世田谷区議会 2019-05-28
令和 元年 5月 区民生活常任委員会-05月28日-01号
令和 元年 5月
区民生活常任委員会-05月28日-01号令和 元年 5月
区民生活常任委員会
世田谷区
議会区民生活常任委員会会議録第四号
令和元年五月二十八日(火曜日)
場 所 第三委員会室
出席委員(十名)
委員長 中村公太朗
副委員長 岡本のぶ子
阿久津 皇
畠山晋一
福田たえ美
いそだ久美子
ひえしま進
小泉たま子
たかじょう訓子
田中みち子
事務局職員
議事担当係長 長谷川桂一
調査係主任 伊藤美奈子
出席説明員
副区長 岡田 篤
清水地域行政部長でございます。
本橋環境政策部長でございます。
田中経済産業部長でございます。
原田清掃・
リサイクル部長でございます。
部長級の御紹介は以上で終わりまして、課長級につきましては、それぞれ各部長から御紹介を申し上げます。
○中村公太朗 委員長 それでは、続いて課長級理事者の紹介をお願いいたします。
◎志賀
世田谷総合支所長 私からは、
世田谷総合支所の理事者を紹介いたします。
玉野地域振興課長でございます。区民課長、地域調整課長、副参事(
地域施設整備担当)を兼務しております。
菊池世田谷総合支所副参事でございます。
世田谷総合支所は以上です。
◎髙木
北沢総合支所長 私からは、
北沢総合支所の理事者を紹介させていただきます。
土屋地域振興課長でございます。区民課長を兼務しております。
小林北沢総合支所副参事でございます。
◎岩元
玉川総合支所長 私からは、
玉川総合支所の理事者を紹介いたします。
荒地域振興課長でございます。区民課長を兼務しております。
荒井地域施設整備担当課長でございます。
川村玉川総合支所副参事でございます。
なお、
玉川総合支所副参事、中里でございますが、本日は欠席させていただいております。
◎澤谷 砧総合支所長 私からは、砧総合支所の理事者を紹介いたします。
林地域振興課長でございます。区民課長を兼務しております。
本田砧総合支所副参事でございます。
◎西澤
烏山総合支所長 それでは、私からは烏山総合支所の理事者を紹介させていただきます。
初めに、
山本地域振興課長でございます。区民課長を兼務しております。
続きまして、
泉谷烏山総合支所副参事でございます。
◎松本 生活文化部長 私からは、生活文化部の理事者を紹介いたします。
笹本市民活動・生涯現役推進課長で、領域連携担当副参事を兼務しております。
大澤文化・芸術振興課長でございます。
松田国際課長でございます。
小野人権・
男女共同参画担当課長でございます。
大谷区民健康村・
ふるさと交流課長でございます。
◎清水 地域行政部長 私からは、地域行政部の理事者を紹介いたします。
舟波地域行政課長でございます。領域連携担当副参事を兼務しております。
泉住民記録・戸籍課長でございます。
嶋津窓口調整・
番号制度担当課長でございます。
◎本橋 環境政策部長 私からは、環境政策部の理事者を御紹介いたします。
安藤環境計画課長でございます。
池田エネルギー施策推進課長でございます。
坂本環境保全課長でございます。
◎田中 経済産業部長 私からは、経済産業部の理事者を御紹介いたします。
羽川商業課長でございます。
末
竹産業連携交流推進課長でございます。
香山工業・ものづくり・雇用促進課長でございます。
江頭都市農業課長でございます。
加野消費生活課長でございます。
◎原田 清掃・
リサイクル部長 私からは、清掃・リサイクル部の理事者を御紹介いたします。
辻管理課長でございます。
庄司事業課長でございます。
畑中世田谷清掃事務所長でございます。
大石玉川清掃事務所長でございます。
金澤砧清掃事務所長でございます。
◎岡田 副区長 以上で紹介を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○中村公太朗 委員長 また、当委員会には連絡員が一名入っておりますので、あらかじめ御了承を願います。
次に、担当書記を紹介します。自己紹介をお願いします。
◎長谷川 書記 議事担当の長谷川です。どうぞよろしくお願いします。
◎伊藤 書記 調査係の伊藤です。どうぞよろしくお願いいたします。
○中村公太朗 委員長 以上で紹介を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 それでは、1報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)令和元年第二回区
議会定例会提出予定案件について、諮問の
①人権擁護委員候補者推薦の諮問について、理事者の説明を願います。
◎小野 人権・
男女共同参画担当課長 人権擁護委員候補者推薦の諮問につきまして御説明申し上げます。
1主旨にございますように、
人権擁護委員法におきまして、市区町村に配置されている人権擁護委員を新たに置く場合は、市区町村長が議会の意見を聞き候補者を推薦し、法務大臣が委嘱することが定められております。
現在、世田谷区には、別紙1、名簿にございますように二十名の人権擁護委員が置かれておりますが、このうち一名の委員が退任するため、後任候補者の推薦に当たり、令和元年区議会第二回定例会に諮問するものでございます。
2退任されます松原委員は、世田谷区法曹会に所属しており、三年間の任期の途中での辞任でございます。
3後任の推薦候補者の宮﨑氏は世田谷区法曹会に所属でいらっしゃいます。本資料の最後に参考として置かせていただきました略歴もあわせて御確認をお願いいたします。
宮﨑氏の任期につきましては、本文のほうの4の今後の予定をあわせてごらんください。六月の区議会第二回定例会で議決をいただきました後、東京法務局を通し推薦し、事務手続を経て、法務大臣より十月一日から三年間の任期で委嘱をされる予定でございます。後ほど、別紙2、委員委嘱までの流れもごらんいただければと存じます。
恐れ入ります、裏面に参考といたしまして、1には
人権擁護委員法ほかから任期、職務などを抜粋いたしました。
また、2は人権擁護委員の主な活動でございます。(1)にございますように、世田谷区内では各総合支所での月一回の人権相談のほか、啓発活動、また、小学生、中学生を対象に、わかりやすい人権の講話など幅広い活動をしていただいております。
私からの説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 では、終了し、ここで理事者の入れかえを行いますので、しばらくお待ちください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、報告事項に入ります。
①議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明を願います。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 私からは、議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)について御報告いたします。
御報告の前に、今回の事故につきまして、改めておわびを申し上げます。申しわけございませんでした。
では、資料をごらんください。本件につきましては、本年二月二十五日開催の本委員会にて自動車事故の発生についての報告をさせていただきました。このたび、損害賠償額が確定しまして専決処分を行いましたので、その報告をするものです。
1の事故の概要です。発生日時や発生場所につきましては記載のとおりでございます。
なお、相手方につきまして、さきの事故発生の報告の際には、埼玉県八潮市鶴ヶ曽根の
株式会社Aileとしておりましたが、その後の示談交渉を進める過程で、所有が記載の
有限会社エム・エスで、
株式会社Aileが車を借用していたということが判明したため、相手方乙につきましては、記載のとおり、埼玉県越谷市蒲生一丁目十三番七号、
有限会社エム・エスの男性でございます。
次に、事故内容です。恐れ入ります、裏面の図面をごらんください。世田谷区、以下甲と申します。
北沢総合支所地域振興課職員の運転する車両が羽根木公園への物品搬送を終え、
北沢総合支所に向かっていたところ、対向車をかわして通行しようとした際に、道路脇に停止していた乙所有の貨物トラックの右側のサイドミラーに甲の車両の
左側サイドミラー裏部分が接触しました。
恐れ入ります、表面にお戻りください。損傷の程度につきまして、甲は人身には損傷なしで、物損は
車両左側サイドミラー裏部分に傷がつきました。乙は人身に損傷なしです。物損は
車両右側サイドミラーの破損でございます。過失割合は、甲が十割、乙がゼロ割です。乙への損害賠償額は二万一千六百円で、
全額自動車保険より補填されます。
専決処分日は、令和元年五月二十四日でございます。
報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 では、報告の②議会の委任による専決処分の報告(自動車事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明を願います。
◎金澤
砧清掃事務所長 それでは、議会の委任による専決処分に関する報告をさせていただきます。
御説明の前に、今回の事故につきましては、改めておわびを申し上げます。清掃車両の運行につきましては、職員に対して事故を起こさないよう日々注意喚起をしておりますが、今後、より一層徹底を図ってまいります。
それでは、資料をごらんいただきたいと思います。
本件は、1事故の概要にございますように、昨年十二月六日に発生して、十二月十八日の本委員会に御報告を申し上げた案件でございます。その後、相手方様とはきちんと御対応させていただきまして、損害賠償額が決定したため、専決処分を行いました。第二回定例会に提出をいたしますので、御報告を申し上げる次第です。
事故の概要からポイントを絞って御説明を申し上げます。(1)から(4)に記載のとおり、十二月六日の午後に杉並区上高井戸、というのは環八の路上でございますが、清掃車両が相手方の車両に追突した事故でございます。
事故の現場は、恐縮ですが、資料の裏面をごらんください。当方の清掃車両ですが、小型プレス車が杉並清掃工場に可燃ごみを搬入するために北上しておりました。片側三車線の一番右側を通行していたのですが、事故発生場所に事業所、これは産廃の廃棄物の業者がありまして、その警備員が車道に出てきて環八上の自動車を強制的にとめようとしたということです。一番右側の車線の車は三車線全部とめないだろうなというような御判断だったと推測しますが、停止するのがおくれたため、当方も急ブレーキをかけることになりました。ただ、その点で間に合わなかったという事故でございます。
資料の表面にお戻りください。(5)の損傷の程度です。相手方乙でございますが、手や腰に痛みがあり、通院をなさいました。車両はギアの部分に損傷を与えてしまいました。
専決処分の内容です。(6)にございますように、過失の割合は当方が十割です。
なお、車両の賠償を先に行ってほしい旨、相手方からお申し出がありましたので、先に物損に係る専決をいたしました。それは二月の当委員会に御報告申し上げ、第一回定例会でも御報告をさせていただいた次第でございます。
このため、2に記載の金額が二人合わせての人身の損害賠償額になります。今回は、通院が終了いたしましたので、申し上げた人身の賠償に関する専決を行ったということです。
専決処分日は、3にございますとおり、本年五月二十四日です。
本当に申しわけありませんでした。報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(2)令和元
年度主要事務事業について、理事者の説明を願います。
◎志賀
世田谷総合支所長 私からは、各
総合支所共通の部分と
世田谷総合支所の主要事務事業について御説明申し上げます。
まず、各
総合支所共通の部分でございます。一ページをお開きください。迅速・適切な相談の推進、地域広報の推進、地区力の向上について、各取り組みを記載させていただいております。
二ページをお開きください。身近なまちづくりの推進では、
まちづくりセンター単位ごとの身近な
まちづくり推進協議会の支援について記載させていただいております。
三ページをごらんください。
ふるさとまつり協賛では、各総合支所ごとに各地区の祭りや文化活動を支援するものでございます。
四ページをお開きください。区民の防災行動力の向上といたしまして、四ページから七ページでございます。四ページにつきましては、防災区民組織の現状、防災訓練・防災教室等の実施状況を記載させていただきました。
五ページでは、
避難所運営訓練、
医療救護所訓練の実施状況を記載させていただきました。
次に、六ページをごらんください。ここでは、
発災対応型訓練の実施状況を記載させていただきました。この訓練につきましては、身近な街路等で行う防災訓練で、被害状況を区民みずから判断し対応するものでございます。
七ページをごらんください、防災塾でございます。今年度は、昨年に引き続き地区防災計画の検証等をテーマとし、各
まちづくりセンターで実施する予定でございます。
続きまして、八ページをお開きください。地域包括ケアの地区展開でございます。参加と協働による地域づくりと身近な地区での福祉の相談窓口の充実に取り組んでおります。
九ページから一〇ページでございます。
地域活性化事業といたしまして、各総合支所ごとの地域特性と地区における
まちづくり活動の目標を踏まえ、総合支所の創意工夫のもとに取り組みます。
各
総合支所共通の部分は以上でございます。
続きまして、一一ページをごらんください。ここからが
世田谷総合支所分でございます。
「合同相談会」及び「よろず相談会」の開催ということで、区民のさまざまな御相談に応じるため、複数の専門家を一堂に集めまして開催するものでございます。予定につきましては記載のとおりです。
一二ページをお開きください。(仮称)
若林複合施設整備でございます。ここにつきましては、
まちづくりセンター、
あんしんすこやかセンター、
社会福祉協議会、区民集会所、
公園管理事務所及び
土木管理事務所の複合施設でございます。今年度、第一期工事が竣工し、世田谷土木・
公園管理事務所を開設いたします。また、第二期工事といたしまして解体工事と新築工事に着手するものでございます。
一三ページをお開きください。太子堂出張所の狭あい化対応といたしまして、
太子堂まちづくりセンターの施設内移転と太子堂出張所の
レイアウト改善及び窓口環境改善を実施するものでございます。
一四ページをお開きください。地域の
絆連携活性化事業でございます。地域の活性化への自主的な取り組みに対し継続的に支援していくものでございます。
世田谷総合支所分は以上でございます。
◎髙木
北沢総合支所長 続きまして、
北沢総合支所所管分でございます。一五ページをごらんください。まず、小学校の跡地活用による複合施設整備でございます。(仮称)
花見堂複合施設の新築工事に向けまして、今年度は旧
花見堂小学校校舎の解体工事を行ってまいります。
次に、一六ページをお開きください。(仮称)
梅丘複合施設整備でございます。今年度は、現在行っております改築工事を竣工いたしまして、施設を開設する予定でございます。
次に、一七ページをお開きください。こちらは
松原まちづくりセンター複合施設の整備でございます。本件につきましては、報告案件の中で、後ほど基本設計について御報告させていただきます。今年度は実施設計を行ってまいります。
北沢総合支所は以上でございます。
◎岩元
玉川総合支所長 玉川総合支所の主要事務事業につきまして御説明申し上げます。
一八ページをごらんください。
玉川総合支所庁舎等の改築でございます。昨年に引き続き、来年度の竣工に向けまして、新庁舎の改築工事に取り組んでまいります。
次に、一九ページをごらんいただきます。
奥沢センタービル・三敬ビルの耐震診断等の取り組みでございます。昨年度は着工には至っていない状況でございますが、本年三月、改めて全体管理組合の臨時総会が開催され、工事完了目標を令和三年三月として、修繕積立金を徴収するなどを内容とした耐震工事等の予算案が承認されました。こうした状況を踏まえまして、引き続き耐震工事の着工を目指し、他の区分所有者の方との調整を進めてまいります。
次に、二〇ページをごらん願います。
二子玉川まちづくりセンター、
二子玉川出張所、
二子玉川地区会館複合施設の整備についてでございます。現在、建設工事を実施しております。本年夏の竣工予定となってございます。
次に、
奥沢まちづくりセンター改築につきましては、昨年度に引き続きまして建設工事を実施しておりまして、本年度末ごろの竣工予定でございます。
