の二万八千五百円を上限として、差額の月額千円を上乗せして補助を行うというものでございます。詳細につきましては別紙4のとおりでございますので、後ほど御確認ください。  4の規程の改正でございますが、国の法令が直近で示されておりますことから、こちらにつきましては第三回定例会において行います。別紙5につきましては、後ほど御確認ください。  5区民等への周知でございますが、(1)区のおしらせにつきましては、八月一日号を予定してございます。(2)対象者あて通知でございますが、八月上旬には三歳から五歳児に対し通知等の送付を行います。  6所要経費につきましては、別紙6をごらんください。一番最後、一六ページでございます。1補正額でございます。歳出は約十六億円増加いたしますが、収入として、無償化初年度につきましては、区が負担する部分を国が負担いたしますので、歳出とほぼ同額の歳入を予定しております。  2幼児教育無償化による影響でございます。令和二年度以降の影響でございますが、平成三十一年一月時点、二月の常任委員会で報告いたしましたが、無償化に伴う区の負担の増額を約二十五億円と試算してございました。現時点では、国からの補助制度等が明らかになったこともございまして、約三億円の負担の増加と試算しております。理由といたしましては、私立保育施設では、もともと保育料に対する区の独自負担分は引き続き区が負担するものと見込んでおりましたが、独自負担分も含めまして、国二分の一、都四分の一、区四分の一の負担割合となった結果、区の負担が約七億円減る試算となってございます。私立幼稚園につきましても、現行の就園奨励費が区四分の三、国四分の一の負担割合でございましたが、無償化に伴いまして補助額が上がったものの、国二分の一、都四分の一、区四分の一の負担割合となった結果、区の負担額が約四億円減る試算となっており、結果として約三億円の負担の増加と試算してございます。  本文の裏面にお戻りください。7今後のスケジュールでございます。第二回定例会で補正予算案を提案させていただきまして、八月には周知を開始いたしまして、第三回定例会で条例改正を提案させていただき、十月の実施に向け準備を進めてまいります。  長くなりましたが、私からの御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 この件に関しての意見等は第二回定例会にするとしまして、教育所管のところで、ちょっと資料の六ページの確認をさせてください。(2)上記以外、二号認定子どものところで、教育所管だと区立の認定こども園がちょっとややこしいのかなと思うわけですが、これは認定こども園(一号)というのは、一号子どもも二号子どもも区立の認定こども園は実費負担月四千七百円ということでよろしいんですか。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 今、区立の認定こども園につきましては、現状では幼稚園枠のみ保育料と別に実費徴収で給食費ということで調整しておりまして、保育料につきましては、他の保育園と一緒で、主食費は区が負担しておりますけれども、副食費につきましては保育料に含めて徴収しているということになります。今回、区の対応におきましては、保育料につきましては、主食費が区の対応で、副食費が保護者の実費負担に変わってくるということでございまして、幼稚園のほうはそのまま現行どおりということでございます。 ◆風間ゆたか 委員 今の説明だと全く多分わからない。つまり、シンプルに、この制度になったときに、一号認定子どもの区立こども園の子は幾ら払うのかというのと、二号認定の区立こども園の子は幾ら払うのかというのを教えてください。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 一号認定の幼稚園枠のお子様につきましては、現行どおりという形で考えてございますので、主食費も含めて給食費として四千七百円の実費負担という形になります。保育園枠に通われている方は、今回副食費のみ実費負担となりますので、国の示している四千五百円をお支払いいただくことで今想定してございます。 ◆風間ゆたか 委員 それは書いていないですよね。ここにね。四千五百円という数字はどこかに書いてありますか――そちらになるのか。わかりました。  あと八月を除くという、この実費負担四千七百円というのは、一号認定子どもの実費負担の数字だということが今の話でわかったんですが、一号認定子どもで区立認定こども園の子は全員四千七百円ということですね。というのと、八月を除くとなっているのは、一号認定だから、八月は来ない前提だから取らないということでいいんですか。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 幼稚園枠のお子様につきましては、基本的には夏休み期間中には来ないということになりますので、その分の給食費は徴収しないということでございます。 ◆板井斎 委員 今回、無償化の対象から漏れている類似幼稚園について、区と東京都で新しい仕組みをつくるというふうに聞いているんですが、ちょっと報告がなかったので改めて教えてください。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 類似幼稚園につきましては、ちょっと教育所管ではないので聞いている話にはなるんですけれども、国としましては対象外という形にしておりますが、東京都、区としまして同等のものを補助するということは聞いてございます。 ◆板井斎 委員 わかりました。保育があって、幼児教育が所管外だからといってないというのも、同じ教育所管としてどうなのかなというふうに思っております。同じ幼児教育という立場からすると、ここで報告があってもよかったんじゃないかなと思っております。これは意見として言っておきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (5)訴訟事件の発生について(地位確認等請求事件)について、理事者の説明をお願いします。 ◎須田 幼児教育・保育推進担当課長 私からは、訴訟事件の発生につきまして御報告申し上げます。  事件発生後、今回が初めての常任委員会となります。改選前の委員の皆様には三月に同じ資料を配付させていただいております。  本件につきましては、区立幼稚園の元事務補助の臨時職員が合理的な理由もなく解雇されたとして、本件解雇を無効として区に対して地位確認等を請求し、東京地方裁判所に提訴したものでございます。  原告の主な主張としましては、4の内容に記載したとおりでございます。区としましては、訴状の詳細を確認し、必要な調査を行いまして、区としての主張をまとめているところでございまして、訴訟につきましては適切に対応してまいりたいと考えてございます。  私からの御説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (6)通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について、理事者の説明をお願いします。 ◎桐山 学校健康推進課長 私からは、通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検に係る取組み状況等について御報告をいたします。  本件につきましては、平成三十一年二月四日の文教常任委員会で取り組み状況を報告させていただいております。このたびは、その後の取り組み状況を御報告させていただくものとなります。  なお、本件は都市整備常任委員会とのあわせ報告になります。  それでは経緯として、先に平成三十一年二月四日の文教常任委員会で報告した内容から御説明させていただきます。
     お手数ですが資料をおめくりください。参考資料としまして添付している通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検の取組み状況等についてをごらん願います。  まず、1の主旨ですが、平成三十年六月十八日に発生しました大阪府北部を震源とする地震により、通学途中の児童がコンクリートブロック塀の倒壊で死亡するという痛ましい事故を受け、教育委員会事務局及び区長部局が連携し、通学路沿いのコンクリートブロック塀等の安全点検の取り組みを進めてまいりました。その間の取り組み状況を報告しているものとなります。  次に、2この間の取組み状況等でございます。教育委員会では、平成三十年七月に区立全小学校に対し、通学路における危険箇所の現場確認を依頼いたしました。その結果、各学校から合計八百四十五件の危険箇所の報告がございました。この結果を受けまして、各学校が緊急性が高いと判断した件数も含め、全八百四十五件を教育委員会からの依頼に基づき、各総合支所街づくり課及び都市整備政策部、防災街づくり担当部の職員が点検し、緊急性について調査をいたしました。あわせて、所有者等へポスティング等により適切な維持管理をお願いするとともに、ブロック塀等緊急除却助成制度などの各種助成制度の案内を行いました。調査しました結果、全八百四十五件のうち、現状で特に緊急性が高いと区が判断した件数は十五件ございました。その後、三件が改善され、残る十二件につきましては、引き続き所有者等に働きかけを行っているものとなります。  以上が二月に報告した内容となります。  それでは、このたびの取り組み状況を御説明いたします。かがみ文にお戻りください。  まず、1の主旨ですが、こちらは先ほどお伝えした主旨と同じですので割愛させていただきます。  次に、2のこの間の取組み状況等でございます。二月の報告時点では、現状で特に緊急性が高い件数として十二件ございました。その後、都市整備政策部、防災街づくり担当部、教育委員会の職員が所有者等に対し、面談等により状態の改善を要請した結果、四件につきましては、所有者等による改善が見られました。残り八件につきましては、現在、道路管理者と連携を図り、カラーコーンの設置などの注意喚起を実施しております。現在残りの八件の通学区域に該当する区立小学校、中学校におきましては、登下校等の際に道路の反対側の歩道を通行するなど、危険箇所に近づかないよう指導しております。また、学校単位で作成しております安全マップ等に危険箇所を反映するなどの注意喚起を図っております。なお、区立小中学校の対応としまして、昨年度の点検結果を発災時に生かせるよう、その他の危険箇所も含め、教職員間や近隣の区立小学校、中学校で情報を共有しております。また、学校安全対策マニュアルに基づき、避難訓練や防災訓練など、災害時における防災教育を実施するとともに、交通安全や不審者対応等も含めたセーフティー教室の実施など、児童生徒等への安全指導を行っております。  続きまして、3今後の取組みでございます。現状で特に緊急性が高い残りの八件につきましては、所有者等に対し、引き続き粘り強く状態の改善を要請しております。各学校から緊急性が高いと報告された百十五件につきましても、本年六月中に改めて所有者等に対し、文書等により適切な維持管理を要請し、あわせて今年度末までの期限つきの助成制度でございますブロック塀等緊急除却助成制度など、各種助成制度の案内などを行ってまいります。なお、コンクリートブロック塀等にかかわる各学校からの相談につきましては、引き続き対応してまいります。また、コンクリートブロック塀等に係る安全対策の啓発や各種助成制度等につきましては、今後とも区の広報紙やホームページ等を活用して周知し、区民等からの問い合わせに対応してまいります。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 各学校は緊急性が高いところは百十五件あるというふうな判断をしているようなんですけれども、区としては、今のところは残り八件になっているという、この差というのはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎桐山 学校健康推進課長 まず、全体でこの学校の通学路のブロック塀等の確認を区の都市整備領域の所管のほうで確認させていただきました。その際に、現状で特に緊急性の高い箇所を十五件抽出いたしました。現状での百十五件につきましては、特に緊急性の高い箇所はございませんでした。しかしながら、こちらの点検につきましては、外観目視のため厳密に安全性を確認しているものではございません。ですから、こういった百十五件につきましても、ホームページや広報紙等を通じまして、所有者等に適切な維持管理をお願いしているところでございます。 ◆田中優子 委員 ということは、その百十五件については、区としては特に緊急性が高い、危険性はないという判断でいいんですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 現状におきまして、傾き等、そういったものはございませんので、特に緊急性が高いということではございません。ただ、先ほども申しましたように、こちらのコンクリートブロック塀なんですけれども、外観の目視の点検ということでございますので、その点につきましては百十五件もあわせまして、ブロック塀等の助成制度を所有者等に周知してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆田中優子 委員 ちょっとよくわからないんですけれども、例えば百十五件の対象の人たちが、そういうふうに学校から言われているし、では直そうかということになった場合は補助が出るんですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 現在ブロック塀の除却の助成制度がございます。こちらにつきましては、対象の塀もございますけれども、そういった対象の塀を除却する際に助成する制度でございますので、この百十五件の方々につきましても、ブロック塀を除却しようとする場合につきましては、その制度を利用できる方の対象はあるんですけれども、御相談に乗って利用できる可能性はございます。 ◆田中優子 委員 全部じゃなくて可能性はあるということなんですね。残りの八件の方々なんですけれども、要請はしているんだけれども、なかなか改善してもらえないその原因というのは、費用の問題なのか、ほかにも何か理由があるのか、その辺はどういう状況なんでしょうか。 ◎桐山 学校健康推進課長 私もこの八件は全て確認させていただきました。その八件の中で三件は空き家になっております。空き家のために、空家条例に基づきまして緊急措置等も行っております。残りの五件なんですけれども、五件のうち三件につきましては、改善を検討中ということでございます。もう一件が、都市計画道路の敷地内でございまして、今後一年以内に撤去する予定ということでございます。もう一件につきましては、やはり所有者等と面談をした結果なんですけれども、なかなか修繕及び一部撤去は難しいというような御意見はいただいております。資力の関係等もあるかとは思いますけれども、こういった所有者の方々につきましても、改善の要請を粘り強く今後も対応していきたいというふうに考えております。 ◆田中優子 委員 状況はわかったんですけれども、最後の一件のなかなかちょっと対応をしてもらえないという方は、今説明の中に資力の関係、費用の問題ということもあるだろうというふうにおっしゃっていたわけだけれども、それもあるのか、その他の理由が大きいのか、あるいはやっぱり費用の問題というのが大きいのか。もしそうだとしたら、区としては緊急性が高いわけだから、何かしら補助も出ますよとか、それ以外にも、それではとても足りなくて無理なんだとか、そういう細かいことを話し合っていらっしゃるんですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 今ちょうど所有者とも面談はさせていただいているところではあるんですけれども、こちらの所有者等の方々への改善を要請する中で、実際にお会いできたりすることもなかなか少なかったんですけれども、御連絡をさせていただいたりとか、コンタクトがとれたときには、現在の所有者の方の状況等を伺いながら、やはりその方につきましても粘り強く対応をさせていただきたいかなと思っております。ただ、こちらのブロック塀等につきましても、カラーコーンを設置しまして近寄らないような形では対応しております。また、学校のほうにも情報は当然お伝えしておりますので、児童にもその近辺には近づかないような形で、登下校の際に対応しているようにお話はさせていただいております。 ◆田中優子 委員 あと一点。いろいろこれ以上質問するとプライバシーの問題とかかかってくるかなと思っているんですけれども、空き家については緊急措置を行ったとおっしゃっていましたけれども、カラーコーンの設置以外の緊急措置は何かしらされているんですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 カラーコーンの設置とあわせまして、トラロープと申しますか、ブロック塀の傾きがございますので、ブロック塀が倒壊しないような形でロープを巻きまして、倒壊しないような手続をとっております。 ◆あべ力也 委員 このブロック塀等の緊急除却助成制度、これはビラをつくりましたよね。私も地域で通学路になっているところで、ブロック塀が老朽化しているようなところに、こういう制度があるんで検討してくださいみたいに持って行った記憶があるんですけれども、でも各学校から緊急性の高いところが百十五件と報告をされていて、どちらかといったら、優先順位からいえば、そこに検討してもらえばいい話だよね。だけれども、あのビラを作成して、配布費用もかかっているでしょう。それは幾らかけたんですか。  そもそも学校から緊急性のある箇所、緊急性のあるブロック塀の報告を受けて、百十五件というのはわかっているわけじゃないですか。