私からは以上でございます。
◎澤谷 砧総合支所長 それでは、砧総合支所の主要事務事業について御説明いたします。
二一ページをお開きください。世田谷区たまがわ花火大会の開催につきましては、ふるさと意識の醸成と区民相互のきずなを深めることを目標といたしまして、比較的天候が安定している秋開催といたします。ことしは十月五日、第一土曜日に開催いたします。警備・警戒態勢及び
観客誘導動線計画等について、警察・消防からの指導をもとに万全な事故防止対策を講じまして、来場者の安全対策を最優先に取り組んでまいります。川崎市との連携協力に関する包括協定に基づき、合同開催といたします。また、
東日本大震災復興支援としまして、区内在住の被災者の方の招待や物産展、東北の花火師が製造した花火の打ち上げを実施しまして、被災地の復興への思いを届けます。翌日には、会場清掃活動としてクリーン作戦を行います。
砧総合支所は以上でございます。
◎西澤
烏山総合支所長 引き続きまして、烏山総合支所分でございます。
二二ページをお開きいただきたいと思います。第二十八回自由広場の開催でございます。例年、都立松沢病院に隣接しました区立将軍池広場にて開催してきましたが、今回は、松沢病院の移転百周年記念祭とあわせて病院の敷地内で開催し、住民同士の交流促進及び松沢病院との連携を強化してまいります。
主なイベント内容としましては、フリーマーケット、各種団体による出展、ステージ等がありますが、松沢病院敷地内のウォークラリー等も開催予定としてございます。
烏山総合支所は以上でございます。
◎松本 生活文化部長 続きまして、生活文化部の主要事務事業について御説明申し上げます。
二三ページをごらんください。地域活動活性化支援事業でございます。町会・自治会の活性化支援に努めるとともに、集合住宅居住者への働きかけを強化いたしまして、加入促進を図ってまいります。
続きまして、二四ページをごらんください。区民による自主的まちづくりの支援やNPO等の活動支援でございますが、提案型協働事業のほか、相談事業や講座の実施などによりまして団体の運営基盤の安定化を図り、NPO等の活動を支援いたします。
その下に記載しておりますボランティア活動の推進でございますが、右手のほうに、1ボランティアの推進といたしまして、昨年度から実施しておりますおたがいさまbankを活用いたしまして、地域人材と地域活動をマッチングしまして、ボランティア活動の促進を図ってまいります。
二五ページをごらんください。こちらは東京二〇二〇大会に向けた世田谷区ボランティアでございますけれども、昨年度、九百名を超える方に御応募をいただきました。研修やボランティア体験を実施いたしまして本番に向けた準備を行うとともに、東京二〇二〇大会の機運醸成を図ってまいります。
続きまして、二六ページをお開きください。生涯現役社会づくりの支援でございます。中高年の区民スタッフ等による情報誌の発行、町会・自治会等幅広い団体が参画する生涯現役ネットワークの活動支援を通じまして、中高年世代の社会参加促進に取り組んでまいります。
続きまして、二七ページでございます。老人休養ホームふじみ荘の有効活用と施設整備でございます。昨年度実施いたしましたサウンディング調査結果を踏まえまして、今年度は民間資本を導入したふじみ荘改築工事実施に向け、プロポーザル方式によりまして事業者を公募する予定でございます。
続きまして、二八ページをごらんください。文化・芸術の振興でございます。第三期文化・芸術振興計画に基づきまして、右手に記載の重点政策1から3にお示しした取り組みを進めてまいります。また、重点政策4としまして、東京二〇二〇大会の機運醸成やホストタウンであることを踏まえまして、各種事業を実施してまいります。
続きまして、三一ページの文化施設の運営をごらんください。世田谷文化生活情報センターや世田谷美術館などの文化施設の維持管理、運営につきまして、公益財団法人せたがや文化財団に指定管理委託を行うとともに、せたがや文化財団の専門性を生かしながら、生活デザイン、演劇、美術、文学、音楽などの事業を連携協働しながら進めてまいります。
続きまして、三三ページをお開きください。国際交流の推進でございます。カナダウィニペグ市、オーストリアウィーン市ドゥブリング区、オーストラリアバンバリー市、三つの姉妹都市との間で教育交流等の取り組みを進めてまいります。
なお、オーストリアウィーン市ドゥブリング区につきましては、ことし、姉妹都市提携三十五周年に当たることから、六月二十九日より七月一日まで親善訪問団が来訪されます。後ほど詳細を御報告させていただきます。
また、2に記載しておりますが、令和二年度当初に、せたがや文化財団での国際化推進組織の立ち上げに向けまして、事業構築等の準備を進めてまいります。
また、三四ページでございますが、三四ページの一番上のところでございますけれども、区における国際交流、国際協力の方向性につきましても検討を進めてまいります。
次に、三四ページの下段ですが、多文化共生の推進でございます。今年度からの五カ年計画でございます世田谷区多文化共生プランに基づく各種取り組みを進めてまいります。取り組みを進めるに当たりましては、右手、2の④に記載しておりますが、在住外国人を対象としたアンケート調査等によりまして、多文化共生にかかわる意向等を把握しながら事業の充実に努めてまいりたいと考えております。
続きまして、三六ページをごらんください。人権施策の推進でございます。啓発活動や相談事業などによりまして人権尊重社会の実現に取り組んでまいります。また、人権施策の一環としまして、犯罪被害者等の支援について、昨年の陳情の趣旨採択を踏まえまして、条例の制定についても検討を進めてまいります。
続きまして、三八ページをごらんください。男女共同参画の推進でございます。多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例並びに世田谷区第二次男女共同参画プランに基づきまして、各種施策の推進及び男女共同参画センターらぷらすの運営を行ってまいります。
四〇ページをごらんください。平和に関する普及啓発事業の推進でございます。世田谷公園内にございます平和資料館を中心に、引き続き平和の普及啓発に取り組んでまいります。
次に、四一ページでございます。地域交流・まつり事業支援でございます。第四十二回ふるさと区民まつりを八月三日、四日に、世田谷区民会館、若林公園等を会場に開催いたします。
四三ページをお開きください。新成人のつどいでございます。令和二年一月十三日に、世田谷区民会館と区役所中庭を活用いたしまして開催いたします。
次に、その下に記載しております健康村ふるさとづくりの推進でございます。世田谷区と相互協力協定を結んでおります群馬県川場村におきまして、世田谷区民の第二のふるさとづくりに取り組んでおります。ふじやまビレジ、なかのビレジを拠点に、各交流事業の推進や区立小学校五年生の移動教室、また、施設利用者の安全性の維持向上のため、施設の改修工事などを行ってまいります。
また、四五ページの6に記載してございますが、区民健康村事業の取り組みの方向性等をお示しいたします世田谷区民健康村第五期事業計画につきまして、令和二年度末の策定に向けた取り組みを本年度より進めてまいる予定でございます。
説明は以上でございます。
◎清水 地域行政部長 続きまして、地域行政部所管の主要事務事業を御説明いたします。
四六ページをごらんください。区民利用施設の利用促進でございます。公共施設利用案内システムけやきネットの運営によりまして、二百五十四施設を対象に、二万一千を超える団体の方が登録して御利用いただいております。システムの安定的な運用を図るとともに、昨年十月に導入いたしました集会系施設の開放時間枠の見直しや、直前キャンセル料制度等による施設の有効利用に関する効果検証を行ってまいります。
次に、四七ページをごらんください。臨海斎場運営でございます。臨海斎場は五区で構成する臨海部広域斎場組合により共同設置、運営を行っております。利用状況は記載の実績のとおりでございます。
なお、将来的な火葬需要に対応するため、施設の増築と既存施設の修繕・更新について、構成区で検討してまいります。
次に、四八ページをお開きください。証明書自動交付機システム廃止に伴う対応についてでございます。マイナンバーカード交付促進として、専用窓口の開設、証明書自動交付機カードからマイナンバーカードへの切りかえ勧奨、臨時窓口の実施などの取り組みを、また、普及促進策として戸籍証明書のコンビニ交付を実施いたします。証明書発行窓口の混雑緩和のための方策として、くみん窓口、出張所等の窓口発行に係る人員体制の強化、KIOSK端末の設置をいたします。
まちづくりセンター窓口の充実として、支所内、出張所併設を除く
まちづくりセンターにおいて証明書の取り次ぎ発行を行います。
次に、四九ページをごらんください。出張所等業務の支援、取りまとめでございます。通常の住民記録の窓口業務支援を行うとともに、十二月までの証明書自動交付機及び通年のコンビニ交付等の運用維持管理を引き続き図ってまいります。
次に、五〇ページをお開きください。総合窓口(くみん窓口)の充実でございます。
くみん窓口の充実の取り組みとして、番号発券機システムの改善を初め、窓口サービス向上の取り組みを進めるとともに、必要な効果検証を行ってまいります。
なお、七月より五総合支所において戸籍業務の土曜日窓口をいたします。
次に、五一ページをごらんください。マイナンバー制度の運用でございます。平成二十七年の十月から通知カードの送付を行い、この間、申請に基づき約十五万二千枚のマイナンバーカードを交付してまいりました。
今後とも、マイナンバー制度及び情報連携の運用を適切に実施していくとともに、マイナンバーカードの利活用についても検討してまいります。
地域行政部の説明は以上でございます。
◎本橋 環境政策部長 続きまして、環境政策部に関する主要事務事業の御説明をさせていただきます。
五二ページからになります。環境啓発事業の推進でございます。環境基本計画の推進といたしまして、五つの基本目標に沿って進めてまいります。
本計画の計画期間は、平成二十七年度、二〇一五年度から十年間の計画でございまして、本年度は後期五年に向けた中間見直しの年になりますので、来年度に向けた改定作業を進めております。
おめくりいただきまして、五三ページをお願いいたします。
省エネポイントアクションの事業では、三浦太陽光発電所の収益を活用し、区民・事業所の省エネ行動を推進してまいります。環境エネルギー・ラボにつきましては、この後、報告事項で御説明させていただきます。
五四ページをお願いいたします。親子環境学習会でございますが、これはバス見学会になります。夏休み期間中に三浦市及び川崎市のエネルギー環境施設の見学を予定してございます。詳細が整いましたら、別途御案内をさせていただきます。
海洋プラスチックごみ問題への取り組みにつきましては、リーフレットを作成するなど情報発信に努めるとともに、ポイ捨て防止等の環境美化活動により海洋プラスチックごみ流出抑制に努めます。
五五ページをお願いします。エコ区役所の実現でございます。区役所全体で環境に配慮した率先行動といたしまして、区の施設のエネルギー使用量を、本年度は平成二十一年度比一四・二%以上の削減の取り組みを進めてまいります。
五六ページをお開きください。ポイ捨てごみゼロ等の推進の取り組みでございます。昨年十月に全面施行されましたたばこルールの周知を図るため、環境美化推進指導員による巡回指導や、町会、商店街と連携した啓発活動に取り組んでまいります。
また、東京都の補助制度でございますが、補助限度額が一千万円に増額されました。これを受けまして、指定喫煙所の整備等についても鋭意取り組んでまいります。
五七ページをお開きください。再生可能エネルギーの利用拡大と促進でございます。自治体間連携による取り組みでは、川場村の木質バイオマス発電、弘前市の太陽光発電による電力供給を受けており、これらの電気購入者や区内在住者等を対象に、現地見学会の開催等を行う予定でございます。また、長野県の水力発電によるものといたしまして、区立の保育園四十園、児童館六館、幼稚園八園に電気供給を受けております。
五八ページをお開きください。水素社会に向けた取り組みといたしまして、燃料電池車FCVの活用といたしまして、学校での環境学習等での外部給電機能の紹介、移動式水素ステーションの運用等、水素エネルギーの紹介リーフレットを活用し普及啓発をしてまいります。
五九ページをお開きください。区役所本庁舎への再生可能エネルギー一〇〇%電力の導入につきまして、本年四月より本庁舎に導入しております。今後、区民、事業者へ再生可能エネルギー電力の利用を啓発してまいります。
六〇ページでございます。環境汚染物質の監視・調査についてでございます。大気、水質、アスベスト等の各対策がございます。
六一ページでございます。こちらは放射線等対策と自動車公害対策のための調査、カラス、ハクビシン、アライグマの被害防止対応を進めてまいります。ハクビシン・アライグマ対策につきましては、箱わなの設置等の支援をしております。
六二ページをお開きください。開発事業等に対する環境配慮の推進でございます。引き続き事業者への環境配慮要請を行ってまいります。
また、管理不全な状態にある住居等、いわゆるごみ屋敷への対応でございますが、条例に基づきまして、居住者等に対する助言や福祉的な支援と改善に向けた取り組みを、総合支所等関係所管と進めてまいります。
環境政策部に関します事業につきましては以上でございます。
◎田中 経済産業部長 私からは、経済産業部の主要事務事業について、順次御説明いたします。
まず、六三ページから六四ページの総合的な中小企業振興施策の促進につきましては、産業振興公社が行っている六つの事業を記載しております。
六五ページをごらんください。六五ページでは産業振興公社のあり方検討について、また、その下の中小企業者経営支援については融資あっせん制度であり、六六ページにその一覧を載せてございます。
続きまして、六七ページにつきましては、産業表彰、公衆浴場確保対策を引き続き実施してまいります。
恐れ入ります、六八ページ、六九ページになります。商業・サービス業の振興についてです。こちらも引き続き実施してまいります。
恐れ入ります、七〇ページをごらんください。七〇ページは、国による
プレミアム付商品券事業です。こちらにつきましては、後ほど詳細な御説明をいたします。
七一ページになります。七一ページ、区内産業の基盤強化につきましては、起業・創業支援の推進、次のページになりますが、七二ページの2「経営支援コーディネーター」による支援、その下になります、3ビジネスモデルの研究開発支援、こういったものを行ってまいります。
七三ページになります。七三ページの観光事業の推進では、まちなか観光のさらなる充実を図るため、本年三月末からの三軒茶屋観光案内所の運営、来年の東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会を視野に入れた機運醸成の取り組みなどを進めてまいります。
七四ページをごらんください。地方版図柄入りナンバープレートPR事業についてです。こちらにつきましては、昨年十月から交付が始まりまして、引き続きPR活動を展開してまいります。
七五ページになります。せたがや産業創造プラットフォームの構築です。金融機関や産業支援機関、大学等と連携した体制を構築し、プロジェクトの実施に向けた検討を行い、区内産業全体の底上げにつなげてまいります。
また、その下の産業ビジョン及び産業振興計画の推進では、計画の進捗管理のほか、産業振興基本条例の改正も視野に入れた検討を行ってまいります。
続きまして、七六ページです。世田谷区経済産業の動向(世田谷区経済産業白書)の活用につきましては、取りまとめたデータの活用を視野に講習会等を実施し、施策立案に資するよう図ってまいります。
続きまして、七七ページと七八ページになります。工業・ものづくりの振興です。新たな技術や製品の開発など、ものづくり産業への支援を充実してまいります。
また、建設・建築関連産業の振興では、住宅関連事業者などに向けた技術支援や製品開発等の情報を提供してまいります。
七九ページから八一ページまでが就労・雇用環境でございます。
世田谷産業を担う人材の拡充と活用では、産業振興公社が運営する三軒茶屋就労支援センターを拠点とし、ハローワークなどの関係機関とも連携を図りながら取り組んでまいります。
また、区内中小企業の雇用促進では、建設業の人材確保、区内中小企業等採用、定着促進、若年者、子育て世代の就職支援に取り組んでまいります。