なのに、あのビラをつくって広く呼びかける必要性があったのかというと、何か無駄な経費なんじゃないかなと思うんだけれども、作成費と配布費用は幾らかけたんですか。 ◎桐山 学校健康推進課長 こちらのブロック塀の除却費用のビラなんですけれども、都市整備政策部の防災街づくり課のほうで所管しておりますので、申しわけないですけれども、金額等までは詳細には把握しておりません。昨年度の配布につきましては、都市整備領域の職員のほうが配布をしておりますので、金額はかかっていないのかなというふうに思っております。あとは、委員からお話をいただきました百十五件につきまして、通学路沿いということで緊急性が高いということは教育委員会としても認識はしておりますけれども、通学路沿い以外のコンクリートブロック塀等もございますので、そういった部分もあわせて対応していかないといけないというふうに考えております。 ◆あべ力也 委員 あのビラには助成制度の要件として、通学路に面しているということが要件として書いてあるんですよ。ということは、それ以外の場所のブロック塀を対象にして助成しますよということは書いていないわけだから、教育所管で学校に緊急調査をして百十五件だと既にわかっているのに、あのビラを都市整備領域で配って費用をかけたというのは、何かすごく無駄な気がするんだけれども、あのビラを僕もちゃんと読ませていただきました。通学路ということが規定されているんです。  その指摘にとどめておきますけれども、所管がまたがった場合に、いや、それは教育だとか、それは都市整備だとかということではなくて、あくまでこの事業を執行するに当たっての費用だから、どちらがやったとか、あちらがやったとかという話ではなくて、もともとわかっている箇所が百十五件だから、そこにアプローチしていけばそんなにお金はかからないはずなのに、すごい枚数を僕ももらいましたよ。何百枚と。初めから適用になる箇所というのはわかっているわけじゃないですか。助成金制度は審査するわけでしょう。なのに、どんどんまいてくださいよみたいに僕ももらったんだけれども、よくよく考えたらそんな必要性はないんだなと、経費をかける必要性がなかったんじゃないかなと思うんですが、今後そういう無駄な経費がかからないようにしていただきたいと、これは要望しておきます。以上でいいです。 ○平塚敬二 委員長 開始から二時間以上が経過いたしましたので、ここで一旦、十分休憩したいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 二十分再開ということで休憩をとりたいと思います。よろしくお願いします。     午後零時七分休憩    ──────────────────     午後零時十九分開議 ○平塚敬二 委員長 それでは、報告事項の聴取を続けます。  (7)世田谷区立若林小学校及び旧世田谷区立花見堂小学校の解体工事について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 それでは、世田谷区立若林小学校及び旧世田谷区立花見堂小学校の解体工事につきまして、御報告をさせていただきます。  それぞれの解体工事につきましては、新たな施設整備の工事に先立ちまして行うものでございます。  まず、世田谷区立若林小学校の解体工事につきましては、本年四月二日に一般競争入札が行われ、工事請負業者が決定いたしました。  (2)の契約件名、(3)の所在地につきましては、記載のとおりでございます。  (4)の工事概要でございますが、校舎棟、屋内運動場などを解体撤去する工事となります。二枚目以降に案内図等の図面を添付してございますので、後ほどごらんいただければと思います。  (5)の契約金額及び契約の相手方ですが、契約金額は二億八千五百五十九万五千二百円、契約の相手方は株式会社未来世田谷支店でございます。  (6)の工期でございますが、契約の日から令和二年五月二十九日までの予定でございます。  (7)の今後のスケジュールでございますが、第二回区議会定例会に契約案件として上程し、議決後契約を締結する予定でございます。  次に、裏面をごらん願います。旧世田谷区立花見堂小学校の解体工事につきましては、本年四月十一日に一般競争入札が行われ、工事請負業者が決定いたしました。  (2)の契約件名、(3)の所在地は記載のとおりでございます。  (4)の工事概要でございますが、校舎棟、屋内運動場などの解体撤去する工事でございます。  (5)の契約金額及び契約の相手方でございますが、契約金額は一億八千四百八万五千円、契約の相手方は株式会社滝口興業東京支店でございます。  (6)の工期でございますが、契約の日から令和二年五月二十九日までの予定でございます。  (7)の今後のスケジュールでございますが、第二回区議会定例会に契約案件として上程し、議決後、契約を締結する予定でございます。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(8)松原まちづくりセンター基本設計について(あんしんすこやかセンター・社会福祉協議会との一体整備、松原小学校プール・新BOP室、松原ふれあいの家との複合化)について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 それでは、松原まちづくりセンター基本設計につきまして御報告をいたします。  なお、本件は区民生活常任委員会、福祉保健常任委員会とのあわせ報告となります。  まず、1の主旨でございますが、本件は、松原まちづくりセンターの松原小学校敷地への移転整備の基本構想について、昨年九月の本委員会にて報告したものでございますが、このたび基本設計を取りまとめましたので、その内容につきまして御報告するものでございます。  次に、2の基本設計の概要についてでございますが、(1)の基本設計等の内容につきまして、恐れ入りますが、三ページ以降のA4、横の図面をごらんいただければと思います。  一ページは、案内図及び建築概要となってございます。案内図に記載されております松原まちづくりセンターとあんしんすこやかセンターに加え、社会福祉協議会との一体整備を行うとともに、松原小学校のプールと新BOP室及び松原ふれあいの家を複合化した施設を松原小学校敷地内に整備する計画でございます。  次の二ページをごらんください。図面の字が小さくて恐れ入りますが、こちらが配置図となってございます。図面の上が北となってございます。新たに整備する複合施設棟につきましては、網かけとなっている部分でございますが、校庭面積への影響を少なくするため、現在プールがあるBOP棟に配置をいたします。また、南側の校舎棟からプールへの渡り廊下を屋内運動場の東側に整備するとともに、屋内運動場の南側に体育館器具を保管する器具庫やトイレを整備いたします。  次の三ページをごらん願います。こちらが地下一階平面図となりますが、図面の左側が北となってございます。地下一階にまちづくりセンター、あんしんすこやかセンター、社会福祉協議会を配置いたしますが、北側の道路が学校敷地のレベルから約二・五メートル程度下がっているため、北側の道路面から直接各窓口へアクセスすることが可能となってございます。  次に、四ページをごらんください。こちらは一階平面図となってございます。学校の校庭と同レベルとなっているところでございます。北側には、まちづくりセンターの活動フロアとふれあいルームを配置し、南側にはBOP室、プール更衣室のほか、防災倉庫等を配置いたします。  次の五ページをごらん願います。こちらがプールのほか、監視室を配置する平面図でございます。  次のページをごらんください。六ページになります。こちらが屋上の平面図となってございます。屋上には、五キロワット程度の太陽光発電を設置いたします。  次の七ページをごらん願います。こちらは屋内運動場の南側に整備する付属棟となってございます。  以下の図面につきましては、立面図となってございますので、後ほど御確認願います。  それでは恐れ入りますが、かがみ文の一ページにお戻り願います。2の(2)基本構想からの変更点でございますが、体育館に空調設備を新設し、照明設備のLED化を行います。また、工事の期間につきまして、当初は令和四年度の完成を予定しておりましたが、複合施設棟の増築工事と同時に渡り廊下、付属棟の工事を行うことで工期を短縮し、令和三年度の完成としてございます。  裏面をごらん願います。3の(1)建物概要についてでございまして、④の増築棟の構造、階数でございますが、地下一階、地上二階建ての鉄筋コンクリート造、延べ床面積につきましては千六百十五平米を計画してございます。  次に、4の概算経費でございますが、(1)の概算事業費といたしましては約十五億五千万円、内訳は記載のとおりでございます。  次のページをごらん願います。5の今後のスケジュールでございますが、七月六日に基本設計の説明会を開催いたしまして、今年度中に実績を完了する予定としてございます。また工事に先立ちまして、本年のプール利用終了後よりプールの解体工事を進めまして、令和三年度の増築棟の開設を予定しております。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 これは一年間プールが使えなくなるということなんですけれども、プール授業はどうするんですか。 ◎青木 教育環境課長 プールの利用につきましては、近接しております梅丘中学校のプール等を利用する予定で計画してございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (9)世田谷区立瀬田小学校改築整備方針について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育環境課長 それでは、世田谷区立瀬田小学校改築工事整備方針について御報告させていただきます。  1の主旨でございますが、瀬田小学校につきましては、平成三十一年度に次期改築等整備校に選定し、整備手法の検討を行ってまいりました。このたび改築整備方針を取りまとめましたので、御報告させていただきます。  2の整備方針でございますが、まず、(1)の基本的な考え方として三つ挙げてございます。学務課推計によりますと、令和五年度において二十五クラスまで達する想定がされるとともに、さらなる児童数の増加が想定されますが、敷地内に増築する余地がないことから、世田谷区公共施設等総合管理計画の考え方に基づきまして、棟別改築を整備方針の柱としてございます。  恐れ入りますが、三ページ目をごらん願います。上の図が瀬田小学校の建物の配置でございます。斜線の特別教室棟につきましては改修を行いまして、引き続き活用し、校舎棟、体育館棟、プールを改築する予定でございます。また、下の図は周辺図面となってございまして、近接する瀬田中学校がございます。工事期間中は、瀬田小学校の敷地内に仮設校舎の整備する場所が限られるため、求められる規模を確保することが困難なことからも、瀬田中学校の特別教室を共用するなど仮設校舎の一部として活用してまいります。  かがみ文の一ページ目にお戻り願います。(3)の建築概要でございます。施設の規模といたしましては、改修して継続利用する建物と改築する建物を合わせまして、約八千九百七十平米としています。  裏面をごらんください。(4)の施設面積の考え方でございますが、教室といたしましては三十三教室を予定しております。まず、アの普通教室ですが、学務課推計を踏まえまして二十五教室を想定しております。イのワークスペースにつきましては、本校含む周辺の小学校の児童数が増加傾向であり、また、当該地区におきましても、さらなる児童数の増加が見込まれることから考慮いたしまして、五教室を想定しております。ウの特別支援学級等でございますが、特別支援学級及び特別支援教室の今後の利用児童数の増加に対応するため、合わせて三室を想定してございます。  次に、3の概算経費でございますが、概算事業費といたしましては、設計費、改築費、解体費等を含めまして、約四十億七千万円を見込んでございます。  4の今後のスケジュールでございますが、今年度から基本構想に着手いたしまして、令和二年度から基本設計、令和四年度から翌年度にかけまして、本格的な工事に着手する予定でございます。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 さっき言いましたけれども、本当にこの百名弱の増加見込みで済むんですかということ。結構、あの辺はまだ開発できるスペースがあるんじゃないかと思いますが、それを見越した上でのこの推計なんでしょうか。 ◎青木 教育環境課長 先ほどの配置図のところにも、瀬田小学校の南側にも開発を予定するところがありまして、そちらの情報等も踏まえて、まず児童推計というのが見込まれてございます。今回はワークスペースにつきまして、通常ですと普通教室のあるフロアごとということで、標準ですと大体三クラスを確保して、今後児童数に対応できるようなところにしているんですけれども、まだまだ児童数の予測が伸びるだろうということを踏まえて、プラス二で今回はワークスペースを五教室ということで、今後の児童数の増加にも対応できるような計画をしてございます。 ◆風間ゆたか 委員 それで足りるんですかという質問なんですよね。千歳船橋のときに、やった後、すぐにまた増築ということになったじゃないですか。それとすごく似たような、たかだか二クラス分多く確保するとかというところで本当に大丈夫なんですか。もうちょっと言うと、瀬田小のもう少し駅のほうに行くと、学区としては二子小なんでしょうけれども、そこから越境している人たちも瀬田小には結構いるわけであって、あの辺のエリアももう少し川のほうに行ったりすれば、瀬田小が新しくなったからあちらに行きたいなということも含めて、可能性があるんじゃないかというところまでは学務の推計には入っているんですかね。 ◎田中 学務課長 今、委員のおっしゃった指定校変更につきまして、こちらのほうの内容も今のところの動き等も含めまして、こちらの推計は立てさせていただいて、それが入学率とかに反映されているものなんです。なので、今のところこちらのほうの推計ということで、二十五学級ということで立てさせていただいております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (10)学校等の耐震再診断を踏まえた対応方針について(若林小、池之上小、池尻小、三軒茶屋小、八幡中)について、また、(11)学校等の耐震再診断の確定値を踏まえた対応について、(12)池之上小学校の耐震再診断結果を踏まえた旧北沢小学校の後利用についての三件を一括して議題といたします。理事者の説明をお願いします。 ◎秋元 副参事 それでは、ただいまの(10)から(12)の三件につきまして、いずれも今回の耐震再診断にかかわる報告ですので、一括して御報告申し上げます。  まず、(10)の学校等の耐震再診断を踏まえた対応方針について(若林小、池之上小、池尻小、三軒茶屋小、八幡中)の資料をごらんください。  1の主旨では、耐震再診断結果に基づきまして、耐震性能に課題があった五校の今後の対応方針を記載させていただきました。詳しくは二ページ以降で御説明申し上げますが、新たな委員会になっておりますので、まずは2の区の耐震再診断におけるこれまでの経緯をごらんいただきたいと思います。  まず、(1)ですが、公共施設の耐震化につきましては、既に平成二十一年度までに全ての公共施設において耐震診断を実施しておりまして、必要がある場合は耐震補強も終了しておりました。しかしながら、昨年になりますが、希望丘小学校において、改修に伴う耐震診断を再度実施したところ、前回の診断結果と異なる結果が示されました。なぜ結果が異なるのかを専門家にも協力をいただき検討しましたところ、(3)になりますが、耐震診断の手法には、第一次、第二次、第三次の三種類の診断方法がございますが、希望丘小学校では第三次診断法を用いて平成七年に診断をしていたこと、その後、阪神・淡路大震災の被害状況から、現在は校舎の構造特性を踏まえて、第二次診断を標準として適用していることがわかりました。裏面をごらんください。また、体育館につきましては、平成八年に耐震性能の診断基準が策定されておりまして、希望丘小学校はこの基準が確認されていなかった可能性があるということがわかってまいりました。このため区では、時期や診断の手法が同一のものについて、これは小学校十五校、中学校十三校等の計三十一の公共施設になりますが、再度安全確認のため耐震診断を実施しております。  (4)ですが、耐震再診断は下の参考にありますとおり、三つに分けて実施をしておりまして、五月八日の時点で全ての確定値が判明したところです。  次に、3の学校ごとの対応方針についてをごらんください。耐震診断を行った三十一施設のうち、耐震指標のIs値が〇・三を下回った五つの小中学校において、状況と対応方針を御説明申し上げます。なお、説明の中では耐震指標としてIs値を用いておりますが、一般的にIs値が〇・三未満ですと危険性が高いとされ、区では、これまでも緊急対応をとっております。また、〇・三以上〇・六未満は危険性があるとされるため、今後速やかに耐震補強に取り組んでまいります。さらに、〇・六以上ですと危険性は低いとされておりますが、区の耐震補強工事は〇・七五まで引き上げる取り組みを現在行っております。  それでは、(1)の若林小学校についてです。参考に配置図を記載しておりますのでごらんください。屋内運動場を除く管理教室棟と教室棟の二棟について耐震診断を行っております。その結果、建物のIs値は〇・五二と〇・四六となりまして、〇・三を上回っておりますが、いずれの棟におきましても部分的に、括弧書きにあるとおり、〇・一二、〇・一一となる箇所が判明しております。既にこの箇所につきましては、〇・三以上を確保するために、ことしの春休みに緊急対応の工事を実施しております。  次のページの②になりますが、若林小学校につきましては新校舎が本年竣工しまして、九月までに新校舎へ移転することから、新校舎へ移転した後は旧校舎は使用を中止し、耐震補強工事は行わずに解体をしてまいります。
     次に、(2)の池之上小学校です。池之上小学校につきましても、二棟につきまして耐震診断を行っております。この結果、二棟ともにIs値は〇・二二となりまして、〇・三を下回る結果となりました。これにつきましても、既に本年三月から春休みにかけ緊急対応の工事を実施して終了しております。池之上小学校につきましては、②と③にありますように、専門家や評定機関の評価を踏まえまして、今後、引き続き耐震補強工事を進めていくことは困難であると判断をいたしております。このことから、この二棟につきましては、早期に改築する方向で整備計画を策定してまいります。また、残る体育館やプールにつきましても、老朽化や校庭の確保などを考慮しまして、改築の整備対象としてまいります。  次に、二枚目の裏面になります。(3)をごらんください。池尻小学校と三軒茶屋小学校になりますが、両校とも図にありますとおり、二棟について耐震診断を行いました。その結果、①の池尻小学校につきましては、速報値では〇・三を上回っておりましたが、確定値では管理特別教室棟の(14)という印のところで、〇・二九と〇・三を若干下回っております。また、②の三軒茶屋小学校におきましても、確定値では、(2)と書いてある棟でございますが〇・二四と、やはり〇・三を下回る結果となっております。このため、〇・三を解消するため、両校につきましては、現在速やかに児童の安全を確保するための緊急工事を計画しておりまして、本年、夏休み期間中には実施し、終了していきたいと考えております。その後、本格的な耐震補強工事の設計を進め、対応していく予定となっております。  最後に、三枚目の表面になりますが、(4)の八幡中学校です。体育館棟を除く三棟について耐震診断を行っております。その結果、耐震診断の過程における耐震診断事業者からの報告によると、(26)の棟と(27)の棟は図でごらんのとおりですが、教室棟の5―1と書いてあります棟は、評定機関との協議により、全体的に耐震性能が劣ることから評定の取得ができませんでした。この5―1棟は平成九年の耐震診断によりまして、四階の部分を撤去いたしまして、耐震壁を設置するなど、既に耐震補強をしております。このことから、今回、Is値〇・七五以上を確保する補強を実施した場合に、膨大な補強量を要する施設になりまして、適正な教育環境を保てないと判断をいたしております。このため、老朽化を考慮し、5の棟についてのみ改築の方向で整備計画を策定していくことといたしました。なお、八幡中学校は給食室がございませんで、太子堂調理場から給食の提供を受けております。この機会に自校調理方式への移行を実現するため、改築にあわせまして調理室の増設も行ってまいりたいと考えております。  4の改築を行う池之上小学校と八幡中学校の概算整備経費ですが、池之上小学校が約三十三億一千万円、八幡中学校が十五億四千万円と想定しております。  三枚目の裏面をごらんください。5の改築における条件整理でございますが、(1)の池之上小学校につきましては、仮校舎といたしまして、北沢中学校第二校舎、旧北沢小学校を活用することといたしまして、必要経費を第二回定例会に提案予定の補正予算に計上する予定です。八幡中学校につきましては、先ほどの御説明のとおりとなります。  (3)の今後の改築校の対応についてです。新たに二校の改築を優先的に行っていくことから、奥沢中学校につきましては、現在事業着手の準備中であり、耐震性能は確保されていることから、奥沢中学校の改築については、当面二年先送りすることといたしました。他の施設につきましても、今後の財政計画にあわせて見直しを検討してまいります。  6のスケジュールにつきましては、この報告後、保護者や地域への説明に努めてまいります。  次に、次第の(11)にあります学校等の耐震再診断の確定値を踏まえた対応についての資料をごらんください。  なお、本件は企画総務委員会、区民生活委員会、福祉保健委員会とのあわせ報告となります。  1の主旨でございますが、先ほど御説明しました区施設の耐震性能の再診断が全て確定し、小中学校や学校の中に設置されております保育園、それから河口湖林間学園、ものづくり学校、職員研修会場等が対象施設とありますので報告するものです。  2のIs値の状況についてですが、三クール分を危険性の三段階に分けてお示しをしております。各施設ごとの状況につきましては、最後のページにA3の資料をつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  恐れ入りますが、一枚目の裏面をごらんください。3の対応方針についてですが、さきに御説明しましたように、(1)の基本方針として、Is値が〇・三以上〇・六未満の各施設につきましては、速やかに耐震補強の設計を進めまして、各施設運営に支障を来さないよう、耐震補強工事を令和二年度を中心に行う予定となっております。また、Is値が〇・六以上の建物につきましては、今後、大規模改修など他の工事を行うこととなったタイミングに合わせて補強工事を行ってまいります。  次に、(2)のIs値が〇・三を下回る施設への対応です。まず、①の体育館ですが、Is値が〇・三を下回る施設が四校ございました。この四校につきましては、速報値の段階で専門家や診断業者に数値が低くなった理由や危険性について確認を行っております。その結果、緊急対応を実施した上で使用を制限する必要はないと判断しております。これらの学校では避難訓練の徹底とともに、緊急対応としまして、柱と屋根の接合部からの破片等の落下防止策を実施しております。引き続き、耐震補強工事の開始まで、この対策を継続してまいります。  次に、②の校舎棟の対応ですが、これにつきましては先ほどの御説明のとおりとなります。本資料の御報告は以上となります。  最後に、(12)池之上小学校の耐震再診断結果を踏まえた旧北沢小学校の後利用についてをごらんいただきたいと思います。  なお、本件は企画総務、区民生活、福祉保健とのあわせ報告でございます。  1の主旨でございます。旧北沢小学校の後利用につきましては、平成三十年三月に北沢小学校後利用方針を取りまとめております。これに基づき、旧北沢小学校の施設につきましては、平成三十年四月以降は北沢中学校の第二校舎等として当面五年程度は活用するとともに、避難所機能や地域コミュニティーの核としての機能、子どもの居場所としての機能を維持しているところです。一方で、先ほど御説明しましたとおり、このたび池之上小学校について改築を行うこととし、令和二年四月を目途に改築時の仮校舎として、北沢中学校の第二校舎等を活用することといたしました。このため、旧北沢小学校を活用したさまざまな取り組みについて、今後の対応について御報告するものです。  2の北沢中学校の第二校舎等における取組みの状況です。以下、(1)から(5)の取り組みを行っております。  まず、(1)地域利用の取組みについてです。北沢中学校の教育活動等での使用に支障がない利用を基本とした上で、地域利用の取り組みを行っております。  (2)の北沢子どもの居場所支援事業(きたっこ)についてです。これは代田児童館の出張事業を実施しております。  (3)は、みつけばルームの出張プログラムについてです。これは、国立成育医療研究センターの敷地内において実施している居場所事業の出張プログラムを月一回程度実施しているものです。  (4)として、青少年交流センター池之上青少年会館の改修に伴う休館中の出張事業についてです。会館の改修に伴いまして休館中の対応として、出張型居場所事業を実施する予定でございます。  裏面をごらんください。(5)としまして、その他ですが、ひとり親世帯等の小中学生を対象とした無料学習会、かるがもスタディルームの実施場所として、月二回程度空き教室を活用している状況がございます。  次に、3の今後の対応についてです。北沢中学校の第二校舎等における教育活動等についてですが、令和二年四月を目途に、北沢中学校第二校舎としての位置づけを解消し、池之上小学校改築時の仮校舎として活用いたします。次に、避難所機能については、現在と同様の維持をしてまいります。地域利用の取組みにつきましては、関係所管とともに必要な調整を進めてまいります。北沢子どもの居場所支援事業やみつけばルームの出張プログラムにつきましては、北沢地域の公共施設での事業継続に向け調整を進めてまいります。池之上青少年会館の改修工事に伴う休館中の出張事業でございますが、今年度の工事期間内において活用を行ってまいります。最後に、かるがもスタディルームについてですが、こちらも北沢地域の公共施設での事業継続に向けまして調整を進めてまいります。  4の今後の旧北沢小学校後利用の進め方についてです。当面の間、池之上小学校の改築時の仮校舎としての活用を図りまして、その後、利用方法等については行政需要や財政状況、地域住民の意見等を踏まえまして、引き続き検討をいたします。  最後に、今後のスケジュールはごらんのとおりとなります。  以上、三件になり御説明が長くなりましたが、御報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 最後の池之上小学校の旧北沢小学校後利用についてなんですけれども、ここはやっぱり旧北沢小学校の統廃合というところでは、教育委員会の計画の出し方が非常にまずい経緯があって、やれスクールバスだ何だとすごくもめて、地元の方々は本当に大きく傷ついていた経緯があった場所だと思うんですね。ようやく跡地利用も方向性が見えてきたというところで、また今度は、池之上小学校の代用になっちゃうんですかということですよね。特に地域利用の方たちには継続して使えるようにと、ほかはちょっと地区会館とか区民集会施設等で事業継続を何とかできないかという提案のようなんですけれども、本当に地域利用の取り組みと池之上小学校が使うということで一緒にやっていけるのかどうか。その辺、本当に細かく教育委員会は丁寧にちゃんと計画を立てて、地元の方たちに説明できる状態になっているのかどうか、そこがちょっと不安なんですけれども、もう少し詳しく教えていただけますか。 ◎秋元 副参事 今の件でございますが、池之上小学校が校庭もかなり狭い小学校でございまして、プールが校庭にあって、今、使わないときは上に板をかけて、鉄板をかけて校庭として利用しているような小さい小学校ですので、これを改築するには仮設校舎というものはとても難しいといいますか、困難だというふうな判断です。それで、北沢中学校の第二校舎等は、この池之上小学校から約一キロぐらいのところなものですので、このような計画を今考えております。今後、この校庭につきましては、今おっしゃっていただいたようなさまざまな地域団体の方が入っております。北沢中学校ですとか、それから、池之上小学校の学区域になりますが富士中学校もございますので、そちらと十分協議をして、少しずつ御理解いただきながら、この仮校舎としての利用の期間というのは調整をしていきたいということで、今御心配のあったような細かい計画はまだつくっていないんですが、少しずつ学校等と協議をして、調整をこれから図ろうとしているところでございます。 ◆田中優子 委員 ただでさえ地元の方々は本当に傷ついて、まだ引きずっているような状況があると思うんですよ。だから、本当に丁寧にやっていただきたいと思うんですけれども、今の御説明で、学校自体は一キロぐらい離れているということですよね。でも学区域全体を入れるともうちょっと、一キロ以上歩かなければいけない子どもたちもいると思うんですけれども、最大の距離というか道のり、歩かなきゃいけないキロ数というのはどのぐらいになるんですか。 ◎秋元 副参事 直線でしか、ちょっと今はかっていないんですが、一番遠くの子からですと、一・六キロぐらいの距離になります。ですから、道をいろいろたどっていくということになりますので、やはりそれ以上になろうかなというふうに思っています。世田谷区のほかの学校の学区域を調べてみますと、明正ですとか、砧南ですとか、そこの一番遠い子がそのぐらい――同じではもちろんないんですが、そのぐらいの距離になるのかなということで、御心配のとおり、例えば低学年の子なんかは、私もちょっと歩いてみたんですが、坂もありますし、かなり大変かなというふうに思っております。  代沢小学校の改築ですとか、それから城山小学校の改築のときにも、同じようにほかの学校を使ってやっております。そのときには通学路に見守りの職員を委託で立てたり、それから危険な箇所はもちろん警備員なり、区の職員の主事を立てるということで、しっかり見守っていきたいというふうに思っております。それから、近くに池之上青少年会館ですとか、区の施設等もございますので、子どもたちに何かあったような場合ですとか、例えばおトイレを借りたいですとか、そういうようなことが発生すると思いますので、その辺については、これから協力を求めてしっかり対応していきたいというふうに思っております。 ◆田中優子 委員 まさか、だったらスクールバスを出せみたいなことはもうないとは思いますけれども、きちんと安全確保と保護者の方々の納得というか、地域の方々も十分に納得していただけるように対応してください。要望しておきます。 ◆風間ゆたか 委員 聞き漏らしだったら済みません。八幡中についてはどうなるんですか。子どもたちはどこで学ぶんですか。 ◎秋元 副参事 八幡中学校につきましては、棟の部分で、教室棟の5―1と5―2というところでございます。ここを取り壊してということで考えておりますが、今の計画ですと、仮設を建てるよりは、特別教室等を利用して動いてもらったほうが大きな工事は必要ないもんですから、まずはことしの夏休みに5―1棟というところの教室を動かします。来年にかけまして、5―2棟の教室にあるクラスを動かしていただいて、直ちに取り壊して、それで新しい棟をつくっていきたいというふうに思っております。 ◆風間ゆたか 委員 今の話だと、結局5―2が動いたタイミングでも、5―1の子たちも全部ひっくるめて(26)、(27)でおさまるということなんですね。 ◎秋元 副参事 かなりちょっときつくはなるんですが、特別教室や何かが一部なくなるので、狭くはなるんですが、おさまるという計算でやっております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (13)学校体育館等への空調設備の整備計画について、理事者の説明をお願いします。 ◎秋元 副参事 それでは、学校体育館等への空調設備の整備計画について御報告いたします。  なお、本件は企画総務委員会とのあわせ報告となります。  まず、1の主旨でございますが、区では、昨今の猛暑など気象状況の変化に対応するため、児童生徒の健康を守る観点から、全小中学校の体育館に空調設備を導入してまいります。このたび、各学校の電源等の事前調査が終了しましたので、早急に全校導入を図るために整備計画を取りまとめたので報告するものです。  2の空調機の機能、機種等でございますが、教育委員会が運動等を中止する目安としている気温や暑さ指数を考慮しまして、EHP――これは電気式のヒートポンプでございますが、EHPの空調機を基本に設置してまいります。ただ、事前の調査により、電源確保に費用が高額となる学校につきましては、GHP――これはガス式のヒートポンプでございますが、これも併用してまいります。  3の整備手法でございますが、(1)の工事対応による導入が四十四校、(2)のリース活用による導入が四十三校となります。  裏面をごらんください。先ほどの整備手法に合わせまして、導入期日ごとに学校名を記載しておりますので、参考にごらんいただければと思います。  二枚目の中ほどの5の予算になります。予算につきましては、平成三十一年第一回定例会におきまして、十五億九千八百万円の経費を既に計上させていただいております。今回、整備手法が確定したことから、不足経費を第二回定例会にて補正予算に計上する予定となっております。また、リース設置につきましては、令和十二年七月までの十年リースを想定しておりまして、債務負担といたしまして、総額十九億五千五百万円を予定しております。  6の交付金、補助金の活用ですが、国の学校施設環境改善交付金のほか、都の補助制度を活用して整備するものです。  最後に、7のその他でございますが、今回創設されました都の補助制度は、中学校に設置されている格技室、これは現在二十六校にございますが、これにおいても適用されることになっております。この補助金を活用するには、本年六月に導入計画を提出し、令和三年度中に設置することが条件となっております。中学校の格技室は、授業とともに、クラブ活動や行事にも多く使用されておりまして、また、避難所運営にも活用されておりますことから、本年六月の都への補助金申請には格技室を含めて申請を行いまして、体育館への導入を見きわめながら、格技室への導入について改めて具体的な検討を行ってまいります。  御報告は以上となります。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆あべ力也 委員 これは年度ごとのスケジュールが出ているんですけれども、各小学校とか、中学校とかの設置予定の順番というのはどうやって決めたんですか。 ◎秋元 副参事 まず、一番は電源調査前に電源が間違いなくそろっているということが確認できた学校が初めの十六校です。その次は、先ほど申し上げました体育館の耐震補強工事をするという学校です。それまでと、一部学校については、やはり電源の工事ができるということで、そういうような順番で決めさせていただいております。あとはリースになりますが、令和三年度までに設置をしなければ補助金が入ってこないもんですから、工事だけでは設置できないもんですから、残りの部分はリースとさせていただいたという次第です。 ◆板井斎 委員 この耐震補強工事をする学校で、なおかつ体育館等のエアコン設置をするというグループというのは、②ということでよろしいんですか。 ◎秋元 副参事 そのとおりでございます。 ◆板井斎 委員 そうすると、工事は大体夏休みぐらいから始まる予定なんですか、それとも既に状況が整った学校から行うのか。 ◎秋元 副参事 耐震補強工事が今設計をしておりまして、現在ことしの秋を予定しておりますので、ことしの夏にはちょっと間に合わないということで、遅くとも来年の卒業式、入学式の三月までには間に合うように、二月までに設置というふうに設定をさせていただいております。 ◆板井斎 委員 そうすると、これは設置が、完全につくという工事の後ろのところを、二月とか三月と書いてあるというのは、そういうことでよろしいんですか。 ◎秋元 副参事 そのとおりで、工事設置が終わるというところで期間を書かせていただいております。 ◆田中優子 委員 電気とガスの違いだと思うんですけれども、EHPとGHPの安全性とか機能性の違いというのはどんな感じなんですか。 ◎秋元 副参事 機能としては、同じ容量といいますか、強さを設定しておりますので変わらないんですが、まずは利点としては、電気のほうが室外機が小さくて済むというような利点があります。ですから、今ある体育館に設置をいたしますので、かなり音について隣地のところ等、いろいろ影響があるだろうということで、原則的にはEHPにしていきたいということです。それに比べまして、GHPは室外機がかなり大きくなるもんですから、そのような対応をさせていただきました。ただ、安全性については、もちろんガスの場合は引いてくるわけですが、学校等でも普通の校舎の中でも使っておりますので、安全性については問題ないというふうに考えております。 ◆田中優子 委員 ランニングコストは違いはありますか。かかる経費。 ◎秋元 副参事 やはり、電気のほうがランニングコストはかかるというふうに思いますが、ガスのほうもメンテナンスにかなり、例えば定期点検等がかかるもんですから、それほど大きな差はないというふうに考えております。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (14)令和元年度教科書展示会の開催について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育指導課長 では、令和元年度教科書展示会の開催について御説明いたします。  お手元の資料をごらんください。まず、1目的といたしましては、来年度から区立小学校で使用いたします教科書を採択するに当たり、教科書を閲覧していただく展示会を開催するものでございます。  次に、2展示期間・会場等につきましては、展示期間は六月三日月曜日から六月三十日日曜までのおよそ一カ月間、時間については午前九時から午後五時まででございます。水曜、金曜につきましては、午後六時半まで時間を延長いたしまして、教員や保護者、区民の方などの閲覧者への便宜を図るようにしております。  次に、この展示会の種別について御説明いたします。教科書展示会は、①の国が定めました法定展示会と、②の教科書の採択がえの年度のみ東京都教育委員会として実施する特別展示会がございます。この二つにつきましては、同じ教育センター内の会場で②と①の順で続けて実施いたします。これに加えて、③の世田谷区教育委員会として実施する展示会につきましても、教科書の採択がえの年度のみ行っております。展示会場は、代田図書館、砧図書館、深沢、烏山の両区民センターの四カ所でございます。なお、休館日は(3)の記載のとおりでございます。  3の展示内容ですが、今年度、採択がえのある小学校の教科書につきましては、いずれの会場でも全教科全ての発行社のものを閲覧することができます。中学校と高校の教科書については、教育センター内にございます教科書センターのみの展示となっております。  説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(15)訴訟事件の発生について、理事者の説明をお願いします。 ◎青木 教育指導課長 では、訴訟事件の発生について御報告いたします。  1事件名ですが、損害賠償請求事件でございます。  2の訴状の到達日等につきましては、記載のとおりでございます。  3当事者ですが、(1)原告が甲、(2)被告の乙が事件当時の原告の同学級児童の父母、被告の丙は世田谷区でございます。  4請求の趣旨でございますが、記載のとおりでございます。  5原告の主張についてでございますが、原告甲は、平成三十年度の世田谷区立小学校在籍時に受けたいじめ行為により精神的苦痛を受け、不登校となり、学習する権利ないし教育を受ける権利を侵害されたとし、いじめ行為を行った児童の両親(乙)及びいじめ行為への適切な対処を怠った学校、つまり学校設置者であります世田谷区(丙)は、連帯して甲のこうむった損害を賠償する責任があるというものでございます。今後は必要な調査等を行い、関係所管と連携いたしまして、適切に対応してまいりたいと考えております。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 どこまでお答えいただけるのかわからないんですけれども、これは平成三十年度の話ですよね。今、この原告の保護者のお子さん、当事者はどういう状況にあるのかというのはお答えできますか。もう中学校に進んでいるのかとか、相変わらず不登校のままでいるとか、その状況はどうなっているのかなと思うんですけれども。 ◎青木 教育指導課長 お話しのとおり、個人の特定につながる部分もございますので、具体的には差し控えさせていただきますが、当時この事案が発生した状況は、それぞれ六年生でございました。それから、現在当事者のお子さんは別々の中学校に進学しているというところでございます。 ◆田中優子 委員 状況はちょっと見えてきたんですけれども、別々の学校に行っているから当事者同士は接触はしていないんでしょうけれども、区立中学校ということでいいんですか。それも答えるのはまずいのかな。どうなんですかね。 ◎青木 教育指導課長 中学校につきましては控えさせていただいて、小学校のところは、区立小学校ということでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 続きまして、(16)令和元年度児童・生徒海外派遣及び教員海外派遣研修について、理事者の説明をお願いします。 ◎板澤 副参事 では私から、令和元年度児童・生徒の海外派遣及び教員海外派遣研修について御報告をさせていただきます。  お手元の資料をごらんください。まず、1の第二十九回になります小学生の海外派遣についてでございます。  (1)の目的については記載のとおりでございます。  (2)の派遣先・期間・人数については、今年度につきましても、姉妹都市でございますオーストラリアのバンバリー市に十月三十一日から十一月八日まで、そして、オーストリア、ウィーン市に十月二十日から十月二十七日まで、それぞれ十六名の児童、そして四名の引率者を派遣いたします。  (3)にございますように、現地の小学校での交流活動や訪問国の自然、産業、文化、歴史などの学習を行います。また、バンバリー市におきましてはホームステイも予定してございます。  (4)の今後のスケジュールにつきましては、現在、本年度の派遣予定校から希望する児童を募ってございまして、七月から毎月一回程度の割合で事前学習会を行い、派遣に向けた準備をしてまいります。また、報告会につきましては、来年一月二十六日を予定してございます。  続きまして、2の小・中学生海外派遣についてでございます。これは今年度より新たに開始するもので、小中学生をフィンランドに派遣するものでございます。  (1)の目的につきましては、ホームステイを中心といたしまして、フィンランドの文化や伝統に触れる機会を得るとともに、現地の小中学生との交流や授業体験、こういったものを通しまして、国際的視野を広めていくことを目的として派遣いたします。  (2)の派遣先・期間・人数についてでございます。フィンランドのビヒティ市を中心といたしまして、八月二十二日から八月二十九日まで、十二名の児童生徒、四名の引率者を派遣いたします。  (3)の内容にございますように、この派遣につきましては、ホームステイを中心といたしまして、現地の小中学生の交流及び授業体験等を行います。また、特に訪問国の自然を中心とした直接的な体験活動を予定してございます。  (4)今後のスケジュールにつきましては、今月から月一回程度の割合で事前学習会を行いまして、準備を進めてまいります。また、報告会につきましては、小学生は来年一月二十六日、中学生は三月十五日、それぞれ小中学生の報告会とあわせて実施をいたします。
     なお、(5)のその他にありますように、来年度、中学生につきましては、アメリカ合衆国オレゴン州のポートランド市に派遣することを予定してございまして、今年度九月に中学校長を中心とした実地調査を行う予定で、今現在、現地と調整をしてございます。  最後に裏面をごらんください。3の教員等海外派遣研修についてでございます。昨年度に引き続き実施するものでございます。(1)の目的につきましては、記載のとおりでございます。  (2)派遣先・期間・人数についてでございます。今年度にいたしましても、フィンランドのビヒティ市の学校を中心といたしまして、八月十八日から八月二十四日まで、中学校の副校長、小中学校の教員、そして、教育委員会事務局の全五名を派遣いたします。  (3)研修概要は、派遣前に事前研修を行いまして、派遣期間中は現地の小中学校での授業の体験、あるいは教育関係施設の視察、教員等との意見交換、交流等を行う予定でございます。派遣後は、所属校等におきまして、研修成果の実践、検証を行うとともに、区の教育総合センターの研究、研修の検討に係ります開発員といたしまして、派遣研修の成果を区に還元いたしていく予定でございます。  今後のスケジュールは、(4)に記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 これはどのように選ばれているのか、1と2について、それぞれちょっと確認をしたいんですけれども。 ◎板澤 副参事 まず、1の小学生の海外派遣につきましては、こちらは三十二名の子どもたちを派遣するということになりますので、各学校、小学校六十一校ある学校を半分に分けまして、その半分の学校から一名ずつ代表を選ぶような形でやっております。ただし、これはこれまで六十四校であったときのシステムでございますので、現在その余剰の部分につきましては、大規模校を優先して二名選出できるように調整してございます。  そして、2の小中学生の海外派遣、これはフィンランドでございますが、これまで1の小学生海外派遣につきましては、いわゆる隔年でしか順番が回ってこないというところのさまざま御相談、課題もございましたので、このフィンランドにつきましては、新たに開始する派遣といたしまして、対象学年を全て対象といたしました。公募で行いました。 ◆田中優子 委員 要するに、半分に分けて、そこの半分しか対象じゃないから二年に一回しか回ってこないという、ちょっと不公平感というか、たまたまその学年に当たらなかったらチャンスがないというのはずっと言われてきましたよね。しかも、男女が指定されていた、過去あったと思うんですけれども、今それはどうなっているんですか。 ◎板澤 副参事 委員おっしゃいますように、現地も男女半々で送ってほしいということがございますので、やはり、学校とともに男女も指定しておりますので、極端に言うと四年に一遍しか回ってこないというところで、かなりがっかりさせていたというところはありましたので、課題は多かったと思っております。 ◆田中優子 委員 それは今も変わっていないということ、そこの部分は改善されてないということでいいですか。 ◎板澤 副参事 この長い経緯の中と現地との調整の中で進めてきましたので、ちょっと今年度、こういう形で進めておりましたが、来年度に向けましては、2のフィンランド派遣は、公募で実施して何とかできるようなめどが立ってまいりましたので、こちらの1の子どもたちの選考につきましても、今年度検討しまして、改善を図っていこうというところで関係部署とも協議をしていきたいと思っております。 ◆田中優子 委員 少しずつ改善が図られればいいかなと思うんですけれども、そのほかに条件はありましたっけ。昔は、一度も海外に行ったことがない人みたいな条件があったかと思うんですけれども、それ以外に今は条件はあるんですか。 ◎板澤 副参事 それ以外にかたく決まった条件はありませんが、私といたしましても、やっぱりできるだけ多くの子どもたちに海外を経験してほしいというところから、例えば海外での生活が長い子どもたちについては、できるだけ海外経験の少ない子どもたちを選びたいということは要項には載せておりますが、厳密にそれだけで落とすということはございません。 ◆あべ力也 委員 小学生も中学生の派遣も自己負担金があったと思いますけれども、自己負担金は幾らでしたっけ、何割。 ◎板澤 副参事 割合では算出はしておりませんが、今年度の例でいきますと、小中学生ともに二万円を自己負担としてお預かりいたしまして、必要な経費として使いますが、余剰になった場合には返金をしているということがございます。 ◆あべ力也 委員 二万円掛ける三十二名分ということだよね。違うか、もっとか。これは自己負担金を取る理由というのは何ですか。 ◎板澤 副参事 基本的には、個人に返っていくもの、例えば海外派遣の場合ですと、例えば服装をそろえるためにつくるとか、あるいはかばんをみんな統一していくことで集団活動がしやすいですとか、現地の水の状況もありますので、毎日、子どもたちにペットボトルを与えている場合もありますので、個人に返るものについては、その負担金から徴収をしているところでございます。 ◆あべ力也 委員 教員の海外派遣研修の費用は幾らですか。 ◎板澤 副参事 基本的に、これは研修扱いにしておりますので、現地での個人的な食事は別にして、基本的には負担金はございません。 ◆あべ力也 委員 そうじゃなくて、教員の海外派遣研修にかかる区としての費用は幾らですか。 ◎板澤 副参事 失礼いたしました。3の教員等の海外派遣研修の費用につきましては、約三百五十万円を予定しております。 ◆あべ力也 委員 これは、職員は別に自己負担金がないわけじゃないですか。子どもの海外派遣とか、そもそもそういう事業の目的で海外派遣事業というのはあるわけで、子どもには負担をさせるわけですよね。何かバッグをそろえるとか何をそろえると、二万円徴収しますよと言うんだけれども、職員は、これは引率で行く方も自己負担金はないんですか。その方も何かそろえるの。 ◎板澤 副参事 引率の者にはその貸与はありません。引率については物はそろえません。 ◆あべ力也 委員 海外派遣に関しては、私は自己負担金というのはなくすべきだと思うんだよね。だから、職員が研修に行くのは三百五十万円をぽんと出せるわけじゃないですか。これは去年から新規事業でやっているわけだから。子どもが海外派遣に行きますよと、いろいろ家庭の経済的な事情もあるだろうし、子どもに負担をかけずに行ってもらったほうが僕はいいと思うんだけれども、その辺の考え方はどうなんですか。  今言ったように、何か自分で持って帰るものだから負担をさせますということのようだけれども、でも、区の事業として、世田谷区の子どもたちが海外研修を通して国際性を養うということに参加するための必要経費なんだから、区が持ってあげればいいじゃないですか。これはどう思うんですか。職員が研修に行くのは全部区の持ち出しで、食費なんかは出しませんよとはいっても、それは全部区の負担じゃないですか。区民に還元する事業に関しては自己負担金を求める。  あと、周年行事なんかでも、区民が参加の場合には自己負担金を求めていますけれども、これは現地での行動が観光も含んだりするから、それとは一緒にならないでしょうけれども、ただ、小学校の子どもたちとか中学校の生徒の海外派遣に関しては、自己負担金二万円を徴収するというのはやめて、全額を区で別に負担してあげればいいんじゃないかなと私は思うんですがどうですか。教育長、どうでしょう。 ◎渡部 教育長 学校では、子どもたちが個人でつくるものに関しては、保護者が負担するということもあるんですね。例えば、子どもが食べるものとか、調理実習のものとか、そういうものに関しては個人で負担するということをとっているので、この海外派遣のときの二万円の中に、家に持って帰るお土産とか、そういうものに関してのお金も入っているので、だからという考え方で二万円となっているんだと私は考えております。 ◆あべ力也 委員 そのお土産の話は僕も初めて聞いたんですけれども、それは今までずっと慣例としてやってきているということなんですか。それは徴取をするんでしょう。それは統一のお土産を区のほうで、その引率者か何かが同じものを買ってそろえるということなんですか。お土産代ということだから、個人が買うんですか。それとも、その団体として同じお土産を買うんですか。徴取をするんですよね。個人の自由にならないお金でお土産を買うんですか。 ◎渡部 教育長 申しわけありません。私の勘違いで、私も何年か前にフィンランドに引率で参りまして、そのときにそうだったと勘違いをしてしまいまして、大変申しわけありません。個人の家に還元するものは、持ってきた二万円の中には入っていないそうです。申しわけありませんでした。 ◆あべ力也 委員 だとすれば、私は、何もバッグをそろえたり、服装をそろえたりするのは、個人の皆さんが希望していることではなくて、世田谷区として相手に対しての体面なのか何か知らないけれども、世田谷区としてそろえて行きましょうよということなんだから、それは区として、必要経費として認めればいいんじゃないかなと思うんですよね。