八一ページの最後のところですが、高齢者の就業機会の確保では、世田谷区シルバー人材センターを初め、就業の促進を行ってまいります。
続きまして、八二ページ、八三ページになります。都市農業関係でございます。
都市農地保全の取組みにつきましては、貴重な農地の保全のため、啓発イベントの実施や農業経営基盤の強化に取り組んでまいります。
また、八三ページ、体験型農園事業の実施では、区内の農業公園や農家が開設する体験農園において、区民を対象とした農業体験事業を実施してまいります。
最後に、八四ページから八七ページまで消費生活関係でございます。消費生活関係では、啓発事業と消費生活相談を車の両輪関係に位置づけ、事業展開を行っております。
消費者の自立支援に向けた体制の整備では、区民との協働による講座運営や年代に応じた効果的な啓発活動に取り組んでおります。また、高齢者見守りネットワークと連携し、高齢者等の消費者被害未然防止のための消費者安全確保地域協議会の設置運営を行っているところです。
さらに、消費生活相談の充実では、弁護士等の専門機関との連携を深め、相談の質の向上を図るとともに、警察署等関係機関との連携を密にして、消費者被害の未然防止及び迅速な救済の取り組みを進めてまいります。
経済産業部につきましては以上でございます。
◎原田 清掃・
リサイクル部長 続きまして、清掃・リサイクル部所管の主な事業について説明させていただきます。資料は八八ページからでございます。
大きな柱といたしまして、不用物の発生・排出抑制と、後ほど御説明いたしますごみの効率的・適正な処理の二つにまとめてございます。
まず、普及啓発・環境学習の推進でございます。ごみの減量や分別の徹底についての理解を深め、区民、事業者主体の行動につながるよう、(1)に記載の資源、ごみの収集カレンダーの全戸配布などのさまざまな取り組みを進めてまいります。
次に、八九ページをごらんください。区民主体のごみ減量・リサイクル活動を促進するために、資源の集団回収の活動支援や生ごみ減量講座の開催、食品ロス対策の一環としてフードドライブの実施などの各種取り組みを進めてまいります。
九〇ページをお開きください。事業者主体のごみ減量やリサイクルの取り組みの促進を図る中で、(3)のパソコン・小型家電回収については、平成二十八年度から開始した宅配便を利用した無料回収を継続してまいります。
また、九一ページから九二ページに記載しております3の行政による資源回収の取り組みの(1)の③資源持ち去り対策につきましては、平成二十九年十二月に持ち去りの常習者に対する罰則を新設する清掃・リサイクル条例の一部を改正し、平成三十年四月から施行いたしました。
また、九三ページに記載の回収員手渡し方式により、この四月から区内二十七カ所の公共施設に新聞の持ち込み先を新設しました。持ち去られにくい環境整備に一層努めてまいります。
続きまして、九四ページをお開きください。ここからは、ごみの効率的・適正な処理でございます。
昨年度から二千カ所ふえ、区内には約八万カ所の資源・ごみ集積所があります。効率的できめ細かな収集・運搬が重要となってございます。平成二十七年度からスタートいたしました十カ年の世田谷区一般廃棄物処理基本計画に基づき着実に取り組みを進めてまいります。
具体的には、九六ページをお開きください。4に記載の粗大ごみの資源化において、平成二十九年十二月から羽毛布団の資源化の試行を実施し、平成三十年四月から本格実施したところでございます。
また、九七ページの5に記載の不燃ごみは全量選別を継続し、6の小型電子機器については、平成二十九年度から開始した小型電子機器回収ボックスに入れられた携帯電話を東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会のメダル製作に活用する取り組みは平成三十一年三月末で終了いたしましたが、回収ボックスによる小型電子機器の回収は継続してまいります。
それから、九八ページの7に記載の蛍光管の資源化につきましては、不燃ごみの中継所での全量選別、資源化を着実に実施してまいります。
次に、九九ページをお開きください。適正な収集・運搬体制の整備に向けまして、1のごみ散乱防止ネットの配付など、資源・ごみ集積所の環境美化を図ってまいります。
また、2の(2)事業用大規模建築物の対象拡大については、平成三十年四月から指導対象範囲を三千平方メートル以上から千平方メートル以上に拡大しました。また、令和元年度から全対象事業者に再利用計画書の提出を義務づけ、ごみの減量及び資源の再利用の促進を図っているところでございます。
ほかにも、一〇〇ページや一〇一ページに記載のとおり、各種の排出指導業務に取り組んでおります。
なお、本日、清掃・
リサイクル事業概要二〇一九を資料として配付させていただいておりますので、各事業の詳細につきましては、後ほどごらんいただければ幸いでございます。
御説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 期はかわりましたけれども、主要な事務事業ということを御留意いただいた上で、御質疑がありましたら、どうぞ。
◆ひえしま進 委員 二四ページのおたがいさまbankってありますよね。この内容についてちょっと知りたいんですけれども。
◎笹本 市民活動・生涯現役推進課長 ボランティア協会に委託しまして、ボランティアをしたい方がボランティア協会に登録し、どういうボランティアが必要かというのを、ボランティア協会のほうからその登録した方にメールで発信しましてつなげるという形で運用しておりまして、現在、二千名以上の区民の方が登録していただいているシステムでございます。
○中村公太朗 委員長 ここで理事者の入れかえを行います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(3)世田谷区立若林区民集会所の工事休館について、理事者の説明を願います。
◎玉野
世田谷総合支所地域振興課長 それでは、区立若林区民集会所の工事休館について御報告をいたします。
1の主旨ですが、現在の若林区民集会所を解体し、(仮称)若林複合施設として新築をいたします。これに伴いまして、工事期間中は若林区民集会所を休館いたします。
2の休館期間は、本年九月十七日から来年十一月上旬までの約十四カ月を予定しております。
3の周知方法は記載のとおりでございます。
工事期間中の代替施設といたしまして、4の近隣区民利用施設ですが、裏面をごらんください。丸山、三軒茶屋の両区民集会所がございます。
表面にお戻りください。5参考として現在の施設概要を記載しております。なお、新築する複合施設には、若林
まちづくりセンターのほか、
あんしんすこやかセンター、
社会福祉協議会、
公園管理事務所、
土木管理事務所、区民集会所活動フロアーを併設する予定となっております。
御報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆小泉たま子 委員 この現在のところで、若林区民集会所で、高齢者の方々もたくさんここを利用して活動されていると思うんですけれども、その状況はわかりませんが、ここの新しいところに行ける距離なのか、十分に今までどおりに活動できるのかどうかをお尋ねします。
◎玉野
世田谷総合支所地域振興課長 ちなみに丸山区民集会所、三軒茶屋区民集会所を紹介させていただきましたが、距離的なものを見ますと、若林からの距離は、丸山区民集会所が約六百メートル、三軒茶屋区民集会所が約七百メートルとなっております。ただ、一番近いところで言いますと、実は世田谷文化生活情報センターのセミナールーム、またワークショップルームなどを使っていただくと、およそ五百メートル以内で行けるのではないかということで、活動のほうはそのまましていただけるのではないかと思っております。
◆小泉たま子 委員 今挙げられたところでも、今実際に活動して使っているわけですから、そこの中に入ったとしても、活動がちゃんと保障できるのかどうか、そこのところをお聞きしたいんですけれども。
◎玉野
世田谷総合支所地域振興課長 利用団体の方は、もちろん既に現在の区民集会施設にもいらっしゃいます。ただ、現在使えなくなったからといって、優先的に利用していただくというような予約枠ではなく、あくまでも皆さん公平に、ほかの利用団体と同じように御利用いただきたいというふうに考えています。
◆小泉たま子 委員 今までの状況を見ますと、ここだけじゃなくて、やっぱり今までできていたグループがこれによって活動できなくなって、実際解散しているグループが多いんです。それは非常にもったいないし、生きがい対策にもならないわけですし、今、事務的な答弁でしたけれども、そういうところをもっともっときめ細かく、一つ一つのグループに対応していかないと、高齢者にとっては六百メートルも七百メートルも遠いです。そのあたりをきちっとやるべきだと私は思うんですけれども、どうでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域振興課長 今、委員の御指摘のありました現状につきましては理解をしてございます。一つ一つの活動団体の利用している例えば曜日ですとかそういったものをお伺いしながら、あいている施設を、例えばこちらのほうで御紹介してみるだとかということで、できる限り活動がそのまま続けられるようなお手伝いをさせていただきたいと思います。
◆小泉たま子 委員 これからなさるんでしょうけれども、その結果についてはどこかで報告をしていただきたいと思います。要望です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 では、続きまして、(4)地域包括ケアの地区展開の取組みについて、理事者の説明を願います。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 それでは、地域包括ケアの地区展開の取組みについて御報告をいたします。
なお、本件は、福祉保健常任委員会とのあわせ報告となってございます。
1の主旨ですが、地域包括ケアの地区展開の取り組みといたしまして、昨年度の取り組みと本年度の取り組みの予定について御報告をするものでございます。
2平成三十年度の取組みでございます。
(1)参加と協働による地域づくりとして、
まちづくりセンター、
あんしんすこやかセンター及び
社会福祉協議会の三者を中心に地区アセスメントの更新を行い、課題と社会資源の整理、把握に努めるとともに、地域住民による主体的な活動の創出とコーディネート、また、地域活動のネットワーク化など、社会資源の発掘、創出に取り組みました。
また、全地区合同による三者連携会議として、昨年十月、北沢タウンホールにおきまして事例報告会を記載のとおり実施いたしました。
(2)福祉の相談窓口の取り組みにつきましては、どこに相談をすればよいかわからない複合的な相談など、相談者の状況に応じた対応ができるよう職員研修を行うとともに、三者連携のほか、専門機関へ適切に引き継ぎを行い、支援に結びつけております。また、福祉の相談窓口の認知度を上げるため、チラシ配布やのぼり旗を活用した周知に努めてまいりました。
裏面、二ページをごらんください。3今年度の取り組みでございます。
(1)参加と協働による地域づくりについて、①方向性ですが、引き続き三者連携のもと、地区住民等の自主的な活動を推進してまいります。場の確保につきましても、引き続き民間の福祉関連施設や個人宅を活用した場の確保に努めます。また、担い手の確保につながる人材育成、活用につきましては、活動の担い手の高齢化や固定化が引き続き課題となっております。
ここで、お手数ですが、別紙1をごらんください。こちらは各二十七地区で参加と協働による地域づくりのための取り組み状況を一覧でまとめてございます。課題のある一方で、男性の活動参加や多世代交流を目的とした活動等が活発化しておりまして、こうした新たな取り組み、交流を図ることで新たな担い手を発掘するなど、各地区の取り組みにつきましては後ほどごらんください。
かがみ文裏面の二ページにお戻りください。3の(1)の②事例報告会につきましては、記載のとおり実施する予定でございます。
③区関連所管の地区支援の強化につきましては、各総合支所保健福祉センターを中心にいたしまして、支所内各課連携の検討を進めるとともに、本庁での検討体制の充実を図ってまいります。
(2)福祉の相談窓口、①三者連携による取組みの方向性につきましては、身近な地区で幅広い相談を受けとめ、適切な支援へ結びつける福祉の相談窓口の充実に向けまして、認知度の向上や各機関とのネットワーク強化を図ってまいります。
②
あんしんすこやかセンターでの取組みといたしまして、増加傾向であります精神障害などに対応するため、地域障害者相談支援センターとの連携を強化し、相談対応を充実させてまいります。また、在宅療養相談窓口などの充実に取り組みまして、医療・介護のネットワークづくりを推進いたします。
三ページをごらんください。地域ケア会議を適宜開催し、地域づくりにもつなげてまいります。
4のスケジュールは記載のとおりでございます。
また、参考といたしまして、後ろのほうに相談件数の一覧、これは一枚ぺらですが、こちらと各地区アセスメントの概要を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆小泉たま子 委員 この結果を今見せてもらっているんですけれども、これについて、区としてはどのようにこれを総括しているか、そのことを伺いたいんですが、地域包括ケアのことについて、今結果が出ているわけですね。数字が出ているんですけれども、多い少ないから始まって、どのような課題があるとか、そこまでここで報告していただかないと、この会はちょっともったいないなと思うんですね。そこまで報告をしていただきたいんですが、今わかる範囲で、どなたかが答えられれば答えていただきたい。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 御指摘いただきました現在の状況ですが、例えば参考の一枚目、一枚ぺらの平成三十年度福祉の相談窓口相談件数をごらんいただけますでしょうか。こちらの1
まちづくりセンターの福祉の相談件数、合計では二千六百十九件となっておりますが、(1)の相談種別をごらんいただきたいんですけれども、一番上の高齢、障害に関する相談が若干減っていて、同じように子ども・子育てに関する相談が若干減っていると。その下の高齢、障害、子育て以外の福祉の相談の欄を見ていただきますと、倍までとはいきませんが、大分増加しているという状況がございます。こちらの中を
あんしんすこやかセンターや
まちづくりセンターに聞きますと、最近では、精神病ですとか、メンタルヘルスですとか、例えばひきこもり、そういった相談がかなりふえているということで、
まちづくりセンターの福祉の相談窓口といたしましては、高齢、障害、子育てよりも、精神障害の相談が最近多くなってきたというように伺っております。
◆小泉たま子 委員 もうこれ以上はやめますけれども、そうだったら、これからどうしようかということもありますよね。ですから、そこまでやっぱり考えて、こういうことは計画を立てたり数字を出したりする必要がある。ただ結果だけの報告ではいけないと私は思うんですね。総合支所にはまた区民の相談窓口があって、そこにはどのぐらい行っていて、これはどういう位置を占めているかとかさまざまあると思うんですけれども、やっぱりそこまでのものをきちっとここに出していただきたい。いつか出す気持ちがあるかどうか、わかりませんけれども、報告というのは、そういうことまで考えて、今年度は全体的にやっていただきたいなと思います。要望です。
◆福田たえ美 委員 この地域包括ケアは、基本的に福祉系の分野が非常に多いというふうなイメージで、
まちづくりセンター等に行きますと、やはり御苦労されているというのを感じるんですね。だけれども、福祉側の分野の方からしたら、この
まちづくりセンターの方の動きがどうなるかによって、まさに地域包括の人材の育成とかマッチングとか、ネットワークを発掘していくのが、やはり福祉側の方々は非常に御苦労されているというのをよく聞くんです。
今、小泉委員とかも、私もアセスメントとかも見させていただきましたけれども、ここからどういうふうに
まちづくりセンター側が工夫をされているのか。個々に違うかもしれませんけれども、二十七地区共通でできること、こういうふうにやっているよという報告がもしあれば、ぜひともお聞かせいただきたいですし、もしまだ課題があるならば、今年度、来年度でどう改善していくのかというようなことまで教えていただければありがたいんですが、いかがでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 現在、