もしくは、別に生徒たちが自分たちの普通の服装で行っても構わないわけじゃないですか。それをわざわざそろえさせるということは、区として団を結成して、その団の皆さんの必要経費として考えれば、世田谷区が出してあげてもいいんじゃないですか。それが一点。  それと、相手方があるじゃないですか。それぞれ姉妹都市交流をしている相手方の学校なりなんなりがいらっしゃったときに、本会議場で歓迎のレセプションなんかをやったときに、確かに皆さんポロシャツなんかをそろえてこられたりするじゃないですか。あれは、先方は学校が持っていないんですか、どうなんですか。先方のいらっしゃる側の団体の、相手の学校の方は生徒さんが自費になっているんですか、それとも学校が持っているんですか。 ◎板澤 副参事 先方からこちらにいらっしゃる場合、例えば衣装、服がそろっている場合の費用につきましては、基本的に自己負担で来ているというふうに聞いております。 ◆あべ力也 委員 それぞれ国によっても事情もあるでしょうし、逆に言うと、ほかの国の場合には、周年行事で先方の議員さんがこちらに来る場合も自己負担で来られているというような事情があって、お国柄というか、自己経費という考え方なんでしょう。ただ、世田谷区の子どもの派遣の場合には、それ相応の公費を投入して、多くの子どもたちの中から代表者を選ぶというような経緯もあるわけですし、区としてその分は、二万円ぐらいの必要経費は、逆に例えば職員が研修に行きますよとかなんとかという費用を今まで認めていなかったのに、急に認めますよ、三百五十万円を認めますよということに税金を使うよりは、未来ある世田谷区の子どもたちに、そういう経費をかけずに行けるような道を開くほうが税金の使い道として真っ当だと私は思うんですが、いかがですか。 ◎池田 教育政策部長 自己負担のあり方などにつきましては、課題として受けとめさせていただきまして、検討させていただきたいと思います。 ◆あべ力也 委員 経済的理由とか、そういうことにかかわらず、区の小学生、中学生の代表として行けるように、ぜひ検討していただきたいと要望しておきます。 ◎渡部 教育長 今いただいた意見はとても大事なこととして真摯に受けとめ、これから検討を重ねてまいります。 ◆板井斎 委員 派遣の決定と、まずは応募に何人が手を挙げたのか。特にフィンランド、小学生、中学生十二名と書いてありますけれども、手を挙げたお子さんの人数と、それから選ばれた人数と、その選考方法について教えてください。 ◎板澤 副参事 まず、1の小学生海外派遣につきましては、学校から選抜する状況になっておりますので、ちょっと詳細の把握はできておりませんが、多い学校だと一名に対して百名程度手を挙げてくる学校もあるというふうに伺っております。  2の小中学生海外派遣のフィンランドにつきましては、こちらにつきましては公募を行いまして、児童生徒十二名を派遣する予定で公募しましたところ、約八百名の応募がございました。特に小学生につきましては、六名のところに約六百七十名程度の応募、中学生は六名のところを約百三十名ほどの応募がございました。選考では欠席もございましたので、選考を受けた子は若干減りますが、フィンランドにつきましては、小学生は百倍を超える倍率、中学生につきましては二十倍を超える倍率というところでございました。 ◆板井斎 委員 それをどうやって選んだのかということ。 ◎板澤 副参事 選考方法につきましては、1の小学生海外派遣につきましては、各学校の中で選考を行っておりますので、各学校によって異なっておるところでございます。ただし、希望を募りながら、学校内で校長を責任者とした選抜をしていると伺っております。  2の小中学生の海外派遣につきましては、これは公募という形で、学校を通して応募通知を出しまして、応募したい子がせたがやコールを活用して申し込むという形をとらせていただいたところでございます。その後、一次選考、二次選考という形でこちらで対応ささせていただいて、派遣者を決定いたしました。 ◆板井斎 委員 その何を選んだのかというのを質問している。作文なのか、面接なのか、それともお金を持っているところを選んだのか、そういうルールがあるんですよ。そのことを聞いたの。 ◎池田 教育政策部長 選考方法でございますが、まずフィンランドのほうですけれども、一次選考は作文を出していただきました。それで読ませていただいて、海外に関する思いですとか、そういったところを見させていただいて一次選考で絞らせていただいて、二次選考については、さらに面接という形で海外でどういう経験をしたいのかという思いを直接聞かせていただいて、選ばせていただいたところでございます。 ◆板井斎 委員 小学生の百倍を超える数字を見ると、落ちたお子さんがどれだけ泣いたのかなと思うと、ちょっと忍びない、胸が苦しくなってきたんですけれども、限られた人数だけれども、やはり手挙げ方式というか、公募方式というのは、ある意味では非常に、落ちた子どもたちというのはおかしいけれども、自分で意欲を示したということはすごく大きなチャレンジだったと思うんですよ。子どもにとってみればね。ですから、だめだったというか、それはバンバリーとドゥブリングも同じなんでしょうけれども、選考に漏れたというか、行けなかった子どもへのフォローというか、行った子との差というんですか、そういうのは現場ではどういうようにされていらっしゃるんですか。 ◎板澤 副参事 委員おっしゃいますように、かなり限られた子どものみが派遣になりますので、まずは、この子どもたちが帰ってきたときに、学校の中でいろいろ報告をするなり、また、報告書を見るなりということで戻しています。また昨年度、いろいろ議会の中でも御提案をいただきまして、現在、教育センターの二階のTouch the Worldでありますが、ここを活用いたしまして、夏休み期間中など、長期休業期間中を活用しながら、海外に行けなかった子だけとは言えませんが、海外の疑似体験ができるようなプログラムを予定しまして、行けなかった子ともそういったところで、実際は行っておりませんが、疑似体験をしながら経験ができるような機会をつくっていこうというところで、今計画をしているところでございます。 ◆板井斎 委員 議連で私もフィンランドに行かせていただいて、このフィンランドというのは、非常に子どもたちにとっては夢がある国だと思うんですけれども、一回目ということもあるんでしょうけれども、その辺を踏まえて、二回目以降は工夫をしていただきたいというふうに要望しておきます。  この五番目のポートランドの実施調査というのは、いつ、どういう目的で、何を目的に行うのかというのをちょっと確認したいんですけれども。 ◎板澤 副参事 これにつきましては、今現在、現地の学校と交流する内容につきまして、詳細を詰めているところでございます。また、ホームステイの家庭の状況、それから割り振りの状況、また、現地での視察の場所等、ある程度調整が済んできておりますので、実際にこれは来年度、生徒を派遣する際にどういったところに配慮していくのか、また具体的な交流内容、こういうところについて調整し、詰めてくるという目的で九月の初旬を予定しておりますが、行ってまいる予定でございます。 ◆板井斎 委員 そうすると、来年度、令和二年度には行くということを前提として、詰めというか、ある程度その方向性の確認的な意味合いの調査ということでよろしいんですか。 ◎板澤 副参事 現地とも、来年度、令和二年になりますが、九月に子どもたちを派遣することで大筋合意がとれておりますので、この同じ時期に、今、委員がおっしゃいましたように、最後の詰めという形で訪問する予定でございます。 ◆板井斎 委員 行ってきた結果をまた報告してください。 ◆あべ力也 委員 派遣する子どもの人数はどうやって決めているんですか。世田谷区の人口もふえていて、子どももふえている状況にあって、同じ数の派遣人数であれば、相対的にそのパーセンテージが下がっちゃうわけですよね。参加する子どももね。今回、フィンランドであったり、ポートランドであったりと新しい交流の地域をふやしたということは、これは評価をするんです。  ただ、子どもがふえている中で、参加する機会をふやすのには人数をふやさなくちゃならない部分はあると思うんですけれども、そうすると財政的な問題もあるでしょうし、交流をする相手方の自治体さんとのバランスもあるでしょうから、その辺の兼ね合いもあるんでしょうけれども、できるだけ多くの方が参加できるように教育部局で予算をちゃんと確保するとか、何か考える必要があると思うんですが、その辺はどうなんでしょう。 ◎板澤 副参事 まずは派遣の人数でございますが、今、委員おっしゃいますように、相手方の調整でどれだけ受け入れられるのか、また、学校にも訪問させていただきますので、そういった中での人数の調整をさせていただいております。私どもも、できるだけ多くの子どもたちを体験させたいというところはありますが、先方の受け入れ状況によりましてこの人数が、また年によっては変動する場合もございます。 ◆風間ゆたか 委員 子どもの派遣をふやすようにとずっと言ってきましたけれども、ポートランドに行くのにも中学校の校長が一人行くんですかね。フィンランドの派遣も副校長が一人行くんですか。若い教員が行って学んでくるだとか、若い先生たちがこれからの教育の質を上げていく上でやっていくというのは、予算の範囲内でぜひやるべきだと思うんです。  でも、校長先生が行くということに関しては、前からちょっと問題だなと思っていて、何の意味があるのかと思うわけですよ。あと何年かで教員も終わるんでしょうし、実際に教育長は行ってみて、それはどう思いますか。何か校長の中で御褒美的になっているんじゃないのというふうに思うわけですよ。だから、もうやめたほうがいいと思うんですよね。校長先生から一人とか、副校長から一人とかというのは。それは教育長はどういうふうに捉えていますか。 ◎渡部 教育長 その集団の責任者という形で、校長や教育委員会から誰かというふうについているんだと考えています。 ◆風間ゆたか 委員 教育委員会はそういう認識なんですか。教育委員会から行くわけですよね。指導課から必ず誰か行っていますよね。そちらが責任者ではなく、校長が責任者として必要なんですか。そういう説明は今まで聞いたことはなかったですけれども、指導課はそういう認識なんですか。 ◎青木 教育指導課長 今おっしゃるように、いわゆる宿泊を伴う活動というところになりますので、その派遣団としての行動について、やはり責任を持って、その場での判断などもございますので、そうした意味で管理職という位置づけの中で行っております。指導課からも団長で行く場合、そうした配慮の中で派遣をしている状況でございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (17)SDGs自然体験学習推進校について、理事者の説明をお願いします。 ◎加藤 副参事 SDGs自然体験学習推進校について御報告いたします。  1目的でございます。国際連合が世界共通の行動目標として掲げる持続可能な開発目標、SDGsの理念を踏まえ、森林を生かした自然・環境教育と、これまで継続してまいりました学校エコライフ活動の一環として、自然の中でひらめきや創造を大切にした体験、体感を伴う、そういった活動を行うSDGs自然体験学習推進校を指定しまして、社会が抱える課題に気づき、探求し、協働して次世代を生きる力の基盤を育成することとしております。  2推進校でございます。本年度の推進校ですが、応募があった世田谷小学校、笹原小学校、玉川小学校、東深沢小学校、明正小学校と桜丘中学校の六校を指定いたしました。  3対象学年は記載のとおりでございます。  4実施場所は、埼玉県秩父市で、秩父市役所等の協力を得ながら自然体験学習を行ってまいります。秩父市を選定した理由でございますが、世田谷区からバスで日帰りができ、かつ、安全な自然体験のメニューが多様にあること、多数の児童生徒が休息したり、雨天でも活動できる施設があること、現地NPOや自治体の協力が得られることなどから、奥多摩などとも比較、研究、実地踏査も経まして、総合的に選定いたしました。  5実施日は記載のとおりでございます。  6学習内容につきましては、まず、(1)当日の自然体験学習につきまして、推進校の実態に応じて、森林散策、自然の中で遊び学ぶ体験、植樹体験、間伐、素材収集とものづくり、それからバイオマス、廃油等と環境に関する講話、そして、ダムの見学及び水と森林に関する講話などを組み合わせ、グループ活動で学習を進めてまいりたいと考えています。  (2)事前・事後学習は記載のとおりでございますが、教育課程にしっかりと位置づけ、カリキュラムマネジメントの考え方を重視して行うよう学校に指導しているところでございます。  恐れ入りますが裏面をごらんください。7予算等、8その他につきましては記載のとおりでございます。  報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 これは学年全部が行くんですか。その選ばれた一学年全員が行くということですか。 ◎加藤 副参事 基本的には、学年単位で行くことになりますが、仮に小規模校が手を挙げた場合には、複数学年ということも状況に応じて可能というふうに考えています。 ◆田中優子 委員 あと、埼玉県秩父市の吉田元気村ほかとありますけれども、具体的にどこと決まっているんですか。 ◎加藤 副参事 自然体験をするのに安全な吉田元気村と、それに隣接する裏山、さらにまた隣接する合角ダムというダムがありまして、こちらで水と森林の学習もできるというところから選定したという意味でなどとなっております。 ◆中山みずほ 委員 SDGs自然体験ということで、これを否定するものではないんですけれども、SDGsという冠を掲げる以上、今後、この環境以外の十七のゴール、その他についてもお考えが何かあるかお聞かせいただければと思います。 ◎加藤 副参事 委員のおっしゃるとおり、切り口として、SDGsの中の環境というところでございます。特にSDGsの十七の目標の中で、この事業につきましては、陸の豊かさも守ろうという目標の15、それから、6の安全な水とトイレを世界中に、それから、11の住み続けられるまちづくりをなどの目標をまずは考えて、先ほど申し上げたように、教育課程に位置づけて行いますので、当日と、それ以上に事前学習、事後学習が重要だというふうに捉えています。これを発展させていくように、指導、助言をしてまいりたいと考えています。 ◆中山みずほ 委員 まず、これが入り口だということでいきますが、これでいくと推進校だけになりますよね。例えば、総合学習の時間等というのはどの学校にもありますので、例えばSDGsは去年の教育総合会議でしたっけ、あれで山藤先生を呼ばれたりされていたと思うんですけれども、やはり、この概念は今教育においてはすごく大事だと思うので、できれば自然体験という特殊なことだけではなくて、日常の中、授業の中で推進していただけたらなと要望します。 ◆田中優子 委員 さっき、風間委員もちょっと言っていた川場村がありますよね。川場村もずっと五年生が続けて、林間学校として位置づけてやっていっているんですけれども、川場村に関しては、このSDGsのそういう発想とか、目標とかと絡めるという考えは特に持っていらっしゃらないんですか。 ◎加藤 副参事 おっしゃるとおりですので、SDGsとこれから結びつけた意味づけを改めて整理して、進めていきたいというふうに考えています。 ◆田中優子 委員 長い歴史の中で、おつき合いもすごくある中で、何か新しい概念とか目標ができたから、じゃ、ぽんと新しいのを何かつくりましょうというよりも、これまであったもので十分生かせるものもあると思うので、ぜひそれは位置づけというか、教育委員会のほうで考えていただけたらと思います。 ◆あべ力也 委員 他の委員がおっしゃられたように、これは新しい事業として、四百三十四万三千円を使って新規事業でやるわけですよね。でも、ほかの今までやってきた事業と全く関連性がない事業というのはないわけじゃなくて、あるわけですよね。そこに、例えば今おっしゃった川場村なんかは林間学校で皆さん行かれるわけだから、そこでこういうSDGsに関する自然体験学習ができるような場をつくれば、何もこれは新たな事業としてやる必要性はないような気がするんですけれども、これは新たな事業とした理由は何ですか。 ◎加藤 副参事 この自然体験学習推進校の事業につきましては、学校エコライフ活動をこれまで続けてまいりましたけれども、学校エコライフ活動の一定の成果を得たところから、予算の有効活用ということが一つございます。それから、SDGsの中でも特に自然体験、新しい学習指導要領の中でも、現行もそうですが、前回の学習指導要領でも自然体験の重要性が言われておりますので、川場村もありますが、日帰りで、学校が位置づけてできる、教育課程に位置づけてできるという視点を生かした事業でございます。 ◆あべ力也 委員 というと、その予算づけをする要件として、日帰り学習じゃないとだめということなんですか。 ◎加藤 副参事 宿泊学習につきましては、これまで連綿として続いてきた各学年の宿泊学習がありますので、先ほど申し上げたように、事前・事後学習の実証の場として、日帰りの場所を秩父として設定したという位置づけになりますので、宿泊ということは想定に余り考えていませんでした。 ◆あべ力也 委員 私が聞いているのは、予算だということですよね。これはどこの予算としてついてきた話なんですか。国から来た予算。予算というのは、世田谷区の一般財源の中で、こういう予算として教育委員会がとりましたよという話なんですか。 ◎加藤 副参事 この予算につきましては、学校エコライフ活動の予算の一部を活用するということでございます。 ◆あべ力也 委員 学校エコライフ活動というのは、世田谷区の事業予算ということですね。 ◎加藤 副参事 そのとおりでございます。 ◆あべ力也 委員 そうすると、別に日帰り事業じゃなくちゃだめだとかなんとかと、そういう縛りはないんでしょう。 ◎加藤 副参事 そのとおりです。縛りはございません。 ◆あべ力也 委員 そうしたら、その関連する事業と、この事業を結びつけて、逆に今までやっていた事業で、そういう例えば自然体験学習であるとかなんとか、先ほど風間委員の言われたような川場村の体験学習と結びつけて、さらに充実させるとか、そういう考え方が僕はできると思うんだけれども、何か秩父に行ってとかというと、ちょっと世田谷的じゃないなというような感じもしちゃうんですが、そういう話は教育委員会の中でなかったんですか。川場村の体験学習と結びつけて、このことを検討しようとかということもなかったということですか。 ◎加藤 副参事 教育委員会の中では、これまでの自然体験学習を整理してというお話はございましたが、私どもの予算の有効活用として、それから、総論のSDGsをどう捉えていくかということも含めて検討していくと。その第一弾の取り組みとして、日帰りのこういったものを含めた自然体験学習推進校を指定して、取り組んでいただくということになったわけです。 ◎池田 教育政策部長 ただいまいろいろ御指摘いただきまして、SDGsの全体の十七項目への取り組みですとか、川場村事業との整合性ですとか、今年度、この学習推進校、全部で六校を検証させていただきまして、既存の川場村事業との違い、この事業のやるべき意義、川場とは違うこういう目的があるですとか、整理させていただいたり、SDGsの中での位置づけですとか、整理させていただいた上で、また今後検討の上、御報告させていただきたいと思っております。 ◆風間ゆたか 委員 SDGsに取り組んでいくという報告は文教でも受けてきましたけれども、まさかバス旅行で行くとは思ってもいなかったですけれども、バス旅行を計画していると今までに報告はありましたっけ。