まちづくりセンターでは、確かにさまざまな御相談をいただいている中で、係長級二名、ほかに職員三名、嘱託員三名という大変小規模な組織で取り組んでおります。いろいろな御相談をいただく中で、地区アセスを見ていただくと、各地区さまざまな課題や問題があります。この中には、区だけで解決できる問題ではなくて、国の関係機関につなぐですとか、さまざまな関係機関につなげる、そういったケースも出てきております。
そうした中で、
まちづくりセンターが福祉の相談窓口として三者連携のもと、どう解決していこうかと考えたときには、やはり建物をともにしている、主に
あんしんすこやかセンターですとか
社会福祉協議会、そうしたところに御相談を結びつけていくわけですけれども、やっぱり各地区それぞれさまざま特色があります。その特色に応じた対応を、それぞれの
まちづくりセンターを初め三者連携で取り組みを進めているという理解をしているところです。
なので、例えば区として統一的にとかということであれば、申しわけございませんが、今現在はこうしていきましょうというところがここからはちょっと見てとれませんけれども、平準的なといいましょうか、いわゆる地域づくりですとか大きなお話であれば、少しそういった方針的なものも打ち出していけるのかなというふうに今感じているところでございます。
ですので、この先ですけれども、各地区の特性をしっかりとにらみながら、各地区の対応をしっかりと把握しながら、全体的なものがもしできるようであれば、しっかりと打ち出していきたいというふうに考えます。
◆福田たえ美 委員 何か納得できたようなできないような感じで、全部各地区、もちろんわかりました。二十七地区それぞれ個性もありますし、状況が違うと思うんですけれども、区としてはそこをしっかり把握して、何かサポートしていくというような雰囲気が今余り感じられなかったんですけれども、そのあたり、もう少し具体的にお願いいたします。
◎志賀
世田谷総合支所長 今、課長のほうから御答弁さしあげました。各地区にはそれぞれの特色がありまして、地区アセスメントをつくって推進しているところでございます。
一方で、先ほどの資料の中でもありましたが、事例報告会をまたことしもやる予定でございます。各地区でさまざまな事例があるのを報告し合って、それがまたそれぞれの地区で参考になることもあろうかと思います。また、地域包括ケアにつきましては、庁内でもさまざまな会議体がございますので、必要な限り情報は共有しながら、取り入れられるものはお互い取り入れたり、当然それはそれぞれの地区の中での判断はあって、個別のケースに対応していく形になろうかと思いますが、そういった形でなるべく共有できるところは共有して全体のレベルアップを図っていきたい。これは共通の目標として、我々支所も、あと福祉保健領域の各所管とも同じ認識でもって進めていきたいというふうに考えてございます。
◆福田たえ美 委員 今の御説明ですと、この事例報告会を行っていくというところが、区がバックアップをしていく使命というふうに感じたんですけれども、それを一番主として今年度も頑張っていくということでよろしいですか。
◎志賀
世田谷総合支所長 事例報告会は一つの例だというふうに考えてございます。さまざまな会議体の中で、お互いの情報を共有できるような取り組みにつきましては、福祉保健領域のほうとも連携しながら、どんな取り組みができるかというのは、これだけではなく、それ以外にも考えていければレベルアップにつながっていくものだというふうに考えております。
◆小泉たま子 委員 各地区で
まちづくりセンターなりがあったら、それは特色があるのに決まっているわけです。それは全く当たり前のこと。でも、特色があるからそれに応じているということは、個別にそのときの対応をただやっているということですよ。そのときの対応をちょっとやっていて、それが特色あると言っている。そうじゃなくて、やっぱり地域ってどうあるべきか、何をやるべきか、何を目標にして、まちセンやあんすこや何か、地域包括ケアというのはあるのかと考えたときには、その地域に特色があるから、その特色に合わせてやっていますというのは、それは区としての答えにはならないと思いますね。
ですから、今福田委員が言ったように、全体がどうあるべきかでこの課題ができたのは、それはどうすれば、これは全体のことなのか、ちょっと細かくなります。でも、それは全く特別なことで、そこだけの一時的なことなのかとか、もっとちゃんと分析してやるべきですよ。これから障害者の方も何もこういう相談は、区として本当に大事になってきますから、しっかりと受けとめて、区全体としてやってもらわないと困ります。それはしっかりとやってください。それを要望します。
◆田中みち子 委員 今、やはり精神障害とかメンタルヘルスの方の御相談事が多いということで伺ったんですけれども、やはりその裏には、例えばひきこもりというふうになったときに、ひきこもりしてしまうそのきっかけみたいなものが、例えば虐待であったりとか、家族でDVの状態になっているとか、結構そういった複合的な課題というのがあると思っているんです。
そういったところをどの辺まで皆さん方が把握して的確に支援につなげているのか、ちょっと事例もあれば、そんなところも交えて教えていただければと思うんですが。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 今委員おっしゃったように、一つの事例に対してもさまざま複合的な御相談ということでございます。実際に御相談がございましても、例えば
あんしんすこやかセンターの職員、また、
まちづくりセンターの職員、
社会福祉協議会の職員で対応できないというようなことがございました場合、先ほど申し上げましたが、国につなげるですとか、都につなげるですとか、他の関係機関につなげていく必要があるというふうに考えてございます。
先ほどお話しいたしました精神障害やメンタルヘルスの相談事例は大変多くなっていると先ほども御紹介させていただきましたけれども、例えば総合支所の保健福祉課や健康づくり課につなげる前の段階での支援が必要だということもございます。申しわけございません。具体的な事例を私はちょっと把握しておりませんけれども、伺った話でありますと、単に総合支所の福祉領域につなげるだけでなく、直接東京都や国の機関への働きかけを、
あんしんすこやかセンターの職員から行っているケースもあるというふうに伺ってございます。
◆田中みち子 委員 国や都に、あとは
まちづくりセンターを中心にということでありますけれども、やはりこの地域住民の方のネットワークというのも大事だと思うんですね。今、ひきこもりという中に虐待やDVという複合的な要因が課題として挙げられるということであれば、そういったことを予防したいということで、地域の皆様が結構、例えば御自宅を開いて見守りのネットワークなんかを一生懸命つくっています。だけれども、そのつくっていた方々が、果たしてどこにそういった子がいて、困っている人がいるのかというのが見えてこない。せっかくいいものがネットワークができているのに、それがうまく機能しないというのを常日ごろ感じているんですね。やっぱりそういったところを地域包括ケアということで、誰一人取り残されないということでやっていらっしゃると思うので、ぜひとも見える形でつなげていただきたいと思っています。
それで、これは区のほうでやるのか、
社会福祉協議会を中心としてコーディネートしているということで聞いたりしますけれども、例えば担当の方がなかなかつながっていない、つなげてくださらないですよという声とかいろいろ聞くんですね。そういったところはうまく機能しているという認識でいるのか、どうでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 今のお話の中で、やはりそうした一つの課題に複合的な問題がある、課題があるというところを、先ほどお話ししたこの三者がしっかりと共有できるように、例えば地区版の地域ケア会議を
あんしんすこやかセンターが主催して設けていたりですとか、また、地域版の地域ケア会議を区の保健福祉課が主催して、例えばケアマネジャーや医療・介護関係者、民生委員、関係機関等が参加して情報を共有するですとか、そういったことで情報を共有しながら解決策を導き出していく、そういったケア会議を随時行っているところでございます。
◆田中みち子 委員 いろいろ工夫してやってくださっているのは理解するんですけれども、なかなかそれが、本当にネットワークを張りめぐらしている一人一人の区民、その意識の高い方々も含めて、意識の高い人ぐらいには届いてほしいという情報も届いていない。その中で、そうした人たち、新たに掘り起こしていきたいところにまで当然届かないだろうなという感じがしていますので、ぜひそのあたり、今後、さらに工夫していただいて、地域資源をもっともっと掘り起こしていただいて、つなげていただきたいと要望いたします。
◆たかじょう訓子 委員 ちょっと確認なんですけれども、相談件数が平成三十年度は二千六百十九名でした。
あんしんすこやかセンターや
社会福祉協議会、
まちづくりセンターにつないだ相談内容というのは合計すると千にはいかないですよね。九百もいかないですよね。残りというのは、例えば相談を受けたけれども、そのままお帰りになった方、あるいは区の福祉に直接つなぐというパターンなのかなというふうに思いますけれども、その辺はどういう感じなんですか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 福祉の相談窓口と銘打って、さまざまな方に来ていただきたいということですごく間口を広げて、皆さんに来ていただくということで御相談をお受けしております。当然その中には、今委員おっしゃったように、福祉の相談以外のお話もそこにはまじっています。そういったものが関係、例えば本庁につなげるですとかということで、福祉のほうに直接つなげる必要がないものであったり、お話として福祉の要素が少し出てきたので、相談件数に加えてはいるけれども、そこで御自身で納得されて帰られるケースだとか、さまざまあるというふうに認識してございます。
◆岡本のぶ子 委員 今、さまざまな御相談の御質疑があったんですけれども、所管のほうに伺っておきたいんですが、この福祉の相談窓口の相談件数というものの総トータルはここには出ていないですね。
まちづくりセンターで受けた相談件数、
あんしんすこやかセンターで受けた相談件数、社協で受けた相談件数、それを総トータルして、本来、福祉の相談窓口の総件数というのが出るんだと思うんです。この資料上はそれが出ていないということを私はこちらで理解したんです。
あと、最後の
社会福祉協議会の相談件数の読み方だけは、あんすことまちセンとの読み方が違っていますね、とり方が。だから、このとり方を統一しないと総数にならないということも理解するんですが、今後、相談のとり方をきちんと統一した上で報告していただかないとちょっと混乱するかなと思いますが、いかがでしょうか。
◎玉野
世田谷総合支所地域調整課長 委員おっしゃるとおりでございます。きちんと統一した形で数字をとりまして、来年は報告をさせていただきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 では、続きまして、(5)松原
まちづくりセンター基本設計について(
あんしんすこやかセンター・
社会福祉協議会との一体整備、
松原小学校プール・新BOP室、松原ふれあいの家との複合化)について、理事者の説明を願います。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 私からは、松原
まちづくりセンター基本設計(
あんしんすこやかセンター・
社会福祉協議会との一体整備、
松原小学校プール・新BOP室、松原ふれあいの家との複合化)について御報告します。
なお、本件は、福祉保健常任委員会、文教常任委員会とのあわせ報告となります。
資料をごらんください。1の主旨でございます。本件は、松原
まちづくりセンターの松原小学校への移転整備の基本構想につきまして、昨年九月の政策会議において決定し、昨年九月二十一日の本委員会にて報告をしたものでございますが、このたび、基本設計を取りまとめたものです。
2の基本設計の概要です。
既存松原小学校のプール付近に複合棟を配置し、校庭面積を確保します。複合施設棟の地下一階に
まちづくりセンター、
あんしんすこやかセンター、
社会福祉協議会など、一階に活動フロアーやふれあいルーム、新BOPの施設、二階にはプール等を整備します。区民利用施設への出入り口は北側の道路から地下一階に直接入るようにして、高齢者の方の利用頻度を考慮した車寄せ形態を採用いたします。校舎棟からプールへの渡り廊下の整備にあわせまして、体育器具庫、トイレなどを附属棟に整備いたします。
基本構想からの変更点は、空調設備を新設し、照明設備のLED化を行います。また、工事の期間も、当初は令和四年度の完成としていたところでございますが、複合施設棟の増築工事と同時に、渡り廊下、附属棟の工事も行うということで工期を短縮し、令和三年度の完成としております。
3の施設建設の概要です。恐れ入ります、別添のA4横置きの図面をごらんください。表紙は案内図、建築概要となってございます。
めくっていただきまして、基本設計2、配置図です。区民施設の出入り口は北側道路からとなっております。
次ページ、基本設計3は、地下一階平面図です。左側施設入り口を入りますと、エントランス、
まちづくりセンター、
あんしんすこやかセンターの窓口、事務室がございます。
階段を上がりますと、恐れ入ります、次のページ、基本設計4、一階左側、
まちづくりセンター部分に活動フロアーとふれあいルーム、右側は網かけをしてあります体育館側からの入り口、玄関ホールがあり、新BOP室、プールの更衣室がございます。
玄関ホールの横の階段を上がりますと、次のページの基本設計5、二階がプールとなっております。
また、基本設計7は体育館南側の附属棟となってございます。
以下の図面は立面図などとなっておりますので、後ほど御確認ください。
恐れ入ります、かがみ文の二ページにお戻りください。4の概算事業費は約十五億五千万円です。三ページをごらんください。施設維持管理費は約一千二百九十万円です。
最後に、スケジュールでございますが、今後、七月六日に基本設計の説明会を開催し、今年度中に実施設計を行います。本年のプール利用終了後より令和二年度にかけてプールの解体にかかり、体育館の改修なども行い、令和三年度の開設を予定してございます。
報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
◆小泉たま子 委員 ちょっとお尋ねします。
まちづくりセンターが地下一階となっているんですけれども、聞いたところによりますと、あるところから見れば地下一階だけれども、別の道路から行けば一階だ、こういうふうに伺っていたんですが、そういうことなんですか。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 委員おっしゃるとおりで、坂になっておりまして、ちょうど地下一階の正面が外観から見ますと一階みたいな建物になっております。ただ、校庭側のグラウンドレベルから見ますと地下になるということで、今、地下一階と申し上げておりますけれども、三階建てみたいな構造になるかと思います。
◆小泉たま子 委員 やっぱり
まちづくりセンターが地下というのは、これからですよ、これじゃないんですけれども、それでは非常に困るなと思うんですね。皆さんに知っていただく
まちづくりセンターの中心が地下というのは違うなと。北沢でも地下になっていまして、非常に行く人が少ないし、暗い感じでしたね。ですから、これがもし地下になって光が入らないということになれば、これから何かを考えなければいけないんじゃないかな、もうこういう基本的なことができていますので、そう思ったんですが、そういうことはないんですね。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 松原に関しましてはそういうことはございません。繰り返しますけれども、外観的には三階建てのような構造に見える建物になっております。