    ◎加藤 副参事 バスによる日帰りの学習については、今回初の報告だと思います。 ◆風間ゆたか 委員 加藤さんは、この分野の専門家だということで私は認識していますけれども、SDGsを学ぶんだったら、もっと民間団体でいろんなことをやっていますよね。四百何十万円かけるんであれば、バス代に相当数お金が投じられるということが、果たして教育効果として高いのかどうか。しかも、限定的な幾つかのゴールしか学べないということではなく、総合的にSDGsを生んでいくということが、本来世田谷区がやっていくべき方向性なんじゃないですかと、まず今の話を聞いていて思いました。  教育政策部長からも、そういうことを今回やってみて検討していくということでしたから、やっぱりSDGsは、手を挙げた学校はいいですよ。先進的にいろいろ学んでもらったらいいですけれども、同じお金を使うんだったら、やっぱり区内の全部の小中学生がSDGsをより、全てのゴールがきちんとつながっているわけですから、それが学んでいけるような教育を学校の先生ができないなら外部の力をかりてやっていくというような方向を、ちゃんと方針を出してもらわないと、やっぱりこれだけ意見が上がっていることなんで、来年、次の計画に期待をしていますけれども、いかがですか。 ◎加藤 副参事 今のお話を大変ありがたく拝聴しました。これから、世田谷区の教育の中でのSDGsのあり方について考えて、進めていきたいと思っております。 ◆板井斎 委員 SDGsは本当に教育の分野のみならず、さまざまな分野においても非常に大事な話だと思うんですけれども、私も文教でこれだけ推進校でぽっと出てくるというのは、やっぱり全体がしっかりとそれに取り組んだ上でのモデル校であったり、実施であったりと、何かこれがぽっといきなり出てくることにすごく違和感を感じているし、先ほど来、移動教室との兼ね合いも整理されていないままに出されてきているということは、この計画が非常に甘いというか、何を狙いとしているのか、よければつなげるという――よければつなげるという問題じゃなくて、これはずっとやっていかなきゃいけない、国際的にもしっかり取り組んでいかなきゃいけない、世界中が取り組んでいかなきゃいけない課題がこんなところにぽんと出てきて、どうですかみたいなことを言われてもなかなかちょっと理解ができないんですけれども、淺野さんか、池田さんかどちらかわかんないですけれども、何かありますか。 ◎池田 教育政策部長 先ほども申し上げましたけれども、SDGsのことを子どもたちに体験してもらったり、学んでもらって理解してもらうということは大事なことだと思っております。今回の自然体験学習推進校については、自然を体験するというところに、SDGsの十七項目のうち幾つかの項目に特化したような形で取り組むものでございますが、ほかの項目について、今の世田谷の教育の中でどう取り組んでいくのかにつきましては、真摯に受けとめさせていただいて、検討させていただきたいと思います。 ◆中山みずほ 委員 多分、十七のゴールがそれぞれ何にひもづくかということよりも、このSDGsを目標設定しなければならない世界になっているということ、そういうことをきちんと特に中学生ぐらいになれば、もう理解すると思うんですね。なので、その前提、SDGsがなぜ必要か、そこから落ちてきた十七のゴールで、その中の今自然体験をしているという概要が見えるように、特に今事前学習、事後学習があると書かれているので、ぜひ事前学習に期待をしたいと思っています。そこで、今度は推進校が三年生から六年生ということで、学年によって多分理解の仕方も違うと思うんですけれども、ただの自然ではなく、大きなくくりの中から落とし込んでいけるようなのを各年齢に合わせて事前学習をしていただきたいと思います。 ◎渡部 教育長 今おっしゃったとおりで、この推進校だけがこれを推進すればいいものではなくて、全ての子どもがこれについて学んでいかなければいけないと思います。だから、やっぱり推進校だけがバスで乗っていくという考え方ではなくて、もう一回考え直させていただいて、そして、一人一人の子どもがこれに取り組めるように考えてまいります。  それから、川場との関連に関しても、川場という場がありながら、全くこの中ではあわられていないので、それについても、これから今後検討させていただきたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (18)令和元年度学力調査の実施について、理事者の説明をお願いします。 ◎加藤 副参事 それでは、令和元年度に区立小中学校で実施する学力調査について御報告いたします。  資料をごらんください。実施する学力調査は本年度も、(1)世田谷区の学習習得確認調査、(2)東京都の児童・生徒の学力向上を図るための調査、(3)文部科学省の全国学力・学習状況調査の三種類でございます。  一枚おめくりいただいて、別紙1をごらんください。まず、実施の日時についてでございます。左の欄から順にお話しいたしますと、世田谷区の調査は四月十日から十六日までの期間、各学校が設定した日に実施し、無事に終了いたしました。なお、中学三年生は進路指導に活用できるよう、これから実施する九月と十月も合わせて年間三回行う予定でございます。中央欄の都の調査は七月四日の予定で、これからの実施でございます。右欄の文部科学省の調査は今月十八日に実施し、こちらも無事に終了いたしました。  対象学年につきましては、区の調査が小学校四年生から中学校三年生まで、都の調査が小学校五年生と中学校二年生、国の調査が小学校六年生と中学校三年生となっております。  次に、調査内容について御説明いたします。区の調査教科につきましては、小学校は国語、社会、算数・数学、理科の四教科、中学校は小学校と同じ教科と二・三年生に英語を加えた五教科で実施いたしました。質問紙調査はございません。都の調査も小学校四教科、中学校五教科で、学習指導要領の内容に関する問題と質問紙調査がございます。国の調査は、国語と算数・数学についての調査に加え、本年度は中学校に英語が追加されております。また、これまでの知識を問うA問題と活用力を見るB問題が統合されて出題されました。学習意欲、学習方法、生活習慣などに関する質問紙調査は、例年どおり実施いたしました。  各調査につきましては、それぞれの狙いや出題の特徴などが異なっておりまして、その特徴を生かしつつ、教育研究にも活用していきたいと考えております。  まず、区の調査につきましては、本区独自の問題を出題し、世田谷区教育要領に示した発展問題なども入れております。また、中学校一年生の出身小学校別データのまとめや学び舎ごとの課題のまとめを提供し、学び舎での合同学習確認会議等で学習指導の充実や授業改善のための協議に役立つようにしております。また、教科の習得状況に応じた復習に役立つフォローアップシートや、一人一人の学習状況について経年変化を見ることができる個票も作成しております。本年度からは、問題の特徴や解答パターンが把握できるS―P表を導入することや読み解く力に関連する問題の正答率等を集計できるように改善しております。  次に、都の調査につきましては、東京ベーシックドリルと連携した繰り返し学習による基礎基本の徹底を図ることができるなどの工夫がございます。  国の調査につきましては、国や都など母集団の大きなデータとの比較ができますので、本区の教育施策や教育課程の実施状況について考察することができますし、質問紙調査と学力の関係、相関などを見ることもできます。例年、報告書としてまとめ、御報告させていただいております。  それぞれの調査の開始年度等は記載のとおりでございますが、国の調査における中学校英語の「話すこと」の調査につきましては、中学校長会とも協議し、国の特例措置を適用して、中学校ブロックごとに一校ずつの四校を抽出して実施したところでございます。  なお、全国学力調査の結果公表につきましては、調査の目的であります児童生徒一人一人の状況に応じた指導の充実や各学校の授業改善に役立てるとともに、教育上の効果や影響等を踏まえて、個々の学校ごとの数値などの公表は行わないことといたします。また、区全体の結果の分析などにつきましては、報告書を作成し、各学校の授業改善に役立てるよう情報提供と指導、助言を進めるとともに、教育総合センター開設に向けた教育研究の基盤となるように取り組んでまいります。  私からの報告は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆田中優子 委員 済みません、ちょっと基本的なことがわからないから教えていただきたいんですけれども、質問調査はなしというのはどういうやり方なんですか。東京都と全国の国のほうは質問紙調査となっていますよね。 ◎加藤 副参事 質問紙調査といいますのは、例えば国語が好きだとか、算数が好きだとか、家で何時間勉強しているかとか、いわゆるそういった生活習慣、生活面での調査を質問紙調査と呼んでおりまして、区の調査につきましては、四教科、もしくは五教科の学力の問題だけという意味でございます。 ◆田中優子 委員 東京都とか国は、そういうベーシックな生徒の生活とか勉強の習慣みたいなものも質問紙という形で調べて、それが区に分析して返ってきているんですか。 ◎加藤 副参事 そのとおりでございまして、例えば新聞を読む習慣がある子は学力が高い傾向があるというような分析が、そこからできるということでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (19)教育総合センターの開設に向けた取組み状況について、理事者の説明をお願いします。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 それでは、教育総合センターの開設に向けた取組み状況について御報告させていただきます。  1の主旨です。世田谷区の質の高い教育を推進する拠点となる教育総合センターの整備につきましては、第二次世田谷区教育ビジョン第二期行動計画におきまして、リーディング事業と位置づけております。今回、教育総合センター構想で示した六つの機能を踏まえた令和三年度の開設に向けた取り組み状況について御報告させていただきます。  2の教育総合センターの概要についてになります。(1)の目的でございますけれども、教育総合センターは時代の変化を捉え、学びの再構築などに取り組む、幼稚園、保育所等と小中学校を積極的に支援する学校教育のバックアップセンターとして位置づけまして、教育研究・研修、教育相談、学校支援、乳幼児教育を推進する組織へ再編しまして、学校教育に係る専門人材を集約、一元化し、世田谷区の教育推進の中枢的な機関として整備していくこととしてございます。  次に、(2)の施設の概要です。現在の若林小学校校舎の跡地に、現在の教育センター、ほっとスクール城山や教育委員会事務局の本庁機能の一部などを移転させる形で整備してまいります。①敷地概要、②建物概要につきましては記載のとおりでございます。  (3)の教育センター構想で示した整備する六つの機能でございますが、機能①としまして、教育研究・教職員研修、機能②教育情報収集・提供、機能③教育相談・不登校対策、機能④幼児教育センター機能、機能⑤学校支援、機能⑥地域連携機能というふうになってございます。  ここで恐れ入りますが、A3判の参考資料をごらんいただきたいと思います。こちらは外観イメージ図と案内図になってございます。右の案内図をごらんください。計画敷地は、環七通りと淡島通りの交差点の西側のほうになってございます。外観イメージをごらんください。こちらは計画敷地を南東方向から見たイメージ図になります。なお、米印にもございますように、今後計画を進める中で変更する場合がございます。  参考資料の裏面をごらんください。こちらは昨年度二月に開催の文教常任委員会でも御報告させていただいた資料になります。現在の検討時点の各フロアの平面図にAからFまで、外の広場も含めまして、それぞれゾーンごとに開設後の運営イメージを記載した資料になります。こちらも参考として添付しております。  もう一度、A4のかがみ文にお戻りください。(4)になります。これまでの経緯でございますけれども、大きなものとしまして、平成二十九年六月に教育総合センター構想を策定しました。平成三十年三月には、教育総合センター基本設計を策定しております。  裏面をごらんください。3の施設の整備に向けた取組みでございます。(1)の若林小学校解体工事ですが、先ほどもございましたけれども、本年六月の第二回区議会定例会に契約議案を提出する予定で進めてございます。また、解体工事につきましては、九月から令和二年五月までを予定してございます。  次に、(2)の教育総合センターの建設に向けた取組みでございます。①としまして、教育総合センター新築工事に関しまして、世田谷区風景づくり条例等に基づく住民説明会を若林小学校にて開催させていただきました。開催日時ですが、平成三十一年四月二十四日水曜日午後七時から約一時間で開催してございます。十六名の方に参加をいただきました。②としまして、ことし十二月をめどに教育総合センター実施設計を取りまとめてまいります。  次に、4令和元年度における教育委員会組織の再編でございます。今年度四月一日の組織改正によりまして、教育研究・研修を推進する担当副参事の変更、設置、新教育センター整備担当課への現在の教育センターの事業移管、幼児教育専門幹の配置及び教育嘱託員等の教育指導課への一元化と再編を行いました。今後は、教育総合センター構想で示した推進体制のイメージを踏まえまして、開設に向けて組織改正を行ってまいります。  続きまして、5の教育総合センターの開設に向けた令和元年度の主な取組みでございます。(1)の教育の推進、これは先ほど説明いたしました六つの機能のうち、機能①の教育研究・教職員研修に当たるものでございます。以降は、そのような形で記載してございます。教育研究の実践に向けた新たな教育研究アドバイザーの設置、小中学校長代表と教育委員会事務局管理職による教育総合センター検討委員会の継続開催、教育研究の推進、大学、民間企業等との連携及び共同研究の仕組みの構築に取り組んでまいります。  (2)の学びの充実に向けた教育情報の収集・提供及びICT環境の整備でございます。収集、提供する教育情報の整理を行うとともに、EdTechを見据えたICT環境等の検討を行ってまいります。  (3)の総合的な教育相談体制の構築に向けた検討になります。配慮を要する子どもの継続的見守りと学校を支援する(仮称)特別支援教育巡回チームの令和二年度の設置に向けた検討、それから、既存の教育支援チームの機能拡充を見据えた総合的な相談体制の構築に向けた検討を行ってまいります。不登校対策の拠点機能等について、引き続き検討してまいります。  (4)の乳幼児教育支援センター整備に向けた検討になります。公立私立幼稚園・保育所等で構成する連絡会等における議論や、幼稚園、保育所等に支援を行う専門人材の活用による教育、保育の充実、それから、昨年に引き続きまして、遊びから学ぼうワークショップの実施を予定しております。また、公立私立幼稚園・保育所等の交流や保育・教育活動の先駆的な取り組み等の発信を行います、仮称でございますが、幼児教育・保育プレミアムミニメッセの開催も行ってまいります。  (5)の地域連携機能の強化です。学校運営委員会や学校支援地域本部など、学校を地域で支援する既存の仕組みの活用も踏まえた地域人材の確保、活用を検討してまいります。  かがみ文の二枚目になります。6の今後のスケジュールです。若林小学校解体工事契約議案と若林小学校解体工事につきましては、先ほど説明したとおりでございます。九月の第三回区議会定例会に教育センター条例の改正案の議案提出を予定してございます。十二月には、教育総合センター実施設計を策定する予定です。令和二年度から教育総合センター建設工事、令和三年度に教育総合センター開設を予定してございます。  私からの報告は以上になります。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 センター長というんですか、トップを仕切る人というのは、どんなイメージを持たれているのか。幾つかここについては質問も、党として聞きたいのですけれども、そのイメージ的なもの、それは行政マンがなるんですか。それとも外部の人材を採用するとか、そうしたことも含めてどうしていくのか。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 センター長につきましては、ことし二月の委員会報告の中で書かせていただいております。ここのセンター長につきまして、どのようなイメージかということでございますけれども、外部なのか中なのかという話もございますけれども、今後検討して決めてまいりたいというふうに思っております。 ◆板井斎 委員 なぜかというと、やはり私立とか、公立だとか、また、今までにない教育関連の方も巻き込んで、やっぱり世田谷区の知の財産というか、それを高めていく普遍的なセンターになっていかなきゃいけないと思うんですけれども、今までの延長ではなかなか、新しく教育センターができたというイメージもあるんでしょうけれども、これは大変肝となるところですので、きっと考えてはいるんでしょうけれども、まだ言えないというふうにきょうは理解しておきますので、またよろしくお願いします。要望しておきます。 ◆風間ゆたか 委員 4の組織の再編でちょっとよくわからなかったのは、副参事の変更・設置というのは、加藤さんの肩書が変わったというだけのことですか。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 今おっしゃっていただいたとおりでございます。 ◆風間ゆたか 委員 一方で今答弁しているのが、新教育センター整備担当課への教育センター事業の移管ということですけれども、この委員会に出ていて今の報告の仕方なんかを見ていても、何も違いを感じないんですけれども、組織改編によって何が変わったんですか。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 例えば、今の新教育センターの所管に現在の教育センターを所管させていただいたというところでございますけれども、これは実際、私がこの四月からここに配属されておりますけれども、場所も教育センターのほうに今勤務しております。その中で、今現在の事業、これも含めて私の担当になってございますけれども、現在を知りながら、新しい事業にどう変更していくか、バージョンアップしていくかというところでは、非常に有効であるというふうに思っております。 ◆風間ゆたか 委員 ということは、北村さんのところで、弦巻の教育センターの中央図書館以外のところを管轄する、加藤副参事が内容面については担当する、そんな組織のイメージということですか。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 この教育総合センターですけれども、私が整備担当になってございます。ただ、この中身が新教育センター、それから幼児教育センター機能を持つことになってございます。それから教育相談もございます。あとはほっとスクールも複合されますけれども、そういったところで、さまざま教育委員会の担当が一緒に教育総合センターを整備していくという形になってございますので、教育委員会がさまざまな課で協力して、今進めているところでございます。 ◆風間ゆたか 委員 なおわからないのが、北村課長は整備をすることの課長なのか、新教育センターの今のさまざまな機能を全て取りまとめるところなのかというと、どちらのニュアンスなんですか。 ◎北村 新教育センター整備担当課長 教育総合センターを整備する担当でございますけれども、当然、中の運営も進めていかなければいけないので、こちらがそれを担当しておりまして、各所管と一緒に検討しているというところでございます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (20)新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の開始について、理事者の説明をお願いします。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 それでは、新BOP学童クラブの実施時間延長モデル事業の開始について御報告いたします。  お手元の資料をごらんください。  本報告は、福祉保健常任委員会とのあわせ報告でございます。  まず、1の主旨ですが、区では、子どもの成長と自立に向けた経験の大切さ、子どもが一人で帰宅できる時間及び子どもが長時間学校で過ごすことの是非を踏まえ、新BOP学童クラブの運営時間を午後六時十五分までとしてきました。しかし、保護者の多様な働き方や小学校就学後からすぐに子どもが一人で過ごすことになることへの対応も求められてきております。そこで、実施時間延長の効果や適切な手法等を検討するとともに、子どもの自立に向けた支援のあり方を検証、検討するためのモデル事業を平成三十一年四月から五校で開始しましたので御報告いたします。  2のモデル事業の内容ですが、(1)の目的は記載のとおりでございます。  (2)のモデル実施校は、桜小学校、下北沢小学校、玉川小学校、喜多見小学校、千歳台小学校の五校です。  (3)の実施期間は平成三十一年四月からの二年間、(4)実施時間は、月曜日から金曜日の午後六時十五分から午後七時十五分までの一時間です。  (5)の対象ですが、小学校一年生を主とし、状況に応じて三年生まで利用可能といたします。  (6)の延長利用の要件ですが、勤務時間の都合で午後七時十五分まで児童の保護、育成に当たることができないこととし、延長を利用できれば残業するという場合は含みません。また、保護者がお迎えに来ることを条件としております。  (7)の利用定員ですが、延長利用については人員配置の関係から四十名を利用定員としております。  (8)の人員配置ですが、指導員については、延長時間に従事する区分の人員の配置と延長時間帯に対応したシフト設定により配置しております。また、延長時間帯には、新BOP事務局長が現場責任者として緊急対応等に当たります。  (9)の利用料は月額千円とし、減免についても規定しております。  恐れ入りますが、裏面をごらんください。3の延長利用登録児童数ですが、五月一日現在、モデル校全体で五十三人の登録がございます。各学校の内訳は表のとおりですのでごらんください。  4の検証・検討についてですが、モデル事業実施校担当者の連絡会において、検証・検討項目の協議を行うとともに、実施状況や課題を共有し、課題解決を図ります。また、アンケートやヒアリングによる情報収集や分析等を民間事業者を活用し実施してまいります。  (1)に検証方法について記載しております。児童、保護者、従事者へのアンケートは三回予定しており、九月と三月には延長を利用していない方々にも実施の予定です。民間学童クラブへの調査を行い、本年十月には中間まとめ、来年六月にはまとめを行う予定です。(2)には、六月に実施するアンケートの項目案を記載しております。  5の今後のスケジュールでございますが、六月、九月、来年の三月に児童、保護者、従事者へのアンケートを行い、十月に中間まとめ、来年の六月にはモデル実施のまとめを行う予定です。実施状況やまとめ等につきましては、議会に随時御報告する予定でございます。  報告は以上です。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆風間ゆたか 委員 学童クラブ登録人数も百三十超え、百二十超えだから、全体的に区内でも大規模な学童クラブだなと思うんですけれども、その中で実際に利用している数は、私の印象だと想定よりもかなり少ないなというところですが、まず、周知はちゃんとできたのかということと、教育委員会として想定していたものに比べてどうなんですかということを教えてください。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 まず、周知の方法ですが、該当の各学校の対象者全ての方に事前に周知しております。ですから、ことしの新一年生、入学する前の時点での周知と、あと二年生、三年生――昨年度の一年生、二年生です。そのときに利用された方も含めて全ての方に、利用された方、または利用されていない方も含めてしております。その上でこのような人数になっておりますので、多い、少ないというのは、ちょっと私たちも、最高四十名までということで人数を設定しておりましたので、そういった意味では少ないと認識しております。 ◆田中優子 委員 表面の2の(6)で延長を利用できれば残業するという場合は含まないとありますよね。だから、最初から何か勤務実態を証明するものを出さなきゃいけないんですか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 就業の証明書を提出していただいておりますので、その中で就業終了時刻等を確認させていただくような形になっております。 ◆下山芳男 委員 この延長モデルということで全体的なことなんですけれども、要するに、世田谷区の新BOPの局長を初め、仕事をしていただく方たちというのは十分足りているんですか。 ◎田村 生涯学習・地域学校連携課長 今回、延長時間の従事に当たりましては、新BOPの事務局長さんが六時十五分から七時十五分の間、基本的には従事していただいて、そのほかに非常勤の職員の方、また、BP、ベインパートナーさんというアルバイトの方になりますけれども、そういった方にも従事していただいて、その時間帯につきましては十分対応できているような形になっております。ただ、今、委員おっしゃっている全般的なお話として、アルバイトさんも非常勤さんも含めて、なかなか今は人材の確保が難しい状況になっておりまして、私たちとしても随時採用を行っているところでして、いわゆる想定の定数という形のものを満たしていないような所属もあるような状況でございます。 ◆下山芳男 委員 私も時々、小学校とかのBOPの担当、お仕事されている方とお話しする機会もあるんですけれども、やはり、子どもたちの数もふえているし、なかなか人材の確保というのが大変だというお話も聞くんですけれども、やはりその辺はしっかりやっていただかないと、子どもたちを見るという結構責任ある立場だと思うんですよね。そういった点も十分注意してやっていっていただきたいと思います。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (21)梅丘図書館改築基本設計について、理事者の説明をお願いします。 ◎松田 中央図書館長 それでは私から、梅丘図書館改築基本設計について御説明申し上げます。  まず、1の主旨です。梅丘図書館の改築は、第二次世田谷区立図書館ビジョンの基本方針の一つである図書館ネットワークの構築に基づきまして、平成二十七年度には住民参加によるワークショップを実施し、羽根木公園と一体で整備するゾーニング案などを示した梅丘図書館改築基本構想報告書を取りまとめました。平成二十九年度には改築整備方針を策定いたしまして、平成三十年度は基本設計の作成を進め、昨年十二月には住民説明会において取り組み状況を報告させていただきました。このたび基本設計を取りまとめましたので報告をさせていただきます。  2の基本設計の概要です。(1)敷地概要、(2)建物概要は記載のとおりですが、その下の(3)基本設計の概要とあわせまして、別紙1、2に沿って説明をさせていただきます。  次のA3の資料、別紙1をお開きください。まず、一ページ、左の案内図にございますとおり、羽根木公園南側、現在の位置で改築を行うものでございます。右の建築概要、面積は記載のとおりです。  おめくりいただきまして、裏面、二ページにつきましては、上から見た配置図ということになってございます。配置図の下側、建物の南の前面道路側から一階に入れるよう、図面に見える障害者用駐車場の当たり、今とほぼ同じ位置に入り口を設けますが、三階テラスと羽根木公園を結ぶブリッジを建物の北側に設けまして、羽根木公園からも直接アクセスでき、空間的なつながりができるように整備をいたします。  次の三ページは、一階の平面図となってございます。平面図の下側、前面道路側から風除室を抜けまして、館内に入った入り口付近には自動貸出機を設置する予定です。本の貸し出しは、運営面での効率化を図るために、できるだけ自動貸出機の利用を促すように、貸し出しのカウンターを置かずに、コンシェルジュ、案内係を配置する予定でございます。左側の壁に沿った細長いスペースに予約図書コーナーがございますけれども、ここでは他の館で予約した本も自動貸出機を使って利用者自身が処理を完結できるようになり、運営面での効率と利用者の利便性向上などを考慮しております。そのまま奥へ進みますと、喫茶スペース・ギャラリー(新聞・雑誌コーナー)、またその奥には、ワークショップルームとして線で区画した部分がございます。ワークショップルームは移動間仕切りを収納して開放することもできます。使い方に応じた空間活用ができるようになります。一階中央下の広い空間はカフェのスペースとなり、下のほうのテラスへも出られるようにもなってございます。  一枚おめくりをいただきまして、四ページには、二階と三階の平面図がございます。左側にございます二階につきましては、一般図書が中心となるゾーンとなってございます。蔵書の充実を図るとともに、閲覧席、通常のテーブルだけではなくて、キャレル席というふうに言っておりますけれども、窓や吹き抜けに向けたカウンターなど、できるだけ多く配置いたしまして、公園からの光や緑を取り入れて、静かな学びの空間としての環境を整えてまいります。右側にございます三階は、子どもコーナーとして、たくさんの絵本を中心に、書架なども子どもが使いやすく楽しめるものをしつらえてまいります。左奥にある多目的室でも、利用者や地域の方向けの事業やイベント、また、活動の場の提供などの用途やあいているときには学習室とするなど、さまざまな用途に対応できるよう整備いたします。三階の外側にはテラスを設けまして、晴れた日にはお話し会や読書が楽しめる場として、公園からの来館や子どもがプレーパークと図書館とで楽しめるよう、羽根木公園とのつながる特色を生かしてまいります。  次の五ページは、立面図になります。現在、公園側の斜面と既存の建物が一体となった擁壁でございます。竣工後は右上の西立面図のように、建物と斜面を切り離してまいりますので、安全に配慮しながら、解体工事を建設工事と並行して行う予定です。  また、次の別紙2のほうでは参考までに現時点での外観イメージをつけてございます。今年度実施設計の中で詳細を検討していく予定でございますので、外観イメージなどは今後変更する場合もございます。  かがみ文にお戻りください。3の施設の特色では、(1)に梅丘図書館改築の基本構想報告書に掲げました五つの基本方針を記載してございます。①子どもが本と出会え、誰もが利用しやすい親しみのある図書館、②地域の活動拠点・交流拠点になる図書館、③知識や情報を提供する基本機能が充実した図書館、④羽根木公園とつながる図書館、⑤みんなの居場所がある、居心地のよい図書館、この方向性に沿いまして基本設計を進めてまいりまして、裏面、二ページ目には、(2)配置等、(3)平面・立面計画等、(4)外構について、それぞれ特色を記載してございますが、先ほど別紙での説明とおおむね重複いたしますので、後ほどごらんいただければと存じます。  次に、4の概算の経費につきましてですが、設計、建設工事、解体工事を含めまして約十四・五億円を見込んでございます。