◆小泉たま子 委員 それから、私は全く素人でわからないんですが――書いてあるのか、書いてありますね。全体の図がわからないとイメージが湧かなくて、こういう設計図だけではちょっとわからないというのがあるので、もうちょっとわかりやすい、これでいいのかしら、要望したいなと思ったんですけれども、親切ではないな、専門家の人が見るようなあれだなと思っておりましたが、つぶやきです。済みませんでした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(6)学校等の耐震再診断の確定値を踏まえた対応について、理事者の説明を願います。
◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 それでは、学校等の耐震再診断の確定値を踏まえた対応について御報告いたします。
なお、本件は、企画総務委員会、福祉保健委員会、文教委員会のあわせ報告となっております。区民生活委員会では、第三クールのものづくり学校が該当いたします。
まず、1の主旨ですが、区では、区施設の安全性を確保するため、耐震性能の再診断を実施しております。この再診断は、三十一施設の公共施設を三クールに分け実施しておりますが、既に小中学校二十四校と学校の中に設置されている保育園三園につきましては診断結果が確定し、情報提供させていただいておりますが、今回、残りの第三クール分の中学校四校と河口湖林間学園、ものづくり学校、職員研修会場等がある旧厚生会館の公共施設の三施設について確定値が報告されましたので、改めて、これまでの全ての確定値の状況と今後の対応について御報告するものでございます。
2の確定したIs値の状況です。各クールを地震に対する安全性の三段階に合わせてお示ししています。
各施設の状況は、別紙記載のA3の資料のほうをごらんください。区民生活委員会での御報告の趣旨は、第三クールに含まれておりますものづくり学校の確定値でございます。ものづくり学校内には若者総合支援センターも含まれております。表の一番右の第三クールで、下から二つ目にものづくり学校の確定値を記載しております。A棟の確定値は〇・五、B棟は〇・四八となっております。
恐れ入りますが、A4のかがみ文にお戻りいただいて、裏面をごらんください。3の確定値を受けた対応方針についてでございます。
(1)の基本方針として、まずIs値が〇・三以上〇・六未満の各施設につきましては、速やかに耐震補強の設計を進めまして、各施設運営に支障を来さないよう、耐震補強工事を令和二年から開始する予定でございます。ものづくり学校もこちらに該当いたします。ものづくり学校の第三期契約終了が令和二年の七月末となっておりますので、その後の耐震工事となる予定でございます。
以下、学校施設への対応になりますので、後ほど御確認ください。
(2)のIs値が〇・三を下回る施設への対応につきましては、本委員会には該当してございませんので、①体育館棟、②校舎棟、それぞれの対応について記載されておりますので、こちらにつきましては、各常任委員会で御報告しております。
説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対し御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(7)池之上小学校の耐震再診断結果を踏まえた旧北沢小学校の後利用について、理事者の説明を願います。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 池之上小学校の耐震再診断結果を踏まえた旧北沢小学校の後利用について御報告いたします。
なお、本件は、企画総務常任委員会、福祉保健常任委員会、文教常任委員会とのあわせ報告でございます。
資料をごらんください。1の主旨でございます。平成三十年四月に下北沢小学校と統合することが決定していた旧北沢小学校の後利用について、平成二十九年八月から十二月にかけて、地域住民との意見交換会を四回開催して後利用方針の考え方をまとめ、その内容を踏まえ、平成三十年三月に北沢小学校後利用方針を取りまとめました。後利用方針に基づき、旧北沢小学校の施設について、平成三十年四月以降は北沢中学校の第二校舎等として当面五年程度は活用し、学校活動等を行うことで、学び舎の魅力向上を図るとともに、避難所機能や地域コミュニティーの核としての機能、子どもの居場所としての機能を維持しているところでございます。
一方で、現在、区では区施設の耐震性能の再確認のため、学校施設等三十一施設において順次耐震再診断を実施しております。このたび、池之上小学校について、耐震診断の評定書等を踏まえ、速やかに改築を行うこととし、周囲の環境等も踏まえて整備手法等の検討を重ねた結果、令和二年四月を目途に、改築時の仮校舎として、北沢中学校の第二校舎等を活用することとしました。
北沢中学校の第二校舎等では、教育活動等を行うとともに、空き教室等を活用してさまざまな取り組みを行っており、池之上小学校改築時の仮校舎としての活用を踏まえ、これらの取り組みの今後の対応について御報告するものでございます。
次に、2の北沢中学校の第二校舎等における取り組み状況についてです。北沢中学校の第二校舎等では、教育活動等を行うとともに、地域の避難所としての機能を維持しているほか、空き教室等を活用し、地域からの意見等を踏まえ、さまざまな取り組みを行っております。
(1)地域利用の取組みについてです。北沢中学校の教育活動等での使用に支障がない利用を基本とした上で、旧北沢小学校及び下北沢小学校に関係する地域活動団体や地域スポーツ団体などの活動の継続を図るため、学校等と協議しながら、学校施設の地域利用の取り組みを行っております。
(2)北沢子どもの居場所支援事業(きたっこ)についてです。子どもたちに健全な遊び体験を提供し、心身の発達と自立を支援する場として、代田児童館の出張事業である北沢子どもの居場所支援事業(きたっこ)を実施しております。
(3)みつけばルームの出張プログラムについてです。発達にでこぼこのある若者がさまざまなワークショップを通じて生きるヒントになる「ナニか」を見つける場所として、国立成育医療研究チームの敷地内において実施している居場所事業、みつけばルームの出張プログラムを月一回程度実施しております。
(4)青少年交流センター池之上青少年会館の改修工事に伴う休館中の出張事業についてです。青少年交流センター池之上青少年会館が改修工事に伴い、令和元年八月から令和二年三月中旬まで休館するため、休館中の対応として、中学生以上――主に中高生でございますが――を対象に、通常より大幅に規模を縮小した出張型居場所事業を実施する予定でございます。
(5)その他といたしまして、ひとり親世帯等の小中学生を対象とした無料学習会「かるがもスタディルーム」の実施場所として、月二回程度、空き教室を活用している状況でございます。
次に、3の今後の対応についてです。北沢中学校の第二校舎等における教育活動等についてですが、令和二年四月を目途に、北沢中学校第二校舎等としての位置づけを解消し、池之上小学校改築時の仮校舎として活用します。また、現在、第二校舎等で行われている教育活動等については、北沢中学校本校舎のみでの運営に変更いたします。
避難所機能につきましては、令和二年四月以降も災害時の避難所機能を維持します。
地域利用の取り組みについては、令和二年四月以降の取り組みの継続に向け、池之上小学校の関係団体も含め、必要な調整を進めます。
北沢子どもの居場所支援事業(きたっこ)についてですが、令和二年二月下旬まで北沢中学校の第二校舎等で取り組みを実施し、三月以降については、北沢地区会館での事業継続に向け調整を進めます。
みつけばルームの出張プログラムについてですが、令和元年九月まで北沢中学校の第二校舎等で取り組みを実施し、十月以降については、北沢地域の区民集会施設等での事業継続に向け調整を進めます。
青少年交流センター池之上青少年会館の改修工事に伴う休館中の出張事業については、令和元年八月上旬から令和二年二月下旬予定の期間内において、北沢中学校の第二校舎等で出張型居場所事業を実施します。
かるがもスタディルームについてですが、令和元年九月まで北沢中学校の第二校舎等で取り組みを実施し、十月以降については、北沢地域の区民集会施設等での事業継続に向け調整を進めます。
4の今後の旧北沢小学校後利用の進め方についてです。当面の間、池之上小学校の改築時の仮校舎としての活用を図り、その後の利用方法等については、行政需要や財政状況、地域住民の意見等を踏まえ、引き続き検討いたします。
最後に、5の今後のスケジュールについてです。本日の常任委員会以降、保護者や地域等への周知に加え、六月下旬には地域への説明会の開催を予定しております。
御報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆小泉たま子 委員 二年の四月から池之上小学校の子どもたちは北沢中学校へと、こういうふうになるわけですよね。これはあわせ報告ですから、文教でも、それから福祉でもなっているわけですけれども、ここで私も一言申し上げたいなと思って、池之上から北沢まで、子どもの足で片道四十分かかるんですね。それで狭いと。四十分かかると、歩いた人が言っている。
それはいいとしても、私がここで申し上げたいのは、これから人口のあれによって統廃合とかさまざまなことが起きてきます。そのときに、やっぱりこういう問題がそのたびごとにしょっちゅう起きてくると思うんですね。だから、区としてこういう場合はどういうふうに考えるかということを基本的に考えておく必要があると。そのたびごとに地域の住民の方々が本当に困るようなことじゃなくて、前もありましたけれども、区としての基本的な、そのときの場当たりじゃなくて、やっぱりしっかりと決めておく、考えておく、議論しておく、方向性はちゃんと示すというぐらいのことをやらないと、区民がそれで大変惑わされるし、地域に混乱が起きると思うんですけれども、副区長、何かお考えがあればお尋ねしたいと思います。
◎岡田 副区長 今回の件につきましては、前期のときに御報告をさせていただきましたけれども、阪神・淡路大震災以降の耐震診断の結果のとり方が本来やるべきとり方と違っていたということで、この前の案件でも申し上げましたけれども、再診断をするということです。その中で池之上小学校が非常に低い数字が出てしまったということで、これまでの旧北沢小学校の後利用について、地域の方たちとさまざまなお話をしてきたことを一度戻さなきゃいけないということになったことについては大変申しわけないと思っておりますが、今、〇・二二しかないという池之上の状態を早急に対処するためにはこの方法しかないということで、区として判断したところでございます。
今委員からお話しがありました、今後統廃合するときに、では、どの程度の距離とかということを考えるべきかということについては、私どものほうとしても、教育委員会としっかりと話を詰めて、区としての考え方を持ちながら進めていきたいと思います。
◆小泉たま子 委員 それは通学路のことに関してもつけ加えておきます。
◆たかじょう訓子 委員 地震がきのうもおとといも、きのうはありませんでしたが、ちょっと続いたりしていますので、本当にいつ大きな地震があってもおかしくないという状況が続いていますので、今回はっきりわかったことで、早急にこれを進めなければならないと私も本当に認識しています。
五年程度というふうに書いてありますけれども、これは完成までに五年程度という認識でいいんですか、どうなんでしょうか。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 おっしゃるように、通常の学校の建築に関しまして、基本構想、それから基本設計、実施設計、工事の施工期間が大体二年から三年というふうになりますので、建築所管のほうからは、早くて四年から五年かかるというふうに聞いております。
◆たかじょう訓子 委員 これを早めるというのはちょっと難しいのでしょうけれども、今、旧北沢小学校の跡地利用で、多くの皆さん、地域の皆さんの活動、子どもの活動などが行われていますから、ここの説明というのがまた大変なんだろうなと思います。ぜひ丁寧に進めていただきたいというふうに思います。納得いかないわというふうなことをおっしゃる方もいるかと思いますけれども、本当に丁寧にやっていただくようにお願いしたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(8)世田谷区立代沢地区会館の工事休館について、理事者の説明を願います。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 世田谷区立代沢地区会館の工事休館について御報告いたします。
1主旨についてです。公共施設中長期保全計画に基づき、代沢地区会館の改修工事を実施いたします。これに伴い、工事期間中は代沢地区会館を休館とします。
改修内容につきましては、防水改修、空調設備改修、電気設備改修、給排水衛生設備改修等です。
経費概算につきましては、約八千三百八十八万円です。
休館期間は、令和元年九月一日から令和二年一月三十一日までの約五カ月です。
周知方法につきましては、記載のとおり、「区のおしらせ せたがや」、ホームページ等で実施してまいります。
近隣区民利用施設につきまして、恐れ入ります、裏面の周辺図をごらんください。近隣施設につきましては、北沢南区民集会所、下北沢区民集会所、代沢東地区会館、北沢地区会館等がございますので、代沢地区会館が休館中は、こちらを御利用いただければと考えております。
御報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆阿久津皇 委員 これは代替の近隣の施設は南のほうには余りないんですか。
◎土屋
北沢総合支所地域振興課長 南のほうにもございますけれども、歩いて行かれる距離というような形で、ここで御案内しているところでございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(9)世田谷区立九品仏地区会館の工事休館について、理事者の説明を願います。
◎荒
玉川総合支所地域振興課長 私からは、区立九品仏地区会館の工事休館について報告させていただきます。
本件は、公共施設中長期保全計画に基づき改修工事を実施するものです。
主な改修内容につきましては、2に記載のとおりです。
概算経費は七千四百九十万円、工事・休館期間は本年九月十七日から来年の二月末日を予定しております。
その他、区民への周知方法等につきましては記載のとおりです。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 では、この後、また理事者の入れかえがございますけれども、ここで十分ほど休憩をとらせていただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 そうしましたら、五十分開始ということで、休憩に入りたいと思います。
午前十一時四十分休憩
──────────────────
午前十一時四十九分開議
○中村公太朗 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
報告事項の聴取を続けます。
次、(10)世田谷区立世田谷美術館分館向井潤吉アトリエ館の工事休館について、理事者の説明を願います。
◎大澤 文化・芸術振興課長 それでは、私のほうから世田谷区立世田谷美術館分館向井潤吉アトリエ館の工事休館について御報告をいたします。
1主旨でございます。まず、向井潤吉アトリエ館ですけれども、6の施設概要に書いておりますとおり、平成五年七月に、民家を中心に風景を描き続けてきました、区の名誉区民の故向井潤吉氏から、自宅兼アトリエの寄贈の申し出があり、展示館として開館した建物になります。昭和三十七年に竣工し、築五十七年の建物になります。この建物が経年劣化による施設改修工事が必要なため、公共施設中長期保全計画に基づき、施設の安全性や機能を確保し、安定的な運営を実施するために行うものでございます。
2の工事内容でございます。空調機・換気設備の改修、建物の照明器具のLED化等の設備更新工事、外壁劣化部改修、展示室などの床の張りかえなどでございます。
3の概算経費でございますけれども、四千五百六十五万円でございます。
4の休館期間ですが、ことし、令和元年十月七日から令和二年、来年の四月十七日の約六カ月間を予定しております。
5の区民への周知方法です。せたがや文化財団の広報誌、八月二十五日号の「せたがや文化・スポーツ情報ガイド」に掲載するとともに、区及びせたがや文化財団ホームページでも周知してまいります。
向井潤吉アトリエ館の施設概要については記載のとおりでございます。
御報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(11)オーストリアウィーン市
ドゥブリング区長一行の来訪について、理事者の説明を願います。
◎松田 国際課長 私からは、オーストリアウィーン市
ドゥブリング区長一行の来訪について御報告いたします。
1の主旨でございます。本年は、世田谷区とウィーン市ドゥブリング区の姉妹都市提携三十五周年並びに日本とオーストリアの修好百五十周年を迎えます。これらを記念いたしまして、
ドゥブリング区長、副区長、区議会議員等の公式訪問団が来日を予定しており、世田谷区にも来訪されることとなりました。
2の来訪予定者です。昨年十月三十一日に
ドゥブリング区長に就任されましたダニエル・レッシュ区長を含む十一名となります。なお、レッシュ区長は今回が初来日と伺っております。
3の訪問団の都内の滞在日程でございます。六月二十九日土曜日から七月一日月曜日の三日間を予定しております。
4来訪期間中の
ドゥブリング区長一行の主なスケジュールを記載しております。六月二十九日については午後に、区長及び教育長の表敬訪問、区主催の歓迎コンサート及びレセプションを予定しております。こちらの会場は全て駒澤大学の深沢キャンパスを予定しております。六月三十日につきましては、訪問団の御要望により終日独自行程となっております。七月一日は、区議会議長表敬訪問及び姉妹都市再確認宣言書調印式の執行を予定しております。同日午後、訪問団は都内で在日オーストリア大使館の主催行事に出席されるとのことです。
姉妹都市再確認宣言書の調印式は、過去の調印式と同様に、世田谷区議会議場で行い、議員の皆様にも御出席していただきたいと考えております。こちらは詳細な式次第が決まり次第、改めて御案内させていただきます。
今後、区議会の御協力もいただきながら、区として、レッシュ区長を初め訪問団の皆様を歓迎してまいりたいと存じます。
説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆福田たえ美 委員 来訪予定者十一名の中に、カウンセラーさんとか、飲食店経営者とか、そういう方が入っていますけれども、これはどのような経緯で来訪されるのか教えていただいていいですか。
◎松田 国際課長 こちらについては、レッシュ区長のほうが全て選んだというか、選任されたということで聞いております。呼びかけをしたと聞いております。
◆福田たえ美 委員 もう一つ、今回、世田谷区のほうでは調印式等いろいろありますけれども、世田谷区で出費する部分というのはあるんでしょうか。
◎松田 国際課長 この受け入れに関しての予算というのが全部で二百五十万円の予算額となっております。内訳といたしましては、受け入れに伴うバスガイド、食事手配、交通の部分ですね。それから、歓迎コンサート、レセプション運営委託等、そのほか需用費、いろんな調印式に関する消耗品等やお土産、あと役務費で通訳等のお金となっております。
◆阿久津皇 委員 これは駒澤大学の深沢キャンパスで行うことになったその理由というか、経緯みたいなものを教えてください。
◎松田 国際課長 もともとこの訪問団の中に音楽の演奏者がおります。その方の御希望等も踏まえて、コンサートをやりたいということで言われまして、それが二月の時点だったんですね。私どももいろいろと会場を探しましたが、結局とれるところが駒澤大学のキャンパスの中にあるコンサート会場という形になりましたので、ここでやることになりました。
◆阿久津皇 委員 ありがとうございます。
あと、都内滞在日程とありますけれども、これは東京以外にも滞在される予定はあるんですか。
◎松田 国際課長 十一名の三十日の動きというのは、それぞれで動くということで、一緒に動くわけではないということでお伺いしております。
◆阿久津皇 委員 わかりました。
◆ひえしま進 委員 これは一般区民が参加をするようなシーンというのはどこかにありますか。
◎松田 国際課長 まず、コンサートのときには、深沢高校の太鼓の演奏があったりとか、小学校、昨年、ドゥブリングを訪問した小学生がおりますので、その方たちも演奏をします。そういったところでの交流がございます。あと、区内にある音楽団体がございまして、そこはレセプションにも御招待しておりますので、そこでの交流があると思っております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(12)環境基本計画の見直しに関するシンポジウム・ワークショップの開催について、理事者の説明を願います。
◎安藤 環境計画課長 環境基本計画の見直しに関するシンポジウム・ワークショップの開催について御報告いたします。
1主旨でございますが、環境基本計画の中間見直しに当たりまして、計画の素案に区民意見を反映させるため、シンポジウム・ワークショップを開催いたします。
開催日は、六月二日日曜日でございます。
会場は、三軒茶屋の文化生活情報センターです。
4の内容といたしまして、第一部は基調講演、それからパネルディスカッション、第二部は区民の皆様との意見交換・まとめの発表を予定しております。
説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(13)「環境エネルギー・ラボ二〇一九inせたがや」の開催及びクラウドファンディングの活用について、理事者の説明を願います。
◎安藤 環境計画課長 「環境エネルギー・ラボ二〇一九inせたがや」の開催及びクラウドファンディングの活用について御報告いたします。
1の主旨でございますが、未来を担う子どもたちが環境とエネルギーについて楽しく学ぶ機会をつくるとともに、環境エネルギー施策の取り組みや技術等の普及啓発を図るため、大学、環境団体、企業、川崎市等の連携協力のもと開催いたします。開催資金の一部につきましては、こうした機会の提供について広く応援してもらうため、クラウドファンディングの手法を活用した寄附の募集を行います。
2の事業概要でございます。本環境イベントの実施主体は実行委員会、世田谷区との共催でございます。開催日は十月十三日、十四日の二日間。開催場所でございますが、第一会場は、東京都市大学二子玉川夢キャンパスとカタリストBA、こちらのほうでは子ども向け環境エネルギーのワークショップを実施いたします。第二会場はイッツコムスタジオ&ホールでございます。こちらの会場では、環境エネルギー施策の取り組みや技術等の展示紹介・体験、それからフードドライブ等を実施いたします。
なお、第二会場は十月十四日のみの開催となります。
なお、昨年は二日間で約三千百名の御来場がありました。
3のクラウドファンディングの概要でございます。対象事業は、上記の第一・第二会場でのイベントを対象といたします。(2)の目標金額は百五十万円を目標としております。事業費全体が約七百六十万円となっております。(3)の募集期間は七月一日から十月十一日まで。裏面をごらんください。(4)の寄附の受け付け方法でございますが、ふるさとチョイスでの受け付け、それから環境計画課の窓口での受け付けを予定しております。
寄附募集の周知方法でございますが、(2)にあります募集チラシを、町会・自治会回覧、「区のおしらせ」、ふるさとチョイス等での周知を予定しております。
5の今後の予定でございますが、記載のとおりでございます。
説明は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆畠山晋一 委員 これはクラウドファンディングで百五十万円募った際に、満額集まらなかった場合はいかようにされてしまうのか。
◎安藤 環境計画課長 目標金額に至らない場合でも、予算措置としては担保しておりますので、事業は実施させていただきたいと考えております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(14)国の
パリ協定長期成長戦略案に係るJCI(
気候変動イニシアティブ)メッセージへの賛同について、理事者の説明を願います。
◎安藤 環境計画課長 国の
パリ協定長期成長戦略案に係るJCI(
気候変動イニシアティブ)メッセージへの賛同について御報告いたします。
1の主旨でございます。国で定めておりますパリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略案を公表し、意見募集を行いました。これに対し、世田谷区も参加しておりますJCIより、長期戦略案に対しましてメッセージを発信するに当たり、加盟団体に対して賛同を求める要請があり、区として本メッセージに賛同したので、御報告いたします。
2の長期戦略案の概要は、別紙1、一枚めくっていただきますと横版の資料でございます。特徴的なところを申し上げますと、最終到達点としまして脱炭素社会を掲げ、二〇五〇年までにCO2排出量を八〇%の削減に取り組むとしております。
第二章、左側のところにございますが、第一節にありますエネルギーに関しましては、再生可能エネルギーの主力電源化、火力はパリ協定の長期目標と整合的にCO2排出削減等を記載しております。
資料をお戻りいただきまして、3のJCIの組織でございますが、平成三十年七月六日に発足しました、企業、自治体、NGO等の多様な主体のネットワークでございまして、世田谷区は昨年の十月に参加しております。
4のJCIとしてのメッセージにつきましては、別紙2のほうに記載のとおりでございます。特徴的なところといたしましては、エネルギーの効率化を徹底して進め、再エネの利用を最大限に拡大することなどがメッセージとして込められております。
報告は以上です。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(15)国による
プレミアム付商品券事業の実施について、理事者の説明を願います。
◎羽川 商業課長 国による
プレミアム付商品券事業の実施について説明いたします。少々説明が長くなりますが、御容赦をお願いしたいと存じます。
1の主旨でございます。消費税率の引き上げが低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的として、国の時限的な補助事業によりプレミアム付商品券を販売するものでございます。
2の事業概要でございます。
(1)の購入対象者でございます。①は平成三十一年度住民税非課税者とその方に扶養されている方、そのうち生活保護受給者等を除く方を対象とするものでございまして、該当者は十三万人程度と見込んでいるものでございます。②につきましては、三歳未満の子が属する世帯の世帯主でございます。各世帯で、こちらに記載の期間中にお生まれになったお子さまが対象の人数となるものでございまして、お子さまの人数として約二万六千人が対象となるものと見込んでいるところでございます。
(2)の利用想定人数でございますが、非課税者の九五%の方及び該当する子育て世帯の対象者全員を想定しているものでございます。
(3)の購入限度額でございます。該当するお一人様当たり二万五千円の商品券を二万円で購入できるというものでございます。購入単位は券面額で五千円とし、購入引きかえ券を窓口に持参していただき購入するというものでございます。
なお、商品券そのものの一枚の券面額は五百円といたしまして、つり銭は出さないという取り扱いをする予定でございます。
お手数ではございますが、三枚ほどおめくりいただきまして、別紙1をごらんいただきたいと思います。こちらが購入引きかえ券の様式でございます。国で定めた様式でございますが、こちらの購入引きかえ券を区内郵便局に持参して商品券を購入するというものでございまして、購入数に応じて下の購入確認欄のほうにスタンプを押して、購入数を管理するというような形になってございます。
資料の一ページ目にお戻りください。2の(4)でございます。販売期間は本年九月下旬から二月末まで、使用期間は本年の十月一日から年度末、三月三十一日までを予定してございます。
3の実施体制及び実施方法でございます。(1)として、三月から商業課に担当の係を設けてございます。
(2)でございますが、資料記載の内容につきまして、事業者に委託して、事業実施をいたします。
お手数でございます、二ページ目をごらんください。こちらのほうの⑥商品券販売につきましては、区内の郵便局での実施、⑦の商品券換金事務については、区内信用金庫等に委託する方向で調整を進めているところでございます。
(3)の対象者の把握方法でございます。こちらは記載のとおりでございまして、区で非課税決定をしている方や介護保険料第一・第二段階の方等から対象者を抽出するとともに、住民税未申告の方につきましては、課税課より申告を勧奨する案内を送付してまいるものでございます。
(4)の利用者の手続の流れでございます。
①として購入引きかえ券の入手でございます。ア)の住民税非課税等の方につきましては、対象と考える方に区が申請書を送付するとともに、課税課の通知においてプレミアム付商品券の記載をして制度周知を図ってまいります。利用希望者は申請書を区に郵送し、区は審査後、購入引きかえ券を簡易書留で送付いたします。
イ)の三歳未満の子のいる世帯につきましては、住民記録から該当者を抽出し、購入引きかえ券を簡易書留で送付いたします。
②でございます。商品券購入引きかえ券を区内郵便局に持参いたしまして、商品券を購入するという流れでございます。
③でございます。商品券は区内の取扱店で使用できますが、以下のア)からキ)に記載したものにつきましては使用の対象外とするものでございます。
なお、資料に記載をしてございませんが、今回の商品券に関しまして、国からでございますが、公的医療保険や介護保険の一部、本人負担の支払いにも充てられるとの通知がございました。取扱店として登録があれば、医療機関等での使用も可能というような形になってございます。
ページをおめくりいただきまして、三ページ目をごらんください。(5)の問い合わせ対応でございます。七月以降、コールセンターや区役所本庁舎内に臨時窓口の設置を行います。
(6)は取扱店での事務の流れでございます。七月以降に取扱店登録をしていただきます。区は、取扱店に登録証やステッカーなどを交付いたします。十月以降、商品券により商品等を販売していただき、区内取扱金融機関で換金するというものでございます。
4の特に配慮が必要な方への対応でございます。こちらの内容は、DVによる避難者、あるいは虐待による施設入所者などの中で、特に基準日時点で居住している場所と住民票の所在地が異なる場合についての対応でございます。こちらにつきましては、居住している場所で購入引きかえ券を交付するという対応をするための対応について記載しているところでございます。具体的な対応につきましては、記載を後ほどごらん願います。
続きまして、四ページ目をごらんください。5の事業経費でございます。
(1)は昨年の第四次補正予算で御議決いただいた経費でございます。商品券発行準備に伴うシステム改修費等の約四千万円でございまして、全額国庫補助の対象となるものでございます。
(2)の第二回定例会で補正予算を提案する経費でございます。歳出の額は約四十四億九千万円でございます。
内訳でございますが、こちらに記載の①から③の事業者への業務委託及び事務経費等につきまして七億五千万円、④の商品券の換金額が約三十七億円となります。歳入予算、こちらも同額でございますが、内訳といたしましては、事務費の補助が約七億五千万円、プレミアム分に相当する事業費補助が約七億五千万円でございます。いずれも国庫補助金の補助率は十分の十でございます。商品券の売り上げに当たる物品売り払い収入が約二十九億九千万円となってございます。
また、繰越明許費につきましては、商品券の使用期限を今年度末の令和二年三月三十一日までとすることから、換金や清算に係る事務が翌年度に及ぶために計上するものでございます。
(3)の流用による契約締結でございます。こちら、上記(2)の①―ア)に記載いたしました申請書発送、引きかえ券交付等々の事務、また、エ)に記載いたしました商品券店舗募集関係委託に係る事務につきましては、補正予算成立前に契約締結して事務を開始する必要がございますので、大変申しわけございませんが、既存の予算を流用して契約を締結させていただき、補正予算成立後に充当させていただきたいと考えてございます。
続きまして、次の五ページ目でございます。6のスケジュールでございます。七月に取扱店募集開始、区民向けコールセンター開設をいたします。七月下旬から申請書を送付し受け付けを開始いたします。九月に子育て世帯、非課税者ともに購入引きかえ券の発送を開始し、九月下旬に商品券の販売開始、十月一日から年度末の三月三十一日まで商品券が使用可能でございます。