     最後に、今年度のスケジュールといたしまして、5にありますとおり、七月に住民説明会を予定しております。今後、今年度には実施設計を進めまして、令和二年度から工事に入りまして、令和四年度に新施設での運営を開始する予定となっております。  私からの説明は以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 ただいまの説明に対し御質疑ありましたら、どうぞ。 ◆板井斎 委員 この基本設計等の支援業務委託をしていたかと思うんですけれども、TRCだったと思うんですけれども、先方からの提案というか、アドバイスというか、それはどういったものが、きょう示した基本設計の中に反映しているんでしょうか。 ◎松田 中央図書館長 今お話しにありましたように、この設計につきましては、建築の設計事業者との契約を行いまして進めました。一方で、新たな図書館を建設するには、空間を生かしたにぎわいの場や居場所の提供、効率的な運営を見据えまして、設計段階から図書館運営事業者の視点を反映することが必要と考えまして、そういった支援業務委託を行ってまいりました。例えばですけれども、視点といたしまして、改築後の図書館の考え方としまして、全館の資料に貼付予定のICタグの効率的な活用だとか、カフェの設置などがございます。  これまで、この設計を進めていく中で、例えばレイアウトに関してですけれども、先ほどの説明の中でも申し上げましたとおり、ICタグの関連機器の活用として、今回一階と三階に出入り口が設けられるわけですけれども、こちらに自動貸出機を設置します。有人のカウンターをこういったあたりに置かずに、コンシェルジュが対応するということで、有人カウンターを置きますと、どうしてもそこで人のほうに利用者の方が集まるという傾向があるというようなことを踏まえまして、こういったような機器を最大限利用したレイアウトを考えてまいりました。  また、先ほどの説明と重複いたしますけれども、こういったICタグが全館に貼付されるという環境を活用しまして、予約した本は利用者本人が貸し出し処理をできるように専用スペースを設けます。それによって、利用者本人が貸し出し処理ができることによりまして、人員配置を省略するなど運営面での効率化、あとは館内の動線につきましても、そういったような効率を踏まえた上で配置を行ってまいりました。  また、他の自治体の同規模の図書館の蔵書数などを参考としました書架の配置であったり、それから他の自治体での図書館の活用の事例といたしまして、さまざまな事業、こういったものが活用できるようなワークショップルームであったり、多目的ルーム、こういったものをしつらえてまいりました。また、カフェの設置につきましても、この梅丘図書館での立地、そういった図書館での営業等の条件で、どういったようなサービス内容ができるのかといったような検討も事業者のほうから調査、事業者とのヒアリングなども含めまして、こういったような形で設計のほうに反映していったというような経緯がございます。 ◆板井斎 委員 カフェとかICタグは以前から、支援業務委託をする前から役所はやりたいと言っていたものであって、別にそれが新しい提案があったのかというとそういうものはないと。幾つか今ありましたけれども、実際にまだ基本設計だから実施設計に移るんでしょうから、そういう意味ではまだまだ、きょう初めて見るだけですけれども、やっぱり魅力ができて、わくわくして、多くの来館者が来るのかというと、ちょっといま一歩工夫が足りないなというのが第一印象ですけれども、今後、当然実施設計も、TRCが契約して、あるいはまたいろんな意見を聞きながら、次の実施設計に行くというスケジュール感なんですか。 ◎松田 中央図書館長 今年度もこの後の実施設計に入るに当たりまして、引き続きTRCとの支援業務委託を締結していく予定としております。その中で、実施設計を進めていく中で、詳細の例えば樹木の剪定だとか配置だとか、それから運営面での検討、こういったことも含めまして、そういったアイデアを取り入れまして、教育委員会として考えて検討していきたいと考えております。 ◆板井斎 委員 アイデアを取り入れるというのは、一〇〇%取り入れたのか、それとも皆様方から見て、五十点ぐらいの取り入れ方なのか、そこは大分違うと思うんですよ。取り入れた、取り入れたと言うけれども、提案でどのぐらい取り入れたという感覚がおありなんですか。 ◎松田 中央図書館長 まずは梅丘図書館を整備するに当たりましては、図書館としての整備になりますので、図書館としての機能、蔵書の充実であったり、あとは閲覧席を充実させるとか、そういったものがまず基本的にございました。その上で、子どものスペース、こういったものを三階に持っていくなど、こういったようなゾーニングということで、いろんな利用者にそれぞれのスペースでくつろげるようなゾーニングを図ってまいったということでございます。そういったような図書館としての基本的なしつらえを考えていった上で、今後、この梅丘図書館については民間の活用も考えてございますので、それと加えまして、地域の住民の方々からは、今回ワークショップルームもあります。こういったところでの地域の活動であったり、イベントであったり、ボランティアの活動であったり、多目的に活動ができるようにということで、ここも移動間仕切りを使って、使わないときは開放できるような場として、さまざまな活用ができるような空間としてしつらえてまいりました。  これは設計の話ですけれども、実際の図書館の運営ということであれば、さまざまな運営事業者が想定される中で、全国でも、この近郊でもいろんな図書館で、図書館を使ってさまざまな利用者方、ステークホルダーに対していろんな視点で事業などを行っていることはございますので、これが利用者の方がたくさん来ていただくようなイベントであったり、地域の方々に使っていただくような事業であったり、さまざまな使い方が考えられると思いますので、そういったような多目的な利用ということで、いろいろな事例を調査させていただいたというところが、今おっしゃられた中では支援業務の内容だと思っております。そういったものができるだけ新しい施設で反映できるような、今回は設計といたしまして、こういった建物を考えてきたということでございます。 ◆板井斎 委員 私どもは、この基本設計、実施設計、それから仮図書館というのかな、それでの委託、そして開館まで、一連の民間の活力を全面的に設計の段階から取り入れていく必要があると。ですので、この細切れのようなやり方ではなくて、どこの事業者になるかは別としても、その開設を運営業者が運営するという前提としてつくっていく必要があるだろうということは毎回言ってきているところですけれども、今後、今の答弁というか説明の中では、一部運営業務委託という言葉がたしか使われたと思うんですけれども、この運営についてはまだ一部という、その言葉がまだまだひっかかるんですけれども、そういう運営については今後どうしていくんですか。 ◎松田 中央図書館長 改築後の運営につきましては、改築後の施設にふさわしい運営体制というものを検討してまいります。民間活用の方法を今後、運営の開始に合わせて検討していくこととしてございますけれども、一部業務委託というのは、現在梅丘図書館自体が、今後、代替施設等に移ることも踏まえまして、一部業務委託を既に開始しているというような状況にございます。改築後、民間活用を図ってまいりますし、また、こういった新しい施設の機能を有効に使うために民間活用ということも取り入れられる可能性も広がったのではないかというふうに考えております。  民間活用の方法につきましては、今実際決まっておりませんが、業務委託か、指定管理か、こういったところで今後検討してまいりたいと思いますけれども、今後、図書館全体の運営体制の検討を含めまして、さらに梅丘図書館に最も適した民間活用による運営体制を検討していきたいと、このように考えております。 ◆あべ力也 委員 いずれにしても、民間に委託しようが指定管理者を指定しようが、これは公共の事業として図書館はやるわけですよね。だから、ここを利用する区民にとって、どういう図書館が一番いいのかということを優先的に考えてもらう必要があると私は思うので、事業者が使い勝手がいいとか、運営しやすいとかということが、最大の優先的な事項になるとは私は考えないですね。利用する区民にとって、どういう施設が最も使いやすくて必要とされているかということを、まずは念頭に、計画をしっかり立てていただきたい。その上で、図書館も運営上のいろいろなトレンドがありますから、こういう図書館が今はやっているとか、こういう図書館のほうが使い勝手がいいとかということを、民間の考えや民間の発想を取り入れてやっていくということには何も問題はないと思います。  いずれにしても、主体は区民でありますから、区民の皆さんが使い勝手がいい図書館になるようにしていただきたい。何も事業者のためにあるわけじゃないんだから、事業者がこうしてくれとか、ああしてくれというのは、ちょっと僕は違うなと。これは私の見解ですけれども、区民の側からすれば、ここを運営する委託業者のために図書館があるわけではありませんので、ここを使う区民にとって使い勝手のいい図書館になるように、ぜひ検討していただきたいと、これは要望しておきます。 ◆板井斎 委員 手を挙げたんですけれども、先に言われたので、済みません。魅力ある図書館という世田谷区立図書館ビジョンを出していますけれども、その中で、いろいろと行政も魅力のある図書館というものを掲げて、これまで議論してきたと思うんですけれども、それが本当に十年たってどうだったかという検証の上で、やはり区民に開かれた魅力のあふれる、そういう図書館に、行政の力ではもはや限界があるのではないかという立場で質問しているのであって、本来図書館が持っている機能や区民が知の財産として図書館を使うというのは、それはもう当然のことでありますけれども、そういった現実の図書館のありようを踏まえた部分で――ですから行政が一〇〇%、これが行政の自慢する図書館だというものを、ぜひつくって見せていただいておれば問題ないんですけれども、現在運営されていらっしゃる図書館には、そういう図書館が見られないものですから、そういう意味では民間の力をかりるというのは当たり前ではないかということで質問しているわけでございまして、それがかなうような、しっかりと次の委託について、ぜひ指定管理でやっていただきたいと要望しておきます。 ◆あべ力也 委員 今、ほかの委員がそういうお話ですけれども、民間じゃないとできないんですか。世田谷区の公共の図書館を運営するということで、民間の力をかりないと区民のニーズだったり、そういうものを実現できないということなんですか。 ◎松田 中央図書館長 世田谷区の区立図書館につきましては、現在幾つかの館を除きまして直営でやってございます。ちょっと参考までに他の二十三区の自治体でも、やはり多くは指定管理でやったり、民間活用ということを行っているという現状もございます。  区立図書館の運営につきましては、今現在直営の図書館員ということで、区の職員が担っているところでございますけれども、やはり専門性の確保というようなことで、今後限られた人材の中で図書館を運営していくということを考えていった場合に、これは図書館に限ったことではないのかもしれませんが、図書館の運営の一部、そういったところの効率化ということも含めて、それから、運営時間の延長なども、これまで民間の委託などを踏まえて実現した部分もございますので、そういった利用部分で利用者サービスということも考えて、どういったやり方、民間活用が効果的なのかということも含めて考えていった上で、公立図書館としての公共性を確保しながら、どういった運営体制を構築していくか、そういったような検討をこれからまた進めていきたいと、このように考えております。 ◆あべ力也 委員 そうすると、教育委員会は公共図書館としての運営に既に民間活力も活用しているし、今後の運営の方針として、民間活力なり、民間事業者の考えを取り入れなければ、区民ニーズを満たすことができないということなんですね。 ◎松田 中央図書館長 これまで検討していく中で、今回、図書館ビジョンの第二次行動計画がございますけれども、その中で多様な体制を検討するということで幾つかの民間活用ということを年次で示させていただいております。その中で、実際にそういった民営化を行っていく中で、今後、その以降につきましては、実現した民間活用の運営体制も含めまして検証を加えた上で、今後どのように展開していくかということについては検討させていただきたいというふうに考えます。 ◆あべ力也 委員 私は簡単な質問をしているので長い御回答をいただかなくても、世田谷区の公共図書館は民間事業者なり、民間活力を利用しなければ、今後運営できないというような説明に私はとれましたので、ということはサテライト館ばかりじゃなくて、中央館もそういう考えということですね。 ◎皆川 生涯学習部長 世田谷区ではこれまで、図書館は直営で運営してきているところが長くあるわけでして、その分、世田谷区は図書館運営のノウハウは持っているわけです。一方で、民間を活用したほうが区民サービスに資する部分もあるわけですから、そういった部分を勘案しながら、図書館全体の運営について今後検討してまいります。 ◆あべ力也 委員 ということは、今まではどちらかというと、サテライト館に関しては民間活力等を活用したり、委託ということも検討されてきているようですけれども、世田谷区の公共図書館としての役割の中に民間活力は欠くことができないと、今後の図書館の運営や今後の図書館のあり方、また、区民にとっての活用の仕方から考えて、公共図書館における民間活力や民間事業者の活動やら、運営方針とか、運営のシステムとかということを取り入れていく必要があるということであれば、サテライト館に限らず、中央館もそういう思想、今、部長は全体と言われましたから、全体的なものということならば、中央館にもそういう思想を取り入れていくということでよろしいんですね。 ◎皆川 生涯学習部長 中央図書館に今後民間活力をどのように入れていくのかとか、直営でいくのかということについては、今後検討してまいります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 (22)その他についてですが、何かございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 なければ、以上で報告事項の聴取を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、2資料配付ですが、レジュメに記載のとおり、お手元に資料が配付されておりますが、何か補足説明はありますか。 ◎會田 教育総務課長 資料配付の中の(1)令和元年度学校(園)周年行事等の日程についてをお配りしております。  記載のとおり、周年行事や新校舎の落成式につきましては、出席、欠席等、改めてお伺いいたしますので、よろしくお願いします。  また、上から二番目の若林小学校、下から二番目の代沢小学校については、記載のとおり、内覧会も実施を予定しているところです。内覧会の具体的な内容については現在調整中ですので、また内覧会の前までにポスティング等でお知らせいたしますので、こちらのほうにもお越しいただければと考えておるところです。  以上でございます。 ○平塚敬二 委員長 それでは、後ほど御確認ください。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、3協議事項に入ります。  (1)正副委員長会申し合わせ事項についてですが、お手元に五月二十七日に開催された正副委員長会での申し合わせ事項をお配りしております。  当委員会におきましても、この申し合わせ事項に基づき委員会を運営していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(2)行政視察について協議いたします。  行政視察の日程につきましては、あらかじめ皆様の御都合を伺い、七月十日水曜日から十二日の金曜日の二泊三日で調整させていただきましたが、改めてここで決定させていただきます。  視察の日程を七月十日水曜日から十二日で組むことでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 では、そのように決定いたします。  次に、視察内容についてですが、何か御提案等はございますか。 ◆風間ゆたか 委員 毎回言っているんですけれども、文教なので、新しい取り組みですとか先進的な取り組みをやっている学校現場には、必ず一件は行きたいなと思いますのでよろしくお願いします。 ○平塚敬二 委員長 それでは、視察内容等につきましては、ただいまの御意見等も参考にさせていただきたいと思いますが、正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 それでは、そのように進めさせていただきます。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 次に、(3)次回委員会の開催についてですが、次回委員会は、第二回定例会の会期中である六月十七日月曜日午前十時から開催予定といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○平塚敬二 委員長 それでは、六月十七日月曜日午前十時から開催予定とすることに決定いたします。  以上で協議事項を終わります。    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ○平塚敬二 委員長 その他、何かございますか。 ◆風間ゆたか 委員 報告になかったことなので、一点聞いておきたいんですけれども、先週、今週と運動会があり、今週末もまだ運動会を予定している学校が区内にありますけれども、特にこの前の土曜日は異常な暑さで、急遽対応を変えた学校がふえたということを耳にしているわけですけれども、教育委員会としては、事前に相当な気温になるということがわかっていて、早目に学校として午前中に変えただったりとか、またはそういう対応がなかった学校があったりとかということを耳にしていますけれども、教育委員会としてはどんな対応をしたんでしょうか。 ◎青木 教育指導課長 熱中症につきましては、運動会も含め校外での活動、あるいは体育的な活動、部活動もございますので、それらについて通知を出しながら、確認をしているところでございます。やはり、その中で暑さ指数による判断ですとか、あとは学校安全対策マニュアル等に基づいての資料の確認の中からポイントをしているところです。実際、先週土曜日については多くの学校で実施をしているわけですが、こちらのほうで指導課の者が学校に伺う中で、さまざまな対応をしているということを聞いております。やはりおっしゃるとおり、プログラムのほうの工夫をしているところ、あるいは環境的なところで、テントなどを借りながら出したというようなところは確認しているところです。改めまして、昨日、そういった工夫改善をしている学校の具体例、実例を参考として、全小中学校、幼稚園も含めてですが周知をしているところです。 ◆風間ゆたか 委員 一生懸命練習をしてきた子どもたちが急遽できなくなってしまったということに関しては、子どもからも残念な声があったということを耳にしていますし、一方で対応した学校と対応しなかった学校と近いエリアであったという話も聞いていますから、校長の判断なんだとは思いますけれども、やっぱり学校側からの丁寧な説明がなかったところに関しては、そういう不満の声も上がると思うんですね。今週末もまだ学校ありますので、そういう対応をする場合には、早目に周知をするようにということを要望しておきます。 ○平塚敬二 委員長 特にないようですので、以上で本日の文教常任委員会を散会いたします。     午後二時五十五分散会    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━  署名   文教常任委員会    委員長...