なお、本日の資料の最後に、別紙2といたしまして事業スキームの図を添付いたしましたので、こちらは後ほどごらんいただければと存じます。
長くなりましたが、説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(16)世田谷まちなか観光交流協会キャッチコピーの募集について、理事者の説明を願います。
◎末竹
産業連携交流推進課長 私からは、世田谷まちなか観光交流協会キャッチコピーの募集について御説明させていただきます。
まず、1主旨でございます。区では、区民が日常生活の中で親しみ、育ててきた歴史、自然、文化、人、町並みなど、区民自身が感じる区の魅力を観光資源として発掘・発信し、国内外からの観光客と区民との交流や区のにぎわいの創出を図るまちなか観光を進めており、公益財団法人世田谷区産業振興公社が事務局を務め、鉄道・バス事業者やメディア、大学などが参画する世田谷まちなか観光交流協会を中心に、さまざまな観光事業に取り組んでいるところでございます。
このたび、まちなか観光推進のPRやイメージの確立、協会会員の各事業の統一感向上等を目指して、キャッチコピーを募集し選定していく予定であり、その状況につきまして御報告するものでございます。
次に、2実施主体につきましては、産業振興公社になります。
続いて、3募集期間としては、六月一日土曜日から六月十八日火曜日の予定でございます。
続いて、4応募概要及び周知でございます。(1)応募方法は民間サイトの公募ガイドオンラインのウエブ応募フォームや応募用紙を使用して、ファクスや郵送などによる受け付けを行います。(2)応募資格は特にございません。(3)周知といたしまして、「区のおしらせ せたがや」六月一日号、エフエム世田谷月刊公募ガイドの六月九日号、チラシやポスターを、出張所や
まちづくりセンター、図書館などで配布するほか、各種SNSやウエブページなどを活用していきます。
続いて、5選定方法につきましては、産業振興公社及びまちなか観光交流協会会員による候補作品選定の後、選定委員会を開催し、最終決定をしていく予定でございます。
恐れ入りますが、裏面のほうをごらんください。6活用予定でございます。
(1)観光情報冊子などの広報物やイベントのチラシ・ポスターなどへの掲載、また、各種イベントにおけるPRブース出展時のグッズ等の配布、協会会員によるイベントや広報物への掲載など、まちなか観光を推進するさまざまな取り組みにおいて活用する予定でございます。
(2)キャッチコピーをもとにロゴを制作いたしまして、キャッチコピーと同様に、さまざまな取り組みにおいて活用する予定でございます。
7所要経費につきましては記載のとおりでございます。
8今後のスケジュールにつきましては、六月一日にキャッチコピーの募集を開始しまして、七月上旬にキャッチコピーの選定委員会を開催し、七月二十日の世田谷まちなか観光メッセのイベントにおいて選定結果の発表を行い、その後、八月にはロゴの制作に入り、九月の協会総会においてロゴの発表を予定してございます。
御説明につきましては以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆小泉たま子 委員 まちなか観光交流協会というのはよくわからなくて、何をしているのかなと思うんですね。ここでやっているまちなかの観光は何をしたいのか、どういうふうにしたいのかという全体像が全然見えなくて、それでそのキャッチコピーを募集するというのも何を書いていいか、区民はわからないと私は思いますね。皆さん、やっていることもわからないし、だから、反対からいえば、余りにもうまくいかないので、キャッチコピーをつくって、これに従って皆さんやってくださいという反対側の立場に立つのか、わかりませんよ、何かそういう感じがしてしようがない。
一体ここで具体的に何をやっているのかと今聞きたいんですけれども、時間もあれですが、全体像が区民には全然わかりません。何となくまちなか観光交流協会というといいように聞こえますけれども、活動も事業も何もわかりません。そこでキャッチコピーを募集するというのは本当にわかりません。私がもし書くとすれば、何を書いていいかわからない。もうちょっと説明していただけますか。具体的に何をしているか、短く。
◎末竹
産業連携交流推進課長 ただいままちなか観光交流協会ということにつきましてお話を頂戴したところでございますけれども、例えば世田谷区には特別な大きな観光スポットというんですか、ほかの自治体、二十三区内では大きな目玉となるような特別なスポットがある地域もございます。世田谷の中ではある意味では、世田谷は住んでよし、訪れてよし、こんな世田谷の観光の取り組みということでございまして、例えばまち歩きツアーの実施とか、世田谷まちなか観光メッセといいまして、昨年実施させていただきましたけれども、世田谷には有名なスイーツのお店がたくさんございます。例えば世田谷スイーツフェスティバルというような取り組みをやらせていただいたりとか、世田谷にはさまざまな魅力的な観光の資源となるものがございますので、そういったものをきちんとPRしていくというようなことを初めさまざまな、先ほど申し上げましたように、まちなか観光交流協会には鉄道事業者、バス事業者、あと、そのほか区内の大学、NPO、旅行事業者、金融とか、さまざまな団体が多様に加入していただいておりますので、そういった団体の皆さんと一緒に、世田谷区の魅力を発信していくという取り組みで進めてまいりたいと考えております。
◆小泉たま子 委員 ちょっとわからないんですけれども、それだけでもってキャッチコピーを募集して、それが何か役に立つと。今のやり方でもってキャッチコピーを募集して決めて、それがまたこの交流協会が生き生きとしてくるかといったら、私は思えないんですよね。それは自分たちがやっていないからなんですよ。厳しいことを言っちゃいましたけれども、私は一体そのコンセプトは何なのかとか、もっと区民にわかりやすく言っていかないとだめ。もっと地道に、何をやっているか、よくわかりませんけれども、キャッチコピーをつくって、そのロゴをやったからいいというものじゃないと私は思う。皆さん方自身が何を地道にやって、それを成果を上げて、それが区民に見えてきて、そういうことが大事だと私は思うんですよね。何かそういうことに飛びつくということが私はちょっといかがかなと。
七十五万円のお金を審査とかそういうことに使うようですけれども、私はやっぱりこういうことはどうかなと。反対はしませんけれども、どういうふうにそのロゴを使って、そうやってやっていくか見て賛成、今小言を言ってしまったわけですけれども、自分がいつも思っていることを言っているわけですが、区民には全然わかりませんよ。仕事をしている人の中で何か喜んでやっているような、何かわからない、そういう感じがします。もっともっと本当に世田谷を観光客の来るようなところにしたいというのならば、もっとやり方もあるでしょうし、やっぱり基本的に考えていく必要があると思いますよ。
ここに出して、反対はしませんけれども、もっとしっかりやっていただきたいと思いますね。原点に立ち返ってやってもらいたいと。何のためにこの協会をつくったのかとか、そうしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎末竹
産業連携交流推進課長 ただいまお話をるるいただきました。その中で、今回は、ただいまお話しいただいたようなところにもつながるかと思うんですけれども、今回のキャッチコピーとしては、世田谷の魅力を端的にあらわしており、親しみやすさの感じられるようなもの、こういったものをキャッチコピーとして選定していきたい、このように考えておりまして、ぜひ、私どももただいまの意見を含めましてさまざまな方の御意見等を頂戴しながら、いいもの、また、世田谷の魅力というものがきちんと伝わるように取り組みを進めてまいりたいと考えております。
◆田中みち子 委員 今、このキャッチコピーは募集する。でも、ロゴについては募集はかけないのか。どうしてこうなったのかも知りたいんですけれども。
◎末竹
産業連携交流推進課長 今回、ロゴということで、ある意味ではキャッフレーズ、いわゆる言葉の募集ということで、より広く応募しやすいような形で広く募集していくということが一つあります。そのロゴの募集ということは、ロゴにつきましては、今後、一つは業者の委託で複数案提案いただく中で、まちなか観光交流協会の会員の投票で決めていくというようなことも考えておりまして、さまざまな手法があると認識してございます。例えばクラウドソーシングというふうな不特定多数の人にインターネット等を通じて業務委託するような手法等、なるべく有効に活用しながら取り組みをさせていただければと考えております。
ですので、今回はあくまでも、まずはキャッチコピーを募集して、そのキャッチコピーを視覚的にデザイン化していくという形でロゴの制作をしてまいりたいと考えております。
◆田中みち子 委員 何となくわかりました。ですけれども、小泉委員がおっしゃったように、やっぱり区で持っていきたい方向性が本当に見えない中で、区民の中からよりキャッチーな言葉を募集するという経緯でこうなったと。それはすごくキャッチーな募集を見た段階でそれに見合うようなロゴをつくりたいがために、ちょっと時系列でなったのかなという認識はしたんです。ただ、このキャッチコピーと一緒に、ロゴって結構、本当にそれを見ただけでイメージできるものは結構いろいろつくれるんだと思うんですよね。例えば「せたホッと」の「なちゅ」というあのキャラクターというのも、小学校の子がつくってとか、たまたま知り合いのお子さんだったりして、やっぱり地域で評判になったりして、そういった意味では本当に活性という視点ができた経験もしているので、もしこのキャッチコピーとロゴと一緒に委託で、選定委員会もあるのであれば、同時進行で、そんなに経費がかさむことなくできるんじゃないかなと思うんですけれども、再考いただけることはあるんでしょうか。キャッチコピーも募集します、ロゴも募集しますというのは、一緒に同時にというのは難しいんでしょうか。
◎末竹
産業連携交流推進課長 今回、産業振興公社が事務局となって進めて準備をさせていただいているところでおりますので、あくまでも今回はキャッチコピーを募集させていただくという段取りの中で、それをベースに、協会の会員の方にどういったものがいいか、より参加していただきながら、協会の多くの方の賛同を得ながら理解していただく形のほうが望ましいかというふうに今捉えておりますので、今回はキャッチコピーを募集して、記載のような段取りの流れで進めさせていただきたいと考えているところでございます。
◆阿久津皇 委員 私も今、質疑の中で聞いていて思ったんですけれども、本来、キャッチコピーって、どういう方向性で加工制作していきたいかということだと思うので、区なり観光協会なりが本当は出してくるものなのかなと。それを区民に募集しちゃうというのは、意見にもありましたように、何となくビジョンがない中で、区民に丸投げなのかなというのは少し感じたところではあります。
ただ、一方で、なかなかそれだけ難しいことなんだろうと思うので、いろいろ応募があって、私もこれはぜひ応募してみようかなんて思ったんですけれども、その応募作品、応募のコピーがいっぱい集まってきたところで、そこで区なり観光協会なりがある程度考えをお持ちでないと、今度、選考のときに、また何をもってどういう方向性でそのコピーを選んでいくのかというところでまた混乱するのかなというのもちょっと思えたので、そこは区のほうもしっかりとしたビジョンとか目的みたいなものをお持ちいただかなきゃいけないのかなというふうに感じました。ぜひロゴも公募していただけたらおもしろいのかなと思いました。意見です。
◆福田たえ美 委員 うちの会派としては、このまちなか観光というこの言葉がいつも少し気になっているところでいるんですけれども、世田谷区の魅力をもっと大きく発信していっていただきたいなということをいつも提案していたんですが、このまちなか観光交流が、区民の方に本当にこの世田谷区の魅力を知っていただくようになって、ここに書いてあるのは、この観光交流協会がそこをお手伝いしていくというか、そういうような役割をしていくんだと思うんですが、これができてから一年とかではなくて、もう何年かたっています。ここに来て、今キャッチコピーなのかなというところはすごくはてなという気持ちがありました。それならば、一番最初にこれをつくって、テーマをばんと示せばよかったのにというのがあって、なぜ今なのかというところを具体的に、経済産業部であれば数字からも、今こういった観光をやってきたけれども、なかなか進まなかった、こういう事情があるとかいうものがあれば、やはり数字で示していかないと、私たちも、なぜここでこういうことをやる、次はどういうステップに行くためにやっていくのかというのが見えないから、みんなもいろんな質疑をされているんだと思うんです。
このあたりは今現状というのがどうなっているのか。また、この協会がこれから世田谷区の中でどれぐらいの魅力を発信して、理想は本当に経済の発展にも少しつながっていくようなところが、多分経済産業部の大きな目標でもあるかと思うんですけれども、教えていただきたいと思います。
◎田中 経済産業部長 担当課長から御説明させていただきましたけれども、まちなか観光ということで、世田谷区はこれまで打ってきたわけですが、委員御指摘のとおり、さまざまな委員の方からも御意見をいただきましたが、知名度ですとか、やっていることが区民に届いていないんじゃないかということで御意見をいただいています。
一方、まちなか観光というところで捉えますと、やはり住んでいる方が誇りと愛着を持てるということがまず基本だと思っています。そういった中で、区民の方がいろんな方と交流することができる。また、そこから派生することによって、外からいろんな人に来ていただくということで、どちらかというと派手な観光施策を打つということよりは、区民の方々を中心として町めぐりをしながら盛り上げていこうというようなものです。
また、近年、例えば鎌倉なんかですと、観光客が多く来ることによって、例えば食べ歩き禁止の条例になるとか、また、京都なんかですと、住んでいる方が路線バスを使いにくくなるぐらい観光客が訪れてしまう。では、世田谷がそこまでのことを目指しているかというと、そういった状況にはなかなかならないとは思いますけれども、そういうことではなくて、区民の方が自分の暮らしの中、その延長線上の中で、いろんな魅力を盛り上げていきたいということでやっているところです。
ただ、来年は二〇二〇のオリンピック・パラリンピックがございます。そういったことでの盛り上げは当然していかなきゃいけないという認識もあり、そういった中でのキャッチコピーというのを募集しながら、そういったことで、皆様方にいま一段とPRをしていかなきゃいけないんじゃないか、そういう認識で今回始めています。
キャッチコピーとロゴとの関係で、両方公募すればいいのではないかという御意見もいただいていますけれども、これはなかなか難しいところかなと思っていまして、コピーを決めたい、コピーで訴えかけていきたいというのがまず第一にあって、コピーと、例えばロゴをばらばらに募集するのは難しいかなと思っています。では、コピーとロゴを一緒に募集したときに、どれだけ区民の方が手を挙げていただいたような、そのロゴと一緒に募集することによって、いわゆるプロ的な人が採用されやすくなってしまうのかということもありまして、まずは皆さんに、比較的どんな方でも応募しやすいキャッチコピーということでどんどん参加していただきたい、興味を持っていただきたいという認識で今回始めています。
そういったことから、コピーを選定し、そこの部分のデザイン的な部分であるロゴというのは、それに見合った形のものをいろんな方法で選定させていただければ、そういった形で考えているところです。
◆福田たえ美 委員 今お話を伺って、確かに区民の方のためにというところがこのポイントでやっている交流協会だと思うんですが、多分観光交流協会に入っていらっしゃる企業さんとか、鉄道・バス事業者さんというのは、区民の方だけよりも、いかにこの交流協会に協力しながら利益を上げていけたらというのがあるのではないかと思います。そうすると、わかってはいるけれども、そこのギャップも少しあったりして、またあと、この交流協会自体がまとまりにくい。いろんな団体さんがいるだけあって、そこをまとめていくことで、例えば交通機関とかをどういうふうにしていくかとか、いろいろあるとは思うんですけれども、それによって、さらに効果を上げていくというのをまとめる人も今いらっしゃらないんじゃないかなという感じがするんですね。
なので、この区民の方のためにとやっているだけだと、オリンピックもあわせてとなると、区外からの人も呼び込む場合のイメージと、本当に区民のためだけなのかによってもキャッチコピーが変わってきちゃうと思うんですけれども、本当にそこのところが協会の方々との思いがちょっと違ってはいないかというのが心配なんですが、いかがでしょうか。
◎田中 経済産業部長 二〇二〇大会に向けて、当然区民の方以外、世田谷でいいますと、アメリカのホストタウンであり、それから馬術競技ということで、その関連で、多くの方が外から来ていただきたいというのは思っています。
区民だけということではなく、ただ、世田谷区民は九十万人いらっしゃいますので、それぞれの方が今まで行ったことのないところに行くということで考えると、単純にバスですとか鉄道ですとかを新たに利用するということで、今までとは違う人口の動きもありますので、それでの収益上の一つ一つの単価は低いですけれども、効果はあるのかなというふうに考えています。
また、これを取りまとめる強力なリーダーシップということでの御意見をいただいていますけれども、このまちなか観光交流協会というのは、考え方としてはある程度緩い連携の中でいろんな取り組みをやっていけるんじゃないかと。
まちなか観光がこういうことをやれば必ず成功する、成功の方程式みたいなものは今現在ございませんので、そういったことは試行錯誤しながら、緩い連携の中で取り組んでいければなというふうに考えております。
◆田中みち子 委員 先ほどのお話で、コピーとロゴを一緒にしちゃうと、プロの方がエントリーしやすいんじゃないかという御指摘もあったと思うんですけれども、逆に私、そうじゃないと思っていて、例えば親がキャッチコピーをつくった。そして、それにあわせて子どもがイメージしたロゴをつくるとかという感じのやり方もできるんだと思うんですよね。だから、余りプロがなびきやすいんじゃないかという観点じゃなくて、より幅広くとか、区民の皆さんに知っていただくという意味でも、たくさんの方にエントリーしていただくような機会は多いほうがいいんじゃないかという意味でも、やっぱりこのキャッチコピーとロゴは一緒に募集をかけるようにもう一度考えていただければと思います。意見です。
◆阿久津皇 委員 済みません、少しだけ。選定委員会の委員構成(予定)を見ますと、専門家、協会会員、あとは公社、区職員ということなんですけれども、ここにもう少し区で、実際、町会・自治会だったり、商店街とか、商工会とか、区で生活されていたり、事業を営んでいる方たちも入れてもいいのかなということをちょっと思いましたので、意見として。また、そのロゴに関しても、コピーを募集してロゴを募集するということも全然できると思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(17)世田谷区
建設業人材育成支援事業補助金について、理事者の説明を願います。
◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 それでは、世田谷区
建設業人材育成支援事業補助金について御説明いたします。
まず、1の主旨でございますが、区内で建設業を営む中小企業者等が事業承継や後継者育成、技術力の向上を図る取り組みを行うに当たって、その経費の一部を補助することにより、建設業界における人材育成を促進し、区内建設業の持続的な発展及び活性化を図るものでございます。
2の事業概要についてでございます。
(1)補助対象は、①世田谷区内の建設団体または事業者五社以上を含む団体で、会則等を定めて定期的に会合を行う団体です。主な建設団体については裏面に記載しておりますので、後ほど御参考ください。②の事業者は、中小企業基本法上の中小企業であり、世田谷区内に事業所があること、日本標準産業分類でD建設業に該当するものでございます。
(2)補助内容については、まず団体については、事業承継、後継者の育成、または技術の習得を目的とした研修会もしくは講習会に対する講師謝礼、会場使用料、教材費等の一部の補助でございます。補助率は対象経費の三分の二以内で、十万円を限度としております。事業者につきましては、従業員の建設に関連した国家試験の受験料等の補助でございます。補助率は対象経費の二分の一以内、一従業員一万円を限度としております。対象とする国家試験につきましては裏面を御参考ください。
3事業の予算につきましては、団体、事業者を合わせて三十万円です。
4事業開始は六月一日からでございます。
5の周知方法については記載のとおりでございます。
説明は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
◆いそだ久美子 委員 今回、世田谷区の建設業人材育成支援事業ということなんですが、たまたま今回は建設業なのか、持ち回りでいろんな業種に対してこれまでやっているのか、私はきょう初めてなので、教えてください。
◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 建設業につきましては、昨年度策定した産業ビジョンに基づきまして建設業を産業の一部として位置づけております。建設を含め人材不足であるということは他の団体にも言えるかと思います。今回につきましては建設業のみでやっておりますが、ほかの育成事業については今のところはやっておりません。
◆いそだ久美子 委員 お願いにはなるんですが、この資金を援助するということで、この人材育成や、ひいては人材の定着、拡大につながるのかとかいうことを、これを実施した後に、ぜひ効果測定というか、結果を御報告いただければと思います。
◎香山 工業・ものづくり・雇用促進課長 訂正いたします。介護人材については、介護の人材の補助は高齢のほうで行っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(18)世田谷清掃工場の作業環境測定結果について、理事者の説明を願います。
◎辻 管理課長 世田谷清掃工場の作業環境測定結果について御報告いたします。
まず、報告の前に、二十三区の清掃事業の形態を簡単にお話しさせていただきたいなというふうに思っております。地方自治法上、ごみの収集・運搬、処理、処分の全ての過程が市町村事務になっております。しかし、東京二十三区の清掃事業は、ごみの収集・運搬、集積所から工場等の施設を各区で、可燃ごみを焼却する清掃工場や不燃ごみを処理する不燃ごみ処理センターなどの中間処理施設を清掃一組で、また、最後の埋立処分は東京都でそれぞれ分担して行っている、そのような状況でございます。
資料をごらんください。五月七日に清掃一組の世田谷清掃工場長より作業環境測定の結果について報告がございました。その内容が裏面でございます。恐れ入ります、裏面をおめくりください。測定の結果、炉室地下一階、一階、五階は第一管理区域でしたが、炉室三階で第二管理区域との評価になったものでございます。
原因としては、二号炉の破砕ごみ供給装置本体、これは炉本体からかなり上にあるものでございますが、そこに穴あき箇所が見つかっており、すぐに応急処置を実施いたしましたが、測定に影響したものと推測されるとのことでございます。
恐れ入ります、表面にお戻りください。今回、炉室三階部分が第二管理区域となり、作業環境の改善の余地があるという評価となったものでございますが、当該部分のガス状ダイオキシンの測定値は〇・二四ピコグラムであり、国のダイオキシン類ばく露防止対策要綱により、通常の保護具での対応となっております。
なお、原因と推測される箇所につきましては、修理が完了し、引き続き計画どおり操業を行っております。
報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(19)清掃工場における清掃一組
不燃ごみ処理センター可燃性残渣の焼却について、理事者の説明を願います。
◎辻 管理課長 清掃工場における清掃一組
不燃ごみ処理センター可燃性残渣の焼却について報告いたします。
報告の内容でございますが、清掃一組で運営する不燃ごみ処理センターでは、区収集の不燃ごみ等を破砕処理し、鉄などの資源を回収した残り、これを残渣と言っておりますが、その残渣を都が管理運営する最終処分場に埋め立てております。埋め立てる残渣の中には清掃工場で焼却可能なものが多く含まれていることから、東京港内で最後となる埋立地の延命化を図るため、当該残渣を各清掃工場に逆送して焼却することによって埋立量を削減するというものでございます。
焼却する可燃性残渣の内訳ですが、不燃ごみ処理センターでは、区収集の不燃ごみに加え、弁当がら等も搬入されております。資料下段に説明文がございますが、弁当がら等はプラスチック性の弁当容器などですので、可燃性残渣の内訳としては全体的にプラスチック類が多くなっております。しかし、可燃性残渣全体が二万五千トンほどですので、清掃工場における年間焼却量の一%もなく、清掃一組としては影響がないと想定しているとのことでございます。
3の実証確認の内容でございますが、清掃一組としては、逆送用車両が大型コンテナ車となるため、工場バンカ等への投入にふぐあいがないか、また、排ガス、排水の値に問題がないかなどの実証確認を、本年度の六月第二週ごろから実施するとしております。
清掃一組には合計二十一の清掃工場がございますが、本区には千歳と世田谷の二工場が所在しており、千歳清掃工場はその実証確認を七月の二週に行うことが予定されております。また、世田谷清掃工場の時期は調整中とのことでございます。実証確認後、来年度に本格実施すると聞いております。
報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(20)及び(21)自動車事故の発生について一括して、理事者の説明を願います。
◎畑中
世田谷清掃事務所長 世田谷清掃事務所におきます自動車事故の発生につきまして、二件一括して御報告させていただきます。
まず、一件目の事故でございますが、発生日時は、記載のとおり、本年三月二十九日でございます。
場所でございますが、恐れ入りますが、裏面をごらんください。上の現場案内図の中央部分、丸印で囲んだ部分が発生現場でございます。
下の現場説明図をごらんください。事故内容ですが、清掃事務所の軽小型貨物自動車が赤堤方面から東側に向けて走行しておりました。途中、松原六丁目二十番先路上において、区車両の前方にトラックが横道から左折後、五メートル程度進んでとまって動かなくなりました。後ろにいた区車両のほうは、相手方車両が動くのを待っておりましたが、突然後退運転をし、区車両に衝突してきたものでございます。
表面にお戻りください。事故による損傷でございますが、区車両は前部右側ライトカバーにひび、ライト上部車体に傷が発生、相手側車両には損傷はありませんでした。
本事故につきましては、当初より区は無過失というふうに想定されておりましたが、示談交渉を進めておりまして、その結果、過失割合は相手方の一〇〇%となり、区車両の修理が完了し、示談書の取り交わしを四月二十四日に行い、事故処理につきましては既に完了しております。
一件目につきましては以上でございます。
次に、二件目の交通事故でございます。こちらにつきましては、事故の発生日時でございますが、記載のとおり、本年四月十六日でございます。
場所でございますが、恐れ入りますが、裏面をごらんください。上の現場案内図をごらんください。図の中央部分、丸印で囲んだ部分が発生現場でございます。
下の現場説明図をごらんください。事故内容ですが、清掃事務所の軽小型貨物自動車が世田谷通りを走行中、世田谷一丁目四十八番先の交差点から左折し、教育センター通りへ入ろうとして減速してハンドルを切ったところ、交差点を直進のため減速せずに追い越そうとして左側を進んできたバイクと接触したものでございます。
事故による損傷の程度ですが、相手側は運転者が右上腕部を打撲、バイク右側フットレスト上部にこすれが発生いたしました。区側は左側ミラーの破損、左側ドア下部のこすれが発生いたしました。
示談交渉ですが、現在、相手方と誠意を持って進めております。
今回の事故は、けがの程度はともかく、人身事故となりましたので、事故の検証を十分に行った上、再発防止に向け安全運転への意識づけを図るほか、職員の指導を継続して行ってまいりたいと考えております。
報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの説明に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、(22)その他ですが、ほかに報告事項はございますか。
◎金澤
砧清掃事務所長 続けて自動車事故の処理の終了について、口頭で御報告を申し上げさせていただきます。
この事故について簡単に申し上げますと、昨年十二月二十二日の朝、杉並区内の環八の路上において発生した事故です。当方の清掃車両は小型プレス車ですが、赤信号で停車していたところ、後ろから走ってきて車線を変更しようとした車両、一・五トンの小型トラックですが、そのトラックに当方の車両が後部をぶつけられてしまったという事故です。その後、ぶつけた相手方の過失が十割、当方は無過失ということで、本年三月二十六日に相手方保険会社から修理費用が支払われまして、事故の処理が終了いたしました。
この事故発生については、事故直近の委員会、本年二月四日でございましたが、当委員会に御報告させていただきましたので、本日、口頭で御報告申し上げる次第です。
なお、今回は損害をこうむった事故ではありますが、自動車事故がないように、無理やりの運転を行わないなど、教訓として職員に十分気をつけるように注意喚起を図らせていただきました。
報告は以上でございます。
○中村公太朗 委員長 ただいまの報告に対して御質疑がありましたら、どうぞ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 以上で1の報告事項の聴取を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 次に、2資料配付ですが、レジュメに記載の資料が席上に配付されておりますので、後ほどごらんください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 続きまして、3協議事項に入ります。
まず、(1)正副委員長会申し合わせ事項についてですが、昨日の五月二十七日に正副委員長会が開催されまして、お手元に配付してあります申し合わせ事項のとおり申し合わせをいたしました。
当委員会におきましても、この申し合わせ事項に基づき、委員会を運営していきたいと思いますので、御了承を願います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 次に、(2)行政視察について協議をいたします。
まず日程についてですが、あらかじめ皆さんの御都合を伺い、七月十日から十二日の二泊三日で調整をさせていただきました。このように決定いたしますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 では、そのように決定をいたします。
次に、視察内容、視察先等についてですが、正副委員長のほうで協議をし、次回、正副案を示したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 では、そのようにさせていただきますので、何か御意見がある方は、正副委員長のほうまでお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 次に、(3)次回委員会の開催についてですが、第二回定例会中の六月十七日月曜日午前十時からの開催としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 では、そのように決定をいたします。
以上で協議事項を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○中村公太朗 委員長 その他何かございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○中村公太朗 委員長 なければ、以上で本日の
区民生活常任委員会を散会いたします。
午後零時五十四分散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
区民生活常任委員会
委員長...